女子高生アニメOVAランキング 27

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの女子高生成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月07日の時点で一番の女子高生アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.5 1 女子高生アニメランキング1位
あさがおと加瀬さん。(OVA)

2018年6月9日
★★★★☆ 3.8 (135)
494人が棚に入れました
「どうか加瀬さんが、私の事を好きでありますように―――…」高校二年の山田は緑化委員の内気な女の子。隣のクラスの加瀬さんは陸上部のエースで美人な女の子。 山田が植えたあさがおをきっかけに、言葉を交わしたことがなかった二人の距離が少しずつ縮まっていく。


声優・キャラクター
高橋未奈美、佐倉綾音、木戸衣吹、寿美菜子、浅野真澄、内山夕実、落合福嗣
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

爽やかで甘酸っぱい百合アニメ

劇場上映の初日舞台挨拶に行って
帰りにBDやらドラマCDやらいろいろ買って帰ってきました

女同士であることを除けばごくごく普通のバカップルが
イチャイチャしたりすれ違ったりしてるだけのアニメですが
主役の二人がとにかくかわいいのと
すごく表情豊かなのが強く印象に残りました
とくにぴょこぴょこ動く山田の葉っぱは必見w

女の子同士のキスシーンとか無理!
みたいな人にはたぶん合わないと思いますが
逆に百合アニメ好きなら絶対見て損はないと思います

特にショートケーキと加瀬さんのシーンなんかは
やってることは結構過激ではあるのですが
あんまり下品な感じにはならず
すごく繊細で上品に感じました

主題歌の明日への扉は16年前の曲
人気TV番組「あいのり」の主題歌だった曲ですね
それを主役の二人が楽しげに歌っています
女子高生たちがカラオケで歌っている風
というような演出なんでしょうかねw

しかし、16年前って
現役女子高生は生まれたばっかりだよね
キャスト陣の年齢でも歌を覚えてるのはかなり厳しいかんじ
懐かしさを覚えるのはアラサー以上じゃないかな(汗

全体的に満足度の高い作品でしたが
不満点があるとすれば58分という短すぎる尺くらいでしょうか
劇場アニメではなくOVAの劇場上映なので
仕方ないのかもしれませんが
舞台挨拶付きとはいえ手数料込2500円くらい払ってるので
もうちょっと見せてほしいなぁというのが本音です

これはアニメに対する不満というよりは
なんだかよくわからない名前の手数料をいろいろ付けてる
某プレイガイドに対する不満に近い気もします

しかし物足りない人はどうぞと言わんばかりに
OVAの直後の後日譚的なオーディオドラマが
主題歌とセットで販売され
それとはまた別のオーディオドラマが入った
謎の選曲のカバー曲集も同時に売り出しているあたり
ポニーキャニオン自体がかなりがめつい売り方してるなぁと思います

とはいえオーディオドラマの出来も悪くなかったですし
カバー曲のなかでも小さな恋の歌は
めちゃくちゃなんだけどすごく楽しそうに歌ってて
劇場限定BD含めて買ってよかったと思える内容ではあったので
あとはちゃんと続きを作ってさえくれれば文句は無いですねw

続編支援のためにももう一回くらい特典漫画もらいに行こうかなぁ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

舞台挨拶レポート

{netabare}最初に出てきたMCは落合福嗣
こいつこの作品出てたっけ?
って言うかセリフのある男いたっけ?
くらいに思っていまいたが
どうやら駅員さんだったようです

今回福嗣君は着流しで
女性キャスト陣は浴衣での登壇でした

中でも加瀬さん役のあやねるは
あさがお柄の浴衣でした
オーディオドラマ「夏祭りと加瀬さん」では
あさがお柄の浴衣を着たがっていた加瀬さんですが
舞台挨拶で中の人がそれを実現するとは・・・

今回も原作ファンをアピールしていたあやねるですが
漫画原作の作品に出るたびにもともとファンでしたアピールしてると
だんだんどこまで本当なのか信じられなくなってきます

もう一人の主役山田役の高橋未奈美は
一番最初に出てきて福嗣くんから紹介されるときに
まだ紹介が終わってないのに
フライングで話し出して福嗣君と被っていたり
ラストに女性キャスト3人でヒット祈願にあさがおの種を蒔く際
一粒落としてしまってあわあわしているところが
なんだか山田っぽくてクスリときました
この人はすごいはまり役だったように思います

登壇者の最後の一人は三河っち役の木戸衣吹
まず最初の自己紹介で

木戸ちゃん「この作品はデートムービーにいいと思うんですよ。今日カップルで来た人~」
客「……」
木戸ちゃん「あっ(察し)」
他のキャスト陣固まる

終盤には飛行機の中での手のつなぎ方が話題になり
キャスト達で実演した後に一言
木戸ちゃん「みなさんも恋人が『できたら』ぜひやってみてくださいね!」
・・・って、今はいない前提かよw

そのナチュラルに観客に喧嘩売っていくスタイル嫌いじゃないよw
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

花言葉を知ると良い。恋愛描写は良いが百合モノとしては?

 恋愛ものとしては、60分という枠の中に付き合い始めた少女の動きを進学と絡めて、丁寧に描いた秀作だと思います。

 ボーイッシュで陸上部のエースで人気者の加瀬さんと、友達はいるものの比較的1人でいることの多い結衣の恋愛。2人の間の今までの交友関係とか立場による微妙な気持ちのすれ違いが丁寧に掬い取られ、それを乗り越えてラストに至るストーリーです。

 それを支えるのがなかなか丁寧な作画、繊細な背景美術です。キャラデザは「ニセコイ」とか「さんかれあ」を連想するような線が細いけど瞳が訴えかけるような感じで…そこに「ハチクロ」的な女性らしさをほんの隠し味という感じでしょうか。つまり、少女に関しては思春期を感じさせる魅力的な作画でした。

 この作品、恋愛はちゃんと描けていると思いますが、ちょっとテンプレです。ですが一般人の恋愛はテンプレであって、性の感覚の問題、裸体に対する感覚、お互いの部活とか交友関係・感覚のズレと憧れ、進学問題などなど高校3年生らしい問題を取り上げているのは、感情移入と言う点で良いと思います。

 で、本作の最大のポイントは男女では描けない内容なのか?ですね。友情との境目が分からなくなるような問題ではなく、いきなり付き合っている状態から始まるので、肝心の女女、百合、レズビアンであることの葛藤や偏見との戦い、逆にどこがいいのか、などは見えてきません。(なお、途中できっかけについての回想はある)

 女女の恋愛が当たり前の世の中の作品として扱えば、問題はないでしょうが、加瀬さんがボーイッシュで前半の加瀬さんの行動にまつわる弁当のところで、ちょっと男女の描き方をそのまましている様に感じてしまいました。修学旅行の風呂の描き方は、逆に女女じゃないと描けない部分ですね。

 この描き方って、大学に行くと思春期の同性思慕が消えて、普通の男女の恋愛を選択するのでは?と思ってしまうところが、あります。だからこそ高校生らしいと言えば高校生らしいですけど。

 それともう1つ。これはいいところですが「あさがお」を使ったところですね。花がアニメのモチーフになった時、花言葉を調べるのがクセなのですが「愛情」「結束」の他に「あなたに絡みつく」がありました。加瀬さんはあさがおを育てている結衣に惚れました。この意味を2人を考えると…
 さらに、この「あさがお」を最後、結衣がどうしたか?ラストエピソードと重なってきてくる気がして心の動きが裏に描かれている…のかなあと思います。

{netabare}「愛情」「絡みつく」象徴である「アサガオ」を「皆の邪魔になるから」切り取ったという表現ですね。一回諦めたのは結衣だったんでしょうねえ。一方で加瀬さんがその気持ちを何となく察したから、結衣はあそこで合いに行かないと、そのまま終わるという{/netabare}ことだったのかなあと思います。
 このラストシーンに至るエピソードは美術も含めて、良かったです。恋愛ものとしては非常に心情が描けていると思います。

 ということで、ラブストーリーとしては60分程度の作品としては非常に素晴らしい作品でした。
 百合である必要があるか?は、やっぱりこの繊細な話は女女の方が、美しく描ける気はします。加瀬さん側もボーイッシュでいながら乙女の繊細な心理描写が出来ていたと思います…が、うーん。もう一歩世間のマジョリティからのズレに対する葛藤がどこかにあっても面白かったかも…でも、ノイズかなあ。

 評価は…ストーリーはテンプレですが心情の描写が美しい話です。4点かなあ。キャラはいいですね、5点。作画は美術を含めるとなかなか素晴らしいと思います。OVAなので辛めにつけても4.5はあげたい。声優さんも繊細な演技ができていたと思います、4。音楽はまあ普通?3点かなあ。


追記 EDの「明日への扉」は名曲です。その曲自体は素晴らしいし意味性も本編と通じるものがありますが、声優さんの声が合っていませんでした。オリジナルにすればよかったのに。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4
ネタバレ

コマキノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

水彩美とピュアで不器用な同性愛

原作未読。レンタルで視聴

2018年6月公開、58分のOVA
公開1年前の2017年5月にはYouTubeにて本作品の前日談となるアニメーションクリップが公開されています。

緑化委員で温和な性格の山田結衣とボーイッシュな陸上部の加瀬友香の2人の恋愛を描いた百合作品。 {netabare}日常編、修学旅行編、進学編と{/netabare}大きく3つのストーリーで構成されています。

まずこの作品、山田と加瀬さんの百合恋愛を主に描いていますが、意外と百合さを感じさせないテイストとなっています。山田はおっとりとした温和な女の子な一方、加瀬さんは運動神経の良いボーイッシュでイケメンな女の子として描かれており、そこまで百合さを感じない。それよりも2人の不器用でピュアな恋愛模様がこの作品の大きな軸となっており、我々視聴者はそれを保護者目線で暖かく見守っていくことになります。

正直ストーリー全体として特筆するような大きな展開や物語の奥行きというものはありません(無いわけではないが弱い)。山田と加瀬さんの緩い恋愛を小1時間眺めるだけ。それだけにOVAとしてのボリュームの薄さに消化不良を感じる人もいるかもしれません。

この作品の最も重要な成分が、その恋愛のピュアさや不器用さです。山田は加瀬さんの前ではニコニコモジモジ。加瀬さんも加瀬さんで普段は山田をエスコートしてあげる一方たまに見せる女の子な一面が可愛らしい。
特にこのカップル、傍から見たら本当にどうでもよさそうなことや些細なことに敏感になってすれ違いを起こしてしまうことが多々あります。恋愛ってはじめはこういうものだよね。 {netabare}ラインの未読既読に敏感になったり、それによって加瀬さんが自分の裸をきっかけに山田に嫌われたと勘違いしたり。ただ一つ、進路の違いは重大だけど。{/netabare}些細なことに敏感になってしまうのも相手のことがそれだけ好きだからなのよ
この2人のピュアさや初々しさが自分はたまらなく好きですね

作画でも一点。この作品は手書きにこだわっており、主に背景は水彩で描かれています。学校、あさがお、町並み、沖縄の風景、どれを切り取っても1つの水彩画として完成されており、それが作品の雰囲気と非常にマッチし一層物語を引き立たせるものになっています。個人的にはいつもの町並みがお気に入り。

ひとつ好演出シーンを挙げるなら、2人の心の距離をバスで表した場面
{netabare}物語の前半のバス停のシーンは2人の間にすれ違いがなかったからこそ、山田がバスに乗らず加瀬さんとのキスシーンに発展しました。しかし物語の後半では進路の違いから2人の間に溝ができ、山田がバスに乗ってしまいそのまま分かれてしまった。バスに乗る、乗らないで関係や心理の違いを表す、2人の心の距離を2つのバス停シーンの対比で示した演出には制作陣の創意工夫を感じました。{/netabare}

総合すると、手書きや水彩にこだわった作画とピュアで不器用な恋愛模様がマッチし、緩く初々しい百合物語へと昇華しているものの内容は若干薄いといったところです
1時間という比較的短めのOVAとなっています。さらっと見れますので百合好きの方もそうでない方も気軽にどうぞ

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9

66.1 2 女子高生アニメランキング2位
みるタイツ(Webアニメ)

2019年5月11日
★★★★☆ 3.4 (104)
358人が棚に入れました
4月。雨の朝。散り始めた桜が雨に打たれ、水たまりに浮かんでいる。生徒たちが色とりどりの傘が高校の校門をくぐり抜けていく。「おはよ、レン」。下駄箱の前で、濡れたタイツのレンにユアが話しかける。憂鬱そうに振り向くレンに、そこにいっそうびしょ濡れのホミが、跳ねるようにやってきて話に花を咲かせる。他愛無い3人の女子生徒の会話が、新学期の訪れを教室に告げる。少女たちのかけがえのない時間が駆け抜けて、季節が移り変わっていく……

声優・キャラクター
戸松遥、日笠陽子、洲崎綾、茅野愛衣

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

かけがえのない、一瞬(いま)を。

この作品の原作は未読です。
2019年の5月~7月に放送されたWEBアニメです。

タイトルにもなっている通り、女子高生や高校教師の履いているタイツを質感が本物っぽく見えるほど緻密な描写と、絶妙なアングルで構成された作品です。
かつて、これほどタイツに熱量の注がれた作品があっただろうか…
と思えるほどの緻密さです。


4月。雨の朝。散り始めた桜が雨に打たれ、水たまりに浮かんでいる。
生徒たちが色とりどりの傘が高校の校門をくぐり抜けていく。
「おはよ、レン」。下駄箱の前で、濡れたタイツのレンにユアが話しかける。
憂鬱そうに振り向くレンに、そこにいっそうびしょ濡れのホミが、
跳ねるようにやってきて話に花を咲かせる。
他愛無い3人女子高生の会話が、新学期の訪れを教室に告げる。

少女たちのかけがえのない時間が駆け抜けて、季節が移り変わっていく…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
INTRODUCTIONというより、1話のあらすじと言った方がしっくりするかもしれません。

物語は高校生活の日常を一部切り取った感じ…
でも、この作品はそれだけじゃありません。
起用している声優さんが、この作品のタイツの質感同様半端無いんです。

藍川 レン(CV:ハルカス)春から高校2年生になる普通の女の子。クールを装っているが、実は照れ屋で、頼まれたことは断れない性格。放課後は近所のカフェでバイトをしている。身長162cm。好みのタイツは60デニール。

中紅 ユア(CV:日笠陽子さん)勉強もスポーツもこなす優等生。口数は少ないがコミュニケーション能力が高く、ときどきレンをからかったりする。自撮りが趣味で様々な服を着た写真をSNSに上げている。身長168㎝。好みのタイツは30デニール。

萌黄 ホミ(CV:洲崎綾さん)明るく活発なお嬢様。天然なところがあり、周囲を呆れさせることもしばしば……。運転手付きの車で通学しており、中学生の弟がいる。水泳部所属。身長158㎝。好みのタイツは110デニール。

奥墨 ユイコ(CV:かやのん)生徒からの人気が高い、レンたちのクラスの担任教師。生徒思いで指導に熱心だが、熱心になりすぎてしまうことも。年齢は27歳で、プライベートでは日本酒を好んでいる。身長169cm。好みのタイツは20デニール。

各キャラクターの紹介文は公式HPから引用させて頂きました。
どうです、この声優陣は…?
この作品は全てのリソースをタイツに注いでいるような作品なので、他の部分おいて若干おざなりな面がゼロではありませんでした。
ですが、この声優陣がキャラに命を吹き込むとどうなるか…
欠点を補ってなお有り余る演技によってキャラが活き活きと動き出すんです。
これがプロ中のプロの仕事だと思いました。

さて、難しいのがどのキャラ推しで見るか…ということですが、私はやっぱり、かやのん演じるユイコ先生推しかな。
でも途中からは、完全に「かやのん先生」に見えてましたけれど…^^;

だからと言って、女子高生3人組に非は一つもありません。
ハルカスは演技を感じさせない普通の女子高生という感じでしたし、日笠さん、洲崎さんもそれぞれのキャラの特徴をしっかり掴んだ演技をされていたと思います。

こういうのってホント難しい…

物語の中でチラッと見えた「よむタイツ」って、原作のイラスト集として販売されているんですね。
公式HPの書籍欄に掲載されていました。
イラストと写真のコラボなど、様々な趣向で制作されているみたいです。

今回公式HPも見て分からなかったのは1点…
キャラ紹介と合わせて記載されていた「数値+デニール」でした。
60デニールとか、30デニールとか…
数値化されているのでタイツに関する何かの指標なんでしょうけどね。

主題歌は、女子高生3人による「True Days」
最終回、3人一緒に歌ったパターンが個人的には好みでした。
まぁ、構成も違っていましたから、受ける印象も違いますよね。

1クール全12話の物語でした。
物語の纏め方も良かったと思っています。
私にとって各話のエンドカードも楽しみの一つでした。
タイツの質感と推しの声優さんの名演技…
どちらかでも琴線に触れれば是非チェックして頂きたい作品だと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おっコワッ

dアニメストアからのお知らせ【春アニメの新着】みるタイツ。
レビュータイトルのような第一印象でした。
ということで、さっそく視聴。
せっかくだから1話毎リアル視聴レビューに初めて挑戦してみます。
ドキドキ!

1話
{netabare}予想通り、超フェチアニメでした。
雨に濡れる黒タイツを嘗め回すように。
ミニの奥が見えなさそうで見えるなんて、エロいです。

令和登場の初アニメなんじゃないかな。
令和元年度4月?
ちょっと勇み足的な・・・
令和の開始がこのアニメとはとほほ・・・

このリアル視聴レビュー続くかな?
まあ、続かないだろう。{/netabare}

2話
{netabare}あら、動きがない。
ほぼ自撮り写真だけとはこれ如何に。
ショートアニメでこの手抜き。
緊縮予算のためかなあ。

それに、ナース白タイツ。
パワーダウンは否めません。{/netabare}

3話
{netabare}あっ、伝線。
そしてびりびりへ。
最後は破るんだね。
なかなかのオチです。{/netabare}

4話
{netabare}はたらくタイツか。
そういや昔、働くおじさんってあったな。
額に汗しちゃったり。
でもね、はたらくタイツって艶めかしい。
それで、お店が安泰って。
ほんと、男ってちょろい。{/netabare}

5話
{netabare}水着にタイツね。
その発想は無かった。
それにしてもマニアック心をくすぐりそう。{/netabare}

6話
{netabare}正座タイツ。
そりゃ、あんな動きになるよね。
その上、微笑ましい。{/netabare}

7話
{netabare}これって何オチィーーー
怖い怖い怖い。{/netabare}

8話
{netabare}足裏ツボタイツ。
サブタイトルだけで笑えます。
ツボにはまった。{/netabare}

9話
{netabare}こたつネコ目線。
オレンジに染まる世界の向こうには・・・
こたつネコになりたいとは言いません。
決して・・・{/netabare}

10話
{netabare}姉だからね。
あくまで姉。
姉じゃなかったら犯罪だよね。
いや、姉でも犯罪か。{/netabare}

11話
{netabare}これこそまさに自爆(自縛)か。{/netabare}

12話
{netabare}旅行について無防備で議論する例の3人。
長崎・大分良いですね。
こりゃ次回は温泉タイツか?
えっ、Fin。
そりゃないよ。{/netabare}

総評
令和初のフェチアニメ。
特に、タイツが好きな訳ではない私。
4分ショートアニメだから観れたのか。
これが30分だったら、眠気かな。
とは言え、毎週楽しみにしていたアニメ。
ちょっとしたシュールな笑いにくすっとね。
おっとりしたED曲の通り、私にとっては癒し系アニメでした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

う~ん。。着想はともあれ画力的にどうなんでしょう

 
 フェチの世界・・・
 それは、響かない人には全く理解できない、
 けれど、ハマる人にはきっと・・
 そういう着想はあって良いかと。

気楽な短編アニメを求めて、『嫌パン』に次いで視聴・・
いや、なんとなく・・系統というか、シリーズというかw
自分としてはこっちの方がテンション上がるかな~と思いまして(照

4分程度のショートアニメが13話。
(でも第13話は未配信のため未視聴)

■各話タイトル
 通学タイツ
 コスプレ自撮りタイツ
 お着換えタイツ
 はたらくタイツ
 水着タイツ
 畳とタイツ
 誘惑タイツ
 足裏つぼタイツ
 こたつでタイツ
 耳かきタイツ
 バレンタイツ
 旅タイツ
 コスプレ撮影タイツ

■キャラ/キャスト
 レン:戸松遥
  ショートヘア。カフェでバイトをしている。
 ユア:日笠陽子
  ロングヘア。Twitterに自画撮り写真を投稿。
 ホミ:洲崎綾
  ボブカット。天真爛漫なお嬢様。水泳部員。
 ユイコ:茅野愛衣
  レン達の担任教師。

やっぱ、かやのん推しですw

■ストーリー
 ~{netabare}
 中身はカラッポかとw
 {/netabare}~


 原作:オリジナルっぽい
 制作:横浜アニメーションラボ
 キャラデザ:日比野ゆかり
 配信:2019年5月
 視聴:2020年11月dアニメ(12話まで)

ところどころ、刺さりそうなシーンはあるんですが。。
絵がイマイチでテンションが上がりきらなかったのが残念。
むしろ、おバカなコント集的でジャンルとしては『女子校生の無駄づかい』に近いかな。。
 

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17

71.4 3 女子高生アニメランキング3位
たまゆら(OVA)

2010年11月17日
★★★★☆ 3.9 (703)
3058人が棚に入れました
写真が大好きな高校1年生、沢渡楓。あだ名は「ぽって」。この春、海と山に囲まれた穏やかな瀬戸内海の町、広島県竹原市に引っ越してきました。そこは亡くなった父親が子供のころに住んでいた町。古い町並み、美しい海と島々、暖かな人々とそして新しくできた素敵な友達…。大好きになったこの町で撮った楓の写真には、ときどきたまゆらが写ります。たまゆらは楓の心がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちの時に写るかわいい光。幸せが形になったような不思議な何か…。そして、その写真はみんなをちょっとだけ幸せな気持ちにしてくれるんです。

amnmnt さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

真の駄作、制作者のオナニーでしかない

ちまたの評価はなんだか良さそうなので期待していたのですが、酷いものでした。いやいやきっと面白くなる、面白くなる、と耐えながら観ましたが時間の無駄でした。これをどう楽しめというのか・・・。ちなみに、本レビューは1度だけ観てのレビューではありません。どうにか楽しめないものかと3回観ました。それでもだめでした。

筆者は同系統のアニメとして「ARIA」や「けいおん」は大好きです。が、「たまゆら」は観るのが苦痛でしかありませんでした。

まずつまらなさ過ぎる最大の原因は、本当に全くストーリーに起伏がない。針が一切振れず、本当にずっと一直線なんです。「は?だからどうしたの?」としか感じない。ヤマ無し。オチ無し。意味不明。

ARIA的な思わぬ素敵を見せてくれるのかと思いきや全然そうではない。登場人物が感動してる的なシーンが出てくるが少しも共感できない。向こうの世界に入っていけない。観てる側は他人の内輪話を無理やり見せられ、「はあ、そうですか・・・」という感じ。ほら、感動するでしょ、感動しましょう、みたいな制作側の押し付けがましさ。まさに、見たくもない制作者のオナニーを見せ付けられている状態。そういうのは同人で勝手にやって欲しいのですが・・・。

そういった根本的つまらなさに拍車をかけるのが、登場人物に一切目的が無い。目的が無いから、何らかの成長を見守る事もできない。主人公が一生懸命になる姿?ありません。主人公が何らかに葛藤する姿?ありません。主人公の努力?ありません。何も、無いんです。本当に何も。どんな作品にも、必ずそういうのはあるんです。だから観る側は共感したり考えたりでき、楽しむ事ができる。たまゆらのストーリーを簡潔に書くなら、主人公が、とある町に引っ越しました。終わり。どうするんですか、これ・・。

ARIAを真似してでしょうが、やたらと「この街が好き」的な街フューチャーしてくるのですが、知らんがな。どう好きなのか全く分からない。分からせて貰えない。「この街が好き」と言うだけで、あとはからっぽなんです。だから受け手は「はあ、そうですか・・・」としかリアクションしようがない。ARIAから何も学んでいない事に驚きを隠せません。天野こずえという作家、ブレインを抜いたらこうなってしまうのだなと思いました。制作陣は技術しか持っていない、ただの素人である事が丸分かり。しかも人生経験希薄。感性無し。大人しく原作付き作品をやればいいのに・・・。

あと、主題歌。「やさしさに包まれたなら」のカバーなわけですが、全然合っていない。整合性がとれていない。イライラさせられます。むかし見れたちょっとした不思議や奇跡、今は失ってもそれを遠く思い出す、懐かしむ、そういう感じの曲だと思うのですが、この何も無いアニメにどうしてこの曲を使ったのか。もしかして亡くなったお父さん周りのエピソードにかけている・・・?いやいや、薄すぎて通用しませんよ。「やさしさ」みたいなフレーズで安易に選んだとしか思えない。ただでさえ合っていないのに加え、よりにもよって「魔女の宅急便」で最高の整合性をみせたあの曲ですからね。考えがチープ過ぎる。カバーといえば「あの花」で「secret base」が使われていましたが、あれはちゃんとマッチしてる、整合性がとれてるからいいのです。よく考えているとも思う。でもこれはだめでしょう。

それでもキャラに魅力があれば・・・と思いきや、キャラも全然魅力的ではない。それどころか、無駄にとってつけられたような「口癖」と「口笛」。これが物凄く不快で耳障りなんです。よりによって主人公の子が「○○なので」と語尾に「なので」と付けるというキャラで、イライラさせられる。そして驚異的な不快感を与えてくるのが、黒髪で前髪パッツンの子。こいつがいちいちTPOをわきまえずしょっちゅう会話に口笛で返答するなどピーピー、ピーピーやるのですがその度イラッとさせられる。本当に耳障り。制作サイドはキャラ付けの為にやったのでしょうが、分かっていなさ過ぎる。多分、人生経験があまりにも希薄な上に馬鹿なんだと思います。

最後に、各評価について詳細は

<ストーリー>
もはや言わずもがな。1点付けましたが最低が1点だからそうしただけで、実際のところ0点です。完全な素人。いやヘタをするとそれ以下。こんなものを世に送り出した事を恥じて欲しい。

<声優(演技)>
これはそのまま3点。まあこんなもんじゃないでしょうか。特に良くも悪くも、何も感じませんでした。ただこの声優さん達、本来は見る側の心に届く演技ができる人たちですから、ストーリーが糞すぎて演じる側にも悪影響を及ぼしたのであろうと言わざるを得ません。

<キャラクター性>
これもそのまま1点。デザインはべつにあれでいいんじゃないですか。でもね、中身は設定作った人間の素人丸出し。キャラが立ってない。そして萌え要素付けたいなら萌えを分かってからにしましょう。良く分からないのであれば勉強するか、分かる人にちゃんと考えて貰いましょう。あと常時口笛は有り得ない。もっと人生経験を詰みましょう。

<作画>
そのまま、3点。こんなもんじゃないですかね。良くも悪くも特筆する事はなく、無難だと思います。

<音楽>
そのまま、1点。悪くは無い。しかし、一切耳に残らない。もう何というか、存在感ゼロなんです。音楽とSEはかなり重要なはずなのですが、全然印象的じゃない。盛り上げてくれない。サントラを欲しいとか微塵も感じない。ただ音楽も声優と同じく、ストーリーの糞さに足を引っ張られて着地点が分からなくなってしまった可能性が高いかも。

<背景>
評価項目ないですが、これは評価するなら5点満点。十二分だったと思います。そして背景班が可愛そうです。せっかく良いものを作ったのにこんな駄作になってしまって。

<演出>
これも評価項目ありませんが、評価するなら3点といったところですかね。良くも悪くも、特筆する事無し。無難じゃないかと。しかし、これまた糞すぎるストーリーをどう演出で押し上げるかといった力量が無かったのか、糞ストーリーに足を引っ張られたのか、もう少し頑張って欲しかった。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

何でもない日常にかけがえのない一瞬が潜んでいる。 B+

本作を一行で言い表すと、写真が大好きな主人公を中心とした日常を描いたほんわかとした雰囲気の作品です。

以下、ほとんど写真に関することだけ語ります。興味がない方はスルー推奨です。

写真と言っても実は色々な種類があります。ネイチャーフォト(風景写真)、スポーツフォト、ポートレイト(人物写真)、都市写真、鉄道写真、建築写真、報道写真、広告写真、ファッション写真、等々、挙げればきりがないと思います。思いつくまま列記したので分類の視点が異なっていますし、分類が必ずしも明確ではないものもあります。

デジタルカメラが普及した現在では、昔に比べると気軽に撮影が楽しめるようになってきています。多くの人々は、特定の撮影対象に絞っているのではなく、ふと気が付いた瞬間にシャッターを押すという撮影スタイルなのではないでしょうか。そうした撮影をスナップ撮影(スナップ写真)と言います。そして、本作の主人公もこのスナップ撮影を趣味としています。

ただ、本作がちょっと異質なのは、主人公が使っているカメラが、ローライ35Sというとても古いカメラであるということです。今買おうと思ったら中古を探すしかありません。オートフォーカスなんて便利なものははなく、ピント合わせは目測です。このためピンボケし易いカメラです。レンズは映りには定評のあるカールツァイス(ドイツの光学機器メーカー)の短焦点レンズで、40mm(f2.8)という焦点距離はスナップ撮影にはちょうど良いでしょう。そして、古いカメラということは、そう、デジタルカメラではなくフィルムカメラです。

デジタルカメラでは、迷ったらとにかく撮るという撮影方ができますが、フィルムカメラでは一枚一枚にお金がかかるので、そう簡単にはいきません。ましてや、主人公は高校生です。湯水のようにフィルムを消費するなんてことができるはずもありません。ただし、撮りたいと思った瞬間にシャッターを押すのがスナップの基本でもあります。限られた撮影枚数の下では、感性は研ぎ澄まされていき、自然と個性が出やすくなります。作中ではそのあたりのことは描かれていませんが、実のところかなりの緊張感を持って撮影しているのはないかと推察できます。

そして、実際に自分の撮った写真を見るためには、フィルムを現像に出して待たなければなりません。この待っている時間というのも、かつては写真の楽しみの一つでした。実は、写真の出来というのは、写真店の良し悪しによっても左右されます。写真店といっても、全自動のプリンター任せにしている店から、一枚一枚濃度やカラーバランスを確認しつつプリントしている店まで様々でした。納得する一枚を得るためには、自分に合う写真店を見つけることも大切な要素だったのです。主人公も行きつけのお店を持っているようなので、ぜひ大切に付き合っていって欲しいものです。

写真店に行って写真を受け取る瞬間は、期待が落胆に変わる瞬間でもありました。「どうして思ったように撮れていないのだろう?」。大抵の人がそう思います。ファインダー越しに見た風景をフィルムに収めたはずなのに、実際に出来上がった写真は何故か全く違って見えます。このようなことを何度も繰り返せば、失望して写真をやめてしまう人まで出てきます。しかし、多くの人は、次こそは納得できる写真を撮りたいと思って、次の被写体を探しに出かけるのです。

主人公が幸運なのは、友達はじめ周囲の人が、撮影した写真の中に個性を探してくれることです。撮影を始めたばかりのころは、自分らしい写真というものが何なのか分かっている人はいません。時には、本人が上手く撮れていなかったと思うものから、これは良いと言ってもらえる場合もあります。自分一人では得られることがなかった「気づき」が、周囲の人によってもたらされことは、写真に限らず人生全般においてとても幸運なことではないでしょうか。こうした、周囲との関わりにおいて自分を見つけていくということが、この作品の大事な一部なのではないかと感じました。

本作では、スナップ写真好きの人の習性が良く描かれていると思います。良くある症状としては、道を歩いているだけで、周りのすべてが被写体に見える。カメラを持ち歩いていなくても、指で簡易ファインダーを作って、自分の見ている風景を切り取ってしまう。角度を変えると良い写真になるのではないかと、背伸びをしたりしゃがみこんだりする。等々。写真にのめり込んでいる人にとっては、「あー!分かる分かる!」という気持ちにさせられることが多いと思います。

実際のところスナップ写真は、日常のありとあらゆるものが撮影対象なので、主人公が過ごしている日常の中には、それこそ被写体が溢れていることになります。だから、写真を題材とした日常系アニメである本作を、とても興味深く感じることができた人はスナップ撮影向きの人だろうと思いますし、逆につまらないと感じる人は一枚たりとも写真が撮れないのかもしれません。

私は、10ヶ月程前にTV版の方を先に見たのですが、その時はつまらないと感じてしまいました。しかし、この作品の主人公の動き(先に挙げたようなスナップ好きの人に良くある動きです)を見たときに、昔写真をやっていた頃の気持ちを少しずつ思い出してきました。そういえば、自分も昔こんな風だったな、と。今見れば、TV版の方も違った感想をもてるかもしれません。

この作品はフィクションではありますが、この主人公には写真を大切にしていって欲しいという気持ちがあります。昔なら、単に写真好きの一人としての発言だったでしょうが、歳を取った今となっては、写真は人生を彩ってくれる素敵なツールとなるであろうことを知っているからです。一度失った情熱はなかなか戻るものでもありませんので、彼女にはこのままでいて欲しいですね。私のように写真をやめないでください(笑)。

その昔、写真好きが高じて写真店に勤めたことがある人間の独白、でした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 26
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これが1期で~hitotose~が2期でもいいくらいの完成度です

ニコニコ一挙放送で~hitotose~の前に視聴しました。実際に放送されたのもこのOVAの方が先のようですね。

見ていてすごく心地が良いです。
友達とのやり取り、空気感、写真家の志保美さんとの対面、プチ秘境探検などなど、キャラクターの嬉しさ、楽しさが伝わってきて、~hitotose~同様にすごく温かい空気感でした。

シリーズを通してのこのアニメの主題として夢が挙げられます。
このOVAはその夢についてと、ぽってが撮った、たまゆら(写真に写る光のたま)が映っているお父さんの写真についての2つが中心で進んでいきます。



①ぽってのお父さんについて
 ぽってのお父さんは既に亡くなっています。
 ぽってはそれを引きずって悲しいままだったのですが、楽しかった思い出まで悲しいものにしたくないということで立ち直ったんですよね。
 悲しい出来事に正面から向き合い、これからもっと楽しいことを増やしていこうと決意したぽって。止まっていた物語が動き出したのです。
 OVAでは、お父さんの写真を撮った場所を探しています。プチ秘境探検という名で(笑)

一番印象的な第4話について掘り下げて感想を書きます。
{netabare}・ここがあの写真の場所かどうか分からないけど…
 香ちゃんの絵の岩と思っていたものがお父さんの背中だったと分かった瞬間、あの写真の場所よりも大切なものに気付いたのでしょう。
 写真を通してお父さんに会うことができた、直接会うことはできなくても、写真に写っているお父さんの心は変わらない。また一歩ぽってが前に進めた瞬間かなと思います。
 そして、お父さんの写真によって真音やのりえと友達になれた、かおると再開できた、写真の場所を探したことによってみんなで朝日山に登れた、お父さんの残してくれたものが今の自分を形作っている、これがぽってにとって嬉しかったのだと思います。
香「やったね楓ちゃん!お父さんに会えたね!」
楓「うん、会えたね!“みんな”と一緒に!」

やっぱり温かいアニメだなぁとしみじみ…{/netabare}



②夢について
 OVA2話がまさに夢についての主張で凝縮されたような話です。
・趣味が夢に変わる瞬間
{netabare}「ぽってさぁ、本気で写真家を目指してみてもいいんじゃない」
 かおるの発言です。そこまで好きなことがあるって羨ましい、思い切って前進してみてもいいんじゃないということでした。
 趣味と職業の夢っていくら好きでも繋げるのって結構難しいというか、勇気も覚悟もいることだと思うんですよね。
 写真が好きなぽってとはいえ、二つ返事で「うん!なる!」とは流石に言わないですよね。このことに関しては、志保美さんとの出会いでうまくまとめてますよね。

 蛇足ですが、この状況に少し似ている私の好きな歌の歌詞をのせておきます。私surfaceマジで好きなんですよ(笑)
{netabare}
想像するだけで胸が苦しいことなんて
きっと人生でも2,3回下手すりゃ1度もないかもしれない
だから諦めるなんてありえないことだって
何も言わないで無理って決めちゃう君そこに正座          surface「そこに正座」{/netabare}{/netabare}


・行き先のないきっぷ
{netabare} やりたいことが決まっているような決まっていないような、まさにそういう感じのぽって。
 でも、今はまだその状態でいい、いつかは行き先を決めなくちゃいけないけど、それまでは無限の可能性を追い求めてもいいとのことでした。
 ぽってもそのことに理解して、今はふわふわな夢でもいい、やりたいことをしよう、写真を撮り続けようと思ったんじゃないでしょうか。
 イイハナシダナー。道徳の授業の教材に使いたい(笑)

「ふわふわしててはっきりしないけど、考えると楽しくて嬉しくなる  夢とたまゆらって似ているなぁ」
OVA2話、最後のシーンのぽってのセリフです。何かがふっきれた、悩みを楽しいものに変えられたとでも言いましょうか。{/netabare}


・第4話、および~hitotose~の主要人物の夢について
{netabare} 4話でぽってが志保美さんと対面しているところを見て、のりえも刺激を受けたようですね。ぽってが前に進んでいるんだから、自分ももっと前へ“もあぐれっしぶ”にみたいな。2話の時点では“やってみようかなー”という感じでしたが、4話で“やりたい!やる!”になりましたね。
 麻音はOVAではほとんど触れられないため、本編では主役といってもいいくらいの扱いでしたね。相手に何か伝えるのは苦手でも、自分には正直ですよね。好きなものは好き、やりたいことをやりたい、1つに絞らずにやりたいことから目を背けないというように。麻音には行き先のないきっぷを渡さなくても大丈夫な気がします。まぁずっとこのままだったら不安ですが(笑)
 かおるもポプリ作りという趣味を持っていますが、他の3人よりは夢中になれない、ずっと続けていくかは分からないという感じでしたね。4人の中でもアネゴ的な、グループを支えているような存在ですが、それと性格も合わさって、気をつかい、どんどん空回りしていきましたね。そういうまだやりたいかはっきりしないかおるだからこそ、自分たち展の提案は意味があっていいなぁと思いました。自分がどれだけ夢中になれるか、今後続ける続けないにしても、今できることをしておきたい、みんなと何かやりたいという、かおるの悩みと性格と、みんなを大切に思う気持ちが生み出した提案だと思いました。{/netabare}



 このOVAだけでも結構な完成度ですが、~hitotose~を見る限りでは、本編を楽しく見るための補足になるものといってもいいくらいなんですよね。
 実際、~hitotose~のストーリーは尺もあるぶん素晴らしいです。
 たまゆらを見る場合は、OVAと~hitotose~をセットに、そして、今はなんと“もあぐれっしぶ”もついてくるためお買い得です!(笑)
 レビューを見る限りでは、視聴者はそんなに多くなさそうなので、2期を機会に多くの人に見てもらいたいなぁと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

73.5 4 女子高生アニメランキング4位
FLCL フリクリ(OVA)

2000年4月26日
★★★★☆ 3.9 (582)
2488人が棚に入れました
後に「トップをねらえ!2」で監督を務める鶴巻和哉の初監督作品である。脚本は「少女革命ウテナ」「桜蘭高校ホスト部」の榎戸洋司、キャラクターデザインは「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行が担当した。

ベースギターを背負いベスパのバイクに乗ってやってきた謎の女・ハル子と彼女によって頭から変なモノが出てくるようになった小学生・ナオ太、彼と付かず離れずの関係で学校では孤立しているカメラ好きの女子高生・マミ美が主人公の不思議でサブカルな空気の実験的演出が多用された作品。

全編に渡ってthe pillowsの楽曲が使用され、物語の空気感を作る重要な要素となっている。

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

OVA、アリですねえ、、

【OVA作品というやり方】
既存作品の外伝とかではなくOVA単品という作品を見たのは初めてだったが、ちゃんと製作陣が作り込んで、かつやりたいことをやっているようでよかった。多分放映作品は浅く広く受けをねらう必要があるけど、OVAなら、狭くニッチなファンが買えばいいということで、相当やりたい放題やれたのだろう。また、放映させる場合、基本1回しか見ないし、視聴ごとに各話一週間開いてしまうので、わかりやすさが結構大事で、情報量を多くすることは難しいけれど、OVAなら何度か見て理解できる要素が色々あったり、激しい展開が可能になってくるのではないか。この作品は各話結構情報量多くて濃密な30分を堪能できる(情報量を絞っても面白い作品というのはあるが)。
こう言う商売のカタチを(自分が知らないだけで結構あるのかもしれないが)もっとやってほしい。

【メタ表現について】
作品として、製作陣の世界をつくりあげるのはいいけれど、メタ的な話を最終話までこねくりまわしたりしていて、そこは盛り上がりを阻害しているように自分は感じた。まあ第一話とかでのメタ表現は普通によく思えたし、調整が微妙なところだろうけど。

【ストーリー的な魅力】
話の内容としてはこの作品は、人間的な素朴なテーマ、SF的なかっこよさ、メチャクチャな小ネタの乱舞でできている。何よりすごいことに、(niconico動画等に通ずるようなレヴェルの悪のりを)あれだけやりたい放題やっているのに、人間的な共感や、優しさや痛さを感じられるような、力強い素朴な物語がしっかりあるのだ。
一番この作品で好きなのは麻美々だ。麻美々の物語が一番不完全で優しかった(現実的ではないが)。



【ストーリー的な難点】
重箱の隅を突けばでるものがないではない。
ご都合主義とはいえあの主人公がそこまでモテモテなのはどうなのかとかね、主人公にみんな優しすぎでしょとかね、やぼだけど。
ストーリーの難点とか気になってくる前に駆け抜けていったって感じはある。
あと自分の好みとはずれはある(まずピロウズみたいな曲聞かんし、ドンチャン派手でカッコイイ、っていうアニメって好きじゃない)。
でも見せ方がうまいし、全然見れた、

【作画】
2000年の作品だがそうは作画、演出は信じがたいほど洗練されていると感じた。女の子も男の子も可愛い(マユ毛とか)。漫画風演出は悪くないが、普通にちょっと忙しなくて分かりにくい感はあった。まあその労力に見合ってない感じも良いです。

【ニッチさ、オタクさについて、若輩の愚痴など】
延々と、さながらFaceBookで政治的な発言を繰り返すオヤジのように何度も言ってきた懐古的なことをまた話す。
やっぱりアニメ業界っていうのは(これは深夜アニメってわけじゃないからちょっとずれた話になるけれど)深夜枠という、比較的自由のきく時間帯を利用して、製作陣が好き放題、自分の世界を作ってきたものである。昔のアニメには確かにエネルギーがあった。「これが俺の世界だ、物語だ。」と、たとえ理解されなくても視聴者に堂々と作品を叩きつけていたのであった。
それがなんだ今は。視聴者に媚びへつらう技術ばかりが上達しているように思えてならない。最近はアニメも大衆化したと言うが、元々アニメにあったオタクの居場所が大衆に奪われたといった方が正しいのではないか。しかも大衆化といっても、ニッチな春画から即物的なアダルトビデオになったというような下卑たものである。AVも需要はあるだろうが春画の居場所を奪わんでくれ。

そんな世の中なのでこういう趣味全開の作品を発掘できると、その出来とは関係なしに嬉しくなる。また驚くべきは、趣味全開でありながら、それを丁寧に完璧に作り上げた上で叩きつけた手腕である。

【作品の総評】
やりたい放題やったエネルギッシュな作品に仕上がっていて、自分の趣味とは少しずれるけれどかなり高評価。
作画、演出等全部素敵です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

評価の分かれる作品です。さて、面白い?面白く無い?

ガイナックスさんとProduction I.Gさんにより製作されたそうです。1話が大体30分ぐらいで合計6話。意外と手軽に視聴することが出来ますヨ。


だけど評価は非常~~に難しい作品ですね。とても見る人を選ぶ作品だと思います。なので、いつもは”QB”よろしく営業トークの私も、今回は全ての方にはお勧めいたし兼ねてしまうのです。この作品は、カッコ良いサウンドと演出で”cool”に見せるアニメなのかと思います。なので好みが合った人は”Cooooool!”となり、そうじゃない人には”なんじゃこりゃ?”となるのかと思います。


評価の分かれ目ポイントその1!
表現方法がとても斬新です。従来のアニメ作品と異なる?表現方法を試みている為、そういう表現を”面白い”、”格好いい”、”斬新”だと受け取れるか、それとも”訳がわからない”、”つまらない”と感じるかです。
例えば、最初はシリアス展開だった画風が突然ギャグアニメ風に変わります。またある時は、画面がいきなりコマ割り漫画になってしまいます。まぁ当然そう言うときは笑いの要素を盛り込んだ場面に限られるんですけどね。果たしてそこを”cool”なギャグと受け止められるか。


評価の分かれ目ポイントその2!
音楽を気に入るか・・・ですね。音楽を担当されているのは”the pillows”さん。物語の要所X2でこの方達のサウンドが挿入され、カッコ良く場面を演出してくれるのですが、そもそもこのサウンドを”cool”と取るか、それとも自分に合わないので”イマイチ”と取るか・・・です。とても音楽の存在が大きい作品ですので、”曲”が気に入らないのでは話になりません。


物語は一人の少年の成長物語です。なんだか冷めてて、あんまり子供っぽくない小学6年生の男の子が主人公。彼は特殊な能力にある事故?をきっかけで目覚める事になります。この能力がとても不思議。右脳と左脳のなんたらかんたらを利用して超空間チャンネルを開き(なんのこっちゃ?)、遥か遠くの物体を引き寄せたり送ったりできるらしい。っと言うか、どう見ても勝手に物体を送り込まれているっポイ。なんと頭の中からロボットが出てきちゃったりする訳です! この能力をきっかけに、主人公は宇宙の中で進行している恐ろしい現実を知ることになります。そして彼の暮らす街にも魔の手が・・・。


この作品は”ヒロインの女の子がとても可愛い”と思いました。キャラクタデザインしかり、性格設定しかり・・・。合計3人のヒロインが登場しますが、それぞれが個性的。

先ずは17才女子高生のサメジマ・マミ美さん。語尾に「~っす」って付けて、なんだかいつも先輩と話をしている様な独特の喋り方が特徴。何度も聞いていると癖になる響き。それに色気があって、とっても可愛い子です^^。
で、もう一人のヒロインがハルハラ・ハル子さん。自称19才だけど、どうみても”お前20才超えてるだろう”って感じのちょっと裏のありそうな女性。。メチャクチャな行動ばかり取るのだけど、なんだか憎めなくてお茶目な一面も。
そして最後はクラスメートの女の子でニナモリ・エリさん。時々小学6年生に見えない色気を見せるおませさん。一番女の子らしいのがこの子かな。
ちなみに私のお気に入りはサメジマ・マミ美さん! ”~っす”の喋り方にかな~り毒されました。
彼女達と主人公の恋の行方も一つのポイントかな。主人公の成長に恋が重要な要素となるのは、まぁ定番ですからね。


本作品はツボにはまると面白いのですが、好みに合わないと冒頭の1話で挫折の可能性もあります。それに世界設定がとにかく”ぶっ飛んでいて”理解しづらいかも。私も1度観ただけでは理解出来ませんでしたしね・・・。


そんな訳で全ての方にはお勧め出来ませんが、この斬新な作品は好みが合うならば面白い作品になると思います。

さて、貴方はどういう判断をされるでしょうか?

投稿 : 2025/02/01
♥ : 18

takarock さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レモンスカッシュ

本作はどういうアニメなのか?

・・・ええとですね、ベースギターで頭をぶん殴られたら角が生えてきて、
角から射精したようにドバっとロボットが現れてバトルする・・そんなアニメです。

意味不明である。
本作を未視聴の方に「こいつ何言ってるんだ?」と思われても仕方がないと思いますw
でも、そんなアニメなんですw

これ程レビュアー泣かせの作品もそうはありませんw
そりゃ表層面を掬えば、「スタイリッシュ」ですとか、「ぶっ飛んでます」とか、
「考えるより感じろ!」というアニメですなんてフレーズは出てきますが、
本作の本質部分を言葉にするのは困難極まりますw

本作の主人公であるナンダバ・ナオ太は小学6年生で、
やや斜に構えているところがあって、生意気なんですけど、実は純情で繊細と、
まぁこれから思春期に突入するであろう(または、もう突入している)
少年像の典型のようなキャラですw

ただ、彼を取り囲む異性の関係性は他の同年代よりも少し進んでいて、
ナオ太に何かとちょっかいを出してくる女子高生のサメジマ・マミ美だったり、
ナオ太の前に突如現れたハルハラ・ハル子(自称19歳)だったり、
ナオ太と同級生でナオ太のことを意識しているニナモリ・エリだったりに囲まれていて、
小学6年生のナオ太には少々刺激の強い環境です。

男の場合ですけど、思春期に突入する頃というのは、
異性への興味が即物的なものに変化していきます。
つまり、異性を性的な対象として求め始めるというということです。

他にも父と母の間には家族という関係以前に男女としての関係性が存在することに
気付き始めるのもこの時期ですかね。

あるいは、夏休み前に「学生の本分を忘れずに清く正しい生活を送るように」なんて
言っている先生が、ゲス不倫しているなんてことに気付くのもこの時期ですw

大人の世界の理不尽さに触れ、偽善と欺瞞を唾棄し、葛藤に苛まれる、それが思春期ですw

私は本作に、自身のバイブルである「行け!稲中卓球部」と似ている空気を感じていて、
思春期の時期に萌芽する初々しいまでの性への興味や、
この世(大人の世界)への葛藤だったりをギャグに昇華したのが「行け!稲中卓球部」ならば、
ハチャメチャなロボットバトルに昇華したのが本作かなと。

そのハチャメチャなロボットバトルを始めとする
(映像)制作に携わっているのは、錚々たる顔ぶれです。
価格.comでは、「ガイナックス全盛期の傑作」なんて宣伝文句もあるくらいですw
とにかく驚嘆の出来です。
アニメーションの文法に忠実に則った方法論を取りながらも、
そこに高密度な情報を乗せて、有無を言わさず直接視聴者の脳に叩き込むような、
ある種暴力的な映像です。
設定だとかストーリーだとかを考える暇もないテンポで、
言葉にしてしまえば荒唐無稽な事象が、
高い技術に裏打ちされた圧倒的映像で、形象化されています。
とにかく映像の訴求力が強くて、もうこちらはただただ呆然としていましたw
これが本作の「考えるより感じろ!」と言われている正体だと思います。

ところで、本作では様々な比喩が用いられていますが、
本作に登場するベースギターだったり、
バットだったりは男性器のメタファーというのは有名な説です。
その説に従うと、様々なシーンが実に興味深いんですけど、
そこはあまり考察せず、「考えるより感じろ!」ってことにしときますw

思春期の味が酸っぱいレモン味ならば、
そこに脳まで溶かすような強烈な炭酸が加わった
(本作にも登場する)レモンスカッシュこそが本作の味ですw

男ってのは、いくつになってもこの味が忘れられない馬鹿な生き物なんですよw

投稿 : 2025/02/01
♥ : 34

61.0 5 女子高生アニメランキング5位
こえでおしごと!(OVA)

2010年11月17日
★★★★☆ 3.4 (308)
1502人が棚に入れました
いたって普通の高校生の女の子である青柳柑奈が16歳の誕生日を迎えた時に姉の弥生からバイトをやらないか?と頼まれた仕事がエロゲの声優だった、、、。ひとりの普通の女の子の声優サクセスストーリーが、今始まる!
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

声優とかアイドルになりたい人は一度は見ておくべき作品。

※このレビューの内容は卑猥な表現が含まれますのでご注意を。しかし私個人の感想は真面目に書いてます。
そしてこのアニメも結構まじめに書かれてます。
話盛ってんだろって部分もそれなりにはあるけど割りと至極真っ当な話になっていると思う。
保健体育の勉強だと思って見てみてはいかがでしょうか?
無理して見るアニメではないけど声優業やろうと思う子達は一回は見ておいた方がいいんじゃないかな。


これから声優になる人は民安ともえを見習うといいと思う。
エロゲに出なきゃいけない状況になる位追い詰められるかもしれないしね。
そこで一番にお勧めしたいのがナツメブラザーズのラジオ。
これには緑川光(BL仕事もこなす人)も出てるので勉強にはもってこいだと思う。
他にもすずたみやこ事、若林直美(クドリャフカ役)も出てるしサブヒロインもエロゲ声優多数出てるし。
リトルバスターズ!Rのラジオもそうだけどエロゲ声優がラジオやってるから結構勉強になるんじゃないかな?
参考URL↓
http://www.onsen.ag/program/litbus-r/index.html
よく声の出し方とか演技について真面目に語ってる回とかもあるしかなり参考になるんではないかと思う。
なんでこんな民安ともえを押すかって?
基本的にAV女優とかエロゲ仕事は蔑んで見てたけどこのラジオ聞いてたら尊敬に値すると思えたからですね。
エロに対する真面目な姿勢が本当に凄い。
まるで医者かよって位の知識の豊富さと、エロを熱く語る姿に驚いたりリトバスが好きなだけってのもあるんだけど、他に知ってるエロゲ声優は全部リトバス内だけしか知らないしw
顔出ししてやってるエロゲ声優ではこの辺が一番有名なんじゃないかな?
タブー一切無しの民安ボイスロイドまで出てるしね。
08年からやってるからかれこれ5年位になるわけだししかも週1更新で長寿番組なのでそれなりの需要があるようですし。
ちなみに夢を壊す様な事言いますが、色んなアニメに出ている声優結構調べるとまぁ脇役しか出てなかったり年に1本しか出れてない声優が数えきれない程いると言う現実は知っておいた方がいいでしょう。
なのでこういうエロゲに出て生命線を保つのは非情にも現実的なのです。
割りと有名なAV女優の及川奈央なんかがなんでAV始めたかとか色んな事をTVで話していたが共感出来なかった。
ただのヤンデレかまってちゃんって印象しか残ってない。
まぁ要は単なるヤリマン。アホの子の印象でしかない。
中国で大人気の蒼井そらはうん。可愛くない。え?聞いてないって?
なんか深夜の番組のおねがいマスなんとかって奴で良くクローズアップされてたけど何がいいのかさっぱりもってわからなかった。
出ていた作品もへーへーへー。
このへんのAV女優は風俗嬢がなんで風俗嬢を始めたか?の理由と大した違いは無い。
しかしゴットタンのキス我慢選手権に出ていたみひろは演技力は抜群だった。
そして変態性能最強だと思われる。素で喜んでるようにしか思えない。
この人位演技うまいならわかるんだけど…


しかし民安はマジで凄いって。
意気込みから何からあいつ真面目すぎんだろエロに関してw
わけわかんねぇよwいやわけわかるからこそ応援したくなる。
なんだろう医者とかの方が向いてたんじゃねぇの?って位まじめに語りすぎ。
もはやエロより性教育者。
なので恐らくこのアニメのコンセプトと一番マッチした声優だと思われます。


ってかアウトだろこれ16歳でエロゲ声優は。
16歳が18禁物には出れないだろ。
それとももしかして出れるのかな?
よく知らんけど。
その辺妄想すると凄く人身売買の臭いがしてくるから怖い。

主人公の声がまさかのかみちゅ!ゆりえ様!
もうこれ知ったら見るしかないわ。
久しぶりに調べてみたけど中の人仕事ねぇんだなぁ…
これじゃあこういう仕事出てもしょうがないな。
何か凄くリアル…
声優は増えてもアニメの数は減ってるもんなぁ。

民安ばりにエロ好きじゃないとやってらんねぇだろうなぁこんな仕事。
俺からしたらAV出てんのと変わらんと思う位の仕事だと思うし…


各話感想
{netabare}1話
冒頭から強引な流れだな。
おま○こ おちん○ん
のっけから凄いねぇ~wwチ○ポが増えたw
慣れってより元々の性教育と貞操観念と性欲の問題だろ。
後は経験の問題でヤった事も無い奴が出来るわけがないだろ。
おっと携帯でオナリ始めたか!イキそうになるなんてってなんだイつた事あったのかよww
こりゃ経験済みなのかな?w
これは色々妄想捗るなwwやばいw
おにいちゃんの指をち○こと思ってってエロいなw
唾液の表現がなかなかエロいなぁ。
しかしまぁかみちゅの頃とはだいぶ声変わってるなぁ。
片山くんってだれよww
イっちゃったのか。これは過剰表現すぎないか?w
想像だけで女はいけるんですよ?
ディスカバリーチャンネルで研究結果が実証されてます。
YOUTUBEでの検索キーワード
「ディスカバリーチャンネル 女性のオーガズムの研究」


2話
そうですよ全国のエロエロ男子が聞いちゃうんですよ1
ハッキリ言ってAVとなんら変わらない。
実際やってるかやってないかの違いはあるけど声だけでもAV出ちゃったらそれはもうAVと変わらないのですよ。
カイズくんにドキドキしちゃうのかw
あっやっぱゆりえ様っぽく聞こえてくるww
エロゲ声優ばれた!!!!www
こんなのバレたとかって前にそういうの想定してからやるかやらないか決めるもんだろ。
馬鹿かとアホかと。
何も考えずに彼氏にビデオ取られて写真取られちゃうバカと一緒だな。
数えきれない程ネット上にアップされてんのになぁ元カノの裸ですって。
危機意識なさすぎる女多すぎるよなぁホント。
まぁ晒したい願望あるならどうでもいいけどw
カイズ嘘付け!!!絶対ねぇからwww
いやらしい気持ちになるから尊敬すんだろうがバカモンがw
餓鬼でもわかるだろこんな嘘wwここは強引すぎたな。
フェラはなんで舐めてるのってこれはちょっとリアリティー無いなぁ。
飲んだことも無い奴があり得ないよなぁやっぱ。
一気にリアリティー無くなった。
練乳の味www
おいおいペリカンが赤ちゃん運んでくるみたいな騙し通じねぇだろこの歳でww
まぁでもそりゃ好きな相手の膣液は甘い味がするような気はするけどさ。
エロゲ声優にセクハラもクソもねぇだろ馬鹿かww
いやいやいやアイスでフェラの練習すんなw
ち○こを観察とか触ってみるとか入れてみるとかw糞吹いたw
こういう演技指導本当にあるんだろうか?
まぁこれ位あっても不思議じゃないかw
チュパチュパ音出すのに指舐めてやるってのはリトバスラジオで言ってた気がする。
やっぱそれなりに妄想癖無いと厳しいのかなぁこういう仕事は。
結構真面目なアニメでしたね。
エロさはそこまででもなかったし。{/netabare}

個人的にこういう芸能界活動は見る分聞く分にはいいけど身内にはいてほしくない…

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

理想の声優は?・・・・・・・声が能登で、ビジュアルが平野で、ギャグが杉田で、滑舌は神谷。いや、もう間島で良いです^^

名前の通り、声のお仕事の話です・・・が!エロい!
問題は何の声のお仕事なのかなんですが、まぁ詳しいことは作品を見てもらえると一番早い。

注目すべきは、そのエロさではなく、内容ですね。私も今まで何本ものエロアニメを視聴したり、友達に進められてエロゲーの体験版などもさせられましたが、その度、声優って大変な仕事だな~だなんて考えていました。
そして、この作品を通してその仕事を簡単にですが知り、声優という仕事の難しさ、大変さを今更ながら実感しました。

エロアニメなんか見てると判るんですが、やってる最中にも表現の仕方は色々ある。いやいやながらやるのと、恋人同士でやるシチュ。また狂ってやるのと、狂いながらやらされるのとか、ホント色々なシチュがあって、その各状況によって声優の出す声が微妙に違っているのが最近判り、脱帽するばかりです。

そういった微妙な違いにも目をつけ、如何に客を満足させることができるかを追求する、いわゆる日本人的サービス精神。エロアニメやエロゲまで当然のことながら浸透していることを再認識し、日本の娯楽に対する先進国ならではの充実感に驚きました。

声優の需要が増えると同時に声優に求められる内容のレベルも上がっていく。これは必然なんですが、こういったプロセスを客観的に捉えているだけでは駄目なんだな~ということを実感させてくれた作品でもあります。
今の声優に何が求められるのか、私達が声優に何を求めるのか。要求されるコンテントとスキルとは明確には何なのか。今人気の声優は他の声優とは何が違うのか。
こういった点を思量深く検索することで見えてくるのは、多分「現代の声優に何が必要で、私の理想の声優とは何なのか」だと思います。
そして、それと同時にその要求されているレベルの高さに、きっと声優という仕事に敬意を払うことができるようになるのではないでしょうか。私はそうでした。

この作品をどう捉えるのかは自由ですが、一度作品を通して声優という仕事を真剣に吟味してはいかがでしょうか?

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

トランス一つだけでエロゲ飛行へIn The Sky(微調整)

エロゲ声優もの。
全2巻。

キングオブバカアニメの称号があるならあげたい。
断られてもあげたい。

あらすじからしてすでに突っ込み所あるけど要するに(エロゲ)声優のサクセス物語らしい。

この主人公ってのが特殊な能力をお持ちのようでトランス状態に入ればゲームのキャラとシンクロしてまんまキャラに成りきれるという感情移入の上位互換のような能力。
トランスするためなら収録中でも男の○をナメナメする。あぁ、一応伏字にしといた。どうよこの気遣い。
実際のリアル収録でもこんなんやってんのかな。いやはや大変な仕事だ。

しかしこの作品。やってることはエロいんだがエロさより笑いが勝ってしまう。
なんだよトランスって。それで天職かもなって言われても(;^ω^)てな感じだ。
なんとなくコメディ色が強めな感じなんかな。
そういう意味では中途半端な出来に感じる。
何がって、エロゲ声優の大変さを描いた話としてもエロを売りにした話としてもってこと。

そもそも16歳を主人公にする必要あったんかねこれ。可憐なjkがソレをやるギャップが売りなんだろうけど普通に声優志望の成人女性が偶然エロゲ声優の世界を知って悪戦苦闘しながらも成長する話でも良かったんじゃね?
そのほうが仕事の大変さもより伝えられるような気がする。
トランス能力もぶっちゃけいらん。これ1つで結局はすべて解決じゃん。
しかも最近までド素人な設定だよな。エロゲ声優の大変さを描いたように見えて実はエロゲ声優の仕事なめてんじゃないかと邪推してしまう。

と否定的なこと書いてきたけど、軽い気持ちで見れるのは美点だと思う。
重苦しいことなんてなんもないから気軽に楽しめる。
少しのエロと少しの笑いが欲しいならお勧め。キャラも地味に可愛いし。

しかしあれだね。当たり前のことなんだけど収録中って回りに人がいるわけで。
そんな中でエロ演技するのって普通出来ないわな。プロってすごいねぇ。
と綺麗に纏めつつ今日もエロゲに勤しむのであった。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 30

69.4 6 女子高生アニメランキング6位
電波的な彼女(OVA)

2009年5月1日
★★★★☆ 3.8 (550)
2522人が棚に入れました
不良少年の柔沢ジュウは堕花雨と名乗る少女にある日突然忠誠を誓われる。少女の奇怪な言動に振り回されながらも、その真摯な言動にしだいに存在を受け入れて行く。
しかし、巷を騒がせる連続殺人にクラスメイトが犠牲になってしまい、ジュウは雨に不信感を抱くようになるが…。
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

電波発言にも理由がある。

紅-kurenaiに登場する、女性にして最強の揉め事処理屋、柔沢紅香さんの息子、高校生の柔沢ジュウとその下僕を自称する堕花雨を主人公としたサイコサスペンス作品です。

同じく片山憲太郎先生原作の紅と違って、純粋なバトルシーンが殆ど無い半面、一方的な暴力シーンや残虐シーンは多くなっています。耐性の無い人は覚悟して見る必要があります。

主人公のジュウは柔沢紅香さんの息子と言う設定ですが、恵まれた体躯と驚異的な丈夫さを除けば、荒事に対処出来る能力は普通の高校生の域を出ず、紅の真九朗君の様に体術の心得や人間離れした能力がある訳でもないので、危険な人物と対峙した時の抵抗力はそれ程強くはありません。彼の武器となるのは主に勇気で、味方となるのは※1ちょっと電波な雨さんです。雨さんは前髪で目元を隠し、滅多に素顔を見せない為、特異な外見が印象的ですが、高い情報収集力と分析力を持った知性派ヒロインでも有ります。※2影の様にジュウに付き従い、ジュウが窮地に陥れば必ず助けにやってきます。ジュウの傍らにはいつでも雨さんの姿があります。

雨さんの見識の広さや洞察力が事件の全貌を解明する印象が強く有る作品ですが、そんな雨さんをジュウの正義感と優しさが引っ張っていく印象もあり、両者とも、互いの欠けた部分を補い合う、良いパートナー同士として描かれているのではないでしょうか? ジュウについては、先に述べた言葉だけでは彼の資質を説明するには恐らく足りず、凶行に走った人物に対してさえも、その内に秘められた苦悩を理解しようと努め、相手を抱きしめる事が出来る度量の大きさも加えなければなりません。雨さんの言葉ではないですが、さながら王の様な威厳さえ感じられます。先に紅を知った自分としては、さすが紅華さんの息子という※3納得に近い感情を覚えざるを得ませんでした。

人間の良い部分、延いては社会的に正常と思われる部分、転じて単純な悪意や憎しみだけを描いている作品と異なり、他者から見れば一見不可解な人間の心理を噛み砕き、結論として理由の無い狂気は存在しないと言う事を丁寧に説明している貴重な作品でもありました。
{netabare}
「みんな狂ってるさ、狂っているから気付かない。この世界がどれだけ歪んでいるかに!」ジュウのこの台詞には、この作品のみならず、姉妹作とも言える紅-kurenai作中にそこはかとなく漂う無常感を端的に表現している趣があります。狂っている人間は往々にして、自分が狂っている事に気が付かないものです。
{/netabare}

※1:重度のストーカーな雨さんですが、実はジュウにも責任があり、電波な妄言の連発も、本心を口にする事が出来ない雨さんの、遠まわしの恥じらいの様にも思われました。

※2:紅に登場する犬塚弥生さんを思わせます。原作紅のリンさんの「くっ、柔沢の犬め!」に続く弥生さんの「犬です」の台詞は潔くも力強くて痺れます。ジュウの騎士たる雨さんが、ちょっとだけ紅香さんに追従する弥生さんの様に見えました。

※3:紅では咥え煙草と拳銃、不死身にして無双のイメージの強い紅香さんですが、原作3巻に当たる「醜悪祭」においては、非常に子供思いである事が明かされています。ジュウの持つ優しさも紅華さん譲りという事が分かります。紅香さんがジュウに贈ったと思われる特注品の腕時計もジュウを救いました。「メカを大事にしねえ奴は人間じゃねえ」とか誰かに言われそうですが(笑)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 14
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

サイコパスの法則

制作はブレインズ・ベースで原作はライトノベルです。
ジャンルはサイコサスペンスです。
少々グロいので苦手ならば注意です。


不良少年の柔沢ジュウは堕花雨と名乗る少女にある日突然忠誠を誓われる。
彼女の奇行に振り回されながらも、次第に彼女を受け入れていく。
しかし、巷で話題の連続殺人の被害者にクラスメイトがなったことで、ジュウは彼女に不信感を募らせる。


本作はラノベ原作なんですけど重いw
精神的におかしな人々が犯罪をするのを描いており、グロ描写も相まって見ててちょっと疲れるかもしれません。
基本的に登場人物でまともなのが主人公だけですからね。

基本的にサスペンスですが犯人あて要素もあって飽きさせない構成になっています。
{netabare}犯人のミスリードの仕方も上手くてよかったのでは?{/netabare}
シリアスな雰囲気を醸し出す演出・音楽もさることながら、ホラーチックな部分もあって心臓に悪いw


サイコパスは「社会不適合者」のことを指します。
彼らは一般の人とは違う常軌を逸した考えを持っているとされています。

そんな彼らは彼らなりにルールがあるようです。
完全な無秩序なんてものは人間には不可能らしく、統計をかけると必ず何かしらの法則が出るとか。
本作でもそんな描写がされています。


一つ有名な問題を出しますね。
妻、夫、子供の三人暮らしの家族。
夫が亡くなって葬式が開かれた。
その際に喪主であった妻は夫の会社の同僚である一人の男のことが気になった。
その後、妻は自分の子供を殺した。
さーて、どうして?
問題が解けたら、ひょっとするとあなたも本作の登場人物たちと仲良くできるかもw

答えは{netabare}「I miss you.(会いたかったから)」。
葬式を開けばまた会えますからね。
その人と付き合うために子どもが邪魔だったという理由じゃないのがミソです。{/netabare}
ちょっと有名な問題すぎたでしょうか?
私は「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」っていう桜庭一樹の小説から知りましたが、ネットでは結構有名なようなので。


総括して、これだけでも十分面白いと思いますが私は二話目の方がお気に入り。
この世界観が気に入ったならばぜひ次も見てみてください。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 43
ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

絆の声を、電波に乗せて

ミステリー&サスペンス × 電波系 × 前世譚。

オードブルは、電波系。
メインディッシュは、ミステリー&サスペンス。
デザートは、前世譚。

そんな楽しみ方で、お腹はいっぱいになりました。


お土産がついてきました!


ヲタク、でした。


~ ~ ~ ~ ~


堕花 雨。
少し風変わりなヒロインです。

どれくらい、そうかってですか?

ちょっと後輩に、○物語のガ○ラさん。
大先輩に、早○女愛さんって方ほどに。

王道のお二人のあいだで、ちょっと陰になっちゃったけど、

私は、雨が好きだなぁ。


~ ~ ~ ~ ~


3人の女性の世界線はバラバラだけれど、
共通点がひとつあります。

それは、芯が強く、真っすぐなところ。
そして、恋の成就に一途なところ。

あともうひとつ。


出会い方が、激似なところ・・・。


~ ~ ~ ~ ~


雨がロックオンした人は、ジュウ。
名前は、柔沢ジュウ。

彼も、大○誠、阿良○木暦に、似てなくもない。
誠は硬派寄り。暦は軟派寄り。ジュウは真ん中あたり?


彼らは自分の中の正義を、女の子のために戦わせることができる。
女の子の気持ちに寄り添って、情を交わすこともできる。

だから、私は、ジュウも好きになりました。


~ ~ ~ ~ ~


ヲタクがちょっとキモかったのは、私が時代遅れだったから。

FRONTIER SPIRIT OF OTAKU.

それが雨の本質。

彼女は、女子の生き方をずいぶんと広げてくれた先駆者。


魁、なのです。


~ ~ ~ ~ ~


どんな出会いにも必然を見つけることができるなら、
ゴールを確信させてしまえる想像力が湧いてきます。

それをエナジーにしさえすれば、未来に向かえます。


雨は、雨の日に自分らしさを感じていたけれど、
見上げた空の青さに、前世を超える自分に出会えたみたいです。


その微笑みに、私はいつも、心がふるえています。



*  {netabare}
本作はネタバレ厳禁です。

なので、レヴューだけでは何のことか分からないと思いますので、ぜひ本編をご覧になってください。

きっと雨のことが好きになると思いますよ。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6

72.3 7 女子高生アニメランキング7位
ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!(OVA)

2014年7月25日
★★★★☆ 4.0 (636)
3563人が棚に入れました
戦車を使った武芸“戦車道“の第63回戦車道全国高校生大会の優勝を目指す女子高生たちの活躍と奮闘を描いた人気アニメシリーズ“ガルパン“のの最新作が登場。テレビシリーズでは描かれなかった第2回戦の激闘のエピソードが描かれる。映画『クレヨンしんちゃん』シリーズや『侵略!?イカ娘』を手がける水島努が引き続き、監督を務めている。【7月5日より劇場上映・7月25日リリース】
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これが日本のハイブリッドアニメなのです! Ver.1.1

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監督 - 水島 努
シリーズ構成 - 吉田 玲子
脚本・考証・スーパーバイザー - 鈴木 貴昭
キャラクター原案 - 島田 フミカネ
キャラクターデザイン/総作画監督 - 杉本 功
絵コンテ - カトキハジメ
ミリタリー監修 - 吉川和篤
キャラクター原案協力 - 野上 武志
ミリタリーワークス - 伊藤岳史
プロップデザイン - 竹上貴雄小倉典子牧内ももこ鈴木勘太
モデリング原案 - 原田敬至
モデリング原案 - Arkpilot
3D監督 - 柳野啓一郎
音響監督 - 岩浪美和
音響効果 - 小山恭生
音楽 - 浜口史郎
3DCGI - グラフィニカ
アニメーション制作 - アクタス
発売日 - 2014年7月25日
話数 - 全1話

(以上Wikipediaより引用)

*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*:;;;:*゚。+♡+。゚+*:;;;:*


乙女達の戦車道を通して築かれる友情、 情熱、絆を
描いたガールズ&パンツァーのOVA作品。

戦車道全国大会の2回戦、アンツィオ高校との一戦が
今回も緻密な作画、かわいいキャラ、胸が熱くなる
セリフのオンパレードで描かれています。

主人公の女の子の通う大洗女子学園。
本編に続き魅力的な仲間達です。
対するアンツィオ高校。
大洗女子学園に勝るとも劣らない素敵なチーム。
だと思います…。

とにかく可愛いキャラ達が縦横無尽に駆け巡り、
セリフの言葉一つ一つに笑い、癒され胸が熱くなります。
私のこれまで視聴しましたOVA作品の中でもダントツの
面白さでした。

ただの萌え×戦車という物珍しいハイブリッドなアニメ
ではありません。

お話の中にリーダーとしてどうあるべきか、仲間を信頼
する大切さ、ライバル同士お互いを高め合う素晴らしさが
この作品でもさりげなく散りばめられていて視聴後の充実
感というか満足感が凄いです。

数々の試合の中でもアンツィオ戦は私も大好きなお話です。
(全部大好きなんですけれど…)
本編ではこのアンツィオ戦がカットされていますので、
本編視聴後是非ご覧下さい。

それでは一緒に「パンツァーフォー!」


【mio's café】
視聴済みの方限定ですよぉ♪
{netabare}
毎回思うのですけれど、このガールズ&パンツァーを
視聴した後の一片の曇りもない爽快感というか充実感。
凄いですね。

そういう気持ちにさせるのもストーリー、音楽、作画の
バランスの素晴らしさもありますが、やっぱり魅力的な
キャラそしてセリフの素晴らしさがあると思います。

そんなガルパンを語る上でやっぱり欠かせないのが、
各キャラの魅力。

ここで突然私の好きなガルパンキャラランキングを発表
したいのですがなにせ数が多いので取り敢えず今回は
Best3まで発表します。
(っていきなりBest3です…)

ちなみにこのBest3は獲得票がかなりの僅差で私の中の
ガルパン評議委員会でも紛糾致しました。
いっぱい書きたいけどレビューが大変な事になるので
手短にいきますね。

では

第3位の発表!
ドンドン!パフパフ♪

第3位 {netabare}秋山優花里殿 {/netabare}
ガルパ二ストの間でもかなりの人気である彼女。
その戦車だけに限らずミリタリーに関する豊富な知識量
ミリオタ真っ青のキャラです。

最初は引っ込み思案で趣味のせいもあってかなかなか友達
がいなかったけどみほちゃん達と出会ってからその才能
が開花?
試合の時は戦術面でもみんなを助けてくれます。
中でも私が好きのは秋山殿の諜報活動。
今回のアンツィオ高校への潜入作戦も楽しかったです。
毎回、お着替えシーンをチラッと入れるところが憎い
ですね。
装填手としても有能で本編決勝一騎打ちのシーンで
車体がドリフトしてる最中にさらに時間短縮して装填する
なんて凄すぎます。
CV:中上育美さんのボーイッシュな声も素敵。

では第2位の発表!
ドンドン!パフパフ♪

第2位 {netabare}西住みほちゃん{/netabare}
押しも押されもせぬあんこうチームのスーパーエースで
大洗女子学園の司令塔。
普段の恥ずかしがり屋さんででふわふわなキャラから
試合になると一変。
冷静、的確な指示でチームを勝利に導きます。

中でも私が凄いなぁって思うのがミスした仲間を責める
ことなくまず無事の確認と心のフォロー。
そして瞬時に全体の状況を把握した上での冷静な戦況分析
と細やかな指示。
そして最後に「それでは皆さん、健闘と幸運を祈ります。」
この言葉なんです!
この言葉が私は大好きです。
こんなリーダーに憧れます。
ついていきたいです。
頑張れます。

私はみぽりんのこのキャラの描き方がガルパン最大の
魅力の一つだと思います。
CV:渕上舞さんの可愛らしくて芯のある声も大好き。

では栄えある第1位の発表‼︎
ドンドン!パフパフ♪

第1位 {netabare} 冷泉麻子ちゃん{/netabare}
とにかく低血圧でいっつも寝てる印象が強いですけれど
冷静な操縦能力とおばあちゃん思いなところが大好きです。
成績も良くてクールなんですけれど、以外と悩み事とか
あったり凄く感情的になるギャップがいいですね。
ガルパンの色んなシーンで寝てますけれど。
みんながいるシーンではつい真っ先に麻子ちゃんを
探しちゃいます。
あっ、また寝てる!って。
今回冒頭のアンツィオ戦作戦会議でもいきなり寝てるし…
最初から麻子ちゃんに目がいっちゃいました。

操縦手としての魅力もたまりません。
本編決勝での「履帯切れるぞ。」からのドリフト!
手に汗握るシーンでした。

そど子ちゃんや沙織ちゃんとの絡みも大好き。

試合や練習終わった後の「お腹すいた〜」「アイス食べた
い〜」「えぇ〜」、セリフ極端に少ないんですけれど、
1つ1つが私の中でインパクト大でした。
CV:井口裕香さん大好きな声優さんなので嬉しいです。

という訳でガルパンキャラにランキングをつけるという
無謀な行為に出ましたが、本当みんな大好きです♡

今回のアンツィオ戦はチームとしてはウサギさんチーム、
アヒルさんチーム、カバさんチームが凄く印象に残ったかな。

特にウサギさんチームとアヒルさんチーム。
チーム内での会話がとても楽しかった。
ウサギさんチームこうやって決勝戦まで成長したんだなぁ
って思うと感慨深いものがありました。
アヒルさんチームはアンツィオ高校に負けない乗りと
勢いが凄く楽しかった。
「バレー部の時代きてるぜ‼︎」

カバさんチームは装填手のカエサルちゃんとアンツィオ
装填手のカルパッチョちゃんとの友情を交えたライバル
としての戦いが熱かったですね。
最後のカバさんチームIII号突撃砲とアンツィオ高校M41型
セモヴェンテの肉弾戦、いやいやありえないからって
思いながらも凄かったです。
装填手同士の意地のぶつかり合い、力が入りました。
カルパッチョちゃんの装填する姿がかっこ良くて声優さん
が早見沙織さんていうのも素敵でした。

そんな熱い戦いが繰り広げられたアンツィオ戦。
私が今回MVPをあげたいのが

アンチョビ姉さんとアンツィオ高校のメンバー。

可愛くて気持ち良くて仲間思い。
ちょっとレディースの集まりみたいな感じもするけど…
乗りと勢いなら負けないアンツィオ高校の仲間に慕われ
いる姿がとても印象的なアンチョビ姉さん。
どんなに失敗しても一応は怒るけど、最後には身体の心配
をするんですね。ここはやっぱりみぽりんと一緒。
このメンバーをまとめる器の大きさが伺える素敵なキャラ
です。

そんなアンチョビ姉さんをサポートしている
(サポートしてるのかなぁ…)
CV33カルロ・ヴェローチェを駆る副隊長ペパロ二ちゃん。

もう私こういうキャラ大好きなんです!

能天気で無鉄砲、リーダーのためならどこまでも!
でも何かが抜けている…いいですね♡
そんなペパロ二ちゃんが率いるカルロ・ヴェローチェ隊。
凄いです!あの勢いと根性。
アヒルさんチームも唸らせる回転レシーブ!
アンチョビ姉さん曰くもうちょっと考える頭があれば
凄いチームになるんでしょうね。
私もカルロ・ヴェローチェ箱乗りしたいです!
ちっちゃくて可愛い♡
真面目に欲しくなっちゃいました^ ^

試合後の締め方もアンチョビ姉さんの胸が熱くなる言葉と
敵味方関係なく労うシーンにジーンと来ちゃいました。

今回も素敵な戦車道の精神、沢山感じさせて頂きました。
本編に劣らず素敵な作品。

本編決勝戦にアンツィオの姿が見えないと思ったら
こういうオチだったんですね。
アンツィオらしい…

秋の劇場版ますます楽しみです!




【主要登場人物・出演者】

《県立大洗女子学園》
☆あんこうチーム
(使用車輌:IV号戦車D型)
西住 みほ - (CV:渕上舞)
武部 沙織 - (CV:茅野愛衣)
五十鈴 華 - (CV:尾崎真実)
秋山 優花里 - (CV:中上育実)
冷泉 麻子 - (CV:井口裕香)

☆カメさんチーム(生徒会チーム)
(使用車輌:38(t)戦車B/C型)
角谷 杏 - (CV:福圓美里)
小山 柚子 - (CV:高橋美佳子)
河嶋 桃 - (CV:植田佳奈)

☆アヒルさんチーム(バレー部チーム)
(使用車輌:八九式中戦車甲型)
磯辺 典子 - (CV:菊地美香)
近藤 妙子 - (CV:吉岡麻耶)
河西 忍 - (CV:桐村まり)
佐々木 あけび - (CV:中村桜)

☆カバさんチーム(歴女チーム)
(使用車輌:III号突撃砲F型)
カエサル / 鈴木 貴子 - (CV:仙台エリ)
エルヴィン / 松本 里子 - (CV:森谷里美)
左衛門佐 / 杉山 清美 - (CV:井上優佳)
おりょう / 野上 武子 - (CV:大橋歩夕)

☆ウサギさんチーム(1年生チーム)
(使用車輌:M3中戦車 リー)
澤 梓 - (CV:竹内仁美)
山郷 あゆみ - (CV:中里望)
丸山 紗希 - (CV:小松未可子)
阪口 桂利奈 - (CV:多田このみ)
宇津木 優季 - (CV:山岡ゆり)
大野 あや - (CV:秋奈)


《アンツィオ高校》
(保有車輌:P40重戦車、セモベンテM41、カルロ・ヴェロー
チェCV33)

アンチョビ / 安斎 千代美 - 吉岡麻耶
カルパッチョ - 早見沙織
ペパロニ - 大地葉


【主題歌】

オープニングテーマ
「DreamRiser」
作詞 - こだまさおり / 作曲 - rino / 編曲 - h-wonder /
歌 - ChouCho

エンディングテーマ
「Enter Enter MISSION!」
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 矢吹香那、佐々木裕 / 編曲-佐々木裕
歌 - あんこうチーム
[西住みほ(渕上舞)、武部沙織(茅野愛衣)、
五十鈴華(尾崎真実)、秋山優花里(中上育実)、
冷泉麻子(井口裕香)]
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 50

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「じゃあⅣ号がぴよぴよねー」~観れば女子力が上がるというあのアニメが帰ってきた~さぁ諸君も一緒に、ドゥーチェ!ドゥーチェ!

2012年秋~冬期にかけて放送されたテレビシリーズ『ガルパン』
アクタス&グラフィニカという少数精鋭スタッフと多くの名キャストによって手掛けられ、一大戦車ブームと聖地巡礼ビジネス最大の成功を収めた傑作
テレビシリーズの第7話では詳細が描かれなかった戦車道全国高校生大会の2回戦を描きます
コミカライズ版やノベライズ版でこそ描写されていた「アンツィオ戦」でしたが、それらを全部無視しての初映像化、流石に気合が入ってます


本編は約40分
本当のところは30分で作るつもりだったのが予算と一緒に尺もオーバーしたらしいです
それもそのはず、本編は文字通り「アンツィオ戦」を描くため迫力満点の戦車戦がメインになっております
コンテと作画の一部はまさかのカトキハジメその人
脚本はテレビシリーズで軍事考証をしていた鈴木貴昭
作画の一部やイタリア軍に関するアドバイザーとしてイラストレーターにしてイタリア軍研究家の吉川和篤も参加
凄い、マニアがマニアを呼び、いつの間にやらテレビシリーズ以上の豪華スタッフに(笑)


キ○ガイみたいな戦車ヲタから毎度指摘されていたので今回新たに3DCGをモデリングすることになったイタリア戦車に関しては“装甲板のリベットの形、位置、数など全て実機を検証した上で制作”されてます
リベットの数まで数えるとは・・・ミリヲタ・・・恐るべし・・・(ゴクリ


テレビシリーズのDVD版では2.1chサラウンドでしたが今回せっかくの劇場上映が大前提ってことでセンタースピーカー+後方モノラルの追加で4.1chサラウンドにしたらしく、大気を切り裂くような砲撃の爆音や砲弾の通過音は凄まじい迫力ですb
これは是非劇場で堪能していただきたいですね
(特に練習試合での1500㍍離れたⅣ号とⅢ突の狙撃)


そんでもって肝心のお話
実質的に主人公は2人いると言っていいでしょう


1人はノリと勢い“だけ”のアンツィオを纏め上げる我らがドゥーチェ、アンチョビ
ひげさんのレビューでも指摘されてる通り、陽気で馬鹿っぽくキャラデザされたはずのアンチョビさんだったが、実際のところ動かしてみると無能な割りに血気盛んなまるでヤンキーみたいな部下達を束ねる姉御肌(ってゆーかお母さん)的なカリスマ隊長キャラに
劇中では日々大きく成長していく大洗女子に対して、ほとんどアンチョビの統率力だけで試合が成立しているという“真の弱小校アンツィオ”の奇跡は実にドラマティックです


そしてもう1人の主人公、カエサルさん
結局戦ってばっかなのか、ってーのもちょっと違くて、今回カバさんチームの装填手ことカエサルさんとアンツィオの副隊長、カルパッチョさんのアツい友情が描かれたのが一番のみどころかとオイラは思います
やったね仙台エリ、実質的に映画主演だよ
“Ⅲ突VSセモヴェンテ”・・・自走砲VS自走砲の一騎打ち・・・アツイwアツ過ぎるw
こういった風に戦争でなく、あくまでスポ根モノ感を出せるのがこの作品のイイところですね、ホント


ちなみに作中ではやたらイタリア料理が登場します
そう、この作品は【飯テロアニメ】なのです(笑)
特に「鉄板ナポリタン」にはヨダレががががが
空腹時の視聴はお気をつけ下さいませw


ラストは大洗女子VS黒森峰の決勝戦にて、「どうしてアンツィオだけが観戦に来てくれなかったのか?」という納得のオチ
どこをつまんでみても美味しい、、、いやいやw面白い1作に仕上がりましたね
拍手です

投稿 : 2025/02/01
♥ : 37

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ガールズ&パンツァーの本編では省略されていたアンツィオ高校との激闘を描いたOVA作品

本作はガールズ&パンツァーの本編では省略されていたアンツィオ高校との激闘を描いたOVA作品です。なので本編を観てないと全く楽しめませんので注意です。約37分くらいのストーリーです。TVシリーズが大体1話=25分くらいですから、やや長めの1話と言った感じですね。

アンツィオ高校ではイタリアの戦車が登場します。「調子づかせると手強い」いう評判があった学校ですが、評判通りお調子者が多く明るい雰囲気の学校という感じで描かれていますね。戦車道を楽しんでいるって感じです。以下はアンツィオ高校の登場戦車のスペックです。

(カルロ・アルマートP40)
*重量   26 t
*全長   5.80 m
*全幅   2.80 m
*全高   2.5 m
*要員数  4名 (車長兼砲手、装填手、運転手、無線手)
*装甲   砲塔: 前面 50 mm、側面および後面 40 mm、上面 20 mm
      車体: 前面 50 mm、側面および後面 40 mm、底面 14 mm
*主兵装  アンサルド 75 mm L/34 砲
*副兵装  ブレダM38 8 mm機銃 1挺または2挺
*エンジン ディーゼル、排気量24立方cm、330 hp(242.55 kW)
*行動距離 280 km
*速度   整地40 km/h 、不整地25 km/h

隊長の「アンチョビ」は、やたらとこの戦車が「重戦車」である事を強調しているが国際標準においては中戦車扱いの戦車です。流石イタリアですねw


(セモヴェンテ da 75/18)
*重量   14.4 t
*全長   4.92 m
*全幅   2.2 m
*全高   1.85 m
*要員数  3名 (車長兼装填手, 操縦手, 砲手兼無線手)
*装甲   前面: 50 mm
*主兵装  75 mm Da 75/18 砲弾44発搭載
*副兵装  8 mm Breda Model 38 又は 6.5 mm Breda Model 30
*エンジン ディーゼル、125 hp/145 hp (93.21 kW/108.13 kW)
*行動距離 230 km
*速度   32 km/h

セモヴェンテはイタリア語で「自走砲」です。ドイツ軍のIII号突撃砲を真似て開発された歩兵支援用装甲戦闘車両です。

(タンケッテ C.V.L3/33)
*重量   3.15 t
*全長   3.17 m
*全幅   1.42 m
*全高   1.30 m
*要員数  2名
*装甲   15-5 mm
*主兵装  8mm重機関銃×2
*エンジン 水冷直列4気筒ガソリン、43 馬力/2,400 rpm
*行動距離 120 km
*速度   整地42 km/h、不整地15 km/h

いわゆる豆戦車です。機関銃しか備えていないため戦車を相手にする事は不可能です。本来、偵察・警備用の軽車両で、大戦時は後方支援などで使われていました。

前から思っていたんですが、歩兵が居る訳でもないのに「機関銃」は必要なんでしょうか?そもそも戦車の装甲にはほとんどダメージを与えれないはずですよね。そう考えると、タンケッテはほとんど意味が無いのでは?と感じてしまいます。むしろいくら連盟公認の装甲材で守られているとはいえ、中型戦車の主砲を食らったら中の人危ない気がしますがどうなんでしょう?なんか激しく横転してたしw

そして相変わらず西住ちゃんは身体を車外に出しっぱなしw 主砲を撃たれても眉ひとつ動かさず微動だにしません。どれだけ根性据わってるんでしょうかと思ってしまいます。いくつもの死線を乗り越えた兵士以上の気迫ですねw

まあそんな細かい事は可愛いから良いんです!と相変わらず楽しんで観させてくれる作品でした。まさに可愛いは正義!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 30

67.2 8 女子高生アニメランキング8位
OVA ハイスクール・フリート(OVA)

2017年5月24日
★★★★☆ 3.6 (108)
410人が棚に入れました
海の安全を守る女性の職業「ブルーマーメイド」になるべく奮闘する女子学生たちの姿を描いた、『ハイスクール・フリート』のオリジナルアニメ。「前編:納紗幸子がピンチ!」「後編:納紗幸子もピンチ!?」の2話を収録。

声優・キャラクター
夏川椎菜、Lynn、古木のぞみ、種﨑敦美、黒瀬ゆうこ、久保ユリカ
ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

■勝手な想像
 病原菌を持ったフレンズが登場したらどうしよう、
 と考えたが危害を加えるようなヤツはフレンズの風上にも置けない。
 寧ろフレンズじゃない。

■入荷から返本まで客の手にも触れずコンビニの棚から微動だにしなさそうな漫画の話
 ※ここからはレビューではない若干長めの駄文です
 {netabare}アニメの本編では皆主人公のことを「艦長」と呼んでいたが、 帝国海軍時代は戦艦、巡洋艦、航空母艦を軍艦、駆逐艦、潜水艦は軍用艦とされ、軍艦の長を「艦長」、軍用艦の長はそれぞれ「駆逐艦長」、「潜水艦長」と呼ばれていたらしい。両者には見た目にも明確な違いがあり、船首に菊の紋があるか否か、らしい。その事実からわかるように、「艦長」は艦と運命を共にすることを暗黙的に義務付けられていたらしい。軍用艦の場合は隻数の多さや人材確保の観点から寧ろ生き残る事が尊ばれていたらしい。
 私個人の覚書だが、艦名の命名基準についても書いておく。戦艦は旧国名から選ばれたらしい。戦これで一際目立っている金剛姉妹が山の名前なのは建造当初は巡洋艦だったかららしい。
 件の巡洋艦は山や川の名前から選ばれたらしい。鬼畜米英から「飢えた狼」と称された高雄(艦これでは足柄がそう呼ばれたと言う設定で「行かず後家」扱いだったような)も山の名前だと思う。
 航空母艦は艦載機が大空を駆け巡る様から「龍」や「鳳」が用いられるらしい(他には五航戦の「鶴」とか?)。赤城、加賀、信濃(個人的には浜風の母港ボイスが胸を締め付ける)が国名なのは、金剛姉妹と似たような理由で命名後に航空母艦に変更されたかららしい。
 駆逐艦は数が多いので自然現象から命名したらしい。アニメ本編で主人公達が乗船したのは駆逐艦「晴風」、自然現象か否かは主観によるし、何より旧帝国海軍を描いたアニメでもない。
 潜水艦の場合は、大型潜水艦は伊型、中型潜水艦は呂型、これに番号を付加して呼ばれていたらしい。艦これなら伊号、呂号と呼ばれているのを聞いたことがある。うちの母港には伊号は一通り(8、19、58、168、400)居るが呂号は居ない。ところで漫画には、水上攻撃機3機を納めた伊400を「海底空母」と呼んでいた。これは何かのTV番組で観た話だが、水上攻撃機は翼が折りたためる機構で注目を集めていた、みたいな話と、伊400が南方の島から日本方面に向かう途中に終戦を迎えたので、水上攻撃機共々日の目を見ることが無かった、的な話を聞いた気がする。
 他にも気になる情報が幾つかあった。トン辺りの建造コストは¥2,800の戦艦より¥4,500の駆逐艦のほうが高く潜水艦に至っては¥5,800もする(金額は当時のレートだと思う)、最後の連合艦隊旗艦は大淀、WWIIでは戦線が地球の3分の1位と広大だった為、艦砲の強さより大人数が乗れる艦のほうが旗艦に適していた、なので建造中だった武蔵はスペースを確保する為の改造をあれこれ施された、大和建造時の大蔵省の財布の紐は硬く、海軍は大和を35,000トン級(本当は69,304トンでおよそ半分)の戦艦として予算を計上、不足する建造費は駆逐艦三隻+潜水艦一隻を架空計上して賄った、大和の建造中は気温変化からくる鉄板の伸縮により微妙な歪が生じる為、日中に仮止めして夕方から本組み、と言う手順を踏んでいたらしい、大和の進水はドックに海水を引き入れる方法だったが武蔵は進水台を滑り降りたため潤滑油として数トンのヤシ油と石鹸を使用した上、長崎港の対岸に1メートルの大波を起こした、大和は当時のハイテクであるディーゼル機関ではなく信頼性の高い蒸気機関を使用していた、米軍のワシントンが霧島を一方的に叩きのめし撃沈(ノーガードの打ち合いとは何だったのか)した、艦長の階級は大和・武蔵クラスなら大佐或いは少将、航空母艦は大佐、巡洋艦クラスなら中佐、駆逐艦・潜水艦ともなればそれ以下の将校、等等らしい。
 漫画の巻末には、大和建造で培った技術が今なお影響している旨の漫画が有る。例えば、排水量15万トンタンカーが最高クラスの時代に30万トンクラスが建造できると言う造船会社の邦人営業、「是非手にとって見てくれ」と頼み込むが門算払いされる大和の照準装置を開発した日本光学(ナイコン=ニコン)の邦人営業、レオナルド・ディカプリオ(笑)が乗るプリウスを製造するTOYOTAの品質が良いのは大和由来の「改善」、とこの漫画に影響されると右側に傾く危険性を感じるくらいに大和を賞賛する漫画が。晴風乗員も吊橋効果的な影響もあってか妙な連帯意識を持っているので同じ傾向が有るのではと。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

みんなと過ごす、かけがえのない時間。

この作品は2016年の春アニメとして放送されたTVアニメ版の続きが描かれています。
物語の内容に繋がりがあるので、TVアニメ版未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

あにこれのレビューでは賛否両論あるようですが、当時のBEST10の順位からも個人的には高評価していた作品でした。
2016年春アニメBEST10:第2位
2016年春アニメ アニソンBEST10:第2位~TrySailさんの「High Free Spirits」

劇場には足を運べませんでしたが、レンタル or 配信では絶対視聴したいと思っています。
そのため、はいふりの事を何気にチェックしていたら、このOVAが配信されているではありませんか!
こうして今回の視聴に至った訳ですが…
TVアニメ版を思い返して、もう一度見たくなる…そんな作品だったと思います。


海に生き、海を守り、海を往く――
それがブルーマーメイド!

海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」に憧れ、横須賀女子海洋学校に入学した岬 明乃は
航洋艦「晴風」の艦長に任命され、クラスのメンバーと共に海洋実習に参加する。

艦を動かし、目的地へと向かうだけの安全な航海のはずが、
彼女たちを待ち受けていたのは、数々の危機ピンチ。
教員艦からの突然の発砲、暴走する他学生艦との戦闘、
救難船の救護活動など、数々の困難を辛くも乗り越え、
無事に陸に帰還したことで、メンバー同士の間に固い絆が結ばれた。

その騒動から1ヶ月後、テスト休みを満喫する晴風メンバーに
新たな危機ピンチが訪れる。


公式HPのSTORYの一部を引用させて頂きました。
TVアニメ版のラスト…何もかもが圧倒的劣位だった春風と武蔵との交戦が激アツだったのは今でもハッキリ覚えています。

物語は、そんな激戦から1ヶ月後…春風クラスが中間試験を終え、試験休みに入ったところから始まるのですが、開始早々、私の中で当時オープニングアニメのダントツ1位だった「High Free Spirits」が目と耳に飛び込んでくるじゃありませんか!
これで滾らない訳がありません。期待値も一気にMAXまで急上昇です。

今回のOVAは2本構成で、「前編:納沙幸子がピンチ!」「後編:納沙幸子もピンチ!?」とどちらのタイトルにも主計課の納沙 幸子が絡んでいるのですが、今回は彼女が主役だったと言っても過言ではないでしょう。
TVアニメ版でも時折寸劇…というか声色を変えた一人芝居を演じていた彼女が一番の適任者だったのでしょう。
あんな弾け方をするメンバーは他にいませんし、あの弾けっぷりが結果的に功を奏したので…

ピンチのきっかけ…
それは、艦長と副長が一連の騒動に対する始末書に追われているため、開封時間が指定された密封指示書を晴風クラスの全員に渡してほしいと納沙幸子…ココちゃんが依頼を受けたことが起点で間違いないと思います。

きっと学生が密封指示書を受け取ることなんて早々無いと思います。
ましてや晴風は先の激戦で轟沈しているので、晴風クラスが実習を続ける艦が無く、2学期からの海洋実習が実質不可能な状況に立たされていましたから。

自分たちの置かれた状況を踏まえると不安になるのも仕方ありませんよね。
でも、不安を不安のまま放置しないのが晴風魂であり、ココちゃんの真骨頂…
逆転の一手を打とうと懸命に走り回るんです。
そんなココちゃんを見て打てば響くように呼応するクラスのみんなの絆も熱い!

彼女たちを待ち受ける運命や如何に!?
個人的にはこれ以上ない粋な計らいだったと思っています。
これでまた一段と劇場版の視聴が楽しみになりました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

いつもどおりのクオリティ。

【概要】

アニメーション制作:プロダクションアイムズ
2017年5月24日に放映された全2話前・後編のOVA。
監督は、信田ユウ。

【あらすじ】

史実の歴史と違い、飛行機の開発に失敗して空を飛ぶ手段が飛行船と気球に限られた世界。
世界各国の海を超える交通手段の主役は船。
日本は海底資源の発掘が原因でプレートがずれて陸地の多くが水没し、
海運大国として発展していた。

日本の海の安全を守る必要があり、
その職業として「ブルーマーメイド」と呼ばれる女性たちが武装艦に載って働いている。
その養成学校に横須賀女子海洋学校があり生徒は、
教育艦と呼ばれる旧日本軍の艦船をモデルとした船の上で実習を行う。

航洋艦「晴風」の31人の新入生の少女の活躍によって、
前代未聞と言える海の上の大事件は収束に向かい、「晴風」は損傷激しく自沈。

その一ヶ月後の6月9日に物語は始まる。それは、船を失った彼女たちの今後に関することだった。

【感想】

TV版の後日談で、31人の日常風景が見られますが、
相変わらず人数多すぎで、私なんか登場人物の名前をすっかり忘れていました。
外見や性格を特徴づけてるのに、頭で情報処理が追いつかないっていうか。
ストパンの11人ですら難易度高いのに31人は、やっぱり無理!

美少女方面では水準をクリアしているものの、
日常でおちゃらけてもギャグが面白くないですし、
一人一人が浅すぎて登場人物に感情移入も出来ない。

5人覚えればいい『けいおん!』
4人覚えればいい『のんのんびより』
6人覚えればいい『ARIA』

を手掛けた吉田玲子さんは何を思いながら、このアニメの仕事をやっていたのか知りたいですね。

戦闘をしないものの、話はいつものハイフリ。賑やかした上で予想と寸分たがわぬオチ。
仮にやるとしたら2期に繋がるものでしたね。

登場人物に入れ込んでる人たちには良い作品かもしれませんが、
正直言ってあんまり面白くないOVAでした。

海のガルパンを目指した当作品ですが、もういいかな?と個人的には思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 28

61.5 9 女子高生アニメランキング9位
わんおふ -one off-(OVA)

2012年9月1日
★★★★☆ 3.5 (167)
831人が棚に入れました
折り重なる山に囲まれた高原の朝。麓の学校へと続く道を、いつものように愛車ジョルノを走らせる高校2年生、汐崎春乃。美しい景色に、おいしい空気、新鮮な野菜、近所の人たちもみんな温かくて良い人ばかりだ。良い場所だとは思うけど、華やかな都会にあるものがなんにもない。高校生の春乃にとって、都会は果てしなく遠い気がして夢もしぼみがち…。そんな時、春乃の両親が営むペンションでの新しい出会い。それをきっかけに、ぼんやりとしていた春乃の思いが少しづつ形になっていく。いつもの仲間たちと一緒に、新しい一歩を少しだけ踏み出せるかもしれない。そんな、少女たちが輝く爽やかな初夏の物語。

ネタバレ

ワッキーワッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

潮風が目に染みるアニメ

監督:佐藤順一 制作:TYOアニメーション 特別協賛:本田技研 全4話 1話あたり15分 
キャッチコピー「2012年、新しい風が舞う。」
監督代表作:『カレイドスター』、『ARIA』、『たまゆら』

■ストーリー■
山奥の峠沿いのペンションの高校二年生の一人娘で主人公の汐崎 春乃は憂鬱そうに日々を過ごしていた、しかしペンションに新しく雇われたオーストラリア人のシンシアに出会うことで、少しづつ変わっていくというお話。

■わんおふとは■
特注のカスタムパーツ、ワンオフが由来で、自分だけの大切なものを見つける為に新しい一歩を踏み出すと言った意味合いでつけられたタイトルになっている。

■舞台■
長野県飯田市上村らしいです。

■登場人物■
汐崎 春乃(しおざき はるの) 声 - 後藤沙緒里
頭の両サイドに羽のような寝癖、消極的な性格、愛車はホンダ・ジョルノ。

鏑木 小夜(かぶらぎ さよ) 声 - 早見沙織
メガネストレート、小説を書いている、愛車はホンダ・リトルカブ。

別所 杏里(べっしょ あんり) 声 - 矢作紗友里
茶髪ツインテール、作曲をしている、ペットに犬のマロ、愛車はホンダ・ベンリィ。

前園 利絵(まえぞの りえ) 声 - 喜多村英梨
おでこ後ろで結んでいる、ハイテンション、将来の愛車ホンダ・ズーマー希望?

シンシア・B・ロジャース 声 - 小林ゆう
金髪ストレート巨乳、ごちゃまぜの訛り、世界中をバイクで旅している、愛車はホンダ・CBR250R。

■感想■
『たまゆら』『ARIA』などの監督と言うことで、かなり期待して視聴しましたが、前半主人公、春乃消極的っぷりにやや残念な印象を受けました。
少女の成長を描きたかったというのは、伝わりましたがもう一つ消極的なキャラでも、魅力につながる何かがあればもっと作品として好きになれたと思います。

舞台となっている風景も、どこにでもありそうな峠の風景でそこまで行ってみたいというほどでもなかった印象を受けました、しかしツーリングカフェ的な所はちょっと行ってみたいかなと思います。
ストーリーは、たった4話1時間と言うことでしたが、綺麗にまとまっていて内容としてもよかったと思います。

また、特別協賛が本田技研ということでしたが、ほとんど原付だったので、そこまで購買欲をそそられるものではありませんでした。広告としてどうなんでしょう?

ですが、バイクの描き方はとても丁寧でよかったです。

第1話 「風のカフェテラス」
{netabare}進路調査票に都会に出たいと書いた春乃には、共感できるなぁ~と思いました。私自身も、中学高校と都会にあこがれて、大学で東京にでたので、あぁ懐かしいなと言った印象を受けました。また春乃のデイドリームも経験があるので共感できると思います。そう考えてみると、普通にリアルな女子高生のお話だと思いました。 {/netabare}

第2話 「はるのオーバーチェア」
{netabare}シンシアに徐々に惹かれていく春乃が、2人で夜中に海を目指すことに(二人とも原付で)整備士のオッチャンもいいこと言ってたなぁ、行けるか行けないかは自分次第的な、そしてやっと朝日が昇る海に到着、シンシアが優しく人は一人じゃ生きていけない、だから頼っていいんだと、そして春乃は少し自分に素直になれそうな予感でした。

なぜか、海が見えてから液晶から潮風が吹き少し目に染みました。

余談ですが、絶対お尻が痛くなったんだなぁと思ってみてました。私も原付じゃないですが、バイクで夜中出発して朝日が出るまで走り続けた経験がありその後、帰りはさらに眠いし疲れてるしで地獄だったんだろうなとちょっとにやにやしてました。{/netabare}

第3話 「ぽこ・あ・ぽこ」
{netabare}ペンションのお客さんで今度は星を観る事になりちょっと『宙のまにまに』を思い出しました。それと人は応援をお願いするんじゃなくて、頑張ってるから勝手に応援するというのがいいセリフだなと思いました。そして少女達のユニットが「ぽこ・あ・ぽこ」に決定して、ライブをやることに。 {/netabare}

第4話 「そして始まるメモリーズ」
{netabare}シンシアがオーストラリアに帰ってしまうことで、ライブを早めることに、そしてラスト私がオーストラリアに会いに行くねと、こんな約束ができる関係っていいなと思いました。いつまでも待っててくれると信じられるからこそできる約束なんだと思います。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 18

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

少女達が輝く爽やかな初夏の物語

「ARIA」や「たまゆら」を制作した佐藤順一監督の最新作で1話=15分、全4話のOVA作品です。

◆この作品の内容は・・・
舞台は折り重なる山々に囲まれた高原の街。
ゆるやかな日常を過ごしていたバイク好きの女の子達の前にバイクでいろんな国を旅してきたという外国人の女性が現れます。
その出会いをきっかけに主人公の汐崎春乃は「あたしは何ができるんだろう」と考え、新たな一歩を踏み出そうとするお話です。

◆まずはPV視聴・・・
バイクメーカーのホンダとのコラボ作品。
一番初めにホンダと聞いた時には大型バイクを連想し、ライダースーツを着た女性がぶんぶんバイクを走らすアニメかと勝手に想像してしまい、頭をひねってしまいました。
そして実際PVを見てみると、全くお恥ずかしい^^;
先入観とは恐ろしいものですね^^;
柔らかいBGMが流れる中、のどかな高原をスクーターで走る可愛い女の子。
そしてお茶を沸かし、それを飲みながら大自然を眺めます。
この映像の雰囲気に私一発で気に入ってしまいました♪

◆タイトルの意味は・・・
「わんおふ」とは、車やバイクのカスタムパーツの事。
一般的には販売されてないオーダーメイドで作成した、基本的に世界に一つしかない自分だけのカスタムバーツ。
これをワンオフパーツと呼ぶらしいです。
そこから、「世界に一つだけの自分だけの大切なものを見つける」という意味でこのタイトルが付けられたという事です(゚∇゚;)ナルホド-

◆声優陣は・・・
汐崎春乃 : 後藤沙緒里(まりあ†ほりっくの稲森弓弦)
鏑木小夜 : 早見沙織(そらのおとしもののイカロス)
別所杏里 : 矢作紗友里(To LOVEるの西連寺春菜)
前園利絵 : 喜多村英梨(とらドラ!の川嶋亜美)
シンシア・B・ロジャース : 小林ゆう(まりあ†ほりっくの祇堂鞠也)

◆総評・・・
まずはこの作品のゆるやかな高原の雰囲気がとても良い^^
山々に囲まれた高原は都会に疲れ切った人達にとってはぜひともその場に訪れて癒されてみたいという衝動にかられます♪
また主人公の春乃はちょっと妄想癖のある可愛い女の子^^
そんなの春乃とその友達達の愉快な日常は微笑ましく、また彼女達が何かしようとする姿は見ていてとても気持ちの良いモノでした。
雰囲気アニメとして抜群に良い作品で、全体的にもとても爽やかでスッキリとした心地いい余韻を味わう事のできるいいお話でした(*´▽`*)
しかしながら尺が短すぎるのでストーリーはあっさりしすぎです。
私としてはもっと尺を取って、ストーリーを広く深く作り込んでぜひともTVアニメ化してほしいところですね^^

◆最後に一言・・・
スカートの下にジャージ履くの反対( ー`дー´)キリッ
でも高原をスクーターで走ると寒いのよ(´・ω・`)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 28
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

出逢いと友だちを通して成長していく物語の根底に流れる一貫した考え

HONDA協賛のもと、『たまゆら』『ARIA』の佐藤順一監督によって
作られた1時間ほどのOVA作品。

舞台は今回、はっきり明かされていないが白流とされる里山の連なる地域。
愛車ホンダ・ジョルノで通学している高校2年生の汐崎春乃が主人公。
両親が営むペンションにやってくる人々との出会いを通して
友だちとともに新しい一歩を踏み出す物語。

緑豊かな里山の風景、静かな空気感はきっと、都会暮らしに疲れた人や
身も心も忙しい日常を送っている人にとっては癒しになるかも。

また、そんな片田舎にやってくる底抜けに明るいオーストラリア人の
シンシアがとても魅力的に映るし、実際いい台詞がいっぱい。

女の子だけの夜のツーリングを許してくれる両親の寛容さにも驚きだが
登場する大人はみんな理解があっていい人たちばかり。
学校での友だちともすごく仲が良くて信頼しあってる。
事件も何も起きない、のんびりと優しさに浸っている作品を
久しぶりに観た。

あまりに疲弊しすぎていると、こういう作品を観た場合
皮肉を言いたくなるものだけれど、素直な涙を流せた自分はまだ大丈夫みたいだ。

『たまゆら』を観ている人なら内容がとても酷似していると思うだろう。
良心的に解釈すればどちらも同じスタッフだし、作りたい作品のテーマが
一貫している、つまりブレてないということなのだと思う。

印象的な台詞もいくつかあるが、一番好きなシーンは
シンシアと春乃が夜通し走る中、夜明けの海が見えてきたところ。
景色ももちろん夜明けなのだが、春乃の心にも夜明けが来たという、
人が考えを改め成長する瞬間だったからだ。

1人で何でもやっているような人でも、本当は多くの誰かのおかげで
生きていられたり、何かを成し遂げていたりする。
人は独りじゃなく助け合って生きているものだから、
誰かをどんどん頼ってもいい。

本当に?
できるだけ人を頼らず何でもまずは自分で何とかしようとしてしまう私に
疑問と安堵を投げかけてきた考え方ではあったけれど
視野を広げれば確かにそうかもなぁと納得もする。
夢や目標を成し遂げるのはあくまでも自分であるけれど、
そこに足りないものがあった時は助け合うことも大切で
そうすれば達成したときの喜びは、喜び合う相手がいることで何倍もの嬉しさを
分かち合うことになる・・ということなんだと思う。

冒頭で野山を見渡せる春乃のお気に入りの秘密の場所が登場するのだけれど
{netabare}
そこにやがて、自分以外の人が時々居合わせるようになり
やがては友だちで共有する場になっていくのが
{/netabare}
先ほど書いた分かち合うことの象徴のようで、印象的だった。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 24

62.9 10 女子高生アニメランキング10位
嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい(Webアニメ)

2018年7月14日
★★★★☆ 3.2 (129)
498人が棚に入れました
メイドや アイドル、ナースなどの美女に蔑んだ目を向けられながら、
おパンツを見せてもらうというご褒美シチュエーションが1人称視点で展開される。
全6話のオムニバス形式。

声優・キャラクター
石上静香、佳村はるか、秦佐和子、古賀葵、長野佑紀

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

『誠に遺憾である』

【第一話】“伊東ちとせ”


澄み渡った空には小鳥がさえずり、遠方には美しい鐘の音が鳴っている。西洋風の屋敷内に入ると壁一面の窓からは光が差し込み、美しい調度品を鮮やかに照らしていた。赤い絨毯が敷き詰められた階段を上がりドアを開くと恭しく迎えてくれる女性の姿が。シックなエプロンドレスに赤いリボンとホワイトブリム、肩の辺りで切りそろえた髪、爽やかな印象の緑色をした瞳、少し上向きにこちらを見る背丈。真面目で面倒見がよく後輩からも慕われる彼女は幼い頃から屋敷に勤めるメイドで、いつも微笑みをたたえ冷静に対処し、どんな時も決して笑顔を崩すことはないプロフェショナルだった。

そんな彼女が何故か眉をひそめ体を強張らせ背筋を伸ばし、重ねた手をギュッと握って、取り繕った笑顔を貼り付けている。一息ついて主人を窘めるよう失礼がないよう控えめに、自身に掛けられた言葉を“正気”で“本気”なのかと問う。


正気で、本気だ。

『パンツを見せてもらいたい』 …ただそれだけ。

プライドなんて土下座の勢いで捨ててしまえばいいのだから。

.......

....


かわいい女の子達にパンツを見せてもらうまでのプロセスを描いたショートアニメ、通称「嫌パン」。

第一話、幼いころに家に来たメイドの女の子に脈絡もなくパンツを見せてくれ!と言う主人公?らしき人物。
どういう精神状態なら口説くでもなく迫るでもなく「パンツをみたいんだ!」とそれだけにたどり着くのか
全くもって不可思議だと思います。普段は優しい笑顔をたやさないあの子が嫌な顔をしながらパンツを見せるだけ。

主従を始め頼み込まれた事を断れない関係や相反する行動。SやMなんて大雑把なカテゴライズをしてはいけない。
それではくだらなさを伝えきれません。例えば、人は絶対にやってはいけない事を法や倫理観で定めています。

駅のホームで人を押しちゃ×、ボールを持たない選手もタックルしちゃ×、弾道ミサイルのボタンも押しちゃ×

世間を賑わせる大事件でなくとも「絶対に押すなよ!」なんてスイッチは日常のあちこちに転がっていて、
恋仲でない女性に「君のパンツを見たいんだ」というだけのスイッチは、一瞬にして全てを無くす魔法の言葉。

砂のお城もトランプタワーも崩すことが好きな人が居るように、積み上げたものを一瞬で台無しにする瞬間。
すべてを終わらせればどんな態度を示してくれるのか?落胆、軽蔑、叱責、憐憫、憤怒、唾棄、嫌忌、憂愁
卑しい自分をどんな目で見てくれるんだろう。二人の関係性を一瞬で吹き飛ばすような甘い甘い禁断の果実。


なるほど?そんなアニメなのかもしれない。

メイド、アイドル、シスター、巫女、ナース、女子高生(ん?)各種取り揃えていて、最終回まで見終わった私は、
このラインナップを見た時に気付くべきであったと、本質を見抜けなかったことに落胆します。



いや、、、



ただの属性萌えアニメじゃねーか!!




視聴者の開拓しきった性癖ナメんな!!!(視聴者代表)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 27

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

ドMホイホイの入門書(?)にもならない陳腐な出来

この作品は、40原(しまはら)氏の同人誌を原作としたwebアニメ
である。なぜこのような作品を、アニメ化したのか私自身
よく分かってはいないが、5分程度の長さで終わり、尚且つ話数が
短いため必要以上に時間を取らないという理由から視聴することにした。

タイトルに書いてある通りに話が進んでいくため、あらすじは
省かせていただく。内容を把握するのに、検索する手間が
省けたという訳だ。実に合理的だ。

全体を通した感想だが、ドМホイホイ物の中でも特に難易度が低く
そこまで強烈な印象を受けることはなかった。
(当然と言われれば当然だが)
かなり限定的なシチュエーションであるがゆえに、ごくわずかの層
に一定の需要はあるだろうが、熱烈に取り上げる程でもない。
まあ、気晴らしに見るには最適な作品の一つと言える。

この作品は、オムニバス形式で尚且つシミュレーションゲーム
としての側面が強い。ヒロインが主体なため、彼女らの声や表情
にはそれなりに気合が入っている物の
視聴者陣営(ゲームで例えるならばプレイヤー視点)に声が
入っておらず一部のカメラワークで動きが伝わる程度。
後はヒロインの返しで何を言いたいのかがかろうじて分かる位。
(まあ、結局はパンツ見せて欲しいだけなんだけどね)

6話では割と早い段階で話が進んでいくが、1~4話に至っては
前置きがかなり長い。退屈であくびが出そうになる程だ。
人によっては、眠ってしまう可能性も否定できない。
仮に寝ていたとしても誰も気に留めないだろうし。割とどうでもいいか。
まあ、声優は割と頑張っていたように思うのでその点では楽しめたかな?

見終わった後、暇つぶしにドMホイホイについて調べてみたのだが、
かなりの種類が存在することが分かった。
流石に、全てのドM嗜好について述べるつもりはないが、この
嫌パンに関してはドMホイホイの入門にもなれはしない
極めて低級な作品であるということがよく分かった。

ゲームのマリオで例えるとクリボーかノコノコレベル。
要は足で踏みつければ直ぐに倒せるという訳だ。わざわざ
無敵状態になれるスターをとる必要すらない。

(ごり押しではあるが)あえて苦し紛れの擁護をしてみるが、
仮にこの作品が1970年代に発表されていたら、評価は変わっていた
のかもしれない。私ならば、それなりに目新しさを感じただろう。
今のようにインターネットが発達し、情報があふれかえる現代では
ねえ…。どこかの海賊ならばこの作品を見た瞬間敗北者と評するであろう。

ぶっちゃけ、これよりも癖の強いドMホイホイ物は沢山あるので
そういったものを求める方は別の作品を見るべきだ。
というかこんな出来で満足するドMの方々は存在するのだろうか。
1割にも満たない気がする。多分いないだろう。
私からも特には勧めない。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

一期一会。

【概要】

アニメーション制作:UWAN PICTURES
2018年7月14日 - 8月18日に“ニコニコ動画”で週1話配信された全6話のwebアニメ。合計28分。
原作はイラストレーターの40原氏による同人誌で、コミックとらのあなによるアニメ化企画。

監督は、深瀬沙哉。

【作品の解説】

各パートで男性視点から女の子とマンツーマンで会話して、『パンツ見せて』とお願いして、
それまで好意的態度だった女の子から豹変した侮蔑の眼差しで罵られながら、
パンツを拝見するという、ただそれだけの話。

【感想】

フェティシズムも細分化されていて、特定の性癖を持った層への需要を満たすアニメですね。
エロスのみを求めるには18歳以上になって、
未成年者が鑑賞禁止なゲームや映像や薄い本を買えばいいわけですし、
このアニメに求められるは、イメクラ的なシチュエーションプレイ。

これが良いかどうかは視聴者がオムニバス形式で、
それぞれ違う“おパンツを見たい変態男”になった気分で、
女性キャラに罵られ関係が壊れていく顛末に快感が刺激されていくかどうか。

このアニメで最も重要なのは、“おパンツ”ではなく会話テキストの充実ですね。
個人的には最初のメイドさんとのプレイには、
他に無いアニメということで新鮮味が感じられたものの、
アイドル、シスター、巫女さん、ナースと続いていく中で、
二人目から飽きが来て、どうでもよくなったかな。
本職で無いコスプレカタログでの、ただのプレイ感が強過ぎというか、
特にシスターと巫女さんとの会話にリアリティ無さすぎ。もともとリアルが無いアニメですけどね。
単に企画が珍しいというだけで、作品としての中身があるわけでも無い。
ただのショートアニメに色々求めても意味は無いですけどね。

最後の女子高生もリアルではまず、お目にかかれないシチュエーションなんですが、
教室風景という普遍性で違和感が緩和出てきたということで、他の話より良かったかもです。

まあ、はっきり言ってしまいますと、キャラ使い捨ての消費型アニメでは情が移るわけは無し。
とってつけたようなシチュエーションと、ご褒美エロス だけではリピーター化には厳しいかな?と。
軽い作品には、ぱーっと流し見で一時的な快楽を得られればそれでOKで、
制作側も、あんまり求めてないでしょうね。


特に書きたいこともないので、このへんで感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 41

68.2 11 女子高生アニメランキング11位
神のみぞ知るセカイ 4人とアイドル(OVA)

2011年9月16日
★★★★☆ 3.7 (598)
3145人が棚に入れました
舞高祭でかのんと同じ舞台に上がるために軽音楽部を立ち上げようとするエルシィ達。しかし文化系部活動主任の児玉先生から部の創設をするためにある条件を提示される。それは全員が次のテストで満点を取るというもの。成績不振のメンバーのためエルシィは桂馬を引っ張ってくるがそこにかのんも加わって…。一度は桂馬に攻略された女子が一堂に会する勉強会で何かが起こる!?

こなそ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期視聴後に視聴してください

僕が愛してやまない、神のみぞ知るセカイのOVA作品です。

3期の女神編が
「こんな面白いアニメがあるなんて…」
ってレベルで面白いので正しい視聴順で見てください

アニメだけを観る場合は
1期→2期→OVA(4人とアイドル)→OVA(天理編前・後編)→女神編

でOKです!

話の内容としては、学祭出演に向けての2B Pencils結成のお話で、ちひろ・歩美・かのんを中心としたお話です。

ほのぼの日常系のお話ですが、しっかり女神編の布石になっているので見ておきましょう。

というか、見てないと女神編で

「あれ?なんでバンドやってんの?」

みたいな感じになるのでw


-------------------

以下、私的オススメ視聴順

上でシリーズの視聴順を書きました。

が、アニメだけだとどうしても分かりづらいところもあるので
漫画で補完するのを強くお勧めします。

というか、神のみの単行本とアニメとの連動なんですが

1期…12話構成(単行本1~2巻)
2期…12話構成(単行本3~5巻)
3期…12話構成(単行本12~19巻)

となっています。
というわけで、見てわかるとおり2期と3期の間の7巻分、アニメでやらないんですよw

その空白部分は、なんと3期の女神編一話の冒頭で、ダイジェスト風に一気にかっ飛ばしてやっちゃうんですw

なので原作未読の方は「ファッ!?」ってなりますw

しっかり感情移入したい人は単行本で補完した方がいいと思います。

また、3期も7巻分を1クールでやるので結構な進行の速さです。ただ、女神編はアニメの演出がすごくいいので、単行本を見ずに初見で見るのを強くお勧めします。


ということで私的オススメは以下の通り
1期→2期→OVA(4人とアイドル)→OVA(天理編前・後編)→単行本1~12巻で補完→女神編→単行本12巻~19巻で補完

これがベストだと思います。

参考までに。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

女子高生が軽音楽部を作る話だけど、アレじゃないよ

コッミック付属DVDです。
某人気アニメの映画が公開されようとしている時期に発売され、狙ったようなタイムリーさですが、LCと攻略女子達(+モブキャラ)で軽音楽部を作るという話です。
でもこれ、ちゃんと原作にあるストーリーなんですよ。
決してパクりでも便乗商法でもありません・・・・たぶんw


今回は女子達が主役なので、神にーさまは絡みますが、大した事はしません。
もちろん攻略もなしです。
上でパクリじゃないと言っておきながら、まるで、どこかの日常系アニメのように仲良し女子がキャッキャしてる様が中心。
紆余曲折あって部が認められるまでの出来事を、ゆるーく描いています。
(重ね重ね申し上げますが、パクリじゃないですよぉ)
相変わらず、作画も声優もいいですね。出来としては充分。


ただし、もしも3期をやるならこのバンド結成、本編のストーリーにも密接に絡んでくるはずのイベント。
これがコミック付属のDVDを持っている人しか見られないという商売の仕方は、どうかと思います。
まぁ、結成の経緯を端折っても、問題ないと言えばそれまでなんですが・・・なんか釈然としません。


というか、やるでしょ?3期。
エンディングに、アニメ本編未登場の重要攻略キャラでてますしねぇ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

桂木桂馬の知らないエルシィの部活活動。以外にトラブルは起こさず、可愛い日常を送っていた。

この作品の世界観。

舞島学園高校に通う桂木桂馬はネットで伝説の落とし神ほどギャルゲーが得意なゲーマーですが、ある日謎のメールを返信したせいでエルシィと言う悪魔と契約しました。この物語は人間の中にいる「駆け魂」を摂取する物語です。

私の感想。

この物語はエルシィの日常を描いた作品なので、桂馬のあの完璧なる女子の落とし方を紹介するような作品ではありませんでした。けれど、結構可愛い日常が最高でした。こうして、エルシィの部活活動を見ていると、なんだかエルシィは相当落ち着きが無いキャラクターと感じられました。

しかし、一度落としたヒロインをもう一度見直すのは結構新鮮な感じでした。本作を見た人はこの作品を見る事をお勧めします。

オープニング

「夏色サプライズ」
かんのが歌う可愛い曲です。
日本のじめじめしたイメージとは違い、さわやかなイメージです。
かなり可愛い曲です。

エンディング

「初めて恋をした記憶」
軽音部の部員メンバーの曲ですが、原作を読んでいる私ならわかりますが、何故アニメではまだ活躍していない、五位堂 結をバックダンサーみたいにだしたのだか・・ 本当に理解不能です。あんな超微妙な出番を出すのでしたら、はじめから出してほしくなかったです。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17

68.0 12 女子高生アニメランキング12位
ほしのこえThe voice of a distant star(OVA)

2002年2月2日
★★★★☆ 3.4 (589)
2983人が棚に入れました
『ほしのこえ -The voices of a distant star-』 は、新海誠 監督 が制作し2002年に公開されたアニメーション映画。
2039年、人類の調査隊は火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見したが、突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。その異生命体はタルシアンと名づけられ、その脅威に対抗すべく国連宇宙軍が組織された。
2046年、中学三年生の長峰美加子は、国連宇宙軍のロボットのパイロットの選抜メンバーとなり、翌年にはタルシアンの追跡調査のため編成されたリシテア艦隊の一員として、同艦隊旗艦〔リシテア〕に乗艦、地球を発つ。ほのかな恋心を抱く友人寺尾昇を残して。調査艦隊がタルシアンの痕跡を追って、地球から離れてゆくにつれ、ミカコとノボルの距離も光年単位で離れ、二人の携帯電話メールのやりとりにかかる時間も次第に長くなってしまう。
ついにはミカコは地球から8.7光年の距離に位置する惑星アガルタに降り立つ。そこでミカコは、地球に届くのに8年もかかるメールを ノボルに送信する。
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

総論大賛成、各論反対

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。25分ほどのショートストーリーです。
 非常に良い作品でした。特に時間と距離と心の関係を表現した部分は素晴らしかったです。エンディングに至るシーンも、情緒があり、リズミカルで素敵でした。風景の描写もきれいでしたね。新海作品の原点みたいなものは確かに感じることが出来ました。
 テーマの描き方を含め、全体的には素晴らしいのですが、細部の描写はオリジナリティに欠けていて、それが作品を毀損しているようにも思えました。総論部分と各論部分に分けてレビューします。

<総論編>

メール:
 メールは、テーマを担った一番大事な象徴物です。{netabare}
 手紙というのは、送り手と受け手の時間的な乖離が内包されているわけです。送り手の「届いたかなぁ」という心情が伴います。手紙が届かないというのは、物理的にも心情的にも届かないことを意味するので、送り手と受け手において「永遠の乖離」が存在しているわけです。
 メールというのは、「届いたかなぁ」という心情も確かにありますが、原則的には届かないことは想定されていないわけです。「届いているはずだ」という心理が手紙よりも強く働いてしまいます。メールが届かないというのは、実際には遅れているだけです。時間的な遅れはあっても「永遠の乖離」ではないわけです。しかし、時間の遅れが拡大化していくと、手紙と同様に物理的にも心情的にも「永遠の乖離」に近づくのだ、と表現されているわけです。
 つまり、「~=0」の物語ではなく、「~≒0」の物語を描いている。でも決してゼロではないので、確かに存在はしている。つまり「ここにいる」わけです。この辺のロジカルさには驚嘆しました。

 この作品は、「世界」の定義から始まっています。そして、つながりの強固な世界から、つながりの薄い世界へとストーリーが進んでいきます。つまり、メールがすぐに届く世界から、メールの遅延が拡大化した世界への展開です。つながりのない世界(手紙が消失してしまった世界)の説明が省かれているのですが、これは省略されているだけです。構造として確実に存在しているものを、あえて隠すことで、作品が抱える厚みを視聴者にゆだねていました。{/netabare}

雨:
 メールを基礎としたメインテーマを、背景の側から支えていたのが雨です。ここでは、雨の表現が意味するところを考えてみます。{netabare}
 最初の雨は、二人でバス停にいるところでした。雨が降っている最中は、高校生活について話していて、雨が上がった後で宇宙に行くことを告げるという展開です。
 次の雨は、ノボル側のエピソードです。女の子との傘のシーンの前から雨が降っていて、雨はバス停でのメールの受信まで続きます。「8年7か月」というミカコのメッセージとともに雨が上がり、晴れた後は「引き裂かれる恋人みたい」と展開していきました。
 最後の雨は、ミカコ側のエピソードです。雨の最中に「ノボル君に会いたい」と言い、「好き」というメールを送った瞬間に雨は上がります。雨が上がった後の最初のセリフは「届いて」でした。実際には願い空しく「好き」の部分は届きませんでした。

 これらの表現からは、雨降りが理想(希望)で雨上がりが現実(乖離)という表現のようです。一般的な作品では、雨は障害や不吉のイメージが強いですから、逆転させているようです。ミカコは、最後の雨のシーンで「雨にあたりたい」と言っていますから、雨自体は肯定的なもので間違いありません。
 また、雨の前後の表現だけでなく、雨が上がるタイミングにもかなり気を使っているのが感じられました。テーマを盛り上げる機能は十二分に発揮していたと思います。雨の使い方によって、作品の切なさを際立たせていました。{/netabare}

過去とロボットの足跡(雨の続き):{netabare}
 雨のシーンで疑問を抱いたのは、最後の雨の中で描かれる「ロボットの足跡が雨によって埋まる」シーンです。このシーンは非常に混乱してしまいました。
 当初私は、この文脈を、「ロボットの足跡」が「雨」によって埋まると解釈しました。足跡というのは過去を象徴するものです。また、この作品における過去は中学時代を言いますから、「正」のものだと捉えました。雨も前述の通り、「正」の表現ですから、「ロボットの足跡」を「雨」によって埋めるというのは、「正」に「正」を被せた演出であり、違和感を抱いてしまったのです。
 この文脈を、「ロボット」の「足跡」が「雨」によって埋まると解釈することも出来ます。ロボット自体は「負」のイメージを持っています。ミカコが選抜されたことが、自薦か他薦(徴兵)かは語られていませんが、作品の雰囲気から察するに、他薦のほうが近いように思えます。もちろんノボルとの乖離の原因でもありますから、「ロボット」が「負」であることは間違いないでしょう。「足跡」が単なる「過去」であるとすると、「ロボット」の「足跡」が「雨」によって埋まるというのは、「負」の「過去」を「正」によって消したい、と読み替えられます。これは論理性を持ちますから、おそらくこちらが正解です。

 私が前者のような誤った解釈をしてしまった原因は明白です。そもそも後者の解釈は、他の作品のように、過去自体に正負を持たせていない場合でのみ成立するものです。この作品で描かれる過去は、美化された中学時代が中心ですから、過去の表現を見ると、自動的に「正」を想像してしまうわけです。それゆえに、前者の解釈に至るということです。
 ここを正しく解釈するためには、この作品の特性を理解していなければなりませんでした。この作品は、メールの項で書いたように、「構造として確実に存在しているものをあえて隠している」のです。つまり、作中では過去が美化されていますが、過去が美しいものだけであるはずがない、という前提を抱えているのだと思われます。過去の象徴物である「足跡」は、「正」なのではなく、単なる過去でいいのです。これによって、後者の解釈が正解になるのです。 
 私は、理解するまでに時間が掛かってしまいましたが、一度理解するとこれ以外にないと言い切れるような素晴らしい演出だと思います。ロボットは終始出てきますが、タイミングとしてもあのシーン以外に考えられませんでした。

 話は変わりますが、全方位モニターというのでしょうか、座席のみになるやつです。あれは孤独を表現するいい手段になっていました。ロボット全景からロボット内部、座席のみという段階的な表現も良かったと思います。{/netabare}


<各論編>
 ここからは、否定的な見解を含みますので、読みたくない方は<総括>まで飛ばしてください。

街並み・小物:{netabare}
 なぜ現代(2002年)と同じなのか全く理解できませんでした。殊更に未来的な表現を使うべきだとは思いませんが、テーマの一つに「年月を経ても変わらぬ思いがある」というのはあったはずです。これは言い換えると、「物は変わってしまったが、思いは変わらない」ということではないのでしょうか。
 作中における8年の経過は、物への描写に表れていませんでした。街並みや携帯・バス停などの小物は、ほぼ一貫して現代(2002年)と同じものが描かれています。なぜ、思いと同じ「変わらない」側の表現だったのでしょうか。「変わらない思い」との対比が成立していません。
 思いの普遍性は、作品の中だけでなく、私たちにとっても同じです。私たちの存在も作品の対比構造の中に入れるべきだったと思います。つまり、2002年と2040数年とその8年後、それぞれ「物は変わってしまったが、思いは変わらない」と言えたはずです。変化を描いていないせいでミカコの言う「20世紀のエアメール」の効果が減退しています。

 確かに、作中のミカコとノボルの関係は、非日常と日常の対比であるのは、間違いないことです。しかし、ノボルの日常を2002年に固定するのは拙速です。非日常と日常の対比に、テーマである時間の経過を織り込むと、ミカコが「不変の非日常」であることに対して、ノボルは「変化の中にある日常」になるはずです。ノボルの周囲を変化させないことが、テーマを殺しているように思えました。
 私たちが近未来のSF物を見るときには、現代との違いを機微に捉えることが出来ています。この作品では、そこを捨て置いてしまっていました。トレースやコピーをしたのではない、新海監督の中にある時間の経過・未来の世界を描いて欲しかったと思いました。{/netabare}

ミカコの制服:{netabare}
 こちらもテーマに沿った演出になってないように思えました。別にパイロットスーツを着ろというわけではありません。8年という時間が経過して社会人になるノボルとの対比をする上でも、ミカコに制服を着せておくというのは必要な表現だと思います。
 ただ、中学時代の制服そのままというのはあり得ません。中学時代の制服は、思い出を想起させる重要なアイテムになるべきものです。中学時代の制服とそれ以外の制服で対比構造を作っておくべきだったのではないでしょうか。回想中だけとか、メールを送るシーンだけとか、過去に絡めたシーンでのみ、中学時代の制服を着用すべきだったはずです。もちろんガラッと服装を変える必要はなく、シーンによってネクタイの色だけ中学時代に戻す、という程度で十分だと思います。
 2040数年の制服が、現代と同じ制服であったことも含めて、やや工夫を放棄していたように見えてしまいました。{/netabare}


<総括>
 メールやロボットの足跡の項で述べたように、あえて省略している表現というのがありました。その部分の読み取りを視聴者にゆだねることで、作品の持つ背景に厚みが加えられていたと思います。誤読を誘発する可能性も孕んでいますが、効果は非常に高かったと思います。25分というショートストーリーだからこそ、大幅に省略した表現が成功したのでしょう。
 一方で、各論で述べた項目は、ここでいう省略には該当しません。描写をあきらめてしまったような印象に映りました。または、ただ書きたかったから書いただけというような印象です。オリジナリティも欠如していました。作品のテーマの描き方に成功している分だけ、この部分のミスマッチが気になってしまいました。個人製作ということですので、時間的な制約があったのかもしれませんが。
 SFの部分であるロボットや戦艦もオリジナリティには欠けていました。ただ、この作品はSFをモチーフにしているだけで、SF作品ではないと思うので、そこまで気にはしていませんでした。もちろんオリジナリティがあるに越したことはないのですけどね。

 この作品自体は、際立った良作です。
 むしろ、この作品の後の新海監督の作品に関して、やや不満を持っています。未視聴の方のために詳細は述べませんが、この作品における描写から逸脱できていないのではないでしょうか。別れや乖離を示す電車の表現は秒速でも使われていましたし、トレースとフレアレンズを多用する風景描写にも変化をあまり感じません。原点と言えば聞こえはいいですが、これ以降の作品で新しいものを生み出していないようにも思えてしまいました。
 ただ、私の個人的な愚痴はともかくとして、この作品における主題部分の完成度は、新海作品に限定せずとも高いものだと思います。他の新海作品よりは、まずこの作品を視聴することをお勧めします。

対象年齢:
 思春期世代でしょう。大人も大丈夫だと思います。あまり細部にこだわりすぎず、メインテーマにどっぷり浸かった方が楽しめると思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高のSFそしてラブストーリー。「大人になる痛み」という言葉の味わい。

24年8月多分10回目…いや20回目以上の再視聴です。

 私にとってSFの名作中の名作です。そしてラブストーリーとしても最高です。毎年夏になると見たくなる作品です。過去2回ほどレビューしたので詳しくは書きません。

 2人の感情は距離と時間が離れてしまったからこそ、深く強くなったということでしょう。その思いをメールで送った瞬間にタルシアンが少女の形で接触するのもまた意味が深いです。「大人になる痛み」という言葉が人類の成長という意味と、本当の意味で愛情を知るには相手と会えない時間が必要だという意味の2つに取れます。

 以前にも書きましたが、圧倒的科学力のタルシアンとの闘いでリシテア号のみ助かったかを考えると、ちょっとロマンチックですがミカコが想いを伝えるメールを送ったからでは?と思います。つまりミカコの所属艦だから、助かった。ミカコのように痛みが分かる人間がいるなら、人類は大人になってタルシア人のあとに続けると思ったのだろうということです。

 人類が成長するためには、タルシアンと戦争し科学力を身につけなければいけなかったんだと思います。

 そういう解釈はまあ何十回も妄想しているのでいいんですけど、やっぱり素晴らしいのが一緒にいた時間の貴重さです。恋愛は理由ではないです。そのかけがえのない時間が唯一無二だからこそ、その時間を共有した相手が大事なのでしょう。そして日常だった地球のいつもの風景です。「夜中のコンビニの安心する感じ」とういセリフが毎回グッっときてしまいます。

 この作品年齢を重ねるごとに、感動の深さが増して行く気がします。




以下、23年7月のレビューです。

 本作内の季節は夏だけではありませんが、イメージ的に夏の風景こそが2人が過ごした時間じゃないか、と思いますので、やっぱり夏に見たくなります。23年7月に再視聴しましたので、まとめを追記します。


 本作でリシテア号だけが生き残った意味を考えるとSF的考察をしなくてもミカコが生き残ってノボルと再会することが分かると思います。
 なぜかといえば、タルシアンは人類に銀河ネットワークを残したかった。そのために戦争を仕掛けシリウスまで導きました。全滅させては意味がないので、最終的な場面は見せないですが新聞記事等でリシテア号は助かるというのは読み取れます。

 ミカコはとりあえず助かった。リシテア号もいる。リシテア号は意図的にタルシアンが助けた。
 故にミカコも助かるというのもわかります。ノボルが新型の艦で出かける以上、2人は会えるというのは読み取れる結論です。

 で、ここから先はすみません。妄想ですが、タルシアンはミカコが気持ちをケータイでノボルに伝えているのを知っていた(だから、タルシアンはそのイメージを再現できた)。なのでミカコは距離を越えて気持ちを伝えられる人物だからこそ、タルシアンはミカコの機体は破壊せずに未来を託したくなった、と読み取れる気がします。そもそも未来のミカコは指輪してましたしね。

 つまり、ご都合主義でミカコが選ばれて助かったわけではなく、ケータイでメッセージを送っていたからだ、ということになるのでは?と思います。ここで、銀河を越えたコミュニケーションという2つの主題、異星人との交流と、ミカコとノボルという個人の恋愛が重なってきます。逆に言えば、人類もミカコも助かるということを暗に言っています。

そして、恋愛の部分ですが、2人は会えないけどお互いのことを考えている時間が8年…以上あったわけで。その想いが募るからこそ、2人は他に変わりようがない存在になります。現時点でミカコにとってはまだ時間は経ってませんが、これからミカコは会えない日々に苦しむはずです。
 安易に付き合うことがゴールではなく、この時間と空間の隔たりがあるのが大切なのでしょう。この代替が不可能な状況もまた、本作の最大の特徴でしょう。


 だから、本作はSFとしても、恋愛としても深さを感じる作品だなと思います。

 アニメの中のポエムというのは、野暮というか恥ずかしいというか、そういう作品は多いです。が、地球とノボルと過ごした日々を思うミカコを表現した
本作の詩は本当に素晴らしかった。

 えてして、最高傑作の種というのは、デビュー作にあるものです。稚拙なところもあるでしょうが、表現したいという熱意が伝わってくる作品です。新海誠氏の作品は最近の3作も素晴らしいし完成度は本作とは違いますが、SFと恋愛という2つの側面だけ切り取ると、本作が一番感動します。

 そして、短いからこそ言葉足らずになって、想像を働かせられる優れた効果がでています。これが後の3部作につながる「言葉足らず=想像が必要」というのが新海誠らしさではないか、と思います。




以下 以前のレビューです。上と同じようなことを言ってますが、少し詳細に書いています。


 距離と時間で離れているからこそ深まる気持ちの描写が素晴らしい。

 SF短編の最高傑作ですよね。映像も素人が、ということを抜きにして、非常に感情を揺さぶられる素晴らしいできでした。

 短編なだけに、省略が多くてそれがSF的な深みを出すと同時に、こちらが想像で補う分で深く深く感情移入できます。また、思春期の思い出が一緒にすごした放課後の天気の記憶とかコンビニとか踏切とか…もう最後だけでいつも胸が苦しくなります。

 SFアニメ作品のナンバーワン候補は沢山ありますが、本作はいつも迷います。恋愛ものとしてのクオリティと詩情ですね。これが良すぎて、SFとしての評価ではない気がしたからです。
 いや、言い方が違いますね。距離と時間についてはSFと恋愛の融合としてそこはいいんですけど、タルシアンとミカコのコミュニケーションにちょっとご都合主義を感じていたからです。

 ただ、ケータイについて考えると「あれ、結びつくかも?」と思いました。なぜミカコにタルシアンがコンタクトしようとしたか、ですね。

 初めはトレーサーの乗組員全員に対してと思っていました。が…これミカコが携帯でノボルとコミュニケーションをとっていたから?ミカコも攻撃を受けていたし全力で戦っていたのでなんとも言えませんが…しかし、冥王星で戦っているときにミカコへ攻撃せずに覗き込んでましたね。包み込んで調べようとしたんでしょうか。携帯に興味をもったのか、誰かに気持ちを伝えようというミカコに何かを感じたんでしょうか。

 つまり、ミカコの誰かに想いを伝えたいというタルシアンに伝わったということかなあ、と。だから、ミカコならつながりたいという思い=タルシアンの想い、ネットワークを残す意味合いを理解できる、と。それでリシテア号だけ生き残ったんでしょうか。
 考え過ぎかなあ。ただ、そう解釈するとよりSF,恋愛の両方が深まる気がしました。

 離れているからこそ相手を想う。だから、気持ちが深まる。ノボルは恋愛の機会もあったみたいですが、ミカコが忘れられなかったのもよくわかります。秒速5センチメートルと同じです。
 同じですが「5センチ」と違い本作は新聞記事やタルシアンの言葉が見せた映像や言葉から考察してノボルがミカコに追いつくだろうという考察できます。そこがいいですね。
 ただ、今回再視聴して思ったのが、考察しなくてもそもそもノボルが艦隊勤務を志願して旅立つ描写があるってことは、ハッピーエンドに決まっているじゃんと思います。

 物語は8年前のミカコと現在のノボルのシーンで終わったので、8歳差な気がしますが、メールが届いたときにはミカコ側でも8年歳をとっています。そこにノボルが迎えに行くとなると、ワームホール(巨視的量子トンネル効果って書いてありました)を使えば一瞬です。つまりお互い25、6歳くらいで再会できるということでしょう。

 「ここにいるよ」というメッセージが初めは別離なのかと初め思いましたが、自分が「今後どうなろうとノボルも共有した時間も好きだった自分が確かにここにいた」ということでしょう。

 すずめの戸締りの余韻で再視聴。で、なんか以前見たときよりももっともっと深い作品の気がしました。新海誠監督の中で「すずめ」「君の名は」と本作、どれがナンバー1か迷いますねえ。

 評価上げました。決して安易に5点満点にしたいから、ということではなく女性の声優さんのモノローグに気持ちが乗っかって素晴らしかったし、音楽にも気持ちが揺さぶられました。作画は背景美術の評価です。


 以前のレビューは、ウラシマ効果とワームホールなどの考察でしたが、本作の大切な部分ではないので削除しました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

その愛は、時間も距離も、飛び越える……

新海誠作品第1弾『ほしのこえ』

25分のアニメを作るうえで必要な要素である監督・脚本・演出・作画・美術・編集を全て1人で行ったと言う伝説的作品です(オリジナル版なら声優も)

今から14年前に作られたこのアニメ作品はSF要素を組み入れた物でこそありながらも、その本質は人間が持つ「想い」に焦点を当てていました。

誰かが誰かを想う気持ち

心の距離と、身体の距離の対比関係

離れていても、メールが届いた事によって感じる喜び

離れているからこそ、メールが届かない事に感じる寂しさ

次第に遠くなる一方でも、変わらない、いや、次第に近くなっている物も確かにあって、それは普遍に色濃く輝いている…

決して古臭く感じさせない……
現代の私達にでさえ、語りかけて来る物があると自然に感じられた作品でした。
いえ、寧ろ、今の電子機器が跋扈する時代だからこそ感じる物が今作にはあるのかもしれません。
今だったらメールではなく、LINEに取って変えられるんですかね…
既読が付くかつかないかで悩む描写がきっと出ますよ、多分(笑)


しかし、『ほしのこえ』で描かれた落ち着かない感覚、「不安」「じれったさ」と言う感情
これらを「誰しも心の中に持っている!!」と断言する事は私には出来ません。
しかし、少しでも他者と関わった事があるならば、こういった挙措の失いは多くの人が抱いた事のある「想い」です。
一般的に考えれば、殆どの方が持っている代物
彼らのように壮大では無いにしろ、私達の周りにそういった存在は確かにあって、生きている物語のように着実に、知らない所で紡がれていました。

それは、今は昔のボトルメール
海に流して返事を待ち、他者との交流を図ろうとする宛ても無き媒体
無事に陸地に着くか分からない、着いても誰が拾うか分からない、拾っても連絡してくれるか分からない……
「分からない」と言う「不安」ばかりで埋め尽くされた感覚には、しかし、どこか「期待」と言う感情が見え隠れしています。

それは、離れ離れになった人との文通
久しぶりに送る過去への手紙
書きたい事は沢山あるのに何を書けばいいか分からなくなるあの感じ
それはその瞬間だけに訪れる、たった1つの宝物です。

それは、ミカコとノボルのような人達
何かを媒体として育まれる交流は、何らかの関係を無くさないが為の応急処置
互いに違う環境、違う関係、違う人生で進めば、違ってくる未来の路
しかし、どこか必死さをも感じさせる交流には、道のりが違っても維持していこうとするいじらしさを感じて堪らなくなります…

このような物語は知っていても知らなくとも確かにこの世界にあったのです。
同じように、作中で進んでいくストーリーも「ウラシマ効果による弊害」と言ってしまえばそれまででしょう。
しかし、今作の伝えたい事は何もSF的要素、切ない雰囲気だけではありません。
「誰かを想うなら、心は、時間も距離も飛び越えて、その胸の温もりさえも、運んでくれる」
人間の想いが開花する過程を私達に見せつける事で生まれる物
それはノボルが心を硬く、冷たく、強くしたあの時から唯一持ち続けた感情を武器にして生まれた代物
読めないメールを理解した彼が必死に体現しようとした結果が最後には描かれていたのです。

「さよならだけが人生だ」というフレーズを聞いた事があるでしょうか?
人生、出会いと別れの繰り返し…だから、くよくよせずに新しい一歩を、次の出会いを探そうじゃないか!!
中国で生まれた1つの詩をとある文豪が訳した時に生まれた言葉です。
過去は過去と振り切って前に進むのは、想像する余地を脳から排除し、考えないようにすると言う点において確かに楽でしょう(フラッシュバックしない限り)
作中でもノボルは1度、他の人と付き合う事でそれを実行しようとしましたからね…
彼もまた、ミカコのいない事に耐えられなくなってしまった悲しき被害者
しかし、ノボルは結局、被害者のままでいる事を止めました。
元の鞘に収まる事、つまり、ミカコを待ち続ける事、いえ、彼女を追いかける事を選んだ…
心を硬く、冷たく、強くした1人ぼっちの大人になる決意を内に秘めて…
そんな彼らのように遠く宇宙の彼方まで離れても、時間が2人を分かつとも「さよなら」したくない関係と言うのは確かにある。
割り切って前に進む事の出来ない繋がりと言う物が現代でも確かに生き続けている。
願わくば、そんなこってこての「理想」が現実のどこかで存在していてほしい…
視聴後にこんな風な戯言を自然と想像してしまう程、心に沁みた良作でした……

さあ、あなたの周りに私の想う「理想」は果たしてあるのでしょうか?
ノボルとミカコのような「確かな関係」を育んでいる人は果たしているのでしょうか?
自分の辿ってきた人生と合わせて、振り返りたい方は是非ご視聴をお勧めします……

「ここにいるよ。」

PS.
視聴後は漫画家の佐原ミズ氏によるコミカライズ版『ほしのこえ』を読んでおくことをお勧めします。
これを読んで真の意味で『ほしのこえ』は完結です…

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

67.9 13 女子高生アニメランキング13位
らきすた OVA(OVA)

2008年9月26日
★★★★☆ 3.8 (539)
2774人が棚に入れました
ゲーム雑誌「コンプティーク」連載、美水かがみ原作のほのぼの4コマ漫画のアニメ化!おたくな女の子・泉こなたのボケに突っ込む普通の女の子・柊かがみを中心とした、まったりゆるゆるな何でもない女子高生の日常をコミカルに描いたアニメのOVA版。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日常アニメから日常を取ったら何も残らなかった

OVA(OオリジナルなVビジュアルとAアニメーション)だそうです。


正直に言うと、10分で飽きました。

日常の「あるあるネタ」は、なりを潜めています。
代わりに、キャラクターを愛でるアニメに……といってもテレビ版と大差なし。
ストーリーは日常を通り越してカオス。
事件っぽいものが起こりますが、オチは空回り。
何をやりたいのかさっぱり分かりません。

ついでに「らっきー☆ちゃんねる」が結構な割合を占めています。
しかも実写です。
完全に声優とキャラクターのファン専用に作られたOVAですね。

どちらのファンでもない私は、話に全然入っていけませんでした。

唯一、面白かったのは、いつもこなたと先生がやっているゲーム画面を見せてくれたこと。
「あるあるネタ」もゲームに集中しています。
私はオンラインゲーム経験者なので、そこはまあまあ。
特に敵のネーミングには笑えましたね{netabare}(メタボスライム){/netabare}。

しかし、それ以外は良い印象が残らず。
ファン以外には勧める相手が見つかりません。
でも、ファンならもう見てるよね……。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 37

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こっ・・・したぁ~い。

らき☆すたOVA
(オリジナルなビジュアルとアニメーション)
原作者の美水を含む6人の脚本家
による短編エピソード6本と・・
実写版らっきー☆ちゃんねる・・


JK?

チェリーちゃんの一日のはじまりとおわり
ネットゲーにはまる人たち
ぶとうかいに渋々出かけていくかがみ
バレーボールでお姉ちゃんと対決!
道に迷った4人
ペットショップでの不可思議な出来事

パロや小ネタのゆるゆるアニメ♪

かがみんのツッコミが命綱?
こなたのコアなネタやその他
大勢の緩いボケキャラ・・

こなたと結婚したい?
こなたと合体したい?
コスしたい?・・ん~・・謎・・

春日部の魔女?

ロシアンブルー?毛並みいいよ♪
猫は決して魔女じゃないからね。
そか・・信じてたのに・・

蛙ネタはなんとも・・

そして店長かよ・・ッて感じ^^;
実写版は・・好きな人は有りなの?
身内ネタで良くわからないw
OなVとA の絡みネタ・・

この映像・・無ければ平均満足度4かな・・

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

平成と令和、またいで観てみたアニメ(笑)

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
らきすた のOVAですが、本編とは少し異なる空気感が漂っていましたね。

まあ、OVAらしいっちゃあらしいですが、少なくとも、OPだけは普通に観たかったかな~。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
別に何で跨いでも良かったんですが、なんとなく、下手な新作ではなく、HDDにあるなかで、記念に相応しそうなもの(好きな作品)でまたいでみようかと思い。

らきすた 本編はお気に入り棚なんですが、OVAはまあ、普通って感じでしたな。

ただ、思いもよらず、私の一番大切な作品である、ロードスのネタがあり、かなり嬉しかった♪(てか、丁度、年号を跨ぐ辺りにロードスネタがきて、ちょっと運命を感じたんだよな♪)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13

64.4 14 女子高生アニメランキング14位
Aチャンネル+smile(OVA)

2012年3月21日
★★★★☆ 3.7 (243)
1330人が棚に入れました
個性豊かな4人の少女の物語を描いた、黒田bbの4コマ漫画をアニメ化!大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、同じ学校に入学したトオル。しかし高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い(?!)日々ではなかった!ナイスバディだけど気弱なユーコとツッコミ能力抜群のクールなナギを加えた個性派4人組が織り成す学園コメディ!特別編を収録。

霧枝 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おかえりなさい!Aチャンネル!

あのAチャンネルの面々がOVAで帰ってきました。
OPもEDも劇中歌も新しいって!
ユー子ちゃんの妹も初登場。
なんだか新要素盛り沢山で嬉しいね♪

あ、本編のAチャンネルを未だ観てない人は、ブチッと再生を止めて
本編から先に観てね!
そうすると、面白さ10倍増しになると思います。

OPは河野マリナさんの”バルーンシアター”。
ん~Aチャンネルらしい爽やかさ溢れる音楽だなぁ~。
なんだかウキウキしてきちゃう!
劇中歌もEDもまさしくAチャンネル! 雰囲気バッチリなのでした。

内容は本編同様に、葵ヶ丘高校に通う”るん”、”トオル”、
”ユー子”、”ナギ”の仲良し4人組が繰り広げるスクールライフを、
面白おかしく描く日常系まったりアニメ。

大げさな笑いや派手な見せ場は無いけれど、どこかクスッとしてしま
うエピソードが満載です。
ホント、ホンワカまったりしてて、思わず笑顔になれちゃうな。

OVAでも、おなじみのメンバーの魅力が全開だよ!
天然のるんちゃん可愛い!
クールなトオルもいいな!
優しいお姉さんなユー子も魅力的!
眼鏡を外したナギちゃん、恐ろしく美人!
トオルの同級生の”ユタカ”と”ミホ”もいい味出してるぅ~。

OVAでは、特にユタカとミホの掛け合いが冴えてるように思いました。
まったりした日常のエピソードの中で、ちょっと騒がしい2人の掛け
合いはスパイスみたい。

1話は”やまもりパンケーキ”
2話は”絵馬にお願い” 
の2話構成です。

2話にちろっとユー子ちゃんの妹が登場するのでお楽しみに!
個人的にはもうちょっと出番を多くして欲しかったな~。

るんちゃんの関西弁可愛い! それはちゃうやろって感じの、なんだ
かおかしな関西弁が良い味だしてます。

2話の終わり方は○!
絵馬に書いたトオルのお願い。きっと叶うよね・・・。

OVAじゃなく、次シリーズでAチャンネルの面々にまた会いたいなって、
心から思いました!

大勢の人がこの作品を観て、幸せな笑顔になってくれると嬉しいな♪

おしまい・・・・。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

矢沢のAちゃん

AチャンネルのOVA作品。
「やまもりパンケーキ」と「絵馬にお願い」の2本立てで構成されています。

2本立ての構成ですが、1本の中でA・B・Cパートの3つに分けられます。
ただし、Cパートはおまけみたいな感じかな^^

・やまもりパンケーキ

先生の代わりに板書するトオルの可愛い姿を観る事ができます。
骨折したキャラには申し訳ありませんが、GJでしたw

ナギの体重ネタは毎度の事です。
ガリガリの女性よりもキチンと肉付きの良い健康な女性の方がモテると思うのですが、乙女心なのでしょうね^^

そしてタイトルにもなっているパンケーキ。
最近ではスイーツではない食事のパンケーキもあるみたいですが、一般的には甘い食べ物です。
山盛りパンケーキは魅力的ですが、糖分やカロリーが……
甘い物をたくさん食べるのは若い人の特権なのかな~。
食べている時は喋らないという常識を守るトオルの姿は礼儀正しいというのか相手にしたくないというのか、表情からは判断できないです。
るんがトオルの保護者みたいな会話をするのも ほのぼのします。

・絵馬にお願い

ユー子が風邪を引いたため、みんなで看病する事となります。
ニヤリと笑うナギとトオルの魂胆が……w
お粥の食べさせ方もユー子に対する いつもの態度で分かります。

るん・トオル・ナギ・ユー子の4人で初詣に行く事となります。
待ち合わせや電車での様子に それぞれの個性が感じられます。

誰にでも気軽に挨拶する るん
おみくじの結果によって いじられるユー子
鐘を突く時の掛け声など初詣をする神社での出来事も個性が出ます。

Aチャンネル本編よりも短いOVA作品ですが、中身は魅力や面白さが詰まっています。
『Aチャンネル』の入門編と考えて、気に入ったら本編(TV版)を観るという事でいいと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

本編未視聴の方も気軽に観られます。個人的にはこちらのほうが好き。

原作は4コマ漫画(未読)。
制作会社は本編と同じく「Studio五組」。

本編視聴済みなので、こちらも前々から気になっていたところ、
ようやく機会に恵まれたので視聴しました。


登場するキャラも変わらず、
主要人物はルン、トオル、ユー子、ナギの4人で、
彼女たちの日常を描いています。

時々退屈しながら観ていた本編と比べてだいぶテンポが良かったし、
ほのぼのした雰囲気の中でも小ネタを連発してくれて、
個人的には本編よりも面白かったと思います。
(全2話のみだったことも1つの要因であると考えます。)


音楽も作品の雰囲気に合っていたし、
本編と同じ曲で済ませない辺りに制作側のこだわりを感じました。
曲のみならず、映像も良かったと思います。

OP曲: バルーンシアター
ED曲: スマイル方程式

また、劇中歌についても本編と全く同じ流れで挿入され、
2話とも異なる曲になっています。


http://www.anikore.jp/anime/2480/
1クールの作品『Aチャンネル』はこちら↑ですが、
このOVAを視聴するだけでも雰囲気やキャラの特徴をほぼ掴める上に、
未視聴の方でも9割がた楽しめる内容になっていると思います。

ほのぼの系・日常系が嫌いでない方は、
お時間があれば試してみてはいかがでしょうか?
もしこの雰囲気が気に入ったら、本編を視聴してみるのも良さそう。

年齢層・男女問わず幅広い層に、
そこそこオススメできる作品だと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 23

49.8 15 女子高生アニメランキング15位
へんたい!(Webアニメ)

2014年7月1日
★★★☆☆ 2.7 (26)
117人が棚に入れました
2014/7/14(月)から隔週で1クール全6話配信予定。
ネタバレ

watawata さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

女子高生の卑猥な日常会話を楽しむ作品である。 (注意、作品内容がアレですので、レビュー内容も最低です。18禁内容も含まれますので、免疫が無い方はご覧にならないで下さい。)

ニコニコ動画にて平成26年7月より隔週で配信されている6分間のwebアニメ・・・全6話。4人の女子高生が毎回1つのテーマについて、わいわいと猥談するお話。

以下、各回のタイトルです。
(一部専門用語がありますので注釈を付けておきますね。)
{netabare}
第1話 すかとろだっていいじゃん‼︎ →スカトロ (糞便・尿・排泄行為関連)
第2話 ていもうだっていいじゃん‼︎ →剃毛 (下腹部の陰毛を剃ること)
第3話 にんしんだっていいじゃん‼︎ → 妊娠
第4話 れんあいだっていいじゃん‼︎ →恋愛
第5話 おこさまだっていいじゃん‼︎ →お子様
第6話 不明
{/netabare}
と、一瞬目を疑いたくなります。これって配信して大丈夫なの?と、
でもwebアニメですので、BPOの管理外になり倫理規定云々は除外され、思いっきり暴れ回っている訳です。ハイ。
まあ、そう言う事であるのならば、見る側も頭を、切り替え割り切って視聴してあげるのが礼儀だと。・・・・・・・・・・・・・多分。
で、1話の内容を抜粋してみました。
{netabare}
前半パート(糞について)

A:チェココルネの穴ってさぁ、ま◯こに見える?ア◯ルに見える?

B:あんた、そのネタは、いろんな意味でアウトだよ。

C:ア◯ルだったらチョコは確実にウ◯コじゃん。

A:本物もこれくらい甘かったらよいのに。

BCD:えっ(絶句)

後半パート(尿について)
前半パートより酷い内容ですので割愛させて貰います。
{/netabare}
自主規制で伏字にしましたが、本編ではストレートにキャラが放送禁止用語をピー音無しで喋っています。えっと、感想ですがコレ女子高生の会話では無くて、おっさんの飲み屋で出来上がった時の下ネタの程度の低いものですよね。エロトークにするにせよ掘り下げが甘いです。実際のおっさんがトークするのであれば、前半パートのラストのヲチは、味にまで言及する筈です。後半パートで味にまで言及していましたからね、バランスは取らないと。
もう一つダメ出しを、キャラクターが電マを持って話しているのですから、チョココルネと大人のオモチャはしっかりと紐をつなげるのが筋っちゅうもんです。
割り切って見た結果、温いわ‼︎の一言につきます。


作画について、一言、果たしてこれを作画していると言って良いレベルなのか?非常に疑問です。一応フルCGアニメなのですが、3Dでは無くキャラクターに奥行きは一切ありません。1キャラクターに用意されている絵は、基本正面と裏のみ、(紙人形と同じです。)表情も目を開けているか閉じているかの2パターン、合計3パターンで無理矢理成立させてあります。確かに一つの絵としては成立はしていますが、プロの仕事としては全く成立していません。低予算である故の手法であると理解は出来無くも無いのですが、いかんせん、作り手側の愛が全く感じられません。

声優について、一言、無名のおそらくは新人さんを起用しています。

支倉あかね(CV:AKIRA)
柚望くるみ(CV:miu)
笹ノ葉みどり(CV:万木くろ)
藍染純(CV:ナルサカ)

見ての通り自己保身の為にバリバリ芸名を使用しています。これから公の場に旅立つにあたり、間違いなく黒歴史となる事を自覚しての対処なのでしょう。
お金が欲しかったのかな?
少しでもメジャーデビューの取っ掛かりとして、すがりついたのかな?
うん、気持ちは解らなくはありませんが、あなたたち、新人とはいえ、プロでしょ?お金もらってますよね?なんなんでしょう、あの棒読みで明らかに手を抜いた適当な演技は?もう少し気合を入れたらどうですか?こんなクソ作品でも一応は出演したからにゃぁ、全力でぶつかってもらわにゃいけません。
芸名で自己保身するのは理解出来ますが、しっかりと今後のことを見据えてプロとしての自覚を持って貰いたい所です。

音楽(オープニング)について、一言、電波な音楽に併せてCVさん達が無気力に歌っています。勿論コーラスもバラバラ、歌詞の内容も以下最低です。

『へんたいだっていいじゃん』
{netabare}
へんたい
へんたい
へんたい
へんたい
誰もがみんな持ってる いけない事するが、もう、ほら特殊な性癖。
可愛い顔したあの子の 家に一人できりでいる時はあられもない姿になるかも。
(中略)→発音が酷くて聞き取れませんでした。

想像しながらシコシコシコシコシコシコするんでしょう。
変態だっていいじゃん、人間だもの、
(中略)→自主規制です。

人間なんてみんな変態なんだもん、我慢せずに腰を突き上げて、
オ◯ニー
{/netabare}
このオープニングで1分半あり本編の4分の1を占めています。レビュー1本仕上げる為に何度も聞き返し見返したのですが、とても虚しくバカバカしくなって来ました。w

総括です。どこを切っても最低レベル、メインのストーリーで放送禁止用語を女子高生に喋らせるのが売りなのだとは思いますが、エロ面でも踏み込みが浅く物足りない。奇を衒っただけのキワモノクソ作品です。お時間のある方も時間の無駄ですから視聴しないで下さい。

でわでわ

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16

くまきっちん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

自主制作アニメです

「地上波」「商売作品」「低予算」

この作品で上記のようなワードを使って評価コメントをしている方がいますがとても大きな勘違いです

こちらの作品は自主制作アニメで、原作はニコニコ静止画、放送はニコニコ動画です

「地上波」ではなくwebアニメでニコ動しか放送してないですし、制作会社なんてついてないですから「商売作品」でもないですし低予算かなんて自主制作だから当たり前でしょう

ニコニコ静止画に原作がありますしニコニコ動画でもまだありますので興味のある方はチェックしてみてください

OPを見ていれば原作と制作のほとんどをおこなったにとぱんさんの名前ばかりです

批判するのであればちゃんとした情報を確認してから評価するべきです



で、この作品の評価ですがひどいですw

「へんたい!」とあるように変態です

変ゼミや生徒会役員共をみて楽しめる方なら楽しめると思います

私は一応原作はアニメ化されるずっと前に見たことあったので耐性はありましたので楽しんで?見れました

10分位のアニメが6話です

下ネタというか放送禁止用語連発のぶっ飛んだ自主制作アニメですので興味のある方だけ見たほうがいいでしょう

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2
ネタバレ

なまいきっすゼロ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ま・い・り・ま・し・た(≧Д≦)

現状は追記/修正後です。

最近さぁ~変態ものばっかり観てるんだよねぇ^^;
全6話、それぞれ約5分間~11分間。
露骨過ぎるので、オススメはしません。
★評価はあえてしてません。出来ません。
しばらく、好きな短編ものでも、変態系は控えようか迷い中(^^;) 後記は見なくて結構→{netabare}

へんたいだっていいじゃん♪
~OPのタイトル通りだね。←んな訳無いって。

変態ものでも今回は作画的ソフトだった。
ぼかし無しってっていうか、作画無しでいいのかな。

ピー無し、そのままズバリの言葉が出ちゃいます^^;

チョッと引くところが…越えちゃいました(笑)…アホくさくてくだらなくて観れた。

最終話は、深いんだけど…
女子ばかりでの会話なのが、唯一の救いです^^;

どうせ観たのなら" めいきんぐ THE へんたい! "も観よう。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

60.3 16 女子高生アニメランキング16位
フミコの告白(OVA)

2009年11月8日
★★★★☆ 3.5 (177)
584人が棚に入れました
高校生のフミコの同級生、野球に熱心なタカシに告白してその後振られてしまうところから始まる。
その後は長崎県の様な急斜面の町の中を飛んでいってしまう。(kwskは動画を参照してね)
産経新聞も注目している。
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

泣いて逃げて走って飛んで…!

男子に告白して振られてしまったフミコが、泣いて、逃げて、走って、飛んでのお話(笑)

本編2分半くらい。

作画にのみ心血を注いだ感のある短編作品です。

目的と手段が逆転していると言いましょうか、アニメーターの力量をアピールする為に作られた映像と言うのは、1から10まで打算で作られている所為か(レスへの下心も含め)物語や演出に何となくわざとらしさが加わってしまう気がします。

テンプレ的なキャラ台詞や、宮崎駿監督の往年の名作からの(ほぼそのままの)引用も、上の印象を強め、手放しで高評価出来ない原因になりました。
{netabare}
「付き合って下さい!」とか「今は野球に集中したいんだ。」とか、あまりにも捻りが無く、最高級にヘボい台詞回しと感じました。
{/netabare}
直感に訴える作風で、文字通りジェットコースター的なスリルを味わえる作品ではありますが、これを見て心から楽しむには、わたしは大人になり過ぎてしまったのだと思います(汗)フミコみたいに一周回って、童心に戻りさえすれば、あるいは楽しめるかも知れませんけど(笑)

とにかく動きが多くて楽しい映像を所望という方には心からお薦め出来るアニメです。


余談
{netabare}
年末からお正月にかけて俄かに始まった↓軒並み高評価のレビューリレーに参加せず、あえて間を置いてわたしがレビューを上げたのは、上の酷評で盛り上がっている皆さんの熱に水を差してしまう事を避けたかった為なんですが、とあるメセボで容赦無く不参加の意思を表明してしまったので、結果的に色々と台無しにしてしまいました。チャンサン、他大勢の方々、ゴメンナサイ(汗
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 24

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

懐かしいなあ… 2009年の年末、話題はこれで持ちきりでした。

自主制作アニメって大喜利みたいなもんですよね。

短く限られた時間で、伝わりやすく簡潔に、自分の実力をみせる。




いや~たいへんっ(^_^;)

そんな中、この「フミコの告白」は数年に一度の出来でした。

特にコンセプトやプロットの、映像への“実現度”が素晴らしい。


タイトルから一発で理解できる内容。
動きの秀逸さ。(どこか大塚康生イズムな動き・・他にも多々入ってますけど)
動きだけでなくオチをちゃんとつける。


パースをきかせる事によっての手前から斜め奥への連続した動き。
流れる背景を技術的に実現する3Dモデリング。などなど・・(他にもいっぱい)

それらを実現可能なレベルでまとめるコンテ。

プロットで箇条書きにして、映像化したら面白いと思うものなんて殆どできないもんですよ。そりゃーハリウッド級のモノ作れるなら作りたいですよね。でも自主制作だと技術的にも時間的にも人もお金も厳しい。

だからメッセージ性の強いものに“逃げる”んです。


それをあえて挑むのがスゴイ。真っ向勝負。

そして学生らしいとも言えますね。俺の作画力見てくれ!って事でしょうw


こちらが“動”のアニメーションなら、卒業制作の「rain town」は“静”のアニメーション。


どちらもアニメーターとしてクリエイターとして、表現にチャレンジする感情の動きが見えるよう。


学生作品は輝いてるなあ・・素敵(*^_^*)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

短編物ではあるが勢いを感じられる自主制作アニメ

この作品は、石田裕康氏が
学生の時に制作した2009年の短編アニメである。
このレビューを書くきっかけになったのは
とある方からの依頼である。

内容を一言で言い表すと、フミコがまるで飛行機にでも
なったかのように空を駆け巡る物語である。以上。

このアニメが良いと思ったところは、滑らかなカメラワーク。
切り替えもスムーズに進むので、身構えることなく
気楽に視聴できるのは大きい。

また、非常にテンポ良く進むためあっという間
に終わったと感じることだろう。

終盤のオチも個人的には好きな部類。見ごたえがある。
この手のノリの作品であれば、トムとジェリーを思い出した。
もしかすると、このアニメはトムとジェリーから影響を受けている
のかもしれない。

疑問に感じる部分もある。
あまりにも、フミコが頑丈すぎるのだ。
どうしてあそこまで、無傷でいられるのか不思議でしょうがない。
冷静に考えれば、足が血まみれになっていないか
骨は折れていないのか、終盤悲惨な光景になっているのではないか
と疑問を抱く方もいただろう。
これは自分の憶測だが、開始時点で人間ではない可能性がある。
何らかの形で、既に人間を辞めたのだろう。(ジョジョかな?)

自主制作物ではあるが、個人的にはとても楽しむことができた。
自主制作アニメの入門としても比較的オススメしやすい。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

57.0 17 女子高生アニメランキング17位
AIKa R-16:VIRGIN MISSION-アイカヴァージンミッション(OVA)

2007年4月25日
★★★★☆ 3.3 (66)
345人が棚に入れました
高校1年生の皇 藍華はある日、クラス委員長の真海 エリからサルベイジャーの仕事を依頼される。エリによれば、2年生の美波野 カレンの胸にある蝶のあざのようなマークを解析したところ、意味深なメッセージと位置を示す緯度や経度が得られたのだという。目的地の海中にその謎を解く鍵があると考えた藍華達は、トレジャーハンティング(略して「トレハン」)部の部員達や顧問の凪紗 りさこと共に、エリのクルーザー「レジーナ・エリ号」で目的地へ向かう。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

だって冒険だもん♥

2007年「AIKa」の10年前を描いたOVAその後「R-16」も販売。
2009年には「R-16」の3年後を描くOVA「AIKa ZERO」も発売。
1997年から1999年にかけて発売されたOVA作品もある。

AIKaシリーズの第2作目。全3巻。

1話 シークレット・ゲーム   2007年4月25日
2話 ピーチ・ピーチ・ビーチ  2007年7月27日
3話 ディープ・ブルー・ガール 2007年10月26日

オープニング『Sailing To The Future』
作詞・作曲:cota、編曲:鈴木智文、歌:小清水亜美

エンディング『Rise』
作詞・作曲・編曲:橋本由香利、歌:小清水亜美

軽いノリで、コミカルな演出が多いのが特徴。
前作同様、パンチラシーンやお色気シーンが多い。

キャラデザは今時の萌系。OPからもポップな雰囲気。
学園モノで可也コメディ色が強くなっている感じかな?
3話でテンポ良く進んで余計な設定とか掘り下げは無い。
何故白に拘るのか・・スタッフではなく原作者の趣味?
※通常は普通に描き分け、[もろ][ちら]描写は白限定?

キャラクターデザイン、メカニックデザイン:山内則康
前作とは顔のデザインが随分違う気がする。経年変化?
脚線美が活かされるほど作画が良くないようです。
※此処!という所の女性のラインは可也拘りを感じる。
メカデザも劣化した感じで動きも微妙に良くない感じ。
必要十分なデザインと作画?でもデティールが低い。

ミステリー→白、サスペンス→白、アクション→白の
ループをしつつ展開して謎に迫り、純白の山を築く・・
MOBが余りに無残に白い山となってぞんざいな扱いで・・
如何にもMOBという・・倒れたままの姿もシュール・・

アクションがそれなりに多いのだけど・・肝心の?・・
滑稽な倒れポーズへの拘りやローアンを盛る為に苦戦?
物凄く壮絶な葛藤があったような・・惜しいアクション。
結果的に・・作品のジャンルがアクションなのだけど・・
アクションとは程遠い微妙な動きになってしまっている。

先生どうして!(「ビスチェなの?」※心の叫び)by藍華

このアニメの免罪符「だって冒険だもん♥」※オールOK。

カレン先輩 「ナイスショット!」※後は由無に?

小清水亜美さん能登麻美子さん福圓美里さんが好きなら
楽しめる程度の内容?で3話なので話の種にも視聴が楽。


あらすじ。

高校1年の皇 藍華はある日、クラス委員長の真海 エリから
サルベイジャーの仕事を依頼される。エリによれば、2年の
美波野カレンの胸にある蝶のあざの様ななマークを解析した
ところ、意味深なメッセージと位置を示す緯度や経度を得た
たという。目的地の海中にその謎を解く鍵があると考え藍華
達は、トレジャーハンティング部(トレハン)の部員達や顧問
の凪紗 りさこ達と、エリのクルーザー「レジーナ・エリ号」
で目的地へ向かうが・・。

キャスト。

皇 藍華:小清水亜美:高校1年生(16歳)。
頭脳や身体能力は優れ、C級サルベイジャーの資格を持つ。
トレハン部に所属。おおらかで活発的な性格。
学校にはほぼ毎日遅刻するなどだらしない一面もある。

美波野 カレン:能登麻美子:高校2年生(17歳)。
容姿端麗(特にスタイルが抜群)で寡黙な少女。
過去の記憶が無く、経歴など不明。左胸に蝶の痣がある。

真海 エリ:福圓美里:高校1年生(16歳)。
高飛車なお嬢様。藍華の通う学園のクラス委員長を務める。
トレハン部の部長も務めている。藍華とは意見が対立する。

凪紗 りさこ:鈴木菜穂子:26歳。
トレハン部の顧問教師を務めている美女。
その正体はカレンを監視するエージェントである。

ガスト:吉野裕行:14歳。
エリのクルーザー「レジーナ・エリ号」の給仕。

船長:黒田崇矢:「レジーナ・エリ号」の船長。

ミドリ:升望:トレハン部の部員。
アキ:阪田佳代:トレハン部の部員。
キョーコ:後藤麻衣:トレハン部の部員。
相田 郷造:大塚明夫:藍華の育ての親。

謎の男:大塚明夫:顔が明らかにわかるのは第3巻EDのみ。
りさこにカレンの監視を命じていた男。本名等詳細は不明。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

パンツとおっぴろげなエロ。拘りだけは凄まじい

パンツアニメといえばコレなんです。
出現率でいえば、そりゃあストパンに軍配が上がっちゃいますが、アレは反則技ですw。
建前としては「ズボン」だしね(゚∀゚)
この、AIKAという作品は、パンツを見せる事に特化して拘り抜いた作品と断言できます。
だって、制作者がそう公言してるんですから

元になっているのは90年代、深夜バラエティ番組内で放映されていたショートアニメ。
このR-16は、その主人公が16歳の頃の過去エピソードとして、21世紀になってから作成されたOVA。もちろん制作のコンセプトは同じでパンツへの愛で溢れています。


ストーリー本編は少しSFの混じった冒険活劇となっています。
製作会社であるスタジオファンタジアはエロを描きながらも、ミリタリーなメカのギミックを得意としています。
なので、ガンアクションや近接格闘など、バトルとしてわりといい出来といえる部分が多く、アクションアニメとして楽しめる要素も多分に含まれています。
ストーリー自体は陳腐な部類ですが、まぁ、エロの副産物としては充分。
謎を振りまき、アクションして、それを回収する。というお話の流れはそれなりになっています。


エロの方は、とにかくパンツです。
登場人物の女性は全て極限まで短くしたスカートを着用し、「下着は無地の白!」・・・これは、監督の譲れないこだわりだそうでw
とにかくまぁ、そんな装束でアクションバトルですから、見えちゃうのは必然ですよね、うん、うん。

しかしまぁ、下着を見せるのはいいのですが、これがまた見事にアラレモナイんです。
バトルに負けて気絶したキャラは例外なくバンツを晒すのですが、
 ・スカートがまくれあがって尻を突き上げたポーズ
 ・大の字に倒れ込んで、開脚したポーズ
このどちらかです(^^;)

エロアニメに遠慮なんか無用だとは思うのですが、もう少し慎みがないと逆にエロスからは遠ざかります。
監督の性癖のおかげで下着がユニフォームのような全統一規格。
その白一択パンツをまとった尻が、一直線に居並んでいる姿はエロいというよりシュール。
まあ、こんなアホなこだわり、個人的には全然嫌いじゃないんですが、普通の人はこの奇異な映像をみてどう感じるでしょうか?・・・と思うと、切なくなってきます。
ダメだろうな、やっぱw


とにもかくにもパンツ。
パンツを見せるためのあらゆる技法、演出方法を知るためにはいい作品です。
監督の趣味に共感できるアナタ、ぜひご覧くださいませw


【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆☆☆
おっぱい :☆☆
裸    :☆☆☆
性行為  :☆
マニアック:☆☆☆☆☆
エロス総評:☆☆

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

前作の同様・・・。お色気物です。

どんな 内容かというと 前作のAIKAを知ってる人なら
即解るように アレに 近いものがあります。

無駄なまでに ローアングル。
無駄なまでに パンチラ。
無駄なまでに エロ描写 。

むしろ 無駄に エロ推ししまくってる 
              前作同様でございます。

そういった ものが好きな人は 
結構楽しめるんじゃないかなぁ。

前作のAIKAの主人公 皇 藍華 の16歳の頃のお話
前作のAIKAが色気で攻めてきたとするとこっちは若さか?

トレハン部なる トレジャーハント専門の部活に所属して
おり その部活中に色々な出来事が起きます。

前作のAIKAをみてたので・・・。
OVA で 続編ということで 期待してみたのですが
うん 前回同様 変わらない クヲリティだった事に
びっくりでした。 作画はやっぱり前AIKAのよりは
良かったかな・・・。

結論 ・・・・ 無駄にエロス追求アニメ

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

61.8 18 女子高生アニメランキング18位
天空侵犯(Webアニメ)

2021年2月1日
★★★★☆ 3.1 (52)
204人が棚に入れました
女子高生・本城遊理がふと気づくと、そこは見知らぬビルの屋上。彼女が迷い込んだその世界は、無数の高層ビルが吊り橋で繋がる明らかな“異常空間"だった。何も知らずに逃げ惑う人々を、容赦なく殺戮する謎の“仮面"。地上への階段が塞がれた、この地獄のような世界で生き残るには仮面に殺されるか、殺すかの二択しかない。遊理はこの理不尽な世界をブチ壊すため、そして、同じく迷い込んだ兄と再会するため、生き抜くことを決意するが果たして――?

声優・キャラクター
白石晴香、青木志貴、関根明良、榎木淳弥、梅原裕一郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「考えるな、絶望しろ。」「世界(ルール)なんて、クソ食らえ、ぶっ壊す」

この作品の原作は未読です。
NETFLIXのオリジナルアニメシリーズの1作品なんだそうです。

改めて振り返ってみると、NETFLIXのオリジナルアニメシリーズの作品って結構あるんですよね。
「A.I.C.O. Incarnation」「虫籠のカガステル」「ケンガンアシュラ」「HERO MASK」など…
そういえば、最近地上波でも放送された「7SEEDS」もこのシリーズの1作でした。

オリジナルのアニメを視聴できるのがNETFLIXのメリットであると言えますが、マイナーな作品が多いだけに、あにこれの棚に登録されていない作品があるのが悲しいところです^^;


「私は絶対に生き延びなきゃならないんだから…!」

女子高生・本庄遊理がふと気づくと。そこは見知らぬビルの屋上。
彼女が迷い込んだその世界は、
無数の高層ビルが吊り橋で繋がる明らかな"異常空間"だった。

何も知らずに逃げ惑う人々を、容赦なく殺戮する謎の"仮面"
地上への階段が塞がれた、この地獄のような世界で生き残るには
仮面に殺されるか、殺すかの二択しかない。

遊理はこの理不尽な世界をブチ壊すため、
そして、同じく迷い込んだ兄と再会するため、
生き抜くことを決意するが果たして――?

『亜人』の三浦追儺(ついな)と、『ボックス!』の大羽隆廣がタッグを組んだ、
狂気のグロ死(デス)ゲーム漫画「天空侵犯」がついにアニメ化!

地上に降りることが出来ない高層ビルを舞台に、
圧倒的高所と圧倒的絶望感で描かれる予測不能の凶騒サバイバル!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

NETFLIXの作品にしては過激だなぁ、が第1印象でした。
人同士が殺し合うシーンや自殺するシーンなど、血しぶきやスリリングな展開が多かったので…
NETFLIXの作品詳細を見てハッキリしました。
この作品は、大人向けで「18歳未満の未成年者の視聴は推奨しません。」というジャンルに位置付けられていました。
個人的にはそこまで大人向け、という感じはしませんでしたけれど…

地上への降り口がナニモノかによって全て閉塞された世界…
突然そんな場所に飛ばされて、次の瞬間には変なお面を被った人に襲われて死にかけて…
普通の人なら、まずここで終わりでしょうね。
まぁ、ここで終わらないからフィクションなんですけどね^^;

物語の視点は悪くなかったと思います。
閉塞した場所でいつ襲われるかも分からない、という状況もスリリングさを助長していました。
ただし、この作品は作画が少々残念だったのが唯一の心残りです。

パーツの一つ一つが決して悪い訳じゃありません。
人に関しては、衣服の着脱の違いによる肉感の差だったり、背景の遠近感など、時折違和感を感じるレベルだったと思います。
あまり気にしないようにしていましたが、局所的に気になる点は何点かありました。

NETFLIXの作品は、時間をかけて制作するからクオリティは盤石だと思っていましたが、中には毛色の違う作品もあるんですね。

一方、声優さんは良い仕事をしていたと思います。
3人のヒロインを演じているのは、白石晴香さん、青木志貴さん、関根明良さんたち…
青木志貴さんがヒロインを演じる作品を視聴するのは今回が初めてだと思いますが、キチンとヒロインを演じられていたのではないでしょうか。

そして、これも最近のNETFLIXあるあるですが、1クールじゃ終わらないという点です。
途中から終わらない予感はありましたが、最終話で新たな展開の兆しがみえたところで終わり…
この気になる終わり方…勿論続編制作前提なんですよね!?
NETFLIXだから、きっと続編が制作されると信じています。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 7
ネタバレ

キキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

チープ

現在8話。全体的にチープだと思います。

舞台設定は面白いです。展開によっては内容も伴ったものになっただろうに、、

-----
・アニメのあらすじはシリアス、中身はもはやコメディ
・ターゲット層がいまいちわからん演出
・不必要なパンチラ
・脳内ではちゃんと話せるのに、発話になると消える主人公の語彙力

個人的気になったのはこの辺でした。


以下、もう少し具体的に、、↓↓

-----
●シリアス or コメディ
基本的には、{netabare}主人公たち(JK)が敵から襲撃される→応戦 {/netabare}みたいな流れで進んでいきます。主人公たちは状況解決のため、自分たちの行動原理や目的を明らかにしています。このようなところはシリアス色が強めです。

主人公が真剣だからこそ、視聴者も彼らに感情移入したり応援したりするものなのでしょうけど、、この作品では個人的にはどちらも難しかったです。


●パンチラ
シリアスめなシーンで急かつ頻繁なパンチラ。真面目なシーンでパンチラとか普通に誰得なんでしょう?コメディシーンでもシリアスシーンでも「とりまパンチラ入れようぜ!」みたいな変な意志を感じました()

真剣な表情や怒った表情をしている人物が突如パンチラ、その瞬間パンチラ食らった側は「!!♡」みたいな反応になります。さっきまでシリアス調でずっと進んでたのに急にパンツ!?ってなりました。
見てる側の感情の照準を真剣に合わせたらいいのか、パンチラに合わせたらいいのか、、結果私はどっちにも合わせられず( ˙-˙ )←こんな感じになりました。

まぁこんな調子で進んでいくということです。


●演出
主人公が怒り狂うシーンもたまにありましたけど、その時に「うぉぉぉぉぉぉ!!!」って叫ぶんですよね。主人公は真面目に怒ってるのかもしれないけど、ただ「うぉー!」って叫びたいだけの人に見えて申し訳ないけど笑ってしまいました。

声優の実力は関係ないと思います。
これらのセリフの言い回しがカメラワーク等の演出とマッチしてたので、おそらく演出の方向性でしょう。

作品のあらすじを見てこのアニメを見ようと思った層は、コメディ性やパンチラを期待して見始めるわけではないはずです。スパイスと呼ぶにはどちらも頻度が高すぎました。

コメディ作品にシリアス要素を入れるのはまぁよくありますし、魅せ方によっては登場人物たちに深みを出すので個人的にはアリだと思います。しかし、シリアス作品にコメディ要素をバンバン入れていくのは、登場人物の意志が適当なものに見えたり目標物のラスボス感が薄れたり、、もはやおちゃらけにしか見えません。

製作側が何を目指していたのか、何がしたかったのかわかりませんでした。シリアスだけでやってく自信がなかったのでしょうかね、、


------
------
とにかく、「真面目なシーンがふざけてるように見えるアニメ」でした。一応ストーリーは展開されていくので挫折するほどではありませんが、視聴を勧めるレベルには到底及ばないと思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 0
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

そこそこ。。見えるし、それなりに観れる、JKサスペンスアクション 

 
NETFLIXオリジナルアニメ。

■あらすじとか展開とか
 女子高生が目覚めたビルの屋上は殺人鬼が徘徊する閉鎖空間。生き残りをかけたサスペンスアクションが幕を開ける・・
 「殺戮の天使」とか『ダーウィンズゲーム』を思い出しますね。
 ~{netabare}
 仮面の狙いは、最初は人間を自殺に追い込むことだったのに、いつからか殺人するのが普通になってるじゃん。。
 仮面を被ると能力覚醒て・・JOJOかいなw
 てか、天空侵犯はまだ先なのね。。
 {/netabare}~
 シリアスとコミカルが半々といったところでしょうか。
 自分はキライじゃないです。

■作画
 キャラデザはキライじゃないけど作画的に残念なところも。
 アクションは悪くはないかと。
 多少グロとパンチラあり。
 唐突なお色気シーン・・まあ事情はお察ししますが、さほど色気を感じず・・というかむしろイタイ場合も。好みの問題かも知れないけど、もっと色気というものを勉強した方がいいような。。安易なエロは作品自体を安っぽくさせるかと。

■キャラ/キャスト(ほぼ自分用)
~{netabare}
本城 遊理(ほんじょう ゆり)
 本作の主人公。
 体質なのか、太ももの太さが変わるw
 cv白石晴香
 ゴールデンカムイのアシㇼパ、
 A.I.C.O.のアイコでしたか。
二瀬 真由子(にせ まゆこ)
 小柄な16歳の女子高校生。
 cv青木志貴
 デレマスの二宮飛鳥。
新崎 九遠(しんざき くおん)
 育ちの良い穏やかな女子高校生。
 cv関根明良
 ゆるキャン△2期の一宮遥香。
アイン
 小柄な女性仮面。日本刀が武器。
 cv安済知佳
沖原 真司(おきはら しんじ)
 ヘルメットを被った気弱な少年。
 cv緒方恵美
 声と名前と性格が某イカリ君のまんまww
日下部 弥生(くさかべ やよい)
 女性警官仮面。
 cv日笠陽子(納得)
卯月(うづき)
 田辺や青原と一緒に行動している少年。
 cv瀬戸麻沙美!!
 ちはや・・
ホワイトフェーザー
 女性スナイパー仮面。
 cv瀬戸麻沙美!!!
{/netabare}~
 声優さんの力量かキャラ自体はそれなりに個性や魅力を感じました。

■総括
 キャラが刺されば面白いかも。
 アラも見えるけど、ツッコミを愉しむ余裕があれば興味が持続できるし、自分はそこそこ楽しめました ^^;
 特に7話からの展開が好きかな。


 原作:DeNA系のWebマンガ
 制作:ゼロジー
  奴隷区、One Roomセカンドシーズンなど
 配信:2021年2月
 視聴:2021年3月

作画向上の願いも込めて2期に期待。
 

投稿 : 2025/02/01
♥ : 10

66.3 19 女子高生アニメランキング19位
ひだまりスケッチ 特別編(OVA)

2007年10月18日
★★★★☆ 3.9 (191)
1013人が棚に入れました
蒼樹うめの4コマ漫画のアニメシリーズ特別編。「ひだまり荘」で暮らす主人公・ゆの、同級生の宮子、上級生のヒロや沙英らの日常と交流を描く。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、水橋かおり

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

百分の一でも信じて欲しい

なぜ特別編が別枠で用意されているのかは謎ですが、
信仰の都合上、思いを綴ります。

シリーズ通して特別編ではOPで2番が流れるのが美味しいです♪

特別編1、水着回
特別編2、ラブレターもらった回

こうどうしてOVAとかだと水着回があるんですかね?ゴメン、分かります。
もっとも1期はとてもかわいらしい作画なので、ね。
特別編も同様にゆのっちをメインに笑顔や慌てた顔を満喫できます。

ラブレター、誰がもらったんでしょうね?
返事の出し方がプロフェッショナルなので、これから学園青春ドラマを謳歌する人は参考に。
・・・失礼しました。


ちなみに私なら・・・
みやこに飴玉1つから始め、
袋で小分けされたお煎餅1枚、
1粒単位で小分けされたチョコレート3つ、
おにぎり1つ、
菓子パン2つ、
学食の食券1つ、
マックやファミレスの無料券を金券ショップで買ったにもかかわらず
「もらった」と偽りごはんに誘います。

百聞は一見にしかず、百見は一食にしかずですね。



・・・って、てんてー、な、な、なんでしょうか???
「どんびきー♪」

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

たった2話でも1期本編より美味しい内容!?

1期の続きで視聴。

1期のレビューはこちらです→http://www.anikore.jp/review/406839

本編1期よりもサービス的な内容で、楽しかったです♪
第1話… {netabare}プール回{/netabare}
第2話… {netabare}ラブレター騒動!?{/netabare}
※↑大したネタバレではないと思いますが念のため。


美術的という意味では本編よりも若干劣る気がしましたが、
こちらのほうが笑えるエピソードでした^^

声優、音楽、キャラは1期と全く同じなので
そちらを参照いただければ幸いです。


「ひだまりスケッチ」シリーズ自体を未視聴の方は、雰囲気を掴むために
本編視聴前の「お試し」としてこちらから先に視聴するのも良いと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本編第1期の延長。

『ひだまりスケッチ 特別編』は特別編と言っても、原作の内容に沿った本編と同じような流れ出展開される2話分のお話です。本編と違う事といえば、OPの若干の変化。


この特別編は基本ほのぼのとしていますが、本編よりも笑えました。(私の体調も関係していたかもしれませんが...) 特に校長と吉野屋先生のやり取りや、宮子がヒロを怒らせて…の流れは何度観ても飽きません。また、その笑いの元は内容そのものやシャフトの独特の演出が良かったのかもしれませんが、やはり声優の力量も大きかったとも感じた特別編でした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6

64.1 20 女子高生アニメランキング20位
イケてる2人(OVA)

1999年2月1日
★★★★☆ 3.5 (44)
297人が棚に入れました
主人公佐次京介は小泉明にゾッコンな高校生。かつては高嶺の花だった小泉明と初体験同士で結ばれ、その後はカップルになったはずだが、小泉は未だに邪険にしたまま。そんな二人の周囲を囲む、恋愛と友情の物語。

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

時代を反映した援交から始まるラブコメ。パンチラの挙句、スカートの下からパオーwww

1999年放送のテレビアニメ TBSのバラエティ番組「ワンダフル」内でのショートアニメ 16話

原作 佐野タカシ 監督 山口武志 脚本 我妻正義 鴨義信 キャラデザ 大木良一
制作 J.C.STAFF 

1997年より「ヤングキング」に連載されたラブコメ作品のアニメ化。
少年画報社と言えば80年代までは硬派のマンガ専門だったと思いますが、
大きく転換するきっかけとなった「パンチラコミック」です。
少年キングの後継誌であるヤングキングはwikiによると、
イケてる2人を筆頭としたラブコメと少年キング以来のヤンキーものに二極化され、
2011年にはヤンキー系以外は「ヤングキングアワーズ」「月間ヤングキング」に移管されたそうです。

この「イケてる2人」ってなんと2010年まで連載されてたんですよ。
と言うことは、最人気作が終わったことでキングの方向性に変化が出たと考えられます。

全33巻のパンチラコミックっていうのは記録ものだと思います。
たぶん5冊くらい持ってたような記憶がwww

佐次京介 CV渋谷茂 高校生男子 結構男気があるスケベな主人公
小泉明 CV荒木香恵 ヒロインだが元援交女子 不思議な性格だが後のツンデレと一致

本当はお嬢様の小泉明がテレクラで中年男性と話しているところを佐次に見つかると言う、
当時の時代性を反映した過激なラブコメ。
二人は即深い仲(マジ)になるが、小泉は処女だった。

佐次には甘糟真希と蟻賀瀬涼子という(佐次から見て)ラッキースケベ女子が居て、
小泉もやきもきしてるが、ツンな気性のため素直になれない。
ここまではありがちですが、

主人公に恋する女装パンチラ少年の登場が当時としては衝撃でした。

桜井兼人 CV後藤邑子さまのデビュー作です
佐次に恋してしまい、佐次のためだけに女装すると言う本格派男の娘でした。

33巻中アニメ化されたのは最初の数巻分だけで10年まで続いたと言うことで、
何かのきっかけがあれば本格的なリメイクの可能性もあるかと思います。

アニメ版はショートと言うことでエロもラブコメも不完全燃焼ですが、
ところどころ描ききった部分もあって楽しい作品です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 23

CC さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

負けたらコ・ロ・ス♡

 ヤングキングに連載され、TBS系列のワンダフル枠で放送された5分程度のラブコメディ。全16話です。制作会社はJ.C.STAFF

 ツンデレのヒロインの「小泉」と馬鹿でエロい主人公「佐次」の恋愛模様を描いている。一話目で肉体関係を持ってしまっている為、少し複雑に物事は進んでいく。肉体関係はあったものの、「小泉」は心を閉ざしており、「佐次」のデリカシーのない行動や言動によって「小泉」の心が乱されていく様は可愛いらしく思える。典型的なラブコメを描いているが、テンポが早いので飽きる事なく視聴できた作品です。

 恋愛模様には少し時代を感じるものがありました。当時は高校生が携帯ではなくポケベルを所持していた時代。今から数えると15年ほど前の舞台背景になると思います。恋人と連絡取り合うのに、家に電話して親にバレたりなんて事が良くあった頃ではないでしょうか。ポケベルのバイヴレーションに敏感に感じる「小泉」は、あざとかったです。

 ゴットゥーザ様がゲイ役でデビューした作品でもあるので興味ある方は見てみては?

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6

しまかぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

現代を舞台にしたりしてでも再アニメ化希望!!

佐野タカシ先生の1997年から2010年まで連載された漫画『イケてる2人』のアニメ版ですね。

1999年にワンダフルの枠内で放送されたので5分枠16話、ほとんどが原作初期1巻〜3巻内のエピソードになっています。
原作にあるような過激なエロ表現も、少し荒削りながらできるだけ再現できているので、原作を読んでみようかなと言う人に良いと思います。

さすがに作画らは15年前の90年代な感じで古く感じますが、キャラクター達の特にヒロインであるツンデレ美少女小泉明の可愛さは今でも十分魅力的に伝わってきました。

その後、原作も10年以上続き愛着もあるので、なにより小泉明が大好きなので『イケてる2人』の再アニメ化を熱望します!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

計測不能 21 女子高生アニメランキング21位
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(Webアニメ)

2024年12月4日
★★★★☆ 3.5 (6)
9人が棚に入れました
小山門出と“おんたん”こと中川凰蘭のセカイの終わりの青春譚!3年前の8月31日、突如宇宙から出現し東京上空に浮かぶ巨大な〈母艦〉。非日常が日常に溶け込んでしまったある夜、仲良しクラスメイトに悲劇が起こる―。

ひっく さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

災害と日常

2011年、そして2020年を経たからこそ分かる作品の説得力。東京上空に巨大な母艦が出現したが、その時点では決定的な国家の破滅などは起こらず、靄がかかったかのようなボンヤリとしたパニック下で日本社会は日常を過ごしていき、少女達は青春を過ごしていく。

劇的に変わった環境と、それでもなんとなく継続する普通の暮らし。この2つが並走する状態というのは、2010年までの日本人であれば違和感のあるSFとしか感じられなかっただろうけれど、今の人間は分かる。「この感じ、リアル」と。その不穏な日常の中で事態は少しずつ進行していき、やがて取り返しのつかない所に至ってしまう所にも妙なリアリティを感じて面白さの高揚感が膨らんでいく。

捉え方によって良いとも悪いとも言える終わり方やシステムを提示し、視聴者に委ね考えさせる所がまことにサブカルチャー然としている。全18話の過不足ない尺の長さで、個についても社会についても様々な思索を誘発してくれる良い作品だった。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

70.7 22 女子高生アニメランキング22位
ゆゆ式 困らせたり、困らされたり(OVA)

2017年2月22日
★★★★☆ 3.8 (84)
427人が棚に入れました
ノーイベント・グッドライフ!あの情報処理部が帰ってくる!
『まんがタイムきらら』の人気作「ゆゆ式」の新作エピソードがOVAでリリース決定!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「しゅぽーん…」←この作品の特徴を良く捉えた台詞だと思います。

この作品は、ゆゆ式1期の続編に位置するOVAです。
物語が3人の女子高校生の日常を中心に描いているので、この作品から視聴しても問題無いと思いますが、キャラの説明などは何一つ入らず物語が始まった途端、この作品の世界にどっぷり浸かっていく感じなので、作品をより堪能したい方は1期からの視聴をお勧めします。

このOVAのタイトルは「困らせたり、困らされたり」…という事で、主要登場人物である野々原ゆずこ(CV:大久保瑠美さん)、日向縁(CV:種田梨沙さん)、櫟井唯(CV:津田美波さん)の3人が学校の休み時間を過ごす過程で発生した展開なのですが、この作品の持つ「ほんわか感」も相まって、タイトルの意味を額面通りに受け取ってはいけない作品…だと思いました。

何故なら、困らせようとする言動の一つ一つを見ると、正直殆ど困らないモノばかり…
多少のウザさは感じるモノもありますが、普通に考えて許容範囲の内容ばかりなんです。
それでも、このタイトルが採用されたのは3人が3人ともお互いの事が大好きで、一緒にいる時間をとても大切にしているから…そして普段の当たり前の一つ一つを決して忘れない思い出に昇華させようとしているから…こんな風に感じました。

会話の展開としては、まずゆずこがボケて、縁がそのボケに乗っかり唯が突っ込む…この三角形が見事な調和を醸し出しています。

ゆずこのボケ…ハッキリ言って中々凄いと思います。何故なら「火の無いところに煙は立たぬ」というコトワザがありますが、ゆずこは火の無いところに煙を立たせるに止まらず、消火用の水まで用意するレベルなんですから…
ゆずこの頭脳明晰な一面を垣間見れる点だと思います。
そして大切な思い出に…と思って行動するのはゆずこも縁も一緒です。

それでは、唯が二人とベクトルが異なっているか…というと決してそんな事はありません。
唯が突っ込み役に徹しているのは、恥ずかしがり屋の性格も手伝って二の足を踏んでいるからだと思いますが基本的に一般人だから…
頭脳明晰なゆずこのボケのタイミングとテンポの速さは抜群なので、そのボケに乗れなくても全然おかしくありません。
でも唯の良いところは、目の前の出来事を自分なりの解釈を加えて反芻するところ…

唯が反芻するのもきっと彼女の性格のせい…
だから自分がボケるタイミングは、きっとこれまで数多く失ってきたんだと思います。
口には出さなくても唯なりの胸への落とし方…つまり彼女なりの昇華方法があるのが第3者の視点で見ると良く分かります。

この作品を視聴したのは2013年の春なので今から約4年前…当時は感動系の作品ばかり視聴していて、日常系の作品はあまり馴染みがありませんでした。
でも色んな日常系の作品を経て改めてこの作品を見ると、このゆったり感に堪らない心地良さを感じます。
本レビュータイトルの「しゅぽーん…」を含め、食いつきたい点のある方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「きらめきっ!の日」
エンディングテーマ「青空のつくりかた」
どちらも主要登場人物3人で構成している「情報処理部」が歌っています。

30分1話のOVAでしたが、彼女達の「らしさ」が30分に凝縮された作品だったと思います。
この作品で気になったのが…種田さんの動向です。
病気療養に伴う代役にこの作品が入っていなかったこと…
2016年の11月に上映された「きんモザ」の様に休止前に収録が完了している訳でも無さそうですし…
これはいよいよ種田さん復活の兆しと考えても…などと一人で勝手に盛り上がっています。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

OVAでも変わらない3人のゆゆ式!

大抵はOVAとなると地上波では出来ない表現をしたり際どい事をやったりするのが多いですが、この『ゆゆ式OVA』は良い意味でそのままの『ゆゆ式』でした。とても満足です(^^)!

哲学も雑学も捉え方次第で面白い話題や遊びに変わる。それをとても楽しそうにゆい・ゆずこ・ゆかりの3人は表現してくれる。観ててクスッとさせてもらい、ほっこりともさせてもらえました。
ま、哲学も雑学も関係なしのネタでも盛り上がってましたけど(笑)

もし2期があるとしたらOVAで2年生の10月の話をやってしまったからどうなるのかな?もしあるとしたらOVAの話の前後もやってほしいですね。それくらい良い出来上がりでした。日常系がお好きな方はオススメです!
相川さん、岡野さん、長谷川さんの3人がどうやって仲良くなったのかも分かりますよ♪

しかし『シュポーン』も気になりましたが、個人的にはゆかりの発言がお気に入りです。笑わせてもらいました!

ゆかり『しねーのか!』

この前後が気になる方はOVAで!(笑)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今日も元気な「唯ちゃん困らし」に、癒される♪

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ゆゆ式は、今日も元気に通常運転です♪ ゆゆ式好きなら外れないし、嫌いなら当たらないっすね。作画とかテンポもまんまで、嬉しかったな~。


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一番笑ったネタ→「誰だ! 敵か? それともパン派か!?」「どんな二択だよ!」

流石というか、感心したツッコミは→「愛してるから困らせるんだよ~」に対して「DVの人か」。「一度で良いから~」に対して「悪い男か!」

あんなバカな感じに見せといて、帰ってすぐ勉強している ゆず子の、微妙に歪んだ感じがたまらなく好きです。

何気に、あいちゃん&岡ちー&ふみおちゃん、のトリオ好きなんだな~♪
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

60.0 23 女子高生アニメランキング23位
よつのは(OVA)

2008年2月29日
★★★★☆ 3.5 (65)
359人が棚に入れました
家族同然に育った幼なじみたちが離ればなれになってから3年が過ぎた夏の日。今は廃園となって荒れ果てたその学園で彼らは再会することに。
しかし、別れの日に埋めたタイムカプセルは何者かによって隠されていた。彼らはタイムカプセルを探し歩く。それはまるでかつての自分たちを探すように…。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

のんさん・・・可愛すぎでしょ(//∇//)

あにこれ初期に知り合った方のレビューを拝見させていただき、今回の視聴に至りました^^

この物語は、幼馴染の4人が通っていた学校の廃校が決まった時に皆んなで埋めたタイムカプセル・・・その後、4人は様々な思いを抱えたままバラバラになってしまうのですが、3年後、その再び集まってタイムカプセルを開ける時に繰り広げられる・・・ひと時の物語です。

原作は18禁ゲームとの事ですが、このOVAはそれを微塵も感じさせるものではありません。
それどころか、タイムカプセルを通じてこれまで微かに残っていた昔の記憶に懐かしさを感じる事のできる作品だと思いました^^

小さい頃からずっと一緒だった・・・だからずっと一緒にいたい・・・
そのためなら頑張れる・・・
そして、幼馴染以上の想いはその気持ちを更に加速させます・・・
でも、それぞれの家族が様々な悩みを抱えていて・・・それが一緒じゃないから、子供の事情だけでは思いを成し遂げられない・・・
だから、久しぶりの再開が・・・一緒の時間が貴重で大事で・・・

そんな4人の時間はあっという間に過ぎていきます。
そして、タイムカプセルの中身にはとても大切なモノが入っていました・・・
OVA2話なのですがストーリーが2話なりに濃厚なので、懐かしさを感じながら感動できる作品でした。

この様な気持ちになれたのは、猫宮ののちゃんと天地祭ちゃんのお陰だと思います^^
大阪弁を喋るののちゃんの破壊力は半端無かったですね(//∇//)
でも、個人的には昔も今も変わらず、皆んなで過ごす時間のために骨身を削った祭ちゃんが好みでしたけれど・・・^^;

心地良い感動が得られて、見て良かったと思えた作品でした^^
OVA2話の作品なので、視聴を迷っている方には是非視聴する事をお薦めいたします♪

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

たまたま好きになった相手が・・ってやつ♪

望月学園に通っていた幼馴染4人組の物語。

廃園になるのをきっかけにタイムカプセル
を埋め、3年後の再会を約束する。

再会の日、タイムカプセルと思い出探しが
始まるり・・何とか4人は顔を合わせるが・・

皆の思い出には齟齬が有り・・色々な想い
にスレ違いや誤解がある・・

無事タイムカプセルが見つけられるか・・
そして本当の皆の想いは繋がるのか・・

3年前の記憶を辿る回想をしつつ展開する。

前後半約110分で簡潔で視やすい。

不器用で照れ屋。仲間思い。
結城 誠(田坂秀樹)

結城家の隣に住んでいた年下の確り者
祖母の住む大阪の北桜学園への編入
猫宮 のの(榊原ゆい)

誠の家に居候していた年上の甘えん坊
他県の商業系の学園に編入
柚姫 衣織(後藤邑子)

全国模試上位の優等生。人見知り。
地元の名門月華学園に編入する
天地 祭(後藤麻衣)

俺はロリコンじゃない!ってやつ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちょ、この声と喋りには・・・やられた

あにこれ(の一部)で評判だったので見てみました。
エロゲ原作ですが、エッチな描写はほとんどありません。
幼馴染が再会して、いろいろあって恋愛が進展するという、ほのぼの恋愛ストーリー。
まぁ、話自体はありふれたものです。


パッケージ絵から推察できるようにヒロインはロリキャラです。
見た目だけで、ちゃんと高校生ですけどw
それは事前にわかってたんで、どうということはなかったんですが・・・声と性格が反則でした。


関西弁、おっとりさん、家庭的。 とにかく喋りが愛らしい。


このヒロインキャラで日常系とかなら、軽く1クールはいけると思います。
いやー、いいものを発掘させていただきました。


関西弁萌えの方、是非一度ご視聴をオススメします。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

68.3 24 女子高生アニメランキング24位
響け!ユーフォニアム 番外編 かけだすモナカ(OVA)

2015年12月16日
★★★★☆ 4.0 (214)
1200人が棚に入れました
TVアニメ『響け!ユーフォニアム』Blu-ray&DVD第7巻に収録される番外編。
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

只今、青春真っ最中(モナカ)♬

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚

『響け!ユーフォニアム』Blu-ray&DVD第7巻収録
番外編「かけだすモナカ」

春の劇場版公開、そして2期の放送が待ち遠しくて仕方ない
私にとっては今年最後の素敵なプレゼントになりました。

コンクール前のオーディションで落選した10人の部員達。
TVアニメ版ではコンクールに出場する部員達をバックアッ
プ。
コンクール当日の出陣式ではサプライズ「モナカ御守り」
(マカロンに見えましたけど…)を皆んなにプレゼント。

そんなチーム「モナカ」のもう1つのストーリー。

今回コンクールに出場出来なくても腐る事なく自分達も
いつかはあの舞台に立つ事を信じ、頑張ろうと決意。
爽やかで明るいチームワークがとても素敵です。

そして今回のメインヒロインは当作品のサムネにも登場
してますが、久美子でも麗奈でも無くなんと!

「葉月ちゃん」

葉月ちゃんの明るくキラキラと輝く元気一杯なイメージが
背景を含む作画自体にも反映されているみたい。
私的に全体を通してちょっと暗めだったと感じたTVアニメ
版とは対照的な感じで凄く印象的でした。

秀一との関係、久美子との関係。
TVでは見れなかった葉月ちゃんの心情描写が細かく描かれ
ていて痛いくらい気持ちが伝わってきます。

一言で言うならばTVアニメ版では
「Oh, My Kumiko!」
だった気持ちが
「Oh, My Hazuki!」
になっちゃうくらい葉月ちゃんが愛おしく感じれる作品。
そんな感じです。

そしてそしてポニテ先輩こと夏紀先輩ファンの方々。
お待たせしました。
是非見て欲しいです!
めちゃくちゃカッコイイですから‼︎
TVアニメ版でもお話が進むにつれてその好感度の上昇率が
ハンパなかったですけれど、この作品で確信に変わります。
間違いないです!

この作品を見てからもう一度TVアニメ最終話を視聴すると
また一味違う北宇治高吹部のコンクールの姿が見てきます。
ユーフォを好きな方でBlu-ray&DVDを全巻揃えるまでは
いかないけれどやはりメインであるコンクールの裏側で
起きていたドラマを知りたいって方には是非オススメです。
最終話と番外編の収録されているこの第7巻だけ購入しても
良いくらいの質の高い素晴らしい作品になっていると思います。

あっ、そうそうネットでもちょっと話題になっていた
TVアニメ最終話で久美子のタイに付いていた白い物の謎。
作画ミスなのかなんなのか色んな噂になっていましたね。
ここで明らかなになります。
こういう伏線の張り方をする京アニさん、やっぱり尋常で
はないですね。
このリアル以上にリアルな描写や細やかさが他の追随を
許さない京アニたるものの所以なのでしょうか。

そして今回もお約束の「脚芸」も健在です。
カメラアングル、動きの描写がいつにも増して素敵。
そして指先の細やかな動きまで本当に丁寧。

番外編という扱いではなくユーフォ14話と言っても過言
ではないくらいの繊細な仕上がりは流石と言うしかない
です。

京都アニメーションが贈る全く手抜きのない「番外編」
是非、青春の煌めきを感じて下さい。

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚♫


【mio's café】
視聴済みの方だけ見てね♪
ネタバレだから(*^^*)
{netabare}

冒頭から始まる滝先生の言葉。
優しい口調で落選した10人を諭す様に

「今あなた達の心の中にある悔しさ悲しさを、コンクール
メンバー達は持つことが出来ません。」
「それだけあなた達は既に強くなったと言えます。」
「この経験をあなた達は宝物にして下さい。そして飛躍し
ていって欲しいと思います。」

滝先生の言葉を聞く1人1人の表情を捉えるカメラワークが
凄くいいです。
そして10人の元気な返事。
「はいっ!」
もうなんだか最初から滝先生の言葉にそしてチーム「モナ
カ」の清々しさに嬉しくて胸が熱くなっちゃいました。

負けた者だけが得る事の出来る悔しさ悲しさ。
そしてそこから生まれる大きな飛躍。
私の中では本編第1話での麗奈の大粒の涙がリンクしまし
た。
櫻井孝宏さんの優しい声も相変わらず素敵です。

チーム名を決めるシーンでの会話が1年生が多いという事も
あってが凄く可愛かった。
ちょっと私の頭の中でガルパンの「うさぎさんチーム」と
ダブっちゃったかも。
1人1人の表情も凄く可愛い。
今回もモブ的キャラまで全く手抜きはないですね。
京アニしてます。

まぁ兎にも角にも今回の主役葉月ちゃん。
その表情、動き、声、本当に素敵でした。
秀一とチューバを運ぶシーン、緑輝ちゃんとの会話のシーン
の切なさはもう何と言っていいのかわからないくらい心に
響きました。
葉月ちゃんが明るくてポジティブなキャラだからこそ、
一粒の流れ落ちる涙が何倍もの感情を伝えてくれます。
それにしても葉月ちゃんと緑輝ちゃんのコンビはいつ見て
も良いですね。

ダメダメナックル先輩の忘れたマレットを走って学校に
取りに帰るシーン。
木漏れ日の中を走る作画凄いです。
TVアニメ版の12話での久美子が泣きながら走るシーンを
思い出します。
走る事の意味。

「青春=全力で駆け抜ける」

改めてこの事がこの作品で伝えたいテーマの1つなんだなぁ
って思いました。

そしてそしてお待たせしましたポニテ先輩こと夏紀先輩。
ここでも最強です!男前すぎます!
高校2年ながらあの人生を悟った様な貫禄は何なのでしょ
うか?

特に夕暮れの橋の上での葉月を抱擁するシーン。
「なんかわからないけど、お前が愛おしくなった。」
抱きしめたまま後頭部を撫でながら
「よしよし。」
ですよ!

もうダメです。あんなことされたら…
力抜けちゃいますよね…
TVアニメ版でもそうでしたが夏紀先輩の男前っぷりには
同じ女性でもなんだかときめいちゃいます!もう。

コンクール舞台裏で葉月ちゃんの肩をそっと抱きよせる
夏紀先輩の優しさ。
この番外編を見る事でより一層伝わります。

私的にTVアニメ版の中でも印象に残っている出演待機中の
秀一と久美子のグータッチ。
なんと葉月ちゃん見ていたんですね。
思わず「うわっ」って声が出ちゃいました。
でもその後の葉月ちゃんの優しくて穏やかな表情を見て
安心。
本編とリンクするとても素敵な演出だったと思います。

葉月ちゃんCVの朝井彩加さん、夏紀先輩CVの藤村 鼓乃美
さん。
凄く良かったですね。今回の私の中でのMVPです。
そしてちょっとしか出番は無かったけれど久美子CVの
黒沢ともよさん。
あの上ずったような挙動不審な声。もう久美子の声はこれ
しか無いみたいな貫禄さえ感じました。
やっぱりあの存在感は凄いです。

この作品を視聴してやっぱり春の劇場版、2期まで待て無い
気持ちを抑えられずに、原作1巻から3巻まで買っちゃいま
した。
お正月休みの間に読んでみようかな。楽しみです。


{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 58
ネタバレ

P_CUP さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

映画を1本観たような満足感

今回、葉月視点から、オーディション後~コンクール当日までが描かれているのですが、
見事に本編とリンクしていて、番外編を見たあとは、本編をもう一度見返すことをオススメします。

【演出家・小川太一】
{netabare}
今回の絵コンテ・演出は小川太一さんですね。
まだ若手の演出家ということですが、これまでも氷菓19話や境界6話、たまこ3話などで良い仕事をされています。
カットの繋ぎ方がリズミカルで、横構図→横構図とシンプルな構図を続けた後には、
短く斜め構図を挟むなどして、画面を退屈させない工夫してるのですが、
それを実にサラッとやっていて、如何にも「工夫してまっせ!」とアピってくるような煩さがない。
なので、意識しないうちに、いつの間にか画面に引き込まれれてるような感覚がありますね。

演出も巧みです。秀一とチューバを運びながら階段を降りるシーンを例に挙げますが、
最初、葉月は背にチューバのハードケースを背負っています。
そこに秀一が後ろからケースを持ち、立ち上がって、お互いに正面から向き合います。
そのまま階段とは平行の状態で、それぞれ前を見ながら降りて行きます。視線は合わせません。
重いものを持って階段を降りてるのですから、相手の顔を見てたら足元が危ないわけで、
2人は、ごく当たり前の動きをしているに過ぎません。しかし、当たり前の動きをさせつつも、
「気まずくて顔を合わせられない」「いずれ向き合わないといけない」「けど、まだ真正面からは向き合えない」という、
葉月と秀一の心の揺れを、チューバケースの上にカメラを置いたかのような画作りで、
2人の表情を丁寧に追うことによって描写・表現しており、実に上手いですね。
{/netabare}

【チューバは支えるもの】(※原作バレあり)
{netabare}
秀一に振られた後、葉月は「久美子との恋を応援する」と約束します。
そして今回、失恋の辛さを乗り越え(緑輝の扇動にも乗らずw)その約束を果たします。
この公約、原作では果たされないんですよ。葉月は2人のために特に何かするわけじゃありません。

また、サポートメンバー「チームもなか」としても彼女は頑張り、コンクールメンバーを支えます。
マレットを取りに戻るため、学校への道のりを必死で走る葉月の姿からは、
自分以外の誰かを目立たぬところで「支える者」としての自覚と誇り、そして喜びが垣間見えます。
この辺り、原作葉月とアニメ葉月の描かれ方の大きな違いだと思います。
(まあ原作だとオーディション落ちはB編成としてコンクールに出場しているため、サポートメンバーじゃありませんが)

この「支える者」としての自覚や誇り、そして喜びですが、ほぼアニオリだった6話がじんわり効いてます。
あのとき後藤先輩はチューバ吹きの哲学を何と語ったか?思い出してみてください。
「チューバの良いところは、良いところが無いところだ。
 良いところなんか無いのに一生懸命頑張る。ひたすら頑張る。
 それが良いんだ。その気持ちが分れば、お前も立派なチューバ吹きだ」
あの時はただのギャグだと思ってましたが、今回の葉月の行動は、この哲学を体現してます。
秀一を応援しても久美子との仲を接近させるだけ。コンクールメンバーのために頑張っても晴舞台に立てるわけじゃない。
葉月自身にとっては何も得なんかない。それでも頑張る。それが良いんだ、と。

{/netabare}

【ラストシーンについて】
{netabare}
この番外編、ラストは「はじまる」という葉月のつぶやきに続いて、大きく息を吸うところで閉じられます。
このシーンも13話Aパートラストの久美子との対比になっていたりもするのですが、
それはさておき、「はじまる」という葉月の言葉、いったい何が「はじまる」のでしょうか?
自分の仕込んだメッセージが功を奏して、秀一と久美子が一歩接近したところを見届けたことで、
葉月は秀一への想いに区切りをつけたのではないかと思います。(葉月は笑顔でしたしね)
そこを考えに入れると、この「はじまる」は、単に「コンクールメンバーの演奏がはじまる」という意味ではなく、
葉月にとって「新しい何か」が、今から「はじまる」んだという意味を持たせてるのではないかと思います。
だからこそ、彼女は、まるで今から演奏を始めるかのように、大きく息を吸うのです。

{/netabare}

完全アニオリだった番外編ですが、わずか30分足らずのエピソードなのに、
まるで映画を1本観たかのような、ズッシリとした満足感がありました。
ユーフォ本編のレビューで、主筋以外の部分にもちゃんと物語があるなどと書きましたが
やはり、この作品、誰を主人公に持って来ても成り立つだけの奥行きがあると、改めて思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

加藤葉月と夏紀先輩が3倍好きになる良エピソード

まだ観ていない人は、絶対に観た方が良いです。映像、ストーリー共に本編に劣らない、いや、部分部分では本編以上とも思えるシーンもあります。オススメです!

~以下、視聴済みの方用のネタバレ~
{netabare}
オーディションにより、コンクールメンバー外となってしまった、加藤葉月、中川夏紀ら11人の物語。

「まずは名前を決める」ということで会議をした結果、落選した2年生3人(森田しのぶ・中川夏紀・加部友恵)の頭文字をつなげ、「チームもなか」とすることに(この際、色んな案が出てボツになりましたが、個人的には「二番出汁」が好きでしたw)。

チームもなか の活躍は本編でも「御守り作成」という形で語られていましたが、それ以外にもこんなことをしていたんだな~と、感動しました。

例えば、森田しのぶ(サックスパート。北宇治の女子の中では1番?大柄=ぽっちゃり)が、話し合いから当日の仕切りまでをそつなくこなす様子なんか、「モブだったけど、レギュラーじゃないけど、ちゃんと頼りになる先輩だ」ということが伝わり、かなり印象が良いです。

みんな落選したので、当然落ち込んではいるのですが、あくまで前向きなキャラクター達を応援したくなります。悲壮感のなさは、「チームもなか」に3年生が1人もいなかった(3年生は全員合格)ってことも大きかったかも。まあ、3年生がいて、近畿大会にメンバー入りするってのも胸熱ですが、話が重くなると、葉月と塚本との切ない恋模様を描けなくなるから、これで正解ですね♪

……そう! この話のメインはあくまで「加藤葉月の恋(失恋)」なのです!

例えば、「チームもなか」の練習のため、(クソ重い)チューバを背負い、階段の踊り場でしゃがみこむ葉月。そこに下から上がってくる塚本。目が合う二人。塚本は気まずくて目を逸らすのだけれど、目線の先にはしゃがみこんだ葉月の、少し開いた脚が(あくまで膝頭だけしか見えてませんw)。スッと自然に膝を閉じる葉月。……なんじゃそのさりげないラブコメの波動は! しかも、結局チューバを二人で持つのですが、指と指が触れ合い、すぐに離す二人w

他にも、こんなシーンが。

チームもなか みんなで御守りを作るんだけど、塚本のものをサッと隠して持ち去る葉月。その帰り道、夏紀先輩に「あれ、誰のなの(ニヤニヤ)?」と問い詰められるが、「いや~」と誤魔化す葉月。すると、遠くの方からトロンボーンの音色が。思わず振り返る葉月。しかし、すぐに重なるようにユーフォニアムの音色が。ハッとする葉月は、何事もなかったように(自然風な表情で)、「多分、久美子です」と答えます。すると、いきなり夏紀先輩が葉月を抱きしめます。慌てる葉月。

葉「え? 何です!? 急に!」
夏「なんか分からないけど、お前が愛しくなった」
葉「あ、暑いですよぅ」
夏「よしよし(葉月の頭を優しく撫でる)。まっ、後悔しないようにってことだけかな、私に言えるのは」
葉「先輩! 私やっぱり、低音で良かったです♪」

……なんだ、この良いシーンは! 本編含めても1、2番に好きかも。この間、一言も「塚本」と言わず、仕草や表情だけで見せていくのが、「アニメ」って感じで良かったです!

これ以外にも、とにかく葉月の魅力的なシーンや台詞、エピソードが盛りだくさん(緑とのやりとりや、コンクール当日の身支度、ナックル先輩のせいでの激走とか)。

夏紀先輩じゃないけど、とにかく葉月のことが愛しくなります♪

つか、これ観た視聴者は、塚本は久美子にフラれて葉月と付き合って欲しい……いや、塚本は久美子にフラれて、葉月に告白し、葉月にもスパッとフラれて欲しいと思うはず(笑)

この作品に強いて難点をあげるなら、ちゃんと「チームもなか」で1曲仕上げ、少しでも良いから演奏してほしかった、ということくらいかな。
{/netabare}

とにかく、葉月と夏紀の好感度がグングン上がり、塚本の好感度がガンガン下がる作品でした(笑)

総集編とかいいから、このエピソードとサファイアの家族ネタ(日常系)を軸にして、その他のモブ達の活躍を映画にしてほしかったくらいの、良作です!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 30

62.2 25 女子高生アニメランキング25位
東京喰種 トーキョーグール 【PINTO】(OVA)

2015年12月25日
★★★★☆ 3.6 (153)
975人が棚に入れました
カネキとリゼが出会う数年前――。"美食"を追い求める月山 習(ツキヤマ シュウ)は、捕食の瞬間を高校の同級生・掘(ほり)ちえに激写されてしまう。だが、ホ­リチエは"喰種"である月山を怖がることもなく、ただ最高の瞬間が撮れたことを喜ぶだ­けだった。ペースを崩された月山は、カメラ少女・ホリチエに興味を持ち接触するように­なるが、 なぜか"美食家"としての食指が動かない。そこで、ホリチエを「ディナー」に招待し、­彼女の本質を見極めようとするが…。

声優・キャラクター
宮野真守

葵ジュニRSS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

月山のイカれっぷりがそれほど堪能できず

相変わらずの月山のイカれっぷりと、それに動じず我が道を行く不思議っ子。ある意味月山よりもイカれてて、それに戸惑う月山が面白い。
つまらないわけではないが、もし1クールの中にあった話だとしたらハズレ回と言われても仕方ない感じ。同じOVAの『JACK』に比べると物足りない。
月山のイカれっぷりを堪能したかったので、それだとこのヒロインはちょっと違うかな。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

daruma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

堀ちえかわいかった

 月山と堀ちえの関係は以前から気になっていたのでそこの部分を描いてくれるのはありがたかったです。

 たいした内容ではなかったですけど原作の小説を読みたくなりました。ミス・イカルとか結局何者?って感じなのでその辺は原作読まないとわからないのかも

 あと堀ちえが小動物っぽくて可愛かったです。声優さんもそこら辺の演技がうまかった気がします。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

トレッッッヴィァアァーーーーーンッヌフッッ!

変態美食家 月山習の高校生時代の話

同級生の堀ちえに捕食の瞬間を激写される所から始まり、
月山とホリチエの奇妙な関係が描かれている。

相変わらず、月山は変わっているというか独自の世界観はブレてないなぁと。
TVアニメ2期よりも面白かった!

トレッッッヴィァアァーーーーーンッヌフッッ!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3
12
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