scandalsho さんの感想・評価
4.9
ダンジョンで温泉って・・・?
原作未読。
一言でいえば、ダンジョンで温泉に入る話。
OVAなのでOKではないでしょうか?
コメディ色強め、バトル少々。
まあ、OVAとしては良い作品ではないかと思います。
scandalsho さんの感想・評価
4.9
原作未読。
一言でいえば、ダンジョンで温泉に入る話。
OVAなのでOKではないでしょうか?
コメディ色強め、バトル少々。
まあ、OVAとしては良い作品ではないかと思います。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
2019年の夏アニメで、ダンまちの2期が放送されます。
2期の前にどうしても視聴しておきたかった作品の一つです。
物語の時系列は1期…18階層で漆黒のゴライアスをみんなで討伐した後、地上に戻る間で起きた出来事が描かれています。
作品のタイトルは「ダンジョンに温泉を求めるのは間違っているだろうか」
はい、所謂温泉回です。
何でもダンジョンの中には未だマッピングされていない未知の領域があるそうなのですが、今回そんな場所を偶然見つけてしまった…という訳なんです。
ダンジョン内の隠された秘湯…そんな贅沢にありつけたのが、ヘスティア・ファミリア、タケミカヅチ・ファミリア、ヘルメス・ファミリアのご一行でした。
温泉と聞いて目を輝かせたのは、極東出身者で構成されたタケミカヅチ・ファミリアの一人である「ヤマト・命」です。
彼女は大のお風呂好き…
彼女がどれほどのお風呂好きかは、是非本編でご確認頂ければと思います。
微笑ましいというか…笑っちゃうというか…茶目っ気が爆発していましたよ^^
温泉と聞いて目を輝かせたのは、ヤマト・命だけではありません。
このご一行には「神ヘルメス」もいるんです。
まぁ、展開と結果は想像に易しいですけれどね。
オープニングは1期と同じ、いぐっちゃんの「Hey World」
懐かしさと、ダンまちが始まるスイッチと化した楽曲だと思います。
エンディングテーマはOVAオリジナルで、みのりんの「君とボクの1日」
1期のエンディングを手掛けた分島花音さんが作詞した楽曲です。
とても新鮮な感じがして良かったと思います。
本編1話分のボリュームなので、迷ったら視聴するスタイルで全く問題ない作品だと思います。
ダンまちならではのオチも用意されているので、最後まで飽きずに視聴できると思います。
しっかり堪能させて貰いました!
プクミン さんの感想・評価
3.3
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(全13話)の直後の話。なので14話的な感じ。
内容は温泉だけど、水着での混浴。
最後の方でバトルはあるけど、このバトルはおまけな感じ。
うん、本当におまけという感じでした。
Tnguc さんの感想・評価
4.0
~
V(ヴィー)と共に過ごしたナイトシティのあの喧騒、あのマシン、あの色彩、あの銃声。そしてあのコール音。まるであの頃のナイトシティを聖地巡礼しているような感覚を、ミクスチャーされた多彩な音楽、そして、「TRIGGER(トリガー)」によるケレン味溢れるアニメーションがより開かれたスケール感で体験させてくれる。サンデヴィスタンの描写や、ダイナミックな構図、ヒロインを始めオッさんに至るまでのデザインセンスが最高にクールで、実にTRIGGERらしい魅力で満ちている。女の恋心と男の野心を描いた本作において、ナイトシティでは金さえあればどちらも手に入れることができるが、一寸先は夢幻。まさに「どう生きるかではなく、どう死ぬか」を体現した街。破滅に向けて振り返ることのできない「ならず者」たちの美学が、長寿大国の日本に生きる我々の価値観に突き刺さる。共感ではなく理解してあげることができなければこのナイトシティと付き合っていくことは難しいだろう。
個人的評価:★★★★☆(4.0点)
takato さんの感想・評価
3.9
トリガー制作のサイバーパンクアニメ!というだけあってビジュアルはやはりギンギンである。ピンクや深い緑を影に多用した尖り過ぎなビジュアルが全編を覆い尽くしていて、特に6話はNetflixでしかできないゴア表現と組み合って物語としてというよりpv的なアニメーションの格好良さが溢れている。
しかし、正直言ってもうサイバーパンクというジャンル自体がかなり手垢がついちゃって敢えての模倣もすでに何番煎じなんだよぉ〜!という食傷感が出てきちゃってる。「ブレードランナー」や「攻殻」がみんな好きなのは確かだけどもうコリゴリなりぃ〜。
なにより10話じゃやはり短すぎる。太く短いニューシネマ的な作品とするなら、主人公も物語も更に勢いに満ちた、陰キャじゃない刹那的な活力で最初からいかないと厳しいだろう。レベッカももっと派手に締めてもらわないと。Netflixアニメは非常に可能性があるだろうけど、まだブレイクスルーに至る作品は出てないかな。
サイバーパンク的な世界観や設定を引き継ぎながら別の扉を拓いてるのは、私が知る限りでは冲方丁さんの「マルドゥクシリーズ」であると言いたい!。正直「スクランブル」のアニメ化は個人的には微妙だったが、大傑作な前日譚な「ヴェロシティ」、現在も進行中の「アノニマス」もやはり面白い。これらの作品ドラマとしての骨太さも、サイバーパンクプラスαな要素を上手く導入できている。
キャラ達は割とありがちなのは決して悪くないんだけど、やはり時間が無さすぎるせいかもっと大きく育てきれてないように思えた。それにしても、メインは完全に稲田さんだと思ってたし、レベッカが悠木さんがやってるのかと思ってた(私としては断然レベッカのが正ヒロイン)。悠木さんがルーシーみたいな役を演じるようになるとは感慨深いなぁ〜。ただ、主役のデイビットがウダウダしてて影が薄い…。なにより早々に童貞卒業すんのが許せん!(というのは半分冗談)。
ニューシネマ的に太く短く生き抜いた話なら、もう最初からある程度は話が進んでるくらいノリノリでドンドンいってくれてたらラストの締めも余韻があったかな。海外勢の反応も見ましたが、レベッカの件はニンマリ。
nyaro さんの感想・評価
3.4
これ以上ないくらい正統なサイバーパンクでした。私のイメージでは退廃した都市におけるマシンによる身体拡張、ネットによる脳機能の拡張とドラッグによる幻想というのがサイバーパンクの定義です。そして、その通りの世界観でした。
身体改造とドラッグ、ネット依存社会であらゆるマシンがドライバを更新しないとまともに動かなくなる。学校や保険、救急サービスのグレードによる有料化などこの作品ではちゃんと説明はありませんでしたが、ベーシックインカム社会でしょう。問題点もちゃんと研究した上での世界観だといういことがわかります。
そのサイバーパンクを映像化したアニメとしては、非常に良かったと思います。もちろんビビッドな色彩の使い方が特徴的でしたが、各種施設のデザイン、ネット空間などまさにサイバーパンク的な映像表現として、完成度の高さは目を見張るものがあります。
ということで題名に偽りなしの、掛け値なしのサイバーパンクでした。
で、ストーリーなんですけど…普通?テーマということ以前に、いつかどこかで見たことがあるようなないような。
親しい人間の死、企業の論理、痛ましい出自、そして終わりは…という感じです。サイバーパンクじゃなくてよくね?という内容です。
主人公の機能は009の加速装置だし。男女の恋愛をクローズアップしているわりには、そこは古典的なラブストーリーだし。この古典的70年代的サイバーパンクで何がしたかったんでしょうか?さっきも言いましたが、ベーシックインカム社会における反乱というならそれでもいいですが、本作の主要メンバーの動機は全部個人なんですよね。
母の死に対しての感情の動きにドラッグとかマシンが関係あるかとも思いましたが、結局あまり母はいろんな意味できっかけでしかありませんでした。
テーマです。AIが主要なテーマになった現在において、サイバーパンクが果たす役割ってなんでしょうか?
人間の拡張がAIあるいはアンドロイド、あるいは身近でいえばスマホ・SNSによってなされる世界観になっている現在、本作のSFサイバーパンクとして新しい世界観・問題提起・視覚的なトリップ等々が出せていませんでした。
例えばこの内容をハヤカワ文庫で出したらどうなるか?酷評は間違いないでしょう。SFであるなら何をサイエンスフィクションしているか、あるいはセンスオブワンダーが重要です。
総括すると、結果として面白くないか?と問われるとまあ普通に面白く見られた気はします。とはいっても話的には凡庸なので4話くらいからちょっと飽きがきて、初めのワクワク感を返せと思いました。
未来的なラブストーリーは悪くはないかな、と思います。思いますが、だったらルーシーの生い立ちとその問題点にもっと焦点を合わせていった方が良かったと思います。デイヴィッドとのストーリーもお互いが惹かれ合う感じが弱かった気がします。そして何より結末ですねえ…まあ、それは良いでしょう。
作画は素晴らしかった、5点。合わせて音楽は悪くないです、4点。声優さんもなかなかです、4点。でもストーリーが悪いです、2点。キャラはいいですけど、駒にしか見えません。ステレオタイプ過ぎです、2点。
主観的には評価点ほど面白くない気がします。ただ、1度見て損かと言われると、映像と世界観を楽しめました。65点かなあ。