古代遺跡で天才なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの古代遺跡で天才な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年10月10日の時点で一番の古代遺跡で天才なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.9 1 古代遺跡で天才なアニメランキング1位
サクガン(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (202)
537人が棚に入れました
遠い未来。人類は岩盤に隔てられた「コロニー」で肩を寄せ合い生きていた。コロニーの外には危険な未開地帯「ラビリンス」が広がり、命を懸けて「ラビリンス」を開拓する者たちは、未開に印付ける者、すなわち「マーカー」と呼ばれた。 マーカーになりたい少女・メメンプー、マーカーをやめた男・ガガンバー。そんな凸凹な父娘が今、ラビリンスに挑む!

声優・キャラクター
天希かのん、東地宏樹、花澤香菜、豊永利行、緑川光、津田美波
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

「なぜ?」の嵐。原作は普通に完結してました。理由がわからない。

 本作はどうしてこうなったのか?があまりに気になって、エブリスタの小説版を読みました。

 比較的短い話なので、普通に1クールでアニメ化できる分量だと思うのですが、なぜ余計なものを入れて尻切れトンボにしたのかがものすごく不思議です。普通に展開していれば父娘ものとして、普通にいい話にできたと思うのですが。

 原作の舞台設定はOK。世界観も悪くありません。母の部分とメメンプーの見た夢の正体ははっきり言えばSFにはなっていません。設定倒れ、説明不足ですね。最後の方も実はこういう設定で…という伏線回収が甘いのでSF的なカタルシスは弱いです。

 ただ違う設定でもストーリーそのものは同じ展開でアニオリで作れたと思いますので、そこはアニメ制作陣が脚本を変えればいい話だと思います。ラビリンスの正体はちゃんと明示がありました。
 そしてアニメならではの、父娘の絆の映像を母を含めて作れて悪い話にはならないと思うのになぜ?という疑問がものすごいです。

 原作者は怒っていいのでは?というレベルでした。原作者も共犯で2期とか続編を考えたんでしょうか?うーん。わかりません。残念ながらそこまでの力がある作品ではないのはプロデューサーなら分かるでしょう?1期で丁寧につくれば、なかなかいい作品というレベルでした。

 モヤモヤしている人はWEBで82ページしかないので、すぐ読み終わります。「削岩ラビリンスマーカー」で検索すればエブリスタで読めるでしょう。アニメ制作陣が何を考えているのかますます理由がわからなくなると思います。

 アニメ版のストーリーは2→1.5に落とします。視聴者をどう考えているのでしょうか?





1話 原爆による火星のテラフォーミング?

SF心を大いに刺激されました。ので、考察をやりたいと思います。全然外れていたらごめんなさいですが、こういう話は大好物です。

{netabare}  途中のC12H16O+H2S という化学式が気になりました。宝石のようなものが3Dスキャナーに入っている場所をネットワーク経由で特定されたというニュアンスでした。
 そのときこの化学式が表示されて、ディテールの後にアドレスのようなものがありました。つまり怪獣に狙われたのはこの宝石だということでしょうか。

 H2Sは硫化水素です。そしてEDのテロップに公益法人環境科学技術研究所とありました。
 ただ、C12H16Oは同じ式の分子が多すぎてなんのことだかわかりません(毒性がありそうなのが多かったです)。
 
 塔の周囲が花畑になって一面の星空…なのでしょうか。流星が絶え間なくふっているなら地球の近くで天体が破壊して、その残骸が流星になっている?硫化水素は彗星の成分ですから、多分彗星?で、硫化水素が地表を覆った?その影響で地上に出られないというという感じ?(ただ、一般的には彗星の尾の毒性ぐらいでは生命に影響はないそうですが…)
 それを浄化する秘密をUROROPは知っている?
 UROROPは文字になんか秘密がありそうですが、それはいずれ。敵か味方かわかりません。

 作画はいいですね。父娘ものですが、作品の雰囲気から父はいずれ…という感じがしますね。
 設定はディストピアの定番ですので類似例の考察は後にします。

 そうそう怪獣に対してケーブルを狙えと言ってました。つまり、あれは人工物のロボット?

追記 いろいろチェックポイント
 公益財団法人 環境科学技術研究所は六ケ所村にある放射能の環境汚染の研究施設でした。という事は彗星ではなく原発事故?それでも筋は通りそうですね。(ただ、こういう考察はつまらないですね)

 uroropは女性で地図を作った人とのことでしたが…母?(追記 セリフからいってないですね)
 コロニー内の塔はなに?
 写真の中央の塔ですよね。地球でない可能性も…うーん。でもメメンプーが見ていたPCの写真だと滝とか鍾乳洞らしきところとか地球の地形なんですよね。
 ただ、何を掘っているかです。光ってました。エネルギー源…でしょうか。地球ではあまり思いつく物質はないと思いますが…。


再追記
 そういえば、思い出しました。火星のテラフォーミングで原子爆弾を爆発させるというのがありました。
 植物しかない地表と合わせて考えると火星の極の氷に核爆弾を投下して、水と二酸化炭素を広げて植物を使って酸素を作っている?これが一番面白そうな設定だし、写真との整合性もありそうですね。あとは流星ですが巻き上げられた土砂が流星になるものでしょうか。
 たしか鍾乳石が火星にあるかも、という話があったので、これの気がします。
 また、それにしては地表が澄み切っていました。後は次週にしましょう。


再々追記 完全に妄想ですが、次週と言いましたが、ちょっと思いつきました。

 火星の原爆によるテラフォーミング(ちなみにイーロンマスクで話題になりました)だけだと空気の量とか温室効果とか不十分だという説もありますので、だから写真の空は夜空ではなく、空気が薄くてレイリー散乱(アルドノアゼロ参照)がおきず青くないのでしょう。

 地球は環境悪化で住めなくなっていて移住してきた。そして、テラフォーミングまで地中社会を形成するために作ったロボットを投入した。ただ、制御するAIが人類が地表に出るとまた環境破壊を起こすので地面を掘るロボットで、人類が外に出ないよう分断している、あるいは地表に出るための最後のキーを握らせないようにしている。
(ここはグレンラガンや過去のAIものを連想した結果の完全な妄想です)

 写真の塔が装置、そして掘っている物質がエネルギーになっているのでは?
 その秘密が記載してあるのがあの宝石のような地図…に見せかけたなにかのキーで、C12H16O+H2Sという数式が関係している?…いや、考察というより妄想ですね。これくらいにします。{/netabare}

2話 面白すぎます。いくらでも語れそうです。

{netabare} オープニング映像でについてです。ラビリンス内と思われるところで鳥が飛んでいました。また、先週の映像でドームが壊れても気圧差があるような感じはないので、ラビリンスとドームとで環境に違いはあまりないのでしょう。また、ちょっと仮面をつけた敵の組織的な人物もいました。1話目のラジオの放送でテロリストといっていたので、AIではなくて思想集団が敵なのかもしれません。いややっぱり怪獣の正体がわかっていないなら、人類以上のオーバーテクノロジーが相手でないとおかしいですね。

 外にでた映像で、2人が外に出て塔の下にいたのがちょっと気になります。風も吹いていました。そういう映像は本作のどこかには出てくるのでしょう。イメージ映像?

 あとエンディングで出てきた白と青緑のボーダーのヒツジみたいな生物がすごくきになるんですが、なんなんでしょうか。

 本編です。怪獣は人工物でほぼあってる感じですね。ただし、2体目の怪獣についての出現の仕方はどこかに隠してあった感じですね。ケーブルの設定からいって、人類が開拓した場所ではないといけない感じでしょうか。

 ただしです。街やロボット、ゲートを制御している事務所みたいなところの感じと、ドームとか中央の塔のテクノロジーの感じにギャップがありますので、相当時間が経過して怪獣の来歴とか当初の人類の本当の目的を忘れているという設定かと思いました。

 その割に人種の混血が進んでいないということが気になります。これはメタ的にいってポリコレにしただけなのか、中国向けのマーケティング的なサービスなのか、物語上の時間の経過なのか。そのあたりはちょっと読み取れませんでした。ただ、作品として明確に街並みをかき分けていました。
(追記 ここは4話を考えるとアジア系のドームということでしょう。ピンインという音も中国語的でした)

 人種と歴史に関して気になるポイントは言葉です。役所のドキュメントは英文でした。内容は普通に申請者は権利をすべて失うとか埋葬されないとか、親の同意とかそんな文章で秘密はなさそうです。ロボットのインターフェイスも英語ですよね。ただ、採掘現場の文字は日本語なんですよね(「火気厳禁」は簡体字では「禁止点火」なので多分ですが)。そして街の看板は中華街ぽい感じです。欧州風の街並みもありました。どういう歴史があるんでしょうか。

 人種とか言葉とか、ここは考察のワナで裏設定の気がするのでスルーが良さそうですが、どうも本作の細かい映像表現を見ると考えたくなります。

「夏の名残という」セリフがありました。四季があるの?
 首になにか当てて処理してましたね。インプラント社会ということでしょうね。
 ガガンバが昔マーカーだったのは、ロボットの存在から言って自明でしたね。
 ラビリンスにもパイプが通っていますので、ラビリンスは人工物でだから怪獣がケーブルからエネルギーを取れるということでしょう。自然物だとしても少なくとも人の手が入っていそうです。
 最後にでてきたバイクに乗った女性がUROROPなんでしょうか?ルーファスという固有名詞もでていますが…。
{/netabare}


3話 今週は進みませんでした。

{netabare}  あの薔薇のような鉱物はばら輝石、ロードナイトという鉱物でしょうか。マンガン鉱床にあるそうです。火星の地表にマンガンは有るらしいですので火星説が強化されたかなあと。

 地下トンネルについてはスペースX、イーロンマスクが地下トンネル構想というのを発表していましたし、それとは別に火星の地下には大量の水が流れていたという説もありますので、ここもOKです。

 ただ、火星の地表の重力は地球の40%のはずなんですよね。ちょっとそこが気になりますか。
 火星説にこだわってるわけではないんですけどね。

 ストーリーは、親子喧嘩回でした。マーカーは慎重なのか大胆なのかちょっとセリフに矛盾がありましたが、どっちでしょう。
 それにしてもあのボーダーのヒツジが気になります。ロボット?電気ヒツジといえば…アンドロイドの夢ですが…。{/netabare}


4話 まあ、そういう回なんでしょう。早くSFに戻して。

{netabare} ローマのコロッセオの遺跡があっておやっ地球だった?と思いましたが、水路と言えばヴェネチア、ピサの斜塔はフィレンツェの辺りです。やっぱり旧イタリアそのままではないですね。まあ、地下なはずですし。前のコロニーが中華系だとしたら、そんなに近いはずもないですし。

 イタリアは路面電車が発達してますし、ティラミスといい男女ばっかりのバーといい、敵がマフィアですし。まあ、イタリア系の移民が作ったということでしょう。地図の上のほうにアルプスウォールという記述がありましたし。
 前のコロニーでカップ麺ばっかり食ってたのは、中国系だからということでしょうか。それにしても食糧生産はどうなってるのか気になるところです。

 少なくとももし移民だとしたら、各国または民族が分かれて植民したという歴史は感じられました。

 で、やっぱり街の中に、青い塔がありますね。テクノロジーを理解しているのかどうかがポイントになりそうです。

 ザクレットゥはメメンプー親子をマークしてましたし、それで近づいたので裏があるのは明確ですね。飽きれて表に出る振りをしてましたが、サングラスをわざわざ置いていましたから、つながりを残す意図があったのでしょう。 {/netabare}


5話 SF設定は秀逸。エピソードが…。

{netabare} やはりテクノロジー的には先史がありましたね。これは映像で隠そうともしていなかったのでいいでしょう。ただ、現在の科学水準からしてもオーバーテクノロジーですね。

 地球の可能性が捨てきれなくなりましたが、やっぱり印象は火星なんですよね。
 重力問題も解決できるかもしれません。ARIAかAQUAのマンガ版でありましたが、火星の人工重力の話がありました(パイプの中を光速に近い速度で物体を移動させることで相対論的に質量が無限に大きくなるから重力が生まれる…だったと思います)。
 同じ仕組みかわかりませんが、技術水準をかなり未来においていいなら問題なさそうです。

 途中でてきた写真です。たとえばアンデスコロニーといえば、地球の南米を連想しますが塩湖がひっかかります。火星には大量の塩水が過去あった証拠があるらしいです。氷河も砂漠も当然火星にはありますので、やっぱり、地球と火星に共通な自然を見せてミスリードしている気がします。

 とまあ、設定は非常に興味深いのですが、いやそれで修理できんのかよ…という感じはあります。エピソードとしての作りが残念なのがなあ…。{/netabare}

6話まで リバタリアニズム批判?少し政治の話をしましょうか…回ですね。

{netabare} リバタリアニズムの行きつく先は自由でなくポピュリズムと保護主義だった、みたいなギャグ的状況がトランプ政権の正体だとすると、そういったアメリカの状況を揶揄していたのでしょう。SFには政治的な思想をデフォルメする役割もあるので、悪いとはいいません。
 ギャンブルというのも、資本主義の象徴なようなところもあるのでいいとします。労働奉仕も利息の話も、ひょっとしたら資本主義に引っかけていたのかもしれません。

 支配層はリバタリアニズムやリベラルを唱えながらも、裏では保守に走ります。自分が儲けるための市場=世界市場が欲しいので、グローバリズムや自由貿易、自由競争を推進します。一見進歩的に見えますが、自由という言葉を利用して市場を拡大します。一方で自分たちの利権の仕組み=産業構造を変えない=保守的になります。WASP(白人、アングロサクソン、プロテスタント)は壁や保護貿易に反対します。
 そういったアメリカの状況をよく表しているといえばあらわしていました。

 しかし、本作についていえば、解決しているようで全然解決していないですよね。スキャンダルで失脚させるだけなら、別の誰かが同じことをやるだけです。
 
 思想的に民主主義と社会福祉は諸刃です。自由が悪だという考え方もでてきます。民衆が一番望む政治が実現するのは、人格者が独裁者になることです。ですが、これは必ず腐敗します。ヤンウエンリーが語っていますので、興味がある人は銀河英雄伝で。

 語りだすときりがないのでこれくらいにしますが、孤児院の復活=正義で解決ですという程度の底の浅さだったら、しっかりディストピアロストテクノロジーもののSFをやって欲しいです。

 SFについては、ちょっとマンホールのふたに5542671というナンバリングがされていたのがきになりました。これはメメンプーの持っている地図と関係あるのでしょうか? {/netabare}


7話 感情の起伏で話を作らないでほしい。あと、今回はつまらないです。

{netabare} 作画の使いまわしとストーリーも繰り返し…お金と人手を節約しちゃいましたか?SF的な要素もほぼありません。トンネルの地形が目新しかったくらいですけど、ずっと同じですし。

 メメンプーの過去の出来事の暗示でしょうが…しかし面白くないとなあ…あの怪人みたいな奴の目、メメンプーの母、ガガンバ―の怪我は過去なんでしょうか。それくらいですか。今回は。

 なお、ガガンバ―の言い方がきつかったかもしれませんが、今回はメメンプーに非があるでしょう。それと感情の起伏で話を回し過ぎ。もうちょっと理屈で話を作って欲しいかなあ。
{/netabare}

8話 うーん…なんといいますか…要る?その話…見てられなくなりそう…

{netabare}  ザクレットゥの行動というか心理が不自然すぎです。ヒューマンドラマは駄目ですね。前回の余計な酔っ払いの話からたまたま寄ったのが故郷?
 で、ガガンバ―はあれで助かって…でラストに何があったかも明かされないし…。なんなんでしょう。ストーリーとしてはちょっと見てられなくなってきました。
 SF的な興味のみですね。ここのドームはスケール感が小さいなあくらいですが、考察の集中力が無くなってきました。これだけ余計な話が続くと、SFの深さも期待がもてなくなりつつあります。{/netabare}

9話 もう少しの我慢だ、と言い聞かせて見ています。

{netabare} 気候が亜熱帯になるくらいの距離を移動していたということなんですかね。あとスコールがあるというのは、トンネル内の環境下における現象なのか外とも関係あるのか…天井から降り注ぐ光が自然光なのか太陽光なのか。

 で、ドーム内のあの塔についての何かがありました。次の子供…とは?エネルギー源で何かあるのでしょうか。今回もあまり面白くはないですが、次回は話の展開がありそうでした。

 まあ、もう少しの我慢です。最後数話だと思います。是非SF的な展開をお願いします。{/netabare}

10話 いや説明じゃなくて物語でみせてよ…

{netabare} あれだけダラダラストーリ-停滞させて、世界観を一気に映画で説明するって…どうなっているんでしょう。テーマ性はストーリーで読み取るからアニメで見る意味があると思うのですが…
 環境問題またはシステム維持に関する哲学なのか思想なのかの議論がありました。これが語りたい事ならテーマとしては大いに結構なのです。だったら物語の出来事を通じて環境やシステムの設定や問題を見せるなど、物語の本筋そのものにしてほしいですね。6話から9話。何をやっていたんでしょう?

 そして父性あるいは父親の振舞い、親子愛の話もありますが、ガガンバ―が感情的すぎてちょっと辛いです。

 さて、そうは言っても展開し始めました。プリンセスという名の権威があって、エネルギー源の供給に関して暗躍している組織があった。そして、バランスの上に成り立ってる現人類社会の環境を組織を保守的に維持しようとしている。破綻が目の前に来ているのでしょう。人類の希望が最終回に明かされるのでしょう。それは結構楽しみです。

 虹の子って?遺伝子操作でもでてきますかね?そして、やっと怪獣が登場…と思ったら…それだけ?
 あと、羊っておもったよりもSF的な話に絡まない?

 で次回予告。スピードグラファーみたいの来ましたね。ここにきていきなりでてきたプリンセスです。伏線がないとんでも設定でケリをつけるのだけはご勘弁を。
{/netabare}

11話 映画が好きなんですね。SFか冒険譚か…なんなのでしょう?

{netabare}「ローマの休日」のノブレスオブリージュに「死ぬまでにしたい10のこと」を組み合わせた感じですね。歌ってるシーンは「フィフスエレメント」?まあ、映画好きな人が脚本を書いたのでしょう。
 当然なんらかの感動をねらったのでしょうが、いや11話でこれかよという感じです。話進んだの最後の1分だけだし。

 テーマとしては義務からの解放と責任なんでしょうけど、違和感があるのはローマの休日は王女という身分に縛られていましたが、こちらは「歌姫」というクリエータ、表現者という才能に縛られているわけです。ここが、イヤイヤやっている表現者って?と思いました。

 超1流の歌姫なのに努力抜きでここまで来たということ?やっぱり歌が好きじゃないと無理だと思います。たった1日だけ息抜きに抜け出したい、歌は大好きだけど、大好きな自分を忘れてしまっていてそれを再発見する1日なら意味がわかります。

 上流階級で抑圧されていたという理由と絵のエピソードを入れてしまったので、ここが曖昧になってしまいました。筋が通っているようでテーマ性と人間の心理を無視していると思います。歌は大好きという部分をもっと入れるべきでした。

 それにしても…ひょっとして冒険譚だった?〇〇の国…って魔女の旅々みたいですけど。だとしたら中途半端過ぎますね。あと1、2話ですかね。最後まで付き合いますけど…最後にうれしいセンスオブワンダーを見せてもらいたいなあ。{/netabare}


12話 設定にはSF魂を感じたんですけど…なぜこうなった?

{netabare} 1話2話は良作の予感がしたんですけどね。続きって言われてもなあ…

{netabare}  親子のバディもの、メメンプーの出自やガガンバの過去に何かがあるという設定ですが、やり散らかしても厳しいですよね。親子の絆というテーマなんでしょうが、気合いだけなんですよね。無条件の愛情なんですけど脳筋すぎてストーリーが上滑りというか…

 因縁も内面も浅いので、少なくともヒューマンドラマには見えないですね。

 現在の地球の各国の価値観をデフォルメしたロードムービーという見方もちょっとできますが、コロニーの内情を描いたのは数話です。ディストピアというには絶望感も退廃感もないです。

 母を訪ねて?にして母がクローズアップされません。映像でそれらしき人はいましたが。

 虹の子って、遺伝子改変で新しい世界に対応できる新人類?ドームから外に出られるような体質になって地底ではなく地表で生きられる…ということなんでしょうか。そのためにコロニーの人たちが犠牲になる、みたいな。死人の役割はそれを阻止すること?

 とにかく、12話で余計な話が半分以上ありました。実はあまりに納得いかないのでさっきエブリスタで原作を読んだんですけど、アニメ版になって設定をかなり加えているようですね。そして、エピソードはある程度なぞっていますが、肝心の本筋がズレています。だったら、アニメの制作陣は責任とって欲しいです。本当にENDではないということで、いいんですよね?{/netabare}

 考察をしようと思って気合いをいれてスタートしただけに残念としか言いようがありません。ただ、1話2話の作り込み、設定を見る限りSF魂は感じたんですけどね。なぜ、こうなったんでしょうか。よくわかりませんでした。 {/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 30
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

大迷走作品

1~3話はそこそこでそこから急降下したアニメ

{netabare}
1話時点ではマーカーになって地下世界を旅するという目標が示され、そののち怪獣が登場しロボを使ってそれを打倒する...という感じで始まった本作。
当然その後もそのような話を期待するが、4話以降は全く別のアニメになるという謎作品だった。

この設定なら未開拓地をロボに乗って旅する話を期待するだろうに、なぜか人の住むコロニーをひたすら回っていくというキノの旅みたいな話に迷走していく。そうかと思えば今度はルパン三世みたいな話が始まったりととにかく滅茶苦茶。
そのせいで冒険している感が全くなく、ただの旅アニメかのようになってる。
こういうのやるなら地下世界設定もマーカー設定も全く持って必要ない、ただの旅人でいい。

その後もゲロを吐くだけの回とかクソつまらない回をたくさん挟んだ後、色んな仲間と合流し、また別のコロニーをめぐり...と全く期待してない話が次々と展開されて行く。
そして最終的には何もかも回収せずにすべてぶん投げて終わる(二期想定だろうけど)
ほんとに酷い作品だった。

キャラはガガンバとメメンプの親子(実際は違うらしいけど)の絆の話を3回ぐらい挟むというくどさ。もういいってってなる。
その割に他のキャラの扱いはかなり雑で全く印象に残らないという。
そんな状態で急にザグレットゥとガガンバの対立とかやられても全く共感できないし意味が分からない。
11話で、最終回に関係ない新キャラを出したのも正気か?って感じ。

怪獣も一話キリ全然出てこないって言うね。
ほんとに何がしたかったんだこの作品、作者のやりたいことを詰め込んだだけに感じる。

世界観の設定も雑でこんな世界なのに将棋とか日本の文化が存在したり、草木の名前が日本語だったり、カップヌードルがあったり、空気感作りもかなり雑

ノリも寒すぎる。ゲロ・薬草回はほんとに地獄。
下品な酔っ払いシーンとか吐くシーンがくっそ多かったけど作者はゲロフェチでも持ってるのか?

ほんとにいいところが一つもない作品でした。
2期いらないです。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
地下世界? 大人げない父だなw
何アニメなのか読めねえ。父死亡フラグ経ちすぎw
えぇ...この子が死んじゃうんか。
よくわからん、様子見

2話 ☆6
一話から立ち直りすぎじゃない?
ちょっとノリがきつい。サクガンって削岩かよw
戦術がしっかりとあるのが面白いな。

3話 ☆6
旅なのか。どうしてもこのノリが好きになれない。
上が崩れそうだったりマジでやばそうなときはしっかりとメメンプを守る父
メメンプ自分勝手すぎるw 父も大変だな。
叱責ぐらいしたらどう?

4話 ☆4
メメンプもつかまってるの?
これ地上どうなってるんだろうなぁ。
父浮気しようとすんな。
妻死んだとかじゃなくて出ていったのかよw 
何アニメなんだこれ?

5話 ☆3
地下なのに森があるの?
やっぱりなんか思ってたのと違う。
何で将棋がここにあるかなぁ。

6話
これなら地下世界設定もマーカー設定もいらないよね。
1話2話とは全く別のアニメのようなものが展開されて行く...
キノの旅見てたっけ?
やりたいことを詰め込みまくっただけの脚本。
孤児院を閉鎖する理由も意味不明よく通ったな
これが境界戦機ですか。
パン盗む方が悪いじゃん。
自分勝手に暴れているようにしか見えない。

7話 ☆2
迷走アニメ 
いや待て何でこの女もついてきてんだよw
都合よくあるっていう...。
なんだよこのだるい流れ。つまんね。
このアニメそもそもノリが合わん。
このしょーもない草の話で何分尺潰しとんねん。
またキノの旅始まりそう。
この夢パートだけは面白くなりそうな雰囲気が出てる。
ゲロ回やめてくれ、何回吐いてんねん。
ガガンバが死ぬ夢なのにあの場所にガガンバと行こうと思うの不自然すぎないか。
ここであいつに登場させるのちょっと展開下手じゃないか。
まさかもう回収されたりはしないよね。

8話 ☆1
このアニメいつ面白くなるんですか。
もうキャラが嫌いになってしまってるからきついところがあるんだよね。
何回酔っ払いシーンやるんだよ。
これきついんだよ。来た事あるところなのかよ。
これじゃ冒険じゃなくて旅行じゃんw
いや草、もうあの場所にたどり着いてるのかよww
睡眠薬飲ませる意味ある?糞展開すぎる。
どうせ茶番劇なんでしょ?この誘拐。
寒すぎる。いやガチ裏切りなのかよw
こいつに印象全くないから意外性が何もないよこの展開。
人質使えやw 反動無し射撃
ルーファスがだれかわからんから全く面白くない。
ザクレットゥとの対立もルーファスのことも唐突すぎる。
ここまで白ける感動シーンも珍しい。声優の演技は評価する。
普通に許されるのも草。
からのただでさえ尺足りないし別にかわいいキャラもいないのに水着回と言う地獄。クソアニメ

9話 ☆0
クソアニメの時間。旅終わるの?
普通に仲仲直りしてるって言うなw
いやほんとになんでだよ。水着回とかいう悪しき風潮。
てか、あの塔向かうとやばいかもしれないのになんであそこ行こうとしてるの。
ほんとこのアニメ汚い、作者ゲロフェチだったりする?
地下世界なのになんでネットあるんですかね...。
てか太陽ってどうなってんの。キャラが寒い。
又怪獣と戦えよどうなってんだよほんと。
辿り着いたら父死ぬかもしれないのに?w
カップヌードルにパパイヤって...。
もっとこの世界特有の何かにしろよ。
いや救助来るのかよここw
ほんと冒険してる感が微塵もないんだよ。
親子じゃなくて相棒ってのも気持ち悪いわ。
あいつ遠くの国にいたはずだが何で再登場。
マブラヴとこれどっちが酷いか。

10話 ☆4
激寒アニメ。怪獣もっと出せや。
キャラがほんと子供っぽい。
死人とかここまで逢ってすらないのに解説しちゃうって言う無能脚本。
いきなり喧嘩し始めて草。
この白髪唐突に性格悪くなるじゃんw
感動展開のはずが全然感動できねえ。ムーロ可愛い。
怪獣くんやっと再登場w
最後のあのメローロの展開必要ある?

11話 ☆1
なんで攫われたってそんな実況風に言うんだよ。
もっとまじめにニュースやれよ。
又ルパン三世か...。これ子供向けアニメ? 
この話に全く興味が持てない。
今やる話か?これ 何で最終話手前で脱線してるの。
てか子供が誘拐犯だって普通に考えておかしいだろw  
気づけよ。死ぬほど退屈。ブルーピリオド。
逃げろってなんだよ。なにこれ。
ほんとにやりたいことを詰め込んだだけの脚本だな。

12話 ☆2
娘じゃなくてもいいだろ。11話でキャラ出す意味あった?
この物語、ガガンバとメメンプ以外必要ないんだよね。
虹の子ってなんだよ。
父の演技だけよくてそれっぽいっていう。
しばらく預けておこうw いやなんでだよwww 
思い出したかのような削岩。
2期くるんかなこれ。糞つまらんからいないけど。
ルパンごっこやめろって。

曲評価(好み)
OP「恍惚ラビリンス」☆6
ED「Shine」☆9
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 8
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

2話までの感想{netabare}
このテの世界、そしてマーカーという危険を伴う職業が…あくまで先入観では底辺労働者(貧困者)がやるものかと思ったら、どうやらそうでもないらしい。
鉱石掘削(ワーカー)とマーカーは別モンで、後者は高給取り?
スーツ姿の管理職的な連中(安全な生活をしてそう)が居たり、富裕層の居住区的なモノが出たせいで余計に混乱する。
なによりメメンプーが9歳で大卒という天才設定で、そんな逸材が危険な作業に従事してるのを周囲の大人が放っておいているのが不思議。
もっと言えばメメはピンインコロニーという狭い世界内では超有名人だと思ったのだが、2話のゲートの管理人は全く知らなかった模様…9歳で大卒はウソなのか、この世界ではよくあることなのか?
閉鎖空間・その中で生まれ育った天才児設定にしたいならそれに伴う波及部分ももうちょっと練って欲しい。
とりあえずメメは安全性の高い研究所で探知機の開発をしてるくらいが丁度良いと思う(「それの実地テストで現場に来た時に事件が~」って展開でいいのでは?)…現地に赴いて指揮しなきゃならない様な逼迫した世界って感じでもない。

と、まぁそれはいいんだ、ひょっとしたら「これってどういうことだろう?」と視聴者に興味を引かせるためのフックなのかも知れない。
ただ、それとはまた別のアプローチで「ん?」と思うことが…。

キャラが妙に心情を吐露する、「このキャラはどう思ってるのか」をセリフで全部説明する。
「こう考えてこう行動してるんですよ」というのをこれでもかと口頭で解説する。
う~ん、これって…。
私は他の作品の感想、特になろう系で「キャラが空虚で自我が無い」「キャラが書き割れ」みたいなことを何度か書いて来たのだけど──別にスタッフがそれを見たとは言わんが、所詮私の感想如き同じ様に思った人は他にもいくらでも居るだろう──そいつらに向けてのあてつけの様。
けど、なんか…全部言葉で説明されると、これはこれで深みが無いような…。

特に、ガガがメメのことをどう想ってるのか、メメはガガをどう想ってるのか、そこら辺なんてわざわざ言わんでもいいでしょう。
こういうのって口に出さずに話数をかけて態度で見せる部分じゃない?
と思ったりもしたんだけど…けど、これもなぁ…キャラ同士の関係性の説明はとっとと済まそうという狙いなの、かも?
それ以上に描きたいものがあって、それを1クールに収めるには仕方無い選択だったのかも?とも思えたり。

ということで、以上の2点(この世界に住む人間達の生活水準の違い、どこまで心情を台詞で説明するのか)に注目して見続けようか、と思ったのが2話までの感想。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
3話、予定調和。
相変わらず心情を口で説明するのが多い。
それよりも、メメが地下水脈?に飛び込んだ先で遭難したマーカーの遺骨を見つけてってシーンがあるんだけど…ドクロの作画やべぇ。
頭部と顎で2パーツなところが一体成形になっててスピグラの蟹を彷彿とさせる。
その前のシーン、落下して地表を滑るところもおかしかった(後ろ髪が進行方向)んだけど、だ、大丈夫か?

4&5話、なんか中国アニメを見てるような感じ。
1話の舞台がピンインだったからってことではなく、ノリというか理屈の繋げ方が…。
4話、ガガがメメとザクレットゥを逃がしてマフィアに捕まり、そこへ一端逃げおおせたザクレが助けに来るんだが、その際金銭を要求されるというのはなかなかに不条理。
まぁお尋ね者だしガガと因縁を繋ぐための方便かも知れないのでそこはいいとしても、助けに来た瞬間ガガはメメを心配しろよ。
そしてひと段落したら約束の金銭を要求されるガガを見てメメが怒るのだが…怒る相手そっちじゃなくね?
つーか借金はマフィアに包囲された時ザクレのバイクで駆けつけて助けたことでチャラなんじゃね?
この全く釣り合わない約束っぷりを平然とやっちゃうのは…中華の香り。
5話もそうで、人を騙して安くコキ使うのが美徳みたいな感じで、なかなかに…う~ん…。

そういやサテライト+中華といえばパンドーラで、そこはかとなくそれと同じ雰囲気を感じる。
そん時のツテだか開拓したシェア(あるのか?)拡充とかで作品に影響出てる?

それはそうと5話冒頭、森に生える樹木の紹介がウバメガシ・コルクガシ・ピスタチオ・オリーブで…何故このラインナップ?
何か意味はあるのか、ただ思いついたのを並べただけなのか。{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 5

63.7 2 古代遺跡で天才なアニメランキング2位
ブレイク ブレイド(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (462)
2782人が棚に入れました
化石燃料が採れないクルゾン大陸では、人々は石英に命令を与えることで動力源や熱源にしてて暮らしていた。この力は「魔力」と呼ばれほとんどの人々が持っていたが、ライガット・アローは生まれつき魔力を持っていなかった。そのため、能なしと呼ばれ続けてきたが、あるとき、地中から発掘されたゴゥレム(魔動巨兵)「デルフィング」は魔力を持たないライガットでなければ動かすことができなかった。折しも、ライガットの暮らすクリシュナは隣国アテネスとの戦争に臨んでおり、親友であり国王のホズル、同じく旧友で王妃のシギュンを助けるため、ライガットはデルフィングを駆り、戦いに身を投じることになる。

声優・キャラクター
保志総一朗、斎藤千和、中村悠一、神谷浩史、花澤香菜、井上麻里奈、鳥海浩輔、白石稔、河相智哉、菅原正志、緒方賢一、葛城七穂、柳沢真由美、浅野真澄、中井和哉、寺島拓篤、白石涼子、土師孝也、喜多村英梨、林和良、宝亀克寿、ささきのぞみ、井上喜久子
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

折れたのはストーリー

石英を動かす力で成り立っている世界でその力を持たず
無能の烙印を押された主人公ライガットが
誰一人動かすことの出来なかった古代のゴーレムを駆り
葛藤しつつも戦場で活躍してゆくストーリー。


無能だと思われ続けていた者が友情をキッカケに立ち上がり、
結果として自身を蔑んできた世間や国を助ける事になってゆく
ありがちなストーリーのロボットものですが
己が信じる正義を貫き、人としての優しさも感じさせる姿勢には共感できますし
無骨な戦いながら無双する強さには爽快感と憧れを感じます。
使い回されてはいますがやはり人気の既定路線という感じで
「ロボ格闘モノ」として割り切って観れば楽しめる要素はあります。
ただし途中までは…ですが。(後述)

ロボットものでも良くあるビーム等の近未来的な武器兵器が無く、
単発式のブレスガンや槍・大剣で戦う設定には
いわば「ロボット戦争」ではなく「ロボット合戦」の趣を感じ一目の価値はありそうで
戦術戦略を含めどのような戦いになるのか楽しみにしつつ観ては居たのですが
個人の技量に頼った戦闘の結果が即戦争の優位性に結びついていて
大局的に観ると非常に荒く感じてしまいました。
(小隊や個人の勝利=戦争の勝利な感じになっている。)

細かく注文を付けると、
編成がゴーレムか歩兵それと一応の偵察用バイクというのも極端で違和感があります。
陸戦メインならちゃんと車両兵器や補給車、砦には固定砲台なんかも描いてくれれば
「戦争」としてのリアリティは大分増したと思います。

また背景が描かれていないので作中の情報を頼りに考察すると
ボルキュス隊のクリシュナ進軍は電撃作戦だったのだと思わざる得ないのですが
常勝を計算に入れた進軍は傲慢で相手を過小評価していますし
国境の要塞陥落に時間が掛かった事を鑑みても
首都に兵力を集結させているクリシュナ軍対して取る作戦として無謀に感じ疑問でした。
{netabare}実際敗戦し一時アテネスまで引き返す憂き目にあうのですが
前線基地や補給路があれば一度の侵攻で無理せずとも
数回で落とせたんじゃないかなと思ってしまう訳です。{/netabare}
ついでに言うと迂回して村を襲った行動も謎のまま…。
ボルキュス将軍ってちょっと壊れていそうなのでその表現の一環だったんでしょうか?
ボルキュスが優秀な指揮官だったとは到底思えないんですよね…。
この点も「戦争」ではなく「戦闘」に見えてしまう一因です。

クレオ達が敵国を蛮族だと教育されていたりして、
この作品で描きたい物は「戦争」の筈なのに
結局「戦争や合戦」を描き切れず「戦闘や格闘」を描いたものになって
しまっているのがとても残念です。

更に更にそれにも増して残念なのがブッツリとした終わり方。
最初の方の感想通り期待感は確かにあったのですが…。
ライガットとその友人の運命や現実を知ったクレオのその後の行動、
それにアンダーゴーレム建造の謎など投げっぱなしにも程があります。
TV版ならもう少し描いた形になっている可能性もほんの少しあるかも知れませんが、
観終わってガックリ&モヤモヤしてしまうのはまず間違いないでしょう。
(追記:やはりガックリエンドでした。)
劇場で6度に渡りお金を出してご覧になった方は気の毒だったかも知れません。

とにかく続きをやらない限り二進も三進も行かない作品。
作画は良いのでその場その場の無骨なロボアクションを楽しむ位しか見所はないです。
それなりに熱さは秘めてはいるのですけどね。

※後半にかけて劇場版と違う所があるので追記しておきます。
{netabare}
10話で登場する「ステルタ部隊」はTV版用で
ジルグの活躍を演出する為の新たなカットになっている模様。
ジルグの死に様も劇場版では戦闘中だったものがTV版では捕虜の後射殺となっている。

またTV版ではバデスが戦死しニケは生き残っている様だが
劇場版ではニケが戦死しバデスは存命。
これによりラストの首都攻防戦でバデスVSバルドの堂々たる戦いがTV版では観られなくなる。
ただしニケが生存なら新たなシーンはあるかも。
個人的には「憎しみに捕らわれたままのニケ」と「事実を知り憎しみから解放されたクレオ」
の対比に期待したいところだが時間的に無理かな…。
なんて思ってたけど結局ニケ全く出て来ず。ぇー。(^_^;)
{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

劇場版全6章をテレビ用に再編集した作品です^^

原作未読、劇場版も未視聴でこの作品の視聴に臨みました。
この物語の世界は、誰もが魔力を当たり前の様に使い、その魔力を源にして電気や動力を生み出しています。
この物語の主人公は、ライガット・アロー・・・彼は100万人に1人の確率で生まれる「魔力を持たない者」でした。
誰もが持っている能力を持っていない事から、幼い頃より差別を受けて生きてきました。

その後、ライガットは士官学校に入学するのですが、そこでホズル、シギュン、ゼスといったかけがえのない友人と出会う事になるのです。

時は過ぎ、現クリシュナ国王となったホズルとその王妃となったシギュンにライガットは呼び出されます。
そこで、軍事大国であるアテネス連邦が攻めてきたこと・・・そしてアテネス軍の前線部隊の隊長が親友のゼスである事を聞かされるのです。

そして、偶然にもクリシュナ国で発掘された古代人が作った古代ゴーレム・・・これまで誰も動かせなかったロボットを魔力を持たないライガットが起動させてしまったのです。
その古代ゴーレムは、1000年以上前に建造されたもの・・・なのに、最新鋭のゴーレムが足元にも及ばないくらいの運動性能を持っていました・・・

それでも、戦争はライガットの目指す道ではない・・・と誘いを断ろうとするのですが、ホズルが降伏条件・・・ホズルやシギュンら王族に対する処刑を飲もうとする態度を見て、軍隊に入り・・・物語が動いていきます。

前置きがかなり長くなってしまいました^^;
でもこの作品は、物語の設定を理解しないと物語の進行から置いていかれてしまう感じがありました。
正直、私がその状態に陥っています^^;

ロボットが同じような色と形なのでパッと見で敵味方の区別がつけにくい・・・
たくさんの登場人物が出てくるので、誰がどこの所属なのかがひと握りの主要キャラ以外は分からないし、キャラの名前を覚えるようとすると、更に難易度が上がります。
その上、○○部隊とか、○○団とか色々分かれているのも頭を混乱させる要因でした^^;

でも、物語の大きな幹の部分・・・ここは面白いんですよね^^
クリシュナ側からの視点が中心だったので、ライガット、ホズル、シギュンといった旧友や物語の中盤から登場するクレオといった主要メンバーの人となりはしっかり表現されています。

そして、肝心のロボットですが・・・ライガットの搭乗する古代ゴーレムの運動性能が半端ないのは早々に理解できます・・・ライガットの操縦技術が伴っていないのが苦しいところですけれど^^;
バトルシーンも迫力があって良かったと思います。

でも、あとのロボット・・・主要搭乗人物と○○将軍が乗っていたロボットは印象にあるのですが・・・
その他のロボットの多くはマントを被ってるんですよね・・・^^;
機体から運動性能を敵に察知されるのを防ぐため・・・?
手にしている武器を隠すため・・・?
ロボットにマント・・・この組み合わせがアンマッチだったように感じたのは私だけでしょうか・・・^^;?

物語を完走して一番印象に残ったのは・・・シギュンとクレオのやり取りだったかもしれません^^;
この二人のやり取りは好きでしたね・・・最初は仕方ありませんが、時間と空間がお互いの距離を少しずつ縮めていくのがしっかり表現されていたと思います。

一番気になったのは、ライガット、シギュン、ホズルの関係です。
ホズルとシギュンや王と王妃・・・けれど、???という場面がいくつもあったように思います。

そして、一番ビックリしたのが終わり方だったと思います。
まさか、あの場面がエンディングとは想像すらしていませんでした^^;
物語の展開上、あの切り方しかなかったのでしょうか・・・?

1クール12話の作品・・・色々と難しい作品でしたが、気になる点も残っています。
劇場版を視聴したら解消されるのでしょうか・・・?
それとも一部原作の連載が継続されているようなので、それで解消されるのかな・・・?
まずは時間を作って劇場版からトライしてみたいと思います^^

投稿 : 2024/10/05
♥ : 25
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

魅力半減? いや、それ以上かも

【1話感想】
{netabare}
  私の現在に至るまで。
  ≪劇場版見たいなぁ→でもやっぱり先に原作読もう→中々良い感じ→あれ?アニメやってる→とりあえず1話見ようかな→さてどうしよう?(今ここ)≫
  劇場版未視聴、原作途中まで、アニメ1話だけ、という中途半端な状況にありとても困っています。
  一応『完全新作』らしいので、オリジナルストーリーもあるかもしれないとふんで、とりあえず読んでるところまでは見る予定です。

  内容については、現状はテンプレ展開。
  ただ、面白いことは確かなので、テンプレより王道と呼ぶべきかもしれません。飽くまで現状は。
  ネタバレになるとアレなので多くは触れませんが、実は作品として大分重量感があるんですよね。
  なので割と人を選びます。
  (『戦闘のカッコ良さ』とか『魅力的な女性陣』とかである程度は緩和できるかもしれませんけど、
  やはり『重い話』が苦手な人は駄目かもしれません)
  逆に言うと好きな人は好きになると思うので、上記のワードが気になる方は一度見てみると良いと思います。
{/netabare}
------------------------------------------------------------
【視聴後】
  これは……ダメとしか言いようがないですね。
  と言うのも、ストーリーではなく、あらすじをそのまま映像化した状態に極めて近いです。
  原作厨と言われても構いません。原作読んでください。
  理由は以下に。

  まず驚くべきはシーンカットの嵐。
  普通は2クールでコミック9巻相当の映像化となるのですが、これ1クールで9巻分になってます。
  つまり原作の半分近くはカットされているということです。
  (アクションシーンが多い作品なので、多めに消費されるとしても……ね)
  ではどこがカットされているか。
  主にキャラ周りです。キャラ付け描写とか心理描写とか行動理由の説明とか。
  ここがカットされているわけですから、キャラの魅力は損なわれているし、その上意味不明な行動を起こしているように見えてしまっています。
  
  次にアニメオリジナル展開。
  正直、原作読んでないのでは? と思うほどに色々と崩壊してます。
  こちらも顕著なのはキャラなんですけど、まあこの際置いておくとしましょう。
  私が一番突っ込みたいのは、ED後の台詞。
  「そのまんま、ライガットで」
  これは、あの重要なキャラがあの重要な行動をしてこそ深みを持つ台詞でしょうに。
  何をしたかったのかがわかりませんでした。
  小耳にはさんだ裏話→{netabare}一応原作者さんが監修されているようですが、監修って実は名前貸しだけだったり、
  出来上がったものをチェックするだけだったりと、実際にはほとんど関与しない(できない)らしいです。{/netabare}

  まあ作品の雰囲気を知るにはいいかもしれませんが、ブレイクブレイドをきちんと楽しみたいなら、原作をどうぞ。
  因みに原作基準の評価なら☆4~4.5付けます。
(2014.6.24)

投稿 : 2024/10/05
♥ : 9

61.3 3 古代遺跡で天才なアニメランキング3位
三つ目がとおる(TVアニメ動画)

1990年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (28)
210人が棚に入れました
「週刊少年マガジン」に連載された手塚治虫の伝奇SFコミックが原作。アニメ化にあたっては学園中心のエピソードを多くするなど、対象年齢はいくぶん低めに設定された。いつも学校のみんなからいじめられている少年・写楽保介、実はその正体こそ超能力を持った三つ目一族の末裔だった。そうと知らない級友の美少女・和登千代子は写楽を連れて博物館へ赴いたのを機に、写楽は額のばんそうこうに隠された三つ目を解き、古代の超パワーを発揮させる。

声優・キャラクター
伊倉一恵、松井菜桜子、嶋俊介、緒方賢一、田野めぐみ、速水奨

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ギャグアニメでした

・なんか・・・戦うのかなぁと思ったけど・・・
ギャグアニメでした
戦うことも多いけど
ギャグ7にたいして、バトル3って感じ

・手塚治虫
あの手塚先生の作品です
まず最初に思ったのは
エロい!!
「ワンサくん」でも思ったけど手塚先生の作品ってどこかエロいんですよね
女キャラの体の線というか・・・
ちなみにヒロインの和登(わと)さんは2回パンチラする(コマ送りにしてやっと確認できるレベルだが)

・筋は通っているので安心する
実はこのアニメの視聴直前に
「カブトボーグ」を見終えたばかりだったんです(レビューもあるよ!)
あれは支離滅裂、筋もクソもない
死人は理由もなく復活するわ、急にわけのわからんおっさんが主人公の親友になるわ、
次の回でそいつは消えるわ、いきなり世界征服がはじまるわ、
悪の組織の拠点に乗り込んだと思ったら次の回で日常回になるわ・・・
めちゃくちゃなストーリーだったので
このアニメみたいにギャグとはいえ、ちゃんと筋が通ってるアニメは安心するwww
まぁカブトボーグはカブトボーグで面白かったけどね~

・変身ヒーローものです
主人公の写楽くんのこと
絆創膏付き→5歳くらいのバカ
絆創膏を外す→IQ300で凶悪なバケモンになる
早い話が変身ヒーローものです
絆創膏状態時にやられたことを覚えているようで、自分にいじわるした連中を根に持ち報復したりするwww
だがあまり強くはない
絆創膏を外す三つ目状態であってもめちゃくちゃに力を使うだけで別に強くない
ただの手品師のおっさんに2回も負けるwww

・絆創膏状態の写楽はただのバカ
第1話から「おはよう!」を30回くらい連呼して頭のおかしさはすぐわかったが
自分の宝物をなぜか工事現場に隠し、次の日コンクリートに埋められブチギレ工事のおっちゃんを殴りまくる、
美女の裸を見てもなんの反応もない、
考古学者に遺物を見せろと頼まれても「ヤだよ!べ~~~~」と拒否したり
精神年齢は本当に5歳前後だと思われる

実際は中2の14歳で
誰とでも仲良くなれる人懐っこい性格
良くも悪くも「純粋」という言葉がしっくりくる裏表がまったくない少年
悪意のかけらもない

・異様な世界
一般人が戦闘ヘリをそのへんで飛ばし普通に機関銃掃射したり
サブマシンガンくらいふつーーに流通している
わけのわからない科学者がいっぱいいてやべー殺人兵器がたくさん開発されている
悪人どもは容赦なく、無手の中学生相手にマシンガン乱射www
催眠ガスで武装した遺跡あらし、超能力者、幻術使いなどなんでもあり
異常な治安の悪さ

・三つ目写楽は弱い
超能力を使いこなし、赤い槍を召喚し町を破壊し尽くす三つ目族
めちゃくちゃな力を持つ、が
なぜかよくやられる
手品師のおっさん一人にやられるwww
怪盗一人にもやられるwww
弱い

写楽は三つ目一族が復活したら世界を簡単に征服できる、とか言っているが
このザマではとても無理だwww

「しょせんお前たち二つ目の人間が、僕に敵うわけがない」とどや顔するが
その数回前の回で手品師のおっさんや怪盗ごときに手もなくやられたばかり
しかも手品師にやられた回は、写楽は普段以上のパワーが出せるイケイケ状態でやられていた

・三つ目写楽は弱い2
こいつが余裕なのは「オーラ」とかいうバリアを張って銃弾や敵の攻撃を無効化できることがその理由
しかし、どうもこのオーラ、敵組織に解明されているようで
「この銃はオーラを貫通するw」と敵に告げられると余裕の写楽の顔が一瞬で困り顔になるwwww
実際写楽も和登さんもこの敵組織に殺されかけるが
たまたま知り合った別の超能力者に助けられるという醜態を晒す
しかもこのたまたま知り合った別の超能力者、明らかに写楽より強いwww
後半、三つ目族の同族の女の子「もえぎ」にも負けるwww

・世界を滅ぼすwwww
途中三つ目写楽は世界を滅ぼす機械をご先祖様の遺した文書をもとに造りだし
世界を滅ぼそうとする
まぁ色々あってこれは実行前に阻止されるわけだが
このザマじゃあ、実行したってちゃんと作動してたか怪しいもんだ・・・

ちなみに三つ目の王子で、三つ目最強の能力を持つゴダル王子も超絶バカwwww
猫1匹にボコられ、失言から三つ目写楽に返り討ちにされるwww
こいつら一族はバカしかいないのか・・・IQ300(笑)

◯よい

・ハチャメチャな騒動を三つ目の力で解決していく
なかなかに面白い!
次はどんなアホな騒動が起きるんだろう、と、期待できた!

・くそうざい和登さんは後半らへんから大人しくなる
和登さんにはずっとイライラさせられていたが
後半から大人しくなるので、安心したwww

◯わるい

・写楽くんは凶悪
主人公で、最後の三つ目族である写楽保介(ほうすけ)
デコの絆創膏を剥がすと人格が変わり、戦闘力が大幅にアップし性格が凶悪になる
また、ただのバカからIQ300になる
その力を利用し人を助けたり騒動を解決したり、ピンチを切り抜けたりする

性格は変わっても、まぁ、なんだかんだでいいヤツであることには変わりはないのかな、と思ったが・・・
そのウラでは、物体を蒸発させるやべー銃を開発し、文明崩壊を目論んだり
夜な夜な町へ繰り出し女を誘い、死亡必至の人体実験しようとする・・・
この女は悪人だとかそういうものでは一切なく本当に一般人
他にも犬を生物実験し自分と同じ三つ目を埋め込んだり、異常な性格

こいつ、隠れてけっこうな犠牲者を出してそう・・・
ガチのやべーやつ

唯一の理解者である和登さんですら
自分の意に反する行動を取ろうとすると和登さんの親父ごと殺そうとする
凶悪
身勝手な行動にイライラすることも少なくない

・バカすぎる
上の方にも書いた三つ目族最強の王子、ゴダル
絆創膏写楽を壺の中に入れるという超簡単な仕事を何度も何度も何度も何度も失敗する
こいつじゃなかったら成功してる
俺でも成功する
写楽が強いよいうより、こいつの敵があまりにもバカすぎるのでは

最強の三つ目族!?
三つ目王子ゴダル復活!?
写楽とどんな死闘をするんだーーー!!・・・っとワクワクしていた俺がバカみてー
ゴダルは「二つ目の奴らは頭が悪い」と散々煽っているが、俺は三つ目族の頭の悪さにびっくりしていた・・・

・和登さんの存在
和登千代子
これ読める?
自分は全然読めなかった、写楽が名前を呼んでもわかんなかったwww
「わと」さん、です
お寺のお嬢さん

しゃしゃり出るバカ女
様々なやべー事件を起こし少なくない犠牲者を出している写楽の三つ目ですが
ある回で写楽の父親代わりの犬持(けんもち)教授が「三つ目を取ってしまう」という
当たり前の提案をすると、
このバカ女、写楽が巻き起こした数々の大事件を「ただイタズラしてるだけ」と言い放ち、
取るのに大反対しおおはしゃぎwww
しかもこの直後こいつは三つ目写楽に殺されかけるwwwwww

どういうわけかストーカーのように写楽の周辺をウロウロし夜中まで写楽の家にいる
頼みもしないのに写楽の母親代わりを勝手に自覚する
(写楽は絆創膏が付いている状態では5歳前後になるため)
こいつは自宅謹慎の写楽に会いに家に侵入し不気味な笑顔で窓を叩く恐怖のストーカー
さらに写楽を言葉巧みに誘拐しかける
犬持教授が「人の家庭に首を突っ込むな」と一言言えば全てが終わる・・・

こいつは「三つ目を取る騒動」のとき
三つ目写楽がこれまでに起こした町の破壊行為や殺人未遂、生物実験みたいな残虐行為など
数々の大事件を「イタズラ」したことにし、
これらの「イタズラ」に比べたら小さなしょーもない手柄を紹介し、
バカ教授もなぜか納得し三つ目を取らない選択をしてしまう・・・

まぁこいつと知り合って1番死にかけているのは和登さん本人だけどね
三つ目写楽がどこにいても真後ろにテレポートして絆創膏を貼る

写楽とは結婚の約束をしているが、
や恋人というより、母親という感じで、本人もそう認識している
その証拠にころっとその辺のイケメンに惚れるwww

犬持教授が遺跡の解読を三つ目写楽に頼もうとしたら
なぜか和登さんもノコノコくっついてきて、なぜかこれをブチギレで阻止
「都合のいいときだけ三つ目の力を借りるなんて許さない!」と激怒wwww

自分も危なくなったら絆創膏を剥がして三つ目の力を借りるなどこれまで散々してきたくせに
完全に私物化し、他人が三つ目の力に触れることに異様なほどに嫌悪感を抱く
犬持教授と写楽からしたらこいつはただのストーカーの赤の他人

しかもすぐ次の回で
自分たちが発掘した遺物の文字を解読しようと
ふつ~~~~~~~~~~~に写楽の絆創膏を取ろうとする
クズ女
美術品をパクるクズ怪盗をなぜか嘘ついて警察からかばったり、まったく意味がわからない
支離滅裂
このアニメの警察は超絶バカなので、和登さんの言うことをあっさり聞き入れこの怪盗を逃がすwww
もはや怪盗側の人間wwww

頭が痛くなる「ワギイイイィイイヤアアアキィイイイイイイイ!!!」という凄まじい叫び声を毎回出す
耳栓が欲しくなる

・三つ目写楽は場に慣れない
こいつは決して慣れない
絆創膏写楽を父親代わりで育ててきた犬持教授、教授がいないときに
大変世話になるヒゲオヤジさん
つまりそれは三つ目写楽も世話になっているというわけだが・・・

三つ目写楽になったとたん、こいつらを殺そうとするwwww
絆創膏写楽時にも三つ目写楽と記憶を共有している(その逆はない)ので
どれほど世話になっているかわかっているはずなのだが

・和登さんにすら容赦はない
自分の道を阻むものはすべて破壊する
相手が和登さんであっても容赦はなく、何度殺されかけたことか・・・
和登さんマゾなんじゃねーのか

・都合が良すぎる
「人間と文明だけが滅ぶオーラ」ってなんだよ・・・
都合良すぎ
しかもその機械を半日くらい作ってたし、めちゃくちゃ

・ゴミみたいな警察
猿集団 ∨S 警官隊で、1匹も捕らえられず警官隊壊滅wwww
猿は別に特殊な能力を持っているわけではなく、ふつーの猿
バカかこいつら・・・

頭のおかしい対応をして囚人大脱獄の原因を作ったり、和登さんにころっと騙されて怪盗を逃がす
ベートーベンそっくりの「運命警部」、この無能警察のトップ
恐ろしいほどの無能なくせにG8サミットの要人警護の責任者になる・・・
日本の治安大丈夫か・・・
このアニメは警察と密接に関わるが、ことごとく無能であまりの無能っぷりにイライラする

・猿に見えない
途中「人語を喋る猿」が登場する
おっぱい丸出しの猿
みんな「猿が喋ってる・・・」とひっくり返るほど驚くが、ぜんっぜん猿に見えない
ただの小さな女の子にしか見えない
大丈夫かこのアニメ

◯THE VERDICT

「我とともに来たり!我とともに、滅ぶべしーーーーーーーーーーーー!!!!!」

9/10

・ギャグアニメだということを忘れると間違いなく楽しめない
絶対に「ギャグアニメ」ということを忘れぬこと
カブトボーグと同じ現象
「ギャグアニメ」だからしょーがねーかwww
と流せないとだめ

・和登さんがしゃしゃり出なくなった後半からおもしろくなる
すでに上にも書いてあるけど、
和登さんは後半らへんから大人しくなる
それからが本編と言っていい

・和登さんは別に三つ目写楽は好きではない
三つ目写楽の一番の理解者であり、唯一心許せる和登さんではあるが
三つ目写楽に一番殺されかけているのも和登さんという、非常に奇妙な関係

写楽と結婚を約束してはいるが、
和登さんが気に入っているのはあくまで、絆創膏写楽「だけ」である
「気に入っている」というのは、好きとかそういうことではなくシンプルに母親代わりを気取っている
ということ
三つ目写楽に対してはそのへんの男子と対して変わらない反応だと思う
「三つ目取ってしまおう騒動」のとき大反対していた和登さん
一応三つ目写楽に同情していたが、同情以上の感情はなかった・・・
むしろ絆創膏写楽が嫌がっていたから、反対していただけのようにも見える

・和登さんに終始イライラ
三つ目の力を私物化しおおはしゃぎ、なぜか写楽がどこに行っても勝手についてくる
明らかな犯罪者でも自分が気に入れば嘘をついて警察から逃がし、イケメンがいればコロっと一目惚れ
頭が痛くなる悲鳴を毎回聞かされ、夜中に写楽を連れ回し
イヤがる写楽を無理やり宝探しに連れて行く
絆創膏写楽を宝探しに連れて行ってもクソの役にも立たないのは明白
最初から三つ目写楽の力目当て
クッソイライラする

でしゃばりすぎなんですよね、こいつはヒロインっていう立ち位置だと思うんですが
主人公以上に目立つべきではない
「女性はおしとやかであるべき」という言葉をよく聞きますが
このバカ女を見てると、「本当にそうだわ!」と思う・・・

・和登さん、三つ目写楽にレ◯プされかけるwwww
爆笑したわwww
三つ目写楽は三つ目族復興のため、和登さんと結婚して子供を100人くらい産ませるという
イカれた計画を持っているが、当然和登さんはそんなこと承知するはずもなく・・・

三つ目写楽、何を思ったか
自分に従順な人間の魂を和登さんの体に乗り移らせて
その和登さんに子供を産ませる計画を立て、即実行wwww
その足で旅館の寝室にご案内wwww
やばすぎるだろこいつwww

・三つ目を取らない判断は明らかに大失敗
上にも書いたが、三つ目写楽は和登さんであっても自分の野望のため道具にする
和登さんが「三つ目を取る騒動」のときおおはしゃぎして写楽を守ったわけだが
そのせいで何回も三つ目写楽とその悪友に町を破壊される・・・明らかに大失敗!!
和登さんもそのことに強く後悔し自殺を図るwwwwwwww
バカかこいつら・・・

悪友と悪さしたり、刑務所を襲撃し囚人を解放したり
どう考えても精神病院に入れるか三つ目を取るべき
それを阻止した和登さんは間違いなくクソ
三つ目排除反対騒動以降、写楽が起こした全ての大事件は和登さんの責任

しかもどういうわけか、
世界中にこの和登さんに瓜二つの人間がいっぱいいるwww
まーたそっくりさんかよ・・・と呆れる

・三つ目族の王国をつくるなんて思っていない(笑
あまりの写楽の暴れん坊ぶりに、ヒゲおやじさんが写楽にぶち切れるわけですが
和登さんは「写楽くんは人間を労働力にして三つ目族の王国をつくるなんて本気では思っていない!」
と叫ぶわけですが、こいつは今までなにを見てきたんだ?

今まで三つ目写楽が町を破壊しまくりどれだけ犠牲者が出てきてるのか
よくもまぁ、そんな言葉が出るやらwww

間 違 い な く 本 気 で す わ こ い つ


・最終話は圧巻・・・
最終話のエピソードはどこの映画だ?ってくらい圧巻だった
この最終話付近だけ見てもいい
いや、見るべきだ
なるほど、人気な理由がわかる

・まとめ
では最後に最終まとめ
今までの全ての三つ目写楽の横柄の態度や地球を滅ぼす行動は最終話でのすべての伏線だったと言ってもいい
そう考えたらなんだか悪くない気がする
藤子不二雄作品みたいな少し不思議なストーリー
非常によかった!!
和登さんにはイライラさせられるが、まぁこの人の活躍なくしてあの素晴らしい最終話もなかったしね
とにかく「最終話のエピソード」で大きく株を上げた作品

なんかディスが多いけど、思い出深いいい作品だった!

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

手塚治虫のオカルト作品

バビル2世というか鬼太郎というか・・
邪気眼、多重人格、スーパーウェポンと厨二心にこたえる主人公。この手のハシリなのかな・・。
もちろん3つ目になったらビックマウス。
後年の作品なので原作もあまり違和感はない。といっても30年前だけどね・・。

主題歌が初代プリキュアのそれとそのまんまなのだが偉い人に聞いたら同じ作曲者らしい・・・。しょーがないね。





投稿 : 2024/10/05
♥ : 4

みり仔 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

opが現代風

あんなでかい×の絆創膏売ってません。
写楽くんかわいい!話も手塚先生らしくおもしろいです。
とくに評価したいのはopの「?のブーメラン」ですね~
現代の子にも人気出るかと。
プリキュアのop聞いたときコレと似ててびっくりしました。
作曲の人がいっしょなんですね。
歌詞もおもしろいですよ!
ひゅーるるるんひゅーるるるん!

投稿 : 2024/10/05
♥ : 5
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