ハングライダーおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのハングライダー成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月10日の時点で一番のハングライダーおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

89.8 1 ハングライダーアニメランキング1位
ルパン三世 カリオストロの城(アニメ映画)

1979年12月15日
★★★★★ 4.2 (1256)
8161人が棚に入れました
人口三千五百、世界一ちっぽけなカリオストロ公国の田舎道をボロ車でドライブしていたルパンと次元はクラリスという美女を助けた。彼女はカリオストロ公国・大公家に残された最後の娘で、カリオストロ伯爵は彼女を強制的に妻に迎え、公国の権力をひとり占めにしようと狙っていた。クラリスはルパンに助けられたが、再度捕えられてしまう。

声優・キャラクター
山田康雄、増山江威子、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗、石田太郎、島本須美
ネタバレ

アニメアンチ2号 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

ハート💛泥棒とロリコン伯爵の秘密

泥棒さんはカリオストロの姫君の大切なもの「💛」を盗んでいきましたが
実在したカリオストロ伯爵という存在を踏まえた上で『「💛」泥棒』という
行為の意味について改めて深堀りしてみたく思います。

ロリコン伯爵と姫君の婚姻の儀式をわざわざローマカトリック教会の大司教を招いてまでして
大々的に描いたことには当然の如く深い意味が込められていたと考えることができます。

{netabare}婚姻の儀式に際しロリコン伯爵は正装を身に纏うわけですが、この正装こそが
ある意味大正解の大当たりで、この作品の本質を見事に表していると言えましょう。

ロリコンとはロリータコンプレックスの略でありまして、少女趣味や少年趣味
みたいな意味合いがあります。

有名なところでは織田信長、空海、ジャニーズ先生などが少年マニアでありました。
海外ではこの手の類を「ペドフェリア」即ち「小児性愛」と呼びます。

海外の貴族だとか大富豪だとかハリウッドのセレブだとか、所謂上級国民的な
方々は漏れなく「ペドフェリア」であるなんていう噂もあります。

本作の「ゴート」のロリ伯爵も恐らくはこの「ペドフェリア」に該当する
のではないかという推測が成り立つわけであります。

ゴート札の「ゴート」とは「山羊」のことでありまして、
山羊と言えば【スケープゴート】に繋がるものであります。

山羊は「贖いの儀式」の【犠牲】として捧げられるものであり、
この際に2匹で一対の山羊が用意されまして、1匹を犠牲として屠り、
もう1匹にはその「角」に犠牲の山羊の血を塗りまして遠方へと追放します。

「追放の山羊」のことを【アザゼル】と呼びまして血に穢れた忌むべき存在
【サタン】に属すものとされ、もう1匹の方を天に召された「白い山羊」と
いうようにして「一対の山羊」は対照的な扱いを受けます。

「白い山羊」は「カリオストロの姫君」であり、
「黒い山羊」(または「血染めの山羊」)に相当する
【アザゼル】はロリコン伯爵であります。

ロリコン伯爵が公式な婚姻の儀式で「山羊の仮面」を身に着けるという変態
コスプレの醜態を惜しげもなく恥じらいもなく堂々と披露するわけですが、
この変態貴族様の趣味趣向の意味するところは「ヴェネツィア」発祥と言われる
【マスカレード】であると考えられます。

【マスカレード】の「ロリコン貴族様」でありますから、
変態性がかなり強調されているということになります。

【イニシエーション】においては当然「花嫁」も【マスカレード】を装着するのが
お約束でありますが、幸いにも囚われの姫君にあっては「それ」の描写がなかったのが
唯一の救いであった言えるのかもしれません。

儀式が行われた「礼拝堂」の地下には「ゴート札(偽札)」の工場がありまして、
そのような形で儀式の裏側に込められたとある思想性が暗示されるわけであります。

お金とは元々はコインでありましたが、紙幣もそれに準じており同じような
意味合いがありまして、例えば福沢諭吉の肖像画がプリントされているように
そもそもは神の権威を価値として表すものでありました。

福沢諭吉という人物のカリスマ性を利用して、なんとなく信用できるような
イメージを付け加え、1万円紙幣に価値を担保させようという魂胆がそこに
仕込まれるわけであります。

1万円札様、福沢諭吉様の価値を「信じる」ものには1万円分の価値が与えられ
福沢諭吉様の価値を「信じない」ものにはただのプリント付きの紙切れとなります。

今では不換紙幣となった只の紙切れに価値を与えている仕組みが
「信用創造」という【偶像崇拝】のシステムでございます。

缶ジュース1本が100円で買えなくなったのは、缶ジュースの付加価値が
上がったからではなく、「¥」の信用が落ちて「¥」の価値が下がったからであります。

「¥」に価値があると信じる人が多ければ多いほど缶ジュースの値段は下がりますが
「¥」に価値があると信じる人が少なく、$やゴールドやビットコインに
価値があると信じる人が多ければ多いほど、それらの価格は上がるわけであります。

「貨幣の神」とは【偶像崇拝】を示し【アイドル信仰】を意味するものであります。

そうしてまして本作のカリオストロ公女殿下とはまさにこの【アイドル】を表す存在であり
従いまして【偶像崇拝】のルーツとなる宗教思想の関係性から【神殿娼婦】即ち
【大淫婦バビロン】の化身であるという結論が導き出されます。

「天空の城ラピュタ」の「シータ+ムスコ大佐+パズー」の「三位一体の神」の関係性と
同じように本作でも「生贄の姫君+ロリコン伯爵+宙を舞う泥棒さん」で「三位一体の神」
を示しているということになります。

【大淫婦バビロン】をルーツとする「神殿娼婦」には儀式の「祭司」と「生贄」
という2つの意味合いがありますが、片割れの山羊を暗示する指輪の所有者であることから
彼女は天に召される「生贄」であることが確定するわけであります。

もう一方の片割れの山羊は血塗られた山羊=【アザゼル】でありますが、これを
ルーツとする神が【テンプル騎士団】の祭壇に祀られていたと言われておりまして
その名は【バホメット】と呼ばれる「サバトの黒山羊」であります。

この「黒い山羊」はそもそも【フェニキア人の神=鬼神バアル】に由来するもので
【ニムロデやオシリス】が失った男根「🍄」を補完した両性具有の神という特徴を持っています。

「🍄」が強調された【両性具有の神】故に【テンプル騎士団】は【ソドミー】=同性愛の罪
の疑惑がもたれており、【マスカレード】が変態祭りであるということの謂れでもあります。

【ボアズとヤキン】=「♂と♀」の原理が融合されるだけでなく両性具有の性質も組み込まれ
「♂」+「♀」+「♂♀」=「三位一体」のすべての要素が一つになった至高の存在を
想定するものでありますので、LGBTや近親相姦の関係性が【イニシエーション】
において示されるということになります。

「天空の城ラピュタ」のシータが【アシュタルト】の役を負っていたのと
同じようにカリオストロの姫君も神殿娼婦の役目を果たすのであります。

「進撃の巨人」の調査兵団における兵士には
「心臓を捧げよ!」ということが求められます。

これを【イニシエーション】として考えると「心臓」=「命」を
【ティターン】=【巨神】に捧げるという儀式を暗示していることになるかと思います。

「心臓=💛=命」と表すことができ、また「心=💛」という関係性から
「心=💛=命」というように考えられますので、
「💛」泥棒とは、命を盗んだり、命を横取りしたと解釈できるわけであります。

そもそも姫君は「カリオストロ家の花嫁」でありました。
花嫁は「犠牲の山羊」の役割を担う、神殿娼婦であったわけです。

従いまして花嫁の「💛」は神への捧げものであるということになり婚姻の儀式において
【アザゼル】の黒山羊ないし【バホメット】に引き渡すべきものとなります。

それを横取りしたのが泥棒さんということであります。

泥棒はとんでもないものを盗んでしまいましたので、その奪還こそが
最重要課題となるわけであります。

そういうわけで後の「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」などで
花嫁の【イニシエーション】が繰り返し執り行われるようになるわけであります。

調査兵団と同じように魂は「神の御許」に還さなけらばならないということが
「魂のルフラン」の歌詞「私に還りなさい…」においても示されております。

カリオストロの花嫁の「💛」は大変価値のあるものでありますから、
その価値に見合うように大切に保管されるわけであります。

ある意味監禁されるのでありますがその部屋は「星室庁」でお馴染みの「星の間」でございます。

「星室庁」とは「絶対王政」や「王権神授説」を暗示するものでありますから
「星の間」に仕舞われた花嫁とは神の所有物であるという意味合いがある
というように考えることができます。

また天井に描かれた星空から「プラネタリアン」という作品が示す「星の種族」が
想起されるわけですが、天体観測が生き甲斐の【バビロン、シュメール文明】と
その後継者である【フェニキア人】に繋がるということが見えてくるわけであります。

山羊の仮面を装着した伯爵が纏っていたのが「紫色」のマントであり
そのマントの下に隠された上着の色が「スカーレット」であったことも
【フェニキア】(=「紫色」)を暗示していたものと解釈することができます。

カリオストロ伯爵とは実在した人物でありますが、小説よりも奇なりの彼は
実に【フリーメイソン】でありました。

この伯爵の肩書は「錬金術師」でありますが、「錬金術師」とは【黒魔術師】のこと
でもありますから、彼は本物の【フリーメイソン】ということになります。

本物の【メイソン】とは【フェニキア人】の知恵を引き継ぎ【占星術や数秘術】
に精通しており、従いまして「星の種族」特有の【イニシエーション】についても
熟知していたと考えることができます。

「エジプト・メイソンリーの会合では、少年少女を霊媒に降霊術をとり行った」
という逸話がこの伯爵にはありまして、メイソンの会合で降霊術とは即ち
【イニシエーション】を意味しているのだということになるわけであります。

そんなわけで本作のロリコン伯爵に妙な性癖があることのルーツについても
【メイソン】との関係性により明らかになるわけであります。

本作において描かれるロリコン変態の伯爵とは、かつてはハプスブルク家の家臣
であった貴族たちの正体について暗示する要素があるものと推測することが
できますが、そういう種族が集う拠点とはどこの国なのかと言うならば、
それは「スイス」ということになります。

偽札工場=金融業のルーツでもありますが、水没したローマ遺跡が暗示する
【アトランティス文明】の後継者である種族が集う国=スイスのことを
「カリオストロ公国」として表現しているのであります。

中世から近代にかけて金融業の礎を築いた貴族、あるいは金融マフィアの起源となる眷属が
かつての神聖ローマ帝国の領土内に生息していたわけですが、それがスイスに拠点を移し
一方で金融業はイタリア、スイスからオランダやシティオブロンドンへと
世界に拡大させていきます。

基軸通貨「$」も「¥」もその他も、その創始者は同じ貴族様であります。

「ゴート札」とは「偽札」のことですが、
そもそも本物のお札=紙幣なんてものは存在するのでありましょうか?

「日銀券」とはただの紙切れでありますから、例え本物でも紙切れは紙切れでしかありません。

ある時は¥1,000で買えた米が、いつの間にか¥3,000となり、次に行った時は
¥5,000出しても¥10,000出しても買えないという手品みたいな話のトリックが
ご理解いただけますでしょうか?

すべては「信用創造」という詐欺師の口上、
【偶像崇拝】のマーケットメイカーの仕業であります。

NISA口座に金を預けるとお金が増えると政府が言ったとして、
それはどういう仕組みなのでしょうか?

中央銀行とはせっせっとお金を擦り散らかすのがお仕事ですが、
それをやり続けると信用がなくなることは歴史が証明しています。

頭のいい金融業の創始者様たちは紙幣の意味を知っています。

最終的にどうなるのかと言えば、ルパンが冒頭のシーンでばら撒いたのと同じ
運命が「偽札」には訪れます。

【偶像崇拝】の信者たちがせっせっと集めた紙切れが「偽札」だと認識できる時
いったい何が起きるでしょうか?

【バビロン、シュメール】から続いた人類史も紙幣の終わりとともにいよいよ
幕引きを遂げる最終局面に至りました。{/netabare}

裏設定を駆使することしか能がないアニメ業界も悉く淘汰される
【グレートリセット】の瞬間が間もなく訪れるでしょう。

糞アニメに興じている場合ではなく悔いなき人生のために
価値のあるものに時間を費やしましょう。



【グレートリセット】の最終局面に際して
すべての人々の幸運をお祈り申し上げたく思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

その瞳とカラクリに心を奪われる

近年、リマスターだ4Dだと上映企画が催される本作。
今回は作中のクラリスの結婚式が9月13日だからと企画された期間限定上映。
ネタには全力で乗って応えるのが礼儀だと私は13日夜に行って来ました。
因みに本作は金ローでしか観たことなかったので劇場鑑賞は初めて。


【物語 4.5点】
宮崎 駿氏、初の長編アニメーション映画監督作品。

プロットは闇の世界で生きる怪盗ルパンが、
欧州の小国・カリオストロ公国に蠢く巨悪から、
野望に汚されつつあるヒロイン・クラリスを光の当たる世界へ連れ出そうとする構成。

次元のマグナムが通じない公国の暗殺部隊など、
序盤からカリオストロ城が難攻不落であることを印象付ける。
それ以上に偽札を通じて歴史の中で暗躍してきた公国の巨悪の影響力は世界的なもので、
一介のこそ泥如きがどうこうできる物ではない。

そこを城に潜入中の藤子、平生の敵である銭形警部も含めた、
“役者を揃える”ことによりルパンのターンに引き込んで、ひっくり返していく展開が痛快。


ルパンが完全無欠の大怪盗ではなく、結構ヘマをやらかしつつ城を攻略していく綱渡り感もスリリング。


【作画 4.5点】
昭和時代の宮崎 駿監督作品あるある。
冒頭の小柄なフィアットの車内に大量の札束を押し込むカットからして、物理法則無視したエンタメ重視。
にも関わらず、機械の造形は、盗みの小道具から車、飛行機に至るまで、
パーツひとつひとつから精巧に再現、構築し、シーンに説得力を与えます。

で、丹念に組み立てた乗り物は大体バラバラに壊すw
何でも分解したい少年にとっては堪らない描写。
作画するアニメーターも堪ったもんじゃないでしょうがw

このカラクリ感が湖上のカリオストロ城に至るまで徹底しているのが素晴らしいです。
水を汲み上げるために敷き詰められた歯車、張り巡らされた罠、可動式の渡り廊下……。
ラストの{netabare}「ドロボーは湖の水を飲み干すことだってできるのに」{/netabare}を有言実行する大仕掛は圧巻です。

壁走りも交えて車体が分解されるカーチェイスなど、
主人公がもう一回やれと言われても絶対にできないギリギリアクションw
このリアルを越えた心躍るエンタメ性の追求。
昨今メディアにジブリの後継?と押されている方々の作品に不足している要素です。


【キャラ 4.5点】
主人公ルパンは宮崎駿監督も関わったTVアニメ版1stシリーズ準拠の緑ジャケット。
(私は第2シリーズ再放送の赤ジャケット・ルパンで育ったので緑ルパンは今でも馴染めませんw)
歴代ルパンの中でも、私はこのルパンの瞳が一番カッコいいと思っています。
普段はひょうきんで掴みどころのない目をしているのに、
ここぞという時にはグッと精悍な眼差しになる所が痺れます。
あんな目で見つめられたらクラリスの心も奪われますよ。
ラストの{netabare}自分は闇の世界で生きているから、クラリスを連れていけないと悟った哀しい{/netabare}眼もそそられます。

目つきが良いのはライバル・銭形警部も同様。
本作では宿敵ルパンとの共闘も通じて、
巨悪を隠蔽しようとする上層部に対して、
人として譲れない矜持などルパン一味とも共有している価値観を示す。
最後の有名な「とんでもないものを盗んでいきました」の件も、
{netabare}クラリスとキッパリと袂を分かちたい{/netabare}ルパンの真意を汲んだアシストプレイとも解釈できて、
粋なことするよな……と感慨を覚えます。


敵役のカリオストロ伯爵。
クラリスへの仕打ちなど悪逆非道な良好な憎まれ役。
申し訳ないですがクライマックスの{netabare}時計台の針に挟まれて圧死する最期{/netabare}には、
不謹慎ながらいつも笑ってしまいますw


【声優 4.0点】
ルパン担当の故・山田 康雄さん。
高めのボイスで、ギャグや女たらしの中に、たまにハードボイルドを織り交ぜる独特のバランス。
クラリスを笑わせた{netabare}手品{/netabare}の件もこの初代ルパンだからこそできる芸当かと。

ヒロイン・クラリス役の島本 須美さん。
ルパンをおじさま、ドロボーさんと清純な声で呼ぶ演技で、
このお姫様は裏世界の闇に染めちゃいけないとの使命感を視聴者とも共有させます。


伯爵腹心の部下で、公国の汚れ仕事担当「カゲ」のリーダー・ジョドー役の永井 一郎さん。
低めにコントロールされたボイスでルパンを狙撃し重傷を負わせるなど手強い仕事人を表現。
最後に{netabare}観念して五ェ門に介錯を求める{/netabare}辺りには潔い“武士道”も垣間見せます。


【音楽 4.0点】
担当はお馴染みの大野 雄二氏。
基本はフルート、木琴も多用したシリーズ音源のピックアップ。
が、OP主題歌及びEDには「ルパン三世のテーマ」ではなくボビー歌唱の「炎のたからもの」を作曲し提供。
長閑な異国情緒と、どこか寂しさを感じるこのバラードソングは、
作中でもバリエーションとしてBGMに織り込まれる。
この楽曲構成が、ルパンとクラリスの住む世界の違いと、それ故の哀愁を際立たせます。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 32

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やっぱりベタが好き

時代を超えて愛される名作。

大泥棒、サムライ、ガンマンとコテコテベタベタなまんがキャラであえてハードボイルドなダークヒーローものをやるってのが原作のオリジナリティ。ルパンの殺しも辞さないクールさと仲良し仲間でなくお互いのメリットで組む傭兵のようなフラットな関係の手下たちと魅せるダーティーなヒロイズムはまさにオトナ向け作品。しかしTV放映当時はアニメは子供が観るものという時代。TVシリーズ序盤は「大人向けアニメをつくる」という異例のチャレンジで原作者も認めた作風ではあったが当然視聴率的には大コケ。子供達からすれば当時主流の派手なメカも出ないし武器がハンドガンのみなんて地味も地味。リアル風等身が目新しかったくらいでドカーンボカーンと派手なファンタジーアニメを観慣れた子供達にフックする要素がまるでない。これではいかんとスポンサーが慌ててキッズ向けに路線変更を画策し宮崎駿に白羽の矢が立つことになる。これまでのキャリアで培った演出技法を持ち込みガラッと作風を変えるも間に合わず初シーズンは打ち切り。本放送では一部の評価しか得られなかったが再放送で人気爆発したのはガンダムも同じだが事情は全く違っていた。

宮崎駿自身の企画ならまずチョイスされないであろうダークヒーローもの。完成された世界観の下地があったからこその奇跡のケミストリーが生まれ日本アニメを代表するビッグタイトルに成長した。キャラの設定や配置はかなり変えられているが、自身の企画ではまずできない現在の新人がこれをやろうものなら失笑どころか業界追放レベルのベタにも程があるわかりやすいキャラデザインを更に活かす作風へ。おちゃらけた昼行燈キャラが本気を出せば俺ツエーという時代劇でも飽きるほどに溢れている日本人の遺伝子に脈々と刻まれた伝統的な紋切り型のキャラクター造形。だれがどう見ても悪役にしか見えない容姿のラスボスがしっかりイキってヘイトを集める勧善懲悪。キッズ作品ではバトル作品以外の主役の殺しはご法度なため実は意外と人情家設定という原作を根本から否定したともとれない大胆な変更も施し、園児でも初見で楽しめる完全なる全方向全年齢万能アニメに仕立て上げた。これ以降ルパンはキッズアニメ映画の代名詞へと上り詰め、むしろ原作がアニメに寄せていくまでになる。

当時の原作ファンは激怒しただろう。自分たちの愛する数少ない希少なオトナ向けアニメがこともあろうによくあるガキ向けアニメにされてしまったのだから。「ベタなまんがキャラでダーティーヒーローをやるのがいいのにベタなキャラでベタな話をやるとかマジでセンスなさすぎ。所詮ポッと出の知らん監督。こいつはなんにもわかってない。」ただ要請に従って仕事しただけでそもそも自分たちの企画ではない。その当時からしてベタベタコテコテの古臭い古典的なキッズアニメに迷いなく振り切って制作された本作は「今時こんなベタな話されても…」「「重厚なテーマも無く浅い」「まあ…面白いっちゃ面白いけどそれだけ」「既視感ガー」「捻りガ―」「成長ガ―」「感情移入ガー」といった現在でもよく見るオトナが上から目線で観たキッズアニメにありがちな評価で当然ながら脚光を浴びることなく凡作の烙印を押されることになる。

ただやはり大人も子供もやっぱりベタが好きなもの。その後の展開は周知のとおり。爆死寸前のマイナー作品を国民的作品に仕立て上げた手腕は時代が証明してしまった。当時叩いてた原作ファンもほとんどが鳴りを潜めるか、掌を返すほかなかっただろう。

子供の頃に散々観ている者でさえ観返す度に新しい発見に出会える熟練の演出技法の数々に「これいつの作品だよ…」と驚愕させられる不動の名作。

「魅せるアニメーション」とはこのこと。
画面で語る駿イズムが堪能できるキッズアニメの傑作。

新人がベタな作品を目指すと猛烈な勢いでブッ叩かれる現代。
大御所は総監督とか総指揮とかの名誉職での名前貸に収まって
今後を見据え後継を育てる地盤を作っていって欲しい。


余談
作品のファンは何時までも愛を注ぐがアンチは飽きて次のターゲットに移行するもの。エヴァもまどマギも現在名作との評価を疑う者はいないが当時は各地で紛争が勃発。だがアンチにまで波及してこそ名作の資格を得るもの。鬼滅はどうなるか…時代の証明を待つのみ。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 29

65.8 2 ハングライダーアニメランキング2位
翠星のガルガンティア ~ めぐる航路、遥か ~ 前編(OVA)

2014年11月21日
★★★★☆ 3.8 (257)
1571人が棚に入れました
大好評のままTVシリーズが終了した、船団都市を舞台に繰り広げられるオリジナルSF冒険活劇
「翠星のガルガンティア」の続編を描く新作OVAが、前後編でリリース! (先行上映あり)
ネタバレ

タナボソ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

良かった!

鑑賞前に書いた雑文↓ 伏せ字にしときます(`・ω・́)ゝ
{netabare}9/22開催されました“翠星のガルガンティア”オールスター感謝祭なるイベントに行ってまいりました。

登場キャラクターの名前の由来が歯車(ギア)であるとかといった
作品世界の作り込みに関するエピソードや、
「アルドノアのラストは俺のせいじゃねえからっ!」など他作品名出しまくりの虚淵玄さんらによる
はっちゃけたサービストークまで、中々楽しかったです。


で、このOVAなんですが、正直期待値低いっすよねきっと。
TVシリーズが好きだった方でも。私もそうだったし。
だってTVシリーズできれいに物語は終わっていたわけで。
キャラに関しても、例えばメインヒロインであるところの
エイミーが好きだから観てたって方は少ないと思うんです。
まあレドはともかく。一番人気はきっとチェインバーさんでしょう。
さらに個人的には製品版に同梱されてたOVA15話、クーゲル中佐のエピソ-ド『まれびとの祭壇』、
コレがもう嫌いで嫌いでたまらなかったんですよ笑。
「またOVAか…地雷臭が…」なテンションだったのです。

でもですね、映画館にて他作品鑑賞の際に予告を目にしたら、
かなり積極的に観たいっていうモチベーションが上がってきたんですよ。
しっかり劇場のスクリーンに映える映像になっていました。
嵐なのかな?で荒れる海の描写にすごくぐっときた。
短いシーンからでも劇的なドラマ展開を予感させました。
今週末の公開が素直に楽しみです。

で、コレを書いてる時点で、今週末のキャストさん、監督さんが登壇する
舞台挨拶付き上映会のチケットが売れ残ってるんですよ。バルト9以外は全箇所らしいw
首都圏ばかりの開催ですが、席埋まって欲しいなあ思いますよ。
金元寿子さんは日曜の方だけですが、石川界人さん、水瀬いのりさんファンの方
来てくんないかなあって感じですわ。
そもそも杉田来れば埋まってたんだろうなあw 都合合わなかったんすかねえ。残念。{/netabare}
(14/09/23初up)

9/28、新宿バルト9にて公開から二日目の舞台挨拶付き上映会を鑑賞してきました。

TVシリーズ後、半年ほどが過ぎたガルガンティア船団。
ベローズ率いる海底の遺物をサルベージするチームの一員として活躍するレド。
クーゲルの船団から移り住んできた少女リーマに、
メッセンジャーの仕事を教えるエイミーらの姿があった。

といった導入からストーリーは展開します。
このように書くと、日常的な描写ばかりの作品?と想像するとさにあらず。
映像的なスペクタクルがしっかりとあります。
具体的には過去の回想シーン。

これがかなりの迫力で見応え。
過去の描写でチェインバーさんも大活躍。
そこに登場する当事者達は、今生きているのだから当然助かると判っていても
おい、これ大丈夫かよと不安になるほどの危機的状況が描かれます。
{netabare}大嵐に遭遇したガルガンティア船団。
接続橋の一部が壊れ、サーヤ等が生活する船は舵も利かない事態に陥る。
サーヤやその兄フライス、エイミーらの誘導により本船への避難を終える住民たち。
しかしその3人は避難が間に合わず完全に本船団から切り離されてしまう。
そこへ船を覆わんばかりの巨大な大波が…{/netabare}

TVシリーズガルガンティアは13話では短すぎたと、指摘されることがありますが、
この回想シーンはまさにTVシリーズで描ききれなかったエピソード。
取って付けたような後付け感のない、海洋上での生活なら自然に想定される状況を、
TVシリーズより更に上乗せされたんであろう予算と十分な期間で
制作されたことを思わせる大迫力のシーンになっていると思いました。

村田監督は舞台挨拶や以前の対談、インタビューなどで、
船団を舞台にした作品、海洋上で描かれる作品を以前から熱望しており、
そこへ脚本・TVシリーズストーリー構成虚淵さんの異訪人のアイデアをつなぎ合わせることにより
このガルガンティアを作り上げた旨お話されています。
じっくりと時間をかけて練り上げられたガルガンティア世界による説得力を思わせ、
回想でさえこれだけのシーンに仕立て上げられるこのOVA作品は正しくその成果かと。

しかもそれらいくつかの回想はただ映像的な見応えのみを狙ったシーンでないのがまた素晴らしい。
しっかりこのOVA作品のクライマックスへ向けたストーリー上の伏線、布石になっており、
ビルドアップになっているんです。
この船団に来る以前、人類銀河同盟時代のレドとチェインバーの姿も併せて描くことにより、
レドの成長と変化、強まったレドとチェインバーの絆が対比して描かれています。

そしてそのクライマックスの危機は、レドの成長によって勝ち得たもの、
{netabare}船団の人たちからの信頼と絆、レドの諦めない意思{/netabare}により対峙される。
{netabare}船団員全体の安全を守らなければいけないリーダーの立場から
救助に行くことを指示できないリジットとベローズ。
そこへ微塵も躊躇することなく立ち上がる大勢のユンボロ乗り達。
すごくぐっときました。
そしてさらにラケージさん。笑えてかつ燃えるナイスな登場。
TVシリーズ13話の対比となる台詞も最高でしょ。アミーゴ!{/netabare}


本当にすごく良かったです。
相当しっかり作られた作品だと感じました。
ビジュアル面、サウンド面の充実は映画館の大スクリーン・大音響にも映える内容かと。


蛇足ですが一つ。
鑑賞前、個人的に懸念に感じていたことがありました。
それは新キャラ、リーマを演じる水瀬いのりさんのこと。
水瀬さん、TVシリーズのガルガンティアを全くご覧になっていないか、
観ていない体で各所でお話をされていたんですよ。
レド役石川界人さんと共に番組ラジオのメインパーソナリティを務め、
幾つものイベントにメインキャストとして出演していたにも関わらず、です。
ガルガンティアに関する知識が全く無い様だったのです。

でもこのOVAを最後まで観て思ったのは、意図的にそうしていたのではないかと言うこと。
舞台挨拶でも村田監督は「そのまま(自然に)」演じるようディレクションし、
水瀬さんはこれでいいのかと不安に感じたと発言していました。
{netabare}実際リーマは劇中、ごく普通の少女として描かれていました。
後半意外な行動をしますが、まあ以前のクーゲル船団にいた頃身につけた知識から
できた行動なのだろうと感じた。その時は。
しかし{netabare}ラストのあの引き。ごく普通の少女であったはずのリーマが!?って凄く驚いたんですよね。{/netabare}
↑ボカしましたが、未見の方は観る楽しさが減ることを覚悟でクリックどうぞm(_ _)m{/netabare}
今は意味があったことなのだと思えました。

舞台挨拶では、他にも
エイミー役の金元さんが仕事を探し、活躍するようにまでなったレドを
母親のような目線で見ていたとお話しされたり、
その発言を受けてか石川さんが金元さんと一緒のステージだと安心する、
ガルガンティアが初のTVアニメ作品の主演であり、
一連のステージが声優としてお客さんの前に立つ初めての場で、
頼らせていただいてきた、などのお話しをされていたのが印象的でした。
石川界人さんは最近作でもハイキューや残響のテロルなどのメインキャスを務め、
Wikiを見ると驚異の太字率。
本作でも5話頃のレドで、とディレクションするとしっかり応えられるのだそう。
去年頃からアニメ作品を見始めた私にとって、すごく印象的な声優さんです。


長くなりましたが、来年公開される後編が待ち遠しいです。


OP曲好き度:4/5(はじまりの翼 / TRUE)
・TVシリーズのOP曲より好きです。
ED曲好き度:4/5(大切な宝物 / ChouCho)

作品の好き度:6/7
(14/10/01追記)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 5
ネタバレ

まるべり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

心の羽根ひろげ 僕らは今日を生きていく。

●ジャンル:ロボット、SF
●オリジナルアニメ

2013年4~6月に放送されたTVシリーズ(全13話+OAD2話)の続編。
Production I.G制作のOVA。


■感想■
{netabare}内容としては「TVシリーズの後日談+過去回想」でした。

愛機・チェインバーを失ったレドはガルガンティア船団の一員として、そしてサルベージ屋として日々を過ごす。
そんな中で旧地球文明の探索にも励んでいる様子。
言葉が流暢になって、肌が日焼けして、すっかり人間らしい爽やか少年に成長してました。
チェインバーとの絆を今も大事にしながら、仲間達と共に今を一生懸命生きている姿が微笑ましかったです^^

エイミーとの距離も近づいてて自然に頬が緩んでしまいました~。
ピニオンやベローズからレドのことをつっこまれて赤面するエイミーがたくさん見れて良かったですw
レドの好きなものをチェインバーに聞くエイミー、
それに答えるチェインバーとの噛み合わないやりとりも面白かった!

また、今作では新キャラクター・リーマがエイミーの後輩メッセンジャーとして加わってます。
彼女は元はクーゲル船団にいて、連結後ガルガンティア船団の一員になったそうな。
なにやらユンボロに興味深々、そして何故か操縦も出来てしまうという…。
チェインバーのこともレドから聞き出してましたね。
今の時点では謎の多い少女ですが最後のシーンでマシンキャリバーらしき機体と喋っていたので、
間違いなく今作のキーキャラクターになるでしょうね。
「人類銀河同盟」と何かしら関係がありそうです。

チェインバーは過去回想のみの登場でしたが出番があって嬉しかったです^^
嵐から船団を救ったシーンでのレドとチェインバーの会話はちょっと感動でした。
「パイロット支援啓発インターフェイス」として、
そして「相棒」としてチェンバーがレドに与えてくれたものの大切さを再確認することができました。

音楽もシーンを良い感じに盛り上げてくれてました。
主題歌はTRUEさんが歌うOP「はじまりの翼」がとくに良かったです。
歌詞がレドっぽくてグッときます^^{/netabare}


■まとめ■
{netabare}過去回想多めでしたが TVシリーズの世界観や雰囲気は維持されているので続編として違和感無く楽しめました。
約1時間の短い時間でしたが内容の充実度も高く、後編への繋ぎとしても続きが気になる良い引きでした。

ただ、回想が長かったせいか その後のレド遭難→救出のくだりがじゃっかん雑だったのが少し残念。
「人類銀河同盟」やヒディアーズのことも今回はほぼ触れずに終わってしまったので、後編に期待です。{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

『ガルガンティア』の新たな航海がここから始まる—。

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
TVアニメ本編を視聴したのは2013年の7月なので、もう7年以上前になりますが、朧気ながら世界観やチェインバー、レドやエイミーという顔ぶれも覚えていたので、懐かしさも相まって視聴することにしました。


半身ともいえる愛機・チェインバーとの別れからおよそ半年。
大海原を往く船団ガルガンティアで、レドは仲間たちとともに新たな人生を踏み出していた。

サルベージチームの一員として懸命に働くかたわら、失われた旧地球文明の痕跡をたどる日々。
そんな彼の前に、かつての上官・クーゲルの船団からやってきた少女『リーマ』が現れる。

エイミーの後輩としてメッセンジャー業を学ぶリーマとの出会いから、レドは波乱の過去を噛み締め、
いまを生きる自分と改めて向き合うこととなる。
そしてその未来には、さらなる困難と危機が待ち受けていた。

チェインバーとの絆を胸に刻み、レドはひとりの青年として空と海のもたらすすべてに立ち向かってゆく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

いやぁ…全てが懐かしいです。
昔はアニメの「ア」の字も知らない素人だったので、純粋に作品を堪能することしかできませんでした。
OVAですが必死ぶりにこの作品に触れてみると、当時ハマった理由が良く分かる気がしました。

まず、アニメーション制作がProduction I.Gさんという時点で期待大だったんですね。
それに、エイミーが忘れられないキャラだったのですが、CVはひーちゃんだったんじゃありませんか!
その他、かやのんやあすみんなど豪華キャストがズラリと揃っています。
OVAからは、リーマという少女役でみのりんも参戦してくるのですから…

もうチェインバーとは2度と会えないとばかり思っていましたが、OVAの物語の回想シーンでしっかり登場してくれて、ちゃんと記憶の呼び戻しに一役買ってくれていました。

こういうのを「温故知新」というのでしょうか…

オープニングテーマは、TRUEさんの「はじまりの翼」
エンディングテーマは、h-wonderさんの「大切な宝物」

1話50分強の物語でした。
7年前の作品ですが、微塵も色褪せてなんかいませんでした、
久々にガルガンティアの世界を満喫させて貰った気がします。
引き続き、後編を視聴したいと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 17

61.1 3 ハングライダーアニメランキング3位
まじっく快斗(OVA)

2010年4月17日
★★★★☆ 3.6 (53)
376人が棚に入れました
マジック好きの高校生・黒羽快斗はある日、自室に隠し扉があることを発見する。
それは、8年前にマジックの最中に事故死した世界的マジシャンの父、黒羽盗一が仕掛けた最後のマジックだった。そこにあったのは世界的な大泥棒、怪盗キッドの衣装。キッドは8年前から姿を消していたが、最近復活していた。
快斗は衣装を纏い、キッドに会いに行く。そこで出会ったのは父のかつての付き人、寺井。そこで快斗は父が怪盗キッドであり、事故死ではなく殺されたのだと知らされる。快斗は父を殺した人物を探すべく、自ら怪盗キッドとなる。

声優・キャラクター
山口勝平、藤村歩、石塚運昇、矢田耕司、池田秀一、富沢美智恵

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

全身白の華麗な怪盗!

名探偵コナンに登場する人気キャラクターですが、実際は名探偵コナンが連載開始する7年前に怪盗キッドが主役のこの作品が制作・連載されています。

◆こちらのキッドは・・・
コナンのアニメに出てくる怪盗キッドはキザでクールなイメージがありますが、こちらアニメのキッドはエッチでかなりコミカルなキャラです。
元々こちらのキッドの性格の方が正式なキャラ設定で、本来名探偵コナンに登場するキッドは一度きりのゲスト出演の予定だったらしいですね。

◆作画が・・・
キャラのデザインが名探偵コナンのキャラデザインと少し違うので違和感があります。

◆キッドはカッコいいですね・・・
全身白のシルクハットにタキシードとマント。
その姿でハングライダーで空を飛ぶ姿は、とっても大胆不敵で憧れます。

◆今後の展開ははたして・・・
名探偵コナンではたまにキッドが登場するエピソードがありますが、こちらの作品は不定期・もしくは続きが制作されるかどうかもわかりません。
このレビューを書いた現在、原作コミックでは4巻まで出ていますので、キッドに興味がある人は見てみればどうかと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 8

メア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

誕生談

コナン(探偵の方の)に登場する怪盗キッドのお話です。
実はコナン君よりも原作は昔だったりするとかなんとか。
作品として面白いといった感じではないですが、キッド君かっこいいです。この作品単体というよりもコナンの一部といった形な気もします。
お話は現怪盗キッドの誕生のお話ですね。こう思うと実はキッドになってまだ日が浅かったりするんですね。

現実の世の中にもああいった存在が現れてほしいなー、なんて。


そういえば最近、コナンの方でたまにやるキッドのお話はこれの続編みたいなものなんですかね?

投稿 : 2025/04/05
♥ : 3

ほち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感想。

キッド様好きならオススメできます。

なぜ怪盗キッドになったのか。なぜ怪盗を続けているのか。
その理由が語られてます。

毎回コナン君が1カット映りこんでいるので探すのも楽しみ^^

投稿 : 2025/04/05
♥ : 3
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