復讐で漫画原作なTVアニメ動画ランキング 19

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の復讐で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月21日の時点で一番の復讐で漫画原作なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

94.8 1 復讐で漫画原作なアニメランキング1位
鬼滅の刃(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1680)
7024人が棚に入れました
血風剣戟冒険譚、開幕。舞台は、大正日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変した。 唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻す為、また家族を殺した鬼を討つ為、2人は旅立つ。鬼才が贈る、血風剣戟冒険譚!

声優・キャラクター
花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、櫻井孝宏、大塚芳忠、梶裕貴、加隈亜衣、岡本信彦、森川智之、悠木碧、井澤詩織、浪川大輔、山崎たくみ、緑川光、子安武人、坂本真綾、山下大輝、早見沙織、千葉繁、上田麗奈、日野聡、小西克幸、花澤香菜、河西健吾、杉田智和、鈴村健一、関智一、関俊彦、木村良平、福山潤、小松未可子、諏訪部順一、内山昂輝、小清水亜美、森久保祥太郎、白石涼子、稲田徹
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヒット作を語らう時の心の姿勢

2020.04.12 追記

思うところがあっての大幅加筆。
視聴後に書いた作品レビューは後段に残しときます。
 ※ごく一部のアニヲタ批判も含んでるので気分害されちゃったらごめんね


作品の良し悪しについて各々語るのがレビューサイトの目的の一つですが、この作品は久々に普段アニメを観ない層を巻き込んで社会現象を起こしたということもあって、その観点で一言申し上げたく候。基本雑談です。


{netabare}とあるコーヒー屋にて見かけた風景。
「こんないいものなのになかなか理解されない」

自身が愛好しているものを理解してほしい。誤解を解きたい。なんなら広めたい。趣味人なら自然と沸き上がりそうな感覚です。少なくとも目の前で熱弁をふるってるこの人はそんなタイプの人。そしてその対象はアニメでした。
一緒にいる相手はそれほど興味のない層。よくありそうなシチュエーションです。
時は2016年。大ヒット中の映画『君の名は。』を映画館に出向き鑑賞し感動したと伝える非ヲタさん。話を合わせただけかもしれませんが、そんな会話のきっかけを全力で折りにいくアニヲタさんがいました。曰く、

「あーあれ話の辻褄全然合ってないんだよね」
「話が頭に入ってこないから全く泣けなかったわー」
「それよりも新海監督の前作がなんちゃらかんちゃら…」
「それよりも同時期の『聾の○』『この世界の何某に』のほうが凄かったけどね」
等々

前段でなかなか理解されないというやりとりを耳にしてたからなおさらかもしれません。

 「そりゃあんた理解しろというのが無理だわ」

単に巻き込みに失敗しただけでなく、むしろ遠ざける逆の効果を発揮するコミュニケーションでした。あほらし…
別にあにこれで同種のレビューを投稿するのは一向にかまわないと思います。同じヲタ同士で一定の土台を共有してますし、節度を保って思うところぶちまけてもらったほうがよいしそういう場です。
そのため「『君の名は。』つまんねーのにそう言っちゃだめなのかよ!」とか「思ってもいないこと(面白くないのに面白いと)言うほうが不誠実だと思うが?」という話では全くないので悪しからず。

せっかく興味のなかった人が興味を示してくれたのに。当のヲタさんだって仲間になりたそうにこちらを見ているのに。…全力でへし折りにいってませんか?です。

 「どこらへん面白かったの?」
 「アニメってどんなの想像してた?」

せめてこれくらいのワンクッション置いてから持論を展開してほしかったところ。
非ヲタさんはアニメを観にいちいち映画館に足を運ぶなんて滅多にないでしょうに。ここらへんの想像力がこのコーヒー屋で出会ったアニヲタさんには決定的に欠けてます。
もうなんというかオタクどうこうよりも単なるコミュニケーション下手かどうかの話のような気もしますが、やらかしがちなので自戒も含めて気を付けましょう。


というわけで何を言いたいかはもうお分かりですね。
4年ぶりに似たような局面がきてるわけですよ。クリスマスや誕生日のプレゼントに単行本をせがまれてみたり、芸能人がファンであることを公言して、なかには椿鬼奴さんみたいに番組内でネタにしてたりもする。LiSAさんが紅白に出場してたりもしましたね。

とはいっても、制作会社「ufotable」。声優「花江夏樹」「鬼頭明里」。一般人はまず知らない単語です。紅白出場したからといってアーティスト「LiSA」さん知らない人だって多いでしょう。今回で興味を持って動画を漁ったとしても客席サイリウムが乱舞してる光景を見たらそっ閉じしたくなるのが人情です。
余計なお世話でしょうが、同好の士を増やしたい私としましては非ヲタさんとのやりとりは「お手柔らかに」と願うところであります。

『鬼滅の刃』気に入ったのならこんなのもあるよ(^^)
そんな展開を夢見て以下、


■映像凄かったっす

作画に触れて制作会社「ufotable」を話の枕に『fate』『空の境界』をご紹介。劇伴も同じ梶浦由記さんだったりします。


■声優さん繋がりも

ベテラン・若手・中堅問わず実力のあるCVさんが多く起用されていた本作です。要は年間通して登板回数の多い人たち。
竈門家だけでも父:三木眞一郎、母:桑島法子、子供たち:大地葉、本渡楓、古賀葵、小原好美とかいう水準です。

 「その○○役やってた人だったら、今ちょうど△△ってアニメに出ているよ」

リアタイものだと「じゃあ明後日チェックしてみよう」と敷居が下がったりするものです。

それに各々代表作を持ってそうですから、そちらへの誘導もありですね。
花江夏樹さんなら『四月は君の嘘』。早見沙織さんなら『あのはな』。あたりは非ヲタ向け鉄板でしょう。「いやそれより『俺ガイル』が鉄板だ!」そのへんはどうぞご自由に(笑)

我妻善逸(CV下野紘)からの『ACCA』ジーン・オータス役。
嘴平伊之助(CV松岡禎丞)からの『SAO』キリト役。
本作での役どころとは違う顔を見せている作品も驚きがあっていいですよね。


自分もそうでしたが、声優さん、制作会社、劇伴担当、キャラデザインあたりの繋がりから広がっていったと思います。

まあそんな感じの世迷い言です。お付き合いいただきありがとうございました。
ちなみに私はこの作品を手放しで褒めておりません。{/netabare}




↓以前投稿した作品についての感想
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2019.10.04記
旧件名:良いほうの『少年JUMP』

{netabare}
艶やかな街の灯り
静謐な山間の雪景色

とにかく綺麗な作品です。
色使いが独特といいますか鮮やかな色の組み合わせが印象に残ります。
主人公炭治郎の羽織(緑と黒)はサムネでも確認できる組み合わせ。

その一方で、毎話冒頭サブタイトルコールの墨色を用いた水彩風の演出にも味わいがある。全体の色味が和風なんですよね。

そしてこれがぐねぐね動くのを目の当たりにすることになります。
バトルシーン。抜刀時の緊張感。連続した体動作の流麗な運び。対立する“鬼対人”の果てなき抗争の物語のためバトルシーンは多くあり、手を替え品を替えての演出に都度唸ることでしょう。


制作会社『ufotable』は、『劇場版 空の境界』でアニメビギナーだった私の心が鷲掴みにされたこともあって、本作『鬼滅の刃』は事前から楽しみにしていた作品でした。

『空の境界』は、和装のヒロインの殺陣がとにかく流れるようだったのとそれを活かすコマ割りで、これまでバトルを“迫力”という概念でしか見れてなかった自分に”美しさ”というものを教えてくれた忘れられない作品です。



さて『鬼滅の刃』に戻ります。
冒頭作画に触れたのは、この一点だけでも「買い」だと思ったから。なお原作は未読です。
週刊少年ジャンプは『ONE PIECE』が連載される前に卒業した私ですが、いかにもジャンプらしい作品と言えるのではないでしょうか。たしか

 “ 努力 友情 勝利 ”

でしたっけ?
その王道を行くかのような竈門炭治郎(CV花江夏樹)が主役の物語。鬼に親兄弟を惨殺され唯一生き残った妹も鬼と化してしまう。その妹竈門禰豆子(CV鬼頭明里)を人間に戻す手段を探るべく、人外なる鬼を討伐する組織へと身を投じていく流れとなってます。

良いですね。
炭治郎が素直で努力家で妹思いで諦めない強い意志を感じさせるいい奴なんです。私としてはこの主人公と冒頭述べた作画の2点推しです。
・・・以上なんですけど一応5項目整理しておきます。


▼物語

あらすじ読むと暗そうな話ですが、実際展開されたのはシビアな場面とギャグパートとのほどよい緩急。すっと肩の力を抜けるポイントが用意されてそこそこ笑えます。
それにインフレし過ぎない敵キャラ。鬼舞辻無惨(CV 関俊彦)を最終目標と定めてのブレない展開も好感。
炭治郎の鍛錬シーンに尺を取り強くなっていく過程を丁寧に描いたことは戦闘の重みや背負うものの大きさなどに説得力を持たせる効果がありました。また、鬼を一方的な悪として描かないこともお家芸とはいえ好きな設定。


▼声優

弱っちいけど芯のある人物を演じるには花江さんの選択は良かったかと。2018年初頭『グランクレスト戦記』『ラーメン大好き小泉さん』でその名を認知したのち、視聴作品が被ってなかった鬼頭明里さんのフルボイスを久々聞けたのは個人的に◎。
敵方の “ 十二鬼月 ” そして鬼殺隊エリートの “ 柱 ” 両陣営にも豪華声優陣を配置。 一部しか登場してないので今後の発展性の面でも楽しみが残ります。

{netabare}禰豆子を人間に戻すためのキーマン珠世を坂本真綾さんが演じられているのも耳に心地よい。もっと珠世を出しておくれ!{/netabare}


▼キャラ

我妻善逸(CV下野紘) 嘴平伊之助(CV 松岡禎丞)の位置づけが絶妙でした。
濃いっすね。途中からお笑い担当みたいになってましたが…
{netabare}協力プレイで敵を撃破!という印象がないのです。
意図したものなのか、兄と妹の絆に焦点あてていて友情プレイは控えめでした。今後の伸びしろを感じるところです。{/netabare}


▼作画

既述。
追加で、室内戦闘の描写もすさまじかったですね。
{netabare}ジャミロクワイの名曲『Virtual Insanity』のPVイメージで、そこの灯りを暗くして動きをめちゃくちゃ激しくしたような響凱(CV諏訪部順一)との戦闘も目を奪われました。鼓を打つ鬼とのバトルですね。{/netabare}


▼音楽

安定の梶浦案件。
地味に評価したいのが2クールの前後半通してOPEDが変更されなかったことでしょうか。昨今のお作法からみても異例な気もしますが不自然さは感じません。
{netabare}後半で曲を一新して、最終話クライマックスで前半OPどーん!演出って分かっていてもアガるんです。でもそれをしない勇気といいますか、作品の一貫性考えると変えないほうがいい気がします。{/netabare}




整理してみると、個別項目でのマイナスはあまりなかったです。
続きは劇場版でということでしょうが、まだ開けてない引き出しも豊富なので不安はないでしょう。

ただし、2クール後半でやたらキャラ増やしてお披露目パートみたいになってたのをどう見るか?
ちょっとイマイチでした。単に私が消化しきれなかっただけで、これも続きありきということなら仕方のないことなのかもしれません。

それに少年漫画らしいシンプルな面白さを追求した感があって、エンタメとして申し分ないわけですが、天井をぶち抜くような破壊力まではありませんでした。あくまで感覚的なものです。

きっと作画表現に度肝を抜かれたこともあって同等かそれ以上のレベル感で「深み(絶望)のある物語」を期待してしまったのではないかと思われます。


いや充分面白いんですよ。今期(2019年9月終了もの)TOP3に入るのは間違いありません。全方位でおすすめです。{/netabare}



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

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2019.10.04 初稿
2020.04.12 追記
2021.08.11 修正

投稿 : 2024/11/16
♥ : 105

takato さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

申し訳ありません…。何の成果も得られませんでした!。

 タイトル通りな気分で見終わりました…。仮に私には合わなくても、ヒットの要因の一つくらい切れっ端でも掴んで帰ってやる!と思って挑みましたが…。


私には「最低3話まで見て盛り上がらない作品はそっから盛り返すことはない」というジンクスがありまして、当初そこまで騒ぎになってない頃に数話見たがピンとこなかったので保留状態だったのですが、やはり避けては通れないタイトルですし、宙ぶらりん状態はモヤモヤするので挑戦しました。(物凄い長期作品はジンクス外ですが。)


本作は多くの要素を揃えているが、みんなそこそこという印象でした…。とにかく見辛くなるような要素が少なくてビジュアルも小綺麗にまとまっている。しかし、面白さとはマイナスが少ないことではなく、いかに強烈なプラスの要素や個性を打ち出せるか?ではないでしょうか?。


本作の問題点としてまず感じたのはキャラである。バトルものにおいては、敵役が非常に重要なのは今更言うまでもないだろうが、敵役にまで及ぶキャラ愛、キャラ造形の妙技を感じられない。中ボスは本当にかませか、能力だけが先行している駒という印象。


キャラづけのために過去回想でこんな悲しい事情が…な展開をやるのはあまり上手な手とは言えないが、決して全否定はしない。ただ、その内容が「別に…」で思わず沢尻エリカ状態になってしまう。


櫻井さん演じる薬売りさん初登場の「妖ayakashi」の一篇「化猫」や、私の大好きな「マルドゥック・ヴェロシティ」のボイルドみたいに壮絶すぎる悲劇や業を巧みにかつドラマティックに描けてこそ初めて悪堕ちの物語は胸を打ち共感に達する。


味方の人気キャラ?な善逸や亥之助もだけど、キャラを出落ち的にだけでなく奥行ある生きた存在にする技が弱いように感じられた。


それでは成功例を示せ!と言われれば、私は「ジョジョ」シリーズを挙げざるを得ない。かの作品では、中ボスどころか、モブですら名セリフを吐き、忘れ難い印象を強烈に残してくれる。能力バトルの面白さも雲泥の差。


というか、善逸たちはあんなに人気キャラなんだからもう大活躍で、炭治郎と硬い絆を築くのかと思ったら、本格的に出てくるのは11話以降とかで、戦闘も2回くらいしかない…(最初は顔見せ的なやつだし)。


つーか、二人とも出落ち的なインパクト勝負という印象だし、流石にウザ絡みとしかいいようながないテンションの連続はねぇ…。片方は引き算が効いたキャラにすれば良かったのに。


そもそも問題だが、主人公が何の欠点もない、クラスの良い子な感じの炭治郎なのはどうかと…。少年漫画の主人公ってアウトサイダーか、最低でもクラスの外にいるようなキャラだからこそオタクでも共感できる気がするのだが。あと、欠点が個性になるだろうに。


あと、2クールもやった割にはあまり話が進んでいないのが第2の問題だろう。2クールあれば、グレンラガンは穴底から宇宙へ、攻殻機動隊ならサブの話をやりつつ巧みに「笑い男」の物語を纏められるレベルである。


原作があるとはいえ、本作の大きな山って実質はvs累だけじゃね?という気が…。その累も打倒に血道をあげてきたわけでもなく、事件の影に常にいたわけでもなく、急に出てきたキャラだし…。あと、ラストの切りどころもなんか微妙。


そして個人的に一番の問題は、善逸の件で多少触れましたが「笑い」である。私が本作を視聴していて一番の強敵だったのはやたらコミカルシーンになるんだけど…そのたびに寒〜い気持ちになって虚しくなることが多いことでした。


映画評論家の町山さんの邦画についてのコメントを援用するなら「コミカルな場面でテンションとノリだけで持っていこうとしても笑えません。かえって寒くなるんです」。この言葉を本作に贈りたい。特に善逸(ちなみに下野さんは大好きですからあしからず)。


近年だと、軽妙にコミカルとシリアスのバランスを極めていた「よりもい」、宮野さんの怪演を中心に破壊的なギャグを打ち込んでいた「ゾンビランドサガ」という傑作が出てきてる中で、このテンション一辺倒なのは笑えない。


唯一笑ったのは、善逸と出会ってすぐの炭治郎の無表情のシーン。ちゃんと引き算のギャグになってるし、善逸のツッコミもちゃんとはまっていた。


まぁ、笑いのツボは人それぞれって言っちゃえば話は終わっちゃうのですが、それを言っちゃあアニメの評価も好きずきであって同じことだと思います。これが笑える人がいても否定なんてしませんが、少なくても私は全く笑えませんでした。


私としては、本作も近年見かけがちなバブル的に一時騒がれるけど、しばらくすればあれは何だったんだろうなぁ〜な作品の極端な一例に過ぎないと思われました。


本作がかつてのような伝説作品のようになって、長い間アニメ界に影響を与え続け、アニメ史上においてエポックな作品として絶対語られるようになる未来は全く私には見えません。


物凄く悪い作品とも、頭にくる作品とも言いませんが、なんか薄い作品だった…の一言で締めたいと思います。


(追記)

 劇場版もそうですが、本作のヒットは思わぬ要素、コロナと幼児にまでウケた点が大きいと思われる。とにかく主要キャラが総じて幼い感じで、そんな子達がワチャワチャしてて、クールやニヒル要素があまりない。そして、親御さんとして見せても安心な良い子感(それが私は物足りない)。そういった偶発的な要素が大きかったのではなかろうか?。後でもっと盛り上がってるところ映画化しても今回のような成功は二度とないでしょう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 76
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

家族の肖像(※女性漫画家と新しい波の兆し)

アニメーション制作:ufotable
監督:外崎春雄、脚本:ufotable
キャラクターデザイン:松島晃、
音楽:梶浦由記、椎名豪、原作:吾峠呼世晴

最近の週刊少年ジャンプは、
ダーク系が主流なのだろうか。
『HUNTER×HUNTER』しか読んでないので
分からないが、『約束のネバーランド』も
同じ系統だし、読者層の年齢が上がって、
売れ筋も変化しているのかと想像している。

とはいえ、この作品が重視しているのは、
ジャンプの王道を踏襲した作風。
努力、成長、友情、純粋さ、家族愛など、
ジャンプに必要なものは、
全て揃えているように思える。

大正時代のある場所。
優しくて家族思いの竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、
兄弟の世話をして長男としての務めを
果たしながら、毎日を懸命に生きていた。
家族の結束が固く、より大切にされていた時代。
ある日、町に炭を売りに出かけていた炭治郎は、
帰りが遅くなったため、知り合いの家に
泊めてもらうことになる。
夜になると鬼が出ると言われていたからだ。
{netabare}翌日、家に戻ってみると、母と兄弟たちが
惨殺されているのを発見する。
炭治郎はそのなかから僅かに息のある
妹の禰豆子(ねずこ)を抱えて助けを求めるために
雪山のなかを飛び出していくのだった。{/netabare}

{netabare}鬼に対抗して禰豆子を人間に戻す方法を探すために{/netabare}
炭治郎は、冨岡義勇の紹介で鱗滝左近次の元で
修行に励み、鬼殺隊に入隊。
禰豆子とともに鬼に対抗していく。

ここまでの物語はジャンプの王道展開そのもの。
修行して戦い、敵のボスと遭遇し、目的を確かにする。
大きな特徴といえるのは、相手側の鬼は
元々が人間で、昔の家族との記憶を
全員が朧気ながら持っていること。
その時の想いに沿った攻撃を仕掛けることもあり、
死に際には、家族の思い出とともに消滅する。
敵が人外であっても心を持った者であり、
そこを重視する作りになっているのは、
最近の少年漫画の流行りなのかもしれない。
この設定は『HUNTER×HUNTER』の蟻編を想起させる。

浮世絵を意識した水の表現法をはじめ、
作画面のこだわりは素晴らしい。
動きもスムーズで乱れるところがない。
制作陣の相当な意気込みが感じられる。
家族とのつながりを重視したのも、
関係性が希薄になりつつある今の時代に合っている。

ただ個人的にはストーリーに惹かれるものがなく、
第1話を除いた前半から中盤に関しては凡庸な印象。
よくある設定が想像通りに進んでいき、
敵との戦いにも新鮮さは感じられない。
絵の良さはあるが、戦いのシーンが長い割には、
刀で戦うという制約があるため、バリエーションが少ない。
また、炭治郎と禰豆子以外の味方のふたりが騒がしくて、
コメディにも辟易としてしまう。
ジャンプ作品なので仕方ないとは思うが、
お約束に縛られ過ぎていると感じた。
しかし、多くの人の心を奪ったであろう
19話の展開や魅せ方で一気に物語へ引き込む。

鬼の家族ともいえる集団が住む森に炭治郎たちは向かう。
十二鬼月のひとりである累を筆頭とした
蜘蛛の糸を操る鬼たち。
家族を大切にするという記憶だけに
取りつかれていた累は、恐怖による支配で
鬼の家族を形成していた。

蜘蛛の糸に捕らえられ、月光のなかで浮かぶ禰豆子。
炭治郎は死を覚悟して累へと突っ込む。
この回は動きだけでなく、止め絵の美しさも
しっかり考慮されているのが感じられる。

家族との思い出。
幼いころに見た神楽の記憶が炭治郎に力を与え、
父の舞が自身の動きと重なっていく。
一方、禰豆子の脳裏には母が現れる。
妹は兄を助けるために残った力を絞り出す。

誰にでも大切なものがある。
心と体が弱っているときに、
家族や大切な人が自分のことを
愛してくれているということを思い出すだけで、
大きな助けになることがあるのだ。
そんな普遍的なことを物語と映像で
ドラマチックに表現した手腕は見事だった。

鬼殺隊のトップである9名の柱。
十二鬼月の新たな追手。
鬼舞辻無残の血を得て、
より強力になった下弦の鬼が
炭治郎たちのいる列車に乗り込む。
続きは映画の無限列車編で。

家族の物語はどこに向かうのだろうか。
(2019年10月12日初投稿)

女性漫画家と新しい波の兆し
(2020年5月23日追記)

先日、週刊少年ジャンプで
最終回を迎えたというニュースが流れた。
ひとつの作品として、これは異例のことだ。
恥ずかしながら、リアルタイムでアニメを観ていたときは
社会現象になるほどの大ヒット作になるとは、
全く予想していなかった。
2020年5月の時点で、累計発行部数は、
6000万部を超える見通しだという。
2019年度の集計では、10年間連続1位を
獲得していた『ONE PIECE』を抜いた。
現在でもコミックスの品薄状態が続き、
映画公開も控えていることから、
さらに数字を伸ばすことが予想されている。
現在、たった20巻までしか刊行されていないことを
考えると驚異的といえる。
この数字は、過去の全ての漫画と比較しても
30位以内に入るという。
私の周りでも普段アニメや漫画にそれほど
親しんでいない人が夢中になっているのを
よく耳にするので、それだけ一般層にも深く
浸透しているということだ。

作品の特徴としては、やはり女性作者が少年漫画誌に
少年漫画のロジックで描いたことだろう。
上記でも触れたが、少年ジャンプに必要とされるものは、
全て揃えているように感じる。
ただ、そこに女性作者特有の視点が付加されている。
それが、多くの人々の琴線に触れたのだろうか。

家族愛がこの作品のテーマのひとつであることは
間違いないだろう。原作は未読だが、
アニメで観たところ、敵味方関係なく、
家族について多くの時間をかけて描写しているのは、
大きな特徴となっている。
しかも、時代は大正時代をわざわざ選んでいる。
そのことに頭を巡らせたとき、
昔、友人の女性と話していたときのことを思い出した。

「もっと昔の時代に生まれたかった」
と彼女は言った。
「今の時代はあまり合わないのよ」と。
いまひとつ意味を理解しかねて、
色々と話を聞いてみると、自分の祖父や祖母たちと
過ごした時間のなかで感じたり、書物のなかでの
知識によって、人と人との関係性や
家族の形、男女の役割など、全てが心地良かったようなのだ。
当時の私は、それを聞いて、よくある懐古主義なのかと感じた。
例えば、雑誌『サライ』を好きだと言うように。
昔の時代だと、不自由なことも多く、
楽しいことも今よりは少ないような気がすると私が口にすると、
彼女は、それでもいいと言った。
規律や狭い常識に縛られていても、
それが自分にとっては、合っている気がすると。
結局、私は彼女が感じたことをよく理解できなかった。

今になって思うのは、人生においてたくさんの
選択肢があったとしても、必ずしもそれが幸せに
つながるわけではないということを
彼女は感じていたのかもしれないということだ。
決められた自分の役割のなかで、
何かをひとつずつ選び取っていくほうが、
自分の性には、合っていると考えていたのだろう。
彼女は、とても頭の良い女性だったが、
地図を読めないことをよく嘆いていた。
彼女にとって、人生に対する考え方は、
もっとシンプルな形をしていた気がする。
それは、昔の日本文化のなかに確実に存在していた
「潔さ」や「温かさ」とでもいうべきものだったように思う。

私は『鬼滅の刃』が幅広い人々の
支持を受ける理由のひとつに
そういうものがあるのではないかと感じる。
主人公の竈門炭治郎は大家族の長男として、
毎日、懸命に働きながら、
たくさんの兄妹の面倒を見ていた。
彼は定められた自分の役割を全うすることで、
満ち足りた幸せを感じていた。
やがて鬼によって家族が惨殺され、
僅かに息のあった禰豆子を助けるために、
さまざまな困難に立ち向かっていく。
そして、禰豆子のために生きていくことを決意する。
決断に全く迷いはなかった。
そんな状況にありながらも炭治郎が大切にすることは、
他人の気持ちに寄り添うことだった。
たとえ、相手が鬼だとしても、その哀しみを受け止める。
多くの人々の哀しみを全て抱えながら、
敵に向かっていくのだ。
全てを背負う度量があって、ストイックで真っ直ぐだ。
こういうほぼ絶滅してしまったと思える男性像に
女性読者は惹かれるのだろう。
この層は「歴女」と呼ばれる人たちとも被る気がする。
また、善逸や伊之助も抱えている背景がしっかり描かれ、
その事情や彼らの強さの理由が分かるのもいい。
彼らは、自分のできることに向かっていく。

もうひとつ女性作者に特有だと思えるのが、
作品をズルズルと引き延ばしたりしないことだ。
最近の売れる漫画は、ほとんど終わることができない。
物語が終焉に向かったら、きちんと終わらせることも
作者の仕事ではないかと個人的には思う。
出版社側の立場だと「必ず売れるコンテンツ」は、
ずっと手放したくないのは理解できる。
ただ、そんな状況にあっても
幸せな作品の閉じ方を決断できるのは、
女性作者のほうが多いのではないかと感じる。
女性作者は基本的にラブストーリーを
描くことが多いため、
長く引っ張れないという事情も大きい。
それを考慮しても、女性漫画家のほうが
綺麗に終わらせるイメージがある。

指摘されているように、
妹がマスコット化されたことも
女性人気に火をつけた理由だろう。
喋らないヒロインが固定されることで、
主軸が男キャラばかりになり、
女性が好みそうな構図になっている。
これは少年漫画としては、異例ともいえるアプローチで、
読者には新鮮に映る。
ただ、爆発的なブームの理由が、
この部分だけと言われると、それは、無理がある。
あくまでも、ひとつの要素だろう。

いずれにせよ、この作品の大成功で、
ますます少年漫画誌における
女性漫画家の進出が加速する気がする。
同じ少年漫画のロジックに基づいても、
違うタイプの作品ができあがることを証明したからだ。
それは、少年漫画誌における新たな波となって、
今後の業界を大きく変えていきそうだ。
もちろん、アニメ化が大ヒットの大きな要因。
制作を担ったのがufotableで、
その技術力の高さや見せ方の工夫は卓越していた。
今後、残りの原作がアニメ化されるのを楽しみに待ちたい。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 91

86.0 2 復讐で漫画原作なアニメランキング2位
青の祓魔師[エクソシスト](TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (2984)
16960人が棚に入れました
主人公・奥村燐は修道院で暮らす少年。同じ修道院に住み、有名高校へと進学する燐の双子の弟・雪男とは違い、就職先が見つからずにいた。修道院の神父である藤本に薦められ、料亭の就職面接に向かう途中、燐は奇妙な光景を目の当たりにする。

声優・キャラクター
岡本信彦、福山潤、花澤香菜、中井和哉、遊佐浩二、梶裕貴、喜多村英梨、佐藤利奈、置鮎龍太郎、柿原徹也、神谷浩史、藤原啓治
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

運命なんてくそくらえ(75点)

全25話。
ジャンプスクエア連載中の漫画原作。
原作未読。

個人的満足点:75点
アニメ系統:ファンタジーバトル

ジャンプ物らしく王道といえば王道。
エクソシストになるため仲間と共に成長していく。

ストーリーは単純明快で、ギャグ回あり、シリアス回ありと欲張り。
設定も個人的には好きな部類の設定。

主人公「燐」は王道で剣もってますがw
そして特殊な能力を発揮して強い。
燐の双子の弟「雪男」もなかなかかっこよく強いメガネ男。
まさに少年向けの設定である。
個人的には「勝呂」がいい味だしてると思う。
あの外見とは裏腹の頭脳派キャラがいいw

対して個人的には女性陣がちょっと弱いかと。
どの娘に対してもいまいちな印象がぬぐえない。
「しえみ」はちょっと性格と乳がw
花澤さんファンにはこれはこれでたまらないのかもしれない。
「出雲」はツンデレちゃんだが、あの眉がどうしてもw
と、もう少し魅力的な女性キャラが欲しいところ。

作画は後半キャラが少し変わったかって印象を受けた。
序盤より女性陣が可愛い印象だったかな。

ストーリーはぐだぐだ回をはさみつつも
シリアス回で話を進めている感じか。
原作では完結していないようだが、
まずまずの着地だったのではないかと思う。

音楽は初期OP曲が何故ラップと突っ込みたいところだが、まあ悪くない。
後期OPの方が個人的には好きかな。
EDは前後期ともまずまずだったかな。
作中の音楽もまずまず。

原作ファンには物足りないかもしれないが
原作未読ならそれなりに楽しめるのではと思う。
全体的には無難な作りだったかなと思う。

映画化も決定し、そちらも気になるところ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

ユリをもっとだせ!


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以下、各話ごとの感想。
ネタバレを含むので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
これは期待通りの面白さ。
何この浦飯幽助設定(笑)
サタンの子供が悪魔退治?するって展開かな。
おやじもいい味だしてる。
音楽もいい感じ。
次週も楽しみ。

2話視聴。
おやじがなんてこったい。
おやじ渋い。
おやじかっこよすぎだ。

そしてサタンの息子がエクソシストに。
期待通りの展開。
次週も楽しみ。

3話視聴。
弟があああああ
面白い兄弟設定だわ。
原作読んでみたいが我慢我慢。
次週も楽しみ。

4話視聴。
のっけからギャグ風味w
しえみちゃんマジ中の人天使。
なんかいい話だった。
しえみちゃんが今後どう絡んでくるのか楽しみだ。

5話視聴。
なかなか熱い展開だった。
トサカなかなかあいい奴だわ。
髪止めには吹いた。
メフィスト・フェレスはいったい何者なんだ?
来週も目が放せない。

6話視聴。
くそ笑ろたwww
なんかこのアニメの方向性がわからんw
1話の時はシリアス系かと思ったが
なんかギャグ満載なんですがw
ウコバクかわいい。

7話視聴。
エクソシストには種類がある
という設定がなかなかいい。
ドラグーン 重火器で戦う
ドクター  薬品使うのかな?
アリア   呪文で戦うぽい
テイマー  悪魔召還
ナイト   剣で戦う
どれも興味深いね。
しえみちゃんはテイマーのよう。
今回のしえみちゃんがんばった。
ストーリーもなかなか良かった。
次週も楽しみ。

8話視聴。
今回もなかなか良かった。
そして物語が動き出した。
リンは今後どうなるんだろう。
次週も見逃せない。

9話視聴。
リンを取り巻く人たちが動きだした。
メフィストっていったい何者なんだろう。
サタンと関係がありそうだが。
次週も楽しみ。

10話視聴。
今回はちょっといい話だった。
そしてオヤジがすげえ。
ここまで存在感のあるオヤジいいねえ。
最近オヤジキャラにしびれるわw
リンもかっこよかったし。
このアニメ、ギャグ回あり、シリアス回あり
そして、いい話回ありとなかなか欲張りだな。

11話視聴。
出雲ちゃん回。
水着、お風呂w
サービスサービスw
出雲可愛いよ出雲
以上www

12話視聴。
のっけからギャグw
はにはにシスターズに吹いたwwwwwww
りんとしえみが青春して
今回は青春ギャク回かと思いきや
後半はバトルへ。
アマイモン強し。
リンのピンチに新キャラ登場。
なかなか面白かった。
まあ、しいて言うなら今回はおっぱい回でしたw
けしからん!

13話視聴。
じじいの過去が少し語られた。
じじいカッコイイ。
やっぱりじじい最高だわ。
そしてりんもちょっとカッコイイ。
ただ能力が段々強くなってきたのか?
この先色々問題がでてきそうな展開。

そしてシュラまったくもってけしからんチチだw

14話視聴。
森で訓練。
ベタな展開。
そしてベタなオチ。
だがそこがいい。
りんは来週どうするのか。

15話視聴。
勝呂熱い、そしてかっこいい。
マジ惚れそうだわw(そっちの趣味はないよw)
こういう友情ものに弱いんだよね。
そして、リンも良いところ魅せた。
このアニメ熱いから好きだわ。

16話視聴。
最近、勝呂がかなり目立ってる。
やはり名わき役がいるアニメは面白い。
展開もぐっと加速して盛り上がってきた。
来週はアマイモンの逆襲。
どうなるのか来週も楽しみ。

17話視聴。
りんがいよいよ悪魔の力をコントロールするために修行を開始。
今回はギャグもあり、シリアスもありでなかなか良かった。
そして、雪男に・・・・・・
来週への引きもまずまず。
来週も楽しみ。

18話視聴。
子猫丸回。
なかなかいい話だった。
こういうベタだが熱い展開は個人的に好み。
そして雪男はどうなるのか?
来週は誰かさんのおまちかね志摩くん回かなw

19話視聴。
久しぶりにギャク&日常回。
なんかニヤニヤしながら観てしまった。
志摩くんけっこうチャラいキャラだったのねw
パクさん、何かいように可愛く見えるし。
なかなか楽しめる日常回だった。

そして、シリアスな引き。
来週は再びシリアス回のようだ。
とても収集つくような展開ではないが
これは2期とかありそうな気がしてきた。
とにかく残りもわずか。
今後も見逃せない。

20話視聴。
リンついにコントロール。
雪男の体はどうなるのか?
学園長もどうなるのか?
最後でてきたやつもいったい何なんだろうか?
まだまだ色々ありそう。
原作も終わってないし、
後5話程度で収集つきそうにない気がする。

21話視聴。
なかなかいい話だった。
そして、じいさんと雪男が何かやるようだ。
とりあえずは、聖騎士団対新勢力といった構図になるのかな。
そこで、決着つけて終わりって展開ぽいけど。
さてさてどうなるのやら。
雪男の体の謎も残ってるし、まだまだ何かありそう。

22話23話視聴。
いよいよクライマックスか。
ついに直接対決。
リン達はどうするのか?
後2話楽しみだわ。
「私としたことが胸が高鳴るじゃないか」

後、えっと
らんま・・・じゃないし
綾波・・・でもなくて
灰原・・・でもねえしなんだっけ?

ああ、そうそうユリw
なかなかいいんじゃない。
青エクの女性キャラの中で一番いい気がする。
出番が少なすぎるのが残念だわ。

25話視聴。
まあ、なんと言うか、少年向けの無難な閉めだったかな。
青い火の鳥にはおいおいと思ったがw
映画化も決定したようだし、見てみたい気はする。

それよりも原作が気になる。
ちょっと原作読んでみようかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 32

ligame さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

悪魔退治しましょうか

ジャンプスクエア原作の王道の少年向けアニメです。
主人公の奥村燐が悪魔の王である魔神(サタン)を倒すべく祓魔師(エクソシスト)を目指すというストーリーです。
ダーク・ファンタジーというジャンルみたいです。
自分は「悪魔」とか「魔神」とか「祓魔師」などといった言葉を聞いただけですごくワクワクしてしまいました。
やはりバトルものはおもしろいです。たまに笑えるところも王道アニメのいいところだと思います。

キャラも結構立っていると思います。
個人的にはキャラデザがかなり好きです。
燐と雪男の兄弟は共にいいキャラでしたね。だめな兄とできる弟というベタな設定ですが2人ともかっこいいです。
他のキャラもよかったですね。個人的にはしえみより出雲ちゃんのほうが好みですw
ちなみに自分が1番好きなキャラは主人公の親父さんですね。
親父さんかっこよすぎる…(´;ω;`)
藤原さんの声がぴったりでした。

観終わった感想としては前半はテンポもよくていい感じだったんですが、後半からアニメオリジナル展開になったらしくちょっと盛り上がりに欠けた気がしました。
でも全体的には楽しめたので満足です^^
映画化も決定したみたいなので原作に手を出そうかと迷い中…w

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

息子が父親を超えていくということ

祓魔師としての知識と技術を磨く学園 祓魔塾を主な舞台に、
宗教や国を超えた悪魔祓いのバトルあり、
ある宿命を背負った兄弟愛や家族愛ありのダークファンタジー。
作画や設定はもちろんのこと、時々挿入されるコメディシーンも含め、
これぞ少年漫画!といった作品。

TV版の後半は完全なオリジナルストーリーということだったが、
25話あっても時間的に無理があり、せっかくの壮大な背景に
いろいろ欲張って詰め込みすぎた感があったのは残念。

しかし、原作を知らない方なら充分楽しめる内容ではあったと思う。

ゲーテの『ファウスト』に登場する誘惑の悪魔メフィスト・フェレスが
そのままの名前でこの作品の中に登場し、ゲーテの『ファウスト』からの一節を
口にしたりするのが個人的にはウケたけれども
あの言葉がいったい何を意味するのか、まったく説明されてないため
わかりにくいという印象を持った人も、もしかしたらいたかもしれない。

それでも、主人公である奥村兄弟を育てた修道院の神父 藤本 獅郎の、
息子たちへの愛情を描いたエピソードにはじわっときたし、
使い魔のクロやニーちゃん、ウコバクには和めた。

観終えて数年経っている今、この作品を思い返してみると、
{netabare} 奥村兄弟の実の父である悪魔 サタンを倒すということは、{/netabare}
息子が親を超えていくこと、つまり大人へと成長していくことを揶揄しており、
そこが王道と言われるもう1つの理由なのかもなと思ったり。


また、バトルシーンにかかる挿入曲や、UVERworldや
ROOKiEZ is PUNK'Dが歌うOP、2クール目の黒木メイサの歌うEDなど、
どの曲も好きだったし、声優陣も豪華だったので個人的にはかなり楽しめた。

ちなみに去年公開された劇場版は近々観る予定。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 45

86.3 3 復讐で漫画原作なアニメランキング3位
東京喰種(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2776)
15677人が棚に入れました
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人・喰種が蔓延る東京。ある青年「カネキ」は喰種に襲われ瀕死となるが、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる―――・

監督に本年度米アカデミー賞ノミネートの森田修平を迎え、前代未聞のスタッフ陣によって彩られる「東京喰種」の新たな世界に乞うご期待!

声優・キャラクター
花江夏樹、雨宮天、花澤香菜、宮野真守、菅生隆之、諸星すみれ、小西克幸、中村悠一、豊永利行、浅沼晋太郎、櫻井孝宏、伊藤健太郎、梶裕貴、浪川大輔、速水奨、立花慎之介、津田健次郎、土井美加、仲野裕、釘宮理恵
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おし…え…てよ おしぃえ…てよ…、この…魅力を…。。。

2014年7月放送。
全12話。


【前置き】

ヤングジャンプで連載されている人気漫画のアニメ化ということで、放送前から話題になっていた作品でしたね。
原作未読の私としては、知名度の高い人気漫画なだけに差異の生じかねないうメディアミックスから入ることに少々躊躇いはあったものの、
「アニメだし、実写よりはキッチリ原作再現してくれるでしょ!」
という淡い期待の元、視聴しました。

さて、結果としてこの選択は正しかったのでしょうか…。
おし…え…てよ、おしぃえ…てよ…。



【あらすじ】

人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人『喰種(グール)』が蔓延る東京。

平凡な大学生『金木 研(かねき けん)』は、好意を寄せていた少女『リゼ』との初デートで、彼女が喰種であることを知ります。
襲われ瀕死の重傷を負った金木ですが、直後にリゼが鉄骨落下事故に巻き込まれ即死状態となるのでした。

病院に搬送された後、医師の判断で金木に喰種であるリゼの臓器を移植したことで、彼は『半喰種』となってしまいます。
それ以来、金木の人間と喰種との間で揺れ動く苦悩と恐怖に満ちた日々が始まります…。


※※※
『カニバリズム(食肉の風習)』を表現する作品は、どうしても内容を説明するに辺り視覚的なグロテスク描写を含みます。
こちらに関しては、ホント人それぞれの許容量の問題なので、見る前に御自身で御判断下さい。



【語ってみる】
{netabare}
まず、見る前と見た後では内容のギャップに驚きましたね。
『半喰種』という主人公の立ち位置も魅力的でしたが、喰種の持つ「赫子(かぐね)」と呼ばれる背中から出る捕食器官に関しては、異能バトルをする上での特殊能力そのものに思えましたので。
しっかり、ヤングジャンプの層をとらえた、バトルを想定した作品だったわけですね。
徹底的に人を喰う葛藤を重厚に描き抜いてくれるのかと思っていたので、そこは少~し残念な気もしましたが…、まぁ売れないよねそれじゃ…。


まず第一話での、その衝撃的展開を彩る作画の気合いの入りようには驚きましたね。
中盤のバトルは、前半と終盤に比べると少し息切れした感もありましたが、それでも常に一定以上のクオリティーを維持したように思います。
ただ、その内容からTV放送にあたっては黒塗りで表現された部分が圧倒的に多く、内容ありきのグロが魅力の一つであろう本作にとっては、残念で仕方ありませんでしたね。
絶妙な隠し具合で、何がどうなっているかは理解出来ない程ではないので、話についていけなくなることはありませんでしたが。

演出面において記憶に残ったのは、オープニング曲「unravel」の絶妙なかかり具合でしたね。
第1話の終わり、そして最終話での終わりでもそうでしたが、あの「おし…え…てよ、おしぃえ…てよ…」から始まる歌詞は勿論、凛として時雨ボーカルのか細い声色の演出が、作中の金木君の内心と非常にマッチングしており、まさに主題歌と呼ぶに相応しい曲だったのではないでしょうか。
曲としてはエンディング曲の「聖者たち」の方が好きですが、アニメ版「東京喰種トーキョーグール」と言えば、この「unravel」ナシでは語れないとさえ思いました。



ただ、そのストーリー展開としては、まさに目まぐるしいと表現するのが一番正しかったように思います。
原作ファンの方は特に声を大にして訴えていたようでしたが、原作の丁寧な感情描写をスッパ抜いて展開が早過ぎるといった具合だったようで…。

原作未読の私からすると、毎回衝撃的な展開が続きヒキも非常に上手いので、毎週見たくはなりました。
ですが、最終話まで見て結果的に面白かったかと問われると、少し疑問が残ります。
なんというか、キャラクターを好きになるタイミングが掴みづらかったといった感じでしょうか…。

本作に限っては、原作漫画を先に見た方が良かったのもしれませんね…。
だとするとアニメ版の本作に、更に不満を言いたくなったのかもしれませんが…。
ストーリーとしては、ある程度魅力的なのは自分の中では間違いなく、それぞれのキャラクターの葛藤も片手間では見れない吸引力がありましたので、いつかゆっくり原作を熟読したいと思います。


人物の葛藤の中でも、とりわけ記憶に焼きついたのは、喰種でありながら平和に暮らしていた母娘

『笛口(ふえぐち) リョーコ』(←美人)と『笛口 雛実(ふえぐち ひなみ)』(←可愛い)

でしたね。
いや…決して双方見映えが良いからとか、そういう邪な気持ちが働いたワケではなく…。

喰種だからと言って、誰もが好きで人を襲って食しているわけじゃないんですね…。
ただ…人間の言う美味しいものを食べても、全く喉を通らない…、吐き出してしまう…。
そういう風に生まれてしまったばっかりに人目を避けなければならず、娘(←可愛い)を小学校にも行かせてやれない母親(←美人)の気持ち。
何も悪いことをしていないその彼女達(←美人母娘)は、人間が組織した喰種対策局により、一方的な制裁を受けることになります。

社会としては喰種は全員駆逐すべきという考えが一般的なようですが、それでもそういった喰種もいるのだと世論が学んだ時、この社会が考えを改める機会がくると良いですね。
決して邪な気持ちによる同情とかではなく。

作中でも、人間と喰種の対比の表現として、ヒロインの『霧嶋 董香(きりしま とうか)』がこう言う場面がありました。

『ねぇ、ケーキっと本当はどんな味なの?

 吐くほど不味いから分かんないんだけどさ、アレ…人間は美味しそうに食べるじゃない。』

「自分がもしそうなってしまったらどうする?」という問題提起を孕んだ本作。
この状況で主人公のように、目の前にある食肉に手を伸ばす自分を律せられるような『人を見失わない人』は、果たしてどれくらいいるのでしょうか…。
平和に暮らしても殺されるかもしれない、この世界で………。



作中で金木は、「あんていく」と呼ばれる初老の喰種が営む喫茶店に身をおき、以降生活をしていきます。
自殺者等を回収し、比較的罪を犯さず食肉を得られる環境を整えた本店は、この区での喰種の生活の支えとなっていたんですね。
当初は「自殺者の数だけで何人も十分に養えるの?」なんて考えておりましたが、日本の自殺者数や行方不明者数を換算して都心部の人口で割り当てた場合、結構まかり通る数なのだそうで…。
日本コワイ…。

金木はそこで、臓器を移植した大喰いの喰種『リゼ』の片鱗を見せながらも、喰種として少しずつ生活に馴染みをみせ始めるのですが…。
喰種対策局や別の区の喰種が、その生活を脅かします。

そして最終話、カタの外れた喰種による度重なる拷問で、『人を見失わない人』であった金木も、遂に『リゼ』の心に耳を傾けるのです。


『間違っているのは僕じゃない、

 間違っているのは…、この世界だ!』


『それでいいのよ金木君…、生きるというのは他者を喰らうこと…。』


ここから白髮と化した金木が魅せた、これまたカタの外れた…というより足首の骨を外した圧倒的な戦闘能力は、気合十分の作画も含めて物語のターニングポイントに感じ惹きつけられましたね。
そこから何の後日談も予告も無く終わってしまうのもこれまた衝撃的でしたが、まぁ…2期はしてくれるでしょうし、ゆっくり通知を待とうと思います。
{/netabare}



【人を喰ったような発言を繰り返す、美食家月山の魅力】
{netabare}
さて、急速な場面展開からも今ひとつ心象に欠けるキャラクターが多い中、それでもやはり異彩を放つ奴が一人。
それが、喰種対策局から「美食家(グルメ)」と呼称される『月山 習(つきやま しゅう)』でしたね。
はぁ…どーしてまたこういうキャラ好きになっちゃうかなぁ…。。。
でも、原作者の石田スイ先生も彼がお気に入りだとか…。
ですよねぇ、キャラの当て方に愛が感じられますもの。

はてさて、そんな月山という男。
見た感じはモデルを思わせる端正な顔立ちで、言葉の節々に英語や音楽用語を用い艶めかしく話すキャラクターです。
呼称としては他にも「20区の厄介モン」「気持ち悪いキザ野郎」「(ストレートに)変態」等多数。
うん、やっぱり愛を感じます。(愛の表し方は、人それぞれです。)


実際、彼は金木君に共通の話題である本を用いて近付くのですが、その本心はまさに彼を食すことであり、彼の血が付いたハンカチーフを鼻に擦りつけて


『柔らかな甘みと、芳醇なハーモニー。

 ああああああぁぁぁ、新しいごちそうの発見はっ!

 人の幸福にとって、星の発見以上のものだ!!!』


と迷言を吐き散らす、まさに変態野郎でしたね。
声を担当された「宮野真守さん」はまさにハマリ役で、「DEATH NOTEの夜神月」等の冷静沈着タイプから「STEINS;GATEの鳳凰院 凶真」といった厨二病キャラまで突き抜けてこなせる宮野さんだからこそ、存分に魅力を見出せたように感じました。


第5話で月山は、金木君をどうやって食べようかと試行錯誤した末、

『金木くぅんンがっ!! 食べながら

 金木くぅんうおっ!! 食べたい!!!』

という奇想天外な発想に辿り着き、人質をとって彼に迫ります。
ここで金木君から「変態」発言が飛び出るのですが、彼は侵害だと返しながらも「そうさせたのは君なのだから責任をとれ」と責任転嫁する天晴ぶり。
中の人繋がりで言うと、まさに「駄目だこいつ…、早くなんとかしないと…」状態でしたね。

ただ、実際に董香が割って入り彼を制止するも、「美食家」を名乗るだけあって良い物ばかりを食してきた月山は、食事が戦闘能力に直結する喰種の中でも、抜群の実力を持っていました。
そこで奇策として、董香が金木を食すことになるのですが、それを見た月山の

『僕のだぞっっ!!!』

発言には、シリアスな場面展開にもかかわらず笑ってしまいましたよ。
きっとそういう方も多いのではないでしょうか。


そんな彼も、金木くんが攫われた終盤では、

『アモーレ!! heartbreak…。

 無二の友人である金木君が…、ワケの分からない連中の手によって危険な目にあってるなんて…

 No kidding!!』

と言い放ち、「あんていく」と共に、彼を助けに?向かいます。
この月山が本作において、こういう味方とも敵とも呼べない立ち位置のキャラになったわけですね、にくい構成でした。
彼の言動を全て「お前が言うな!」で収めてしまうのは簡単ですが、皆さんもどうか彼を温かい目で見て愛でてみませんか?


そうそう、少し余談となりますが。
TV放送のCMを飛ばさない方はご存知かと思いますが、金木君と月山が行なうBlu-rayの販促CMは面白かったですね。

金木「月山さん、イベント抽選券付きBlu-rayが発売ですよ!」

月山「チュレェヴィアアアアァン!!

   イベントと言うことは、皆に祝福されながら、僕達が一緒になる日が遂にやってくるんだね!!?」

金木「人を喰ったような発言はやめて下さい…。」

最期の金木君の冷静なツッコミが良いですね。
これが聴きたくてCMは毎回飛ばしませんでしたよ、私は。
{/netabare}



【総評】

作品として魅力に感じる部分は大いにありましたが、その原作をアニメで100%活かしきれなかったように感じます。
原作未読の私から見ても、全12話で表現しようとするシナリオ構成の幅に、若干無理が掛かったように見受けられました。

それでも、内容として手を抜いた作品では決して無く、演出面にも秀でておりグイグイ見させるだけの吸引力はしっかり兼ね備えておりました。
全般的にシリアスな内容ではありますが、その分Cパートで小ネタを挟み楽しませてくれますしね。
次に見る機会があれは、ちょっと恐いですが黒塗りが無い完全版で是非見たいですね。

2期はやるのか…いつになるのか…。
今現在まだ噂の粋を出た情報はありませんが、どうせなら熱が冷めない内に放送してほしいですね。
展開が早かった分、視聴者の熱が冷めるのも早い気がしますし。

その時は、また作中にハマったを主題歌だと尚嬉しいですね。


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『月山 習』声 - 宮野真守さん

◇一番可愛いキャラクター◇
『笛口 雛実』声 - 諸星すみれさん



以下、カニバリズム(食肉文化)について。
(途中から妄想に突入してしまったので、〆ます。)
{netabare}

ちなみに私は恥ずかしながら、正直なところまだ一度もカニバリズムを体験したことがありません。
偏見を持たず多種多様な食文化に触れることは、人生観を広げる意味でも重要だと私は感じておりますので、ここは偏食なぞせずに、いつか体験しなければいけないなと考えております。

しかし、現代の日本において、そんな「ハンニバル•レクター」みたいな真似が出来る状況は早々ありません。
やはりここでも、『東京喰種トーキョーグール』の世界に妄想を抱くことで、脳内体験するのが社会人として果たすべき選択となるでしょう。


まぁ…どーせ喰べるなら、私好みの『チュレェヴィアアアアァン!!』な人間を捜すことにしましょう。

おっ、かなり好みの人間を発見!!
早速、声をかけてみましょう。


「あっ、お嬢ちゃん可愛いねぇ。

 ヒナミちゃんって言うんだぁ…。

 うんうん、髪型が(私好みな)ショートカットで似合うねぇ。(グヘヘ)

 へぇ、字のお勉強してるんだ、偉いなぁ。

 それならお兄さんが、こっちで詳しく教えてあげるよ。

 さぁ、おいでおいで!!(ゴクリ)」



……さて、数分後。
細切れになった私は、彼女の胃の中にいたワケですが…。

こんな可愛い美少女になら、喰われる側というのもまた乙なものでした。

でも、ちゃんと「ごちそうさま」って言おうね、ヒナミちゃん。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 61
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

喰べたら「ごちそうさま」するまでが作品なのに

人を喰らう正体不明の怪人・喰種。
主人公カネキは喰種に襲われ瀕死となるが
喰種の臓器を移植されたことで半喰種となってしまう。
それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることに…。


凄惨な食事現場で始まり、凄惨な食事現場で終わった一話だったが
その課程には実に多彩だった。
Aパート開始時は安らぎや暖かさを感じさせつつも
黄色い道をゆっくりと歩む美女の姿が「迫る注意」「迫る非日常」を感じさせ
そこから緩急を織り交ぜ喜びから恐怖、救済に戸惑い、葛藤に絶望と
「赤い日常」へと変貌する様を流れるように観せてくれた。
この一話だけでジェットコースター一周分の感情を体感できる様な内容で
すぐにおかわりが欲しくなってしまった。
掴みとしては今期一番良いかも。今後も期待が高まってしまう。

考え過ぎかも知れないが、カネキが半喰種になる課程も単なる偶然とは思えず
どこか作為めいたものも感じている。
医者もグル(グール)かな?…とか、ミステリー好きの血も少々騒ぐ。

またこの世界での半喰種の存在意義がどうなるかにも注目している。
既存のグールなら自我を持っていないので、
その間に当たる半喰種には無条件で価値が生まれるが
この作品の喰種は既に自我や規律すら持ち合わせている模様で
半喰種との違いがどう現れるか気になる。
カネキの葛藤は半喰種ならではのものでずっと続いてしまうのだろうか?

※2話感想{netabare}
ヒデを救うためグールの力を借りグールの力に飲まれヒデを襲う衝動に駆られる…。
泥沼の葛藤が更なる深みへとハマっています。

それでも「人」の事「グール」の事、そして「自分」の事を知ろうとして
向き合う姿は立派でした。
ヒデも勘がいいので判っているご様子。良い友達じゃないか。
血の臭いだけでなく感動の匂いもしてきました。

あと触手を絡めた戦闘シーンもかなり上等で衝撃的でした。
そしてこの作品「目力」がハンパない! 夢に出そう…。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
アンティークを中心に活動するグールの生活が覗けた回。
どうやら安定区と掛けてあるようでグールの中でも穏やかに
生活する者が集まっている様子。
食事も自殺者を確保している様で納得できた。…ここまでは。

でも、他の区に多数の凶暴なグールが居るとなると
描かれている平穏無事で危機感の無い人間社会に疑問が湧く。
グールの数が多すぎる。

設定通り、毎月グールの人数と同じだけの人間が殺されるとなると相当な被害で
もはや警察が事件としてどうこうでは無く
軍が出来て対応していたり半分以上グールとの戦争の状態に成っていておかしくない。
…というか成っていて普通、それくらいの危機だと思える。
面白そうな作品なだけにバランスも考えて練って欲しかったと思ってしまう。

ちょっとケチが付いたが今後の展開で
グールの繁殖方法やジェイソンみたいな奴の素性や存在意義が明かされれば
もう少しは納得行くかも知れない。
【予想】{netabare}グールは元々政府が作り出しているが隠蔽されている{/netabare}
みたいな話なら判らなくもない。期待はしている。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
美食家、月山の裏の顔が見られた回。

人と仲良くしようとして無理矢理不味いモノを食べる霧嶋さんとは対照的に
美食を謳歌する月山。
狂った様に映るけどグールとしてはこちらが正常なのかな。
グールの味覚に着目したこの作品ならではの存在は面白く、次回以降も注目です。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
早くも月山の食指がカネキに迫り、錦の切ない過去も露わに。

前回に続き月山の個性が圧倒的。颯爽登場!宮野真守無双。
狂気の中、生き生きしていてキャラ的にはみんなを喰ってたと思う。

錦もイイ話で単なる憎まれ役から脇役レギュラーへと躍進したかな。
でも、錦自身は内蔵の九割方破損した所から復帰したのに
姉さんは一般人相手に呆気なく死亡。(詳細不明)
そう言えば路地裏でカネキと最初に会ったグールも蹴り一発で死んでたし、
グールの耐久力に差がありすぎてご都合感が出ている。

美味しく質の良い餌を食べると即効でパワーアップ!
ってキノコマリオみたいな事を急に言い出してるし
話が進むにつれ、設定の詰めの甘さが見えて来てちょっと残念にも感じる。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
何とか危機を脱したカネキ達。そして改めて浮き彫りになったグールと人との距離。

グールも人と同様に心があり愛があり家族があり。
「お母さん!」と言うヒナミの叫びがとても痛々しく突き刺さる。
同情できる話で何とかしてやりたいのだが、
「人喰い」…いや「人しか喰えない」と言う生態は致命的で
言葉や理屈が通じ心があるとしても相容れない存在になってしまうよなぁ…。

カネキの存在がグールと人との心の橋渡しになるかも知れないけど心が繋がったとして
約定作って「人を襲わない代わりに故人の体を提供する」って訳にも行かないし…。
設定上では既に詰んでいる…と言える落とし所のない問題にどう挑むのか
見物だと思うけど、ホントどうするんだろう?
バトルで何となく解決した風には成らないで欲しいけどな。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
人にもグールにも義はある。それ故に復讐と憎しみの連鎖は止まらない。

カネキが到着するもヒナミのお母さんを助けられず悲しい結末になりました。
ヒナミにとっては本当に最悪の結末。
でも、母の表情から察するに復讐は望んではいない筈。
それは幼いヒナミに伝わっているのか?理解できるのか?
葛藤の中、芳村さんの道か薫香の道か何を選択するのか
この作品の肝になりそうで興味深いです。

真戸さんはグールにとって脅威だけど人側から観ると逞しい。
彼処まで出来る様になるには相当な修羅場と仲間や知人の死を経験しているのだろう。
グールに情をかけて殺された者もいそうだし、少々壊れてなきゃ務まらない。
悪っぽく描かれているけど背景を察していくと憎めないキャラだと思う。

一人殺されたとはいえ亜門達は何とかクインケ無しで対抗してましたが
身体能力考えると全員瞬殺されて当然なレベルで無理がある気がします。
せめて刃物弾くって設定無くしてくれないと人に勝ち目がなくないかな?
グールって設定自体矛盾だらけなので小さい事は寛容には観てるけど、
バランス感覚がちょっと悪いなって気がします。

次回は真戸と薫香の戦いが更に激しくなりそうで、
そして復讐に走る薫香をカネキはどう見るのかも楽しみです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
真戸さん亡くなってしまいました…。
良い悪役だっただけにちょっと寂しくもありますが復讐に囚われた者の末路として
意義を投げかけてくれました。

一方ヒナミは復讐に囚われず深い悲しみの中から「生きる」ことを決意。
溢れる涙が心に響きます。強く生きて欲しいですね。

カネキは不戦を貫き悲しみと復讐の連鎖を断ち
グールと人とを繋ぐ希望になって行きそうですが6話感想の懸念が個人的に引っかかる。
共生目指すならグール用の食料開発出来ないものかな?
{/netabare}

※9.10話感想{netabare}
悲しみを乗り越え日常を取り戻そうとするアンティークの面々、
そして新体制でグール対策に当たる捜査官達。

近隣の11区が騒がしく嫌な予感がしていたらやっぱり飛び火です。
捜査官も絡んできてなんだか仁義なき抗争モノの雰囲気が強くなってきましたね。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
人とグールが入り乱れた抗争、そして拷問と血生臭く暴力の砦と化しています。
覚醒しつつある亜門くんをいつの間にやら応援しちゃってます。
現状アンティークの敵ですが何れ手を組む事もありそうですよね。

カネキくんから新たなカネキくんが生まれそうですし、
屋上には何やら怪物が…ってあれまさかマスターなのか!?
次回も気になります。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
心身共に死よりも凄惨な地獄の様な苦しみ中、今までの全て否定し
生まれてしまったダークカネキくん。
これからこの作品はドコへ向かうのか?…って所で最終回!

せめて…せめて外での戦いにケリ付けてくれないと投げっぱなしにも程があるし
痛々しい拷問が最終回ってのも後味が悪すぎる。
この終わりならアニメ化しなくても良いんじゃない?って気さえします。
{/netabare}


【総評】
心理描写や戦闘描写は良く描けているしキャラも立っている。
そして設定上袋小路になっている人とグールの関係がどうなって行くのか
どういう結末になるのか期待と興味を持って観てこれたがとにかく後味が最悪でした。

人として生まれそしてグールとして再生して価値観や感性などを培い
積み上げたモノを最終回に全否定させて結論出さずにハイ退場!!

結局、1話で身体を失い、最終話で心を失った可哀想な青年の怪談のような話で終幕。
闇芝居なら三分で終わるわッ!
中身は投げっぱなしでブッツリ終わるアニメの中でも指折りの作品になってしまいました。
続きやるのですかね? やらない事には話にならないし観る意味もない作品です。
事情があるにせよ、この終わりを平気で観せる制作側の神経を疑います。
期待と観て来た時間までも全否定されるこの終わり方は許容できません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 64
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

リゼと接触したことによって、
金木くんがかわいそうな目に・・・(´・ω・`)

■第1話~第2話
{netabare}
金木くんの発狂ブリが見どころの一つではありますが、
やっぱり一番の見どころは、リゼ役のハナザーさんですね!^^

1話目で金木くんをハニートラップにかけた
誘惑っぷり。そして2話目で永近を食べるようにそそのかしたり。
ハナザーさんがいい意味で壊れております(笑)

1話目の途中までは、ハナザーさんだとは気付かなかったです。
「となりの関くん」の横井さんがダークサイドに
落ちたみたいな感じ^^

これからますます壊れていくといいですね♪
{/netabare}

■第3話
{netabare}
今回はハナザーさん出番なしでした。。。
物語もあまり進まず、水面下で動いている感じです。
次回から動くかな??
{/netabare}

■第4話
{netabare}
今回はザ・宮野劇場って感じでした!
トイレでくんかくんかしているシーンはもう爆笑でした^^

ハナザーさんは30秒くらいの出番でしたが、
Sっ気たっぷりの見事な演技でした♪
{/netabare}

■第8話
{netabare}
久しぶりのハナザーさんでテンションあがります♪

そして残念ながら真戸さんはこれにてご退場です。
良いキャラしてたのに残念ですね^^;

あの指輪は、薫香ちゃんと何か因縁が??
{/netabare}

■第12話
{netabare}
中途半端なところで終わってしまいました。。。
原作読みましたが、確かにどこでアニメ終わらすか
は悩みどころですよね~
2期はあるんでしょうか??^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 94

85.9 4 復讐で漫画原作なアニメランキング4位
政宗くんのリベンジ(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1256)
6797人が棚に入れました
美少女・安達垣愛姫(あだがき あき)にこっぴどくフラれたデブで冴えなかった少年・真壁政宗(まかべ まさむね)が、激ヤセして名字を変えイケメンに変身。残虐姫の異名を持つドSな愛姫を惚れさせ、最高の形で振るために復讐を果たそうと奮闘するリベンジラブコメディ。

声優・キャラクター
花江夏樹、大橋彩香、水瀬いのり、三森すずこ、田所あずさ、早見沙織、小倉唯、大亀あすか、伊瀬茉莉也、伊藤かな恵、佐藤聡美

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

話がつまらない

2018年10月に追記

アニメを見た直後の感想では酷評しました。で、最近、原作のマンガを読んだのですが、あの原作をまがりなりにも一貫性のある1クールのアニメ・シリーズにまとめた脚本家は凄腕だ、という感想を持ちました。原作マンガとアニメの比較をあまりしたことがないので、これが普通の水準の仕事なのかもしれないけれども。

大橋彩香、水瀬いのり、三森すずこのキャラクターはマンガよりもアニメでの方がずっと厚みがあり、魅力的に描かれている、と感じました。いま思うと、本作はマンガのアニメ化という分野の中では大成功の部類に属するのかもしれません。


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2017.04.02

単刀直入に言えば、話がつまらない。シーズン終わりまで見ても、これをどうすれば面白い話としてアニメ化しえたのか想像することができない。考えつく唯一の解決策は、ストーリーを徹底的に薄めて、日常系萌えアニメにすることなんだけど、それを貫くには設定とキャラクターのえぐみが強すぎる。制作時点から、そういう無理ゲーだったのではないかと思います。

主役の男の子の演技が気持ち悪かった。主役声優の演技って大切なんだと痛感しました。

早見沙織による男の子の演技は職人技だと思った。大橋彩香と水瀬いのりによるラジオやその他のコンテンツは面白かった。そういう楽しみ方はできるので、アニメ本編はそういうものを打ち上げるためのプラットフォームていどに捉えておくべきなのでしょう。声優を含む関係者たちの実績を作るためのルーチン・ワークみたいな。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

イケメンになった男子とお嬢様で美少女(性格きつい)のラブコメ…続きや伏線は原作で

普通にラブコメっぽくて面白そうです。普通が一番な気がします。

名前が…政宗に小十郎に愛姫だと? 宮城県民で歴史好きなら知らない人はいない名前ですね。もっとも愛姫の読み方は違いますが。これだけで個人的に興味持ちます。作者は宮城県民なの?

1話…黒歴史を変える努力家
{netabare}ナルシストな主人公。イケメンだが、それは普段の努力の賜物。元々はぽっちゃり…というよりはデブ。過去、好きになった愛姫に「豚足」と言われてフラれたのがきっかけ。
その愛姫、通称を「残虐姫」と言われている。お嬢様で美少女なため言い寄って来る男子が多数。そのたびに残念なあだ名を付けてフッてきた。
愛姫に復讐(愛姫に告白されてそれをフルという…なんともラブコメチックな)するために近づく政宗、はたして遂げることができるのだろうか?

性格きつい上に、超大食いという愛姫の設定が面白い。男嫌いと噂されているが、本当のところはよく分からないんですよね。
政宗はナルだが、その分努力しているし、突き抜けているところが良いです。ただ、過去のデブだったころの写真、愛姫にこやかな顔していた気がしたんだが、気のせいだろうか?
普通にラブコメそうなので、これからの展開が非常に楽しみです。{/netabare}

2話…政宗くんは鈍感男の典型だった
{netabare}可愛い委員長の誘いを断るとは…チキン野郎め。とはいえ、黒歴史を持つ男の子に育ってきたことがそうさせたという展開は納得です。
愛姫は相変わらず食えない性格(大食いだけど)、吉乃をパシリにさせ隠れて大食い。一方、政宗は豚足の手紙を誰が書いたのか怯えながら過ごす毎日。その犯人は意外にも吉乃だった。政宗が愛姫に復習するのを手伝うという。愛姫に恨みでもあるのだろうか?
愛姫のメルアドをゲットしようとした政宗。愛姫もOKするが、さんざん焦らした挙げ句「お断り」の返事。復習するのは並大抵なことではないようだ。

イケメンの裏に隠されたトラウマは深い。メル友も一人もいないという事実が笑ってしまいました。イケメンは表の顔だけで、裏の性格は隠せないというところが面白いです。頑張れ政宗。{/netabare}

3話…お似合いの二人
{netabare}試験が近づく。余裕の小十郎かと思ったが、全教科十点以下のおバカさんだった…。政宗が小十郎の勉強の面倒見ることになり図書館で勉強していると後ろでは吉乃の面倒見ている愛姫。なぜかひと悶着になり、結局は吉乃と小十郎も加えた総点数勝負に発展。愛姫が負けたら政宗とデートする約束をする。余裕の愛姫だったが、政宗が編入試験満点を知り愕然。
勉強頑張った政宗は悠々としていたが、何と、昼食後に腹がピーピーで数学のテストを吹っ飛ばしてしまう。が、愛姫は一日欠席で仲良く(?)補習へ。
愛姫から(正式には吉乃から)連絡があり、愛姫とデートになる。待ち合わせに向かった政宗を待っていたのは某テレ朝日曜の変身魔法少女のコスプレをした愛姫だった。何でも吉乃から初デートのドレスコードの指定だと言われたらしい(恐るべし吉乃)。なんだかんだ言いながらデートする二人。その中で愛姫には何かがあり大食いになったことを示唆する内容が。

愛姫がとても可愛い回でした。世間知らずのお嬢様なんだけど、それがかえって可愛い方に向かってしまうのはラブコメの良いところかもしれません。
吉乃がよく分かりませんね。愛姫の性格を矯正するなんて言っているけど、何だか政宗に惚れてきているような…。
政宗が愛姫の昔を話しているところ見る限り愛姫が好きなんでしょうね。怖かったのと同じくらい優しかったなんてくだりはそのままでしょう。{/netabare}

4話…愛姫が落ちた…のか?
{netabare}読者100万の人気少女マンガで恋愛勉強の政宗。早速実践するも、愛姫からは「マジキモイ」と思われていた。吉乃から押すだけではだめといわれ、無視を徹底。すると、愛姫がおかしくなり始め、政宗に八つ当たり(と捉えたが)。惚れた感じかと思ったら、次の日には怒りモードに。混乱する政宗だったが、実際には吉乃と政宗が話しているのを見られて愛姫も混乱していたのだ。
吉乃から政宗は愛姫しか見ていないと言われ、さらに戸惑う愛姫。ふらふらと歩いていると赤信号の横断歩道にふらりと飛び出し、間一髪で追いかけてきた政宗に救われ…。そこで終わりかと思ったら、車に乗っていたと思われる女性が駆けつけ、無事を確認し、政宗を見てなぜか「お会いしたかった…」と抱きつき次週へ。政宗いわく「誰?」

愛姫の心の変化がよく伝わった回でした。政宗への気持ちに混乱きたしているのは過去のトラウマも関係しているようで、どんな過去なのか、これから明らかになっていくのでしょう。
政宗もまた、恋愛なんてよくわからない状況なので、愛姫への気持ちがよくわかっていない。復讐とは言うものの、政宗も心の変化が始まっている感じです。このあたり、いかにもラブコメチックで面白いです。
ようやく始まるかと思ったら、また余計な人物の登場。さて、いったい何者なんでしょう。政宗に記憶がないということは、政宗に似た誰かのことを思っているのだろうか。{/netabare}

5話…はいてないのか?
{netabare}突然現れた謎の少女、可愛い女の子に政宗は困惑するばかり。そして怒りを表す愛姫。その子は政宗を追いかけて転入してきた。名前は「藤ノ宮寧子」という。
愛姫に宣戦布告とばかりに挨拶に向かうが、その時に寧子がはいていないことが判明。政宗に突っかかる愛姫、裏拳が先生に当たり、二人は罰としてプール掃除に。
仲良く喧嘩する二人。愛姫がプールに落下、助けようと政宗が飛び込むものの、足はつき、そこからまた言い合い。そこで投げ掛けた愛姫の本当に好きなら「キスするとか」で次週。

「寧子」を「ねこ」と読ませるとは芸が細かい。伊達政宗の妾の一人で長子の秀宗(宇和島伊達氏の祖)を産んだ別名「猫御前」から来ているんだろうね。
スレ違いとライバル(っぽい)、うんうん、ラブコメの王道みたいで良い感じです。寧子のはいてないは唖然としましたが。
政宗が愛姫以上に鈍感なのがポイントかも。愛姫には復讐って言い続けているものの、政宗もまたワケわかんない状態なのが見てとれます。このまま王道のラブコメで進んでほしいです。{/netabare}

6話…白そうに見えて黒だと思う
{netabare}キスするとか…と言って政宗を探る愛姫。政宗は覚悟を決めて(?)キスしようと迫るが、当然のごとくアッパーを食らう…。互いによく分からない状況である。
プールから離れたあと、寧子と遭遇。寧子の心遣いと可愛さにちょっと気を向ける政宗。それを見ていた吉乃は寧子の素性を探ろうと寧子を尾行するが、ばれてしまい、対峙することに。そこへ政宗の母が現れ、家へ連れ込まれる。寧子が居たのは政宗の家の前だったのだ。
帰ってきた政宗は驚くが、寧子と吉乃と政宗家族で夕食をすることに。その後、花火を楽しむが、政宗は寧子の姿を見て心が動かされる。吉乃からは心変わりしないようにと言われるが…。帰り、寧子は政宗が隠しておいた過去の写真を盗んできた。その写真を見て何かひらめく寧子。政宗の母が寧子を知っているようだったのだが…。

なかなか近づかない政宗と愛姫に割って入ってくる寧子、実に良い展開です。その寧子はどう見ても分けありなんですが、一体何が目的なのか?
この作品は主人公が鈍感ではなく、思いが分からないのが面白いです。どんどんハマっていく感じがツボです。{/netabare}

7話…落としたのは…
{netabare}夏休み、愛姫の別荘に政宗たちが行くことになった。ここで進展しないとばらすと吉乃に言われ、勝負に出る政宗。愛姫宅の秘書の由井崎の前で付き合っていると宣言したのだ。女子の前ではプライドの高い愛姫は仕方なくそれに従った。
由井崎は男嫌いだった愛姫に彼氏が出来たということで面白くない。肝試しで政宗を驚かしてカッコ悪いところ見せようと企んでいた。一方、政宗は愛姫が怖いものが苦手なのを良いことに、吉乃を使ってカッコいいところを見せようと企んでいた。由井崎の前にジェイソン姿の吉乃が現れ、ドタバタに。由井崎が気を失い、政宗が由井崎をおんぶして連れていき、そこで由井崎が政宗を認めたのだった。

政宗と愛姫の距離が縮まりそうで縮まりません。政宗は意地でも愛姫を振り向かせようとするし愛姫は恋愛感情が欠落してます。このドタバタラブコメがいつまで続くのやら…
寧子、口からだしてたのは血糊じゃなく、本物の血じゃない? いくらなんでもこのシーン多いように思います。ひょっとして、病弱なんじゃ…{/netabare}

8話…そこまで惚れられたら…
{netabare}島から戻った政宗は相変わらず筋トレ。そこに、なんとなんと愛姫から電話が。何でも、政宗がバッグをひとつ忘れてきたらしい。宿題をしようと机を開けたら例の写真がない。政宗は寧子が持っていたのではないかと疑う。
せっかく愛姫と二人きりで会ったのに、上の空の政宗。愛姫は怒りで帰ってしまう(しっかりと食べるものは食べて)。そこに寧子から電話があり、政宗は意を決して寧子の家に。
寧子の家に行き、政宗は写真の行方を探る。こっそり部屋に入り物色してると寧子が…。写真はしっかりと寧子が持っていっていた。そこで政宗は自分の過去を語る。その過去はデブだった頃のつらい過去で、そのために黒歴史として閉じておきたいものだった。しかし寧子は言う、デブでも関係ない、好きなんだと。ぐらつく政宗だったが、寸前のところで振りきり、愛姫を選ぶ、それが俺の復讐だと。
フラれた寧子は翌日行方をくらました。秘書が政宗のもとにやって来て問い詰める。秘書が寧子の本当のことを話す、寧子が病弱で大量の薬を飲んでいて、それを残したまま居なくなったと。政宗は寧子を振り愛姫を選んだと話す。

寧子は何なんだろう…政宗が本気で好きなのは分かったけど、何者なのか分からないからモヤモヤです。愛姫を選んだとみんなの前で宣言した政宗だけど、あの残虐姫を思い通りに落とすのは簡単ではないと思うが、はたしてどう展開するんでしょうか。すごく気になります。{/netabare}

9話…愛姫はそっちの方が好きだった
{netabare}寧子が居なくなり、みんなで探すことに(政宗の告白はスルー)。なかなか見つからないことに焦る政宗は学校で愛姫とばったり。愛姫は寧子が嫌いだけど振られた時の気持ちが分かるというのだ。解せない政宗は豚足を聞いてみるが、愛姫はキョトンとするだけ。そんなとき、屋上から紙飛行機が落ちてくる。政宗は寧子が好きになった漫画のシチュエーションを思いだし、屋上へ行くと寧子がいて、すぐに病院に運ばれた。
病院で寧子は愛姫と政宗を個別に呼び出し、思いを伝えた。政宗にはこれまでのいきさつを話した。病気でどうなるか分からない、思い残すことは恋をしてみたいということで、選ばれたのが政宗だったと。しかし、後悔はしていないという。政宗には伝えなかったが、寧子は幼い頃に政宗に会っており、思いを感じていたのだという。
寧子は愛姫には政宗が愛姫に本気なこと、素直になった方が良いと伝えていた。愛姫は分からなくなっていた。政宗のことをどうしたらよいのかと。愛姫には過去に好きになった男の子がいた。その子はポッチャリしていて愛姫の好みだったのだ。そんなとき、目の前にポッチャリした子が現れる。自分は「まさむね」だと名乗った。

寧子の気持ちが切ない…。本気なのか、作りなのかを曖昧にしたままだけど、多分、初恋の相手なのだろうと思います。はじめは適当だったはずが、幼いときの思い出と重なっていったのかな。
愛姫の好みはポッチャリだったか…。政宗はまさに逆のことをしていることになるな…。恋心は政宗が突然消えたことで破れて、それ以来、男を信用できなくなったということなのか。う~ん、ラブコメ終盤のスレ違いが続くのか…しかも、偽者まで登場かよ。どうなることやら…{/netabare}

10話…その展開は頭になかった
{netabare}愛姫の前に突如現われたぽっちゃりボーイ、「雅宗兼次」(がそうかねつぐ:通称マサムネ→たぶん自称)。安達垣家当主のお墨付きを持って、愛姫の婚約者だと名乗り出た。動揺する吉野は政宗に連絡しようとするが、繋がらない。政宗はなぜか山篭りをしていたのだ。
筋肉増強してようようと新学期登校してくる政宗の目の前に、海外で手術を受けて元気になっている寧子がいた。驚いた政宗はさらに、愛姫がぽっちゃりマサムネと歩いているのを発見した。それでも自分の敵ではないと言い聞かせて愛姫にお土産を渡しにいくと、ぽっちゃりマサムネが愛姫と親しくしていて、さらには許婚であると宣言した。
動揺する政宗、吉乃に真意を確かめると許婚の件は本当で、しかも愛姫は恋をしているというのだ。
政宗はマサムネを追いかけた。運動ができて勉強もできる、しかも誰とでも打ち解けられ、信頼も寄せられると、いいこと尽くめ。さらに、マサムネは愛姫の取り巻きたちにも信頼され、政宗を取り巻きたちの標的に仕立て上げた。
文化祭で白雪姫をすることになった政宗の組と愛姫の組。どちらが良かったか、投票で決めようということになった。政宗の組は白雪姫が小十郎で王子が政宗、愛姫のほうは白雪姫が愛姫で王子がぽっちゃりマサムネだった。


ここに来てこの展開はいかがなものか…。ぽっちゃりは寧子が前に言っていた似てるとかなんとかいっていた奴だと思う。なら仕掛け人は寧子?
それにホの字になる残虐姫が単なるデブ専にしか見えないところが下手な脚本だと思います。過去の政宗のことを思い出してという表現があれば、全然違いけど、今のところ見えてません。それと、政宗が単なる復讐なのか、実は愛姫に惚れているのかも全然伝わってきません。取り巻きたちも邪魔でウザイだけ、ラブコメになってない。ヒロインの魅力も感じられないし、これでは…。あと2回かな?ちゃんとラブコメで終わらせることができるのだろうか…{/netabare}

11話…「やられたらやり返す、倍返しだ」…でもこの行為は犯罪です
{netabare}白雪姫で競うことになった政宗と愛姫&兼次。委員長は蜷川幸雄並みにノリノリで演出する(逃げる小十郎)。
政宗と兼次がばったり出会うが、兼次の言葉にたじろぐ政宗だったが、兼次の女の子への対応をメモる政宗だった…。
突然現れた兼次だったが、兼次の家はかなりピンチだったらしい。そこで目を着けたのが愛姫で、過去のこと(過去、おデブ政宗にホの字だったこと)を知って近づいたのだという。
本番当日、政宗は風邪をひいた。寧子に保健室に連れていかれ時間まで安静にとの配慮だった。そして政宗は愛姫のお付きの一人に拉致監禁された。主人公が消えたらそれでおしまいと考えたお付きの者たちのバカな発想だった。
一方、着替え場所を探していた兼次は謎の白雪姫の老女によって倉庫に閉じ込められてしまった。老女は吉乃だった。
主役を失った両クラスは対応に苦慮したが、政宗は機転を利かしてアホの子から逃れて脱出した。愛姫の方は兼次不在のなか、演劇を始めてしまった。

拉致合戦…。それにしても取り巻きのウザいこと。終盤に来て要らない子達だ。原作通りなのか?
兼次の近づいた理由が自分の家の安定化にあっただなんて、薄っぺらい。それよりも気になったのが、女子更衣室に入っていったことだ。自然に入っていった感じなんだよね。しかも慌てた感じもしないし。まさか、まさかだよな、兼次は女の子?
それにしても、最終回手前なのに、政宗と愛姫の互いの感情が分からない。どう決着つけるんだろう…。最後でまるっきり評価が違うことになりそう…。{/netabare}

12話…俺たちの恋愛はこれからだ!…原作読めということかい…
{netabare}難を逃れた政宗が見たのはすでに上演が始まっていた愛姫のクラスの白雪姫だった。完璧なまでの内容に動揺する政宗。とともに、雅宗がいないことでぶち壊れるのは心苦しく思った。肝心の吉乃は舞台で雅宗の行方はわからない。政宗は自分が出ると言い、舞台に上がる。熱で朦朧としながらも演技をする政宗、クラスの連中も乗ってくれる。そして、ラストのキスシーン。ふらふらだった政宗は本当にキスをしてしまう。
この後、政宗は完全にダウンしてしまい、自分のクラスの白雪姫は演じることはなかった。後日、打ち上げでカラオケに。政宗は…音痴(全カット)だったらしい。帰り、愛姫と二人きりになり、いいところになりそうなところでおしまい。

う~ん、実に中途半端で終わってしまった。雅宗はなんだったのか分からないし、二人の関係もあいまいだし、どこからどう聞いても幼少のころに聞いた「豚足」は吉乃だったのにそれがあいまいだし、全部あいまいなまま終了です。原作を読んで納得させようか…{/netabare}

ラブコメらしいラブコメ展開で進んできたので、かなり楽しめた反面、回が進むごとに心配になってきました。どこをどう転んでも12話では収まりきれない伏線の張り方と、謎。最後まで見てやっぱり…という感じでした。二期がないとこのモヤモヤはどうにもなりませんが、なさそうな気配がしてなりまえん。あとは原作で補完しようと思います。ここが残念でした。

主人公とヒロインのの二人、政宗と愛姫、これまた最後まで感情移入ができないまま終わった感じです。これは、過去にあった出来事の掘り下げが薄いからにほかなりません。政宗の感情が復讐のためから変わったのかどうかも分からないし、愛姫の気持ちも今の政宗を本心ではどう感じているのかも分かりません。これも原作補完なんでしょうか…寧子や吉乃のほうがヒロインぽいし、ちょっと残念でした。

作画はまずまずだったと思います。OP、EDもなかなか良かったです。特にEDは80年代アイドル風の曲調に愛姫と寧子のデュエット映像がどこからどう見ても「無表情アイドルデュオ」(つまりWink)ぽくて、懐かしさを感じて良かったです(これってAT-Xだけだったとか)。

ラブコメとして楽しめる作品でした。ラブコメ好きな人にお勧めします。また、原作で補完することも忘れずです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 46
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「ただしイケメンに限る」という世の中の真実を描いた社会派アニメ(嘘)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
わりと王道なラブコメ。ただ、色んなキャラクターの「(あくまで恋愛面の)策略」が入り乱れ、その部分が作品の個性になっています。

突き抜けたものはないけれど、安定感があり、安心して観られる作風です。

2期あったら普通に観るレベルには楽しめましたね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ストーリー的には、政宗の策略やら他のキャラの策略やら、そのへんが見所ではありますが、早い段階から、最終的にはリベンジを超越し、政宗と安達垣さんがくっつくであろうことが見えているので、そこでのワクワクは少なかったかな(原作連載中ですし、それは2期かな)。

ただ、キャラは良かったです。

一番好きだったのは、藤ノ宮寧子。序盤の影がありつつもあざと可愛い時も良かったし、手術後の、政宗への恋心を冗談で隠す切な可愛い時も良かったです。特に術後かな。なんか、「とらドラ!」の「あーみん」を見ているようでした。かなり萌えポイント高かったです(腹かっさばいた発言とかw)。

二番目に好きだったのは、小岩井吉乃。いや~、主君に忠誠を尽くしつつ裏で動くとか、ホントに「スイムスイム」でしたねw かなりひどいことをやりつつ、隙を見せない師匠が10話で見せたパンチラは、パンチラのお手本です(笑) むしろ、政宗君には師匠をデレさせてほしかった!

三番目に好きだったのは、上記二人とはぐ~んと離れて、木場菊音。これは剣道部補正入ってますが、基本的にボーイッシュなキャラは好きですね。アホから生まれたアホの子、で一気に評価が上がった。剣道少女にスパッツは鉄板ですなw

と、ここまで書いていて、メインヒロインの安達垣愛姫が個人的ベスト3にいません。美人で、金持ちで、貧乳で、ツンデレと、一通りの要素は整えているものの、それ以上というものもないかな。大食いっていう弱点も、序盤以外は機能せず。まあ、過去の失恋を引きずるあまり男性不信になったというのは特徴的だけど、にしては、わりと序盤から政宗にデレかけていたのがイマイチでした。どうせなら、とことん冷たくしても良かったのでは?

似たようなキャラでいくと、「俺ガイル」の「雪ノ下雪乃」と比べてしまうと、やはり「冷たさ」「容赦のなさ」でも、明らかに雪乃の方が上。だからこそ、デレた時の破壊力も抜群!

本作はハーレムアニメではなく、あくまで政宗と安達垣さんの純愛ストーリーだと思います。複数ヒロインが出つつも一人のメインヒロインを追いかける場合、やはりそのメインヒロインが他のヒロインよりも圧倒的に魅力的でなければならないと思います。

安達垣愛姫は、それほど悪いキャラだと思いませんし、他の作品であれば十分にヒロインを張れたと思いますが、やはり、ネコや師匠といった強キャラにのまれていたように思います。

あと、主人公の政宗君ですが、ダイエットにより容姿端麗になったものの、中身はダサい豚足のまま、という設定は面白かったです。

ただ、序盤からかなり全方位にモテモテで、優しくて良い奴で、安達垣さんに(実質)惚れるのも早く、「リベンジ(復讐)」という負の感情が形骸化し、言葉だけが虚しく響いている感じがしました。「なんかあんた幸せそうだし、リベンジなんてやめたら?」と、何度も思いました。どうせなら、序盤から中盤は、心底ヒロインを嫌い、視聴者からも嫌われるくらいの覚悟が欲しかったです。どうせ、最後には男女ともデレるわけだし。やはり、政宗君が一番生き生きとしてたのは、師匠に虐げられている時でしたよw
{/netabare}

【OAD評価 ☆3】
{netabare}
従姉妹と叔母さんが登場。序盤のメイクのクダリなど、ギャグは良かった。2期に向けての顔見せかな?

旅行編。師匠が恋バナで追い詰められるところは良かった。最後にちゃんと、恋愛入れてきたし。

師匠のお出掛け編。惚れさせて、捨ててやろう(笑) その毒舌の後に、愛姫のところに駆け寄る笑顔がまたね、素敵でやられた。やっぱり、師匠がメインヒロインでは?

総じて、たくさんキャラを出し、軽くてちょっと深い、OADとして非常にバランスよくできてましたね。
{/netabare}

【余談 ~ただし、イケメンに限る(苦笑)~】
{netabare}
以前、「今夜比べてみました」で、グラドルの祥子さんが「男の色気を感じる部分」ってことで、「ヒゲの剃り残し」「1日洗ってない臭い」なんて言ってました。

でもそこに、明らかに(イケメンの)という単語が隠れてましたね。んでそれを、フットの後藤さんなんかが華麗にツッコんで(笑)

その後、実際に、メンクイだってことも分かったし。なんか、このアニメを思い出しました(笑)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ん~、男性視聴者にひがまれなければ良いな(笑) ヒロインのアキ、弱点見つかるの早すぎ。何気に作画が良いね。安達垣さんを裏切る小岩井さんを観てみたいな、スイムスイム(水瀬いのりさん)だけに(笑)

2話目
小岩井さん、やはりスイムスイム(笑) キャスティング、狙ったよね?(笑) う~ん、設定とか色々面白いけど、登場人物の誰にも好感を抱けないっていうのも、どうなんだろう?

3話目
テストの結論は悪くない。魔法少女(笑) う~ん、安達垣さん、デレるの早すぎだし、弱さを見せるの安易すぎ。

4話目
なんか、神のみぞ知る世界、みたいになったな。分かりやすく、デレたw 小岩井さんと政宗のラブコメを観たくなってきたw 新キャラ登場。

5話目
新キャラの藤ノ宮寧子、良いキャラしてるなw コメの要素が増してきた。政宗と安達垣は、このくらい言い合ってる方が良いね♪

6話目
ネコはこれ、政宗を惚れさせて、ふろうとしてる?(政宗と同じこと)。つか多分、ネコも昔は太ってたのかな?

7話目
ネコの在り様がよく分からないな。ふ~ん、この展開でネコが本気で政宗に惚れるってのもありだね。う~ん、ネコはこれで病弱キャラか。萌えポイント高し。

8話目
う~ん、過去の真実&未来の結末が分かっているだけに、政宗と安達垣さんの展開にはあまり惹かれないな。どんでん返しがほしいな。ネコには興味があるな。意外と何にも因縁がなかった(笑) う~ん、やっぱり安達垣さんよりネコが好きかな。

9話目
お魚くわえたドラネコ~♪ 追っかけて~♪ いや、違うけどねw 居なくなったネコを皆で捜索。ネコ、味のある良いヒロインになってきたけど、ここでメインストーリーからは退場かな? 残念。

10話目
偽政宗登場。こいつがOPに出てて真政宗登場人物対決してる時点で、実は安達垣さんが太っちょ政宗を好きだったこととか、その他色々予想がついちゃってつまらないんだよね。いや、だから竹刀の握り方、1カット目は逆(本来は右手が上)だし、2カット目は両手の幅がくっつき過ぎ且つ、手首が有り得ない方向に曲がってるよ。ハイ、やり直しねw 師匠のあざといパンチラに萌えたw

11話目
パロディ満載でしたね。恐ろしい子w 小十郎とネコのカップリングですか。悪くはないかな、小十郎、良い奴だし。ヤバイ、やっぱりネコが可愛すぎる♪ アホから生まれたアホ太郎w

12話目
てっきり、ダブル王子さまで対決する流れかと思ったら。劇の後にキレる師匠が観たかったな。ちゃんとした曲でカラオケやるんだなw 現役高校生が歌うには、曲のチョイスが古い(制作の年がバレるぞ)w
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 39

83.1 5 復讐で漫画原作なアニメランキング5位
NARUTO ナルト(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1084)
6439人が棚に入れました
忍者を目指しアカデミーに通う主人公うずまきナルトは、忍者アカデミーの超問題児で毎日イタズラ三昧。
落ちこぼれで、3回卒業試験に落第していたが、自分の身を呈して守ってくれた教師うみのイルカの行動をきっかけとして目覚め、何とか下忍になる。下忍になったナルトは、うちはサスケ、春野サクラと共に、上忍はたけカカシの班に配属される。
カカシから鈴を奪い取るサバイバル演習では自分たちの未熟さを思い知るが、“仲間の大切さ”に気付き、これまで合格者を出したことのないカカシから正式に下忍として認められ、以後一人前の忍者となるべく様々な任務をこなして成長していく。

声優・キャラクター
竹内順子、杉山紀彰、中村千絵、井上和彦、関俊彦、森久保祥太郎、柚木涼香、水樹奈々、柴田秀勝
ネタバレ

ロボ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

『悪者見参』うちはサスケ 【R-15指定】

まず初めに
このレビューは正義や悪
加害者や被害者についての
レビューなので、未成年者や
嫌な思いをするかもしれない方は
読まないで下さい。

こちらを聴きながら
読んでいただけると嬉しいです♪
テーマ曲
http://www.youtube.com/watch?v=lZAU_xj-U28&feature=youtube_gdata_player
テーマ曲2
http://www.youtube.com/watch?v=H1z86xGB6WA&feature=youtube_gdata_player

疾風伝で、たまに過去のサスケが
出てくると思わず泣けてしまう(;_;)

あにこれレビューを読んで
考えさせられてしまうのが
争いあってる者どうし
どちらも正義でどちらも悪?
ただ多数派が勝つから
多数派が正義で少数派が悪?
「絶対的な悪者は生まれない。
絶対的な悪者は作られるのだ」
by『悪者見参』
僕はルルーシュが好きだし
夜神月、キラ推進派だし
サスケが好き…悪?ですか^^

法治国家なのに
法で守られるのは加害者だけ…
法で裁きを受ける?
自分の概念を守りたい弁護士が
加害者ではなく自分の為に
被害者家族を更に傷つける…
救われない…
二人以上殺さなければ
死刑にならないのなら
殺人者の命は被害者の倍重い?
許せないし、許したくない…
個人的には
罪をもっと重くしてほしい…
被害者家族を救ってほしいのと
被害者を加害者を
増やさないでほしい…
犠牲者は被害者と被害者家族…

被害者家族と少年法に
一石を投じた東野圭吾の小説
『さまよう刃』。
加害者家族について書かれた
『手紙』は感動作(T-T)
全ての作品で一番泣けました!
一番好きなのは『秘密』(^^)
面白いのは『殺人の門』『変身』
話しの面白さをなくして
心理描写だけで見せつける作品☆
小説苦手な方も読めるかも^^
~~~~~~~~~~~~~~~
以前、ダウンタウンの松っちゃんが言った発言が面白く印象的で
『明日から犯罪したら撃ちます
ってしたらえ~のに…』
万引きする人にばきゅ~んて^^
(驚いて手を引っ込める素振り付き)
あれは半分冗談で半分本気の話し
~~~~~~~~~~~~~~~
ロボのおまけ曲
メッセージソング編
必ず聴いて、忘れてはいけない曲

http://www.youtube.com/watch?v=q_rY6y24NAU&feature=youtube_gdata_player

気分直しに、真逆の素敵な原曲を♪

http://www.youtube.com/watch?v=TeSoBpjPeRI&feature=youtube_gdata_player

最初から反れてしまいましたが…
イタチの真実からのサスケ
{netabare}木の葉への復讐…
やはりサスケの気持ちが
分かってしまうんです(><)
木の葉への復讐=悪と思われる方
ほとんどがそうかもしれませんが
ちょっとだけ待って下さい!
自分に置き換えて一番大切な人で
考えてみると
復讐を選ばなくても
理解はできてしまうかも(><)
個人的には主人公が
NARUTOではなくJIRAIYAから
SASUKEみたいな感じですが
今後サスケが木の葉を滅ぼして
Bad Endになったとしても
イタチの真実を観たからには
一番好きな作品です^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これはNARUTOの罪?

<2018/9/16初投稿>
原作もアニメも途中で挫折しました。
めちゃくちゃ面白かったですよ。
でも長過ぎて
どこまで読んだっけ(´・_・`)?
どこまで観たっけ(´・_・`)?

と、どこから再スタートしてよいかわからなくなり挫折です。

朧な記憶を辿るとたぶん{netabare} 「イタチが死んだとこ?」{/netabare} ぐらいまで観た(読んだ)ような。
雑な記憶です。

なのであらすじなどはWikiとかをご覧ください。

それにしてもスペシャルな作品ですよね。
その人気は凄まじいの一言。

海外人気も忍者ものというプラスαがある分、その熱はONE PIECEを上回ってるような気がします。

カロリーナ・ステチェンスカさん(ポーランド)という外国人初の女流プロ棋士がいます。
(その名前からカロリーメイトのCMにアニメで出たりしてるのでご存知の方もいるかも)
彼女はナルトで将棋というゲームを知ったそうです。
カカシ先生が縁側で将棋を指すシーンを見て興味を持ったのだとか。
つまり東欧ポーランドでも大人気

この作品を始めて読んだのはジャンプ掲載の第1話。
その絵柄のセンスの良さに眼を見張ったことを今でも覚えています。
とにかくデザインがカッコ良く、強烈な個性がありました。

同じようなインパクトを私が受けた作品はこの「ナルト」の岸本斉史先生の他、

「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」の鳥山明先生
「ONE PIECE」の尾田栄一郎先生
そして「ソウルイーター」大久保篤先生
があります。

どの作品にも私のようなど素人にまで一目で違いを感じさせる「力」がありました。

惜しむらくはどの作品もジャンプの悪習である「人気作はいつまでも引き伸ばし」にあってしまったことでしょう(ソウルイーターは会社違うから違いますね 笑)。

で。
ようやくアニメの話です。

アニメもほぼ原作読んだとこまでくらい観たと思います。
基本原作に忠実によくできてます。
ナルトの声は初めて聞いた時全く違和感ありませんでした。
もう今では竹内さん以外考えられないんじゃないでしょうか。
口癖の「だってばよ」
決めセリフの「まっすぐ自分の言葉は曲げねえ!」
これらのセリフをたまに他作品などで見かけますがその度に脳内で竹内順子さんの声が自動再生されます。
最新作「ボルト」での大人ナルトも竹内さんが演じてて、その違和感の無さにびっくりしたのは最近の話。

他のキャラクターも一人一人個性的でアニメでもよく表現されてます。

そんなナルトですが一つ罪があると思うんですよ。

それは「走り方」
両腕を後ろに伸ばしたままテケテケ走るいわゆる「ナルト走り」

ナルト以降、バトルもののアニメではこのナルト走りが標準になりました。
リアル志向なもの、ハードボイルドなものとか以外のファンタジー要素が入ってるような作品はみーんな「ナルト走り」。
なにこれ?
なんで走るのに両手振らないの?
ウサイン・ボルトが見たら怒るよ。

ナルトはいいんですよ。
それまで前例が少なかった(※1)し、忍者(※2)だし、何より作品の雰囲気に合ってる。

(※1)思い起こすとサザエファミリーも走る時両腕横に広げてますね。ナルト走りの元祖かな。
(※2)忍者ものアニメは古来よりあんま腕振ってなかったような気がします。あと忍者は特殊だしね。

ぱっと見かっこいいからってなんとかのひとつ覚えみたいになんでもかんでも「ナルト走り」はどうなの?と思ってしまいます。
やっぱ作画が楽なんでしょうかねぇ。

できれば普通に走って欲しいし。
そうでなければそろそろ新しい走りを導入しても良いのでは?
例えば十傑集の走り方とか斬新すぎて寧ろ可愛いですよ。

ナルトがここまで人気を博さなければもしかしたらここまで「ナルト走り」は普及しなかったかもしれません。
これはナルトの罪なんだろうか?

という難癖でした 笑

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26

はんぺん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

少年編の方が好きでした

少年編は全部見てる事に気づいたので感想を(笑)

OPとEDは毎回かっこいいです。作画もいい。でも本編の作画は…ってところがぴえろクオリティです…。

漫画にも基本的に忠実です。が、オリジナル部分はやっぱり多少退屈に感じます。

あと原作者も尊敬してるアニメーターさんや、有名なアニメーターさんが何人かいらっしゃって、その方がメインで作画してる回は作画がホント凄いです。別のアニメみたいになってます。良い意味で。

サスケとナルトが最後に戦うとこだったかは確か有名な回です…よね?多分(笑)

疾風伝の方にもたびたび神回(特に重要なシーンとか)が出てきます。その回は本当にクオリティ高いです。
でも疾風伝は今はあんまり見てないので、こちらにまとめて書かせて頂きます。すいません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

69.6 6 復讐で漫画原作なアニメランキング6位
魔法少女サイト(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (396)
1489人が棚に入れました
学校でクラスメイトからのいじめを受け、家では実の兄からの虐待に耐える日々を送る中学生の朝霧 彩(あさぎり あや)。いつも死ぬことばかり考えていた彼女は、ある日、不気味なWEBサイト「魔法少女サイト」と出会い、魔法の力を秘めた”ステッキ”を手に入れる。彩は魔法の力を手に入れたことで、同じくステッキを持つクラスメイトの奴村露乃(やつむら つゆの)、そして他の“魔法少女”とともに苛烈な運命に巻き込まれていく――。

声優・キャラクター
大野柚布子、茜屋日海夏、鈴木愛奈、芹澤優、山崎はるか、岡本信彦、鈴木達央、中尾隆聖、安里勇哉
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

過酷な運命に翻弄される魔法少女たちの行き着く先

アニメーション製作:production dóA、
監督:松林唯人、シリーズ構成:伊神貴世、
キャラクターデザイン:渋谷秀、
音楽:井内啓二、原作:佐藤健太郎

魔法少女まどかマギカから広がったダーク系・魔法少女ものの作品。
設定としては魔法少女育成計画に近い印象。
不幸を背負って生きてきた少女が、ある日サイトによって
ステッキによる魔法少女の力を手に入れ、
様々な争いに巻き込まれ、翻弄されるという物語。

4話まで視聴した感想だが、物語の端々から陰惨なシーンを喜んで描写する
というような気持ち悪さが滲み出ている。
そして、最初の設定やステッキの能力などが、もう使い古されたネタばかりで
面白味がないため、より惨たらしくインパクトのある方向に
持っていくような気がする。
WEB連載から週刊少年チャンピオンに移籍したということで、
本流から大きく外れたところにある作品というのは理解できるが、
この後、よほど上手くやらないと、ただの趣味の悪い、
物語として成立しないような作品になりかねない危うさを孕んでいる。

ただ、こういう「バトルロワイヤル」のようなストーリーの能力モノは
案外、継続して視聴できてしまえるというのはある。
今後の展開にもよるが、おそらく最後まで見てしまうだろう。

5話~12話レビュー
{netabare}結論から言うと、危惧していた通りの展開になってしまった。
まどマギの形をとっただけで、より陰惨でインパクトのある
ストーリーにしようと考えているだけなのが透けて見えてしまう。
何を目指しているのか、よく分からない。

いちばん良くないのが登場人物の気持ちや心情が
致命的に描けていないということ。
これは私が物語を鑑賞するときの大前提なのだが、
どんな世界の人間であっても、その背景をしっかりと考えて、
「人間」を描いてさえくれれば、物語に入っていくことができる。
しかし、この作品においては、そういうことを
最初から放棄しているようにしか見えないのがとても残念。
多くのキャラの行動原理が分からない。
テンペストを防いだり、サイト管理人を打倒するという
最終目標は共通しているものの、
それ以外の面で一緒に戦うなんてとても無理だと思えてしまう。

例えば、私がいちばん引っかかるのは、魔法少女を殺しまくった
潮井梨ナが簡単に仲間になってしまうこと。
こんな自分のことしか考えない奴と共闘なんてできるわけがない。
もし共闘させるのだとしても、それなりの過程が必要。
それをすっ飛ばして、軽いお調子者の潮井梨ナが仲間になるのを
簡単に受け入れる展開は、どう考えても無理だと思う。
また、にじみんが簡単に彩の兄にだまされてしまう展開にも
首をひねった。復讐に燃えている人間が、
あまりにも簡単に秘密を打ち明けてしまう。
もう少し、それらしいストーリーがないと納得できない。

結局、この作品がやりたかったのは、兄のような強烈なキャラを出して、
インパクトを与えたいだけなのだ。
全話を通して、計算しつくして構成されたまどマギとは比べるまでもない。
露乃が自分の身を挺して仲間を助けるところも、
あまりにもとんでもない展開だった。これでは感動することはできない。
{/netabare}

全話を通してのレビュー
まどマギという魔法少女ものとしては飛び抜けた作品があるので、
同じ方向性のものはやり方が難しいと思う。
より陰惨で過酷な運命を描くのは構わないのだが、
キャラの行動や考え方の描き方が浅すぎるため、
色々なところで引っかかってしまうのが残念な部分だった。

ステッキやソウルジェムのような手法は、
まどマギはもちろん、ハンターハンターのクラピカの
エンペラータイムの能力も思い出した。

良かった点は、あまりにもダメな主人公の朝霧彩が
少しずつ成長して強くなっていくところ。
ステッキの使用すらためらっていたが、{netabare} 最後には仲間を助けたり{/netabare}
(ここの描き方も突っ込みどころ満載なのだが)、
強い決意が見えた点は面白かった。
また奴村露乃との友情関係の描写も悪くはなかったのではないだろうか。
酷評になってしまったが、2期がもしあったなら観てしまうかも。
何となく観てしまえる作風なのだ。
こういう方向性のアニメがいくつも企画されるのは、
製作側の考え方としては、分かる気がする。
(2018年6月18日初投稿)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 52
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

胸糞注意

原作:漫画(週刊少年チャンピオン)/魔法少女、ダーク・ファンタジー/全12話/アニメーション制作:production dóA

原作は未読。あらすじにもあるように序盤はイジメ描写から物語がはじまるので胸糞注意。

大きな声で言うべきことではないが、こういったダークな要素の強い作品は好物とあって全12話をぶっ続けで一気に完走。{netabare}登場するキャラクターもざっくばらんでそれぞれに個性があり、なかでも彩は主人公らしく応援したくなるようなキャラだったし、その兄貴はクソっぷりがイカしていました。(デスノ・月を極悪にした感じで)

ただ、作中では不可解なシーン・演出面で雑に感じてしまった箇所が幾つかあり、見せ場と思われる場面が陳腐なものに。最初に感じたのは、第2話中盤で潮井梨ナとの戦闘シーン。ここで彩は、相手を殺したくないとステッキを使う事を躊躇しながらも、あっさりとステッキ使用。全体を通して演出おかしくね?と突っ込んでしまったシーンが多々見られたのが残念だった。

制作会社を軽く調べたところ、「production dóA」は、Wikipediaにはまだ登録されていない新規? のアニメ会社の模様。

かなり辛らつ気味になってしまうが、物語としてもどこかで観た事があるような展開や設定も多かった印象。似ているなんていう作品なんて星の数ほどあるのでさして問題とは思わないが、同じジャンル・魔法少女系の作品と似通っているというのはあまり美味しくは頂けない。

ちなみにラストでのクソ兄貴がウホッされる結末は良かったw プライドの高い彼にとってはこの上ない制裁となったことでしょう。

原作を読んでいないので、あくまでこのアニメに関しての評価になるが、色々と残念な部分が多かった一作でした。ただ、一気に完走してしまったという事実からも結局は楽しんで観ていたことも間違いないので、もし続編が制作されたらきっと視聴している自分がいると思います。


▼キャスト
朝霧彩:大野柚布子
奴村露乃:茜屋日海夏
潮井梨ナ:鈴木愛奈
穴沢虹海:芹澤優
雫芽さりな:山崎はるか
雨谷小雨:原由実
燐賀紗雪:M・A・O
泉ヶ峰みかり:本渡楓
水蓮寺清春:松井恵理子
滝口あさひ:Lynn
朝霧要:岡本信彦
美炭貴一郎:鈴木達央
サイト管理人漆:中尾隆聖
サイト管理人弐:悠木碧
サイト管理人捌:キズナアイ
直戸圭介:安里勇哉{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 25

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

名作アニメの予感 だったけど。。どうなった

原作しらずに1話チェック。
ズバリ イジメしかえしアニメ。と理解した。

視点はいじめられる側で、ヒロイン。かなりえぐい状況におかれているようす。
1話としてはがっちり視聴者とらえられたと思う。そのくらい見入ったし、今後に期待して視聴続けます。

★★視聴完了したので追記

6話くらいまでは、まあ最初の印象通りで展開したが、7話くらいから脱線というか、脚色が変わりだした。
魔法を使えるはずの女子たちがワラワラで始めるんだけど、なんか魔法描写が少ない。それもそのはず、魔法ステッキをほとんどの女子が敵さんに奪われていて魔法が使えない状態w なんだこれw

最後はまあ一応収まったな感があったけど、なんかだいぶ最初の印象から変わっちゃったなアニメでした。

おもしろくないことはないですよ OPはなかなか良曲。よく聞いてます。

あ、そういえば、ヒロインのしゃべり方、性格は大嫌いです、イライラする!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

76.2 7 復讐で漫画原作なアニメランキング7位
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (769)
4432人が棚に入れました
ジョースター家の宿敵・DIO復活の影響で、「幽波紋(スタンド)」と呼ばれる能力を身につけた青年・空条承太郎。DIOの呪縛によって倒れた母・ホリィを救うため、祖父・ジョセフや仲間と共に打倒DIOの旅に出る。長き旅路の中で、次々現れる刺客を退けながら、ついにDIOのいるエジプト上陸を果たした承太郎たち。だが、そんな彼らの行く手を阻むかのように、奇怪にして恐ろしき新たなる敵の影が迫っていた――。

声優・キャラクター
小野大輔、石塚運昇、三宅健太、平川大輔、小松史法、福圓美里、子安武人、大川透

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

鳥肌♡

23話事、47話のOP見ました?
絶対にとばしちゃいけないよ。
鳥肌ものだったので書く事に決めました。
かっこいいよ、すごく
もう何度みた事か…
繫ぎとか入り方とかカメラワーク?とか
もう、もうねw

見逃した方は

JoJo's Bizarre Adventure Episode 47 【Special OP】で
検索してみて下さい。

JOJOの素晴らしさとかテーマとかを綴ってみる。

人間讃歌がテーマのJOJOですが
絵柄で見ないなんて損してると思うのです。
1期からOPとEDや作画、声優、音楽などなど
拘りや尋常ならざるスタッフの意気込みや
熱の入れ方が他のアニメと全く異なる。

見所は全部。
名言がぎゅっと詰まってるこのアニメ。
EDは多分、荒木先生の趣味だろうし
作画の色指定迄してるんじゃないかな?と思うぐらいの色使い。

喩えがおかしい事や真面目に描いてあるだろうけど笑っちゃう場面や
名言、場面、擬音、JOJO立ち沢山ありすぎてもう…♡
動物に厳しいとこや女にも容赦ない(何故か凄く柄悪いw)
荒木先生の当時のセンスで描いてるので
これは今時の人にわかるのだろうか…という昔風なところや
ちっちゃい”あ”に拘ってるところや
1部に関しては、それ台詞だったの!?とアニメ化になって
驚いた事も多々あり原作に忠実。
忠実すぎて余韻を残させてくれないところは
┐(´д`)┌ヤレヤレだぜって感じだけど
アニメ陣営の本気度がこれでもかと伝わって来る。
色んな思いがありすぎて書ききれないけれど
3部のヒロインはエンヤ婆だと私は断言する。

凄く愛されてるって思うアニメはJOJOが一番じゃないかな?
アニメで見れて良かったなって思うのも個人的には
JOJOが一番。
OPも最初は?って感じで見てても
いつのまにかしっくり馴染んで
歌ってしまうぐらいの溢れてこぼれ落ちる程の愛
キャラの面々も癖はあるけど愛着が出て来る。
系譜が好きな方には是非共オススメしたいアニメ。

一言で表現すれば「愛」
もう終わりが…ってなってくると胸が熱くなる。
多分、見終わって追記書くと思うけれど
終わって欲しくないのと、4部からまたないかなとか
JOJOファンにとっては良いアニメ化だったと思う。

書かないと決めていたJOJOレビュー
勢いで書いた後悔は(ちょっとだけしてる)

という訳?でall 5 です。
スペダン2期からの2作目の5です。
女でも面白いと思うけれど、ジャンプなのにオタ向き作品かもしれない。
アニオリ部分は評価が別れるけど
私個人で言えばアリでした。
(アリアリアリ、アリーヴェデルチ!なんて絶対に言わないんだからねっ!!)

では…

ノミっているよなあ・・・ちっぽけな虫ケラのノミじゃよ!
あの虫は我我巨大で頭のいい人間にところかまわず攻撃を仕掛けて 戦いを挑んでくるなあ!
巨大な敵に立ち向かうノミ・・・これは『勇気』と呼べるだろうかねェ
ノミどものは「勇気」とは呼べんなあ

それではジョジョ!「勇気」とはいったい何か!?

「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!
人間讃歌は「勇気」の讃歌ッ!!
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
いくら強くてもこいつら屍生人は「勇気」を知らん!
ノミと同類よォーッ!!
人間讃歌は「勇気の讃歌」ッ!!人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!! 




アリアリアリ、アリーヴェデルチ!

追記
48話でラストでしたがOPにSE入ってかっこよさが増したw
4部5部も好きで面白いけど個人的には6部を見たい。
アニメ化しないかな。
凄く良かった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 49

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

david productionはジョジョだけではなく「魔法少女まどか☆マギカ」にも制作協力している。

マンガ好きが選んだ、「絶対に無理だろうけど…実写化してほしいマンガ」
昨今のドラマや映画は、原作モノが多い。とりわけ、小説ではなくマンガを原作としたものは、その“トンデモ設定”をいかに実写化するのだろう…と話題になりがちだ。最近でいえば、『暗殺教室』『進撃の巨人』『テラフォーマーズ』などなど。

そこで今回は、全国のマンガ好きを対象に、「絶対に無理だろうけど…でも実写化してほしいマンガ」についてのアンケートを実施してみた!

♠リアルなジョジョ立ちは、ぜひ見てみたいもの
3位:『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦/集英社)
20年以上にも渡り連載されている長寿タイトルもランクイン。ときに哲学めいた複雑な会話やストーリーが展開され、理解不能と脱落する者も少なくないが、ハマってしまえばもう抜け出せない。それゆえに、「登場人物の雰囲気を出せる人がいない」と、ファンの想いは熱烈なものだ。バトルシーンのカギとなる、精神エネルギーを具現化した能力“スタンド”に関しても、「CGだとしょぼくなる」という声が寄せられている。ちなみに、本作を語る上で外せないのが、“ジョジョ立ち”と呼ばれる、登場人物たちの奇妙なポージング。イラストだからこそ許されているが、これが実写化されてしまったら、どんなにシリアスなシーンでも爆笑してしまう自信がある。

どのアニメを視聴するか迷っている方に。今期アニメを制作会社からチェックしてみよう!

まだ単なるアニメ好きだったころ……どれくらい作品自体に惹かれるかで視聴を決定していた若者も多いだろう。しかし、アニメ好き→アニオタへと大人の階段をのぼったとき、気になるのがアニメーション制作会社。今期の「(会社名)の作品はコレか……視聴してみよう!」となっているファンも多いはず。

ひと昔は少々コアなアニオタたちが決める手法ではあったのだが、どうやら最近ではライトなアニメファンにも広がっている様子。筆者の周りのライトなアニメ好きの口から「来期のシャフトは~」といった話が出たときには驚いた。

思い返してみれば2006年あたり、「涼宮ハルヒの憂鬱」を京都アニメーション(通称:京アニ)が制作したあたりから、ライト層にも制作会社で視聴を決定する傾向が強まったように感じられる。

【david production】
今期放送中:ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 後半
過去の作品(例):超次元ゲイム ネプテューヌ(2013)、妖狐×僕SS(2012)、ベン・トー(2011)

とにかく毎回驚くようなクオリティの絵と動き、演出に魅了されるジョジョ。そのため、ジョジョのイメージが非常に強いのだが、実は「魔法少女まどか☆マギカ」や「黒子のバスケ」などヒット作にも制作協力している。

魔法少女まどか☆マギカ
魔法少女というモチーフとかけ離れた驚愕のストーリーは話題を呼び、社会現象にまでなった。
「自分が知る限り、これは完璧なアニメ!」と太鼓判を押すのが『魔法少女まどか☆マギカ』。
「ビジュアルは驚くほどクリエイティブで、サントラもパワフルで刺激的。
物語とあらゆる要素が完璧に細工されたオルゴールのように所定の位置に置かれている!」。

『ジョジョの奇妙な冒険』から「911」の描写が削除! 同時多発テロ事件への配慮か
2015年1月からスタートした、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ~スターダストクルセイダーズ~』のエジプト編。1989~1992年まで週刊少年ジャンプで連載されていた漫画シリーズの第三部が原作となっている。

・近い未来を漫画として予言する能力
三部には、未来を予言する能力をもった少年ボインゴが登場。彼は近い未来を漫画として予言することができるのだが、原作とアニメで一部の表現が変化しており、視聴者の間で話題となっている。

・Tシャツに書かれた911の文字
ボインゴの予言の漫画には、日本人漫画家が交通事故に遭い、電柱に刺さって死亡する描写がある。実際に登場する日本人漫画家のシャツにも「911」と書かれており、それが予言の漫画にも反映されているわけだ。

・飛行機の描写もなくなっている
しかしアニメ版には「911」の描写がなく、さらに予言の漫画に描かれていた飛行機の描写もなくなっているのだ(原作では、電柱に突き刺さる日本人漫画家の背景に飛行機の描写があった)。

・911に関するジョジョの噂話
日本人漫画家のTシャツに「911」の数字 → 2001年9月11日に同時多発テロ発生
日本人漫画家は「おっ10時半だ」と言ってバスに乗る → 世界貿易センタービル崩落が10時28分
日本人漫画家がバス事故で死亡した背景に飛行機 → 同時多発テロを連想させる描写
日本人漫画家が突き刺さったシーンに電柱が4本 → 同時多発テロでハイジャックされた飛行機は4機

・アメリカ同時多発テロ事件
そもそも、『ジョジョ』の911描写は、2001年9月11日に発生した「アメリカ同時多発テロ事件」よりも前に描かれたものである。よって、作者の荒木飛呂彦先生は事件をもとに911を描いたわけではない。

・たべっこドーナツにも注目!!
しかし、「911」と「飛行機」と「死亡」の描写が予言の漫画にあるため、テロ発生後、読者の間で大きな話題となった。そのため、アニメでは描写を控えたのかもしれない。

・忠実すぎて感動した!
この件に関してジョジョマニアに話を聞いたところ「それよりアニメにもしっかり『タベッコドーナツ』の描写があったのが素晴らしかった。ボインゴの漫画のほうだけ平仮名で『たべっこドーナツ』になっていたのも忠実すぎて感動した!」と言っていた。

2013年10月18日、テレビアニメ版公式サイトなど各メディアにおいて、原作のPart3『スターダストクルセイダース』のテレビアニメ化が正式に発表された。テレビアニメとしては第2シリーズということになる。『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のタイトルで、2クールずつ分割で合計4クール放送。前半2クールが2014年4月から9月まで放送、後半2クールはエジプト編として2015年1月から6月まで放送された。
花京院がチェリーを食べる時に発した擬音のような台詞「レロレロレロレロ」は、2014年度アニメ流行語大賞金賞(第1位)を受賞した。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31
ネタバレ

コエンマ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

原作:荒木飛呂彦

小野大輔:空条承太郎
石塚運昇:ジョセフ・ジョースター
平川大輔:花京院典明
三宅健太:モハメド・アヴドゥル
諏訪部順一:テレンス・T・ダービー(アトゥム神)
子安武人:DIO

41話
{netabare}ミニ四駆ゲーム対決?花京院敗れる。次は承太郎が野球ゲーム対決。コツを掴み勢いづくが、ダービーに何か読まれてるようです。承太郎はヤバくなるが最後になぜか投球予告外角高めストレート{/netabare}

42話
{netabare}承太郎の予告は嘘をついてないと分かる。ところがシュートw
魂までコントロールは絶対出来ないとダービーは思うが、かなりの動揺。承太郎がイカサマをしてることが分かる。ただどういうイカサマかダービーは分からない。
承太郎は、読心術がハイかイイエしかないみたいだなとダービーに話す。
段々追い込まれたダービーは、花京院の魂を解放してしまう。解放した時点で負けを認めたことになる。
コントローラーにジョセフのスタンドがのびていて、やっとダービーはイカサマの正体が分かります。勝ち!
DIOにダービーの負けを伝えに来たヴァニラ・アイスが登場。DIOが血を認めヴァニラ・アイスが自ら首をきる。DIOがお前の血はいらないことで、首を繋げてあげる。なんだ、この茶番劇は!
建物に入る前にポルナレフとイギーにアヴドゥルは、お互い目的のために助け合わず先を進むように約束し合う。
中に入り柱かな?「このラクガキを見て うしろを ふり向いた時 おまえらは 死ぬ」!!!を見つけたアヴドゥルは振り返り、両腕だけしか残らない状況に。ヴァニラ・アイスのスタンドで消された。
{/netabare}

43話
ポルナレフ死す!?
あばよ、イギー。

{netabare}実はポルナレフ、生きてた。

Dioの能力は、まさかの時を止める‼最強すぎる。
それを知らない花京院が死ぬ直前に時計台でヒントを。

はしょる
生き残り
ジョナサン・ジョースター
承太郎
ポルナレフ(フランスに帰る){/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

64.5 8 復讐で漫画原作なアニメランキング8位
キューティクル探偵因幡(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (456)
2477人が棚に入れました
狼男探偵・因幡洋のもとに警察犬時代の相棒、荻野警部が事件への協力を求めてきた。
事件の首謀者はイタリアンマフィアの首領(ドン)・ヴァレンティーノ。
明らかにヤギにしか見えない首領・ヴァレンティーノの前に、赤毛フェチの因幡とゆかいな仲間たちがグダグダで立ち向かう、“ヤギ大増量毛探偵ギャグ物語”。

声優・キャラクター
諏訪部順一、入野自由、下田麻美、森川智之、大川透、小杉十郎太、日笠陽子、巽悠衣子、鳥海浩輔、深田愛衣、斎賀みつき、杉田智和、瀬戸麻沙美、岡本信彦、志村由美、日高里菜、子安武人、浅沼晋太郎、黒田崇矢、檜山修之、福山潤
ネタバレ

 BlackCat さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ギャグを貫き通して欲しかった。でも、毎回安定して笑えます^^

原作:漫画
ジャンル:ギャグ
話数:12話

      ~物語のあらすじ~
元・警察犬である因幡がどんどん、犯人を捕まえていく話で、警察の荻野と犯人を追いかけていく話

あらすじを見ただけでは「探偵」「警察」とシリアスな物語かなと思ったりすると思います。 それは誤解です!w
めちゃくちゃギャグですww しかも割とハイテンションで物語が進んでいきます。普通のアニメだったらシリアスな雰囲気なシーンでもギャグに見えて笑ってしまいますw

登場人物も個性豊かなです。
山羊だったりダンボールかぶってたりもやし(笑)だったり。
でも、真面目なキャラも1人だけいましたね^^;
もう登場人物を全体で10とすると
ボケ:ツッコミ=9:1 
もしかすると 10:0 
ってぐらいみんなボケていますw

しかも、どの話も安定して面白かったです。
これといって盛り上がりをみせた話もありませんが
毎回面白かったですw

ただ、途中であった若干シリアスな話はいらなかったと思いますねw ギャグをずっとして欲しかったです。 さらにギャグアニメとして見てるので感じるものはこれぽっちもありませんw 
あと、最終回をどうにかして欲しかったです(^^;
なんだあのニートって感じでしたww 
でも、ギャグアニメとして見ていたおかげでなんとか笑って見終わることが出来ました^^
ただ、落ち込んでいる時や元気がないときに見ると
うるさく感じることもあると思いますが
ギャグアニメを見たい、好きな人にはおすすめしますね!

OPは主人公の因幡さんが歌っていてけっこうかっこいい歌だと思います!
EDはドンバレンティーノが歌っていてかっこよくはないですけどあまり聞かない曲調でしたw 演歌っぽいかな?


  
    【 1~4話の感想 】
1話の感想
{netabare}最初のシーンとは裏腹にギャグ中心でしたねw
木造平屋にマフィアがいるとはwwww
さらに荻野の復活の仕方やなんか最近の文化じゃないような作画、登場したものもありました^^{/netabare}

2話の感想
「機密文書盗難事件」と「母子ストーカー事件」
{netabare}一応圭がツッコミをしてますが、やはりツッコミを心の中でしてしまいますw 機密文書盗難事件なのにすごろくをしてタイムスリップして、母子ストーカー事件なのに犯人であるヴァレンティーノをてなずけたりと、、、もうこの設定で笑えてきますw 内容はもっと面白いです!ww
梓はお父さんより仕事が出来そうですねwwww
いろいろとwww
{/netabare}

3話の感想
「チョコレート悩殺事件」と「狼少女暗殺事件」
{netabare} バレンタインの話ですかね?w
ロレンツォは男の気持ちをよく分かってますねww
ガブリエラの目面白いですねwwww古い感じですね(^^;
あれ?優太の灼熱ジェラシーは・・・ド○ゴ○ボールのあれじゃ?(^^; あの気の高まりと言いw
最後はまさかオヤジギャグで終わるとは・・・意外ですw
ステラは可愛いですね^^ でもやっぱりボケのインパクトが強いですwww ステラの情報収集の仕方がなんか心配です(^^; でも、血じゃなくて本当に良かったです^^
{/netabare}

4話の感想
「制服警官襲撃事件」と「猫バカ洗脳事件」
{netabare}
因幡さんの弟の探し方が無茶すぎますねwwww
あれ?弟らしき人物がドンと話してますねww
いきなり事件に巻き込まれましたねww
因幡さんのホイホイって言動・・・まさかゴキブリホイホイの伏線?ww しかもバカだwww さらに弟発見! 急展開すぎw 鬼ごっこなのにずれてるww しかも弟息切れ早いw そうめいさんもツッコミどころですねw
殺すの!って思ったら旗でしたねwwww

猫好きを犬好きに・・・w ちなみに僕は犬好きですww なぜにヤギ好きになって世界征服wwww 
スフィンクスこええええwwww つっこめええええww
着ぐるみと猫を見間違えるとはw 誰か因幡さんのツッコミじゃあ足りないww 
弟は心が読めるみたいですね(゚д゚lll)琴(ry
洗脳マシンは本格的ですね。 本当に犬好きになったみたいですねw ってか舐められすぎだろw 
まさかのあの電撃で・・・(;_;) と思ったら生きてるねw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

探偵らしい事をあまりしない+悪役に魅力がある作品

(2013.1/11 1話:偽造通貨印刷事件・因幡洋誘拐事件)
{netabare}真面目な探偵アニメかと思いきや、ギャグアニメなのか?

毛に触れただけで個人を識別する。だからキューティクル探偵なのねwww
子山羊さん、変身後の因幡に恨みを持ってるみたいだね^^;3匹の子豚じゃあるまいし…
ロレンツォ(CV:小杉十郎太さん)なのかww

首領・ヴァレンティーノが主人公より良いキャラしてますね。
と言うか、全然探偵らしい事してないwww{/netabare}

(2013.1/19 2話:機密文書事件・母子ストーカー事件)
{netabare}首領が可愛すぎでしょwww 首領を愛でる為に観るわwww

緒方の犬好きに警察犬がストライキ(その中に因幡もwwwって犬扱いか!?(゚д゚;)){/netabare}

(2013.1/26 3話:チョコレート悩殺事件・狼少女暗殺事件)
{netabare}Aパート、安定のヴァレンティーノ回でした(*´▽`*)

ユータくん、勘が鋭いなwww
ココアと日本庭園のミスマッチ=和洋折衷だな。それにしてもヤギ可愛いであろー、ヤギwww

KEIJI、因幡より強いだろww

Bパートも、安定のヴァレンティーノ回でした( ´ー`)
やめて~ヤギだけは殺さないでくれ… この作品の魅力が無くなるからwww
ベルサイユ宮殿の「ベ」はベニヤ板の「ベ」とかww(。・w・。 ) ププッ

それじゃ、キューティクル探偵因幡の「バ」は「ヴァレンティーノ」の「ヴァ」wwww{/netabare}

(2013.2/2 4話:制服警官襲撃事件・猫バカ洗脳事件)
{netabare}ヤギ、肉と紙(紙幣)食べてるしwwww
日本国民ヤギ好き化計画って紙の消費ハンパなく上がりそうwwww

へぇ~、犬用の爪切りで日本刀って切れるんだー(棒)

遥が持ってたぬいぐるみの中、狼いたよねwww 首領、大丈夫か?{/netabare}

(2013.2/10 5話:天才タッグ結束事件・慰安旅行極楽事件)
{netabare}じゃあ、次はヤギでお願いしますwww
妄想を現実に…それだけ首領の妄想がくだらない事を証明しているんだな(゚д゚;)
ってか刑事、カテキン摂りすぎwww

「あろー、あろー、あろー、であろー」ヤギ、It's Cute!wwww

「そっちのヤギが首領で良いじゃん!」とか言うなよ…orz

そんな怪しい慰安旅行あるか!(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッwwww

「おのれ、デリケートさん!」が何か知らないけどツボwwww

この回が一番面白いwww{/netabare}

(2013.2/16 6話:黒幕”黒い牙“到来事件・オオカミの家)
{netabare}聡明さん:「ウール、ウールwww(面かせや!)」

弥太郎、杉田さんだったんか(゚д゚;) 喋らんから分からなかった^^;
今回、ヤギ成分少なめ?

リアルヤギ恐っ( ̄■ ̄;)!

EDだけが救いでしたwww{/netabare}

(2013.2/23 7話:毛立キューティクル学園入学・バー・ラグドール・キューティクルLIFE 13年前の馬鹿息子&10年前の馬鹿息子・九条組組長暗殺事件)
{netabare}圭くん相変わらずのツッコミ(´▽`) ノ

チャイムがヤギの鳴き声とかないわ~(-_-;)あと、鞄がダンボールに見える…
緒方と山羊が絡んでるシーンで首領が居なかったぞ!(-д-;)ドーイウコト?

ドン可愛いであろー。リアルヤギ、声だけならカッコいいであろー。
ん!?ヴァレンティーノファミリーってこんなに格好良かったっけ?

いつものヤギが良いですwww{/netabare}

(2013.3/2 8話:佐々木優太誘拐事件・因幡親子決裂事件)
{netabare}「あろあろあろあろあろっ」ヤギの扱いがwwww
ヤギ基、首領は非戦闘員というよりマスコットキャラですwww
ヤギは、どうでもいい…だと!?

遥、それを世間ではブラコンと言うのだよ。
しかし、良い所で終わったなぁ~^^;{/netabare}

(2013.3/9 9話:因幡親子誘拐事件(後編)・恋愛フラグ乱立事件)
{netabare}荻さんの前髪大好きなんですね、因幡w
「鬼が金棒2本持ってるよ!(゚д゚;)」wwww
いや、茶髪の特殊能力じゃなくてそれ、茶羽根の通常能力だからwww

あれっ!?今回ヤギの出番は?(-_-;)

ヤギ来たであろーъ( ゚ー^)
その、ドンのぬいぐるみ欲しいww

優太、ジェイソンマスクと太刀持って街中歩くな!ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ

なっちゃんの想い、報われるといいな…{/netabare}

(2013.3/16 10話:ヤギ園満事件・首領パワースポット陰謀事件)
{netabare}ヤギは、首領を知って好きになりましたwww ドンみたいなヤギなら触れ合い大歓迎です(´▽`)
「残像だ…」by飛影

捨て駒って、おいっヾ(ーー )ォィ

私にも首領パワー下さいww

ロレンツォ、イケメンwww{/netabare}

(2013.3/24 11話:首領・ヴァレンティーノ脱獄事件)
{netabare}動物愛護団体が黙っちゃいないZE☆
「人成らざる者の刑務所」それは動物園か何かですか?荻さんwww
そんな島、アルカモネ(゚ー゚☆キラッ
まぁ、確かに“無人”島ですね^^;

結構、いい話だったり?


「ハローであろー」の後の照れてるヤギカワイイな(*´▽`*)

今更な感じだけど、秋吉って聡明さんの前の器だったんだな。

今までで一番いい話(゚ーÅ) ホロリ{/netabare}

(2013.3/31 12話:「キューティクル怪盗誕生事件」「悪の組織拡大事件」)
{netabare}さすが、キューティクル探偵www
ダイヤ!?氷かと思ったw ダイヤモンド・ヴァレンティーノ!!カワイ過ぎ(*´▽`*)

毛、バファ○ンかよ!

ヤギ、元気ィィィィィ!wwww
えっ!?何この、急なホラー展開!?

福潤さん!!(ルルーシュ!) 楽しそうですねwwww{/netabare}

2期ありますよね、首領!?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

双葉。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

キューティックル〜♪なアニメ。

題名を観て(なんだこれは?)となった方も少なくないのでは?
その正体は…

髪のことを知りながら楽しめるgdgd系ギャグアニメ!
(でも終盤はシリアス展開もあるし何なんでしょうねこれw)

個性豊かなキャラ達が良いです。
たまにボケが多すぎてツッコミ不在になるので視聴者がツッコむ羽目になったり?

*因幡洋(cv:諏訪部順一)
因幡探偵事務所の所長。
毛から情報を読み取る能力を持ち、重度の毛フェチ。

諏訪部さんにしては珍しい感じの役です!
ゆる~いのが可愛いけど、かっこいい時は諏訪部ボイスでめちゃくちゃかっこいい♪

*首領・バレンティーノ(cv:大川透)

名前でブランド物を着こなした銀髪のムッシュを想像したら駄目ですよ~。
{netabare}ただのおっさんヤギなんですからね!{/netabare}
意外と馬鹿でドMなところが面白いです。

・野崎圭(cv:入野自由)
因幡探偵事務所のアルバイト助手で、本作唯一の常識人。
彼がいないと話の進行に支障が出るレベル。
ちなみに猫派。

1話目からツッコミ激しくて大変そうでした( ̄^ ̄)ゞ
いつもはこういう役下野さんがやってくれる感じのw
もちろん入野さんの演技も素晴らしかったです!

*佐々木優太(cv:下田麻美)
見た目は女の子にしか見えない女装少年助手。
因幡が好きなあまり近づく人間(主に荻野さん)には非道な振る舞いを見せる。

こんなに可愛い容姿なのにっ!
ヤンデレというか何というか…(笑)
皆がのほほーんとしてるのに対して彼は結構キツい一発を持ってきます(屮゚Д゚)屮

他にも
*荻野邦治(cv:森川智之) {netabare}親バカ刑事{/netabare}
*ロレンツォ(cv:小杉十郎太) {netabare}中身はダンディー{/netabare}
*ガブリエラ(cv:日笠陽子) {netabare}下僕がお好き{/netabare}
*因幡遥(cv:斎賀みつき) {netabare}可愛い。けど腹黒い。{/netabare}
*弥太郎(cv:杉田智和) {netabare}イケメンなのにギャグ!!{/netabare}
*夏輝(cv:瀬戸麻沙美) {netabare}健気、といえば聞こえが良いかも。{/netabare}
などが登場します^^

ストーリーは前記の通りです(笑)
是非一回は観て頂きたい!
あと、{netabare}OP詐欺のEDヤギw{/netabare}なのでまだご覧になっていない方は
是非ご注目あれ☆

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

64.1 9 復讐で漫画原作なアニメランキング9位
曇天に笑う(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (417)
2316人が棚に入れました
時は明治十一年。急速な欧米化に伴い、政府に不満を持つ人々が増え、監獄は囚人で埋まり、脱獄も後を絶たなかった。そこで政府は、滋賀県琵琶湖に重犯罪者専用の檻、日本最大・脱出不可能な湖の監獄、獄門処を設ける。その監獄への橋渡し人を請け負う曇家の三兄弟が織り成す大冒険活劇の幕が上がる……!

声優・キャラクター
中村悠一、梶裕貴、代永翼、櫻井孝宏、佐藤利奈、鈴村健一、大原さやか、三木眞一郎、能登麻美子、安元洋貴、下野紘、藤原祐規、藤原貴弘、岩崎ひろし

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

男性声優陣が魅力(*´ω`*)

維新後の混乱する明治を時代背景に
強く生きる3兄弟の姿を描いた作品。
全12話。
原作:漫画(未読)


滋賀県が舞台のお話。
明治維新以降、数多く出る犯罪者や脱獄者を
幽閉する監獄が作られた琵琶湖。
その湖畔に住み、犯罪者の最終的な護送を
担当する曇神社の3兄弟がメインとなる物語。

と、まぁ、こんな感じで始まるお話ですが
視聴前にチラッとチェックしたあにこれでの評価や
人気がイマイチだった事が功を奏した作品ですw
ハードルが下がったおかげで
そこそこ楽しめましたよ(´∀`)w

ジャンル的にはアクションなんでしょうか。
それでも世界観や設定、声優陣など全体的に見ると
やはり女子向けの作品になるかと思います。

ストーリーは可もなく不可もなくといったところ。
意外とテンポよく展開するのでサクサク視聴でき
あっという間の12話でした。
う~ん、何だろう。
悪くはないけど、これといった特徴や驚きが
ないまま終わってしまった印象が強いです。
もう一捻り欲しかったですね。

個人的に一番の魅力は豪華な男性声優陣。
3兄弟を演じる中村悠一、梶裕貴、代永翼を始め
しっかりとした配役が成されていますよ♪


メッセージ性は低いものの、兄弟愛や家族愛を
感じる事ができる作品でした(*´∀`*)ノ

「オススメ!」とまでは言えないかな(^^;)
好きな声優さん目当てなどで視聴するなら
悪くない作品だと思います。




《キャスト》

曇 天火(CV.中村悠一)
曇 空丸(CV.梶裕貴)
曇 宙太郎(CV.代永翼)
金城 白子(CV.櫻井孝宏)
安倍 蒼世(CV.鳥海浩輔)
牡丹(CV.佐藤利奈)
比良裏(CV.鈴村健一)
佐々木 妃子(CV.大原さやか)
武田 楽鳥(CV.下野紘)
屍千狼(CV.岩崎ひろし)
芦屋 睦月(CV.藤原祐規)
錦(CV.能登麻美子)
嘉神 直人(CV.三木眞一郎)
風魔 小太郎(CV.遊佐浩二)




《主題歌》

OP
『毘藍ノ風』/青木隆治(第2話ー第7話)
『流転ノ陽』/青木隆治(第8話ー第11話)
ED
『ATTITUDE TO LIFE』/ Galneryus

投稿 : 2024/11/16
♥ : 35
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

個人的に声優さんが豪華。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚

漫画原作のアニメです。
―って,これ少年漫画ってわけじゃないんですね!!
少年漫画原作だとばかり思ってました☆
アニメを観る前は大抵前情報なしで観るのでタイトルの響きからしてもっと「陽だまりの樹」のような真面目度(?)の話なのかなっと勝手に想像してたんですが…(「陽だまりの樹」観たことないけどね!!←),観始めたら全然少年漫画っぽかった(^-^;
でも,言われてみれば戦いながら技の名前叫んだりしてないし…。

時代設定は明治11年。
「るろうに剣心」が大好きなので,ちょっと惹かれました★
囚人を捕らえておくおく監獄,“獄門処”。
その場所はいつも曇天でした。
それは300年に一度訪れる大きな災いの前兆だといいます。
これは獄門処への橋渡し役を請け負う3人兄弟のお話です。

キャラクターデザインはそんなに好きじゃないんですけど(特に天火),あたし的に作画が崩れてるとは思わなかったのでまぁ許容範囲です。←上から(笑)。
BGMは和風っぽくて割と好きだったのですが,OP&EDがピンとこなくてあまり良い評価にしてません。
この作品で1番好きなポイントは声優さんだな!!
あたしあんま声優さんに興味はないんですが,それでもこの声良いなって思ったらクレジット目に入ってきます。
まず天火はあたしが最も好きなアニメ「氷菓」の主人公の声だし,空丸は「アオハライド」の洸で…。
白子さんは「怪~ayakashi~」&「モノノ怪」の薬売りさん!!声がエロいです☆(モチロン良い意味で。)
これは…って感じです(>_<)
でも,あたしがなぜ声優さんに興味ないかというとあくまで裏方さんとして捉えているというのもさることながら,作品によって全然違う表情を見せられて戸惑うから!!
ある作品ではカッコイイと思っても違う作品だと全然かっこよくない役やってたりするから,あくまでキャラクターとの相乗効果が生まれてるんだなって裏切られる(笑)。
この作品では天火。天火のキャラはあんま好きじゃなかった(というか観てて恥ずかしかった)からちょっと残念って思って★5とはなりませんでした。
空丸は少年漫画の主人公っぽいキャラでしたね!!
強い人の背中を追いかけてより強くなろうと頑張る。
宙太郎は可愛い♡けど「~ッス」がちょっとうざ…じゃなかった口説く感じちゃったりもしました。
宙太郎の中の人は「Free!」の渚くんか!!って後半になるまで気付かなかった。
ずっと女の人だと思ってた。
好きな声優さんばかりだったのになぜかぐっとこなくて,酷い言い方すると声優さんの無駄遣い感があるというかなんというか…。
逆に言えば作品の評価の底上げ(嵩増し)にはなってます。

お話は…
{netabare}大蛇に乗っ取られていくっていうの,「ふしぎ遊戯」の青龍の巫女を思い浮かべちゃいました。
天火が死んじゃった時,この話やだ(;_;)って思いもしたんですが,最後まで観て良かった。
やっぱ人が死ぬお話は嫌ですね。{/netabare}
あと気になったのは犲と滋賀県警の関係。
この2つって競合しないのかな。。
原作では描かれているんでしょうか。
あたし的にはもっと比良裏に登場してほしかったな。
あんま3兄弟との絡みもなかったし…。
{netabare}あと,白子さんが裏切っちゃったのはショックでした。
黒幕だったなんて!!
最初「怪しい(-_-)」と思ってたんですよ。
けど,作中で信用できる人だよってなってるから(天火が出し抜かれるわけないと思って…),まんまと騙されましたよ!!
そして,最後はどっちかっていうとお兄ちゃんがばしっと決めるか,3兄弟で一緒に倒すかしてほしかったけど,お兄ちゃんの代わりに武田くん…。
え。そこに食い込んでくる程のポジションに居たの!?とは思いました。
あとはゲロ吉。とにかく可愛いのだけど…なぜ突然大きくなった(笑)!?
なにその「犬夜叉」の雲母みたいな便利機能。
雲母は妖怪だから分かるけどさ…(汗)。
まぁ可愛いから許すけど…。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

キリカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

この時期はいいアニメ多かった!

この時期一番好きだったと言っても過言ではない作品です。ただ、この時期は君嘘、甘ブリ、SHIROBAKOとその他にもいい作品が多すぎました。どれも甲乙つけがたいです。この曇天に笑うは観ててはじめは普通に面白いだったのが6話あたりくらいだったかな。急に面白くなり最後も綺麗に終わり文句なしの最高の終わり方でした。なぜ、もっと評価されないのかわかりません。観てない人また、1話ぐらいで切った人6話辺りまで観てはいかがですか?きっと終わった後いいアニメだったとなります。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

68.0 10 復讐で漫画原作なアニメランキング10位
THE UNLIMITED -兵部京介-(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (559)
3243人が棚に入れました
風になびく美しい銀髪、何かを悼むかのようにその身にまとった漆黒の学ランを着た青年……彼の名は兵部京介。
エスパー犯罪組織パンドラを指揮し、超能力者の同胞たちのために革命を起こすまで、その黒い翼は闇の空を羽ばたき続ける。
椎名高志原作「絶対可憐チルドレン」に生まれた偽悪のヒーロー・兵部京介がオリジナルストーリーによるスピンオフ・アニメーションとなって登場!
刻(とき)の運命にあらがって、無限を解き放て…!
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

UNLIMITED―闇でしか裁けない罪がある―

2012年秋アニメの『CODE:BREAKER』と似た印象の作品ですね。あと、キャラデザがあまり好みじゃないです。

(2013.1/12 1話:超常脱獄 -Schooler of deadlock-)
{netabare}憶測ですが、主人公の兵部京介は過去に受けた出来事に対する復讐を行おうとしているのではないか?これで違ってたら…ね┌|゚□゚;|┐ガーン!!

OPで兵部に撃ちこまれる銃弾、そしてUNLIMITEDモード時に顕わになった兵部の額の銃痕、さらに実験場での一枚の写真から、そう思ったわけですよwww


これは主人公・兵部京介の復讐の物語なのか?{/netabare}


(2013.1/19 2話:暗殺のメロディ -Ghost of WW2-)
{netabare}冒頭でアンディは兵部達、組織を裏切ったのか?と勘違いさせられてしまった^^;

というか元々スパイのようだが…

兵部京介、まさにTHE UNLIMITED(限界ない)ですねwww

それにしてもアンディは色んな能力持ってそうwww{/netabare}


(2013.1/27 3話:清楚と汚濁 -Queen not a princess-)
{netabare}「P.A.D.R.A参上!」って中学生かwwwヾ(・・ )ォィォィ

エスパーとノーマルの確執らしいものも垣間見られたが、やっぱり兵部はロリコンなんじゃ?(゚д゚){/netabare}


(2013.2/2 4話:絶対領域 -Children Territory-)
{netabare}OPが英語から日本語になってる(゚д゚;)
サビ:闇でしか裁けない罪がある。時よ、永遠に止まれ

アンディの任務はパンドラに積載されている、とある装置を探し出す事。


ザ・チルドレンが君臨する新しい世界を造る事が兵部達の目的か。
ただ、ここにきて「絶チル」観てないと関係性が分からなくなりそうな展開は、やめてほしいな^^;

どうやら、兵部の復讐の物語ではなさそうです(>_<)

絶チルで主役だった彼女達のキャストも当時のままなんですね。

明石薫(CV:平野綾)
野上葵(CV:白石涼子)
三宮紫穂(CV:戸松遥){/netabare}


(2013.2/11 5話:ストレンジャーズ -Portrait of the family-)
{netabare}マッスルwww まぁ、他のキャラの個性が立ちすぎて、こういうキャラじゃないと印象薄くなるからね。

ユウギリの「はじめてのおつかい」回ですね
予算は…国民の税金からですか?wwww

アンディは合衆国の捜査官?、二重スパイと成るのか。
兵部が能力者だけの世界を造ろうとしている理由は前の大戦で上官の裏切りで同胞を失い、B.A.B.E.L.に復讐を果たし能力者を保護する為。それと、兵部の命はもう永くはない?

警備員、ルパンかと思ったwww

大量殺人者とエスパー達の救世主、どちらも兵部の顔であり、そのどちらが欠けても兵部ではない。{/netabare}


(2013.2/17 6話:闇、走る-As true as a lie-)
{netabare}アンディ、船から降りるのか?

拾ってくれた人への恩義の為に、兵部達と戦うのか。
兵部も自身にとってはこれが最後の革命(もしくは復讐)となる?

やっぱ、絶チル観た方が良い^^;?
兵部、アンディに昔の自分を見ているようですね。

次回から、その兵部の過去へと遡る展開なので期待!{/netabare}


(2013.2/23 7話:超能部隊 前編-Generation ZERO PART I-)
{netabare}兵部の過去編と言う事だからOP映像もモノクロに。所々大戦後と思われる描写もある
幼い兵部が出会ったフジコは、兵部少年にとって初恋の相手?

「絶対に大陸での戦闘には超能力特務部隊は派遣させない」この言葉は守られるのか?
兵部の超能力は超能部隊の隊員達の能力と同じ?{/netabare}


(2013.3/2 8話:超能部隊 後編 -Generation ZERO PART Ⅱ-)
{netabare}誰にも負けないくらい強くなる事を願う事が、兵部自身の為になる。
あの模擬戦前の、兵部の目は何なんだ?

超能力を持った自分が自分である為に、信じた道を歩む事を決めた兵部少年

カタストロフィー号の心臓である伊ノ八號は、あのイルカの脳だったのか(゚д゚;)

兵部という化け物を生み出し消し去ろうとするのは「恥」の意識からくるものなのか、はたまた「罪」の意識からくるものなのか?
どちらかというと前者の方だろうな。日本人だし…

マドンナ・リリー(白ユリ):汚れのない心{/netabare}


(2013.3/9 9話:カタストロフ -Pandora's box opens-)
{netabare}兵部、囮の無人機に簡単に引っかかったなww
合衆国は伊ノ八號を使って、エスパー達を根絶やしにする事で世界の覇権を握ろうとしているのか。

伊ノ八號、カタストロフィー号を失った兵部達は、どうするのか?{/netabare}


(2013.3/16 10話:遠い楽園 -Original Sin-)
{netabare}蕾見不二子は兵部の姉なのか。
兵部の考えに違和感を抱く、薫(Queen)…

早乙女(兵部を撃った人物)は兵部達を徹底的に仕留めるつもりなんだな。

兵部は早乙女への復讐を果たすつもりか。巻き込みたくないんだなきっと兵部は、これからの未来を担うチルドレン達を。
エスパーのノーマルへの想い、ノーマルのエスパーへの思惑、それぞれの思いはどのような結果をもたらすのか?

それにしても毎話ごとにEDが変わるのは観ていて面白い演出ですね!{/netabare}


(2013.3/23 11話:あらしの中のふたり -OUTLAWS-)
{netabare}OPがサイケデリックな感じになってる(゚д゚;) 
OPの演出が面白い(歌詞が日本語→英語、映像がカラー→モノクロ)

エスパーをノーマルが管理する世界を造りあげる事が早乙女の目的
ユウギリが造られた存在!?

予知は予知でしかない。それが全て正しいという訳ではないのだから、根絶やしにするという発想はどうも…

アンディの放ったトンファーの一撃に差がありすぎww
チャフなら窓を破壊して空気の逃げ道造ってあげればいいんじゃ…アクセラさんみたいにww

まさかのユウギリがラスボス展開なの!?(゚〇゚;)マ、マジ...{/netabare}


(2013.3/30 12話:未来へ -LΛST RESOLUTION-)
{netabare}自分の死と引き換えに薫を守る兵部は、正にナイト(騎士)だな。
リミッターをも凌駕する、兵部の永年蓄えられた体内因子(無意識に発する超能力の残滓)

結局、早乙女を殺さなかった兵部。殺してしまえば、ノーマルとエスパーの確執は深くなる一方だろう…
だから、殺さなかった。そうする事で、エスパーとノーマルが互いに思いあって生きていける世界を望んだ。{/netabare}

絶対可憐チルドレンのスピンオフとなるこの作品。
絶チルは未視聴ですが、これだけでも楽しめる内容ではあります。
1クールなので、個人的には、ノーマルとエスパーどちらが優位に立つのか?と言う答えを出さないで終わったのは良かったです。

続編が期待できるか…というと微妙でしょうね^^;

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

以前は椎名高志からギャグとエロを取ったら何も残らないと思っていましたが・・・

週刊少年サンデー連載中の椎名高志原作の漫画
絶対可憐チルドレンのスピンオフ作品です
私は原作こそ週刊連載を読んでいますが
数年前にアニメ化されたものは未視聴です
本作はどちらも全く知らなくても十分楽しめる作りにはなっていますが
チルドレン他バベルのメンツの紹介などは最小限な感じなので
どちらかに先に目を通してからのほうがいいかもしれませんね

椎名高志原作のアニメというと大分昔やっていたGS美神を思い出します
GS美神はギャグメインの作品の中にところどころシリアスな場面があって
そのギャップによってそれぞれを引き立たせるような手法でした
最近の作品だと空知英秋の銀魂なんかがそんな方向性ですね
その後の椎名作品にはあまり長く続かなかったものがいくつかありますが
基本路線は同じような感じでした

原作絶対可憐チルドレンも連載開始当初はそんな感じだったのですが
徐々にシリアス比率が高くなっていき
最近の本編はシリアスが中心で
その分不足しがちなギャグ要素を補うためか
「さぷりめんと」と題した4コマ漫画を
本編の扉絵代りに同時連載しています
ですから、今回椎名作品としては異例なくらいにシリアス路線ですが
今の原作の方向性からすれば必然だったかもしれません

話の中核になったのは大戦中の兵部と蕾を描いた原作の1エピソード
そこにアンディ・ヒノミヤと夕霧というアニメオリジナルキャラを投入しつつ
1クール分に見合うように話を膨らませた作品となっています
もともと好きなエピソードの一つでしたが
アニメ版はさらに深みが増してよくまとまっていました

最近本編の方ではショタ京介しか出てこない状態なので
久々に少佐が大暴れするシーンを見ることができたのは
色々と感慨深いものがありますね

オリジナルキャラの二人も良かったと思います
実質的に京介と同等レベルの扱いを受け
もう一人の主人公といっても過言ではないアンディ・ヒノミヤ
パンドラのあの濃すぎるメンツの中で
しっかりキャラが立っていたし格好良かったです
ただ視聴者に素性を明かすのがちょっと早かった気はしますね
もうちょっと引っ張っても面白かったんじゃないかなぁ

夕霧ちゃんはとにかくかわいかった!
クロワーゼの湯音といい東山奈央の幼女役は破壊力抜群ですね
もうこれは麻雀好きの女子高生とかスクールアイドルの妹とか
そんなのやらせてる暇があったらもっとょぅι゙ょ役を斡旋すべきだよ!

ちなみに原作の日本人キャラ達は皆
源氏物語由来の名前がついていまして
この二人もその命名規則に準拠して付けられています
夕霧は光源氏の子の名前ですし
ヒノミヤはおそらく輝く日の宮からでしょうね

この二人はぜひ本編にも登場・活躍させてほしいところです
アンディは既にサプリメントの方に出演を果たしていますし
そんなに望み薄でもないような気がしますがどうでしょうね?

単品のアニメとしてみても
スピンオフ作品としてみても
良くできた作品だったと思います

唯一の難点は声優に関して
もともと原作で持っていたイメージと
アニメで当てれらた声が合わないキャラが一人いたことです
まぁ好みの問題と言ってしまえばそれまでなんですけどね
それに今回のアニメでは大して出番も多くなかったので
それほど強くは気になりませんでした
とはいえ1期のアニメを観ようという気にはならないし
2期があっても観ないかもしれません
何しろ受け付けなかったのが主役(明石薫 - 平野綾)なんだもの・・・

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

闇でしか裁けない罪がある

解き放て・・・アンリミテッド!!

「絶対可憐チルドレン」のスピンオフ作品。
絶チルは未視聴ですが、これ単品でも内容は理解できるし、概ね楽しめました。
ただ絶チルの知識があった方が、より楽しめそうな感じはします。

主な見所としては、まず、良質な作画による超能力バトル。
エフェクトを派手に効かせてるのが特徴で、スピード感もあり爽快です。

エスパー犯罪組織「パンドラ」のリーダーである兵部京介
とある事情でパンドラに加入することになったアンディ・ヒノミヤ
この2人のメインキャラの関係性の変化も見所ですね。

普通人(ノーマル)から迫害を受けたり軍事利用される、
そんな理不尽な社会への復讐がパンドラ、そして兵部の行動理念。
人種差別をテーマにしてるわけですが、その辺りはちょっと消化不良でした。
復讐の対象が社会そのもの、というよりも
兵部が個人的に恨みを持つ人物に復讐の焦点が絞られ、話が小じんまりしてしまった感。
せめてそのキャラ(ラスボス)を、もっと初期の段階で匂わせておけば
また印象は違っていたかもしれません。

OPとEDに凄く力が入っていて
特にEDに関しては、物語後半から毎回のように曲や映像が変わります。
その回の内容に適したものになっていて、スタッフの作品への愛情と拘りを感じました。

話題性には乏しかったけど、今期の中では私的TOP3に入る作品。
「厨ニ」「ダークヒーロー」「能力バトル」が好きな方は観て損はないと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 39

75.4 11 復讐で漫画原作なアニメランキング11位
剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (368)
1677人が棚に入れました
戦災孤児のガッツは、傭兵ガンビーノの気まぐれで拾われて育てられた。ガッツはガンビーノの役に立とうと懸命に剣の稽古をする。そして数年後ガンビーノは戦場で両足を失ってしまう。ガッツは一人前の傭兵になりガンビーノの面倒を見ていたが、当のガンビーノはガッツに養われるのは我慢ならなかった。酒におぼれ、ついには寝ているガッツに切りかかる。反応したガッツは、ついガンビーノを殺してしまう。育て親殺しとして追われる身となったガッツは、各地を転々として傭兵として生きていくのであった。身も心もすさんで行くガッツ。そんな時、連戦連勝の噂を持つ傭兵団「鷹の団」を率いるグリフィスと出会う。

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

どうも、原作ファンです。アニメの方も観てみようかと。

劇場版公開に伴い、その比較を兼ねてまず旧アニメ版の方を視聴しました。

こちらの方も、劇場版3部作と同じく黄金時代篇がメイン。
コミックス(原作)でいうと14巻あたりまでの内容となっております。

気になった内容・作画・声優・音楽について触れていきたいと思います。

内容の方で残念だった点↓

1.主人公「ガッツ」の幼年期のエピソードが軽くしか触れられていない。
なので、ガッツの持つ悲壮感が表現しきれていません。育ての親「ガンビーノ」のガッツに頬を切られてカッとなるシーンや、飼い犬を蹴るシーンが省略されたことで、ガンビーノの持つ複雑な心境も伝わり難くなっています。
肉体派オラオラ系で圧倒的な強さにより敵をなぎ倒してゆくキャラは巷に溢れかえっており、ガッツもその部類ですが、薄っぺらさがなくどこか魅力的に感じてしまうのは、過去に絶望を味わってることがその理由のひとつだと思うのです。
なので、ダークヒーロー・ガッツのキャラ付けとして幼年期の忠実な映像化は欠かせないと思います。
でも‘貫通シーン’はさすがに無理なのかな?w

2.「髑髏の騎士」が登場しなかったということ。
髑髏の騎士は、重要な見せ場である『蝕』のキーパーソンです。
彼が出てこなかったため、『蝕』が締まりのない中途半端な格好になってしまいました。
あの終り方は正直なんのオチにもなっていません。
どうせ伏線回収しきれないから、という理由からかも知れませんが。

その他の省略された部分はそれほど重要なシーンではなく(個人的な判断ですがw)、それで妥当かなといった感じ。むしろ、上の二点を除けば押さえるべきところはちゃんと押さえており、すごく出来は良いと思います。

作画の方について↓

古い作品なので今のアニメと比較するまでもないのですが、物語が進むにつれてどんどんレベルが上がっていきます。終盤には劇場作品(もちろん当時のレベルでw)と比べても遜色ないカットが増えてくるので興奮します。キャラの表情の描写が丁寧。グリフィスの狂気染みたときの表情が原作通り再現されていた。目の書き方とかもうバッチリ。
でも、戦闘シーンの迫力・疾走感は物足りないです。
昔の作品なので贅沢は言えませんが。ボリュームがあり、見応えは十分です。しかし血が飛び散る描写が多々あり、苦手な方は気持ち悪くなるかもしれないです。私も、コミックスだと全然平気だったのですが、映像で観ると案外気持ちの悪いものだなぁと思ってしまいました。
それでもエログロさは原作に比べると控えめ。てか、忠実に再現されると絶対オエッてなるw
映像化する際には、ある程度控えめにした方が観れる気がします。
なので、バランスは良かったと思います。

次に、声優さん↓

これに関しては、とにかくグリフィス役がすごくよかった!!
品のある二枚目なお声。高すぎず、低すぎず、ホント絶妙としか言いようがない。
グリフィスの中性的な美しさ、気高さ、強さ、脆さ、危うさ。その全てが声にしっかりとこもっている。
ここで声優さんに興味が湧きちょっと調べてみました。(一部、黒ペからのソースなので信用しないで見てねw)

グリフィス役の「森川 智之」さん→(出演作:純情ロマンチカ・世界一初恋…などなど)
って、どこかで聞いたことのある作品名だな…嫌な予感w(´・ω・`;)
と思ったらやっぱりBLの人なのねw しかも、アダ名がBL界の『帝王』だなんて、グリフィス顔負けの大物ぷりだなおいww 経歴見ると本気で大物でしたww 福山潤さんのボスなんですね。
恥ずかしながら、私はこのアニメで初めてその存在に気がつきました。
でも、意識してなかっただけでこの人の出演作品を結構観ていた(BLモノじゃない方ね)ことにも気がつきました。ホントいろんな作品に出てらっしゃるんですね!

そして、ガッツ役の「神奈 延年(のぶとし)」さん→(出演作:Fateのランサー役など)
兄貴声がすごく素敵。実はこの方も‘純情ロマンチカ’に出てらっしゃるんですよねwすごいww
(この方はリアルではないそうですが)
なにこれ、中の人面白すぎでしょーwww

ああっと、いけないベルセルクから話題がずれかけてるw
原作の方もガッツとグリフィス、二人の友情がBL臭く見えなくもないことから、
このキャスティングはキャラとの相性バッチリで、だからしっくりきたのだなと納得しちゃいました。
まあ、ベルセルクのアニメの方が古いので実際のところ関係はないと思いますがw

音楽の方は「平沢 進」さんが担当。脳が浸蝕されるような独特のエレクトロサウンドを展開する彼。
今作の劇中歌『BERSERK 〜Forces〜』でも、その片鱗をうかがうことができます。
平沢さんの曲が好きなので、視聴前から曲だけはよく聴いてました。
ベルセルクの世界観と相性バツグンです。
OPとEDは違う音楽グループによるものですが、力の抜けたダークな感じがなかなか良かったです。

長くなっちゃいましたね。スイマセン。
結局、この作品は原作ファンにとっては観て楽しめるものだと思いますが、原作から抜けてる部分が多いので、知らない人だと全然感情移入できず、つまらないのではないかと思います。
なので、ベルセルクに少しでも興味のある方は原作を読むことをおススメします!

劇場版ではどれだけ進化・改善されているのかとても楽しみです^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 29

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

映画版よりも鋭く繊細です

原作準拠の映画版と比べて余計なシーンが少なく、中だるみ無しで一気に見れます。クライマックスに至るまでの過程については端折りすぎなのではという批評も散見しますが、私個人としては、当時原作を未読であった事もあり、違和感無く視聴出来ました。ただ、余りにも目まぐるしく変化していく展開には戦慄を覚えた記憶があります。

戦闘シーンに関しても描写が極めてスマートで、多くの場面でポリゴンモデルを用いている鈍重な映画版と比べ、スピーディーかつ繊細で無駄がありません。取り分けグリフィスが剣を抜く全てのシーンは華麗の極みです。また本作の特徴の一つでもある凄惨な描写も、取捨選択がきっちりしているのでダダ漏れ感が無く、冷たいナイフの様な鋭さで心をえぐられます。オープニング、エンディング、劇中音楽も軽薄さが無く、作品の世界観との高い親和性が感じられます。

最後に声優についてですが、これは今更この場を借りて評価するまでも無く、キャスティングは非の打ち所無し、演技に関しても超高水準という事で満場一致なのではないでしょうか?

総じて、原作の中途までしか描いていないアニメ作品としては非常に高級かつ完成度の高い作品だと言えます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

衝撃のラスト

とにかく原作が素晴らしいので、アニメもかなり面白いです
古いアニメなので作画も古め。
まぁグロさと残酷さではアニメ史上でもトップクラス・・・いやトップといってもいいぐらいです
そういうのが苦手な人はおすすめできません
まぁ終盤以外はそう大したことないかも知れませんが

主人公のガッツが成長し最強の戦士となっていくストーリーなのですが・・・
ラストはもはや異常です。原作でいう前半のクライマックスなのですが
原作が未完なので、一番衝撃的なシーンでアニメが終了してしまいましたw

続きが知りたい人は原作で

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

65.8 12 復讐で漫画原作なアニメランキング12位
ラディアン(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (106)
472人が棚に入れました
トニー・バレントさんのマンガが原作で、魔法使い見習いの少年が、世界を救うまでの活躍を描いた冒険ファンタジー。友情や努力、絆、出会いと別れなどを通して少年が成長する姿や強敵とのバトルが描かれる。

声優・キャラクター
花守ゆみり、悠木碧、大畑伸太郎、朴璐美、小市眞琴、遊佐浩二、子安武人、山口勝平、吉野裕行、東山奈央、三宅健太、寺島拓篤、早見沙織、佐倉綾音、緒方賢一、木村良平、稲田徹、速水奨

匿名係長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

高評価多いから見てみたけど

ネメシスという化け物が世界を荒らしている。
対処できるのは過去にネメシスに触れ呪いを受けた魔法使いだけ、しかしそんな魔法使いも忌み嫌われているという設定。

うーん、戦う理由が分からない。
小悪党が言っていた、助けてやっても感謝の言葉すらなく、頼られるのはネメシスが現れた時のみで、倒してもその後は掌返しって、、、
ホント、そんな奴ら助ける動機が見つからないと思ってしまう。
あるとすれば依頼されて倒すことで得られるであろう報酬くらいでわ?

加えて主人公が精神的に子供すぎるというか、バカすぎる。

何というか主人公の戦う理由が、カッコいい魔法使いになりたいとか、魔法使いが誤解されてるのがどうというフワッとしたもので始まっている事がこの上なく共感出来ない。

そこは過去に親を殺されたから駆逐してやる的な理由があって然るべきなのではないか??

どこからともなくやってくるネメシスの巣を見つける為に旅に出るらしいが、師匠がそんなものは御伽話であって、有るならとっくに誰かが見つけていると、、
ホントその通りである。

主人公はやってみなきゃ分からないと話を全く聞かない系だし。
結局旅立つとして、当ての無い旅なら現状と対して変わらないのではないか?
(主人公達が住んでる家は気球みたいな飛行船)
てか、全くの半人前である状態で旅立って何ができるというのか。

徳川の埋蔵金を見つけ出す!と言って子供が家を飛び出るようなものだ。

せめて何かしらの情報を手にしてから冒険スタート出来ないものなのか?
と、色々と思うところだらけなんですよ。

この後、仲間出来たり成長して強くなったり強敵と戦ったりするんだろうけど、こんなフワッとした状態でストーリー進んで面白くなるのだろうかと不安が大きい。

レビューでは高評価多いので、ちょっと期待しすぎていたのだろうか。
もちろんまだ3話までしか見ていないので、評価材料は少なすぎると思いますが、現段階では正直面白くないという感想です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

NHK王道冒険ファンタジーの遺伝子は?

地上波夕方ヒロアカの後は逆転裁判…
えぇまたこれかと思ってたら

裏番組のEテレで放送

監督:岸誠二(瀬戸の花嫁、月がきれい、あそびあそばせ)

声優
主人公セト:花守ゆみり
ヒロイン:悠木碧
他、豪華声優人多数…

異世界魔法ファンタジーかな?王道アニメに期待です!


4話まで視聴
思った以上にゆっくりした展開、ようやくヒロイン登場&冒険スタートって所かな?
ヒロイン役に悠木碧さんだった理由が分かる回でした。
さすが何種類も声出せる悠木碧さんにピッタリのヒロイン設定。

私的にNHK冒険ファンタジーアニメで思い出されるのが未来少年コナン、ふしぎの海のナディア
NHK名作冒険ファンタジーアニメの遺伝子は引き継がれてるのかな?

視聴完了
最近では珍しい2クール近い話数なのに安定した面白さは流石、NHKでした。
意外と政治的な主張があったり、モダンファンタジーアニメだった。
ファンタジーの割りに若干ワクワク感が足りないのがマイナスかな…
それは今期残した謎を解決してくれる2期に期待。

主人公セトを演じた花守ゆみりさん、少年役に違和感なくって最大の発見かも。
色々声出せて多くのキャラ演じれるのは悠木碧さんと思ってたけど、花守ゆみりさんもこれから少年役増えそう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

起承転結の「承」に工夫が欲しい

2018年10月~2019年3月放送のTVアニメ。第1期全21話。
第2期が2019年10月より放送開始と発表されているので、今回物語評価は3のままにしてあります。

トニー・ヴァレントによるフランスの漫画が原作で、2019年3月現在、邦訳版が9巻まで刊行。私は未読です。

海外の漫画原作というのが気になったので視聴しました。
原作も日本の漫画を意識した作りだそうですし、アニメも違和感なく見られます。ただ序盤は独自性が見出せず、少し飽きてしまった時も。
作画は安定していましたが、もう少しコンテ・演出に工夫が欲しい。
エンドカードがいつも凝っていて楽しかったです。


【良かった点】
ストーリーは王道で直球勝負なのが小気味良く、反面、移民や魔法使いへの偏見と迫害が重くシビアな見所を作っています。この点は海外の作家の感性かな?
さらにアルテミス学院という明るい街が、重い世界観の中で清涼剤的な役割を果たしていて良かったです。
{netabare}
キャラクターの好感度がとても高かった。
意外と暗い世界観に対して、主人公のセトは物怖じせずいつも明るいので、辛い描写があっても見ていて引きずらないで済みました。
セト視点では描けない異端審問官側から世界観を見せてくれるドグラノフが対比的で、それも良かったです。
また女性キャラにそれぞれ個性と魅力があり、特にアルマが最序盤では物語を牽引し、テーマを明確に見せてくれました。
セトに対して母親たるアルマ、良き友人たるメリ、迫害された経験を共有しその死がセトの心の傷となるハーメリーヌ。この3人は立役者だと思いますし、配役も演技もとても良かったです。{/netabare}


【気になった点】
{netabare}原作に対してアニメの尺が長すぎるとわかってしまうのはいかがなものか…
展開が丁寧なのは悪いことではないですが、1クール目では話があまり進まない上、世界観を掘り下げるような展開には主人公が絡まず、正直掴み所が無い。アニメ独自の部分がちょっと煮詰め切れていない印象がありました。
「偏見」「迫害」というテーマを肉付けする回をいくつか入れるなどして、コミカル回とのメリハリを付けるのも一つの方法だったかな、と思います。{/netabare}

起承転結の「承」に何を描くかで作品の厚みが増していくものだと個人的には思っているので、展開をもう少し早めにして、尺が余るなら内容を詰めていく工夫が欲しいかも。
今のところ、第2期も可能なら見てみようかと思っています。(2019.3.11)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

62.1 13 復讐で漫画原作なアニメランキング13位
無限の住人(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (95)
530人が棚に入れました
「剣道とは勝つことへの道」を標榜する剣客集団・逸刀流。彼らに両親を殺された少女・凛は仇討ちを遂げるため、不死の肉体を持つ男・万次に用心棒を依頼する。

声優・キャラクター
関智一、佐藤利奈、野島裕史、中井和哉、江原正士、小西克幸、浪川大輔、能登麻美子、豊口めぐみ、森川智之、三木眞一郎、坂本真綾、菅生隆之、関俊彦

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

『テクノライズ』に似てると思ったんだけど・・・・・

ストーリーは、不死身の力を手に入れた主人公が家族の仇討ちをする少女に力を貸す、というもの。

話は中途半端で終わっていて、オリジナル展開ですらない。復讐相手を一話or二話で一人ずつ倒していく。

中途半端な時点で物語の評価はできないけど、この作品の一番悪いところは作画。明るい時はいいんだけど、夜の戦闘シーンはものすごく見づらい。ただ元々作画が精巧な作品ではないから戦闘シーン自体も見どころと言う程ではない。個人的には『テクノライズ』に似ていたから誰か作画に関係者がいるのかと思ったけどそんなことなかった。


実写映画もやっていてキムタクが主役の万次を演じてるけど、「無限の住人」で検索したとき「大コケ」って出たからそんなに評判良くないのかな?


【追記】
アマプラでやったリメイクアニメを観るために、この作品も一話から観直したけど、観る必要無かったな(笑)
向こうの声優も豪華だけど槇絵に関してだけは能登さんが良かった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

そうなんだ。。新作が好きなら観てもいいかも

 
原作は未読。
新作『無限の住人 IMMORTAL』 は視聴済み。

だもんで・・
 ↑
 ちなみにこれって静岡なまりらしいですね・・
 自分は静岡出身じゃないですけど

どうしても比較して観てしまうのは必定・・
ってことで・・

OPがちょいエロw

■エピソード
一話目、万次の妹のエピソードは新作にはなかったですね。
新作で万次が「死んだ妹に似てるよお前」と言っていた背景が初めてわかって良かったです。
~{netabare}
ニ話からは新作と同じようなエピソードでした。
中身のエロさは新作の方がずっとすごいけどw
{/netabare}~

エピソードそのものは、原作が同じなので惹かれる部分はありますね。

■作画や演出
絵のインパクトは、まあ比べるべくもないかな。
演出は映像に頼らずとも心情描写ができていて悪くないような気がします。
まあ古い作品なのでそこは加味しないとですが。

■キャラ/キャスト
ヒロインの燐は声が良かった。
要所でのカットはやはりカワイイ。
これは視聴モチベとしては充分でした。
~{netabare}
万次:関智一
 はじめ細谷さんかと思った。
 関さんは・・
 エヴァンゲリオン(鈴原トウジ)
 フルメタル・パニック(相良宗介)
 Fate/stay night(ギルガメッシュ)
 Fate/Zero(アーチャー)
 PSYCHO-PASS サイコパス(狡噛慎也)
 鬼滅の刃(風柱:不死川実弥)
 呪術廻戦(パンダ)
 めちゃくちゃお世話になってましたw

浅野凜:佐藤利奈
 佐倉さんと声似てる・・
 新作であやねるが選ばれたのは必然かな。
 利奈さんは・・
 ネギま!?(ネギ)
 とある科学の超電磁砲(御坂美琴)
 アマガミSS(棚町薫)
 咲-Saki- 全国編(臼沢塞)
 シドニアの騎士(田寛ヌミ)
 すのはら荘の管理人さん(春原彩花)
 エガオノダイカ(レイラ・エトワール)
 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(リュカ)
 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編(産屋敷あまね)
 ARIA The CREPUSCOLO(アテナ)

 え・・ARIAで川上さんを引き継いだ方だったんですね・・
 今こうして知ることになったのも必然かな。

乙橘槇絵:能登麻美子
 頭巾を取ると美しい・・
 能登さんのお色気シーンが貴重。
 ま、最近はゴールデンカムイなんかも
 やってますが、CLANNADやってた頃を
 知るものとしては・・ねw
 ちょいとおさらいしてみましょうかね・・
 CLANNAD(一ノ瀬ことみ)
 大正野球娘。(宗谷雪)
 花咲くいろは(輪島巴)
 地獄少女(閻魔あい)
 宝石の国(ユークレース)
 はたらく細胞(ナレーション)
 ゴールデンカムイ(インカㇻマッ)
 かくしごと(姫の母)
 君に届け(黒沼爽子)
 リゼロ(エルザ)
 うん。

百琳:豊口めぐみ
 今作ではキャラは無事なままでした ^^
 豊口さんは・・
 咲-Saki- 阿知賀編(渋谷尭深)
 転生したらスライムだった件(大賢者)
 エグゼロス(ギタイ蟲)
 魔女の旅々(ローズマリー)
 ふむ。

町:坂本真綾
 万次の妹?
 即死キャラにマーヤさんとは・・
 出演紹介はありすぎて断念w
{/netabare}~

てか、尺があるとはいえ、ソコで終わったら・・
消化不良でしょやw

たしかインタビュー映像で、原作者は再アニメ化の話があった時、前例があって迷ったとか言っていたような。まーこういう作り方、終わり方されたんじゃ分かる気もしますね。

新作、二期としてではなく作り直してくれてありがたいです。

でも自分は、これはこれでなかなか楽しめました。
新作を観たからこそかも知れませんが。

 原作:沙村広明(講談社「アフタヌーン」連載)
 監督:真下耕一
 キャラデザ:山下喜光
 制作:BeeTrain
 制作協力:Production I.G
 放送:2008年8月
   (新作は2019年10月)
 視聴:2020年11月 dアニメストア

実写版はなんか観る気がしないなぁ・・w
 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

刮目せよ! 凶気の宴、ここに開幕!

この作品の原作は未読ですが、2019年の秋アニメで「無限の住人-IMMORTAL-」が放送されることを知り、是非先に視聴しておきたいと思い、この作品を手に取りました。
本当はもう少し早めに見終えたかったのですが、リアタイ作品の視聴に追われ今まで時間を要してしまいました。


「勝つ事こそ剣の道」と断ずる逸刀流統主・天津影久に両親を惨殺された
少女・凜は、身に血仙蟲を埋め込み不死身となった100人斬りの男・卍を
助っ人とし、仇討ちの旅に出る…!

1993年、アフタヌーン誌上に登場するや、その圧倒的な画力・大胆な演出、
斬新な殺陣…等々により「時代劇」というジャンルを一躍エンターテインメントの
主流へと蘇らせた[ネオ時代劇] 遂にアニメ化…!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

本作が放送されたのが2008年なので今から10年以上前になります。
確かに若干の古さは感じましたが、キャラデザなんかは今でも十分通用するほど綺麗だったと思います。

少し気になったのが放送期間です。
全13話であるにも関わらず、7月から12月までの2クール分を使って放送されていたんです。
これも大人の事情が関連しているのでしょうか。

それと起用されている声優さんは、今でもバリバリ活躍されているベテランの方々です。
主人公の卍が関智一さん、ヒロインの浅野凜がサトリナ、これに能登麻美子さんまで出てくるのですからテンションは上がりまくりです。

そして一番気になったのは何故全13話だったか、ということです。
それは、全13話で物語が完結していないからです。
アニメの放送期間が2008年の7月~12月で、漫画の連載が2012年の12月まで続いたようなので、アニメが連載に追い付いてしまったからでしょうか。
妙なアニオリエンドにしてしまうと作品のイメージを崩しかねないから、途中で終わらせたのかもしれません。
それなら何故続編が制作されなかったのでしょう。

親の仇打ちの旅…
それは仇討ちが決して楽な旅じゃないことを思い知る旅でもありました。
何度も心が折れそうになりました。
確かに凜は無天一流当統主の一人娘です。
ですが、統主の子供が必ず強いという訳ではありませんし、ましてや凜は非力女の子なんです。

そし相手は仮にも統主…力の差は歴然としています。
だから卍の力を借りたんです。
自分の使えるものは全て使って倒す相手が親の仇…
ようやくそう前を向くことができたというのに…
ここで終わってしまったら、ただの販促作品になってしまいます。

だから、10年もの時を経て今回アニメが制作されたのかもしれませんね。
「無限の住人-IMMORTAL-」は未だ視聴していないので、物語がどこからはじまるかが物凄く気になります。
本作の続きでも構いませんし、10年間に進化した技術を駆使して物語の初めからでも良いと思います。
でもせっかくなら個人的には後者であると嬉しいですけど。

そういえば、AパートとBパートのアイキャッチ画像がやたら現代風でした。
本作は時代劇であるにも関わらず、アイキャッチ画像には高層ビル群が描かれていましたから…
両者がどの様な関係があるのか…最後まで視聴しても分からなかったのが少し残念です。

オープニングテーマは、枕草子さんの「赤いウサギ」
エンディングテーマは、GRAPEVINEさんの「wants」

1クール全13話の物語でした。
思いのほか堪能できた作品でした。
そしていよいよ「無限の住人-IMMORTAL-」を視聴したいと思います。
今度は物語が完結するまで描かれることを期待しています。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

71.2 14 復讐で漫画原作なアニメランキング14位
トライガン [TRIGUN](TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (320)
2274人が棚に入れました
砂だらけの荒涼たる大地、容赦無く照りつける二重恒星からの日差し……ここは5つの月を従えた砂漠の星。人々は荒れた大地にしがみつき、血と汗で大地を湿らせながら細々と生きている。そのささやかな暮らしも、荒くれどもが銃をぶっ放して台無しにすることもある……ここはそんな世界。その過酷な世界に1人、赤いコートにトンガった金髪の、トラブルメーカーがいた。名をヴァッシュ・ザ・スタンピードという。彼は荒涼としたこの世界を放浪しながら、何かを探している。分かっているのは彼が凄腕のガンマンで、とてつもなくタフで、そして、筋金入りの平和主義者だということ。気のいい青年だが余りの傍迷惑ぶりに、付いた渾名が「人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)」。とうとう局地災害指定を受ける羽目になった彼には、保険会社からお目付け役が派遣される始末。しかし、彼には幾つもの秘密と、胸に秘めた決意があった。

Cat_See さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最強の力で最弱の選択をトライするガンマンの話

満足度は適当につけています。
映画版を含めての感想です。

この作品の魅力は、
葛藤しながら生きるしかないというわがままな結論があるところ
だと思いました。

普通ならば、その人の考え方があるだろうと妥協するところを、
主人公は他の人にも強要し、どんな反論があれど一歩も引きません。

これは非常に身勝手に見えたり、かっこよかったり悪かったりと、
いろいろな見方があります。

なぜかっこよく見えるのか、悪く見えるのか、または
身勝手に見えるのか。

それは、主人公に葛藤が見えるからだと自分は思いました。

葛藤していてハッキリしないから、カッコ悪い。
葛藤してでも戦ってるのが、かっこいい。
葛藤してでも押し付けてるから、わがまま。
しかしそれは、どれも命を守るための葛藤。
その葛藤の先にあるものがどんなことでも、主人公は選択を迫られる。

という、銃を撃つ撃たないと兼ねたところも面白いと思いました(*´∀`*)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

目をそらすなよ。 君の今までの人生が、 どんな人々の思いの上に成り立っていたものか、 知らずにいられるほど、愚かでもないだろう。

原作が未だ終了していなかった為、アニメに際してはオリジナル要素を含んだ結末で話を終了させていますが、出来はかなり良いです。今堀恒雄さんの手掛けるOPは重厚なサウンドが心地良い感じで響き渡っており、素晴らしいものに仕上がっています。今ではすっかりメジャーなアニメ脚本家の黒田洋介の初期の代表作品でもあります。ちなみにタイトルは主人公ヴァッシュの私が作中で最も好きな台詞から引用したものです。

{netabare}主人公のヴァッシュは『不殺』の信念を持っていて、どんな状況であろうと、どんなに相手が外道でも、彼は不殺を遵守して戦いに望みます。ヴァッシュ自身の戦闘力は非常に高いものの、この主義が災いして、結果的に大怪我を負ったり、相手に苦戦を強いられるなどのケースもありましたが、それでも彼はその事について後悔を口にすることはありません。普段のヴァッシュのキャラは非常に明るくて、女好きの軽いノリのお兄ちゃんなのですが、真面目な所はバシッと決めます。声を担当している小野坂さんのメリハリとした演技が、ヴァッシュの良さを更に引きだたせていたといっても過言ではありません。

ヴァッシュだけでなく、超がつくほど個性的なウルフウッドを初めとする魅力的なキャラクター達。ウルフウッドはヴァッシュをも凌ぐ人気を誇っており、特に巨大な十字架を思わせる外観の異様な武器『パニッシャー』はそれだけで戦艦級の破壊力を持ち合わせており、ヴァッシュとはまた違った量で圧倒する戦闘スタイルは非常に見栄えのするもので、格好良かったですね。ヴァッシュとは時々考え方の違いから対立する事もありましたが、ウルフウッド自身も軽いノリのあんちゃんという出で立ちなので、ヴァッシュとは『名コンビ』といっても差し支えない絡みを見せてくれました。ただ惜しむらくは原作・アニメ共に死亡してしまうのですが、原作の死に方が素晴らしかったので、当時はまだそこまで話が進んでおらず、死に方をオリジナル展開にしなければならなかったアニメでのウルフウッドのラストは見劣りしてしまうなというのが、少し残念です。

また当時はアニメの作画が今の様に綺麗でなかった為、ウリでもある戦闘シーンの『動』の迫力がいまいちな点があったのは否めません。その代わりといっては何ですが、1VS1のような『静』の迫力は場の空気を全面的に押し出す事で、緊迫感を高めるような工夫をしておりました。例えば登場人物の表情で場の雰囲気を一変させるような演出もしていたとかですね。その点に関しては良い仕事をしてくれた印象ですね。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

極悪人を許す行為と殺す行為 どちらが正義か悩み葛藤する物語

この物語はガンアクションがありますが、とても温かい内容です。

主人公のヴァッシュ・ザ・スタンピードは、最強と噂される凄腕ガンマンです。
だが彼は平和主義者で、どんな時でも人を殺しません。

不殺の信念を貫く彼は、全身のいたるところに生傷が絶えません。
ときには激しい怒りを感じ、悔しい思いもします。
それでも彼は、自分の信念を捨てることはありません。

私だったら、こんなに体が傷つけられて悔しい思いをするのには耐えられません。
きっと不殺の信念を捨てるでしょう。

ところで、どんな極悪人でも決して殺さない彼の判断は、周りの人をも不幸にしていきます。
なぜならば、彼の行く先で、必ず彼に挑戦し名を上げようとするならず者が現れ、
そのあおりを受けて周りの人が傷ついたり死んだりするためです。

だから彼には「人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)」というあだ名がつき、彼が通った場所は局地災害指定となります。
しかも彼には600億$$の賞金がかけられます。


ヴァッシュは、3人の仲間(?)と一緒に旅をします。
一人は小柄な女性のメリル・ストライフ。もう一人は大柄な女性のミリィ・トンプソン。
彼女ら二人は、保険協会の災害調査員です。ヴァッシュが事件に巻き込まれ「災害」が発生した際の査定をします。
もう一人は牧師のニコラス・D・ウルフウッドです。

みんなとても温かく、ヴァッシュは3人を信頼し、仲間だと思っています。
だがウルフウッドの本当の目的は、{netabare}ヴァッシュを葬ることでした。{/netabare}

ウルフウッドは牧師ですが、極悪人を平気で殺します。
そうすることで、多くの人を救える確信を、彼は持っています。
実際に、その判断のおかげで、ヴァッシュたちが救われたこともあります。
ウルフウッドの強烈な魅力に、私は圧倒されました。


ウルフウッドの信念とヴァッシュの信念とが異なるところが見ものです。
どちらが牧師なのか、疑ってしまいます(^_^;)

まだ見られていない人は、この物語を見て、おおいに心を葛藤させてください。
きっと心に残る物語となるでしょう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 30

56.9 15 復讐で漫画原作なアニメランキング15位
世界でいちばん強くなりたい!(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (373)
1720人が棚に入れました
国民的アイドルグループ『Sweet Diva』で人気を二分する萩原さくらと宮澤エレナは、ライバルでもあり、また、お互いを認め合う大切な仲間でもあった。
ある日、TV番組の収録で『ベルセルク』のプロレスラー・風間璃緒と絡んだエレナは、プロレス技を受け怪我をしてしまう。
大切なものを傷つけられたさくらはエレナの仇を取るため、プロレス勝負を挑むのだった。
さくらは戦いの末に何を見つけるのか!?

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿澄佳奈、戸松遥、金元寿子、鳴海杏子、花澤香菜、三森すずこ、上坂すみれ、佐藤利奈、大坪由佳、伊藤美来、雨宮天、喜多村英梨、徳井青空、たかはし智秋、立木文彦、岡本信彦、世志琥、高垣彩陽

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

Blu-ray&DVD第4巻映像特典「萩原さくら&豊田美咲 夢のタッグ結成!VS ユンボ山本・ホーネット VOL.1」視聴。

放送期間:2013年10月~2013年12月
視聴期間:2013年10月~2014年3月
視聴話数:1~12

第1巻帯書きにて「TVアニメ化企画進行中!」、第2巻にも同様に「TVアニメ化企画着々と進行中!」と記載され、制作会社等詳細は不明ながら、同誌の連載作品としては最も早くテレビアニメ化の企画が明らかにされた。
2013年9月29日には世界最速第1話先行上映会がヤクルトホールで開催され、竹達彩奈をはじめボイスドラマ版から一新された主要担当声優陣が登壇した。

オープニングテーマ「ビューティフル・ドリーマー」

エンディングテーマ
「Fan Fanfare!!!」(第1話 - 第7話、第9話 - )
「空色モノローグ」(第8話)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

18禁プロレス。

キャラデザが18禁業界の人で狙い過ぎの作画。

美少女キャラがきわどいコスチューム&ローアングルで、
竹達彩奈の悶絶ボイスが響き渡る。

ストーリー自体はスポ根の王道なんですが特典映像は完全にアダルトアニメですし、
プロレスをまじめに描いたと自画自賛されても説得力がありません!
こういうのやればオタクは喜ぶんだろ?て感じで、
狙いすぎ、あざとさが鼻について個人的には楽しめませんでした。
オタクは、もっと繊細で精神的な充足・完成度の高い物語を求める生き物です。

かといって、試合描写からエロを抜いたら地味で更につまらなくなるんでしょうけどね。

一応結末まで見ましたが、途中からは早く終わらせたくなって飛ばしてしまったので、
鑑賞状況を指定しないに設定しました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31

エクスカリバー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

28点 プロレスのオリジナル技で「~スペシャル」ってネーミングはセンスないと思います・w・

ジャンルは悶絶アニメ、エロ部分は露骨だけど意外とスポ魂要素が多いかな
アイドルがプロレスラーになったって話
プロレス自体は結構好きなんだが
内容が1話の時点で
エロ:プロレスの比率が 8:2と残念だった
5話の時点では慣れたのか喘ごうがアングル酷かろーが
エロさを感じなくなってしまった




ここでプロレス雑学

4話の時点でよく掛けられる「逆エビ固め」
実際のプロレスでは腰にダメージを与えるのが基本だが
経験の浅いレスラーには自分のフェイバリットフォールド(得意技)を使わずにトドメに実力差を見せ付ける「逆エビ固め」を使う事が多い
これは作中同様に意識を飛ばす技ではなく意地や根性で凌ぐ技であって
「ギブアップ発声」=「屈辱負け」を意味しています。
まあ先輩からの「根性見せてみろ」みたいな激励ですね

後はよく言われるプロレスはヤラセという意味について
プロレスは基本格が違う相手には自分なりに相手の技を受け切った後に打ち負かす「横綱相撲」を基本としています。
一方的にボコボコにどついて投げて勝つのは簡単だが「相手のいいとこを出しつつ勝つ」のが基本
弱いとされるレスラーも実はよく相手の技を受けて相手を引き立て相方の圧倒感も感じさせる「受けの美学」を持ってる所謂引き立て役ってのが必要なんよね
実際強いとされてる「長○力」とかは強いが技を受けるのを嫌がる「プロレスは下手」とされている
攻めで盛り上げ守りで盛り上げパフォーマンスで盛り上げる事が出来るレスラーが真に強いレスラーなのだ!

というわけで結論プロレスは「身体を貼ったエンターテイメント」なんです。
そこらへんを理解してプロレスを見ると面白いよ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

70.0 16 復讐で漫画原作なアニメランキング16位
デッドマン・ワンダーランド(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1037)
5758人が棚に入れました
東京大震災から10年、疎開先の中学に通う五十嵐丸太もクラスメイト達と平凡な生活を送っていた。だがある日学校に「赤い男」が現われ、丸太の運命は一転することになる。無実の罪で死刑宣告された丸太は、完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」に送致されることに…。

声優・キャラクター
朴璐美、花澤香菜、加藤将之、梶裕貴、野水伊織、本田貴子、諏訪部順一
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

グロ注意報発令!!!

原作未読。
全12話。

視聴する前にこれだけは注意していただきたい。
かなりグロいのでグロ苦手の方は観ないほうがいいだろう。
話も鬱系なので鬱苦手の方もスルーした方がよいと思う。

1話から衝撃の展開で始まった本作。
私個人としてはいきなり引き込まれた。

だが、話がすすむにつれて、ストーリーが
かなり強引になったり、急にバトル物へシフトしたりと
一部破綻してきた感じ。

大筋ではぶれていないのかと思うが、
まとまりに欠けていたそんな印象だった。
最後も2期フラグを立てて終了とかなりの不完全燃焼だった。
全体的にもったいない出来だったかなと思う。

キャラは個性的なキャラが結構いてよかった。
特に千地(クロウ)はいい味が出ていて
かっこよくて個人的に好きだ。

鬱グロ大丈夫な方ならそれなりに楽しめる作品かとは思う。
私はグロはあまり好きでは無いが何とか見切れた。
2期がもしあるのなら観るだろう。

最後に一言いわせてもらうなら

ハミングバード結構可愛いと思うw
ロングもショートいいよw


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以下、これまでの各話の感想。
ネタバレがかなりあるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
開始3分グロ注意。
心臓の弱い方にはあまりお勧めできない。
10分でぶっとんだ展開に度肝抜かれた。
かなり重い話だが、鬱展開好きにはたまらない。
1話でもっていかれた。
次週が楽しみ。

2話視聴。
展開にむかつきすらおぼえた。
なんという鬱展開。
主人公がいきなり死にそう。
まあ、死なないんだろうけど。
3話どうなるのか、楽しみ。

3話視聴。
少しずつ設定が見えてきた。
いよいよ本題へ入っていくのか。
次週も期待。

4話視聴。
デッドマンが何か少し分かってきた。
力の使い方が見えてきた。
クロウかっこいい。
そして、相当の奥手。わろた。
今後の展開はバトル物なのか?

5話視聴。
力使いすぎると貧血とか
その辺はリアルなんですね。
今回はかなりグロかった。
グロ苦手の方は注意。
シロもやはり何かありそう。

6話視聴。
ハミングバードなかなかの鬼畜ぷり。
この展開は絶対くるなと思っていたら
案の定だった。
シロの正体も今後明らかになっていくのかな。

エンディングにずっと違和感があったのだが
やっと分かった。
なるほど、そういうことか。
そうするとあの子供もなのか。

7話視聴。
水名月ビッチかと思ったが、
意外にかわいいところもあるようだ。
千地はなんだかギャグキャラと化してるしw
キャラが立ってきてなかなか面白い。

新たな展開。
ワンダーランドに対抗しようとする組織?と
なぞの坊主出現。
坊主強そうだが、どうするんだろうか?
来週に期待。

8話視聴。
いよいよ動き出した。
さてさてこの計画は成功するのだろうか?
なかなか一筋縄ではいきそうにないが。
緊張してきた。
来週も楽しみ。

9話視聴。
今回もグロかった。
ピンチを間一髪、シロに救われた。
さて、どうなるんだろう。

ひとつ疑問があるんだが
この計画うまくいったとして
首輪どうやってはずすんだろうか?

10話視聴。
ガンタばかすぎるだろ。
チップが爆弾って気づけよw
しかしクロウカッコイイ。
時々出てきて美味しいところを
かっさらっていくな。
しかし、作中で日数は進んでないのかな?
3日アメ食わないと死ぬんじゃないのかね。

ん~設定とか面白いんだけど
色々なところで破綻してきた気がする。

11話視聴。
先週書いた疑問に、なぜかアメ沢山もってたw
なんだそれw
色々省きすぎなのかな?
原作を読むと分かるのかもとか思いながらも
原作読もうという気になれない。
今週やっとガンタが進化した感じなのだが
来週で終わりの予定。
色々中途半端で終わりそうな予感。

12話視聴。
結局中途半端で終わったw
なんという2期フラグ。
あまりにも中途半端で終わった気がしない。
2期もあるのなら観るとは思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

衝撃のラスト!

何が衝撃かってそりゃ
あんなに伏線投げっぱなしで
きれいに終わらせる気0の最終回
最終回ですよって教えてもらわないと
誰も最終回だと気がつかないレベル

今期は3月の震災の影響もあり
全話を放映することができず
一部DVD/BDのみ収録になっている作品もあるようです
これもそういう状態なのだろうか?とか
原作はまだまだ続いているようですし
最初から2期前提で作られるいわゆる分割二期なのか?
なんて考えて調べてみましたが手掛かりは見つからず

さて、本編の内容ですが
第一話から画面が真っ暗です
そのまま放映できない血みどろの惨劇を
TV放映できるレベルまで落とすために
明度が犠牲になっているのでしょうが
そんなことをしなければならないようなら
もっと工夫を凝らすべきなんじゃないでしょうか?

恐怖という感情は突き詰めると
何があるかわからない
どうなるかわからない
という未知であることに起因するものです

あえて直接的な描写を最小限に抑えることで
視聴者の想像力を刺激して恐怖を増幅するというのは
それが映画にしろアニメにしろ
映像表現の技法として基本中の基本だと思うのですが
そこを無理やり真っ向勝負しに行って結局自主規制では
何がしたいのかさっぱりわかりません
おもいっきり力の入れ方を間違っていることに
スタッフは誰も気がつかなかったのでしょうか?
中盤からは明度を落とさず「血」を描写できるように
でもあれは「血」であって「血」ではないんですよねー

ストーリーの方は
うじうじした主人公や
空気の読めないヒロインに
イライラさせられたところもありましたが
全体的には楽しく見れました

デッドマンにしろアンダーテイカーにしろ
ずいぶん性格の歪んだ方々ばかりですが
そのひねくれた連中の方が主人公格の二人より
ずっとずっと魅力的に見えました
「クロウ」や「オウル」、超坊主にロリっ娘
どのキャラも一癖もふた癖もありますが
ひたすら受け身の主人公よりも
ずっとキャラが立っていましたね

中でも個人的なお気に入りは「ハミングバード」
あの激しい落差がいいですよね
罰ゲームがどうなるのかドキドキしながら見てました
中版以降は羊君ともどもさっぱり出てきませんでしたが
最後にちょっと出てきて嬉しかったり

割と楽しく視聴していただけに
物語の中核に位置するであろう部分が
投げっぱなしのまま終わってしまったのは
とても残念でなりません
2期が決まっているとかならいいんですが
2期をやるのは商業的に割と厳しいレベルな気がします
続きが気になる方は原作をどうぞ!
というのはやめて欲しいですね・・・

おまけ(ネタバレあり)
途中から飴のことすっかり忘れてました
ラスト直前にひょっこり出てきて
そういえばそんなものあったなぁ・・・と
あれ?飴がないと死んじゃうんだったら
首輪外さないと脱獄しても意味ないんじゃないの?
そうなると武力による強行突破で脱獄って計画自体
思いっきり破綻してませんか?
毎日飴で生きながらえてる人達が
そんな大切なこと忘れるわけもないし・・・
最後に脱獄成功したらしき人が写ってた気がするけど
あの人たち手持ちの飴が切れたらどうなるんでしょう?
尺の問題でアニメで語られてないだけで
原作では解決してるとかなんでしょうか?
誰か知ってる人がいたら教えてください(@@;

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

あちょり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

明るい闇などなく、ただの暗闇

原作は読まずに観ました。

私はエウレカが大好きで、片岡・近藤さんの新作ということで待ちに待ち望み一気観(いつもですが)しましたが、

初盤は設定が斬新で色々な謎がどんどん解き明かされていき、テンポが良かったのですが、

中盤~終盤にかけて戦闘ばかりになっていき、淡々と進んでいったのが少し残念であり、
話が中途半端に終わり、ラストはもう少し続きが気になるような終わり方にしてほしかった。

また、非日常的なアニメであるので、のめり込むような作品ではなく一歩引いて観るような作品になります。


そして予想以上にグロ・残虐描写がエグイ。
眼球を抉り取る所など思わず目を背けてしまう部分も多く、グロ耐性がない方にはあまりオススメしません。

最後まで悲観的なことしか言ってませんが、最終的に主人公は

レントンみたく、バカで、もの凄い熱い男だよー!ww

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

60.1 17 復讐で漫画原作なアニメランキング17位
破天荒遊戯(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
440人が棚に入れました
「世界を少し見てみたいと思わないかい?」という義父の思い付きで、突然家を追い出されてしまった少女・ラゼル。突然の事態に落ち込みつつも旅の連れを探していた時、彼女はアルゼイドという青年に出会う。彼の旅の目的、それは父親を殺した犯人を見つける事。これを知ったラゼルは、「アンタの人生、アタシが面白おかしく演出してやるわ!」と宣言する。こうして、アルゼイドは父親を殺した犯人を捜す為に、ラゼルはアルゼイドの人生を面白おかしくする為に、旅をする事になるのであった。

声優・キャラクター
小林沙苗、櫻井孝宏、三木眞一郎

アルカット さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

人という字は、明らかに左のやつが楽をしている!

題名は、主人公である少女・ラゼル自身の性格や生き様をあらわした名台詞です。人という字は、左側の人間の方が、右の人にもたれかかっている。人と人とが支えあって生きているのは空想でしか無いと言いたかったのかなと思います。


 原作者の遠藤海成さんは、まりあほりっく等も書いた人で有名です。独特の感性とタッチを持たれた方ですね。

 私は、ドラマCDからこの作品に入ったクチなので、全10話と短いながらも、かなり楽しめました。

ですが。
「バロックヒート(CV三木眞一郎さん)が何故かいきなり仲間で、その経緯が説明されない」だったり、「内容をはしょったり」と、少しお話としては理解しづらい部分も有るかと思いますが、ラゼル(CV小林沙苗さん)やアルゼイド(CV櫻井孝宏さん)の名台詞のオンパレードでそこは十分カバーできていました。


 中でも私が好きなセリフは、これまたラゼルの「一緒にお茶でもしばき倒さない?」・・・最高ですね。どこからこういったセリフを思い付くのでしょうか。こんな事ラゼルに言われたら、付いていくしかないですw
こういったセリフから滲み出る人物像もまた、破天荒といったタイトルが付けられた理由の一つなのでしょうね。


また、声優ファンの方にとっては、小林沙苗さんがこういった声を出していた事はビックリされる方もいらっしゃるかと思います。ここ数年は少年声やおばあさんの声がメインになってらっしゃいますからね。新鮮かも知れません。


主題歌も、いとうかなこさんが歌っていてOPEDともに安定しています。全10話の中でも、少ないながら見所も有りますので、絶対のオススメでは有りませんが興味を持たれた方は観てみて下さい。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

面白おかしい破天荒な旅

全10話じゃ物足りない…。
何気に気に入った作品です。


色々な経緯から、
ラゼル(14歳女)、アルゼイド(24歳男)、バロックヒート(28歳男)
の3人で旅をする物語です。
中身は全く違えど、「キノの旅」や「神さまのいない日曜日」が好きな方は楽しめると思います。
私は2つともお気に入りで、本作も同様でした。


『アンタの人生、アタシが面白おかしく演出してやるわ!』
これはラゼルがアルゼイドに出会ったときに放った一言。
まさにこの作品を象徴するかのような言葉であります。
作品名からしても、何となく明るい作品なのかなということは想像して頂けるかと思います。
ときにはシリアスを匂わせる話もありますが、
それでも全体をとおして笑って観れる作品です。


キャラが魅力的。
正直、これに尽きます。
旅の途中で起きる事件も面白いのですが、
それを解決する3人はもっと面白いです。
3人の会話のやり取り、言葉の掛け合いが笑えました。
ラゼルとバロックヒートに振り回されるアルゼイドに草。
それにラゼルは可愛らしかったです。

3人を見てるだけで不思議と心が温まります。
そう、ラゼルたちはそれこそ三位一体。
3人の強い"繋がり"がこちらまで伝わってくるかのようで、
観ててとても心地よい気分でした。


OP「Heartbreaking Romance」 歌ーいとうかなこ
ED「手の中の永遠」 歌ー引田香織

ED良い曲。
爽やかなメロディが素敵です。



ここまで楽しめるとは。
期待以上の内容で満足しています。
旅アニメって面白い。そう改めて感じました。

バロックヒートが破天荒チャンピオンだと思います。
次点でラゼル。
やはりアルゼイドの扱われようが見所ですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 25

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「アンタの人生、アタシが面白おかしく演出してやるわ!」

2008年1月-3月TV放送。同タイトル漫画が原作。全10話。

タイトル通り破天荒な雰囲気のアニメ。
天真爛漫で傍若無人?自由気儘なようで何処かお人好し。
旅を続ける中で、色々な人と出逢い・・何だかんだと人
を助けてしまう事に・・それがどんな相手だろうと・・

「アンタの人生、アタシが面白おかしく演出してやるわ!」
そんなラゼルと目的が違う2人の男との愉快痛快な旅物語。

時には悪と解っていても切ない話も・・
善い行いにも悲壮感が漂う結果も・・

持ち前の天真爛漫な明るい性格で乗り越えていく♪

爆笑というほどでもないけど、そこそこ根明に笑える感じ
のコミカルな描写と・・多少残忍な描写と・・抑揚がある。

後半と言っても10話と話数短過ぎですが、一応登場人物の
掘り下げがあり、本当はこういう風に謎が多い的な展開。

色々端折ってる感じは否めないし・・世界観の一部として
の部分しか描かれていない感じだけど・・・逆に短いので
登場人物に魅力を感じて興味を持てた所で終わる感じかな。

その為そこそこ楽しめたけど途中で終わった感は否めない。
興味が出た人は原作読んでね~という雰囲気?

作画や音はそれなりで雰囲気は有り此処!という部分は
外さない感じで好印象だった。
キャラデザも甘すぎずに作風にあった感じかな。
14歳の美少女風=ロリ系小学生の様なアニメ多いので・・
そういうのとは明らかに違って視やすい。

アルゼイド:櫻井孝宏との出逢・・此処が私のツボ。
櫻井孝宏さんの声が良い感じ♪ 役で印象変わるね・・



ラゼル・アナディス:小林沙苗
義父・セラの思い付きで、突然旅に出されてしまう。
天真爛漫で快活で勝気。短気で我侭だが優しさを持つ。
「クマバッグ」を愛用。魔法が使え、肉弾戦も得意。
旅に出るまではセラと2人暮らしで、ファザコン。
幼い頃に訳あって実父に捨てられた暗い過去を持つ。
驚異的なネーミングセンスを持ち、かなりの方向音痴。

アルゼイド:櫻井孝宏/少年時代:甲斐田裕子
父を殺した人物(黒髪に青い目の女)を捜す旅をしてる。
銀髪赤眼のアルビノ。視力はあり日光を浴びても平気。
洗礼名:おにゃんこぽん。武器は前文明のアンティーク銃。
空間転移・治癒等の魔法が使える。クールで朴念仁だった。

バロックヒート:三木眞一郎
アルゼイドの旧友。通称「ひーたん」茶髪青眼。自称28歳。
女好きでよくナンパやセクハラ(特にラゼル)をしている。
好物は女、酒、煙草、シャワー、海鮮料理。男性嫌い。
出会った経緯は不明だが何時の間にか何故か旅に同行する。

キアラ:下野紘
バロックヒートの次兄。ラゼルの前に度々現れる自称「敵」
ラゼルを「俺のモノ」と言うが、真意や狙う目的は一切不明。

セラティード・アナディス:子安武人
ラゼルの義父で、バロックヒートの長兄。通称:セラ。
元々子供は嫌いだったが、現在ではラゼル一筋の親馬鹿に。
エンジェル・テクストにより魔法が使えるようになった。

嘯月:諏訪部順一:プロメテウス最高の科学者。16歳。
気分屋かつマイペースで、熱中すると周りが見えなくなる。
非常に飽きっぽい。周囲から「アホの子」と言われる。

フェイ・リゼット:野島健児:准尉。17歳。
常に鋏を持っているが、これは武器ではなく一切不明。
夢は可愛いお嫁さんをもらって温かい家庭を築くこと。

ソレスタ:谷山紀章
アルゼイドとバロックヒートの元戦友。

ヴィク:野田順子
警邏隊の重要書類を盗み、追いかけられていた女性。

サイキ:坪井智浩:ヴィクと知り合いの男性。

リィナ・レンフォード:中原麻衣
貿易商を営む父を持ち、大事に育てられた少女。

タキ:宮田幸季:リィナの使用人。

ノマ:根谷美智子:ロドリーと駆け落ちの約束相手。

ロドリー:藤原啓治:幽霊退治を依頼した男性。

ヴィンセント:氷上恭子:オフプレイ国王の隠し子。

ララウェル:清水愛:墓の前で拾われた少女。

ジェンフープ:遊佐浩二
ララウェルと共に宿屋を営む男性。

マデイラ: 大浦冬華
ラゼル達が宿代わりとして訪れた屋敷に住んでいた女性。
出来の良い妹(声:後藤沙緒里)に劣等感を抱く。
祖父(声:有本欽隆)が遺した宝物探しをラゼル達に頼む。


エルマー:三瓶由布子
父の敵を討つ為にリィズフェルトの命を狙う少年。
ラゼル達と共に監獄に入れられてしまう。

リィズフェルト:長嶝高士:アリアメイル監獄の所長。
地下闘技場でゼロサム・ゲームを催していた。

ロマリオ:松来未祐
ラゼル達がサーカスで出会った少年。

イリージャ・バートネル:斎賀みつき
サーカス団の座長を務める女性。

ヴァイオラ:イリージャに造られた"子供"。

ルドヴィカ:名塚佳織:アルビノの少女。

ファビエン・ローズ:小形満
ラゼル(ラゼンシア)の実父。

イリリア・ローズ:田中敦子
ラゼル(ラゼンシア)の実母。

クラリサ: 川澄綾子:ラゼルのクラスメイトで親友。
ラゼル曰く「べらぼうの美少女」。極度の男嫌い。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

63.0 18 復讐で漫画原作なアニメランキング18位
裏切りは僕の名前を知っている(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (304)
1966人が棚に入れました
養護施設で生活する天涯孤独な高校生・桜井夕月。時折、触れた相手の思考が読めてしまう、特殊な能力を持っていた夕月は常に自分の存在する理由を探し続けていた。そんな夕月の前に突然現れた、どこか懐かしさを感じる美貌の青年『ゼス』。ゼスは夕月に、死を招く赤い月の夜“ワルプルギスの夜”には外に出てはならないと告げる。その後、夕月の周囲では不思議な事件が続き、千年以上も昔から続く悪魔(デュラス)との戦いに巻き込まれていく。\\n 前世からの仲間という“戒めの手(ツヴァイルト)”の正体とは?幾度も転生を繰り返し繰り広げられている、悪魔(デュラス)との戦いの行方は――\\nそして、夕月を見守り続けるゼスとの過去には一体何があったのか…!?

声優・キャラクター
保志総一朗、櫻井孝宏、井上麻里奈、福山潤、小野大輔、宮野真守、神谷浩史、日野聡、三木眞一郎、成田剣、岡本信彦、矢作紗友里、浜田賢二、天野由梨、桑島法子、浅沼晋太郎、石川桃子、植田佳奈、皆川純子、黒田崇矢、立花慎之介、ゆかな、子安武人、石田彰

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「俺はお前を裏切らない( ー`дー´)キリッ」その言葉・・信じた私がバカでした。

保志、櫻井、石田、福山、子安、三木、小野、宮野、神谷、日野、遊佐、岡本・・
これは、何の文字の羅列?
お答えしましせう!この作品の声の主達であります!
何かもうね、笑うしかないですよね、
てか実際、神谷さん出て来た辺りで吹きましたよね、
吹くような作品じゃないのは確かだけれどねw
あと、女性でよく登場するのが、井上麻里奈さんとゆかなさんかな。
今まで「何気に声優豪華!」とか書いてましたがね、全部消してやりたいですね。
これ程までに、主役級が揃う作品初めてでしたよ、まじで。
とりあえずこの作品に関して一番印象に残ったのはそこでした(/∀\*))キャハ♪"

ストーリーですが、終始ダークでしたね。
1000年も過去から続く、とある一族と悪魔の戦い。
何度生まれ変わろうと逃れられない定めを背負って生まれてくる者達。
そして、そこには許されない愛と残酷な事実がある。
生きる意味って考えた事もないけれど、
その事実を問われた時、自分なら答える事は出来るだろうか?
そんな疑問に囚われた、主人公。
しかし、そんな不安さえ掻き消してくれる相手が現れた。
初めて会ったけれど、何故かそんな気がしなかった・・・

ストーリーは、まぁまぁ好きだったのに、終わり方が超絶中途半端!
むしろ、一番観たかった所を中途半端にされたんで
何の為に2クールも観たのか意味が分からなくなりました。2期も無い感じだし(´-ω-`)
そして、始めに書いて気づいたでしょうが、登場人物男の子ばっか!
声といい雰囲気といい、完全女性向けです(*u_u)ポッ
だって腐臭漂ってましたもん、ダークな雰囲気なのにw
まぁ、雰囲気だけでモロな事は一切ない・・と思いますけどw

この作品の作画、一見キレイですが、私はどうしても慣れない所が一つありました・・それは、
顎が尖り過ぎなんです、もう削りたての鉛筆のような顎ですよ、
んで、目がキラリンレボリューションなんで、たまに崩れると大変な事になります( ・`ω・´)ナン…ダト!?

総評すると、何を楽しんだって豪華過ぎるボイスですかね(●´ω`●)ニマァ
結局そこっ!ww

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こんなふうに守られてみたくなる&声優さんたち豪華です

原作は小田切ほたるによる漫画で、通称『裏僕』
最初、タイトルがすごく気になり、公式サイトを見たら
もろ少女マンガな雰囲気で、ほんの少し躊躇しましたが、内容は面白そうだし、
声優陣に好みの声の人が多かったので数ヶ月前に視聴しました。

まず、冒頭で流れるシーン・・・毎回同じなのに、なぜか飛ばせないw
薔薇の花びらが吹雪のように舞う中、見目麗しき男女が切なそうに寄り添い、
意を決したかのような男性がまっすぐこちらを見据えて言うのですよ~

「お前を苦しませるようなことはしない お前は俺が守る」
「俺はお前を裏切らない」

女性だったら(いや女性でなくても)相手からこんなふうに断言されたら、
そしてその約束通り、実際に自分を命がけで守ってくれたとしたら、
グッと来てしまうのは当たり前だと思うし、その絆と想いは本物だなと。
そういうお互いの想いをベースにした物語なら、例えばヤクザものとか、
シリアスな戦争モノ、宇宙戦闘モノにだってあるわけです。
その段階なら、誰も「BL臭がする」とか「腐女子向け」とは思いませんよね。

で、そこにキャラデザが耽美的で登場人物みんなイケメン&美少女。
おまけにいきなり強引なキスに始まるエロシーンがあったら、
それはもう間違いなくBLと言って良いのでしょう。
しかし、この作品はほぼ全員イケメンですが、男子同士のそれはなく、
もっとシェークスピア劇を観ているような感覚の、
心理的に深いところでの愛憎劇が展開されています。

しかも、千年以上もの間、不死身で生き続ける特殊能力を持った人物が、
ある復讐心から、数百年ごとに周囲の人間達を転生させては
敵である悪魔(デュラス)と戦うことを繰り返しながら、生き永らえている・・
それだけでも、すごく興味をそそられる物語ではありました。

主人公はその不死身の人物のほうではなく、養護施設で育った孤独な青年 夕月。
彼が前世で女性だった頃に恋人だった、例の冒頭シーンの人物、ルカ。
この物語の重要な役割を果たす、養護施設で夕月が兄のように慕っていた青年。
また、夕月を守るべく、同じように転生を繰り返してきた、
耳や目、念力などによる特殊能力を持つツヴァイルト達が周囲を固めます。
そして同時に、彼らそれぞれの過去や事情なども描かれ、
やがて来るワルプルギスの夜の決戦へと展開していく・・というお話です。

入り組んだ人物関係と物語はなかなか壮大で良いと思いますし、
人物達の心理的葛藤なんかもよく描かれているけれど、
戦闘シーンは、あともう少し・・・な印象が否めないです。
作画に少々乱れはあるものの、それほど気にならず、
唯一、テンポの良い見せ方ではなかったことが惜しいかな・・という感じ。
全24話・・・別なところを丁寧に描きすぎちゃったかなと思いました。

でも、観る人によっては、すごく好きな世界だろうなと思うし、
戦闘シーンもあのくらいだから良いのだ、という方々も多いかもしれません。

個人的には、みんなに愛されている夕月よりも、
彼が今世で男性になっても「魂に性別は無関係」と言い切って
夕月を静かに、時には激しく守り抜くルカのほうに感情移入はできました。
それと、OPEDだけでなく、サントラもけっこう良くてお気に入りです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 34

吉良 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

主人公愛され系

作画は綺麗。声優陣も豪華。主題歌も良い。
じゃあ何が悪いのかって言われたら、設定やストーリーそのものでもないと思う。
あえて言うならテンポ感…?
悪い作品ではないけれど、良作だって言える程でもない。
見ててつまらないわけではないのだけれど、たまに惰性で見てるだけのような気分になる。
そんな感じの作品でした。

あ、主人公の愛されっぷりを見てハイスクール・オーラバスターを思い出してしまった人は、多分同世代…

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

62.2 19 復讐で漫画原作なアニメランキング19位
人形草紙あやつり左近(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (38)
187人が棚に入れました
『人形草紙あやつり左近』(からくりぞうし あやつりさこん)は、週刊少年ジャンプで、1995年-1996年まで、連載された写楽麿原作、小畑健作画による推理少年漫画、アニメはWOWOWにて放映。人形遣い・橘左近は、人間国宝の文楽人形師・橘左衛門の孫。 彼は様々な事件に幾度も遭遇する事となる。「人形遣いは人間遣い 腹話術は読心術 真似るのは声色だけでなくその内なる声。祖父から教わったその言葉を胸に、左近は、相棒の童人形・右近と共に事件を解き明かしてゆく…。

声優・キャラクター
緒方恵美、くまいもとこ、山田美穂

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

お粗末・・・

人形使いの橘左近が右近って名前のカラクリと一緒に
事件を解決していくサスペンスもの。

大体3~4話で一つのサスペンスが終わるんだけど
時間をかけてるわりには内容がお粗末・・・
どの話もすぐ犯人が予想できます。
トリックも結末までには想像できます。
(子供向けにわざと簡単に作っているのかも?)

よって最後までハラハラしたい人向けのサスペンスではありませんが、頭を使わず軽い気持ちで推理を楽しみたい人にはむいているかも^^

サスペンスものなら名探偵コナンの方が出来はいいです。

ちなみにこのアニメで一番初めに殺される人の役をしているのはなんと中井和哉さんですwww

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3
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