アットホームで妹なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

83.0 1 アットホームで妹なアニメランキング1位
パパのいうことを聞きなさい!(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2454)
12571人が棚に入れました
主人公『瀬川祐太』は多摩文学院大学文学部国文科に合格し新生活をスタートさせたばかりの大学一年生である。小学生の頃に両親と死に別れ、当時高校生だった姉『祐理』に育てられるも、中学生の時にその姉がバツ2で2人の子持ちの男性『小鳥遊信吾』と結婚。義兄となった信吾への嫉妬と姉の家庭と幸せを壊したくないという思いから姉夫婦の家庭とは距離を置き一人暮らしをしていた。そんなある日、姉がアパートに突然訪ねてきて半日だけ3人の娘達(『空』、『美羽』、『ひな』)と共に留守番を頼まれる。渋々頼みを引き受けるが、そこで幸せそうな姉夫婦と子供たちの様子を垣間見、下らない子供染みた嫉妬心で姉家族と距離を置いてきた事を後悔し、今までの不義理を返し姉家族との関係を修復しようと決心する。そんなある日、姉夫婦の乗った飛行機が行方不明となり、姉夫婦は消息不明のまま政府発表では死亡したことになってしまう。残された3人の娘達は親族会議の末、全員バラバラにされそうだった所を見かねた祐太は全員自分が引き取ると宣言し、6畳一間のアパートで4人暮らしをスタートさせたのだった。

声優・キャラクター
羽多野渉、上坂すみれ、喜多村英梨、五十嵐裕美、堀江由衣、小野大輔、間島淳司、大原さやか
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「家族」であり続けるため、必死に頑張る4人を応援したくなります!

原作ノベル未読、「妹系キャラが可愛い」という予備知識で視聴。
作品タイトルの略称は『パパ聞き!』。

観終わってからネタバレを読んだのですが、
「普通の大学生が、いきなり血のつながらない3姉妹を引き取ることに!?
ハイテンション同居系アットホームラブコメ!!6歳差の恋は、実る以前に始まるのか!?」
というのが、この作品のキャッチコピーだそうですw

アニメ版も、見事にキャッチコピーどおりな仕上がりでした^^

「設定に無理がある」という声が聞かれます。
{netabare}3人の娘の両親が事故死してしまい、
まだ大学生の主人公が他の親戚たちの反対を押し切って、
みんなの面倒を看るとか、普通じゃあり得ないでしょ。。{/netabare}
といった具合で、ここを受け入れられるかが、
評価を分ける1つ目のポイントになりそう。


まず物語面、
この手の作品は往々にして物語など皆無でキャラを楽しむだけ、
パパ聞き!も きっとその類だろうと思って視聴しました。

ところが意外、
大学1年生の主人公、瀬川祐太(せがわ ゆうた)を中心として
周りの助けを得ながらも4人で全力を尽くしながら
苦しい生活・困難に立ち向かっていく姿がよく描かれています。
見守りたくなるような気持ちが湧いて、
観ながら いつしか応援していました!

たしかに「キャラ重視」寄りの作品であると思います。
ただ、気に入った作品を庇うつもりではありませんが、
個人的には「ただの萌えアニメではない!」と言いたいです。


次にキャラの面。
中2/14歳の長女、小鳥遊空(たかなし そら)にスポットが偏っている、
と書いている方が居られましたが、
それもそのはず、彼女が本作のメインヒロインです。
デレのほうが多めのツンデレといった感じ。
私にとってまさにストライク!でしたww(///;)

小鳥遊空というキャラを気に入る事ができるかどうか、というのが、
この作品の評価を分ける2つ目のポイントとなりそうです。

{netabare}彼女は祐太のことを異性として意識しており、
祐太のことを3姉妹のうちただ一人「お兄ちゃん」と呼びます*^^*{/netabare}

小5次女の小鳥遊美羽(たかなし みう)、
3歳末っ子の小鳥遊ひな(たかなし ひな)
を合わせて、本作の4人暮らしとなる3姉妹です。
みんな可愛いです♡*´∀`*

つまり「萌えアニメ[でもある]」と言えます、ハイ^^;


主要キャラの人数が少なくて、
紛らわしさが全く無く、とても分かりやすかったです。

同時に、作中の誰かを気に入ることができれば
そのキャラが登場する頻度が高く、見れる機会も多いことになります^^


さらにサブキャラたちまで含めて個性的で面白い。
そして主人公らを応援してくれる良い人たちです。



作画もきれいで、次回予告後に数秒間だけ出る
有名イラストレータ陣による絵まで含めてとても良かったです。


声優の演技力もなかなかのもので、
中でもひなの舌足らずな話し方を演技する五十嵐裕美さんが流石です!
あと、「主人公の声がおじさん過ぎる」というコメントをどこかで見かけましたが、
私個人的には「普通の大学生」だと思いました。


音楽は喜多村英梨によるOP曲『Happy Girl』がとても気に入りました☆
聴く人に「明るくHappyになってもらいたい」という気持ちで作られたんだそうで、
私も連続視聴にもかかわらず毎回飛ばさず、OP映像も併せて聴き入ってましたw


キャラ目当てで視聴したら、それだけでなく物語まで楽しめて、
個人的には最高の結果でした!

まぁ、この手の作品は万人ウケは無理という宿命を背負っているでしょうが(^_^;A
可愛い妹系少女(&幼女)と仲良く楽しく過ごせる点はもちろん、
観ていて応援したくなるような作品をお探しの方にも
オススメできると思います。


もし2期や番外編などが出たら、必ず観たいと思います^^



↑《レビューここまで》↑

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以下、視聴中の自分用メモ。
あのシーンは第何話だった?と思い出すために残しておきます。

{netabare}
1話:第一印象は多くの方が言うように、
  設定や状況が飲み込めない。。
  両親が「都合により」当分帰らないという設定
  「よよよ」の人(オダ ライカさん)…2年
  主人公セガワ ユウタ…1年
  とりあえず妹系キャラたちが可愛いので視聴を続ける。

2話:ひな3歳、
  みう10歳5年生(悪戯好き)、
  そら中2(人見知り・無愛想)
  彼女いないと聞いてほっとするような仕草
  デームに勝ってしまい、ひなを泣かせてしまう
  「都合」=まだだった新婚旅行と判明
  「今からパパって呼びまーす」みう
  宿題・片付け・ゲーム全部、にぎやか
  「幸せ」とは何か→一緒に居られることでは?
  「家族は一緒に居なきゃダメなんだ!」
  という台詞には心打たれるが、
  両親なぜ死んだし??ありえねーだろ。。とか言っちゃダメww
  結局ユウタが親戚たちの反対を押し切り、強引に3人を引き取る

3話:みんなユウタのアパート部屋へ移動
  状況をよく分ってるそら、きわどいみう、ワケが分かっていないひなw
  観ていて微笑ましい、にんまり
  「次回予告(?になってないw)」もGood!

4話:出オチ回w 目覚まし時計止めようとしてるのに体が動かない…
  なぜなら、まだ眠っているそらに抱き着かれてるから^^;
  「いってらっしゃい」言ってくれる子(みう)がいるのも嬉しい
  そらは恥ずかしがりだけど皆の事を思ってくれる良い子

5話:忘れたスマホ(らしきもの)をそらが電車利用してまで届けてくれる
  ツンデレ要素持ってるけど、デレ多めかも
  みう「デリカシー」が口癖のようである
  幼少期のそらが見れる回(おじちゃんは当時中学生)
  そら、わりとドジっ子でもありそうw
  ってか、3人の中でも一応メインヒロイン扱いなのか?
  「呼んでもいいですか?おにいちゃん…」
  「俺もそっちのほうが嬉しいな」
  ほぼ「そら回」であった
  …オレの智花に強力なライバル登場です!w

6話:街中でのひなの人気がすごい!おまけしてもらえる。
大切なものを取りに戻るため、小鳥遊家に一時的に戻る。
川の字で寝る。
最近、おじさんではなく、「お兄ちゃん」
微笑ましすぎる!主人公、俺と入れ替われ!
ED曲、ノリは特徴的だけれど、
ボカロを思わせるような演奏と声で、歌詞がほとんど聞き取れない…

7話:親戚のおばさんに「思ったよりしっかりやってる。
もうしばらく様子見にする」と認めてもらえる。
部活のみんながユウタの部屋に来る
3歳にして大袈裟な芝居が得意
ライカさん、口数少なめで変わってるところも多いけど、
料理をすすんで教えてくれるなど、良い人
4人で暮らす事は契約違反、と言われ立ち退き令が出されたところで次回へ続く

8話:新しい物件探し
サブキャラ(部員)たちみんな変わった個性を持ていながらとても良い人
「緊急地震速報」(リアルに)表示されっぱで1分くらい画面の半分近く見えないorz
厳格な(当然ではあるが)「大家さんの娘」に対し、
運よく大家さんが便宜を図ってくれる。そしてこれまでどおり暮らせることに。

9話:あまりにも微笑ましくて、OP・ED毎回飛ばさずに観てしまうw
  学区?…ってことはそら・みう共に私立なのか?
みうの学校生活
ミムラさんに会う⇒なぜかデート?に
彼なりの気遣いなのかも?
靴をおごる→気持ちだけで充分↓
なんて良い子で気配りできて精神的に大人なんだ!
靴修理で済ませる、これなら気兼ねしないだろ?ミムラ
完全に「みう」回だった
次回予告後のイラストレーターの絵「蒼樹うめver」

10話:前回に対して、今回は「そら」回?
  そらは勉強時間減って成績下がってる
みうは貧血で体育の時間に保健室で休む
歌好きだからこそ、けじめをつけるために退部
生活の両立の難しさに悩んでいる
「好きでやってることを辞める」ことについて
「迷惑をかけあう事は助け合うということ。
家族ってそういうことなんじゃないか?」

11話:ライカさんと そら
苦しい生活を送りながらも、みんなで力を合わせて
学校生活も両立させながら乗り切っていく。

設定だけは無理があるが、この作品にそのツッコミはもはや禁物!
ただ楽しく生活送ってるだけでなく、意外とシリアスな展開も含んでいる
可愛いは正義!byライカ
そらは夢(幻覚)を頻繁に見るようになっている

12話:ひなは強い子 「ひなはもう泣かない!」とぬいぐるみに話しかけてた
血が繋がっていなくても家族!
[/netabare]

投稿 : 2024/10/05
♥ : 33

癒しフランキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いじらしさの極みを見れる物語。是非ハンカチのご用意を。

【おおまかなあらすじ】
幼少の頃、両親を亡くし、大好きな姉、祐理により育てられた祐太はちょっとシスコンだけれどとっても優しい少年。2人の子連れの男、小鳥遊信吾と結婚した姉、祐理の仕合せを思いやる祐太は、思いやるがために一人暮らしをしていた。祐太は大学入学したて。そんな祐太のもとに突然押しかけてくる祐理に3人の娘(信吾の連れ子である空と美羽、信吾と祐理の子ひな)と留守番を頼まれる。引き受けた祐太は仲良しの3人の娘たちと一緒に1日を過ごす中で、今まで感じたことの無い仕合せを感じ、今まで抱いていた信吾への嫉妬心を抱いていた自分が本当にちっぽけだったと懺悔し、これからはみんなと仲良く過ごしていこうと心を改める。しかし、ある日、信吾と祐理の乗った飛行機が行方不明になるという痛ましい事故が起こる。姉夫婦は消息不明のまま、政府の発表では死亡という発表された。親戚に散り散りに育てられると親族会議で決まったが、三姉妹が離れ離れに孤独に過ごして暮らしていくことになるのかと、3人の未来を心配し忍びなく感じた祐太が4人で生活を共にすると宣言し、六畳一間のアパートでの4人暮らしを始めることになった。

【物語】
まだ成人もしていない18歳のいち大学生がこれほどの覚悟と、家族を大切に思えるものだろうか。なんという心力の持ち主だろうかと感じさせてくれる物語。このアニメ作品を視聴した後原作も読ませていただいたのですが、原作を自宅以外で読むことをお勧めできない作品と言えます。なぜなら、涙がとまらなくなってしまうから。この作品の見所は本当に沢山あると思います。多少オタクが好むロリ要素やシーンが多くあるものの、現実世界にあり得る話であるからこそ、一般受けもされる要素も沢山ある。思春期の空の祐太への感情や2人の姉がまだ小さいひなを一生懸命育てて、家族みんなを護っていく祐太のひたむきな姿がとても心を打つ作品だと思います。この作品は祐太の言動、そして想い、姿で語る姿勢、そこを意識してご覧になって頂きたい作品です。2周目見るときは空の気持ちや想いに意識してご覧になると、さらにこの作品が感動する作品になるのではないかと思わせていただきます。


【声優】
全体を通して、まるでホームドラマを見ているようなそんな錯覚に陥りました。きっと全キャストの方の演技力が物語と融合していたからだと思います。ひな役の五十嵐裕美さんの演技、『~だぉ!』という舌足らずな演技がとても可愛かったと思います。個人的な意見ですが、可愛すぎて恥ずかしくなっちゃうくらいでした!また、織田 莱香役の堀江さんですが、やはり、さすがですね!いつ聞いても迫真の演技力だと思います。とらドラ!みのりん、フェアリーテイルのシャルル、フルバの透、全員まったく違った個性をこれだけ引き出せるなんてすごい声優さんです!

【キャラ】
この作品を通してすべてのキャラにいえる事が『人にとって大切な部分』を持っているということです。特に祐太、空、美羽、ひな、に言えることですが、一人一人に持っている優しさと強さを種類は違えど持っているということです。また共通して持っているものもあるのです。それは4人ともが全員一生懸命であり、ひたむきだということです。ここが、キャラとい着眼点で一番感銘を受けたました。また、祐太の友と打ち解けていく三姉妹の心情の描写がすばらしかったです。

3人のために一生懸命すぎるほど頑張る祐太の強さ。長女として一番確りしなきゃならなくて、でもそれを表に出そうとしない空の健気ないじらしさ。本当ならもっともっと親に甘えていたい年頃なのに、そんな気持ちをひとつも出さない、すごい大人の目線をもつ、美羽の冷静かつ見守る心力。みんなが大好き、自身もみんなを大好きで、大人が忘れてしまいがちな大切な素直さで皆の心を癒す、ひなの一生懸命さ。言葉は少いけれど、人一倍人の心を理解する力をもっている莱香の優しさ。ただの女好きではない、義理人情に厚い、仁村の鼻に付かないさりげない温かさ。この作品は8割以上がこのキャラで出来ているのだと思います。非常な生活環境にも負けないこの4人の物語をそれを支える、路上観察研究会の仲間の温かに触れて、人として大切な『つながり』をご覧になって頂きたく存じます。


【作画】
やはり、桜の花びらが散るシーンで、『綺麗だな』と思い、これは最後まで見てみたいと思ったほどでした。全体を通してホームドラマをみているようでした!

【音楽】
これといってインパクトがあったようには思えませんが、12話立て続けに自然に見れたのは耳からも心地よかったからだと思います。アニメ作品は耳で聞くことも大切な部分ですものね!

【最後に一言】
今第1期だけ放送された作品の中でいぬぼくに並び、この作品の2期が見たいと思っています。これからご覧になる方、ぜひ、祐太を応援してあげてくださいね^^祐太のような友達がいたら、私もぜひ支えになりたいものです。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 12

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

温泉の効能通り、肩こり・腰痛に効きなさい!(酷評成分、多めですが・・・)

主人公の大学生・瀬川祐太(せがわ ゆうた)の姉夫婦・小鳥遊祐理(たかなし ゆり)と小鳥遊信吾(たかなし しんご)には、長女の小鳥遊空(たかなし そら)・次女の小鳥遊美羽(たかなし みう)・三女の小鳥遊ひな(たかなし ひな)の3人の娘がいる。
小鳥遊夫妻が飛行機事故に遭ってしまい、小鳥遊姉妹がバラバラになるのを防ぐため、祐太が3人を引き取る事となる。


自分の意見としては、現実感のある箇所と現実感が感じられない箇所を都合良く使い分けていると感じました。


※現実感がある箇所

・場所について

小鳥遊家の家がある池袋や祐太が一人暮らしをしていた立川という場所は現実にあります。
立川にあるモノレールを使って通学をすると、ある程度モデルになる大学が特定できます。
立川から池袋方面に行くと満員電車の通学になり、かなり疲れます。痛学ですね。

・金銭面

大学生がバイトをして生活費を稼ぐのは、一人暮らしをするのには必須です。
まして、子供とはいえ家族が増えると、さらに生活費がかかるので、バイトを掛け持ちするのは仕方が無いです。


※現実感が感じられない箇所

・住む場所

ワンルームのアパートと一戸建て・・・
小さい子供だとしても4人いると、ワンルームでは厳しいですね。
子供達の通学面を考えても普通は池袋の一戸建てを選びます。

ワンルームは狭いです。
ベッドを片づけて布団で寝るのは理解ができるのですが、その布団を収納するスペースはどうなっているのかな。
例え布団を収納できたとしても、4人の衣服はどこに収納するのでしょうか。
3人学生だとすると教科書やノートの類もたくさんあると思うのですが、置くスペースがあったかなあ~。

まあ、モデルルームのようなワンルームや一戸建てに現実感が感じられないのは当たり前なのですが・・・。

・金銭面

飛行機事故で両親を亡くしているという設定ですが、その場合は多額の保険金が加わった遺産が残るでしょう。
未成年が相続人なので後見人を立てると思うのですが、大学生が後見人になるのは裁判所が認めないと思います。
親類縁者の反対を押し切って、多額の保険金を受け取る資格のある子供を引き取る・・・
何だか犯罪の香りがするのですが。

バイトで生活費を稼ぐのは分かるのですが、学費がかかります。
奨学金という設定なのかな。

・生活面

両親を亡くしたからといって、いきなり家族をバラバラにするでしょうか。
この点に関しては、話の大前提になるので仕方が無いのかな。

コインランドリーを利用する場面がありますが、アパートの玄関先に洗濯機が置いてあります。
何で洗濯機を使わないのか不思議です。

調理を失敗する場面が多々見られますが、毎回失敗するのかな。
卵焼きにこだわっていますが、ゆでたまごや卵かけご飯にしたほうが調理は簡単だと思います。

アパートからの立ち退きを迫られますが、これも引っかかります。
同じサークルの仁村(にむら)さんが居る時には何も言わないで、3姉妹と同居した時にだけ契約違反というのは、都合が良すぎます。
大家の立場で考えてみても、立ち退きを迫った時期が夏休み明け。
引越しシーズンが3月ごろだという事は分かっているので、アパートから居なくなってしまったら、その分家賃収入が無くなります。
キチンと家賃が支払われているのなら文句は言わないでしょう。

三女・ひなの保育園が、すぐに見つかりますが、この点は微妙です。
首都圏では、待機児童が多く保育園が見つからない、という問題があります。
こんなに簡単にタイミング良く保育園が見つかったら、世の中の親御さん達は仕事か家庭かの選択を迫られることはないですね。


他にもツッコミ所があると思いますが、三女のヒナタンを愛でる作品と考えれば四角い問題もまあるく収まります。

というローズ相談員の意見でした。続いては上沼相談員・・・・・


【補足】
水着回・温泉回のテレビ未放送分・13話目がありますが、深夜アニメのお約束回なのかな。
DVDの最終巻で観る事が出来るので、興味のある方はレンタルか購入で。
(自分はレンタル派です)
三女のひなが莱香(らいか)さんに対する行動は・・・・・グッジョブですw

投稿 : 2024/10/05
♥ : 22

63.4 2 アットホームで妹なアニメランキング2位
神様家族(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (326)
2226人が棚に入れました
一見ごく普通の少年だが、実は神様の跡取り息子である神山佐間太郎。立派な神様になる修行として人間界で暮らしているのだが、両親の「奇跡」の力のせいでワガママな性格に育ってしまった。しかし転校生の小森久美子と出会い、佐間太郎はある決心をする…。


声優・キャラクター
岸尾だいすけ、小清水亜美、江原正士、葛城七穂、冬馬由美、神田朱未、前田愛、三浦祥朗

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

荒ぶる鷹のポーズ

ヘ○ヘ
  |∧
 /


世に有名な"荒ぶる鷹のポーズ"は本作が元ネタです。
神様のドラ息子の佐間太郎が天使のテンコと同棲してて、途中悪魔と付き合いそうになるも、やっぱりテンコが一番!みたいなアニメです。
神様家族というだけあって、アットホームさを感じれる、「サザエさん」や「あたしンち」のようなアニメなんですよね。
パパさんが天の川で釣りをして、釣り上げた短冊の願いを叶えるってエピソード、想像力高くて好きです。

えー!これがMF文庫Jのラノベアニメってのが信じられない~~~。
原作は漫画かと思ってました。
「夜桜」で有名なヤスダスズヒトさんの初期の頃のイラストなんですが、結構再現度高いように思います。

佐間太郎に岸尾大輔さん、テンコ役に小清水亜美さんです。
若々しい岸尾さんの声は安定感ありますね、主人公声だと思います。
あとパパさん役の江原正士さんが良い演技してらっしゃる。

OP「Brand New Morning」は圧倒的名曲、カラオケでたまに歌う人が居て話が弾む奴ですね。
OPに隠れがちなED「図書館では教えてくれない、天使の秘密」が良い曲なんですよ!

実家のような安心感を覚えるアニメなんですよね。
ということでキャラクターも自分に馴染んでます、すごくいい。
家族アニメとしての見せ方が旨いからでしょうかね。


全13話、なんかアニマックスでやって、その後ちょっと経ってから地上波やってましたよね。
微妙に見づらかったアニメなのに私の周りだと結構見てる人多い不思議。
と思ったら例の"かんなぎ騒動"でBS11でのかんなぎの放送が取りやめになった時代わりに放送したが本作なんですよね。
だから見てる人多かったのかな。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

ninfami さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

温かい。

神山佐間太郎は神様の息子である。人間のことをよく知って立派な神様になるため、神様である父・治(パパさん)、女神の母・ビーナス(ママさん)、女神候補の姉・美佐と妹・メメ、お目付け役天使のテンコたちと、東京都の世田谷区にある築25年の一軒家で暮らしている。

過保護なパパさんの神の奇跡のおかげで、幼い頃から欲しいと心の中で願ったものはすぐ手に入る生活を送っている佐間太郎は、自己中心的で無気力な性格になり、家族から干渉される毎日に嫌気がさしている。そんな様子を心配するテンコとは、神様とお目付け役天使という関係からいつも言い合いになるが、一方でお互いがお互いを心の支えに感じている。

そんなある日、自分たちのクラスに美少女・小森久美子が転校してくる。今まで人間の女の子に興味のなかった佐間太郎は、彼女に一目惚れ。その様子にショックを受けたテンコは、自分が佐間太郎に恋していることに気づく。(Wikipediaより引用)


ラブコメのテンプレともいえる作品です。前半はどたばたなラブコメなのですが、後半はシリアスな話になります。緊張感に欠けるシーンもありましたが、全体的に良い話でした。佐間太郎がどっちつかずで少し腹立たしくも感じましたが、最後は格好良かったのでモウマンタイです。

それとこの物語は、ラブコメというよりは家族の絆を描いた感じがします。仲がいい家族って幸せなんだなぁ。

見て損はない作品です。テンコちゃん可愛いです。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 2

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

神様と天使と悪魔と人間と

基本的に明るい感じのドタバタ系ラブコメ作品です
作画は微妙ですが、他はわりと良かったと思います


神様の息子である佐間太郎が主人公となります
神様(父)、女神(母)、女神候補(姉、妹)、
そして佐間太郎のお目付け役天使のテンコ、
この6人で東京都の一軒家に住んでいます
この家と、佐間太郎やテンコたちが通う学校が主な舞台です
初期設定が面白いなと感じました


基本的には佐間太郎とテンコを中心にラブコメやってます
ライバルも現れますし、楽しかったです

テンコが照れるのがかわいらしいです
キャラデザ的には…ですが、
不思議と凄く可愛く見えてきました
テンコちゃんマジ天使!実際そうなんですが

神様のパパさんと女神のママさんもハイテンションで賑やかです
こんな親だったらさぞかし疲れることでしょう
姉や妹も独特ですが、面白いです
まったくこの神様家族は。。
ドタバタとはこの人たちのせいです
でも、やるときはやる皆さんでした


元はといえばOPが良かったので観た作品
OPは映像ともに好きです
EDも良い感じでした
中毒とまではいかないまでも、頭には残る曲です


少しのシリアスはありますが、
基本はドタバタ賑やか明るい作品です
佐間太郎とテンコお互いの心境の変わり様が見所ですね

慣れれば作画は全く気にならないと思います
ラブにコメディに、楽しい作品でした

投稿 : 2024/10/05
♥ : 33
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