先輩アニメOVAランキング 10

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの先輩成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月12日の時点で一番の先輩アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.8 1 先輩アニメランキング1位
ARIA The OVA ~ARIETTA~ [アリアジオーブイエー・アリエッタ](OVA)

2007年9月2日
★★★★★ 4.1 (489)
2637人が棚に入れました
ネオ・ヴェネツィアを舞台に、水先案内人(ウンディーネ)の水無灯里の成長と人々の触れ合いを綴った人気アニメのOVA。
とある日の朝。アリシアのいない朝の食卓、ドアを開けて入ってくる見知らぬ後輩…。
灯里はその場に立ちつくすことしかできなかった。
プリマになった夢を見た灯里は、いつもと違う日常風景に戸惑いを覚え、目が覚めたあとも、その不安は消えない。そして、頭をよぎったひとつの疑問…。「アリシアさんは、どうして私を選んだんだろう?」
灯里は、アリシアにそのことを打ち明ける。するとアリシアは、自らの過去を語り始める。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アリシア&灯里ちゃんの秘話ですよぉ! 観ないと損しちゃいますよぉ♪

●ARIETTAってこんな作品です(o^∇^o)ノ
本作品「ARIETTA」は「NATURAL」まで観て来られた方にはぜひ観てほしい作品です♪
灯里ちゃんはある夢をみましたZZzz(~▽~).。o0O○《 (*^^)ノ・σ(^^*))。。》
その夢を見て灯里ちゃんはこう思いました♪
「どうしてアリシアさんが自分をARIAカンパニーに選んでくれたんだろう!?」えーΣ( ̄ロ ̄/
と疑問に思うところから物語が始まるのです!!
そして、アリシアさんが独り立ちしてプリマになった頃のエピソードが始まるのです♪

ARIAの良さは、イタリア(ヴェネチア)の実在する街並みや情景をうまくリンクさせているところです!!
まぁフィクションの部分も多いのですが、本作品の舞台となっております「カンパニーレ」はどうなのかと
言いますと・・・・・『実在します』""ハ(^▽^*) パチパチ♪

ここで、ちょっとだけ『カンパニーレ』についてちょっと知っておいて欲しいのです♪
なぜかっていうと!?今の自分達の職業「ウンディーネ」と「カンパニーレ」を重ねて表現しているシーン
があるので、より一層ARIAの世界観に浸れるからなのですよ(* ̄0 ̄)/ オオー

●カンパニーレとは!!
サン・マルコ広場に隣接して建つ赤レンガ姿の鐘楼なのです♪
いまだに、日に数回は鐘が鳴らされていて、タイミング良く!?登っていると耳がキーンとなります♪
なんと、9世紀も前に海の見張台として建てられたそうですが、何度も崩れる度に元の形に修復させてき
たのです!!
ヴェネチアだけではなく、ローマなどの建物はすべて、景観を尊重し「元の場所に、元のままの姿で」を
もとに建てられているのです♪普通のホテルとかもですが、そのせいかどうか知りませんが、お湯が使えなかったホテルもありますよw(体験談)


さぁ、アリシアさんや灯里ちゃん達は、どんな想いで「カンパニーレ」に訪れたのでしょうね?
ぜひ、注目しながら「ARIETTA」を観てくださいね♪

私は「ARIETTA」を見て思ったことは、アニメを好きな人たちと、素敵な作品を沢山共有できたらなぁ~っ
て改めて思っちゃいました♪(はっはずかしいセリフ禁止~!!!! by藍華)

そして、いよいよクライマックスに向けて「ORIGINATION」を楽しみましょうね(=^・ェ・^=))ノ彡☆バイニャ♪
 
 
■MISIC♪
OP曲『七色の空を』
 【作詞・作曲・歌】SONOROUS
 ピアノの弾き語りとふわっとした歌声はARIAの空気感にピッタリなナンバーなのですよ♪
 
ED曲『明日、夕暮れまで』
 【作詞】伊藤利恵子【作曲・編曲】北川勝利【編曲】桜井康史【歌】葉月絵理乃
 ROUND TABLEのメンバーが作った曲に灯里ちゃんの歌声を乗せたナンバーなのです♪
 夕暮れまでにどんな素敵な出逢いや思い出があったのかなって思っちゃうような、
 心温まる歌詞と優雅なピアノの音色がとっても素敵です♪
 
挿入歌『コッコロ』
 「NATURAL」のレビューにて記載の為省略(^▽^;)
 
 
2011.10.17・第二の手記(追記:■MUSIC♪)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 49

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

別れと出会い。それは成長のあかし

アリシアさんとの別れの予感
そして アイちゃんが入社する予感

灯里がプリマになるということ、それはアリシアさんとの別れを意味しています。

別れは寂しいことだけど、悲しいことではありません。
それは成長の証。別れがあるから新しい出会いがあります。


ARIAカンパニーは、アリシアさんのカラーから灯里のカラーへと変化してゆきます。
癒しで満ち溢れていたARIAカンパニーは、素敵でいっぱいのARIAカンパニーへと変わります。

きっと灯里は、この街の素敵を、誰よりも多く、たくさんの人へ伝えるでしょう。
私たちも、住んでいる町の素敵を他の人へ伝えましょう。
そうすれば、灯里に一歩でも近づけるかもしれません。


灯里は最初、郵便屋さんの舟でARIAカンパニーに運ばれてきました。
しかも、このとき灯里は眠っていました。
原作のAQUAには、そのときの様子が詳しく描かれています。

最初の頃は逆漕ぎしかできない。まともに舟をこぐことすらできなかった灯里。
でも郵便屋さんは、灯里を一目見て、きっと素敵なウンディーネになると確信しました。
だって、灯里はまわりの人たちを幸せな気分にさせてくれるから。
それは、幸せをつくるお手伝いをするウンディーネに最も必要なもの。


エンディングは、葉月絵理乃さんの『明日、夕暮れまで』
とても優しい歌です。この物語にフィットしています。


2005年からテレビ放送が始まったARIAですが、今後も映画の上映が予定されています。
ARIAは、たくさんの癒しを私たちに与えてくれます。たくさんの素敵を私たちに届けてくれます。
ARIAの次回作が待ち遠しいです。(^_^)/

投稿 : 2025/04/05
♥ : 33

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

その 美しい2人の出会いに...

2期でいろんな人達と出会い、3期でついに灯里達はプリマに?・・
の前に今まで語られていなかった「灯里」と「アリシア」さんの出会いをこのOVAでご紹介します♪


灯里はある日夢を見た。
夢が現実になる夢。
しかし、そこには大好きなアリシアさんは居ない。
夢が叶ったのに、心にぽっかり空いた穴。
不安で、不安で仕方ない自分がそこに居た。
目覚めても拭い切れない不安。
その時、ふと頭に過ぎる・・
「アリシアさんは、どうして私を選んだんだろう?」
灯里はアリシアさんに尋ねる・・


いつもキレイで、優しくて、全てを包み込んでくれるアリシアさん。そんなアリシアさんもプリマになった頃は、
自分は人を育てていけるのか?をすごく不安に思っていた。
でも、それに気付いた晃さん、アテナさんは
(まさに今の灯里達の様に)アリシアさんを元気付けようと「ARIETTA」に登ろうと誘った。
そこで気付いた、自分がどうしたかったかを・・


アリシアさんは、それを灯里に伝えようと2人で「ARIETTA」に手をつなぎ語りながら登る、すごく素敵なシーンでした。


アリシアさんは、本当に素敵な人。
灯里も出会った時からドジで天然だけど、その真っ白さがアリシアさんにはピッタリだったんだね。
家族ではない、けど2人の間にはお互いを想う空気が流れてる。
この作品を通して2人の信頼関係がより明確な物となり、
そして2人がまた大好きになりました。


投稿 : 2025/04/05
♥ : 23

69.9 2 先輩アニメランキング2位
ひぐらしのなく頃に礼(OVA)

2008年12月26日
★★★★☆ 3.7 (949)
4640人が棚に入れました
『ひぐらしのなく頃に礼』(ひぐらしのなくころに れい)は、07th Expansionが製作した同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』のファンディスク。
運命の果てにある最終章いよいよ開幕!
社会現象を巻き起こした話題の「ひぐらしのなく頃に」がOVAシリーズとなって待望の第3期アニメーション映像化。制作はTVシリーズを手がけたスタジオディーン。新キャラクターデザイナーとして、今最も注目されるクリエイターの黒田和也が参加。
「ひぐらしのなく頃に礼」で、あなたは新たな真実を目撃する―――!!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「羞晒し編」「賽殺し編」「昼壊し編」

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期と第2期は視聴済です。
現在本シリーズの新プロジェクトが始動しており、2020年の7月にTV放送が開始されるという…
7月のTV放送前に第3期以降の作品も視聴しておこうと思い、今に至っています。

この第3期からOVAシリーズとなっており、本作品では「羞晒し編」「賽殺し編」「昼壊し編」の3作が描かれています。


「羞晒し編」
■OVA第1巻

原作ゲーム「ひぐらしのなく頃に礼」にも収録されていなかったスペシャルコンテンツとして、
アルケミスト発売のPS2ゲーム「ひぐらしのなく頃に祭」初回特典小説(竜騎士07先生書き下ろし)
『羞晒し編』が驚愕のアニメ化!

穿くだけでモテモテになる、という魔法の海パンを巡って、市民プールを舞台に「ひぐらし」キャラクター総出演の
大騒動が巻き起こる…まさにOVAに相応しい、超ド級のハイパー・ギャグストーリーが展開します。

「賽殺し編」
■OVA第2巻
賽殺し編 其の壱 いままでとは違う雛見沢…。梨花を待ち受ける衝撃の運命とは!?

「梨花! 車が来ましてよー!!」
「み~! その手には引っ掛からないのです!」
「梨ぃ花ぁああぁあぁッ!!!」

昭和58年6月の袋小路を打ち破る長い戦いに勝ち、仲間たちと
楽しい日常を送る梨花を驚愕の悲劇が襲う!?
興宮で行われたゲーム大会の帰り道、梨花は車に轢かれてしまう。
ベッドで目を覚ました梨花は、そこが事故前とは別の世界であることを知るが…

■OVA第3巻
賽殺し編 其の弐 運命のサイコロが導いた“惨劇のない世界”

「……帰る……帰るわ、私は絶対に元の世界に帰る……
それがどんなにか細い道でも……絶対……絶対に帰る……!」

元の世界に戻るため、羽入を探して祭具殿へとやって来た梨花。
しかし、羽入とは小さな宝玉を通して通信を行うことしか出来ない状況だった。
羽入は梨花に、どこかに存在するという“カケラ”が元の世界に戻る鍵であること告げる。
はたして梨花は“カケラ”を見つけることが出来るのか!?

■OVA第4巻
賽殺し編 其の参 “罪のない”世界か、“罪と対峙する”世界か梨花の選ぶ未来とは?

「……羽入…あの世界は、……夢だったの…? それとも、…現実…?」

元の世界に戻るための“カケラ”は梨花の母が宿していた。
母を殺し“元の世界”に戻るか、“罪のない世界”に留まるべきか、選択を迫られる梨花。
羽入は選択を他人に委ねようとする梨花に、自分自身で決断するように促す。
梨花は、自分で答えを出すことを決意するが…

「昼壊し編」
■OVA第5巻

『昼壊し編』はPSPへの移植が話題のアクションゲーム「ひぐらしデイブレイク」の世界観を元に竜騎士07先生自らがノベライズ化!
古手神社に伝わる秘宝「フワラズの勾玉」を巡って、レナと部活メンバーが巻き込まれるドタバタラブ(?)コメディ。
笑って笑って、最後にはちょっぴりホロリとさせる展開も待っています。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

第2期までの作品の雰囲気のまま視聴を始めると、きっと肩透かしを食うことでしょう。
特に「羞晒し編」と「昼壊し編」は時系列すら定かではない上、公式HPにハイパー・ギャグストーリーとか、ドタバタラブ(?)コメディと書かれるくらい、内容が弾けているんです。

唯一前作の雰囲気が感じられるのは「賽殺し編」の全3話くらい…
この全3話だけは第2期の後日談であることが見ていて分かりますが、これも
前期未視聴の方にはさっぱり分からないと思いますが、前期を視聴された方なら感無量の作品だと思います。

思い返せば、部員のみんなはそれぞれ重たい十字架を背負って生きてきましたし、きっとこれからも生きていくんだと思います。
もし、その十字架を背負うことが無かったら…部員のみんなは本当に幸せだったんだろうか、という問いに対する明確な答えが本作品では描かれています。

きっとこの答えを導き出すためだけに「賽殺し編」が描かれたと言っても過言ではありません。
今を大切に生きる意味合いを見い出せると思います。

完走して振り返ってみると、ギャグやラブコメは嫌いじゃありませんが、この作品にはちょっとしっくりこないかな…^^;
前期までの物語が物語だっただけに、笑いのツボが見出せないんですよね。
そんな油断を作ったら、そこから簡単に心が抉られいてしまう…
そんなの前期までに何度も味わいましたからね^^;

でも、久々に雛見沢の部活をしている面子の顔を見ましたが懐かしさを感じました。
7月からのアニメも主要キャストは変わらないようなので、これも私にとっては朗報でした^^

オープニングテーマは、島みやえい子さんの「Super scription of data」
エンディングテーマは、anNinaさんの「まなざし」
島みやえい子さん、お久しぶりです…^^
やっぱり「ひぐらし~」といえば島みやさんですよね。
第1期OP「ひぐらしのなく頃に」、第2期OP「奈落の花」も久々に聞きたくなりましたよ。

OVA全5話に物語でした。
久々に視聴した導入編としては完璧の位置付けだったのではないでしょうか。
引き続き「ひぐらしのなく頃に煌」を視聴したいと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 10

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

野原に咲いた花には、きれいだけじゃない何かがある。

扱いとしては、「ひぐらしのなく頃に」3期です。

が、1期と違って怖くてグロいシーンは全然ないです。

番外編+2期の続編(おまけ)+番外編という印象でした。

全5話です。

先に1期と2期を見てくださいね~。


●ストーリー
「羞晒し編」(1話)
「賽殺し編」(3話)
「昼壊し編」(1話)の3つのパートで構成されています。

【羞晒し編】
圭一、レナ、魅音、沙都子、梨花の5人がプールへ遊びに行くことに。

魅音のおじさんからもらった海パンにはものすごい力があって…。

大変なことになる前に圭一の海パンを脱がさないと!と女の子4人が奮闘するお話です。

4人の水着姿が見どころかな?笑

あ、ソウルブラザーズの活躍のほうが見どころかww


【賽殺し編】
これは完全に2期の続編です。

3期の1番の見どころです。

繰り返しの世界から抜け出せた梨花が、また再びときを戻る。

しかし、今までの世界とはなんだかちがう…。

いるはずの人がいない。いないはずの人がいる。

起きるはずのことが起きない。

ここはどこ?


【昼壊し編】
レナが恋しちゃって暴走しちゃうお話です。

レナがかわいいので、レナファンは必見かとww

「嘘だっ!!!」←名言リターン!


●感想
久しぶりにひぐらしの世界に帰ってきました~。

ひぐらしの世界観には毎回引き込まれます。不思議な魅力。

今回もその魅力は健在でした。若干威力は弱かったけど(笑)

さらっと5話あっという間に見てしまいました。

久しぶりにひぐらし見てみるか~ぐらいの軽い気持ちで見るのがちょうどよいと思います。

羽入がかわいい…ww

あうあう~。


●音楽
【OP「Super scription of data」/鳥みやえい子】
いいねー。やっぱりひぐらしのOPはこうでなくちゃ。

まずOPで毎回引き込んでくれます。

サビとアニメーションがかなり好きです。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 23
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

賽殺し編は見応えあり

原作未プレイです。
この作品だけを見ても意味が分かりません。
先に無印と解を見る必要があります。


羞晒し(はじさらし)編、賽殺し(さいころし)編、昼壊し(ひるこわし)編という3つのショートストーリーで構成されています。

羞晒し編と昼壊し編は、各1話のお遊び回。
本編からひっぱってきたネタが満載です。
しかもオールスター。
{netabare}レナ「嘘だッ!!!」{/netabare}
いい感じに笑わせてくれました。

賽殺し編は、「過去」に関わってしまった梨花(リカ)を描いています。
話数も2~4話までの合計3話となかなかのボリュームです。
内容はそれほどひねっていませんが、しっかりと作られています。
また、丁寧すぎるほど丁寧に説明してくれるので、問題なく理解できると思います。
西暦と昭和の年号換算に数分かけるほどの念入りっぷりです。やりすぎ。


話はいたってまじめです。
しかし、導入部がギャグっぽいです。
それに引きずられて内容もギャグっぽく見えます。
{netabare}自転車のスピードの出し過ぎで事故。
梨花にしては間抜けすぎますよ……。{/netabare}
そこは演出でなんとかごまかしている感じです。


テーマははっきりしています。

「罪」

誰にも罪のない世界は正しいのか?
そんな問いを投げかけてきます。
まあ、これまた丁寧に語ってくれるので、答えは出ちゃってますが……。
{netabare}
私の好きなテーマですね!
数々の失敗があったからこそ、今の人生がある。
{/netabare}

注意点が一つ。
登場人物に対するイメージが変わってしまう可能性があります。
特に梨花ファンには黄色信号です。
あくまで外伝として楽しみましょう。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 41

74.8 3 先輩アニメランキング3位
暦物語(その他)

2016年1月9日
★★★★☆ 3.8 (712)
4442人が棚に入れました
怪異に曳かれつづけた阿良々木暦の一年間。
これまでの"物語"と"物語"の間でひそかに生まれていた、いまだ語られていないエピソードたちを、一月に一話からなる12編の短編連作で巡る。

<物語>シリーズ公式アプリだけで視聴できる短編アニメという新たな形でつづられる、暦達が過ごした1年間。
そして"物語"は運命の朝へ向かう――。

声優・キャラクター
神谷浩史、斎藤千和、堀江由衣、加藤英美里、沢城みゆき、花澤香菜、喜多村英梨、井口裕香、水橋かおり、坂本真綾、早見沙織、白石涼子、ゆきのさつき
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

第11話&第12話だけ毛色が違う。

こちらは他の物語と違って怪異と似て非なる現象を取り扱った物語といったところでしょうか。
怪異譚ではなく,日常の謎です。
ジャンルとしては個人的にはミステリーより怪異譚の方が好みなのだけど,このアニメに限って言えば他の物語シリーズより重苦しくなくこの暦物語は楽しんで見れました。
キャラクターの良いところだけ見ていられるというのかな…。
1話完結ですし,その1話も短いというのもあって気軽でした。
スピンオフって感じですね。
でも第11話&第12話だけは日常の謎ではなく1話完結でもなく本編って感じです。
終物語へと続いていく話なのかな。

こよみストーン
阿良々木くんは羽川から学校に祀られている石の話を聞きます。
これが怪異がらみじゃないかと思った阿良々木くん。
忍野さんにこの話を売って借金から差し引いてもらおうかと,彼に会いに行きます。
まだ髪をおさげにしていてメガネの垢抜けない羽川さんが可愛いです。
{netabare}それにしても,その祠を自分が置いたこと忘れるかね!?{/netabare}

こよみフラワー
戦場ヶ原さんと歩いている時に道にお花が供えてあるのを見ます。
それに気を取られて車に轢かれそうになりますが阿良々木くんが助けます。
そんな戦場ヶ原さんに知っている怪異はないかと尋ねる阿良々木くん。
戦場ヶ原さんも忍野さんに借金しているからね。
今回の話はちょっと無理があったかなぁと思いましたが,2人の会話が好きなので良かったです。
それにしても,阿良々木くんと戦場ヶ原さんて同じくらいの背丈なのね。

こよみサンド
阿良々木くんは八九寺ちゃんに出会します。
そこで公園の砂場が鬼の顔みたいな模様を描いていることを知らされます。
確かに鬼の顔のようだと不思議に思った阿良々木くんは羽川にそのことを話します。
いや。阿良々木くん。夜の公園でご苦労でしたな!!
―っていう回です。

こよみウォーター
阿良々木くんは神原の部屋を片付けるのみ彼女の家にお邪魔しています。
それにしても炭鉱で採掘してるみたいになってるけど大丈夫(笑)!?
肉体労働を終えた阿良々木くんは神原にお風呂を勧められます。
神原の家,おっきくて和風でまるで旅館ですね!!
そこで水面に未来の結婚相手が映る話を聞かされるのです。
まるでハロウィーンのおまじないみたいですね🎃(▲∀▲)

こよみウインド
撫子ちゃんが阿良々木くんのお家を訪問します。
彼のベッドで靴下を脱ぐ撫子ちゃん。
確かに靴下でベッドに乗っかってほしくないという人もいるとは思うけど(^▽^;)
そんな撫子ちゃんとパーティーハットを被っている阿良々木くんの空気が違い過ぎる(笑)。
そしてミスタードーナツの貝木はシュールすぎるのよ!!

こよみツリー
火憐ちゃんが,彼女の通う道場の木が切り倒されちゃうということを阿良々木くんに相談します。
ていうか,おっぱいを兄の頭にのっける妹…居るかね!?
そして超絶迷惑そうな阿良々木くんが面白い。
そしてまた羽川に相談する阿良々木くん。
そっか☆羽川,部屋をもらえたんだったね!!
まだ殺風景な部屋だけど,良かったなぁ。
いつも頼りになるね,彼女は。

こよみティー
うわ。囮物語で嫌いになった月火ちゃんだ!!
阿良々木くんに茶道部でお化けの話を全否定したという話をします。
でも信じてくれない部員たち。
まぁ分かるなぁ。そんな論理立てて言われても興ざめだよね。
そういうのはさ,信じるとか信じないとかじゃなくてみんなできゃーきゃー言ってるのが楽しいんじゃん。
今回は神原に相談するんだけど,確かにこの解決方法は羽川だったら提案しないかな。
スマートだと思うけどね♪

こよみマウンテン
阿良々木くんは扇ちゃんと一緒に北白蛇神社に行きます。
不気味な扇ちゃんが怪異以外のことで彼を誘うなんて珍しいですね。
で,それを撫子ちゃんに話すんだけど「あっ!!あの時の撫子!!」って思いました。
あの白いシュシュを見て。
で,まぁ撫子が謎を解いてくれるんだけど,この後のことを知っているとスッキリとはいきませんね。

こよみトーラス
阿良々木くんは戦場ヶ原さんからドーナツをもらいます。
何でまたドーナツ。。
忍ちゃんの好物だって知っているのかな!?
今回の忍ちゃんは可愛かった★
ドーナツが絡むと可愛くなりますね。
―ていうか,彼女はミスタードーナツのドーナツが好きなだけだったのか。
そして,囮物語のことを責められる阿良々木くん(笑)。
今回のオチもちょっと無理があったかな(^-^;

こよみシード
センター試験の帰り道,阿良々木くんは斧乃木ちゃんに出会します。
いっつも彼女は神出鬼没だなぁ。
そこで探し物を手伝ってほしいと頼まれ,何故か斧乃木ちゃんの指先に立って街中を探すことに…。
いや。阿良々木くん恥ずかしくないの(笑)!?
探し物は見つからなかったのだけど…。
{netabare}オチとしては要するに貝木と出会さないように斧乃木ちゃんが配慮したっていう話。
でも,そんなことしなきゃいけないのなら貝木が街に出入りしている間ずっと出かける時は斧乃木ちゃんの指先に乗らないといけなくなるよ(^▽^;){/netabare}

こよみナッシング&こよみデッド
こちらは続き物なので一緒にレビューします。
2月,憑物語の事件の直後かな。
北白蛇神社で阿良々木くんは影縫さんに襲いかかって稽古をつけてくれといいます。
斧乃木ちゃんに守られてるだけってのは嫌みたい。
いや。取り敢えず今のところは受験勉強しようよ,受験生!!
そこで,影縫さんに斧乃木ちゃんとの関係を聞きます。
何で“お姉ちゃん”と呼ばれているのか―と。
影縫さんは一発でも自分に攻撃を決められたら斧乃木ちゃんについて教えてくれるそう。
だけど,相手は影縫さん。阿良々木くんじゃ手も足も出ないので,火憐ちゃんに相談します。
{netabare}「これからはお前の好きな時におっぱいを揉んでやるから」って!!
気持ち悪すぎるんだが…!!
「兄ちゃんに,好きな時におっぱいを揉まれるのと,嫌いな時におっぱいを揉まれるのと,どっちが良いんだ?」
なんか心理学でこういうのあった気がするが,こうも簡単にひっかかってくれるとは…💧
けど,いざ相談してみるとそれは一発どうこうではなく阿良々木くんのお願いを体よく断られているのだと教えてくれるのです。
確かに(笑)。かぐや姫と同じ手法。
ところで何気に斧乃木ちゃん,月火ちゃんに愛されてるなぁ。
それで,まぁ阿良々木くんなりにどうするかを決めて影縫さんに挑みに行ったのに影縫さんは居なくなっていました。
それから1か月,阿良々木くんは北白蛇神社に通っていました。
大学受験当日。
阿良々木くんが行った北白蛇神社に居たのは臥煙さんでした。
そして,影縫さんと斧乃木ちゃんについて聞きます。
そうして臥煙さんの話を聞くうちに町から暗闇を晴らすためには阿良々木くんが死ななければならないと言われ,臥煙さんに殺されてしまうのでした。
―っていや!!どんな結末よ!?
目が覚めた阿良々木くん。
そこにはなんと真宵ちゃんが!!
ってとこでおしまい。{/netabare}
結局,問題だけが起こって終わったかたち。
終物語に引き継がれるのかな。
(わたしはまだ途中までしか終物語観てないんです。)
正直,この暦物語はスピンオフ的な話だと思ってたけど,ここにきて急に変わりましたね。
物語シリーズ観てる方で暦物語飛ばそうと思ってても,第11話&第12話は観たほうが良さそう。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

阿良々木暦とヒロイン達の短編物語

この作品は、「化物語」のその後を描いた〈物語〉シリーズ・ファイナルシーズンの第2弾に位置付けられているそうです。
原作の方では2005年に「化物語」が発表されてからかなり時間が空いたので、一度物語を振り返るために書かれたとか(wikiより)。

私は原作未読でアニメしか見ていませんが、阿良々木暦とヒロインが怪異ち対峙する様がシャフトさんの演出で鮮烈に表現されていたので、全然忘れられませんけれど・・・
でも「時間が空いたから」が理由で執筆できるって、他の作家さんが聞いたら羨ましく思うんじゃないでしょうか^^;
きっと作家の卵って星の数ほどいるのだろうに・・・
これもヒット作を生み出した作家さんならではの特権なのかもしれません^^

この物語は短編で全12話あり、このシリーズに登場するヒロインが1話に一人出て来る構成になっています。
そしてこの作品も一元さんお断りの作品・・・何の説明もないままいきなり本題に入っていきます。
以下にサブタイトルと登場するヒロインを記載します。主人公の阿良々木暦は毎回登場するので、記載から省略します。
なお、サブタイトル以降の感想はネタバレにしかならないので割愛させて頂きます。

第1話 こよみストーン 出演:羽川翼
第2話 こよみフラワー 出演:戦場ヶ原ひたぎ
第3話 こよみサンド  出演:八九寺真宵
第4話 こよみウォーター出演:神原駿河
第5話 こよみウインド 出演:千石撫子
第6話 こよみツリー  出演:阿良々木火憐
第7話 こよみティー  出演:阿良々木月日
第8話 こよみマウンテン出演:忍野 扇
第9話 こよみトーラス 出演:忍野 忍
第10話 こよみシード  出演:斧乃木 余接
第11話 こよみナッシング出演:影縫 余弦
第12話 こよみデッド  出演:臥煙 伊豆湖

こうして見てみると・・・オールスター選手の勢揃いみたいですね^^;
どのお話もオープニングとエンディングを含めて1話10分〜15分くらいなのでサクっと視聴できます。
ただこの時間では物語の深掘りはできないので、ストーリーは全般的にライトな感じです。
その感じがもしかすると評価が分かれるポイントかもしれません。
キャラによっては深掘りしてからが本番みたいなヒロインもいる事ですから・・・

でも原作同様懐かしさを感じるといえば・・・それぞれのキャラソンが物語の冒頭に流れるので、これには懐かしさを感じると思います。
戦場ヶ原のstaple stable、八九寺の帰り道や千石の恋愛サーキュレーションなど、第10話の余接ちゃんまでの歌を聞くことができます。

エンディングテーマは、TrySailさんの「whiz」
物語シリーズっぽい曲調で可愛らしい歌詞が特徴的な歌でした。

私はこの作品を物語シリーズ公式アプリ「暦物語」で配信されたモノを視聴しました。
対応OSがiOSとAndroidなのでスマホでの視聴だったんですけれど、テレビの画面で見たかったのが本音です。
どうしてこうう放送の仕方をしたんでしょうね^^;?
という人のために、2016年6月29日に全12話を収録したBlu-rayとDVDが発売されるそうです。
スマホでの視聴を敬遠していた方もいらっしゃると思いますが、これで大画面で視聴する事ができますね^^

投稿 : 2025/04/05
♥ : 21

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

阿良々木暦、高校生活最後の1年間を振り返る物語。

物語シリーズの一作。

 化物語
  ↓
 偽物語
  ↓
 猫物語(黒)
  ↓
 <物語>シリーズ セカンドシーズン
  ↓
 花物語
  ↓
 憑物語
  ↓
 終物語(12話)
  ↓
 暦物語
と見てきました。

「暦物語」の原作は「終物語」の前に発売されていたのですが、
アニメでは終物語でサンドする形で放送されました。

これまでの物語の狭間の物語。

箸休め的なストーリーかな?と思っていたら、
終盤の重大な出来事にびっくり。

1話が15分ほどで、
全12話の作品です。


● ストーリー
高校3年生の春休みに吸血鬼となった阿良々木暦(あららぎ こよみ)。

春休みから卒業まで、怪異絡みの様々な出来事と対峙してきた。

そんな日常では、
怪異と関係はない不思議な出来事と遭遇することもある。


主人公・阿良々木くんの高校3年生の1年間を振り返る12のエピソード。

総集編というわけではなく、
これまでの物語の狭間で起きた出来事というストーリー。

時系列が複雑なシリーズなので、
「あのエピソードが解決した後の話ね。」と時系列表を確認しながら見ました。笑

阿良々木くんの身の回りでの出来事が濃すぎて、
1年間での進展の凄まじいスピードを感じずにはいられませんでした。

1話が4月、2話が5月、というように、
1話につき1月ずつの物語で構成されています。

いつもなら3話程度で1つのエピソードという構成なのが、

今回は1つのエピソードが1話で描かれていて、
しかも1話が15分ということもあり、
1話ずつのエピソードはあっさりに感じました。

怪異と絡んで大きな事件が起こるわけでもないので、
のんびり見ていたら最終話には衝撃…。

この先の展開がアニメシリーズの続編「続・終物語」で描かれるのでしょうか。


● キャラクター
懐かしいキャラやヒロインたちも登場。

誰が出てきても、
阿良々木くんが誰と絡んでも、

物語のクオリティが安定していることからも、
キャラと声優さんの良さをしみじみと感じます。

個人的には久しぶりの忍野(おしの)メメが嬉しかったです。

あと、ドーナツにご満悦な忍(しのぶ)ちゃんが可愛かった^^


● 音楽
物語シリーズのOPはヒロインによるキャラソンが定番。

今回はエピソードの登場するヒロインのキャラソンがOPに使われていたので、全話OP曲が違うという豪華さ。

懐かしいというより、
さすが良曲しかないという感動の方が大きかったです。


【 ED「whiz」/ TrySail 】

EDだけ新曲でした。

この曲、良かったです♪
作品の雰囲気にもよく合っていました。


● まとめ
これまでの物語の狭間のエピソード。

アプリ配信の作品だったし、
とばしてもいいのかな?と思っていましたが、

ラストには重要なエピソードもあったし、
見てよかったです。

ファイナルシーズンもいよいよ終盤。

「続・終物語」を観るか、先に「傷物語」を観るか、
悩むところです。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 22

67.8 4 先輩アニメランキング4位
境界の彼方 #0 東雲 (OVA)

2014年7月2日
★★★★☆ 3.8 (370)
2694人が棚に入れました
二年前。
博臣は姉・泉からある仕事を依頼される。
それは、不死身の半妖・神原秋人を討伐すること。
秋人が住む土地へ向かう博臣。そして後を追いかけてきた妹・美月は、
道の途中で黒い影と遭遇する。
秋人と博臣、美月の出会いが描かれたTV未放送エピソード。
博臣が背中に負った傷跡の訳は?
呪われた血と不死身の半妖の因縁とは…!?
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

博臣くんの安定したキャラ。

神原くんと博臣くん、美月ちゃんが出会ったときのお話。
それと同時に{netabare}未来ちゃんと泉姉さんが出会ったお話{/netabare}

美月ちゃんが博臣くんの事をちょうど「お兄ちゃん」と呼んでいたのを「アニキ」と呼び始めた時期で、
「アニキ、ウザきも」「おにいちゃ…んじゃなくて、アニキ、キモい」
っていうような美月ちゃんがとっても可愛らしかったです♡
これが世にいう、ツンデレ萌え…!!

{netabare}神原くんは、名瀬のみんなと出会う前もずっと、色んな異界師から狙われていて、ずっと1人だった。
「半分は人間だって言ってんだろ!!」
博臣くんに叫んだ言葉が痛々しくて、でも私がそこにいても博臣くんと同じことをするだろうし、
未来ちゃんと神原くんが出会ったことってすごく素敵な事なんだな~と思いました。
EDの後、泉姉さんが未来ちゃんに依頼をするシーンで、それも切なくて苦しい雰囲気がとても魅力的でした。
未来ちゃんが1人ぼっちでコンビニ弁当を食べてるのがもう…!!
早く、神原くんにオムライスおごってもらいなねww
{/netabare}

それに安定した博臣くんのキャラ!!
神原くんの脇の下に手を入れたり、やっぱり博臣くんだ!って感じでしたw
「へんたーい」と叫ぶ神原くん。「もう1回」とねだる博臣くん。横で見ながら、ドン引きの美月ちゃん。
この3人の絡みがほんとに素敵でした!!

投稿 : 2025/04/05
♥ : 26

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

やっぱりこの作品いいかも^^もう一回初めから見直そうかな^^

#0という事だけあって、本編に入る前の物語です^^

ちょっとだけ本編に対してネタバレ的要素が入っているので、
順番的にはやっぱり放送順に本編見てから
この作品を観た方が良いかもしれないですね^^

この辺りの関係の始まりの物語?という感じでしょうか?
-----------------------------------------------------
「神原 秋人くん」 ⇔ 「名瀬家」 ⇔ 「栗山 未来ちゃん」
      ⇕      ⇕
      「異界士教会」
-----------------------------------------------------

投稿 : 2025/04/05
♥ : 11

ケンちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

どうだろ...

※※※
文章は苦手で(ネタばれに注意も大変だし)短めの感触や印象を伝える程度が多いかと。
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてますので、作品の評価はホシをご参考にして頂ければと...
基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※

TV版の3年前、秋人と博臣、美月の出会いを描いた0話。

そのカプセルはなんじゃらほい?ってのがあった...

絵は綺麗。

音楽も声も文句ありませんが...

栗山さんや愛ちゃんの出番が無いので、キャラ評価をTV版より落としました。

メガネの無い境界の彼方なんて、クリー〇の無いコーヒーの様で...

どうだろ...

劇場版をまだ見ていないので、そちらとの関連は分からないが、これだけだと見ても見なくても良いような...

投稿 : 2025/04/05
♥ : 7

68.3 5 先輩アニメランキング5位
響け!ユーフォニアム 番外編 かけだすモナカ(OVA)

2015年12月16日
★★★★☆ 4.0 (214)
1202人が棚に入れました
TVアニメ『響け!ユーフォニアム』Blu-ray&DVD第7巻に収録される番外編。
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

只今、青春真っ最中(モナカ)♬

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚

『響け!ユーフォニアム』Blu-ray&DVD第7巻収録
番外編「かけだすモナカ」

春の劇場版公開、そして2期の放送が待ち遠しくて仕方ない
私にとっては今年最後の素敵なプレゼントになりました。

コンクール前のオーディションで落選した10人の部員達。
TVアニメ版ではコンクールに出場する部員達をバックアッ
プ。
コンクール当日の出陣式ではサプライズ「モナカ御守り」
(マカロンに見えましたけど…)を皆んなにプレゼント。

そんなチーム「モナカ」のもう1つのストーリー。

今回コンクールに出場出来なくても腐る事なく自分達も
いつかはあの舞台に立つ事を信じ、頑張ろうと決意。
爽やかで明るいチームワークがとても素敵です。

そして今回のメインヒロインは当作品のサムネにも登場
してますが、久美子でも麗奈でも無くなんと!

「葉月ちゃん」

葉月ちゃんの明るくキラキラと輝く元気一杯なイメージが
背景を含む作画自体にも反映されているみたい。
私的に全体を通してちょっと暗めだったと感じたTVアニメ
版とは対照的な感じで凄く印象的でした。

秀一との関係、久美子との関係。
TVでは見れなかった葉月ちゃんの心情描写が細かく描かれ
ていて痛いくらい気持ちが伝わってきます。

一言で言うならばTVアニメ版では
「Oh, My Kumiko!」
だった気持ちが
「Oh, My Hazuki!」
になっちゃうくらい葉月ちゃんが愛おしく感じれる作品。
そんな感じです。

そしてそしてポニテ先輩こと夏紀先輩ファンの方々。
お待たせしました。
是非見て欲しいです!
めちゃくちゃカッコイイですから‼︎
TVアニメ版でもお話が進むにつれてその好感度の上昇率が
ハンパなかったですけれど、この作品で確信に変わります。
間違いないです!

この作品を見てからもう一度TVアニメ最終話を視聴すると
また一味違う北宇治高吹部のコンクールの姿が見てきます。
ユーフォを好きな方でBlu-ray&DVDを全巻揃えるまでは
いかないけれどやはりメインであるコンクールの裏側で
起きていたドラマを知りたいって方には是非オススメです。
最終話と番外編の収録されているこの第7巻だけ購入しても
良いくらいの質の高い素晴らしい作品になっていると思います。

あっ、そうそうネットでもちょっと話題になっていた
TVアニメ最終話で久美子のタイに付いていた白い物の謎。
作画ミスなのかなんなのか色んな噂になっていましたね。
ここで明らかなになります。
こういう伏線の張り方をする京アニさん、やっぱり尋常で
はないですね。
このリアル以上にリアルな描写や細やかさが他の追随を
許さない京アニたるものの所以なのでしょうか。

そして今回もお約束の「脚芸」も健在です。
カメラアングル、動きの描写がいつにも増して素敵。
そして指先の細やかな動きまで本当に丁寧。

番外編という扱いではなくユーフォ14話と言っても過言
ではないくらいの繊細な仕上がりは流石と言うしかない
です。

京都アニメーションが贈る全く手抜きのない「番外編」
是非、青春の煌めきを感じて下さい。

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚♫


【mio's café】
視聴済みの方だけ見てね♪
ネタバレだから(*^^*)
{netabare}

冒頭から始まる滝先生の言葉。
優しい口調で落選した10人を諭す様に

「今あなた達の心の中にある悔しさ悲しさを、コンクール
メンバー達は持つことが出来ません。」
「それだけあなた達は既に強くなったと言えます。」
「この経験をあなた達は宝物にして下さい。そして飛躍し
ていって欲しいと思います。」

滝先生の言葉を聞く1人1人の表情を捉えるカメラワークが
凄くいいです。
そして10人の元気な返事。
「はいっ!」
もうなんだか最初から滝先生の言葉にそしてチーム「モナ
カ」の清々しさに嬉しくて胸が熱くなっちゃいました。

負けた者だけが得る事の出来る悔しさ悲しさ。
そしてそこから生まれる大きな飛躍。
私の中では本編第1話での麗奈の大粒の涙がリンクしまし
た。
櫻井孝宏さんの優しい声も相変わらず素敵です。

チーム名を決めるシーンでの会話が1年生が多いという事も
あってが凄く可愛かった。
ちょっと私の頭の中でガルパンの「うさぎさんチーム」と
ダブっちゃったかも。
1人1人の表情も凄く可愛い。
今回もモブ的キャラまで全く手抜きはないですね。
京アニしてます。

まぁ兎にも角にも今回の主役葉月ちゃん。
その表情、動き、声、本当に素敵でした。
秀一とチューバを運ぶシーン、緑輝ちゃんとの会話のシーン
の切なさはもう何と言っていいのかわからないくらい心に
響きました。
葉月ちゃんが明るくてポジティブなキャラだからこそ、
一粒の流れ落ちる涙が何倍もの感情を伝えてくれます。
それにしても葉月ちゃんと緑輝ちゃんのコンビはいつ見て
も良いですね。

ダメダメナックル先輩の忘れたマレットを走って学校に
取りに帰るシーン。
木漏れ日の中を走る作画凄いです。
TVアニメ版の12話での久美子が泣きながら走るシーンを
思い出します。
走る事の意味。

「青春=全力で駆け抜ける」

改めてこの事がこの作品で伝えたいテーマの1つなんだなぁ
って思いました。

そしてそしてお待たせしましたポニテ先輩こと夏紀先輩。
ここでも最強です!男前すぎます!
高校2年ながらあの人生を悟った様な貫禄は何なのでしょ
うか?

特に夕暮れの橋の上での葉月を抱擁するシーン。
「なんかわからないけど、お前が愛おしくなった。」
抱きしめたまま後頭部を撫でながら
「よしよし。」
ですよ!

もうダメです。あんなことされたら…
力抜けちゃいますよね…
TVアニメ版でもそうでしたが夏紀先輩の男前っぷりには
同じ女性でもなんだかときめいちゃいます!もう。

コンクール舞台裏で葉月ちゃんの肩をそっと抱きよせる
夏紀先輩の優しさ。
この番外編を見る事でより一層伝わります。

私的にTVアニメ版の中でも印象に残っている出演待機中の
秀一と久美子のグータッチ。
なんと葉月ちゃん見ていたんですね。
思わず「うわっ」って声が出ちゃいました。
でもその後の葉月ちゃんの優しくて穏やかな表情を見て
安心。
本編とリンクするとても素敵な演出だったと思います。

葉月ちゃんCVの朝井彩加さん、夏紀先輩CVの藤村 鼓乃美
さん。
凄く良かったですね。今回の私の中でのMVPです。
そしてちょっとしか出番は無かったけれど久美子CVの
黒沢ともよさん。
あの上ずったような挙動不審な声。もう久美子の声はこれ
しか無いみたいな貫禄さえ感じました。
やっぱりあの存在感は凄いです。

この作品を視聴してやっぱり春の劇場版、2期まで待て無い
気持ちを抑えられずに、原作1巻から3巻まで買っちゃいま
した。
お正月休みの間に読んでみようかな。楽しみです。


{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 58
ネタバレ

P_CUP さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

映画を1本観たような満足感

今回、葉月視点から、オーディション後~コンクール当日までが描かれているのですが、
見事に本編とリンクしていて、番外編を見たあとは、本編をもう一度見返すことをオススメします。

【演出家・小川太一】
{netabare}
今回の絵コンテ・演出は小川太一さんですね。
まだ若手の演出家ということですが、これまでも氷菓19話や境界6話、たまこ3話などで良い仕事をされています。
カットの繋ぎ方がリズミカルで、横構図→横構図とシンプルな構図を続けた後には、
短く斜め構図を挟むなどして、画面を退屈させない工夫してるのですが、
それを実にサラッとやっていて、如何にも「工夫してまっせ!」とアピってくるような煩さがない。
なので、意識しないうちに、いつの間にか画面に引き込まれれてるような感覚がありますね。

演出も巧みです。秀一とチューバを運びながら階段を降りるシーンを例に挙げますが、
最初、葉月は背にチューバのハードケースを背負っています。
そこに秀一が後ろからケースを持ち、立ち上がって、お互いに正面から向き合います。
そのまま階段とは平行の状態で、それぞれ前を見ながら降りて行きます。視線は合わせません。
重いものを持って階段を降りてるのですから、相手の顔を見てたら足元が危ないわけで、
2人は、ごく当たり前の動きをしているに過ぎません。しかし、当たり前の動きをさせつつも、
「気まずくて顔を合わせられない」「いずれ向き合わないといけない」「けど、まだ真正面からは向き合えない」という、
葉月と秀一の心の揺れを、チューバケースの上にカメラを置いたかのような画作りで、
2人の表情を丁寧に追うことによって描写・表現しており、実に上手いですね。
{/netabare}

【チューバは支えるもの】(※原作バレあり)
{netabare}
秀一に振られた後、葉月は「久美子との恋を応援する」と約束します。
そして今回、失恋の辛さを乗り越え(緑輝の扇動にも乗らずw)その約束を果たします。
この公約、原作では果たされないんですよ。葉月は2人のために特に何かするわけじゃありません。

また、サポートメンバー「チームもなか」としても彼女は頑張り、コンクールメンバーを支えます。
マレットを取りに戻るため、学校への道のりを必死で走る葉月の姿からは、
自分以外の誰かを目立たぬところで「支える者」としての自覚と誇り、そして喜びが垣間見えます。
この辺り、原作葉月とアニメ葉月の描かれ方の大きな違いだと思います。
(まあ原作だとオーディション落ちはB編成としてコンクールに出場しているため、サポートメンバーじゃありませんが)

この「支える者」としての自覚や誇り、そして喜びですが、ほぼアニオリだった6話がじんわり効いてます。
あのとき後藤先輩はチューバ吹きの哲学を何と語ったか?思い出してみてください。
「チューバの良いところは、良いところが無いところだ。
 良いところなんか無いのに一生懸命頑張る。ひたすら頑張る。
 それが良いんだ。その気持ちが分れば、お前も立派なチューバ吹きだ」
あの時はただのギャグだと思ってましたが、今回の葉月の行動は、この哲学を体現してます。
秀一を応援しても久美子との仲を接近させるだけ。コンクールメンバーのために頑張っても晴舞台に立てるわけじゃない。
葉月自身にとっては何も得なんかない。それでも頑張る。それが良いんだ、と。

{/netabare}

【ラストシーンについて】
{netabare}
この番外編、ラストは「はじまる」という葉月のつぶやきに続いて、大きく息を吸うところで閉じられます。
このシーンも13話Aパートラストの久美子との対比になっていたりもするのですが、
それはさておき、「はじまる」という葉月の言葉、いったい何が「はじまる」のでしょうか?
自分の仕込んだメッセージが功を奏して、秀一と久美子が一歩接近したところを見届けたことで、
葉月は秀一への想いに区切りをつけたのではないかと思います。(葉月は笑顔でしたしね)
そこを考えに入れると、この「はじまる」は、単に「コンクールメンバーの演奏がはじまる」という意味ではなく、
葉月にとって「新しい何か」が、今から「はじまる」んだという意味を持たせてるのではないかと思います。
だからこそ、彼女は、まるで今から演奏を始めるかのように、大きく息を吸うのです。

{/netabare}

完全アニオリだった番外編ですが、わずか30分足らずのエピソードなのに、
まるで映画を1本観たかのような、ズッシリとした満足感がありました。
ユーフォ本編のレビューで、主筋以外の部分にもちゃんと物語があるなどと書きましたが
やはり、この作品、誰を主人公に持って来ても成り立つだけの奥行きがあると、改めて思いました。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

加藤葉月と夏紀先輩が3倍好きになる良エピソード

まだ観ていない人は、絶対に観た方が良いです。映像、ストーリー共に本編に劣らない、いや、部分部分では本編以上とも思えるシーンもあります。オススメです!

~以下、視聴済みの方用のネタバレ~
{netabare}
オーディションにより、コンクールメンバー外となってしまった、加藤葉月、中川夏紀ら11人の物語。

「まずは名前を決める」ということで会議をした結果、落選した2年生3人(森田しのぶ・中川夏紀・加部友恵)の頭文字をつなげ、「チームもなか」とすることに(この際、色んな案が出てボツになりましたが、個人的には「二番出汁」が好きでしたw)。

チームもなか の活躍は本編でも「御守り作成」という形で語られていましたが、それ以外にもこんなことをしていたんだな~と、感動しました。

例えば、森田しのぶ(サックスパート。北宇治の女子の中では1番?大柄=ぽっちゃり)が、話し合いから当日の仕切りまでをそつなくこなす様子なんか、「モブだったけど、レギュラーじゃないけど、ちゃんと頼りになる先輩だ」ということが伝わり、かなり印象が良いです。

みんな落選したので、当然落ち込んではいるのですが、あくまで前向きなキャラクター達を応援したくなります。悲壮感のなさは、「チームもなか」に3年生が1人もいなかった(3年生は全員合格)ってことも大きかったかも。まあ、3年生がいて、近畿大会にメンバー入りするってのも胸熱ですが、話が重くなると、葉月と塚本との切ない恋模様を描けなくなるから、これで正解ですね♪

……そう! この話のメインはあくまで「加藤葉月の恋(失恋)」なのです!

例えば、「チームもなか」の練習のため、(クソ重い)チューバを背負い、階段の踊り場でしゃがみこむ葉月。そこに下から上がってくる塚本。目が合う二人。塚本は気まずくて目を逸らすのだけれど、目線の先にはしゃがみこんだ葉月の、少し開いた脚が(あくまで膝頭だけしか見えてませんw)。スッと自然に膝を閉じる葉月。……なんじゃそのさりげないラブコメの波動は! しかも、結局チューバを二人で持つのですが、指と指が触れ合い、すぐに離す二人w

他にも、こんなシーンが。

チームもなか みんなで御守りを作るんだけど、塚本のものをサッと隠して持ち去る葉月。その帰り道、夏紀先輩に「あれ、誰のなの(ニヤニヤ)?」と問い詰められるが、「いや~」と誤魔化す葉月。すると、遠くの方からトロンボーンの音色が。思わず振り返る葉月。しかし、すぐに重なるようにユーフォニアムの音色が。ハッとする葉月は、何事もなかったように(自然風な表情で)、「多分、久美子です」と答えます。すると、いきなり夏紀先輩が葉月を抱きしめます。慌てる葉月。

葉「え? 何です!? 急に!」
夏「なんか分からないけど、お前が愛しくなった」
葉「あ、暑いですよぅ」
夏「よしよし(葉月の頭を優しく撫でる)。まっ、後悔しないようにってことだけかな、私に言えるのは」
葉「先輩! 私やっぱり、低音で良かったです♪」

……なんだ、この良いシーンは! 本編含めても1、2番に好きかも。この間、一言も「塚本」と言わず、仕草や表情だけで見せていくのが、「アニメ」って感じで良かったです!

これ以外にも、とにかく葉月の魅力的なシーンや台詞、エピソードが盛りだくさん(緑とのやりとりや、コンクール当日の身支度、ナックル先輩のせいでの激走とか)。

夏紀先輩じゃないけど、とにかく葉月のことが愛しくなります♪

つか、これ観た視聴者は、塚本は久美子にフラれて葉月と付き合って欲しい……いや、塚本は久美子にフラれて、葉月に告白し、葉月にもスパッとフラれて欲しいと思うはず(笑)

この作品に強いて難点をあげるなら、ちゃんと「チームもなか」で1曲仕上げ、少しでも良いから演奏してほしかった、ということくらいかな。
{/netabare}

とにかく、葉月と夏紀の好感度がグングン上がり、塚本の好感度がガンガン下がる作品でした(笑)

総集編とかいいから、このエピソードとサファイアの家族ネタ(日常系)を軸にして、その他のモブ達の活躍を映画にしてほしかったくらいの、良作です!

投稿 : 2025/04/05
♥ : 30

69.2 6 先輩アニメランキング6位
ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編(OVA)

2013年11月27日
★★★★☆ 4.0 (189)
1166人が棚に入れました
ひだまりスケッチシリーズの主要キャラクター、沙英・ヒロの卒業式を描く完全新作特別編。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

『魔法少女まどか☆マギカ』から『ひだまりスケッチ』まで秘蔵資料&作品多数! こだわりの“蒼樹うめ展”10月3日より開幕

憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術家の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。
しかし、慣れない生活に戸惑いつつも、優しく温かい仲間に囲まれながら、ゆのは今ゆっくりと夢に向かって歩き出す。

蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画のOVA。
ひだまり荘で何気ない日々を送る6人。
文系の大学に進学するつもりの沙英と、美術教師を目指して美大に進学することを決めたヒロ。
たくさんの思い出を胸に、卒業というそれぞれの旅立ちを迎える。
「2月1日 - 2月20日 受験スケッチ」と「2月28日 - 3月1日 卒業スケッチ」を収録。

『魔法少女まどか☆マギカ』から『ひだまりスケッチ』まで秘蔵資料&作品多数! こだわりの“蒼樹うめ展”10月3日より開幕

●内覧会には蒼樹氏も登場! ライブドローイングを披露
マンガ『ひだまりスケッチ』や、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案などで知られる蒼樹うめ氏の展覧会“蒼樹うめ展”が、2015年10月3日(土)~12日(月・祝)の期間、東京・上野の森美術館にて開催!オープン前日となる本日10月2日(金)、報道陣向けの内覧会が行われた。

蒼樹氏初の個展となる本展では、マンガ原稿やイラストだけではなく、初公開の設定資料やデザイン画、描き下ろし作品など、貴重な作品・資料が一挙展示! キュートで華やかな“蒼樹うめの世界”を存分に味わうことができる。

そして内覧会には、蒼樹氏ご本人も登場! 報道陣を前に、その場でイラストを描く“ライブドローイング”を披露してくれた。登壇した蒼樹氏は、「最初に個展のお話をいただいたときには、なんと分不相応なと、大変不安でした」と率直な感想を語り、「私なりに、肩肘張らずにリラックスして、ニコニコと観ていただける展覧会ができたらいいなと思い、今日までコツコツと作らせていただきました」と本展をアピール。展示はもちろん、グッズなどの細部に至るまで蒼樹氏の意向が反映されているそうだ。

ライブドローイングでは、本展のメインビジュアルにも登場している『ひだまりスケッチ』のゆのと、『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえを生描画。色えんぴつで頭の大きさなどのアタリを取ると、そのまま太さの違う2種のサインペンで直描き! 約20分ほどの間で、ゆの&キュゥべえが描かれていく。ちなみにゆのは蒼樹氏の美大生時代に生まれたキャラクターだというが、キャラクター自体は「私が落ちこぼれていた、予備校生時代の分身」とのこと。本展の作品には蒼樹氏直筆の制作秘話も併せて展示されており、こういった制作秘話を知ることで、より一層作品を楽しむことができそうだ。

さて、ここからは展覧会の模様をちょっとだけご紹介。第1章~第5章の章立てで、幼少期から学生時代、『ひだまりスケッチ』に『魔法少女まどか☆マギカ』、そしてイラスト制作や同人活動などの多岐にわたる創作活動まで、蒼樹氏の歩みを一望することができる。実際に蒼樹氏が使用している機材を展示した“原稿の部屋”も必見だ。

◆第1章“蒼樹うめとは”
蒼樹氏の幼少期の作品や、学生時代のデッサンなどが展示。蒼樹氏手作りの焼きビーフンを再現した食品サンプル(!)の傍には、レシピも!

◆第2章 『ひだまりスケッチ』の世界
4度にわたりテレビアニメ化もされた、蒼樹氏の代表作『ひだまりスケッチ』。各種イラストや原稿のほか、“ひだまり荘”を再現した一角も!?

◆第3章 原稿の部屋
蒼樹氏の仕事場を再現したコーナー。幾多の作品が、すべてこのコーナーと同じ環境で制作されたのだ。

◆第4章 キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』
社会現象にもなった『魔法少女まどか☆マギカ』は、蒼樹氏がキャラクター原案を担当。キャラクターたちの魅力を、蒼樹氏みずから解説している。

◆第5章 「蒼樹うめ」の仕事
連載作品やイラスト提供、企業とのコラボなど、さまざまな作品も一挙展示! コミックマーケットのカタログイラストには、蒼樹氏の熱い想いも添えられていた。

本展では作品展示やグッズ販売のほか、蒼樹氏が不定期で来場し行うドローイングイベントやサイン会、蒼樹氏本人や声優の阿澄佳奈さん(『ひだまりスケッチ』ゆの役)、悠木碧さん(『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役)による音声ガイド(700円[税込])など、“蒼樹うめ展”を味わい尽くす仕掛けが盛りだくさん!

蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」 7月3日から前売り券が全国にて発売開始

■どこにでもいる女の子から、神さまになった女の子まで。
10月3日~12日に上野の森美術館にて開催される人気イラストレーター・マンガ家の蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」。前売り券が7月3日から発売されることがWebサイトや公式Twitterアカウントにて発表されました。同時にWebサイトもリニューアルされ、「見どころ」「チケット情報」「関連イベント」が新たに公開されています。

前売りチケットの価格は一般・大学生が900円、中・高校生が500円。開催日前日の10月2日まで販売され、対象店舗で前売り券を購入すると先着で描き下ろしメッセージカードが封入されます。

また、前売り券は公式サイトのオンラインチケットやコンビニなどの各種プレイガイドでも購入できます。

Webサイトに新たに公開された見どころページでは、仕事場を再現したコーナーやイラストのメイキング映像をはじめ、代表作である「ひだまりスケッチ」やキャラクター原案を担当した「魔法少女まどか☆マギカ」の未公開資料が展示されることが紹介されています。

関連するイベントについては近日発表される予定。イベント内容についてはライブドローイングやサイン会などが開催されることが決定されています。

蒼樹うめさん初の個展、上野の森美術館で今秋開催
「ひだまりスケッチ」や「魔法少女まどか☆マギカ」(キャラクター原案)などで知られる人気漫画家・イラストレーター、蒼樹うめさん初の個展が10月、東京・上野の森美術館で開かれる。

主催は「絵師100人展」も手がける産経新聞社。同社のイベントガイドによると、開催期間は10月3〜12日の10日間。詳細は後日発表するという。

上野の森美術館は「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」「「ボールはともだち。キャプテン翼展」の会場でもあった。現在は「進撃の巨人展」を1月25日まで開催中。

2013年3月3日に行われた「超ひだまつりin日本武道館」において、『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編』の製作が決定したことが発表され(同月8日にはアニメ公式サイトで正式な告知とプロモーションビデオが公開)、BS-TBSで11月29日(27:00 - 28:00)に前編と後編が2話連続で放送された。

録り下ろしドラマCD「ひだまりエモーション」視聴。

オープニングテーマ
「おーぷん☆きゃんばす」(卒業編)
卒業編第2話は2番を使用。

エンディングテーマ
「夢ぐも」(卒業編第1話)
「またね、ようこそ、ひだまり荘」(卒業編第2話)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 41

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

笑顔のなかで咲いた思い出は、丸くて大きな、そんなひだまり。

ひだまりスケッチ卒業編。

タイトルの通り、
3年生の沙英(さえ)とヒロが卒業するお話です。

・受験スケッチ
・卒業スケッチ
の全2話です。

さあ、視聴前に4期までの視聴とタオルの用意はお済ですか?(´;ω;`)


● ストーリー
2月。
沙英とヒロはそれぞれの志望校の受験に臨んでいた。
その結果は…。

3月。
いよいよ迎えた卒業式の前日。
笑顔で送り出せるのか悩むゆのっち。
そして卒業式の当日…。


ひだまりスケッチのジャンルは「日常系」ですが、
時間はループではありません。

みんな歳をとって、成長して、
いつかは自分だけの道を進んでいく。

そういう姿をちゃんと描いてくれるって、
いち視聴者としては嬉しい。

もちろん寂しい気持ちもあるけれど。


キャラは可愛いし、
癒されるし、
楽しくて、温かい。

そしてこの作品では、
等身大の高校生の姿も描かれています。

自分の進路や将来の姿に想いをはせて、
どうなるのかな?と不安になったりわくわくしたり。

将来が無限大な若者が悩みながらも、最後には何かの答えをつかむ。
そんな姿が私はたまらなく好きなんです。

だからこそ
この作品も私のお気に入りとなりました。


OPや挿入歌の工夫など、
製作側の愛も存分に感じられたし、

キャラたちの卒業への想いが
まっすぐ描かれていて心打たれたし、

いろんな演出で感動させられながらも
最後にはやっぱりひだまり荘らしく。

温かくて、前向きで、笑顔になれました。

これぞ集大成と呼べる最終話。
素晴らしかったです^^


● 音楽
OPとED(1話)は4期のものが使用されています。

2話のOPはアニメーションにも工夫がされていますので、
そちらにもご注目を♪


【 2話ED「またね、ようこそ、ひだまり荘」/ ゆの(阿澄佳奈)、宮子(水橋かおり) 】

ゆのっち&宮ちゃん目線でひだまり荘について歌った曲。

歌詞だけで泣けます(´;ω;`)


● まとめ
寂しさも涙もあったけれど、
ひだまり荘らしく笑顔で終わりを迎えることができました。

ゆのっち達はまだまだこれからも自分の道を探し、歩いていく。

たくさんの人達に出会って、
たくさんのことに出会って考えて、
大人になっていくのだろうな。

悲しいことや悩みがあっても、
最後にはみんな笑えますように。
温かくて大切な誰かがそばにいますように。

沙英さん、ヒロさん、卒業おめでとうございます!
ひだまり荘のみんな、笑顔とぬくもりをたくさんくれて、ありがとう。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 20

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

もう少し感動成分が欲しかった

『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編』はアニメ原作、OVA(前後編)の日常系・ほのぼのアニメです。


率直に言うと、この前後編の特に前編は下級生4人が沙英・ヒロに対してあれこれ思いながらしみじみとした且つ起伏のない展開が続き、その描写に少々退屈さを感じてしまいました。第4期における、ヒロが吉野屋センセーに自分の気持ちを吐露している時くらいの感動的な展開が欲しかった所。後半の卒業式も少ししみじみとしたが泣くには至りませんでした。しかし、 終盤の"夏目"の登場という不意打ちでは不意に涙腺を潤ませてしまったのも事実。だが、やはり感動要素がやや少なめだったのかという印象。むしろ、二人の卒業によるこれからのひだまりスケッチの先行きの方が気になって仕方がありませんでした。


「先行きが不安になった」ということを述べましたが、これはきっと殆んどの人が同じ様に思ったのではないかちと思います。
"沙英"と"ヒロ"が3年に進級しつつも、上手い具合に手時間の流れを調整しながら話を続けていくものだと思っていた、第3期を視聴していた頃。まさか二人がそのまま卒業してしまうとは思わなかっただけあって、「卒業編制作決定」の文字を観た時は衝撃を受けました。
長く"ひだまり荘"の面々を引っ張ってきた上級生の二人がいなくなることは、つまり、ひだまりスケッチという作品がこれまでモノとは全くの別物になってしまうようなモノ。やはり、"沙英"と"ヒロ"が居てこそのひだまりスケッチ。
しかし、主人公は一応健在であるために、『げんしけん』の様にメインだったキャラが居なくなった後も物語は続いていくのかもしれません。しかし、もし"ゆの"と"宮子"が卒業するまで続いたとしても、正直、1年組と2年組の4人で面白さが維持している図が想像できません。

こんな懸念が、この作品を視聴している際に私の頭の中をぐるぐると回っていました。だからあまり感動できなかったのかも知れません(苦笑) しかし、この卒業編を制作してくれたことはとても嬉しかったです。たとえ、先が続いたとしても終わったとしても最後までこの作品を見守ろうと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 6

67.3 7 先輩アニメランキング7位
ひだまりスケッチ×☆☆☆[ほしみっつ] 特別編(OVA)

2010年10月27日
★★★★☆ 3.9 (181)
1080人が棚に入れました
荘に自転車がやってきました。みんなで試しに乗ってみることにしたんだけど…あれっ?なんだか久しぶりで上手く乗れない?そういえば最後に自転車に乗ったのって、ひだまり荘に来る前だったっけ。それで、練習も兼ねてみんなで河川敷に行くことになりました。おかしいなぁー。乗り方はコレで間違いないはずなのに…。

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

夏目って結構可愛かったんだなぁ…と思った特別編。

『ひだまりスケッチ×☆☆☆特別編』は前後編、つまり2話構成で展開される、本編と相変わらぬほのぼのなストーリーです。


第3期本編において、主観的に新キャラ二人(“乃莉”と“なずな”)がひだまり荘のメンバーとしては何処か浮いていた様に見えましたが、今回の特別編では大分ひだまり荘の中の雰囲気に馴染んで来ていた様に感じられました。(私自身があの二人の立ち位置になれたのかもしれませんが...。)
特に“乃莉”の初登場時から暫くの間は、会話の流れを断ち切ったり変なツッコミ?で空気を壊したりしていたので、個人的にはあまり良い印象を持っていなかっただけに、随分と成長したなぁと…。
“なずな”に関してはあまり変化はありませんが、別にあのままで十分良い。


私が今作で一番印象に受けたのはあの二人ではなく、“沙英”関係でちょくちょく登場する“夏目”。登場回数が少ないのにもかかわらず、よく分からないキャラだったために私の中では空気扱いをしていましたが、この特別編で私の中の彼女の株が上がりました。なかなか可愛かったですし、何より彼女にまつわる話そのものが結構良かったのが“夏目”のイメージを良くしてくれました。


と言う事で、この第3期特別編はある意味“夏目”が中心お話でした。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 10

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

歴史が僕を問い詰める

なぜ特別編が別窓で用意されているのかは謎ですが、
お金の都合があるかも知れないので、重いを綴ります。

OPで2番が流れるだけではなく、色々と小ネタを挟むのも特別定番です。

特別編1、ファミレス・なつめ☆キタカ回
特別編2、帰省・バーベキュー回

本編の後の方でもそうだが、寝起きで髪をおろしているひろさんを拝めるのはありがたや。
のりすけも髪おろしてればいいのに、特別編なんだし。

舞台は東京だと思ってたのに、考えを改めないとな。
それとも県境とか、住宅街ってことかな・・・。

オレもアレを焼きたくなりました。けど、アレってそのまま食べるの好きでもないんだよね。

っていうか、なつめwww そりゃないだろうwww
なつめファンは見逃したら人生をやめたくなるような特別編です。
うーん、それぐらいの価値は、ある、な。あります!!!

なつめの熱狂的なファンでないオレも、彼女が嬉しそうな姿を見るだけで、
バーベキューを食べずとも心はホットほくほくほくりんこです。


オレもみんなとバーベキューをお腹いっぱい食べれば、おも、
・・・何すか、てんてー?
「ネタバレ禁止ー♪」

投稿 : 2025/04/05
♥ : 7
ネタバレ

リクポテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

夏目のためのOVA!(*^▽^*)

コミック原作 既読

ひだまりスケッチ3期のOVAです。
これまでのOVAと同じく2話構成になっています。

1話は{netabare}ファミレス回&夏目と沙英の出会い回{/netabare}です。
2話は{netabare}ゆのっちの実家帰省回&バーベキュー回{/netabare}です。
特に{netabare}夏目と沙英の出会いは{/netabare}原作でもすごくお気に入りの話です♪

3期で新たに加わった乃莉となずなもだいぶひだまり荘の一員として馴染んできたかなぁと思います。

また今回のOVAでは本編でもちょいちょい登場する夏目に焦点が当てられています。夏目は結構好きだったので、このOVAはうれしかったです(^-^)
夏目ファンは必見ですよ!
ファンじゃなくてもこれを見たら好きになるかも?

内容は相変わらずまったりのんびり~。
何も起こらないけどそんな変わらない日常の心地よさを改めて感じました。

アニメも残すところSPと4期と卒業編のみとなりました。終わりに近づくほど寂しくなってきますね(;_;)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 15

62.9 8 先輩アニメランキング8位
恋する暴君(OVA)

2010年6月25日
★★★★☆ 3.7 (62)
462人が棚に入れました
森永哲博の片思い相手、巽宗一はそれはもう暴君。とある理由があってホモ嫌いのため相手にされず、とうとう片思い歴は5年。いい加減疲れて友人であるバーの店員、ヒロト君に相談するとアヤシイ催淫ドリンクを渡され、既成事実を作ってしまえとそそのかされる。あの暴君な先輩にそんな事できない!森永はタンスの奥へとしまい込むのだが、酔った宗一はそのドリンクを勝手に見つけて飲んでしまう。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白さに笑いながら ふと せつなくなった。。

原作は高永ひなこによるBL漫画。
2話からなる2010年のOVA作品。

大学の農学部4年である森永哲博と、彼が入学以来の4年間
ずっと片想いしている相手・・農学部修士2年の巽宗一。
この2人が主人公。

先輩と後輩という間柄で研究室にいる2人だが、
宗一は大のホモフォビア(ホモ嫌い)
可愛がっていた弟までもが、恋仲の男性と渡米してしまったため
ホモへの嫌悪感はMAX状態にあった。

いっぽう、森永は数年前、この巽先輩に一度は告白したものの、
まったく受け入れてはもらえず、疲れ果てていた。
しかし、友人の計らいも手伝って、ある日・・偶然、
既成事実を作れてしまうのだが・・というお話。

とにかく偏見や差別意識の強いこの世界。
好きになった相手が極度のホモ嫌いなんてことは、多々あるわけで。
なかなかリアルな設定だし、コミカルな展開はものすごく笑えた。
そして面白かったのと同時に、ちょっとせつなくもなったりした。

そうだよなぁ・・これが現実だよなぁ~
そう思わずにはいられないけど、
物語としては短い時間ながら、無駄なくまとまっており、
見せ場もしっかりあって、心情も意外に細かく描かれていた。

BLモノがお好きな女性にはまた別の見方があるかもしれないが、
男性からは、ホモの人が見てもノンケの人が見ても納得できる部分が
きっと必ずあると思う。

駆け引きのつもりがなくても、身を引くことで災い転じて?
ってことはありそうだけれど、この物語の場合・・先輩は
心底ホモを嫌ってたのじゃなく、
やはり素直になれない暴君だったからとしか思えない。
なのでこういう人ともしカップルになっても
ケンカばっかりしていそう(笑)
意地を張らずにいたら、案外相性良さそうなのにね~

で、それを見抜いていたバーの男の子・・
あの関西弁は確かに違和感あって気になった(笑)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 15

ぽ こ た ろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レビュ-下手女子のレビュ-。

ゲイ後輩・森永×ノンケ先輩・巽

森永哲博の片思い相手、巽宗一はそれはもう暴君。
とある理由があってホモ嫌いのため相手にされず、とうとう片思い歴は5年。
いい加減疲れて友人であるバーの店員、
ヒロト君に相談するとアヤシイ催淫ドリンクを渡され、
既成事実を作ってしまえとそそのかされる。
あの暴君な先輩にそんな事できない!
森永はタンスの奥へとしまい込むのだが、
酔った宗一はそのドリンクを勝手に見つけて飲んでしまう。
                            (―Wiki)

うぃきの文載せただけとゆ-ね。
すいません。

興奮する作品でs((黙

投稿 : 2025/04/05
♥ : 0

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

(*'∀'*)ニヤニヤ・・・

大のホモキライの先輩に片思いし続ける後輩森永。切ないねぇ・・・
まぁ想いは報われるのだが・・・
絡みの部分は終始ニヤニヤして観てましたw


ってか〝押してダメなら引いてみろ〟←これ考えた人って誰なんだろ??
思いついた人スゴイと思わない??
私もリアの駆け引きで使ってたりしますwブッ
この作戦に失敗はナイ!!

まぁこのアニメでは狙って引いたワケではないんだけど
人ってなんで引かれると追いたくなるんだろうね~~~
うーん....φ(・ω・` )気になるわ。



ってか媚薬をくれた子の関西弁に違和感を感じたのは私だけか??

投稿 : 2025/04/05
♥ : 17

71.3 9 先輩アニメランキング9位
俺を好きなのはお前だけかよ~俺たちのゲームセット~(OVA)

2020年5月23日
★★★★☆ 3.8 (43)
279人が棚に入れました
圧倒的ラブコメ主人公にして、全てにおいて俺を上回る上位互換のホース。俺はこいつとパンジーを賭けた勝負をすることになった。舞台は、因縁の地区大会決勝戦。対戦カードは、西木蔦対唐菖蒲。大舞台の裏側で、俺はホースと決戦投票って形でケリをつける。もちろん、正々堂々と……戦うわけないじゃ~ん! 圧倒的に不利なんだから、卑怯なことをしまくってやる!ウケケケ! ホースはどうせクソ真面目に戦うからな! 俺はその真逆を……え? なんですと? 勝負にルールを加える?ちょっと待って! なんで、どれも俺に不利なルールばっかなんだよ! ひまわり、コスモス、あすなろ!てめぇらまで敵に回りやがって! くっそぉ……。味方は誰もいねぇ……。最悪のルールだらけ……。こうなったら、正々堂々真正面から……卑怯な手を使いまくってやるわぁぁぁぁ!!

声優・キャラクター
山下大輝、戸松遥、白石晴香、三澤紗千香、内田雄馬、三上枝織、東山奈央、斉藤朱夏、佐伯伊織、福山潤、種田梨沙、小原好美
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

絶対見るべし!!!

できればみんなに観て欲しいので、いつものネタバレ感想ではなく、最初は紹介レビュー書きます。

TV本編を観て、途中断念や面白くなかった人以外は、是非見て欲しい!

本編最終話に、負けた方は二度と今後一切パンジーと合わない、話しかけないという勝負の賭けをホース(CV福山潤)としたところで終了しました。
コレ観て少しでも続きが気になると思った人は、このOVAを見て損はしませんよ!
てか満足できるんじゃないかな?

小さな伏線回収もあれば、ハラハラドキドキもあり、あるキャラの深掘りもあって、そのキャラの見方が変わるし、物語としても、作品としても大変よくできてます。

もし、本編がうろ覚えだったら、できれば1話から再マラソンして欲しいですが、時間がないのなら11話から(全12話)でも見直して欲しいです。

因みに、このOVAは約70分です。
僕的ではありますが、最後はある意味スッキリ綺麗にまとめてますので(原作連載中ですが)
いい最終回だったと思える程、お勧めです!




ここからはいつものネタバレ感想なので、視聴した人のみお読みください

{netabare}
本編全12話観たときの感想は
ナニコレ!?
結局ハーレムなのに
「俺を好きなのはお前だけかよ」ってタイトル詐欺もいいとこじゃないか!と思ってたけど.......
最後まで観て納得しました。

サンちゃんって、本編見たときは裏の性格がゲスくてあまり好きじゃなかったけど、このOVAでサンちゃんの過去回があり、それ観て良い印象に変わりました。
逆に印象が悪くなったのはホースの方。
本編を観ただけでは、無自覚にラノベ主人公する、天然でいい奴でしたが、このOVAで、ホントは全部解っててやってるゲスイ野郎と本性を表します。
やっぱ話的に勝負相手がゲス野郎だと、勝ったとき気持ちよくスッキリできるもんね。
これで相手が良い奴だったら、勝負に勝ってもモヤモヤ感の頃だろうし。
まぁ話的に悪役いた方が面白くてセオリーなので分かります。

髪留めを多く集めた方の勝ちという勝負では、途中 ジョーロが意味ありげに迷子の幼女や、鍵を落とした少女などを助けてたから、きっとこの子達からも髪留めを貰って勝負に勝つ算段だろうな・・・って予想できたけど、まさかホースの方も、学校の子たち90人近くから貰う手段で来たので、これでどうやってジョーロが逆転するのか?めっちゃハラハラして焦りました。
でも、ジョーロの方もサンちゃんとの友情と、みんなの協力でなんとか大逆転。
野球の試合自体も、ジョーロの想いの帽子のおかげで勝利。
ちょっと感動しました。
最後のパンジーの髪留めも、告白しながらジョーロに渡し、勝負あり。
そして、みんなから告白されたジョーロの返事は・・・
パンジーに告白。。。
これでやっとパンジーの想いが報われて泣きそうになったけど・・・
かと思いきや、次々にコスモス先輩、ひまわり、あすなろ、サザンカと告白して行き、結局5又宣言。
はぁ?って一瞬思ったけど
あぁ でもこれはワザと嫌われてパンジーの女友達の関係を変えないためだなっと予想できました。
 ジョーロって最初から裏表があり、序盤で「振られた方と付け合えるぜ ヒャハー」なんて最低なことも言ってたけど、結局は、自分のことより誰かのために行動できる裏の顔もある訳で、ホント友達想いのいい奴で好印象です。
流石 主人公だなぁって思いました。
んで、ジョーロとサンちゃんが友情を深める最後に、サンちゃんがジョーロに言ったセリフが
「俺を好きなのはお前だけかよ」っていうタイトル回収!
うぉ~ 
そういうことか~ 
って唸りましたw
上手いやんけ 
やられた~って感じでした。
(人は上手に騙されると、逆にスッキリ 清々しくなるらしいです。まさにコレ状態w)
本編観てタイトル詐欺とか言って申し訳ありませんでした。
最後の最後も、パンジーの「あなたのことが、うんとうんと大好きよ」のセリフに
ジョーロの返事が、「月が綺麗ですね」で、これまた やられる僕。
綺麗に〆てて大団円。
もう大満足なEDでした。

本作を観れて うんと うんと良かったです。


おわり。

{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 17

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ファッキンコロナの直接的被害を被ったビデオスルーアニメPart1 これのBDを買ったのは俺だけかよ

人生最絶頂のモテ期を迎えたと思い込んだ腹黒い性格の高校2年生、通称「ジョーロ」少年が実は自分に言い寄るヒロイン達がトンデモナイ曲者揃いで彼女達に徹底的に振り回される
2019年秋期に全12話がテレビ放送されたラノベ原作のラブコメディです


『俺修羅』とか『ゲーマーズ!』に近い印象を受けますが、これらよりギャグのテンションはハイテンポ
パロディを絡めた変化球も大量に畳み掛けてくるのでラブコメとして良く出来てるかどうかよりも、ギャグアニメとしてむちゃくちゃ面白かったです


しかし最終回12話の時点でジョーロの前に立ちはだかったジョーロとはまるで真逆の、聖人君子の様な性格の「ホース」の再登場
このホースがジョーロに恋するヒロイン、「パンジー」への告白をした問題が解決せずにテレビシリーズの放送は終了…
ラストカットの最後の最後の、本当に最後の台詞が「もうちょっとだけ続くんじゃよ!」というふざけた一言で終わったのは「なめてんのか!」と思いましたねw


さて、ところでビデオスルーという和製英語をご存知でしょうか?
本来は映画館で上映されるはずの作品が何らかの事情で上映されず、そのままビデオやDVDという形でのリリースが初出となる事案です
単館でも期間限定でも映画館で上映されれば、それは映画という形になりますが、ビデオスルーはそうではない、ということになります


今作はテレビシリーズ最終回の直後から始まる事実上の完結篇
2020年5月23日にOVAのイベント上映という形で全国10館でロードショーされる予定…でしたが皆さんご承知の通り2020年はファッキンコロナが世界を蹂躙
しかも本作の前売り券の発売3日前に日本政府による緊急事態宣言が発令
映画館は闇に閉ざされてしまいました…


OVAのイベント上映、という形とはいえ今作は完全に行き場を失い、上映は延期ではなく完全に中止
BD第1巻の購入者が応募できるキャスト登壇イベントも中止
コレ目当てにBDを買った人にとってはほとんど詐欺w
BD第5巻以降は発売が順延
とまあファッキンコロナに被害を受けたアニメは多々あるものの、ここまで直接的にダメージを喰らった作品は珍しいでしょう


と、いうことで最終回の続きが気になるのでまさに現代のビデオスルーと化した今作の、2020年9月2日に発売したBDを買いましたよ!w
っていうか全巻買いましたよw


70分にも及ぶ大ボリュームはまさに『俺好き』の完結篇に相応しい内容
特にやはり恋愛モノとしてどうかより、ギャグがキレッキレだったのが良かったですね
パンジーがメガネを取ったら美少女、そもそもヒロインに対してジョーロが「ブス」と罵っている部分など、どうしても原作&脚本の駱駝先生とは考え方が相容れないメガネっ娘大好きな自分ですが、その点には目を瞑りつつも今作はちゃんと面白かった
それと同時にこれはやっぱ劇場で観たかったなぁ…という思いが強く残りました;
正直、BD発売後もあまり話題になりませんでしたし、こんな形で評価されないのは不遇だと感じました


もしテレビシリーズを観ていた方でまだこの完結篇をご覧になっていらっしゃらないのでしたらそれはあまりにモッタイナイ!
配信なりでも良いのでチェックして欲しいと思いますね

投稿 : 2025/04/05
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「俺は、すべてのラブコメを過去にする」

「あともう少しだけ続く…」とジョーロが言い残して幕を閉じたTVアニメ版の後日談です。
思い返してみると、TVアニメ版はメッチャ続きの気になる終わり方だったので、視聴を待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
かく言う私もその一人ですけど…


圧倒的ラブコメ主人公にして、全てにおいて俺を上回る上位互換のホース。
俺はこいつとパンジーを賭けた勝負をすることになった。

舞台は、因縁の地区大会決勝戦。
対戦カードは、西木蔦対唐菖蒲。
大舞台の裏側で、俺はホースと決戦投票って形でケリをつける。

もちろん、正々堂々と…。
戦うわけないじゃ~ん!圧倒的に不利なんだから、卑怯なことしまくってやる!
ウケケケ!ホースはどうせクソ真面目に戦うからな!

俺はその真逆を……え?なんですと?勝負にルールを加える?ちょっと待って!

なんで、どれも俺に不利なルールばっかなんだよ!
ひまわり、コスモス、あすなろ!てめぇらまで敵に回りやがって!

くっそぉ……。味方は誰もいねぇ……。最悪のルールだらけ……。
こうなったら、正面堂々真正面から……卑怯な手を使いまくってやるわぁぁぁぁ!!


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

TVアニメ本編が放送されたのは2019年の秋アニメ…
記憶には新しいですけど、念のために本編の最終話を復習してから視聴しました。

そう…本編ではジョーロが四面楚歌の状況で終わったんでしたね。
だからOVAではここからジョーロによる打開策が繰り広げられるとばかり思っていましたが、待っていたのは、まさかのジョーロを更なる窮地に追い込む展開…
ジョーロは今のままでも十分苦しい状況に立たされているというのに…

そして、このOVAではそれぞれのキャラの「ひととなり」がしっかり描かれていました。
ジョーロやヒロインの皆さんはTVアニメ本編でしっかり深堀りされていましたが、ジョーロの親友であるサンちゃんや、唐菖蒲高校のホース、チェリーやつきみ等のヒロイン以外のキャラにも焦点が当てられていたので見応えがありました。

もう一つ思い出したのは、キャラデザがブリキさんだったこと…
もう、パンジーやひまわりに何度ドキッとさせられたことか…

でも、やっぱり気になるのは勝負の行方ですよね…
内容は是非本編でご確認頂きたいと思いますが、凄い勝負になったことだけは断言できます。
そして完走して振り返ってみると…ジョーロの優しさに溢れた作品だったとも言えると思います。
ただ、他にもっと上手いやり方があったようには思いましたけれど…
ストレートな表現こそジョーロらしい、ということなんでしょう。

主題歌はTVアニメ版と一緒でした。

1話70分超の物語でした。
これで抱えていたモヤモヤが一つ解消された気分です。
気になったことといえば、チェリー役を演じたたねちゃんの出番が最近少ないこと…
体調を考慮しながら仕事を再開するとのことでしたが、未だ本調子ではないのでしょうか…?
それと、パンジー役を演じたハルカス…声質が新鮮で堪りませんでしたよ^^;
しっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 15

計測不能 10 先輩アニメランキング10位
究極超人あ~る(OVA)

1991年10月24日
★★★★☆ 3.8 (3)
32人が棚に入れました
1985~87年にかけて「週刊少年サンデー」に連載された、ゆうきまさみのコミックのアニメ作品。原作は、私立春風高校の光画部(写真部)メンバーの周辺で起こる奇妙なエピソードを、ユーモアたっぷりに描く学園コメディ。トボけたアンドロイドのR・田中一郎を始め、Rをこき使う暴君の部長や愛らしいヒロイン、光画部を敵視する生徒会長など、アクの強いキャラクターが入り乱れてスラップスティックな展開を見せる。監督は『F-ZERO ファルコン伝説』の知吹愛弓。キャストには塩沢兼人、神谷明、笠原弘子ほか主役級の声優陣が顔を揃えた。毎年恒例、夏の撮影旅行に出かけた光画部の面々。これは、東京駅から熱海・伊東~豊橋を経て、JR飯田線で伊那市駅まで、規定のスタンプを集めたら旅費がタダになるというと旅行会社主催のスペシャル企画。しかし、制限時間は翌日の夜6時までという超ハードスケジュールな旅だった!
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