バトルでボディーガードなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのバトルでボディーガードな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番のバトルでボディーガードなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.9 1 バトルでボディーガードなアニメランキング1位
フルメタル・パニック!(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1625)
9662人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。かくして、宗介は素性を隠し、普通の高校生として都立陣代高校に転校し、秘密裏!?にかなめのボディガードをするのだが…平和な日本の生活こそが最大の敵だった!?
そんな中、陣代高校の修学旅行中に飛行機がハイジャックされてしまう。しかも、その首謀者は宗介が過去に対峙したことのある最悪のテロリスト・ガウルンであった…。


声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、三木眞一郎、根谷美智子、ゆかな、木村郁絵、能登麻美子、大塚明夫、西村知道、田中正彦

wonder_boy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

カシム、カシムと馴れ馴れしんだよ!クソ野郎ぉぉぉ!!!!!

うん、普通に..いや、めっちゃ面白かった。

評価が高いのは納得。

正直めっちゃなめてた。すいません。
チュッパチャップスぐらいなめてた。
なめてた違い。謎

最近古めのアニメをdアニメで観まくってるのですが
ここ最近では間違いなく一番搾り。
やっぱ発泡酒ぢゃダメだよ。KIRINだよ。

あにこれのレビューを読んでたら
最近の風潮に合ってないとか
ギャグが古いとか結構書かれてたのですが、

そりゃそうだろ。実際古いんだから。
古いのと面白くないのは=ぢゃないでしょ。

まぁ人それぞれなんだけどれど。

個人的にはフルメタのノリ普通に好き。
斉木楠雄ぐらい好き。
ギャグも一人で笑うセールスマン。俺が古い。謎

まぁちょいちょいおかしいなぁとか
ちょっと雑だなぁと思う所はありますが
大佐の可愛いさで全てどぉでもよくなりました。

テッサたん、マジ天使。

テッサのCVのゆかなさん、似合いすぎ。
ISの時のセシリア役の時は全然天使感なかったけど

テッサたん、マジ天使。しつこい。笑

とまぁ、物語も普通に楽しめる内容だし
ラムダドライバー使った戦闘シーンだけ
やたら作画凄いし、いや本当に凄い。
ATフィールド全開!!ダメです!!ATフィールド中和されます‼
的なシーンに結構似てたけど凄い。笑

ヒロインもなんだかんだと、
言われたら答えてやるのが世の情け
ってくらいには可愛いし面白いから
まだ観たことない人は是非一度観てください。

ちなみに2期にあたるフルメタルパニック!ふもっふ
もめっちゃ面白い。爆笑。

路線はかなりずれるが
学園ラブコメものとしては
普通に上位に入ります。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ロボット&バトル作品としてはイマイチでしたが、学園コメディとして楽しめました(※第4期視聴後、追記)

TVシリーズ(3期49話)+OVA(1話)=計50話、もある西暦2000年代前半を代表する長編ロボットアニメで、2017年秋には続編となる新作『フルメタル・パニック! Invisible Victory』の放送も決まっている人気作・・・ということで、ようやく既放送分を完走しました。
(※追記:第4期は2018年4-7月の放送となりました)

◆総評
{netabare}
・キャラクターデザインはさすがに一昔前のもので、とくにメイン・ヒロイン(千鳥かなめ)が余り可愛くないのが残念(代わりにサブ・ヒロインのテッサ隊長が可愛い)。
・デザインだけでなく、個々のキャラクターの設定もテンプレの域を出ない。
・この年代の深夜アニメのひとつの特徴なのか、とくに第1期は無駄なパンチラ・シーンが多くて閉口してしまいました。
・敵ボスがただの破壊狂の小物でしかないのに、彼の話を延々と第3期の終盤まで引きずっていたのがとても残念。
・そして何よりも、既放送分だけでは本作最大の謎「ブラックテクノロジー」の真実が一向に明かされないことにガッカリしてしまいました。
・原作の方は、この後シナリオに大きな動きがあって、敵の大物やブラックテクノロジーの真実等も確り明かされていくようなので、続編にはちょっと期待したい気もするのですが、既放送分だけだど、この手のロボット&バトル作品に一般に期待されるものには全然届いていない、内容の薄さを感じてしまいました。
・本作の良さは、ロボット&バトルものとしてよりも、むしろ第2期にあるような一風変わった学園コメディとしての部分にあるように思いました。{/netabare}

・・・ということで、本作の個人評価はそこそこに留まりました。
(※制作時期が新しくなる毎に作画・演出のレベルが上がっているので、その分小刻みに評価点数を上げています)

決して面白くない作品ではないのですが、これまで見てきたロボット&バトル系作品にくらべると、やっぱり肝心な所で内容が薄い点が惜しかったです。

(※追記:第4期『Invisible Victory(IV)』は第3期までの緩い展開を完全に覆すシビアな展開で、本シリーズのこれまでの私の見え方がだいぶ変わってきてしまいました←これは嬉しい誤算。続編が作られれば是非見たい作品となりました。)


◆シリーズ別評価

第1期   ☆  3.6 (24話) 2002年 ※シリアス
第2期   ☆  3.7 (12話) 2003年 ※コメディ
第3期   ☆  3.8 (13話) 2005年 ※シリアス
OVA    ☆  3.9 (1話)  2006年 ※コメディ
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総合   ☆  3.7 (計50話)

※追記
第4期   ★  4.3 (12話) 2018年 ※シリアス


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============ フルメタル・パニック! (第1期) (2002年1-6月) ===========
{netabare}
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント) ★ 相良宗介(都立陣代高校)転入、千鳥かなめ護衛任務開始
第2話 守ってあげたい ★ テレサ・テスタロッサ司令官登場、口領駅回
第3話 ランジェリー・パニック ☆ 下着泥棒、修学旅行開始
第4話 キッド・ナップ ★ ハイジャック、極東ハンカ自治州、かなめ救出作戦開始
第5話 囁かれし者(ウィスパード) ★ 続き、AS(アーム・スレイブ)同士の戦闘、3人の脱出行
第6話 STILL ALIVE ★ 続き、かなめの特殊能力(ブラックテクノロジー)
第7話 ボーイ・ミーツ・ガール ★ 続き、かなめと宗介の共同戦、ガウルン撃破、ラムダドライバーの謎
第8話 パートタイム・ステディ ☆ 偽恋人役 ※日常回 
第9話 あぶないセーフハウス ★ 人質・久我山琢磨(ラムダドライバ)、テレサ大佐と千鳥の遭遇
第10話 ラン・ランニング・ラン ☆ 続き、敵襲、人質救出作戦
第11話 ベヘモス覚醒 ★ 続き、ベヘモス起動・市街地破壊の危機
第12話 ワン・ナイト・スタンド ★ 続き、かなめに再び異変、テレサの恋の宣言
第13話 猫と仔猫のR&R(ロックンロール) × テレサvs.メリッサ ※日常コメディ回だが色々と脚本安直
第14話 習志野は燃えているか? ☆ 習志野空挺師団vs.練馬師団 ※コメディ回
第15話 故郷に舞う風・前編 ☆ ヘルマジスタン騒乱鎮圧作戦(対ガウルン再戦)
第16話 故郷に舞う風・中編 ☆ 続き
第17話 故郷に舞う風・後編 ★ 続き
第18話 深海パーティー ☆
第19話 エンゲージ・シックス・セブン ☆ 宗介&ウェーバーの入隊事情~活躍
第20話 ヴェノムの火 ☆ ウィスパード同士の共震、対ガウルン再々戦
第21話 ディープ・トラップ ★ ガウルンの艦乗っ取り事件
第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス ★★ 続き、米軍イージス艦攻撃 ※ここで急に超能力設定をだされても・・・
第23話 巨人のフィールド ★ 続き、艦管制奪還、対ガウルン最終決戦
第24話 イントゥ・ザ・ブルー ★ 続き、後日譚{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)13、☆(並回)9、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「tomorrow」
ED 「枯れない花」 


========== フルメタル・パニック? ふもっふ (2003年8-11月) =========
{netabare}
第1話 南から来た男/妥協無用のホステージ ★
第2話 すれ違いのホスティリティ/空回りのランチタイム ★ ※京王線だったのね笑
第3話 鋼鉄のサマー・イリュージョン ☆
第4話 芸術のハンバーガー・ヒル/一途なステイク・アウト ☆
第5話 純で不純なグラップラー/善意のトレスパス ☆
第6話 押し売りのフェティッシュ/暗闇のペイシェント ☆
第7話 やりすぎのウォークライ ☆
第8話 女神の来日(受難編) ★
第9話 女神の来日(温泉編) ☆
第10話 仁義なきファンシー ★
第11話 ままならないブルーバード ★
第12話 五時間目のホット・スポット ☆{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「それが、愛でしょう」
ED 「君に吹く風」 


======= フルメタル・パニック! The Second Raid (2005年7-10月) ======
{netabare}
第1話 終わる日々 ★ 中東バリク共和国、難民救助任務、対政府軍戦
第2話 水面下の状景 × ラムダドライバの説明 ※オカルト現象が唐突で学園シーンと中東某国シーンの組み合せ方も稚拙
第3話 迷宮と竜 ★ 分断中国南京市人質救助任務、罠、ヴェノム再出現
第4話 デイライト ★ 続き、クレタ人の嘘、形勢逆転 ※敵の逃げ方が安直×
第5話 うるわしきシチリア ☆ 裏切り者ブルーノ身柄確保任務
第6話 エッジ・オブ・ヘヴン ★ テロ組織「アマルガム」、双子姉妹の組織離脱、かなめ護衛任務解除
第7話 とりのこされて ★ もう一人の護衛者、居なくなった宗介
第8話 ジャングル・グルーブ ★ 宗介ミスリル作戦本部帰投
第9話 彼女の問題 ★ かなめの追跡者たち、レナード・テスタロッサ登場、ユイラン死亡
第10話 ふたつの香港 ☆ 宗介の任務放棄
第11話 彼の問題 ☆ 
第12話 燃える香港 ★ ガウルンとの再会、ユイファン・ユイラン姉妹の目的
第13話 つづく日々 ★★ かなめと宗介の再会、宗介出撃、ヴェノムとの決戦、宗介の成長{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)8、☆(並回)3、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.8

OP 「南風」
ED 「もう一度君に会いたい」 


== フルメタル・パニック? The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 (2006年5月) ==

全1話 ☆ 3.9 {netabare}テッサ隊長主役のコメディ回{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「この、すっとこどっこい~」←このフレーズが頭から離れません^^;

この作品の存在は前から知っていましたが、中々視聴のチャンスがありませんでした。
毎期たくさんの作品が放送されているので、それを追っかけるので精一杯・・・^^;
でも、友人からの勧めもあって、今回の視聴に至りました^^

この作品の主人公は、見た目は高校生くらいの相良宗介・・・
でも、彼は幼い頃から世界各地の戦場を転々と渡り歩いてきた凄腕の兵士なんです。
彼は「軍事力による平和の維持」を目的とした対テロ極秘傭兵組織である「ミスリル」に所属しているのですが、ある時極秘任務が言い渡されるのです。
その任務とは「都立陣代高校に潜入し、千鳥かなめを極秘裏に護衛すること」でした。
こうして、宗介が生徒として学校に潜入して、物語が動いていきます・・・

視聴を完走さでてレビューを書くためにwikiをチラ見してビックリ・・・
もともと2001年に放送が予定されていたのですが、巷での事件に配慮して放送を見合わせられ、最初に放送されたのが2002年のWOWOW・・・そして地上波で放送されたのが2008年の冬アニメということで、最初の予定から7年もの時間が経過してるんです。
これだけ時間が開いて放送された作品を私は他に知りません。
産みの苦しみがあったんですね^^;

一方、物語の方は主人公とヒロインの掛け合いに周りのキャラが巧く絡みながらストーリーが展開されると共に、千鳥かなめを護衛する伏線もしっかり進行するので、視聴していて飽きがくることはありません。

傭兵としての資質はずば抜けているのですが、実直な性格であるが故に日常がチグハグになってしまう主人公・・・
決して狙っているわけでは無いのですが、日常と非日常とのギャップがあまりにも大きいので、日常における彼の一挙手一投足にはしっかり笑わせて貰いました。

それでも、彼が単独だったら・・・きっとそこまでの面白さは無かったと思います。
そう・・・主人公に対してしっかりと、きっちりと突っ込むかなめちゃんのリアクションが、この作品の面白さを助長させているのです。
そして、軍事モノ・・・というだけじゃなく、年頃の人達の揺れ動く心情も見どころの一つだと思います。

かなめちゃんの・・・そして若冠16歳の上級指揮官であるテッサの大切な思い・・・
自分の置かれている立場は分かってます・・・
もちろん今何を優先させなければいけないか、それも分かってます・・・
でも、唯一許されているのは想うこと・・・
静かで深い想いに幾度か触れる機会があるのですが、どのシーンも見応えがありました^^

2期24話の作品でしたが、かなめちゃんとテッサにすっかり魅了されてしまっていたので、完走はあっという間にでした。
次の「ふもっふ」の視聴が楽しみです♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36

80.1 2 バトルでボディーガードなアニメランキング2位
フルメタル・パニック! The Second Raid(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1011)
6272人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。
長編の『終わるデイ・バイ・デイ』をアニメ化したものだが、第1話~第4話は、原作には無いエピソードとなっている。
シリアスが中心なためコメディ的な要素は抑えられているが、前作「~ふもっふ」同様、学園内のテンポの良いドタバタラブコメ要素は健在。グロテスクな描写がみられるので、R-15指定された。

声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、ゆかな、三木眞一郎、根谷美智子、小山力也、大塚明夫、西村知道、田中正彦、浪川大輔、大塚芳忠、篠原恵美、沢城みゆき、木村郁絵、能登麻美子

ホンコン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

明日からフルメタなしでどう生きていけばいいんだ!

「フルメタルパニック!」一期から「フルメタルパニック?ふもっふ」を経て今やっと「フルメタルパニッ!」二期を観終わってしまったけど、明日から何を楽しみに生きていけばいいかわからない・・・と思うほどにフルメタの虜になってしまった。

皆さんは結構笑い重視の「ふもっふ」を推される方が多いし、ここでレビュー見ていてあまり二期は期待せずに見た方がいいのかもと思っていたけど、どっこい私は最後のシーズンがフルメタ史上最高傑作だと思います!

確かに前作二作もいいのだけれど、一番シリアスで主人公の宗介とヒロインかなめの成長と思いあう心を描けてたのは今作です!!(前二作を見たからこそ今作で興奮MAXになるんですけどww)

フルメタの一番の見どことはとにかくキャラ!
主人公から脇役敵役すべてに無駄が全くない!
個人的には女の子がどれも違ってどれもいい!(←最低w)
かなめのツンデレを見るも良し、マオ姉のカッコよさに惚れぼれするも良し、テッサの超ど級のかわいさに萌えるも良し!!

フルメタは「問題ない」「肯定だ」アニメです!
絶対見てください!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

重厚シリアスだが隠れた名作(だと思う)。

原作未読です。
無印・ふもっふとともに、当時リアルタイムで見ていた
のですが、このTSRはかなりのお気に入りでした。
この度、十何年ぶりの新作解禁ということで、
設定の復習を兼ねて再視聴。

現在放送されている4期もシリアス路線ですが、
このTSRも負けず劣らず、シリアス路線まっしぐらです。
とにかく重いし、すこしグロイ。
しかし、主人公の宗介の葛藤、ヒロインたちの成長を
無駄なく描き切っているので、
とても密度の濃い1クールとなっています。
作画も京アニなので、とても10年以上前に製作されたもの
とは思えないクオリティです。

また、他のアニメをそれなりに見てきて感じたことは、
結構演出が独特であるということ。
宗介たちが無言のまま時間が過ぎるシーンなどがあり、
映画的な演出だと思っていたら、ヤマカン演出なんですね。
6話みたいな演出がもっとアニメに普及してもいいなと
感じました。

あにこれでは評価があまり高くないのですが、
個人的には隠れた名作だと思いますよ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

GX-9901-DX さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ハマりすぎて続編のラノベ購入

まとめて1,2,3期ノンストップでみました。
1,3期は原作の長編(軍事、戦争主軸のシリアス展開)を一部
、2期目は短編(学園ラブコメらしきもの)を一部アニメ化したものです。

1,3期共にガンダムのようにシリアスで、かつロボットアニメというこの手のアニメが好きな人には堪らない設定です。
ただし、ガンダムのように「軍人、組織」というものが蔑ろにされておらず、主人公もハッキリした性格で、某キラ君のようにイラだちを感じることも少ないと思います。

ロボットに関しては、ガンダムと比べると人間同士の白兵戦や潜入工作といった生身での戦闘描写も多く、五部と五部、といった感じです(小説版も含めて)。

AS(アームスレイヴ)という全長約7~8mの人型ロボットがメインで展開され、主人公達<ミスリル>はその最新鋭機「M9」
を使いテロ組織と戦っていきます。
また、主人公専用機も序盤で登場し、アニメ化はされていませんが原作の続編ではその後継機も登場し、乗り換えもあります。まさに雰囲気ガンダムですが、そのシーンの熱さと言ったらw

1,2,3期見ても、物語の核心である「ウィスパード」に関して何もわからないまま終わってしまうので、お世辞にも「綺麗に終わった」とは言いがたいような。
とまあ、「3期までみたけど原作みてないよ」って人は、
是非是非小説買ってみてください。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

70.5 3 バトルでボディーガードなアニメランキング3位
紅-kurenai-(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (734)
4443人が棚に入れました
世の中は、嘘や矛盾でいっぱいだ。思春期の頃、誰も一度は通るこの言葉を今こそ見直したい。「紅」の魅力の一部はそんなところに秘められている。少年は高校生で揉め事処理屋。暗い生い立ち故に、愛想笑いで身を守り、普通に憧れている。が同時に、そんな自身と葛藤している。信じて埋め込んだ強さの象徴・・・それは本当の力なのか。少女は特異な大財閥の娘。運命を呪うことも、外の世界も知らない少女の瞳は実に真っ直ぐでそれを知らない。素直さ故に表出する彼女なりの正義・・・それは運命への反抗なのか。そして、少年と少女は出会った。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ラノベ原作と侮るべからず、是非ご家族で一緒に見ていただきたい作品です

ローゼンメイデンの松尾衡監督の作品では一番好きです


この作品の一番の特徴はアフレコではなくプレスコ(先取りした音声にあわせて作画をする手法)によって制作された貴重な一作だというところです
その特色を生かすため漫才みたいな軽快な掛け合いや口喧嘩などが多く、会話劇主体の作風となっています


パッと見は現代ラノベ原作に多く見られる会話劇なのですが、そこにこのプレスコという手法が上手いことマッチしていますね
兎にも角にも普段は『パク』というものに縛られていた声優さん達が、解き放たれたかのように伸び伸びとした演技を魅せてくれます


肝心のお話は幼い7歳のヒロイン、紫との触れ合いで成長していく思春期の少年達の心の模様を描いていきます
子育てをしていく親心にも似てますよね^^
そしてなにより箱入り娘として幽閉されてきた世間知らずな紫が、年齢に不相応な達観意識を止めて、さらに人として大切な道徳的なことを一つずつ学んで成長していく姿も心温まるポイントです


純粋な現代劇という舞台設定でこれほど魅了された作品も指で数える程度


笑いあり、涙あり、恋あり、バトルあり、ミュージカルあり?
ラノベ原作と侮るべからず、バトル描写への耐性を要しますが是非ご家族で一緒に見ていただきたい作品なんです、割とマジで
全然に無意味な暴力シーンとか無いんで
実際のところ私の家族からも非常に好評でしたよ


原作は未完でありますが、今作では物語をきっちりとした終わりへと向かわせる姿勢にスタッフの誠実さを感じました
「売れたら2期」とかじゃないんですよ
続きつくれんなら作ってみろ!っていうのがgoodでした


逆になぜかこのテレビシリーズをリセットしてしまい原作遵守で始まったOADの番外編は、
雰囲気だけ受け継いだ別作品と見るべきっすね

投稿 : 2024/12/21
♥ : 42

sobako777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

魅力的なヒロインで後半まで惹きつけられ、結末に向け失望

ヒロインの少女キャラがとても魅力的で設定も面白いため、後半までは多少の無駄なエピソードや、若干の‘くだらないセリフ’も無視して先を見続けられる。なのに・・・結末に向け、ものすごい勢いで矛盾だらけのご都合主義な展開に突入してしまう。しかも、7歳のヒロインに、‘そりゃ、ねーだろ’と呆れるほどの、これまた都合のいい悟りきった長ゼリを吐かせ、うんざりするような駄作へと変化してしまう。せっかく面白くなりそうだったのに・・・見終わるとストレスいっぱいだった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミュージカル

やっと見ました、雰囲気ありますねぇ
原作ファンからあまり良い評判は聞きませんが
未読の私にとってかなり楽しめるアニメでした
大人が子供に優しくするのに理由なんてない、2話の真九郎の台詞が印象強いです
今の子は防犯護身という名の信用希薄に晒され、その形相は奥ノ院のそれと区別がつきませんよ
確かに犯罪の危険性はどこにでも転がってますから、注意に越したことはないのでしょうが
挨拶するだけで不審者扱いとなっては、傍観者を決め込んで世知辛い世の中を嘆く他ありません
とかそんなことはどうでもいいのです


なかなかペドペドしてますねぇ、フッw
しかしあくまで愛でるタイプので全然健全、作りも丁寧、設定も面白く、かなり見やすいアニメです
制作はブレインベース、絵もよく動き、あたかもその場にいるような独特の雰囲気があります
5話五月雨荘での湯豆腐パーティーとか、ものすごくおいしそうで楽しそうなんです、匂いが伝わってくるんですよ

そして別枠で語らなければいけないのは6話ミュージカル回、いやぁこれはすごかった、感嘆符しか出て来ませんでした
アニメオリジナル、笑えます、実に笑えます
キャラ崩壊も気にせず、その台詞回し、表情目線、含めた演出展開も全て、見事と言うしかない
声優さんもこの回は相当大変だったみたいで、クリスマスに集まって延々と練習した上で年明けの収録に臨んだそうな
確かに音痴設定を保ちながら、あるいはそれに合わせながら歌を成り立たせるのは、至難の業
本編のあのミュージカルとしての完成度の高さを見て、拍手を送らないではいられませんス
そして極め付けは田中宏紀さんの担当パート
特に紫が扉を勢いよく開けてからこっちは、もうなんて言ったらいいのか・・・
どぉおしてこんなに~↑どぉしてこんなにぃいい~↓
クネクネ~~動くぅのぉおお~~~~↑↑↑
真九郎の顔の動きとか、闇絵さんと弥生さんの踊り場とか、指に絡まった紫の髪の毛とか、コマ送りリピート余裕です

声を入れてからアニメーションをつけていくプレスコでやっててます
監督の得意技法ですね、声優さんのナチュラルな演技が引き出せてます
例えば3話の沢城さんの平謝りのシーンなんか、かなりリアルですw
あと悠木さんが初めてヒロイン役を演じた作品でもあります
他、加藤精三氏石森達幸氏といった超大物声優も出演してます
あと声優に関して、ラジオ第14回のは色々言われてますね
ん~まぁ私の場合は監督の愚痴なのかな・・・って印象受けますねぇ
松尾監督は、初監督作品のローゼンメイデンから一貫して使ってきてる訳ですし、実力を認めた上での発言ということも聞けば分かるのですが
まぁ敬語を使えない事に憤るのも分かりますが、公言したことで作品のイメージダウンに繋がったのでは元も子もない
その辺はもっと考えて発言して欲しかったかも

OPEDとも曲はいいのですが、映像は手抜き感が・・・
劇中BGMは素晴らしいです
それにしても、あの実写のCMは一体なんだったのでしょうか
アニメのDVDのコマーシャルだよーって・・・


良作です、もっと評価されていいはず
紅ちゃん(ry

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10
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