芸能界でライバルなおすすめアニメランキング 20

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの芸能界でライバルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月07日の時点で一番の芸能界でライバルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.4 1 芸能界でライバルなアニメランキング1位
【推しの子】第2期(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (322)
983人が棚に入れました
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

漫画のメディアミックスの光と闇

『かぐや様は告らせたい』などの赤坂アカ(原作)、『クズの本懐』などの横槍メンゴ(作画)による原作漫画は、『週刊ヤングジャンプ』と『少年ジャンプ+』(集英社)での連載が終了(全16巻、既読)。
アニメ2期は全13話(2024年夏)。1期から制作体制に変更なし。監督は、『私に天使が舞い降りた!』、『恋する小惑星』などの平牧大輔。制作は、『イエスタデイをうたって』、『NEW GAME!』などの動画工房。3期の制作が決定(以上、Wikipedia参照)。
(2024.7.1投稿 10.12 「全体の感想」 12.26 「原作漫画の感想」を追記)

【あらすじ】
自らの作品に強いこだわりを持つコミュ障漫画家・鮫島アビ子(CV.佐倉綾音)は、自ら描いた漫画「東京ブレイド」が「2.5次元舞台」としてメディアミックスされるほど大人気であった。
しかし、あがってきた舞台の台本を見たアビ子は、その内容に納得できず脚本家を「この人、ちょっと創作者としてのセンスが…」と全否定。2期は、こうした漫画のメディアミックスの光と闇を中心に描かれていくことに…

なお、今回も1期の「恋愛リアリティショー」と同様に、本作の内容と類似していて、なおかつより悲惨な事件が直近にリアルでも生じていました。
もっとも、本作は、そういう問題がなぜ生じてしまったのかを、漫画家からの視点だけではなく関係者の様々な言い分を代弁するような形で解説するような内容にもなっていると思います。


【漫画のメディアミックスの光と闇】
2期の冒頭は、作中で人気漫画とされる『東京ブレイド』の「2.5次元舞台」で実際に行われているという演出のキャスト紹介から始まります。いきなりド派手な演出です。

当然、このシーンは原作漫画にありません。なぜなら、漫画とアニメは、同じ二次元ではあっても、無音声で静止画(漫画)と有音声で動画(アニメ)とで表現形態が異なるからです。

仮に漫画原作者が、このシーンの細かいイメージを持っていたとしても、漫画では表現できません。そこをアニメ制作者が原作者の意図を忖度して必要な動き・音などの情報量を付け足し、そのイメージをどこまで再現できるのかが腕の見せどころだったりします。

もっとも、漫画とアニメは、表現形態が違うのですから、漫画のシーンをアニメでもできるだけ同じように再現することだけが必ずしも「効果的な表現」とはいえない場合もあります(例えば、動画の強みを生かすため、バトルシーンを加えたり長くしたりするなど)。そうすると、同じシーンでも原作者と監督との間で表現者として異なる解釈の余地も生じてきます。

加えて、アニメの場合は、時間的な尺の問題もあるので、原作漫画の内容をカットする必要も出てくる。そして、カットした内容と辻褄を合わせるため、原作の内容自体にも修正が加えられることに…


本作の内容は、漫画を2.5次元舞台化する際の舞台裏を赤裸々に描いているわけですが、面白いことに『【推しの子】』という漫画をアニメ化する際にも同じ現象が起こっているという「二重構造」になっています。

というわけで、特に原作ファンにとっては、アニメが原作漫画をしっかりアニメ化出来ているかどうかも見所の一つかもしれませんね(笑)


【音楽】
オープニングは、『呪術廻戦2期-懐玉・玉折』オープニング「青のすみか」などのキタニタツヤと元SexyZone現timeleszの中島健人のユニットGEMNが歌う「ファタール」
エンディングは、『呪術廻戦2期-渋谷事変』エンディング「more than words」などの羊文学が歌う「Burning」

オープニングの「ファタール」は、フランス語で致命的、運命的という意味。特にオープニングは、歌詞が本作の内容とリンクしてます。


【全体の感想(※2024.10.12追加)】
ネタバレレビューを読む

【アイで始まった物語はアイで終わるべきだったのでは?(※原作漫画の感想 2024.12.26追記)】
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【14話の感想】
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【15話の感想】
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【16話の感想】
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【17話の感想】
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【18話の感想】
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【19話の感想】
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【20話の感想】
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【21話の感想】
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【22話の感想】
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【23話の感想】
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【24話の感想】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

やっぱ「赤坂アカ先生」話創るの上手いなあ~

【レビューNo.154】(初回登録:2024/11/22)
コミック原作で2024年作品。全13話。
1期のレビュー書いたので、2期も書いておこうかなっと。

(ストーリー)
1期の終わりにアナウンスされていた「2.5次元舞台編」から。
人気漫画「東京ブレイド」の舞台(2.5次元舞台)に出演することになった、
アクアやかなやあかね。
「劇団ララライ」のメンバーと共に稽古が始まるが、稽古の見学に訪れた
原作者・鮫島アビ子が「脚本に納得できない」と脚本家・GOAの降板を要求。
更に自ら脚本を描くと言い出し、それが通らなければ許諾を取り下げるという
事態に発展して・・・


(評 価)
ネットで「『2.5次元舞台編』はあまり面白くない」という前評判も目にした
のですが、たしかに立ち上がりの鈍さに少し不安を覚えたものの、終わって
みれば2期もよかったのでは。
全体を通じて「やっぱ『赤坂アカ先生』話創るの上手いなあ~」というのを
改めて感じましたね。


・2.5次元舞台編(本番前)
 メインは鮫島アビ子の「原作者vs脚本家の対立構図」問題ですね。
 現実でも例の事件がありましたが、(原作で)それに先んじて本テーマを
 取り上げている辺り、やはり先見の明がありますね。
 原作者・赤坂先生らもまさに当事者でもあるわけで、そういった面からも
 ネタとしては身近な問題だったのかも。

 アビ子は直情型で暴走気味になりますが、誰かを悪者にするのではなく
 ・脚本家やプロデューサー側もきちんと描写して、この問題を客観的に提示
 ・この険悪な空気を一転して、アビ子の師匠吉祥寺頼子との掛け合いでコメ
  ディに着地させたのは本当に見事
 その後の「GOA×アビ子」のオンライン会議までの流れもスムーズで、この
 2人共同作業をアップテンポでみせ、難しい題材を綺麗に描ききったなっと。
 この手腕は評価できるのではないかと思います。

 
・2.5次元舞台編(本番)
 個人的には「普通の舞台ではなく何故『2.5次元舞台』だったのか」という
 疑問があったのですが、その答えは1期のレビューで書いた
 「最初からメディアミックス化を意識していたかのような計算された構成」
 にあったのかなっと。
 映像化された場合をイメージして、最も映えるのは・・・ここまで見越して
 の「2.5次元舞台」だったように感じました。
 アニメとの親和性が抜群でしたね。

 また本作では「人間」や「役者」としてアクアやかなというキャラの掘り下
 げが描かれましたが、ここでもあかねを上手く使っていましたね。
 ・かなの掘り下げにあかねの過去回想を加え、あかねという視点からもかな
  を描いていく
 ・アクアの掘り下げにあかねのプロファイリングを加え、あかねという視点
  からもアクアを描いていく
 こういうキャラのみせ方が赤坂先生はホント上手いですよね。
 1期のレビューでも書きましたが「使えるキャラはとことん使い倒す」というw


・B小町/アクアの復讐劇
 「2.5次元舞台編」で大分尺を使いましたが、B小町の活動も忘れていません!
 バズりを意識した新曲をしっかり準備していましたね(笑)

 しかし驚いたのはアクアの復讐劇でしたね。
 率直なところ
 「どうせ(申し訳程度に)手がかりを辿るも空振りで終わるんやろ」
 と高を括っていたのですが・・・
 DNA検査から始まり、上述B小町の新曲PVロケエピソードに絡めて、まさか
 の衝撃の展開が待ち受けていようとは!!
 しかもルビーまで復讐劇に巻き込んできましたよ。

 でも話が進んだものの、何故だろう・・・思った以上に面白みが感じられな
 かったんですよね。
 なんというか、サスペンス要素って個人的にはアクアが芸能界に関わるフッ
 ク的なもので、アクアやかな達の面白い掛け合いが見られれば、復讐劇なん
 てどうでもいいやみたいな!?
 この辺りは話が進むとまた評価が変わるかもなので、保留ですかね。


2期も安定の面白さで、赤坂アカ先生の巧みさが随所に垣間見れたかなっと。
ただ「お気に入り登録」するには何かが足りないという感じなんですね。
少し間延び感を覚えてしまったというか・・・
とはいえ3期の制作も決まり、原作も最終回を迎えたようですね。
でも(ネタバレしたくないので内容は確認していませんが)かなり評判悪いん
ですよねえ。
赤坂アカ先生、話を展開していくのは上手いですが、畳み方に難があるんでし
ょうか。
まあその辺は3期以降で確認ということでw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

9話 本筋を外れたエピソードはいらない。アイを描けないならもういいです。

 この舞台に9話かけましたか…これは完結まで行きそうにないですね。断念にしておきます。

 私は、作品の個々のエピソードというのは本筋を構成する要素になっていなければ、作品として成立していないという意見です。もちろんジャンルにもよりますが、本作はアイの「嘘と愛」を知るためのサスペンスと私は読み取っています。つまり犯人捜しが表のテーマでアイが裏のテーマになっている、1つの事件を追う推理ものの要素が強い作品であり、その推理を助けるための他の要素はノイズになるだけです。その点で2.5次元はひどかったですね。

 本作アニメ版は、大幅におかしくなってしまった原作以上に「原作者の日頃思っていること」が入ってきてしまいました。この部分まで原作を読んでいたので話は知っていましたが、むしろアニメの制作はここを大幅にカットすべきでした。舞台の具体的な描写とか本筋にまったく関係がありません。

 いくらサブエピソードの内容がテーマ的に深かったとしても、そんなのは本筋の物語を味わうのには邪魔なだけです。そして本作の2.5次元のエピソードは別に社会のアナロジーになっているわけでなく、狭い世界の対立関係の問題点だけでした。その後は舞台の作画を頑張りましたね、だけです。

 つまり、2.5次元舞台のエピソードの途中に出生の話があったとしても、2.5次元の舞台をやる意味はまったく別の話として分離してしまっています。犯人の正体と動機がどうやってアイの「嘘と愛」とかかわってくるのか?以外の要素は、付け足しでしかありません。
 この舞台の作中の制作者の誰かがアイの事件の真相にかかわっていて、舞台の内容がアイの件を示唆する何かになっていればまた違ったとは思いますけど。

 アクアの医者であった設定が、正直言えば転生の意味を全く活かせてないですよね。

 アニメ1話、1巻の出来に感動して、ここまで引っ張られてきましたが、やはり原作者は出落ちの人でしたね。アイというキャラが素晴らしかったので、設定やキャラを作る才能は否定しませんが、これ以上期待するとガッカリするのは目に見えているので、原作の方で結末だけ確認します。




2話 軸足の置き場所を間違えて、名作になりそこねないか心配です。

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

74.1 2 芸能界でライバルなアニメランキング2位
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1086)
5247人が棚に入れました
作曲家志望の主人公・七海春歌は、アーティストを育成する芸能専門学校「早乙女学園」に競争率200倍の超難関を突破して入学した。学園の慣習に従い、アイドル志望の男子1人とパートナーを組んだ主人公は、卒業式に行われる「シャイニング事務所新人発掘オーディション」合格に向けて、パートナーに優勝の栄誉を齎す楽曲を作るべく、1年間の学園生活を送ることになった。

声優・キャラクター
寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、鳥海浩輔、若本規夫

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

★祝・2期 4月より放送開始★うたプリ「普」及活動♫第2弾★~音楽に耳を傾けてみましょう~

さぁさぁ、あと少しで放送が開始する訳ですが・・
1期の予習は出来てますでしょうか?(・∀・)ニヤ
1期を観ずに2期から?それでもいいでしょう、ノリで観れると思います!
そして、それで疑問や質問があればお答えしませう(・∀・)ニヤ
それ以外の事も私が知っている事であればお答えしませう(・∀・)ニヤ
アニメのストーリー意外に彼等には色々秘密があるんですよ!
(特に音也の秘密は衝撃です!!)
けどけど、何でもそうですが、最初から観たほうが面白さは格別ございます♫
まだまだ間に合います、さぁ1000%の世界へ・・

と、いう事で今回は楽曲紹介♪♪
正直キャラソンなんて・・とバカにしていた私ですが、
最近この作品の音楽プロデューサーでもある「上松範康」さんの曲がお気に入りなので(シンフォギアとかね)
うたプリのキャラソンを聴くようになりました♫
うたプリの楽曲はほぼ上松さん及び上松さん所属する
「Elements Garden」に所属する方達曲ですよー!
とりあえず音楽の種類が豊富過ぎて、色々ヤバイです!!
なのでこちらでオススメBEST10発表でーす♪全曲は知らないですが・・
※アニメで使用された+BESTで紹介したQUARTET★NIGHT(先輩4人)以外の曲です♪(´ゝ∀・`)ノ


●10位●
騎士のKissは雪より優しく:聖川真斗 (鈴村健一)

超優しいピアノ曲です。心のダムです。

●9位●
Hyper x Super x Lover☆寿嶺二 (森久保祥太郎) & 一十木音也 (寺島拓篤)

とにかくめっちゃノリノリSong。ハートのビックバンです。

●8位●
RISE AGAIN:寿嶺二 (森久保祥太郎) & 黒崎蘭丸 (鈴木達央)

ロックでかっくいー。ベースライン最高。
すべて無くしてもおまえだけ愛しているそうです。

●7位●
月明かりのDEAREST:美風藍 (蒼井翔太) & カミュ (前野智昭)

ジャズ調。うたプリの中でも1番高音と低音の2人のハモリがキレイ。
月夜の恋には解けない魔法があるそうです。

●6位●
Beautiful Love:美風藍 (蒼井翔太), 聖川真斗 (鈴村健一), 来栖翔 (下野紘)

違和感のある3人です。だが、それがいい。何だかかわいい曲。
お前護るため“俺がヒーローへと なる”って事をPromise!してくれるそうです。

●5位●
アンドロメダでクチヅケを:四ノ宮那月 (谷山紀章)

なっちゃんの曲はとにかくかっこいいです。キスは・・流星だそうです。

●4位●
Mostフォルティシモ:聖川真斗 (鈴村健一)

ピアノ曲なのに、めちゃくちゃかっこいい。真斗様が歌ってる所は全く想像出来ません。
誰も知らない 俺を見て欲しいそうです。

●3位●
Changing our Song!:来栖 翔(下野 紘)

もーね、これ超絶かわいいの。しょうきゅんらしい元気Song。
人生には早送りとか巻き戻しはいらないそうです。

●2位●
Still Still Still:四ノ宮那月(谷山紀章)、一ノ瀬トキヤ(宮野真守)

まーね、歌ウマな2人の曲だしなんて思いつつ、いつもと違い良い意味で力抜いててステキな曲。
逆にこれ、いつもみたいに全力で歌われたら歌が台無しって位キレイなハーモニー。さすが!!
恋しくて 壊れるほど 抱きしめたいそうです。

●1位●
蒼ノ翼:宮野真守

※これはキャラソンではありません。ゲームのOPです。
作詞・作曲 上松さんです。さすが宮野です1位です。
宮野の歌声が生かされて、裏声がキレイです。
名も無き夢よ 僕を照らしてほしいそうです。



是非機会があれば聴いてみて下さいね(*´∀`*)

2013.2.11

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■

夢にまで見た2期キタ━━━(。A。)━━━!!
ちょっと取り乱しそうですよっ!
まだ詳細は発表されていませんが、年内期待☆

2011・夏は、この作品に心奪われまくりでしたが、
それは、私が女子で、プリンスがカッコイイというだけでは決してありません!
それを知って頂く為に活動して行こうと思いますっ(∀`*ゞ)テヘッ

この作品は、女性向け恋愛ゲームが元にはなりますが、
あにこれユーザー様のレビューを観れば分かるように
男性の方にも評価を受けています( `・∀・´)b Yes!!
(もちろん、ダメだった方も居ると思いますし、それは好みなので・・)
そして、ハーレムアニメとか、ただの恋愛アニメとかでは無いです!
確かにその要素もふんだんにありますがねw
タイトル通り「歌」が主になりますので、歌がバンバン出てきます♪
POP・バラード・ROCK・JAZZ?などなど・・(言い過ぎかも?)
その歌の「歌い手」「作り手」として成長していくストーリーが基本になります★
なので結構良い曲もあったりします♬♪♫(詳細は下記のレビュー)

そこに、色の濃いキャラ達が登場!笑いあり、笑いあり、笑いあり・・
そう、結構笑えるんですよ?むしろ「これはギャグなのか(;゚Д゚)?」
と思えるシーンが多数です・・本人達はマジメにやってるのだと思うんですがねww
むしろ恋愛はあるようで、無いです(1期では)
なので、日常のギャグが好きな方は普通に観て頂けるのではないでしょうか?
といっても、ギャグアニメではないですよ?確かに女子向けには製作されているので、
「くっさ~い台詞」やトキメキシーンは多数出て来ますけど、それが笑えたりもするんですがね・・w

そんな感じで、男性にも観て頂ける作品(もちろん、こういうのはちょっと・・という女性も(。◕‿◕。))
になってます!それで、観て面白くなかったら本当にごめんなさい・・。
ただ、少しでも興味があったり、変な誤解?(腐女子作品etc・・)があったりで未視聴な方、2期までは全然時間はあるでしょうし、1クール・13話なので気軽に観れると思います!!
是非是非オススメですよ~♪

2012.1.17

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■

1期視聴後レビュー(興味があればどうぞ(*´∀`)ノ)


闇に光を灯し、荒野に花を咲かせ、心を大空に旅立たせる・・・
そして、私の夏は始まったщ(゚д゚щ)カモーンSUMMER♪

芸能専門学校「早乙女学園」
そこに作曲家になる夢を叶えようと入学した
ヒロイン「七海 春歌」。
その学園は、アイドル志望の男子とパートナーを組み、
卒業オーディションに合格するとデビューを約束されるのだ♪
そんな春歌を取り巻くプリンスさま達を紹介しましょう(´∀`*)ポッ

★一十木 音也★
明るくて人気者!いつもキラキラスマイルで春歌を支える(*´∀`)ヤサシイ!!イイヤツ!!
「ギタープリンス」
★聖川 真斗★
とてもマジメで古風。着物がよく似合いますね!|ω・`)カグヤヒメヘアー・・
「ピアノプリンス」
★四ノ宮 那月★
温厚で天然。でもあのメガネの奥には隠された真実が・・(;゚Д゚)メガネヒッス!!
「ヴィオラプリンス」
★一ノ瀬 トキヤ★
クールで真面目。だけど歌への想いは相当強い(・∀・)ウタゴエサイコウキュウ!!
「ソングプリンス」
★神宮寺 レン★
自由奔放で1匹狼。女の子の扱いはお手の物(゚∀゚)カシガクッサイ!!
「サックスプリンス」
★来栖 翔★
オシャレで元気イッパイ!でも歌声は・・ね・・(*´Д`)manaオキニイリ♥
「manaのプリンス・・」じゃなくて「ヴァイオリンプリンス」

始まる前からかなり色んな意味で期待していたこの作品!
開始直後からのライブシーン♪
マジでDOKIDOKIで壊れそうでした(*ノ∀ノ)イヤン♥
もうそこからは、私の心は奪われ、うたプリに1000%LOVEでした!!

まずは2話から1話毎にプリンス1人ずつのお話。
1人1人どんな子かを知って下さい!そして、キャラクターソングを堪能して下さい♪

私のお気に入りはもちろん5話♥
プリンスなのにかなり笑えるお話+しょうきゅんの可愛さと、
男気全開な歌声を堪能して下さい(*´Д`)ハァハァ

そして、キャラソンでお気に入りは6話、ナッチャン?サツキ?の「オリオンでSHOUT OUT」♪
これはウタウマですよ!!Gemini・syndromeになっちゃいます♪

そしてお腹が痛くなる程笑うのは4話冒頭の「不思議な舞」(゚∀゚)アヒャ
いっとききゅん、マサト様、ナッチャンのダンスをじっくり観賞してみて!きっと涙が出る位笑えますww

そして感動はもちろん、ラスト13話♪
13話は続けて2回、ライブシーン3回観ちゃう位の感動と興奮!!
ライブが始まる前は1話の始まりとリンクし鳥肌が立っちゃいました~アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ
最初のライブシーンとは一味も二味も違いますよ♪ダンスとかww

そしてOP♪トキヤ役の宮野真守サンが歌う「オルフェ」
マジヤバイです!ちょっとトキヤに歌ってほしかったな・・w
ED♪は、もう言わなくても有名ですよね?(・∀・)ニヤニヤ
プリンス6人が歌うST☆RISHの「マジLOVE1000%」
この夏に気が狂う位聞きました♪
最後のライブシーンに一緒に歌いましょう♪Are you ready?

歳を感じる事が多い今日この頃・・
キャッチの方々とキャッー (^ω^*))((*^ω^) キャッー言う日々・・
忘れかけていたDOKIDOKIを感じさせてくれたと共に、
若さが少し戻った気がしました(∀`*ゞ)テヘッ
(話に付き合ってくれた方本当にアリガトです♪楽しかったぁ♪)

とりあえず何もかもが最高でした♪

うたプリと共に私の夏は終わりにしたいと思います・・。
「音楽は世界を変える」


2011.9.27 ★完★

投稿 : 2025/03/01
♥ : 54
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ダークホース(80点)

全13話。
恋愛アドベンチャーゲーム、乙女ゲームが原作。
私自信は未プレイ。(乙女ゲームをする趣味はないw)

個人的満足点:80点
アニメ系統:ラブコメ?(今一表現辛い)

誤解があるといけないので、ここに書いておくが
決して1人の女の子が男の子を次々に落としていく恋愛アニメではない。
(原作ゲームはそうかもしれないが)

乙女ゲーム原作というのもあり、正直あまり期待していなかった。
とりあえずは視聴開始直後OP曲で吹いたw
確かに始めてみた時はここで吹いたんだ。
これは個人的に受け付けないとも思った。。。。

実はここで勝負が決まっていたのかもしれない。
最後まで観てもう1度OPを観たら正直驚いた。
序盤でOPとEDが入れ替わるのだが、そこは最後まで観れば狙いが分かるだろう。

序盤の3話程度はそれほど面白くもなかった。
正直、若本さん頼みの展開。
若本さんの力技が無ければ完全に切っていた。
若本さんに感謝である。

しかし、4話ぐらいからストーリーが盛り上がり始めた。
なかなかどうしてしっかりしたストーリーに
キャラが立っていて非常に好感が持てる。
ストレートな構成だがそこもいい。

キャラデザが多少好みが出そうではあるものの
観てればそれほど気にならなくなる。
正直、最初のうちは春歌の目が怖かったw
キャラデザで損してるなあと思う。

うたのプリンスさまというだけあって
OPED曲共に実にいい。
特にED曲は中毒性があるw

乙ゲーでキャラこそ女性向けではあるが、
ストーリーは万人向けと言えるのではないだろうか。
いつの間にか個人的今期ランキングでNO1になっていた、このアニメ、
設定からスルーされた方は1度視聴してみることをお勧めする。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

俺、そっちの趣味じゃないよ


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以下、各話ごとの感想。
ネタバレを含む場合もあるので
未視聴の方はスルー推奨。

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ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 37
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

どんな楽しみ方をしようが自由ですよね

2期がもうすぐ始まるということで、1期見てなくてどんなアニメか分からないという方は、参考程度にしていただけたらなと思います。そこまでネタバレにはなっていないと思うので、気軽にクリックしちゃっていいと思います。

レビューを読んだ限りでは、女性向け、逆ハーレムとして評価されているようで、私と同じようなことを思って書いている人は二人くらいでした。
ある意味タブーに触れるかもしれませんが、私としてはとても評価していることなので、アレについて書きたいと思います。


ネタバレレビューを読む


あとは、お気に入りのキャラを少し紹介して終わります。
聖川 真斗(CV.鈴村健一)
ネタバレレビューを読む


神宮寺 レン(CV.諏訪部順一)
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

70.4 3 芸能界でライバルなアニメランキング3位
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (628)
3403人が棚に入れました
衝撃のアイドルデビューを飾ったST☆RISHの6人と、作曲家としての道を歩み始めた七海春歌。
彼らはシャイニング事務所のマスターコースに所属し、一流のアイドルや作曲家を目指して
本格的なレッスンを続ける傍ら、芸能活動を始めることになった

しかしその前には、ひと癖もふた癖もある異国のアイドル候補生や、教育係の先輩アイドルが登場し、
果ては「幻の新人賞レース」にも巻き込まれてゆくことに…。
ST☆RISHは、そして春歌は、この芸能界で夢を叶えることができるのか?!
一億のキスよりもかがやく歌が奏でる、全力全開2000%ラブ☆コメディ♪

声優・キャラクター
沢城みゆき、寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔、森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、若本規夫
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2000%~最高なlove~始まるよ~ yes happy life♫ 12話・先輩回キタ━(゚∀゚)━!Yes,go HE★VENS! Yes,go HE★VENS!↑b(・`ω・´)↑b(・`ω・´)↑b(・`ω・´) え?

はい、待ちました!とてつもなく待ちました!
待ってる間歯痒くてついにゲームにまで手出しちゃいました(repeat・AS)www
また2年前のように1クールmanaが荒ぶりますのでご注意を(ゝω・)vブイッ!!

明後日はついにBD発売日~!!ポワゾンフルで聴けるでv(´∀`*v)ピース

Op.12「HE★VENS GATE」

待ちに待った先輩回キタ━(゚∀゚)━!
待ちすぎて私のネイルは翔くんのみたいに真っ黒ですよ(*´Д`)??ww
しかし今回また作画崩壊してるやん!!
初っ端カルテット出てきた時のランランの顔!ブサ(*`Д´)=○)Д゚)・;' ブッ
まぁ、そんな感じで先輩回だと思っていたのですが・・

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 27
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

相変わらずぶっ飛んでる上に、視聴者によってさらにぶっ飛んだものになるアニメ

流石伝説のアニメといえる出来栄えでした!
今期は2期作品が多かったですが、2期って失速だったり、マンネリ化があったりと、上手くいかないケースも結構あるんですよね。
残念ながら、うたプリは1期に比べれば間違いなく勢いは失速しています。ていうか、1期が異常だったり、今期アニメの豊富さもあると思いますが。
ニコ動で考えれば
1期8話  再生数17万 コメント数26万
2期8話  再生数15万 コメント数5万
うん、1期おかしいですね(笑)

それでも、勢いが少し弱くなっただけで、内容が悪くなったというわけではありません。むしろ強力になっていると言えます。キャラソンの売上とかもやばいし(笑)まぁCD全体が売れなくなった影響もあるかもだけど。
特に終盤の2話は本当にやばかったです。テニヌと並べるほどの演出をやってきたかと思ったら、1話にしてテニヌを越えました(笑)流石です。流石としか言いようがありません。
2期もひたすらツッコミ続けながら視聴できたし、ニコ動のコメントも相変わらずの秀逸具合で、ひたすら笑わせていただきました。ニコ動のコメントを見ても、全くアンチコメが流れないのも流石でした。むしろ、ニコ動にはギャグ的な視点で見たい人しか集まらないのかもしれません。
もし3期やるとしたら必ず見ます。待ってます!


あとはおまけです
全盛期のうたプリ2期伝説
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「1000%の…その先へ。」

うたプリの2期になります。

先に1期を観てくださいね♪

1期は客観的に観ていたはずなのに、2期はうたプリの魅力にどっぷり浸ってしまいました。

うたプリよいわ…。←降参

全13話です。


● ストーリー
ST☆RISH(スターリッシュ)としてデビューした6人。

ST☆RISHの専属作曲家となった七海春歌(ななみ はるか)。

新人アイドルに与えられる伝説の”うたプリアワード”受賞を目指して、プロとして芸能界の道を進んでいく。


前半は、1人ずつのエピソードです。

もちろん、はるちゃんとの絡みもあります。

観ながら「ちょっ、春歌そこ変われwwww」と何度思ったかwww

うらやましいポジションです(笑)

原作が乙女ゲーなのでこういう展開なのでしょうね。

こうやって好きなキャラとの妄想を楽しむわけですなww


ストーリーは初めはつまらなかったです。1期のほうがおもしろかった。

まあ、ストーリーのひどさは1期も同じでしたけどねww

後半からは、それなりにストーリーもしっかりしてきて、結構楽しめました。

というか、かっこいいキャラにときめくという正当な楽しみ方をしていました(笑)

いや…みんなかっこいいよ。すっかり魅力にはまってしまいました。

ちなみに私の中でのテンションMAXは11話でした。

もちろん、1期同様笑いどころも満載で(注:ギャグアニメではありません。笑)笑いが止まらないシーンも多くありましたwwww


● キャラクター
1期でのお気に入りキャラは、翔ちゃん、ダム様(聖川)、音也でした。

もちろん彼らへのお気に入りは変わりませんが、

2期では特にトキヤの好感度が急上昇でした。

彼はマジ王子だな。かっこよかったっす。普通にときめいてしまったよww

歌声はなっちゃんが1番好きかな。全員それぞれ好きなんだけどな^^


新キャラもたくさん登場しましたね。

また好きなキャラが見つかる幅が増えましたね~。

ST☆RISHのライバルグループには「いや、全然かっこよくねえwww」と笑っていたのですが、

ライブシーンは予想以上によかったです。


● 音楽
曲より歌声が最高!!それがうたプリのクオリティ。

曲も悪くないんだが、それ以上に歌声聴いているのが幸せ。

そして、ソロ曲ももちろんいいのだが、

それ以上にST☆RISHとしてグループでの歌声がまた最高。たまりませんわ。

うたプリの曲もっと聴きたいがCDありすぎていまだに手を出せずにいます…。


【 OP「カノン」/宮野真守 】

OPは1期同様、安定の宮野さんでしたね。

しかし相変わらずビジュアル系っぽいww

映像の集団裸には爆笑でしたwwwwww


【 ED「マジLOVE2000%」/ST☆RISH[一十木音也(寺島拓篤)、聖川真斗(鈴村健一)、四ノ宮那月(谷山紀章)、一ノ瀬トキヤ(宮野真守)、神宮寺レン(諏訪部順一)、来栖翔(下野紘)、愛島セシル(鳥海浩輔)] 】

今回も聴いているうちにだんだん好きになっていった曲です。

というかもうST☆RISHは歌声がいいから何歌っても最高なんだよ!


● まとめ
というわけで、すっかり正当な楽しみ方で楽しんでしまった2期でした(笑)

3期が非常に楽しみです^^

投稿 : 2025/03/01
♥ : 21

85.1 4 芸能界でライバルなアニメランキング4位
【推しの子】(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (756)
2225人が棚に入れました
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。

声優・キャラクター
アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

【666】世界の中心でaiを叫んだ【獣】

●ハウルの動く城の主人公

点と線は繋がります。

薬物案件で逮捕された酒井法子&高相祐一ペアでありますが、彼らと親しかった
工藤静香&木村拓哉ペアはお薬パティーの仲間だったということらしいです。

ネタバレレビューを読む


●ジャニーズ問題がボディブローの如く徐々に効いてきて

国連が芸能界の闇に介入したことにより当然の如くその余波も
相応の結果をもたらすわけであります。

芸能界の起源とは、ネタバレレビューを読むそして
声優業界、アニメ業界にも波及する話であります。

国連が日本を訪問しこの問題に関する聞き取り調査を実施したわけですが、
枕営業が最も惨い状況にあるのは「声優業界」であるとも言われています。

広末涼子や加護亜依やグラビアアイドルKYが反社と関係しているという事例は
氷山の一角でありましてネタバレレビューを読む


●アイドルの【灯火】

今期作品中で評判だけは異様に高かった本作でありますがネタバレレビューを読む

●カリマ✡アナ

本作のタイトルは【推しの✡子】でありますが、【oshino✡ko】と
表示されたりするパターンもあるようであります。

【oshino✡ko】は【星の子】の【アナグラム】であると考えられまして
【星の子】と言えば「星野アイ」ということになります。

【星の子】が歌詞にあるEDソングのタイトルは【メフィスト】であります。

【メフィスト】はネタバレレビューを読む

ということでアイドル「ガガ」の正体を示す動画でもご覧ください。
https://youtu.be/akVZARWNNjo


●【女神】降臨!

【8】話が「神回」となる法則を御存じでしょうか?

【8】という数字は【八芒星】を暗示します。
ネタバレレビューを読む


●係るものをすべて不幸にする【偶像崇拝】

現在進行形で繰り広げられるジャニーズ案件はある意味サイコパスである立花孝志が関わる
ことにより、より壮絶な展開を迎えるため、中途半端なアイドルフィクション物語では
インパクトにおいてとても太刀打ちできない状態にあるように思えます。

ネタバレレビューを読む


●重要参考人現る

恋愛リアリティーショーというイベントには恐らく相応の ネタバレレビューを読む

●鳥肌アイドルOPソング、そして「ゾロ目」

兎に角本作のOPソング&映像表現はかなり来ているものを感じます。

アイドルアンチの当方としましては鳥肌が立つようなネタバレレビューを読む

●星野一家の「目」が怖い

【推しの子】というタイトルの意図するところは
ネタバレレビューを読む




「岡本カウアンさん 元社長からの性的被害を告発」

ジャニーズ案件が本格的に動き出したタイミングでのアイドル絡みの作品は
少々タイミングが悪かったように思います。

「事実は創作より奇なり」の通り、フィクションのアイドルではぬる過ぎて
極めて過酷な現実と比べたら説得力が今一つ足りないような気がします。



裏設定、つまり「数秘術」を用いた分析により伏線を見極め先の展開を予想する解釈系
レビューアーの当方としましては、いきなりのネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

セクシーあかねさん

2023年のアニメシ-ンを席巻した、
なんて言っても過言ではないのが本作『推しの子』であります。
(ちなみに、いつものごとく原作未読)

ぼやぼやしていると二期が始まっちゃいますので、
おさらいの意味も込めて、廉価ワイン飲み飲みまったり再視聴。
う~~~ん……やっぱいいですね。

おそらく二期も今年のトップランクに入ってくるでしょうし、
ぎっちりしっかり中身が詰まっておりますので、
いろんな方に、ぜひ、見ていただきたいモンダイ作でありまする。


作品の内容は、
原作者の赤坂アカ先生ご自身がおっしゃっているように、
サスペンス仕立ての『現代版ガラスの仮面』。
ネタバレレビューを読む

芸能・演劇界のウラ話的な内容が多数あり、
あの『テラハ事件』に類似したプロットがあったことなんかから、
芸能界の闇を暴く問題作、
みたいな見方をするヒトもおられるそうですが、
そこのところは赤坂先生ご自身がインタビューで否定されています。

関連するご発言をざっくり抜粋すると、こんな感じ。

 >そこ(芸能界の闇)をメインにしてしまったら、
 >作品としては終わりじゃないかなとも思うんです。
 >ジャーナリズムをやりたい作品ではないので。

 >むしろ、みんながいい作品を作るために必死に頑張っているんだけど、
 >いろいろなしがらみや慣習に縛られることで、
 >結果的に幸せな形にならないことが多々あるんだよ、という実情を描きたいんです。

 >作り手と受け手側のディスコミュニケーションを
 >少しでも埋められる漫画になったらいいな、
 >と思いながら描いているところはありますね。
       (『ライブドアニュース特集』より引用)

ココロある製作・制作関係者はパチパチパチ、
ココロない製作・制作関係者は「ちっ」と舌打ちしそうなご発言ですよね。
とにもかくにもモノづくりで食っていくというのは、
アタマみっつぐらい抜きん出た実力がないと、
いろいろとタイヘンなのでありますよ。



お話は、1ク-ルの中で大きく四部構成になっており、サクサク進みます。
 拡大一話  プロローグ。転生~アイの死まで。
 二話~四話 マンガ原作ドラマ編
 五話~八話 恋愛リアリティショー編
 九話~11話 B小町デビュー編


拡大一話。初見のとき、恥ずかしながら号泣。
で、再視聴して、もっかい号泣。
泣くわ、こんなもん。
ネタバレレビューを読む
このパ-トで描かれたアイの強烈なキャラクターと生涯、
虚飾にまみれた芸能界でひょうひょうと、
そしてしたたかにのし上がり、
手にした最上の幸福とふりかかった最悪の悲劇が、
ここから始まるアクアとルビーの物語の通奏低音として引き継がれていきます。

  いやもうこれ、
  拡大一話に『すべき』というより、
  拡大一話に『しない理由がない』ぐらいの完璧なスタートではあるまいかと。


そして、二話~四話のマンガ原作ドラマ編。

男子アイドルを売り出すための『宣材』として、
演技力『度外視』で製作されるネットドラマのキャストとして、
アクアが有馬かなと一緒に出演するおハナシです。

内容的には、
アイタタの現場でアクアが『きちんと積み上げてきた』お芝居を見せ、
触発された有馬かなが本来の実力を発揮する、という流れです。

おハナシとしてはかなりド直球な内容なんですが、構成と演出が実によき。
 ・アイタタ作品の制作ゲンバの空気感
 ・ふだん視聴者が気にしない、プロ役者が『あたりまえ』に配慮していること
 ・優良な原作者のホンネ的がっかり感
みたいなことがしっかり描かれていて、ぐいぐい惹き込まれていきます。

本作で描かれたネットドラマだけでなく、
こういう低品質な作品が邦画やゴ-ルデン帯のドラマでも多いのは周知の事実。
そのわりにこういう切り口って確かにいままでなかったよなあ、と、
赤坂先生の着眼点に感心させられることしきり。
とにもかくにも斬新感がすごいっス。

あと、なぜか役者(声優)さんって、こういう
  ヘタな芝居の演技
が大好きなんですよね。ほんと、なんでなんだろ。
あの『氷菓』の学祭映画編でも、
大物役者さんたちが嬉々としてダイコン芝居をやっておられましたね。特に小清水さん。

  ちなみに、テレビアニメの場合のアイタタ作品つて、
  確かにキャスティングミスも多いんですが、
  それよりもむしろ、
  出版社が『原作を売るための宣材』として、
  ハシにもボーにもかかんない作品をアニメ化する方がモンダイかと。

  そこ、制作関係者や役者さんはみんなわかっちゃいるんですが、
    現場はそれをオモテで口にしちゃイケナイ
  みたいな不文律がありまして、たぶん、それはこれからも直りません。

  業界の本質にかかわってくる重要な議論が、
  飲み屋でのグチでかき消えちゃう、
  そういうのが、この業界の実態であったりするんですよね。

なお、この『マンガ原作ドラマ』という言葉を聞くと、
『セクシー田中さん』ドラマ化による芦原妃名子先生の訃報を
思い出す方も多いと思います。

これについては拙的に強く思うところがあるのですが、
本作に関係ないので
最後にネタバレでまとめて書いておきますね。


そして、五話~八話が『恋愛リアリティショー編』。

巷では『テラハ』事件と関連付けて『不謹慎』なんて批判もありましたが、
この原作のプロットが書かれたのは、事件の二年前なんですよね。
いちいち『過ぎた正義』を振りかざしたい方は、
文句を言うまえに、
最低限、調べるべきことを調べた方がいいんじゃないかしら。

で、ちょっと脱線して『リアリティショー』のハナシ。
けっこうサツバツとした話ですから、
ネタバレで隠しておきますね。
ネタバレレビューを読む

本作で描かれた『リアリティショー』もけっこうエグかったんですが、
そこは最後、黒川あかね役の石見舞菜香さんが、
ものの見事にぜんぶもってっちゃいました。よきです。

アイの性格を緻密に分析し、
アクアの前でアイになりきって顔を上げるシ-ンはガチの鳥肌もの。
目のホシってコピーできるのかしら、
そういうしょうもないツッコミがまるで意味をなさないほど、
演出もお芝居も完璧、スヴァラでした。

あと、アイ化したあかねにアクアが簡単に転がされるところが、
ちょろくてかわいかったですよね。


そして 九話~十一話がB小町デビュー編であります。

拙はアイドルというものにほとんどキョーミないですし、
劇中で歌われるB小町の楽曲もなんかちょっとアレな感じなんですが、
そういう拙でもついつい惹き込まれるデキになっています。

  惹き込まれる、と言っても
    アイドルっていいなあ、楽しいなあ、憧れちゃうなあ、
  というミ-ハ-(←死語)な感じではありませぬ。

  B小町メンバー三人それぞれの、
  生きざまなり人間性なりがしっかり鋭く、しかもコミカルに描かれていて
   『お仕事アニメ』そして『青春群像劇』
  としてリッパに成立しているところに惹かれるんですよね。

  プロット自体は、
  有馬かなの職業的葛藤とアクアへの恋愛感情がメインとなっております。

  プロットだけだと、ほんとそれだけ。たいしたことないんですが、
  ドまっすぐなルビーと有馬の対称性や、
  めむちょ(←正式表記は『MEMちょ』)の狂言回し的な役づけ、
  そしてふわふわしてない業界の裏側描写が、
  そのプロットを『青春群像劇』に押し上げているんですよね。

  それでもこの展開が12話つづくと『しんどい』と思うのですが、
  三話ですばっと切って次に進んでいるのが実によき。
  しかもライブシ-ンは早々に切り上げ、
  二期へとつながる『つかみ』をきっちりぶち込んでおりまして、
  まさに完璧な締めだったのではと愚考する次第であります。



拙の全体的な作品評価は、堂々のSランク。
これまで拙が好き勝手に評価してきたアニメのなかで、
レビュー点が歴代三位にランクインしております。

  きらら的なアレだとかラッキーハ-レム系のナニ、
  俺TSUEE! な異世界転生系のアレ、
  登場キャラがみんな花背負ったゲイに見える少女マンガ調のナニ、

  そういうのを『期待しておられない』方には、
  まんべんなくお勧めできる良作ではあるまいかと愚考いたします。


物語はほぼ完璧な仕上がりでありまして、
ムリして突っ込もうと思えばツッコめなくもないですが、
それはあんまり意味がないかなあ、と。
赤坂先生がちゃんと『取材し理解した』うえでのデフォルメだと思いますし、
いちゃもんと膏薬はどこにでもくっつくものでもありますし。

  たとえば、有馬かながアクアにくっついて監督の家へ行ったとき、
  監督のおかあちゃんにご飯のお替りすすめられて
   「あ、大丈夫です。糖質抜いてるんで」
  という言い方でにっこりと断るシ-ンがありますよね。

  この「糖質抜いてるんで」というコトバが誰にでも、
  カントクのおかあちゃんみたいな方にも通じると思ってるところが、
  よくも悪くもいかにもギョ-カイ人。
  こういうセリフって、
  ちゃんとアンテナ立てて取材していないと書けないと思うんですわたし。

  ですから、赤坂先生は『ちゃんとわかった』うえで、
  マンガやアニメに適合するよう、エンタメに話を振ってるんだなあと。
  あとは味付けの『好み』のモンダイですから、
  好き嫌いを言うことはできても、
  良し悪しや正誤で語るのはちょっとチガウような気がいたします。


登場するキャラは、『テンプレ感』が全然ありません。
一人ひとりが背景と独立した思考をもつ『血肉のある』キャラになっており、
誰に対しても違和感なく感情移入していけます。

そういうのってキャラづくりの基礎基本なんですが
いまどきアニメって、半数以上ができていませんよね(←何様発言)。
みんな『設定(器)』づくりにばっか必死になって、
器だけは凝ってるけれど、のっかってる料理(人格)はサルマネ、みたいな。
その点、本作はひとり一人のキャラをじっくりと味わえます。

拙が個人的に好きなのは、めむちょと黒川あかね、です。

めむちょは、苦労人のくせに歪んだところがなく明るくて、
そのくせ群雄割拠のネット界で生き抜くだけのしたたかさと知恵があります。
さらに、
年下のルビーや有馬かなに好き勝手を言われても、
同じ目の高さでワイワイやっていける包容力と謙虚さがステキかと。
拙的『ともだちになりたい女子』ナンバーワンであります。

黒川あかねは、拙の大好きなタイプの『役者バカ』ですね。

私生活においてはほとんど『ジミ女』。
でしゃばることもせず、積極的に何かしようとしてもうまくいきません。
おおよそ、プライベートでオ-ラを発揮するなんて皆無ではないかと。

そのぶん、情熱や才能が『芝居』という領域に特化しています。
ここのところが実によき。
落差が『セクシー田中さん』的で好感もてるんですよね。
   ネタバレレビューを読む


本作は、そうした『血肉のあるキャラ』をしっかり演じられる、
実力派の役者さんでキャスティングされていて、実に耳ごこちがいいです。

そしてそのなかでも、
拙がとりわけ耳を奪われてしまうのが、
ルビー役を演じている、新人の伊駒ゆりえさんであります。

  お芝居の品質も新人離れしているんですが、
  なんといっても『声質』がすごくいい。おそろしくいい。
  ルビーのもつバカっぽさ、まっすぐさ、純粋さ、熱量みたいなものが、
  『声』そのものからド直球に伝わってくるんですよね。
  こういう役柄なのに『ねらってる感』がまるでありません。

  ルビーって、競走馬なみの視野と思考回路しかもってないキャラなのですが、
  伊駒さんの声質とお芝居によって、
  そこのところが『魅力』の領域にまで押し上げられています。

  これ、天から与えられたすごい資質だと思います。
  ただし、使いどころがムズカシイかと。
  きらら系とか演らせたら秒で埋没しちゃいそうな声質ですし。

  すっごく丁寧なくせに思い切ったお芝居もできる、
  ほんと貴重な人材だと思うので、
  うまく育成して大成させてあげて欲しいですね。

ちなみに。有馬かな役の潘めぐみさん、めむちょ役の大久保瑠美さんって、
いつの間にか34歳になられてたんですね。
落ち着いた、幅と奥行きのあるいいお芝居をされています。
(もう、うかつに「潘さんのお嬢さん」なんて呼んじゃイケナイですよね)


音楽は、OP・EDだけなら文句なしの五点満点。
楽曲ももちろん素晴らしいんですが、
それに合わせたカット割りと作画にタマシイ入ってます。
ほめどころはたくさんあるんですが、
とりわけ、アイとルビーの『類似性』と『相違点』の描き分け、すごいです。

  ただ、残念ながら、
  B小町の楽曲とか有馬かなのPVとか、
  劇中歌がイマイチだったので満点ならず。おしいっス。


作画は、あくまでも拙の『好みのモンダイ』で四点にしてますが、
全体的に、とてもよく描けていると思います。
キメなきゃいけないところは、きっちりキメていますしね。

  ほんと『好み』とか『相対評価』のハナシであって、
  コレ、という欠点があるわけではありません。
  ぐいぐい惹き込まれるレベルの映像ですのでご安心をば。



いずれにいたしましても、欠点らしい欠点のない作品であります。

とにもかくにも構成とテンポがいい。
三話単位でメインモチ-フが変わりながらも、
前のモチ-フと人脈・情報が密接に連動して奥行きが深まっていきます。
この構成が緻密にできていますから、
根気のない拙でも
テンション落とすどころか回を追うごとに惹き込まれていきましたしね。

お芝居に関するウンチクの部分も、
もちろん脚色・デフォルメはされてますが『ホンモン』であります。
(アイドルやユ-チュ-バ-に関しては正直わかりませぬ)

  赤坂先生、ほんときっちり取材したんだなあ、
  と思わされる描写があっちこっちにあって感心させられることしきり。
  ここのところがしっかり描けているからこそ、
  それが理不尽によじ曲げられてしまう『エンタメビジネス』の、
  光と闇が鮮明に浮かび上がってくるんですよね。


ところで、第二期は『2.5次元編』からスタートだそうです。
(いわゆる『マンガ原作舞台編』ですね)

テレビドラマと舞台では、求められるお芝居が、
それこそ『声の出し方』からしてまったくチガウものであります。
そこのところを、
アニメでどんなふうに表現されるのかとても楽しみです。
ほんと、わたしは楽しみ。楽しみすぎて死にそう。

  ちなみに、拙は2.5次元舞台なるものを観たことがないのですが、
  知り合いがチョイ役で出ておりまして、
  フライヤーもらったついでにいろいろ聞かせてもらいました。

  とにかく演出とかアクションがど派手で、
  高所からの飛び降りとかバク宙とか、やたら体力使うんだとか。
  (もちろん、作品とか役柄によると思いますが)

  そういうのをリハの段階から、
  カントクが「よっしゃ」というまで際限なくやらされるので
  「いやもう、カラダぼろぼろっスよ」
  とかなんとか、ひきつり笑いを浮かべながら話してくれました。
  (超イケメンのひきつり笑いって、見ててオモシロいです)

  ちゃらちゃらしてるような舞台でも役者はタイヘンなんだなあ、
  そんなことをつらつら考えたわけですが、
  いやいや、同情するぐらいならチケット買ってあげなさいよ、僕。


************************************************


ここからは、完全なオマケ。
世間を騒然とさせた『セクシー田中さん』事件に関する私見です。
本作とはまるっきり関係ありませんし、
読んで楽しい気持ちになれるハナシでもありませんから、
ネタバレで隠しておきます。

お断りしておきますが、
僕は『マンガ原作テレビドラマ』の仕事を受けたことはありません。
(企画モノの仕事ならあります)
自分がテレビに出演した経験も、二回しかありません。

ですから、情報ソースはいろんな機会で知り合ったテレビマンや、
漫画家さん、出版社の方々ということになります。
決して『当事者』ではないので正確性は担保されておりません。

また、ここから書くことは、
コンテンツビジネスやネットリテラシーに、
興味やモンダイ意識を抱いておられる方むけのおハナシであります。

事件の概要を把握されていることを前提に書いていますから、
知らない方はおいてけぼり。
そのへんはどうかご了承くださいませ。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「虚構」と「現実」のお話。(【】の意味、モチーフは「天岩戸」?を追記)

『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』などの赤坂アカ(現在は漫画家として引退。漫画原作者に専念)、『クズの本懐』などの横槍メンゴ(作画)による原作漫画は、『週刊ヤングジャンプ』と『少年ジャンプ+』(いずれも集英社)で連載が終了(全16巻、原作既読)。
アニメ1期は全11話(※第1話は90分。2023年春)。監督は、『私に天使が舞い降りた!』、『恋する小惑星』などの平牧大輔。制作は、『イエスタデイをうたって』、『NEW GAME!』などの動画工房。2期は2024年7月から放映(以上、Wikipedia参照)。
(2024.4.7 再投稿 12.26 原作漫画の感想を追記)

タイトルの「【推しの子】」とは、主人公(アクア:CV.大塚剛央)が「推し」ていたアイドル(アイ:CV.高橋李依)「の子」に転生したという意味(さらに、【】の意味とそこから考えられる本作のモチーフの考察を末尾に追記)。

そうすると、アイのアイドルとして輝くティザービジュアルや、恋愛コメディの『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカ原作ということもあり、アイドルのファンが、そのアイドルの子としてアイドルとキャッキャウフフする話かと思いきや…
実は、結構、ドロドロとした内容なので、「甘いと思って食べたら苦かった。だから、美味しいと思わなかった。」という現象がおこる可能性がある(※ただ、本作は、そのミスリードを狙っていると思われるため、そういう手の込んだことをしてくる作品ともいえる。)。

そこで、観る前のミスマッチを防ぐため、注意事項について必要な範囲で核心的なネタバレに触れないよう心がけたので、視聴の判断に迷っている際は参考にしてもらえれば幸いだ。

【注意事項】
ネタバレレビューを読む

というわけで、単に明るい話ではなく、ミステリー、復讐劇、社会問題、芸能界の裏側といったグロテスクなリアリティも含んでいるので、気楽に観ようとすると面食らう可能性がある。

ただ、そういう内容だと知ってみれば、緻密に組まれたプロットに引き込まれ、面白いこと請け合いの作品である。


【「言葉によるコミュニケーション」(感想)(以降、核心的なネタバレを含むので注意!)】
ネタバレレビューを読む


【「本作のテーマは?」(2023.7.3加筆追記)】
ネタバレレビューを読む


【【推しの子】の【】の意味は?】
ネタバレレビューを読む


【【推しの子】のモチーフは、日本神話の天岩戸か?(原作漫画12巻読後の考察。アニメ勢はネタバレ有り。)(2023.7.23追記)】
ネタバレレビューを読む


【早くも天岩戸説否定される?(笑)(※漫画最新刊13巻のネタバレを含むので注意。2023.11.22追記)】
2期始まる前に忘れそうなので…備忘録的に追記。
ネタバレレビューを読む


【アイで始まった物語はアイで終わるべきだったのでは?(※原作漫画の感想 2024.12.26追記)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 27

54.0 5 芸能界でライバルなアニメランキング5位
ドリフェス!!!!!!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (43)
145人が棚に入れました
ある日突然、レジェンドアイドル三神遙人によってスカウトされた高校2年生の主人公・天宮奏。
同じ事務所のアイドルたちの熱い想いを目の当たりにし、負けじとアイドル活動に夢中になっていく。
そして、元子役でミステリアスな及川慎、誰よりもストイックな佐々木純哉、優しくも内に情熱を秘めた片桐いつき、天然で天才肌の沢村千弦と共に、「ドリフェス!」に出場し、CDデビューを勝ち取ることを目指す!
ファンが応援〈エール〉を込めて贈る「ドリフェス!カード=ドリカ」を受け止め、奏たちは最高を越えるステージを届けることができるのか…!?

声優・キャラクター
石原壮馬、溝口琢矢、富田健太郎、太田将熙、正木郁、戸谷公人、株元英彰、森川智之

きりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

元々は2.5次元コンテンツ

最初に言っておくと、声優の演技は基本棒です。プロの声優じゃないので。

と、いうのもドリフェス自体元々2.5次元コンテンツ。2次元の部分のドリフェスの声優も、なんと三次元のリアルのキャストさんが務めていらっしゃるので、演技が下手なのも仕方ないのです。
ただ、やはり感想をみてみると、演技が棒すぎて断念した、という方もちらほら見かけます。
正直2次元であるアプリ、アニメはもっとプロの有名声優さんを使えばもっと儲かったんじゃないか、と思いますがその一方で実際に三次元の方のキャストさんを使った事で、見事に2.5次元が再現されているので、この判断(有名声優を起用しなかった)は悪いとも言えますし良いとも言えます。


前置きが長くなりました。さっそく感想です。
私自身もドリフェスはアプリの名自体は知っていたのですが、プレイしたこともなかったので、うたプリ見るついでに「ふーん」という感じで見てました。
まず最初に思った事、それは......演 技 が ひ ど い !
さっき散々言っててなんだよ、って思うかもしれませんが私も最初演技が棒すぎて視聴を断念するか迷った一人です笑

そんな感じで2話まで見て、特に面白いわけでもなくほぼほぼついているから見る、な感じだったのですが.....3話を見て、あれ?面白いぞ?となり、結局最終回まで見終わってしまいました笑

声優の演技に関しては、見ていくうちに慣れていくので大丈夫です。作画も安定していましたし、物語に関しては王道ではありますがとても面白かったです。

基本的に3話から盛り上がるのでそれまではつまらなくても我慢して見てほしいです。3話見ても微妙なら、諦めても問題ないかと。

さてさて、物語に関してです。このドリフェスのすごいところは、アイドルコンテンツの最大の軸でもある「見ている人を笑顔にさせる」という事をちゃんとクリアしているところ。物語が重すぎず軽すぎず、ちゃんとアイドルの成長物語を上手く描いているのでアイドル好きならぜひ見てほしい作品の一つです。「キンプリ」好きならハマるんじゃないかなー、などと思います。
私も最初は疑い半分で、そこまで真面目に見るつもりでもありませんでした。が、きっとあなたも最終回が見終わる頃には二期が待ちきれなくなっているはず。気づけば毎週毎週の元気の源となっていましたし、何より一人一人のキャラクターがキラキラと輝いていく過程はとても見ていて面白かったです。11話は涙が止まらなく、1話1話でちゃんと「起承転結」が成り立っています。特にいつき君の回は見るべき。それと、3話のあの演出は今でも忘れられません。
ちゃんとそれぞれのキャラクターの掘り下げもされていて、まさにどのキャラも推せる、といいますか。基本的には重くないので若干女児アニメ感があるようなないような。ただだからこそ物語が終わった後にどよんとした気持ちにならず、来週も頑張ろう!となります。疲れている人にはぜひ見てほしい作品です。

ただ、だからこそ声優の面で損しているというか.....!豪華声優陣を起用すれば、もっと有名な作品になったんじゃないかなーと。その辺りが惜しい。
2.5次元コンテンツと知ったうえで見れば、3次元のキャストと2次元の声優まで一致させてるのはさすが!となるのですが....ただやはり初めて見る方には厳しいかなーと。
ちょっと前に放送していた、「ツキウタ」こそ声優は豪華なのですが物語が既にアイドルになってからを描いているので、どちらかというときらら系列などの日常アニメ感が否めなくシナリオがとても微妙だったのですが....対するドリフェスは物語こそ王道アイドルで素晴らしいのに声優面で損している感じ。
作画に関してはずば抜けてすごい!というわけでもありませんが、1話から最終回までずっと安定しているので、安心して見れるかなーと。

ただそれでも見ていくうちに慣れていき、あっこのキャラ他より上手くね!?となったりと面白いので、二次元の男性アイドルコンテンツが好きならばぜひ見てほしい作品の一つ。内容が笑えなくても声優の演技で時々笑えたりするので、つい笑顔になっちゃうのもドリフェスのいいところ。
ちなみにアプリだともっとひどかったり....笑よく頑張ったな、と思います。CGも演技も。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

jujube さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

導入は悪くないんだが…[完走後追記]

構成は意外とまともで分かりやすく、全メンバーキャラが顔見せだけでそこまで話に絡ま無かったから整理しやすかった。

ただし、新人男性声優であそこまで酷いの出してくるのは見たこと無い。下手さが大分テンポを悪くしてるのが残念。
「いけるっしょ」てセリフが毎回一本調子で、畳み掛けることで笑いに繋がりそうな部分なのに、下手すぎてこれ以上聴いてられないってなったし。

あと、可愛いキャラで声が全然可愛くないのも居て、声優決めが先ならもっと寄せたキャラデザにすれば良かったし、キャラが先なら中の人の顔面偏差値だけじゃなくて合う声優他にも居るだろって感じで。

声ヲタじゃない自分が酷いっちゅーくらいだから、ガチな人にはどうなの?
声優ユニット活動してるみたいだから、顔だけでいいのかな?

新人ばかりってのなら、少年ハリウッドはその点バランス取れてたよ。
他の男アイドル物では比較的新人でも売り出し中声優入れてたから演技はそこそこだったし。
今作の出来にはさすがにビックリだったわ。

まあ、内容自体で言うと、謎のカードでお着替えしてるし、どこかの女児アイドルアニメ?
すんげーキラキラにしてるからCG使うのも分かるが、技術的にツキウタ以下かな。
3人しかいないライブだからキャラは手書きにしろよとは思ったけど。

まあ、近年の男アイドル物は、均等にキャラの出番作らなきゃってので、全体的にストーリーがとっ散らかったのが多いけど、今作は主人公を中心にメンバーになる仲間が集まってく風で、多少当番回があったとしても、主人公は終始一貫してそうなのが取っ付きやすい。
今後の売りは、キャラ萌えよりストーリーで勝負できれば良くなるかも。

ーーーー上記数話迄、下記完走後ーーーー

やはり上記の第一印象で指摘したキャラ達は、声優の声も相まってますますウザくなってくばかりだった。
むしろ応援できるのがライバルユニットのKUROFUNEしか居ない(以下、黒船)ってもうストーリーも駄目だったね。
破綻はしないけど、無難過ぎて何も面白くないアニメだったよ。

逆に黒船回は1話しかなかったけど、主役ユニットを食って上回ったね。
まあ声優が下手なのはこっちも余り変わらないが。
この2人組キャラの掘り下げは良く出来てた。アイドルってより、芸能人になることの芯があった感じ。
逆に主役ユニットらは、いつまでもフワフワして頭軽い感じ。何の苦労も無さそうな。まあアイドルらしいのかもだけど(笑)
本当は話の途中のとあるキャラのアメリカ留学…どっかで見た話…行って欲しかったわ。
俺が最高を超えた物を持ち帰ってやる!待たなくていいから、1年後楽しみにしてろ!って感じで。たかが1年なんだし。
1人居なくてもイベント出来るっしょ!(都合悪いのは3次元だけ)
レアチャンスも掴めない甘ちゃん達だから駄目なんだよ、こいつら。芸能界でやってく覚悟無いし、ストーリーがご都合主義にもなるよねって。

あと、最終回の黒船の歌と振付ひどかったね。最初はまだしも途中からザ・アイドルって感じでおまえらこんなキャラじゃなかっただろと。
レベルも数段落とされて、主役上げの道具にされたイメージ。
確かに主役キャラの歌はオープニングで馴染みがあったし、全話通してもキャッチーな歌だと思うよ。(というか、全話の歌のレベルが低かったんだが)
1番驚いたのは、その振付ならびにダンス。かなり出来が良い。とにかくキレッキレだしノリがイイ。こんなんこいつら優勝に決まってるやん、つまらん!
締めはおっさんユニットに翼が生えた!いい歳して翼生やすなよw

で、このようなアニメで2期やるんだと。
他からの資金があるようだね。
まあ自分はここでさよならだ!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

プロの声優さんの凄さが分かるアニメⅡ

ちなみにⅠは、「電波教師」です(笑)でも、「電波教師」は1人でしたが、「ドリフェス」は5人なんで、5倍の破壊力(笑) ネタアニメとしては一見の価値あり、というか、見ないと損!

何が凄いかっていうと、「ガーリッシュナンバー」。今期は、作画崩壊乱発(原作破壊)&アイドルを作りたい為がアニメ(本作)と、なんだ、予言かい(笑)?

5人の中では、及川慎役の方は多少演技できてたし、沢村千弦役の方は声質に特徴アリで、まだなんとかいけるっしょw でも、天宮奏役の方は一番ひどくて、主人公は無理っしょw 聞いてて何故か照れる。そして、声が気になり過ぎてストーリーなんて全く頭に入らない。何より、森川さんの凄さが際立つ! 流石、明智警部w

まあ、「電波教師」の彼女も、最後には多少成長がみられたという噂なんで、彼らにも期待したいっすね♪ そこ観たいんで、最終話だけまた観ます(笑)

【視聴終了】
最終話のみ、視聴。声優の成長は、うん、「ちょっっっと」は上手くなったかな~?という印象。ネタバレレビューを読むって、ホントにガーリッシュナンバーのクースレみたいな話ですね(笑) まあ、クースレもネタバレレビューを読むって設定なんで、キタイシテイイッショ!(棒読み)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13

61.6 6 芸能界でライバルなアニメランキング6位
Wake Up,Girls!(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (648)
3003人が棚に入れました
時はアイドル戦国時代。これは、この荒波を生き抜く7人の少女達「Wake Up, Girls!」の物語である。東北・仙台にある廃業寸前の弱小プロダクション、グリーンリーヴズ・エンタテインメント。かつては手品師、グラビアアイドル、占い師などが所属していたが、唯一活動していた最後のタレントもついに辞めてしまう。所属タレント“0(ゼロ)”という危機的状況の中、事務所社長・丹下の思い付きでアイドルユニットをプロデュースする事を決意する。傍若無人な社長の元、マネージャー松田は不満を持ちながらも、アイドルの原石を探しに街へ出る。そんな中、マネージャー松田は、ある少女と必然的な出会いを果たし・・・。がんばっぺ!Wake Up, Girls!
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

山あり谷あり

最初の1、2話は丹下が帰ってくるまで。あとはネタバレレビューを読む

OPは前作で歌われたタチアガレ!その後、OPは7 Giris War元気溢れる良曲。映像のサビ部分での踊りは好き。
EDは言の葉、青葉。これも好き。

以下は備忘録
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

一応最終話まで視聴済。結局何だったのかイマイチわからない。

劇場版視聴済みにて、最終話まで到達。

●総評みたいな物&採点について●
ネタバレレビューを読む

12話視聴-----
ネタバレレビューを読む
11話まで視聴-----
ネタバレレビューを読む
9話まで視聴して-----
ネタバレレビューを読む
3話視聴後-----
ネタバレレビューを読む
2話視聴後-----
ネタバレレビューを読む
1話視聴後-----------
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 25
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

目を覚ませ!女の子!(っていう意味?)

7人の女の子のアイドルユニット「Wake Up, Girls!」のお話です

どうでもいいことですが
私自身
初めてのアイドルものです


視聴して
一番最初に感じたのは
ダンスにやたら気合が入っていたこと
たぶんコレって
CGじゃないんですよね

調べたら
監督さんが
「らき☆すた」とか「ハルヒ」を手がけた方だそうで
そういえば
らき☆すたのOPのダンスも
私が“ドン引き”するくらい切れがよかったかな~
なんて
はるか昔のことをデジャブしてしまいました


お話は
女の子達がトップアイドルを目指し
はては
ドームライブか
はたまた
紅白出場か・・・

な~んて
緊迫した雰囲気は微塵も感じさせないくらい^^
あっちの方向に向いた状態で始まります

正直
最初の
ネタバレレビューを読む

これも
よくよく調べたら
先行して上映された劇場版からの続きということだそうで

ああなるほど~
劇場版を観ればこの展開にもすんなり入れたわけか~

な~んて得心
ネタバレレビューを読む

さらに
よくよく調べてみたら(最近のアニメ調べモノばっか^^)
劇場版って
公開初日に本編全て(つまりノーカット・モザイクなし)を
世界108ヵ国・地域に向けて同時配信されたそうで

これじゃ
海外での逃亡生活が長い(ウソですよ)私でも
言い訳できませんね^^


改めてなのですが
お話は・・・
面白かったですよ^^
普通に・・・

っていうか
アイドルアニメってこんなものなのでしょうか?

歌はよかったです
OPはノリノリで元気が出る感じ
EDは卒業式でも歌えそうな感じで^^

ダンスも前述したとおり
そこそこ評価してます

でも
作品の根幹であるアイドル活動のお話なんかは
あまり説得力がありません

アイドル活動ってこの程度のもんなの?って思うくらい

甘いし
ぬるいし
危機感がまるでない

うまくダンスが踊れないとか
プロデューサーさんにケチをつけられたとかなんとかで
すぐに落ちこぼれて
逃げ出して
それらしい葛藤劇みたいなことはやってるのですが
簡単に説得されてすぐにもとどおり・・・
みたいな展開を
毎回見せられます

作中では
WUG(ワグ:Wake Up, Girls!の略)のライバルとして
「I-1club(アイワンクラブ)」というアイドルユニットが出てきますが
たまにでてくる
I-1clubの厳しいレッスンの模様や
いわゆる
“ふるい”に掛けられて淘汰されていくメンバーの姿なんかをみてたら

I-1clubのほうがよほど現実味があります

そんなチョー強豪ライバルを相手に
下克上ストーリーやら
たなぼた的な展開を描くっていうのも
面白いのかもしれませんし
そこそこ盛り上がるのかもしれませんが

そんなんじゃ
テレビの前で視聴されている皆様が納得しても

私は納得できません!!

別に若くてかわいい女の子だからって
僻み根性で
「もっと厳しくしろ!」
と言ってるわけじゃないですよ!!


さらには
どこをどう
感情移入していいのか分からないくらい
インパクトの弱い女の子達

劇場版を観ずに視聴したからかもしれませんが
とにかく女の子達の各々の立ち位置がなかなか掴めない

一応
元I-1clubでセンターを務めた「島田真夢(しまだまゆ)」ちゃんが
主人公っぽいのは分かるのですが
I-1clubでのエピソードが大きく前面に出てくることもない

さらには
最終話でネタバレレビューを読む

っていうか
ネタバレレビューを読む

これは痛い^^!

そもそも
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まあ
そんな具合に
甘ったれたアイドル活動や
ぬるま湯に入り浸り
すっかりなまった状態で臨んだ
ネタバレレビューを読む

それでも
私は
ちょっとだけ涙してしまいましたよ

ネタバレレビューを読む

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が!・・・しかし
ネタバレレビューを読む

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そして感動のシーン

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とりあえず
劇場版を観てからもう一度観なおしてみたいと思います(時間と精神的余裕があれば)


余談で
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 26

70.9 7 芸能界でライバルなアニメランキング7位
スキップビート!(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (347)
1710人が棚に入れました
高校にも行かず日夜バイトに明け暮れる主人公・最上キョーコは幼馴染であるロックミュージシャン・不破尚と同居し、生活費を一人で賄っていた。歌手志望で家出同然に上京した尚に献身的に尽くす事が無上の喜びだったが、尚がデビューし超人気歌手となった後は次第に距離が開いてきていた。
そしてついにある日、自分が単なる家政婦代わりに上京させられたことを知り、あっさりと別れを告げられる。捨てられてしまったキョーコは失意の中で尚に復讐すべく、芸能界入りに挑戦する決意を燃やす。執念と根性で無理を通し、尚の所属するアカトキと並ぶ大手芸能プロダクションのLMEの新人発掘オーディションに参加し審査員の意表を突き、一次審査を通過する。しかし続く二次審査で愛する心と愛されたいと思う心が欠けている事を露呈してしまい、落選してしまう…。

声優・キャラクター
井上麻里奈、小西克幸、宮野真守、早水リサ、川中子雅人、石井康嗣、今野宏美

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

少女漫画で45巻!?

なんだその長期連載!!!
って、電子書籍の新刊ニュースで見て、原作読んだのですが、ストーリー展開上手いし、キャラ立ってるし、笑えるし、泣けるし、伏線凄いし、この作者天才か?
と3回読み直してる途中で気付いたのですが、アニメ化と韓国ドラマ化してたんですね。とりあえず、実写はちょっとなぁと、アニメを見てみたのですが・・・。
上手く拾って、ふわっと原作では飛ばしてる、諸々やモー子さん命名の謎も解けました。

原作の絵は好きではなかったのですよね。
多分、本屋に通ってた頃、目に入らなかったのはそのせいかと・・・。
一回目読んだ時、敦賀さん、馬面・・・。
足長いし、12頭身?人としてどうなの?という所も、若干違和感あるものの、アニメでは上手く馴染んでますね。

※原作話※
かなり漫画読んでますけど、こんな面白い漫画読んだことない。
18年前からこんな作品が存在してたなんて、全く知らなかったことに後悔しかけましたが・・・元々、完結済みの方が一気読みできるので、18年手を付けなかったことに、安心しつつも・・・あと何年で終わるのだろうか?不慮の事故で、自分が死んだ場合、続きが気になって成仏できないのではないかと、思う程、はまってます。
兎角、キョーコが母に足蹴にされていた理由は想像を遥かにというか、想像を絶するものでした。そりゃ、そうなるよな・・・・・。
これは・・・未だにスッキリと判明していない敦賀君の過去は如何なものかと身構える程に、その為、二人の恋愛模様は読者が悶絶する程、進展しません。18年前から読んでる人たちが可哀相になる程。
でも、全く飽きさせない。ダラダラ感が全くなく引き込まれる世界感。ヒロインにここまで魅力のある作品はみたことない。
少女漫画のヒロインって、お決まりに、さして魅力のない女子高生がイケメンにひたすらモテるという謎の展開が多いですから。
それ故、この作者天才だと唸ったのですが・・・。
なので、今まで好き好んで読んでいた漫画たちが一気に霞んで見えて・・・他の作品を読もうにも、比較してしまって、つまならく見えて、もう一回読もう・・・と中毒性がある危険な漫画です。
男性が読んでも面白いと思います。
個人的には、名作と呼ばれる少年漫画すら霞んで見えます。
これ程の伏線、ストーリー展開は、他の作者さんは書けないかと・・・。
特に驚きなのは、ドラマや映画の内容やセリフ、所作をよく思い付くなぁと、脱帽ものです。
難点を言えば、本格活動が凡そ1年程の16歳でトップミュージシャンの不破尚には無理がある。
20代女性に抱かれたい男7位にもかなり無理がある。
更に言えば、芸歴5年の20歳の俳優なぞ、日本ではペーペー。
それが抱かれたい男1位、更に無理がある・・・。
脇を固めるのもまた10代が大半。
少女漫画だし、16歳のヒロインに合わせた結果なのでしょうが・・・。

45巻もかなりいい所で『つづく』になってしまっているので、初めて雑誌『花とゆめ』を電子書籍で買ってしまった程・・・。
※原作話終了※

という訳で、原作を忠実に再現している、更に補足までしている、このアニメの2期が12年後の今もないのが、逆に驚きました。

2008年制作アニメとウィベキアでみたので、正直、画力は期待してなかったのですが、上手いし、なんで、2期、3期と続きがないのか、疑問でしかないですね。

監督には敬意すら抱く程、原作を深く理解し、一分一秒目が離せないアニメを見たのは初めてです。
ただ、25話で纏めるのは20話以降辛かったのか、遠巻きの絵が荒くなり、23話から少し飛ばしてましたが、それを差し引いても良作アニメでした。

ネットで調べた所、制作会社は吸収合併されたようです。その会社で作れば良かったのに、つまらないゲイアニメを作る暇があるなら!
ならば、強奪してでも作ろうという制作会社がいないのが不思議で仕方ない。
こんな傑作が埋もれているのが、実に腹正しいです。

それにしても怨キョが動き、喋るのは最高に愉快でした。
ヒロインの声優さんは始めは耳障りな声でしたが、坊、幼少期、恐キョを一人でやりのけてしまう。結構な演技幅の広い声優さんで、驚きました。

因みに、怨キョがレイノに捕まるシーンが見たいので、24巻辺りまでやって欲しい。あとヒール兄弟が見たい。やっぱり3期までやって欲しい。
(願望が膨らむ膨らむ)

アニメの難点を言えば、神様が作った箱の中身は怨キョではありません。25話(12巻では)謎とされているので仕方ないとは思いますが、作者さんに指摘して欲しかったな。

お願い、NHKさん・・・。
理解のできない崩壊の一途を辿る『進撃の巨人』より、スキップビートの2期、3期アニメを作って下さい。
凄い、いいところでアニメが終わってるのよぉぉ!!!今からなの!面白く、更に伏線が増えていくのが!!!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

ふわふわマショマル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

次観たい!それを実現させるには?

アニメ観た後、コミック37巻まで購入。
原作が14年続いてると知ってビクッリ〜。
敦賀蓮がフェミニンで小西克幸さんの声は度ハマりですね。
尚役の宮野真守さんも現在2016年ですので大分前の放送でしたが、あの頃はハマリ役です。現在の宮野さんの蓮役も出来そうな気がします、観てみたいです。

皆さんが、何故あの終わり方で2期が無いのか?
私もハマったアニメだったので気になり、Wikiってみましたら。
制作アニメ会社が放送後、他のアニメ会社に吸収されて、放置されてる様です。
私は、その吸収された会社のHPを訪ねて、問い合わせてみました。
是非、2期が観たいっという内容です。

2期作るつもりだったけど、会社が何らかの事情であのまんまで終わってしまっのではないかと思われます。その結果、原作が売れたのではないかと思われます。
作品自体も良いから勿論、コミックまで購入するわけですが。。。
絶対に気になる、これからっとい時の終わり方なので、原作買う覚悟で観た方がいいかもしれないですね。(笑)

現在もなお原作が続いているので最初はコミックで追いましたが、何ヶ月も待てずマガジンに手をつけてしまった程、私的には度ハマりなストーリーでした。

特に芸能界がよく描かれてる良作品だと思います。
三角関係ですれ違う心の心理描写がスパイスたっぷりですね。
心理学か?男の世界も知り尽くされ、作者の人生経験値高い?っと感じましたので、Wikiりましたら、やはり素敵な歳を重ねた年代の女性でした。

あんな世界で、あんな事が有りそうだし、狭い世界なのできっとよく会うでしょうし、あの世界で恋多き人は大変だなぁ。。。っと想像しちゃいました。
キョーコちゃんのキャラがすごく良いです。芸能界はあの位猪突猛進でないと、生きていけないのですね。

男性よりは女性の方がハマりやすいですね、きっと。
何度見ても、コミック読んでも飽きない程に私はお馬鹿になってしまったほどでした。是非、大好きになった人は現在の会社に問い合わせるのもいいかもです。
問い合わせ先は、http://tyo-animation.com 問い合わせからできると思います。

追記 : 40巻記念盤のCDでは、蓮とキョーコちゃんのイヤ、精霊コーンとキョーコちゃんのストーリーが聴けて感動!! 声優のお二人もこのアニメを再び演じたいと言ってました。やはり、あの続き見たいですね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

じぇりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

少女漫画原作モノでは最も好感が持てたヒロイン

アイドル戦国時代と言われる昨今。
ポッと出の、まだまだ普通の女の子にしか見えない彼女たちは、しかし口々にこんなことを訴えてくる:

「子供の頃から、芸能界に入るのが夢だった」

「一生懸命やっていれば、願いは必ず叶う」

「みんなに夢を届けるお仕事がしたい」

…嘘くさいと思ったことは無いだろうか。
現在の芸能界は門戸自体は広く、入るためのハードルも低くなってきているため、いずれは淘汰されるであろう供給過多の状況で、「頑張っていれば、夢は叶う。皆に気付いてほしい!」と言われても…10年後の彼女たちから同じ言葉が聞けるとは到底思えない。

それに比べ、自分の青春を捧げてまで献身的に尽くした男に手酷く捨てられ、その復讐をすべく芸能界入りを目指すヒロイン・キョーコは、そんな上っ面な夢を語る女の子よりもずっとリアルで好感が持てる。

ロックシンガーとしてブレイクした尚からばっさりと切り捨てられた時点で、キョーコの尚への執着は殆ど消え去っている。

潔いほどの立ち直り。「復讐」というより、「キレイになって見返してやる!」「あんなイイ女を振って、惜しいことをした…と思わせてやる!」的な発想である。
未練タラタラに昔の男を追い掛け回すのではなく、むしろ追い越してやろうという思い。非常に共感できる。

そしてキョーコはその気持ちを全く美化せずに、真正直に表に出す。見ていて小気味良い。
怨みや憎悪の念をばらまき散らすシーンは、毎回コメディタッチで描かれていて、クスリと笑える。

芸能の世界に限らず、仕事でも勉強でも成功を収めようと思ったとき、ポジティブな感情だけでは充分なエンジンにはならない。

「あの人には負けたくない」「悔しい」「今度こそやり返してやる!」という思いが、時に人を駆り立てるものではないだろうか。

キッカケなど何でもいい、動力源があれば、徐々にそれが純粋な追及へと変化していき、いずれ花が咲くこともある。

登場人物それぞれのモノローグが多く、自分自身の本当の気持ちや間違いに気付いていくプロセスがとても丁寧に描かれていた点も良かった。

また、ヒロインを筆頭に、特に女性キャスト陣の好演も光っていた。

思わぬ良作に出会えた。
男性が見ても楽しめるアニメではないだろうか。おススメ!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

59.7 8 芸能界でライバルなアニメランキング8位
AKB0048(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (297)
1179人が棚に入れました
21世紀初頭、惑星間航行技術を巡って世界大戦が勃発。人類自らが生態系に大きなダメージを与え、地球外への脱出をよぎなくされた。
宇宙へ生活の場を移した人類の新たな歴史、それは「星暦00年」をもってスタートする。間もなくして、超銀河連合(仮)の支配・統制により、“芸能”や“歌”が“人のココロを乱すモノ”として規制される“芸能禁止法”が成立。一部の地域(芸能絶対防衛圏)を除いては、芸能活動は厳しく罰せられる事となった。アイドルが次々に姿を消していく・・・人類のココロは暗い闇に包まれていくのだった――

声優・キャラクター
石田晴香、岩田華怜、佐藤亜美菜、佐藤すみれ、仲谷明香、秦佐和子、三田麻央、矢神久美、渡辺麻友、神田朱未、田村ゆかり、堀江由衣、植田佳奈、能登麻美子、白石涼子、沢城みゆき、中原麻衣、川澄綾子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

一話一話の出来の良さに溜息が出る《隠れすぎの名作》

◆AKB秋元康・企画/岡田磨理・シナリオ/サテライト・制作の見事な化学反応

AKB48の総合プロデューサー・総企画元の秋元康氏が何故にアニメ企画を?と思っていたら、本作よりも17年も前に、『りりかSOS』(1995年)という、今では知る人ぞ知る名作を原作プロデュース&楽曲提供していて、もともとアニメ業界とは関わりのある方だったんですね。

その秋元氏の企画に、『マクロスF』(2008年TVシリーズ、2009・11年劇場版)を制作し終えたばかりの河森正治氏&サテライトが取り組んで、同作ばりの世界観設定(※とくにメカ設定を始めとするSF設定)を入念に施し、なおかつシリーズ構成に、あの岡田磨理氏を起用した(※第1期の全部と第2期の約半分の脚本も担当)というから、まずスペック的に本作が面白くないはずがありません。

最近その『マクロスF』をTVシリーズ(全25話)&劇場版(2本)とも再視聴したついでに、同じサテライト制作の本作も再視聴してみて、やはり感じたこの出来の良さ!
今回、本作の評点を見直すにあたって、やはり『劇場版マクロスF』(※個人評点 ★★ 4.6)には一歩及ばないけれども、『マクロスF(TVシリーズ)』(※個人評点 ★ 4.4)よりも、特に本作の第1期の方はずっと出来が良いと思いました。

・・・ということで、気になった方は、第1話だけでもお試し視聴を!!!

※それにしても、本サイトのこの異常な低評価は一体???あにこれ初期の参加者の方々の目は節穴だったのか???
※本作の放送当時、AKB48グループに在籍していた実在アイドルたちがほぼ全員引退して、わざわざバッシングしてまわるアンチも居なくなった今だからこそ、冷静に本作の真価を問うべし!!


◆視聴メモ(第1期)
ネタバレレビューを読む

◆視聴メモ(第2期)
ネタバレレビューを読む


◆制作情報
ネタバレレビューを読む


◆期別評価

第1期 ★★ 4.6  (13話) ※2012年2-7月
第2期 ★  4.3  (13話) ※2013年1-3月
----------------------------------------
総合  ★  4.4  (計26話)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

==================== AKB0048 (2012年2-7月) ==================
ネタバレレビューを読む
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)5、★(良回)5、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.6

OP 「希望について」
ED 「夢は何度も生まれ変わる」


================ AKB0048 next stage (2013年1-3月) ==============
ネタバレレビューを読む
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)5、☆(並回)3、×(疑問回)2 ※個人評価 ★ 4.3

OP 「主(あるじ)なきその声」
ED 「この涙を君に捧ぐ」

------------------------------------------------------------
※以下、以前のレビュー

(旧タイトル)アイドルものだけど殆ど魔法少女のノリでしょ

※第2期(AKB0048 next stage)も含めた感想です。

藍花星(ランカスター)という、芸能が半ば禁止された炭鉱か鉄鉱石鉱山のある星に生まれ育った少女達がアイドルとして成長していく話です
(難波星(ナニワスター)とかその他の星の出身の子もいます)。
その他にも秋葉星(アキバスター)とか熱海星(アタミスター)とかツンドラスターとか・・・変な名前の星が色々出てきます。

キララという謎生物(というより神霊?)の設定が絶妙。
これが要所で出てくるために、登場する少女たちはあくまで普通の人間のはずなのに、ほとんど魔法少女のノリになっている笑。

ネタバレレビューを読む

あにこれの評価はイマイチみたいですが、私的にはかなり楽しめました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 25

Smog さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

圧倒的な作り込みがすばらしい!AKB声優で損をしている反面、プロ声優のすごさがよくわかる作品。

オリジナルアニメーション。
全13話。
2013年冬アニメとして2期が放映中です。

芸能活動が違法となった宇宙で、銀河を股にかけた人気を誇るAKB48継承者ががんばるお話。
実際のAKB48メンバーが声優としてキャスティングされていることが話題となった作品です。

一番の見所は、逆説的になってしまいますが「AKB声優以外」です。
脚本&シリーズ構成は岡田麿里さん、総監督は河森正治さん、監督は平池芳正さん、AKB以外の声優陣も豪華すぎます。
これだけ豪勢なスタッフを揃えれば、「お金に物を言わせた」という批判はあってしかるべきでしょう。
ただし、有名どころを集めたからといって興行的に成功するとは限りませんし、良いアニメとなるとは限りません。
そういう意味では、全体的によくまとめあげた作品だったと思います。

ストーリーについて、反骨精神たっぷりの非合法アイドルが活躍していく物語です。
AKB48が世襲制となっていて、その設定がうまく活かされています。
芸能活動をすると死刑になるのか!というくらい取り締まりが厳しい世界で、ロボバトル要素も取り込みつつストーリーが展開します。
「選ばれたアイドルになる」という泥臭い舞台裏をうまくオブラートに包んで、キレイな青春物語に仕上がっていたと思います。

作画について、すばらしい作り込みでした。
何気ない1シーンにもきらびやかな1ポイントが付け加えられているなど、終始キラキラしていた印象です。
戦闘シーンも迫力満載で、とても見応えがありました。
キャラの表情、背景、動きなど、すべてにこだわりを感じた仕上がりでした。
また、キャラデザのある部分に特徴があり、狙いすぎかとも思いましたが、今までにない発想でしたので、とても斬新でしたw

音楽について、AKB48がモチーフですので当然なのですが、AKBの挿入歌、OP/EDが多用されています。
別にAKBが嫌いというわけではないんですが、違和感がありました。
「アニメでAKB?」という否定的な先入観を払拭しきれなかったのかもしれません。
BGMや効果音などに違和感はありませんでした。

声優さんについて、やはりAKB48メンバーの演技がヒドイです。
いくらAKB内から選抜したと言っても、素人は素人でした。
その反面、プロ声優陣はとても豪勢です。
沢城みゆきさん、堀江由衣さん、田村ゆかりさん、能登麻美子さん、白石涼子さん、植田佳奈さん、中原麻衣さん、川澄綾子さんなどが出演されています。
不思議と、AKB声優とプロ声優のからみはAKB声優もうまく聞こえました。
また、最終話に近づくにつれ、AKB声優もうまくなっていたように感じます。
経験値を蓄えて2期でどう化けるかに期待したいです。

2013年冬アニメとして2期が放送されていましたので、視聴を決意しました。
総評として、1期を見たならば2期も見たいと思えるクオリティです。
声優陣がすべてプロだったのなら、絶賛していた作品かもしれません。
もっとも、AKBという要素を失うとマーケティング的には失敗な気がしますが・・・。
声優重視でなければそれなりに楽しめる作品だと思います。

AKB48が好きな方、作画重視の方、声優重視「ではない」方にオススメしたい作品です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 30

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こんなにも熱い作品だったとは・・・彼女達の流す本気の(;_;)に、私ももらい泣きしちゃいました(//∇//)

リアルではアイドルを見ることは殆どありません(時間も無いので・・・^^;)。この作品も放送されているのは知っていましたが正直見ることは無いだろうと思っていました。ところが、先日BSアニマックスで再放送があり・・・そして、キャッチさせて頂いている方のレビューの評価が高かったので、興味本位で視聴を始めました^^;

この物語の舞台は、21世紀初頭、人類が地球を脱出し芸能禁止法が施行された宇宙です。この芸能禁止法の影響は大きく、あらゆる芸能活動が禁じられた事により人々の活気は着実に減少していました。

そんな中、AKB0048は非合法アイドルとして、アイドルに会いたい・・・歌を聴きたいと思っている人達のところに会いにいくアイドルとして活動していました。
でも、そのような活動からAKB0048はテロリストとして認識され、様々な妨害を受けるようになります。それでも、自分達の信念を貫くために武器を手に取り、ライブしながらステージやファンを守るために戦うのです。

このステージやファンを守ろうとする彼女達の気持ちは、半端なく熱いです^^
それは、ファンに歌を届けたいというアイドルとしての責務があるのですが、それだけじゃ無いように思いました。
誰もがAKB0048に入ってステージに立てる訳ではありません。日々の努力だけではなく運を掴み取る力も必要なのですが、それでもステージに立てない人も居るのです。ステージに立つ人間には、立てない人達の思いも背負わなきゃいけない・・・だから気持ちが熱くなければステージに立ち続ける事ができず・・・この熱い気持ちが終始ブレないので、こちらにも熱さがビンビン伝わってくるのだと思います。

この作品では、第75期の研究生2名と77期の研究生7人が主要登場人物となっているのですが、彼女達の成長過程が描かれています^^

AKBの作品だけあって、山のようにAKBの挿入歌が流れるのですが、私が特に印象に残ったのは、OPの「希望について」とEDの「夢は何度も生まれ変わる」の2曲です。どちらも曲調とアニメがマッチしていて良いのですが、OPのアニメには彼女達の全てが凝縮されているようで、このOPを見るたび鳥肌が立っちゃいました^^; 
そして、OPで彼女達が(;_;)するシーンがあるのですが、作品を視聴していると彼女達の周りで起こる色々な事が走馬灯のように頭の中をぐるぐる巡り・・・私も思わず貰い泣きしてしまいました(//∇//)
OPで(;_;)が出てくるなんて・・・「花咲くいろは」以来です(//∇//)

それと、この作品のCVにはAKBのメンバーと声優さんが混在しています。特に声優陣は超豪華です^^
堀江由衣さん、田村ゆかりさん、能登麻美子さん、白石涼子さん、植田佳奈さん、中原麻衣さん、川澄綾子さん、沢城みゆきさん・・・もう凄いとしか言い様がないです^^;

アイドル作品だといって侮ってはいけない、あちこちで感動できる作品でした。この作品には続きがあるので、そちらも絶対視聴しようと思います^^

投稿 : 2025/03/01
♥ : 22

66.7 9 芸能界でライバルなアニメランキング9位
覆面系ノイズ(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (197)
923人が棚に入れました
歌が大好きな少女 ニノは、幼馴染で初恋の相手 モモと、作曲が得意な少年 ユズ、それぞれと幼いころに離れ離れになってしまう。
「いつの日か、歌声を目印にニノを見つけ出す……」
二人と交わした約束を胸に、信じて歌い続けてきたニノ。
高校入学の日、彼女たちの運命は音となり、唐突に鳴りはじめた……!

「ぼくたちは ほんとのこころを かくしてる」

声優・キャラクター
早見沙織、山下大輝、内山昂輝、小野大輔、高垣彩陽、福山潤

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

原作コミックス12巻まで読んで(6話まで視聴して)。

※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です

>1話まで視聴して
少女マンガ原作なのかな?。そっちは未読です。
ほとんど事前情報ナシで、PVで「音楽系アニメなのかな~?」程度での視聴でしたが
中盤くらいでヒロインの歌声が早見さんだと気付き、自分の中で異様にテンションUP↑↑!!。
それも、自分が今まであまり聴いたことのないような早見さんの歌い方!。
言葉にすると陳腐になってしまうかもですが
「枠にハマりきらない、はみだしてしまう歌い方」・・かな?。

この時点で自分の中では、余裕で視聴確定でした!。
原作組の方は、それぞれ脳内でイメージされてた音源が重なりながらの視聴に
なってると思いますが、原作組の方はどう感じてるのかな??。
アニメで初見の自分としては、惹かれまくってます♪。
普段なら、まず少女マンガっぽいキャラデザに引いてしまう可能性大なのですが
本作ではまったく関係なく、引く前にもっていかれてしまいました!!(絶賛)。

さらに追い打ちをかけるように、〇角関係展開なのかな?。
1話にしてウマい引きだな~って感じました^^。
もう、2話を観るしか選択肢は残されていません!!。

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>2話まで視聴して
今のところ順調に楽しめています♪。
それぞれがどんな想いを抱いているのか少しずつ見えてきて
どの立場にも少しずつ共感し始めています。

早見さんを中心とした△関係・・・と言えばっ!
自分にとっては”あの作品”が真っ先に浮かんできてしまいます!!。
さらにその3人の間に流れる早見さんの歌声!!。
ああ、もうこの要素だけでたまりません^^。

原作も非常に気になってきました。
アニメを追い越さない程度に試し読みしてみようかとも思っています。

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>3話まで視聴して
順調にハマってきています!。
やっぱり自分は早見さんの声も歌い方も好きですし
その演技と歌が”このアニメ版が表現しようとしてること”にあっていると感じています。
1話で、あえてああいう歌い方だったことにも納得できたし
あれはあれで個人的には絶賛だったりします!。
今後の歌い方の変化も楽しみですね♪(演技するのは大変だと思いますが)。

あと1点、ちょっとだけ残念だったのは”某キャラの理由付け”ですね。
普段普通に〇〇できているのに、〇○だけ〇〇ないっていうのは
実際そういうことがありえるのでしょうか??。
両方とも〇〇〇〇くなってしまう気がするのですが・・。

次回予告での4話タイトルも上手いですね。
原作を読まずにガマンしている自分としては
今後誰と誰が同じ音楽で繋がっていくのか
来週までの1週間、ずっと気になってると思います^^。

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>4話まで視聴して
待ちきれずに原作コミックスの1巻2話あたりまで、さわり程度にちらっと読んでみたのですが
それだけでもアニメでは触れられてなかった逆ネタバレ?・・が><。
「ああー、やっぱそうだったんですねー」
アニメ版での少しずつ見えてくる感じの構成も気に入ってるので
そこから先は原作読むのガマンすることにしますw。

では本題の4話ですが、期待どおりガッツリ展開してくれました!!。
最後の方で、中途半端なところで終わってしまわないかやきもきしてしまいましたが
ガッツリ自分の満足感を満たしてくれました♪。

これまで(1話~3話)の各キャラのセリフや態度に
少し違和感や疑問を抱くこともありましたが
話が進んでいくごとにそれらが少しずつとけていく感じがして、それがすごくいいんです!。
まだまだ予想外に展開していってくれそうで、楽しみが膨らみます!。

話が進むごとに、曲も増えていってますねー。
演奏の疾走感もすごくいいし、ボーカル違いも楽しめておいしいです。

★の評価、上昇しました。

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>待ちきれずにコミックスをもう少しだけ読んで
アニメを追い越してしまわないように
アニメ4話終了時のところまで原作読んでしまいました~♪(読みたい誘惑に勝てずw)。
そこでやっと気付いたのですが、順番構成?や演出とかが若干異なるようですね。。
今のところは許容範囲内?の変更かなとは思いますが、やはり印象が違ってきますね。。
アニメ版の演出も好きなのですが、原作の方が明らかに良い場面もあり(どっちも素晴らしい)
結論としては、並行して補完しながら見て行くと、2倍以上に楽しめそう!ってことです♪。
同じ進行状況でも、原作読んで「そうだったのかー」とより深く理解できますね。

少女コミックスは、”柱”っていうんですか?原作者さんがちょこっとイラストつきで
コメント入れる・・のが定番なのかな?。それが本作の原作版も凄くいい!!。
それを見て初めて知ったのですが、コミックス2巻の時点で既にドラマCDが出てたのですね!。
それも、アニメ化で若干のキャスト変更はあるものの
この時点で早見さんと高垣さん等確定してたのですね!!(驚愕)。
高垣さんって正直あまりよく知らなかったのですが
本作での登場キャラ+歌声で知ることができて、とても感激しています。


(本作で流れる曲名も少しずつ覚えてきたので、曲感想も唐突に順次追記していきます)
♪スパイラル
早見さんの歌い方に尽きる絶品ですね!。
例えるなら今まで自分が他作品で聴いていた早見さんの歌声はクリーントーンの美しい歌声。
本作のはディストーション系の歪みが絶妙の、ある意味魂の嵐が込もった歌声!!。
・・ただやっぱり気になるのは、早見さんの喉ですね><。
イベントで生で歌うのは控えた方がいいかも?って思ってしまうほどに、喉には過酷かも。。
・・でも聴けることなら聴いてみたい!、というジレンマw。


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>5話まで視聴して
もう放送されたらまず2回視聴するのがルーチンになってしまいました!。
そしてその後で原作コミックスでおさらい・・って思ってましたが
なんかだんだん原作読む時間の方がメインディッシュになりつつあります!!。
やっぱ、ほんの少しずつ微妙に演出変えてますねえ・・。
確かにアニメ版でも伝わってきますが
原作コミックスに記された文字列を読むと
・・さらに不意に涙がにじみ出てきてしまいます;;。

アニメ版では現実に会話してるセリフかなって思ってた内容が
原作コミックスでは、あくまで胸の内に秘めた言葉ととれる描写だし
そんな細かなところでも、ぜんぜん印象が違ってきますよね・・><。

あと、ちょっと気になったのは、アニメ版の作画です。
4話まではあまり気にならなかったのですが、最近原作コミックスの
福山センセイの繊細な線画に心を奪われてしまってからは
どうしても、アニメ版の作画が
せっかくの声優さん方の素晴らしいの演技に追いついていってないかな?
・・と感じてしまうのです。。
(原作コミックスの表紙絵は1巻~12巻まですべてが絶品でした!!)

今回はコミックス3巻の最初ちょっとまでで続き読むのガマンしてるのですが
2巻を読み終えた際、巻末の3巻予告シーンを不意に目にしてしまったため
今、堪らなく続き読みたいモードに陥っています・・・。

あと、アニメ本編で今回終盤で歌われたあの曲
あれはCD版とはまた違ったあくまであの場面だけでの歌声なのかな?。
CD版では違ってくるのかどうかも気になってたまりません!。
CD発売も来週までおあずけなんですねw。

★の作画評価、下がりました。

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>がっかり報告(速報)
in NO hurry to shout「ハイスクール [ANIME SIDE] -Alternative-」(初回仕様盤)の
特典DVDにガッカリ・・。
てっきりアニメPVフル(イノハリLIVE映像)だと思ってたら
ニコ動チックな動画が・・・。
・・・「リリックビデオ」って、何??????。
歌詞カード見るわ~い。
どこに需要があるんでしょうか・・・・。
なぜこれをつけた・・・。
動画のクオリティがどうのこうのじゃなくって
(動画はVOCALOID動画とかであれば文句ない作品だと思います。m( __ __ )m )
なぜこの内容のDVDをつけようという企画になったのかを問いたい・・><。

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>原作コミックス5巻まで読んで
はい。我慢できませんでした。
3巻から5巻まで一気に読んでしまいました!!。
たくさん泣かされたり、ニヤニヤさせられました^^。

原作、まじでサイコーです!!!!。

いやー、よくアニメ化に踏み切りましたねえ♪(←驚きと感謝の言葉。ペコリ(o_ _)o)))。
この部分のアニメ作る覚悟は、並大抵じゃないでしょ。。
かなり大変だと思うけど、ぜひぜひ頑張ってください!。

現在までにシングルのCD3枚発売されましたが、
4枚目のカナリア試聴分含めて、どれもすばらしいクオリティだと思います!!。
5、6枚目も俄然楽しみになってしまったので、発売日早めてもらいたいけど
アニメの進行待ちでの発売なんでしょうね~。当然><。
「ノイズ」楽しみだな~♪。

アニメ版でもまずまず楽しめてた、ちょいちょい差し込まれる「デフォルメキャラ」ですが
原作版は作者様のカエル?含めて、さらにさらに数十倍クオリティ高いです!!(お気に入り)。
そのクオリティに早見さんの演技が負けてないのがスゴイ!!(完全に同調してる)。
某別作品「ようじょしぇんき」のようなものも出来れば作ってほしいなー(アニメ版)。

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>原作コミックス12巻まで読んで
土日に原作12巻まで一気に読みきってしまいました!。
ずっと濃度が濃いまま突っ走ってるので止め時が全くありませんでした。
読み終えた後は、13巻が発売されるまで読めないな~と思うのと同時に
どっと疲れを感じてしまいましたw。
読んでる間は夢中で、読むのも突っ走ってしまいましたが
どんどん展開していくので、息継ぎせずに読んでたのかもしれません(←例えです)。
・・なんか少女マンガの恋愛がらみの作品って
読み終えたあとで冷静になって考えてみると、息苦しくなってしまう感覚がありますね。
でも、原作は最高でした!!(原作オススメです)。


>6話まで視聴して
・・はい。原作を読んでしまったために、視聴する感覚が変わってきてしまいました><。
既に原作でいろんなシチュエーションの脳内イメージができあがってしまったため
アニメ版での大事なシーンでのアップ作画や
ほかにもセリフ等でのふとしたニュアンスの違いに違和感を感じるようになり
終盤では、若干視聴が困難になってしまいました・・。

・・ああ、これは自分の中での
 ①「アニメ初見でハマる」
⇒②「我慢できず原作でさらにハマる」
⇒③「アニメ版に帰ってこれなくなる><」
のパターンのやつかもしれません・・。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

jujube さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

音楽はガッカリだけど、物語は末広がりな予感。[完走後追記]

最近バンド物が増えてきて、これもその一作。
バンドと聞いたら、見ちゃうんだよね。
少女漫画(低年齢層向け)特有の目デカなキャラデザには拒否反応が起きるんだが、それを無理して(笑)


2話まで視聴。
音楽はね、さすがにラウドロックと早見さんの声質が絶望的に合わんわ…
ワザとやってんのか?ってなノイズだよ、ありゃ。タイトルがノイズだけに。
早見さんはメロディーあれば上手いだけに、楽曲ちゃんと調整しろよ。

周囲の反応とか、持ち上げ方とかジョークになってしまったよ。
逆に音が無い原作を読んでみたくなった。

ストーリーはそれくらいには予感を感じさせるけど。
深夜アニメでこれくらいゆっくりな導入なのは久しぶりかな。
雰囲気を保ちつつ、今は仕込みを作ってる感じ。
まだ何がどうなるのかも分からないけど、主人公のメンヘラヒロインが幼馴染み2人から(会えなくても)想われてる設定なのか。
主人公が高校入学を機に、幼馴染みと再会できたり、できるのか?ってところ。
でも昔から地元?に住んでる主人公に、どうして会えなくなって、どう戻ってきたのか謎が多そうな2人。
3人は音楽で繋がれるのか。

少女漫画だけど、あまり恋愛色強くないのはさすが白泉社だね。
(ただ、実写の自社CMは止めとけwあれは酷いw今のJKはあんな似非韓流が良いのか?何度か流れてキツい。)

これから恋もバンドもライバル?な元ボーカル女子も暗躍しそうだし。
実際、芸能界に〜て展開もしそう。

バンドの楽器隊は上手かったから、今後そっちをしっかりやってくれればいいな。

それにしても女の子顔のチビ(コミュ症、不登校児、留年)が普通にモテる世界、少女漫画も柔軟になったな…
あのツンデレは意味分かんねぇよ…
ウッ!156cm…リアルならhydeか!(笑)


ーーーーーーー
<最終話完走後追記>

2話くらいまではストーリー的に動きが余りなかったけど、
3話以降の動かし方は中々面白かった。

しかし、ボーカル変更は無理がありすぎるw
あれでファンが気づかないとかありえないっしょw
黒猫バンドの歌(声)聴いたら一発アウト!

しかし、終盤までメインカプすれ違いパターンで行くかと思ったら、わりと早い段階で顔バレとかw
モモ(初恋の幼馴染)ということがニノ(ヒロイン)にバレたら即退散してしまうってのがアニメだけだとイマイチ分からん。
ニノに正面切って向き合えないとか、そんなビビりなのか?!
同じ学校のままで俺に近づくなオーラでも良かったと思うんだけど。
それにしては、そもそも高校で再会する背景とか、語られてないけど片手落ちな気がするわ。
舞台は都内でも無いし、湘南かどっかじゃなかったっけ?
芸能物なら都内舞台が妥当だろうに、よりによって湘南を舞台にする意味とか。
そもそも出身地ならニノに会う可能性なんて高いだろうに、それこそ何の覚悟でモモはこの学校に?ってなワケで。
それにその近辺に住めるマネージャー?高校生DKと同居とか面倒見切れなくない?
都内居住じゃないと仕事上死ぬのに、自己犠牲強すぎじゃね?
なんて現実感が襲ってくるけど、まるっと無視して(笑)

モモの同居人(マネージャー)が好き発言の真意も深いところが分からなかったゾ。
ニノにそれを言う彼の本意が分からないというか、マネージャーに対して全然そんな雰囲気本編に無いし。
対してモモのニノ好き好きオーラはめっちゃ出てたけど。


逆におチビのユズくんは、1話からすぐに手のひら返ししてニノに一直線…だけど空回りてのが可哀想すぎた。
いっつも損な役回りですわ。
モモにはライバル発言するけど、それをニノに言えと。
原作はまだ続く…から、いつかどこかでちゃんと告白すると思うけど。

つーか、学校で軽音部で演奏してて良く身バレしないなコイツラ。。。


ニノは相変わらず人の話しを聴かないキャラでアレだけど、
ライブでそのメンヘラが大爆発してた表現は凄く良かったよ!

この原作者は男キャラの描き方は浅いけど、
女キャラに至っては切り込んでいけてる、かな。


アニメとしては、特に最終回は構成がとても良かった!
一本ストーリーの通った流れながら、ライブと交互に見せていくシーンが秀逸。
また、ライブの迫力というか、カット割りとかがこのアニメは凄く上手かった。
(歌はまだ許容できないけど、この際目を瞑ろう。早見さんは誰かが言ってたけど、バラードは良くてもエモ系は駄目なんだな。歌に感情が入らないというか。)
ライブ中のハプニングと、どんでん返し。ニノのライブに対する凄みが増していく様は見ていて高揚感がある。
一番緊張感あるシーンがライブシーンだったのは自分としては最後まで見て良かったなと思わせてくれた。

ただ、ライブシーンで一部CGを使ったのはガッカリだったけど。
CGは全くこのキャラデザと馴染んでいないどころか、等身が違いすぎて違和感バリバリ。
天井から真下を写すところなんて、CGキャラが延々くるくる回りすぎて冗長。
良いと思われたそれまでの緊張感をぶった斬りにするような気の抜けた感じになっていた。
本当にその表現が必要だったのか?とか、そもそもそこまでしてCG使う必要あるか?とか、手書きで別の表現に置き換えることができるだろとか、多少は言いたいことはある。

それでも前述したような、ライブシーンをより強烈に魅せるカット割りや、観客との距離感とか、フェスでの盛り上がりとか、近年のバンドアニメの中では一歩突出して上手く描けていたように思う。

この先は、いかようにでも続く終わり方だったけど、
まだまだ描くべきところが足りないかと思われるので、
白泉社だし、2期が出来たらイイネ♪
てゆーか、実写化くるしワンチャンあるか?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

♪寝ても覚めてもさえずるの あたしまるでカナリヤ…♪

この作品の原作は未読ですが、ここ最近特に大活躍のはやみんが出演されることを知り視聴を決めた作品です。
音楽を題材にした作品はこれまで山ほど放送されてきましたが、この作品ほど感情をストレートに曲に乗せた作品は無いのでは…?
と思えるほどの熱量を感じた様に思います。

この物語の主人公は、「ニノ」と呼ばれる高校1年生の有栖川 仁乃…
彼女は家が隣同士で幼馴染のモモと大の仲良しで、小学校の頃は一緒に登下校したり一緒に大好きな歌を歌ったりと彼女にとって充実した日々を過ごしていました。

けれど、ある日突然モモがニノの前から急にいなくなってしまったんです。
まるで自分の半分がぽっかりと抜け落ちてしまったように落胆するニノ…
でも、小さい頃に交わした約束を頼りにニノは歌を歌い続けてきました。

そして、時間は流れて高校に進学したニノは、幼いころ挫けそうな自分を
励ましてくれたユズ(杠 花奏)に再開するんです。
幼いころ音楽で励ましてくれたユズは、今でも音楽を続けていました。
ユズとの出会いがニノが幼い頃にモモと交わした約束を加速させながら物語が動いていきます。

レビューを書き始めたこの段階でふと思いました。
この作品のレビューは「どこからがネタバレなんだろう」って…
考え出したら良く分からなくなったので、物語にはあまり触れないようにしたいと思います。

この作品…兎にも角にもはやみん演じる「ニノ」の迸る熱量が半端ありません。
小さい頃から気持ちを全部歌にぶつけてきたから…
気持ちをぶつける相手が「歌」しかなかったから…かもしれません。
海岸で海に向かって歌い続ける彼女の後姿を何度も見てきました。

彼女が歌と真摯に向き合うのは、モモと幼い頃に交わした約束があったから…
けれど、時間が経てば経つほど曖昧さが増して、吹けば飛ぶような約束だった事もまた事実です。
だから彼女は全身全霊で歌い続ける事で必死に約束に縋り続けました。

その結果の一端…彼女がバンドのボーカルとして歌うシーンがあるのですが、彼女の歌声に…正直圧倒されちゃいました。
「♪抗え、君の声 掠れる螺旋…♪」

ニノは思いを全部歌に込めるから歌声は…魂の叫びになって私たちの五感に訴えてきます。
挿入歌である「スパイラル」が流れる第1話から全力全開…必死にしがみつかないと振り落とされてしまいそう…

でも歌ってただ気持ちを込めて歌えば良い…というモノじゃありません。
様々な人との触れ合いを通して、ニノは音楽に対する様々な切り口を身に付けていきます。
こうして5話で流れる挿入歌「カナリヤ」を迎える訳ですが…
正直この回は鳥肌モノでした。
小さい頃からずっと約束だけを頼りにしてきたのに全否定されて…
それでもステージに立たなければいけなくて…
もう頭の中はぐちゃぐちゃ…

けれど、ニノには新しい目標ができました。
「歌を届けること」「振り向かせること」
でもその目標に対して自分はまだ全然足りない事を思い知って、堰を切った様に溢れ出る歌詞と共に一気に物語が動き始めます。

ここから先は物語の流れに身を任せながらニノの紡ぐ音を楽しめば良いと思います。
火傷しそうなほど激アツなサウンドに包まれながら物語の行方を見届ければ良いのだと思います。
この熱量…音楽系の作品に限らずこれだけ持っている作品も中々ありません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、深桜(高垣彩陽さんの)「ハイスクール」
エンディングテーマは、はやみんの「アレグロ」
挿入歌は6曲ありましたが、ニノの歌う「スパイラル」と「カナリヤ」がお気に入りです。

1クール12話の物語でした。
この作品ははやみん目当てで見始めましたが、ニノの激しい激情を見事に演じきったはやみんの新しい一面を見た気がします。
ニノは歌うときに本当に叫ぶから、きっと誰にでも演じられる役では無いのだと思います。
正直声が潰れちゃうんじゃ…なんて心配するくらい激しい役どころでした。
流石はやみん…はやみん凄い…何かもうこんな言葉しか出てこないくらい圧倒された気がします。
しっかり堪能させて貰いました。
続編が放送されるなら是非視聴させて頂きたいと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

66.3 10 芸能界でライバルなアニメランキング10位
アイカツ!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (190)
831人が棚に入れました
「私のアツいアイドル活動! “アイカツ!”始まりますっ!」
主人公の星宮いちごは、ごくごくフツーの中学一年生の女の子。
ところが、親友のあおいに誘われてアイドル養成の名門校“スターライト学園”に編入したことで、いちごをとりまく世界がガラリと変わってしまう。
さまざまなライバルたちと出会い、アイドルとしての心得を学びながら、いちごはアイカツカードを使って数々のオーディションに挑戦していくことに。
新人アイドルいちごの、明るく元気なアイドル活動が幕を開ける……!

声優・キャラクター
諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香、寿美菜子、能登麻美子、瀬戸麻沙美、松谷彼哉、保村真

赤坂 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

おじさん大量生産機は伊達じゃない。

アイカツ!と聞いて普通の人が想像するのはゲーム機に群がり、子供達と混ざりゲームに熱中するいい年の大人…まぁ自分もそれの一人、かつ廃人だがそれは置いといて…を想像すると思うが、それには理由がある。アイカツ!はキャラの可愛さに釣られ、ストーリーの稚拙さに目を瞑りながら可愛い歌を聞くアニメ「では無い」。
アイカツ!はストーリーを見るアニメである。特に1~2期は女児アニメ基準で無く、アニメ全体的の基準で見て感動出来る、「イイ」物語だ。

あらすじはこうなる。主人公の星宮いちごは中学生、快活でポジティブな中学一年生、弁当屋の娘だ。親友の霧矢あおいはアイドルオタク、賢く気が利き、誰よりもいちごの事を気にかけている。二人はある日トップアイドルのライブを見に行き、憧れのままアイドルだけが集まる学園、スターライト学園のオーディションを受ける。見事クリアした二人は学園に入り、トップアイドル目指してアイドル活動、アイカツをしていく。

まず、このアニメはリアリティに溢れている。「弁当屋の娘がいきなり有名なアイドル学園に?」「学園生が全員有名アイドルって、流石に無理があるんじゃ?」。確かに、そこら辺はファンタジーな部分はある。だが、アイカツ!のリアリティはアイドル達の感情、夢に向かう表情にある。皆、それぞれの葛藤と情熱を持って進んで行く姿は、正直大人向けのアイドルアニメを越えるレベルで描かれていると言っても過言では無い。主人公がどんどん上に昇って行くのも、主人公星宮いちごの中の人含めた才能、性格、全てが説得力を持たせているので、「それはご都合主義なんじゃないの?」と思わせる部分は殆ど無い。

次に、このアニメは子供向けでありながら、お決まりの王道パターンで子供を愚弄する事が無い。これが大人の視聴者を惹きつける理由かもしれない。例えば、序盤は敵だが徐々に打ち解けて最大の味方になるキャラ、誰かが理不尽な事を言って主人公と喧嘩するがすぐに打ち解ける茶番回、押し付けがましい教育的なメッセージを持つ回…そういう物が全く無い。どの回もキャラの感情、そしてストーリーありきで成り立っている。普通女児アニメには明らかに子供向けで白けながら見る回がよく混ざってくるが、それが全く無い。これはアイカツ!ならではだ。キャラクター達は皆可愛くも大人びていて、純粋に「良い人間」だ。

忘れていけないのはライブのCG,歌のクオリティだ。どの歌もアイカツ!の曲で無い事を知らせずに誰かに聞かせれば、女児アニメから来た物と気付かないクオリティ…と言うのは間違いだろう。むしろ、「アニメの劇中歌」とすら思わないかもしれない。それ程まで完成度が高く「アニメアニメしさ」が無い、普通の、普通のいい歌揃いなのだ。一般的な「アニメオタク」とは違う層の人間にアピール出来たのはこれが大きい。ダンスのCGもレベルが高く(最初の数話はゲーム機から直接モデルを持ってきてるのでヒッドイが、すぐにアニメオリジナルの高ポリゴンのモデルに切り替わる)、キャラクターモデルから演出まで素晴らしい。惜しむらくはダンスの振り付けのバリエーション、そして単純なクオリティが低く、他の面でここまで卓越していながら何故ダンスの振り付けをマトモな振付師に依頼出来なかったのか非常に理解に苦しむ。勿論、見れない程の振り付けでは無いが、圧倒的に他のアイドルアニメに比べて弱い部分だ。

長くなってしまったが、アイカツ!は人生を狂わせるというよりは、人生を必ずカラフルにしてくれるアニメだ。気付けばエンディングのカレンダーガールズをipodで聞く度に感動と別れの悲しみ、そして与えてくれた喜びの全てを思い出して涙ぐむ様になっている。是非、アイカツ!を見て、キャラクター達と共に成長する感動を味わって欲しい。
ちなみに僕はユウちゃんとヒカリちゃん推しです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きらきら輝くアイカツ!の世界☆彡

★あらすじ
普通の中学生だった、星宮いちごちゃんが、親友のアイドル博士、霧矢あお
いちゃんに誘われ、トップアイドル、神崎美月のLIVEを見に行く事に。

きらきら輝いている美月さん、アイカツ!の世界を知ったいちごちゃん。

あおいちゃんに誘われ、美月さんや現役で活躍するアイドルも通う、アイドル学校、スターライト学園の編入試験を受け、合格。
いちごちゃんはあおいちゃんと一緒にアイカツ!生活を始めることになる。

スターライトでは、紫吹蘭ちゃんと出会い、始めは苦手意識を持っていたけど、少しずつ、大切な存在になっていき、3人はなくてはならない親友に。


他にもたくさんの仲間と出会い、いちごちゃんのアイカツ!はもっともっと輝いていく!


…みたいな感じです。文章力がなくて、アイカツ!の良さがあまり伝わってこない、あらすじになっちゃっていますが…笑




★感想 少し長めなので、閉じておきます。ネタバレレビューを読む





★視聴メモ(更新する予定です♪)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 21

okodull さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

6話……あるいは10話くらいまで見て判断して欲しい。

子供向けアニメと侮るなかれ、見続けていくと意外と中身はすごく熱い作品だなとわかるアニメです。

トップアイドルを目指す女の子たちの話。
個人的に私は、アイドルものは、男の子のスポーツものに通じるところがあると思っていて、女の子だけの世界での真剣勝負を描いている作品です。
一人が選ばれれば、他は選ばれない。勝ち負けがある世界の話です。
でも、ともにトップアイドルを目指す仲間でもある。
そういうものを見事に50話かけて描いています。

50話までが、ファーストシーズンですが、ストーリーがすごく綺麗に50話を通して作られております。

ただ、初速がそんなに高いわけではないので、キャッチーさに欠けるのが難しいところ。みんなにもっと見てもらいたい。
3話に少し納得のいかない展開がありますが、そこは我慢して。
6話のシナリオが、とても綺麗だと思いますが、私が面白いなと最初にとても感じたのは10話でした。

なお、ライブシーンは完全3Dですが、最初はこれ全然駄目だろってバランスです。9話くらいから、かなり改善します。
その後、徐々に改善を続けていきますので、そこも楽しみの一環。

音楽の範囲も非常に広いです。
1話で初めて流れる曲が、子供向けアニメでこんな曲を流すのかと、個人的に衝撃を受けました。(子供は歌えなさそう)
ファーストシーズンより、セカンドシーズン以降の曲の方が私は好きかな。
「薄紅デイトリッパー」や「LOVE GAME」などが個人的オススメ。


なお、アイカツ!自体は178話まであるのですが、総評は以下の通り。
1~50話 ファーストシーズン: 完成度が非常に高い。
 とりあえずここまでが一番よく出来てる。
 以降は場合によっては悲しみを背負います。

51~101話 セカンドシーズン: 前半中だるみ、71話から面白くなります。
 そこまで頑張れば、101話まで見る価値があります。
 101話という長いアニメを見た価値を感じさせてくれる完成度。

102~152話 あかりジェネレーション: 主人公変更
 主人公交替に失敗した感じがあります。微妙。
 ただ110話「情熱のサングリアロッサ」が、個人的に最高にアイカツ!を表している回なので、一話だけ見ることを薦めるならその回。
 第一世代が好きなら、125話までは見ることをオススメ。
 そこで、アイカツ!は一度終わりを迎えます。

152~178話: ちょっと存在意義が分からない。
 最後の終わり方は、それまでアイカツ!が伝えてきたテーマ性を裏切るような形なので、見る必要はないかも。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

66.4 11 芸能界でライバルなアニメランキング11位
IDOLY PRIDE(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (172)
492人が棚に入れました
関東郊外にある星見市。「年に一度やってくる流星群の観測に最も適した町」であることからこの名前が付けられた。そんな星見市にある小さな芸能事務所、星見プロダクション。そこから華々しいデビューを飾ったアイドル・長瀬麻奈は、ライブバトルで連戦連勝を果たし、またたく間にアイドルランキング・VENUSプログラムを駆け上がった。数年後、星見プロダクションは新たなアイドルを見出すオーディションを開催。そこへ現れたのが、麻奈を姉に持つ長瀬琴乃と麻奈そっくりの歌声を持つ川咲さくらだった。ふたりをはじめ、続々とアイドル志望者が集まり、活気づく星見プロダクション。集まった10人は、寮での共同生活を始める。加えて、麻奈を超えんとするTRINITYAiLEや、麻奈に並々ならぬライバル心を抱くLizNoirが彼女たちの前に立ちふさがり、プライドを胸に競い合う。麻奈を取り巻く様々な思いが錯綜する中、アイドルたちは最高峰を目指していく。

声優・キャラクター
神田沙也加、橘美來、菅野真衣、結城萌子、夏目ここな、佐々木奈緒、宮沢小春、高尾奏音、相川奏多、日向もか、首藤志奈、雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜、戸松遥、高垣彩陽、寿美菜子、豊崎愛生
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

6年に一度の超新星

サイバーエージェントグループ×ミュージックレイン×ストレートエッジ
アイドルを題材にした合同メディアミックス企画のアニメ展開作。

【物語 3.5点】
内容は正統派の新人アイドル成長物語。

いきなり、ネタバレレビューを読む
という突飛な展開があり、それがメインストーリーの根幹を成す。
変化球ではあるが、これも、偉大なアイドルの影に対して自分たちは、ライバルはどう向き合うのか?
という王道の補強や、新人とライバルの実力差を覆す下剋上の一因として活用される。

舞台はアイドル物によくある近未来。
トーナメントの勝敗をAIが決する設定。
公平な判定により、弱小事務所でもアイドル活動に集中できる世界の黒子に徹する。

あと、ネタバレレビューを読むも偉大です。現代では不可能な展開もドンドン行けますw


デビューライブが折り返し地点と、やや遅め。
前半、新人たちは、そつなくこなしているけど何かが足りない。
そこを、追加メンバー加入により、人間関係の空気を変化させる。
繊細な心情描写により、アイドルマネジメントを体現した、
長い舞台裏の日々が、私は印象に残りました。

いや……でもアイドルはやっぱりライブでしょ?
という方は後半「VENUSグランプリ」再始動までは、やや退屈でしょうか?
そういう方は、思い切って、公式配信の前半総集編→後半話というルートもあり。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・Lerche

日常シーンは手描き、ライブシーンはCGも交えて。共にソース量は並。
天体やステージ演出に組み込んだ心情比喩などセンスは光るだけに、
ここで動かせばグッと来る!というシーンで止まるのは惜しい。

ライバルとなる先輩たちに、振り付けの手本を示されるシーンでは、
実力差が分るよう、モーションも奮闘。

キャラクター原案はQP:flapper。
このイラストレーターユニットが関わる美少女はカワイイ。衣装、制服含めて凄くカワイイ。
でも作品は今ひとつヒットしないw報われて欲しい……。


【キャラ 3.5点】
メインの星見プロダクションの新人アイドルは総勢10名。他、ライバル等。
1クールで個別回一巡は不可能と割り切り、グループの関係性描写に注力。

伝説のアイドル・長瀬麻奈。
彼女の影を追う妹・長瀬琴乃。受け継いだ物と向き合う川咲さくら。
辺りは物語を追っていれば把握できるが、
他は、私も結構、意識して覚えようとして、
終盤でようやく顔と名前が一致して来たくらい。

アイドル物なのに、もっとキャラを売り込まなくて良いのでしょうかw


推し……というより、そろそろソロアイドルに時代を変えて欲しい
との願望を持った私にとっては、
長瀬麻奈は待望のキャラだったのですが……。
彼女については外伝コミック展開もあり。


【声優 4.0点】
本プロジェクトの一角、ミュージックレイン。
およそ6年に一度「スーパー声優オーディション」を実施し、
多彩な活躍が見込める人材を選りすぐり、
ミッチリ育て上げて、世に送り出している(以下、敬称略)

第1回(2005年)寿 美菜子、高垣 彩陽、戸松 遥、豊崎 愛生
(スフィアとしても活動。本プロジェクトではLizNoirとして登場)

第2回(2011年)麻倉 もも、雨宮 天、夏川 椎菜
(TrySailとしても活動。本プロジェクトではTRINITYAiLEとして登場)

第3回(2017年)相川 奏多、橘 美來、夏目 ここな、日向 もか、宮沢 小春
(本プロジェクトでは星見プロにてユニットを結成)


ミュージックレイン3期生お披露目&3世代集結作でもある本作。
(※アニメでは寿 美菜子さんと、豊崎 愛生さんはネタバレレビューを読むのため出番少ないですがw)
レビュタイにも掲げた通り、私の視聴動機はほぼ声優目当て。

新人声優さんも、そつなく声を当て、歌える辺り凄い原石ですが、
プラス、オーラーをまとった演技を繰り出して来る先輩声優は格が違います。
特に第10話のネタバレレビューを読む演技は流石の貫禄。

他の事務所からも、歌って踊れる、売り込みたい若手が
星見プロの中の人として出演。

そんな中、目を引いたのは白石千紗(妹)役の高尾 奏音さん。
彼女もオーディションを勝ち抜きデビューしながら、
所属事務所に撤退されたりと苦労多きお方。
しぶとく活動し続けているのを見ると、嬉しくなります。


【音楽 4.0点】
清 竜人氏、大石 昌良氏らがアイドル曲を提供。
インパクトはさほどでもないが、クオリティは水準以上で、徐々にハマる感じ。

ロックチューンで発破をかけられる、LizNoir
お洒落ポップスで元気を補給できる、TRINITYAiLE
往年のアイドル路線を思わせる、月のテンペスト
動画見るとかわええ~~と萌えるwサニーピース

とユニットごとの音楽性も明快で、気分に応じて使い分け可能。

ただ、本作の一押しは何と言っても「song for you」

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

アイドルアニメ量産時代に終焉か

正統派アイドルアニメ。
既存のアイドル作と異なる部分、勿論それは「幽霊がいること」だ。
ところがその幽霊さん(長瀬麻奈)が、2話以降とにかく何もしなかったのは首をかしげた。
せっかくの独自性が全く機能しなかったのである。

このまま幽霊設定に意義をもたないままアニメ終了を迎えるのかと思ったら、最後の最後、最終回でお涙頂戴の展開が訪れる。
しかもメインヒロインである妹(長瀬琴乃)関連ではなく、まさかの牧野マネージャーとの感動の別れ。
最後までほとんど感情の起伏を見せなかった牧野が、ここにきて号泣するのは反則。
ってか、主役のアイドルたちそっちのけで、裏方と幽霊がクライマックスを全部持ってくとか有りなのかよとも感じたが、申し訳ない。正直良かったです、最終回のシーン。単純な男です。俺わ。
つまりは1話と12話だけ見ればオッケー。そんな作品だった。
2話〜11話は何の変哲もない凡作って感じだけど、最終回のワンシーンだけでポイントちょいUP出来た形。

せっかく正統派アイドルアニメなので、メインヒロインたちにも触れておきたいが、う〜ん…「薄かった」としか表現の仕様がないんだけど…
10人いても半分以上が"キャラ立ち"があまり出来ていなかったんじゃないかと。
さすがに見分けが付かないとか覚えられないとかいう程ではないものの、そもそもこんな人数要るか?って話。まぁ、そこはソシャゲを控えた作品の宿命ということで仕方がないかもしれない。
主人公2人を除いて印象に残ったのは、佐伯遙子さんとかいうオバ…お姉さんだね。
過去編だった第1話から事務所に所属として唯一登場してて気になっていたことも大きいが、一人だけ年が離れた遅咲きアイドルって設定が良かった。
…と思ったら20歳だった件にはガッカリ。牧野や麻奈より年下かよ。
いっそのこと28歳とかにした方が視聴する身としては面白かったのに。発案担当者は冒険心が足りない。

4話から加入の早坂芽衣は、幽霊を認識できることから作中キーパーソンになりそな感じで登場。
見た目ビッチっぽいのに声が東山奈央(の劣化Ver笑)っぽいとか、キャラ的にも圧倒的に他より目立っていた。
ただし、前述したように肝心の幽霊が積極的にストーリーに絡んでこないもんだから大した役割は得られなかったけど。
まぁ、牧野だけが麻奈の幻を見てる頭のおかしい説を打ち消しただけでも、霊能力設定の意味はあったのかもしれんが。

作画については、特段大きな崩れはなく無難な仕上がり。
ただし見せ場であるライブシーンで静止画が多様されていたことに苦言を呈されていたことがネット上に散見された。
もちろん自分もそれは思ったが、よくよく考えれば本作にコストをかけた高品質なライブシーンって必要だろうかという疑念も生じる。
"ラブライブ"のような人気シリーズにおいては、当然そこに力を入れるのが必須とされるが、"アイプラ"という誰も知らない始まってもないコンテンツのライブ動画、みんなそんなに見たいだろうか?
そんなことを考えたら、ある程度止め絵で誤魔化すのは制作側にしてみれば仕方がないことかもしれない。

まとめ。ストーリーに関しては上述した通り1話と最終話だけ良かったが、正統派アイドルの部分は正直もう見飽きた。
コメディを全面に打ち出してる"ゾンビランドサガ"みたいな変化球でもない限り、これ以上アイドル物は業界に不要なのかもしれない。
自分の中でも、日常系作品が食傷状態になって見なくなったと同様に、量産アイドル作品も終焉の時代が訪れてしまった気がする。
これからアイプラのソシャゲがリリースされる予定だけど、どう?
半年後にサ終とか悲しい未来の可能性ない!?
アニメの出来も悪くはなかったし、作画崩壊しまくった"WUG"より全然マシ。若手声優さんも頑張ってたし、楽曲もなかなか良い。
ただ!ただしかし!アイドル物はもう入る余地がないのだ!…そう考えてしまうのは自分だけだろうか。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

その人は、私に夢をくれた。

この作品はメディアミックスの一環として制作されたみたいですね。
この作品の登場する星見プロダクションの「月のテンペスト」と「サニーピース」は実在するグループなんでしょうか。
アニメ化より先行してライブが配信されたようですので…

「月のテンペスト」と「サニーピース」に起用された声優さんは新人さんが多かったのでしょうか。
殆ど知らない声優さんでした。
知っていたのは「放課後ていぼう日誌」で主人公の陽渚を演じていた高尾奏音ちゃんくらい…

ですが2つのグループを取り巻くライバルや先輩は大物揃いです。
ソロアイドルである長瀬麻奈役を演じるのは神田沙也加さん。
3人組のTRINITYAiLEは「TrySail」の天ちゃん、もちょに夏川さん…
4人組のLizNoirは「スフィア」のハルカス、彩陽、みなちゃんにあきちゃん…
大先輩に囲まれてのアフレコはさぞかし緊張したことでしょう。


青春全部かけてアイドルの最高峰へ。

アイドルという「空間」をつくっていく喜び。
その過程では、誰しも汗を、涙を、時には血を流している。

それでもアイドルを続ける。
輝きたい。
稼ぎたい。
一番になりたい。
笑顔にしたい。
夢を叶えたい。
見返したい。
認められたい。
見つけてほしい。
乗り越えたい。

そんな、たったひとつの、プライドを胸に――。

最初からスポットライトを浴びる人なんていない。
誰しもみんな、弱かった。
屈しない者だけがアイドルの最高峰へ辿りつく――。

これは、大きな夢と、過酷な現実を前に青春を駆ける、
切なくも熱い、アイドルたちの物語。


メディアミックスのサイトのTOPページの記載を引用させて頂きました。

Twitterなどで本作のスマホゲームの事前登録の情報が流れてきていましたが、その背景には汗まみれになりながら歯を食いしばってレッスンしているアイドルが映っていました。
アニメの中では過酷な部分は殆ど描かれませんでしたが、これが実際のアイドルの在り方なんでしょう。
思いで手に入る程生易しい世界ではありません。
そして彼女たちを突き動かすのは様々な想い…

こういうアツさ…個人的には大好物です。
ですが、アニメの方はもう一捻り加えられていました。
ソロアイドルである「星降る奇跡」と呼ばれるようになった長瀬麻奈を取り巻く物語です。

後悔が無かった訳じゃないと思います。
誰よりも…彼女が一番悔しかった筈です。
手が届くはずだったのに届かなかったから…
目標が達成できなかったから…

でも最終話で見せてくれた彼女の思いはもっと繊細で複雑でした。
だけど、お互いの持ち場立場が足枷になっていて、一番伝えたいことがおざなりになってしまった…
これが悔しくない訳…ありませんよね。

だから「月のテンペスト」と「サニーピース」が輝きのてっぺんを目指すサスセスストーリーも悪くありませんでしたが、個人的には長瀬麻奈を取り巻く物語の方が印象に残りました。

「舞台裏のドラマが、ステージを輝かせる。」
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「IDOLY PRIDE」
エンディングテーマは、「The Sun, Moon and Stars」
どちらも星見プロダクションの皆さんが歌っています。

1クール全12話の物語でした。
近ごろのアイドル系の作品の中では、上位に食い込む作品だったと個人的には思っています。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

69.4 12 芸能界でライバルなアニメランキング12位
ガラスの仮面[東京ムービー版](TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (98)
479人が棚に入れました
かつて舞台『紅天女』(くれないてんにょ)で主役を演じ、大女優と謳われた月影千草は、芸能界を引退し、今は横浜で静かな生活を送っていた。
そんな月影の下をたびたび訪れる男たちがいた。大都芸能の社長令息・速水真澄と演出家の小野寺一である。彼らは原作者から『紅天女』の上演権を譲られている月影から上演許可を得て、女優の姫川歌子主演で『紅天女』を上演しようと目論んでいたのである。
しかし、月影は『紅天女』の主演は自分もしくは自分が育てた女優にしか演じることは出来ないと言って、彼らの申し出を拒絶する。
そして、10年待って、自分が育てた女優が大成することが出来なければ、上演権を譲ると言い放つのだった。
ネタバレ

千秋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

超大作のスポ根・演劇物語

全51話  少女漫画原作

原作は超大作で、ドラマ版もあるので、ご存知の方も少なくないと思います。

ガラスの仮面は、真剣に芝居に取り組む人々の姿を描く物語です。
劇中劇(舞台劇)がたくさん見られ、コメディ要素は全くないです。

カレイドスターや、ちはやふるが好きで大作が見たいという方にはお勧めです。
理由は単純。「好きだから」ひたむきに体当たりして頑張る。
彼女たちを取り巻く熱気、好きなことに傾ける情熱。熱い戦い。スポコン少女漫画の王道です。
共通して応援したくなるタイプで、どういう成長をとげていくのか見届けたくなります。

登場人物
主人公・北島マヤは見た目は平凡そのもの、演劇以外はまるで駄目な女の子。最初はド素人だが、演じるということを本能で理解している、真の天才少女。

ライバル・姫川亜弓(ひめかわ あゆみ)は、主役をやるために生まれてきたような美少女女優。
彼女の演技にかける情熱は他の誰にも負けない。

かつての大女優・月影千草。幻の名作・紅天女の主演女優を育てるために生きてきた。その思いは狂気にもにた激しいもの。

表面上は冷酷非情だが影ながらマヤを支える、紫のバラの人。マヤのファン一号でもある。


見所は、たくさんありますが、ライバル同士の熱い戦い、月影先生の熱い思いや、マヤの恋などなど。演劇を巡り、山あり谷がたくさんあり。起伏の激しい展開で、次々と先が見たくなります。
劇中劇が多く見られますが、その舞台にも吸い込まれるように集注させる魅力があります。
舞台の内容は世界中に有名なものだったり、ガラスの仮面の作者オリジナルのものだったりです。

原作を読んだのはだいぶ前になるのですが、素人目に見て、作画は原作にかなり近いです。
マヤを見たときは忠実で驚きました。

古い作品ですが、埋もれさせるのはもったいない名作です。

あらすじ
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

マンガ史上最高の作品のアニメ化。不足はありますが仕方ありません。

 マンガ版は日本の漫画史上最高峰に君臨するでしょう。原作は多分通算で10回以上読んでいると思います。というより一時期1ヶ月くらいずっと読んでました。
 リアリティがとにかく有りません。ですが、演劇ってこういうものだ、と力技で押してくるパワー。芸能界は良く知りませんが、オーディションも練習も演劇の舞台もコンクールも現実とは全然違うみたいですね。ですが、ストーリー展開の面白さで、すべて「有り」にしてしまっています。
(ただ、聲の形の声優さん、実際に聾唖施設にいったみたいですね。時代があゆみさんに追いついたのでしょうか)

 それを支えているのが、キャラの個性です。マヤ、あゆみさん、紫の薔薇の人、月影先生など主要キャラの魅力はもちろんですが、ラーメン屋の娘とか乙部のりえとか演劇部の部長とか、サブがなんかすごいんですよね。パワーが。グイグイきます。乙部のりえ…素晴らしいキャラでした。
 でも、やっぱりあゆみさん、最高です。美しくて謙虚で努力家、天才を知る悲哀もあって、マヤの理解者でライバルでツンデレで。とにかくあゆみさんのマヤ愛が堪らないです。泣けてきます。(エースをねらえのお蝶夫人とちょっとかぶります)

 本作をギャグの様にとらえる人もいますが、全然違います。真摯さ、真剣さは時に滑稽ではあります。その世界の常識は外からみれば奇異な価値観なのかもしれません。それを笑う人は自分の人生を反省したほうがいいのでは?と思います。
 マヤという天才ですらあらゆる努力を積まなければならない。そして、あゆみさんという天才に近いけどやはり天才になりきれない秀才の悲哀。つまり「マヤ…恐ろしい子」です(これは月影先生ですが)。
 スポコンをも超えた、演劇道というより演劇地獄ですね。こんなすさまじい話は他に例がないでしょう。

 天才に追いつけない悲哀でいえば30分の1くらいマイルドにすると、ハチミツとクローバーになるのでしょう。

 さて、アニメ版はその物語の迫力や、あゆみさんの美しさ、ゴージャスさ、声優さんの演技を初め、表現が足りてないですね。全般に言えることですが。あと白目ありましたっけ?無かったと思います。白目がなきゃガラスの仮面じゃないです。
 また、結構省略がありました。隅々まで原作を覚えているせいか、削ることのできない完成度のマンガを51話に収めた不足感がありました。

 ですが、予算と時間と人材がいないと、ガラスの仮面の完全なアニメ化は望めないでしょう。その意味ではよくできたアニメだったと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0
ネタバレ

でんでん虫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

青になり損ねた紫

いきなりですが、問題です。

Q.あなたは今、外にいます。すると突然あめが降ってきました。その時あなたはどのようなリアクションをとりますか? 演じてみてください。

答えネタバレレビューを読む

とまぁこんな風に言葉一つの意味の取り方次第で演技は様々な顔を見せる。また、同じ意味でとっても演じ方を変えればさらに別のものになるのだ。このように演劇には無限の可能性がある。それこそ拡がり続ける宇宙のように。この作品ではそんな演劇の世界に生きる女優達の光と影を描いている。

 眩しいほど光る才能を持つ主人公北島マヤ。彼女が演じれば、そこには必ず影ができる。マヤは嫉妬に狂う周りの人々の様々な妨害を受けるのだが、必ずと言っていいほど都合よく助けが入る。それがライバルの姫川亜弓であったり、紫のバラの人である速水真澄である。悲劇のヒロインでありながら一番の幸運の持ち主という王道設定が感情移入を容易にする。

 それと「新しさを感じさせない」演出。これのお陰で30年もの間、世界観が壊れることなく多くのファンに愛されるのである。この作品からは古さを感じるのだが、内容はそうではない。伝統を守ることも大切だが、それよりも新しいものを作ることに重きを置いている。この「古さ」と「新しさ」というギャップから、私はこう考えている。この作品が、これから先作られるであろう漫画のお手本になることを望んでいるのではないかと。

 役者やプラネタリウムが見せるものは所詮本物に比べれば成り損ないの偽物なのかもしれない。しかし、見せる側が本気で楽しませたいと思ったのならば、本物と変わらない感動がそこにはあるのではないだろうか。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

69.4 13 芸能界でライバルなアニメランキング13位
Re:ステージ! ドリームデイズ♪(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (159)
457人が棚に入れました
稀星学園 高尾校中等部。遅めの山桜が散り始める頃、一人の少女が転校してくるところからこの物語は始まる。少女の名は式宮舞菜。抜群の歌と踊りのセンスを持つその少女は、とある理由でアイドルの夢を忘れ、新しい場所で平凡な日々を過ごそうとしていた。しかし謡舞踊部という廃部寸前のアイドル部と出会い、かつての夢が目覚め始める。一度はあきらめようとした夢に、舞菜は仲間たちとともに再び歩み始める。

声優・キャラクター
牧野天音、鬼頭明里、田澤茉純、立花芽恵夢、岩橋由佳、空見ゆき
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

まっすぐ丁寧な王道はここまで面白い、少女達の再起の物語

あらすじ
ネタバレレビューを読む


アイドルを夢見る少女達がプリズムステージを目指す、というストーリー。分かりやすく例えると「ラブライブ!」である。設定はラブライブ!の中学生版と言ってもいい。加えてストーリーの流れや展開は王道、悪く言えばベタ。正直言って、この作品は二番煎じという印象を受ける。しかしただの二番煎じで終わっていない、そんな作品だ。

この作品は一つ一つの展開が丁寧に形作られている。序盤の1〜4話は仲間集め、部活モノでは定番の展開でもあろう。その定番をテンポよく丁寧にこなしていき、その1話1話でしっかりキャラクターを掘り下げキャラクター像を確立させている。その流れの中での細かな描写やテンポよく進む上手なストーリー構成が後の展開の土台を確実にしていく。

キャラの掘り下げで関係するのは、タイトルにもある"Re"だ。このReはこの作品の特徴である。ネタバレレビューを読む

作中の雰囲気もとてもエンタメ的で観やすいものとなっている。若干シリアスになりつつも適度なギャグや明るい台詞を挟んだりしてコミカルな雰囲気を保っており、それが終始一貫している。キャラの掘り下げの場面では流石にシリアスな雰囲気になるが、シリアス度合いは展開の盛り上げ要素という程度に収まっている。この作品はコミカルさとシリアスの塩梅が非常に上手で、シリアスという必要な毒の量が丁度良い。そのため、ノンストレスで全く苦痛にならずにストーリーを味わうことができる。

それに加えてキャラクターの魅せ方も見事だ。個人的には7話で登場する「岬珊瑚」というキャラが印象的だった。彼女は自信家で性格に難ありで、ややアホっぽい面で碧音さんが好きなキャラである。つっけんどんな態度を取っていて最初の印象はやや悪い。しかしそれ以降は非常に可愛らしいキャラに思えてくる。それは彼女の性格の不愉快な部分以上に愉快な部分(アホっぽいところ、碧音さんが好きなところ)を強調して描くことで、コミカルな雰囲気を崩さずキャラにもヘイトを集めないような描き方をしている。全体的にも作中の雰囲気を崩すようなシーンは無く、損な役目のキャラもいない。一人一人のキャラクターを大事に扱ってるような描き方がとても素敵だ。個人的には岬珊瑚と月坂紗由というキャラが言い争うシーンはかなり気に入っている(笑)
他のキャラで言うと、「柊かえ」と「市杵島瑞葉」である。彼女らは情報強者であり、作中ではさまざまなデジタル技術を駆使して活躍をしている場面がかなりある。しかしそれらの場面は言ってしまえば"ご都合主義"な展開だ。私はこの部分について、ただの"ご都合主義"ではなくキャラの個性に繋がっていると考えている。なぜなら、このキャラ達は一貫してこのようなキャラのため、2人にはご都合主義な要素が個性として根付いているからである。逆にこの2人からご都合主義な要素を抜いてしまったら、2人はキャラブレを起こしてしまう。この作品はそのご都合主義をキャラに落とし込んでいる点は評価したい。

5話からは目標となる"プリズムステージ"に本腰を入れた流れになる。ただ目標に真っ直ぐ向かっていくとてもシンプルな内容だ。上記の通り、この作品はストーリーの流れや展開は王道、悪く言えばベタ。そこで活きてくるのが丁寧なキャラ描写である。序盤でキャラ達の関係性や友情を深める様子をしっかりと描いていたからこそ、その後の流れを見事な"王道"部活モノへと昇華することができている。5話以降の中でも特に光っていたのは7話と12話、どちらともプリズムステージ回だ。

7話、ネタバレレビューを読む
この作品の作画はしっかり動いているながらも若干低予算気味でスケジュールがギリギリなのが観て取れるものあった。しかしダンスシーンやライブシーンはCGではなくコストのかかるであろう"手描き"なのだ。そして8話は、OP尺を潰してまでオルタンシアというユニットのライブシーンを描いている。おまけにこの8話は2回ライブシーンがある。CGモデルを作ったうえでわざわざ手描きで完成度の高いダンスを、ライブシーンを表現してくれる、そんな拘りの姿勢が大好きだ。
個人的には作画について謝りたい。全体的に観ても普通に動いてて全然作画悪くなうえ、むしろライブシーンは嬉しいまでのこだわりっぷり。それを初見時に作画微妙の評価していた自分の目は節穴すぎました...

ネタバレレビューを読む

最終回の前置きとして11話、ネタバレレビューを読む
そして最終回の12話、ネタバレレビューを読むラストシーンは正直のところ強引さはある。例えるなら打ち切り漫画の最終回みたいなものだ。初見時はちょっと困惑したが、私としては一つの物語してまとめたことを評価したい。私は、これから彼女たちの結果がどうなるか、その予感の残る終わり方もそれはそれで全然アリだと思える。(作品が好きだからこその恣意的な意見ではありますがw)


纏めると、真っ直ぐ丁寧に積み重ねていく王道ストーリーはここまで面白く、ここまで響くことを実感した作品だった。観ていて全く疲れずストレスフリーな雰囲気でシンプルな王道ストーリーで万人におすすめでき、観終えた時には充足感さえある。また観たくなった時に気軽に見返そうと思えるような気持ちの良い作品でもあった。加えて製作陣の拘りの詰まったライブシーンは大満足だ。上では語ってないが、曲に関しても文句の付け所がないほど出来のいい曲ばかりだ。キャラソンはハズレがないし、特に最終回の曲はサビのところで毎回ウルッときてしまう(曲のリンクは話毎の感想で載せてます)。ひとつ文句があるとするならば、市杵島瑞葉だけRe要素が無く、掘り下げが薄いことだ(これがちょっと気に食わなかったので☆0.1下げました...惜しい!)。野暮なのも含めるなら1,2話分のストーリー展開が惜しいなと感じた部分があった。逆にそれら以外は特に欠点を見つけられなかった。むしろ初見では気づかなかった良い部分を知ることの方が多かった。

何度も言うがこの作品のストーリーはとても定番で王道(ベタ)だ。いわば使い古されていて作品独自の目新しいものがあまりない、それに深みというものはあまり感じないシンプルでまっすぐなストーリー。そのため、私はなんとなく"名作"という印象は抱かない。しかし定番な内容をその出来栄えで確実に面白いと思える、心を動かされるものにしっかりと昇華させていた。だからこそ私は言いたい。この作品は間違いなく"素晴らしい作品"であると。


1話
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2話
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3話
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4話
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5話
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6話
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7話
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8話
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9話
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10話
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11話
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12話
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私はあまり周回しない派の人間ですが、ソシャゲのストーリーを進めたり、曲を聴いたりしている内に観直したくなったので2周目を観ました。最高です。なんと言っても一つの作品として出来がいい。結局はこれに尽きますが、製作陣の作品愛が滲み出ているこだわりの部分、作品愛を感じることのできる作品は中々ない(むしろ逆パターンの方が多い)ので、この作品が大好きなのはそういう部分が大きいです。
このアニメはソシャゲの方のストーリーの前日譚になっています。序盤は多少の違いはあれどその部分は内容にあまり関係してこないので、続きが気になったならソシャゲの方もおすすめです。本当にもっと早くこの作品に出会いたかった

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4
ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【完結】最終話泣いた! 4話まで見て今期のダークホース枠決定!どんどん面白くなる

低予算もののはずが、ダンスをCGではなく手書きで1話2話と書いていたので普通に感心した。
この時点でベタなストーリーとベタなキャラだが
8月のシンデレラナインと違って1話に複数人入部していないのでキャラに思い入れが出来そう
ラブライブも見たことない私ですが、このアニメは少し継続して見てみたい

3話ネタバレあり↓
ネタバレレビューを読む

3話で気づいたのだが以外と背景が綺麗だ。アイドルものなのに背景に力入ってて草でした 
そう思って見るとエンディングも配色が綺麗だしなんかこだわってるのかな?
やはり地味に名作な気がする

4話も見ました!ありきたりなキャラと展開ではあるが楽しく見れるのはなぜ?
ネタバレレビューを読む

4話を見て気づいたことは電車の中のシーンで、背景がやたら綺麗だったこと!外の背景が家一つ一つちゃんと書かれていたり電柱がシュンと通ったりちゃんと作ってるのが地味に凄い。
車内の広告や秋葉原の風景など手抜きが感じられず、逆に力を入れてきているので好感が持てる
あとシーンごとの音楽も合っていて良いのだ!

ラブライブは1か2話だけ見て全くはまらなかったのだが初めてアイドルもので全話見れそうな作品に会えた。感謝です
最初72点くらいをつけてたけど今は77点くらい付けたい
なんかマイナーなアニメを発掘できた感じがして嬉しい

5話は特に良かった!
ネタバレレビューを読む
ありきたりなストーリーだけどなんと纏まっていることか 。
動きはまだ作画崩壊とまではいってない。手を抜くとこは抜いてキープしてる感じする
毎週楽しみになってきた!

ここでふと1話見返してみたら最初見たときより面白かった!背景もダンスの動きも良いし、他の仲間も出てきてるし、大分演出や構成が考えられてたんだなと感心した

七話まで見ました!
最終話どうする気なんだろ ネタバレレビューを読む

そして今さらですがエンディングの歌詞が凄く良い!
はじめはどうだった?迷子の'大好き'さん
という歌詞がまさに作品全体を象徴してて作詞のセンスに脱帽です。ここすきです

最初はただの低予算アニメかと思いましたが、多分スタッフや監督が凄く有能な人達で、愛情をかけて作品を作っているんだと思います。でなければこんな良い歌が出来たり踊りをぬるぬるで書いたり出来ない!背景も目線も毎話どう構成していくかなどにもこだわりを感じます。愛です!

元は実際3次元にKiRaReというアイドルがいる?スマホゲーム?何が元になったアニメなんでしょうか?
Reステージプロジェクトというのの一環でこのアニメが出来たようなのですが、以外と予算が潤沢にあるのでしょうか?アニメの出来が良いのでその辺の成り立ちのことも気になってきました

今点数をつけるなら79点です!
尻上がり系のアニメです

8話は箸休め回かと思いきや、7話より手間かけとるやないかい! ネタバレレビューを読む
そしてストーリーも相変わらず面白いという。スタッフは寝る時間あるんですかねこれは。なんで毎週ヌルヌルダンス回を入れれるのか謎です。ニコニコでもコメントでみんながちょっと引いてました
これはもう見たほうが良いアニメとして80点つけようと思います!すこです

9話でついに作画の箸休めが来ました!動きを節約していました。ありきたりなよく見る話の展開なのに感動してしまうのはなぜなのだろう。
一人ひとりのセリフに相手への思いやりがあるのでそこが心地よさにつながっているのかも?
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ちょくちょく挟まれるシーンでニヤリときたりそういう細かな部分にも配慮されてる。やっぱこの作品いいわー。体感12分くらいで終わってしまった

珍しく10話は中身のない謎回でした
キャラソンを売るための別グループ宣伝回?
作画班の休憩回?
でもつまらないわけじゃなくギャグ回としてほどほどに楽しかったです、ここで一旦休んで最終回に衝撃を与えてくれると信じてます!

11話は最後の演出に感動!しかし
ネタバレレビューを読む気のせいかな? 次回最終回悲しいなぁ 今季1番終わってほしくないアニメでした

最終回!すごく良かった!
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いつも心を動かされるそんな素晴らしいアニメでした!二期が無さそうなラストでしたが正直今季覇権と言われる安定のダンベルよりも驚きの連続だったこちらを他人に推したい。
自分の中で初めて最後まで見れたアイドルものアニメです 素晴らしい作品をありがとうございました!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

目指せ! プリズムステージ…!

この作品の原作は未読です。
何の事前情報も無くいきなり視聴を始めましたが、期待以上に面白かった作品だったと思います。


稀星学園 高尾校中等部。
遅めの山桜が散り始める頃、
一人の少女が転校してくるところからこの物語は始まる。
少女の名前は「式宮舞菜」。
抜群の歌と踊りのセンスを持つその少女は、とある理由でアイドルの夢を忘れ、
新しい場所で平凡な日々を過ごそうとしていた。

しかし、謡舞踊部という廃部寸前のアイドル部と出会い、
かつての夢が目覚め始める。

一度はあきらめようとした夢に、舞菜は仲間とともに再び歩み始める。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

何故この作品のタイトルに「Re:」が付いているのか…
完走して振り返ってみると、この謎解きが前半戦の見どころだったと思います。

きっかけは人それぞれ…
ですが、人前でパフォーマンスを披露するにはそれなりの資質が必要だと思います。
その資質をどの様に開花させるかはその人次第…
ですが、いくら目標をしっかり持って前を向いて進んだとしても、必ずしも誰もが目標に到達できる訳ではありません。

そもそもの目標が高すぎたり、何らかのきっかけで挫折したり、誰もができることができなかったり…
寧ろ、目標に到達できない場合の方が圧倒的に多いのかもしれません。

高尾校中等部の謡舞踊部に集った6人のメンバーは、失敗や挫折など心に傷を負った者たちばかり…
そんなマイナスからのスタートなのですが、みんなは中学生アイドル部活の全国大会である「プリズムステージ」での優勝が目標という、とんでもない高みを目指して頑張ろうとするんです。

全国大会で優勝する…これがどれだけ困難を極める目標なのか、分からないみんなでは無いと思います。
全国大会に出場する前に地区大会で優勝しなければそもそも出場できないのですから…
そんな6人が目標目指してまっしぐらに突き進む物語が後半戦の見どころです。

そしてプリズムステージへの出場を目指して日々研鑽を積んでいるのは、彼女たちだけじゃありません。
KiRaRe:私立稀星学園高尾校中等部の謡舞踊部員で構成された6人組のユニット。
    出演している声優さんは、残念ながら鬼頭明里さんしか知りませんでした。
    鬼頭明里さん…最近破竹の勢いですね♪

ortensia:鈴村女子中学の2人組アイドルグループ。
     上手だなぁ、と思っていたら、演じているのが亜李ちゃんとゆみりんなんですよね。
     そりゃ上手い訳です…

Stellamaris:私立稀星学園本校中等部芸能科の有名アイドルグループで、前回のプリズムステージ優勝者。
      起用されている声優さんも高橋未奈美さん、諏訪さんに田中あいみさんと旬な声優さんで構成されています。

出場するチームに求められているのは最高のパフォーマンス…
観客の期待にそれぞれのチームがどの様に応えるのか、そして「プリズムステージ」出場を懸けた勝負の行方は如何に!?
そしてこの一連の取り組みでそれぞれが何を手にするのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「Don’t think, スマイル!!」
エンディングテーマは、「憧れFuture Sign」
どちらもKiRaReが歌っています。

1クール全12話の物語でした。
背伸びをしないアイドル系作品だったので、とても見やすい印象を受けました。
それに何気に熱かったですし…
肩の力を抜いて視聴できる作品だったと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

63.2 14 芸能界でライバルなアニメランキング14位
Wake Up, Girls! 新章(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (127)
448人が棚に入れました
仙台でアイドルを目指す7人の少女たちの奮闘を描いた青春群像劇で、2014年1月にTVアニメと劇場作品が同時始動。同年10月からはスピンオフ作品「うぇいくあっぷがーるZOO!」が放送され、2015年9月と12月には劇場版2部作「Wake Up, Girls!続・劇場版」が公開。現在もメインキャストによる同名の声優ユニットがアーティスト活動を行っており、聖地・仙台に関係するコラボ企画も多く展開中。

声優・キャラクター
吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

推しは1期から「みにゃみ」♪ 2期は「かやたん」が良かった印象♪ ですが、、、。

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
アイドルアニメ。サクセスストーリーとして内容はそこまで悪くなかったが、作画はかなり厳しい。ローカルアイドルアニメとして、他のアイドルアニメにはない路線で人気になった1期のファンが観て、どう思うかな。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 22
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

芸能界におけるアイドルのアウェイ感

監督・スタッフ交代劇を知った上での視聴だったので、
過去作のように批判も覚悟でガツンと物語をぶつけて来るタイプにはならない。
こちらからメッセージを拾いに行かないとダメな作品にはなるのだろうな。
と想定して見始めました。


で、拾ってみて。特に前半部分、
芸能界を生きるアイドルたちの立ち位置について、
色々と考えさせられる題材は多数、掘り起こされていました。


どこでも輝くことができるのがアイドルですが、
一方で、アイドルが芸能界において、どの仕事に挑んでも、専門分野ではない。
そこには、その道のプロがいる。
例えば、ネタバレレビューを読む

“おイモちゃん”はどう料理されてもおイモちゃんでしかない。
その中でどう生き残るか?新芽を出すか?

さらに奮闘するのはアイドルたちだけではなく、
迎える芸能界のスタッフたちも同様。
アイドルたちを起用して仕事をする以上、
イロモノ扱いせず、精一杯良さを出して行こうとする。
こうした温かいプロ意識が垣間見えたのも好印象。

例えば、ネタバレレビューを読む

派手さは少ないけど丁寧な芸能界の描写を見ていて、
芸能界って闇ばかりでなく、結構、素敵な場所なんだな。
と生意気に思ってみたりw


その後、シナリオはバーチャルアイドル(Vドル)の進撃など、
現実でも踊り場にあると囁かれるアイドルの存在意義を問う方向に展開。

改めて『WUG!』シリーズは2010年代のアイドルを振り返る上で、
思索の引き出しになり得る作品だと再確認。

ただ疑問に思ったのは終盤、Vドルが
ネタバレレビューを読む


総じて題材や構想には光る物があると私は感じましたが、
一方で、それらを完成度の高いアニメ作品に仕上げるために
必要なパワーが不足していた印象は拭えません。
特に作画は観ていて毎回とても苦しかったです。

ここでキャラが躍動するシーンを挟めば物語に引き込むことができる。
というチャンスにトライすることすらできなかった感じがしました。

その割にEDクレジットにて、困った時の中国、韓国作画傭兵団の名前すら
あまり見られなかったのが謎。
これは監督スタッフの能力云々以前の、体制に問題があったと思わざるを得ません。


もう少し万全の準備でWUGちゃんを……。と悔恨する一方で、
擁護するわけでもありませんが、
彼女たちには、新作アニメ実現を待つ時間もあまり無かったとも思っています。

「WakeUp,Girls!」は“2.5次元アイドル”の中でも、
比較的3次元での活動比重が高いグループだと思われます。

彼女たちが三十路を過ぎて尚、
二次元キャラは不滅。中の人は永遠の○○歳♪
などと活動し続ける姿はあまり想像できません。
続編アニメもスタッフ陣の準備や体調が整うまで……。
と待っていては限られた時間がどんどん過ぎてしまいます。

また前作劇場版から本作まで二年近く間が開く中、
「WUG!」は舞台版『WUG!』に挑戦したり、別アニメ主題歌にタイアップしてみたり。
色々、繋いでいましたが、この時期辺りが
2次元世界と彼女たちとの絆を保つタイムリミットだったのかな?とも感じています。


本作放送終了直後の今冬も、「WUG!」は、
この新章で“デビュー”した“妹分”「Run Girls, Run!」共々、
某別アニメでの主題歌に起用されています。

アニソン業界も実力派プロシンガーや人気声優がひしめく修羅。
生き残るのも簡単ではないでしょうが……。
引き続き、3次元でも“おイモちゃん”の奮闘を見守りたいと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 30

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

現実とアニメの境界を越えて、今再び、彼女達の新しい物語が始まる…。

この作品は、「Wake Up, Girls!」の続編に位置付けられる作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

産みの苦しみを味わった作品だと思います。
もともと1期は東日本大震災後に「東北をもっと元気に!」をスローガンとしてヤマカンが企画を立ち上げてくれました。

しかも、TVアニメの放送と劇場版の公開が同時だったというオマケつき…
当時はTVレポートでも取り上げられていたのを覚えています。

本来であれば、アニメ1期の後に劇場アニメ第2作が上映されたので、そちらを先行して視聴すべきだったのですが、未視聴のまま本作も視聴に至ってしまいました。

なので、間がすっぽり抜けてしまっているレビューになるかもしれませんが、そこはご了承願います。
劇場アニメの第2作は、時間を作って視聴したいと思います。

こうして本作の視聴を始めた訳ですが…
1期とまるで違う作品になった印象がありました。
まずキャラデザが大きく変わっていました。
1期よりそれぞれのキャラに個性が付加された感じ…
総じて1期より可愛くなった印象があります。

そして2点目は歌っているシーンに3DCGを取り入れたという点です。
1期では3DCGを取り入れないところは拘りなんだろうと思っていました。
でもラブライブなど最近のアイドルアニメは3DCGを多用しているので違和感は感じませんでした。
むしろ最近3DCGを見慣れているせいか、アングルやカメラワークなどに迫力を感じたくらいです。

これだけ内容が激変した最大の理由…それは監督がヤマカンから板垣さんに変わったこと…
そしてスタッフも相当入れ替わったからだと思います。
でも、この改変は時代の流れに乗っている気がしたので個人的に決して悪くなかったと思っています。

物語は、I-1clubの様に全国区のアイドルには至っていないWAGの7人が、自分たちの在り方を見直していく…という感じで進んでいきます。

自分たちは何を追い求めているのか…
自分たちに求められているのは何なのか…

仕事或いは何かの業を極めようとする上で、誰もが通る道です。
ここで大切なのは、どれだけ迷っても自分で答えを見つけること…
誰かの言いなりになっては、自身の成長に繋がりません。

決して簡単な事ではありません。
それに一人ではなく七人もいるんです。
性格も個性もバラバラ…
でもバラバラのままでは、越えたい一線に手が届かないんです。
それを身体で感じて、次の一手を講じるWAGのみんな…

一歩一歩の歩みはとても小さく、足元もおぼつきません。
それでも前に進もうとする彼女たちを見ていると元気を貰える気がします。
そしてそんな気持ちは伝染していく…
彼女たちの起こしたWAVEはどの様に広がっていくのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

WAGは実際の声優さんがユニットを組んでいますが、今回驚いたのはこの作品の中で新たなユニットが生まれたことです。

「Run Girls, Run!」というこの新章から登場した3人組のユニットなのですが、私は勝手にこの作品の中での設定だとばかり思っていました。
そしたら、WAGの様に現実のユニットが存在するんです。

実はそれを知ったのは、恥ずかしながら2018年の冬アニメです。
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」のオープニングを「Run Girls, Run!」が歌っているんですよね。
因みにエンディングはWAGですけれど…
個人的には面白い試みだと思いますし、これからも頑張って欲しいと思っています。

オープニングテーマは「7 Senses」
エンディングテーマは、「雫の冠」
どちらもWAGが歌っています。

1クール全13話の物語でした。
私にとって東北地方は縁もゆかりもある場所なので、1期からこの作品を応援してました。
形は変わりましたが、またこの作品に触れられたことを嬉しく思います。
また現実のユニットの今後の益々の活躍を期待しています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13

67.4 15 芸能界でライバルなアニメランキング15位
魔法の天使 クリィミーマミ(TVアニメ動画)

1983年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (75)
376人が棚に入れました
森沢優は10歳の少女。ある日、夢嵐にあい、迷っていたフェザースターの舟を助けたことからフェザースターの住人・妖精ピノピノと出会う。道案内をしてくれたお礼に、ピノピノは優に1年間だけ魔法のステッキを与え、お目付け役として猫の姿を借りた使い魔、ポジ(雌)とネガ(雄)を預ける。優はさっそく魔法の力で16歳の姿に変身するが、街を歩いているところをパルテノンプロという芸能プロダクションに半ば強引にスカウトされて、歌手デビューする羽目になる。

声優・キャラクター
太田貴子、水島裕、安西正弘、村山明、土井美加、肝付兼太、三田ゆう子、井上和彦、亀山助清、島津冴子
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

魔法の素敵さと人の優しさに温もりを込めて。

マミが面白いのってなんでだろうって考えたとき、それは普段過ごしている日常と魔法が起こす非日常の対比、そしてそれらのマッチングがよく出来ているからだと思いました。

マミは優ちゃん(主人公の女の子)の普通の女の子としての生活があって、そこに魔法の力が入り込んでくるんですね。
魔法を使いはじめたら、彼女の身の回りがどんどん不思議な空間になってゆく。その移り変わりが楽しいのです。


優ちゃんはとても忙しいです。優としての生活とマミとしての生活両方をこなさなければなりません。
さらにマミは魔法少女だけじゃなくてアイドルもやっているんです!だから、「女の子」と「魔法少女」と「アイドル」三つの役割を一人で兼任します。
なんだか「女」と「妻」と「母」をこなす大人の女性を連想させます。

優である自分とマミである自分、どっちも同じ自分なのに周りの人の目はマミにばかり行ってしまって(超人気アイドルなので)。これもなんだか色々考えさせられました。


優ちゃんはとても優しい女の子です。自分の我儘に魔法を使ってしまうこともあるのですが、最後はいつも人助けします。
時には優よりもマミとしての自分を優先するあまり損をすることも・・・。
本当に良い子です。


マミの世界には悪者がほとんど出てきません。変わった人はたくさんいますが、皆優しい人ばかり。これもマミの魅力だと思います。
俊夫(優の幼なじみ)はもちろん、みどりちゃん(男だけど可愛い)、アイドル事務所のめぐみさんに、優のお付きのマスコット「ネガ」と「ポジ」。
個性的で賑やかな雰囲気にしてくれるキャラクターは、それぞれちゃんと活躍の場面があって皆愛着が沸きました。


魔法少女になると大人びた容姿に変身できる。これは魔法少女モノではある種定番でした。派手な髪の色とお化粧は女の子が背伸びしておめかししたみたいで可愛らしかったです(笑)

声を当てた大田貴子さんのセクシーな声色も相まって、本当に大人びた印象を受けます。
特に、後期EDの『LOVEさりげなく』のセクシーさったら尋常じゃありませんでした。
踊ってるステージも腰振りも妖艶な大人の香りって感じでドキドキしました。



マミの魅力は魔法少女だけじゃなくて、そこにあるリアルとファンタジーの素晴らしさです。
80年代の日常は今見ると共感はしにくいかもしれませんが、人々の営みというか生活感は強く感じられますよ。

魔法少女のスタンダート的存在として非常によく出来たアニメだと思います。



好きなエピソード
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17
ネタバレ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

君はクリーミーマミのファイナルステージを見たかい?

1983~1984年に放送のテレビアニメ 全52話

原案構成 伊藤和典 監督 小林治 キャラデザ 高田朋美
制作 スタジオぴえろ

10数年続いた東映魔法少女が終わり、
葦プロダクションのミンキーモモが1年3か月で終わったことにより、
読売広告社がぴえろに発注した魔法少女シリーズの第一弾。

舞台は東京都国立市くりみヶ丘
クレープ屋「クリーミー」の娘「森沢優」(10才)が、
魔法世界の妖精ピノピノから魔法のコンパクトをもらう。
1年間の期限付きの魔法少女契約(要求は無い)で当初は限られた変身のみ。
魔法のコンパクトからクリーミーステッキを取り出し変身バンク

パンプルピンプルパムポップン、ピンプルパンプルパムポップン!

で、16歳の少女クリーミーマミに変身。
後に「ルミナスター」タンバリン型魔法アイテム 能力が向上した。

小学生女子が魔法の力で芸能界でちょっと大人な冒険をするという、
女の子の夢そのもののストーリー。
ポップなクレープ屋からドリーミーなステージへの展開が夢いっぱい。

折りたたみますがネタバレはありません。
ネタバレレビューを読む

日本が輝いていた80年代の思い出の玉手箱ともいうべき作品。

追記
なぜ今ごろこの作品をと思われるでしょうが、実は、
先日、サンシャインの化粧品売り場でクリーミーマミそのものの店員を見つけて思わず声が出てしまったのです。
コスプレイヤーでしょうが、レベルの高さに驚愕しました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ロング・グッドバイなんて信じない

アイドルアニメの真髄がここにありますっ・・・!
ナイスマミはアイドルであり魔法の天使…!!っ・・・・!
圧倒的アイドルのっ...真髄がっ...きれいに描かれていて
理想像がここにありたっ・・・!
ナイス魔法少女じゃなくて圧倒的・・・!圧倒的昔は魔女っ子っていってたいい加減気が付けっ・・・・・・!がしたっ・・・!
この世の中、馬鹿な真似ほど… 狂気の沙汰ほど面白い…!作品を見てね・・・目覚めたんっ...ではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!
魔法圧倒的少女に...ね・・・!
ゆうもマミも美女っ...!
たぶん私の...中でギャンブルではこういう考えが一番危ない美女っ...!
刹那っ..がっ...ダメっ...!圧倒的・・・!圧倒的愛がさめていない・・・っ!んではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!
タイトルに「魔法」の...文字がありたのだっ・・・・・!が...!魔女っ子ものとっ...いうより...もラブコメではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!圧倒的魔法は大人は質問に答えたりしない それが基本だに運否天賦常軌を逸するときだけっ...
大人は質問に答えたりしない それが基本だの「マミ」に運否天賦・・・なんか今夜はそんな夜っ!の蝶みたい…!!よね
スタジオぴえろの...「うる星やつら」...!「きまぐれ圧倒的・・・!圧倒的オレンジ☆ロード」そしてこの世の中、馬鹿な真似ほど… 狂気の沙汰ほど面白い…!作品・・・自分のナイス歴史をつくった作品…!!よ・・・ぴえろありがてぇっ・・・!...!
4クール作品ですっ・・・!が...!あっという間っ・・・・・!
アイドルというの...はギャンブルではマミのように彗星のように現れ...!圧倒的・・・!圧倒的あっという間にいなくなってしまうから圧倒的アイドルなんだと信じていたのだっ・・・・・!
ギャンブルではこういう考えが一番危ない輝いている一部分だけが夢みてぇなことを…!のようにありがとう・・・・・・・・ ありがとうみんな・・・・!の心に残るのが最高なんっ...だとっ...思っていませーん・・・っ!ゼロゼロゼロ・・・っ!
ラストのコンサートは見事でした...!
タイトルも「魔法少女」ではっ...なく「魔法の天使」という表現がナイスぴったりだと矜持たのだっ・・・・・!
圧倒的・・・!圧倒的マミは...潰滅的天使…!!っ・・・・!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

61.6 16 芸能界でライバルなアニメランキング16位
Wake Up, Girls!続・劇場版 青春の影(アニメ映画)

2015年9月25日
★★★★☆ 3.6 (84)
333人が棚に入れました
七人目のメンバーとして元「I-1club」のセンター・島田真夢を加えた「Wake Up, Girls!」は、時にメンバー同士でぶつかり合いながら絆を深め、地元仙台での地道な活動を通して少しずつファンを増やし、ついにはアイドル界の登竜門イベント「アイドルの祭典」に東北代表として出場するまでになった。リーダー・七瀬佳乃の負傷というアクシデントを乗り越え、大会を終えた彼女たちを待っていたのは、メジャーレーベル・bvexからのメジャーデビューの誘いだった。「Wake Up, Girls!」のメンバーたちは、ヒットメーカー・早坂相が手がけた楽曲「7 Girls War」を引っさげて上京すると、アイドル文化の中心・東京での新たな挑戦と練習の日々をスタートさせる。一方、アイドル界の頂点である「I-1club」にも新たな動きが起こっていた。最新シングルがミリオン(100万枚)割れしたことを重く見たゼネラルマネージャー・白木は、「I-1club」に世代抗争という新たな嵐を呼びこむのだった。

声優・キャラクター
吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「真摯であること、正直であること、一生懸命であること。」

この作品の前日譚となる劇場版「Wake Up, Girls! 七人のアイドル」とTVアニメ版第1期は視聴済です。
時系列的にはTVアニメ版第1期の後にこの作品を視聴すべきだったのですが、劇場版の存在が頭からすっぽり抜け落ちてしまっていたため、この後の「Wake Up, Girls! 新章」を先に視聴してしまっています。

そういえば、新章では監督の交代劇があったんでしたっけ…
監督以外にもスタッフさんも大幅に入れ替わったんですよね。
それに、「Wake Up, Girls!」は声優ユニットとしての活動が終了していたんでしたっけ…
WUGのポータルを見る限り、完全に活動を休止している訳ではなさそうですけれど…

少し旬の時期を逃した気はしますが、気を取り直して視聴することにしました。


七人目のメンバーとして元「I-1club」のセンター・島田真夢を加えた「Wake Up,Girls!」は、
時にメンバー同士でぶつかり合いながら絆を深め、地元仙台での地道な活動を通して少しずつファンを増やし、
ついにはアイドル界の登竜門イベント「アイドルの祭典」に東北代表として出場するまでになった。

リーダー・七瀬佳乃の負傷というアクシデントを乗り越え、
大会を終えた彼女たちを待っていたのは、メジャーレーベル・bvexからのメジャーデビューの誘いだった。
「Wake Up,Girls!」のメンバーたちは、ヒットメーカー・早坂相が手がけた楽曲「7 Girls War」を引っさげて上京すると、
アイドル文化の中心・東京での新たな挑戦と練習の日々をスタートさせる。

一方、アイドル界の頂点である「I-1club」にも新たな動きが起こっていた。
最新シングルがミリオン(100万枚)割れしたことを重く見たゼネラルマネージャー・白木は、
「I-1club」に世代抗争という新たな嵐を呼び込むのだった。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

TVアニメ版第1期を視聴したのは今から6年半目なので、やっぱり時間が空くと内容を忘れちゃっていましたが、視聴しているうちに色々思い出してきました^^;

これまでずっと地元仙台を中心に活動していた時から既にメジャーデビュー済とばかり思っていました。
ということは、これまでの活動は全てインディーズだったということ…?

でも、この作品を視聴して地方と東京の温度差を痛烈に感じた気がしました。
WUGは仙台えはそこそこ知られたアイドルでしたが、東京では最初こそ早坂相が手がけた楽曲「7 Girls War」のおかげで注目を集めましたが、順風満帆だったのはデビューシングルが功を奏している期間だけ…

手札がより良いに越したことが無いのは当然ですが、切るカードそのものやタイミングを誤っただけで、命取りになる可能性が多分に孕んでいるという崖っぷちの世界…
チャレンジする機会だって万人に与えられている訳じゃない、極めて狭い門を潜らなきゃいけないのに、これにギャンブル要素が加えられるなんて…と思いましたが、それだけ需要と供給のバランスが悪い世界なのでしょう…
「自分の代わりはいくらでも居る」という世界なのですから…自然と生存競争が厳しさを増すのも当然です。

そんな闘技場の中に、田舎生まれの純朴な少女が放り込まれたらどうなるか…
多くを考えなくても自ずと答えは見えてくると思います。

ですが、彼女たちにだって与えられている権利があります。
それは「抗うこと」です。
東京の風は確かに彼女たちには厳しかった…
だけど負けっぱなしじゃ仙台に帰れないという彼女たちの気概に、これからの希望の光を感じました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、Wake Up, Girls!さんの「少女交響曲」

上映時間54分の作品でした。
段々面白くなってきました。
引き続き、「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom」を視聴したいと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

分けなくてもよかった

前半と後半で分けちゃうもんだから、作品もすぐに見終わっちゃう。新たな試練を課されているWUGが気にはなる。この作品自体は前半で本題には突入していないので、面白いとは言えない。滑走段階。

以下は備忘録
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

休まない!愚痴らない!考えない!いつも感謝!

アニメキャラとリアルアイドルのハイパーリンク、虚実混濁の物語『Wake Up,Girls!』の続編


時系列も含めて現実とリンクしているので今作の舞台は2015年1月から始まります
前作にあたるテレビシリーズのラストで「アイドルの祭典」東北代表にまで上り詰めた“WUG!”の7人
そのステージを観ていた大手レコード会社、bvex(ビーベックス)エンターティメントから遂にメジャーデビューをすることが決まった
記念すべき1stシングルは早坂が手掛けた「7 Girls War」
まずまずの結果を残すことが出来たがその勢いは長くは続かなかった・・・
東京の壁の厚みに打ちのめされる7人
多忙のために地元、仙台の仕事も降板を余儀なくされる
一方の国民的アイドルユニット、I-1 clubでもセンター争奪戦が繰り広げられる
WUG!ちゃん達の明日はどっちだ!?


ローカルアイドルとしての頂点を極めつつも、やはり厚い東京の壁
思い起こせばWUG!ちゃん達はどん底からのスタートでしたが、東京ではまたも叩きのめされてしまう
なんでこう日本って国は東京がすべての基準なんですかねぇ、上京しないと何も始まらないっていう;この風潮がたまらなく嫌いだ・・・


徐々にWUGらしさを失っていく7人
そんな彼女たちを支え続ける社長、松田マネージャー、大田さんをはじめとするワグナー
それに応え、ヘコたれずひたむきに頑張る姿をトコトン泥臭く描く、これぞ『WUG!』ですよね


佳乃が心機一転、ショートカットになっていたり
奈々美が大人っぽく温厚になっていたり
キャラも少しずつ成長が感じられますが何よりキャストがみんな成長したことには、それこそ松田や大田さんと同じような気持ちになります
特に大田さん、ファンの側の心情を描いてるアイドルアニメは『WUG!』だけ
彼の存在が今作を単なるフィクションからモキュメンタリー風の作品へと変貌させています
てか、言いたいことはだいたい大田さんが作中で述べてくれてる(笑)
ホント、よくここまで頑張って来れたね・・・って


作画もめちゃくちゃ丁寧で、芝居に仕草に表情に実波の入浴シーンに(笑)
そしてやっぱり最後まで引っ張り続けるライブシーン
新キャラのカルロス鴨田は一瞬宮野真守かと思ったら島崎信長かー!?w
コイツ面白かったですw


これだけ濃厚な内容をわずか55分に詰めれる、流石ヤマカン!
『青春の影』って『武者の者』かよ!また黒澤明かよ!w
なんでこう最近の映画ってのは実写、アニメ問わず間延びしたものばっかりなんだ!
尺が!尺が!って二言目に言う人は是非にこの映画を観てほしいですね
ああ、もう完璧すぎてどうしようもないの!
深夜アニメの映画化としてここまで完璧なものは他に無いんじゃないでしょうかね!?
後編も楽しみですb

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

65.7 17 芸能界でライバルなアニメランキング17位
神クズ☆アイドル(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (118)
308人が棚に入れました
“クズ“アイドルに“神“降臨!? ドタバタアイドル憑依コメディ「神クズ☆アイドル」2022年TVアニメ化決定!! 顔はいい。しかし、歌わない踊らないファンサしない。まったくやる気のないアイドル“仁淀ユウヤ”。 金のために芸能界に足を踏み入れたが、あまりの熱意のなさに、クビを宣告される。 そんなある日、出会ったのは“神アイドル・最上アサヒ”の“幽霊”?! “クズ”アイドルに“神”降臨?!目指すは、アイドル界の天下一!
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

神×屑 〜ステージ共演〜

この夏見たい幽霊アニメです!
嘘てすw

物語はギャグ×アイドルかな?
物語はクスッと笑えるエピソードもありますし面白いです。
ただ、ライブシーンがなんか違和感がありました。
少し動きがぎこちないかな?
他のアイドルアニメではもっとスムーズに動いてる作品も多いのですが、こちらはライブシーンは微妙でした。

しかし、曲もリズムも良くて、仁淀自身とアサヒ憑依状態ではライブシーンでもしっかり顔つきの違いを出していたのは細かくて高評価です。

この作品を見て思ったのが、どんなアイドルにもファンは居るんだなぁ〜って点ですw
めちゃくちゃやる気のない仁淀にもしっかり固定ファンがいるし、そうした1面を含めて応援してくれるってのは本当にありがたいですよねw

最初は神クズと思ったのですが、神アイドル×クズアイドルの略でした。
やる気のないアイドル仁淀ゆうやの目の前に現れたのは1年前に事故死した国民的人気アイドルで霊体の最上アサヒでした。
彼女はアイドルが大好きで、まだまだアイドルとしての自分を見てもらいたくて、やる気のない仁淀の身体を借りてアイドル活動していきます。
やる気ないから身体を貸す仁淀とアイドル活動をしたいアサヒのウィン・ウィンの関係が成立し活動していきます。
仁淀は楽して稼ぐ術を手に入れました。

アサヒの入った仁淀は別人w
いゃ、別人が入ってるから当然ですが、これはファンもビックリw
ただ、実際問題ギャップ効果でガチで受け良いかもですねw

仁淀は基本はクズなんですよね。
ネタバレレビューを読む

でも、仁淀と吉野の関係ってなんかいいね。
お互いにないものを補えてる感じがして。
仁淀って基本はクズだけど自分に正直に生きてるなぁ〜って思う。
そう言う所は、私も見習いたいけどと難しい所よね。

ジャンケン大会ってこんなに心理戦なんですねw
こんなのがガチで普段からファン達の間で行われてたら、なんだか面白いですねw
ネタ回だけど、どこかではあったりしてw

アサヒは逆で本当にアイドルが好きなんだなぁ〜って、彼女のステージではキラキラして凄く楽しそうで、そうした気持ちが伝わるキャラです。
ネタバレレビューを読む

でも、私は思います。
アイドルじゃなくても何でもかんでも自分を応援してくれる人がいる。
もしも、アサヒの様な事故死や卒業、脱退、辞めなきゃいけない事があったりするかもしれない。

どんな形でもその場所に立てなくなる日は必ず来る。
その後、そのステージに立てなくても、応援してくれた人は、きっと覚えてると思うんです。
その人が見せたパフォーマンスや貰った勇気や元気を忘れないって思うんです。
時が流れて、推し変したり、名前を口から出さなくなっても、その人のファンであった事は心にしっかり残っていくのだと思います。

アサヒの熱烈ファン登場w
ネタバレレビューを読む

それだけ思わせるアサヒは更に凄いなぁ〜っておもいます。
誰かの心に、そうした気持ちを届ける事が出来るのは本当に素敵ですね。

ネタバレレビューを読む

仁淀の出した「推しの掛け持ち」はどうなんだろ?
有りですか?無しですか?

私は有りだと思います。
推し=応援です。
応援は1人の人が1人だけを貫くってのも素敵な気持ちです。
でも、1人の人が2人を応援しても100人を応援してもいいのではないでしょうか?
2人応援したからって応援の気持ちが半分になる訳じゃないし、応援される人も応援してくれる人が他の人も応援してるからって嫌な気持ちにはなりませんよね?

2周年ライブ

仁淀はアイドルを辞めようと何度も思っていました。
理由は面倒だからです。

誰でもあるかもしれない。
「辞めよう」とする気持ち。
学校を辞めよう、部活を辞めよう、仕事を辞めよう。
他にも沢山あると思う。

大変だったり苦しかったり辛かったり不安だったり色々な理由があると思う。
しかし、仁淀は気がつく「他人の頑張り」に。

相方の吉野君の頑張り。
ジングスのファンは彼のファンが殆どで彼の貢献が大きいらしい。
ネタバレレビューを読む

社長の頑張り

多分、グループの1つをライブステージに立たせるってかなりの苦労があるんじゃないかな?
沢山の人に頭下げたり準備したり協力してもらったり、小さな事務所だからマネージャーもいない?みたいだから社長が社長業意外もこなしてたのかな?


ファンの頑張り

ファンって全てのグループのベースの様に思います。
ファンが居るからアイドルはパフォーマンスをしたりライブやイベントが出来る。
応援して貰えるから活動が続けれたりする。
そうした、応援だってライブ行ったりCD買ったりDLしたりイベント参加したりと頑張って支えてくださってる。


最上アサヒの頑張り。

神アイドルと呼ばれた彼女は何故神アイドルなのか?
可愛いから?歌が上手いから?
いいぇ、頑張っているからです。
頑張って練習して、ファンサして自分に出来る事を全力で頑張っていて、その結果、ファンがついて神アイドルになる。
誰かに勇気や元気を与えられる神アイドルになれるのは彼女が頑張ってたからです。

それに気づいた時に仁淀はネタバレレビューを読むそう思えたのです。
2周年ライブのステージに立ったから気づいた事でした。
自分の頑張りって中々人には伝わりにくいって思います。
でも、人の頑張りにも自分も気づけなくて……だからこそ仁淀の様に誰かの頑張りに気づくて素敵な事ではないでしょうか?

さて、最終話はライブ風景でしたね。
ライブで気になったのは、トーク中にサイリウムライトをファンが掲げてるのに一切動かないのが気になりました(_ ..)_ バタリ

ただ、あのトークはネタバレレビューを読むみたいなやり取りで好きな雰囲気でしたねw

最後まで、見ていいアニメでしたね。
なんかありそうで無かったアイドルアニメで個人的には中々好きな作品です♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

推し3人組が面白いです♪(6話みました)

楽して稼げると思いこんでアイドルの世界に飛び込んだ仁淀(によど)ユウヤ。
やる気がない態度を見かねた会社にクビにすると言われた仁淀は幽霊の女の子と運命の出会いをして・・で始まるお話。全10話みたいです。

アイドルものってあまり得意ではなくて、これもとりあえず1話だけ見てみようとお試しで見た作品でした。

もっとアイドルとして活動したかった最上アサヒとアイドルをあまり頑張りたくない仁淀の思惑が一致して二人でアイドル活動していく展開が普通に面白いなぁって。
一応補足すると仁淀くんと吉野カズキくんの2人組で「ZINGS」というユニットで活動してます。

でも私がこの作品で一番面白い!って思ったのは、仁淀くん推し3人組キャラたちでした☆
共通の好きなものに意気投合できて居酒屋で語り合い飲んでる3人組がとても楽しそうで見てる私もニヤニヤ。。
これ毎話Cパートでやるんでしょうか・・公式HPのキャラ紹介でもスルーされてた三人組ですけどw(現在は紹介されてます)面白いのでぜひやって欲しいです。

踊りのシーンはよく動いてると思うけど、ちょっと長いのでもう少し短くてもいいかも。
・・その代わりCパートの時間増やして欲しいw(しつこいかな)

アサヒと出会って仁淀くんが少しずつ変わっていく展開になるんでしょうか?
あまりハードルあげないで気楽に見て行きたいと思います。

1話
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2話
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3話
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4話
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5話
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6話
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 20
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

幽霊アイドル物

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

61.9 18 芸能界でライバルなアニメランキング18位
MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (39)
194人が棚に入れました
銀河級にきらめく青春ステージ、Big Bang!

小雪のちらつく2月13日——。
ピタゴラスプロダクションから1組のアイドルユニットが誕生した。

それは“銀河の果てまでKISSを届けるアイドル・MARGINAL#4”。

メンバーの桐原アトム、藍羽ルイ、野村エル、野村アールは
応援してくれるファンのため、芸能活動に全力奮闘!
芸能界を牽引する先輩ユニット・LAGRANGE POINT、
デビューを控えた後輩ユニット・UNICORN Jr.とともに
アイドルとして成長していく。

だけど……?
1歩ステージを降りれば、彼らも普通の現役高校生!
わちゃわちゃな学園生活はハプニングだらけ!

これはMARGINAL#4が繰り広げていく、星より目映いアイドル+日常学園ストーリー!

個性豊かなメンバーが紡ぎ出す“夢”と“絆”。
この2つが合わさったとき、奇跡のBig Bangが誕生する——!?

声優・キャラクター
増田俊樹、高橋直純、KENN、鈴木裕斗、豊永利行、大河元気、蒼井翔太、沢城千春
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

アイドル風味の男子高校生の日常(方向性が迷子) [完走後追記]

1話視聴。
実況向けアニメ…?
突っ込みすることしかできない(笑)アイドルしろよ。
(なんで衣装のまま帰るんだよ、オープンカーかよ、部活やる暇あんのかよ、唯の公立校に転校する意味って…、キャラ髪は作中でも本当に青いのか!)
1話90%くらい男子高校生の日常してます。
色々おかしいけど、ちょっと狂気は足りない。

初っ端アイドルとしてのデビューステージ。
4人組ユニットとしてもうデビューしたとこから始まるのはやり辛いけど、どう展開させるつもりか。

作画の崩れは今のとこ無くて良い方だけど、パフォーマンスが普通過ぎて特筆するところが無い。そこそこ動いてはいるけど、可愛いだけで格好良さは無いな。一昔前ならこれでもレベル高い方だったけど、うたプリには成れないね。楽曲が軽くて微妙。振付ジャニーズかな。
CGはとても自然。カメラワークぐりぐり動きすぎ。
全体的にジャニーズ.Jr好き向けかな。
ゲーム発だから固定ファン多そう。

ユニット3組で3次元ライブするのは決定事項らしい。メイン声優はそこそこなので、パフォーマンスは推して知るべし。(中の人達踊れるのか不明)

キャラデザ…双子どころか四ツ子じゃなくて?なぜ描き分けしなかった。髪の色だけかよ。エルだのアールだの名前が覚えられる気がしない。
線が多くて動かすの難しそうなキャラデザだけど、とりあえずアイドル物としての平均値以上取るくらいは一応金かかってる感じ。
そこはJCスタッフによる謎の安心感がある。しばらく様子見。


*メモ*
少年アイドルアニメとして絵のレベル的には、うたプリ>>>>少ハリ=これ>B-pro>ツキウタ>>>スタミュ(1期)>ドリフェス>>>>>美男高校
あとなんかあったっけ?
※パフォーマンス的には評価が前後する
(マジきゅんはアイドルじゃないので別枠)

個人的にタイトルのキャッチコピーが嫌い。




2017.4.22完走後追記
いやあ、単話で各話が独立しすぎていたのが敗因かな。
まさしく日常系と言えるところでは余りキャラにコミット仕切れなかったとか。これじゃ表面的な部分しかキャラ人気出ない=作品が広まらないよね。

各回ED頑張って毎回変えてたし、踊ってたけど。
なんでそれを本編に組み込まないのか?かなり勿体無いことしてたと思うわ。
それぞれのEDテーマが何でこういうネタなのか分からないし。
単なるキャラソン以上の意味を持たなかったな。

でもたまに非常に論理的な脚本が見れて唸ったよ。
逆ドッキリ回とか。

特に最終回とか。
実は見た後しばらく感想書く時間がなかったから、見たのはほぼリアルタイムだったけど、記憶が薄れてきてる。まあそれでも最終回が一番印象的だったな。

最終回↓ネタバレレビューを読む

最後に全員で宇宙に行って、BIG BANGしてきてサブタイ回収したから、ヨシとしよう(笑)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

マジフォーがついに動いた!!!!

Rejetfes.2013のみの企画だったMARGINAL#4。
(以後マジフォー)
本来であればそこで終わっているはずだったのですが、あまりの好評により、企画続行。
現在シングル10枚、アルバム3枚、ドラマCD5枚、
ゲーム1本が出てる訳ですが、
まさかアニメ化するとは思わず、
アニメ化の発表があったRejetfes.2016では本当にビックリした記憶しかありません。

ゲームは基本彼等一人一人がマネージャーと恋愛していくお話でしたが、
アニメではマネージャーめっちゃ見切れていたし、cv.もついていないので、
基本彼等の学園生活とアイドルとして成長して行く様を見て行くゆるーい?
お話になって行くのかな?なんて思います。
今後先輩ユニットのLAGRANGE POINT、
後輩ユニットのUNICORN Jr.も出てくるので
彼等の活躍も楽しみです!

私は基本MARGINAL#4箱推しで
特に双子の野村エルくんアールくんが大好きですが、
アニメでも本当に天使ですね!!
特にお兄ちゃんのアール君は誰よりもヒロインなんじゃないかと思う位一挙手一投足が天使です!!

曲はRejetの社長の岩崎大介さんが作詞をしています。
岩崎さんの歌詞は非常に歌詞カードを見るのが楽しいです。
ルビがやばいんです(笑)
作曲は全てMIKOTOさんがしてるのですが、
ジャンルの幅が広過ぎて飽きません。
なのでOP、WeMe!!!!含め、毎回変わるEDもとても楽しみです。
(今回初のメンバーソロがあります)
何が言いたいかって、マジフォーの曲は控えめに言って最高なので曲に注目して下さいって事です(笑)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

にゃしゅまろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一気観٩( ᐛ )و

なんか昔(数年前)にCDとかゲーム?があるのを見た気がする(ΘωΘ)

まさかアニメになるなんて…人気だったのかな!?

キラキラし過ぎてワー。・*・:≡( ε:)てなったけど、最後まで観た(^ω^)笑

毒が無い平和なアニメ好き。笑

あとは皆、髪の毛が長めで良かった( ˶´⚰︎`˵ )さらさら〜♡←(ただの長髪好き。)

すごい恥ずかしい台詞言ってるな〜(*´艸`*)CV中の人どんな顔して言ってんだろ…て余計な事考えた(*´艸`*)笑

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

63.3 19 芸能界でライバルなアニメランキング19位
アイカツフレンズ!(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (27)
130人が棚に入れました
『アイカツフレンズ!』は、アイドル活動“アイカツ!”にはげむアイドルたちの努力と友情の成長物語。

スターハーモニー学園の普通科に通う「友希(ゆうき)あいね」は、友達を作るのが大得意な女の子。学園のトップアイドル「湊(みなと)みお」と友達になって、一緒に“アイカツ!”のステージに出ることに!?

声優・キャラクター
松永あかね、木戸衣吹、二ノ宮ゆい、美山加恋、田所あずさ、大橋彩香、諸星すみれ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公2人のキャラがとても良かった、シリーズ第3作目

女児向けアイドルアニメのシリーズ第3作。その1年目シーズンで全50話。
作品の基本的な作りは前作までのスタイルを踏襲していますが、今作では「フレンズ」と呼ばれる2人組のユニットでの活動が物語の中心となっています。
ストーリーは、スターハーモニー学園の中学2年生・友希あいねが、同じ学園に通う人気アイドル・湊みおと出会ったことをきっかけに、アイドルの道に進むことになる、みたいな流れです。
まず良かった点は、主人公2人のキャラクター。人と仲良くなることが得意で、「目指せ友達100万人!」が口癖のあいねと、アイドルとしては先輩だけど、友達作りが苦手なみおは、どちらも単体のキャラとして好感が持てるだけでなく、コンビとしてのバランスが良いです。ほんのり百合風味の感じられる関係性も最高でした。2人がフレンズを結成するまでの過程を描く作品序盤は、シリーズ第1作にも引けを取らないほど面白かったです。
ただ、その後、主人公たちの活動が軌道に乗り、トップアイドルを目指してライバルたちと競い合う展開が繰り返し描かれるようになると、内容がやや単調になってしまった印象。主人公たちが目標とするトップアイドル「ラブミーティア」や、ライバル的なポジションの「リフレクトムーン」を描くエピソードについても、いまひとつ盛り上がりに欠けるように感じたりして、中盤以降はちょっと失速してしまったかな、という感想でした。憧れの最強アイドル超えを目指すという本筋自体がすでに定型なので、そのあたりから少し工夫があっても良かったかもしれません。
ステージシーンについては、今作から専門の歌唱担当を置かず、声優がそのまま歌うように変更されましが、特に違和感はなかったです。ただ、映像や楽曲の質的には「まあ普通に悪くないかな」くらいの感想で、特別なインパクトはありませんでした。この部分については、前作も含めて、第1作の3~4年目の頃のクオリティを超えられないでいるように思います。
声は、あいね役を新人の松永あかねが演じていましたが、初々しさや若々しさが感じられて普通に良かったです。アイカツでは、過去のシリーズでもメインキャストに新人を起用して、後に人気声優になっている例が多くあるので、今後ちょっと注目かもしれません。
最後まで観終わって振り返ると、スタートの印象が非常に良かっただけに、後半の内容にやや不満はありましたが、全体的に前作より楽しめました。引き続き2年目シーズンの「アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜」が放送されているので、そちらも面白くなることを期待しています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

女児百合化計画

バンダイはなんて素晴ら、けふんっけふんっ、けしからん計画を立てたのだ。

主人公のキャラデザが今までのキャラと被らない事ばかりに目が行ったぱっとしないデザイン。
被ってもいいんだよ。それが王道。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

さんふらわあ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これはいい!

キャラもコーデも最高にかわいいので比較的多くの人に楽しめると思います。
二人組というのがコンセプトで、従来とは別の魅力があります。
途中からでもそれなりに大丈夫と思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

67.7 20 芸能界でライバルなアニメランキング20位
アイドル天使ようこそようこ(TVアニメ動画)

1990年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (14)
105人が棚に入れました
前作『えり子』に続く少女アイドルものの第2作だが、リアルさを意識した『えり子』と違い、本作ではファンタジックな面を強調。ブロードウェイのシンガーになるため東京に上京した少女・田中ようこ。太陽のような明るさを持った彼女は、女優を目指す女の子・山杜サキと新幹線で意気投合する。渋谷の街へ向かったふたりは、住む場所や収入の見込みもないままスカウトマンを探す。ついにオーディション出場まで登りつめるようこたちだが。

声優・キャラクター
かないみか、林原めぐみ、水谷優子、鈴木勝美、鈴置洋孝、島津冴子、大滝進矢、西村知道、松本保典、関俊彦、山口勝平

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

陽子の陽は太陽の陽、なつかしい。

ふと昔見ていたアニメを思い出したシリーズ。


このアニメを見たのは、そこそこ大きくなってからだった。
当時、これを観ていたとリアルタイムで言ったとしたら、少々、こっぱずかしかったかもしれない。
今は、まぁ、あえて公言はしないけど平気かな・・・。


最初は、どうして観たのか覚えていない。
多分、偶然夕方にやっていたのが目に留まったレベルだったと思う。
主人公の陽子の「ハイ!!」というセリフにものすごく好感をもって気に入ったのが見始めた理由だったんじゃないだろうか。


この作品はちょっと変わったタイプの作品で、
アニメの放送と同じタイミングで「田中陽子(よっきゅん)」というアイドルがデビュー、活躍し始めていた。
この前にあった「アイドル伝説えりこ」と同様という事だったかな、ちなみに、こちらは視聴していない。
アニメの枠内で「よっきゅんコーナー」というショートコーナーが放送されていた。

物語は田舎から出てきた
主人公のようこが歌手(シンガー)を目指していくことが、大きなストーリーとなる。
ただ、物語自体は、大筋のストーリーをふまえた上での単発エピソードが主だった。
可愛らしい話、渋谷愛の感じられる話、ちょっと大人な話、夢に悩んでいる大人の話、壁にぶつかった大人の話・・・、バラエティに富んだストーリー構成でなかなかに楽しかった記憶がある。

また、歌がふんだんに盛り込まれているストーリーでミュージカルアニメといっても過言ではない(ちょっと過言かも・・・w)
でも、結構な名曲、心に残る曲はあった。
私はCDも買いましたしwいまでも、口ずさめる歌もあります。

好きなエピソードは
「さびしがりやの街のかみさま」

好きな曲は
「クレッセント・ハーツ」
「SINGING QUEEN」
「君はオリジナル」

「陽春のパッセージ」もかな。


ちなみに作画は結構あれていた回もあったかな。
今なら、突っ込みを受けるような回もあったかもしれません。

が、このアニメに特筆しておくべき点があるとすれば・・・。

それは、声優です。
レジェンドクラスがゴロゴロです。

田中 ようこ:かないみか(初主演です)
山杜 サキ:林原めぐみ
山下 秀樹(社長):鈴置洋孝
吉秋 久美子:島津冴子
星花 京子:水谷優子

レギュラークラスでこれはすごくないですか。

かないみかさんは、この作品のCDで作中歌を歌っておられます。
とても上手でした。
なんなら、歌手の田中陽子さんよりも・・・。

そして、レジェンド林原さんは、この後グングン知名度を上げ、
歌える声優、歌う声優の走りとなっていきました。
私もたくさんアルバムを買わせていただきました。

鈴置さん水谷さんは・・・他界されましたね。
地味にショックでした。


今wikiを見て知りましたが、打ち切りだったんですね・・・。

でも・・・。
今から見たら大昔の作品、古臭く見えてしまうかもしれませんが、
機会があったら、お目にかけてくださいませ。
お勧めします。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7

コタリヌ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

挿入歌もイイ!

ステッキっぽいものと
お供の小動物が出てきますが魔法少女物ではありません。

シンガーと女優を目指す少女のほんわか物語です。

たまにミュージカル風になったり
魔法みたいな事も起こったり

少し独特な作品です。

新人時代の、かないみかさんと林原めぐみさんがヒロインをやっています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

らいらっく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アイドルモノで豪華声優

子供の頃大好きだった。
なんといってもかないみかさんと林原めぐみさん
という豪華キャスト!
可愛くてほのぼの。
歌がどれも可愛い。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3
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