男子高校生でツンデレなおすすめアニメランキング 6

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早速見ていきましょう!

85.5 1 男子高校生でツンデレなアニメランキング1位
Charlotte [シャーロット](TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (3646)
16211人が棚に入れました
思春期の少年少女のごく一部に発症する特殊能力。
人知れず能力を駆使し、順風満帆な学園生活を送る乙坂有宇。
そんな彼の前に突如現れる少女、友利奈緒。
彼女との出会いにより、暴かれる特殊能力者の宿命。
それは麻枝准が描く、青春を駆け巡る能力者たちの物語――。

麻枝准、Na-Ga、P.A.WORKSによるオリジナルアニメ第2弾が始動!

声優・キャラクター
内山昂輝、佐倉綾音、水島大宙、内田真礼、麻倉もも
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ザ麻枝准

【最終話を見て 総括 を追加】
オリジナルは勝手に色々考えれるから、楽しかったなぁ・・・

【1話見て 溢れ出る、既視感】
{netabare}主人公のウザさやツッコミ。
ヒロインキャラの暴力性。
メガネで知的そうなのにボケ担当。
語尾のオカシイ妹。

キャラ、物語の雰囲気、全てから溢れ出る既視感。

その全てが
「Keyの麻枝准アニメここにありっ!」
である。
更には
1話では流れなかったが、OPにLia。EDに多田葵。
アイドルやバンド好きというキャラ設定から、アニメ内楽曲をやる気満々な姿勢。
もう、まんま「Angel Beats!」だなっ!

これが
「麻枝アニメを見てる安定感安心感」
となるか
「引き出しの少ない寄せ集め作品」
となるかは、今後の面白さ次第。

なんだかんだで麻枝准楽曲は好きなので、楽しみにしてます。{/netabare}

【2話見て 手堅いスタート】
{netabare}1話でキャラ立て。
2話で世界説明と主人公に動機付け。
麻枝准らしさを出しながらも、展開は手堅い順調なスタート。
内容の強引さも麻枝准らしさか。
個々でユニークスキルなのに、
「潰れても代替品がいるからいいや」
ってオカシイだろうに。

妹なぁ・・・
天体観測、すべてトマト味、変な語尾。
天体観測:千里眼
すべてトマト味:血を求める吸血鬼
変な語尾:過去の重要人物が体内に潜在している
どんな特殊能力なんだろうねぇ。

OPED流れる。
両方共、「Angel Beats!」OPEDほどのインパクトはない。
内容が進むにつれ、好きになっていく、かな?{/netabare}

【気になる妹】
{netabare}と言っても、私はロリではない。
見ていて、なんとなく、ハルヒの鶴屋さんを思い出す妹。
どうにも、気持ちが悪いのだ。
 主人公がいる場面じゃないと出てこない。
 変な語尾。
 何故かピザソースにこだわる。
 入寮の時の警備員の警戒とカットインされる防犯カメラ。
 友利の妹への接し方。
 主人公の夢での3人の歩き方の不自然さ。普通は妹を挟んで
 両方の手を繋ぐのでは。
 何故か一緒に登校しない。
なーんか、キャラとしての居心地が悪い、というか。

折角の先が不明なオリジナルアニメなんだ。
楽しみ方のひとつとして、勝手に予想してみよう。

「我思う、故に”我”在り。」
で始まるから
「我思う、故に”妹”在り。」
が中オチ。

主人公が幼いころに、満天の星空を見ながら兄と会話。
「あ、流れ星!」
「流れ星に何をお願いする?」
「うーん・・・妹が欲しい!」
 (妹が星空や彗星に執着する理由)

兄が能力者と判明し、機関に連れて行かれることに。
主人公が寂しくないようにと、その願いを叶えることに。

が、中途半端な能力なので、
主人公が意識している時のみに存在出来る妹
として、歩未が誕生。
 (一緒に登校した場合、妹は中学に行くから別行動となり、
  主人公の意識から離れるので存在出来なくなる。)
が、どうにも気持ちが悪いので、父母離婚。叔父に親権を押し付けて逃亡。
主人公と妹、兄妹での生活が始まる。

その後、兄は機関から逃亡。
能力を活かして資産を築く。
その資産で能力者保護期間及び保護施設としての星ノ海学園を設立。
 (学園名が妹のために付けられたような名な理由。
  実は兄の主人公との思い出。)
友利の言う本当に信頼できる人=兄。

兄は主人公を探していたが、離婚、叔父に預けれで、苗字が変わり、手間取っていた。

歩未が料理の尽くにピザソースを使うのは、兄が
主人公の好きな味=ピザソース
と知っているから。
それが能力の賜である歩未に引き継がれている。
年月が経ち、主人公の好みが変わっても、
好きな味=ピザソース
で固定されている。

これらをまとめて、
「我思う、故に”妹”在り」
だから、妹から心が離れると、妹は存在出来なくなる。
友利と仲良くなり、主人公の中で友利の存在が大きくなればなるほど、妹の存在が小さくなっていく。
それに気付いた時に、
幻なのは兄ではなく妹のほうだった。
幻のような妹をとるか、
現実にいる友利をとるか、
が、中オチ。

「我思う、故に”友”在り」
「我思う、故に”恋人”在り」
「我思う、故に”我”在り」
こんな俺でもここにいていいんだ!
が最後のオチ。

先が読めないのがオリジナルアニメの面白さ。
勝手に想像して楽しむぜっ!{/netabare}

【OPの向きの話】
{netabare}画面作りにおいて、向き、というのには意味がある。

今年頭に世間を騒がせた岡田斗司夫が、以前、ニコニコで話していた。
あしたのジョーのラスト、矢吹ジョーは生きているのかどうか。
  BS漫画夜話のあしたのジョー回で、夏目房之介が説明しているんだが、
  「漫画における物語の進行方向は”右から左 ←”になる。
   ラストの矢吹ジョーは”左方向 ←”を向いている。
   漫画家の生理習性で、死や止まったものは”右方向 →”に書いてしまう。」

日本は、縦書き文化、漫画文化、だ。
だから、日本の作品では、画作りにおいて、進行方向が右から左になっていることが多い。
それを踏まえて、ロボット物では
敵(阻むもの) →← 味方(進むもの)
という構図で描かれることがお約束となっている。

この辺の詳しい解説は、renton000さんの書かれたTVエヴァのレビュー
http://www.anikore.jp/review/1191186/
が、非常に分かりやすいので、ご興味があれば、一読されるのが楽しいかと。

本作でもこの”向き”はしっかりしており、2話で分かりやすい場面だと
主人公 →← 友利、高城
パン ← 高城
写真買ったやつ →← 友利
念写弓道 →← 友利
矢 ← 高城
というふうな描かれ方をしている。

で、OP。
キャラクターの向きに注意してみると、
ほぼ ”正面” ”左方向 ←”
で描かれ続ける。
方向の理論で言えば、全員、進行方向を向いているので、「前向きな物語」と読める。
前向きだしね。

ところがである。
いくつか、”右方向 →”で描かれるシーンがある。
方向の理論で言えば、”右方向 →”を見る=逆行する、過去を振り返る。

授業中の主人公が、”右方向 →”を見る。
そして、そのシーンは画面奥に吸い込まれるようにフェードアウトし、真っ暗になる。

友利が人差し指を立てた腕を”右方向 →”に振る。
次のシーンは、イラスト風に描かれた主人公らしき人物が口からシャボン玉のような泡を出している。
水泡に帰す、など、泡は儚く脆いものの象徴。

謎の5人組がビルの屋上みたいなところで立っているシーン。
真ん中の男性が”右方向 →”から振り返り、不気味に光る両目で睨む。
次のシーンは、空から落下する友利。
象徴もクソもなく、落下、落ちる。

”右方向 →”の後は、嫌な感じのシーンが多い。
落下する友利と主人公が、何か叫びながら手を伸ばす。
このシーンだけは、”右方向 →”を向いてる主人公が、グルッと回って正面を向く、という、なんか良い感じだけど。

そして、”後ろ向き”。
OPにおいては、最初と最後、キャラクターが後ろ姿で描かれる。
最後に至っては、明るい夕焼けが、暗い夕闇に染まって終わっていく。

これらが何を指し示しているのか、を考えるのが楽しいんだけど、ちょい保留。{/netabare}

【3話見て メインキャラは揃ったのかな】
{netabare}西森柚咲、及び、美砂登場。
全体的に大味な話の内容。
美砂の死因が
原付き2ケツで事故死
って・・・
OPのピアノアレンジをBGMにされても泣けませんよ。

「いつまでも死人のことを引っ張るな。
 でないと、この先、幸せになれないぜ」
ですよねー。
いつまでもAngel Beats!のことを引っ張っちゃダメですよね~。

OP画に文字や図形などが挿入される演出が加わった。
そのうち、コマ送りで確認するか。{/netabare}

【4話見て 種まきは続く】
{netabare}麻枝准が
「スロースターターな作品だから6話まで見て」
と言っているが、
「分かってるなら、6話までを面白くする努力をしろよ」
と言いたい。

物語が動き出すまでの種まき期間とは分かってはいるが、3話に続き、単体エピソードとして非常に大味。
面白い何かがあるわけでもなし。
友利、嫌われてるね。
高城、ヒクね。ツバは回収しようね。
柚咲、素であのキャラなら頭おかしいね。
妹、やっぱ怪しいね。
くらいな感じ。

主人公が能力者に対して意識乗っ取りをかけた場合に何やらあるようだ。
なら、せめて、2話で念写弓道の意識乗っ取りをやった時点で、
友利が何やら違和感を感じ取る、
みたいな描写を入れようよ、と。{/netabare}

【5話見て 種まきはまだ続く】
{netabare}4話のちょっと勘違い。
主人公の乗り移り実験。
てっきり、
主人公が能力者に乗り移ると能力ゲット?
とか、つい主人公の変化を求めてしまっていたが、
会話をちゃんと聞くと
「被験者にいう言葉じゃないぞ」
「被験者は相手です。ご安心を」
つまり、何かしらの変化が起きるのは、乗っ取りを受けた側。
念動力を使ってた投手のほう。
思い込みはいかんなぁ・・・・

さて、5話でもまだ種まきは続いている。
公式が
6話まで見てね
と言っているから、6話Aパートくらいまでは種まきなんだろう。

さて、今週のの種まきは

友利の嫌われっぷりが酷い
 集団に呼び出されて、校舎裏で暴行。
 1vs1だと個対象インビジブルを使って無敵となるが、
 1vs多では何ともならんようだ。

高城の悟りっぷり
 友利が連れて行かれても「知らないほうが良い」。
 いくらなんでも友利に冷たい。むしろ、この仕返しを友利が受け入れてる?
 「5秒しか乗り移れない能力に何が」「それは貴方がっ」。
 何か言いかけた。何かしらの情報を握っているっぽい。

乙坂兄の能力
 フライング斉藤に乗り移ったときに浮遊の能力をコントロール出来た。
 能力者に乗り移った場合、その能力を、不慣れながらも、使うことが出来る。

妹に変化
 ピザソースを作るために外出しようとするも、警備員により止められた。
 突然、風邪の症状。


やっぱ、妹が気になるなぁ・・・

妹が存在してる場合
警備員により止められた
 妹が凄い能力の持ち主で、最重要人物指定されてる
風邪の症状
 能力の発現サイン

妹が存在してない場合(上記【気になる妹】の推測を絡めて)
警備員により止められた
 乙坂兄の意識下でしか存在できない妹との辻褄合わせ会話
風邪の症状
 主人公の意識が友利に行き始めたサイン
 ピザソースが兄との意識伝達の媒介?

6話で、どんな動き方をしますやら。{/netabare}

【6話見て 確かに、話は動き出した、よね】
{netabare}普通に、妹、存在してたか・・・というか、Web予告のお見舞いで分かっちゃいたんだが。

いままで、散々、主人公の一人称でやっておいて、
いきなり妹のクラスを出す三人称表現。
話が動き出す暗示をしておいてのBパート。
うん。確かに、話は動き出した、よね。
でも、一方的な思い込みの痴情のもつれからって・・・
まぁ、青春って言えば青春してんなぁ、なんだけど。
グッと持っていかれるような動き出しじゃ無かったなぁ。

主人公が高城に乗り移りを使おうとしたら、友利に強引に止められた。
4話での実験結果がまだ明らかになっていないが、使われた側に影響が出る推測をたてているようだ。
・能力保持期間が短くなる
・能力が弱まる
・能力が消える
など考えられるが、答えはまだ先か。

新キャラ 目時 登場。
先んじて行動してたり、
「間に合わなかったか」
という台詞から、主人公所属生徒会よりも、情報を握っているっぽい。
OP屋上の五人組の一番右の人っぽいが、はたして。

OP屋上の五人組
? 熊耳 乙坂兄 友利兄 目時
ぽいシルエット。
真ん中人物は杖持ち。
普通の杖?白杖?
白杖なら、
「ジエンドのボーカルは眼が見えないから云々」
という友利の説明と合致。
でも、友利兄はジエンドメンバーじゃないし、
友利兄の部屋に貼ってあったジエンドのポスターは長髪の女性ぽかった。
また、ジエンドっぽい曲が何度か流れているが、女性Vo。
ジエンド=屋上の五人組ではないか・・・{/netabare}

【7話見て 勝手な想像が、楽しい ※向きの話 光の話 を追記】
{netabare}妹死んで、
主人公引きこもって、
主人公グレて、
覚醒剤やめますか?それとも人間やめますか?なところを、対個人視覚遮断で主人公を見守ってた友利が止めて、
ひでんレシピのピザソース味オムライスを食って、
友利とちょっといい感じになって、
生徒会に戻ることになりました。

えー・・・
妹アッサリ死ぬし、
散々引っ張ったピザソースの扱いってこれだけのこと?
6話の新キャラも全く出てこないし、
主人公の一人称視点に戻るし。


正直、ストーリー見てるより、与えられた条件から今後の物語を勝手に想像してるほうが楽しい現状。

妹、生き返るかなぁ。
生き返らない気がするなぁ。
主人公、大暴れで科学者に目をつけられる。
で、科学者側に
 能力調査の結果、君の乗り移りの能力の対象を、過去の君自身にすることが出来る。
 乗り移り能力は5秒間ではなく、固定された時間だ。
 8/1の12:00:00に乗り移りをかけた場合、8/1の12:00:05に乗り移りが解除される。
 つまり、7/1の12:00:00の君に乗り移った場合、1ヶ月と5秒間乗り移れるということだ。
 妹を助けたまえ。
 かわりに、私達にその力を提供してもらう。
とか提案されて、ピザソースのお陰で近づいた友利との関係を断つかどうか悩む。
みたいな展開とかかなぁ。
でも、それだと、タイムリープした先での主人公と科学者側に意識の齟齬がおきるしなぁ。
それに、簡単に科学者信じないよなぁ。
妹失ったところに、科学者側として兄貴が出てきたら、肉親求めてコロッと落ちるかなぁ。
OP歌詞から、二択になるだろうし、
タイムリープで可逆になれば、万物の法則を越えたバケモノだろうしなぁ。
OPの向きの内容含んで考えると、過去を向いた途端に不幸だなぁ。

みたいな感じで。
想像するのもカッタルイほどにツマラナイことはないんだけどねぇ・・・

※追記 向きの話
【OPの向きの話】でも書いたが、方向の話。
終始、後ろ向きな話の7話。
尽くに→向きに話が進む。
全シーンとまでは言わないが、主人公がずっと→向きなのだ。
乗ってる電車の進む方向なども。
で、ラストにオムライスを食べるシーン。
ここで、しっかりと←向きで座り、ひでんピザソース味オムライスを食べ続け、友利と話をし、生徒会に戻る決意をする。
丁寧なお仕事っぷり。

※追記 光と影の話
いけないおクスリを友利に蹴飛ばされるシーン。
主人公には影、友利には光。
「どうしろってんだよっ」
と胸ぐらを掴みにかかる主人公は光の方へ。
思い出すのは、”響け!ユーフォニアム”で私が一番好きなシーンである
トランペットソロ対決直前の麗奈と久美子の会話シーン。
心がどうしようもないキャラに影がさし、それを救う存在に光があたり。
救済を欲するかのように光の当たるキャラへ向かう。
これも丁寧な仕事なんだけど、ユーフォのこのシーンが完璧すぎるから、ちょっち見劣りしちゃう。{/netabare}

【8話見て 顔を出さない演出は良かったけど】
{netabare}主人公、友利が、互いを救済しあい、互いを意識する話。
本来なら、ラストに向けての切っ掛けとなる良い話んだろうが、イマイチ。
ただ、Bパートで、一切、友利の顔を画面に出さなかった演出は良い。
ここは聴かせどころだけに、アヤネルには、もう半歩、頑張って欲しかったけど。

Aパートで印象に残るのは柚咲のPV。
あんなダラダラ見せられるとは思わなかった。
柚咲のキャラと合ってない曲で、あんなツマラナイPVをダラダラと流すな。
キャラCD売りたいんだろ?
PVではないが、京アニ作品のEDはPVっぽいことが多い。
あのくらいに気合を入れてつくってくれないと、ただただダルいだけだ。
プロモーションにならないよ。
CDの売り上げにマイナスになるよ、あんな内容だと。

そしてBパート。
歌の力で友利兄復活の兆し。
冷静に考えると、麻枝准作品は、曲や歌など、音楽頼りな部分が多いので、こういう
「音楽サイコー!楽曲の力はすごい!」
なネタにならざるを得ないのは仕方ないか。
ただ、既に兄には、
CDなどでZHIENDの曲を聞かせる、
くらいのことは試し済だろうから、
今回のような、
「生歌の力は凄い」
みたいな話だと、反語的にCDその他音源の力は・・・

サラ・シェーン登場。
ZHIENDのヴォーカルであるサラ・シェーンが出てきた。
彼女曰く
  視力を失ったのは懺悔、罪滅ぼし。
  バンドのフロントマンやりたかったが、
  唄もギターも実力の何もなく全く芽が出ず、
  周りが売れていくのを荒んで見てたが、
  ズルをすることで爆発的ヒットをし、
  日本でも流行って公演したりしたが、
  金廻りや周りの目が悪い方に変わり、
  弟がカネ目当てに誘拐されるなどし、
  それに嫌気が差し、
  地味なバンドのフロントマンとなり、
  最後は視力を引き渡してZHIENDとなった。
だそうな。
ズル=特殊能力、なのは間違いない。
じゃあ、何の能力だったのだろう。
声:何かしらの力を加えることで聞いてる人に影響を与える
くらいか。
一瞬、
「人生は一度きり」
「気付いた時には手遅れで、夢を叶えれなかった」
って台詞から
”タイムリープ”
も浮かんだが、気に食わなかったらタイムリープしまくればいいんだから違うか。ループしまくっても、ギターの腕が天才的にはならんだろうし。
これらを踏まえて、素直に彼女の言葉を受け取ると、
  バンドのフロントマンやりたかったが、
  ギター練習をするでも歌の練習するでもなく、
  周りを羨み、妬み、ただただ、時が過ぎていった。
  そんなある日、自分に”ズル”をする力があることに気づき、
  その”ズル”をすることで、ヴォーカリストとして成功した。
  だが、所詮は”ズル”による成功なので、
  分不相応な事態に彼女がついて行けず、
  その”ズル”を放棄することで事態を収めた後、
  ”ズル”をした代償として視力を奪われた。
  しかし、そのかわりに本当の力と夢を手に入れることが出来た
ということらしい。
特殊能力という力を手に入れた者は、その能力が消えると同時に何かを失うことになる。
祝福と呪いの物語。
この8話が、
主人公、友利が、互いを救済しあい、互いを意識する話、
となった以上、次に訪れるのは離別。
やっぱ、
  妹と友利。
  さぁDOTCH?
って展開になりそうな。{/netabare}

【9話メモ】
{netabare}乙坂隼翼 乙坂兄 タイムリープ
目時 オレンジ女 睡眠or気絶
七野 金髪 透過、壁すり抜け
前泊 運転手 記憶消去
熊耳 プー 特殊能力者発見(別能力かと思ったが、粉砕のリーゼントを云々言ってたから多分まんま)

盲目は乙坂兄とサラ。
特殊能力の影響か。
推測
特殊能力使用はMP制。
MP0になると、能力を失うと同時に、罰則として失明する。
年齢経過による特殊能力自然消滅の場合、MP0にならないので罰則無し。
主人公に特殊能力を略奪された場合、MP0にならないので罰則無し。
「略奪」というくらいだから、された側は特殊能力を失う。
念動力ピッチャーの実験は、念写アーチャーのアフターフォローにより、
”能力消滅&罰則無し”
を確認出来たので、実験として略奪させた?
乗り移り=自動略奪とすると、
「略奪」「念写」「念動力」「浮遊」
が、主人公の特殊能力。
友利が、高城に乗り移るのを妨害したのは、瞬間移動を略奪するのを防ぐため。
川の水浴びで高城が言いよどんだのは、主人公の能力が「乗り移り」ではなく「略奪」ってトンデモ能力で、自身が超重要人物なのを気付いてないことに苛立ったため。{/netabare}

【10話メモ】
{netabare}年齢
物語スタート
 兄 18
 主人公 16(高校1年)
 妹 14(中学2年)
兄、最初のリープ:捕まるのは3年後
 兄 12
 主人公 10
 妹 8
捕まる年齢:兄、15才誕生日
 兄 15
 主人公 13
 妹 11

兄、失明は能力の影響。
失明=能力の喪失ではないらしい。
今まで見てきたものを一気に見ながらタイムリープするために目を酷使するから、という説明。
なら、視力矯正として、メガネ掛けても意味が無いのでは?

兄貴5人衆の中で、七野だけいないのが気になる。
元々、乙坂兄妹に対して好意的な感じでは無い。
能力者を救う、
という目的から、
妹を救う、
という目的に変わったことで、離別した?
内野手だし、キープレイヤー?なんてな。

主人公リープで無くなった出来事。
 妹死亡。
 主人公グレる。
 白柳との再会。
 主人公からの被害者。
 友利による主人公救出。
 主人公とサラの出会い。
 サラの友利兄救出。
リープが妹死亡前日だから、サラのライブは確定済み事項。
サラが広島焼きを求めて彷徨くことも確定してるなら、待ちぶせ可能。能力のことを話せば友利兄関係はどうにかなりそう。
現時点での大きな変更点は
 友利が主人公に向ける気持ちが弱くなった
くらいか。{/netabare}

【11話見て 本末顛倒な印象】
{netabare}運転手は前泊じゃなかったか。
「喋らねーなぁ」とは思ってたが、まんまとミスリードに引っ掛かったわけか。
喋ったら、EDのスタッフリストでネタバレするしねぇ・・・

シャーロット=彗星の名前。
75年周期の彗星で、地球をかすめる時に未知の粒子をばらまいて、それの影響で能力者が出来るんだそうな。
えー・・・
そんなハレー彗星モドキがタイトルなの?
全く、伏線張れてないじゃん。
妹が天体好きで、長周期彗星を見るのが夢って言ってただけじゃん。
「彗星は英語でcometと言って、ギリシャ語の”長い髪をした”が語源でござるぅ」
「はいはい、本当に星が好きなんだな。
 いいから早く寝ろよ」
とかさぁ、そんな会話するだけで、こっちが受ける印象が全然違うじゃん。
しかも、長周期彗星って200年周期なんだろ(wiki曰く)。
なんなんだよ!

なんか、ここまで見てきて、色々と、本末顛倒に感じる。
まるで、
 こんな意味ありげな単語がいっぱい出てくるOP映像作りました。
 そして、あらすじを歌詞としてOP曲をつくりました。
 このOPを使って全13話の物語を完成させなさい。
みたいな問題の答えを見せられてる印象。
もう、どっちが先に出来てたんだよ、みたいな無理くりさ。

もうちょい、見れるシナリオ考えれる人だと思ってたんだけどなぁ、麻枝准。
と思って、前作「Angel Beats!」の自分の感想を読む。

 全体的な流れとして?な部分が多い。
 これを「なんなんだよ!」と突き放すか、
 「多分こうだよねー」と都合よく解釈して受け入れるかで受け止め方はかなり違う。

なんだ、なにも変わってないじゃん。
シナリオで伏線張れないからって、OPで単語出して誤魔化すのはやめようよ。
シナリオ構成がイマイチだからって、OP歌詞をあらすじにしてネタバレするのはやめようよ。
伏線とか、シナリオ構成とか、そういうのを期待しちゃダメだったんだな。
星ノ海学園、って名前にすら伏線張れないんだもんな。
ただのベイスターズってだけなんだろうなぁ。{/netabare}

【12話見て 歌詞・・・】
{netabare}いや、もう、散々書いてきているんだが・・・
OP歌詞まんまじゃん。
ヒクなっ!
・・・もうちょいひねろうよ、ねぇ。

前に進むのかここでやめるのか、とか
どれだけだって奪う、とか
神にも等しい、とか
帰ってやる、とか
その辺の歌詞から
あぁ、能力略奪旅行に行くんだろうな、
とは思ったよ。

でもさぁ、せめてさぁ、サラとか有効活用しようよ。
世界的アーチストなんだろ?
ズルして失明ってことは、何かしらの能力の結果なんだろ?
サラに能力のこと話して世界ツアーに同行する、とかさぁ、なんかあるじゃん。

それに、ループして、サラと友利兄会わせてないじゃん。
兄を救うシーンをもう一度やろうよ。
友利にあんな告白とかしても、友利は反応に困るだけだって。

11話でも書いたけど、色んな伏線を活かすシナリオが書けないからって、OP歌詞とか映像で誤魔化すのはやめようよ。
この辺は、Angel Beats!のほうがまだマシだったよ。


はぁ・・・・
歌詞の最後が
”帰ってやる”
か。
友利のもとに帰れたのか、帰れなかったのか。
ボカして、
「視聴者の人の想像にお任せします」
みたいな、逃げ口上を打つなよ、と思いながら、最終話を待つ。{/netabare}

【最終話まで見て Angel Beats!から学んだ失敗】
{netabare}また書くけど
「ほんっとーにOP曲”Bravely You”の歌詞そのまんまだなっ!」
と。
「youと有宇をカケてるのね、ハハン」
とか、どうでもいい話。
見ながら、
「あー、この場面は歌詞のこの部分だな・・・」
とか、思い浮かべながら見てた。

そして、結末。
考えうる中で、最も無難な着地。
前話感想で
「帰ってこれたかボカす逃げ口上はうつなよ」
と書いたが、ちゃんと帰ってこれたと明示した。
そこは評価したい。
けどね。
この結末じゃあ、何も語れないんだよ。
語りたいことがない。

前作、Angel Beats!のエンディング。
賛否両論、物議を醸す締め方だった。
私は、人間の弱さや俗っぽさを描いたあのラストは好きだよ。
あの締め方だったからこそ、良くも悪くも心に残る作品になったと思うし。
でも、麻枝准にとっては、あの締め方で受けた批判を大きく感じちゃったんだろう。

それで、とった締めが超無難。
「あー、終わったねぇ・・・」
程度にしか感じない。
本当に語りたいことがない締め方。
Angel Beats!をつくって、学んだことが、失敗に繋がっちゃってると思う。

語りたいことがないことを語りたい・・・
困ったことだ・・・{/netabare}

【総括 最大の欠点】
{netabare}もし、皆さんが誰かから
「シャーロットってアニメ、どういう話なの?」
と聞かれたら、どう答えますか?

私は答えれません。
何故なら、何の話なのか分からなかったからです。
恋の話?
兄妹愛の話?
友情の話?
中二病万歳な話?
タイムリープもの?

【気になる妹】で書きましたが、当初、私は”自己確立”の話かと予想しました。
友人は”中二病讃歌”だと思ったそうです。
結局、どっちでもありませんでした。
じゃあ、何の話だったのか。
歩未に拘る話でもない。
友利にこだわり続ける話でもない。
生徒会メンバーとの友情劇でもない。
タイムリープの苦難を打破する話でもない。

通して見終えた時に、この物語の主題が見えないのです。
そう、これが、この作品の最大の欠点です。
「これを見せたいんだ!」
「これを語りたいんだ!」
って話の根幹が全く見えません。

根幹が見えずにブレるので、枝葉末節もズタズタです。
物語の伏線もクソもありません。
当たり前ですよね。そういうのは幹がしっかりしてるからこそ、活きるのですから。

もし、
「シャーロットってアニメ、どういう話なの?」
という問いの答えを持っている人がいらっしゃったら、教えて頂けたら幸いです。{/netabare}

【ベイスターズ 11話分まで】
{netabare}他の方も書かれているし、
ネットで
”シャーロット 横浜”
と検索するとワンサカ出てくるんだが、
登場人物名がプロ野球の
横浜ベイスターズ
に関連するようだ。
で、ちょいとまとめてみた。

キャラ 性別 推測元ネタ ポジション 備考
となっている。


生徒会関係
乙坂兄 ♂ 乙坂智   外野
乙坂妹 ♀ 乙坂智   外野
友利  ♀ 友利結   投手  OB
高城  ♂ 高城俊人  捕手
西森  ♀ 西森将司  捕手
黒羽  ♀ 黒羽根利規 捕手

中学
梶谷  ♂ 梶谷隆幸  内外野
大沼  ♂ 大沼幸二  投手  OB

陽野森高校
白柳  ♀ 白柳和吉  投手  OB
三嶋  ♀ 三嶋一輝  投手
杉本  ♀ 杉本友   投手  OB
大村  ♂ 大村巌   外野  コーチのみ
内川  ♂ 内川聖一  内外野 現役OB
山本  ♀ 山本省吾  投手  OB

ナンバ高校
有働  ♂ 有働克也  投手  OB

西森取り巻き
ショウ ♂ 荒波翔   外野
コータ ♂ 須田幸太  投手

関内学園
福山  ♂ 福山博之  投手  現役OB
隆人  ♂ 河原隆一  投手  OB

山の中
斉藤  ♂ 斉藤隆   投手  現役OB

妹中学
野村  ♀ 野村弘樹  投手  OB
及川  ♂ 及川宣士  投手  OB
小西  ♀ 小西得郎  なし  監督OB

病院及び警察
小池  ♂ 小池正晃  内外野 OB
染田  ♂ 染田賢作  投手  OB

チンピラ
権藤  ♂ 権藤正利  投手  OB
      権藤博   投手  監督OB
細山田 ♂ 細山田武史 捕手  現役OB

お好み焼き屋
Ryuya ♂ 小関竜也  外野  OB読み仮名はたつやだから別?

ZHIEND
Sara Shane ♀ Shane Patrick Bowers 投手 OB

兄貴協力者5人組
熊耳  ♂ 熊耳武彦  捕手  OB
目時  ♀ 目時春雄  捕手  OB
七野  ♂ 七野智秀  内野  OB
前泊  ♂ 前泊哲明  投手  OB

科学者
堤内  ♂ 堤内健   投手  OB

兄貴組織
古木  ♂ 古木克明  内外野 OB

前作Angel Beats!でも、キャラ名に
{netabare}音無結弦:心臓提供者 立華かなで:心臓受容者{/netabare}
ちゃんと意味があったので、今回も何かしらの仕掛けが、と思ったのだ。

最初は、生徒会関係だけ見て
 乙坂:外野 外世界の住人。
 友利:投手OB 物語の動かし手。過去世界の住人。
 高城、西森/黒羽:捕手 現世界の守護者。
とか考えたんだが、他キャラも引用されてると見ると、これは無理筋。
男女でポジション分けされてる訳でもないし、OBにも意味は無さそう。

ひとつ気になるのは、純粋な 「内野手」 がいない。
成績掲示表に名前の出ている”内川””梶谷”が内野としての1軍成績も残しているが、
外野手としての出場が多いし、印象としてもそっちだ。
7話小池も同様。
名前に何かしらの意図がある場合、「内野手」が出てくる時が、鍵になりそうである。

と、思ってたら、
小西 選手経験なし 監督のみ
って。
私の調査不足かも・・・

更に、七野という内野専門者が登場。
話は確かに動き出したよ。
動き出した、けど、なんだろう、この腑に落ちない感は・・・

まさか、ねぇ。
特に何の意味もありません。
ちょっと拝借しただけです、ってことは、ないよ、ねぇ・・・{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

自分の中では”崩れて終わった作品”。

>放送直前特番まで視聴して
「Angel Beats!の放送開始前にも同じような特番があったな~」というのがまず第一声。

P.A.WORKSさまのプチメイキング映像と、堀川社長が出てきて話してくれるだけで
自分の中では”リアルSHIROBAKOの続編”的な満足感がどうしても高まってしまいます♪。
・・ということで本編終了後にもがっつりメイキング映像を特典映像として見せてほしいです!!。


・・で、肝心の本編なのですが
まだほとんど予備知識がない自分ですが、
・・ふむふむ。個人ごとの異能能力が中心に展開する作品のようですね。あと学園もの。

・・ってここまでの情報だけだと、単純に考えたらエロゲもしくはエロ系アニメになってしまいそうなのですが
ほんの少しだけ公開された未公開映像の部分を観る限りでは、その心配はあまりなさそうです。
セリフまわりあたりも、なかなか面白そうです!。

主人公のキャラデザインやPVを観ただけの段階では、主人公の印象はあまりよくなかったのですが
実際に動いてしゃべって魂が込められた状態での映像を観ると「そんなに悪くないかな?」って感じです。
(若干ルルーシュっぽく感じてしまう瞬間があるので、そっちには行かないでほしいな~というのはある)

あと気になるキャラとしては、絵面だけみるとどうみてもSHIROBAKOのりーちゃんや
Angel Beats!の高松っぽいのがいるなーって思ってたけど
放送直前特番で関口さんがハッキリ「高松です!」って言ったの観て吹いたww。
(麻枝さんからそう説明されていたからなのでしょうけれど)
ちょっと調べてみたら声もあの方らしいですね^^。

あと、本編で主人公達は何に立ち向かうのか?。どんな困難が降りかかるのか?。
といったことが気になりますが、ここはまだほとんど情報がないままでしたが
情報が現在限られている分、本編がより楽しみになりました!。

●余談:異能かあ。個人的にはマンガ版”ジョジョの奇妙な冒険”が「個人ごとの能力を駆使して戦闘する」
    という点だけでみれば最高峰だし、すでに出尽くしてる感もあるのですが、
    コードギアスのように単純な戦闘手段としてだけではなく戦略的・戦術的・外交的・その他もろもろ
    なかなか思いつけないような活用方法・頭脳戦といったところだったりする面白さも追求できそうだし
    自分が最も好きな作品STAR DRIVERの主人公のツナシ・タクト君のように本人すら自覚していなかった
    能力(第1フェーズ)のような無意識的なものもあるので
    本作ではどういった扱われ方がするのかとても楽しみであると同時に
    自分の中ではかなりハードルが上がってしまっていますww。

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(追記)
監督の浅井義之さんって今回が初監督作品となるようですね。失礼ながら名前を知りませんでした。
放送直前特番で「Angel Beats!で演出をされていた」というのを聞いて、興味がわきました。

・・で、その後偶然今日「STAR DRIVER~輝きのタクト~」第15話「封印の巫女」を見終えた時に
スタッフロールに浅井義之さんの名前が流れてきたのを見つけて驚きました!。
「STAR DRIVER~輝きのタクト~」第1話、第15話、第25話でも演出をされていたのですね!!。
どの回も好きな回ですが、特に第15話の演出は素晴らしいな~と以前から思っていたので
監督に対する期待値が一気にあがってきました^^。
他にも凪のあすから、TARI TARI、絶園のテンペスト、ソウルイーター、・・等々たくさんの作品で
演出や絵コンテ等されてるようですね。
・・あ、キャプテン・アース・・・(汗)。ここには触れないようにします;;。

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>1話まで視聴して
事前情報でかなり自分の中でのハードルが上がっていましたが
そんなことをすっかり忘れてしまえる第1話でした。

「ダークヒーロー的な主人公になるのかな?」と事前情報で想像していましたが
蓋をあけてみたら、かなり庶民派主人公でした^^。

あと、作品全体の印象としては以下のとおりです
・テンポが良い
・グイグイ惹きこまれる
・押しつけがましくない
・ある意味表情芝居?、顔芸!?
・ギャグが意外にも笑える!??

ホントにあっという間の23分間でした。来週が待ち遠しいです!!。


※余談:
某雑誌の放送直前記事で麻枝さんが
「Angel Beats!での反省点を本作に生かした」とのことですが
そういうで麻枝さんの姿勢って素晴らしいなって思いました。

あと、ABではキャラクターが多くても成立できると思ってたけど
結果として(周りの評価等含めて)成立できてなかった・・
それを踏まえて今回はキャラクター数をしぼった(掘り下げ重視した)
・・といった感じの要約記事だったと思いますが
自分は「ABでのキャラクラー数でも完全に成立してた!」と断言します!!。
今回はキャラ数をしぼって掘り下げ重視みたいな感じの方向でいくようですが
それはそれで楽しみなのですが
しぼりこみすぎてこじんまりしてしまわないようにだけお願いしたいです(><)。

(・・あ、またキャプテン・アースでの人数少なすぎ感の記憶が戻ってきた・・
   監督さんつながりでついつい余計な心配をしてしまっています・・
   でも、浅井義之監督は「STAR DRIVER~輝きのタクト~」で既に”監督補佐”を
   されてたのですね。後で気付きました^^。・・だったら心配ないですよね。)


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>2話まで視聴して
まず、OPの映像と曲、それぞれがとてもよかった!。
宇宙(そら)に星が流れるシーンにグッときた。
PVでも、たしか一瞬流れ星が出てたような記憶があるし
星はかなり重要なキーの1つのようですね。

・・あれ?!!。
・・主人公と高松のこの仕草って・・
・・これって
”(<ゝω・)綺羅星ッ!☆” と、”ルルーシュのギアス”を掛け合わせたような感じに見れてしまうのは
・・気のせい??。これって自分だけ??。

他にも若干「既視感のある絵面」が・・。
なにか時間にまつわる転機を予感させる時計の描写は、最近リメイク発表されたYUNOを彷彿させるな~。
(自分はサターン版しかやったことないけど、思い入れ強い!。リメイクせず補完してほしい・・)
空中での2人の様は、若干マクロスっぽい?。いや、エウレカだったっけ?。
・・かなり記憶があいまいだけど、”かつて自分が他作品で爽快感を感じた描写”
のようなものを複数うまく本作で取り入れている感じがします。
・・単なる引用ではなくって一捻り入れた感じ・・というか。
Liaさんの歌もしっかり魂込められてますね。
かなり秀逸なOPで、個人的にかなりお気に入りです♪。
うーん、テンション上がります!!。


話の展開としては若干、某学園都市的な方向に振られたのかな?。
でも、それらもまだまだ序章の一部にしか感じられないところに、今後を期待させられます。

1話ではあまり気になってなかった”友利奈緒”が
2話を見て「どんな人物なのか?」と、興味がどんどん湧いてきました!。
とりあえず直情系な感じのところは今のところ好感度大です!。
まだまだ深く深く掘り下げてくれそうなのでこちらも見どころだと思います。


EDは、ABに引き続き多田さんの歌声が聴けて幸せです。
ABのように歌詞の中にネタバレが含まれていたりするのかな?。
ED中にも星空がしっかり描かれてますね。
まだまだ2話という序盤ですが、今後に期待が高まります!。

----------------------------------------------------------------------------
>3話まで視聴して
やっと来ましたね!。内田真礼さん。
ABでいうとユイ的なポジションな役割なのかな?。

今回は麻枝さんの定番的な?というか真骨頂な?感動への導き方で
ある意味ベタに感じるんですが、でも話の持って行き方がウマいので
素直に感動できる回でしたね。(若干ギャグにもとれてしまうがw)

3話まで視聴してくると、本作の狙いである”描く人数を絞る”というのが
自分にはじわじわ効いてきてしまっています。

まんまと”友利奈緒”にハマってきてしまっています(OP映像との相乗効果も絶大)。
これには声優さんの演技も大きいと思います!!。
抑えている演技に見せかけて、要所ではグッと入っているって感じ^^。

とにかく、毎回毎回が素晴らしい作品だと思います。

----------------------------------------------------------------------------
>9話まで視聴して
公式?で発表?されていたように6話で大きく話が動いてきましたね。
こういう展開になってくると、リアルタイムに4話・5話を視聴していた時に感じていた
「日常感いっぱいで特に変化の感じられない展開」が逆にすごく大切なものに思えてきます。

正直、4話野球回での野球シーンはほとんど不発?・・な感じでしたし
4話5話だけでなく最初から若干ちょっとクドく感じていた妹ちゃんの口調(ごめんなさい)が
愛おしく感じてきます。というか今現在では(いい意味で)若干中毒気味になっています♪。
某まとめサイト様で”妹ちゃんの語尾が統一していない”という記事が上がっていましたが
自分は「ござる♪」も「なのです♪」も、今ではどっちも大好きだし
使い分けてるというかその時の本人の気分しだいでかわるものだろうから
全く何の違和感もありませんでした。
でもこういう細かいところまで考察されている記事があがってくるとなんか嬉しいです^^。
「ああー、ちゃんとそんなところまで観てるんだ~♪」って。

9話での”話が一気に加速していく感じ”は、かなり良かったです!!。ちょっと鳥肌たった。
いろいろ組み合わせてる感・・は確かにありますが
まだまだ謎が絡み合って残ってる感・・が心地よいです♪。
まだまだ二転三転していきそうな雰囲気にワクワクさせられます!。

・・って今ここで本作って何クールだったっけ?って気になってきました。
まだまだもっと続けてほしいな~。

----------------------------------------------------------------------------
>11話まで視聴して
視聴途中で何度も
「 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」って思ってしまったけど(悪い意味で)
案の定、まとめサイトさま方でも、いろんな意見がとびかってましたね・・。

なんか敵対するモノの描写のスケール感や、展開の説得力みたいなものが
ぐっと薄いものになってしまった気がします><。
この感覚は、自分の中では”キャプテンアースの時にも感じてたもの”と
非常に類似しています・・・。

「あー、でもその後でちゃんと納得させられるものがまってるだろうから
次回に期待しよう!」って気分を入れ替えようとしてた矢先に

ホントか嘘かハッキリしないのですが、麻枝さん?の”ガバガバ発言”記事!??。

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。

いろんなことが製作裏側では起きているのでしょうが
せめて放送期間中は視聴者は物語にどっぷり浸っていろいろ考えをめぐらせたい
と思ってるので、こういうのが目に入ってしまうと一気に萎えてしまいます。。

できれば自分が見た記事は何かの誤解だったと信じたいところです。。


★の評価、若干下がりました><。

----------------------------------------------------------------------------
>13話まで視聴して
あ~、どうしてこうなった・・。
もう突っ込みどころがありすぎて、あまり感想をまとめる気力もわいてきません。。

思い返せば、作品が崩れ始めたのは妹ちゃんが○○しちゃうあたりからですね。
まあ、その能力の名前どおりというか・・。
まだその時は、そんなに大きな傷口ではなかったのですが
その後の怒涛のガバガバ展開・・・;;。
(決定打は「海外の○○」ですね。)

いろいろと他作品(ギアスやシュタインズゲート等)をリスペクト?したり参考にするのは
良いかもしれませんが、それらを視聴者が納得させられる形で収束させられるかどうかは
それらの設定・シナリオ・演出等の構成を練るのに
膨大な時間と労力と知識+アイデア・愛情等が必要とされると思います。

安易にスパイス程度に”○○○すぎる能力”や”時間概念”を持ち出してしまったことによって
まったく収集つかないまま「なげっぱなし感いっぱいの〆」になってしまってるのでは
ないでしょうか?。

本作は可能性としての1つの”BAD END”だったのかな?・・と勝手に解釈して
とりあえず視聴を終えようと思っています。


SHIROBAKOでのりーちゃんの立場だったような”設定制作さん”っていたんだろうか?。
絶対必要だったと思います!。
その他のいろんなことについても、P.A.の堀川社長は現場でどのように判断したんだろう?。
いろいろ気になる・・。

SHIROBAKOでは”動画が溶けちゃう”ようなことが描かれたけど
本作では”設定&脚本が溶けちゃう”
「ぷる天」的な何かに共通するものがあったように思えます・・。


★の評価、かなり下がりました。。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 49
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

不完全なのは…

.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+

原作・脚本 - 麻枝准
原作協力 - 馬場隆博
監督 - 浅井義之
キャラクター原案 - Na-Ga
キャラクターデザイン - 関口可奈味
サブキャラクターデザイン - 吉田優子、大東百合絵
衣装デザイン - 大東百合絵
総作画監督 - 杉光登、関口可奈味
アクション作画監督 - 宮下雄次
美術監督 - 東地和生
美術設定 - 藤井裕太
色彩設定 - 菅原美佳
撮影監督 - 佐藤勝史
3D監督 - 小川耕平
特殊効果 - 村上正博
編集 - 高橋歩
音響監督 - 飯田里樹
音楽 - ANANT-GARDE EYES、麻枝准、光収容
音楽制作 - ビジュアルアーツ、1st PLACE
アニメーション制作 - P.A.WORKS
放送期間 - 2015年7月5日 -9月27日
話数 - 全13話

(以上Wikipediaより引用)

.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+

2015夏アニメの中でも楽しみにしていた作品。

麻枝准さん×P.A.WORKSさんと言えばやっぱり
「Angel Beats!」
今回も独特の世界観を醸し出していて、OPテーマ曲から
「あっ、麻枝さんだっ」ってわかる感じがいいですね。

お話としては思春期の時期だけ若者に発症する不完全な
特殊能力。(この不完全なという設定は面白かったです。)
ある事が原因で広がる特殊能力に纏わる問題を解決しよう
と闘う少年少女達の葛藤、友情、愛情、絶望、希望を
時にはギャグ、日常系のほっこりした感じを織り交ぜ
ながら日々の成長を描いた作品かな。

作画、キャラデは安定のP.AWORKSさんなので安心して
みれました。
音楽もOP、ED、劇中歌を含めてすんなり心に入る感じで
特に私は劇中歌の方が好きだったかもしれません。

私自身の評価はそれほど高くありませんが、それなりには
楽しめました。
(どっちなんだよって感じでゴメンなさい…)

全話視聴してみてこのお話の世界に入り込める人、そうで
無い人、凄く分かれる様な感じ。
私的には麻枝准さん×P.A.WORKSというビッグネーム
をご存知の方はハードルをちょっと低めに設定して気楽に
視聴された方がいいかもって感じです。


【mio's café】
視聴済みの方限定です。
あとかなりの酷評かもしれませんので
好きな方にはオススメできません。
{netabare}

視聴前によく目にした麻枝准さんの言葉が
「CharlotteはAngel Beats!での反省点を踏まえて
脚本を書いた」
という言葉でした。
そこまで言われるとすっごく期待しました。
正直。
あの作品に厚みが増したらどんなに楽しいんだろうって。

勿論、この作品楽しめた方も多数いらっしゃると思います
し、良いところもありますので全てを否定するつもりは
毛頭ございませんので誤解のない様にお願い致します。

人によっての楽しむ基準は違うので私の感想はにわか
アニメファンの1意見として捉えて下さいね。

一言で申し上げるならばそのにわかでさえ思う
安直な脚本。
風呂敷広げるならちゃんとたためる大きさにすれば
いいのにというか、本当に真面目に脚本書いてるの?
くらいのレベルに感じました。
プロの方にこの様な事を申し上げるのは大変失礼かと思い
ますが、素人目で見てもそう思わざるを得ない仕上がりに
感じました。
ABからの反省点って何?
どこに活かされているのかがさっぱり分かりません。
高評価の方でわかる方がいらしたら教えて欲しいです。
麻枝准×P.A.WORKSならこのくらいでも満足するんじゃ
ない?
って思われてるようで複雑な心境でした。

アニメって難しいですね。
製作者サイドと視聴者サイドの間の気持ちの隔たり
というか…
どういう意図でこの作品を作ったのかはわかりかねます
が、作品に込められたテーマが感じられないというか
伝わりにくいですね。
色んなものを欲しがって全て中途半端になってる感じ。
正直、軸の感じられない作品でした。

1つには主人公をできるだけ下衆に描いてのギャップで
このお話しにメリハリもしくは面白くする意図もあったの
でしょうが、下衆な描き方の度合いが酷くてそこからの
お涙頂戴的な話に持っていかれても涙どころか苦笑いさえ
浮かびました。

実際、私は最初の視聴の時、第1話の時点で視聴を断念して
います。
何故かと言うと能力を用いて女性を物の様に扱う主人公の
行動、目つきや口元といった表情に虫唾が走ったんです。
アニメだとわかっていても生理的に無理でしたから。
そしてその様な思考回路を持つ人間が自分の妹だけには
優しいというご都合設置が全く理解出来ませんでしたし、
そういう行動をお話を面白くする為の材料として使用する
麻枝准さんに対しても女性として不信感を覚えたからです。

実際あんな能力を持っちゃうと人間っていうのは
私利私欲、自己満足の為にあの様な使い方をするの
かもっていう妙なリアル感はありましたけれど…

でもこのままではいけない、嫌な所だけでは無い、
最後まで視聴すればもっと良い所も見えてくるかも…
と思い再チャレンジ。

でもお話が進むにつれて膨らんでいく作品に対しての
不安と不信。
でもいつかはと思いながら見続ける自分…

2クールならまだわかるけど1クールで本編の核心に全く
関係ない様なシーンの数々。
薄い伏線からの超展開…
突然のタイムリープ設定…
そしてふっと湧いた様なラブコメ展開…
とにかく主人公の自分勝手なご都合主義の描かれ方が
なんとも…
描かれているキャラが可哀想になっちきちゃいました。

これってシナリオのチェックとかって会議でちゃんと
やってたのかなぁ。
一度P.A.WORKSの堀川社長が脚本の途中でにダメ出し
みたいなのをして、麻枝准さんが後半は盛り上がります
からみたいな感じで書き上げてOKだったみたいなお話を
麻枝准さん本人がされていたので、今思うとなんだか制作
サイドでも色々あったのかなぁって思っちゃいます。
見切り発車って事は無いと思いますけれど…。

6Rまでは劣勢ながら何とかもちこたえるけれど、
7Rあたりから徐々に効き始めるジャブ。
8R、9Rで強烈な右フックとボディーブロー。
マウスピースが吹っ飛びました。
10Rは半ば意識朦朧となりながらもクリンチでなんとか
その場しのぎ。
11Rでは強烈なアッパーが入り初めてのダウン。
12Rとどめを刺しにくる相手に起死回生を狙った
一か八かのクロスカウンター!
見事に外れ、強烈な右ストレートでのノックダウン。
最終13Extra Roundを待たずして試合終了。
こんな感じでした。

私的にショックだったのが6話終了時点で雑誌の
インタビューか何かで麻枝准さんが
「私の設定はガバガバですから」
みたいな発言をされていた事でした。
納得と言えば納得なんですが、ちょっと残念で一気に
視聴意欲も萎えちゃいました。
真意の程はわかりかねますが、放送中にあの様な
発言をされるのは、楽しみにしていた視聴者を軽視して
いると思われても仕方ないと思います。
(一応、このあとあっと驚く様な展開が待っています。
みたいな事も仰ってましたが…)

アニメの多くはストーリーが現実離れしています。
しかし、だからと言ってダメということはありません。
それもアニメの醍醐味の一つ。
むしろそれだから楽しい。

そしてその作品の中だけで通用する設定というのがあって
それに沿っていれば現実的かどうかは関係無くアニメは
基本的に楽しめると思います。

だけれど基本的な設定が少なすぎるお話しなのに世界観
だけが大きくなっちゃうと、主人公が既にお話しの中で
示された設定だけでは困難や逆境に対処出来ないなんて
こともしばしば出てくると思います。
そこで苦し紛れに脚本家がストーリーを無理矢理進める為
「主人公自身も知らい秘密の能力が発動する!」
なんてその場しのぎのような後付け設定を何度もすると
自然と作品に対しての不信感みたいなのが芽生えます。

逆にそうならないために、基本設定をあらかじめよく考え
ずにむやみやたらに作っちゃうと、今度は内容に矛盾が
出てくる可能性があります。
この作品を視聴して凄く思った事でした。
難しいですね。

1クール13話というのは最初から分かっているはずなのに
急に2クールから1クールに変更になったと思わせる様な
無理矢理押し詰めた終盤。
恐らく何クールの作品であれ同じような作風になっていた
ことでしょう。
話数の問題では無いと思います。

作画はOPアニメーションから本編まで丁寧で終始安定して
いて安心して見れました。
音楽も麻枝准さんらしい心にすんなり入ってくる様な曲が
多く楽しめました。
声優さんも内山昂輝さん、佐倉綾音さん、内田真礼さん、
瀬戸麻沙美さん、花江夏樹さん、私的にうふふな小野大輔
さん、そしてなんと言っても沢城みゆきさんその他方々、
とても楽しめました。
特に佐倉綾音さん演じる奈緒ちゃんは終始私のお気に入り
でした。

私的に良かった所もいっぱいあったのでとても勿体なかっ
た様な感じですね。

素人風情が何をぬかすかっていう様なレビューになっちゃ
いましたけれど、正直思った気持ちなので。



【主要登場人物・出演者】

乙坂 有宇 - (CV:内山昂輝)
友利 奈緒 - (CV:佐倉綾音)
高城 丈士朗 - (CV:水島大宙)
西森 柚咲 - (CV:内田真礼)
黒羽 美砂 - (CV:内田真礼)
乙坂 歩未 - (CV:麻倉もも)
乙坂 隼翼 - (CV:小野大輔)
熊耳 - (CV:竹本英史)
目時 - (CV:瀬戸麻沙美)
前泊 - (CV:花江夏樹)
友利 一希 - (CV:興津和幸)
Sara Shane - (CV:沢城みゆき/歌 - marina)
白柳 弓 - (CV:中原麻衣)


【主題歌】

オープニングテーマ
「Bravely You」
(第2話 -第9話、第12話、第13話)

エンディングテーマ
「灼け落ちない翼」
(第2話、第5話、第7話 - 第12話)

「楽園まで」
(第3話、第4話)

「君の文字」
(第13話)

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 104

79.4 2 男子高校生でツンデレなアニメランキング2位
えむえむっ!(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1661)
9259人が棚に入れました
高校生の砂戸太郎は、女性に冷たくされたり暴力を振るわれたりすると、快感を覚えてしまうドM体質の少年。このままでは普通の恋愛が出来ないと考えた太郎は、生徒の願いを叶えてくれるという第二ボランティア部に相談に行く事に決めた。 神様を自称する、部長・石動美緒を始め、第二ボランティア部の面々によるドM体質改善作戦で、太郎のドM体質は治るのか!?

声優・キャラクター
竹達彩奈、福山潤、早見沙織、佐藤利奈、田中理恵、阿澄佳奈、大原さやか、儀武ゆう子、矢作紗友里、代永翼、杉田智和
ネタバレ

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オチはM男がブッ飛ばされて終了。そんなありきたりなギャグを見せられているだけなのに、何故か毎回吹き出してしまう。‘SMが特殊なジャンルである’という事を感じさせない作り☆

本作は松野秋鳴のライトノベルを原作とした作品です。2010年の10月から12月にかけて全12話で放映されました。原作者の「松野秋鳴」は32歳の若さで死去しており、原作10巻を最後に未完となった作品です。原作は6巻の時点で累計発行部数100万部を突破した人気作品です。

あらすじ…高校生の主人公‘砂戸太郎’は気になる女性に告白する為、自分の体質を治したいと考えていた。何を隠そう彼は女性に暴力を振るわれたり暴言を吐かれたりすると、それに快感を覚えてしまう「ドM体質」なのだ。友人に相談した太郎は、とある場所を薦められる。それが「第2ボランティア部」だ。恐る恐る部室に入ると、そこにはにこやかな美少女が居た。メインヒロインの‘石動美緒’ある。美緒は太郎の悩みを聞き出そうと優しく接するが、はっきりしない太郎の態度にもどかしく感じ徐々に本性を現していく。そしてついに我慢の限界を迎えた美緒は太郎を一本背負いでなぎ倒す。そう、彼女は自覚していないが実は「ドS」なのだ。太郎は流されるままに第2ボランティア部に入部することとなり、美緒に「ドMの治療と言う名目のご褒美」を受ける日々が始まったのだ。

ヒロイン石動美緒の声優を担当するのは‘俺の妹がこんなに可愛いわけがない’で高坂桐乃を演じている「竹達彩奈」です。この声で同じようなツンデレ金髪美少女を演じるのだから似合わないわけがないのであるw ちなみにこの2作は放映時期も同じなのです。そのせいか眼を閉じたらどっちがどっちなんだか解らなくなるレベルw しいて言えば桐乃の方が若干声低めに演じられている気がします。

総評として「オチはM男がブッ飛ばされて終了。そんなありきたりなギャグを見せられているだけなのに、何故か毎回吹き出してしまう。‘SMが特殊なジャンルである’という事を感じさせないほどライトに描かれた作風が、広くファンを獲得した要因ではなかろうか」といった感じです。

ジャンルとしてはラブコメですが、ギャグテイストが強めで気負いなく視聴する事が出来ます。こういう作品ってシリアスなのかギャグなのかハッキリしない作品が多かったりしますが、ハッキリとギャグ寄りである事がすがすがしくて個人的には好みですね。オチは大体‘主人公が美少女にブッ飛ばされて快感を覚える’というパターンの繰り返しになってきますが、それでも問題無く笑えます。ヤッターマンで言うとドロンボーがお仕置きを受けるようなお約束パターンといいますか、世代を超えて通用する黄金パターンだな~と思わされますねw

SMという題材だけが特殊であり、それ以外を王道とする事で広く受け入られやすい作りをしているように感じられました。原作はライトノベルと言う事ですが「S女がM男をイビリ倒す」という設定だけでよく人気作を12冊も書けたな(良い意味で)と思います。この辺り、原作者の手腕を感じずにはいられませんね。登場するキャラクターは皆個性の強い設定になっているので、視聴者(読者)に飽きられないようにキャラを活かしているように見受けられます。しかしこれはあくまで個人的な好みですが、やや悪ノリが強すぎる場面があったりしますので、もう少し日常よりにして欲しかったという部分はあります。例えて言うなら「這いよれニャル子さん」のようなノリと言いましょうか…しかしこれは止む負えない部分なのかもしれませんね。ニャル子さんのアニメを見た時も「この内容で、よくラノベが書けたよな」と思いました。恐らくこの作品を視聴して感じた印象に似ていると思います。つまり‘どこか非日常的な部分を描かないとネタが持たない’というハードルを同じく抱えていた作品なのかもしれません。とはいえ、ニャル子さんの場合はそもそもの登場人物がファンタジーなので、そうなってしまうのは仕方ないのでしょうが。
私くらいの世代の人間がこういう作品に触れると、どうしても「うる星やつら」を連想してしまいます。ニャル子さんに至っては‘メインヒロインが人間じゃないラブコメ’ってところで既に被っていますし、今作に関してもヒロインは人間ですが「SM」という非日常を題材にしている事や‘最後に主人公がラムちゃんの電撃を食らって終了’というところなんかもオチが非常に似ているなと感じますね。そう考えると今作が非常に王道な作りをしているという所にも納得して頂けるのでは無いでしょうか?

*以下はネタバレを含みますので閲覧注意です。
{netabare}
とにかくメチャクチャ可愛かった美緒さま。私の中では美緒の存在がこの作品を高評価する約8割を占めていますw あと、オチが解っているのに主人公がお仕置きされる所で必ず吹いてしまう所が2割w
クリスマス回でも明かされていましたが、どうやら美緒は複雑な家庭で育っているようですね。太郎との追いかけっこでも笑わせてくれたお話でしたが、その辺り少し気になりました。誕生日を祝ってもらって嬉しそうに笑顔を見せる彼女が印象的でしたね。

第2ボランティア部の当面の目標としては「太郎のM体質を治す事」なんでしょうけど。どちらのヒロインと結ばれる事になるのか解りませんが、もし体質が治ってしまったら「ただの痛いオシオキ」になっちゃうので治さない方が幸せなのでは?と思っちゃいますねw

どんな時でも鉄壁ガードを貫く美緒のスカート。もう自律防衛機能でも付いてるんじゃねーか…って思ってしまいますw SMを題材にしているのに露骨なエロ描写がほとんど無い所は、私の中では高評価ですね。ツンデレヒロインはある程度の純潔が保たれてこそ、恥じらう姿に萌える事が出来ると思っていますので。でも最終回だけ美緒のハイキックでパンツ全開だったのは制作者の粋な計らいという所でしょうかねww
{/netabare}


さて、まとめに入りますがアニメは非常に楽しんで視聴する事が出来ました。
私は原作未読ですが、すでに5~7年前の作品になりますので、古本でも100円で手に入る状況です。機会があれば購入してみたいなと感じる事は出来ました。
しかし冒頭でも触れたように作者が他界されています。これほどの人気作を未完で終わらせた事は誰よりも作者本人が無念であった事と思います。発行部数100万部以上と多くの人に賞賛された作品の原作者・松野秋鳴氏のご冥福を祈りまして、レビューを終わらせて頂きます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 30
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オレたちのことは分かっているが、その人たちのことを本当に分かっているかは・・・★追記、変態はありかなしか★

「愛があるからご褒美なんだよ」
この言葉を全ての軽度な変態、変態と向き合う人たちに送りたい。

・・・というか本物、真性、重度と軽度の違いなどなど、何がどうだからそうなのかはよう分からんw



★追記、変態はありかなしか★

{netabare}世に変態はたくさんいて、性癖もたくさんあるが、
他者に悪影響、危害を及ぼすか否かがその善し悪しと思われる。

この作品の場合、
ドMがあからさまにその欲求をさらけ出すこと、
ロリコンで隙あらばその欲を満たそうとすること、
かわいい女の子へのマッサージを我慢できないこと、
ここら辺は他者に迷惑かけてると言っていいでしょう。

しかし、抱き枕やフィギュアを持ち歩いていることは一見悪く見えるが、
オレの判断ではセーフ。置き忘れちゃいかんがw

ドM、ドS、女装趣味、女の子をマッサージ、ロリコン、二次コン、コスプレ(撮り専)、
血縁関係への過ぎた溺愛、
がここで取り上げられている変態的な性質?性癖かな。男性恐怖症は別だと思う。殴っちゃいかんがw

これを身内、仲間内で収めていればいいけど、
それ以外の人々にまでその性癖の影響を及ぼしてはあかん。

ただ、女装趣味はバレなきゃいけそうな気がするw

つまるところ、天才ちびっ子ノアがしようとしたように
「全員変態にすれば変態・変人が差別されない」に行き着く。

もちろん、暴力や性的な嫌がらせなんか受け入れていいものではないが、
確実に「女は男を殴っていい」という描写はアニメでは受け入れられている。

なんか話それたが、
自分の好きなことを人に認めてもらいたい、受け入れてもらいたいなんて誰もが思う事。
そもそも自分が好きなことを好きでなくなる必要があるのか?

暴力や性的な行為を除くが、
①仲間や理解者を増やすこと、あるいは②もともといる絶対数が実は多いと知らしめること、
もうちょっと③寛容になってこの差別体質社会をどうにかすること、
とかがこういうことの対策になんのかね。

何か言いたいことがまとまらんかったが、
この作品を観ながらモヤモヤしてました~

★人に迷惑をかけなければありだが、それって誰までだ??以上!★
{/netabare}


古い作品(2010年?)だから細かいのは省略。

ドMネタを中心に、ギャグとノリとドSとラブコメ、変態ボケと変態ツッコミ、ときどきパロ。
ギャグ回以外のストーリー(もある)回の方が好き♪ ギャグ回も悪くはないww


☆登場人物☆

M男{netabare}、他者に原因有り?{/netabare}
ドS女{netabare}、そういう性格とM男との接し方がためでドSではないと思う{/netabare}
男性恐怖症+対男性暴力{netabare}、他者に原因有り{/netabare}
{netabare}女装趣味男、他者に要因有り→ver.2 女性に成りきる、他者に要因有り?{/netabare}
コスプレさせるのが好き女{netabare}、天然と思われる?{/netabare}

マッサージ女{netabare}、過度なスキンシップなので変態ではないと思う?{/netabare}
{netabare}天才孤立変人女、孤立は他者に原因有り{/netabare}
近親相姦願望母子(娘){netabare}、ある種の愛情表現なので変態ではないと思う?{/netabare}
ロリコン男{netabare}、天然と思われるw{/netabare}
二次元大好き男{netabare}、天然と思われるw{/netabare}
{netabare}ファンクラブ、天然と集団の特性と思われる{/netabare}

※天然(本人に原因・要因)、外的原因・要因(他者)など色々と変態・特異な体質の理由はあるが、
 結局は環境が一番の原因と思われる。

☆ここまで☆


この作品の本質は、
変態や特異な性質ってのを人種や性別、国や地域などに置き換えても変わらない。
簡単に言えば、差別の対象者、少数派が主人公たち。

理解し得る間柄で自分たちの問題解決、あるいはその過程で対応力・抵抗力を高めようって話。

そしてドS女は{netabare}、受け取る側の一番強い印象がそれであって、
人間関係の構築能力、距離感の取り方が著しく低いことが一番の{/netabare}特徴であり本作の軸と思われる。



まじめな話はここまでで、
主人公のM男タロウの表情・表現力が素晴らしいwwwww
対タロウの扱い(ドSがメインディッシュw)もええwwww

ここで問題になるのが、本物は相手が誰でもいいのかな? 知りましぇーんww
オレの場合は、知り合いより上からはご褒美ですが、他人からはただの唾棄にしか感じません。
そしてこれらの特異な性質ってのをギャグにすることを受け入れられるか否かで、楽しさが変わる。

ギャグ・パロ回担当は{netabare}天才{/netabare}だが、
この話、もうちょっとまともにぶつかっても良かったんじゃない?
分からないがための尺稼ぎに見えなくもない、がそれなりに面白いw


残念ながらこの作品は、伏線の未回収があり、
ラブコメ展開の結論も出していない。この優柔不断、鈍感、ドMゴミ豚クソ野郎がっ!!
オレもどちらがいいのか、悩みますww 人によっては第3、第4の選択肢があるでしょうw
表面的な好みだけで言えば{netabare}嵐子さん{/netabare}ですが☆ ・・・悩むwww


テンポやノリも良く、タロウを同一視することできる人は確実に楽しめるでしょうwwww
タロウに限らず声優さんはオレでも分かるぐらい豪華♪ 合ってるか合ってないかは別として~
変化するOPは素晴らしい☆☆☆ ラノベテンプレ要素も充実。
一般的?なえっちぃ感じは少な目に収めており、そこもオレ好み。
OVAはエロいらしいし、本編でも一部の描写はエロ過ぎw

ヒロインは2人とも腕利きの声優さんなので、その声で罵られたい方は必ず観てくださいwwwww
あとは、なんか上に書いてあることで引っかかったら見れば~w



~最後に原作者へ一言~
{netabare}オレたちのこと書いてくれて、ありがとうm(_ _)m{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ドM心に目覚めてしまいそうな作品でした。ってか半分くらいドMのドアが開いています。でもおもしろかったので、是非みてください。

ストーリー

主人公の砂戸太郎ある問題を抱えていた。普通(良くいる男子高校生)っとは違いました。女性に冷たくされたり暴力を振るわれたりすると快楽を感じてしまう真のドM男でした。このままでは恋愛ができない。ってか普通の生活ができない。そこで太郎が取った行動は生徒の願いを叶えてくれるという第二ボランティア部に相談に行く事に決めました。そこにいたのは、神様を自称する部長の石動美緒と、太郎がドMに目覚めた原因を作ったクラスメイトの結野嵐子でした。この物語はそんなドMを直すために第二ボランティア部ががんばる作品です。

私の感想

もし、この作品が2クールでしたら、私はドMになっています。

おっと、本音が出てしまいました。「私はSsoul。 サドの住人。 サド。 サド。」

しかし、私のようなサド人間をここまでマゾのよさが分かる作品。尊敬します。そして、Mの人。いつも大変でしょう。本当に乙です。傷つかれ、痛みつかれ、にらまれ、鞭でたたかれ、縄で縛られ、殴られ、蹴られ その他 体が良くもちますね!

まあ、マゾ、サドトークはここまでにして、この作品のことを話しましょう。この作品はある意味私の好きな作品の一つです。キャラクターの魅力っといいますか、なんといいますか、(たぶんこの作品に出てくるキャラクターが変体が多いいからだと思うけど)かなり個性的なキャラクターが多いいです。そして、その個性がまったくかぶっていない所が最高です。たまにあるじゃないですか、キャラクターの個性が同じで少しややこしくなる展開。しかしこの作品はそれがまったくありませんでした。

そして、メインヒロインの二人のうち、一人は超ドS。そして、もう一人は超男性恐怖症。男を触れてしまえばすぐさま殴ってしまう。そんなダブルヒロインを描いた作品はあまりありません。(男性恐怖症のヒロインはワーOングで見ました。 ドSヒロインは僕はO達が少ないで)

あと、この作品ほ主人公の名前に笑えました。名前が砂戸太郎(さど たろう)っと言うし名前なのにマゾってww 苗字はマゾ太郎にすればいいのに(血縁から、父親もマゾだったし)

何よりこの作品で一番無理が合って、そして私でも引くキャラクターの設定ぞうは実の親(母)と実の姉が太郎にめろめろな所です。 ってかマジありえないだろ!! 太郎が朝起きたら、いつも姉か母がベットにもぐりこんでいて、そしていつも太郎のことを狙っている。ある意味すごい家族です。父親はドMだと聞いていますが、今はどうなっているのかはしりません。

{netabare} 私が一番好きなキャラクターは柊 ノアです。まあ、私の趣味のわかっている人は分かったと思いますが、私はロリ体系が大好きです。もちろん石動 美緒もある意味ロリ体系だと思いますが、少しS過ぎて私とキャラがかぶってしまいます。っと言う事で、ノアラブです。ちなみに私が男キャラで好きなのは葉山 辰吉です。結構かっこいいのに趣味があれはww そこがすきです。{/netabare}

オープニング

「HELP!! -Hell side-」(第1話 - 第4話)
このオープニングは次のオープニングっと同時に説明します。

「HELP!! -Heaven side-」(第5話 - 第12話)

この二つのオープニングは歌詞はまったく同じです。何も歌詞は変わりません。しか~し、Hell side は石動美緒しか歌いません。けれど! Heaven side では 結野嵐子も参加し、曲がもっと良い感じの曲になります。

違いはこれだけだと思いますか? いえ まったく。 画像がまったく違います。もちろん同じの所もありますが、画像がまったく違います。 Hell sideではなんといいますか・・ 地獄を見ているような絵図らです。太郎がかなりひどい目にあっています。もう人間を扱うような感じではありません。しか~し! Heaven side ではなんと! 天国のように先輩が天使のように微笑んでいる所が多いいです! しかも以外にコスプレ画像も超多くなっています。 ある意味最高です。この二種類のオープニングが分かった人はある意味尊敬します。私は4回みてやっとわかりました。あまりに自然に変わっていたので、気がつきませんでした。(ちなみに私はちゃんとオープニング、エンディングを最後まで見る派です。)

エンディング

「More-more LOVERS!!」
この作品のヒロイン二人の踊り、そして、コスプレ はぁはぁ かわいい (はぁはぁ はよけいだったかなww なんか変体みたい。)なんといいますか、恋する二人のアイドルって感じがします。そして、踊りが微妙にこの二人の性格にぴったりなのがこの作品の良さだと私はおもいます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

70.5 3 男子高校生でツンデレなアニメランキング3位
紅-kurenai-(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (734)
4443人が棚に入れました
世の中は、嘘や矛盾でいっぱいだ。思春期の頃、誰も一度は通るこの言葉を今こそ見直したい。「紅」の魅力の一部はそんなところに秘められている。少年は高校生で揉め事処理屋。暗い生い立ち故に、愛想笑いで身を守り、普通に憧れている。が同時に、そんな自身と葛藤している。信じて埋め込んだ強さの象徴・・・それは本当の力なのか。少女は特異な大財閥の娘。運命を呪うことも、外の世界も知らない少女の瞳は実に真っ直ぐでそれを知らない。素直さ故に表出する彼女なりの正義・・・それは運命への反抗なのか。そして、少年と少女は出会った。
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

紫ちゃんストライク

紫ちゃんかわいい、とにかくかわいい、
ってだけで最後まで観てしまった、、
作品成分何だろう、微ハレム、微強、微ロリ?
どれもちょっと違う気がするのは、
例えば主人公、
強いんだか弱いんだかイマイチはっきりしない、
冒頭から主人公何者?組織って?謎も多いんだけど、、ただ、
こうなのかな~?って、
推理させる、してしまう吸引力この作品に存在した、

原作は電波的彼女の片山憲太郎氏によるライトノベル、未読だけど興味アリ、アニメが原作かなりアレンジしてる様子でアニメ終盤が私的?な事象多い事もある(後ほど記述)、電波的彼女もしっかり見直そうと想った、アニメ制作はブレインズ・ベース、監督&音響松尾衡氏、
{netabare}
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五月雨荘に住む駆け出しの揉め事処理屋・紅真九郎の元へ、恩人であり尊敬する大先輩・柔沢紅香が1人の少女を連れて来た。世界屈指の大財閥の御令嬢、九鳳院紫の護衛を依頼したいと言う。世間知らずだが好奇心旺盛な紫との共同生活に慣れた頃、彼女を狙う人物が2人を襲う。依頼の裏に隠された彼女の真相を知ったとき、真九郎が選んだ行動は……。(wikiより)
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{/netabare}
キャラ紹介等、
通常だと主人公からなんだけど~
紫ちゃん好きだから、九鳳院紫ちゃんから(←イタいレビュアーだ)
{netabare}
日本屈指の大財閥九鳳院のお嬢様なんだけど九鳳院家の妙ちくりんなシキタリのせいで過酷な運命背負ってる、とある事情で主人公高校生の住むボロアパート四畳半に住むことになって世間に疎い少女なお嬢様は~ってな当初お約束的感じなんだけど、{/netabare}心根がすなおでとてもいい子なんだよね、主人公と触れ合う過程で様々な事学び吸収しつつ、一生懸命けなげに頑張る、正義感も抜群、声優さんはマドマギの悠木碧嬢なんだけど、こういう芯の強いかわいい女の子ハマり処で更に言えば造ってないんだよね、幼女役なんだけど地声で勝負しててこれがまたいい、 {netabare}「紫もお母様の事忘れられない、でも死んでしまった人は泣いても泣いても何処にもいない、紫と真九郎が愛した人はもう何処にもいない、紫も真九郎も独りんなった、でも紫は真九郎に出合えた、一緒に居れば二人だ、だからもう寂しくない、」(第九話より){/netabare}


紅真九郎
{netabare}
幼い頃両親を亡くし柔沢紅香(揉め事処理屋)の計らいで崩月家(裏暗殺格闘型家系)へ弟子入り後修行にあけくれ戦鬼となる、右腕に崩月家当主・法泉の角(人知超えた力の源)を移植してるらしい、アニメでは角は意識的に制御できず覚醒すると暴走してしまう為か使うことを嫌い体術のみで勝負しようとして後半等痛い目にあう、{/netabare}見た目普通の男子高校生だが揉め事処理屋を裏の仕事とし柔沢紅香に仕事をもらっている、現在は砲月家から出てボロアパートに一人暮らし、

崩月夕乃
上記崩月家の跡取り娘で真九郎より一つ年上の女子高生、原作では才色兼備学内ファン多数なれど本人真九郎しか興味なく真九郎を崩月家の跡取り婿殿にしようと日夜アプローチという事で紫のライバル、裏格闘家跡取りなので当然強い、

村上銀子
真九郎の幼なじみで同級生、裏社会の情報屋の孫娘で揉め事処理屋稼業で真九郎と組んでる様子、真九郎に恋愛感情あるようでいわいるツンデレ、

柔沢紅香
業界最高クラスの揉め事処理屋。一児の母、真九郎の保護者?上司的女性、九鳳院家に雇われていた過去があって紫の母・蒼樹と知り合い、生前の蒼樹から紫ちゃんの救出を依頼されていた、アニメ上では自身の直観を何より重んじる。

その他にも真九郎と同じアパートに住む二人の妙なおねーさん等ナゾ多き原作上魅力的なのかも?な登場人物も多くこのあたりは原作に忠実とされるオリジナルアニメ収録OVAにて若干補正、電波的彼女とシンクロするキャラも存在する。

という事で紫ちゃんかわいいで8話くらいまで楽しく観てた、
9話くらいからアニメ上終盤にむけ物語は華僑入りなんだけど、

ただ、、、、、{netabare}
紫ちゃん取り戻そうとやって来た九鳳院家の九鳳院竜士やリン・チェンシン(九鳳院近衛隊の幹部の女、無茶強い)にボロアパート襲撃され真九郎フルボッコされ紫ちゃんさらわれてしまう、(緊急事態だろ!?君を絶対守る言いながら何で右腕の角なるもの使わない?)
その後なんだかんだで柔沢紅香らと九鳳院家に乗り込む事になるのだが其処でも散々ボコられる、大方情勢決した最後の最後トチ狂った九鳳院竜士に柔沢紅香が襲われるがこの時やっと角使う(今更かよ遅すぎだろ)、これ以外にも例えば8話以前紫ちゃんと共に乗り合わせた電車で老婆に対し心無い所業行う馬鹿者に紫ちゃん持前正義感で食って掛かるが真九郎馬鹿者に謝るだけで何もしない、地上げヤクザ事務所でも紫ちゃん殴られ気絶、、、してから真九郎大暴れ、(もっと早くヤレよ!)的な私的違和感も多かったが、
とりあえず紫ちゃん自由条件に九鳳院家に残るというラスト含め{/netabare}主人公設定上或いは終盤にむけて私的スッキリ感未熟な内容もあった、

まあこのあたりは主人公強すぎてもつまんないし、
想うように行かないって設定も物語上必要なのかな的、
観方もあるかもしれないけどね、
でも例えば主人公凹られ結局紫ちゃん九鳳院家籠の鶏、
何にもできず終了みたいな物語現実的だとして何が面白い?
主人公の活躍あってそれなりの終わり方前提なら、
右手の怪物に喰われようが俺はこいつを守るって方が遥かに劇的だよ、
主人公最強何が悪い、要は魅せ方だ。

原作ではどうなのかな?

前記したけどこの作品コミック予約特典としてOVAが存在する、
オリジナルストーリー込み30分もの2巻で、
声優さん含め制作上スタッフはアニメと同一、
ただ、キャラデザインや登場人物が原作に沿ったものになってるようで、
リン・チェンシンや崩月夕乃がアニメよりとても面白い人物だったり、
紫ちゃんと真九郎が変わらず仲良く日常過ごしてて、
脳内補完できけっこう面白く観れたし、
紫ちゃんとも仲良くできてる様で少し安心した、
紫ちゃんのキャラデザインのみ、アニメ版の方が良かったかな。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

登場する大人の女性たちがみんな魅力的

現役高校生であり、駆け出しの揉め事処理屋である主人公・紅真九郎(くれない しんくろう)
彼が住む東京・新宿区大久保にある五月雨荘は、風呂なしトイレ共同の古い木造アパート。
そこへ、恩人であり揉め事処理屋のボスである柔沢紅香(じゅうざわ べにか)が
世界屈指の大財閥の7歳の御令嬢、九鳳院紫(くほういん むらさき)を連れてやってきて
彼女の護衛を依頼。 世間知らずな紫との共同生活にようやく慣れてきた頃、
依頼の裏に隠された彼女の真相を知った真九郎が選んだ行動は?
そして紫の決断は?・・・という物語。

まず、紫の世間離れしたお嬢様っぷりが、大きなギャップのある場所で発揮されるのが面白い。
アパートでの暮らしはもちろんだが、紫が真九郎の通う学校に出かけた時の
野球部員との会話や理科室での慌てぶり、銭湯の番台のおばちゃんとの会話には大いに笑った。
それでも、同じような年頃の女の子同士で遊んでいる時は、子どもならではの無邪気さで、
実家にいるときにはおそらく見せなかったであろう自然な笑顔や明るい笑い声に
ホッとしながら、その裏にある悲劇の欠片を垣間見た気がしていた。

それから五月雨荘の住人・・70年代初めのファッションに身を包むミステリアスな
闇絵(やみえ)の見せる渇いた笑いはなかなかだったし、
いつも水色のジャージを着ている恋多き?女性・環(たまき)は、
自由な恋などできない九鳳院家の女性と対比させる意味で必要なキャラだった。
また、マセラッティを華麗に乗りこなし、エレガントな外見と冷静な物腰ながら、
アクションシーンでは並外れた強さを見せる紅香は最高に魅力的だった。
真九郎の同級生の女の子2人も登場するけれど、彼女たちの姿が霞んでしまうほどに
とにかく大人の女性たちが素敵に描かれていたと思う。

しかし、そんな楽しい日常を描くだけの物語ではなく・・・
九鳳院家に生まれた女性たちが背負う宿命、代々伝わるしきたり、
紫が連れて来られたいきさつが9話あたりで判明すると、一気にシリアスモードへ。
{netabare}頑ななまでに同族にこだわる財閥家の異常な御家事情は、とても不愉快だったが
そういう話を実際、耳にしたこともあるから現実にあるのかもしれない。

広大な敷地に建つ九鳳院家の奥の院の壁に源氏物語絵巻のワンシーンが描かれていたり
紫という名前からも、その宿命からも「源氏物語」に登場する紫の上を連想してしまう。
そして最初と最後に出てくる、紫色のすみれの花の話題。
そのすみれに気づく人と、気づかない人。
見落としてしまいそうな様々なところで、伏線や揶揄が散らばっていた。{/netabare}

でも、真九郎の腕に隠された秘密に関して、強くあるために施したのはわかるものの、
最終手段にしか使ってはいけないのか、どちらかというと能ある爪的な扱いでしかなく、
このアニメ作品の中ではあまり大きな意味を成してなかったように感じた。
でもきっと、原作ではもう少し詳しく描かれているのかもしれない。

何不自由なく育ったはずの不自由。
貧しくても慎ましく楽しく生きる自由。
身の回りのあらゆることを使用人がやってくれることに疑問を持たなかった人の
自分のことは自分でする、できるという喜び。

しあわせって何なのだろう・・と真剣に考えてみる。
家の外を知らなければ、当然のままに受け入れるであろうことが
外を知ってしまったために、たちまち不幸でしかなくなる。という悲劇。
だが見る角度を変えれば、外を知って視野を広げた上で自ら選択できることこそ
しあわせなことなのかもしれない。

互いに母を亡くしている真九郎と紫。
生活ぶりも、言葉遣いも、育った環境も何もかも違う2人が
いろいろと不便なアパートで共に暮らし、影響し合いながら
必要だったものを互いに得ていく様子は微笑ましく。
しかし、現実はそれほど甘いものじゃなく。
ただ、希望の持てる方向で締めくくられていたのはホッとできた。

個人的には珍しく感情移入する場面が少ない作品だったが、
{netabare} 九鳳院家の当主であり紫の実父である九鳳院蓮丈(くほういん れんじょう)が
紫をひざの上で抱きかかえながら、新宿での暮らしを訊ねるシーンで、{/netabare}
彼もまた、実は家のしきたりに一番、がんじがらめにされていたのかもな
と思ったし、父親らしく緩んだその時の表情にちょっと泣けた。

九鳳院の敷地でのアクションはどれも、ハリウッド映画を日本でロケした時みたいな
雰囲気があって面白かったが、銃を容易に使わず、武術で格闘していたのは
真九郎が学んだ崩月流の見せ場にするためだったのだろうね。

それにしても、7歳の少女にあんな大きな決断を迫るというのも酷な話で。
せっかくだから10年後くらいの彼らがどうなってるかも、観てみたかったが
古くて異常なしきたりが、どうか壊滅しているようにと願わずにはいられなかった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 56
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

揉め事処理屋 紅真九郎と「ねこだ!」と喜ぶかわいい紫の物語

特殊過ぎる環境で育った7才の女の子の紫と、揉め事処理屋というこちらもまた特殊な仕事をしている高校生の真九郎の二人が主役の物語です。

初見から癖のあるキャラデザに戸惑い、沢城みゆきさん演ずる真九郎の女性的な声にも、7才にしては大人っぽい悠木碧さんの紫の声にも、軽くは無い違和感が感じられ、また序盤から結構ハードな暴力描写が見られたので、視聴するのがつらくなりそうでしたが、見ている内にキャラデザにも声にも慣れてきて、むしろ可愛く見え(慣れって恐ろしくも素晴らしい。)暴力描写についても、そういったシーンに割かれる時間がそれ以外のシーンと比べて、相対的に見れば僅かと分かりましたので、最後まで視聴する事が出来ました。全体的に見れば、真九郎と紫を中心とした、五月雨荘(アパートの名前)で暮らす住人たちの日常生活に主眼が置かれているアニメだと言えますが、後半になるにつれてドラマの展開も加速し、ハードな描写も増えて行く様に思いました。

日常の描写については、五月雨荘に住む闇絵さんや環(たまきと読む)が加わる会話の面白さも満点でしたが、やはり主人公の二人、世間知らずでワガママ放題の紫とお父さんの様な立ち位置の真九郎の関係が、アンバランスながらも、互いに相手を思いやったり歩み寄ったりで、見ていて微笑ましく感じました。生い立ちのせいか、7才にしてはあまりにも大人びた言動の目立つ紫ですが、窓の外の手すりを歩いてる猫を見て「ねこだ!」と言って駆け寄ったり、日本庭園の石像の亀を見て微笑みながら「かめだ‥」と言ったりするシーンなどは年相応の行動で、こういった描写を丁寧に描いている点についてはとても好感が持てました。(動物の姿を見ただけで、訳も無く嬉しさで満たされる子供って結構いると思います。)

作中に登場する真九郎以外の登場人物は殆どが女性なので、良くあるハーレムものと勘違いされそうですが、毛色は全く異なり、キャラの半分以上は真九郎に対して特別な感情は抱いていないようです。(それでもモテモテ)真九郎自身はと言うと、恋愛についてはかなり淡白な思考の持ち主で、女性から好意的な言葉を掛けられてもたじろがず、女性の気持ちを察する事もあまり得意ではない様に見えました。(原作を読んだ後では、誰かに愛される人間ではないと自分を卑下する絶望感がその原因の根底にある様に思えました。{netabare}原作ではその後、真九郎は段々と自分の存在意義を見出していき、不器用ではありますが、人を愛する事が出来る人間に成長していきます。{/netabare})

お屋敷の内装や日本庭園、くたびれた五月雨荘に至るまで、背景美術が非常に緻密で、場面によっては息を呑むほどの美しさでした。

オープニングとエンディングについてですが、ポップな映像と音楽は作品の落ち着いた雰囲気にそぐわず、調和が取れていない様に思えました。残念な事ですが、2話以降はいつも飛ばして見てしまいました。

アニメやラノベでは別段珍しい事ではありませんが、登場人物のネーミングセンスが奇抜で思い切りが良過ぎます。(特に紅真九郎。とても強そう!‥ではありますが、やっぱり紅三四郎が由来なのかなと思ったり思わなかったり)

※ラノベは「歪空の姫」まで、コミックスは全巻読了。真九朗君の心の暗部が描かれたラノベ1巻といい、続くギロチン、醜悪祭と、アニメで描き切れなかった点を補完する部分もありつつも、一方でアニメとは異なった人物描写や展開が描かれている部分も少なからずあり、全編に渡り興味深く読ませて頂きました。凄惨な描写が多く、無情な出来事が多いラノベ版が嘘の無い真実の話なのでしょうが、自分は甘い人間なので優しい表現の多い漫画版が一番のお気に入りになってしまいました。リンさんが最後まで登場する点が何よりも嬉しい。

ラノベ、漫画共に、たくさんの人の想いに支えられながらも、ずたずたに引き裂かれた心から一本の糸を紡ぎ出す様に、途切れそうになる命を必死に繋ぎ止めている真九朗君の生き様は、いつかアニメを再視聴する前に読んでおいて良かったと思える内容でした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

61.2 4 男子高校生でツンデレなアニメランキング4位
ビッグオーダー(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (376)
2310人が棚に入れました
これは、世界の滅亡から始まる物語。

星宮エイジが太宰府政庁十人衆を率いて、世界侵略を目指す異能力バトルストーリー。

天草市に住む、一見どこにでもいる普通の少年・星宮エイジ。ある日、彼が通う高校に転校して来た紅鈴に命を狙われたことから、彼の人生が大きく変化していく。

妹、星宮瀬奈の命を救うべく立ち上がった星宮エイジを待ち受けているものとは?策謀、陰謀渦巻く世界を舞台に、オーダー同士の死闘が、今ここに繰り広げられる。

声優・キャラクター
森田成一、三上枝織、田所あずさ、久野美咲、三咲麻里、鶴岡聡、林勇、立木文彦、原田ひとみ、立花慎之介、新垣樽助、早見沙織、石井真、若本規夫
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

未来日記の作者の描く異能バトル! きっとトンデモない仕掛けがあるに違いない!

あの名作(?)未来日記の作者のコミックが原作の異能系アニメです!
未来日記では狂気の恋愛ストーカー劇が斬新すぎるくらいインパクトありましたが、今作ではどうなのか?!
第一印象はよくある作品に思えても、きっとトンデモないストーリーになるのでしょう。
けっこう期待してますw

物語のあらましを紹介すると…
10年前に謎の妖精が人々の前に現れて、何か強く願う人々に対して次々と異能を与えていったのがはじまり。
主人公もそのひとりで、世界を破滅に導く災厄の願いをしたためか、とんでもない大災害を巻きこすことになる。

当人は当時の記憶がないので自覚はないものの、みんなが自分のせいだと責めるので
そうだと思い込んでる模様(そこらへんが曖昧な設定になっている)

とにかく数多くの人々が死んだのは事実で、これに罪を感じて以来、能力の封印をするが、
ここにきて主人公の周囲が慌しくなり、否応なしに巻き込まれていくことになる。
だがそれは、主人公の本当の能力を知るきっかけにもなるのであった。。。

以下ネタバレで

1話~ こんな美少女が俺に興味をもつわけがない!←それがあった
{netabare}
大災厄を招いた張本人。
それを知っている人は限られているのか普通に学校生活を過ごしてはいるが、
いまだに罪の意識から逃れられず学業にも集中できない主人公。
治療が不可能な重病を患う妹の奇跡的な回復を願うが…。

すべてに興味を失っていた主人公の前に可憐な美少女のリンが転校してくる。
しかも自宅前で再会してご近所さん?頼みごとをされるラッキー展開にデレるものの、
喜んだのもつかの間… 
まさかの美少女リンから不意の襲撃をくらってダウン!(ここ驚いた)

実はリンの両親は10年前の災厄でふたりとも死んだそうで、主人公には恨みしかないのだという。
思わず発動させてしまった異能で逃げることに成功するが、今度は大事な妹を拉致されてしまい、
どうあっても対決するはめに。

恨み骨髄なリンの手により、主人公の目の前で妹の体には日本刀がぶさり!(これも驚いたw)
主人公の顔を見てあざ笑うリンだったが、ついに主人公の記憶の蓋がこじあけられて
本当の能力が目覚め、反撃がはじまる!

ここから感想です

とまぁ、すべて記憶喪失だから仕方ないという不親切なはじまりで、
それでいて親の仇だから殺す!!みたいな理不尽な追っかけもいたりして、
ふんだりけったりなんですよね。

学校は早退しまくりで卒業も怪しいトホホ系、どちらかといえば記憶喪失なところは詠唱で、
普段のノリは禁書のトーマぽい雰囲気の主人公です。

記憶違いからはじまった災厄の原因を探す羽目になるのか、知る羽目になるのかですが、
すべてを知る謎の国家機関の存在が関わってきて、最終的にはここのメンバーになって
黒組織と戦う展開になるんじゃないかなと。

初回から設定が怪しく思えるところ満載ですが、まぁ、ご愛嬌。
リンの能力は不死の肉体でしたが、自分以外の人間の傷も癒せるヒーラー能力もあるようで、
あれで妹の病気も治れば話しは円満解決ですねw

そして主人公の能力が、歩いた範囲のすべてを支配する力というのも判明しました。
かなりのチート設定ですが、たぶんこれからあら捜し?能力の弱点を突かれて幾度となくピンチ
に陥ると思うんですが、その理由とかにこだわってみるのもおもしろそうです。

異能を発揮するときに後ろに魔人みたいなのが現れるんですが、これはJOJOぽいですね。
JOJOくらい大成功することを願っています!

そういえば昔、梅津和夫のマンガだったかで、神の左手、悪魔の右手みたいなフレーズが印象に残ってます。
以来、ラノベでもどっちの手に力が宿るかが気になったりしてます。

うぉぉぉ、俺の右手に暗黒竜の力がぁぁぁぁ~とかいうときは、ヤバイのかも! とか。
まぁ、ほとんど関係ないんですけどw

本作の主人公の力は左手に宿ってるので(レビュー書きながらジャケット写真見る限りでは)
だからこの力は、きっと良い力、天使の力なんだろうなって思ってるんですが、果たして~。
{/netabare}

2話~ さすが同じ作者、今度は未来日記の逆バージョンできたか!
{netabare}
異能者が集う国家機関、大宰府の手に落ちたエイジ!
異能をつかって相手を支配しようにも、いちいち「オーダー!なんちゃら!」
て叫ばないとならないからか、それ以上の速度で自分の間合いに踏み込まれるとダメみたいです。
えぇぇぇぇぇ・・・・。

意外にも使えない能力ですねw
これだと詠唱終えるまでに時間差で人海戦術でこられたらあっというまにやられてしまいそうです。

ともあれ支配下においたリンの手引きにより脱獄に成功。
でも、助けてくれたリンの目付きがやばいくらいイッていておかしいw
目玉ぎょろぎょろw
ここらへんの顔芸がすごすぎて、あの可愛いリンちゃんとのギャップに笑ってしまいます。

それに支配下におかれようとも、意識であるとか心はそのままらしくて、
今回もエイジを殺す気まんまんで、あんまりそばにいて欲しくない気がw

でも、お茶目で憎めないんですよね。
なんとかしてエイジを殺そうとしては逆に失敗して自滅パターンを繰り返すところは
ギャグ展開すぎて笑いました。いやぁー、リンちゃん気に入りました!

で、ふと思うんですが、未来日記のヒロインのユノは主人公を守るために必死でもストーカーでしたが、
今度のヒロインはその逆で、殺したいのに守らないとならないんですね~。
設定がまるで逆なら、同じようなストーリーでもおもしろくなるかもしれない。

最後に謎の組織の大宰府十人衆と自己紹介しあうことになったエイジ。
実は拘束していたのもすべてエイジの能力を試すためで、今後は力を貸して欲しいと助力を願われます。
それも十人衆の首長たる王として。。。です。ほほーー。

いまの日本は大災害以降、政府機能も喪失して国連により間接的に支配されているらしく、
真の独立を勝ち取る必要があると。
そのためにも、日本中に点在する機構の支部を撃破しなければならないと。

まぁ、言ってることはわかるのだけど、リンと同じでエイジのせいで大事な人を失った
キャラもいるだろうし、そう簡単に一致団結とはいかない雰囲気? どうなんだろうか。
{/netabare}

3話~ 早くも新たな嫁候補が登場w リンちゃんの立場は?!
{netabare}
九州支部の王として君臨することを大々的にニュースにされた主人公のエイジ。
誰も彼もがエイジが破滅の原因と知って怨嗟の対象に!

それもこれも指図しているのが、九州支部でナンバー3の地位にいる(?)
イケメン異能者義経のせいなのだが、義経に従う異能者のマリともども
ちっともエイジの言うことを聞かずにdisられてるし、支配の能力の効果は?!
と疑問に思うレベルなんですが…誰か教えてくださいw

まずは九州支部と隣接する山口支部の攻略をすすめる手はずになるも、逆に奇襲をうけて
ピンチに陥るエイジら一行。
未来予測の異能をもつ壱与に助けられるが、この壱与がちょっと頭のネジがゆるそうな子で、
最後はエイジの嫁みたいなことを言い出すし妊娠したとかまで言い出して放送が終わりましたがw

ここから感想です
もしやの聖獣ケルベロスに続くギャグアニメ枠?!
支配の異能が全然効果を発揮していないし、リンの再生の能力が自分だけでなく
他人にも有効なのはわかっていたけど、折れた剣の修理もOKな物質にもいけるだとか、
いろいろと複雑なんですね。
そのギャップだったりに笑う展開になりそうです。

そして壱与という大宰府のメンバーの活躍回でもありました。
まぁ、違った意味での活躍が目立ってましたが…。
ふれただけで妊娠しちゃうてのも異能なんでしょうか?
いったい何が産まれるのやら…。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

願い…それは妬み、執着、恐れ…人々の願いの根源は得てして利己的なモノ…

この作品の原作は未読です。正直どんな内容の作品なのかは知りませんでしたが、ゆるゆりのあかりちゃん…もとい三上枝織さんや、WIXOSSのタマ演じる久野美咲さんが出演されると知り、視聴を決めた作品です。

大好き…或いは気になる声優さんが出演される作品は、やはりチェックしたくなりますよね。
これが視聴数が減らない元凶である事も理解していますが、一度このスタイルが身に付くと、中々視聴スタイルを変えられないんですよね^^;
それに、全てではありませんが大体の作品は視聴しているうちに面白さを感じるので…

突如発生した大破壊によって崩壊に至った都市が放置されて10年…
そして、その10年は世界に2000人存在すると言われているオーダーと呼ばれる能力者の歴史そのものでもありました。
この物語の主人公は国連暫定統治機構によって支配されている九州地方の天草市の高校に通う男子高校生である星宮 エイジ…
彼もまたオーダーの能力を授けられた一人でしたが、彼の能力こそ現代社会のなれの果てを生み出した張本人でもあったのです。

10年前、オーダー…願う者として星宮 エイジは願いました。
その願いは世界に仇打つような願いではなく、大切な人の傍に居たいという純粋で優しい子供心からの願い…
決して何か意図があった訳でもありません。
ただ制御できない能力が暴走してしまっただけ…

そして今の彼に出来るのは、自分の正体を隠し通す事…
でもある日、そんなレイジの通う学校のクラスに紅鈴というとびきりの美少女が転向してくるのです。
その唐突な出会いに喜ぶレイジと鈴…内に秘めた思いは真逆でしたけれど…
この出会いからレイジはオーダー同士の戦いに巻き込まれる事となり…物語が動いていきます。

完走して振り返ってみると…全10話というアニメの尺は短すぎだったと思います。
時折物語の展開が見えなくなってしまったので…

アニメ化って、原作者もその作品のアニメ化を楽しみにしてい人にとっても一大事なんです。
勿論、アニメ化には大人の事情が付き纏う必然性も理解しています。
でも、それは作品の質を落とす事にはならないと思うんです。

一つの作品に原作から入る人とアニメから入る人の両方があると思います。
アニメから入った人は、ぶつ切りにされた作品のストーリーに魅力が感じられず、結果的に原作まで手が伸びない…
そして原作から入った人も「アニメは展開が速すぎて…原作既読じゃないと理解するのは難しいよね」などと思われちゃうと円盤やグッズに手が伸びない…
結果的に中途半端な作品はお互い悪循環を生み出しかねないと思うのです。

両者がwin-winの関係になれる着地点を模索し具現化し続ける事こそ、制作側に課せられた責務の様な気がします。

それでは、この作品がそんな中途半端だったか…というと、物語の展開が見えなくなる事はありましたが、そこまで中途半端な作品では無かったと思います。
一番に挙げられるのは声優さんの熱演とヒロインの可愛らしさ…
日常パートにおけるエイジと鈴…支配やこれまでの軋轢を忘れさせてくれるほど自然な恋人っぷり…
只でさえ鈴は基本スペックた高いんです…時折エイジが羨ましくなりましたよ^^;

そして可愛らしさ…といえば、エイジの妹である瀬奈もなかなかです。
己を知り…兄のために身を呈する決意を見た時、普段は物静かな彼女に潜む情熱の炎を垣間見たような気がしました。

でも、決意といえば…この作品の一推しでもある太宰府政庁十人衆の「四の手」である壱与(いよ)の右に出る者は居なかったと思います。
全てを受け入れる覚悟…それが何を意味するのか、分からない彼女ではありません。
でも、それが自分自身の望みであり運命ならと大きく踏み出した一歩に、彼女の並々ならぬ決意と思いを感じずにはいられませんでした。

全世界を巻き込んだ厄災…でも物語の進展に伴い、その核が少しずつ明らかになっていきます。
そしてそこで待ち受けているのは…想像を絶する展開、と言っても過言ではないと思います。
気になる方は、ぜひ本編でご確認頂ければ…と思います。

オープニングテーマは、妖精帝國さんの「DISORDER」
エンディングテーマは、畑亜貴さんの「毀レ世カイ終ワレ」
ここでビックリしたのがエンディングです。畑亜貴さんと言えば、これまで数えきれない程のアニソンの作詞をされてきました。これまでテロップで「作詞:畑亜貴」を何度目にしたか分かりません。
でも、恥ずかしながら畑さんが歌われているのは正直今回初めて知りました。
今回の楽曲も作品のイメージにピッタリだったと思います。

1クール全10話の角川枠作品でした。
きっと尺の長さが2倍だったら、キャラの心情…特にエイジの気持ちはもっと深堀りできたんじゃないかと思います。
こんな世の中にしてしまった重責が一人の高校生の双肩にのしかかっているんです。
普通に考えたら、その重責に耐えられず発狂してしまっても決しておかしくありません。
エイジが背負っているのは、その手の重さなのですから…
一歩間違えば谷底に真っ逆さま…という極めて不安定な場所で綱渡りを続ける彼を支えるのは、常に貼り付けている自分自身への思いだけ…

現在原作では第2部が始まったようです。もし、第2部もアニメ化されるなら、キャラの心情をもっと深堀りした作品になる事を期待しています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

「助ける」のか「救うのか」

視聴理由 特になし

序盤 お?

中盤 あ(察し)

終盤 んー

この話は最初の異能力者(オーダーと呼ばれる)によって人類の反芻が死滅した話
ジャンルは異能力・バトル・ハーレム・シスコン・ブラコン
内容については正直がっかりです。序盤の「後輩都市」「オーダーの存在認知・オーダーへの憎悪」といった世界背景の導入は良かったです。しかし中盤から「男性視聴者に媚びたようなサービスシーン」や「序盤のシリアスシーンを忘れたかのような急なコメディ」などの「ぶれ」がでてきます。さらには異能力にも穴がかなりあり、「いやいやそこ頑張ってよ」と突っ込みたくなるようなシーンが盛りだくさんです。この作品のミスは「主人公が本当に取り戻したいと思ってるように見えない」とこです。肝心な行動理由が薄く見えるのはかなり重大です
終盤でもトンデモ理論が炸裂し、良く分からない状況が続きます。そして主人公は終始シスコンです。なんなら妹はブラコンです。しかも重度の
しかし、ラストシーンの持っいき方は良かったと思います {netabare} 父親は娘の願いをかなえるという間接的な救い。いわゆる「助ける」
そして兄は妹がシアワセな世界を作るという直接的な救いを実現しようとしました。この「助ける」と「救う」に関して、一般理論であれば「救う」を選ぶ人が多いと思います。単純に直接的に救えるなら救えたほうが良いです
しかし、個人的には「助ける」という選択肢も捨てがたいのではとおもいます。今作では「ほらね、救うという選択肢を選んだオレがただしかったでしょ?」と主人公が言っているようなものですが、それは内容の大きさです。父は「娘の願いをかなえる」に対し、兄は「妹の願いをかなえて、娘自身うも犠牲にならなくて良い」という何でもありなものだから、勝ってしまったのです。しかし、こういう状況になるならどうでしょう。「兄妹どちらかが死ななければ世界が滅ぶ」さて父は妹の「自身を犠牲にしてでも兄と世界を守る」という願いをかなえようとします。一方兄は「自信を犠牲にしてでも妹を守る」という使命(約束)を果たそうとします。さて「妹」に焦点を当てた時正解はどれでしょう。「助け」は対象の意見を反映することでより幸せに近いものになります。しかし、今回のような「妹の死」が確定され、幸不幸の概念すらなくなることがあります。「救い」を選んだ場合、「自分の願ったシアワセ」は実現されるかもしれませんが、最愛の人を無くした妹は果たしてシアワセなのでしょうか。
これは色々な考え方があり色々な正解が存在すると思います。私は正解はこれだ!と言いたいのではなく、「いろいろな考え方があるなか、いかにも正解だといわんばかりに「救い」を正当化しようとしたこの作品はなんか違うんじゃないかなぁ」ということが。{/netabare}まぁそれについてこんだけ考えさせられたのですから、展開が間違っていたとは言えテーマの方向性は良かったと思います
話を戻してラストについてです。かなり穴だらけの中盤を無理矢理解決させようとしても結局面白くない作品です。いまいちパッとしないラストも加わりさらに後味が悪いです。唯一「救い」「助け」の方向性だけが良かったですが。

そしてキャラがかなり意味不です。何をしたいのか分からないし、魅力を一つも感じないし何よりウザい
男性視聴者に媚びたような演出や言動本当に意味が分からない。もしかして原作がそっちケイかなって思ったけど少年マンガだった。ん????

監督は鎌仲史陽はさん。テレビアニメ監督は初めてだそうです
シリーズ構成は高山カツヒコさん。バカテスやそれ町のシリーズ構成を担当した方ですね。なぜこんな大物が...
キャラデザは小島智加さん。今回が初キャラデザだそうです。ま、でしょうね
劇判はEvan Callさん。単独での劇判は3回目だそうですが、共同なら何作品も手掛けた方です
制作はアスリードさん。基本政策協力だそうですが、みなみけなどの制作をされたところです

作画は2016にしては微妙かな
opはYUIさん作詞、橘尭葉さん作編曲、歌唱は未来日記op1を歌った妖精帝國さんの「DISORDER」
edは畑亜貴さん作詞曲・歌唱、境界線上のホライゾンの劇伴加藤達也さん編曲の「毀レ世カイ終ワレ」
声優さんは正直合ってなかったような気がします


総合評価 まったくお勧めしません

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

60.9 5 男子高校生でツンデレなアニメランキング5位
美男高校地球防衛部LOVE!(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (202)
1046人が棚に入れました
日本のとある街、眉難市。眉難高校の「地球防衛部」=“何にもしない部"。
部員の鬼怒川熱史(きぬがわあつし)と由布院煙(ゆふいんえん)が 銭湯「黒玉湯」で湯船に浸かりまったりしていると、突然ピンク色のケモノ(ウォンバット)が宙から現れた。
「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」
地球を愛の力で救いたいと日本語で話しかけるウォンバットにドン引きする2人。
そこに、銭湯の息子・箱根有基(はこねゆもと)が現れ、ウォンバットを見つけるや「モフモフさせろ~っ! 」と追い回した。
翌日、学校でまたしてもウォンバットに捕まってしまう鬼怒川と由布院、残りの部員・鳴子硫黄(なるこいお)と蔵王立(ざおうりゅう)、そしてウォンバットを追いかけ居合わせた箱根有基の5人はブレスレットをはめられ、地球を守るように命じられる。
「ラブメイキングです! 」 ブレスレットから溢れるまばゆい光が全身を包み……
ブレスレットから溢れるまばゆい光が全身を包み、5人は愛の王位継承者「バトルラヴァーズ」に変身する……

声優・キャラクター
山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹、麦人、神谷浩史、福山潤、寺島拓篤、安元洋貴
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

CMのあと重大ニュース・・・

高松信司監督による、オリジナルアニメ作品です。

全12話。


元々学校非公認のサークルの部室を専有していた煙、熱史、

硫黄、立の四人に有基を加えた五人にラブレスレットを付け

愛なきものに愛を与えるバトルラヴァーズになるように

してしまうのだった・・・


今季始まりの中で第2話までは圧倒的インパクトで30分が

最も短く感じた作品でしたw

どう見てもいやな予感しかしないのに第2話まではその他の作品より

圧倒的に見入っていましたw 正直その時の自分はどうかしていた

のではと思うくらいです。まあ監督が「銀魂」や「男子高校生の日常」

なんかを手掛けていた人なので(もちろん視聴し始めた時は全く

知りませんでしたが)それなりに惹きつける魅力を出せていたのかなとも

思います。


まあでも嫌な予感は的中というかPVを見た時に思った印象が

男プリキュアだったので当然自分の中で失速していくだろうなぁとは

思っていました。そんなわけで3話以降はそれまで見入っていたのが

嘘みたいにただ見ているそんな感じでした。

でも切ることができなかったのは5話がちょっと面白かったとか

8話がちょっと良かったみたいに失速してやめようと思っても

その度に割と面白かったりして結局切ることができませんでしたw


途中なんだかんだ思ったりしていましたが、ラストの2話特に11話の

終わり辺から12話は良かったと思います。こういう愛の力で地球を

守る力を与えたのはなんでかとか怪人が出現するのはどうしてかとか

がちゃんと分かって(でも理由はくだらないものでしたがw)愛と友情

パワーでそのいつものようにやっちゃっているのが良かったように

思います。


笑える所が多かったように感じましたので見ていて楽しかった

部分がたくさんあってまあまあ良かったと思います。

◆個人的点数評価 75.044点




余談(視聴時の各話メモ)

いつも一話ごとにメモ帳にメモを取っているのをそのまま載せただけですw

とてもラフに書いてありますので見るのは各自の責任でw

{netabare}














●美男高校地球防衛部LOVE!

第一話視聴

まさかの30分枠でwwwだった。てっきり15分でやるものだと思っていたから驚きだった。でも初回にしては結構面白かった。掴みは完璧と言っていいほどのものではと思います。でも世間的な人気は獲得できないだろうなwww 視聴継続とします。

第二話視聴

爆笑必須でした。見てる人はめっちゃ少なそうですがあまり見たことないジャンルで気が付けば残り5分とかになっているくらい完全に集中して見ることができる作品でした。今回は割り箸ときっちりくんの話みたいだった。たぶんこれ切れないわwwww

第三話視聴

あんまり面白くなかったです。毎回くだらんパターンをしているのですが、今回は尺が余ったのかフルバージョンだったのでああダルイなぁwwwと思ってしまいました。切ったほうが良かったのだろうかwww 面白い話もありそうなのでまだ見続けますwww

第四話視聴

ショタ回だった。それ以上なし!終わりwww

第五話視聴

まじめに見ると面白いかもwww 流し見ではあんまり楽しめない感じがしました。マス研の奴らもなんかありそうな気がします。そして今回のプリキュアゾーンはかなり早送りな感じでしたw

第六話視聴

いやとても面白かったとは言い難いが面白かった方だと思います。今回の変身シーンはフルバージョンだったので内容作るのがめんどくさいのかと思う感じでした。まあでもなんとなく見ていられる感じでした。次回に水着回がくるみたいですが誰得なんでしょうwww

第七話視聴

誰得レベルの感じでした。男乱ビーチwww しかも怪人が出てこないという何がしたいんだこれ。本当にただのテコ入れ回になってしまっているwww

第八話視聴

今回は友情がkeyになる話でした。怪人が姿を見せずに先手を打ってくるパターンはなかったので比較的楽しめました。それからのすれ違いの模様もくだらないことでそんなに深刻になる感じがしないのも良かったです。そしてそれに気づいてからの展開はとても良かったと思います。共同作業ワロタwしかも敵が松岡くんで俺はファフニールやアブソリュートデュオで慰めてもらえよwww とか思っていましたwww

第九話視聴

なぜメロンなのかは???でしたがまあそんなもんかという感じでした。ちょっとつまらない感じの話だったように思います。

第十話視聴

よく分からんかったけどゆもとがへんてこになってしまっている感じでした。

第十一話視聴

何故だかモザイクが取れちゃってるwww そしてまさかのカレー&友人喧嘩からラストバトルになるとか草しか生えないwww しかも尺余りなのかフルで変身シーンをやっていてまた草www
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キャラ萌え作品の男子版・・・という立ち位置なのでしょうか?

この作品はオリジナルアニメ作品だったんですね^^
原作も先行して発刊されているようですが未読です^^;

正直2015年冬アニメの中で唯一切ろうか迷ったのがこの作品でした^^;
可愛らしい女の子に萌えを感じる作品・・・の女の子と男の子を入れ替えたら、きっとこの類の作品になるんだと思います^^
可愛らしい男の子に萌えを感じる女性をターゲットにした作品・・・と言うのでしょうか^^;
それでも、一旦見始めるとそれなりに見れてしまうので完走しましたけれど^^;

この物語の舞台は眉難(びなん)高校・・・この学校には地球防衛部という部が存在するのですが、この地球防衛部と生徒会のメンバーがそれぞれ怪し気な生き物を仲間にしており、その怪し気な生き物からの指令に基づき、地球防衛部と生徒会が放つ刺客との戦いが繰り広げられます。

生徒会が刺客として目に付けるのは、嫉妬や妬み・・・といった負の感情をより多く持った生徒です。
毎回支配されている負の感情は異なりますが、内容は大体パターン化しています^^
刺客が暴れる→防衛部が駆けつける→防衛部が勝利する→部活動の後の一風呂
防衛部の必殺技は「ラブアタック」、刺客を元に戻す「ラブシャワー」、そして活動が終わったら「ラブイズオーバー」と振り返ってみると愛に溢れた作品だったようです^^
それと、とにかく男の子の入浴シーンがやたらと多かったです。
各話1回はお風呂に入っていたのではないでしょうか^^;
個人的にはそれが女の子であっても水着やお風呂イベントは無くても良いと思っているので、毎度の入浴攻撃には思わず苦笑いです^^;

そんな地球防衛部は以下5人の王子様で構成されています^^
箱根有基/ キラメキ王子・バトラヴァ・スカーレット(CV:山本和臣さん)
由布院煙/ ヒラメキ王子・バトラヴァ・セルリアン(CV:梅原裕一郎さん)
鬼怒川熱史/ツラヌキ王子・バトラヴァ・エピナール(CV:西山宏太朗さん)
鳴子硫黄/トドロキ王子・バトラヴァ・サルファー(CV:白井悠介さん)
蔵王立/トキメキ王子・バトラヴァ・ヴェスタ(CV:増田俊樹さん)

ゴレンジャーで例えると赤レンジャー的存在の箱根有基の実家が銭湯である事に対する関係性は分かりませんが、キャラの名前は温泉に由来しているそうです(wikiより)。

レビューの冒頭で切ろうと思ったと書きましたが、それでも完走できた最大の要因は、防衛部に敵対する生徒会の生徒会長を演じているのが神谷さんだったからです^^
神谷さんの演技が生徒会長にピッタリなんですよね^^
神谷さんファンなら一見の価値があるのではないでしょうか^^;?

地球防衛部と生徒会・・・そして怪し気な生き物との関係は・・・?
結構スケールの大きな話だあったと思います。
気になる方は是非本編を視聴下さい^^

1クール12話の作品でした。
可愛らしい男の子に萌えを感じたい女性には、お薦めできる作品なのではないでしょうか^^;?
(男の子に萌える・・・という表現が適切なのかが分かりませんけれど・・・^^;)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

地球防衛部※

BL?と敬遠していたら熱いネタアニメでした・・・!
まず地球防衛部ってナイス設定
シリアスなわけないですよねコレ
真の敵は‥‥あの男っ‥‥‥‥会長っ‥‥‥!の怪人がギャグ要員な亡者巣喰う強制労働施設は前期の俺ツインテールになりますを彷彿とさせます
が・・・ 駄目っ・・・!こちらは毎回戦闘でちゃんと見せ場があるからバトル物(ブツ)としてしっかり見応えがどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・・・・
主人公サイドは登場時は決めポーズ
決めクズの常套句、そして戦闘後に敵に説教常軌を逸するふざけるなっ………! おまえらには慈愛などないっ……!でネタ仕込んでますね...!
説教系ヒーローはやってんのか?
バトルラヴァーズってグループ名誉挽回のチャンスをやろうか・・・・・・?なんですけどね5カモがありがとう・・・・・・・・ ありがとうみんな・・・・!キャラ立ってます
敵味方それぞれのボスがしゃべる動物というのは女児アニメもののマスコットのイメージだったのかな?
カピバラ?やハリネズミっ・・・!そして金魚。
しゃべれなかったとしたらシュール過ぎ
それはそれをねじ曲げたら…なにがなにやらわからない…で見たかった。
簡潔にお伝えしたいのは笑えるネタアニメ…!!しキャラはイケメン
性別とわず楽しめる作品ですっ
!声優サプライズありまーす

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

62.4 6 男子高校生でツンデレなアニメランキング6位
スタミュ(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (174)
858人が棚に入れました
音楽芸能分野の名門校・綾薙学園に入学した星谷悠太は中学の時に見たミュージカルで素晴らしいパフォーマンスを見せたこの学校の生徒に憧れていた。彼が目指すのは花形コースの「ミュージカル学科」。しかしここに入る為には学園の3年生のうち成績優秀者が所属する「華桜会」の指導を受けられる特別枠に入るのが近道であった。悠太はこの特別枠のオーディションで華桜会メンバー・鳳樹に見出され、同じように彼に選ばれたメンバー4人とともに「チーム鳳」としてミュージカル学科を目指す。素人同然の悠太以外のメンバーは演劇の才はあるがそれぞれが抱えた問題で候補生に残ることすら覚束ない状況で、加えて華桜会のリーダー・柊翼が彼らとは別に5人の候補生を選び「チーム柊」として立ちはだかる。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、諏訪部順一、平川大輔

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌え要素はほぼ無し・・・ですがそれなりに楽しめた作品でした^^

この作品はオリジナルアニメだったようです。従って事前情報は殆ど無く、あったのはキャラデザが嫌いではないことくらい・・・取り敢えず1話視聴してみようと視聴を始めた作品でした。

物語の舞台は音楽芸能分野の名門である綾薙学園・・・この学園には入学後に希望した者にのみ受験資格が得られる「ミュージカル学科」が設立されています。このミュージカル学科はこれまで有名なミュージカルスターを輩出してきた生徒にとって憧れの学科なんです。
そしてミュージカル学科への近道は3年生の成績優秀者で構成された「華桜会」メンバーが直接指導してくれる「スター枠」に入る事でした。
勿論スター枠にも限りがあるため、選考でどんどん切り落とされる狭く険しい道のりです。

この物語の主人公である星谷悠太は、雨の日のステージで踊っていたこの学校の生徒の踊りに魅了されてこの学校への入学を決めここまで進んできました。
憧れの人はきっとミュージカル学科にいるはず・・・受かってもう一度会いたい・・・
その思いを胸に選考に臨み・・・物語が動いていきます。

「萌え要素は殆ど無し」は完走後の印象ですが、視聴前にそれが分かっていたら視聴を止めていたか・・・と考えると、きっと視聴していたと思います。
全体的に爽やかなんですが、ここぞという時にしっかり熱くなる・・・メリハリの効いた作品だったからだと思います。

チーム鳳の5人が主要登場人物となって物語が動いていくのですが、このチームのメンバー・・・皆んな我が強く最初はバラバラなのですが、中には凄い人もいるんです。

星谷 悠太(CV:花江夏樹さん):この作品の主人公で中等部からの持ち上がり。憧れの人に出会うまでは歌やダンスは「好き」レベル止まり。

那雪 透(CV:小野賢章さん):星谷と同じく中等部からの持ち上がり。

月皇 海斗(CV:ランズベリー・アーサーさん):父は有名演出家、母は女優、そして兄の遥斗は綾薙学園ミュージカル学科を卒業したスターというサラブレッド。

天花寺 翔(CV:細谷佳正さん):梨園という歌舞伎俳優の社会に生まれ、既に数多くの女性ファンがいるとか・・・

空閑 愁(CV:前野智昭さん):母子家庭で育ち、母の大好きなミュージカルのスターになって喜ばせたい、

これまで歩んできた人生も、今後の向かう先もきっと皆んなバラバラ・・・
最初は全くの不協和音でチームの存続も危ぶまれましたが、一番出来の悪い星谷が笑顔と行動で皆んなを纏めていこうとするんです。
一人・・・そしてまた一人とチームの仲間の事を意識するようになり、5人全員の気持ちが重なった時・・・チーム鳳で羽ばたこうと誰もが思ったと思います。

でも物事はそんな順風満帆には進まず、彼らを待っていたのは「試練」でした。

大切なのことはバラバラな5人が繋がること・・・
でもそれだけじゃ不十分でした。
本当に大切なのは、どんな状況に陥っても5人で最高のパフォーマンスを披露すること・・・
彼らは待ち受ける試練にどう抗うのか・・・そしてその先にあるモノとは・・・
気になる方は是非本編でご確認下さい。

タイトルで「萌え」要素は殆ど無しと書いた様にゼロではありません^^
那雪の双子の妹・・・ゆうき(CV:あすみん)とつむぎ(CV:金元さん)が抜群のタイミングで華を添えてくれています^^

1クール12話の作品でした。作画も綺麗でダンスもしっかり動いていたと思います。
何より「熱さ」の気持ちよかった作品でした^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「俺たちは、夢をあきらめる方法なんて知らない!」すてきなセリフ!!

見終わりました。

最終回、あれだけ練習してチーム鳳のみんなと一致団結したのに、 {netabare}華桜会の抵抗と天候悪化でミュージカル演技を断念しなければならない、でも、みんなで工夫して大逆転のストーリーで、
{/netabare}見ててとてもすっきり、感動しました。こういうお話、とっても好き! ストレス解消です♪

2期ぜひ見たいです。それに、花江夏樹さんはじめ、CVの皆さんも歌って踊っているような感じで、とてもスキルの高いCVの皆さんだったと思いました。

 全然お話が違うんですけど、この作品に出られた男性CVの皆さんにはぜひ、現在制作が企画されている銀河英雄伝説に出てほしいなあと、思っています。
(ヤンさんのCVは、諏訪部順一さん希望です♡♡♡)

以前のレビューです。
{netabare}
2015.12.14 22:56 最初は大笑いしたけど、元気になる作品です!

私、あまりミュージカルを見たことがなかったせいもあるんですけど、1話冒頭で華桜会メンバーが出てきて歌と踊りを始めた瞬間、こらえきれなくなっちゃって大笑いしちゃいました。

だって、あまりにもわざとらしいというか、なんか変!と思ったんです。
(大爆笑したけど、あとで隣の部屋まで聞こえたんじゃないかって心配!)

でも、みんな個性的なキャラが多くって、物語も見ているうちに楽しくなりました。それに花江夏樹さんや諏訪部順一さんなど、私の好きな声優さんがたくさん出ているので、目が離せません。それに、花江夏樹さんが演じる星谷君って、ハンデがあってもめげなくて明るくて、キラキラしているので、見ている私自身もなんか。幸せな気分になります。それにしても男子高校生の友情って、いいなあ。

これって、オリジナル作品なのでしょうか。まもなく最終回なのかな。気になります 
♪~(*´∀`*)~~(*´∀`*)~♪ラララ~ {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 37

future☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

憧れの高校生を追って、音楽芸能分野の名門・綾薙学園に入学した星谷悠太。学園には、全新入生の目標である花形学科『ミュージカル学科』が存在し、中でも成績トップの3年生で構成される≪華桜会≫なる組織が、学園の頂点に君臨していた。ミュージカル学科に入科するためには、≪華桜会≫のメンバーに見初められ、直々に指導してもらえる特別枠、通称『スター枠』に入ることが最良の近道だが……。秀でた才能はあるものの、それぞれの抱えた問題により、ミュージカル学科の候補生に残ることすら危うくなってしまった那雪、月皇、天花寺、空閑と、素人同然の星谷。そんな5人が≪華桜会≫の変人にして天才・鳳の目に留まり……!?青春ドタバタ・ミュージカルストーリー開幕!


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

星谷悠太:花江夏樹
那雪透:小野賢章
月皇海斗:ランズベリー・アーサー
天花寺翔:細谷佳正
空閑愁:前野智昭
辰己琉唯:岡本信彦
申渡栄吾:内田雄馬
戌峰誠士郎:興津和幸
虎石和泉:KENN
卯川晶:松岡禎丞
鳳樹:諏訪部順一
柊翼:平川大輔


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

TOKYO MX 10/5(月) 24:00~
BS11 10/5(月) 24:30~
AT-X 10/12(月) 23:30~


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「DREAMER」Gero
ED「星瞬COUNTDOWN」team鳳[星谷悠太(CV:花江夏樹)、那雪 透(CV:小野賢章)、月皇海斗(CV:ランズベリー・アーサー)、天花寺翔(CV:細谷佳正)、空閑 愁(CV:前野智昭)]


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「第1幕」

2話「第2幕」

3話「第3幕」

4話「第4幕」

5話「第5幕」

6話「第6幕」

7話「第7幕」

8話「第8幕」

9話「第9幕」

10話「第10幕」

11話「第11幕」

12話「第12幕」(最終回)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7
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