ブレインズ・ベースでファンタジーなおすすめアニメランキング 17

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのブレインズ・ベースでファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番のブレインズ・ベースでファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

89.4 1 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング1位
狼と香辛料II(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2977)
16148人が棚に入れました
旧作からキャラクターデザイン担当と制作会社を変更しつつ、続編として制作された電撃文庫の人気ライトノベル原作アニメ第二弾。ホロの故郷を探すロレンスとの旅は、いつ果てるともなく続く。そんな彼らは道中で若き商人アマーティと出会うが、彼は清楚な修道女の振りをしているホロに一目惚れしてしまい、ロレンスを相手に彼女を身請けするよう持ちかけてきた。そんな折、些細なことで仲違いしてしまったホロとロレンス。あろうことか、ホロはアマーティに知恵を貸しているらしい。楽しかった二人の旅もこの地が終着点になってしまうのか? 原作の長編2作を映像化。アニメシリーズの前作は活劇要素も多彩だったが、今回はより会話劇と商取引の駆け引きに特化した内容となっている。

声優・キャラクター
小清水亜美、福山潤、千葉紗子、小山力也、笹島かほる、渡辺明乃、朴璐美、内田夕夜、豊崎愛生

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

誰がために鐘は鳴る

小説が原作。
賢狼ホロと行商人ロレンスの旅は続いているのであった。

まず文句を言いたいのはホロを賭けた勝負をする事。
確かにロレンスとホロは夫婦ではありません。
だからといって勝負の商品にホロのような人格のある狼(人?)を賭ける事は人の道に反しているように思います。
勝負の勝ち負けに文句を言いたいのではありません。
勝負以前の賭け事自体がホロを傷つけるのです。
ホロに魅力があるのは分かりますが、もう少し丁寧な扱いをしてもらいたいです。
いつまでもホロが自分の手元にあると勘違いしているロレンスには目を覚ましてもらいたいところです。
人身売買のようで不快な場面でした。

最後に流れる鐘の音が印象的。
これから新しい旅が始まるのか、それともここで旅が終わるのか。
視聴する側に先の事を考えさせるラストとなっています。
個人的にはロレンスとホロの旅は続いてもらいたいのですが、
結婚して新しいお店を構える事を約束をするのでもいいでしょう。

経済を分かりやすく理解できたり、またまたホロの小悪魔的な魅力が詰まった作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 60
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

わっちは この旅の続きをもっと観たいでありんす!

あらすじはあにこれを参照ください
放送時期:2009年7月~9月

Ⅰ期からの続編です。

〇物語
行商人(ロレンス)とヨイツの賢狼(ホロ)
この二人の旅の続きを また観られるなんて とても嬉しい♪。

行商をしながら色々な町を巡る展開は変わらず
町によって特色が異なる点も 観ていて飽きないですし毎回新鮮でした。

商人のロレンスが 行く先々で売買をするのは Ⅰ期から同じ
Ⅱ期は{netabare}”投資話 人身売買 信用売り”等{/netabare}色々な
専門用語が出てきて 正直難しい 
例えると 旅が進む毎に難易度を増すRPGのような感じ
ホロとロレンスが難局をどう乗り切るか 見所の一つです。

また 各地に存在する年代記作家から
ホロの故郷 ヨイツに関することが 少し明らかになります
伝承で出てくるアレ{netabare}(月を狩る熊){/netabare}見た目怖すぎ!

こういうファンタジー要素も魅力の一つですよね
クメルスンに住む{netabare}ディアナ{/netabare}も雰囲気ありますし
中世ヨーロッパの背景とファンタジーって相性最高ですよね。

ホロとロレンスの恋愛要素は Ⅰ期よりハードルが上がってます 
お互いの信頼を試す内容で 特にⅡ期はロレンスの成長過程が観られます
{netabare}アマーティ{/netabare}との決闘ではオロオロしながらも
自分の気持ちに正直になりホロの為行動する姿 応援したくなります。

また港町レノスでは 
お互いの気持ちが通じ合う瞬間が観れます。{netabare}
自己犠牲ともいえるホロの行動 最悪”大狼”になれば解決・・でも
そういう事じゃないんです”ロレンスの為”なんですよね
そしてロレンスがとった決断と行動 カッコ良すぎ! 
二人の成長した関係が観れてよかったです。{/netabare}


〇キャラ
Ⅰ期のレビューはホロの魅力を書いたので今回はロレンスを紹介します

博識であり 難局を商人の知恵と感覚で越えていく様はまさにできる男
ただ 商人としては凄いのに 反面女心の方はまだ良く分かっていない 
だから 勝手な解釈をして苦しんだり 少し子供みたいな所もありますが
まぁ そこも含めて とても分かり易くて可愛い人なんです。

ホロと交わした”目的地まで一緒に旅をする”約束を決して反故にせず
どんなに辛い試練も受けて立つ度胸と人柄はカッコいいの一言!
Ⅱ期はロレンスに多くスポットが当たってます 存分に魅力を感じて下さい

今回ロレンスの紹介でしたが
キャラでしたら やっぱりホロですよね
Ⅰ期と被る部分もありますが書いてみます。

何百才も生きてきた賢狼で 
長年パスロエ村に麦の神をしていた過去を持ち 
知識も豊富 的確な観察と洞察を繰り出し常に最適の答えを知っている
他にも動物と会話が出来たりする・・など

そんな完璧な賢狼ですが 
ロレンスの前では 子どものような無邪気さが表面に出たり
大食いで 深酒しては二日酔い・・・ 
このギャップこそがホロの魅力なんですよね 
本当に表情がコロコロ変化して可愛いです。

加えて ホロの豊かな表情から発する 花魁言葉 
相変わらず強烈 前作同様 一度聴くと しばらく耳から離れません 
”わっち””たわけ””してくりゃれ” 
思わず 日常心の中でつぶやきたくなるで”ありんす”♪


〇二人の関係
Ⅰ期では 誰が観ても分かり易いくらい 
ホロの手のひらで踊らされていたロレンス

そこは Ⅱ期でもあまり変わりません
ただ 二人の距離感はⅠ期とは違うように感じました。 

クメルスンとレノス この二つの街を旅する中で 
二人にどんなイベントがあり どう変化してくのかは 
その目でご確認ください。


〇感想
ネタバレになるので詳細は伏せますが
Ⅰ期が好きな方にはおススメ Ⅱ期も期待を裏切りません!
心地良い世界観にずっと浸っていたくなりますよ♪
{netabare}
ホロとロレンスの会話の掛け合いもⅠ期からパワーアップ
お互いを大事に思う気持ちが言葉の端から伝わちゃって もう勝手にして♪

どんなトラブルに巻き込まれても 壊れない絆は
この二人の関係性が とてもシンプルで明確だからなんでしょうね

ただ 賢狼ホロは 過ぎていく時間が人と違うとか・・・
”孤独は死に至る病じゃ”そう呟くホロがロレンスと
”今”を大事に楽しんでいるところは 少し切なく考えさせられました。
{/netabare}
Ⅰ期に続き Ⅱ期も 一気見しました 
理由は Ⅰ期の時と 全く同じ 
1話1話楽しむより 物語の先の展開を早く知りたくて
Ⅰ期は結局 細かい所が気になり 2周しました
どうやらⅡ期も同じ道を辿る事になりそうです。
  
最後に一つ気になることがあります それはこの時点でⅢ期が無いこと! 
{netabare}ラスト まだ続く感じの雰囲気ありましたよね?{/netabare}
でも 期待して待っています。


以上 最後までお読み下さりありがとうございました。
  



 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

内容が恋愛要素にシフト

狼と香辛料2期。原作は未読です。
1期のレビューはこちら→ http://www.anikore.jp/review/417633/


ストーリーは1期の続き。
1期と比べると、商売の要素が薄れ、ロレンスとホロの関係に焦点が当てられています。

……とはいっても、商売のネタは本格的。
こちらでは、競りや投資など、大勢が参加するお金のやりとりが描かれています。

ウィットに富んだロレンスとホロの会話のやりとりも健在。
{netabare}「立つ瀬はないが、腹は立つ(背と腹をかけている)」{/netabare}など、ロレンスとホロの会話は実にうまい。

ただ、1話目に比べるとインパクトが薄いことも否めません。
登場人物が多くて、一人一人の個性が出し切れていない感じがします。
それに、{netabare}肝心のホロが商品になっているため、出番が少なめなんですよね……。
一度も狼になっていませんし。{/netabare}

OPテーマ「蜜の夜明け」も1期のOPテーマ「旅の途中」に比べると印象に残らなかったです。
ラストは、{netabare}金よりホロを選ぶことで、はっきりと気持ちを伝えたロレンス。
しかし、そこにいたるまでの道のりが長すぎるのと、EDのあっさり感のため、余韻に浸れませんでした。{/netabare}

全体的に1期より魅力が落ちている気がします。
商売部分、ロレンスとホロの恋物語、ホロそのもの、どれに魅力を感じているかが評価のポイントでしょうか。


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わっちはヨイツの賢狼ホロでありんす。
主め、魅力が落ちたとはどこを見ておる、たわけが!

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ホロは好きです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56

90.1 2 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング2位
夏目友人帳(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (5005)
23711人が棚に入れました
魔妖怪が見える少年、夏目貴志はある日祖母の遺品である「友人帳」を手にする。しかし、その「友人帳」は祖母・レイコが負かし、名を奪った妖怪の名が書いてある契約書だった。
それ以来、名を返してもらおうとする妖怪達から狙われるようになってしまった夏目は、とあるきっかけで用心棒となった妖怪のニャンコ先生と共に、妖怪達に名を返す日々を送りはじめる─。

声優・キャラクター
神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、石田彰、堀江一眞、伊藤美紀、沢城みゆき、木村良平、菅沼久義、藤村歩
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

妖と人が触れあう、あたたかい時間

この世界には私たち人間の目には見えないだけで妖(あやかし)という妖怪も住んでいるのです。

ほら…自分が生きている世界に関心を持って見てみたら、あなたのすぐ隣にその存在を感じられるかもしれません…


主人公の夏目 貴志(なつめ たかし)は幼少の頃から他の誰も感じることが出来ないこの世界に存在している妖を見ることが出来ました。これは亡き祖母「レイコ」の遺伝のためです。

そのせいで不気味がられ孤独な幼少時代を過ごしてきました。

そう、両方の世界と触れあうことの出来た夏目ですが、どちらの世界にも居場所がなかったのです。

そんな夏目は遠縁の藤原夫妻という心優しい二人の養子となりこの土地に引っ越して来ます。

はじめてなのに、どこか懐かしいような日本人の心のふるさとみたいな田舎の風景が広がります。

夏目はこの土地でニャンコ先生という本来は立派な姿を持つ上級クラスの妖怪と出会います。性格はかなり図々しいのですが、なぜか憎めない、むしろ回を増す毎に愛しく思える存在になります!

仮のネコの姿はぽっちゃりフォルム 第一印象はお世辞にも可愛いとは言えませんでした。
しかしすぐにその動作に釘付けになりました。まるで人間の様にお酒を片手にスルメを食べたり、エビフライが好きで身の方から食べるところ、またネコらしいところも多々あります。
…猫じゃらしの誘惑に勝てないところが一番…でしょうか♡
{netabare}
ニャンコ先生と共に行動する夏目は様々な妖たちと関わっていきます。その心の交流がとても繊細に描かれています。

妖も人間と同じです。その数だけ性格や心を持っています。妖たちの心が巧みに描かれています。楽しさ、寂しさ、ぬくもり。時に恨み妬みも生まれます。

それまでは理解し難いだけの存在であった妖。徐々に交流を深めていくごとに夏目の心も成長していきます。

妖と人の垣根をこえる程になり、時に助け合ったり、そんな掛け合いが好きです。

夏目がさまざまな妖との出会いの中で紡ぎ出すストーリーにどんどん惹かれていきます。

幼少の頃から人との間に壁がありましたが、人の優しさに触れ徐々に自分から人に関わり始めようとします。彼にとっての大きな前進、人間の友人も出来ます。

気が付けば夏目の周りには自然に人も妖も集まるようになり両方の世界に必要とされ居場所が出来て行くのです。
{/netabare}
ほっこりする感じがとても癒されるアニメです。
心がある妖、故に時に思わずホロリとくるドラマ的要素もあります。全体は優しさにあふれた作品でした。

話数を重ねるごとに評価を上げた作品です。4期まで広がるストーリーは素晴らしいです。癒しになり心があたたかくなるお勧めアニメです。

この自然がなぜだか懐かしい気持ちになる舞台に一度訪れてみたいものです!

妖を探しに♡

投稿 : 2024/11/09
♥ : 101

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

どこか懐かしい想いにさせてくる...そんな作品です

他の人には見えないものが見えてしまう。

ファンタジーやホラー系などではありがちな表現なのですが、いずれも怖かったり、あまり良い印象を受けなかったりしますよね。
でもこの作品では優しい想いにさせてくれるです。

物語は妖怪が見えてしまう、主人公:夏目貴志が同じく妖怪が見えていた祖母の遺品で、妖怪の名が書かれている友人帳を見つけてから進んでいきます。

その友人帳絡みで出会う妖怪たちや友人たちとの、ハラハラした展開、時には笑ったり、泣いたり、癒されたりで本当に見ていて優しい想いになれる作品です。


また、日本の原風景やどこか懐かしい描写が数多くあり、その点でも癒されてしまいます。

基本的には1話完結ですが、大まかな物語は全体を通して繋がっているので、見ていても飽きません。

個人的には号泣してしまった回などもありました。

作品自体とても人気が高く
ニャンコ先生含め妖怪も個性的なキャラが多いのも魅力の一つです。

現在までにアニメは4期まで続いており、あまりの人気から今後もまだまだ放送されるのではと思います。


最後に見る順番ですが、

夏目友人帳

続 夏目友人帳

夏目友人帳 参

夏目友人帳 肆

の順番で見て下さい!!(*´ω`*)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 87

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ブレないやさしさと穏やかさ

放送当時、原作とともに視聴。
原作と順序が多少入れ替わる部分はあるものの、大抵は1話ごとに完結するし、
シナリオもほぼ原作に忠実なので気にならない。
っていうか、正直言うと原作以上な部分がある。
なぜなら音楽や動き、表情の微妙な変化で雰囲気がグンと引き立つから。
そしてEDに繋げる終わり方が心憎い演出なのだ。
観ていると本当に、原作への愛情を感じるし、この物語を大切にしてるんだなと思える。

物語の内容を簡単に説明すると。

幼い頃に両親を亡くした上、妖怪など「人でないもの」が見えて暴れたりするため、
周囲から嘘つき呼ばわりされたり、養護施設や親戚中をたらい回しにされた過去を持つ
高校生の夏目が「にゃんこ先生」こと大物の妖怪と出会い、
祖母の遺品である「友人帳」をめぐりつつ、成長していく物語。

主人公・夏目の心根の優しい部分が、観ていてとても心地良く、
最終話に近づくにつれ、妖怪たちとの距離が明らかに変化していて、
時々羨ましく感じてしまうほど。
日本的な風景の中、全体的にやんわりとしていて、
怖いはずの妖怪もどこか愛嬌があったり、美しかったり、せつなかったり。

人間がとっくに忘れてしまった何かを思い出させてくれたりもするからなのかな。
観終えるとやさしい気持ちになれる、そんな素朴なあたたかさが心地良い作品。
何度か観ていくと、細かい部分を考察したくもなってくるのだが
初めて観る方なら、まずはこの日本らしい空気感とやさしい雰囲気の作画を
素直なままにお楽しみいただくのがオススメ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 81

88.1 3 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング3位
夏目友人帳 参(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (2151)
12712人が棚に入れました
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志。彼は、祖母レイコが妖怪を子分とする証にその名を書かせた「友人帳」を継いで以来、妖怪達に追われる日々。自称用心棒の妖怪・ニャンコ先生と共に、妖怪達にその名を返すことを決めた夏目は、さまざまな妖怪と出会い、その心を知っていくのだった。妖との出会いや別れ、そして、心優しい人達の想い―――。夏目はいつしかたくさんの大切なものを手にしていた…。

声優・キャラクター
神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、石田彰、堀江一眞、木村良平、菅沼久義、諏訪部順一

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

時々、涙があふて止まらない

1期、2期に引き続き、原作と並行して視聴。
1期のレビューにも書いたけれど、このアニメ作品は
内容や季節設定のせいで順序こそ多少入れ替わることがあるものの、
話の流れは原作にとても忠実。
そして原作以上の感動を与えてくれる演出に、制作スタッフの原作への愛情を感じる。

さて、この3期では1期から少しずつ心の成長を遂げている主人公・夏目の過去に触れたり、
後半では珍しく1話完結型でなく2話にまたがって、
それまで少ししか触れられていなかった妖怪祓いの的場一門に
一歩踏み込んだスリリングな内容になっていく。

とはいえ、基本であるかのような、観終えたあとの穏やかさは、ずっとブレずで。

夏目の過去と今の違い。
その成長ぶりは、今のしあわせ、家族、友達を大切に感じているからこそで。
妖怪達や周囲の人々との距離の取り方にほとんど差がなくなってきた彼の、
あたたかい空気感が観ていていつも微笑ましい。

そして度々、涙腺が崩壊する。
特に4話目は号泣っていうか嗚咽っていうか。
観終えて数日経っても思い出すだけで泣けてしまって。
たぶん、1期、2期と観てこられた多くの方がそうなんじゃないだろうか?
悲しくてじゃなく、「ほんとうに良かった」って
なんだか夏目を空から見守る親みたいな気持ちで感動してしまうのだ。

1クール全13話ずつなので、比較的観やすいし
たくさんの方に観ていただきたい作品1つだ。
ただし、視聴する場合は1期から順に観ていくほうがオススメ。
感動の大きさがまるで違ってくるはずなので。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 65

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

名を返す夏目の姿は色っぽくって素敵(=´∇`=)にゃん

■夏目友人帳参の第一印象
レイコが残した夏目友人帳、貴志が引き継いだ夏目友人帳。
夏目が妖に名を返すしぐさは、今も昔も色気を感じます♪
夏目の想いも変わらないですね。レイコの果せなかった、人間との絆を大切にするという気持ちを・・・
前作までの夏目友人帳の良い雰囲気を引き継いでいるようなので、参も安心して堪能できそうです。
心に響くような物語を用意していることを期待したいと思います♪
 
■ニャンコ先生にインタビューすることが出来ました♪
σ(o^_^o):ニャンコ先生お久しぶりです♪
(=^・ω・^):おぉ、元気にしとったか、ひさしぶりだな!せもぽぬめ。
σ(o^_^o):夏目君は元気ですか?
(=^・ω・^):まぁ元気だぞ、相変わらず余計な災いをもってきよるぞ!!
σ(o^_^o):あはは、相変わらずですねw
(=^・ω・^):ほんとにあいつは、いつもわたしの手をわずらわせおってからに~
σ(o^_^o):ところで、あにこれの間でニャンコ先生が太ったと言う噂があるのですが・・・
(=▼ω▼):ばーかものー!!わたしが太るわけないであろうがぁ~(゙ `-´)/ コラッ!!
σ(o^_^o):えぇ~第一話でも食べてばっかりでしたけど・・・・・
(=▼ω▼):そんなところ注目せんでもいいのだぁ~作者がいけないのだぁ~!!
σ(o^_^o):まぁまぁ・・・
σ(o^_^o):ところで、夏目友人帳も参期目ですが、今期もかなり期待できそうですね♪
(=^・ω・^):わたしが出ているのだからな、当然なのだ!
(=^・ω・^):まぁ夏目もそれなりにがんばってはいるのだがな!
(=^・ω・^):いかんせんあいつは軟弱物だからな~
σ(o^_^o):でも、ニャンコ先生が用心棒だから安心ですねw
(=^・ω・^):わたしは、夏目がどうなってもかまわないのだよ、友人帳さえ手に入ればな♪
σ(o^_^o):それ以上の絆があると思うのですけどねぇ~_(^^;)ゞ
(=▼ω▼):うるさーい!!お前も余計なことを言うんじゃない!!(゙ `-´)/ コラッ!!ー
σ(o^_^o):-=≡ヘ(* - -)ノごめんなさーーーい!!
(=^・ω・^):まぁわたしに食われない程度に、楽しむと良いぞ!!
σ(o^_^o):はぃ♪最後までお付き合いしたいと思いますw
σ(o^_^o):今日はありがとうございました♪
 
 
■総評
1期・2期を観てきたらもう何も語らなくっても夏目友人帳の良さはわかってる筈ですね♪
「参」では妖が見える事で卑屈になっていた頃とは違って、必要以上に自分ひとりで抱え込まなくなってきた成長した夏目の姿を見ることが出来ましたね♪
夏目が友達や家族や過去に知り合った妖など、夏目の本当の人柄を知る仲間との絆を感じられるような描写が多かったかなぁって思います♪
なので、学校の描写が結構多かったですね(*^-^)
 
夏目友人帳の温度って、本当に毎回ちょうどいい湯加減なんですよね♪
(´▽`) ホッっと出来て、なんかホンワカ温かくって、優しい気分にさせてくれるのです(*^o^*)
それが夏目だけじゃなくって、ニャンコ先生だったり、藤原夫婦だったり、学校の友人だったり、妖だったりと夏目の人柄に惹かれる様にそんな温かい仲間が増えていてσ(・・*)アタシも仲間に入れて欲しいです♪
早くも、時期作品が決まっているようなのでなんだか嬉しいですね♪
しばらくお別れになっちゃいますけど、またアタシσ(゚-^*)の心を和ませてくれることを期待しちゃいます♪
 
 
■MUSIC
OP曲『僕にできること』
 歌:HOW MERRY MARRY
 夏目友人帳にぴったりな歌詞で心に響くロックナンバーなのです♪
 忘れない~♪ 大切な~♪ ひとつ~♪ アタシσ(゚-^*)たくさん伝わってきましたよ♪
 
ED曲『君ノカケラ feat 宮本笑里』
 歌:中孝介
 1期のED曲も中孝介さんでしたね♪
 優しい歌声でしっとりと歌ってくれてる、心に沁みるナンバーです♪
 
2011.07.10・第一の手記、ニャンコ先生の言葉遣いを訂正
2011.09.29・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

安心の夏目印(73点)

全13話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:73点
アニメ系統:妖怪との日常系

3期目となる作品。
1、2期に引き続き安定した内容。
大きく2期までと変わる部分はない。
そこが、夏目の良さではあるが、
少々物足りなさを感じる部分でもある。

私のように基本日常系が苦手なものには
いい意味で変化のない展開が退屈に感じる部分もある。
それでも観てしまうのは、話の安定度があるからであろう。

それに、安定部分ばかりではない。
ゆっくりだが夏目の成長が見て取れるのもいい。
3期では人との繋がりが強く描かれている。

非常に安定した作りだった。
まさに、安心の夏目印。

4期も決まっているし、また、夏目に会えることを楽しみにしたい。


と、まあもはやそんなに書くことも無いのではあるが
つまり、何が言いたいかというと

にゃんこ先生、絶対太ったよw


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以下、毎話後の感想。
ネタバレが含まれる場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
安心の出来。
1,2期ファンには納得の出来だろう。
そして、1,2期と見ていない方にも
観やすいように少しだが冒頭で解説みたいな
始まり方をする。
1,2期見てなくともすんなり入ることができるのではと思う。

しかし、このまま2期同様の展開を続けてもマンネリになりかねない。
2期であったように夏目のさらなる
成長などはあるのかにも期待したいところ。

兎に角まずは安心の滑り出しといったところだろう。


2話視聴。
今週も安心の夏目印。
今回は人とのつながりを強調していくのだろうか。
個人的にはそう感じた。
これは個人的には好物展開の気配。
今週も心の洗濯完了。

3話視聴。
今週は昔の知り合いとの話だった。
夏目がすごく成長してきた気がする。
自分から人に接するようになってきた。
やはり人とのつながりを強調していそう。
今週の洗濯完了。

4話視聴。
ゆったりとしたこの空気。
昔のいやな思い出も受け入れられるようになってきた夏目。
人、あやかし両方とのつながりを大切にしている夏目。
今週も心が洗われた。

5話視聴。
にゃんこ先生食いすぎwww
また太ったんじゃねえの?
そして久しぶりに先生活躍と思ったんだが
ちょっとかっこ悪かったw
しかし、いい妖怪も出てきていい話だった。
今週も心の洗濯完了。

6話視聴。
ちょっと違った展開に。
1話で完結せず来週へ持ち越し。
夏目がピンチだ。
にゃんこ先生の活躍が少ないので
来週あたりに活躍して欲しいものだ。
今週の心の洗濯完了せずw

7話視聴。
先生、あんな矢1本でダウンしてしまうのか?
あいつやっぱり強いのかね。
でかい妖怪も一撃だったし。
なんか今までの夏目とは違う流れ。
この先どうなるんだろう。
心の洗濯も完了せずw

8話視聴。
子狐回。
いつもの夏目展開でした。
ほのぼの心洗われるお話。
今週の心の洗濯も完了。

9話視聴。
夏目らしいゆったりとした話だった。
やはり夏目はこうでなくては。
にゃんこ先生も復活したし、来週も心温まる話に期待したい。
今週も心の洗濯完了。

10話視聴。
ちょっと腐かと思ったw
特質した話でもないが、実に夏目らしい回。
1週で解決せず来週にもちこし。
来週展開で夏目節を期待したい。

11話視聴。
ぐっと友情ものになってきた。
夏目と田沼の友情が深まっていくのがいいねえ。
後2話、安心の夏目を楽しみたいものだ。
しかし、にゃんこ先生、絶対太ったよなw

12話視聴。
夏目がトウコさんの所にくるいきさつが語られた。
トウコさん夫婦なんていい人達なんだろう。
夏目には本当の家族が出来たんだねって感じでよかった。
今週の心の洗濯終了。
来週最終回。
さてどんな終わりかな。

13話視聴。
ちょw
くそワロタw
影踏み鬼のにゃんこ先生鬼畜するぎるw
最終話でのちょっとはめをはずした感じは新鮮でよかった。

しかし、さらに良かったのはラストシーンだ。
夏目のこれまでの成長の縮図と言える。
妖怪の友達と人間の友達。
夏目は両方の友達を手に入れることが出来た。
4期にも期待が高まる。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 47

89.0 4 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング4位
続 夏目友人帳(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (2369)
13704人が棚に入れました
妖怪が見える少年・夏目貴志は、ある日祖母の遺品の中から「友人帳」を見付ける。この「友人帳」とは彼の祖母・レイコが妖怪をいじめ負かした結果、奪った名を集めた契約書であった。

それ以来、名を取り戻そうとする妖怪達から狙われるようになってしまった夏目は、とあるきっかけで自称用心棒の妖怪、ニャンコ先生(斑)と共に、妖怪達に名を返す日々を送り始める…。

声優・キャラクター
神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、石田彰、堀江一眞、伊藤美紀、沢城みゆき、木村良平、菅沼久義、藤村歩

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

やさしさで繋がっている心地良さ

1期に引き続き、穏やかな心地は健在。
この2期では、1期で出会った「人間たち」との交流、
及び祓い屋についても描かれている。

主人公・夏目と、ある契約を交わしているにゃんこ先生とのやりとりが毎度コミカルで、
本来、怖いもののはずの妖怪がオトボケキャラの飲んだくれだったりするので笑える。
でもそれだけじゃなく、夏目が窮地に陥った時は用心棒として守ってくれる心強さ。
またそのときの声の豹変ぶりといったら!

その他に登場する人物や妖怪達がなかなかに魅力的。
妖怪は良くも悪くも純粋で、まっすぐで、もちろん例外な者もいるが、
何らかの猶予を与えてくれたり、約束はちゃんと律儀に守ってくれたりと案外いい奴ら。
なのでだんだんと憎めなくなってくるのだ。

そして夏目を引き取り、一緒に暮らしている遠い親戚である藤原夫妻がまた良くて。
こんな人たち本当にいるのか?っていうほどに温かく、やさしく。
特にお母さん代わりの塔子さんが素敵すぎる。
もし、実の子だとしてもあんなに温かく受け入れて包んでくれるなら、母親の鏡だなぁと。

夏目の明るい変化は、妖怪たちとのふれあいもだけれど、
やはり一番にこの夫妻のおかげなのだろうね。

1期では夏の放送のため夏休みっぽい雰囲気があったが
こちらの2期は秋冬の景色がメインで、そういう季節感も
この作品の魅力のひとつと言えるかも。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 59

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

幸せを心のまま素直に 迷う事なく受けて止め行けたらと思う。

続夏目友人帳☆
1期の夏目友人帳の夏の季節から・・
続では冬の季節へと巡ります。
冬から春の季節までをテーマに描いた物語となっておりますね。

笑い、涙、癒し、そしてこれほどまでに安定した作品は
やはり夏目なんじゃないかと思います。
ほのぼの観れちゃう素敵な作品。

気のせいかもしれないけど、優しい気持ちになれる気がする・・(o゚∀゚)

にゃんこ先生と夏目のコンビは観てて楽しい!
1期から思ってたけど続でも相変わらず♡
にゃんこ先生欲しいな〜ヾ(●´□`●)ノっw

子どもから大人まで誰にでもオススメできる作品だと思います。
誰と観ても安心できるd(>ω<*)☆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

第4話雛、孵る
いいですね~^^今までで一番ほのぼのした回だったと思います。
ニャンコ先生が卵温めるシーンがかわいかったです。
あの鼠さんは一体・・・?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 46

87.1 5 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング5位
夏目友人帳 肆(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (1869)
10929人が棚に入れました
現在テレビ東京で、TVアニメ第3期『夏目友人帳 参』が放送中の『夏目友人帳』のTVアニメ第4期の放送が決まった。 放送時期は2012年1月から。タイトルは『夏目友人帳 肆』。2008年7月放送のTVアニメ第1期『夏目友人帳』と2009年1月放送の第2期『続 夏目友人帳』は1クール放送、1クール休み、1クール放送の分割2クール制作だったが、今回のTVアニメ第3期と第4期も分割2クール制作だったようだ。

声優・キャラクター
神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、石田彰、堀江一眞、木村良平、菅沼久義、諏訪部順一
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

夏目君の強さと優しさの根源を見た4期だった

ずっと見守り続けてきた夏目君の心模様とその成長振り。
個人的には、妖怪と人間とのせつない恋模様やつながりのエピソードや、
彼を兄のように見守る名取さんの接し方が好きだったりしたけれど、
本作では、今までの中で一番、夏目君自身が描かれていたと思う。

振り返ってみると。

1期では妖怪が見えてしまう彼と、さまざまな事情を持つ妖怪との
出会いや別れを描き、両者の距離感やわだかまりが少しだけ解けて。

2期では妖怪への理解を示せるようになってからの、
夏目君の周囲の人間との接し方と考え方の変化を。

3期では妖怪を祓う祓い屋の存在と主張を色濃く盛り込み、
夏目君の祖母の形見である友人帳の存在意義も少し変化を見せ、
彼の用心棒でもあるにゃんこ先生のほうにも、彼に対する変化が見られ・・

そしてこの4期では、夏目君自身の過去をこれまで以上に克明に描き、
彼の人間的なやわらかさ、穏やかさ、やさしさの根源を見せるとともに、
友人帳がなくても、しっかりと結ばれている妖怪たちとの絆が描かれていた。

こうして整理していくと、
妖怪と人間のバイパスになっているにゃんこ先生の存在は大きく、
先生の存在なくしては、やはり夏目君の今はなかっただろうと思う。
と同時にもうひとつ大きな存在は、夏目君を引き取ってくれている藤原夫妻。
彼らの真の愛情は、夏目君が本来持っていた穏やかな性格を思い切り引き出させた。
そして、その大切な日常を宝物のようにしている夏目君に、
観ているこちらも、何気ない日々のしあわせに気づかされたりする。

「癒し系妖怪アニメ」とよく表現されるこの作品だけれど、
僕はそれだけじゃないと思っている。
そこからもっと踏み込んだ、本当の癒しって何なのか、本当の幸せって何なのか。
最後の連続3話は、特にそれをテーマとし、親戚の女の子の家庭と、
奇跡と言っていいほどに良い子に育った夏目君とを対比させていた。
{netabare}
人の哀しみや憎しみを食べて成長する妖怪に憑依されてしまった彼は、
傷つき過ぎた過去の記憶を最後まで消すことなく、
むしろ「あの痛い記憶があってこその今が大事なんだ」と確信し、
にゃんこ先生の助けを借りずにそこから乗り越えて自力で目覚めた。
そしてそこには、清々しくさらにひとまわり成長した夏目君の姿があった。

夏目君の最初の不幸は、「妖怪が見えてしまう」という、
祖母のレイコさんから受け継いでいるものも確かにあるけれど、
まず、幼いうちに両親が亡くなってしまったこと、
それと妖怪が見えてしまうことで、親戚中をたらい回しにされたことにある。

でも、妖怪にも人間同様にいろいろいるもので、ある意味人間よりも純粋な
妖怪たちと関わるようになったことで成長できた部分も多く、
いまや友人帳など使わなくても妖怪たちとの約束事は守られ、
学校での友人たちとも同じように友情で結ばれ、
それらが夏目君をしっかり支えている、っていうのが嬉しい。
そして、レイコさんが成し得なかったことを、
孫である夏目君が実現させているということも、感慨深い。
{/netabare}

結局は相手が何であろうと、理解と友情があれば道は開かれるのかもしれない。
ただ、理解するとか、友情を育むには、ある程度のリスクや時間は必要で。
だけど、誰のせいにすることもなく、何を憎むこともなく、
目の前のものを真摯に受け入れ、消化していける能力というのは、
何にも代え難い人間の強さとなり、人生を変えていけるのだと思う。

夏目友人帳という作品の最大のテーマはおそらくそういうことであり
僕はいつもそこに深く共感している。

原作もずっと読んでいるので、アニメ版もずっと続いてくれたらと切に思うけれど、
視聴者によっては、マンネリ感を感じたりして、少々刺激が欲しいところかもしれない。
{netabare}原作では 祓い屋の的場一門と名取周一のことをさらに詳しく描き、
夏目君にもう少し踏み込んでくる内容に発展していっているし、{/netabare}
なにしろ友人帳が今後どうなっていくかを見届けないと。
というわけで、やっぱり5期も大いに期待してしまうのだよね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 83

Nagi* さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なぜ4期のみ、レビューをするのか。 それは…

4期が一番おもしろかったからです!!

(※注意。  あくまで、一個人としての感想です。
       批判は許さない!というかたはご遠慮願います)



同じ妖ものでも、蟲師は全然違う。(比較してすみません)
キャラのおもしろさ:夏目>蟲師
結果、心に何か残る:夏目<蟲師
…って感じですかね^^;

◎ 夏目友人帳の狙いとする視聴者層は、若干低い?
 コメディ要素が多いため、子供向けだと思わざるを得ないです
 全話視聴して、自然と涙がこぼれたのは最終話だけでした
 なんというか
 「すべては、最終話のために」…というアニメなのかな

◎ ナイスキャスティング(^o^)
 主人公の夏目は、神谷浩史
 でも、神谷さんは大人の声という印象で
 最後まですこーしだけ違和感を抱えてしまいました…
 あ、神谷さんは好きなんですけどね!!!←これ大事w
 他にも、笹田役の沢城さん
 名取役の石田彰もいいアクセントになってました☆

◎ ストーリーが期待以下…
 もう少し深い内容でも良かったのでは?
 妖怪が見えるとはどういうことなのか
 夏目がにゃんこ先生をすんなり受け入れたことに違和感。
 人間でありながら強い力を持ち
 パンチ一発で妖怪を倒せることに違和感。
 夏目レイコは、結局どんな人生を歩んで死んだのか…
 気になる所です。(原作では描かれてるのかな?)

◎ ちょっとした違和感
 ほんとに根から悪い妖怪というものが少なかったですよね
 作者の優しい思想の表れなのかな。
 でも、妖怪が“人型”っていうのが多かったなあ
 まあ、人の想像する神様や妖怪なんて、人型になりがちだけど。
 蟲師との違いも、コレだと思う。


…とまあ、ここまで色々書きましたが
結局最後まで見てしまうのは、だんだん話が面白くなることと
話の内容がダークすぎないことにあると思います。

にゃんこ先生可愛いですしねw

それにしてもまあ、いろんな呼ばれ方してました。
 にゃんにゃん先生 にゃんごろう にゃん吉君 ネコちゃん
 ポン太 タヌキダルマ ブタネコ …etc
 ( 誰がなんと呼んでいたか分かる君は、夏目博士だっ☆← )

ちょっと疑問なんだけど
あんなにお酒飲んでて、藤原夫婦はなぜ匂いに気付かないの(笑)

ゆるーい妖怪もの。
最後までゆるふわな感じで楽しませてもらいました♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

優しい人たちに囲まれて

この夏目友人帳 肆は、優しさに包まれています。
心がすごく癒されます。

人に見えないものが見える夏目貴志は、小さいとき孤独でした。
でも、今では、夏目のまわりには優しい友達がたくさんいます。
そして、夏目の面倒を見ている藤原夫妻も、夏目を大切にしてくれます。

今までみんなに迷惑をかけている意識が先立って、自分の意見が言えなかった夏目が、ここでようやく自分の意見を言えるようになりました。

それができるようになったのは、友達や藤原夫妻のおかげ。
みんな、とても優しい人たちです。

特に印象に残っているのが第十一話
たった一枚しかない両親の写真を森で失くしたとき、夏目はみんなに遠慮して写真を失くしたことを秘密にします。自分の気持ちを押し込めます。
でも、友達の田沼が夏目の顔色の変化を見逃しませんでした。
{netabare}そして夏目を心配します。

でも夏目は遠慮して、大丈夫だと言い放ちます。
するとすかさず田沼が、
「今のお前の顔を見れば、大丈夫でないことはすぐわかる。しっかりしろ夏目、つかなくてもいい嘘はつくな」と叱るのです。
田沼に背中を押されて、夏目はようやく、大切な写真を失くしたことをみんなに告げ、捜すのを手伝ってほしいと頼みます。
すると、田沼や北本、西村が夏目のために懸命に写真を探し始めるのです。

たったそれだけのことですが、{/netabare}とても感動しました。
こんな優しい人たちに囲まれている今の夏目は幸せです。


そして、今回は、物語終盤からエンディングへの入り方がすごく心地よい。
エンディングのイントロ部分での夏目の語る内容が心に染み入ります。
そして河野マリナさんの『たからもの』が歌われます。この歌が更に心を癒してくれます。

エンディングの描写も暖かいです。
最初は夏目一人がかまくらの中にいたのですが、徐々に友達が入ってきて、いつの間にかかまくらの中は友達でいっぱいになっている。
思わず第二部のエンディングを思い出しました。

見終わった後、毎回暖かい気持ちになれますよ。(*^_^*)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

66.8 6 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング6位
イクシオン サーガ DT(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (625)
3437人が棚に入れました
とある理由により、現代から「ミラ」と呼ばれる異世界へと飛ばされた主人公、火風紺(ほかぜ・こん)。
そこは「アルマ」という神秘のエネルギーが万物に宿る世界。

敵に襲われて絶体絶命のピンチの渦中だったエカルラート姫一行の前に現れた紺は、姫を助けることになる。
右も左もわからないまま一行と行動を共にする紺。
姫は婚礼のため、都を目指していたが、政略結婚であるその婚礼を阻む敵対勢力に、その命を狙われていたのだ。

時は、大陸がジャグラバーク連邦とラガルト皇国に分裂する以前、セントピリア帝国がアルマの力を独占している世界、アルマをめぐり戦争の影が忍び寄る時代……。
対立するセントピリア帝国と反体制派、その衝突を回避するためにセントピリア帝国皇帝は、反体制派の急先鋒と呼ばれるジャグラバーク卿と自らの娘、第36皇女エカルラート姫との政略結婚を画策していた。
嫁入りの為に極秘裏に旅立ったエカルラートは、何者かの襲撃を受けお供のほとんどを失ってしまう。
残ったのは、護衛の騎士とメイドのみ。
追い詰められた姫一行を、突然空から降ってきた紺が救った。

その後、紺は都に行けば元の世界に戻るヒントがあるかもしれないと教えられ、姫らと共に都を目指すこととなる。
一行は姫を無事に嫁入りさせる為、敵中突破、都へと進む。果たして、彼らは無事に都にたどり着くことができるのか?

声優・キャラクター
江口拓也、神谷浩史、中井和哉、福山潤、三上枝織、細谷佳正、梶裕貴、杉田智和、鈴村健一、斎賀みつき、新谷良子
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

まさか!の2クール  ∑(=゜ω゜=;) マジ!?   

原作 ゲーム 未プレイ

全25話

お笑いバトルファンタジー

突然異世界に飛ばされた青年が、その世界を救うお話ですかね?

主人公 火風 紺(ほかぜ こん) 声 - 江口拓也
異世界に来てしまった普通の青年の話。

セングレン 声 - 中井和哉
大剣を扱う厳つい大男

エカルラート・ジュピトリス・セントピリア 声 - 三上枝織
8歳のちびっ子で、無愛想の皇女

マリアンデール 声 - 福山潤
女性にしか見えない男の侍女。(おかま?おねえ?)

特に、このマリアンデールの声優が福山潤さんなんですが、イメージが崩れそう (^^;
でもなんか笑えました。 ^^

それと、そのほかの男性声優陣がとても豪華です。

エレクパイル・デュカキス 声 - 神谷浩史
バリアシオン 声 - 梶裕貴
ギュスターヴ 声 - 鈴村健一
レオン 声 - 杉田智和

2話までの感想
{netabare}
普通の青年が、剣で戦う感じでしょうか?
剣の技術もないのに、今後どう戦って行くのか?ちょっと興味があります。(アイテムだよりかな~?)

シリアスと云うより、ギャグ全開で面白いです。^^
神谷浩史さんのキャラが・・・方タ〇の件で、イメージ崩壊です。(^^;
爆笑でした~♪
{/netabare}

下ネタギャグ系なので、観る人を選ぶ作品ですね~

自分には今後、楽しめそうな作品です。^^
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最終話まで見た感想

うーん・・(〃 ̄ω ̄〃
面白かったのは序盤と最終話くらいでした。。。
終始下ネタで、タ〇タ〇ってw ^^
女性には下品過ぎてオススメできましぇん。

中盤は中だるみもいいとこで、つまんなかったです。
これだったら1クールの12話で十分だったと思う。

キャラは、おかまのマリアンデール (声 - 福山潤)と、
エレクパイル(声 - 神谷浩史)が面白かったですね!

マリアンデール の、上は工事済みだけど下は未工事とかwエレクのタ〇なしキャラでもw
福山さんと、神谷さんのカッコいいイメージが崩壊しそうでした。^^;

ラストで {netabare}マリアンのモノを、エレクに与えて一件落着って!
なんじゃそれ!んな、バカな!
もう笑うしかないじゃん!(≧▽≦)vぶは!
永井さんのナレーションも、ガンダムのナレーションの言い方で、パロってるし!
いろいろ突っ込み入れたい所 満載でした。

最後は無事?元の世界に戻れたけど、姫との別れでは、初めてかな?涙してデレた姫が可愛くて、見れてよかったです。
紺が姫に言った「良い女になれよ!バツ一。」
このセリフはカッコよかったな。^^

エンディング後にイクシオン・サーガⅡのタイトルが出て、10年後の姫の姿が映ったけど・・・
姫、めっちゃスタイルいい美人さんに成長しとるし!
2期あるのか!?
あれば見るけど、多分ないよね!ニャハハ(*^▽^*)
{/netabare}

総評
中盤以外は、笑えて面白かったですが、1クールに纏めた方がよかったと思う。
2クールもいらんよね^^;

お笑いギャグ系が好きな人にはオススメですが、お下品が駄目な人にはオススメできません!

OP:「DT捨テル」
ED:「レッツゴーED」
ED:「Stand Up! ED」

歌詞もお下品でした。
笑えたけどね~^^

修正、更新 --;

投稿 : 2024/11/09
♥ : 43
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

期待とは違う。が、これはこれでアリw

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
絵柄に騙されないで下さいね、ギャグですよ(笑)

タイトルを直訳すると、「イクシオン→ギリシア神話の人物」「サーガ→英雄伝」「DT→○○」、、、まあ、DTが何の略かは、想像してみて下さい(笑) ヒントは、漢字で2文字、ひらがなで4文字ですw

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
異世界×ギャグ だと、「このすば」なんか成功例かなと思いますが、それに比べれば(良くも悪くも)低レベルなギャグが冴え渡ります。「銀魂」とか好きな方は合うかもしれません♪

私は「このすば」のレビュータイトルを「期待とは違う。が、期待以上に面白い」にしました。そこまでの好評価はできませんが、こういう作品があっても良いかな?と思いました。

ただ、25話も必要かな(苦笑) 普通に12話でスキッとまとめた方が良かった気がします。下ネタ頼りは、飽きちゃうしね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25
ネタバレ

momomax さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

愛しきお馬鹿キャラたち~意外にも面白かったぁ~~♪(^◇^)

福山潤さんの男の娘キャラが気になり視聴開始。
1話目はおねえキャラ作ってる感が強くて抵抗あったけど
すぐにナチュラルに可愛いと思えました。

内容は下ネタやパロディー満載の
おバカアニメでくだらないですよ!!
(○゜ε^○) ぷぷぷーー

でも弾け方が潔いのか、女の私が観ても
意外にも不快感は無く
愛しきお馬鹿キャラたちが気に入ってしまいました!
(^O^)きゃははは。。。楽しく視聴しましたよん♪
最終回なんて、もう皆に会えないのかぁ~って
寂しくなるくらい!!
楽しかった!!!

声優陣が豪華!
{netabare}
■DT(または姫)御一行■
火風 紺(江口拓也)
この役に合ってました!良い声でした!!

エカルラート・ジュピトリス・セントピリア (三上枝織)
ちびっこ怪獣~(^-^ )

セングレン(中井和哉)
渋カッコいいです。そしておちゃめ☆

マリアンデール(福山潤)
可愛くて強くてデキル男の娘メイドさん♪

■ED御一行■
エレクパイル・デュカキス=ED(神谷浩史)
ひどい扱いです(^w^)ぶぶぶ・・う

バリアシオン(梶裕貴)
しっかり者だけどね(^▽^)

ギュスターヴ(鈴村健一)
キャ〇〇ラ好き(¬ー¬) フフフ

レオン声(杉田智和)
変態さんハハハ♪ (*’▽’)

KT(斎賀みつき)
酔っ払い~(^^*) ホホホホ
{/netabare}


キャラが歌うOPとEDが凄く好き!!
「DT捨テル(紺Ver.)」(第13話 - 第24話)
「レッツゴーED(エレクVer.)」(第13話、第14話)

多少中弛みの回もありますが、ともかく馬鹿馬鹿しさに笑いました。
最終回も、えーそれでOKなの!?ってツッコミましたよ!

楽しめるか、クダラナイとひと蹴りか、
あなたはどっち?(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

72.7 7 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング7位
かみちゅ!(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (809)
4575人が棚に入れました
瀬戸内の町で暮らす普通の中学生・一橋ゆりえは、極度の上がり症でしかもドジ。でも、心は真っ直ぐな女の子。がある日突然、神様になってしまった!?
その後は神様として拝まれたり、いろいろな人の望みをかなえたり、イベントに出演したりと忙しい日々を送っている。
人は予想もできない大きな力を手に入れたら、どうするのだろうか?
でも、大切なことは一生懸命がんばること。みんな持っていた大切なものがきっと見つかる。

声優・キャラクター
MAKO、森永理科、峯香織、野中藍、宮崎一成、岡野浩介、斎藤千和
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

破天荒な世界観の中にある、楽しさ、暖かさを味わって欲しいです

オリジナルアニメーション。
日本のメディア芸術100選にも選ばれています。


中学生の一橋ゆりえ(ひとつばしゆりえ)がひょんなことから「神様」になってしまう。
友人、家族、街の人々、八百万の神々と関わりあいながら、成長していくファンタジー。

パッケージイラストから「けいおん!」などの、女学生の日常ものを想像するかもしれません。
しかし、だいぶ違います。
周囲の人々や八百万の神々との交流をメインに描いています。
どちらかといえば「夏目友人帳」シリーズに近いかもしれません。
心温まるエピソードや、笑える小話を通して、主人公のゆりえの成長と恋物語を描いています。


設定は破天荒です。
1話から飛ばしまくってます。

どうして神様になったのか。
どうして神通力が使えるのか。
そんなことはどうでもいい。
バカボンのパパは、パパだからパパなのだ。
設定の細かさではなく、出来事に注目して見るアニメです。

中盤~終盤になると、設定はまったく気にならなくなります。
ただ、序盤にゆるい伏線を張り、終盤で回収するため、印象が薄れてしまうのが玉にキズ。
それでも、ラストの大事なシーンでは、しっかり応援させてもらいました。


時代は1980年代。
黒電話にガチャガチャ式のテレビなど、ノスタルジーを感じさせる風景が印象的です。
{netabare}
1994年に設定された「ニボシの日」を知っているケンちゃんは、きっと未来人です。
火星人が出てきたんだからいいじゃないか!
{/netabare}

笑いは豊富にちりばめられていて、バリエーションに富んでいます。
何気なく見ていると気付かないものもありますが、相当量のネタが仕込まれています。

・ダジャレ
・シュールな笑い
・鋭いツッコミ
・あとからじわじわくる笑い

さらに、歴史上の人物の名言を使った雑学系ギャグなどもあります。
そのため、雑学の知識があると、なお笑えると思います(といっても中高生の授業レベルです)。
また、ゆりえの両親のふわふわな夫婦漫才も見どころです。


キャラクターの絵柄は特徴的ですが、とっても丁寧。
作画の綺麗さではなく、ダイナミックな動きが見せどころ。
きちんとセリフにあった表情の動き、感情を表す顔や髪の変化など、細かいところにこだわりが感じられます。
ある程度ブレはありますが、ジブリ作品と錯覚するほどの回もありました。

特にしぐさ。
中学生らしさがよく出ていると思います。
恋に不慣れな、もじもじした感じが十分すぎるほど伝わって来ました。


全編を通して感じられたテーマは「自分で行動することの大切さ」です。
そこまで全面に押し出している感じはしませんが、会話の端々にメッセージ性が感じられます。

神様は「神頼み」ができないんです。
{netabare}
光恵「そりゃお願いがかなったらうれしいし楽だけど、そうしたらみんな何もしなくなっちゃうんじゃない? きっと今ぐらいの不便さがいいのよ、私たちには」
弁天様「最後に頼りになるのは、自分と、友達だよ!」
祀「でも、最後の勇気は自分で出さなきゃ!!」
{/netabare}

また、{netabare}戦艦大和の回は良かったですね。
大和「君は十分立派だよ。諦めずに、目的地に向かって、そして、戻ってきたんだ」
大和のセリフだからこそ重みがありました。


ちなみに、ラムネは実際に大和に積まれていました。
大和にかかわらず、南方への出陣ではよく見られる光景だったそうです。
潮風で塩分を吸収してしまうため、兵士が喉の渇きを訴えます。
そのため甘い飲み物が求められ、ラムネ製造機が搭載されていたとか。


閑話休題。
{/netabare}

設定に原理を求めたり、考察したい人には向いていません。
また、子供だましっぽいエピソードがあることも否定できません。
しかし、日常系よりはずっと型破りでドラマチックです。
安心して鋭い笑いを楽しみたい、心を暖めたい、そんな人におすすめです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

すっごく自然

このアニメを一言で表現するなら「自然」

何の経緯もへったくれもなく「私神様になっちゃった」という
主人公・一橋ゆりえの唐突な告白から物語は始まる。
凄いと思うのは、ゆりえ自身も周囲の人間もこの事実を自然と受け入れてしまっていること。
それは視聴者も同じで、最初はもちろん「えっ?」って思うわけですが
一体なぜ、どのように神様に選ばれたのかっていう疑問も
観続けていくうちに気にならなくなってしまう。(その疑問が最後まで明かされることはない)

そういった荒唐無稽さを自然と受け入れられるのは
舞台設定によるところが大きいと思われます。

瀬戸内海に面した、心地良い自然が残る田舎町が舞台。
尾道がモデルですが、最近のアニメによく見られる露骨な聖地アピールなんてものはなく
ありのままの自然な美しさが全編通して描かれています。
そこに住む人々も皆、穏やかでのんびりとしていて、とても緩やかな時間が流れている感じ。
ノスタルジーを感じさせる1980年代という時代設定も絶妙です。

作品世界に没頭できる雰囲気作りが、この作品は本当に上手いなーと感じましたね。


キャラ描写も自然でいい感じ。

ゆりえは神様になって特異な能力が使えるようになったり
神様集会などの行事に参加するようになるわけですが
描かれるのは神様としての成長ではなく、14歳の中学生としての成長。
それも劇的な変化ではなく、恋や友情など、ほんの僅かな一歩を踏み出す程度のもので
神の力を得ても、あくまで等身大のキャラとして描かれているところが自然で良いです。

それにしてもゆりえ様の可愛さは異常。
萌えなんてもんじゃない・・・この気持ち、まさしく愛だ!ってレベル(笑)
もうゆりえ様にちゅちゅちゅのチューってなもんですよ(爆)
表情の変化や何気ない仕草一つ取ってみても、他のキャラより丁寧に描かれてる気がするw
中の人の演技がこれまた破壊力抜群で、ぶっちゃけ舌っ足らずで棒読みなところもあるけど
そこがまた当時新人だったMAKOにしか出せない妙味というか。


主題歌もOP・ED共に素晴らしい出来。
クレジット表記がアニメの背景に組み込まれているOP映像の演出や
MAKOが歌うEDも歌詞、曲、歌声どれも可愛らしくてツボに入りまくり。


基本的に1話完結の日常モノで、回によって当たり外れがあるかもしれません。
それでも全編通してほのぼのとした空気の心地よさを感じられるし
甘酸っぱい初恋、友情、家族、ノスタルジーといった様々な要素が詰め込まれていて
観ていて暖かな気分にさせてくれる、そんな作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 58
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

か~み~ちゅ☆

全16話

かみちゅ!とは神様で中学生の略「神中」のことですw
主人公の一橋 ゆりえが願い事をするときに使う言葉にも使用してます。(この掛け声が可愛くてタイトルにしましたw)

突然神様になった中学2年生の一橋 ゆりえ(ひとつばし ゆりえ)と、ツッコミ役で親友の四条 光恵(しじょう みつえ)、ムードメーカーで神社の娘のもう一人の親友、三枝 祀(さえぐさ まつり)を中心に、ゆりえが好きな一人書道部の二宮 健児(にのみや けんじ)、その他家族やクラスメイト、様々な神様がも出てくる、ほんわか日常(学園)ファンタジーラブコメ?です。

最初の出来事でかなりスケール大きなお話になるのか思いましたが、日常のお話が多くて終始穏やかに観れました。 {netabare}(台風や火星人が出てくるときはどうなるのかと思いましたがw) {/netabare}

ゆりえちゃんは、神様と言ってもちょっと不思議な力がありますが、かなりの人見知りの普通の中学生です。もじもじしたり、顔が真っ赤になるところは可愛かったですね~。
声は最初たどたどしいような感じでしたが、それがかえってこの役にはまっていました。

私はネコのタマ {netabare}(貧乏神) {/netabare}のしゃべり方がツボでした。さすが斎藤千和さんですねw

ゆりえちゃんの成長を楽しみに見守っていた感じがする作品でした。楽しかったですね〜
日常系作品が好きな方にはおススメです^^

OP 田舎の風景が似合うすがすがしい曲です。 
ED ゆりえ役のMAKOさんが歌ってます。元気な曲です。

最後に、この作品で神様ってこんなにたくさんいることを知りましたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49

80.5 8 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング8位
蛍火の杜へ(アニメ映画)

2011年9月17日
★★★★☆ 4.0 (1074)
5217人が棚に入れました
祖父の家へ遊びに来ていた6歳の少女・竹川蛍は、妖怪が住むという山神の森に迷い込み、人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ、森を出ることができた蛍は、それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになる。

声優・キャラクター
内山昂輝、佐倉綾音
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

恋は儚い人の夢

「夏目友人帳」の緑川ゆきが原作で、同作品のアニメスタッフによって作成された短編映画です。


恋は儚い人の夢。
蛍の様に光り、白銀の雪のように輝き、やがて……。


誰もが開始3分で「あっ……これは」と思うはず。
分かってるんですよ、分かってるのに30分後には泣いている私がいる。


蛍は裏表のない、明るくも利発な女の子。

ギンは雰囲気こそ神秘的なものがあります。
しかし、その行動は迷い、恋し、決断する、真っ直ぐな男。

ピュアなキャラによるピュアなラブストーリーです。


{netabare}気軽に触れられる{/netabare}男子生徒。
蛍から{netabare}のプレゼントのマフラーを身につける{/netabare}ギン。
二人が{netabare}会えない季節も{/netabare}どんどん距離が縮まっていく。
ちょっとしたシーンにも説得力がありますね。

夏のイメージが強い本作ですが、冬があるからこその夏。
それが夏の風物詩である「蛍」と冬のイメージがある「ギン」という名前に込められた意味なのかもしれません。


そしてラスト。
涙が止まらない。

{netabare}
お面越しのとてもとても美しいキス。
その後ギンは転びそうになった人間の男の子に触れてしまいます。

「来い、蛍。やっとお前に触れられる」

お面の向こうの蛍の顔はそれまでにないほどの笑顔でした。


……でもね、これは事故ではないんです。
何年も何十年もお祭りに参加しているギンが、うっかりミスをするとは思えない。

「何があっても、私に触らないでね」

この約束がある限り、ギンも蛍も直接お互いに触れることはできません。

そして、後の妖怪の言葉。

「ギンはやっと人に、触れたいと思ったんだね」

つまり、これはギンの意志だったわけです。

確固たる意志を持っていたわけではないのかもしれません。
しかし、ギンは、蛍との約束を破ることなく、罪悪感を残すこともせず願いを叶えたかった。

そのためにギンは事故を装い、{netabare}「人の手というチャンス」{/netabare}を掴んだのでしょう。
{/netabare}


わずか45分という短くシンプルなストーリー。
それでいながら洗練されていて、温かさ、切なさ、色んな感情が溢れてきます。

美しいお話で完成度が高く、今まで見たアニメ映画の中では一番。
本当に大好きな作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 140
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

出逢ったのが彼女で良かった

『夏目友人帳』でおなじみのスタッフでおくる50分ほどのアニメ映画で、
なんともせつない、だけど心にやさしくしみるお話。

主な登場人物を公式サイトから抜粋すると


〔ギン〕
山神の森に住むキツネの面をかぶった少年。

〔竹川 蛍〕
6歳の時 森で迷子になったところをギンに助けられて以来、
彼に懐き、毎年の夏 彼のもとへ通うことになる少女。


ある夏、妖怪たちが住むと言われている山神の森で迷子になった蛍。
泣いているところを助けてもらったのが、ギンとの出会い。

それ以来の毎夏 森で逢うことを重ね、強く惹かれ合っていくのだが、
人でも妖怪でもないというギンには
「人に触れると消失してしまう」という掟のようなものがあり、
互いに触れ合えないまま蛍だけが高校生へと成長し、
やがてふたりは・・・というお話。

触れ合えないという大きな枷があるせいで、
手を繋ぐことも、抱きしめることもままならない関係。
蛍がまだ幼さの残る少女だった頃は面白おかしく描かれるのだけれど、
中学、高校へと成長していく彼女の、彼への想い方や、
お互いの向き合い方の変化、そしてなんとも初々しい二人の逢瀬など、
丁寧にきめ細やかに描かれていくので、
観ているこちらはもどかしくも切ない想いに駆られる。

このお話は詳しく書いたら野暮なのであまり書けないが、
{netabare}
ギンの正体の真相というか素性に加え、
胸が苦しくなるような出来事が起きた後の妖怪たちの言葉に、
{/netabare}
「あぁ・・・そういうことだったのか」と
山神様がかけた術の本当の意味がわかり、
こらえていた涙がどっとあふれてしまった。

雰囲気的には、『夏目友人帳』1期の8話「儚い光」や
3期の4話「幼き日々に」に近いテーマを感じた。

せつないけれど、悲しいのとは違う温かさ。
妖怪たちや山神の純粋でやさしい想いと、ギンへの愛情。
それらは、観る前に想像していた以上のもので。

また、これは2回以上観るとすぐに気づけるのだが、
蛍の選んだ道がわかる部分にも、ほっとできて。
とても良い後味と、しっとりした余韻に、
エンドロールがなくなってもなお、みつめ続けてしまうほどだった。

満天の星がきらめく夜空や、緑深い森に流れる木漏れ日のようなピアノ曲や
少しとぼけた感じのオルガンのメロディーも、
ふんわりとしたこの作品の空気感を盛り上げてくれる。

現実的に考えれば、少女がたった一人で森に行くというだけで
事件が起きそうな不安がよぎるし、ましてやギンなんて不審者扱いを受けそうな
今の世の中なのに、なんて平和なんだろう・・と。
観ていると・・・のどかでゆったりしていた時代が恋しくなる。

そして個人的に、ずっとずっと大切にしておきたい愛すべき作品の1つです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 81
ネタバレ

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

儚い恋の始まりから終わりを短い時間の中で纏め上げた感動作品【総合評価:77点】

2011年9月に放映された作品。

夏目友人帳の原作、緑川ゆきの短編をこれまた夏目友人帳のスタッフが作り上げた作品です。
夏目友人帳のスタッフが手掛けていますんで、雰囲気、絵、音楽、更には人間と妖怪の心の触れ合い、どれをとっても夏目友人帳を彷彿とさせます。

人に触れられると消えてしまうという妖怪のギン
祖父の家に遊びに来て、森の中でギンと出会った少女蛍。
とある夏の日に森に迷い込んだ蛍と森に住まうギン、二人の偶然の出会いから、徐々に恋へと移り変わる10年に渡る物語
祖父の家に訪れる夏の間の数日だけ会う約束をする二人。
子供から徐々に大人になるにつれ、ギンへの想いが強くなる蛍。
出会った時から、全く姿は変わらないもののギンも徐々に蛍に心を許していく。

触れさえしなければ、何時までもそこに居てくれるギン。
しかし、成長していく自分に対してギンはほとんど成長しない。
いずれ自分がギンの歳を追い越してしまうのか?
そんな不安を抱えながらも、はやく夏になって欲しい、ギンに早く会いに行きたい。
思春期を迎える蛍は、日々そんな風に考えるようになっていく。

蛍とギン、触れ合うことは出来ずとも心の距離を会う度に縮めていった二人の心情がとても丁寧に描かれています。
展開としては非常にシンプルで時間も50分と言う短い作品ですが、それでもラストでしっかりと感動できたのは、やはり二人の心情描写をしっかりと描けていたからでしょう。

{netabare}そして迎えるラストシーンではもう感動せずに入られませんね。
時を重ね、互いへの思いを深めていった二人が最後の最後に抱き合うシーン
消え行く中でも、今まで触れたくても触れる事が出来なかった蛍へと触れられる喜びに「やっとお前に触れらる」と顔をほころばすギン
そして、最後の最後にギンに触れ、残されてしまう蛍に、今まで蛍とギンを温かく見守って来ていた妖怪達の「ありがとう」と言う言葉にも感動でした。
何というか、本当にギンは幸せの中で消えていったんだなぁと感じさせられました。{/netabare}

予想に容易い展開ではありましたが、切なくも儚い展開には感動を抑え切れませんでした。
視聴後、非常に心温まるとても素晴らしい作品、夏目友人帳が好きな方なら、絶対に楽しめると思います。
終始、暖かく優しい展開、それでいて夏目友人帳以上に心情描写を丁寧に描いている様に思えます。
それ故にラストでの感動は、寧ろ、夏目友人帳を超える作品ではないかと思います。
是非とも一度視聴してみる事をオススメ致します。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 60

77.2 9 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング9位
不滅のあなたへ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (438)
1622人が棚に入れました
フシは最初、地上に投げ込まれた“球"だった。持っていたのは「刺激を受けた物の姿へ変化できる能力」と「死んでも再生できる能力」。球から小石、オオカミ、そして少年へと姿を変化させていくが、赤子のように何も知らぬままさまよう。やがて出会う人々に生きる術を教えられ温かい感情を知り、人間を模して成長していくフシ。宿命の敵・ノッカーとの壮絶な闘い、大切な人との別れ…痛みに耐えながら自分の生き方を選びとり、力強く生きるフシの永遠の旅を描く。

声優・キャラクター
川島零士、引坂理絵、内田彩、愛河里花子、斎賀みつき、津田健次郎
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

『死』と『永遠』

この物語のテーマは、『死』と『永遠』なのでは?
と感じました。

出会う人が亡くなるたびに、その人の容姿を真似ることができるフシ。
そのフシが少しずつ成長していく物語。

球の頃は何も感じなかったフシ。
それがやがて、暑さ寒さを感じ
視覚や嗅覚、聴覚、触覚を感じ、
言葉を覚え、文字を覚え、生きる術を覚え、
そして心を成長させていく。

フシにかかわりをもった人たちがフシを成長させていき、やがて亡くなる。
そして新たな出会いがフシに訪れる。そしてその出会った人もまた…


人間はいつかは必ず亡くなる存在ですが、その心は永遠に受け継がれていく。
それをうたった物語なのかもしれません。

この物語の主要な人物を紹介します。


マーチ:{netabare}
マーチは大人になることを夢見ていた幼い少女。
誰よりもお話するのが好きな彼女は、フシに言葉や木の実の取り方を教えてくれました。
体こそ幼いけど、フシにとってお母さんのような人です。
だけど彼女は、自分の夢をかなえることができませんでした。
{/netabare}

グーグー:{netabare}
あらゆる運から見放されていたグーグー。
だけど彼は心根の優しい立派な少年です。

グーグーには幸せになってほしい。
私はそう願わずにはいられませんでした。

でも、フシと出会う主要な人は…。それがわかっているので悲しくて悔しくて…
グーグーは今でもフシと共に旅をしている。そう思いたいです。
{/netabare}

ビオラン:{netabare}
ビオランは罪を背負っている老婆。
いつ亡くなってもおかしくない彼女は、フシに文字を教えます。
そして年老いて死ぬということがどんなことかを、フシに身をもってわからせてあげたのです。
人間はいつか必ず命が尽きる。フシはそれを理解します。
{/netabare}

トナリ:{netabare}
小説家になることを夢見ていた彼女。
彼女は、フシにみんなで戦うことの大切さを教えます。
小説家にこそなれませんでしたが、彼女は罪人の暮らす島で島長(しまおさ)として過ごします。
彼女は、いつか再びフシに再会するかもしれません。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 59
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

不滅の人

ブレインズベース制作。

何者かによって球体が、
この地上に投げ入れられた。
{netabare}その球体は石、コケ、狼へと姿を変え、
閉ざされた雪原で一人の少年と出会う。{/netabare}
球体はやがて意識を獲得する。

凍土の向こうに楽園があると夢見る少年、
そこにはたくさんの人や食物で溢れるという。

永遠ともいえる旅の名に恥じない、
静かながら壮大な序章の幕開けでしょう。
まだまだ世界観を掴めませんが、
良質な大河ファンタジーの予感がします。

意識から感情の獲得へと、
やがて生命の神秘や世界の理の中で、
少年は成長を遂げるのでしょうか!?

5話視聴追記。
森で出会った一人の無垢な少女マーチ。
序盤にしてとても心に迫る一篇ですね。
{netabare}大人になりたかった少女は何を伝えたのか。
面影を抱きフシはまた大河を下る。{/netabare}

最終話視聴追記。
旅の供であり、師でもあったピオラン。
{netabare}ピオランとの別れがまたフシを成長させる。
フシはピオランに生命の尊さを感じる。{/netabare}
母と子の物語でもあったのでしょう、
そんなことを思いながらも幕は閉じるが、
大いなる目的への旅路はまだ続くようだ。

途中、挫けそうになりましたが、
来秋にまた期待をしようと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フシの出会いと別れの物語

[2021.8.31]
1期見終わりました。
通してみると、やっぱりグーグー編が一番好きですね。
でも最終話もなかなか良い締め方だったと思います♪
2022年秋に2期の告知がありました。
1期はちょうど原作6巻までだったので、同じペースだと2期は原作12巻まで
で、ちょうど第1部の終わりまでになりそうです。
ここまできたら、第2部も見てみたいですねー。3期とかになるかもだけどw
最終話の感想は一番下に書きました。

[2021.4.14初投稿]
原作は、「聲の形」の大今良時さんということで読みました。現在は第二部連載中です。
手塚治虫の「火の鳥」を想起させるスケールの大きさを感じる物語で、これがマガジンで週刊連載で描かれていることに作者の凄さを感じました。

ただ、アニメ化して面白くなるかな、とちょっと不安なところもあって。
作品のテーマがぱっと見、掴みづらいので、他にも作品が沢山あって、飽きやすいアニメ視聴者にはなんだかよくわからない作品だなーと投げられちゃう可能性もあるのかなと。
好きな話はグーグー編です。

NHKでアニメ放映ということで、それなりのクォリティの作品になるのかなと思ってましたけど、期待通りの出来みたいでとりあえず嬉しいです♪
全20話みたいです。
第一部の最後までやってくれると嬉しいけど、話数的に大丈夫かちょっと不安。

お話が進んだらまた感想など追記したいと思います☆

【第1話 最後のひとり】
{netabare}レッシオオカミのジョアンがなぜあんなに離れたところで死んでしまったのかを考えてみました。
私の妄想ですけどジョアンは少年のために楽園の場所を探していたのではないかと。
その途中で足にケガをしてしまい・・と考えるとちょっとせつないですね。
「僕のこと、ずっと覚えていて」がずっしりときます。
結局あの少年の名前って不明なんだよね。{/netabare}

【第2話 おとなしくない少女】
{netabare}マーチ編が始まった。
アニメは丁寧に進めてるみたいで進行はゆっくり目っぽい。
これだと第一部の途中で終わりそう。
「それ」はマーチと出会って幸運だったと思う。
最初に自分に愛情を注いでくれる相手と出会えたんだから・{/netabare}・

【第3話 小さな進化】
{netabare}ラストのアリガトオの声、インパクトあって良かったです。{/netabare}

【第4話 大きな器】
{netabare}この作品、ひとつ残念に思うところはオッケーとかハッピーとかスケジュールとか言ってるところ。
現代が舞台ならいいんだけど、こういう世界観を大切にしてほしい作品でやられちゃうと萎えます。。
作品が軽くなっちゃう気がする。
連れてこられたヤノメから脱出するマーチたち。
そして次回・・・! {/netabare}

【第5話 共にゆく人】
{netabare}フシは「刺激」を受けて、「器」を獲得する。
そして今回も新たな「器」を獲得するんだけど、こういうのなんだかやりきれないです・・
でも、フシは出会った人や動物たちをずっと覚えててくれるんですよね。
フシの中で彼らは永遠に生き続けるのでしょう。
次回、いよいよ「敵」が現れます。
このあたりからわけわかんないって思われそうでちょっと心配。{/netabare}

【第6話 私たちの目的】
{netabare}ヤノメから一緒に逃げた老婆ピオランとの再会。
彼女はフシに言葉や知識を教える。
前半はそんな二人のやりとりやフシが成長していく様子が微笑ましいです。
後半はいよいよ「敵」が現れて物語の雰囲気も変わります。
これは賛否あるでしょうね。何このバトル?って。
次回はいよいよグーグー編が始まります!
原作読んでた時から好きな話だったので、とても楽しみです♡{/netabare}

【第7話 変わりたい少年】
{netabare}グーグーいいキャラしてますね。やっぱりグーグー編は面白いです。
グーグーもリーンも原作よりもコミカルな感じになったかな。
ピオランのアップの作画が気合入っててちょっと笑った。。
グーグーはフシの兄貴分として、フシにとって大切な存在になっていきます。
次回も楽しみです♡{/netabare}

【第11話 過去からの贈り物】
{netabare}今回の話は原作の時から好きで、アニメもうまく演出してたと思います。
夢桔梗の花から、グーグーとリーンのあの日につながっていくところ、じわっときます。
グーグー、フシ、リーン、ピオラン、酒爺。
彼らの平穏な日々がずっと続けばいいのに。
これを言ってもどうしようもないのだけど、ノッカーいらない。{/netabare}

【第20話 残響】
かなり久々の感想になりました。
というのも私ジャナンダ島編(トナリ編)があまり好きじゃなくて。。
今回のピオランの話、とても良かったですね。
フシと再開したときのピオランのとても嬉しそうな笑顔。
老いていくピオランの面倒を見続けるフシ。
二人の関係には愛情が感じられて、{netabare}最期のフシの号泣に{/netabare}ちょっとうるっときちゃいました。
1話の頃と比べると、フシの成長がとても感じられたラストでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

63.1 10 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング10位
グリムノーツ The Animation(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (120)
467人が棚に入れました
人々は生まれたとき1冊の本を与えられる。生まれてから死ぬまで"運命の書"に記載された脚本の通りに生きる宿命。そんな中、空っぽの脚本である“空白の書"をもって生まれたエクスは、同じように“空白の書"をもった仲間、レイナ、タオ、シェインと出会い、自らの役割を見つける旅に出る。これは繰り返し読まれた童話の物語。

声優・キャラクター
逢坂良太、上田麗奈、江口拓也、久保田未夢、水島大宙、上坂すみれ、種田梨沙、悠木碧、間島淳司
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

じゆうー↓なあ↑そー↓らあ↑え~~~↓

OP、めっちゃ竹達さんって感じで大好きw


童話をはじめとした様々な物語の世界(e.g.:『赤ずきん』,『シンデレラ』)に入り込んで、なんやかんやするというお話。
同期の『ぱすメモ』とどことなく似ていたけど、私はこっちの方が断然面白かったと思う。

1、2話では困惑することも多かったが、3話で色々と説明してくれた。

展開は意外と盛り上がっていたし、普通にキャラが可愛かった。
{netabare}特にアリス編は萌えボイスが飛び交っていて耳が幸せ。{/netabare}
キャラが可愛ければ、ゲームを始めたいと思う方もいるだろう。

{netabare}でも5話で水着バージョン出てきたのはさすがに笑った。{/netabare}
まあソシャゲアニメでも、これぐらい露骨にやってくれれば全然観られるかなって。

擁護できないところは、
{netabare}・変身すると誰が誰だかわからなくなる(これ誰だって考えてると内容が頭に入ってこない)
・変身ヒーローの定型台詞がちょっとウザイ
・途中からキャラの顔面が乱れ始めた
・ラストでカーリー(混沌の巫女)を完全放置{/netabare}
…くらいかなー(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

盛り上がりに欠ける物語は致命的

ソーシャルゲームが原作らしい。ゲーム音痴の私は当然未プレイ。
最終話まで視聴。

物語の世界を壊す『カオステラー』を退治して、物語をあるべき姿に調律し直していくお話。

おっさん世代の私は、「タイムボカンシリーズ」(古っ!)を思い浮かべてしまう。
同クールのTVアニメ「ぱすてるメモリーズ」も似たような感じでしたね。

ゲーム原作だけに予算は潤沢なんでしょうね。
作画は綺麗だし、声優さんも豪華。

肝心の物語が最後まで盛り上がりに欠けるのが致命的。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

僕たちは生まれてから死ぬまで『運命の書』に記された役割を演じ続ける

この作品の原作ゲームは未プレイです。
童話をモチーフにした世界観とキャラデザがお気に入りだったので視聴を決めた作品です。


人々は生まれたとき1冊の本を与えられる。
生まれてから死ぬまで"運命の書"に記載された通りに生きる宿命。
そんな中、空っぽの脚本である"空白の書"を持って生まれたエクスは、
同じように"空白の書"をもった仲間、レイナ、タオ、シャインと出会い、
自らの役割を見つける旅に出る。
これは繰り返し読まれた童話の物語。


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。
物語の設定が秀逸だと思います。

「自分の生きる先に道はなく、道は自分の後ろにしかできない」
だから「運命を切り拓いて進む」という言葉に私たちは勇気付けられるんだと思います。

ところがこの作品における人生は真逆…
既に切り拓かれた道を…その道をなぞって生きるのがこの作品における人生だという…
"運命の書"には当然未来のことも書かれています。

自分が何を選択し、どう進んでいくのか…
それは自身の人生の終着点までもが書かれている…

仮に自分の結末が望まない形だったら運命に抗いたいと思いますよね。
でもそんな選択権すらこの世界の人は持ち合わせていないんです。

「自分の人生の時間」を知るってどんな感覚なんでしょうか。
もちろん、自身の余命を知っている方もいらっしゃいます。
故あって、余命を知った方が幸せな方もいらっしゃるのだから…

でも大概の人は、自身の余命を知りません。
だから迷ったり立ち止まったり、右往左往しながら人は生きていけるのだと思います。
その回り道は決して無駄じゃない…
例えそう分かっていたとしても、余命を知っていたらきっとその無駄を後悔する…
そうなったら、人ってもっと殺伐とした存在だったのかもしれませんね。

若しくは、予め決められた道から外れるのが許されない人生なら、人はもっと堕落していたかもしれない…
そう考えると、「先を知らない」ことが、とても大切に思えるような気がします。

この作品のタイトルに「グリム」が含まれていますが、扱っている物語はグリム童話だけではありません。
でも、グリム童話と聞いた瞬間に色んなことを想像してしまいました。
グリム童話の元ネタは大人向けの話が多く、残酷で生々しい描写だったそうですから、これを深夜枠でどこまでアニメとして追及するんだろう…などと勝手に考えていましたが、実際には残酷で生々しい部分は皆無でしたね^^;

私たちが幼い頃に読んだ童話が物語の舞台…
でも、その童話の主人公はことごとく改変されていたんです。
改変と言っても「改悪」の方…
だから改悪により歪められた物語の世界を本来のあるべき姿に戻す…こうしてエクスたちの物語が動いていきます。

エクスら4人の感覚が私たちに最も近いんでしょうね。
4人の持つ運命の書は白紙なんですから…
でも、この作品を視聴して思ったのは、「人生とか、運命とかに縛られたくない」と言うことです。

選択肢が何もなく「これしか選べない」という状況を自分で作り出した結果ならともかく、私たちの前に広がっている無限の可能性に対する門扉は少しでも大きくしたいじゃありませんか。
そのために必要なら喜んで努力しようと思います。
だって…やっぱり後悔したくないですから…
例え選択が過ちだったとしても、自分で導き出した答えなら受け止められるから…
だから、この物語の世界観や設定は面白いと思いますが、私は外から見ているだけで十分な世界だった気がします。

この物語の登場人物は、物語からのドロップアウトが許されていません。
そして道を外したら強制的に戻される…
これが現実だったらきっとしんどいと思います。

オープニングテーマは、あやちの「Innocent Notes」
エンディングテーマは、i☆Risさんの「Endless Notes」
どちらも良曲でしたが、旋律はオープニングの方が好みでした。

1クール全12話の物語でした。
キャラデザが良かったので見やすい作品だったと思います。
しっかり楽しませて頂きました!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

75.5 11 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング11位
虚構推理(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (577)
2347人が棚に入れました
怪異"たちの知恵の神となり、日々“怪異"たちから寄せられるトラブルを解決している少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異"にさえ恐れられる男だった!?そんな普通ではない2人が、“怪異"たちの引き起こすミステリアスな事件に立ち向かう[恋愛×伝奇×ミステリ]!!2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?

声優・キャラクター
鬼頭明里、宮野真守、福圓美里、上坂すみれ、浜田賢二、佐古真弓、下山吉光、本山かおり、塙真奈美、後藤ヒロキ、宮田幸季、前田玲奈、飛田展男、大南悠
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

小粋な言葉遊びをできてただらうか

原作未読


どっからみても小説っぽいです。小説とミステリの相性は基本的に良いものかなということで特に抵抗もなく視聴に至る。

“虚構”そして“推理”。
ジャンルはまんまミステリかと。お化け・妖怪・怪奇現象。この作品では“怪異”という表現を使ってます。『夏目友人帳』『物語シリーズ』未視聴のため適切な比較は不可能ですが、この世ならざる者とのやり取り混じりの推理物ということになります。

一概に推理物といっても捻りが加えられていてそこが本作の面白みでしょう。
なんでも目的というものがありましょうが、例えば“犯人捕まえるぞ”“真実はこうだ”というノリは皆無です。本作の主人公らの目的は、“怪異の世界と人間世界とに保たれている秩序の維持”。そのバランスが崩れそうになる、または崩そうという力が働く時に秩序をキープするために最適解を導き出す。そんなお話です。まぁ口八丁でなんとかする手合いですね。

構成は大胆というかある意味リスキー。一話完結または二~三話完結という当初想定とは全く違うものでした。私は好意的に受け止めてます。
{netabare}ルール説明的な第1話。同じくチュートリアル的なエピソードで第2話。その後第3話のBパートからはひたすら“鋼人七瀬(こうじんななせ)”でした。レビュー書きながら知ったのが、あまりエピソードストックが無かったのでそうせざるを得なかったかなということ。実際のところ、鋼人七瀬は5話分くらいあれば十分だったことでしょう。{/netabare}

岩永琴子(CV鬼頭明里)と桜川九郎(CV宮野真守)が主人公になるのでしょうか。ホームズとワトソンの関係ともちょっと違うパートナー。九郎の元カノ弓原紗季(CV福圓美里)も絡んできて賑やかになってきます。
物語構成と同じく好意的に受け止めてるのが紗季のキャラ設定。主役を引き立てるために周囲にはやや愚鈍というか暗愚なキャラを置いてバランスを保っても良さそうですがそれがない。本作でいえば岩永を際立たせるために同性の紗季をやや落とす手法を取らない。
{netabare}岩永と六花が両方ともぶっ飛んでいるというか情に薄いため、常識人の紗季がオアシスのようでした。常識人かつ聡明さがあるので救われておりました。{/netabare}


推理物なのでこのへんくらいにして。
わりとミステリの変化球のようにして臭みがない作品ではありました。そこそこ楽しめた佳作です。



※袋とじ

■岩永

{netabare}なんというか真顔で卑猥なことをたまに言ってくる琴子さん。鬼頭明里さんになんてこと言わせてるんだとこっそり喜んでました。{/netabare}

{netabare}ただし鬼滅の刃から流れてきたちびっ子が観たらダメなやつです。{/netabare}



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.04.08 初稿
2020.10.15 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 58

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2020年冬クール開始前から期待の一作、出だしは好調! 第3話後半より「鋼人七瀬事件」に突入!

== [下記は第1話視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第1話を観ました。評価は暫定です。

放送開始前から楽しみだった一作です。作品ジャンルは「伝奇ミステリー」とかそんな感じ。

きっちり1話を使って妖たちの間での岩永琴子の立ち位置であったり、桜川九郎の能力であったりを説明してなおかつ1つの「事件」を次に引きずることなく解決する。でも九郎が何者なのかはハッキリとは明かされず次話への興味を引っ張るという、シリーズ物の第1話としてはかなり上出来なエピソードでした。

琴子のビジュアルと、声や性格のギャップは人気を得る要素になり得そう。視聴継続の判断を1話できっちりとできそうな感じでとても良かったと思います。
== [第1話視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2020.2.3追記:
第3話後半から「鋼人七瀬(こうじんななせ)事件」編に入っています。第1話が原作1巻プロローグ部分をコミカライズ時に膨らませたもの、第2話~第3話前半が原作短編集に含まれていた1エピソードだったのに対して、「鋼人七瀬(こうじんななせ)事件」は原作小説ほぼ1巻全部に相当するので結構話数を必要とするはずです。

作中でアイドル七瀬かりんのSNSアカウントや、「鋼人七瀬まとめサイト」が出てくるのですが、これらをわざわざ作成しているこのアニメの制作スタッフは良い意味でアホです(笑)。

七瀬かりんtwitter: https://twitter.com/karin7se
鋼人七瀬まとめサイト: https://www.kojin7se.com/

第4話に出てきた、作中ドラマ『青春!火吹き娘!』のOP主題歌も力が入っていますね。

2020.3.29追記:
最終話まで視聴終了。

結局、「鋼人七瀬事件」で終わりましたね。原作は短編集も含めて文庫3巻分しかないので、それほど潤沢に原作エピソードがあるわけでもないということを「こんなものか」という気もしますが、1クールのアニメ作品として見ると「鋼人七瀬事件」に尺を使いすぎてテンポが良くないという見方もあると思います。

私の場合はそこは置いて映像化自体を喜んでいた口ですが、合わない人もけっこういたんじゃないでしょうか。

作画は画が崩れたりはしないのですが、なめらかでない動きなどもあって手放しに「良い」というほどでもないです。(それでも最近だと良い方かも?)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

妖怪や規格外の化け物相手に、ハッタリと嘘八百で勝つ、濃い女の子キャラが素敵(^^)

4話まで放送されたところですけど、
今期ちょっと多めな、ミステリー系では、
いちばん楽しいかも?

主人公の琴子ちゃんが、抜群に可愛い(≧▽≦)
可愛いって意味の可愛い、じゃなくて、
凄くわがままで、濃い性格してて、
それが面白いんです(*^。^*)

1話完結タイプのミステリーアニメじゃないみたいなのが、ちょっと残念ですけど、
キャラの設定とデザイン、
凄くいいと思います。

お話がこれから、どういう風に展開するのか、
全然わからないけど、
これからに凄く、期待しています(*^^*)



~~~~~~~~~~
観終わって感じたこと。
ちょっとがっかり。
で、評点下げちゃいました。

琴子ちゃんのキャラは、ウソで真実に勝ってしまう頭脳も、
キャラデザインも、濃お~い性格設定も、
とっても好きなんですけど、
お話しのほとんどは、鋼人七瀬との対決。

もっと、
最初の方の、
図書館の化け物とか、
沼の大蛇の話みたいな短いエピソード、
いっぱい積み上げて
観せて欲しかった、というのが本音です。

原作準拠らしいからしょうがないんですけど、
琴子ちゃんと九郎先輩コンビの屁理屈&超常能力を、
いろんなエピソードで観たかったと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49

61.0 12 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング12位
SERVAMP -サーヴァンプ-(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (216)
1090人が棚に入れました
高校1年生の城田真昼(しろたまひる)は、道端で一匹の黒猫を拾いクロと名付ける。ところが、その猫は、サーヴァンプという、契約した人間の言うことを聞く“SERVANT(下僕)"の“VAMPIRE(吸血鬼)"だった!契約によってクロの主人となってしまった真昼は、吸血鬼同士の争いに巻き込まれ戦うことになるのだが…?吸血鬼×主従契約・現代バトルファンタジー!

声優・キャラクター
寺島拓篤、梶裕貴、下野紘、堀江一眞、柿原徹也、津田健次郎、小野友樹、村瀬歩、島﨑信長、木村良平、鈴木達央、松岡禎丞、鈴木裕斗
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

美男子の狂宴

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ジャンルとしては、バトルものになるのかな。厨二感が痛々しい感じでした。あまりオススメは出来ませんが、美男子がいっぱい出てくるので、そっちが好きな方には良いかもしれませんね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
いや~、「近年稀にみる感動しない最終回」でしたな(苦笑)

なんか、中身の薄い言葉を仰々しく言って、よくは分からないけど格好良い風な必殺技を連発し、いつの間にか絆が深まって事件が解決しているって感じのアニメだと思いました。

全体として、ふぁ~っとしてた印象。設定だけつくり、様々な要素をつまみ食いしていった感じ。

各話レビューで何度か触れましたが、2話の「戦争はコミュニケーションの手段だよ」っていう椿の言葉には確かにシビレました。エスカフローネのディランドゥー様以来の狂人キャラになれるかと期待してましたが、徐々に底が浅くなっていく感じが残念でなりませんでした(特に最終話で、唯一魅力のあった椿の魅力が皆無になりました……)。

なんか、しっかりとした駄作でしたね(苦笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
第1話
白と黒に猫って、「K」かい(笑) 主人公の はなかなか良いキャラですね。自分がやらない方が面倒くさいって気持ち、かなり同意です。あの「誰かやれよオーラ」に包まれていること自体が疲れるんだよね。

第2話
ラスボス風の椿が登場。狂人系ですが、う~ん、なんか今のところ、安っぽい? 「戦争はコミュニケーションの手段だよ」は、良かった。新鮮な台詞。

第3話
素朴な疑問だが、なぜ、数多のアニメで「人外の最強は吸血鬼の真祖」となっているのでしょう? 最初はどの作品なのかな? バトルもので武器は大切ですが、箒ってのは良い。どんなバトルになるかが、楽しみだ! 5分前の世界って、ハルヒか?

第4話
クロの心象世界から始まりますが、「お前がいることで不幸がバラまかれる」というのは、キツいね。その自覚と自戒が、黒がああいう、なんに対しても冷めた(風)の性格になった原因なんだろうね。ダウトダウトは、どう見ても、GUILTY GEAR(格ゲー)の「ファウスト」なんだが(汗) 桜哉のトラウマ、重い。意外と重要なキャラになってきた。椿のキャラは良くなってきたね、イクラは、不覚にも笑ったw

第5話
あ~猫飼いたい、癒されたい、猫アレルギーだけど(笑) NARUTOの作者、岸本先生が、「一番簡単なキャラ付けは、口癖をつけること」とおっしゃっていましたが、サーヴァンプにもそれが生かされてますね。5話でまだまだ世界観を広げてますが、収拾つくかな?

第6話
次第に、椿が主人公に(笑) イヴは固有の能力があってよいのだけど、肝心のサーヴァンプにあまり能力による優劣や相性などがなく、バトルものとしては完全に空振りの気配。

第7話
「人間の想像できることは実現できる」「影がないと光も存在できない」と、どこかで聞いた台詞をこれみよがしに使われてもね(汗) バトルは相変わらずつまらない。誰がどういう理屈でどう強いかが分からない。というか、サーヴァンプにしたって、「強欲」は大して強欲じゃないし、「傲慢」は大して傲慢じゃない。椿以外はキャラが定まってない感じ。

第8話
鈴を壊すだけで新祖の吸血鬼を殺せるとか……どんだけ弱体化やねん(汗) もし私が新祖なら、絶対にサーヴァンプにはならないな、メリットがわからん。

第9話
咲哉が、「椿さんの戦争は鍵を探すための手段」って言ってたけど、椿にとっては「戦争=コミュニケーション」じゃないの? あれ、一番良い台詞だったのに。いや、だから憤怒したり嫉妬したりしようよ、折角の兄弟会議。クロの心象世界でのシロとのやりとりは、なんか、こう、悪い意味で恥ずかしくなってきた(*/ω\*)。

第10話
ハイドとリヒトのバトル(口喧嘩)は、リヒトの台詞が図星を突きすぎて、なかなか良かった。あそこまで(相方に)酷いこと言うのはなかなか新鮮。「強欲」は一番欲しいモノがもう手に入らないから、何も欲さなくなったんですね。今回は珍しく面白かった♪

第11話
バトルを頑張ってるけど、能力の説明もほぼナイなかで、なんかいきなり格好良い風の必殺技がバンバン決まっていく(苦笑)

第12話
椿の戦う理由って、ただの復讐だったの? 鍵とかよくわらんのだが。にしても、シロに抱きつかれた程度で霧散してしまうような憎しみだったのか……。

なにがどうしてこうなって、なにによってどれがどう解決したかもよく分からないラストなのだが(汗)

原作連載中なのは分かるけど、アニメはアニメでちゃんとケリをつけようよ(あの流れでCパートがないことに驚愕!)。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

口癖は「シンプルに」…けれど設定はあまりシンプルじゃなかったような…^^;

この作品の原作は未読です。事前情報も無く視聴を始めましたが、可愛らしい黒猫が実は吸血鬼でした…こんな設定が面白いと思い視聴を継続した作品です。

この物語の主人公は、高校1年生の城田 真昼…ある日、彼は道端で一匹の猫を拾います。
でも、その猫はただの猫ではなく吸血鬼…そして真昼はあまり状況が分からないまま黒猫…クロと契約してしまい、吸血鬼同士の戦いの物語が動いていきます。

真昼のシンプルに…という考え方は嫌いじゃありません。
人が嫌がることを率先してやったり世話を焼いたり…基本的に優しい性格の持ち主です。

一方でクロ…常に気怠そうな振る舞いは正に怠惰と呼ぶに相応しい存在…
でも彼は気怠いだけじゃありませんでしたけれど…

物語の序盤は付いていけましたが、クロの様な吸血鬼が8人もいる上、契約者や下位吸血鬼などワラワラ出てきた時点で、展開についていけなくなってしまいました。

1クールの作品なのにたくさんのキャラが登場すると絶対に覚えられませんし、覚えようとすると、おいてけぼりを食ってしまいます。
しかもどこか尖っているところにキャラの個性を見出せば良いのでしょうが、皆さんそれぞれが尖っているので、逆に個性が埋もれてしまった感がありました。

物語は至ってシンプルです…椿なる8人目の吸血鬼を矯正し計画を阻止すること…
そして椿が抱き続けてきた確執の原因についても触れられているので理解もできます。
でも、キャラが多すぎてそれぞれの個性をうまく引き出せなかったのか、或いは引き出せていたとしてもいまく伝えられなかったのか…

特に中盤のバトル…迫力も見応えもありましたが、敵味方の区別がつき辛く、何でそのバトルが起こっているかの説明も少なかったと思います。
結果的にクロと椿以外の吸血鬼の印象があまり残らなったのが残念です。

この作品…1クールという枠に納めるには情報量と設定が多すぎたのかもしれません。
この手の作品は嫌いじゃありません…もう少し尺と説明があればもっと違う評価になったと思います。

オープニングテーマは、OLDCODEXさんの「Deal with」
エンディングテーマは、寺島拓篤さんの「sunlight avenue」

1クール12話の物語でした。途中で置いてけぼり感はありましたが、物語のラストは綺麗に纏まっていたと思います。
それと、wikiをチラ見した時に気付きましたが、キャラデザは、「神様はじめました」の山中純子さんだったんですね。
最近では夏アニメで放送された「ReLIFE」や、現在放送中の「信長の忍び」のキャラデザと総作画監督を務めていらっしゃるそうです。

原作はまだ続いているようです。もし続編が制作されるなら、設定や状況を
もう少し詳しく説明して貰えると嬉しいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

吸血鬼+七つの大罪

原作は未読ですが、
作品設定自体はとても面白いものだと感じました。

まず、珍しいことに女性キャラがメインででてこない作品です。

一言でまとめると「拾った猫がやる気のない吸血鬼でした。」←

{netabare}なんでも引き受けてしまう主人公 真昼。
引き受けるって言っても、自分がやってしまった方が早い。って感じかな。
「シンプルに」っていうのが口癖らしいが、

自分でやってしまった方が手っ取り早いってだけに思えた。

正義感溢れる爽やか少年ではあったが、黒猫を拾い「クロ」と名づけた。
鈴を首に着けてあげて、自分が面倒をみることにした。
↑これがすべての元凶。

クロは吸血鬼だった。
とある条件の下、人間と契約し「飼われる専門の吸血鬼(サーヴァンプ)」

主人(イブ)になる条件が「名前」「物」「血」をもらう事。

全部揃ってしまいましたね~♪

七つの大罪になぞらえて7人いるサーヴァンプ。

その中でも「怠惰」のサーヴァンプだったクロ。

1話から「めんどくせ~」だの、「向き合えね~」だのヤル気がないのだけは伝わってきた。

そんな中、8人目という「憂鬱」の吸血鬼 椿が現れて襲われる。

真昼の仲間として、
「色欲」「傲慢」と仲間になり、「嫉妬」はよく分からないけど、
最後は「強欲」とも打ち解け、椿を倒す!までがストーリー。
{/netabare}

設定は悪くない。
また、キャラデザも綺麗だし、各々のキャラも良かった。

裏切りや、パートナーとの絆なんかもよく描けてたんじゃないかな。

ただ、
{netabare}テンポが悪い。

唐突に椿のサブクラス出てきて闘います。

仲間も増えて、自分の必殺技。仲間の必殺技も見れますが、
もっとバトルを描いて欲しかったし、

七つの大罪をモチーフにしてるのに7人出てこないのかよ!!!!!!!

サーバンプを作った親を殺す殺さないで論破した過去・・・
7人中 3人が殺す 3人が殺さない・・・で、クロにゆだね

結局クロが殺しました。
兄弟喧嘩起こりました。
クロは罪を背負ってます????ん???

3人「殺す」側だったのに?
ちょっと理解できなかったな・・・なぜクロだけ?

最終回の椿倒すところなんて、無理矢理感はんぱなかったね~。
最初の椿登場シーンなんてThe悪役って笑い方してたのにね~。

もう少し尺考えて構成して欲しかったな。
{/netabare}

キャラデザは女子向けといえば、女子向けだし、
ストーリーが男子向けかもしれない。

設定は良かったが、物足りなさが出てくるし、消化不良も多々ありで
まぁ、うっすい内容でしたな。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

71.9 13 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング13位
神様ドォルズ(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1181)
6384人が棚に入れました
故郷の村を後にして、東京で平穏な大学生活を送る匡平は、想いを寄せていた日々乃に告白しようとしていた。だがその日、彼女と2人きりになったところで惨殺された遺体を見つけてしまう。さらに帰宅途中、正体不明のモノに襲われた匡平のもとに、故郷から案山子と呼ばれる奇妙な人形を操る、妹の詩緒が訪ねてきて……。

声優・キャラクター
岡本信彦、福圓美里、茅野愛衣、木村良平、村瀬克輝、小林由美子、沢城みゆき、高垣彩陽、山口理恵、花澤香菜

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちょっと暗めなお話だけどオススメです(*´∀`)♪♪

閉鎖的な村の仕来り・掟が起因となり人々の思惑が
絡み始めていくファンタジー色の強い物語。
原作は漫画。 全13話。

主人公・枸雅匡平の生まれ育った空守村には古くから
「神」と崇められる「案山子」とそれを操る資格を持つ
「隻」が存在した。
匡平が「隻」の資格を捨て、村を離れ上京した事をキッカケに
物語が大きく動き出します。

ロボットもの、バトルものにもなるんですかね。
木製でありながら大きく変わった形状の「案山子」同士が
それぞれの思惑の為に激しくぶつかり合います。
通常のロボットアクションとは一味違ったバトルシーンも
なかなか迫力があり面白いものでした。

そんなロボットバトルの多い作品でもありますが
物語の根幹は登場人物の人間模様に重点を置いた
作りになっています。
村の古い仕来りや掟に縛られた人間関係や
それぞれに抱える逃れられない過去などを
伏線を張りながら上手に描いています(*´∀`*)
設定や世界観がとても魅力的ですぐに引き込まれましたw

大きな魅力ポイントはあと2つ。
1つはキャラ。
登場人物個々がとても個性的で作品を盛り上げています。
その中でも、匡平の妹である詩緒とヒロインの史場日々乃が
めっちゃ可愛かったw まさに幼女とおっぱい(≧艸≦)
特に詩緒の可愛さは本当にズバ抜けてましたw

もう1つは主題歌です。
石川智晶の歌うOPとEDは作品の世界観に合った
素晴らしい曲だと思います♬
ぜひ飛ばさずに聴いてほしいですね♬

声優陣は人気のある実力派が揃っています。
詩緒役の福圓美里は本当に好演だと思います!
イメージにぴったりで詩緒の魅力を最大限引き出してます。
木村良平のヒール役もイメージに合った演技でした。


シリアスとコメディのバランスの取れた作品です。
全体的に少し暗めな作品印象をシリアスなシーンの中に
小さいコメディを入れるなどで明るく見せる努力は◎
伏線もある程度は回収していて2期を期待させるような
ラストになっています。

ぜひ続編を期待したい作品になりました♪
男女問わず楽しめる内容だと思います。
沢山の方にオススメしたい1本ですね(´▽`)/″




《キャスト》
枸雅 匡平(CV.岡本信彦)
枸雅 詩緒(CV.福圓美里)
枸雅 阿幾(CV.木村良平)
史場 日々乃(CV.茅野愛衣)
史場 慎吾(CV.斧アツシ)
日向 勾司朗(CV.村瀬克輝)
日向 桐生(CV.小林由美子)
日向 まひる(CV.花澤香菜)
杣木 靄子(CV.高垣彩陽)
空張 久羽子(CV.沢城みゆき)



《主題歌》
OP:『不完全燃焼』/石川智晶
ED:『スイッチが入ったら』/石川智晶
:『夏の庭』/石川智晶(第7話のみ)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2期がつまらなかったら承知しないんだからね(○`ε´○)

■一気見して正解だったかも(*^-゚)
実は2話まで観て放置してたんですよぉーこの作品・・・(*゚ー゚)>
そんでもって、もう内容忘れてたので・・・(。--)ノ最初から一気に10話迄観たところ、だんだん面白くなってくるではないですか(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
 
ストーリーの方はと言いますと、なんとなく「ひぐらし」の雛見沢村や「GOSICK」の名もなき村を思い出すような設定ですね♪
人里はなれた閉鎖的な故郷・空守村で神と崇められている見た目ロボットな「案山子(カカシ)」とそれを操ることが出来る「隻(セキ)」呼ばれる特別な人間がいるのです。
村人以外には知られていないような特別な村に、日向家と枸雅家の二大名家があるのだけれど、両家の間ではなにやら確執があったみたいですね♪
 
そんな自分の村と「隻」という特別な立場をすてて、普通の生活を望むべく上京した主人公の枸雅 匡平(kuga kyouhei)なのでしたが・・・
ある事件をきっかけに幽閉されていていた筈だった、幼馴染みでもある枸雅 阿幾(kuga aki)と何年ぶりかの再開で、空守村の因縁から逃げられないと気付き物語が動き出していくのです♪
 
 
■途中まで観た印象は(*゚・゚)ンッ?
前半は物語のテーマがなかなか見出せなくって、ただ見てるって感じでしたε-(ーдー)ハァ
「案山子」が神様ってなんなの・・・
動くとなんで歌が聞こえてくるの?オルゴールなの・・・
匡平と阿幾ってなんでいがみ合ってるの・・・等々・・・
とにかく疑問ばっかり浮かんでましね(*'ω'*)?
なので、前半は各キャラクターをよーく観察して後半に備えておく感じでした♪
 
結構キャラの表情は豊かに描写されていて、詩緒(utao)ちゃん見てても可愛いなって思うところがあれば、ちょっと怖いかもって思える表情があったりして喜怒哀楽を丁寧に表現している印象を受けました♪
それは、他のキャラも同様なのでそんなところに注目してもらっても良いかもですね(*^o^*)
 
それと、この作品はロボット・・・じゃなくって神様だから、バトルを楽しむ作品ではないですね!
やっぱり、キャラの心理描写で楽しむタイプの作品って気がします♪
 
中盤に差し掛かってくる頃から、じわじわ物語の全貌も見えてくるので、ストーリーの方も楽しめるようになってきますよ!
後半に来て新キャラ登場とか、最終的にどういう形の結末を用意しているのか解りませんけど、最後まで目が離せなくなって来た感じなのです♪
 
 
■総評
やっぱり後半に入ってからストーリー的に盛り上がってきましたね♪
まだ、空守村にはまだ謎が多いような気がしますけど、概ね主要キャラも出尽くした感じで、だいぶキャラ同士の相関関係が理解できて、面白くなって来た感じなのです。
前半がプロローグだとしたら、後半は起承転結で言えば物語の導入部分あたる「承」ってところではないでしょうか?
なので、多少は盛り上がって来たのですけど、これからが本番っていう印象なんですよ!
そんな状態の中で1クール終了って・・・それでは中途半端って言われてもしょうがないですねw
でも、無理矢理に山場をつくって(゚Д゚) ハア??って言われるよりは良かったのではないでしょうか(>o<")
まぁできれば2クールでしっかり完結してくれるのがベストだったような気がしますけどね(T▽T)
完全にお預け状態になちゃいましたよぉ♪
でも、2期で1期以上の盛り上がりを見せてくれたらちゃんと許してあげるんだからね!!
キョウヘイとアキがきっと私に感動を届けてくれるはずなので首をながーくして待ってますよ♪
o┤*´Д`*├o アァ~2期の前にもう一回復習が必要になりそうな気がします♪
 
 
■MUSIC
OP曲『不完全燃焼』
 歌:石川智晶
 本当に物語は不完全燃焼だったんだからねw
 
ED曲『スイッチが入ったら』
 歌:石川智晶
 本当にスイッチが入ったら1期終了だったんだからねw
 
ED曲『夏の庭』
 歌:石川智晶
 7話の空守村で起こった悲しく切ない事件を思い出すナンバーです♪
 あきぃぃぃぃー!!Σ(T▽T;) って思わず叫びたくなっちゃいますね♪
 
※石川智晶の詩・曲・歌は力強くてストレートに心に響くんですよ(*^o^*)
 
2011.09.08・第一の手記
2011.09.29・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 45
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

不完全燃焼なんだろ?そうなんだろ?そうなんだろ?(70点)

全13話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:70点(75点)
アニメ系統:鬱系ファンタジーバトル

予備知識なしで観始めたんだが
この絵柄からは想像できないような陰鬱な物語。
独特の世界観。
個人的にはかなり好きな部類。

ただ、ちょいと残念なのは、物語の展開スピードが少し遅いこと。
かなり色々謎があるのだが、少々日常パートに時間を使いすぎな感があり、
肝心のストーリーが進まないことがある。
盛り上がってきたのに、また盛り下げる的な印象が少しあった。
この辺りにスピード感があればもっと良かった。

もっと残念だったのはラストだが・・・・
ネタバレになるといけないので控えておく。
そんなわけで70点とした。
個人的な物語の好みから言えば75点なのだが。

キャラデザはいいと思うが、あのロケットおっぱいだけは
どうも受け付けないw
物理法則無視してるだろw
それ以外は作画ともに結構いいと思う。

声優陣も結構豪華。
花澤さん演じる「まひる」がいつもの癒しボイスではなく
いっちまってるキャラだったがこれもなかなか良かった。
茅野さんもがんばってるねえ。
今年、ブレイクだね。
橘勇魚とめんまと続いてロケットおっぱい役。
秋もかなりの作品に出るようだし、益々活躍しそう。

OPED曲は皆大好きな石川智晶さん。
両曲ともにかなりいい。
独特の歌声が作風にマッチしている。

とにかく、総合的にかなりいいと思う。
鬱系が苦手でなければ1度見てみてはいかがだろうか。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

不完全燃焼なんだよ!
仕方ねえ原作買うか。

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以下、毎話後の感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
これは来たか鬱物。
可愛い絵柄からはそんな展開だとは思わなかった。
好物展開を期待したいものだが、どうなるのだろうか。

作中、色んなものが狂っていそうだが
あのロケットおっぱいは狂いすぎだろうw
物理学的におかしいぞw
偽ニュー隊長としては討伐せねばw

まあ、今後の展開には期待している。
もちろん作品的にだw

2話視聴。
匡平の過去がほんの少しだけ見えた。
これが今後のストーリーに関係してくるのか?
そして、新キャラ久羽子(クウコ)登場。
物語とどうかかわってくるのか?
なかなかシリアスぽいので今後にも期待したい。

3話視聴。
詩緒の日常風景が可愛い。
シリアスな話の中のほっと一息といったところ。
ケーキ食いすぎwww

物語は伏線ばらまきまくり。
一気に新キャラ2人もでてきて、謎だらけ。
先は気になるので継続。

4話視聴。
くうこ、こえええw
沢城さんの演技はんぱねえ
やっぱりこの人すごいわ。
で、物語は相変わらず伏線ばらまき。
何か謎だらけなんですけど。
これ全部回収できるのかね。
先は気になるので継続。

5話視聴。
何か面白くなってきた。
これから少しずつ伏線回収が始まるのか?
段々続きが気になってきた。
来週から楽しみだ。

6話視聴。
ちょっと中休み的感じ。
来週はきょうへいの過去が語られそうだ。
その話にはかなり興味がある。
いよいよ後半に入る。
ここから盛り上げてほしいところ。

7話視聴。
匡平と阿幾の過去が語られた。
これは面白くなってきた。
鬱好きにはたまらない展開に。
折り返し地点からの益々の盛り上げに期待したい。

8話視聴。
ちょっと生き抜き回かな。
一旦仕切りなおしといった感じ。
さて、後半に突入だ。
今後、匡平と阿幾がぐっと絡んでくるのか?
匡平の本性とか出てくるのだろうか?
出てこないと盛り上がらないとは思うが。
今後も楽しみだ。

9話視聴。
今一物語が進まない。
もう少しサクサク進んで欲しいところだが。
新キャラ登場。
まひる=中の人花澤さん!
癒しボイス花澤さん登場で物語りはどう展開するのか?
来週からぐっと動くかな。

10話視聴。
まひる、何かいっちまってるw
そして、まひると匡平と阿幾の3人の過去が少し語られた。
匡平かっこいい。
しかし、今一ゴールが見えない。
原作も終わってないから、中途半端に終わるのかな?
結構面白くなってきたから、うまくまとめて欲しいところ。
後3話注目したい。

11話視聴。
まひるなんかいいねえ。
花澤さんのはげしい性格の役も何かいい。
そして、匡平かっこいい。
しかし、終わりが見えないなあ。
これは2期へって展開かな?
後2話どういう結末を迎えるのか楽しみ。

12話視聴。
禍津妃(マガツヒ)暴走。
匡平ピンチ。
さて、来週どうなるのか?
個人的予想は玖吼理(ククリ)を操るんだろうなと
そんな妄想をいだいて、来週を迎えたい。

13話視聴。
ちょっと待てええええ。
不完全燃焼すぎるだろ。
おい、この終わり方はねえだろ。
続きを見せろ。
いや、見せてください、お願いします。

仕方ねえ原作買うか。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

53.7 14 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング14位
エンドライド(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (151)
666人が棚に入れました
エンドラと呼ばれる地球の裏側の世界を舞台にしたファンタジー。前向きで明るい普通の中学生・浅永瞬が不思議な水晶の力でエンドラへと迷い込み、エンドラの王子・エミリオと出会ったことから物語は動き出す。

声優・キャラクター
小野賢章、増田俊樹、美山加恋、大橋彩香、高橋広樹、鳥海浩輔、伊藤静、内田雄馬

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スマホゲームの宣伝アニメ

ゲームの方は良く知りませんが、たぶん「エンドラ」の世界観だけ共有していてストーリーに直接的な関係はないと思います。

エンドラの世界観はいわゆる「地球空洞説」的なものによって設定されているようです。なので我々のことをエンドラの住民は「地上人」と呼ぶようです。

そして生まれつき使えるキャラと使えないキャラがいるようですが「化宝具」と呼ばれる固有武器があるようです。

アニメの主人公である浅永瞬(あさなが しゅん)とW主人公的な感じのエミリオ(エンドラ人の王子)は化宝具が使用できるキャラです。

エンドラは一応世界全体が統一王国で、物語は王族の内紛をベースに進んでいきます。

最初本作が2クール(全24話)あるのを知らずに1クールだと思って観始めて、10話くらいまできたところで「こりゃ1クールじゃ終わらないな、2クールなの?」と思って1クールちょっと観たところでしばらく放置していましたが、最近全話の視聴を終えました。

結論からいうと、別に時間を作って観なくても良いんじゃないかな…。

どうでもよいことと言えばどうでもよいことですが、提供絵が出てくるのにスポンサーがクレジットされないのがシュールでした。

…ちなみに地球空洞説からアクマイザー3を連想した人はかなりの歳です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

酷すぎる。酷すぎる

こんなのを2クールもやる必要があっただろうか?いやない(反語)

キャラデザとかOP,ED面子だけ見るとどれだけすごいアニメになるのかと思いきや。。。

なんつーの?全てがうすっぺらっぺら。各キャラの行動に説得力が一切なし。

デメトリオ「俺らの仲間になって一緒に戦ってくれ!」
グラディド「絶対にヤダ!!」
デメトリオ「そこを何とか!!」
グラディド「共に戦おう!」

ズコーwwwww

一事が万事、こんな状態。どうやってストーリーに入っていけと?wwwww

ギャグアニメだったら面白かったのに。


そもそもイグナーツのリーダーデメトリオにまったく魅力が無いwww
何あの帽子wwwwwwwwwwwwwww

ストーリーだけじゃなくてアニメとしての動き作画もひどい。

あと、イベルダ。なんか闇落ちっぽくなったあとの化け物のデザイン。なんですかあれ?小学2年生にお化けの絵を描きましょーって行ったらあんな感じになるんじゃない?ってぐらいやっつけ。


あと、アサナガパパも子供に発砲しておいて後を追わないし、アサナガ子供も自宅で安眠してるしwwwww緊張感なしwwwwwwwww


もうね。何から何まで酷い。
こんな酷いアニメ久しぶりに見たわ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「思い」の詰まった物語…だったと思います。

この作品はオリジナルアニメだったみたいです。レビューを書くためwikiをチラ見するまで全く知りませんでしたが、初めは何となく視聴を初めて…ヒロインのアリシアの可愛らしさに惹かれて…しばらく視聴していくうちに伊藤静さん、悠木さんも出演されて…振り返ってみると視聴して良かったと思える作品でした。

この物語の主人公は中学3年生の浅永 瞬…両親との3人暮らしで仲の良いごくありふれた家庭で彼は育ってきました。
父親の誕生日を家族で祝うため父親の経営している会社に瞬は迎えにいくのですが、社長室に保管されていた石に触れた途端、全く見覚えのない場所に飛ばされてしまったのです。

そこは暗い洞窟の中の様な場所だったのですが、その中の牢獄に一人の若者が幽閉されていたのです。
その若者の名はエミリオ…この物語のもう一人の主人公でした。
エミリオは投獄されるに値する十分な悪意…現王を憎み復讐するという明確な意志を持っていたのです。
こうして波乱に満ちた幕が上がり…物語が動いていきます。

瞬がエミリオと出会った場所はエンドラという地球の内側に広がる世界でした。
瞬はエンドラで様々な人々と出会います。
エミリオの幼馴染であるヒロインのアリシア…
エミリオの教育係で研究者のパスカル…
革命軍「イグナーツ」を率いるデメトリオとそのメンバーたち…

でも一番びっくりしたのは「ズー族」の存在…
なぜなら彼らにはエンドラの動物の血が混ざっている事が一目で分かる容姿…
確かにパッと見は怖いイメージもあるのですが、実際に話をするとそんな悪いイメージは簡単に払拭できるくらい義と忠に熱い民族でした。

それなのに「ズー族」だからといって蔑められ、過酷な重労働を強いられてきました。
同じエンドラで生きる民なんです…
確かに見た目の違いはありますが、それは彼らに辛く当たる理由にはなりません。
だからこそデメトリオらイグナーツが立ち上がった訳ですが…

でも、地球の裏側に別世界が広がっている…という設定はとても面白いと思います。
昔から「北極には地底に繋がる穴がある」「ナチス・ドイツは地球空洞説を信じていた」
などという話題がありましたから…

中でも個人的に興味を持ったのはアメリカ海軍のリチャード・バード少尉のお話です。
彼は地底の世界で眼下に広がるジャングルを見ただけでなく、写真まで撮ってきていたんです。
その写真には「のどかな田舎の風景」と記されていました。
この世界観…正にこの作品とマッチしているんですよね。

実際に地底に別世界が広がっているかは分かりません。
でも存在の可能性を物語に活かす点が普通のファンタジー作品とは一線を画していて面白いと思いました。

一方で物語の方は結構シビアな展開の連続です。
「復習」「革命」といったキーワードが浮上する時点で決して穏やかではないのですが…
とにかくたくさんの「思い」の溢れている作品でした。
本懐を遂げる事のできた思い…
行き場と一緒に失って…後から想像する事しか出来なかった思い…
本当の事が言えなかった思い…

今は仮初めの状態…でもそれが悪いだけでは無いと思います。
真実を追い求める事だけが幸せじゃない…
だって思いを伝えたら仮初めの状態が終わってしまうかもしれないのだから…
終焉をみんなが望んでいる訳ではないのです…
たくさんの思い…気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、LUNA SEAさんの「Limit」
エンディングテーマは、藤巻亮太さんの「go my way」と中村一義さんの「世界は変わる」
クロムクロでGLAYが出てきた時にはビックリでしたが、正直LUNA SEAの方がよりビックリでした。
確か解散したんじゃ…と思って調べてみたら、2010年から活動を再開させていたんですね。

2クール計24話の作品でした。しっかり腰を据えた物語の構成は良かったと思いますし、終わり方も個人的には好きでした。
レビューではもう少しアリシアの可愛らしさについて触れようと思っていましたが、結局殆ど触れず終いになってしまいました。アリシアのCVは美山加恋さん…この作品がアニメ声優初挑戦との事でしたが、「ももへの手紙」の主人公である宮浦ももを演じられていたみたいですね。
「ももへの手紙」は未視聴の作品なので、今後視聴するのが楽しみになりました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

計測不能 15 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング15位
冒険遊記プラスターワールド(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (7)
70人が棚に入れました
主人公の要十真(11歳)が異世界の「プラスターワールド」に偶然行ってしまい、そこで出会ったモンスター、プラスターたちと冒する物語。このアニメの醍醐味は、人間とモンスターのプラストオン(合体)システム。前期・ゴンゴラゴン編(マイナスター編、ギンギラギン編)は、トウマが色々なプラスターとプラストオン(合体)してマイナスター(敵)をやっつけていくという単純明快な内容。
中期・トレジャーワールド編(プラスターハンター編)ではトレジャーワールドからやって来たプラスター狩りたちをやっつけていく。
そして後期・ジャネーン編(闇編、バッドル編)ではジャネーンによってダーク化された仲間のプラスターたちをプラスターマークを斬ることにより元に戻していくという内容となっている。

声優・キャラクター
福山潤、浅川悠、千葉一伸、櫻井浩美、チョー、江川央生、神田理江

62.8 16 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング16位
神々の悪戯(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (385)
2124人が棚に入れました
神々に、人間について教えるためある日突然、神の世界へ導かれた結衣。戸惑いつつも始まったのは神々との学園生活だった。「人」とは何か、「愛」とは何かを神々に学ばせるうちに芽生えるのは、愛か、あるいは??。

声優・キャラクター
早見沙織、入野自由、小野大輔、上村祐翔、豊永利行、神谷浩史、細谷佳正、梶裕貴、森川智之

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

God made the country and man made the town

男ばかりの神様たちのなかに、たったひとり放り込まれた人間の女の子の逆ハーレム作品です。

ゼウスは、人間を嫌っていると思われる問題児の神様8人を集めて、箱庭という学園に閉じ込めます。
主人公の女子高生、草薙結衣(くさなぎゆい)は、神の力を封じ込められてしまったイケメン揃いの神様たちの教育係にされてしまい、1年以内に全員に人間の心を理解させて、シャンデリアのような丸い器を満たさないと、神様たちと共に永遠に箱庭に閉じ込められてしまいます。
結衣にはぬいぐるみのような世話係のメリッサがいますが、学園にいる他の生徒たちは全員精霊さんのモブで、相談相手にもなってくれません。
反抗的なメンバーもいる中で結衣は元の世界に戻ることが出来るのでしょうか。

主人公の結衣に魅力を感じても、男性視聴者には視聴が辛い作品だったように感じます。
冒頭からバトルといっしょに、いきなり男性キャラの裸体変身シーンがありますので、タイトル表示を待たずに視聴を断念した方もおられるかもしれませんね。
ゼウスはいきなり季節を夏に変え、メンバーが海に出かければ秋にしてしまうような歪んだ性格ですので、いちばん教育が必要なキャラに間違いないように思います。毎回それぞれのメンバーにスポットを当てる構成で、それぞれが抱えている負の部分も描こうとしているのは好感が持てました。

豪華な声優さんが並んでいて、OP、EDとも声優さんたちが歌っておられますが、下手過ぎる誰かさん以外は、私には誰が誰やらまったくわかりませんでした。いずれにしても、時間的に8人は多過ぎで、人数を減らしてもう少し丁寧に描いてくれれば、もっと深みのある作品になったように感じます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

悪戯=イタズラではなくあそびと読むそーですw

神話に登場する神々を主要キャラに据えた
乙女ゲー原作のいわゆる逆ハーレムもの。

とある事情により
神々の代表・ゼウスの元『箱庭』に集められた
問題のあるとされる神たちと1人の人間の女の子。
ここから逆ハーレムストーリーが展開して行きます。

女子向けの作品と思って視聴しましたが
予想以上に楽しめました(*´∀`*)♪

ストーリー、設定はまずまず。
女子向けにしっかりと仕上げた印象。
その一方で、思った以上に濃い内容と設定で作られており
乙女ゲーをあまり感じさせない部分もあるなど個人的には合格点。
他のゲーム販促ものもこの作品くらいの
クオリティでお願いしたいですね^^;

そしてやはり声優陣が魅力的でした。
人気、実力共にトップを走る声優陣や
メインからサブまでキャラに合った配役と
好きな女子には堪らない声優陣の起用。
乙女ゲーとしても文句なしだと思いますが
乙女ではないおれも満足のいく声優陣でしたw

乙女ゲーにおけるヒロイン役はかなり重要だと思います。
感情移入できるかヒロインの演技力に
掛かるウエイトは大きいですよね。
その点、草薙 結衣を演じた早見 沙織の
演技力、安定感はさすがの一言だと思います。

このジャンルが苦手とゆー方でも入口にできる
ソフトな逆ハーレムものになっています。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい(^^)/″
乙女ゲーファンにはもちろんオススメです♪


《キャスト》
草薙 結衣(CV.早見 沙織)
アポロン・アガナ・ベレア(CV.入野 自由)
ハデス・アイドネウス(CV.小野 大輔)
戸塚 月人(CV.上村 祐翔)
戸塚 尊(CV.豊永 利行)
バルドル・フリングホルニ(CV.神谷 浩史)
ロキ・レーヴァテイン(CV.細谷 佳正)
アヌビス・マアト(CV.梶 裕貴)
トト・カドゥケウス(CV.森川 智之)
ディオニュソス・テュルソス(CV.野島 裕史)
トール・メギンギヨルズ(CV.杉山 紀彰)
ゼウス・ケラウノス(CV.大塚 芳忠)


《主題歌》
OP
『TILL THE END』
アポロン(入野 自由)ハデス(小野 大輔)月人(上村 祐翔)尊(豊永 利行)
バルドル(神谷 浩史)ロキ(細谷 佳正)
ED
『REASON FOR...』
アポロン(入野 自由)ハデス(小野 大輔)月人(上村 祐翔)尊(豊永 利行)
バルドル(神谷 浩史)ロキ(細谷 佳正)

声優陣の担当するOP、EDはカッコ良い曲です♬
聴いてみる価値ありだと思いますよ(´▽`)♬







 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

乙女向け作品

メインヒロインの草薙結衣(くさなぎ ゆい)は蔵にあった刀の力で神話の世界へと飛ばされてしまう。
その世界は箱庭と呼ばれている学校のような施設で人間と神のつながりを学ぶ場所であった。
ゼウスは1年以内に神々が人間について理解できないと全員が箱庭に閉じ込められてしまうようにしてしまう。
草薙と神々が新しい学園生活を送る事となったゲーム原作の女性向け逆ハーレム作品。

まず驚いたのが、初めて神が登場するたびに背面に現れる花の演出。
女性向け作品だという事は分かっていたつもりなのですが、やはり自分には違和感があります。
こういう演出が女性を喜ばせる事ができるか疑問なのですが。

授業が始まったと思ったら、すぐに夏休み。
やはり勉強がメインだとストーリーが進展しないのでしょうか。
夏休みにはイベントがあるので、そちらのほうが登場人物(神)の特徴を引き出せるのでしょう。
授業よりもイベントのほうが人物に焦点を当てやすいですしね。

ラストの展開では、もはや学校が関係無くなります。
派手なシーンが続くのですが、このような終わらせ方でいいのかな?
ゲーム原作なので、このような場面があるのでしょう。

全てのキャラ(神)を覚えているわけではありませんが、作中ではキャラがカッコよく描かれています。
逆ハーレム作品なのでお約束の展開と言われればそのままなのですが、女性向けの作品と割り切って、興味の無い人は仕方が無いと諦めて下さい。

本作品が面白いとは保証できません。
特に男が視聴しても楽しくないかな^^;
人気のある男性声優目当てやカッコイイ男性キャラを愛でたい人向けの作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

58.5 17 ブレインズ・ベースでファンタジーなアニメランキング17位
アキカン!(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (400)
2303人が棚に入れました
主人公・大地カケルが自販機で買ったメロンソーダに口をつけると、缶ジュースが美少女に変身した。少女化(ガーリッシュ)するスチール缶の精霊・メロンと過ごすうちに、カケルはスチール缶とアルミ缶の戦い「アキカン・エレクト」に巻き込まれていく。

声優・キャラクター
福山潤、成田紗矢香、豊崎愛生、能登麻美子、悠木碧、大久保藍子、岡本信彦、置鮎龍太郎、豊口めぐみ、広橋涼、中島愛

PPN さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

好きな方は読んじゃダメですぞ(´▽`;)

主人公は大地 カケル
あらすじは、う~ん、あにこれ参照でお願いします(´▽`;)>

何てゆーかかなり残念な作品でしたね…
なので、時間のある時や2クールものの息抜きに1、2話ずつ視聴するよーな形でナンとかカンとか完走する事ができました(^_^;

まず、作画がひどいッス!
キャラや背景がホント雑すぎて
キャラの顔パーツなんてボロボロで、目の焦点がおかしな回もありました⊗

ストーリーも薄いです
何がしたいのか全く分かりませんでした…

つーか、悪いとこばっか挙げてもしょーがないッ!!
良いところを!
空き缶が精霊化する設定は面白い!!
声優さん、いろいろ頑張ってました!!
ED曲は毎回変わる力の入れよう!!

良いところを挙げましたが、あまりオススメできる作品ではありません
原作が好き、好きな声優さんが出てる、時間が有り余っているなど、理由がない限り視聴はしなくても良いかと思います(´▽`;)

《キャスト》
大地 カケル(CV.福山 潤)
天空寺 なじみ(CV.豊崎 愛生)
宮下 美咲(CV.広橋 涼)
メロン(CV.成田 紗矢香)
エール(CV.能登 麻美子)
ぶど子(CV.悠木 碧)
ミク(CV.中島 愛)
男屋 秀彦(CV.置鮎 龍太郎)
木崎 愛鈴(CV.豊口 めぐみ)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

【HENTAI】とはこの作品のためにある? 声ヲタ必見! カオスではなく【既に壊れちゃってるヨ】的ラブコメディ!w

ある日突然、ジュースの空き缶が美少女になって顕現するバカアニメ(笑)


もうこの設定の時点で色々笑えてくるのですが、アルミ缶とスチール缶で派閥争いがあって時々バトル展開もアリw
キッスより恥ずかしい「ジュース缶に戻った女の子を飲み干す」とかいうワケワカメなplayが何回も発生したりしますw


一番笑けてくるのがOPから作画がめちゃくちゃw
版権用のイラストもマトモなのがほとんど皆無という酷さ
2009年の水準からいってもあまりに低すぎるクオリティw
そもそもブレインズベースという制作会社は作画班の規模が小さすぎるため基本的に監督さんの人脈に頼るスタイルになってます
同時期の「続・夏目友人帳」との格差が尋常じゃないことになっているのはそのせい
(ああwちなみに“最終回だけ”はめっちゃ作画いいですwww 後藤圭二さんも来てましたw)


放送時、及びDVDの特典には声優さんがジュース缶についての豆知識(ムダ知識)を語るコーナーや原作(の特にエロい部分)を朗読するコーナーがありそっちの方が盛り上がりましたw


6話が終了した時点で早々に総集編を挟んだり(ま、化物語も同じことしましたけどね)7話から突然OP曲が変わったかと思えばOPアニメーションはそのまんまだったり
露骨な手抜き感がある意味新鮮ですw


ED曲は全話違う曲
なんと全曲電波ソングの申し子「のみこ」さんが歌ってます!
最終話に関しちゃ初音ミクまで引っ張り出してデュエットまでする始末w


で!このアニメ一番の見所はなんといっても【暴走】しているとしか思えない声優陣
本人達も「この作品のキャラはHENTAIしかいない!w」とか言ってる割にはちゃっかり楽しんでますwww
「気を抜くと次の瞬間にはすぐさま脱ぐ」というタチの悪い主人公(笑)を演じた福山潤もさることながら、、、
一番はやはり【唯でブレイクする以前の豊崎愛生】の妄想癖少女へのトリップぶりw
それと【紫を終えて間もない悠木碧】の演じる幼女w
それぞれメインヒロインの一人として登場します


特に豊崎さんに関してはもう完全に頭角を現していましたw
なんていうか・・・イカれてるんですwホントw
これはもう「実際に聴いてください」としか説明できないのが口惜しいw
実写パートでも暴走する(というか若干トリップ気味な)豊崎さんw
可愛がられる碧ちゃんw
アフレコスタジオには【碧ちゃん専用マイク】なるものが存在するという音響裏話を生んだのはこの作品の実写パート
この辺りがお好きな声ヲタのアナタに是非オススメしたいですw


ちなみにただのバカコメディと見せかけて6話(だったかな?確か・・・;)のカケルとメロンのガチやり取り(またの名を最高にcoolな痴話喧嘩)など何気に見所もアリで少なくとも駄作ではないのは確かなこと

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

ゅず さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

擬人化と言えばコレだと思う

マンガの無料配布冊子をチラッと見たことがあって
見てみようと思ったアニメ


擬人化は好きだから抵抗はなかったけれど
アキカンってところが少し痛いよね;
キャラクターもいい意味でも悪い意味でもそのまま

設定はいいと思うから
内容つめたらもっといい作品になったかもね

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10
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