スポーツで幼馴染なおすすめアニメランキング 22

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスポーツで幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番のスポーツで幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.6 1 スポーツで幼馴染なアニメランキング1位
クロスゲーム(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (597)
2824人が棚に入れました
スポーツ用品店の息子、主人公・樹多村光(きたむらこう)は、バッティングセンター&喫茶店「クローバー」の月島四姉妹と幼なじみ。
しっかり者の長女・一葉(いちよう)。光と大の仲良しの次女・若葉(わかば)。光とはウマが合わない三女・青葉(あおば)。そして、元気いっぱいの四女・紅葉(もみじ)。
小5の夏。若葉は、光と夏祭りに行く約束をして、キャンプに出かける。しかし、キャンプ先での事故で若葉はこの世を去ってしまう。二人で行くはずだった夏祭りに、独りで出かける光…。
高校生になった光は、若葉が最後に見た夢「甲子園」を目指して野球部のエースとして奮闘する。そして、青葉も選手として野球部に入部することになり、運命の歯車が動き始める。

声優・キャラクター
入野自由、戸松遥、神田朱未、豊口めぐみ、下屋則子、櫻井孝宏、野沢雅子、平田裕香

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

よつばのクローバー

丸1年放送したまあまあ長い作品でした。
が、安定していて面白かったです。

タッチなどのあだち充さんの作品で、キャラや物語の作り方(?)等が特に似ているところがありました。

トータルで見て良作。
ただし、最後のほうは原作に追いついていてちょっと焦りもあったのと
勝って終わるのはよかったんですが(終わり方含め)どうせなら原作でいいのでもう少し続けて欲しいところでした。
あの終わり方もあの終わり方でよかったんですがね。

若葉ちゃんの死を受け止め、乗り越えていくところはよいところでした。

あだちさんの作品が好きな人・見ていた人は時間の空いたときにでもゆっくりとどーぞです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

アイラ☆ので さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スポーツアニメの5本の指にはいる作品 隠れた名作といっても間違いはない。

見てない人、見て欲しいです!


改めて視聴したので追記:女の子が、高校野球で公式戦に出られないことって本当に苦しい。。。
ヒロインの女の子が、女性の割合が少ない野球というスポーツを高校まで続けているが、性別による壁によって公式戦に出られない。それでもというより、私としてはつまり、誰よりも野球を愛し、必死になっている。そんな姿にチームメイト同様に、私も胸を打たれました。
この作品は、恋でも野球でも複雑な”壁”を繊細に描いたとても綺麗な作品です。主人公が野球のピッチャーとして成長するにつれ、色々な思いが強くなる様子を是非、見てない人もみてほしいと思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

ももさんじ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

あだち充の最高傑作!

ずるいよ。この作品。

1話から、いきなり泣かされます^^;
そして、最終話で・・・・くぅぅ~~

1話から最終話までのストーリーの運びが絶妙です。
キャラの設定も適材適所。会話のやり取りでも、あだち充作品独特の空気感とオヤジギャグで飽きさせません。
声優、一昔前のオールスター。
OP EDもお金かかってますね~
『ノモの絵描き歌』は別にいらなかったよーな(^_^;)

ラブコメ物では、『とらドラ』より好きだな。
大河<青葉って事なのですが(ノ´∀`*)

肌寒くなって来ました。まだ、未視聴の方には是非オススメしたい作品ですヽ(´ー` )ノ



あだち充 俺的ランキング!

1位 クロスゲーム
2位 みゆき
3位 タッチ
4位 H2
5位 陽あたり良好!




投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

82.1 2 スポーツで幼馴染なアニメランキング2位
Free!(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1781)
9043人が棚に入れました
「七瀬遙」は、「水」にふれること――「泳ぐこと」が好きだった。

小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」
彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。

やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。
遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。

そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。
遙、真琴、渚、怜、そして、凛。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語――

声優・キャラクター
島﨑信長、鈴木達央、宮野真守、代永翼、平川大輔、渡辺明乃、ゆきのさつき
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

これから見る人は要注意。女向けと言うかお姉向け(最終話まで

なんで男が沢山出るとホモって言われるかって?
その理由の1つが
前情報とかなしになんとなく見ていて普通のアニメだと思っていたらホモEND(キスとか)だった。
私はそういうアニメには殺意が湧いてくる。
そういうアニメが増えているので警戒してホモ展開になるんじゃないかと警戒しているのではないだろうか?
まぁいわゆる予防線ですね。


京都アニメーションなので安定の作画クオリティー。
水の表現に力を入れているとかなんとか。
BL展開に流れたら見るのやめます。
きっと京アニだからBLにはならないと願いつつ。
まっ普通に最後まで見る事は確定…しないかも…


■あらすじ(公式引用)
俺とお前の差を教えてやるよ!

「七瀬遙」は、「水」にふれること――「泳ぐこと」が好きだった。

小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」
彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。

やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。
遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。

そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。
遙、真琴、渚、怜、そして、凛。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語――


■WEBラジオ(wiki引用)
『イワトビちゃんねる』は、2013年6月17日よりランティスウェブラジオと音泉にて配信されているWEBラジオ番組。パーソナリティは、島﨑信長(七瀬遙 役)と鈴木達央(橘真琴 役)。毎週月曜配信。
http://iwatobi-sc.com/radio/


Freedom! [Free! MAD]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21542456
これには爆笑してしまったw


簡単にこのアニメの説明をすると、男キャラに女っぽい仕草と女っぽい展開をさせてゆるふわストーリーという感じ。
腐向けというよりお姉系好き向き?な感じ。
ホモホモしい所も沢山あるが、キスみたいな露骨な事は最後まで無いが明らかにホモホモしい想像ができるシーンが沢山あるので気持ち悪い。
単純にホモっぽい感じに男っぽい所が見れるのかと思いきや何処の層狙って作られたアニメなのかさっぱりわからないアニメでした。
水泳も適当だしスポ根でも無いしキャラ萌えだけなんだろうなぁと。ストーリーもひどいしなんだったんだろうこれ。


各話感想
{netabare}1話
って冒頭回想だったのか!!
水の表現はうーんなんか微妙な気がしないでもない。
鯖うまそう…水着にエプロンってww裸エプロンかい!
ホント京アニはタレ目好きだなぁ。先生がエルタソっぽい。
今って屋上開放されてる学校ってあるのかな?
飛び降り事件が多発して以来何処も上がれないんじゃないかな?
私は小さい頃から全部の学校で屋上は禁止でした。
砂糖かけてどうするw
劇場版中二病でも恋がしたい。っていつの間にCMになったんだよww全然気づかなったぞw
なんで写真残ってるんだよwトロフィーうめんなw
帰ってきた凛!宮野真守△海外でボロ負けたのかな?
そりゃ水貼ってるわけねぇよなww
ゴウちゃんとか名前がひでぇww浅井長政の三女がゴウだったのか!
なる程凛は水泳強豪校の選手なのか。
なんで脱いでるんだよww
勝手に人の学校で泳ぐなってかなんで開いてるしw全裸水泳ww
昔水泳習ってたけどフリーってなんだっけ。覚えてねぇ…
ライバル関係か。
なんかOPED微妙な気がする…


2話
なんで歯がギザギザなんだ?某忍者アニメのサメみたいなキャラのやつみたいじゃないか。
まぁ怒られるよね。女先生可愛い。
GOちゃんがリトバス鈴にちょいちょい見えてしまう。
まぁ髪型位なんですけどね。
アニキ水泳部じゃねぇのかよ。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工先生水着にならないのかよorz
まぁきっとフラグで後でどうせ水着になるのだろう。
どういう事なんだ。凛がキレる理由はなんだ?ハルが真面目に競わなかった事に腹を立てたのかな?
GOちゃん入るんかーい!なんて無防備な子。ってかあざといと思われても仕方ない。
プール潰れるのか。えw誰だよww佐々部コーチそんな見切れてたのか?w
遙と凛でこっそり勝負してたのか…凛それでグレちゃったのかな?
なる程それで遙も。


気づいてしまった。気づいてしまったんですよ。
違和感がなんなのかわかった。男なのになんで女の仕草してんだよ。
手を組んだり手を握ったりワクワクみたいな手の仕草したり。
リアクションも手を後ろに伸ばしたり。
http://p.twpl.jp/show/orig/nGpBv
喋り方とかもおかしい気がしてきた。なんか変だ。
渚と真琴がひどい。どうなってんだこの二人。後EDだな。
気持ち悪い。これだこれ。ここがホモホモしい原因だったのか。
いやホモってかおねぇってかなんていうかナヨナヨしすぎ。キモい。
京アニは女しか書けないのか?男の仕草がおかしい。
これに気づいてからそこばっか気になってしょうがない。
やばいキツイかもしれない気がしてきた。
EDのミスマッチ加減にもガッカリだ。


3話
なんだやっぱ風邪引いたのかよw
もう一人部員増えるのか。
あれこんなOPだったかな。なんかかっこいい。
あらっ小学生時代を文庫化ってアニメじゃやらないのかな。
イワトビちゃんストラップきもい。
屋内プール高そうだ。
うーん先生がエルに見えてくる。
あれ?竜ヶ崎くんレンズ入ってない?頭脳派なのか。
理論と計算w 何処の牧瀬紅莉栖だよこいつw
うわ棒に刺さりそうでこええ。
合同練習ノリノリだな相手の部長w
うーんやっぱ女臭い手の動きだ。
「すっごく綺麗だったんだよね!」の手がキモい。
ハルちゃんさんw 泳がないって見るだけなのか?
ゴウのエロ妄想が捗ってそうだ。
レイが盛大にずっこけたwww凹んでるw
泳げないのになんで脱いだしw
レイの興味の持ち方が変だ。レイ「ばっ!」ってなんだよw
強引だなレイの入部。
そして相変わらず謎の砂漠ED…


4話
やっと部活発足か。
レイ泳げるようになるのか怪しいなw沈んでるw
しかしまぁ泳ぐ所から始めるとかスポ根ものは望めなそうだ。
大会でてとか熱い流れあるのかなぁ…
えっ二三日で泳げるようにならんもんかね?やっぱり沈んでるw
まぁ背泳ぎとか色々やるなら無理か。
勉強のしすぎで頭が重いってどういう事w
水着関係無いだろ。淡々と日にちが進むなぁ。
度付きゴーグルなんてあるんだな。
あれ?水着って試着できるんだっけ?
凛vsハルで話が進むのかなやっぱ。
県大会なんて出れるのか?泳げない奴いるのにw
進まないww
そういや泳げない友人に毎年海で泳ぎ方教えても泳げるようになってないっけなぁ。
え?なんでいきなり泳げるようになったんだ?
バッタってバタフライ?無理じゃね?あれ程難しい泳ぎ方も無いぞ。
結構適当な水泳知識くさいなこれ。
そういや今回それ程金髪の変な仕草気にならなかったな。
あら?来週休みなのかな?


47 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/09(火) 08:15:26.52 ID:i4/JQwek0
ラジオで韓国からのメール紹介してて
非常に不快だったから苦情送っといた
ほんとメディアは隙あらばチョン関係をねじこんでくんな

174 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 15:26:19.25 ID:w/5xIe4G0
またラジオで韓国メール紹介してたな 
きっもちわる 
このタブリエコミュニケーションズってチョン企業なの?
ほんと吐き気がするわ

176 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 20:07:27.92 ID:IDIt6CS00
>>174
自分も不快だったからメールで苦情送ったよ

188 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 09:14:51.91 ID:OvG/Ut5h0
放送作家誰よ

191 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 10:56:35.14 ID:Z886Vj4o0
>>188
南口企画・企画厨房@『Free!』WEBラジオ【イワトビちゃんねる】01回が更新。パーソナリティは七瀬遙役の島崎信長さん・橘真琴役の鈴木達央さん。
ラジオの感想、出演者へのメッセージ、各コーナーへの投稿宜しくお願いします。構成田原

192 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 11:06:18.07 ID:lSbSaNVE0 [4/4]
>>191
なるほど 韓国推しはこいつの仕業か

うわうわラジオ韓国押しとか狂ってる…


5話
県大会まで48日。
イワトビチャンシークレットってなんだよw
フリーしかって意味がわからないんだが…
フリーのなんだよと。
地獄の無人島合宿。六位とか微妙すぎるwまぁ入賞するだけましかw
部費足らず。
締め付けが微妙に違う…(意味深
キャンプ道具すげぇなぁ。無駄に欲しくなる…
今更気づいたけど無駄に肩幅広いな。
まことの謎トラウマ?
先生何処へ行くつもりなんだその格好w
なんでプールあんだよ…
鯖みてぇな臭いってなんだよ唐突すぎ。
先生とGOだけ民宿とか舐めてんのか。
いやいや無理だろそんな遠泳とか…プールでやれよ。
なんだこの舐めきった水泳は。ありえんだろ。
先生マジ天使!
しかしGO兄妹はナツメブラザーズを思い出すなぁ。
鯖アンドホッケ 鯖アンドパイナップル ねぇよww
ピザのパイナップルだけは許せないって酢豚だろそれ。
ハルちゃんとがいいなぁ~ あっホモ発言。
うわーなんで夜に泳いでんだよ。はい。そうなるよね。
これはひどい展開。クレーム来るレベル。


6話
※夜の海で泳ぐことは危険ですので真似しないで下さい。
なんだこれ。だったら最初からそんなシナリオにすんな。
海荒れすぎだろ。一体ここまでに何十分経ったんですかねぇ…
あっさり救出してるし。
息が弱いと人工呼吸するもんなのか?まぁ未遂だったが。
実にホモホモしぃ…アングルとかのせいもあるのかな。
なんか体つき気持ち悪い気がしてきた。
ハルと一緒に泳ぎたいんだ。なんか気持ち悪い。
えぇっそこ怒るとこだろ…なんで怒るのやめたんだ…頭おかしいのか?
裸にエプロンまた出たww完全にホモアニメだなw
っつうか廃墟の缶詰食うってあり得ないだろ。
そもそもなんでテントに戻らないのか…
玲不遇すぎるだろ3面ってw
金髪がいちいち気持ち悪いなぁ…
3kmの距離で船が沈んだのか。
そんなトラウマあんのになんで遠泳したんだ?意味不。
泳ぎたかったから…動機付けが希薄。
あれがデネブアルタイルベーガ。
なんかこのセリフあちこちで使われるなw
なんで帰らないんだよ。普通事故ったら帰るだろう…ありえん。馬鹿なの死ぬの?


7話
県大会まであと五日。コーチ必要無いのか。
扉開いてるからって勝手に入るか?って夢か。おやじ?
フリーの100に出るのかハルカもリンも。
レイもリレーに出るだと!?その前に普通に泳げるようになれよw
半吉ってなんだ?待ち人きたる。
オヤジって親父?友達?愛称?親父か?わかりづらw
なんで親父の子供の映像が出てくるんだか。
県大会の当日か。一気にすっ飛ばしたな。
ってかなんで県大会なのに必ずリンと勝負する事になってんだ?水泳ってタイム競うからそういうものなのかな?
エントリーの申告タイム順なのか。
リンの勝ちか。予選落ち!?
どうせ遙勝つんだろうとか思ってたからこれは気になる。
こっから後半どうやって遙と凛をまた戦わせる展開に持ってくんだろうか。


8話
二度と泳ぐことは無い。はいフラグですね。
OPなかなか良いだけに内容が…
先生とコーチは知り合いだったのか。
ハルカのシャワーシーンのケツの筋肉おかしくね?腰の位置より高かったぞ…
勝ち負けじゃない別の理由?小学校の頃のリレー?
渚の動きがやっぱり気持ち悪いw完全に女だな。エルの顔にすげ替えたら可愛いかもしれない。
いーけいけいけいけいけまことー!ちょっと吹いたw
なんだろう見せ方の問題なのか競争の緊迫感が伝わってこない。
レイいつの間に泳げるようになったんだよwってやっぱバタフライなのかww
水泳で押せ押せってどういう事ww
なんか泳ぐシーンの作画が結構雑な気がする。
まだ1巻も出てないってのにクリアーファイルだのドラマCDだのキャラソンだの充実してんなぁ。さすが京アニ。売れてるのかな?
なんだ全滅かよ…
二日目だと?個人メドレーとリレーか。リレーそういやハルカやらないんじゃなかったっけ。一悶着ありそうだな。
風呂をGOちゃんが確認するのはどうなのよwwまぁGOちゃんになら覗かれたいかもw
メドレーリレーってクロールとか背泳ぎとか全部やるやつだっけ?
人んちで勝手に何やってんだっていう…ってか親いねぇのか?
まぁその辺アニメだからツッコんでもしょうがないか。
泳ぐんかーい!おいおい今まで拒否ってた理由はなんだったんだよw適当すぎんだろw
荒々しいダイナミックな泳ぎ!なんじゃそらw
手が伸びるような錯覚を起こすストローグ!w
なんだそのバッタはなってねぇ!ここひどいw
そして遙か。
割りと楽しめてるからそこそこ面白いアニメではあるんだけど突っ込みだすとキリがない位色々ひどい所が…


10話
ショタ回か。OP普通にいい感じの曲だよなぁ。
なんかもっとOPみたいなアニメだと思ってたんだけどなぁ…
桜のプールってなんだよw
スイミングクラブも一緒だったのか。
3kmちょっと走って通ってんのかよ。小学生にしては遠くないか?
花壇にって言い訳きつくないかw
なんだ遙急に走って帰るとか対抗意識燃やしてるのか?
水の中にいることが自然だからフリーって意味不。
凛がリレーに拘るのはなんかあんのかな。
花壇の案採用されてるしw
あれこれ1話の話だっけ。見たことのない景色見せてやる。どんな景色なんだ…
ゴローちゃんいつの間にコーチにw
ってかなんでちゃん呼びなんだ。
いやいやいやカメラセットありえんだろwwまぁアニメだからいいかw
遙下手くそになったって事かな?
カニチゲ鍋?ダイエットでもしたいのか?トマト鍋だったのか。
うっわ先生グラビアやってたのかよww水着関係の仕事じゃねぇw
先生清純派癒し系かと思ったのにガッカリした。
露出狂はAVでも出ればいいんじゃないんですか?
なんだろう。グラビアとか芸能界行っちゃう女って露出狂かミーハーにしか見えない俺は偏ってるのだろうか?
凛の親父はイワトビ一期生だったのか。
なんでオーストラリアなんだろう?水泳強かったっけ?
中学1年の冬休みに何があったんだ。
オーストラリアに行ってまで鍛えたのに勝てなくて折れちゃったのか。
レイが熱くなる意味がわかりません。
ってか凛やめた癖になんでまたやってんだろうか。
レイばっくれたか。まさか乗り込むのかよw
凛ちゃんさんってなんだよw凛さんですねでいいだろ。一々ちゃんつけるな気持ち悪いw
そうかこのアニメの違和感はちゃん呼びってのが気持ち悪いのか今更気付いた。
相変わらず意味不明な砂漠ED。曲は悪くないんだけどなぁ。
次回予告のブーメラン眼鏡wwwくっそ吹いたwまもww


11話
凛は世界を狙ってるのか。
ってかなんでそんなブーメラン眼鏡が熱くなってんだかよくわからん。
ほんとだよなぁなんでブーメラン眼鏡に話さなきゃならないんだっていう。
え?嫉妬?女かよこいつwwきもいw男にこの展開は無いだろw
ブーメラン眼鏡意味不明すぎるw当たり屋かよw
心配してくれたんですかってこいつガチホモかよw
あぁそうかホモだと思えば納得の行く展開だな。
「あんな人もういいんです。もう知りません。」発言が完全に女w
お見舞いに結局食べ物買ってきたのかよw
いやぁメロンパンには牛乳じゃないか?
凛は何かあったのか。
行くぞって言われてブーメラン眼鏡嬉しそうだなおいw
イワトビマスコットが気持ち悪いw
そしてこのBGMwwwダメだどうしてもあの動画が脳裏を横切ってしまうw
ヤバイかつ丼食いたくなってきた。
あれそういやなんの試合なんだ?県大会終わったのになんかあんのかな?
え?渚寝てなかったか?なる程レイがいなくなった後だったか。
渚抱きつくとか完全にホモww
今度は凛がブーメラン眼鏡呼び出したか。
海外でズタボロだったのかやっぱ。
リレーのせいでダメになったと思ってるのか。
ってかなんで呼び出したのか謎wまぁ話の都合なんだろうけど。
わざわざブーメラン眼鏡に喋る意味がわからない。
フリーの100だと?リレーに出れないのか。あらら。
来週フリーで遙とやりあって和気あいあいENDかな?


12話
日曜日に池袋アニメイト前に女の子がいっぱい集まってたけどフリーのイベントかなんかだったのだろうか?
凛なんでこんな駄目なんだ。荒れてんな。
ハルなんで一緒に泳げないの?わけがわらないよ。
ブーメラン眼鏡が気持ち悪い…
男の仲直りの仕方じゃないなこれ。
何の時間が無いんだ?凛はなんでハルにあたってんだ?
なんじゃこりゃww色々わけがわからないw
は?凛なんで同じチームになってんの?意味不明wご都合すぎ。リアルでもこういうの有りなの?
なんでハルの飛び込み姿見て( ゚д゚)ハッ!としてんだよww
なんで抱きついたwwwきもいwwアウトだなこりゃw
ブーメラン眼鏡の疎外感がひどいw
結局失格かよwwこれはひどいw
退部すんのかよ。なんじゃそら。なんだ辞めさせないのか。
ニトリの笑顔が気持ち悪いw
うわっこれで終わりかよ。なんじゃこりゃw
っと思ったらおっと凛転校してきたのか?合同練習で来ただけなのか?
最高の仲間に戻りましたとな。うーん感動しないなこれじゃ。
実にホモホモしいアニメだったなぁ。完全に女向けだった。
宮野真守出てなかったら途中で切ってた作品だったかな。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 58

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

キャラクターの魅力不足により物語は中途半端な印象に、映像面における京アニのクオリティーに助けられた感が否めない。【総合評価:68点】

2013年夏に全12話で放送された京アニ作品。
『中二病でも恋がした!』と同じく京都アニメーション大賞の第2回で奨励賞を受賞、KAエスマ文庫から発き売されている『ハイ☆スピード!』を原案とした作品。
過去の京アニ作品でも度々部活を取り扱った青春物作品はありましたが、今回はその中でも珍しく水泳と言うガチなスポーツ系の部活物となっています。

主人公は、泳ぐことが大好きで、「水」というものに独自の価値観を抱いており、 「水なしでは生きていけない」とまで言われるほど「水」に飢えている。
日常では朝から水着着用で水風呂に浸かり、下着の代わりに常時水着を着用、泳げる機会や場所を見つけるなり躊躇いなく服を脱ぎ出す等 「泳ぐこと」に関しては非常に特異な部分を見せる。
そこまで泳ぐことに執着する反面タイムや勝敗に関心はないのだが、唯一、フリーに対しては強いこだわりを見せているちょっと変わった主人公の七瀬遥。
主人公の七瀬遥は小学生時代、同学年の橘真琴やライバルの松岡凛、下級生の葉月渚と同じスイミングクラブに通い、町内の水泳大会でリレーに出場し優勝。
その後、松岡凛はオーストラリアに水泳留学、この辺りの話は原案となる『ハイ☆スピード!』で主に描かれていますが、本編でもちょくちょく触れられています。

そんな小学生時代を背景に、本作は主人公の遥が高校二年生に進級した時点からスタートします。
とある理由から中学時代に競泳をしまうものの、泳ぐことに関する独自の価値観などは変わらないまま、成長していた。
高校二年に進級し、後輩として小学生時代に共にリレーに出場した渚が入学、遙・凛・真琴・渚のチームがリレーで獲得、タイムカプセル優勝トロフィーを掘り起こすことになり、かつて通っていたスイミングクラブの跡地へと向かう。
すると、そこにオーストラリアにいると思われていた凛の姿があり、数年ぶりの再会を果した四人だが、昔とは違い凛は3人に非友好的な刺々しい態度になっていた。
水泳強豪校に編入していた凛ともう一度泳ぐべく遥達三人は水泳部を立ち上げ、新たな部員獲得や大会に向けた合宿、そして大会出場とスポーツ物としてお約束の展開を進んでいきます。

物語としては、スポーツ系の部活物としては王道的な作りとなっているので悪くない筈ですが、それを演じるキャラクターはデザイン重視な印象を受けました。
凛に関しては水泳に挑む姿勢や夢と現実に苦悩する姿などが描かれていて及第点
遥に関してもまぁ凛とのライバル関係やそれを通して泳ぐことへの価値観の変化、と凛を絡めるとそこそこの魅力を描けていたかも
しかし、その他のキャラクターの魅力に関しては本当に希薄、友情もひとつのテーマとなっているとあり、周囲のキャラクターの魅力不足はかなり致命的。
原案となっている『ハイ☆スピード!』を読むとまた違うのかもしれませんが……
京アニの作画はもう言うまでもないですが安定のレベルの高さ、特に水の描写に関しては水泳をテーマにしていると言うだけあって力が入ってました。
しかし、作画のレベルの高さに対し、物語そのものは及第点ながらもがキャラクターの魅力不足により中途半端な印象になった気がします。

物語自体は王道の部活物にも関わらず、魅力不足でデザイン重視のキャラクターが水泳して友情を深め合う。腐女子向けの作品と言われるのも仕方ないですねww
物語そのものは見られない事もないですが、映像面における京アニのクオリティーに助けられた感が否めない。
京アニのクオリティーだと、物語にも高めのハードルを設定してしまうのが難点、まぁスポーツ物としては王道な展開、作画のクオリティーの高さは抜群ですので、未視聴の方は一度視聴しておいて損はないと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 64
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この「水中」の作画は、観ないと損

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
男子水泳部を舞台にした青春アニメ。確かに、女子向けですが、腐女子も楽しいんでしょうが、男が観ても全然面白いです。

というか、観ないと損。少なくとも、作画に関してはかなり出来がいい。

レビューでは、本作の作画、そして音楽のどんな点が素晴らしいかを具体的に書きたいと思います。内容については、2期にまとめて書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容面は2期にまとめて書くとして、やはり今作の一番の衝撃は水中の描写でした。これまで、P.A.など、「水面の神作画」はいくつか観てきましたが、「水中」となると、あまり思い付きません。

それこそ、「凪あす」なんかは凄かったですが、あれはかなり(作画的にも)ファンタジーの要素が強く、しかも、「水中」というより、「海中」。青の深さの違いや、海面の光の揺れ、色鮮やかなサンゴ礁や魚たちなど、描ける要素がたくさんある(から簡単なんて言いません)けれど、「Free!」は「プールの中」がメインです。表現できる幅は、多分かなり少ない。

それで、あの表現力はスゴい。

塩素で磨かれた、透明すぎるプールの水の質感。後方に流れていく気泡。水を掴むというより、水の隙間に身体を入れ込んでいく感覚。揺れる底面のライン。遥か遠くに見えてしまう壁……。

私は水泳も好きで、今でも(ぽっこりお腹解消の為にw)たまに泳ぐんですが、 ほんとに、「リアルよりリアル」な作画でした。

あと、音。

子供の頃、背泳ぎの選手コースにいたことがあるんですが、背泳ぎは、耳が半分水面に出ているというか、(自由形の息継ぎ時もそうですが、耳が)水中に出たり入ったりするので、その都度、音が歪むんですよね。「ゴー(水中)チャプン(境界)ワァンワァン(水上)」の繰り返しというか。そこもリアルに感じました。

そういう、景色と音の中(しかも軽い酸欠状態)で泳いでいると、なんだか、視界がすぅーっと狭くなっていき、まるで「世界には自分一人しかいない」ような感覚に陥ることがあります。そのまま、どこまでも深いところに落ちていくような……。でも、壁に手をつき、泳ぎ終わった瞬間、一気に現実が戻ってくるんですよね。あの感覚が、水泳をしてて堪らなく好きで、そこがメチャクチャ上手く表現できてるアニメだと思いました。(スキーをしてて、滑り終わって靴を脱ぎ、自分が滑ってきた斜面を見上げた時の感覚にも似ている)。

もっとも私は、ただの水泳好きなだけで、もっとガチで水泳やられてる方からすれば、的外れな感覚かもしれませんが(汗)

とにかく、「腐向け」「男の裸」という表面上の要素だけで切ってしまうのは、いささか勿体ない作品かと思いますよ♪
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

83.6 3 スポーツで幼馴染なアニメランキング3位
ピンポン(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★★ 4.1 (1635)
6640人が棚に入れました
原作:松本大洋(小学館 ビッグスピリッツコミック刊)、監督:湯浅政明、ペコとスマイルの、片瀬高校卓球部に所属する幼馴染の2人が主人公。ペコは卓球は強いが自分の才能に自惚れているところがあり、先輩に対しても挑発的である。スマイルは、決して笑わないことからペコが「スマイル」と命名した。内気で無口だが卓球は強い。2人は中国人留学生を迎えたと噂になっている辻堂学園高校卓球部の偵察に出かけ、留学生のチャイナと対面する。チャイナと試合をしたペコは1点も獲れずに敗北する。
そのころ片瀬高に、髪も眉毛も剃りあげたスキンヘッドの高校生がスマイルを偵察するため参上する。ドラゴンと呼ばれる海王学園高校卓球部の風間竜一である。片瀬高卓球部顧問の小泉丈(バタフライジョー)にドラゴンは、絶対にインターハイで優勝すると宣言する。

声優・キャラクター
片山福十郎、内山昂輝、咲野俊介、木村昴、文曄星、野沢雅子、屋良有作

Mamoru さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

アニメで一番つまらない。過大評価

ただの奇をてらった、糞寒い作画ゴミアニメですね

他の奇妙系、子供向け作品と比べても差がない典型的なゴミアニメです
中身はすっからかんであります。

全話にあたって同じような話が続き非常に退屈です。

ただ惰性で何とか完走する事ができました。

この作品は過大評価ですね。
他の通ぶって持ち上げられているゴミアニメと同じ現象が起きてる
キッズ(笑)が持ち上げてるのでしょう。

こういう2次元の覚醒系少年を見て、俺も覚醒したら強くなれる、卓球こそ至高、成りあがってやる!とか考えて中二病拗らせ間違った人生の道を突き進んでいる痛々しい奴らが多すぎます。

いい加減目覚めてほしいです。

貴方の容姿は変わりませんし、現実のスペックでやり抜くしかないんですよ。

自分がこんなにあたり強くレビューを書いてるのは露骨な成り上がり系、スカっと系、覚醒系など頭ぱっぱらぱーんなアニメが増えれば増えるほどアニメ文化が衰退すると感じているからです。

アニメ業界もとりあえずスカっと系の成り上がり覚醒系などのアニメを適当に作れば当たると思ってるので、そちらに力が裂かれてしまい結果、面白くないアニメが大量に世に出ています

それが近年の状況。

この手のゴミアニメが絶賛されているのはおかしいので低めの点数をつけておきますね、キッズさん。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

松本大洋の超名作漫画を湯浅監督でアニメ化

鎌倉にある高校の卓球部を舞台にした青春群青作です。登場人物のほとんどが男性で女性キャラは小さな卓球場を営んでいるお婆さんとちょっよ美人なお姉さんの2人です(笑)なので可愛い女の子がぎょうさん出てくるアニメを求める方は向いてないと思います。原作者である松本大洋の独特な作風を湯浅監督が上手く表現しています。また漫画に登場しないアニメオリジナルキャラや漫画では数ページしか登場しないキャラクターが度々登場したりと漫画とアニメで差別化をした点は良かったと思います。最後にこのアニメの見所は「個性的な登場人物5人の頑張り」です。人が頑張っている姿を見ると元気をもらったり、また明日から頑張ろうという気持ちになりますよね。この作品を通してフィクションでもノーフィクションでもそれは変わらないのだと実感することができました。特に元気がない人、落ち込んでいる人にオススメしたい作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 93

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

クセが強いけどハマれば面白い♪ そこんとこよろしく!

あらすじ

ペコとスマイルの、片瀬高校卓球部に所属する幼馴染の2人が主人公。
ペコは卓球は強いが自分の才能に自惚れているところがあり、
先輩に対しても挑発的である。
スマイルは、決して笑わないことからペコが「スマイル」と命名した。
内気で無口だが卓球は強い。

2人は中国人留学生を迎えたと噂になっている
辻堂学園高校卓球部の偵察に出かけ、留学生のチャイナと対面する。
チャイナと試合をしたペコは1点も獲れずに敗北する。

そのころ片瀬高に、髪も眉毛も剃りあげたスキンヘッドの高校生が
スマイルを偵察するため参上する。
ドラゴンと呼ばれる海王学園高校卓球部の風間竜一である。
片瀬高卓球部顧問の小泉丈(バタフライジョー)にドラゴンは、
絶対にインターハイで優勝すると宣言する。

そしてインターハイが開幕する。



感想

まず作画が印象的
これは好き嫌いは分かれると思うが
個人的には超ハマった

他のアニメにはない独特の作画と演出が特徴です。
受け付けない人はとことん受け付けないでしょうが、
私にとってはどんぴしゃでした。

ストーリーは今のところ王道を地で行くような感じです。
毎回引きが良く、1週間が待ち遠しい。
また、会話のテンポやキレも良さ、


今時こうゆうのは
珍しく新鮮だった
なんか久しぶりに見た感じ
こうゆう作品を求めてたのかも

原作や映画も
あったらしいけど
そっちの方は見てないです
でも友達が言うには
原作の再現がすごいらしい

卓球に関しても
結構リアルに描かれてる
気がします
超能力的な技などないが
それでも凄いことが
わかって面白い

キャラが個性的で面白い!
モブも魅力的なキャラが
多くて良いと思った!
少ししか出番が無いのに魅力的なモブも、
ストーリーに華を添えています
声優の演技もキャラにハマってるし

最初は期待してなかったが
今はハマって
毎週楽しみにしてる作品


そして10話まで見てきて
ペコが超かっこいいですね!
そこんとこよろしく!ハマりそうですw
最初はスマイルが主人公かと思いましたが
ペコとのダブル主人公的な感じなんですかね?

前半ももちろん良かったんですが
後半はさらに良い♪熱い展開ですね!
大体展開はどうなるかわかるんですが
それでも楽しめます!

BGMもそれを盛り上げてて良い感じ!
特に9話のラストが超好きだったな!
10話のBGMが駄目だと言ってる人がいるが
個人的にはスマイルのペコに対する歌だし
楽しんでるんシーンなので合ってるんじゃないかと思うが
賛否は分かれる所かもしれないですね

そしてとうとう後一話
早く続きが見てみたいです!
ラストの試合楽しみ♪


最終話見てきました
思っていたよりは試合の描写は
少なかったですね
でも作画なども充分満足な出来でした

OPの映像が話と合ってて良かったです!
このためのOPだったんですね

そしてそれぞれの
その後のシーンも見れて良かったです
みんな大分成長して・・・

最終話見てから1話見返すと
あれが伏線だったんだと納得
スマイル良かったな~

ペコも風間も結構変りましたね
いやペコはそこまで変ってないのかなw?
最終回までしっかり楽しませてもらいました

個人的には盛り上がりの最高潮は
9話のラストでしたがw
最近見たなかでもかなりの良作でした!

まぁ賛否両論というか
どうしても好き嫌いが分かれやすい
作品なのでそこは少し残念ですが
個人的にはお勧めの作品ですね!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 110

62.3 4 スポーツで幼馴染なアニメランキング4位
エリアの騎士(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (269)
1453人が棚に入れました
主人公の逢沢駆は名門・鎌倉学館中等部サッカー部マネージャー。同サッカー部のキャプテンでU-15日本代表の司令塔(MF)としても活躍する兄・傑に憧れていながらも、精神的な弱さが災いしマネージャーという役割に甘んじていた。それでも傑は駆の“ストライカーとしての才能”を信じ、将来はワールドカップという大舞台で自らの“ラストパス”を弟につなぐことを夢見ていた。また、アメリカから帰国した幼馴染の美島奈々も二人を見守り、時に駆を励ましていく。しかし、そんな兄弟に交通事故という不運が襲いかかる…。

声優・キャラクター
三瓶由布子、福山潤、伊藤静、白石稔、新垣樽助、真堂圭、田原アルノ、佐久間レイ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

迫力がもうちょっと欲しかったけれど正統派な雰囲気に好感は持てた

原作未読。
サッカー兄弟の葛藤とかすれ違いでいくかと思いきや、
衝撃的なアクシデントが・・・
という古風な雰囲気で始まったこの作品。
内容は古風だけど、作画はちょっと新しめだった。

サッカーを通して成長していく少年の姿を描くなら
少しずれて放送が始まった『銀河へキックオフ』のほうがダントツだが
こちらは年齢的にもう少し上の世代なので、想いや考えも少し違い
それはそれで見応えがあった。

また、「リトルウィッチ」と呼ばれるほどのサッカー能力を持ちながら、
主人公である相沢駆の所属する高校のサッカー部マネージャーを
務めるヒロイン 美島奈々の透明感は魅力だったw

土曜日の早朝という放送時間だったので
子どもを中心に大人と見れる作りにもなっていたと思う。

だけど技的には、サッカーに詳しい人から見たら物足りなかったかも。
ストーリーもちょっと間延びしてみたり、
臨場感が足りない数話で途中ダレぎみになった。
演出面で、スピード感のメリハリとかも、もう少しあっても良かった。

でも、ただただスポーツしている姿をカッコよく見せるだけでなく
メンタル面なんかの人間ドラマな部分も見せてくれることでリアルになるし、
逆にそのリアリティをどこまで追求し、
かつ、子どもにもわかりやすく見せるかって、
ずっと長年アニメ界が抱えていることのような気がする。
どんどん吸収してしまう子ども時代にこそ、本物を知るべきという考えも
一理あると思うし、なかなか難しいところではあるなぁと。

そんなことを思いながら、久しぶりに観ていたサッカーアニメだった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一サッカーファンとしての個人的な意見

身近な登場人物が高校生にも関わらず、日本代表に選出されレギュラーメンバーになる等、
かなり現実感からかけ離れた内容の作品ですが、あくまで原作が漫画のアニメと考えれば、仕方のない事なのかなあと考えてしまします。

上記の内容は、個人的には許容範囲なのですが・・・



ここからは、一サッカーファンとしての意見です。

心臓移植をしてサッカーをする・・・かなり強引です。

日本では、元・日本代表で活躍した松田直樹選手が、練習中に心疾患でお亡くなりになっています。
海外でも、昨シーズン、イタリア・セリエB(2部リーグ)でモロジーニ選手が試合中に心疾患でお亡くなりになっています。
イングランド・プレミアリーグでは、ムアンバ選手が心疾患で倒れましたが、なんとか一命を取り留めて回復しました。(サッカー選手としては引退しました。)

現実に起きている事故を知っているので、この作品は楽しめないです。
むしろ、不快に感じます。

他にも臓器移植や死んだ人間を利用する事などの問題点が多々あり、楽しんで視聴できるサッカーファンはいないと思います。

フィクションなのだからあまり気にしなければ、という意見があると思いますが、
それなら、死んだ人間を生き返らせて選手として活躍させればいいのでは、と思ってしまいます。


このアニメを視聴して楽しいと感じるサッカーファンの人とは、サッカーの話をしたくないです。
(サッカー以外の話題は別ですが^^)


とりあえず、放送が終了して良かったです。
再放送や2期目の放送は、大反対です。


絶対に負けられない戦いと謳って、日本代表の試合を放送しているテレビ局やサッカーに疎い原作者の人には、倫理観や道徳心を持っていただきたいです。

本当にサッカーの事が好き、というのが大前提になりますが^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

sobako777 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

我慢して最後まで見てみたが・・・無駄が多すぎ!

一度、途中で断念した古臭いスポ根モノだったが、人気アニメなのだから、きっと頑張って最後まで見てみれば良さがわかるかと、再チャレンジしてみた。が、後悔! とにかく、無駄が多過ぎて、最後まで見ても感動はおろか達成感すら感じられなかった。天才サッカー選手だった兄の心臓を移植された弟が、兄の才能を受け継いで活躍していくというやけにドラマチックな設定も所々しか活かしきれず・・・というか、だいたい、心臓移植した2ヶ月後には(尊敬しまくった兄が自分を守って死んだというのに)ピンピン笑顔で元気にサッカー復帰してるし、兄のカウンセラーだった女は、今度は心臓移植して間もない弟のカウンセラーになったというのに、いきなし「ビンタ」かましてるし・・・あり得ないだろう! キャラも余計なものが多過ぎ! いくらロングランで余裕もって作れたからって、この程度の内容でヒット作だとは、うんさりだ。『ハイキュー』は見直すと元気がもらえるが、こちらは時間を無駄にした後悔しか残らなかった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

75.3 5 スポーツで幼馴染なアニメランキング5位
タッチ(TVアニメ動画)

1985年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (365)
2115人が棚に入れました
上杉達也、上杉和也は一卵性双生児。スポーツも勉強も真剣に取り組む弟の和也に対して、何事にもいい加減な兄の達也。そして隣に住む同い年の浅倉南。3人は小さい時から一緒に行動している、いわば幼馴染だった。そしてお互いがお互いを異性として意識し始める。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、難波圭一、日髙のり子、林家正蔵、銀河万丈、千葉繁、小宮和枝、増岡弘、塩沢兼人、鶴ひろみ、中尾隆聖、井上和彦、冨永みーな、田中秀幸
ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

最も,もっと評価されるべき作品

{netabare}和也が死んじゃう{/netabare}のは嫌な描写ですが、そこからの展開、ストーリー、画、キャラクターなどなど最高ですよね。
子どものころから学生の頃まで、再放送で何回も観ましたし、原作も読みました。


{netabare}柏葉監督と達也との信頼関係が構築されていくさまがとても好きです。
3年の地区予選の決勝,達也に対して,和也の妬みのような話をしながらも,達也のピッチングをさせるアドバイスをしたシーン。
それで,和也を追い求めていた達也が,達也のピッチングを始めたシーン。
ピンチになり,達也の鼻血を見て,柏葉監督が立ち上がり,バッターに指示を出し始めるシーン。
三塁打を打った後に達也に対して,見えないはずの眼でアイコンタクトで,ホームスチールをさせるシーン。
達也:「おれもたまにはホメられてみたいもんですね」,柏葉監督:「おれはおまえが嫌いだ」,達也:「どうせなら徹底的に嫌われてみたいもんですね」と言った後の,「だったら,甲子園に行くんだな」の柏葉監督のセリフ。
最後の最後で,新田に対する敬遠を決めたはずなのに,みんなで,達也に勝負をさせるシーン。
最後の一球。
達也が病院で柏葉監督に「リンゴ」を手渡すシーン。
その,余韻の,柏葉監督の「夏は好きなんですよ。」。

初めて観ていたときは,柏葉監督の正体がバレて,はやく監督が変わって欲しいと感情移入をしていました。
でも,最後の最後には柏葉監督が・・・,涙涙で,言葉にできない存在になっていました!{/netabare}

そして,{netabare}達也の浅倉南への告白は,(個人的には漫画の,開会式に達也がいないところからの,電気屋での抱きしめからの,つま先立ちの方が,南のピンチに必ず達也が現れるという意味でも,好きなのですが。)話の積み重ねの終着として,{/netabare}どんな恋愛アニメ・恋愛ドラマでも,超えることはできないシーンだと思います。


長いけど,名作であることは間違いないと思います。


☆の評価をするにも,物語は,あだち充先生の傑作なので,☆5.0は間違いありません。スポーツアニメとしての物語は最高なうえに,恋愛アニメとしての物語も最高です。
声優は,頭の中で,登場人物のイメージがそのまま構成されていますので,☆5.0は間違いありません。
キャラは,登場人物それぞれプラス要素しかなく,☆5.0で間違いありません。(浅倉南の性格があざとすぎて,万能すぎるとして,マイナス要素で評価する人もいるかもしれませんが,多くの男性には,浅倉南のキャラはプラス要素にしかならないはずです 笑。)
音楽は,「タッチ」のイントロだけでも☆5.0になっちゃいます。その他の挿入歌,ピンチの時の音楽などなど,含めても最高評価になるはずです。
作画だけは,時代的な理由で,☆4.0になってしまいますが,当時の他のアニメの中では素晴らしいと思いますし,試合の描写も素晴らしいと思います。

観た人の数も多いはずですし,評価をしたら高い評価となることは間違いありません。
なので,(平成27年11月14日時点でのランキングは334位の74.0点ですが,)個人的には最ももっと評価されるべき作品だと思います 笑

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

えーりか☆かなで さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

有名野球アニメ

~声優さん~

上杉達也:三ツ矢雄二
上杉和也:難波圭一
浅倉南:日高のり子
松平孝太郎:林家こぶ平(現・9代目林家正蔵)
新田明男:井上和彦
新田由佳:冨永み~な
原田正平:銀河万丈
坂田:稲葉実
黒木武:塩沢兼人
西村勇:中尾隆聖

~感想~

呼吸を止めて一秒
あなた真剣な目をしたから
そこから何も聞けなくなるの
星屑ロンリネス

きっと愛する人を大切にして
知らずに臆病なのね
落ちた涙も見ないふり

すれ違いや回り道を
あと何回過ぎたら
二人はふれあうの
お願い タッチ タッチ ここにタッチ
あなたから(タッチ)
手を伸ばして受け取ってよ
ためいきの花だけ束ねたブーケ
 
いい曲ですよねー^^

いまでも上杉の投げる球の音が印象的です^^

本格野球アニメ観たいならコレですねー

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「南ちゃんが理想の女性」派には賛同しかねるが名作中の名作。

原作『あだち充』

双子の兄弟「上杉達也」と「上杉和也」
お隣さんの「浅倉南」
子供の時から一緒の幼なじみ3人が
しだいに互いを男女として意識するようになる

優秀な和也に才色兼備な南
うだつの上がらないダメ兄貴、達也。

思いやるがゆえにすれ違う恋心や
野球を題材にしたドラマを描く

――高校3年間の青春ストーリー。



名作中の名作なので、誰かにオススメも無いもんでしょうが、この世代の人間でよく挙がるのが「浅倉南」はいい女なのか説。結構バカらしい気もしますけど、知人の女性に聞く限りは半々で、男性に聞く限りは条件付きで概ね賛成と言ったところでしょうか。とにかく女性票が少ない南さん。同時期だと高橋留美子先生の「うる星やつら」や「めぞん一刻」が君臨してるので、女性目線から生み出された“ラムちゃん”や“音無響子”がどうしても勝率が高い気がする。

「タッチの南ちゃんが女子受けしない理由まとめ」

なんてのもあるくらい!
そこに書いてある意見が面白いので列挙。

・『一人称が「ミナミ」だから。』

“こんな女にろくな奴居ない!”
“無理。”
“ホント嫌い。”

ラムちゃんも一人称ですけど、あれはセーフなのかな?

↓他にも・・・

「女友達少なすぎ。女の親友居ないとか性格悪い証拠。」
「一回も心揺れたこと無いくせにキープすんな!」
「そもそも運動部女子マネージャーという生き物が嫌い」

『女子マネージャーという生き物』っていう面白ワード良い。
続きも面白いので気になったらググって(笑)

これが男性作家と女性作家の違いでしょうね。
想像力が及ばない部分と格闘をするお仕事は大変でしょう。

ここで面白いところは、意見を言ってる女性が
「タッチ」自体を嫌いな方が少ないということ。
達也や和也などには魅力を感じてるのでしょうね。
男性作家の描く、男性から見ても嫌味のない男って、
女性側から見てもカッコイイと思うのでしょうか。

男性からは女性作家の描く女性は嫌味がないので好印象。
(“あけすけ”で少し怖い時はありますけどw)

・・やはり男女が相互を理解できる日は遠そうです。

だからこその駆け引きなど面白い、なんて誰かが言ってた。
不自由の自由というやつかしら。ちょっと違う?

最後に個人的な意見を言うと、浅倉南という女性は条件付きでいい女だと思います。上杉兄弟に対しては最高の女性でしょう。それ以外だと彼女のいい女っぷり(良くも悪くも)にこちらの性能が負けてしまいます。圧倒的な性能差で尻に敷かれるどころか埋まって出てこれないでしょう。ちなみに私は南ちゃんにフラれた男どもに共感をしてました。なので創作物上の女性には最高のカップリングがあり、初めて“いい女”だと認定できるのだと言い放ちレビューを終わりたいと思います。駄文失礼。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

71.3 6 スポーツで幼馴染なアニメランキング6位
Free! Eternal Summer(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (744)
4378人が棚に入れました
前回の大会を経て、更に絆を深めた遙、真琴、渚、怜。
いつもと変わらない日常の中、それぞれの成長した姿を見せていた。
一方、凛は過去の自分を乗り越えて自分の夢へと走り出し、
そして新たな仲間と共に最高のチームを作ることを目指す。
岩鳶と鮫柄、仲間と水泳……そして彼らの未来。
彼らは自分自身と向き合い、それぞれの思いを胸に秘めながら、
新たな夏を迎える――。
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

神秘的な異性の領域

制作は京都アニメーション
高校での部活動。水泳、青春、をテーマにした一期から続く二期

女性だけが知る世界があるように
男性にも、男性だけの世界がありますよね
私は自分が入り込めない世界を持ちそこで勝負を争う異性に心惹かれます。
異性の魅力は神秘的な領域...

異性の私は知らない....男子高校生の部活での青春をこの作品から観ました

部活で毎日仲間と汗を流し、笑い、時には涙し...
水泳を舞台に魅せてくれます

作画の綺麗さ。水泳時の描写も細かく水の流れも躍動感に溢れていました。
水の流れだけではなく脱衣シーンまでもが躍動感があります。まるで変身シーンのようで(着るのではなく脱ぐ!!)無駄に格好いいシーンです。
変わらず仲間同士が過剰なぐらい距離が近く、裸と筋肉美の強調。これにもいい加減慣れました。

印象的なのは皆の弾ける笑顔。笑顔って素敵ですよね!!
見てるだけで幸せな気分になれますから!
挑発的な凛の笑顔は一番好き!

青春に悩みや葛藤はつきもの
悩み。。男の人はいつだって私の前では全くそんな素振りを見せない
たまには弱音もはいてほしいんだけど
でも私もあなたのプライドにかけてそんな素振りは見せません...

水泳を通して彼らが成長していく人間ドラマ
仲間たちと心をひとつにしながら何かに打ち込む素晴らしさと輝くその青春のかけがえなさが溢れていました。

不安、挫折、仲間との友情、先輩後輩の励まし、そっと見守ってくれる大人たち。それら全ての思いと積み重ねた練習が最後の夏に泳ぐ一本のレースに繋がっているんだ。

思えば水泳部を作るところから始まってよくここまで来ました
{netabare}
共に未来を見つけることが出きた仲間と見たことのない景色を見るシーンは爽快感抜群でした
友情と絆を手にした表情忘れられません
{/netabare}
見終わった後、爽やかな余韻を残す作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 49
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

凛くんの前なら、泣けるかなぁ♡

Free! Eternal Summerを見終わりました。

七瀬遙くん以外はみんなかっこいい♡
(遥、迷っています、という感じ?)

特にお気に入りは、真琴くん、凜くん、宗介くん。{netabare}

真琴くん、とってもやさしいなぁ♡
宗介くん、寡黙で、でも苦しみながらもリレーに参加することで楽しかった選手時代に幕引きをしようとしている姿、とっても潔い感じでした。

それに、鮫歯の凜くん♡ 仲間思いで熱くって、泣き虫でキュンキュンします♡♡
地方大会での宗介くんの心を聞いて大泣きした凜くん、お前は泣くから言わなかったんだと宗介くん、お互い友達思いですよね。
{/netabare}
ドラマ見て泣いてばかりいる私でも、凜くんの前だったら、しっかりしなきゃ!という気持ちになれそうな気がします(♡^^♡)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 45
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ED画からの想像、個人的答え合わせ

最終話まで見ての答え合わせを追加

内容は1期に引き続き。
男子高校生達がキャッハウフフと戯れ、色んな意味に取れそうは台詞を放ち、妖しげな魅力満点のアングルで迫りまくり。
京アニ節全開の綺麗な画にすさまじい動き。
1期Freeを見てきて、2期に期待するであろうものはとりあえず詰まっている感じ。

ED画を見ての勝手な予想
{netabare}はてさて、タイトル通り、EDをどんな画にするのか興味津々だった。
何故かと言うと、1期ED画がストーリーラインを綺麗に描いた良作だったので「はてさて2期はどんなもんなんだろうねぇ」と期待してたのだ。

結果としてどんな画だったかというと、非常にポップで明るく派手目な色使いでテンポ良く見れる内容。なーんとなく、氷菓後半EDを思い出す。
あぁ、Free2期はこういう感じで明るくポップにいくんだな、という受け止めをしてから、ちょっと気になり、細かく見出す。

描かれるキャラの格好を見ると、
遙:コック及び男人魚
真琴:消防士
凛:警察官
渚:宇宙飛行士
怜:科学者
となっている。彼らの将来像?とでもいうべきか。
いうことを踏まえて、2期のストーリーを勝手に予想。


1話での会話を拾って考えると、この2期で描かれるのは
・岩鳶高校vs鮫柄学園のメドレーリレー
・彼らが将来どういう道に進むのか
がメインになる。
まぁ、メドレーリレーのほうはどうでもいいや。凛は転校してきたあいつを加えて最強チームを組んで、戦いを挑んでくるんだろう。その辺の熱い展開はどうとでもなると思うし。

彼らの将来のほう。
まず、描かれている5人の職業がバラバラなので、彼らがそれぞれの道を進みだす明示。が、ED画でもつるんでるので連絡くらいは取り合っているんだろう。
水泳に関しては、泳ぎに関する格好をしているのは遙のみ。
逆に、水に全く関係していないのは凛のみ。真琴は放水、渚は宇宙遊泳、怜は液体合成。
だが、1話では凛は水泳の道を行くと宣言するが、遥と真琴は明言せず。


では、ED画からの勝手な彼らの将来を予想。
遙は競泳の道を行く。コック&人魚ってことはどっかの実業団入り。
真琴は分からない。水に関係してて面倒見が良くて、って職業あるか?遥の専属トレーナーとか?
凛は競泳から離れる。原因は腰の怪我。あのEDの妖しいダンスより邪推。
渚はプール教室の先生。宇宙遊泳ってことは水泳から離れることはなさそう。
怜は体育系大学に行きスポーツトレーナーに。筋肉の使い方とかを徹底的に研究しそう。

この結末に向けてのストーリー展開だから、
・鮫柄学園がメドレーリレーチーム作る
・岩鳶高校vs鮫柄学園で鮫柄学園が勝つ
・負ける悔しさを再確認した遥と岩鳶高校
・岩鳶高校vs鮫柄学園の再戦で岩鳶高校が勝つ
・凛は違和感を押してのレース強行出場。だが競泳不可な怪我を負い、遙に競泳の夢を託す
・負ける悔しさ、勝つ嬉しさを体験した遙。託された夢を背負い競泳の選手へ
・時は進んで五輪の舞台。オンユアマーク、ゲットセット、パーン。で飛び込み
で終わり。{/netabare}


答え合わせと感想と
{netabare}ED画を見ての勝手なストーリー想像。はてさて、答え合わせをしてみよう。

岩鳶高校vs鮫柄学園メドレーリレー対決:◯
ストーリーラインは、まぁ、想像通り。◯ってことにしよう。

それぞれの将来
遙:☓
競泳の道を行くのは当たり前として、そこへの持って行き方は全然違った。
真琴:☓
弟妹の面倒見が良いことはやってたんだから、渚よりも真琴のほうがプールの先生向きなことはよくよく考えてみなくても当たり前だった。
凛:☓
オーストラリアに戻って普通に選手になってた。怪我は新キャラの宗介。
渚と怜:判定不能
特に明示無し。3年になっただけ。

締め:△
舞台が何かは分からないが、スタート飛び込みで終わり


ふーむ・・・そう簡単には想像できないか。

遙が行き詰まるのは明らかだった。
あの性格の彼を勝負の世界に飛び込ませるには、相当な何かをドンと背負わせてやるって手段に出ると踏んで、凛の怪我と読んだ。
結果としては、凛が遥を海外に連れて行くことで、視野が狭くなっている遙の目を覚まさせてやるという手段だった。
ストーリーとしては若干弱く感じる部分もあるが、遥が"自発的に"競泳の道を行く決心をする、という意味では、なるほど、である。
凛が怪我をして彼の意思を継いで、だと自発的要素が薄すぎるし、凛に怪我させるのはいくら何でも重すぎるか。

代わりに怪我は新キャラ宗介だった。
このキャラの扱いに関しては正直「うーん・・・」である。
思ったよりも鮫柄にフォーカスがあたり、凛と宗介の関係や似鳥の成長に関係があったキャラなんだが、彼の怪我というものがあまり生かされているように感じられないのである。
大雑把に言っちゃえば、本来なら大幅な差がある怜とのバッタ対決でのハンデ、位にしか機能していない。

なんでそうなったのか、を考えると、これは前期感想でもちょっと書いたが、Freeという物語がけいおん男版だから。
だから中心メンバーが怪我でリタイヤなんて話はやらないし、成長物語をガッツリをやりもしない。怪我をしたお前の意思を背負って進むぜ!みたいな暑っ苦しい成長物語はいらんのである。
で、けいおんでの名シーンをまんまトレースしたあの会話。
そして、ある程度の結果を出してのラスト。

こやって振り返ると不思議である。
これだけむさっ苦しさを取り払っているのに、結構熱い物語としてFreeを見ていた。
そういうふうに感じさせる画面作りの巧さこそが京アニクオリティなんだろうな、と思う。{/netabare}

京アニが作る女性向けアニメって半イロモノ的スタートだった割には、1期も2期も楽しめた。2期は若干ストーリーに難があったようにも感じたが(渚のエピソードは酷いし、貴澄ってキャラ名に至ってはいくら何でも酷すぎる)、まぁ、良しとしよう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

73.5 7 スポーツで幼馴染なアニメランキング7位
ロウきゅーぶ!SS (第2期)(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (907)
5220人が棚に入れました
少女はスポコン!コーチはロリコン!?

悩み多き少女たちに翻弄されまくりなさわやかローリング・スポコメディ!

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

小学生の終わりと始まり

ロウきゅーぶの続編にあたるSS(セカンドシーズン)。
決して、小学生は最高だぜ!と誤解しないようにして頂きたい(苦笑)
血迷った名言が気になる方は1期視聴で確認して下さい。

下らない前置きはさておき、本作は1期視聴をしなくとも雰囲気は感じとれる作風になっている。
むしろ2期視聴からのファン層を獲得するシナリオ構成に仕上がっており、続編に期待する方には消化不良とも3期をほのめかす結末とも感じる。
それも前作とは異なり、あざとさを多用しロリキャラを愛でるシーンが多くあざと可愛さを魅せつける創りにしている。主人公の昴も相変わらず変態ロリコンコーチとして、親身に小学生5人を指導し励み共に成長していく。

しかし、今作はキャラ立ちした彼女達が活かされず、不整合なエピソードを繋ぎ合わストーリーとして一貫性がない。次回への引きとして脈絡が薄く、あざと可愛いさで媚を売り、時々バスケ演出を組み込みパート分けされたような構成になっている。エピソード内容として、お祭り、誕生日会、修学旅行、料理対決といったサービス回が目立ち、バスケに結びつける為に必要な日常シーンではない。
前作では、愛莉のメンタルを鍛える為に水泳練習をするという強引にでもバスケ向上が感じられたが、脚本の根本がぶれており、キャラ可愛いな~で終わり。何もバスケに反映されないエピソードになっていることから、ストーリーラインとして面白みに欠けてしまう。
さらに6,5話にあたる番外編の構成が番宣となっており、Aパートのみ「ともかのいちごサンデー」、Bパートについては1~6話までの総編集と呆れる始末。

その一方、彼女達の当て馬として描かれる小学5年生チームもネタ不足及び終盤を盛り上げる要員だが掘り下げが薄い。実質、雅美しか脚光を浴びておらず、ミミ、かげつ、竹中姉妹は附属としか感じられない。個々のエピソードを繋ぎ合わせた脚本で、バスケの楽しさ、悔しさも部分的にはあるが、メインの小学6年生がお膳立てするだけで中途半端になっている。6年生チームに至っては、あざと可愛さだけで、バスケ演出をされてもキャラ成長が無い為に楽しめず、5年生チームにバスケの楽しさ、チームの在り方を教える形となりキャラの魅力が半減している。

浮き沈みの無い展開となり、10話より宿敵校とのバスケ試合を迎える。彼女達がバスケを通じて得た経験、思い出を出し切る演出によって熱くさせるスーパープレイ合戦や互いを認め合う好敵手との駆け引きは見応え合って少し温かい気持ちにさせてくれた。
だが、シナリオ構成としてロリコン推しが際立っていた為にエピソードとして浮いてしまっているのが難点である。さらに11話作画は酷すぎる。特にヒナタ、智花の投身・表情の崩れが目立ち苦笑いしかない。

今期で終わるのか不明だが、最後の演出を見る限り智花と昴の見えない糸を手繰り寄せるバスケへの想いが表れていたと思う。中学生になろうと昴と彼女達の縁を結びつけるモノは、バスケしかない終わりになっていた。

ロリコンスポーツと銘打っているが、今作はロリコン+スポーツと一線を引いた展開が多く仲良し5人組の絆を深めるわけではなく、彼女達の意思を継承させる小学5年生をメインに捉えさせる作風になっている。それだけキャラのバランスを保つことが難しく、バスケエピソードの幅に融通が利かずスポ根を描ききれないと感じた。

キャラアニメとしたら楽しめる作品とは想うが前作よりパワーダウンは否めない。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 35
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

勉強も恋愛も大事、だけど今はみんなで真剣にミニバス頑張ってます!

原作未読 1期視聴済 全12話

ロウきゅーぶ!の2期です。関係性から1期から観る事をオススメします。

小学生バスケットボールチームのコーチを引き受けている高校生の長谷川 昴(はせがわ すばる)と選手である湊 智花(みなと ともか)、三沢 真帆(みさわ まほ)、永塚 紗季(ながつか さき)、袴田 ひなた(はかまだ ひなた)、香椎 愛莉(かしい あいり)5人の6年生チームの友情とそれぞれの成長を描いたものです。

今回は対抗心メラメラwの5年生チームとのやりとりがメインとなります。
智花たち6年生チームは1期で色々なことを乗り越えたので、今回は5年生相手にお姉さん的な要素が強かったですね。

1期と比べると萌え展開を押さえた印象なので(特に後半)、観やすかったですね~{netabare}(でも相変わらず定番のお風呂のシーンはありましたがw){/netabare}

ぷぷぷ~にはちょっとイラっとしましたw

終盤は試合がメインとなりますが、熱かったですね~描写も細かく描いていて見応えがありました。

試合後半、昴の声に力が入りましたね~ちょっとウルっときました。

最後は涙流さずにはいられませんでした。
素敵な最終話でしたね。

作画が苦手じゃなければ、一生懸命バスケをしている彼女たちを是非観てくださいね^^

OP 1期と同じく「頑張っているよー!」というイメージの曲です。元気になれます^^
ED この作品を象徴した下記の言葉を逆手にとった歌ですねw

最後に、「小学生は最高だぜ!」で締めくくりたいと思います^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 34

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「よし、それじゃあ向かいますか! 小学校という希望の大地へ!」By  長谷川昴

この作品の世界観

主人公の長谷川昴はスポーツ推選で七芝高校に入学しましたが、バスケ部の部長が顧問の娘といけない関係になってしまったので、バスケ部が一年間部活動停止になってしまいその暇な時間を小学生のバスケ部のコーチをする事になりました。

ストーリー

硯谷女学園との練習試合後、時は夏休み。慧心学園女子バスケットボール部のメンバーは夏休みであろうと強くなるために長谷川 昴のコーチを受けながらバスケットボールの練習をしていました。そんなある日、日課のように湊 智花が毎朝昴の家でバスケットボールの練習をしているとそこには謎の少女が練習に参加して来ました。その少女はミミ・バルゲリーと言う昴の親父の友人の娘でした。昴たちはミミとバスケットボールの練習をしました。彼女が慧心学園に転校する事も知らずに・・・

私の感想。

この作品が放送している時私はいつも心に決めていました。「この作品を見終わるまで死ねない」と。もし死んでしまいましたら、幽霊でもアンデッドにでもなってでもこの作品を見るつもりでした。それほど楽しみにしていました。

そして今作はキャラクターも結構増えていて展開も以前とは少々違う問題が起こっていましたが、ベースは前作と同じで「小学生は最高だ」です。実に最高な小学生が見られました。主に行動や発想が大人をは違い可愛いかったり、ロリ可愛かったり、ロリ可愛かったり、などなど、可愛いがかなり多いです。

基本的この作品を見ている時の私の顔は気持ち悪いと思います。ニヤニヤが止まらないという深刻な病気にかかっていました。いつもニヤニヤしないようにがんばって我慢しているのですが(でも大体ニヤニヤしてしまう。)、この作品ははじめからまったく我慢せず全力でニヤニヤしながら全力を注いでみていました。

ちなみに私がこの作品で一番好きなキャラクターは相変わらず篁 美星ですが、今期はかなり出番が少なかったため、現在二番目に好きな永塚 紗季がかなり高得点をゲットしています。彼女は小学生にしてはかなりおとなしいですし、しっかりとしていてチームをサポートしていく姿にかなり引かれていきました。あまり萌えのシーンは少なかったけれど、彼女がバスケットをする姿は非常に魅力的でした。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

基本的この作品はロリ&萌え目的な作品ですが、実際はかなり緊張感溢れるバスケットボールの試合や後輩思いの先輩のよさなど学生の良い所がかなりあふれ出ています。

オープニング

「Get goal!」
前作同様シリアス&萌えの入った最高の神曲です。最高でした。初めてこの作品のオープニングのもを聞きましたら前期のオープニングとあまり違いが無いと言う人がたくさんいると思うのですが気持ちは分かります。結構前作のオープニングと似ている曲です。けれどこのオープニングは前作のオープニングとは違いテンションとキーが高めになっていたり、一人一人が順番に歌う時間が長いなど工夫がほど変われていてもっと脳名侵食度が高くなっています。一度聞きましたら、多分一生忘れられない曲です。

動画はキャラクターが説明がかなり完璧に説明されています。キャラクターネタバレなんてまったく気にしないかの用に重要なキャラクターを説明しています。本当にそのキャラクターの一番かっこいいと思われるポーズを

エンディング

「Rolling! Rolling!」
いやーこのエンディングはあり意味反則だと思いました。いつもの慧心学園初等部女子バスケットボール部6年生チームの5人が歌うシリアス感がまったくない可愛いエンディングです。ですが、この曲の始まりと終わりに昴さんの名言が言われています。
「小学生は最高だぜ」と。
ああ~昴の声がそこだけ走馬灯のように流れていれば神曲になるのに・・

動画はエンディング後に流れる予告に使われるようなミニキャラクターの6年女バスメンバーと昴が前で走りながらバックでその回の写真を写していくようになっています。途中他のキャラクターがミニデザインで現れます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

67.6 8 スポーツで幼馴染なアニメランキング8位
星合の空(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (251)
700人が棚に入れました
舞台は、廃部寸前の男子中学ソフトテニス部。様々な想いを胸に抱く少年たちはソフトテニスを通してどこへ向かうのか。少年たちの等身大の青春ストーリー

声優・キャラクター
花江夏樹、畠中祐、松岡禎丞、佐藤元、山谷祥生、峯田茉優
ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

期待を裏切った“クソアニメ”オブザイヤー2019。

詳細は公式でも。

やる気なし、勝利なし、上級生下級生なしの
男子ソフトテニス部。そんな部に部費は出せないと
夏までに1勝できなければ廃部になると生徒会長
から言われた新城柊馬は、手っ取り早く運動神経の
いい生徒を探して入部させようとします。

そんな折、引っ越して転校してきた旧知の仲の
桂木眞己が、思いのほか運動神経が良いことに
目を付けた新城。勧誘に躍起になって……。
というお話かと思いきや、けっこうな闇もあり。

あらあら。サムネだけ見て、てっきり腐向けと判断
してノーマークでしたが、意外と悪くない。
なんとなく雰囲気は「ここさけ」的なトーン。
制作は「ヤマノススメ」「転スラ」のエイトビット
ですよ。

作画よし。演出そこそこよし。ストーリー悪くない
というところ。これはノーマークでした。
ちょいと追いかけてみますかね。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
真己がソフトテニス部に入り、いよいよ始動です。
が、他の部員のやる気のなさや負け犬根性に、
少し呆れます。そして煽って焚きつけることに。

というお話。

全体的にはかなり好印象です。
声優の抑えた演技も「月がきれい」っぽい感じで
いいんじゃないかと思います。

ただ一点、懸念材料が。
マネージャーになるなよなよ男子が、どうも
キャプテンの新城のことが好きらしいことです。
この話にBLをぶち込むのは、ちょっと…

今回、真己の親父は登場しませんでしたが、
これもどう展開するのか気になるところです。
とりあえず今期では上位争いできる作品ですね。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
練習試合で既存部員をコテンパンにする眞己。
そんな部員に愛想をつかす新城。
そんな中、同級生から片親のこと(虐待のこと?)
をからかわれた部員のひとりがラケットで殴り、
流血騒ぎになってしまう…

というお話。

うん、面白いですよ。なんか飄々としているという
か。観ているこちらが思っているテンションを、
ことごとくスカしてくる感じも悪くない。

悪くないからこそ、打ち切りになって欲しくない。
正直、トレースとかどうでもいい。作品になんの
関係もない。折り合いは当事者が裏で付けてくれ。
金が欲しいんなら、くれてやれ。弱みを見せたら
負けなんだから。
こんなくだらないことで、こちらの楽しみを
奪われるのが腹が立つ。以上です。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
おや? EDの映像そのままでしたね。
作り直すのと、使用料どっちが安いかの選択で、
後者を選んだのでしょうかね。
ま、落着したならそれでいいや。

ストーリーは、メンツのガラガラポンして好結果。
顧問は後輩の強豪中学に練習試合を申し込んで、
すべてがうまく回り始めたその矢先、眞己の元に
父親が現れて…
というお話。最後に闇をぶっ込むんですよね、この
作品は。

でも、すべての面で高いレベルの作品だと思います。
今後の展開が楽しみ。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
父親にラケットを壊された眞己。新城は様子が
おかしいことに気づき、話すように促します。
そして、ついに眞己から父親から暴力を受けていた
こと、離婚後も金をせびりに来られることを告白。
そこで、金を用意して2人で父親を待ち構えます。

いろいろ煽られたりもしましたが、とりあえずは
追い返すことができた2人。そこで眞己は涙を流し、
新城と熱い抱擁を交わすのであった…
{/netabare}
というお話。
そこまで観た瞬間、「うわっ、そっちの方向へ行く
のかよ」と思いましたが、場面がガラッと変わり、
なぜかおデブちゃんの生徒会長・絹代の生い立ちの
話へと移り変わっていきます。ま、BL方面が強く
なるよりはいいか。

相変わらず、男子ソフトテニス部の面々は誰が誰だか
覚えられないというのはありますが、当面は眞己と
新城と「わたモテ」のもこっちみたいな御杖さんと、
父親ぐらい覚えておけばいいかなと。
{/netabare}
======第6話視聴後、追記です。
{netabare}
なんていうかなあ…

まず対戦相手の選手を、分かりやすく嫌な奴に
描写するのは安易じゃないですかね。
現実を知る僕たちには、あんなにハッキリと
嫌味や煽りを初対面の人に仕掛ける人間なんて
いないってことぐらい分かるんですよね。
だから、いかにもアニメのデフォルメって感じで
白けてしまうんです。

リアル寄りの作風だから、なおさら違和感。
味方ペアの、相手を大声で威嚇しながら試合する
作戦ってのも含めて「ンな奴いねーよ」になって
しまうんですよね。

ちょっとね、うん、ガッカリしましたかね…
{/netabare}
======第7話視聴後、追記です。
{netabare}
今回も、前回に引き続き、ほとんど試合のみ。
眞己・新城ペアvs.王寺アラシ・モブペア。
{netabare}
結果的にはフルセットまで持ち込んで、最後は
ネットに当たったボールが眞己たちのコートに
落ちてゲームセット。惜しくも敗れました。

そのあと、Bパートでは男子ソフトテニス部の
面々が多摩川の河川敷でBBQ。そこに犬を連れた
王寺アラシが通りがかり、合流して仲良くなり
ましたよ。
{/netabare}
というお話。
テニスのプレイ中の動きなどは、なかなかの良
描写です。躍動感もあり、作画も安定して美麗。

対して、ストーリーは淡々とテニスの試合が
続いていくだけ。途中、眞己が王寺ペアの弱点を
見つけて、そこを突くという話ですが……。

そもそも2ヶ月の初心者が、がっつり毎日練習を
してきた相手に善戦するのがおかしいんですよ。
それじゃ練習してきた意味ないじゃん。

そして、とにかくまあ御杖さんが口汚く皮肉を
言うのがねえ……。ま、そう言いつつ試合を観に
きたり、ポイント取るとガッツポーズしたりと
いう“おまけ”程度の心境変化を見せますが。
なんだろ、さすがに中学生男子ばっかりの絵では
地味だからということで、むりやり出している
のかなというくらいの、意味を持たせないキャラ
設定の女子です。今後、キーパーソンになる?

まだ面白いですが、序盤からの高評価からは、
一歩後退しちゃったかなという感じです。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
部員のひとりの母親がモンスターペアレントで、
学校にクレームつけて練習が1週間自粛になりました。
その間ヒマなので、大会初戦の相手校を偵察に
行こうという話になりますが、バレるとまずいと。
ラッキーなことに、相手校のエースはファッション
雑誌のモデルもしているスーパー中学生で、女子に
大人気。なら、御杖さんと一緒に女装して偵察に
行こうという話になります(なんで?)。

で、ラッキーなことに部員のひとりが性同一性障害
らしく、姉の服が借りられるよということで…。
{/netabare}
ものすごく、ご都合展開な回でした。

なんか、安易にそういう舞台装置としてLGBTを
扱うのって、どうなんでしょうかね…
モンスターペアレントとかDVとか社会問題を
アニメ作品に紛れ込ませるというのは、話題性を
考えてのことでしょうかね。

どれも扱いには慎重さが求められる話だと思う
ので、ただ出したというだけで投げっぱなしに
したら、まずい気がしますけどね…。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
部員Aの母親は過干渉でソフトテニス部をやめさせ
たい。Bの母親も反対していて幼女の妹を可愛がる。
Cの父親も反対して手を上げて、階段から突き落とし
骨折させる。Bの母親は後妻のようだ。
{/netabare}
とまあ、不思議なほど部員それぞれの親が、揃いも
揃ってカスという設定。眞己の父親もそうだしね。

こういうところがなあ…
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
またまたクソ親です。今度は新城の母親が「母親に
なんてなりたくなかった」と言い、関西弁の部員D
の両親は「負けてもお前のせいやない。ペアの
もうひとりのせいや」と言い放つ始末。
この監督は、親に対して何か嫌なトラウマでも
あるのでしょうか。

そして、まるで「ツルネ」ばりの、いかにも嫌な
ヤツ的な双子のライバル登場。
なんでしょうなぁ。ライバルを嫌なヤツにするのは
太古の昔からアニメで用いられる手段ではあります
が、もう少し上手くできないものか。ベタすぎ。
で、嵐は味方になったものの、ただのバカという
設定に落としてしまいました。
ソーメンチャンプルーを食わせた(餌付け)だけで
てめえのチームのペアの弱点を言っちゃうとかね。
{/netabare}
もう少し、奥深いキャラ設定をできなかったかと
残念でなりません。親は子どものやることに反対
して邪魔をする。ライバルはめっちゃ嫌なヤツに
して、善戦してスカッとさせる。生徒会長はソフト
テニス部を目の敵にして廃部に追い込もうとする。
もうね、ベタすぎてベタすぎて…

そして、中途半端な深堀りのせいで部員のキャラ
が魅力もなければ名前すら覚えられない始末。
正直、ここまで主要キャラの名前を覚えられない
アニメは駄作なんだろうなと思います。

あら、なんか総括みたいなことを書きましたが、
たぶん残りの話数で劇的な上昇はないと見ました。
なんだろう、序盤はそうとう面白い作品になる
印象だったんだけど…
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
モデルやってる長身褐色イケメンのジョイペアに
勝って、勢いに乗る眞己・新城ペア。
もう総集編は入れられんとばかり、過去の映像を
長尺でたっぷりとお見せして省力化しますよw
そして、お約束のライバルは嫌な奴設定はジョイも
同じでしたね。
で、いよいよ「ツルネ」ばりの嫌な性格のライバル
双子との対戦です。いやー、強いね。

で、こちらもお約束の肉親はクズ設定は、ついに
新城兄まで。母親と何か悪巧みをしているCパート
で、次週へ引きますよと。
{/netabare}
ここまで観たから最後まで観るけど、正直この作品
ほど初回から右肩下がりで評価を落としたものも
ありません。

そして次週、最終話。
適当に広げた風呂敷をどう畳むのでしょうか?
懸念材料は
・双子との決着
・眞己の親父問題
・新城の母親と兄貴問題
・過干渉母親の息子問題
・腕を骨折した部員の親父問題
・廃部とデブ生徒会長問題
などなど。

これ、全部最終話で片付けるの?
下手したら、全部ぶん投げる可能性も…

やれやれ。期待しないで次週を待ちます。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
最強双子ペアとの対決の続きです。

圧倒的な実力差を見せつけられ……るはずだった
のですが、なぜか、本当になぜかフルセットまで
もつれる善戦。チャンピオンって、こんなに弱い
の? でも、最終的には双子の勝利。
「次の対戦を楽しみにしてるよ」という清々しい
挨拶(笑)で決着がつきましたと。

で、EDが流れ、まさかこんなとこで終わり?
思いきや、新城は母親に離婚することを告げられ、
「あんたのことは嫌いだったのよ」と。
一方、眞己は意気揚々と帰宅すると、父親に蹂躙
され、金を奪われた後になっており……。
絵師の御杖さんは、ソフトテニス部の絵を描き、
Twitterに上げるも叩かれまくり。

そして眞己は、コンビニで包丁を買い、父親の元へ。
「終わりにするんだ」でラストでした。
{/netabare}
いや、これ、最近観た「魔法戦争」に匹敵する
くらいの投げっぱなしエンドですよ。
いやあ、ひどい。これはひどい。

なんか監督のツイートによると、もともと24話の
分割2クールで作る予定だったのが、1クールに
なったようで。おそらく、急に1クールって言われた
っぽい。もう13話はできているとか、眞己たちの
未来をお見せできる機会があるように応援して
くださいとか恨み節が……。

とにかく、キャラの描き方に悪意がありすぎです。
大人(親たち)は、誰一人としてまともな人間が
いません。眞己の母親と、男女ソフトテニス部の
顧問くらいですかね。
そして他校のソフトテニスのライバルたちも、これ
また誰一人まともな奴がいない。というより、
わかりやすく嫌な奴らに描くという。

そして、毎話必ずどこかに部員たちの家族の異常
ぶりを入れるという。モンスターペアレント、
DV、過干渉。さらにはLGBTの部員、ネットの闇…

何が悲しくて、アニメでこんなものばかり見せられ
なければならないのか。しかも、懸念した通り、
すべてが投げっぱなし。いくら「本当は2クールで
やるはずだったんだ」なんて言われても、言い訳に
しか聞こえませんし、商業アニメでは結果が全て。

なかなかに過去最大級の駄作オブ駄作。
クソアニメ認定されていいと思います。
期待を裏切ったオブザイヤー2019を贈呈します。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

受注請負で創作活動でもあるという歪み

オリジナルアニメ


全24話予定のうち12話分。全話分確保されてたらしい放送枠は方針変更で1クール分に縮小。監督は全24話を前提とした構成にしたためいかんせん中途半端な切り方となっています。
またED映像のダンス盗作問題も発生。なんともきなくさい事態になっております。
前者は無事2クール放送されれば問題なし。さもなくばそれまでのこと。
後者は粛々と法的にでも話し合いでもしっかり処理してくださいね~といったところ。以下作品としての評価です。


万人にウケる作品ではないと思いますが、自分は好きです。
ソフトテニス(軟式)に打ち込む中学生男子の群像劇で、廃部寸前の弱小ソフトテニス部に転校生(主人公)が入部してから歯車は動きだし…という使い古されたしかし王道のスポーツもの。これ第一の軸。
並行軸として家庭の問題。本人というよりいわゆる毒親の存在が子供たちに影を落としてます。この二つの軸があります。


■ソフトテニスについて

ラケットの持ち方、ボールの打ち方、ルールの説明。序盤に競技の説明が入ります。
となると本格的?と思いきや、部の目標設定が“一回戦突破で廃部阻止”なのでガツガツしたスポ根とはなりません。
ライバルというか強豪も{netabare}都合二組{/netabare}登場しますが、強敵にあるまじき豆腐メンタルでなんとなく緊迫感に乏しく、試合も駆け引きの引き出しに乏しく単調な繰り返しだったりでイマイチ。
主人公補正で上達曲線ハンパないとしても、選手層薄い競技ばりに県(都?)で名の知れた強敵と善戦してたりします。無理っしょ(笑) 今も昔も軟式テニスはどの中学にもありそうなメジャー部活筆頭です。

と文句だけかというとそればかりではなくて、絵面は好みです。腰を落としてのストロークの一連の動作やボールの動きはスピード感を感じます。
どうやら競技の魅力アピールもそこそこに、競技を通しての子供たちの成長や親との葛藤からの超克みたいなのに重心を置いてるものとして見たほうが腑に落ちます。


■家庭の問題について

在りし日の野島伸司脚本のドラマ群みたいな身も蓋もない感じが出てます。
子供が抱える問題の因子は全て親。子は被害者としての立ち位置が固定されてました。それも一人や二人ではなく全員というのがすごいです。よくぞここまで集めたなと感心するくらいの毒親のフルコース。彦○呂なら「宝石箱やーっ」辻本○美なら「総合商社やーっ」と吠えてくれそうな勢いです。


{netabare}眞己:離婚済み父親の常態化していたDVがトラウマ。金せびりにたまに顔を見せる。

柊真:母から得られない愛情。愛情の注ぎ先は兄へ。原因はちょっとわからんかった。

樹:身体的虐待経験者。背中にやけどあり。

凛太朗:里親家庭で育つ。育ての親というより生みの親がDQN。

翅:サッカーやめて父とぎくしゃく。兄と比較されてしまう立場。階段で怪我を負わされる。

晋吾:父は再婚。母は連れ子(晋吾)より妹を溺愛。

直央:過干渉母。モンペ母。精神的疲弊は部内トップクラスに見える。

太洋:過干渉親。ヘリペ両親。試合に来て「大丈夫?負けてもいいよ?」とある意味害毒。

御杖さん:親から(好きな)絵を描くことを否定されてる。{/netabare}


愛情足りてないです。
時代なのか、しょっぱい親は実在します。いやガキみたいな大人と言い換えてもよいのかもしれません。
外面良くすることや正論をぶることなんてどうでもよいのですよ。ポリコレとかほんと糞以下です。


“責任”を取る覚悟をもって“自由”を謳歌すればよい。

“義務”を果たす前提で“権利”を主張すればよい。


“責任”と“義務”をないがしろにしなければ“利己”から“利他”になってくるもんです。このへんは口うるさいおっさんと言われてもかまいません。

さてさて話を戻して、これだけ家庭の問題があると学校でもなにかしらSOSのサインが出てもおかしくなさそうですがそれがないです。わかりやすくグレるみたいなのがない。
たまに勘のいい仲間がそれとなく気づいて助け船を出すような関係性が成立しているのに驚きでした。
往年の名作、金八先生に慣れてると足元すくわれます。家庭事情でグレるというわかりやすさがありません。これを観て、問題を抱える子供たちの孤独は我々の時代の比ではないなと気分が暗くなります。

胸糞設定もリアリティがないとギャグとして消化できるもんで、こちらはしっかりと毒親への不快感を足跡として残してます。力ある監督さんだと思います。
そして唯一一人だけ、親起因の問題を抱えてない子がいてほっと一息つけます。

{netabare}悠汰(マネ):性自認。トランスジェンダー。金八先生でいうところの上○彩枠ですね{/netabare}



“競技”と“毒親”という作品を司る二軸について、来たるべき2クールめを期待しての備忘録となります。
いつの日か放送される時が来たら役に立つかもしれん。こちらがびっくりするくらいの中途半端なぶった切りぶりでした。さらに下手にTwitterで内情晒すから反感買うんです。
映像作品として見るなら、社会派の良い作品だと感じました(ただし途中評価)。
主人公だけでなく部員万遍なく風呂敷広げていってどう畳むかやはり気になるところです。繰り返しになりますが、胸糞を意識づける描写の確かさにも説得力がありました。身も蓋もない現況への光明みたいなのもあった気がします。
{netabare}※トランスジェンダーをカミングアウトした悠汰への眞己の視線が温かく極めて自然でした。名シーンだと思います。{/netabare}


あくまで全24話中の12話と半分経過しただけよ、ということでしたら

 後半に期待を持てる折り返し

なんです。イマイチな試合描写を補って余りある家庭問題のヴァリエの豊富さ。そりゃあ克服してのハッピーエンドがやや好みですが、鬱エンドもありですね。
続編期待してます。



■閑話休題

実務家と芸術家ってものを考えましたね。
整合性が合わない。段取りが悪い。仕事としてどうよ。とかく非があればさくっと攻撃されるこんな世の中はなかなかポイズンです。

本来作りたかったものを作れないのは悔しかろう。制作側にも多少の同情の余地はあると思うが、製作側の事情は視聴者側には関係ない。スポンサーからの告知が放送の半年前。どんな事情があろうが限られた時間で出来る限り視聴者を満足させる方向に舵を取るべきでぶん投げエンドは誠意無し。

正論です。大なり小なり制作サイドへのネガティブ反応が自然なことなのかもしれません。さらに放送最終回でのTwitterでの事情吐露もやんなきゃいいのに!と感じたりもしました。
露骨に「円盤買ってね」みたいな煽りも某“いきな○ステ○キ”の店内張り紙みたいな感じ悪さがありますね。あきらかにPRがへたくそです。

さはさりながら、マスでの非難轟々を通り越して話を完結せられたらいいっすね。
円盤買わない不良ファンですが、不器用な作り手さんへの好意の眼差しは捨てておりません。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2020.01.19 初稿
2020.07.16 タイトル修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 46
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

子は、育てたいようには育たないが、育てたようには育つもの

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
爽やかなスポーツ&友情系、の皮を被った、ドシリアスな家族問題を扱った意欲作。

アニメのクオリティとしては高いものがあると思うけど、EDのパクリ騒動、衝撃の12話と、様々な問題を起こした作品。

2期があるなら観てみたいが、2期がないなら、評価をメチャクチャ下げなければならない。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、後半は酷評するから、まずは、良いところから(笑)

序盤は、その踏み込んだ内容にかなり驚かされました。家庭の問題をかなりハードに、しかしリアリティをもって描いた勇気。

DV、いじめ、養子、LGBT。

そういった「目立った」問題だけではなく、「夫婦の不和」「過干渉」のような、「目立たない」が、深刻な問題の描写もあって良かった。

レビュタイの言葉は、自分の知り合いが言っていた言葉です。私に子供はいませんが、真理を捉えているような気がします。

もちろん、遺伝的な要因によっては、教育ではどうにもならない部分はあると思います。

でも、親の影響って何よりも大きくて、その人間の人格形成にもの凄く大きく関わると思います。

道場で子供を観て、親とも関わって、やはり、「この親にしてこの子あり」と思うことが多くあります。

親とすれば、「こう育ってほしい」というのはあるんでしょうが、もし、「こんな風になってしまった」というなら、「こんな風になるように育てた」のだと、少なくとも親自身が自分の責任として受け止めないとダメだと思います。

本作に出てくるクズ親は共通して、「なんであんたはそうなの?」と、「子供が悪い」=「自分は間違っていない」という感覚をもっている気がして、最高に不愉快になりました。

てことは、作品として、クズ親をキチッと描けているということ。それは狙い通りだから、表現したいことを表現したいように表現できている、良い作品だなと思いました。

ソフトテニスに関しては、まあ、可もなく不可もなく。ちょっと「ご都合」だけど、スポーツものなんて大概そうだし。

さて、では酷評です(笑)

まあとにかく、あの終わり方ですよね。

監督のツィートを簡単に示すと、

①元々は24話で制作されていた。

②なんらかの事情で12話になった。

③この物語を12話に縮めることは無理だと判断し、最初の予定通り、24話のつもりで制作し、12話目で最終回とした。

④自分としては13話以降も作りたいから、グッズやBDを買ってほしい。

、、、う~ん。①と②はまあ、よくあることなんでしょうが、③の判断と、④を自分で言っちゃうのはな~。気持ちは分かるけど。

つまり監督は、「プロ」ではなく、「アーティスト」であろうとしたのですね。

私が好きな漫画に、「雑誌などに写真を載せるプロの写真家と、個展を開くようなアーティストの写真家の違い」が描かれていました。曰く、「プロは、クライアントが求めたものを、限られた予算、日程、設備の中で実現する者」で、「アーティストは、自分の中に絶対的な個性、表現したいものがあり、どんな状況かは関係なく、自分の内面を表現しうる者」だそうです。

社会の歯車の1つとして働く者としては、この監督のやり方を羨ましく思いつつも、それで良いのか?と葛藤を感じてしまいます。

アーティストとは基本、社会に背を向けても自らの内面に向かうもので、その存在が社会的に許容されるかは、民衆にどんだけ指示されるか次第というのは、いつの世も同じでしょう。この監督の作った「中途半端な」作品を観て、多くの視聴者がBDなんかを買い、2期が実現すればそれは、「アーティスト」として成功したということだし、そうでないなら、「ただのオナニー野郎」ということになります。

さて、どちらでしょうね?

私自身は、2期を期待しているものの、BDを買うつもりはないという、一番どうしようもない人間です(笑)

てか、こうやって「社会の仕組み」に反旗を翻すなら、いっそクラウドファンディグで予算を募って、自主制作に近いカタチでお金を集めれば良いんじゃないかと思います。

また、厳しい言い方をするなら、「アーティスト」であろうとした監督が、他のアーティスト(ダンサー)を尊重せず、EDにパクったことは、ダメですよね。なんか、自分の作品(シナリオ)にはクオリティ求めて妥協しないくせに、そこはあっさりパクるんかい、という「言行不一致」感が出るというか、「おいしいどこどり感」というか、なんか、格好悪いっす(苦笑)

それに、穿った見方をすれば、「自分にはこんなに素晴らしい、表現したいことがあるのに、周りがダメだ(わかってない)から一期になった」と言い回ることは、本作の「クズ親」の「私の教育は悪くない。あんたがその通り育たないのが悪いんでしょ!」とキレている感じにも共通する、壮大なブーメランだなと。

だって、サブキャラの家庭問題は出さず、主人公のDVだけに絞れば、12話でも完結までいけそうですし、それをあえてしなかったわけですからね。

と、厳しい意見も出ることを覚悟した本作のラスト。それを背負った上で結果を出してほしいですね。

ただ、2期やるとしたら絶対にハードル上がるし、スッキリした解決の難しそうなテーマを扱っているから、「これなら12話で終わった方がよかった」とならないように、頑張って下さい。
{/netabare}

【1話ごとの感想】
アニオリ作品のみ、1話ごとに感想と展望を書いてます。
{netabare}
1話目 ☆4
{netabare}
作画はかなり綺麗だし、ソフトテニスの動き、音はかなりリアルな気がする。この闇の深さ、吉とでるか凶とでるか。

《今後の展望》
はねバド、みたいな感じになるのかな? 天才の闇深中学生が、色々と部内をかき回しながら、次第に友情を深めていくんだろうね。
{/netabare}

2話目 ☆3
{netabare}
どんな競技でもそうだけど、いくら運動神経良くても、初心者がちょっとやったくらいじゃあ、経験者には勝てない。そもそも、中学生のソフトテニス部って、シングルあるの? 家庭内暴力に、いじめ、BLまで、色んな闇を入れてくるのはよいが、処理しきれるか? EDで(本編にない)爽やかさを演出しようという、3年A組的な演出か? あのダンス。

《今後の展望》
仲間とすったもんだし、一人ずつの「闇」を描きながら、それを解決していく。んで、11話くらいから試合? 団体戦を、じっくり描いていくのかな。一進一退の。
{/netabare}

3話目 ☆3
{netabare}
中学生の不良なんて、あんなもんだよな。刺される覚悟、という危機意識があるのかな? まあ、ないんだけど。ポットのくだり。これは、エグい。確かに不良もわるいが、ラケットでぶん殴って額かちわった方が更に悪い。のわりに、処分が甘々。それはそれでどうかと思う。

《今後の展望》
外れて恥ずかしい思いをする覚悟で、新ペア予想を(笑)

現状のペアは、【前衛 晋吾・後衛 大洋】【前衛 凜太朗・後衛 翅】【前衛 直央・後衛 樹】だと思います。ヒントになるのは、「親分子分じゃん」「まるごと全部」なので、現状組んでいる相手とは組まないことは分かります。また、親分子分ペアは引き離すと。あとは、プレータイプと人間関係かな。


新ペア予想

【前衛 竹ノ内晋吾 ・後衛 曽我翅】
乱暴者ペアですね(笑) 口喧嘩を繰り返しながら、お互いに「テメエにだけは負けるか!」とプレーする感じ。テニプリでいうところの、「モモ&マムシ」ペアのイメージで。

【前衛 布津凜太朗・後衛 雨野樹】
現状、一番闇が深くてキレやすい、でも高い技量をもつ雨野樹を、人が良い布津凜太朗がなだめつつ、プレーする。暴力後の慰めをみていると、この二人は固い気がします。

【前衛 月ノ瀬直央・後衛 石上大洋】
不思議キャラの直央と癒し系の大洋。大洋は現状、晋吾の影に隠れ、全て言いなりになっている。そこで、ほとんど頼りにならない(笑)直央と組ませることで、大洋の積極性を引き出すことが狙い。
{/netabare}

4話目 ☆3
{netabare}
先週やったペア予想。ペアは全部当たった\(^-^)/が、前衛・後衛を逆にするとは思わなかった(汗) だって、あと何週間かで大会で、いきなり逆のポジションとか、キツいだろ。後衛で、ボレー練習とかしてきたん? 自信も適性も確かに大事だけど、基本的な技術はそれ以上に大事だし。

他の競技は知らんが、剣道に関しては、弱いチームは更に弱いチームと試合した方が強くなる。強いチームとやっても、何も見つからない。強いチームとやっていいのは、ある程度以上強いチームだけ。

《今後の展望》
次は、眞己が理由を言わず退部するとか言い出し、仲間がそれを止める、みたいな青春ど真ん中展開? あのクソ親父の「信じたいよな」は伏線だろうしね。最終的には、夏南子が警察に通報しそうですね、「こんなん警察に任せとけば良いじゃん」とか言って(笑)
{/netabare}

5話目 ☆3
{netabare}
自分のトラウマを、告白。母さんも、どういう感じなのかな? マインドコントロールされてるのかな? マキのため? 殺すの連打。名前が3つ。ここにも闇が。次は、養子。全力で奴等を潰しにいくぞ、は、ある意味で彼らの闇(家族の問題か)。そんな不遜な中学生いねぇよ(苦笑)

《今後の展望》
もちろん、ボコボコにやられるんでしょう。そっから、どう這い上がってくるか。と思ったけど、Cパートで喧嘩売られたから、そこそこ通用する場面もあるんだろうな。「負けたけど下手くそではない」とか、あの赤頭がツンデレを見せるのかな?
{/netabare}

6話目 ☆2
{netabare}
ソフトテニスなら弾道も高いから、確かにダブル後衛も、アリかもな。ドロップで前に落とされたらどうするのか、見たいけど。そこで蹴ったら練習試合中止だろ。あんなに騒いで、審判に注意されないの? ただ試合しただけの回だったな。

《今後の展望》
ちょっと思い付いたって、わざと少しスペース空け(隙を見せ)て、そこに打たせてカウンターとか、そんなんかな?
{/netabare}

7話目☆4
{netabare}
いやいやいやいや。ダブルスで二人の間を狙うなんて、当たり前のこと過ぎるから、今まで、練習であれ試合であれ、いくらでもやられてきたはずでしょ? そんなん解消できないようなペアが、強豪のエースペアになってるわけないやん。イツキの着替えのところの緊張感は、良かったかな。やる気がガス欠、、、ならんがな、たかが数ヵ月で、本気なら。イノシシは、脂身が旨いよな。今回はらしくなく、爽やかな青春モノだったな~。

《今後の展望》
今回、これまでで一番爽やかな回だったから、次はまたドシリアスかな~。
{/netabare}

8話目☆4
{netabare}
かなりリアルな母子の会話。分かるけど、ダメな親だな~。他の家庭みたいに、「ガチ(だけど一般的ではない)クズ親」ではなく、「リアルなダメ親」。モンペが自分の親ってキツいな。部活やめたって、成績なんて上がらんよ。出来るやつは部活やっててもできるし、出来ないやつは部活辞めたらますますできなくなるよ、大抵。女装趣味。性同一性障害の話までぶちこんでくるんかい。マキくん、イケメンだな~。子は、育てたいようには育たないが、育てたようには育っている。

《今後の展望》
家庭内暴力から始まり、虐待、いじめ、家庭内不和、性同一性障害まで、様々なシリアス要素をぶちこんできながら、ここまで破綻せずにやっていけるのは、すごいなと思います。が、多分この全てが、作品内で解消されることはないでしょう。もしかしたら、1つも解消されず、問題提起だけで終わるかもしれませんね。
{/netabare}

9話目☆4
{netabare}
あのクソ親父のDVなければ、マキの家良い家族だな。闇深いな~。女子だって、別に普通の練習して待ってれば良いやん。ナオが保健室の鍵かけた、、、なるほど、暑いから保健室開けといたっていうのが伏線か。虚言癖。過干渉は人格否定。確かに。てか、夏の大会まで、あと何日かを示してくれてないから、分からんのよね。再婚家庭か。

《今後の展望》
ツバサの怪我。これまでメンタル面の問題ばかりだったけど、ここにきてフィジカル面の、物理的な問題。メンタル面は一瞬で解消するかもしれないし、一生解決しないかもしれない。フィジカル面は、時間があれば必ず解決するけど、時間がなければ絶対に解決しない。だからこそ、解決策が難しいな~。まあ、団体戦は3ペアだから、なんとかなるかな? そこで勝てれば、新人戦(秋季大会)もあるだろうし(アニメではやれなくても)。となると、夏の大会で1勝し、部は存続。最終話のCパートとかで、新人戦や3年生の夏季大会で優勝旗掲げてるツバサの写真が写って終わりとか?
{/netabare}

10話目☆3
{netabare}
笑った生徒会長、超怖い(笑) カナコ、いつの間にかマネージャーポジション。タイヨウの家は、過保護ね。勝ちを意識すると、大抵勝てない。結果ではなく、過程を評価することは大切だね。子供のうちは。

《今後の展望》
個人戦は全敗かな? 部の存続が懸からないと、団体戦盛り上がらないしね。まあでも、このアニメなら、メインはテニスじゃないしな。ラスト1話で家族の問題を魅せるか?
{/netabare}

11話目☆3
{netabare}
攻略法というか、やたらシンプルなことだよな。前衛だけ強いなら、前衛をとばして後衛を攻める。実力差があるペアで、信頼関係もなければ。ジョイ、嫌いやな~(笑) 母親が息子に依存してるってことね。重い重い。2年で全中優勝は、伊達じゃないだろうな。

《今後の展望》
次は団体戦で、13話が家族の話? 2クールだったりする? 特にアニオリは事前情報入れずに観るから、分からんな。まさか、12話で終わりなら、ヤバイ最終回が予想できる(苦笑)
{/netabare}

12話目☆2
{netabare}
相手の自滅であっても、全中王者がそれはないな。相手、県王者くらいにしとけば良かったのに。最後にドシリアス。これ、2期やるよね?

《今後の展望》
調べたら、24話が12話になったけど、12話でまとめることをせず、12話までを流した、ということか。

う~ん、これは是非が分かれる。個人的には、「そんなの(内輪のことなんて)知らんがな」ですかね。色々削れば、12話にまとめられると思うけど。これ、クラウドファンディグとかした方がよくない?
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 34

65.6 9 スポーツで幼馴染なアニメランキング9位
DAYS(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (293)
1360人が棚に入れました
何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくし。
彼が西東京の名門、聖蹟高校サッカー部に入部した時、運命は激しく回転を始める。
孤独なサッカーの天才・風間陣、超高校級プレイヤーの主将・水樹寿人、トップ下に君臨するクールな司令塔・君下敦、
唯我独尊系大型フォワード・大柴喜一……。
クセ者の集う厳しくも優しい部活の中で、少年たちはかけがえのない絆を結び始める。
これは、ひたすらに熱く、どこまでも純粋な、聖蹟高校サッカー部の汗と奇跡と友情の物語!!

声優・キャラクター
吉永拓斗、松岡禎丞、浪川大輔、小野大輔、宮野真守、櫻井孝宏、伊瀬茉莉也、佐倉綾音、小西克幸、吉野裕行、石川界人、豊永利行、下野紘、岡部涼音、小林裕介、KENN

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

せいせきー!ファイ〜オー!

原作未読 全24話

ほっぺが赤い純粋でまっすぐな性格の柄本 つくし(つかもと)と、サッカーの天才でつくしの入部のきっかけとなった風間 陣(かざま じん)、全く異なった境遇の2人の主人公が強豪聖蹟高校サッカー部に入部することで、仲間やライバルたちと切磋琢磨することにより成長していくお話です。

つくしが頑張って頑張って頑張って、聖蹟サッカー部の中でだんだんと存在価値が大きくなってくるところも見応えがありました。

他のメンバーも感化されて良い相乗効果が出ているのも良かったです。

他にも個性豊かな先輩たち、いつも誰かに切れているw 君下先輩が好きでした。大柴と2人の掛け合いが面白かったですね。

時には熱く、時には挫折し、時には楽しく、まさしく王道展開ですね。全体的に爽やかな作品です。

OPは爽やかな曲でした。EDの前半は聖蹟高校サッカー部の主要キャラが歌っています。

最後に、2期決まりましたね。中途半端に終わったので続きが楽しみですね^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

可愛い顔した主人公だが、ガッツだけは誰にも負けない!聖蹟ぃ〜〜!!

■話数
全24話

■キーワード
サッカー、スポ根、初心者、努力

1話の感想 ★★★ 3.0
ズブの素人
{netabare}
なんで金髪くんはつくしをたーげにしたのかな?
車椅子のお母さん?がいたからか?
それとも、ぼっちそうだからか?
つくしもあそこまであからさまに我武者羅にする?
ってな感じで現実的な事ばかり考えてしまった。
金髪の暑い言葉も漫画なら迫力あるかもしれんが、アニメだと安っぽく感じた。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
1人で外周
{netabare}
つくしは今まで何があったの??
部活の練習するだけであんなに楽しそうなんて…
やっぱり、お母さん関係でいろいろあったのかな?
あのつくしが将来のキャプテンとは、そんなに光るものがあるのか??{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
徐々にチームが纏まってきた
{netabare}
つくしというド下手だがめちゃくちゃひたむきで頑張り屋な彼にチーム全体が乗せられてきた。
指揮が上がりいい感じじゃん!
上手さも大切だがやっぱ団体競技は気持ちだよな。
しかし、まさかキャプテンが昔はド下手とは…
一般で入ってきたってことは、他は推薦組ってこと?
そりゃ、つくしは劣等感を抱くよw{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
生方という女子
{netabare}
生方はつくしを同族嫌悪で嫌っていたけど、性格がキツいだけで悪い奴では無いんだろうな。
しかし、なぜマネになった??
つくしを応援したくなった、とか?
小説を再開ならまだしもサッカーのマネとはいかに?{/netabare}

5話の感想 ★★★★☆ 4.5
インターハイ
{netabare}
3年の先輩を差し置いて、素人の1年が出るってどー言うことよ!!
普通じゃありえんな。
もしかしたら、つくしにはとんでもない才能が見えてるのかもしれないが…ないか。
でも、リーダーの才覚はありそうだな。
リーダーが進んでチームを引っ張るタイプではなく、周りが助けてやろうってタイプだけど。
人徳だよな〜{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
どういうサッカーがしたい?
{netabare}
ライバル校のキャプテンに気に入られるとはやるじゃん!
でも、まだまだ下手っぴだな。
センスはありそうなのに。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
渾身のヘッド
{netabare}
途中出場で途中退場…
確かに、そこだけみたらお荷物極まりないな。
でも、つくしはみんなに力を与えたからいいよね。
キャプテンもカバーしてくれた事だし。
それにしても、あのキックは痛そう…{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
母の気持ち
{netabare}
親の関係であまり友達ができなかったつくし。
心配されるのも当たり前だな。
しかし、あの応援メールは泣ける。
あんな大量なの来たことないよ!
いい仲間を持ったな、つくし!!{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
さく校戦
{netabare}
みんな、調子絶好調だな。
風間も強い相手にイケイケだが、みずきも怪我明けで久々だからイケイケだな。
つくしはキャプテンからのエールをちゃんと受け取れたかな?{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
3年のプライド
{netabare}
つくしの頑張りがみんなに伝わっていく。
つくしはムードメーカーだね!!
しかし、ここでつくしが入るのか…
大丈夫か??{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.5
つくし登場
{netabare}
つくし、トラップできてるじゃん!
上達したんだな!
囮として上手く回ってるって感じ?
最後のシュート、何かミスりそうな予感すんだけど…{/netabare}

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
試合後
{netabare}
つくし……
これは辛い…
3年にとっては最後のインハイで1年の自分のミスによって負けた。
辛すぎる…
1年2人はよくやったと思うよ!!
次は、次こそは、勝ってくれ!!{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
次に向けて
{netabare}
さゆりちゃん、可愛い。
明るくていい子だな〜
あんな幼馴染が欲しかった!
祭りと勉強合宿か〜
青春してるね〜{/netabare}

14話の感想 ★★★★ 4.0
合宿スタート
{netabare}
今までは周りが上手くいい意味で生まれていたおかげで隙が生まれていたが、それは周りのおかげ。
つくしの力ではない。
弱いだけじゃ追われないぞ。{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
競争
{netabare}
やっぱ、聖蹟は強いな。
1年が入っても勝てるんだもん。
つくしは成長のためDFに。
凡人には普通な行為もつくしには耐えられないのか…
どんだけ聖人なの!?{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
つくしの答え
{netabare}
ボールキープに徹するフォワードか…
まぁ、いいんじゃない。
いきなり上手く行き過ぎな気もするが。
これで、つくしのレギュラーは確定か?{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
1年エース対決
{netabare}
お母さんが見に来てるから気合十分な風間。
しかし、足を怪我したことをつくしにバラされて交代。
そりゃ、怒るだろうな…
しかし、よく言ったな。
普通は言えないよ。{/netabare}

18話の感想 ★★★★☆ 4.5
意地
{netabare}
今に満足しちゃ行けないな。
キャプテンは本当に考えが斜め上だよ。
つくしと風間も仲直り出来て良かったね。
あと、初ゴールおめでとう!{/netabare}

19話の感想 ★★★★ 4.0
選手権、開幕
{netabare}
風間は親が離婚して、母親とは会えてなかったんだな。
だから、母親に優しくしているつくしに目がいったのかな?
これで合点がいったよ!
選手権も始まったが、流石に負けないか。
{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
ハンデ戦
{netabare}
雨天時の試合のせいで2人も試合に出れず、三本の柱が機能しない。
このハンデともいえる状況で勝つことが出来るのか!
聖蹟の意地をみせろ!{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
1年生たち
{netabare}
公式戦は初めてかな?
1年生が恐ろしく緊張してるな。
そう考えると、つくしってタフだよな〜
KYとも言えるが。
この経験を来年、再来年と生かしてほしいな。{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
3年生の決死のフォロー
{netabare}
主要メンバーが欠けてる分、いつも以上に3年生たちが頑張っている!
1年も少しは動けるようになってきた!
つくしもいい感じだし、このまま逃げ切れるか!{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
君下先輩
{netabare}
フリーキックでハットトリック!
すげー!!
君下先輩もやはり伊達ではないな。
今回、つくしもいい活躍したが1番は君下先輩だな!!{/netabare}

24(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
決勝戦に向けて
{netabare}
つくしは活躍したと思うんだが、それはあくまで初心者としては。
もっともっと強くなりたいんだな。
その貪欲さ、いいと思う。
スポーツマンらしいな。
次は決勝戦だが、ここで終わりか〜
はよ、次!はよ、次!!{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

フォニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

スポ根で楽しい作品でした

放送当時からあまり話題にはなっていなかったので、評価が少ないのが残念です。
個人的に主人公つくしの人間性は本当に尊敬しますし、周りのキャラの考えがわかるにつれてどんどん熱い展開になるのがとても楽しい作品でした。
キャラクターデザインは素敵ですが作画においてはたまに乱れていたかもしれません。
私はあまり気になりませんでした。
画面に派手さが欠けますが、個人的にはそれこそシンプルで良いのではないかと思います。
主人公がとにかく名言を残してくれる、素敵なアニメでした!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

66.6 10 スポーツで幼馴染なアニメランキング10位
H2 [エイチツー](TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (121)
703人が棚に入れました
中学野球のエースピッチャーだった国見比呂は、右ヒジの故障を宣告され、あえて野球部のない千川高校に入学する。だが、故障が実は誤診だったことがわかると、親友であり最大のライバルである橘英雄と決着をつけるため、甲子園を目指すことに。2人の“ヒーロー”の対決に、ヒロイン2人の想いが交錯する、『タッチ』のあだち充らしい青春スポーツ・ラブストーリー。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あだち充さんの作品で一番好き(原作)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
「H2」というタイトルですが、全然「H(エロ)」ではないですよ(いや、ちょっぴりエッチではあるけど)w 青春野球アニメです。

主人公の国見比呂の「H(ひろ→ヒーロー)」と、ライバルの橘英雄の「H(英雄→ヒーロー)」、二人のヒーローで、「H2」。まあ、妹尾河童さんの「少年H」みたいなものですよ(笑)

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
野球モノとしても、青春学園モノとしても一級品。ヒロインの「ひかり」と「春華」は、ホントに良ヒロイン。しっかりモノで、ちょっと抜けていて、ドキッとするほど大人で。「タッチ」の「南ちゃん」を2分割したようでしたな。

ひとつ疑問に思うのは、昔(中学生くらいの時)は、9:1で春華派でしたが、今(オッサン時)は、7:3でひかり派なんですよね。やはり、ひかりの魅力はガキには分からんだろうな(笑)

あだち充さんの作品群は、まさに「ワールド」と言われるだけあり、抜群の安定感(笑) あだちさん曰く、「同じ劇団が、舞台とシナリオを変えて演じている」らしいです(タッチにしろ、みゆきにしろ、H2にしろ)。

アニメは、中途半端な位置で終わります。個人的には、原作をオススメしたいですね♪(アニメは☆3。原作は☆5ですw)
{/netabare}

【余談~ 原作で好きなシーン ~】

以下、アニメ終了後の原作のネタバレなんで、避けたい方は避けて下さい。
{netabare}
原作で好きなシーン。

1位
3年生 夏の甲子園準々決勝 木根が先発した試合で、9回に国見をベンチに下げたシーン。木根を信じた千川ナイン。限界を超えた木根。泣けた。名シーンだし、あの熱い場面をあそこまでユルく余白たっぷりに描ける漫画家は、あだち充さんだけだと思う。これは多分、多くの人が認める、H2のNo.1名シーン。

2位
栄京学園 広田 のナイフのシーン。父親の言葉。「ナイフは持ってるだけでいい。絶対に使うな。そしてギリギリの命のやりとりになれば自分が勝てるんだと思ってだまって殴られてろ。」これ、凄い言葉だと思う。ナイフは実際のナイフではなくても良い。心に1本のナイフをもって生きることは、私は必要だと思っています。つまりは、プライド。どこかで敗けを認めない意地。上司に怒鳴られてる時とか、この言葉を思いだそうw 実際に、若手社員は、その気になればオッサン上司をボコれる場合が多いんだから、「あえて怒鳴られてやってる」と(笑) 広田は他にも、名シーンがたくさん。新監督に殴られたところ。一塁からの全力送球。自分の前のバッターが粘った結果のアウトに対して、「ナイスバッティング」。引退後、受験勉強をしていて、「趣味の草野球……だと? てめぇらには一生ムリだ。化け物もめ……」の表情。本当に好きです。

3位(同率で2つ)
木根と国見の会話。木根が勝手に国見の家で飯を食ってる後に、冷蔵庫を荒らしながら、

木根「なんか冷たいモンないか?」
国見「俺の視線じゃダメか?」

のやり取り。なんか、スッゴいあだち充さんっぽい。

あと、野球のミーハーファンの会話を、柳が聞いたシーン。

「ね、ね、柳くんよ。」
「やなぎ?」
「ほら、セカンドの。」
「セカンドって何?」
「二塁手よ、すっごいうまいのよ、あの人。」
「へ―、じゃ、もうすぐいちるいしゅだね。」
(柳がコケる)

の会話も好きですw う~ん、あと3時間は話せる(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

Key’s さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

古い作品ですが原作が好きなのでアニメも見てみました

原作は一応全部知ってるし大好きです
ドラマを見て意外に面白かったので
アニメも見てみることにしました

あらすじ
大の親友であり、そしてライバルでもある
国見比呂と橘英雄。
2人はチームメイトの野田敦と共に中学野球で
地区大会二連覇を果たすが、その後医師から比呂は肘、
野田は腰にそれぞれ爆弾を持っていると診断されてしまい、野球を断念。
英雄が野球の名門・明和一高に進んだのに対し、
比呂と野田は野球部の無い千川高校に進み、
それぞれサッカー、水泳に取り組むことにした。

千川高校には野球部はなかったのだが、
「野球愛好会」が細々と活動していた。
比呂は、ひょんなことから行われることになった
サッカー部と野球愛好会との野球の試合に参加するも、
試合中のサッカー部員たちの野球を馬鹿にした態度を嫌い、その場でサッカー部を退部し野球愛好会へ入会する。
そこにたまたま見ていた野田も一緒に入会する。
二人は1試合だけの参加のつもりだったが、
中学時代に肘、腰の診断を行った医師が
無免許で逮捕されたことを知り、
別の病院にて何の異常もないことを知ると
正式に愛好会へ入会。
そして甲子園に行くために「野球部」への昇格を目指す。
という感じである


個人的には作品の雰囲気が好きで、
セリフの棒読みなど言われてますが
僕は特に気にならなかった。
あだち充作品が元々好きなので、
たまたまそうだったのかもしれない。

幼馴染の比呂とひかりが互いに恋人や恋人候補がいつつも、相手のことを気になってしまう部分がもどかしく、
甘酸っぱい気持ちにさせてくれる。
私は恋愛ものとして十分楽しめたが、
野球ものとしてはあまり印象に残っていない
というか野球描写が少ないなw

原作に忠実なのは良いが展開が
ちょっと遅いと思ったかな
野球部になるまでに19話くらい掛るしw
それに最後も原作に追いついてしまったのか
中途半端に終わってしまったし・・・
野球がこれから面白くなるところだったんですが・・・

原作の独特の空気をうまい具合に表現できてたと思います、それを退屈と思って見た人はあだち作品が
基本あってないんでしょうね。
声優、作画、この2つは個人的には十分合格点
特にメインキャラ4人の声優は
これ以外他に考えられないって程あっていたと思います

それになんといってもOPが非常によく
印象に残っています!
これだけでもアニメ見た価値あったかも?

個人的にはそこそこ楽しめるアニメでした
でもやっぱりアニメは万人受けするものではないので
純粋にストーリーを楽しみたい人は
ドラマか原作を見たほうがいいですね

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32

@ねみゅ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あだち充作品での最高作

あだち充さんといえば「タッチ」という印象で、その次で
出てくる確率が高いのがこの作品だと思います。
しかし、個人的にはタッチよりこの作品の方が上だと思ってます。

物語における野球の勝負シーンは手に汗を握るもので、
THE青春といえるような、恋愛を描きながら進むためどんどん
と物語にのめり込んでいきます。

なにより、最初の出だしであるやぶ医者事件は腹を抱えて
笑える程です。とりあえず、一話みればきっと続きをみたく
なるでしょう。

キャラは主人公ヒロのふぬっけっぷりが好きですね。
それでいてやる時は本当にやり遂げる男で安心して見ていられます。
主人公のライバル…というよりかW主人公といってもいい存在である
ヒデですが、正々堂々の男気溢れる選手で野球男児って感じです。
そんな二人の勝負が熱い熱い!!また、彼らにはそれぞれ彼女がいるわけ
でそちらの話も触れながら進むのはさすがあだちさんです。

そんな内容をさらに熱く熱くしてくれるのがなんといってもOPです。
・1〜23話:久保田利伸『虹のグランドスラム』
・24〜41話:鵜島仁文『BACK TO THE GROUND』
どちらも隠れた名曲といっても過言ではないでしょう。
特に、虹のグランドスラムのサビが最高なのですよ!!
そんなこんなでテンションが上がって見るもんだから余計に素晴らしい
作品に見えるのでしょうけど……とりあえず、一話でいいので見てください
タッチ以上の価値がそこにはあると私は思います

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

71.4 11 スポーツで幼馴染なアニメランキング11位
忘却バッテリー(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (143)
425人が棚に入れました
中学球界で名を馳せた完全無欠の剛腕投手・清峰葉流火、切れ者捕手の“智将”・要圭の怪物バッテリー。全国の強豪校からスカウトを受けていた彼らが進学したのは何故か野球無名校の東京都立小手指高校だった。さらに圭は記憶喪失で野球に関する知識も失っていた。 そしてかつて彼らに敗れ散り野球から遠ざかっていた天才たちも、偶然同じ高校に入学しており…。 巡り合い、再び動き出す彼らの高校野球ストーリーがいま始まる―!
ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

意外と本格的な野球アニメ

元は天才野球選手だった少年が寒いギャグを全力でかますアホになってしまったという記憶喪失ものと野球の掛け合わせみたいな感じ?

記憶喪失設定とギャグの掛け合わせは面白いし宮野のぶっ飛んだ演技が笑いを誘う?

5話まで視聴

中身が思っていたよりガチな野球アニメ。作画や描写のこだわりがひしひしと伝わる構成で緊張感を感じられる。

9話まで視聴{netabare}
新キャラの土屋先輩も加わり、更には唐突に圭の記憶が戻って1クールの締めに練習試合。はたして都立は勝利をもぎ取れるなか?初勝利このアニメ、正直今期ベスト候補かもしれない。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

広い世代にウケるものを制作するのは難しい様で…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.07.03

 結局、主人公は野球と言う呪いに囚われていたんですねぇ…。ラストは何となく不穏な感じで締めました。

 最強バッテリーが他の選手を殺す(実力差を見せつけて野球の夢を潰す)のがテーマですが、実際の野球選手は脳筋で自分を客観視出来ない集団なので、そんなに気にすることあるのかな?

 日本のプロ選手を見ていると、絶対にメジャーで通用しないだろ?と素人でも分かる様な選手がメジャーに挑戦して、やっぱり活躍出来ずに逃げ帰って来ます。

 野球はサッカーとかより個人スポーツで、個人データが全てなのに、なぜメジャーへ行く?

 筒香選手なんかも、速球に弱いと言われていたのに、日本より速い球をガンガン投げてくる投手がめちゃくちゃたくさんいるメジャーでどうして通用すると思ったのか?

 データが全ての野球で、しかもプロですらこの有り様なのに、シニア程度の話でそんなに他選手の夢を喰えるか?アマの野球選手なんて実力差すら認識出来ないじゃないの?

 なんつーか、色々疑問でしたが、ボロが出る前に綺麗に終わって良かったと思います。野球界の闇は深いで!
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2024.06.08

 原作漫画既読です。原作は野球を揶揄したギャグ漫画ですが、アニメはスポ根路線にする様です。これは正しい改変の様な気がします。

 野球…それは昭和の悪い部分を煮詰めた様なスポーツです。軍隊式の組織、意味の無いシゴキ、途中で部活を脱落しようものなら、玉無しの落伍者として学生生活は終わり…。女子生徒にも嘲笑され続けます。

 弱小チームでも人格の陶冶のためにシゴかれるという、今ならブラック部活の典型みたいな地獄が各地で展開されていました。

 それでも、昭和世代にとって、スポーツの選択肢は、ほぼ野球しかありませんでした。なんだかんだ言って野球が好きなのです。

 もう、2度と野球はやりたくないないけれど、血の汗を流したあの頃を馬鹿にされるのは許せない…。若い子には親父達のノスタルジーは理解出来ないでしょう。

 アストロ球団に登場した、巨人軍に恨みを持つ選手で構成されたブラック球団みたいなもんで、「親父は巨人軍にか◯わにされたー!」とか言って、殺人野球を仕掛けてくるけど、一応野球で復讐するという…。

 多分、原作のママだと、野球に対してアンビバレントな感情を持った旧世代には受け入れられないという判断なんでしょう。

 原作のケレン味は後退していますが、何とか昭和世代の視聴に耐えるアニメになっております。虎の尾を踏まない様にするのは大変ですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

従来のスポ根モノよりは一歩引いた視点が面白さに繋がっている(心理描写が丁寧)

【レビューNo.139】(初回登録:2024/8/18)
コミック原作で2024年作品。全12話。
キャッチコピーは
「天才たちは出会ってしまった…!」
「気づいてしまった もう、逃げられない。」
などのようですね。


(ストーリー)
中学野球界で圧倒的な力を見せつけ、相手の心をへし折ってきた清峰葉流火・
要圭の天才バッテリーコンビ。
過去に対戦した山田太郎も野球を辞める決意をして、野球部のない小手指高校
に進学するが、そこで清峰と要に出会ってしまう。
・要が「記憶喪失」により野球素人になっていた
・清峰は”要と野球をすること”にしか興味がない
2人は強豪校の誘いを断り、同校に入学していたのだった。
同校ではちょうど野球同好会が発足したばかりで、清峰は再び要と野球を始め
るために山田を誘うのだった。
そして同校には同じように清峰と要に心をへし折られ、野球と決別した天才プ
レイヤーの藤堂葵と千早瞬平も入学しており・・・
出会ってしまった天才たちの時間が再び動き出す。


(評 価)
・終わってみればコメディは必要だった
 本作はこの手のスポーツモノでは珍しい、ギャグをどんどんぶっ込んでくる
 のコメディ色の強い作品になっています。
 最初は宮野守さん演じる要のハイテンションなギャグについていけず、昔読
 んだ漫画『泣くようぐいす』が頭をよぎりましたね(笑)
 (同じようなギャグ&結構シリアスな野球描写だが打ち切りにw)
 なので、最初は「こんなギャグいるんか?!」と。
 でもキャラの関係性が構築されてくると、山田あたりがギャグやボケをしっ
 かり拾ってくれるので(ギャグ自体は寒くでも)意外とコメディとして成立
 してくるんでよね。
 それに最終話をみると、
 {netabare}「要の『お調子者キャラ』は壮大な伏線だったのか!」
 と受け取ることもでき、なかなか侮れない作品ですね。
 (最後まで視聴すると「滑り芸的なものも狙ってやってたのか?!」という
  気もしてくるw){/netabare}


・野球作品としてはかなり面白い
 ストーリーとしては、弱小校にワケありの才能あふれる主人公が入学してき
 て、さらに才能あるプレイヤーを説得しながら、イチからチームを作り上げ
 ていくという王道展開ですね。
 清峰・要の天才バッテリーコンビに加え、藤堂と千早も性格やプレースタイ
 ル等キャラがしっかり確立しており
 「この4人が同じチームでプレイしたらどうなるんだ!」
 という期待感がハンパないんですよね。
 特に藤堂と千早については
 ・頑なに入部を拒む2人を説得~入部への流れ
 ・清峰と要に心をへし折られたのは実はきっかけのひとつで、野球を辞める
  ことになった本当の理由
 かなり掘り下げられるので、キャラがより魅力的に描かれていきますし。
 {netabare}また要も一時的に記憶が戻り「智将ムーブ」を発動してくれましたし。{/netabare}

 そして山田太郎という有能なサブキャラもポイント高いかなっと。
 主人公は清峰と要のバッテリーコンビらしいのですが
 ・清峰:唯我独尊で言葉足らずのコミュ障
 ・要:「記憶喪失」でアホの子
 ということで、山田が語り部を担っています。
 山田自身は地道に努力してそこそこの実力者ではあるものの、4人の天才に
 は及ばない、いわば普通の高校球児なんですよね。
 そんな彼の視点から天才たちを語っていくという構成は、なかなか上手いや
 り方だったのでは思います。
 また山田の温厚で常識人というキャラは
 ・上述の通りコメディ展開の有能なツッコミ役
 ・個性派揃いの天才の中でのバランサー役
 ・持ち前の安心感あるキャラで要所でのチームの支え役
  (チーム内の人望も勝ち取っている模様)
 4人の天才が悪くいえば投げっぱなしのキャラなので、そこを山田を使って
 上手くフォローしているという印象ですね。

 でも個人的に一番のお気に入りは、土屋和季の加入シーンかな。
 {netabare}内野はタレント揃いだが外野が弱い。で、メンバー探しですが・・・
 彼も4人のような天才ではないのですが足という武器を待っていて、そこに
 (守備範囲の広い)センターという重要なピースが埋まる瞬間が最高にテン
 ションが上がるんですよね。
 「何やこのチーム!めっちゃ面白そうやん!!」{/netabare}

 
・部活動への問題提起とタイトル「忘却」に込めた思い
 まあ「問題提起」はちょっと盛ってますが(笑)
 象徴的なのが土屋のエピソードですが
 {netabare}・中学時代、体育会系のノリや上下関係の厳しさに馴染めなかった
 ・また野球部を辞めたことで”根性なし”扱いされることになった
 ということで2Dの野球に失望して、3Dへ逃げ込んだ経緯があるんですよね。
 スポ根モノなら、強キャラ主人公がそいつらをぶっ飛ばしてスカッと展開に
 なるんでしょうが、現実はそうもいかないわけで・・・
 「厳しい規律と上下関係というシステム。そのせいで埋もれてしまった才能
  もたくさんあるかもしれないと」
 山田のモノローグがなかなかに染みますね。{/netabare}

 また要についても
 {netabare}・元々は今の調子者キャラだったが
 ・清峰を一流投手にするために、努力で「智将キャラ」に変貌
 ・しかし勝ち続けていく中で、自分を厳しく律してきた負担や心をへし折っ
  てきた相手への罪悪感からいつしか「野球が楽しい」と思えなくなった
 ・そんな心の反動が「記憶喪失」
  (正確には「解離性同一性障害による人格交代」らしいが)
 という感じで「勝利至上主義」へ一石を投じるような描写がみられるんです
 よね。
 この辺は少し深読みしすぎな気もしますが、最終話で『要圭』という人間が
 描かれた上で、タイトル「忘却」に込めた作者の思いとは・・・
 単に「記憶喪失」いう意味だけでなく、「過去からの解放」といったものが
 含まれているのかもしれません。
 本作でも最後に
 「もし一つだけ何かを忘れられるとしたら、俺は・・・」
 で含みを持たせていますし。
 今後この辺りも明かされていくのでしょうか。

 「記憶喪失」によりお調子者で野球素人になってしまった要ですが、皆でイ
 チから野球に取り組んでいる姿はノビノビしていて、過去との対比を意識し
 ているようにも感じますね。{/netabare}


そんな感じで、
・序盤のギャグ展開は合わずに眉を顰めていたが
・イチからチームが出来上がっていくワクワク感
・キャラ同士の深まる関係性
・原作者の描きたいテーマ性
回を追うごとに積み重ねが生まれ、面白さが増していく作品なのかなっと。
今期では練習試合まででしたが、今後このチームが公式戦でどこまでいけるの
か純粋にみてみたいと思いますし。

原作者は女性の方のようですが、(男性目線の)従来のスポ根モノよりは一歩
引いた視点から描いてる感じが、独自の面白さに繋がっている感じがしますね。
(山田の語り部や独自性のある丁寧な心理描写が印象的だったかな)

OP「ライラック/Mrs. GREEN APPLE」
ED「忘レナ唄/マカロニえんぴつ」
・こういう方々がこぞって参戦しているのをみると、アニソンという分野も
 レッドオーシャン化しているのをつくづく感じますね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

69.1 12 スポーツで幼馴染なアニメランキング12位
Free!-Dive to the Future-(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (143)
741人が棚に入れました
高校を卒業し、水泳でつないだ絆を胸にそれぞれの未来へ歩み出した遙たち。遙は東京で、かつてともにリレーを泳いだ旭と再会する。中学生の記憶を呼び覚ます遙。その胸に蘇ったのは“あの時”の郁弥の姿だった。遙とともに上京した真琴は、新たな夢に向かって進み始め、シドニーへ旅立った凛は、新天地で意外な出会いを果たす。それぞれの未来で彼らを待ち受けていたのは、新たな戦いか。それとも、残してきた過去との対峙か……?

声優・キャラクター
島﨑信長、鈴木達央、宮野真守、内山昂輝、豊永利行、木村良平、細谷佳正、野島健児、日野聡、代永翼、平川大輔、宮田幸季、鈴村健一、鈴木千尋、渡辺明乃、阿部敦、松岡禎丞、広橋涼、津田健次郎
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

俺はFree!しか観ない。たぶん観ないと思う。観ないんじゃないかな。以下略

2018.10.03記


1期2期視聴済


おそらく人気の水泳アニメ第3期。
高校を卒業した遥たちが今度は大学の水泳部でどうなっちゃうんでしょう?のお話です。
環境が変わるため、新規の登場人物も大幅増員、人物相関も変化が生じることになります。

別の角度では、期を重ねる毎に男性視聴者がふるいにかけられ、果たして3期まで残って観てる男子諸君ってどんだけいるんでしょう?というのも気になる作品でもあります。
いったん男性視聴者の件は後回しで本作について、、、


 はるちゃんの対人コミュニケーション力が格段に上がってます


セリフが「あぁ」「うん」「そうだな」「俺はフリーしか泳がない」しかなかった七瀬遥が人として成長してるのです。
もちろんこのことは、「キャラ崩しやがって!プンプン」というようなものではなくて、1期2期通じての心境変化だったり、2期最終話の当人の決意などを通過してきた視聴者にはごく自然なこととして受け止められる範疇のものだと思います。
遥だけではない、真琴・怜・凛・宗介たちこれまでの主要メンバーらも一段階昇った「あの時があったからこそ今の君があるよね」という言動や描写がそこかしこに散りばめられています。こういったところ続きものの利点ですし、製作陣も踏まえておりました。
継続視聴組にはうれしいところです。

あっ!渚は安定して渚だったかも。。。


1期2期飛ばしてここに来る方は少ないというかいないと思いますが、本作の視聴にあたっては前の期視聴済みであることが前提になります。
さらに劇場版を観てたほうがいいかもしれません。私にはこれが抜けています。
TV版では帰省していた凛と遥が勝負するくらいの描写しかなかった中学時代だったのが、今回はその中学時代における別エピソードが物語の起点となってます。それは岩鳶中学の水泳部リレーメンバーたちの話。たぶんこれ劇場版で描かれてるんですよね?
そのため、本作の中盤までの主役桐嶋郁弥だったり、椎名旭、芹沢尚は私にとっては“はじめまして”の面々となり、劇場版で描かれてただろう前日譚の情報がないままの視聴となってしまってました。物語を追うのと辻褄合わせに苦労したのでやはり劇場版視聴も必須です。


かっこいいOP,崩したEDは健在。往年ファンの期待を裏切りません。

そして私がというより皆が毎度楽しみにしているプール作画も健在というかパワーアップした印象。Free!を観続ける最たる理由がこれです。


1期2期そして劇場版をおさえてとの前提つきで、おなじみのメンバーの成長っぷりを拝めるありがたい作品となってます。

さらに今回は、

(これまでより)勝負へのこだわりが強くなっている
(これまでより)友情が重層的に描かれ深みが増している
(これまでと違って)幼馴染みメンバー以外の人物に焦点をあててもいる

1期2期の様式美をあえて崩しにきてますが、確信犯でしょう。こちらについては新規登場キャラの収拾がつかないところはあるものの、私は好感をもって受け止めました。




だ・が・し・か・し・・・


作品通じてうっすらと薫ってきてはいた“腐”のそこはかとない香り。
作画の良さと軽めの友情物語で蓋をしてきたパンドラの箱を今回開けちゃいましたね。

{netabare}その名は、遠野日和♂{/netabare}

男性視聴者の減少に合わせた機を見計らって投入された(かもしれない)リーサルウェポン。

ポジション的には遥にとって真琴のような見守り役。
もしくは遥でこじらせちゃった男子(凛ちゃん)にとって宗介のような警護役。
と、柔と剛の違いはあれ対象とするキャラ一人に対しての想いが半端ないという役回りを演じる大学1年生です。彼が対象とするのは郁弥くんになります。

{netabare}で、彼

一言! 気持ち悪い
二言! こんな奴いない

これあまり言いたくないのだけれど、女子ばかりのアニメ観て「わーい」と喜んでる男性諸氏に対して、女性陣が感じている違和感に近いのかもしれません。
すなわち、

 「こんな女、現実にいねーよ」

ひよりくんはまさにその男版にあたりそうです。
{netabare}ちなみに8話まで気持ち悪い奴でその後毒が抜けます。その8話は良い回でしたね♪{/netabare}
なお、よくこんな奴いないと言いつつも長い人生似たよう人物に出会うことはあります。現実的にいなさそうとは、一対一ないし多人数でやり取りする際の会話におけるリアリティの欠如をばんばんに感じるところでしょうか。

八頭身イケメンを揃えたところで男性客は離れていきません。…少なくとも私はね。。。

一例を挙げます。

{netabare}観覧席で隣同士郁弥と日和が座っている。そこに次の試合で郁弥と泳ぐ予定の旭がやってきて、いい勝負しようぜないしお前には負けない的なことを言ったのを受けて、

郁弥「僕が勝ったら何か奢ってよ」

そこで隣の日和はどんなリアクションをしたでしょうか?

1.特に関心を示すことなく無言
2.「俺にもなんか奢ってよ」と便乗
3.「旭!お前が勝ったら高いもんねだっちゃえ」と郁弥イジリ
4.「あー旭には残念だがおごり確定だな」と旭イジリ
5.「郁弥のお気に入りはピスタチオドリンクだよ」と郁弥の好み知ってるぞアピール
6.「郁弥のお気に入りはパクチーサラダ(仮)だよ」と苦手なものを挙げてツッコミ待ち

正解は・・・{netabare}5番でした。{/netabare}
サシの勝負を前にして、男の場合、基本部外者はしゃしゃり出ませんので1.が妥当。またはわりとガチめの火花を散らすかです。ここでは軽口を叩いてリラックスしてやろうよ、との郁弥の意図があるため、その意を組んであげるかという力学しか働かない場面でしょう。次点で2.3.4.6.。
そうなるとまず取らない選択肢が5.。百歩譲って好きなモノはこれだよねと郁弥に断わりか確認をとってというのならあり得ますが当人を差し置いてはまずないです。
{/netabare}
これまだ軽いやつですし、文面上では私の表現の拙さもあるやもなので現物の日和くんを見てもらいたいと思うよ、と宣伝しときます。
真琴でも渚でもなんとか耐え抜いた自分が敗北した瞬間でした。

あー日和で尺をずいぶんとってしまったよ。きちんと見所いっぱいあるのにね。{/netabare}
{netabare}そしてブレない渚。「ひよちゃん」ってさっそく懐に入り込んでたりする。{/netabare}


なお、最終回はきれいな区切りか?と問われると難しいところではあるものの、4期がありそうな幕の降ろし方でした。
今期終盤では、今後ちょい熱めの展開が進展していきそうな含みを持たせており、Free!にあるまじき物語が紡がれるかもしれません。
流しのコーチ龍司さんもいわくつきの過去ありそうですしね。{netabare}亡くなった幼馴染みって凛の父親だったりして・・・{/netabare}


だいぶ日和くんを腐しましたが、作品自体は嫌いじゃないからね。

See You in 2020...


-----
2019.03.02追記
《配点を修正》

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

もっと遠くまで、もっと自由に。飛び込め、未来へ!

Freeの3期にあたります。

テレビシリーズの1期、2期はもちろん、

劇場版「ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-」、
特別版「Free!-Take Your Marks-」
も見てからの視聴をおすすめします。

そうしないと人物の相関図についていけないと思います。
キャラが多すぎるww

これまでのテレビシリーズのキャラはもちろん、
今回から「ハイ☆スピード」のキャラもメインキャラの仲間入りです。

なんかもう、オールスターズ状態ですw

全12話です。


● ストーリー
高校を卒業した遥(はるか)と真琴(まこと)は、
東京の大学に進学した。

遥は大学の水泳部に入り、
そこで中学時代の友人・椎名旭(しいな あさひ)と再会する。

同じく中学時代の友人だった桐嶋郁弥(きりしま いくや)を
新人戦の会場で見かけるが、彼はみんながバラバラになった後、
心を閉ざしてしまっていた。

一方、岩鳶(いわとび)高校水泳部には3人の新入部員が入り、
高校最後の大会に向けて怜(れい)と渚(なぎさ)も新たなスタートを切っていた。


主人公は遥なので、
お話のメイン舞台は東京に変わりました。

コーヒー飲んだり、
都会の大学生っぽいことしてる遥たちに私は動揺w

高校生の初々しいはるちゃんたちを知っているから、
そういう成長や変化は喜ばしいような、寂しいような(´;ω;`)

「ハイ☆スピード」のメインキャラである旭や郁弥が絡むお話なので、
“「ハイ☆スピード」の続編”という印象がありました。

心を閉ざした郁弥、
さらに郁弥を遥たちと接触させまいとする日和(ひより)などの動きもあり、

今までのテレビシリーズと違った空気の重さが…(;´Д`)

「ハイ☆スピード」も空気の重さを感じましたが、
私はテレビシリーズの明るくてアツいノリの方が好きだったんだけどな…。

明るさ担当の渚の出番が少ないのは、痛い。
そして郁弥が絡んでくると、話が重くなる。笑

ラスト2話は全キャラ集合だったので、
いつも通りのFreeの雰囲気を楽しめたので、そこはよかったです^^


しかし最終回が…えー…。

続編のお知らせがあったものの、
あれは賛否両論ありそうな終わり方ね。

これ終わるのか?1時間スペシャルだっけ?という焦りさえ感じるほど、
尺いっぱいいっぱいでした。

いつものFreeなら、スペシャルEDに浸りながら、
もっと余韻を楽しめたんだけどなあ。

今回の最終回は内容が詰め込まれていて、
しかも中途半端な終わり方で、あまりいい余韻がない…。

ひとつひとつのレースは素晴らしかったんだけどな!
いやもう、内容が濃すぎたってことにしておきます!

2020年の、そしておそらく夏に続編放送とか、
もうオリンピックと同じレベルの心持ちで見守らなければいけませんね(`・ω・´)


≪ 水の描写 ≫

作画はさすがです。特に水の描写がすごいです。

最終回の冒頭は水に関する描写がたくさん流れるのですが、
どれもが圧巻。

それだけ、この作品は“水”にこだわってきたのだなあというのが、
強く感じられました。

遥はこれからも水と共に歩んでいくのでしょう。
そういえば、遥はどこでも服を脱ぐという悪癖がなくなりましたねw


● キャラクター
多いなあと思いましたw

だけど、ちゃんとそれぞれのキャラに見せ場があり、
どのキャラのファンに対しても優しいです。笑

そしてキャラの意外なつながりが発覚したりと、
驚きもありましたw

郁弥が絡むと話が重くなりますが、
沈んでいるところから解放されたときの郁弥は、
劇場版同様、反則級にかわいくなりました(*´Д`)あのギャップずるい

1期は渚、2期は真琴推しでしたが、
3期はまたしても渚がかわいくて魅力的でした♪

3年生になって渚も大人っぽくなりましたね。
回想シーンに登場する渚が一番かわいかったですけどw


●音楽
【 OP「Heading to Over」/ OLDCODEX 】

1期と2期同様、
OLDCODEX担当のOPは安定ですね^^

今回もロックでかっこいい曲でした♪


【 ED「GOLD EVOLUTION」/ STYLE FIVE(メインキャラ5人) 】

明るい曲調ですね♪

映像はキャラ全員集合ですごいことになってますw
アイドルみたい。笑

みんなのドレスコードがかっこよすぎ!似合いすぎ!

ただ、今までのEDのような、
不思議な世界観がなくなっているのが残念です(´・ω・`)笑


【 スペシャルED「Blue Destination」
  / STYLE FIVE+椎名旭(豊永利行)、桐嶋郁弥(内山昴輝) 】

今までのスペシャルEDがよすぎたのか、
今回は強く印象に残りませんでした。いい曲だったけどね。

映像もシンプルでしたね。
親族というくくりは新鮮だったw

どういうキャラ選抜なのか?
主人公の遥をはじめとする主要キャラが登場しないという異例さにもびっくりw


● まとめ
キャラが多くて、結果いろんなストーリーが錯綜していて、
まとまりがないなあと思っていましたが、

最終的には大会に絡めて、
うまくまとめてくれました^^

高校生の遥たちの物語がきれいに完結し、
それで十分満足していたので、

大学生編の必要性が個人的には疑問だったのですが、

最終回を見て、大学編は大学編で、
キャラも増えて見どころもあってよかったと思えるようになりました。

絆っていいね♪そんな青春を続編でも楽しみたいです^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

飛び込め、未来へ!

この作品は、「Free!」の3期に相当するモノです。
物語の内容に繋がりがあるので、1,2期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

2期で岩鳶高校水泳部としての最後のレースに出場し、力を出し尽くした遥と真琴は、今期から大学1年生として新たな一歩を踏み出すことになりました。

真琴は水泳の先生に…凜はオーストラリアへのそれぞれ目標を持って動き出していました。
遥は…遅ればせながら世界の舞台で泳ぎたいという夢を見つけ東京の大学に進学しました。

一方、岩鳶高校に残された渚と怜は3年生になり、今年が集大成の年になります。
高校生として全力全開で挑めるのはあと1回限り…

そんな水泳部に朗報が…
遥と真琴の卒業後に、3人もの新入部員が水泳部に入部したんです。
そのうちの一人はマネジャー志望ですけど…
でも、これで岩鳶高校水泳部としてまたメドレーリレーに挑めるということ…
渚と怜にとってこんなに嬉しいことはありません。
こうして一人ひとりが目標を持った状態で3期の物語が動き出します。

物語が動き出して圧倒されるのは、高校時代とは次元の違う速さをみんなが追及していること…
そして感じるのはそれぞれの種目に対する層の厚さです。
私は競泳の世界は良く分かりませんが、簡単に勝ちを拾える世界じゃないことくらいは分かります。

自分の全てをぶつけて…そのために水泳以外のあらゆるモノを投げ捨てないと価値を引き寄せられないのは想像以上に厳しい世界です。
そのためメンタルを含め、本番に向けて調子を上げる必要がある中、昔のしがらみによる呪縛にもがき苦しむ選手が未だ残っていました。
中学時代に遥と同じリレーチームにいた桐嶋 郁弥です。

だから今回は複数の物語が同時並行的に進んでいきます。
遥たち大学1年生らの目標を目標のままで終わらせない意志と行動の物語…
渚と怜たち岩鳶高校水泳部のジャージに込められた誇りと意地の物語…
そして、桐嶋 郁弥を巡る友情の物語…

自らを一歩上のステージに押し上げる事…
言うのは簡単ですが、実践するのはとても難しい事です。
まず、一歩上のステージが何か、具体的にイメージする必要があります。
そのステージには今の自分では辿り着けず、着実な成長を必要としていること。
そして、そのステージを押し上げるための具体策とそれを遂行するスケジュール管理。

こう考えると、人間ってホントに管理の必要な生き物なんだと思います。
間違えるし…勘違いするし…心も弱い生き物だから当然といえばそれまでなんですけどね。
誰かに管理してもらうのが必要な人、自分で自分を管理する必要のある人、状況に応じて様々だと思いますが、人間に総じて言えるのが管理の必要性…
だから誰の手も借りる事無く、自分で自分を管理できるのが一番理想的なのですが、ここに到達するにはそれなりの苦労が必要です。
ここで言う管理というのは、現状の抜け・漏れを防ぐ意味での管理ではなく、自分を着実に成長させるために必要な管理です。

彼ら立っているのは、日々自分を進化させ続けないと淘汰される世界…
コンマ1秒のタイムを削るために自分を徹底的に追い込む必要のある世界…
世界をみるとまだまだ凄い選手がゴロゴロいるでしょうし、挑む上でもプレッシャーは半端ないと思います。
そんな状況の中、彼らがどこまで自分を貫けるか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、OLDCODEXさんの「Heading to Over」
エンディングテーマは、STYLE FIVEさんの「GOLD EVOLUTION」

1クール全12話の物語でした。
最終話のラストで「See you in 2020...」とテロップが入っていました。
これは続編決定ということで良いんですよね。
これで終わったら、ファンから怒りと悲しみの声が殺到すると思いますので^^;
彼らがどんな速さを追い求めるのか…今から楽しみです♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

76.2 13 スポーツで幼馴染なアニメランキング13位
ユーリ!!! on ICE(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (741)
2991人が棚に入れました
日本中の期待を背負って挑んだグランプリファイナルで惨敗…
故郷吸収に帰ることになったフィギュアスケーター勝生有利。

「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで…

日本の崖っぷちスケーター勝生勇利と、ロシアの下克上スケーター ユーリ・プリセツキー。

2人のユーリと、王者ヴィクトル・ニキフォロフで挑む前代未聞のグランプリシリーズが今、幕をあける!

声優・キャラクター
豊永利行、諏訪部順一、内山昂輝、細谷佳正、本城雄太郎、安元洋貴、宮野真守、小野賢章、前野智昭、村瀬歩、野島健児、福山潤、日野聡、羽多野渉、土岐隼一

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

BLアニメというけれど?

「男子フギィアスケート」なんて書いてあるので当初期待してませんでしたが、非常に良い作品です!!!
1話、2話にて物語の掴みはOK。勇利の成長に焦点を当てます。
無論、ユーリにも成長の過程が組み込まれますが、やはり主役は勇利。
憧れ、ライバル、嫉妬、勝負、挫折、涙、達成、努力・・・たくさん要素が組み込まれています。観ていて楽しいですよ。

このアニメ、BLアニメというけれど、師弟関係とはそういうものではないでしょうか。
選手はコーチを信じて演技をして
コーチは選手を信じて大会に送り出す。
もし、これが男女の話の方が当たり前のようでつまらない展開になるのではないかと思いました。これで良し!
陽気に振る舞うビクトル。
憧れの選手にコーチをしてもらえるユーリ。
この組み合わせは最高だと思います。

敢えて残念なのは、このアニメ1クールで最後が急ぎ足。もっと個々の選手を掘り下げて欲しかった。個性のあるキャラが多いのでもっと楽しめたのではないでしょうか。

最後にOPのディーンフジオカにびっくり!良い曲です!

2018年2月平昌オリンピック開催。
2月12日付けの東京新聞 「東京エンタメ堂書店」記事にて
ユーリ!!!ONICEを絶賛しております。
それと、日本男女ペアが劇中曲にて挑戦するそうですよ。
プロも作品を楽しんでいるようですね(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 54
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

素晴らしいフィギュアのアニメだが…それを隠れ蓑にした卑しいラディカルフェミニズム思想と悪意の反日ルサンチマン

原案:久保ミツロウ、山本沙代
監督構成:山本沙代
脚本原案:久保ミツロウ
キャラクター原案:
アニメ制作:MAPPA

数値評価のみ先行します。

【作品総論(BLと反日の評価分)】
さて、タイトルにあるラディカルフェミニズムですけど、監督、脚本はBLを描いていますが、それ自体は問題ではなく、彼女らの趣味の範囲を超え、フィギュアの世界観を利用(悪用)し思想(イデオロギー)としてのフェミニズムを啓蒙している作品であることに着眼します。

説明に入ります。
{netabare}本作のBL表現を見ると彼女達は上野千鶴子氏の影響を多大に受けているようですが、上野氏の思想の源泉は「文化マルクス主義」です。
マルクスとその盟友エンゲルスは、プロレタリア独裁を達成させるために、伝統的な共同体に根ざす性規範を破壊することで革命を成し遂げることも模索しています。
この目論見はレーニンテーゼにおける「ネガティブウェルフェア(絶対平等主義)」と一体化しており、レーニンは「女性は家事の苦役におしひしがれており、彼女をこの状態から救い出しうるのは社会主義だけである。社会主義だけが、われわれの小さな家計から共同経済へ、土地の共同耕作へとうつっていくときにだけ、ただそのときにだけ、女性は完全に自由となり、完全に解放されるであろう。」と述べています。

この急進的なレーニンテーゼが残した後遺症は当時のソ連社会でも許容ができないほど社会問題を招き、離婚の急増、性犯罪の増加、出生率の激減など大混乱の末、後のスターリンによって過激なフェミニズム政策は撤回され、これを導き出したマルクス=エンゲルスの疎外論は封印されます。

つまり、下記でも説明しますが、百合に対抗するようにBLシナリオを組み立てた動機が男権に卑屈なネガティブウェルフェアであり、ネガティブウェルフェアの顛末はレーニンテーゼに基づく政策の結果のとおり、社会に極端な歪みを生じさせました。
現在は耳触りの良い「家事のアウトソーシング」、「ライフスタイルの自己決定権」、「性の自由化」として、暴力革命の実行者レーニンの思想が堂々とまかり通っている異常事態と踏まえることが必要です。

少子化問題の核心もラディカルフェミニズム思想の蔓延であろうことは、過去のソ連の体験からも推測できます。
よって、少子化問題はいくら対策を打っても、ラディカルフェミニズムを後押しする政策全てを停止しないと解決には至らないでしょう。

昨今、百合も含めて異常性愛ストーリー作品は大なり小なりフェミニズム思想の影響を受けてはいますけど、「ラディカル」であるか「マイルド」であるかの思想の分水嶺は「マルクス主義」をどう捉えているのかで判別します。

「マルクス主義」には経済闘争として一般に知られている旧ソ連型「マルクス=レーニン主義(スターリン主義)」の他に、さらに悪質な「文化マルクス主義(マルクス主義哲学or西欧マルクス主義)」が存在します。

・マルクス主義哲学の原典として代表的なもの
『啓蒙の弁証法』(ホルクハイマー、アドルノ共著)
→マルクス哲学の再構築。
『獄中ノート』(グラムシ)
→共産革命の達成の為にプロレタリア階級に於ける文化的ヘゲモニーの重要性。
その為には、マスメディアをフル活用しプルジョアが嫌がる、家族の解体、女性の労働者化、育児の社会化、性の自由化を達成しなければならないとしました。

・ラディカルフェミニズムの原典として代表的なもの
『歴史と階級意識』(ルカーチ)
『エロス的文明』(マルクーゼ)

→ルカーチ理論は「文化テロリズム」に特化しており、我が国でも猛威を振るった異常な性教育ジェンダーフリーはルカーチ理論が原典です。

→マルクーゼはフロイトを哲学的に考察し、その共通項である、唯物論、無神論から「エロス」をマルクス哲学に当てはめ、抑圧の解放こそが革命達成の早道と結論します。
その結果はベトナム反戦運動で開花し、ヒッピー文化を生み出した「戦争よりもセックスを!」は余りにも有名ですね。
また、彼はフリーセックスの他にドラッグの自由化も主張しています。
彼は「われわれが着手すべき革命は、社会制度を広汎に渡って解体するような革命である」とマルクス哲学に基づき社会を堕落させる「文化テロ」の目的を明確に述べています。
事実、彼の思想は我が国のみならず欧米のラジカルフェミニズムへも多大な影響を与えています。
本作では勇利のショートプログラムで「エロス」が登場します。
BLの不道徳性と合わせて「エロス」が登場したこと自体、マルクーゼを知らないと思いもつかない偶然性ですし、よって本作は文化テロを意図している根拠ともなります。

これら「文化マルクス主義」の格率は「唯物論的疎外」です。
マルクス主義の特徴は「階級闘争」(唯物的弁証法)に集約されますけど、これは「マルクス=レーニン主義」であれ「文化マルクス主義」であれ同様に適用されます。

「文化マルクス主義」に於ける「文化テロ」の攻撃の対象は、男は男らしく、女は女らしく、結婚は男女がするもの、嘘を言ってはいけない、他人に迷惑をかけてはいけないなど疑問の余地がないほど素朴で伝統的な精神文化です。
欧米社会ではキリスト教の教義に基づく道徳を破壊が目的であり、我が国であれば神道や仏教や儒教的な道徳観念が破壊の対象となります。

なお「疎外」は哲学用語ですので、通用されている国語的な意味とは異なります。
これを説明をするとウンザリするような長文となりますので、興味のある方は同書を読むか、調べてみて下さい。

「唯物的疎外論」はロシア革命の正当化に関わる根本的な問題を孕んでいたことから、政治的事情でソ連共産党が否定し続けた曰く因縁付きの哲学でもありますけれど「マルクス主義」は多岐に及んで一つのロジックを構成しており、ソ連のように都合良く部分否定をしマルクス哲学を捻じ曲げる立場では論理的矛盾を引き起こし、結果として体制崩壊に至っています。

計画経済とネガティブウェルフェアを貫いたソ連の崩壊に慌てふためき「文化マルクス主義」を取り入れ修正したのが、毛沢東支配下で一度失脚した鄧小平の「改革開放」踏まえ管理資本主義へと転換した中国共産党と、暴力革命放棄を偽装し破防法逃れを図った日本共産党の現在のテーゼです。

彼の国は経済的には成功(しかし、人為的にコントロールされた市場経済は近い将来収拾がつかなくなり暴発するでしょう)しても、モラルも文化的水準も惨憺たる状況であることから察しますところ、どのような繕いをしても、「設計主義的合理主義」の権化である「マルクス主義」は百害あって一利なしであり、この世から抹消すべく、全否定するべきイデオロギーです。

また、イスラム国の政治思想でも、イスラム教はキリスト教社会への対立構図に利用されているだけで、教義の影響など殆どなく、同国を研究している米国の政治学サイドでは「文化マルクス主義」の影響が節々にあるとのレポートも散見されます。
後に述べる東アジア反日武装戦線やカンボジアのボルボトもそうですけど、テロの陰に必ずマルクス有りです。

「文化マルクス主義」は第1次大戦後、帝政ドイツを倒したドイツの共産主義者達の手で研究がスタートします。
マルクスの世界観では経済活動【下部または土台】が経済以外の文化や宗教、道徳【上部構造】を規定するとされています。(史的唯物論)
我が国では共産党の幹部であった福本和夫氏が本研究に参加をしていますし、彼は戦後多くの死者を出したシナの「文化大革命」を支持しています。
ここからも、凡そどのような思想かお察しできるでしょう。

「マルクス=レーニン主義」が経済階級闘争での革命を説いているのに対し、後年、マルクス哲学の研究者により発達した「文化マルクス主義」は文字通り太古から人々に根付いている伝統文化の意識、観念の破壊を促進することで革命を成就させることを説いています。
マルクスが共産主義を説くのに用いたのは「弁証法」ですけど、「弁証法」は元来が詭弁術ですので、妖怪同様、如何様にも論理を変化させることが可能です。
更に「文化マルクス主義」は憲法学や思想研究者以外に国民には殆ど知られていないことから、マルクスやエンゲルスの幻想を隠避、偽装するにも都合が良いのです。

この「文化マルクス主義」は戦前にナチスに迫害され、米国へ亡命したドイツの哲学者や社会学者が米国の大学で教鞭をとっていたことと相まり、特に自虐史観の生みの親であるWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)と憲法改正に関わったGHQ民政局へ勤務した米国国務省エリートの思想へも大きな影響を与えています。
後にレッドパージで対日政策に関わった国務省の役人の多くは罷免されます。

「マルクス主義」の基本形は善悪の二項対立でテーゼとアンチテーゼを立てる至ってシンプルなものです。
ジンテーゼを正当化する舞台装置や演出にこそ実は多大の努力が払われています。

経済階級闘争ではブルジョワ(資産家)が悪でプロレタリアート(労働者)は善であり、その心は労働者階級は「搾取」をされている(『資本論』、『共産党宣言』より)です。
「搾取」、経済学用語では「剰余価値」ですけど、これは既に経済学的に否定されたので、経済階級のような観念対立自体が存在いたしません。

帝国憲法の改正で「文化マルクス主義」どのように作用したかと簡単に説明をしますと、
日本が戦争を起こした根本は国家体制とその価値観が問題であり、それらを担保している憲法改正はポツダム宣言履行の最重点課題でした。
正義は「連合国の価値観」で悪は「帝国憲法の体制下にある全ての日本的価値観」である二項対立で弁証し、「日本の価値観」を否定した彼等のジンテーゼは、我が国の伝統を一切無視した「日本国憲法草案」を導き、帝国憲法下の旧体制絶対悪演出の舞台装置として「軍国主義」が祀り上げられ、「東京裁判」や「歴史の塗り替え」、「軍の解体」などが行われます。

しかし、書き物の「帝国憲法」を塗り替えても、それに上位し、かつ我が国の絶対規範である不文慣習律の「國體」は変更出来ません。
連合国は大芝居の割には徒労に終わり、2600年以上の歴史を有する我が国の絶対規範を塗り替えることは出来ませんでした。

連合国は我が国の歴史の重みには勝てなかったどころか、米国に至っては朝鮮戦争の勃発で共産主義の恐怖にやっと気がついた為体ぶりですが、マッカーサーの対応は早くGHQから文化マルキストを追放し、日本悪の対日政策を根本から改め再軍備の指示と同時に早期講和へと舵を切ります。

先帝昭和天皇におかれましては「ポツダム宣言の受諾は國體の変更に非ず」と察せられたことは誠に驚愕たる慧眼であり、現代に於いても「日本国憲法」に上位する「國體」には些かの揺るぎもありません。
左翼の論理である「法実証主義」に囚われ「國體」の本質を見失っていた軍官僚には理解しがたい「御聖断」ではあったかもしれませんがね。

さて、「太平洋戦争」につきまして、私が懇意にさせて頂いていますレビュアーさんも他の作品で問われていますので、ここではその見解を記しておきます。
なお、本作のレビューには直結いたしませんで、更に畳みます。
{netabare}「太平洋戦争」は国際法で認められた「自衛権の行使」であり、東京裁判の結果は政治的偽計の産物です。
その理由は、開戦前夜の重要国策で御名御璽が得られている「帝国国策遂行要綱」において、対米英蘭開戦の目的は「自存自衛」と明言していることと、連合国の過失を鋭く衝いたパール判決書の法的客観性に拠ります。

米国は立場上、太平洋戦争に於ける我が国の自衛権行使は認めてはいませんけど、イラク戦争は当時の我が国と同様の法理の下で発動された米国の自衛戦争であり、このイラク戦争の正当化を唱え続ける以上、東京裁判の結果を否定することと論理的な等価となります。
ただし、昭和天皇が危惧されていた通り「日独伊三国同盟」は本当に必要であったか否を考えると「否」であり、ドイツと手を組んだばかりに不必要に米英の対日感情を悪化させ、引いてはシナに付け入る隙を許し、ヒトラーの台頭を警戒していたコミンテルンの対日工作を本格化させ、国共合作等、自由主義陣営と共産主義陣営を結託させてしまった事実は批判をするべき点です。

日中事変(戦争)につきましても、真の動機は満洲事変ではなく、上海事変にあり、その理由から「自衛権の行使」です。
東京裁判では「満洲事変」が原因とされていますけれど「満洲事変」は当時の国際連盟の仲介(リットン調査団)で国際法的には既に決着がついていますし、満洲事変を境に国民政府と戦争状態に至った情況証拠(国交断絶や国民党政府軍の戦時動員など)も何一つありません。

「リットン調査団報告」では、自虐史観教科書では我が国が侵略したかのように書かれていますけど、全文を読むと軍事占領以前にシナ(国民党政府)の統治能力の無能さを批判する内容となっています。
国際連盟は建前では軍事占領は認められなくても、統治能力がない国民政府よりも我が国が統治した方が良い結果を生むことを重々承知の上で、主権と実効支配を分離し国連委任統治として実質的に我が国が統治することを提案しています。
つまり、国際法的には結論に達していた「満洲事変」を東京裁判の論点とすること自体、政治ショーであり、法理的にすら成立していません。

引用

『調査団が集めた事実を証拠として使えば、むしろ日本は、中国を世界平和を乱した罪で告発さえできる。 』
(『アメリカの鏡・日本 抄訳版』ヘレン・ミアーズ著、伊藤延司訳)
上記はアメリカ人目線での指摘ですけれど、シナはそれ程までに目に余る存在とも言えましょう。
尖閣海域領海侵犯や南シナ海での侵略行動等、過去にはウイグル、チベット、内モンゴルへの侵略、しかし、シナの無法主義は中共で始まったことではなく、清や国民党政府時代から行われており、そういう事実を広く集めていた国際連盟が当時の国際情勢に照らしても、シナに偏った報告が出来るわけもないのです。
後にドイツに騙され、様々な外交的錯誤を犯した松岡洋介全権代表や外交的駆け引きを知らず「リットン調査団報告」の真意を読み間違え、「満洲国の独立」に固執した軍上層部の偏狭な考え方こそが、戦争へと転がり落ちた大きな落とし穴とも言えましょう。

現代に生きる私達は、先人の踏み間違いで300万人以上の犠牲を払った先の大戦へ至ったプロセスを顧みつつ、我が国に降りかかる危機を正確に分析する見識を養う必要がありましょう。
それはけっして自虐史観や9条に頼ることではなく、我が国の伝統を尊ぶアンディティティを確立していく中で、我が国に悪意を抱いているのはどの国であるかを捉え、用心かつ警戒を怠らないことです。{/netabare}

「反日イデオロギー」も「マルクス主義」の産物です。
マルクス主義の二項対立の定式に当てはまると炙り出されますけど、国内の「反日イデオロギー」は「反戦運動」や「反原発運動」同様に実態としては「反権力闘争」の一環です。
手法としては、シナや半島のように元来反日勢力が存在する国家に、戦時中の出来事をデマゴーグとして吹き込み、外交的に騒ぐ頃合いを見計らって相乗りしてくる低劣かつ姑息な手段が概ねデフォルトです。

具体的には「慰安婦」や「靖國参拝」が有名ですね。
どちらも朝日新聞が火をつけ、シナや半島が政治問題として騒ぎ、朝日新聞ほか国内の左翼メディアがフォローアップし、国際問題にまで発展しています。
しかし半島に於ける慰安婦問題は、強制連行を取り上げ、朝日新聞が担ぎ上げた吉田清治氏の「捏造」が発覚して以来、着地点を見失い朝日新聞が謝罪に追い込まれた事実を以ってマスコミの無責任体質や、権力の監視を唱えながらも我が国を貶めるデマゴーグを鳴らし、国民世論をミスリードし、後世の国民に残した負の遺産に対する責任は、廃刊や閉局にも匹敵する行為です。

実は朝日系列で用いたこの手法は1970年代に極左組織「東アジア反日武装戦線」が実行をしています。
同組織は同じ極左組織である「日本赤軍」や「革マル」、「中核派」とは活動形態を異にし、三菱重工爆破事件以後は完全に地下に潜ってしまい実態が掴めない不気味な組織でもあります。
警察庁公安部では、なお活動をしているとして要視察に指定をされています。
反日武装戦線のテーゼも当然(常軌を逸脱した)「マルクス主義」ですけど、高学歴が多い新左翼の連中のマルクス研究能力からすると、暴力革命路線からマスコミへと流れ込み、ペンによる文化破壊路線へと転換した程度のことは容易に察しがつきます。

反日武装戦線のテーゼ(ルンペンプロレタリア革命論等)は余りにバカバカしくて此処には書きませんけど、彼等が反日をする理由は感情ではなくロジックであり、其れなりにあると言うことです。
しかし、その狂気の理屈に酔いしれ、大量殺人を犯した事実まで見逃す訳には行きません。

本作の製作委員会には朝日新聞の系列である、テレビ朝日が参加をしています。
テレビ朝日も親会社の失態とともに報道ステーションでの一件もあり政府、政権には当然に逸物があるでしょうね。
加えて本作は、今後テレビ朝日がアニメにチカラを入れていくための渾身の作品とも聞きます。

本作に於いてシナや半島の反日国家を必要以上に意識し、盛り立てた反日行為は政権に対する当て擦りや嫌味程度かもしれませんけど、反日イデオロギーの成れの果てがテロと大量殺人ですので、些細な反日メタファーであっても、責任のある大人の立場としては批判を徹する態度で臨みます。

さて、ラディカルを峻別する「文化マルクス主義」とは上述で若干の説明をいたしました。
我が国の代表的フェミニストである上野氏は、マルクス・エンゲルス同様、伝統的な家族制度の破壊を是として、同性愛を肯定しています。
マルクス、エンゲルス他、文化マルキストの影響を受けている上野氏を触媒として、孫請け的に影響を受けている女性文化人が多いことも有名です。

本作では勇利の家族の描写は殆どなく、同性愛を匂わせるヴィクトルとの師弟関係の描写に過剰なまでに尺を割いています。
本作の総時間とヴィクトルと勇利の濃厚な関係描写に費やしている時間の比率を考えれば、尋常ではないことに気がつくでしょうし、10話の教会の賛美歌に合わせ、勇利が顔を赧らめながら、ヴィクトルと指輪を交換する描写に至っては、ヴィクトルの「金メダルの為に」で表層を取り繕ったとしても、海辺でのユーリの露骨な性的嫉妬の描写の尺を含め師弟愛を超越した同性婚肯定の直喩かとも思われます。
また、このシーンが金メダルの伏線だとした場合、もっと別の表現が可能です。
態々BLとしていることでも、本作は確信犯としてBLを強調しています。

また、ラディカルフェミニズムは過激な女性解放思想の一つでもあり、文化マルクス主義に感化され、百合を差別として考えた監督や脚本が勇利、ユーリの名称設定を百合に引っ掛けたのかもしれません。

なお、本作はBLではないという主張の殆どは「BL要素があっても本作の趣旨とは関係がない」旨の反論ですけど、現にBLを理由に視聴中止が続出している現実の説明には至っていません。

BLにしても百合にしても個人が趣味で楽しむ範囲なら未だしも、社会通念上許容はされてはいないことを認識した前提で、本作のように公共の電波の乗せ不特定多数に啓蒙するなど、一線を超えると拒絶反応が生じるのは普通の感覚です。
その普通の感覚を詭弁を用いて希釈する姿勢こそが「ラディカルフェミニズム」を通して「文化マルクス主義」に蝕まれている証しとも言えます。{/netabare}
ゆえに、
本作はBL(同性愛)の啓蒙【道徳破壊】と反日【国家のアンディティティ破壊】とをセットにしていることで文化マルクス主義作品であることは明白です。

なお、イデオロギーの観測は単に左翼であるだののレッテルを貼ることではなく、作品に仕組まれたイデオロギーを浮き彫りにし、何がどのように左翼思想であるのか論理的な説明を加え反駁をすることが大切です。


【各話各論】
第1話視聴済。

物語概要
漫画家久保ミツロウさんとアニメ演出家山本沙代さんの共同企画によるオリジナル作品。
引退間際の主人公勇利(ゆうり)が男子フィギュア界でもう一人のユーリ(ロシア人)がフィギュア界のトップアスリートヴィクトル(ロシア人)の指導受けて世界に羽ばたくサクセスストーリー。

巷で評判でしたので視聴をいたしました。
人気の高いフィギュアを物語に取り上げたのは正解ですね。
おそらく、本格的なフィギュアアニメを待ち望んでいた方々も大勢いたかと思います。
実在の誰某を連想させる設定としていない点も好感度が持てます。
振付設定はフィギュア振付氏の宮本賢二氏が担当しており、その点でも本格的なフィギュアアニメとして評価しても差し支えないでしょう。
しかし、振付が動画に活かされているかというと別問題。
一見、よく動いて見えますけど、スロー再生ではよく動くところ動きが悪くなる分界の繋がりでギクシャクが目立つ部分も多い。
おそらく、実写取り込みのコマと原画のカットが合っていないのかもしれません。
京アニの動きはスロー再生でもギクシャク感がほとんどないことを考えると、原画のカット割と中割の手間のかけ方を工夫すると、もっと滑らかで自然な動きとなるはずです。
これが制作会社限界のクオリティなら、あとは崩れることがないようにクオリティを維持してください。
私のような底意地悪い解析をしている視聴者もいることを念頭に、制作会社は絶えずクオリティの向上を目指して欲しいものです。
特に、キャラの動きが作品の良し悪しを左右する作品であれば尚更。
演技のカメラワークと効果音は、フィギュア中継をよく研究しており満足いくレベルの演出ですけど、カメラバイアスがかかっているので生でフィギュアを観た印象とは誤差があります。
今後はレベルの違う競技者の差をどのように表現して視聴者に伝えるのかが気になるところです。

次に2点ほど制作側が注意を払った方がよいと思われる点。
{netabare}メアニメの評価は作品の良し悪し以外でも足を引っ張る伏兵が潜んでいます。
特にタブーなことは物語に必然性がない特アに関することの描写や風刺。(国内向け放送ではあえて必要はない)
かつては「サムゲタン」の一言で全否定された極端な例もあります。
せっかくのオリジナルなのですから、作品外の政治的な理由で批判を受けかねない描写に対して、制作サイドは気を配っていただきたいものです。
(テレ朝が製作委員会に参加していることで、政治利用の疑念はおおいにありますけど・・)
(1)駅構内の垂れ幕に書かれたハングル文字。
(2)演技のカメラワークで、日章旗よりも太極旗の登場頻度が多いことと、太極旗が正面中央へ映る頻度が多い。
キャストを見た限り、ハングルも太極旗もなければないで物語の進行には影響はしないでしょう。
国際大会だから太極旗があっても不自然ではないとの反論がありそうですけど、そうであればなぜ北朝鮮国旗はないのかという矛盾も生じます。
韓国で放送しても最小限の修正で済ませる意図がどうしても見え隠れしますよね。{/netabare}

8話までの中間レビューです。
{netabare}【物語】
本作はどこそこでもBLアニメとして評価されているきらいがあるが、気色が悪いシーンが多々あるのは否定しない、しかし、物語の品質は下げても基軸を歪めるほどではないと思う。

欧米人は我々日本人から見ると大なり小なり同性愛的なコミュニケーションの取り方をする事も多々ある。
私の姪がフィギュアを習っていて数回練習を見学に行ったことがあるが、日本人コーチ(女性)はバリバリの体育会系なのだが、ロシア人コーチ(女性)の接し方はまさに百合を連想するような行為を公然と行うことに文化の違いを肌身で感じたものである。

男子フィギュアの欧米人コーチでも、選手とのコミュニケーションの取り方は文化の相違で大なり小なり同性愛的に見える振る舞いはあると思う。
本作におけるBL表現は個人的な許容範囲として100歩譲るにしても、ヴィクトルと勇利の関係で妙に作画にチカラが入っている描写も多く、この過剰表現とキャラ項目に書いた点を合わせると、BLアニメのレッテルを貼られるのは致し方がないかもしれない。

こと、フィギュアは氷上のバレエでもあり、欧米ではスポーツと言うより芸術に近い感覚がある。
芸術に関与している欧米人は過激なポストモダン、特にラディカルフェミニズムに傾倒している方々も多く同性愛推奨者など、社会通念的に首をかしげたくなる人物が多いのも事実だ。

また、フィギュア競技では長らく東洋人は差別的な境遇に置かれていたが、欧米人にとってバレエは西洋文化を代表する格式ある伝統芸術であり、バレエ文化がない東洋人が演じるのは烏滸がましいという自意識もあったのだろうが、近年この偏見が緩和された背景には、偏見を受けながらも過去から築き上げた我が国選手の活躍と貢献があった意味は大きい。

しかし、製作側はこの我が国フィギュア苦難の軌跡を弁えているとは言えず、多分に特アへのネット配信を睨み、特にシナに対しては検閲への媚売りなど政治的、かつ、商業的な理由で安直に反日国家のシナや半島をクローズアップしている罪は大きい。

世界GPで勇利がシナ大会から出場する必然性などもなく、舞台はシナ以外でも良いはずだ。
更に、シナ大会でも気分が悪いところ、バックのスポンサー企業では「ヒュンダイ」と「サムスン」を強調するなど何処の国のアニメよと言いたい。
8話、イ・スンギル紹介のシーンの太極旗では気分を害したので早送りで飛ばした。

現在中韓関係は悪化しており、シナ側で韓流ドラマの放送中止や韓流タレントの降板が相次ぐなど、半島文化のパッシングが吹き荒れている。
これは、本作企画段階では想定し得ない状況だろうし、反日の定式通り中韓セットとしたことが逆に仇となったようだ。
さて、どうやってシナ側の検閲に対する折り合いをつけていくのだろうか。

シナリオの久保さんは長崎県佐世保市の出身だが、佐世保市は左翼活動が盛んな都市でもあり、良識があれば対馬の現状を考え半島を強調するシナリオは抑制すると思う。
更に、コンテとシリーズ構成の山本監督は未だ韓流脳が冷めていないのか、思想に問題があるのか…
『さくら荘』でもやらかしたように、女性監督は政治的にデリケートな部分に対して無頓着過ぎる。
どうも両者とも上野の扇動に被れたのかラディカルフェミニズムを含め変な思想が見え隠れしているが、テロ朝とは利害が一致しているようだな。

また「おそロシア」と揶揄され、強硬な政治路線を歩むロシアに対する国民感情もけっして良好とは言えない。
特に極東ロシアへの旅行経験がある方は、シベリア鉄道の旅情を打ち砕く横柄で融通がきかないお役所対応に最悪のイメージを抱くだろうし、ソ連時代よりも酷いという感想も聞いたことが…

しかし、個人で接するロシア人の多くはプーチンのようなダーティーなイメージではなく、気さくで思い遣りが深い方々が多く素朴でもあり、来日しているロシア人の多くは親日家だ。
私のアニメ仲間の一人もロシア人でガルパンの大ファンでもあるが、ヴィクトルの描写は過激過ぎると批判的であった。
一般に自己顕示欲が強いアメリカ人よりも好感が持てるが、集団化すると横暴になるロシア人気質は如何なものか。

本作の反日イズムはBLとフィギュアの陰に隠れて見え難いが一般視聴層の政治的無関心と無自覚つけ込み、反日を刷り込む悪質な技法は流石テロ朝アニメとも言える。
製作側の政治的意図が露骨で正直気分が悪い。

どれ程出来が良くても反日や左翼的性質のある作品は2以下としているが、物語はまだ続いているし、基軸のフィギュアについてその演出は見事であることから評価は3を上限に考えることとする。

【音楽】
フィギュア作品だけあって劇中曲はどれも精錬されている。
特にタイトルともなっているフリー曲『Yuri on ICE』については数多にあるアニメの劇中曲のなかでも5つ星クラス。
OP、ED曲を含め最高評価でも良いと思う。

【キャラ】
キャラ設定の現実性には?の部分もあるが、キャラの立て方は上手い方だろう。
逆に立ち過ぎて、BL疑惑にまで及んでいる。
しかし、引退か継続か、スポーツ選手としての岐路に立つ主人公勇利の設定は緊迫感が感じられず甘い。
勇利の設定の甘さは後述するように、豊永さんの演技でカバーされていることを忘れないで頂きたい。

ユーリの勇利に対するジェラシーは、本来純粋にスポーツ選手として頂点を極めたヴィクトルの実力を占有している事実に対しての事だと思うが、ユーリの美形キャラデザ含め、ユーリのジェラシーを性的なものに転化したいようだ。
きっとBLは監督や脚本の趣味なんだろうが、スポーツアニメのライバル関係描写としてはチープであり物語全体のクオリティを下げていることに気がついているのだろうか。

また、『あまんちゅ!』でも感じたことだが、ギャグコメディでもないのに、節操がなく必然性のないデフォルメの多用も逆効果でいただけない。

【声優】
内容的に男性声優の演技力が作品の善し悪しに影響するが、総じて役どころをしっかりと演じており、平均以上だと思う。
特に勇利はキャラの性格上相当幅のある演技力が必要だが、豊永さんは期待以上に勇利を熱演している点は賞賛に値する。
女性声優に押されて霞がちな男性声優陣の熱演こそ本作品の持ち味とも言える。

【作画】
レビュー初期で原画の差し込みがおかしくモーションがぎこちない旨の指摘をしたが、回を重ねるごとに改善され、今では2Dの到達点とも言える完璧なモーションが再現されていると思う。
しかし、競技のカメラワークだがフィギュアは競技会場が限られるためテレビでしか観戦したことがない視聴者が大部分でその層には満足がいくだろうが、生観戦の醍醐味を知っている層には物足りないないだろう。
部分部分のカメラワークに、会場俯瞰など生の臨場感も挿入されていればもう1ランク評価が上がる。

追記
昨日、NHK杯フィギュア男子フリーを会場観戦したが、やはり本作の臨場感、躍動感不足はどうしても否めない。

競技動画に対しては現場の悲鳴が聞こえてきそうな高水準だが、他の部分ではモブの使い回しや動画の省略、背景仕上げの荒さやエフェクト処理の甘さなどが散見される。
競技動画に多くのリソースを割いている分、妥協すべきところではあるかもしれないが、京アニのようにモブから背景から動画から全てをパーフェクトに熟しているスタジオも存在するのだから、MAPPAの課題点として今後に活かして欲しいところだ。

ここは辛口で評価をすることになるだろう。

なお、物語での指摘事項は監督、脚本含めたプロデュース姿勢の問題であり、MAPPAの作画チームが負う責任ではないことは書き添えておく。{/netabare}

第9話メモ
{netabare}ほう。
イ・スンギルをフリーで失敗させて順位を落とし、今後の尺で登場させない方向へ舵を切ったか。
8話までの中間レビューで「シナとの折り合いをどうつけるのか」と記述したが、早速、半島sageのシナリオに組み替えて来た。
現実、前回のイ・スンギル登場回では微博(シナのツイッター)での評判も散々だったらしい。(シナ当局の自演もあるだろうが)
さらに、ロシア大会では半島企業らしき広告も皆無だったな。
シナでは中国共産党肝入りでの韓流外しが猛威を振るっており、こうしないと配信ビジネスに影響が出るからね。
つまり、シナの検閲逃れでシナリオを書いているのがバレバレの回だった訳だ。
それにしても左側の連中の考えそうな呆れた日和見展開だ。
シナ題名:冰上的尤里

それと、福岡空港の床標識にあるハングルもあえて必要はないな。
今期放送の『WWW.WORKING!!』では原作を改変してまで徹底的に半島臭を排除している。
それが我が国において半島が置かれている立場を鑑みた健全かつ正常な対応だし、逆に本作の非常識性が客観的にも浮き彫りにされる点でもある。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36
ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

師弟愛とは違う別の何か/作画のトレパク疑惑について

3話までの感想

{netabare}
スケートアニメでした。
漫画では見たこともあるのですが、スケートをメインテーマとして描いたアニメは初めて観ました。というか、スケートアニメなんて描けるはずがないと思ってました。(スケート靴を履いたアニメは知っていますが)

作画はすごいの一言です。プロスケーターが監修?に入っているのですね。スケーティング動画も3Dではないけど、実写をトレースしてるでしょ絶対。そうでもなければこれだけのリアルな動きは描けないと思う。ちゃんと体重が乗っているし、エッジワークを追い掛けたくなるような作画は圧巻です。お金掛かってるんだろうなあ。(苦笑)
フィギュアに関してはちょっと細かいのですが、スケート描写に期待出来るというだけで個人的にはかなりポイント高いです。

ストーリーに関してです。
2話まで見て。女性が主なターゲットなのでしょうか?自分はそっち方面はまったくわからない(むしろ苦手)のですが、キャラデザもそこまでキラキラした絵ではなく、熱いスポ根もの+ほど良いギャグという印象を受けました。テンポが良いので見易いです。メインのストーリーもどんどん進みますが、王道のスポ根もの真っ只中を行きそうで安心感があります。キャラも立っている。
あ、そっか三角関係が女性に受けてるのか。もちろん面白かったのですが、ネットの反応見ると若干温度差は感じます。(^^;; これから物語がどう進むかは楽しみですが。

キャラクターの生き様が垣間見えそうなアニメ、実在のスケーターに重ねて見てしまうところがあります。ただ、やっぱりスケートの演技自体は本物には敵わないと思うので、アニメでしか見せられない何かに期待したいです。(期待値高過ぎてハードル上がってます)

3話視聴
あ、そっか、ユリじゃなくて薔薇…なのか?(^^;;(他の方のレビュー見ながら)
お断りしておくと、自分はBL脳皆無です。むしろかなり苦手な部類…(^^;;

でも、これはガチですね。(^^;;
いえ、決してホモではないと思いますが、ある意味ホモよりもガチだと思う。()フィギュアの選手とコーチって固い信頼関係で結ばれているので、その絆は恋人以上(性的な意味ではなく)だったりすると思うんです。コーチが憧れの選手なわけでしょ。もうね、これは…(^^;;
ここまでガチなんだから、わざわざ釣りみたいな演出入れなくてもいいのに。画面いっぱいにホモやられると辛い…
歓喜のあまりハグってのはありだと思うけど。

勇利のあの演技も誰かに向けてのものだと考えると…いや、考えないでおこう。(苦笑)

{/netabare}


4話までの感想

{netabare}
評価はまだしてないので、暫定値(あにこれの現在の値)入れておきます。
ホモ成分多めでそこばかりツッコミ入れてますが、ストーリーは面白いです。今後の展開が気になるところ。ギャグも面白いですが、もうちょっとシリアス部分をゆっくり堪能したい気も。

23歳で引退とか、女子はともかく男子はまだ早いかな〜。でも、ユリオ君も年のこと気にしてたし、やたらと時間を強調するのは何かあるのかな⁉︎と勘ぐってしまいます。
また、色々と妄想してしまう(BL以外の部分で)のですが、想像力を掻き立てられるのは良作の証拠、じっくり本編を追っていきたいと思います。で、全部見終わったら感想書きます。(たぶん)
{/netabare}


5話まで見て(6話見れない)

フィギュア好きだし、スポコン路線メインなら多少の女性向けサービスは我慢したのですが…
師弟愛なら見たかったです。でも、どう見ても普通の師弟愛には見えません。
ぶっちゃけ、ホモを描くためにフィギュアを選んだのでは?と腹立たしくさえ思ってしまいます。ユーリ好きな人で現実のフィギュアもこんなものだと言う人がいますが、少なくとも私はそんな目でフィギュアを見たことはありません。(怒)
監督と原作者?が女性で歯止めが効かなくなってるとしか…
このアニメに限ったことではないのですが、女性の考える男同士の距離に違和感を感じます。それとも自分の感覚がおかしいのでしょうか?

BLサービス差し引いても自分が期待していたスポコンアニメにはならなさそうですね。2話あたりまでは面白かったです。



追記

作画だけはプロまで呼ぶ力の入れように感心していたのですが…トレパクはNO!です。

(ここで言うトレパクとは他者の画像や動画を無断トレース(もしくは模写)してオリジナルとして使用する行為の意味です。)

ダンスシーンのトレースは酷い…
振り付け師の方が本当にお気の毒です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

76.9 14 スポーツで幼馴染なアニメランキング14位
ハイキュー!! TO THE TOP(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (260)
1333人が棚に入れました
春の高校バレー宮城県予選、激闘を制し悲願の全国大会出場を決めた烏野高校排球部。全国大会を控えた彼らのもとに、影山の全日本ユース強化合宿召集の報せが舞い込んだ。さらに月島にも宮城県1年生選抜強化合宿への招集がかかる。同じ1年生との差に焦る日向は、宮城県1年生選抜強化合宿に押しかけるも……!?全国大会本番に向け、日向、影山、そして烏野高校排球部の更なる挑戦が始まる⸺!!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、諸星すみれ、神谷浩史、江川央生、花江夏樹、宮野真守
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

視点が変われば、世界が変わる

制作:Production I.G、
原作:古舘春一、監督:佐藤雅子
副監督:石川真理子、シリーズ構成:岸本卓
キャラクターデザイン:岸田隆宏
総作画監督:小林祐、音楽:林ゆうき、橘麻美
原作:古舘春一

2020年冬クールは良作が多く、ドロヘドロを筆頭に
視聴分だけで十分に満足できるラインナップだった。
そのため、面白そうだが、視聴に至っていない
録画したままの作品がまだ数本残っている。
この作品もそんな1本だった。

3期までの物語から面白い作品であることは
分かっていた。しかし、白鳥沢高校との決戦が終わり、
物語に一区切りついていたことから、
あまり視聴意欲が湧かなかったことが
これまで未視聴だった大きな理由。
ところがHDDの整理に迫られ、
視聴を始めると、やはり抜群に面白いことに
改めて気づかせてくれた。
キャラクターが個性的で魅力的だし、
競技を描くポイントの絞り方が、とても上手い。
Production I.Gが手がけるスポーツものは、
ほぼ外さないと分かっていたのに
ここまで放置していたのは痛恨だった。

ハイキュー!!の魅力は、日向翔陽と影山飛雄を中心にした
強烈なキャラと、爽快で緻密なスポーツ描写の面白さにある。
動きやカメラアングルもよく考えられており、
バレーボールの迫力を感じさせてくれる。
しかし、それだけにとどまらないのがこの作品の奥深さ。
個人的にはバレーボールという競技に
それほど興味はないのだが、この作品を観ていると、
競技そのものへの深い理解に驚くことがある。

今期で言うと、控えメンバーでサーブ特化の山口忠。
これまで何度も深く取り上げられている人物で、
サーブを打つだけのために試合に投入される。
どれだけ落ち着いた心理で試合に入っていけるか。
途中でワンプレーだけを任される選手にとっては、
最重要のポイントといえる。
それは、普段からの練習で意識することが大切。
効果的な方法である「リセットの視点」は、
とても納得できる話だった。

{netabare}つまり、会場内にある標識や
非常口の誘導灯などをリセットの信号として定め、
それを見たときに意識を集中させる訓練を
普段からやっておく。
緊張していてもすぐに試合に入れる心理状態に
持っていく準備をしておくのだ。
とてもリアリティのある話で、選手の心理について
深く考えられたエピソードだった。{/netabare}

また、選手たちをサポートする存在の人々の
想いもきちんと説得力を持たせて描いている。
例えば、今回は清水潔子が、
マネージャーとして最前線に立っているという描写。
自身が中学時代にハードル競技の選手だったことから、
そこに立つ心理を理解しつつ、自分が現在、
立っている場所はどこなのかを明確にする。
スポーツに関わるさまざまな状況を
上手くストーリーに組み込んでいる。
メインである全国大会はさわりだけだったが、
とても面白い4期目だったと思う。

今期のいちばんのポイントは、
全国大会に向けてレベルアップを図る
烏野高校排球部メンバーたちの想いや視点と
いうことになるだろうか。

影山は、全日本ユース強化合宿に招集され、
月島は宮城県1年生選抜強化合宿メンバーに選抜される。
合宿メンバーに選ばれなかった日向は、
呼ばれてもいないのに、宮城県1年生選抜強化合宿に
勝手に参加するという突飛な行動に出る。

{netabare}ただ、ここで偶然によるワンプレーをコーチが目にして、
合宿に飛び入り参加させてもらえるというような、
ありがちな展開にしなかったのは驚きだった。
日向は、部活のバレー部を休んでまで
合宿に参加したのに、
最後まで球拾いしかやらせてもらえないのだ。
しかし、才能ある者たちが揃った
各高校1年生代表たちのプレーを外から見ることで、
チーム全体に必要な動きや
論理的なタイミングについて考えるようになる。
自らの身体的な動きと技術面だけでなく、
プレーの連動性に着目するようになったのだ。{/netabare}
視点が変わることで、世界が変わって見える。
それは、レベルの違いもあるし、
下から見るのと、2階から見ることでも
見え方が変化する。県大会から全国に目を移した
ときの視点の違いを上手く表現していた。

一方、影山は全国トップレベルの選手とともに
プレーすることで、自らの足りない部分を考える。
日向をより効果的に使うことをイメージする。
ふたりは、違う世界のレベルの高さを心に刻み、
それをチームに持ち帰ることによって、
全体に大きな変革をもたらすのだった。

全国大会前の地味な話のはずが、
ここまで面白く見せられるのは、
やはり原作の持つ大きな力だろう。
また、全国大会突入後、天井の高いコートに
なったことで影山がアジャストに戸惑う描写の
リアリティにも感心させられた。
作者がバレーボールという競技を
とても深い部分まで捉えているのがよく分かる。

多くの人々の想いや視点が渾然一体となって、
全国大会に突入した第4期。
良質なドラマと感情の迸りを
今後はどのような形で見せてくれるのだろうか。
(2020年8月22日初投稿)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 43
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

4期は潔子さんのエピソード有

・・・ありますけれど、春高試合が始まる頃です。後半です。

4期本編の主役はやっぱり翔陽。そして飛雄。
特に翔陽の成長が楽しかった。
翔陽は呼ばれていない宮城県の1年生強化合宿に呼ばれていないのに飛び込みで参加する。
{netabare}今回の成長は新技やテクニックではなく
メンタルの成長。今迄は自分自身に精一杯でいかに周りを見ずにバレーボールしてきていたのか。
バレーボールを外から見ることで予測することの大事さを学ぶ。
それが、1点を守れることにつながり、1点を取ることにつながる。
春高ではどんなプレーができるようになるのだろうか。{/netabare}

飛雄は全日本ユースの強化合宿でハイレベルの選手たちと対面する。
{netabare}凄い選手がたくさんいることが分かってもさほど動じない飛雄。
その中でもとても大事なことを学ぶ。
セッターは相手の一番打ちやすいトスを上げるのではなく、一番能力を発揮させるトスを上げること。
烏野に戻り練習試合で実践。手ごたえあり。烏野全体の大きなレベルアップ。{/netabare}

他のメンバーも全員がレベルアップ意識して切磋琢磨。

準備は整った。さぁ春高バレーの開幕だ!

そして潔子さんのエピソードで感動だ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

高く、高く、舞い上がれ!

原作未読 全13話 4期の1クール目、2クール目は7月より放送予定

宮城県の烏野高校排球部を中心に描いた作品。1期から観ることをオススメします。

来週も続くのかと思っていたら、途中でバッサリと1クール目が終わっていましたねw

今回は、終盤以外は全国大会に向けてのお話でした。

日向 翔陽、影山 飛雄の主人公2人はそれぞれの場所でレベルアップのため頑張る姿がメインでしたね。

新キャラも多くて、一癖も二癖もあるキャラばかりでした。

これからというときに終わりましたので2クール目が楽しみです。

OP BURNOUT SYNDROMESさん、EDはCHiCO with HoneyWorksさん、アップテンポの曲で珍しかったです。サポートしているキャラ達が描かれているところも良かったですね。

最後に、翔陽の前向きさは見習いたいですね〜

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

65.3 15 スポーツで幼馴染なアニメランキング15位
Extreme Hearts(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (90)
218人が棚に入れました
現在より少し、未来の話。 サポートアイテム・エクストリームギアを駆使して遊ぶ「ハイパースポーツ」は子供から大人まで様々な層に人気のホビー競技。 そんなハイパースポーツとはなんの縁もなかった高校生歌手、葉山陽和に訪れた ある事件と出会いをきっかけに、物語は動き出す。 「これは私たちが、最高の仲間と出会っていく物語」
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

思ってたのと違った。

{netabare}
エクストリームギアを装着して色々なスポーツをする話。
一話時点だと謎にロボットが大量に出てきたり、アイドルとして成功するためにスポーツをやると言った意味不明な流れだったり、明らかギャグアニメというか、狙ったクソアニメと言う感じで面白かったけど、後半でなぜか真面目路線に切り替わって突っ込みどころも減り何か見たかったものと違うなと言う気分になった。
この設定で王道なスポコンは求めてなかったし、王道としてやるなら序盤のふざけた設定が邪魔にしかなっていなくて纏まりがあまりなかった。
アイドルとしての成功のためにスポーツ大会で優勝と言う設定が支離滅裂すぎて...。
スポーツ頑張りました、その結果スポーツ大会優勝できました→アイドルとして大成しました、の矢印部分で「は?」ってなるせいで最後それっぽい雰囲気出されても何の感動も得られなかった。

キャラもなぜか主人公チームだけがモブみたいな見た目でキャラデザ的にも印象に残らないし、掘り下げもロクにないから全く印象に残らない。
主人公もアイドルを志してる設定だけど、途中からは謎設定故スポーツばかりに気が入ってて結局アイドルになりたいという元の意思が薄く感じるし。

スポーツアニメとしても微妙。
ハイパースポーツと言う割に見栄えは普通のスポーツで、設定のわりにあまりこの作品独自のものを感じられなかったのが残念。
浅く広く色んなスポーツをやっている感じで、スポーツアニメとしての面白さはあまりなかった。

まあ、最終回のライブは予算はそれほどながらそれっぽい盛り上がりは作れていたとは思う。他は、スノーウルフの回は1話と言う尺で綺麗に相手側の掘り下げが出来ていて良かったと思います。
全体的につまらなくはなかったけど面白くもなかった。
曲は地味に良曲が沢山あった作品でした。
明日へのBreakShoot好き。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆5
トライブナイン? 歌なのかスポーツなのか。俺も好きだぞこの曲。
アイドルになれなかったという話を真面目にやっておきながら、
そこから意味不明設定のスポーツ大会の流れに持っていくのは正直感情がついていけないし、そもそも目的から逸れていて題材も噛み合ってないように感じる。
これならアイドル云々設定いらなかったのでは? 真面目な雰囲気とやってる内容があってない。共感しにくい。
この意味不明スポーツを真面目設定でやられてもって感じだな。キャラの見分けつかん。

2話 ☆8
サッカーの試合なのに野球の選抜メンバーって紹介するのなんやねんw
パワープレイw テニプリかな? スポーツかと思ったら今度はカラオケw
ホント方向性が定まってないなw
スポーツ→歌→スポーツとシーンが変わっていくのがもうついていけないw
今度はテニスw

3話 ☆7
データ系は負けフラグ。いつの間にこんな強くなっとんねん。
まるでスポーツアニメ。100パー↑セント ロボをバカにするな。
ガバガバブロック 未だに青目と緑目の区別つかん。
てか相手キャラの方が可愛くね? マジで相手の方が。
草お前戦えるんか。
かっこつけて出てきたのにキャプテン何もせずに負けてて草。
ウィニングライブ? マジで何がしたいねんw モブの方が可愛いのほんとw
入りから語り口調なの固すぎだわ いい最終回だった。

4話 ☆7
謎のロボ。またロボ増えるのか。ロボの方が可愛い。適当グラフやめろ。
やっぱこの3人顔同じ過ぎない? でもロボがいるから。ロボ差別やめろ。
150kg なんでバッティングセンターでバント。黒髪蒼眼好き。

5話 ☆7
尺調整前回のあらすじ。
なんで主人公チームだけモブみたいな顔のキャラばっかなのw
リトルじゃ相手ならんだろ。ロボも声出せや。まともな話やめろ。
誘うんやめたんじゃないんか。てかロボも人数にカウントしろw

6話 ☆7
走っていけ。ロボもメンバーに数えろw 打てや。賢い戦略。
ロボが本気出せば全部決められそう。2人チームサッカーどうすんねん。
5人目さん。結構簡単に割れそう。

7話 ☆4
真面目な展開やらんでくれ…。ほんと面白くないこれ。
シュートの方がネタアニメとして面白い。なんだその止め方。
もっとちゃんとふざけろ。百合か? 結局勝つんかい。
何そのオレンジともお茶とも取れない色の液体 

8話 ☆5
ゴール小さくね? このアニメモブの方が可愛いのはなぜ?
いきなりライブかよ。テコ入れ回か。ブラを取ったら面白いのに。
真面目すぎるんだよな…ほんと。
シュート>テニヌ>エクハ

9話 ☆9
この銀髪?可愛いな。この子マジで可愛い。声好き。
エンゲージキスかな? 今回ミシェルしか見てない。

10話 ☆5
まだスノーウルフ回か。百合か? 今回内容薄いなw
足つった時みたいな姿勢してんな。

11話 ☆5
出OP。モブくそかわいい。28も充分ダメだぞ。
最初とられまくったのはなんだったのか。
1周まわって面白いとかじゃなくてただただ統一感のない中途半端なアニメだな。
モブの方が可愛いのやめろ。作画頑張れ。

12話 ☆5
あまり近未来のハイパースポーツという感じもなくただただ色んなスポーツを転々とやってた印象だったな。ライブエンドか。
悪くは無いけどさ。

曲評価(好み)
OP「インフィニット」☆6.5
2話ED「SUNRISE (Ver.First 2)」☆7.5
3話ED「SUNRISE (Ver.First 3)」☆7.5
4,5話ED「SUNRISE (Ver.Starting 3)」☆7.5
6話ED「SUNRISE(Ver.Unite 4)」☆7.5
7話ED「SUNRISE(Ver.RISE)」☆8
12話ED「SUNRISE(ver.Summer memories)」☆8
1話挿入曲「名も無き花」☆7
1話挿入曲「青空に逢えるよ」☆8
2話挿入曲「明日へのBreakShoot」☆10
3話挿入曲「Dream Soda」☆7.5
3話挿入曲「Rise Up Dreaming」☆8
4話挿入曲「Buzz Everyday」☆7.5
8話挿入曲「大好きだって叫ぶんだ」☆7
8話挿入曲「青空に逢えるよ (feat.Michelle)」☆7.5
9話挿入曲「Hydrangea」☆7.5
10話挿入曲「無限大の魔法」☆6
12話挿入曲「HELLO HERO」☆7
12話挿入曲「Happy☆Shiny Stories」☆6
12話挿入曲「全力Challenger」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

Dave さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

しょうがくせい 男子じどう むけ あにめ

まず設定の時点でかなり無理があるのは素人目にも明らか。JKモノで、歌手を目指すところからの未来技術で運動強化されたエクストリームスポーツ、しかも特定の競技ではなくいろいろ齧るという節操のなさ。アニメ原作らしいいですが、よく企画通ったなあという作品です。

まあアカンやつやろうなと思いながらも2話まで視聴…はい、想像通りでしたw ブレインストーミングした内容をそのままアニメにしちゃったような雑な設定。とっ散らかってますねえ、シナリオもかなり拙いです。サッカーっぽいけどルールとかも適当な感じで、「ぼくのかんがえたすごいシュート」とかやっちゃう感じ。そもそもスポーツと人体強化ってすごく相性悪いと思うんですよね。だって、スポーツものの醍醐味って「試練」とか「努力」とか、まあ言葉にすると陳腐ですが、要は「スポコン」でしょ。そこをドラえもんよろしく努力以外のチートツール使ってしまうと、台無しじゃないですか。

作画は普通、キャラデザはイマイチではありますが、まあ中の下くらい。サッカーとか野球とかバスケとか、なんとなーくサラっとやるっぽいですから、小学生男児向けに土曜日の夕方とかに放送したら、あるいはワンチャンあるかもしれませんね。逆に言えば、成人の視聴にはとても耐えられそうにありません。放送時間間違えちゃったんですかね?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ツッコミ上等のとんちきハイパースポーツアニメ

最初にお断りしておきますが、スマホアプリでおなじみの「女の子のアイドルがなんらかの競技で勝つとライブができる」というフォーマットにはもはや何の新鮮味もありません。

ただ、本作はまさに「毒にも薬にもならない」感じで流し見するにはとても向いているアニメではないかと思います。止め画が多用される節はありますがトンデモ作画になったりはしないので、わりとストレスフリーに観ることができます。

内容としては、生身の身体能力を超える運動能力の発揮を可能とする「エクストリームギア」を装着して行う「ハイパースポーツ」というカテゴリーの競技を女の子が行うアニメです。

「ハイパースポーツ」のベースは通常のフットサル、バレーボール、野球、テニスなど球技が中心のようです。作中の説明によると元の競技に準拠したルールで行われますが、競技の高負荷に耐えうる特殊なボールが使用されたり、ボールごと相手をゴールに押し込んで得点するといったことが認められるようです。

作中では女子芸能人によるハイパースポーツの大会「Extreme Hearts(エクストリームハーツ)」が開催されており、競技で勝ち進むとライブステージ実施の権利を得るという設定になっています。

「ハイパースポーツ」を可能たらしめる「エクストリームギア」についても、装着者の身体能力についても、真面目に考えたらダメな感じです。実際ならギアがどれだけ優れていようが、あんなプレーをしたらプレイヤーがぶっ壊れます(笑)。

「人数の不足をプレイヤーロボで補える」とか、アイドルアニメというよりはトンデモスポーツ物として観る方が楽しめる気がします。正直なところ、ライブステージが一番気を抜いて観ている箇所です。

主人公チームRISE(ライズ)のメンバーがプレイヤーロボにも愛着を持ち、1号ロボを「いっちゃん」とか親しみを込めて呼んでいるのはなんとなくほのぼのとします。

余談: 本作を観ていると2005年頃に行われていた「スフィアリーグ」(女子芸能人フットサル大会)を思い出します。もっともこちらは競技はフットサルだけでしたし、勝ち抜きトーナメントではなくリーグ戦でしたが…。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

63.1 16 スポーツで幼馴染なアニメランキング16位
2.43 清陰高校男子バレー部(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (98)
377人が棚に入れました
東京の強豪中学バレーチームで深刻なトラブルを起こしてしまった灰島公誓は、子供時代を過ごした母方の郷里・福井に転居し、幼なじみの黒羽祐仁と再会。ずばぬけた身体能力を持ちながらプレッシャーに弱い黒羽と、バレーへの圧倒的な情熱と才能ゆえに周囲との摩擦を引き起こしてばかりの灰島はエースコンビとして成長していくが、中学最後の県大会で衝突し、絶縁状態のまま二人は地元の清陰高校に進学する。男子バレー部で待っていたのは、身長163cmの熱血主将小田と、秀才で毒舌家の副主将青木の3年生コンビや日光アレルギーで常に長袖長ズボンの棺野、バレー初心者の大隈をはじめとする2年生たち。山と青空に囲まれた福井を舞台に、弱小男子バレー部が全国を目指す熱い青春ストーリー!

声優・キャラクター
榎木淳弥、小野賢章、梅原裕一郎、伊東健人、蒼井翔太、木村昴、石川界人、天﨑滉平

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

思っていたのと違った

バレーアニメということで「ハイキュー」とどちらが面白いかなと期待していましたが、想像していたものと全く違いました。
本作は青春群像劇をメインにしており、競技はバレーでもバスケでも陸上でも何でもよかった、たまたまバレーを選んだということですね。
元が小説なので難しいのかもしれませんが、バレーボールの練習や試合シーンはオマケ程度に加えられたとしか思えない出来栄えでした。
サーブのシーンだけは力が入っていたように思いますが。
スポーツ系作品を想像していたのでガッカリでしたが、勝手に勘違いした自分が悪いですね。
バレーボールのことを除いて考えても、主要キャラの黒羽や灰島の行動や思考が私とは合わないため面白いと思えた話が一度も無く、完走はしましたが切るタイミングを逃してしまったというのが本当のところです。
私は女性原作者のスポーツ系作品とは相性が悪いみたいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

二人のバレーボール

原作は小説らしい

福井県を舞台にした高校バレー男子の話。弱小校に有能な転校生がきて県の強豪校をジャイアントキリングするぞーみたいなやつです。
タイトルの『2.43』は春高でのネットの高さ2m43cmのことらしく予選だと2m40cmなんだそう。県予選と違うレギュレーションにする意味ってない気がするのでなんか不思議です。

小説原作だと内面描写が面白いのが多い印象です。女性作者のスポーツものだと『風が強く吹いている』という良作があるのでそれくらい内面に向き合ってほしいと期待しての視聴でした。
バレーボールだと私は未視聴の『ハイキュー』みたいな比較対象があってその辺楽しめる方も多いのではないかと思います。

蓋を開けてみたら…うーんどうなんでしょう???
内面描写というより競技中のシーンが楽しい作品といったところでしょうか。
団体競技ですからせめて自チームのスターター6名を有機的に絡ませることが肝だった気がします。これが残念ながら主人公格2名に傾斜しすぎでした。題材をバレーボールとする意味がありません。

・バイ(セクシャルじゃないよ)の関係に焦点絞って楽しむならOK
・試合運びに手に汗握るならこれはこれでOK
・競技に向き合いすぎて味方に刃を突き付けるセッターと能天気なアタッカーという相性も◎
 {netabare}※中田久美と大林素子の組み合わせを想像すればよいです{/netabare}

スポーツものとしてそこそこ楽しめる佳作です。水泳や陸上のような個人競技ならなお良かったかも。



※余談

■二番煎じ?

『ハイキュー』知りませんが、比較対象とされてしまう宿命から逃げられないとは思います。
二番煎じ感を象徴するのが主題歌ですね。OPはAdoさん風でEDはセカオワ風に聞こえなくもないというわたくし。いや耳に残る良曲ではあるんですけど。


■ノリきれなかった理由1:バイの関係を深掘り

主人公チームメンバーの作品への関与度合いを◎→○→△→×で示すとこうなります。

【七符清陰高校の面々】
◎灰島公誓(CV小野賢章) セッター(183cm) 中学から福井に出戻ったカミソリセッター
◎黒羽祐仁(CV榎木淳弥) ウィングスパイカー(186cm) センスの塊だがメンタル弱げ。灰島と幼馴染。
○小田伸一郎(CV伊東健人) ミドルブロッカー(163cm) 主将。熱い!だが小さい。
△青木操(CV梅原裕一郎) ミドルブロッカー(193cm) 副主将。小田に誘われバレーを始めた。
×棺野秋人(CV蒼井翔太) ウィングスパイカー(181cm) 病弱設定。詳しくはよくわからない。
×大隈優介(CV木村昴) ミドルブロッカー(187cm) 元ラグビー部。詳しくはよくわからない。
×内村直泰(CV梶原岳人) ウィングスパイカー(175cm) 2年生ということ以外よくわからない。
×外尾一馬(CV若林佑) リベロ(170cm) いたっけ?

せめて自チームは最低限△くらい欲しいところ。1話分×メンバーらのキャラ回あれば景色は違いました。小田と青木なんて良い素材だったのに勿体ない。花道と流川だけ目立つ湘北みたいな感じでした。
ライバルの全国常連福蜂工業高校に至ってはエースの三村統(CV石川界人)とマネジャー越智光臣(CV天﨑滉平)ともはや選手でもなく。裏方に焦点絞るアイディアを面白いと捉えても良いのですけどこのへんは好き好きでしょうね。

{netabare}クライマックスの決勝戦についても、実際問題として清陰2名対福蜂1名で戦ってるようなもんだから、だったらビーチバレーでいーじゃん!と。そんで舞台も北陸から沖縄に移して降り注ぐ陽光のもと水着で…ってどっかにあった気がする。{/netabare}


■ノリきれなかった理由2:ユニくんの勝者のメンタリティ!?

プレッシャーに弱すぎるのがなんともかんとも。後半の覚醒を良しとする以前に全国目指すチームのエースとしてはその資格すら持ってないように見えた私。
県全体のレベルや層が薄いから仕方ないと咀嚼してもよいのだけどなんか煮え切らん。
緊張とは練習量や質が追いついてない弱小校ほどするもんだと思うのです。強豪校だと「これだけやってきたんだから」を拠り所にしびれる場面でアドレナリンが出てくると思われ、それでもやらかしてしまう危うさみたいなのが若狭…じゃなかった若さが持つ輝きというものなんじゃないかしら。

 お前練習してねーだろ

って匂いがぷんぷん。ただでさえ予選に向けた練習だったりプロセスを省いて「こいつらすごく頑張ってきたよな」がない構成なので、ユニくん筆頭に全国レベルのセッターが一人加入してみんな調子に乗ってイキりだしただけのように見えてしまう。
勝利してもカタルシスがないのです。



ユニ役榎木さんはオーディションに臨むにあたり福井出身の親戚に指導を仰いだとか。
『ちはやふる』で福井弁の方言監修されてたあの方でしょうか。
ついでに主人公二人の名前をもじって“ユニチカ”コンビということで実在した女子バリボーチームのなんかしらオマージュがあったものと信じてます。



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ視聴

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2021.04.14 初稿
2021.12.12 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

壁井ユカコ氏・原作小説、待望のアニメ化

原作小説はsecond seasonを集英社文庫版で購読中。

【物語 3.5点】
1クールで{netabare}福井県代表決定戦の決着{/netabare}という区切りまでやり切る。

そのため原作の1stシーズン(文庫本4冊相当)から、
展開、個別エピソードなどを切除し、押し込む。
文芸としての良さを出し切るには尺不足で、
スポ根アニメ風に、無難に締めざるを得なかった感。

ただ、スポ根としても、爽やかさより、心情重視で、
北陸を舞台にした文芸の湿っぽさが先に立つ作風故、
スカッとしたい方は折り合えない可能性。

シナリオの転換点に派手さがないのも文芸原作ならでは。
ここも高校の三年間は、大人が25歳から28歳になるのとは違う密度がある。
大人たちにとっては取るに足らないことも、少年たちにとっては一大事。
といった描写が視聴者に伝われっていれば、これもまた青春と納得できるのですが、
色々、端折った内容で、原作未読組に、届いたのかどうか……。

下手したら、何でこんなことで?結局、引っかき回したいだけなの?となりかねない。
そのリスクが一番大きい脱落ポイントが第5話。
正直、原作既読組の私から見ても、重要シナリオなのに雑だと思いました。


そこを乗り越えれば、終盤、上々の試合描写に酔える。
高校生如きが考え抜いたプランなど、
嘲笑う勝利の女神という皮肉な展開も含めてビターでグッド。

ただ、スピード感重視のため、
作中バレーの専門用語を詳説なしで乱発するスパルタぶりも原作同様w


【作画 3.5点】
アニメーション制作・david production

背景美術は冬の北陸・福井の曇天などを描き込み、
早々、晴れ間が差さない青春の度し難さをフォロー。

人物作画も、決してソースは潤沢ではないが、
ここはキャラデザ・総作画監督の高橋裕一氏らのスタッフ陣が、
試合に賭ける執念の表情、動作等に注力。
最後の{netabare}一撃に賭けた三村統は鬼気迫る描写でした。{/netabare}

印象的なのはCGも交えて再現されたボール。
時にバトル漫画で殴打された顔面の如く、
表皮を波立たせながらコートに叩き付けられるなど、
多彩な“表情”で魅せてくれたMIKASAの公式球が作画面の影の“MVP”


【キャラ 3.5点】
キャラの掘り下げという点で、構成のあおりを受けたのは清陰の二年・棺野。
個別回を飛ばされた上、関連キャラである荊(いばら)ちゃんは人物ごと削除……。
棺野も、フードを目深に被り、時々、女子バレー部で練習したりしていますが、
決して怪しい者ではありませんw(特殊な事情はありますが)

ただ、棺野はまだ思い切ってキャラ整理された清々しさもありますが、
ダメージが大きかったのは主人公の黒羽祐仁(ゆに)でしょうか。
フィジカルに恵まれながら中々バレーに本気にならない。
特に前半部はストレス要因にもなる懸念。

ここも、彼は地元の名家・黒羽家の“本家のボンボン”として、
街の何処行っても注目され、その煩わしさ、甘さから、何事にも打ち込めず、
親戚で不良の頼道に寄り道しているという心情が斟酌されていれば、
共感はできなくても理解はできるのですが……。


もう一方の主役・灰島公誓(きみちか)はバレー馬鹿な部分も含めて“舌好調”♪

そんな生意気な一年の才能と正論に賭けた小柄なキャプテン・小田や、
甘やかさないが認めてはいる長身の青木の凸凹三年生コンビ。

壁となるライバル校の“英雄”三村統(すばる)とマネージャー。

この辺りは“カップリング”含めて掘り下げも良好。


【声優 4.0点】
祐仁……榎木 淳弥さん。青木……梅原 裕一郎さん。統……石川 界人さん。
など豪華男性声優陣が、キツいが温かみがある福井弁の掛け合いを繰り広げる、
県内高校バレー界隈に、
東京から帰って来た灰島……小野 賢章さんが
標準語の言葉のナイフで切り込んでいく構図。

彼女はバボちゃんか~などと方言で突っかかる祐仁に、赤面する灰島w
バレーではえげつなくても、高校生はまだ子供。
男の子って可愛いな~と私を錯乱させる程度にはBLにも訴求する?演技w


【音楽 4.0点】
劇伴は菅野 祐悟氏。小気味よいギターサウンドが大会を好アシスト。

体育館床にボールが弾む音、シューズが鳴る音など、効果音にも臨場感あり。

OPはyamaさんの「麻痺」
バンド&ブラスのコンビネーションが心地良い快作♪
歌詞世界はどちらかと言うと祐仁と親和性が高い。

EDはシンガーソングライター・崎山 蒼志さんの「Undulation」
研ぎ澄まされた個性的なボーカルで、青春を達観したようなエッジの効いたメッセージを放つ。
どこのオッサンなんだろう?と思いきや、御年なんと18歳!若くして悟り過ぎでしょうw
因みに40歳になったら出家したい願望をお持ちだそうですw



以下、放送前の勇み足長文。長いので折りたたみw

{netabare}
ライトノベル作家の登竜門・電撃小説大賞。
かつてその大賞を二年連続で女性作家が制した時期があります。

2003年(第10回)が有川 浩氏。
そして、その前年(第9回)が壁井 ユカコ氏です。

ゼロ年代の同賞は、本当に凄い新人を続々と発掘していましたが、
その中でも、特に、このお二人は文体から既に新人離れしていて、
これは、一介のラノベレーベルの人気作家で収まるスケールじゃない。
電撃文庫もとんでもないことになって来たな。
と、興奮したことを今でも覚えています。

その後、両人はラノベ界から文芸界へと活動の場を移して行きましたが、
有川氏が“大人向けのライトノベル”を志向して、
ヒット作、映像化作品を量産し、一般に認知されていったのに対して、
壁井氏は、ドロリとした描写もあってか?
ここまでアニメ脚本経験はあれど自作の映像化はなし。


ところが今年に入って、壁井氏の小説がついにアニメ化されるらしいと聞き及び、
浮き足だった私は、2012年よりWEB文芸サイトで連載されているという
この高校男子バレー部の青春小説シリーズを手に取り、
久々に壁井ワールドへと足を踏み入れました。


ストーリーは中学時代からの業を抱えた登場人物が高校で……というスポ根の王道。
一方、描写は相変わらずドロっと重たい壁井節。
ザラリとした文体から、アクション描写(本シリーズではバレーの描写)は、
読者のイマジネーションを信じたスピード重視のキラー“トス”を。
心情描写は、心に一体どんな重しを抱えてささくれたら、
目に映る風景がそんなに歪んで見えるんだ。
という主観視点でネットリと。

大体、人物名からして灰島だの黒羽だの、棺野だの荊(いばら)ちゃんだの。
心に土足で踏み込んだら返り討ちにされそうな、
危険な雰囲気がピリピリと伝わって来ます。

で、毒沼に引きずり込まれて悶えている読者のハートに、
試合の流れを読むセンスは抜群なのに、人間関係の空気は読まない
訳あり天才セッター・灰島 公誓(きみちか)の剥き出しの毒舌鋒が突き刺さる。


そんな毒々しいムードに吸い寄せられたのか?
2021年1月よりフジ「ノイタミナ」他で、
david production制作により放送予定の本作には、
シリーズ構成に黒田 洋介氏、
音楽に菅野 祐悟氏など濃い面子が集結♪

ただ、2021年冬もまた深夜アニメは激戦ムード。
そもそも、男子高校バレーの青春アニメ枠には既に、
某ジャンプの人気作が君臨し需要を満たしており、
弱小高校が強豪校相手に下剋上を目指す本作のベタなシナリオ同様、
商業面の戦前予想は苦戦必至……。

原作の醍醐味であるドロっとした心情描写を斟酌できなければ、
変哲もないスポ根物で終わりかねない。
だからと言って、練り上げられた選手各々の過去について、
一人一人ジックリ、ネットリ掘り下げていたら、
ろくに大会もできないまま放送が終わってしまう。
脚本、構成等、良作へのハードルも低くはない。


大体、何で舞台が福井なんや?
そう首を傾げていた私は失念していました。

福井県と言えば、スーパーエース・ガイチこと中垣内 祐一氏(現・全日本男子監督)の出身地。
福井のご当地マイナーアニメと舐めてかかると、
青春の葛藤など諸々詰め込んだバックアタックに吹き飛ばされる!?

黒を纏った奴らがどんなコンビネーションアタックを繰り出してくるのか?
私も引き続き原作小説をめくる指関節をポキポキ解しながら攻撃に備えたいと思います♪{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22

62.4 17 スポーツで幼馴染なアニメランキング17位
さよなら私のクラマー(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (173)
466人が棚に入れました
女子高生サッカープレイヤー・ 恩田希おんだのぞみ。彼女は、藤第一中学校男子サッカー部での挑戦を経て、進学先の蕨青南高校で、待望の女子サッカー部へ入部する。でも、そこは“ずっと地方大会止まり"の弱小校だった!? ところが、蕨青南には個性派の新入部員がそろう。俊足のウィング・ 周防すおうすみれや、中学生全国3位のボランチ・ 曽志崎緑そしざきみどり、コーチには元日本代表のレジェンド・ 能見奈緒子のうみなおこが加入! 能見は彼女たちの初戦に、最高の練習試合をセッティングする。その相手は、高校日本一の久乃木学園! 次々に現れる強豪チームを前に、蕨青南は仲間と共に立ち向かっていく──! ひとりぼっちでも、理解されなくても、男子と比べられても、心底、サッカーが好きだから。出会うべくして出会った、純真のイレブンが目指す、フットボールの頂点。いま、少女たちは、女子サッカーの未来<フィールド>を駆け抜ける!

声優・キャラクター
島袋美由利、若山詩音、黒沢ともよ、悠木碧、古城門志帆、嶋村侑、山田麻莉奈、前田玲奈、和氣あず未、酒井美沙乃、春野杏、長谷川玲奈、甲斐田裕子、諏訪部順一、早見沙織、石川由依、小市眞琴、牧野由依、小林愛香、きそひろこ、大森日雅、黒田崇矢
ネタバレ

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

スポーツアニメの作画ではない

原作未読ですが、ストーリーもキャラクターも面白くなりそうな要素はあるのに、アニメ化が下手すぎると思います。

立ち絵はそこまで悪くは無いが、
サッカーなのにまるでスピード感が無い…
このアニメ制作会社はスポーツアニメ初挑戦?

原作者がかわいそう…

{netabare}
なんだかんだ続きが気になるので見ています。
作画は相変わらずギャグ漫画のようだが、サッカーシーンは少し良くなってきた気がする。
ストーリーは主人公の恩田がもう少し活躍した方が面白いと思うのですが、活躍したのはマルセイユターンの時ぐらいで、恩田の凄さがイマイチ伝わってこない。
無名の選手が突然大活躍して、周りがビックリするようなストーリーを期待していたのですが、もうすぐ終わってしまいそう…
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

僕らがさよならを告げたもの

原作未読


あの『四月は君の嘘』新川直司氏の原作で、本放送のちょっと前に完結を迎えた作品のアニメ化です。
視聴理由にもなるわけで、とりわけ『さよなら私のクラマー』というタイトルにどんなギミックが隠されてるのかしら?が最大の関心事。

そして視聴時のギャップになります。
なんせ『君嘘』のタイトル回収が素晴らしかったし、今回も意味深。
サッカーでクラマーといえばデッドマール・クラマー氏を思い浮かべるサッカー好きは多いでしょう。協会に招聘されサッカー不毛の地日本に渡り競技力UPに尽力された方。この人の名前知らんでも、釜本邦茂氏を筆頭に、教え子たちはその後の日本サッカー発展に寄与された錚々たる顔ぶれが揃います。
そしてメキシコ五輪での銅メダル獲得。そこからオフトの時代まで長期低迷したこともあってこのクラマー時代の日本サッカー黎明期の一瞬の輝きがドラマの材料としてはとても興味深いのです。

それで『さよなら私のクラマー』でしょ?
2011年なでしこ優勝してるので不毛とか黎明期とか言われるとちょっと違うし
とはいえその後メディアの露出も減って不遇の時代というのはなんかわかる気もするし
どのへんが〝クラマー”っぽいかは事前には予測不能。どうタイトル回収するかの興味は尽きません。

そして蓋を開けてみます。
コーチ・監督にクラマーっぽさを求められるかと言われると微妙です。
クラマーその人は口は悪いけどめちゃくちゃ情熱を注いでくれたという人物評を持ってますが、該当候補者となる元女子日本代表のお好み焼き屋の娘さんコーチや競馬新聞広げた昼行燈な監督さんらが醸し出す雰囲気はクラマーのそれとシンクロするところがありません。

 恩師との別離

前向きだろうが後ろ向きだろうが良いのですが心地よく裏切ってほしいものだという期待値。
なぜもこうに前置きに拘っているかというと、これ以外楽しみがないというかいたって普通なお話だからです。むしろぱっと見はネガティブ。

競技作画はわりと適当…だがしかし!
競技者のメンタルはやや理解不能…だがしかし!
サッカーに向き合ってる感じはしない…だがしかし!
サッカーは隠れ蓑で実は人間ドラマがって感じもしない…だがしかし!

いやいやサッカー離れちゃクラマーじゃないでしょ?と自分にツッコミ入れつつ、〝だがしかし!”をあまり期待できない展開が続いて変化の兆しなし。
例えば唐突にキャラがデフォルメ化してギャグを挟んでくるあたりはらしいといえばらしいのですが、どうもそれだけな印象がぬぐえないのが残念です。


■なんかダメ

以上のような感じで、
{netabare}普通に楽しめてるならいいんですけど、たぶん野球とサッカーについては知らず知らず厳しい目で見ている自分がおります。
たしかなでしこ♀ジャパンと静岡学園♂の練習試合は2桁差で高校生が勝利してたと思うんですけど、埋めがたい男女差を無視した展開に代表されるなんだかなぁ…が随所にあるチグハグした作品でした。
〝グラウンド使えなくなる”ベタはまあいいとして、以降の展開に全く影響を及ぼさないという…

積み上げる所作って大事だと思うのです。
本流の物語にネガティブな印象を持ってるからなおさら期待したいどんでん返し。しかし望み薄。悲惨なのは能見姉さんに元日本代表らしさがないのよね。丸山桂○奈さんなんてサッカーに限っては恐ろしくまともな解説しますよ。そんなギャップもなくただのガヤ。
怪我で挫折した設定の競馬新聞吾朗監督も柏葉英二郎/ロベルト本郷ばりのベタっぷりで印象薄め。
師も師なら教え子たちも中途半端。それが積みあがったところに素敵なタイトル回収されてもちょっとなさそうよねと見切りをつけてあとは惰性でした。{/netabare}


■あーわかったそういうことか!

「ごっつあんゴーラー」白鳥綾(※高笑いFW)の異名で武田修宏思い出したJリーグ元年を知る私。
他にも「ゲットゴール(福田)」「中盤のダイナモ(きーちゃん)」「クモ男(シジマール)」「レゲェGK(森)」等々Jリーグ草創期にはなにかしらキャッチーな異名が幅を利かせてました。理由は明快!

 プレーを知らないから

その少し後に「野人(岡野)」ってのもありましたがやたらめったらキャッチフレーズをつける風潮は年を経るごとに無くなりました。実績をもとに称号を与えられるのはいいでしょう。長谷部に「鉄人」を送るのは大賛成です。
異名が縮小していく流れでもチームコンセプトはまだまだ続きました。「アイコンタクト/トライアングル(オフト)」「ゾーンプレス(加茂周)」「フラットスリー(フランス人)」みたいに。これもサッカーをいろいろ知ってくるにつれて鳴りを潜めてきました。「相手がこう来たからこう」みたいな世界です。無知であるがゆえにこういったわかりやすいキャッチフレーズを必要としていたのです。

{netabare}アニメでも「カテナチオ」なーんてでてきたりもしてました。「ダービッツかよっ」とかも。
おそらくこの作品に感じるむず痒さの正体見たりです。

 サッカーに無知だった30年前の僕ら

その30年後の現在。在りし日の“素人視点で見たサッカー”を延々と見せられる苦行と同義なのよね。{/netabare}

今となっては久保や冨安がどんな選手かを知るのにキャッチフレーズは不要なのです。
このアニメはそんなJリーグ草創期を覆っていたナイーブさをあえて見せることで、隔世の感を視聴者に訴えてたのかもしれません。

結果、サッカー黎明期の象徴クラマーにさよならしたのはアニメできゃっきゃしていたワラビーズの仲間たちではなく、この30年で視る目を養ってきた我々なのかもしれません。
競技の取り扱い方は心の底からイマイチだと思いましたけど、「みんなでボール蹴るの楽しい」って言われちゃその初志にさよならしちゃダメよっても思います。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.06.30 初稿
2022.05.24 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2

『もしドラ』と同じレベルの間違い探しアニメ

原作は未読で、一話だけ拝見させていただきました。
作画はふつうに『ひどい』の一言ですが、
それよりも肝心のサッカー場面の表現が『ひどすぎる』。

全速力でドリブルしてるのに、身体半分もボ-ルが離れない。
腰高でまっすぐ走って上半身も振らずにスピード落とさずカットイン。
そんなことが本当にできたなら、メッシよりすごいです。

昭和アニメでもさすがにこれはなかった。

これって、作画チ-ムがすでにやる気なくしちゃってるのかも。
参考動画の一つでも見れば、
あたりまえに防げることが防げていないわけですし。

サッカー考証に人がついているみたいですが、
まっすぐ走ったり止めたり蹴ったりなんてところまでは、
まあ、見ないと思われますし。

というか、アップで白目の塗り忘れとか、ありえなくない?
{netabare}
そして、登場人物の会話や言ってる内容が、またおかしいんです。
5対0で負けてて、
キ-パ-と一対一になって、
周りに味方が誰も上がってなくて、
それでシュートを狙ったら味方から文句言われるって……。

他校と練習試合するのに、
ユニでなくビブスつけてやってるのもわけわかんない。

あと、レベル落ちるから高校女子サッカーはイヤだ、なんてやつは、
最低でもクラブチームに行くのでは?
近くにないのならともかく、
辞めていく先輩たちが「うちらクラブチームに行く」と言ってるわけで、
こちらもまったく意味不明。

もはや、サッカーへの理解がどうこうよりも、
スポーツそのものへの理解度が根本的に欠けているような。

さらに、応援したくなるようなキャラが一人もいません。
正直「勝手にすれば?」と言いたくなるような連中ばっかりで、
まさに豪華声優の無駄遣い。

なんか、懐かしのナイトメア『もしドラ』を思い出しちゃいました。

このまま行くと、
アレとどっこいどっこいの作品になりそうでこわいです。
たぶんですが、製作現場でなんかいろいろあったんでしょうねぇ。


[4/20追記]

少しはマシになるかと三話まで見てみましたが……
作画以前に『サッカー』として完全に崩壊していますね。
テ-マの冒涜としては『もしドラ』といい勝負です。

二話、
サッカ-には『ポゼッション』と『カウンター』しかない、
という暴論で、すでにクエッションマーク。
対面のサイドバック上げたらカウンターを完全封殺できるとか、
理論にもなんにもなってない。
ただでさえ速度差ある相手に裏のスペースあげてるだけでしょ?

そのサイドバックが、カットインもせずライン際からロングシュート。
キ-パ-が意表を突かれたわけでもないのに、
巻いてもいない真っすぐなボ-ルがなぜだかゴールイン。
おまけにゴール直後のカットを見てみると、
キ-パ-が飛んですらいないというありえなさ。

そして、タッチ外で交わされる『女子サッカーの未来』論。

プロが少ない、給料が安い、協会が手を貸してくれない、
だから女子サッカーの未来は苦しいでしょ、と。
そんなこと『スポーツとしての面白さ』に何の関係もないじゃん。

協会幹部が飲みながら愚痴るのならともかく、
少なくとも高校サッカーの現場でぐちゃぐちゃ言うことじゃない。
プロを目指せと言えないから未来がない、という理屈なら、
ハンドボールだのカバディだのを一所懸命やってる若者たちは、
みんな『未来の見えないおバカさん』になるわけで。

三話はもっとひどい。

ペナルティエリア内、合わせるだけでゴールのどフリ-状態で、
わざわざインステップでシュート狙う(しかも外す)フォワードなんて、
いまどき小学生でもいませんよね。

10点以上あけられている相手に実力を隠すというのも全く意味不明。
倒れた相手をまたいで仁王立ちしたまま動かないなんて、
ふつうにイエローカード出される悪質プレイ。

そして、最後のシュート。
ル-ズボ-ル拾った段階で相手キ-パ-はもつれて倒れたままだから、
枠内にミドル蹴り込むだけで簡単に点が取れる場面。
それをわざわざドリブルで中までつっかけて、囲まれて、
なんとか個人技でかわしてゴール。
こんなプレイしてたら、げんこつ落とされても文句言えません。

もはや『もしドラ』と同じレベルの間違い探しアニメかと。

『もしドラ』も、ただドラッカー読んだだけの作者が、
キテレツな解釈で因果すら全く成立しない物語を組み上げ、
制作陣の心を折りまくって完成した作品でした。

病院の椅子がミカン箱、なんて『逆ノリ』演出もありましたしね。

本作は、さすがにあそこまでぶっ飛んではいませんが、
基本的には同じ匂いがします。
最初は当然ながらA1ピクチャーズに話を持ってったでしょうが、
そりゃあ断られますって。
ライデンフィルムさんも半ば心折れてるみたいだし。

僕は原作未読なのですが、
このアニメを見る限りにおいては、
原作者がサッカ-を理解しているとは到底思えません。

今期は『ましろのおと』『灼熱カバディ』みたいに、
ふだん多くの人が興味すら全く持っていないモチ-フを、
魅力的に、楽しく見せる作品が出ています。

そんななか、サッカ-という誰もが知っているスポーツを、
ここまで陳腐に描くというのは逆にすごいかもです。
なんかちょっと、
どこまでサッカ-というスポーツを履き違えられるのか、
続きが楽しみになってきました。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

64.5 18 スポーツで幼馴染なアニメランキング18位
プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (320)
1592人が棚に入れました
高校の部活動に始まり、全国的に人気を得つつある《ストライド》だったが、方南学園高校のストライド部は廃部寸前の状態に陥っていた。そんなストライド部にやってきた新入生の藤原尊と桜井奈々は、ストライド部を再始動させるべく、クラスメイトである八神陸に声をかける。《ストライド》だけはやりたくないと尊と奈々の誘いを断る陸。しかし2人にストライド部の部室へと連れて行かれた陸は、そこで入部をかけたストライド勝負をすることになってしまうのだが……。

声優・キャラクター
木村良平、岡本信彦、花澤香菜、小野賢章、小野大輔、下野紘、諏訪部順一、置鮎龍太郎、宮野真守、平川大輔、江口拓也、鈴木達央、小野友樹、豊永利行
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

もっともっと良くなる要素はあった

「蒼の彼方のファーリズム」「Free!」などが好きな方は合うかもしれません♪

【視聴終了】
{netabare}
ストライド、という架空のスポーツに取り組む男子高校生がテーマ。多分、イッテQとかでやってた、パルクール(フリーランニング)にリレーの要素を足したんでしょうね。「大暮維人」さんの「エアギア 」にも近い感じ。

このストライドの難しさや面白さに、もっとスポットを当てて、スポ根系にもっていければ、更に良くなった可能性もあった(バトンタッチとかの描写はあったが)。どちらかというと、男同士の友情やトラウマの克服、他校との人間関係に重心が置かれた印象。

オリジナル競技だから仕方がない、ではなく、オリジナル競技だからこそ、じっくり考えて欲しかった。

ストライドという競技で一番上手かったのは、「スポンサー集め」という考え方。街自体がフィールドになるのだから、権利やら何やらで色々お金がかかる。でも、そのイベントを開いた自治体にも(知名度アップ)などのメリットもあるというのはなかなか面白かった。まあでも、リアルにやったら、大会終了後の日常に戻っても、スクライドを真似る人がいて危なそう。夜に若者がたむろするとか、トラブルも起きそうだなw

主人公のポジションである「リレーショナー」も設定としては悪くない。街中を走るから、相手の姿が見えない、だからこそ、仲間の声をどこまで「信頼」できるかというのは、作品のテーマとして良かった。ただ、ハイタッチを行うのが十字路とかばかりなら分かるけど、普通の直線もあって、?と思った(だったらリレーショナリーいらないじゃん)。タッチの場所を様々に変えたり(高低差をつける、水上で、とか)、大会や会場によってレギュレーシションを変えたりだとか、何かもっと特別な条件付けがあれば、より戦術に幅が出て良かったと思う。

あとはやはり、400メートルという距離も微妙。400を全力疾走って、ガチのアスリートでもかなりキツい。しかも、障害物をよけながらとか。それを、わりと安易な気持ちで部活やってるような方々が、ね。(ただ走る)短距離コースや障害物だらけとか、それぞれのキャラに特化させるのも、もっとあって良かったかな。

各キャラの「走り」にも、キャラづけや努力の描写が欲しかった。「テニプリ」くらいにするか、もっと言えば「競女」ぐらい突き抜けた特性があっても面白かったと思います。
{/netabare}

【総評】
逆ハーレム、BLという要素がないわけではありませんが、どちらかというと「青春スポーツもの」と言った部分の方が大きい印象。

ただ、その「青春」は良いとして、「スポーツ」の部分がツッコミどころが多くてイマイチ。

「心の成長」や「心の繋がり」なら、普通の陸上のリレーだって魅せられる。だったら純粋に「スポーツ」を魅せた方がより面白くなった気がします(オリジナル競技だからこそ)。

そういう意味で、惜しさを感じました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

街中障害物リレー

原作未読 全12話

ストライドという架空の競技がメジャーになっている世界、方南学園高校に入学した3人が廃部寸前となっていたストライド部に入り、他校との競技をへて成長していくスポーツ作品。

色々なルールはあるようですが、5人のリレーで指定されたコースの街中を駆け巡って、どのチームが一番早くゴールに到着するかを競う競技です。

練習や競技、部員たちの葛藤など描かれていて、テンポも良く、観ていて飽きませんでした。

ライバルたちも短いながら背景が描かれていたので、それぞれのストライドに対する思いもよく分かりましたね。
{netabare}
幼い頃からの3人の思いが一つになったタッチシーンが良かったですね^^
{/netabare}
あっさりした感じもしましたが、最後はうまく纏まってました。爽やかでお洒落な感じの作品です。気になる方は観てくださいね^^

OP OxTさんが歌ってます。爽やかな曲ですね。
ED 作中に出てくるアイドルグループが歌ってます。

最後に、こういった感じのスポーツをエクストリームスポーツというみたいですが、エクストリームというとスノーボードのフリースタイルというイメージがしますね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

街中を疾走するエクストリームスポーツ…激アツでした^^

この作品の原作は未読ですが、監督がいしづかあつこさんと聞いて触手が反応し…花澤さんの出演を知って視聴を決めた作品です。

ノゲラやハナヤマタに代表されるいしづか監督の作品はどれも色鮮やかで綺麗…
特にハナヤマタの時に思いましたが魅せたい被写体がとても鮮明で映像映えするので、今回も期待大でした^^

今回の題材はストライドというリレー形式のチーム戦で、街中を疾走するエクストリームスポーツです。
エクストリームスポーツは、一般のスポーツより危険だと位置付けられており、スポーツ性とマーケティグの両面が求められているんだそうです(wikiより)。
確かに試合中は街中の様々なトラップを掻い潜っていましたし、スポンサーの話題も物語の中で取り上げられていました。
そう考えると、このストライドはエクストリームスポーツの枠内でしっかり成立した競技になっていた事が分かります。

でも、この作品の大切な部分はきっとそこじゃないと思います。
風の様に駆け抜けながら走者一人ひとりの想いを繋いでいく…走者はリレーショナーと言われる指揮者を信じて合図と同時に飛び出し…トップスピードの状態で僅かなテイクオーバーゾーンの中でハイタッチをする…誰も後先の事なんて考えません…頭にあるのは自分が持てる力の全てを引き出して次の走者に最高の状態で繋ぐ事だけ…

やっている事はただ走ったり飛んだりしているだけなのに…リレーショナーと走者の一挙手一投足から目が離せないんです。
競技内容がシンプルで、そのキツさは万人が知っています…自分なら絶対失速すると思う場面でも走者はペースを落とさないどころか益々上げてくるんです。
この展開や想いが根底に脈々と流れているんです…アツくない訳がありません^^

物語の舞台は、東京の方南学園…かつてはストライドの名門校でしたが、現在は部員不足で廃部寸前の状態…
そこに1年生でリレーショナーを務めることになった桜井奈々、中学からストライド一筋で名が知れ渡っている藤原尊、そして最初はストライド部に入部する事を躊躇っていましたが、結局入部する事となった運動神経抜群の八神陸…この3人の加入でリレーのメンバーが揃い、東日本高校No.1を決める「エンドオブサマー」での優勝を目指した物語が動いていきます。

物語の華は花澤さん演じる桜井奈々のみ…という男子ばかりの作品でしたが、方南高校の前に立ちはだかるのは強敵ばかり…
純粋な速さのみを追い求めるのがストライドじゃないことは分かっています。
でも、リレーショナーを精神的に混乱させたり、走路上のブロックがやたら上手かったりする学校を見ると、小細工なしで勝負に挑む方南学園をどうしても応援したくなってしまいます^^;

方南の台所事情も決して潤沢ではありません。誰かひとり怪我でもしたら、みんなで掲げた目標に手が届かなくなる…そんなギリギリの状態です。
それでも実践では決して手を抜かない走者達…誰も絶対怪我をさせないため、ヘッドホン型をインカムから聞こえる走者の息遣いにも気を配りながら指示を出し続けるリレーショナーの重責は相当なモノだと思います。
でもそんなプレッシャーも立ち向かっているのは弱冠高校1年生の女の子なんです。
思い返すと、この設定もこの作品のアツさに拍車を掛けていたと思います。

方南学園の夢は…?
他校と繰り広げた試合の中で生まれたドラマは…?
気になる方は是非本編でご確認願います…激アツでしたよ^^

オープニングテーマは、OxTさんの「STRIDER'S HIGH」
エンディングテーマは、ギャラクシー・スタンダードさんの「Be My Steady」
個人的には疾走感のあるオープニングが好きでした^^
キーが高すぎてカラオケでは歌えないでしょうけれど…^^;

1クール全12話の物語でした。しっかり纏まっていたと思いますが、欲を言うと最終決戦の内容はもっと見たかったと思います。あと1話あれば…^^;
でもしっかり堪能させて頂きましたし、視聴して良かったと思える作品でした^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

59.1 19 スポーツで幼馴染なアニメランキング19位
number24(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (46)
134人が棚に入れました
柚木夏紗はラグビー部のエースと期待されて大学に入ったが、とある事情からラグビーができなくなってしまう。ラグビーを辞めた先輩・上丘伊吹。夏紗を疎ましく思う後輩・都留靖也と、反対に夏紗に憧れ追いかけてきた後輩・真白優。幼馴染みの親友・真行寺清一郎。かつてのチームメイトと関西大学ラグビーのリーグ戦を戦っていくオリジナルラグビーアニメ!

声優・キャラクター
河西健吾、鈴木崚汰、柳田淳一、小松昌平、村瀬歩、田所陽向、立花慎之介、古川慎、興津和幸、児玉卓也、天﨑滉平、市川蒼、小野将夢、村島慎之介、九埜りゅうま、谷口淳志、梶原岳人、矢野奨吾、井上雄貴、熊谷健太郎、神原大地、小林正典、石狩勇気、千葉瑞己、葉山雄太、斉藤壮馬、石川界人

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

大学ラグビーを舞台にヒロイン男子登場(笑)

オリジナル作品?(2020.6)
精悍な男達が体ひとつでぶつかりあうラグビーを舞台にゆるーーーくBL要素を含みつつ展開される青春群像劇(いやそこまでではないな、まぁよくある部活内のごたごた)。個人的にはラグビーボールの回転とかキックの姿とか割とちゃんと形になってるかなぁと。マイナーなラグビーモノのアニメだと「AII OUT」とワンギリした名前も覚えてない高校ラグビーモノ以来かな。
自分はゆり系もダメだしBLなんてちょっとハードル高すぎなんだけどこれはそこまでじゃないです。ほっぺつねるとかやたら手を触るとか、男共の温泉回とかそのまま女子ラグビー部ぐらいの感覚で見てました。いや女子だろ、この人達(笑)。だってかわいいんですよ(爆)。あぁ、一応女子マネいるんですけどね、超空気。そして女の子に間違えられるような子が男共の中に入ってるとか・・・ちょっと怖いんですけど・・・。
割と変な人気でないかな、この作品。


私のツボ:EDの保育園の学芸会のフォトショット・・・あれは可愛すぎる(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

Dave さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

アイドリッシュ・ラグビー

腐女子向けのメンズアイドルもので、何を狂ったかラグビー舞台にしちゃった駄作。絶対ラグビーやったことも見たこともロクにないだろう、という確信を持てます。ラグビー流行ったし、のっかっとく?みたいなノリですかね?同じノリで作られた「トライナイツ」もかなりひどかったけど、本作はもうラグビーさえほとんどやってない感じです。陸サーファーならぬ、ファッションラガーマンって感じですかね。

変にラグビーをで見せようとして来ないので、潔いというべきなのかもしれませんが、それなら何も「ラグビー」という設定も必要なかったんじゃないのかという疑問を禁じえません。

堂紫社大学とか、おいおいおいおい…まんまやん。しかしまた酷い作品に協力しちゃったね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

結構、まともに仕上がってる 67点

ハマるかというほどの爆発力はありませんが、スポーツ物としてはそれなりには楽しめると思います。

正直、最初は期待していませんでしたが、やり取りは下手な異世界物よりも十分楽しめました。
キャラの名前は2割くらいしか覚えていませんが、特徴の出し方自体は許容範囲かと思います。
キャラの特徴の出し方が悪目立ちしていると、それだけでも視聴継続が厳しくなるので、本作は問題無かったことが良かったですね。

時代に乗っかる形の放送だったので、ルールは何となくはわかりますが、もう少しラグビー初心者向けの描写は欲しいかと思います。

ストーリー展開はもう少し盛り上がりが欲しかったですが、無駄な作品では無いと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

58.1 20 スポーツで幼馴染なアニメランキング20位
WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~(アニメ映画)

2021年1月11日
★★★☆☆ 2.8 (24)
67人が棚に入れました
海の上なら僕たちは自由になれる!文字通り一年中大きな波が海岸を洗い続ける、茨城県の大洗海岸で生まれ育ったマサキは、王子様のような転校生ショウと出会い、一枚の板を挟んで地球と対峙する究極のスポーツ・サーフィンを知る。それは、波乗りの魅力に憑りつかれた少年たちの、終わらない物語の始まりだった。

声優・キャラクター
前野智昭、中島ヨシキ、白井悠介、岡本信彦、小笠原仁、佐藤拓也、土岐隼一、森久保祥太郎
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

今期見たアニメの中でワースト

サーフィンを題材にしたアニメ。
{netabare}
良かった点はほぼありませんでした。

サーフィンアニメなのに悪天候の中でサーフィンをするとかいうサーフィン未経験者が見ても明らかにやばいことをして、主人公が死にかけるし、主人公が尊敬していたショウというキャラはそれで死ぬし。で、そうかと思いきや、最終回のラストで実はショウは生きてましたオチ。何で生きていたことを隠してたの?といった疑問も当然解決されない。最初はショウが死ぬ脚本だったけどやっぱり生きてたことにするか、程度の考えで生きてたオチにしたようにしか見えない。

ストーリーも盛り上がりが全然ない。主人公は回を増すごとにサーフィンは上手くなるけど、それで何か結果を残すわけでもない。
CGも雑いし、サーフィンで波から飛ぶシーンが全部同じにしか見えない。
終盤に大会があって、ここで主人公が活躍するのかと思いきや、一瞬で負ける。
この大会自体初登場キャラを見せるためだけのものだったという。
序盤ならともかく9話でこれは...
せめて主人公とその新キャラが接戦して主人公が負けるとかでよかったのでは?
あと実況も棒読みでした。
大会もこれ以降なくて、主人公が活躍する場は一切ないという。

キャラも魅力がない。基本女向けで男キャラしかいない似たようなアニメでも、今季のSK∞のキャラは全員よかったので、自分が男だからとか関係なく単純に脚本がダメ。キャラ数は別に多くないのに、掘り下げが浅すぎた。
ただ、ハヤミチからの主人公へのアドバイスは良かったかな。
あと温泉シーンがやたら多かったし下品だったけど、女の人は喜ぶのかな?

OPはかなり好きな部類です。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

マサキのサーフィン!!

 『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!第一章』見たです。

 ガルパンでも知られる大洗を舞台とした、波乗りに魅了された少年、陽岡マサキがひたすらサーフィンに打ち込み、最後に大きな目標を見つけたお話だったです。戦車は出てこなかったです。

 犬かきしかできないマサキが、秋川シュウとの出会いをきっかけにサーフィンの素晴らしさを知り、親友の田中ナルとともに3人で、サーフィンにのめり込んでいったです。
 マサキのひたむきな姿はとても純粋で、それがゆえに無理な行動もしてしまう姿があったです。シュウ、ナルのそれらに絡む姿も、見所です。
{netabare} 「Show must go on !」という言葉が、キーワードになると思うです。{/netabare}

 サーフィンを題材にしているアニメなので、海もきれいだし、出てくるキャラたちによって、波に乗る姿が結構カッコいいです。

 終盤に様々なライバルたちも登場し、盛り上がったです。上達したマサキは、どれだけ通用するのか?シュウ、ナルの本気にも注目です。そこで、マサキは何を見つけるのか?見てのお楽しみです。

【2020/10/05】少年を変えたきっかけ



『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!第二章』見たです。

 サーフィンが全くないわけでないけど、今回は波乗りが、目立たないような印象だったです。マサキが進学して舞台は、大洗から湘南になるです。
 先の夢を見つけてこれからというとき、思わぬ波乱が起きたです。死んだような空気の中、マサキもふくめ出てくるキャラ達3人、話が進むなかで落ち込みから、サーフィン少年たちの励ましもあって、立ち直るお話だったです。

 落ち込んだ時、サーフィンがそれぞれ自分にとってどういうものなのかを見直す少年の展開だけに、一章に比べると沈んだような面があたので、話的には、面白みに欠けるかもしれないです。

 丸く収まって、三章どうなるのか?予告映像では、今作で波乱があったと思った誰かさんの登場がある?PVだったです。


【2020/10/17】 マサキにとってのサーフィンは?



 『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!第三章』見たです。

 二章で後半、少し出てきた新キャラ、フケ倫道の登場が、マサキ達、マサキ自身の進む方向に大きな影響を与えたです。マサキが、自分自身これから、何をしていくのか?マサキのサーフィンを見出すお話だったです。

 はじめは、自分のサーフィンしか眼中になく、マサキを相手にしないそぶりを見せる、フケ倫道がどうかかわっていくのかも注目です。

 さらに舞台は、一転し湘南の次は、ハワイと舞台の大きな変化があるです。いろいろくつろぎもある中そこで、前回行方不明になったシュウに大きく関わる新キャラの登場で、マサキにさらに影響があったのです。
 シュウの過去も知り、これからのサーフィンについて、マサキはどういう結論を出すのかが、成長させていくのです。

 それとはべつにそれた、仲間を思うサイドエピソードありというのもあるです。

 やはり最後は大洗と、自分を見つめなおしたマサキは、どんな決意とどんなサーフィンを見せてくれるのか?な感じです。{netabare}このあたりになると、フケ倫道のマサキ達に対する態度にも変化があるかもしれないです。{/netabare}

 また、最後の最後になると、この人いるんだったら、なんで今まで出てこなかったのと思える前作のPVに関連したキャラの登場は、何を意味するのか?なみたいだったです。

 この三作の感想としては、一章のほうが盛り上がった気がしたです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ドキ! 丸ごとウェットスーツ! 男だらけのサーフィン大会!(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
し、視聴率がとれなそう(笑)

まず、「作画やっぺ!!」ですし(苦笑)、女子向けのイケメンパラダイスではありますが、ホモホモしい描写はなく、普通にイケメン同士がサーフィンして友情を深めているアニメです。

ストーリーは、王道と言えば、王道。初心者の成長物語。

ただ、サーフィンの技術的なことはあんまりやらないので、サーフィンが好きな人には物足りないだろうし、私のようにサーフィンにまったく興味がない人間にとって、サーフィンのことには詳しくなれないアニメでした(笑)

視聴終了、とはいえ、実は何話かとばしてしまったのですが、良くも悪くも気になりませんでした(笑)
 
《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
色んなところで書いていますが、私は、スポーツそのものが好きなので、スポーツアニメにはマニアックな技術面をしっかり魅せてほしいんですよね。

本作は初心者の成長物語ですが、技術的な成長よりも、主に精神的な成長を描いているので、これじゃあサーフィンを題材にしている意味がなくなる。

精神面なら精神面で、「サーフィンならではのメンタリティ」を描くなら良いけど、「憧れの人を追いかけるのではなく、自分らしくプレーする」という、サーフィン関係ないものですからね。

唯一、へ~と思ったのは、「湘南は波が小さい」というネガティブ情報。私は、サーフィンに疎いので、勝手に湘南はすんごい波が来る、だから聖地だと思ってましたが、違うんですね。単純に、都会で人口が多くて、グルメや観光など波以外の要素が充実しているから聖地なの? それとも、初心者向きの小さな波が多いからサーファーの絶対数が増えて聖地になってるの?

よく分からないけど、サーフィン導入アニメで、ネガティブな情報流して何がしたいんだろうね。この辺は、実際にサーフィンやっている人に聞きたいですね(私は北国なので、サーファーじゃなくてボーダーなのでw)。

ラスト、ショウが実は生きているのがはっきり描かれるけど、本当は「生きているかも」くらいの方が良かったかな。

ショウが死んだフリをしていたのは、コーギーが自分の影を追っていることに気づき、このままではコーギーが成長できないから、自立と成長を促すために目の前から消えたってことでしょうね。んで、コーギーが一人立ちしたから、姿を表したと。

まあ、分かるけど、海での行方不明は、実際は海上保安庁やら地元漁協やらが動いて、大変だっただろうな~と。アニメだから別に良いけどさ。

にしても、大洗か~。まあ、陸ではガルパン、海では本作と、住み分けられるから良いのかな。駅のガルパンパネルは、追い出すことは出来ないだろうけど(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
なんか、男ばかりで嫌な予感が(笑) てか、王子さま、どやってスマホ持ってるの?(苦笑) 

2話目 ☆3
サーフィン導入ですね。私には、なかなか魅力が分かりませんが(笑)

3話目 ☆3
サーフィンをちゃんと魅せてくれるなら、そりゃそこそこは面白いよね。

4話目 ☆


5話目 ☆4
まあ、本当に死んだ? 記憶喪失、とか、そんな感じで再登場? なかなかじっくりとストーリーを魅せる。丁寧だな。

6話目 ☆3
それぞれの道。湘南って、波小さいんだ、意外。本場と思ってたのに。まあ、初心者が多くないと、流行らないしね。なるほど、小さい波をどう扱うか、ね。

7話目 ☆


8話目 ☆
解説の棒読み、ヤバイな(笑)

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆2
ショウ、生きてたんか。はっきり見せない方が良かった。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

62.2 21 スポーツで幼馴染なアニメランキング21位
プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (132)
266人が棚に入れました
日光市に本拠を置くアイスホッケーチーム、ドリームモンキーズ。そのドリームモンキーズが開催する体験教室の門を叩いたのは、地元に住む中学生、愛佳と彼女に強引誘われた妹の彩佳、幼馴染みの薫子と真美。同じ参加者には梨子と尚美の姿もあった。練習後、皆、すっかりアイスホッケーに魅せられてしまい。「来週も参加しようよ」と言うまでになっていた。やがて監督の羊子から誘われて、愛佳、彩佳、薫子、そして梨子と尚美はドリームモンキーズに正式に所属することになる。そんな中、強豪チーム釧路スノウホワイトに所属していた有名選手、優がチームを辞めるだけでなくアイスホッケーさえも辞める決意を固め祖母の住む日光へとやってくる。「もう二度とリンクに立つことはない」そう思っていた優を再びリンクに引き戻したのは、羊子と愛佳達だった。こうして優を迎えた愛佳達ドリームモンキーズ新人チーム。練習試合、合宿などを経て、皆、それぞれ成長していき、またチームも一丸となっていく。「心の絆でパックをつなげっ!」を合言葉に、大会に臨む愛佳達ドリームモンキーズ。果たして、その結果は!?これは少女達の、汗と涙の成長物語なのである。

声優・キャラクター
増田里紅、本郷里実、相良茉優、北守さいか、汐入あすか、森山由梨佳、青山吉能

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

日光アイスバックスの本気が見える(でも日本アイスホッケー界自体は斜陽…)

第2話まで観終わった時点でこのレビューを書いています。

「プラオレ!」はゲームも同時展開するメディアミックスプロジェクトのようで、本作アニメの他はスマホゲームの開発が予定されているようです。

ざっくり言うと、(中には幼少時の経験者もいるようですが)アイススケートは人並みに滑れたけど特にアイスホッケー経験がなかった女の子たちが、アイスホッケーの「日光ドリームモンキーズ」に入って活躍する話なんですかね。

日光ドリームモンキーズのモデルは実在する「H.C.栃木日光アイスバックス」のようで、本作ではアイスホッケー考証としてクレジットされています。作中で練習しているアイスアリーナも、アイスバックスのホームスタジアムである日光霧降アイスアリーナがモデルとなっているようですね。

ゲーム設定の都合なのか、試合に勝つとビクトリーダンスと称して歌って踊るパフォーマンスをするらしいのは、ウマ娘のウイニングライブとかと似たようなシステムですね。とりあえず第1話冒頭であっけに取られましたけど、練習のメニューとかは特におかしな点はなく、以降は無難に普通のスポーツ系のアニメになりそうなのでとりあえず視聴は継続しています。

下記の余談で書いたような状況で彼女たちが実戦機会があるとしたら、誰とどんな試合をするのかはちょっと興味があります。

以下、アニメ本編に直接関係ない余談が長く続きます。

== [余談ここから] ==
野球にはかなり古くから「プロ野球」が発展していましたが、それとは別に昔の日本にはいわゆる「実業団リーグ」と呼ばれる社会人のスポーツリーグがあって、主に高度成長期だった1960~70年代くらいの頃は多くのスポーツが隆盛を迎えていました。

リーグを構成している実業団チームというのは、スポーツ選手を従業員として抱え、営業部などへの社員としての配属とは別に終業後や休日なども含めてスポーツ活動をするといった形態で運営されていました。

そんな中でもサッカーはJリーグでプロリーグとして順調に、またそこまで順調ではなくてもバレーボール、バスケットボール、アメフト、ラグビーなどはプロ契約選手を抱えたり企業とは独立のクラブチームが作られたりして、「実業団リーグ」から次々と脱皮していきました。

しかしそんな中にあって、アイスホッケーは実業団リーグはありながらもテレビ中継されたりもほとんどなく、実業団チームも解散してクラブチームに転換などが図られつつもどんどんチームは脱落していきました。

ついにはアイスホッケー競技のトップリーグは日本単独ではなく隣国の韓国や中国を巻き込んだ「アジアリーグ」として開催するような状況になってしまっています。

アイスバックスは、かつて実業団の名門だった古川電工がチームを手放すことになった際、その選手の受け入れ先として日本で真っ先に結成されたクラブチームです。
== [余談ここまで] ==

レビュー自体はこのまま放置かもしれませんが、気になることがあったら追記があるかもしれません。

2022.2.2追記:
思った以上にアイスホッケーしていました。先輩もいるはずなのに失点シーンも得点シーンも主人公たちのセットがプレーしている画面しか映らないのは、まあアニメだからね…(笑)。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

your go your way

オリジナルアニメ DMM元締めでcygamesも絡んでる模様


水は水のままで 油は油のままで
ケミストリーは生じる気配がないため途中離脱してます。ところがですよ。。。

・OPなど楽曲はノリがよく中毒性があります
・本丸(アイスホッケー)はそれなりに良く動いてます
・女の子たち頑張ってる上びっくり展開もあります
・ソシャゲもCM見てる限り悪くなさそう

日光を舞台にしたアイスホッケー頑張る女の子たちのお話。日光でアイスホッケーというとしばらく前にセルジオ越後さんががっつり関わってたアイスバックスが有名ですが、このアニメも全面協力してるみたいです。企業努力されてますね。そんなリアルでの企業努力同様になんとかしてアイスホッケーを盛り上げたいと行動を起こす情熱家の女コーチが裏主人公。ある意味誰よりも青春してます。
…とそれなりに楽しめそうではあるんですけどいかんせんその女コーチ?監督?松下羊子(CV小松未可子)女史が取り入れた“ビクトリーダンス”が物語にかちっとハマりません。そのうち主従が逆転するかもしれませんがそれだとなぜアイスホッケー?との疑問も生じましょう。

百歩譲ってフィギュアのエキシビジョンっぽいと言えなくもないですがスケートリンク使ってるだけで別競技だし、リンクの上で歌って踊ったところでスケート靴履いたパフォーマンスでもないためいよいよもってなんで踊るか意味不明なのでした。
何をやりたいのか視点が定まらないのとそれなりに良さげな素材が有機的に絡んでこないことを理由に、{netabare}ついに6話でベールを脱いだモンキーズメンバーによるビクトリーダンスを見届けたことをもって、{/netabare}撤退します。



※閑話休題

■わけわからん組み合わせといえば?

{netabare}『ウマ娘』が良い例。あれはよく考えられていて、通常の競馬でもウィニングランみたいなお披露目的なものがあるためそれがライブに置き換わったのね、と納得させることが可能なんです。{/netabare}


■撤退の第6話

{netabare}特殊EDのビクトリーダンス。アイスホッケー止めるだの私にかまわないで…な北海道からやってきた黒髪ロングの娘さん。彼女のソロから始まる曲だったんだけど、「私はやらない」と直前まで嫌がってた娘を持ってくるんだからもっと彼女を活かすいいフリ方あったのに勿体ない。{/netabare}



視聴時期:2021年10月~12月 地上波リアタイ

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2021.11.20 初稿

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

君は、アイスホッケーをしている女子高生と、女子高生がしているアイスホッケーの、どちらが見たい?

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
アイスホッケーアニメ。ただ、ガチのスポ根というわけではなく、かわいい女子中学生、女子高生がキャッハうふふしながら、友情を深めていく、導入系のアニメ。

また、スマホゲームの販促であり、キャラを深めていくのがメインになっています。

個人的に、スポーツアニメで途中切りって珍しいんですが、本作、スポーツアニメか微妙なラインですしね。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(7話目まで)】
{netabare}
さて、この手のアニメでよく書いていることなんですが、

「俺が観たいのはアイスホッケーをしている女子高生じゃない! 女子高生がやっているアイスホッケーなんだ!」

ですね。

序盤の3話はそれでも、アイスホッケーをやろう、魅せようという感じはしました。

ただ、6話目のビクトリーダンス、7話目のビーチバレー、絶対にアイスホッケーより気合い入れてますよね? それじゃあ、ウマ娘にはなれないな~。

アイスホッケー、やったことはないけど、雪国なんで、ちょいちょい観る機会はありました。本当にキツそうな競技。女子はフィジカルコンタクトないはずですが、スタミナという点においては、各スポーツでもトップレベルのキツさではないでしょうか。そこから、「セット」という、アイスホッケーならではの戦術があるんだろうけど、そういう部分の競技としての醍醐味を魅せて欲しいんだよね、スポーツアニメには。

結局、ゲームを売りたいためのアニメ、以上の情熱は感じなかったかな。残念。

唯一誉めるとすれば、「音」かな。氷を削ったりパックを叩いたりする音には、リアリティを感じました。

8話目から試合始まるっぽいのですが、まあ、なんとなく先は見えるというか、ここから大化けはしなそうなんで、この辺で離脱ですかね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
鬼怒川、、、日光もアイスホッケー強いもんね。後は、釧路、苫小牧、札幌、八戸、仙台とか? 岩手はまあ、あるにはあるけど、全国レベルではまだまだかな。なんだ、ガチのアイスホッケーアニメじゃないのか。声優陣は棒が多いけど、たまにある新人のセット売り? まあ、私は意地悪じゃないので、「アイスホッケーのスティックに合わせて、棒なんだね! 座布団1枚!」とかは、言いませんけど(笑)

2話目 ☆3
確かに、収入の面ではまだまだ厳しい競技ではあるよな。日本人は、顔見えない競技って、ファンになりにくいらしいし。

3話目 ☆3
転校と試合。試合、もっと面白く、詳しくならないかな。

4話目 ☆2
スーパー転入生。まあ、基本だよな。全員待ってゴール。あんまり好きじゃない。

5話目 ☆2
な、な、なんて普通の話なんだ(苦笑)

6話目 ☆2
ビクトリーダンス、アイスホッケーより気合い入ってるじゃん(苦笑)

7話目 ☆2
サービス(苦笑)

8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

50.2 22 スポーツで幼馴染なアニメランキング22位
シュート!Goal to the Future(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★☆☆ 2.2 (44)
112人が棚に入れました
元掛川高校のキャプテンでありイタリア名門チームでも活躍した“世界の闘将”神谷篤司。今は弱体化した掛川高校に通いサッカー部と距離を置こうとする辻秀人。2人が出会う時、新たな伝説の幕が上がる―
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

今更・・・ifルートかな・・・

無印でアニメ化失敗したよね???
同年10月には、ブルーロックが放映だから前座的な?

1話から作画がヤバイ。
PVからの女性専門家臭も。どの層をターゲットとしているのだろう?
掛川といったら、名物の各校との試合はアリでOK?

12話
{netabare}
決勝は流石に負けたど、左を1日で習得とか辻君天才か!

ケンジは、久保さんのお墓にペプシ備えるだけのキャラなしで登場。
「シュート!」って冠使う必要なく、女性専門家アニメだーね。
{/netabare}

9話~11話
{netabare}
シュート!におけるメガネキャラ鬼畜は継承。
和広より、鬼畜ド畜生キャラだったけど・・・

11話で、トシが登場したけど、森久保さんだと、
森久保さんであり、トシじゃないんだよね。
性格軽すぎな感じだし。

もう、健二も登場させたら???
{/netabare}

6話~8話
{netabare}
闘将神谷をDT呼ばわりとか部員たち・・・

背番号10が欠番も、原作と違うかな。

サッカーの試合をFPSゲームに置き換えるとか、
やはり、「シュート!」って冠不要では?
{/netabare}

3話~5話
{netabare}
平松が、医師やりながらクラブチームのオーナーで登場。

プロやってから、医師とか、やはり天才。
平松出てきたなら、白石は登場しそう。
{/netabare}

2話
{netabare}
主人公のトラウマとなっている小久保が、野間田高校って、どこ?
一応、イングランドのアンダー候補まで行った設定らしいけど、
なら、原作で掛川と所縁のある藤田東高校、清水学苑高校辺りの
特待枠では?
{/netabare}

1話
{netabare}
神谷は引退しているのだろうから、年齢的に35歳ぐらい?

原作だと、遠藤が監督やって常勝軍団維持エンドだったんだけど、
この設定だと、田仲夫妻含め、平松、白石出てこなそうね。

意外だったのが、磯貝先生の推薦と校長らしき人が、
神谷にコーチ打診していたシーンかな?
磯貝先生、年齢的に定年していたのかと・・・
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

サイコパスサッカーアニメ

【感想】
まだ7話なので暫定の評価です

サッカーアニメとしては何もいいところありません
BLっぽい雰囲気は出てるのでそういう目で見るならアリなのかもですが、キャラに魅力がないのにBL展開だけ見せられても・・・

メチャクチャすぎて逆に面白いのでギャグアニメとして見るといいかも

原作シュートの未来の話でオリジナルアニメのようですけど、原作のキャラクターも何人か出てくるのですが、「これが伝説の〇〇監督・・・」と言ってみんなで褒めてるけど、上辺だけのリスペクトに加えて雑な話の展開で原作キャラの栄光を穢しているように思います

サッカーの動きが全然できてない作画が酷いですけど、話もメチャクチャでキャラクターのセリフや行動が何もかもおかしくてサッカーのこと何もわかってないのかな?
2話は特に酷くて、サッカーの試合よりもBLっぽい空気を出すほうが大事みたいです

【おかしなところとか、微妙なところとか】
{netabare}
・試合が××× 
走り方が変、姿勢が変、けり方が変、どこに蹴ってるの?、キーパーの飛び方が変、ドリブルが変、ディフェンダーかわすときの動きが変、ディフェンスがぼーっと立ってるだけで何もしてない、フォーメーションが適当
・動きが変なのをごまかすためか、試合の展開は飛び飛び
・大昔の掛川は凄かった!と力説を続ける風馬君は父親の話にしても何十年も昔の話ばっかりでおかしい、どこ見てサッカーしてるの?
・キーパーするときに目をとじていたらどこにボールくるかわからないでしょ
・辻君のシュートは見た目は普通のシュートにしか見えないし他の子のシュートと違いがないけど何がそんなにすごいの?
・シュートがとれる気がしないって言ってキーパーの心おれてるけど、メンタル弱すぎませんか?
・みんな自信過剰で人を見下して挑発して怒って人のせいにしてばっかり
・EDアニメのクネクネダンスは何? 気持ち悪い
・2話の小久保君は本当に気持ち悪いし、サイコパスすぎて怖い
・こんな試合、練習にならないですよって言って試合放りだして勝手に帰る相手チーム
・野間田戦の後に辻君が全員から責められてるけど、点とるチャンスも辻君以外誰も作れてなかったし、誰も活躍できてなかったでしょ
・神谷監督の指導で「しばらくボールに触るな」と「ボールと常に一緒に生活しなさい」はいいけど、そのおかげでどう上達したのでしょうか?
・お風呂にサッカーボール浮かべて何の練習になるの? お風呂が汚れるだけ
・辻君はもうサッカーやりたくない、サッカーやりたくないのは小久保君のせいってうじうじしていたのに試合になるとみんなを見下しながら指示をきびきび出し始めて勝手だなーって思う
・部員みんな辻君のことが気に入らない感じだったのにいつのまにかチームメイトとして認めている感じに
・風馬君とメガネ君が急に怒り出したと思ったら過去を語りだしたけど、辻君はそんなこと知らないし、なんで部にこだわってるのって聞いてるだけで怒りだして意味わかんない
・部員は足りないしずっとバラバラなのに「目指すは全国制覇」
・先輩2人のチーム離れて戻ってくるの流れがメチャクチャでかなりモヤる
・監督のボイコットした先輩へのアプローチも不自然で、部員を自力で奮起させられないカリスマ性のない監督にみえます
・先輩2人部活ずっと離れてたのに急に試合出て監督の掛け声「掛川のサッカーをやりきれ」全員揃った練習一回もやってないのに掛川のサッカーって何ですか?
・主人公たちも相手チームも何がどうすごいのかよくわからないまま個人技だけ見せられて「すごい」の連発、アクロバティックでごまかしてる
・体育館に集めて合宿の前に男だけの肝試し・・・この回いる?
・プールに全裸で飛び込む部員達・・・飛び込むのは辞めましょう、水掛け合ってじゃれあう部員達、そのまま監督の恋バナに・・・パジャマパーティーか!
・全然絆が深まっている感じがないのに、7話で10番もらった辻君にみんな認めてるぜって顔、肝試しと裸の付き合いで仲良くなったの?
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

今期一のギャグアニメ

{netabare}
80年代か90年代かの作品の続編。(なお原作レイプ)
確実にクソアニメだけど、笑えるクソアニメなので好きなアニメではあった()

サッカーアニメだけど、サッカーというよりもホモアニメの印象しかない。
1話から試合の相手がヤンホモだし、かと思えば途中で身内のメガネもヤンホモ化するし...。本当に誰得なんだw
日常回でホモホモするアニメはよくあるけど、試合中の会話でホモホモしだすアニメとか中々ないんじゃないかw
サッカーの試合ろくに描かずにホモばかりしてるアニメ。
ホモがない試合にしても突っ込みどころしかない。
なぜか急に主人公がFPSゲームの記憶を思い出して、試合中にFPSシーンが入る(あまり重ね合わせにもなってない)し、傀儡師とかいう謎の存在が出てくるしほんとに意味わからん。正体ばれた瞬間よろつきだす傀儡師さんには笑った。
サッカーの試合自体にも、結構遠くにいたはずのプレイヤーが急に近くにワープしてボール奪ったり、わざとハンドをする糞プレーだったり色々突っ込みどころしかない。

ストーリーも酷い。
主人公の言葉に惑わされて転がってるボールをキャッチできない無能キーパー、自分から勝負挑んどいて負けたら退部する魅力0の先輩達、高校生と一緒になってプールや体育館でふざけて起こられる監督...ギャグアニメとしての素質はかなり高い。
絵面も基本的に面白くて、プールで起こられている絵面や、全員で退部届を破っている絵面は本当に面白かったw
あと、絵面と言えばEDの謎ダンス。

実況付きで見ると本当に面白かったので今期5番目ぐらいに楽しめたアニメではあります(いい作品とは言っていない)

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
出ギスギス。サッカー恐怖症w アオアシかな。1人でもやれや。
煽っていくスタイル。過去の栄光。作画悪いな。
いや、普通にやめたいならやめろや…。
ほも臭い。謎EDダンス。

2話 ☆6
話聞けやこいつw ちゃんとサッカーやってる時点でいいわ。ざっこw
絵ww 自分のこと棚に上げんなw 金髪がホモ臭い。謎FPS
FPSとどう重ね合わせてんのか全くわからん。
普通にやってればいい話なんだけど、セリフとかがホモに寄りすぎててな。
謎ダンスed

3話 ☆4
アオアシの劣化展開? 入らなければとか圧力かけるの最悪でしょ。
事実じゃん手抜いたの。まぁ正直結構王道で悪くないな。
主人公の信念とか。急に泣き出すw
止められないとか言って急に泣き出すのは謎すぎるw
自分から勝負挑んどいて負けたら抜けるのかよw
先輩達客観視できなすぎでしょw 去る者ってこれかよ。

4話 ☆3
揺れる(ED) ほんと茶番だよ。お前が入れ。ブラックかな?
シュート、エクハ、テニヌ、今期のスポーツアニメはギャグアニメばっかだなw ボール手放し取るやん。
しょうもないけんか。赤髪の過去とか部分部分はいいんだけどな。
先申し込んだのにw その発狂がギャグなんだよw

5話 ☆6
なお何もしていない模様。くそしょぼい銃とCGのゲームやめろ
ゲームとの重ね合わせいらんやろ絶対。監督何もしてねえ。
結局頭下げさせてるじゃん。
いや休んどけw 走ってるだけじゃん。なんやねんそのシュートw
最後割とまとまってたやろ。まあ最後は割とよかったかな。

6話 ☆3
またホモか。てっぺんか? 圧力がすごい。
ヨーロッパへの熱い風評被害やめろ。確かにちょっと粗いが。
さすがにラフプレーがすぎるだろw
しょうもない茶番展開挟むなや。はよ4ねやこいつ。
ラフプレー薦めんなやw

7話 ☆3
これ締めどころどうすんの? 絶対盛り上がらなそう。
しょうもない茶番回やめろや。大の大人が何やっとんねん。
キャラ崩壊やめろ。ホモ。
勝手にプール使ったら怒られるだろまた。あのさぁ…。
明日服どうすんねんこれ。脱いでて草。そらそやろ。
ほんま草生えるわ。今回はテニヌより面白いかもしれん。
マジでギャグアニメだろこれ。ほんとは☆9付けたいけどw

8話 ☆3
白いの(意味深)誰でもええやろ。謎死神演出ギャグだろw
監督が指示出せや。謎のボイス草 サッカーよりFPSの描写凝ってるの草
傀儡師とは。棒立ち見えないってなんだよw あとその声ほんと草生える。
いやいやw なんで飛んでるボールに走って間に合うw
そしてわざとハンドのクソプレー また外してて草。
キーパー何ビビっとるねん。マジで面白すぎだろこのアニメ。

9話 ☆2
いっつも崩壊してんな。回想もう終わりかよ。ホモ分断
クッソホモアニメしてて草。ヤンホモ 何も悪いこと書いてなくね?
そうはならんやろ。いきなりクズになるの草。
バカアニメなのにシリアスぶるな。
言うほど赤髪と仲良くしてる感ないよな。謎ギスギス なんでそうなるw

10話 ☆2
めんどくさいホモしかおらんの草。上手く水を避けるボール。
ガチホモに共感できんわ。ストーカーやんけ。

11話 ☆3
作画w 辻にしかパスできないメガネクソ無能だろ。
てかこの客の量はなんだよw プロサッカーの試合か?
応援じゃなくてはよ試合でろやお前。お前こそ何やってんだよ。
なんや今のアイキャッチ 観客見てるぞw
公式試合に途中から参加とか出来んのか? いや退部届破るシーン草。
今の壁なんだよw ぶつかったまま止まってて草

12話 ☆2
隙あらばホモ。技名つけるなw 元カノ。ホモ嫉妬してて草。
止め絵がひでえ。なんであの位置から間に合ったw 今回はネタ成分弱め。

13話 ☆5
ヤンホモ。けどこの手の作品にしてはサッカーの試合まだ動いている方っていうねw 決して良くは無いけど。は? 負けるんかいw
このホモなんだよマジで。
謎挿入曲場面に合っても無いしクソうるさくて草。めっちゃいい曲だけどさw
最後までホモ

曲評価(好み)
OP「アオレイド」☆6
ED「RIVALS」☆8.5
13話挿入曲「夜明け前」☆9
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
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