嫉妬でラノベ原作なTVアニメ動画ランキング 18

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73.7 1 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング1位
半分の月がのぼる空(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1070)
6171人が棚に入れました
ある病院を舞台に繰り広げられる、平凡な高校生と心臓病の少女との心の交流を描く。
高校2年の冬、突然の肝炎で入院することになった裕一。病状は回復し、病院を抜け出しては看護師に叱られる毎日。そんなある日、彼は隣の病棟に入院している女の子と出会い、彼女に惹かれていくが…。

声優・キャラクター
鈴村健一、高橋美佳子、小平有希、平田広明、こぶしのぶゆき、松岡由貴、笹沼尭羅

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

熱過ぎず 甘過ぎず 乾きすぎないところがいい

橋本紡のライトノベルを原作とした全6話。

心臓の病気に侵された17歳の少女と、
同じ病院に入院している17歳の少年が出逢い、
事実を前向きに受け入れつつ生きる姿を描いた物語。

設定からして切ないストーリーが予想され、
涙を誘うこと必至の王道的展開なのか?と思っていたら、
この作品では、そういうシーンを露骨に描くことなく、
目の前にある状況を受け入れてなおかつ、愛し合おうするスタイルが新鮮だった。

主人公は、少し回復するとすぐ病院を抜け出し、ナースに叱られてばかりの裕一。
でも根は優しくて、頼まれると「No」となかなか言わなさそうなタイプ。
ヒロインは芥川龍之介や宮沢賢治の作品が大好きな、少々ツンデレ風味の文学少女。
わがままでキツイ性格のように描かれるけれど、本当は病の重さゆえなのかも。 

そんなふたりが、病院を主な舞台にして恋をし、覚悟し、
生きている時間の喜びとその価値をも見い出していく様子は清々しく、
熱過ぎず、甘過ぎず、乾き過ぎない彼らを客観的な視点で観ていくと
なかなかこれはリアルだよなぁと思った。

同じ病院に入院している患者の脇役たちも、けっこうな役者ぞろいで、
担当医の渋い感じも良かった。
がしかし、患者を相手にかなり乱暴な言動をするナースや、
主治医の医療的立場を逸した部分にだけは、
ここまでやる必要あったんだろうか、と少々顔をしかめてしまった。
まぁ善意的に受け取れば、それもストーリーを重くしすぎないよう、
コミカルな部分で緩和させようという狙いがあったのかもしれない。

結果的にはうまくまとまっていたし、一生忘れられないような、
ほろ苦い恋愛のひとつのカタチを、久しぶりに観た気がした。

作中に、いろいろな文学小説が登場するのも良かった。
自分も度々入院することを強いられてきた今までなので、すごく身近に感じ
懐かしい想い出と重なるシーンもあったりで、
個人的には最近特によく思い出す作品の1つだ。

ただ、全6話なのでサクッと観れるものの、
もう少しじっくり描いても良かったのかなと思う部分もあった。
そのあたりは観る人の好み次第かもしれない。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 60
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

サクッと見られたけどちょっと微妙

原作未読。

主人公は肝炎で入院中の裕一(ゆういち)。
彼は病院で、不治の病と戦う里香(りか)と出会う。
そんなふたりの交流を描いた物語。

月が半分なら長さも半分。
全6話と短いです。
1本の映画を見ている感覚でした。
実際に映画にもなっています。

舞台は三重県の伊勢市。
ですが、ほとんどが病院内のできごとです。


見どころは里香との距離の取り方。
恋愛とは少し違います。
「終わるとわかっているもの」に対するアプローチが特徴的です。
命に対する向き合い方、裕一の里香に対するひたむきさが主軸。

ただし、起承転結があまりはっきりしていません。
病院生活をながめているうちに、いつの間にか終わっていたという感覚です。
また、話の進め方が強引です。
例をあげるとネタバレになってしまうのですが、「そんな展開ありかよ」という場面が多々。
{netabare}
・大事な本を投げつける
・遺品をあっさりと焼く
・一度会っただけの女性と寝る
・肝炎は感染するのに女性と寝る
・わざわざ窓から侵入する
{/netabare}
キーアイテムの「本」「カメラ」などもあまり意味をなしていません。
唐突に入るギャグも効果的ではないと思います。
エロシーンもいらなかったかな。
そういうものはばっさりと捨てて、ふたりの歩み寄る姿をじっくり描いてほしかったです。

短いからこそ余計なものが目立ってしまうんですよね。
削りに削れば3話くらいでいけそうです。

ただ、内容はわかりやすいです。
テンポもよく、一気に見られるので、時間のない人でも大丈夫です。

でも、心に残るものはなかったかなぁ。
見方が悪いのかもしれませんが、微妙な作品に感じました。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 53

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

命をかけてきみのものになる・・。

1話30分の全6話。
ちょっと短時間で観たかったのでみなさんのレヴューを参考に
この作品を選びました。
このあにこれの画像、ひぐらしの梨花ちゃんに似てる。


主人公祐一が肝炎で入院した病院で出会う重い病気の女の子 里香。
そんな2人のお話です。

全6話だったのでとても観やすかったです。

内容はやはり病気ということもありちょっと悲しくありましたが、
2人の純愛にとても切なく暖かい気持ちになれましたヽ(*´∪`*)ノ"
2人で抜け出したりとそんな微笑ましくもあるシーンもありました。

病院についてはちょっと問題だろ!!って突っ込みたくなるとこが多かったけどっw

病気に対してや2人についてはとてもリアルな内容だったと思います。
簡単に事が進む甘く軽い内容ではなく
病気と向き合い、生きたいと願い祐一と一緒にいたい里香と
同じくずっと一緒にいたいと思う祐一の2人の行く末が現実的に予測できました。

なかなかよかったと思います。
EDの作画がすごく幸せそうで好きでした♡
あまり時間かからないで観れるのでそういった点でもオススメです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 51

78.9 2 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング2位
機巧少女は傷つかない(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1656)
11011人が棚に入れました
《機巧魔術(マキナート)》が隆盛を極めるイギリスのリヴァプール。日本からやってきた留学生・赤羽雷真(あかばねらいしん)は、美しき少女の姿をした《自動人形(オートマトン)》の夜々とともに、《機巧魔術(マキナート)》の中枢・ヴァルプルギス王立機巧学院の門を叩く。全ては《機巧魔術(マキナート)》を操る人形使いたちの頂点であり、尊敬と畏怖の象徴である《魔王(ワイズマン)》の称号を得るため。それには《夜会(やかい)》と呼ばれる学院の成績上位者100名で行われるバトルロワイヤルを勝ち抜かなくてはならない。《自動人形(オートマトン)》を駆使し、最後の一人になるまで争い続ける闘争の宴、《夜会(やかい)》を舞台に、圧倒的なドラマと手に汗握る攻防が繰り広げられる学園バトルアクション超大作が幕を開ける!

声優・キャラクター
下野紘、原田ひとみ、高本めぐみ、阿澄佳奈、岡本信彦、中田譲治、伊藤静、ゆかな、茅野愛衣、小倉唯、小野友樹、梶裕貴、櫻井孝宏、諏訪部順一、種田梨沙、西明日香、能登麻美子、花澤香菜

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

マシンドールは一途なの

原作 ラノベ 未読

全12話

ジャンル:学園ラブコメハーレムアクションファンタジー

魔術によって人形に生命を吹き込み操る機巧魔術を扱う人形使いが存在する世界のお話。
ウィキより


主人公の 雷真が操る自動人形 夜々が可愛いですね~
雷真の事が好き過ぎて、夜這いしたり、やきもち焼いたり・・・
一途で献身的で、泣いたり笑ったり いろんな表情も見せてくれます。
多くの男性は(こんな自動人形なら欲しいな・・・)って思った事でしょう^^

その他にも、ツンデレ、天然、妹属性など、キャラは可愛いので、自分にはキャラ目当てに見る作品でした。

主人公は、どっかのラノベ作品に出てきそうな「ほっとけないよ」精神の持ち主で、ベタだな~っと・・・
それに、なんでそんなにモテるのか?
ちょっと安易にも感じました。

ストーリーも、複線が回収しきれてないし、ありきたり感が否めませんでした。
特に、過去の出来事が、あまり明かされていないのが残念。


キャラデザは、好みが分かれそうですが、自分は好きな方でした。


総評すると、ストーリーを楽しむより、キャラが可愛いく感じれれば、キャラ目当てに見る作品。
自分はそうしてました ^^

2期があれば見ますけどねw


OP:「Anicca」歌 - 原田ひとみ

ED:「回レ!雪月花」歌 - 歌組雪月花[夜々(原田ひとみ)、いろり(茅野愛衣)、小紫(小倉唯)]


EDは、中毒性の強い曲ですね! 好きな人 多そうです。
しかし、あんな早口 よく口が回るな~って、関心しちゃいますw ^^

投稿 : 2025/01/11
♥ : 61

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

感想

ん~・・・これだけじゃ分からない部分が多すぎ
原作を見ないといけないのか~?

中途半端に終わったから2期があるよね??

正直、EDの「回レ」しか頭に残ってないよ!。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 53
ネタバレ

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キャラデザ良好、戦闘シーンも中々の出来栄えだが、設定の作り込みの甘い上に詰め込みすぎで滅茶苦茶な印象しかない残念な物語。【総合評価:67点】

2013年秋全12話にて放送された作品。
原作はライトノベルで現在も刊行中、原作1~3巻の内容で3つの物語から成っています。

物語の大筋としては……
世界大戦の影が見え隠れする20世紀初頭と言う時代背景。
魔術によって自動人形(オートマトン)に生命を吹き込み操る人形使いが存在する世界。
主人公である赤羽雷真は、人形使いの頂点である『魔王』を決めるための『夜会』に参加する為に大英帝国の機巧都市リヴァプールにあるヴァルプルギス王立学院に留学する。
と言った感じです。

物語としては、主人公が巻き込まれたり首を突っ込んだりと言う形で事件に関わり、その事件を解決して、渦中にある女性キャラクターが主人公に好意を抱く。
そして、事件の合間に複数の女性キャラクターと主人公の掛け合いを描くハーレムラブコメ的な流れ。
ラブコメ要素とバトル物要素を掛け合わせた作品としては王道の物語運びですね。

キャラクターデザインは淡い色使いで全体的に柔らかいタッチ。
そのデザインも相まって、登場する女性キャラクターは全般的に可愛らしいものに仕上がっていますね。
この点はハーレムラブコメとしての要素を引き立たせるのには大きな力を見せてくれていたと思います。


ですが、ハーレムラブコメの要素としては中々の出来なのかもしれませんが、バトル方面、物語の本質の側面に関してはかなり雑な印象が見受けられます。
ひとつひとつの設定等は専門用語の乱用で取っ付きにくい割りに作りこみの甘さや粗がかなり目立ちます。
そんな設定が幾つか重なり合っていくと、どうにも物語り全体として纏まりが全く取れていないように思えて成りませんでした。

{netabare}
まず『魔王』を決する闘い、冒頭から物語の中心となるであろうと想像される『夜会』。
物語の一本の柱とも言える部分にすら疑問点があります。
『魔王』と言う人形使いの頂点に立てば禁忌とされる領分にまで踏み入ることが出来る。
そんな人形使いの頂点決める戦いにも関わらず、開催されるのが学園規模で生徒同士でしかないと言うもの。
まず、この点も正直意味が分かりません。
えっ、学園最強=人形使いの頂点?そんな訳無いだろww『魔王』の称号大安売りだなww
この時点で『魔王』と呼ばれる称号の曖昧さが半端じゃないですね。

更に各ストーリーの中心となる事件が『夜会』の期間中に起こっていますが、一度事件が始まると『夜会』の参加そっちのけ
その点に関しては怪我人は療養中は参加を免除される的な説明がありましたが……
えっ?毎日一人ずつ参加者が増えていくバトルロイヤル形式なのに怪我で参加出来ないから、治ったらまた復帰します?
何を言ってるんだ?そんなのが罷り通るなら早々に怪我して最後の方まで療養で簡単に終盤まで残れるじゃないですかww {/netabare}

専門用語の多さでそれっぽい雰囲気にしているだけで、設定が粗過ぎて物語冒頭から核となっている『夜会』に関してもこんなご都合主義も極まったといった感じですからね。
そこに兄への『復讐』、『神性機巧』、他にも暗躍する様々な組織、世界大戦影が見え隠れする中での軍事や国の動き……

『魔王』や『夜会』についてだけでも粗が目立つ中、他にもややこしい要素を詰め込みすぎ。
今後の物語の展開に繋がっていく設定や伏線も多く張られているのですが、無論、原作三冊分のアニメでは完全にそれらは放置されています。
唯でさえ設定の作り込みが甘く、疑問点やら曖昧な点が多い中、設定や伏線を盛って来るのでアニメ12話における物語は完全に滅茶苦茶な状態のまま終わってしまいます。

やりたい事だけが多く収拾が全くついていない、凝った作品と言うよりも無茶苦茶な印象しか受けませんでした。
正直、第二期、第三期と続いていかなければ意味を成さない滅茶苦茶な展開の作品でしかありません。
まぁ、第二期、第三期と続いていき、世界観や設定、伏線の回収が納得できる様に行われていけば伸び代はかなりあるのかなと思わなくも無いですが……
アニメ12話、作品としては序盤の作りこみからこの甘さと言う事から判断すると、正直、ちゃんと纏まるという期待は薄いですがね……


先に述べたようにキャラデザの可愛らしさ、そんなキャラクター同士のハーレムラブコメ的な展開を描く日常パートはよく出来ていると思います。
そして、戦闘シーンもキャラデザが可愛らし過ぎてちょっと違和感こそあれど、戦闘シーンそのものはそこそこの出来栄えだと思います。
声優の演技も、OPやEDに関しては良く出来ている印象で特にEDの『回レ!雪月花』はテンポが良く耳に残る曲でかなりの中毒性でしたww
全体的に及第点を満たしていただけに、設定面の甘さで物語性がボロボロだったのが非常に悔やまれます。

あまり細かく設定などを気にしだしたらキリがないので、未視聴の方は細かく考えずに映像面のみを楽しむぐらいのスタンスで視聴することをオススメいたします。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 48

82.1 3 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング3位
Free!(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1782)
9044人が棚に入れました
「七瀬遙」は、「水」にふれること――「泳ぐこと」が好きだった。

小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」
彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。

やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。
遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。

そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。
遙、真琴、渚、怜、そして、凛。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語――

声優・キャラクター
島﨑信長、鈴木達央、宮野真守、代永翼、平川大輔、渡辺明乃、ゆきのさつき

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

筋肉賛歌

原作未読。

水泳を通して仲間になった幼なじみの男の子たち。
彼らが高校生になって再び集う。
そして、かつてのチームを作っていく青春物語。

京都アニメーションが絵の練習で作ったアニメです。
ウソです。
でも、そう考えちゃいます。
水の表現や筋肉の描き方にこだわりが感じられました。
特にOP映像は、水の透明感や抵抗が感じられて見事なものです。


さて、男性の水泳を描いたストーリー。
女性向けの色物アニメに見えますが、女性限定の作品ではありません。
男性でも普通に見られます。

しかし、違和感がありますね。
多分、登場人物の渚(なぎさ)が女の子以上に女の子っぽいからだと思います。
それから、腐女子向けの素材になりそうなシーンもあるからだと。
あくまで素材ですが。


テーマは「自分探し」……だと思うのですが、よくわかりません。
主人公の遙(はるか)がマイペース過ぎるうえに、自分を語ろうとしないからです。
無口な人間が無言で勝手に泳いでいる状態から何を読み取れと……w


むしろ、周囲のほうがしっかりと個性立てされています。
特に、サポート役として入った怜(れい)が圧倒的に主人公っぽい。
セリフの量も遙の何倍もあるんじゃないでしょうか。

もっと詰め込んでいいので、遙に関して深く踏み込んだストーリーにして欲しかったです。
伏線も全然回収されません。
この情報はいつ使われるのかなんて待っていたら話が終わります。

そのじらしプレイのおかげで、最後まで見せる力はあります。
しかし、あとには何も残りませんでした。
強いて言うなら、男としてああいう筋肉の付き方は理想だなぁと。
また、江(ごう)ちゃんの筋肉フェチっぷりにはしっかり笑わせてもらいました。
ギャグはなかなか鋭いです。

恋愛要素はまったくないので、見やすいアニメです。
オススメとは言いがたいですが、京アニのチャレンジ精神にしたがって視聴するのもありかもしれません。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 74

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

キャラクターの魅力不足により物語は中途半端な印象に、映像面における京アニのクオリティーに助けられた感が否めない。【総合評価:68点】

2013年夏に全12話で放送された京アニ作品。
『中二病でも恋がした!』と同じく京都アニメーション大賞の第2回で奨励賞を受賞、KAエスマ文庫から発き売されている『ハイ☆スピード!』を原案とした作品。
過去の京アニ作品でも度々部活を取り扱った青春物作品はありましたが、今回はその中でも珍しく水泳と言うガチなスポーツ系の部活物となっています。

主人公は、泳ぐことが大好きで、「水」というものに独自の価値観を抱いており、 「水なしでは生きていけない」とまで言われるほど「水」に飢えている。
日常では朝から水着着用で水風呂に浸かり、下着の代わりに常時水着を着用、泳げる機会や場所を見つけるなり躊躇いなく服を脱ぎ出す等 「泳ぐこと」に関しては非常に特異な部分を見せる。
そこまで泳ぐことに執着する反面タイムや勝敗に関心はないのだが、唯一、フリーに対しては強いこだわりを見せているちょっと変わった主人公の七瀬遥。
主人公の七瀬遥は小学生時代、同学年の橘真琴やライバルの松岡凛、下級生の葉月渚と同じスイミングクラブに通い、町内の水泳大会でリレーに出場し優勝。
その後、松岡凛はオーストラリアに水泳留学、この辺りの話は原案となる『ハイ☆スピード!』で主に描かれていますが、本編でもちょくちょく触れられています。

そんな小学生時代を背景に、本作は主人公の遥が高校二年生に進級した時点からスタートします。
とある理由から中学時代に競泳をしまうものの、泳ぐことに関する独自の価値観などは変わらないまま、成長していた。
高校二年に進級し、後輩として小学生時代に共にリレーに出場した渚が入学、遙・凛・真琴・渚のチームがリレーで獲得、タイムカプセル優勝トロフィーを掘り起こすことになり、かつて通っていたスイミングクラブの跡地へと向かう。
すると、そこにオーストラリアにいると思われていた凛の姿があり、数年ぶりの再会を果した四人だが、昔とは違い凛は3人に非友好的な刺々しい態度になっていた。
水泳強豪校に編入していた凛ともう一度泳ぐべく遥達三人は水泳部を立ち上げ、新たな部員獲得や大会に向けた合宿、そして大会出場とスポーツ物としてお約束の展開を進んでいきます。

物語としては、スポーツ系の部活物としては王道的な作りとなっているので悪くない筈ですが、それを演じるキャラクターはデザイン重視な印象を受けました。
凛に関しては水泳に挑む姿勢や夢と現実に苦悩する姿などが描かれていて及第点
遥に関してもまぁ凛とのライバル関係やそれを通して泳ぐことへの価値観の変化、と凛を絡めるとそこそこの魅力を描けていたかも
しかし、その他のキャラクターの魅力に関しては本当に希薄、友情もひとつのテーマとなっているとあり、周囲のキャラクターの魅力不足はかなり致命的。
原案となっている『ハイ☆スピード!』を読むとまた違うのかもしれませんが……
京アニの作画はもう言うまでもないですが安定のレベルの高さ、特に水の描写に関しては水泳をテーマにしていると言うだけあって力が入ってました。
しかし、作画のレベルの高さに対し、物語そのものは及第点ながらもがキャラクターの魅力不足により中途半端な印象になった気がします。

物語自体は王道の部活物にも関わらず、魅力不足でデザイン重視のキャラクターが水泳して友情を深め合う。腐女子向けの作品と言われるのも仕方ないですねww
物語そのものは見られない事もないですが、映像面における京アニのクオリティーに助けられた感が否めない。
京アニのクオリティーだと、物語にも高めのハードルを設定してしまうのが難点、まぁスポーツ物としては王道な展開、作画のクオリティーの高さは抜群ですので、未視聴の方は一度視聴しておいて損はないと思います。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 64
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

これから見る人は要注意。女向けと言うかお姉向け(最終話まで

なんで男が沢山出るとホモって言われるかって?
その理由の1つが
前情報とかなしになんとなく見ていて普通のアニメだと思っていたらホモEND(キスとか)だった。
私はそういうアニメには殺意が湧いてくる。
そういうアニメが増えているので警戒してホモ展開になるんじゃないかと警戒しているのではないだろうか?
まぁいわゆる予防線ですね。


京都アニメーションなので安定の作画クオリティー。
水の表現に力を入れているとかなんとか。
BL展開に流れたら見るのやめます。
きっと京アニだからBLにはならないと願いつつ。
まっ普通に最後まで見る事は確定…しないかも…


■あらすじ(公式引用)
俺とお前の差を教えてやるよ!

「七瀬遙」は、「水」にふれること――「泳ぐこと」が好きだった。

小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」
彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。

やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。
遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。

そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。
遙、真琴、渚、怜、そして、凛。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語――


■WEBラジオ(wiki引用)
『イワトビちゃんねる』は、2013年6月17日よりランティスウェブラジオと音泉にて配信されているWEBラジオ番組。パーソナリティは、島﨑信長(七瀬遙 役)と鈴木達央(橘真琴 役)。毎週月曜配信。
http://iwatobi-sc.com/radio/


Freedom! [Free! MAD]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21542456
これには爆笑してしまったw


簡単にこのアニメの説明をすると、男キャラに女っぽい仕草と女っぽい展開をさせてゆるふわストーリーという感じ。
腐向けというよりお姉系好き向き?な感じ。
ホモホモしい所も沢山あるが、キスみたいな露骨な事は最後まで無いが明らかにホモホモしい想像ができるシーンが沢山あるので気持ち悪い。
単純にホモっぽい感じに男っぽい所が見れるのかと思いきや何処の層狙って作られたアニメなのかさっぱりわからないアニメでした。
水泳も適当だしスポ根でも無いしキャラ萌えだけなんだろうなぁと。ストーリーもひどいしなんだったんだろうこれ。


各話感想
{netabare}1話
って冒頭回想だったのか!!
水の表現はうーんなんか微妙な気がしないでもない。
鯖うまそう…水着にエプロンってww裸エプロンかい!
ホント京アニはタレ目好きだなぁ。先生がエルタソっぽい。
今って屋上開放されてる学校ってあるのかな?
飛び降り事件が多発して以来何処も上がれないんじゃないかな?
私は小さい頃から全部の学校で屋上は禁止でした。
砂糖かけてどうするw
劇場版中二病でも恋がしたい。っていつの間にCMになったんだよww全然気づかなったぞw
なんで写真残ってるんだよwトロフィーうめんなw
帰ってきた凛!宮野真守△海外でボロ負けたのかな?
そりゃ水貼ってるわけねぇよなww
ゴウちゃんとか名前がひでぇww浅井長政の三女がゴウだったのか!
なる程凛は水泳強豪校の選手なのか。
なんで脱いでるんだよww
勝手に人の学校で泳ぐなってかなんで開いてるしw全裸水泳ww
昔水泳習ってたけどフリーってなんだっけ。覚えてねぇ…
ライバル関係か。
なんかOPED微妙な気がする…


2話
なんで歯がギザギザなんだ?某忍者アニメのサメみたいなキャラのやつみたいじゃないか。
まぁ怒られるよね。女先生可愛い。
GOちゃんがリトバス鈴にちょいちょい見えてしまう。
まぁ髪型位なんですけどね。
アニキ水泳部じゃねぇのかよ。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工先生水着にならないのかよorz
まぁきっとフラグで後でどうせ水着になるのだろう。
どういう事なんだ。凛がキレる理由はなんだ?ハルが真面目に競わなかった事に腹を立てたのかな?
GOちゃん入るんかーい!なんて無防備な子。ってかあざといと思われても仕方ない。
プール潰れるのか。えw誰だよww佐々部コーチそんな見切れてたのか?w
遙と凛でこっそり勝負してたのか…凛それでグレちゃったのかな?
なる程それで遙も。


気づいてしまった。気づいてしまったんですよ。
違和感がなんなのかわかった。男なのになんで女の仕草してんだよ。
手を組んだり手を握ったりワクワクみたいな手の仕草したり。
リアクションも手を後ろに伸ばしたり。
http://p.twpl.jp/show/orig/nGpBv
喋り方とかもおかしい気がしてきた。なんか変だ。
渚と真琴がひどい。どうなってんだこの二人。後EDだな。
気持ち悪い。これだこれ。ここがホモホモしい原因だったのか。
いやホモってかおねぇってかなんていうかナヨナヨしすぎ。キモい。
京アニは女しか書けないのか?男の仕草がおかしい。
これに気づいてからそこばっか気になってしょうがない。
やばいキツイかもしれない気がしてきた。
EDのミスマッチ加減にもガッカリだ。


3話
なんだやっぱ風邪引いたのかよw
もう一人部員増えるのか。
あれこんなOPだったかな。なんかかっこいい。
あらっ小学生時代を文庫化ってアニメじゃやらないのかな。
イワトビちゃんストラップきもい。
屋内プール高そうだ。
うーん先生がエルに見えてくる。
あれ?竜ヶ崎くんレンズ入ってない?頭脳派なのか。
理論と計算w 何処の牧瀬紅莉栖だよこいつw
うわ棒に刺さりそうでこええ。
合同練習ノリノリだな相手の部長w
うーんやっぱ女臭い手の動きだ。
「すっごく綺麗だったんだよね!」の手がキモい。
ハルちゃんさんw 泳がないって見るだけなのか?
ゴウのエロ妄想が捗ってそうだ。
レイが盛大にずっこけたwww凹んでるw
泳げないのになんで脱いだしw
レイの興味の持ち方が変だ。レイ「ばっ!」ってなんだよw
強引だなレイの入部。
そして相変わらず謎の砂漠ED…


4話
やっと部活発足か。
レイ泳げるようになるのか怪しいなw沈んでるw
しかしまぁ泳ぐ所から始めるとかスポ根ものは望めなそうだ。
大会でてとか熱い流れあるのかなぁ…
えっ二三日で泳げるようにならんもんかね?やっぱり沈んでるw
まぁ背泳ぎとか色々やるなら無理か。
勉強のしすぎで頭が重いってどういう事w
水着関係無いだろ。淡々と日にちが進むなぁ。
度付きゴーグルなんてあるんだな。
あれ?水着って試着できるんだっけ?
凛vsハルで話が進むのかなやっぱ。
県大会なんて出れるのか?泳げない奴いるのにw
進まないww
そういや泳げない友人に毎年海で泳ぎ方教えても泳げるようになってないっけなぁ。
え?なんでいきなり泳げるようになったんだ?
バッタってバタフライ?無理じゃね?あれ程難しい泳ぎ方も無いぞ。
結構適当な水泳知識くさいなこれ。
そういや今回それ程金髪の変な仕草気にならなかったな。
あら?来週休みなのかな?


47 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/09(火) 08:15:26.52 ID:i4/JQwek0
ラジオで韓国からのメール紹介してて
非常に不快だったから苦情送っといた
ほんとメディアは隙あらばチョン関係をねじこんでくんな

174 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 15:26:19.25 ID:w/5xIe4G0
またラジオで韓国メール紹介してたな 
きっもちわる 
このタブリエコミュニケーションズってチョン企業なの?
ほんと吐き気がするわ

176 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 20:07:27.92 ID:IDIt6CS00
>>174
自分も不快だったからメールで苦情送ったよ

188 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 09:14:51.91 ID:OvG/Ut5h0
放送作家誰よ

191 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 10:56:35.14 ID:Z886Vj4o0
>>188
南口企画・企画厨房@『Free!』WEBラジオ【イワトビちゃんねる】01回が更新。パーソナリティは七瀬遙役の島崎信長さん・橘真琴役の鈴木達央さん。
ラジオの感想、出演者へのメッセージ、各コーナーへの投稿宜しくお願いします。構成田原

192 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 11:06:18.07 ID:lSbSaNVE0 [4/4]
>>191
なるほど 韓国推しはこいつの仕業か

うわうわラジオ韓国押しとか狂ってる…


5話
県大会まで48日。
イワトビチャンシークレットってなんだよw
フリーしかって意味がわからないんだが…
フリーのなんだよと。
地獄の無人島合宿。六位とか微妙すぎるwまぁ入賞するだけましかw
部費足らず。
締め付けが微妙に違う…(意味深
キャンプ道具すげぇなぁ。無駄に欲しくなる…
今更気づいたけど無駄に肩幅広いな。
まことの謎トラウマ?
先生何処へ行くつもりなんだその格好w
なんでプールあんだよ…
鯖みてぇな臭いってなんだよ唐突すぎ。
先生とGOだけ民宿とか舐めてんのか。
いやいや無理だろそんな遠泳とか…プールでやれよ。
なんだこの舐めきった水泳は。ありえんだろ。
先生マジ天使!
しかしGO兄妹はナツメブラザーズを思い出すなぁ。
鯖アンドホッケ 鯖アンドパイナップル ねぇよww
ピザのパイナップルだけは許せないって酢豚だろそれ。
ハルちゃんとがいいなぁ~ あっホモ発言。
うわーなんで夜に泳いでんだよ。はい。そうなるよね。
これはひどい展開。クレーム来るレベル。


6話
※夜の海で泳ぐことは危険ですので真似しないで下さい。
なんだこれ。だったら最初からそんなシナリオにすんな。
海荒れすぎだろ。一体ここまでに何十分経ったんですかねぇ…
あっさり救出してるし。
息が弱いと人工呼吸するもんなのか?まぁ未遂だったが。
実にホモホモしぃ…アングルとかのせいもあるのかな。
なんか体つき気持ち悪い気がしてきた。
ハルと一緒に泳ぎたいんだ。なんか気持ち悪い。
えぇっそこ怒るとこだろ…なんで怒るのやめたんだ…頭おかしいのか?
裸にエプロンまた出たww完全にホモアニメだなw
っつうか廃墟の缶詰食うってあり得ないだろ。
そもそもなんでテントに戻らないのか…
玲不遇すぎるだろ3面ってw
金髪がいちいち気持ち悪いなぁ…
3kmの距離で船が沈んだのか。
そんなトラウマあんのになんで遠泳したんだ?意味不。
泳ぎたかったから…動機付けが希薄。
あれがデネブアルタイルベーガ。
なんかこのセリフあちこちで使われるなw
なんで帰らないんだよ。普通事故ったら帰るだろう…ありえん。馬鹿なの死ぬの?


7話
県大会まであと五日。コーチ必要無いのか。
扉開いてるからって勝手に入るか?って夢か。おやじ?
フリーの100に出るのかハルカもリンも。
レイもリレーに出るだと!?その前に普通に泳げるようになれよw
半吉ってなんだ?待ち人きたる。
オヤジって親父?友達?愛称?親父か?わかりづらw
なんで親父の子供の映像が出てくるんだか。
県大会の当日か。一気にすっ飛ばしたな。
ってかなんで県大会なのに必ずリンと勝負する事になってんだ?水泳ってタイム競うからそういうものなのかな?
エントリーの申告タイム順なのか。
リンの勝ちか。予選落ち!?
どうせ遙勝つんだろうとか思ってたからこれは気になる。
こっから後半どうやって遙と凛をまた戦わせる展開に持ってくんだろうか。


8話
二度と泳ぐことは無い。はいフラグですね。
OPなかなか良いだけに内容が…
先生とコーチは知り合いだったのか。
ハルカのシャワーシーンのケツの筋肉おかしくね?腰の位置より高かったぞ…
勝ち負けじゃない別の理由?小学校の頃のリレー?
渚の動きがやっぱり気持ち悪いw完全に女だな。エルの顔にすげ替えたら可愛いかもしれない。
いーけいけいけいけいけまことー!ちょっと吹いたw
なんだろう見せ方の問題なのか競争の緊迫感が伝わってこない。
レイいつの間に泳げるようになったんだよwってやっぱバタフライなのかww
水泳で押せ押せってどういう事ww
なんか泳ぐシーンの作画が結構雑な気がする。
まだ1巻も出てないってのにクリアーファイルだのドラマCDだのキャラソンだの充実してんなぁ。さすが京アニ。売れてるのかな?
なんだ全滅かよ…
二日目だと?個人メドレーとリレーか。リレーそういやハルカやらないんじゃなかったっけ。一悶着ありそうだな。
風呂をGOちゃんが確認するのはどうなのよwwまぁGOちゃんになら覗かれたいかもw
メドレーリレーってクロールとか背泳ぎとか全部やるやつだっけ?
人んちで勝手に何やってんだっていう…ってか親いねぇのか?
まぁその辺アニメだからツッコんでもしょうがないか。
泳ぐんかーい!おいおい今まで拒否ってた理由はなんだったんだよw適当すぎんだろw
荒々しいダイナミックな泳ぎ!なんじゃそらw
手が伸びるような錯覚を起こすストローグ!w
なんだそのバッタはなってねぇ!ここひどいw
そして遙か。
割りと楽しめてるからそこそこ面白いアニメではあるんだけど突っ込みだすとキリがない位色々ひどい所が…


10話
ショタ回か。OP普通にいい感じの曲だよなぁ。
なんかもっとOPみたいなアニメだと思ってたんだけどなぁ…
桜のプールってなんだよw
スイミングクラブも一緒だったのか。
3kmちょっと走って通ってんのかよ。小学生にしては遠くないか?
花壇にって言い訳きつくないかw
なんだ遙急に走って帰るとか対抗意識燃やしてるのか?
水の中にいることが自然だからフリーって意味不。
凛がリレーに拘るのはなんかあんのかな。
花壇の案採用されてるしw
あれこれ1話の話だっけ。見たことのない景色見せてやる。どんな景色なんだ…
ゴローちゃんいつの間にコーチにw
ってかなんでちゃん呼びなんだ。
いやいやいやカメラセットありえんだろwwまぁアニメだからいいかw
遙下手くそになったって事かな?
カニチゲ鍋?ダイエットでもしたいのか?トマト鍋だったのか。
うっわ先生グラビアやってたのかよww水着関係の仕事じゃねぇw
先生清純派癒し系かと思ったのにガッカリした。
露出狂はAVでも出ればいいんじゃないんですか?
なんだろう。グラビアとか芸能界行っちゃう女って露出狂かミーハーにしか見えない俺は偏ってるのだろうか?
凛の親父はイワトビ一期生だったのか。
なんでオーストラリアなんだろう?水泳強かったっけ?
中学1年の冬休みに何があったんだ。
オーストラリアに行ってまで鍛えたのに勝てなくて折れちゃったのか。
レイが熱くなる意味がわかりません。
ってか凛やめた癖になんでまたやってんだろうか。
レイばっくれたか。まさか乗り込むのかよw
凛ちゃんさんってなんだよw凛さんですねでいいだろ。一々ちゃんつけるな気持ち悪いw
そうかこのアニメの違和感はちゃん呼びってのが気持ち悪いのか今更気付いた。
相変わらず意味不明な砂漠ED。曲は悪くないんだけどなぁ。
次回予告のブーメラン眼鏡wwwくっそ吹いたwまもww


11話
凛は世界を狙ってるのか。
ってかなんでそんなブーメラン眼鏡が熱くなってんだかよくわからん。
ほんとだよなぁなんでブーメラン眼鏡に話さなきゃならないんだっていう。
え?嫉妬?女かよこいつwwきもいw男にこの展開は無いだろw
ブーメラン眼鏡意味不明すぎるw当たり屋かよw
心配してくれたんですかってこいつガチホモかよw
あぁそうかホモだと思えば納得の行く展開だな。
「あんな人もういいんです。もう知りません。」発言が完全に女w
お見舞いに結局食べ物買ってきたのかよw
いやぁメロンパンには牛乳じゃないか?
凛は何かあったのか。
行くぞって言われてブーメラン眼鏡嬉しそうだなおいw
イワトビマスコットが気持ち悪いw
そしてこのBGMwwwダメだどうしてもあの動画が脳裏を横切ってしまうw
ヤバイかつ丼食いたくなってきた。
あれそういやなんの試合なんだ?県大会終わったのになんかあんのかな?
え?渚寝てなかったか?なる程レイがいなくなった後だったか。
渚抱きつくとか完全にホモww
今度は凛がブーメラン眼鏡呼び出したか。
海外でズタボロだったのかやっぱ。
リレーのせいでダメになったと思ってるのか。
ってかなんで呼び出したのか謎wまぁ話の都合なんだろうけど。
わざわざブーメラン眼鏡に喋る意味がわからない。
フリーの100だと?リレーに出れないのか。あらら。
来週フリーで遙とやりあって和気あいあいENDかな?


12話
日曜日に池袋アニメイト前に女の子がいっぱい集まってたけどフリーのイベントかなんかだったのだろうか?
凛なんでこんな駄目なんだ。荒れてんな。
ハルなんで一緒に泳げないの?わけがわらないよ。
ブーメラン眼鏡が気持ち悪い…
男の仲直りの仕方じゃないなこれ。
何の時間が無いんだ?凛はなんでハルにあたってんだ?
なんじゃこりゃww色々わけがわからないw
は?凛なんで同じチームになってんの?意味不明wご都合すぎ。リアルでもこういうの有りなの?
なんでハルの飛び込み姿見て( ゚д゚)ハッ!としてんだよww
なんで抱きついたwwwきもいwwアウトだなこりゃw
ブーメラン眼鏡の疎外感がひどいw
結局失格かよwwこれはひどいw
退部すんのかよ。なんじゃそら。なんだ辞めさせないのか。
ニトリの笑顔が気持ち悪いw
うわっこれで終わりかよ。なんじゃこりゃw
っと思ったらおっと凛転校してきたのか?合同練習で来ただけなのか?
最高の仲間に戻りましたとな。うーん感動しないなこれじゃ。
実にホモホモしいアニメだったなぁ。完全に女向けだった。
宮野真守出てなかったら途中で切ってた作品だったかな。{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 58

79.0 4 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング4位
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1235)
6810人が棚に入れました
ネトゲの女キャラに告白! →残念! ネカマでした☆ ……そんな黒歴史を秘めた少年・英騎が、今度はネトゲ内で女キャラに告白された。まさか黒歴史の再来!? と思いきや、相手であるアコ=玉置亜子は本物の美少女! でもリアルとネトゲの区別が付いていない、コミュ障ぼっちの女の子だった!? 英騎は彼女を“更正”させるため、ギルドの仲間たちと動き出すのだが……。

声優・キャラクター
豊永利行、日高里菜、水瀬いのり、M・A・O、大和田仁美、南條愛乃
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ご都合主義が・・・。

原作未読。ネドゲ未経験。

ネトゲとリアルを混同し過ぎている女の子とネトゲとリアルを別物と考えすぎている男の子のラブコメディといった感じでしょうか?
ただし、後半はラブコメ要素が薄れ、ネトゲあるある的な話が多くなるかなぁ・・・。

{netabare}
タイトルから『ネトゲの中で結婚した相手が同じ歳の可愛い女の子だった』という事実を主人公が知るまでの話をもう少し引っ張るのかと思っていたんですが、あっさりと第1話で・・・。
個人的には、この展開の速さは高評価です。
むしろこの後の展開の方が気になりますし・・・。
{/netabare}

作品中“ご都合主義”が大量発生します。
ご都合主義が気になる人には不向きかも。
私は、この“ご都合主義”もこの作品の魅力の一つかと思い始めているところです。

結局最後は『課金』って、ネトゲってそんな物なんですかねぇ?

投稿 : 2025/01/11
♥ : 61

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作はタイトルで避けてました、面白かったです、ごめんなさい。

原作は同タイトルのライトノベル(電撃文庫刊)。現在、原作未読です。

2016.06.25: 観終わったので更新

ライトノベルは有名作品についてはそれなりに読んでると思うんですが、本作に関してはそのタイトルからなんとなく回避していました。ちなみに『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』もそんな感じです。大変申し訳ないんですが、タイトルはあまり面白そうな話に思えません(笑)。

で、そういった作品でもアニメ化でテレビ放映されると、視聴はタダですので気になってた作品は観てみることも多いんですが本作もそんな感じで視聴を始めました。

めでたく最終回まで観終わりました。個人的には今期の作品では面白さ上位でした。タイトルで避けててごめんなさい(笑)。

原作者がどんなつもりでお話を作ったかは知らないんですが、本作には「アイデンティティ」というものに関する重大な問題提起が含まれているように思います。

本作はネトゲ(オンラインRPG)をプレイする上での「あるある」が一つの見どころなのだとは思うのですが、意図したものなのかはわからないのですが「ネット内人格(アバター)と現実社会での人格の同一性/乖離性」って結構普遍的なテーマだと思うのです。

ネトゲ上の出来事と現実の区別を区別しないことを作中で問題視される本作ヒロインのアコ(亜子)ですが、自分としてはそんなに変なことを言っているようにも思えないのです。

別に私はネトゲにハマってませんけれどもたとえば複数の SNS を利用してまして、それらの SNS ではもちろんアカウントのみ知っている人もいますが、リアルに知り合いな人もかなりたくさんいます。

で、SNS 上での振る舞いとリアルのそれを変えているかというと、私の場合ほとんどそんなことはありません。たぶん「あにこれ」の私しか知らない人が現実の私と話をしても、大きくイメージを変えることはないんじゃないかと思います。(まあ、本名とハンドルは違いますけれども)

まあ、主人公のルシアン(西村くん)のように「ネトゲと現実を区別する」ことをしないと生活に支障が出るかもしれないのですけれども、逆にそれは必要最小限で良いのではないかと思うのです。

第9話でのアコの例え話には、一面の真実が含まれていると思うのですよ。最終回で亜子が求めた「ご褒美」もそうですね。

だからまあ、法律上の夫婦じゃないかもしれませんけど「亜子は西村くんの嫁」で良いじゃないですか(笑)。(…気持ちの上でだけでも)

※2017.4.13誤字修正

投稿 : 2025/01/11
♥ : 55
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ヤンデレ系のヒロインでは、個人的に一番好き♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ラブコメとしてはかなり楽しめた。ヒロインのアコは、唯一無二のキャラとして、かなりお気に入り(多分、個人的歴代top10に入るw)。

「SAO」系を期待していると、期待はずれに終わると思います。これまた、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」同様に、タイトルで損をして(軽くみられて)いる作品かな。

タイトルで(なーんだ、ラノベテンプレのエロいラブコメかなんて)敬遠せず、是非視聴をオススメします♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
オンラインゲームを舞台にしながらも、主軸はリアルでの日常系ラブコメ。

本来、ネトゲ自体が妄想なのに、そこでの更なる妄想をアニメにするというのが良かったです。アニメならここまで突き抜けないとね♪

ただ、「未来ある青少年に、こんな現実があり得ると本気で思われたら大変だ」とは思います。これはきっと、分別ある大人が観るアニメですw

さて、本作はライトな作風ながら、割と純愛を追っています。

ヒロインのアコはかなりよいヒロイン。所謂「ヤンデレ」に属するのでしょうが、かなり天然でヤバイ人ですw あざといですが可愛くて、たまにムダにエロくて、嫉妬が半端なくて、突拍子のない行動が魅力の良ヒロインです。

この作品のテーマは、「本当の愛(恋愛・友情)」で、それを通して「ネトゲの闇と光」をよく描いていると思います。

「ネトゲ廃人」「RMT」「アカウントの乗っ取り」「詐欺行為」「騙し(エロ画像要求)」「強者による弱者を虐げる行為」「重課金w」などなど、ちゃんと「ネトゲの負の側面」を見せつつ、

「ネットだからこそ、外見や年齢問わず、打算抜きで付き合える」という良さを描いています。アコはこれを「純愛」と捉えているわけですね。

この作品、2期やるかどうかで、思いっきり評価がが変わると思います。

はっきり言って、8話目を頂点に、終盤はダレます。それは、「1~8話目がアコとルシアンのラブコメ(僕は友達が少ない)」をやり、日常回をはさんで、「10~12話目で本格派ネトゲアニメ(SAO)」をやったからです。この作風や積み上げてきたストーリーからいって、本格派ネトゲアニメやられても面白くないです(最後の課金オチは面白かったけど)。

当然、ラブコメの方が面白い。

1期でしっかりまとめるなら、「7~8話目(合宿回)」と「10~12話目(文化祭回)」を逆にした方が、カタルシスがあったかと。もしくは、「10~12話を使い、リアルでのアコとルシアンの恋愛を進めていくか」です。というか、8話目を観た段階で、「ゲームの恋愛は8話目で最終回。ゲーム以上の(リアルな)恋愛で閉めたい」のかな?って、思っていました。

もっとも、はじめから2期前提なら、「リアル恋愛を2期に残したい」という考えはわかります。てか、2期がないと、許しませんよw
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ネトゲのオフ会……で、(同じ学校の)可愛い女子が3人って、どんな妄想より妄想だって(笑)

2話目
これが、仮想世界での理想系ですね。「年齢・性別・顔、なんの関係もなく好き合う」なんて、純愛ですね。リアルでのバレのシーンは、シンプルだけど笑ったw リアルとゲームの区別がつかないのがヒロイン側ってのが新しいね♪ ここで禁書のパロか、相手はラストオーダーだしw この展開……おそらくあの猫娘もリアルは美女だな(笑)

3話目
皆で集まってネトゲ……楽しそうな気もするw アコのキャラ、可愛すぎ、怖すぎw 怒りが有頂天(笑) このアニメ、主人公とヒロインが手堅いから安心して観られるけど、展開手詰まりにならないかな?

4話目
マッ缶w ルシアンは甘党なのか? 100円ガチャじゃレア来なくても普通だってw 見た目クラウドだし、名前もクラウドだしw これ、10代の子には伝わらないかも(FFVIIはやはり名作)。まあ、でも分かるわ~、初心者の頃に出会って世話してもらった人って、いつまでも無条件に信頼しちゃうよね。

5話目
ヘッドショット連発w なるほど、「ネトゲ(なら何でもやれる)部」+「ゲームがリアルを侵食している少女」だと、こういう展開もできるわけね。なんか、良い話になったw 心の準備してたのくだりは笑ったw

6話目
オタクの兄貴にイケテる妹は定番ですな。恋人が降格ってことね。夫婦の方が上だと。意外性はないな~。

7話目
水着回。半分サービスって感じ。所々、妙に作画が古くさくなるのはなぜだろう? ああいうイベントって、実際にあるのかな?

8話目
う~ん、純愛ですね♪ ネトゲの闇と光。確かに悪い人もいるけど、良い人もいる。困った時に打算抜きで助けてくれる方も本当にいるしね。たまにSになるルシアンが面白いw そして、ルシアンの決め台詞からの、結婚式! これは良回だった! ここが最終回でも良かった出来の良さ=1~8話のテンポの良さが光りますな。

9話目
風呂回。「そのアイテムを作るには材料が足りません」は、笑ったw

10話目
裸族w イチャつき具合が半端ないw 展開的には、少しダレてきたかな?

11話目
弱小(中級)ギルドに強い傭兵さんを呼び、軋轢が生じるのはある話。ただ、普通は強い傭兵さんの方がイライラして、やり方に文句つけて、トラブルになるもんだけどね。でも、そういう人はいくら強くても不評が回るから、ゲームやりずらくなる。実際は、強い人は人格者(風?)が多いしね。マスターの照れ(笑) 「出来ないことを出来ないと言い、誰かに頼れると大抵うまくいく」というのは、わりと真理だね。頼られて嫌な人はあまりいないし。

12話目
課金アイテムの販売で手に入れた回復アイテムの物量(重課金)で勝負ってw 根性論などが存在しないナイスな戦術でした(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 38

70.5 5 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング5位
C3 -シーキューブ-(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1100)
6348人が棚に入れました
ある日、高校生の夜知春亮のもとに、旅先の父親から謎の黒い立方体が届く。それはヒトになるまで《負の思念》を取り込んだ呪われた道具だった。黒い立方体ことフィアは夜知家に居候しながら、おなじく夜知家の世話になっている村正このはや春亮に教わり、呪いを解くために善行を重ねることとなる。そして彼らは、呪われた道具が関係する事件に次々と巻き込まれていく。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

もっと深イイ話にしないと・・・(;`O´)o呪うぞ!

■『C3』ってどんなアニメなの…c(゚^ ゚ ;)ウーン
なんでこんなタイトルなのかまず意味不明ですよね(゚-゚*)(。。*)ウンウン
Cube[立方体]×Cursed[呪われた]×Curious[好奇心旺盛な]
だそうです・・・やっぱり最後がいまいち理解できませんねε-(ーдー)ハァ
まぁいっかぁ♪
 
タイトルの事は・⌒ ヾ(*´ー`) ポイっとしておいて、内容はといいますと♪
主人公の夜知 春亮の自宅に突然おっきな立方体の箱が届いたのですけど・・・
どうやらお父さんが呪いの品をよく送ってくるらしいのですが、自宅に届いた不思議な立方体も呪われた品らしいのです!
呪われた道具・禍具(ワース)とは、道具に強い呪いを掛けると、どうやらその道具に特殊な能力が付加されるらしいのです。
さらに呪いを掛け続けると道具が人間の姿にもなるそうです・・・
\(\◇ ̄ )ヘン~(  ̄▽/)ゝシン!!! \(○ `O´ ○)/トゥーー!!
こんな感じの変身シーンは無かったのですけど、立方体から本作品のヒロインの「フィア」ちゃんが出来上がったのでした♪
 
そんな呪われた道具・禍具(ワース)をめぐって様々な思惑を抱く人々が現れてくるのです♪
・禍具を破壊しようとする者
・禍具を信奉しようとする者
・禍具を知ろうとする者
・禍具を象徴とする者
様々な思惑が交差し暗躍する世界を描いた物語なのですね♪
 
 
■『C3』~シーキューブ~と出会った日の日記((φ(~∇~*)カキカキ
ジャンル的にはファンタジーらしいのですけど、1話の印象はキャラ萌えアニメって感じですね♪
おぱんつ丸出しなのはワンパクな証拠よね・・・ってなわけないでしょ(`□´)コラッ!
まぁしょうがないよね、こういう描写の需要があるんだもんね・・・
最近はこのくらいはなんとも思わなくなってきましたε- (´ー`*) フッ
 
でもキャラデザは可愛いと思いますよ(⌒^⌒)b
しかも作画が良い、背景も綺麗に描かれてるし、最近流行り?の髪色のグラデーションも某アニメの○○天魔○○と違って毒々しくなくって色彩センスの良さを感じられます♪
ストーリーの方はまだわかりませんけど、とにかくフィアちゃんが面白いですね(*^o^*)
こういうキャラ好きなんですよぉw
表情豊かな暴走キャラって惹かれちゃうのです(・-・*)ヌフフ♪
心境的には「WORKING!」のぽぷらちゃんを見つめるかたなし君的な感じですw
 
今後の展開で評価がどうなるか分らないですけど、楽しく視聴できそうな予感です♪
 
 
■メインキャラの紹介
夜知 春亮(yachi haruaki)
 <声:梶裕貴>・・・代表作:NO.6(紫苑)、花咲くいろは(種村孝一)
 本作品の主人公で呪いを受けない体質のようですね。
 
フィア
 <声:田村ゆかり>・・・代表作:ひぐらし(古手梨花)、Kanon(川澄舞)、他
 本作品のヒロイン。「呪うぞ!」が口癖・・・まぁいいっかw
 コリコリパリパリッとした煎餅が好物だそうですw
 
村正 このは(muramasa -)
 <声:茅原実里>・・・代表作:涼宮ハルヒの憂鬱(長門有希)、みなみけ(南千秋)
 メガネ&おっぱいの典型キャラ。好物・・・肉。
 
人形原 黒絵(ningyouhara kuroe)
 <声:小倉唯>・・・神様のメモ帳(アリス)、ロウきゅーぶ!(袴田ひなた)
 和人形のような黒絵ちゃんは、能力も見た目のまんまですね♪
 髪の毛が伸びてイカ娘ちゃんの触手みたいですw
 舌っ足らずな喋り方のゆいちゃんにぴったりのお茶目で可愛いキャラでしたね♪
 
上野 錐霞(ueno kirika)
 <声:喜多村英梨>・・・とらドラ!(川嶋亜美)、WORKING(轟八千代)、偽物語(阿良々木火憐)
 まさに学級委員長って感じのツンデレキャラですねw
 この子にかかっている呪いがボンテージ衣装なんですけど、エロ過ぎます・・・Σ(゚∀゚ノ)ノキャ
 えりりんはお姉さん的なキャラが似合いますね♪
 
桜参 白穂(sakuramairi shiraho)
 <声:斎藤千和>・・・ARIA(藍華)、化物語(戦場ヶ原ひたぎ)、他
 サヴェレンティのことを溺愛しているクールビューティーな女の子♪
 とっても人間嫌いなんですよ(ノ≧ロ)ノ<嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌人間嫌・・・

サヴェレンティ
 <声:井口裕香>・・・たまゆら(岡崎のりえ)、僕は友達が少ない(高山マリア)、他
 2011年も大活躍のゆかちの役はのろいを受けたお人形の役でしたねw
 男の子にも女の子にもなれる便利な体で、ボクっ子でドジっ子なのでした(^_^;)

ピーヴィー・バロヲイ
 <声:大原さやか>・・・ARIA(アリシア)、Fate/Zero(アイリスフィール)、他
 まさか・・・さや姉さんの口から「ビッチ」なんて言葉が出てくるなんて!Σ(^∇^;)
 このアニメを観ていてそれが一番ショッキングでしたw


■総評
大沼心監督のTVアニメの監督作品としては3作品目となる本作品も、大沼さんらしい演出が見られていましたね♪
監督初作品の「ef」や2作品目の「バカとテストと召喚獣」での演出技法が随所に光ってた印象です!
演出の中でも特徴的なのはシルエット・アート(影絵)の技法をアニメに取り入れている点でしょうね♪
これを機会にちょっと覚えておくと良いかもしれませんね!

【シルエット・アート(影絵)の特徴】 \_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
シルエット・アートの魅力って『心を描く』って表現が分かりやすいかもです(^ー^* )フフ♪
活字で説明するのは難しいのですけど、描いた被写体の本質が浮き彫りになってくるって感じです!
動物や乗り物などをシルエットにしてみると、実物を見るよりも特徴を捉えやすいって言われてるんですよね(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
道路標識なんかもシルエットを使ったものになってますけど、視認性の高さからとも言われているのですよ♫

例えば、錐霞ちゃんの禍具は「誰かを締め殺さずにはいられない」って呪いが掛けられていましたけど、自らの体を殺傷の対象とするシーンでは、シルエットを使った演出で表現されていましたね(ノ゚ω゚)ノ*.オオォォォォォォォー
通常の描写よりも、錐霞ちゃんの心の風景がより強く表現できていたと思いますし、禍具の呪いから抗えない絶望感や恐怖感を心理的観点から視聴者に与えてましたね♫
とっても痛々しいシーンでした!∑(>д<) ミテラレナイヨッ!!
それと戦闘シーンでもシルエットを使って表現されていたりもしてましたね!
細かいカット割りでスピード感のある戦闘シーンを演出する場合でシルエットを使うのは、瞬間的に緊迫感や恐怖感を出す演出としては個人的に良い演出方法だなぁ~って思ったりもしましたo(*^▽^*)o~♪
シャフトの演出家で第一人者の新房さんの影響を受けてきた大沼監督らしい演出が作品全体通して散りばめられているので、そんなところも見所ではないかなぁって感じました(^^♪

本作品で不満を挙げるとしてたら、ストーリーとエロ描写ですw
呪われた禍具とそれを巡って争いがおこる設定や、萌え擬人化させて特殊能力を持たせたりする設定など、数々あるテンプレートを組み合わせてそこに「呪い」というテーマを掲げた感じなのです!
それが悪かったってわけではないと思うのですけど、まとまりが無い印象を受けてしまいました;;;;(;・・)ゞウーン
禍具を巡って、別々の思想をもった組織がいくつかある訳なのですけど、その組織の思想や活動内容が結構あやふやに表現されている印象だったので、ストーリー自体に深みや面白みをあまり感じなかったのです(^^;)
それと、露骨なエッチなシーンはただのサービスカットなだけでかなり露骨なものでしたのであまり良い印象は受けませんでした♪
エロ描写でも笑いに必要なカットや、愛の表現としてのカットであれば良いのですけどねって個人的には思ってますw

作画や演出はクオリティは高いと思いますし、フィアちゃんや黒絵ちゃんといった可愛くって愛嬌のあるキャラもいて、ギャグパートはとっても好きな感じだったので、後はシリアス展開の部分に力を入れてほしかったなぁって思っちゃいました!
もったいないなぁって印象の作品だけに、2期に期待したいです(^▽^)/


■MUSIC♫
OP曲『Endless Story』
 【歌】田村ゆかり
 ピアノの旋律とロックを融合した疾走感がとっても気持ちいいナンバーです♪
 和の優雅さを併せ持った楽曲に耳抜けの良いゆかりんの声が心地良いですね(^▽^)/

OP曲『紋』
 【作曲】市川淳【歌】喜多村英梨
 こちらは完全に和を意識した楽曲ですね♪
 ロックベースにですけど、ストリングアンサンブル(弦楽器をキーボードで出す機能)で上手にアレンジ
 しているので趣のある雰囲気があります☆彡
 歌詞も古風な言い回しになっていて、マーティ・フリードマンに感想を聞いてみたいです(*´∀`*)

ED曲『雪華』
 【作曲】市川淳【歌】喜多村英梨
 落ち着いたスローテンポの曲をしっとり大人の雰囲気で歌ってくれてます♪
 

ED曲『Sympathy of Love』
 【歌】田村ゆかり
 ピアノの落ち着きのある美しい音色にちょっと切ない恋心を歌ったナンバーですね♪
 

2011.10.03・第一の手記
2011.01.03・第二の手記(追記:■メインキャラの紹介(一部)■総評)
2012.01.13・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2025/01/11
♥ : 61
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

観ないと呪うぞ!?否、聴かないと呪うぞ(66点)

全12話。
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:66点
アニメ系統:ファンタジーバトル&ラブコメ

最近のラノベ原作ははずれが多いから心配だが
さてさてどんな物かと恐る恐る視聴。

1話は完全なるフィア萌え仕様だと思った。
その路線でもまったく問題ないぐらいにフィアがたっていた。
しかし、2話で一気に別の次元にふっとばされた。
そんな印象で始まったのではあるが、どうにも方向性が定まらない。

物語の進行にぶれがありすぎたように思う。
萌えもしくはバトルのどちらかに振ったほうが良かったのではと思う。

しかしながらキャラはフィアが可愛すぎる。
中の人はゆかり姫。
通常時とバトル時の演じわけもなかなか良かった。
ギャップ萌え。
フィアのちょっとエッチなボイスも見逃せない(`・ω・´)キリ

もう1人、個人的にお気に入りは白穂。
これはもうひたぎさん風の千和さん。
ひたぎさん、ほむほむ好きにはたまらない。

さらに声優ファンとしてみのがせいのが学園長。
池田さん登場。
シャアボイスでボケかましてくれるのが最高だった。

音楽はOPED共に良かった。
前半のOP「Endless Story」はゆかり姫。
個人的には今期NO1。
曲だけでも聞いてほしい所。
いや、OP映像も合わせて観ていただけるとよいと思う。
その他の曲もいい曲ばかりなので是非聞いてみてほしい。

そんな、良素材がふんだんにあった作品ではあるが
色々な調味料を加えた結果、微妙な味わいになってしまった印象。
そして、2期がありそうな終わり方w
これ2期やるのかね?
この辺りも最近のラノベ原作アニメに多い。
原作が終わっていないので仕方ないのかもしれないが。。。

兎にも角にも最近のラノベ原作よろしくな作品かなと思う。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

「Endless Story」聴かないと呪うぞw

そして、淑乳はすばらしいと言っておく(`・ω・´)キリ


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以下、各話後の感想。
ネタバレがあるかもしれないので
未視聴の方はスルー推奨。



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{netabare}
【1話視聴。】
これはレベル高けえwww
1話から腹筋よじれるかと思った。
ぶっ飛んだ話にぶっ飛んだ行動w
そして、無駄にパンツを見せやがるw
そして、チラリと見せるいい話。

ゆかり姫もいい仕事してる。
ヒロイン「フィア」に釘付けになってしまった。
今話のED(本来OP)曲もゆかり姫でいいねえ。

今後にものすごく期待している。

しかし、1話のEDにOP曲もってくるの流行りかね。
今から物語スタートですよ的な使い方。

まあ、皆も観てくれ。
観ないと呪うぞ。


【2話視聴。】
ちょwwwwwwww
シャアwwwwwwwwww
何でこんな所にw
まあそんなことはおいておいて。

2話から一気に超展開。
バトル物&シリアス調になってくるのか?
1話の雰囲気とはまったく別のもだな。
しかしゆかり姫いい仕事しやがるぜ。
ファアの変わりっぷりに痺れる。

OP曲が気に入りすぎた。
CD買おうかなw

【3話視聴。】
前回のつづきのバトル。
フィアのバトルスタイルが今一分からない。
いくつも道具あるのかな?
微グロあるので耐性ない方は注意。

そして、バトルから一転。
フィアの葛藤。
その後のちょっといい話。
オチのフィアのセリフはベタだがいいw

フィアのバトル時の不気味さと
通常時の可愛らしさはヤンデレに属するのかね。
ツンデレでいいのかな?
フィアのジャンルが分からんw

【4話視聴。】
なかなかいい厨二バトル。
意外とグロイ描写。
時折見せる萌え要素。
とりあえず方向性は定まった気がする。

やはり、ゆかり姫の演技がいい。
完全にギャップ萌え。

そんな視点で観れば結構面白い。
個人的にはかなり好み。
特にフィアがw

しかし、これ分割2クールとの話もあるよう。
そうなるとまだまだ色々ありそう。
今後も楽しみ。

そして、OP曲「Endless Story」が個人的に秋NO1。
ちょっと買ってくる。

【5話視聴。】
ようやく一区切りといった感じかな。
そして、新たなる展開へ突入した感じ。
ちょっとぶっ飛び展開だったが、まあいいでしょう。
バトルも結構動いてるし、フィアはかわいいし問題ない。

そして、今週の見所はなんといってもCパート。
ゆかり姫のセリフがやばいw
オチは想像ついていながらも、ドキドキしたわw

【6話視聴。】
新キャラ、サヴェレンティ
ヒャッフー千和さんだぜえ\(^O^)/
ひたぎさん風でいいねえ。
シャアも久しぶりに登場したし。
俺得の声優さんが出てきて満足した。

【7話視聴】
今回OPED曲変わらなかったね。
ということはやはり2クールなのかな。

それはそうと、「このは」のはち切れんばかりの胸がやばいw
どんだけおっぱいで引っ張るんだよw
それよりフィアの胸にクローズを・・・∑(゚o゚C===(__;バキッ

本筋は、サヴェレンティと白穂が???
どうなってるんだ?
何か謎があるのだろうけれども。
来週には謎が明かされるのかな。

【8話視聴】
白穂役の千和さんやっぱいいわ。
こういう影がある役は好きだわ。
今後も出番を要求する。

久しぶりのフィアの冷徹な役も見れたし、
何といってもシャアwwwww
この声で
「美しい女性に罵られるというのは
  ある特殊な趣味の持ち主には幸福なのかもしれない」
クソワロタwww

「愛してる、LAVEだ」
もうダメだwwww

違う楽しみ方してるオレガイル。

まじめな話、池田さんってある意味損してるよね。
あまりにもシャアのイメージが強すぎる。
まあ、シャアは池田さん以外考えられない!
それほどの声優さんではあるけれどね。
なんやかんや言っても、池田さん大好きだわ。

9話視聴。
OP曲が変わった。
これで2クール説は消えたかな。
やはり Endless Story の方が個人的には好きだなあ。
しかし、OPの絵が委員長中心になってたんだが、これから委員長中心の話になるのか?

この9話から新しい展開のようだが、どうなるのか。
というか残り3話でどうするんだろうか?
結構中途半端な感じだよね。
曲の変わり目も変だし、12話以降何かあるのか?

続きは映画とか、ネットとか、とかとかとか・・・


10話視聴。
淑乳\(^O^)/
淑乳\(^O^)/
淑乳\(^O^)/

以上wwwwww
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 39

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

萌えとグロのギャップが・・・

呪うぞ!とあんな可愛い感じで言われても^^;

◆この作品の概要は・・・
呪われた道具のお話。
人間の強い負の感情を浴び続けた道具は呪われ、人化します。
そんな道具の一つであるフィアが呪いを解くために主人公のもとに送られてくるとこからストーリーが始まります。
良い事を行えば呪いが解けるといいますがはたしてどうなる事やら・・・。

◆第1話視聴・・・
動物が人化するアニメはたくさんありますが、道具が人化するという設定のアニメは少ないですよね。
タイトルのC3の意味が「立方体」「呪われた」「好奇心旺盛」。
フィアは道具だったので常識という物がなく、やることなす事目を当てられない感じですが、その行動はあまりにも可愛すぎます♪
この先どんなドタバタを見せてくれるか楽しみですね。

◆第2話以降から・・・
この作品の本性?が現れます。
第1話の雰囲気に合わせて、ちゃぶ台でお茶とおせんべいを飲食しながらこのアニメを見ようと思っていたのですが(。・・)_且~~・・・。
まさか、あんなに可愛かったキャラ達が・・・Σ( ̄□ ̄lll))!!
このアニメ、グロだったのですね(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
おパンツがどうのこうのなんてイメージはどっか飛んで行きましたよ。

◆戦闘シーンが・・・
圧巻です^^;
キャラ達が怖い表情をしながら、見るからに恐ろしそうな武器をブンブン振り回す!!
そのグロな姿に(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

◆声優陣は・・・
夜知春亮    : 梶裕貴(ロウきゅーぶ!の長谷川昴)
フィア       : 田村ゆかり(ひぐらしの古手梨花)
村正このは   : 茅原実里(ハルヒの長門有希)
上野錐霞    : 喜多村英梨(まどマギの美樹さやか)
人形原黒絵   : 小倉唯(神様のメモ帳のアリス)
サヴェレンティ : 斎藤千和(化物語の戦場ヶ原ひたぎ)
桜参白穂    : 井口裕香(とある魔術の禁書目録のインデックス)
ピーヴィー・バロヲイ : 大原さやか(ARIAのアリシア・フローレンス)
アリス・ビブオーリオ・バスクリッハ :  田中理恵(ガンダムSEEDのラクス・クライン)
他、池田秀一、折笠愛、三石琴乃、阿澄佳奈など。

◆総評・・・
普段は可愛いキャラ達が恐ろしい姿を見せる、この極端すぎるギャップがすごく、そして自分達の呪いを解きたいと願う苦悩はよく描かれていました。
昔のアニメ「妖怪人間べム」を思いだしましたね。
しかしながら、この内容で1クールは無理がありすぎる。
中途半端な感じで終わり当然ながら2期があるよね?と思いつつ、というより2期作らないと「呪うぞ!」と言いたくなるような物足りない内容でした。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 37

88.5 6 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング6位
盾の勇者の成り上がり(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1180)
5565人が棚に入れました
図書館で出会った一冊の本。そこから勇者として異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文。盾を使う能力を持った彼は、陰謀と裏切りに会い、異世界ですべてを失ってしまう。どん底からの成り上がりを描いたヒロイック・ファンタジー!

声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

デブチョコボが全てを救う

キネマシトラス制作。

次元の渦・亀裂から大量に魔物が湧き出し、
世界は「波」と呼ばれる現象で破滅の道を辿る。

図書館で1冊の古書と出会った主人公尚文は、
世界を救う盾の勇者として異世界に召喚された。
召喚された勇者は彼を含め4人である。

労働の対価として報酬を要求する勇者たち、
英雄譚としての勇者像からは乖離した設定である。
この設定も、物語後半で効果を上げる。
{netabare}地道に任務をこなし民の信頼を得る主人公と、
どこかゲーム感覚で勇者ごっこをする、
他の勇者との対比が顕著な形で表される。{/netabare}

ハーレム展開も少しずらされている。
根拠のない愛情が、先行するのではなく、
信頼が先行しているため過度な嫌味とならない。
{netabare}身寄りのないものたちの疑似家族なのだ。{/netabare}
デブチョコボのフィーロが全てを救う。
なんて愛嬌のあるキャラクターでしょう。
ニコニコと荷馬車を引く姿がとても可愛い。

地道に戦闘し、レベルを上げ、
その対価で食料と武具を購入し旅を続ける。
気が付けば民の信頼を集め仲間を得る。
このこともまた物語後半で効果を上げる。

主人公尚文は、物語終盤になり、
{netabare}壊滅した仲間の故郷の再建を願い町を作る。
それは彼にとっても新たな旅の拠点である。{/netabare}
様々な旅での出会いが彼を成長させたのだ。
生き方を見つけ、ここからまた始める。

新たな冒険の始まりに期待するばかりだ。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 72

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人間の醜い心に嫌気がし、人狼や神鳥の美しい心に癒される物語

この物語はドラゴンクエストのような立派な勇者が登場する素晴らしい物語ではありません。
人間の醜い心が思いっきり表現されています。
このアニメで美しいバトルを期待されている方は、見ない方が良いでしょう。
でも、人間でない人狼のラフタリアや神鳥のフィーロが私たちを癒してくれるので、この物語は何とか見ることができます。


この物語では、顔も見たくないほどの嫌な人間たちが登場します。
その嫌な人間たちから盾の勇者である尚文(なおふみ)は、何度も何度も濡れ衣を着せられて酷い目にあいます。

そんな嫌な奴らからの迫害をバネにして、尚文は少しずつ成長します。しぶとく、たくましく生き抜きます。
そんな尚文の生き方に、思わず感情移入してしまいます。
ドロドロして美しくないけど、大好きです。共感が持てます。

そして、尚文の仲間である人狼のラフタリアや神鳥のフィーロは、この物語では天使のように純粋です。いつも尚文を守ってくれます。

人間の心が醜く、獣や鳥の心が美しい、それが嫌というほどわかってしまう物語です。


この物語は、まさに人生の縮図のようなものです。
嫌な奴に屈服して日陰のような人生を送るか、それとも嫌がらせを跳ね返してしぶとく生き抜くか、その選択を迫られることが人生には割とあります。
私たちも盾の勇者のように、しぶとく生き抜きましょう。

エンディングは 藤川千愛さんの「きみの名前」 と 
               「あたしが隣にいるうちに」
2曲ともこの物語にふさわしく、心の叫びが聞こえてきます。魂の叫びと言っても良いかもしれません。
決して美しくないですが、心に響く名曲です。
       

投稿 : 2025/01/11
♥ : 70
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

憎しみの連鎖

アニメーション制作:キネマシトラス
監督:阿保孝雄、シリーズ構成:小柳啓伍
総作画監督:鈴木 豪、山本由美子
キャラクターデザイン、総作画監督:諏訪真弘
原作:アネコユサギ

異世界系アニメは嫌いではない。
パーティーを組んでモンスターを倒すという
今では誰もが知っている物語自体に
不思議と惹きつけられるからだろう。
しかし、物語の骨格が共通のため
誰もがストーリーを作りやすいこともあり、
作者の嗜好が分かりやすく伝わってくる。
そのため、私にとっては好みがはっきり
分かれるジャンルの作品でもある。
物語が目指しているものが見えたときに
感じたのは、『盾の勇者の成り上がり』は、
私が好きな異世界ものだということだった。

20歳の大学生、岩谷尚文は「四聖武器書」という
本を読んでいるときに異世界に召喚されてしまう。
そこには、剣、槍、弓、盾の4人の勇者が揃い、
尚文は盾の勇者として召喚されていた。
4人の勇者は定期的に訪れる「災厄の波」に
対抗するために呼ばれた存在。
しかし、なぜか盾の勇者である尚文だけが
召喚したオルトクレイ王やその娘・マインから
迫害されてしまうのだった。

序盤を乗り切れるかどうかが
いちばんのカギになるかもしれない。
主人公の尚文が周りの人々から騙され、
迫害され続けるため、観ていてストレスが溜まるからだ。
個人的にはフィーロとドラゴンのレースでの
マインのやり方があまりにも滑稽で笑ってしまい、
そこから、安心して観られるようになった。
尚文が迫害されることが、この物語の核心の
部分なのだろうと思ったからだ。
おそらく盾の勇者についての本当の秘密は、
物語の最終段階にまで来なければ、
明かされないのではないだろうか。
そもそも尚文だけが「盾」の勇者ということで、
武器ではなく防具だというのは変な話で、
攻撃を受け続けることを示している。
それによって、憎悪の炎が蓄積されていき、
強大な力を持つ話になっている。

結局、何千年も続く人類の歴史で
戦争が終わることのないのは、
憎しみが連鎖するからだろう。
これを断ち切らない限りは、
私たちはいつまでも破滅の危機と
直面し続けなければならない。

マチュー・カソビッツ監督の『憎しみ』という
映画があるのだが、フランスでの
有色人種たちが差別を受け続け、
悲劇を生んでしまう様をモノクロの映像で
スタイリッシュに描いている。
フランスというとサッカーの
ジダンやアンリなど有色人種のスター選手が
多いイメージだが、反面、差別が根強いと聞く。
国粋主義者が一定数以上いて、
スラム街のような場所も存在する。
フランス国内の暗部が描かれた、
とても心に残った作品だった。

『盾の勇者の成り上がり』を観ていて、
そんなことを思い出したのだが、
この作品は、テーマや教訓を込めた童話。
明らかに西洋の童話がバックボーンにある。
だいたい、マインや教皇、ほかの勇者の行動が
あまりにも常軌を逸しているわけで、
明確な目的をもって物語が紡がれていく。
そのため些か、極端な展開になっていて
好みが大きく分かれるだろう。
例えば、先述したように盾の勇者は、
攻撃を受け続け、憎悪の炎で自らと
世界を滅ぼすほどの力を備えているように見える。
それを助けるのが奴隷商で売られていた
タヌキの亜人のラフタリアと
神鳥と呼ばれるフィーロである。
本心から信じてくれる大切な人が近くにいることが、
人を憎悪の念に縛られることから救ってくれる。

また、「災厄の波」に際して、
モンスターを退治していくのと同時に
一般の村々が被害を被り、
モンスターの死骸が周辺地域に
災害をもたらす話もある。
勇者たちがモンスターを倒すことで
後始末をしないと被害が拡大していく発想は面白い。
そんなときに尚文が人々を助けるのだが、
必ず報酬を要求する。
つまりは「ギブ&テイク」の精神だ。
人と人との関係というのは、いくら親しい間柄でも
「ギブ&テイク」を忘れてしまうと、
簡単に関係性が崩れてしまうことがある。
一方が与え続けているだけの関係性は、
いくら口では「気にしないでいい」と
言われたとしても、長続きすることはない。
これは親子であっても同様だ。
誰もが頭では分かっている、人と人との関係性の常識を
物語でしっかり伝えているのは好感だった。
この常識は最近の社会では忘れかけられていると思う。

そして、物語に一貫して流れているのは、
「信じる」とは、どういうことかということ。
盾の勇者は、ほかの使い物にならない勇者たちと
共闘しなければならないことをフィロリアルの王から
課される。人を信じたり、託すことによって、
初めて未来が拓けることを示す。
{netabare}勇者たちには、それぞれ特殊能力が設定されており、
他の勇者のことを信じることで、
その能力を全員が使えるようになっている。{/netabare}
おそらく、この物語では、人が持たなければならない
いくつもの大切なものを身につけなければ、
「災厄の波」に対抗することができないのだろう。

物語全体としては「なろう系」らしく、
設定や物語の粗が散見され、
主人公以外の頭が悪すぎてイライラする。
タイトルもこの作品が内包するテーマとは
かけ離れていると思うし、失敗だと感じる。
おそらく編集者がつけたのだろう。
しかし、キャラが魅力的で、
やりたいことがはっきりしている。
最後に仲間に加わるのも、樹のチームから
追い出されたキャラということで徹底している。
作画は安定していて、顎のとがった造形が特徴。
美術面もなかなか興味深く、
ローマやマヤ文明の遺跡を参考にした
絵作りが好感だった。

別の異世界から訪れたグラスやラルク、
そして、勇者たち全員が
それぞれ別の世界の現代から召喚されたこと、
盾が抱える暗い秘密など、
気になる点はたくさんある。
2期と3期の制作が決定したということで、
続編を楽しみに待ちたい。
(2019年11月10日初投稿)

投稿 : 2025/01/11
♥ : 70

70.2 7 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング7位
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (859)
5298人が棚に入れました
「あなたは、我が校の“庶民サンプル”に選ばれました」ごく平凡な高校生・神楽坂公人は、ある日突然、『清華院女学校』に拉致されてしまう!伝統と格式あるこの学校に通うのは、名家の令嬢ばかり。おまけに外の世界に出たこともなければ、同世代の「男」を見たこともないという超絶箱入りっぷり。異性と世間に免疫をつける教育のため、「庶民サンプル」として選ばれた公人だったが、ケータイ、ゲーム、漫画すら知らないお嬢様たちにとって「庶民」は憧れの存在で…!?いきなりお嬢様にモテモテ生活スタート!ハートフル学園ラブコメディ。

声優・キャラクター
田丸篤志、芹澤優、立花理香、桑原由気、森永千才、大西沙織、原由実

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

うう~ん( ´ ` ;)

主人公である平凡な高校生がお嬢様学校に
拉致(ゲッツ)されてしまうお話。
学園ハートフルラブコメディだそうです。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


タイトルそのままのストーリーでしたね。
そりゃ、おれもゲッツされたいと思いましたよw

舞台となるのは主人公がゲッツされた「清華院女学校」。
とある事情から立ち上げられた庶民部の活動が主題。
容姿、性格ともに個性豊かで魅力的なキャラクターが
主人公・神楽坂 公人の周りに集い物語がスタート。

このジャンルが好きな視聴者の為に抑えるポイントは
しっかり抑えているという印象ですね。
テンプレな展開の中にも多少なりともこの作品の
「お嬢様×庶民」という特徴が出ていたところは
評価できるかなぁと思います。

それでも物語の評価がいまいちなのは右肩下がりの
展開だったと個人的に判断しました。
ギャグ、キャラなどは良かったんですけどねぇ。

それから作画。キャラデザが雑。
ちょっと油断すると顔のパーツのバランスが崩れる
マイナスなポイントがとても気になってしまいました。
キャラ自体は魅力的だったのでとても残念でした。


総評としては尻すぼみで終わってしまった惜しい作品。
ちょっとキツい言葉だと「観なくても損はしない」
という評価になってしまいますかね。
それでもハーレム好きなら楽しめるかな??

余談。ドラマCDの声優陣がめっちゃ豪華ww




《キャスト》

神楽坂 公人(CV.田丸篤志)
天空橋 愛佳(CV.芹澤優)
有栖川 麗子(CV.立花理香)
汐留 白亜(CV.桑原由気)
神領 可憐(CV.森永千才)
九条 みゆき(CV.大西沙織)
花江 恵理(CV.原由実)
来待 早百合(CV.本田貴子)



《主題歌》

OP
『イチズレシピ』/アイドルカレッジ
ED
『トワライトに消えないで』/原由実

投稿 : 2025/01/11
♥ : 49
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

上品ゲッツ

{netabare}なんだ、あの終わり方は。
最終回の茶番はホントひどい。
目を覆いたくなるばかりだ。
結局ゲッツをやりたかっただけのアニメのような・・・。{/netabare}

いわゆるお嬢さん学校内で繰り広げられる典型的ハーレムアニメ。
お嬢さんは耐性がないので、ホントちょろいもの。
あり得ないお嬢さん設定だけど、そこが楽しめた。

4人の個性的ヒロインがドタバタするのが主ストーリー。
しかし、私のイチオシ人物は主人公付メイド長の九条さん。
極めて冷静に主人公に浴びせる罵詈雑言。
もうこれだけでお腹がいっぱい。
それにあの舌打ち、ちょっと癖になるかも。

完全無欠のバカアニメだけど、嫌いになれない雰囲気がある作品だ。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 35

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ごきげんよう~

原作未読 全12話

外界から情報をシャットアウトされたお嬢様学校に、卒業後に世間とのギャップを埋めるために選ばれた主人公の神楽坂 公人(かぐらざか きみと)が奮闘する学園ラブコメです。

とにかく世間の常識をまったく知らないお嬢様方々、興味津々で公人の行動が注目されます。

下着姿やパンチラなどの表現もありましたが、それほどエッチな感じがしませんでしたね。

お嬢様学校の中でも公人によくかかわり合う4人のヒロイン、人見知りでヘタレ、○○なお嬢様、○○な剣士、○○○○の苦手な天才と出てきますが、その中でも公人によくいじられる天空橋 愛佳(てんくうばし あいか)ちゃんが好きなキャラですね。色々と挑戦して頑張っています。

重い作品のあとに観るといいかも知れません。私は思いのほか楽しめました。

最後に、ゲッツ言えばダンディ坂野、OPの曲のミュージックビデオにも本人が出ていましたねw

投稿 : 2025/01/11
♥ : 31

80.8 8 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング8位
ロクでなし魔術講師と禁忌教典(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (939)
5106人が棚に入れました
魔術と科学が共に発展した世界――ルヴァフォース。
魔導大国・アルザーノ帝国の南部に位置する「アルザーノ帝国魔術学院」はこの世界で最先端の魔術を学べる最高峰の学び舎である。
およそ四百年の歴史を有するこの学院は魔術の道を志す全ての者の憧れであり、学院の講師や学生たちも自信がその輩であることに誇りを抱いている。

この由緒正しき学院に突如として赴任してきた非常勤講師、グレン=レーダス。
「お前らに、本当の魔術ってもんを教えてやるよ」
《ロクでなし》と呼ばれるこのオトコの破天荒な授業が、今はじまる。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、藤田茜、宮本侑芽、小澤亜李、高橋広樹、喜多村英梨
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とことんテンプレにこだわった作品かな?

原作未読。最終話まで視聴。

「これでもか!」というほど、どこかで見たような展開がひたすら繰り返されます。
しかし、この作品の面白いところは少し『ずらして』いるところ。
第1話から思わず突っ込みまくりでした。
{netabare}『って、負けんのかい!』みたいな感じで・・・。{/netabare}

ヒロインが{netabare}『銀髪だと思わせておいて実は金髪・・・、と思わせておいてやっぱり銀髪でした』{/netabare}みたいな展開も良かった。

そう考えると、この作品はズバリ「魔術系コメディ」。
敵キャラのクソっぷりも心地良い、この作品の感じは嫌いではなかったです。

そういえば、最後まで{netabare}禁忌教典(アカシックレコード){/netabare}について、あまり語られなかったなぁ。
何か、まだ火種がくすぶっている感じだし{netabare}(っていうか、根本的には、まだ何も解決していないような気が・・・){/netabare}、第2期とか考えているのかな?

投稿 : 2025/01/11
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ロクでなし≠無能(シリーズ構成・脚本はたぶん頑張りました)

原作のライトノベルは読んでいません。

ファンタジー系のテンプレラブコメですが、その中では面白い方だと思います。ビジュアル「赤」担当不在はちょっと珍しいですかね。結果として記号としての「メインヒロイン」を見えにくくしているかも。
(まあ、「赤」不在なら通常次点は「金髪」でしょうけど。)

主人公のグレンが「ロクでなし」ということでのこのタイトルですが、その要因は職業軍人としての過去の任務におけるトラウマに由来することが示唆され、さほど悪い印象は持たずに視聴できると思います。

またグレンの能力が(少なくとも物語序盤では)血統や先天的な才能によるチートというよりは努力によるものっぽく描写されていること、またチート性はむしろ周囲のヒロインたちが担ってそうなところ、そしてそれを発揮しきれないヒロインたちに教員として対峙するという関係性が、この物語を面白く感じられる要素として挙げられます。

また前歴のおかげか戦い方に合理性が感じられるところ、また「魔力相殺」という、それでも特殊なスキルを発揮することで有能さも持っている点も加点要素です。

おそらく原作に手を出すには至りませんが、アニメは今期最終話まで視聴しそうな感じです。今のところその線は薄いですが、最終話時点では春期ベストテンに入れる可能性も残っているかとは思います。

2017.6.21追記:
全話視聴終了しました。

「テンプレハーレムラブコメの中では良作」というのが、本作の評価かと思われます。

タイトルで「ロクデナシ」という烙印を押されているものの、本作のグレンのキャラクターはわりと好意的に見ることができて、主人公としての印象は良かったと思います。

そして物語の開始時点では一番グレンが何者かわかっていないシスティーナがメインヒロインというのも、「銀髪キャラがメインヒロイン」というビジュアル的な意外性はさておき、視聴者はシスティーナ視点でグレンの人となりを知る形となっていてストーリー的には適切なキャラクター配置だと思いました。

他のヒロインたち(ルミア/リィエル)も、生い立ちや過去を説明されるとその行動やグレンへの好意には必然性が感じられて、ストーリーやキャラクター造形的には本作は充分に合格点だと思います。

聞くところによると原作5巻分の内容を1クールで放送したとのことですが、原作がライトノベルの文章密度ということを考慮しても通常であれば2~3巻分を1クールでアニメ化するであろうことを考慮すると、5巻分の内容を13話に構成するのはなかなか難しいことだと思います。

確かに視聴時に若干駆け足気味であるとは感じたものの、大きな違和感を抱かせずに13話にまとめ切ったと感じます。たださすがに最終話は尺的に厳しかったのかOP/EDなしとなりましたが、それでもきっちり1クール走り切ったと思いました。

作画に関してはちょいちょい残念な箇所もあったようですが、見るに堪えないレベルではなかったと思います。

音楽的な評価で特筆すべき点はなかった気がします。もちろん悪くはなかったですが。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 39

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

金八先生がラノベ化するとこうなるのかな

まったく期待してなかったやつです。
二話目から良くなりなした、嬉しい誤算のク〇アニメなるかも(誉め言葉)。

ワルブレ&ケルベロスみたいな視聴後にネットで実況民の人の感想見て笑うのが正しい見方かも。


視聴完了
よく言えば王道ラノベアニメなんだけど…
ん~OPとか初回視聴の時に感じたク○アニメでは無かった。
普通に楽しめるけど、普通だ…突き抜け感とかやり過ぎた方が面白いのに。
ラノベアニメに毛嫌い無ければ「普通」に楽しめます。

ちなみにヒロイン、白ねこ事システィーナの声優さんは藤田茜さん。
エロマンガ先生の和泉紗霧ちゃんの声もブレイクするのかも。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 37

68.3 9 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング9位
乃木坂春香の秘密(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (732)
4354人が棚に入れました
私立白城学園高校に通う主人公・綾瀬裕人のクラスメイトである乃木坂春香は容姿端麗才色兼備な深窓の令嬢であり、「白銀の星屑(ニュイ・エトワーレ)」・「鍵盤上の姫君(ルミエール・ドゥ・クラヴィエ)」など数多くの美称を持つ学園のアイドルである。
だがある日、裕人が親友・朝倉信長の代わりに図書室に本を返却しに行った際に彼女がアキバ系であることを知ってしまう。それにより裕人はいつしか春香と交際することになる。

声優・キャラクター
能登麻美子、羽多野渉、後藤麻衣、佐藤利奈、清水香里、植田佳奈、松来未祐、生天目仁美、高木礼子、宮下栄治、大須賀純、安元洋貴、立木文彦、久川綾
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

春香が愛でる  (@´ー`@)

原作 ラノベ 未読

第1期:全12話

ジャンル:学園ラブコメ

DVDで視聴

あらすじ
平凡な男子高校生である主人公が、名家のお嬢様であるクラスメイトの少女の秘密を知ったことで繰り広げられるラブコメディ。
ウィキより


感想
ヒロインの春香の声が、自分の好きな能登麻美子さん。
ちょと前では「君に届け」の黒沼爽子や、
「フリージング」のサテライザー=エル=ブリジットを演じてましたね。^^

春香は頭も良く、容姿端麗・才色兼備で、それを鼻にかけないおっとりとした女の子らしい性格。
能登さんの声も手伝って、めっちゃ可愛いです。

秘密自体は大した事ないんです
1話で、アニメ好きと言う隠し事を主人公の 裕人に知られてしまう事で二人の関係が始まりますが
お金持ちのお嬢様と、一般人との恋愛です。

ここからはネタバレありです
{netabare}
段々惹かれあって行く二人
二人とも、すぐ赤面したりして初々しいですが・・・
ちょくちょくいい雰囲気にもなってるし、キスしそうになるシーンもあるのに、
全然「好き」とかの言葉が出て来ない事に、ちょっとイライラ。。。
「早くくっ付けよ!」って言いたくなります ^^;
 
この1期がTV放送された時は、まだ原作が続いている状態だったので仕方が無いかもですが、
ちゃんと告白しないままのEDだったので、その先が気になってしょうがないです!


あとは、ツインテールで春香の妹 美夏が可愛かった!
天真爛漫でしっかり者だけど、ちょっとおませで小悪魔的少女。
恥らう仕草や、姉思いな所が好感もてます。
幼女好きにはたまらない!かもですね ^^
{/netabare}

学園のアイドル的美少女で、性格も良くアニメ好き
自分だったら、趣味が同じだし、ホント主人公の 裕人が羨ましかったです^^;

僕的にはストライク!

ラブコメ好きで、ヒロインの春香が気に入れば、男子にオススメできる作品です。

続けて2期視聴します!



最後に一言
DVDをレンタルして視聴しましたが、
特典で声優さん6人の雑談や、オーディオコメンタリー
それに、製作スタッフのオーディオコメンタリーも聞けて
3倍楽しめました ^^

投稿 : 2025/01/11
♥ : 45

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

能登かわいいよ能登

このアニメはとにかく「能登麻美子」演じる乃木坂春香の可愛らしさに萌える作品です。

◆この作品の概要は・・・
ヒロインの乃木坂春香は大金持ちのご令嬢で文武両道・才色兼備・良妻賢母、誰からでも好かれるようなとっても可愛い女の子。
そんな彼女には誰にも言えない秋葉系という趣味があります。
それを偶然知った主人公の男の子と乃木坂春香の甘いラブロマンスの物語。

◆この作品の見どころは・・・
冒頭で書いた通り「能登麻美子」演じる乃木坂春香の可愛らしさをトコトン見て楽しむ、これに尽きます。
もともと「能登麻美子」の声質はとても透き通った綺麗な声。
その声と共に、作中の乃木坂春香の可愛らしいシーンがたくさん見れました。

◆「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」と比べて・・・
秋葉系という設定は同じなのですが、残念ながらこの作品はその設定をあまり活かされていないと感じました。
秋葉系設定に関しては「俺妹」よりかなり劣っていると思います。
しかし、その分純愛要素の比重が大きい為、設定は同じでも違った楽しみ方ができます。
なにより、この作品の良いところは「主人公やヒロインに当てたシーンの多さ」にあります。
無駄なサブキャラの描写シーンがあまりなく、大部分が主人公やヒロインのシーンで構成されたほぼ一本直線の展開に感じ、二人に焦点を当てた仲睦まじいシーンが気持ち良く鑑賞できました。

◆この作品の欠点は・・・
ストーリーがベタだけど、それはそれで面白かったのでしたが、終盤の2話は正直グダグダな展開でした。

◆最後に一言・・・・
そういえば、学校の連中は秋葉系をトコトン批判したのに文化祭でよくコスプレ喫茶をやりましたね(笑)

投稿 : 2025/01/11
♥ : 29

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

秘密は共有してこそ意味がある。

乃木坂春香はお金持ちのお嬢様であり、
学校でも完璧な才女として
男女ともに慕われている。


主人公の綾瀬裕人は
オタクの友達を持ちながらも
アニメ(アキバ系)に関心が持てずにいた。


そんな中、主人公はふとしたことから
乃木坂春香が隠れアニオタ
であることを知ってしまう。


オタク文化を通じて二人が親しくなっていく様を描いた
少々ハーレムなラブコメ作品。



総評から申し上げますと
かなり楽しめました。

同じ趣味を持つ自分はことあるごとに共感したり、
そんなわけないやろとツッコミを入れたりできる
楽しい作品でした。


乃木坂家のメイドさんたちもかなりキャラがたっていましたし
何より妹がすごくかわいかった。
後藤さんはあまり見かけないけどグッドでした。


少し違和感があるとすれば能登さんですかね?
「君に届け」を見た後はどの能登さんキャラも
貞子と被ってしまい、ちょいと集中力が切れる時があります。


あとOPはかなり好きですね。
きわどい「お着替え」シーンが特徴の映像ですが
その衣類が変わるタイミングと曲のメロディが
マッチングしているところが好きです。


あまり評価されていない作品の中ではかなり楽しめました。
このあとも続編があるようなので見たいと思います。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 28

81.8 10 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング10位
りゅうおうのおしごと!(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (850)
3820人が棚に入れました
玄関を開けるとJSがいた―

「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」

16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。九歳

「え?、・・・弟子?え?」

「・・・おぼえてません?」

覚えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。
ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていたモノを取り戻していくのだった。

声優・キャラクター
内田雄馬、日高里菜、佐倉綾音、金元寿子、茅野愛衣、久保ユリカ、橋本ちなみ、小倉唯

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

16歳の竜王なんて原作1巻の頃はただの絵空事と思っていたけれど…。(追記: 10歳の囲碁プロ棋士(女子小学生)誕生に寄せて)

== [下記は第1話視聴時レビューで以下、視聴前レビューと追記レビューが続きます] ==
第1話を観ました。アニメの1話目として構成するための時系列の整理などはあったものの、欠落して拾われなかったエピソードは今のところないと思います。

作画も良く、『りゅうおうのおしごと!』のアニメのツカミとしてはほぼほぼ満点かと思います。

1巻目で八一が対戦する神鍋歩夢(かんなべ あゆむ)の他、JS研の面々が喋っていたり、他の女流棋士が台詞はないものの八一とあいの横を通り過ぎて行ったりしていました。この辺りはアニメならではの演出ですね。

通常OPがEDに使われていましたが、夜叉神天衣(やしゃじん あい)や祭神雷(さいのかみ いか: 通称イカちゃん)、釈迦堂里奈(しゃかんど りな: 別名エターナルクイーン)なども出ていました。イカちゃんや釈迦堂さんも本編で出番があるのでしょうか。楽しみです。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで] ==

== [以下、視聴前レビュー] ==
2017年冬アニメ本命候補作ということで、視聴前レビューです。

原作は同タイトルのライトノベル(GA文庫刊)で、作者は『のうりん』の作者として知られる白鳥士郎先生です。まだ原作は終了していませんが、おそらくアニメは区切り良く終われるものと思われます。

タイトルの「りゅうおう」は将棋の棋戦タイトル「竜王」のことです。主人公の九頭竜八一(くずりゅう やいち)は中学生でプロ棋士となり高校には進学しておらず、16歳4ヶ月で史上最速の竜王タイトル保持者となったという設定です。

この『3月のライオン』の桐山零よりも凄い経歴は1巻刊行当時は「まあフィクションだからね」と軽く流せたのですが、藤井四段の登場により絵空事とは言えなくなってきました。

まあ、それはさておき普通なら竜王とはいえ十代の男の子が容易に弟子などとるはずもないわけですが、あにこれのあらすじにもある通りそこに小学校3年生の雛鶴あい(ひなづる あい)が、弟子にしてくれと現れるところから物語は始まります。

本作の構成要素としては「将棋」、「ロリ成分」、「ラブコメ」が三本柱として挙げられると思います。加えて「成長物語」としての構造も持っています。

「将棋」については主人公の他、あいを始めとするヒロイン・サブヒロインがことごとく将棋関係者である点、「ロリ成分」についてはあいを始めとするヒロイン・サブヒロインを含めた女子小学生が多数出てくる点、「ラブコメ」についてはあえて「ヒロイン・サブヒロイン」という書き方をしている通り八一を男性主人公とするハーレムラブコメ的な構造がある点が該当します。

ヒロイン(と敢えて言ってしまう)の年代は小学生のあいと夜叉神天衣(やしゃじん あい)、中学生の空銀子(そら ぎんこ)、そして年上のおねえさんポジションの清滝桂香(きよたき けいか)と多岐にわたります。

そして少なくとも原作では加えて八一以外にも「ヒロイン」相当のキャラクターに関しては同時に「女性主人公」とも言える局面・エピソードがあり、各々の成長物語として読むことができます。

これら将棋/ロリ成分/ラブコメ/成長物語の4つのうちの2つ以上に乗っかることができれば、おそらく楽しく視聴できると思われます。

原作のの知名度や書籍売り上げ的にはもちろんですが、個人的には2018年冬アニメ本命候補の1つでお勧めです。
== [以上、第1話視聴前レビュー] ==

2018.1.16追記:
第2話目を観ました。ちゃんと八一と歩夢が対局している盤面が出ましたね。原作で具体的な盤面を想定していたか覚えていませんので後で読み直してみます。誰が監修しているんだろう?
→ アニメのホームページのスタッフのところに野月浩貴 八段がアニメ将棋監修としてクレジットされていました。にゃん^^さん、情報提供ありがとうございました。

2018.3.28追記:
全話視聴完了。序盤はキャラ萌え要素を強めに押し出して視聴者を掴もうと試みて、原作の「将棋に関する真剣勝負」的なシリアス成分は、ほぼ終盤の3話くらいに集めてきた感じのシリーズ構成でした。

1クールで原作5巻分は尺的にきつかったとは思うのですが、ここが話のひとつの切れ目でもありどうやら原作者の意向でも沿っていたようなので、こういうものだと思うことにします。

原作の知名度アップ、売り上げ増への貢献はたぶんそこそこ見込まれていてその目的は果たしたといえると思います。

改めて「原作は面白いですよ」と言っておきます。ただ、JS要素はだいぶん薄まってきている気がするのでそちらに期待の向きに対してはご期待には沿えないかもしれないのですが…。

あと、ご承知の通り現実の方が「原作殺し」にかかっていてそこは今後どうなるんでしょうね(笑)。

2019.1.31追記:
将棋と囲碁という違いはあるものの、つい先日10歳の少女である仲邑菫(なかむら すみれ)さんが4月からプロ棋士となることが決まりました。プロ棋士内定に際してや格上相手と目される対局に際しての記者会見がYouTubeで観られたりするのですが、この会見の様子などを観ていると雛鶴あいのキャラクター造形にはライトノベル特有の記号化を感じる一方、一面のリアリティも感じました。

仲邑さんは既に女流のトップ棋士や元世界最強棋士などと対戦しているのですが、「胸を借りる」などという様子は見せず普通に「負けて悔しい」、「もっと強くなりたい」と言い放つメンタルを備えています。

あいちゃん以外のヒロインやサブキャラクターの子供たちは「ライトノベル的に造られた」感じが濃厚ですが、あいちゃんの場合は何らかの道で天才と称されたり早くから第一人者として活躍する人に独特の雰囲気を湛えていて、常人の感覚からはかけ離れた部分があるのはある程度リアリティを原作者なりに検討した上でのものなのだろうなと思ったのでした。

原作は決着していないのですが、あいちゃんはラブコメ的な決着の如何によらず、きっと他の女性キャラとは一段違う八一と並ぶ「主人公」なんでしょうね。

……ということで、原作はけっこう面白いです(笑)!

投稿 : 2025/01/11
♥ : 67
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

胸が熱くなる、熱血将棋アニメ(少々、ロリ系ラブコメ要素あり)

原作未読。最終話まで視聴。

最初の頃は『ロリ系ラブコメアニメか?』と思っていました。
しかし、3~4話辺りで、間違いに気付きました。

この作品は、かなり胸が熱くなる、熱血将棋アニメでした。
「3月のライオン」とは一味違う、熱血将棋アニメです。

盤上を見つめる真剣な眼差しに、心を鷲掴みにされます。

ただし、『ロリ系ラブコメ』要素も、かなり紛れていますけどね(笑)
”緊張”と”緩和”のバランスの取れた、かなり面白い作品でした。

【物語】
真剣な将棋モードとラブコメのバランスが良かった。
感動と笑いは相性が良いと再確認できました。

【作画】
非常に安定していたと思います。
特に、真剣モードの『目力』はとても良かった。

【声優・キャラ】
豪華な声優陣が、個性豊かなキャラを上手く演じていたと思います。

【音楽】
OPは曲も画も、とても良かった。
みんなの真剣な眼差しに、OPだけでも感動があった。
EDも、銀子ちゃんの恋心を描いた、いい感じのEDでした。


【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
主人公は、弱冠16歳で竜王のタイトルと取った若き天才・九頭竜八一。
小学3年生の雛鶴あいと再会し、あいを内弟子として育てることに・・・。

掴みは満点。今後の展開に期待。

【第2話】
JS研ですか?小1もいるんですか・・・?
ロリ王確定ですね(笑)
JS&JC絡みのハーレムラブコメか?

【第3話】
あいの真剣勝負はなかなか目を見張るものがあった。
単純なハーレムラブコメではないのかも?

【第4話】
もう一人のあい(天衣)ちゃん登場。
やはり、将棋の時は真剣だ。
単純なロリ系ハーレムラブコメではないらしい。

【第5話】
うん!見誤っていた。
これは、ロリ系ハーレムラブコメなんかじゃない!
真面目な将棋アニメだ。
スポコン系だ!

ただ、主人公の周りが可愛い女の子だらけなのが少々気にはなる(笑)。

【第6話】
八一は苦手な相手の対策に勤しむ。
あいも新たな壁にぶち当たる。
相変わらず熱い物語。

【第7話】
桂香さん回。感動回。
研修会の年齢制限が近づいてきている桂香さん。
「20歳の私へ」~「10歳の私へ」
ありきたりな話かもしれないけど、感動した。

八一の姉弟子・銀子の「将棋星人」の話も良かった。
銀子の八一に対する本音。
普段はクールな銀子の熱い思いが伝わってくる。

順序が逆になったけど、八一の「諦めない将棋」も良い話だった。
弟子のあいから学んだ「あきらめない将棋」が窮地の八一を救い、八一は更なる高みへ更なる・・・。

相変わらず熱い物語。

【第8話】
女流棋界最大の棋戦「マイナビ女子オープン」
チャレンジマッチ(予選の予選)にあいと天衣、桂香が参加。
本戦で1勝すれば、研修会の成績とは関係なく、一気に女流棋士になれるので、桂香にとっては起死回生のチャンス。

【第9話】
マイナビ女子オープンの予選が始まる。
無事に1回戦を勝ち抜いたあいと天衣、桂香。
あいの2回戦の相手は女流帝位・祭神雷。
この日は8月1日。
あいにはどうしても負けられない理由が・・・。

あいが身を乗り出して「こう、こう、こう・・・」と呟きだすと、こちらも熱くなる。

後半、八一の竜王戦の相手が決まる。
現役最強の『名人』
タイトル100期・永世七冠を賭けて八一とのタイトル戦に駒を進めてきた最強の敵。
八一も最大の戦いが始まる。

【第10話】
竜王戦は7戦して先に4勝した方がタイトルに輝く。
現・竜王の八一は名人に圧倒され、3連敗。
後がなくなった八一は、余裕がなくなって・・・。

八一の絶望的な気持ちはよく分かる。
名人に今までの努力を否定されたようなものだから・・・。
小学生のあいちゃんに当たってしまったのも、理解出来なくもない。
それだけ八一は真剣だってことだし・・・。

『3連敗からの4連勝』この後の物語の展開は分かっている。(恐らくですけどネ)
大事なのは過程だと思う。
今後の展開から目が離せない!

【第11話】
マイナビ本戦開幕。(10話から)
あいは1回戦敗退。
天衣は1回戦突破。一足先に女流棋士の申請資格を得るが、とりあえず保留すると言う。

銀子は八一の元へ。
しかし、八一は「迷惑だ!」と言って追い返してしまう。

銀子からその話を聞いた桂香は・・・。

桂香のマイナビ1回戦の相手は「永遠の女王“エターナルクイーン”」釈迦堂。
起死回生で女流棋士を目指す桂香の最大の挑戦が始まる。
そして・・・。

今回も良い話でした。
言葉や態度で八一を励まそうとした、あいと銀子。
それに対して桂香は、{netabare}最強の敵との将棋で、八一を励ました。
「報われない努力はないんだ!」って。{/netabare}

ラストの前夜祭は、どう見ても{netabare}八一とあいの披露宴{/netabare}にしか見えないですよね・・・。
まあ、大人ばかりだから、誰も本気にはしていないんだろうけど(笑)
ただ、あいの両親のから見れば{netabare}嫁に出したようなものなのかも知れない{/netabare}、なんて思いながら見ていました。

しかし、銀子ちゃん。
なかなか苦労が報われないですねぇ・・・。

【第12話】
この作品の最大の魅力である、”緊張”と”緩和”のバランスが心地良い、とても良い最終回でした。

あいちゃん、可愛かった。
銀子ちゃん、可愛かった。
ただし、声を大にして言いたい!
私はロリコンになった覚えはありません!
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 66

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

石川県の方言・文化の描写がかなり問題あります。

* 正直、ほとんど作品レビューとかけ離れた駄文考察ですが失礼・・・

第一にヒロインの小学生が七尾市和倉町出身だそうですが、盛んに「金沢弁」をしゃべってます。
七尾なら「能登弁」の筈ですので、微妙に違います。
まあ、金沢弁でも能登弁でもいいのですが、石川県方言としてはいろいろ間違いが多いうえ、
「あらへん」とか「せやから」とか石川県では絶対に使わないような関西弁が随分、混じっています。

それと、アニメでは端折られてますが、原作ではヒロインが金沢カレーを作る描写がありますが。
金沢カレーはとてもとても小学生どころか一般人が作れるような家庭料理ではありません。
地元金沢でも、金沢カレーは家庭で作られるものではなく、金沢カレー専門店でのみ作られて食べられるものです。
他には「金沢カレー」と商品名を付けたカレー弁当がスーパーで売られているくらいですね。
くどいようですが、今「金沢カレー」と呼ばれているカレーライスの歴史は30年程度、名称として「金沢カレー」が使われだしたのは2006年頃からご当地カレーの「よこすか海軍カレー」や「札幌スープカレー」の対比として「金沢カレー」という言葉が徐々に使われ始めたそうです。
原作者は「金沢カレー」なんていう名称から、かなり昔から金沢の家庭で金沢カレーが当たり前に作られ食べられている石川県定番料理とでも思ったのでしょうか?
金沢の一般家庭で家庭料理として食べられているカレーライスはバーモントカレーとかジャワカレーとか日本全国で普通に売られているカレー粉を使ったものや一般的なレトルトカレーばかりです。

かろうじて解釈するとヒロインはよっぽどの料理の天才で自分で金沢カレーに必要なスパイスを入手・ミックスして自己流金沢カレーを作ったのでしょうか?
そんな天才的料理技量があるなら将棋作品より料理作品にでもした方が良いです。

なんでも原作者は岐阜県出身で金沢大学(金大)出だそうですが、金大には関西人が多いそうなので、
金大のコミュニュティに属していた作者ゆえに、石川県方言や金沢カレーの誤解が生じた気がします。

石川県を舞台にしたアニメとして有名なのは「花咲くいろは」。
それと石川県に類似した方言を使う富山県を舞台とした「クロムクロ」のように
あんまり変に方言や地方文化を絡めすぎずに作った方が良いと思います。
岐阜県飛騨地方を舞台とした作品に「氷菓」や「ひぐらしのなく頃に」がありますが、あんなふうな作りで良いと思いますね。

追加
金沢カレーの件ですが、金沢カレー専門店から「計り売り」を購入してくる手がありました。
調べてみると作品の舞台の大阪にも金沢カレー専門店がありました。
それと「ヤフーショッピング」を調べると「ゴーゴーカレー」「チャンピオンカレー」などがレトルト形式で通販しているようです。
あいちゃんの作った絶品金沢カレーは計り売りや通販などで入手した金沢カレーに具を加えるなどの自分なりの工夫を加えて作ったと思われます。
ただし石川県内でも家で金沢カレーを食べる時に四話で描かれていたように、わざわざフォークを使ったりはしませんけどね。勿論、金属製の皿も使いませんし、キャベツを微塵切りにして乗せたりもしません。
普通の皿で普通にスプーンで食べます。

そもそも、金沢カレーはあくまでB級グルメであって伝統的郷土料理ではなく、金沢でも知らない人、食べた事の無い人の方が多いと思います。
ただ、大学生の間では非常に人気があるようです。大学生の間では昼も夜も金沢カレーという人もいるようで、金沢カレー専門店の混雑時間は大学生くらいの年代の若い人たちでびっしりです。
要するにこの作品のあいちゃんの言葉は「金沢弁」ならぬ関西からやってきた学生たちによる金沢弁と関西弁がミックスされた「金沢大学弁」であり、
金沢カレーの誤解は「金沢の大学生の食生活」から着ているようです。

* 金沢カレーの話しばかりしてしまいましたが、作品についても少し考察しまが、
三話で将棋初めて三か月の小学生女子が二枚落ちで七段のプロに勝つというのはちょっと無理があります。
続いて最強の女流棋士の銀子にも飛香落ち対局で優勢にすすめます。むしろこっちのほうはある程度、納得がいきます。
この時の八一の「優勢ですよ」という発言はあくまで駒落ちのハンディを加味してのものでしょう。
確かに大きな駒落ち将棋の場合は理論的には正しく指せば必ず勝てるものですから。
それから銀子が逆転したという事でしょうね。
銀子との対局はいろいろ言われてますが「もしや、勝つのでは?」くらいならありでしょう。

*2 「竜王は本当に最高の位か?」
今でも本音としては「名人」が最高の位と考えている人は多いですね。
昔、こんな話しがあります。王位戦だったかで、まだ六大タイトル制だった時期に羽生と米長にこんなインタビューがされました。
「もしも名人位か他の五冠かどちらが与えられるとしたら、どちらを貰いますか?」
羽生は「そりゃ、他の五冠でしょう」と軽い口調で微笑みを浮かべながら答えましたが、
米長は「言うまでもない事、名人」と重々しく答えたそうです。
それだけ、名人は重いタイトルなわけです。
名人位の歴史はなんと西暦にして1612年まで遡りますが、1935年の「実力制名人」が始まる以前までは江戸時代は世襲制、明治以降は名誉称号でした。
それに1948年の「全日本選手権戦(九段戦のちの十段戦の母体、広義では竜王戦の起源と言えなくもない)」、
1950年の「王将戦」などの諸タイトルが続いたわけです。

ちなみに竜王位が最高のタイトルという取り決めになったいきさつは、
読売新聞社が「十段戦を廃止し新たに最高賞金を設定した新タイトル竜王戦を始めるので、最高賞金なのだから、最大権威という扱いにして欲しい」と日本将棋連盟に訴えたので、
将棋人口の減少などから収入獲得の点でスポンサーが大切だった、日本将棋連盟がOKしたわけです。

なお、現代の位置付けでは事実上、「竜王と名人は同格」と言われています。
また名人戦に関しては「最も歴史が長く格式がある」とか言われています。

wikiからの引用ですが・・・
>竜王戦は棋戦として序列1位であるが、竜王在位者と名人在位者の序列はタイトル保持数が多い棋士が上位となり、同じ保持数の場合は棋士番号が小さい方(プロ入りが早い方)を上位とすることになっている[注 3]。なお、1名が竜王と名人を独占した場合は、「竜王・名人」と呼ばれる。これは、竜王戦は賞金が最も高額だが、名人位は他のタイトルと比べ圧倒的に歴史が長く権威があり、竜王と名人の序列をつけにくいためと考えられる。(中略)
なお、竜王および名人は将棋界の代表として、アマチュア段位の免状への署名等、対局以外の多くの業務を課せられる。

という事です。
しかし、作品的に言えば、名人は獲得するのにC2→C1→B2→B1→Aと順位戦を駆け上がりA級順位戦で最高成績をおさめると名人に挑戦できるシステムなので、獲得するまでプロ入りしてから最低、五年はかかるわけです。
それに対して竜王戦は竜王戦の予選は1組から6組までに分かれたリーグ(ただし下位リーグからの進出者には不利な構成だが)の優秀成績者のトーナメント戦で始まるので、最も低いリーグの6組の棋士でも
トーナメントに勝ちあがって竜王タイトル戦に挑戦でき竜王に勝てば竜王のタイトルを得られるシステムになっています。
つまり「17歳の名人」は事実上、無理ですが「17歳の竜王」はありえるわけです。

*3 「地獄の三段リーグ」について
このシステムについても説明しておきます(でも、今のアニメではあまり関係ない話しですがのちの銀子などの関門になります)、
女流棋士ではなくプロ将棋棋士になるには奨励会を抜けて四段にならなくてはいけません。
しかし、その最大の関門として立ち塞がるのが「三段リーグ」です。
奨励会三段にもなり、もうプロ棋士も同然の棋力を身に着けた棋士たちがここに数十人在籍していて、
彼らが半年に一度行われるリーグ戦を行い一位と二位の成績をおさめた者のみが四段になれるシステムで、まさに地獄です。
しかも25歳になったら退会しなくてはいけないという厳しい規定もあります。
一位と二位の棋士だけがプロ棋士になれるというのはあまりにキツいシステムで、多くの才能ある棋士たちがここで涙を呑んで退会していきます。
あんまり厳しいので「次点(三位)を二回取った三段棋士はフリークラスに編入できる」という救済措置もできましたが、やはり厳しいのには変わりはありません。

なぜ、こんなきついシステムになっているのかというと、「将棋プロ棋士があまりに増えると食っていけなくなるから人数制限している」に、他なりません。
医者とか弁護士のように「その職にふさわしい技能」を身に付ければ人数無制限でなれるというわけではないのです。
ちなみに奨励会三段の女性は二人居ます。一人は里見女流五冠(残念ながら一度も三段リーグで勝ち越す事も出来ず年齢制限で退会しました)、もう一人は女流棋士ではなく奨励会に専念している西山朋佳三段という女性の将棋棋士です。
西山三段は三段になった当時、三段リーグで六位だったかを取り騒がれ、その後も何度か勝ち越したりしましたが、
今はちょっと負け越しが続き、厳しいようですが、年齢制限いっぱいまではあきらめないそうです。

*作品と関係が薄い、いろいろ話しの長文を書き連ねてごめんなさいです。作品鑑賞の参考にしてください。

駄文 金沢では今は死ぬほどの大雪です。
綺麗に除雪した状態からでも、たった一晩で車の窓ガラスの半分に達する程の雪が降り、まず除雪しないと、ドアすら開けられない状態です。
しかも、そんな積雪が夜も昼も続いていて天気予報によると、だいぶ先まで続くのだから、ウンザリです。
「断続的な大雪」ならぬ「連続的な大雪」です・
仕事に行けない人やあちこちで車が雪にハマって動けなくなっている状態です。
融雪装置のない脇道は除雪用の雪上車やキャタピラの重機以外はほとんど動けない状態です。

*最後まで見ました。お話しとしては面白かったです。
最後の方は方言も出なくなってましたね。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 49

79.9 11 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング11位
妹さえいればいい。(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (754)
3596人が棚に入れました
「妹さえいれば人生は常に最高なのに、 なぜ俺には妹がいないのか……」

妹モノの作品ばかりを書き続けている妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、 天才作家にして変態の可児那由多、 女子大生の白川京、 イラストレーターのぷりけつ、 鬼畜税理士の大野アシュリーなど、 個性豊かな人物たちが集まっている。

それぞれ悩みを抱えながらも、小説を書いたりゲームをやったりお酒を飲んだり確定申告をしたりといった、賑やかな日常を送る伊月たち。
そんな彼らを温かく見守る伊月の義理の弟・千尋には、ある大きな秘密があって―。

楽しくも心に刺さる、天才や凡人や変人たちが繰り広げる青春ラブコメ群像劇、スタート!

声優・キャラクター
小林裕介、山本希望、金元寿子、加隈亜衣、日野聡、鳥海浩輔、代永翼、沼倉愛美、藤田茜

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ファンタジーのない『ばけらの!』?(← いや、みんな『ばけらの!』自体知らないから…。)最終話: 羽島伊月はいかに羽島伊月になったか?

*とりあえず評価は保留(デフォルトの3)です。

『僕は友達が少ない』(通称:「はがない」)の作者、平坂読(ひらさか よみ)先生が書いたライトノベルが原作のアニメです。

私自身は「はがない」はアンソロジーも含めて読んでいますが、本アニメの原作は未読です。

以前から気になってはいましたが手を出さずにいて、「アニメ化を機会にどんな話か観てみるか、テレビで観る分にはタダだし」というパターンで視聴を開始。

私が手を出さなかった理由はまさにこのアニメ1話冒頭シーンみたいなものを原作に感じて(完全にダメというわけではないが、得意ということでもない)のことだったのですが、実際にアニメを2話ほど観てみると杞憂だったようで、もしかしたら原作を読んだら「はがない」よりも面白いと思うかもしれないとまで考え始めています。

ちなみにタイトルに挙げた『ばけらの!』は『神様のメモ帳』の作者である杉井光(すぎい ひかる)先生が書いたライトノベルです。

『ばけらの!』では主に電撃文庫をメインにその他のライトノベルレーベルも含めたライトノベル作家をモデルにしたキャラクターが、麻雀を打ったりファミレスでダベったり、酒を飲んだりFXでお金を溶かしたり(おい、仕事しろよ)、……という感じの作品です。

ただし『ばけらの!』では主人公の杉井ヒカル以外は人外(狼女、座敷童、サキュバス、etc.)ですが、『妹さえいればいい。』のキャラクターたちはちゃんと人間のようですね(笑)。『ばけらの!』ほどはっきりとモデルの作家がいるかはわかりませんが。

おそらくライトノベル作家による青春群像劇あるいはラブコメという方向に進むのではないかと思われますが、執筆スタイルの違いや書きたいテーマなどが各人各様になりそうで、「クリエーター論」的な観点でも楽しめそうな気はします。

ただし、絵面としてはエロを挟んでくる姿勢は貫いてくる模様…。

2017.11.20追記:
まだアニメに追いつけていませんが、原作を読み始めました。結構面白いです。

アニメの方は7話目で春斗がゲームマスターになって、TRPGをプレイするお話でした。GMはともかく、作家がプレイヤーをやることでの文章力というか叙述能力のムダ遣い(笑)。カニ公の行動申告がムダにエロくて面白かったです!

そしてカニ公のキャラクター名がデスマスクって、『聖闘士☆星矢』かよ(笑)!

2017.11.27追記:
原作既刊分8巻を読み終えてからの、初めての原作既読部分が先行してのアニメ視聴だった8話目です。今回の8話は、原作3巻収録のエピソードがベースになっていました。

「子供の頃は20歳はもっと大人だと思っていた」(要旨)という京の発言には、結構共感できるところがありますね。これは20歳の時も30歳の時も思いましたが、節目の年齢が来るたびにいまだに思います。

毎回サブタイトルは上手く付けていると思うのですが、今回の「恋と友情さえあればいい。」は実に的確だったと思いました。

2017.12.5追記:
原作4巻エピソードの「マンガ家 vs イラストレーター」、「逆襲の全裸」による全裸派 vs 下着派の対決回。原作でも最高に「アタマガワルイ」感じのエピソードですが、本作らしいといえばらしいです。

マンガ家の蚕が本格的にメインキャラとして本編に絡んでいくきっかけとも言える回なので、エピソード的には外せなかったんでしょうね。

2017.12.25追記:
最終12話、視聴完了。前半は原作にもあった、主人公の羽島伊月がラノベ作家となるきっかけの話でタイトル回収。後半はこの作品おなじみのメインキャラ5人がボードゲームをプレイするお話で、ゲームは題して「ラノベ作家の人生」(笑)。

ゲーム中にラノベレーベルは、原作ではもっとあからさまでしたがアニメでは具体名は伏せられました。しかし、あのエピソードをアニメ化に含めるとは…(笑)。

皆、それぞれの決意を固めて最終回らしいお話だったと思います。面白かったです。

おまけ: ゲーム場面前に映った料理の作画は、今回はけっこう雑でした(笑)。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 52

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「好きなラノベはエロ・・・」「そうか、君の妹愛は伝わった!」

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作構成脚本 平坂読 監督 大沼心 制作 SILVER LINK.

2010年の「バカテス」以来快調なSILVER LINK×大沼心作品。
今回は「僕は友達が少ない」の作者平坂読と組んだラノベ原作アニメです。

羽島伊月 CV小林裕介 プロのラノベ作家 20歳
羽島千尋 CV山本希望 伊月の義理の母の連れ子 
可児那由多 CV金本寿子 伊月の後輩のプロの小説家
白川京 CV加隅亜依 伊月の大学時代の同級生
不破春斗 CV日野聡 伊月と同期のプロの小説家

その他、楽しげなメンバーによるプロのラノベ作家の日常ドラマ。
作中「エロマンガ先生」らしき単語も登場し、リスペクトを隠さない。

はがないNでは構成も担当した平坂氏が全話脚本担当と言うことで注目度が上がりました。
大沼心監督と言うことで、作画演出共に高レベルで、
このタイプとしては今期抜きんでた作品だと思います。
原作は未読ですが、楽しくも厳しく文学性もある作品であると想像できます。

問題はやはり構成脚本、プロでは無いのでなかなか安心して観ていられない回もあります。
この作品、すべての回が面白いと言うわけではないと感じてしまいました。
半々くらいでしょうか、でも面白いと感じた回の破壊力はすさまじく、
あっという間に観終わって幸せな気分に浸れました。
物語は地味に進行して、二期を確信させる終わり方でした。
エロマンガ先生二期とどっちが早いか分かりませんが、どちらも待ちきれない作品です。

輝くような「エロマンガ先生」と静かな幸せを感じる「妹さえいればいい」
ラノベ作家主人公アニメの双璧として三期くらいまで期待しちゃいます。

こちらは大人が主人公なので、もろにエロな会話も多いですが、
下品とは感じさせない文学性が持ち味だと思います。
メンバーでゲームをやる回は最高なんですが、物語進行的に停滞してしまうので、
構成の腕の見せ所として続編ではさらに楽しませてもらえることを信じたいです。

まあ、大沼さんが見てますから失敗と言うことは無いでしょう。
多少大目に見る広い心があれば最高に面白い作品と言えます。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 43
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

妹さえいればいい。でさえなければいい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
タイトルだけなら、「妹がいっぱい出てくるバカハーレムもの」ですが、そんなことないです。普通のハーレムラブコメです(笑) だから、タイトルだけで敬遠している人には観てほしいっすね。ちゃんと面白い作品ですよ♪

ひとつ言えることは、多くの方が述べているように、最初の15秒だけ我慢ですw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の主題は、「足りないものがあるから頑張れる」でしょうか? 「足りないもの」は、「劣等感」や「不満」に置き換えても良いけれど。

伊月は「主人公としての人生」(妹w)、カニ公は「伊月の愛」、京は「夢中になれるもの」、春斗は「才能」。

皆が、「今より一歩でも前へ」進もうとあがく姿は、素直に応援したくなるものでした。

本作はラブコメですが、ラブコメで一番大きな要素はキャラの良さだと思います。

その点では及第点以上のアニメかと。

まず、メインヒロインの可児那由多は、これまでにないヒロインだったと思います。超積極的でエロい裸族で下ネタ大好きで、でも純情で。しかも、ちゃんと主人公の羽島伊月に惚れる過程も描かれていて。あまりメインヒロインにはハマらない私も、本作では一番好きなキャラでした(屈折しているキャラ好きなんですw)。

主人公の羽島伊月も、わりとちゃんと働いてるし、なかなか真っ直ぐで味のある男でした。カニ公のことが本当は大好きでも、自身のプライドの為には付き合えないというのは悪くなかったし、11話で可児公への素直な気持ちを吐露するシーンは、なんか嬉しくなりました。

この大天才&天才カップル、幸せになってほしいです♪

白川京と不破春斗も、自分に出来る何かを探している秀才カップル。幸せになってほしいです♪

羽島千尋は、これから深まるキャラですね。

途中に何度か挟み込まれたゲームは、まあ可もなく不可もなく。TRPGは知っていただけに、少し楽しかったかな。

作中、かなりの頻度で全裸及びヒドイ下ネタが出てきます。エロいというより馬鹿馬鹿しいので、(あからさまなエロは苦手ですが)あまり気にならず観られました。

あとはまあ、最近多い、ラノベ作家やアニメーターを主人公にしたメタ的な要素は、あまり好きではありませんでした。(それが本当のリアルかは別にして)「BAKUMAN」「SHIROBAKO」くらい、リアル「風」にして業務の内容を教えつつも高いドラマ性をもたせられれば別ですが、、、この2作品は別格ですしね。ただ、上記の二作品との決定的な違いは、「子供達がその職業に憧れるのか」ということで、「BAKUMAN」「SHIROBAKO」を観て、漫画家や制作会社で働きたいと思う子はいても、本作を観てラノベ作家になりたいと思う子供はほぼいないでしょうね(まあ、あんなハーレムがもれなく付いてくるなら別ですがw)。

ラノベ作家(あるいは小説家)が「楽しい」「好きだ」とはキャラに言わせているものの、それが「具体的にどんなことか」は示されていないし、少なくとも私には伝わりませんでした。そもそも、原作者は、「ラノベ作家の良さ(魅力)」って、何だと思っているのかな? 一度聞いてみたいです。

とりあえず、ちょっと女々しいメタ的な要素は、カニ公が可愛かったから目をつぶりますが(笑) 2期に期待ですね♪

、、、でも、ラノベ作家(少なくとも原作者)はこんなウハウハな生活をしているのだろうか、と、勘違いされるんじゃないかな(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
妹ラブは苦手だが、純愛ではなく、ギャグテイストなら、なんとか、、、。とりあえず、少し様子見。しっかし、ラノベ作家が主人公って、最近多いね。海亀ゲームはそこそこ。可児 那由多はなかなかのヒロイン力。作家としての力量差で手を出せない主人公もなかなか。

2話目
京のヒロイン力もなかなか。自分との時間も無駄と言われた気がしたわけですね。那由多と京の関係性も良いね♪ にゃんぱす(笑) ほしいモノと、もってるモノ、ね。

3話目
なんかそのエピソードは、最近観たぞ(苦笑) 新キャラ。ラノベ作家がこんな生活してるって思われるぞw

4話目


5話目
混浴露天風呂、ギャグがかなり強目(笑) ちゃんと仕事してたなw

6話目
シロバコ(笑) 実況、「エクスカリバーとかF○t○のパクリかよ」とか、そんなにリアルにしなくて良いから(苦笑) 作画キツいのはどうしようもないよね、原作者的に。原作者の嘆きは、正直、レクリエイターズよりも、シロバコよりも、ガーリッシュナンバーよりも、響いたな。

7話目
「負けたな、ガハハハハ」とかw TRPGか、ロードスだな~。TRPGやったことあるんだよね、学生時代。ロードス好きで集まってw レールガン(笑) だからなぜ、エロゲに展開させるんだよ(笑) ク○アニメをあまり批判するな、ということかな(苦笑)

8話目
不破と京、お似合いだけどな。普通であることにコンプレックスを抱いているあたり、お揃いだし。ダブルヒロインで両者共に魅力ある時の解決法としては、魅力ある男キャラもう一人ね。

9話目
下着の有無にそんなに熱くなられてもw 久々に変態仮面見たなw いや、パンツリボンの作り方なんていらんよw どんなラブシーンやねんw エロというより、ギャグw なぜこのアホみたいな回で特殊EDをw

10話目
8割くらいの動物は、実物よりもぬいぐるみの方が可愛いw

11話目
京まで、全裸が基本になってる(汗) バクマンでも言ってたけど、自分で書ければ編集になってないんだよね。京への可児公へのセクハラ(笑) 伊月が結婚したいまで言うのは嬉しかったな、なんか。主人公になりたいか。ラストの照れてる可児公がかわいかったな。

12話目
伊月の過去編。まあ、キャラを深めるためには良いし、主人公になりたいという、ある種病的なまでの伊月の執着の原点が見られて良かったかな。後半はまあ、メタ的なネタで自虐ですか。うーむ。ラスト、妹がいないから頑張れるってのは、タイトル回収として良かったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 39

62.6 12 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング12位
緋弾のアリアAA(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (557)
3282人が棚に入れました
緋弾のアリアのスピンオフ作品。


武装を許可されたなんでも屋「武偵」を育成する教育機関、東京武偵高校。

ここには一人の先輩の下で、後輩が直接訓練を受ける特訓制度「戦姉妹(アミカ)」があった。

憧れの学園最強Sランク武偵、神崎・H・アリアと戦姉妹契約を結んだDランク武偵の間宮あかりが、仲間とともに奮闘する!

声優・キャラクター
佐倉綾音、釘宮理恵、茅野愛衣、M・A・O、悠木碧、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、今村彩夏、水瀬いのり、麻倉もも、橋本ちなみ、間島淳司、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

AAの意味が分かってスッキリ(´∀`)ノ″

2011年放送「緋弾のアリア」のスピンオフ作品。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


物語の舞台はやはり武偵を育成する東京武偵高校。
なので、できれば1期からの視聴がベストかと。

スピンオフという事で勝手に派手なアクションものや
バトルものを期待……正解は百合ものでした(´∀`;)

武偵としてアリアに憧れる主人公・間宮 あかりと
その友人たちの姿を描いた作品になりまする。

百合要素がメインですが軽めなので笑って流せるかなw
本来、武偵という危険でハードなアクションものを
側面から描いた所は評価しても良いポイントだと思います。
本編好きの方にはちょっと物足りないかもですがw

序盤、中盤はその百合要素を多分に生かしたコメディ展開。
そんな中、伏線をちらほらと散りばめつつ終盤のシリアスへと
繋がって行きます。
「カギ」となるのは主人公の過去。

まぁ、正直可もなく不可もなくといったところ。
主人公の座を譲り、本編ほどではないものの
アリア役・釘宮理恵の存在感はさすがの一言です♪♪
豪華な女性声優陣が見所の1つになるかもですね。


1期から5年くらいでしょうか?
原作未読なので分かりませんが2期はどうなんでしょうね。
このスピンオフ作品は今後の本編には
絡んで来ないんですかね??
個人的には少しでも本編であかりや仲間たちの
活躍を見る事ができると嬉しいです(*´∀`)ノ2期早よ!

ゆるい百合ものや日常系が好きな方にはオススメ。



《キャスト》

間宮 あかり(CV.佐倉綾音)
神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)
佐々木 志乃(CV.茅野愛衣)
火野 ライカ(CV.M・A・O)
高千穂 麗(CV.ブリドカットセーラ恵美)
島 麒麟(CV.悠木碧)
夾竹桃(CV.堀江由衣)
風魔 陽菜(CV.今村彩夏)
レキ(CV.石原夏織)
峰 理子(CV.伊瀬茉莉也)
星枷 白雪(CV.高橋美佳子)
遠山 金次(CV.間島淳司)


《主題歌》

OP
『Bull's Eye』/ナノ
ED
『パルス』/Team AA [間宮 あかり(CV.佐倉綾音)×神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)]


《2016 04/09 レビュー投稿》

投稿 : 2025/01/11
♥ : 54

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

AAはブラのサイズではありません。よ~く、考えるように。

釘宮ツンデレアリアで有名な作品のスピンオフ漫画のアニメ化です。
本編のアリアは単なるツンデレですが、こっちのアリアは人が変わってます。
冷静沈着で思慮深く、周りを気遣い、厳しくも優しい。
「風穴を開けるわよ!」なんて言ったりしません。
驚きの人格崩壊?です。

もう一人の主人公は、あかり。
武偵ランクで言うと、最底辺。
要はダメダメな子です。
このあかりがアリアのアミカ候補となる所から話は始まります。

あかりの謎が物語の主軸ですが、そんなストーリーはどうでもいいでしょう。
終盤のなんじゃこりゃ展開はご愛嬌。
釘宮成分補給とともに、百合百合したキャラを楽しみましょう。
なんだかわからない嫉妬や策略やらで、てんやわんやです。

私の好きなクールでカッコイイ仕事人レキは、今回も登場シーンは少ないです。
ほぼ無言かと思いましたが、ほんの3言ぐらいしゃべったような気がします。
石原夏織さん、おいしい仕事ですね。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 30
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とにかくアリアは魅力的でした

原作既読(^^)♪

AAは緋弾のアリア(本編)のスピンオフ作品。
AAもメインキャラにアクセントは付けていますが、本編のメインキャラと比べると見劣ります。そして百合系なので、好みが分かれると思います。ただ、本編キャラに関してはオリジナルのまま変化は無いので、そこが百合が好みでは無い私にとっては救いです。特にアリアに関しての印象はすごく良くなると思います。本編の緋弾のアリアが好きでも、百合系が好きじゃない人には若干辛いかもしれませんね。
 
12話(最終話)
{netabare}最終話は水蜜桃を逮捕してめでたしめでたしの事件解決でしたが、アリアとあかりは戦姉妹契約の続行をかけて戦う。このあたりの描写や作画はとても綺麗でした。特にアリアは本当に綺麗に描けていて満足でした。基本的にあかりとその仲間の話ですが、個人的には本編以上にアリアの人間性を観ることができたので十分堪能できました。AAを観ると神埼Hアリアが好きになりますね。最後は白雪と金ちゃんも出てきたし、これを機に本編の2クール目を作成して欲しいです。夾竹桃はこの後からいい味が出てくるキャラだから消化不良感もありますが、全体的にAAの世界観は表現できてたと思います。最終話のアリアとあかりの話はとてもよかったと思います。OPはアリアのイメージでとてもカッコ良かったし、EDはあかりのイメージでふんわりした感じの曲で作品のイメージに溶け込んでいました。私は全体的にそこそこ満足できました!!{/netabare}
 
11話
{netabare}夾竹桃との決戦は鷹捲りであっけなく終了。夾竹桃の描写が観たかったので、とりあえず満足ですが、原作とかなり違う流れになっているのは1クールだけだからなのでしょう。夾竹桃はこの敗戦のあと、司法取引で武偵高に転入する。鈴木桃子と名乗るわけだが、桃子になってからの方がとても味のあるキャラになるので原作で楽しんでもらいたい。しかし・・・水蜜桃とは・・・こりゃいかがなものか・・・('ェ')?桃子に姉がいたというTV向け設定は正直いらなかったな。最終話で一応の完結をするための苦肉の展開なのだろうが、こういう適当な終わらせ方は好みじゃないなぁ。これなら、この次の新キャラを出して、2クール目を意識して終わった方がいいのでは・・・?とも思うが、2クール目は最初から考えていないということなのでしょうね。それなら、緋弾のアリア(本編)の2クール目をやって欲しいよ。締めくくりはなんとなく透けて見える感じだけど、夾竹桃の描写もまぁまぁだったし、残りはどう締めるのか注目したいと思います。{/netabare}
 
10話
{netabare}本当に困った時に共に戦ってくれる友人がいることを間宮あかりはアリアに気付かされる。あかりの妹に夾竹桃は2年前毒を盛っていた。毒に侵された妹を助けるため、夾竹桃から解毒剤を入手しようと、あかりは友人たちと夾竹桃逮捕に向かう。夾竹桃の声は堀江由衣さんがかなり雰囲気を出してくれています。夾竹桃の部屋も色合いがイメージ通りです。ここにきて作画も頑張ってくれていますね。次週が楽しみですね~♪{/netabare}
 
9話
{netabare}ようやく面白くなってきました。やはり、桃子とのエピソードまでが1クールなんだな。それにしてもAAのアリアは殊にいい女だね~。アリアをここまで多く出演させてなければアニメのAAは耐えられないかもね~。しかし来週からは面白くなりそうです。作画は随分安定してきたように感じます。来週から局面は大きく展開するはずです。{/netabare}

8話
{netabare}このままあかりの仲間たちの話だけで1クール終えるわけじゃないだろうな…('ェ';) しかし、まぁ~緋弾のアリアファンの為なのか、アリア・理子・レキ・白雪・金次の登場を多くしてる感じ。百合路線での放映に厚みを出すために、できあがったキャラの登場は必要なのかもしれないが、あかりの仲間達に秀でたキャラがいないことを露呈しているようなものだ。
桃子(夾竹桃)VSあかり軍団のストーリーまでやってもらえるとおもっているのだが、この調子だと10話くらいからかな・・・。ここまで引っ張るとは思わなかったが・・・。
まぁ~面白いっていえば面白いし、くだらないって言えばくだらない。そんな水着回でしたw{/netabare}
 
7話
{netabare}いつも通りのお話。放映中は完全にこの路線を堅持するつもりなのかな?百合が好きな方なら楽しめる話なのでしょうか?今日は友達の友達はみんな友達だ的なストーリー。あかりが敵対する二人の心を結び付ける力があるということを印象付ける話。夾竹桃を最後にチラつかせて、来週の水着回も見せようという企てに、私もまんまと嵌るわけですが・・・^^;
来週もたいした話になりそうもないけど、まぁ~観ますよ。 {/netabare} 
 
6話
{netabare}ベッタベタの百合展開・・・AAはそういう内容だから、いくら緋弾のアリアが好きでも耐えきれないところもある。救いはアリアやレキはクールなままというところ。気になるのは作画。目の扱いが雑すぎます。アリアはぎりぎり許せるが、他は雑すぎ。こぶいち氏のキャラは目が特徴的なので、もう少し目に気を配って欲しい。もういい加減、夾竹桃をメインにした話に持っていってくれませんかね・・・。この百合展開の連続じゃ~本編の緋弾のアリアまで霞んでしまうよ・・・。やっぱり緋弾のアリアの2期を先にやるべきだったと思うよ。そう思われても仕方ない。だって、百合好きじゃないと、AAは辛いもんね~。かく言う私も百合好きではないので、若干辛い。緋弾のアリアのスピンオフじゃなきゃ、途中で切ってるかもしれない。単純に夾竹桃待ちなんですよ。アリア・金次・レキ・白雪・理子が出てなかったら、6話まで持たない内容なので、話を進めて下さい!!・・・と思うのでした(´Д`) {/netabare}
 
5話
{netabare} ここまでの話は、間宮あかりの仲間となりうる1年生達の紹介といったところ(まだ仲間になる子はいるけれど)。もう少し丁寧に描き込んで欲しい場面も結構ありました。レキは登場するが、石原夏織さんは準備されてないのね(´Д`)出番が少ししかないから仕方ないか・・・。このペースでいくと、また中途半端な所で終わりそうです。ようやく夾竹桃が登場だけど、どういうふうに描くのか興味深い。堀江由衣さんは好きな声優さんだけど、夾竹桃のイメージじゃないかもなぁ・・・ちょっと不安です。ともあれ、次週以降は、原作通りに描写するのか、脚色するのか謎ですが、原作通りに描写するなら、美しく描いて欲しいものです。 {/netabare} 
 
4話
{netabare}高千穂麗が登場した。AAの基本的なニューヒロイン達が揃った感じです。アリア・理子・白雪を多めに登場させて新キャラのインパクトの弱さをカヴァーしている感じです。AAのヒロイン達のインパクトは正直弱い。アリア・理子・白雪はかわいさとキャラの濃さでAA組より数段勝る。白雪の戦姉妹試験は笑っちゃいました。改めて白雪の偉大さを感じるなぁ・・・。次週はカルテットの後半で、それが終わると、AAで唯一、輝けるキャラが登場するはず・・・。再来週あたりに登場するのかな・・・待ち遠しい。私は楽しく観ています。多忙だけど、毎週観ようと思える秋唯一の作品です~♪{/netabare}
 
3話
{netabare}金次はあかりのスカートがめくれたくらいで、ヒステリアになりかけるとはね・・・w、回避するために川に落っこちたシーンは滑稽だったw随所に緋弾のアリアのヒロインを小出しにするあたりは、ちゃんとファンのことを考えてくれていて嬉しいことです。ライカと麒麟が戦姉妹契約を結び、仲間が増えてきました。これ、緋弾のアリアファンならかなり楽しめるシーンがあるけど、初めての緋弾のアリアの方々にはどう映るのかな・・・?普通に楽しんでもらえてるのかな?金次が頭抱えて川に落っこちるシーンとか単に意味不明な行動ですからね・・・何も知らないと・・・それはそれで面白いかw ライカは1年生の中では強いが、本当は理子みたいな綺麗でかわいい女の子になりたいという願望がある。・・・が、現実は裏腹な自分の行動に葛藤している。あかりはそういうライカの気持ちを汲み取ってあげることができたのでした。[めでたし!]
来週は高千穂が登場します。個性的なキャラなので、どう描くのか楽しみです。まぁ~AAのノリは敵が出てくるまでは、総じてこんな感じです。 {/netabare}
 
2話
{netabare}志乃とあかりのエピソード回だけど、AAが百合っぽい展開であることはもう分かってもらえたでしょう。正直、そこがAAの評価を大きく分ける所だと思う。緋弾のアリアは好きだが、AAは、ちょっと・・・って思う人がいても全然不思議ではない。あかりのグループの話は正直つまらないのです。今後、闘いが始まれば、また展開も変わり面白くなりますが、2話で切られても仕方ない内容です。
レキが廊下を歩いていたが、案の定一言も話さず・・・そこが笑えたw
ここでつまらないと思っても、夾竹桃(1話の最後で理子と話してた子)が出るまでは我慢して観ててもらえたら・・・と思います。 {/netabare}
 
1話
{netabare}画は綺麗です。凛々しいアリアで、こっちの方が本来のアリアっていえば、アリアなんですけどね。戦姉妹契約を結んだあかりが今後気になりますね!!

原作未読の方にも十分楽しんでもらえる展開になると思います。ただ、難を言えば、男の出番が少ないところかな・・・。正直、1年生キャラは夾竹桃以外あんまり魅力ないかも。高千穂はまぁまぁですが・・・w
 
レキ・理子・金次・白雪もちょこっと登場してくれて良かったです。白雪はかわええ~(*´◇`*)橘書画子さんのアリアの画の方がこよかよしのさんのアリアよりも艶っぽさがあるので、見ていて美しさも感じます。
 
最後に夾竹桃が登場しました。はっきりと顔が映らなかったのは残念ですが、AAでは私のイチオシキャラなので、楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 27

62.2 13 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング13位
アスラクライン(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (370)
2434人が棚に入れました
高校1年生を期に一人暮らしを始めることにした主人公・夏目智春。彼は3年前から自称守護霊で幼馴染の美少女水無神操緒に取り憑かれていた。
智春の兄、夏目直貴が暮らしていたオンボロ屋敷・鳴桜邸(めいおうてい)に引越した日、鳴桜邸に二人の美女が来た。兄、直貴から託されたという銀色のトランクを届けにきた黒のスーツの美女・黒崎朱理、そしてその晩、トランクを奪いに鳴桜邸へ忍び込んだ巫女装束の美少女・嵩月奏。この銀色のトランク「イクストラクタ」を手にした事を契機に、智春は世界の隠された真実と向かい合う。(

声優・キャラクター
入野自由、戸松遥、野中藍、田中理恵、森久保祥太郎、佐藤聡美、矢作紗友里、下野紘、豊崎愛生、こやまきみこ、石住昭彦、日笠陽子、甲斐田裕子、間島淳司、喜多村英梨、中井和哉、大原さやか、石塚さより、高木礼子、織田圭祐

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

世界の隠された真実と向き合う物語・・・登場人物の心意気に感動した作品でした^^;

この作品は、分割2クールの前半に相当するものです。
この作品の主人公は、この春高校に入学する夏目智春(なつめ ともはる)。彼は所謂普通の学生なのですが、3年前の飛行機事故で、同乗していた幼馴染の水無神 操緒(みなかみ みさお)を亡くしてしまい・・・それ以来、彼女は守護霊と称して智春に取り憑き、色々とツッコミを入れる明るい性格の幽霊と一緒に暮らしています。

高校入学直前、突然一人暮らしを余儀無くされた彼がオンボロ屋敷に引っ越してくると、智春の兄から預かったという銀色のトランクを、大切な物だから・・・と言って渡されるのです。
しかし、そのトランクには蓋がなく開け方が分からなかったので取り敢えず片付けておくのですが、その夜、巫女装束の侵入者が奪いに押し入ってきたのです。
ですが、トランクを奪いに来たのは巫女装束の彼女だけではありませんでした・・・
こうして銀色のトランクをめぐり物語が動いていきます。

そのトランクは機巧魔神(アスラ・マキーナ)と呼ばれるもので、動かすためには副葬処女(ベリアル・ドール)という生贄が必要となります。副葬処女は実体を持たない射影体・・・智春の場合は操緒ちゃんになるので、「生贄」という表現は適切じゃありませんけど・・・^^;
副葬処女は、演操者(ハンドラー)と呼ばれる機巧魔神を召喚できる人間の願いを叶え続けるのですが、機巧魔神を動かす対価として支払わなければならないのは、決して無くしも減らしもしたくないモノでした・・・
だから、機巧魔神は決して容易く動かせるモノではないのです・・・

もう一つ、この世界には悪魔が存在します。決して人間に害を与える存在ではなく、魔力が使える存在・・・という言い方の方が合っているような気がします。
悪魔は魔力を使えるのですが、こちらにも使用に伴う代償を支払う必要があるのです・・・
契約者と契約している場合は、魔力の使用によって契約者が契約悪魔への愛情を徐々に失ってしまいます・・・
そして、誰とも契約せずに魔力を使い続けると、非在化という現象が発生します。
軽度な非在化はそれほどでもないのですが、重度に進行すると身体が硝子の結晶のように変化してしまい、やがて消滅・・・死亡に至ってしまいます。
この魔力も出来れば使いたくない力です・・・^^;

強い力があります・・・でも、その力を使うには対価が必要です・・・
それじゃ、そこまでして本当に強い力を使わなければいけないのでしょうか・・・

主人公で機巧魔神の演操者である夏目智春には、副葬処女として水無神 操緒が、そして悪魔である嵩月 奏(たかつき かなで)が、智春のために自らを顧みることなく身体を張る姿を沢山見る事ができるのですが・・・
頑張っている分だけ、対価が彼女達から削り取られていると思うと、正直だいぶ心が痛みました^^;

心が痛む原因として2人のヒロインが良すぎた事・・・があったと思います。
操緒ちゃんのCVは戸松遥さんでした。操緒ちゃんのキャラの立ち位置はSAOのアスカ・・・キリトと仲の良い時のアスナによく似ていると思いました・・・戸松さんがこの立ち位置のキャラを演じたら完璧だと思っていましたが、まさに期待以上でした^^
流石戸松さんです♪
そして、奏ちゃんのCVは野中藍さんでした。奏ちゃんのキャラは人見知りで話しが苦手な性格の持ち主なのですが、一本筋の通った性格の彼女がうまく表現されていたと思いました。

でも、心が痛むのは主人公に対してだけじゃありません。
物語の中には、機巧魔神も悪魔もたくさん出てきます・・・それぞれが、それぞれの想いを胸に秘めて闘いが繰り広げられたり、仲間を助けようとします・・・
本当に失いたくないモノに対する後悔にならない後悔・・・大切なモノが掌からこぼれ落ちる様・・・そして2度と戻ってこない過去・・・
振り返ってみると、悲しみに満ち溢れた作品だったように思います。

それでも、「守りたいから・・・」という理由で自分の身に何が起こるかを知っていながらも頑張る彼女達の姿は、もう涙無しでは見れませんでした^^;

この作品は1期13話でしたが、分割2クールの後半が楽しみで仕方ありません。
もし、後半も面白かったら「お気に入りの棚」に是非入れたい作品になると思います^^

投稿 : 2025/01/11
♥ : 28

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ギャルゲーの主人公みたいな主人公がちょっとむかつきますね。うらやましいな。

ストーリー

この作品の主人公、夏目 智春は高校入学を機に一人暮らしを始めることにしました。その一人暮らしを始めた所は智春の兄の夏目直貴が暮らしていたオンボロ屋敷の鳴桜邸っと言う所です。しかし、智春が引っ越してきたその日にある二人の少女がやって着ました。直貴から託されたという銀色のトランクを届けにきた黒のスーツの美女の黒崎朱浬とそのスーツを狙う巫女装束の美少女の嵩月奏でした。はたして、そのトランクになにが入っているのだか・・・

私の感想。

この作品は結構おもしろかったですね。はじめはどうかと思いましたが見ていくうちに少しずつおもしろくなっていきました。はじめこの作品がなぜあまり気に入らなかったと言いますと、やっぱりキャラクターデザインですかね。なんていいますか、今まで見た事が無いキャラクターデザインだったのですが、そのキャラクターデザインは最後にはかなり気に入りました。

そして、この作品の戦闘シーンが結構迫力が合って面白かったです。とくに機巧魔神を使った戦闘がかっこよかったです。普通の人間の戦いと違って迫力が違いました。

そして、何よりこの作品がおもしろかった所は主人公の夏目 智春の性格でしょうか、なんであれほどいろいろな女性から行為を向けられるのでしょうか・・ 作品としてはかなりおもしろいですが、(そして、私好みの作品ですが、)なんだか超うらやましくてむかつきます。私も人生の中で一度はああいう出来事は無いでしょうか・・・

私がこの作品の中で一番気に入っているキャラクターは嵩月 奏です。なぜなら、彼女のオッドアイな所がかなり萌えポイントだと思います。ってかかなり萌えました。オッドアイ可愛いですね~ 萌えですね~ 

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品はかなり結構世界観がはじめは世界観がまったく意味が分かりませんががんばってある程度まで見てください。おもしろいので、是非見て下さい。噂ですともう2期があるっという事なのでそのほうもかなり楽しみです。

オープニング

「Spiral」
なんだか渋いっていうか、なんだか女性ボーカルな曲なのですがかっこいい曲です。キャラクターデザインもかっこいいですし、ネタバレもほどほどでいいですが、曲がかっこいいです。全体的にかっこいいです。

エンディング

「Link」
オープニングと比べて静かで穏やかな曲です。しかも結構かわいい曲です。ヒロインたちが可愛いです。そして、バックに移した画像がかなりかっこいいです。この作品の曲は何でこんなにかっこよくしているのでしょうか・・

投稿 : 2025/01/11
♥ : 15

チュウ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

インパクトには欠けるが、非常にバランスの取れた作品

ん??意外と面白いぞ♪♪
シナリオ・キャラ・設定ともにグンを抜いた良さはないものの、どれも結構良い味を出していますね☆★
少し説明不足が否めないところ、話につじつまが合わないところ、などのマイナス要素もありますが、笑いアリ、泣きアリのバランスが取れていた作品だと思います!!

主人公の夏目智春は、何故かいろんな女性キャラにモテまくるギャルゲーの主人公的要素を兼ねていますねww
主人公にいろいろな人が慕ってくれ、みんなで力を合わせてといった王道的なところも個人的は結構好きですね♪♪

音楽に関しては【angela】は流石ですね♪
ファフナーを始め、こういうシリアスが入ったバトルものと相性は抜群♪♪
OP・EDがこの作品の魅力を引き出していますね☆★

投稿 : 2025/01/11
♥ : 12

61.3 14 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング14位
ハンドレッド(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (407)
2417人が棚に入れました
“ハンドレッド”―それは地球を襲う謎の生命体“サベージ”に対抗できる唯一の武器。

主人公如月ハヤトは、そのハンドレッドを用いる“武芸者”を目指すため、海上学園都市艦“リトルガーデン”に入学を果たす。

だが―「会いたかったよ、ハヤトっ!」「お、お前は一体…?」

なぜか自分のことをよく知る(?)ルームメイト、エミール・クロスフォードに、どこか懐かしい違和感を覚えるハヤト。

さらに入学早々、学園最強の武芸者“女王”クレア・ハーヴェイから決闘を申し込まれてしまい…。


声優・キャラクター
長谷川芳明、大久保瑠美、吉岡茉祐、奥野香耶、M・A・O、羽多野渉、大坪由佳、衣川里佳、牧野由依、堀江由衣、佐藤利奈、今村彩夏
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

これといって特徴のないテンプレアニメなので、暇潰しに学園島の面積とかザックリ計算してみたw

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
第1話冒頭。空から見えた、絶海の孤島、学園島。ここまでは、アニメにおいてはよくある風景。ただし、思った。

「いくらなんでも、島、小さ過ぎねぇ?」

ということで、テレビ画面に定規当てて面積を計算してみたw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、指針になるのが、島の上部に見える陸上競技場。あれが公式の400mトラックの陸上競技場だとすると、直線(カーブが始まる内側)の長さは80m。これを基本にしていこう。すると、陸上競技場の外壁を含めた長さは、約200m。島全体を見ると、陸上競技場が約10個入るんで、直線距離2000m。幅は600m。すると、面積は1.2平方キロメートル。

これがどのくらいかとググってみたら、なんと、(放送当時)話題の「西ノ島(あの海底火山で出来た新しい島)」と全く一緒で、ウケたw もしや、西ノ島が将来、学園島になるのでは(笑)? あと、分かりやすいところでいくと、ディズニーランドとシー(園内のみ)を足したくらいの面積です(笑)

やっぱり、狭いw

ちなみに、人口はどんなもんなんでしょうね?

(以下の計算は、情報がなさすぎて、ただの勘ですw)

これは上からの映像だけでは計れないけど、人工物をざっと数えたら、約220。まあ、商業施設と一戸建てと集合住宅の割合がわからないけど、この面積の島で一戸建てを購入できる割合はかなり少ないだろうから、大半はマンションに住んでいるんだろう。仮に、半数の100棟に人が住んでいるとして、その半数が100戸(300人)以上住む大規模マンションだとして、残りの半分が50戸(150人)以下の小規模マンションだとしたら、2万2千人。でもこれでは、東京で一番人口密度が高い豊島区とほぼ同じ人口密度になっちゃうけど、どうみてもそこまで人口密度が高いようには思えないよね。学園島だけに、一人暮らしが多いのかな?

他の考え方もしてみよう。

島の半分以上は滑走路で、残りの半分以上は大型施設やら緑地っぽいんで、実際に人が住んでいる面積は島全体の5分の1(0.24平方キロメートル)くらいかな? ここに、世界一人口密度が高いマカオ並に人が住んでいると仮定しても、約5000人。

うん、ぱっと見、それくらいかも。まあ、MAXでも、5千~1万人くらいでしょうか?

ただ、気になるのは学園の総生徒数。入学式の映像を見る限り、会場には、横に45人座り、それが15列。2階席もあり、単純に倍にすると、1350人。これが全部1年生なら、全校生徒は×3で約4000人。

ん? 総人口に対する全校生徒が多すぎるな(笑)

まあ、あの会場に(1年生だけでなく)全校生徒がいるなら、程よいくらいかな? ただ、会長と主人公のバトル時のスタジアムの観客数見る限り、5万人くらい入っていそうだけどw しかも、さくらのライヴに……うん、人口は分からない(笑)

てか、船って設定なの忘れてたけど、船だったら、あんまり積載量増えると、沈むよ(笑)

……ちなみに、今、wiki見てみたら、島の面積はちゃんと公式で出てるのですね(ここまでやっといてw)

公式設定だと、4000m×1000m で、4平方キロメートル……う、嘘つけぇ~w だとしたら、あの陸上競技場のトラック、直線距離だけで160mはあるよ? どんな競技場だよ(ビシッw) 滑走路の幅、400mくらいあるよ? どんな滑走路やねん(ビジッw)

アニメ制作会社へ……縮尺はしっかりやろう(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 31

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

( ´,_ゝ`)

呆れを通り越すと清々しいですね~
最終回不覚にも笑ってしまいました。

ラッキースケベ盛りだくさんの俺TUEEE主人公
ブラコン妹を含むハーレム展開。。。
一番嫌いなジャンルのアニメだったんですが
じぶんの臨界点を超えてしまったようで、なんだか楽しくなってしまいました。

ダサすぎる戦闘服、紙芝居バトル(苦笑)
口すら動かないのライブ回。
1話で3曲も歌っていましたが、売れるわけない(失笑)

くっだらねーアニメです。

初回から既視感かんじまくりで、展開もお約束どおりですが
本当に何の捻りも独自の見せ場もなく
伝統芸能なんだから文句言うな!と言わんばかりの居直り。

大多数の方はつまらないと感じるはずですが、素直な気持で観ず
ひねくれた見方をしてみると楽しいと感じれる方が数%はいると思います。

最終回の〆方が80年代のラブコメ漫画っぽくてじぶんはツボでした。

12話視聴した皆さん、お疲れ様でした!

投稿 : 2025/01/11
♥ : 28
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

テンプレな‥‥

原作未読 全12話

謎の地球外生命体サベージと戦うハンドレッドという能力を持った者たちが集う海洋学園都市リトルガーデンに入学した主人公の如月 ハヤト(きさらぎ ハヤト)が学園生たちともにサベージとの戦いを描く作品です。

能力者・学園・寮生活・ハーレム展開・ラッキースケベ・妹属性・アーティストと何から何まで何処かでみたような設定で、俗にいうテンプレアニメですねw

色々と設定を詰め込みすぎた感じがします。

最後のオチは、ちょっと笑ってしまいましたw{netabare}(もう一度スローで観てしまいましたw){/netabare}

切りの良いところで終わっています。これからも戦いは続くようですね。

定番作品が好きな方には観てもいいかもしれません。この手のお話は結構お腹いっぱいなのですが、何となくついつい観てしまいますねw

最後に、この作品でキャストの中の一人であるM・A・Oさん、今期もたくさん出ていますね~ キャラによって全然声を使い分けるのでエンディングを観るまで分からないことも結構あります。AT-Xのバラエティ番組の出演しているのを観ているので応援したくなりますね^^

投稿 : 2025/01/11
♥ : 26

65.0 15 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング15位
クロックワーク・プラネット(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (312)
1647人が棚に入れました
――唐突だが。世界はとっくに滅亡している。
1000年前に一度滅んだ地球を「Y」と名乗る伝説の時計技師が時計仕掛けで再構築した世界。
落ちこぼれの高校生・見浦ナオトは、「Y」が残した自動人形(オートマタ)のリューズ、そして天才時計技師の少女・マリーと出逢う。
彼らの能力が噛み合う時、運命の歯車は回り出す。
破綻と延命を繰り返し、崩壊寸前の地球(「クロックワーク・プラネット」)を修復するクロックパンク・ファンタジー!

声優・キャラクター
南條愛乃、加隈亜衣、大西沙織、松田健一郎、千本木彩花

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

中二病少年の夢物語???

原作未読。最終話まで視聴。

初期設定ガン無視の中二病系ドタバタコメディ。
サムネの画像と実際の内容のギャップが半端ない作品。

【物語】
これだけ初期設定を無視した強引な物語を久々に見た・・・ような気がした。
『異世界バトル物』だと思うとつじつまの合わないことだらけ。
『ドタバタコメディ』だと思うと妙に納得がいく作品。
『重症中二病患者を失笑する』物語。
物語に矛盾が多いが、あくまでも『コメディ』だと思えば、結構、笑える。

【作画】
背景の歯車はきれいだった。

対象的に主要キャラのキャラデザが酷過ぎる。
サムネの画像と比較しても似て非なる物。
感情移入しにくいキャラデザ。
モブのキャラデザが普通なのと比較しても、ギャップがありすぎ。

【声優・キャラ】
コメディだと思えば悪くないキャラ設定。
声優さんも悪くはなかった。

【音楽】
物語のテイストと比較して、OP・EDともかっこよすぎでは?

投稿 : 2025/01/11
♥ : 33

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

オートマタの性能が「からくりサーカス」並み…?

原作知りません。音だけで兆単位の歯車の数がわかるとか、ツッコんだら負け。でもこれ、たぶん私が気に入りそうな奴です。

2017.6.23追記:
無事完走。OPの背景アニメの冒頭部分が超キレイ。キャラクターデザインも、特にリューズは個人的には好みでしたがおそらく世間ではあまりウケない感じでしょうか。

特に終盤、作画が力尽きかけていた気もしますがどうしようもない破綻はなかったようです。おつかれさまでした。

SFとして見ると穴だらけでどうしようもないんですが、このノリと勢いは好きです。1クールのストーリー全体はちゃんと起承転結を踏まえていて、「実際のところこの地球どうなってんだ」とか「電磁気学なしでディスプレイとか作れるわけないだろ」とか「普通に無線で通信しているっぽいけど電波なしじゃムリでしょ、どういうこと?」とかの設定以外の文句はあまりないです。そしてそれらの設定の問題は原作の責任ですよね。

1クール笑わせてもらったので満足です。アニメ製作スタッフ有能(笑)。どうもありがとうございました。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 31
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

歯車、ラブ。

唐突だが。地球の“寿命”尽きる!
超一流時計技師「Y」は惑星を丸ごと歯車で代替、再構築し、地球は延命。

あれから1000年――徐々に歯車の老朽化も進む中、
人類は、文明の進歩もないまま、惑星の“メンテナンス”に追われる
長い停滞の年月を送っていた……。

時計技師志望の少年主人公が、「Y」が遺した「美少女自動人形(オートマタ)」と
“ボーイミーツガール”して始まる、
同名ライトノベル(未読)のアニメ化作品。


【物語 3.5点】
構成は、1クールで既刊4巻中3巻を使い切った
ということで平均ペースと思われるが、
心情描写については、想像で補う場面もあって、やや飛ばし気味か。

何より、惑星総歯車化という独特の世界観を、専門用語含めて把握できるかが鍵。

想像力が付いて行ければ、メンテナンスが必要なのは部品が傷んだこの惑星だけじゃない。
使えなくなった部分は巨大歯車に乗った都市ごと“パージ”する。
などの野望阻止の攻防などを通じて、
可視化された社会や運命の歯車や、
メンツに囚われ腐敗した組織の歯車まで含めてオーバーオールする。
という本作の醍醐味が堪能できる。

その他、「虚数運動機関(イマジナリーギア)」や、
精密時計機器たる世界で禁忌とされている電磁式機動兵器など、
知的好奇心を刺激する要素(中二病)が歯車と共に凝縮。


ただ、私も終盤の{netabare} 無から新たな歯車を創造するメカニズム{/netabare}は意味不明でした。
凡人には天才の考えていることは良く分りませんw


【作画 3.5点】
都市を構築する歯車。美少女自動人形(オートマタ)の内部構造に敷き詰められた歯車。
CGも含めたソースの多くが無数の歯車に費やされ、時計仕掛けの惑星の異様を演出。

一方で戦闘描写などは、美少女自動人形と巨大兵器の対決など見所はあるが、作画自体は並。
クライマックスでも、ソースは戦闘より修理につぎ込まれ、
破壊をもたらすだけの兵器や、朽ちた組織の大人たちより、
建設的なのは次世代・少年少女の修理技師という作品テーマがソース配分でも主張される。


【キャラ 4.0点】
主人公・男子高校生ナオト……修理技術は三流だが、微かな機械の不具合も察知する
「異常聴覚」を持った感覚の天才。色々な意味でド変態。

美少女自動人形(オートマタ)・リューズ……美人だが、人類くらい平然と虫ケラに例える、
2010年代アニメ屈指の毒舌ヒロイン。

マリー……幼くして一級時計技師となった確かな修理技術を持った主人公とは違うタイプの天才。毒舌。

ハルター……マリーのボディーガードで上記の毒気も多い珍獣共の子守に追われる、サイボーグのおっさん。
{netabare}別の身体に接続されることもありw{/netabare}

以上のアウトローチームが日本中で錆び付いた有形無形の歯車のオーバーオールを試みる。


主人公ナオトは歯車に狂喜する機械マニアだが、
それで盲目になって美少女自動人形をほったらかしにする鈍感少年ではなく、
中盤、{netabare}ロリな美少女自動人形アンクルちゃん合流後は、“パパ”として家族プレイを愉しむ{/netabare}など、
マニアックな萌えにも積極的にガッツく。
但し、ピュアな少年の恋愛感情は少なく、あるのは変態紳士的な萌え消費視点w

いずれにせよ現代人類には時期尚早な
ハイレベルな美少女自動人形萌えに付いていけるか否かもポイントw


【声優 3.5点】
主人公ナオト役は南條 愛乃さん。
男子高校生役の女性キャストがまず稀少な上に、
属性が、おしとやかな美少年とかではなく、
歯車や美少女自動人形(オートマタ)に発情する貴重な元気ボイスも提供w

こういうマニアックな女性声優のキャスティング。もっとあって良いと思いますw

【音楽 3.5点】
OPはfripSideの「clockwork planet」
主演の南條 愛乃さん自らのボーカルで、壊れゆく世界の哀愁を表現。

EDはAfter the Rainの「アンチクロックワイズ」
不穏なピアノサウンドからの、病んだボーカルと歌詞世界が作品にマッチ。

さらに主題歌、劇伴共に、適宜アンティーク感も醸し出し、
ゼンマイを巻く音や、チクタク音もふんだんにアレンジ。

このアニメ、音楽まで歯車に浸食されていますw


【感想】
腕時計などを構築する繊細な歯車の動き。眺めているだけでウットリしちゃう……。
こんな感覚も確かに共有している私ですが、
流石に世界丸ごと歯車!というのは度肝抜かれますw

原作者は『ノーゲーム・ノーライフ』の執筆に忙しいのか、
本作の原作も放置されている模様なので、続編は絶望的ですが、
いつか、世界を歯車にした「Y」の頭の中を覗いてみたい……。
満たされない欲求と共に、
超個性的な歯車都市の景観を記憶に留めて置こうと思います。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 24

61.7 16 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング16位
七星のスバル(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (261)
1088人が棚に入れました
かつて世界的人気を博したMMORPG≪ユニオン≫で伝説となった小学生パーティ「スバル」。 しかし、 ゲームオーバーとなった旭姫は現実でも同時に死亡してしまう。 ≪ユニオン≫は運営停止となり「スバル」のメンバーも散り散りになった。 それから6年後──。 新生≪リユニオン≫にログインした高校生の陽翔は、 そこで死んだはずの幼なじみ・旭姫と再会する。 彼女は電子の幽霊なのか、 それとも…?

声優・キャラクター
高梨謙吾、大森日雅、鬼頭明里、石川界人
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

石景山遊楽園に行ってみた! 的UP動画

2018.09.22記


原作未読


はじめに言っておくと、この作品の楽しみ方は一つだけ

 {netabare}『間違いさがし! もとい 似てるとこ探し!』{/netabare}


かつて、世界的人気のMMORPG《ユニオン》において、伝説となったパーティがあった。名を、スバル。小学生の幼なじみたちで結成されたそのパーティは、〈センス〉システムを中核に置く《ユニオン》において比類なき才能を発揮、瞬く間に勇名を馳せた。ところが、プレイヤーがゲーム中に息を引き取る事故が発生。この人死事件をきっかけに、《ユニオン》はサービスを終了してしまう。
 ……時は流れ、6年後。かつてスバルの中心として活躍した天羽陽翔(あもう・はると)は、ダメダメな高校生になっていた。性格はひねて、友達はおらず、何事にもやる気がない。だが、クラスメイトに巻き込まれる形でログインした新生《リユニオン》のなかで、陽翔は信じがたい“再会"を果たす。スバルの仲間であり、リアルの幼なじみだった少女、空閑旭姫(くが・あさひ)――6年前、ゲーム中に死んだはずの彼女が、そこにいた。

以上、小学館のサイトから。。。


視聴作品を決めるにあたり軽く作品紹介を眺めて決定する方は多いと思います。
この作品に初めて触れた場合、上記あらすじを見て「あのはな」「SAO」との類似性を認めることになるでしょう。言わずと知れた人気作で視聴済みの方も多い二作品です。
レビュー等あらすじ以外でも設定が似てるだのパクリだの情報は入ってきます。

生じる反応としては、主に3つ。

1.パクリなら観ない
 →まあ当然
2.フラットに観るぜ
 →似てる言うけど先入観は禁物だよね
3.お手並み拝見
 →掛け合わせてどんな話にするんだろうね

私は3.おそらく製作側がターゲットとしたい層もここらへんかと。


というわけで蓋を開けてみます。

「どことなく似てるね」

ではなく

「まんまパクリやーん」「しかも劣化してるやーん」

という箇所多数。そして残念ながらつまらない。。。
手が悪いと感じるのは、設定やらキャラ配分などなまじ人気作をもじっているため、そこそこ興味を惹かれながらずるずると視聴させてしまうところです。

ここで本来であればつまらない理由、どこがイマイチか指摘するのが筋なのですが、本作の場合鼻につく箇所がわんさかあることもあり、一つだけ挙げときます。

 『風呂敷広げて全く伏線を回収しない』

{netabare}
・旭姫がなんで「リユニオン」で復活していたのか?
 →これそもそも回答出さなきゃいけないやつでしょ
・スバル(一般的には星6つ)で七星というんだから残りの1つは?
 →状況証拠と本人がそれっぽいこと言ったからエリシアが?ってことでいいのかな
{/netabare}

広げたものはたたまないといけないですね。
つまらないです。。。大事なことなので二度言いました。


それでも本作を視聴される場合は有名二作品視聴済みの上で、似たとこ探しに興じてみる、姿勢で臨むのが良いかと思います。
それも他人のふんどしで相撲を取るみたいであまりすすめられた話ではありませんが(;一_一)


私の場合、まるで「他人の浮気話なんて悪趣味だわ」と言いながらついついワイドショーをながら見するのと似たような視聴感覚を持ちました。毒にも薬にもならない、ただ時間を潰しただけのような感覚です。

所詮オマージュでもなんでもないパクリはパクリ、本家には敵いません。
夢の国も外面似せたとしてソフトや運用が雑なら客は来ないのです。



■蛇足
10話放送手前で宣伝プロデューサー逮捕のニュース。
※アニメの内容とは関係ないのでたたみます
{netabare}
容疑は未成年(13歳)の誘拐。大手メディアが(10代少女)と報じたのには忖度の精神がいかんなく発揮されていたかもですね。一方で忖度のかけらもなかったのが、TVニュースで「映画・アニメ事業部○○容疑者」と部署までつけてテロップだしてたとこかしら。
アニメ=ロリコン=危ない人のイメージ作りに一役買う結果となりました。
迷惑な話ですが、少なくとも最終話までやってくれたTBSには感謝ですね。

なお、10話サブタイトルが「消えた少女」

そこで伏線回収してどうするんじゃいっ!って話です。
{/netabare}



-----
2019.03.08追記
《配点を修正》


悪名は無名に勝るといいますか、評価の低さ(同クール総合順位38位)の割にレビュー件数と棚に入れた数は20位前後とそこそこ注目されました。
私も上手く乗せられちゃいましたね。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 52

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

わりとどこから手直しすれば良いのかわからないっぽい問題作(視聴非推奨)

原作ライトノベルは未読です。

ゲーム的な世界に転生とか召喚とかじゃなくて、ちゃんと「ユニオン」あるいは「リユニオン」というゲームにログインしてプレイしてたり現実側の場面もある感じのお話になっています。

そこでレビュータイトルについてですが、珍しく批判的なことばかり書きますけど、ある意味「なんとか太郎」とか揶揄される作品よりもこっちの方が問題なんじゃないだろうか。
(じゃあ観るなよって話でもあるわけですが。)

いくつ挙がるかわかんないけど、列挙してみます。

1. 設定が雑

そこそこシリアスな話をやりたいなら、もっと設定は練り込んで欲しいです。特に主人公たちがプレイしているMMORPGっぽいゲームですが、プレイヤーになれる条件がかなり厳しいわりにゲーム内で一度でも死んでしまうとリザレクションできない(二度とログインできない)らしい。

そんな設定のわりにはPK推奨っぽいし、ストーリー中で数百人規模のギルドが全滅とかしているようでそんなゲームを真面目にやる奴が果たしてどれほどの人数いるのでしょうか?

またいたとしても作中の規模でプレイヤー数は残っていないのではないですかね?

2. キャラに魅力がない

この人と友達になっても良いかな、とかこの人の部下としてなら戦っても良いとか、そんな風に思えるキャラが敵味方含めて誰一人いませんでした。「そんなん、お前の好みの問題やろ」と言われればそれまでですが、このレベルで誰もいないアニメ作品は珍しいです。
(まあ、普通そう思ったら観るのをやめているせいかもしれないけど。)

3. 脚本・演出が良くない

過去の出来事についての場面で画面右下に「~追憶~」とか出るのはやめてほしいです。そういうのはちゃんと絵でわかるようにしてほしいですし、回想するっぽい言動を交えて場面転換してもらえば、普通にわかる話です。

あと、この「~追憶~」に切り替わるタイミングや全体的なテンポとかもなんとなく変だと思います。

4. 最終回での話のキリが悪い

最終回まで観ましたけど、「おれたた」エンド過ぎるし何のカタルシスもないです。かといって続編が決まっているわけでもない。シリーズ構成の問題ともいえるのでこれも脚本が良くないということになるのでしょうかね。

作画は致命的にまずいものはなかったというか、まずまず良かったような。キャラは(ビジュアルは)わりと良いです。予算的には余裕があったんですかね。ああ、そういえば作品内容とは関係ないですけど世間的にはプロデューサーがやらかしてミソがついたんでしたっけ…。

なんだろう、仮に作画が良くなくてもこれより面白いアニメはたくさんあるだろう、とかそんな感想が出てくる作品でした。
(でも、なぜか完走してしまった…。)

……でもまあ、原作は多少は人気があるっぽいのでもしかしたらアニメ化スタッフの問題なのかもしれないです。でもこのアニメを観て原作を読む気にはなりませんでしたね。

全話録画したけど、残さないで消しちゃうでしょうねえ…。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 44
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

AとSとを併せただけではねぇ・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

【感想】
AとSの良いとこどりをしようとして、結果、出来なかった作品。
名作のAやSと比較すると、かなり薄っぺらい作品。
原作者(脚本家?)の先生に関しては、せめて、もう少しAとSを読み込んで欲しかったかな?
本来AとSの持つ、魅力的な部分が、ごっそり抜け落ちている。
ただ、上っ面をなぞっているだけ・・・。

メンマの姿がジンタン以外には見えないから面白いのに・・・。
キリトは軽々しく他のプレイヤーの命を奪ったりしなかったのに・・・。

他にも、劇的に、物語をつまらなくしている点が・・・。
恋愛要素の盛り込み方が下手過ぎる。
主人公側にサイコパスな人物がいると、感情移入しづらい。
ゲームとしてのリユニオンの魅力が全く伝わってこない。
『未来視』の能力の発動が、原作者にとってご都合的すぎる。

そして、この作品最大の問題点は、大風呂敷を広げるだけ広げておいて、全く回収しなかった点。
過去には、強引な伏線回収で不評だった作品が数多くあるが、それを上回るまさかの”未回収”。
旭姫は何故ゲーム内で復活したのか?
この作品最大の謎は、結局、明かされないまま終わってしまった。

【以下、気になった回のヒトコト】
{netabare}第1話。{netabare}リアルで死んだはずの旭姫がゲームの中で生きていた!?{/netabare}
謎解き的な展開なら面白くなるかも・・・、と思いながら視聴開始。
ところが、この物語は徐々に尻すぼみになっていくことに。

まず、第2話以降の貴法の{netabare}サイコパスっぷりに{/netabare}幻滅し、
第5話で、貴法が{netabare}あっさり裏切られて旭姫を奪われちゃう展開に{/netabare}幻滅した。

第6話のバトル。{netabare}敵が弱すぎるのか、主人公たちが強すぎるのか・・・?{/netabare}
視聴する者全てが、あっけにとられる展開に。
『ゲーム内で死ぬとアカウントが無くなって、2度とそのゲームがプレイ出来なくなる』という縛りがあるのに、数千人のプレイヤーをゲーム内で殺してしまった主人公一行。
はっきり言って、狂気の沙汰以外の何物でもない。

咲月の旭姫に対する{netabare}恋愛的な嫉妬心{/netabare}・・・。
まあ、咲月の気持ちも分からなくはないんだけど、この話は、これ以上引っ張らないで欲しいかな。

第7話は超ご都合主義な展開に・・・。
探していた剣の位置を旭姫があっさりと見付けてしまうのは、「未来視」の力だとすると・・・。
ラストの展開を見抜けない「未来視」ってどうなの?
原作者の都合で未来が見えたり、見えなかったり・・・。
ここまでも何度もあったけど、原作者にとって本当に都合の良い能力。

第9話は、途中でこの後の展開が分かったので(”何となく”ではなく、”はっきり”と)飛ばし視聴。

第10話、想像通りの展開に辟易。
この作品の登場人物は、どいつもこいつも自分勝手で身を亡ぼす、先の読めないダメ人間ばかり。
特に、恋愛要素が絡むと滅茶苦茶な展開になってしまう。
この先、どうまとめるつもりなのか?
(そもそも、恋愛要素に関して真面目にまとめるつもりはないような気がするが・・・)
とにかく、『振った、フラれた』が軽すぎるのだ。
何回も振って、フラれても、仲良く行動を共にする感じが、気持ち悪くてしょうがない。

第11話は、相変わらず貴法が気持ち悪い。
振られて落ち込んでいたら、幼馴染のかわいい娘が自分のことを好きだから乗り換えちゃうとか・・・。
この作品は、恋愛については、真剣に考えていないようだ。

第12話。この最終回は、後世に語り継ぐべき最終回だと思う。
言うまでもなく『悪い意味』でである。

陽翔が死ななかった理由。
旭姫がゲーム内で復活した理由。
旭姫がゲーム内で復活した理由を、陽翔たちが探ろうとしない理由。

何一つ、説明が無い。
『視聴者の皆さんのご想像にお任せします』とでも言いたいのか?
ここまでくると、逆に清々しい。
{/netabare}
ところで・・・。
視聴開始時に楽しみにしていた謎解き展開はいずこへ?

私はほとんどゲームをしないのでよく分からないのですが・・・。
{netabare}『センス』と呼ばれる才能を持っている人しかプレイ出来ない上に、ゲーム内で死ぬとアカウントが無くなって、2度とそのゲームがプレイ出来なくなる{/netabare}ゲームって、魅力的ですか?
それに、{netabare}少なくとも第6話だけでも数千人のプレイヤーが、一気にアカウントを失ったことになると思うのですが、運営的にOKなんでしょうか?{/netabare}
私には、とても不思議です。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 36

68.6 17 嫉妬でラノベ原作なアニメランキング17位
マリア様がみてる 4thシーズン(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (170)
860人が棚に入れました
ある朝、リリアン女学園の高等部に通う平均的な1年生・福沢祐巳(ふくざわゆみ)は、憧れの先輩である「紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)」こと、2年生の小笠原祥子(おがさわらさちこ)に呼び止められ、制服の身だしなみを正される。このことをきっかけに、高等部生徒会「山百合会」の本部である「薔薇の館」を訪れることになる祐巳。本作は、彼女を中心に乙女達の学園生活を描いた作品である。

声優・キャラクター
植田佳奈、伊藤美紀、池澤春菜、伊藤静、能登麻美子、釘宮理恵、清水香里、小清水亜美、佐藤利奈、斎藤千和、篠原恵美、生天目仁美、豊口めぐみ、井上麻里奈、川澄綾子、小山力也
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

薔薇様の思いは次世代に受け継がれていく。

マリア様がみてる4thシーズンは2年生となった祐巳が妹探しをする話が中核となるアニメです。これまでに祐巳の妹候補と目されてきた瞳子や可南子が本格的に話に関わってくるようになってきます。

いきなりこのアニメから見だすと混乱されると思うので、素直に1期から見ていきましょう。1期から見ていった方が作品ごとに登場人物の関係の変化や成長が理解出来て、より楽しめるのは間違いないと思いますので・・・。

さて、個人的にこの4thシーズンの見所は2期で卒業なされた先代薔薇様の風格が着実に次世代の薔薇様にも根付いている事を想起させるシーンが随所に見られる事でしょうか。

中でも祐巳の成長は目覚しいものがあり、レイニーブルーの頃のような危うさはほとんど感じません。人に対して素直になる事が出来ない瞳子の心を開かせたり、可南子も自身の問題が解決した影響とはいえ良い関係を築く等、祥子の妹だけあって気難しい女の子の扱いは最早名人の域にまで達しているように思います。

{netabare}生徒会選挙以降は次代のロサ・キネンシスという自覚を無意識に芽生えさせたのか漂わせるオーラが最上級生としての風格に満ち、最早これまでのドジっこ祐巳ではありません。 {/netabare}彼女が精神的に大きく成長した事がこの作品のハッピーエンドを約束付けたと言っても過言ではないでしょう。

祐巳に負けず劣らずこのハッピーエンドに貢献したのが白薔薇のつぼみである乃梨子。春での志摩子との馴れ初め話以降はほとんど目立った活躍がありませんでしたが、瞳子とは友達と言う間柄もあり、瞳子と祐巳の関係には人一倍敏感になっています。

過去の境遇からか人に本心を打ち明けようとしない傾向のある瞳子に対し友達としての視点からアドバイスを送り世話を焼く乃梨子はまるで以前の先代薔薇様である佐藤聖と水野蓉子を連想させる関係として描かれているように思います。

薔薇の色は違えど、蓉子の人を思いやる世話焼きな性格はしっかりと次世代の乃梨子に受け継がれている。やがて時間を重ねる事で乃梨子は益々薔薇様としての自覚に目覚めていくのかもしれません。そう考えて視聴するとより作品のテーマに深く踏み込めた気がして面白いですね。

飄々とした性格でつかみどころのなかった銀杏王子こと柏木が自分の心情を吐露したり、赤薔薇姉妹のさりげないフォローを行ったりと地味に活躍しているのも見逃せません。元々悪い人間ではないのですが、初回で祥子に凄く嫌われていたのもあって、どうも好感を抱くには視聴者の中には難しいという人も多かったのではないでしょうか。そういう意味では彼の面目躍如がこれまで以上に目立った結果となりました。

EDは原作者の方が作詞を担当されている事もあり、4thシーズンで描かれた様々な名シーンが歌の歌詞となって表現されているのが非常に素晴らしいです。最初はただ耳をすまして何の感慨も抱かないしれませんが、最終回まで見終えた時、EDの歌は貴方にとびっきりの感動を与えてくれると思います。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 16

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

先が気になる。

マリア様の庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けてゆく。
汚れを知らない心身を包むのは深い色の制服。
スカートのフリッツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻さないように、
ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。
私立リリアン女学院。
ここは乙女の園。

1期から比べると、だんだんと作画が良くなってきています。

作品自体は、まだまだクライマックスではないようですので、
是非、続きを作って欲しいです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 11

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

感動の大団円。でも5thシーズンも希望します。

今シーズンは、過去最高の出来です。
明らかに、どんどん面白くなっています。

祐巳の成長、瞳子の変化、乃梨子のさりげないやさしさに注目。
静かに感動できるストーリーです。

スール制度、清流の如く、代々継続していって欲しいです。
そして、5thシーズンも希望します。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 9
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