ようす さんの感想・評価
3.9
紙ひこうきの魔法にかけられて…
ディズニーによる6分30秒のショートムービー。
紹介されて観てみたら、あまりにも良かったので
レビューで今の感動を残したくなりました^^
● ストーリー
一人の男の恋は偶然の出会いから始まった。
「紙ひこうき」が織りなすラブストーリー。
モノクロの世界が描き出す淡い恋と、
ディズニーらしい魔法のような出来事。
キャラによる台詞はなく、BGMだけが流れています。
時間は短いけれど、とっても心が温かくなりました。
非常な現実にくじけそうになっても、
魔法は奇蹟を起こしてくれる。
なんとも夢が詰まった内容で、
「さすがディズニー!」と心の中で拍手を送らずにはいられませんでした^^
● 作画
白黒の世界。なんとも味わい深いものがあります。
それに加え、滑らかで見入ってしまう動き。表情。演出。
台詞はないのに、キャラクターの心の動きがものすごく伝わってきます。
(逆に、女の人は心が読み取りにくい表情が多いです。
それも「何を考えているのだろう…?」と想像が膨らむ奥深さ。)
動きと音楽の絶妙なコンビネーションは、ディズニーの得意技。
お見事でした!
● まとめ
紙ひこうきって昔からいろんなものを乗せたり運んだりする表現で使われますよね。
夢や恋や…。
その良さをぐんと引き出したこの作品の影の主役はまさに「紙ひこうき」。
ちなみに、原題は「Paperman」なのです。
紙ひこうきは英訳すると「Paper plane」なのですけどね。
これがまた「やるなー…!」とうなされたポイントの一つです。
うん、そんな細かな演出一つ一つが本当に素晴らしすぎる!!
ほんの少しの時間、不思議な世界の魔法にかかってみませんか?^^