シンエイ動画で家族なおすすめアニメランキング 3

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早速見ていきましょう!

68.4 1 シンエイ動画で家族なアニメランキング1位
ジャングルはいつもハレのちグゥ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (214)
1239人が棚に入れました
ジャングルで母親と2人平和に暮らす少年ハレの前に突如現れたナゾの少女グゥ。
何でも食べてしまい、お腹に異次元世界を持っているグゥが巻き起こす珍騒動の数々と、グゥに振り回されて苦労の絶えないハレの姿を描いたギャグアニメ。
基本的にはハレとグゥとその周辺のジャングルでのお話だが、第37話~第58話では、ウェダ(ハレの母)の実家のある都会に話の舞台を移す(「コンクリートジャングル」という意味合いもある)。
ある晩、ウェダが村の集会に行き、孤児のグゥを連れて帰ってくるところから第1話が始まる。


声優・キャラクター
愛河里花子、渡辺菜生子、茂呂田かおる、中村尚子、井上和彦、岩永哲哉、保志総一朗、白鳥由里、前田このみ、松岡由貴、岸尾だいすけ、石田彰、氷上恭子、玄田哲章

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハイスピードなツッコミは名人級。ギャグアニメの名作!

ギャグアニメ数あれど、登場人物全員ボケに対して
ツッコミ1人で展開するアニメも珍しいです。
この1人ツッコミを担当する声優
愛河さんの演技力は相当なものです。
ツッコミは超ハイテンションかつマシンガン!

愛河さん演じるハレはジャングルで生活する普通の子供なんですが
突如同居することとなる人間の姿をした???なグゥと
同居することとなります。
この少女が人を飲み込んだり、奇行の連続で
ハレは心が休まる暇がありません。

ジャングルを舞台にしたほっこりストーリーが軸ですが
とにかく奇人が多い村なので
ハレは休まる暇がないんです

見所はグゥの底知れない奇行と達観した毒舌
そしてハレのハイテンション+長台詞ツッコミでしょう

愛河さん笑っていいともに出演して演技力を披露されたことも
ありました。

下ネタやパロディに頼った笑いが多い中
ボケとツッコミという王道で笑いをとるスタイルは
本格派といってよいのではないでしょうか?

キャラデザもとても可愛らしく、(原作者は今は女性誌連載が多い)
水島努監督の代表作といっても過言でないでしょう

ギャグの王道アニメ
ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

グルグル+パプアくん を、さらにカオスにした、ハイテンションギャグアニメ

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
一時期のガンガンを支えた漫画が原作(既読)。グルグルもパプアくんもガンガンですし、似たような絵柄、雰囲気ですが、その中でも一番シュールでブラックなコメディ作品になっています。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ギャグとしては、グウの腹の中の世界や、ダマさんなどは鉄板として笑えた。たまに感動回があって、これまた良い。

ただ、これは原作でもアニメでもそうだけど、やはり出オチ系の作品ではあり、笑いは尻すぼみになっていく印象。特に、都会編からはそれが顕著(原作だと、かなり連載終了を引きのばした感がある)。

ただ、このアニメ化は成功だと思っていて、なによりも声優さんがピタリときた。ハレの甲高いツッコミに、グウのニヒルな低音ボイスは、原作のイメージにピタリと合っている。それだけでも充分だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 11

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

大人も子供も・・・いや、むしろ大人の方が笑うアニメ

気楽に観れるギャグアニメ。


舞台はジャングルですが、
特別、原住民な生活感が出てるわけでは無く
学校や家もわりと日本の田舎にも在るんじゃないか?
と思わせるような親しみやすい世界です。

個性の塊みたいな登場人物達に
話がめちゃくちゃになるところですが
ハレ(主人公)のツッコミスキルがかなり高い為、
物語はなんとか進行していきます。

なんとか進行しようとしてるのに
その邪魔をしようとするのがグゥ
ハレを騙したり嫌がることをするのが大好き☆
でも・・なんか分かります。


基本的に全部おもしろいんですが、
中には腹がねじ切れる程、
笑わせてもらったシーンもあります。
かと思えば、複雑な事情で重くなったり・・・
あ、一応そういうストーリーもやるんだ的な


なんとなくハードディスクにずっと入れておいて
いつでもすぐ観れる状態にしておきたいアニメです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 9

68.5 2 シンエイ動画で家族なアニメランキング2位
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(アニメ映画)

2014年4月19日
★★★★☆ 4.0 (180)
933人が棚に入れました
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載、監督:髙橋渉、脚本:中島かずき、矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、、、

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

しんちゃん×グレンラガンのアバンが熱い

{netabare}カンタム「超超超超超カンタムロボ参上!」
    「超超超超超カンタムドーーリル」
ジョン 「ドリルが尖ってない!?(CV檜山修之)」
カンタム「今の掘削ドリルはこうなのさ!」

からの板野サーカス!

オタク的には最高の掴みでしょ!!
その後のお話でもカンタムが関わってくれたら最高だったれど、それは欲張り過ぎか…

強くて、家事も仕事も出来るロボとーちゃんの生身にはなれない辛さ。自分がコピーであると知れたときのやりきれない想い。
そんなロボとーちゃんの心情を考えるとやりきれないよ。

コピーとわかった後で「どっちも父ちゃんだぞ」って言ってくれるしんのすけ。
ロボとーちゃん的には、嬉しいような、いっそ選ばないでいてくれば踏ん切りがついたような感じがした。
一方しんのすけは、本当にロボとーちゃんを一人の父親として見ていたから別れるなんて在り得ない訳で…{/netabare}

家族でもちょっとずつロボとーちゃんへの想いが違うのは当たり前だけど切ないね。
そして、そんな当たり前のことが伝わるように出来ているこの作品は凄いなと思う。

近年のクレヨンしんちゃん映画の中でもダントツに好きなタイトルになった。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 6

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

敵役がショボい

オトナ帝国までのしんちゃん映画が大好きで、特にヘンダーランドが一番好きな自分としては、久々の快作と聞いて期待していたのだが…。

なにより敵役がショボい。良い時しんちゃん映画は、敵役がとにかく印象的なのにそれがまるでない。映画だけのゲスト的なキャラも全然印象に残らなかった…。親子の繋がりといテーマも嫌いではないが、オトナ帝国の有名なシーンで十分やってしまっていると思う。もう感動路線は捨てて、ヘンダーランドの頃のバランスの良い、とにかくエンターテイメント作品として充実している路線をやった方がいいような

投稿 : 2025/01/11
♥ : 5

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

映画館で泣いてしまいました。

ここ10年、クレヨンしんちゃんはパッとする作品がありませんでした(3分ポッキリ以降)。その10年の中で一番面白い作品と言えば私の中では花嫁だったのですが、今作でそれは塗り替えられました。これは長い目で見ても、オトナや戦国に劣らない名作です。脚本はグレンラガンで有名な中島かずきさんということで、元より期待をしていたのですが、見事その期待に応えてくれた作品です。

最近のクレしん映画は「子どもしか楽しめない」作品が多かったのですが、これは昔のクレしんらしく「大人も子どもも楽しめる」作品に仕上がっています。とにかく作りが巧かったですね。ロボットという要素で子どもたちは楽しめるし、ストーリーは結構大人向けになっているので、物語で大人も楽しめるし、尚且つ久しぶりに「クレヨンしんちゃんらしい」映画を見た気がします。そうです、クレヨンしんちゃんはやっぱり大人が見ても笑えるギャグアニメじゃないと。今作はひろしがロボットということで、非常にギャグがシュールに仕上がっており、結構レベルが高いです。

名探偵コナンを見ている人なら分かると思いますが、今作のひろしはコナンでいうところの「水平線上の陰謀のおっちゃん」です。つまり、ひろしがとてもカッコいいです。クレしんの中ではひろしが好きだという人は、きっとのめり込むことの出来る作品です。私はひろしが主人公の映画が見たいなーと思っていたので、この作品はまさにそういう人のために造られた作品だと思います。

ラストは大体予想はついていましたが、分かっていても涙をこらえられませんでした。中島さんならではのラストシーンだったと思います。余韻がもう半端じゃない・・・・。今作については、クレヨンしんちゃんに興味が無くても、見に行く価値は十分にある作品です。グレンラガンが好きな人や、「男の生き様」を見たいという人に特におすすめしたい作品です。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 4

67.5 3 シンエイ動画で家族なアニメランキング3位
映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃(アニメ映画)

2016年4月16日
★★★★☆ 3.9 (41)
203人が棚に入れました
今度の映画は夢を舞台に大冒険!風間くんは政治家、ネネちゃんはアイドル、マサオくんは漫画家、ボーちゃんは石…?"みたい夢がみられる"夢の世界で、しんのすけたちカスカベ防衛隊がほほーいと大フィーバー!と思いきや「夢」には「悪夢」という恐ろしい一面があって…人類の安眠は彼らに託された!いざ、おやすみなさい!!

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『インセプション』や『パプリカ』を彷彿とさせるスペクタクルと感動が押し寄せる久々の大作「安心して下さい、笑えますよ」

映画『クレヨンしんちゃん』としては第24作目
監督に『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の高橋渉
脚本は高橋渉監督と劇団ひとりが共同著作で7,8ヶ月の歳月を掛けて仕上げたという大作
つまり『クレしん』の映画としては珍しく脚本がウリの作品となっています


ある日を境に野原一家をはじめ春日部の住民一同が夢を共有しはじめる
最初は夢の中ならではのハチャメチャな理想が破天荒に繰り広げられるが、その夢を何者にかに吸い取られた挙句、最後は必ず悪夢となって目覚めてしまうようになっていた
その頃、幼稚園には貫庭玉サキという少女が転入してくる
サキは何事にも冷めた態度で特にしんのすけを見るなり‟おバカ”な行いに対しては過剰に反応して怒鳴り散らす
しかし女の子同士であるネネちゃんをハシゴにしんのすけ達と和解し、かすかべ防衛隊に無理矢理ではあるが加入するまでに至った
一方、春日部の住民を襲う悪夢は徐々に悪化しターゲットは夢の少ない大人から夢の豊富な子供へと切り替わっていく
夢を共有する‟ユメミーワールド”の正体はサキの実父である夢彦が仕掛けたモノであった
サキがユメミーワールドの元凶に絡んでいると知ったネネはサキに絶交を言い渡す
ユメミーワールドを止めさせようと夢彦に対峙する野原一家だったが夢彦はサキを苦しみから救うためユメミーワールドは必要だと凄まじい剣幕で抵抗する
果たしてユメミーワールドに隠された秘密とは・・・


予告編を観たときはもっとアッサリした勧善懲悪の話かと思いましたが『パプリカ』のようなSFファンタジーでありつつ、『インセプション』を彷彿とさせる‟悪人が一人も出てこないスペクタクル巨編”でした
最後には淡い感動を与えてくれます
クライマックスでかすかべ防衛隊が円陣を組んで寝る姿、アレなんかの映画で観たと思ったんだけど思い出せない・・・;


前半の夢の中の様子は子供の目線ではとにかく笑えるカットが絶え間なく続いてます
が、これが大人的にはシュール過ぎて苦笑になってしまう
具体的にはひろしの悪夢が川口(ひろしの部下)に野原一家を奪われ、しんのすけが「川口しんのすけ」を名乗るという内容で、ひろしの情けない形相と絶叫で笑いを誘ってるのですが、確かにひろしにとってこれ以上の悪夢は無いでしょうなぁ、と納得してしまうw


ユメミーワールドの正体に関しては単純に怖い
小さいお子さんは泣き出してしまうかもしれません
ヴィジュアルもしんちゃんの世界観を逸脱しないデザインでありながらヌルヌルとフルアニメーションで動き回る悪夢の触手は作画的な観どころ
大人目線では中盤以降のシリアスパートがとても楽しめるでしょう
貫庭玉家の食卓は『僕だけがいない街』の雛月家を彷彿とさせ凄く泣けてきた
ただサキちゃんは決して夢彦から愛されていない訳では無いのがポイントなんですねぇ


全体的には野原一家とかすかべ防衛隊が交互にまんべんなく活躍するような構成になっており、群像劇的要素に加え野原一家サイドでは子を想う親の苦悩が描かれ、かすかべ防衛隊サイドではさながら青春ドラマのような熱い友情が描かれています
ラストを占める一言がみさえの口から発せられるというのは『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』でひろしを活躍させてあげた反動なんだと思います
コレにはホント素直に泣いてしまいました;;


ゲストキャラのサキ役は『ブリブリ王国の秘宝』のスンノケシ役以来となる川田妙子が演じ、メインキャラに相応しい相も変らぬ高い演技力を魅せてくれております
その他、芸能人のゲストとして安田顕と吉瀬美智子がサキの両親として登場
こちらはまずまず悪くは無かったという評価に留めておきたい
なんせ前述のとおり板に馴染んだレギュラー陣の中にスゥっと入ってくる川田妙子が凄すぎる
本職の声優とそれ以外を比較するのはいくらなんでも無理かなと思った瞬間ですね;


逆に評価したいのが本人役として登場した城咲仁、とにかく明るい安村、大和田獏
本当はゲストとして予定に入っていたわけではなかったそうですが三原三千夫さんが「むさ苦しい全裸の男が迫るカット」を‟勝手に”とにかく明るい安村に書いたところ本人へのオファーが叶ったそうな(笑)
大和田獏は彼の背景に『連想ゲーム』のスタジオセットっぽいのが置いてある細かくて笑いましたねw


主題歌は本当は‟ゲスの極み乙女”が担当する予定だったそうですが例の不倫騒動で‟ケツメイシ”に交代するという珍事に公開前から笑ってしまいましたw
しかし友情を再確認するかのような歌詞の世界観は見事に今作とマッチしており、結果的に好転したことには感動いたしました


結論としてお話的には歴代映画『クレしん』の中でも1,2を争うかという凝ったストーリーに感心です
子供にはストレートに、大人にはシュールに込み上げてくる笑いのセンスはまさに老若男女楽しめる作品であることを体現しつつ、最後にはしっかり泣かせてくれるのですから今作はホントに凄い一本です

投稿 : 2025/01/11
♥ : 5

Lotus さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

流石しんちゃん

大人になった私でも楽しめる作品でした。

最後のほうなんかは目をウルウルさせながら見てました。

どの年代でも楽しめる作品となっています。
是非ご覧ください。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 3

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

クレヨンしんちゃん映画再生期最後の輝きか?友情と感動に重きが置かれた傑作、おすすめ度★★★★★

本当ありがとう 友よ

クレしん再興期最後の黄金作にして、シリリ以降の第2の迷走期に入る前に作られた作品。脚本はなんと芸人の劇団ひとり。高橋渉監督との共同名義ではあるが、非常に珍しいお笑いタレント主導の脚本となっている。

内容はゲストキャラクターであるサキとの交流、悪夢の世界でサキをお助けする内容と、いつものクレしん映画路線ではあるが、サキの父親の娘に対する愛情ゆえの暴走、みさえが見せる親心の大切さやネネとサキの確執の解消と、全体的なゲストキャラクターへのアプローチが深く、その周りの話はとても感動できた。

夢の世界という幻想的ながら子供らしさも備えた身近さを舞台にした設定もよく、悪夢の世界と幸せな夢と悪夢の対比関係を利用した設定も活かし方がシンプルながら分かりやすく、変に奇を衒うことなく設定をしっかり組み立てられていた。

サキの悪夢のトラウマ描写なども鮮明に描かれており、ギャグやホラーもきちんと完備する隙のなさ。それでいて感動もできる手堅い作り。名作と評価されるのも納得である。ただ、いくらサキのためとはいえ父親が独善的過ぎるのとお咎めがなかったのが気になったかな…

高橋監督のクレしん映画はカンフー除き基本的に評価は高いが、ロボとーちゃんとこれは特に手放しに褒めてもいい出来。正直橋本みたいな無能呼ぶより高橋メインでやった方がもう少しクレしん映画の雲行きは良くなるんじゃないの?

投稿 : 2025/01/11
♥ : 2
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