バトルでツンデレなおすすめアニメランキング 83

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのバトルでツンデレな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月04日の時点で一番のバトルでツンデレなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.7 1 バトルでツンデレなアニメランキング1位
はぐれ勇者の鬼畜美学(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (1371)
9518人が棚に入れました
魔王討伐のために異世界に飛ばされた青年が無事任務を果たし、元の世界へと帰還する物語。現実世界から異世界に飛ばされ、そこでの話が舞台になるのではなく、異世界で役割を終えた後日談を描いているのが特徴である。

声優・キャラクター
岡本信彦、日笠陽子、植田佳奈、花澤香菜、井上麻里奈、佐藤利奈、櫻井孝宏、竹達彩奈、日野聡、阿部敦、石川英郎、寺島拓篤、小清水亜美、たかはし智秋
ネタバレ

奈悠 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

10話の感想追加

異世界にて勇者となった主人公が戻ってきてからのお話。
また異世界から戻ってくる人を集めた施設での今後話が進むかんじなのかな?

OP「Realization」 飛蘭(14th Single)
ED「愛のせいで眠れない」 美郷あき(23rd Single)

10話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
「女の涙を見過ごせないのが俺の美学なら
 気にいらねぇヤツは誰だろうと潰すのが俺の流儀だ。」

練環勁氣功の使い勝手万能すぎ強すぎw

美兎の不安を一掃するほどの暁月の口説き文句。
かっこよすぎだろ。
ただ、滝つぼ近辺だから響くってのは分かるが
それはエコーではないだろうw

解毒が…
「いつのまにボクまで解毒される側になっていたのさ」
いやいや、解毒されたと自覚してるんですねwww

そしてまさかの生存。裏があるだと。
{/netabare}
ほんとに暁月はかっこいい。かっこいいんだけど。
それを帳消しになるほどのエロwww
まあ、バランス取れた回かなw

9話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
生徒会への的確な指示。
しっかりと相手の力量を把握済みって事か。
実力の差がここまでとはね。

まさかの鬼塚登場。すごい熱いやつだったんですね。

「こんな綺麗な月夜の晩に、俺以外の男が女を泣かせてるのは」
ちょっとと突っ込みたいけど、それでも十分かっこいい決め台詞だ。
{/netabare}
今回の話はすごい早く終わった気がする
これぞ本当の勇者だって思えた。

8話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
美兎の体操服、いい加減にサイズ合わせてやれよw

使用者の精神に反応して戦闘服に・・・
『スケベな深夜アニメ見たり、セクシーな水着を着てみたりと
 ちょっくら性に敏感なお年頃なんだよ』
納得した⊂二二二( ^ω^)二⊃

暁月のチート的な強さは分かるけど、Aクラスの強さが未だわからん。
あの中にさすがにAクラスはいないだろうけど。

温泉、美兎妄想かよwww
暁月の言うとおりやっぱ性に敏感なお年頃だなw

副会長は個人的にほんと動きすぎだよなw
生徒会も凌駕する力・・・その力を打ち消す海堂。

そして・・・やっとここで追撃者登場するか!?
{/netabare}
もうちょい派手な戦闘期待したけど、来週に持ち越しかな。

7話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
アレイザードの話か。元々そこから帰還してからの話だから
いつか出てくるとは思ったけど、このタイミング。
ちょっとストーリーがマンネリしそうかなと思っていたから
良いいタイミングかなー?

イベントルールおかしい・・・男でも水着取るのはちょっとw

え・・・参加者みんな能力者・・・?!動きおかしいよw

「え・・・うそ」 天の声「事実だ」←腹筋返せバァローwww

幼女のポロり・・・そりゃいろいろと問題だが委員長は幼女と認めてるなw

全力逃亡→女子シャワー室
だが暁には関係ないな。さすが鬼畜紳士・・・

まさか罪人扱いになるとはね・・・まあ、事実だし。
{/netabare}
今回はよくあるサービス回。
このまま学園だけの話で終わるのかと思ったら異世界からの追跡者。
ランキング戦も始まるしちょっと熱くなりそうだ。

6話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
副会長・・・どうみてもフラグが・・・w

暁月の親父が暁月以上に能力者って事?

「俺達が男だからかな」( ̄ー* ̄)
くっせー。まじくっせーww

って、簡単に乗りこなしてるじゃねーかよ・・・

副会長、フラグ回収乙でありますw
靴下残すとか良く分かってるでござるw

そして何故真上に飛ぶ。わざとだろこれw

おい。。そのまま来たのかよ。この露出狂www

え、どっから現れた暁月よ・・・

そしていつまで露出してるんだこの痴女はw
{/netabare}
おい、、戦闘シーンがちゃっちいぞ(苦笑)
あと本人の鬼畜シーンが皆無ってのは寂しいな・・・

5話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
え・・・リアル妹いる設定なのか。
てかその下着どっから・・・w

おまっwwwまたなのかこの構図www腹いてぇwww

つ。。ツボ押し・・?え・・??
音が・・・痛そう・・こ、これは・・・こっちのほうが酷くないか。

1つは体の力みをとって。
1つは体の歪みを矯正して。
最後は企業秘密・・・う。うん。。w
いやー。本当に面倒見がいいかっこいいやつだなー良い話だ。

千影「バカなエロ話のはずが、いつの間にか少し泣けるいい話に・・・。」
葛葉「えぇ、いい話ね。ここがランジェリーショップの試着室で大沢さんが下着姿なのはかなりシュールだけど。」
作中で解説されましたw
そして体温でのスケ下着とな・・w

秘儀、下着抜きとりwww免許皆伝すぐるだろwww

一番恥ずかしいのはキミのそのおかしな頭の中だよ☆(ソウダソウダでも愛情感じるw
{/netabare}
変態の上位が鬼畜ってことでいいのかな・・?
だからこいつは鬼畜紳士ってことでおk?w

4話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
鬼塚じゃなく、田中だったのかー。そしてほんと強いな。
それを瞬殺する会長は更にって事か。

鍛錬で風呂場の天上に張り付くって新しい覗き方だ。声出して笑ったw
そして湯気さん、そっちに仕事してるのかw
良いシーンの後だったから余計にギュップがひどいw
{/netabare}
主人公エロっていうかカッコいいな。
ストーリーが以外としっかりしてるね。
ただ来週はサービス回になりそうやー。ほどほどにw

3話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
カロリーメイト・・・かっこつけた結果がこれかw

委員長・・・盾になってねーw

1個じゃ具現化できないほど巨大な力って事か。
{/netabare}
今回はエロ要素少なめで見やすかったかな。これくらいが丁度いいね。

2話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
ぼ、、僕っ子w

鬼畜学とは・・・やり方が鬼畜って事なのかw

委員長小さいの分かるが・・・バランスおかしいだろw
っておい。発想www鬼畜だなwww
{/netabare}
精神的にエロすぎる。まさに鬼畜という名の外道w
エロに耐性ないとここで脱落する。

1話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
エロっていうか、技が鬼畜すぎないか。
どうやって下着だけ抜き取るんだよ。伝授しろよとw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

女の涙から逃げないのが俺の美学でね(`・ω・´)キリッ

鬼畜な美学ってどんなだろ(。-`ω-)ンー?

◆この作品の内容は・・・
現実世界では30年前から始まった超常現象によって、数千人の少年少女が異世界へ飛ばされ現実世界から姿を消していました。
異世界に飛ばされた人達の中には現実世界に戻ってこれた人達もいるのですが、そんな人達を一堂に保護する場所が国際教育機関『BABEL』です。
そして異世界から戻って来られた人達は異世界で習得した戦闘技能をそのまま使える模様です。
主人公の凰沢暁月もその一人。
彼は異世界で魔王を倒した勇者だったのですが、その魔王は死に際に『貴様に娘を託したい』と暁月に自分の娘を託しました。
そして暁月は魔王の娘である凰沢美兎を連れて現実世界に帰還する所からこの物語は始まります。
2人はさっそく『BABEL』に入学し学園生活を送るのですが・・・。
暁月は魔王から託された美兎の面倒をみて、そして美兎の方は自分の父親を殺した暁月をどんな人間か見定める。
鬼畜なエロとバトルが楽しめる学園セクハラファンタジーアニメです。

◆強くてニューゲームがこの作品の特徴・・・
この手のエロアニメは主人公がヘタレというのが多いですよね。
しかしこのアニメでは、すでに異世界で魔王を倒し現実世界に戻ってきた後の話なので主人公は既に圧倒的な強さと自信を持っています。
いきなり勇者のその後の話として始まるこの設定は中々斬新に感じました。

◆声優陣は・・・
凰沢暁月 : 岡本信彦(とある魔術の禁書目録の一方通行)
凰沢美兎 : 日笠陽子(けいおん!の秋山澪)
五泉千影 : 植田佳奈(Fate/stay nightの遠坂凛)
桐元葛葉 : 花澤香菜(ISのシャルロット・デュノア)
七瀬遥   : 井上麻里奈(みなみけの南夏奈)
氷神京也 : 櫻井孝宏(あの花の松雪集)
他。

◆総評・・・
タイトルの『鬼畜美学』という言葉を見た時には、ただのエロアニメかなと思っておりました。
実際序盤を視聴してみても、主人公は女の子の下着をスリ取ったり、女の子の胸を強調したお色気押しのお下劣な内容。
公式サイトに提供されている『ブラ選びゲーム』とかも┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・でしたし。
しかしエロいけど面白いという評判だったので視聴を続けて見るとなるほど・・・確かに意外に面白い^^
女の子の涙を止める為には鬼畜行為だろうといかなる手段を用いる主人公、まさに女の敵なのですが、その奥にあるものはとっても温かい想いなのです。
これがヘタレな主人公だったら呆れてしまうような内容で終わってしまうのですが、主人公の絶対的な力と鬼畜に対する堂々とした態度が逆に気持ちいい^^;
(まぁ、いかなる手段を用いてもとはいえ2話のあれはやりすぎですけど)
このアニメ、『これを見ないと本当の“紳士=鬼畜”は語れない!!これぞ正しい紳士アニメの最終兵器!!』と謳っていますが、なんとなく納得です^^;
最終回は『今迄の話はまだ序章、これからもっと盛り上がるぞー!』っていうような感じで終わってしまいましたが、いろいろと続編への伏線を張ったような終わり方でしたし、2期が制作される事に期待したいですね♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31
ネタバレ

カリューム さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

設定は面白そうだったんだけど・・・

いろんな世界に飛ばされて冒険をしてきた子供たちが元の世界に戻ってきて、バベルという学校に集められ、それぞれの魔法やら術やらで競い合う・・・という設定

序盤はその設定から、個性的な戦い方をする登場人物と、飛ばされた世界で勇者となった主人公が戦う、異能力バトルものを想像していたのですが・・・違いました(^^;

確かにバトルはするものの、期待していた異能力バトルとは違い、主人公が無双するだけの単純なものでした。
もしかすると原作が小説なので、細かい設定などがあるのかもしれませんが、アニメでは伝わりませんでした
残念です



基本的にこのアニメは主人公が完全無欠
何か苦戦しているような描写もあったけど、それは主人公の無敵ぶりを証明するためでしかありませんでした(普通だったら死んでるとかいう毒を仕込まれても、仮死状態になって乗り越えたり)
何されても基本大丈夫

そしてバトルだけでなく、本来ラノベの主人公なら赤面してしどろもどろになるような女性更衣室に入っても、全く動じない
・・・いやそこは戸惑おうよ
まさに困っている姿が全く描かれていないと言ってもいいくらいでした

むしろ困っている(振り回されている)のは周りの女性陣
どちらかというと、心理描写もヒロインの方が多いので、こっちが主人公と言ってもいいでしょう



結論としては
・異能力バトルものとしては面白くない(というか成立してない)
・基本的にヒロイン目線なので女性向きか?
・作画もそんなにすごくはない
・ヒロインの声が日笠陽子なんだけど、正直今でも別人に聞こえる

こんな感じです
自分には面白いと思える要素は設定だけだったので、それが生かされてないのががっかりでした


以下内容に触れます
そして基本不満です
{netabare}

なんでこの設定なのに異世界から戻ってきた者同士で戦わないんだ?
ようやく終盤戦う雰囲気だったのに、飛ばされた世界から刺客がやってきてその相手をするとか・・・
ヒロインの設定上そういった敵はいてもいいけど、そいつがまたくだらない小悪党だったのはゲンナリ

魔王の娘を倒しに来たんだから、むしろ勇者同士がお互いの正義をぶつけ合う熱い展開にしてくれよ・・・
結局、ゲス野郎を主人公がボコるだけじゃん
なんの感慨も起きない

ただ、主人公の鬼畜っぷりに戸惑うミウは可愛かったなぁ~
・・・でもそれだけじゃな


まぁ、主人公の飛ばされていた世界でのいざこざが終わったから、これから元の世界の話になるんだろうな楽しみ
でもたぶん二期はないだろうな・・・



あとバイクの話いらないでしょ

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

86.3 2 バトルでツンデレなアニメランキング2位
東京喰種(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2776)
15672人が棚に入れました
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人・喰種が蔓延る東京。ある青年「カネキ」は喰種に襲われ瀕死となるが、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる―――・

監督に本年度米アカデミー賞ノミネートの森田修平を迎え、前代未聞のスタッフ陣によって彩られる「東京喰種」の新たな世界に乞うご期待!

声優・キャラクター
花江夏樹、雨宮天、花澤香菜、宮野真守、菅生隆之、諸星すみれ、小西克幸、中村悠一、豊永利行、浅沼晋太郎、櫻井孝宏、伊藤健太郎、梶裕貴、浪川大輔、速水奨、立花慎之介、津田健次郎、土井美加、仲野裕、釘宮理恵
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おし…え…てよ おしぃえ…てよ…、この…魅力を…。。。

2014年7月放送。
全12話。


【前置き】

ヤングジャンプで連載されている人気漫画のアニメ化ということで、放送前から話題になっていた作品でしたね。
原作未読の私としては、知名度の高い人気漫画なだけに差異の生じかねないうメディアミックスから入ることに少々躊躇いはあったものの、
「アニメだし、実写よりはキッチリ原作再現してくれるでしょ!」
という淡い期待の元、視聴しました。

さて、結果としてこの選択は正しかったのでしょうか…。
おし…え…てよ、おしぃえ…てよ…。



【あらすじ】

人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人『喰種(グール)』が蔓延る東京。

平凡な大学生『金木 研(かねき けん)』は、好意を寄せていた少女『リゼ』との初デートで、彼女が喰種であることを知ります。
襲われ瀕死の重傷を負った金木ですが、直後にリゼが鉄骨落下事故に巻き込まれ即死状態となるのでした。

病院に搬送された後、医師の判断で金木に喰種であるリゼの臓器を移植したことで、彼は『半喰種』となってしまいます。
それ以来、金木の人間と喰種との間で揺れ動く苦悩と恐怖に満ちた日々が始まります…。


※※※
『カニバリズム(食肉の風習)』を表現する作品は、どうしても内容を説明するに辺り視覚的なグロテスク描写を含みます。
こちらに関しては、ホント人それぞれの許容量の問題なので、見る前に御自身で御判断下さい。



【語ってみる】
{netabare}
まず、見る前と見た後では内容のギャップに驚きましたね。
『半喰種』という主人公の立ち位置も魅力的でしたが、喰種の持つ「赫子(かぐね)」と呼ばれる背中から出る捕食器官に関しては、異能バトルをする上での特殊能力そのものに思えましたので。
しっかり、ヤングジャンプの層をとらえた、バトルを想定した作品だったわけですね。
徹底的に人を喰う葛藤を重厚に描き抜いてくれるのかと思っていたので、そこは少~し残念な気もしましたが…、まぁ売れないよねそれじゃ…。


まず第一話での、その衝撃的展開を彩る作画の気合いの入りようには驚きましたね。
中盤のバトルは、前半と終盤に比べると少し息切れした感もありましたが、それでも常に一定以上のクオリティーを維持したように思います。
ただ、その内容からTV放送にあたっては黒塗りで表現された部分が圧倒的に多く、内容ありきのグロが魅力の一つであろう本作にとっては、残念で仕方ありませんでしたね。
絶妙な隠し具合で、何がどうなっているかは理解出来ない程ではないので、話についていけなくなることはありませんでしたが。

演出面において記憶に残ったのは、オープニング曲「unravel」の絶妙なかかり具合でしたね。
第1話の終わり、そして最終話での終わりでもそうでしたが、あの「おし…え…てよ、おしぃえ…てよ…」から始まる歌詞は勿論、凛として時雨ボーカルのか細い声色の演出が、作中の金木君の内心と非常にマッチングしており、まさに主題歌と呼ぶに相応しい曲だったのではないでしょうか。
曲としてはエンディング曲の「聖者たち」の方が好きですが、アニメ版「東京喰種トーキョーグール」と言えば、この「unravel」ナシでは語れないとさえ思いました。



ただ、そのストーリー展開としては、まさに目まぐるしいと表現するのが一番正しかったように思います。
原作ファンの方は特に声を大にして訴えていたようでしたが、原作の丁寧な感情描写をスッパ抜いて展開が早過ぎるといった具合だったようで…。

原作未読の私からすると、毎回衝撃的な展開が続きヒキも非常に上手いので、毎週見たくはなりました。
ですが、最終話まで見て結果的に面白かったかと問われると、少し疑問が残ります。
なんというか、キャラクターを好きになるタイミングが掴みづらかったといった感じでしょうか…。

本作に限っては、原作漫画を先に見た方が良かったのもしれませんね…。
だとするとアニメ版の本作に、更に不満を言いたくなったのかもしれませんが…。
ストーリーとしては、ある程度魅力的なのは自分の中では間違いなく、それぞれのキャラクターの葛藤も片手間では見れない吸引力がありましたので、いつかゆっくり原作を熟読したいと思います。


人物の葛藤の中でも、とりわけ記憶に焼きついたのは、喰種でありながら平和に暮らしていた母娘

『笛口(ふえぐち) リョーコ』(←美人)と『笛口 雛実(ふえぐち ひなみ)』(←可愛い)

でしたね。
いや…決して双方見映えが良いからとか、そういう邪な気持ちが働いたワケではなく…。

喰種だからと言って、誰もが好きで人を襲って食しているわけじゃないんですね…。
ただ…人間の言う美味しいものを食べても、全く喉を通らない…、吐き出してしまう…。
そういう風に生まれてしまったばっかりに人目を避けなければならず、娘(←可愛い)を小学校にも行かせてやれない母親(←美人)の気持ち。
何も悪いことをしていないその彼女達(←美人母娘)は、人間が組織した喰種対策局により、一方的な制裁を受けることになります。

社会としては喰種は全員駆逐すべきという考えが一般的なようですが、それでもそういった喰種もいるのだと世論が学んだ時、この社会が考えを改める機会がくると良いですね。
決して邪な気持ちによる同情とかではなく。

作中でも、人間と喰種の対比の表現として、ヒロインの『霧嶋 董香(きりしま とうか)』がこう言う場面がありました。

『ねぇ、ケーキっと本当はどんな味なの?

 吐くほど不味いから分かんないんだけどさ、アレ…人間は美味しそうに食べるじゃない。』

「自分がもしそうなってしまったらどうする?」という問題提起を孕んだ本作。
この状況で主人公のように、目の前にある食肉に手を伸ばす自分を律せられるような『人を見失わない人』は、果たしてどれくらいいるのでしょうか…。
平和に暮らしても殺されるかもしれない、この世界で………。



作中で金木は、「あんていく」と呼ばれる初老の喰種が営む喫茶店に身をおき、以降生活をしていきます。
自殺者等を回収し、比較的罪を犯さず食肉を得られる環境を整えた本店は、この区での喰種の生活の支えとなっていたんですね。
当初は「自殺者の数だけで何人も十分に養えるの?」なんて考えておりましたが、日本の自殺者数や行方不明者数を換算して都心部の人口で割り当てた場合、結構まかり通る数なのだそうで…。
日本コワイ…。

金木はそこで、臓器を移植した大喰いの喰種『リゼ』の片鱗を見せながらも、喰種として少しずつ生活に馴染みをみせ始めるのですが…。
喰種対策局や別の区の喰種が、その生活を脅かします。

そして最終話、カタの外れた喰種による度重なる拷問で、『人を見失わない人』であった金木も、遂に『リゼ』の心に耳を傾けるのです。


『間違っているのは僕じゃない、

 間違っているのは…、この世界だ!』


『それでいいのよ金木君…、生きるというのは他者を喰らうこと…。』


ここから白髮と化した金木が魅せた、これまたカタの外れた…というより足首の骨を外した圧倒的な戦闘能力は、気合十分の作画も含めて物語のターニングポイントに感じ惹きつけられましたね。
そこから何の後日談も予告も無く終わってしまうのもこれまた衝撃的でしたが、まぁ…2期はしてくれるでしょうし、ゆっくり通知を待とうと思います。
{/netabare}



【人を喰ったような発言を繰り返す、美食家月山の魅力】
{netabare}
さて、急速な場面展開からも今ひとつ心象に欠けるキャラクターが多い中、それでもやはり異彩を放つ奴が一人。
それが、喰種対策局から「美食家(グルメ)」と呼称される『月山 習(つきやま しゅう)』でしたね。
はぁ…どーしてまたこういうキャラ好きになっちゃうかなぁ…。。。
でも、原作者の石田スイ先生も彼がお気に入りだとか…。
ですよねぇ、キャラの当て方に愛が感じられますもの。

はてさて、そんな月山という男。
見た感じはモデルを思わせる端正な顔立ちで、言葉の節々に英語や音楽用語を用い艶めかしく話すキャラクターです。
呼称としては他にも「20区の厄介モン」「気持ち悪いキザ野郎」「(ストレートに)変態」等多数。
うん、やっぱり愛を感じます。(愛の表し方は、人それぞれです。)


実際、彼は金木君に共通の話題である本を用いて近付くのですが、その本心はまさに彼を食すことであり、彼の血が付いたハンカチーフを鼻に擦りつけて


『柔らかな甘みと、芳醇なハーモニー。

 ああああああぁぁぁ、新しいごちそうの発見はっ!

 人の幸福にとって、星の発見以上のものだ!!!』


と迷言を吐き散らす、まさに変態野郎でしたね。
声を担当された「宮野真守さん」はまさにハマリ役で、「DEATH NOTEの夜神月」等の冷静沈着タイプから「STEINS;GATEの鳳凰院 凶真」といった厨二病キャラまで突き抜けてこなせる宮野さんだからこそ、存分に魅力を見出せたように感じました。


第5話で月山は、金木君をどうやって食べようかと試行錯誤した末、

『金木くぅんンがっ!! 食べながら

 金木くぅんうおっ!! 食べたい!!!』

という奇想天外な発想に辿り着き、人質をとって彼に迫ります。
ここで金木君から「変態」発言が飛び出るのですが、彼は侵害だと返しながらも「そうさせたのは君なのだから責任をとれ」と責任転嫁する天晴ぶり。
中の人繋がりで言うと、まさに「駄目だこいつ…、早くなんとかしないと…」状態でしたね。

ただ、実際に董香が割って入り彼を制止するも、「美食家」を名乗るだけあって良い物ばかりを食してきた月山は、食事が戦闘能力に直結する喰種の中でも、抜群の実力を持っていました。
そこで奇策として、董香が金木を食すことになるのですが、それを見た月山の

『僕のだぞっっ!!!』

発言には、シリアスな場面展開にもかかわらず笑ってしまいましたよ。
きっとそういう方も多いのではないでしょうか。


そんな彼も、金木くんが攫われた終盤では、

『アモーレ!! heartbreak…。

 無二の友人である金木君が…、ワケの分からない連中の手によって危険な目にあってるなんて…

 No kidding!!』

と言い放ち、「あんていく」と共に、彼を助けに?向かいます。
この月山が本作において、こういう味方とも敵とも呼べない立ち位置のキャラになったわけですね、にくい構成でした。
彼の言動を全て「お前が言うな!」で収めてしまうのは簡単ですが、皆さんもどうか彼を温かい目で見て愛でてみませんか?


そうそう、少し余談となりますが。
TV放送のCMを飛ばさない方はご存知かと思いますが、金木君と月山が行なうBlu-rayの販促CMは面白かったですね。

金木「月山さん、イベント抽選券付きBlu-rayが発売ですよ!」

月山「チュレェヴィアアアアァン!!

   イベントと言うことは、皆に祝福されながら、僕達が一緒になる日が遂にやってくるんだね!!?」

金木「人を喰ったような発言はやめて下さい…。」

最期の金木君の冷静なツッコミが良いですね。
これが聴きたくてCMは毎回飛ばしませんでしたよ、私は。
{/netabare}



【総評】

作品として魅力に感じる部分は大いにありましたが、その原作をアニメで100%活かしきれなかったように感じます。
原作未読の私から見ても、全12話で表現しようとするシナリオ構成の幅に、若干無理が掛かったように見受けられました。

それでも、内容として手を抜いた作品では決して無く、演出面にも秀でておりグイグイ見させるだけの吸引力はしっかり兼ね備えておりました。
全般的にシリアスな内容ではありますが、その分Cパートで小ネタを挟み楽しませてくれますしね。
次に見る機会があれは、ちょっと恐いですが黒塗りが無い完全版で是非見たいですね。

2期はやるのか…いつになるのか…。
今現在まだ噂の粋を出た情報はありませんが、どうせなら熱が冷めない内に放送してほしいですね。
展開が早かった分、視聴者の熱が冷めるのも早い気がしますし。

その時は、また作中にハマったを主題歌だと尚嬉しいですね。


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『月山 習』声 - 宮野真守さん

◇一番可愛いキャラクター◇
『笛口 雛実』声 - 諸星すみれさん



以下、カニバリズム(食肉文化)について。
(途中から妄想に突入してしまったので、〆ます。)
{netabare}

ちなみに私は恥ずかしながら、正直なところまだ一度もカニバリズムを体験したことがありません。
偏見を持たず多種多様な食文化に触れることは、人生観を広げる意味でも重要だと私は感じておりますので、ここは偏食なぞせずに、いつか体験しなければいけないなと考えております。

しかし、現代の日本において、そんな「ハンニバル•レクター」みたいな真似が出来る状況は早々ありません。
やはりここでも、『東京喰種トーキョーグール』の世界に妄想を抱くことで、脳内体験するのが社会人として果たすべき選択となるでしょう。


まぁ…どーせ喰べるなら、私好みの『チュレェヴィアアアアァン!!』な人間を捜すことにしましょう。

おっ、かなり好みの人間を発見!!
早速、声をかけてみましょう。


「あっ、お嬢ちゃん可愛いねぇ。

 ヒナミちゃんって言うんだぁ…。

 うんうん、髪型が(私好みな)ショートカットで似合うねぇ。(グヘヘ)

 へぇ、字のお勉強してるんだ、偉いなぁ。

 それならお兄さんが、こっちで詳しく教えてあげるよ。

 さぁ、おいでおいで!!(ゴクリ)」



……さて、数分後。
細切れになった私は、彼女の胃の中にいたワケですが…。

こんな可愛い美少女になら、喰われる側というのもまた乙なものでした。

でも、ちゃんと「ごちそうさま」って言おうね、ヒナミちゃん。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 61
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

喰べたら「ごちそうさま」するまでが作品なのに

人を喰らう正体不明の怪人・喰種。
主人公カネキは喰種に襲われ瀕死となるが
喰種の臓器を移植されたことで半喰種となってしまう。
それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることに…。


凄惨な食事現場で始まり、凄惨な食事現場で終わった一話だったが
その課程には実に多彩だった。
Aパート開始時は安らぎや暖かさを感じさせつつも
黄色い道をゆっくりと歩む美女の姿が「迫る注意」「迫る非日常」を感じさせ
そこから緩急を織り交ぜ喜びから恐怖、救済に戸惑い、葛藤に絶望と
「赤い日常」へと変貌する様を流れるように観せてくれた。
この一話だけでジェットコースター一周分の感情を体感できる様な内容で
すぐにおかわりが欲しくなってしまった。
掴みとしては今期一番良いかも。今後も期待が高まってしまう。

考え過ぎかも知れないが、カネキが半喰種になる課程も単なる偶然とは思えず
どこか作為めいたものも感じている。
医者もグル(グール)かな?…とか、ミステリー好きの血も少々騒ぐ。

またこの世界での半喰種の存在意義がどうなるかにも注目している。
既存のグールなら自我を持っていないので、
その間に当たる半喰種には無条件で価値が生まれるが
この作品の喰種は既に自我や規律すら持ち合わせている模様で
半喰種との違いがどう現れるか気になる。
カネキの葛藤は半喰種ならではのものでずっと続いてしまうのだろうか?

※2話感想{netabare}
ヒデを救うためグールの力を借りグールの力に飲まれヒデを襲う衝動に駆られる…。
泥沼の葛藤が更なる深みへとハマっています。

それでも「人」の事「グール」の事、そして「自分」の事を知ろうとして
向き合う姿は立派でした。
ヒデも勘がいいので判っているご様子。良い友達じゃないか。
血の臭いだけでなく感動の匂いもしてきました。

あと触手を絡めた戦闘シーンもかなり上等で衝撃的でした。
そしてこの作品「目力」がハンパない! 夢に出そう…。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
アンティークを中心に活動するグールの生活が覗けた回。
どうやら安定区と掛けてあるようでグールの中でも穏やかに
生活する者が集まっている様子。
食事も自殺者を確保している様で納得できた。…ここまでは。

でも、他の区に多数の凶暴なグールが居るとなると
描かれている平穏無事で危機感の無い人間社会に疑問が湧く。
グールの数が多すぎる。

設定通り、毎月グールの人数と同じだけの人間が殺されるとなると相当な被害で
もはや警察が事件としてどうこうでは無く
軍が出来て対応していたり半分以上グールとの戦争の状態に成っていておかしくない。
…というか成っていて普通、それくらいの危機だと思える。
面白そうな作品なだけにバランスも考えて練って欲しかったと思ってしまう。

ちょっとケチが付いたが今後の展開で
グールの繁殖方法やジェイソンみたいな奴の素性や存在意義が明かされれば
もう少しは納得行くかも知れない。
【予想】{netabare}グールは元々政府が作り出しているが隠蔽されている{/netabare}
みたいな話なら判らなくもない。期待はしている。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
美食家、月山の裏の顔が見られた回。

人と仲良くしようとして無理矢理不味いモノを食べる霧嶋さんとは対照的に
美食を謳歌する月山。
狂った様に映るけどグールとしてはこちらが正常なのかな。
グールの味覚に着目したこの作品ならではの存在は面白く、次回以降も注目です。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
早くも月山の食指がカネキに迫り、錦の切ない過去も露わに。

前回に続き月山の個性が圧倒的。颯爽登場!宮野真守無双。
狂気の中、生き生きしていてキャラ的にはみんなを喰ってたと思う。

錦もイイ話で単なる憎まれ役から脇役レギュラーへと躍進したかな。
でも、錦自身は内蔵の九割方破損した所から復帰したのに
姉さんは一般人相手に呆気なく死亡。(詳細不明)
そう言えば路地裏でカネキと最初に会ったグールも蹴り一発で死んでたし、
グールの耐久力に差がありすぎてご都合感が出ている。

美味しく質の良い餌を食べると即効でパワーアップ!
ってキノコマリオみたいな事を急に言い出してるし
話が進むにつれ、設定の詰めの甘さが見えて来てちょっと残念にも感じる。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
何とか危機を脱したカネキ達。そして改めて浮き彫りになったグールと人との距離。

グールも人と同様に心があり愛があり家族があり。
「お母さん!」と言うヒナミの叫びがとても痛々しく突き刺さる。
同情できる話で何とかしてやりたいのだが、
「人喰い」…いや「人しか喰えない」と言う生態は致命的で
言葉や理屈が通じ心があるとしても相容れない存在になってしまうよなぁ…。

カネキの存在がグールと人との心の橋渡しになるかも知れないけど心が繋がったとして
約定作って「人を襲わない代わりに故人の体を提供する」って訳にも行かないし…。
設定上では既に詰んでいる…と言える落とし所のない問題にどう挑むのか
見物だと思うけど、ホントどうするんだろう?
バトルで何となく解決した風には成らないで欲しいけどな。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
人にもグールにも義はある。それ故に復讐と憎しみの連鎖は止まらない。

カネキが到着するもヒナミのお母さんを助けられず悲しい結末になりました。
ヒナミにとっては本当に最悪の結末。
でも、母の表情から察するに復讐は望んではいない筈。
それは幼いヒナミに伝わっているのか?理解できるのか?
葛藤の中、芳村さんの道か薫香の道か何を選択するのか
この作品の肝になりそうで興味深いです。

真戸さんはグールにとって脅威だけど人側から観ると逞しい。
彼処まで出来る様になるには相当な修羅場と仲間や知人の死を経験しているのだろう。
グールに情をかけて殺された者もいそうだし、少々壊れてなきゃ務まらない。
悪っぽく描かれているけど背景を察していくと憎めないキャラだと思う。

一人殺されたとはいえ亜門達は何とかクインケ無しで対抗してましたが
身体能力考えると全員瞬殺されて当然なレベルで無理がある気がします。
せめて刃物弾くって設定無くしてくれないと人に勝ち目がなくないかな?
グールって設定自体矛盾だらけなので小さい事は寛容には観てるけど、
バランス感覚がちょっと悪いなって気がします。

次回は真戸と薫香の戦いが更に激しくなりそうで、
そして復讐に走る薫香をカネキはどう見るのかも楽しみです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
真戸さん亡くなってしまいました…。
良い悪役だっただけにちょっと寂しくもありますが復讐に囚われた者の末路として
意義を投げかけてくれました。

一方ヒナミは復讐に囚われず深い悲しみの中から「生きる」ことを決意。
溢れる涙が心に響きます。強く生きて欲しいですね。

カネキは不戦を貫き悲しみと復讐の連鎖を断ち
グールと人とを繋ぐ希望になって行きそうですが6話感想の懸念が個人的に引っかかる。
共生目指すならグール用の食料開発出来ないものかな?
{/netabare}

※9.10話感想{netabare}
悲しみを乗り越え日常を取り戻そうとするアンティークの面々、
そして新体制でグール対策に当たる捜査官達。

近隣の11区が騒がしく嫌な予感がしていたらやっぱり飛び火です。
捜査官も絡んできてなんだか仁義なき抗争モノの雰囲気が強くなってきましたね。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
人とグールが入り乱れた抗争、そして拷問と血生臭く暴力の砦と化しています。
覚醒しつつある亜門くんをいつの間にやら応援しちゃってます。
現状アンティークの敵ですが何れ手を組む事もありそうですよね。

カネキくんから新たなカネキくんが生まれそうですし、
屋上には何やら怪物が…ってあれまさかマスターなのか!?
次回も気になります。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
心身共に死よりも凄惨な地獄の様な苦しみ中、今までの全て否定し
生まれてしまったダークカネキくん。
これからこの作品はドコへ向かうのか?…って所で最終回!

せめて…せめて外での戦いにケリ付けてくれないと投げっぱなしにも程があるし
痛々しい拷問が最終回ってのも後味が悪すぎる。
この終わりならアニメ化しなくても良いんじゃない?って気さえします。
{/netabare}


【総評】
心理描写や戦闘描写は良く描けているしキャラも立っている。
そして設定上袋小路になっている人とグールの関係がどうなって行くのか
どういう結末になるのか期待と興味を持って観てこれたがとにかく後味が最悪でした。

人として生まれそしてグールとして再生して価値観や感性などを培い
積み上げたモノを最終回に全否定させて結論出さずにハイ退場!!

結局、1話で身体を失い、最終話で心を失った可哀想な青年の怪談のような話で終幕。
闇芝居なら三分で終わるわッ!
中身は投げっぱなしでブッツリ終わるアニメの中でも指折りの作品になってしまいました。
続きやるのですかね? やらない事には話にならないし観る意味もない作品です。
事情があるにせよ、この終わりを平気で観せる制作側の神経を疑います。
期待と観て来た時間までも全否定されるこの終わり方は許容できません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 64
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

嫌われたっていいじゃないか 人喰いだもの

2018.08.17記


原作既読。いや、アニメ観てから原作揃えた人。
もともと職場の子から原作を薦められてたんだけど、その時スルーしてたのを後悔するはめに・・・


マンガはけっこうな売れ行きで、アニメも海外含め評価が高く、そのあと実写化までした大ヒット作です。
なにせ人を喰うおどろおどろしいバケモノの話なので、実写映画版では出演女優さんの一人が良心の呵責を覚えてなのか出家してしまうという騒ぎを起こしたほどです。
タイトルだけ見たら、人間視点でバケモノとの闘いを描いたバトルものか、グロ主体のホラーみたいなのを想像しがちです。そう、頑張れ人間!

 嫌われたっていいじゃないか 人喰いだもの

はいこれミスリードです。
ん?みんなもう知ってるって?

スプラッタホラーか超絶バトルものはちょっと、、、という先入観で本作を避けてしまうのはもったいないと思われ、むしろその先入観、この際棄ててもらってかまいません。

人間と喰種を分かつもの、それはたまたま人しか喰えない種族としてこの世に生を受けたか?そうではないか? 細かいところを除けば一点それだけ、この作品の基本設定です。

時には人間、時には喰種側の視点で
何が正しくて、何が間違っていて
勝利も敗北もないまま 孤独なレースは続いていきます

{netabare}8話戦闘シーンでの言葉の応酬に端的に表れてます。

亜門VS金木戦での亜門
『罪のない人々を平気で殺め…己の欲望のまま喰らう』『親を殺された子供たち…残された者の悲しみ…孤独…』『貴様はそれを考えた事があるか?』

真戸VS董香戦での董香
『訳もなく命を狙われる恐怖 あんたにわかる?』『大切な人が虫けらのように殺される あんたにこの気持ちわかる?』{/netabare}

単純に視点をどちらか一方のサイドに寄せて、というわけではない極めてドラマ性の高い作品といってよいでしょう。グロやバトルは作品を飾る要素として欠かせませんが、メインはあくまで人間?ドラマです。


そして人間でも喰種でも多少の個体差はあれ自分サイドの視点しか持ち合わせてません。
そこに{netabare}「もとは人間、今は半分人間半分喰種の」{/netabare}主人公金木研くんがどう割って入っていくかが作品の見どころとなってます。

{netabare}『自分の意思と無関係に、自身の体に改造がなされる。』
このへんは初代仮面ライダーみたいです。世の少年少女たちが心躍らせる伝統芸と言えるでしょう。
昭和の本郷猛はいかついあんちゃんでしたが、平成の金木研はナイーヴ優男である、というのも時代の流れでしょうか。{/netabare}


OP『unravel』は物語にドはまりしてる秀曲です。ムービー含めてインパクトがあり、カラオケのアニソンランクでも上位に食い込んでます。ただし、これ原キーで歌いきれる人っているんだろうか??
OPに隠れてますが、EDもクールダウンにちょうど良い曲です。ED後の巻末4コマ的なショートアニメもほっこりできますよ。


キャラは喰種も人間も多士多彩で登場人物多めです。
1期1クール12話で全員掘り下げきれるわけにもいきません。2期待ちか必要最低限か、私は掘り下げ不足を理由に感情移入できないといったことはありませんでした。

声優さんもキャラの多さに合わせて人数多めです。回によってはEDクレジットで3カット分使うほど用意してました。そして無駄に豪華です(褒め言葉)。
{netabare}
※印象深い演者さん
■金木研:花江夏樹
悲鳴に近い絶叫を担当するのに適任でした。梶さん(今回はアヤトの役)の絶叫も捨てがたいがよりナイーヴな感じを出すには花江さんじゃなきゃ無理かな。
■ウタ;櫻井孝宏、月山習:宮野真守
ハマってることはハマってるんだけど逆も見てみたい。
■エト:坂本真綾
ただ私が好きなだけです。
■真戸呉緒:大川透
マジキチぶりが伝わる好演。 病気からの復帰おめでとうございます。(2018年8月現在)
■鈴屋什造:釘宮理恵
意外な組み合わせ。什造を女性声優でというのはすごいアリ。什造の「見た目は青年中身は子供」感がよく出てました。
{/netabare}


※以下ネタバレタグは本当にネタバレ

引き込み充分な第一話。
{netabare}リゼを媒介におどろおどろしい喰種をまずは視聴者に印象づけます。そうですよね、人を喰うんですから我々人類の敵ですよ。
それで喰種の生態やら人間と喰種の関係性など適度にレクチャーが入るので初見殺しにはならない設計。Bパートからは半喰種になってしまったカネキ君の苦悩です。そしてクール通じてカネキ君は悩みに悩みます。{/netabare}
第二話アバンで物語のコア部分に触れるので、ノリが合わなさそうなら撤退を視野に入れてOK!
{netabare}
金木「僕は人間だ。お前らバケモンとは違うんだ。」
董香「どう?あたしがバケモノならあんたはなんなんだよ?」
金木「お願いします。教えてください。僕はどうしたらいいんですか?あの日から全てが最悪なんです。」
董香「最悪か?あたしだって教えてほしいよ。」
  「ねぇ?ケーキって本当はどんな味なの?吐くほど不味いから分かんないんだけどさ、あれ、人間がおいしそうに食べるじゃない?」
  「平和な生活はどうだった?CCGやグールに怯える必要のない日々は?
全てが最悪?ざけんなよ!」
  「だったらあたしは生まれた時から最悪ってわけ?なああんた!教えろよぉぉぉ!!」

・・・からの『おっしぃえってよっ』unravelインですからねぇ。カッコよすぎです。
{/netabare}
序盤に世界観の提示がなされるので、そこに抵抗がないなら最終話までいけるでしょう。無駄回無かったと思いますよ。1期の区切りもあの箇所までだったら納得です。


グロですか?

カレー食べながら観ることができましたので平気です。
そのへんは所詮アニメーションということで実物の映像とは違いますし、規制も効いてることから血しぶき+α程度のグロです。
{netabare}ただし画よりも音が嫌だということはあると思います。11話12話の拷問シーンでの悲鳴絶叫はきつい人にはきついでしょう。画はそうでもありません。{/netabare}
受け入れる視聴者側も、進撃の巨人あたりがこのへん切り拓いてくれたおかげで、出来上がった土台に乗りやすかったかもしれません。


さてさて金木くんは葛藤の末、どういった結論を出していくんでしょうか?

 しあ○せはいつも じぶんのこ○ろがきめる

最後に一つの結論を出します。共感するもしないもそういう物語なのでね。


続きは2期で!



-----
2019.06.28追記
《配点を修正》


視聴時期:2017年11月

シリーズは2018年秋クールまでの全48話をもって完結しました。
金木くんやトーカちゃんをはじめ、1期ではまだ子供っぽさの残る登場人物らが次第に深みを増していきます。
残念なことにあにこれでは期を重ねるごとに評価を落としていきましたが、私は好きですね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 36

84.1 3 バトルでツンデレなアニメランキング3位
東京レイヴンズ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (2171)
13367人が棚に入れました
『ぼく、シキガミになる。ずっと一緒にいて、ずっと護ってあげる』

それは遠い昔の約束。彼がまだ”将来”の意味を知る前の──。

霊的災害<霊災>が多発し、陰陽師たちが活躍する現代。

土御門春虎はトコトン運の悪い少年だった。
陰陽師の名門に生まれながら才能はからっきし。
この16年の人生で、死にかけた回数12回。
そしてある夏の日、極めつきの受難が、彼の前に訪れる。

「久しぶりです──春虎君」

土御門家次代当主である幼なじみの少女、夏目。
彼女との再会が、春虎をかつて見た”将来”へ──波乱に充ちた”未来”へと導き始める!
闇に舞う鴉たち(レイヴンズ)の、時を超える陰×陽ファンタジー!!

声優・キャラクター
石川界人、花澤香菜、木村良平、金元寿子、佐倉綾音、豊崎愛生、喜多村英梨、下野紘、遊佐浩二
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公が平凡なのはミスリード!?

ライトノベル原作。
ジャンルは陰陽ファンタジー。




■専門用語の分かりにくさをサイドキャラクターの魅力で補う

この作品は、「陰陽」とか、戦闘方法に専門用語が沢山あったりとか、視聴者に説明をせずに、そういう分かりにくい言葉を連呼して、登場人物が普通に使っています。視聴者が置いてけぼり状態。そういう説明不足が嫌いな方にはおすすめしません。

それでも、この作品には設定について視聴者を放ったらかしても、楽しませるようなサイドキャラクターの魅力があるんです。

主人公の春虎は、どこにでもいるような高校生という感じで、特技も無く、ちょっと家柄が良いだけ、という箸にも棒にも掛からない男の子。
「海外のアニメへの反応」という海外の反応をまとめた記事もあるのですが、そこでも、春虎くんは、非難の的になっていました。「あんな弱い奴が強い式神を使うなんて信じられない」だとか、「主人公が地味すぎる」だとか。
アニメのキャラクターにどうこう言うのは勝手ですが、春虎くんはちょっと貶されすぎ。

でも、それもミスリードに過ぎないんですよね。ラストで見事に覆されました。
(詳しくは、「主人公がへ平凡なのはミスリード!?」で。)

そんな地味な主人公に、設定がしっかりとしたサブキャラクターが、彼の周りを彩るように飾ります。「土御門夏目」然り「阿刀 冬児」
それでも、メインキャラクターはメインディナーには慣れません。

え?
「キャラクターの魅力を考えると同じくらいなんじゃ」って?
二人共、少年漫画に出てきそうなキャラクターで、ありきたりではありましたね。メインキャラクターの魅力は、そこまで高くないんですよね。もちろん、人の感覚しだいですが。やっぱり何かインパクトの足りない印象ですからね。うーん、魅力はあんまり。

このアニメを好きな人に話を伺ってみると、殆どが「サイドキャラクターがかっこよかった」と答えるのです。
例えば、大友先生。彼は、元十二神将で「黒子(シャドウ)」と異名で恐れられていました。その後は、土御門夏目を守るために、陰陽塾講師になり、自分の正体を隠しながら行動します。
そして、霊体となって生き続ける蘆屋道満と対決します。道満さんも、ダンディで魅力的。安倍晴明のライバルとしても有名で、また安倍晴明の時代から生き続ける霊体でもある、ロマン溢れるキャラクター。
この対決を描いた中盤はとても面白く、大友先生の魅力が引き立った良いシーンが多かったです。道満と大友先生は、サイドキャラクターの魅力を存分に引き出せている良い例ですね。
「鏡伶路」、「天海大善」なども、泥臭くてコクのあるキャラクターで、思わず「かっこいいっ!」と思ってしまいました。
という風に、サイドキャラクターの魅力が引き立っている作品なんですよね。もちろん、人によりけりなんですけど、主要人物よりもサイドキャラクターを好きになる人が多いというわけなんです。

■作品について

物語も、ちゃんと伏線が回収されていて、すっきりとしたラストで、まとまっています。原作では、この後に第二部が始まるのですが、アニメでは第一部までを描いています。そのため、区切りの良いところで終わっています。
序盤は、ちょっとつまらないです。1話、2話の「衝撃」は驚くべきものですが、その後の陰陽塾の話が、ありきたりで盛り上がりが少ないため、こぢんまりとしています。キャラクターの描写ためとは分かるのですが、ちょっと平凡すぎましたね。
中盤から終盤に掛けて、今まで描いてきたキャラクター同士の繋がりを活かしストーリーがはじまり、サイドキャラクターが動き出し、エキサイティングな展開が待っています。私も中盤から終盤に掛けてが、一番面白かったと感じています。
{netabare}
ただ、ちょっと気になったのが、春虎の覚醒のシーンをもう少し盛り上げてくれなかったのかな、というところです。作品の中では、一二を争うくらい感情が高ぶる良いシーンなのに、どうしても他のシーンと比べると見劣りしてしまうかな、というくらい、物足りないシーンでしたね。
ラストは、さっきも書いたとおり、綺麗にまとめてくれましたね。ロマンチックでしびれる良いラストでした。
{/netabare}

■ 主人公が平凡なのはミスリード!?

{netabare}
この作品の序盤は、主人公が平凡で、夏目が天才という扱いになっています。
そして、主人公がなんだか「パッ」としません。「本当に主人公なの?」ってくらい。
せっかく、活躍の場面が訪れても、しれっとした展開で、高揚感も無いし、胸が躍る展開も無いです。特に陰陽塾編。1話や2話は主人公を見てて胸が高ぶるようなシーンが沢山あったのですが、陰陽塾編は本当に「パッ」としません。
1話と2話も、主人公の周りに感情が動かされるような要素があって、主人公の自身の能力がかっこいいとか、凄く活躍したから感情が高ぶったとか、そういうのは無いんですよね。あくまでも、主人公以外のキャラ、設定なんです。
そうやって、この作品は主人公の「平凡さ」について描くことを貫いています。なぜって?それはミスリードですから。

作品の終盤、主人公が土御門夜光の生まれ変わりだということが分かって、あんなに平凡な春虎が土御門夜光だという展開に、物凄い衝撃を受けます。土御門夜光というのは、作中では天才の扱いを受けており、春虎とは「雲泥の差」です。夜行のイメージは、春虎のイメージとは本当に真逆。
でも、それには理由があって、あまり強すぎる力ですから利用される危険性があるので、力を封印して陰陽の才能を制御したんですよね。夏目が春虎に陰陽の才能を与えたというのは、その封印の一部を解除しただけで、力を与えたわけでは無かったんです。
春虎が夜光だという展開を視聴者に読ませないように、主人公の「平凡さ」を徹底して描いていたわけなんです。最終話で、春虎は人格が変わり、オーラはカリスマ性の溢れるものになりましたよね。それを際立たせるために、「平凡さ」をじっくりと描いていたわけなんですよね。
ちなみに、この後、原作では二部が開始して、覚醒した春虎が陰陽庁に反旗を翻します。そういう展開を考えて、序盤の「平凡さ」は描かれていたわけなんです。
{/netabare}

■総評
ありきたりではあるものの、序盤をキャラクター描写に回して、中盤から終盤を丁寧に盛り上げることが出来ている作品です。伏線もしっかり回収して、春虎についても、作品の謎についても、すっきりと納得いく説明で、解決してくれています。専門用語が分からないところがあり、物語の中でも平然とそれが使われるので、説明不足を受け入れられるか、受け入れらないかによって、評価が一変すると思います。ですが、それを補うほどのサイドキャラクターの魅力があり、前述した通り、ストーリーはまとまっていますから、私の評価は高いです。
陰陽ファンタジー物としては、ありきたりではあるもの堅実にまとまっている作品なので、おすすめです。



投稿日
■2014/09/01

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

さいれんとふぉれすと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

右肩上がりに面白い

東京レイヴンズ 全24話 2013年 制作エイトビット

ストーリー&楽しさ:4
このアニメを観たとき、あなたは登場人物や用語の多さに戸惑うかもしれません。また、ちょっとした台詞やワンカットで大事な説明がなされたりするので、集中して見ていなければきっと頭に?が浮かびます。ですので適宜公式サイトにある用語解説やコンが説明してくれる動画、あるいはWikipediaの用語解説の項を参考にされたらと思います。※注意 登場人物の項はネタバレがあります
そうやってある程度把握しながら観れば、東京レイヴンズはかなり面白いアニメだと思います。ストーリーそのものは普通です。普通ですがバトル・日常・恋愛の各パートがバランスよく構成され、数々の伏線や衝撃の事実、メチャクチャ熱い展開に何度も驚かされます。
ただ中盤までは普通、悪く言えば退屈です。それに脚本にいくつかの欠点があることも否定できません。ですので、かなり面白いと言っておいてなんですが、あまりハードルを上げないで観たほうがいいかもしれないです。実際私は全く期待せずに観て、話が進むごとに夢中になりました。
あと、これは私個人の印象ですが、東京レイヴンズはハリー・ポッターシリーズと似ているような気がします。それがなぜかは上手く説明できませんが…、ハリポタが好きならハマるかもしれません。

作画:3
回によって、更に言えば一話中でも質のバラツキが大きいです。最初と最後の数話や重要なカットは気合いの入った作画がなされていますが、シーズンも後半になるとスケジュールが厳しかったのか目に見えて荒が増えます。とはいえ作画崩壊ではないので観るのに支障はないと思います。
キャラデザに関しては、夏目、鈴鹿、京子、コン、あと幼女先輩、女の子はみんな可愛いです。それってやっぱ大事ですよね。私はそれだけで満足です。
OP/EDは1クール目がどちらも良かったです。特にOPは現代の陰陽師という設定をスタイリッシュなカット割りで表現しており、何度観ても飽きませんでした。しかし2クール目のOPは使い回しのカットを多用していたのでとても残念でした。
ちなみにOP1とED2の最後は関連していて、物語の重要な展開を暗示していますので注目です。

音楽:4
劇伴とSEはしっかりしてます。陰陽師という題材によくマッチした神秘的で壮大な曲からコミカルな曲まで、私はかなり好みでサントラが欲しくなりました。また呪術シーンのSEは結構な迫力があって驚きましたので、ヘッドホンをつけて観ることをオススメします。
主題歌はアニメーション同様1クール目がOP/EDともに気に入りました。

キャラクター:4
私はこのアニメがラノベ原作ということで、主人公の春虎はありがちな天才キャラかなと思っていました。しかしその予想に反して春虎は能力的には平凡、むしろ劣っている落ちこぼれでした。もしあなたが主人公の大立ち回りを見たいなら、春虎はその期待にほとんど応えられません。しかし私は、たとえ非力であっても困難に対し出来る限りを尽くそうと努力する実直な彼に魅力を感じます。
でもやっぱり敵を打ち負かす強いキャラが見たい!と言うなら、大友陣がその願いを叶えてくれます。春虎たちの担任講師である彼は、関西弁を操るいい加減で飄々とした人物ですが実は指折りの実力者で、大友先生が主人公だっけと思うほど活躍します。
東京レイヴンズではこの大友先生に代表されるように大人キャラの見せ場が沢山あります。少年少女だけで話が進行したり、大人がただのやられ役でしかないアニメが多い昨今には珍しくとても好印象でした。
女性陣について。残念(もちろんいい意味で)ヒロインの夏目、ツンデレが可愛い鈴鹿も好きですが私は春虎の式神コンが一番のお気に入りです。バトルシーンより日常シーンやギャグパートで活躍するマスコット的存在のコンですが、終盤のエピソードで春虎に向けて述べた長台詞は、彼女に対するこれまでのへっぽこキャラという認識を改めさせる強烈なインパクトを私に与え、それはベタ惚れするのに充分なものでした。もしコンが最初から有能なキャラ立ちだったならあり得なかったことです。
そう考えると東京レイヴンズにいらないキャラはいません。一見地味で目立たないキャラにも、それに相応しい活躍の場が用意されています。

総合:4
見終わって、ああ面白かったなというのが半分、それで続きは?というのが半分。あまりに多くの謎を残したままなので2期を期待せずにはいられません。
しかし残念ながらそれはあってもかなり先の話です。私は待てないので原作を買いました。一つのアニメ作品としては中途半端ですが原作の販促としては完璧です;

それじゃあ別に観なくてもいい?原作読めばそれでいい?

まさか。興味があるならぜひ観てください。アニメにはアニメにしかない「力」があります。流れるように唱えられる呪文、飛び交う呪符、躍動する式神。
そして東京の闇夜を羽ばたくレイヴンの雄姿があなたを待っています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感想

陰陽師が現代でも活躍している世界
異能力のバトルものという扱いでいいのかな

第1話
{netabare}主人公の春虎くんは陰陽師の才能がないご様子
でもラノベ主人公らしく、すでに2人から好かれてるし
多分やっぱり才能あった展開になるとは思うけどね
なんか妙に舌使いのエロい金髪ドリルの登場でバトル展開に
ほっぺたがすぐにリンゴ状態になるのがちょっと変だなww
ヤンキー君と北斗ちゃんもなんらかの能力とか持ってそうな予感がするぜ( *`ω´)
{/netabare}

第2話
{netabare}鈴鹿ちゃんはお兄ちゃんのために悪いことしてるのね
貴重なボクっ娘が逝ってしまった(´;ω;`)
と思ったら誰かの式神だったのね
夏目ちゃんがキスの件を知っていたのを考えると、夏目ちゃんの式神だったのだろうけど
というか式神っていろんなタイプがあるのね
ロボットみたいだったり人だったり{/netabare}

第3話
{netabare}鈴鹿ちゃんの中の人(佐倉綾音さん)の演技が良かった
北斗=夏目にも気づけないのはさすがバカ虎です
ヤンキー君"視える"人だったのね
田舎を抜け出して、次回からやっと"東京"レイヴンズ!{/netabare}

第4話
{netabare}夏目が男だとなぜバレないのか?
というツッコミは野暮なんでしょうね
0点を取るなんてさすがバカ虎
コンちゃん可愛すぎモフモフしたい
これはいい愛生さんです
爆乳高飛車お嬢様とのバトル勃発!!
{/netabare}

第5話
{netabare}式神バトルは速攻で終わり、次は変な鬼とのバトル
なんか敵が途中でお姉になったwww
どうやら本物の鬼はもっと強いようですbyヤンキー君
京子ちゃんが夏目にデレた!?
あの感じだと、小さい頃に会ってたのは夏目じゃなくて春虎ぽいのだけど・・・
{/netabare}

第6話
{netabare}息抜きおふざけ回
春虎くんがBL→ロリ/ケモナーの烙印を押されることにww
こりゃ普通の人は引きますね
てか寮母が腐りすぎてて面白い
無駄に声優さん豪華だったし
ラストでコンちゃんになに見せとんねんヽ(`Д´)ノ
リアルファンタジーwwwwwwwwwwww
{/netabare}

第7話
{netabare}やっぱり大友先生は強かったか
なんか新キャラ(おっさん)がぞくぞく登場
いきなり霊災が発生するし急にヤンキー君に角生え始めるし
十二神将のバッテンヤンキーがめちゃ強でいいですねえ
よくわからないけど盛り上がってまいりました!
いいねえ・・・実にいいwww
{/netabare}

第8話
{netabare}今度は爽やかイケメンの十二神将が登場
颯爽と現れていざこざを解消してくれました
でも主要キャラはバッテンヤンキーに名前を覚えれられてしまった((((;゚Д゚))))
鬼化について悩む冬児
そんな冬児と春虎の熱い殴り合い
これぞ青春!the青春!
{/netabare}

第9話
{netabare}あれ?
夏目ちゃんに胸がちゃんとある??
そんなことより冬児くんが鬼の制御を試みております
これはいい中二です
コンちゃんが活躍してない
もっと強いと思っていたのだが・・・
バッテンヤンキーを御する大友先生かっけえっす
結局お前も裏切り者かよΣ(゚д゚lll){/netabare}

第10話
{netabare}いつの間にか進級しとる、、、なんて考えてたらいきなり鈴鹿ちゃんキタ――(゚∀゚)――!!
そしてバカ虎に大きな爆弾を投下していきやがったww
なんだあのロリ好きの自称ロリ先輩は!?
変人すぎだろ・・・
土御門2人がおもちゃにされちゃう〜
謎のもいじゃう推しにワロタwww{/netabare}

第11話
{netabare}鈴鹿ちゃんドSの化身だな
クローゼットの中には一体何があるのか?
コンの「当て身!」にワロタww
もうずっとコン・鈴鹿メインでいいと思うよ
大友先生はやっぱりすごいな
{/netabare}

第12話
{netabare}合宿・温泉・鈴鹿ちゃんと3拍子揃った今回
鈴鹿ちゃんがいい感じにデレてきました!
ロリ先輩もいたのはなぜ?
終盤は完全にバカ虎ですねえ
やっと気づいたか?{/netabare}

第13話
{netabare}やはり気づいたのかバカ虎
ただの思春期野郎どもめヽ(`Д´)ノ
そして自分の才能に悩む天満
その裏では道満からの宣戦布告・・・
十二神将も大半が集合
盛り上がってまいりました!{/netabare}

第14話
{netabare}結界は中からに弱い、この定説は変わらないですな
照れて呂律が回らない鈴鹿が可愛すぎいいいいいいいい
北斗(龍)が道満に乗っ取られる!?
そんなピンチに大友先生参上!

大友先生と道満の術比べ
いとも容易く鈴鹿ちゃんの封印を解いちゃったよ
途中からよくわからない術を使いまくっていたが、とりあえず見応えがあったから良し!
おっさん同士のバトルは(;´Д`)スバラスィ
まさかの幼女先輩が!?{/netabare}

第15話
{netabare}OPがCHANGE!!
いきなり模擬戦で始まった今回
呪術バトルに憧れてるのかバカ虎よ
学園の祭壇にボクっ娘の"相馬 多軌子"が登場
こいつぁ怪しいですぞ

大友先生は元十二神将だったのか!?
うん知ってたよ
早乙女涼("りょう"じゃなくて"すず")
これはまさかの幼女先輩=早乙女涼展開ですね{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

78.1 4 バトルでツンデレなアニメランキング4位
IS2 [インフィニットストラトス2](TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1786)
11772人が棚に入れました
女性にしか扱えない飛行パワードスーツ、「IS<インフィニット・ストラトス>」。日本で開発・発表されて以降、世界は女性優位の社会となった。IS操縦者を育成するための学校「IS学園」は、世界各国より集められた代表候補生の少女達が通う女子校である。ところが、主人公・織斑一夏は、男でありながら何故かISの起動が出来てしまった為、IS学園に強制入学させられてしまう。女の園に男がひとり、幼なじみの剣道少女・箒をはじめ、多国籍多種多様な少女たちが織りなす、疾風怒濤のアクションバトルと恋模様。突如襲い来る敵、ISに秘められた謎、そして一夏をめぐる少女達の恋の行方は!?
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

描写が変わりました 銀の福音を倒した後でも恋の掛け合い(修羅)は続きますwww 空戦はやっぱ楽しいねえ!!

一夏はホント恋に疎すぎるからなあ...
掛け合いが楽しみですw
後ゲーム化します。購入はしないと思います
ノベルゲーは「はがない」をやったから。それよりも18禁の方が面白いのかも?

無論戦闘も忘れてはいけません
なのはに負けず劣らずISを使っての空中機動ですから
OPは安定の栗林さんでした。またBEMANIに入ってくれないかな?
EDは相も変わらず走ってまーすwww時折服や配置が変わりまーす

1話 一瞬の夏の終わり 修羅は再開します
{netabare}夢...銀の福音倒したはずなのに?姉貴なのか?

おはよー
出落ちでスク水のラウラ(マーチさん)がwwww
ごめんね、祭りは一人じゃなくて皆でだwwwww(それでも一夏は皆をちゃんと思ってくれるんだよ)
ナイフ投擲しやがったwwwww

セシリアの声はどうもキュアホワイトさんよりもテレサさんみたいに聞こえるなあ
「ミックスベリーのクレープを一緒に食べると恋が叶うか...一夏に話したら喜びそうだな...」(龍が如く風に話してみました)
おっイメチェンですか?ラウラさん?
イメチェン結果
だから撮るなwwwwww記者会見じゃあるまいしwwwwww

執事服か
こういう方向性なのは致し方ないんだよ、シャルル(ぷるるん)
おっギャングが来たぜ...「とりあえず金よこせ!」「暇じゃないんだけど」
氷のレールガンだと!?ホントスペック抜群なコンビだ
ストロベリーとブルーベリーを両方頼めばいいだけのこと、知力も冴えてるな

こんなことだろうと思ったwwww皆誘ったんだからそうなるんだよ箒(グレモリーさん)wwwww
一瞬の夏の途中はOVAで

新参もやって来たか
ほむほむ(更織)に詠さん(エム)
修羅と空中機動は始まったばかりだ...{/netabare}

2話 積極的すぎるほむほむwww
{netabare}今日はぷるるん(シャルル)にお仕置きされてから始まるwww笑顔になったらもうドSですwww
そうか更織は生徒会長だったのか
で、学園祭の出し物なんだけど...却下!!
一瞬「けんぷファー」を思い出しちったwwwww
王様ゲームとかポッキーの食べ比べとかツイスターとかホストクラブとかwwww
でもラウラによってメイド喫茶にwwwこれでも「けんぷファー」でもやりましたからwww

んーやっぱ空戦楽しいねえ!
ちょちょちょ、特訓終わったらいきなり開幕で更織(忌夢)が水着エプロンでおるし!!wwwwwww
んで、弁当持ってやってきた箒(両備)、止めろ、修羅が来る...新生蛇女の内紛ですか?
それでも頑張る主人公です888{/netabare}

3話 修羅過ぎる学炎祭
{netabare}執事姿を見てるとハヤテ君を思い出すなあ
まーた新参も来とるし
連れてくんだったらジャンケンや⇒乗った!!www
勝者は...見てください
ほむほむ神出鬼没やしwwwwww普通に拉致しやがるwwww
シンデレラ?じゃねーよ、ただの修羅ですwww
そうか、同居を賭けているのかwwwww王冠取ったら電流だと!?ひでえwwwww
困ったときはポチッとなですwww
おい!増援(バイト・モブ)が来たぞ!!なんとかしろ!!www

と思ったが、まーた拉致されて...
今度はあの業者女と(やっと真面目な)バトルかよ!?急やな~~
キサン、百式が欲しいのかい?箒達はどうした!?{/netabare}

4話 第一次IS大戦 唐突なカチコミ
{netabare}ファントムタスク:今回襲い掛かる組、「とあるシリーズ」のアイテムの面々っぽくはなかった
機体名アラクネ=プリ5のアラクネアを思い出したwwそしてやっぱ糸を使ってきやがったww
BEMANIでは中毒性が高めの曲です

いくらマシンガンをバンバン撃ってても勝てへんぞ!
外からも来たぜ(あれはエム(詠)だった、予想どうりだ)
ファンネル使いのオールレンジだし、機体はオルコットさんのと同じだし

エム、貴女は千冬姉の復讐者なのか?近親者なのか?
当面の危機は去った...のか?
それでも奴らの再度のカチコミに備えないとな!{/netabare}

5話 今日も今日とて修羅wwwサービス回です
{netabare}よってらっしゃい見てらっしゃい!!今日は一夏を楽しませたもんが勝ちや!

最初はグレモリーさんのお・も・て・な・し
あれは狐耳かよwww抹茶たてるのかと思いきや普通に淹れてるしwww
お!ときめいてる!!これは効いたか!?と思ったけどタイムアーップwwww

次はテレサさんのターン
今度はビリヤードwww龍が如くでも難しいです(上級で勝たないとトロフィーへたどり着けない)俺はビリヤードよりもダーツです
ほーう、アピールとして突き出たお尻と胸か...まあ無難ちゃあ無難ではあるがな
ちょ当ってる当ってるwww

次はぷるるんのターン
ちょコスプレと言えども水着じゃんwwww
クッキーを焼いてきた模様
ポッキーと同じく口移しかよ!こりゃあ好感度上がるわ
と思いきや胸に...終わり終わり!!次!!

今度はマーチさんのターン
しかもダーツwwwだから龍が如くじゃないんだからこれ!!wwwww勝ったら空くじなしの景品か、胸BSCの子はこんな策じゃないとな
しかしほむほむがまたしても拉致wwwこの世界は拉致で構成されているのか!?
同時に亜美・真美(鳳)から服盗んだのかwww
何か吹き込もうとしたが、あーとーでー

最後は春花(千冬姉)のメイド姿www言ったら殺す!!www

あーそろそろネタバラシするか!
これは誕生日パーティでした
今日は誰が良かった?⇒姉貴⇒よーし、一夏を37564やwwww

帰り
Mが来た...彼女はまどか
自分が自分であるために一夏、貴方の命を貰いますわ!!(詠さん風に){/netabare}

6話 武器が無いと貴方は恐怖するか?
{netabare}弾はガードしたようだ
同時にラウラ推参!
奴は逃げたか...
あーあ、デレちゃったよwww
何時、アイツらが来るか分からんからなあ

百式が起動しなくなった。一時的に預けることに、これはシャルルだけにしか知っていない。他の子に伝えたらまーた騒ぎが起こるな...
なーにが縞パンやwwwwwwよく一夏の前でそんなことが言えるなあwwwwwww

あ...不味い...アレが消えてる...
シャルルよ貴女もアナスタシアさんと同じ道を辿るのか!?ホントハラハラするわwwww
もしバレたらのイメージ⇒いや、ならんならんwwwww
困ったときはブルマをはけ、それだけですwww{/netabare}

7話
{netabare}今日はグレモリーさんと一緒にディナー&雑誌の撮影に行く模様
同時に更織の妹である簪(凛)推参
(この世界にどんどんカグラ勢が増殖してるんですけどwww)
彼女はアニメ好きの模様(見ていたアニメに檜山兵がwwwww)一夏にとってヒーローはどうでもいいようだ。それでいいのです。どうせ答えは無いんだから
ん~やっぱニヤニヤが収まりませんwww下手したらキスだから///
M...貴女の記憶は完全に治ってはいない。例え妹であろうと無かろうと人間に変わりはないから
昼休み⇒恒例の修羅の時間でーすwww「私の飯食べて」と誘うシーンは確か前のカレンダーにあったな
で、簪と向き合う一夏であった。誰とコンビになるのだろうか{/netabare}

8話
{netabare}相も変わらず檜山兵がいるアニメを見ていた簪であったwwwww
コンビ争奪戦は加速する...
それとほむほむはグレモリーさんのどこを見たんだwwwwwwアカン...みーんな殺気立ってる...
困っていたら助ける。それが一夏のモットーです
ほら食えよ、あーん⇒うらやまし過ぎる!wwwwこりゃあ落ちるな...
しかし、姉貴といる所を見た。そして悲しみが降りかかった...{/netabare}

9話
{netabare}さあタッグマッチの開幕や、誰が先に散るのか...
の前に敵さんが来たぜ!ファントムタスクの差し金か?さっさと交戦しようぜ!
だがエムはいないようだ。それでも劣勢だ
愛する人を守りたいなら槍を持て!簪!!

食らえ!水の槍!!自らの装甲を犠牲にして大丈夫か!?姉貴!?
貴女が消えたら簪に何が残るんだ!?何もねーよ!
ヒーローはどこにもいない、いるのは人なんだ
弱くてもいいし卑怯者でもいい、それだけで生きているんだから。奴らは倒すことができた
でも彼は恋に関して疎いことはここで知ることになる...同時に候補が増えてしまった...{/netabare}

10話 神回だ、用心しな
{netabare}修羅はまた再開しますwww
それとラウラ、拷問か自白剤を投与したかったら夜空を呼んで来いwwwww

あそうだ今日は身体測定だ
でも一夏は測る人になって貰おうwwwどういうこっちゃあ?ほむほむの差し金ですwwwwww
困ったときは心眼だ!シュウみたいにできるか?
お前は何処を触っている!表でろやあ!!

オルコットさんは料理×だからなあ...あの袋には何が入っているのだろう...ああそうか、形から入るのかwwwwwww
それよりも料理知識を植えつけろ、これはコントじゃないからwwwwww&余計なものを添加すんじゃねーよwwwwww
ああ...テレサさんかほのかの知識があれば...(泣)
まずはグレモリーさんが犠牲...

次はぷるるんか...もうやめて...犠牲者を増やすなwww
流石に感づいたか。でも気づかなかった...
だから料理作ってる途中で離れたら...おしまいだあ...
おい、何を加えた?前と同じか?
止めろ!!食ったら死ぬぞ!!
また、夜中に目を覚ましたマーチさんも...二次災害だあああああ!!
これ以上犠牲者を増やすわけには...

とうとう亜美・真美にも手を出す...やっぱ情で攻められたら駄目か...またしても犠牲者が...今度はビーム撃っちゃいましたwwwwwだから1期OVAと同じことをするなって!!wwwwww

最後は一夏、彼も犠牲になるのか?

その頃、箒の姉貴(なのはさん)はファントムタスクの所にいた。
何故彼女はまどかのことを知っている!?{/netabare}

11話 京都へGO!! 予めロケハンは必須
{netabare}話はガラッと変わって修学旅行です
自分は沖縄が楽しかった。また行きたい
そしてほむほむ...アンタは魔術師かwwwwww
一夏よ...撮影ヘッタレ~~~wwwwwwよりもどこを撮影してるwwwwww
マーチさんは神社で衝撃発言してらあwwwwwww
そして一夏は「デートじゃない」って言ってらあwwwwwww追われる矢先凛とグレモリーさんにもばったり会うことに...
仕方なく京スイーツを奢らされることに

その後は嵐山の竹林へ、誰と行ったのかな?
ふう、やっと来たかファントムタスクめ...誘い出すには人がいない所が常套手段だからね
清水でついに訪れた、再会がな...さあ最後のパーリィをそろそろ始めようぜ...
まどか、アンタが求むのは姉貴のアサシンだ...{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

本編よりもSSの方がずっとずっと面白いわー

この作品はやっぱりもったいないです。
これだけ理不尽な設定の上でキャラたちが理不尽に動かされているのに、それでもなお魅力を魅せているんです。
それだけの力があるキャラがしっかりした物語の中で動けるとしたら、そんなことを考えて少しあるものを検索してみました。

みなさんSSって知ってますか?
SS(ショートショート)という、いわゆるネット小説みたいなやつです。
私はSSかなり好きで、特に咲SSをよく読んでたんですが、ISもあれだけ魅力的なキャラがいるんだし、面白いSSあるんじゃないかなーと興味本位で探してみました。
いやー、あるじゃないですか面白いやつ!
2期については特に見てないし、絶対こっちのほうが面白いと思うので、今回はいくつかSSの紹介を書きます。
タイトル見て気になった作品がありましたら、ネタバレ開いて見てみてください。


【IS】
○一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」 http://blog.livedoor.jp/h616r825/archives/30486401.html
{netabare}本作最大の魅力、それは織斑一夏であるとはっきり言える作品。
織斑千冬の弟として恥じない正義感の強さ、“強さ”を履き違えない強い信念と決意、鋭すぎると言えるほどの人間観察能力と嗅覚。
本編もこの一夏が主人公だったらなぁと心から思います。
一夏の性格改変と物語を際立たせるための追加設定はありますが、ヒロインと物語展開に関しては基本は原作準拠です。
それでありながら、原作ではあまり見られなかった一夏の行動、言葉に対するヒロインの成長、ヒロインの成長によるヒロイン同士の団結などが見られます。
原作は一夏に惚れさせるばかりで、成長させるということがあまりなかったと思います。
性描写に関しては同じく朴念仁ではあるものの、原作のように操られているような印象は受けません。
DBの孫悟空のような純粋さだと思ってください。
それと、作者が意識したことだと思うんですが、ビックリするほどエロシーンがありません。
あのシャルとの風呂場鉢合わせや男子大浴場シーンも容赦なくキンクリ。
決して安い物語ではない、むしろ細部まで考え込まれた超大作といってもいいです。
物語通して、そして後半特にご都合に感じられる場面は多いものの、それでもお釣りが来るほどの主人公描写と成長描写、主張の投げかけをみることが出来ます。
本編ISに不満を持っている方にぜひオススメしたい作品です。
私も不満を持っていましたが、この作品は面白いです。
ぜひ検索してみてください。{/netabare}


○一夏「ドゥフッw拙者織斑一夏でござるwwww」 http://2gigenchan.blog.fc2.com/blog-entry-2068.html
{netabare}タイトルで既にオチている作品ですが、侮ってはいけません。
蓋を開いてみればかなり完成度の高い作品です。
この作品の見所は一夏の清々しいほどのキモ豚オタクっぷりです(笑)
オタクだけあってアニメ、マンガのパロであるセリフが数多くありますが、チョイスセンスが本当に抜群!
IS使ってのガンダムごっこなんて誰か思いつきそうで中々思いつかない、すごくかゆいところに手が届くネタだと思います。
こんな一夏でも原作準拠のストーリーでしっかりハーレム?を作れてしまうんだから、やっぱワンサマーさんぱねぇっす!
ハーレムと言うよりは友人の輪とか、飼育者としての使命みたいな感じではありますが(笑)
恋愛が絡まないとこんな微笑ましい作品になるんだなーと感心した作品です。
この作品のメインヒロインは文句なしで鈴、準ヒロインは山田先生といったところでしょう。
あのシャルでさえ一番影が薄くなってしまうほど、原作で不憫な扱いを受けがちな各キャラが際立っています。
シリアスシーンも持ち前のキモオタっぷりでどんどんクラッシュしていき、オタク発言への鈴のツッコミがさらに笑いを大きくさせます。
一夏に終始全くブレがない!どんなに物理的にも精神的にダメージを受けても全くメゲません。
ある意味鋼の強心臓。
だからこそ、ヒロインが徐々に一夏を理解し変わっていく様子が際立ちます。
とても気になるタイトルだと思いますが、終始笑える内容だし、感心する面白さも味わえる作品です。
キモオタデブ一夏の生き様とくとご覧あれ。
それは~まぎれもなく~やーつさ~   コポォww{/netabare}


IS以外にも気に入っている作品がたくさんあります。
厳選するのでもう少し紹介させてください。
【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている×俺の妹がこんなに可愛いわけがない】
○八幡「俺の妹が小町じゃないだと?」 http://horahorazoon.blog134.fc2.com/blog-entry-4859.html
{netabare}俺ガイルと俺妹のクロス作品で、話の流れは俺妹、八幡が高坂家に住んで妹桐乃設定のSS。
この二人だと何もかも気が合わないと思いませんか?
いやいや、八幡にかかれば誰が来ようとお構いなしなんですよ。
もっと八幡に他作品に出張して問題解決するSS増えて欲しいです。
俺妹は原作の京介の無茶苦茶な解決法も結構好きです。
それが妹のための必死に悩んで考えた自分なりの答えっていう気持ちが伝わって来るから。
ですが、八幡はやはり別格です。
妹に頼られて嬉しい、なんでも任せろ状態の京介に対し、八幡は少しは頼らずに自分でなんとかしろという考え。
まぁ持ち前のひねくれだったり、めんどくさがりはあるんでしょうが。
しかし、これが作品の大きなスパイスとなっています。
このせいでマジもんの大問題が起きたり、八幡もその時は兄貴らしさを見せたり、桐乃が兄貴と打ち解ける、兄貴を理解する上で大きな役割を果たしています。
桐乃は明らかに兄貴への打ち解けが京介よりも早いし、京介以上に本心からの気持ちを八幡にぶつけれています。
そして、八幡にしか出来ないと言えるくらいの交渉術。
これには惚れます。マジで。
本当にすごいとしか言えないし、八幡という人間の再現度も素晴らしいし、俺妹という作品がさらに魅力を秘めていたものであったと思わせる1作です。
桐乃ってこんなに可愛かったんだな。{/netabare}


【咲SS】
○咲「塞さんってお姉さんみたい……」照「ふぇぇ」 http://sslog.ldblog.jp/archives/6461725.html
{netabare}私が咲で一番好きなキャラである塞さん。
この作品も私が塞さん好きだということの一部となっている作品です。
原作もこんな感じだとは思うんですが、やっぱり原作よりも塞さんカッコイイと思います。
これだけ責任感と甘えたくなる空気を兼ね揃えているキャラがいるだろうか。
塞さんの弟になりたい(笑)
「麻雀牌を握る前に………」
この言葉の続きはSSを読んでぜひ確認してもらいたいです。
言葉って凄いなぁ、力強いなぁと思います。
これは、先に紹介したIS、俺ガイル×俺妹にも言えることですが。
心に響く言葉だったり、キャラの気持ち、本気さが伝わって来る言葉や描写って本当に素晴らしいです。
こういうのはSSでもアニメでも同じ、出会えれば同じように感動します。{/netabare}


○洋榎「大阪デートや!」 初美「よろしくですよー」 http://blog.livedoor.jp/mode_ss/archives/51854519.html
{netabare}咲SSは(ガチ)百合カップリングや、マジキチSSが多い感じなんですけど、中にはこういう物語もあるから探し当てるとすごい満足感というか、優越感みたいなものを味わえます。
ただ、この作品についてはあまりにも有名だし、どう説明したところでネタバレしなければ魅力を伝えられないので、特には書きません。
素晴らしい作品です。
私が読み漁った数あるお気に入り咲SSから紹介を載せた、それを汲み取っていただければと。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

一期と同じく高評価。さらに進展があってキャラが最高に素敵!

ISの二期ですね。
一期同様にハーレム状態は変わりません。
もうね、これだけのハーレムを味わってみたい!
って心底思いますよ(笑)
それに、脇役であろうともキャラが劣化していない。
主要人物同様に可愛いところがなんとも素敵です。

二期に入ってからは敵が現れます。
正体不明ではなく、明らかな敵です。

でも、それを期待している人からすればそこが展開が遅いとかうっとうしいとか思われるんでしょうけど、ほとんどが学園ハーレム物語。
それを良しとする人からすれば観ていてほんとに飽きません。
それに戦いのシーンも素晴らしいと思います。
それほど戦闘に特化してはいませんし、シーン的にも短いですが、このスピード感なんかはかなり良くできていると思います。

そして、この二期ではヒロインがまた増えます。
それもとても強力なライバル、もしくはその上をいきますね。

一期のメンバーに関しては一期のレビューをお読みください。

まず、更識 楯無(さらしき たてなし)-斎藤千和さん
IS学園の生徒会長。
IS学園の生徒会長とはつまり、IS学園最強を指すもの。
その名の通り、自他共に認める最強のIS操縦者。
そして、天真爛漫でとても可愛くてセクシーな身体の魅力ある少女。
主人公に対してのアプローチはとても積極的で、一期から登場している主要なヒロインたちにさえ何も言わせないほどの存在感。
主人公の織斑 一夏(おりむら いちか)と同じ部屋で生活してしまうほどの積極度です。
そして、主人公にISの特別訓練を施すというまさに他のヒロインからすれば驚異的なライバル。
魅力も最強レベルです。
cvの斎藤千和さんは、ARIA、物語シリーズ、魔法少女まどか☆マギカなど多数で主役級を演じる大活躍者さんですね。

そして、更識 簪(さらしき かんざし)-三森すずこさん
生徒会長のたてなしの妹。
一年生で主人公の同級生。
性格はかんざしとは正反対の、とても控えめというか内向的で何事にも自信を持てない後ろ向きなところがある少女。
容姿は姉と同じく、とても可愛くて、めがねが似合います。
当初は主人公に嫌悪感を抱いていて、専用機乗りでもないのですが、やがて他のヒロインと同じく専用機乗りとして活躍するようになります。
やはり他のヒロインのライバル。
cvの三森すずこさんさんは、神様はじめました、てーきゅう、ゆるゆりなどで大活躍されています。

次に、一期のレビューでは書いていなかったメンバーを少し記載します。
なんせ、このアニメは出てくる女性が多すぎて、しかもそれぞれが本当に魅力満点なので、書ききれないところがあります。

まずはIS学園の教師二人を。

織斑 千冬(おりむら ちふゆ)- 豊口めぐみさん
主人公の姉であり、IS学園の教師であり寮長であり真の責任者。
その実力は、第1回IS世界大会(モンド・グロッソ)総合優勝および格闘部門優勝者。
という、世界最強のIS操縦者。
IS学園に入る誰もが憧れる存在。
そして、最強で明晰、美人。
性格は非常に厳しい性格で、実の弟である主人公に対しても、先生と呼ばせている。
でも実はとても優しい心の持ち主なんですね。
cvの豊口めぐみさんは、マリア様がみてる、Fate/Zero、さくら荘のペットな彼女など多数で大活躍されています。

次に、山田 真耶(やまだ まや)- 下屋則子さん
IS学園の教師であり、千冬の後輩。
性格はおっとりして、ドジで教師としてどうなのかと思わせるようなところがあるが、実はIS操縦者としては超一流で、ヒロイン二人が同時にかかっても歯が立たないほど。
めがねが似合う、おっとり美女。
ISの分析、戦いでの分析などもこなします。
cvの下屋則子さんは、ate/stay night、GOSICK -ゴシック-、ちび☆デビ!など多数で活躍されています。

そして、敵として登場しますが、
エム(M)/織斑マドカ-茅野愛衣さん
謎が多い人物で、登場した時もいきなり主人公を殺そうとします。
一応、悪のそしきの一員として存在していますが、その名の通り、主人公や千冬との関係が深いものと匂わせています。
戦闘能力は最強レベル。
cvの茅野愛衣さんは、大好きな声優さんの一人ですが、
この作品では他と違う表情を演じてくれています。
好き嫌いは分かれるかもしれませんね。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。、ノーゲーム・ノーライフ、城下町のダンデライオンなど多数で大活躍。
トップクラスの人気を誇る人ですね。


一期と二期でかなりの登場人物を書きましたけど、まだ足りないというぐらいにキャラが多い作品で、そのどれもが魅力的とくればもう最高のシチュエーションで、超絶ハーレムです。
戦闘なんていらなくて、学園ハーレム物として扱うべきという声もありますが、これが2クール作品ならもっと深く描けていたことは違いありませんね。これが1クール作品というのが残念でなりません。
続きを観たいものです。

一期同様にお気に入りで、絶対にオススメできる作品だと思います。

エヴァと似たところがあるかもしれませんが、鬱要素がない分、こちらのほうがずっと楽しく観ることができますね。

楽しくて爽快な気持ちになりたい時にぜひ観てほしい作品です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

80.2 5 バトルでツンデレなアニメランキング5位
ゼロの使い魔F [エフ](TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1382)
9099人が棚に入れました
アーハンブラ城から無事にタバサを救出して魔法学院に戻ってきたルイズと才人たち。 あいかわらず才人はルイズに虐げられながらも健気に使い魔としてルイズのお守りをしている。 急遽、アンリエッタ女王の密命で学院からロマリアへ赴くルイズと才人。ティファニアもルイズたちと一緒に行くことに…。ルイズとティファニアは、ロマリア教皇の就任三周年式典で「巫女」として共に祈りをささげて欲しいと依頼される。 憧れの教皇聖下に謁見し感激するルイズ。一方、自分が虚無の担い手と知ったティファニアは、「才人が自分の使い魔で
あればいいのに」と 急に意識し出すことにより何やら波乱の予感が…。そんな中、ルイズたちに狡猾で邪悪な影が忍び寄るのだった!!
ネタバレ

PeachFly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

あまりにも有り得ない設定^^; でもそれはそれで面白いかも! ^^

4期目のお話です。

ついに4期目、最終話に向かって一直線…と思いきや、またまた別の展開が始まります。

{netabare}
それは、宿敵ジョゼフ(タバサの叔父、ガリア国王)との決着であったり、女王陛下から頂いた領地での話であったり、その領地で温泉が出て温泉パーティーとなるお話であったり(ルイズと才人が裸で抱き合う!)、砂漠に住むエルフに捕まったり、といった展開が続きます。「…これって本当に終わるの?」と思いたくなるようでした。

とろが、それはそれ^^ ゼロの使い魔たる展開で、最後の3話で完結に至る展開となり、あとはバタバタバタ…と終わってしまいます。
また、この完結に至る展開の初め頃に、もう結末の状況が見えるようで、最終回は「あ~、やっぱりね…^^;」という内容でした。
{/netabare}

そして、この手のアニメには突っ込みは考えられない…してはいけない…いわゆるご法度…なのでしょうが、^^; 
…敢えて言わせていただきたい…

{netabare}
<< 才人が現代に帰ってきて、その後簡単に戦闘機を奪えるんですか~!!>>

どうみても才人が自衛隊基地から奪ったのはF-2ですが、そう都合よく自宅の傍に自衛隊の航空基地があるわけがないじゃないですか。
才人は秋葉原によく行っているようでしたが、すると自宅は関東 ? F-2は、青森か、宮城か、福岡か、岐阜か、浜松にしか無いはず… なので、F-2を奪いにヒッチハイクでで航空基地まで行ったと思われます。^^; 
才人はその日のうち自衛隊機地までたどり着いている。 青森、宮城(現在の松島基地は津波の被害で戦闘可能なF-2配備は無いはず)、福岡、岐阜、いずれもヒッチハイクでは遠すぎます。…それにでも、これはどうみても自衛隊の専用滑走路。 …では浜松でしょうか…^^;


<< 才人が現代に帰った直後に都合よく偶然に皆既日食が起こるんですか~!! >>

皆既日食が日本で起こった(起こる)のは2009年、2035年、2042年、2063年、2070年…ですが、「日食が正午前後」に起こるのは残念ながらありません。^^; 放送時期からみて、2012年5月21日の金環食を皆既日食のイメージで題材にしたのかもしれませんが、才人が基地のあるところで既に部分日食が始まっている。しかも、F-2で離陸した直後には皆既になりかけている。…であるなら…やっぱり浜松? 2012年は、浜松基地のほぼ真上で金環食が始まってる。 ^^ 
でも、浜松は訓練用のF-2しかないはず。 ヒッチハイクで朝東京を出発し、昼前に浜松にたどり着くのも不可能^^;
最終話では横田基地あたりをモデルに描かれているような感じですね。


<< フル武装してスクランブル直前の機体がたまたま準備されていたなんてあるんですか~!! >>

才人が強奪した機体には6発のミサイルが搭載されていて、最初に撃ったのは90式空対空誘導弾でしょうか、次いで2回目に4発同時に撃ったのは、93式空対艦誘導弾と思われます。
90式は1発1千500万円、93式は1発1億5千万円、…事後処理どうなるんでしょう…頭が痛いです^^;
でも、まぁ、才人が自衛隊に乗り込んだ際に、「偶然にフル装備」で、しかも「スクランブル直前の機体」が準備されていて、さらに「誰にも気がつかれず」にこっそり戦闘機を強奪できたなんて…^^; こちらの方が「絶対にあり得ない…」設定でしょう。。^^:


<< 結末では才人は日本に帰ってきている。高価な戦闘機を強奪しているのに、才人は指名手配もされていないんですか~!!>

F-2は一機120億はするシロモノ。奪ったらタダでは済まない。それもカミカゼ攻撃で跡形もなくなっている! 事件の後に気楽に自宅に帰って来るなんて…^^;
前にも書いた通り、「運よく」、「こっそり」、「誰にも見つからず」、「監視カメラにも記録が残らず」戦闘機を強奪できていたとしても、ヒッチハイクのドライバーに顔を見られている! 家に帰った時点で何らかのお咎めがあるはず…
また、戦闘機を強奪された基地の職員もタダでは済みません。 才人はハルケギニアを救った英雄になるも、その陰で多くの人の人生を狂わせた犯罪者でもあります。^^;
{/netabare}

どうも、失礼しました^^;

{netabare}
私はちょっと興味があるくらいで、軍オタではありませんが、最後にF-2がかっこよく登場したので◎です。
また、F-2を持ってきたのは、F-2の愛称「バイパーゼロ」と「ゼロの使い魔」をひっかけての演出だと思います。^^
{/netabare}

最終話は「ありえない設定」のオンパレードで、逆に面白かったです。

ひとまず全体を通すと、面白かった場面もあるのですが、どちらかと言えば「やっと終わった~」という感じですね~ ^^;


<<PeachFlyの「また観るかな~」判定>> : 2

0:途中で挫折、
1:もう観ない、
2:もしかしたらもう1回くらい観るかも、
3:たぶんもう1回は観るかな、
4:もう2~3回は観るつもり、
5:ベスト10に入る逸品!。きっとこの後何回も観ることでしょう^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

才人に出逢えて幸せです (ˇ◡ˇ✿)

■『ゼロの使い魔F』を観る前にひとこと c(゚ー゚*)
『三美姫の輪舞』から約4年、随分待たされちゃいましたね♪
今までのシリーズとは違って、原作者「ヤマグチノボル」先生がシリーズ構成を手掛けているが特徴、アニメならではの見せ方を意識したと言うことなので、そんなところも注目ポイントかも知れませんね♪
ヤマグチ先生といえば、2011年に末期癌で闘病生活をしているという発表がありましたけど、作品を手掛ける上でも本当に大変だったんじゃないかなって思います!
そんな中、小説版に先駆けてアニメ版『ゼロの使い魔』の結末を観ることが出来るのは嬉しいことです♪
色んな思いが詰まったゼロの使い魔シリーズ最終章をじっくり楽しみたいと思います(*^_^*)


■総評
まず第一印象は、前作と較べて作画がかなり向上してて映像が綺麗だったこと♪
やっぱり綺麗な映像でルイズの可愛い笑顔や才人達の活躍がまた見れたのは(o^-')b グッ!
それだけで「ゼロの使い魔」ファンとしては満足でした ⊂((〃 ̄ー ̄〃))⊃

ただアニメファンとしての視点から観た場合、ちょっと不満が多かったような…
全然許せる範囲ですけどね (〃∇〃)ノ☆
なぜなら、「ゼロの使い魔」の良い所でも悪いところでもあるからなのです☆彡
ラブコメ要素で例えるなら、3期「三美姫の輪舞」以降その表現スタイルはほとんど変化がなくって、良く言えば「らしさ」として安定感として捉えられますし、悪く言えば「ワンパターン」として真新しさを感じない印象になってしまうんです♪
ルイズと才人だけを見た場合はいつもの掛け合いで終始しているんですけど、周りのキャラの微妙な心情の変化はあるので飽きずに楽しく見れた気がします(^^♪

注目してたシリーズ構成については、σ( ̄∇ ̄*)アタシ的に概ね合格点でした。
ちょっと詰め込みすぎてチグハグな展開が目につきましたけどね (≧▽≦;)
とくに肝となるガリア王ジョゼフとの戦いや、エンシェントドラゴンとの決戦など結構あっけなく感じてしまいました(^.^;
ドラゴンボールみたいに何話もかけてとは言わないですけど…w
お色気シーンに力入れすぎなんじゃないの…って思わずにはいられなかったり…もうちょっと凝った展開をみせてほしかったかなぁって思いました (*´・ω・)(・ω・`*)ネー

でもなんだかんだでこのシーンが見れて本当によかったです♪
最終話のEDのシーン…
{netabare}
日本での楽しげな二人の姿☆彡
そして才人の実家へ挨拶しに行った二人の薬指に、さり気なく指輪がはめられてましたね♪
{/netabare}
このときのルイズと才人の表情は暫く忘れられそうにありません♪
思い入れの強い作品だったこともあってか、時には(゚ーÅ) ホロリと涙しながら最後まで楽しめました
☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!


■「ゼロの使い魔」VS「灼眼のシャナ」
よく「灼眼のシャナ」と比較されるのでσ(o^_^o)も一言だけ…
ストーリーとかどーでもいいけど…
{netabare}
「ゼロの使い魔」の勝ち!
っていうか『才人』の勝ち!!! キャーゞ(^o^ゝ)≡(/^ー^)/"""パチパチ
KYで甲斐性なしの悠二よりも、才人の方が圧倒的に魅力的でみていて清々しい好青年でした♪
ちょっと色香に流されやすいけど、自分の気持ちに素直で誠実な才人はとってもカッコ良かったです
(///∇//)
{/netabare}


■MUSIC♫
OP曲『I'LL BE THERE FOR YOU』
 【歌】ICHIKO
 曲名を見て“Bon Jovi“を思い浮かべたのはσ( ̄∇ ̄*)アタシだけじゃないはずw
 今まで以上にノリノリで気持ちいい、それでいてゼロ魔らしい仕上りのナンバーですね♪ 

ED曲『キスシテ↑アゲナイ↓』
 【歌】ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(くぎゅうぅぅぅ)
 ルイズがいっぱい詰まったラブリーなアニソンですね♪
 4期で確信しました…くぎゅう歌上手くなってるって事をね(^_-)-☆


2012.08.15・第一の手記

投稿 : 2024/11/02
♥ : 47

Kiraz さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

あいつはモ◯ハンのラオにしか見えなかった件

まず原作既読です。

詳しくは1期→2期→原作→3期→4期

うん、なんて言うか
1期から4期までの間にどんどんアニメ化による副作用?というべきものなのかわからないが劣化が進んでく

原作読んでなかったらそんなこと全く思わなかったんだろうに…

前半はいつものようにハーレムラブコメでクスクスと笑える感じでよかった。また、原作をある程度再現してたのでよかった

が、

後半は…なんと言えばいいのだろう。
ここからはネタバレになるかも……実況してみるねww

某ゲーム会社が発売したハンティングアクションゲーム通称モ◯ハンシリーズに初代から存在する超大型古龍種もどきが突如出現。その名もラオもといエンシェントドラゴン。
注)フェアリーが入ってないのでシンクロ召喚されて出現したわけではない模様

本作品でラオもどきはモ○ハンではなせなかった進化を遂げた。多くの古龍種は進化の末、翼を手に入れた姿をしていた。が、ラオは巨体故にモ◯ハンでは翼を持つことを成し得なかった。

そのラオの悲願の願いからかラオもどきは本作品によって翼を手にした。
あの巨体を支えるにはいささか物足りないぐらいの大きな翼を手入れた。

そして、翼という力を手にして学院に進行するラオもどきを討伐せんと多くのハンターもとい魔法使いや戦士が集結する。
が、強力なブレスや湧き雑魚モンの邪魔によってなすすべなく防戦一方。

そこに出現、我らが主人公サイト

その主にして本作ヒロインのルイズと共にそのラオもどきの討伐に挑む。

サイトの奪取した現代兵器F-2戦闘機という某ゲームでは絶対にあり得ない武器によって負けフラグびんびんのラオもどき討伐に光が指す。
ミサイルや機体特攻によって固く覆われた外殻を破壊した。部位破壊報酬決定の瞬間だ。
そしてすぐさま外殻破壊によってさらけ出た弱点にルイズの溜め砲撃を打ち込む。

この一発が大きかったのか悠々としたラオもどきは崩れてしまった。討伐を成功させたのだ。

学院の耐久率は10%を切っていたがなんとか時間内に討伐することができた。

が、その引き換えに我らが主人公は討伐と同時に力尽きてしまう。

でも大丈夫b
サイトは2期で1回力尽きているがそれ以来力尽きていなかった、つまり今回で2回目、3回力尽きないと失敗にならないので、一応討伐は成功しているのだ。

が、剥ぎ取りは叶わなかったことは言うまでもない。

今回の討伐はサイトの現代兵器投入が大きかったといえる、さもなければ討伐は叶わなかっただろう。

そもそもロイヤルビッチ以外そんな装備で大丈夫か?と言われそうな武装、回復系アイテムを誰も所持していない時点で無謀な討伐だったといえる。

まあ無謀な討伐だったと言ったが結果的には討伐は成功に終わり。
誰から見てもハッピーエンドだったことは確かなのでよしとするか。


※この作品は某ゲーム会社の手掛けた通称モ◯ハンを宣伝するアニメではないのでご注意ください。
また、上記の表現は僕の視点からお送りしたもので、9割以上僕の誤植による表現が混在します。実際のアニメの表現とは全く違う恐れがありますのでご了承ください。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

77.4 6 バトルでツンデレなアニメランキング6位
灼眼のシャナIII (Final)(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1488)
8884人が棚に入れました
人ならぬ者たちが、この世の日に陰に跋扈(ばっこ)している。
古き一人の詩人が与えた彼らの総称を、“紅世(ぐぜ)の徒(ともがら)”という。自らを称して“渦巻く伽藍(がらん)”、詩人名付けて“紅世”──この世の歩いてゆけない隣 ──から渡り来た彼ら“徒”は、人がこの世に存在するための根源の力、“存在の力”を奪うことで自身を顕現させ、在り得ない不思議を起こす。思いの侭に、力の許す限り、滅びのときまで。彼らに“存在の力”を喰われた人間は、いなかったことになる。これから伸び、繋がり、広がるはずだったものを欠落させた世界の在り様は、歪んだ。徒”の自由自在な跳梁(ちょうりょう)に伴い、その歪みは加速度的に大きくなっていった。やがて、強大な力を持つ“徒”たる“紅世の王”らの中に、そんな状況への危惧を抱く者が現れ始めた。大きな歪みがいずれ、この世と“紅世”双方に大災厄を齎(もたら)すのではないか、と。そして、一部の“紅世の王”らは同胞を狩るという苦渋の決断を下した。彼らの尖兵、あるいは武器となったのは、“徒”への復讐を願い誓った人間──己が全存在を“王”の器として捧げ、異能の力を得た人間──討滅者“フレイムヘイズ”。その日、日常を浸食した“徒”により全てを失い、自身がトーチという仮初めの存在であると知らされた少年と、「贄殿遮那のフレイムヘイズ」と呼ばれる少女が出会った。これは、“ミステス”坂井悠二と『炎髪灼眼の討ち手』シャナの物語である。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、江原正士、川澄綾子、生天目仁美、大原さやか、能登麻美子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

今後《異能バトルもの》でこれを凌駕する作品が現れるとは思えない、一気見が“吉”の名作

※1-3期全部含めたレビューです。

『涼宮ハルヒの憂鬱』と同じく、ラノベ原作&いとうのいぢ氏イラスト原案で、2000年代後半に大人気を博したアニメ作品です。
そして個人的には『ハルヒ』よりもこっちの方がずっと好きで、お気に入り棚にもあにこれに来た当初からずっと入れ続けている作品なので、贔屓目の評価点数とレビュー内容になっていると思います。

◆総評

「人智を超えた特殊な「力」を持つ者達が互いに争ったり、共通の敵に立ち向かう」シナリオを持つ作品のことを《異能バトルもの》と呼ぶそうで、アニメの中でも毎期最も多くの作品が作られ、かつ人気作も多く輩出しているメジャー・ジャンルですが、個人的にはレビュー・タイトルに書いたとおり、今後このジャンルで本作以上の作品に出遭う可能性はまずないのではないか?と思えるくらいの傑出した作品と思っています。
(※勿論、作画は本作の特に第1-2期はイマイチ怪しい箇所も多いのですが、全体を通してのシナリオの見事さ、という意味で本作以上の作品を考案するのはちょっと無理っぽく思える、ということ)

ファンの方には大変申し訳ないけど、正直いって、今秋から続編が放送予定の『とある魔術の禁書目録』とか、本サイトの総合順位で第10位という非常に高い評価を得ている『鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST』(※どちらも長編《異能バトルもの》)なんて、本作に比べればシナリオ面では全く太刀打ちできない凡作にしか見えません。


◆第3期は、《フレイムヘイズvs.紅世の徒》二大陣営の総力戦

本作の初見当時は、第2期を見終えた時点では、

①確かにキャラクターは、相当魅力的(特にシャナと一美のダブルヒロインが◎)だけど、
②肝心のシナリオは、そこまで褒めるほどのものではないかな?(特に第2期)

・・・と思っていましたが、第3期に入ってからの怒涛の展開に肝を潰してしまいました笑。

これ、《異能バトルもの》によくある「個人vs.個人」とか「戦隊vs.戦隊」という小規模な単位での戦闘(※本作でも第1-2期はその範囲に終始していましたが)では全然なくて、「フレイムヘイズvs.バル・マスケ」という二大陣営の激突を、その始まりから結末までを詳密に描き尽くした《ガチの組織戦もの》ですよ。

両陣営が、互いの持つ数量的資源と戦略・戦術を駆使して死闘を繰り広げる様は、一般に《架空戦記もの》とか《頭脳バトルもの》の良作とされる『グランクレスト戦記』『アルスラーン戦記』『天鏡のアルデラミン』あたりよりも遥かに本格的で見応えがあります。

・・・そして、その点だけでも見事なのに、実は本作の本当の魅力はそこではありません(下記)。


◆当初はヒロイン(シャナ)の協力者に過ぎなかった一見平凡な少年(坂井悠二)の選択→そして彼は“{netabare}男マドカ{/netabare}”になる!

ここが本作の肝(きも)なので、詳しくは書きませんが、
第1期の1番目ED「夜明け生まれ来る少女」が

{netabare}I'm just 夜明け前の暗闇が/一生を運命づける
大丈夫 少女よ 今こそ/悔やみ恥じることはない Far away …
十字を背負い 死ぬ気で炎を駆けろ!!{/netabare}

とあるように、ヒロイン(シャナ)を鼓舞する歌詞だったのに対して、
第3期の1番目ED「I'll believe」の歌詞は

{netabare}「I'll believe..」孤独も因縁さえ Yeah, yeah/灼熱の記録の欠片(かけら)/現在(いま)を映すbrightness/Can see your light
あなたを照らした光彩が/わたしの記憶(なか)にも在るなら/I'm sure that we can go/全てを証明していこう{/netabare}

とあって、明らかに少年(坂井悠ニ)の心情を謳った歌詞に変化しており、
私にはこれが、奇しくも本作第3期と同じく、2011年に制作・放送されたあの名作『魔法少女まどか☆マギカ』の

{netabare}(1)暁見ほむらの果てしなく続く報われない奮闘 → (2)鹿目まどかの決断と救済{/netabare}

・・・という流れとダブって見えてしまいました。

しかもTVシリーズ計3期72話という尺をフルに活かしたことから来る《一過性ではない感動》付きで。
(つまり本作は単に《面白作》であるばかりでなく《感動作》でもあるということ)


◆第1-2期に貼られた膨大な伏線の怒涛の回収も見所

また、伏線回収という点で本作ほど見事な作品も見たことがありません。
なんせ・・・
{netabare}
①第1期第2話で消滅した本物の平井ゆかり嬢への悠ニの復活の願い
②第1期第3話以降にバラまかれた「屍拾いラミー」の目的と結末
③第1期第13話以降にバラまかれたマージョリーとシュドナイの因縁の対決の決着
④第1期第5話以降に頻繁に描出される一美の想いの結末
⑤第1期第14話以降にやはり繰り返し描出されるヴィルヘルミナの想いの結末
⑥第1期以来繰り返し描かれるバル・マスケ三柱臣(ヘカテー/ベルペオル/シュドナイ)それぞれの願いや想いの結末
⑦その他、調律師カムシンや悠二のクラスメート(田中・佐藤etc.)それぞれの想いの結末{/netabare}

等々が律儀にひとつづつ確り回収されて終わっているんですから。
ここまで一人ひとりの登場キャラの想い・願いを大切に扱って描き切った作品というのも珍しいです。

・・・ということで、本作は個人的には特に力を入れて《一気見》を推奨したい作品となりました。


◆作品別評価

(1) 第1期(無印)  ★★ 4.5 (24話) ※2005年
(2) 第2期(II)    ★   4.2 (24話) ※2007年
(3) 第3期(Final)  ★★ 4.8 (24話) ※2011年
-----------------------------------------------
  総合       ★★ 4.6 (計72話)

※以下はシナリオの本筋に関係のない外伝OVAおよびアナザーストーリー(ファン向け)

(4) OVA1(SP)   ☆   3.6  (1話) ※2006年
(5) 劇場版      ☆   3.8      ※2007年
(6) OVA2(S)    ☆   3.6  (4話) ※2009年


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ       高橋弥七郎(『電撃文庫』2002-2012年刊)
監督           渡部高志
シリーズ構成      小林靖子
脚本           小林靖子、佐藤勝一、白根秀樹、犬飼和彦、水上清資、砂山蔵澄、ヤスカワショウゴ、
キャラクターデザイン いとうのいぢ(原案)、大塚舞
音楽           大谷幸
アニメーション制作   J.C.STAFF{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ 灼眼のシャナ (2005年10月-2006年3月) ==============
{netabare}
 - - - - - - OP「緋色の空」、ED「夜明け生まれ来る少女」 - - - - - -
{netabare}
第1話 全ての終わり、一つの始まり ★ 突然壊れた日常(御崎高校入学1週間目)、炎髪灼眼の討ち手
第2話 灯る炎 ★ “狩人”フリアグネ(紅世の王)、平井ゆかり消滅、贄殿の遮那(シャナ命名)、
第3話 トーチとフレイムヘイズ  ★ 存在の割り込みと学校への敵襲、“屍拾い”ラミー&“弔詩の詠み手”マージョリー・ドー来市 ※本シリーズのラストに繋がる悠二の個性が見えてくる回
第4話 惑いのフレイムヘイズ ★  シャナの苛立ち、戦闘狂マージョリーvs.シャナ、シャナ惨敗
第5話 それぞれの想い ★ 悠二&一美の美術展デート(ラミーと悠二の遭遇)、マージョリーvs.フリアグネ
第6話 交錯・発動・対決 ★★ “都喰らい”発動阻止(フリアグネ討滅)、紅世の秘宝“零時迷子”
第7話 二人のフレイムヘイズ ☆ 悠二の特訓開始、マージョリーの仇“銀”、ラミー追跡
第8話 麗しのゴブレット ★★ マージョリーvs.シャナ再戦(“蹂躙の爪牙”マルコシアス顕現、シャナ&悠二の共闘成功)、ラミーの正体(紅世最高の自在師“螺旋の風琴”) ※この回自体も面白いが、第三期への伏線満載な点が◎
第9話 恋と欲望のプールサイド ☆ ※初のクラスメート日常回(水着回)
第10話 絡まる想い ★ シャナと一美の恋の鞘当て ※この回で本作は意外と日常回も面白いことに気付くはず
第11話 悠二とシャナとキス ★ 続き(“愛染自”ソラト&“愛染他”ティリエルの“贄殿の遮那”略奪計画が同時進行)
第12話 ゆりかごに花は咲いて ★★ 続き(一美の恋心噴出、愛染兄妹vs.シャナ)
第13話 校舎裏の宣戦布告 ★★ 続き(シュドナイvs.マージョリー、愛染兄妹死亡、シャナからのご褒美)
第14話 偉大なる者 ★ "炎髪灼眼の討ち手"誕生譚(天道宮での“万条の仕手”ヴィルヘルミナとの生活){/netabare}

 - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「紅の静寂」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第15話 炎の生まれた日 ★★ 続き("天壌の劫火"アラストールとの契約完遂)
第16話 炎髪灼眼の討ち手 ★★★ 続き(vs.天目一個、vs."虹の翼"メリヒム){/netabare}

 - - - - - - - - - - - OP「being」、ED(変わらず) - - - - - - - - - - -
{netabare}
第17話 新たなる序章 ☆ “儀装の駆り手”調律師カムシンの一美接近、バル・マスケ(仮面舞踏会)蠢動
第18話 砕ける願い ★★ みさご祭りの夜、一美の動揺(悠二のトーチ)、"探耽求究"の仕掛け発動 ※個々のキャラの感情描写の的確さに感嘆◎
第19話 戦いの中で ★★★ 続き、クラスメート達の真実、一美告白、御崎市の調律成功、傷心のシャナ ※前回に続き《キャラ心理》の描写が◎
第20話 非情のヴィルヘルミナ ★ マージョリー退去、ミステス破壊の危機 ※シナリオの繋ぎ方の巧さは〇
第21話 遠ざかる想い ★ お焚き上げの罠、バル・マスケ来襲、シャナの自己犠牲・悠二拉致 ※シャナの恋心に気付かない悠二が〇
第22話 揺らぐ炎 ★ "頂の座"ヘカテーとの器合わせ("存在の泉"出現)、シャナに託される願い
第23話 星黎殿の戦い ★★ 悠二とヘカテーの相互干渉、マージョリー来援
第24話 紅蓮の想い ★★ ヘカテーの心の間隙、“天壌の劫火”顕現(天破壌砕)、秋学期スタート ※挿入歌「緋色の空」{/netabare}{/netabare}
------------------------------------------------------
★★★(神回)2、★★(優秀回)10、★(良回)11、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価  ★★ 4.5


=========== 灼眼のシャナ II -Second- (2007年10月-2008年3月) ========
{netabare}
 - - - - - - - - - - - OP「JOINT」、ED「triangle」 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 再びの刻 ☆ 秋学期の異変(フリアグネ、愛染兄妹の悪夢)、微力の徒“戯睡郷”メア(※『シャナⅢ』の第13話に再登場)
第2話 全ての序章 ☆ 悠ニの特訓、シャナと一美の弁当作りバトル、零時迷子の"戒禁"、メア討滅、ラストで近衛史奈転入
第3話 疑惑の転校生 ★ 史菜の正体探り、駆け出しの徒"駆掠の礫"カシャ撃滅
第4話 憂いの少女たち ☆ シャナ&一美の戸惑い・苛立ち
第5話 家族の食卓 ☆ ヴィルヘルミナの手料理
第6話 試練の前夜 ★ 佐藤宅勉強会、マージョリーの恋のアドバイス ※日常&コメディ回として〇
第7話 池速人、栄光の日 ★ 遊園地グループデート、悠二の親友・池の告白未遂(一美へ)
第8話 過去への扉 ★ マージョリーの昔話(1930年代のニューヨーク、"穿徹の洞"アナベルグとの戦い) ※「大地の四神」の一柱初登場
第9話 悲しみのマイルストーン ★ 続き(シュドナイの脅威、未熟者"魑勢の牽き手"ユーリーの犠牲)、悠二の封絶("銀"の炎)
第10話 帰って来た男 ☆ 悠二の父・貫太郎帰国、学園祭準備進行
第11話 約束の二人 ☆ 続き、零時迷子の創り手"彩飄"フィレス接近
第12話 清秋祭始まる ★ 仮装パレード、シャナのグランプリ選出、フィレス降下
第13話 収束、そして兆し ★★ マージョリー暴走("銀"発見)、零時迷子の"戒禁"の変質、学園の被害修復
第14話 永遠の恋人 ★ 一美のフィレスへの申出、零時迷子誕生の秘密(ヨーハンの願い)、フィレス本体降下、"銀"の腕の一撃("壊刃"サブラクの自在法発動)
第15話 覚醒 ★ "大命詩篇"の目論見、"偽りの器"史菜の零時迷子への刻印、ヘカテーの史菜回収、ヨーハン一時出現、フィレス退去{/netabare}

 - - - - - - - - - - OP「BLAZE」、ED「Sociometry」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第16話 つきせぬ想い ★ "闘争の渦"御崎市、フィレスの一美への託し物(宝具フィラルダ)
第17話 それぞれの道 ★ アウトロー(フレイムヘイズ支援拠点)の混乱、田中&佐藤の決断、悠二の鍛錬進展
第18話 錯綜の悠二 ★ 悠二の母・千草の体調異変、"聚散の丁"ザロービ接近
第19話 言えなかったこと ★ 悠二の鍛錬の成果(ザロービ撃滅)、シャナの“吼号呀(こうごうが)”ビフロンス撃滅、ラスト御崎市の異変
第20話 茜色の死闘 ★ “壊刃”サブラク来襲(自在法スティグマの脅威、ヴィルヘルミナ苦戦)
第21話 合わさる力 ★★ 続き(スティグマ破りの自在法、悠二のサブラク本体見破り・全員の協力、サブラク撃破) ※挿入歌「JOINT」
第22話 クリスマス・イヴ ★ 千草おめでた、一美&シャナの恋の決戦申込、池の告白・失恋、Xmasツリー前の待ち合わせ、ヘカテーの零時迷子奪取
第23話 危難の胎動 ★ バル・マスケの大自在式"大命詩篇(=盟主の代行体創生)"遂行開始(時計塔の変形、フレイムヘイズ突入、"敷の立像"出現)
第24話 守るべきもの ★★ 続き(ヘカテーの一瞬の躊躇、"暴君"破壊、零時迷子回収)、悠二の選択 ※ED「sense」{/netabare}{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、☓(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


=========== 灼眼のシャナ III -Final- (2011年10月-2012年3月) =========
{netabare}
 - - - - - - - - - OP「Light My Fire」、ED「I’ll believe」 - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 失われた存在 ★ 予告なしの悠二消失、冬学期、シャナ&一美の希望、悠ニの盟主代行体承諾、盟主登極
第2話 来たるべきもの ★ 上海アウトロー壊滅、"震威の結い手"ゾフィーの忠言、盟主の諸将謁見・大命布達、佐藤と悠二のニアミス
第3話 旅立つために ★ 悠二とシャナの再会
第4話 再会と、邂逅と ★ 現世の名「坂井悠二」・真名"祭礼の蛇"(紅世の創造神)、"銀"の正体判明(マージョリー戦線離脱)、悠二vs.シャナ、シャナ拿捕
第5話 囚われのフレイムヘイズ ☆ 星黎殿に幽閉されたシャナ、進む軍議と不安要素(バル・マスケ陣営)
第6話 掌のなかに ☆ ゾフィー総司令の戦力調達進行、“輝爍の撒き手”レベッカ・リードのヴィルヘルミナ加勢、最強の自在法(シャナ)、ヘカテーのシャナ襲撃
第7話 神門 ★★ 一美&カムシン再会(一美の望み、カムシンの過去話)、"大命詩篇"第二段階・創造神本体奪還作戦開始(悠二&トリニティ他"久遠の陥穽"への出立)
第8話 開戦 ★ 天道球浮上、開戦(東京)、戦線拡大(東西で陽動戦)、レベッカ&カムシン星黎殿奇襲 ※ここから両陣営の頭脳戦本格化
第9話 星黎殿へ ★★ シャナ救出作戦、天目一個出現・シャナ自由回復、クリプタ破壊(星黎殿隠蔽解除)成功
第10話 交差点 ★★ シャナvs."駝鼓の乱囃"ウアル、レベッカvs.“哮呼の狻猊”プルソン、“螺旋の風琴”とヴィルヘルミナの取引、星黎殿帰投命令(デカラビア)、星黎殿強襲(ゾフィー本隊)、シャナ開眼
第11話 聞こえる、想い ★★ シャナ隊"久遠の陥穽"へ、マージョリー回復、デカラビア陣頭出撃・戦死、バル・マスケ援軍到着
第12話 誓いの言葉 ★★ サブラクvs.ヴィルヘルミナ/カムシン/レベッカ、"祭礼の蛇"本体封印解除、アラストール離脱・シャナとの合流、シャナ大見え切り(第1期第15話の伏線回収)
第13話 狭間へと、狭間から ★★ サブラク消滅、神門破壊失敗、"祭礼の蛇"帰還{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - OP「Serment」、ED「ONE」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第14話 大命宣布 ★★ 新世界“無何有鏡(ザナドゥ)”創造宣言、FH撤収戦開始(悠二の呼び掛け(FHの大義崩壊)、FH軍壊走)
第15話 雨中の敗走 ★★ 続き(大地の四神“晧露の請い手”センターヒル参戦、ディアマンテス&センターヒル戦死、撤収成功) ※挿入歌「u/n」
第16話 再び、戦いへ ☆ 大敗の後のこころの整理、シャナの腹案、百鬼夜行召集、星黎殿御崎市へ
第17話 誰が為に ★ シャナと「大地の四神」の残り三神接触、悠二と一美の再会・依頼、一美の承諾
第18話 闘争の渦 ★★ “大命詩篇”最終段階開始(ヘカテーの使命遂行)、御崎市最終決戦
第19話 彩飄(かぜ)が呼ぶもの ★ 一美のフィレス召喚、ヨーハン離脱・干渉、百鬼夜行出現 ※挿入歌「赤い涙」
第20話 世界の卵 ★ ロフォカレの予言、戦線混乱、シャナの大命詩篇(自在式)撃ち込み成功
第21話 一つの理 ★ シャナ達の目的(新世界の改変)、大地の四神の目的、ヨーハンの目的
第22話 異邦人の夢 ★★ ダンタリオン教授死亡、マモン死亡、両陣営の切り札開示
第23話 神の夢 ★★ “導きの神”シャヘルの神威召還(両界の嗣子)、悠二の神威召還(新世界ザナドゥ創造)、徒達の出立、カムシン消滅
第24話 涯てより開く ★★ ユストゥス誕生、悠二の望み、螺旋の風琴の自在式発動、それぞれの出立 ※挿入歌「緋色の空」、ED「光芒」{/netabare}{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)12、★(良回)9、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.8

/////////////////////////////////////////////////////////
※以下はシナリオの本筋に関係のない外伝OVAおよびアナザーストーリー(ファン向け)
{netabare}
====== (OVA1) 灼眼のシャナ SP「恋と温泉の校外学習」 (2006年12月) =====

全1話 ☆ 3.6 {netabare}※温泉ドタバタ回だがサブ・サブキャラ(緒方真竹)に注目{/netabare} ※約23分

OP 「緋色の空」
ED 「夜明け生まれ来る少女」


================= 劇場版 灼眼のシャナ (2007年4月) ===============

全1話 ☆ 3.8 {netabare}御崎市「都喰い」阻止戦(vs.“狩人”フリアグネ)のアナザーストーリー{/netabare} ※約86分

主題歌 「天壌を翔る者たち」
挿入歌 「赤い涙」


============ (OVA2) 灼眼のシャナ S (2009年10月-2010年9月) ==========
{netabare}
第1話 リシャッフル ★ 夏休みの出来事(悠二&シャナの心身入れ替わり事件) ※ドタバタコメディ回
第2話 ドミサイル ☆ 秋学期、シャナの不審行動、ヴィルヘルミナの大切な日
第3話 オーバーチュア 前編 ☆ 悠二に出会う前のシャナの"徒"討滅活動(寄木市)
第4話 オーバーチュア 後編 ☆ 続き ※overture(序曲、導入部、予備交渉)・・・という意味でラストに『シャナF』への繋ぎシーン有り ※挿入歌「portamento」{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価  ☆ 3.6

OP 「Prophecy」
ED 「All in good time」{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

愛とはお互いが友に愛しているだけが愛ではない。愛とはお互いに求め合う事。それは戦場であっても何も変わらない。

前作までのストーリー

主人公の坂井悠二は平凡な高校生活の毎日を過ごしていましが、ある日悠二は謎の空間に飲み込まれ、人を食らう謎の怪物に教われかけたその直前に現れたのは人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅するフレイムヘイズの1人、炎髪灼眼の討ち手シャナでした。その後悠二はシャナとともに日々を過ごしていましたたが、ある戦いの後シャナはある事に気がつきました。悠二の中にはある特別な力があると。その力は零時迷子っと言う毎晩零時に存在の力が回復するミステスでした。この物語は悠二とシャナを中心としたフレイムヘイズの戦いを描いた物語です。

今期のストーリー

12月24日のクリスマスイブの夜にシャナと吉田 一美はそれぞれ違う待ち合わせの場所で坂井悠二がどちらかを選ぶか選択肢を求めました。悠二はシャナの目の前に現れましたが、その瞬間
坂井悠二は御崎市から消えてしまいました。

私の感想。

前作よりも圧倒的にこの作品のほうがおもしろかったです。これほど話が変わっているのに、これほどおもしろくなっているだなんて思いもしませんでした。本当にこの作品の話の内容は鳥肌が立ちっぱなしでした。ストーリーの展開一つ一つに驚きまくりました。この驚きは今まであまり感じられなかった話しでした。

{netabare} 本当に驚いたのは今までシャナに全力で見方だった悠二がいきなり敵になってしまったり、髪型がオールバックになり、以外にイケメンだったらり、(前はの髪型はとても地味でどこにでもいるごく一般的なガリ勉高校生みたいだったし・・)髪を以上にに長くして、その髪を三つ編みして。 あんたはどこのお坊ちゃまですか~~

でも、まあ

シャナ「私は、悠二が御崎市を去った後、ある人に教えられた。
――『自分を誤魔化すのはもう終わり。貴女と貴女を一つにする時がきた』――と。
分かっているつもりだった。フレイムヘイズとしての私と、
それ以外の私が、いつの間にかできていたのだと」
シャナ「でも、それは“つもり”に過ぎなかった。
私は、その意味について相談した相手に、たった一言で指摘された。
――『二人じゃない。おまえは一人でしょう?』――と。」
シャナ「今・・・私は、逃げや誤魔化しを踏み越える、最強の自在法を得た。
ここに辿り着き戦うための、大きな力を得た。
そして・・・悠二に出会うことで、全てを片付ける結論も得た。」
悠二「全てを片付ける?」

シャナ「うん。悠二・・・私は悠二が好き」

シャナ「この私の抱く気持ち、愛こそが、最強の自在法。
私はこの最強の自在法で貴方に挑んで、貴方を倒す」
悠二「倒、す?」
シャナ「そう。私は、貴方を殺さない。殺したくないじゃなく、殺さない。
腕ずくで倒して、従わせる。
貴方に“祭礼の蛇”が付いているというのなら、“祭礼の蛇”ごと。
そうして改めて、貴方の力で本当に何をするべきか、せざるべきか、
フレイムヘイズたちにも納得の行く結果を探す。
そう、その難しいことを決意するだけでよかった」

シャナ「それが、一人の――フレイムヘイズ”たる、私」

このシーンでは私は本当に感動しました。これほどキャラクターたちが成長するだなんて思いもしませんでした。ああ~ 超感動的です。 最高好きです。{/netabare}

この作品は前作には出てこなかったキャラクターがかなり多いですが、その割にはキャラクター説明があまり無かったです。ですので、キャラクターの能力や性格、過去などはあまり分からなかったと思います。ですが、それはあまり問題ではありません。なぜなら、新しいキャラクターはさほど重要なキャラクターではないからです。あくまでこの作品の内容はシャナと悠二の関係の話です。

そして、今期は前期よりも圧倒的に炎のデザインがかっこよくなっていました。あれほどかっこいい炎は過去最高にかっこいいです。私がとくにかっこいいと思ったのは弔詞の詠み手が蹂躙の爪牙の状態になった時の炎です。あれは本当にかっこよかったです。今までは少々微妙な感じ(たとえるなら、炎で燃やされているような感じ。)でしたが今期は炎に包み込まれている用で最高にかっこよかったです。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この物語を見る前に必ず前作の話を見て下さい。出なければこの作品の世界観やキャラクターがまったく分からないと思います。
見たのでしたら、この作品を見る時はシャナの感情狂言をじっくりと見て下さい。おもしろいですし、この作品のおもしろさがより深く感じられると思います。

オープニング

「Light My Fire」
シャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァウト アウト
が聞いていると
シャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァナ
に聞こえる。所が最高に気に入りました。本当にかっこいいです。キャラクター説明が最高です。前作よりもキャラクターが多いのですが、このオープニングのキャラクター説明は過去最高にかっこよかったです。これほどかっこがいいですと、感動してしまいます。最高だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
シャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァナ
あと、流石、作詞、作曲、編曲 - ryo(supercell)さん です。最高にすばらしい曲、まことも心から感謝します。

「Serment」
前オープニングよりは迫力が無かったですが、このオープニングも最高にかっこよかったです。キャラクターの説明やストーリーの説明が最高すぎです。ネタバレもまったく無かったですし。

エンディング

「I'll believe」
かっけええええええええええええええええええええええええええええええ
英語と高音女性ボーカルのミックスかっけえええええええええ
そして、画像は超可愛いですね。 全ヒロインの画像を出して、敵の画像もだして、その画像がかなりかっこよく最終的には 悠二→シャナ(フレイムヘイズの姿だんて、最高すぎますよ! ああ~ かっけえええええ

「ONE」
高音の女性ボーカルは本当に最高ですね!最高すぎです。画像も最高です。キャラクターは本当にかっこいいですね。この用に書けるのは本当にあこがれてしまいます。

「光芒」
最終回のこの最高な曲は超感動的です。私つい泣いてしまいました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18
ネタバレ

amnmnt さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

不思議な魅力と雰囲気、ハマるには数周必要な玄人向け作品

再々評価です。

最初の評価→話飛びすぎ!ふざけんな!意味ワカンネ!
二度目の評価→あれ?いややっぱり面白いかも・・・
最新(今回)の評価→うん、やっぱりこれ面白いです。

意見がコロコロ変わって恐縮なのですが、この作品、面白いです。

シャナという作品の全容と筋道を理解し、専門の厨二用語を把握する。
それらを単に作品を観るだけで消化できない事は作りに問題があると
言わざるを得ませんが、そこを越える事で面白さは超加速します。

これから観ようと思う方用に、この作品を楽しむ上で欠かせないお勧めを。

①必ず1期~FINALまでを通しで観る事。
②1周目見終わったら、下記サイトで専門用語や物語の背景を把握する事。
 原作まで読まずとも、下記サイトで十分色々と把握できました。
 「灼眼のシャナ&A/B用語大辞典」
 https://www1.atwiki.jp/sslibrary/

そうするうちに、あら不思議。何周目からか、1期2期を見ながらFINALへ
至るのが楽しみになってきます。あと何ともいえない不思議な雰囲気や
魅力があるのがこの作品ですかね。なんか惹きつけられちゃうんです。

正直、最低3~4周は観ないとこの作品の良さは理解できないと思われます。
…やっぱ作りには問題ありますね、これw

――――――――――<以下、旧レビュー>――――――――――
{netabare}
ずっと前に1度目、途中でギブアップしたのですが、期間をおいて2度目をトライしたところどういうわけかすんなり観る事ができ、楽しめました。3度目、4度目と何気に何周か楽しく観てしまいましたw

ただ、何がどう面白いと特筆できる事は正直特にありません。ひとつ確実にいえるのはヘカテーが可愛いです。

不満な所は前に書いた通りなのですが、その不満が驚くほどに気にならなくなった。なぜだ・・・w ちょっと原因がいまひとつ分かりません。もしかしたらこのFinalだけを複数回観ているわけではなく、その都度1期から通して観ていることでキャラや世界感への愛が増したことと、単純にFinalに対する慣れ(諦め?)によるものかもしれません。

なのでこれから観る方、途中でギブアップされた方は暫くしてからまた1期から連続して視聴してみる事をお勧めします。

――――――――――<以下、旧レビュー>――――――――――
{netabare}
いま観てます。が・・・。

面白くない。
なんとか15話まで頑張ったもののそれ以降はもう観てられませんでした。適当に他の事やネットしながら流してる状態です。今もこれ書きながら適当に流してますw あまりにも耐えられなくなったのとここから先の展開にも期待できなくなったので途中ですがレビューを。

ちなみに15話までは面白いという意味ではなく、15話までも無理やり何とか頑張って観た、という意味です。

とりあえず物語(★1)の評価詳細ですが、正直これが唯一にして最もキツいっす。原作未読、アニメ1期~2期と観ましたがこの3期、意味不明です。意味不明すぎです。話がぶっとびすぎ。町のご近所規模だったお話が突然世界規模って!? ちょっと、え?え? 視聴者おいてけぼり。話の筋道がもうわけわからない。

とりあえず、なんでいきなり普通に「フレイムヘイズ軍vsバルマスケ軍」の戦争になってるんです?(;´Д`) フレイムヘイズというのは基本的にそれぞれが個々に活動していて群れたり集団戦はしないものじゃなかったの??? 紅世の徒とかも、フレイムヘイズを目の敵にしてる「悪の集団」的なものというよりは個々に活動していて、それで人を食ってるとフレイムヘイズが邪魔しにくるから単に戦闘になる、て感じに見受けてたんですが・・・。それがどういうわけか3期になった途端、当たり前に「盟主」だなんだ、両陣営が出来上がっていてしかも完全に統率された世界規模の巨大な軍になっちゃってるから「は?」としか思えず。地盤にその違和感・不快感がある為か劇中で何を繰り広げられても全てがもう茶番にしか感じられません。

次にキャラ。増えすぎ。薄すぎ。
にも関わらずほんと微妙~~~に半端に脚光を浴びせるものだからまたわけがわからなくなる。なんか死んだりもするが全く感情移入できない。新キャラが全部邪魔。佐藤、田中、吉田さん、池くん、千草といった、1期~2期でちゃんとエピソードを持った旧キャラが活かされなさすぎ。ほんと、何なの?(TдT)

作画は凄からずダメからず、特筆する事もなくこんなもんじゃないでしょうか。文句ありません。声優と音楽は安定して宜しいと思います。

1期2期と、まあ楽しめたのになんで3期はこうなる・・・orz ていうかこの3期じゃ、1期2期はなんだったのか、という気持ちにさせられる。レビューなどなどを見ているとどうやら原作ファンへのウケは良かったようなのですが原作読まなきゃ意味不明っていうのはちょっと・・・。

とりあえず最終話までは流して観ますが、この3期をまた観ることはもう無いと思います。ガッカリです。

・・・あ!
個人的に唯一の救いは、ヘカテーが可愛いです。たまらんですw{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

79.8 7 バトルでツンデレなアニメランキング7位
劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟(アニメ映画)

2013年2月23日
★★★★☆ 3.8 (1476)
8743人が棚に入れました
学園都市製宇宙エレベータ『エンデュミオン』。
その完成を目前に控えたある日、上条とインデックスは無能力者(レベル0)の少女・鳴護アリサと出会う。
路上ライブで素晴らしい歌声を披露していた彼女と意気投合し、放課後を楽しんでいたところ、
アリサにオーディション合格の知らせが舞い込む。
エンデュミオン開通キャンペーンのイメージソングに、彼女の曲が大抜擢されたのだ。
そんな幸せもつかの間、魔術師を引き連れたステイルが突如襲いかかってくる。
ターゲットは、アリサ。なぜ科学サイドの人間である彼女が魔術サイドに狙われるのか?
魔術サイドの強襲を受け、学園都市側は女リーダー・シャットアウラ率いる秩序維持部隊『黒鴉部隊』を展開する。
上条とインデックス、そしてアリサを取り巻く状況が混迷を極める中、ステイルは、こう言った。
「そこの彼女は、魔術サイドと科学サイドの間で戦争を引き起こしかねない」と――。

科学と魔術、そして、歌と奇蹟が交差するとき、『エンデュミオン』を舞台に物語がはじまる――!

声優・キャラクター
阿部敦、井口裕香、佐藤利奈、三澤紗千香、日笠陽子、佐倉綾音、新井里美、豊崎愛生、伊藤かな恵、伊藤静、谷山紀章、能登麻美子、勝杏里、岡本信彦、ささきのぞみ、川原慶久、こやまきみこ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ファン的には85点くらいあげたいけどー…

2013年2月23日公開 上映時間90分
アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品

とある~シリーズ初の劇場作品であり原作者、鎌池和馬原案のオリジナルストーリー
また、電撃文庫に関わっているイラストレーター(いとうのいぢ、凪良、ゆーげん)が衣装デザインをしていたり
漫画家の星野リリィが一部キャラクターデザインをしていたりと劇場版ならではのコラボも

時系列はとある魔術の禁書目録II(2期)の第7話と第8話の間なんだけど
視聴の際は最低限、とある魔術の禁書目録の1期だけ見てればOK
ついでにとある科学の超電磁砲の1期を知っていればなお良しな感じで
長いシリーズだけどそんなに敷居は高くないよってことは言っておきたいです


加えて劇場用に用意された新キャラクターの主要3人

・鳴護 アリサ(めいご ありさ)
・シャットアウラ=セクウェンツィア
・レディリー=タングルロード

この3人を覚えておけば後は流れでなんとなく見れちゃうよって作品です


鳴護アリサ(CV:三澤紗千香)
本作のヒロイン。レベル0の無能力者であるが歌でみんなを幸せにしたいという夢を持つ
日々、路上ライブやネットでの楽曲配信をしながら夢を追いかける普通の女の子
しかしその歌声には「奇蹟」にも似た不思議な力を発しており
その力のせいで様々な事件に巻き込まれていく…
鳴る=歌うに護ると書いて鳴護と「神のご加護を」という意味のMay God be with youを掛けた
シャレオツな名前をしており、キャラデザもシリーズ1、2を争うほど可愛い(と個人的に思ってる)
パンチラ・お風呂シーンなんかのサービスもあるよ!!


シャットアウラ=セクウェンツィア(CV:日笠陽子)
「黒鴉部隊」という組織の隊長。レベル4の能力者。
光学迷彩を備えたタチコマのような多脚兵器に搭乗し部隊を指揮する少女
物語冒頭のある事件に深く関わっている人物
エロいピチピチスーツを身にまといやたらとケツを強調しているカメラワークが多いよ!!


レディリー=タングルロード(CV:佐倉綾音)
宇宙エレベーターのエンデュミオンを建設した「オービット・ポータル社」の社長
年齢は10歳とされておりゴスロリファッションに身を包んでいる
しかしその正体は魔術サイドの人物で不老不死の体を持ち1000年以上生きている
エンデュミオンを使って何か悪さをしようとしてる
貴重なロリババア枠だよ!!


今回の映画の特徴として作画や背景がとても美麗
失礼を承知で言っちゃうと本当にあのJ.C.STAFFか!?って感じ
J.C.STAFFの劇場作品といったら灼眼のシャナ以来?
あれは総集編的な内容だったし、それ以上遡ったらウテナとかスレイヤーズの90年台の作品になってしまう
とにかくJ.C.STAFF作品では間違いなく一番いい作画になってます
見所としてはシャットアウラ率いる黒鴉部隊とステイルと弟子たちのカーチェイスシーンかな
イギリス清教ってけっこうシブい車乗るのね


あと音楽面
鳴護アリサはヒロインであると同時に歌姫でもあるので
彼女のために書き下ろされた楽曲が5、6曲あり
そのどれもが結構良かった
BGM担当の井内舞子も作曲に関わっていてI'veサウンド特有の電子的な曲もありつつ
爽やかな4つ打ち系のピアノハウスな曲もあったりで全体的に好印象
劇中歌を収録したミニアルバム「ポラリス」はとあるシリーズ好きや声優さん好きはもちろんだけど
こういう電子音楽好きにも"聴き"な一枚でした


【総評】
たしかな映像美に効果的な演出と音楽を乗せて
劇場版の名を冠するにふさわしい出来栄え
お祭り的にいろんなキャラを出したことでそれぞれの描写が薄味になったことは否めないけど
やっぱりファン心理としては映画という晴れ舞台に出れて嬉しい
(佐天さんやっと魔術に出れたね!やったぜ。)

しかし物語はというと少し小奇麗にまとまりすぎた印象
もともと突っ込みどころ満載なのはシリーズ共通だからいいんだけど
ぶっ飛んだ思考や歪んだ正義を上条さんの説教とそげぶでぶっ飛ばす痛快さが売りだったのに
それが薄かった感じ
宇宙まで広げたスケールの大きい話をしたわりには
敵側の描写不足でイマイチ話を広げられなかったなぁ
最後はとりあえずハッピーエンドで悪い余韻を残す感じじゃなかったけど
ちょっと含みのある終わり方をしていました
じゃあ考察でもしてみるか!っていう感じでもないし
もっと王道な話でもよかったかもしれないです

アクション・アイドル・お色気など受ける要素をふんだんに盛り込みつつ
キャラオールスター出演で確かなとある魔術の映画だったので
ファン満足度はすげー高い作品になってます
鳴護アリサは映画で使い捨てるには惜しいキャラだったなー


ちなみにガチで宇宙エレベーターを作るには
18年の年月と170兆円の予算が必要だそうですよ

宇宙エレベーター協会に聞いてきた
劇場版とある魔術の禁書目録の舞台・エンデュミオンとは
http://ascii.jp/elem/000/000/770/770258/

投稿 : 2024/11/02
♥ : 34
ネタバレ

ほむほむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

奇蹟も魔術もあるんだよ

とても楽しみですね^^

鎌池さんによるオリジナルストーリーみたいですが、気になるストーリーはと言うと、
{netabare}
学園都市製宇宙エレベーター『エンデュミオン』。その完成を目前に控えたある日、上条とインデックスは『無能力者(レベル0)』の少女、鳴護アリサ(三澤紗千香)と出会う。インデックスとアリサが『旺盛な食欲』という謎の繋がりで意気投合し、三人で放課後を楽しんでいた時、魔術師を引き連れたステイルが突如襲いかかってくる。魔術サイドの強襲を受け、学園都市側は女リーダー・シャットアウラ(日笠陽子)率いる秩序維持部隊『黒鴉部隊』で対抗する。上条とインデックス、アリサを取り巻く状況が混迷を極める中、ステイルはアリサを指し、魔術サイドと科学サイドの間で戦争を引き起こしかねないと告げる。魔術サイド、科学サイドから狙われるアリサの秘密とは……?


PVを見る限りで、作中での時期を適当に予想すると。
黒子が怪我をして車いすに乗っていて、美琴と初春が普通に制服姿なので、9月15日~9月18日(残骸編翌日~大覇星祭前日)ではないでしょうか。
それ以降も考えましたが、大覇星祭初日から上条さんも、美琴もそれぞれ事件に巻き込まれているのでまずないかと思います。
まぁ、そんなことどうでもいいんですけどね(笑
{/netabare}


公式ページに映画関連の情報が来ていますね。

◆劇場来場者特典として「電撃劇場文庫」を10万3000人に無料配布!
『とある魔術の禁書目録 ―ロード トゥ エンデュミオン―』
著/鎌池和馬 イラスト/はいむらきよたか
ページ数:224ページ
発行部数:10万3000 部

すごく欲しいですね!10万3000人とかすぐに無くなちゃいそうだ…


◆劇場版のコミカライズが決定。
2013年3月号(2月12日発売)より連載開始。
原案: 鎌池和馬
原作: PROJECT-INDEX
構成: 西野リュウ
作画: 朝倉亮介
キャラクター原案:はいむらきよたか

流石に全部は無理だろうけど、さわりくらいの予習はできそうですね^^


◆『劇場版 とある魔術の禁書目録 ―エンデュミオンの奇蹟―』の前日譚を描くPSP®用ゲーム「とある魔術と科学の群奏活劇」発売決定!

発売時期:2013年2月21日

映画の前日譚ってことは、映画の2日前に買ってやっておけとそういうことですか!

<gameストーリー>
{netabare}
超能力を研究する、学園都市。230万人の学生が生活を営むこの都市で、今、複数の事件が同時多発の動きを見せようとしていた…。
「学園都市SNS ロンドネット」で開催される、「金星探査プロジェクトレース」。この参加型企画に一喜一憂する上条当麻とそのかたわらのインデックス、御坂美琴。
その頃、「ロンドネット」のクーポンを利用し、街中のスイーツ店を訪れる白井黒子、初春飾利、『佐天涙子』の3人。一方で、秘密裏に行動を開始するステイル、神裂、そして、土御門。
───そしてまだ見ぬ新勢力が、この学園都市の片隅で静かに動き出す。

佐天さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
映画では出番あるかどうか不安だけど、ゲームでは登場するみたいですよ!
{/netabare}

◆劇場版エンディングテーマ、楽曲タイトル決定!
楽曲タイトルは「FIXED STAR」で歌うのは川田まみ。
2月20日発売

映画を観る前に是非聞いておきたいですね^^


そのほか、詳しい情報は公式ページにて、
http://www.project-index.net/

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

オールスターズファンムービー★そして神裂さん最強ヒャッフゥーd(゜∀゜)b

ジャッジメントですの!
かまちーの協力の下、完全オリジナルストーリーでの映画化となった『と禁』の最新作ですの


学園都市を象徴するシンボルとして、劇中の背景内でも鎮座している姿が度々確認出来ていながら特に深く語られることのなかった「宇宙エレベーター エンデュミオン」
この宇宙エレベーターを舞台にし、劇場版らしいビックスケールの物語が展開されるのが目を引く作品となっていますのよ


物語は宇宙エレベーター建造のキッカケとなる過去のスペースプレーン墜落事故から始まり、この事故に浅からぬ因縁を持つレベル0のストリートミュージシャン「鳴護アリサ」
なぜかアリサをつけ狙う「シャットアウラ=セクウェンツィア」
そしてシャットアウラの背後に立つ「レディリー=タングルロード」
と、いったオリジナルキャラクター達を軸にして動いていきますの


とにかく見所はバトルシーンであるのですが、わずか90分の作品にも関わらず片っ端から出て来る『とあるシリーズ』の名キャラクターのオンパレード!


上条さんが!
御琴が!
ステイルが!
神裂さんが!
土御門が!
黄泉川先生が!
初春が!
佐天さんが!
そして黒子が!(というか新井里美さんがw)
ホントもうよく揃えましたわねこのキャストw
よくもまあ出しましたわよこんだけのキャラw


神裂さんの強さはなんかよくわからない┐(´_`)┌オテアゲ{netabare}あの人、成層圏外でも戦えるのですね・・・原作通りらしいですけど;{/netabare}
まさか一方さんまで出すのは無理だろぉ流石に・・・とか残念に思っていたらばラストぉぉぉぉ!!!???


悲しいことに前半のギャグが寒いとかツッコミたいこともイッパイあるのですけどねw


歌がキーポイントになるお話なのにアリサってシンガーソングライター出身にも関わらずライブでは思いっきりアイドルポップ調なのが萎えますわ
地下駐車場で血塗れになった上条さんの頭部が次のカットでは完治?
シャットアウラの乗ってる多脚戦車あれタチコマに似てね?
ステイルの弟子達(?)が出てきますけど「霧雨魔理沙」に似てるぅ(星野リリィ先生の仕業?)・・・とか、まぁ別の一人が言ったステイルのタバコに関するくだりが面白かったのでその辺はチャラってことでw
あと『009』から引き継いだであろうコマ抜きしたキャラCG、アレ単純にショボく見えましたわ(爆


ラストのオチに関しては悪くないと思うのですが、タイミングの悪いことに先週わたくし『スタードライバー』を観てしまいましたの・・・アレに比べたら説得力も演出力も悪いですわよね
もうちょっとキャラデザとかキャスティングを近くしてあげた方が・・・;


レディリーに関しても原作や今後の展開に繋がるのか否か、原作未読者のわたくしには曖昧にされた印象を受けましたわ


まあこまけぇことは無粋かもしれません、とにかく『とあるファン』必視ですわ!


ちなみに背景描写が丁寧になった反面、聖地「立川」のシネマツーで観ると劇場を出た際に強烈なデジャブを感じますわよw
わたくし、アリサの背後のミスド(劇中ではマイクロドーナツ)でさっきまでコーヒー飲んでましたわ

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

76.8 8 バトルでツンデレなアニメランキング8位
デート・ア・ライブII(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1172)
7762人が棚に入れました
空間震を伴い、世界を滅ぼす力を持った精霊――。
そして、その尋常ならざる精霊の力を封印する能力を持った五河士道。
そんな士道の、平穏で健やかな休日の昼下がりを破る、突然の爆発音。
それは、再び幕があける、精霊たちとの戦争<デート>の前奏曲<プレリュード>だった……。
十香が! 四糸乃が! 琴里が! 折紙が! そして士道が帰ってきた!
セカンドシーズンも合言葉は『デートしてデレさせろ!』

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、遠藤綾、子安武人、味里、佐土原かおり、勝杏里、伊藤静、置鮎龍太郎、藏合紗恵子、佐藤奏美、小笠原早紀、中西としはる、甲斐田裕子、中田譲治

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

その人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから。

精霊とわ。

この世界とは異なる隣界に存在する謎の生命体。
その存在が地球に現れる理由、存在する理由は謎に包まれていますが、精霊が現れる時に空間震という大爆発を起こすのです。精霊は固体によって違いがありますが、精霊は膨大な防御力と壮大な攻撃力を持ちます。町から精霊を守る方法は手段は武力による倒滅、対話、そして・・

空間震とわ

発生原因不明、発生時期不定期、被害規模不確定の爆発、振動、消失、その他諸々の広域振動現象の総称であり、空間の地震と称される突発性広域災害。この災害により、空間震が起こったあたりのビルや建物はほぼすべて破壊され、近くにいる生物は消滅してしまうほどの爆発。人類は空間震を回避するために地下に非難所を作り、空間震が起こった時は地下に非難しました。

ストーリー
空間震が世界中で起こり始めて30年、主人公の五河士道は妹の琴里との幸せに二人暮らしをしていましが実は妹の琴里は、精霊との対話による空間災害の平和的な解決をする目的としている機関〈ラタトスク〉の司令官と言うことで士道は精霊の夜刀神 十香、四糸乃、時崎 狂三と出会い鳶一 折紙が陸上自衛隊の対精霊部隊ASTの隊員だと知りました。そして舞台はとある島に修学旅行で行ったら導かれるように巨大な台風が二つ彼等を襲ってきました。

私の感想。

今作は前作とは待ったく違う話の展開が多くて非常に楽しめました。個人的には前作よりもこの作品のほうが好きですね。私が得にこの作品で気に入っている理由は戦闘のシーンに結構工夫を入れている所ですかね。前作では見れなかった以外なキャラクターの一面だったり、役に立ちそうに無かったあの人が大活躍したりと本当に面白かったです。

この作品で私が一番うれしかった所は最近よく続編の作品で見られるそれぞれのキャラクターの良い所を取り出すだけの作品ではなく超面白くストーリーの続きをやってくれた所です。

やはりこの作品を見る時は前作を見る事を強くオススメしますね。まあ、多分前作を見ないでこの作品を見る人は少ないと思いますが、まあ、がんばってこの作品の世界観を理解しようとこの作品を何度か見直しますと、理解できると思います。まあ、ぶっちゃけ前作をみたほうがいいです。

やっぱ双子はいいですよね。うん。双子のキャラクターって何だか双子って聞くだけで何だか卑猥な感じしますよな。そう感じませんか?私はもう双子と言うと何だかそう言う感じの事しか考えられなくなります。私が卑猥な人間だからなのですかね・・ でも、健全な男子は想像力が豊かなので想像しますよね?しますよね?ついでに女性の方も想像しちゃいますよね?するでしょ?


Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品内に出てくる二つの代入曲はかなり良い曲で個人的にも私は気に入っています。是非この曲を聴いてみてください。

オープニング

「Trust in you」
やはりこの作品はシリアスなシーンをいかにもシリアスに見せるような作画にしたほうがよりヒロインたちの可愛さが良くでますね。この作品のヒロインはどのヒロインも独特な特徴を持っていてそんなヒロインたちが一番輝いているのは平和な日常な一面ではなくシリアスなシーンですかね。ですので、このドシリアスなシーンが多いので本当に神オープニングだと思います。

エンディング

「Day to Story」
この作品として毎回思うのですが、このエンディングの曲は正直この作品に合っていとは思えないと思うのですよ。個人的にはもっと可愛い萌えが充実しているエンディングが良いと思います。まあ、このエンディングも悪くないのですがね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

本当に1期の続き??

1期と大幅に本質が変わってしまった!!

具体的にどこが変わったかと言うと、
・デートが無くなった
・パンチラのような微エロシーンが激減
・3択も微妙
・主人公の性格{netabare}1期では人殺しをした狂三をも優しく助けようとしたのに、女装をした自分に好感を持った美九には、やけに冷たく風当たりも強い上、否定的な発言が多い{/netabare}
・全体的に1期のような明るい雰囲気が無くなった

1期の良さは、建物が壊れようと、バトルが起きようと、雰囲気は悪化する事なく、デートをして精霊を救っていって「ああ、良かったね」的な謎の明るい雰囲気があったが、2期は違う!!

最初から訳の分からんバトルが繰り広げられ、1期での謎は謎のまま。
以下ネタバレ含む内容と感想。

{netabare}
最初の精霊は2体(元は一人だったらしいから双子的な感じ)の耶倶矢&夕弦。
デートは無く、良く分からないまま精霊が主人公を惚れさせれば勝ち的な内容。
結局デートは無く、二人を助ける。
こういうのもありかなとは思った。

次は、声で人を操る精霊で男嫌いの美九。
その為、主人公が女装して接近するも、美九は男口調の女装主人公に個性的な魅力を感じ、自分のものにしたいと感じるが、人間を軽視した発言に主人公が憤怒!!
今までの精霊もかなり色々あるのに、好感を持たれた余裕からか、喧嘩腰の主人公。
君は一体何をしたいのかね??
そんな中、十香がさらわれ助けに行きたいからと、力を貸して欲しいと都合のいい事を抜かす。

美九は美九で、最後の方で攻撃を受けそうになったところ主人公が1回だけかばってくれただけでメロメロ。
あれだけ人嫌い(特に男嫌い)だった君は一体どうしたんだ?
他のチョロインも酷いけど、君もたいがいだぞ?

と、精霊を助けるのとは別に、謎の戦いがずっと続いている状況。
1期では、精霊が起こす空間振を止めるべくASTという組織が精霊と戦い、主人公達は精霊を助ける為に動く。
ここまでは分かる。
ただ2期になると、ASTは精霊と敵対しているかどうか不明。
代わりにDEMという謎の組織(ウィザードとか言っていた)がASTの折紙や主人公の実の妹?の真那と交戦。

というか真那は、どういう立ち位置か不明過ぎる。
折紙と協力してるようにも見えるけど、精霊の狂三の事は敵視している。
そんな感じで、勢力関係、敵対関係がとても不明。

更に1期で一番の問題だった、義妹の琴里が未解決のまま。
琴里が未解決というか琴里に乗り移った精霊イフリートが不明のまま、まさかの放置である。
{/netabare}

という感じで、1期との繋がり、本質の変化、不明点の多さでかなり不満が出てきました。
取り合えず3期で問題が解決するといいな~と思っています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今期も主人公の五河 士道は大活躍でした^^

物語に繋がりがあるので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

この物語の主人公は、高校2年生の五河 士道(いつか しどう)。彼には、空間震を引き起こす精霊と交渉して精霊の力を封印することで、精霊と世界のどちらも救う力がありました。
その方法はデートして自分にデレさせること・・・
そして1期では、夜刀神 十香(やとがみ とおか)と四糸乃(よしの)の力を封印することに成功するのですが・・・
2期の物語は、ここから始まります。

十香の士道に対する好意は更にエスカレートしていて・・・
そして、それはクラスメイトの鳶一 折紙(とびいち おりがみ)も一緒です^^;
実は、この展開だけでも結構お腹一杯になれるのですが・・・
やはり、この作品・・・これだけではありませんでした^^

次から次へと、たくさんの精霊が登場するのです^^
これ以上増えたら、正直名前が覚えられなかったと思います^^;

精霊がたくさん登場するということは・・・たくさんの精霊の力を封印する必要が出てきます。
ということは、それらの精霊みんなとデートするの・・・?
これまで力を封印してきた精霊だって、ないがしろにできないし・・・
それに、十香や折紙の目もあるし・・・
デートでデレさせるのって、物語として成立するのかな・・・?

そんなことを思いながら視聴しましたが・・・
デレさせるバリエーションが広がっていましたね^^

デートの時の登場人物の可愛らしい一面を見るのも悪くありませんが、毎回同じ展開では飽きが来てしまいますし、そもそもデートだけでは破綻してしまうと思います。
なので、私的には結果オーライだったと思います^^
どの様なバリエーションが増えたかは、是非本編をご覧下さい♪

精霊も人間も・・・誰かに存在を認めて貰いたかったり、信じて欲しかったり、
必要として貰いたかったり・・・根本の部分は一緒なんですね^^

そして、士道に対する精霊達の思い・・・感情・・・そして約束・・・
カドカワ枠なので10話しかなく、説明不足感の否めない部分もありましたが、登場人物の気持ちは短いながらもしっかり表現されていたと思います^^

そして気になるのは、次への繋ぎ方です・・・
物語として完結していないので、続編自体は楽しみなのですが劇場版ときましたか・・・^^;
この前上映された「そらおと」の、まるでワープ的な構成にビックリしたことが、どうしても脳裏を過ぎってしまいます^^;

今度は大丈夫ですよね・・・?
期待していますよ^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

69.2 9 バトルでツンデレなアニメランキング9位
風のスティグマ(風の聖痕)(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (710)
5265人が棚に入れました
一般人には知られていないが、この世界には魔術を操る魔術師が存在している。その中には自然の力を司る精霊の力を借りて妖魔を退治する人間「精霊術師」も含まれる。主人公・八神和麻は、炎術師の名門・神凪家に生まれながら炎術の才をまったく持たなかったために一族から追放され、日本を離れた。4年の月日が流れ、風術師となって再び日本の地を踏んだ和麻は、タイミングよく起こった神凪の術者の殺害容疑をかけられてしまうが……。

声優・キャラクター
小野大輔、藤村歩、森永理科、大原さやか、牧野由依、伊藤静、いのくちゆか

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いま二人はどうしているのでしょうか。

ツンデレってかわいいよね!
というわけで風のスティグマです。
このアニメが放送されていた時期は、もう最近とは呼べないくらい遠くなってしまいましたね。

ストーリーはバトル&ラブコメ。主人公最強系作品の走りといっても過言ではない(過言でしょうか?)と思います。とはいえ、今の最強系ほど無双するわけではなく、普通に苦戦したりするんですけど...。
その主人公であるところの八神和麻は世界最強の風術師で風の精霊王との契約者。旧姓は神凪和麻で、どこか達観しているような、それでいて偏っているような性格は、消したくても消せない色々な過去が形作っているものなのだと思います。
対してヒロインである神凪綾乃は元気いっぱいストレートツンデレかつ天然バカ要素も併せ持った女の子です。由緒ある炎術師一族の次期宗主であり、基本誠実で良い子なのですが、和麻の前だとツンデレ全開です。

とにかくこの二人の関係がとても素敵だと思います。
見ていて微笑ましい限りです。

原作は山門敬弘先生によるライトノベル作品です。完結する前に先生が亡くなられているので未完です。本編が遺稿を含めて7巻と、サイドエピソードが何巻か発売されております。

遺稿として発売された第7巻を書店で手に取って表紙を見た時の、喪失感というかなんというか、その瞬間はよく覚えています。
今でもどこかで、二人が笑っていてくれたらいいなぁ...。

てな感じで、風のスティグマでした!
なんかしんみりしましたが、アニメ本編はまとまった構成ですので、興味のある方は見てみてください!
ではでは//

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

ゆうき。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

何かひっかかる

主人公最強という成分でこのアニメを見つけたところ
私の思っていたのとは違っていました。
多分演出に問題があったと推測します。

主人公の強さを際立たせるために他のキャラの強さを
相対的に落としているように見えます。このせいで今まで
強いと言われていたボスキャラを倒しても、かませ程度の
ポジションに成り下がっていてスッキリ爽快にならない。


~感想~{netabare}
アヤノの強さが武器の強さに依存していて、次期当主設定に疑問。素手のレンの方が強そうでした。あと個人的にパンチラはもっと少なくていいです。
カズマにはもっとうまく風の力を使って欲しかった。炎を空気中の成分を操って爆発させたらな、その逆に二酸化炭素で炎を消すこともできただろうし、酸素を奪って窒息させたりも可能のはず。能力の使い方のバリエーションがあれば戦闘シーンがより魅力的になったのかなと思います。ゴリ押しは見ていて退屈ですからね。

アヤノとのラブコメは割と面白かったです。高級ディナーのデートとかうらやましい。そこに登場するマクドナルドと形成される三角関係に主人公がまったく無関心なのも逆に笑える。

カズマの過去はけっこうハードで不憫だと思うけど、回想が短すぎて何があったのかイマイチわかりませんでした。終盤付近まで主人公がポーカーフェイスなので感情移入しずらい構成。何かを守るためという熱い想いで手に入れた力なのに前半部分のカズマの落ち着きようと行動に少し矛盾してるように感じました。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

滅せよ妖魔!

世界には人知れず魔術を操る魔術師や
妖魔が潜んでいて、魔術師には精霊の
力を借りて妖魔を退治する精霊術師等
も存在する・・神凪家はその中で頂点
にたつ炎術師の名門・・という設定。

名門神凪宗家の嫡男で無能者として追放
された主人公・・八神 和麻(小野大輔)が
風術師となり海外から日本に戻ってきた。

時同じく神凪縁の者が相次ぎ襲撃を受ける。

謎の襲撃を受け、実弟の煉を拐われ・・
謎が紐解かれる毎に事態はより大きな問題
を浮き彫りにする・・

綾乃(藤村歩)は父である神凪一族宗主の命
で和麻と共に行動する事になるが・・・

神凪時期当主を自負する綾乃は名門神凪に
強い誇りを持つ勝気で御転婆・・プライド
の高い女子高生。

何かと和麻につっかかり孤軍奮闘しようと
するが・・基本的にドタバタコメディのり。

1話冒頭に風で綾乃のスカートが舞うシーン
があるけど「風なんか大嫌い!」と叫ぶ・・
そういう解り易いツン系の物語でもある。

ヒロインが女子高生と言う事で学園風パート
もあり、綾乃の友達の久遠 七瀬(伊藤静)
等もでるが、最近のアニメを見慣れた人には
美少女指数が足りないかもしれない?

逆に多少ヒロインが頑張ってサービスカット
を提供するが、最近の見せるだけのアニメが
うんざりの人には可也お勧めできるかな。
主人公も少し気障だけど好感が持てるタイプ♪
OPも結構好き。

割りと心理状態の描写など丁寧で纏まりが綺麗。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

78.1 10 バトルでツンデレなアニメランキング10位
空の境界 第五章 矛盾螺旋[ムジュンラセン](アニメ映画)

2008年8月16日
★★★★★ 4.2 (852)
4891人が棚に入れました
1998年10月、両儀式はふとした事から臙条巴という自称人殺しの家出少年と知り合う。式は巴の隠れ家に自室を提供し共同生活を送り始めるが、しばらくして巴は自分の親殺しの罪を告白する。奇しくも蒼崎橙子から似たような事件の詳細を聞いていた式は、巴とともに臙条家のある小川マンションへ向かう。

声優・キャラクター
坂本真綾、鈴村健一、本田貴子、藤村歩、東地宏樹、中田譲治
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

空の境界中、最難関にして最上の作品。困難を乗り越えて理解して欲しい本作の神髄

か「空の境界」は奈須きのこによる、同人誌に掲載された長編伝奇小説である。全7章で構成され、本作は第五章「矛盾螺旋」が映像化された。「そらのきょうかい」でも「くうのきょうかい」でもなく、「からのきょうかい」なのでお間違えの無い様に。
略称は「らっきょ」。

「空の境界」は奈須きのこの小説だが、奈須きのこと武内崇の所属する同人サークル(現在は有限会社Noteのブランド)「TYPE MOON」の作品に「月姫」、「Fateシリーズ」などがあり、「空の境界」と世界観を共有している。奈須氏によると「微妙にズレた平行世界」とのこと。


劇場版「空の境界」は圧倒的な映像美、迫力満点の戦闘シーンと、難解且つ素晴らしい世界観を、原作小説を忠実に再現し映像化したufotableの力作である。
本作のメインテーマは「境界」である。相反する二つのものに関するメッセージが緻密に組み込まれている。
その各々に対する矛盾もまたテーマの一つだ。
奈須氏の命の重さ、禁忌を主題とした本作の完成度には脱帽するばかりである。
「生」と「死」、「殺人」と「殺戮」などについて考察するわけだが、テーマがこれであるから必然的にグロテスクな描写がある(しかも美しかったり)。
また、難解な言葉(辞書的意味では用いない)や、時系列のシャッフルにより、物語の理解はやや困難である。
しかし、この時系列シャッフルこそが「ミステリ」における叙述トッリクとして作用しているのである。
決して時系列の通りに見てはいけない(2度目からはご自由に)他にも、原作にはなかった「色分け」が行われている点も魅力的だ。式の服の色や、月の色なども見てみると楽しい。
全7章に渡って展開される両義式と黒桐幹也の関係も素晴らしい。
設定はここで説明するとつまらないので、作品を視聴することをお勧めしたい(丸投げであるが(笑))
副題のThe Garden of sinnersは直訳すると「罪人の庭」と言う意味。sinには(宗教・道徳上の)罪という意味があり、guiltの(法律上の)罪とは区別される。
Theの次のGardenが大文字であることから、これはギリシアの人生の目的を心の平静(アタラクシア)に見出した精神快楽主義のエピクロス学派を意味する。よってThe Garden of sinnersは快楽主義に溺れた道徳的罪人という意訳が適切ではないか。



第五章の本作は「空の境界」の時系列で、全7章のうち5番目にあたる作品だ。本作の視聴で第一章から第四章までの殆どの伏線を回収し、荒耶宗蓮の物語は終結する。
本章は「空の境界」という作品の肝であり、本作を荒耶宗蓮の野望を主題とするならば、
第六、七章は本章の残滓と言っても過言では無い。なぜならば、一章から四章の伏線や、
これまでの両儀式に纏わる物語は全て彼の計画の完遂の為に周到に準備されたものだからだ
(しかし、荒耶が手薬煉を引く前に式や橙子に見つかったので、計画を前倒しにしているきらいもある)。
内容は非常に理解に面倒で、予備知識が必須である。また、時系列のシャッフルが本章では作品内で構成されている為、一度の視聴での理解は不可能である。
是非、二・三度視聴して、理解を深めて欲しい。
本章は原作と比較して描写が大幅にカットされており、半ば継ぎはぎ感を感じざるを得ない。しかし、完成度としては至極満足である。私が考えるに原作による補完は必須である。
(原作を読む上での注意:
1.言葉をそのままの意味で理解せず、状況から推測する。(例:二律背反)
2.作者の造語が理解の範疇を凌駕した場合は、採り合えず調べる。(例:死街)
3.作者の日本語が明らかに文法上誤りである箇所が多々見受けられるが、脳内補完する。
(修飾の該当箇所が明らかにおかしい。
例: その一連の映像は、古びた頁に挟まれ、書に取り込まれて平面となった押し花を幻想させた。
   ←その一連の映像は、古びた本の頁に挟まれ、平面(のように潰れた形)となった押し花を
   連想(或いは髣髴)させた。[()は無くても良い。]
  八月になった最初の夜←八月になって最初の日の夜)
4.本来の日本語に無い使用法が見受けられる。(例:幾多もの←幾多の/迫ったほど←迫る/迫った)
上記の例は全て一章俯瞰風景に依った。)
副題のParadox Paradigmは其のまま矛盾螺旋である。


考察←観る前に見ない様に。
{netabare}
時系列:5/8
1998年10月
両儀式:18歳 職業:高校生(サボりがち)
黒桐幹也:18歳 職業:大学中退 伽藍の堂に勤務

原作との相違:大(時系列のシャッフルや1度目の橙子VSアルバ戦のカットが目立つ)
原作との尺の比 417P:114min=1:0.40(1分当たり3.66P)
(一番原作との尺の長さの比が合致していると判断される2章の比を基準:1とする)
(原作の頁数は講談社文庫を用いる)

・「矛盾と螺旋」について
矛盾・・・contradictionの訳語。一方を立てようとすれば、他の一方が立たないという、くいちがった関係におかれる概念、または判断が対立して統一できない場合。
<韓非子>より楚の故事に由来。
螺旋・・・巻貝のようにぐるぐるまわっていること。

「空の境界」におけるこれら二つの言葉の意味

矛盾・・・人は宗教・哲学などから見て取れるように、絶対の理、永遠不滅の真理を求めようとする知的好奇心旺盛な生き物である。ソクラテスは無知の知を自覚し、真の知を求めることを重視した。仏教でも般若波羅密を知ることを求め、一切皆苦の厭世感から真理を追究した。哲学でも様々な興味深い分類が試みられている。
他方、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教浄土系宗派など真理の追究を諦め、絶対的なものに縋ることにより救済されるという、知の探求を事実上放擲している宗教も存在する。また煩悩具足であることを寧ろ良い事と考え厭世感を持たない考えも蔓延っている。これは無知であることを否定し、無知である自己や世界を否定し、自己乃至世界を救うべく真理の探究をする姿勢と明らかに矛盾する。人間は真の叡智を求める一方、真の叡智を求めることを放擲或いは拒絶しているのだ。
共通する認識は、世界或いは自己が滅びることを絶対的に拒み、之を救わんが為に行動していることである。

螺旋・・・人の性である煩悩は祖先から子孫まで相違は無く、永遠に螺旋を描いてゆく。
繰り返される日常や人生は人間の進化進歩しない煩悩の螺旋であり、二重螺旋構造を持つ遺伝子の匣として定められた過程を営む。


・「荒耶宗蓮」について
荒耶宗蓮は、元は台密の僧(台密とは天台密教の略称)で、起源である「静止」を覚醒させている。此の起源により200年以上生きながらえおり不老不死である(肉体は人形)。前項の人類の矛盾を克服出来ないことを悔やみ、人間では解決出来ないことから「起源」を追求し人の存在意義を探求するに至った、現在の彼は、もはや『 』へ至る為の概念と化している。
『 』へ至った暁に彼は、人類の死を等しく肯定する為に人類を滅ぼし、新たな世界、死を等しく肯定出来る世界の構築を望んだ。
彼は人の存在意義を「生」ではなく「死」に見出し、どのような死を迎えるかを重要視する。魔術協会で同期の橙子が人形、つまり肉体を重視したことに対して、彼は魂、つまり精神を重要視した。「根源」追求の為に死の蒐集をしており、人の死を記録する実験を重ねている。
結界を構築する能力にも長け、橙子曰く魔法(後述)の域に達しているらしい。
また武術の達人でもあり、左手に埋め込まれた仏舎利により、他人から自分の死線を認識されることを防いでいる。橙子程ではないが人形師として相当の腕も持つ。
他にも他人の「起源」を認知し、覚醒させることも可能である。
「不倶」「金剛」「蛇蝎」「戴天」「頂経」「王顕」という六道境界を自身の周りに張巡らす。
境界にはサンスクリット文字が出てくる。


・「相克する螺旋で待つ」の意味について
二章殺人考察で述べた五行思想のもので、五芒星の外接円として、各頂点に接する円を描くと、五つの頂点が其々木火土金水となり、円の流れが「相生」、五芒星の線上の頂点を一つ飛ばした流れを「相克」と云う。
相克
1.対立・矛盾する二つのものが互いに相手に勝とうと争うこと。
2. 五行(ごぎょう)説で、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木にそれぞれ剋(か)つとされること。五行相克。相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係。
という二つの意味がある。
因り相克する螺旋とは、先ほどの円が螺旋しており、バネの様にグルグルと廻っていて、さらにその円を相克の関係で崩れた五芒星を描きながら進む線分のことである。
ここでの相克は後述のアラヤと荒耶、小川マンションや、巫条霧絵、浅上藤乃{netabare}、白純里緒{/netabare}などに言えることだろう。


・「荒耶宗蓮の計画」について
前項の「根源」『 』へ至る為には荒耶自身の真理の追究(つまり魔術師の研究と同義)では達成出来ない。それは荒耶の真理の追究の目的が他の魔術師と異なり、人類を滅ぼすことに繋がる事案である為、「抑止力」(後述)による制約を受けてしまうからである。
よって、肉体が既に根源に繋がる可能性を持っている両儀式に接触し、彼女を根源に近づけ、最終的に彼女と一体化することにより根源に至ろうとした。
巫条霧絵、浅上藤乃という式と同じ「虚無」を起源にもち、しかし殺戮を無自覚の内に愉しんでいるという刺客を送り込むことにより、彼女を精神的に追い詰め根源に近づけた。
彼の計画は彼が予期していたよりもずっと早く最終段階に以降する。それは黒桐幹也と白純里緒の存在が影響している。式が追い詰められた原因は七章で、式が何故根源に繋がるのかは後述する。


・「小川マンション」について
小川マンションは荒耶宗蓮とコルネリウス=アルバの合作である(設計には橙子も参加)。
アルバが生きた人間の脳髄を摘出し、之の生命を維持させ、荒耶が制作した人形を本人と寸分違わぬ生命体として存在させた(この人形は血が出ず、歯車で動く様だ)。
また荒耶は結界によってマンションを外界から隔絶された異界とした。
アルバの「ようこそ、私のゲヘナに」という台詞は、「ようこそ、私の地獄に」という意味。
小川マンションは荒耶にとっては人の死の探求、アルバにとっては橙子の殺害が目的だ。
小川マンションでの実験は、荒耶宗蓮による実験であるが、之は式と一体化し根源に至る計画とは別件である。しかし、式の肉体が思いのほか早熟し、丁度罠に掛かったので、急遽予定を繰り上げて根源へ至る準備に取り掛かった。

荒耶は、精神的に不安定な不和を抱えた人間を選りすぐってマンションに入居させ、その嗜好を凝らした建築様式で更に住人の精神を不安定にさせ、死に至らしめた。
マンションは完全なシンメトリーになっており、西側と東側はマンション内から見る外観も似通っており、判別不可能な構造となっている(この構造は太極の具現である)。
東西棟は円柱の中央のエレベーターと其れに纏わりつく螺旋階段のみで接続されている。
入居者は始めは西棟に住み、死亡後は脳髄を摘出され、荒耶が制作した人形を通して東棟で生活する。エレベーター及び螺旋階段はロケット鉛筆というより、螺旋を描いているドリルの芯や、床屋でくるくる廻っているサインポールを想像すると理解し易い。
下から芯を捻り上げて出口をずらす事により東西を入れ替え、住人に気付かれることなく部屋の移動を完了させたのだ。
そして東棟の人形住人は朝に起き、夜に死ぬという生死の螺旋を繰り返し「命日」を毎日繰り返す。対して西棟では本人の死体をそのまま放置しておく。こうして一方は死骸、一方は朝蘇り夕べに死ぬ生きた人形という同時刻に同じ人間を二人用意し、同じ死を矛盾した状態で毎日螺旋させることで、その死にどのような差異が生じるかを実験した。
小川マンションは荒耶の体内に等しく、彼の思うままに操ることが出来る。
燕條巴は実験の成果と言える。


・「蒼崎橙子」について
蒼崎橙子は魔術師(後述)の六世に生まれた。14歳で魔術協会に留学し、衰退したルーン魔術を専攻して之を復興させた。荒耶、コルネリウスとは同期である。その後礼園女学院に入学。持って生まれた才能から次期当主として有望視されていたが、妹の青子に敗れた。魔眼を持っており、普段は魔眼殺しの眼鏡を掛けている。妹の青子とは相当仲が悪く、殺しあうほどである。かつての使い魔が青子に敗れたため、両儀式を新たな使い魔の代わりとして用いている。
魔術協会はトップランクの魔術師である橙子に「赤」の称号を贈ったが、本来望んでいた「青」とは真逆の「赤」を得たということで、橙子はこの称号を不服に思っている。そのことを指摘されること、とりわけ「傷んだ赤色(スカー・レッド)」と呼ばれることはことさら嫌っており、そう呼んだ者は全員殺している。例外は殺し損ねた妹のみ。
また、当代屈指の人形師で、人形という雛形で根源への到達を目指していたが、もう興味は無いらしい。
その魔術が根源に近づいた為、魔術協会から封印指定(後述)を受け出奔中である。
彼女は「魔術師当人が最強である必要はなく、最強のものを作り出せばよい」という持論から、使い魔を鞄に入れ、之を使役することで戦闘する。
また、アイデンティティの確保が出来れば肉体はさほど重要ではないとの考えらしく、
自身の脳が損傷した場合は即時に用意しておいた予備の人形が起動し、以前の記憶を継承して再び生活を送る。よって橙子を殺すには、脳髄が損傷しないように半殺し状態にし、
永遠に延命治療を施さなければならない。荒耶が「私が蒼崎を仕留めたのは詮方なき事だ」と言ったのは、荒耶は魔術師として橙子に敬意を払っていてそれを悔やんでいるのと同時に、
橙子を殺すことは彼女の復活を意味する為に、仕留めたという表現を使っているのだ。
首となった橙子は五感を有しており、コルネリウスが「傷んだ赤色」と言ったことも聞いていた為に、荒耶は「――たわけ。口にしてはならないことを口にしたな、コルネリウス」と言ったのだ。橙子は、コルネリウスが橙子の頭を粉砕したことで、彼女の予備を起動せさられたので、小川マンションに駆けつけられたのである。


・「燕條巴」について
彼はかつて走ることが大好きで、中学では名の知れた陸上競技の選手だった。
しかし、父親が失業し高校入学の資金は自らアルバイトをして稼ぐこととなった。
生活苦の為働きながらも陸上だけは続けていたが、父親が交通事故で人を轢き、賠償は母親の親戚が何とかしたものの風評被害で陸上は止める事になった。これにより生き甲斐を失って高校を中退。父親は飲んだ暮れであり、彼はアルバイトで、母親はパートで生活費を稼ぐという無気力な生活が続いていたところを荒耶に目を付けられて、一家で小川マンションに越す。ある日、帰宅後に母親によって殺害され、前項の荒耶の計画から、脳髄を摘出され、人形として(本人に人形だという自覚は無い)朝生まれ夕べに死ぬという螺旋を繰り返す。ある日、自身の死を予期して母親を殺害し逃亡、自身を支配する「ニセモノ」であるという認識を恐れ、圧倒的な強さを見せる式に見蕩れて彼女のアパートに転がり込んだ。
実際に彼が抱く自身が「ニセモノ」であるとする自覚は、荒耶とコルネリウスが制作した人形である為だが、彼は陸上を諦めたことを理由と合理化し納得した。
いつしか式を愛するようになり、彼女が荒耶に捕らえられて困惑するが、幹也に幼少期を過ごした家屋に連れて行かれて家族への思いを思い出し、自身が「ニセモノ」であるとする認識、家族への想い、式への想いに決着を付ける為、幹也とともに小川マンションへ向かう。元から極悪な人間など居らず、置かれた境遇が人間を形成する(因って私は性悪説を支持)。巴の家族も昔は平凡ながら幸せを享受していて、彼はそれを思い出すことで、家族への苛立ちや、真実を直視することの恐怖から解き放たれたのではないか。彼の式への恋慕は荒耶が仕組んだ人為的な感情だったが、彼はそれを越えて彼女を愛していたことを本物だと認識し、式の為でなく自身の為に荒耶と対峙した。
彼の起源は「無価値」であるが、彼が荒耶を足止めしたことで、式が復活する為の時間が稼げて、結果的に荒耶は倒されたので、彼は起源を凌駕したことになる。
また、彼の家族愛の象徴である「家の鍵」は、普段家に鍵を掛ける習慣の無かった式に、鍵を掛けさせるという意味を残した。
彼は幹也に「俺はさ、両義に同じ物を見て安心していただけだったんだから。俺とかあいつみたいな人間にはさ、あんたみたいに呆れるほど害のないヤツの方がいいんだよ――」と言っている。幹也がなぜ異常者に対して他の常人と同等に普遍的に接するのかについては、六章忘却録音で述べる。
因みにFateの衛宮士郎は彼がモデル。


・「抑止力」について
カウンターガーディアンとも言い、集合的無意識によって形成される世界の安全装置である。抑止力とは発生しないように止める力のことで、一般に軍事で使用される言葉だ。
春秋戦国時代の縦横家の張儀の連衡策や核抑止論が有名である。相手が動作する際に、その動作に関わるリスクと得られる利益を天秤に掛け、リスクの方を高いと思わせる力を主に指す。TYPE-MOONの世界観では地球で発生する事象の内、地球或いは人類の生存に差し障る脅威を排除する力と考えるのが妥当だ。
抑止力には二種類有り、人類の持つ破滅回避の祈りである「アラヤ」と、星自身が思う生命延長の祈りである「ガイア」がある。
またこの抑止力は、「歴史的人物は世界史的な個人であり、したがって絶対者は個々人の情熱やはたらきを利用して自己を実現する」というヘーゲルの絶対精神と似通ったところがある。地球或いは人類の生存を脅かす事象を森羅万象すべてが拒み阻止しようとする。
荒耶が憎んでいたのは、前者のアラヤであったために、彼の螺旋の探求は、彼が探求を始めた時点から矛盾していたと言える。

仏教の阿頼耶識は四章伽藍の洞で触れた唯識(あらゆる諸存在が個人的に構想された識でしかないのならば、諸存在は主観的な存在であり客観的な存在ではなく、唯、人の感覚でしかなく、実態は空)の思想で、五感(眼・耳・鼻・舌・身=五根)が含まれる般若心経の六識(眼・耳・鼻・舌・身・意)に未那識、阿頼耶識を加えた八識の最終である。六識については痛覚残留で述べたので割愛する。
阿頼耶識は人間存在の根本にある識で、未那識とともに無意識に該当する。
心の内にある種子(しゅうじ:色々の現象を起こさせる可能性、可能力で、ある現象が影響して自らに習慣的な刺激によって植えつけた印象のこと(唯物史観に少々似ているかもしれない))から、世界の諸現象を生じる。生じた現象はその人の阿頼耶識に印象(熏習)を与えて種子を形成し、刹那に生滅を繰り返し、之を持続する。
諸法の種子を内臓「一切種子識」
過去の業の果報(異熟)から生成「異熟識」
他の識の根本「根本識」
身心の器官を維持「阿頼耶識(我持識・執我識)」
などの働きがある。
未那識(まなしき)は、意識と阿頼耶識の中間にある無意識を担当する識で、阿頼耶識の見分から我・法などを思量し六識に作用する。
八識はみな思量の作用があるが、末那識は特に恒(間断なく常に作用する)と審(明瞭に思惟する)との二義を兼ね有して他の七識に勝っているから末那(意)という。
睡眠中でも深層に於いて作用し阿頼耶識を対象とし、それを自分であると執着する。
未来福音の両儀未那はこれに因む。


・「魔術と魔法、魔術師と魔法使い」について
魔術とは魔力を用いて人為的に神秘・奇跡を再現する術の総称である。
常識で可能なことを非常識で可能にしているに過ぎない。
現在、魔術の殆どは文明の利器により現実可能であり、指に火を灯すか、ライターで火を灯すかくらいの違いしかない。魔術を使うものを魔術師といい、その殆どは魔術協会に加入している。
魔術協会は魔術師を監視し、魔術の漏洩や魔術師が一般人に危害を加えることを防ぐ。
魔術師は魔術協会で勉強し、その膨大な資料を自身の研究の為に使用する。
蒼崎橙子やコルネリウス=アルバ、荒耶宗蓮はこの魔術師に該当する。
魔法とは人間には到達出来ていない、或いは到達し得ない「奇跡」を具現させる術である。
この魔法を使うものを魔法使いといい、世界に五人しか居ない(生きているのは四人)。
判明しているのは、キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグと蒼崎青子の二人。
人類の科学が進歩していなかった頃は、魔法使いのハードルは現在よりも低く、多くの魔法使いが実在したが、現在それらは文明の発展に伴い殆どが魔術へと格下げされてしまった。
また、魔法は魔術師達が目指す最終到達地点である「根源の渦」から引き出された力の発現である。
魔術師の家系は生涯を賭けて学んだ神秘を魔術刻印という遺産にし、子孫に伝える。
そして研究成果の最終目標である「根源の渦」『 』への到達を目指す。
魔術協会は、学問的に習得不可能レベルの魔術を身につけた魔術師(「根源の渦」への到達が近い者)に対し、魔術協会がサンプルとして保護する旨の令状「封印指定」を出す。魔術師としては栄誉であるが、軟禁生活を強いられるため、たいてい逃亡する。橙子はこの封印指定を受けているため、伽藍の堂に結界を張って隠遁している。


・「肉体と精神」について
「われ思う、ゆえにわれあり(コギト=エルゴ=スム)」で有名なデカルトの説いた物心二元論では、物体と精神とは実体として存在し明確に分離され、物体は精神に依存せずに因果関係によって運動するという機械論的自然観を確立した。物体は「高邁の精神」によるコントロールを受ける。現在此の説を支持するものは殆ど無く、機械論的自然観を形成したことで、寧ろ批判されている。肉体と精神は切っても切り離せない関係にあり、自我の形成には肉体が多大な影響を与えている。くわしくは終章空の境界で述べる。


・「根源」について
根源とは全ての原因。あらゆる現象が流れ出したもとである。『 』はこの根源に近いが、
根源をも含む森羅万象の原因であると解釈される。
有り体に言うと「真理」「究極の知識」ということになる。全ての原因であるがゆえに、全ての結果を導き出せるもの。この一端の機能を指してアカシックレコードと呼んだりもする。
有と無、生と死の狭間の世界であり、仏教的に言えば「空」に近いと言える。
魔術師は根源に到達することで、先祖代々の目的である永遠の真理に到達する。
この根源とは、ギリシア哲学で言えば、「イデア界」、仏教で言えば、「般若波羅密」の実践により得られる真理(即ち一切皆空と悟る涅槃寂静の境地)と言える。
一種のエロース(イデア界への羨望・回帰欲求)があるのかもしれない。
前項で述べた抑止力の説明にヘーゲルの絶対精神を用いたが、こちらの方が絶対精神に近い側面を持つ。アイデンティティを持ったまま、根源に到達したものは自らの願いを叶えることが出来るらしく世界を改変する力を持つ。Fateの聖杯もこの考えによって理解出来る。ヘーゲルが言うには絶対精神は神(唯一神・人格神)と同義らしい。
アカシックレコードについては六章忘却録音で述べる。


・「太極図」について
太極とは即ち根源の事で、道家や陰陽家で重視された。陰陽魚太極図が有名である。こちらも二元論的な側面が強く、全てを陰と陽に分ける。例えば陽には、明・男・積極的・攻撃・前・上・左・天・奇数・味方・夏などの意味があり、陰には、暗・女・消極的・防御・後・下・右・地・偶数・敵・冬などの意味がある。太極を二つに分けたものを両儀、四つに分けたものを四象、八つに分けたものを八卦という。大韓民国の国旗を太極旗といい、真ん中の赤と青により描かれている巴を太極、四方に有る三本の棒の集合を八卦という(韓国の国旗はこの八卦の内の四つ。因みに八卦は16パターン存在し、「易経」の八卦を後天図、宋学の朱熹の八卦を先天図と云う。ここでの八卦は先天図)。――と--を爻(コウ)、爻により構成されるものを卦(ケ)と云う。
爻が一本な卦(二つ在る)を両儀、爻が二本な卦(四つ在る)を四象、爻が三本な卦(十六在るが、内、八つ)を八卦という。
両儀は太極を二つ、つまり陰と陽に分離したものであり、式が男性人格と女性人格を持ち、一方は欲望の抑圧や拒絶、一方は欲望の解放や受諾を担っていたのもこの為。式のことを太極というのも此の為。根源から分離した小川マンションは太極図の具現である。


・時系列の整理
1.本物の燕條巴が母親により殺害され、荒耶の実験が始まる。
2.黒桐幹也が免許取得の為に、長野の自動車学校へ通うことにより、観布子を留守にする。
3.偽物の燕條巴(以下巴)が予知夢(実際は現実)を恐れ、母親を殺害、逃亡中に式に出会う。
4.空き巣が燕條家に侵入し、死体を発見(突発的な犯行←抑止力に依る)
5.巴、式の部屋に転がり込み居候する。親殺しや偽物感から苦悩する。
6.巴、式のために部屋の鍵を造る。
7.式は殺人衝動を満たす為に巴を殺そうとするが断念。
8.巴、コルネリウスを目撃、式に報告するが一蹴される。此の頃から式へ好意を持つ。
9.幹也、免許取得後、伽藍の堂にて橙子に小川マンションについての調査を依頼される。
10.鮮花が伽藍の堂に来る。黒桐、橙子から両儀や魔術についての享受を得る。
11.秋隆が刀を式のマンションに届けに来るが留守で幹也に預ける。
12.巴、母親を殺した筈なのに、生きている母親を目撃する。
13.幹也、橙子に小川マンションについての調査結果を報告。刀を式に渡す。
14.何日か経過し、巴は不審に思い式と共に小川マンションに赴き、もう一人の自分と最後の一日を直視する。式の部屋に鍵を掛ける。
15.式、荒耶と戦闘するも彼に捕らえられる。巴、真実を知り、式を救うべく逃走。
16.同日、橙子と幹也が小川マンションに調査に入る。
17.翌日、コルネリウスが橙子の人形館に挨拶に来る。
18.橙子、小川マンションでコルネリウスと対峙、之を倒すも荒耶に敗れる。
19.荒耶、橙子の頭をコルネリウスにプレゼント。
20.幹也、式の部屋で巴と会い、彼を幼少期過ごした家へと連れて行く。
21.幹也、巴に式の部屋の鍵を貰う。
22.幹也、小川マンションに向かい、コルネリウスに苛められる。
23.巴、地下の工房で自身の脳髄を発見し、荒耶の元へ赴くが返り討ちにあい消滅。
24.コルネリウス、橙子の頭を粉砕、二人目の橙子が現れて彼を殺害し幹也を救助。
25.式、荒耶の造った結界を破壊(結界の死線を切断)し、具現、荒耶を消滅させる。
26.式、巴の影響で部屋に鍵を掛ける様になる。

幹也が式の部屋のインターホンを鳴らした順番
①上記11.の時のチャイム。
②上記14.の時のチャイム。
③上記20.の時のチャイム。


・「sprinter」について
燕條巴をイメージして奈須きのこ監修の下、梶浦由記によって作詞・作曲された。
他の曲に比べて歌詞が明快で、曲調もテンポが速く、「競争」しているかのように次々と繰り出される歌詞が特徴的だ。巴が式を想っていた事、肉体はニセモノであるが、精神はホンモノであること等が、歌詞に刻まれている。空の境界の主題歌の中では私が一番好きな曲だ。


・「矛盾螺旋」という作品について
黒桐幹也は自動車運転免許取得のための教習のため、長野に1ケ月間滞在し、留守にしていた。燕條巴は陸上の選手だったが、父親の失業によりアルバイトを始め学費を自分で稼いで高校へ入学したが、父が交通事故を起こしそれが元で、高校を中退。一家で小川マンションに越し、そこで母親に殺害された。魔術師荒耶宗蓮は人の螺旋し、留まることの無い性に失望し、世界を改変する為に『 』への到達を目論み、「抑止力」に左右されない、両儀式と一体化するという方法を模索し、霧絵・藤乃を差し向け、式を精神的に根源へと近づけた。今回はコルネリウスと別件で人の「死」に対する実験を小川マンションで行っており、巴はその実験に利用され、死後も人間の精神を持った人形としての生活を送っていた。
巴は荒耶の実験の成功例であり、死の螺旋から脱出したが、親殺しや自らがニセモノであるという感情に苦悩していた。荒耶の細工により式に近づき好意を覚え、彼女を愛し始めた。巴は何日か経過し殺したはずの母親を目撃し、小川マンションへ行き確認することを考え始めた。丁度その頃、橙子は免許を取得し帰還した幹也に、小川マンションの調査を依頼した。幹也は式の部屋に向かうが留守で、そこで秋隆から名刀を預かり翌日式に渡した。幹也はマンションの調査を一晩で終わらせ、その調査結果を見た式は、巴と共に小川マンションへ向かい、この建造物の真実を知るが、荒耶に敗北し捕らえられる。その後、橙子と幹也は小川マンションを調査し、この建造物の真実を知る。翌日、橙子の人形館にコルネリウスが登場し、式を捕らえた旨を橙子に伝える。橙子は戦闘の支度をし、小川マンションへ向かってコルネリウスを破るが、荒耶に敗北し、首だけとなった。待ちきれなくなった幹也は、式の部屋で巴と出会い、彼を旧家に案内した後、共に小川マンションへ行く。此の時、巴に式の部屋の鍵を貰う。巴は荒耶に返り討ちに遇い消滅した。幹也はコルネリウスに目の前で橙子の頭を粉砕され、彼に苛められるが、二人目の橙子が登場し、彼は死亡した。巴が荒耶との問答で時間を稼いでいる間に式は、覚醒し荒耶の結界を破り、名刀によって彼を消滅させ、彼の野望は脆く崩れた。


・名言(原作より抜粋)

式「だっておかしいじゃないか。人間が見れるのは外見だけだろ。それを見てくれたおまえはいらなくて、心なんて見えもしないモノを見てくれなきゃイヤだ、なんて普通じゃない。普通じゃないって事は異常ってこと。ほら、おかしい話じゃないか。そいつもさ、心を見てほしかったら紙に書けばよかったのにね。臙条。おまえ、そいつと別れて正解だよ」

式「お断りだ。おまえの命なんて、いらない」

荒耶「荒耶宗蓮。式を殺す者だ」

荒耶「無こそがおまえの混沌衝動、起源である。――その闇を見ろ。そして己が名を思い出せ」



幹也「ろけっとぺんしるって、何ですか?」

橙子「黒桐。魔術師という輩はね、弟子や身内には親身になるんだ。自分の分身みたいなものだから、必死になって守りもする。・・・・・・まあそんなわけだから、きみは安心して待っていろ。今夜には式を連れて帰ってくる」

コルネリウス「Repeat!」

巴(―風は止んだし、合図も鳴った。さあ―そろそろ本気で走りはじめなくちゃ―)

コルネリウス「危ないな、危ないな、危ないな、危ないな、危ないな、危ないな、危ないな、危ないな、危ないな、危ないな」

橙子「おまえは死んだはずだ、なんてお決まりの台詞だけはよしてくれよコルネリウス。器が知れるぞ。あまり、私を失望させないでくれ」

コルネリウス「お前は――本物か?」

橙子「学院時代からの決まりでね。私を痛んだ赤色と呼んだ者は、例外なくブチ殺している」

荒耶「語るまでもない。私が幾度となく争ってきた想念、荒耶が敵とみなすモノは、救いきれぬ人間の性である」

橙子「認めろ荒耶。私達は誰よりも弱いから、魔術師なんていう超越者である事を選んだんだ」

巴「わりぃな、両儀。俺は、おまえのために死んでやれねぇわ。俺はさ――俺のために、この命を懸けなくちゃいけねえみてえだ」

巴「ああ。――それでも、この心は本物なんだよ」

巴「――そりゃあ、うちの家族はろくな連中じゃなかった。でも、こんなふうに殺されるほど、悪いヤツラじゃなかった。こんなふうに死んじまうほど、罪深くはなかったんだ・・・・・・!」

荒耶「戯け」

荒耶「最後に教えよう。おまえは何も成し得ない。なぜなら――おまえの起源は”無価値”だからだ」

荒耶「語るまでもない。私が幾度となく争ってきた観念、荒耶が敵とみなすモノとは、救いきれぬ人間の性である」


橙子と荒耶
「アラヤ、何を求める」
「――真の叡智を」
「アラヤ、何処に求める」
「――ただ、己がうちにのみ」
「アラヤ、何処を目指す」
――知れた事。この矛盾した螺旋(せかい)の果てを

式「オレ、おまえの部屋のカギ持ってない。不公平だろ、そういうのって」


感想

本作は空の境界中、理解するのに最難関な作品であり、頁数も一番多いことから、考察にも多大な時間と労力を費やし、レヴューも他の追随を許さぬほどに冗長になってしまった。
このレヴューによって一人でも多くの人の「矛盾螺旋」という作品の理解の参考になれば幸いである。
感想としては、まず原作と比較してあまりに尺が短く(自己調査の結果、尺比1:0.40)、映画の視聴だけで本作を理解するのは繰り返すが不可能である。また、本作は只でさえ理解に難いのに、あまつさえ時系列のシャッフルが行われて一層理解が困難になっている。
しかし、映画を全章観終え、原作を読破し、考察を完了した上で本章を視聴すると、以前との理解の程度が甚だしく、歓喜を覚えるほどであり、感無量である。この感覚が味わえるのならば、この時系列シャッフルも悪くないと最近想い始めた。是非この感覚を体験していただきたい。橙子が小川マンションの前で降車するシーンは素晴らしい。
本作は、原作との良い意味での違いが多く浮き彫りになっている。その最たる例は、巴と荒耶の対峙の場面である。原作では、エレベーター降車後、巴と荒耶が対峙し、会話があって、巴が荒耶に襲い掛かって、起源が「無価値」であることを宣告され消滅する。
本作では、地下の脳髄壜の前で、荒耶に真相を暴露され、後にエレベーター降車後、巴が荒耶に襲い掛かり、「無価値」宣告を受ける。ここで巴が「ここに居たんだ」と云って消えて行く。この場面が大変良い。因みに原作では襲い掛かる際に「ここに――居たから――!」と云っている。
尚、巴は荒耶に起源が「無価値」であることを宣告され、消える際にエレベーターの中に居る両儀式を目撃している(1:30:54)。しかし、荒耶には見えていなかった。巴は死ぬ際に、式の再誕を予知したのだろうか。
作品に対しては、荒耶宗蓮という人物の野望や両儀式の本質、燕條巴の人生という様々なテーマによって構成されており、大変見堪えがある。一件落着した後の式のデレには強烈な破壊力があり、何時もの蠱惑的な魅力とは一風変わった愛らしい魅力に溢れていた。{/netabare}


この五章は、一から四章を視聴した上で「両儀式」という人物について改めて考えさせる作品だった。また、荒耶宗蓮、コルネリウス=アルバという魔術師の登場と、彼らによる計画が、空の境界という作品の世界観をより一層具現化させた作品でもある。
また、三章、一章、本章と式が幹也へ寄せる想いが深くなっていることが随所で伺える。

本作は考察のし甲斐があり、非常に面白い。また現代人への処方箋のような役割を果たし、私達にカタルシスを与える。

私は全章視聴後原作を購読したが、読み応えがあって大変面白い。アニメを観た人は補足の為にも、お勧めしたい。
未視聴の方は、是非挑戦していただきたい作品である。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 52
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

複雑難解なストーリー構成。それぞれの螺旋の果てにあるものは?

制作はufotableで原作は奈須きのこ氏の小説です。
ジャンルは伝記ファンタジーです。
全8巻あるうちの五巻目が「矛盾螺旋」になります。
グロ描写とともに精神衛生上良くない場面もあります。
時系列では五番目になります。
この物語の集大成といえる完成度だったと思います。(終わってないですが)

作画について戦闘シーンは第一章並みの迫力でした。
とにかく式が動きまくっています。
黒幕との戦いは本当にしびれました。
BGMも素晴らしい。(やたら長い曲がありましたね)

他の章も難解な世界観を放り投げて視聴者に見せているためわけわからないことが多々ありましたが、それに加えてこの「矛盾螺旋」は時系列をずらし、場面を不意に切り替えるため中盤までストーリーが全く見えません。
ひょっとすると最後までわけわからないかもしれません。
「これを映画でやったら、オンタイムで見た人で理解できる人いるの?」と思わざるを得ない感じです。

ちなみに私は最初は普通に鑑賞し、わけわからないながらも映像・音楽・演出の素晴らしさで見入ってしまいました。
けれども何が凄かったのかは全く分からない。
3回見て、やっと話が自分の中で見えたのでレビューを書いています。

今回の章は臙条 巴(えんじょう ともえ)という男が母親を殺すところから始まる。
彼は家から逃げ出し、路上で襲われていたところを式に助けられる。
行き場のない巴は式の家でかくまってもらうことになる。


以下考察。
{netabare}この話の大本は二つの螺旋構造でできていると私は思います。
一つは「臙条 巴」の螺旋、もう一つは「荒耶 宗蓮」の螺旋です。
前者はミクロ的な視点で、後者はマクロ的な視点で描かれており対比がなされています。
この二つの螺旋が絡み合うことでストーリーが組まれています。


まず「臙条 巴」の螺旋について。
巴は話の半年前に死んでいます。
彼の脳髄だけが保管され、何度も繰り返される殺人実験に使われていました。
これが彼にとっての「矛盾螺旋」、「矛盾した連なる日常」です。

しかし、彼はその「矛盾螺旋」を、母親を殺すことで知らず知らずに破ってしまいます。
殺した理由は「自分が何度も殺されるところを見ていた」から。
繰り返されることに対する伏線はドアを開けるシーン、時計台、アナウンサーなどでも示されます。
彼は自分が一体何のために生きるのかわからなくなります。
それを解くカギになるのは式です。
彼女との生活で彼女への愛を感じ、彼女が生きる意味の一つとなります。
また幹也の導きで家族への愛を取り戻し、平凡な日常を取り戻すため、そして愛する人を助けるために式のもとへ向かいます。

彼にとっての「真の螺旋」は「家族がいて、愛する人がいる、平凡な日常」です。
なんてことはなく、そして最も尊いものを彼は求めていました。
荒耶に歯が立たず存在を消されますが、その時間稼ぎで形成が逆転します。

「この螺旋が、矛盾していなければよかったのに」
この言葉は、「矛盾螺旋」の必然として出会った式と、違う形で出会いたかったという思いから出たものでしょう。


次に「荒耶 宗蓮」の螺旋について。
荒耶は200年もの間、人間の愚かな行為を見て、また無意味に思われる死も見てきました。(戦争など)
なぜかその行いは止むことはないです。
これが彼にとっての「矛盾螺旋」、「矛盾した人類の歩み」です。

彼は根源の渦、アカシックレコードにたどり着いて、すべての原因・真理・過去・現在・未来を知り、死んでいった者たちの無意味な死を意味ある死に変えようとします。
それを解くカギになるのも式です。
彼女の持つ「直視の魔眼」は物体の真理を知ることにつながっており、つまりそれは彼女自身が根源の渦につながっていることにほかなりません。
その体をのっとり、根源を開こうとします。

彼にとっての「真の螺旋」は「叡智を持った人間による世界の創造」です。
醜い人間を消し、愚かな行為をやめさせたい。
それが無理であることは分かっているので、根源を開くことで死に意味を持たせ、そしてすべてを終わらせようとしたわけです。
彼の壮大な野望が、矮小でしかない巴の望みによって破られたのは皮肉ですね。

まだまだ指摘したい点はありますが、私の文章力ですと収拾がつかなくなりそうなのでこの辺で。{/netabare}


総括して、あにこれやってよかったと思いました。
多分普通に過ごしてたらこの作品を知らなかったし、見なかったと思うので。
ここら辺がこのサイトの良さなのでしょうね。
何度も楽しめるスルメな作品だと思います。
むしろ何度も見ないとわけわからない。
これほど作品の面白さを伝えたいと思ったのは初めてかもしれません。

どうでもいいですが、ラストシーンの式のデレが凄くかわいかったですw


[全て視聴し終わって]
{netabare}荒耶は白純という面倒くさい置き土産をしましたねw
彼の存在が式と幹也の愛の物語を引き立てます。
終わっていないけど集大成と書きましたが、これは普通に集大成だったようです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

現在と過去、真実と虚構の境界線

原作未読。
全8章からなる物語の5章目。約114分。

「空の境界」全章に共通する項目は、第1章のレビューをご覧ください。
→ http://www.anikore.jp/review/450724/

すべての黒幕の登場。
そして、決着に至る物語。

1~4章までの事件は、いったい何が目的だったのか、それが明かされます。

この章の主人公でもある「嚥条巴(えんじょうともえ)」。
Fate/staynightの主人公「衛宮士郎(えみやしろう)」のモデルにもなった人物です。

この章の見所であり、見る側を混乱させる要素でもあるのが「時系列のシャッフル」。
同時並行で複数の話が進み、同じ時間帯に起こった出来事が別の場面で流れる。
その演出も面白い。
扉を開けたら別の時間だったり、時間軸が場面変更することなく変化します。

見てる側にとっては、いつどこで何があったのか、わかりにくい構成になっています。
そんなねじれた時間軸が、タイトルの「矛盾螺旋」とよくマッチしている作品だと思います。

そして、今までの集大成と言わんばかりの圧倒的な戦闘描写も特徴です。

EDテーマは「sprinter」。
英語で「競走者」を表します。
巴の事を歌った曲なのですが、シンクロっぷりがすごいので、ぜひ歌詞を最後まで聞いてみて下さい。


【5章「矛盾螺旋」の考察】
{netabare}
非常に考察しがいのある話です。
完全に解説しようと思えば何万文字になるかわかったもんじゃありません(笑)
……というか、私自身、よく理解できていません。5回は見たのにw
原作に当たらねば!!


さて、時系列や場面移動が複雑なこの章ですが、途中で入る白黒のカットインで区切りが付きます。

「矛盾螺旋」
前半。
ほぼ時系列どおりに話が進みます。

繰り返す「死」の1日。
巴がマンションを脱出し、式と出会う。
そして、式が荒耶宗蓮に捉えられるまで。
丁度この頃、黒桐幹也は自動車教習所で免許を取り、その後、巫条霧絵に眠らされていました。


「螺旋矛盾」
中盤。
「カチャン」という時計の音が流れる度に、時系列が飛びます。

橙子と幹也がマンションのことを調べ上げ、荒耶宗蓮にたどり着くまで。
丁度この頃、式の部屋には巴がいて、カギをかけていました。
そのため、幹也は式の部屋に入ることができませんでした。


「矛盾螺旋と螺旋矛盾が混じり合うとき」
後半。
何の脈絡もなく時系列や場面が飛びます。

たとえば、幹也と巴がマンションにたどり着いたとき、車が3台あります。
しかし、次の瞬間には2台、そしてまた3台に戻っている。

時系列を追えば、
①一人目の橙子が来る
②幹也と巴が来る
③二人目の橙子が来る
という、単純な話なのですが、
①橙子が車を止めるシーン
③橙子が車から降りるシーン
②幹也と巴が来る
と、順序を入れ替えることで、橙子が2人いることに気付かせないようにしています。


さて、黒桐幹也と、荒耶宗蓮から逃げてきた嚥条巴が出会います。
そして、巴の本当の家へ向かう2人。

……家族が崩壊していく過程が、見ていて苦しかったです。
しかし「死」を永遠に繰り返されるほどの罪など犯していない。
過去の出来事を知り、家族の「本当の愛情」に触れ、巴は、真実の体と偽物の体の境界線を乗り越え、式を助けに行く決心をします。
EDテーマの「sprinter」=競争者。元陸上部。走り出す巴。


アルバ「お、お前は本物か!?」
橙子「お前さぁ……私に対してその質問に何の意味があるんだい?」
橙子「実を言うとね、お前の憎しみも悪くなかった。それは蒼崎燈子という私がいる証だから」


荒耶「お前には何一つ本物であるものはない」
巴「分かってる、俺が偽物だってことくらい。だけどよ、俺には過去はないけど、強い思いがある!俺は両儀が好きだった!偽物だろうと、この心は本物なんだ!!」


2人とも「誰かの存在」によって本物と偽物の境界を乗り越えているんですね。
処刑モードの橙子、全力で荒耶宗蓮に立ち向かう巴、2人ともかっこよすぎる!!

アルバが倒され、巴が時間稼ぎをしたことで、式は結界から脱出することに成功しました。
巴が消えたことを悟った式は、「殺人衝動」を超えた「怒り」で荒耶宗蓮に立ち向かいます。
そして敗れる荒屋宗蓮。
しかし、彼にも悲しい過去があったんですね。
ただ、それは無関係の人々を巻き込む「実験」でもあり、単純に許されるものではない。

結局、巴は消えてしまいましたが、巴「ここに居たんだ」のセリフ。
そして、幹也に対して「俺、お前の部屋の鍵もってない。不公平だろ、そういうのって」とすねた式。
「鍵」という愛情の証を通して、式の中に巴が残りました。
切ないながらも、救いのある終わり方で良かったです。

【全て見終わった人へ】
{netabare}
シナリオを考えれば、この章が事実上の最終回ですね。
最終回の名に恥じない、最高の演出と最難関のストーリーでした。

次回は、待ちに待った鮮花の出番。
次回予告の「えへっ★」にやられたのは私だけではないはず!!
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 41

75.7 11 バトルでツンデレなアニメランキング11位
空の境界 第七章 殺人考察(後)(アニメ映画)

2009年8月8日
★★★★★ 4.1 (728)
4354人が棚に入れました
1999年2月。両儀式が黒桐幹也の前から姿を消した。そして、それに合わせる様に再発する連続殺人事件。3年前、自らを人殺しと称した式。信じ続けると誓った幹也。幹也は式の無実を証明するため、殺人事件の捜査を始める。そんな中、幹也はある麻薬事件をきっかけに高校時代の先輩・白純里緒と再会する。

声優・キャラクター
坂本真綾、鈴村健一、本田貴子、藤村歩、中田譲治、保志総一朗
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

空の境界の集大成。式と織の夢の行方は如何に

「空の境界」は奈須きのこによる、同人誌に掲載された長編伝奇小説である。全7章で構成され、本作は第七章「殺人考察(後)」が映像化された。「そらのきょうかい」でも「くうのきょうかい」でもなく、「からのきょうかい」なのでお間違えの無い様に。略称は「らっきょ」。


「空の境界」は奈須きのこの小説だが、奈須きのこと武内崇の所属する同人サークル(現在は有限会社Noteのブランド)「TYPE MOON」の作品に「月姫」、「Fateシリーズ」などがあり、「空の境界」と世界観を共有している。奈須氏によると「微妙にズレた平行世界」とのこと。

劇場版「空の境界」は圧倒的な映像美、迫力満点の戦闘シーンと、難解且つ素晴らしい世界観を、原作小説を忠実に再現し映像化したufotableの力作である。
本作のメインテーマは「境界」である。相反する二つのものに関するメッセージが緻密に組み込まれている。
その各々に対する矛盾もまたテーマの一つだ。
奈須氏の命の重さ、禁忌を主題とした本作の完成度には脱帽するばかりである。
「生」と「死」、「殺人」と「殺戮」などについて考察するわけだが、テーマがこれであるから必然的にグロテスクな描写がある(しかも美しかったり)。
また、難解な言葉(辞書的意味では用いない)や、時系列のシャッフルにより、物語の理解はやや困難である。
しかし、この時系列シャッフルこそが「ミステリ」における叙述トッリクとして作用しているのである。
決して時系列の通りに見てはいけない(2度目からはご自由に)他にも、原作にはなかった「色分け」が行われている点も魅力的だ。式の服の色や、月の色なども見てみると楽しい。
全7章に渡って展開される両義式と黒桐幹也の関係も素晴らしい。
設定はここで説明するとつまらないので、作品を視聴することをお勧めしたい(丸投げであるが(笑))
副題のThe Garden of sinnersは直訳すると「罪人の庭」と言う意味。sinには(宗教・道徳上の)罪という意味があり、guiltの(法律上の)罪とは区別される。
Theの次のGardenが大文字であることから、これはギリシアの人生の目的を心の平静(アタラクシア)に見出した精神快楽主義のエピクロス学派を意味する。よってThe Garden of sinnersは快楽主義に溺れた道徳的罪人という意訳が適切ではないか。

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第七章の本作は「空の境界」の時系列で、全7章のうち7番目にあたる作品だ。本作の視聴で第一章から第六章までの展開や伏線について、九分九厘解明され、当然ながら本作の集大成といえる章である。第二章は殺人考察(前)ということもあって、本章の前日譚であり話の関連性が多く見られる。しかし、二章の他にも本章への伏線は張巡らされているので、注意深く視聴して欲しい。二章から本章まで七章作品があるが、五章で述べた通り、荒耶の野望としての側面は五章までで、六章・七章は彼の残滓・置き土産との戦いである。
本章は置き土産2号との戦い(笑)
そして空の境界の式と幹也のラヴストーリー性が最大に際立っているのが本章である。
式、幹也が各々の方法で4年前からの事件に決着を付けるべく行動する。彼らの葛藤とその意味、事件の真相と結果が見所。
また、本章視聴後、是非、終章空の境界も見て欲しい。こちらを見る事によりより深く、作品を理解することができると思う。
副題の not nothing heartは「空虚な心でない」といった訳だろうか。二章と対照的。
考察←観る前に見ない様に。

{netabare}
時系列:7/8
1999年2月
両儀式:19歳 職業:高校生
黒桐幹也:19歳 職業:大学中退 伽藍の堂に勤務

原作との相違:小
原作との尺の比 210P:120min=1:0.83(1分当たり1.75P)
(一番原作との尺の長さの比が合致していると判断される2章の比を基準:1とする)
(原作の頁数は講談社文庫を用いる)

・「白純里緒」について
黒桐幹也の高校時代の先輩であり生徒会に属していた目立たない生徒だった。幹也は六章で述べた通り、誰にでも普遍的に接し、交際範囲が広く、彼は一人の先輩としての位置づけだが、彼は幹也に常軌を逸した親愛の情を寄せる。
両儀式に惚れて告白するも、「弱い人は嫌いです」と振られてしまう。彼は潔癖症で人間嫌いだったが、式に惚れた理由は、式が男性と女性の要素を兼ね備えていたからだろう。彼は天性の女性的嗜好家で、式よりも織に惚れていたきらいがある。月刊コンプティークのインタビューで、奈須氏は「里緒は性同一性障害であり、織に惹かれ、幹也に惹かれた」と答えている。
強い自分になるべくゲームセンターで幅を利かせていた不良を挑発し、木材で遭えなく殺害してしまう。死体処理に困った揚句に死体を摂食して処理することを思い付き、之を食らう。処理中に荒耶宗蓮に認められ「食べる」という起源(後述)を覚醒する。
彼には自身の行為の異常性の認識があったものの、荒耶に「君はすでに常識に不在している」と言われ、道徳に縛られない、常識という世界において異常者は罪に囚われない(罪に問われないわけではではない)という観念に没頭する。
起源覚醒時に荒耶に「りお――おしいな、一字違えば君は獅子だったのに」と言われ、獅子を模す為に金髪に染めている。(レオ=Leoとはラテン語で獅子、ライオンを意味する。性質と名前の関連で言えば両儀式は完璧と言える。性質と名前の一致は重要と思われる。)
二年前の殺人事件でも式に模した格好で殺人を連続して挙行しており、彼女の殺人衝動を刺激して、彼女も自分と同じ殺人鬼にすることで、自らの欲望を満たそうとした。
(防衛機制に於ける式と自身の同一視という見方も出来る。)
他にも、薬屋の息子だったこともあり、自分と同じ起源覚醒者を製造する為に、荒耶から貰った大麻を安価で頒布し、見込みのあるものには、自分の血液を混入したブラッド・チップというドラッグを頒布した。
荒耶宗蓮の所有するアパートに居住し、部屋には両儀式コレクションがある。薬の製造も此処で行われた。
式が殺人に踏み切れない理由を「普通」や常識に囚われていること、それらと式を繋いでいる対象を幹也だと看破し、式を自分と同じ異常者に誘う為に彼を殺害しようとした。
彼は、式に振られてから犯した殺人を堺に、自分は異常だから、狂っているから異常な行為をするのは当然と、自己を正当化する為に狂った振りをして、言い訳をして、自分から、現実から逃げていた。
「・・・・・・生まれた時から理由もなく殺人を嗜好してしまう式と、自分を守る為に殺人を嗜好していると思い込んだ白純里緒」という幹也の台詞は簡潔で正鵠を射ている。
「空の境界という伝奇作品」のラスボスが荒耶宗蓮ならば、「式と幹也の恋愛物語」のラスボスは彼だろう。

・「壊れていない人間が殺人後に採る行動」について
白純里緒は前章の境界式で荒耶に「そうか。それは、君が特別だという事だ。殺人という極限状態において選ばれた選択には余分なモノがない。おおかたの人格はその時点で自らの罪から逃亡する。だが君は、君にしかできない方法でそれに立ち向かった。たとえそれが常識という範疇から”壊れている”方法だとしても、それを非に思う事はない」と言われ、自らの特別性を認識する。

奈須きのこが神様(月姫読本Plus Period 漢話月姫第七回より)だという京極夏彦の説を引用すると、
(魍魎の匣p.88より)
動機は後から、便宜上他人がつけるようなもので、犯罪を犯罪たらしめるために、社会通念上動機という理由が必要である。
動機は皆持っており、特殊なことではない。犯罪者と一般人を分かつものはそれが可能な状況や環境が訪れるか否かの一点にかかっている。
正常異常で分けるのなら、精神状態が一番異常になるのは犯行の後である。些細な衝動、殺した後に物凄い非日常的な状態に気が付く。
この状況を脱する、日常に戻る為の方法は二つ
 一つは後悔、反省、自首などの矯正をする。
 一つは社会に見逃して貰えば良いと、犯行を隠蔽する。バラバラはこの工程で合理的判断から行われるが、良心の呵責から、結局は警察に露見してしまう。

蛇足だが、監察医里村の意見だとバラバラは殆ど頭・胴体・両腕・両足の6つに分解されるが、そこまでする時間があるのならば、もっと細かく、肉は細切れにして、骨を砕いて、飼料にでも混ぜて畑に撒けば絶対に分からない。
絶対に捕まりたくないと思えばここまでやるだろうが、深層心理の何処かに捕まりたいという思い或いは遺しておきたいという思いがあるのかもしれない。

この考えでいけば白純が異常だったのは死体を摂食しようと思ったこと一点であり、荒耶の罪は重いと言えるだろう。


・「起源」について
起源とは生命体が生命の根底にもつ衝動で、始まりの因で発生した方向性であり絶対命令である。生命の存在意義であり、人格の形成に影響を与える。人格よりも肉体に対する支配力は強いが通常は自覚することが無い為、強い作用には至らない。起源を覚醒した人間は徐々に起源に飲み込まれ人格は消滅するが、強大な力を得る。荒耶宗蓮は螺旋した人の性を覆す為の人間のルーツの探求中に、起源覚醒の術を得た。覚醒には、荒耶と起源覚醒者の双方の同意が必要。


・「四年前の事件の真相」について
前半は省略。詳しくは、二章殺人考察(前)を参照

式は黒桐幹也を求める心と壊してしまいたいと思う心(ambivalent)に苛まれながら幹也を刺殺すようとするも、愛情と夢を叶えたいという想いから躊躇し、殺すことしか出来ない彼女は、自らの命を絶とうと自刃しようとする(一章の逃避行動の内の飛行)。しかし、五章矛盾螺旋で述べた通り、式の肉体の成熟を見守っていた荒耶に妨害される。幹也の傍を離れるべく逃走し幹也に追われるも、結局は自動車に跳ねられる。ここからは詳しくは四章伽藍の洞を参照して頂きたいが、昏睡から目覚める際に六章忘却録音で述べた通り、織は織と幹也の思い出、事件当夜の記憶を目覚めた後の式の理性によって解釈を改編されぬように(これは一種の防衛機制における抑圧とも解釈出来る)永遠の忘却の彼方に送った。そして織には叶えられぬ「普通に生きる」という夢を式に託し、消滅した。

・「殺人と殺戮」について
式の祖父は彼女と同じ二重存在者で、自らを痛めつけ、潰しあい、否定して、自己が曖昧になってしまった人物で、二十年近く座敷牢に幽閉され、何十年と正気でなかったが、式が六歳になり道具さえあれば何かを殺してしまえる体になったころ、今際の際に式に遺言を残した。
「人は一生に一人分の死しか背負えない」

祖父「人は、一生に必ず一度は人を殺す」
式「そう、なの?」
祖父「そうだよ。自分自身を最後に死なせるために、私たちには一度だけ、その権利があるんだ」
式「じぶんの、ため?」
祖父「そうとも。人はね、一人分しか人生の価値を受け持てないんだ。だからみんな、最後まで辿り着けなかった人生を許してあげられるように、死を尊ぶんだ。命はみんな等価値だからね。自分の命だからって、自分の物ではないんだよ」
式「じゃあ、おじいちゃんは?」
祖父「おじいちゃんはだめかな。もう何人も殺してしまった。殺してしまった彼らの死を受け持っているから、自分の死は受け持てない。おじいちゃんの死は、誰にも受け持ってもらえないまま、空っぽのところへ行く。それは淋しい事だ」
式「いちどしか、だめなの?」
祖父「ああ。人を殺せるのは一度だけだ。そこから先はもう意味のない事になる。たった一度きりの死は、大切なものなんだ。誰かを殺してそれを使い切った者は、永遠に、自分を殺してあげることができない。人間として、死ねないんだ」
式「・・・・・・おじいちゃん、苦しそうだよ?」
祖父「うん、これでおわかれだ。さよなら、シキ。せめてキミが、穏やかな死を迎えられればいいんだが」

人は一生に1人分の死を背負うことができる。つまり、自分が死ぬ際に、自分の死を受け入れるためのある種の一人一票的権利と形容できよう。人を殺した場合、その次の死を受け入れることはできない。処女は二回目は処女でないように、死を自分の体験として処理する際に慣れが生じる。最初の死は、処女喪失に等しい壮絶な体験であり、二回目に同等のものを得ることはできない。
式は殺人の痛みを誰よりも知っている。自分が殺人を嗜好していても、殺人を耐えずっと我慢してきた。

殺人・・・相手に抱く感情が、自己の容量を超えてしまった時、恋愛であれ憎悪であれ、その感情が自己の器から溢れてしまったとき、感情は苦痛に変化し、相手の存在に耐えられなくなる。それを何らかの手段で自分の中から遠ざけなければならず、対策として忘却したり、離れたりするが、手段が極端になると殺人となる。自分を守る為に道徳は消え、仮初の正当性をも手に入れる。殺害後は人を殺した、という意味も罪も背負う。

殺戮・・・殺人と違い殺す相手を特定しない。よって殺害される対象に特別性は無い(通り魔の対象が不特定多数であるように)。殺された側は人間だが、殺した側は人としての尊厳がない。あとの意味も罪もない。事故の様な物である。


・「一連の連続殺人事件の真相」について
四年前の事件(二章殺人考察(前)参照)では六人の殺害で式が昏睡状態に陥った為、白純里緒の無差別通り魔殺人事件は両儀式への見せしめ、誇示、示威が目的だったことから幕を閉じた。しかし、式が目覚めたという情報を察知した彼は、荒耶宗蓮が居なくなった秋から、再び連続通り魔殺人を挙行する(荒耶には白純は失敗作扱いされていた為、式を陥れる駒という役割を与えられなかった)。前回とは違い今回は、式に発見してもらう為に、「着物を着た人物」の目撃者を作るという証拠を残した。前回は織が夜に、誰かと殺しあいたいという願望を持って徘徊し、死体を発見し恍惚としていたが、今回は式が自身の殺人嗜好から殺人鬼と殺しあいたいという願望、四年前の事件に決着を付ける為に犯人を捜した。幹也は式が犯人でない事を証明し、安堵する為に捜査を行い、白純里緒が犯人だと断定した。白純は彼女を縛る対象を幹也と断定し、だんだんと起源と本能に埋没していく。
式は白純と戦闘するも、幹也との約束を守り、彼の左腕を殺しつつも、人殺しだけは行わなかった。しかし、白純に幹也が殺された旨を聞かされ、彼を殺してしまう。幹也は命からがら式の元に辿り着き、式が生きていることを嬉しく思い、傷心している彼女に、三章での「式の罰は、僕が代わりに背負ってやるよ」の言葉の通り、「・・・・・・でもかまわない。言ったろ、君のかわりに背負ってやるって」と彼女を慰めた。


・「seventh heaven」について
両儀式が黒桐幹也により変化していく様子イメージして奈須きのこ監修の下、梶浦由記によって作詞・作曲された。「君が光に変えて行く」の続編である。
Seventhは英語で7番目、heavenは英語で天国という意味の名詞。
Seventh heavenつまり第七天国はアブラハムの宗教(ユダヤ・キリスト教、イスラーム)における天国の階層の七番目。第一天ヴィロン、第二天ラキア、第三天シェハキム、第四天ゼブル、第五天マオン、第六天マコン、第七天アラボトがある。第七天国は天国の中心らしいseventh heavenは「至福」を意味するらしく、式と幹也の至福を祝っているのだろうか。

本作は第二章「殺人考察(前)」から続く式と幹也のラヴストーリー色の最高潮の作品で、二章の「君が光に変えて行く」の「こんなに哀しい景色を 君が光に変えて行く」という歌詞続きとして「こんなに明るい世界へ君が私を連れてきた」という歌詞からも分かるとおり、式が幹也によってだんだんと解放されてきていることを歌っている。
「もう一人じゃない ずっと 二人で行く まほろば」(「まほろば」は日本の古語で素晴らしい場所や住みよい場所を表す)

・「殺人考察(後)」という作品について
四年前、白純里緒は両儀式が好きだった。性同一性障害を秘めていた彼は男女両方に見られる彼女に惚れていたが、「弱い人は嫌いです」と振られてしまい、強くなるべく、喧嘩をしようとしたら、相手を殺してしまった。「自分は異常だ、特別だ」と思い込むことにより自我を保ち、荒耶に認められて起源を覚醒する。夜に徘徊する織の近くで殺人を繰り返し彼女を外から壊していったが、彼女が事故から昏睡してしまい、荒耶に失敗作の烙印を押されてしまう。荒耶の消滅後、式が目覚めたことを知り彼女に分かるように殺人を挙行した。式は四年前の事件に決着を付けるべく殺人鬼を追い、幹也も式が犯人でないことの証拠を掴む為に調査を開始する。白純は殺人鬼というネーミングに酔いしれながら、だんだんと起源に飲み込まれていった。式は彼が犯人だと突き止め、殺人衝動を押し殺して彼の挑発を受け流した。幹也もドラッグ方面の調査から白純が犯人であることを突き止め、説得を試みるも失敗。式に傷付いて欲しくない思いから式は幹也に戒められたが、式は幹也を殺されたと思い込んで白純を殺してしまう。幹也は式の罪を背負うことを伝え、彼女を生涯放さないことを決意した。



・名言(原作より抜粋)

荒耶―たわけ、そのような崩壊を望んだ訳ではない

荒耶―まだアレを破壊するのは早い。相克する螺旋こそが、アレに相応しい終焉だ。

式「おまえを消せないのなら――わたしが、消えるしかない」

白純「・・・・・・ダメだ。ボクは特別だから」

幹也「先輩を殺したら、僕は一生君を許さないからな」

幹也「・・・・・・君は誰も殺さないよ。たまたま誰も殺していないだけだって?笑わせるな、そんな偶然が今まで続いているもんか。君は自分の意志で、いつだって耐えていたんだ。人間の嗜好はそれぞれだろ。式はたんに、それが人殺しだっただけじゃないか。でも、ずっと我慢してきた。ならこれからも我慢できる。絶対だ」

式「・・・・・・おまえは変わらないね。コクトー。言っただろ。式はさ、おまえのそうゆう所が大嫌いだったって」

織―ありがとう。君を殺すことなんて、できない。

橙子「そうか。なら止めるのは少し野暮だね。――行ってらっしゃい黒桐。縁が続けば、また明日」

式「――そっか。殺人鬼が本当にいるのなら、私は、殺人鬼じゃないんだもの」

式―あいつがいないと、わたしは、生きてさえいけないんだ――。

幹也「・・・・・・殺人鬼なんて呼び名は間違っていたんだ。式が抱く苦しみを、あなたは持っていない。捨てたくても捨てられない感情、その隔たりがあなたにはないから」
幹也「だから――あなたは式と同じなんかじゃない。まったく正反対の人間だ。人を殺して、その罪を自分のものと認められない。ただ逃げて、殺人者にも殺人鬼にもなりきれない逃亡者。――それがあなたの正体です、先輩」

式「・・・・・・ああ。死んだのか、おまえ」

式―たとえば雨。霧のように降りしきる放課後、きみの口笛を聴いていた。
式―たとえば夕暮れ。燃えるような景色の教室で、きみとボクは語り合った。
式―きみがいて、わらっているだけで、幸せだった。
式―きみがいて、あるいているだけで、嬉しかった。
式―ほんのひととき。木漏れ日が暖かそうで、立ち止まっただけ
式―いつか、同じ場所に居られるよときみは笑った。
式―その言葉を、ずっと、誰かに言ってほしかった。
式―それはほんとうに。夢のような、日々でした。
式 ありがとう。でもごめんなさい。

幹也 君が、人を殺す事だけは許せない。
幹也 他の誰かが誰かを殺しても、かまわない。僕はただ、式にだけは人を殺してほしくないんだ。
幹也 君が好きだから。
幹也 君を好きでいたいから。
幹也 君に、幸せになってほしいから。
幹也 これ以上、傷ついてほしくなかっただけ。

幹也「・・・・・・でもかまわない。言ったろ、君のかわりに背負ってやるって」

幹也―僕が、君を殺そう。

幹也「式。君を―――一生、許(はさ)さない」

式「だからね、幹也。今の式は、そういうの嫌いじゃないって言ったんだよ」


感想

式が異常者として生涯に幕を閉じることがなかったことは、偏に幹也の功績である。式に異常者であることを強く認識させ、「普通」の代名詞たる自分との乖離を無意識の内に強調する事により、結果的に両儀式の人格破綻を招き、織を殺してしまった。しかし、彼の真っ直ぐな主義主張と愛情は首尾一貫して式の拠り所となり、織の式が普通に生きるという夢を最終的に叶えることと成った。式と幹也の純愛物語として、一章から七章の波乱万丈の物語も見ごたえがあって、見終わった後の感慨深さも一入である。式の消えてしまった織を忘れて欲しくないが為の男性口調や、反動形成、時たま幹也にだけ見せる女性らしさが愛おしい。式の胸に空いた伽藍洞にはしっかり幹也が納まっている。
式の言う「弱い人」とは五章で述べた通り、自我を保つ為に他人と違うことを強く望み、自分が特別であることを強調する人だろう。だから正反対の幹也に惹かれたのかもしれない。
両儀式は特別を持たない青年、黒桐幹也の特別となった。空の境界の一側面は幹也による両儀式の救済物語である。彼女の空っぽの心は、彼の愛に満たされたのだから。{/netabare}
===============================================

この七章は、「空の境界」の集大成である。是非、一章からの物語を反芻して、本作の神髄を味わって欲しい。

本作は考察のし甲斐があり、非常に面白い。また現代人への処方箋のような役割を果たし、私達にカタルシスを与える。

私は全章視聴後原作を購読したが、読み応えがあって大変面白い。アニメを観た人は補足の為にも、お勧めしたい。
未視聴の方は、是非挑戦していただきたい作品である。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

夢の終わり

原作未読。
全8章からなる物語の7章目。約120分。

「空の境界」全章に共通する項目は、第1章のレビューをご覧ください。
→ http://www.anikore.jp/review/450724/

時系列で言うと第6章の後。
4年前に引き続き、新たな連続殺人事件が発生する……。

第1章~第6章に対する解答編になっています。

今までの殺人事件は、式の仕業だったのか? それとも別の誰かなのか?
……だとしたら、その目的は?
そして、黒桐幹也はそれをどう捉えていたのか?

今までの伏線が回収され、4年前から始まる事件の真相が明かされます。
幹也の葛藤、式の葛藤、そしてたどり着く結末。

もちろん、いつものごとく、綺麗な作画、スタイリッシュなバトル。
そして、BGM、EDテーマ「seventh heaven」のクオリティも健在です。



【7章「殺人考察(後)」の考察】
{netabare}

すべての章に繋がっているストーリー展開です。

冒頭で明かされる4年前(2章)の真相。

織は幹也を愛していました。
幹也と幸せに生きることが彼の夢。

織「お前を殺したい」

殺人という感情でしか他者と関われない織にとって、これは「愛情表現」です。

しかし、幹也を殺してしまうとその対象が消えてしまう。
「夢」を破壊することを選べなかった織は、「自らを殺す」という選択肢を選んで、車にはねられました。
これは、浮遊ではなく飛行という行動に当たります(1章)。

その事故で生死の境をさまよった両儀式。
自分にはできない「夢」を叶える可能性を持つ「式」を守るため、「織」は消滅します。
そこで、式は、織の代わりに男性人格を演じることで、織の叶えられなかった「夢」を守ろうと決意します(4章)。

同時に、式は当時の記憶を失ってしまいます。

したがって、式は、自分が殺人を犯したかどうかを覚えていません。
しかし、「忘却録音」により、式の中に記憶が残っている可能性があります(6章)。

自分は本当に殺人を犯したのか? それは殺人衝動による殺戮なのか?
もしそうだとすれば、もう幹也に許されることはなくなってしまいます(3章)。
それを確認するために、殺人鬼のところへ向かう式。


式は、殺人鬼を殺すことができませんでした。
幹也のことに触れられて、傷つけることはしましたが、殺すことはしなかった。
ここで、式は自分が「他の人間を殺したことがない」ことがないことを悟ります。

まだ、夢は壊れていなかった。

しかし、式は里緒に対して直視の魔眼を使っていることに気づき、自分の中に「殺人衝動」が眠っていることも再認識します。
式が「殺人衝動」を抑え、境界を越えず、「殺人」に走らないようにつなぎ止めている「カギ」が幹也。

それに気付いた、式と白済里緒。


白済里緒は、両儀式に対する強い愛情を持っています。
好きな人が自分と同類であることを確認したいという気持ちは分かります。
同じ趣味を持っていれば嬉しいのは当然。

幹也「橙子さん、人間が人間を殺す理由は何ですか?」
橙子「相手に抱く感情が、自己の容量を超えてしまったときだろう。恋愛であれ、憎悪であれ……」

それが極端になってしまったのが、白済里緒という人間です。

式が「殺人」に焦がれていることを知った里緒は、殺人を犯してしまうわけです。
そこを荒耶宗蓮に見られ、自らの意志で起源を覚醒し、力を得ました(5章)。


そして、最終局面、幹也が里緒に殺されたと勘違いした式。
式は、自分自身も幹也を愛していることを認めます。
織に託された「夢」がいつしか自分のものになっていました。

そして、すべてを失うのが分かっていながら……もう自分の夢が叶わないと知りながら、里緒を殺してしまいます。


ただ、幹也が「先輩を殺したら許さない」と言っていたのは、式に傷ついて欲しくなかったからなんですね。
式を認める認めないの話ではなく、好きな人を守りたい、ただその一心から出た言葉だったわけです。

だから、式が生きている、ただそれだけで良かった。
幹也「代わりに背負ってやるって約束したろ」

そうして式と織の夢は叶います……というより、すでに叶っていました。

幹也「もう何年も前から僕は君が好きだった。今も」
式「今の式は、そういうの嫌いじゃない」

すごく優しい笑顔でした。

式「私が欲しかったものはナイフでも何でもなくて、そのてのひらだったんだ」
一人称が「私」になっています。

これで「式」の物語はおしまいです。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 36
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

普通と特別 理性と衝動の境界線

1999年2月。時系列的に7番目の第7章。
黒桐幹也の前から式が姿を消したのとほぼ同時期、
4年前と似たような連続猟奇殺人事件が起きる。
式を信じ続けたい幹也は彼女の無実を証明するため、独自に捜査を始めるが
そんな中、高校時代の先輩・白純里緒と再会して・・というお話。

なにげない点と点がやがて、ひとつの線でつながっていくこの第7章、
劇場版としては最終章となり、いろんな意味で結論が出され、
しっかりと区切りがつくように作られていた。
そしてこの章のタイトル「殺人考察(後)」からもわかるように
第2章「殺人考察(前)」での伏線がどんどん回収されていく。
ともすると聞き漏らしてしまっていたかもしれないような誰かのセリフが
実はとても重要だったりして、綿密に計画されたシナリオの深さに
あらためて驚かされたし、音楽、映像、演出すべてにおいて
この章の完成度が一番高かったのではないだろうか。

ヘンデルの「サラバンド」をアレンジしたようなOP、
ネガフィルムをモチーフに記憶というテーマを揶揄した映像も、すごく好み。

4年前、式が遭った事故の真相と殺人鬼の真相。
そして式が失っている2年間の記憶とは。
幹也が信じてきた式という1人の人間像。
式が見てきた幹也という1人の人間との出会いと軌跡。そして絆。
ドラッグを通してその人物の人間性や性格を表現していたのもなかなか良かった。
{netabare}
さらには、式を縛り付けていた、「人は一生のうちに1人しか殺せない」
「人は人間1人分の死しか背負えない」という亡き祖父の言葉の本当の意味が、
この作品の一番底にあることに気づかされ、多少の矛盾は感じつつも、納得できた。

観終えて思えば、白純里緒みたいな人こそが本来の意味での中二病な人だよね。
特別でありたいと憧れ、異常なことをしていくうちにエスカレート。
正当化するためにさまざまな行為に理屈をつけては繰り返す異常行動が
犯罪と気づいていても引き返せない精神的な弱さ。
さらには自分だけで背負うことができなくなり、同じ仲間を増やそうとする。
悲しく、とても哀れな里緒だったが、荒耶 宗蓮のような魔術師も似たようなもの。

対照的に、幹也のブレない一途さがすごく光っていて。
ブレないどころかもう執念としか言いようがないほどだったけれど。
式にとっては、幹也の真っ直ぐな愛情が彼女の中の男性人格・織を消して(殺して)
しまったのだとしても、この作品は式と幹也の傷だらけの純愛物語でもあるのだなと
思うと、織が消失して良かったし、そうしないと前に進まない物語だった。
それに、消えてしまった織を補うかのように男性口調でいようとする式の気持ちも
ものすごく共感できるし、幹也の前でだけは時々ながらも
女性らしさをちらっと出すところなんか、ほんと・・わかるなぁと(笑)
そんな部分でも、個人的にこの作品への愛着が強かったりする自分だ。

とにかく、殺戮シーンのグロさとは裏腹に、静かな雪の風景はとても美しく。
スピード感のあるバトルシーンとのメリハリも効いていて、
里緒はとことん気持ち悪く、幹也はとことん純粋で、そして式は強かった。
特に、里緒との戦いのあと、十字架のように仰向けになっている式が印象的。
精根使い果たした後に背負うものの重さを感じさせる、良いシーンだったと思う。
また、幹也の本音が叫ばれるシーンは必見だけれど、
自分的にはエンドロール後の、桜並木での式のセリフに熱い涙がこぼれてしまった。
{/netabare}
上映時間120分。時間だけでなく内容的にもとても見応えがあり、
この第7章に一番、登場人物たちの本音が出ていたと思う。
しかし、このあと「終章」が控えている。
まだこの作品を語るに、終われないものがあるのだよね。
終章の感想はまた後日。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 44

74.8 12 バトルでツンデレなアニメランキング12位
とある魔術の禁書目録[インデックス] Ⅲ 第3期(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (650)
3107人が棚に入れました
東京西部に位置する巨大な『学園都市』。 総人口230万人を数え、その約8割を学生が占めるこの都市では、超能力開発のための特殊なカリキュラムが実施され、学生たちの能力は『無能力』から『超能力』までの六段階で評価されていた。とある高校生・上条当麻も、学園都市に住む学生のひとり。 彼は自分の右手に宿る力――異能の力なら神の加護すら打ち消す『幻想殺し』のため、落第寸前の『無能力』の評価を受け、不幸まっしぐらの人生を送っていた。そんな上条の学生生活は、夏休みのはじめに空から降ってきた純白のシスターによって、大きく変わってしまう。 「魔術」の世界から逃げてきたという彼女――『禁書目録(インデックス)』との出会いに始まって、さまざまな事件に巻き込まれていく上条。学園都市を統べる「科学」サイド、インデックスに連なる「魔術」サイド双方の事件を綱渡りで解決していくうちに、少しずつ人の輪を広げていくことに。そして、ついには魔術サイド、十字教最大宗派のローマ正教が、上条の存在に目を向けることになってしまう……。魔術サイドに呼応するように、科学サイドたる学園都市も動きだす。しかし、にわかに対立を見せ始めた世界の動きに抗うように、立ち上がる者たちがいた。 上条とかかわったことで、大きく運命を変えた『ヒーロー』たち。彼らもまた、身を挺して世界と対峙する。上条当麻がそうしてきたように。科学と魔術が三度交わるとき、物語は大きく動き出す!!

声優・キャラクター
阿部敦、井口裕香、佐藤利奈、岡本信彦、日野聡、松風雅也、日野まり、真堂圭、原田彩楓、子安武人、森川智之、沢海陽子、原由実、土井美加
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最終話まで観た感想と点数。とある魔術の禁書キャラクターベストも作成しました。

遂に遂に帰ってきました!

とあるファンが待ちに待った禁書の続編が
遂に放送されました!!!

熱い男 上条当麻が戻ってきたよ!
はらぺこインデックスが戻ってきたよ!
お姉様 御坂美琴が戻ってきたよ!

どんなにこの日を待ちわびたことか
もうね、どれだけ待たせたの?って感じなんです。

もう、この秋は科学と魔術が交差する
祭典の開催といきましょう♡

私のこれまでのアニメ視聴は全てレンタルでしたが
この秋からはリアルタイムで観て感動や笑いを共有して
盛り上がってみたいな…ってそんな風に思い視聴を始めました。

『今、観てる』というレビューを投稿するのも、
とても新鮮な気持ちだし何だか初めてづくしなんです。

出来れば1話毎にゆる~い感想を書きたいな!
なんて思っているので宜しくお願いします。
※点数は視聴が終わるまでは触らないことにします。

【1話を観た感想】
{netabare}
スピード感のある、かっこいいオープニングと、
とあるお馴染みのキャラクターとの久しぶりのご対面に
ドキドキとワクワクが止まりません!

OPの作詞の所に川田まみさんのお名前を発見して
ホッとして喜んだのは私だけじゃないはず♡

インデックスの『おっ風っ呂っ♪』ソングから
愉快な学園都市の日常のはじりはじまりです!

上条さんと美琴ちゃんのシーン。
相変わらず上条さんに素直になれない美琴ちゃんが
とっても可愛いのです。
ホントに待ちに待った甲斐がありました!

これから二人に何が起きるのか?それがきっかけで
関係性はどう変わっていくのか、楽しみですね♡


後半は怪しいマダムに接触してから一転。

事件の鍵があるフランスに上条さんと土御門さんが
向かうことに…

想像以上の早さで新たな展開へと進んでいきます。

そして置いてけぼりを食うインデックスと美琴ちゃん、

学園都市に帰ってきたら上条さん、
きっといっぱい噛まれちゃうんじゃないかな♡
{/netabare}

【2話を観た感想】
{netabare}
皆様、2話のヒロインは五和さんでいいですか?

かわいさフレーバーをストーリーに散りばめてくれた存在。
とっても癒しだなあ♡ってを見守ってしまいました。

飛行機から落下して川に落ちた上条さんを、
飛び込んで助ける五和さん。
お洋服が水に濡れて透けてしまいます。

バイオレンスヒロインに慣れすぎちゃってるのかな?
恥ずかしがる五和さんを見て調子が狂っていましたね。

こんな上条さんちょと珍しいですね。
かわいいやり取りでした♪

【今回重要なことメモ】

●土御門さんの説明で分かったこと

・霊装としてのC文書には、ローマ教皇の発言が
すべて正しい情報になるという力があり
『学園都市を悪いもの』にしようとしている。

・C文書の影響は既にアビニョンにも及んでいて
学園都市に対する暴動が起こっている。

●五和さんの説明で分かったこと

・ローマ正教とフランスで対立があり勝利した。
フランス国王が、ローマ教皇をアビニョンに幽閉する。

・本拠地でなければローマ教皇領にある霊装を
操る事ができない。

・アビニョンとバチカンの間の地脈を使って、
術的なパイプラインを築き、ローマ教皇領の設備を
遠隔操作出来るようにした。
結果アビニョンで霊装が使えるようになる。
~メモ終了~

天草式の五和さんなら特殊なパイプラインを
使えなくすることができるという。
可愛いだけじゃなく心強い味方です。

五和さんが謎の(?)術式を使っていると、
神の右席『左方のテッラ』が突然現れ、
スピーディーなバトルが始まります。

便利な技が豊富にありそう、
強いからってこちらを試しているような戦法
いやらしく見えちゃいました…笑

反射神経の良い五和さんを、あっさりと上回るテッラ
これはとんでもない敵が現れてしまいました。

上条さん、逆境を切り開く道は見つかるの?
そんなドキドキした展開で2話が終了

EDには学園都市に置いてきぼりになっている
井口インデックスさんの曲が…

♬*世界中敵に回しても 君を守るよ

この強さは君がくれた光

奇跡を待つだけじゃなくて 起こしたいんだ♬*

インデックス名義じゃないけれど
学園都市からエールを送っているみたいな
優しさの中にある凛とした芯の強さ…
そんな歌に聞こえます♡

そして、なんと次回予告に一方通行の姿が!!!
一瞬だったんですけどアクセラオーラがすごかったです。
鳥肌ものの表情でした・・(多分)
これ読んでも予告観返さないで下さい 笑♪

次回本当に目が離せません!
こっから先は一方通行だ…♡
{/netabare}

【3話を観た感想】
{netabare}
あの人が登場したり、あの人が退場したり
ドキッとしたり、背中がゾゾゾってなったり
盛り沢山の回でした!!
それでは、第3話の禁書の感想です♬

さぁ、テッラとの戦いが今ここに!
2話の続き対決の場面から始まります。

テッラの不思議な術式の前に攻撃の手が出せない
上条&五和さん、この劣勢を覆すことは出来るのでしょうか…

既の所で土御門さんも二人に加わります。
ここぞという時には言動も普段とは異なり
知略をめぐらす土御門さんがカッコイイ
この戦況の巻き返しを予感させます…

その時、突然空から学園都市のパワードスーツ軍団が
襲来します。
超音速ステルス爆撃機の中には
な、なんと、あの人が・・・

学園都市230万の第1位の超能力者!!
一方通行♡
私が初めて禁書を見たのは約3年前
私にとって3年振りの一方通行です!

うん。最初の一声で思っちゃいました。
岡本アクセラ最強!
岡本さんの演技が最高すぎて鳥肌が立ちます。

学園都市の作戦は区画全域への空爆を実施すること。
これにはアクセライズムを語りストップをかけます。
『一流の悪党はカタギの命は狙わねえんだよー』

一般の人を巻き込むのを避けたいという考え
そんな一方通行さん…待っていました。
裏の主人公と呼んじゃいましょう!

【今回起こったことメモ】
・上条さんの記憶喪失がテッラにばれてしまう。
・テッラは、イマジンブレーカーの本来の性能を
知っている様です。
・テッラの技は複数攻撃が出来ない(弱点発見)
・美琴ちゃんが上条さんの記憶喪失の事実を知ってしまいます。
・ローマ正教と手を組んだロシア成教が
学園都市と対立という構図。

そして神の右席のひとりアックアが登場。
異教徒であろうとも一般人を魔術の実験に使用としたことに
激怒し、テッラを粛清します。
神の右席の実力差ってこんなにもあるものなのね。
『えっ』って思った一瞬…とてもあっけなく退場となりました。
アックアは慈悲深そうというか、どこか尊敬さえ感じるような
聖人の資質を持ち合わせているというのは頷けますね。
これで上条さんのイマジンブレーカーの秘密を知るのも
先延ばしになりましたね。
今後の美琴ちゃんの動向も見どころになりそうです。
そして次回予告には可愛い笑顔を振りまく
ラストオーダーの姿が!!
もう、4話も絶対見逃せません
今日はここまでです♬
{/netabare}

【4話を観た感想】
{netabare}
4話目にして、豪華すぎですが大丈夫なのかな?
学園都市の頂点に立つレベル5の強者たちが
ここに3人も勢揃いしちゃいました!
圧倒的に強い個性を放つ3人
その名は一方通行、垣根帝督、麦野沈利
この豪華さは身震いものなんです♡

【今回重要な組織とメンバーメモ】
「グループ」
・一方通行(レベル5 第1位)
・土御門元春
・結標淡希
・海原光貴

「スクール」
・垣根帝督(レベル5 第2位)
・ドレスの少女→EDクレジットより
・誉望万化
・砂皿緻密(急遽雇った)

「アイテム」
・麦野沈利(レベル5 第4位)
・絹旗最愛
・フレンダ
・滝壺理后
・浜面仕上(超下っぱ扱い)

ここに、「ブロック」「メンバー」も加わり組織以外は
全て敵という構図なんです。
(間違ってたら教えて下さい↑)
~メモ終了~

キャラクターが続々と登場するのですが
予想以上に覚えていなくて1期2期の記憶を
呼び戻しながらの視聴でした。
はい。やっぱりお話毎に復習は必須ですね!

今回は待ちにまったラストオーダーが登場
「ミサカはミサカは~」と願望を繰り返しながら
おねだり猫ちゃんみたいなポーズ
ピンクほっぺもズルイズルイ
うん。可愛すぎですよね♡

一方通行とラストオーダーのコンビが
すごく好きなので早く見れたらいいな

上条さんもインデックスも出なかったよね
5話では見れるのかな

次回予告には一方通行が銃口を自分に向けて
ニヤリとしながらトリガーを引く映像が流れたけど
えっ、どうなってしまうの?
一方通行や垣根さん麦野さんが次にどう動くのかも
注目ですね!
今日はここまでです♬
{/netabare}

【5話を観た感想】
{netabare}
科学と魔術が交差する祭典が開催中!

ファンが喜ぶ嬉しいお馴染みの顔ぶれが登場しては
○○のファン歓喜回!があったり…

これからも、にぎやかで嬉しいキャラクターの登場が
期待できそうです。

その裏で某アイドルばりの出番の取り合いで
大変なことになっているかもしれないですね♪

それにしても冒頭での
「ミサカはミサカは腰に手をあて
おもいっきり抗議してみる!!」どうですか?

ラストオーダーが困った迷子を探しているんですけど
迷子=一方通行
一方通行を迷子扱いにしてしまうラストオーダーが
本当にかわいくて…もうダメです♡

ほんわか和みシーンも一瞬でしたね…
ここからはタイトルに入れた私の表情が曇った理由です。
組織の対立が開始され裏側では個人の入り乱れる思惑があり
少しだけ複雑です。

困惑したのは、この特殊な学園都市で、
素性の不明なキャラクターの背景等の
掘り下げがないことです。
そのうえ人数も多く、出ては消えを繰り返しています。
多分アニメのお話の数?の都合で
動かされてしまっているのかなと思いますが
原作を知らないと理解できないことが多いのかなと思います。 

ストーリーのテンポも早すぎるようで、
ただハイライトシーンを詰め込んでいるだけに思えて
少し残念な回でした。

【5話の重要な動きメモ】

「ブロック」
アレイスターを倒すには案内人である結標の力が必要です。
そのため結標の弱点でもある少年院を襲撃します。
・敗因の理由
海原がブロックに侵入して妨害します(海原かっこいい)

「メンバー」
強気に攻めます。あの学園都市第1と2位の
一方通行と垣根さんをピンポイントに狙い一戦を交えます
しかしあっさりと倒されます。

「アイテム」
フレンダちゃんが垣根さんに捕まりアイテムの拠点地を
教えてしまいます。

事実上「グループ」「スクール」「アイテム」の
抗争になります。

~メモ終了~

5話は全体的に残念な回でしたが次回予告を見たら
このモヤモヤを吹き飛ばしてくれそうな回の予感!

・なんと一方通行VS垣根の激突です!
OP映像で流れているあの空中戦でしょう!!!
遂にこの時が来てしまうんですね・・

・まずフレンダちゃんのピンチに麦野さんの本気も
見られそうです!(レベル5の麦野VS垣根)

今日はここまでです♬
{/netabare}

【6話を観た感想】
{netabare}
あまりの驚きとショックで茫然自失となってしまいました。
もし誰かと隣で視聴をしていたら
『かける言葉もないよ』
なんて言われてしまいそうな表情だったかも…

5話の最後に囚われたフレンダちゃんを見て
6話では救いに行くカッコイイ麦野を期待して
待っていたんですよ私…
気性の激しい麦野の逆鱗に触れたフレンダちゃん
それが、まさかこんなことになるなんて・・・

麦野は面倒見のいいリーダーだと思っていたので
仲間を捨て駒のように扱う発言には
憤りと同時に心まで穢されたような…
そんな悲しい気持ちになってしまいました。

麦野の能力を良く知っていて
冷静さを最後まで保ち続けられたのは大きいよね
浜面が奇跡的に勝利します!
レベル0がレベル5を倒すのは2人目の偉業
1人の人を助けるために戦いの渦に飛び込む勇気
上条さんに影響されたレベル0なりの熱い戦い
はーまーづーらー最高に格好いい♡
原作組にも聞いていましたが浜面見せ場回ですね!

後半はお話がガラリと変わって第2位が登場します。
さて、垣根の組織の目的は何なのか?
そしてなぜ一方通行の命を狙うのか
様々な謎が明らかになりました。

・学園都市の回線を解析するためのピンセットを
必要としていた。
・アレイスターとの直接交渉権を得るために
第1位の一方通行を倒すのが近道だと考えた。

そして遂に、この時がやってきたのです!
学園都市230万の頂点第1位と第2位の直接対決です。
もしかして一方通行ファンの私には
この3期の1番の見どころになるのかも!

一方通行の攻撃を防御したのは
白い翼(OPで観ていたあれです)
それこそ天使の羽根のようにふわふわ真っ白
翼がふわっと広がりいつでも飛べそう。

気になっていた能力も明らかになります。 
この世には存在しない物質を活用する能力で
一方通行の反射を破ることもできて
応用次第ではとてつもない能力になるのかも?

派手に周りのビルを壊しながらの迫力のバトルシーン
しかし一方通行だけは一般人を守りながら
誰も傷つけずに戦っていたのです!

『一方通行!!本当にあなたってヒトは!!』

この世に存在しない物質を現実世界の定義に組み込ませて
再び演算した一方通行は、あっさり追い詰めます。

しかし隙をつき反撃に出るのは垣根
容赦なく一方通行の心の闇を突き
精神的な揺さぶりをかけてきます。
一方通行の色々な感情が入り混じった叫び
暴走した心はもう誰にもとめることが出来ないの?
って思ったその時なんです…

そこに一筋の光が差し込みます。
やっと迷子の一方通行を見つけたラストオーダーです。

『迷子、見つけたよって
ミサカはミサカはしっかり話しかけてみる』

『もうこんなことはしなくて大丈夫だよ。って
ミサカはミサカは正しい事を伝えてみる』

屈託のない笑顔で一方通行に話しかける

全てを包み込み一方通行を救い上げるのです

ラストオーダーのあたたかさに直に触れたよう

どこにいても、通じあってる心

固く結ばれている熱い二人の絆に自然と涙が…

そんな二人の姿にあたたかな感動を覚えました

三期が始まってずーっと二人の絡みを待ちわびていました。
私にとっては本当に感動で胸が一杯の回になりました♡

そして、次回予告には久しぶりの
上条さん!美琴ちゃん!五和さん!インデックス!黒子が登場
上条さんの記憶喪失を知った美琴ちゃんはどう行動するのか
楽しみですね♡

いつも読んでくれてありがとう
今日はここまでです♬
{/netabare}

【7話を観た感想】
{netabare}
今週はファンの心を…くすぐる回でしたね♪
学園都市の生徒の賑やかで愉快なとある日常のお話です。
箸休めみたいなゆるっとした回で
お話も難しくなかったので
私もまったりとホットミルクティーを飲みながら
レビューを書いています♬

久しぶりに帰ってきた日常
久しぶりの上条さんの登場にプチハーレムが勃発

上条家の台所に転がり込んだ五和さん!
お風呂のお掃除をするインデックスさん!
偶然同じスパを利用していた美琴ちゃん!
この回で恋のライバルに一歩リードする女の子が
いるかもしれません…♡

今回、夜の学園都市の奇抜なフォルムの発電所に
目が釘付けになってしまいました。

科学のハイテクを駆使して作り上げた学園都市って
つくづく興味深い街だなと思うのです。

星空を天井に投影しているという第22学区の
夜の風景は神秘的な静けさの中、青く煌々と輝き
とても幻想的な光のセカイが広がっています。

東京 お台場にあるヴィーナスフォートも
天井を星空にしていて光の演出がとっても素敵
あの何倍も広いセカイだなんて考えただけで…
ドキドキ♬

スパの外観はSF映画に出てきそうな建物で
内装は洋風ですね。
天井が高く開放的で湯船も広々の大浴場で
窓から色とりどりの華麗な光の景観が見えます。
ジャグジーあり。アトラクションあり。
こんなスパ行ってみたいです♪

3人のヒロインが1つの湯船に集結した姿は
圧巻でしたね!
華やかな少女たちのお風呂タイム
やっぱり話題は・・上条さん。
上条さんにやきもきしっぱなしの
ヒロインが集まったお風呂は
ただならぬ雰囲気になってしまいました…ね

上条さんとの距離を縮めて進展するヒロインは
誰なんでしょう。

皆さん、とってもかわいいんですけど
私は上条さんの事を考えすぎて
お風呂でのぼせてしまい
担架で運ばれて無念の退場となった
美琴ちゃんを陰ながら応援しています。
だってかわいいんです♪

後半の急展開でいよいよ神の右席の一人である
アックアと激突します。(3話以来ですね)
特殊な能力を持っているだけの
上条さんの命まで奪おうとは思っていないみたいで
期限までに右腕を差し出すならばその命は見逃すと
1日の猶予を与えるのです。
やっぱり慈悲深い聖人様ですね。

満身創痍で戦う上条さん…
この状況をどう打開するのかな?

来週の予告に一瞬ねーちん(神裂火織)が映っていました。
お姉さまがついに始動ですか!
8話はドキドキ回確定ですね!

そして、エンディング映像が変わりましたね
インデックス…かわいい♡

いつも読んでくれてありがとう
今日はここまでです♬
~世界中敵に回しても君を守るよ~
{/netabare}

【8話を観た感想】
{netabare}
色々あった8話ですけど…
これだけは先に言わせて下さい♡

OPが終わってぼーっとCMを観ていたら
驚きです…!そして思わず笑ってしまいました!

だって、あの一方通行さんがDVD発売の告知を
担当しているんです。
12月26日に発売する、とある魔術の禁書目録IIIのVol.1
『暗部組織の有象無象を確認するには
うってつけじゃねーかよー』だそうです。
提供は学園都市、ダークで、ちょとノリノリな一方通行さんが
お届けしました(笑)

今回は2人の華麗なヒロインが
派手なアクションを繰り広げるバトル回でした。

まず1人目の五和さん。
ダークなオーラをまとってアックアに戦いを挑みます。
こんな五和さんを見たの初めて!恋する乙女ってすごい…
神の右席にも物怖じせずケンカを売っちゃうのですから!

そして2人目はねーちんこと、神裂火織。
8話目にして待望の登場です!!
この世界に数人しかいない聖人の1人であり
明らかに別格のオーラを醸し出しています。

アックアとの激突では煌めく剣技と
すばやい動きで迫ります。
髪が暴風になびく様子は、美しくて見とれちゃった
やっぱり最高にかっこいいです!
ただ、ねーちんがやや押され気味なのがちょっと心配。 
仲間を守りぬく強さを発揮するねーちんを見たいですね。


次回は戦いの続き!
聖人同士の本気の戦いの行く末を見届ける決意はできました!(ドキドキ)

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう!
{/netabare}

【9話を観た感想】
{netabare}
「ねーちんが負けるなんて絶対っ、嫌っ!!」
ってテレビの前で叫んでいました!

前回に続き、アックアVSねーちんです。
戦いともいえないような一方的なアックアの攻撃
ねーちんの痛々しい姿に、私何度目を背けてしまったか…
同じ聖人で、ここまで力の差を見せつけられるとは…
アックアは強い!圧倒的に強いんです!

この事態を好転させたのは仲間(天草式)と共に戦うこと
天草式の互いを補い合う戦法が光りアックアの弱点をつきます
最後は上条さんのアシストが入り、
皆の力を1本の槍にこめてアックアへ命中。
クライマックス来たーーって感じです!

アックアが本物の悪党とは思えなくて
手放しには喜べないのですが(特に人生を振り返るあの回想)
でも皆で力をあわせて掴む勝利
うん。やっぱりこういう展開好きだあ!

さすが上条さんここぞという時の一発(アシスト)
やってくれますね!

野心も下心もなく救いたい!っていう本能だけで
行動しているのが凄い!
その結果、またモテちゃうんですよ…上条さん。

けなげでかわいい恋する乙女の動向も見所でした。
⚫御坂美琴
「この人が好き」と気づく瞬間ってあります!
自分の上条さんへの想いに気づいたシーンがとっても素敵。

⚫インデックス
おしおきで一杯噛んじゃいました。

⚫五和さん
五和さんのおしぼり大成功!
噛まれた頭部をかいがいしくお世話して…癒せました。

⚫神裂火織
面と向かって感謝の言葉を伝えるのはとても恥ずかしいの?
それとも・・・?
土御門さんの煽りすごい!
それに負けて堕天使エロメイドセットを着ちゃう
神裂さんの後ろ姿がかわいかった♡
あにこれで私が作成したメイド服が似合うキャラ10人に
近日入っちゃう勢いです!

上条争奪バトルも激化していますね(笑)

そしてまた新たな敵が登場。
神の右席を束ねる右方のフィアンマ。
現状は右腕にとてつもない力を握ってはいるけど
完璧に引き出すことは出来ないようです。
しかし禁書目録の知識があれば使いこなせるみたい
そう、狙いはインデックス!

次回はアークビショップに命を受けた
インデックスと上条さんがイギリスに行くみたいです。
インデックス上条回!楽しみ♪

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう!
{/netabare}

【10話を観た感想】
{netabare}
遂に、神裂さんと五和さん恋のバトルの幕が
切って落とされました!
※ってそんなメラメラ系ではないんですけど…笑

前回後ろ姿だった、ねーちんの真正面姿が解禁されました。
とてもえっちなメイド姿にドキドキデス…!!
男の子だったらこのねーちんに悩殺されちゃうのかな…
腰に手を当てて、お顔の前でピースしていますね、
あんな笑顔のねーちん、あまり記憶にないんです。
お洋服を着て自分に自信がついて笑顔になれるなら
どんどんそうしましょう!
笑顔のかわいいねーちん魅力的ですよね♡

上条さんと美琴ちゃん二人のやり取りも見ていて
本当に楽しいんです。
美琴ちゃん、恋心に気づいたから
改めて上条さんを意識しちゃってますね
二人だけの秘密を共有できると本当に嬉しいよね♪
さて、見守りましょうか!


そして久々にメインヒロインに返り咲いたインデックス。
管理役の上条さんと共にイギリスに呼ばれ飛行機で向かいます。
修道服じゃないインデックスも新鮮でいいですね。
女の子っぽい上半身のフリルの入ったキャミワンピ
とってもかわいい!
『ビーフオアフィッシュ!ビーフオアフィッシュ!』
やみつきになっちゃうリズムでした♬*


また、それはいつも、突然やってきます。
なんとテロリストと同じ飛行機に乗り合わせてしまうのです。

【自分用の出来事メモ】

・フランスのテロリストの狙いが不時着安定装置。
これを使って飛行機を爆破させる。
動機→空路を封じる。
・テロを察知していたアークビショップが
コックピットの燃料を誤表示させる。(燃料低下)
動機→安全な場所に飛行機を着陸させるため。
・アークビショップの作戦が失敗してステイルを
飛行機に向かわせる。
・上条さんが冴えた推理力をみせて
テロの仲間が他にいることを突き止める。
上条&ステイルがテロリストを退治。
・飛行機がイギリスへ無事到着。
~メモ終了~

飛行機内という緊迫した密室の中で
ドキドキとスリルがあるのかな?
と思っていたんですけど案外あっさり解決でした。
久しぶりにステイルの活躍見れましたね。
ちょと格好よかったです!

最後には、また新しい敵が現れます!
神の右席を束ねる右方のフィアンマよりこちらが先みたい…
見た目だけでは強いか弱いか全く分からない
可愛い女の子四人がとても物騒なことを言っています。
…でも、やっぱり強そう…!!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう!
{/netabare}

【11話を観た感想】
{netabare}
また続々と新しいキャラクターが登場しましたね!
イギリス王室の4人と「新たなる光り」という4人組。

私、頭を整理するために『禁書キャラ相関図ノート』を
書いているのですが…

最近キャラクターのお顔のイラストも追加してみたんです♪
自由気ままに描く落書きみたいですが…
キャラの個性を表現して描く面白イラストが
とっても楽しいんです!
キャラ相関図ノートは回毎に賑やかになるばかりです♡
(報告でした)

インデックス、ねーちん、上条さんは作戦会議に出るため
バッキンガム宮殿を訪れました。

女王エリザード、3人の王女もそれぞれ個性があって
面白いんです!
…ちなみに私の禁書ノートでは女王にジャージを
着せちゃってます♪

・女王 エリザード
カーテナという剣を所有している。
天使長ミカエルと同質の力を得られる。

・第一王女 リメエア
ジメジメしている…笑
頭脳に特化。

・第二王女 キャーリサ
軍事に特化。
向こう気が強そう。

・第三王女 ヴィリアン
人徳に特化。ウィリアム オルウェルを想っている?

上条さんとの記念撮影では写真に写りたくてしょうがない
王室の方々の少しぶっ飛んだ行動に
声を出して笑ってしまいました。

一見控えめだけどグイグイ写りに来たヴィリアンや
インデックスの寝顔も写っていて欲しいな
想像するだけでちょと楽しいのです♪


そして、後半は「新たなる光」という4人が動き出します。

一個のカバンが歴史を変えるかもしれない!

「新たなる光り」が運んでいたカバンの中身は
イギリスの行く末に関わるすごい物だったのです!

「新たなる光」のメンバーのひとりレッサーちゃん。
ストレートの黒髪にワンポイントとして
金のメッシュをプラスしたヘアスタイル
ハートの尻尾が可愛くて気になっていたんですけど
いきなりドジっ子マックスで思わず笑ってしまいました♬

オリアナお姉様のセクシー大胆な攻撃すごかったです!
レッサーちゃんに見事な角度で突き刺しキック!
お姉様、強すぎます♡

最後には衝撃の事実が明らかになります…
「新たなる光」を裏で操っていたのはキャーリサだったのです。
運んでいたのは、カーテナオリジナル。英国最大の霊装です。

キャーリサと騎士派までも敵に回り
一体どうなっちゃうのでしょうか!!
そして予告にはウィリアムオルウェルが
どうして?だってあの時…混乱しています。
次回もすっごく楽しみ!!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう!
{/netabare}

【12話を観た感想】
{netabare}
遂に、第2王女キャーリサと騎士派による
クーデターが勃発しましたね!

アニェーゼ率いる修道女の前に立ちはだかる
甲冑に身を包んだ騎士。

空の上では箒で飛ぶ魔女と空飛ぶ騎士がぶつかり合い、
ここはもう混沌とした戦場なんです!

そんなセカイを切り裂くように現れたのは、
なんとウィリアム オルウェル(アックア)でした。

9話では戦いに敗れ、回想シーンが流れていたので
帰らぬ人となったのだと思っていましたが、

絶体絶命の危機に陥っていたヴィリアンを救うために
戻ってきたなんて、かっこよすぎです!

「見捨てなさい!」と言うヴィリアンに
「あなたが私を信じなかったとしても、
私があなたのために戦う理由は何ら揺らぎません」

これ、好きになっちゃうじゃないですか…

そんなことを言って、もし戻ってこなかったら
あなたのこと絶対に許さないんだからね!!!笑

そして、ウィリアムはかつての友人(ナイトリーダー)と
剣を交えることになるのですが、

ウィリアムは聖人崩しを受けた影響からなのかな?
かなり押されていました。

何度も傷めつけられ、それでも立ち上がる姿、
私、ヒーローに見えてしょうがなかったです!
いいえ、王子様に見えてしまったかも!
…お姫様抱っこしていたし♡

揺るぎない信念を持つウィリアムが
とにかく素敵な回でした!

とある魔術の勢いは増すばかり!
…やっぱり私、この作品が大好きです♪

読んでくれてありがとうです。
今年のレビュー納めとなりました!

秋から初めて放送を観るようになりまして
それを記念(?)して回毎のレビューを始めてみたわけですが
毎回感想をメッセージ、メールで頂きありがとうでした。
とっても励みになりました。
…感謝♡

ご挨拶行けたらお邪魔しようと思います!
良いお年をお迎えください♬
{/netabare}

【13話を観た感想】
{netabare}
ウィリアムとナイトリーダー、かつての友人同士が激突。

守るもの(第三王女)があれば強くなれるというのは
嘘じゃないんだ…って信じさせてくれるみたい

戦う相手を知り、ナイトリーダーが思いつかない戦略を
立てることで出し抜くことに成功
ウィリアムの戦いはお見事でした♡

後の場面で戦いを制したウィリアムがナイトリーダーと
電話で普通に話している様子は見ていて微笑ましかったです♪

ねぇ、いつ電話番号なんて交換していたのかな?

これからも二人には良い関係を保ちながら
お互い切磋琢磨していって欲しいですね。


後半では英国最大の霊装カーテナ オリジナルを
手にしたキャーリサに立ち向かうものの

いとも簡単に吹き飛ばされてしまう上条さんとインデックス

そこに思いもよらぬ救いの手!ピンチを救ってくれたのは、
ウィリアムです!!

剣を交えたことがある相手と良好な関係を築ける
彼もまた主人公のようにも思えます。
ヒーローの器を感じましたね!

最後は、ほのぼのシーン。
戦の前の腹ごしらえは仲間を集めて、
机いっぱいに美味しそうなお料理を並べています。

まるで最後の晩餐みたいですね。
・食いしん坊インデックスも満足なディナーです!
・お肉を欲張るアニェーゼちゃん
・ねーちんは甘党でした?ショートケーキ確保♪

『ついに時が来たのよな!!』
空腹を満たした後に待っているのは戦い。
英国の命運を分ける戦争の始まり!

ローラ達と合流した第一王女も動いていました。
『頭脳』に優れている彼女の作戦は
実行することができるのか?
これまでにない程の壮絶な戦いになりそう…
次回は新年の第一回です。
固唾を呑みながら戦を見守ろうと思います!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【14話を観た感想】
{netabare}
イギリス全土を巻き込んだ争いは激化していた。
もしかして、とある史上最も大きな戦いかもしれません。
それにしても展開が早い。
ものすごいスピードで物語が進んでいきます!

多忙で時間がない人に、やさしいアニメみたい
私ダイジェストを見ているのかと思っちゃいました!

でも、これまで敵対していた、ねーちんとウィリアム、
そしてナイトリーダーが
共通の敵によって一致団結する展開は
見ていて本当に心の芯から熱くなってしまいました。

インデックスの呪文詠唱による活躍も見所でした。
無表情で何処か威圧的な雰囲気を醸し出していて
かっこいいんです♡
とあるのヒロインインデックスはやっぱり健在なんです。

最後は女王エリザードがカーテナの力を
イギリス国民へ再分配して
『立ち上がれ!国民一人一人がヒーローなんだー!!』って、
この争いを皆で終わらせると思いきや

ウィリアムが加速させた上条さんのすごい右手パンチが
キャーリサのお顔に命中します!
(敵と言えど女の子へのお顔パンチは目を背けちゃいます…)

折角集まったイギリス国民と五和さんの活躍も
見たかったけれども

最後はやっぱり上条さんの拳で決着となるのですね!

喜ぶのも束の間…この争いの裏でフィアンマが
何かの霊装を奪ったことにより

上条さんは今度ロシアへと向かうことに

め、目まぐるしい…

次回予告にはアクセラレータの姿が!!
三期ではもう見れないのかなと思っていたので
とっても嬉しい!
次回のアクセラレータ楽しみです

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【15話を観た感想】
{netabare}
再び舞台は学園都市です。

ということで一方通行、浜面仕上、
科学サイドキャラクターの登場です。

自らを一流の悪党と名乗りながらも
自分の流儀を持って人を救う一方通行が、
とってもかっこよかったです!

被害女性への配慮として回収班には
女性を指定して向かわせ
その際、着替え一式も用意させたり、
テロリストから少年を助けたり、
妊婦と赤ちゃんの命を助けたり、

初めて一方通行を見た時のことをよく思い出しますが、
環境が悪かったとはいえ、とても怖かったんです。

それがまさかこんな日が来るなんて
思いもしなかったです!

今回の一方通行の繊細な配慮に感動。
もっとすきになってしまいました♡

ラストオーダーとのツーショットシーンが
中々見れないのは、制作サイドに
焦らされているのかもと思うようになりました。
電話越しでのシーン。
嬉しかったのか、ちょと笑顔がこぼれる一方通行
(こんなのいいね)

予定が変わらなかったら週末は二人会えるみたいだし
今度こそ、お願いします!笑


後半は麦野撃破により解散したアイテムの
残りメンバー浜面と絹旗ちゃんと滝壺さん!

浜面はウサミミ見ただけでバニーちゃんを
想像しちゃったり、えっちなことを沢山考えて
お鼻から血が何回も出ていましたね。笑
なんだかんだ言っても浜面と絹旗ちゃんと滝壺さん、
仲良し掛け合いが楽しそうでしたね!

無能力者だけど頑張る浜面は素敵です!
3期は活躍するって聞いていたので期待しています♪

次回は学園都市の闇に迫るみたい!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【16話を観た感想】
{netabare}
前回、思いもよらぬ救いの手で
一般人のピンチを救っていた一方通行!!
今までの一方通行からは想像もできないような行動に
…きゅんとしました♡

そしてなんと今回は、助けられた側が一方通行のピンチを
救うという素敵なお話でした。

一方通行を中心として優しい助け合いの輪が広がっています…ね

真っ直ぐな瞳を向け『だったら僕も行く!一緒に戦う!』
あの正義感が強くて勇気ある少年、大物になる予感!!
どこかでまた会えるといいですね…


浜面もカッコよかったです。
覚悟が決まった浜面はもう逃げたりしません!

でも勘違いで一方通行に向かって行った時は、
すごーく冷や冷やしました。

ピンチな局面を共に乗り越える度に
浜面と滝壺ちゃんの仲良し度は
ゆっくりと、でも確実に上がっていますね。
もっと仲良くなっちゃったら私、祝福したいな♪

今回新らしいEDでした。
大人な雰囲気を醸し出したインデックス
表情がとっても色っぽかったですね。

16話個人的に神回でした!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【17話を観た感想】
{netabare}
遂に、学園都市のお話のクライマックスです。

いつも以上に、お話がめまぐるしく展開されたので
忘れないように主な出来事をまとめました。

・エツァリを倒すためにテクパトルとトチトリが
シオキシを利用して潜入していた。

・一方通行が上条さんのことを
思い返すだけで頭にくるぐらいの善人だと言っていた。

・レベル0の浜面仕上は、アレイスターにとって
イレギュラー中のイレギュラーだった。

・麦野が生きていて浜面の命を狙いに来た。

・ドラゴンの正体は、かつての魔術師アレイスターに
必要な知識を授けたエイワスという者だった。

・ラストオーダーに命の危機が迫っていた。


あっちでもこっちでも戦いが巻き起こり、
その戦いの中で滝壺ちゃんと浜面の恋が一気に発展しました。

とあるシリーズはヒロイン側からの
一方的な片想いが多いのですが、

滝壺ちゃんと浜面がついにキスしちゃいました♡
「離れたくない」滝壺ちゃんと「離したくない」浜面の
お互いの想いが通じ合うハグでしたね。

一方通行もラストオーダーを抱きしめていました。
それはそれは愛しくて大事で大切な宝物を包み込むように、
そして、これから起こる様々な困難から、
「自分が守る」そんなハグでしたね。

それぞれがそれぞれの目的を追い
ロシアへ向かっていく
運命の一戦へ…

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【18話を観た感想】
{netabare}
ロシア大統領により宣戦布告され、
学園都市とロシア全てを巻き込む
第三次世界大戦がはじまり、
あちらでもこちらでもバトルが起こります。

そしてなんと今回からOPが新しくなりました。
前回に続き黒崎 真音さんです。

目に焼きつくような派手でスピーディーな映像と、
伸びやかでパワフルな歌声とあいまって、
観る人の心を揺さぶるような…
「とある」らしさがいっぱいのOPでしたね。

中でも一方通行の戦闘シーンがかっこよくて、
気分が高揚しちゃいました!

凄い物が始まるぞという予感
三期もラストスパート突入ということで、

観ている方々と盛り上がっていけたら嬉しいです!


今回からロシアですが、とてつもなく寒そうです。
一方通行の冬オールホワイトコーデは
雪と同化しちゃってるみたいで…新鮮でした♪笑

待ちに待った一方通行とラストオーダー。
決して、ハッピーな再会とは言えないけれど、
ようやく会えたね…

『やっと…久しぶりにあなたの顔を見られた』
震える小さな手を伸ばすラストオーダー

不条理な運命なんかに負けないで欲しい!


今回の皆の動きをメモしました。

⚫上条・レッサーチーム
インデックスを助けるためフィアンマの元へ向かった。

⚫一方通行・ラストオーダーチーム
エイワスからの助言をもとにロシアに訪れた。

⚫浜面・滝壺チーム
滝壺の治療薬を求め探す。

次回は、仮面をかぶった謎の少女と
一方通行が対決するみたいです。
すっごく楽しみ!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【19話を観た感想】
{netabare}
あぁ、なんてことですか・・・すごい展開でしたね!!
今の私、心臓の鼓動が大きい気がします…

前回出てきた謎の仮面少女の正体は、
ミサカネットワークから悪感情だけを
取り出すよう作られた番外個体だったのです。

髪型も背丈も美琴ちゃんと同じなんですから
一方通行が背を向けて逃げちゃうわけです。
それにしてもあんな姿初めてですよね?

番外個体…倒されて一方通行に精神的ダメージを
与えるのが目的という。

一方通行は贖罪の為に、これまでずっと「妹たち」を
守り続けることを誓い行動してきましたよね。

もし番外個体を倒してしまえばそれが全て水の泡に
なってしまうのです。
精神的に追い詰めようとする学園都市のやり方には
憤りを感じます!
本当に酷い!!

一方通行の悲痛な叫びを聞いていたら
ちょっと心にダメージを受けてしまいました…

けれど一方通行は、番外個体を救えば
学園都市の目論見を挫くことができると考えるのです。

『守れる力があるってことを見せてやる!』
と思い直した一方通行が、あまりにもかっこいい!
もう、かっこいいしか言葉が出てこないです!!

悪感情だけしか持っていないという番外個体をどう救うのか、
救えるのか?
今後に注目です。

それから同じ神の右席であるヴェント対フィアンマの対決も
勃発しました。
先制攻撃を仕掛けたのはヴェント。
謎の船の技かっこいい!!
いい勝負になるのか、と思いきや、
フィアンマに全く歯が立たず勝負は一瞬でつきます。
舌の十字架チェーンのシーン…痛いし怖かったです 泣

一方通行、上条さん、浜面、
3人がそれぞれの境遇で、必死で自分の守るべき物を
守ろうとしていた回でした。

次回のナレーションで上条さんが、
最強と最弱が再び激突するって言っていたけれど、
最強は一方通行で、
最弱はレベル0の上条さんか浜面??
そんなのどうしよう、リアルタイムで観れたらいいな。

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【20話を観た感想】
{netabare}
守るべきものを守るためロシアを訪れていた二人が遂に、
ここで再会したのです!

予告で言っていた最強vs最弱というのは、

一方通行vs上条当麻という激熱なカードでした。

やっぱり、一方通行は上条さんのことをヒーローって認めて
心密かに憧れているんだね。

救いのない思いをぶつける一方通行、
戦いながらもお説教をやめない上条さん、

これまで善悪に囚われ過ぎて迷っていた
一方通行の背中を押していましたね。

でも、この戦いで救われたのは一方通行だけじゃなくて
上条さんも!!
そう、あのお説教は自分に向けた言葉でもあったと思うのです。

【今回起こったことメモ】
・一方通行の回想に出てきたラストオーダーが可愛すぎます♡
・ひょんなことから浜面とアックアが共に戦うことになる。
・麦野は不死身なの?まだ浜面を狙っているようです。
・美琴ちゃんが上条さんを追ってロシアに来ようとしている。
・レッサーちゃん、上条さんの性格をよく分かっていて仲間感すごい!

次回は、さらに皆がロシアに集結!美琴ちゃん…楽しみ♪
今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【21話を観た感想】
{netabare}
上条さんを追いかけてロシア入りした美琴ちゃん。
行動が早いです!やっぱり恋のチカラなのかも
…うん、きっとそう♪

そして今、ロシアにはミサカちゃんがいっぱいです♡
・本物の御坂美琴
・ラストオーダー
・シリアルナンバー10777のミサカ
・番外個体のミサカ

21話でのそれぞれのミサカちゃんに注目してみました!
・御坂美琴
ロシアの寒さに負けないコーデが可愛い♡
特に白のファーハット
飛行機から落下、地面に電撃を打って着地するシーン
かっこいい!

・ラストオーダー
かわいいお洋服を着させてもらいずっと眠っていました。
目が覚めるために必要な謎の紙の解読はできるのか…

・シリアルナンバー10777のミサカ
銃を片手にバカンス気分に浸っているみたい。
お姉さんにプライベートなのかずいずい確認する
お茶目な発言に笑ってしまいました。

・番外個体のミサカ
一方通行本人に「しおらしい」なんて言えるのミサカ位だよ?
なんと一方通行とタッグを組むことになります。
邪悪なスマイルは健在です!

一方通行の成長が目に見えてすごいです。
番外個体に「悪かったな」と自分の非を認めて謝り
交渉により利害が一致した関係「仲間」を作りあげました。
そして勢いのある握手!!
見ていて照れてしまいました♡

浜面はいつのまにか的確な戦況判断能力が
備わっているようです。
絶体絶命のピンチを一方通行に救われ運の良さもあるんです。

本格的に動き出したフィアンマの計画により、
上条さんは空中の島に引き寄せられてしまいます。

1期、2期に登場したキャラクターが
この決戦の地に集まりましたね。
次回がいつも以上に楽しみ

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【22話を観た感想】
{netabare}
フィアンマが計画していた『天使』が遂に動き出しました!

天使…天使かぁ、私が天使に抱いているイメージは、
マシュマロのように真っ白で、
ふんわりと優しい微笑みを持っているもの…でしたが、

イメージとは正反対に無機質で感情をあらわさないもの、
発した声が不思議でなんとも神秘的。
神々しいのに不気味な存在感を放っていましたね!

この天使を倒すためにイギリスとフランスが
共に戦うことになります。

国や所属の違う人々が結託し、互いの違いを乗り越えながら
フィアンマとの闘いに臨みます!
魔術サイドと科学サイドが交差して、
最終回に近づいている感…凄いです!

そんな中、滝壺ちゃんと浜面の場面に癒されました。
お顔の表情を見ると、それぞれの恋模様が
丁寧に表現されているんですよね。
・・私の方が一瞬照れてしまって視線を落としちゃいました。
滝壺ちゃんの笑顔は本当にかわいい
2人のひたむきな愛いいなあ♡

…上条さんと美琴ちゃんのこんな姿も見たいんだけどな

次回は、ヒョウカさんと一方通行が天使と戦うみたいです。
美琴ちゃん、戦場に割り込めるのかな

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【23話を観た感想】
{netabare}
天使の放った逃げることなど不可能な火の雨が降り注ぐ!!
そして天使を倒すため一方通行とカザキリさんが共に戦う
…ですって?
こんな展開で熱い空中戦まであってワクワクが止まりません!

上条さんからの魂のお説教を受け
ここに来てラストオーダーを救うためにと
完全に吹っ切れた一方通行。
とっても清々しいセリフだったよね
守るべきものを得て、もう失いたくないと思う
一方通行は本当に強いんです!

アックアと浜面の場面も印象的でした!
浜面が瀕死のアックアに上条さんばりの
熱のこもったお説教をして
アックアの心を奮い立たせていましたね!

他の誰かが窮地に陥った時
こうして、励まして奮い立たせるヒーロー達が
本当にカッコイイ♡

上条さんも、
一方通行も、
浜面も、
アックアも、

みんな、ヒーロー!!
今はまだ余裕で笑っているフィアンマの幻想を
壊しちゃって欲しい!

大切な人を守る所を見せて欲しい!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【24話を観た感想】
{netabare}
『まさか、○○が生えちゃうなんて!!』
タイトルは、この回で一番ビックリしたことです!笑

フィアンマに右腕を奪われ取り込まれた上条さん、
しかし再生するんです。
まさか、右腕が生えるなんて!!
イメージできる範囲を優に超えてしまい
…唖然としてしまいましたよ私。。

そして、フィアンマの心をかき乱すほどのお説教!!
成し遂げてきた多くの経験の積み重ねが上条さんを
強くさせていたのです。
経験は人を成長させるんだ。
上条さんの目には強さがありました!

フィアンマは予想外の出来事に直面して、
これまでに見たことが無い焦りの表情でしたね。

上条さんの右手に宿る謎の力の正体が明らかになるまで
もうあと一歩のところなのかもしれません。

そして浜面の活躍も見所でした!
ロシアまで追いかけてきた麦野と戦闘するも
最後は熱い説得とハグで麦野を受け止めます!
もう一度アイテムになれるのかな
浜面かっこよすぎだよ!!!

最後に、一方通行!
ようやくラストオーダーを助ける解決の糸口が
見つかったみたいですね。

予告の直前には『とあるシリーズ』スピンオフ作品
『とある科学の一方通行』のCMが流れました。
BGMも映像もすっごくかっこいい!
2019年7月放送開始かー!絶対観ます!

3期も残すところ2回なのかな
どうまとまるか楽しみです。

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【25話を観た感想】
{netabare}
もう最終回間近!(今晩)
次回で終わってしまうなんて、
とっても寂しいですね…

これまで対立していた所属の違う人々が、
共通の敵(フィアンマ)によって一致団結しましたね!

この大きな勢力と上条さんの熱いお説教で、
フィアンマを食い止めることができるのか?

今回の一番の見所は一方通行でした!!
複雑で未知数な情報処理を一瞬でこなしています。
相変わらず、頭の回転が速い速い!

そして、ビックリしたのは声を響かせ歌う一方通行
歌い出し、オペラみたいな美声だったよ♪笑

浜面と麦野は完全に和解したみたいですね。
少し前までの闘争が嘘のように馴染んでいる麦野。
強い女性であっても男性に守ってもらいたいなと
思うことは当然あると思うのです。
あれ?浜面のこと好きになっちゃったりして。。
堂々と誇らしげに『アイテム』を名乗る浜面
かっこ良かったね♡

続きがありそうな予告だったけれど
遂に今晩最終回です!!
私のとあるレビューも最終回なので
次は点数を入れようと思います!

今日はここまでです♬
読んでくれてありがとう♡
{/netabare}

【26話を観た感想(最終回)】
{netabare}
遅ればせながら最終話を観ました。

なんですかもうこれ泣きますよ!!

ラストオーダーのあのやさしい光に包まれた
やさしい太陽のような微笑み...
それを受けて心からの笑顔を向ける一方通行…
本当に私、心を打たれました!!
きっと笑っている一方通行も、
温かい気持ちに包まれたことでしょう…

天使の羽根が舞う幻想的な黄金色の背景が、
物語をさらにドラマティックに仕上げていました…ね


上条さんは守りたい人を守り抜くためにと
戦っていましたね。
どのような事態であってもブレずに
自らの意志を貫いていました。
この上条イズムを目の当たりにすると、
敵味方関係なくどん底から這い上がれるんだとか?
上条当麻に関わるとそうなんです。
魔術?科学?レベル?上条さんパンチが一番強いんだから!

上条さんがインデックスに謝罪するシーンも良かったです。
心をすべてさらけ出すかのように誠意を込めた謝罪
インデックスを大事に思っているという気持ちも
伝わったと思います。
二人が見せた清々しい表情がとても印象的でしたね。

ここへ辿り着く前に上条さんを助けようとしていた
美琴ちゃんと10777ミサカの奮闘も忘れないよ♪

あと、忘れてはならない人がもう1人。
浜面仕上。
こんなに活躍キャラクターになるとは…驚きました。
1人の人を助けるために戦いの渦に飛び込む勇気や、
上条さんに影響されたレベル0なりの熱い戦い。
超浜面でしたね。
守りたい人を守るためなら冷酷にもなれる。
最後に強烈なインパクトも残しましたね。

そしてアレイスタークロウリーの登場。
いつも容器の中(?)で逆さまにひっくり返っていた
あのお方です!
上条さんの右手に宿る謎の力を秘密を少しだけ
明らかにしていたけれど、
それは想像を超えるすごい能力なのかもしれません。

最後の最後には知らないキャラクターが怒濤の登場、
最終回の終わりかたというよりは、
すぐにでも4期の予定があるよ!そんな雰囲気でしたね。
上条さんの右手の秘密が明らかになるのもその時なのかな。

(まとめ)
3期の26話、色々感じながらの完走でした。
原作は未読でしたので展開、雰囲気や場面の移り変わりの早さ
それに加えて作者でも扱いきれなくなっちゃうんじゃないの?
と心配になる程の沢山のキャラクターの登場に、
とても翻弄されてしまいました。

それでも、私はこのとある作品が好きなのです。
キャラクターがとても魅力的だし、
だからこの作品を応援したい、
あの人の活躍をみたいって、

『やっぱり私はとある作品のファンみたいです!』

このアニメに関わってくれた方々お疲れ様でした。
ありがとうございました。

一緒に観てくれたあにこれの皆様もありがとうです。
おかげで楽しさ倍増でした。

この後にシリーズで放送が決まっているのは、
とある科学3期と、とある一方通行ですね。
とある一方通行では、まだ一方通行が、
悪の美学を持っている時代なので、
今の一方通行からすると黒歴史になっちゃいますね。

最後に3期視聴後の私のお気に入りキャラクターベスト3を
お届けして締めようと思います。

男性部門
1位 一方通行(ラストオーダーとの掛け合い♡)
2位 アックア(男の中の男ってこんな人)
3位 浜面仕上(祝)アイテム&彼女

女性部門
1位 インデックス(とある魔術のヒロインはこの子です)
2位 御坂美琴(10777との掛け合い♡)
3位 ねーちん(堕天使エロメイドさん)

シスターズ部門
1位 ラストオーダー(太陽の様な笑顔)
2位 ミサカ10777(お姉さまとの掛け合い)
3位 ミサカワースト(存在が気になります)

初めての回毎レビューでした。
読んでくれてありがとうございました♡
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 70
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

覚醒してぶち壊す

神の右席とか無能力者とか色々な話があり、最終的には上条当麻覚醒に僕は全て持っていかれた。相変わらず最弱じゃない。
{netabare}右腕持っていかれたのに、凶悪な形で復活とはね。{/netabare}

あとはフレ/ンダにも衝撃を受けた。仕打ちが酷くない?あんまりよ。
{netabare}身内でなかったのかい?麦野沈利さん。{/netabare}
No.2の話もちょくちょく絡んでいて若干混乱。

御坂美琴と上条当麻の恋模様にも今後期待?アニメ化するのか?


OP
Gravitation 歌 黒崎真音
ROAR 歌 黒崎真音
ED
革命前夜 歌 井口裕香
終わらない歌 歌 井口裕香
Gravitationの作詞で川田まみさん携わっているけど、黒崎真音さんがOP。ロックだねえ。前半の楽曲のイントロ好き。
EDはインデックスを演じる井口裕香さん。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
東京西部に位置する巨大な『学園都市』。総人口230万人を数え、その約8割を学生が占めるこの都市では、超能力開発のための特殊なカリキュラムが実施され、学生たちの能力は『無能力(レベル0)』から『超能力(レベル5)』までの六段階で評価されていた。とある高校生・上条当麻(かみじょう・とうま)も、学園都市に住む学生のひとり。彼は自分の右手に宿る力――異能の力なら神の加護すら打ち消す『幻想殺し(イマジンブレイカー)』のため、落第寸前の『無能力』の評価を受け、不幸まっしぐらの人生を送っていた。そんな上条の学生生活は、夏休みのはじめに空から降ってきた純白のシスターによって、大きく変わってしまう。「魔術」の世界から逃げてきたという彼女――『禁書目録(インデックス)』との出会いに始まって、さまざまな事件に巻き込まれていく上条。科学と魔術が三度交わるとき、物語は大きく動き出す――!!



1. 混乱
夏の終わりに起こった、何者かによる学園都市への大規模な襲撃。外部の宗教組織による犯行と発表されたこの事件に端を発し、欧米のローマ正教圏では、学園都市に対する反発が高まっていた。各地で頻発し、過激さを増していくデモ活動。そんな状況をあおるかのように、学園都市では迎撃兵器ショーが開催され、両者の緊張はいや増していた。緊迫した世界情勢の中、学園都市のとある高校でも激しい戦いが繰り広げられていた。『クラスの三バカ』上条・土御門・青髪ピアスによるバニーガール最強論――男たちの真実を求める戦いに、鉄壁の女・吹寄を巻き込んで白熱する論戦は、罰当番の宣告によって終わりを告げる。しかし、そんな平和な日常風景の裏側で、事態は着々と動いており――。

2. 神の右席
統括理事会のひとり、親船素甘の命がけの行為によって知らされた、世界的混乱の原因。上条は土御門とともに、ローマ正教の持つ霊装『Document of Constantine』――『C文書』を追って、フランス・アビニョンへと飛ぶ。降下の途中に土御門とはぐれてしまった彼に手を差し伸べたのは、天草式十字凄教の少女・五和だった。天草式はイギリス清教からの依頼でフランスの調査に訪れており、その目的は、やはり『C文書』に関わるもの。彼女と合流して行動を開始する上条だったが、『C文書』の影響は、すでにアビニョンにも及んでいた。暴動へと発展した対学園都市のデモに巻き込まれ、身動きが取れなくなってしまったふたりは、土御門との合流をあきらめ、教皇庁宮殿を目指す――。

3. C文書
バチカンとアビニョンの教皇庁宮殿を繋ぐ『パイプライン』を断つため、行動を開始した上条と五和。しかし『神の右席』左方のテッラが白いギロチンの刃を振るって彼らの行く手を阻む。『神の右席』としての特別な術式『光の処刑』の前に上条たちは苦戦を強いられ、追い詰められていく。ふたりに土御門が合流し、形勢逆転かと思われたそのとき。激しい爆発音を響かせ、空からなにかが降ってくる。上条たちの目にはなじみのあるその鉄の塊は、学園都市製のパワードスーツだった。街中で戦闘を始め、暴徒と化したデモの参加者たちを排除していくその一団。さらに上空には、学園都市の超音速ステルス爆撃機が姿を現す。上条たちは、『C文書』を手に逃走を図るだろうテッラを追う――。

4. 学園都市暗部
アビニョン強襲の熱が冷めやらぬ秋の学園都市。街の暗い裏側へと落とされたアクセラレータたち『グループ』のもとに、ある情報がもたらされる。『人材派遣』と呼ばれる派遣屋の動きから導き出された、これから起こる事件の可能性。自らの守りたい者のため、『グループ』は事件の全容を探り、その阻止に動き出す。行動の先に見えてきたのは、スナイパーとその標的――統括理事会・親船最中だった。裏に隠された目的を探るうち、周辺に浮かび上がってくる、いくつかの暗部組織の名前。『ブロック』、『メンバー』、親船へのテロを実行した『スクール』、そして彼らの動きをけん制していた4人の少女たち『アイテム』。彼女たちもまた動きだし、再び『スクール』へと襲い掛かる――。

5. 垣根提督(ダークマター)
『アイテム』の追撃をかわし、親船暗殺の裏に隠された目的――『ピンセット』の奪取に成功した『スクール』。その戦利品は学園都市7人の『超能力者』のひとりにして『スクール』を統べる、垣根帝督の手におさまっていた。一方、さらなる情報を追って、衛星へのクラッキングを阻止しようとしていたアクセラレータたちに、『ブロック』に潜入していた海原からの連絡が入る。自分たちの行動が彼らの思惑にのせられたものだったことに気付いたアクセラレータたちは、海原と合流し、『ブロック』の真の標的が結標であることを突き止める。次に狙われるのは、彼女の弱点となる少年院に収容された仲間たち。そして、急行した彼らの前に、海原のかつての仲間、アステカの魔術師・ショチトルが現れ――。

6. 超能力者達
逆転の一手を封じるべく、『アイテム』の隠れ家を襲撃する『スクール』。呼び出しに駆けつけた浜面の前には、倒れ伏した絹旗と滝壺、そして学園都市第二位の姿があった。身を挺して彼を守ろうとする滝壺と、それをあざ笑う垣根。身を削って使われていた彼女の能力の真実を知った浜面の胸には、強い決意の火がともる。滝壺を使いつぶしてでも『スクール』を追い詰め、一発逆転を狙おうとする麦野の前に、立ちはだかる浜面。超能力者vs無能力者の絶望的な戦いが始まった――。一方、着々と目的へと歩を進めていた垣根は、最後のピースを手にすべく、行動を始める。標的は学園都市第一位、アクセラレータ。対決の舞台を整えるために、垣根はラストオーダーに狙いを定める――!

7. 第三階層
とある昼下がり。不幸な事故により、購買全滅、食堂満席の憂き目にあい、空腹の極限に追い込まれる上条たち。やむを得ず校外への脱出を試みた彼らに、職員室から刺客の手が無慈悲に迫る。絶体絶命の上条を救ったのは、なんと五和だった。なんでもローマ正教の刺客から彼を護衛すべく、天草式が派遣されたとのことで、むやみにやる気満々の様子。なんとも納得のいかない上条だったが、なし崩し的に奇妙な共同生活が開始されることに。台所でお料理する女の子という男の子の夢を満喫したり、居候のお手伝いで風呂釜が破壊されたり……。そんな楽しい一日の終わり、上条たちの前には、夜の闇を割いて『神の右席』後方のアックアが姿を現す――!

8. 聖人崩し
一日待つ。そう言い残して姿を消したアックア。その絶望的なまでの力の差に、上条は入院を余儀なくされ、五和をはじめ、建宮たち天草式の面々もまた叩きのめされていた。それでも、救われぬものには手を差し伸べなくてはならない――。襲いくるアックアと対峙すべく、万全の準備を整える建宮たち。そして、学園都市無人機甲部隊の襲撃を難なく撃退したアックアの前に、再び立ちはだかる。個ではなく集団として互いを補い合い、ひとつの塊としてアックアに抗する天草式。かつて『聖人』たる当主を頂き、それをよく知る彼らには、『聖人』と戦う術があった。それでもなお揺るがず、態勢を立て直す暇すら与えぬアックアを、天草式は、起死回生の『本命』で迎撃する――!

9. 聖母崇拝
その身体的特徴のバランスを崩すことで力を暴走させる対聖人専用特殊攻撃術式『聖人崩し』。奥の手も届かず倒れ伏した天草式の前に姿を現したもうひとりの『聖人』――神裂が、アックアと刃を交える。強大な力を持つものは不用意にそれを振るうべきではないという神裂に、才能があるものだけが戦場に立ってよいのだというアックア。『聖人』同士の次元を超えた戦いを前に、天草式は自分たちの無力さに打ちひしがれる。しかし、その極限の戦いの中で神裂が口にしたのは、彼らが真に望み、待ち焦がれた言葉だった。そして、訪れた決着の裏では、ローマ正教の闇の奥から『神の右席』最後のひとりが動き始めていた。その狙いを、イギリスに定めて――。

10. スカイバス365
アックアの襲撃を退けたのもつかの間。土御門からの電話を受けて、なし崩し的に空路イギリスへ向かうことになった上条たち。待望の機内食の登場に胸を焦がし、ビーフオアフィッシュを連呼するインデックスの期待を一身に受けた上条は、フライトアデンダントさんを探すうちに機内で起こっていた事件に遭遇してしまう。イギリスとフランスを海底で結ぶユーロトンネルが爆破された事件に触発され、搭乗している飛行機がテロリストの標的となっていたのだ。その事実を知ってしまった上条は、乗客への情報漏えいと混乱を恐れた機長に閉じ込められてしまうことに。地上ではイギリス清教が事態の収拾を画策していたが、インデックスの元にも、テロリストの手が伸びる――。

11. 英国迷路
ハイジャックを解決した上条は、到着するや息つく暇もなく神裂に連れられてロンドンはバッキンガム宮殿へ。無事、食糧にありつけたインデックスはおとなしくなったものの、宮殿で待ち受けていたのは王室派――女王エリザードと3人の王女と、騎士派の長・騎士団長だった。ひどく場違いな会合に当惑しつつも、本題のユーロトンネル爆破事件について説明を受ける上条。事態はイギリス・学園都市と、ローマ正教・ロシア教会との対立に端を発しており、さらにはイギリス国内の魔術結社による妨害も考えられる状況になっているのだという。インデックスが魔術的側面から事件の捜査に赴くことになった一方、上条はオリアナとともに魔術結社への対応にあたることに――。

12. 傭兵
結社予備軍『新たなる光』が運んでいたのは、英国最大の霊装・カーテナ=オリジナルだった。失われたはずのその霊装を手にした第二王女キャーリサは騎士派を従え、英国を変えるべく行動を開始する。各地で一斉に蜂起した騎士派は重要施設を制圧、女王エリザードは捕えられ、『必要悪の教会』も分断されてしまう。上条はあとをオリアナに託し、インデックスのいるフォークストーンへと向かう列車に紛れ込む。一方、キャーリサはカーテナを扱える自分以外の人間――女王とふたりの王女を封じるべく動き出す。使用人に逃がされた第三王女・ヴィリアンを捕え、まさにその首をはねようとしたそのとき。絶望したヴィリアンの前に、ひとりの傭兵が姿を現す――!

13. カーテナ=オリジナル
騎士派で埋め尽くされた列車からの脱出を余儀なくされた上条は天草式と合流。逃亡に成功したヴィリアンを彼らに預け、再びフォークストーンを目指す。英国の加護を受けた騎士と一介の傭兵の決闘が行われていたそこには、カーテナ=オリジナルを手にした第二王女キャーリサの姿があった。キャーリサの振るう桁違いの力の前に吹き飛ばされるも、辛くも助かった上条は、『神の右席』右方のフィアンマがインデックスを狙っているという事実を知らされる。カーテナ=オリジナルの調整のためにバッキンガム宮殿へと入ったキャーリサを追って、インデックスとともにロンドンへと戻った上条。まずはクーデターを終わらせるべく、イギリス清教とともに行動を開始する――。

14. 英雄達
カーテナ=オリジナルの暴走を成功させ、カヴン=コンパスによるバッキンガム宮殿への大規模閃光砲撃を敢行するイギリス清教。しかし、大打撃を受けたはずのキャーリサは揺らがない。粛清によってふたたび騎士派を結束させた彼女に、上条たちは持てるすべてを投入して対抗する。イギリス清教が、天草式が死力を尽くし、己の勝ち得た信念を胸に、ヴィリアンが戦場に身を投じる。リメエアはキャーリサの真の目的と覚悟を探り当て、国民に語りかける。そして、女王にして彼女の母親たるエリザードが、満を持してキャーリサの前に立つ――。英国全土を巻き込んだ騒動がハッピーエンドに終わったかに見えたそのとき。とある霊装を手にした男が、目的を果たすべく姿を現した……。

15. 迎電部隊(スパークシグナル)
晩のおかずの煮込みハンバーグに野菜炒めへの挑戦。メイドの真贋談義と再会した昔なじみとの語らい。過ごしていたそれぞれの日常の、すぐ隣に横たわる『闇』へと呼び戻された『グループ』は、新たな任務――世界最大の粒子加速装置と子供たちを盾にした武装テロリスト『迎電部隊(スパークシグナル)』の排除に向かう。そこで彼らが耳にした意外な言葉は、今後の戦いの困難さを思い知らせるものだった。一方、浜面と絹旗は入院した滝壺を見舞っていた。麦野の脱落で事実上『アイテム』は瓦解。別組織への再編成を待つ絹旗とは対照的に、浜面はバニーガールへの並々ならぬこだわりを主張しつつも、滝壺の送るべき平和な未来について頭を悩ませていた。そんな彼らを、終わったはずの暗部抗争の余波が襲う――!

16. 統括理事会
『迎電部隊(スパークシグナル)』の残党を追い、彼らの逃げ込んだ第三学区へと向かった『グループ』。個室サロンを占拠していたテロリストを一掃したアクセラレータは、退院祝いの会場が占拠されたと知り、ヘリをジャックして滝壺救出のために突入してきた浜面を鉢合わせる。かつて『武装無能力者集団(スキルアウト)』を一蹴した『超能力者(レベル5)』を目の前にし、滝壺の危機を感じた浜面は、迷わずアクセラレータと対峙する。一方、再編された残存混成部隊の顔ぶれに辟易し、単独行動に出た絹旗は、砂皿の弟子、ステファニーの襲撃を受ける。そして『グループ』は、やっとつかんだ『ドラゴン』にかかわる情報を手にすべく、統括理事会の潮岸を交渉のテーブルにつかせるため、とある秘策を巡らせる――。

17. 怪物(ドラゴン)
統括理事会・親船最中の協力を得て、彼女と共に潮岸のシェルターへと突入した『グループ』。『駆動鎧』に身を包んだ潮岸のもとにたどり着いた海原が目にしたのは、シェルターの警備担当の身を借りて潜入していたかつての仲間、テクパトルとトチトリの姿だった。海原――エツァリを殺すために魔道書の『原典』を持ち出し、トチトリを犠牲にして閃光の砲撃を繰り出すテクパトル。互いに『原典』を使った激しい戦いが繰り広げられる。一方、ステファニーの追撃を退けた絹旗は、浜面たちと合流。『六枚羽』が投入された違和感から、攻撃の狙いが浜面であることを察知し、彼らを逃がすが……。そして『グループ』は、ついに潮岸から『ドラゴン』について聞き、『それ』と対面する――!

18. 独立国同盟
ロシア大統領による学園都市への宣戦布告。環境・エネルギー問題の元凶と名指しされ、核攻撃も辞さないとの表明に緊張が走る。ドーヴァー海峡ではイギリスとフランスの戦いが始まっていた。ロシアでは苦しむ滝壺を抱えた浜面が人の温かみに触れる一方で、貨物列車で移動していたアクセラレータは学園都市の襲撃を退け、手がかりとなるだろう羊皮紙の束を手にしていた。そして上条はなぜかついてきたレッサーの残念なお色気攻撃に辟易しながらも、情報の『違和感』を追うことで右方のフィアンマの居場所を探していた。たどり着いた地下施設でフィアンマの姿を確認した上条は、彼の次の狙いがエリザリーナ独立国同盟と、そこにいるサーシャ=クロイツェフだと突き止める――。

19. 番外個体(ミサカワースト)
魔術師たちを相手取った能力戦で、その力の挙動に違和感を覚えていたアクセラレータ。エイワスの言う『まったく別の法則』に思いをはせる彼の前に、空から少女が降ってくる。自らを『サードシーズン』と名乗る彼女の目的は、アクセラレータの抹殺で――。エリザリーナ独立国同盟で激突する右方のフィアンマを前方のヴェント。『神の右席』同士の戦いは、ヴェントの大規模魔術をフィアンマがこともなげに跳ね返し、意外なほどあっけなく決着する。そしてフィアンマの放った一言が、上条の弱点に深々と突き刺さり、サーシャは連れ去られてしまう。一方、燃料と交換で滝壺の具合を見てもらっていた浜面のもとには、滞在している集落にプライベーティアが迫っているという凶報が舞い込む。

20. 守る理由
略奪と破壊のためだけに集落を襲うプライベーティアに対して、住民とともに立ち上がる浜面。しかし大きな戦力差の前に次第に追いつめられ、集落を悩ませていた地雷を使った奇策にかけることに――。一方、ドーヴァー海峡では移動要塞グラストンベリを投入して魔術的に領土を拡大、攻勢をかけるイギリス側に対して、フランスは切り札を投入。『首脳』にして『軍師』たる傾国の女とキャーリサが激突していた。そしてエリザリーナ独立国同盟からフィアンマを追っていた上条は、アクセラレータと遭遇する。学園都市の放った刺客とその執拗すぎる攻撃の前に心を折られ、我を失っていたアクセラレータに、上条の叫びが突き刺さる。それは彼だけでなく、自分自身にも向けられた言葉で――。

21. ベツレヘムの星
右方のフィアンマがサーシャを手に入れ、いよいよ計画の最終段階に着手しようとしていたころ。ローマで、ロシアで、彼の暴挙を止めるべく立ち上がる者たちがいた。そして学園都市からは、ある少女がそれぞれの目的を胸にロシアに向けて飛び立っていた。上条の言葉で自分を取り戻したアクセラレータは、エリザリーナ独立同盟に到着。手掛かりとなる羊皮紙の解読のため、エリザリーナの目覚めを待つ。一方、傭兵崩れの助けを得てプライベーティアの襲撃を退けた浜面は、迫る学園都市の軍に追われるように村を後にする。そして上条は、レッサーと共に砲撃が飛び交う中、フィアンマの秘密基地へと潜入を図っていた。そのとき、大地が大きく揺れ、信じられない現象が起こる――!

22. ガブリエル
世界各地から聖遺物を集めて組みあがった右方のフィアンマの城『ベツレヘムの星』。半径数十キロに及ぶ巨大な飛行要塞から、サーシャを媒体に呼び出された大天使ミーシャ=クロイツェフが飛び立つ。一転して漆黒となった空で力を振るう大天使を前に、学園都市の戦闘機はなすすべもなく落とされていく。その暴挙を止めるべく、上条は要塞を走る。エリザリーナの処置によって滝壺の体調は回復、学園都市との交渉材料を求めて再びロシア領内へと戻ろうとしていた浜面は、『クレムリン・レポート』の存在と、その標的を知り行動を開始。そしてアクセラレータは、自分の手にある羊皮紙が空に浮かぶ巨大要塞の最後のピースであることを知り、エリザリーナ独立国同盟を出ることを決意する――!

23. ヒューズ・カタギリ
ミーシャ=クロイツェフとヒューズ=カザキリ。激突するふたりの天使の間に、ラストオーダーを救うカギを手にするべく、アクセラレータが割って入る。そして『一掃』によってすべてを薙ぎ払うミーシャの前には『神の力』を司る神の右席、かの傭兵が立ちはだかる。上条はミーシャを支えるなにかを探し、ベツレヘムの星を走る。しかしフィアンマは儀式の準備を終え、最後のピースである『右腕』を手にすべく、上条に迫り――。『クレムリン・レポート』に従って細菌兵器が使用されることを知った浜面は、先だって世話になった集落へと戻り事情を説明。滝壺とふたり、計画の阻止に向かう。一方、ロシアでミサカ10777号と合流していた美琴は、ベツレヘムの星に迫る恐るべき攻撃を知り――。

24. 禁書目録(インデックス)
9月30日の出来事を知るヒューズ=カザキリ。彼女からラストオーダーを救うヒントがもたらされたことで、すべてのピースがかみ合い、アクセラレータは動き出す。浜面への復讐に焦がれる麦野は『体晶』を摂取して能力を暴走させる。雪の大地すら溶かしつくすその力の前にひるむ浜面だったが、もう一度『アイテム』としてやり直す道を模索する。『ベツレヘムの星』では、すべての準備を整えた右方のフィアンマが、最後のキーとなる上条の右手を手にすべく、彼と対峙していた。第三の腕を振るい、遠隔制御霊装でインデックスの知識と術式を駆使し、ついには上条の右腕を巨大な剣が捕える。しかし上条は、フィアンマの力の核心にたどり着き、『世界』を救った力を手に反撃を開始する――!

25. 翼(つばさ)
『歌』のデータを手に入れ、羊皮紙の暗号を解き、理解を越える正体不明の法則を当てはめる。ラストオーダーを救うすべての鍵を手に入れたアクセラレータは、血を流しながら歌い続ける。滝壺の無事を確認したのもつかの間、学園都市の第二プランに襲われる浜面たち。『未現物質(ダークマター)』から生み出された新たな襲撃者たちを相手に、ブラフと『アイテム』の結束で窮地を切り抜ける。そして世界中で巨大な黄金の手が出現し、爆発する異様な光景が繰り広げられている中、『ベツレヘムの星』では上条がその右手で右方のフィアンマの攻撃をことごとく薙ぎ払っていた。人間の悪意ではなく、大切なものを守りたいと思う、人間の強さを信じるその心を胸に――!

26. 神の子
黄金の腕を排除すべく、各地で各勢力が手を取り合って共闘する。ローマ正教、ロシア教会、イギリス清教のトップが『ベツレヘムの星』の結合を解くべく解析を始める。無事ラストオーダーを救ったアクセラレータが、白い翼をはためかせ、黄金の光を集める空へと飛び立つ。そして上条が、遠隔制御霊装で最後の抵抗を試みる右方のフィアンマの頬に右拳を突き立てる――! 上条の脱出を助けるべく、VTOL機で降下を始める『ベツレヘムの星』のギリギリまで近づく美琴。その手は届かず、しかし上条は最後にやるべきことを成し遂げるために、インデックスたちの力を借りて、ひとり要塞の中を走る。そのとき、再びミーシャ=クロイツェフが極寒の北極海を目指して動き出す――。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

長編エンタメ良作←これから見る人は第1期から通しでどうぞ。

「マハズラァア~」という麦野さんのドスの効いた声は懐かしい気がしたのですが、ハマズラって誰???そんな奴いたっけ???

本作を含めた『とある~』シリーズは劇場版も含めて全部見てるはずですが、なんせ登場キャラが多く、話があっちこっちトンでいるので、この第3期の視聴は序盤の数話で一旦打ち切って、第1期から通しで再視聴することにしました。

結果・・・

(1) やはり第1期の“シスターズ編”は別格の面白さ(※ここだけなら ★ 4.4)。
(2) その影響もあって、以降の展開でも、①美琴や、②一方通行(アクセラレータ)さんや、③シスターズ(ラストオーダーだけでなくその他のナンバーズも含めて)の出てくる回は、ほとんど外れがなく面白い。
(3) 逆にいうと、①本シリーズの本来の主人公である上条当麻君や、②本来のヒロイン(?)だったはずのインデックスちゃんがメインの話は、そこまで面白くはない。
(4) その他いろいろ登場するサブ・ヒロインたちと当麻のやりとりがメインの話は玉石混合(※どちらかというと“石”の場合が多い)。

・・・ということで、シリーズが進むにつれて、作品世界自体はどんどん壮大になっていくのとは裏腹に、評価が右肩下がりになってしまいました。

また物語の視点人物(※ほぼ主人公に該当)についていうと、

<1> 第1期はほぼ当麻メイン(※終盤の2話だけアクセラレータ・メイン)だったのが、
<2> 第2期は当麻メイン&アクセラレータ・サブのダブル主人公構成に切り替わって、さらに
<3> 第3期では、この二人に加えて浜面仕上という第三の男の視点で進行する話が加わり、実質トリプル主人公になる。

・・・まあ、私は美琴&“シスターズ”が見れればそれで良かったので何とか最後まで楽しめましたが、こんな風に視点人物を期毎に増やしていくのは、いかにもシナリオに水増し感が出てしまうので個人評価はそこまで高くなりません。
それでも、この第3期も含めて、視聴がサクサクと進んじゃうのはやはり流石と思いました。


《まとめ》
本作はじっくり考察していくタイプの作品ではなく(※設定ガバガバですし)、視聴を続けていくうちに、登場キャラたちに感情移入して彼等・彼女らを応援していくタイプの作品です(※キャラが好きになれば、まずまず楽しめる作品ということ)。
もしこれから見始めるなら、やはり第1期から通しで一気見するのが吉です。
また、本作を含めた『とある~』シリーズは、スピンオフ作品の『超電磁砲(レールガン)』の方が面白いというのはアニメファンの常識なので、本作がイマイチ合わなかった人も、そちらの方を一度試しに視聴してみる価値はあります。


◆期別評価

無印    (計24話) ★ 4.2
Ⅱ     (計24話) ☆ 3.9
Ⅲ     (計26話) ☆ 3.6 
--------------------------------------------
総合    (全74話)  ☆ 3.9

その他 劇場版   ☆ 3.8


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ      鎌池和馬(電撃文庫『とある魔術の禁書目録』『新約とある魔術の禁書目録』2004年4月-未完)
監督         錦織博
シリーズ構成     赤星政尚(第1-2期)、吉野弘幸(第3期、劇場版)
脚本         赤星政尚、谷崎あきら、水上清資、西園悟、浅川美也、砂山蔵澄、吉野弘幸、金月龍之介、杉原研二、長瀬貴弘、玉井☆豪
キャラクターデザイン 田中雄一
音楽         I've sound(第1期・第2期)、井内舞子
アニメーション制作  J.C.STAFF{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== とある魔術の禁書目録 (無印) (2008年10月-2009年3月) ======

 - - - - - - OP「PSI-missing」、ED「Rimless〜フチナシノセカイ〜」 - - - - -
{netabare}
第1話 学園都市 ★ vs.ビリビリ中学生(御坂美琴)、上条当麻(高1)とインデックスの出遭い
第2話 魔女狩りの王(イノケンティウス) ★ vs.魔術師ステイル=マグヌス
第3話 必要悪の教会(ネセサリウス) ★ インデックス回復(小萌先生の協力)
第4話 完全記憶能力 ☆ vs.魔術師・神裂火織、インデックス&魔術師達の事情判明
第5話 十二時(リミット) ☆ インデックスの自動防御機能発動 
第6話 幻想殺し(イマジンブレイカー) ★★ vs.インデックス、当麻の記憶喪失(7/28)
第7話 三沢塾(かがくすうはい) ☆ 姫神秋沙との出遭い、ステイル&当麻の三沢塾侵入
第8話 黄金練成(アルス=マグナ) ☆ 錬金術師アウレオルス=イザード、ローマ正教の聖呪爆撃無効化
第9話 吸血殺し(ディープブラッド) ☆ vs.アウレオルス ※派手だが印象には残らない回
第10話 お姉様(みさかみこと) ★ 美琴の“妹”との出遭い
第11話 妹達(シスターズ) ★ 一方通行(アクセラレータ)とシスターズの実験
第12話 絶対能力(レベル6) ★ vs.御坂美琴(鉄橋の一幕) ※挿入歌「雨」
第13話 一方通行(アクセラレータ) ★★ vs.一方通行 
第14話 最強(さいじゃく)VS最弱(さいきょう) ★★ 続き
第15話 御使堕し(エンゼルフォール) ★ 大嗤海岸行き、ミーシャ=クロイツェフ(ロシア成教)登場、スパイ土御門元春(同級生)
第16話 父親(かみじょうとうや) ☆ 術者捜し{/netabare}

 - - - - - - - - - - - OP「masterpiece」、ED(変わらず) - - - - - - - - - -
{netabare}
第17話 大天使(かみのちから) ☆ 神裂vs.ミーシャ、土御門の魔術
第18話 偽者(レプリカ) ★ 美琴の一日恋人役、vs.アステカの魔術師エツァリ、第3のグループ「上条勢力」出現?、美琴を守る約束
第19話 打ち止め(ラストオーダー) ★ 一方通行と製造番号2001号の出遭い{/netabare}

 - - - - - - OP(変わらず)、ED「誓い言〜スコシだけもう一度〜」 - - - - -
{netabare}
第20話 最終信号(ウイルス・コード) ★ ミサカ・ネットワーク暴走の危機、一方通行奮闘
第21話 正体不明(カウンターストップ) ☆ 姫神転入、地味っ子・風斬氷華
第22話 石像(ゴーレム) ☆ 魔術師・シェリー=クロムウェル来襲、風斬の謎
第23話 風斬氷華(トモダチ) ★ 当麻&アンチスキルvs.クロムウェル、ゴーレムのインデックス襲撃 ※挿入歌「jellyfish」
第24話 虚数学区・五行機関 ☆ クロムウェル撃破、ゴーレム撃破、魔術師アレイスター=クロウリー(学園理事長)の野心、風斬消滅 {/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)11、☆(並回)10、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


=========== とある魔術の禁書目録 Ⅱ (2010年10月-2011年4月) ========

 - - - - - - - - - - - OP「no buts!」、ED「Magic∞world」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 8月31日(さいごのひ) ☆ vs.魔術師・闇咲逢魔
第2話 法の書 ☆ イギリス清教・アークビショップ(ローラ=スチュアート)登場、修道女オルソラ=アクィナス救出依頼
第3話 天草式 ☆ 続き、vs.天草式十字凄教教皇代理(建宮斎字)、vs.ローマ正教(アニェーゼ部隊)
第4話 魔滅の声(シェオールフィア) ★ 続き、インデックス詠唱(シェオールフィア)
第5話 蓮の杖(ロータスワンド) ★ 続き、vs.アニェーゼ
第6話 残骸(レムナント) ☆ 暗部組織「グループ」のツリーダイアグラム破片回収、白井黒子vs.結標淡希(むすじめ・あわき)
第7話 座標移動(ムーブポイント) ★ 続き、当麻&美琴の黒子救出、一方通行の結標撃破
第8話 大覇星祭 ☆ 「運び屋」魔術師オリアナ=トムソンのスタブソード取引
第9話 追跡封じ(ルートディスターブ) ★ 続き、吹寄制理(ふきよせ・せいり)負傷 ※美琴デレまくり回
第10話 速記原典(ショートハンド) ☆ vs.オリアナ=トムソン、美琴の母(御坂美鈴)
第11話 刺突抗剣(スタブソード) ☆ オリアナvs.土御門、姫神重症
第12話 天文台(ベルヴェデーレ) ★ ペテロの十字架発動条件、当麻&ステイルvs.オリアナ、ローマ正教の狙いと学園都市の危機
第13話 使徒十字(クローチェディピエトロ) ★ 続き、パレードの花火、オリアナ撃破、リドヴィア=ロレンツェッティ墜落{/netabare}

 - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「メモリーズ・ラスト」 - - - - - - - -
{netabare}
第14話 水の都 ★ 当麻&インデックスのイタリア休暇旅行、オルソラとの再会(キオッジャ)、襲撃者、「アドリア海の女王」出現、アニェーゼとの再会
第15話 女王艦隊 ☆ 天草式十字教徒の当麻etc.救助、人柱アニェーゼ救出作戦、女王艦隊への突撃(天草式&当麻etc.)
第16話 刻限のロザリオ ☆ 続き、vs.ビショプ(司教)ビアージオ、女王艦隊消滅、ローマ教皇への署名強要(当麻抹殺){/netabare}

 - - - - - - - - - - - - OP「See visionS」、ED(変わらず) - - - - - - - - -
{netabare}
第17話 罰ゲーム ★ ※学園都市の日常回
第18話 検体番号(シリアルナンバー) ★ ※同上
第19話 木原数多(けんきゅうしゃ) ★ 木原vs.一方通行、「神の右席」前方のヴェントの学園都市侵入
第20話 猟犬部隊(ハウンドドッグ) ☆ 一方通行逃走、vs.ヴェント、一方通行の反撃(ラストオーダー奪還戦開始)
第21話 学習装置(テスタメント) ☆ 虚数学区五行機関展開(ヒューズ=カザキリ出現)、ラストオーダー奪還(一方通行)
第22話 天罰術式 ☆ インデックスのラストオーダー救命、一方通行の木原撃破、当麻のヴェント撃破、後方のアックア出現
第23話 開戦前 ☆ 暗部組織「グループ」の一方通行接近 ※挿入歌「Pray〜祈り〜」
第24話 武装集団(スキルアウト) ★ 駒場vs.結標、一方通行vs,駒場、駒場自決、スキルアウトの美鈴襲撃、vs.浜面仕上、「グループ」メンバー集合{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)11、☆(並回)13、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.9


=========== とある魔術の禁書目録 Ⅲ (2018年10月-2019年3月) ========

 - - - - - - - - - - - OP「Gravitation」、ED「革命前夜」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 混乱 ☆ 学園都市統括理事・親船最中のインデックス&当麻接触、当麻&土御門アヴィニョンへ
第2話 神の右席 ★ ロンドン塔の尋問、天草式魔術師・五和との再会、vs.左方のテッラ
第3話 C文書 ☆ 続き、一方通行アヴィニョン降下、テッラ粛清(後方のアックア)
第4話 学園都市暗部 ★ 「グループ」の学園都市監視任務、非公式部隊「スクール」vs.「アイテム」
第5話 垣根帝督(ダークマター) ★ 能力者収容施設の戦い(「グループ」vs.「メンバー」)
第6話 超能力者達 ★ 垣根の「アイテム」襲撃、浜面vs.麦野、一方通行vs.垣根帝督
第7話 第三階層 ☆ 五和の当麻護衛、vs.後方のアックア、当麻&五和敗北(当麻の右手差出し要求)
第8話 聖人崩し ★ 天草式vs.アックア、五和の聖人崩し、神裂vs.アックア
第9話 聖母崇拝 ★ 続き、神裂・五和・当麻のアックア撃破、右方のフィアンマvs.ローマ教皇
第10話 スカイバス365 ☆ 当麻&インデックス搭乗機機内テロリスト、ステイルの救援、二人の英国到着
第11話 英国迷路 ☆ 英国女王エリザード謁見、vs.結社予備軍「新たなる光」、第二王女キャーリサの「カーテナ=オリジナル」入手・騎士派決起
第12話 傭兵 ★ 清教派vs.騎士派、神裂撃破(騎士団長)、アックア(元傭兵ウィリアム=オルウェル)の第三王女ヴィリアン救助、当麻のフロリス救助・逃亡、アックアvs.騎士団長
第13話 カーテナ=オリジナル ★ 騎士団長敗北、アックアと当麻の再会、アックアの目的・インデックス救助、カーテナ暴走誘発成功
第14話 英雄達 ★ バキンガム宮殿の戦(キャリーサ無双、エリザード女王の奥の手、キャリーサ撃破)、右方のフィアンマの禁書目録遠隔制御霊装奪取
第15話 迎電部隊(スパークシグナル) ☆ 「グループ」の新たな任務、vs.スパークシグナル(「グループ」、絹旗&浜面){/netabare}

 - - - - - - - - - - - - OP(なし)、ED「終わらない歌」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第16話 統括理事会 ★ 杉谷登場、浜面の滝壺救助駆け付け、スナイパー・ステファニーの絹旗襲撃、「グループ」(親船最中加担)vs.「ドラゴン」の秘密保持者(学園都市統括理事会・潮岸)、アステカの魔術師達
第17話 怪物(ドラゴン) ★ ステファニー撃破(絹旗)、杉谷撃破(一方通行)、テクパトル撃破(エツァリ)、プラン外の男・浜面抹殺指令、学園都市最重要機密・異形の天使「エイワス」出現、麦野vs.浜面(再戦)、3組のロシア行き{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - OP「ROAR」、ED(変わらず) - - - - - - - - - - -
{netabare}
第18話 独立国同盟 ☆ ロシア大統領の学園都市への宣戦布告、エリザリーナ独立国同盟、vs.フィアンマ、サーシャ・クロイツェフ&前方のヴェント再登場、一方通行の謎の羊皮紙入手、仮面の少女出現
第19話 番外個体(ミサカワースト) ☆ 一方通行vs.番外個体、ヴェントvs.フィアンマ、サーシャ・クロイツェフ奪取(フィアンマ)
第20話 守る理由 ☆ ヴェルサイユの聖女vs.キャリーサ、、一方通行狂乱・暴走、当麻vs.一方通行(再戦)
第21話 ベツレヘムの星 ★ カザキリ出撃、滝壺&ラストオーダーの治療(エリザリーナ)、一方通行&ミサカワーストの協力開始、スネイルの詰問(ローラ)、インデッスク暴走、巨大空中浮遊要塞「ベツレヘムの星」起動、美琴ロシア到着
第22話 天使の力(ガブリエル) ☆ インデックスvs.ステイル、大天使ガブリエルvs.キャリーサ&ヴェルサイユの聖女、カザキリ来援
第23話 ヒューズ=カザキリ ☆ 一方通行来援、アックア来援・大天使ガブリエルの力排除、羊皮紙の内容解読(一方通行)
第24話 禁書目録(インデックス) ☆ 浜面vs.麦野(再々戦)、当麻vs.フィアンマ、当麻の右腕奪取、当麻の秘められた力発動・右手再生、麦野&浜面の協力開始
第25話 翼 ★ 麦野回収隊撃滅、「全く別の法則」発動(一方通行の詠唱)、世界の異変(巨大な右手出現)、魔術結社「明け色の陽射し」活動開始、インデックス暴走停止、ラストオーダー回復・一夫通行の「白い翼」発現
第26話 神の子 ☆ フィアンマ撃破(当麻)、記憶喪失告白(当麻)、ガブリエル撃滅(当麻)、ベツレヘムの星崩落、学園理事長アレイスタvs.フィアンマ、ロシアの終戦宣言 ※俺タタEND{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)13、☆(並回)11、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6


=== 劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟- (2013年2月) ===

全1話 ☆ 3.8 ※90分

ED 「FIXED STAR」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

71.1 13 バトルでツンデレなアニメランキング13位
学戦都市アスタリスク(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (1046)
6823人が棚に入れました
“アスタリスク”と呼ばれる水上学園都市“六花"を舞台に物語は展開する。

アスタリスクは、世界最大の総合バトルエンターテイメント星武祭の舞台であり、六つの学園に所属する星脈世代の少年少女がここで覇を競う。

声優・キャラクター
田丸篤志、加隈亜衣、東山奈央、井澤詩織、小澤亜李、内田雄馬、星野貴紀、赤﨑千夏、田村睦心、内山夕実、長妻樹里、杉田智和
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

8話まで視聴済。感想というより疑問点などなど。

原作関連は未読です。

比較して書くのはどうかと思いますが、
方向性・ジャンル・元媒体等々カブると
比べずにはいられないです。

話数が進むにつれて、
個人的に評価が悪くなってる感。
無難な出来だとは思う。
何かあるか?といえば、無いと思う。

8話まで視聴後-----
{netabare}
今回は感想ではなく、ここまで観た上での疑問点などを。
見方によっては揚げ足取りのような内容かもしれませんが・・・。

●ジェネステラ●
社会的な立場や市民権などの一般人との関わりはどうなっているのか?
キリンの父親の件を視聴した時に抱いた点です。
それなりの「力」を持っているのだから、
正当防衛な内容でも罰が重くなるというのも理解できなくもない。
ですが・・・強盗・人質的な流れで責められるべきことなのか?とも。
ましたや一般人とそこまでの差があれば、
迫害・差別がありそうなものだが、その辺りの描写は無い。

もっと根本から言えば『ジェネステラ』の詳細。
『ストレガ』という用語は出てきましたが、
他のそれと何が違うのか?
ストレガ以外にも何か特殊な分類はあるのか?

●フェスタ●
どうやら様々な形式の大会があるようだが、
次の舞台がタッグ戦であること位しか説明されてない。
差別化したいなら、まず軽く説明があっても良かったのでは?

●学内ランキング●
8話まで観て驚いたのは、
アヤトに負けたキリンが一発でランク外という事実。
順位付けの意味が無いような気がするのですが・・・。
普通割り込まれて負けた方が1つ下がるものだと。
明確なランク付けでなく、
おおよそのTOP○人的な表現なら有だと思えますが。

ついでにランキング2位と5位の待遇の差は?
ハッキリ描写は無いですが、
ユリスの部屋はそんなに広そうでは無かったような。
でも会長の部屋は・・・。

●アヤト●
目的・真意的なところはここでは触れずに、
純粋に強さ・能力的な部分について。

封印を解除しないと全力で戦えないというのは理解しましたが、
封印の有無でそんなに差があるのか?

ユリスとの決闘では(多分)封印したままで圧倒している。
セルベレスタ適合時封印は解除してない(と思われる)。
が・・・キリンとの最初の決闘では解除&セルベレスタで負ける。
改めての決闘では普通の武装と絡め手で倒す。

何というか・・・強さの基準というか描写というか、
今一つハッキリしない印象ばかりが目に付くかな。


2クール物らしいので、
恐らくは順次小出しにしてくれるパターンだとは思うのですが、
もう少し先に見せてくれてると分かり易いと思える部分は多いかと。

追記で。
レスターさんが結構良い人になっていて安心しました。
逆に会長と新聞部の兄ちゃんが何者なのか、とても怖いですw
{/netabare}

6話まで視聴後-----
{netabare}
5話から新章突入というところでしょうか。
ここ2話で、また新キャラが沢山出てきました。

キャストがやたら豪華な他校生徒会長達。
技術提携(?)結んだ学校の2人組。
そして学内ランキング1位の娘さん。
ちょっと増えすぎでは?とw

ユリスは頑張ってメインヒロイン的アピールしてるんですが・・・
他の方々の印象が強すぎて、霞んでるかな?
クローディアは相変わらず腹黒・お色気で押してきますし。
新キャラ・キリン(漢字は勘弁)は・・・
色々な意味で13歳という年齢に驚かされますし。
(普通の刀でオーガルクスと決闘~勝利。さすが学内1位。)
幼馴染の青い娘さんは・・・出番の無さが逆に印象的。

ユリスの立場が危ういな~と思いつつ、6話まで観てきました。
{/netabare}

4話視聴後-----
{netabare}
ひとまず、闇討ち事件(でいいのかな?)に終止符。
正直・・・斧の兄ちゃん疑ってました。
でも顛末では結構可哀想なことになってました・・・。

何というか・・・この作品だとツッコミ処を
笑って済ませられないんですよね、何故だか。

武器の性能なのか主人公の腕なのか、
人形をぶった斬っていくシーンでも、
やたらと手応えというか描写というか軽すぎる気がしますし。
お姫様抱えて戦う理由も途中までは納得できますが、
最後までしてないとダメなの?とか。
「お姉ちゃん」とか「為すべきこと」とか、
殆ど「呪い」と変わらないな~とか。

何より、やはり主人公の心情に
全く共感もできないですし好感も持てない。
途中すっ飛ばして結果だけ見せられてる感じしかしない。
まだ「一目惚れでした」と言われる方がマシか。
説明セリフ的な物ではなく、
表情や行動・しぐさなどでも見せて欲しいかな。

2話で出てきた幼馴染ちゃんには、ここ2回では出番無し。
ヒロイン対抗馬というなら、
もう少しタイミングとか順番とかあると思えます。
{/netabare}

3話まで視聴後-----
{netabare}
我が家の視聴環境では『落第騎士の~』の後にコチラが放送になる為、
似てるという噂を聞いた上での視聴になりました。
が・・・思った程は似ていない感。
噂でハードルが上がっていたのでしょう。
設定や展開は近いものがあるのも確かです。

今のところ、これと言って評価できる点が
あまり無いというのが正直な感想です。
唯一あるとすれば・・・生徒会長役で東山さん出演という点。
(生徒会長だけ名前を憶えてますw)

それぞれのの思惑や人間関係は
今後明かされていくスタイルだと思います。
が・・・やはり比較してしまうのが人の性でしょうか。
主人公(現時点で名前を覚えてない)君の
思惑や狙いや感情等々が今一つハッキリしない。
姉探しや復讐かと思ったが1話で否定していたような・・・。
特待生っぽい扱いだが、それまでは何処で何をしていたのか。
「なすべきこと」という言葉に反応を見せるけど
彼自身何がしたいのか見えない。
『落第騎士~』の一輝に比べるとパッとしないな~と感じます。

ところで。
2話で登場した幼馴染さん。
3話で全く出番ありませんでしたが・・・。
チラッとでも出番あげてくださいw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

呪縛と約束のコラボレーション・・・テンプレ系ですが全然有りッス^^;

この作品の原作は未読ですが、ラノベ原作の学園モノである事・・・そしてCVには加隈さん、東山さん、小澤さんが出演されると知って視聴を決めた作品です。

最近、アニメを視聴する上で出演される声優さんのウェイトが大きくなりつつあります。
「あ、この作品○○さんが出演するんだ・・・んじゃ見よっと^^」
こうして当期に視聴する作品が山のように膨れ上がっているのも理解していますが、大好きな声優さんが活躍している姿(?)は一人のファンとして視聴しておきたい・・・と思っちゃうんですよね^^;
作品には色々な入り方があるので、その一つかと思いますけれど・・・^^;

この物語の主人公は、「天霧辰明流」という剣術の使い手である天霧 綾斗・・・
彼は生徒会長に剣術の腕を見込まれ、星導館学園の高等部に特待生として転入してくるところから物語は始まります。
生徒会長が彼に託した願いは、6校の学校で覇を決する星武祭(フェスタ)と呼ばれる武闘大会で良い成績を納める事・・・という話をまず生徒会長から聞く筈だったのですが・・・^^;

やっぱり「持っている人」の運命って違うんですね^^;
転校初日の朝は、気持ち良いくらいの晴れ渡る空に爽やかなそよ風・・・
そんなそよ風になびいて綾斗の前に舞い落ちてくる一枚のハンカチ・・・
ホント心の中は親切心だけだったと思います。
「きっと困るだろうから返してあげよう・・・」
ハンカチの落ちてきた窓から部屋に入り込んだ綾斗の目の前の光景は・・・(//∇//)

この様な主人公とヒロインので出会いはこれまで何度も目にした光景です。
「何で玄関じゃなく窓から入るの・・・? しかも勝手に・・・?」
とツッコミが頭に浮かんできますが、これもご愛嬌・・・^^;
でも現実で同じことしたら犯罪ですけれど^^;

「ハンカチを届けてくれてありがとう・・・これはとても大切なハンカチで・・・」
と綾斗の行動に素直に感謝したのは、ユリスというこの作品のメインヒロインでした。
「え、それで良いの?」と思ったのも束の間・・・
「でも、それとこれとは話が違う・・・私はお前に決闘を申し込むっ」
こうして綾斗は転校初日に学園の中で決闘する事になり・・・物語が動いていきます。

物語の進展と共に、ユリスの背負っている十字架が明らかになっていきます。
ヨーロッパのとある国の第一王女であること・・・幼い頃共に遊んだ友人がいたこと・・・
そしてフェスタで絶対優勝しなければいけない理由があること・・・
でも明らかになるのはユリスの過去だけではありません。
多少考え方に硬さはありますが、実直で・・・仲間を守るためならどんな敵が相手でも決して身を挺する事も厭わない・・・
最初はツンツンしたお姫様だと思っていましたが、後半に向けて鰻登り的に評価が向上したキャラでした。

キャラ・・・というとどうしても外せないキャラが二人・・・
まず一人目は生徒会長のクローディアさんです。恥ずかしながらエンディングのテロップを見るまでCVが東山さんだとは気付きませんでした(//∇//)
明るく元気なキャラ・・・若しくは恥ずかしがり屋のキャラを演じるイメージがありましたが、こんな妖艶なキャラも演じられたんですね^^
東山さんの新たな魅力を発見したと共に、キャラ自身も底の見えていないので、今後の動向が気になるところです。

そしてもう一人は・・・はい、綺凛ちゃんです(//∇//)
小澤さんのキュートなボイスもですが・・・色々と盛り過ぎで、これって反則じゃありません^^;?
最初に綺凛ちゃんを見た時から予感はありましたが・・・この作品の一推しキャラでした(//∇//)

オープニングテーマは、西沢幸奏さんの「Brand-new World」
エンディングテーマは、坂本真綾さんの「Waiting for the rain」
とにかくオープニングの曲が格好良くて大好きでした^^
今回もレビュー投稿後にアニソンBEST10を作成する予定ですが、間違いなく上位に食い込む曲だったと思います。

1クール12話の作品でした。レビューではキャラのことばかりでしたが、核心である舞踏会もキャラがしっかり動いていて見どころ満載です。
この作品は分割2クール作品と聞いているので、後半戦も目が離せない作品になると思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

うち. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

主人公最強でヒロインがそこそこ可愛く、作画も綺麗なのでそういった面ではオススメ

主人公の耳が良い系アニメです。
ツンデレっぽい赤髪とお姉さんタイプの金髪とか古き良きラノベの王道を突き進む作風だと思います。
一話は作画が綺麗で戦闘も良く動くので観てみても良いかも?

四話感想
主人公の力が実は封印されていたようでやろうと思えば封印が解ける設定だったようです。
こういったヒロインを抱えながらサクサクと敵を倒す展開はもう清々しいくらい俺最強な特色が出てて、面白いと感じました。ただキャラに愛着が湧いたとか、興味が出てきたかと言われるとそうでもないんですけどね。

物語の方はまあ生徒会長が思ったより黒いキャラで闇の組織の一員という感じがしてヒロインとしてはあんまりなキャラになったのは良かったのか悪かったのか…まだ判断するのは早い気がします。

六話にして魅力が薄まってきた感じがします、敵側が何をしたいのか良く分からないしキリンは良いのですが主人公が鬱陶しくて魅力を感じません。
これまでのラノベアニメとの差別化があまり出来ていないのでこれからは挽回してほしいところ…

十話感想
まあまあ面白くなったかな?という印象。
主人公組以外の戦闘描写は良かったと思いました、主役の戦闘は淡白さが出てしまっていてイマイチ入り込めないのが残念。
私がレスターに感情移入してしまうのは綾人にあまり魅力が無いからでしょう、主役としてどうなんだそれ。
綾人がただ流されているように見えるのは主体性が見えてこないからかも知れません(私の読解力不足もある)

物語の起伏があまりなくて淡々と進行しているように見えるのですが気のせいでしょうか?山場がどこなのかが分からないのが難点なのかも。

年上系ヒロインがそろそろ出てきて欲しいところ。

最終話まで観た感想
 あまり面白くなかったかなぁというのが素直な感想。エロス描写と戦闘描写がどこかのラノベアニメと比べてしまうと見劣りしてしまうのは否めませんでした。

 しかしエフェクト…特殊効果の見せ方というかそういう描写は好きな部類でした、OPとEDも好みでした。
 何というか作画が良いだけに薄味なストーリーなので怒りというか勿体無いと思う感情の方が強いと思わせるアニメでした。

・キャラとか物語について
 それぞれのキャラの背景はまあ一長一短という感じでメインヒロインであろうユリスの戦う理由が孤児院に寄付(あやふや)だったのが個人的には薄味だったかなーという印象(イレーネの目的も金だったので被るというのもある)
 ユリスのハンカチって結局如何に大事なものかという設定も無いみたいですし、なんだったんだあのハンカチ…
 キリン関係の親父の刑期を軽くするとか無実の証明とかは良かったと思います、小物なおじさんも良い味だしていたと今思えばそう感じます。
 綾人の目的が不明瞭なのは頂けなかった…というか明確な目的が無いのはどうかと思いました、姉の失踪理由を探るということも一切していないのはどうなのよと感じました。
 彼のやっていることは戦うことと、女の子を口説くことしかしてません。

・音楽とか作画
 なかなか良かったと思います、特に武器を振る時のビームサーベルみたいな音は好きです。

・総括
 面白さというよりヒロインの可愛さに助けてもらっているアニメだった。戦闘シーンはイマイチな時とまあまあな時があり安定しなかったのも残念でした。
 主人公最強物語やヒロインの可愛さを味わいたい方にはオススメ出来ます、物語の品質は保証出来かねます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

84.5 14 バトルでツンデレなアニメランキング14位
IS [インフィニットストラトス](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (6612)
28802人が棚に入れました
女性にしか反応しない兵器「インフィニット・ストラトス」(IS)の操縦者を育成するための学校・IS学園。そこでは世界各国から集められた少女たちが候補生としての勉強に日々励んでいる―はずなのだが、男なのになぜかISを起動させることができた織斑一夏は、この学校に強制入学させられてしまう。当然、彼の周囲には女の子ばかり。「世界で唯一ISを使える男」である一夏に、彼女たちは興味津々。幼なじみの篠ノ之箒をはじめとしたクラスメイト(少女限定)に囲まれた、一夏の波瀾万丈のスクールライフが始まる!?

声優・キャラクター
内山昂輝、日笠陽子、ゆかな、下田麻美、花澤香菜、井上麻里奈、豊口めぐみ、下屋則子、田村ゆかり、小幡記子、保村真
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

はーれむあにめ総論 ①

最近ハーレムアニメ沢山見たんで、色々と書きたくなった。

とりあえずは、ハーレムものなんて作画(というかキャラデザ)
と声優≒出て来る女がツボるかどうかで7~8割位の評価が決まり、
あとはおまけみたいなもの。

というのが、自分も含めた大多数のアニメ視聴者の見解だと思う
訳だが、あえてその「おまけ」にも踏み込み、主観でたらたらと話
をしていこうと思う。

「はーれむあにめ」と平仮名なのは、所詮「にわかハーレムアニメ
視聴者」なので、語れる程の視聴経験も知識もねーよ?という事で、
「総論」とやや仰々しいのは、それでも気合入れて書くんだからね!
という決意の表れ。


「ハーレムもの」と「ハーレム要素のある作品」との厳密な区別は
付け難く、後者であればそうじゃない作品の方が少ない位。

大抵の人気作品にはハーレム要素が(も)ある訳で、それ等全てを
ハーレムものとカテゴライズするには無理がある。故に、ハーレム
ものとは、ハーレム>>他要素な、主にハーレムしか見どころが無
い作品 になると思うのだが、


http://anime.biglobe.ne.jp/userranking/title/39796/
飽きてきたなぁ~と思うアニメのジャンル  5988票

1位 ハーレムもの 691票

2位 妹系アニメ 516票

3位 声優が豪華で絵は綺麗だけど中身がスカスカなアニメ  385票


基本的に1位~3位までは重複し、スカスカなだけに各作品ごとに
レビューを書くのがキツイ、って事でそんなものの感想はまとめて
しまおうという話でもある。

そんな訳で、まずはIS含め最近見た作品の評価を。(途中でギブ
アップした作品は除外。書けそうなやつは後で別でレビュー書く)

IS(インフィニット・ストラトス)の評価 {netabare}

◆IS(インフィニット・ストラトス) ★★★★★
比較して初めて分かる異様な完成度。結構ハーレムアニメを見た後
で、どの程度だったかなーと思って昔一度見たこの作品を見てみた
訳だが、なんというか圧倒的、格が違う。

ハーレムものというジャンルの中では、唯一無二の偉大な作品。
「そんな使い古された技法で来んのかよ!」な、他の作品でやった
ら寒いだけのシーンが、この作品だと化ける化ける。


Q.ハーレムアニメってどんなやつですか?
A.「インフィニット・ストラトス」みたいな作品です。

Q.インフィニット・ストラトスはよくあるハーレムものですか?
A.いいえ、別格です。

Q.ISの内容をパクったら売れるハーレムアニメが作れますか?
A.まず無理、手本にしては駄目だと思う。


ISは例えるなら左ジャブ「だけ」で世界チャンピオン。並のボクサー
の右ストレート以上に破壊力がある左ジャブを打って、打って、打って、
打って、打って、打って、打ってそして頂点を極めた。

普通のハーレム作品はもっと色々と考えて狙って来る。つまり基本
をある程度は外して意表を突いて来る、外すのを覚悟で大振りの右
ストレートを打つ、そうじゃないと勝負にならないから。


IS以外にも「テンプレだらけ」と言われてる作品は、人気作品だと
結構多いけど、それでも作品ごとに「クセ」のようなものがある訳
で、ある程度はテンプレから外れた作品独特の個性(人によって
好評、不評が分かれる類のシーン、行動、台詞)が含まれ、

それが作品に命を与えて、話題の作品、シーンや名言となったり、
逆に「外すと非常に痛いものになる」という事もある訳(≒右スト
レート)だが、ISはそういう勝負をしていない。

テンプレに萌え要素を大量に突っ込んだだけの薄っぺらなキャラに
声優が命を与えている、だけ。全てはテンプレの範囲内、予定調和
の範囲内で展開なので、外しても痛くない、空気。安全圏から無難
に、そして確実にダメージを与え続ける。


一度上がったヒロインの好感度は下がらない、お約束も破らない、
恋愛絡みで険悪になりそうにもない抜群の安定感、安心感、一切
萌えを妨害しない超親切設計。

この作品の何が凄いって「何も凄くないのが逆に凄い」。作品から
作画と声優、つまり萌えシーンを引いたら本当に何も残らない。

・セシリア・オルコット ★★★★★
この作品揉めてデレるパターンが多いけどその一番槍、超ド安い。
その安さと雑魚っぽさ、あとはバカっぽさが非常に良い。

・シャルロット・デュノア ★★★★★+α
作品の中核、ISの主砲。威力高過ぎてガードの上からでも致命傷、
ダウンどころか一発KOすら持っていくという、イミフなまでに破壊
的な拳を持つアニメ界屈指のハードパンチャー。

「ブヒ」や「萌え豚」という言葉が急速に広まった原因とされて
いるが、コイツは反則。花澤の魔物具合がよく分かる。

何をするかが重要なんじゃない、誰(どのキャラ)がやるか?誰
が台詞を喋るのか?が重要なのだと、つくづく思う。

ラッキースケベを含めたお約束も、見飽きたはずの入浴シーンも
こいつが絡むと空間が歪む。極めつけは、

{netabare} 「一夏のえっち」「一夏が食べさせて」{/netabare}

こんな、どう考えても、どう考えても名言になり得ない凡庸台詞
が・・、、、もうわけがわからないよ

・ラウラと箒 ★★★☆☆
上の二人、というか主にシャルロットのせいで存在が霞んでいる
けど、他の作品に出したら十分一線級な気がする。

{/netabare}

他、最近見た15作品+過去に見た7作品の評価 {netabare}

◆カンピオーネ ★★★★★
話は劣化Fate。ハーレムものの中ではかなり面白い方だと思う。

・エリカ ★★☆☆☆
金髪、貴族、お嬢様にハズレ無し。とはいえ、その中じゃ並。

・リリアナ ★★★★★
俺レビューじゃ女性キャラに対して「可愛い」って単語ほぼ使わ
ないけど、リリアナは可愛い。こいつがメインヒロインだったら
多分相当売れたんじゃないかな。と

検索 カンピオーネ!9話リリアナ集 前編

検索 カンピオーネ!10話リリアナ集

(両方ネタバレ↑、念の為。)

前半とのギャップがあってこそな気もするんで、上の動画だけを
見ても大したこと無いかもしれない。


◆いちばんうしろの大魔王 ★★★★★
どういう訳か何度も見ている作品。戦う司書(こっちはハーレム
物じゃないけど)と同様、なんというか作品全体の雰囲気が好き。

コメディ的な要素なら、ハーレム系の中でトップクラスだと思う。
ほのぼのと安定して笑える。

・コロネ ★★★☆☆
ぶっ飛び気味の性格と、悠木碧の声芸、笑えるシーンが多い。

検索 今週のころねが可愛いすぎる件

(注:ネタバレ)

↑作品自体が割とマイナーなのに再生数が多め。無料1話の再生
数の60%を超えてる。

・けーな ★★☆☆☆
台詞も行動もカオス。どのキャラがメインヒロインなのか判断し
にくい作品だが、Wiki見るとこいつっぽい。


◆こいこい7 ★★★☆☆
このサイトでの点数が47点。40点台に相応しいぶっちぎりのクソ
アニメだけど、一般的なハーレムアニメとは別方向を向いてる。

別でレビュー書くつもりだけど、作品の趣向を理解出来る人間は
限られる。ニャル子とかこれはゾンビとは似て非なる質。

説明するの面倒なんで、

検索 カオスすぎるアニメ見つけた1 ニコニコ

1話だけで多分お腹一杯に。そして1話限定なら★5でも足りない。

腹筋的に、テニプリの全国大会篇 Semifinal「青学のお荷物」を
超える代物に出会う事は生涯無いと思っていたのに、、に、、。

2話以降は当たりバズレが・・というか殆どハズレなのでお察しで。


あとは↑のニコのリンクから発見した2作

検索 どっちもメイド

検索 内気はずかしゆう君ちゃん

どっちも笑いのレベル高い(詳しくはみなみけに書いたレビュー
を読んで貰えればhttp://www.anikore.jp/review/109172/)んで、
見る人間は激しく選ぶ。対応できる自信があるなら、腹筋注意。


◆はぐれ勇者の鬼畜美学 ★★☆☆☆
主人公は2話の一部以外はそんなに鬼畜じゃない。特に書くことは
無いです。

・七瀬 遥 ★★★★☆
井上麻里奈は無駄に怒らせておけ、男役やデレ役とかにするには
勿体無い。と、この作品を見て思った。


◆アクセルワールド ★☆☆☆☆
主人公が非常に見苦しい。とはいえ、ここまで清々しく酷いと逆に
見れるもので2クール分完走。主人公と戦闘さえ良ければ高評価が
出来たかも。

「まずは、ダイエットしよう」っつー発想にならねーのがスゲェ。


◆神のみぞ知るセカイ ★★★☆☆
ハーレムものとカテゴライズするには微妙かも。古い作品だと、
シティーハンターみたいな。(女助けて惚れられて、それっきり)
総合得点高い人気作っぽいんで、多分後で別でレビュー書く。

・汐宮 栞 ★★☆☆☆
花澤はやり口が卑怯だと思うんだ。作画や設定とは無関係の力技


◆ヨスガノソラ ★☆☆☆☆
エロいエロいと評判だから見てみたが、一応エロかった。あとは
俺が書くような事は何もない。


◆百花繚乱 サムライガールズ ★★★☆☆
時代考証は銀魂並に滅茶苦茶。武将が女性化した作品の中でも
かなり異色な部類。


◆にゃんこい! ★★★★☆
主人公が上条君っぽい。後半にそれをネタにしたアイキャッチが。
ヒロイン共はどうでも良いけど、ネコ達が可愛い。


◆けんぷファー ★★☆☆☆
しずかちゃん声の圧倒的な存在感。1話だけは是非見て欲しい、
作品全体の中で1話のOP直後が多分一番面白い、ミスマッチ感が
すげぇ笑える。

あとはキャラが好みじゃないと見れたもんじゃないと思う。
主人公が男になったり女になったりするんで、百合要素もある。


◆異世界の聖機師物語 ★★★★☆
ハーレム物というより、普通に面白い。ハーレム臭が強くても
面白い作品は面白いもんだなーと思わせてくれる良作。13話だけ
ど時間的には2クール分ある。


◆まよチキ! ★★★★☆
1話の初っ端でギブアップしそうになったが、結構面白かったので
切らなくて良かった。

・涼月 奏 ★★★★☆
カオスの権化。非常に愉快な性格。何度か腹筋を持っていかれた。


◆僕は友達が少ない ★★★☆☆
ハルヒのぐだぐだな回を延々とやってるような内容。ツンデレと
ロリのダブル使用で、売る気満々。作画と声優が実に良い。

(作画:ブリキ 『このライトノベルがすごい!2012』でイラスト
レーター部門第1位らしいが、目と口元が非常にエロい)

この作品のようにタイトルに「僕」や「俺」が入るのは、流行り
なんだろうけど、その系統は何作品か途中でギブアップしてる。

・三日月夜空 ★★☆☆☆
痛い性格、行動、キモい台詞、外道を美少女に押し付けるという
のが非常にあざとい訳だが、井上麻里奈がよく仕事をした。

・肉 ★★★☆☆
全てが狙い過ぎで、夜空以上にあざとい存在。


◆ハイスクールD×D ★☆☆☆☆
えーと、・・。なんか生理的に合わなかった。それでも一応全部
見たんで、1話でスパスパ切った作品よりはマシって事で。作画は
好きなんだけど、何かが合わない。


---昔見た作品の一部---

◆釘宮作品全般 評価放棄
病人に評価はできません。


◆織田信奈の野望 ★★★★★
別でレビュー書いたけど、ハーレム作品を沢山見るきっかけにな
ったのがこの作品。この作品から、過去に見た武将が女化している
作品を漁る⇒ハーレムタグからそれ以外も、という流れだった。

この作品に関してはロリキャラばかりが人気で、信奈がニコじゃ
モブ奈とか言われてて、どんだけロリコン多いんだよwとか思った
訳だけど、2期が出るとしたらきっとそういう連中のお陰なので、
もっと頑張って頂きたい。

ふざける場面と真面目にやる場面のバランスが非常に良い。そして
チートは適度に使うべき、という手本。この手の作品はこの作品を
参考にするべき。

あとは好みの問題だろうけど、学校に次々無茶な設定突っ込まれる
よりは、最初からこういう亜空間な方が違和感無く、気持ちが冷め
ずに視聴できる。= 学校はもう良いから戦国三国系増えてくれ

・織田信奈 ★★★★★
ロリキャラばかり人気でまとめ動画すら無い。どういう事なの


◆化物語系(偽、猫) ★★★★☆
シャフトの萌えシーンの魅せ方が上手い、エロい。あざとさと
くどさが苦にならない。ロリとか妹とか余計な要素さえ無ければ
何度も見たくなるような作品なのに、、。

検索 偽物語 歯磨きプレイ総まとめ
(注:ネタバレ)

総再生数65万、圧倒的なド変態シーン、完全に公式が病気。エロ
スとは肌を見せる事にあらず。ひたぎの磨けよクソ

・戦場ヶ原ひたぎ ★★★☆☆
どこぞの幽霊の夕子さんのせいで、所詮は劣化品みたいな気分に。
鉛筆とかカッターとか、やめてください本当に

・撫子 ★★★☆☆
シャフトと花澤のせいで、ロリが嫌いなんじゃなくてロリのスト
ライクゾーンが酷く狭いだけの気がしてきた

検索 撫コン

やっぱりレベル高ぇのかと納得だが、主に花澤のせいな気がする。


◆D.C.(ダ・カーポ) ★☆☆☆☆
たしかIIIまで全部見たはず。・・何も書くことはねーです。


◆おまもりひまり★☆☆☆☆
見る気の失せる典型。これも全部見てるはずだけど、何も書(ry


◆バカテス ★★★★☆
ハーレムものなのか謎。お約束ネタばかりだった気がするから、
一応はそうなのかも・・。

・島田美波 ★★★★☆
なんかツボった記憶がある。


◆SAO ★★★★☆
これも謎だけど、ハーレムタグで2位。有名どころで「とある~」
とかハルヒなんかもハーレムもの扱いされてる事多いし、挙げだし
たらキリ無いからもうやめる。

---

{/netabare}


◆ハーレムものの好み

ストーリー:上に挙げたやつだと、カンピオーネ、異世界、信奈、
SAOあたりが好み、ストーリーがメインで成り行きでハーレム的な。
特殊能力無しで、学校が舞台のラブコメがメインの場合は話が余程
面白くないとキツい。

バトル:無いよりはあった方が良い。バトルの水準が一定以上だと
それはもうハーレムものとは言えない気がする。

コメディ:基本的に笑えないとキツい。途中で切る理由として一番
多かったのが笑えそうに無い事だった思う。ISクラスだと別(てか、
ISはお約束シーンがレベル高過ぎて何度も笑いが噴き出たけど)

主人公:立場的にヒロインを守る側、対等、守られる側の3種類が
あると思うが、守られるタイプの主人公はキモい事が多くて辛い。


妹・姉:テンプレだけど、出来れば出ない方が良い
幼馴染:ろくな幼馴染が存在しない、イランと思う
男の娘:ブームごと死滅すれば良いのに
お嬢様:基本的に好きだけど、ハーレムもののは微妙
メイド:なんでもかんでもメイド姿させんじゃねーよ
ロリ:流石に慣れてきた、あまり抵抗が無い
ツンデレ:もっと増えれば良い、いくらいても良い
巨乳貧乳:割とどうでも良い
花澤:チート性能


さて・・、かなりの長さになったけど、書こうと思っていた事は
まだ殆ど書いていないので、ISのOVA版の方に書く事にする。

気付けばレビューがストーリーの薄いハーレム作品の流れみたい
になってた。最初に壮大な話が始まる感じから、ヒロインが次々と
出て来る。少し触れたら次のヒロイン、そしてまた次の~(ry

手広く浅く、話の本筋は大して進まない。最後で一応まとめて、
場合によっては2期。

はたして2期の視聴者がいるのか、それ以前にここまで読む人が
いるかどうかすら怪しい訳だが、それでも書く、2期は決定事項。
むしろ、こんなレビューは1期じゃなくて導入部。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

無理のあるハーレムアニメ

少しだけ2期も絡めた感想になってます。

【短い感想】
魅力的なヒロインたちが主人公と設定によって、そして製作者に理不尽に動かされることによって終わってしまったアニメだと思います。
それでも1期はまだ幾分マシだと思います。
ヒロインたちが登場した当初なら、まだどうなっていくか未来が無限にあったためです。
そのため、このヒロイン可愛いなぁ、少しずつ変わってきたじゃんみたいな感じで、魅力を感じることは結構ありました。
2期に関してはある程度予想していましたが、みなさんの感想を見ていると全く進展がないみたいですね。
まぁそりゃ進みませんし、同じことの繰り返ししかできないので、そう感じてしまいますよ。
理由はいくつか考えていることがあるので後半に書きます。

とにかく最初に述べたことが全てです。
ヒロインたちはすごく魅力的です。
しかし、それを生かしきれてないし、それどころか台無しにしていると思います。
私としては、主人公を排除して、ストライクウィッチーズのように女子だけで展開して欲しかった、そんな考えさえ持ってしまうほどの作品でした。


【長い感想】
○ハーレムアニメについて
{netabare}まず、大前提について。
ハーレムアニメは恋愛がほとんど進展しないものですよね。
それは、ヒロインが選ばれてしまった時点でハーレムじゃなくなる、あるいは物語が終わってしまうからです。
だからハーレムアニメが目指すべき形は、恋愛を進展させるのではなく、視聴者に恋愛の進展について気にさせない、あるいはその他の要素(戦闘など)を進展させるということです。
ISは何も進展しないということを気にさせた時点で…まぁ、ある程度察してください。

ハーレムアニメに関しては、恋愛が進展しない理由がある程度定められています。
ハーレムアニメ、主人公の代表的な例で言えば、トラブルの結城リト、ニセコイの一条楽(冬クールより)、禁書目録の上条当麻あたりですかね。
トラブルとニセコイに関しては、主人公が好きな女の子が確定している、その上で全員に優しくしてしまうが故のハーレムです。
ヒロインに告白出来ない、その間に新しい女の子が増えてしまう、そうやってハーレムが成立しています。
禁書目録は恋愛要素は二の次という感じで、戦闘が主、訪れた先々で女の子が増えるも、別に毎回共に行動するわけじゃないからある程度までしか進展しない、こうやってハーレムが成立しています。
まぁ禁書はハーレムというよりは知り合いが多いってだけな感じでもあるので、参考程度に挙げさせてもらいました。

じゃあISは?
正直戦闘はよく分からない、言ってしまえばオマケ程度、主人公がヒロインだれか好きというわけでもなければヒロインたちのアタックに対して特に反応を示さない(エロアタックは別)、という感じです。
いわゆる鈍感系主人公と言われているみたいですが、織斑一夏は鈍感どころか、最早人間かどうか疑うレベルに見えます。
まぁ一夏が行動しているというよりは、操られているだけにしか見えないですけどね。
恋愛を進ませないためにひたすら鈍感な行動をとらされる、製作者にそういう風にさせられた悲劇の主人公と言えるのでは。
ハーレム作品としてしっかり設定しなかったから、展開に無理があります。
そのため、主人公に無茶苦茶な行動を取らせ、ヒロインたちも無茶苦茶な主人公を好きでい続けなければいけないという無茶苦茶アニメ、それがISだと私は思っています。{/netabare}


○ヒロインについて
{netabare}ヒロイン全員魅力あるんですよ。
一夏が好きなこと以外は。
一夏が無理やり鈍感な行動をとらされているという印象だとしたら、ヒロインたちは無理やり一夏にアタックさせられ続けている印象です。
なんで好きなの?なんで嫌いにならないの?
まぁ一夏が嫌いになった時点で出番終了、ヒロイン終了になってしまうため、結局は無理やり繋いでるだけに見えます。

それからこのアニメ、ヒロインが自分を省みたり、ヒロイン視点になって考えさせる描写がほとんどありません。
それ故にヒロインに感情移入もしにくい、だからヒロインの可愛さゴリ押しアニメとかいう印象になってしまいます。
逆にあれだけエロシーンにまみれているトラブルでは、ヒロインが考えるシーンって結構あるんですよ。
特に古手川や金色の闇が色々思い悩んでいるシーンが多く、表面の可愛さだけではなく、内面の可愛さを垣間見ることの出来る作品です。
逆にメインヒロインのララは何も考えないキャラだから考えるシーンを設けられず、結果空気っぽくなっている、トラブルメーカーという役割になってしまったのかなーと私は思います。{/netabare}


○少しだけ2期見て気になったこと
{netabare}・更識楯無
IS2を視聴断念させる決定打を打った人です。
まぁ視聴断念した後もたまに覗いたりしてましたが、その度に酷いと思ってしまうのはさすがISという感じでしょうか。
完璧超人の生徒会長、それゆえに一夏に無理やり迫ってくるヒロインたちを軽く倒してしまった盾無。
この時私はヒロインたちに対して「ざまぁww」と思ってしまったんです。
一夏も一夏ですが、ひたすら自分の都合を一夏に押し付けた上に最終的に理不尽な仕打ちを浴びせるヒロインたちにもいい加減イライラしてたんですよ。
そのイライラを解消させるかのようなスカっとする仕打ちを見せた盾無。
しかし思ったのは、ヒロインの魅力のゴリ押しという最早それくらいしか見所がないようなアニメで、そのヒロインたちを否定してしまった、これはもう何も残らないし、今後も期待できないのではと思いました。
ということで、2期なのに、1期通して視聴したのにIS2は2話で断念しました。

・織斑千冬
言っておきます「アニメだからって何やっても許されるわけじゃねーんだよ!」
たまたま見た身体測定の話です。
男に女子たちの身体測定をさせるという、まぁここまでは別にいいんですよ。
アニメだから許されるレベルです。
問題は千冬がこれをやれと言ったこと。
これがですよ、山田先生や盾無がやれと言ったのならまだ納得は出来る、でも千冬は絶対だめだろ。
やってもいいキャラとやったらいけないキャラがいることくらい分からないんですかね?
自分で設定したキャラだろーが。
生徒会が決めたこと?あんた学校では織斑先生と呼べと弟に言うくらいなのに、社会的にも法律的にもアウトなことを認める人間だったのか?
なんにも考えられずに作っている証拠ですよ。
まぁこういうことが気になっている時点でISは自分にとって合わない作品なんだとは思いますが。{/netabare}


【最後に】
ラウラ登場まではわりといい感じでしたが、設定が甘かっただけに色々と無茶苦茶になってます。
色々割り切ったら見れるんでしょうが、どうも私には合いません。
それだけ描写や設定、キャラたちの行動が雑です。
なんか根本的なものを間違っている作品のような気がします。
作画の手抜き以前の問題だったし、BDが売れているだけにこれからも続くんですかね。
早く一夏とヒロインたちを開放してあげたい、自由にさせてあげたい気分です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

なにこれ、最高に素敵な作品!極上ハーレム&かっこいい戦闘!

以前から気になってた作品ですが、それほど期待はしないで視聴しました。
でも一話で、その数倍、数十倍の良い意味での期待を裏切られました。

一言で、最高のエンターテイメント!

アニメ作品を数百と観ている方からすればなんてことないレベルなのかもしれませんけど、個人的にこれはちょっといろんな意味で衝撃でしたね。
完璧に近い位置づけで採点しました。
それで正解だと思っています。

テーマとしては、ちょっといろんな要素があるのでウィキ引用します。

女性にしか反応しない世界最強の兵器「インフィニット・ストラトス」、通称「IS」(アイエス)の出現後、男女の社会的パワーバランスが一変し、女尊男卑が当たり前になってしまった時代。
主人公の織斑一夏は、自身が受ける高校の入学試験会場と間違って、IS操縦者育成学校「IS学園」の試験会場に入室。そこにあったISを男性でありながら起動させてしまったため、IS学園に入学させられてしまう。
「世界で唯一ISを使える男」である一夏は、彼以外が全員女子のIS学園生徒たちにとっては興味の的。さまざまな出会いや再会を通し、一夏の前途多難な日常と、ISを巡る戦いの日々が始まる。

とありますが、これがすごい。

まず、ハーレム設定はここまではあり得ないでしょ!
ってぐらいの設定です。
上記でわかるように、女性だけの学校に男性ただ一人という状況。
そしてすべての生徒が興味を持つどころか、主人公に憧れのまなざしを向ける。
つまり主人公は美形男子であり、好青年(15歳だけど)であり、なぜかわからない不思議な魅力満点ということです。

そしてそれを取り巻く主な女性陣がまたすごい!
あらゆる国のISのエリートが、美人でツンデレでまたはデレデレだったり不思議ちゃんだったりで、もうそれだけで物語が成り立つんですよね。

先にいろいろ内容を書いちゃいますね。

そして、ISをめぐっての様々な超展開。
これも見所です。
ロボット系は苦手だと、いろんなレビューや自己紹介でも書いていますが、それがこれにそれほど期待していなかった要素です。

でも、それもすぐに打ち砕かれました。
つまり、ロボットが戦うとういのではなく、あくまで個々の才能が戦いをくりひろげる、最強兵器として戦うというもので、今までのロボットやサイボーグ的なイメージを完全に払拭してくれるものでした。

個人のレベルが反映されるという意味ではエヴァなどと通じるところがあるかもしれませんね。

でもこれが素晴らしいのは、シリアスな展開があろうとも、決して鬱にはならないという点。
それはハーレム要素がかなり影響してるのも事実ですが、それ以上にシナリオの良さだと思います。

主役、準主役あたりは誰もが素晴らしすぎて圧巻でした。

では、その主な登場人物を書いておきます。


まず、一人の中心的主人公。
織斑 一夏(おりむら いちか)-内山昂輝さん
女性だけにしか扱えない(反応しない)と言われるインフィニット・ストラトスを世界で唯一扱える男子。
美形で優しくて、とてもさばさばとした性格で、それでいて女性関係に関してはまったく鈍感。
まったく鈍感というところは、ハーレム設定には欠かせない要素ですけど、何もかもを抱擁してしまえるような面が素敵です。
男性から見たら、あまりにもできすぎているぐらいですけどね。
cvの内山昂輝さんは、屍鬼、Charlotte、六花の勇者などで活躍されています。
個人的に、新しく知った人なんですが、とても印象的な声で素晴らしい演技をされていました。
注目の声優さんになりました。

そして、ヒロインたちですが、これが多い(笑)

まず一人目は、篠ノ之 箒(しののの ほうき)-日笠陽子さん
主人公の幼馴染で同じIS学園のクラスメート。
性格は男っぽくもあるし、とても女性的な面もあるという、いわゆるツンデレキャラです。
もちろん、IS戦闘でも活躍します。
cvの日笠陽子さんは、けいおん!、生徒会役員共、ノーゲーム・ノーライフなどで活躍して、大人気の声優さんですね。

次に、セシリア・オルコット(Cecilia Alcott)- ゆかなさん
同じくIS学園のクラスメートで、イギリス人のIS代表候補生。
超一流のIS操縦者ということになりますね。
性格はお姫様タイプの負けず嫌い、プライドが高い少女。
でも、中身はやっぱり恋心にも友達にも勝てない素直な高校生。
cvの ゆかなさんは、ベテラン声優さんで、ふたりはプリキュア、フルメタル・パニック!、魔法少女リリカルなのはStrikerSなど多数で活躍されています。
とても魅力的だと感じました。

次に、凰 鈴音(ファン リンイン)- 下田麻美さん
IS学園の同級生転校生。
主人公の第二の幼馴染。
性格は明るくてやんちゃ。
ほうきと入れ違いに主人公と幼馴染になっていたということで、ほうきとは最初からライバル意識バチバチです。
でも、絶対に憎めないキャラ。
中国人のIS代表候補生。
cvの下田麻美さんは、生徒会役員共、お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ、THE IDOLM@STERなどで活躍されています。
おにあい、ははまり役だと思いましたが、本作品でもそうでした。

次に、シャルロット・デュノア(Charlotte Dunois)-花澤香菜さん
同じく主人公のクラスメートとなる転校生。
とても美形の第二の男子生徒として登場。
しかし、ある秘密を抱えている。
こうやって書いても分かりますけどね(笑)
性格は温厚で明晰、一見控えめな感じ。
フランス人のIS代表候補生。
cvの花澤香菜さんは、僕が観ている作品には多数出演しており、毎回書きますけど、トップと言って過言ではない声優さんですね。
物語シリーズ、Angel Beats!、STEINS;GATEなど多数で主役級を演じている、まさに最高の声優さんです。
大好きです。

次に、ラウラ・ボーデヴィッヒ(Laura Bodewig)-井上麻里奈さん
登場からいきなり主人公に対して挑戦的、というよりも敵意をむき出しにしているという転校生。
その実力は最高レベル。
この学園、このクラスの担任であり、IS責任者である、主人公の姉を最も尊敬している。
しかし、その展開には驚く面がたくさんあります。
ここでは書けませんね。
cvの井上麻里奈さんは、みなみけ、図書館戦争、僕は友達が少ないなどで大活躍されています。

他にもヒロインはいますが、割愛させていただきます。
なぜなら、二期のレビューもあるからです(笑)

書ききれないほどに、すべてのヒロインが魅力的です。
そしてそのどのキャラの声優さんもぴったりはまっていて、主役級の人たちが集っているという豪華さ。
二期はもっとすごいことになりますよね。

そして、ギャグ的要素を表立って取り入れていないはずなのに笑えるシーンや、うるっとくるシーンなどもあって、もう見所だらけですね。

音楽はパッとしませんでしたから、そこで点数を引きましたが、無理に考えることもなく観えて、それでいて飽きなくて、内容も濃い。
クラナドのような奥深さは感じられませんでしたが、ストーリーも良くできていると思います。

文句なしの作品でした。
観ていない人には絶対にオススメします!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

88.5 15 バトルでツンデレなアニメランキング15位
はたらく魔王さま!(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (5738)
27590人が棚に入れました
「はたらく魔王さま!」は勇者に敗れ、異世界エンテ・イスラから現代日本の東京にやっていき魔王サタンが、日本経済の荒波にもまれながらフリーターとして働く庶民派ファンタジー。
魔王を追って日本にやってきた勇者エミリアもまた、テレアポとして生計を立てている。

魔王と勇者でありながら、額に汗して働く二人が東京で再会することになり――?

声優・キャラクター
逢坂良太、日笠陽子、東山奈央、小野友樹、下野紘、伊藤かな恵、西明日香、内山夕実、浅倉杏美、安元洋貴、宝亀克寿
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

庶民派魔王誕生

異世界の魔王が現代の東京(笹塚)にやって来て、
庶民的な生活を送りながら異世界への帰還を探るお話です。

出だしとのギャップはツッコミたくなります。
勇者も含め安易な名前の付け方にもツッコミたくなります。
コメディ枠としてはかなり良い手応えで気楽に観続けそうです。
作画も良いですしね。 
声の影響で今は俺修羅の中2病状態と被りますが。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※1話感想{netabare}
今回の成分 魔王4:バイト生活4:勇者1:カツドゥーン1

魔王が庶民派生活って良いアイディアですね。
流石(?)魔王、適応能力が早いです。真面目だしバイトとしては重宝されそう。
その代わり威厳は急速に下降してしまいましたが。
早くも勇者と出会いましたがどうなるのか期待しています。
{/netabare}

※2話成分{netabare}
今回の成分 痴話喧嘩2:節約生活2:ストーカー2:一宿一飯2:襲撃1:地震1
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 デート5:地震2:脅迫1:身元保証人1:電波1

魔王は善人ですね。あちらの世界でも人と共存出来ても良さそうなのですが。
毒も抜けてしまったのでしょうか?
これならモテてもおかしくはないです。

ちーちゃんも実に可愛らしい娘ですね、デートの服もさわやかでイイ。

地震が起きて地下街が潰れたみたいですが地下街の耐震強度を考えると、
地上はさらに大変な事になってやしないでしょうか!?
まぁ都合良く被害がこの地下だけでも勇者たちも集まっていたからと考える事にします。
(一時的に2話を見逃していましたのでこう書いてますが、やはり超局地的なものですね)

とりあえず脱出ですが姿か少し戻ったのは闇のせいかな?
謎の通信と関係しているのかな?

襲撃とか脅迫とか【予想】(一応伏せます){netabare}オルバ{/netabare}が怪しくないですか?

次回も楽しみです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 復讐心3:友情2:優しさ2:離別1:修羅場1:大家1

当初コメディだと思っていましたがコレは想像以上にストーリーがしっかりしています。
(おかげで成分難しい…)
魔王の優しさに触れ勇者の思い描く魔王像とのギャップに葛藤が生まれてきました。
今までの彼女の人生ごと揺れ動いている様でしたが無理もないです。
本当に「勇者」である事が全てだったのですから…。

勇者と梨香の間だの友情も深くなり物語とどう絡むのか楽しみになって来ました。

黒幕(?)のルシフェル登場でバトルの色も見えてきました。
アルバートやエメラダという勇者一行も次回登場しそうです。
それでも【予想】(一応伏せ){netabare}オルバと今回で教会も雲行きが怪しい{/netabare}という予感は変わりませんが。

そして大家さんは何者なのでしょうか?気になります。
魔王同様名前ならシヴァっぽいですが神話違うしな…。
今回でかなり物語に広がりが見え楽しみが増しています。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 共闘5:魔力2:裏切り2:バイト1

前回、物語に広がりが見えたのですが早くもコンパクトに纏めてしまいました。
まるで続編ありきの最終話の雰囲気。

オルバや教会が裏で糸を引いている事も露わになりましたが、
もう少し引っ張っても良かったんじゃないでしょうかね。

魔界復帰よりもバイトを選ぶなど、その言動にも違和感が残っています。
結局「魔王にバイトさせる」為に都合良く話を持っていった感じになりました。
キャラの魅力が高く、コメディ路線の方が無難にウケるとは思いますが、
ここまで良い盛り上がりだったのでもったいない気がします。
ストーリーを真剣に考えてみていた分、ちょっとした失望感が…。
キャラものと割り切って観ていた方が良かったのかな?と思ってしまいました。

魔王はかなりの善なので魔界の状況との落差があります。
エミリアの親殺し他、教会が相当悪い事をしてないとこの矛盾が払拭できませんから、
今後は教会を悪く描いて行くのだと思います。
ただストーリーとしては単純になりすぎて面白味を感じられるのか心配になってきました。

まだ序盤なのでまだもう少し期待して観てみます。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 学校の階段4:ネット開通2:同居1:写真1:異端審問会1:肉1

ルシファーくんはとりあえず許して同居までさせてあげてました。やはりお人好しです。
教会自体もさほど悪くもなさそうなので魔界の状況には謎が残ります。
オルバ一人の背信とも思えないので教会内でも派閥があるのかな?
そのオルバは捕まっちゃったみたいで暫く出て来ないかも。
でも何の罪なんだろ?前回の事は一応無かった事になってるんだよね??

夜の学校探索では勇者がドタバタ暴れていました。
落ち着きなさいって!
出し渋っていた聖剣も出しちゃってますが、魔力的なの平気なんですかね。

神隠しで向こうに行った人間がいるのならその点も気になりますね。
そして「おうどん」は何なんでしょうか?

大家さんの写真は凄い破壊力です。見たい気もするけど。
次回以降もキーアイテムになるんじゃないでしょうか?
多分、意味のある物だと思うのですが。
今回は意外と謎をばらまいた気はしています。気のせいかも知れませんが。

次回は口封じの刺客がくるのかな?
っと思ったらお隣さんに可愛い子が越してきたみたいです。
まさかこの子なのでしょうか?
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 ライバル3:刺客2:ストーカー2:弁当1:うどん1:ホーリービタンβ1

なんだか裏の有りそうな鎌月さん登場。
魔王狙いってどういう意味なんでしょうかね。やはり怪しいです。
弁当やうどんで素直に近づいているのか?
それとも薬(毒)入りで魔力弱らせてるのかな?
前回もうどん出てましたし芦屋くん体調崩すから色々勘ぐってしまいます。
普通に恋のライバルでもちーちゃんにとっては危機ですけどね。
バイトもライバル店登場だし勇者にも刺客が現れて今後色々な事が激戦になりそうです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 修羅場3:刺客2:時代劇2:ちびっ子店長2:グリーンランド1

5話で一旦ストーリーを纏めてしまいましたが、
その割には良く話を盛り返している気がします。

ちーちゃん純粋で本当に可愛いです。応援してあげたくなります。
世界や種族を越えて結ばれちゃってもいいんじゃないでしょうか?
でも怒った時の膨れ顔が可愛いから上手く行き過ぎるのも良くないかな。(^_^;)

んで鎌月さんはやはり刺客審問官でしたね。
魔王狙いもやはりそっちの意味でした。
今後彼女の動向も気になってきそうですが、なんとなく魔王一行に感化されそうな予感。
時代劇に流されたり天然な所に魔王や勇者と同じ仲間の匂いがします。

【予想:猿江について】(隠す程でもないけど一応){netabare}
ちびっ子店長は色々な意味で怪しいです。
ちーちゃん狙いも去る事ながら、前回勇者襲ったヤツっぽいです。
証拠のペイントはグラサンと香水で誤魔化されてしまいましたけど。
目出し帽姿ならペイントの跡は目の周りでしょうしね。
襲撃犯だとすると向かいに建てられたセンタッキー自体も裏で組織が関わってるのかも。
それと勇者、尾けられてないですかね? 見切れる車が何となく気になります。
怪しい奴ついでですがオルバはオルバで最近現れないですね。
何の罪で捕まったか分からないですがそろそろ現れてもいい気がします。{/netabare}

次回はマグロVSセンタの店対決になるのでしょうか?

余談ですが個人的には
チキンはセンタでボテトはマグロのが好きなのですが、
好きな物同士、両方テイクアウトして家で食べたら脂っこく相性が悪かったです。
センタのチキンにはセンタのもしゃほくポテトが合いますし、
マグロのカリカリポテトにはマグロのバーガーが合うように出来ているみたいなので
変にハシゴするのは止めておきましょう。

あと昔、ビックマグロを頼んだらパテが二つとも下の段に入っていた事がありました。
食べたら食感が結構違ってビックリ! 内容物的には合っているんですけどね。
…マグロのお客様センターレビューになっちゃうのでこの辺で。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 修羅場2:例え話2:七夕祭り2:リサーチ2:客争奪戦2

サブタイトルでは恋の修羅場を予感させましたが、
時間帯責任者としての修羅場の意味合いが強かったですね。

芦屋君、流石参謀だけあって話が上手いです。
実力の一端は見られました。ちょっとばかり頬痩けすぎてて心配ですがね。
梨香が存在感を高めどうやらこちらにも恋のフラグが立ちつつあります。

ちびっこ店長は相変わらず怪しさが漂います。
梨香の言うように面倒抱え込んでそう。
アイスコーヒー2つとアイスティー、メープルビスケットで一万円渡して、
お釣りが小銭しかなかったように見えたんですが、ぼってないですか?

魔王の指揮っぷりもなかなかでこちらも実力がちょっと出ましたかね。
現代日本のサービス戦争もなかなか激しいものがありますからね。
笹の登場により形勢が良くなって来ましたが、魔力が関わっている気配も。
恐怖だけでなく願いの感情も別のベクトルで魔力に影響してないですかね?
ひょっとしたら魔王も天使も似たような存在、元々は同じ存在なのかも知れない…。
あまりの魔王の善人ぶりもあり、そんな気もしないでもないです。
善行で向こうに帰れればハッピーエンドなのですがね。
って、怪しんだ審問官が睨んでる睨んでる。怖い怖い。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 富島園2:お化け屋敷2:爬虫類2:賞味期限2:水着1:サダオ1

休日サービス回で水着も観られました。
ちーちゃんやはり大きいです。(*^_^*)

あのお化け屋敷は怖い怖い。あのレベルだと営業向きではないですが…。

ワニワニパニックになりましたが魔王の魔力で一件落着。
魔王さまの善人ぶりがまた引き立ちました。
魔王はエンテイスラに帰る気あるのでしょうか?
全ワニ同時服従させずとも、上手くやれば魔力押さえられたのではないでしょうか。
前回から鎌月さんが怪しげな目を見せていましたが、
魔王の善行が納得できていなかった目だったのですね。
教会から無言のプレッシャーをかけられている感じで近々一悶着ありそうです。

芦屋くんは何をやっているんでしょうか?
食い過ぎとしても賞味期限が多少過ぎてたとしてもお腹弱すぎ!
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 任務4:口論2:策謀2:バトル1:バザー1

物語も佳境に入って動いてきました。

鎌月さんは昔から汚れ仕事をしていた様で今回も葛藤しながらも
任務(魔王暗殺)を果たそうとしているみたいです。
今までそういう生き方をして来たのですから止めようもないハズなんですが、
必死に食い下がるちーちゃんの純真さが力強く逞しい。
互いの立場で正論をぶつけ合うシーンは聴き応えがありました。

エンテイスラの状況と魔王の性格や言動がカイリしている矛盾は
まだ埋まっていない状況なのでどちらが正しいのか分からないですが、
今まで観た範囲ではどうも魔王は悪とは思えないので、
一部の魔族や教会の人間の策謀や天使の介入により
混沌とした世界になってしまっている気はします。
今後この辺りのことに触れてくるでしょうから楽しみでもあります。
「魔王が悪でない」のなら「天使も善ではない」のかな?
っという気はしますけどね。

芦屋くんの腹痛もちょっと異常なので謀略の匂いがしますね。
大家さんの送ったアイテムも意味深で伏線になっていそうです。
(魔力回復グァバジュースとか聖放器(漢字コレ?)補助仮面とかかな?)
大家さんって審判的な役割の存在なのかな? こちらの正体も明かされるんですかね?

ちびっこ店長が正体を現し(←ペイントってそんなに強力!?何日経ってんの?)、
オルバもやっとお目覚め(←寝すぎじゃオッサン!心配しちゃったじゃないか!)で
腹黒そうな人も役者が揃ってきて物語が締まって来そうで面白くなってきました。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 バトル5:月3:天使1:魔王1

魔王=善、天使=悪。
シンプルに善悪をつけたバトルになりました。
もうちょい色々事情が絡むかと思いましたが、
ラストに向け分かりやすくスッキリさせてきました。
予想を裏切る驚きの展開を期待していた部分もありますが、
まぁ嫌味もないしこれはこれで良いかな。
雑念無くバトルで魔王応援できましたし。

エンテイスラの状況やエミリアの親殺し等も
裏で天使や教会が手を回してたってな事になりそうですね。
一部手の付けられない魔族も居そうですけど、
魔王自体には大きな非がない状況になるのだと思われます。
二期やるつもりなら触れないかも知れませんけどね。

次回で終わりの様だけど向こうに帰れそうもないし
このままバイトしつつ二期あるかも的で爽やかな終わりでしょうね。
アルバートやエメラダはもうちょい活躍して欲しかったですが仕方ないか。
それと私が気になっている大家さんの謎は解明されるのでしょうか?
謎のままなら神様と認定しちゃいます。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
今回の成分 詐欺5:夢2:派遣1:クーリングオフ1:カツドゥーン1

あれ。コレ最終回? 魔王一行の日常回のようなお話で締めましたね。
カツドゥーンに始まりカツドゥーンで終わるのもこの作品らしいかも。

クーリングオフって未成年じゃないと使えないの!?
訪問とか衝動的な契約なら使える制度では?
っと思ったのですがあまり詳しくはないのでそういう物って事にしておきます。
それにしても漆原くんはトラブルメーカー。きっとこの後も問題起こすんでしょうね。
そして魔王が尻拭いをしていくのでしょう。
そんな日常がまだまだ続く事を感じさせる終わり方でした。
いつの日か二期が観られるといいですね。

…ちびっ子店長は妙な属性が付いてしまいましたしペイント跡は全然消えないですね。
{/netabare}

【総評】
開始当初の雰囲気で深みのあるストーリーを期待しましたが
底浅で「魔王を働かせる」事を貫いたコメディでした。
って書くと悪印象な感じになってしまいますが、
勝手に重厚な話を期待した私が悪かっただけで爽やかで軽快な良いコメディです。

魔王や勇者という概念を利用しそれを乱す事により楽しさを生み出しています。
魔王や勇者だけでなくどのキャラも優しさ満点で可愛さがあって好印象でした。
特にちーちゃんが良いですね。

二期あれば是非みたい作品。
どなた様でも安心して気軽に楽しめるコメディになっています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 67
ネタバレ

かおーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

原作との差分

進撃の巨人、俺妹、電磁砲とビッグタイトルと同期で、まったく注目されない完璧なダークホースでした。
制作のWhiteFoxは、同時期に公開の劇場版シュタインズゲートと並行作業だったはずなのに、この評価。恐れ入ります。

1話を見て面白かったので、Koboでポイントを使い原作を購入してみました。

原作はジャンルとしてはライトノベルですが、文章・文体は文学のそれと変わりません。風景描写も細かく、夏場の暑さの表現、食事の描写などはなかなかの物で、筆者の力量を感じさせます。「敵同士の恋愛模様」という古典バリバリな内容ですが現代に置き換えられると想像以上に楽しめます。

4話までのEDテーマ「月花」の歌詞は壮大なネタバレを含む可能性あり?かもです。Angel Beats!ばりに、終わってみたらまんまやん、になるかも。「月」「涙」「許す」「守りたい」。

原作を読んで解るQ&A
Q:魔王たちは魔力を取り戻す方法がわかったのに、なんで地球を制覇しようと思わないの?
A:魔王はその方法での制圧を望んでいません。エンテ・イスラ侵攻についても後悔している節があり、また今後の制覇計画も持っている様子です。詳しく語られませんが、「これまでのやり方ではダメなんだ!それがなぜ解らん!」と、好戦派の部下を叱咤する場面があります。
魔界の制圧、エンテ・イスラ侵攻も、魔王サタンは今までの悪魔とは違った方法を取っていました。代表例が、倒した相手を仲間に組み入れること。アルシエルも一度は敵対する仲でした。

Q:なんで魔力が戻ったのにゲートを開いてエンテイスラに戻らないの?
A:戻ったら勇者エミリア御一行にそっこーで殺されるからです。聖剣と天銀を有した恵美の力はチートばりに圧倒的です。力と計画を蓄えてから侵攻する計画があるようです。

Q:なぜエミリアは父の敵、人間の敵である魔王をソッコーで殺さないの?
A:勇者は死刑執行人ではありません。悪の象徴サタンなら斬れますが、清貧に真面目に労働する若者、それは正義そのもの。そんな真奥を殺すことができないわけです。

Q:なぜ魔王はエミリアに寛大で気に掛ける?
A:いろんな理由がありますが。1つは、命の恩人である天使ライラの娘だから。容姿は瓜二つのようすです。

{netabare}

作品はガチでファンタジーです。アニメはバイト等のリアル描写とギャグ主体で進みますが、ファンタジーを嫌う人にはキビシイ作品になっていくかもしれません。

原作ではエンテ・イスラに関する解説、設定、説明が細かく描写されます。既得権益にすがるため、勇者暗殺を目論む教会。そして勇者の持つ力を、「人間が手にしてはいけない力」として回収しようとする天使。ダラダラと設定を広げられて無駄のように感じる人も多いかもしれませんが、私は、これでも編集さんと相当削った結果だろうな、と感じました。本作品を楽しむには必要不可欠な、ギリギリのウンチクにとどめていると思います。ナルトのように誰得な謎設定と回想がぶちまけられているわけではないです。

1話
カツドゥーンはアニメオリジナルです。マクドナルドの前にも、マオウと芦屋はバイトしてましたが、派遣会社の違反行為で無職に。ちーちゃんのポテトばらまきもアニメオリジナル。ドジッ子属性を付加したのでしょうか。

2話
特売・銭湯はアニメオリジナルです。狙撃に対して、二人が共に防衛・逃亡し、勇者を泊めた理由のひとつとして、痴話げんかで警察に調書を取られたばかりで片方が死亡、では魔力を失ったこの世界で詰む可能性があるから。

3話
デュラハン号は、被害者ということで警察が直してくれました。テレアポセンターへの直通電話は、ルシフェルのハッキングによるものです。

4話
エミリアが教会にさらわれ(?)、騎士団として修行を積み、初陣にでて、16歳で聖剣を宿し勇者として魔王討伐に挑むところなどが、原作では細かに描写されます。聖剣はオリハルコンのような天の金属で、これを体に宿して聖剣化する天使の力として設定されています。

シバミキことミキティー、ジヴァ=大黒からみて神がらみの存在なのでしょう。彼女の姪っ子の名前が大黒天祢であることからも推測できます。

5話
恵美の魔法のような力、聖法気の回復手段がないため全力は出せず、聖剣は第1進化の形しか取れない、鎧も一部だけという説明がされています。
ちーちゃんを抱き留めた際にエミリアは片足を骨折しています。脂汗を出しながらも立ち上がり、その後の変身で聖法気を使い全開し、体の傷を全て回復させています。
変身後の重要なセリフ、「聖法気を遣いきって良いのか」「真面目に働いていれば良いことあるわ」があります。
飛行能力?で全盛期でも劣ったエミリアは苦戦を強いられます。それをアルシエルが作った足場で補いながら共闘する描写がされています。
アルバートのソナーの受信条件「魔王のことを四六時中考えている人間」で恵美が受け取れなかったのは圏外だったため。この会話は原作では魔王も立ち会って聞いています。ちーちゃんの真意がバレて、二人はしばらくバイトで気まずい雰囲気ではたらくことになります。
恵美は、ルシフェル戦終了後、5000円もする高級紳士傘を魔王にプレゼントします。

エメラダがゲートを開けたのは天使ライラからある羽根を受け取ったから。その天使はエミリアの母で、魔王は面識があるようすで、すでにそのことを覚っていました。エミリアはライラからの伝言「あなたの父親はいい男だった」と、その羽根を受け取ったため、いつでも聖法気なしでゲートを開けられるようになりましたがエンテ・イスラに帰りません。魔王を倒すのが自分の仕事だから、が理由です。魔王に二度とエンテ・イスラの地を踏ませないことを誓い、地球に残留します。アルバートとの会話で、あなたなら今の魔王を殺せる?と聞くシーンがあります。勇者は死刑執行人ではないので、善良な一市民として真面目に生きる青年をむげに殺すことが出来ない葛藤が深く書かれています。

6話
オリジナル回とのことですが、焼肉屋と教会でのやりとり、階段落下は原作をほぼ忠実に描写しています。

エミリアが聖法気の補充の心配が無くなったのは、エメラダから宅配便で定期的にリポDの瓶に入った聖法気が届くようになったから。ゲートは母からアイテムを受け取ったため。


7話
ほぼ原作通りの回でした。細かい差分としては・・・

鈴乃が大家の写真を出しそうになったところは、光速で制止するところをアニメではスローを使って表現してました。感服。

エメラダとの会話で、やはりエミリアの母親について触れられてませんね。作品全体としてカギを握る人物なのに登場させないのはこれいかに?

コンビニで購入したのはボリュームの割りにカロリーの低いカレー。恵美は日本に来てカレーに惚れ込んでいます。それと、エクレアとカップスープ。ガラスに突撃してきた不審人物は、釜でエミリアを切り上げます。近づいてきた店員を突き飛ばしてそれをよけるとき、カレーとエクレアはグチャグチャに。戦闘後に案内された控え室でスープだけ食べます。


8話
この回も、原作とほぼ変わりません。原作の内容を尊重しながら作成されていることがよく解ります。
恵美をお姫様抱っこしたとき、魔王は朝早くから地域の清掃に参加した後でした。
恵美はかなり時代劇好き、とくに怒りん坊将軍は携帯待ち受けにするくらい好きなんですが(勇者という職にダブるのでしょうか)、鈴乃と趣味が合う?という期待は外れました。あっさり否定されます。
鈴乃はエンテ・イスラから持ち込んだ高級品を質入れする部分、アニメでは指輪が描写されていました。高級すぎる雰囲気出てて驚き。アニメならではの表現ですね。
木崎さんの、売り上げ前日比80%のくだり、原作では前年比になっています。
ちーちゃんがデュラハン号を奪って逃走したあと、魔王と鈴乃の会話では、魔王は鈴乃の正体に気がついていながら、ちょっと気にかけるような、魔王様らしいキレものぶりを発揮してます。
原作ではなかなか書きにくい季節描写、七夕が近いことが風景の中で描かれていました。
木崎さんとのグリーンランドの会話、「グリーンランドに人住んでるんですか?」「グリーンランドの人に謝れ」と、グリーンランドに関するウンチクがあったのですがカットされてます。


9話
原作では会話中心に進むパートです。アニメでセリフ責めにするのか?コーヒーミルクをこぼす、みたいな映像を挟んでしゃべらせるのか?と、どうやって映像化するのか楽しみでしたが、これはちょっと外した結果なのでしょうか。内容がダルいですね。

梨香さんがウザくなっちゃってます。ちょっと色恋沙汰が好きな素直で良い子なんですけど。芦屋のことが気になり、恵美に突っ込まれるところとか、原作では笑える部分なんですが描き切れてないですね。

鈴乃さんは基本的静かです。原作でも静かです。今後もずっと静かです。で、今回は、魔王の勤務先を見たかった、異端審問官として恵美の動向をチェックする必要がある等の理由で、梨香にいろいろけしかけてます。修羅場をわざと演出してるのですが、これも描けてません。

芦屋の、「魔王組」の例えの下りは、原作でも屈指の笑えるパートなんですが、見事に外してました。原作でも文章で、「人材派遣=悪魔軍侵攻」「建築=魔王城築城」をイメージさせているのに、映像化しなかったのは失敗でしょう。あの映像は、エンテ・イスラでの過去をまがまがしく描くべきだった。
魔王組=魔王軍、たしかに暴力団。鈴乃は「言い得て妙」と絶賛。恵美もなぜ自分にそのような発想がなかったのか、と知将アルシエルを賞賛します。四天王に任せていたら管理しきれず、勇者の出現で次々に領土を落とされていき、最後に撤退に追い込まれた部分を見事に現世に例えているんですが・・・

恵美の勇者は派遣、について原作では、聖騎士団員として月給もらってるわけじゃなかったから確かに・・・と、もっと細かく書かれています。

マグロナルドでの、表でちーちゃんが販売したりする部分はオリジナル。


10話
完全なオリジナル回。


11話
ほぼ原作通りの内容。鈴乃のゲタに発信器を取り付けたのはオリジナル。恵美のカバンに取り付けてある分も、まだ恵美にも魔王にもバレておらず、「ちーちゃんが!」という魔王の電話に、漆原が答える形でした。


12話
ほぼ原作通りです。アルシエル入院、点滴、遅れて到達はオリジナルです。オルバ・ルシフェルもオリジナルです。
ベルのことはみんな気づいていました。彼女が付く料理は聖法気が含まれる「毒」なようなもので、悪魔には基本有害です。が、家計を助けるために気にせず食べていました。

サリエルの目から出る光線は、聖なる魔法?「聖法気」を無効化するレーザーのようなものです。これをエミリアに浴びせ続けることで、体内にある聖剣ベターハーフと、なんとかの衣(ごめん忘れたw)を取り返そうとしています。
聖法気使いには効果バツグンの光線ですが、もとより魔力を使う魔王軍にはなんの効き目がありません。

原作では月が大きくなってパニックで魔力が集まったのではなく、鈴乃が新宿駅の変電所を破壊し、ダイヤが大幅に乱れた怒りで魔力を復活させました。鈴乃曰く、「乗り合い馬車でも、時間通りに来ないとみんなイライラするだろう?」とw

魔王が、妙にサリエルについての情報に詳しかったりするのは、若き幼き魔王が傷つき瀕死だったところを、ある天使に助けられて、さまざまな知識を与えられます。その天使こそ、勇者エミリアの母親です。今後も現れる天使の刺客ミカエル、ガブリエル等々についても、魔王は博識です。そして、ただのサタン(ありふれた名らしい)ではなく、かつて災いをもたらした「大魔王サタン」を臭わせ、天使たちを震撼させるようなできごとも。

サリエルを殺さず、ゲートに捨てた理由は、まだ魔王軍は天界と一戦交えるつもりはないから。
魔王がゲートを使って帰らなかった理由は、もどったところで勇者エミリア一座にそっこーで殺されるからです。全開の勇者エミリアはそれほどまでの戦力を誇っています。

13話
これは・・・詐欺事件からのクーリングオフ、これは原作7巻の話です。芦屋が派遣された先が悪徳業者になっていますが、原作では違います、塾講師で子供達に教えていました。魔王も、工事現場で働いていません。
高級紳士傘(5000円)のプレゼントを、最後に持ってきてましたね。

傘=雨を防ぐもの、守ることの象徴ととれます。魔王からのビニール傘=小さな守護、共存を拒否し、日本でも対立しあうことを決めた恵美ですが、ちーちゃんや梨花、鈴乃との出会いや真奥貞夫との日々で自身の考えが変わり、高級傘=勇者からの停戦・共闘・共存、そしてその他を約束される、と言う意味でしょう。
とかお堅いあとがきに書かれそうですがそれは考えすぎですねw


2期があるかもしれませんが、エミリアの母親について一切触れていない、伏線を張っていないことが心配です。1期のみとしての設定で、削ったように見えるのです。
原作では、この先で大きく話が動きます。七夕から数日が経ち。お盆の時期にそれは起こります。突如いつものヴェラローザ笹塚にゲートが開き、ある少女が転送されてきます。その子は、魔王を「パパ」、勇者を「ママ」として慕います。

漆原のGPS発信器の金額を工面できない魔王たちは、大家ミキティーの斡旋で、千葉・銚子の海水浴場までバイトに行きます。ここでもまた、大騒ぎが・・・。

原作未完の作品ですが、8巻まで読んでみて思ったのは、魔王は日本に来てから、一貫して守るためだけに労働し、戦い、傷つきながら前進していることです。

魔王自身が直接エンテ・イスラからの刺客に狙われる事はありません。狙われているのは「勇者エミリア」で、彼はそのおまけみたいなものです。それでも彼はかつての部下、バイトの部下、なりゆきとはいえ勇者エミリアを守り続けます。
時には娘を守るため難敵に取り付き、母エミリアに「自分ごと切れ!」と言い放つ。
先の大戦の悪行が許されるわけがない魔王は日本での生活を選ぶ方向にいくのか。エミリアと娘を救いにエンテ・イスラに乗り込み、エンテ・イスラを良い方向へと導くのか。原作も目が離せない展開となってます。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 38
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

もし仮に勇者と魔王が働いたら 魔王は守りました。店長代理として 2期を切実に願う

RPGでは主人公と悪役の立場になっている勇者と魔王ですが
この2人が現代で働いていたら?っていう「もしも」を象徴としたアニメだった
それと主人公は魔王です
ヒロインが勇者です(「まおゆう」とは真逆です)

魔王が「お兄ちゃんだけど愛~」の秋人さんじゃん
アルシエルは善吉か
勇者は澪ちゃんだし 胸BSC
ちーちゃんはユーギリだし 胸EXT
マックの店長さんは「貧乏神が!」の紅葉だし(彼女はパロディ演技、上手でした)

初回 ペコポンへの初陣
{netabare}「アニメ間違えたかな?」っていう感じの戦闘でした(FF並みの、いやそれ以上かも)
そして逃げて日本へワープした件(どうにかJapaneseも習得しました)
日本では魔力出ませんから!
最初っからツッコミ満載だ
アルシエルが普通にカツ丼食ってた件wwwそして綺麗に食べろwww
発音のイントネーションもおかしいwww
アルシエルのポーズを見てると中二病患者だと思ってしまうwww
それとガスで魔力を使っちゃあいけんよ
そして、帰れるのだろうか、この面々...{/netabare}

2話 澪ちゃんはアドリブ上手 「馬鹿!やめろ!オイ!」並みかそれ以上か
{netabare}百均で買ったナイフで襲いかかった澪ちゃん
でも結局警察に世話になってしまったwww(途中で音楽止まったぞ)
テレアポのオペレーターやってんだ
そういえば豆腐屋のラッパも珍しくなったなあ...
勇者の晩飯:ご飯はチンする奴かはともかく、炭水化物多いぞwww太るぞwww
で、魔王城にやってきました
「蹴るよ!いいの!?」「例のアレ出すよ!?」等のアドリブwwwそれと後で泊まりました、財布なくしたから

本来は友と一緒に行こうとしたのだが、ゲートが閉じたため単身で赴くことになったと...そりゃあ精神にくるわな
バイトから正社員になってそこから日本を乗っ取ることは可能なのだろうか(ああ、多分無理だ、プリキュアでいうナイトメアやエターナルとは全く違うから)
「今どきの名前じゃないわね」ってそれは言っちゃアカン...
魔王の生活は一ヶ月一万円生活を思い出すな
それと戦闘と銭湯を勘違いする件
それと同時に群発地震も起こっている模様、何を隠そう雑兵達がやってきそうだ
次はユーギリとデートです、新宿で{/netabare}

3話 デートに付き物と言えば...
{netabare}テレホンセンターから勇者へ宣戦布告
どうやら魔王と勇者を倒しエンテ・イスラを乗っ取りたい輩のようだ。当たり障りのない欲望だこと
(こんな系統、ゲームにあったような
ああそうだ、デイメーンか。奴の欲望は執念が足りなかったな)
「ちょちょ、おっきいわね...」は澪ちゃんのアドリブです(前の回にもあります)
確かに胸があると戦闘の邪魔になると思うが「閃乱カグラ」だと十分に反するし、スカート穿いて戦闘すると気が削がれることってごまんとあるんだよねwwww
女同士なら大丈夫だけど...男がいるとね...お互いに精神力も鍛えないと駄目だよね
アルシエルの「ちょっと待てーーーーーーー!!」でwwwwww
デートにおいてああ、修羅が来てしまった(宿敵と後輩)
豹変したら顔が怖い...(BASARAや輪廻のラグランジェを思い出すな)

だが、それを遮るように地震が襲いかかった
そして、魔王は一時的に覚醒した(見た目がトリコでした)
よし脱出だ
澪ちゃん「何故、人を助けるの!?」
勇者は昔のゲームみたいに感情が一定だった。じゃあ感情を増やしたらどうなるのだろう。何が生まれるのだろう{/netabare}

4話 揺らぐ勇者の心
{netabare}勇者澪ちゃんの系譜はドラクエⅣと似ているのだろうか(やってないから分からん)
そして、阪神淡路大震災のオマージュも...(当時俺は物心ありませんでした)
同僚の過去で揺らぐ勇者の心...
反面、魔王側のアルシエルはダメだ...使えん
何気にデュラハン号(自転車)が直ってたwww

でも、魔王が奪ったものは変わりないんだ
親も土地も世界も...勇者は異常なまでの敵意を持っていたんだ
他のRPGの主人公もそんな心情を持ってたのだろうか...

っていいシーンなのにユーギリが...で逃げたwww
大家さんがいろいろと知ってる!?まかさ...
そしてゲートから勇者の友達が来ました(もう少しかかりそう)
同時に悪魔大元帥ルシフェル(明久君)も圧参した
さあ、暴れるぜ!{/netabare}

5話 first party これは映画でなく現実です
{netabare}勇者の仲間だったオルバもルシフェルについていたとはな...ha!笑わせてくれる
最初らへんは本気(血ブシャーは無かったけど)
戦闘の合間合間にギャグを挟むのも楽しいねえ!
空中機動はやっぱ楽しすぎる(オラオラオラの部分もあったし)
そうか、人の絶望(欲望を出さなくする)があれば魔王は元に戻るのだな(故にエネルギーの一つとしても言い切れる、別世界のバッドエナジーだろう)
澪ちゃんは覚醒で髪変わってたし
中二病の変身台詞をCM前とCM明けで2回、お疲れですwww善吉はマントを取りに帰ってたしwww
凄まじい刹那で0距離からのトドメはスターライトブレイカー(鉄拳制裁)でしたwww
戦闘後、皆来ました(ユーギリにも正体を明かしました)
でも、魔王は帰らねえ、そんだけです{/netabare}

6話 魔力回収の旅
{netabare}最初っから焼肉って贅沢な...
困ったときは勇者澪ちゃんに電話ってwwwwwww
そうかあのハゲは捕まったのかwww
で、大家さんからの水着写真...「止めろ!サーティーン、それはあまりにも危険すぎる!!」
ちーちゃんのダチ=かなりの妄想癖、故に腐ってます
ちーちゃんの高校の旧校舎へやってきた御一行(剣出して人体模型を斬るな澪ちゃん...「よし!」じゃねーよ!!)
開かずの間でルシフェル(神にーさま)からの電話
「そこにPSP落ちてたろ?持って帰ってきて~」
よし、帰って殴ろうか(斬ろうか)www
最後に早苗も来ました(ゲートから){/netabare}

7話 鈴乃の推参
{netabare}いきなり鈴乃(エルシィ)が来ました
ホーリビタンβ=リポビタンDじゃんw
アルシエルは夏バテの模様
勇者澪ちゃん、貴女は完全にストーカーですwwwww
魔王はマックの店長代理になりました888
でも澪ちゃん、階段でまーた転んでるし(罠?を学習していない素人ゲーマーじゃあるまいしwww)

手作り弁当
上:おせち 下:♥を模った飯
アッーーーーーーーーーーーーーー!!

勇者サイド
コンビニ強盗なのに魔法使ってきやがった。オマケに魔力封印付きかよ!?
アニキ!次、深夜恒例の「アレ」ですぜ!!
ならぬ!ゴールデンで「アレ」はなりませぬぞ!!
そうです、修羅が訪れます{/netabare}

8話 帰ってきた...
{netabare}ユーギリの顔芸から、ああ修羅は始まるんだ...
早苗ぇ...料理ではできるな...
饂飩の段ボールで寝ていたのか、神にーさま...
秋人「なら、うちの店に来れば」⇒カッ!×4(修羅だ...)
駄目だ...こっちの秋人さんも恋に無頓着すぎる...
すぐに告白したユーギリはえらい子です!
反面勇者はやっと早苗がエンテイスラから来たことを理解
そして言い争いに...またか...
でも言い争いはなく、新宿へ。そこでお願いが
エルシィ「私と協力して魔王を倒してほしい」
澪ちゃん「断る」
でいいのか?
向かいにできたケンタッキーの店長が宣戦布告
調査のためにアルシエルを使うのかwww
負けたらグリーンランド行きってwww
次も修羅は続きます{/netabare}

9話 ライバル会社の調査
{netabare}同僚も関わってきやがった
ケンタッキーに対抗するためにアルシエルは調査(現金を犠牲は当たり前)
そうかルシフェルはパンチンググローブ替わりかwww
七夕ということで笹を飾ったら客が来たぞ!?
(「まーた魔力使ったんでしょ」な2人w)
ボランティアをする魔王か...威厳が無くなったな...{/netabare}

10話 戦闘以外の神回 胸EXTは罪か?
{netabare}ふしまえん...?ああ、としまえんか
富士急ハイランドか芝政ワールドの方を思い出したな
アルシエルは下痢で欠席w

別支店の店長さんがお市さんだと!?
ああ、ちーちゃん...貴女の胸はどこまでEXT過ぎるんだ
バイーンバイーンだし...何だこの悪意ある編集wwwwwwwグレモリーさんにしか見えねえwwwww
beatmaniaやGITADORAだったら人間が対応できる域を超える...
反面勇者澪ちゃんは...ああ、BSC過ぎる...両備の変身前と一致...目を死なせるな(bad end空間に入ってらあwww)
バーガーで分かりやすくしやがってwwwww

「クッソォ...」も澪ちゃんのアドリブですwww
これが深夜で俗にいう「胸囲の格差社会」です
おい早苗!!それは海女さんじゃねーか!!「さー仕事仕事」wwww
じぇじぇじぇ!?とツッコもうwwwww
駄目だあ魔王さん、秋人さんと同じく鈍感すぎるwww
何で「似合ってるよ」って言わないんだ?
ちーちゃん、貴女も目ぇ死なせないで...(結局bad end空間入りじゃんwww)

お化け屋敷+日笠さん=澪ちゃんだったらまた白化する...富士急のお化け屋敷を思い出したな、あのホテルは母がかつて泊まっていました
蜥蜴のスケールが全然ちげーよ!(庶民と勇者で)
そしてフラグの建設ラッシュラッシュ
でも魔王が鰐に魔力を使ってしまってまーた振り出しに
最後、ケンタッキーの店長...アンタまかさ...もう一回暴れないとな!{/netabare}

11話 パーリィ前夜 ちーちゃんの怒りと涙
{netabare}アルシエルは腹痛で病院送り(あのハゲもいたぞ)
ルシフェルの扱いひでえ...(明久君も同じだったからお相子で)
別れたら記憶と痕跡を抹消するということはちーちゃんの記憶も...
でもそうさせたくはないのは同じ気持ちだ
鈴乃は魔王を殺せるか?エンテイスラでは悪行をやってたあの魔王は地球に来ていい人になってしまった
何かしらの策を持っているかもしれないかも分からない相手を殺せるか?
話が終わった後、襲いかかったのはケンタッキーの店長!
奴は天使だった
ちーちゃんはまた眠らされた(前と同じ)
さあ、最後のパーリィを都庁でやろうぜ!!{/netabare}

12話 final Party
Are you ready? Here we go!!
魔王、魔王はなあ!ここに健在なのだあ!!
{netabare}サリエルを異常なまでに変態扱いしちゃあキレるわ!例え天使でもwww
だってゲス以上に、痴漢、変質者、根性曲がり、覗きクソ野郎、下着ドロボーとか言うんだもんwwwwwww

真の変態はSAOの...(奴の欲望は殺意以上の何かが湧いてくる、もう見る価値無い。『満たされた欲望』って存在するのか?)

奴は澪ちゃんから聖剣を取り戻し、エンテイスラに持ち帰りたかった。同時にちーちゃんも研究したかっただけだ
奴はやはりEXT好みでしたwww
オマケに武器はサーシャと同じじゃん
助けるのは当たり前だがあくまでちーちゃんはヒロイン扱いではなく、部下としてだ!⇒デスヨネーwww
どうしてヒロイン扱いじゃないんだろう...泣

オルバがサリエルの力を増強していたが、同時に人間から欲望が無くなったことで無事に魔王は変身完了!
ハゲはニート(SNEP)が昇竜拳で片付けました(例え働かなくても輝けるんです)
ちょ...ちーちゃんが殴ったあ!?(それは質量がある幻影だ)
っつーかパンツ一丁で戦う魔王ってwwwwwww
じゃあな...デッキブラシ(聖剣)からの雷刃封殺爆滅剣ーー!!
はー終わった終わった。じゃあ街直して帰ろうか!
そしてアルシエルは援護射撃遅せえ...ファンネルの代わりにもならねえ...だからマントいらないから!!{/netabare}

13話 2人は当たり障りのない日常を過ごす
{netabare}いきなりちーちゃんの夢落ち...でも別れるのかな...
勇者澪ちゃんも別の夢を見ました(魔王が笹塚乗っ取って次にグリーンランドを乗っ取ろうとする夢www)
変態天使はエンテイスラに返した模様
と思いきや冷凍庫から帰ってきやがった...オマケに両奈みたいなマゾになりやがった...つまり無力化だwww
あれ?ハーレムっちゅう地獄が構築されてらあ
魔王城に大量の荷物が、あれなんだ?
どうやら発信機の代金を払うために工事現場のバイトをしてた魔王
詐欺に引っかかったニート...ああ、また出費か...
直談判に行った矢先にアルシエル!?なんでここに?
アンタ元々悪魔大元帥だろ?どうして騙されるんだ!?
契約した人が未成年、よしクーリングオフ使え!
魔王「俺の勝ちだ!」
最後はカツドゥーンで締めでしたwww
じゃなくて最初の傘のやり取りでした。これで借りができてしまったな...{/netabare}

これ2期確定っしょ!!無かったらおかしいし
巨人もいいけどこっちの方が本気で楽しかったわwww
今は漫画版のアラス・ラムス編を見ています

投稿 : 2024/11/02
♥ : 111

83.5 16 バトルでツンデレなアニメランキング16位
緋弾のアリア(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (4899)
23983人が棚に入れました
武力を行使する探偵、通称「武偵」を育成する東京武偵高校に通う遠山キンジは「あるきっかけ」で頭脳が活性化する特殊な体質を周囲から秘密にしつつ平穏な日々を送っていた。しかしある日、彼は通学途中で爆破事件に巻き込まれ目の前に現れた強襲科のエリート生、神崎・H・アリアによってキンジの日常は平穏とは程遠いものへと変わっていくのだった……。

声優・キャラクター
間島淳司、釘宮理恵、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織、近藤孝行、江口拓也、野島健児、中原麻衣

westkage。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメ「緋弾のアリア」をもっと楽しもう!!原作ファンとして応援するレビューです☆

今作は赤松中学のライトノベルを原作とした作品です。
今レビューでは「アニメでは残念ながら評価の低い緋弾のアリア」を原作のファンとして応援するため、頑張って記載していきたいと思います☆(2014年10月更新)
総合評価は原作を応援している人間として甘く評価していますが、アニメ単体の出来としては総合評価3.5といった所だと思っています。

緋弾アリアの魅力の1つとして、原作のライトノベルは勿論、各メディアミックス作品が多数存在するところです。(2014年4月シリーズ類計500万部突破)
1・ライトノベル(2008年08月刊行)現在18巻+番外編1冊発売中。
2・コミカライズ(2009年11月連載開始)現在10巻まで発売中。
3・スピンオフ緋弾のアリアAA(2010年11月連載開始)現在8巻まで発売中。
4・4コマ緋弾のアリアちゃん(2011年5月-2012年6月)1巻のみ。
5・テレビアニメ(2011年4月-7月)全12話+OVA1話。
6・パチンコCR緋弾のアリア(2014年3月)1/297ライトミドル+他2種。
7・緋弾のアリアAAライトノベル化予定(2014年冬予定)
この他、私は知らないですが「ドラマCD・モバイル・アーケードゲーム」でも展開されているようです。

あらすじ・・・「空から女の子が降ってくると思うか?」主人公‘遠山キンジ’のこんな一言から物語は幕を開けます。遠山キンジは普通の高校生活に憧れていた。遠山家は代々正義の味方の家系であり特殊な能力を受け継いできた。しかしその体質のせいで危険な目にあう事も多く危険と隣り合わせの生活であった。そして「ある事件」をきっかけにキンジは正義の味方を目指す道を捨てようと決心していたのだ。そんなある日、キンジは世にも珍しい「チャリジャック」に会う。登校中の彼の自転車に止まったり減速したりすると爆発する爆弾が仕掛けられていたのだ。犯人の指示に従い懸命に自転車を漕ぐキンジ、ふと空を見上げるとパラグライダーを操り急降下してくる女の子が居た。「ほらっ!そこの馬鹿!さっさと頭下げなさいよっ!」パラグライダーにぶら下がりながら両手に拳銃を構える女の子‘神埼・H・アリア’との初めての出会いである。2人は折り重なるようにぶつかり、爆弾の搭載された自転車から命からがら脱出する事に成功した。そして「自らの使命に背き逃げ出そうとする主人公・キンジ」と「自らの使命に果敢に立ち向かって行くヒロイン・アリア」2人の物語が幕を開ける・・・といった感じです。

テレビアニメの総評は「構成力・演出力に欠ける出来、原作ファンとしては納得出来ない仕上がり」です。まず会話や展開の「間」が悪い。変な会話の間があったかと思うと、今度は逆に間が無さ過ぎて落ち着きのない流れになってしまう部分もあります。また作画も満足のいくものとは言えずソコソコの出来です。総じて「作りの粗さ」が目立ちますね。
恐らく原作から入られている方にとっては元の話や雰囲気が解っている分まだ許せる範囲なのでは無いかと思いますが、アニメから見ている方には物語に惹きつけられる演出に欠ける出来だと思うのです。勿論アニメから入られている方が多いと思いますので、ここが大きく評価を落としているポイントになっているのではと感じます。
勿論、ただの文章の集合体である「ライトノベル」をアニメーション化することは大変労力の必要な作業であるとは思います。作画はアニメーターのレベルもあるでしょうから「もっと綺麗に書け」というのは無理難題かもしれません。しかし話の間の取り方や展開においては微調整のレベルであり、もう少し愛情と手間を掛ければ何とかなったレベルではないのかと私は考えてしまいます。良作なのに非常に惜しいですね。

ここまで酷評でしたが、原作のファンとしては「動いている・喋っているアリア」を見られるだけで至福のひとときを得られるので決して無下にはしておりません。釘宮さんの声もばっちりアリアのイメージに合っています。流石は天下のくぎゅう、ツンデレを演じさせたら右に出るものはいませんね。ただキンジの声はイメージと少し違ったので残念です。

今作の魅力は「各ヒロインの魅力」です。
ライトノベルでは個性あふれるヒロインたちが暴れ・笑い・時には悲しみ、魅力的に描かれています。
ハーレムものですので時にはあざとい演出もありますが、赤松中学先生の文章が上手なのでしょうか?そんな事もあまり気にならず、自然にキャラクターに感情移入してしまっている自分が居ます。何冊か他のハーレムもののラノベも見ているのですが「あざと過ぎて見れない」作品が意外と多くビックリしました。そう考えると「ハーレムものだから好き…と言う訳でもない」という事実がハッキリしますね。恐らくはシリアスな部分と爽快な部分、そしてあざとい部分のバランスが絶妙なのかもしれません。
また文章の表現力や演出力にも秀でており、原作後半は海外にキンジ達が遠征する場面もありますが、まるで自分が実際に小旅行に出かけているような気分にさせてくれます。脳裏にその場所の風景が思い浮かんでくるような丁寧な描写をされているのでいつも好感が持てます。
原作は4カ月に1回のペースで新刊が出ている状況です。現在18巻で「もうそろそろ物語も終焉に差し掛かっているのか?」と思えるような流れを見せていますが、赤松先生曰く「まだまだ話のネタは尽きることがありません」との事です。最近では緋弾のアリアプロジェクトなるものも始動し、まだまだアリアワールドは広がりを見せそうです。

どうでしょう。長々と語ってしまいましたが、少しは作品に興味を持って頂けそうでしょうか?
持って頂いたなら是非原作を読んで、その後もし原作が気に入ったなら改めて「アニメ・緋弾のアリア」を見てみませんか?きっと違った視点で楽しめると思います。

///////////////////以下余談です//////////////////

・コミック緋弾のアリア 作画:こよかよしの
原作のライトノベルを忠実に再現しているコミックシリーズです。こよかよしの先生の作画は可愛いキャラクターで好感がもてるんですが、バトルの描写がやや迫力不足ですので少し物足りなく感じてしまう所があります。またコミカライズ作品の例に漏れず話の進行が遅いので原作との差は広がるばかり…。忠実にやっているので仕方ないですよね。ちゃんと完結するのか心配です。
微妙に気になるのが巻末のお祝いコメント。緋弾のアリアAAでは原作イラストのこぶいち先生やこよかよしの先生のお祝いコメントが毎巻掲載されているのに、こちらの方にはこぶいち先生・橘書画子先生共に1巻ずつメッセージを送っているだけ…この扱いの差はなんですか?

・スピンオフコミック緋弾のアリアAA 作画:橘書画子
原作の話を背景にアリア達の後輩武偵「間宮あかり」を主人公に本編とは別視点で展開される作品。作画のレベルは高くキャラクターの動きなども自然です。見どころは本編のキャラクターなども登場して、時系列的に並行して進行しているところです。要所要所に本編のストーリーが絡ませてあったり、原作にもAAのキャラクターが登場したりする密かな楽しみもあります。

・パチンコCR緋弾のアリア 制作:藤商事
大当たり確率:1/297・1/199・1/99 の3タイプが存在する。
一番ホールに出回っているのは1/297のライトミドルタイプだと思います。それでも最近のMAX台に比べるととても当たりやすい仕様なので遊びやすいですね。演出も楽しくて、原作ファンなら楽しめる仕様だと思います。大当たり時には機体上部の「アリアフィギュア」が作動して「風穴開けるわよっ!」の一言とともにボーナス確定。至福のひと時です。パチンコをやったことの無い人は1/99の遊パチタイプが置いてあるホールを探して、パチンコを知っている友達などに教えてもらいながらやってみましょう。大きくは勝てませんが大きく負ける事も無い仕様です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 36
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

風穴ホームズ♪

武力行使により犯罪取り締まりにあたる「武偵」を養成する高校を舞台にした
同名ライトノベル(未読)のアニメ化作品(1クール)

【物語 3.5点】
歴史&伝説上の偉人の異能を受け継いだ少年少女バトル。
ツンデレ、ヤンデレ、クーデレ、ハーレム状態でラブコメ。
2010年前後のラノベのトレンドを寄せ鍋。
くぎゅのツンデレに至っては、お弁当に玉子焼きくらいド定番なメニュー。
新味は乏しいが、ラノベらしいアニメを求めたい時には美味しく頂ける。

各話構成はツンデレが主成分のラブコメも展開しながら、
派手なアクションで事件解決→不可抗力なハプニング→ツンの制裁でオチ。
とのお約束をハイテンポで繰り返す。

ヒロインのデレ、美少女だらけの人物相関の形成等ラブコメは急激だが、
メインストーリーは、頻発する"武偵殺し”に主人公らが挑む中で、
能力遺伝にまつわる巨悪の一端が垣間見える序章で終わる“おれたたえんど”

武偵たちが血を巡る宿命の中で自分の価値を模索するテーマは重たく、
作中{netabare}女の子が顔面を踏みつけられる{/netabare}中々のリョナがあったりと、
軽快なラブコメからの振れ幅は意外と大きく、決して気軽に眺められるだけのアニメではない。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・J.C.STAFF

『シャナ』、『とある』シリーズなども経て、
瞳の顔面占有率高めなキャラデザの扱い、
肌色率高めのラブコメ←→美少女ヒロインもズタボロになるアクションもお手の物。

爆弾テロあり、銃撃戦あり、カーアクション、ハイジャック。
それ以上に激しい?ヒロイン嫉妬の剣戟(笑)と、人物の動きはアグレッシブ。

主人公少年キンジの寮部屋などラブコメの暴風により毎度、事件現場以上の惨状w
家具など破壊可能オブジェクト多数で作画カロリーも上昇。
立地が川沿いというのも好条件。
これならとばっちりで窓から落ちても死ぬことはありませんw

が、当時既に2011年。アニメも16:9画面での制作が普及する中、
4:3の画面サイズでの制作は卒業をとの要望は残りました。


【キャラ 4.0点】
主人公少年・遠山キンジ。遠山金四郎の末裔で、
エロい状況で超人的な能力とイケメン過ぎる言動が発動する特異体質「HSS(ヒステリアモード)」を継承する。
この都合が良すぎる能力がシナリオ展開上は結構便利。
二重人格同然に普段はイケてない落ちこぼれが、いざという時は主人公最強。
美少女との一線も躊躇なく踏み越えることができる。
凡庸な鈍感主人公設定では無理がある各種アクション&ハプニングシーンも、
キンジなら強行突破できます。


メインヒロインの神崎・H・アリア。「双剣双銃(カドラ)」の異名を誇るSランク武偵。
低身長、ロングツインテール、貧乳(コンプレックス込)、ニーハイ絶対領域(太ももにガンホルスター装備)。
キンジは馬鹿を通り越してもはや奴隷呼ばわりw「風穴あけるわよ!」が決め台詞。
{netabare}キスで子供が出来ると思っている{/netabare}など性知識は幼児並wついでに{netabare}雷{/netabare}が苦手。
フィジカル&メンタル共に清々しいまでのツンデレ。

一応、シャーロック・ホームズの子孫でもあるアリアちゃん。
名探偵の勘は受け継ぐも、推理力は遺伝せず。
察知した事件の予感を論理的に伝えられないとキンジにツンツンと当たり散らす理不尽w
が、それすらもごちそうさまです♪と満足してしまった
私の“S型釘宮病”はもう手遅れなのでしょうねw


キンジがアリアとツンツン、デレデレといちゃついている間を割って、
ヤンデレ気味にキンジを慕う幼馴染の美少女剣士で巫女の星伽(ほしとぎ)白雪(※巨乳)が
「この泥棒ネコ~」「死んで償え~」と斬り込んで来るのが大体のパターン。

そこにキンジの心も盗みたい{netabare}リュパンの曾孫{/netabare}で金髪金眼ロリの峰 理子(※やはり巨乳)が
ちょっかいを出してややこしくなるのが基本構図。


【声優 4.0点】
アリア役の釘宮 理恵さん。
銃弾だけでなく「バカ!」「うるさい!」「変態!」「風穴!」ニャーニャー(奇声?)とツンデレの女王様セットを一式揃えて連呼連発し、釘宮病患者をおもてなし♪
患者以外は食傷気味かも?と放送中は思いました。
結果として本作辺りが、釘宮病蔓延の最末期だったのかなと。
最近のツンデレだけじゃない、多彩で円熟味が増した釘宮さんも良いですが
また、くぎゅのツンデレで悶絶したいと願ってしまうのは、釘宮病の発作ですね。スンマセンw

キンジ役の間島 淳司さん。手慣れたリアクションでくぎゅのツンをいなし、
無気力根暗→“ヒステリアモード”のイケボへの豹変にも好対応。

裏表と言えば、峰理子役の伊瀬 茉莉也さんも相当な落差。
ロリ巨乳な外面に騙されてはいけませんw


【音楽 3.5点】
劇伴担当は尾澤 拓実氏。
キーボードによる幅広いアレンジでラブコメ~アクションまでカバー。
運命を示唆するコーラスの挿入など、音楽も意外とシリアスな構成。
総じて良好でしたが、ここもそろそろ豪華にオーケストラ音源も取り入れる当時のトレンドに追従をとの要望も残りました。

OP主題歌はMay'n「Scarlet Ballet」
作曲・編曲・浅倉 大介氏によるエッジの効いたシンセサイザーとシャープに加工されたボーカルに、
銃声もアレンジして作品の的を射抜くラノベらしいOP。

ED主題歌は中野 愛子さんの「カメリアの瞳」
毎回、明快なギターのイントロによる引きもクールなエンディング。
とびばこ上で仰向けになったアリアから感じる美少女✕銃の背徳感。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アリアよりも白雪(星伽(ほとぎ)の巫女)の方がヒロインな件

2周目完走したので更新です。

◆視聴メモ

・ごく稀に白い光線が入るけど、いらないと思うな。
・最終回に出てくる「カナ」を何とかしてほしかったけど、無理だろうな・・・


◆制作情報

原作               赤松中学
監督               渡部高志
シリーズ構成          白根秀樹
脚本               白根秀樹 ヤスカワショウゴ 平林佐和子
キャラクターデザイン(原案) こぶいち
キャラクターデザイン     岩倉和憲
音楽               尾澤拓実
アニメーション制作      J.C.STAFF


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================== 緋弾のアリア (2011年4-6月) ================
{netabare}
第1弾 La Bambina ★ 武偵殺しの襲撃、神崎.H.アリアの転入 ※星伽嬢・理子も登場
第2弾 双剣双銃(カドラ)のアリア ★ アリアの身上調査、キンジとアリアの約束
第3弾 ファースト・ミッション ★ バスジャック事件、スナイパー蕾姫(レキ)
第4弾 武偵殺し ★ アリアの個人事情(母の冤罪、パートナーの必要性、イ・ウー)、チャーター機ジャック事件、武偵殺しの正体
第5弾 武偵憲章1条 ★ 続き ※この回で超能力ありの世界と判明
第6弾 星伽の巫女 ★ 白雪護衛任務 ※超偵(超能力持ち武偵)の巫女の幼馴染←設定てんこ盛り
第7弾 かごのとり ★ 続き(アドシアード当日)
第8弾 魔剣(デュランダル) ★ 続き、ジャンヌvs.緋巫女(ひみこ)
第9弾 蜂蜜色の罠(ハニートラップ) ☆ 理子の武偵高復帰、理子の依頼
第10弾 特訓 ☆ 無原罪のブラド、保健室覗き見事件、レキの銃撃スキル
第11弾 潜入 ★ メイド・執事任務、小夜鳴研究室(ロザリオ回収)、理子の裏切り
第12弾 ブラド ☆ 対ブラド戦 ※人間じゃない敵は流石に微妙過ぎる・・・×
OVA 武偵が来たりて温泉研修 ☆{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)9、☆(並回)4、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.1

OP 「Scarlet Ballet」
ED 「カメリアの瞳」


※以下、以前のレビュー
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スピンオフ作品『緋弾のアリアAA』の放送が始まったので、急いで本家の方も視聴してみました。

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========= 緋弾のアリア (2011年4-6月) =========

{netabare}第1弾 La Bambina ★ この強引な展開!しかしそこが良い
第2弾 双剣双銃(カドラ)のアリア ☆ SランクとEランク武偵
第3弾 ファースト・ミッション ☆ バス・ジャック事件、蕾姫(レキ)登場
第4弾 武偵殺し ★ ハイ・ジャック事件、理子(りこ)の誘惑
第5弾 武偵憲章1条 ★★ 続き、このシナリオの無謀さは◎
第6弾 星伽の巫女 ★ 超能力者で幼馴染で巫女(設定てんこ盛り)は○
第7弾 かごのとり ☆ 
第8弾 魔剣(デュランダル) ★ ジャンヌ・ダルクvs卑弥呼?無謀すぎて逆に○
第9弾 蜂蜜色の罠(ハニートラップ) ☆ 理子の依頼  
第10弾 特訓 ★ 理子の過去、蕾姫の銃撃スキル
第11弾 潜入 ☆ 理子の狙い、予告編「リュウジ」って・・・
第12弾 ブラド ★ 巨大くまっち登場
OVA 武偵が来たりて温泉研修 ☆ 紛うことなき温泉回{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)6、☆(並回)6、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.1

OP 「Scarlet Ballet」
ED 「カメリアの瞳」


◆総評

さすがのJ.C.STAFF+ヒロイン釘宮理恵。
ちっこくてツンツン生意気で、でもドジで実はデレデレ・・・
重度の釘宮病患者が発生するわけですね、コレは。
第11話の予告編で「リュウジ」だか「ユウジ」だか叫んでたのは笑いました(そこは「キンジ」だって笑)

キャラデザが『これはゾンビですか』と同じ方で、キャラ設定やストーリー展開の強引さも『これゾン』と同じかもっと酷いくらいなので、ここまで出来れば逆に清々しくて高評価したくなります。

『AA』の方も第1話の掴みは上々だったので、期待したいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 48

85.6 17 バトルでツンデレなアニメランキング17位
伝説の勇者の伝説(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (3794)
20434人が棚に入れました
ローランド帝国王立特殊学院の学生、ライナ・リュートは、いつも寝てばかりで無気力の劣等生。
昼寝だけして過ごすことを望むが、ある日、敵国のエスタブール王国が戦争をしかけてきたことで、ライナたち学生は戦争に送り込まれ仲間の多くを失ってしまう。戦後シオンと共にローランドのために行動を始めたライナだが大陸を覆う闇はローランドをも蝕み始めていた。

声優・キャラクター
福山潤、高垣彩陽、小野大輔、杉田智和、村田知沙、藤田咲、伊丸岡篤、沢城みゆき、諏訪部順一、日野聡、岡本信彦、小田久史、阿部敦、増谷康紀、入野自由、竹達彩奈、緒乃冬華、高橋美佳子

うっきー星人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

コードギアス1期で打ち切りになったレベル、めちゃくちゃ面白いクセに勿体無いアニメ

先に言っておきますが、実は自分も最初1話で切ってしまっていたうちの一人ですw

この作品、最初見始めたときはパッと見、
「あー、これはよくあるような古臭いファンタジー冒険物で単に女勇者と男魔道士が世界を旅して問題を解決していくだけの話なんだろうな~」
と印象だけで勝手に決め付けて見切ってました
でもかなりの評判だったんでしばらく経って実際に観てみたら全然違ってた
これは冒険じゃなく、主に戦争がメインのお話になってますね
つかメチャクチャ面白すぎてワロタwww

簡単にいうと戦争を背景に勇者、魔法、悪魔などを組み込んだ中世的ファンダジーで、特に心理描写、精神的部分が濃いアニメ
更にこの世界には特殊能力を秘めた武器が存在し、メインの背景が戦争という事でその奪い合いもアツイです

精神的部分においても全体的に心にくる痛々しい世界観、貧困、差別で恵まれない人達までしっかり表現されていて感動しました
また、恋愛、友情、悲しみ、裏切りなど心情描写にもかなりグッっとくるものがありました
そこらへんをたくさん出てくるキャラクターが生かしきれていてすばらしいです!!

戦争アニメにおいて重要な敵各国の状態、状況もうまく描けてると思います
ただ戦時中という設定がありますので若干不幸な人間が多いですが、
ところどころ世界観壊さない程度にやんわり笑わせてくれるギャグもあるのでメチャクチャ暗い話とかでもありません
ギアス的な魔眼覚醒シーンも含め、良い意味で中二的演出のレベルもかなり高くこだわりを感じました

それと戦闘シーンも迫力ありましたねえ、魔法が各国ごとに管理されているという設定も魔法のバーゲンセールみたいなことにならなくて評価できますよ
主人公とか同種のヤツらだけは別ですがw

ただこれから更に物語が進展して面白くなりそうなのに2期絶望的ってのがありえないですね
今まさに自分から行動しようとしているライナ
いろんな感情が芽生えてきてるフェリス
シオンは王として壊れていくのかそれともどんな決断を下していくのか
ライナのために暗躍しているキファの立ち位置
今後一悶着あってもおかしくないシオン側の周りの人間
そしてガスターク側に魔眼の人達に世界の謎に戦争に・・・それとフェリスの兄貴とか!
上げていくほど先が気になってしょうがないwww
なんかね例えるならコードギアスを1期で打ち切りにされたような気分ですwww

という事で内容が濃いので物語も満点与えたい所ですが、やはり作りかけの作品という事も含め4.5で

---以下勝手に反省会-------------------------------------------
あまり売れなかった理由は、おそらくこのアニメがこんな面白いと気づいてる人が少なく、
当時見ている人が少なかった(自分を含めて)
壮大なスケールの物語に対して1話目のインパクトが弱すぎた、ノリが軽すぎた所も視聴者を逃す原因になったんじゃないかと思います
ソードアートオンラインなんかは1話目のインパクトに引き込まれましたが、これはその逆
もっと宣伝にもチカラを入れるべきだったと思いますね、視聴率がもの凄く悪かったみたいです
それと、女性キャラの外面的な魅力が弱い、団子とか(萌え系が好きな人とかオタに対して)
ただし個人的には内面的な魅力はみんなすばらしいと思ってます

このアニメは放送終わって少し経ってから凄いアニメと話題になったという部分が相当あるので、
もっと思い切り宣伝などにもチカラ入れれば2期作っても普通に成功すると思います!
うまくやれば絶対に1期の五倍以上は売れると思うんですがね・・・軽~く5000~6000はいけそう
マジで2期作った方が良いですよ?勿体無さすぎwww

最近はラノベ系アニメ化の乱発(数打ちゃ当たる商法)が目立ちますが、
こういう作りかけの作品達、中途半端で止めてある作品達にもう一度日の光を当ててみるという考えも持たれてみてはいかがでしょうか?
この作品に限らず、意外と再ヒットする作品は沢山眠っていると思います
これほどの作品をこのまま中途半端に投げておくなんて正直何やってるんだよ!という気分で仕方ありませんw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 32
ネタバレ

カナタケ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

コードギアス心酔者としては…(まともなレビューではありません)

コードギアスの後に観ると、主人公の声が「福山潤」で【魔眼】保有してるので、ギアスとめっちゃかぶるし、

主人公の暴走状態時の「フハハハハハハ!」が、

コードギアス第二話のテロリストの指揮をして地面を陥没させてブリタニア軍の大部分を壊滅させたシーンの「フハハハハハハ、やれる!やれるじゃないか!」のシーンとかぶってかなりテンションが上がった。

コードギアスファン…いや、ルルーシュ好きにはかなり良いかもしれない。後、スザクの声優「櫻井孝宏」も魔眼保持者として後半でてくる。

ただし、自分のようないちいちコードギアス視点(コードギアスの声優が出てくるといちいちテンション上がる)でアニメを見るようなコアなファンはかなり少ないと思うのでこのレビューは基本的に役立たないと思われる。

ついでに、(あくまでもついでに)

〈伝勇伝を見るにあたって〉に触れておくと、

普段は、原作未読でアニメを見ることを勧めているが正直この作品に限っては・・・先に原作を読む必要があると思う。

なぜなら、作品の中のキャラクターがやたら多くそれぞれが個性的な能力を持っているにもかかわらず、説明をかなり省いているので原作未読者は話しが進むにつれて理解できない部分が多くなり、『なんでこうなるの?』という気持ちが強くなり『つまらない』となってしまうので

予習的な意味合いで、原作を読んでおくと良いかもしれない。

もっとも、そんな【アニメを見るために原作を読まないと理解できない作品】という時点で低評価になる原因ではあるのだが・・

しかし、アニメ放送前から原作を読んで内容を知っていた自分としては、このアニメをみた時に主観的には非常に良くまとまった作品だというのが第一印象だった。

もちろん、内容を知っているために内容の省略に対しての不満はあったが、テンポよく見れたという満足感の方が大きかった。
次の回にどうなるかわからないから面白いと感じる人には受け入れられないやり方ではあるが…

自分は内容についていけなくなるよりは良いと思う。

こっからネタバレ(伝勇伝見終わった方へ)

{netabare}シオンが革命して王になるまでの物語がないのは原作も『真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説』として、『伝勇伝』とは別に存在する。
よって、次に伝勇伝絡みの作品が放送されるのは、
シオンが革命して王になるまでの革命の物語の『真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説』か、伝勇伝の続編の『大伝説の勇者の伝説』になる。しかし、真伝勇伝も大伝勇伝もまだ続いているので放送されるかわからない。{/netabare}


既に周知の事実かもしれないが、一応書いといた。

<ついでに②>
あくまでも、この『伝勇伝』という作品はとても長いプロローグであり、たくさんの伏線を張って、謎をのこしたまま終わるのは続編である『大伝勇伝』の面白さを際立たせるための作品だからです。

よって、原作を知らないで見終わるとさんざん伏線をはっておきながら何も回収されないで終わってしまうので「まとまりが悪い」、「盛り上がんない」というのが印象に残り【消化不良なアニメ】と位置づけられてしまうわけです。

それも当然。原作未読者はプロローグだけを見て終わってしまっているのですから。一番盛り上がる伏線が回収されていく本編である大伝勇伝の内容をしらなければ、一期と同じでつまらないのでは?という心境になり二期を期待している人の気持ちが理解できない人もいるのではないでしょうか?

しかし、大伝勇伝では伝勇伝で張った伏線をどんどん回収していき、展開がもの凄く早く変化が目まぐるしくなります。

原作読者が二期を切望する理由はまさにここにあると思います。
アニメ自体に完結を求めている人は見ない方が良いかもしれないです。

基本的にためにならないレビューだが読んでもらえるとありがたい。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

原作ファン以外理解できないであろう壮大な物語の序章。 無念ナリ

ランキング上位の作品ですね。。ゴクリ
やや長くなりますが、お付き合い頂ければ幸いです。

ざっくりとした内容は①ファンタジー②政治劇
2つの側面を描いた戦記物です。。
僭越ながらどんなアニメなのか説明と感想を書いて見ます


・概要
ファンタジー側にいるのが主人公:ライナ
政治側にいるのがライナの親友で国王:シオン
国王を守護する家の出身でメインヒロイン:フェリス

シオンが治める国がローランド帝国です
国王フェリスはライナに伝説の勇者の遺物を探すよう指示します
この遺物が伝説上の魔族や英雄が残したものらしく
偉大なパワーを持っているようです。。
人々は遺物をめぐって争うわけですね


・主人公ライナ
特殊な瞳の持ち主
ローランド帝国王立特殊学院の生徒
この学院の生徒に求められるのは、戦争の道具としての優秀さ。
ライナは無気力な生徒です
楽しみ惰眠を貪ることだけ(中二風に言いましたが昼寝)
しかし、ライナの望みは叶いません。。
彼には特別な瞳の力がありますので
異端とされる瞳を持つ事に戸惑い時に傷つきながら
戦乱の世の中で自分に力をどう使っていくか向かい合っていきます

異端の力と書きましたが
このアニメのキャラは概ね悲しい過去もちです。

主人公の設定を書いて見ましたが、何かピンと来るアニメがありますよね

『ライナCV福山潤』です


・キャラクター
登場人物は非常に多く、能力や思想ハッキリした個性があるようですが
アニメ作中では追いきれません。。
主役3人の描写に尺を割くためには仕方のないことのようです
名前を覚えるだけで精一杯だとおもいます


・構成
アンチヒロイックサーガと銘打ってありますので
普通の物語とは英雄と悪魔のたち位置が違う設定です
ファンタジー世界の戦記物ながら
政治の舞台までしっかり描こうと努力がみれます
物語が骨太で壮大であることは伝わります。。
舞台の大きさは理解できますが
物語の内容に踏み込む前にアニメは終了です。

俺たちの戦いはこれからだENDです
無気力だったライナが旅に出る気になる事はしっかり確認できます


・作画
今のアニメの基準で考えると背景、人物ともに平凡です。
現在のアニメと比較しても平凡と思えるという事は
放送時は丁寧な部類だということです。


・バトル
魔法や剣戟のバトルは迫力ある仕上がりです。
戦闘中の心理描写もメインキャラに限っては伝わります
登場人物が増えるとバトルはインフレ気味になっていくようです
戦術を駆使するといったような感じではありません


・コメディ
ライナがさぼりたがるのをヒロインのフェリスがツッコむ
フェリスがだんごに執着して人格が崩れる等
主人公、ヒロインが中心となる掛け合い型のコメディーです。
フェリスが粗暴な子なのでツッコミがきつめです。。

コメディ色はアニメのタイトルに反して弱いとおもいます
なぜ、こんなタイトルなのか謎です。。
~~~~・サーガ
とかの方がしっくりきます。


・さいごに
壮大な世界観と魅力あるキャラが多数登場して
想像力を刺激される内容ですが、
謎はそのまま放置され、撒かれる伏線で溢れかえっています。
よく紹介してもらえないキャラ達も存在感が凄いです。
稀にみる原作を読んでね。パターンです
原作はさぞかし面白いのでしょう。
広告として素晴らしい出来きのアニメであると思います。

原作ファンの方には満足できるかもしれません
アクションを楽しむ、90年代っぽい萌えを楽しむという
目的で視聴されるのもアリだと思います。


長々とおつきあい頂き誠にありがとうございました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27

85.4 18 バトルでツンデレなアニメランキング18位
アクセルワールド(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (3715)
20037人が棚に入れました
どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分を使って“速さ”を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。季節は秋。相変わらずの日常を過ごしていたハルユキだが、校内一の美貌と気品を持つ少女“黒雪姫”との出会いによって、彼の人生は一変する。少女が転送してきた謎のソフトウェアを介し、ハルユキは“加速世界”の存在を知る。それは、中学内格差の最底辺である彼が、姫を護る騎士“バーストリンカー”となった瞬間だった。

声優・キャラクター
三澤紗千香、梶裕貴、豊崎愛生、浅沼晋太郎、戸松遥、鈴村健一

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

『加速世界』側の凝った設定とバトルシーンは秀逸で続編を希望したいが、『現実世界』側に関しては……【総合評価:71点】

2012年春から夏に全24話放送され、OVAも2話発表された作品。

原作は全く読んだこと無いんですが、SAOと共にアニメ化決定から期待を寄せていた作品

携帯端末である『ニューロリンカー』を用いて仮想ネットワークが普及。
そのアプリケーションであり、思考を千倍に加速させる『ブレイン・バースト』
現実世界では理不尽な現実世界から目を背けている太ったいじめられっ子で本作の主人公、有田春雪が『ブレイン・バースト』のプレイヤー、『バーストリンカー』となり、『加速世界』を通して成長して行ったりするってな物語です。

物語は正に王道のバトルアニメ、その肝でもある戦闘シーンも見応えがありましたね。
恐怖や欲望、強迫観念がアバターの姿形として具現化するという発想は非常に良いなと思いましたね。
正直言いますと、自分は最初『加速世界』でのアバター全般がどうも微妙だなと思っていましたが、まぁ回が進むにつれ、その違和感も無くなって来ました。

アバターではなく現実世界でのキャラクターのデザインは、若干輪郭に違和感を感じます。
まぁ、そこを除けばまぁ上々、主人公のあのフォルムは正直ネタですよねww

音楽に関しても2クールでOP、ED共に2種類あります。
OPは作品のイメージに合った楽曲だと思いますし、映像面も実に良かったですね。
特に2クール目のOP「Burst The Gravity」 が映像面を含めて一番気に入っております。


そして、物語に関しては、やはりかなり練られていて奥深い設定が印象的
ですが、個人的な印象としては、どうにも凝った奥深い設定の割りにそれが活きていない印象を受けます。
まぁ、凝った設定故に2クールを用いてもまだまだその面白さの本領発揮に至っていないと言った方が適切かもしれませんね。
物語的には24話を費やしてもまだまだ序盤、今までの伏線などが回収されていく続編があってこそ活きてくる作品の様にも思えます。
王道のバトル展開、凝った設定、それらは続編があれば活きてくるだろうし高評価です。


『加速世界』側は高評価ながら、自分としては『現実世界』側での登場人物には全く共感が持てませんでした。
単純に、『加速世界』側でのみとなれば違和感を感じないのですが、一度『現実世界』側として登場人物たちが描かれると共感が持てません。

特筆すべきは主人公、太ったいじめられっ子、その設定は問題ないとしても、あまりにも『加速世界』を心の拠り所にし、現実以上に『加速世界』に重きを置いている姿勢に問題がある気がします……

現実世界では天と地ほどの差があるヒロインの黒雪姫に必要とされ、『加速世界』で唯一の飛行アビリティまで発現させる
現実世界で苛められ、劣等感を感じていると言うのは分かります、そんな中で彼の存在を肯定してくれる『加速世界』は確かに魅力的

ですが、所詮、ゲームでの事です!!
にも関らず、『加速世界』で劣等感を克服したんだよ、見たいな空気を醸し出されても共感できませんね。
現実世界に置いて確かに『ブレインバースト』で加速が出来る様になったかも知れませんが、別にそれを利用して世間の評価を変えたわけでもない。
加速を使って世間から高い評価を得る事を作中では悪事の様に描かれていました、現に敵キャラの能美はやっていた事ですね。
ですが、正直、自分としては現実世界でのメリットを求め、『ブレインバースト』をその為の手段として利用、それのメリットを維持する為に人を陥れていた能美の方がよっぽど理解できちゃいます。

現実世界で加速を使わないとなると、『ブレインバースト』ってただのゲームです。
そして、現実世界で加速を私欲に使わない春雪達は言ってしまえばただのゲームオタク、しかも現実世界よりもゲームに執着するかなり重度な……
そして、同じく重度なゲームオタクでしかない周囲の登場人物の中で、自信を着けて加速世界での有能さを現実世界に引き摺る様は、単純にゲームと現実の境が曖昧になりつつある深刻な状態になっているだけで苦笑しかできません。
好意的な見方をすれば、卑屈な性格だったが自信を得て、ポジティブになっていると、成長している風に捕らえる事も出来るのでしょうが、自分には無理です。
とまぁ、こんな感じに主人公の『ブレインバースト』に執着する様を捉えてしまいました。

非常に偏屈な捉え方をしたレビューとなってしまい、不快に感じる方も居たかもしれません。
ですが、この作品は『加速世界』側を楽しんでなんぼな作品だと思いますし、『現実世界』側を無視すれば、自分としては十分に楽しめたとも思っています。
最初に述べたように『加速世界』側に関しては、その凝った設定と王道のバトルアニメとしての展開は続編を希望する程に評価しております。
続編が出れば凝った設定もより活きてくる展開になるでしょうし、バトルアニメとしても順当に盛り上がって行く事でしょう。
ですので、この作品を総評すれば非常に良かったと思いますので、未視聴の方は是非視聴してみてください。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 83
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

鳥は天高く気高く舞う

序盤 w

中盤 ええと

終盤 うん

この話はデバイスが進化した2047年の話
ジャンルはバトル・ハーレム・主人公最強・恋愛
SAOの原作者と同じ方です。個人的にSAOが嫌いな方に入っているので、本作もまるで期待してなかったのですが。
まぁつらい。序盤の苦痛さと言ったらこの上ない。主人公が生理的に無理。さすがにアレはやりすぎ。変に忠実になぞろうとしてもただの豆タンクになるだけだから、やりすぎくらいにして愛嬌を持たせる作戦なのかもしれないけど、正直無理。こんなのを異性として好きになる、という感情がまるで分からん。ペットくらいならまだしも。
内容です。序盤は本当にきつい。うだうだと主人公が巻き込まれていく情けのない姿を延々と見せられてるだけ。ただただ主人公が気に食わない。
そしてあまりにも主人公に都合がよすぎる。運命というか感情というかが簡単に扱われすぎでしょ。
中盤では物語の盛り上がりを見せるのですが、正直何も面白くない。展開もありふれたものであり、戦隊モノを見てるかのような稚拙で退屈しかしないものでした。
終盤はわりと、って感じでした。まぁ慣れてきてしまったというのもあるんでしょうが、やはりここでもご都合が良すぎます。アホみたいな茶番に人生をかけたかのようなお遊戯をして、なんなん?死ぬん?君ら。

遊び感覚で始めたゲームが現実に影響を及ぼす系はよくあるジャンルです。もう使い古され続けました。人間の限界を問い詰めるならまだしも、本作では一回負けたぐらいでは正直どうってことはない。強いていうなら戦闘挑戦回数が減る程度。ゼロになったらお終いだけど死ぬわけじゃない。それだけ。仲間のためとか先輩のためとかほざいてるけど要は自分が活躍したい自己承認欲求を正当化しようとする醜すぎる行為。見てて腹立たしい。
果たして共感してくれるアホは存在するのか。しかし、案外本作を高評価する方が少なくなく驚いています。しかし、その評価内容を見てると設定に着目しているそうです。まぁ設定だけを楽しむならダイジェストだけでいいです。

テーマは非常に微妙です。加速という曖昧な言葉を使って、扱うテーマの幅を広げ、全話に含みをもたせているという雑さ。稚拙すぎる。
鳥が出てくるシーンは良かったですよ。高みを目指すということは自分を認め自分を否定し、自分を作ることです。そのどれかがなければ成長はしないし、理想は実現しない。途中で{netabare}意思が具現化する{/netabare}とかいういらない要素が出てきますが、これが本作のテーマだと思います。思考・意思がすべてを占めるという具体的な事象を作ることで、意思の重さを知らしめるという発送があるのでしょうが…何分惰性で物語があるため軸がブレブレで今私が言ったものも予想でしかなく大分飛躍したものです。結局は何も面白くはない、ということです。

キャラの好感度は低いです。登場人物全員に対して共感が持てなく、アホみたいな茶番を延々と(二回目)
最初はちーちゃんも後半になるにつれてうざくなってきます。もう無理。でも私は最後まで見ました。何が私をそこまで見させたか。作画です。サンライズさんの迫力のある戦闘シーンは見てて心地の良いものです。そしてサンライズだけあって機械系のかっこよさは素晴らしかったです。情緒のある背景も臨場感あふれるステージもとても良かったと思います。そしてキャラデザ。かわいい。かっこいい。出てくるキャラの特徴を表現したかのようなよく作り込まれたものでした。ただそれ故に心境の変化がキャラデザに影響を及ぼすのはちょっとびっくりします。

要は脳を空っぽにして「サンライズすごーい」て言えば楽しめるのかな(?)

監督は小原正和さん。
シリーズ構成は吉野弘幸さん。マクロスFやギルティクラウンなどをされた方ですね
キャラデザは愛敬由紀子さん。初のキャラデザだそうです
劇伴は大嶋啓之さんとonokenさんとMintJamさん。
アニメ制作はサンライズさん。ガンダム

作画は良かったです。戦闘シーンに迫力があり、臨場感がすごかったです。
op1は井上秋緒さん作詞、浅倉大介さん作編曲、May'nさん歌唱の「Chase the world」
op2は黒崎真音さんとmotsuさん作詞、八木沼悟志さん作編曲、ALTIMAさん歌唱の「Burst The Gravity」
ed1はKOTOKOさん作詞歌唱、八木沼悟志さん作編曲の「→unfinished→」
ed2は分島花音さん作詞、takuyaさん作曲、千葉"naotyu-"直樹さん編曲、三澤紗千香さん歌唱の「ユナイト」
声優さんは良かったです。

総合評価 サンライズすごーい

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

設定、世界観が面白いです。

原作は読んでません。

観終わった感想
{netabare}
終わっちゃった・・・
もっと観たかった・・・

ラストバトルで
黒雪姫先輩キターーーーーーーーー\(^o^)/ 
15時間もかけ沖縄から馬に乗ってくるなんて!
白馬の王子ならぬ、黒馬の姫でしたね~ ^^

能美に勝つ瞬間!
また千百合が能美を回復させて・・・
あーーーもーー何でまたーーー
って思ったら、能美の翼が消えて・・・
千百合のデュエルアバターであるライム・ベルの必殺技『シトロン・コール』は、回復ではなく、時間の巻き戻しらしく、能美がハルの翼を取る前まで戻したみたい。(レベルとかの経験値はどうなるんだろう?)

あぁ・・・そういう事だったんだね・・・
チユ、ムカつくなんて言ってゴメンね。
でも、能美にバレないよう教えて欲しかった。

能美は、バトルに負けたら加速世界の記憶を忘れてしまっていて、毒気のない可愛い子になってて、ちょっとビックリ。
能美にしたら、この加速世界は知らなかった方が良かったのかな・・・

最後、ハルと黒雪姫先輩がいい感じでしたが・・・(ニヤニヤ)
できれば、ハルがちゃんと正式に付き合おうみたいなセルフを言って欲しかったな~ って思いました。
^^

もし、黒雪姫先輩が、この加速世界の記憶を無くしてしまったら・・・
前と変わらずハルの事好きでいてあげれるのかな?
そうであって欲しいと思いました・・・・・・

とっても面白かったです。

是非2期やって欲しいです。
{/netabare}

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「20話 支配」の感想
{netabare}
あ~能美ムカつく! マジムカつく!!
ぶっ飛ばしてやりたい!!!(心の叫び)

いいキャラしてるよね!
バトルものの作品って、こう言うキャラがいると面白くなるよな~。

それに、千百合もムカつく!
なに能美回復させてんだよ~!
なにか理由があるのだろうけど・・・
「もう、やめて~」って叫んでたけど、なんか悲劇のヒロイン気取りでイラってした。
タクムが可愛そう! 二人の気持ちも知らないで・・・

千百合にイラってするのって自分だけかな?
{/netabare}


次回が楽しみです。^^

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作品は、学園恋愛ちょいハーレムバトルファンタジー。
ゲームの世界での対人格闘戦もので、見てて面白いです。

リアルの主人公は、小太りでいじめられっこ。
だけど、ゲームの世界では唯一の飛行型デュエルアバターで、速さと飛行が武器。
この後どんどん早く、強くなるであろうキャラで、期待させられます。

{netabare}

15話では、能美に翼を取られてしまい、見ててショックでした。
って言うか、何かの特殊能力があると注意して戦えよ!って思いましたが、そう言う話の設定なので、そんな事言っても仕方がないのだけれど・・・。
なんか主人公は思い込みが激しいし、馬鹿だし、もっと頭使って用心深くバトルして欲しい。
性格も、卑屈過ぎるし、ネガティブ。(だからイジメられる)
見ててたまにイラってします。
キャラ的には、嫌いまでいかないが、好きではないです。

ヒロインの黒雪姫は、美人で黒髪ロングのクーデレ系。
ヤキモチ焼きで可愛いですね。

幼馴染の千百合は、世話焼きキャラ。
タクムと付き合ってるのに、主人公が気になるみたいで・・・
それって何か二股みたいで、見ててイラってする。
タクムが可愛そう!って思います。

アクア・カレント
綺麗で可愛いめがねの無表情系キャラ。(ハーレムアニメでは必ずいる喜怒哀楽の乏しいキャラ)

上月 由仁子 / スカーレット・レイン 
小学6年生の妹ツンデレキャラ。見た目は可愛いが、性格は男勝りで、物事をハッキリ言う。
ブレインバーストの世界により、精神年齢は高校生以上か?

倉崎 楓子 / スカイ・レイカー 
リアルでは、美人なお姉さん系の高校生。
性格は、優しくおしとやかかな?
{/netabare}



嫌いじゃないけど・・・なんだかんだでよくあるハーレムものですね。
そう考えるとソードアート・オンラインの方が、ゲームで死ねば現実でも死んでしまうので、シリアス&スリリングな分、面白いかな。
それでも毎週見るのが楽しみな作品。

今後の展開が気になります!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 54

85.6 19 バトルでツンデレなアニメランキング19位
ゼロの使い魔(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (3286)
18477人が棚に入れました
平凡な高校生・平賀才人はある日突然、異世界ハルケギニアに召喚されてしまう。彼をこの世界に召喚したのは、トリステイン魔法学院の生徒でありながら魔法の才能がまるで無い「ゼロのルイズ」こと、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだった。失敗とはいえ、召喚の儀式によって呼び出された才人は、「使い魔」としてルイズと契約のキスを交わす。すると、才人の左手には使い魔の証である契約のルーンが浮かび上がった。こうして、ルイズと「犬」扱いされる才人との奇妙な同居生活と冒険が始まった。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、堀江由衣、櫻井孝宏、いのくちゆか、井上奈々子、川澄綾子、高橋美佳子

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

軽度釘宮病患者視点Ⅳ+α

正統な釘宮病患者用作品、同時に「最悪の釘宮ウィルスの発生源」でもある
俗に言われる「釘宮キャラ」を重視した作品の一つ

■釘宮キャラと呼ばれる為の条件は4つ
ツンデレ、貧乳、ロリ、※絶対領域

※絶対領域
スカートとオーバーニーソックスの間の素肌部分、詳しくは検索されたし。
[ミニスカートの丈] : [絶対領域] : [オーバーニーソックスの膝上部分] 
の比率が4:1:2.5 が黄金比とされ、許容範囲は±25%程度という見方が有力。
釘宮キャラ以外でこの領域を持つ有名キャラは初音ミク、戦場ヶ原ひたぎ等

■この作品の中身

対象年齢★★★☆☆ 釘宮以外の不純物★☆☆☆☆ 釘宮成分★★★★★

■この作品への見解

これは自分が釘宮ウィルスに感染した作品で、一言で言えば【最悪の出会い】
という事になる。こんな出会い方はしたくなかった。
自分の他レビューの毒っぷりを見れば分かると思うが、基本的にはドS傾向に
あり、性癖もそっちよりで、にもかかわらず俺のプロフィール欄には

◆萌え仕草、萌えシチュエーション
 知ったかぶり、赤面、寝癖、嫉妬
◆関係性萌え
 飼い主とペット、主人とドレイ

こんな馬鹿な話があって良いのか、どう考えても世界は間違っている。
俺が間違えているのではなくこの世界が間違っている、間違えているのだ。

釘宮を輩出した世界、ゼロの使い魔を排出した世界、自分はその世界を心底
憎まずにはいられない。一体何故、自分の棚には来年1月から放送予定の
「ゼロの使い魔F」が並んでいるのか、誰が何の目的でこんな事をしたのか。
世界が自分を貶めようとしている。この大いなる力に抗う術は無いのか・・。



で、まずは対象年齢についてだが、これは作品の話を理解するだけであれば
対象年齢★☆☆☆☆・・いやむしろ☆☆☆☆☆。多少4属性に絡むゲームでも
やってればいれば内容なんて小学校の高学年~中学校でも把握出来る。
ちなみに、話の内容は原作者が「三銃士が元ネタ」と明言している模様。

釘宮ウィルスへの抗体があった場合こんなしょーもない作品は中々無い。
よって、「釘宮病患者のみなさんに愛されるアニメとしてよろしいので」
については個人的には「間違い無いよ」としか言えない。

ただ、主人公の魅力は一概にそうとも言えないので、それは後で触れる。
小説は読んでないのだが、シリーズ累計450万部の裏には描かれている女達の
魅力の他に、この事が理由の一つにある気がしている。

あとは二期三期では方向性が変わってくるが、一期の場合は男女の距離感の
良さ、かな。それも後で触れるけど、結局は釘宮の功績が一番だと思う。
ルイズが釘宮じゃなかったら自分はこれには然程影響されなかった気がする。


次に移る。
病状が悪化していた時のニコMADの見過ぎで、記憶からの考察では成分量を
見誤る可能性があるので、レビューの為再度悪化を覚悟で最初から見たのだが
やはり「不純物★☆☆☆☆」「釘宮成分★★★★★」で何の問題も無かった。

不純物については、とりあえず1期は堀江のシエスタがやや絡んで来る程度。
程よい巨乳と、堀江の仕事、メイド、垂れ目、主人公との関係により二期以降
は川澄のアンリエッタ姫と共に相当数のファンを獲得する事になるのだが、
まあそれは先の話で、今作品ではやはり★☆☆☆☆程度の扱い

I~Ⅲレビューを読んでいる人なら気づいたと思うが、ストーリーが不純物に
ならない、というよりはルイズ(釘宮)と特殊プレイをするのが作品のメイン。
多分話の元ネタを堂々と明言してるのは、話なんてオマケだから。

だ、か、ら、この作品は危険なんだよ。

主題歌の歌詞に「~略~から始まる二人の恋の~」とあるが、とんでもない
始まるのは特殊なプレイであって恋なんぞ話と一緒でただのオマケに過ぎない。
ここを間違えないように、勘違いしないように。

自分のレビューではキャラ用品という言葉をよく使うが、まず間違いなく原作
そのものがキャラ用品。じゃなければ、脚本家が変態過ぎる。


釘宮成分★★★★★については、これはもう萌えという形を借りた特殊な交尾
に該当するもの。ツンとかデレとかエロとかそういう次元は超越してる。
仲の良過ぎる二人が、特殊なプレイを楽しみながらイチャついている。だけ

対象年齢★★★☆☆としたのは、実際はエロや交尾では無いものの、そういうの
より更に上位・・というよりマニアックな世界なんで、自分の性癖すら理解して
ない若いうちに踏み込むと、釘宮ウィルス抗体の有無によっては非常に危険。
って意味が一つ。18禁どころの騒ぎではない。


あとは特殊プレイに愛だの恋だのを関係させたがる思春期の若造や、すぐガーっ
となってガーっとやるのを求める発情期の動物ではプレイの趣を理解できない。
よって対象年齢★★★☆☆という事になる。んだよ。★5でも良い位

アホな精神学者が萌え=性癖って結び付けてたけど、萌えと性癖は完全に別物で、
相反するものでも成り立つ。一緒の人も多いっぽいですけどね。
このあたりはSとMに関する書物では・・まあいいや、そんな話はしたくない。


深く考えなきゃバカップルが視聴者相手に変態コントをやってる感じ。
ルイズ(釘宮)にネタをやらせる為の、そんな事をしたらどうなるか分かってる
だろwな主人公の行動と、あとはストーリーそのものがルイズに色々と萌え的な
行動をやらせる為に出来てる感じで、当然成分は濃くなる。

言ってしまえばお約束の場面が非常に多いのだが、釘宮の仕事のせいでお約束の
場面がここまで魅力的な作品というのを自分は知らない。
お約束を待ち望んでいる、つまりは既に調教されてしまっている訳だ。

・・以下はネタバレ完全に無しだと難しい気がするので、
まだ作品を見てない状態で読む人は注意。と言っても、ネタバレしても何の問題
も無い話なんで、てか話にはほぼ中身が無いんで、おそらく問題は無い。よ


■お約束部分(可愛い嫉妬&特殊プレイ&仲が良い二人)について

いちいちメソメソされたり、陰謀巡らされたり、ヤンデレられても実際は困るんで、
嫉妬をああいうプレイで解消してもらえると男としては非常に助かる訳でして、
主人公はその気は無くても、というか明らかにその気で「ルイズを怒らせてプレイ
を満喫している」。これは設定上の話じゃなく原作者&アニメ製作側&そういう
目線で見てる視聴者に共通する感覚ね。

あとはこのゼロ魔の影響で「釘宮が男をこの作品のように扱う事が増えた」んで、
そっちを見てれば分かるかな。それの原液。
まー、実際見た方が早い。通して見る気が無いなら2話の最初で状況が分かる。


で、見進めていくうち男女の距離感の良さに気づくんだけど、あんなに仲が良い
男女二人は見た事がない、よ?あれこそが至高のスキンシップってやつだな
よってこのアニメの最後の方はどうでも良くて、二期三期は一期が好きで釘宮が
いるから見たのであって、内容としては評価してない。

あっちは個人的には駄作。一番大事なところを完全に取り違えてる。
それでもFは見るけど・・、いや世界に貶められて見せられるんだけど


■ルイズコピペについて

・・あ、自分の場合は釘宮が好きなのであって、しかも所詮は軽度釘宮病だから
ルイズへの偏愛は無い。けど作品を語るにはあれが良いと思ってね。

ただ、流石にあの変態コピペは張りたく無いんで、


2chスレ【ルイズのコピペを超える気持ち悪いコピペって存在するの?】

4
ぶっちゃけルイズのは感動した
8
他のバカと違って下ネタ一切使ってないから評価できるよなルイズのコピペ
情熱を感じる
16
いわれてみればルイズだけは愛だけで構成されてんのなw
34
ルイズコピぺは気持ち悪くない
大自然を見たときのような感動を覚える
37
ルイズのコピペは全然キモくなんかない
人を好きになる事がどれ程素敵な事かがよく伝わってくる
いかにルイズが好きかを素直な気持ちで文にした物だからむしろカッコいい


作品の趣を理解してる人のはこーゆー人達ね。
他の奴等は二次元と三次元、現実と仮想(アニメ)を混同してたり、思春期の青さ
や動物的な衝動を押さえ切れないお子様。

って話が、例のコピペの内容と逆に聞こえる人は、まだ若い。
あのコピペを書いた奴がド変態なのは間違いないけど、現実との線引きって意味じゃ
キッチリ出来てる。出来てるからこそああいう事を書くんだよ。


何が言いたいかと言うと、あのコピペから「世間のイメージど真ん中のダメオタクを
想像するような人」は現実と仮想の区別が出来ず、アニメに踊らされるタイプ。

言ってしまえばゼロ魔もルイズ(釘宮)も、更には【例のコピペも作品】であって、
つまりはコピペ内容とコピペ書いた奴の現実の状況とはあまり関係が無い。

なんとなくだけど、自分が思い浮かべたのは「服装他にこだわってて、神経質気味で
そこそこモテるエリート会社員、既婚者で一児の父親 (隠れてゼロ魔読んでる変態)」
こいつはただの妄想ね


こーゆーのに嵌り込むのは欲求不満な人間よりも、現実で自分の欲求をある程度
満たした上で、それ以上の欲求を満たそうとして、更に上位の世界をを求める奴等。
普通のプレイでは満足できなくなった人間達の世界、SMクラブみたいなもんだな

で、今から主人公の魅力について書くけど、現実が終わってるダメオタクだと
主人公の性格や行動と正反対になるからあいつに好感を持てないんじゃないかな。と

ルイズはもう実際見た方が良いし、好みや釘宮ウィルス抗体の有無もあるだろうから、
・・強いて言えば見直した時に思ったのが、ルイズも含めた女キャラ全員の体の細さ
あとは指の長さに目がいった。顔が大きい目のロリ風なだけで、体は色っぽい


■主人公(平賀才人)の魅力、台詞のリアリティ

もうどう考えてもマニアックな変態か、人間観察好きか、好奇心あり過ぎな人か、
俺に似てる人しか読んでないはずだから、この作品とこの作品以外の色々な作品の
ネタバレもやや含めて本気で書くね。

- 才人の台詞 -

まずはネタバレ含めない台詞の方からだけど、真剣な台詞、臭い台詞、ネタ台詞
以外の部分、通常会話の才人の台詞が妙にリアル

平凡な高校生って設定っぽいけど、実際現実の平凡な高校生、自分&周囲にいた
連中の言葉遣いに凄く近い。粗暴・・って作中では表現されてるけど実際はそんな
もんじゃん、あの崩れてる言葉遣いがリアル。

才人と声優が同じのシャナの主人公、あの優男みたいなのはいない事はないけど、
リアルかと言えばリアルじゃない。根暗窓際系の少数な生き物


- 才人の行動 -

まずはハルヒのキョンとの比較。キョン君普通っぽいけど、結局受身な事が多くて、
基本的には草食系でガツガツはしてない。思考描写の方ではザ・男子高校生の脳内
軽くしたような内容もあるけど、やっぱり色々と受身。

で、平賀才人、いぬかみの主人公、とある魔術の上条、あらららぎ君、
あとは咄嗟には出てこないな。古いアニメだと割とあるけど、萌えを含むアニメの
主人公でこの手のタイプは少ない。ってのは「女の為に積極的に行動する男」
更にここから、あらららららぎさんと上条君を話から抜こうかな。


いぬかみの主人公と平賀才人は女に慣れてて、かつ女好きでフェミニストで、
才人最初ルイズの着替えで設定上あわわになるけど、その後の対応は慣れてるっしょ
えーと、設定上のあわわじゃなくて、ルイズや他の女との「通常会話の部分」ね。

その上で絶対に譲れない部分、心に芯を持ってて、ハードボイルドダンディの
予備軍とでも言おうか。やる時は激情を持って開き直りきっちりやる、魅せる男
何がハードボイルドでダンディかはよく分からんけど、分かれよ!


男>女ってか「男は女を守る」っていうのが先にあり、プレイとしてはルイズに
あんな事されて喜びながらも、男>女の部分は常に持ってるし、そーゆー事を特に
恥とも思ってない。やる時はやる自信と経験があるんだろうし、だからあーゆー
特殊プレイしてても余裕があるんだよw

話す女によって対応を変えるリアリティもあって、才人女で対応変えるっしょ
ルイズにはやや甘え弱音を吐きつつ怒らせて遊びつつ、シエスタには紳士で、肌黒
巨乳にも相応の対応。女じゃないけど、素敵キャラギーシュへの対応もね。


割と回る頭、行動力、格好のつけ方、最後の方の挫け方、立ち直り方とか、
そのあたりの主人公の内面、行動に同調できる人間が好む作品じゃないか。と
恥ずかしい事や臭い事は言っても男として格好悪い事は言わない、格好をつける。

だからさ、釘宮ばかりじゃなくて才人も見てやれ、良い男だぜ、と俺は言いたい。
ツンデレって意味じゃ才人も十分ルイズにはツンデレ、真の意味でのツンデレね
そして釘宮キャラの相方としては一番良い男、それだけは間違いない。

故に釘宮とあんな特殊プレイをしてても「お前なら良いよ」ってなる訳だ。


- 才人の周囲からの評価、モテ具合が妥当 -

とらドラのあの変な頭の奴なんて、もう物理法則を無視して完全に話の都合でモテて
るんで、その点才人はあれ実際にモテる系で、そーゆー点の違和感が無い。

ルイズ(釘宮)を掴むべくして掴んだ、他の女達からも好かれるべくして好かれた。
このリアリティがあるからこそ見ていておかしな感じが無い。


話の都合で変な男が何故か惚れられるとか、恋愛事に計算は通用しないっつっても
現実のそれは大体が客観的な妥当性ありきで「何故そーなったか」が理屈で理解できる
ものであって、そういうのを無視してるアニメが多過ぎる。

才人は一応特殊な力とそこそこイケメンを設定として与えられてはいるが、
それ以外(思考、決断、行動、性格、女への対応等)によって色々と手にしてるんで、
だから妥当性があるんですわ。内面部も設定と言えば設定なんだけど。


■まとめ

話の本筋、ストーリーは語るに及ばず、特殊プレイは釘宮への抗体があればただの
お馬鹿プレイなんで、他の点に注目するとしたら上記みたいな事になりますかね。



さ、3時間くらいかかったぜ・・。
もうこれ以上長いゼロ魔のレビューは誰も書かないだろ、うよ。

所詮は釘宮患者用品、特殊プレイ用のクソアニメ。


・・物語の評価は2か5のどっちかだな。明らかにストーリーがおまけでキャラ用品、
特殊プレイ用品として書かれてるから5・・なんだけど、ストーリーを評価して5付けた
みたいに思われるのも嫌だな。やはり2か

まあ、ルイズが釘宮じゃなかったら自分があの特殊プレイ部分をどう感じたかは謎。
釘宮のせいだと、・・思いたいね。数少ないエンディング飛ばさないアニメだし。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

第1期は楽しめるが、続編はマンネリ感キツイ『釘宮病』感染源の一角

西暦2000年代後半を席巻し、その主役声優に因(ちな)んで「釘宮病」という言葉まで生まれた ラノベ原作&J.C.STAFF制作のツンデレ・ヒロインものの一角で、本サイトでの評価も悪くない作品・・・ということなので、第1~4期まで視聴してみました。


◆(参考) 釘宮ツンデレ・ヒロイン作品 (J.C.STAFF制作) の個人評価

(1) 『とらドラ!』(2008年)       逢坂大河   ★★ 4.6
(2) 『灼眼のシャナ』(2004・5・11年)  シャナ     ★ 4.3
(3) 『緋弾のアリア』(2011年)      神埼 H.アリア ★ 4.1
(4) 『ゼロの使い魔』(2006・7・8・12年) ルイズ F.V.  ☆ 3.6

※この他に『ハヤテのごとく!!』(2009年制作の第2期)も、J.C.STAFF制作&釘宮ツンデレ・ヒロインの組合せ作品ですが、未視聴。

→以上のとおり、残念ながら同カテゴリーでは、本作の評価が一番低くなってしまいました。


◆(総評) 見所はあるが、マンネリズムを感じざるを得ない作品

(wikipediaより)
----------------------------------------------------------------
マンネリズム (英: mannerism) は、文学・芸術・演技などの表現が型にはまっていることである。形式主義、様式主義。日本ではマンネリとも略し、「マンネリ化」といった使い方もされる。癖・礼儀作法・行儀といった意味の manner(マナー) と同じ語源である。
元は、近世ヨーロッパの美術様式で、日本ではフランス語風にマニエリスムともいう。
現在では否定的な意味合いにとられ「飽きの来る・飽きてきた」、「新鮮味がなく、やる前から結果が見える」、「新たな魅力性が弱いこと」、「毎度同じ単調でつまらない」、「ワンパターン」、「時代遅れ」、「ネタ切れ」などの意味合いを持つ。
----------------------------------------------------------------

→ということで、下記のシリーズ別評価のとおり、第1期こそ設定の面白さに惹かれてなかなか見所のある作品と思って期待値を上げたものの、第2期以降の展開が、いわゆる「マンネリ」で、結局あまり高い評価にはなりませんでした。
(※『とらドラ!』の後半や、『灼眼のシャナ』の第3期が、こちらの期待値を上回る凄い展開で評価が尻上がりに高くなったのと全く逆のパターン)

→結論として、「釘宮理恵」という一世を風靡した大声優の演じるツンデレ・ヒロインものが好きな人なら、そこそこ楽しめる作品と思いますが、これからその手の作品の視聴を始めようと思っている人は、本作の視聴の優先順位や期待値を、予(あらかじ)め落としておいた方が賢明ではないか、と思います。

同じ釘宮ヒロインものでも、

<1> 『とらドラ!』、『灼眼のシャナ』の方は、シナリオ自体に見どころのある作品であるのに対して、
<2> 『緋弾のアリア』、『ゼロの使い魔』の方は、専らキャラクターや世界観の設定の面白さに頼っている作品、

という印象が強く、最初のうちはそうした面白さに惹かれていても、次第にいつまでたっても進展しないシナリオに飽きてきてしまうリスクが高い気がします。


◆シリーズ別評価

第1期(13話)     ★ 4.1
第2期(12話)     ☆ 3.6 
第3期(12話+OVA1話) × 3.3 
第4期(12話)     ☆ 3.6
-------------------------------
総合 (計49+1=50話) ☆ 3.6


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ ゼロの使い魔 (第1期) (2006年7-9月) ==============
{netabare}
第1話 ゼロのルイズ ☆ 異世界ハルケギニア、ルイーズの才人召喚 ※発想が奇抜だが、本当に面白くなるのか疑問
第2話 平民の使い魔 ★ 決闘 ※話は面白いが作画・演出はひと昔前のもの 
第3話 微熱の誘惑 ☆ 剣の購入(デルフリンガー)
第4話 メイドの危機 ★ シエスタ救出作戦
第5話 トリステインの姫君 ☆ アンリエッタ姫来訪、土塊(つちくれ)のフーケ
第6話 盗賊の正体 ★ 破壊の杖(ロケット・ランチャー)、ミス・ロングヴィル、才人の活躍
第7話 ルイズのアルバイト ☆ アンリエッタ姫の依頼、ホモ親父の酒場バイト回 
第8話 タバサの秘密 ★ タバサ(シャルロット)帰国(ガリア王国オリレアン公爵領)、五右衛門風呂、媚薬、勅命
第9話 ルイズの変心 ☆ モンモランシーの水の精霊召喚、精霊との約束
第10話 姫君の依頼 ★ 魔法衛士隊々長ワルド
第11話 ルイズの結婚 ★★ 浮遊大陸アルビオン渡航、ウェールズ王太子、婚礼
第12話 ゼロの秘宝 ★★ タルブの村、龍の羽衣(ゼロ戦)発見、新国家レコンキスタの宣戦布告
第13話 虚無のルイズ ★ レコンキスタとの戦い、虚無の魔法発動{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)6、☆(並回)5、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「First kiss」
ED 「ホントノキモチ」


======== ゼロの使い魔〜双月の騎士〜 (第2期) (2007年7-9月) ========
{netabare}
第1話 女王陛下のゼロ ☆ アンリエッタ女王即位、女王陛下からの依頼、女王誘拐
第2話 風と水の誓い ★ ウェールズ王太子の蘇生(アンドバリの指輪)、アンリエッタの恋心
第3話 聖職者の剣 ☆ ロマリアの神官(転校生ジュリオ・チェザーレ)、シェフィールド執政官の扇動
第4話 ヴァリエールの三姉妹 ★ エレオノール&カトレア両姉、ルイズ邸、湖畔の告白回
第5話 間諜の刻印 ☆ 恋の鞘当て(ルイズvs.シエスタ)、学院長襲撃事件、犯人捜し、王国の闇(ダングルテールの虐殺)
第6話 女王の休日 ★ ホモ親父の酒場回、女王護衛任務、高等法院長リシュモン反逆・誅滅
第7話 地底の秘密文書 ★ 開戦の詔書署名、アニエス銃士隊長の仇(かたき)捜し(極秘公文書館) ※セーラー服回
第8話 魔法学院の危機 ☆ アルビオン傭兵の学院強襲、ダングルテール虐殺の副官
第9話 炎の贖罪 ★ 続き、人質救出作戦、コルベール教師の過去(炎蛇)
第10話 雪嶺の敵 ★ トリステイン軍のアルビオン侵攻、雪中行、ヘンリ・スタッフォードとの出遭い、貴族の名誉
第11話 銀(しろがね)の降臨祭 ★ ホモ店長&シエスタ回、恋の鞘当て2、兵士の突然の反乱  
第12話 さよならの結婚式 × 撤退作戦、ルイズの求婚、殿(しんがり)任務、妖精登場 ※脚本稚拙{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)7、☆(並回)4、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「I SAY YES」
ED 「スキ? キライ!? スキ!!!」


======= ゼロの使い魔〜三美姫の輪舞〜 (第3期) (2008年7-9月) =======
{netabare}
第1話 使い魔の刻印 ☆ 戦争終結後の世界、刻印消滅、シェフィールド来襲 ※シナリオのマンネリ感が強まる
第2話 森の妖精 ☆ ティファニアとの再会、使い魔再召喚、もう一人の虚無の担い手 
第3話 英雄のおかえり ☆ ハーフエルフの魔法、才人シェバリエ(騎士)叙任、再度学院へ ※従兄弟設定は都合良過ぎ×
第4話 噂の編入生 × ティファニア魔法学院へ、砂漠の民、異端審問 ※脚本安直
第5話 魅惑の女子風呂 ☆ ルイズとの痴話喧嘩、お風呂回、人形の舞踏会 ※マンネリ感強いギャグ回×
第6話 禁断の魔法薬 ☆ シエスタ回、惚れ薬、ティファの忘却魔法 ※同上
第7話 スレイプニィルの舞踏会 × シェフィールドの策動 ※コルベール再登場は無理でしょ 
第8話 東方(オストラント)号の追跡 ☆ タバサの不審行動、ビダーシャルのタバサ拉致
第9話 タバサの妹 ☆ イルククゥ登場、タバサ救出差止め、アーハンブラ城の捕囚、韻竜シルフィード
第10話 国境の峠 ☆ タバサ救出&オストラント号奪還二正面作戦
第11話 アーハンブラの虜(とりこ) ☆ ガリア王国潜入、対ビダーシャル戦、タバサ救出
第12話 自由の翼 ☆ 対ヨルムンガンド戦 ※脚本が相変わらず安直×
OVA  誘惑の砂浜 ☆ 真夏の海水浴回{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)11、×(疑問回)2 ※個人評価 × 3.3 

OP 「YOU'RE THE ONE」
ED 「ゴメンネ♥」


================ ゼロの使い魔F (第4期) (2012年1-3月) =============
{netabare}
第1話 聖国のルイズ ☆ ロマリア連合皇国(ブリミル教総本山)、教皇ヴィットーリオ(聖アイジェス32世)、虚無の担い手の集結、ティファの使い魔召喚
第2話 水都市(アクイレイア)の巫女 ☆ 元素の兄弟、ルイズ誘拐、ガリア王ジョゼフのたくらみ
第3話 無能王の乱心 ★ 続き、ジョゼフ王&シェフィールドの最期、教皇への疑義  
第4話 女王陛下の恩賞 ☆ タバサのガリア女王即位決定、領地授与
第5話 ド・オルニエールの乙女たち ★ 領主館の新生活、アンリエッタ・タバサ・ルイズそれぞれの真情 
第6話 波乱の露天風呂 × 温泉回 ※脚本の陳腐化が著しい
第7話 砂漠のエルフ ☆ タバサ出発、元素の兄弟来襲(才人&ティファ拉致)
第8話 逃亡の地下水道 ★ テイファの召喚刻印、脱出行、ルイズとの再会
第9話 タバサの戴冠 ★ ガリア王都、虚無魔法(ワールド・ドア)、新女王即位 ※ルーブスラシル(生命を減らす力の増幅)の追加設定は唐突×
第10話 災厄の目覚め ★ ロマリア教皇からの帰還命令、伝説の古代竜暴走・アクイエリア壊滅、世界の危機、ティファの後悔、デルフの最期、教皇の決断
第11話 ルイズの選択 ★ ワールド・ドア(才人の元世界送り出し)、古代竜復活 
第12話 ゼロの使い魔 ★ 続き、才人帰還、最終攻撃、後日譚 ※色々と都合良過ぎな点は×{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)7、☆(並回)4、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「I'LL BE THERE FOR YOU」
ED 「キスシテ↑アゲナイ↓」


◆視聴メモ

【第1期視聴時の感想】
{netabare}
・登場キャラの描かれ方が表層的でラブコメとしてはイマイチだが、話そのものは意外と波乱に富んでいて面白い。
・魔法の適用範囲がどの規模までなのか?がはっきりしない点は気になる(浮遊大陸まで魔法船が運航している一方で、竜騎兵隊がゼロ戦一機に適わない等いろいろチグハグで中途半端)。{/netabare}

【第2期視聴時の感想】
{netabare}
・シナリオは面白いのだが、ルイズのツンデレ&暴力女設定がいい加減ウザくて邪魔で白けてくる。この設定はむしろ要らなかったのでは?
・第2期第4話(湖畔の恋の告白回)まで視聴した時点での感想として、やはりラブコメないし恋愛ものとしては余り高く評価できない(※吉田玲子氏や岡田磨里氏あたりの女性脚本家の書いたラブコメや恋愛ものと、本作を比べるのはそもそもの間違いとは思うけど)。
・第11話時点で、才人の発想が如何にも「戦後民主主義」的でちょっとなあ・・・と思っていたけど、第12話の彼の行動がそれと矛盾していてかなりチグハグな印象(※多分、原作者の思考のチグハグさが原因→本作全体のシナリオの限界を示唆)
・第12話終盤の才人の唐突な蘇生は前後の脈絡が無さ過ぎて脚本稚拙。{/netabare}

【第3期視聴時の感想】
{netabare}
・流石にここまで来ると、第1期から相変わらずのルイズのツンデレ&暴力女設定のウザさが目に余ってくる(マンネリ感)。
・また第3期で急に才人のハーレム・アニメ化が進行(ルイズ&シエスタに加えて、アンリエッタ女王、ティファ(ハーフエルフ)、タバサ(ガリア王族)まで才人にデレデレ・・・)。
・微エロ要素も強まって、まるで『そらのおとしもの』状態。
※但し、「そらおと」の方が最初は下らない微エロシーンが多く辟易していたところ、シナリオが進むにつれてシリアス展開に変化して楽しめたのに比べると、本作の場合は、最初はシリアス展開が多めだったのに、第3期で急に微エロ押し&ハーレム化してしまい、評価ダダ下がりとなってしまった。{/netabare}

【第4期視聴時の感想】
{netabare}
・第6話(温泉回)までの流れが如何にも陳腐。もはや才人のハーレムアニメになってしまった印象。
・第8話以降はようやく話を動かしてくるが、如何にも取って付けた風な設定後出しで余り感心しない。
・それでも、ルイス&才人それぞれの究極の選択場面は、長編作品にここまで何とか付き合ってきた視聴者には、それなりに感じる所のあるものになっていると思うので、その点は評価してあげたい。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 33

イシカワ(辻斬り) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

学園祭上演。演劇部・ファンタジー風ラブコメ

 記載されているレビューに対する反論・論戦を行いたい人は、メッセージ欄やメールで送りつけるのではなく、正しいと思う主張を自らのレビューに記載する形で行ってもらいたい。
 なおこれらのレビューは個人的推論に則ったものである。
個人的見解に過ぎない。言い切っているような台詞も、独自の解釈の一環であり、一方的な決め付け・断定をしているのではないものだと思ってもらいたい。
 微妙にネタばれしているが、ばれることが視聴に耐えないほどでないと判断し、敢えてネタばれではない、と仮定した。疑念を抱く方の中で、これから視聴される方は読むのを差し控えていただきたい。

『個人的推論に則った構造解析
 ゼロ魔はリアルなハイファンタジーを目指して始まったわけではない』
 ゼロ魔という要約の仕方を知ったのはあにこれにきてからだ。
 現代日本人の『学生』が『異世界』に飛ばされ、『活躍する』物語である。三つのくくりは非常に大きいファクターだ。

 なぜ『学生』なのか。
 これは何も難しくない。視聴者の投影である。大半の視聴者が塾帰りに夜食などを取りながら見ている、または夜寝静まったころに起き出して、親の居ぬ間にこっそりテレビをつけているからだ。蓋を開けてみると、学生の主人公が多いのはこの理由である。

 次に『異世界』
 これは日常とは違うところに行ってみたいという願望を表している。人は昔から旅行をしたがる生き物だ。別の場所で楽しみたいという欲求があった。ただ、アニメともなると単に観光するのではものたりなくなる。

 最後に『活躍する』
 これもまた単純である。冒険活劇を求めるのは、古くは英雄物語を読んで楽しむような古典的なものからはじまっている。それが他人ではなく視聴者に近い存在のほうが願望を投影できる。
 以上の骨組みをさらい出してみると、宝島のころから人間の精神はあまり変化がない。
 少し前にガンダムのレビューを書いたが、骨組みだけ確認すると、類似というよりほとんど同じであることがわかる。片方はファンタジーであり、片方はSFである。

 最新型のモビルスーツ・ガンダムに、新米パイロットが乗り込む。必ずといっていいほど、とんでもない適正があり、正式パイロットに昇格する。最後にはライバルと戦う。

 新米パイロットを『学生』に当てはめ『異世界』を『受験やテスト・塾に追われている現実の中で、一時的でも気分転換できる世界』に当てはめ『活躍する』というキーワードを投入すればよい。

 ゼロ魔とガンダムは同型の骨格、と前振りの説明もなく言い出せば、そんな訳がないと言い出す人は大勢いるだろう。特に、宇宙世紀ものの、戦争のリアリティや漢のロマンを求める人にとっては、同根だといわれたくないと思う。
 しかし、筆者からすると特に変わりはないのである。

 魔法で召還された学生、というキーワードを主軸にして、後から肉付けしていく思考ルーチンを辿れば、色々と見えてくるものがある。

 基本的にいえばドラゴンクエストとファイナルファンタジーの二大ゲームに影響されたRPG世代の取り込みだ。ゲームの世界に行けたらいいのにと思う人は大勢いただろう。ゼロ魔の視聴者たちが幼いころ、冒険者の一人となって活躍する夢を見たことがあるといっても筆者はまったく嘲笑しないし、夢見がちの人とも思わない。それだけ精神面を浸蝕するほど強い影響力があったのは確かなのだ。

 ゼロ魔にあるギミックはどんなものだったのか。
 海外旅行にでかける上で困ること。言葉が通じないことである。次に、身分として認知がされにくいためパスポートが欠かせないこと。金銭感覚が異なっていること。日本のように安全でないこと……
 とても乱暴な表現でいえば、異世界を海外旅行とくくって見ることで理解できるのだ。
 まず言葉の心配を解消するためにルイズの魔法契約があった。次に身分を証明できない、パスポートもない心配を解消するために魔法召還で呼び出された存在として確定されている。金銭感覚が異なっている。いわばカネの問題をルイズの大金持ち、大貴族として解消している。

 wikiから参照してみよう。
 冒険(ぼうけん)とは、日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである。あるいはその体験の中で、稀有な出来事に遭遇することもいう。

 なぜ異世界にいっておいて追い詰められるような感覚がないのか。中東の紛争地帯のまっただ中で、言葉も通じないまま独りでいるような内容を想像してみてほしい。生き残ることに対して極限状態になってしまうはずだ。製作者はなんちゃって冒険風味を演出したかったのであって、リアリティを求めていたわけではないというのが筆者の見解である。その意図を理解すると、ハイファンタジーと思って視聴することそのものが誤りなのであろう。
 北欧の雄大な世界観に思いを馳せつつ、なぜか学園祭があり体育館でやっている演劇を見てしまう。ファンタジー系ラブコメを見て、

『ハイファンタジーとして失敗だ!』

 と叫んだら、観客たちが一斉に振りかっえて、首を傾げた。とまあ、なぜそういう疑問を投げかけるのかということになってしまう。なので、学園祭上演。演劇部・ファンタジー風ラブコメで、ハリボテがあちこちにあると思って視聴するといいだろう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

86.5 20 バトルでツンデレなアニメランキング20位
灼眼のシャナ(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (3036)
17519人が棚に入れました
御崎(みさき)市で平凡な日常を過ごしていた高校生・坂井悠二は、とある一人の少女の出現と共に非日常の世界に巻き込まれた。
その少女、名もなき『炎髪灼眼の討ち手』は、人知れず人を喰らう異世界人『紅世の徒(ぐぜのともがら)』を探し討滅するフレイムへイズの一人。そして、その少女は、悠二にこう告げた。
「おまえはもう【存在】していないのよ」と…。
彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって『紅世の徒』から狙われるようになった悠二を護る事になる。そんな彼女に悠二は、彼女の刀「贄殿遮那(にえとののしゃな)」から「シャナ」という名前をつける。
2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく…。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、江原正士、川澄綾子、櫻井智、生天目仁美、岩田光央、諏訪部順一、こやまきみこ、野島裕史、野島健児、近藤孝行、小林由美子、田村ゆかり、白石涼子、三宅健太、伊藤静、渡辺明乃、小西克幸、菅生隆之、鈴木達央、斧アツシ、岡村明美、皆川純子、宝亀克寿、飛田展男、加藤奈々絵、大原さやか、能登麻美子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

《異能バトルもの》の傑作にして、ジャンルを超える名作

※1-3期全部含めたレビューです。

『涼宮ハルヒの憂鬱』と同じく、ラノベ原作&いとうのいぢ氏イラスト原案で、2000年代後半に大人気を博したアニメ作品です。
そして個人的には『ハルヒ』よりもこっちの方がずっと好きで、お気に入り棚にもあにこれに来た当初からずっと入れ続けている作品なので、贔屓目の評価点数とレビュー内容になっていると思います。

◆総評

「人智を超えた特殊な「力」を持つ者達が互いに争ったり、共通の敵に立ち向かう」シナリオを持つ作品のことを《異能バトルもの》と呼ぶそうで、アニメの中でも毎期最も多くの作品が作られ、かつ人気作も多く輩出しているメジャー・ジャンルですが、個人的にはレビュー・タイトルに書いたとおり、今後このジャンルで本作以上の作品に出遭う可能性はまずないのではないか?と思えるくらいの傑出した作品と思っています。
(※勿論、作画は本作の特に第1-2期はイマイチ怪しい箇所も多いのですが、全体を通してのシナリオの見事さ、という意味で本作以上の作品を考案するのはちょっと無理っぽく思える、ということ)

ファンの方には大変申し訳ないけど、正直いって、今秋から続編が放送予定の『とある魔術の禁書目録』とか、本サイトの総合順位で第10位という非常に高い評価を得ている『鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST』(※どちらも長編《異能バトルもの》)なんて、本作に比べればシナリオ面では全く太刀打ちできない凡作にしか見えません。


◆第1-2期は学園ラブコメ要素も強いが、第3期は《フレイムヘイズvs.紅世の徒》二大陣営の総力戦に急変

本作の初見当時は、第2期を見終えた時点では、

①確かにキャラクターは、相当魅力的(特にシャナと一美のダブルヒロインが◎)だけど、
②肝心のシナリオは、そこまで褒めるほどのものではないかな?(特に第2期)

・・・と思っていましたが、第3期に入ってからの怒涛の展開に肝を潰してしまいました笑。

これ、《異能バトルもの》によくある「個人vs.個人」とか「戦隊vs.戦隊」という小規模な単位での戦闘(※本作でも第1-2期はその範囲に終始していましたが)では全然なくて、「フレイムヘイズvs.バル・マスケ」という二大陣営の激突を、その始まりから結末までを詳密に描き尽くした《ガチの組織戦もの》ですよ。

両陣営が、互いの持つ数量的資源と戦略・戦術を駆使して死闘を繰り広げる様は、一般に《架空戦記もの》とか《頭脳バトルもの》の良作とされる『グランクレスト戦記』『アルスラーン戦記』『天鏡のアルデラミン』あたりよりも遥かに本格的で見応えがあります。

・・・そして、その点だけでも見事なのに、実は本作の本当の魅力はそこではありません(下記)。


◆当初はヒロイン(シャナ)の協力者に過ぎなかった一見平凡な少年(坂井悠二)の選択→そして彼は“{netabare}男マドカ{/netabare}”になる!

ここが本作の肝(きも)なので、詳しくは書きませんが、
第1期の1番目ED「夜明け生まれ来る少女」が

{netabare}I'm just 夜明け前の暗闇が/一生を運命づける
大丈夫 少女よ 今こそ/悔やみ恥じることはない Far away …
十字を背負い 死ぬ気で炎を駆けろ!!{/netabare}

とあるように、ヒロイン(シャナ)を鼓舞する歌詞だったのに対して、
第3期の1番目ED「I'll believe」の歌詞は

{netabare}「I'll believe..」孤独も因縁さえ Yeah, yeah/灼熱の記録の欠片(かけら)/現在(いま)を映すbrightness/Can see your light
あなたを照らした光彩が/わたしの記憶(なか)にも在るなら/I'm sure that we can go/全てを証明していこう{/netabare}

とあって、明らかに少年(坂井悠ニ)の心情を謳った歌詞に変化しており、
私にはこれが、奇しくも本作第3期と同じく、2011年に制作・放送されたあの名作『魔法少女まどか☆マギカ』の

{netabare}(1)暁見ほむらの果てしなく続く報われない奮闘 → (2)鹿目まどかの決断と救済{/netabare}

・・・という流れとダブって見えてしまいました。

しかもTVシリーズ計3期72話という尺をフルに活かしたことから来る《一過性ではない感動》付きで。
(つまり本作は単に《面白作》であるばかりでなく《感動作》でもあるということ)


◆第1-2期に貼られた膨大な伏線の怒涛の回収も見所

また、伏線回収という点で本作ほど見事な作品も見たことがありません。
なんせ・・・
{netabare}
①第1期第2話で消滅した本物の平井ゆかり嬢への悠ニの復活の願い
②第1期第3話以降にバラまかれた「屍拾いラミー」の目的と結末
③第1期第13話以降にバラまかれたマージョリーとシュドナイの因縁の対決の決着
④第1期第5話以降に頻繁に描出される一美の想いの結末
⑤第1期第14話以降にやはり繰り返し描出されるヴィルヘルミナの想いの結末
⑥第1期以来繰り返し描かれるバル・マスケ三柱臣(ヘカテー/ベルペオル/シュドナイ)それぞれの願いや想いの結末
⑦その他、調律師カムシンや悠二のクラスメート(田中・佐藤etc.)それぞれの想いの結末{/netabare}

等々が律儀にひとつづつ確り回収されて終わっているんですから。
ここまで一人ひとりの登場キャラの想い・願いを大切に扱って描き切った作品というのも珍しいです。

・・・ということで、本作は個人的には特に力を入れて《一気見》を推奨したい作品となりました。


◆作品別評価

(1) 第1期(無印)  ★★ 4.5 (24話) ※2005年
(2) 第2期(II)    ★   4.2 (24話) ※2007年
(3) 第3期(Final)  ★★ 4.8 (24話) ※2011年
-----------------------------------------------
  総合       ★★ 4.6 (計72話)

※以下はシナリオの本筋に関係のない外伝OVAおよびアナザーストーリー(ファン向け)

(4) OVA1(SP)   ☆   3.6  (1話) ※2006年
(5) 劇場版      ☆   3.8      ※2007年
(6) OVA2(S)    ☆   3.6  (4話) ※2009年


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ       高橋弥七郎(『電撃文庫』2002-2012年刊)
監督           渡部高志
シリーズ構成      小林靖子
脚本           小林靖子、佐藤勝一、白根秀樹、犬飼和彦、水上清資、砂山蔵澄、ヤスカワショウゴ、
キャラクターデザイン いとうのいぢ(原案)、大塚舞
音楽           大谷幸
アニメーション制作   J.C.STAFF{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ 灼眼のシャナ (2005年10月-2006年3月) ==============
{netabare}
 - - - - - - OP「緋色の空」、ED「夜明け生まれ来る少女」 - - - - - -
{netabare}
第1話 全ての終わり、一つの始まり ★ 突然壊れた日常(御崎高校入学1週間目)、炎髪灼眼の討ち手
第2話 灯る炎 ★ “狩人”フリアグネ(紅世の王)、平井ゆかり消滅、贄殿の遮那(シャナ命名)、
第3話 トーチとフレイムヘイズ  ★ 存在の割り込みと学校への敵襲、“屍拾い”ラミー&“弔詩の詠み手”マージョリー・ドー来市 ※本シリーズのラストに繋がる悠二の個性が見えてくる回
第4話 惑いのフレイムヘイズ ★  シャナの苛立ち、戦闘狂マージョリーvs.シャナ、シャナ惨敗
第5話 それぞれの想い ★ 悠二&一美の美術展デート(ラミーと悠二の遭遇)、マージョリーvs.フリアグネ
第6話 交錯・発動・対決 ★★ “都喰らい”発動阻止(フリアグネ討滅)、紅世の秘宝“零時迷子”
第7話 二人のフレイムヘイズ ☆ 悠二の特訓開始、マージョリーの仇“銀”、ラミー追跡
第8話 麗しのゴブレット ★★ マージョリーvs.シャナ再戦(“蹂躙の爪牙”マルコシアス顕現、シャナ&悠二の共闘成功)、ラミーの正体(紅世最高の自在師“螺旋の風琴”) ※この回自体も面白いが、第三期への伏線満載な点が◎
第9話 恋と欲望のプールサイド ☆ ※初のクラスメート日常回(水着回)
第10話 絡まる想い ★ シャナと一美の恋の鞘当て ※この回で本作は意外と日常回も面白いことに気付くはず
第11話 悠二とシャナとキス ★ 続き(“愛染自”ソラト&“愛染他”ティリエルの“贄殿の遮那”略奪計画が同時進行)
第12話 ゆりかごに花は咲いて ★★ 続き(一美の恋心噴出、愛染兄妹vs.シャナ)
第13話 校舎裏の宣戦布告 ★★ 続き(シュドナイvs.マージョリー、愛染兄妹死亡、シャナからのご褒美)
第14話 偉大なる者 ★ "炎髪灼眼の討ち手"誕生譚(天道宮での“万条の仕手”ヴィルヘルミナとの生活){/netabare}

 - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「紅の静寂」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第15話 炎の生まれた日 ★★ 続き("天壌の劫火"アラストールとの契約完遂)
第16話 炎髪灼眼の討ち手 ★★★ 続き(vs.天目一個、vs."虹の翼"メリヒム){/netabare}

 - - - - - - - - - - - OP「being」、ED(変わらず) - - - - - - - - - - -
{netabare}
第17話 新たなる序章 ☆ “儀装の駆り手”調律師カムシンの一美接近、バル・マスケ(仮面舞踏会)蠢動
第18話 砕ける願い ★★ みさご祭りの夜、一美の動揺(悠二のトーチ)、"探耽求究"の仕掛け発動 ※個々のキャラの感情描写の的確さに感嘆◎
第19話 戦いの中で ★★★ 続き、クラスメート達の真実、一美告白、御崎市の調律成功、傷心のシャナ ※前回に続き《キャラ心理》の描写が◎
第20話 非情のヴィルヘルミナ ★ マージョリー退去、ミステス破壊の危機 ※シナリオの繋ぎ方の巧さは〇
第21話 遠ざかる想い ★ お焚き上げの罠、バル・マスケ来襲、シャナの自己犠牲・悠二拉致 ※シャナの恋心に気付かない悠二が〇
第22話 揺らぐ炎 ★ "頂の座"ヘカテーとの器合わせ("存在の泉"出現)、シャナに託される願い
第23話 星黎殿の戦い ★★ 悠二とヘカテーの相互干渉、マージョリー来援
第24話 紅蓮の想い ★★ ヘカテーの心の間隙、“天壌の劫火”顕現(天破壌砕)、秋学期スタート ※挿入歌「緋色の空」{/netabare}{/netabare}
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★★★(神回)2、★★(優秀回)10、★(良回)11、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価  ★★ 4.5


=========== 灼眼のシャナ II -Second- (2007年10月-2008年3月) ========
{netabare}
 - - - - - - - - - - - OP「JOINT」、ED「triangle」 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 再びの刻 ☆ 秋学期の異変(フリアグネ、愛染兄妹の悪夢)、微力の徒“戯睡郷”メア(※『シャナⅢ』の第13話に再登場)
第2話 全ての序章 ☆ 悠ニの特訓、シャナと一美の弁当作りバトル、零時迷子の"戒禁"、メア討滅、ラストで近衛史奈転入
第3話 疑惑の転校生 ★ 史菜の正体探り、駆け出しの徒"駆掠の礫"カシャ撃滅
第4話 憂いの少女たち ☆ シャナ&一美の戸惑い・苛立ち
第5話 家族の食卓 ☆ ヴィルヘルミナの手料理
第6話 試練の前夜 ★ 佐藤宅勉強会、マージョリーの恋のアドバイス ※日常&コメディ回として〇
第7話 池速人、栄光の日 ★ 遊園地グループデート、悠二の親友・池の告白未遂(一美へ)
第8話 過去への扉 ★ マージョリーの昔話(1930年代のニューヨーク、"穿徹の洞"アナベルグとの戦い) ※「大地の四神」の一柱初登場
第9話 悲しみのマイルストーン ★ 続き(シュドナイの脅威、未熟者"魑勢の牽き手"ユーリーの犠牲)、悠二の封絶("銀"の炎)
第10話 帰って来た男 ☆ 悠二の父・貫太郎帰国、学園祭準備進行
第11話 約束の二人 ☆ 続き、零時迷子の創り手"彩飄"フィレス接近
第12話 清秋祭始まる ★ 仮装パレード、シャナのグランプリ選出、フィレス降下
第13話 収束、そして兆し ★★ マージョリー暴走("銀"発見)、零時迷子の"戒禁"の変質、学園の被害修復
第14話 永遠の恋人 ★ 一美のフィレスへの申出、零時迷子誕生の秘密(ヨーハンの願い)、フィレス本体降下、"銀"の腕の一撃("壊刃"サブラクの自在法発動)
第15話 覚醒 ★ "大命詩篇"の目論見、"偽りの器"史菜の零時迷子への刻印、ヘカテーの史菜回収、ヨーハン一時出現、フィレス退去{/netabare}

 - - - - - - - - - - OP「BLAZE」、ED「Sociometry」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第16話 つきせぬ想い ★ "闘争の渦"御崎市、フィレスの一美への託し物(宝具フィラルダ)
第17話 それぞれの道 ★ アウトロー(フレイムヘイズ支援拠点)の混乱、田中&佐藤の決断、悠二の鍛錬進展
第18話 錯綜の悠二 ★ 悠二の母・千草の体調異変、"聚散の丁"ザロービ接近
第19話 言えなかったこと ★ 悠二の鍛錬の成果(ザロービ撃滅)、シャナの“吼号呀(こうごうが)”ビフロンス撃滅、ラスト御崎市の異変
第20話 茜色の死闘 ★ “壊刃”サブラク来襲(自在法スティグマの脅威、ヴィルヘルミナ苦戦)
第21話 合わさる力 ★★ 続き(スティグマ破りの自在法、悠二のサブラク本体見破り・全員の協力、サブラク撃破) ※挿入歌「JOINT」
第22話 クリスマス・イヴ ★ 千草おめでた、一美&シャナの恋の決戦申込、池の告白・失恋、Xmasツリー前の待ち合わせ、ヘカテーの零時迷子奪取
第23話 危難の胎動 ★ バル・マスケの大自在式"大命詩篇(=盟主の代行体創生)"遂行開始(時計塔の変形、フレイムヘイズ突入、"敷の立像"出現)
第24話 守るべきもの ★★ 続き(ヘカテーの一瞬の躊躇、"暴君"破壊、零時迷子回収)、悠二の選択 ※ED「sense」{/netabare}{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、☓(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


=========== 灼眼のシャナ III -Final- (2011年10月-2012年3月) =========
{netabare}
 - - - - - - - - - OP「Light My Fire」、ED「I’ll believe」 - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 失われた存在 ★ 予告なしの悠二消失、冬学期、シャナ&一美の希望、悠ニの盟主代行体承諾、盟主登極
第2話 来たるべきもの ★ 上海アウトロー壊滅、"震威の結い手"ゾフィーの忠言、盟主の諸将謁見・大命布達、佐藤と悠二のニアミス
第3話 旅立つために ★ 悠二とシャナの再会
第4話 再会と、邂逅と ★ 現世の名「坂井悠二」・真名"祭礼の蛇"(紅世の創造神)、"銀"の正体判明(マージョリー戦線離脱)、悠二vs.シャナ、シャナ拿捕
第5話 囚われのフレイムヘイズ ☆ 星黎殿に幽閉されたシャナ、進む軍議と不安要素(バル・マスケ陣営)
第6話 掌のなかに ☆ ゾフィー総司令の戦力調達進行、“輝爍の撒き手”レベッカ・リードのヴィルヘルミナ加勢、最強の自在法(シャナ)、ヘカテーのシャナ襲撃
第7話 神門 ★★ 一美&カムシン再会(一美の望み、カムシンの過去話)、"大命詩篇"第二段階・創造神本体奪還作戦開始(悠二&トリニティ他"久遠の陥穽"への出立)
第8話 開戦 ★ 天道球浮上、開戦(東京)、戦線拡大(東西で陽動戦)、レベッカ&カムシン星黎殿奇襲 ※ここから両陣営の頭脳戦本格化
第9話 星黎殿へ ★★ シャナ救出作戦、天目一個出現・シャナ自由回復、クリプタ破壊(星黎殿隠蔽解除)成功
第10話 交差点 ★★ シャナvs."駝鼓の乱囃"ウアル、レベッカvs.“哮呼の狻猊”プルソン、“螺旋の風琴”とヴィルヘルミナの取引、星黎殿帰投命令(デカラビア)、星黎殿強襲(ゾフィー本隊)、シャナ開眼
第11話 聞こえる、想い ★★ シャナ隊"久遠の陥穽"へ、マージョリー回復、デカラビア陣頭出撃・戦死、バル・マスケ援軍到着
第12話 誓いの言葉 ★★ サブラクvs.ヴィルヘルミナ/カムシン/レベッカ、"祭礼の蛇"本体封印解除、アラストール離脱・シャナとの合流、シャナ大見え切り(第1期第15話の伏線回収)
第13話 狭間へと、狭間から ★★ サブラク消滅、神門破壊失敗、"祭礼の蛇"帰還{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - OP「Serment」、ED「ONE」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第14話 大命宣布 ★★ 新世界“無何有鏡(ザナドゥ)”創造宣言、FH撤収戦開始(悠二の呼び掛け(FHの大義崩壊)、FH軍壊走)
第15話 雨中の敗走 ★★ 続き(大地の四神“晧露の請い手”センターヒル参戦、ディアマンテス&センターヒル戦死、撤収成功) ※挿入歌「u/n」
第16話 再び、戦いへ ☆ 大敗の後のこころの整理、シャナの腹案、百鬼夜行召集、星黎殿御崎市へ
第17話 誰が為に ★ シャナと「大地の四神」の残り三神接触、悠二と一美の再会・依頼、一美の承諾
第18話 闘争の渦 ★★ “大命詩篇”最終段階開始(ヘカテーの使命遂行)、御崎市最終決戦
第19話 彩飄(かぜ)が呼ぶもの ★ 一美のフィレス召喚、ヨーハン離脱・干渉、百鬼夜行出現 ※挿入歌「赤い涙」
第20話 世界の卵 ★ ロフォカレの予言、戦線混乱、シャナの大命詩篇(自在式)撃ち込み成功
第21話 一つの理 ★ シャナ達の目的(新世界の改変)、大地の四神の目的、ヨーハンの目的
第22話 異邦人の夢 ★★ ダンタリオン教授死亡、マモン死亡、両陣営の切り札開示
第23話 神の夢 ★★ “導きの神”シャヘルの神威召還(両界の嗣子)、悠二の神威召還(新世界ザナドゥ創造)、徒達の出立、カムシン消滅
第24話 涯てより開く ★★ ユストゥス誕生、悠二の望み、螺旋の風琴の自在式発動、それぞれの出立 ※挿入歌「緋色の空」、ED「光芒」{/netabare}{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)12、★(良回)9、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.8

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※以下はシナリオの本筋に関係のない外伝OVAおよびアナザーストーリー(ファン向け)
{netabare}
====== (OVA1) 灼眼のシャナ SP「恋と温泉の校外学習」 (2006年12月) =====

全1話 ☆ 3.6 {netabare}※温泉ドタバタ回だがサブ・サブキャラ(緒方真竹)に注目{/netabare} ※約23分

OP 「緋色の空」
ED 「夜明け生まれ来る少女」


================= 劇場版 灼眼のシャナ (2007年4月) ===============

全1話 ☆ 3.8 {netabare}御崎市「都喰い」阻止戦(vs.“狩人”フリアグネ)のアナザーストーリー{/netabare} ※約86分

主題歌 「天壌を翔る者たち」
挿入歌 「赤い涙」


============ (OVA2) 灼眼のシャナ S (2009年10月-2010年9月) ==========
{netabare}
第1話 リシャッフル ★ 夏休みの出来事(悠二&シャナの心身入れ替わり事件) ※ドタバタコメディ回
第2話 ドミサイル ☆ 秋学期、シャナの不審行動、ヴィルヘルミナの大切な日
第3話 オーバーチュア 前編 ☆ 悠二に出会う前のシャナの"徒"討滅活動(寄木市)
第4話 オーバーチュア 後編 ☆ 続き ※overture(序曲、導入部、予備交渉)・・・という意味でラストに『シャナF』への繋ぎシーン有り ※挿入歌「portamento」{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価  ☆ 3.6

OP 「Prophecy」
ED 「All in good time」{/netabare}


(※以上、2018.8.29 レビュー内容をⅢに併せて全面書き換え)

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(※以下、過去のレビュー)
{netabare}
※第Ⅰ期・第Ⅱ期・第Ⅲ期(FINAL)・劇場版すべて含めた感想です。

このアニメは、日本刀を抱えた炎髪灼眼の美少女シャナが、人の“存在の力”を喰らう異世界の魔物“紅世の徒”と激しい戦いを繰り返す、という美少女バトルものの傑作ですが、
それだけに留まらず、魔物を討伐するシャナの戦いに偶然に巻き込まれた平凡な男子高校生の坂井悠二が、

{netabare}
①困惑し受身に終始してシャナから厄介者扱いされていた状態から、
②次第にシャナの戦いを支える重要なパートナーとなり、
③次いで彼女の心をも支える存在になり、
④そして第Ⅲ部では、本人の強い意志により“紅世の徒”の盟主と一体化し、その強大な力を得て、表面的にはシャナと対立しながらも実際には彼女を含めたフレイムヘイズおよび人間側と“紅世の徒”との果てしない対立の悲劇を終結に導く戦いを主導する大きな存在となっていく、
{/netabare}

という、少年の成長物語、
そして、それらの過程を通じて
少年と少女の心が融和していく恋愛物語

という、この作品の隠されたテーマを次第に明らかにしていく、意外に内容の充実した良質なアニメとなっていると私は評価します。


※期別の個人的評価(5段階)

第Ⅰ期(シャナと悠二の出逢い、シャナ誕生の物語)★★★★ 
第Ⅱ期(“紅世の徒”側の盟主復活の謀略)★★★
第Ⅲ期(フレイムヘイズVS.“紅世の徒”の全面戦争)★★★★★

従って、総合評価として★★★★(5段階で★4つ)とします。

また、この作品の私的な好感ポイントとして、
{netabare}
①人間を救おうとするシャナなどフレイムヘイズ(元人間の異能者)側=善
②シャナと対立して新しい世界を創造しようと画策する“紅世の徒”側=悪

という有り勝ちな単純な善悪二元論ではなく、むしろ人の“存在の力”を喰らう②“紅世の徒”側の事情に対して、第二主人公(悠二)が憐憫の情を持ち、シャナと対立してでも彼らを救済しようという強い意志を抱くに至る点、
{/netabare}

それから、シャナ(=メイン・ヒロイン)だけでなく、
{netabare}悠二と同級生で彼に恋しながらも、シャナと悠二の特別なパートナーシップに、時に嫉妬しつつ二人を陰ながら支えようとする一美(=サブ・ヒロイン)の側の感情推移も過不足なく描かれている点
{/netabare}

の2点を挙げておきます。

その他、この作品の難点として、上記のように第Ⅱ期のシナリオの出来がいま一つ(特に前半の学園生活パート)なために、ここで退屈して視聴を打ち切ってしまう懸念があることを挙げておきます。
しかし、本作品の本当の面白みは第Ⅲ部にこそあると私は考えるので、ここで打ち切るのは勿体ないです。


【総評】
美少女バトルものというジャンルのアニメは非常に沢山あり、また現在も毎期多数の新作が制作されている人気分野ですが、この作品はそのジャンルの最高峰にして、かつ、ジャンルを大きく超える魅力を持った作品であると私は評価します。

このアニメの作画・演出自体は、第Ⅰ期(2005年)、第Ⅱ期(2007年)、第Ⅲ期(2011年)の制作であるために、特に初期の2作は今後さらに陳腐化が進むと思いますが、ストーリー面でこの作品を凌駕する内容を持つ同ジャンルの作品は、これからもなかなか登場しないのではないかと考えます。
(美少女バトルものは、キャラ重視でシナリオは後付けのチグハグなものが大半だが、この作品はキャラが魅力的な以上にシナリオの一貫性が高い=シナリオ重視)

※なお、劇場版「灼眼のシャナ」は第Ⅰ期の最初の数話のフリアグネとの戦いのエピソードを別シナリオで描いたもので、TVアニメよりもラノベ原作に忠実な内容といわれていますが、TVアニメの方がシナリオの出来が良く、特にこちらを視聴する必要はないと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 52

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

軽度釘宮病患者視点Ⅲ

正統な釘宮病患者用作品の初代、同時に釘宮ウィルスの発生源でもある
俗に言われる「釘宮キャラ」を重視した作品の一つ

■釘宮キャラと呼ばれる為の条件は4つ
ツンデレ、貧乳、ロリ、※絶対領域

※絶対領域
スカートとオーバーニーソックスの間の素肌部分、詳しくは検索されたし。
[ミニスカートの丈] : [絶対領域] : [オーバーニーソックスの膝上部分] 
の比率が4:1:2.5 が黄金比とされ、許容範囲は±25%程度という見方が有力。
釘宮キャラ以外でこの領域を持つ有名キャラは初音ミク、戦場ヶ原ひたぎ等

■この作品の中身

対象年齢★★☆☆☆ 釘宮以外の不純物★★★★☆ 釘宮成分★☆☆☆☆

■この作品への見解

まずは、釘宮キャラを重視している作品という意味では初代のはず。
ただ登場の頻度に関わらず、釘宮キャラが初か?という点は不明なので、
とりあえずウィキの釘宮の初代の黒い太字の作品を見てきた。


HAND MAID メイ(サイバドール・レナ) 23分動画で、3話の7分から登場

これはひどいロリだな・・自分にちゃん付け、相当下の年齢設定のはず。
外見的にはタコス娘並・・いや、桃井作品のマジカルテ知ってたら、あんな
勢い。服装的にも・・いやあれより悪化してるかな。ツンデレでは無いが、
ロリ、貧乳、絶対領域は確認。黄金比かどうかは素人目には判断できない。

続く十二国記の泰麒は、♂キャラで、単に声が釘宮ってだけ。
・・こんな事をしていると時間の無駄遣いも甚だしいので、画像検索にて
手っ取り早く絶対領域があるかを確認した後に動画で調べる事にしよう。

ぴたテン、植松小星、猫耳で重度のロリ、絶対領域無し
りぜるまいん、岩城りぜる、重度のロリ、絶対領域多分無し、ツンデレ×
わがまま☆フェアリー ミルモでポン!、ムルモ、人間では無く物体
金色のガッシュベル!!、ティオ、重度のロリ、絶対領域無し
住めば都のコスモス(ry、梅木瑠璃/エーデルワイス、重度ロリ、領域無し
鋼錬、エリック、♂
学園アリス、今井蛍、軽度ロリ、領域無し
BURN-UP SCRAMBLE、神宮真弥、若い女、領域無し
MAJOR 1st、小森大介、当然♂

と、時間を激しく無駄にする事により、ほぼ間違いなく初代が真にシャナで
あるという事が分かった。


で、本題に移るわけだが、まずは対象年齢について。
中学~高校くらいでもこの手の分野の知識、興味があれば入っていける話で
作品を楽しめるかどうかの対象年齢は低い。が、一般的な知識からはやや脱線
した内容なので、いくら歳を重ねても中学生の理解に及ばないというケースは
十分に考えられる。面白い、面白くないの評価が分かれる作品

不純物については、主にストーリーを楽しむものなので、というかこの頃は
まだ釘宮キャラが確立されていなかったので、患者視点で言えば釘宮キャラの
初代、原型としての面影を感じる程度の代物になる。

釘宮成分は釘宮キャラ、つまりはシャナと主人公が過ごす時間は長いのだが、
成分として見ればシリアス面が多いために、薄いと言わざるを得ない。

デレよりツンが圧倒的に多くそれ故にデレが希少。一緒に真面目に頑張りつつ
たまにはツンとデレ。というのが好きならこの作品がベストになり得る。
・・が、ツンとデレも両方とも薄味、というか方向が純粋な恋愛絡みである為、
プレイとしての過度の期待は禁物。


とらドラ!と同様に、このアニメで釘宮と出会った人は幸せであろう。
ツンとデレ以外でも対等な立場として、2人の人間としての時間を過ごす事が
出来て、素敵な思い出が出来て良かったね、ホントに良かったね馬鹿野郎

どうでも良いけど「ユウジー!」と「リュウジー!」は似てるから、シャナと
とらドラを続けて見るのはお勧めな気が、多分違和感を感じずに済む。


なお、これがシャナⅡの前半やシャナたんになると、間にゼロ魔を挟んだ影響、
病魔に冒されたスタッフ、鬼才・水上清資の脚本によって釘宮ウィルスの総量は
今作品の比では無い。注意されたし。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

戦う少女の「使命」と「1人の少年の存在」のお話であります。

名前はよく聞いていたけど,一体どんなお話なのか全然知りませんでした。

1話見て「ああ,こういう物語がきっかけとなって中ニ病が発病するんだな。」と納得ww

ラノベ原作・1期は全24話です。


●ストーリー
人の存在を食う「紅世の徒(ぐぜのともがら)」と戦う炎髪灼眼(えんぱつしゃくがん)の「フレイムヘイズ」の少女・シャナ。

街の異変に遭遇した高校生・坂井悠二(さかい ゆうじ)。

普通の高校生だと思っていた少年は実は,すでに徒に食われた残りカス,「トーチ」であると告げられる。

少年はただのトーチではなく,特殊能力を持つ道具「宝具(ほうぐ)」を内に持った「ミステス」であった。

2人と,いろんなフレイムヘイズと,徒のお話。


バトルもするし,学校生活も送るし,恋もするし,恋のライバルも登場しちゃうし,いろんな要素がぎゅっと詰められていました。

ストーリーはおもしろかったです。

でもなんだろう,いまひとつこの物語の世界に入り込めなかったな…。

1話目はもうおいてけぼり感がすごくて,ぽかーん状態でしたよ。ぽかーん。笑

用語がありすぎて理解できなかったからかな^^;

説明が不親切,というよりも,頭の中で文字として変換されなくて。難しい!笑

字幕とかつけてくれたらよかったのになー(笑)

そんなわけで,私はwikiを相棒にしながら見ていました。

後半になるとだいぶ理解できたかな。そして,言葉がわかると物語も楽しめました。

最終回はとてもよかった~!!


●キャラクター
アニメを見る前のシャナのイメージって,冷酷とか冷静とか,そんなちょっと大人っぽい,かっこよさそうなイメージでした。

でも実際は,結構子どもっぽい,かわいらしいツンデレキャラだったんですね(笑)

もちろん,フレイムヘイズとして戦う姿はかっこよかったです。

ただ,残念なことに個人的にツンデレ好きじゃないんですよねー^^;

ツンデレって,かわいいとうざいが背中合わせの紙一重の存在なんじゃないかなとww

気持ちと反対のこと言ったり,わがまま言ったり,素直になれなかったり。

自分が気持ちをぶつけられる相手だったら,イライラすると思うww

実際,シャナを見てイライラすることは1度や2度ではなかったww

でも,好きな人のことでもやもやしたり,イライラしたり,相手に八つ当たりしたり,ちょっとしたことでも力がわいてきたり…

そんな姿はとても共感できました。

あとはシャナの「うるさいうるさいうるさい!」が気に入りました(笑)

他のキャラについても少し。↓

ヘカテーかわいいよー。ドミノかわいいよーwww

悠二の母が神。女神。


●音楽
OP2曲,ED2曲。

先に言っておきます。すっごくよかった。神曲ぞろいでした。出会えてよかった曲ばかり。

【前半OP「緋色の空」/川田まみ】
OPはどちらも神曲ですが,私はこっちの曲のほうが好きですね。ちょっと緊張感ある感じがGOOD。

【前半ED「夜明け生まれ来る少女」/高橋洋子】
かっこいい!鳥肌ものです!!この曲が私は4曲の中で1番好きです。
アニメの最後のシーンから前奏が始まり,EDにつながるのですが,もう毎回鳥肌ですよ!
自然と次を期待させてくれて,気持ちが盛り上げられてしまいます。

【後半OP「being」/KOTOKO】
前半OPの雰囲気と比べて,明るい感じが強くなった曲。
シャナの変化と合わさって,曲もいい変化です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20

84.9 21 バトルでツンデレなアニメランキング21位
ストライク・ザ・ブラッド(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2773)
16846人が棚に入れました
《第四真祖》――それは伝説の中にしか存在しないはずの、世界最強の吸血鬼。
十二体もの眷獣を従え、災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、日本に出現したという。
その《第四真祖》を監視・抹殺のため、政府・獅子王機関は《剣巫(けんなぎ)》と呼ばれる攻魔師の派遣を決定。
しかしなぜか監視役として選ばれたのは、見習い《剣巫》の少女、姫柊雪菜(ひめらぎゆきな)だった。
対真祖用の最凶の霊槍を携え、魔族特区《絃神市》を訪れる雪菜。
そこで彼女が遭遇した《第四真祖》暁古城の正体とは――!

世界最強の吸血鬼と剣巫の少女が織りなす物語が今、幕を開ける――!!

声優・キャラクター
細谷佳正、種田梨沙、瀬戸麻沙美、日高里菜、金元寿子、逢坂良太、石原夏織、三宅健太、井口裕香
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

吸血鬼×真祖×美少女×南海の島×ハーレム=うらやま

南の島を舞台にする吸血鬼ドラマチックハーレムアクションストーリー( ´▽`)
カボチャも吸血鬼に噛まれて、眷属になりたいものです( ̄▽ ̄)
っていうか古城のハーレム展開うらやましすぎです…

1話{netabare}
南の島を舞台にする吸血鬼ドラマチックハーレムアクションストーリー( ´▽`)
カボチャも吸血鬼に噛まれて、眷属になりたいものです( ̄▽ ̄)
っていうか古城のハーレム展開うらやましすぎです…

主人公いきなり発情もとい吸血衝動に駆られる(笑)
まぁ浴衣姿ってこうふんするけれども( ´艸`)ノ
友達には吸血鬼っていうのは知られてないみたいだね

女の子につけられてみたい人生で一度くらいは…とか思ったり(*´▽`*)
つけてた女の子は中学生(‘ω’)ノ
でも古城が吸血鬼だってことはわかってるみたいねw
そして古城さんは結構めんどくさいことは直感でわかるみたいね
さすが主人公、女の子のピンチには…
女の子可愛いパンツとは反比例にすごい強いな

この常夏の島は吸血鬼とか狼男とか獣人とか魔族がいっぱい住んでるのね
真面目系女の子のぬけてる一面っていいよね
とりあえず姫柊かわいいなカワ(・∀・)イイ!!

女の子の財布ってたしかに覗いちゃいけない気がして興奮しますよね←
姫柊ちゃん尾行へたくそでした(笑)
可愛い女の子のお腹の音っていいな(‘ω’)ノ

獅子王機関?高神の杜?
古城は戦争とかテロと同一扱いらしい…
そして姫柊はそれを監視しにきたのね
古城は前の第四真祖に選ばれて吸血鬼になり思い出そうとすると痛みが走るのね…

古城は危うい存在なわけね
抹殺しに女の子に監視されたい(笑)
姫柊ちゃんどこまでもついてきそうだな~(*´▽`*)
こんなかわいい監視役ならうれしい

古城とアヴローラ過去に一体何事が…?
OPかっこいいよな岸田教団&明星ロケッツ!!
{/netabare}

暁 古城(あかつき こじょう)
主人公にして、世界最強の吸血鬼“第四真祖”の少年。元は魔族と無関係のごく普通の人間だったが、本編の約3か月前に先代の“第四真祖”アヴローラからその能力を受け継ぐことになる。第四真祖になったことは、魔族嫌いの凪沙への配慮や発覚した後に与える影響を考慮し、隠している。

2話{netabare}
制服が違うと雪菜幼さが増すな

雪菜の役目は思ったよりも重いのね監視の役目
獅子王機関も大きい組織みたいね(*´▽`*)
OPかっこいいな~☆彡

魔族狩りとか物騒だな
朝から姫柊さん(*´▽`*)ある意味ストーカーだなw
同じマンションの隣の部屋に美少女が引っ越してくるとかうらやま

先生若いというより幼いなw
なつきちゃんかわいい~
先生は正体を知ってるみたいね
叩かれたい←

獅子王機関はこうましの商売敵で古城の天敵?
雪菜ってお嬢様なのねwホームセンターであんなにはしゃげるなんて(*´▽`*)
獅子王機関何を教えてるんだかw

古城の妹元気だな(‘ω’)ノ凪沙ちゃん♪マシンガントークだなw
中学生の方が勉強できるとかwwww
たしかに古城はバスケ部っぽい…一応苦い経験もしてきたのね

古城さんめっちゃ監視されてる
姫柊さんのお風呂上りエロイな
夜二人でお出かけとかデートしてるみたいでうらやま
雪菜…孤児なのか…親がわからないのね

雪菜ってかわいいものが好きなのねwねこまたんw
おっとなつきちゃんに見つかるwが爆発?
逃げるのに慣れてるな古城w

眷獣?爆発?
雪菜の行動力かっけーなぁ
モノレールの上とか飛び降りれられないよ
吸血鬼の強力な眷獣をも厭しない実力…何者だ?この金髪片メガネ

雪菜強いのな(‘ω’)ノ
でも相手の宣教師も幼女も強いな

さすが先輩主人公いいところで登場するな
それでも向こうの幼女は強くて古城?眷獣?暴走
{/netabare}

姫柊 雪菜(ひめらぎ ゆきな)
本作のヒロインの1人。第四真祖となった古城を「監視、場合によっては抹殺する」ために獅子王機関から派遣された、見習い“剣巫”の少女。古城を監視するために彼の住むマンションの隣室へ引っ越し、彩海学園中等部3年に転入する。

3話{netabare}
500億円の被害とか半端ないな古城さんw

雪菜助けられてうれしそうだなw
自衛権は大事だよな…うん…(笑)
古城は眷獣に認められてないから勝手に出てきちゃうのね

古城は吸血童貞らしいw
そして雪菜さん童貞とか大声で(笑)
雪菜は微妙に察しが悪いのなwww

浅葱のギャル感すごいな~
そして浅葱は古城のこと好きだなー絶対
姫柊と古城の噂は…学校中にw
浅葱めっちゃプンスカ(笑)
なつきちゃん、ちゃんと先生なんだな~

あの幼女はホムンクルスなのか
ロタリンギアの宣教師?国際魔道犯罪レベルの話なのか

先に相手に接触してどうにかしないとな
姫柊豆なのな…そしてかわいい手帳使ってるのな
雪菜、まだ古城のことなめてる節あるよなwww

浅葱ってどんなアルバイトしてるんだよ
すごい電子系に強いのかね
敵が潜伏してそうなところにたどり着いちゃうとかすごいよな

照れてる雪菜さんもかわいいよな(^^)v
この島は間もなく沈む?
眷獣は…強力な代わりにその代償もすさまじいのな…
アスタルテちゃんかわいそうだな…道具…
とりあえず宣教師は感じ悪くてむかつくな

古城は眷獣を完全には扱いきれてないみたいだな
さらに雪花狼への対策も…この宣教師も有能なんだな
古城さん、姫柊を庇って首と胴体真っ二つとかトラウマものだな…
{/netabare}

藍羽 浅葱(あいば あさぎ)
本作のヒロインの1人。古城の友人でクラスメイトの少女。天才的な腕を持つプログラマーとして“電子の女帝”の異名を持つが、浅葱自身はそれを恥ずかしく思っており、目の前で呼ばれることを極端に嫌う。

4話{netabare}
宣教師とアスタルテの侵攻は止まらない…
古城さんは…無事みたい…死んでたのかとかさすが第四真祖
心配してる雪菜かわいいなカワ(・∀・)イイ!!

あ、古城偶然押し倒しちゃってるw
さすが主人公だな(*´▽`*)
雪菜、耳元が弱いのね(笑)

人工島で地震は異常事態…
キーストーンゲートにて浅葱ピンチ…
AIのモグワイいいキャラしてるな
至宝の意味は…
あのおっさんがやってることはある意味正しいのか

雪菜に血を吸ってって言われたらすぐカプっとしたくなっちゃうよなw
雪菜、古城の動かし方上手いな(*´▽`*)そしていい子
吸血されてるときってどういう…おっと

おっさんの高笑いほど気持ち悪いものないなw
古城と雪菜リベンジマッチ
聖遺物が宣教師たちの目的…
私たちの喧嘩です♪ってところの入りの音楽いいな

解き放つ5番目の眷獣レグルスアウルム雷の獅子って感じか
アスタルテの結界強度すごいな…でも雪菜の雪花狼の前では…
ナイスコンビネーションだな(*´▽`*)

雪菜当て馬にされるwwwwww
すごいとこでいちゃいちゃしてるな(笑)
矢瀬もただの古城の友達というわけではないのね

雪菜とはここでお別れ?
と思ってたら修理された雪霞狼が
古城とこれからも一緒に入れて嬉しそうな雪菜さんの笑顔かわいい(*´▽`*)

会話的になんか…あれよね卑猥な話に聞こえるwwwwwwww
そして浅葱と凪沙ちゃんに聞かれる(笑)
監視役=ストーカー(笑)

世界最強の吸血鬼も痴話喧嘩は勘弁(笑)
{/netabare}

矢瀬 基樹(やぜ もとき)
古城の親友で、クラスメイト。浅葱とは幼稚園からの幼馴染。念入りの手入れで逆立てた茶髪といつも首にヘッドフォンをかけており、軽薄そうに見えるが細かいところまで気の回る青年。矢瀬家は魔族特区の成立にも携わった大財閥であり、さまざまなコネクションを持つ。

ここまでが「聖者の右腕編」です(*´▽`*)
雪菜がかわいいかったの一言です。

5話{netabare}
獣人ってなんか獣獣しててすごいな(笑)
なつきちゃんは魔族からも畏れられるほどの魔女なのね!

雪菜かわいい下着つけてるのな( *´艸`)
古城はラッキースケベ体質なのね♪
古城がいやらしいのは必然らしい(笑)
雪菜チアリーダーにwしかも男子全員で土下座w

姦しい妹だこと(*´▽`*)
学校は球技大会に向けて→
気配りのできる美人女子高生浅葱さん♪
浅葱の友達おりんさんできるな٩( ‘’ω’’ )وバトミントン混合ダブルスすることになってるw

黒死皇派とかはやってるのかな
アスタルテ、なつきちゃんの付き人?になったのね
そして最強だなwww

ナラクヴェーラ?さらに古城を狙う不穏な空気が…
浅葱のスタイルとかかわいさとかも♪
雪菜にも引けを取らないのは事実

おっと学内で古城襲われる
金銀の獅子に囲まれた…眷獣は使うわけにも…
雪菜ナイスタイミング
またエロイ格好をして٩( ‘’ω’’ )وチアリーダー☆彡
痛いコスプレ少女姫柊w

書状?
おっと雪菜と浅葱…これは気まずいな
アルデアル国戦王領域のすごい貴族から手紙が
二人でスーパーとか夫婦かよww
玉ねぎ多いなwwwww

微妙に二人とも鈍いところあるよな(笑)
パートナー同伴で( *´艸`)
雪菜さんを選択してくださいwwwwwww
古城さんってそういうところ鈍いよなwwwwww

獅子王機関の準備の良さ半端ないな( *´艸`)☆
オシアナスグレイヴ洋上の墓場
雪菜ドレス姿も映えるな☆彡

雪菜の奥さん具合すごいよな
第一真祖からの手厚い招待
ヴァトラーさんイケメンだな
{/netabare}

暁 凪沙(あかつき なぎさ)
古城の妹で、雪菜のクラスメイト。父方の祖母が巫女、母の深森が過適応者のためその両方の素養を併せ持つ希少な混成能力者。在では両親がほとんど帰宅しないため、実質的には古城との2人暮らしである。そのため、家事をほぼ単独でこなせ、特に料理の腕は高い。性格は人懐っこくとてもおしゃべりで、気に入った相手に対しては感情が昂ぶると、相手が圧倒されるほどまくし立ててしまう

6話{netabare}
古城を襲ったのは雪菜の友達?
なかなか暴力系な女の子だこと(*´▽`*)w
舞威姫、煌坂紗矢華凄味があるな
そして古城めちゃくちゃ嫌われてるwww

浅葱の恋模様は…まぁこそこそしてるのは気になっちゃうよな
古城誘惑作戦だ!いぇーい( ´艸`)
浅葱のJKらしからぬパソコンすごいなw

ヴァトラーはアヴローラの知り合い?愛し合っていた?そっちの気がありそうw
クリストフガルドシュ…黒死皇派
そしてその危険人物が絃神島に潜入してるらしい
やつらの狙いは自分たちの領域を奪うために
ヴァトラーは戦いに来たのね

雪菜が古城の代わりに確保?古城の伴侶にふさわしいか雪菜を試すヴァトラー
ハニートラップの仕掛け方かw
紗矢華の嫉妬?すごいな~

起きたら浅葱が乗りかかってて( *´艸`)w
いちゃいちゃしてるなー(笑)
古城さんぱないっすわー( ´艸`)

浅葱さんも鋭いからなー
最近の女子は宣戦布告から恋を始めるのか

ジト目で雪菜に見られるのも悪くない
雪菜にめちゃくちゃ怒られてるwこうやって尻に敷かれてくんだろうな
黒死皇派の情報は…なつきちゃんのもとに
なつきちゃんすごい部屋にいるのねw校長より上の部屋w

メイド服のアスタルテかわいいな
3年間の保護観察処分中らしい
忠実なメイドが欲しかったとかw
ヴァトラーは真祖に次ぐレベルの化け物なのね

ナラクヴェーラの解読は不可能なくらいの解読ができない代物らしいが…
古城と雪菜は手出し無用?
ヴァトラーとやるにはまだ…古城の力は足りない

雪菜さん素直じゃないからすぐカッとなっちゃうよねw
そして古城は雪菜を怒らせないようにしないとね(笑)

基樹さんも古城を監視してるのね
浅葱、古城には見られたくないのかなスキル?
ナラクヴェーラカニみたいだな
誰もいない生徒会室で二人でイチャイチャwwwwwwww
古城の吸血衝動耐えられるかwあーよかった鼻血出てw
そしてそのシーンを…

黙れ犯罪者wwww
紗矢華どんだけ雪菜のこと好きなんだよw
むやみに古城を傷つけるのは…しかも浅葱まで戻ってきて

さらに不審集団が学校に…
{/netabare}

ディミトリエ・ヴァトラー
戦王領域を構成する自治領の1つ「アルデアル公国」の君主にして、第一真祖の臣下。外見は20代前半の青年であるが、“旧き世代”の吸血鬼であるため、実年齢は不明。これまでに“長老”を2人喰っているため、真祖に最も近い存在と評されており、同属喰らいの戦闘狂として欧州の魔族たちから恐れられている。

7話{netabare}
古城暴走状態…浅葱にも被害が…
古城を止められるのは雪菜だけなのな
雪菜には逆らえない古城と紗矢華であった

浅葱無事でよかったね…
凪沙アスタルテ見てテンション上がってる(笑)
たしかに浅葱も
古城と雪菜の関係気になるよな

反省してる二人www
紗矢華さんは男恐怖症なのかな?
雪菜の話なら盛り上がるのな( *´艸`)
凪沙は魔族が恐怖らしい
おっと魔族どものの狙いは浅葱
クリストフ来ちゃったよ
しかもアスタルテも撃たれちゃって…
連れ去られちゃったよ…

矢瀬の能力は空気かな?人間だよな?
矢瀬を邪魔するのはヴァトラー
こいつも敵?

世界中巻き込んで全面戦争をするつもりなのかクリストフ
浅葱のハッキング技術とか解析技術とかすごいな
敵は起動させるだけで扱うことはできないのか

おっとなつきちゃんもここにいたのか
戦争ははじまったのかな?
ヴァトラーまで来ちゃったよw
噂のナラクヴェーラまで起動してアイランドガードとか紙切れ同然だな

浅葱を無理やり働かさせるために…
ここはオシアナスグレイヴの船の中
退屈しのぎという理由だけでヴァトラーさんやばいな
壊滅とか気にしないタイプの集まりかよ

凪沙に憑依してるのは…まさか…!!

ナラクヴェーラにヴァトラーとか絃神島が沈んじまうよな
雪菜から足止めするよう頼まれる
吸血鬼は一応礼儀は守るのな

古城、ナラクヴェーラと対峙!
{/netabare}

南宮 那月(みなみや なつき)
彩海学園の女性教師で、高等部1年B組担任。担当科目は英語。国家攻魔官の資格を持つ、自称26歳。幼女と見紛うほど若く小柄であるため、生徒たちからはよく「那月ちゃん」と呼ばれる。空間制御魔術の魔術の使い手であり、“空隙の魔女”(くうげきのまじょ)の異名を持つ。

8話{netabare}
思ったよかナラクヴェーラ化け物だな
お、煌坂と共闘、舞威姫の実力伊達じゃないけど
ナラクヴェーラ学習する生物兵器恐ろしい

兵器と眷獣の戦いは天変地異だな
古城と紗矢華フロートの下に落下
さすが古城さんこんな時でもラッキースケベw
紗矢華さん押しに弱そうw

ナラクヴェーラにフロートの沈没時間がないな
電子の女王の名にふさわしい実力だな浅葱
おっと船の中にはたくさんのナラクヴェーラが…
雪菜とクリストフ対峙…雪霞狼がないからなー
矢瀬ファインプレイだな

雪霞狼来れば敵なしよね雪菜
おっと…制御に成功してるだと…
あの数のナラクヴェーラはやばいよな

紗矢華さん透けてきて…エロイな( *´艸`)
エロ体液のパーカーってwwww
紗矢華は身長が大きいの気にしてるのね
お姫様抱っこに憧れを持った女の子

紗矢華さんもかわいいな( *´艸`)
ここまでされちゃ吸わないわけにはいかないよな

おっと…古城さん新たな眷獣を引き連れ舞い戻る
新たな眷獣は…
AIって勝手に電話してくるのなw

9番目の眷獣アルナスルミニウムを引き連れて
やっぱり最後は雪菜もよね
怪獣大戦争だな( *´艸`)

2匹の眷獣までも通じなくなってきてる…これはまずいだけど…
浅葱すごいな新しいコマンドまで足しちゃうなんて
自滅ウイルスで…指揮官機さえ入れればこっちの勝ちなのね

煌華鱗もかっこいいな
ナラクヴェーラ自壊…
雪菜…やきもちやかない?なんてことはないw波乱だなぁw

静寂破り…絃神島の…生徒?なのか獅子王機関の3トップの一人は
ヴァトラーこの島にいつくのねw

浅葱さんやるー( *´艸`)wwwwwww♡
{/netabare}

煌坂 紗矢華(きらさか さやか)
本作のヒロインの1人。雪菜の元ルームメイトで、獅子王機関の“舞威媛”。16歳。茶髪をポニーテールにまとめた、スタイルの良い長身の少女であるが、本人はその長身を気にしている。幼少期に霊力を制御できずに超常現象を起こし、それが理由で父親から暴力を受けたことから、男嫌いになる。でも…

これにて戦王の使者編完
雪菜に浅葱に紗矢華…古城のハーレムは着々と作られつつあるなw
浅葱が古城の秘密を知るのはいつになるのだろうか?( *´艸`)

9話{netabare}
おっといきなり熾烈な戦闘シーンから
ハルギディア王国機と魔族、さらに天使…今回もてんこ盛りですね♪

古城さん、浅葱にキスされてから…w
雪菜の谷間リアルな大きさでエロイな( *´艸`)
紗矢華と仲良くなったみたいな古城さんであるw
本当は電話嫌いな紗矢華らしいのだが…これはもう好きだよね(*´▽`*)
そして古城さんは鈍感である☆彡

浅葱って一度決めたら積極的だよねw
モデル?古城ってパーカー馬鹿にされるよねwww
昔の浅葱は地味メガネっ子だったのかw
そして案外性格はきついのな(笑)

浅葱すんごくエロイ格好してるな
なんで放課後二人で美術室でコスプレしてイチャイチャしてるんだかw
まんざらでもない浅葱さんかわいいなカワ(・∀・)イイ!!

浅葱…古城の隠し事気になるよな
でもいえるわけないよな…第四真祖だもんな~
めっちゃ見られてるw
雪菜は結局、古城の監視役(味方)
凪沙の方が心配よね…凪沙のことどれだけ心配なんだよ古城さんw
さらに紗矢華から電話w
また紗矢華が絃神島にアルデギア王国の護衛
超ツンデレwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
古城さんは女の子に振り回されるよなw

今日も絃神島は物騒ですこと

シスコンな古城さん、雪菜に止められるw
お!新キャラ叶瀬夏音ちゃん…かわいいより美しいが似合う女の子☆彡
避けられてるというか神々しいな…たしかに聖女w
雪菜も夏音も接触距離ルールと暁古城を呪う会wwwww

猫見た雪菜のテンションの上がりようwwwwww
夏音ちゃんは優しい天使のような子だな~

矢瀬となつきちゃん
ただの人間が魔族並みの破壊を…
さらにヴァトラー…災害あるところにヴァトラーあり

アルディギア王家がこの件に関わっている?
そして叶瀬夏音…
ヴァトラーは古城をこの件に関わらせたくないみたいね
{/netabare}

アスタルテ
青い髪を持つ少女の姿をした人工生命体(ホムンクルス)。無表情かつ機械的な口調で会話する。オイスタッハの目的を果たすために眷獣を埋め込まれ、余命2週間足らずという状態にまで陥っていたが、古城が負担を肩代わりすることによって延命した。

10話{netabare}
あの教会のたった一人の生き残りが夏音なのか…
猫の引き取り手は見つかったみたい
古城、なつきに誘われるw

アスタルテの浴衣姿かわいい!片縛りも(・∀・)イイネ!!
そして雪菜もちゃっかり浴衣着てるw
祭り楽しんでるな~二組ともwww
仮面憑きを捕らえるのが今回の仕事らしい
検知できない魔術らしいが…

花火に紛れて眷獣をぶっ放すwwwww
なつきちゃんすごいな~
魔術というより神がかりに近い
眷獣の一撃にも耐えるとか…
二人は正体を知ってしまった仮面の天使の正体を…

夏音について探る古城と雪菜
獅子王機関の名前を使って何かを釣る作戦か
おっと秘書のベアトリスさん怪しいぞ
雪菜は高いところがダメみたいwwww

叶瀬賢生は改造するために自分の養子にしたのか?
叶瀬賢生をおって違う島に~
助けてくれた夏音を今度は自分たちが助けるために…

ハメられた古城と雪菜であった
絃神島から排除された第四真祖wwww
電話もつながらずいきなり無人島サバイバルw
そして古城さんは雪菜を怒らせるの得意よなw

トーチカって思ったより大きいな
紗矢華と矢瀬接触…
おっと凪沙に浅葱…おっと浅葱と紗矢華ww仲悪そう修羅場ww
古城と雪菜の救援は遅くなりそうwww

眷獣を魚採りに使うとかすごい発想w
ぬれぬれすけすけの雪菜さんエロイな(*´▽`*)
ヤシの実…でフルコース作れるのなw
夫婦の練習みたいだなw

浅葱…メイガスクラフトにたどり着いちゃったよwさすがだわw
お互いとんでもない実力の持ち主よね浅葱と紗矢華w気質は似てるよなw
矢瀬っちでは抑えられないよな(笑)

叶瀬夏音に会いたがっていた人物…それは…アルディギア王国の王女
行方不明の王女…っぽい人無人島に…裸で古城の前にww
www
{/netabare}

ラ・フォリア・リハヴァイン
本作のヒロインの1人。アルディギア王国の第一王女。17歳。「フレイヤの再来」と讃えられるほどの美貌と王家由来の高い霊的資質を持つほか、本来なら大型の精霊炉が必要となる疑似聖剣“ヴェルンド・システム”を単独で発動させるなど、並の攻魔師をしのぐ実力も持つ。戦闘時は祖父の書斎から勝手に持ち出した銃剣付きの呪式銃“アラード”[注 4]を使用する。

11話{netabare}
古城さん、見当たらない雪菜を探しに行ったら銀髪美少女とばったり遭遇
うらやまかよ(*´ω`*)…パッと見は夏音っぽいけど…
吸血衝動に駆られる古城さんw

古城が見たのは幻?それとも?
おっと雪菜さんに見つかってwww
裸な雪菜さんwwwwリアルだからすごくエロイよなwwww
パーカー着た姫柊さんもっとエロイな( *´艸`)
覗きに来るのは仕方ないらしいけど意味のない嘘はつかないwwwwある意味信頼されてるなw

メイガスクラフトの兵隊が古城たちを襲う…囲まれて絶体絶命
おっと助けてくれたのはさっきの銀髪の…ラフォリアさん
古城のことは結構有名なのね
古城はレグルスアウルム似合うよな(*´ω`)
ラフォリア王女さんかわ美しい♪

模造天使は操れないが爆弾の一種
ある意味災害だな
新製品の拍付け、触媒に古城さんが選ばれる
まだ夏音の意識はあるのかな?

ラフォリアさん案外お茶目な方みたいね
アルディギアの血筋は…レアみたい
夏音はアルディギアの血を引いてるのな…ってことは王族か
ラフォリアも助けに来たのか夏音を

模造天使(エンジェルフォウ)…人間を高位の存在に変える
叶瀬賢生向こうから来てくれたな
メイガスクラフトいかれてるな

第四真祖を売り込みに使うとかw
雪霞狼でも貫けないとか…雪菜の相手は秘書
ラフォリアは獣人だけど…
模造天使規格外だな

2体の眷獣も通じないみたい?
夏音の攻撃を食らい倒れる古城さん
天使の一撃はさすがに…

おっと夏音が暴走状態に…
さらに目覚めない古城さん…

紗矢華さんプチパニックw
天使の波動は凍てつくのね
常夏の島に出現した空に伸びる氷の柱
{/netabare}

叶瀬 夏音(かなせ かのん)
自分が育った修道院跡地で野良猫たちを育てるほどの優しさと美少女ぶりから、「中等部の聖女」と呼ばれている。凪沙の友人。実はアルディギア前国王の隠し子で、ラ・フォリアにとっては叔母、彼女の母のポリフォニアにとっては異母妹にあたり、ラ・フォリアと瓜二つの容姿(異なるのは髪の長さのみ)に強力な霊媒としての資質を持つ。

12話{netabare}
凍り付く模造天使
倒れた古城は目覚めず…触れることのできない刃が刺さったまま…
古城を復活させるために模造天使を無効化できる眷獣を呼び起こす…
そのためにラフォリアさん脱ぎ始めたw

ラフォリアめちゃえろいっすね(*´ω`*)
美女の恥じらいは…マジでエロイな☆彡
雪菜監視役(妻)くらいのルビになるよね(/・ω・)/

血の口移しからのキスかの濃厚なシーンとかエロイな(*´ω`*)
完全に理性を取り戻した古城さんwなんじゃこりゃーw
ラフォリアさんも積極的だな~
夏音を助けるためにラフォリアの血を吸う

夏音の意識はまだ…
第四真祖暁古城復活
賢生は実の娘のように育ててきたのね…だけど…なおさら…
人間以上の存在になるのが幸福というのか…まったくとんだバカ親だな

王女の拉致の目的はクローン作製
第四真祖を怒らせたら怖いってところを見せてほしいな~(/・ω・)/

キレた雪菜はめちゃくちゃ強いな(*‘ω‘ *)
ラフォリアも奥の手を残してたのね~♪
アルディギアすげぇ擬似聖剣とかやばいな
こっちは決着、あとは夏音だけ…

3番目の眷獣アルメイサメルクーリ
双頭の龍とか熱いな
次元喰いとかかっこいいな

でもこっちの次元に落ちれば雪霞狼も効くのか
一番熱いところでOP流すとか(・∀・)イイネ!!

叶瀬賢生やヴァトラー、那月ちゃんが言う
あのお方っていうのは誰なのかな
ラフォリアさんさすがだわwww
さらに凪沙と浅葱までw
こういう感じの方がいいよね(笑)

あんなのただ挨拶wツンデレ浅葱さんwやきもち雪菜さんw
{/netabare}

これにて天使炎上編決着!
濃厚なシーンが今回は多かったな…満足(*‘ω‘ *)♪感激♪

13話{netabare}
ラフォリアさん帰っちゃうのか~(´・ω・`)
ハロウウィンフェスタに興味津々なラフォリアw
あれ?飛行機にたどり着けない?紗矢華とラフォリア別のところに?

朝から密着してるな~w
ハロウウィンフェスタが来ると人が増えるのね
精霊や魔女より一番危険なのは第四真祖
さすがラッキースケベ古城さんだなwww

古城痴漢として確保されるwww
笹崎って言いにくいなw
那月ちゃんが制服着てると違和感ないなw囮捜査
先生同士仲のいいことでw那月ちゃんが伝えたかったことは…?

おっと早くも魔女姉妹来襲w
レイヤー姉妹、アッシュダウンの魔女、図書館?
那月と因縁持ちなのか?

古城の友達優麻が来るらしい
夏音も元気で何より~♪
めちゃくちゃアグレッシブだな優麻(*‘ω‘ *)
ボーイッシュな女の子仙都木優麻…登場!!

古城の過去話で盛り上がったり
雪菜相変わらず高いところがダメなのねw
怖がってる雪菜かわいいのう(*‘ω‘ *)

紗矢華の電話からラフォリアw
お気に入り登録は相手が不幸になる機能w
矢瀬と浅葱のところにも電話が…少しずつ事態がおかしくなって…?

おっとアスタルテ…那月ちゃん失踪?、夏音が保護対象
雪菜の家にアスタルテと夏音か
古城の家に優麻(*‘ω‘ *)
いつもありがとなとか夫婦かよw

お風呂入ろうとしたらつながった先は雪菜の家のお風呂w
アスタルテと夏音がwwwこれは…うん見ものだよね♪( *´艸`)
雪菜のジト目すごいなwwwwwwwwww

絃神島の周辺に空間のゆがみが…那月の失踪と何か関係が?
優麻ボーイッシュだけど女の子だな~
魔女コスプレ似合ってるよな~♪

古城は迫られるのに弱いよね…
優麻の後ろに蒼い騎士?祭りの始まり…うーん…これは…
古城と優麻身体が入れ替わってる~(笑)
キスしたら身体って入れ替わるみたいwww
便利な世の中だなw
{/netabare}

14話{netabare}
とりあえず…優麻の身体だからすんなり雪菜の家に入れてもらえてw
とりあえずこの展開はあとで怒られるんだろうなw
アスタルテの感性は( *´艸`)好き
おOP変わったなw

朝方の女の子は案外隙あり٩( ‘’ω’’ )و
浅葱でも探れない事案かー
いかれてるのはこの街か
戦車乗り?浅葱の同業者かな?
空間異常、闇誓書事件、ノタリアの魔女…魔女か~

古城だと信じてもらえたようなのだが?
古城の身体は今どこに?
雪菜さんやきもち爆発だなw

紗矢華×ラフォリアの展開も悪くないなwww
霊力が高いと空間転移に合うのが多くなるのか
凪沙もいないからちょっと心配?優麻の目的は古城の身体
第四真祖の身体が目的

五感の入れ替えとかすごいな
常に空間制御をしている…仙都木優麻の正体は魔女?
おっとこの事態に動かないわけない男がいるよなヴァトラーも参戦か
ノタリアの魔女?の娘が優麻ね

なんだかんだでお菓子食べてのんびりやってるなw
手がかりがないから何もできないし…
雪霞狼は最終手段みたいなものか

優しいな夏音とアスタルテ(・∀・)イイネ!!
素直じゃない雪菜w
たしかに女子のトイレの作法わからないよなwww
古城さんトイレにいけないの巻w

監獄結界からノタリアの魔女を開放するのが目的か
ヴァトラーさん強い人と戦えればそれでいいからなぁw
アッシュダウンの魔女もそれなりには強いのな
空間転移のせいでうまくたどり着けないなんて
浅葱の無防備な写真がwモグワイと矢瀬さすがだなw

優麻との出会いは…ひょんなことからって感じよね~
優麻を止めに古城推参
EDも変わって…エモーショナルな感じで(・∀・)イイネ!!
{/netabare}

仙都木 優麻(とこよぎ ゆうま)
本作のヒロインの1人。古城の10年来の幼馴染。ボーイッシュなボク少女。母の目論見のためだけに生きることを定められていたが、古城と凪沙に偶然出会い一緒に遊んだ思い出を持ち、それを唯一自分の持ち物であるとして強く依存している。

15話{netabare}
優麻って母の脱出のために作られた存在…だけども古城兄弟に出会ってからは…

監獄結界の解放も時間の問題か…
ヴァトラーは魔導犯罪者と戦う気まんまんだなw
おー紗矢華とラフォリアもいいところでw
紗矢華なんじゃそりゃーwwwww
ラフォリア世継ぎ作る気満々wwww

叶瀬賢生まで出てきたよ٩( ‘’ω’’ )و
結界を守るためにはやむをえない
古城を止められるのは古城と雪菜だけよな

古城がいなかったら絃神島の10万人死んでたのか…
レグルスアウルムも操って…監獄結界復活
監獄結界には眠りについた那月ちゃんが…

紗矢華とラフォーレのコンビネーションも(・∀・)イイネ!!
アッシュダウンの魔女厄介だな

那月は看守であり扉であり鍵…魔術だったのか
今まで古城たちの前にいた那月ちゃんは幻影だったのか…
捨てられるとわかってても決められたプログラムには逆らえない
古城さんの主人公力高いな~w

圧倒的な質量の木の枝か
属性と仕組みがあれば打つ手はいくらでもってさすがだな
さすが古城に血を吸われるだけはある٩( ‘’ω’’ )و

紗矢華の技好きなんだよね(/・ω・)/
雪菜強いな~( *´艸`)でも魔女は真正面からは戦わないよな
優麻は自由のために戦ってるんだなぁ…

雪菜刺せなかったか古城の身体を…

古城の身体に雪霞狼が刺さり勝負決着( *´艸`)
いてぇで済む古城さんぱないw

アッシュダウンの魔女も拘束…
他の人がいる前じゃなければいいんだ雪菜さんw
いつも血を吸わせてるもたいな発言はw

失敗してしまった優麻は…解放された
那月ちゃんは那月ちゃんだな
決着したかと思いきや…優麻の蒼騎士が

自分の娘を囮にして那月も刺される…外道だな
次の相手は優麻の母親仙都木阿夜かな?
{/netabare}

蒼き魔女の迷宮編はこれにて終了
だけど…次の編は続きですよね~

16話{netabare}
次いで観測者たちの宴編スタート
もはや蒼き魔女の迷宮編の続きですよね(/・ω・)/

優麻も那月も倒れ監獄結界が復活してしまう…
おっとヴァトラーの前に現れたのはアヴローラの12番目の眷獣を引き連れた凪沙?
ヴァトラーを圧倒するとか計り知れないな
おっと…母親は凪沙に宿っているものを知ってるのね~
最後の力で空間転移…監獄結界が浮き彫りに…

モグワイさん、浅葱使い荒いなw
やきもきしてるな~(笑)
浅葱の隣にはちっちゃな娘さんがwいつの間にママにwヤンママw

仙都木阿夜、優麻の母親瓜二つだな
単一生殖だからできる…強制的な引きはがし…
古城本調子じゃないみたいだな…
監獄結界を傷つけると那月も傷つくのか…

那月は呪いによって記憶だけでなく時間を奪ったのね…
次々と犯罪者が出てきたな~
犯罪者のシステムはまだ生きてるのな
全員の狙いは空隙の魔女か…

紗矢華いいところで出てくるな~( *´艸`)二回目w
戦車が落ちてたとかwwwww
姫柊さん戦車すきなのか?(笑)
那月の保護が最優先だが優麻もほっとけない…

魔導医師に心当たりがある古城さん…母親もすごい人なのねw
そのころ浅葱はママをやってます(笑)
迷子の子は何も覚えてないみたいw那月ちゃんにそっくり
那月の名前を聞いて号泣…
迷子の子は「さな」ちゃん♪

母親はMAR魔導産業複合体の主任研究員らしい
紗矢華さん何か勘違いしてらっしゃるw
出身は関西の方なのかな?紗矢華w
とりあえずやばい人なのね深森さん(笑)

紗矢華は凪沙に警戒されてるwwww
深森さんは医療系のサイコメトラーだけど絶対発動条件はうらやまw
この親持ってこの子ありw

古城の方も見破られてるw
そして雪菜を義理の娘扱いするの早いなw

紗矢華さん凪沙を催眠して眠らせたのかw
二人きりで緊張してる紗矢華さんかわいい(*´▽`*)
雪霞狼の傷が治らない?のはなんで?
肉体そのものが不安定になってる?

雪菜のことも好きだけど…古城のことがもっと好きみたいw
紗矢華のかたよった知識が爆発してw雪菜に見られるw二人の痴態w
あらいつもみたいにコメディでは終わらないみたい古城倒れる

そして浅葱とさなちゃんに近づく魔導犯罪者
事態はどんどん悪化してくな~
{/netabare}

暁 深森(あかつき みもり)
古城と凪沙の母にして牙城の妻。MAR医療部門の主任研究員。臨床魔導医師の資格を持ち、医療系の接触感応能力を用いた診療の腕は確かである一方、研究所のゲストハウスを私物化して散らかしたまま1週間近く寝泊りしたり、堂々と同性へのセクハラ行為に及ぶなど、性格や生活能力に問題を抱えている。

17話{netabare}
彩海学園は仙都木阿夜と那月にとっては因縁の場所らしい
図書館をも利用される存在…闇誓書すごいな

ハロウィーンフェスタはすごい盛り上がってるのなw
空腹で倒れるとかあるのな( *´艸`)w
雪菜のナース服姿眼福( *´艸`)似合いすぎてやばい♪看護されたい

これ以上優麻の容体は戻らないし
那月の手を借りないといけないが那月は行方不明で…
浅葱テレビに映ってるwおっと偶然にも那月の居場所も判明

浅葱たちの前に破戒僧が…精霊使い
なかなかの手練れみたいだね
那月の本能すごいな~(笑)
シェルターぐらいじゃ破戒僧の炎精霊は防げないか

浅葱やるー( *´艸`)
この街の監視網を掌握してる浅葱さんには勝てないよな
アスタルテの方が強いよな( *´艸`)
おっと次々と来るなー脱獄者ども

一人だけ那月捜索ではなく仙都木阿夜のもとにいった脱獄囚が
めいが?何者なんだろう?
雪菜抜け目ないなw紗矢華のずるいーって顔好きw

ジオルラ・ギラルティ…カルタス劇場の歌姫?吸血鬼かな?
おっとアスタルテが襲われてる?アイランドガードみんな操られてるな
うおーここでヴァトラーさんか( *´艸`)

吸血鬼同士の戦いか
ヴァトラーはこれは望んでた展開よな
眷獣をも操れるのか惨劇の歌姫
だけれどもヴァトラーの方が格上だったな

古城チャリンコで颯爽登場w
アスタルテいい感じでやられちゃうよな~かわいそうに…
おさない那月ちゃん略しておさなちゃんw
ヴァトラーも那月を殺そうと?それはそれで楽しそうだけど…
おっとヴァトラーの船に匿われることに

浅葱…もう古城の秘密気づいてもよさそうw
冥賀…獅子王機関の関係者?
こいつはほかの脱獄者とは別格なのかな?

ノタリアの魔女の神髄恐れ入る…
{/netabare}

モグワイ
絃神島の都市機能を制御する5基のスーパーコンピュータのアバターである人工知能。誰にでも砕けた態度で接し、名付け親である浅葱のことを「嬢ちゃん」と呼んでいる

18話{netabare}
雪菜や紗矢華はオシアナスグレイヴに治外法権で乗り込めないらしい
もんだいをややこしくしないでくださいってw

キラ君イケメンだなぁ(*´▽`*)
なんかそっちの気がありそうな
そしてもう一人ジャガン…すごい古城のこと睨んでる嫉妬w

古城の前にメイド軍団がwwwwwww
人質?好き勝手にやってる王族や重臣の娘たちw一発下克上ww
こんな一発どうですかw?そして本命は彼女さんw浅葱さんwww
それにしてもナイスバディだよな~
さなちゃん無邪気だな~w

ここで隠してたことを…
肝心なところで男色の疑いをかけられるw
あー白い靄がー…そして限界鼻血ぶしゃーw
なんか夫婦やってるみたい(笑)

浅葱が派手派手しい格好するのは古城のせい?
そしてさなちゃん壊れるw那月の仮想人格のくせがすごいw
そして紗矢華さんめっちゃ見てる(笑)

雪菜が監視役に選ばれた理由?
そしてヴァトラーは自分の欲求に忠実だな~
さらに脱獄者まで登場~

~きゅんとかかわいいな
モグワイもタフネスだなw
トラブル続きなフェスタ
彩海学園付近で異常な空間が…
ヴァトラーさん吹き飛ばされてるけど…これはちょっとまずいかも…きゅん♡

おっと優麻動けるからだじゃないのに…闇誓書を
ブルード…傭兵?どんな能力を?龍殺しの一族の末裔
滾ってるなーヴァトラー

もう一人来たか脱獄者
ドレッドヘアーの相手は紗矢華が

キラ君こういうの慣れてるのねw
一番話が通じる相手っぽいwそしてまた誤解されるw
紗矢華、男に容赦ないな~(笑)天武?何者?

次々とキャラ出てくるな~
戦車乗りって幼女だったのかw
リディアーヌちゃんかわいいな

狡猾な知恵を無くした人間など相手ではないということか
さすヴァト☆彡
「でぃでぃえ」っていうのが(・∀・)イイネ!!
彼氏殿wwwwwwww
島のことは浅葱に任せて、

紗矢華も強いよな~(*´▽`*)
デレた紗矢華さんかわいいのう♡
脱獄囚もほぼ全滅か

だが仙都木阿夜がまだ残ってるよな
魔力が消えた?第四真祖の力までも…
ほかの異能をすべて消し去る力とかずるいな~

雪菜さんだけ呪力が失われてない?
狙いは那月ではなく雪菜!?
{/netabare}

リディアーヌ・ディディエ
浅葱と同じく人工島管理公社に雇われているフリーランスのプログラマー。「戦車乗り」の通称を持つネウストリア出身の少女であるが、コンピューターでは中年男性の頭が乗った戦車のアバターを使用して音声も変えている。

19話{netabare}
那月も…
雪菜を連れ去った阿弥の目的は?

おっと…古城の傷が…紗矢華さんもパニックよな~
血を吸えば治るからって脱ぎ始める紗矢華さん大胆でエロイな~(*‘ω‘ *)♡
紐パン派の紗矢華さんであるw
優麻死にそうな身体で古城のもとへ
おっと優麻も交えて宴の再開w

これは雪菜の見ている…ありふれた日常の夢
ありえたかもしれないもう一つの世界
闇誓書の力は自分が望むように世界を作り替える力か…
雪菜は実験の観測者に選ばれたのねw

優麻ってSッ気もありそうw
阿夜自身の魔力を消さなかったおかげで優麻にも魔力が残ってて
血を吸えば復活するかもしれないって…
紗矢華さん脱がされただけ?w
紗矢華さんが嫁でもいい気がしてきた

なるほど…4番目の眷獣はすでに目覚めてたのか
ナトラシラネウス…島全体を霧に変えるとは…蟹?エビ?
実態をないものは破壊できない、吸血鬼の霧化

魔力を無効化してるのではなく元の世界に戻しているだけ
雪菜は本当にこの世界の人間か?それを確かめるために連れ去ったのか?
とりあえず難しい話をしてるのはたしかだな
世界5分前仮設とか

どんなことになっても第四真祖は止められないよな
雪菜さん細かいところに気がついちゃうからな~(笑)
この世界の中でも古城と雪菜、それに那月は魔力を
古城の鼻血が那月を復活させたとはなw

魔女の最終形態は悪魔化
世界を本来の姿に戻す力が雪霞狼なのな
なら悪魔化した仙都木阿夜も…

絃神冥賀?こいつは何者だったのだろう?
さらに静寂破りは矢瀬の彼女?

まぁ何はともあれ決着( *´艸`)
那月ちゃんはまた監獄結界に…
優麻はこれから…長い取り調べが…
優麻も大胆だな~( *´艸`)

今回雪菜は出し抜かれてばっかだな~
めっちゃ心配性だな雪菜奥さんw
プロポーズ(笑)
{/netabare}

仙都木 阿夜(とこよぎ あや)
優麻の母親にして、LCOを統べる“書記(ノタリア)の魔女”。魔術や魔族の存在そのものを疑問視している。「娘」である優麻を道具として使い捨てたうえ、自分の組織であるLCOや同じ脱獄囚をも利用して躊躇なく切り捨てるなど性格は狡猾で残忍。

まさかの最後は正攻法wwwwww
これにて観測者たちの宴編終わり~

20話{netabare}
アデラード修道院での事件はこのマジシャン青年がかかわってるのかな?

雪菜の身体に不自然な靄が~
美少女中学生3人と放課後お買い物とかうらやま٩( ‘’ω’’ )و
お泊り先は本土なのね(*´▽`*)雪菜もお泊り研修にいけるらしい
監視役の任を一時的に解かれるみたいね

古城は下着屋に入ったらアウトだろw
夏音もなかなか積極的だね~(笑)
古城襲われる~敵は真理の探究者
夏音がやつの狙い?
錬金術師か( *´艸`)

雪菜さんいやらしいですな~( *´艸`)
錬金術師の目的は神に近づくことらしい
ワイズマンズブラッド?不滅の肉体と無尽蔵の魔力を手にしたニーナアデラード?

修道院の事件はきな臭いみたい
古城と浅葱で学校抜け出して修道院に…
いきなり襲われる…おっと那月ちゃんだったかw
悪い意味で見直された古城さんww

見た目だけびっちw
叶瀬賢生は襲撃を受け重傷…
絃神島の外の方が安全だよな
古城たちには補修授業w
あーピアスが…

雪菜に怒られる古城さんwww
さすが監視役(妻)w正論で言いくるめられてるw
雪菜からのお願いは…おっとホテル街( ´艸`)これはまさか済ませるw?
獅子王機関が絃神島にもあったのかw

紗矢華似の式神?
お猫様が獅子王機関の3聖なのか
赤塚の後ろにも変なおっさんがいるのね
雪菜の師匠、遠藤縁
武器を見るだけで戦い方がわかるのな

アヴローラと知り合いなのかお猫様?
浅葱、ピアスを探しに修道院の近くに…

ワイズマンブラッドの中にニーナアデラードがいるのか?ダミーコア?
赤塚の目的は奪うことだったのか
おっと浅葱襲われる…水銀の化け物?に…
浅葱重傷ミスった?死なないで~
{/netabare}

叶瀬 賢生(かなせ けんせい)
夏音の養父(血縁上は伯父)にして、メイガスクラフトに勤める元アルディギア王宮宮廷魔導技師。

21話{netabare}
古城がたどり着いた時には浅葱が…
古城まで暴走してしまったら…おっと第四真祖の暴走を止められるのは雪菜だけだな
今回の古城はキレるぞ~

天塚の正体はワイズマンズブラッド
人間じゃないならアルメイサで食らっても問題ない
浅葱生きてた?どういうこと致命傷だったのに?でも生きててよかった
雪菜のメイド服姿も悪くないwむしろいい( *´艸`)

浅葱いやらしい身体つきやな~( *´艸`)
おっと浅葱の胸にポチが?
浅葱が裸でリビングにwww
とりあえず古城には刺激が強すぎる身体w
今浅葱に取り付いてるのはニーナアデラード?
助けてくれたともいうべきか

天塚はまだ生きてるみたい
本体はまだどこかに…
次の相手は那月ちゃん( *´艸`)

アスタルテも普通にやりあったら強いよな
5年前の惨劇を繰り返すのが天塚の目的
余計なことはするなとw
すごい心配だわw凪沙にバレないかどうかw
雪菜までwwwお菓子で悩む雪菜かわいい~(笑)
めちゃくちゃ宿泊研修楽しみな雪菜さんである(笑)

完全にお世話される側だな古城w
目覚めたのはニーナではなく浅葱w
ニーナと浅葱の切り替えw

モグワイも油断ならないやつだな
ワイズマンブラッドは凍るのか?
さらに天塚も登場厄介だねぇ
矢瀬もしぶといな~

荷電粒子ビームとかすごいな~
ワイズマンの血は…本来のワイズマンのもの
人工の神の復活…大丈夫かよ

雪菜腹芸に弱いのなw
雪菜×凪沙もいいなぁwwww
この年頃の女の子は恋愛の話が大好きだからな~

雪菜たちの乗る船に近づくのは…イルカ?それとも?
{/netabare}

二―ナ・アデラード
錬金術で不老不死となった唯一の女性。“賢者(ワイズマン)”の創造に関わった錬金術師の1人であり、その封印時に復活を阻止する監視役として意識を“錬核(ハードコア)”と呼ばれる一種の記憶媒体に移し、肉体を“賢者の霊血”とすることで270年以上も生き長らえてきた。

22話{netabare}
おっと船に天塚が侵入して…
雪菜は異変を察知したみたいだけど…雪霞狼がないからなぁ

天塚に食われたのか修道院の人たちは…
5年前何が起きたのか…

雪菜と夏音の前に天塚…
夏音を錬金術師の材料にするつもりなのか…
おっと夏音自分を囮に…

褐色肌の浅葱似のニーナエロイな( *´艸`)
豊満なボディにたわわな古城w
那月ちゃんも合流
天塚の居場所は海…フェリー
狙いは雪菜か夏音…

古城だけならどうにかそこに送り届けられるらしい
アルディギアの装甲飛行船ラフォリアが手を貸してくれてるみたい
最速の移動手段とかw

にゃんこ先生って呼ばれてるw
さらに本物の紗矢華がメイドしてるw
乳は吸わせてませんwwww

天塚は騙されてる?ワイズマンを復活させて何がしたかったのか
夏音は真相を知っている
天塚も所詮道具にすぎない…人間ではないのね天塚

颯爽登場古城さん( *´艸`)
雪菜のぽかぽかかわいいなw
みんなニーナの胸に一回注目がいくのねw

ワイズマンの笑い方wwwwwwww
液体金属生命体の本体はどこに?
ワイズマンの狙いは海水の中に含まれる…

ワイズマンと第四真祖が暴れちゃ舟もやばいよな
ニーナが守ってくれたおかげで雪菜は助かったけど古城は金属に…

おっといきなり凍結魔法が展開?凪沙?
凪沙の中にいるのは絶対アヴローラだな
どんな状況でも吸血大事w

雪菜の大人な感じw
新しく古城は眷獣目覚めたみたいね
すごいな~眷獣大集合( *´艸`)

天塚はもう戦うしか…人として生きれなかった…哀れな錬金術師…
あとはワイズマンだけ
11番目の眷獣サダルメリクアルバス
癒しの眷獣?無に帰すこともできるほど強力な…

古城を心配する雪菜嬉しそうだよなwww
ニーナ小さくなってる( *´艸`)マンションで飼っていいかとかw
凪沙がおしゃべりだとなんか日常に戻ってきた感w
{/netabare}

雪菜反省して古城の監視が強化されることに
これにて錬金術師の帰還編終了

天塚 こう
“賢者”を復活させるために行動していた奇術師姿の錬金術師。物質錬成能力であらゆる物質を金属に変えることができ、“賢者の霊血”を鋭い刃物とすることであらゆる金属を切り裂く。

23話{netabare}
雪菜にとって古城はもうただの監視対象というだけでは…ね( *´艸`)

古城さんって本当に雪菜さんの扱い慣れないよなw
雪菜の運動神経は怒りによってさらに加速する( *´艸`)w
進路希望調査票か…雪菜は…将来どうしたいか…

雪菜今日はかわいい下着つけてるな(*´▽`*)
おっと…雪菜の前に雪菜?
紗矢華は最近メイドの格好が板についてきたなw
ヴァトラーはサングラスつけるとかっこいいな
ヴァトラーの第6感はすさまじいな

雪菜が雪菜じゃない感じ
矢瀬先輩将来どうなるのw太ってはげるのかw
なんていうか古城を手玉に取る雪菜?かわいい
古城はすぐ発情らしいwwwwww

那月ちゃんまるで成長してないw
雪菜のおっぱいが大きくなっているのは…凪沙おばさんw
浅葱まで来たよw天真爛漫な雪菜かわいいww
ドクwww

興奮すると鼻血が出て目が赤くなるのは?この違和感おそらく…この子は…
ヴァトラーが目覚めさせたのは黒い龍?転移した?
旧姓姫柊、現在暁ってことかなw

二人の雪菜…胸の大きさで判断されてるwww
問答無用な雪菜さん(*‘ω‘ *)
一回怒ると止まらないのはこの頃から
なんとなく将来図が見えたwwwwwww
硬いものほど壊れやすいし壊しやすい

もう一人の雪菜貫かれる…
魔獣の狙いは古城の魔力?
未来視もできるのか雪菜

雪霞狼をも防ぐ魔獣とはな…
あーあバラバラに砕け…
おーもう一人の雪菜は眷獣使ってるということは
もうあれよね確定よねwこれは未来の…

雪菜、雪霞狼が壊れてしまって…ショックで…
核も完全に砕けてしまって…
正夢になってしまったな…

雪菜帰還が命じられてしまって…お別れ?
{/netabare}

24話{netabare}
夏音のことは夏音姉と呼んでるのね普段w
時を渡る戦略兵器級の魔獣なのかあれは
絃神島沈没の危機…

龍脈を食らう魔獣かなり危険…魔力の在り方がおかしい
雪菜心ここにあらず…少し体調も悪いみたいだなw
雪菜監視役を見限られて一緒にいれないことが悲しいのな…
こんな悲しいさよならはやだなー

古城さんここで追いかけないで…どうするよ腑抜けw
そろそろ古城も覚悟しなきゃいけないのかもな
第四真祖としての自覚か
古城の隣には雪菜がいないとね…私たちの喧嘩ができないものね

みんな命がけで…ここで最後にはさせないぞ…
本当はいきたくてしょうがない雪菜さん
雪霞狼とか関係なしに隣にいればいいのにな(笑)
偽雪菜さんから与えられたのは…

全員登場回だなw
アスタルテに那月ちゃんに紗矢華
眷獣もいっぱいだ~(/・ω・)/
何度消してもよみがえってくるな
死なないやつは敵に回すと厄介だなw
魔力を吸い取ることで何度でも蘇る能力
ヴァトラーもやる気まんまん

雪霞狼は自壊したのか…
20年後の雪花狼を手に戦場に舞い戻った雪菜(*‘ω‘ *)
うっひゃー( ´艸`)笑

さすがに弱点がわかれば(*‘ω‘ *)
モグワイと冥賀はつながっているのか
雪菜の帰還命令は…ただの定期健診の通達だったりw
さすが天然雪菜さんwwwwwww
痴話げんかは犬も食わないwww

{/netabare}

まさかね(笑)
原作にないけれどいい話だったね(*‘ω‘ *)♪
暁の帝国編完…そしてこれで終わりかー
もっといちゃこらしてるとこ見たいぜ!!

暁 零菜(あかつき れいな)
青い瞳と胸が大きい点以外は雪菜に瓜二つの容姿をした、第2世代の吸血鬼の少女。15歳。

暁の帝国ぱねぇっすwwww
さすが第四真祖wwwwwww

投稿 : 2024/11/02
♥ : 30
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

最終話まで視聴済。錬金術師編&帝国編のレビュー、採点と総評らしきもの1回目。

原作関連未読でスタートし、コミックを発売済のところまでは追いかけた状態です。

●採点と総評らしきもの●
{netabare}
●物語●
大体4話で1章という構成だった為、基本的な展開は読みやすかったと思います。しかし新章に入って新規キャラや用語が出てくると、途端に謎ばかりになるので、バランスは取れていたように思います。

●作画●
2クール物ということでしたが、安定はしていたと思います。引いた画面などでは若干乱れが見えたり、不自然な動きのシーンもありましたが、まぁ。

●キャラ●
作画を含めてになりますが、登場ヒロイン達は皆可愛かったと思います。「この娘はちょっと苦手」と思うことが無かったのは大したものかと。
個人的には『浅葱』『紗矢華』『雪菜』の順でお気に入りにw

●声優●
総じて良かったかと思います。
大きなマイナス点を感じなかったです。

●音楽●
OPは前期、EDは後期が良かったですね。

●その他●
物語そのものというよりヒロイン達に注目して観ていた、と思えます。

原作はまだ続いているわけで、2期も視野に入っていることと思いますが・・・謎がや触れられていないことも多く残ったようにも思います。
・他の真祖たち
・雪菜の正体(?)
・獅子王機関の目的
・古城と先代と凪沙
・浅葱の正体(?)
・モグワイの思惑
・他のまだ見ぬ眷獣 etc...
続きを楽しみにしております。

再度採点してみたら、結構辛めな数値なったな~と。
{/netabare}

暁の帝国編-----
{netabare}
そもそも、この章は原作にあるお話なのでしょうか?

突然光の球が現れて、中から全裸でしゃがんでる人が出てきたら・・・説明されなくても「あ~未来からきたんだ」と思えてしまいます。

というか雪菜に瓜二つで、声と瞳の色が違うとなると・・・半分くらいは推測できますね。
零菜さん。極度に興奮すると鼻血(?)、瞳が紅色に・・・もう誰と誰の血筋か疑う余地が無いですよw

零菜登場→雪菜を気絶させる→衣服を奪う→その後雪菜は体操服で登場。
ということは・・・? 色々考えちゃうのですがw

砕けた雪霞狼、帰還命令のオチ、零菜の登場など含めて。
Ⅱまで観直してみると、(謎はともかく)割とスッキリと纏まった章だったように思います。主要キャラを全員出しつつ、古城と雪菜の仲を進めつつ、その先(未来とか次の物語とか)を期待させつつ。シリアス有、笑い有、お約束有で、堪能できる作りだったように思います。

ED明けまで観ると、「暁の帝国」の意味が何となく推測できたと思います。
零菜が各キャラの未来の姿を語るシーンは笑わせてもらいましたw
{/netabare}
錬金術師の帰還編-----
{netabare}
突然な物語なのは毎度のことですが、この章は顕著だったように思います。「雪霞狼の封印」とか「修道院の事故」とか説明無しですし。2回観た今でも、結構謎ですw

謎とは言わないまでも、2回観てようやく理解するポイントもあったように思います。浅葱の元に戻ってくる天塚とか(斬られた直後の浅葱が何に触れていたのか)。

Ⅰのラストで浅葱さんが斬られたのは・・・衝撃でした。彼女推しな僕としましては「まさか・・・!?」と不安になりました。
が・・・次回スタート直後にあんな形で蘇生(?)するとは思いませんでした。

宿泊研修で島を離れることになり、機関からも一時的(?)に監視役の任務を解かれることになった雪菜ですけども・・・。結局彼女の方が古城にベタ惚れなんですよね~w 監視役ですからとか、雪霞狼がとか、色々言い訳(?)してますけどw(TV版最終章にも繋がりますが)
古城君は結構酷いこと言われてますけども、何だかんだで雪菜が傍にいてもいなくても、トラブルに巻き込まれて伴侶候補を増やしていくんですよね(これも最終章に言われてますが)w

雪菜・紗矢華の師匠は先代カレイド・ブラッドとも知り合いのようで。
それにしても・・・結局、獅子王機関の目的がハッキリしませんね。

元々、古城の「仲間や友人への思い」というのは強いと思いましたが、浅葱へのそれは別格な気がしましたね。吸血鬼であることを隠すこともでしょうが、何より今回、彼女が生きていたことへの安堵あから涙を見せたり。勝手な僕の解釈ですがw
まぁ・・・の割には浅葱の想いには鈍感なんですよね~。

ニーナのおかげで生きていた浅葱さんですが・・・別人格とは言え、今回はサービス過剰気味w どういう意味でも古城・浅葱両名とも、よく無事だったな~と。ヘタレ呼ばわりされてましたがw

ニーナと夏音は直接面識あるんでしょうか?

凪沙の中の「12番目の眷獣」も何者かわからず終いでした。
過去の事故との関連はあるのでしょうが・・・。

最近、雪菜の血を吸うのに「躊躇い」が無くなってきたな~とw
{/netabare}
観測者たちの宴編-----
{netabare}
蒼き魔女~では新たな眷獣の覚醒も、贄もおらず終い(のように見えますが、そうでもないということでしょうか?)でした。
同時にこのチャプターは前章からの流れそのままで突入でした。

とりあえず・・・まずは那月役・金元さんにはご苦労様でした。26歳verに幼女verにバックアップ(?)ver。
バックアップverでは大層笑わせて頂きましたw

雪菜と浅葱。どちらもですが、何かと謎のある女の子ですね。雪菜は闇聖書の結界(?)内でも呪力が切れることがありませんでしたし、浅葱は『バイト』と言うには色々なことに対して知識を所持してますし。
二人共に、今後語られていくこととは思いますので、楽しみにしております。

というわけで、新たな贄は優麻さんでしたね。
個人的にはそろそろ浅葱さんに行って欲しいんですが・・・普通の人間(ならですが)では無理でしょうかね~。血の従者にしてしまうのがオチでしょうか・・・。今のところ伴侶候補は何らかの特殊能力持ちばかりなので、そう思っております。

監獄結界の脱獄囚の面々は・・・時間的な問題なのか、元々なのか、メインキャラ達が強いのか、イマイチ活躍の場がありませんでした。唯一残った(脱獄成功?)メイガさんは、今後に出番がありそうな雰囲気でした。弦神という苗字からしても、重要な立ち位置になりそうですね。

紗矢華さん・・・頑張ったw
色々暴走気味だったとも思えますが、良い具合に迫れていました。脚を差し出してみたり(足蹴にしようとしてたのか、舐めろとおっしゃるのかw)、紐パン晒してみたり。
状況が状況ですが・・・ヘタレ主人公~w

こんなこと書くのはアレですが・・・雪菜さん、中学生なんですよね~。普段そのこと忘れてしまいそうになります・・・。
{/netabare}
蒼き魔女の迷宮編-----
{netabare}
ここまで1つのチャプターを4話で構成してきてましたが、ココは3話でキリでしたね。古城の幼馴染(?)『優麻』の為、監獄結界の番人である『那月』の為、次への橋渡しの為の章といった感じでした。

誰も古城の眷獣の霊媒にならなかった、珍しい章でもありましたw まぁ、その機会(?)が無かったわけですがw

高等部の制服を着ても、全く違和感の無かった那月ちゃんですが・・・『番人』という役目があったんですね~。

魔術によって(?)身体が入れ替わった古城と優麻ですが・・・意外とどっちも違和感が無かったですw 基本制服にパーカーという古城がマント風なものを羽織ってみても、むしろ真祖っぽいですし。優麻の方も、ビジュアルと中の人である内山さんのおかげか、男の子風のしゃべりでも変じゃなかったです。

他にもまぁ・・・いろいろお約束なハプニングはありましたが、それはまた機会がありましたら観直して触れたいと思います。
{/netabare}
天使炎上編-------
{netabare}
『Ⅰ』
浅葱さんの不意打ち(キス)により、色々な意味で修羅場になるかな~?と思いきや、古城の鈍感っぷりは相変わらずで。むしろ本人に「あれってどういう意味だ?」と訊いてしまう始末w 彼女が自身の正体に何か気付いているかもしれないという危惧はできるのに、好意的な(ラブ的な?)物には本当に・・・w
浅葱さん結構身体張って頑張ってたと思うんですけどもw
古城が鈍いのは浅葱さんに対してだけじゃなく、雪菜や紗矢華にもですけどね~。

雪菜は雪菜で、二言目には『先輩の監視役ですから』w 自身の心に気付いた上なのか、見えていないのか。紗矢華の想いには気がつくのにw

この章では1話目のみの登場だったヴァトラーですが・・・古城のことを心配していただけなんでしょうか? 「模造天使に近づけるな」と那月に警告するわけですが・・・最初は伏線みたいな物なのかな?と思っておりましたが、直後にアッサリ那月にスルーされ、最終的には対策可能な眷獣は出てきますし(この辺もさすがは主人公w)。

『Ⅱ』
OPに登場する重要そうなキャラは残り2人ですが・・・まさかこの章でまとめて、とはw

要所では登場するのに、イマイチヒロインっぽい扱いを受けない那月ちゃん。 浴衣着たり学園の制服着たり、何だかんだで強そうですし、ヒロインになれそうな気はするのですが。

訳もわからず開始される『仮面付』同士の戦闘。祭りと花火で誤魔化せるとの読みでしたが・・・アレは無理でしょうw かなり異質な派手さだし、結果煙突は傾くしw

雪菜さんは飛行機が苦手とw(高い所がダメなんですかね)
やはり「意外性」や「ギャップ」は萌えの基本&重要なポイントですよね~。
そしてこの章辺りから、彼女の機嫌が結構ピーキーになってきます。元々そういう面はあったのかもしれませんが、古城の言葉や行動を悪い方向に捉えがちと言いますか(いや古城の言い回しも悪いです)。「嫉妬深さ」とはまた違うと思いますが、上手く表現できないw

そして混迷度を増していく、古城包囲網w
雪菜と浅葱が接触するだけでも結構なことになるのに、更に紗矢華にまで遭遇して・・・。まぁこの章の最後で益々修羅場になるわけですがw

『Ⅲ』
冒頭からラフォリアのサービス的ショットで入りますw
ほぼ毎回お約束のように何らかのサービスをしてくるのは、大した物だとは思いますw
そんな彼女を見て吸血衝動に駆られ「こんな時に勘弁してくれ」との古城君ですが・・・アンタの衝動のメインは『性欲』でしょw 一般的な吸血鬼の吸血衝動(要因)というのが存在するのかは知らないですが・・・。

今回もやっぱり雪菜さんが厳しいw
出会いやその後諸々前科があるわけで、雪菜の中の古城像は『先輩はいやらしい』なんでしょうが。
余談でアレな発言ですが・・・『女の子が~1枚』的な画は、やはり下が気になりますね。パーカーとかジャージとかw

後半からはおふざけ無しのシリアス展開に。
前半でサービス過剰だったのは、この為ですね。

この章は特に感じたことですが、相変わらず物語の緩急の差が激しい作品ですよね。
その分大切な部分をすっ飛ばされていなければ良いのですが。

『Ⅳ』
夏音から受けた傷から復帰しない古城を目覚めさせる為に、新たな眷獣を呼び出すことになったわけですが・・・この王女様、一体何を何処までご存知なんでしょうか? 初見で古城を知っていたり、眷獣の一部でも知っていたり。古城の吸血衝動を知っていたり(衝動の要因が『性欲』であるのは一般的と考えられなくも無い)。
結局新しい眷獣には2人分の血が必要だったようで、ラフォリアが3人目の『候補』ということになったわけですが・・・彼女自身、古城の近くにいたい何か別の狙いがあるようにも見えます。

新たな眷獣の能力「ディメンション・イーター」の理屈はよくわかりませんが、これは確かに『最強』と呼ばれる力の一角だとは思います。

無事夏音も助けてやれやれというところですが・・・恒例のイベントがあと1つ。今回はラフォリアが宣戦布告(本人は挨拶程度かもしれませんが)ということになるのでしょうか? ご丁寧にヒロイン達全員の目の前で・・・w

チャプターで纏めて書いてみましたが・・・正直長いですね。
単純に4回分を纏めただけで済んでいれば良いですが、もしこの形式に意味が無いようでしたら、要再考だと思います。
長文失礼しました。
{/netabare}
8話鑑賞後--------
{netabare}
やはりと言いますか・・・今回は紗矢華さんの血によって、眷獣を支配下に、と。
この辺りの件は、原作だともっと心理描写があるのでしょうか? アニメ観ただけだと、イマイチ彼女の心が伝わってこないといいますか。
雪菜を巡って、古城とライバル?といいますか、そんな構図だったはずが・・・後半から急にデレ展開にw 色々展開が早すぎる印象ですね。

しかしまぁ・・・そりゃ雪菜さんもスネますわw 事情を知っていれば、尚更ですか。

アルデアル公の目論見とか、チラっと出てきた三つ編娘とか、これから出番あるでしょうから、また追々。

毎回書いてる気がしますが。
浅葱さんをもっと持ち上げてやってくださいw
でも、あの不意打ちは良かったw
今クールの嫁は彼女にしますかね~。 
{/netabare}
7話鑑賞後--------
{netabare}
レビュータイトルにも書きましたように、予想が大ハズレな7話でしたw
浅葱さんはまだ伴侶候補にはならなさそうですし。予測した上であえて選択しなかった展開とはいえ・・・アルデアル公とテロはツルんでいたわけですし。

何だかんだでアスタルテの待遇が酷いな~と(原作とか関係なく、個人的に)。生命を急激に吸われながら眷獣を使役し、保護観察の名目で先生のメイドにされ。7話では至近距離から撃たれて。いつか良いことあるといいね・・・。

さてはて・・・公爵の真意は何処にあるのでしょう?
公式のキャラ紹介見ると、戦うことにしか興味が持てないようです。テロに協力したのも古代兵器と戦う為にも見えますが、そんなことなら何処か人気のない所で独りでやってきてくれ、とw
それとも後々古城を美味しく頂く為に、訓練して熟成(?)させているのでしょうか?

雪菜はいきなり核心に迫ったヒロインでしたが、浅葱さんは真逆の徐々に巻き込まれ古城の正体に近づいていく、そんな役割に見えます。
というか、もっと彼女に出番をw

今回色々頑張った矢瀬君ですが。
彼の能力の説明が全く無かったのは、また今後にということなのでしょうか? 「ハイパーアダプター」といきなり言われても、分からないですw 公式のキャラ紹介みていた分は何となく理解しましたが・・・。
{/netabare}
6話まで鑑賞後---------
{netabare}
聖者の右腕編が終わって、次の章ということで・・・。
相変わらずタイトルの説明の無い展開ですねw
何となくは分かる気はしますが・・・。

ここ2話・・・浅葱さん、頑張っているな~とw
今まで出番が少なかっただけで、いろいろできる娘だとは思っていましたがw 6話のだけでもかなり評価アップしました。
うん・・・スペック高い娘です。ほんと。

獅子王機関の『舞威姫』(こういう字を書くのか・・・)さんが出てきました。
(というかまた名前覚え直しか・・・とw)
この章のヒロインは浅葱さんだと期待していますw

古城君の眷獣は12体ということですが・・・1体使役できるようになるのに、血の伴侶候補(?)が1人必要ということなのでしょうか? だとすれば・・・とんだハーレム(になるのか?)展開になりそうではありますw 雪菜さんも油断していられませんね~。

第四真祖大好き(?)な公爵さんは・・・本気で、古城や島をどうにかする気なんでしょうか? 古城をどうにかするなら既に完了してそうな感じですし。島を沈めたらボスの顔を潰すことになりますし。
先代カレイドブラッドとの関係については知る由もありませんが。

色々意外な字が用いられていて・・・・感想書くのにも一苦労です。
{/netabare}
4話まで鑑賞後---------
{netabare}
書いてる時点で1話ストックがあるのですが・・・まだ観てませんw これを書いてからにしたいと思います。

今クールアニメの中では最初に2回目を観直してみた作品になりました。純粋に面白いと感じた分と、人間関係(特に裏側のつながり)が複雑になりそうなので復習の分を込めまして。

放送途中ですが、気になってコミック1巻を買ってしまいました。気になるなら、本来は原作小説を買うべきでしょうが。
うん・・・まさか『"殲"教師』だとは思わないですよね。
やっぱりこういう作品はチラっとでも説明欲しいですw

雪菜さんの血を吸うことによって、眷獣を扱えるようになった(?)古城ですが・・・。この展開、何かに似てるなと思ったら、『カンピオーネ』でした。細々とした部分は異なりますが、能力を小出しにされる辺りとか。
今後は全く異なる展開かもしれませんので、あくまで「今のところ」です。

またあの作品と比べることになりますが・・・この作品のが好みかな?と思います。
『監視』と口にはしますが・・・何だかんだで古城のことを悪くは思えていない雪菜さんが、結構可愛いな~と思えるのが最大のポイントでしょうか。どこか世間からズレているところも、意外と素直に思いを言葉に出来るところとかも、良いと思います。(今後どうなるかは不明ですが)

彼女ではないけど古城に弱いクラスメイトの娘(名前覚えてないw)も、悪くないですね~。

古城君へ。
あまりヒロイン達をもてあそばないであげてw
主人公補正があるのもわかりますが・・・w
{/netabare}
2話まで鑑賞後---------
{netabare}
1話を観た時は雪菜さんのパンツのインパクト大で、勝手にパンツアニメだと思っていましたが・・・2話ではそんなシーンも無く。まぁ・・・世間知らずな娘さんにしても、それは無いだろう的なシーンはありましたがw

とりあえず初見の感想としましては・・・

「どちらが先か後か」とか「良いか悪いか」とかではなく、純粋に両方予備知識(特に物語・設定面)無しで観た上で、『境界の彼方』と混ざるかな?と。
異能バトル物(?)というジャンル面、理由はあれど真っ先にヒロインが主人公をつけ狙う冒頭の展開・設定。あとは・・・多分これも結構大きな要因なのでしょうがcvが同じこと。

そして、こういうジャンルの作品を観ると必ず感じるのは・・・専門用語は形にして欲しいということ。字面から分かることもあると思うんですよ・・・。うっかり『wikiで調べてネタバレ』とかしたくないんですよ・・・。あとできたら解説も。説明的な作品になってしまう危険性は理解してるつもりです。

ヒロインボイスについて。素人考えですが。
もう少し『境界の~』と差を出して欲しかったかな、と思います。
『ゆゆ式』の縁と同じ人だとは到底思えない(きんモザでも感じてましたが)のですが・・・。

眼鏡属性持ちでないからか、個人的にはこっちの娘のが好みだったりはしますが・・・。

とネガティブなことばかり書きましたが、今のところ切る気はありません。物語の先は気になっております。
といいますか切れるタイトルが無くて困っている現状です・・・。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

観終わった

8話で断念{netabare}
ってことでそこまで見ただけでの感想。
これは…コンテのせい?原作のここまでをアニメ化~って決めるのはプロデューサー?監督?
兎に角感じたのはキャラの台詞なぞってるだけの映像付きカセット文庫。
原作知らないけど、そこで書かれてる台詞を忠実に再現してるのかな?
そのせいなのかどうなのか、ひたすらしゃべりまくって、それだけで展開が進む。
そうしないと原作のここまで~ってのを収めきれないっていう、ノルマ達成に追われる息苦しさが半端ない。
人によってはしゃべってる間にポンポンと場面が進むのでテンポ良いと感じるかも知れないけど、映像あってならではの表現、それこそノベルに喩えるなら「行間」に当たるものが無い。
って書くと内容が凝縮されてるように聞こえるけど、無駄な台詞も多い。
もっと台詞削って映像でしかできない表現ってのをやっても良かったんじゃ…。

各話ごとに「原作のここまで」ってのが決まってると思うので、序盤の舞台説明が終わったらペースが緩やかになるのかも知れないけど、とてもそこまで見続ける気力も無く途中で断念。{/netabare}

改めて最後まで視聴(2020/04/21){netabare}
放送当時はワンパターンさに飽きて、或いは他に優先すべき作品があったせいか途中で脱落しちゃったのだけど、「なんかOVAも続いてるみたいだし?」ってことで改めて全話視聴しました。
で、なぜ途中で脱落したのかの理由も新たに発見。

作画は悪くない、キャラの顔は殆ど崩れない。
…のだけど、画面における配置が…レイアウトっていうの?それがちょっと。
具体的な例ではカメラ引いて主人公とケンジュウと対象の敵が1つの画面に収まってるシーンが、無い。
「アブドムダムラルオムニスノムニス…出でよ赤いコンドル!」(アップ)→登場ババーン(アップ)→攻撃ドカーン(アップ)→次の瞬間にはもう居ない、こんな感じ。
正直ゲンジュウのサイズがどれくらいかもよく分からない、個別アップばかりで巨大ロボットバトル的な拘りも見られない。
作画崩壊しづらい(難易度が低い、手間がかからない、下手クソが描いてもそこそこサマになる)レイアウトだかコンテだかでアラが出にくいようにした苦肉の策なのかもだけど、アニメーションとしての面白さは…。
(そこら辺、中華なんかは「技術力無いのにその技使ったら大怪我しまっせ」ってことが分からずに平気で大技使おうとすることが多い)
で、それに輪をかけて話がワンパターンな内容…ああ、こりゃ忙しかったら切っちゃうわw

けど作画(レイアウト)の方はどうにもならないとしても、ドッシリ構えて見る分にはワンパターンな構成は案外気にならない、かも。
フォーマットは一話完結型の時代劇を○○編と数話に分けた感じ。
何か企んでる悪者が、その手先として“作り出した”ゲストキャラ=ゲストヒロインを“道具扱い”して、それを見た主人公が怒ってやっつける。
時代劇だとゲストキャラは萬屋錦之介や高橋秀樹の目の前で死ぬか尼寺入るか江戸ところ払いで次回以降出ないのだけど、この作品ではそれがレギュラー化していく。
で、悪者の屋敷に入って「お前ぇら人間じゃねぇ、たたっ斬ってやる」や「ひと~つ、人の生き血をすする…」の代わりに「これはオレの喧嘩だ」「いいえ先輩、私達の喧嘩です」の口上。
ただこの決め台詞は…恥ずかしいw「天魔覆滅」みたいなカッコ良い台詞無かったのかな?

それにしても「作り出した→○○目当てで生み出された」ネタが多くない?
アスタルテ然り優麻然り。
夏音にしたってエンジェルフォウの供物(蠢毒)云々で大概かと。
ワイズマンに作られた天塚はヒロインではなかったけど「またかよw」と思ったのも事実。
こうなってくると主人公自身や妹、那月ちゃんもひょっとして…?なんて穿って見てしまう。

まぁ分かるんだけどね。
主人公自体がただの人間から第四真祖になったことで利用したがる奴が絡んできたり、正ヒロインの雪菜も自覚は無いけど獅子王機関が第四真祖と縁故関係になって引き込もうと送ったハニトラ(ある意味道具扱い)で、それとの対比をしてるんだろう。
また「道具扱い」を描くことで、それを否定して「本人の意思を尊重する主人公カッコいい」って展開にすることでヒロインズが好意を抱く理由にしている。
それと、いくらワンパターンといっても従えてるケンジュウは12体だと予め上限が明かされてるのは好感が持てる。
但し12体全員を覚醒・服従させる話なんて2クールでは収まるハズもなく…そもそも何で主人公は第四真祖になったかの理由もTV版では明かされなかった。
OVAの方で最後までやってくれるのかね?

総評としては、1話完結型の時代劇が好きな方、天丼ネタが好きな方なら見てもいいかも。
パターンとしては、
学校がテロリストに襲われた→大変だこのままじゃ島が沈んでしまう→テロリストの手先として工作してた女の子を助ける→女の子にこんなことさせやがって許せねぇ→能力開放→解決。
例外もあるけど大抵この流れ、絵的な部分では結構退屈。
ひょっとしたらお年を召された方の方がウケ良かったりして?{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

88.3 22 バトルでツンデレなアニメランキング22位
刀語-かたながたり(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3065)
16293人が棚に入れました
刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目当主である鑢七花は、姉の七実とともに不承島で暮らしていた。
しかし、奇策士とがめの言葉により、伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った刀、完成形変体刀十二本を集めるため旅に出ることになる。

声優・キャラクター
細谷佳正、田村ゆかり、中原麻衣、鈴木千尋、宮本充、池田昌子
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

西尾維新らしい言葉遊びが光る、12本の刀狩り物語

2010年1月より、月1回放送。
1時間の全12話。
後に2013年4月から、ノイタミナほかにて2枠を使い1クール一挙放送も行われました。


【前置き】

大勢の方が仰るように、当初は絵が受け付けなくて敬遠していた作品でした。

ただ、大好きな「物語シリーズ」を書いた西尾維新さん原作の作品。
加えて、上記の通りの1ヶ月毎に1話1時間の計12話という、1年単位の異例の特別放送スタイル。
(当時の原作の発行スタイルに合わせたそうですね。)

ここまでの待遇は、やはり名作であるがゆえに成せることなのでしょう…と思っていました。


さて、視聴後の感想としては……。
見始めは1話1時間ということで重圧があったものの、すぐに作品の虜になってしまい時間が経つのが早いこと早いこと。

「人様に推しても決して損はさせない」とさえ思わせる名作だと感じました。



【あらすじ】

「刀狩り」が行われていた時代。
刀を使わない剣術である虚刀流を使う『鑢七花(やすりしちか)』と、『奇策師とがめ』の2人を軸にして、「完成形変体刀」と呼ばれる12本の特殊な刀を、日本全国を巡り集めるという話。

1話1本、全12話で12本の刀が登場します。



【論じてみる】
{netabare}
あらすじだけ見ると、かなりのバトル展開を想像される方もいらっしゃるかと思いますが、そこは西尾維新さん原作。
戦いに至るまでの過程に繰り広げられる、「物語シリーズ」を彷彿させる言葉遊びが随所で光っておりました。

刀を持ち合わせた一人一人も皆、刀に合った良い味を出しており、

「次はどんな刀なのかな?」

「その刀を操るのは、どんな人なのかな?」

と、想像を掻き立ててくれるのです。
加えて、刀が集まっていくことで着実に話の終わりが近づいているのも分かるので、最後への期待も含めてワクワクさせてくれますしね。


作中での戦いや窮地においての機転を利かした「奇策士とがめ」の奇策の数々は、時には「そんな馬鹿な!」と思わせるものもありますが、シナリオに大きな破綻を生むようなものはないので
「終わりよければそれで良し」「面白ければそれで良し」
といった考えで見るのが一番ですね。
総じて、真面目一本筋のような作品では決して無いので。


ただ、その内容は人の死を数多く描かれたものとなっており、実際に七花も多くの剣客を死においやっていきます。
作中序盤より挟まれる、七花の(強引に決められた)決めゼリフ

「ただしその頃には、アンタは八つ裂きになっているだろうけどな!」

これが、七花の中で後々どういう心持ちで発するようになるのかも、作品の注目すべきところだと思いますね。


視聴前には重荷に感じていたキャラクターデザインも、そのシンプルさを逆に利用して作画枚数を増やしヌルヌルと動かしてくれるので、バトルシーンが映えて非常に見応えがありました。
作中、ある壮大な騙しのために異様に枚数を消費したシーンもあったりして、製作者の愛ある遊び心も魅力的でした。


楽曲も、オープニング2曲に加えてエンディングは毎話違い全12曲、どれも名曲揃いです。
オープニングは、癖が強くもクセになるALI PROJECTさんが歌う「刀と鞘」、エンディングでは「Refulgence」「からくり眠り談」「亡霊達よ野望の果てに眠れ」辺りが好きです。

ノイタミナ版オープニング曲として新たに制作されたsupercellさんの「拍手喝采歌合」も、まさに刀語を意識して作られた作風に合った名曲で、エンディング全12曲と戦うイメージで作り上げられたとか。
ここでもまたクリエイターの、作品への愛が感じられ気持ちが良いですね。



結果的に、私は3話ぐらいから作品の虜になり、続きがもぅ気になって仕方ありませんでした。

当初はノイタミナ枠で視聴し始めた私でしたが、我慢出来なくなってしまい最初に放送された方のDVDを探し、ものの数日で全話見てしまうほどに…。
(このノイタミナ枠版は、時間の都合で話が少し削られている為、尚良かったです。)

ただ、最後は、「最高のハッピーエンド!!」とは決して言えない内容なので、そこは人を選ぶかもしれないですね。

ですが、だからこそ作品の余韻に浸るのに十分な印象値を与えてくれるので、私は今も記憶に残り続ける大好きな作品となっております。
{/netabare}


【奇策士とがめ】
{netabare}
私としては、『奇策師とがめ』が作品の中で一番好きでした。

この、とがめというキャラクター。
刀集めの報告書を書く立場にある為、言動もどこか客観視された物言いになるのは分かるのですが、まるで作者の気持ちを表したかのように、序盤から

「そろそろ口癖を考えなければな。」

「そなたは個性が弱い。」

「気遣いで『読者』を虜にするような報告書が書けるか!」

「退屈で、途中で読むのをやめられたらどうするのだ!」

等と言い出す始末。
私達観る側からすると、必至に作品を盛り上げようとしてくれているみたいて、なんだか感謝の気持でいっぱいになりました。


その言動や行動も中盤からは癖になり…非常に可愛く思えてしまってからは、もう始末に負えません。
特に要所要所で挟まれる

「チェスト!!」ならぬ「チェリオ!!」

に、毎回悶えてしまい、個人的にはとても大変な目にあいました。

声を担当された田村ゆかりさんの威力は、かねてより知っていたつもりでした。
しかし、本作の威力はまた格別でした。
可愛いだけではなく、シーンによっては真面目で説得力のある声色をこなせるのがまた好きなのです。

とがめ役が田村ゆかりさんでなかったら、私は本作「刀語」に対し、ここまでの高評価に繋がっていなかったと断言出来ます。

後、どうでもいいですが、とがめの髪型は幼く見えるショートの方が好きですね。
大好き……いえ、愛してると言っても良い。

あぁ…、最終話は泣いちゃいました…。
もう嗚咽を抑えるのに必至でしたよ……。。。。
{/netabare}


【鑢 七実】
{netabare}
あと、もう一人。
作中で恐らく最強の、鑢七実(やすりななみ)も、大好きなキャラクターとして挙げたいですね。

このキャラクターの、病弱ながら人のレベルを超越した例外的な強さは、作中でも圧倒的な存在感でした。

「一回見れば大抵のことは覚えられます…、二回見れば盤石……。

 ありがとうございます…、見せてくれて…。」

この、人の技を自在に扱う「見稽古」の力もさることながら、それすら反動を恐れて本来の自分の力を出さない為の手段でしかありません。
加えて、中原麻衣さんの心地良くも優しい声で

「これから貴方を拷問しようと思っています……。

 せっかくだから選んでいただけないでしょうか…。

 黙って死ぬか…、喋って死ぬか…。」

等と冷徹な台詞を吐くものですから、格好良いというよりは血の気が引いてしまうようなインパクトが生まれるのです。

鑢七実が活躍する、それまでの伏線や予告からの壮大な騙し?展開の4話と、その本領が発揮される7話は、作中でも最終話に次いで大好きな回です。

圧倒的な強さを持つキャラクターというものは、それがバトルものであろうとなかろうと、やっぱり絶大な印象を与えてきますね。
{/netabare}



【総評】

最終話では、全話追ってきたからこそ最高に熱い展開が待っており、

「これまで作品を見てきて良かった!!」

と思わせてくれた点でも、気持ちの良い作品でした。
ただ、上記でも述べましたが…、後味は人それぞれかもなぁと思います。


なんにしても、「まどか☆マギカ」と同様に、絵で判断してはいけないという教訓を改めて胸に刻もうと思わせてくれた作品でした。

当初とはうってかわり私は、今ではこのキャラクターデザインに愛着すら湧いています。
我ながら手のひら返しにも節操がありませんが、少なくともそれで見識は広がりましたね。


自分の中で、間違い無く『名作』に位置付けられている作品です。
本作に出会えて、本当に良かった。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『奇策士とがめ』声 - 田村ゆかりさん


◇一番可愛いキャラクター◇
『奇策士とがめ(ショートカット時)』声 - 田村ゆかりさん


…………以降は、視聴済みの方なら誰もが共感する内容ですが、駄文なので〆ます。
{netabare}

私は夜眠れない際は、とがめの「チェリオ!!」をエンドレス再生しながら、

「チェリオ!!」が1発……、

「チェリオ!!」が2発……、

と、脳内再生をして眠りについています。


時には、私から「チェリオ!!」して、イチャつく妄想でもしてみようかしら……。。。。

うへへ…こりゃ眠れませんなぁ、ぐへっへへへへ……(;´Д`)ハァハァ


『ただしその頃には、オレは八つ裂きになっているだろうけどな!!』



…………お付き合いいただき、ありがとうございました。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35
ネタバレ

ともゆき! さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人と人の出会い

人を知らぬ男と心をなくした女。お互い、感情を知り、心をしり、目的のため一生懸命生き、そして死んでいった。生きるって、一生懸命生きるって凄い素晴らしいことだな。
 一生懸命生きられないナナミ、歴史をついだけの将軍などなど。
 今の世の中一生懸命生きなくてもなんだかんだで生きられし、なんだかんだで楽しい。でも其の程度。
 一生懸命生きるって素敵なことだし、素晴らしいこと。歴史に残らなくたって素晴らしい。
 左右田 右衛門左衛門(そうだ えもんざえもん)の「お前はなんと言って死んでいくのかな」が凄い胸に突き刺さった。最後の言葉。俺はなんて死んでいくのだろう。貫いて死にたいな。
 生き様のお話でした。一生懸命生きよう!

第1話 絶刀・鉋
{netabare}人を知らぬ男と心をなくした女。お互い何かに引かれ、誓を交わした。
 ボーイ・ミーツ・ガール。王道だよな。 {/netabare}

第2話 斬刀・鈍
{netabare}個性、人は個性がある、やることが有る。宇練 銀閣(うねり ぎんかく)には守るものがあった。やることがあった。それしかなかった。あった。
 七花は自分のやることを身にるのだろうか。
守るもの、やるもの。あるって大切だよね。{/netabare}

第3話 千刀・鎩
  {netabare}人の過去。過去は切っても切れない。そして捨てたくない。それが自分だから、過去が自分を作ってるから。
 敦賀 迷彩(つるが めいさい)は過去を恨み、過去を壊したくて、無くしたくて、山賊に入り、そして前の敦賀 迷彩(つるが めいさい)にあい。山賊の過去を捨てたくて山賊を捨てた。
 捨てたくても、捨てたくて、捨てられない、捨てたくないそんな過去。そして最後に、自分の守りたい神社、そして過去。その過去のお陰で刀に選ばれ、神社にも選ばれ死んでいった。 
 俺も過去が辛くて、捨てたくて。でもなくて、俺って何のために、俺ってなんで生きてるんだろ、なにが楽しんだろうなにをしたいんだろと悩み続けている。
 最近好きなことが出来た。好きな子が出来た。まあ想いはかなわなかったんだけど。
 でもそれを見つけられたから最近楽しい。生きるってちょっと楽しいなと思えた。
 俺の力を誰かの役に、そして誰か守りたいものを見つけたいな。{/netabare}

 第4話 薄刀・針
{netabare}努力出来るって素晴らしい?なんでもできたらどんなに素晴らしいか。とよく考えてしまう。
 しかし努力、時間を使ったからこそ、その結果に価値が生まれる。
 だから努力することって素晴らしいことなんだ。努力って自分にとって大切なのかもしれないな。 {/netabare}

 第5話 賊刀・鎧
{netabare}校倉 必(あぜくら かなら)という恋敵。その現れによって、七花は人間、感情をだんだんと手に入れていく。
 感情って大事だよね。感情があるから楽しい、感情があるから毎日が楽しい。 {/netabare}
 
 第6話 双刀・鎚
{netabare}心か。だんだんお互いに人を知り、心を知り。お互いに必要される。人との巡り合いっていいね。自分がだんだん変わっつてく。{/netabare}

 第7話 悪刀・鐚
  {netabare}普通で居たかった。鑢 七実(やすり ななみ)
人は人の喜び。親、兄弟、友達。普通って幸せなことなんだよね。最後に普通になれた。特別になりたいと思うけど普通でもいたい。人間ってなんか不思議だね。{/netabare}
 
 第8話 微刀・釵
  {netabare}合う人、合わない人。七花ととがめ。お互い足りない所を補ってて見ていて微笑ましい。これからどうなるんだろうか? {/netabare}

 第9話 王刀・鋸
  {netabare}汽口 慚愧(きぐち ざんき)。毒気を抜く刀のお話。毒気を抜くとは人らしくないということ?よくわからん話だったけど、この回で色々な進展、謎が出てきたね。とがめが俺の昔好きな人に似てるから困る。{/netabare}

 第10話 誠刀・銓
  {netabare}彼我木 輪廻(ひがき りんね)、誠実さとは。人は人を通して経験し、新しいことをし、視野が広がっていく。自分が知っていることしか知らないし分からない。自分から目を背けたら色々なことがわからなくなっていく。
 自分を見つめなおすことって大切だよね。以外と棚から牡丹餅があったりする。俺も最近過去を思い出して元気出たことあったし。過去って大切だよね。 {/netabare}

第11話 毒刀・鍍
{netabare}完成が完了へか。完成は、主に物が完全に出来上がったこと。 完了は、主に行動(作業)が終わったこと。
 歴史の改ざんが四季崎記紀の目的だった。なにがしたいんだろう? {/netabare}

 第12話 最終話 炎刀・銃
  {netabare}歴史の改ざん、外国に勝てる日本を作るための目的だった。
 歴史は過去の人が生きた証であるのと同時に歴史=人ではない。歴史なんてどうてもいい、ただ生きれば、自分らしく生きればいんだって話だった。 {/netabare}

 
 人を知らぬ男と心をなくした女。お互い、感情を知り、心をしり、目的のため一生懸命生き、そして死んでいった。生きるって、一生懸命生きるって凄い素晴らしいことだな。
 一生懸命生きられないナナミ、歴史をついだけの将軍などなど。
 今の世の中一生懸命生きなくてもなんだかんだで生きられし、なんだかんだで楽しい。でも其の程度。
 一生懸命生きるって素敵なことだし、素晴らしいこと。歴史に残らなくたって素晴らしい。
 左右田 右衛門左衛門(そうだ えもんざえもん)の「お前はなんと言って死んでいくのかな」が凄い胸に突き刺さった。最後の言葉。俺はなんて死んでいくのだろう。貫いて死にたいな。
 生き様のお話でした。一生懸命生きよう!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

神曲とともに、人生の儚さと寂びを感じる作品

世界観:6
ストーリー:7
リアリティ:5
キャラクター:7
情感:6
合計:31

<あらすじ>
刀を使わない剣術・虚刀流の七代目当主・鑢七花と、その姉・鑢七実は、地図にも載らない無人島・不承島で平和に暮らしていた。
そこへ、奇策士を自称する、とがめという女性が訪ねてくる。
幕府の役職者であるという彼女の目的は、伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が、その人生をかけて完成させたという十二本の完成形変体刀の蒐集を、虚刀流の当主に依頼する事だった。
長い間来訪者の無かった島への突然の来客と意外な依頼に戸惑う七花と七実。
そして、そんな彼らに、暗殺専門の忍者集団「真庭忍軍」十二頭領の一人・真庭蝙蝠の影が忍び寄る…。
(公式サイトより)

知人の紹介による視聴。全12話だが、1話46分といったパッケージのため、実質2クール作品と考えてよいでしょう(実際には1月1話の1年作品)。

あらすじのとおり、奇策士のとがめが、七花と出会い刀を集めていくストーリーで、毎回、1話で1本の刀を集めていきます。集める過程においては、七花が刀保有者と戦って奪っていくのが基本であり、真庭忍軍の服装がいかにもザコキャラ風味で、序盤4話くらいまででは、単純な主人公最強に飽きが来ていました。

しかし、{netabare}6~7話あたりで、七花よりも強い彼の姉さん(七実)が立ちはだかる動きをしてから不思議な魅力が出てきて(その時点でも、評価値的にはまだそれほど高くはありませんでした)、終盤にかけてはとがめが実にあっさりと舞台から姿を消して、七花が時の将軍までを滅ぼしていくという、最強キャラである七花が暴走して相手を蹴散らしていく展開であり、それを面白いと思ったのか自分でもよくわからないのですが、満足感は得られました。

本作視聴時は、魔法科高校の劣等生を同時並行で視聴していたのですが、5話(実質2クールで言えば9話以降)からはこちらを視聴したい気持ちが強くなっていました(評価値的には向こうの作品のほうが若干上だったにもかかわらず)。{/netabare}

本作の最大の魅力にはOPの楽曲があるでしょう。supercellの「拍手喝采歌合」(はくしゅかっさいうたあわせ、と読みます)です。和風でありながら、現代的な激しさを含むメロディーと歌詞の世界観が、作品にもマッチしています。
フルでも4分に満たない楽曲ですが、冒頭の
「十二(とおあまりふたつ) 今日超えて 果ては夢か幻か さあさ 今宵お聞かせ給うのは 修羅と散る物語」
から、疾走感のあるメロディーそしてサビ
「十二 酔いもせず 見るは夢か幻か さあさ 誰も彼もが手を叩く あなうつくし 仇桜 夜明けに散るとも知れず」
が流れ、祭りの後の静穏のように、
「浅き夢見し うたた寝の中で 人の定めはかくも果敢無きもの」
を繰り返してしっとりと歌いあげます。

{netabare}人間の、人生の激動と儚さが凝縮されていて、物語的にもとがめがあんなにもあっさりと死んでしまい、やり場のない怒りややるせなさを七花が見せる最終回の戦闘シーンは、OPとのシナジーが最大になったと思います。

もうひとつの魅力としては、西尾維新作品ということで、語りでしょうか。とがめの明るい喋りと七花の自然体な口調は楽しく聞いていられました。
七花の自然体な会話はグリムガルのパルピロを思い出してしまいましたが、歴史通り刀語から見ているアニメファンはグリムガルのほうで抵抗があったかも。

それと、物語はとがめと七花を中心に描かれていますが、ナレーションが入ることで主人公たちに必要以上に近づかない客観的な視点を維持したところも独特でした。昔話として受け取りやすく、七花はその後も生きたけれど、詳細は不明ですと、鮮やかな終幕だったと思います。{/netabare}

ツッコミどころ。{netabare}真庭忍軍の服装とか、真庭ちょうちょの目がどうなっているのかとか、賊刀鎧をどうやって着るのかとか、ちょくちょくアンテナには触れましたが、4話冒頭で(ほとんど?)裸のとがめに対し、鎖骨(性感帯)を七花がいじりながら、二人が大人の関係に至らないところは子供向けと思いました(とがめのほうが自身に魅力がないのか悩むべき場面)。

また、とがめが七花を殺すつもりだったので、「私は死んで幸せだ」と言うくだりがありますが、本心は違うと信じたいですね。七花を納得させるための方便であり、本当は一緒に旅をし、暮らしたかったのだと。でなければ、最期の言葉はありえないと思っています。
「わたしは自分勝手で自己中心的で、復讐の事以外は何も考えることができず死ななければ治らないような馬鹿で、そなたをさんざん道具扱いした、酷い、何の救いもないような、死んで当然の女だけれど。それでも。わたしはそなたに、惚れてもいいか?」{/netabare}


評価が悩ましいのですが、和風でわびさびが感じられる作品でした。化物語は駄目な自分も問題なかったですし、OPを聴くだけのためでも視聴する価値があると思います。

と、あまり考えずに「わびさび」と書いたところ、意味を調べると、わびはちょっと想像したものと違ったので、表題のようにまとめてみました。
「侘び」…「貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識」
「寂び」…「閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ」

(参考評価:3話3.3→4話3.2→6話3.4→7話3.6→11話3.7→12話3.8)
(視聴2019.2)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

83.0 23 バトルでツンデレなアニメランキング23位
デートアライブ [Date A Live](TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (2433)
14643人が棚に入れました
四月一〇日。昨日で春休みが終わり、今日から学校という朝。可愛い妹に起こされ、五河士道は今日もいつも通りの日常が始まると思っていた。精霊と呼ばれる少女と出会うまでは―。突然の衝撃波とともに、跡形もなく、無くなった街並み。クレーターになった街の一角の、中心にその少女はいた。「―おまえも、私を殺しに来たんだろう?」世界を殺す災厄、正体不明の怪物と、世界から否定される少女を止める方法は二つ。殱滅か、対話。軍服に身を包んだ妹・琴里は士道に言う。「というわけでデートして、精霊をデレさせなさい!」「は、はあ…ッ!?」新世代ボーイ・ミーツ・ガール、登場。
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

デレさせろ!人類のために!

世界を救うために相手(精霊)をデレさせるみたいです。
…また無茶な設定をします。

出だしがパンツ萌アニメっぽかったので苦手分野かなと困惑しましたが、
シリアスな所もあって意外と楽しめそうです。
もう少し萌要素(特にパンツ)控えめだと個人的には助かるのですが…。

30年前に起こった事が説明され、
主人公達の年齢も表記しているのでこの辺りが伏線として絡んできそうです。
感動を呼ぶ展開になるのでは?
という期待もほのかに感じつつ視聴しようと思います。

※1話成分{netabare}
今回の成分 空間震4:妹3:精霊2:バトル1:チュッパチャプス0:まじひくわー0
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 対話3:ギャルゲ攻略法3:名付け3:バトル1

萌要素は控えめになりませんでした。そしてコメディが大増量。
シリアスはほぼ無くなってます。カップヤキソバのふりかけ程度です。
でも最終的にはこのふりかけが味の決め手になるはずと見ています。
まぁ最後の方だけでしょうけど。

設定等はまともに考えたらツッコミ切れないので止めておきます。
結論として『うまくデートすれば十香も人類も助かる』のです。

この作品も基本ハーレム系コメディとして気楽に視聴するものなのですけど、
今期は余り予想や考察するアニメが無いので伏線ぽいのはチェックしてみます。
コメディをできるだけシリアスに観てみます。
レビューでも遊んでみます。普通の人の感想とは異なりますし、
何いってんの? 大丈夫?ってな事になるかも知れませんけど。
無論原作は知りませんのであしからず。

それにしても士道はかるーく女の子攻略してましたね。
さすが救世主になりうる素質を持った男は違うんでしょうか?
彼が精霊攻略のために選ばれた事に必然性があったのかも知れません。
少し記憶を失っている可能性もありますね。

先生も攻略していましたがこの先生が鍵を握っている気もします。
最初の空間震事件直後の生まれ(29歳)なのも気になりますし赤い首飾りも気に掛かります。

折紙ちゃんとも過去何か経緯がありそうです。
恋心にも真実が隠れていそうですし、
士道の体操着の匂いを嗅いでいた事にもきっと意味があるはずです。
五年前の両親を失った事件も絡んできそう。

十香は記憶がほぼ無い様なのでこの点が物語と関わってきそうです。
士道と過ごす時間を経て何かを思い出したり、
その士道との大切な時間をまた忘れるような展開になるかも知れません。
「おまえも…私を殺しにきたのか?」と言う発言からも孤独さや悲しみも感じてしまいます。

来週はデートみたいです。がんばれ全人類のために。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 デート5:大食い2:狙撃1:ニューゲーム1:きなこパン1

士道には何か特殊な力があるようです。
精霊の力を鎮めたり、生き返ったり。
流石ですが人間業ではないです。精霊の血でも引いているのでしょうか?
1話で意識を失ったときに見ていた夢?がやはり引っかかります。
ラタトスクがテクノロジーを持っていて
士道に薬を投与していたり、改造したのかも知れませんが…。
ゲームポイントが貯まると1upするシステムなのかな?
今の所説明が付きませんが何かあるのでしょう。

精霊は純粋で子供の様な性格をしています誕生してから殆ど何も知らない様です。
精霊の世界の方も気になります消えて向こうの世界に戻っている時は無に近いのかな?
また、願いや気持ちを力に変える事が出来る存在かも知れません。
UFOキャッチャーで景品が落ちたのも偶然とは思えません。
この世界に拒絶や否定されているという気持ちが空間震に現象として現れている気がします。
なので肯定する存在に会う場合は空間震は起こらないのでは?
否定には否定、肯定には肯定で返しているだけなのではないでしょうか。
30年前の精霊との関係も気になっています。

折紙は尾行は上手かったですが狙撃の位置が悪すぎますし、
素人に気付かれるという凡庸さも見せてしまいました。
きちんと訓練されているのでしょうか?
士道の能力が想像以上という事なのでしょうかね?

「赤は三倍速い」や「出前遅いぞ何やってんの?」等
聴いたことのあるようなフレーズが出てきましたが何かの暗号かもしれませんね。

どうやらラタトスクが手回ししたのでしょうか?
次回から転校生としてやってくるようです。授業についていけるのでしょうか?
士道は大変な事になりそうですが人類のため頑張って貰うしかないです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 修羅場4:腹話術3:同居2:雨1

精霊は一人ではないという事実が発覚しました。
士道は更に険しい道を歩まねばなりません。

好感度を上げてキスするのが封印方法で、
この能力はラタトスクではなく士道が持ち合わせていた能力のようです。
やはり過去の記憶などが気になります。

同居生活では仕組まれたラッキースケベが。
これで女慣れするのか疑問ですし十香の好感度が下がる可能性のある危険な賭な気もします。
とりあえず風呂やトイレなど鍵の使い方を教えて上げましょう。
しかし十香は可愛らしくなってきました。
ちゃんとトイレに行く生命体なのも分かりました。
嫉妬もするんですね。
天気の様に気持ちも雨模様で次回はまた機嫌や信頼を回復させなければいけない様です。
ハーレムED以外では人類滅亡するかもしれないので頑張るしかないですね。

最後の方の影はうさぎちゃんですかね?折紙が見た物も気になります。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 雨女3:嫉妬2:バトル2:よしのん2:赤マムシ1

折紙は澄ました顔で積極的でした。
メイド服姿はツッコむ人がいないので放置になっていました。
意外と怖い子で不思議ちゃんですがそれもまた魅力的でもあります。

ヒーローには優しさと強さが必要だけれど我らが士道にもその資格は十分でした。
今回その強い意志、信念が見て取れそれが精霊をも惹き付ける
魅力になっているのだと確認できました。

四糸乃の服はレインコートだと思っていたので
「何、傘渡してんの?」と自然とツッコんでしまいましたが、
その優しさにケチを付けてしまった自分が情けないです。

精霊は集合住宅で暮らすようですが士道の優しさで、
幸せあふれる住宅になっていくのでしょうか。
名前に数字が入っているのはルームナンバーなのですかね?
また次回新たな精霊が現れるかも知れませんから気は抜けません。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 温泉4:隊長2:バトル2:野菜爆弾1:地団太1

束の間の休息回でした。
戦いばかりでしたのでたまにはのんびりとするのかな
…っと思ったらまた激しい戦いに。

隊長さんの執念はすさまじいです。
この作品は未婚の女性イジリが多いですね。

野菜爆弾はすんなり受け入れられましたが、
C4を厚い壁の側面に付けての爆破だけは納得行かなかったです。
穴穿ってからとか爆破の威力が逃げない工夫をして欲しかった。

次回からASTに部隊が編入するようなので気になります。
本当の意味で士道に安らげる日が来るのは何時になるのでしょうか。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 不死精霊4:妹4:修羅場1:貧血1:ドリアンパン0

新キャラが二人も登場。
一人は実妹の様で言葉遣いが乱暴ですが戦闘力が高そうです。
士道と血の繋がりがあるようでこの家系自体に強さの秘密がありそうです。
やはり精霊の血でも引いているのでしょうか?
過去の記憶が欠落していて今のところ謎です。

もう一人は精霊。どういう手を使ったのか同じクラスに編入して来ました。
なにやら色々知っている精霊のようです。
肉体を殺しても死なずアンデッドの香りがしますが、
片目が時計みたいなので時間を操っているとか幻惑の類かも知れません。

絡んだ不良は気の毒ですがわざとらし過ぎましたね。
今時アレはないんで仕方のない結果でしょうか。
「交わる」という言い方が気にはなります。

一万人以上殺したって男殺しって意味かと思いましたが、
どうやら本当に殺しちゃってる感じの怖い精霊のようで、
今後士道がどう立ち向かっていくのか目が離せません。

ちょっと最近十香の存在感が薄くなってるのが気になっても居ます。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 デート3:デート3:デート3:銃撃1

水族館、映画館、ランジェリーショップと士道のデート無双は流石でしたが、
三人の強敵に身を削られ息切れしてしまいました。
最後まで貫いて欲しかったですが困難な状況の中、良くやった方でしょう。

狂三の左目が時計になっていて常に3時(5秒)なのが気になります。
いつも舌なめずりして飢えてる様子なのはおやつの時間だからでしょうか?
惨事と掛けているんでしょうか?
前回「交わる」という言い方が気になっていましたが時計の針の事なんでしょうか?
今は針が全く交わっていませんがあの時計、進められれば何か変わるかも知れません。

前回の不良に続き今回は子猫を虐める小悪党達が登場。
狂三は「何かを殺そうというのに自分は~(略)」と言ってましたが、
流石に子猫を殺そうとまではしていないと思うんですがね…。
コイツら現れ方が不自然だし仕込み臭いので、何かの陰謀かも知れません。
前回同様、凄惨で血だらけの現場ですが死体が無く現実味も無く感じるので
本当に殺しているのか疑問もあります。
最後に一人撃たれていましたが、現実なんでしょうか?

次回はバトルもありそうですがどういう決着になるのでしょうか楽しみです。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 時間3:余命2:結界2:空間震2:精霊1

狂三はやはり時間を操る精霊でした。
しかし怖いのはその性質よりも性格のように思えますが。

真耶の余命も驚きと共に心配です。何か救う方法はあるのでしょうか?

空間震を打ち消した琴理も精霊なんでしょうか?
前回の引っ張ったバトルはあっさりしていましたが、今回のバトルの行方は?
まだまだ目が離せません。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 バトル4:精霊化3:見舞い1:記憶1:復讐1

過去の記憶とストーリーが絡み出しました。
士道の双肩に色々とのし掛かってきましたが、
士道ならばこの困難を乗り切ってくれると信じています。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 MIZUGI3:デート3:プール2:投薬1:タロウ1

士道といえど妹をデレさせるのは厳しそうですが、
妹の気持ちを知った士道はここで燃えねば真の救世主ではありません。
イヤホンを外し、己自身の手で勝負に挑むようです。
いよいよ真価が試される時が来ました。
次回はきっとやってくれるでしょう!
…って、早くも次回最終回なんでょうか!?
先生のペンダントとか、失われた記憶等々
伏線ぽいのがまだまだ散らばってるのですが、二期へと続く感じなのでしょうか?
ともかく次回を観なければっ!
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 バトル4:デート3:愛2:復讐1

士道は流石のデート力を発揮し最後はハートで琴理も折紙も救いました。
これからも熾烈な戦いが続くようですがその魅力ならば乗り切ってくれると信じています。

十香は純粋で一途でとても可愛らしいのですが、メインヒロインを琴理に
奪われた形でちょっと可哀想。
二期はもうちょっとメインっぽい扱いになることを望みます。
{/netabare}

【総評】
第一印象で普通に観たら微妙な感じがしたので、
伏線など考察しながらナレーションのノリで真剣に観てみたんですが、
そんなに伏線絡んで来てないのでやや空回りしました。
もう少し記憶の解れ方に面白味があればアレコレ想像できたのですが。
先生のペンダントは今でも何かのキーアイテムだと信じています。(^_^;)
レビューももうちょっと面白く書きたかったんですが考察素材が少なすぎました。

あと十香好きとしては彼女の影が薄まってしまいちょっと残念です。
メインヒロイン…なんですよね!?

全体としては期待せず観たのでバトルありのハーレム物としてまぁまぁと捉えています。
このジャンルが好きなら暇つぶしには観られる作品だと思います。
ただ尻切れなので二期を観てみないと何とも言い切れないです。気長に待つとします。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 41
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

さあー私たちの番宣を始めましょう!

全12話
ジャンル:ハーレム構築
テーマ:信じる気持ちがあれば何でもできる!

先ず視聴を考えている方はストーリーに期待してはいけない。
粗筋というか物語の流れ。ギャルゲーのオムニバス形式になっている。

地球に害を与える精霊を手なづける為にデートを行う。
ただ、それだけ以下も以上もないですw

士道のハーレムRPG計画{netabare}
士道の中にイフリートが封印されていた再生能力で死亡回避→NEW GAME できた。
士道は十香を攻略した。
士道は折紙の罠にかかった。
士道は四糸乃攻略した。
士道は真那・狂三の攻略に失敗した。
新たな敵が来た。実は琴里ルートが隠されていた。
士道は琴里を攻略した。
士道はこれからも精霊封印を続けてゆくw{/netabare}

と、物語に進展がないのでループモノを観ている感覚に近い。登場するキャラは、ロリ、可愛い系、ツンデレ、ヤンデレと一通り網羅しているがキャラの掘り下げも低くイチャラブを楽しむ。

まして修羅場・シリアス展開になると尻すぼみとなりデートに軌道修正をかける。物語に深みを出そうとしていない。

特に士道の存在は、ほぼ何も分からず謎として終わっている。
精霊とは何か全く解明されない。

ただキャラ萌できる方を狙った作品。
2期から面白くなりそうみたいに終わらせているが、やることはデートだけだ。

各話レビュー不満しかないw
1,2話{netabare}
率直に良くも悪くも痛いアニメだと感じました。

・ロリ妹、実は妹は司令官というギャップ萌

・主人公シスコンであり周囲にも好かれている優しい系
 かつ女の弱さを観ると、なんでもしそうな草食系
 だが、根は頑固系(指示を無視し自分で十香に対応している節より)

・一癖も二癖もありそうな変人サブキャラの集まり、恐らく途中で消える可能性大。

・優等生のクラスメイトが実は空間震対策チームの一人でありギャップ萌&成り行き彼女。

・精霊(十香)、感情型・行動の意図を追求する用心深さもあるが、ただのツンデレ。
存在自体が謎で鍵となるシリアス展開に持ち込む要素も簡単で、彼女をデレさせる過程に
同情的な視点など心情描写から惚れる可能性大、俺は十香を守る! とか台詞がでそうな予感・・・;

と、1・2話視聴したキャラのイメージです。
使い尽くされた設定が多く目新しさがないですが、大衆受けしやすいメリット重視と感じました。

あくまで十香をデレさせることが主軸で、それを恋愛アドベンチャーゲームに似せることで
視聴者にわかりやすくする為のキャラ設定かな。

恋愛ゲームの二次元世界観を三次元世界観で表現したいだけなのでは?
(視視聴者にとって両方二次元なんですけどね)
二次元の設定も三次元で使い方次第だ と伝えたい印象。

恐らく恋愛ゲームのテキストでは相手の心には響かず、自分の本心が相手の心に届く とか
締めになりそうな気がします;

恋愛ゲームの要素を入れる必要性を考えると、視聴者に恋愛する切欠作りを見せるシーンもあり、アニメを通して恋のテキストになるようにしているのではないかと想う。

このメイン攻略対象が未知の存在・精霊なんだから痛い。
それまでに親を殺されたクラスメイトの恋やジレンマもあったり、
主人公の心情の揺れを垣間見せるのだと想う。
恋の三角形と世界を救う大役を背負った草食系主人公の物語かな。

後はOPのまだ観ぬキャラは敵と仮定して、何かしらの目的の為に精霊を殺そうとする組織かな。
そして主人公と精霊の絆を結びつける引き立て役。
1話のダミ声「久しぶり、やっと会えたね、嬉しいよ、でも、もう少しだけ待って、
もう絶対離さない、もう絶対間違わない、だから。」の伏線に繋がる気がしますね。

バトルは繋ぎぐらいで期待はできない。

超展開に期待したい所ですが、余計に痛い作品にならないか不安もありますね;

この痛い設定が活かせるのか見届けたい気持ちもあります。

一応、視聴続行。{/netabare}

3話{netabare}
凄まじいほど持ち上げて落とす展開には興ざめしますね;
死亡してNew GAMEだ~で、生き返るて、もうギャグでしょ? 痛いな・・・同時に理由が聞きたい所ですね、丸投げされそうな気がしますね; {/netabare}

4話{netabare}
すごく打ち切りたい衝動に駆られました・・・まず、予想通り生き返る説明はなかったですね; 恐らく主人公の特殊な存在が鍵となっていますが、完結していない原作でそこまで展開が到達するのか、そして世界観を納得させる答えなのか、不安要素しかないですね。 キャラ萌できる人はすごくはまるアニメとはわかりました、前半から十香とのイチャラブ、ラッキーエロみたいなくだりで疲れます。後半に至っては、新しい精霊登場。またしても、デレさせろと・・・この流れで展開を繰り返すなら辛い; {/netabare}

5話{netabare}
特筆すべき点はないですw
十香の件を四糸乃(よしの)に置き換えた使い回しのような展開でしたね・・・今回は死亡シーンはカット何度も死んだ末に四糸乃を救ったという台詞任せの表現で、見せ場カットはどこかわからない。
十香の嫉妬表現、四糸乃のロリ要素それとも鳶一のお風呂シーン? と萌の消化試合ではないんだから、インパクトある見せ場ぐらい作りなさいよ。来週の温泉パートもただの萌だ! 以上 疲れた。{/netabare}

6話{netabare}
温泉の旅路へASTの妨害戦を繰り返したシーンを観ただけ、会話はあってないようなもの最後に萌シーン、まるでその布石の為に尺を使った無駄な内容。そして次回は新キャラで、またループか・・・疲れるアニメだな;{/netabare}

7話{netabare}
記憶喪失の実妹・崇宮 真那 登場VS義妹。十八番のような会話劇。新精霊・時崎 狂三。3人目にして少し頭の良さ気な風貌・ヤンデレ資質なキャラ。残酷かつ好戦的な性格、名前の通り狂った行動から展開を広げそうだが、結局デレさせて終わりなんだろうな・・・そろそろ士道の存在を見せないと番宣アニメになりそう;{/netabare}

8話{netabare}
狂三・十香・折紙との3又デート。さすがハーレムアニメ・サービスシーンのイチャラブ内容。狂三と対峙する士道に駆けつけた真那とバトル直前で終わり。 やはりハーレム系はキャラ萌もいるが掘り下げないと白けてしまう。狂三の能力が時間に関係していることはわかるが間延びしすぎだな。{/netabare}

9話{netabare}
狂三の能力は時を戻すこと、体内に時間軸の違う霊相として用いることで分身として使う。力にも寿命が制限となっているが相手から吸うことでハンディがなくメリットが多いな。ナイトメアという設定から優遇されている感じですね。 十香に励まされ士道もデレさせると意気込む意思に迷いとかないけど、自意識過剰ともコトリに巧く使われていると想う。 コトリも実は精霊でしたと、士道に精霊の力を預けていたとか超展開で乗り切る流れ。{/netabare}

10話{netabare}
肝心の狂三はデレかけて逃亡し、琴里は人が精霊になったパターン、士道は最初から封印できる特異体質である。琴里イフリート覚醒の5年前に何があったかより後2日で今のことが消えるからデレさせろと全く進展がないストーリーだな; 折紙の狙っていた精霊も琴里と判明したけど置き去りで終わりだろうな。それにしても折紙の変態度ならクライムエッジにキャスティングできるなw{/netabare}

11話{netabare}
特筆する内容はございませんw ただの琴里デート会ですw 最終話は折紙と琴里のバトルがあってデレさせて終わりだろうな。{/netabare}

12話{netabare}
5年前の記憶は戻るがもう1人精霊がいたんだ!と突っ張るだけで、だから、どうした。 と折紙が無常に負けて封印して終わり。 挙句、好感度は最初からピークくたびれ儲けみたいなオチで、もっと尺を巧く使えよと言いたくなった。
結局、キャラ紹介で終わっただけのアニメ。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

今期アニメ視聴状況 6/1

作品別にレビュー書いて更新するの面倒だから、一個にまとめて
しまう。この作品を選んだのは、鳶一折紙が原因。★については、
視聴を続けるモチベみたいなもの。

◆デートアライブ 【視聴中】 ★★☆☆☆
OP後5秒で見る気が失せかけたが、作画が割と好みだったんで踏み
止まった。1話の中盤~終盤までの流れが凄い面白そうだったのに、
最後でバカアニメ確定になったのが、ちょっと残念。

とりあえず鳶一がヤバイ。ISでは最初セシリア、後にシャルロット
に捕まったが、ハーレム物なんて結局一人ツボると全部見てしまう
し、作品を正常に判断できなくなってしまう。

今後楽しみなのは、鳶一>>>偽木山先生>子安>マジ引くわー


最初は★5にしてて、★の数は鳶一が消滅しない限りは減らないと
思っていたが、6話後半があまりに酷くて一気に冷めた。80年代、
90年代に使い古されたノリが、失笑すら出て来ないレベルで痛い。

それだけならまだしも、2chやニコでそのノリが「割とウケている」
という事に、心底驚愕した。

段々鳶一が微妙に見えて来て、新しく出て来た黒髪も個人的に微妙、
もう「まじ引くわー」しかない楽しみが無いのに惰性で見てる。

★5⇒3⇒2と、もうギリギリの線。


◆進撃の巨人 【視聴中】 ★★★★★
ニコでOPが妙に流行ってるのを知り、それ見たら作品を見ざるを
得なくなった。もう初っ端から気配が違う。

検索 進撃の巨人OPに中毒になる動画

異様な速度で200万再生超え↑。消されるって噂もあるんで、1回
は見ておくと良いかも。

あとは↓

検索 進撃の巨人OPパロ

5/7時点で50万再生超えが8作品、10万再生超えだと37作品ある。
(ニコ全般に言えた事だけど、再生数じゃなくマイリスト数が多い順
で検索した方が駄作を踏みにくいです。)


進撃の巨人 5話 {netabare} 後から見て分かるタイプじゃない超露骨なフラグ
をぶっ立ててたんで、展開は予想できた。完全な不意打ちでも良か
ったんじゃないかなー。

フラグの時点で「!!? なんだこれww」になったんで、フラグ
無しでやられたら、すげー衝撃的だったと思う。

あと、5話MADの↓が流行ってるっぽ。

検索 死亡フラグが立つのを全力で回避するエレン{/netabare}


◆DEVIL SURVIVOR 2 【保留】 ★★★☆☆
1話でちょっと期待したものの、2話時点で後でまとめて見る事に
した。


◆翠星のガルガンティア 【視聴中】 ★★★☆☆
2話が凄い面白かったんで、早く続き見てーと思ってたのに、3話
でどうでも良くなってきた。

8話まで溜まったんで、まとめて見た。・・そこそこ


◆はたらく魔王さま! 【視聴中】 ★★★★☆
魔王がバイトとかバカなのか、とか思って見るの躊躇ってたけど、
全然アリだ。面白ぇ

★5⇒4、つまらなくは無いけど、俺が一番見たいのは発狂してる
エミリアなんで、展開に不満。

検索 はたらく魔王さま! 失速

あ、やっぱり。とか思った。


◆とある科学の超電磁砲S 【視聴中】 ★★★★☆
1話の超テンプレ展開は王者の余裕か。話がどうなろうと、見る
事は決まってる。


◆這いよれ!ニャル子さんW 【保留】 ★☆☆☆☆
もう見てるのは惰性。パロに飽きてきたんだと思う。
Wの方じゃないけど、「手の込んだ手抜き」の中じゃトップクラス
の名作だと思うんで、↓を紹介しときます。

検索 (」・ω・)」とぅー!(/・ω・)/へぁー!

★2⇒1、気が向いたら見るかも。


◆断裁分離のクライムエッジ 【断念】 ★★☆☆☆ 
斬新だったんで4話まで見たけど、もう無理。変態ネタとかじゃ
なくて、真性の変態アニメ。変態だから断念するわけじゃなくて、
むしろ変態アニメだから興味本位で4話まで見れた。

ついでにもし作画やキャラが好みだったら、この程度の変態具合
なら許容範囲。多少キモい方が笑える


◆銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 【断念】 ★☆☆☆☆ 
全体的に肌に合わない。


◆百花繚乱 サムライブライド 【保留】 ★☆☆☆☆
きつい。サムライガールズの方は「なぁにこれぇ」な感じで割と
見れたけど、こっちは初っ端からネタ切れ気配。

なんでこんなもん見てんだろう、とか思いつつ、ニャル子同様に
惰性で完走する気がする。

気がしただけだった。★2⇒1、いつか見るかもね。


◆悪の華 【いや、こんなの無理w】 ☆☆☆☆☆
なんだよこれ、どういう事だよ。クソ作画で片っ端から殴りたく
なるような奴ばかり。1話は頑張ったが2話で内容がキモくなり過ぎ
て諦めた。

**1,479位/**1,373位(**228 pt) フォトカノ 1 [Blu-ray]
**5,332位/**4,963位(**136 pt) 『惡の華』Blu-ray 第一巻
**6,245位/**5,494位(**20 pt) アラタカンガタリ~革神語~ 1 [Blu-ray]

売れてるなら頑張ろうかと思ったけど、これはひでぇ


◆変態王子と笑わない猫。【視聴中】 ★★☆☆☆
悪の華の売り上げ調べた時に

**12位/*10位(**395 pt) 変態王子と笑わない猫。 第1巻 特装版も~そうパック [Blu-ray]
**13位/*13位(1,397 pt) とある科学の超電磁砲S 第1巻 (初回生産限定版) [Blu-ray]
**15位/---位(----- pt)  うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000% 1 [Blu-ray]
**28位/*29位(1,974 pt) 進撃の巨人 1 [未発表漫画65P「進撃の巨人」0巻[Blu-ray]
**32位/*31位(1,369 pt) 翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 1

売れてるっぽいんで、手を出してみた。7話まで一気に見たけど、
最新の萌えはよく分からん。なんでこいつら「金くれ」って願わ(ry

---


◆鳶一折紙 ★★★☆☆ (デートアライブ)
最近豚化してきたのか、ハーレム物や百合物をかなりの数見た中
で一番ツボった。何より作画が好み。

積極的に迫って来る長門みたいな生き物で、長門も結構好きなん
だけど、そこに好みの要素が加算された感じ。変態、肉食系とか
情報が出てるけど・・もっとそれっ気出しても良いような。

2話の時点でWiki読んで期待してたのに、5話の奇行が微妙。押し
弱いし、変態っ気分かりにくいし、シーン短けぇよ。

段々微妙に見えて来たんで★5⇒3。

◆エミリア 視聴中 ★★★☆☆ (はたらく魔王さま!)
無駄に怒って顔芸して、かと思いきや玄関のシーンには笑った。
話が進むにつれ発狂する事が無くなって来たんで★4⇒3

◆御坂&黒子 ★★★★☆ (超電磁砲S)
特に書くことは無いです。いつも通り頑張ってください。

◆マジ引くわー ★★★☆☆ (デートアライブ)
素材溜まっただろうからそろそろあるかも、と思って調べたら、
やはりあった。

検索 まじひくわー ニコニコ

マジ引くわー以外の台詞を喋らせるとか、マジ引くわー

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

85.7 24 バトルでツンデレなアニメランキング24位
織田信奈の野望(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2602)
13588人が棚に入れました
平凡な男子高校生、相良良晴が突然400年前の日本にタイムスリップ!そこは血を血で洗う戦国時代だった……が、ちょっと雰囲気が違う??そんな乱世で良晴が出会った一人の美少女、その子の名は「織田信奈」日本史上最も有名な戦国大名、「尾張の風雲児」こと織田信長────ではなく、織田信奈!?明智光秀や徳川家康、誰もが知っている戦国武将たちが美少女として登場するこの世界。信奈の家臣となった良晴は、“天下統一”という織田信奈の野望を実現すべく、天下一の美少女達と共に戦国乱世を駆け巡る!『サル、わたしと一緒に天下布武よ!』才色兼備な姫武将たちが織りなす恋と戦の新たな戦国絵巻が今、はじまる!

声優・キャラクター
伊藤かな恵、江口拓也、福圓美里、生天目仁美、松嵜麗、金田朋子、北方奈月、矢作紗友里、小倉唯、能登麻美子、三森すずこ、麦人、櫻井孝宏、加藤英美里、梁田清之、諸星すみれ、大久保瑠美、佐藤利奈
ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

信奈の野望が彼の夢となる

原作未読
幼女×美少女×歴史×バトル×ハーレム×ラブコメ×豊臣秀吉=萌えアニメ版太閤立志伝
史実とは一味違う結末に可愛い女の子たち、熱い台詞が魅力的
主人公の相良良晴に特別な能力はない、彼の唯一の武器である歴史の知識もあくまでゲームで得れる範囲内での知識だ
だが、そこに親近感を抱ける
変態レベルの知識を持ち出されたら失禁しちゃうゾワゾワ、詳しすぎたらご都合主義みたくなってリアルさに欠くしね
太閤立志伝や信長の野望ネタがふんだんに盛り込まれているため、プレイしている歴史好きユーザーにはたまらないアニメだろう
光栄さん、太閤立志伝の新作を作ってください(切実)
歴史に疎い人でも楽しめるように丁寧な解説ナレーションがありがたい
可愛い女の子・熱い展開・歴史モノって最高かよっ!

-主要キャラまとめ-
{netabare}・相良良晴:にわか歴史好き好青年
熱血漢で心が優しい、思いやりのある主人公
・織田信奈:金髪ツンデレ巨乳
「であるか」が至極すぎる、であるか系女子というジャンルを開拓した(大嘘)
・柴田勝家:純粋脳筋爆乳
初な反応がたまらん、戦はめっちゃ強い
・丹羽長秀:冷静沈着巨乳
赤点先生並みの点数付けたがりでお姉たま、知将…だよね
・前田犬千代:槍遣い犬幼女
幼女、そしてほぼ犬
・蜂須賀五右衛門:カミカミ忍者幼女
30字以上は噛んじゃう、「しゃがらうじ」が可愛い川並衆のボス。おしりかじり虫。。。
・竹中半兵衛:陰陽師幼女
か弱い幼女で陰陽師、頑張ると熱が出ちゃう。その笑顔マモリタイ、人気キャラ投票堂々の1位
・明智光秀:自意識高い系ツンデレ少女
主人公とバチバチで自意識高い生真面目少女
・今川義元:麿系チョロ少女
チョロ元さんの異名を付されるほどチョロイ
・松平元康:タヌキ系メガネ幼女
天然で優しいタヌキ系女子、タヌキ系ってなんやろ…
・松永久秀:巨乳魔法使いお姉さん(おばさん?)
妖艶でお色気担当大臣、そして魔法使い
・ねね:正真正銘幼女
THE幼女{/netabare}

-各話感想-
1話-信奈とサル-
{netabare}木下藤吉郎死ぬ→主人公が代わりになる→可愛い織田信奈登場デデーン→押し倒す→柴田も女の子
はい、分かりました
主人公が木下藤吉郎の代わりになって出世するんですね、それで武将が悉く可愛い女の子なんですね
織田信長「公」の野望とか太閤立志伝「説」とかコメディ要素もあって見やすそう
顔面踏み踏み最高かよっ、信奈はサディスティックバイオレンス
主人公はなんやかんやでサルになっちゃった笑
史実通り今川義元と戦うっぽいね、蹴鞠にGKないよw
ねねに草履持ちにすべてが史実通りに進んでるのー
信長の野望では民家で道三が信長のこと覗いてたよね
道三の「なんという美少女」ワロタ
道三さん思わず「信奈ちゃん」って呼んでるよ笑
さては道三ロリコンじじぃだな!
【まとめ】
開始5分で物語が大体分かる冒頭は秀逸
メインヒロインの信奈は文句なしに可愛い、もちろん他のキャラもね
{/netabare}
2話-織田家、お家騒動-
{netabare}おいっー!結局ねねと一緒に住んでるやんw
主人公はおっぱいについて語りすぎな笑
織田信勝が比較的親しみのある人物に描かれているのは好印象、信勝は嫌なやつに描かれがちだし新しい信勝像を提示してくれてるね
太閤立志伝あるあるキター
京都で茶を売って適当な町で売るのは定石ですねー、そのためにまずは算術を鍛えないとw
信奈の「妬いた?」鬼可愛ええ、顔近いチカイデスヨー
当時は用いられた戦術である言葉合戦をコミカルに描くとは…天才か!?
織田信勝が津田信澄なっちゃった、信勝の息子じゃねーかw
信勝を殺さないのは史実とは違うハートフルな展開、こういうアレンジは大歓迎
騎士の誓いのシーンは美しかったですね、信奈の哀しげな表情が情景の美しさと相まって信奈が神々しく見えるね
【まとめ】
主人公が信奈を変えて、歴史も変えた
信勝を殺さないでおく展開は新鮮でハートフル
{/netabare}
3話-美濃動乱-
{netabare}長良川の戦いかな
なんか美少年きたよ、浅井長政か
浅井長政が悪く描かれてるねー、女性蔑視の男性至上主義者って感じかな
イケメンは嫌いです…コナクソッ
道三いいこというねー「夢は誰かと共有してこそ夢。一人だけの夢はただの野望」ってか、痺れさせてくれるぜロリコンじじぃ!
川並衆GJ、道三が生き残っちゃったw
【まとめ】
道三が生き残るってこれまた新しい展開
女の子だらけのなかで道三のキャラは貴重だね
{/netabare}
4話-風雲!桶狭間!-
{netabare}えっ、開幕から良晴クビ宣言!?
本気で心配してる信奈かわええ、最高かよ
やっぱり道三の観察眼すげー、さすが蝮
川並衆の親分は永遠に穢れないワロタ
ハーレム信勝まぢ裏山P、ほんといいキャラ設定してもらえて良かったなー(泣)
服部半蔵ちょろすぎるな、こういう半蔵もいいね
そして熱い、熱いすぎるぜ!
本陣の位置だけでもって、良晴負傷してるのに無理すんなよ
まさかこんな熱い作品だったとは…
主人公の安っぽい熱さがいい!
と思ったら負傷をいいことにシレッと抱き合ってんじゃねーぞお前らw
手をとるシーンだけ絵のタッチが違ったね
殺人級「であるか」でました、8回見直したよボク
勝家のおっぱいモミモミする主人公は1回頓死しろ(迫真)
義元もしっかり可愛いね、チョロ元さん
勝鬨の絵いいね、暖かいねー
【まとめ】
熱さ爆発、安っぽい?カンケイナイネ
信奈の「であるか」聞けたからいいだろ!
{/netabare}
5話-天才軍師調略-
{netabare}開幕アタックのほほん、元康さん再登場
そして最高の「であるか」いただきましたっ!
良晴は三国志もかじってるみたい、石兵八陣
悔しがってる信奈も可愛いねぇー、犬千代が釣れたーも可愛ええ
竹中半兵衛ころしちゃったからのビジョ中半兵衛、犬千代ガチで犬説クンクン
この作品をもってしても義龍は猜疑心の塊みたく描かれてるねー
半兵衛ちゃんの超パワー発揮しすぎて稲葉山城落城したw
美女を口説くときは綺麗な月が見える湖畔が相場だね、半兵衛ちゃんの調略(口説き)完了
【まとめ】
開幕「であるか」と半兵衛の可愛さを噛みしめる回だった
やっぱり義龍はどの作品でも猜疑心のある脳筋扱い
{/netabare}
6話-墨俣一夜城-
{netabare}半兵衛ガクブルからの「であるか」いただきましたっ!
旗印の瓢箪キター、川並衆の出番です
義龍の相変わらずのゲスっぷり逆に清々しい
信奈ちゃん絶対絶命だぜ、火薬で炎を吹き飛ばして窮地を脱するナイス判断
墨俣城完成だぜっー、ごえもん…
信長の馬なんか小さくね?
稲葉一鉄も氏家卜全もGETできたヤホーイ
ごえもん生きてた\(^^)/
鎖帷子やっぱり着込んでたね笑
マムシの篝火はちゃんとマムシに見えたね
岐阜=義父とは上手いこと言うね、ED入り極上
【まとめ】
今回も熱いねー、信奈とサルの絆は益々深まるばかり
義父の城かなりお気に入り、たちばな的にポイント高い!
本当の由来は違うけど、もう義父でいいよ
{/netabare}
7話-信奈上洛-
{netabare}ちょっと待って、象いるけど!?
今川チョロ元を担いで上洛とは、そして信勝がお市になっちゃったw
柴田/丹羽/明智/チョロ元/信奈のサービスショットあざますっ!
天皇が卑弥呼…とな?
象に乗ってたの松永久秀やったんかー
たぶん拾った幼女が天皇やね
フロイスさん金髪グラマラス姉さん、梵天丸すごい中二病やね
朝倉義景ナルシストすぎる、三好三人衆モブすぎワロタ
やっぱり拾った幼女が卑弥呼だった
最後の夕焼けの京で約束する2人、健気だねー
【まとめ】
卑弥呼と出会ったことが何かの伏線になるのかな、いっぱい色々なキャラも出てきたし
内容としてはそんなに進展してないね
{/netabare}
8話-黄金の自由都市・堺-
{netabare}開幕「あーん」たまらんなー、信奈の私服も可愛い
今回は12万貫の金策がテーマかな?
毎度分かりやすい解決ナレーションありがたいです
てか、戦象いますけど
あと義龍の仮面のセンスw
秀吉と光秀の料理対決…明智が急に狂ったよ
フロイスさんのおっぱいゴクリ
料理対決なんか急にコメディ、信奈が解説
現代語=サル語
黒くて固そうで白いネバネバ、完全にアレやないかい
津田宗及せこいー、光秀サイテー
料理対決の勝ち方で光秀の謀反フラグ!?
そして信長狙撃フラグも!
【まとめ】
コメディとエロの回、息抜きとして丁度いい感じ
金策はどうにかなったけど光秀謀反しちゃうのかな?
{/netabare}
9話-清水寺攻防-
{netabare}お飾り将軍を甘んじて受け入れてるチョロ元w
光秀の涙入り珈琲一丁あがりっ!
そろそろ良晴の知ってる歴史じゃなくなってきたねー
川中島の和睦という情報はやっぱり罠だったヤバイヨヤバイヨ
良晴拐われたー、火縄銃にスコープ付いてるよー
松永久秀さん魔法使えば一瞬で明智光秀に勝てるんじゃね?疑惑
清水寺炎上からの信奈デデーン
光秀に「夢じゃねぇ!」熱いねー!
久秀の援軍遅すぎ!からのキリシタン大名ジャジャーン
なるほど、信奈ちゃんは良晴とくっつきたいから身分を無くしたいのね…
【まとめ】
今回も胸熱展開、史実からいろいろと逸脱してきたねー
締めの「であるか」いただきましたっ!
{/netabare}
10話-信奈絶対絶命-
{netabare}半兵衛ゴホッゴホッ((((;゜Д゜)))
信奈は若狭攻めを決意、史実と違うねー
光秀の手作り御守りプレゼント、光秀かわいいー
信勝久しぶりに登場なつかしいなー!って浅井長政は女の子だった!?
信勝が長政を口説いてるヨー
なんやかんやいい夫婦になりそうだね
おいおい、金ヶ崎の退き口はガチになりそう
経緯はどうであれ秀吉が殿をしたからね
義景はトランプマンかな笑?
私が好きなった人はみんな死ぬって、遠回しに告白しちゃったね信奈ちゃん
良晴さん金ヶ崎で三段打ちしちゃった笑
ほんとは明智の十字砲火だっけか
信奈「生きて返る!」からの銃砲パァーン
【まとめ】
またまた胸熱すぎて火傷しちまうぜぇー
長政さん爆乳だったね(ゲス顔)
金ヶ崎の退き口でみんなどうなるの!?
{/netabare}
11話-金ヶ崎の退き口-
{netabare}不純な動機ほど生きる活力になる!
しれっと半兵衛ちゃんの裸体ごちです笑
犬千代ちゃんも元康ちゃんも光秀も戻っちゃダメー
義龍大砲抱えてるよw
半蔵の炮烙玉で良晴バラバラー
光秀もオマケに死んでる笑
信奈を良晴のスマホが守った…って何か違うw
信奈とみんなのドレス姿ごちです
信奈と良晴の結婚式…久秀の秘薬ってなんや
信奈復讐の鬼フラグ
比叡山焼き討ちカナ?モヤセモヤセー
【まとめ】
信奈が復讐の鬼と化した今回
良晴と光秀は本当に死んでるのかな?って気になるねー
{/netabare}
12話-天下布武-
{netabare}この話はアニメオリジナルらしいですねー
やっぱり何か企んでたの近衛さん、まさかの
ゼンキさん身代わりで良晴さん生きてるの!?
半蔵GJだったの
寒がる良晴を光秀ちゃんの人肌で…ぐししっ
道三もみんなキター( ・∇・)
近衛さん関白なのに逃げてないのね笑
近衛さん謎にちょっとだけ強い、よくある選民思想の塊的な人
だいたいこういう人は負けちゃうよね笑
良晴くん火の中から復活ジャジャーン
キスしちゃえキースキース(σ≧▽≦)σ
半兵衛ちゃん無茶して倒れるフラグだおー
信奈ちゃん笑顔で京に凱旋なりーヨカッタネー
【まとめ】
ハッピーエンドでハートフルそしてワンダフル!
エンドロールほんわかしてていいねー、道三と久秀なにかあった感じかな笑?
最後の最後に信玄デデーンは2期あるやろ絶対!!!
{/netabare}
-ザクッと総評-
{netabare}大筋は史実通りながらキーポイントとなる出来事の結末がハートフル、とても良いアレンジで新鮮さがあった
アレンジの結果として作品にシリアスさが生まれ物語が見応えのあるものとなっていた
安っぽい熱さは逆に心地よい
幼女の比率が多かったけど可愛かったから無問題
合戦シーンの作画はかなり丁寧でリアルだった{/netabare}

-OP&ED考察-
OP曲「Link」
歌:愛美
アンニュイな歌い方が特徴的
曲調と歌声のミスマッチが絶妙、特にサビ
Bメロからヌルッとサビに入りますねー、これは好印象ですぞ

-気になった歌詞-
Bメロから
{netabare}あなた 守る でもその前に
果たすべきことがあるよ
特別なんかになりたいんじゃなくて
私 嘘つきたくない{/netabare}
信奈の複雑な乙女心が見事に表現されていて思わず「あっぱれ!」と言ってしまいましたよ

ED曲「ヒカリ」
歌:みずたまきの
可愛い女の子がいっぱい(σ≧▽≦)σ
目の保養に最適なED映像ですぞ
曲?いいんじゃないですか(適当)

ずっと2期を待ち望んでるんでそろそろガチでお願いします!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

歴史は諸説あるから面白い。本当はこうだったのかな?【21.4/25.0】

物語:4.1 作画:4.2 声優:4.7 音楽:4.3 キャラ:4.1 【合計:21.4/25.0】                       (68.8)

ジャンル        :ラブコメ、歴史
話数          :12話
原作          :春日みかげ・著、みやま零・画(小説)
アニメーション製作 :Studio五組、マッドハウス
監督          :熊澤祐嗣
脚本          :鈴木雅詞
キャラデザイン    :高品有桂
音楽          :高梨康治
主人公声優      :江口拓也
メインヒロイン声優 :伊藤かな恵
OP           :「Link」作詞 - 深青結希 / 作曲 - 若林充 / 編曲 - 草野よしひろ / 歌 - 愛美
ED           :「ヒカリ」作詞 - 深青結希 / 作曲 - 若林充 / 編曲 - 佐藤準 / 歌 - みずたまきの

参照元        :Wikipedia「織田信奈の野望」

【概略】
現代の日本に暮らす男子高校生・相良良晴はある日突然、戦国時代の濃尾平野に飛ばされてしまう。その世界では今川義元や松平元康、柴田勝家といった戦国武将たちが美少女の姿で存在しており、その上、尾張国の主である織田信長は織田信奈という名前だった。良晴は、不慮の死を遂げてしまった木下藤吉郎の代わりに信奈の家臣となり、彼女の野望である天下統一の手助けをすることとなる。

【特徴】
①美少女ハーレムでロリキャラ多め
②タイムスリップで戦国物歴史ファンタジー
③シリアス寄りのラブコメ
④メインヒロイン(以下信奈)はツンデレ型ヒロイン

【長所】
①歴史を知っていても知らなくても楽しめる
②可愛らしいキャラ達を眺めるだけでも楽しめる
③ストーリーの要所のみを押さえて進む展開

【短所】
①物語冒頭に何故タイムスリップしたかという説明が無く、唐突に始まる
②序盤に信奈と絆を深める描写が少ないにもかかわらず2人の絆は固く、主人公(以下良晴)が吐く迫真のセリフに違和感

【短評】
 まず長所①です。私は史実についてうろ覚えでしたが、先々に起こる史実がどうだったかを思い出しながらの視聴で楽しむ事が出来ました。なので歴史を知っている方は先々起こるであろう事を予測しながら観る事が出来、楽しめると思います。ですが、物語の骨子は「良晴と信奈との恋愛」なので、回を重ねる毎に絆を深めてゆき、最終的にどの様な結末を迎えるのかという過程がしっかり描かれていたので、史実を全く知らなくても楽しめるのでは無いかと思いました。
 次に長所②ですが、これは特徴①や④の事です。語尾にクセのあるキャラだったり喋り方に特徴があったりと魅力的な個性のキャラが多く、楽しませてくれます。それに可愛いを全面に押し出したキャラデザインだと思うので、キャラ萌えを重視して視聴する方は十分楽しめると思います。
 そして長所③ですが、本作は歴史に名を残した偉人の主だった史実を基に構成された物語です。幾つかの史実を基に構成された全12話は与太話などの余興のみ回は無く、滞りなく進行してゆくので非常にテンポが良いです。この様なサクサク進む展開でも良晴は毎回しっかり史実に絡み、影響を及ぼしてゆく所が良いと感じました。
 ③は一応長所としましたが、人によってはサービス回を楽しみにしている方も居ると思いますので、一概に長所とも言い切れないとも思います。しかし、おちゃらけるシーンもちゃんと有るのでサービス回が無くて落胆するという事も無いと思います。
 
 続いて短所についてです。テンポが良い反面多少端折って見えました。①に関しては現代の描写を入れた方が過去に飛ばされた良晴の心境を読み易かったのではないかと思いました。すんなり事実を受け入れる良晴は太い神経の持ち主だと考えれば納得出来ますが、いまいち人物像が見えてきませんでした。
 ②は昨今の1クール作品では珍しくもなく、本作も例に洩れず尺不足から来る違和感を感じます。恐らく原作小説では迫真のセリフを吐くまでに紆余曲折があって重みのあるセリフになるのでしょうが、アニメでは絆を深める描写が少なく何故良晴がそこまで義理堅いのか理解できず、感情移入し辛かったので違和感を感じてしまいました。 

 総括すると、楽しめるポイントが「萌え」「信長(信奈)が辿る史実を観る」「恋愛展開」の3点あるので楽しむ事の出来る余地が多いと思います。原作のダイジェスト感は気になるかもしれませんが、物語全体で見ると中身の濃い作品ではないかと思います。



【思った事、及び蛇足】
本当は長所がもう1つあるんですけどネタバレになるので書けませんでした。
その長所というのは主人公が「過去に行く」という事に関係します。
勘の鋭い方ならなんとなく私が言いたい事に察しがつくと思ったりw


取り敢えず書きたい事は大体書けましたし
何より
楽しめました!!
久々に原作小説のラブコメを観たのですが
思った以上に楽しめて満足してます。


それから信奈なんですけど
ゼロ魔のルイズに少し似ているなと思いました。
多分この手の作品を沢山読み漁っている方にはもっと他に似たヒロインが居るのかもしれませんが
私にはそう見えたんです。


しっかり綺麗にまとめて終わってましたけど
2期も作れる余地がありそうだと思ったので
放送するなら是非見たいと思えました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

12話鑑賞済み。総評的な物。

原作小説未読。コミカライズ(のどれか)1巻のみ既読。

総評的な物ですが・・・
・放送開始直後は正直カット候補だったのですが、何だかんだで完走できました。良い意味で予想を裏切ってくれた、良作だったと思います。
・画的な部分は問題無く。最初から最後までブレ無く安定した出来だったと思います。
・ビジュアル的にロリ比率が高い(というか両極端かな?とも)ですがw
・史実をなぞりつつ別方向に向かう、歴史に詳しくない身としての物語を観た感想ですね。終盤になるにつれてサル君の存在意義が若干微妙に思えたりもしましたが・・・信奈さんが必要としてサル君に帰る意思が無いなら、それでも良いかと。
・当初は「信奈=伊藤さん」という図式に戸惑いましたが、途中からはハマリ役と思えているのが自分で不思議だな~と。個人的にはやはり小倉さんが、さすがだなと。金田さんの噛みっぷりにも脱帽w

{netabare}
12話まで鑑賞後-------------
総集編が残っていますが・・・一応最後まで観たということでw

とりあえずまず・・・2期ありますよ~的な終わり方w 家紋っぽい背景から察するに、武田でしょうか?

次点で・・・。
浅井長政が実は女でした、というオチを全く予想できていませんでしたw 半兵衛ちゃんのところで真逆な裏切られ方してるのに・・・学習能力ゼロw
信澄との結婚は実は無問題という結論が、結構萌える展開だったと思います。

ストーリーについては・・・歴史に詳しくないので、何とコメントして良いものやら。ラスト辺りの「金ヶ崎の退き口」とかはもう何も知らずに観てました。
それでも普通に観れてた辺り、この作品の出来が良かったという証明でしょうか?


朝倉さんは何しに出てきたんでしょうか? 黒幕に徹するわけでもなく、凶悪な策を巡らすわけでもなく。ただ「嫁にしたい」旨ばかり。むしろどこぞの公家様や仮面の人のが目立っていたと思います。

9話鑑賞後------------------
いろいろ史実とは異なる方向に進んでますね~。
お亡くなりにならず生きている人、更には違う立ち位置になる者。
これは先が全く分からなくなってきました。

原作がどこまで?進んでいるのか知りませんが・・・アニメはどこで一応の着地点にするのでしょうか。楽しみです。

5話鑑賞後------------------
日本の歴史さえ詳しくない身なのではありますが・・・。
冒頭出てきた竹中さん(男)に何の疑問も抱かなかった自分に「読みが甘いな~」とか思ってしまったわけでw
よくよく考えてみれば、織田陣営に付く(と思われる)人物が「男」である確率は、あまり高く無いはずなんですよね・・・。
浅井さんとか最近男キャラ多かったので鵜呑みにしてました。

てことで・・・今回の焦点は半兵衛ちゃんにすっかり持っていかれてました。そりゃ信奈さんも提供後で拗ねてますわ~w

小倉さんの幼い役(何か良い表現無いでしょうか?w)は、格別に安定しますね~。
いえ怜さんとかも良かったですよ~。

4話鑑賞後------------------
史実を知らないとダメだと思い込んでいましたが・・・そういえば道三さん生き延びてますね。そういえば確かに、異なった歴史を辿る可能性も無くは無いわけで。
そう考えると、何となく付いていけるかも?と少し安心したりしています。

まぁ起こるイベントは、やはり史実に近い形になるのだとは思いますがw

しかしそうなると良晴君・・・元の時間に戻れるんでしょうか?

今回までの戦闘シーン等見てきて。
画や絵的な部分の気合は凄いな~と。

3話鑑賞後------------------
義龍さんの謀反?からのお話でした。
この辺りから既に、史実(?)がどうなっているかさえも不明なので、感想も書き辛いw 確か高校時は日本史取ってたはずなんですけどね~。

それでも一応観れてしまっているので、続行~。同じ時間に重なる番組もないですしw

一応採点。
今のところ、悪くは無いです。ただ何かの拍子にヤメる可能性はある、そんな位置付けですね。

女の子イッパイですが・・・特に推したい方もおらず。
そう考えると・・・キャラ自体はあまり強くない作品なのかもしれないですね。

2話鑑賞後------------------
何のことはない、1週経ってみたら伊藤さんの声にも慣れてましたw といいますかP4Gのせいで、耳にする頻度が高いですw

信勝さんの謀反の部分もアッサリ済んだ感がありますね。1話の道三さんのところもですが。

たぶんこの先は個人的に未開の地なので、それなりには楽しめると思います。

それにしてもこのところ「Studio五組」の名前をよく見かけます。

1話鑑賞後------------------
というわけで武将女体化?第~弾w 信長さん女体化第2弾でしょうか? 他にもあるかもしれませんが・・・w

まだ採点も、継続・非継続の判定もできないのが、正直なところです(一応継続します)。

信奈さん、個人的には伊藤さんな感じでは無かったんですが・・・。他に誰が?と問われると答えに困りますが。いえきっと、話が進むにつれて段々慣れていることと思いますw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

84.7 25 バトルでツンデレなアニメランキング25位
ログ・ホライズン(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1970)
11962人が棚に入れました
ある日突然、老舗オンラインゲーム<エルダー・テイル>に日本人ユーザー3万人が閉じ込められてしまった。ゲーム歴8年の大学院生・シロエも異世界に取り残されてしまう。モンスターとの戦闘、死ぬことのない境遇。何が起きたのかわからず不安に駆られたプレーヤーが街にあふれ、ヤマト地区最大の都市<アキバ>は秩序を失う。一匹狼を自負していたシロエは、旧友・直継、美少女アサシン・アカツキたちとギルド<ログ・ホライズン>を設立。他人と接することが苦手で内気な青年が仲間とともに廃墟アキバから世界を変えようと立ち上がる。

声優・キャラクター
寺島拓篤、加藤英美里、前野智昭、中田譲治、山下大輝、田村奈央、柿原徹也、松井恵理子、原由実、高垣彩陽、久野美咲、逢坂良太、梶川翔平、雨宮天、佐藤奏美、村田太志、高橋未奈美、櫻井孝宏、下野紘、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一、てらそままさき、白熊寛嗣、チョー、井上麻里奈
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

大絶賛する予定だった作品・・・1クール目は非常に素晴らしいのだが

MMORPGの世界を舞台とした人間の物語、
原作は超おもしろい!!!!!
・・・1クール目を観終えた辺りで原作を全て読んで、追い越してしまったオレが悪かったのかな?

◇ラノベ?ネット上で見られる小説原作、連載中、全25話、2014秋に2期を予定

さて、どう書こうかな、下書きにはみっちり熱い思いが詰めてたからなぁ。


◆あらすじと主役◆
エルダーテイルっていうネトゲがバージョンアップする瞬間00:00にプレイしてた人が突然、
ゲームの世界に入ってしまった?
ゲーム設定は生きていて、そこに少しずつ変化も生じる。
プレイヤーは冒険者。ゲームだけでは済ませられない開拓が始まる。

シロエ 主人公 頭がいいサポート魔法使い
暁(あかつき) 無口なアサシン
直継(なおつぐ) オープンな戦士
◆ざっくりと以上◆

1クール目は最高だった。
ゲームの世界で戦闘をするのは当然なのだが、そこに経済や政治を絡めた、
というより、ゲームには必要がない、ゲームの世界にないが、
人間として生きるために必要な要素を創りあげていく話。

ゲームの中は日本でも外国でもなく、
エルダーテイルそのものの世界なので基本的人権の尊重やら三権分立やら国民の義務とかない、
その世界で生きることになった冒険者には。


さ~て、痛烈な批判をネタバレに包んでするか。
「完走してない人は見ちゃらめぇ!」・・・(苦笑)→{netabare}


まずオレの3大ガッカリ場面は、
①レイネシア姫が戦闘中のクラスティを見て悲しむ、その戦闘も
②ルディ復活、そこまでの流れも
③濡羽(ぬれは)登場

クラスティが戦闘中に返り血でまみれたながらも笑みを浮かべる姿に思いを馳せる①。
重要場面の②、ミノリたちの成長を見せる多勢に無勢の戦い、
最後に格上モンスターたちに追い詰められるのだが。
そして超重要場面の③なのに、予告で顔見せしてるとか・・・。って言うか色々説明不足が過ぎる。

なんでこうなったのか私はすっごく考えました。
NHKの陰謀と言うのは簡単だ。まあ私の結論は「頭の固いNHKの柔軟性の欠如」に至ったのだが。

2クール目が微妙になったと思われる要因は、
Ⅰ体力切れw
Ⅱ固定ED、最後までそれを貫いたこと
Ⅲ2期の有無を含め、2クール目、あるいは2クール目後半の物語が決まってなかった
Ⅳ血が流れない

Ⅰ、やたらと気合の入った1話が溢れる中、最初の方は気合が入っている作品はいくらでもある。
1クールもっただけ良かったとも言えるだろう。
体力がもたなかったんじゃないかな。

この作品の一番のミス、Ⅱ、全ての回であのEDにしてしまった。
歌の良し悪しが問題ではなく、
この歌が物語の演出に組まれていることが演出だけでなく物語の展開をも左右した。
この歌、EDアニメーションを見ることで未来への希望を見出すような感覚がある。
観直してみたが、1話のセララが冒険者に捕まえられそうになっている後にこの歌が流れると、
最初に観た当時に持たなかった違和感を感じた。オレが固定観念を持ったせいだろう。
この演出はミノリがシロエに助けを求めるシーンにもかなりの悪影響を及ぼした。

Ⅲは~、仕方ないかもな。
けど、ペース配分のミスは関係ないな。
イースタル・ゴブリン王編はあの尺を使うなら、地味な交渉回を短くして、
オレがガッカリした場面、①と②、特に②に時間を割いてほしかった。
あるいは1話分ぐらい天秤祭編に回しても良かったと思う。

Ⅳは、まあ、NHKだしね、夕方アニメだし。
原作では血があることで、
戦闘の恐ろしさや傷み、PKの残虐さ、あと①ですごい効果を発揮している。

ぶっちゃけ、EDが2つぐらい用意されているか、
たまにEDが曲なしでスタッフのテロップ写しながら物語を進める、とかあればかなり違ったと思う。
{/netabare}

と、批判したもんだが、
多分、1クール目だけで高すぎる評価をしてしまったからこその負の印象。

1クール目だけで評価していたらきっと、
物語・キャラ 4.5点
作画・声優・音楽 4点
にしてただろうな。

盲目的でバンザイ三唱的な感想はすぐ下に書いてあるから、よかったらそちらもw




-------------------------------- ← LOG HORIZONw

↓1クール観た辺りで書いた、情熱ダダ漏れメモ帳に書いてた感想、抜けている部分も多々
{netabare}

『MMORPGの世界を舞台とした人間の物語』


m(_ _)m
私は、偏見と食わず嫌いを何度繰り返し、何度悔い改めればいいのだろうか。

理性と知性、
その2つの話だからNHKがやってるんだな。
もちろん、愛と勇気と仲間たちの話でもあるが、それが一番ではない。

現実の人間がゲームの世界に閉じ込めた、その環境と状況を正確に描写した名作。
イメージで言えば、
「もしも現実の世界の人間がドラクエの冒険者になったら?」もしドラwに近い。




漫画、アニメとか結構好きな人向けの紹介 → {netabare}

自殺島に似てると思った。クローズドサークルで法のない世界に行くとこうなる。広いし、復活するが。
仲間のでき方とかダイの大冒険、ロト紋に近い匂い。アバン先生・ロトの血繋がりで仲間がいたりね。
人類が衰退しましたの妖精さんの中身が人間だったらこうなるんだろうな。
レベルがカンストしてるのに、1人だと簡単にやられてしまいそうなところとか、
女神転生ぽいかも。MMORPGやったことはないが、エルダーテイルはやってみたいな。

そしてキャラには、もうリカちゃんとしか見えないキャラが♪♪
しかも、ゆりえ様もいる☆☆
はぅはぅはぅ~~~お持ち帰りぃ~~~~~♯♯
けど、二人一緒にいるとレナっぽくも見えるしww

・・・ひぐらしと、かみちゅね。
男キャラはゼロの使い魔のナル男っぽいのもいるし。

ああ、ネタが古い…orz
{/netabare}

にゃん太さ~~~ん♪ ・・・おっと、ついw


最初の印象は「リアルからいきなりゲームの世界に行ったら、こんなんだよな~」って感じ。
主人公たちはかなり冷静な方だけど。

~a la Susie~
いきなりネトゲの『エルダーテイル』の世界に何万人ものプレイヤーが冒険者としてブチ込まれる。
何故この世界に閉じ込められたのか、どうすればいいのかは説明なし。
ゲームの拡張パックが導入される瞬間に、その世界の住人となった。

熟練プレイヤー腹黒メガネ 付与術師エンチャンター シロエ、
古いゲーム仲間で祭男w戦士ガーディアン 直継(ナオツグ)、
知ってはいたが女とは知らなかった生粋のロールプレイヤー 暗殺者アサシン アカツキ、
この3人を中心とした道なき道を進み、ネットゲームの世界で開拓していく物語。
~~~~~~

この作品の良いところは、
主人公以外のキャラがバリバリ立っていることと、
1人ではどうしようもできないゲームシステムがぶれないことだ。

キャラの説明すると論文(売値 金貨0枚)が書けてしまうので、
3人とにゃん太さんを除いて誰か選んでみよう。

{netabare}【デリシャス】
最初のプレイヤーボス。モンスターではない。
武道家の無礼家。傍若無人で猿山のボス。
よくも北の大地を汚してくれやがって、網走送りにしてやる!!{/netabare}

{netabare}【トーヤ】
侍の駆け出し、姉ちゃんがかわええ。
PK(プレイヤーキル)地獄に遭って、心を挫かれた所で変なおっさんのギルドに誘われてしまう。
家畜の如く働かされたあと、現実世界にいた頃、ゲーム内でお世話になったシロエを見かける。
頭は悪いが心はアツい、中学生って感じ。{/netabare}
{netabare}だがな、とあるゲームでは「根性」スキルでHP回復しても、根性だけで得られるものはないんだよ!{/netabare}


うむ、魅力が伝わらないw しかも最初に思いついたのが、別に紹介したくもないキャラだしww
思いついちゃったからね。
とにかく、キャラがええ☆ 小さい子が好きな、大きなダメな男にもぴったり♪

そしてゲームシステムだが、
まず主人公が一人では弱っちいと思われる。
なぜなら、魔法で直接ダメージを与えることができないからだ。サポート専門。
それどころか、何の職業でもソロで無双ができそうにない。
仲間に頼らざるを得ないので、仲間に見せ場があるのが必然。
戦闘システムの縛りもなんかFF4みたいな面倒臭さがある。やっぱメテオよりもフレアって感じw

{netabare}しかも主人公のシロエがイケメンではない!イケメンではないのだ!!
{/netabare}
説明がないのもいい。だって、仮にゲームの世界の住人なら「神の声」は簡単には聞けないからね。
そして、ゲームの世界のNPCだった大地人との関わりもイイ☆☆☆☆☆
そりゃ同じ世界の住人同士なら関わるわな。
キャラデザ、めっちゃ、かわええ♪ 男キャラもええ☆
・・・と、何かとオレ好みの設定で溢れているww


ただし、毎回ビシバシバトる戦隊ものみたいな展開を期待している人には向いていない。
武器を使わない戦闘である政治や交渉、戦闘では派手さより戦略や戦術、連携がメインと思われる。
もちろん攻撃や魔法もカッコよくて魅力的だが、それは数ある魅力の一つ。

格ゲー、RPG、アクション、シューティング派向けではなく、
シミュレーション、ADV、サウンドノベル派向けかな、うん分かりづらいね。

これだけは言っておく、
「もしも自分がゲームのキャラになったら」系のアニメでは断トツ一番だ!!!!!





変態脳内談義w → {netabare}

オレA=エース気取り、 オレB=情熱的な馬鹿、 オレC=ちょっと気弱でするどい

{netabare}A「アカツキ祭だ、このキャラ設定とデザインをした人間は神だ」
B「間違いない」C「そうですね」
A「ロリコン祭だ、最高だ」
B「間違いない」C「ですよね~」



C「・・・だけど、マリ姉やウメコもいるじゃん」
A「なしだ、設定がな。第一、マリ姉は直継の嫁だ、ペットもいる」
B「外見は悪くないのだ、がな、こうグッと来るものがないんだ」
C「そ、そうかな」

A「アカツキが一番で間違いないが、他はどうだ」
B「アカツキレベルに到達できるヤツはなかなかいないな」
C「・・・セララちゃんかわええじゃん、にゃん太さ~ん♪」
A「セララはにゃん太の嫁だ」
B「人妻に手を出そうとはふてーやろうだ、神殿送りにしてやる!」
C「で、でも声かわいいじゃん」
AB「それは間違いない」
C「・・・」

C「人妻がダメならミノリちゃんもダメじゃん、シロエに惚れてるし」
A「ミノリはシロエの側室だが、ありだ」
B「ミノリちゃんはありだ、コスプレがいい、最高だ」
C「じゃあ1番はミノリ?」
AB「アカツキだ!!!!!」


C「えっ、おかしくない?アカツキはシロエの嫁じゃん」
A「馬鹿め、応援するんだよ」
B「人の幸せを祝えないとは、どんだけ擦れてるんだ、マズメシ食ってろ!!」
C「けど、基本フリーのヤツ応援するだろう」
AB「・・・」

C「しかも『ロリコンでもある』であって、大人っぽい方が好みだろ」
A「現実を見ろ!大きかろうが小さかろうが最初っからカップリング出来上がってるだろ!!」
B「おまえ、空気読めよ、おまえの眼は節穴か!?何のためにOPとEDがあると思ってんだ!!」
C「いや、その予習のためではないが、分からんでもないが」

A「五十鈴も悪くないが・・・」
B「放蕩物のお茶会のリーダーに期待しているんだ!!!」
C「・・・期待するだけ無駄じゃないかな」
A「言いたいことは分かる、だけど、夢を見られなくなったら人間はおしまいだ」
B「姫様以外の大地人にも期待しているんだ!!!!」



C「・・・とか言ってもうフリーうんぬんとかどうでもいいぐらい楽しいもんね」
A「そうだな、まあ情熱を向ける方向がたくさんあった方が面白いだろ」
B「現実は最後に見るんだよ、あ~なんか白けちまったぜ」
C「そうか、水をさしてごめん」
A「気にするな、まずは完走だ」B「だな」{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 29
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ナントカの地平線で人生を考える

訳すと『○○の地平線』が御ギルドのお名前

♪ずぅーっとー♪ ♪この○ープの匂いも~♫  ED『Your song』なかなか心地いいです。

タイトルの○○には“記録”、歌詞○には“ス”が入ります。それで『ログ・ホライズン』。
北方先生とは全く関係ないだろう『小説家になろう』出身。レビュアーさんからのご紹介。全25話。

老舗のMMORPG『エルダー・テイル』に閉じ込められちゃうお話。
ログアウトできなくなったン万人のうちの一人の古参プレイヤーが主人公です。
閉じ込められちゃった…どうしよう!?から物語はスタートします。明確な目的がわからないまま。そしてここからの人間がこうするだろうな行動がとても納得感のある展開に。
パッと見たところプレイしてたゲームと一緒。そりゃそうですね、だってさっきまでプレイしてたわけですから。ただし少し時間が経ってくると何とはなしにズレを感じる。アレ!?NPCってこういう行動してたっけ?とかとか。これがなかなか不穏で心地よいのです。

そこで一例。

 SAOだけど違う部分もある
 “黒いシロエ”も“白井黒子”もああ見えて腹は据わってるな

とここまで書いていったんストップ。

・ソードアートオンラインをSAOと略すことを知っていて
・そもそもSAOがどういうもんか知っていて
・とある科学の超電磁砲を知っている

まずはこの3つの条件を相手方も共有してないとこのコミュニケーションは成り立ちません。同じあにこれ上でやりとりしてても粒度はまちまち。それでも長年の蓄積で勘所が分かってきてやっとSAOだ!黒子がどうだ!といえる境地に至ったとします。

 その梯子が外される

地味にきつくないですか?
ここからのリカバーに納得感があったので序盤からけっこうのめり込むことができました。なんかのバッタもんかと思いきやなかなかどうしてってやつです。

【パーティ紹介】
シロエ(CV寺島拓篤) 職業:付与術師(エンチャンター)/筆写師 種族:ハーフ・アルヴ
直継(CV前野智昭) 職業:守護戦士(ガーディアン)/辺境巡視 種族:ヒューマン
アカツキ(CV加藤英美里) 職業:暗殺者(アサシン)/追跡者 種族:ヒューマン
{netabare}にゃん太(CV中田譲治) 職業:盗剣士(スワッシュバックラー)/料理人 種族:猫人族
トウヤ(CV 山下大輝) 職業:武士(サムライ)/会計士 種族:ヒューマン
ミノリ(CV 田村奈央) 職業:神祇官(カンナギ)/裁縫師→見習い徒弟 種族:ヒューマン{/netabare}


もう一つ好意的に思えたもの。

 現実世界との接点や関わりに必然がある

例によって現実世界で鬱屈している主人公です。めんどくさいので決めつけますけど、陰キャのダメなところはディスコミュニケーション。ダメでもないか…個性のひとつ。相手方の想定外の反応についていけない。ストレス耐性低い。たまにロジカルお化けがいるけど落としどころを探る発想がないとさらに孤立。なーんて気質は誰しも少しはあるかもですよ。人との関わりをめんどくさいと思うのも当然ある。
そこを踏まえてシロエ君は自分を変えようとするんですね。
{netabare}第6話。人との集まりはきれいごとでは済まないことも出てくることを知りつつギルド結成を決意する。
「ギルドというシステムに腐敗しやすい側面ある。」
「生まれたものはそう(腐敗するという意味)。それを否定することは生の否定。」
ぐっときますね。{/netabare}


わけわかんない世界に取り残されても落ち着いて知恵を絞りながら着実に歩を進め、足りない部分は自身が成長しなければならんと決意し行動する。
このへんのキャラクターの心の動きに無理が無い。予想以上にサクサク話数が進みました。


ファンタジーの屋台骨。世界観描写は細かく破綻が見えません。きっと作者は言いたがり(笑) コインの裏表でくどいくらい説明していただけます。自分にはありがたかったですね。おかげで未踏のMMORPGがどんなもんか雰囲気を掴みつつ、世界観への理解をゆっくりと進めることができました。

転生でも閉じ込められでも純粋ファンタジーでもなんでも、明らかに主人公補正が効いて次々強敵が現れインフレするタイプの作品とはだいぶ趣きが異なってます。
一から政体を整えながら国造りを進めていくことに近いわけで、まるで『シムシティ』『信長の野望』の序盤かのような地道な作業をやってました。
地に足のついたお話を所望であればお勧めです。



※四方山

■たまたまなんだろうか?

{netabare}SAO刊行:2009年4月 1期:2012年夏
ログホラ刊行:2011年3月 1期:2013年秋 2期は2014秋

仮に後追いの突貫工事だったら、準備期間を考えるとここのスタッフ優秀だったと思いますよ。{/netabare}


■生殺与奪の権

良い意味で政治色の強い内容でした。イデオローグに依らず意思決定プロセスが明快。そしてポイントをそれなりにおさえてる。

{netabare}・第7話。味のある食事の提供でブルーオーシャンでいられる期限を見越した2手3手先を打ってある。自力の見極めができてるのと、行動がもたらす効果を最大化できる機を逸してない。
・第9話。金融封鎖をちらつかせたわけですが単一通貨でこれやられると即死です。

それで円卓会議設立へと流れるわけですが、ベースとなる考えが秩序の維持ですもんね。
どんだけ聖人君主なんだよ!と。良い意味です。{/netabare}


■異議申し立て3点

全体通して満足してることは前提で…それでも残る不満について

1.{netabare}アカツキさんの口癖についていけません
 アバター使ってた時のクセなのか「主君…」って。大学生でこれはちょっと無理ですごめんなさい。
なお「ナントカまつり」と「ナントカだにゃ」はセーフ。語尾使いだと気にならないようです。{/netabare}

2.{netabare}化外の地ということで
 京都からみて関東は田舎。白河の関越えたら化外の地。だからってゴブリンの拠点とはひどい(笑){/netabare}

3.{netabare}ラブが蛇足
 後半増えてきましたが、記号的な恋愛描写のとってつけた感がハンパなく見てて恥ずかしい。{/netabare}


■見立て

{netabare}死ぬと記憶が無くなる設定が気にかかります。
一定回数死亡を繰り返すと実はNPC化するなんて恐ろしげな展開もありですよ。知らんけど。

ゲームマスターみたいなの出てきました。なぜこんな事態になってるのか露ほどの手がかりもなさそうです。2期で明るみになるのでしょうか。{/netabare}


キャラ達がこの世界に慣れて正常性バイアスが働き、いつまでもこのまんまみたいな世界を受け入れてダラダラ続くようだとちょっと継続視聴がきつくなるかもしれませんね。

今の状態が異常なわけですから。



視聴時期:2020年11月 

-----

2020.11.11 初稿
2021.09.08 修正
2022.02.13 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 44

kwm さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ネットゲーム系アニメの中では最も良かった

原作未読。ネットゲーム(以下mmo)系異世界ファンタジー物を探していて辿り着きました。
『.hack』や『SAO』のような、ゲーム中の異世界に飛ばされてしまった主人公のシロエ達の活躍を描くお話です。

前述したこのジャンルを代表する二つの作品は、いずれも特別な力を持った選ばれし者の主人公が積極的に前に出て他を引っ張っていきますが、この作品の主人公シロエにはそれができません。
他のプレイヤーと協力する事でその性能が最大限に発揮される『補助魔道士』的な職業に就いおり、自分一人で戦う事のできる攻撃手段を殆ど保持しておらず、敵陣に対して単独で切り込んでいくような事はできないのです。
これはできないというよりも、『最初からやらない』といった方が誤解がないかもしれません。
一人じゃ何もできないただのへたれなのではなく、勝てない相手に突撃していくのが勇気ではなく『ただの無謀』である事を心得ており、勝てない闘いは最初から戦わない、或いは勝てるようになってから戦う、というような非常に賢い立ち回りをするのがこの作品の主人公シロエの特徴です。
ギアスを持たないルルーシュのような、知略で闘うタイプです。

異世界に閉じ込められた段階でのシロエのレベルは上げる事のできる限界まで上がっており、既にエンドコンテンツを楽しむようなレベルです。
プレイヤー歴は8年近く、知識と経験という意味では歴戦の猛者であり、所謂『古参プレイヤー』です。
大規模なレイドコンテンツ(ボス狩り)を過去に多数こなした伝説の集団『放蕩者(ほうとうもの)の茶会』の元メンバーでもあり、他の元メンバーと同様に希少なレアアイテムをいくつか保有しています。
これらのアイテムは著しくゲームバランスを壊してしまうほどの性能はなく、移動手段として空を飛ぶ事ができる程度のもので、強すぎてご都合主義な展開を生み出してしまうようなものではありません。
主人公がLv1から始まっていく他の作品とは決定的に違うこれらの特徴は、ある日突然異世界に閉じ込められてしまうという点では非常にリアリティがありますが、キャラクターの成長という部分が欠けてしまいます。
これは偶然にもゲームの世界に閉じ込められた時に居合せた『新規プレイヤーの小さな子供達』を保護する事でその成長が描かれており、昨日今日始めたばかりの初々しい子供達が仲間とぶつかり合いながらも成長していくその姿は、とても微笑ましく見所の一つになっています。

彼らの成長という部分は主に戦い方の変化から感じとる事ができるのですが、この『戦い』の部分にもこの作品の特徴があり、所謂チャンバラ的なシーンだけでなく、効果や再使用可能時間などを考えながらスキルを使い分けていく姿が描かれています。
これはFFシリーズのようなネットゲームをプレイした事がある人にとってはとても親しみやすい描き方である一方で、テンポが悪いと感じる人もいるであろう、好みがハッキリと分かれる部分です。
特に『SAO』など、単独で突撃してごり押ししていく展開が好きな人の肌には合わない可能性があります。

また、成長というのはなにもプレイヤーだけでなく、彼らの住んでいる都市の事も含まれます。
シロエ達の降り立った都市は、ゲームの世界から脱出する事ができないと悟った者達の絶望感が漂う、非常に活気の無い死んだ都市です。
これを他のプレイヤーとの外交や『腹黒シロエ』らしい奇策を使って少しづつ変えていくという建国シミュレーションのような展開も、この作品の大きな魅力だと思います。

そしてもう一つ、この作品の最大の特徴として述べておかなければならないのが、『NPC』がNPCではないという点です。
何を話しかけても同じ会話しか返してこないNPCは、オフゲのドラクエからお馴染みの光景となっていますが、この作品におけるNPCのその立ち振る舞いはプレイヤーのそれと全く同じです。
他の作品では省略されてしまうか背景と一緒にされてしまう彼らにもきちんとした役割が与えられており、それは物語が進行していく上で非常に重要なウェイトを占めています。
プレイヤーとモンスター以外の第三勢力として登場してくる彼らは、作品を通してプレイヤーと深くかかわっていく事になり、この部分が最大の特徴であり、見所です。
より外交や勢力関係が頭に入りやすいよう、ゲームの世界の地形は『ハーフガイアプロジェクト』とよばれるコンセプトに基づき、実際の地球の大陸をイメージに作られています。
地名も実際の都市を模して作られているので、シロエ達の移動ルートなども容易に想像する事ができ、位置関係も頭に入れやすくて違和感のない親しみやすい設定だなと感じました。

尚、この作品は全体を通してサバイバル感がとても強いです。
これは私がこの作品が大好きな最大の理由でもあるのですが、実際にゲームの世界に閉じ込められた場合に何が起こるかが非常にリアルに描かれています。
閉じ込められた原因を探りながら、立ちはだかる敵をチャンバラで薙ぎ倒して行くだけではないのがとても良いなと思える点で、ギルド等の派閥同士の覇権争いや狩場の取り合いなど、ゲーム経験者であればあるほど親近感が沸く構成だと思います。
しかしそれと同時に、この世界で頑張って生きていこうと必死になったが故に、見る人によってはこの人達は本当にこの世界から脱出したいのだろうかと思えてしまうかもしれません。
私は『サバイバル』をして生き残ってこそ、次の脱出のための手がかり探しがあるのが自然だと思うタイプなので、同じような考え方を持っている方はとても好きなタイプの作品かもしれません。
『この人達は本当に脱出したいのか?』そう思えてしまうのはシロエ達によって絶望感が漂っていた街がより良くなった結果でもあるのですが、危機感が感じられないと感じる人もいるであろう、好みが分かれる部分の一つだと思います。

MMO系異世界ファンタジーの中では、色々な面で差別化がされているのでこのジャンルが好きな方にはぜひ一度見て頂きたい作品です。
ちなみにNHKで放映されていた作品という事もあって露骨な性描写はなく、ヒロインも一般受けする容姿ではないので萌え要素はあまりありません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24
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