侵略者で友情なおすすめアニメランキング 15

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの侵略者で友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月26日の時点で一番の侵略者で友情なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.7 1 侵略者で友情なアニメランキング1位
スカイガールズ [TV版](TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (262)
1623人が棚に入れました
世界を襲った謎の機械細胞群「ワーム」により人類は人口の三分の一を失うものの、人類軍の最終破壊兵器により壊滅した。それから10年の年月が過ぎた。

桜野音羽、園宮可憐、一条瑛花の3人は神奈川県横須賀市追浜の基地に集められる。そこで目にしたものは今までの戦闘概念を根本から覆す新兵器、飛行外骨格「ソニックダイバー」であった。ワームとの戦いでの負傷によりパイロットを引退した冬后蒼哉中佐の下、ソニックダイバーパイロット候補生として3人の訓練の日々が始まる。しかし危機は迫っていた。10年の時を経てワームが復活したのである。桜野音羽、園宮可憐、一条瑛花の3人は、人類の未来と希望を乗せ、ソニックダイバーで大空を駆る。

ジョニー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

結構好きです

クオリティーはかなり高いアニメです。
個人的にはストライクウィッチーズより好きで、魔法系ではなく科学系のロボットを使用したバトルシーンが魅力で、2007年のJ.CのCG技術を贅沢に使用しています。
話としては、王道系(悪く言えばベタ)ですが、カワイイ少女達のロボット高クオリティのバトルという事もあり、以外と楽しめます。
自分的にはちょっと、萌要素が強すぎるように感じますが、ストパンを楽しめる人には良いかもしれません。
今でもストパンと違い、まったく人気が出なかったのが不思議でなりません。。。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

手堅く真面目に「メカ+少女」

「メカ+少女」というと、ストパンやISなど上がりますが
放送時期ではこちらが先でキャラクターデザインには、『ストライクウィッチーズ』のを担当した島田フミカネ氏初のアニメ作品となっています。

ただ可愛い女の子を空に飛ばすのではなくシナリオも真面目に展開されており、安易な萌えアニメとしてではなく、少女たちの葛藤・成長や人間模様のドラマなど、しっかりと地に足がついたような硬派なロボットアニメ

ただ個人的に気になったことは、ミリタリー系なのに8話まで日常パートを描いたこと・やや戦闘が他の作品と比べると見劣りしてしまったことでしょうか。

「メカ+少女」の先駆けのような作品で、荒削りな部分はありますが筋の通った作品で個人的に好きな作品の一つです。
他の「メカ+少女」と比べるのも良し、「ストパンは狙いすぎ」と思ってる人などに勧めてみたい作品でした。
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一通り視聴したら本作品の特典映像「釣りバカ瑛花さん」が面白い。
CV.伊藤静さんのキャラ崩壊がいい感じで伝わってきます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

おぷてぃM@s さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白い!

簡単にいうとロボットに乗った女の子たちが謎の生命体と戦う話しです
これだけ聞くとストパンの設定に非常に似てますが、整備士やオペレーターにも主要キャラが何人かいるので広い層のキャラを好きになることができます


内容は戦闘が少しワンパターンな気もしますが、全体的には面白い作品になってます


伊藤静さんのツンキャラや、藤原啓治さんの優しい上官などキャラと声優がしっかりと一致してるのも魅力的です


opを歌っているのはI'vのMELLさんです
とてもカッコイイ曲なので一度聞くことをオススメします

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

75.2 2 侵略者で友情なアニメランキング2位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1176)
7105人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

ゆのみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キャラの良さがわかった

{netabare}アパートではなくていつの間にか心が侵略されていた{/netabare}というエンドはありがちではあるけれど、案外良かったです。というのは、最終回に至るまでに各キャラの魅力がそれなりに描かれていたからです。だからこそ主人公のその心境に共感することができた気がします。
確かに見ているうちに主要キャラに対する愛着が湧いてくるのを感じていました。ユリカを例に挙げると、ズボラでやる気のないへたれに見えるものの(実際にそういう部分はある)、真っすぐで優しいところがあるとういことが段々わかりました。ちょっとバカっぽいけど一生懸命なところは素敵でした。他のキャラについても各話で掘り下げられていていいなあと思える部分があり、そういったキャラの魅力がわかりやすく伝えてられていたところがこのアニメの良かったとところだと思います。

個人的イチオシは桜庭晴海先輩。メインキャラ達の一歩外側というような位置づけでしたが明らかに彼女こそメインヒロインでした。清楚で可憐、礼儀正しく美しい天使です。ユリカやコウタロウに対して問題を解決に導く助言を優しくする先輩としての一面は尊敬に値しました。同時に、体が弱く儚げで、庇護欲をかきたてられるような存在感もあり完全に好きになりました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ガンバレ新人声優陣 o(・∀・)o

高校入学を期に格安の六畳一間で一人暮らしを
始める主人公・里見孝太郎。
孝太郎の前に次々と現れる多種多彩な
ヒロインたちによって繰り広げられるハーレムラブコメ。
全12話。
ラノベ原作。


「侵略」をメインテーマに進んで行くストーリーは
予想以上に捻りの効いた、興趣の尽きない内容でした♪
他の同ジャンル作品とちょっと違った切り口や
テンポの良さも飽きる事なく視聴できた要素かと。
少し風変わりなハーレムラブコメといった印象で◎♪

各ヒロインの掘り下げに数話ずつ費やす構成になっており
個性的なヒロインたちの魅力が十分に伝わってきました。
キャラデザもキレイでみんな可愛らしかったァ(っ´ω`c)

声優陣はメインヒロインを新人声優が演じ
周りを実力・人気のある声優さんで固める形です。
まぁ、ハーレムものにありがちなパティーンw
新人さんの演技、ハマる人はカチッとハマると思います。
個人的には「今後に期待」という事で3.0を付けましたw


「主人公とヒロインたちの関係」「侵略」の行く末
などなど、今後の展開が気になるところです。
ぜひ続編をお願いしたいですね(・∀・)v

この作品のせま~い1Kを見ていて
自分の一人暮らしを始めた頃を思い出しましたw
……だいぶ昔の話ですけどねw
なぜウチにはあんなコたちが来なかったんだァァ( > □ < )




《キャスト》
里見 孝太郎(CV.中村悠一)
東本願 早苗(CV.鈴木絵理)
虹野 ゆりか(CV.大森日雅)
クラノ=キリハ(CV.田澤茉純)
ティアミリス・グレ・フォルトーゼ(CV.長縄まりあ)
ルースカニア・ナイ・パルドムシーハ(CV.早見沙織)
笠置 静香(CV.洲崎綾)
桜庭 晴海(CV.高本めぐみ)
松平 賢次(CV.鈴木達央)
クラリオーサ・ダオラ・フォルトーゼ(CV.田村ゆかり)



《主題歌》
OP
『好感Win-Win無条件』/ハートインベーダー
ED
『恋はみるくてぃ』/petit milady

投稿 : 2024/12/21
♥ : 53
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハーレム物だけど、意外と良かったかな。

全話みた感想です。

{netabare}
幽霊の女の子、魔法少女、宇宙人の女の子、地底人女の子、大家さんの女の子、地球人の女の子に、囲まれて普通とはちょっと違うハーレム状態?でしたが、以外とおもしろかった。

主人公は、普通の地球の男の子見たいな設定だけど、この部屋にいた幽霊の女の子が普通に見えた時点で、もう普通じゃないよね。
あと、どんどん強くなってってるみたいだけど、なんか特殊な人みたい。最後まで、正体はわからなかったけど、なんかあるのかな?
一番強いのは、アパートを壊されたときの大家さんって設定もよかった。

特殊な設定だったけど、それぞれの女の子に敵がいて、その敵を倒していくんだけど、そんなに思い設定はなかったけど、楽しめました。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

67.5 3 侵略者で友情なアニメランキング3位
DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (948)
5375人が棚に入れました
何が正義で、何が悪なのだろうか…?
突然訪れた極限状態の日本。
その背景には日本全土を絶望の淵に叩き落して行く"謎の侵略者"セプテントリオンの存在が!
これは人間への試練なのだろうか!? 残酷で壮絶な現実に翻弄される人々と
悪魔と契約し"謎の侵略者"と戦う力を得た個性豊かな"13人の悪魔使い"たち。
これはそんな極限状態に置かれた人々の"葛藤と選択"の物語。
世界の終末まで、あと7日。
その選択が未来を創る…。

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

使い古された内容で『無難』と言えなくも無いが微妙な点は多々ある。個人的には映像面、音楽面の後押しが大きかった。【総合評価:62点】

2013年春に全13話で放送された作品。
ゲームが原作となっているこの作品。因みに2と言うのはゲーム的にはと言うだけで、アニメとして第二期であると言うわけではありません。
嫌に順序だてた進行など、ゲームが原作と言うのはひしひしと伝わってくる内容でした。

大まかなあらすじは……

高校3年生で主人公の久世響希(クゼ ヒビキ)は、友達の志島大地(シジマ ダイチ)、同じ学校に通う新田維緒(ニッタ イオ)と共に地下鉄の事故に巻き込まれ、ニカイア、通称『死に顔動画』と呼ばれる携帯アプリで悪魔を召還する力を手に入れる。
そして、自分達の意思とは無関係に『セプテントリオン』と呼ばれる謎の侵略者と人類の存亡をかけた7日間の戦いに巻き込まれていきます。
日本全土が極限状態に置かれた中、何が正義で何が悪なのか?
主人公を始めとする登場人物達の"葛藤と選択"、そして選択の先に起こる対立などをテーマとして描いていました。

と、こんな感じになります。


主人公は自身の意志とは関係無く争いに巻き込まれ、共に戦う仲間達との触れ合い、そして戦いの中で散っていく命前に自らの力を自覚していき、決断をするために悩みながら成長していく。
まぁ、主人公としては王道を歩むキャラクターです。
ですが、葛藤と選択、こう言う価値観を戦わせるような作風の主人公は総じてキャラクターが濃く、信念が強い、言い換えれば思想に偏りがあったりしますが、このキャラは正直薄味ですね。
キャラクターとしての主張が弱め、物語の中でなんだか違和感が拭えない存在でした。

キャラクターの死に重みを感じられなかったと言う点が大きく、視聴者に訴える様なものも無くただ死んでしまうキャラクター。
勿論、ただ曖昧な死を迎えたキャラクターも勿論ですが、これでは生き残ったキャラクターへの印象も曖昧なものになりますね。
主人公と共に戦うそれぞれに個性がある仲間を安っぽい扱いで食い潰した結果、単に数が多いだけの脇役達にしてしまっていると感じました。


謎の侵略者との人類存亡を賭けた戦い 。
その中で、迫られる選択に葛藤し、正義と悪の曖昧な境目を巡り対立を描く。
まぁ、かなり使い古されたような物語、設定、テーマですね。
正直、この作品には『目新しさ』と言う物は皆無といっても良いかも知れません。
尻上がりに盛り上がっていきますが、徹頭徹尾、良い意味での意外性も無く、予定調和の元に話は進んでいきます。
悪い意味での意外性として、ご都合主義だったり、突飛な展開も目立ちましたが、これは原作ファンへの仕様が強すぎたためなのか?
まぁ、原作をプレーした事のない身としてはちょっと置いてけぼりを喰らう展開があった。

まぁこれだけだと酷評もいい所ですが、逆を言えば使い古されているからこその安定感と言うか『無難』さは感じられなくもない。
使い古されているだけで、物語、設定、テーマ、どれも『面白くなる』、『面白く出来る』要素は多分に含まれているので……
この作品はそれらをどう捌いたのかと問われれば、残念な点はありますが13話の尺を考慮すれば取りあえず作品として観れないレベルとまでは思いません。

正直、そこまでの魅力を持っているとは言えない作品ですが、作画の面に関しては中々の仕上がりでした。
ちょっとキャラクターのデザインに対しては、個人的には好き嫌いのムラがありましたが概ね良好。
戦闘シーンの演出も激しく、見ごたえはあると思います。
そして、OP『Take Your Way』とED『Be』共に良曲でオシャレ感強め、映像、音楽の面の後押しが非常に大きかったです。

酷評気味な感じになってしまいましたが、ありきたり故の安定感と言うか『無難』さはある作品だと思いますので、一度視聴してみるのも悪くないかと思います。
好きな方には楽しめるような作品だとは思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ちょっとエヴァっぽい?そこそこ面白かったです

1話感想

雰囲気がなんかオシャレな感じで良い♪
ペルソナとはちょっと違うがペルソナ4が好きだったので
やっぱり期待してまいます
監督も同じなので

作画も音楽も良かったし
キャラクターも好きだし
声優が豪華なんで今期で一番期待してるかもしれないです!

それにしてもいきなり白虎って強すぎじゃないか?w
これから他に何を出すんだろう?

2~13話

一気に全部見ましたw

まず最初に思ったのは主要キャラが
あっさり死んでいくなと思った

もうちょっとキャラ一人一人に対して
詳しく描いた方がいいかもと思った

後敵がちょっと使徒っぽい思った
展開がエヴァっぽい気がしたが
多分それはどっちも神話を
元にしているからだと思う

ただ最終話の
連続の悪魔合体は凄く好きだったが
今更悪魔合体かとも思ったw

音楽も良く好きだったが
ストーリーは原作とはかなり違うらしい

全体的には結構好きな雰囲気で
そこそこ面白かったんだが
どこか物足りない感じかな~

投稿 : 2024/12/21
♥ : 45

いかる さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

既視感はあるが、最高水準のエンターテイメント

まず、みなさんの評価が厳しすぎてびっくりしたのが最初です

これ、わたしもいろいろ日本のアニメ見てきましたが、
ここ20年で見た中では、上から数えて何番目かのハイレベルな作品でした

すべての完成度が高いです
ただしオリジナリティはありません
既視感があります。日本のコミック文化とアニメ文化が総体として作り上げた集合体ってイメージでしょうか。

わたし的には、すべての完成度の高さが嬉しかったです
後半のEDには心を動かされました
あのシンプルな演出、最初から最後までを作品として大事にする、
作り手たちの誠実さ・この作品にかける真剣さが伝わってきました

エピローグ部分もすばらしかったです

日本アニメを代表する作品として海外にもどんどん発信して欲しい。
日本人にすら知られずにレンタル屋の棚でホコリをかぶっててよい作品ではありませんよ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

69.0 4 侵略者で友情なアニメランキング4位
アクエリオンEVOL(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (827)
4197人が棚に入れました
アクエリオンのかつての激戦から1万2千年後――次元ゲートを超えた「異次元」からのアブダクターが人間を拉致し、その襲来に人々はおびえて暮らしていた。これに対抗できるのは「アクエリア」と呼ばれる合体兵器のみ。構成する3機のベクターマシンに乗り込むのは、学園「ネオ・ディーバ」に集められた若きエレメント候補生たちである。だが学園の男女間は恋愛できないよう障壁で隔てられ、男女間の合体もかたく禁止されていた。ある日、エレメント能力を隠して孤独に生きてきた少年アマタは、少女ミコノと運命の出逢いをはたす。危機を目前にして彼女を抱いたままベクターマシンに乗りこんだアマタは、無意識に叫んだ!――永らく禁じられた、その言葉を・・・。その真の姿が明らかになったとき、敵味方のすべてが変わり始める。恋愛禁止、男女合体禁止の状況で、《終わりを抱いた神話》が、いまここに起動する!

声優・キャラクター
梶裕貴、茅野愛衣、花澤香菜、内山昂輝、福島潤、中村悠一、安元洋貴、浪川大輔、鈴村健一、鳥海浩輔、藤村歩、中島愛、佐藤健輔、諏訪部順一、小林沙苗

RitaM さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

人間誰しも生まれてくるときは裸だ(`・ω・´)キリッ(8話まで視聴)

前作視聴済
初回二話合体の2クール全26話予定
ジャンルは学園、SF、ラブコメ(注※おバカアニメなので真面目に見たら負けです(`-д-;)ゞ)




☆簡単なストーリー紹介☆

お話は前作から1万2千年後の世界です。

主人公達がいるヴェーガと呼ばれる世界はアルテア界と呼ばれる異界から侵略を受けています。アルテア界の輩は次元ゲートを通って巨大兵器「アブダクター」を使ってヴェーガの人々を拉致してくるんですね((;゚Д゚))ガクガクブルブル


なぜアルテアの輩がヴェーガの人々を拉致するかというとアルテア界では突然女の子の赤ちゃんが産まれてこなくなりました。しかも原因不明の病によってすべての女性が死に絶えてしまったんですねーヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ

つまり!嫁をゲットする為にヴェーガの人々を拉致してたわけですw


もちろん黙って拉致されるわけにはいかないのでヴェーガの人たちはアブダクターと戦うために機械天使「アクエリア」と呼ばれているロボットを使って戦っています。

ヴェーガにはアクエリアのパイロットを育成する「聖天使学園」という学校があり、そこにはエレメント能力(特殊能力)を持った生徒が通ってます。その学校には「男女合体禁止」というルールがあり、その掟を受けて男子生徒・女子生徒の交流が完全にないんですよ。・゚・(*ノД`*)・゚・。



このような情勢の中で、空飛ぶエレメント能力を持った少年・アマタと少女・ミコノが出会う事で、彼らを取り巻く世界はその有り様を徐々に変えていき物語が始まっていきます(`・ω・´)キリッ





☆スタッフ&キャスティング紹介☆

総監督:「マクロスF」「エウレカセブン」でおなじみの河森正治さん
監督:「IS」の絵コンテやったり「B型H系」の監督やってた山本裕介さん
脚本:「true tears」「とらドラ」「あの花」等シリーズ構成・脚本でいまや売れっ子の岡田 麿里さん
音楽:「マクロスシリーズ」「創星のアクエリオン」「攻殻シリーズ」など担当されてた菅野よう子さん
アニメーション制作:サテライト×エイトビット




声優さんはこんな感じのキャスティングになっております

アマタ:梶裕貴
ミコノ:茅野愛衣
ゼシカ:花澤香菜
カグラ:内山昂輝
ジン:福島潤
ミカゲ:中村悠一
イズモ:安元洋貴
シュレード:浪川大輔
カイエン:鈴村健一
アンディ:鳥海浩輔
MIX:藤村歩
サザンカ:中島愛
モロイ:佐藤健輔
ドナール:諏訪部順一
スオミ:小林沙苗


え…なんか最初の方まんまギルクラじゃね?って思った人は少なくなくないはずwここまで露骨なキャスティングってありなのか?^^;


随時追記してきます

クレア:丹下桜
不動・ZEN:藤原啓治
アシリア:田中理恵
アポロン:東地宏樹
ユノハ:小倉唯




☆主題歌☆

OPテーマ 『君の神話 ~アクエリオン第二章』
歌:AKINO with bless4
作詞:Gabriela Robin
作、編曲:菅野よう子

EDテーマ 『月光シンフォニア』
歌:AKINO&AIKI from bless4
作詞:Gabriela Robin
作・編曲:菅野よう子


菅野さんなので音楽は素晴らしい出来になっております♪



☆以降各話感想につきネタバレ注意☆









第1&2話SP 『終末(おわり)を抱いた神話的禁じられた合体スペシャル』


初回の1時間視聴してみて率直な感想としては…安心しました!前作のアクエリオンのノリを継承してたって意味でwwwあのバカさ加減こそアクエリオンですね♪あのノリを楽しめる方なら今作も楽しめるんではないでしょうか(^o^)
作画もパワーアップしてましたし背景キレイでした。男キャラの方にかなり力入れてるのかわかりませんが女性キャラがちょっと雑な印象受けましたが特に気になるほどではないです。
音楽も平均以上の出来だと思います。さすが安定の菅野クオリティ。

梶さんに「やわらかああああああい」という新たな名言が生まれましたw音楽も流れ始めてバトルを盛り上げようとしてるのに・・・さすがアクエリオン!腹筋崩壊させられゲラゲラ笑ってしまいましたw期待通りのノリで私は安心です(*^_^*)

監督の河森さんが「前作見てない方にも楽しめるような内容にしたい」とおっしゃってた通り前作見てない方も問題なく視聴できそうな内容でしたので興味ある方はぜひ初回だけ見てみてはどうでしょうか。初回みてつまんね(-.-)って思った方はおそらく終始あんな感じのノリだと思うので切って構わないと思いますw

アクエリオンEVOLのEVOLってLOVEなんですかね?wまぁよくわからないですが視聴継続したいと思いますw





第3話 『キラメキ指数☆急上昇』

OPキタ――(゚∀゚)――!!個人的に今期1番お気に入りのOPです♪やっぱ菅野さんの音楽は良いですね。アップテンポでテンションあがります!
あとOPに一瞬でてきた気になるキャラが一人・・・銀髪の幼女…だと?ロリコンの俺歓喜\(^o^)/クレア早く出てきてくださいw

女子生徒の教室にいたカエルと紙袋かぶった子が気になるw主人公のアマタもっとヘタレキャラなのかと思ってたんですが一途でバカなキャラだったんで結構好感もてました。ヘタレ主人公は大嫌いなのでw


「平身低頭覇DOGEZA orz」ってwアクエリオンにかっこいい技期待した自分がバカでしたw

次回予告でミコノが合体?w覚醒?どんなエレメント能力なのか気になるところです。




第4話 『壁~conquer oneself~』

クレアちゃんキタ――(゚∀゚)――!!声優丹下桜さんでしたね。

アンディとMIXフラグすぎだろ^^;
不動ZENきたか…おバカ特訓に期待ですねwww

雪解け合体ってwアクエリオン名物無限パンチいただきました♪壁の名前ベルリンって時点で崩壊フラグたってましたが「無限拳」で早くも崩壊。恋愛禁止令だしたのに予告みんな発情しすぎて笑っちゃいました^^今作は恋愛がかなり重要な要素らしいので来週が楽しみです。



第5話 『恋愛禁止』

恋の寸止め特訓ってwww相変わらずくだらないことやってますね~wどうみてもカエルなんだがあれ猫なの?w



第6話 『生命のアジタート』

シュレード様逝ったぁ!!!早すぎるだろ死ぬのwwwシュレード回でした。


第7話 『真夜中の少女』

シュレード生きてたのかよw予告でゼシカ回かと思ったらまさかのユノハ回でした(+o+)しかも声優さんが小倉唯さんとかロリすぎるw

やっぱり今回の注目は合体シーンでしょう。
心霊合体GOアクエリオン!www
ユノハ「いや~見えちゃう!皆に見られちゃう!」
カイエン「おお~!!!見えた!見えたぞおおおお!!!」
アマタ「それが君の本当の姿」
ユノハ「あぁぁ全部見られちゃって恥ずかしい!なのに…気持ち良い!」

確かこんな感じだったんですが笑ったw小倉唯さん現役JKだぞスタッフ完全にアウトー\(^o^)/カイエン自重しろwww

EDの画変わってましたね!これからちょこちょこ変えてくるのかな?今回キャラの作画がかなりレベルアップしてびっくりしました。9話?くらいまで学園メインのお話らしいのでそれまでは安心して見れそうです。なんか自分の中でミコノ株暴落中ですw来週に期待♪


第8話 『さらけだせ』

全裸=最強wゆえに無防備合体であるwww
前作後期OP「Go Tight!」流れてテンション上がっちゃいましたね♪
ゼシカ服破る→テレビ前の俺 ( ゚∀゚)o彡゚ ヌゲヌゲ
アマタ服破る→テレビ前の俺 …(・_・`)
ミコノ服破る→テレビ前の俺 ( ゚∀゚)o彡゚ ヌゲヌゲ
シュレード服脱ぐ→テレビの前の俺 Σ(°Д°; ナゼオマエガヌグ

いやーいつも以上のバカアニメで楽しかったですw



スオミ「異性に見られることによって体が火照っているのね、わかるわ」
ドナール「・・・・・・(;゚д゚)えっ!?」
この流れが神すぎたwww


第8話のシリアス部分を見てて今更気づいたんですが
アルテア→アルタイル→彦星
ヴェーガ→ベガ→織姫
なんですねw

次週はMIX回みたいなのでアンディとのやりとりが楽しみです^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ツッコミ入れながら気楽に楽しんだ

物語は、あの「創聖合体」から1万2000年が過ぎた世界。
っていっても、実は前作を視聴していないのだけれど、
いろいろと笑い含めてツボな部分が多いので、充分楽しかったり。

アルテア界 と呼ばれる異界から侵略を受け、人々を拉致する
謎の巨大兵器アブダクター によって危機に瀕していた地球が舞台。
人類はアブダクターと戦うために伝説の機械天使「アクエリア」に
乗り込むが、男女によるアクエリアの合体は固く禁じられていた。
というところからこの物語はスタートする。

アクエリアのパイロットを育成する、ネオ・ディーバ学園は
男女合体禁止の掟を受けて男子・女子の交流をも完全に断つべく、
それぞれの寮には、ジェリコの壁やベルリンの壁的な
越えがたい壁まで作られているのだが、
そもそも男女合体禁止っていうのがもう、
その言葉だけでも笑ってしまう。

そんな中、出会った少年・アマタと少女・ミコノが主人公。
彼らの周囲を固める登場人物も、それぞれ特徴のあるキャラで面白いし、
毎回、そのキャラの組み合わせごとに合体を披露してくれて、
大げさなリアクションにも、バラエティ感覚で笑えるので、
当初の「途中で断念するかも」といった不安はすっかり消えてしまった。

全26話中、中盤あたりで男女合体禁止という掟も、
アマタやミコノを中心に、学園も世界もいろいろ変化を見せ
かすかな期待をさせる展開になった。

と言いつつ、個人的に一番楽しんでいるのは音楽であって。
物語の内容は2の次だったりするw
とにかく、菅野よう子さんによるこの作品のOP、ED、挿入曲が
たまらなく好きだった。特に1期のEDは、フルで聴くとすごくいい!
高音の爽快感、重厚ながら透明感のあるメロディー。
聴くたびにいつも指が自然に動いてしまい、
物語そっちのけでピアノを弾き始めたくなる(えっ)

いやいや、ちゃんと展開も追ってましたよ~?
中盤から登場したユノハがかわいくてたまらなかったり、
彼女にピュアな恋をしてしまうジン君にはけっこう感情移入できたり。

とにかく、ツッコミ入れながら楽しんでいた。
それは決して、不真面目な態度で見ていたという意味ではなく
次は何が出るだろう?っていう素直な、楽しみ。

だからか、最終回までの2話には少し、物足りなさを感じてしまった。
実はこっそり、期待しすぎてたのかもしれないけれど。

とはいえ、楽しいキャラがいっぱいで、
普段はあまりキャラ萌えしない自分でも、キュンときてたりしたしw
そのあたりで許しておこう(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 42

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

せっかく!せっかくの…(´;д;`)オイオイカンベンしてくれよ。これじゃあガチで全力で未完成じゃ…

河森監督。
菅野よう子。
2クール全26話。


せっかく。。
せっかくのキャラ年齢設定底上げを。。
せっかくマクロスFで証明したロボットアクションを。。
せっかくの河森×菅野を。。
せっかく1期で得た知名度を。。
せっかく焦らせておいた合体を。。
せっかく6話まで盛り上げたマリー脚本を。。

なんか全力で不完全燃焼させて丸めこんだ感じぱねーっす。
だいたい、なんで1期後半のダレたストーリーの不評からなんも変わんないのよ。
監督AKBに気を取られたん?(・∀・;)
菅野さんも多忙っぽかったし…2クール目OPは「絶望的に~(ry

序盤マリー脚本のとこ、6話くらいまでで自分の思うアクエリオンの魅力は出つくした感じっす。バカさとアツさと勢いにOPを乗っけるという個人的にツボ過ぎる演出のピークはこのあたりでしゅーりょー。最後まで強烈に期待して見てたけど、視聴前の自分に、「6話まででいいよー」って言ってあげたいレベルっした。

引っ張って焦らしたキャラの合体は簡素。ひっじょーに簡素。
無駄に敵デザインかっこいいのはパチンコ人気獲得意識?

いや、OP1クール目かなり好きだし、茅野愛衣は良かったと思うけど。。梶のいつもの「うおおおおおお!」の熱さが後半イマイチ失速。

最高潮に期待していただけに残念で残念で残念でした。
(´Д⊂

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

74.3 5 侵略者で友情なアニメランキング5位
劇場版 銀魂 新訳紅桜篇(アニメ映画)

2010年4月24日
★★★★★ 4.1 (694)
4181人が棚に入れました
ある夜、橋の上で決闘を申し込まれた桂。体よくあしらおうとした瞬間、鮮血の中で桂が倒れた…。辻斬りによる被害が多発しているかぶき町。そんなある日、エリザベスが万事屋を訪ね、事の顛末と桂があの夜以来行方不明である事を話し、桂の探索と辻斬りについて一緒に調べてもらう様に依頼する。
一方で銀時はエリザベスの当面の依頼を神楽と新八に任せ、元から依頼されていた村田鉄矢・鉄子兄妹の下へ向かう。彼らの依頼は「盗まれた名刀・紅桜を取り返してほしい」。村田兄妹の依頼を遂行する銀時と桂を探索する神楽・新八・エリザベス、二つの事案が複雑に絡み合い、遂に辻斬りの正体にまでたどり着く。そこには意外な人物が…。

声優・キャラクター
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、石田彰、子安武人、山寺宏一

Seabream さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

オッパイがミサイルのお母さん千人分の戦闘力だ

劇場版といえど,相変わらずの銀魂クオリティ.
メタいギャグや下ネタありです.
オープニングの茶番も相変わらずでした.
銀魂のギャグは好きなので笑えましたね.

武市先輩いいキャラでした.
フェミニストじゃなくて完全に変態でした.

劇場版という感じはあまりしませんでしたね.
普段のアニメを見てるのと変わらない感じ.
まあ,面白かったからいいですけど!

ところで戦闘中のシーンで,るろうに剣心の左之助と剣心の戦闘と酷似しているシーンあった気がしたんですが.
気のせいじゃないですよね…?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

だーのー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

こ、こ、これが銀玉!!??ww

紅桜編恐るべし!!

いつもの銀玉のグダグダさとか、くだらなさとか、面白さを残したまま今回はさらにカッコイイww

銀さんも、新八も、神楽ちゃんも戦闘シーンがカッコよすぎる!!
内容も笑いありの感動あり!!

最後の銀さんと桂が二人で戦う場面でBGMがバクチダンサー流れた瞬間に鳥肌がたった!!
すげーかっこいい!!

みんなが活躍してみんながかっこいい!!
あっ、新撰組以外ねww

この作品みてもっと銀玉が好きになった!!
また映画やらないかなー

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

テンガロン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

銀さん渋すぎます!

銀魂の紅桜編の劇場版ですね♪(^^)

新訳と言ってますが何が新訳なのか
よく分かりませんでしたが銀魂ファンなら
見るべきです!というくらいかっこ良かったですね♪

今回はいつものギャグよりも
シリアスな銀魂がメインです。

そのため出てくるキャラがみんな男前です
新八くんも神楽ちゃんも男前です(笑)
その中でもやはり主役の銀さんが一番カッコいいです!

主題歌の「バクチ・ダンサー」が
流れるとテンションMAXです!

アニメでこの銀魂らしさを作るのは
相当大変な事だったと思います。
制作スタッフにはほんと拍手です♪(^^)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

67.1 6 侵略者で友情なアニメランキング6位
ワールドトリガー(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (559)
2944人が棚に入れました
異次元からの侵略者「近界民」の脅威にさらされている三門市。そこに住む少し正義感の強い中学生・三雲修は、謎の転校生・空閑遊真と出会う。遊真の行動に振り回される修の運命は!? 最新型SFアクション!

声優・キャラクター
村中知、梶裕貴、田村奈央、中村悠一、田中秀幸、岡本信彦、福山潤、釘宮理恵、前野智昭、花澤香菜、森田成一、草尾毅、藤原啓治、石川界人、緑川光、佐々木望、小堀友里絵、柳田淳一、古川登志夫、島﨑信長、中博史

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作は、ようやく連載再開ですね・・・

週刊少年ジャンプは40年近い愛読書です(笑)。

この作品も、連載開始当初から楽しく拝見していたのですが・・・。
2016年より、現在休載中。
2018年10月29日発売の48号で連載再開。
5話掲載した後に『ジャンプスクエア』に移籍。 (ええっ!月刊誌か・・・)

まあ、楽しみな反面、少々残念な感じも・・・。(笑)

という訳で、この作品も、少々おかしな終わり方をしています。
これは、原作の都合なので、致し方ないと思います。
できたら、アニオリを挟むのではなく、オリジナルの区切りの良いところで一旦終わって貰いたかったかな?

登場人物が個性豊かで、とてもお気に入りな作品のひとつです。
主人公周りの千佳ちゃん、桐絵ちゃん、栞ちゃんをはじめ、女性陣がとても可愛い作品でもあります。(笑)

アニオリのくだりになってからは、かなり魅力が減速します・・・。
無理に73話もする必要があったのかな?って感じです。

声優さんが豪華な作品でもあります。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

ひげくま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

勝負は戦力、戦術+運。気持ちの強さは関係無し!

噛み砕いて書くなら『エイリアンと戦う軍隊の物語』
異世界モノでは無く地球を防衛するSFバトル。サバゲー部で団体戦をしてるような雰囲気です。

よく分からない『気合い』や『覚醒』的なモノでパワーアップしたりせず、主人公は汎用武器を使う一兵卒です。

設定は目新しいし、残虐さ0で血も流れない。(変身モードのダメージ蓄積により元に戻ったらリタイア)


異世界からの転校生…遊真が来た理由、ヒロイン千佳が狙われる訳、異世界人が攻めてくる目的、3人がチームを組む経緯…
『トリオン』というエネルギーとその技術を基盤に土台がしっかりしていて、感情移入もしやすいし応援したくなる。

ボーダーという組織内で行われるランク戦での様々な武器や戦術も面白く男子はワクワクだと思う。

気になるのは、隊員がフルネームで大勢出てくるからモブかどうか見分けつかなくなるトコです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

いつかまた続きをやってくれるといいね

☆☆☆視聴開始時レビュー☆☆☆

週刊少年ジャンプ連載中の作品です
原作者の葦原大介はこの作品の前に
「賢い犬リリエンタール」でジャンプに連載を持っていましたが
半年ほどで打ち切りの憂き目にあい商業的にも散々な結果に終わりました
しかしジャンプがメインの購買層としているようなライトな層ではなく
コアな漫画通たちの間ではかなり話題になった作品でもありました
ちょっとファンタジックな世界観ととぼけた登場人物(および犬?)たちが
ドタバタコメディを繰り広げる中で
ときおりドキッとするような深いセリフが出てきたり
「大人も楽しめる子供向け童話」というような感じでした
私も大好きだったんですが応援すると同時に
これはジャンプで人気が出すのは無理なタイプの漫画で
おそらく長くは続けられないだろうなぁと薄々感じていました

ワールドトリガーでもそのどこか達観したような独特の人生観は
セリフの端々などに息づいてはいるのですが
作品自体はこれぞまさに少年ジャンプと言わんばかりの王道異能バトル
一般受けする形にうまく修正してきたとも取れますが
私には持ち味を殺して消費者にすり寄ったようにしか見えません
元々持っていたオンリーワンの一番魅力的な部分が損なわれて
典型的な量産品に成り下がった感じ
それでも十分に面白いとは思うのですが
熱狂的信者がつくような国民的漫画が並ぶ
天下の週刊少年ジャンプにおいてはせいぜい中堅レベルの人気です
それがなぜこんなに早くアニメ化されたのか不思議でなりません

最近TVアニメ化された、あるいは予定されているジャンプ作品をまとめてみました
         TVアニメ開始 原作スタート
ニセコイ     2014年1月  2011年48号
ハイキュー    2014年4月  2012年12号
暗殺教室     2015年1月  2012年31号
食戟のソーマ   2015年4月  2012年52号
ワールドトリガー 2014年10月  2013年11号

どの作品もきれいに2年と少しでアニメ化されている中
ワールドトリガーだけ1年半ほどでアニメ化されています
暗殺教室・食戟のソーマよりも後に開始されたにもかかわらず
その2作品より先にアニメ化を果たしています
爆発的な反響を呼んでジャンプの看板になりつつある暗殺・ソーマに比べると
ワールドトリガーは内容も売り上げもだいぶ地味
それがいったいなぜ先輩を押しのけてアニメ化されたのか?
……だれか知ってる人が居たら教えてください

ちなみに連載の方も読み続けているんですが
ボーダー隊員(あるいはネイバー)が増えすぎて
しかもいまいち少年たちの書き分けが上手くいってないため
顔と名前と能力が覚えきれなくなりつつあります

そんなわけでアニメは復習も兼ねて視聴している程度でして
今後のクオリティ次第ではアニメは切ってしまうかもわからない
でもなんとか時間が取れるなら完走するかもしれない
ワールドトリガーだけにまさにそんな境界(ボーダー)なかんじの作品です

☆☆☆おまけ(2015年10月4日追記)☆☆☆

{netabare}本日放送分からOPが変わり
ラブライブ!西木野真姫役のPileちゃんが歌っています
という事で久しぶりに日曜に早起きしてリアルタイム視聴しましたが
いつもAパート終わりにOP流すワートリですが
BパートどころかCパートが終わるまで引っ張って
最後の最後にOP流して締めやがりました
6:20から待機してたのにOP流れるのが6:55ってwww
話の内容的にも1話完結のオリ回だし
完全にPile様聴きに来た層を一人でも引き込もうという狙いですね
まんまとやられましたよ!{/netabare}

☆☆☆(2016年2月2日追記)☆☆☆

しばらくアニオリやってましたが
ようやく本編との合流を果たしましたので
アニオリ部分に関して雑感を書き留めておこうと思います

シナリオはワールドトリガーとしてみると
大分物足りない部分が多かったと思います
ただし放送時間帯からして完全に子供向けなので
ある程度仕方ないのかなぁという気もします
特にバトルシーンはオリ回以外もあまり面白くないですが
オリ回に間はいつも以上に単調な力押しが多く
爆発シーンでそれを誤魔化すだけの
天啓的な子供だましという感じになってしまっています

ストーリー展開は{netabare}リリスが人型トリオン兵なのを
子供でも分かりやすいようになのか知りませんが
かなり雑にヒントを撒いてバレバレの状態にしつつ
そっちに注意をひきつけておいたことで
その裏でうまくもう一人の人型トリオン兵を隠していたのは
なかなかうまくやっていたなぁと素直に評価できるんですが
そこくらいしか見どころが無かったかなぁ
{/netabare}

オリキャラに関しては{netabare}ゼノとリリスが結局最後まで好きになれませんでした
主人公チームが年齢の割に大人な考え方をする子たちなので
バランスを取る意味でも
子供っぽい思考ルーチンのキャラを増やすのは
間違っていないのかもしれません
でもそれを魅力的に描けるかどうかというのは
また別の問題なんですよね・・・
お子様向けアニメだから幼稚なキャラのほうが受けるだろう
くらいの感覚でやってるなら
ちょっと子供を舐め過ぎだと思います

どちらかというとギーヴとカロンの方が
キャラとしては面白かったように思います
人型トリオンだとネタバレした後のギーヴが
時折見せるトリオン兵らしからぬ人間的な行動と
収支おどけた口調のまま
サポート用の自立トリオン兵から
綺麗にラスボス的位置づけに収まったカロン
二人はその末路まで含めて
なかなか良い描かれ方をしていました{/netabare}

全体的にはパッとしない出来だったんですが
第60話:陽太郎の冒険
はなかなか良いオリ回でした
ぱいちゃんが歌だけでなく声も当ててる!
とかそういう理由ではありません(笑)

陽太郎はワールドトリガーという作品の中で
賢い犬リリエンタールの頃の葦原大介の作風が
もっとも色濃く出ているキャラだと思います
そんな陽太郎の魅力をとてもよく引きだせているのが
あの回だったと思います
あの回が面白いと感じた人は
リリエンタールを読んでみると幸せになれるかも?

☆☆☆最後まで観終って☆☆☆

最終話Cパートが無ければ終わったことに気が付かないくらい
おもいっきりぶつぎりエンドでした・・・

少年ジャンプ連載中の原作に追いつきかけて
場しのぎ的にアニオリを挟んで続けようとするも
アニオリが不評で視聴率が急降下
原作準拠に戻っても長く続かず
そのまま話の決着はつけずに打ち切りとなり
事情なんか知らないメインターゲットの子供たちが絶望した
そんなアニメが大昔にもありました

その名もダイの大冒険・・・

幼かった頃の私が味わったのと同じ悲しみを
今の子供たちが味わっているのかも知れない(--;
上の方でも書いておいたけど
この作品はアニメ化までが異常に短かったから
原作ストックが尽きるまでも短かったように思います

ワートリが終わった枠で別のアニメが始まるなら
しばらくしたらワートリ2期のターンが期待できそうですが
アニメ以外の枠になってしまうようなので
こうなると2期は厳しいかもしれないなぁ・・・

そもそもこのアニメは途中から見ると
人間関係把握するのがスゴイ大変だから
数年経ってから再開しようとしても
1期を見ていた子供たちは
小さい子は既に覚えていないだろうし
大きい子は朝アニメを卒業している可能性が・・・

そんなわけで
2期はすごくやりにくそうな気がしますが
2期やってくれたら引き続き観ていこうと思います

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

57.9 7 侵略者で友情なアニメランキング7位
ラクエンロジック(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (263)
1387人が棚に入れました
L.C.922年、人々は空前の危機に直面していた。

神話の世界テトラヘヴンの百年戦争終結後、敗戦を喫した魔神たちが新たな安住の地を求め、人間界セプトピアへと襲来。異世界の使者(フォーリナー)から街を守る宿命を背負う警察特殊機関ALCA(アルカ)所属の若きロジカリストたちは、望むと望まざるとにかかわらず政府によって街と人々を守る使命を強制され、特殊能力によって異世界の女神たちと合体(トランス)し、戦場に身を投じていく。

ある『ロジック』が欠落しながらも家族と幸せな生活を送っていた民間人・剣(つるぎ)美(よし)親(ちか)はある日、魔神に襲われた人々を懸命に避難させる中で、美しき女神アテナと出会う。彼女が手にしていたのは、美親が失くしたはずの『ロジック』だった。そして美親はアテナと共に思いがけない運命へと導かれていく。

若きロジカリストたちの『運(ラック)』と『論理(ロジック)』に、世界の未来が託された──。

声優・キャラクター
小野賢章、上坂すみれ、種田梨沙、東山奈央、徳井青空、小見川千明、水瀬いのり、折笠富美子、愛美、水野理紗、橘田いずみ、松岡禎丞、郷田ほづみ、茅野愛衣、植田佳奈、中谷竜、三森すずこ、鳥海浩輔
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

えっ!第2期あるんだ・・・。

やたら豪華な声優陣のバトルアニメくらいの認識で、リアルタイムで視聴開始。

それぞれ個性豊かな面々。
特に七星縁とケツァルコアトルが盟約関係に至る話は面白かった。

個人的に気に入らなかったのは終盤。
【一応隠しておきます】
{netabare}
なぜ、オルガはルシフェルと盟約関係になって、ゲートを開けてフォーリナーたちを侵入させたのか?

主人公の美親に対するジェラシーはともかく、ALCAで何を学んでいたのか?
どんなポリシーを持ち合わせていたのか?
そもそも、ロジカリストとしての適正は満たされていたのか?

それまで、『良い奴』だと思っていただけに、彼の突飛な行動には開いた口が塞がりませんでした。
その後は、予想通りの展開に。
という訳で、10話以降は惰性で視聴していました。
{/netabare}

第2期ねぇ…。ここでは文句言いながら、結局視聴してしまう予感が・・・。
数話を除けば、本当に面白かったと思っているので・・・。

2017.09.19追記
ひなろじを視聴して、☆の評価を上方修正しました。
期待値を込めて!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

中2病というより、小5病(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
トレーディングカードの世界観を下敷きにしたバトルモノのアニメ(多分)。

Wikipediaからあらすじ→「L.C.922年、神話の世界テトラヘヴンの魔神達が人間界セプトピアへと襲来。警察特殊機関ALCA所属の若き定理者達は」、、、って、いや、日本語で良いから(苦笑)

まあ、そんな感じで、終始、よく分からないアニメでした(汗)


《以下ネタバレ》

【視聴断念(1~3話、7話、最終話のみ視聴)】
{netabare}
第1話は、原作(トレーディングカードゲーム)をプレイしていない人にとっては、ワケノワカラヌ単語連発でしんどかった。「ロジック(論理)」という、聞き覚えのある単語を(よくわからない文脈の中で)使うことで、逆に分かりにくくなった印象。

この、アニメ乱立時代。それだけで1話切りされたって、文句言えないよ?

一応、3話まで視聴したが、そこで断念。第2話のあざとい説明回はともかくとして、3話も大して変わんなかったんで。

目立った悪さはない気がするんだけど、3話連続で寝落ちしてしまった作品w 理由はなんだろう?

動かない絵(特に背景)、中2病というより、小5病的とも言えるワードの連続。

色々ぶっ飛ばして最終話あたり、チラチラっと見たけど、なんだあれ? 敵はT.M.Revolutionさんだったのかな? デビュー20周年だからサービス出演なんですね? 分かります(笑)

なんだろう? 子供向けのアニメなのかな?
{/netabare}

【余談~ 7話だけ面白いと聞いて ~】
{netabare}
他の方のレビューを観ていて、「7話だけ神回」との表記が気になり、7話だけ視聴。ああいう日常回がメインなら、確かにもう少し楽しめたかも知れませんね♪ なんの脈略もないのに、からあげをあんなにエロく食わせるとは、恐れ入りましたw 脱衣場のサービスカットに男同士の壁ドンw 子供向けのアニメって言って、ごめんなさいm(__)m もしかして、ゲーム会社からの要求と、制作のやりたいことに、食い違いがあったのかな?

ふと思いましたが、ラクエンロジックにおける、「ロジック」=聖闘士星矢の「コスモ(小宇宙)」的なことなのかな? 違うか? 違うな(笑)
{/netabare}

【余談~ てか、1話冒頭の方が、、、 ~】
{netabare}
また他のレビュアーの方が書いていることで、まったくの同感なのですが、第1話目の最初のアニメの方が面白そうです(笑) むしろ、あのまま「萌え遊戯王」にしちゃった方がヒットしたんじゃ(笑) もしくは、カードの中と外の世界を交互に見せていくのも新しかったかも。おもしろいかは別としてw
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17
ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

用語が多くて多くて・・・

動画工房にしてはめずらしい異世界戦闘ものアニメ

まず、このアニメを一言で言うと戦闘制限時間がある「プリキュアと変身戦隊を足して2で割った」という感じです。

そして1クールでお決まりの兎に角個々の説明など雑で世界観の用語があるはあるは・・・

兎に角、用語が分からないと余裕で置いてかれます。

そういう覚える系アニメは苦痛を感じてしまう私はこのアニメは純粋には楽しめませんでした。かと言って2周は・・・いいかなってアニメでした。

ゆかりとげっつー回や4話の3Dじゃない金髪戦闘作画神シーンなどは見ているだけで楽しめたのはありました。

そういう面白い点もありますが、用語が多いこと、小中学生などが好きそうな中二病的な技名とカードゲーム要素、一見さんお断りのニトロプラスの世界観、説明回とか掘り下げた説明シーンが無く、物語的には予想が出来た平坦なところも「うん、そうだよね」的展開だったのでシットリ楽しむとかハラハラして楽しむとか日常を楽しむとか、どっち着かずの中途半端なアニメという印象でした。

唯一、岡本さんの声がどんなシーンでもクスっと出来たのはこのアニメの常にいいところでした。

自分のこのアニメの用語置き場
{netabare}
ラクエンロジック=異世界間戦争
神々の100年戦争

ロジック=原子分子より高度な存在

ロジカリスト=思春期から成人になるまでの人間が開花して能力に目覚める。アルカはだいたい女神と契約してる、ゲッツーへびなどは少数

テトラヘブン 神の世界

セクトピア 現代 パラドクスレベルという尺度がある

フォーリナー=神様

ベルバ=人間と神様が合体したやつ

テトラヘブンの内紛が引き金で人間と神が戦っている

ロジックカード=ロジカリストに必要なもの
ロジグラフ

アルカ=組織

トランスジャック=人間が魔人と合体して蝕まれること

ラスボスルシフェルがゲートカードで魔人を通らせてた

ちゃんとした全員のトランスシーンは11話の3:25にある

{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

58.8 8 侵略者で友情なアニメランキング8位
絶対防衛レヴィアタン(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (267)
1205人が棚に入れました
水と緑の惑星アクアフォール。
突如降り注いだ隕石群は悪しきモノを放ち、それにより、大地に生きる全ての生き物に消滅の危機が広がっていった。「あたし、シロップ。早速だけど、あなた、<アクアフォール防衛隊>に入隊しない?只今、隊員大募集中なのっ。」お喋りでいつも腹ぺこな妖精<シロップ>が見込んだ隊員候補は3人の竜族の少女。笑顔を忘れた少女<レヴィアタン>、自由奔放なお嬢様<バハムート>、心優しい力持ち<ヨルムンガンド>。竜族の三人と小さな妖精が<アクアフォール防衛隊>として結束してゆくグローイングアップ・ストーリー☆

声優・キャラクター
早見沙織、喜多村英梨、竹達彩奈、花澤香菜、近藤隆、乃村健次、阿久津加菜、水野マリコ、金田朋子、笹本菜津枝、宮澤正、山本綾、長妻樹里

ストライク さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

絶対「見てね!」とは言えないもん!(> <) 

原作 ゲーム  未プレイ

全13話

冒険ファンタジー

簡単に言えば、
女の子3人と、妖精1人との旅するお話。
女の子と言っても、3人とも竜族で、変身できますw  ^^;

レヴィアタン  声 - 早見沙織
水を操る竜族

バハムート 声 - 喜多村英梨
火を操る竜族

ヨルムンガンド 声 - 竹達彩奈
怪力で大斧を使う竜族

シロップ 声 - 花澤香菜
明るくてよく喋る、大食らいの妖精

この4人が旅する冒険ものなんだけど、正直、魅力に欠ける作品でした。
途中で断念してもよかったけど、よっぽど合わない限り断念しないので、惰性で観てました。

内容的には、 平日夕方6時~でいいんじゃない?(; ̄ー ̄)...
って感じ。
特に、変身シーンなんて、いかにも子供向けなので。。。(-ω-) 

唯一、声優さん目当てに観るくらいじゃないでしょうか?
好きな方にはごめんなさい。


OP:「始まりのResolution」 歌 - カンノユキ

ED:「Truly」 歌 - PASSPO☆

ED、良かったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ぬるいファンタジー日常系?

原作はソーシャルゲーム。
ファンタジー世界の冒険ものの体です。
レヴィアタンとは主人公の名前。その他、バハムート、ヨルムンガント、となかなかイカついお名前の少女達がメインキャラ。
魔法が使えるドラゴン娘達が、なんとなーくの成り行きで、あちこち旅をしたり人助けしたりしちゃうお話です。


冒険はしますが、アツさは全然ありません。
レヴィアタン達は基本的には普通に日常を過ごしてるだけで、受け身的に騒動に巻き込まれたり方々に出向いたりする羽目になるという流れです。
設定上は、惑星に倒すべき敵のような者がいて、各地での事件もそれが関係している事が多いのですが、それに相対するのも成り行きで。
RPGの主人公っぽく、世界を救うために旅にでるぞー!的なノリにはなかなかなりません。

悪くはないんだけど、常にヌルめ。
動機の薄い冒険RPG、とでもいえばいいでしょうか(^_^;
とにかく、そんな雰囲気の作風です。

キャラクターは普通に可愛いです。
竜の血族でありますので、しっぽや翼が変身時に生えたりする以外は可愛い人間の女の子と同じ。
仲良し3人娘それぞれ個性が違っていて、性格や境遇や家庭環境もバラバラ。
ベッタリと親友だーという暑苦しい関係というわけでもなく、それでも、何となくウマが合って一緒に居るといった感じ。
近すぎず遠すぎずのヌルい距離感がまた、本作らしい味になっています。

冒険の過程で当然、魔法を使ったバトルなどもしますが、戦闘それ自体は並。
可も無く不可もなくのファンタジー系らしい戦いです。
なんとなく緊迫感に欠けますが、それも本作らしいといってしまえばそれまで。ハラハラはしないけど、ある程度ドキドキはして観ていられます。


結局、日常なんだか冒険なんだかよく解らない作品でした。
レヴィアタン達のキャラを鑑賞する作品・・・と評するにもちょっと弱い。
出来は悪くはないんだけど、ここだ!と推すところも貶すところも見つからないレビュー泣かせの作品でした。


低温の冒険バトル風ちょっと萌えキャラ日常アニメ?

・・・・うーん、定義できない作品です^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

絶対この作品で毎週癒されたんだもん!

原作・・・気にせずにジャケットだけ見て視聴を始めましたが、元々はカードバトルタイプのRPGがアニメ化された作品なのだそうです。

そんなこの物語の舞台は、水と緑が織り成す惑星アクアフォール・・・このアクアフォールにある日宇宙から隕石が飛来し地上と激突します。その飛来した隕石から「ルーカサイト」という侵略者が出現するのです。この緊急事態に妖精のシロップ(CV:花澤香菜さん)がアクアフォールを守るため防衛隊の結成を決意し・・・物語が動いていきます。

主要人物は、防衛隊隊長のシロップ以下、下記の3名です。
・レヴィアタン(CV:早見沙織さん)
・バハムート(CV:喜多村英梨さん)
・ヨルムンガンド(CV:竹達彩奈)

どのキャラも強そうな怪獣がベースになっているのですが、実際はこれまで怪獣達に描いてきたイメージとは180度異なる、とても可愛らしいキャラばかり登場します。

彼女達は一生懸命頑張りますし、強くなろうと努力もします。でも、その一挙手一投足に可愛らしさが見え隠れしていると共に、戦いの緊迫感もそれなり・・・にはあるのですが、どこかホンワカしているような感じなのです^^

この作風だから・・・このキャラだったから、終始心を乱すこと無く視聴できたのだと思います。でも、緩い部分とキチンと締める部分とのメリハリも効いていたように思います。
タイトルにも記載しましたが、振り返ってみると私は間違いなくこの作品で毎週癒されていました♪

1クール13話で構成された作品でしたが、良く纏まっていたと思います。ラストもこれで終わってもよし・・・次期に繋げてもよし・・・というスッキリとした形で終わっていたと思います。
でも、少しだけ欲を言うと、世界柱の守りし神やお兄さんの事にもう少し触れる事ができるとなおスッキリできる作品だと思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

76.7 9 侵略者で友情なアニメランキング9位
ワールドトリガー 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (191)
829人が棚に入れました
三門市。人口28万人。ある日この町に異世界への門が開いた。「近界民(ネイバー)」後にそう呼ばれる異次元からの侵略者が門付近の地域を蹂躙、街は恐怖に包まれた。近界民に地球上の兵器は効果が薄く、都市の壊滅は時間の問題と思われた。しかし、その時突如現れた謎の一団が近界民を撃退。近界民の技術を独自に研究し、「こちら側」の世界を守るため戦う組織、界境防衛機関「ボーダー」。彼らはわずかな期間で巨大な基地を作り上げ、近界民に対する防衛体制を整えた。それから4年。門は依然として開いているにも拘わらず、三門市を出て行く人間は驚くほど少ない。高校生の三雲修もまた、ボーダーに所属していた。ある日、修のクラスに転校生がやってきた。空閑遊真と名乗った少年は、何故かボーダーの人間にのみ携帯を許される「トリガー」と呼ばれる武器を持っていた。修に問いただされた遊真は言う。『俺は門の向こうの世界から来た。お前らが言うとこの「近界民」ってやつだ』遊真と修、二人の物語が動き始める。

声優・キャラクター
村中知、梶裕貴、田村奈央、中村悠一、島﨑信長

minuto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

過小評価アニメランキング第1位

欠点が無い。完璧と言って良いアニメ。『面白かった!!』『早く続きが見たい!!!』とか書いてるくせに、評価は3.5にしてたりと、ここにレビューを書いてる人は正直言って何がしたいのかわからない。二重人格なのか?

まず、話の内容は素晴らしい。たまに『ランク戦ばっかでつまんない』みたいなコメントを見かけるが、確かにランク戦ばっかりではある。が、そのランク戦の内容はとても複雑で、予期せぬ展開が何度もあり、これは主観ではあるが、つまんないと思うのはランク戦の内容に思考が追いついていない人かよっぽどの飽き性だけだと思う。めちゃくちゃ面白いです。

じゃあランク戦の何が面白いか。それは、戦いの内容が、複数のチームを絡めた、頭脳戦である事。自分は、能力バトル漫画も見るし、中にはとても面白いものもある。だが、戦いの中での驚きや、戦略に対する感動など、頭脳戦には能力バトル漫画に絶対に出せないものがある。そして、頭脳戦は漫画の数自体がそもそも少ないし、あったとしても能力バトル漫画に比べて面白くなりにくい。その理由は単純に、話を作るのが難しいから。頭脳戦なのだから作者の頭のレベルが高い必要があるのは当然だと言える。そして、頭脳戦の中でも、一対一の頭脳戦と、多人数、多チームを絡めた頭脳戦ではこれまた話を作る難しさも、その面白さも段違いになることは容易に想像できると思う。少しでも描きやすいようにするためかはわからないが、なんとかバトルシーンを一対一に持っていこうとする漫画が増えていく中で、ワールドトリガーは平然と多数チームの頭脳戦を最高レベルの面白さで描いている。今までかなりの漫画を読んできたが、この漫画はその点において群を抜いている。そして、SF漫画なので、頭脳だけでなくバトルのかっこよさも両立しているのがこの漫画の素晴らしいところでもある。

アニメの出来について評価する。正直、一期は作画のレベルも低く、話のテンポは絶望的だった。間の取り方には違和感しかなかったし、トリオン体への換装シーンとかも不要すぎて見ててイライラした。が、2期ではこれら全てが改善されていた上に、作画については本当に高レベルであった。正直感動した。そして、最も印象に残ったのが戦闘描写。ガロプラ編を思い浮かべながら書くが、漫画でも十分迫力あったシーンがアニメではその数倍の迫力とかっこよさで描かれていた。漫画からアニメ化することで戦闘シーンの魅力がここまで上がるのは珍しすぎる。

キャラの魅力と声優についてはレベル高すぎることわかりきっていると思うので割愛します。

あと、OPの、つくりと透明感すごすぎていつもなら飛ばすのに毎話観ました。感激。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヌマアニメーション

個人的に原作コミック買い続けてるのが、これとダーウィンズゲーム&この音とまれ!…

正直2期は絶対無いと思ってただけに凄く嬉しいです。
バトル設定の複雑さやキャラクターが異常に多いので初見ではお勧め出来ませんが単純な強さより、戦術や状況判断が勝負の分れ目になるのが面白い。

主人公の三雲 修や雨取 千佳ちゃんの成長もたのしみ。

個人的に好きなキャラはメガネキャラの宇佐美 栞ちゃん…
玉狛支部のお母さん的な存在、いざランク戦になれば有能オペレーター。
彼女の適時に与える正確な情報が玉狛第1、第2の強さの支えとなっている。

諦めてた2期放送、楽しみです。


視聴完了
原作好きでどんな内容か知っててもやっぱり楽しめました、個人的には冬アニメの中で一番体感5分アニメだった。

これからさらに盛り上るB級ランク戦が後半クールにするので、これからも楽しみなアニメです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15
ネタバレ

まつはや さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作ファンには嬉しい出来

【総評】

一つの「アニメ」として見ると演出や音響に若干の不満点はあるものの、原作を尊重し、原作をアニメという媒体に落とし込む、という点では充分満足を得られる作品でした。
戦闘描写について、作画崩れは少なかったのですが、動きが硬いシーンが散見されたので、3期ではそのあたりが改善されるといいなと。


■8話感想
{netabare}
B級ランク戦Round5が終結した。破れはしたものの次の試合への士気を高める柿崎隊と、悔しさをバネにもう一度奮起しようと決意を固める香取隊。一方玉狛第二ではヒュースをチームに加入させるか否かという話題が浮上する。

次の展開への橋渡し、所謂休憩回でした。香取隊の華さんの「悔しいって思えるならまだ強くなれるはずだから」は個人的にとても好きな言葉なのでアニメで聞くことが出来てよかったです。VS香取隊VS柿崎隊は全体的に作画が安定したままかつよく動いており満足感が高かったので、次のランク戦もこの調子でお願いしたいところ。
{/netabare}
■7話感想
{netabare}
柿崎隊長渾身の一撃は遊真を落とすには至らなかった。三名中二名が落とされもう後がない照屋隊員は千佳へと急接近し、一か八かの勝負に打って出る。一方ワイヤー地帯で苦戦を強いられる香取隊。そんな中葉子は数年前の出来事を回想するのだった。

ついに4話に渡ったランク戦の決着がつきました。
今回の見どころは葉子と華の回想ですね。音と色が付くことで原作以上に第一次侵攻の悲惨さ、そしてそれに伴う葉子と華がランク戦にかける思いが強調されていたように思います。

しかしことワートリにおいてはどんなバックグラウンドも勝ち負けに直結しない。
才能(トリオン量)のない者と優れた能力を持つ者のコンビ。友達がネイバーにさらわれた為遠征を目指すという動機。自分たちと似たようなバックボーンを持ちかつ怒涛の勢いでランキングを駆け上がる彼らは、壁にぶつかりもがく葉子には眩しすぎたのでしょうね。
{/netabare}
■6話感想
{netabare}
ワイヤー陣を巧みに利用し香取隊、柿崎隊を追い詰める玉狛第二。香取隊と柿崎隊は利害の一致から協力し、二手に分かれてスナイパー千佳の待つワイヤー地帯へ攻め上がるが……

柿崎隊長の心理描写が印象的な回でした。ワートリは戦闘時に回想を挟むことがあまりないなのですが、ことround5では主人公陣営ではなく迎え撃つ二隊にそういった描写が多いのが見所です。主人公陣営が「持つ者」なら二隊はいわゆる「持たざる者」。才や技術では劣るものの、イコール価値がないということにはならない、と吠える柿崎隊長の人柄が魅力的。
作画に関しては遊真のワイヤー起動がよく動いていましたかね。巴と遊真が会敵した際、巴視点で上下逆さまな遊真の顔をアップで写してからカメラを引き、首が落ちている画を見せるシーンが秀逸。
{/netabare}

【5話まで視聴済】

約四年ぶりの続編ということで感慨深いものがある本作。
今のところ作画演出共に一期より高水準で、作品のミソである「多人数が入り乱れる戦闘」の魅力を描けているのではないかと思います。
基本的に原作に忠実ながらも所々細かい補完もあり、原作既読勢が「あのキャラが動いてしゃべっている!」というモチベーションで視聴継続するのに十分値する出来です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

69.9 10 侵略者で友情なアニメランキング10位
星界の紋章(TVアニメ動画)

1999年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (136)
750人が棚に入れました
『星界の紋章』は、森岡浩之によって執筆されたSF小説(スペースオペラ)、ライトノベル、及びそれを原作としたアニメ作品。また「星界の紋章」の番外編で、ラフィールの出生に関する話を描いた「星界の断章」がある。
 人類が、太陽から0.3光年離れたところに発見した「ユアノン」なる素粒子を利用した恒星間宇宙船を開発し、惑星改造により太陽系外に居住惑星を拡大し始めて何世紀も後のこと…。ハイド星系・惑星マーティンの政府主席の息子ジント・リンが幼少の頃、彼の故郷は「アーヴによる人類帝国」なる星間帝国の大艦隊によって侵略を受けた。彼の父ロック・リンは降伏と引きかえに貴族の称号を得、そのためジント自身も帝国貴族の一員となる。それから7年後、ハイド伯爵公子となったジントは、皇帝の孫娘ラフィールと運命的な出会いをする。 その時からジントは帝国貴族として生きていく事を決意する。

声優・キャラクター
今井由香、川澄綾子、高島雅羅、遊佐浩二、友川まり、陶山章央、藤貴子、千葉一伸、塩沢兼人、小杉十郎太、深見梨加、土井美加、鈴木英一郎、子安武人、日野由利加、石塚運昇、池水通洋

星々 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ヒロインは青髪エルフのお姫様

星界の紋章→星界の戦旗→星界の戦旗II →星界の戦旗III

SF艦隊物のボーイミーツガール。わざわざ毎話冒頭でエルフ(アーヴ)語の語りが入っていたりとちょっと古い中二病アニメの特徴も

紋章の感想は、主人公とヒロインに共通性を持たせたりと人間関係は練った作品なんだなという印象でした。主人公の上げが足りない気もしますがそれなりに楽しめました。

主人公とヒロインの関係もシリーズを通して段階的に深くなっているので、ちょろインが嫌いな人にはおすすめ。

星界の戦旗の方は戦ってばっかりですね。セルがで迫力があるかと言われればNOTですし、まぁそれなりなのは大提督と参謀の会話劇くらいでしょうか。

ただディボースだか出ボースだかの兄弟(まったく同じDNAですが・・・・)の会話はつまらなすぎて、しかも尺が長すぎて苦痛を通り過ぎて苦行でしたね。だからどうした的な会話がずっと続くのは辛かったです。
スポールと皇太子だけで十分かと。総集編では兄弟の会話はゴッソリと削られていました。

紋章の作画はロケット発射してるシーンで20秒以上同じ絵で会話だけ続いたりと、間に合ってないのか単なる絵コンテミスなのかよく分からないシーンもあったりと微妙でしたけど、星界の戦旗の方は結構まともだと思いました。

星界の戦旗IIIに関してはファンディスクってことでコメントは控えます。
2話で無理矢理まとめたら、まぁそうなりますよねって感想です。 一応、主人公のアイデンティティの問題は紋章からのフックになってたので期待していたのですが・・・・その点で観ると残念なできでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

簡単にデレない娘さんの強烈な魅力

原作未読


劇場版控えてるとか祝円盤発売とかの商売っ気を感じない&空気を読まないラインナップが魅力のJ-COMさんの今クール再放送メニューのうちひとつ。
1999年1月~3月と“製作委員会”方式もまだまだおおっぴらになったかどうかな20年以上前の作品です。かつ衛星放送のみの On Air で知名度は底の底。

・WOWOW放送で認知度低め
・OPが服部克久のインストゥルメンタル
・Bパート終了。CM後のED。
・鬼籍に入られた声優さんらの在りし日のお姿

スペースオペラがどんなものか私はよく知りませんし、宇宙空間のあれやこれやで興奮する男の子でもなかったし、時系列でアニメ文化史を語れるほど造詣も深くありません。
どんな位置づけの作品か語る言葉は持ちあわせてませんが、上記4点をもって古い作品に価値を見い出してもいいかも。20年以上前の作品は視聴のハードルが上がるものですが古典もいいもんです。

今は配信会社。昔は衛星放送。聴けば一発でわかる曲の数々、服部克久氏。御年80歳を超えお見かけする機会もなくなり郷愁を誘います。OPインストとEDへの入り演出も最近は滅多に見ることはありません。
塩沢兼人、石塚運昇、鈴置洋孝。声を聞いただけでその人だと分かるのが声優さんという存在でした。
ためしに同時期の作品眺めたら、子供向けなキャラもの。頭身低めで目が大きい女の子を前面に出したもの。パッと見そんなのが大半ですね。「あー秋葉原にいる人こういうの好きそうだよねー」な作品群です。明らかにそれらとは違う匂いがします。
1999年は宇多田ヒカルのファーストアルバムが邦楽アルバム売上史上最高位を記録した年です。リアタイ時は家電買う以外の目的では秋葉原に目もくれない人生を歩んでおりました。


前置き長くなりましたが、普通に面白いですよ。
ハヤカワ文庫のSF小説が元ネタです。『グインサーガ』や海外の翻訳ものの堅いイメージがあってあまり読んだことのないレーベル。複数巻刊行済なので1クールで収まるわけないのですが、きちんと13話の中で一定の結論を用意してます。
最近「俺たちのなんとかは…」「大事なお知らせ!2期決定!」「続きは劇場で!」「この続きは3か月後だよん」とぶん投げエンドばかりに遭遇してたので、やや駆け足だったとしても作り手の誠意に静かに感動します。たまたまかは置いといて過去作品はきちんとけじめつけてるものが多い印象です。

画面比率ワイド(16:9)とスタンダード(4:3)の差も懐かしかったり、ここまではほぼ昔の作品の作り方ならではの部分しか書いてませんが、内容も古臭いって感覚は僕の場合ありませんでした。


では内容について。
地球ではない、とある人間の住む惑星に人外さん“アーヴ”が押し掛けて、降伏勧告みたいなことをするところから始まる物語。
で、何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった.的な話に発展するのですが、この侵略する側のアーヴの皆さんが誇り高く聡明でこちらに感情移入してきます。それでいて“奴隷の平和”みたいなテーゼは微塵もありません。


 ね?わかんないでしょ?


基本は人間ジント♂(CV今井由香)と人外さんラフィール♀(CV川澄綾子)のボーイミーツガールなんです。
ヒロインのデザインは置いといてとにかくこのラフィールが魅力的です。「俺は女性を見た目ではなく性格で」とポイント稼ぎたい男子はぜひご視聴ください(適当)。

誇りが高く聡明で寿命の長い種族です。人間との寿命差が引き起こす哀感はあります。ここを全面アピールの『さよならの朝に約束の花をかざろう』という名作もありますが本作この1クールでの優先順位は高くありません。
むしろ“誇りが高く聡明”この種族適性を前面に出してくることで生じるジントくんとのすれ違いを楽しみ、徐々に絆を深めていくさまに目を細めることができると思います。

さらに

「そなた」「であろう」「するがよい」

が口癖のやんごとなきご身分のラフィールにひざまずく快感がありますね。これニッチなフェチシズムであるかどうかは現物を確かめていただければと。

{netabare}「ラフィールと呼ぶが良い」

と笑顔で語りかけた某シーンでは自分電気が走りました。{/netabare}

一見尊大に見えますが、本来の性格は素直。嘘がつけない性格でもあります。
簡単にデレないし、ほっぺ赤くしないし、ラッキーなんとかも皆無だし、サービスショットもありません。あの冴えないヒロインだって感情を爆発させたのにラフィールはそれがない。


耐えられますか?

1.好き好き光線だしまくりな女の子の好意に気づかない鈍感主人公を「ヘタレてんな~」とマウントとりながら睥睨することに

2.テンプレ化したツンデレ娘に「あーまたこのパティーンかよ」と辟易したフリして実は安心している自分に

慣れてしまっているそこのあなた!

簡単でない娘をいざ目の前にしたからって掌返しのクレームは受けつけません。…と煽っときます。



※オマケ

■子安さんとゲスキャラの好相性

いやもうこれはそれっぽいのが出てきた時にエンドテロップで答え合わせしましょう。
「あ~やっぱり!」となるかと思います。

{netabare}クロワールのことですよ。{/netabare}



■帝国軍の敬礼

誇り高く聡明なアーヴの皆さんの帝国軍。軍略は妥当性があり、リスクを一つずつ排除して合理的な判断を下そうと助力している描写あり。事にあたっての指揮官の覚悟と部下への命令内容もアツいものがある。上官も上官なら即座に意を酌む部下たちもかっこよい。
そんな彼らの敬礼。

{netabare}オリラジ藤森が「サンキューでーす」してるようにしか見えないという罰ゲーム{/netabare}



視聴時期:2020年1月~3月 地上波再放送

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2020.03.14 初稿
2020.09.27 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

color さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ラフィール皇女殿下(川澄綾子さん)に、可愛く「バカ」って言ってもらえるアニメです

緻密な設定に裏打ちされたSF戦記ものでもあるけれど、貴族の少年ジントと皇女ラフィールの、身分や種族の違うふたりの出会いと絆の成長を描いたボーイ・ミーツ・ガールでもあります。
ロボットは登場しませんが戦艦と戦艦の弾幕バトルは時代を超えて熱くなれるものがあって、素直にかっこいいなと思います。

宇宙の半分を支配・統治している『アーヴによる人類帝国』と、もう半分を統治している『4ヵ国連合』が休戦状態でジリジリしてる背景が、ストーリーに複雑な面白みを加えています。いわゆるガンダムとかエヴァ等の思春期の少年少女のはなしではなく、戦場に生きる人々の群像劇という感じ。キャラクターの軽快な会話が大部分を占めるので、重々しい雰囲気を回避しながら、それでいて重厚な印象を受けます。

WOWOWで1999年に放送していたらしく、わたしも観るまでよくわからなかったアニメですが、今観ても十分すぎるほどのクオリティを持っていると思います。特にSF好きの方におススメの作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

65.7 11 侵略者で友情なアニメランキング11位
幻魔大戦(アニメ映画)

1983年3月12日
★★★★☆ 3.6 (119)
569人が棚に入れました
 原作=平井和正、石ノ森章太郎、アニメキャラクターデザイン=大友克洋、音楽監督=キース・エマーソン、監督=りんたろうというそうそうたる顔ぶれで製作された、超能力バトル・アクション。角川映画劇場用アニメ第1回製作作品でもある。大宇宙の破壊者 “幻魔”が地球に接近しつつあった。宇宙の意識体“フロイ”のメッセージを受け取った、トランシルバニアの王女にしてエスパーの“ルナ”は、やはり幻魔と戦っているというサイボーグ兵“ベガ”と共に地球を守る戦いを開始する。ルナは全世界のサイオニクサー(超能力者)を集め、幻魔に対抗しようと考える。そのうちのひとり、高校生の東丈は自分の能力にまったく気付いていなかったが、ベガの挑発によって超能力を開花させる。しかし、精神的に幼い彼は、宇宙を守る戦いに参加するよう説得するルナに対して心を閉ざしてしまう。そんな彼の元にも敵は容赦なく現れ…。

声優・キャラクター
古谷徹、小山茉美、江守徹、池田昌子、美輪明宏、佐藤正治、穂積隆信、永井一郎、滝口順平、潘恵子、塩沢兼人、原田知世、槐柳二、田中秀幸、林泰文

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

テーマ曲に魅了された B+

この作品が公開された当時は小学生で、劇場に見に行ったのを覚えています。

非常に感動して、余韻に浸りながら映画館を出たように記憶していたのですが、数年前にレンタルで借りて見たところ、当時の感動が蘇ってきません。

仲間を集めて、超能力バトルして、「うおー」ってな感じになって、ハイ終わりです。

こんな映画だったっけか~?と不思議にすら思えましたが、エンディングになってその理由が分かりました。
テーマ曲に完全に魅了されてしまっていたんです。

テーマ曲は、ローズマリー・バトラーの「光の天使(CHILDREN OF THE LIGHT)」。
全て英語の歌詞で、当時は「アニメなのに歌に日本語がない!」とまず衝撃を受けました(笑
独特の高揚感を持つメロディーで、摩訶不思議な音色が混じっていたのですが、当時はそれがシンセサイザーだとは知らずにいました。

このテーマ曲は、その後ラジオで流れていたのを録音し、何百回と聞き返すほど気に入りました。
そのうちに映画の曲としてではなく、単独の曲としてとらえるようになっていました。
ただ、あまりに聞きすぎたために、曲に対する感動も少しずつ冷めていき、曲の感動が映画の感動と結びついていたのをわすれていました。
それが、映画を見返して、「あー、この曲に感動していたのか!」と気付かされたのです。
皮肉なことですが(笑

まだ続きがあります。
この曲を作った人を最近知ってびっくりしました。
作曲は、キース・エマーソン。
エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)というプログレッシブロックバンドの大御所のメンバーです。
プログレには明るくない私でも名前を知っている、超が付くほどの有名人でした。

当時の私に本物を聞き分ける耳があったかどうか分かりませんが(無論今でも無いと思いますがw)、「良くぞこの曲を好きになった」と褒めてやりたい気持ちです。

アニソン好きの方だけでなく、広く音楽好きの方にお勧めできる曲ですので、機会があればぜひ聞いてみてください。

えーと、肝心の映画の中身ですが、最初に書いたとおりです(笑
古い作品だけに、映像的に見ると最近のアニメを見慣れた人にはちょっと厳しいかなと思います。
それでも、ストーリー的に面白ければお勧めするのですが、残念ですが余り惹きつけるものがありません。

それでも、当時の映画館ではスクリーンに釘付けになって見入ってしまったのは、当時は娯楽が少なかったからでしょうか。

殆ど曲に対する思い入れになってしまいました・・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

超能力者の方は観てください

古い作品のアニメ映画です。

小学生の頃に何度か夏休みにTVで放送していたのを
観た記憶があります。

それを25年ぶりくらいでしょうか
改めて視聴してみました。

簡単に言えば
宇宙を破壊しようとしている『幻魔』を
なんとかしないといけないストーリーです。

ま、世界中の超能力者を集めて頑張るんですが、
ごく普通の少年が能力に目覚めて・・・
みたいな感じです。

今でこそ新鮮味に欠ける内容と思われるかもしれませんが
私にとっては、超能力をここまで現実的な描写で
アニメにしたのは、これが初めてでした。

仲間にソニーという名前の
アーノルド坊や(分かるかな~?)
みたいなクソガ・・・じゃなくて子供がいるんですが、
昔は、けっこう好きなキャラだったのに
今観ると、なんか腹立つキャラです。

原作は平井和正先生と
石森章太郎(石ノ森章太郎)先生の共作です。
1967年の『少年マガジン』で連載スタートらしいので
全然、私も産まれる前の作品です。

私の近所のレンタルショップだけかもしれませんが
本作品のDVDは『石ノ森章太郎コーナー』ではなく
『大友克洋コーナー』に置かれています。
絵を見ればお分かりと思いますがキャラデザ担当なので。

他にも監督はりんたろう監督
美術は男鹿和雄さん
声優も大御所メンバー

昔の作品を観ると、いつも思うんですが、
錚々(そうそう)たるメンバーに驚かされます。

子供の頃って、エンディングクレジットを
そんなに注意してチェックしていませんでした。
絵ばっか観てましたね。

真っ黒のバックに白字のエンドロールなんかは
片目つむって人差し指を目の前に出し
指の先端が字にぶつからないように
避けながら進む
ぶつかったら“死ぬ”という
命懸けの縦スクロールゲームをしていましたので
名前チェックどころではありません!

なんとなく『タツノコプロ』って言うのを憶えた程度です。

きっと現在のアニメスタッフも
何年後かに観たら
「凄いメンバーで制作してたんだ!」
ってことになるんでしょうか。


色々忘れていましたが
音楽は何年たっても
バッチリ憶えてましたね。
とても印象的な音楽でした。

大友先生ファンなら、一応は観ておきたい作品ですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

感想

原作未読
キッズステーションが懐かしい名作特集してくれるので楽しみに録画して観ました
最近のアニメを観てるとCGや映像綺麗だったり確かに楽しめるんですけれども、
昔の名作と聞くと好奇心がくすぐられるのと
まだ自分が生まれてない時代に思いを馳せてみたり、回顧したりしたいなぁって思っていたので嬉しいです

舞台が新宿や吉祥寺でよく背景に出てきますが昭和感が半端ないです
昔は繁華街や商店街も今と変わらず賑やかだろうなってふと思いました
作画はタイトルロゴから時代を感じたりとツッコミどころ多かったけれど、綺麗だと感じた。

キャラデザが凄くリアルだな・・と思ってよく見ると、
AKIRAで有名な大友克洋さんで、幻魔大戦の後に自身の漫画を映画化した「AKIRA」を監督したそうで、超能力の表現や大規模な都市破壊シーンなどに「幻魔大戦」の影響が見られる(Wikipediaさんから)と書いてありました。
以前AKIRAを観たのでなんとなく影響を感じた。

<感想 観ていて思ったことをよく考えずに書いています 
メモ的に残してるので飛ばしてOKです 予めご了承ください>
{netabare}原作を見ていないので何とも言えないですが、
映画版では主人公が良い意味で平凡。

ある日特殊能力(超能力)に突然目覚めたとして、善悪さえ曖昧な悩み多き思春期の男子高校生(東丈)は、その能力を正しく使えるのだろうか?

最初のシーンではその大いなる力をくだらない事に使ったりしていて
その力から逃げようとしていた。精神力が足りないからじゃないか?と思ったけれども果たして私もその力に目覚めたとして正しく使えるのだろうかと考えてしまった。
何より大切なお姉さんの存在(若干シスコンぽく描かれているけれども、このお姉さんが達観していて良く出来た人物だと思う)が道を付けてくれたように思う
NYに助けに行ってる間に姉が危機に面して特殊能力に目覚めるも逝ってしまうのがどれだけ丈にとって悔しかっただろうか
幻魔に追い詰められ服を破かれ必死にこの状況をどうにかしようとする姉の姿は不謹慎ながらも色気を感じてしまった

特に描写でお気に入りなのが涙の描き方と、能力を使ってる時に出る体の周りに光るオーラが凄くグッときてしまう
姉を亡くし絶望に落ちた丈は復讐に燃えるも周りに諭され、一人行動するシーンの森が燃える描写と動物が逃げるシーンが映画のバンビ感半端ない。

1つ思ったのが、大友先生動物のデザイン可愛すぎるよ・・
バンビ・・じゃなくて、鹿がたまらなく可愛い・・
幻魔が鹿を手にとって足から裂こうとした時は
「やめてーーーー!可愛い生き物をいじめないでーー」と本気で思った。そしてもう、声に出してた
主人公が動物を助けて動物に囲まれて孤独から脱出し、自分の進むべき道を見つけるシーンを観て自分の中の何かがハジけた
・・動物を連れてる男性に弱いのかもしれない!(←どうでもいい気づいたことw)
今まで平凡だなーと思ってた東丈が急に可愛く思えてきた。

ラストはあまりにもあっけなかったけど、原作では絶望的なシーンで物語の幕は閉じていたらしいので少しモヤモヤするけど良かったかも。
ところで・・中盤のルナ姫が映画版の作中に突然のイメチェンしていて別人になっていて混乱しちゃったけど、あれは一体・・{/netabare}

主題歌の「光の天使(CHILDREN OF THE LIGHT)」がとても良い曲です
壮大なメロディーにローズマリー・バトラーのパワフルな歌声に心動かされます。
今も聴きながら余韻に浸ってレビューを書いていました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39

67.3 12 侵略者で友情なアニメランキング12位
銀河漂流バイファム(TVアニメ動画)

1983年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (71)
386人が棚に入れました
地球から遙か四十数光年。イプザーロン系宇宙にある人類の植民惑星が異星人ククトニアンに攻撃され、護衛の守備隊は全滅、13人の子供達が取り残されてしまう。彼らは異星人に囚われた家族や友人達を自分達の力だけで救出するために、人型兵器ラウンドバーニアンで異星人と戦いながら、地球軍の練習艦ジェイナス号で旅をする

声優・キャラクター
難波克弘、鳥海勝美、竹村拓、野沢雅子、菊池英博、冨永みーな、笠原弘子、羽村京子、原えりこ、千々松幸子、佐々木るん、滝沢久美子、あきやまるな、古田信幸
ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

子供というイメージ  それだけで観ないというのは惜しい作品

どうしても、この作品が観れなかった。


中心キャラが子供で、自分勝手にやってそれがまかり通ってしまうそんなアニメになってしまうと感じたからだ。


実際このアニメを観てみて、現実的に不可能というか、そのアニメの設定を入れても、そうなるのってホールインワンより確立低いだろというものがいっぱいあったが、


少年や少女達がゆっくりと成長していく姿やほんとに小さい子達がまったく成長しない姿は、結構リアルだった。



そしてロボットものには、よくある主人公一人で、敵の軍隊を一掃してしまうチートのような卑怯な設定は、このアニメには、なく皆で協力して、
{netabare}
皆で協力して、自分たちの目的を達成した。そこが素晴らしくメッセージ性があった。

普通ならば、この争いが終息するところまでをアニメにするが、彼らの目的は、そこにはなく両親に会うためという一つの目的のために動いた。その目的が達成したところでアニメが終わらせるのは、このアニメの主要キャラをとても若い世代にした意味でもあるように感じた。

また、最後のラストシーンは見ものである。
{/netabare}


普通80年代アニメは、ここまで長い作品は、打ち切りされるのが多いが、この作品は、その当時の中高校生などの署名によって2クール打ち切りを逃れ、当初の通りの4クールになったらしい。

その当時の署名した人たちに感謝して、この名作をぜひ観てほしい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

kochiro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

宇宙版の十五少年漂流記

この作品は、私が子供の頃に観たかったのだが、ドラえもんで観れなかった作品。私と同じようにリアルタイムで観ていないが、バイファムは知っていう方は多いのではないでしょうか。

この作品、なんといっても13人の各キャラクターがはっきりしていてバランスがいい。これこそ13人全員でひとつの主役と言えます。
OP曲「HELLO, VIFAM」ED曲「Never Give Up」共に最高です。これ聴くだけでワクワクしました。

Hello, I am Vifam.
OK! Vifam. Your number is seven.

いい作品は大人になって観てもいいですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

たたき台のガンダムを忠実にリメイク

十五少年漂流記、量産型の比較的小型ロボットとガンダムができなかった初期の設定を再現。

話はけっこう暗いのだが、芦田豊雄の子供らしいキャラクターが明るく活き活きと動く。
主題歌が英語というのもめずらしい。発音はあれだけど、かなりいい歌ですよ。

開幕から終幕まで死別も含め別ればかり。途中、コンピューター『ボギー』を置いていくシーンとお話の流れから比較的ドライなんだけどマジなける。
出会い別れがどんなにあっても13人はいつまでもいっしょってね。
今のアニメではかなり削られている成分ですね。

非常に感動的で印象に残るエンディングなんだけど。。
寂しい気持ちになるのね。感動と悲しさで泣ける。
でもそんな人のためにOVAで続きが用意してあったりする。
人気がすごかったんだね。
まちがって外伝のほうに投稿してあったので挙げなおしw。


投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

62.5 13 侵略者で友情なアニメランキング13位
装甲娘戦機(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (96)
260人が棚に入れました
今日から私はスナイパー……!?日常を奪われ、その肢体に〝LBXユニット〟と呼ばれる戦術兵器を纏う5人の少女――〝装甲娘〟たち。選ばれし転移者である少女たちの使命は、多元世界をまたいで蝕み増殖し続ける金属生命体・ミメシスの掃討と殲滅。時空を超えて強いられた傭兵暮らし、それは世界の「希望」と「絶望」とを垣間見る命がけの修学旅行だった!

声優・キャラクター
逢田梨香子、村川梨衣、大西沙織、福原綾香、宮下早紀

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

かなり深刻な状況が描かれているのに、まったく悲愴感がない美少女SFメカアニメ

LBXユニットという兵器を身に纏った「装甲娘」たちの戦いを描く、美少女SFメカアニメ。全12話。いちおうダンボール戦機のスピンオフですが、本編を観ていなくても問題なく楽しめます。
物語は、時空震と呼ばれる超常現象によってそれぞれ別の並行世界から飛ばされてきた5人の少女たちが、世界を救うために、日本各地を移動しながらミメシスという謎の敵と戦っていく、みたいな感じ。描かれている状況はかなり深刻ですし、冷静に考えると主人公のリコたちも、とんでもなく酷い目に遭っているのですが、作風はほぼ完全にコメディ路線で、悲愴感がありません。おそらく方向性としては、バトルを見せることよりも、5人の装甲娘たちの友情を描くことのほうが主目的だったのでしょう。実際そういった意味では、なかなか悪くない作品に仕上がっていました。何か特定の感動エピソードによって友情をアピールするのではなく、なんてことのない日常描写を積み重ねていくなかで、気がついたら、いつの間にか強い絆で結ばれている、というような自然な描き方には好感が持てました。また、全体のストーリーとしても、それなりにいい話になっているのですが、いかにも感動させようというような大袈裟なところがなくて、全体的に「さりげなさ」が心地よかったです。
作画、音楽は、まあ普通くらい。キャラは、装甲娘だけでなく、ネイトやオタクロスなどの脇役にも親しみが持てました。
最後まで観終わって、明るく、楽しく、嫌味がなくて、そこそこ面白かったです。点数にするとあまり高い評価になりませんが、個人的な好き嫌いでいうと、結構好きなタイプの作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

くらま さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

主人公補正無しが悪い方向に

がんばって6話目まで視聴。

一般人の異世界転生(転移)作品に対するアンチテーゼ、敢えての皮肉った脚本なのでしょうか。

主人公の言動、行動、性能、才能、成長。
多分、本来ならそうなんだろう、そう上手くはいかないよね、という設定、脚本。

とはいえ他の装甲娘達もパラレル世界からの転移者でありながら有能揃い。
主人公には転移者特有の世界設定補正(肉を焼くと上手い等)や主人公アゲアゲ補正は無く、どちらかというと迷惑キャラ。
本来は人知れず退場する数多のモブキャラに与えられる設定です。

たまの元世界の描写、設定が物語のキーになるでも無く、終始無駄な時間。

6話目で仲間達が力尽きる中、世界の受け入れ、自覚の芽生えいよいよ覚醒か?と思いきや、、、。

本人はLBXに対する愛着も無いので(例えば昔アニメで見た設定や改造、必殺技等)今後もそこがキーになって物語を動かす事は無いんだろうな、とか。

他作品で例えるのはアレなのですが、ガンダムビルド系アニメの3作品目に通ずるモノがあります。
・主人公の設定、背景を応援出来ない
・主人公の言動が不快
・主人公の成長を感じられない
・乗り物(プラモ)に愛着を感じられない
・上記が物語に作用しない、もしくはマイナスに作用する
300話くらいを想定しているのでしょうか?
何クールやろうとしてるのか知りませんが、この手の描写は3話が限界でしょうね。
何話もやられると娯楽の時間が台無しに。
脚本を書かれている方は、視聴者の期待を裏切りたいのだと思いますが。

最後に根幹の話し。
ダンボール戦記は知っていて、気になったLBXは購入した事もあります。
装甲娘もジ・エンペラーだけはジャケ買い。
そんなイメージが装甲娘だったのですが、本作の装甲娘のデザインがダサい、と思うのはわたしだけでしょうか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

2話までの感想{netabare}
装甲娘ってPOPがデザインしてたやつだっけ?…って位しか知らない程度での視聴。
まずのっけから「あれ?」という違和感。
本作の売りだと思われるLBXについて、私は「MS少女」自体あんま好きじゃないながらも、その目線で考えると女の子とメカが別パーツ過ぎる。
面倒くさいメカ部分は背中に背負わせればいいってだけの雑なデザインで、公式に「戦術兵器を纏う5人の少女」と書かれてるが全然纏ってるように見えない。
原作はゲーム?キット屋は絡んでない?
キット屋がデザインに口出しできるくらいに出資してたらこんなデザインにはならないんじゃないかなー?
これじゃあ単独で背中のメカだけ作ったほうが面白い(ダンボール戦機のままでいい)とかになっちゃうよ、と思ったり。
まぁつまり、デザインからしてやっつけ感を覚えてしまって…。

でもって監督は元永慶太郎。
コンセプション→デートアライブ3→超可動ガール1/6、とTVシリーズの監督を立て続けに3期連続でやって「大丈夫か?」と思ったことがあるけど、作品一つ一つに対する入れ込みって浅いのかな?
実際1話の出撃シーン、バンクなのかね?それを機械的に連続でダラダラと続けた様は、やっぱり元永が監督を務めた“デジアドtry”と同じポカをやらかしたとしか…はっ、あれはポカだったと思ってない?
右から左へ作業をこなすだけで反省する暇なんて無い、であるなら仕事のし過ぎも良くないなぁと余計なことまで考えてしまったり。
ってか“超可動ガール1/6”をやったんだから「MS少女とはナンぞや?」みたいな拘りがあってもいいと思うのだが、先に書いたようにそんな物は持って無さそうで…あれー?

更に2話、各LBXがどんな属性か紹介するシーンをまだやってないのに、それより先に温泉シーン。
えっ、まだ誰が誰なのか分かってないのにそっち優先!?
「大変だ進行方向に巨大な岩が→オレニマカセロ」でパワー系のLBX(多分キョウカ)が出動するとか、無いのん?
精一杯譲歩して、プロポーションで個性を出す狙いならこのタイミングでの温泉シーンもギリギリ納得できなくもないが、そうでもなさそう。
攻めてるんだか日和ってるんだか…あっれー?

と文句めいたことを先に書いてしまったけど、前期やってた某作品で不満に思った部分がこっちでは解消されてるみたいでそこには期待。
って隠してもしょーがねーか、某作品ってのは“シグルドリーヴァ”ね。
こっちとスタッフが一部被ってるらしいが「シグルリは館山に忖度するって縛りのせいでヘンテコになってしまったのでは?」と睨んでる私としては、崩壊した街が描写されてるだけでホッとしてしまいまして。
更には通貨も崩壊してるみたいで、人類が追い詰められてる感はこっちのが良く描けてる…気がする、今んトコ。
こっちはこっちでサンポー食品とコラボしてるみたいでそれが作品にどう影響するか注視するのも一興かも、ゾンサガみたいに上手くマッチすれば良いですねぇ。
それとじゃんけんのシーンで掛け声がそれぞれ違ったことから、主要メンバーは全員別々の世界出身ってことでいいのかな?
あんま時空震時空震言うと「リコが特異点なんじゃね?」「オルソンまだー?」と思ってしまうが、ちゃんとオチは用意してあるのだろうか。{/netabare}

4話までの感想{netabare}
3話、「男キャラのCGモデルなんて作ってやるもんか」という強い意志を感じるw
回想シーンの装甲娘よりよっぽど登場シーン多かったよね?
…っていや待った、ひょっとしてCGと手描きの明確な使い分けラインを設けてたりする?LBXを装着するとCGになるとか。
というか…同期放送の“キングスレイド”を見てたせいもあるのかな?
CGと手描きの混在するアニメってメカ(武器や防具などの金属部分)をCGにすることが多いワケだけど、そこで手描きにする時はCGに合わせてなのかブラシで塗ることが多い。
メガネがLBX装着してる時のLBXもブラシで…なんか浮いてるというか、キングスレイドみたいにはできなかったのかなー?とは思ってしまう。
で、その装備、接収しないのか。
旅すがら装備を追加して増強していく展開をほんのりと期待してたのだけど、その可能性は消えた?

そんなことより4話ですよ4話。
戦闘シーン無し。
しかも3話の後、何度も戦闘を切り抜けてきたってところからのスタート。
ええ…。
2話感想でも触れた、どの機体がとんな性能でどんな活躍(戦い方)ができるかをまだ見せてないと思うのだが、一番見たかった部分がカットされちゃった気分。
一応各キャラの性質を口で説明してたけど、まさかこれで紹介を果たしたと思って…ま、まさかぁ?
玩具メーカーがスポンサーなら毎回ロボットプロレスを入れろというお達しがあるもんで(最近そうでもないのもあるけど)、そうじゃないからって自由過ぎるというか、代わりとばかりにサンポー食品を義務的に画面に入れるのは…そういうネタなのかなぁ?
でもって2話に引き続き温泉シーン。
優先順位が滅茶苦茶というか…ある意味ハッキリしてはいるんだけど、何をそんなに生き急いでるんだ?と思わずにいられない。
アドバイスを受けてパワーアップ(成長)したみたいなノリで、どう強くなったのかは次回以降…やってくれる?大丈夫か??
まぁやったところで強くなる前の不便っぷりが描写されてないのでピンと来ない予感がバリバリするけど…どうなんかなぁ。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

63.8 14 侵略者で友情なアニメランキング14位
劇場版 フリクリ オルタナ(アニメ映画)

2018年9月7日
★★★★☆ 3.4 (60)
234人が棚に入れました
モヤついている高校生・河本カナ。嵐のごとく登場するハル子。その時カナの額にお花が生えた! 煙を吐きがら街をぶっ潰すアイロン。毎日が、毎日毎日続いていくと思っていた・・・。力を手に入れたカナはアイロンをぶっ飛ばせるのか!?

声優・キャラクター
新谷真弓、美山加恋、吉田有里、飯田里穂、田村睦心、小西克幸、永塚拓馬、鈴木崚汰、伊藤美紀、真坂真帆、森功至、松谷彼哉、青山穣
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

17歳の叫び

アニメーション製作Production I.G×NUT×REVOROOT
監督:上村泰、副監督:鈴木清崇、脚本:岩井秀人
キャラクター原案:貞本義行、キャラクターデザイン:高橋裕一

何がフリクリなのか分からない。
2000年製作のOVAフリクリの監督である
鶴巻和哉から発せられた言葉だ。
それだけフリクリという作品には、
多様性があるということだろう。
音楽、作画、パロディ、ロボット、SF、青春などなど、
渾然一体となってさまざまな要素が盛り込まれていることが、
ひとつの特徴といえるかもしれない。

舞台は何の変哲もない田舎町。
ごく普通の女子高生、河本カナ(カナブン)は辺田友美(ペッツ)、
矢島聖(ヒジリー)、本山満(モッさん)という
3人の友達といつも一緒。
秘密基地「ハム館」を拠点に、楽しい学生生活を送っていた。
しかし、彼女たちの前にハルハラ ハル子が現れて、
日常は大きく変化していく。

街にできた大型ショッピングセンター、
カナブンのバイト先の蕎麦屋で
男がいつも同じ月見そばを注文することも
ひとつの象徴だろう。日本初の女性総理大臣は
国民に何かを隠して計画を進めている。
激動の予感を漂わせながら、カナブンの日常は過ぎていく。

女子高生たちは日々の暮らしを満喫している。
ヒジリーは大人ぶって年上の恋人と付き合っている。
モッさんは進路を決めて自分の力で夢に向かって邁進している。
カナブンはある男子が気になり始める。
ペッツは高村薫の『照柿』を読みながら、
幼馴染のカナブンを特別な存在として意識し、秘密を抱えている。

日本での公開はこちらが先だったが、
『フリクリ プログレ』の製作が決まったあとに
オルタナの製作が開始されたため、
プログレの内容とは、違う形でのやり方が求められていたという。
つまり、プログレのほうが正当派の続編であって、
こちらは、あくまで番外編。本編とは少し外れた内容になっている。

そして、違いをどこで出すかということで、
女子高生の日常を描いた青春ストーリーに
ハル子が絡んでくるという展開になっている。

正直なことを言うと、この話であったなら
『フリクリ』である必要性はほとんどない。
女子高生の青春ストーリーが中心にあって、
ハル子や世界観が重なってくる。
そのため、ハル子のポリシーというか哲学が
ずれているように感じてしまう。
監督がこの作品で重視したのは、
「女子高生のリアル」だとインタビューで語っている。

監督の上村泰はガイナックス時代に『トップをねらえ2!』の
設定制作補助を務めたところからキャリアをスタートさせ、
その後もいわば鶴巻和哉の下で仕事を覚えた人物。
鶴巻和哉のやり方をつぶさに見てきたため、
フリクリの監督としてはうってつけの人物だったのだ。
そして、脚本は舞台作家で演出家でもある岩井秀人を起用。
これは鶴巻和哉が昔のインタビューで語っていたことだが、
フリクリを考案していたときには、色々な舞台を頻繁に見に行っていて、
演出は舞台の手法にかなり影響されたそうだ。
アイロン型の工場やギターを武器のように
使用するというような小道具の使い方は確かに舞台っぽい。
そういう面も踏まえた抜擢だったことが想像できる。
上村泰監督はフリクリのファンだと語っており、
その結果、完成したのが、この『フリクリ オルタナ』なのだ。

ここで、冒頭の鶴巻和哉のコメントが浮かぶのだが、
どれだけ近くにいても何が正しいのかは、分からないのだろう。
特に、このフリクリという作品には、
当時の時代性やガイナックスの社風が色濃く反映されている。
そういう意味では、このフリクリも「アリ」なのだとは思った。

物語の核をなすのは、主人公カナブンとペッツの話となる。
彼女たちの関係性が、この世界の命運を決定づけるキーとなっていく。
{netabare} 女子高生の叫びが世界に関係していくというのは面白いが、 {/netabare}
この作品は良くも悪くもOVA版『フリクリ』を意識しすぎているのが
マイナス方面に働いてしまっている。
それと、この2人を話の中心にするなら、
もう少しそれぞれの想いを前面に出したほうが良かったと思う。
ほかの2人のエピソードを削ってでも、
こっちに持ってくるべきだったのではないかと感じてしまった。

個人的なフリクリという作品に対するイメージは、
「バットを振り切る」ことが重要で、
色々なことに縛られていない自由度が最大の魅力だと思っている。
しかし、この作品では女子高生のドラマを
丁寧に描いていくこと以外では、
ほぼ前作の方向性をなぞっただけという印象は拭えない。
プログレの方向性があったにせよ、
もう少し前作に縛られない部分もあったほうが良かった。

また、この監督は音楽に対して、
あまりにも無頓着すぎるのではないだろうか。
ピロウズの曲が流れているところで、
キャラクターが歌い出すシーンがあるのだ。
どうしてこういうことをやって良しとしたのかは理解できなかった。
理由はあるのだろうが、これは百パーセントあり得ない演出だろう。

それぞれのドラマはよく作りこんでいて、
完成度が高いだけに色々と惜しい作品だったと思う。
ピロウズの曲自体は相変わらず聴かせてくれる。
(2019年10月20日初投稿)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 41
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いつまでもこのままでいたい!・・・・ そう思ったって良いと思うです。

   久々の初日、初回上映で見れたです。
 かなぶんを中心としたペッツ、ヒジリー、モッさんの仲良し4人組の日常、非日常をそれぞれの視点に描かれたお話だったです。かなぶんと出会ってかなぶんの能力に気づいた、お姉さん自称なのか?宇宙捜査官ハル子が、やたらちょっかいを出してくる展開です。長い上映時間だったです。

 かなぶん、ハル子やたら目立ってたです。敵なのか侵略者だかわからない、突然出てくる機械生物とハル子が戦うです。宇宙だか火星の話が、何の関係があるやら出てくるです。

 4人でバカやって騒ぎつるむ日常は、ありがちな女子高生なでしょうか?です。4人で興味本位に共同制作して作るロケットは、楽しかったと思うです。

 4人それぞれに互いに、何も知らない事情が描かれていたところも見所です。心配なのか?役に立ちたいと思うのか?ハル子の行動に注目です。
 大人だかの恋のことだったり、進路で自分でつかむために進む夢だったり、同年代の恋する気持ちはどういうものか?だったです。自分が思ってきた変わらないでほしいと思う毎日は、友達にしてみればどうだったか?を破天荒に描かれていたです。

 常にハル子が中心にいるようで、絡むハル子の大胆かついたずらにも見える行動があったです。ハル子は、何をしたいのか?あまり私には理解できなかったところがあるです、

 全体を通して、かなぶんが望むいつも変わらない毎日は、自分としてもそんな気持ちは持っていたいと思うです。かな分が望んでいても、一番の親友は実は、どうなのか?、つらい現実も見せられたです。{netabare}最後の方で、人は年を取る、周りの風景も変わる、そんな中でも笑顔は変えないでいいとか言ってたようなセリフは、共感できるものがあるです。{/netabare}

 かなぶんが思うように、いつまでも4人仲良くしていきたいと思うのは、決して悪くない人として当然の願いであると考えるです。このお話は、そんな自分が望まなくても変わるもの、変えてはいけないものを訴えてもいるように見えたです。そこが、面白みなのかもしれないです。「これでいいのか?」な終わり方だったけど・・・・・・・・です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんで今更フリクリ?

2000年リリースされたOVAフリクリの18年越しの劇場版アニメ。
なんで今更フリクリ?
あのガーッときてドーンってなって、しっちゃかめっちゃかで、ピロウズのメロディとナオ太とハル子がロボと宇宙人でズゴゴゴゴってなるあのフリクリのアニメ映画です。

OVAの方は視聴済みですが、内容をほとんど覚えていないです。
宇宙人のハルハラ・ハル子は前作から続投ですが、それ以外のキャラは出てこず、前作との繋がりも、多分無いです。
主役はある街の女子高生「河本カナ」と、その友人たちで、彼女たちが青春したり、友情を深めたり、夢を追いかけたり、裏切られたり、それでバカヤローと叫んだりする話になっています。

OVAのフリクリが頭にあった上で視聴しましたが、比較的分かりやすい作品になったと思いました。
OVAは、ギター担いだベスパ女が主人公を撥ね飛ばした挙句、ギターでぶっ叩いて額からロボを出すという視聴者置いてけぼりな内容でしたが、劇場版はストーリーに起承転結がついていて、良くいえばとっつきやすいですが、悪くいえばフリクリらしさが薄れたと感じました。
私的には悪くはなかったですが、本作を見ているのはもう十中八九、フリクリOVAを芳ばしい時期に触れてしまったおじ様たちなので(私も然り)、本作のできについては納得いかない方が大多数なのではないかと思います。
フリクリってさあ、もっとめちゃくちゃだったじゃん、と。
ひとつのアニメ作品として見ると普通に面白いと思いますが、"あの"フリクリをイメージすると肩透かしを食らうことと思います。

130分強の映画ですが、中は6話分のアニメに分かれています。
続編のフリクリプログレでワンクール完結となっている様子ですが、本作だけでも完結しています。
面白かったですが、女の子も可愛いというほどでもないし、マミ美のようなインパクトも無く、OVAの方が高レベルだったように思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

56.3 15 侵略者で友情なアニメランキング15位
陸上防衛隊まおちゃん(TVアニメ動画)

2002年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (47)
204人が棚に入れました
『陸上防衛隊まおちゃん』(りくじょうぼうえいたいまおちゃん)は、赤松健原作のアニメ作品
【ストーリー】まおちゃんこと鬼瓦まお(8歳)たちが、小中高一貫教育の女子校の「聖14学園」で学校生活を送りながら「かわいいエイリアン」と闘う物語。まおちゃんのおじいちゃん(鬼瓦陸士郎)は陸の防衛隊幕僚長である。日本は可愛い宇宙人の侵略に悩まされていたが、まともに闘うのは残酷だから(=世論の支持を失う)とまおちゃんに防衛を担当させた。
当初は陸しかなかったが、かわいい宇宙人が海に落ちるなど陸だけでは対処できず、空の防衛隊・築島みそら、海の防衛隊・丸山シルヴィアと共に総合防衛隊を結成し、3人で防衛結界を作って宇宙人と闘う事になる。空の防衛幕僚長、海の防衛幕僚長の陸の防衛幕僚長への対抗心もあり誕生することとなった。


声優・キャラクター
こやまきみこ、吉川由弥、堀江由衣、長沢美樹、満仲由紀子、井浦愛、野島昭生、鈴木清信、谷口節

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

まもりたい!まもりたい!みんなのえがおをまもりたーい!! 【ねこ's満足度:60pts】

日本を襲う謎の生命体……その名は”かわいいエイリアン”。
そんな宇宙人の侵略から地球を守る、可愛い女の子たちの姿を描いた物語です。

”かわいい”に対抗できるのは”かわいい”だけ。
孫馬鹿な防衛隊幕僚長たちは、我が孫を対宇宙人用の防衛担当にしたてあげます。
普通ならそんなこと国民が黙っていません。普通なら。しかしこの世界ではアリなのです。
なぜなら、防衛隊員である、まおちゃん・みそら・シルビーの3人があまりにも”かわいい”から。

つまづいては泣き、うまくいかなくて泣き、エイリアンの迫力に押されてはまた泣く。
そんなまおちゃんたちの可愛らしい姿が、異常なほど日本国民の支持を得るのです。
結果、内閣支持率は高値安定。莫大な防衛予算も楽々通過。そう、すべては国家萌えなのです。

カオス満載な展開は、上級者向けどころかもはや”超”上級者向けといった感じ。
それでも2クールも観てると最後はほんのり感動しちゃったり。もうなんだか洗脳の域です(笑)。

見どころは、ほっちゃんのロリ関西弁となにげに名曲なOP曲(映像は詐欺w)。
とにかくゆるすぎるくらいゆるゆるな、頭のてっぺんからつま先までほぐれちゃう癒し系(?)アニメです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

至高のアニメ

通称「陸まお」小学生4年生の女の子が可愛いエイリアンと戦うお話。
赤松健さん原作の幼女アニメ。

内容はゆるゆるで心して視る必要があります。
26話各15分なのですが、精神と時の部屋のような時間をすごしました。
かなりの上級者向けアニメだと思います。

普通なら「このアニメに悪い評価をつけている人は正しい」と思います。
けれど、私はこのアニメの短所をすべて長所に変えて見ることに成功したので評価は良いです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

赤松さんを神と崇める者でも、、、キツい(苦笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
小2の幼女が、可愛いエイリアンと、戦車で戦う話です。

もし、お好きならば(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、私は大の赤松健ファンです。AI止ま、ラブひな、ネギま、UQ……全巻持ってますし、超お気に入りです。特にラブひなは、思春期どハマりだったな~。

で、まおちゃんですが、これはアニメというより、漫画もイマイチで、赤松さんの作品群で、唯一楽しめなかった。なんか、赤松さんの心の闇を詰め込んだような(笑)

敵が普通の異星人なら、もうちょい万人受けしたかも?

さすがにこれを観てると、恥ずかしくなります。鉄の心をもつ人向けですね(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10
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