ラブコメで記憶喪失なTVアニメ動画ランキング 17

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のラブコメで記憶喪失な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月23日の時点で一番のラブコメで記憶喪失なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.5 1 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング1位
ゴールデンタイム(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2205)
12071人が棚に入れました
東京のとある私立大学の法学部に入学した主人公・多田万里は、入学式の後に行われる新入生オリエンテーションの会場である学部キャンパスへ移動中、道に迷ってしまう。同じく道に迷ってしまった同学部の新入生・柳澤光央と出会い、意気投合した万里であった。なんとか目的の場所へ辿り着く目処がついたそのとき、2人の前に薔薇の花束を持った美女が現れる。彼女は花束を光央の顔に何度も叩きつけた後、その花束を光央に渡し「入学、おめでとう」とだけ告げ去っていってしまう。スタイルも身につける物も全てが完璧な彼女・加賀香子は光央の幼馴染みで、幼い頃に光央と交わした「結婚」の約束の実現を夢見て、さまざまな形で光央を振り回してきた。そんな香子から逃れるために、有名私立大学の付属高校からこっそり外部受験で現在の大学に進学してきた光央だったが、新入生オリエンテーションの会場でも香子は2人の前に現れる。香子もまた、光央を追って外部受験で法学部に入学してきたのであった。

声優・キャラクター
堀江由衣、古川慎、茅野愛衣、石川界人、木戸衣吹、比上孝浩、佐藤聡美

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

加賀香子に尽きる作品。わたしはリンダ先輩かな。

花と星とハートがキラキラした華やかなオープニングより始まるゴールデンタイム。
このアニメは、人生のもっとも輝かしい大学時代におけるちょっと面映ゆい恋愛ストーリーです。

ヒロイン加賀香子はストーカー、自分の制御ができません。
主人公多田万里は記憶喪失、過去の自分を見失っています。
それに、明るさの中に憂いを湛えるリンダ先輩、表面上は冷静ですが、揺れる感情に戸惑っています。
この3人の変則三角関係に、香子の元ストーカー先の光央、超音波ボイス岡ちゃん、三枚目ムードメーカーの二次元くん、万里の隣人で粗暴なナナ先輩等、個性豊かな登場人物が加わり、賑々しい限りです。

加賀香子は容姿端麗なお嬢様、性格に難ありです。
でも、自分を客観的に見つめています。
万里との関係の中で、もっとも成長した人物ですね。
リンダ先輩は、激しい気性の中にも、自分を律する力を持っている女性。
ただ、自分を誤魔化す姿には悲哀を感じました。
紆余曲折を経て、最終的には予想通りの結末。
リンダ先輩の心情を思うと・・・。

このアニメはラブコメ作品ですが、コメの部分がどうも薄ら寒く、どうしても引いてしまいます。
大学生のノリはそんな風ですが、少々控えめにといいたいです。

香子役は堀江由衣さん、リンダ先輩役は茅野愛衣さん、岡ちゃん役は木戸衣吹さん。
面白いことに、ちょうど10歳づつの年齢差です。
とくに、木戸衣吹さんの声には何の違和感もありません。
若手No.1、出世頭ですね。
あと、ナナ先輩役の佐藤聡美さんには、声優さんのプロ魂を見ました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 51
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とらドラと比較しないであげて下さいm(._.)m

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
原作者が、「とらドラ」の竹宮さんと言うことで、観られる前からハードルが上がっちゃった可哀想な作品。とりあえず、その先入観は捨ててあげたほうが、自分のためにも、作品のためには良いかもしれたせんね。

ラブコメ、というよりも恋愛もの。ファンタジー要素あり。キャラが変なんでコメディかと感じる時もありますが、本人たちはけっこう本気です。重めの話もチラホラあるんで、シリアス耐性ないとキツイかもしれません。私は結構楽しめましたが♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
大学生の恋愛話を扱ってるのも珍しく、個人的にはプラス査定です。サークルの飲み方とか、校舎での遭遇の感じとか、懐かしくなりました。

私が思う大学生らしさって、「みんなウソついてる」ってことです。正確には、本当のことを言ってない感じ。

(地方出身者からすると)高校までと違い、自分の過去を知る人がいない大学では、ウソをつき放題、というか、格好つけ放題なんですよね。でも、互いに大人ですから、そのウソには薄々気付きつつも、決して触れない。そして、格好つけてる自分自身だって、「多分バレてんだろうな~」と分かりつつも、偽りの自分を演じ続けてしまう。そういう、ウソとウソとで繋がるのが、大学の人間関係です(かなり屈折した意見w)

でも、それじゃあやっぱり寂しすぎる。

だからこそ、酒を飲み、おおいに語らい、少しずつ距離を縮め、ある時、自分を全てぶっちゃける。すると、一生の親友にもなっちゃったりするんだよね、大学の時の仲間って。

その関係性って、ゴールデンタイムの登場人物達にも、共通する部分があるんです。だからこそこの話は、大学が舞台じゃなきゃダメだと思います。

重い話が大丈夫な人なら、とらドラを念頭におかなけりゃ、普通に楽しめると思いますよ。まっ、ラストは賛否あるでしょうが。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 49

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

このアニメは何でこんなに評価が低いの?教えておやっさん。教えて、、、ヤクザのおやっさん

泣いたぜぇ、超泣いたぜぇ~。
終盤の2話はマジ心の汗出まくったよ、、、あ、涙のことね。

終わり方もナイスハッピーエンド!
今期というか、冬アニメで終わった作品のなかでは一番感動しました。

まぁ、でも面白いか面白くないかと言ったら普通、、、
もうちょっと笑えるとこ欲しかったかな。大学行ってないからなのか?このノリの笑えるとこがわからなかったのは。
爆笑したのはエクソシストぐらいだよ。

キャラは、個性的と言っちゃ個性的な方ばかりでした。
それでもみんな良い方ばかりでございます。

最後に、堀江由衣さんの歌うOP、EDは全部良かったです!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 41

84.8 2 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング2位
変態王子と笑わない猫。(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3222)
18302人が棚に入れました
常に女子のことばかりを考えている横寺陽人は、所属している陸上部の部長、鋼鉄の王から次期部長に指名される。しかし陽人はもともと水泳部の女の子の水着を見るという不純な動機で陸上部に所属していたため、断りたいと考えたが、どうしても建前で喋ってしまい、本音が言えず断れずにいた。
そんなある日、小学校からの腐れ縁で陽人と同じようにエロいことばかり考えているポン太が、町外れの一本杉の丘にある「笑わない猫」像に願って自らの煩悩を引き取ってもらい煩悩から解放されたという話を聞く。聞けばその「笑わない猫」像は、お供え物を捧げることで、自分がいらないと思う何かを、それを必要としている他の誰かに渡してくれるという。
陽人は半信半疑ながら、藁にも縋る思いで自らの「建前」を猫像に引き取ってもらおうと像のある一本杉の丘に向かうと、そこで筒隠月子と出会う。曰く、月子も猫像にいらない「本音」を引き取ってもらおうと考えていたという。月子と共に像に願うと、供物を畳むためのベルトと月子の持っていた肉まんが消滅し、同時に陽人からは建前が、月子からは本音、すなわち表情が消えていた。
建前が消えてしまったために自分の考えていることがすべて言葉に出るようになってしまい、やがて学校中から変態であると認識され、変態王子という渾名が付けられ避けられるようになってしまう。陽人は月子と協力して、それぞれの失ったものを取り戻そうと奔走する。
そこで陽人は建前ばかりで喋る少女、小豆梓に出会う。彼女のしていたチョーカーが猫像の供物として消えたベルトと似ていたことから、陽人は建前が彼女に渡されたと考え、それを取り戻そうとする。

声優・キャラクター
梶裕貴、小倉唯、石原夏織、田村ゆかり、愛美
ネタバレ

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

回ごとの引きのうまさ!! 無慈悲な”猫神”、かわいすぎる女の子たち。印象的な台詞まわし。――深い人生の物語といってもいいかもです(月子風に)

全話を終えて:

文句はなかった。良くできていた。落し所もあった。無理もあったがまとまった。原作をみたいと思わせる力があった。ボクの中では相当ポイント高い。

つまり、絶賛。こんな質の高い物語はなかなかない。ラノベとかいう(一般的に)一段低いくくりで評価すべきではないとまで言い切れてしまいそうです。


さて、
毎回来るよ。「猫」が来るよ。どきどき、はらはら。{netabare}また、猫が増えたよ。また来るよぉ。 {/netabare}

人間性、人間関係構築のキーワードでもある、建前と本音を基本テーマに、ラブコメベースの日常ファンタジーであると勝手に決めつけてしまうこの作品は、ずばり秀作です。{netabare} その後、建前と本音ではない展開が最後には待っています。{/netabare}

人生の味がします。物語の進行もなかなかで、適切なタイミングで作品内真実を暴露していくことで面白さを継続して提供してくれます。はまりまくっています。この作り込み、脚本・シリーズ構成は、大のお気にいり。極めて私的にいってしまえば、もう、さいこー!! 

深い人生の物語といってもいいかもです(月子風に)。

■物語の動きだしのテンポが気持ちいい

最高に評価したいオリジナリティ。物語の動きだしのテンポが気持ちいい。キャラクターの造形がしっかりしており、なおかつビジュアルがなんといってもかわいいわけです。

主要な登場人物は

―年相応(?!)にエロ妄想爆発の2年横寺君(競泳水着大好き)、
―子供っぽさをなんとかしたい1年生、月子(今期ナンバーワンの可愛さ)
―後ほど名前が明らかになる、陸上部部長―鋼鉄の王(女王だと思うけど。長身でスタイルの良い迫力ある先輩)
―2年生の転校生、〝お嬢様〟全開で実際かわいい小豆梓(今期ナンバワンの可愛さ2)

主にこの4名と〝猫像〟が繰り広げるストーリーです。本音と建て前という日本人の特徴的国民性をとりあげたあたりは、ななかだなと唸らされました。

■中間的に

あらたな猫像、{netabare}猫神さまという、新事実、新事象が明らかになった回では、途中回まで山頂の猫が「鋼鉄さんが作ったただの猫だ」とわたしたちをリードしておいて、「違う」ことを作者/作り側はわたしたちに教えてくれました。(新登場猫像でかすぎ、存在感ありすぎ。威力ありすぎ)。いいやり方ですね。この猫神象が登場してからというもの、{/netabare}何をしでかすのか心配でたまりません。それがこの作品の良さとはわかっていても、「無茶すんなー、猫」、と心配なのですね。

{netabare}自宅喪失という笑えない事件があった回以降、そこは「さらり」。むしろ、ラブコメ要素がより明解になった6回でした。梓には特に特別な感情をもっていない実質「ともだち」宣言するし、月子は「妹待遇」ですから{/netabare}それぞれにわたしたちには不憫です。{netabare}メイン3人の三角関係が完成しなぜかマイホームも喪失する。「笑わない猫」がすることは予想が付かない状況になってきました。そして、「マイファミリー」の回、もうひとつの三角関係が加わります。強引なようで自然な流れとして描かれています。{/netabare}若干エロいシーンもありますね。

この最新回では、ぐっと来ました。あー、なんてすばらしい台詞回しなのだろう。おそらく原作者の言語感覚はそうとうのものだと思います。人生の薫陶にも繋がる断片の組み合わせの連続で、不覚にも感動です。

■プロットと面白さ

全般に、問題発生→問題解決、同時に新たな問題が発生というように、常に「彼ら」の前になんらかの形で、解決すべき課題がオーバーラップして降りかかってきます。このプロットがこの作品の良さとしてわたしは感じ取れます。

とにかく、「回ごとの引き」はとにかくうまい!! ロスで製作されているアメリカドラマ(で人気があったもの)以上のうまさかもと思います。(それらは、すんげー脚本料が高い)

だから、鑑賞中も時間が過ぎるのがとても速い、次が待ち遠しい。なるほど。うまいな。やるな、です。具体的には、{netabare}台風の問題が片付いたと思えば、次には鋼鉄の王からチューされる。あらたな修羅場が生成される。そして{/netabare}その現場をみてしまった{netabare}小豆梓が、{netabare} 猫神様へのお願いで終わる。{/netabare}ほんとに引きがうまいですよね。全体を通してまだ月子の本音の問題は{netabare}解決していないわけで、課題はオーバーラップしたままなのです。{/netabare}そして、予告。また次回を観てしまうではないですか。

※以下はこれまでのメモ 自分用メモ

■恋模様・観る側の余計なお節介ともいう

観ている僕達には、彼女らの心情が伺えているので、そこがとても気になりませんか。あずさとつきこがライバル関係であることはお互いに意識しているわけですし。今後、さまざまなイベントの中で、両方の女の子から攻められていくのでしょうか。>横寺君、しっかりしなさい、です。

{netabare}彼がしっかりしないうちに?! ますます複雑化しちゃったじゃないですか。鋼鉄の王まで、加わって、これは修羅場でしょう。{/netabare}

以下、雑多メモ:

それにしても、お姉さん=田村ゆかりさんでしょうか。彼女は天才ですね。あらためて感じました。
{netabare}
失ったものを取り戻す、古今東西の常道のひとつ。それが一段階進んだ第4話になりました。この時点では単純なストーリーだと考えていました。{/netabare}

■5話以降はどうなるのでしょう。ますます気になってきました。新たな展開が始まります。まだの方はぜひぜひどうぞ。
{netabare}表情、感情表現を取り戻すことよりも、「姉」を選ぶ妹{/netabare}、考えてみれば、はんぶんこするという手もあるじゃないかと画面の前で叫びそうになったりしました。

蛇足{netabare}
え、キャラは可愛い?! そうです。
え、笑える?! 笑えます。
え、深みはある?! あります。断言します。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 99
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ゆいかおりの合併症と判断されましたw  (〃´o`)

原作 ラノベ  未読

全12話

学園ラブコメハーレムファンタジー

簡単に説明すると、願いの叶う「猫神像」によって翻弄される学園ラブコメです。

主人公  横寺 陽人(よこでら ようと) 声 - 梶裕貴
メインヒロイン二人から想われる(正確にはあと二人)優しい健全な普通の高校男子です。
周りから変態変態と言われるが、言うほどでもないような気がしますが・・・


小倉唯 演じる 筒隠 月子(つつかくし つきこ)
外見はロリ系で、陽人の事が好きな女の子。
本音をなくした事で、無表情になってしまったキャラを小倉さんが棒読みの言葉で話す訳だけど・・・
結構、皆さん批判が多いようですが、私的には、あれはあれでよかったと思います。
難しい役ですが、恐らく監督からの指示であのようになったと思うし、逆に、無表情なのに感情ある話し方だと絶対違和感あると思うので。



小豆 梓(あずき あずさ) 声 - 石原夏織
美人で貧乳。性格はツンデレなんだけど、感情が直ぐに顔に出る解り易い子で、陽人の願いは何でも聴いてしまう優しい女の子です。
陽人にしつこく纏わり着かれて好意を持ちます。



視聴後の感想
{netabare}
ストーリーは、エミが登場して来た所から微妙になりました。
エミまで猫神使って願いをしてるし、その願いがぶっ飛んでるし・・・
最後は、原作続いてるからだけど、ちょっとスッキリしない終わり方でした。(しかたないですね)
特に、月子が本音を無くしたまま終ってしまったので、表情豊かな月子を見れなかったのが残念でした。


キャラは、どちらも可愛いです。
ツンデレの梓は、終盤デレデレで、もう可愛いってもんじゃなかったw。
月子も一途で、陽人との関係は、自分が1番じゃなきゃ嫌みたいで、観てて健気で可愛かったです。
{/netabare}


私的に、石原夏織さん、小倉唯さんの声は大好きなので、余計に二人のキャラに惚れてしまいました。(●´ω`●)
どっちかなんて選べないくらい可愛かった。

前から二人の声は好きでしたが、この作品で完璧やられましたw
石原病、小倉病の合併症にかかった作品でした。


中盤以降は、ストーリーが微妙になって来たので、キャラ目当てに観てましたが、私にはそれだけ十分魅力的なキャラ達でした。
(*´∀`)


声優さん、キャラ目当てに観るのもおすすめです。(@^▽^@) 


OP:「Fantastic future」 歌 - 田村ゆかり

ED: 「Baby Sweet Berry Love」 歌 - 小倉唯

どちらも中毒性があり、耳に残る曲です。^^

EDの映像では、表情ある月子なんか破壊力凄くて、めっちゃ可愛いです。

終始、可愛い連発でしたね。
すみません 石原&小倉病なもんで。。。^^;

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先日、アニメ見てたら、小倉唯さん、石原夏織さんのユニット
「ゆいかおり」のCDのCMがやってました。

調べたら
2009年9月、元HAPPY!STYLE Rookiesの小倉唯と石原夏織で結成。
2010年5月12日、「Our Steady Boy」でメジャーデビュー

シングル
1st Our Steady Boy 2010年5月12日
2nd ふたり/VIVIVID PARTY! 2010年7月21日
3rd HEARTBEATが止まらないっ! 2010年11月17
4th Shooting☆Smile 2011年4月6日
5th 君のYELL 2012年3月14日
6th ウェィカッ!! 2012年10月31日
7th Shiny Blue 2013年3月13日


アルバム
1st Puppy 2011年9月21日

2nd Bunny 2013年10月23日予定


ユニット組んでCD出てたんですね!
知らなかったです・・・orz

近いうちにアルバム購入ですw (●´ω`●)ゞ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 76
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

て、展開早い!w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w

笑わない猫にお願いすると、いらないものを捨ててくれる

横寺陽人は建前をなくし、
筒隠月子は本音をなくす。

横寺陽人は本音しかしゃべれなくなり、
変態王子の烙印を押されることになる。

■第4話
{netabare}
このところ変猫に驚かされてばかりです。
て、展開早い!w( ̄△ ̄;)w

筒隠月子編が数話にわたって及ぶかと思いきや、
あっさり表情は帰ってきちゃいました。。。
(といっても表情は帰ってきたものの、受け取らないことにしましたが、、、)

建前と表情を取り戻すお話はこれでおしまい?なのかもしれませんが、第4話終盤で陽人の家がなくなるという事件が!!!

これは来週も楽しみです^^
{/netabare}

■第2話~第3話
{netabare}
展開早いですね!
第2・3話が小豆梓回でしたが、3話にして
早くも建前を取り戻してしまいました。
意外ですw( ̄△ ̄;)w

筒隠月子回は第4話から数話分?だと思いますが、
今後どうなるのか楽しみですね♪
{/netabare}

■第1話
{netabare}
第1話からすごくテンポよく進んでます^^

「あなたの犬になりたい」と言ったところで爆笑です(笑)
本音しか言えない、建前しか言えないのは大変そう

{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 61

80.9 3 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング3位
オオカミさんと七人の仲間たち(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (2117)
12452人が棚に入れました
『オオカミさんシリーズ』は、沖田雅による一連のライトノベル作品。アスキー・メディアワークスの電撃文庫より、刊行。2010年にTVアニメ化。相談を解決する代わりに、情報や将来の協力を依頼する「貸し」を作る御伽学園学生相互扶助協会。通称、御伽銀行。ボクシングを学ぶ攻撃タイプの大神涼子と情報タイプの赤井林檎は、御伽銀行に所属する1年生。猟師だった祖父の影響で気配を消すことに慣れすぎて視線恐怖症の森野亮士は涼子にほれていて、ふとしたきっかけで御伽銀行に所属することになる。

声優・キャラクター
伊藤静、伊藤かな恵、入野自由、野島裕史、堀江由衣、川澄綾子、浅沼晋太郎、豊崎愛生、こやまきみこ、釘宮理恵、矢作紗友里、甲斐田裕子、福井裕佳梨、新井里美

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ほのぼの・ツンデレ・SMの3要素♪

基本、ほのぼのとしたアニメ。
見所は、おおかみさんがツンツンであったのが徐々にデレデレデレになっていく過程ですw

最初の方はホントにデレの欠片も無いようなおおかみさん。
それが亮士くんにあってから少しづつツンデレに変わっていきます。
デレになったおおかみさんは実に可愛いです。
しかし、あんな主人公によってあそこまでおおかみさんの性格が変わっていくかは甚だしく疑問ww

あと、おおかみさんと大河(トラどら)が非常によく似てると思うのは私だけですかね~?


おおかみさんといつも一緒にいるりんごさん。
百合でしかもダークサイド(ドS)の持ち主です。
この2人が亮士くんを高頻度でイジリ倒していくため、SMアニメでもありますねww


このアニメの中核となるテーマは、亮士くんのヘタレを改善していくサクセスストーリー&おおかみさんを素直な性格に戻していく(ツンデレからデレデレにしていくww)こと。
1クールしかなかったので、2人の変わり具合は中途半端ですけど、それでも亮士くんは結構男前になり、おおかみさんはツンデレになりましたw
もうちょっと、おおかみさんがデレになるところを見たかったですけど、まぁ第7話でかなり満足できたので・・・。


May'nさんが歌うOPはリズミカルで私は好きです~♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はじめから「可愛いキャラクター」を押し出す、ありがちながら強いポップセンスに長けた作品 「可愛い美少女」を「可愛い」と思えること 「イケメン」を「カッコイイ」と思えること

御伽噺の登場人物を擬人化、或いはポップな萌えキャラに仕立て上げて競演させるという、ちょっと子供心に帰れば誰でもいっぺんぐらいは考えたであろうオールスターキャスト的なキャラクターと現代学園コメディの融合


お話自体は一部を除けばまんま子供向けの作品として日曜朝枠にテレ東でやっていそうな感じ
1話完結、オーソドックスな起承転結
強い刺激を求められている方には不向きです


とにかくキャラクターが可愛いので、ツンデレとはまさにコレといった具合に大袈裟に記号化されたヒロイン涼子さんに対して、
素直に「ツンデレ涼子さんカワユス^^」と思えたりすることが重要
(他のキャラクターも全くに同様)


この記号化という言葉には一見すると粗末な印象を受けるかもしれませんが、
なんやかんや言っても僕らアニヲタの大半は「キャラクターデザインが好き」「あれやこれやの属性が好き」というのを重きに置いて萌え萌えキュンキュンして癒されることが大好きなのです
(あなたは違いましたか?)


時には「やっぱしただ萌えってだけじゃーねー?」と叫びたくなる時もあるかもしれませんが、それはそれ


お酒は味わうことも大切だが「気持ちよく酔える」こともまた大切
いまはただ萌え萌えなキャラに酔いましょう
この作品は本当に良いキャラクターが揃いました


特にオススメなのは第3話
テライケメンでやたら女好きな浦島太郎さん
そんな太郎さんをガッチシキャッチして離さぬ押しかけ女房な竜宮乙姫さん


実はスレンダーじゃなかった乙姫さんと幼いながらにプレイボーイな太郎さんの思い出話をキーにして、最後はやっぱしイチャイチャが待っているよ☆
という大方の期待する予定調和通りながらも、このアニメのキャラが好きな方なら素直に楽しめるであろう地味ながらにイイお話です


そう、だけど、いやだからこそなんだけど、イケメンをカッコイイと思える
そんなこともやっぱし大事なわけで
(どんなアニメでも同じだと思うが)
あんまし「俺の嫁奪うなし」とか考えがグルグルしちゃう方にもこれまた不向きなのかもしれません


作画監督と絵コンテを担当したのは若手アニメタの中でも最重要人物、田中宏紀さん
ということで、作画クオリティがハンパないす
髪の毛に注目したい(えー








二、三の注文を付けるのであればリストとアリスの絡みがもっと欲しかったりだとか
マジョさんの瓶底眼鏡の奥はOPでしか見れねーのかちくしょーとか
あったりするので、「そっちょくに2期キボンヌ」と言っておこう

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

aerosmith さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヒロイン至上主義! 主人公は気にしないでww

このアニメの魅力と言えば声優陣と女の子キャラです!

おとぎ銀行の女の子を紹介しておきます^^

・大神涼子:通称オオカミさん スレンダー美人で残念な胸の持ち主(でもそこが良いんですww)メインヒロインでツンデレ(いやボコデレか?) 中の人は伊藤静さんです

・赤井林檎:通称りんごさん たまらない人にはたまらない腹黒系ロリww オオカミさんに対して百合的な態度を見せる 中の人は伊藤かな恵さんです

・桐木アリス:キャリアウーマン風で知的な雰囲気をかもし出しているクールビューティ 桐木リストとは従兄妹どうしで将来だめな男に引っかかって苦労するタイプ 中の人は堀江由衣さん 

・鶴ヶ谷おつう:ついにきましたwメイドさんです^^でも彼女は恩返しすることに異常に固執しているよう。。 中の人は 川澄綾子さんです

マジョーリカ・ル・フェイ:通称魔女さん 怪しげな黒のローブと魔女ハットそして丸メガネをつけて怪しげな発明をしている 「~ヨー」と言う口癖がたまりませんww 中の人はこやまきみこさんです

竜宮乙女:美人でおしとやか?そして床上手なパーフェクトな美人 中の人は豊崎愛生さんです  

このようにキャラはとても充実しているのにストーリーが…

ぼくは原作のノベルを先によんでいましたがこれが面白い♪

基本主要キャラには基本過去の物語や秘密がありますがアニメではなかったものがたくさん^^
 
昔話を題材にしているのでまだまだ魅力的なキャラがいっぱいいます

デレデレな涼子さんを見てみてみたい方、もの足りなかった方は是非ノベルのほうを読んでみてください♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

85.9 4 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング4位
一週間フレンズ。(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2610)
14269人が棚に入れました
「私…トモダチの記憶、一週間で消えちゃうの──。」高校二年生の長谷祐樹は、人と一切関わろうとせずにいつも一人ぼっちでいたクラスメイト・藤宮香織の存在が気になり、彼女と友達になりたいと願う。しかし彼女の口から告げられたのは、大事な友達との記憶のみが一週間で消えてしまい、月曜日にすべてがリセットされてしまうという衝撃的な事実だった。しかし、それでも祐樹は香織と友達になりたいと願う。一週間の記憶を綴って、巡って、二人は友達になっていく。何度も、何度でも──。

声優・キャラクター
山谷祥生、雨宮天、細谷佳正、大久保瑠美、中原麻衣、間島淳司、浅沼晋太郎
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タイトルなし

いきなり1話目から最終回みたいT_T
{netabare}1週間で記憶無くす{/netabare}ってどうすんのこれ。。。

■第2話
{netabare}
日記をつける展開・・・これは泣けるTT
またも最終回みたいな内容でした。
いつか記憶の一部でも残る日は来るんでしょうか。。。
{/netabare}

■第3話~第7話
{netabare}
いやもう純粋ですわぁ^^
1週間で長谷くんのこと、もう忘れなくなったのかな??
降格?昇格?(笑)
{/netabare}

■第8話~第12話
{netabare}
九条くんが転校してから色々ゴタゴタしてきましたが
最後うまくいって良かったですね^^

神社のシーンよかったです^^
でも友達どまりなんですね(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 107

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

純粋で柔らかいラブストーリー

一週間で友達の記憶を失うヒロイン藤宮さん。
忘れられても何度でも友達になろうとする主人公長谷君。
このアニメは、このふたりのピュアピュアハートフルソフトラブストーリーです。

登場人物がとにかくピュア。
藤宮さんは穢れを知らない天使。
山岸さんはふわふわした天使。
長谷君はやさしいチャレンジャー。
桐生君はさりげないナイスガイ。
四者四様癒し系です。

メインは、藤宮さんと長谷君の感動ストーリー。
ひとつひとつゆっくりと積み上げていく過程が微笑ましいです。
しかし私は、山岸さんと桐生君のサイドストーリーが好きです。
だって、かわいいんですもの。

EDはスキマスイッチ「奏」のカバー。
EDへの入り方は滑らかで、感動を増幅させます。
こんな名曲がエンディングなんてちょっとずるいです。

<短追記>
藤宮さんの言葉・表情・行動が、長谷君の心をズキューンと打ち抜いているのが聞こえます。
藤宮さんの破壊力はすさまじいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 106
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

幾度も出逢う二人が紡ぎだす あたたかいラブストーリー

いつからだったのかな?
同じクラスメイトのキミを無意識に目で追っていたのは...

たとえばこんなラブストーリー

同じクラスの藤宮 香織は月曜日になると友達の記憶を全て失ってしまうという...

記憶に確かに存在していた自分は居なくなってしまう

主人公の長谷 祐樹はそれを知っても尚、藤宮さんと友達になりたいとそう願うんだ...ひたむきなその想いを貫く切なくも あたたかい青春ストーリー

水彩のような淡い色合いで清々しく爽やかな絵です。柔らかい温もりのあるタッチです。


「藤宮さん、俺と友達になって下さい」たとえ記憶がこぼれ落ちたとしても...何度も自己紹介する長谷くん健気でしたね...
{netabare}
また主人公の二人を囲む友人が抜群の存在感を放っていました
長谷くんの親友、桐生将吾くんは無表情、きつめの口調で一見怖そうに見えますが視野が広く皆の感情を敏感に読み取り、周りをよく見れていて、事を荒立てずそれとなく助けてくれているんですよね。

高校に入ってから初めての同姓の友達の山岸さんは藤宮さんにこういうのです

「難しく考えすぎなんだよ、もっと肩の力を抜いて楽しく生きていこうよ....忘れんぼさんでも、結構みんな助けてくれるよ」

もっと気楽に生きようよ!大丈夫、辛いときは誰かに甘えようよ!

心に響きます
強ばった表情から一変、
あたたかい陽射しのようにその言葉は藤宮さんの心を溶かしていくのです...


また主人公の二人と同時に進む桐生くんと山岸さんの恋愛もすごく素敵でした

悩みぶつかりながら成長していく主人公たちの青春のきらめき、
恐れてはいけない
誰かと思い出を作っていくことはこんなにも素敵なことです。

心の琴線に触れる言葉を紡ぎだす藤宮さん。この作品の中で私、沢山の言葉と出会いました。
言葉のチカラはすごい。
そして改めて思うのです、大切な人にこそ、きちんと言葉にして伝えたいと...
{/netabare}
幾度も出逢う二人が紡ぎだす あたたかいラブストーリー
とても素敵でした。

君が大人になってくその季節が
悲しい歌で溢れないように
最後に何か君に伝えたくて...

投稿 : 2024/11/23
♥ : 74

83.0 5 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング5位
黄昏乙女×アムネジア(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1773)
9032人が棚に入れました
度重なる増築により迷路のように入り組んだ私立誠教学園。中等部一年の新谷貞一(にいやていいち)はある日、旧校舎で迷い偶然たどりついた部屋で、不思議な雰囲気を纏う少女・庚夕子(かのえゆうこ)と出会う。彼女は自分を“旧校舎の幽霊”だと言う。自分の過去を思い出せない夕子の為、貞一と夕子は「怪異調査部」を立ち上げ、この学園で語り継がれる数々の怪異を解き明かしていく。

声優・キャラクター
代永翼、原由実、福圓美里、喜多村英梨
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

萌えて笑えて見入って泣ける、ラブコメ・ミステリー・ホラー

原作未読。

主人公の新谷貞一(にいや ていいち)は、旧校舎の幽霊である「夕子(ゆうこ)さん」に遭遇する。
しかし、彼女は自分の死にまつわる記憶を無くしていた。
真相を明らかにするため、「怪異調査部」を設立することになる。
新たな部員も増え、さまざまな怪談の正体を突き止めつつも、彼女の死の真相へとせまっていく。


萌えて笑えて見入って泣ける、ラブコメ・ミステリー・ホラー。
色んな要素を詰め込んでいるのに破綻せず、高水準にまとまっている作品。


まず、メインヒロインの夕子さんの魅力がやばいです。
黒髪ロング長身で純真無垢な大和撫子、それでいながら大人の色気があって実にエロい。
そして、恋する乙女です。
見ていたら「さん」付けでしか呼べなくなります。

サブキャラクターたちも、ギャグ・シリアスともにイケる良キャラです。

* とにかく元気でまっすぐだけど、勘違いで暴走しがちな小此木(おこのぎ)さん
* クールでボーイッシュな美少女と思いきや、ヘタレな霧江(きりえ)さん

そんな魅力的な女の子に囲まれている貞一くんも、イヤミを感じさせないキャラです。
優しくておっとりしていて押しに弱いのに、やるときはやる。
何より一途で、ほんと好感が持てました。

むしろ全員ヒロイン。



作風としては、お色気を絡めたコメディが目立ちます。
下品ではないので見やすかったです。
ギャグは、言葉、動き、見た目など、さまざまな角度で飛ばしています。
「見られちゃった……私の体の一番深いところまで///」というセリフがひどい笑いに。
画面内にずーっと人体模型が映っている回のシュールさも凄まじかったです。


ですが、シリアスな部分はがっつりシリアス。
感情が揺さぶられます。

ギャグ→シリアスという流れは素早く自然に行われています。
気付いたら見入っています。

大げさだったり、ひねりのない内容だったりするのですが、演出と音楽がいいんですよね。
夕子さんの過去が明かされるときの演出はほんと面白い。
{netabare}
長時間に渡って映像が一人称視点というのは、独特で良かったですね。
閉じ込められてパニックになる演技も良かったなぁ。

……ところで、他人同士は、同じ体験を同じように感じられるんでしょうか?
人が「赤い」とか「痛い」とか感じたときの主観体験のことを「クオリア」といいます。
クオリアは本人にしか感知できないので、人がある感覚をどのように受けているか、他人が知ることは不可能です。
そもそも、クオリアはなぜ存在するのか、科学で解明できず、主に哲学で扱われる分野です。

また、人間の感覚とは映画を見ているのと同じで、自由意志が介在する余地がない、という説(随伴現象説)があります。
映画館のようなシーンも出てきましたし、こういった哲学分野の話を意識をしているのかもしれませんね。
{/netabare}


そして、シリアスなシーンから、ラストの感動シーンへ。
マジ泣く……。
話の予想は付くのですが、演出と音楽でぐぐっと持って行かれるんです。
{netabare}
夕子さんが最後に戻ってきたのは賛否両論あると思います。
戻ってこなかったら重いですがインパクト大。
戻ってきたらご都合主義ながら後味が良い。
しかし、アフターエピソードが見れたし、キスが未練で取り憑かれたなんてロマンチックだったのでおkです。
{/netabare}


作画は良いわけではないです。
しかし、色使いが独特です。
例えば、夜のシーン。
普通窓の外の景色は、濃い青か、月の光の黄色。
ところが、この作品では、「赤・青・紫・緑・黄色」と、雰囲気に合わせて色を変えます。

画面のカットと組み合わせて、

* 白の背景に黒の影で「孤独」
* 白と黒のしましま模様で「迷い」
* 無色で「望まない世界」

など、画面全体を使って感情を表現しているのが特徴です。
シャフト風味。

ということで作画の割に視覚効果が高いです。


音楽は文句なし、というか素晴らしい。
OPの「CHOIR JAIL」はかっこよくて耳に残るよなぁ。


どの要素もレベルが高く、12話できれいに収まっており、とても満足できました。
1クールものではトップクラスにお気に入りの作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 101
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

★原作もついに完結★

度重なる増築により迷路のように入り組んだ私立誠教学園。
中等部一年の新谷貞一(にいやていいち)はある日、旧校舎で迷い偶然たどりついた部屋で、不思議な雰囲気を纏う少女・庚夕子(かのえゆうこ)と出会う。彼女は自分を“旧校舎の幽霊”だと言う。
自分の過去を思い出せない夕子の為、貞一と夕子は「怪異調査部」を立ち上げ、この学園で語り継がれる数々の怪異を解き明かしていく。


夕子さんが最後どうなるのか、アニメオリジナルの展開でしたが、原作ではどうなるのかも気になる作品です。

見どころは骨!


■原作第9巻
{netabare}
アニメ版でいうと第10話「喪失乙女」から第11話「紅涙乙女」にあたります。


アニメでは浅葱がアカヒトでしたが、原作では紫子がアカヒトに・・・!さらに庚家の秘密も明かされます。


紫子がアカヒトになるいきさつだったり、夕子さんの死の真相だったり、色々と見どころがありますが、やっぱり一番の見どころは夕子さんの幼女時代!w(ノ `・∀・)ノ゙ オオオオォ♪゙
にやにやがとまりませぬ!


原作では「もう一人の夕子」を受け入れる経緯や受け入れる理由などもアニメとは異なっています。
そして「もう一人の夕子」を受け入れたとき、幽霊として存在し続ける理由も同時に無くなり、幽霊としても存在しなくなってしまったというところで9巻は終わりです(´Д`).∴カハッ

残りの収録話はすべて「特別編」・・・
くそう・・・
(特別編は特別編で好きなんですけどね)


そして最終ページに重要な告知が!!!!





「次巻、ついに完結―。2013年秋発売」



秋まで待てない!!Σ(p´;Д;`)q << ぅあ゛!!ぅゎぁぁぁぁあ゙


{/netabare}

■原作第10巻
{netabare}
アムネジアもついに完結です。
最終巻を一目見ての印象は・・・
「ぶ、分厚い!!(゜ロ゜)」

もう最終巻に一気にぎゅっと詰め込んだ感じです^^
表紙も裏表紙もイラストが超かわいい!

アムネジアのラストはアニメ版でかなり完成度が
高かったですが、原作も負けてませんね。

エピローグはいつもの怪異調査部にもどっていて
とても満足です^^

最終ページでの夕子さんのセリフはアムネジアらしいな、
と思いました(^ ^)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 102

なゆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

良い意味で期待を裏切られた

レビュー未読、あらすじを多少見た程度で視聴しました。
視聴前の印象は「幽霊がでてくるだけの怪談物」だったのですが、いざ視聴してみると良い意味で期待を裏切られました
「怪談は関係ない」というわけではないところも好感です
作画・演出がとても良く、思わず息を呑んでしまうシーンや泣きそうになるシーンもありました
守備範囲外だと辛いアニメだとは思いますが、本筋前の序盤部分が辛いと思う人でも続きが気になる工夫がしてあり、楽しめるんじゃないかなと思います
私はとても満足したので高めの評価にさせてもらいました


どうでもいい話ですが
幽霊部長の件、完全に空気扱いになってるけど・・・
理由を知ってる2人はいいとして、もう1人は気にならないのかな・・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

95.2 6 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング6位
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1844)
7813人が棚に入れました
思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。


声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

なるほど、酷評をする人はコレがパクリに見えるわけですね、その価値観を変えるのは出来んのでしょうが、コレがゼロ年代ヲタク文学への愛のあるアンサーであることは明白!

『さくら荘のペットな彼女』を手掛けた鴨志田一先生と溝口ケージ先生が再タッグを組んだライトノベルが原作の全13話のSF、略称は『青ブタ』
『さくら荘』が学園青春ラブコメだったのに対し、長く続いた『さくら荘』でファンの年齢層も上がったことだろうということで、お二人は担当編集の反対意見を押し切り(笑)意図的にターゲット年齢層高めのSF作品にすることで切り返しを計っています
制作はA-1高円寺ことCloverWorks
監督は増井壮一で構成と脚本は横谷昌宏ということで奇しくも“さくら”繋がりの『サクラクエスト』コンビが手掛けました


梓川咲太(あずさがわさくた)はニヒルな高校2年生
梓川サービスエリアの梓川に、花咲く太郎の咲太で梓川咲太
彼はある日の休日、野生のバニーガールに遭遇する
その正体はかつて国民的人気を誇った芸能人で今は休業中の同じ高校に通う3年生、桜島麻衣(さくらじままい)
彼女は有名人でありながら他人から存在を全く認知されなくなった“思春期症候群”と言われる不可思議な都市伝説に巻き込まれているという
思春期症候群に遭遇した経験を持つ咲太は麻衣先輩から「忘れなさい」と忠告を受けるも麻衣先輩が美女であることを含め放っておけず、思春期症候群の世界に首を突っ込み始める
やがて咲太のざっくばらんな性格や隠されていた誠実さに麻衣先輩も心を開き始める…
主人公の咲太を取り巻く6人の美少女と彼女達の身に起きる不可思議現象を紐解いていく青春SFストーリー


今作、正直2018年のテレビアニメの【最高傑作】と言って過言では無いでしょう
放送当時、あまりにも仕事が忙しくて視聴をかまけていたのですが、ラジオ番組でライターの前田久さんが紹介されてるのを機に、完結篇になる劇場版ももうじき公開されることだし、ってことで一念発起して半年遅れでイッキ観してみました


いや、本当に面白い
なんでもっと早く教えてくれなかったんだよ!w
何話が面白いとかじゃなく、全話捨てるとこ無し!
そもそもよく原作をここまで短く纏めることが出来たと思います
横谷さんの一人脚本すっご


あにこれでも2019年4月現在、放送時期ランキングでアレほど話題を集めた『SSSS.GRIDMAN』や『ゾンビランドサガ』や『若おかみは小学生』を抑えてベスト1に輝いています
こーゆー名作をちゃんと評価する辺りが、オイラがあにこれの皆さんを信頼する理由ですねぇ
しかもその内訳が「大絶賛」してる人と「大酷評」してる人に真っ二つに別れているwww
その上での1位って王道中の王道じゃないですかw
『エヴァンゲリオン』かってのw


まずアニメやラノベに詳しい人ほどこの作品に漂う既視感に絶えられないという批評が多いようです
が、その認識は間違っていないと思います
鴨志田先生はハッキリとお答えになったわけではありませんが、この作品は鴨志田先生の青春であり、我々の青春でもあるゼロ年代(2000年~2009年)のヲタク文学への鴨志田先生なりの愛とリスペクト、そしてアンサーが詰まった作品に仕上がっているんですよ
具体的に言うなれば『AIR』『Kanon』『涼宮ハルヒの憂鬱』『化物語』といった作品群へのオマージュが満載なのです
これらの「パクリだ」と声を荒げるのは簡単なのですが、SFなんだけども既存SFファンからは白い目で見られていたこれらゼロ年代ヲタク文学作品達に、愛と敬意と科学的根拠を用いた解答を提示したのが今作なんですね
つまり『青ブタ』とはゼロ年代ヲタク文学の総決算だということです!


例えば有名人であるが故に周囲に溶け込もうと周りとの関係を断ち、周囲も無視を決め込んでいた末に他人から存在を認知されなくなった桜島麻衣先輩の症状
これは観測する事で存在が確定する“シュレディンガーの猫”で説明が出来、誰にも観測されなくなった麻衣先輩は存在が消滅するのだという展開に広がるのです


これSFかー?って批判もある事でしょうw
でもそれまんま『涼宮ハルヒ』の頃に世間で錯綜していた批評感なんですよねw
歴史は繰り返すw


田村里美さんのキャラデザや高田晃さんの作監もあって画面クオリティは凄く高いです
高田晃さんの顔の内側にまつげを描くと『青ブタ』のキャラっぽくなる、という発見は流石のお仕事ですb
2~3話に一度クライマックスを迎える構成なので結構泣くシーンが頻繁に登場して画面からは目が離せない
6話で何度も通り雨を印象付けた上で泣くシーンに合わせて雨降って→雨上がる、って構成と演出もズルいですねぇ、素晴らしいですねぇ


画面が良く出来ているので音響面の演出は抑え目にしてリアリティを追求した、と岩浪良和監督は仰ってました
会話劇なのでセリフを聴かせようということですね
劇伴なんかも控えめです


例えばパク音と言われる咀嚼音がありますが、キャラが飯を食う時に声優に「はむっ」って言ってもらうアレです
今作では食事シーンが多く出てくるのでリアリティ追求の為にあえてパク音はやらなくていいよ、と岩浪監督は指示したそうです
「はむっ」とか言いながら飯を食う人間は現実にはいませんからね
ところがよく聞くと梓川かえでというキャラだけはこのパク音、わざらしく言ってるんですねーw






























いやー、伏線は張られていたー!
怖い怖いw
そもそも久保ユリカさんがシリアスな芝居をしている時点で察しが着きそうですw
あの久保ユリカの説得力の無い声(笑)でシリアスな役を演っているんですよ!?
つまりソコには意味があるわけです
いやはや恐れ入った;


9話と10話で麻衣先輩とは全くの別人を演じ分ける瀬戸麻沙美さんも凄い
岩浪監督曰く、瀬戸さんと石川界人さんは特に指示しなくてもなんでもこなせて若いのに凄いらしいです


あとは双葉理央の孤独感を出す為にアフレコ現場では種崎敦美さんにわざと声を掛けず、孤立するように仕向けたって話も好きですw
種崎さんが可哀想w


そして妙にしっとりとした劇伴
最初に観始めた時にオシャレだけどなんか引っ掛かるなーというか違和感というか異化効果を感じていました
そしてあのEDテーマ…


裏拍を打っている…!コレはジャズか…!


ってなって背筋ゾクってなりましたわ
fox capture planといえばドラマの劇伴なんかで最近よく目にするようになりましたがアニメを手掛けるのは恐らく今作が初
いやまた凄い人達を連れて来ましたね
個人的に増井監督作品はしっとりとしたEDが多い印象です
『すてプリ』とか『サクラクエスト』とか


さて、完結篇となる6月の新作劇場版が今から楽しみで仕方ない
最近『グリザイア:ファントムトリガー』のクリスとムラサキを足して割ったようなキャラがもしいたら最高なんだけどな~、って思った矢先に観始めた『青ブタ』で双葉理央を発見してしまったので好きが止まりませんw
以上、双葉理央の作ったカレーを食べたいけみかけでしたー


「流石けみかけ、ブタ野郎だね」

投稿 : 2024/11/23
♥ : 42
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「もてあましてるフラストレーション」の具象化 

2019.01.05記


原作未読


You've got an easy day …と直ぐ脳裏に浮かんだ方は立派な“かつての青少年”です。

前評判の高さが視聴動機。
ラノベってもう少しタイトルなんとかなりません?家族共有HDDに2018年秋期に並んだタイトル…
「青春ブタ野郎・・・」
「エロマンガ先生(地上波再放送)」
「幼女戦記(同じく地上波再放送)」
言い訳するのがたいへんなのです。


峰ヶ原高校に通う2年生、梓川咲太(CV石川界人)が目を覚まし、自分では見覚えのない一冊のノートに目を向けると、そこには信じられない事が記されていた――。
「5月6日、野生のバニーガールに出会った。」

で始まる本編。思春期特有の不安定な精神状態が引き起こす不思議な現象“思春期症候群”が引き起こすトラブルを巡り繰り広げられる青春ドラマです。
『思春期症候群』もちろん架空の現象です。クラスメイトや家族など人間関係のひび割れ、本人の内なる心の葛藤、確かに思春期にぶつかりそうな問題を引用してヘンテコな現象を仕立てあげてます。その理論的支柱役を咲太の同級生リケジョ双葉理央(CV種崎敦美)が担います。支柱といってもTHE中二感を出すための柱。「人と話すのが嫌い。性格も暗いし、中学の頃は友達もできなくて、一人でずっといた」ような子ですが、彼女の口から「ブタ野郎」と言われるとご褒美以外のなにものでもないですね。
そして先述の野生のバニーガールが本作のヒロイン桜島麻衣(CV瀬戸麻沙美)さん。「桜島麻衣の桜島に、桜島麻衣の麻衣」と自己紹介するくらい自分に自信をもってますが、けっこうな頻度で咲太に赤面したり恥じらったりする典型的!?ツンデレさん。年不相応・年相応な振る舞い、両面性ある魅力的な女子です。なにより咲太をすごい好きなのが良い。

鴨志田一原作で手堅く、数話ひとまとまりのオムニバスで進むストーリーはテンポもよく見易いです。原作1巻につき数話を使い、、、こんな感じ↓

{netabare}1-3話  第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
4-6話  第2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」
7-8話  第3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」
9-10話  第4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」
11-13話 第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」{/netabare}

各エピソード毎に別のヒロインを立てる仕様となっており各々これがまた魅力的です。手堅い作風はなにかしら既視感を生むようですが、ベタなものとはそんなもんでしょう。
どのエピソードも、当番ヒロインの魅力とほどよくエモい脚本で飽きません。むしろいい話ばかりなり。ED「不可思議のカルテ」を当番ヒロインが務めたりとこのへんも鉄板でありベタな演出です。
ベタについて、その昔『くりぃむ○ちゅーのたりらリラ~ン』という番組で“クイズよくあるパターン ベタの世界”という名物コーナーがありました。アンケートに基づいて作られたベタなドラマを観ながら次の展開を予想するクイズコーナーです。
そのドラマの完成度がこれまた高くて、ベタとはわかりつつ涙腺が緩む回答者多数。TVの向こう側のこちらも似たようなものでした。私の既視感を挙げるとしたらこんな感じです。


本作が好感なのは、野生のバニーガールが物語の進行上必然性があって“タイトル詐欺”になってないこと。それに咲太と麻衣のカップリングの柱に揺るぎがなく安易なハーレムになってないこと。当番ヒロインに流れることなく作太は麻衣さんが好きで、麻衣さんも埋没せずに要所で顔を出してきます。
ベタな中にも筋を通していることで、数多の類似作品より頭一つ抜けてる感がします。変態的なタイトルは置いといて、サクッと観ることができる良作です。
なんやかんやで桜島麻衣のヒロイン力の高さを満喫した全13話でした。


■余談
{netabare}お前とこのグラウンドで高校生が大声で叫ぶアニメだぞ、とモデルとなった七里ヶ浜高校出身の知人に{/netabare}

{netabare}お前とこが毎度破壊されるアニメだぞ、とグリッドマンでのモデルとなった都立井草高校出身の知人に{/netabare}

このクールは知人の出身高が相次いで登場しました。ウチの母校もそのうち出ないかしら。敷地の広さと雰囲気なら「やがて君になる」の舞台とそう変わらないと自負しとります。



視聴時期:2018年10月~12月 リアタイ視聴

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2020.03.27
《配点を修正》+0.1 麻衣先輩が最強だから(リピート視聴後修正)

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2020.09.22追記
劇場版視聴済み。TV版を気に入った方はわりと必見だと思われる。


2019.01.05 初稿
2020.03.27 配点修正
2020.09.22 追記

投稿 : 2024/11/23
♥ : 118

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

何でこんな避けられそうなタイトルにしたかと思っていましたが…。(「おるすばん妹」の破壊力、原作既読でもヤバい…。劇場版も楽しみです!)

原作がシリーズを重ねていくうちに「まあ、これで良かったのかも」と思えてくる、そんなタイトルですよね。

OP主題歌で、いくつかの原作タイトルに使用されている文字の組み合わせがランダムっぽくチカチカと入れ替わって表示された上で最終的にアニメとしてのタイトル『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』となります。

ということで、ここでタイトルの使われた原作は全部アニメ化されるのかもしれません。
(↑え、マジで…!?)

アニメでは、「バニーガール先輩」以外のシリーズのヒロインも早めにわりと多く画面には出していく感じに見えます。

……と、2話まで観たところでこの後は2話くらい放送時には観られない予定なので取り急ぎ書いておきます。このアニメ化には期待しています!

2018.10.26追記:
第3話目まで視聴完了。原作でいうと1巻目の終わりだったのと話数から考えると、原作1巻に対して3話のペースで1クール=原作4巻分のアニメ化でしょうか。

劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』のアナウンスもありましたね。こちらも楽しみです。

2018.10.29追記:
劇場版のタイトルと円盤の収録話数も踏まえて、おそらく下記のようなシリーズ構成になるっぽいです。

※話数が進んだので対応する原作の全タイトルをを記載
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない: 1~3話(先輩:桜島麻衣)
青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない: 4~6話(後輩:古賀朋絵)
青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない: 7~8話(ウィッチ:双葉理央)
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない: 9~10話
青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない: 11~13話

なお、劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は原作シリーズ6、7作目の内容になることは公式にアナウンスされていますね。原作は以降も続いていますが内容的にもここでひと区切りという感じなので、シリーズ構成的には妥当だと思います。

2018.12.10追記:
第9、10話でシスコンアイドル編終了。づっきー(広川卯月(ひろかわ うづき))役に雨宮天さんがキャスティングされてました。

公開予定の劇場版以降がさらにアニメ化された場合、そこそこ重要なサブキャラになるはずなのであんまりいい加減なキャスティングはできないとは思いましたが、天ちゃんでしたか…。

残る「おるすばん妹」編は原作でもかなり好きなエピソードなので、楽しみです!

2018.12.23追記:
原作既読であの展開を知っていてももヤバかった、12話ラストのシーン。視聴者(読者)も、ここまで時を積み重ねてあのキャラクターへの愛着が生まれていますからね。

思春期症候群的なエピソードは抑え気味でも、原作の『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』は、読んでて終盤はけっこう泣きそうになってました。

…ということで、最終回を待て(笑)!

2018.12.30追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。これまた本編からシームレスに劇場版の予告があったのですが、この作品については劇場版まで込みのシリーズ構成だったと思うので、まあこれもアリだな。モハメド・アリだ。(邪神ちゃん並感)

咲太くんは高校生としてはかなり大人で良い人なんですけど、その咲太くんも麻衣さんの助け、支えがないと誰も救えないんですよ。そして翔子さんも…。

原作通りなら劇場版で翔子さんの正体について衝撃の事実が明らかになりますので、こちらについても乞う、ご期待!

しかし、1クールで良くここまでアニメ化しましたね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 100

69.2 7 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング7位
最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (1282)
7227人が棚に入れました
両親の再婚で義理の兄妹になった二人。義妹が自称幽霊の少女に憑かれてしまい、成仏させるため義兄と恋愛することに。
お兄ちゃんとLOVE×LOVEしないと死んじゃう! ?ツンツン妹×幽霊少女×新米兄貴の新感覚ドタバタラブコメディ!

声優・キャラクター
橋本ちなみ、間島淳司、小倉唯、金元寿子、内匠靖明、愛美、佐々木未来、田中真奈美、佐久間紅美、青山穣、伊藤美紀、橘田いずみ
ネタバレ

めっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お兄ちゃんのエッチ!バカ!変態!にぶちん!鈍感!ラノベ主人公ー!w(義妹つながり)

実は日常系としてはかなり面白い

それに余計な設定を入れたのがマイナス

この設定が酷く人権無視していて印象が悪い
美月ちゃんが可哀想になってくる

まあ一番の原因は日和ですね
{netabare}幽霊設定ゆえ好き勝手やりすぎかつ許されるお得キャラですね {/netabare}
ここはやはりファンタジーとして割り切る必要がありそうです



で、表題のお兄ちゃんのキャラもかなり強引なキャラ設定

{netabare}トイレ言ってるのにオシッコぐらい察せないかお兄ちゃんっwいらんお節介ばっかりしてっw
反して日和やらTSTやらバレバレなのになんで一言そこをツッコめない?!w
現実問題憑りつかれてるのにそんな反応でいいんかw {/netabare}

まあいろいろ鈍感にぶちん抜けてるお兄ちゃんですねw
話を面白くするための趣旨上しょうがないキャラ設定なんですがね

こういったキャラが多いのは物語を滞りなく進めるうえでとても使い勝手が良く便利なのかなと思いますね
ここでお兄ちゃんが鋭い感性を持ってたら話がぐちゃぐちゃになっちゃいそうです
これはそういうアニメでは無いので。
お兄ちゃんは何も知らないただ日常を送ってるだけの存在である方が都合がいいわけです

これは例えばウルトラマンや魔法少女ものみたいなヒーローヒロイン物にも通じるもので
一般市民が何も知らないからこそ成り立つ特別な物語として視聴者の共感を得られるわけです

つまり鈍感ラノベ主人公=一般人その他大勢という逆説的視点によって物語を進めるのが
非常に話を作りやすい定石として定着していったのではないかと思いますね




美月ちゃんの絵はかなりの美少女タイプでいいですね。好きな絵です。
特に表情の作り方が非常にいいです
中の日和と入れ替わりも含めてコロコロ変わる表情が作品でも最大の見どころですね
ここはたぶん一番力を入れてる作画シーンなのではないかと思います




そういえば各話タイトルが何かの作品のパロディーなんですねw
ゴースト~ニューヨークの幻~だけは分かったw




お気に入り妹キャラBEST3!

1.鳥井萌亜
ツインテツンツン妹キャラ。ハゲ言うなwあー罵られたいw
てゆうかハゲのお兄ちゃんもいいキャラwうんいい兄妹w

2.美月
姫カット恥ずかしがりむっつり妹キャラ。…罵られたいw
OPの美月ちゃんの表情がゾクゾクきますね。ジトーッと見られたいw

3.日和
押せ押せイケイケ積極的妹キャラ。押されたいw

というわけでとにかく妹可愛いアニメでした笑


ちょっとだけ気になって設定をwikiで調べてみましたがアニメで明かされてない事実がかなりありますね
原作読めばいいんでしょうけど是非続編もアニメ化して欲しいところです。かなり面白いです
その場合問題もあるのでエッチ要素はもっと控えめにw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12
ネタバレ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ハートキャッチ美月ちゃんのアンラッキースケベな日々

2014年放送のテレビアニメ 全12話+OVA1話

原作 松沢まり 監督 畑博之 構成 倉田英之 制作 project No.9

ここでは非常に評価が低い部類の作品みたいだけれども、
チョイスしたのには理由があります。
女性漫画家の書いた月刊ドラゴンエイジ連載のエッチっぽい作品と言うのに惹かれたんです。

この作品の5年前のB型H系という女性作家の作品が好きだったんですが、
第一話の主人公のH友100人欲しい演説に純情オタ達がドン引きして今も評価低いと思います。
これも同系統かと思ったんですが、作者はシンエイ動画の動画チェックをやってた人のようで、
漫画はアニメの線画そのものです。
デジタルで色を決めればアニメ完成、とかそんなレベルのコミックです。

こっちも同じ、第一話の執拗なおしっこネタでドン引きかもです。
でもこれは女性だからこそ描ける本当の少女の日常、
トイレに行けば座ってする、着替えは先にスカートを脱ぐ(トイレなら頭から)、
男性より煩雑に尿意をもよおし、我慢しづらい。
自室では下着のみ、全裸も普通。
これはエッチでは無く普通の生活ですが、男性作家では書けないものです。

ほとんど第一話時点の情報のみですが、長くなったので畳みます。
{netabare}主人公は「神前美月」という高校一年生の少女。
B型H系の山田と同い年ですが、設定も声優の力量も相当違います。
見た目は可愛いが性格はオドオドジメジメ引っ込み思案。
この少女が突然天使っぽい外見の少女の霊に取りつかれて成仏の手伝いをと頼まれるお話。
少女の霊は同居の義兄に恋していたらしいが詳細不明。
でも、義兄の「神前夕哉」は両親の再婚により同居し始めたばかりで、
美月と初対面のはずなので、最近では無く最初からおかしい。
貞操帯に装備したハート型の容器に義兄への愛の量が示され、
それがたまると成仏できるという設定。昔の魔法少女物っぽいですね。
純情少女に黒のアダルトな貞操帯、女性作家らしい容赦無しですね。

まず原作のコミックがアニメレベルの絵のため絵コンテ不要っぽい。
作画は低予算デジタルとはいえ、人物線が繊細で背景も雰囲気は良い。
主役の美月の声優橋本ちなみは本作が初のメインで現在低迷中。
幽霊「寿日和」(副主人公)の小倉唯は若手だがロウきゅーぶやひなこのーとのレギュラーで上り調子。
物語はアニメ化を意識したような流れ。さすがプロというか。
ラストはきちんと締めて終わります。2期は考えていなかった模様。

面白いのは、ラッキースケベが女性側の視点で描かれていること。
徹底的に見られる側の感情描写がされています。
しかも主人公が引っ込み思案でオドオドしているため、ラッキースケベの衝撃が大きい。
もう慣れただろうと思っても最後まで純情可憐過ぎます。
義兄のほうは飽きてきてるっぽいのにw {/netabare}

女性作家にしか書けない、少女の側に立ったエッチなラブコメとして十分楽しめました。
完全に美月の視点で描かれるため、義兄や恋のライバルの本心は不明です。

このアニメを女性が観たらどう感じるのか、個人個人違うとは思いますが興味があります。
B級作品ですが丁寧に作られて女性心理描写も悪くない隠れた佳作だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 33
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

女性原作者が描く義妹微エロラブコメ…ヒロインとの距離感が新鮮

この作品には、色々思い出があります。

3歳の娘を膝で寝かせながら、ソファで何気なくチャンネル回していた夜10:30…
嫁が隣に座っている状態で、おもむろに始まった本作…
日和に憑依された美月による「◯▲Xお兄ちゃん♡」連呼
そしてまさかの{netabare}憑依美月ひとりえっち&日和とのイチャ百合シーン{/netabare}

開いた口がふさがらない俺…(嫁&娘の前で本作1話を観るという拷問。チャンネル選択権なし&膝の寝かけてる娘のせいで動けず)
大爆笑で興味津々、そして「XXXお兄ちゃん♡」と俺をからかう嫁…
興味と睡魔がせめぎ合った挙句、(幸いにして)睡魔が勝った膝の上の娘…

その2週間後、BP◯に審議され最深夜枠降格というニュースを目にし、
「あ〜、あのアニメやね〜。あの内容じゃ仕方ないよね〜」と嫁を言わしめた作品…

そんなこんなでかなりネタアニメ扱いされているけど、実はエロ要素は最初の2話までで、あとは大したことない。
世の中もっとやばいエロアニメなんて掃いて捨てるほどあります。
ただ、正月三ケ日直後の1/4(土)10:30-という、世の小学生がまだ正月気分で夜更かししている日時に、
このような破廉恥なシーンを流してしまった哀れな末路です。
せめて水曜1:00-、PT▲の五月蝿い自称有識者が寝てから放送すれば良かったのに。

その後、{netabare}(嫁娘に隠れてこっそり♡){/netabare}全視聴した感想としては、
「巷の義妹微エロラブコメとは一風変わっていて面白かった」ということ。
あまりこの種の作品を見慣れていない人にとっては
「どれも大して変わらん」「コンセプトは同じ」
なんでしょうけど、ヒロインの描き方や主人公-ヒロイン間の距離感、さらにはヒロイン間の関係の描き方が全く違います。
(…はい。ハーレムモノ妹モノ貪り見てきたリアルシスコンの哀れで愚かな視点であることは、重々承知しています。)

というのも、そこらの妹微エロラブコメの原作者はほぼ男性。
そのため、ヒロイン全て男目線で都合よく描かれている。
・ヒロインは主人公にデレデレ♡(+男心をくすぐる微ツン)
・ヒロインは主人公の前ですぐすっぽんぽんになる。
・ヒロイン同士で主人公の奪い合い。いわゆるハーレム。
・ヒロイン間の距離感の移ろい、喧嘩したり仲直りしたり…という描写は希薄な作品が多い(一部例外もあるが)

ところが本作は原作者が女性のため、ヒロインがご都合主義満載女ではない。
・多少迫ったりするものの、主人公の前ではむやみに脱がない。ちゃんと恥じらいがある。
・主人公に対する心の変化、少しずつ惹かれていく描写が丁寧に描かれている。
・ヒロイン間の感情の移ろい、友情関係の変遷が綿密
・みんな主人公に惹かれているものの、上記友情関係も相まって嫉妬したり遠慮したり応援したり…

そして主人公の神前夕哉、これはきっと女性目線で見たテンプレ男性像です。
気が利かない、空気読めない、でも一生懸命に尽くそうとする、たまに強くて頼れる一面を見せる…
どうしようもなくウザい、面倒臭い、関わりたくない…義兄のはずなのに、
なぜか気になる、ときめいてしまう、時々見せる真剣な眼差しに、ついキュンってなってしまう…

むしろ、本作の真の主人公は義妹・美月です。
いきなり妹ができて、兄らしくなろうと一生懸命尽くしてくれるちょっと鈍感な義兄に、
(日和のせいとはいえ)少しずつ心が近づいていく、可憐で内気で不器用な妹の話です。
そのままだと全く近づかない義兄妹の距離が、日和とTST(貞操帯)というスパイスの存在で近づいてゆく。
頭では義兄に惹かれる自分を否定しながら…でも深層心理(と身体)は義兄に近づいてゆく…
そんな女性目線の義兄ラブストーリーです。ちょっとえっちいけど…

きっと女性目線のため、多少のエロ要素があるとは言え嫁も共感でき、
爆笑しながら興味津々だったのでしょう。

巷のご都合主義ヒロイン満載の微エロラブコメなんかよりも、ずっと女心が丁寧に描かれているので、
男性はきっと勉強になると思いますよ(笑)
まぁ見る人によっては物足りない、内容が薄っぺらい、ただエロいだけ…という見方にもなりますが、
夕哉ではなく美月に感情移入してみると、これはなかなか面白い作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

69.9 8 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング8位
Classroom☆Crisis(クラスルームクライシス)(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (609)
3306人が棚に入れました
火星に作られた日本の新たな都道府県のひとつ、「第4東京都」。この都市の経済特区である「霧科市」に、
航空宇宙事業で名をあげた超一流企業、「霧科コーポレーション」があった。
この会社は様々なジャンルにシェアを広げつつ、「霧科科学技術学園」という私立学校も運営していた。
これだけでも特殊なのだが、さらに異彩を放つクラスが学園内にある。
昼は学園で生徒として勉学に勤しみ、放課後は社員として会社に出社し発展型試作ロケットの開発という重要なプロジェクトに携わっているのだ。
それが「霧科コーポレーション先行技術開発部 教育開発室」――通称「A-TEC」である。

この部署の室長を務める若き天才エンジニア瀬良カイトは、学園に通うA-TECの生徒達の
担任教師でもあり、熱血ロケット先生と呼ばれ親しまれて(?)いた。

物語はこのA-TECに転校生・霧羽ナギサがやってくることから始まる。
創業者一族の名を冠するこの男は、先行技術開発部部長に就任するやいなや、A-TECがこのまま高コストのお荷物部署であり続けるようならばメンバーをリストラし、部署を解散させると宣告する。
それを防ぐには今まで湯水のように使ってきた予算を節約し、開発コストを大幅に削減しなければならない……。
今まで目を逸らし続けていた現実をつきつけられたカイトは、果たしてA-TECの危機を乗り切ることができるのか。
そして霧羽ナギサの真の目的とは――。

声優・キャラクター
森久保祥太郎、雨宮天、小澤亜李、洲崎綾、夏川椎菜、津田美波、豊永利行、南條愛乃、近藤孝行、堀江由衣、阿澄佳奈

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

5.5話を観なかったら 評価するの忘れてたw

一話を見て 今後このクラスの行く末を観たいと思いました
面白いかは 最後迄見る事が出来たとき改めてコメントします

とりあえず 面白そうな気がしたので 観て観ようかな~

※その後の追記
 最終話を見終えた後 評価にいたるまで だいぶ時が経ってしまいました
 5.5話が放送を観た時 改めて あぁ~ 面白かったな~って思い
 
 なんか かなり贔屓目な ☆になってしまったかもです
 其処は、私の気紛れで 減点するかもです

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最初の1~3話からは想像できない面白いシナリオです。

十分楽しめる作品です。最初の印象とは全然違う話になっていき、1話目からは全く想像できない最終話でした。私は今夏の作品の中で一番好きな内容でした♪

最終話{netabare}
霧羽ナギサ救出作戦とA-tecの新エンジン公開プレゼンを同時にやってのけ、霧科コーポレーションから独立宣言をするカイトとナギサ。爽快な終わり方で良かったと思う。ただ、続きがあるんじゃないかな・・・?と思わせるエンディングで2期があったらいいなぁ…とも思うが、これはこれで、完結ということでも十分に楽しめたシナリオでした。{/netabare}人間関係とビジネス感の融合度合いが非常にいい割合で、一定の距離感がある人間関係の構図がうまく描けていたと思う。グダグダでドロドロな人間関係に陥らず、常に前向きな方向へ動こうとするカイトとA-tecの仲間たちの爽快さが観てて気持ち良かった。淡白な人間関係に見えて芯では結びついている信頼関係の描写はしっかりと受け止めることができました。
12話{netabare}
ユウジに囚われの身になったナギサの救出のために、ハナコ達はユウジのアジトを突き止めるが、ナギサは救出できず、ナギサは超高性能なロケットエンジンを積んだ宇宙船でコールドウッドへ飛ばされ、7時間後にはそのまま爆死ということになるのだろう。ハナコはユウジに銃で撃たれるし、緊迫の展開でした。来週はどうなるんだろうか・・・。本物の科宮ナギサ(イリス)は守れたわけだが、コールドウッドへ向かったナギサ(霧羽)を救えるのはA-tecの再生計画のプレゼンで使うジェットだけじゃないかな?カイトはその腹づもりみたいだし、来週も緊迫した内容になりそうだ。ハナコは生きてて欲しい!!{/netabare}
11話{netabare}
ナギサを中心に目まぐるしく変わる状況の推移が非常に分かり易く紐解かれてきました。自分が守ろうとしたA-tecをカズヒサの策略から守りきれないと一度はあきらめるが、ミズキのひたむきなエンジニアとしての生き方に触れ、ナギサはカイトと共にA-tec再建計画を図ろうと動き出し始めた矢先に・・・なんと、ユウジに刺されてしまう。
また、イリスは幼き頃のナギサとのいきさつの記憶を徐々に取り戻し、ナギサに話そうとするが、ミズキとナギサの抱擁・キスシーンを目の当たりにし走り去ってしまう。記憶を失くす前のイリスはナギサを好きだったんだろうな・・・と思わせる描写に見えたが・・・。
しっかりと考えられた展開で、事件と人間模様が絡み合っていて、よくできたシナリオだと思います。今夏NO.1といえる内容じゃないかな?次週、ナギサとイリスがどうなるのか・・・また、A-tecは存続できるのか、興味は尽きない緊迫感のある状況となります。{/netabare}
10話{netabare}
常務取締役に昇格したナギサは役員会でA-tecの存続を訴えつつ、カズヒサの解散政策に批判的なプレゼンをするが、ナギサ以外の全員が反対に回り、権力構造の中の裏切り・策略の罠にはまった感じがする。一方、A-tecでは新型のロケットを開発し、イリスがテスト飛行に出るが、アクシデントに見舞われ、過去の記憶が呼び覚まされていく。イリスは自分が科宮ナギサであることを思い出す。会社で窮地に追いやられた霧羽ナギサとパイロットのイリス(科宮ナギサ)との関連性はかなり明確になったが、A-tecc存続のために霧羽ナギサがこれからどのように奔走していくのか、色々と興味は尽きない。見続けてよかった♪どんどん面白くなっていきます。{/netabare}
9話{netabare}
ナギサはA-tecを踏み台にしてユウジとカズヒサへの復讐を仕掛ける。まずはユウジを蹴落とすことには成功。カズヒサとの抗争が見物です。
しかし、A-tecを見捨てるような今回の行動は当然カイトを怒らせた。
今後はカズヒサとの抗争がメインになるのか・・・。
しかし、ナギサとイリスとの関係が曖昧だし、イリスの記憶に関しても未だ謎。A-tecのロケット開発の話がここで流れるような感じでもないので、A-tecと霧科コーポ抗争をどう絡めていくのかが非常に興味深い。なかなか面白いです!!{/netabare}

8話{netabare}
A-tecの予算を不正流用していることが判明し、霧羽ユウジをどう追い込んでいくのかが今後のみどころの一つです。ユウジの不正を暴けば、A-tecの開発予算も作れそうだし、霧科コーポレーションも大きく変わりそうです。
宇宙開発費用を捻出するために、やはり政治家やスポンサー会社が必要で、それを悪用する人をどう成敗してくれるのか・・・ナギサ君の手腕が試されるとこだね。{/netabare}

7話{netabare}
話が複雑になってきていますが、最初の頃よりもずっと面白くなってきています。霧科コーポにおける覇権抗争もありそうで、A-tecのメンバーがどのようにナギサの心を動かしていくのか、物凄く興味深い感じに深まっていきそうです。アンジェリーナ先生強い~~!!カッコ良かった!!
{/netabare}

5・6話{netabare}
霧科コーポレーションの内部事情は込入っているけど、話の辻褄は合っていると思う。ナギサの本心はどうなのか・・・?
ストーリーの焦点はどこにあてられているのか明確ではないけど、これから面白味が増しそうな予感もするし、学園青春ものに落ち着いていくような危惧もある。{/netabare}
 
4話
ようやくこの作品の面白い部分が見えてきた感じです。イメージとしては学園の予算を確保するための{netabare}半沢直樹的な感じの話になるのかな?エンジニアの資金確保の難しさを通して、アニメ制作における資金集めの大変さがメタファーとしてあるのかもね?
お仕事アニメのカテゴリーに突入していくようなら、{/netabare}それはそれで面白さがある。興味深くなってきました!!
 
3話{netabare}
3話でアンジェリーナという経理のプロが登場し、ごもっともな経費論を盾にAtecの杜撰な現状を戒めにかかる。当然のことではあるが、ビジネスにはコスト意識が必要だ。ただ単純に夢だけ追い求める若者や教師の話で終わらないのなら、もっと視聴しようと思う。社会の薄汚い一面も影に隠れていそうだし、展開次第ではもっと面白くなりそうな気がします。
先生が、自分の思い通りにいかなくてホッピー飲んで騒いで酔い潰れるシーンは同情もできないし、逆にこんなやつが過去の栄光を背負って教師面してんなよ・・・とも思ったが、この先生も含めて、残った生徒達の奮闘も今後の楽しみな点です。
論理的なアンジェリーナは色ボケしなければ、個人的にはとても好きなキャラだったのだが・・・。
{/netabare}

1・2話
正直パッとしないお話で始まりましたが、キャラは嫌いじゃないし、ただの学園ものでもなさそうなので、一応継続視聴してみます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 26

しるまりる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おもわぬところで名作に出会った

この作品はタイトルで損しているかなと。
このタイトルだと、教室で起きる危機的状況から大きく逸脱するような展開は想像しにくいです。が、実際は物語は教室にとどまらず、会社組織における暗闘あり、政界の手練手管あり、宇宙をロケットで駆け抜けるシーンありと広がりを見せます。

僕は評価の点数をつけるときに滅多に5.0はつけないのだけど、この作品は「物語の評価」に5.0つけちゃいました。
後半の怒涛の展開と思わぬ伏線回収には涙を流さずにはいられませんでした。
第1話と最終話の対になる物語構成もすばらしいですね。

主人公2人のギミックが面白く、片方が上司で生徒、片方が部下で先生という関係性なので、物語の場面場面で立場の強弱が変わります。
部下が稟議書を上司に止められたかと思えば、生徒が先生に赤点で補修にされるなど、ころころ目まぐるしくて面白い関係が物語を通して描かれ、非常にいいスパイスになっています。僕の見てきたたくさんのアニメでも、こういうギミックはなかったはず。

ヒロイン2人の設定もよく、それぞれが主人公の片方を好きになる理由に筋が通っていて、見ていて気持ちがよく、応援したくなります。ハーレムアニメの、謎の好きになる理由とは一味違います。

主人公ズとヒロインズ以外の登場キャラクターもみな魅力的。物語のためだけに存在するかわいそうなキャラは見当たらなかったですね。みんな生きています。

さらに、べたに水着/温泉回も備えていて隙なし。

このアニメは奇麗に完結しているうえに次回作を出す余地が残されているので、次回作がもし出るなら絶対観たいですね。

髪の毛のロングで両側にリボン結んだ子がかわいいです!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

76.3 9 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング9位
機動戦艦ナデシコ(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (789)
3778人が棚に入れました
22世紀末。突如として木星方面より現れた謎の兵器群木星蜥蜴(もくせいとかげ)は、圧倒的な戦闘力で火星、月の裏側を次々に制圧。今や、地球各地にもチューリップと呼ばれる母艦を多数降下させるに至っていた。2196年。そんな中、木星蜥蜴の支配下に置かれた火星に残された人々を救うべく、民間企業ネルガル重工は「スキャパレリプロジェクト」を計画し、その要となる実験戦艦 ND-001 ナデシコの艤装を終了させていた。クルーには「能力が一流なら性格は問わない」と言う方針の下、一癖も二癖もある人物ばかりが揃えられた。ナデシコ発進の日、火星生まれの青年テンカワ・アキトは、偶然再会した幼なじみミスマル・ユリカを追って出港直前のナデシコに乗り込む。アキトはコックとしてナデシコのクルーに採用されるが、IFS処理をしていたため、人型機動兵器「エステバリス」のパイロットとしても戦っていくことになる。

声優・キャラクター
うえだゆうじ、桑島法子、伊藤健太郎、高野直子、岡本麻弥、南央美、飛田展男、関智一、小杉十郎太、小野健一、真殿光昭、一城みゆ希、田中信夫

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

すごく楽しいSFアニメ

宇宙戦艦ヤマトとガンダムにラブコメ・熱血などの要素を強く取り入れたような作品です。
OP曲は元気がでる曲として有名。
シリアスなシーンも結構あるが、ラブコメ要素がかなり強い為、SFアニメの中でも最も明るいアニメのひとつです。
戦闘シーンは見ているこちらまで叫びたくなるような高テンションになりました。
ヒロインのユリカ役の声優は絶大な人気を誇る桑島法子、天然のかわいい女艦長を演じ航海を楽しませてくれます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

ジョニー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これが自分の原点かなぁ。

放送時期的にはエヴァの方が早いけど、実際テレビ放送をみたのはナデシコが先で、ハマったのもナデシコが先なので、これが私の原点と言っていい作品です。

この作品の良さは、『キャラの個性』ですね!
とにかく一人ひとり個性ありまくりです。
個性の塊ですw
そんなキャラがホントに沢山います。
そんな作品が面白くないワケがない!!

とはいえ、SFロボットアニメとして、設定やストーリーは、以外と重厚でふざけて笑ってばかりいたら、いつの間にか人が死んでいたりします。

たぶん、こんな昔の作品なのにこれだけのファンが居るのは、エンターテイメントとして求められる要素の多くを備えているからなんでしょう。
逆に言えば、今の作品に無いモノも感じると思います
私は今後も絶対この作品は忘れる事はないです。

追記 祝!やっとBDBOXゲット!(←どーでもいいw)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ほんとバカばっか…

…と、ルリルリに言ってもらえるように。

燃え尽きたなんて嘆く暇があったら、今一度、夢中になった日々の欠片を集めて明日を目指そう。
力なく夢想する自分を蹴り飛ばし、少年の日々を“to be”である。

ただし、“チーチーパッパ”に至る可能性を排除できないお年頃ではあるが。

それにしてもパワーのある作品だ。
コミコンの会場に足を踏み入れたような熱気と偏執狂的オタク心に溢れた展開は、メタフィクションという相転移エンジンを得て、次元のくびきを解き放ち、現実世界へボソンジャンプし、閉ざされた心を開いてくれる。

まさに“オモイカネ”、“思兼神”が降臨したわけだ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

65.6 10 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング10位
長門有希ちゃんの消失(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (726)
3606人が棚に入れました
これは、少し内気な普通の少女、長門有希の物語

「涼宮ハルヒ」シリーズのスピンオフ作品が、5年の時を経て、ついにアニメ化!
「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」のぷよが描く話題作がついにアニメ化!!
長門が、初めて…恋をしました。

劇場版アニメ「涼宮ハルヒの消失」の世界をベースに展開されるもう一つの「If」の物語。

声優・キャラクター
茅原実里、杉田智和、桑谷夏子、後藤邑子、松岡由貴、白石稔、松元惠、小野大輔、平野綾
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

これはあの長門有希が夢見た世界

これは『涼宮ハルヒの消失』で長門有希が夢見た世界

彼女は、どんな思いでこの世界を夢見たのだろうか。
それを想像するだけで、胸が締め付けられます。


この物語は、涼宮ハルヒの憂鬱のスピンオフというよりもリビルド(再構築)です。
長門有希をはじめとした、ごく普通の高校生たちが集まり、ドタバタしたり、
ほのぼのとしたり、そしてちょっぴり切なさを感じたり、まさに青春を謳歌しています。

私は、涼宮ハルヒシリーズで、この物語が一番好きです。
登場人物には、悪人が一人もいません。人を傷つけることもしません。
みんな優しい人たちです。

この物語には、欠かすことのできない存在として、朝倉涼子がいます。
涼子は長門有希の親友です。
彼女は、いつでも、どんなときでも、有希の味方です。
彼女は常に有希を守りますが、ときには厳しく教え諭し、有希を正しい方向へ導きます。

真の友達とは、優しいだけでなく、自分が間違ったときに叱ってくれる人だと思います。
だから朝倉涼子のような親友がいる長門有希は、それだけでも幸せでしょう。

それに、有希が恋心をいだいているキョンも、有希に優しく接します。
まだ恋人ではありませんが、いつも有希の気持ちにこたえようと努力し、有希を大切にします。
こんな異性の親しい友達がいたら、それだけで毎日が明るくなるでしょう。

そして、朝比奈みくるや鶴屋さんも、キョンに恋している長門有希を温かく応援してくれます。

実は涼宮ハルヒもキョンに恋していますが、ハルヒも長門有希の恋路の邪魔をしません。
ハルヒは自分の心を偽るかのように、懸命に耐え忍んで、長門有希とキョンとの仲を静観しています。
私には涼宮ハルヒが涙をこらえて我慢しているように見え、ちょっぴり切なく感じました。
その行為が良いことかどうかはここでは置いときますが…

こんなに友達の優しさに包まれている長門有希は、世界一幸せな少女なのかもしれません。

エンディング曲「ありがとう、だいすき」も優しさに包まれた歌でした。

最後に、第十三話では、胸が締めつけられるほど感動しました。 {netabare}
もう一人の有希の心の叫びが、痛いほど私の心に伝わってきたし、消えてなくなる彼女が涙を流しながら「これでもう思い残すことは無い」と言ったとき、もらい泣きしそうでした。
きっと、やり残したことは沢山あったはずです。もっともっと、この世界で過ごしたかったにちがいありません。
それなのに、以前の有希のためにキョンにあれこれ頼む彼女は、優しさを通り越して最高のお人よしです。
ピアノ曲のBGMが流れる中でのキョンとのやり取りが、深く私の心に沁みました。
{/netabare}


★しる人ぞ知る 朝倉涼子の胸がキュンとなる名言集も書いてみました(^_^) {netabare}

文芸部が廃部になりそうだと嘆き悲しんでいた有希への叱咤激励:
「だったら、そのときは私を頼りなさい。私も一緒にやりますから。
 私は貴方の保護者でも姉妹でもなく、ただの友達です。手をひいて正しい方向に導くことも、恐怖から守ってあげることもできません。
 でもね。一緒に協力して味方でいることはできる。
 だからこそ、一番最初の決断を、あなたがしてくれない限り、私は何もできない。
 長門さん、あなたは文芸部を守るために動くの?動かないの?」

先にバレンタインチョコをキョンに渡した涼宮ハルヒに対し、長門有希の心を代弁するように言った言葉:
「あんたみたいに…あんたみたいにね、思ったことがパッパと行動できる人には分かんないのよ」

バレンタインの日に凄い剣幕でハルヒを叱った涼子が自分自身に言った言葉:
「腹が立つ。本当に腹が立つ。あんだけ偉そうにお膳立てしておいて、いざ失敗したら人(ハルヒ)のせいにしている。
 そんな自分に…自分に腹が立つ」

ハルヒが先にキョンにチョコを渡したのを見て逃げ出した有希への叱咤激励:
「涼宮さんがチョコ渡しているのを見て、おじけづいたんでしょう? それが何だっていうんですか?
 そりゃ、他の人だってチョコ渡しますよ。あたりまえでしょう? だって、そういうイベントなんだから。
 いちいち気にしたり、へこんだりしたら、きりがないんじゃないですか?
 なんで諦めるの?そんなに簡単に投げ出せるほど、軽い気持ちじゃなかったはずでしょう?」

もう一人の有希が、『以前の有希がキョンを好きな気持ちが理解できる』と答えたときに、言った言葉:
「(以前の有希の)気持ちがわかるんなら、それはもう、好きってことじゃないの?」

もう一人の有希が少しずつ以前の有希に似てきたことに対しての涼子の見解:
「私はね、なんとなーく、私とかキョン君が一緒だから、こういう子になっちゃうかもしれないなんて思うの」
{/netabare}
2020/1/6 一部修正しました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 44

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

長門有希ちゃんの笑顔が心に染みました・・・^^;

この作品は、「涼宮ハルヒシリーズ」の公式パロディで、本作と同じ作者の漫画「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」に登場するキャラクター・長門有希を主人公としたスピンオフ作品との事です(wikiより)。

ハルヒシリーズは視聴済ですが、「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」は未視聴です。
この作品のタイトルを知った時、ハルヒシリーズと関連がある事は分かりましたが、キャラ設定でハルヒちゃんが用いられているとは夢にも思いませんでした^^;

でも、登場人物の設定が原作から大幅に変更されているので、初めからその設定を受け入れれば、難なく作品に入っていけると思います(私自身がそうでした^^;)。

この作品の主人公は、長門 有希ちゃん。
有希ちゃんというと、無口・・・無表情・・・窓際での読書・・・そして宇宙人というイメージが思い浮かびますが、この作品における有希ちゃんは、ほぼ真逆・・・
言葉数はそれほど多くはありませんが、表情豊かで恥ずかしがり屋でゲームが大好きな普通の人間なんです。
原作のイメージを強く持っていると、あまりの設定差に違和感を感じると思いますが、個人的にはこっちの有希ちゃんも有り・・・だと思いました^^

物語としては、北高文芸部に所属する部長の有希ちゃん、キョン、朝倉 涼子を中心とした日常が描かれています。
キョンが文芸部の扉を開けると・・・セッセとゲームに勤しむ有希ちゃんの姿があり、世話好きな朝倉さんと3人で他愛もない世間話で放課後を過ごしています。
そして、時々朝比奈 みくるさん、鶴屋さんといった懐かしいメンバーも文芸部に顔を出して・・・といった感じで物語が進んでいきます。
設定が大きく変更されたキャラが多い中、朝比奈さんなんかは人間である事以外は原作からほぼ変わらないため、原作を知っている方は懐かしさを感じられると思います。

ですが、別の学校から涼宮ハルヒと古泉君が文芸部に顔を出すようになってから、ハルヒならではのドタバタ感が顔を覗かせ始めます^^

最初は有希ちゃん一人しかいなかった文芸部・・・勇気を出して伝えたいことを伝えてから、気がつくと多くの人が文芸部に出入りするようになった事を考えると、最初の一歩を踏み出すことの大切さを感じずにはいられません。

でも、有希ちゃんの心の中には朝倉さんしか知らない大切に閉まっている想いがありました。
本当は伝えたい想いです。
勇気を振り絞って何度か実践を試みた事もありました・・・
でも、あとちょっと・・・というところでいつも邪魔が入って断念・・・がパターン化していたように思います^^;

表情をコロコロと変える有希ちゃん・・・
視聴を初めて感じたのは、有希ちゃんの周りに溢れている優しさ・・・
何気無い日常の中に彼女を包み込むような温かさが感じられます。
そして、その温かさが堪らなく気持ち良いんです。
こうしてキャラ設定にすっかり違和感を感じなくなり、むしろこっちの方が・・・と思い始めた矢先、事件が発生しました。

幸いにも事件による肉体的ダメージは殆どありませんでした。
けれどホッと胸をなで下ろ・・・す訳にはいかなかったんです^^;

目にしたのは懐かしい言動・・・

それに触れる事ができて、嬉しい気持ちは先行しました。
けれど、直後に例えようのない違和感で胸が一杯に・・・^^;
これまで積み重ねてきた優しさと温かさ・・・
きっとこれらはこの世界線にしか存在しないモノなんだと思います。

懐かしい言動には何の罪もありません・・・
突然の事態に一番ビックリしたのは本人でしょう・・・
それでも自分なりにこの世界の人とモノに触れ、違和感の理由を知り、自分の気持ちに気付く事ができました。
そして、ようやく自分の気持ちに確信したのですが・・・時間は待ってはくれませんでした^^;

本来のあるべき形に戻る・・・

起こることはただそれだけ・・・
なのに、何でこんなにも切なく寂しい気持ちになるんだろう・・・
電話の一言・・・私は涙が止まりませんでした^^;

本当に大切な思いって中々伝えられません・・・
時には相手から声を掛けて欲しいなどと夢みたいな事を願ったりしてしまいます・・・
きっとそういう時・・・態度や顔に出てしまっているんでしょうね^^;

それでも夏祭りの夜・・・意を決して手を取りました。
手を取るという事は選択する事・・・
選択するという事は、選ばれた人と選ばれなかった人がいるという事・・・

選ばれた人の驚き・・・より、むしろ選ばれなかった人の言動が堪りませんでした・・・
金魚すくいをしていた彼女は振り返って精一杯の笑顔・・・のつもりだったんでしょうけれど、無理しているのがバレバレで・・・それでも一生懸命笑顔を作っている彼女・・・そんな彼女にもう涙で目の前が何も見えなくなってしまいました(;_;)

オープニングテーマは、北高文芸部女子会の「フレ降レミライ」
エンディングテーマは、茅原実里さんの「ありがとう、だいすき」
ノリノリのオープニングもしっとりとしたエンディングも、どちらも良い曲だったと思います。
特にエンディング・・・友人からエンディングの映像が変わっている事を聞き、早速チェックしてみました。
本編との繋がりが違いとして表現されている構成になっていて良かったと思います。

1クール16話の作品でした。原作パロディのスピンオフという位置付けでしたが、ところどころに原作を感じさせる展開や場面があったりなど、ストーリー以外にも楽しめる要素が盛り込まれた作品だと思いました。
原作は未だ続いているようなので、エンディングはアニメオリジナルだと思いますが、しっかり纏まっていたと思います。
久々にハルヒの世界を満喫できて良かったと思える作品でした^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 26
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

EDは飛ばさずしっかり観てね。

ハルヒシリーズのスピンオフ作品
全16話

原作は「ハルヒシリーズ」「長門有希ちゃんの消失」両方とも未読

アニメの「憂鬱」1期2期 
劇場版「消失」は視聴済み


今回、ハルヒと古泉は光陽園学院で、皆、宇宙人、未来人、特殊能力といった設定ではなく一般人。
「涼宮ハルヒの消失」と同じ設定です。
なので、アニメの「憂鬱」と「消失」の両方を先に視聴しておく事をおススメします。

声優さんは変わらず同じなので、声聴いた時、凄く懐かしくて嬉しかったです。
勿論、皆さん変わらず素晴らしい演技でGJ部でした!

ネタバレ感想
{netabare}
長門目線での、特殊能力のないハルヒ達の学園ラブコメ
きっと「憂鬱」が好きだった人は、今回の一般人のラブコメ設定だと、面白くない!って人
結構多いんじゃないのかな?
 自分は「憂鬱」のファンタジー感あるハルヒも好きですが、こういうラブコメ日常系も大好物なので、ドストライクでした。

特に、今回の長門は、「憂鬱」の無口で無表情とは違い、内気で少々抜けてて表情豊かなので、観てて可愛かった!
キョンとの絡みで、しょっちゅう赤面するのがまたいい!

中盤までラブコメ展開で
キョン、長門、ハルヒの恋愛模様にキュンキュンニヤニヤしてたのだけれど・・・
9話のラストで有希ちゃんが交通事故
事故のショックにより、有希ちゃんの別人格が現れる訳だが、これでようやく題名の
「長門有希ちゃんの消失」の意味が解ったよ。
この別人格は、「憂鬱」と同じ、無口で無表情な長門で、懐かしくさせられた。

最初は、今までの表情豊かな有希ちゃんの方が、可愛いな~って思ってて、
早く前の有希ちゃんに戻らないかな~って思ってた・・・思ってたんだけど・・・
この無表情の長門も、段々とキョンに惹かれて行き、
うすうす、あと一回寝たら今の自分は消えると気付くと
最後にキョンへの想いを告白して消えてしまいます。。。
(別人格長門 10話~13話まで)
この10~13話までの4話の間、キョンと過ごす事で惹かれていくんだけど・・・
これがまたいい!
無表情の長門が恋に目覚めていく過程が初々しくて微笑ましい!
そして・・・
13話の告白した後の「間に合った、ちゃんと言えた、気持ちを伝えられた」
「これで、もう・・・思い残すことは ない」と、涙する長門を見たら・・・
こんな
こんなの 
ないよ。。。
胸が張り裂けそうなくらい苦しくなった。
キョンが駆け付けた時の長門の表情は、満足そうな、穏やかなほほえみをしてて、これがまた切なさを倍増させられる。。。
たまんね~な おい!!!(σ´д`。)

そしてED
EDの映像は、ちょこっとづつ変化してるんだけど・・・(気付いてる人、どれだけいるのかな?)
特に10話から・・・
有希ちゃんから長門目線へと変化してます。
13話の告白後のED映像を観た時なんか
「ありがとう 大好き」のサビの所の、
長門が笑顔で涙してる所は、自分も涙でした。。。(;ω;`)ブワッ

なので、気付けてなかった人は、EDだけでも順番に観ていって下さい!
長門の気持ちに感情移入した人なら、EDだけで涙ですよ。

その後の、元に戻った有希ちゃんへのキョンの態度が、たどたどしくなってしまう所も 観てて なんとも もどかしいやら・・・
でも、その気持ちも解るし・・・
それを観てたハルヒの気持ちを察すると・・・
うん 青春だね~。

最後はエンドレスエイトを思わせるシーンに、一瞬 ドキっとしたけど・・・
それはなくて良かったw

それにしても16話という、ちょっと珍しい話数には驚いたけど、できれば2クールの24話まで観てたかったな。


いや~ 面白かった!
最初の1話観終わった時には、まさか こんなに切なくて胸をうつ作品だとは夢にも思わなかったです。
涙腺に響きました。
こんな胸にクル展開 予想外だったけど
僕的には、それを差し引いても高評価間違いないですね。


自分、「憂鬱」の時は、みくるちゃんが好きだったんだけど、今回、これ見たら両方の長門 有希ちゃんも好きになっちゃったよ!


ED曲「ありがとう だいすき」たまりません 最高です!
勿論CD購入しました。(カラオケで唄ったよ!)

{/netabare}

「憂鬱」とは違う設定とラブコメ展開なので好き嫌いありそうですが
僕的に全くもってドストライク!(少数派かな?)
もち お気に入り棚ですよ。
原作コミック買う予定です。
なんならOVA付きも買っちゃうまである! 

原作まだ続いてるみたいなので、是非 2期も観たいです。


最後に、長門有希ちゃんのCV  茅原実里さん
同一人物だけど、2役お疲れ様でした
どちらもとても可愛くて素晴らしい演技でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40

62.1 11 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング11位
幼なじみが絶対に負けないラブコメ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (298)
988人が棚に入れました
彼女は俺にだけ密かに笑ってくれる。相手の可知白草は芥見賞を受賞した現役女子高生作家!しかも美少女!普通の高校生の俺・丸末晴には分不相応だってことくらいわかってる!けど、脈アリだと思うんだよ、たぶん、いや絶対!……なんて思ってたら……可知に彼氏がいただとぉぉぉっっ!?落ち込む俺に、ロリ可愛、陽キャで世話好き……更には何故か俺を好きだと公言してはばからない、幼なじみの志田黒羽は言ってきたんだ……「復讐しよう」初恋の恨みは海より深い——けど決して暗くない!ドロドロしない!初恋復讐(リベンジ)が動き出す!

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、佐倉綾音、大西沙織、島﨑信長、寺島拓篤

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

これまた王道ラブコメ!

元天才子役の高校生の少年をめぐり、可愛い女の子達が惚れさせる(告白させる)ためにわちゃわちゃやり合うハーレムアニメです。ハーレムと言えば松岡さん!しっくりくるんですよね~。さすがです!そして私の大好きな「あやねる&いのりん」コンビです!声優さんは豪華ですね!とくにいのりん演じるクロは、個人的には個性最強のかわいい小悪魔キャラかもしれませんw声優さんってすごいよね。タイトルの意味はかなり前半(2.3話くらいだっけかな?)でわかると思います。もうちょっと引っ張って欲しかった気もする・・・。でもかわいいし笑えるし満足です!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

57.1 12 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング12位
GIRLSブラボー first seasonガールズブラボー(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (134)
1090人が棚に入れました
女性アレルギー及び女性恐怖症の主人公佐々木雪成は、異世界「セーレン」からやってきた少女達と出会うことになり、ハーレム地獄を見ることになる。セーレンは、世界全体に対して男性の数が1割にも満たない為、常に男を巡っての抗争が絶えない。そのセーレンと地球は、水のたまる場所からつながっているが、多くの場合、風呂場である。

声優・キャラクター
能登麻美子、川澄綾子、斎藤千和、置鮎龍太郎、松岡由貴、倉田雅世、齋藤彩夏、大原さやか、升望、桑谷夏子

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あおきえい監督のハーレムラブコメディ。

観終わりました。原作はまりお金田先生の漫画です。原作は未読。
ちょっと、いやかなりHなシーンが出てきます。
監督はなんと「Fate/ZERO」「アルドノア・ゼロ」「喰霊零」を監督してるあおきえい監督だと知って驚いた。最近だとレクリエイターズとかもかな。

内容は女性にいじめられていたのが原因で女性アレルギーとなってしまった主人公「佐々木雪成」が異世界セーレンから来た女性ミハルやこちらの世界の幼馴染小島桐絵などの周りでドタバタが起こるラブコメです。

まあ、かなりHなシーンはあるが、主人公が女性アレルギーというのが普通のラブコメとちょっと違う点でしょうか。しかも異世界セーレン出身のミハルが巻き起こす騒動に雪成やこちらの人々が振り回されるといったのが面白かったです。

声優陣も能登麻美子さん、川澄綾子さん、松岡由貴さん、齋藤彩夏さんなど、なかなか良かった。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

65.6 13 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング13位
明治東亰恋伽(TVアニメ)(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (76)
304人が棚に入れました
「不思議な世界があなたを誘う――今宵はストロベリームーンライト」赤い満月の夜、女子高生の綾月芽衣は、妖しげな奇術師チャーリーのマジックに誘われ箱の中へ。目を覚ますと、そこは明治時代の「東亰」だった!戸惑う芽衣を助けたのは、森鴎外と菱田春草。言われるがまま馬車に乗せられ、着いたところは鹿鳴館。高官たちが集う華やかな舞踏会の場で、泉鏡花、川上音二郎、小泉八雲、藤田五郎といった歴史上の人物たちと出会う。この世界では、日没から明け方の「朧ノ刻(おぼろのとき)」に、「物の怪」たちが姿を現す。その姿を見ることができる者は「魂依(たまより)」と呼ばれ、芽衣もこの力を持っていた。慣れない生活の中、彼らと触れ合い芽生えていく恋心。「魂依」の力は、芽衣と彼らをより強い絆で結びつけていく。しかし、現代に戻るチャンスは一か月後の満月の夜。芽衣が選ぶのは現代か、それとも……少し不思議な明治の東亰で、時を越えた恋の物語が開花する――

声優・キャラクター
諸星すみれ、浪川大輔、KENN、鳥海浩輔、岡本信彦、福山潤、立花慎之介、細谷佳正、森川智之

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明治東亰恋伽 紹介レビュー

明治東亰恋伽(めいじとうきょうれんか)
キャッチコピーは
「ここは自分らしく居られるところ―。」

Introduction(公式サイトより引用)
不思議な世界があなたを誘う
今宵はストロベリームーンライト

赤い満月の夜、女子高生の綾月芽衣は、
妖しげな奇術師チャーリーの
マジックに誘われ箱の中へ
目を覚ますと、そこは明治時代の「東京」だった!

戸惑う芽衣を助けたのは、森鴎外と菱田春草。
言われるがまま馬車に乗せられ、
着いた所は鹿鳴館。

高官たちが集う華やかな舞踏会の場で、
泉鏡花、川上音二郎、小泉八雲、藤田五郎
といった歴史上の人物たちと出会う。

この世界では、
日没から明け方の「朧ノ刻(おぼろのとき)」に、
「物の怪」たちが姿を現す。
その姿を見ることができる者は「魂依(たまより)」と
呼ばれ、芽衣もこの力を持っていた。

慣れない生活の中、彼らと触れ合い芽生えていく恋心。
「魂依」の力は、
芽衣と彼らをより強い絆で結びつけていく。

しかし、現代に戻るチャンスは一か月後の満月の夜。
芽衣が選ぶのは現代か、それとも・・・・・・

少し不思議な明治の東京で、
時を越えた恋の物語が開花する―

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女性向け恋愛ADV、いわゆる乙女ゲーに属するこの作品。

乙女ゲーのアニメ化は様々ありますが、1人ヒロインが可愛い作品は続けてみてしまう強い引力を持っていますね。
女性向けでは有りますが、男性でも見れる作品になっています。
ヒロインの魅力を引き出す、華やいだ明治時代の絵作りとイケメン化した明治の偉人達との恋物語の魅力に迫っていきましょう。

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ヒロイン紹介(公式サイトより)

綾月 芽衣

ごく普通の女子高生である本作の主人公。
チャーリーの奇術によって、明治時代にタイムスリップしてしまった。現代にいたころの記憶はあやふやになっている。

物の怪を視ることができる魂依の能力をもつ。
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まず、ヒロインの魅力について見てみましょう。

物の怪が見える以外は、普通の女の子ですよね。可愛い系の。笑

ヒロインの芽衣については、乙女ゲー系の女性プレイヤーが入り込みやすいように角のないキャラクターになっていると思います。ただ、角がないといっても、可愛くみえる仕草や表情、性格といった部分は随所に織り込まれていると思います。

例えば1話なんかだと、美味しい匂いに誘われていく芽衣なんかは、可愛らしいですよね。

可愛らしさに加えて、登場人物達が抱えている問題や悩みを解決するような、明るさや健気さも秘めていますね。現代に帰りたいという不安を秘めた気持ちや、男性から言い寄られ、受け手側に回ってしまうようなか弱さをもちつつも、男性キャラが芽衣を好きになってしまうのは、芽衣の自然な性格の部分の魅力である事が今後描かれていくのを期待しています。

芽衣は思い切った行動をする部分がありますよね。そういった思い切りの良さが今後男性キャラ攻略に生かされていくんじゃないかと思います。
さて、芽衣について、絵作りとしても可愛さはしっかり作られていると思います。1話で現代にいた時では心を閉ざしていた芽衣ですが、明治の世界では様々なものに触れて、表情豊かですよね。

日常描写で言えば、明治の時代の感覚とのギャップを利用した金銭や食事のシーンに感情の変化によるハリがありますね。驚きや喜び、軽く悲しんだりと、表情がコロコロ変わる事で、コミカルなテンポのよさと、彼女の表情が可愛いというだけでそのシーンが楽しさとして作品に加算されています。

キャッチコピーの「ここは自分らしく居られるところ―。」という言葉通り、現代と明治で上手く彼女の本当の性格が開放されている所を描いていると思います。シリアスと日常のメリハリについてもこの作品は良いですよね。

彼女のバックボーンは後半になってから活きてくると思います。明治での日常シーンにおいての彼女の頑張りやな性格を描くことで、シリアスな問題解決シーンで彼女が行動するときに、説得力が生まれてくるんじゃないかと思っています。


では、男性登場人物についてはどうでしょう。
明治の偉人がイケメン化して、それぞれ個性的な性格をしていますよね。


言いよる系の森鴎外であったり、クール系でギャップのある菱田春草など、それぞれはっきり性格が別れていると思います。様々な攻め方で、芽衣との恋愛シチュエーションを作りだしてほしいですね。
歴史上の偉人という要素は、日常シーンではその人物の食べ物などの小ネタが随所に入っていると思います。また各男性キャラごとの話数でも、彼らの仕事、生業にしていたものと物の怪を結びつけたお話になっています。

ストーリーの根幹である物の怪に結びついている偉人の悩みは、3話を見るととても暖かみのあるストーリーだと思いました。

-------------------------

まとめます。

芽衣ちゃんの可愛さを恋愛や日常で描きつつ、しっかりと芯のある娘であることも3話までで伝わってきており、登場人物に魅力のある作品となっています。
イケメン偉人達との恋愛模様に、コミカルで可愛い日常シーン、シリアスは芽衣ちゃんの健気さや、暖かみのあるストーリーで、とてもメリハリのついた作品になっていると思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明治が舞台の作品

この作品、中々気に入っています^ ^
なんか、マジックショーで明治に飛ばされるとか遊んだ展開も中々あり個人的には1話からかなり期待した作品です^ ^
めいちゃんが明治で床服為にデッキブラシを作り始めたりなど小さな小ネタが私にはツボでw
後は、作中の挿入歌であるエレキテルの歌w
あれはかなり楽しい歌に感じましたw
カラオケでネタ枠として使えそうなんで気に入ってますwww
内容も中々面白く、明治で暮らしているウチに現代へ帰りたくなくなる話しは切なく感じてしまいました。
それでも、最後にだした決断はよかったと思います。
きっと明治での経験がそうさせたのだと思います(´艸`)*

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

60.8 14 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング14位
銃皇無尽のファフニール(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (576)
4140人が棚に入れました
突如現れたドラゴンと総称される怪物たちにより、世界は一変。やがて人間の中に、ドラゴンの力を持った“D”と呼ばれる異能の少女たちが生まれる。存在を秘匿された唯一の男の“D”である少年・物部悠は、“D”の少女たちが集まる学園・ミッドガルに強制的に放り込まれ、さらに生き別れの妹・深月と再会した悠は、この学園に入学することになり……


声優・キャラクター
松岡禎丞、日高里菜、沼倉愛美、金元寿子、花澤香菜、徳井青空、内村史子、佐倉綾音、井上麻里奈、早見沙織、山口立花子、檜山修之

玉子イルカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不評の理由を理解しているのに、楽しめたのはなぜ??

ほんと。「ファフニール=不評」のイメージしか無いんだけど、俺的には意外と良作な方だったと思う。

正直、内容に関しては、俺も面白いとは思えなかった。日常シーンは好きだけど。
でも、不評の原因のもう一つである「作画」は、意外にも俺は好きだった。

最初は「古そうな作画で好きになれん」と思っていたが、見続けていく内に、段々とその作画が癖になっていき、最終的には「好き」にまでなれたという。

もう一つ良かった点は、声優。
自分が好きな声優は、日高里菜や沼倉愛美………………あ。
そう。俺の中では超豪華声優だったのた!!!!

もちろん、好きなキャラはイリスと深月。こいつら可愛すぎだろ!!

ただ、艦これに手を掛け過ぎたのか、他の視聴者からは不評だったこのアニメ。
もう無理はするなよ、ディオメディア。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

ゆりりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

一瞬で観終えた

個人的に作画とバトル物(?)が苦手で
放送してた頃はあまり気に留めていませんでした。
(作画はとても有名な梱枝リコさんで、好きな方にはとても申し訳ないです)
タイトル自体は聞いたことあるなぁという印象で知っていました。

最近、好きな声優さんがファフニールに出てたのを知ったのがきっかけで
観始めたのですが、観始めてみると固定観念が大きく崩されました。
そこまでストーリーも複雑で理解しづらい訳ではないし、だけど
大人でも十分楽しめる迫力のある観ているこっちまで
ハラハラドキドキする様な展開の読めるようで読めないようなそんな作品でした。

気が付いたら苦手だったバトル物にこんなに心揺さぶられてる?!
と自分自身でも克服できたような気がします。
苦手だった作画でも観ていく内にキャラクターの気持ちに触れて
可愛く思えて最後まで観た感想としては皆超可愛い!!最高(*;O;*)
って言葉に尽きます(笑)

ちなみに私の推しは好きな声優さんがやっていたキャラも好きですが
リーザちゃんです(#^.^#)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

56.4 15 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング15位
らいむいろ戦奇譚(TVアニメ動画)

2003年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (66)
326人が棚に入れました
『らいむいろ戦奇譚』は、日露戦争の旅順攻囲戦(1904年)を舞台としたSF作品であり、2002年にエルフが発売したPCゲーム。及び、そのシリーズやそれを原作とした関連作品群。
【ストーリー】明治37年(1904年)、日露戦争が開戦した。
戦いは日本軍優勢で進むが、大国ロシアで世界屈指の大要塞である旅順要塞の攻略には苦戦していた。そこには、人智を超えた力が潜んでいたからである。ロシアの増援が日本に到着する前に、陸海での重要拠点である旅順要塞を攻略しなければ、日本軍の勝利は無い。
その頃、元ロシア外交官の馬飼新太郎は北海道の新設校『天乃原女学院』へ教師として赴任する。
そこで彼を待っていた5人の教え子には、彼の知らない秘密の使命があった。

声優・キャラクター
三木眞一郎、清水愛、音宮つばさ、笹島かほる、あおきさやか、相本結香、石井康嗣、檜山修之、百々麻子、こおろぎさとみ、町井美紀、金田朋子、こやまきみこ、氷青、千葉進歩、茂呂田かおる、かないみか

ころすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

エロのチカラ。

隙のないお色気サービスで視線を離さない。
これすごく大事なことだと思うんですよ。
エロの力はkawaiiより偉大ですよ。
よりは言いすぎと言われても最低同じはあります絶対。
まあわけのわからない規制なんたらで最近のは厳しいけどね・・・ほんと腐った世の中だ。

そしてお色気は単なる視線誘導だけにとどまらない。
この作品は健やかなる時も病める時も、全編通してお色気がしっかりと敷き詰められています。
これは言ってみれば最高の下地が整っている状態。
お色気による気分の高揚でギャグもシリアスもより一層盛り上がり、また過剰なシリアスはお色気によって紛れます。
戦争モノなのでけっこう重たい出来事が多々ありますが決して暗くならずに楽しく見られるのは、ギャグだけじゃなくて何より偉大なエロの力があるからこそです。

深夜アニメはかくあるべし。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

62.6 16 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング16位
ななか6/17(TVアニメ動画)

2003年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (39)
215人が棚に入れました
霧里七華(ななか)は、高校2年生の17歳。幼なじみの凪原稔二と同じ高校へ通っている。ところがある日、突然の事故がキッカケで、6歳から後の記憶がなくなってしまい、心だけが子供のななかに戻ってしまった! それからというもの、クラスメートに事がバレないようにと、無邪気なななかのフォローに稔二はてんてこまい。優等生の雨宮ゆり子、稔二のライバル嵐山たちも絡んできて、ななかの学園生活は上へ下への大騒ぎ!これから一体どうなるの?

声優・キャラクター
千葉千恵巳、鈴村健一、堀江由衣、志村知幸、名塚佳織、野川さくら、松山鷹志、檜山修之、千葉紗子、中山理奈、真田アサミ、かないみか

67.4 17 ラブコメで記憶喪失なアニメランキング17位
夢喰いメリー(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (1009)
5208人が棚に入れました
高校生・藤原夢路は他人の夢の良し悪しが見える不思議な能力を持っていた。ある日、夢の世界から来たという美少女・メリーと出会い、大きく運命が変わり始める…!?

声優・キャラクター
佐倉綾音、岡本信彦、茅野愛衣、秋谷智子、遠藤綾、中田譲治、藤原啓治、川田紳司、伊瀬茉莉也

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

夢もキボーもありゃしない

何でキボーがカタカナなんでしょうね
そんなことはどーでもいいとして


作画は今シーズン断然トップですね、格が違い過ぎます
どのシーンも細部まで綿密に描かれてて、テレビの前で見るより、劇場で見たいと思うくらいの作品ですね
流石は山内重保監督と言ったところでしょうか
JCスタッフとは思えない壮絶なテロ力を引っ提げ、作画で体中をグリグリと刺激してきます
私と言ったら興奮に酔いしれ、久しぶりにテロップで射〇してしまうほど
1話ジョン・ドゥVSメリー戦、2話フルヘルボーダーグリッチョ、3話イチマVSメリー戦、4話クリスVSメリー戦、5話エンギVSメリー戦、7話ミストルティンVSデルガ戦、11話ミストルティンVSメリー戦、12話ミストルティンVSエンギ&メリー戦、13話ミストルティンVSレオン戦とミストルティンVSエンギ&メリー再戦
常軌を逸した神戦闘作画、それ以外でもあらゆるパートから発せられる作画オーラが眼孔に突き刺さり、もれなく引き込まれる仕様になっております
これこそ、現界の至宝という奴ですな

若者たちの夢を題材にしたちょっと暗めの物語ということで、まんがタイムにしては珍しく重っくるしい作品をアニメ化するんだなぁって感じですね
最初はメリーちゃんにブヒブヒして終了なのかなと思っててたら、濃い内容、際どいアニメーションと結構肉厚な作品でした

岡本さんと藤原さんは最近よくタッグ組んでますねぇ
今作もそうですし、祝カン、とある、それから今度やる青エクもそんな感じで
ま、岡本さんの声を聴いてるとどうしても、ここから先は一方通行になってしまうのでアレなんですけども
えーそれから、メリー・ナイトメア役は今作が主役デビューの佐倉綾音さん、若干棒かなとも思いつ上手いと思う場面もあり、保留
光凪由衣役の秋谷智子さんはなーんか癖になりますねぇ
千葉千恵巳さんや竹内美優さんみたく、片言の演じ方をする声優さんの系譜ですが、なかなか良い物ですね

でいどぅい♪
ん~、楽曲制作はIOSYSですかぁ、とうとうこの時が来たかって感じですねぇ
まぁ原作者の牛木さん自身が東方同人作家ということで、そこで繋がりがあったのかなかったのか知りませんが
OP「Daydream Syndrome/藤原鞠菜」
サビの盛り上がりがちょっと惜しい感じですね、まぁでもその辺補って余りあるほどのアニメーション、エフェクト作画がもうたまりません

厳選!メリーちゃんかわかわショー
2話ドーナツ初めて見たときのメリーちゃんかわかわ
3話幼女のドーナツ欲しそうにするメリーちゃんかわかわ
5話″セッ〇スしよっか″メリーちゃんかわかわ
8話ドーナツ食べてるメリーちゃんかわかわ
同話ドーナツアニマルを頭に乗せるメリーちゃんかわかわ
10話勇魚ちゃんの絵を見てるメリーちゃんかわかわ
全編通して良いおヘソでした、ごちそう様でした
そしてミストルティン的な意味でこれゾンと繋がってる件は人知れず


″アニメを見る″というと、画面から流れてくる視覚情報を上辺だけなぞるようにただ見てくって人が最近多くなってると思うんですね
″考えない日本人″じゃないですが、どうせ短い人生のうちの時間を使ってるんですから、どこか楽しい部分を自ら探してアニメを見ていった方がいいと思うんですよね
視聴者に寄り掛かった演出というか、自分で考えて下さいってな含みのある演出をすると、それだけで意味不明な糞アニメと切り捨てて・・・
表面だけ見て、ツマラナイとかしか感想が持てないなんて、どうなのかなぁ~と思うわけです
要するに私のことなんですが
どんなアニメにも秀でた部分が必ずあるはずなんです
その秀でた部分というのは、見るだけで分かる場合もあるし、考えないと、注目してないと分からない場合もある、或いは違う角度から見ないと分からない場合も
それを自ら汲み取っていくことこそ、アニメファンが果たすべき義務だと思うんですよね
なかなか難しいんですけど、これが自然と出来るようになったとき、オタクとして一段ステップアップすると思ってるわけです
別にメリーさんを面白いと言えば見る目があるみたいなことを言ってるわけじゃないんです
どんなアニメでも、多面的、多角的に考察して面白さ見つけてこうよっていうのが言いたかったような言いたくなかったような
まぁなんでもいいんですけどね、楽しく見れたもん勝ちみたいな

二期あるんすかねぇ、灯台とか完全に放置なんですが
ともあれ、設定も良いし、作画も良いし、名作であると思います
女の子も可愛いですし!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ぶっちゃけ退屈だけど4~6話だけでも見る価値アリ!!!

お話はスローペースだし、
1~3話の戦闘シーンはマンガのコマ割をそのまんまアニメートしちまったような異様なカットの多さ
アレは目がチカチカするのでやめてほしいですw


キャラは可愛ゆいし、主題歌もカッコイイのに非常に残念でした


ところが評価が一変したのが4話
{netabare}部長さんがメールで文通していた想い人とオフで会える約束をするが、約束の時間になっても相手はいっこうに現れない・・・
実は彼女が文通していた相手とは「夢魔が憑依した自分自身」であった
つまり【自分(の中の他人)と文通して、自分(の中の他人)に恋してた】
というショッキングな内容
これが{/netabare}最高に良かったですb


続く5~6話の戦闘シーンでの田中宏紀さんの作画も素晴らしかった


ただしこの3編が完全にピーク


OPで伏線張りまくったゆめじとメリーの過去にも触れず、投げっぱなしの最終回ワロタw
決してオリジナルキャラをラスボスに据えて、その後ろに控えたる原作ラスボスの前座にしようって構成が間違ってるわけじゃなく
根本的に最終回でまとめようって気が感じられないのが残念賞


とりあえずゆめじとメリーの過去には“なんかある”ってことだけ汲み取っておきましょうw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21

きー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

意外と!

夢魔の世界からやってきた少女と
ちょっと変わった能力を持った少年が出会い、
少女を元の世界に戻すために戦う話。

最初はキャストも知らない人が多くて、
どうなのかなぁって感じでしたが、
見ていくうちにどんどんハマっていく感じでした。
最初はただ手を組むみたいな感じなんだけど、
徐々にお互いが大切になっていくみたいな
過程が見ててよかったですね。
あとは、中盤から終盤にかけて主人公たちの
心の葛藤とその克服が見物ではあります。

主人公のメリー役の佐倉さんや、
由衣役の秋谷さんなど、僕にとっては
はじめましてな方が多かった印象でした。
他には岡本さんや遠藤さんや植田さん、
そして今人気急上昇中の茅野さんなどなど。

OPは藤原鞠菜さんのDaydream Syndrome。
アニメにあったなかなか良い曲です。
EDはメリー名義での曲ですね。

終わり方的にも2期が期待できそうな感じでした。
ぜひ2期やってほしい作品ですね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4
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