お祭りTVアニメ動画ランキング 48

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のお祭り成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月22日の時点で一番のお祭りTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.5 1 お祭りアニメランキング1位
ゴールデンタイム(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2209)
12091人が棚に入れました
東京のとある私立大学の法学部に入学した主人公・多田万里は、入学式の後に行われる新入生オリエンテーションの会場である学部キャンパスへ移動中、道に迷ってしまう。同じく道に迷ってしまった同学部の新入生・柳澤光央と出会い、意気投合した万里であった。なんとか目的の場所へ辿り着く目処がついたそのとき、2人の前に薔薇の花束を持った美女が現れる。彼女は花束を光央の顔に何度も叩きつけた後、その花束を光央に渡し「入学、おめでとう」とだけ告げ去っていってしまう。スタイルも身につける物も全てが完璧な彼女・加賀香子は光央の幼馴染みで、幼い頃に光央と交わした「結婚」の約束の実現を夢見て、さまざまな形で光央を振り回してきた。そんな香子から逃れるために、有名私立大学の付属高校からこっそり外部受験で現在の大学に進学してきた光央だったが、新入生オリエンテーションの会場でも香子は2人の前に現れる。香子もまた、光央を追って外部受験で法学部に入学してきたのであった。

声優・キャラクター
堀江由衣、古川慎、茅野愛衣、石川界人、木戸衣吹、比上孝浩、佐藤聡美

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

加賀香子に尽きる作品。わたしはリンダ先輩かな。

花と星とハートがキラキラした華やかなオープニングより始まるゴールデンタイム。
このアニメは、人生のもっとも輝かしい大学時代におけるちょっと面映ゆい恋愛ストーリーです。

ヒロイン加賀香子はストーカー、自分の制御ができません。
主人公多田万里は記憶喪失、過去の自分を見失っています。
それに、明るさの中に憂いを湛えるリンダ先輩、表面上は冷静ですが、揺れる感情に戸惑っています。
この3人の変則三角関係に、香子の元ストーカー先の光央、超音波ボイス岡ちゃん、三枚目ムードメーカーの二次元くん、万里の隣人で粗暴なナナ先輩等、個性豊かな登場人物が加わり、賑々しい限りです。

加賀香子は容姿端麗なお嬢様、性格に難ありです。
でも、自分を客観的に見つめています。
万里との関係の中で、もっとも成長した人物ですね。
リンダ先輩は、激しい気性の中にも、自分を律する力を持っている女性。
ただ、自分を誤魔化す姿には悲哀を感じました。
紆余曲折を経て、最終的には予想通りの結末。
リンダ先輩の心情を思うと・・・。

このアニメはラブコメ作品ですが、コメの部分がどうも薄ら寒く、どうしても引いてしまいます。
大学生のノリはそんな風ですが、少々控えめにといいたいです。

香子役は堀江由衣さん、リンダ先輩役は茅野愛衣さん、岡ちゃん役は木戸衣吹さん。
面白いことに、ちょうど10歳づつの年齢差です。
とくに、木戸衣吹さんの声には何の違和感もありません。
若手No.1、出世頭ですね。
あと、ナナ先輩役の佐藤聡美さんには、声優さんのプロ魂を見ました。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 52
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とらドラと比較しないであげて下さいm(._.)m

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
原作者が、「とらドラ」の竹宮さんと言うことで、観られる前からハードルが上がっちゃった可哀想な作品。とりあえず、その先入観は捨ててあげたほうが、自分のためにも、作品のためには良いかもしれたせんね。

ラブコメ、というよりも恋愛もの。ファンタジー要素あり。キャラが変なんでコメディかと感じる時もありますが、本人たちはけっこう本気です。重めの話もチラホラあるんで、シリアス耐性ないとキツイかもしれません。私は結構楽しめましたが♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
大学生の恋愛話を扱ってるのも珍しく、個人的にはプラス査定です。サークルの飲み方とか、校舎での遭遇の感じとか、懐かしくなりました。

私が思う大学生らしさって、「みんなウソついてる」ってことです。正確には、本当のことを言ってない感じ。

(地方出身者からすると)高校までと違い、自分の過去を知る人がいない大学では、ウソをつき放題、というか、格好つけ放題なんですよね。でも、互いに大人ですから、そのウソには薄々気付きつつも、決して触れない。そして、格好つけてる自分自身だって、「多分バレてんだろうな~」と分かりつつも、偽りの自分を演じ続けてしまう。そういう、ウソとウソとで繋がるのが、大学の人間関係です(かなり屈折した意見w)

でも、それじゃあやっぱり寂しすぎる。

だからこそ、酒を飲み、おおいに語らい、少しずつ距離を縮め、ある時、自分を全てぶっちゃける。すると、一生の親友にもなっちゃったりするんだよね、大学の時の仲間って。

その関係性って、ゴールデンタイムの登場人物達にも、共通する部分があるんです。だからこそこの話は、大学が舞台じゃなきゃダメだと思います。

重い話が大丈夫な人なら、とらドラを念頭におかなけりゃ、普通に楽しめると思いますよ。まっ、ラストは賛否あるでしょうが。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 49
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

青春とは嘘であり、悪である

青春を謳歌せし者たちは常に自己と周囲を欺き自らを取り巻く環境を肯定的にとらえる。
彼らは青春の二文字の前ならば、どんな一般的な解釈も社会通念も捻じ曲げてみせる。
彼らにかかれば嘘も秘密も罪科も失敗さえも、青春のスパイスでしかないのだ。
仮に失敗することが青春の証であるのなら友達作りに失敗した人間もまた青春のド真ん中でなければおかしいではないか。
しかし、彼らはそれを認めないだろう。
すべては彼らのご都合主義でしかない。結論を言おう。
青春を楽しむ愚か者ども、
砕け散れ。

このアニメを見ていると比企谷のこの言葉を思い出します。
いつか視聴断念するだろうなぁ、と思いながら視聴してましたが、ここ数話、そして今回の8話が本当に理解出来なかったので断念します。


なんというか、やりたい事、伝えたい事、作品の魅力が全然見えてこないんですよ。
それでいて、キャラの行動も意味不明な事が多い、共感出来ない事ばかりです。
{netabare}○記憶喪失
{netabare}まぁ色々ツッコミどころはありますが、扱う事自体はいいんですよ。その設定を生かせるなら。
この設定は明らかにリンダ先輩ありきのものじゃないですか。
他のエピソードに絡めるくらいでないと、捌ききれない設定だと思うんですが…
とりあえずリンダ先輩が置かれた状況を整理すると、友達以上恋人未満だった同級生が告白し、返事をする日に相手が事故に遭い記憶喪失、その後その同級生は自分のことを先輩と呼び、同級生は何も知らないが、自分は全部覚えている状態。
とんでもない状況ですよね…
リンダ先輩の立場になって考えたら、気が気じゃなくなりますよ。
しかし、実際に視聴するとあまりリンダ先輩の気持ちが伝わってこないんですよ。
設定を捌ききれてないから、リンダ先輩の感情がすんなり自分の中に入ってこないんです。
このエピソードが中心ならまだいいんですが、加賀香子などなど、他のエピソードもあって、描写が弱いし、描写をするタイミング、展開も良くないと思います。
普通に考えれば期待度が大きいはずのリンダ先輩にあまり感情移入出来ない、この時点で今後の期待度はかなり落ちました。{/netabare}


○各キャラの行動に対する共感
{netabare}私だけなのかなぁ、このアニメのキャラの行動に全然共感出来ないのは。
特に居酒屋のアレ以来の行動がマジで意味不明で、私はもう無理だと思いました。
適当に意味分かんなかったこと挙げてきます。
・岡「バカじゃん?」
→私「えっ、何それは…(ドン引き)」
いや、いくら呑みの場とはいえ、もっと言いようがあるでしょ…
それで、さらに問題なのはこの後です。
岡の言い分としては、アレは呑みの場のため告白としてカウントしてない、柳沢があれだけ避けるとどうすればいいか分からないとのこと。
これに対し、万里は励ます会なるものを作り、遊園地に岡が来て、一緒に遊んで仲直りだそうです…
ねーよ(笑)誰か比企谷呼んで来てくれよ。
まず、岡が柳沢を傷付けたということを理解してないことがおかしい。
飲み会の幹事もやって、天然だけどもあれだけ気配り出来そうなのに、そこに気付かないのはちょっと…
そして、それを誰も岡に指摘しないのもおかしい。誰も思わないの?
告白に対して「バカじゃん?」って言われて、他の人にも噂されるってどうよ?
「バカじゃん?」以外に言葉は無かったんですかねぇ…
この際、岡が気付かなかったとしても、誰か気付いて「あの言い方は流石に酷かったんじゃない?やなっさんに謝ったら?」くらいの言葉はかけれたはず。
そりゃあ告白した柳沢はアホだろうけど、その返答は余裕で柳沢の行為を凌駕するでしょ。自業自得では済まされないレベル。
相手のことを考える、相手の立場になって考えるということをしないのでしょうか?
自分のことしか考えてないじゃん。
そんなんだから、問題なぁなぁにして、特に解決した描写もないまま仲直りさせたんでしょ?
何?9話を見ろって?もうお腹いっぱいです。

・「多田くんのことが好きです」
もうさぁ…このカップル本当に互いのこと好きなのか分からないっすわ。
「片思いに敗れた優しさに多田くんを選ぶ(割愛)」
まさに見ている人が思うことですよね。加賀さんいわく、これじゃあ嫌だからシナリオがあったとか言ってるけど、視聴者に突っ込まれないように先回りしたみたいな印象なんですよ。
そんなこと言うくらいなら、もっと多田くんが好きだという描写して、そんな言い訳くさいことをヒロインに言わせないで下さい。
それか、多田くんにそんなに早く告白させないで下さい。
そして多田くん、あなたは彼女が部屋で寝ている中、何堂々と他の女の人と恋愛絡みの話してるんですか?
加賀さんに告白して、友達やめよう的な発言して、それだけ本気で考えていた描写して彼女出来た挙句にやることですか?
マジで本気度が分からない。好きなの?そうでもないの?
リンダ先輩の描写は絶対に必要です。
というわけで、これは完全に展開ミス、この描写をやるとしても、付き合ってすぐの時にやるのはさすがにおかしいんしゃないですかねぇ…
あぁ、付き合ってすぐだけど、リンダ先輩のこと気になってるのか。
これは君のいる町以来の問題作候補かな(笑)

・リア充うぜえ?
変換ミスじゃないですよ。意図的な?です。
いや、確かにうっとおしいんだけども、なんか茶番っぽいんだよなぁ。
例えるなら、中学生くらいの演劇部が文化祭のステージで大袈裟に彼氏彼女を演じてるみたいな。
たぶんね、文化祭の方は笑いが起こると思うんですよ。
それくらいシュールなリア充描写に見えた。
あれ恋愛じゃなくて演技でしょ?嘘で誤魔化してる親を騙すための偽装カップルでしょ?って感じでした。
もう、何を伝えたいのか全く分からない。
ウザさを伝えたいのか、単に恋愛描写を伝えたいのか、浮かれっぷりを伝えたいのか、シュールな図を届けたいのか。
今の僕には理解出来ない…{/netabare}{/netabare}


初めてスマホで文章書いたわりには、予想外に長くなってしまいました。
今期のラノベ枠がどんどん脱落していく件について。
岡田さん脚本の長井監督なら何か変わってたかなぁ?

投稿 : 2025/03/15
♥ : 17

76.8 2 お祭りアニメランキング2位
だがしかし(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1313)
6562人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツは夏休みのある日、駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたるに出会う。
実在の駄菓子とともに少年×少女のおかしな夏が今始まる!
美味し懐かし駄菓子コメディー、お腹いっぱい召し上がれ! !

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、藤原啓治

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

で、実際に駄菓子屋に行ってみた...。

原作漫画未読で視聴。


『シガタ駄菓子屋の高1の息子「鹿田 ココノツ(しがた ここのつ)」の日常を、駄菓子マニアであり大手のお菓子メーカーの令嬢でもある「枝垂 ほたる(しだれ ほたる)」の駄菓子商品の豆知識を絡めて面白おかしく描く一話完結型の全12話の物語』


この作品にはストーリーのようなものはありません。また、ジャンル的にあえて分類するならば日常コメディです。ですからこれといったイベントようなものは起こりません。あまり期待はしてはいけません。なお、物語の舞台は主にシガタ駄菓子店内で展開されます。


「駄菓子かぁ・・・懐かしいなぁ」と思ったので観てみました。それにしてもこの作品は実に興味深かったですね。登場人物が他の作品と比べて圧倒的に少なかったからです。主人公の ココノツ、父のヨウ、ほたる、遠藤 サヤ、遠藤 豆のほぼこの5人だけでした。全話通してです。「たった5人でよく最終話まで飽きさせずに持たせられたなぁー」と感心しました。おまけに「駄菓子」というマニアックでピンポイントな題材でここまで話題を広げるのですから凄いもんですよ全く。しかも何気に駄菓子商品の豆知識が本格的で勉強になりました。実生活には何の役にも立ちませんけどね...。飲み会のネタぐらいにはなりそうです。


登場人物はコメディという事もあって基本みんなアホなんですが、一応作品全体を通して、「ほたる」や「ヨウ」はボケ、「ココノツ」は突込みという役割分担があります。ココノツがボケを的確に回収しながら話は展開して行きますが、たまにココノツもボケ側に回って誰も突っ込まないという暴走パターンもあります。私はむしろこの収拾のつかない暴走パターンの方が好きでしたね。(4話のような)


この作品を観終えるとやっぱり気になりますよね?本物の駄菓子屋。という事で、休日を利用して場所を調べて行ってみました。そこは自宅から車で30分の距離。で、一杯買ってきましたよ。うまい棒、すこんぶ、ミニコーラ、よっちゃんイカ、ココアシガレット、五円チョコ.....etc 。写真をアップ出来ないのが残念でなりません。でもさっき食べてて気付いたんですよねー。大人になって行くと沢山買えるけど楽しさ半減。やっぱり駄菓子屋は,子供のころ小銭握りしめて行ったから楽しかったんだろうなぁーと。


それにしても駄菓子は奥が深いですよね。「たかが駄菓子だが駄菓子、たかが駄菓子だが駄菓子 、たかが駄菓子だが駄菓子」 ←これ早口で言えたらうまい棒10本プレゼント。(運営から)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 61
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白いというよりは懐かしい→いつの間にか、サヤ師を愛でるアニメに(笑)→そして、次第にココノツに腹が立つアニメにw

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
日常系アニメ。話題は100%駄菓子。

観る側の年齢や、地方出身かどうかで評価が別れそう。子供の頃に駄菓子に親しんだ人ならそれなりに楽しめます。

また、マンネリ化しないように、中盤以降展開を変えようと努力してる点は好感がもてます。いずれにせよ、(良い意味ですが)気合いを入れて観るアニメではないと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
私は、リアルでもアニメでも、ピアスを付けてる女性は好きくないです。が、サヤ師には萌えました(笑) 特に夏祭り回は良かった。途中から、駄菓子よりギャグより、サヤ師メインになってる自分がいました(笑)

そして、いつまでもサヤ師を無視し続け、ほたるを追いかけるココノツに腹がたってきた(怒) 「急に、モテたくなってきた」とか、ココノツめ、どの口が言うのか(ノ-o-)ノ┫

ところで、萌え度として、サヤ師<ほたる の視聴者って、どのくらいいるのかな?

サヤ師は、「ツンデレ」というより、「デレツン」な気がしました~♪ ナイスキャラ!
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 44

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

さやし・・・

駄菓子オタクコメディー。
アニメタイトルに逆接の接続詞を重ねていますが、単なる駄洒落でしょう。
そこは突っ込むところではありません。
もうひたすらにマニアックな駄菓子ネタを連射することで心を打ち抜いてきます。

舞台は、夏そして田舎。
そう、これは駄菓子に対するノスタルジーを最大限に引き出す演出。
子供の頃を思い出します。
しかしまあ、よくここまで駄菓子のことを語れますよね。
その遊び心に、良くも悪くもあきれ気味です。

このアニメは二人のヒロインの魅力に尽きます。
メインヒロインはほたる。
五重円の瞳がどっか行っちゃてる感を醸し出している駄菓子オタク巨乳少女。
そのシュールな存在が笑いの源泉となっています。
サブヒロインはせやし・・・じゃなくってサヤ師。
ちっちゃい瞳がどっか驚いちゃってる感を醸し出している貧乳少女。
その素朴な存在が最大の萌えポイントとなっています。

ほたるのマイペースなふるまいに対し、サヤ師のポンコツなリアクション。
その対照的な姿にあっけにとられます。
それにしても、サヤ師、すぐ顔を赤らめる。
サヤ師の純真なかわいさが、ほたるの存在感を食っちゃてます。
このアニメ、サヤ師アニメと思うんですがいかがでしょうか。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 52

74.4 3 お祭りアニメランキング3位
ハナヤマタ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1078)
5113人が棚に入れました
容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。おとぎばなしに出てくるような“ヒロイン”に憧れて、いつかこんな世界から連れ去ってくれる誰かを待っていたが、中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」 突然の出来事に戸惑うなるだが、異国の少女ハナに導かれ、次第に『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく。まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女達の物語が今、幕を開ける――。

声優・キャラクター
上田麗奈、田中美海、奥野香耶、大坪由佳、沼倉愛美、豊口めぐみ、小山剛志
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いろはにほ♪ぱーっとぱーっと晴れやかに♪

OPがいい!!^^
そして、よさこい踊るために、目標に向かって動いていく
なる達にとてもワクワクします。

ハルの声いいなぁ^^

■なんで「ハナヤマタ」?
{netabare}
・・・って思ったけど、主要なメンバーが

・ハナ・N・フォンテーンスタンド
・関谷なる
・笹目ヤヤ
・常盤真智
・西御門多美

・・・で、それぞれの名前を一文字ずつ取ると・・・

・ハナ・N・フォンテーンスタンド→ハ
・関谷なる→ナ
・笹目ヤヤ→ヤ
・常盤真智→マ
・西御門多美→タ

ってことなんですかね??これって仲間が増えていく順番にもなるのかな??
{/netabare}

■第3話
{netabare}
店長さんノリがいいですね~^^
後半の見どころは、ハナ×ヤヤでした。
生徒会長さんは・・・DQNですね(笑)
{/netabare}

■第4話
{netabare}
これ、もう完全に告白(笑)
もう結婚しちゃえよ~^^

セリフはもっとシンプルな方がいいですね
今回は結構クサイセリフオンパレードでした(笑)
{/netabare}

■第11話
{netabare}
コミュニケーションしなさすぎ・・・
ちゃんと話せば解決できるのに
というツッコミが満載でしたが、ハナちゃんがいない状態で
来週一体どうなる!?どきどきです。
{/netabare}

■第12話
{netabare}
最終回はOPなし
よさこいでOP回収してました^^
ナルが合流するタイミング、EXCELLENTでした♪

ストーリーは茶番ちっくなところは否めませんね。
とくに第11話はナルが普通に親と会話してればこういう展開はまず
あり得ないし。

部員集めも話数を取りすぎてしまいました。。。
肝心のよさこいは、OPでの踊りシーンが一番GOODで
残念ながら本編ではOP以上の踊りは観ることができず。。。

とはいえ、OP、EDはぶっちぎりで今季No.1でした^^
DLできるのが何か月も前から楽しみでした。
歴代でも、かな~り良いOP、EDです♪
サビ部分は超アツイ!
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 58

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ぱぁーっと♪ぱぁーっと♪晴れやかに♪ハイ!ハイ!

原作もよさこい踊りも事前情報無しで、何となく見てました。

よさこいの踊りって事だったので、てっきり高知が舞台のバリバリ土佐弁アニメ…
「おんしゃら~よさこい、やろうぜょ」的な…「極妻」か「鬼龍院花子」学生
かと思いきゃ鎌倉舞台、普通の学生でしたw

話はサクサク進んで見やすい、まんがきらら的な百合要素はあるけど変に笑に振ってない。
真面目によさこい踊りに取り組んで感動出来る場面もあって良かったです。

成分要素の1位が神OP
OP動画のよさこい踊りのシーンと曲があっていてクセになる感じ良いです。

イチオシのキャラはアメリカからの留学生ハナちゃんかな。
小学生みたいなキンキン声で印象にのこります、ちなみに今期の賭ケグルイの早乙女芽亜里役、田中美海さんが演じてますね。

NEWGAMEやろこどる、ろんぐらいだぁす等の真面目な萌え?アニメ好きならお勧めかも。

いかにもマイナーB級感ありますが、萌えと和の融合アニメ楽しめました。


追記
ノーゲームノーライフ、宇宙よりも遠い場所のいしづかあつこさん監督作品
何見ようかとお探しの方にお試しにどうぞ~です。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 32

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

演出そこそこ頑張ってるのに報われない(?)アニメ…

いわゆる「きらら系」、マンガ原作があるお話です。原作は読んでいません。

舞台は中学校(女子校)で、出てくる先生も女性です。「あなたもよさこいしませんか?」ということで身も蓋もない言い方をすると、少なくともテレビアニメ化された範囲では「メインキャラ5人がよさこい部を作って、地元開催のコンテストに出る話」です。

男性でまともに出てくるのはよさこいグッズを売っているショップのおっちゃんくらいのもので、ひたすら女の子推しなのは昨今の深夜アニメにありがちですね。

ただストーリーとしては「熱血スポ根もの」のフォーマットにそって、ある意味無難に、ある意味熱くきっちり仕上げている感じですね。

作中の中の人が実際にチーム“ハナヤマタ”というユニットで、作中キャラの衣装で主題歌(OP)「花ハ踊レヤいろはにほ」を歌い踊るのも今風です。あ、この曲の出来はかなり良いと思いますよ。

で、本作ですがよく見るとメインキャラ5人にはその人のシンボルになる花が割り当てられているのですよ。見間違いでなければ:

関谷なる(主人公): 桜(サクラ)
ハナ・N・フォンテーンスタンド: ブルースター
笹目ヤヤ: 薔薇(バラ)
西御門多美: 百合(ユリ)
常盤真智: 向日葵(ヒマワリ)

終盤に羽織るよさこいの衣装は上記の花をあしらったものなのですが、実は序盤の冒頭にそれぞれのシンボルの花がアップで写ることで、誰メインの話かわかるようになっていたのです(観返せる方はどうぞ)。

まあわかりやすいのは上記の例ですけれども、演出は各キャラの設定を踏まえて、意外と丁寧にやっている印象です。でもそれは地味だしわかりやすくないので、誰のレビューを観ても特にそれに言及するようなものがありません。ちょっと可哀想…。
(ざっと見た限りなので、見落としがあったらごめんなさい。)

あと、作画は地味に良いです。「キャラが崩れた」とか「動きが変」とかは思わないで観ていた記憶があるので…。

ということで、このアニメが放送されたクールの中ではけっこう好きだった作品なので、ちょっとしたレビューを書かせていただきました。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 38

86.9 4 お祭りアニメランキング4位
涼宮ハルヒの憂鬱 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3800)
19219人が棚に入れました
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
入学式後の自己紹介で、このぶっ飛んだ発言をした県立北高校の1年生「涼宮ハルヒ」。成績も運動神経も容姿も優れているのに、傲岸不遜な態度と中学以来の奇人ぶりから、クラスで浮きまくる。その上、普通のクラスメイトをつまらないと拒絶し、ますます孤立していた。
そこで、ハルヒの前の席に座るクラスメートの「キョン」が話しかけたことをきっかけに、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)に加入させられてしまうのだった…。

声優・キャラクター
平野綾、杉田智和、後藤邑子、小野大輔、茅原実里、松岡由貴、桑谷夏子、白石稔、松元惠、あおきさやか

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

エンドレス8とかやりすぎだろ

ハルヒ2期となる本作ではあるが
内容は1期14話+新作14話で構成されているため
1期を観てからじゃないとダメということは全く無い。
むしろ、私個人としては1期を観ずにこちらを観ていただければよいと思う。

舞台設定は学園ものではあるがSF物でもある。
ぶっ飛んだヒロインにぶっ飛んだ設定。
そのわりに緻密な部分もあり関心させられるところもある。

唯一まともな?主人公キョン視点の語りで進行する。
この部分に好き嫌いがでそうではあるが
私はこういった主人公の説明くさい語りは好きである。

メインヒロイン「ハルヒ」も好き嫌いが出そうではあるが
私は好きである、否、大好きである。(基本Mなのかもしれないw)
その他にも魅力的なヒロイン達がいるので
貴方のお気に入りのヒロインにであえることであろう。

全体的な物語の構成は1期部分にあたる14話に関しては
かなり面白かった。
だがしかし、2期で追加となった新14話の中で8話分の
エンドレスエイトがさすがにひどかった。
ほぼ同じ話を8話連続とかどんな拷問かと思った。

これを拷問にしないためには、毎話違う水着のヒロイン達に
萌えるしかないのではないだろうか。
これリアルオンエアーで見たツワモノハすごいと思う。

1期2期ともに言えることではあるが
素材はかなり良い物であるのに敢えて気を衒う作り?によって
台無しにしてるのでは無いかと残念に思う。

設定、キャラ、音楽、作画、声優全てにおいて
私個人としてはかなり好きなのだが、
アニメとしての構成が残念といわざるを得ない。

それでも、話自体はかなり面白いと思うし
この続きとなる「消失」を観るためには、これははずせない。
消失の出来はかなりいいと言えるので、消失のためにも観ていただきたい。


とまあ、批判じみた物を書いてきたが
つまり、何がいいたいかというと

エンドレス8は早送りで観たw

投稿 : 2025/03/15
♥ : 37
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

センチメンタルジャーニー

京都アニメーション制作。

素朴なファンには迷惑でしかなかった試み、
奇妙な歪みを故意に仕掛け焦らせる、
それが「エンドレスエイト」である。

制作陣の傲慢か、或るは崇高な何かなのか。

物語は至って単純である。
夏休みを全力で遊ぼうとハルヒの提案から、
{netabare}SOS団の面々は時間のループに巻き込まれ、
永遠に終わらない夏休みを自覚もなく繰り返す。
やり残したことがないように…。{/netabare}
ハルヒの潜在意識は世界を改変していく。

この制約こそが特別な魔法なのだ。
{netabare}涼宮ハルヒが自分の存在価値を認識すると、
予測できない未来が生まれ世界は危機に陥る。{/netabare}

独立局系深夜アニメが文化の最前線へ。
ラノベがコンテンツ産業に組み込まれる。
けいおんもユーフォもこうして生まれた。
京アニの偉大なフィルモグラフィーである。

ハルヒはきっと憂鬱のままであろう、
今でもこの素敵な物語を待ちわびている。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 65

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

8回は酷です(ノд-。) ちょいと辛口レビュ(エンドレスエイトだけ少しネタばれしてるから気をつけて

2期といえばまず忘れられないのがエンドレスエイトですねw
私はリアルタイムで見てましたから本当に辛かったです。

ここからは自分の1~8話目までの感想を書いてみたいと思います♪

ーエンドレスエイトー(原作はこの頃はまだ見ていない)
1話目
普通に終わった。まぁ、普通の話だわなぁ。


2話目
あれ?また同じの? (・_・)...ン?
いや違う終わり方が違った。
なんだあの中途半端な終わり方は? 来週もやるのかな?


3話目
なんか皆の服や描写、キョンの台詞が若干変わっているだけ。 
終わり方が前回と一緒ww なんなんだこれは??


4話目
おいおい、また同じのかよぉー。(`ε´)
なんなんだよエンドレスエイトって?
待てよ、もしやエイトってことは8回同じ事繰り返す気か!??(ここで漸く気が付きました。遅いですねww)

見るの止めようかなー。


5話目
見る前:一応見てみよう。なんか変わっているかもしれないしなぁ。

見た後:結局前回と同じ!?? 描写も全然変わってない(T△T)

とりあえず、8回やることは決定事項だな。
ということで、8話目だけ見ればいいか♪
見るだけで疲労が溜まってくるし・・・。(;-_-) =3 フゥ


6話目
結局、何も変わらず、進展なし。
なんで見ているんだろ俺・・・。
4話目で止めようかな?とか言ってた気がするのに・・・。

キョン「そう、それでハルヒはこんな事を言い出すんだ。『この二人があたしの団員よ。何でも言うこと聞くから、何でも言っちゃいなさい!』 んまぁ、よくあることさデジャブなんて。」
っていうキョンの台詞の方をこっちは覚えた。
デジャブはこっちのセリフどぁー!!!!
(`Д´)/ アァァァァーーー!!!!


んでもって、はい7話目♪
うだうだ言っておいて、結局ここまで見てしまった・・・。
俺ってアホなのかなぁ?

もう、自分でアフレコできる気がするヨ。
それだけ台詞をかなり覚えたw

ここまできたのに、なんかもうこれ見るの疲れてきた。
まぁ、次で最後だから是が非でも見るけど・・・。

そして、エイト超えたらどうしようと思う自分www


そして8話目
見る前:これで最後のはずだよな。
まさかのエイト越えだったら、きっと発狂するだろうなぁww

見た後:終わったぁぁ~!!! ヽ(▽ ̄ )ノ/(_△_)ヽ(  ̄▽)ノ♪
なんかものすごい達成感! とてもとてもほっとした♪
8週分もこれやられてかなり鬱になったけどねw

とりあえず早く別の話が見たい。


以上です。

ちなみに、ハルヒ2期が無事全部終わったあと、しばらくアニメを見なくなりましたww


エンドレスエイトはある意味伝説になりましたね・・・。
いやいや、本当に・・・。
これを全部見た限り、エンドレスエイトは、Ⅰ(12話)とⅦ(18話)そしてⅧ(19話)の3つを見れば十分!!
まぁ、好きな人は全部見てもいいけど。

これはやっぱり、消失の映画製作のためだったのだろうか?


愚痴ばっか言ったけど、エンドレスエイト(ⅠとⅧを除く)以外は面白かったです。特に、笹の葉ラプソディは良く出来てたと思います。

〈最後に〉
2期は問題点がいくつかあったので、もし3期があるなら挽回してほしいです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 24

72.9 5 お祭りアニメランキング5位
好きっていいなよ。(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1137)
5563人が棚に入れました
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われている、橘(たちばな)めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストーカーにつきまとわれた時、呼んだらすぐにきてくれた大和は、めいを守るためとキスまでしてきて……!?

声優・キャラクター
茅野愛衣、種田梨沙、櫻井孝宏、島﨑信長、内山夕実、寿美菜子、前野智昭
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

<最終回まで視聴完了> なんだんねんw

いろんな意味で、少女マンガの王道だったかもだね。
誰かの嫉妬から嫌がらせを受けたりして傷ついたり、
ありもしない噂流されたら本人に確認する前に信じちゃったり、
そういう人間くさい愚かな部分を描きつつ、恋を実らせ育んでいく2人。

やきもきしたり、じれったかったり、イラッときたりしながら
最後まで観たわけだけれど、う~ん・・笑っちゃったな。

期待しすぎてしまったのかな。もう少し感動が欲しかったんだと思う。
なぜそこでそう思う・・?ってことがあまりに多くて
それは、めいにも大和にもすごく感じた。
{netabare}
しかも、めいと大和の間に会話はあまりないようで、
お互いがもっといろんなことを何でも話し合ってる仲だったら
こんなことにならないのに、ってことが多かった気がする。
付き合いが浅いからこそ、たくさん話をすべきだし
それがないから、すごく好きなのに信頼関係が浅いってことに
なってしまうんだろうね。
{/netabare}
でも、愛子やあさみっち達のようにいろんなカップルがいるわけで
その2人だけのカラーみたいなものは確かにあるし、
めいと大和も、これまでの経験と教訓を生かしながら
今後はもっともっと会話に花を咲かせたり、信頼関係を深めていくのかも。
そう思わせてくれる可愛く初々しいい話ではあった。

ちなみに、愛子やカイがいてくれたから成り立ってたし
この2人がとても魅力ある人物で、けっこうお気に入りだった。

展開的には前回(12話)のほうがよほど最終回にふさわしい内容で
盛り上がれたような気がするなぁ・・

リアルだなとは思うのだけれど、せっかくのアニメ作品だし
もう少し見せ場が欲しかったのは正直なところ。
それでも、作画は毎回美しかった。
背景がきめ細かく、隅々まできれいに描かれていて
つい見落としそうな小道具や部屋のインテリアや
置いてあるものなんかで、キャラ設定もわかりやすかったし、
そういう行き届いた想いが伝わってくるのは嬉しかった。

それに表情の微妙な変化なんかも細かくて。
あと、OPに岡崎律子の歌が起用されていたことも嬉しかった!
彼女のやさしい歌声とメロディーはとてもピッタリだったと思う。

一応、原作が手元にあるのでこれから読んでみるつもり。
----------------------------------------
<8話の感想>

モテるからって恋愛上手なわけじゃない。
大和は確かに八方美人なところ、あるよね。
誰にでも優しくしてしまうのは、中学時代・・苛められないよう
表面を取り繕ってた時から変わってないんだなぁ。
嫌われたくない思いと、女の子は大事にしたいって思いは
わかるけれど、目先だけで動いてしまうんだろうなぁ。
あとは実際、恋愛経験が少ないから気が付かなさ過ぎてるだけ。
でも本気で好きな子がいるなら、その子を不安にさせちゃダメだよね。
めいみたいな子と出逢ったことで、これから彼もわかっていくんじゃないかな。
めいも大和と出逢って、自分の気持ちを表現するにはって悩みながら
どんどん変わっていってるしね。
新キャラの男の子、大和を昔から知ってるような感じだったし
今後どう絡んでくるのか楽しみ。
-----------------------------------------
<7話の感想>

読モのめぐちゃんは、自分に正直な子。
しっかりしたところもあって決して悪い女の子ではない。
愛子はけっこう冷静に観察しているけど、情に厚い姉御肌。
{netabare}
デリカシーないのか?と思ったあさみっちも、実はちゃんと気づいてた。
大和は、心変わりや裏切りなどしてないし、
めいには誠実なんだけど彼女の本音までは見抜けなかったかもだね。
ずっとメールを待っていためいが、大和からのメールに
「遅かったね」と打ちそうになったのを「おつかれさま」に
変えた気持ちが痛いほどわかる。
{/netabare}
でも、やっぱり気持ちは伝えないと伝わらない。
お互いが本音に気づいてあげられるほどの関係じゃないから、なおさら。
嫌な噂を耳にして、不安が疑惑に変わってしまったり
理解してるつもりで本音を隠し、いい子ちゃんぶってしまう・・
誰にでもよくあることかもしれない。
でもそのままにしておくと、気づかないうちにどんどん歯車がズレていく。
いつのまにか離れてしまってた、なんてことがないように
大切なその自分の想いをまずは信じて、勇気出すしかないのだよね。
{netabare}
愛子やあさみっちに気持ちを打ち明けためい、一歩前進できて良かった。
大和を想う気持ちの分だけ、少しずつ髪が伸びていっているめい。
気持ちをわかってくれる友達もできて、ますます変化が楽しみ。
{/netabare}

------------------------------------
<6話の感想>

ふたりで下校中の夕焼け空を一直線に横切る飛行機雲が、
一途な思いを揶揄しているように見えた。
でも、めいが久しぶりに1人で下校したときの夕焼け空は
どこか淋しげに映った。
だけど彼女は、今まで恋をした経験も友人もいなかったわけで
大和に対しても好意は持ちつつ、まだ自分を見失うほどの情熱には
発展していない段階なのだよね。
大和や他の登場人物の言動によって、自分の気持ちに少しずつ気づいたり
相手のことを信じれるようになったり、全部まだこれからって状態。
そんな中、大和の気持ちが今のところ揺らがずにいてくれてるのが
せめてもの救いだし、安心して観ていられる。
1クールなのかな?だとしたらそんなに話も入り組めないから
めいが今後、心乱されながらも大和と信頼関係を築いて
ほんとうに「好き」って言えるまでを描くのかもしれないね。
-------------------------------------
<5話の感想>

猫を通してさらに距離が縮まっていく流れがいい感じ。
生真面目で優しい、めいのキャラがとてもよく表現された回だった。
そして、大和のちょっとだけ生意気な妹の繊細な気持ちが
いろいろな言動に表れていて、思わず抱きしめたくなった。
オーブン電子レンジからケーキを出すあの後姿が、めちゃ可愛い!
子供の頃の自分と重なる想いやエピソードもあって切なくなったけど
彼女には めいがいてくれて良かった。
-------------------------------------
<4話の感想>

大和の友だちである早川君、音立てて汚い食べ方(苦笑)
イヤ~な奴の描き方がすごくわかりやすいよね。
それぞれの人物の細かな表情の変化、しぐさ、目線、指先。
そういう演出がとても良いと思う。
場面によっては、こっぱずかしくて赤面しそうなんだけど
それは、そのピュアさが今の僕に無くなりつつあるからなのかな。
大和とめいの信頼関係が少しずつ少しずつ深まっていくのは
心地良いし、素直に応援したくなる。
毎回OP聴いてるだけで泣きそうになるんでホント反則だぁw
--------------------------------------

<3話の感想>

この作品、OPがものすごく好きだけれどEDもいいな♪
歌だけでなく、あの紫陽花色のイラストの数々がすごく好きだ。

人には多少なりとも心の傷があったり
罪悪感や劣等感を持ちながら前へ進んでいるよね。
そんな自分の心のうちを大切な人に打ち明けることで
お互いの距離を縮めたり、理解したり、しようとしたり。
大人ならさらっと流してしまうことでも、彼らは高校生。
ひたむきさ、みたいなものが伝わってきて
大和やめいはもちろんだけれど、波乱因子になりそうな愛子のことも、
ちょっと憎めないものを感じた。
それにしても、大和モテすぎだろww
まぁ、実際ああいう人いたけどね(笑)
{netabare}
チャラいようで実は、めいを好きになった理由がちゃんとあったってことが
今回は言いたかったみたいだね。
{/netabare}
-------------------------------------
<2話の感想>
{netabare}
中西くんが意外にいい奴で、初々しくも想いをはっきり伝えてるところ
なんかけっこう好感持てた。
あさみっち、ライバルになるのかと思ったら、
いいお友達になれそうだしホッとした~
にしても、あのチュー攻めは観ててニヤケながら複雑というかw
思わず顔がほてったww いったいどんな展開が待ってるやら。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 63
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

甘酸っぱくて、切なくて、胸がいっぱいになる作品


友達がいない歴16年・橘めい
学校1のモテ男・黒沢大和

そんな2人のラブストーリー。


大和くんの友達、中西くんがめいちゃんのスカートをめくろうとした→そばにいた大和くんにめくられたと勘違いするめいちゃん。→回し蹴り

少女マンガあるあるの出会いから始まります。

いきなり回し蹴りをしてきためいちゃんに、他の女の子にはないものを感じて、1話目から大和くんはめいちゃんに猛アタック。

だけどめいちゃんは、携帯のアドレス帳に自宅とバイト先しか入っていない、16年間、友達がいない女の子。

とりあえずアドレス帳には「黒沢大和」が増える事になるのですが、

めいちゃんは大和くんにとまどい、抵抗を続けます。

それからめいちゃんはストーカーにあい、大和くんにとっさの電話。そうしてストーカーを撒くため2人はキスをします。

ここまでがよく「好きっていいなよ」のあらすじとされる部分です。


★{netabare}私は再視聴で作品に良さに気付く事が多いのですが、この作品もそのパターンでした。

理由は大和くん。
大和くんがめいちゃんに猛アタックして、2人は恋人となるのですが、めいちゃんは友達いない歴16年に対して、大和くんは学校1のモテ男。
それも君に届けの風早くんタイプではなく、女の子と結構遊んでるタイプの男の子です。

そんな2人が付き合い始めて、めいちゃんはおどおど、大和くんは余裕の笑み。
恋人ができても女の子と出かけることもあるし、モテるし、そりゃめいちゃんの立場になって考えると、
「どうして私なんか…」ってなりますよね。
でも大和くんはキスしてきたり…

そんな大和くんに不信感を覚えてしまった私は、あまりこの作品の良さに気付けず…(もったいない!)

再視聴で大和くんにも悪気がないんだし、何より当事者のめいちゃんが幸せならそれで…ということに気付き、好きっていいなよってこんなに感動ものだったっけ?と涙しました。

それともう1つ、この後手つないで、キスして…と物語の先が見えて、冷静に視聴できたからかもしれません。{/netabare}


★この物語のテーマとなっている「人を信じるということ」
それは
ヒロインのめいちゃんにあてたものでもあり、大和くん、そしてライバルとして登場するめぐみさん。
色んな人に、というか観ている側の私たちにも、語りかけてくれているような、そんな気持ちになって、いろんな感情がわっと溢れてきます。

各キャラの「人を信じる」エピソードをかいたので長くなりました。ほんとに全部かいてあるので、視聴予定の方は注意してください{netabare}
☆大和くんと付き合うようになって、めいちゃんには、信頼しあえる友達・あさみちゃんができます。

{netabare}あさみちゃんは友達もいるし、大和くんとも仲のいい、華やかな子なんですが、それゆえに嫉む人だっているんですよね。

巨乳のあさみちゃんは、胸をたとえて「スイカ」とバカにされて、あげく大和くんの友達、中西くんに自分の事を「巨乳で可愛い」としか思われていないと思って…
でも中西くんは本当にあさみちゃんの事を可愛いと思っていて、背中を押してくれたのがめいちゃん。

あさみちゃんと中西くんは恋人になり、あさみちゃんとめいちゃんは親友になって、
めいちゃんはそれを「黒沢のおかげ」といって。
あさみちゃんにお揃いのストラップをもらって、嬉しそうなめいちゃんは本当に可愛らしかったです{/netabare}


☆それから、初めてのライバル愛子ちゃん。
{netabare}初めてのデート中、こちらもまたデート中の愛子ちゃんに出会って、4人でポウリングに。

そこで愛子ちゃんは、大和くんに好かれてるくせに、そっけないめいちゃんが気に入らなく、大和とは1度関係を持ったといい、動揺しためいちゃんは帰ってしまいます。

でもめいちゃんが大和くんに対して本気なのを認めて、それから話数を重ねていくごとに、めいちゃん、あさみちゃん、愛子ちゃんの3人で過ごすことが増えていますね♪3人とも恋人がいるので6人でいることも。{/netabare}


☆そして、一番やっかいだった、最大のライバル・モデルの「めぐたん」ことめぐみさん。
{netabare}人気読者モデルのめぐたんがめいちゃんの学校に転入。そして大和くんと出会います。
放課後、めぐたんは
「私ぃ~大和くんに一目惚れしちゃってぇ~、彼女がいてもいいから、付き合おうよ。私たち、ハイレベル同士で♡」

え?モデルやってるんだったら、大和くんじゃなくても、お気に召す人が周りにいるんじゃ?と思ったのはさておき。

大和くんは「そういう見た目しかみてないやつは嫌い。俺には彼女がいる」
と言いばっさり。
こうして観てみると、そうして1度目の視聴で大和くんの、こういう一途なところに気付かなかったんだろう…と思いますね笑

次の日めぐたんは「ごめんなさい」と謝り、大和くんとは友達になりたい、と友達に。もうこのときからすでに、悪い方向へ進んでいるのが見えますよね笑

それから大和くんをモデルに誘い、「めいがカッコいいって言ってくれてるし」と大和くんはモデルになって…
あさみちゃん達もやりなよ~と盛り上がってる中、不安だからといって止められないですよね。うん、いいと思う、とめいちゃん。

雑誌に、大和くんはめぐたんとカップルみたいに載っていることも多くて、もう観てるこっちがハラハラ。
2人ほんとのカップルみたい!橘よりどう考えてもめぐたんの方がお似合いだよね~
周りもそんな感じで、めいちゃんの耳にも入って。
それからめぐたんの家に大和くんが出入りしているろいう噂(これは本当)

やっぱりこんなとき支えてくれるのは、友達なんですよね。
あさみちゃんと愛子ちゃん、それぞれの慰め方で、めいちゃんも少し元気が出たみたいでとりあえずホッ。

これからも色々、もうほんとに色々あるんですが長くなるのでとりあえずは省きます。


そんなこんな、めぐたんでしたが、やっぱり大和くんが選ぶのはめいちゃん。
どうして私じゃないの?とあさみちゃんたちを誘って、めいちゃんを誘わなかったり、こわっ!女子こわっ!
愛子ちゃんがびしっと「私らはテメーのペットじゃねーんだよ」とびしっと言ってくれました!女子に人気が出そうなヒールキャラですね♪♪

ネット上でもめぐたん性格わるい、ブス、早くやめろ
と書き込まれまくって、(女子こわい!)
今まで、我慢してたポテチなどなどを買い込み、引きこもり、両親とも仕事先とも、連絡をたって、

そこで現れた“ももちゃん”という存在。ももちゃんは前からめぐたんのことを気にしていたんですが、幼なじみだったんですね!

そんなもももちゃんが家に来ても「あんただってバカにしてたんでしょ!」
と拒絶。大和くんがきて、ももちゃんはめぐたんに
「周りからどう思われたっていいじゃん!私はめぐが1番カッコいいって思ってるよ。」

めぐたんはやっと出てきて、ももちゃんはずっとみてきてくれてたのに、と気づきます。

大和くんを追いかけてきためいちゃんをひと睨み。
めぐたんにとってはすべての元凶だもんね。。

実はめぐたんも昔、ブスブス!と長身をバカにされていた過去があって、こうやったら可愛いじゃんと、声をかけてくれたのはももちゃん。

イジめてたくせに、可愛くなったら、なかったかのように声をかけてくる男子に嫌気がさして、スカウトをきっかけにモデルになって、、
自分は全部「めぐたん」を演じてきたんだと、髪をばっさり。

最後には、
えー大和くん今日風邪なの?お見舞いいこっかなぁ?
はいはい、とももちゃんに引っ張られるすごいいいキャラになってくれました☆彡{/netabare}


☆そしてやっぱりめいちゃんと大和くん
{netabare}めいちゃんが友達を作らなかった理由。それは小学生のころ、学校で飼っていたウサギに、クラスメイトがお菓子などをあげて、
ウサギが死んでしまって、どうしたの?という先生に
めいちゃんが~と言われ、それから人は人をすぐ裏切るから、
となったからでした。

そんなめいちゃんにまっすぐぶつかってくる大和くん。
実は大和くんも、中学生の時、1番仲の良かった友達がイジめにあって、表面上はみんなと一緒にイジめて、裏で話していて、結局その友達は転校してしまった過去があった。だからめいを見たとき、惹かれたんだと言いました。その友達も登場しますね♪

ほんとにどうして私は大和くんのこういうところを観てこなかったんだろうと思います笑

大和くんの妹、凪ちゃんは不登校で、学校は楽しいよって教えてあげたのはめいちゃん。人は人を裏切るけど、そんな人ばかりじゃないんだよって
きちんとわかってるめいちゃんだからこそ、できたのでしょうね。
{/netabare}

すごく長くなってしまいました…。特にめぐたんの話はすごく印象ぶかくて…
{/netabare}

OPはフルーツバスケットの主題歌などの岡崎律子さん。
とっても優しいメロディと歌声で、大好きです。

それからめいちゃん役の茅野愛衣さん。
大和くんに話しかかられて、照れながら「ぅん…」というのがとーっても可愛らしかったです。
あさみちゃん役の種田梨沙さんも「あ~またいちゃついてる~」とめいちゃんと大和くんをからかうのが、とっても可愛くて、きゅんきゅんしました!

お2人のが好きな方はぜひチェックしてくださいね♡ ♥/●´v`)┃(´v`●\♥♡

長くなりましただが、読んでくださった方、ありがとうございます。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 30

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最初と最後で、別人のような主人公

王道の少女漫画。
高校生同士の、まさしく恋愛模様を正面から描いています。
定番にして王道。意外性はありませんが、等身大の高校生の「恋」」にまつわる喜びや苦悩。
キャラクターも漫画チック&アニメチックな要素は少なく、現実に居そうな感じの登場人物。
人間くさく、未熟で、不器用で、もどかしく、切ない。
そんな恋愛ものです。


初っ端で主人公は、なかなかトゲのある人物像を見せてくれます。
人間不信で周りから距離を置いて何処か達観している風な性格。そんな主人公が、モテモテイケメンの男と恋をして、色々悩みながら変わっていく軌跡が本作の全て。
どんどん人間らしく
どんどん若者らしく
どんどん女の子らしく
恋をすることで、他人と関わることで、変化していく主人公の様に感情移入して嬉しかったり苦しかったり。
ストーリー展開こそフィクションらしく色々と事件が起こりますが、奇をてらった演出や特殊な人物はでてきません。
あくまで現実の高校生に起こり得る設定の範疇で、極端な事をすることもなし。ある意味漫画のキャラらしくない等身大な行動原理の中でのお話。
根幹にあるのは「トラウマの克服」でしょうか。主人公に限らず、みんな色々悩んでいますがそれを乗り越えた先での愛情・友情の物語。
少女漫画らしく、恋に想い悩み、他人との関わりを持つ事の「キモチ」を丁寧に描くことに注力してあります。


話数を重ねる毎に飛躍的に可愛らしく変わっていくのが魅力的。しかもそれが無理なく自然に見えるのが秀逸。
いい意味で、主人公の変貌ぶりに驚かされる作品です。

大切な人が出来て、気持ちを通わせて、前向きに自分が変わっていく。
これ、やっぱり女の子の憧れのシチュェーションなんでしょうね。
赤面するようなシーンもいっぱありますが、
「ああ、そうだよねぇ」
という納得の気持ちが、気恥ずかしさに勝ってしまいます。


とにかく、王道中の王道。
久しぶりに、由緒正しい少女漫画のパワーを見せつけられた気分です。これ、イイです!

OPも作品の雰囲気や内容を反映してか、静かで優しく切なく暖かい旋律・・・いいですねぇ。
紆余曲折あったけど、みんな自分の進むべき道を行っている、そんな締めくくりも暖かい。

クサい表現になりますが、恋って素敵。(〃'▽'〃)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 26

77.4 6 お祭りアニメランキング6位
DOG DAYS ドッグデイズ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1237)
7555人が棚に入れました
隣国・ガレット獅子団領国からの侵略戦争を受けるビスコッティ共和国。ガレット獅子団領国の頭首・レオンミシェリ姫が続ける苛烈な侵攻に、敗北を重ねるビスコッティ騎士団。そんな国の現状に心を痛めたビスコッティ共和国の姫・ミルヒオーレは、意を決して「国を救う勇者」を異世界から召喚する事にする。ミルヒオーレ姫が勇者に選んだのは、地球は日本・紀乃川市に暮らす少年『シンク・イズミ』。中学1年生の春休みを控えた終業式の日、シンクはフロニャルドに召喚されてしまう。異世界フロニャルドで待ち受けるのは、ある変わったルールの元で行われる「戦」の日々。ガレット獅子団領国の領主・レオ姫やガウル王子をはじめとする好敵手達との戦いや、ミルヒオーレやビスコッティの人々との交流。サーカスアクションとアスレチック競技が大好きな少年シンクは、『勇者』として、ビスコッティとミルヒを救う事ができるだろうか?
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

贅沢な2期への伏線?(75点)

アニメオリジナル
全13話。

個人的満足点:75点
アニメ系統:冒険ファンタジー

本作は一言で言えば冒険ファンタジー。
舞台設定・世界観などは斬新だった。

第一印象はこうだ

{netabare}

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『俺は剣と魔法の冒険ファンタジーだと思っていたら、
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        剣と魔法のファンタジー運動会だった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    SASUKEとかオリンピックとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

{/netabare}

国vs国で運動会やっちゃいました的内容。
剣や魔法でのバトルもするのではあるが、死人の出ない安心の内容。
後半に若干のシリアス展開を見せはするのだが
それもつかの間、やはりほのぼのした話で終わって行く。

個人的にはシリアス系が好みなのではあるが、これはこれで悪くない。
終始なごみムードで今一盛り上がりに欠けるものの何故か最後まで観てしまう。
さらには不覚にも最終話で少しぐっときた。

声優陣はかなり豪華。
よくもまあこれだけの声優集めたなって感じ。
ただ、これだけの豪華声優を揃えたのだが1クールではキャラが多すぎで正直、全員覚えられない。
キャラと声優の無駄遣いといった印象をうけた。

OPED曲はかなりお勧め。
OPに水樹さん「SCARLET KNIGHT」
EDに堀江さん「PRESENTER」
両曲とも個人的にはお気に入り。

キャラデザも可愛く描かれていて、萌え要素もてんこ盛り。
お気に入りのキャラに萌えるのもいいだろう。

しかし、これだけの物をもっていて、何故この程度の作品になってしまったのか?
どこをどうとっても勿体無い。

以下、視聴後に書いた内容
-----------------------------------------------------
このアニメにはもしかしたら何かあるのかもしれないとそう思わずにはいられない。
そう、それは2期があるんじゃないか?ということ。

あくまでも2期への序章という位置づけ。
何故かそう思わずにはいられない。

何なんだろうこの感覚は・・・・
決して「これ面白い」と、どっぷりはまる感じではないのに
もっと続きを見てみたい。
何故か今はそう思っている自分がいる。
-----------------------------------------------------

なんて書いていたら2期きたよw
1期で消化不良だった分、がんばって欲しいところ。


とまあ色々描いてきたが
何が言いたいかというと

最後の最後でリコに惚れましたw
また、リコに会えるんですね。


-----------------------------------------------------

以下、これまでの各話後の感想。
ネタバレ含みの場合があるかもなので
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
ファンタジー物かと思ったら、SASUKEだったという印象。
今後化けるのか、それとも・・・
しばらく様子見といったところ。

2話視聴。
戦闘で死なないのが、いまいち緊張感にかける。
相手国とも敵というよりは、競技相手といった感じ。
なんか運動会といった感じ。
最後に今後どうなるんだといった引きを見せてくれたので
引き続き様子見したい。

3話視聴。
今回は説明回&お風呂回(笑)
物語の舞台がだんだん分かってきた。
少し面白くなってきた感じ。
切る寸前だったが持ち返した(笑)
引き続き視聴。

6話視聴。
ラストなんだ?
急展開きたか?
毎週惰性で見てたのだが
来週楽しみになってきたんだがw

7話視聴。
シンクと姫様のじゃれ合いは吹いた。
姫様まさに犬でした。
6話の引きに期待が高まっていたのだが
いたってのほほんとした展開だった。
まあ、まだわからんが。
来週にもちこし。

8話視聴。
レオ様かわいい。
今までとちょっと印象変わった。
ストーリーの方も盛り上がってまいりました。
ってもう後半に突入だからね。

9話視聴。
リコッタのサービスカットいただきましたw
これは歓喜する人が出そうw
ストーリーはいよいよほのぼのから
シリアスになってきた感じ。
いよいよボス登場か?
来週も楽しみ。

10話視聴。
姫サービスショットご馳走様でした。
意外な展開だった。
しかし、このままな気がしない。
何かあるんじゃないかと来週も期待。

11話視聴。
何かあるのか?
何も無いのか?
残りあと2話。
どういう結末になるのだろう?

12話視聴。
何か今週はよかった。
ここに来ていい話。
ある意味もったいない。
正直今までで1番短く感じた。
えっもう終わりって感じ。
いよいよ来週最終回。
さて、どうなるのか。
もしかしたら来週泣いちゃうかもしれない。。。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 41

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

はたして星の示す未来は避けられないのであろうか?

ちょっと終わり方は気に入らなかったけど、なかなかに面白かったです。


内容

僅かにシリアスのような感じになることがありましたが、基本的にはほのぼのに近い作品です。戦争と言っても向こうのセカイでは一種のスポーツであって、死んだりすることなんてまずない設定ですから。
ただ、レオ様視点で見ると少し変わりますかね。
ずっとレオ様はいろいろと抱えて堪えて決断してきたのです。
そこあたりを考えると、ほのぼのなんて言ってしまうのはちょっと悪い気がします・・・。




OP水樹さん・ED堀江さんと有名な2方による歌です。
この2人のファンも多そうで。
さゆはOPがそこそこ好きでした、かな。


作画

キャラデザは置いてい置いて。
作画は素晴らしかったと思います、さゆは。
なんといっても表情の動きがすごかったんです。
コマ送りにしてみるとほんとにうまくできているなと感じました。
後半はそういった場面が減るんですけどね・・・・・・。


キャラ

まあ、あれだけいるんですしいろいろといてよかったです。
ただベッキーがどうにも好きになれなかった・・・・・・。


声優

言うまでもなく。
有名どころがたくさん出てきています。
よくもまぁこれだけ引っ張った、と。
おかげで声でも楽しめる点が増えたかと。



結局さゆは好きなキャラも多かったですし、話も嫌いではなかったから楽しめました^^
ガメルの声はFTのナツにしか聞こえないゾ?
ただ、もしこれで2期を制作するとなると間違いなくベッキー出ますよね?
師匠はともかく、ベッキーは嫌いなんで2期には期待が薄いです。
話は盛り上がりそうなんだけど、ちょいベッキーとの絡みがうっとおしくてイライラしそう。


 


スタッフ
 企画・製作     : PROJECT DD
 原作・脚本     : 都築真紀
 監督         : 草川啓造
 キャラクターデザイン : 坂田 理
 サブデザイン     : 太田恵子
 武器デザイン     : 大塚あきら
 クリーチャーデザイン : 小田裕康
 プロップデザイン : 益田賢治
 グラフィックデザイン : 榎本めぐみ
 カラーデザイン : 篠原愛子
 美術監督・設定 : 片平真司
 撮影監督    : 北岡正
 編集       : 関一彦
 CGリードアニメーター : 石川真平
 音響監督     : 亀山俊樹
 音響効果     : 山谷尚人
 録音エンジニア : 小原吉男
 音楽      : 一色由比 井内舞子 夏目 晋
 サウンドプロデュース : I've sound
 オープニングテーマアーティスト : 水樹奈々「SCARLET KNIGHT」(キングレコード)
 エンディングテーマアーティスト : 堀江由衣「PRESENTER」(スターチャイルドレコード)
 アニメーション制作 : セブン・アークス

キャスト
 シンク・イズミ         : 宮野真守
 ミルヒオーレ・F・ビスコッティ : 堀江由衣  
 エクレール・マルティノッジ     : 竹達彩奈
 リコッタ・エルマール       : 水樹奈々
 ロラン・マルティノッジ      : 子安武人
 ブリオッシュ・ダルキアン     : 日笠陽子
 ユキカゼ・パネトーネ         : 阿澄佳奈
 レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ : 小清水亜美
 ガウル・ガレット・デ・ロワ     : 柿原徹也
 レベッカ・アンダーソン     : 高橋美佳子
 ゴドウィン将軍         : 若本規夫
 バナード将軍             : 小野大輔
 フランボワーズ・シャルレー     : 櫻井孝宏
 ノワール             : 花澤香菜
 ジョーヌ             : 永田依子
 ベール             : 寿美奈子
 ビオレ             : 丹下桜
 アメリタ・トランペ         : 瀬戸麻沙美
 ルージュ             : 寺本來可

投稿 : 2025/03/15
♥ : 19

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

登場人物に『なのはシリーズ』の面影残る…。

『DOG DAYS』はオリジナルアニメ、1クール(全13話)のファンタジー&アクションアニメです。


この『DOG DAYS』は何処の製作会社が手掛けているのか知らずに、とりあえず第1話を視聴してみました、が、このアニメ内の登場人物たちの顔を見て直ぐに何処か分かりました。
特に、ミルヒオーレ姫を見て「ああ、なのはstrikersのキャロにそっくりだなぁ…。」と思ってずっと見ていました。 皆さんはどうでしょうか?

しかし、そんなセブン・アークスさんの作画はなのはシリーズ時代から大好きです♪
今回の作品の作画(登場人物や魔方陣らしきもの)もなのはを思い出させてくれました。


このアニメで注目すべき点の一つは戦闘シーン。 なのはシリーズ同様、戦闘シーンにそれなりの迫力があります。戦闘中の人物の動きも早いですし、戦闘シーンに力をいれているのが分かります。

そして、このアニメの声優陣もとても豪華で、ここも注目すべき点です。 声優>アニメといっても過言じゃないかもしれません。

しかし、一番注目すべきはキャラが可愛らしいという事かもしれません。と言うかきっとそうです。
キャラの可愛らしさを求める人には必見のアニメだと思います。ネコ耳のねこキャラではなく、可愛いワンちゃんキャラというところがまた良いものですw(〃д〃)



内容については簡単に言えば、『筋肉番付(現:SASUKE?)』の要素を織り込み、そこにアクションバトルを入れて可愛らしくしたようなものです。
中盤からだんだん面白くなってきたので、このまま終盤で最高の展開を迎えてくれるような良作アニメになるのではないかと思ってました…が。


OPを歌うのはなのはシリーズでも全OPを担当していた水樹奈々さんです。
そして今回水樹奈々さんが歌った『SCARLET KNIGHT』はリズミカルで元気溢れるとても良い曲でした。毎週のOPでは勝手にテンションを上げて聞いていました♪ ヾ(≧▽≦)ノヒァッホーイ!

投稿 : 2025/03/15
♥ : 23

87.1 7 お祭りアニメランキング7位
3月のライオン 第2期(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★★ 4.3 (765)
4104人が棚に入れました
羽海野チカさんが「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中のマンガを原作としたTVアニメの第2シリーズ。前作は2016年10月~2017年3月に放送され、東京の下町に暮らす孤独な高校生プロ棋士・桐山零と彼を取り巻く人々との交流を描き、幅広い層に好評を博した。監督は新房昭之さん、キャラクターデザインは杉山延寛さん、アニメーション制作はシャフト。

声優・キャラクター
河西健吾、茅野愛衣、花澤香菜、久野美咲、岡本信彦、井上麻里奈、細谷佳正、三木眞一郎、杉田智和、木村昴、千葉繁、大川透、櫻井孝宏、石田彰、玄田哲章、阪口大助、中村悠一、東地宏樹、大塚明夫、岩田光央、大塚芳忠、悠木碧、西明日香
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

人の心を深く深く掘り下げて

<2020/9/22 追記」
羽生九段が公式戦6戦目にして藤井二冠にようやく勝ちました!
しかも相当に強い勝ち方!
さすが鬼畜眼鏡!
ちなみに羽生九段は谷川九段と共に本作の将棋界第一人者・宗谷冬司名人のモデルとなっています。

<2018/5/14初投稿>
全話観終えました。

二期はひなの中学でのいじめ問題に焦点が当たってました。
一筋縄ではいかない問題。
重苦しい展開が続きました。
{netabare} スッキリ解決というわけにはいきませんでしたがなんとか収まって、ひなはまた前を向いて。
この話がひと段落した時は正直ホッとしました。{/netabare}

ひなだけではなく零も成長したようで何より。

なんとかひなの役に立ちたい
そうした思いに駆られて行動する様はカッコ良かった。
本人としては全く上手くいってないと情けない気持ちでしょうが、ひなから見たらヒーローでしょう。

そんな零にとって川本家はもう「帰る場所」なのかもしれません。
あんな「あったかい場所」羨ましすぎる 笑

零とひなは三つ違いぐらいですか。
互いに異性としての感情持ってもおかしくない関係ですがどうなんでしょうね。
{netabare} 四国の高校に進学するという高橋くんを見つめるひな。
そんなひなを少し悲しい目で追う零はやはり少しはそういう気持ちありそう。
ひなの方は全くそういう感じしませんけど 笑{/netabare}

まあ零には香子がいるしいっか。


将棋の方は島田八段がいい。
挑戦してタイトルに惜しくも届かず。
が続く。
相当な実力者。
さあ今回の挑戦ではどうなるか!
見た目のモデルは佐々木蔵之介でしょうが、将棋は木村九段っぽい。
木村九段はこれまで6回タイトル挑戦して惜しくも手が届かない。
悲劇のおじさんです(解説名人で将棋ファンからの人気も非常に高いです)
三木眞一郎さんの演技がまたいい。

あと今期では柳原棋匠。
かっこよかったですね。
還暦大幅に超えてタイトルホルダーでA級って化け物ですよ化け物
諦めたくても諦めるわけにはいかない。
業のようなものを感じてしまいました。

他にも書きたいこと沢山ありますけど。

本当に良かったです。


<おまけ>
辻井武史九段。
モデルは将棋ファンならみんな大好き藤井猛九段。
(さらに豊川七段のダジャレを追加した感じ)
どうも羽海野チカさんがファンのようです。
藤井聡太六段が出てくるまではマニアックなボケで将棋界では羽生さんに継ぐ人気者でした。
藤井猛九段の面白さがわかればあなたも将棋通です。

<2018/5/15追記>
柳原棋匠のバケモノっぷりを補足です。
実際の将棋界では中学生棋士はこれまで五人誕生してますが60代のタイトルホルダーはゼロ。過去に一人もいませんでした。
ちなみに最年長タイトルホルダーは大山15世永世名人の59歳です。
さらにwikiを調べたら柳原棋匠の通算タイトル獲得数はたったの14期!
これは少ない。
66歳でタイトルホルダーでA級としてはもう少し多くてもおかしくない。
永世名人でもないようです。
かなり変わった棋歴。
つまり過去になかなか超えられないとてつもなく高い壁、強力なライバルとかその時代の第一人者とかにぶつかってたのではないでしょうか。
原作では柳原棋匠の昔を描いた外伝があるそうで是非読んでみたいものです。

<2019/9/23 追記>
↑の方でご紹介した木村一基九段(46歳 ニックネーム「おじおじ」)がただ今覚醒してます。
現在、王位戦というタイトルの番勝負で豊島王位・名人に挑戦していて3-3のフルセット!
最終局は9/25、26
ちなみにこの豊島二冠、歳は29歳とお若く、羽生さんや藤井さんに比べると知名度は劣りますが、渡辺明三冠と並ぶ現在の最強棋士。
木村九段は悲願のタイトル奪取なるか!
大注目しています。

<2019/9/26 追記>
木村九段が王位奪取しました。
7回目の挑戦で初タイトルは最多記録!
46歳での初戴冠も最年長記録!
23歳での四段昇段者がタイトルを獲得するのも最年長記録!
まさに「百折不撓」
こんな嬉しいことはないです。

島田八段を超えてしまいましたね。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 51
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「いったいぼくは いつのまに出ていたんだ?――こんなに明るい所に……」

原作コミックは未読。

序盤、主人公たちやその周囲に将棋以外でも、大きな試練が訪れたものの、
少年棋士がヘコみまくっている印象が強かった1stシーズンに比べて、
差し込む光の眩しさが印象的な2ndシーズンだったと思います。
仲間の存在、誰かのためを思って奮闘することで得られるエネルギーって
やっぱり大きいなと感じました。

そして、シリーズ全体を振り返って何より感じたのは、
日々、しっかりと地に足をつけて生き続けることの大切さ。

暗闇の中で無意味と感じた日常を投げ出したくなったり、
闘うことから逃げ出したくなっても、腐らず続けていたからこそ、
トンネルを抜けた後、光に照らされて輝くこともあるかもしれないし、
嵐のように救われることもあるかもしれない。

私にとっては、先が見えない日々に心が崩れそうになった時、
思い出して毎日しっかり歩んでいく際に、
杖として支えとなる、貴重な一作となりそうです。


その他、特に心がざわついたのは、

{netabare} いじめ加害者の心情描写。

良い学校、良い会社……。
そんなことばかり言われて嫌になったから。
との主旨の供述は言い訳と感じられた方も多いとは思いますし、
勿論いじめが許されるわけでは全くありませんが、
私はその心理描写に真に迫るものを感じました。

思うに、世の中、夢を持たなきゃ生きてる価値ないとか、ビジョンを持てとか、
先のことばかりで、今がスッポリ抜け落ちている心が多すぎなんですよ……。

大体、数手先まで見通して勝負手を指し合う棋士ですら、
10年先どころか明日の自分のことすら読み切れてないわけですし、
ある棋士に至っては、自身の人生の意義を見失いかけたり、最後の力も底をつきかけたりして、
海の底に水没したり、焼野が原で火だるまになったりしているわけです。

そこで、まず5年、10年先のこと考えて頑張れとか正気の沙汰じゃありません。
今の日常が充実して光を得ていく主人公や川本家とは対照的な心を眺めていて、
私はいたたまれない気持ちになりました。

そんな心の損壊と向き合い続けた学年主任には
もっと労いの言葉をかけてあげたいです。

さらには、最終話、主人公の圧倒的才能と努力に敗れ去り、
荒れ続けた幸田家の義姉と義弟の描写とか……。{/netabare}

光が差した心だけじゃなく、闇に包まれた心もしっかりと見つめていくことで、
本作の人間描写は厚みが増していたと思います。


シャフトの作画は相変わらず独特の風味。
天下一武道会でも始まるのかwと言うくらい派手に
比喩表現が飛躍した棋戦の白熱もさることながら、
日常の価値を体現すべく、著しく美化された川本家の食卓、料理も引き続き強烈。
個人的に微妙な食べ物だと思っていた白玉があんなに美味しそうに見えるとは……。
リアルでも記憶にない貴重な経験をさせて頂きました。

豊富な心情表現の引き出しで、珍獣揃いの棋界とその周辺を描いた、
人間ドラマが光る秀作でした。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 42

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

春が来てぼくら…木洩れ日の中で

4話まで視聴。
けっしてスーパースターも能力者も出てこない、今期も等身大の人間ドラマ。

しかし引き付けられる、作画も演出も見事だけど今期、4話目の桐山零役の河西健吾さんと川本ひなた役の花澤香菜さんが凄かった。

楽しい展開は少なそうだけど、見いってしまう展開に期待です。

6話の川本ひなたちゃん泣いてるシーン
涙の音を水の落ちた音で表現してるのが凄く良かったです。
最後の黒板に落書きされてるシーン、ひなちゃんの「知りません」とキッパリした態度に強大な敵に立ち向かう戦士の様な物を感じます。

演出の良さからくる時間を感じさせない引き込まれが素晴らしい。

ここでは余り評価されてませんが、グサグサ心に刺さる様な描写凄いと演出の良さは他に無い感じ。
使うの嫌いだけど9話は神回か。

12話
川本ひなた役の花澤香菜さんの光演技には触れてきましたが。
脇を固める人の声優さんの演技も光ってた12話でした。
ひなたちゃんの学校担任教師役…大原さやか
いじめ子母親役…新井里美(ジャッチメント黒子)
ひなたちゃん学校主任…立木文彦(長谷川さん~マダオ)
特に大原さんと新井さんの演技は怖いw


視聴完了
最終話の冒頭、育ての母親役の島本須美さん(しょくぱんまん、ナウシカ、クラリス)の独り語り凄かった。
まるでNHKラジオ文芸小説聴いてる…
TV見てるじゃなくて聞き入ってしまうぐらいの演技。

本気の声優さんの演技が楽しめるのも3月のライオンならでは。
相変わらずの人間ドラマとそれぞれの成長を感じられる二期、年齢で成長スピードと時間の過ぎ方って違うだよね。



あまり紹介されてませんが、エンドカードの作者が超豪華です、一期から抜粋。
・三浦健太郎(ベルセルク)
・コンドウアキ(リラックマ)
・能條純一(月下の棋士、哭きの竜)
・氷川へきる
・ヒグチヨウコ(絵本作家、ふたりねこ)
・柴田ヨクサル(エアーマスター、ハチワンダイバー)
・ちばてつや(あしたのジョー)
・寺田克也(ゲームキャラクターデザナー)
・克 亜樹(ふたりエッチ)
・安野モヨコ(働きマン)
・VOFAN(台湾出身の漫画家&イラストレーター)
・あずまきよひこ(あずまんが大王、よつばと)
・森恒二(ホーリーランド、自殺島)
・ヤマザキマリ(テルマエ ロマエ)
・工藤ノリコ(絵本作家)
・末次由紀(ちはやふる)
・蒼樹うめ(ひだまりスケッチ)
・中村光(荒川アンダーブリッジ、聖☆おにいさん)
・原哲夫(北斗の拳)
・島本和彦
・萩尾望都(11人いる、少女漫画の神様と呼ばれて少女漫画家で初めて紫綬褒章授賞)

2期より
・岡崎マリ(イラストレーター)
・米津玄師(歌手)
・海野つなみ(逃げるが恥だが役に立つ)
・大川ぶくぶ(ポプテピピック)
・天野こずえ(ARIA・あまんちゅ!)
・西原恵理子(毎日かあさん)
・ウエダハジメ(フリクリ)
・魔夜峰央(パタリロ…パタリロ風二階堂可愛すぎて笑った)
・岩明均(漫画家・寄生獣)
・ヒョーゴノスケ(イラストレーター・映画ドラえもん他)
・西川秀明
・渡辺明夫(アニメーター・物語シリーズ)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 43

69.4 8 お祭りアニメランキング8位
もやしもん(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (658)
3654人が棚に入れました
「某農業大学」に入学した沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)は、菌やウイルスを視認し、会話する事ができるという不思議な能力を持っていた。彼は、菌やウイルスに関する様々な騒動に巻き込まれていく。

声優・キャラクター
阪口大助、斎賀みつき、大原さやか、神田朱未、能登麻美子、小西克幸、杉山紀彰、西村知道

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

醸すぞ

細菌のウンチクを語りながらの青春キャンバスライフを描いた物語です。
主人公に特殊能力がありますが、その能力を巡って企業や諜報機関から狙われ大事件が・・・という事もなく(笑)、大学生としてドタバタしてるだけです。


登場人物が個性的で、かつ、背景に色々伏線があって面白い展開になりそうなんですが、いかんせん1クール。そういうのが回収されないままなんとなく終わっています。
2期がないと消化不良。(そして現時点では2期の噂は無しですね)
もったいない。


原作はかなり個性的なキャラデザインの絵柄ですが、本作はわりと万人に受け入れられるように普通(?)になってます。
私としてはこっちの方が好み。セクシーさがあってとてもイイです。


食事中には見ないでください。
潔癖症の人も見ないでください。
菌はCGで可愛いキャラクターとして描かれていますが、発酵、つまりは菌の繁殖が話の中心になってますので、腐敗、病原菌、下痢、と食欲減退要素満載です。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 12

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2012年7月ノイタミナ枠にて【もやしもんリターンズ】が放送予定らすぃ..._φ(゚∀゚ )

っと言う事で7月までにもう一度観ておいた(*'∀'*)♫

このアニメしてたのが・・・2007年だっけ?
その頃私はゲーセンのホールで働いてたのね。
ディズニーキャラやDBのフィギュア達が続々と入荷する中
この意味不明の菌たちのEJぬいぐるみも入荷してきた。
〝なんだコレ?〟っと思いながらクレーンに投入。
するとこの物体達の台にアホみたいにお金が入るワケだwww

必死でとってる女子高生に聞いてみた。
「この変な物体たちの何がそんなにいいの?」っと。
すると・・・・もやしもんについてウザ・・・
いやっビックリする程熱く語ってくれたwww

私たちは沢山の菌たちにお世話になっている。
普段目に見えなかったり意識してない。
そんな菌たちを可愛いキャラにして紹介してくれてる
それはそれは素晴らしいアニメなんだとw
次来店した時にコミックまで貸してくれたwww

っで、そう興味がないままコミック読んでみたら・・・
あれ?ホントに面白いわ♫っとなったワケだw
その勢いでアニメも観た♡

女装の部分は必要か?とは思ったがそれ以外はマジ楽しめた♫

調理の専門学校に行った時料理と同時進行で
勿論色々な細菌についても学んだ。
教科書の中に小さい字でビッシリ書かれている事を
丸暗記する日々www
勿論菌について興味なんてこれっぽっちもわかなかったw
あの頃このアニメに出会っていたら
もう少し楽しく覚える事ができたのにな・・・
っと少し残念だったりもするw


普通のアニメとして見ても充分面白いが、
菌についての知識も頭に入る作品でつ♫


【キビャック】
アニメで観ても充分キモイが実物は遥かにキモイ!!

私はこれ昔なんかの番組で見たんだけど・・・
食べてる映像を思い出すだけで吐き気がするwww

どんな食べ物かと言うと・・・
アラスカ人が作る発酵食品でその作り方が↓コレ
①ウミスズメを大量に捕獲する
②内臓をくり貫いたアザラシの腹の中にそのままギッチリ詰め込む。
③腹を縫って塞ぎ穴の中に埋め熟成させる。
④熟成したら掘り出して腹から取り出し・・・・

【ウミスズメの肛門に口をつけドロドロの内臓を吸いだすっ!!】

すんごい料理でしょwww
現地の人はニコニコして食べてたわ(・ω・A;)
ドン引きしたけど・・・・
外国人から見たら発酵食品(納豆や味噌)を食べてる私たちも
こんな風にありえない人種に見えてるのかもねw

投稿 : 2025/03/15
♥ : 31
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

菌の話だけじゃなく人間関係も良く出来ている。

菌が見える大学生が農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語。


■公式・関連頁■
http://www.kamosuzo.tv/top.html
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/moyashimon/
http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/
http://ja.wikipedia.org/wiki/もやしもん


ニコニコ一挙放送にて視聴。
菌から出来る色々な飲食品をわかりやすく菌を交えて解説したり、面白い人間関係を見れたりとかなり面白かった。
主人公の菌が見える能力を周りが利用しようとあれこれしたり、女子メンバーを落とそうとしてみたり教授の腹黒い感じだったりなんなりととても楽しめた。
が、ユウキケイはいらないだろ。これだけ意味不明でいらないキャラ。
まぁ腐女子に擦り寄ったんだろうけど。

見てない人はまだタイムシフト見れるはずなのでお勧めです。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv147719070


各話メモ
{netabare}1話
大学の入学式。
キビアックのグロと菌が肉眼で見える証明。
長谷川先生は生きていて水虫に成りかけ。
貴重な実験体とか教授怖い。
菌劇場
オリゼー。コウジカビを作る所もやしや。

2話
火落菌は日本酒を駄目にする。
灰の力で火落ちを退治できる。
謎の先輩二人が密造酒を作っていたが部屋に招かれる。
菌が見える能力を活かして金儲けを考える。
トウチュウカソウが高く付くので培養をする事に。
主人公はもやしやの息子。
3億程度の価値ではないだろう。
菌劇場
クリソゲヌム(青カビ)
トリコイデス(黒カビ)
アルテルナータ(ススカビ)

3話
及川参加。
ホンオフェ。韓国の発酵食品。
部屋の修理費10250000円の請求書。
及川の除菌スプレーで金儲けの菌死亡。
発酵蔵に改装。
人に有用なら発酵。それ以外は腐敗。
酒の作り方と出来るまでの過程。
日本酒の原点は口カビで作る。米を噛むのは未婚女性だった。
菌劇場
コウジカビの仲間。
ソーエは味噌醤油を作る。塩の中でもいきられる。
ニガーは焼酎を作る。
アワモリは泡盛作る。

4話
田植え。
メンマも発酵食品。
ミミズはダーウィン。
ミミズの煮汁は熱冷ましの効果がある。
野菜泥棒のミッションスタート。
B7農場は高濃度農薬試験中の野菜でトラップ。
牛の肛門に手をツッコんで色々調べる。
O-157発生。能力がバレかける。倒れて入院。
菌劇場
大腸菌は世の中の役に立っているらしい。

5話
粘菌。これで都内の主要幹線道路とかを再現する実験いつだかみたなぁ。
日本酒店に菌のお化け登場。奥に立ち飲み屋。
吟醸香は甘い香りがするが、メロンの臭いだった。
菌に愛される男のおじいさん。
日本酒は高いもんなぁ…久保田の千寿が好きだ。
何やら気持ち悪いリュックの中身をぶちまけて武藤くん登場。
たった一人の唯一のゼミ生。
菌劇場
セレビシエ(酵母)デンプンを糖に変える。

6話
日本人は米と味噌汁はかかせない事間違いなし。
女の一人旅とかしょっちゅう事件になってるじゃないか。
アジアのトップ5の菌が飛び交っている研究室。
ムトウごと滅菌消毒。
ムトウはUFO研究会会長。インフルエンザまみれの研究室。
ムトウの過去が残念すぎる…
ビールサーバーはちゃんと洗浄した方がうまいからなぁ。
菌劇場
腸炎ビブリオ1951年命名。
エルトール型コレラ1884年発見。
赤痢菌1897年発見。シガ菌とも呼ばれている。
淡水域の常在菌P.シゲロイデス1947年発見。
サルモネラ属菌1885年命名。
アジアの食中毒菌五人衆。コワイコワイ。

7話
第七回春祭。
一時的に独立国家となり校票が通貨となる。
教授が売ってるもの全部ハッタリだろw
怪しい媚薬を買うために10万稼ぐことに。
頭の紙風船を潰されると金を没収される。
攻撃する奴らは建物に入れない&影の中でしか動けない。
菌劇場
表皮常在菌。表皮ブドウ球菌は油を食べて弱酸性にする。

8話
決戦の日。門の大将倒すと10万。気象部の情報で16時に日陰が減るので奇襲作戦。
門の大将はまさかのロボット。10万を手に入れ媚薬ゲット。
媚薬はバレていたという落ち。そして効果無し。
10万の捨て金ですき焼き。
究極の日本酒と沖縄の宝をプレゼントでミサトのところに持ってきたが一緒に飲むことに。
長谷川の酒癖が猛烈に悪くドSだった。
アオイちゃんとハズキは媚薬でラブラブに。
菌劇場
枯草菌 納豆菌 納豆の作り方

9話
シュールストレミング。
ニシンを塩漬けにして缶の中で発酵させた世界一臭い漬物の一種。
長谷川はお嬢様だった。ミサトとカワハマも会食に参加。
バイオテロを仕掛けて長谷川を釣れ出す。
お返しで謎のコンパに参加。
結局特に何もなく長谷川とムトウと及川で飲み会。
長谷川は結局籠の鳥。
謎の新キャラ登場。
菌劇場
シュールストレミングはスウェーデンの納豆みたいなもの。

10話
黒い女の子はじいさんは知らない。
なんだこのクソホモ展開。
なんで最近のアニメは男の娘みたいなの入れてくんだろ。糞すぎ。
ってか唐突にキャラ変わりすぎて意味不。
人待たせてシャワー浴びる及川。サワキの能力が及川にバレかける。
下着は見られても押し入れは見られたくない。及川はオヤジ好き。
菌が見えなくなってる。キスされたせいか?
長谷川に菌が見えなくなっていることがバレる。
ユウキの事を聞いてない及川。この後ばらしたのかな?
菌が見えなくなった事を問い詰められる。本人自覚なし?
菌劇場
タダヤスが菌見えなくなったせいで本来の姿が。

11話
春祭の時は見えていたが、及川の家に行った時は良くわからない。
やはりキスされたのが原因のようだ。
男同士でキスは不潔不潔言った傍から長谷川が及川にキス。
菌が見えなきゃただのチビ。
見えなくなったのはよくあることで高2の夏以来。
ユウキが女装したのはイヤダイヤダの裏側に心理が隠れてるのかもしれないから色んなことやってみようと思っていたから。
菌の化物じいさんの菌すら見えない。
菌には声が聞こえている模様。
サワキのおじいさんは色々な経験を積ませるために教授の元へ送り込んだ。
菌の事もっと知りたいと思ったサワキを長谷川が抱きしめた途端菌がまた見えるように。
ビックリすると見えなくなったりする。
そして2期へ続く。{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 18

65.6 9 お祭りアニメランキング9位
長門有希ちゃんの消失(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (727)
3618人が棚に入れました
これは、少し内気な普通の少女、長門有希の物語

「涼宮ハルヒ」シリーズのスピンオフ作品が、5年の時を経て、ついにアニメ化!
「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」のぷよが描く話題作がついにアニメ化!!
長門が、初めて…恋をしました。

劇場版アニメ「涼宮ハルヒの消失」の世界をベースに展開されるもう一つの「If」の物語。

声優・キャラクター
茅原実里、杉田智和、桑谷夏子、後藤邑子、松岡由貴、白石稔、松元惠、小野大輔、平野綾
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

これはあの長門有希が夢見た世界

これは『涼宮ハルヒの消失』で長門有希が夢見た世界

彼女は、どんな思いでこの世界を夢見たのだろうか。
それを想像するだけで、胸が締め付けられます。


この物語は、涼宮ハルヒの憂鬱のスピンオフというよりもリビルド(再構築)です。
長門有希をはじめとした、ごく普通の高校生たちが集まり、ドタバタしたり、
ほのぼのとしたり、そしてちょっぴり切なさを感じたり、まさに青春を謳歌しています。

私は、涼宮ハルヒシリーズで、この物語が一番好きです。
登場人物には、悪人が一人もいません。人を傷つけることもしません。
みんな優しい人たちです。

この物語には、欠かすことのできない存在として、朝倉涼子がいます。
涼子は長門有希の親友です。
彼女は、いつでも、どんなときでも、有希の味方です。
彼女は常に有希を守りますが、ときには厳しく教え諭し、有希を正しい方向へ導きます。

真の友達とは、優しいだけでなく、自分が間違ったときに叱ってくれる人だと思います。
だから朝倉涼子のような親友がいる長門有希は、それだけでも幸せでしょう。

それに、有希が恋心をいだいているキョンも、有希に優しく接します。
まだ恋人ではありませんが、いつも有希の気持ちにこたえようと努力し、有希を大切にします。
こんな異性の親しい友達がいたら、それだけで毎日が明るくなるでしょう。

そして、朝比奈みくるや鶴屋さんも、キョンに恋している長門有希を温かく応援してくれます。

実は涼宮ハルヒもキョンに恋していますが、ハルヒも長門有希の恋路の邪魔をしません。
ハルヒは自分の心を偽るかのように、懸命に耐え忍んで、長門有希とキョンとの仲を静観しています。
私には涼宮ハルヒが涙をこらえて我慢しているように見え、ちょっぴり切なく感じました。
その行為が良いことかどうかはここでは置いときますが…

こんなに友達の優しさに包まれている長門有希は、世界一幸せな少女なのかもしれません。

エンディング曲「ありがとう、だいすき」も優しさに包まれた歌でした。

最後に、第十三話では、胸が締めつけられるほど感動しました。 {netabare}
もう一人の有希の心の叫びが、痛いほど私の心に伝わってきたし、消えてなくなる彼女が涙を流しながら「これでもう思い残すことは無い」と言ったとき、もらい泣きしそうでした。
きっと、やり残したことは沢山あったはずです。もっともっと、この世界で過ごしたかったにちがいありません。
それなのに、以前の有希のためにキョンにあれこれ頼む彼女は、優しさを通り越して最高のお人よしです。
ピアノ曲のBGMが流れる中でのキョンとのやり取りが、深く私の心に沁みました。
{/netabare}


★しる人ぞ知る 朝倉涼子の胸がキュンとなる名言集も書いてみました(^_^) {netabare}

文芸部が廃部になりそうだと嘆き悲しんでいた有希への叱咤激励:
「だったら、そのときは私を頼りなさい。私も一緒にやりますから。
 私は貴方の保護者でも姉妹でもなく、ただの友達です。手をひいて正しい方向に導くことも、恐怖から守ってあげることもできません。
 でもね。一緒に協力して味方でいることはできる。
 だからこそ、一番最初の決断を、あなたがしてくれない限り、私は何もできない。
 長門さん、あなたは文芸部を守るために動くの?動かないの?」

先にバレンタインチョコをキョンに渡した涼宮ハルヒに対し、長門有希の心を代弁するように言った言葉:
「あんたみたいに…あんたみたいにね、思ったことがパッパと行動できる人には分かんないのよ」

バレンタインの日に凄い剣幕でハルヒを叱った涼子が自分自身に言った言葉:
「腹が立つ。本当に腹が立つ。あんだけ偉そうにお膳立てしておいて、いざ失敗したら人(ハルヒ)のせいにしている。
 そんな自分に…自分に腹が立つ」

ハルヒが先にキョンにチョコを渡したのを見て逃げ出した有希への叱咤激励:
「涼宮さんがチョコ渡しているのを見て、おじけづいたんでしょう? それが何だっていうんですか?
 そりゃ、他の人だってチョコ渡しますよ。あたりまえでしょう? だって、そういうイベントなんだから。
 いちいち気にしたり、へこんだりしたら、きりがないんじゃないですか?
 なんで諦めるの?そんなに簡単に投げ出せるほど、軽い気持ちじゃなかったはずでしょう?」

もう一人の有希が、『以前の有希がキョンを好きな気持ちが理解できる』と答えたときに、言った言葉:
「(以前の有希の)気持ちがわかるんなら、それはもう、好きってことじゃないの?」

もう一人の有希が少しずつ以前の有希に似てきたことに対しての涼子の見解:
「私はね、なんとなーく、私とかキョン君が一緒だから、こういう子になっちゃうかもしれないなんて思うの」
{/netabare}
2020/1/6 一部修正しました。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 44
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

まぼろしのSOS団

ハルヒを観ていた自分としてはまたあのキャラたちの声が聴けただけでもうれしかったけど
長門有希が普通の人間の設定なのはいまひとつ。
しかも皆、普通人ばかりでどう盛り上げていくのやら。

★第1話「大切な場所」
{netabare}
<初回のネタはいまいち>
キョンの顔が丸みを帯び柔和になって落ち着いた包容力の増したキャラに変わってました。
長門有希はもう完全な別人。
色々萌え要素盛り過ぎてあざとさを感じてしまう。
ハルヒシリーズ観たこと無い人にこれ受け入れられるんだろうか?
そんなことしか思い浮かばない。
{/netabare}
★第2話「もろびとこぞりて」
{netabare}
頭切り替えてハルヒ本編と比べるのは止めてもうしばらく様子見しよう。
<無双、朝倉涼子>
有希の部屋に朝倉涼子がいて家事なんかしてると
『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のあちゃくらりょうこを思い出す。
朝倉涼子って、シリーズごとに振れ幅がもっとも大きいキャラ。
母性本能が強く女子としての基本スペックが高いのはというのは共通してるけど。

ハルヒでは、早期退場のヒール役
ハルヒちゃんでは、いじられ役
有希ちゃんでは、一番頼りになる親友役
個人的にはハルヒちゃんのチビキャラ、あちゃくらさんが一番好きです。

台詞のある涼宮ハルヒが出てきて平野ヴォイスに触れたことで
ようやく視聴継続意欲が湧いてきました。
{/netabare}
★第3話「涼宮ハルヒ!!」
{netabare}
<フーっ…やっと役者揃いましたので評価少しアップ>
キャストの皆さんも昔の勘を取り戻して本調子になった感じ。
ハルヒと絡むことで蘇ったキョンのツッコミとキツメの表情。
やはりキョンはこっちのほうがしっくりくる。
皆を振り回してこそのハルヒ。
キャラとしてブレてないハルヒはやっぱり輝いている。
ハルヒ登場により、キャラのデザインと色彩設定の変更の違和感が強くなってきた。
小泉は、イケメンと言うより優男度がまし、ハルヒは体型と顔もシュッとスマートに美人度はグッとアップ。
しかし京アニ版のおてんばな少女の面影が消えてしまったのは痛い。
京アニ版のアクのあるシャープなキャラデと色彩の方がハルヒには合うと思う。
淡い色調の美術設定もハルヒのキャラの濃さのおかげで違和感。
もっとカラフルで色鮮やかな京アニの世界が恋しい。
京アニ版ハルヒの世界と比べるの止めようと決めたのに無理だった。
朝倉涼子とSOS団(今作では文芸部&書道部)メンバーの絡みは過去なかったと思うので新鮮で興味あり。

3回目にしてようやく最後まで見届けると決めました。
{/netabare}
★第4話「Be my Valentine」
{netabare}
<主役の影が薄すぎ>
今回一番良かったのはキョンとハルヒの川での絡み。
キョンの包容力に触れ、ハルヒもキョンに恋心が芽生えたようだ。
やはりハルヒとまともに向き合えるのはキャンしかいないんだということがよく解る。
ヒロインであるはずの有希が、いろんな意味で弱すぎなのが痛い。
傷つきやすくガラスのように脆く、サポーターなくして何もできないのが歯痒い。
今回の最後は、有希が哀れで切なかった。
今後、恋のライバル、ハルヒにどう立ち向かうのか。
キョンとの絆はどうみてもハルヒの方が上回ってるのに勝ち目はあるのか。
<不満と違和感>
ハルヒがいても、周りの女性キャラは彼女のノリに全く付いていけず
巻込まれ、振り回されることもないので、コメディとしてかなり退屈。
ハルヒいない場面ではさらにしょぼい。
笑いや萌えを狙った演出には虚しさしか感じられない。
谷口のシーンも浮いてて笑えなかった。
朝倉は、もう高校生とは思えず。
あの落ち着きようは、30歳以上にしか見えない。
キャラの中の人の実年齢までも自然に滲み出ててしまってる。
そして、ずっと気になったのは部室に有った緑のカエルの被り物。
はるひ&はるひちゃんの憂鬱で、みくるが被ってたシーン思い出すけど、
悪目立ちすぎてこの作品では、浮いてて邪魔に見える。

今回観て、オリジナルのハルヒの憂鬱の世界観と設定があって初めて輝く
有希、朝倉、鶴屋、みくる、なんだとしみじみ思います。
頼りがいのない有希、マスコットとしてハルヒにいじられることないみくるは
気の抜けたビールやコーラみたいなもの。
超能力も未来人も宇宙人もいない世界では、
朝倉、鶴屋のオーバーなバトルモード時の演出に違和感が生じてしまう。

あと今回感じたのは、淡い色調の美術設定とか、以上のように諸々違和感あるのは、
実はこちらが異空間の仮想世界でハルヒ本編が本物の世界だと暗示させているかもと。
そうなると今シリーズ最後に、それ相応のオチを期待しちゃいますがどうなんでしょう。

とりあえず現時点では、ハルヒとキョンの今後の展開しかあまり興味が湧かないですね。
{/netabare}
★第5話「彼女の憂鬱」
{netabare}
いつの間にか、他校の制服のまま堂々と北高に居るようになったハルヒと小泉。
そうなると、有希、ハルヒ、キョン、みくる、鶴屋、朝倉だけの世界が増々強調されますね。
部室以外の校内の彼等の周りにはモブキャラすらほとんど居ないし。
今回は、ウケ狙いのオーバーな演出は控えめな印象でそれほど気にならず。
有希もそんなにやわじゃないようでちょっと安心。
ハルヒとキョン、以前のシリーズより性格丸くなったせいか、朝倉同様、
中の人の実年齢が滲み出てるのはちょっといただけない。
それにしてもヴァレンタイン・イベントのエピソードに2回も掛けるとは。
依然面白いとは思えないけど、ハルヒと朝倉が打ち解けてきたようで、
以前のシリーズになかった構図がちょっと新鮮でした。
{/netabare}
★第6話「Over the Obento」
{netabare}
入校許可証を取得して着々と北高文芸部に自身の拠点を構えるハルヒ。
自分用の椅子と机を用意して三角錐をドンと置いた瞬間が一番良かったシーン。
結局ハルヒ観たさに視聴継続してるようなもんです。
その他の描写は車窓を通り過ぎる景色ぐらいにしか感慨がわかないのが、ちと寂しい。
次回、団長ならぬ本部長さまのご活躍を期待。
{/netabare}
★第7話「ねがいごと」
{netabare}
長野旅行で善光寺参り。平和だなぁ~。
有希ちゃんの煮え切れなさと大食い。
朝倉の異常な過保護ぶり。
鶴屋のずっと続く無意味なハイテンション。
みくるのあざとい天然さ。
同じパターンで7話続いて延々お約束のギャグばかり。

さらに5人の輪の中に他の周りのキャラが絡むことも一切ない。
意外性という言葉が無縁の作品。
こんなんばかりじゃ飽きます。

唯一の救いの存在だったハルヒも今回はどうも痛いばかりで冴えません。

キョンもいまいち。
駐輪禁止にチャリ止めて撤去された元祖ハルヒと違い
こちらは何事も穏便でいろいろ中途半端。
ただ、CV杉田智和さんはサービス精神旺盛な方なので
アイスの件とかアドリブぶち込んでそう。
確証はありませんが、他でもたまにアドリブっぽい台詞がある気がします。

今回一番思ったこと。
リンゴバター味のポテチあるなら食べたい(^_^;)

次回、ハルヒの謀りごとには興味あるけど、
この調子じゃ…期待しないでおこう。
{/netabare}
★第8話「涼宮ハルヒの謀」
{netabare}
大塚明夫さんの無駄使いが過ぎます。
通りすがりのメイドさんもここでは地味に。
古泉の言動は意味不明でキモイ。
キョンの放置とか、みくるのあざとい弄りとかギャグも寒い。

風呂入って食事してちょっと遊んでまた風呂入って…。
予想通り、面白いイベントは相変わらず何も起きません。
物語性はほぼ皆無。
キャラを愛でれない人は完全な置いてけぼりになります。

お見合い風呂って本当にあるようです。
スポンサー紹介テロップに実際の写真使ってました。
前回もそうでしたが、長野の名産紹介と観光のPVですね、これは。
{/netabare}
★第9話「その手を…」
{netabare}
モブすらいない完全な7人だけの世界。
星空と宇宙の描写は綺麗でしたね。
萌えや笑い狙いの演出は自分には相変わらずいまいち。

ただ、長門が交通事故に遭う次回からが今作のクライマックスなのかな。
今までの平穏で安心な世界から緊迫感ある世界に一変するのか?
ギャップを上手く引き出せたら作品の評価上がるかもです。
{/netabare}
★第10話「サムデイ イン ザ レイン」
{netabare}
雨の中、交通事故避けようとして
転んで手とおでこに擦り傷を負った長門。

それがきっかけで別人格降臨。
どうやら宇宙人長門の人格がこの世界の長門に憑依したようだ。

ハルヒ、小泉、みくる、鶴屋は出番なし。
教室シーンで久しぶりに国木田、谷口登場。

今作でまったくギャグ&萌え演出のない異色さ。
ずっと降り続く雨の中しっとり静かな緊張感漂うシリアス調。

でもキョンは鈍感にも気にせず長門に普通に接する。
しかしさすが朝倉。警戒して「あなた誰?」と長門に問う。

10話目にしてようやく物語らしくなりました。

やはりゲームより本好きの、
片言しか話さない長門のほうがしっくりきます。
次回が楽しみです。
{/netabare}
★第11話「長門有希ちゃんの消失 I」
{netabare}
実質的にキョン、長門、朝倉だけの世界。

街中や校内の喧噪が一切存在しない。
教室内の台詞あるキャラは国木田、谷口のみでガヤもなし。
外の休憩所のキョンと朝倉の会話シーンでは学校が無人のよう。

今回長門視点の心の独白多く、宇宙人長門にとても共感できた。
いかにも演技っぽく、こちらの有希ちゃんを演じる長門もちょっと面白い。
朝倉の優しさや思いやりもよく伝わった。

全体的にコメディをセーブしたことにより
キャラに感情移入しやすくなりました。
今回もハルヒ、小泉、みくる、鶴屋は出番なし。
結局以上の4人は、今作では
コメディリリーフ以上の存在になれなかったようですね。

今回、初めてエンディングの歌詞と映像の意味が見えてきて
ちょっと切なさが残りました。

次回、明示されてないけど最終回でしょうか?
いずれにせよゴール間近。
果たしてどんな決着を付けるのか、楽しみです。
{/netabare}
★第12話「長門有希ちゃんの消失Ⅱ」
{netabare}
キョンと長門、図書館に試験勉強に行く。
二人だけの空間。
今回はほとんどがキョンと長門の会話と長門の独白。

キョンと長門が初めて出会った回想シーンに
キョンの妹が今回初めて一言のみで登場。
「キョンくーん、本届かないよー」

今の有希の中で元の有希の記憶が蘇り始め
切ないシリアス展開を予感させる流れ。

ネットで調べると16話もあるらしいですね。
せっかく物語が動き出したもののテンポが遅すぎて飽きてきました。

ハルヒの消失が劇場版だったように、
これも劇場版ででまとめたほうが良かったかもしれない。

今回、過保護な母親と化してる朝倉の出番が少なかったことで
前回以上にまったりと落ち着いた回でした。

今の雰囲気では、浮足立った有希の演出とかあざとさしか感じられない。
いまいちしっくりこないです。

BGMが落ち着いた管弦楽のみ。そこだけはとても良かったです。

だらだらとした間延び感があって集中力が殺がれてきましたが
ここまできたら最後まで完走するつもり。
{/netabare}
★第13話「長門有希ちゃんの消失Ⅲ」
{netabare}
別人格有希がもうひと眠りで消えてしまい
元の人格に戻ることを覚る。

そしてお世話になった朝倉には心の中で別れを告げ
残された時間を読書に没頭する。

時間切れ間近な夕暮れ時、キョンから電話。
そして電話で想いを告げる…。

今回は、ピアノ中心のBGMでとても効果的でした。

そして、別人格の有希にすごく感情移入できました。
今迄で一番良かった。

今回がこの物語の一つのピークだと思いますが、
あと3話もあります。どうまとめるのでしょうか。
{/netabare}
★第14話「彼女の戸惑い」
{netabare}
夢で語りあう二人の有希
双方分りあえ、別人格は安心して消える。

7月7日 七夕
すべてが平常に戻り久しぶりに7人が揃った。
空も青いし、校内の喧噪も蘇る。

4年前の 七夕
ハルヒにはキョンに対し忘れ得ぬ思い出があった。

ハルヒとキョンの初めての邂逅。
初対面にも関わらず、
強引にハルヒはキョンを自分の行動に付き合せる。

それは、共に夜の校庭に忍び込み
宇宙人へのメッセージを書くこと。

強引かつ意味不明な行動に拒絶することなく
付き合ってくれたキョンは
ハルヒにとっては唯一の理解者であり救い人。

キョンは自分をジョン・スミスと名乗り
お互い本名を知らないまま別れた。

4年後の再会。
ハルヒは、以前川に河童探しに行った時に
今、目の前のキョンがそのジョン・スミスだと気付いていた。

七夕、相変わらずキョンは、そのことをすっかり忘れている。
「相手が覚えてないのにいちいち意識してるんだから」と
長門に対する心情を吐露するキョンに複雑な思いを抱くハルヒ。


キャラの心情を深く振り下げることができてる分、
前回に続き今回も良いです。

その分、鶴屋とみくるは
台詞も二言三言で存在感希薄で半ばモブ化。
しかたないですね。

4年前の中学1年のキョンの声、
杉田さんでは違和感あり過ぎなのが残念。

そして朝倉は有希を甘やかせ過ぎ。
いつも流させるままの受け身の有希にも問題あるが
ひとこと言いたい。
「洗濯くらい自分でさせなさい」と。
{/netabare}
★第15話「彼の迷い」
{netabare}
ラブコメに必要不可欠のお約束の夏イベント。

今回は海も山もあり、水着にスイカに肝試し。

次回はサブタイトル「花火」。

やはり皆さん、浴衣でしょうかね。
ついでにお祭りの縁日が加われば完璧。

もう捻りも意外性も一切期待しないほうが無難かな。
もう最後まで観た気分でお腹一杯。

夏イベント一通り網羅して
なんとなく皆ハッピーで締めくくられそう。
まさにラブコメ夏の見本市。

今回、かなりがっかりです。

この作品を楽しんでる人、ごめんなさい。
自分は白けるばかり全く楽しめなかった。

一言でいうと「中途半端」。
リビルドとしてもパロディとしても。

ハルヒの憂鬱抜きで
単体のラブコメ作品としたなら最低。

評価更新しました。
今回で評価下げざるを得ません。

{/netabare}
★最終話「花火」
{netabare}
<いろいろうやむや、なんとなくハッピーエンド>
なんなんだ~これ。
せめて長門とキョンが正式に付き合い始めるというラストならよかったのに。

なまぬるい今作らしい最後でした。

いつか面白くなって欲しいという祈りにも似た気持ちで
観続けましたがようやく完走。
でもほとんどが退屈のお話だったので全16話は長かった―。

最後は、前回予想できた展開と締めくくりのまんまで苦笑。

前回がっかり済で、最終話は期待値ゼロだったので
虚しい気持ちは残れども、全話観たこと後悔する気も起きず。
すべての話含め、録画を観返すことは二度とないと思います。
{/netabare}

<全話観終えて>

全話の感想を一言でいうなら「冗長」
1~3話、4~6話、7~9話のそれぞれの3話分を2話に短縮して合計6話、
10~14話の5話分を4話に、15&16話の2話分を1話に短縮。

以上の合計で、全11話程度の尺で必要十分な内容だったような印象です。

原作1巻だけ試しに読みました。
今作は原作に忠実なようですね。
原作自体が自分に合わないと感じ、それ以上は読めませんでした。

そして個人的に今作の長門有希を全く好きなれなかったのが
話に入り込めない一番の理由。

原作からは、かけ離れる話ですが
今作の長門は、もう少し主体性があり、
文芸部部長らしさも多少なりともあったほうが
作品が引き締まったと思います。
ゆるふあ系でもいいんですが幼稚すぎた。

しかもゆるふあ系として、
みくるとキャラが被ってる部分が多く
みくるの影がかなり薄くなってしまった。

はるひちゃんの憂鬱の
完全なるパロディとして徹底している3頭身キャラの長門なら、
長門が本ではなく、ゲーム好きである設定は活きてる。
しかし今作では無意味だったし、むしろマイナスな設定に感じた。

朝倉は長門に構い過ぎだし、
他のキャラ達の接点も希薄で7人が仲良くする必然性も感じられず。
人間関係の不自然さが際立ってしまった。

声優さんも、確実に年輪を重ねてる感が半端無く落ち着き過ぎ。
なんか同窓会に立ち会ってる気分。

音楽の使い方とか一部いい所もありましたが
誰にもオススメできない作品でいろいろ残念。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 28
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シュタゲのOPがネタバレなら、こちらのEDもネタバレでは。

題名が「・・・消失」だから
{netabare} 序盤はキョンが気になっている長門がどのあたりから悲しい恋物語になるのかと思っていましたが、
消失したのは交通事故に遭ってから3話程度であとは至って起伏無しの日常の描写。 {/netabare}

うーん。。もっと刺激が欲しかった!!
恋のライバル!涼宮ハルヒ!
コスプレイヤー!朝比奈みくる!
ハルヒを取られないよう策略する小泉! なんてね。
もっとキャラをいじってくるかと期待してたので。。。
正直、残念!

でもEDはお気に入りです。気持ちが伝わります。(リアル視聴後記入)


再度、日常ものと理解したうえで視聴していると結構物語がしっかりまとまっているなぁと感心しています。
改めてみると優しく良い作品です。視聴する状況によって変わるもんなのかなぁ。
正直、反省!

表題の件ですがED完全にネタバレでしょう!
歌詞聞いていると長門の気持ち(=物語)そのままですよね。笑

投稿 : 2025/03/15
♥ : 46

69.5 10 お祭りアニメランキング10位
転スラ日記(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (296)
1097人が棚に入れました
「貴重な紙を手に入れたので、俺のこれまでを日記形式で綴ることにした。書き出しはそうだな…『転生したらスライムだった』。そこから俺の冒険が――冒険…が?」お茶目でユーモラスなリムルとテンペストの仲間たちの日常をふんだんに描く、“スライムライフ系"転生エンターテインメント!

声優・キャラクター
岡咲美保、古川慎、千本木彩花、M・A・O、江口拓也、大塚芳忠、柳田淳一、山本兼平、泊明日菜、小林親弘、山口太郎、福島潤、大久保瑠美、田中理恵

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

転生したらベツジンだった件

要するに転スラのスピンオフ作品。
リムルが適当にぶらぶらしながら街の様子を視察するのが基本的な形。

キャラデザは何故か本編と結構違っていて、何故変えたのかはわからない。

転スラ日記みたらベツジンだった件。

もしかしたら、スピンオフだからわざとそうしているのかもしれないと思った。
別の作者が書いた作品ということを暗に示している?

本編ずっと見ていると違和感はすごいが、絵自体は別に手抜きなわけではないし、むしろスピンオフ作品にも関わらず作画等のクオリティは高く、ヘタな作品よりもずっと作画の質がいい。
しかし、むしろ丁寧に作ったスタッフをほめるべきで、嘆くべきなのはスピンオフ作品にすら劣る低クオリティな作品が量産される現状だろう。

私は転スラが結構好きなので良いが、ファン以外は見る価値のないアニメだ。

本編が日常とバトルを交互に展開するスタイルなので、その日常部分を補完する立ち位置のアニメになるので、当然転スラ本編を見ているのは前提の作品。
本編はどうしても戦闘力が高いキャラの活躍が目立ってしまうので、非戦闘員の活躍が多いのは良いところだと思う。

ただ、元々本編で結構日常シーンもやっているので、ファンであっても蛇足に感じる人も多いだろう。

内容的には4コマ漫画のノリなので特別面白いってこともないが、転スラの世界観が大好きで、リムルの街の日常を見たいって人には最高のアニメなのかもしれない。

内容はかなり限定的な層向けで興味ない人も多いだろうが、ただのスピンオフには勿体ないクオリティの高さで関係者の熱意が伝わってくる。

世間の評価は知らんが、私は好きだ。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

転スラ自体好きだし、転スラの日常回好きなんだけど、なぜか、転スラ日記はイマイチ楽しめなかったな~。

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
「転生したらスライムだった件」のスピンオフ作品。日常系アニメになっています。

視聴前は、本編同様に☆4(高評価)つけるつもり満々だったのですが、結果、☆3(普通)止まりに。

他の日常系アニメに比べてもレベルは低く、正直、転スラ好きでなければ、☆2(低評価)つけられてもおかしくないかな。

レビューでは、好きなシリーズなのに楽しめなかった理由の候補を(なぜ楽しめかったか、私自身、不思議なので)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
緩急の問題なのかな。

本編の間にこういう話を挟むなら、なんか箸休め的に楽しめる気もするけど、連続で観ると、不思議とつまらない。

ネギマのネギは旨いけど、ネギだけ食い続けると旨くない的な感じかな?

つまり、「非日常下における日常の尊さ」というブーストがかかって初めて、転スラの日常回は楽しかったのかな、と。

他に、なぜか本作を楽しめなかった理由の候補を。


①バトルモノの日常回は、キャラの掘り下げの為に必要だけど、既に堀り下っているキャラを使っての日常系アニメは、マンネリになる。

かな。本編では見られなかった意外な一面なんかが見られれば良かったけど、ただの本編の焼き直しだったと思います。これだったら、各キャラの過去回とか、ガチに恋愛話とかやった方が面白かった。

印象に残ったのは、ゲルドがめっちゃイケメンということくらいでしょうか。


②こちとら異世界を見たいのに、そんなに日本推しされても。

いや、私は日本大好きだし、剣道やってるくらいだから、日本の文化は格好良いと思っていますよ。でも、せっかくの異世界ファンタジーなのに、夏祭りもクリスマスも何もかも、見られる日常系アニメなんてたくさんあって、わざわざ転スラで観なくても。

例えば、昨日「マツコと有吉のかりそめ天国」を観てて、「十条カレー戦争」という特集をしていて、その中でネパール料理屋さんが出た時に、「ネパールではシヴァ神を称えるお祭りの2日間だけは、マリファナを吸ってもOK(シヴァ神がマリファナ好きだから)」という衝撃の事実を知りましたが、そんなお祭りなら、ちょっと観てみたいよね(笑)

つまり、「モンスター達に日本の祭事をやらせる」よりは、「モンスター達の祭事を皆でやる」方が興味深い。例えば、ゴブリン属の祭事とか、オーガ属のしきたりとか、オーク属の意外な行事とかね。それが、作家の創造性ってやつじゃないのかな。


③まさかのシズさん登場。

いくらスピンオフとはいえ、軽々しくシズさんを出して良かったのかな? こちとら、1期を高評価しなかった一番の理由が、「シズさんの死を軽く扱い過ぎ」なのだが、更に軽く扱うか。

もしシズさんを(回想以外で)再登場させるなら、本編で、しかるべき理由で、それなりの尺を使って、やるべきだったと思います。残念でした。


というところです。まあ、転スラ自体を嫌いになったわけじゃないので、三期は楽しみなんだけどね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
転スラ、日常系。サブキャラ深め。平和ですね~。

2話目 ☆


3話目 ☆3
夏の暑い日。ホタルのくだり、良いね。

4話目 ☆


5話目 ☆3
夏祭り。

6話目 ☆3
え!? シズさん、そんなサラッと出てきて良いの!? いくらスピンオフとはいえ。お盆に家族と昔話、は大事だよな。

7話目 ☆3
炬燵に火の用心、このシリーズ、ちょっと日本に寄せすぎだよな。

8話目 ☆3


9話目 ☆3


10話目 ☆3


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 27

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日常がお祭りに進化してた!!\(゚Д゚)/

2021/07/20 投稿
2024/01/26 加筆と評価訂正

転スラが好きです!

転スラのジュラテンペストでの日常的なエピソードも好きです!!

スピンオフや外伝的な作品も結構好きです!!!

「転スラ日記」面白くないわけが無い!!!!

1話視聴後・・・あれ?面白くない?
2話視聴後・・・面白くないよなぁ~・・・
3話視聴後・・・いや,むしろつまらない・・・ ここで断念しようかな・・・って次回は水着回か!もうちょい見ようかw
4話視聴後・・・水着回も見たし(笑)もう思い残すことは無いw

ところで何で面白いと思わないんだろう?
よく分からないってのが正直なところかな・・・
強いて言うなら,国作り的な面が弱くホントに日常的な話が中心のためかな?
4話までの段階で,畑を作ったりとかはやってるけど弱いのかな?
時期も転スラの時間軸上の限られた時期の話みたいなので,ジュラテンペストの劇的な発展も期待できなさそう・・・

本編の続きに期待することにします。


2024/01/26 加筆部分
一度は放置したのですが
1話から改めて視聴しました
理由はドルビーアトモス対応7.1.4チャンネルの視聴環境が整い
アマプラでドルビーアトモス対応作品で検索したら唯一アニメで「転スラ日記」がヒットしたからです。
音だけで何か楽しかったです!!
特に風の音や雨の音、蝉の鳴き声など環境音が感動的でした!
ほんと、音が違うだけで印象が激変(初めての体験のせいもあると思いますが^^;)
まさにED冒頭で大賢者が言っているように「日常がお祭りに進化した」と感じました。

それと
実は「転スラ日記」だけじゃ無くアトモス対応作品アマプラやU-NEXTにいっぱいありましたw

投稿 : 2025/03/15
♥ : 21

71.8 11 お祭りアニメランキング11位
BanG Dream!(バンドリ!) 2nd Season(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (224)
836人が棚に入れました
高校2年生になった香澄たちPoppin'Partyは、生徒会や家の手伝い、塾やバイトで大忙し。5人で一緒に居られる時間が少なくなり、拠点である蔵にもなかなか集まれない。そんな彼女たちのもとへ、1人の少女が現れて――。新たな出会い。変わらぬキズナ。Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!も登場し、個性豊かなバンドメンバー達がキラキラドキドキなステージを魅せる!「また、みんなでライブしたい」音楽が今、走りだす!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、佐倉綾音、前島亜美、相羽あいな、伊藤美来
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゲームファンとアニメファンの二兎を追う

1期視聴済 そして相変わらずゲームはしてない


2018年始特番で1期の一挙放送と武道館Liveなどのコンテンツを合わせて鑑賞したのが始まり。
アニメは周囲が言うくらいこき下ろすほどでは無かったと思ってますし、声のお仕事しながら楽器もこなす声優さん達に感銘を受けてもいました。

“そこそこのアニメ”&“頑張れ声優さん”

私のバンドリへの評価はこの2つの要素で出来てます。そしてこれはおそらくレアケース。ゲームの要素が抜けてるのです。
ゲームはスマホ音ゲーのお化けコンテンツで、むしろこっちからのユーザーが流れてくるほうが多かろうもん。1期で匙投げた方が多かろうアニメのみメンバーズは絶滅危惧種じゃなかろうかと邪推してます。

この前フリで何が言いたいかというと、、、


「ゲームユーザー向けの作品にがらっとリニューアルしちゃって戸惑ってます」


■戸惑い1 いつの間にか綺麗になって・・・
この2年(1期の放送からの意)ですっかり綺麗になっての再会。めっちゃCGです。ポピパの誰かは髪の色でやっと判別できました。それと第1話で5人集めての尺を取ってくれたのでなんとか。
演奏シーンで止め絵がないのはCGさまのおかげと思えば、慣れればOKということなんでしょう。


■戸惑い2 人多すぎ
ゲームオリジナルキャラを投入!って知らんがな。ざっと5ピースバンド×4組なので一挙女子20名追加です。Roseliaは1期にも登場してますが覚えてません。とはいえ総勢25名の顔と髪型と髪の色と制服の組み合わせで判別可能ではありました。さすがゲーム原作なのかスタッフ頑張ってたと思います。
なお4組とは以下、しっかり第1話で全員集合してたりします。

 『Roselia』 (ロゼリア)
 『Pastel*Palettes』 (パスパレ)
 『ハロー、ハッピーワールド!』 (ハロハピ)
 『Afterglow』 (アフターグロウ)

{netabare}さらに1組『RAISE A SUILEN』。試験勉強並に覚えることが多いのです。{/netabare}


■戸惑い3 曲多すぎ
1話1曲+one more 次から次へと右から左へ。思い入れがないのでほぼスルーです。


軽い疎外感はありますね。ゲームユーザー向けコンテンツになれ果てたのか?と。
結局のところ序盤の構成は「ゲームユーザー向けのコンテンツ」の体裁を取りながら「アニメ作品」としての二兎を追っていて、バランスは悪くなかったと思います。

1兎.バンドと曲紹介
2兎.ポピパを軸にしながらの筋を通したストーリーライン

ざっくりAパート日常描写。Bパート後半に演奏シーンで新規4組を取り上げてました。
{netabare}2話ロゼリア回。ポピパと双璧のロゼリアをまずもってきたのは正解です。
4話ハロハピ回。ファンタジーですね。↑↑↓↓←→←→BAとは粋なことをしてくれます。
5話パスパレ回。雨降って地固まる。三軒茶屋駅と生田スタジオの再現性がハンパないです。リアルの三茶はミュージシャン多い。
6話アフロ回。夕日と青春との相性の良さよ。そしてこちらも雨降って地固まる。{/netabare}

バンド紹介と並行してるのは、{netabare}“目指せ!ポピパの単独ライブ開催”、と{/netabare}ポピパを軸にしながらのストーリーラインでそこは崩しません。
そして折り返しの後半戦、{netabare}第7話から{/netabare}アニメらしく物語が動き出します。やっとだよ。。。



と、ボヤキはここまで。ここからV字回復。本格的に二兎めを追いだしてからがすこぶる良かったのです。軽く1期を凌駕する出来でした。
これならゲーム組もアニメ組も双方幸せになれるひとときを過ごせたのではないかと思うほど。


想像するにアイドルもの(バンドだけど・・・)の定番。後半トラブル発生→解決→大団円の流儀を守るなどお作法順守という安心感と、トラブル内容の濃さとが両立してたんじゃないでしょうか。

{netabare}1期は紗彩の加入騒動と香澄の声が出ない騒動。そこそこエモい仕上がりでした。
2期のトラブルと比較すると、1期より関係者の数の多さ、規模が拡大しているのがわかります。いわゆるステークホルダーが多い状態。収拾するにも関係各先の調整なり思惑が複雑に交差し、1バンド内のゴタゴタとは桁違いのレベルで重さが変わってきます。
第9話以降の{/netabare}後半はそこそこエモいではなく“エモい”でした。

{netabare}10話11話OPはRoselia『BRAVE JEWEL』。唐突な感じがしますし、これだけ作中の楽曲が多いと流して聴いても不思議ではありません。

『自分を責めないで 抱きしめなさい
 弱さを知る者は 強さを宿す
 貴方は手にしてるから』

傷つき折れそうな心を奮い立たせるような歌詞。おたえとその先のポピパへのエールとしか思えません。またこれが友希那んとこのバンドというのがエモい。ユキナは曲と背中で語るのです。{netabare}ついでに文化祭で猫カフェをしたがるおちゃめな娘さんです。{/netabare}{/netabare}

いろんな人の思惑が交差します。そして誰も悪くない。引っ掻き回し役の“ルー大柴”風JKプロデューサーもしかりです。こんな時に試されるのがバンドの結束力ですね。展開はわかっちゃいるけど、掌の上で踊りたくなるのです。

※ほんとにネタバレ
{netabare}11話が秀逸。揺れに揺れてるポピパメンバーの中で香澄が壁を越えておたえの懐に飛び込みます。さすがきらきら星メンタル保持の主人公です。
「ポピパはポピパだよ。おたえはポピパ。ギター弾こう!おたえ」→そして『STAR BEAT!~ホシノコドウ~』へ。はぁ~1期観ていて良かった。

そしてポピパはやっぱりポピパ。
おたえ「私ポピパが好き」
ありさ「いつか武道館とか行くのも悪くねェなと」
さあや「おたえ、行かないで」
りみ「おたえちゃんがポピパ大好きなこと知ってるもん」「ポピパでいてくれてありがと」{/netabare}

そして名曲が生まれました。続きは本編で。


楽曲に支えられ、仲間に支えられ、「あー音楽っていいな」と思える良作でした。



■■アニソン雑感

巷で神曲と言われようが作品を視聴してないとそうは感じられない私です。
経験上、楽曲単体でハマることは稀有で、未視聴作品のCVさんが担当する曲に限ってはハマったのは後にも先にも『回レ!雪月花』のみ。それもネタの性格が強い。
一言で言えばタイアップ。
作中繰り返し流れる。キャラの心情が投影されてる。作品世界を表わしている。

巷で流行っている曲よりもアニソンのほうを覚えているくらいになった現在でも変わりません。
本作バンドリ2期の前半で大量投入された曲は一過性でピクリとも食指は動かず、作品世界とリンクした後半の「Returns」「BRAVE JEWEL」「キズナミュージック♪」には心が震えます。
本作で作品とのリンク有無が大事なのだと再認識しました。みんなそうなのかな?

好きなもん聴けばいーじゃん、という話ですが、「これ良い曲だよ」がなかなか非ヲタ一般人の方には通じません。映像(物語)と音楽がリンクしてこその良曲。私にとってのアニソンです。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

-----

2019.04.01 初稿
2019.09.20 追記
2020.10.19 修正

投稿 : 2025/03/15
♥ : 34

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

他作品から出遅れた1期目の反省からか、2期目は1/3スタート! 2019年9月公開予定の『BanG Dream! FILM LIVE』は、超楽しみなんですけど!?

== [放送前にレビュー記載、第1話視聴後レビュー、第2話視聴以降の追記あり] ==
この作品にはセールス的にまったく貢献していませんが、実は1期目もそこそこ好きだったので内容に関しては密かに期待しています。

== [第1回視聴後レビュー(2019.1.4)] ==
前作については「一応観てた方が良いけど観てなくても致命的ではない」くらいの感じでしょうか。作画はCGになって、ゲームとの齟齬が減ったかも?

作中世界では「大ガールズバンド時代到来!」らしいです。現実にちょっとブームがあったのは2000年頃(ZONE、Whiteberryなど)ですかね?(← 「大」ではなかったですが(笑)。)

という話は置いといて、ライブシーンは多めでしたね。それと今後のストーリーでメインになりそうなキャラクターたちの現況がわかる初回でした。Glitter Greenは活動してないっぽいです。

ロッカーの頭のオカシさを体現する二大巨頭、戸山香澄(とやま かすみ)と花園たえとそれにいい感じで振り回されてる市ヶ谷有咲(いちがや ありさ)が健在のようなので視聴継続は決定です。

特に花園たえ、学生バンドに居るよな、ああいう誰もいないうちからいつの間にか好き勝手にギター弾き始めているかと思えばみんなで何かやろうっていうときに「バイトだ」とか言って来ない奴(笑)!
== [第1回視聴時レビュー、ここまで] ==

2019.1.11追記:
第2話を視聴しました。主宰ライブの面倒くささとかチケットノルマの話が、リアルっぽくて良かったです。チューニングの音やリハとかの場面も気分が上がります。

アマチュアバンドならではの運営っぽい話が今後も出てくるなら、期待大!

OP/EDともにRoseliaの楽曲でしたが、これはもしかして週毎に変わるんでしょうか?

それと、六花ちゃんが「影の主人公」って感じで良いですね。今後も目立ちそうです。

2018.1.18追記:
第3話を視聴終了。

練習場所である倉で、雑談中もツインギターがギターを持ったままとか、会話の最中にいきなり香澄がギターを鳴らしたりとか、おたえのギターリフから唐突に演奏に入ったりとか、ロッカーの生態としてムダにリアルで2nd Seasonはサイコーです。

そして、六花がんばれ(笑)!

余談: ノベライズ版のあとがきによると、香澄が星(STAR)を見つける話だというtweatをした方がいらっしゃるそうです。

S: 沙綾
T: たえ
A: 有咲
R: りみ

2019.1.25追記:
第4話を視聴終了。せっかくAパートはそこそこ良い感じで進んでいたのに、ライブパートがアカンかった…。

(勝手に私が思い込んでいるだけかもしれないけど)この2nd Seasonはもうちょっと地に足が着いた感じで進んで欲しいです。いくらこころんでハロハピであっても「お金さえかければ出来る!」と信じるに足るパフォーマンスを見せて欲しいです。

「足からジェット噴射して飛行」はやりすぎなんです。そういうのはやるにしても『ガルパ☆ピコ』でやってください…。

2019.2.8追記:
第5話はPastel*Palette回。アイドルが事務所の都合でバンドを組まされ、最初はロクに演奏できずに当て振りとか、アイドルバンドあるある過ぎる…。

デビュー時のトラウマを乗り越え、自力で演奏するパスパレの皆さんでした。

第6話はAfterglow回。Afterglowの、とてもアマチュアバンドらしい結成秘話が披露されました。

しかし個人的には一番グッときたのは蔵でのポピパの、パンを選ぶときの「せ~の!」からの流れ。おたえのギターからの「パンを買うなら~ やまぶきベーカリー♪」は最高でした。こういう「遊び」のシーンが入るだけでリアルっぽさがグッと増すのです!

2019.3.1追記:
第7話、第8話の溜め回からの激動の第9話を視聴終了。起承転結でいえば「転」、それも大暗転…(笑)。とはいえアバン、Aパートは穏やかなもの。文化祭回でした。そして内容にふさわしくEDはいつものポピパ「Jumpin'」ではなくRoseliaの曲だったのでした。

そんな激動回ですが、演奏はありませんでしたがメンバーが女子大生となった先輩バンドGlitter*Green(中の人はミルキィホームズ)の面々がほっこりと登場。ステージ衣装でなく学校の制服で演奏するRoseliaとかいうレアなシーンもあったのでした。

その他、単純にシーンとしての見どころとして六花のギター・ソロが冴えわたって、めっちゃカッコよかったです!(そのあとでポンコツになってましたが…。)

2019.3.22追記:
第12話まで視聴終了。ポピパ主催ライブの準備で大忙し。参加する各バンドのセットリストに個性があふれ出ています。ハロハピのそれは、いったい…。今後「他バンドからのスカウト」っていうのはネタ化するのでしょうか?

ポピパの新曲「Returns」はとても良い曲ですね。ポピパさん、カッコいいです!(六花並感)

最終回の第13話はポピパ主催ライブで、大ライブ映像回でしょうか。楽しみですね!

2019.4.1追記:
3/18深夜の放送当日に最終回まで観終わっていたのですが、レビュー更新がすっかり遅れてしまいました。

あの最終回のライブ状況で、PA卓についてオペしてた六花ちゃんはヤバ過ぎる…。この人はギター演奏といい、超高校生級(笑)!

新曲「Dreamers, Go!」も名曲でした。CDでは「Returns」のカップリング曲なんですね。そして主題歌をサブタイトルにしたあたりはEDで見事に回収。

Raise A Suilenがリアルでのライブメンバーになるのは3rd season(2020年1月放送予定)までおあずけみたいです。

そして9月予定の劇場版『BanG Dream! FILM LIVE』って何ですか、超楽しみなんですけど!?

投稿 : 2025/03/15
♥ : 38

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キズナミュージック

1話視聴
一期から比べたらキャラデザまてCGに変わって明らかに違和感が…
今期からけっこうCGアニメ増えた印象ですが、バンドリ2期はその中でも出来は悪い印象。

他のCGアニメ作品も人物動きがカクカクするけど、ゴム製品人形劇。
ん~バンドリ2期の人物動きは、木製人形劇…カクカク感が一番酷いかも。

ブシロードさんバンドリのソーシャルゲーム売上凄かったはずですよね、何十億?何百億?
今期でも資金力ならNo.1のはず、アニメに還元する気は無しですか。

1話目から演奏シーンが増えた姿勢は評価出来るのでもう少し視聴。


10話まで視聴
ごめんなさい~1話であれだけネガティブレビューでしたが…
全然いいです

話がテンポ良く見易い、ライヴシーンを増やして熱いですね。
ロゼリア&RASともすればキャラかぶりがちなのに存在感が良いです、カッコいい。


視聴完了
ストーリー性やフルCGにそんなにこだわらず音楽ガッツリ聞きたい人にはお勧めでした。
私もライブシーン増えたので楽しめました♪

フルCGに代えた事は結果的には成功だったのでは。

まだまだ表情なさやカクカクした動きとかCGには改善の余地あるけど、これからの技術革新で低予算でも複雑な動きのアニメも増えてくるのかも。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 26

64.3 12 お祭りアニメランキング12位
貧乏姉妹物語(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (250)
1460人が棚に入れました
「月刊サンデーGX」にて連載、かずといずみの癒し系コミック『貧乏姉妹物語』のテレビアニメシリーズ。父はギャンブルで借金を作って蒸発、母とは死別。そんな困難の中、まだ中学生と小学生のふたりっきりの姉妹“きょう”と“あす”が織り成す様々な出来事や日常を、季節を追って描いたハートフル・ストーリー。第1話「浴衣と花火とりんご飴の日」、

声優・キャラクター
坂本真綾、金田朋子、進藤尚美、小桜エツコ、麦人、平松晶子

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お金では得られない幸せってありますよね。それって何処にあって、どんな事なんでしょうね?

2006年の作品です。”かずといずみ”さんの漫画作品が原作になります。


私、この作品で初めての体験をしました。だってオープニング始まって直ぐのナレーション時点で・・・・既に泣いてしまったのですから(笑)。これはあの泣きアニメの代表格みたいな”クラナド”でさえ体験しなかった初めての体験。あちゃ~、やってしまったか・・・って感じですね。


最初はね、なんだよ泣かせる気マンマンのお涙頂戴アニメかよ~って思いましたよ。だってベタベタに泣かせ所満載の設定なんですもの!でもね、全部を観終わって、あぁそう言う事じゃないんだな。そんな意図で作られた作品じゃないんだなって凄く強く感じました。なのでレビューを書いて、この思いを伝えたいなって思いました。

そんな訳で、以下例によって長~いレビューとなりますが、お付き合いをいただけますと幸いです^^


お話は10話で完結。割とお手軽にご覧いただけると思います。貴方のお時間が空いた時、ちょっとした隙間にご覧になってみてはいかがですか? きっと優しい気持ちになれると思いますヨ。


物語の主人公はお姉さんの”山田 きょう”さん15才(中学3年生)と、妹で9才(小学3年生)の”山田 あす”さんの仲良し姉妹。この2人の姉妹、可愛そう(本当は上から目線なので使いたくない言葉;)な事にとっても貧乏なんです。だって父さんはギャンブルで借金を作り、2人を置いて失踪。お母さんは病気で亡くなってしまっているんです・・・。だから2人の姉妹には両親が居ないの。
中学生のお姉ちゃんの”きょう”ちゃんが新聞配達や家庭教師のアルバイトを一生懸命こなし、節約に節約を重ねて、なんとか2人の姉妹は生活しています。2人でね、アパートを借りて暮らしているんです。ちょっと信じられない事ですよね。


2人は貧乏だから、ご飯にしたって普通のお肉がものすごいごちそうなの。100gで88円の特売品のお肉が高級品なんだって! 1本10円の大根、特売のほうれんそう。そういうものを一生懸命探して、時には雨の中、隣の町のスーパーまでだって走ってお買い物をして、お金を節約しています。

お姉ちゃんの”きょう”さんはとってもがんばり屋さん。おかあさんが亡くなる時、妹の”あす”さんを守ってね”ってお願いされたの。”きょう”さんは毎朝学校に行く前には早起きをして新聞配達、学校が終わってからも夕刊の配達と家庭教師のアルバイト。一生懸命働いて、けなげに家庭を支えます。そして未だ小さい妹の”あす”さんのお母さんになってあげたいって思っているの。自分だってまだ中学生だよ?だけど妹の為に精一杯背伸びして、強がって生きているの。
”あす”さんはそんなお姉ちゃんが大好き。まだ9才でアルバイトは出来ないから、ご飯の支度やお洗濯、お買い物をして家庭を助けます。9才の遊びたい盛りの女の子が、毎朝早くに起きてご飯を作るんだよ。学校の帰りも遊びに行く訳じゃなく、いつも一生懸命働いてくれているお姉ちゃんの為に急いで家に帰って夕飯を作ります。
こうして2人の姉妹は助け合って、2人で力を合わせて生活しているの。


私ね、貧乏って、お金が無い事って、とっても不幸せな事なのかなって思っています。だって欲しいものも買えないし、おいしいものも食べられないんだから・・・。

でもね、この物語の姉妹は貧乏を恨んでいません。お金がないからって決して惨めな気持ちで落ち込んだり、人を羨んだりはしないの。
だって彼女達はお金では買えない幸せをもっているんですもの! 

それは”姉妹の絆”。とっても堅い姉妹の絆であり、姉妹の愛。お互いがお互いを必要とし、信じ合って助け合って生きているの。お互いが元気で生きていける。2人がいつでも一緒に居られる・・・。それだけで2人は幸せなの。だから、それ以上に大切な物や、欲しいものなんか無いって思っているの。どんなに貧乏でも、決して不幸せじゃないんだよね、彼女達は・・・。


この物語は、姉妹の日常を通して”お金じゃ買えない幸せ”を教えてくれます。お金が有る事も確かに幸せ・・・。どんなに綺麗事を言ってみたところで、やっぱりお金が無くちゃどうにもならない事も(悲しいけど)事実。

でもね、お金じゃ買えない幸せがあるのもやっぱり事実。どんなお金持ちがどれだけお金を積んでも、決して買えない幸せは存在する。その幸せが、この物語の姉妹にとっては”姉妹愛”でした。


物語のラストでね、またしても私は号泣しちゃいましたヨ(笑) オープニングで泣いた時は”ベタベタの展開に引っ掛かって泣かされちゃった”って思ったのだけど、ラストでは素直に泣いちゃったかな。だって2人の姉妹がとっても愛おしく思えたんですもの。もう”泣かされてる”って感じはしませんでした。


幸いな事?に私はお金ではあんまり不自由はした事がありません。でも、毎日が満たされているかって言うと、自信をもってそうだとは断言出来ません。やっぱり何かが欠けてるっていうのかな・・・。いつも満たされない気持ちを抱えている・・・。

私にとって、お金じゃ買えない幸せってなんだろうな・・・。そして、それは何処にあるんだろうな。この作品を観て、そんな事を改めて考えてしまいました。











投稿 : 2025/03/15
♥ : 26

- JIN - さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やさしい気持ちを取り戻す隠れた名作

この作品見てない方に強くオススメしたい作品です
両親がなくお金もない、たった姉妹二人っきりの日常が明るく清らかに
描かれており、見た者に明日への活力とさわやかな涙を与えてくれます
これから見る人へアドバイスです
全10話、すべて1話完結で構成されて、順不同でもまずまず楽しめます
また1話目で本作の特徴が網羅されているのでそれで好みに合うか
ご判断されると良いと思います
.
世知辛い社会で生きているおっさんには号泣でしたよw

投稿 : 2025/03/15
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

貧乏だけど心豊かで明るい姉妹の物語・・・感動しました^^;

母は、あすが生まれた年に天国に行ってしまった・・・
父は、ギャンブルで借金を作って蒸発・・・
そして、私達は取り残された
築40年、風呂無し1Kのボロアパート・・・これが私達の住む家
でも、春になると・・・

静かで優しいピアノの旋律にをバックに、このくだりから全10話の物語が始まります・・・

この物語は、「山田きょう」中学3年(15歳)のお姉ちゃんと「山田あす」小学3年(9歳)の妹が、手を取り合って一生懸命生きていくお話です。

親の資産や親戚からの仕送りがあるわけではなく、唯一の収入源はお姉ちゃんの新聞配達だけ・・・
きっと、どれほど生計が苦しいか想像できると思います・・・
もしかしたら、自分の生い立ちを負い目に脇道にそれてしまう・・・そんな事があってもおかしく無いと思います。

でも、彼女達は見ていて気持ちが良くなる程真っ直ぐなのです・・・
お互いがお互いを大好きで・・・お互いを必要としていて・・・お互いに感謝する・・・いつもそんな気持ちで接しているから、心まで折れる事なく豊かでいられる・・・だから真っ直ぐでいられるんだ・・・こんな事をこの姉妹から教えて貰いました^^

でも、お互いを思いやるだけでは、人生の荒波は乗り切れません・・・彼女達にも試練が待ち受けています・・・ですが、壁を乗り越える度に、生きていく上で大切な事、今の自分に足りない物に少しずつ気付き、成長していくのです・・・

そんな彼女達の心からの笑顔と、決して気負わない強さを見ていると、本当に温かい気持ちになれます・・・そして作品を通して登場人物の優しさを知る事ができます・・・

この作品は全10話と短いのですが、1話目からいきなり感動する展開が待っているので、ご覧になる場合はティッシュを用意してから視聴することをお薦めします^^

また、良い作品に巡り合うことができました♪

投稿 : 2025/03/15
♥ : 34

73.7 13 お祭りアニメランキング13位
ラブライブ!サンシャイン!!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (853)
3415人が棚に入れました
「学校」で「アイドル」!!!
輝きを目指して立ち上がる9人の少女たちの青春学園ドラマ、スタート!

私たち、輝きたい!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛

すもらー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

μ'sとAqoursこの二つの違い

私はラブライブ!が大好きです。だからこのアニメはじまった時思ってしまったことがひとつあります。それはμ'sになって欲しくはないと。二番煎じになってはいけない。そんな気持ちで始まった1話は正直に言うとμ'sの時の1話と同じだと思ってしまいました。

ですが、3話を見てこの作品に対する見方がちょっと変わりました。それはサンシャインではスクールアイドルはみんなに知られている親しまれてるものだとそしてその理由こそがμ'sのおかげなのだと。

だからこの作品は決してμ'sとは全く違う作品ではないと思います。あの3話のライブでμ'sとAqours全く違うSTART:DASH!!をきったけどそれはスクールアイドルの認知度が違うということもあったのかもしれません。

彼女達は12話でようやくμ'sの凄さ、高坂穂乃果の凄さを知りました。そして、彼女達を追ってはいけないことに気づきました。Aqoursはμ'sとは違ってやっぱり厳しい環境にあるんです。だから、彼女達の目標は0を1にするという小さい目標でした。でも、それでいいんです。Aqoursの道は始まったばかりですから。あるであろう2期にきたいします。

μ'sが好きすぎてラブライブサンシャインを見れてない方もいるかもしれません。

それでも、ラブライブ!を観た人はラブライブサンシャインを是非見て欲しいです。

ラブライブ!サンシャイン!!現在放送中です。スクールアイドルのいまを是非見てください。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

嗚呼、素晴らしきμ’sマニアたちの競演♪……但し、最終回演出には大いに苦言を呈したい。

現実のμ’sが活動を一段落した後を受けてアニメ化された『サンシャイン!!』
もっとAqours(アクア)のみの世界観を展開していくものと思っていましたし、
実際、{netabare} μ’sの出演はありませんでした。
例えばシャイ煮だのうちっちーだの、
三次元のAqoursが展開したCDのドラマパートやラジオのネタもメディア横断的に紛れ込みましたし(笑)
1stシングルのC/W「Step!ZERO to ONE」は本作の裏テーマ曲と言っても過言ではありません。{/netabare}


でも個人的には思っていた以上にμ’sを意識した内容になった印象。
最初{netabare}μ’sに入れ込んでいるのは言い出しっぺの千歌ちゃんくらいで、
どうせ彼女が一人で台風の目になるのだろう。そう思っていましたが違いましたw


アニメ世界のμ’sは現実世界以上に大きなムーブメントとなっていたことを私は甘く見ていましたw
思えば劇場版なんかでも{netabare}NY遠征大成功でμ’sは
サングラスで変装しなければランナウェイできない位の人気者でしたしw{/netabare}
ラブライブ自体も本作では夏の甲子園を越える参加校が集うビックイベントに成長して、
2代目王者μ’sはスクールアイドルのレジェンドとして多くの人々の胸に刻まれています。

特に黒澤姉妹のμ’sとスクールアイドルに対する想いは火傷しそうな熱さ。
生徒会長ダイヤ様が放つ“一般教養”(笑)μ’sマニア過ぎて半端ないですw{/netabare}

μ’sの影を乗り越えてAqoursをどう確立していくか……。
μ’sの後を受けた三次元のAqoursの活動も意識させながら物語は展開。

メインストーリーのメンバー集めも、話の内容はμ’sを知らなくても理解はできます。
ただTVアニメ1期等の予備知識があればより深く感動できる内容だったことは確か。

例えば1期では{netabare}留学しそうになった人を止めようとするエピソードがありましたが、
本作ではこう来たか……。と心情を比較しながら感慨に耽るとより楽しめます。 {/netabare}

Aqoursを追いかけて来てよかったなと言うより
『ラブライブ!』を追いかけて来て良かったと思った続編アニメでした。


キャラでは果南推しとして視聴し始めましたが、

最初{netabare} あまりにも出番が少なくてヤキモキしましたw

アニメ以前の設定では果南は三年生ですが千歌の幼なじみ。
同じく幼なじみの曜と一緒くらいに何も考えずに
Aqoursに飛び込んでくれるものと信じて疑っていませんでした。

ところが、始まってみたらメンバー入りどころか、登校すらしてくれない有様w
しかも何か色々思い詰めているようですし……。
本作は天候などに心情を映す演出が多用されましたが、
果南はたまに出てきても雨やら汗やら海水やらでいつも濡れて悲しそうだし……。

犬のしいたけより出番が少なかった時は、本当にどうにかなりそうでした(泣)

でも最後はマリーとハグして、仲間になれて良かったです♪ {/netabare}


最終回演出について……。長文かつ、かなり辛辣。

{netabare}最終話Bパート。ラブライブ地区予選にて。
Aqoursの総集編ミュージカルからのライブ。観客席を離れて押し寄せたファンの熱狂。

個人的には全く合わない演出でした。

これまでもアニメ『ラブライブ!』は随分、無茶苦茶やってきました。
いきなり車道に飛び出して歌ったり、ワープしたり、アルパカも一緒に歌い出したりw
歌のパワーで現実など軽く飛び越えて来ました。

けど今回はラブライブ地区予選というカッチリした現実の枠があり、
そこで事前許可なき者はパフォーマンスに参加できない。
観客がステージに近付いて騒ぐのも禁止という現実の強調がありました。

そして、長々と続くミュージカル風の振り返り。
そこで私は現実世界に地に足がついたまま、
夢の物語世界へ飛び立つきっかけを失いました。

こうなってくると本作の現実とリンクする要素も絡まって、
偏屈なリアリストの野暮な考えが夢から覚めた頭に巡って来ます。

三次元世界の『ラブライブ!』ではライブ等イベントの規模が大きくなるにつれ、
ごく一部の素行の悪いファンがトラブルを起こすようになっていました。

それをさせまい。ファンには楽しんで帰ってもらおうと
メンバーやスタッフの皆さんは毎回大変心血を注いでくれています。

端から見ればラブライバーなんてハメを外して
オタ芸で馬鹿騒ぎしている狂気のサイリウム集団に映るのかもしれませんw
でもファンの大多数は、イベントでは席から離れて騒がないし、
公式から告知されたルールを律儀に守っています。
しいたけみたいなブサカワ犬がペットでも、会場に持ち込んだりはしませんw

本作も現実の活動とのリンクを多用した『ラブライブ!』らしいアニメでしたが、
最終回脚本の時だけ、都合良く現実を忘れたのでしょうか?
それとも、二期でAqoursがルール違反で失格になり、
またゼロから1を目指す構想でもあると言うことなのでしょうか……。

横浜アリーナでの開催が決まったAqoursの1stライブ。
「MIRAI TICKET」の公演時、一万人以上のファンが集まれば100人くらいは、
席から離れてハッチャけることを是とした本作の再現を考えると思われますが、
スタッフのみなさんや他のラブライバーたちの心労が思いやられます。

こんな野暮な考えが浮かぶくらい、物語世界へ誘う魔法が不足していた、
私にとっては非常に相性の悪い最終回でした……。 {/netabare}


色々と文句も並べて来ましたがw
本作はズラだのピギィだの、keyのギャルゲー並に語尾や鳴き声?も豊富な、
キャラたちの掛け合いが楽しいアニメでした。
歌もどれも良曲で、ライブシーンのCGにも一層の進化が感じられました。

『サンシャイン!!』が放送されていた3ヶ月は、
私にとってもお祭りみたいな楽しい時間でした。

尊氏には早くもPADS(アニメ燃え尽き症候群)の所見がw
……さて、症状緩和に有効な秋アニメでも探しに行きますかw


以下、放送前のフライングレビューw長いので折りたたみw

静岡県産スクールアイドル・Aqours(アクア)爆誕!!
{netabare}
μ'sへの憧れで静岡県沼津市にほど近い、浦の星女学院にて誕生した
新たなスクールアイドルの特徴は、ご当地、海、元気。

参加メンバーのキャラクター自体は、
私……ごく普通だけどとか、地味だとか、恥ずかしいとか、
他に可愛い娘いるからとか、何にも考えてないとか、
幸せ過ぎて今ここで死んじゃってもいいくらいとかw
えらく謙遜?しておりますがw

中の人に関しては、
歌手デビュー経験者だの、民謡全国大会覇者だの、
特命戦隊ゴーバスターズのイエローバスターだの、
歌の声量、パワー、元気についてはかなりのガチ勢が集結。

μ'sで例えるなら、穂乃果ちゃんが9人で叫び続けているような暑苦しさ(笑)

既に何作かリリースされているCD等でも、
真夏の太陽の如く、熱のこもった全力全開の歌唱、激しいコール、
そして斜め上のネタを絶賛大放射しているのであります(笑)

パワーヒッター、剛速球投手が揃っている一方で、
μ'sでも猛威を振るった、ことりやかよちんのような甘いボイス。
脳トロ成分が不足しているのでは?との
中毒・禁断症状にも似た(苦笑)懸念?も……。

ただことりやかよちんも、何も最初から、
一声でラブライバーを昇天させる絶技を体得していたわけではありません。
μ'sでもアニメを通じて覚醒した属性?が数多くありました。

『サンシャイン!!』でも、こうしたキャラの隠れた才能?の発掘に期待。
果たして誰が脳トロ・スピリッツを継承するのか?
それとも誤って?芸人魂を花開かせてしまうのかw
(中の人の芸人魂については、既に開花しすぎて手遅れという説も有りw)

堕天使に夏風邪をうつされたりしないように、心して視聴したい。
ラブライバー期待の夏アニメです♪ {/netabare}

【一話感想】これも長いので折りたたみw
{netabare} 冒頭からAqoursの9人が秘める新たなキャラクター性、ネタが開拓された、
ラブライバーにとっては楽しい初回でした♪

一方で、9人が大事か、ストーリーが大事か……。
そんな捻くれた考えも浮かびましたw

東京だけでなく、ご当地・静岡のテレビ局を始め、
現存するほぼ全ての動画配信サイト、
果てはLINE LIVE、AbemaTVなどの新興サービスに至るまで……。
全方位展開されている本作。

そこで本作で初めて『ラブライブ!』に触れるご新規さんにとって、
9人の顔と名前が一致して初めて堪能し尽くすことができる、
この初回の構成はしんどかったかも?とも思いました。
……というよりスクールアイドルとは何か?ラブライブ!とは何か?
この回だけではよく分からなかったのではないでしょうかw

何かいきなり歌って踊り出すし(笑)初心者にとっては予備知識無しに、
インドのボリウッドムービーに遭遇した衝撃があったかもしれませんw

そんな方には、最初はこんなもん。顔も名前もそのうち覚える。
大波に乗っていれば何とかなる。「諦めちゃダメなんだその日が絶対来る」
とアドバイスしたいと思いますw


追記:μ’sがいた音ノ木坂学院のアルパカ役・麦穂あんなさんに出番はあるか?
個人的に大きな関心事でしたが、無事に犬役として転生を果たしたようですw
お祝いついでにアルパカで不動だった尊氏のサムネもついにチェンジw{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 39
ネタバレ

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

週刊連載「サンシャインについてボヤいてみた」 7月24放送 第4話 追記~

視聴途中の為、未評価。

2016.07.02 22:30~
ついにラブライブの正統続編「ラブライブサンシャイン!」始まったよ-
これで毎週土曜がwkwkできます。うん。
静岡県沼津を舞台としたスクールアイドル作品。
先代が東京ドーム公演-紅白歌合戦出場と、夢を現実化させる大成功。
誰が見ても「ハードル上がりすぎて一体どうなることやら...( 一一)」
と、危惧していますが、ぶっちゃけ自分もその一人です。
たた、ダクション側からしたらこんな儲かるビッグコンテンツに育った以上、
続けない理由はない...やろね~( 一一)w


人気作の続編はコケるというのが世の通説です。
ただ、これはラブライブです。輝きたい子たちのサクセスストーリーなんです。
応援する方が最初からテンション下がってたらダメですよね-( ゚Д゚)ダーメダメヨ
でも、作風改革に失敗して闇歴史にしてしまうことだけは....いえ愚問でした。
監督が京極さんから変わってますが、シリーズ構成は据え置きの花田十輝さん。
王道テイストでもいいから、それも交えながらサンシャインならではの新しい味も是非組み込んで欲しい!

柏崎星奈のCV-伊藤かな恵さんが本作からキャスティングされてます。
チカちゃんのお姉ちゃん役なんかな?
先代は妹にと-やまんや、あやねる起用でしたので、違った感じでまた楽しみです(/・ω・)/

OP初見の印象
なんかアイマスっぽくなっちゃった感が..あるっちゃない?|д゚)
画面いっぱい埋め尽くす観客らのペンライトがカットインしますが、
どことなく「うぉぉぉ----!!」みたいな声が聞こえてきそう( 一一)
ただ、始まりをイメージした賑やかなアップテンポは完全に俺好みw
渡辺曜ちゃんは、ことりちゃんを意識して顔だけフレームインしたんかな?w
またライブ行きたくなる症候群絶賛発症済み。

ここで疑問.....
サビ前にチカが、スポットライトの逆光で照らされた数人のシルエットに
楽しそうに走っていきますが、
このシルエットがどことなく先代に見えるっちゃんね-( 一一)
(仮説素材1)-ミューズに憧れているチカの設定から、彼女らに向かって追いつき追い越すイメージに合致する。
(仮説素材2)-シルエットのヘアスタイルで、アウトラインがアゴ上の子が2人いるので
この時点でAqoursやない可能性示唆?(りんぱな?)
ツインテールも一人見えますが、長さがルビィより部長っぽい...?
気になる方は是非検証してみて下さい。

あくまで仮説ですが、気になりますね.....( *´艸`)

こっから各話毎にボヤいていこおうと思います。

#1 輝きたい!
{netabare} 第一話ということなので、キャラの紹介で1話使っちゃいましたね。
ま-問題ないと思います(^^)/
むしろ先代の第一話より見やすくて好きですね。
スタダを起用した製作陣。手放しで称賛してやるよ。泣きそうなったやねーかコラ。
花丸ちゃんとルビィちゃんの登場シーンで、ルビィちゃんのジト目可愛かった。うん( ̄▽ ̄)
この2人が、りんぱなポジションの可能性有り。(1年生やしね)
そしてヨハネは上から降ってきた!厨二病キャラがどんな風にAqoursを掻き回してくれるか既に気になるんだがw
ただ、このヨハネのシーンで表情とCVの声量に、少し違和感を感じました。
イメージでは小鳥遊六花のようなハツラツとした元気系厨二病を想像してたのもありますが.....
ま-これはこれで有でしょう(´・ω・`)
3年生のダイバー果南ちゃんとポンコツ会長ダイヤは、スクールアイドルに対して何かしらの過去がありそう...
この伏線の回収が楽しみやな-。
この過去が払拭できたとき、きっとAqoursに電撃加入するんかな?(^^♪
イタリア人ハーフまりちゃんは「二年ぶ-りデスカ」ってヘリからボヤくだけで試合終了。
まだ何もアピール出来とらん!もったいない!|д゚)
(二年前になにがあったんでしょう....?)
そして音の木坂出身梨子ちゃんは、中庭で「決めたよHand in hand!」を一緒に歌ってかーら-のまさかのアイドル部拒否!w
....「え?いま一緒歌っとったやんw」ってなりましたが、細かいことは気にしない大らかな子なんでしょうw
PVシーンのクオリティは言うまでもなし。最高。
これから出てくる曲が楽しみで仕方ありません(´・ω・`)フムフム
挿入歌「決めたよHand in hand」
{/netabare}

#2 転校生をつかまえろ!
{netabare} 「前途多難すぎるよ~」
千歌ちゃんの口ぐせなんでしょうね。部員集めに奮闘する回。
(そりゃそうか。まだ曜ちゃんとの2人だけやしね。やることはやってもらわんとw)
そしてポンコツ会長ダイヤさんは実はミューズの大ファンやったことが判明。それも結構ガチの。
「ミューズは生命の源ですわよ」とかまで言っちゃっとーし( ̄▽ ̄)
好きすぎて、にわかの千歌に向けていきなりの出題。(こんなのたまにおるなーマジでw)

問、1 ミューズが初めて9人で歌った曲の名は?
問、2 第2回ラブライブ予選で A-RISEと一緒にステージに選んだ場所は?
問、3 ラブライブ第2回決勝、アンコールで歌った曲の名は?
EX、その曲のパートをスキップしている4名は誰?

ラブライバーの知識が試される部分も盛り込まれています。
なんだか遊び心があるストーリー構成な印象(/・ω・)/
(EX問題、全員答えれませんでした。ちくしょう....(/ω\)小声)

ただ、梨子ちゃんが海の音を聞くシーンは露骨すぎるというか、もしかしたらいらんかったかも。
サンシャインなので、夏らしい海のシーンということ。ただそれだけって感じ。
(潜っとったら聞こえるわけないやんフツーw)

ずら丸ちゃんは図書委員さんらしい。そんな図書室あったら行きまくる。行かん理由ある?
ヨハネは、自己紹介でスベッて教室から疾走(アラレちゃん走り)
唯一の脳トロVoice候補ルビィちゃんは相変わらずの超人見知り。
果南ちゃんは、音の木坂のミューズは知らない発言。なんで?(´・ω・`
(これはミューズの世界から何年後の話なんやろうか?それとも違う世界線?んなわけあるかw)
梨子ちゃんはンミチャ的なまじめな性格設定。曲がったことが嫌いっぽい。
そして過去にピアノとの難しい葛藤がある模様。
曜ちゃんは、いつでも千歌ちゃんの味方で(・8・)的な幼なじみポジション。

梨子ちゃんが千歌ちゃんちの隣という、とらドラ状態に草生えましたw
あのシーンの千歌ちゃん(タオルターバン編)可愛すぎました。
そして無事(?)スクールアイドルすることを了承(?)することになった梨子ちゃん。
(ぶっちゃけ、このシーン無理やりすぎてあまり入って来んかったw)
EDも初披露。「ユメ語るよりユメ歌おう」
挿入歌「ユメノトビラ」梨子ちゃんPiano Ver.

ユメに満ちた第2話でした(´・ω・`)
{/netabare}

#3 ファーストステップ
{netabare}梨子ちゃんは千歌ちゃんと指先でETタッチしたので
そのままスクールアイドルとして活動を始めたみたいです。
浜辺でレッスンしている3人ですが、前回は浦の星の中庭でレッスンしてました。
つまり、現段階ではレッスン場すら確保できとらん不安定極まりないスタート。
あとは、ファーストライブがどうなることやら...そこが危惧されます。
(まさかμ`sの展開と丸被り...?それやったら二番煎じまっしぐらやな( 一一))
金髪鞠莉ちゃんはどうやら3年生兼新理事長というぶっ飛んだ設定。
(これは....アリなのか?(。-∀-)あまりにも無理強い感ハンパないが)
期待のにこ枠ヨハネちゃんは学校サボって沼津駅を散策してます。(変装)
ルビィちゃんとずら丸はいつも一緒のワンペアなんで、りんぱな枠ほぼ当確でいんじゃね?
ただ、ずら丸ちゃんのお買い物エコバックがまさかの江戸っ子仕様の風呂敷!!!
これは...素直にかわいかった( ̄▽ ̄)やるじゃん
町の公共放送使ってラジオ宣伝する千歌ちゃん曜ちゃん梨子ちゃん。
名前は「Aqours」に決まり、後はファーストライブ。
(名付け親が不明という伏線残しは初代とモロ被りw)
体育館を満員にできなければ、即時解散。
そんな中始まったファーストライブは、満員には程遠い数人の観客入りでスタート。
悪天候の影響で音響設備が一時ダウン。復活とともに多くの観客が来場。
理由は千歌の開催時間の伝達ミス.........(´・ω・`)
(なんかちょっと....違う気が....)
3話でファーストライブという流れはμ`sと重複してます。
ただ中身がなさすぎる!
サンシャインは9人の存在が放送前から多くのメディアで露出してましたので、
いざ放送となると、彼女たちのキャラ紹介に尺を使わざるを得なかった感が強い。
ことほのうみだけだった初代は、その分3人に十分スポットを当てた展開だったので
ファーストライブのシーンは、感情移入できる素晴らしいものでした。
3話段階では、サンシャインはまだまだ取り返さないといけない部分が多いです。
でも可愛さはハンパないとよ?そこは間違いない。
ずら丸やべーよまぢ( ̄▽ ̄)図書っ子アイドル花丸ちゃん!!!

挿入歌「ダイスキだったらダイジョウブ!」
{/netabare}

#4 ふたりのキモチ
{netabare} ずら丸ちゃんとルビィちゃん回です。
ずら丸ちゃんはルビィちゃんの夢の為に、
自分の夢を叶えるエピソードです。いいわ。うん
完全りんぱなの残像がありますが、そんなもん関係ないw
そして千歌の部員勧誘の決め文句が「悪いようにしないから~」
まるまる穂乃果なトコに草wwwwww
無印からのラブライバー向けの小ネタ感満載。
でも、ポンコツ生徒会長ダイアさんは、既定路線通りエリーチカ推し。キャラ設定も類似?
かよちん推しルビィちゃんとの回想シーンは微笑ましかったな....
(実際の、μ`sファンのスクールアイドル目線での描写が多い気が)
純粋にμ`sを追いかける彼女たち。
ただ、
これ以上μ`s μ`s言いよったらそれこそ二番煎じ。もう辞めとこうや。お腹一杯です。
もう十分こっちには伝わったから( ̄▽ ̄)
そろそろサンシャインのオリジナル感観てみたい(´・ω・`)
でも、
散らかった部室に書き残されてた歌詞は、過去に活動があった暗示?
3年生組は過去にスクールアイドルの活動をしよった....?(仮定)
ルビィちゃんの体験入部を皮切りにスクールアイドル感アリ。
ずら丸ちゃんのルビィちゃん思いなエピソードは見どころ満載|д゚)
ずら丸とルビィ推しが確実に増えたであろうハートウォーミング回でした。
5000組登録されてるスクールアイドル界に最下位から新規参入したAqours。
次回はお待ちかねの厨二病の申し子ヨハネ回ですw
{/netabare}

#5 ヨハネ、堕天

投稿 : 2025/03/15
♥ : 31

72.3 14 お祭りアニメランキング14位
ジャヒー様はくじけない!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (257)
872人が棚に入れました
魔界で、魔王につぐNo.2の地位を誇っていたジャヒー様。魔族たちからは恐れられ、わがまま言いたい放題、ぜいたくしたい放題、我が世の春を謳歌していた──はずが、魔法少女の襲撃を受けて、人間界にふっ飛ばされてしまった。魔力の源である魔石を砕かれ、権力も美貌もどこへやら。ちんまりかわいい姿に落ちぶれてしまう。貧乏暮らしを強いられ、風呂なし4畳半住まいで、居酒屋バイトの日々。同情も家賃の催促もふっ飛ばして、野望は大きく「魔界復興」だ!
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラと声優さんの演技が楽しいギャグアニメ

魔界No.2だったジャヒー様。
ある日魔界に攻めてきた魔法少女に大事な魔石を壊されて、魔界は崩壊。
ジャヒー様は魔力の大半を失って子供の姿になり、現代日本に落ちてきたところから始まります。

まちカドまぞくとか、はたらく魔王さまみたいな軽ーい感じのギャグアニメって好きなんです♪

こういう単純でクスっと笑えるアニメって思ったよりも少なくて、個人的には毎クール1作品はこんな感じのがあったら嬉しいです♡

7月末にスタートと変則的なスタートで始まって、なぜ?と思ったら全20話の2クール!
このジャンルで2クールって珍しいんじゃないでしょうか?私が知らないだけ?

ジャヒー様はプライドが高くて見栄っ張りなんだけど、意外と素直だったり、心を許した相手には子供みたいになったり。
ジャヒー様役の大空直美さんの緩急ある演技が良かったです♪弱ってるときの声がかわいい♡

無一文で住む所もないジャヒー様を助けてくれた、店長と大家の姉妹。

店長はぽわーんとして優しい人だけど、結構マイペースでジャヒー様が手玉に取られてる感じ・・
あらあら♡って聞くと、声優さん違うけどARIAのアリシアさんみたい。

店長の妹の大家はちょっと口が悪くてジャヒー様と家賃の支払いなどでケンカするけど、面倒見がいいところもあったり。
のんのんびよりの駄菓子屋を思い出しました。

店長の経営する、居酒屋まおうで働いて生活費を稼ぎ、大家のアパートで生活するジャヒー様。
でもよく考えたら、お金の流れが、店長 → ジャヒー様 → 大家 って、身内でお金を回してるようなw

ジャヒー様を崇拝してる部下のドゥルジ。
人間界に来て成功してお金持ちになったけど、ジャヒー様に対して自分の都合の良いように勝手に話を作ってどんな状況でもジャヒー様はすごいんだって思っちゃうとこが面白い♪
ドゥルジ役の花澤香菜さんの演技が感情むきだしな感じで面白くて良かったです。あ゛?とか(笑

不幸を呼ぶ魔石を回収してる、魔界を滅ぼした魔法少女。
{netabare}孤独だった彼女が、人を救うことでつながりたい理由で魔法少女になったけど、ある事からジャヒー様を慕うように。
ドゥルジと魔法少女がジャヒー様をめぐって争うところも面白かったです。{/netabare}

魔界No.2の座をジャヒー様から奪おうと企むサルワ。
色んなものを発明してジャヒー様を倒そうとするけど・・
{netabare}実はすごくいい子で、最終話で楽しそうにお祭りに参加してるお話にほっこりしました☀{/netabare}

ジャヒー様の友達で、天使みたいなこころちゃん。
普段は見栄っ張りなジャヒー様がこころの前だと子供みたいになっちゃったり。
リアルでも、会社の偉い人がうちに帰ると子供みたいになるって話聞いたことあるから、意外とあるのかななんて。

Cパートで時々番外編みたいなのやってましたね。
もやし3分クッキングは笑えました♪

変に長いシーンがあったりとテンポが悪いところもあったりしたけど、ジャヒー様をはじめとしたキャラが立ってて
声優さんたちの演技の良さもあり、最後まで楽しく見ることができました!
最終話は、原作最新話だったらしいので(それもすごい話だけど)、2期は難しいかな・・

投稿 : 2025/03/15
♥ : 24

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジャヒー様が不憫カワイイ。そして、最強店長…(笑)。

第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。漫画原作があるらしいですが、アニメを観るまで全然知らなかったので当然未読です。

開始自体が他の夏クール開始TVアニメよりも遅い7月末だったことと、全英女子オープンゴルフによる1週遅延があったので8月末時点でまだ4話しか放送されていません。

2021年夏クールもたくさんのTVアニメが放送されていますが、女の子ばかり出てくるいわゆる「日常系アニメ」にカテゴライズされそうなのは意外にも実は本作くらいなのではないかという気がします。そういう意味では、いわゆる「難民救済作品」なのかもしれません。

魔界No.2として実権を握り魔界を思うままにしてきたジャヒー様。しかし魔法少女の問答無用の侵攻により魔界を維持する巨大魔石を破壊され、小さな魔石の欠片で最低限の魔力しか行使できない身一つで人間界に放り出されることに。果たしてジャヒー様は人間界に散った魔石の欠片を収集し、その力により魔界復興を遂げることができるのか……、といった感じのお話です。

人間界での生活を維持するための居酒屋バイトのためには大人の姿でなければなりませんが、その姿を維持するには魔力が必要で、長時間は維持できず幼女化してしまうジャヒー様が不憫カワイイです。

魔界が滅ぼされた直接の理由は今のところまったく不明(そもそも人類にとって魔界は不利益な存在かどうかわからない)ですし、魔界の権力については常にNo.2の座についてのみ語られ、トップ(?)のはずの魔王についても一切語られない謎…。
(読んでないから知らんけど、たぶん魔王その人については原作でも終盤まで語られなかったりするんじゃないだろうか?)

この手のフィクションにはただの人間のはずなのに人外の主人公を抑える謎のカリスマを持つキャラの存在がありがち(『侵略!イカ娘』の千鶴さんや『はたらく魔王さま!』の木崎さんなど)ですが、本作ではバイト先の居酒屋の店長がそんな感じのポジションですね。
(ただ、千鶴さんは人外の力を維持しているはずのイカ娘よりもガチで強いですが(笑)。)

ジャヒー様の暮らすアパートの大家さんの姉でもあり、たぶん作中登場人物のヒエラルキーのトップは店長さんです。

かつての部下の前では見栄を張ってしまいさらに生活苦に陥ってしまうジャヒー様。ジャヒー様を一方的にライバル視しつけ狙うサルワ、店長の包容力と謎のカリスマに篭絡されてしまう辺りも見どころですね。

2クールあるらしいので中盤以降どんな話になっていくのか良くわからないですが、今のところ楽しく観ています。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 28

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

愛でたかったが<55>

3話まで視聴。
2話の遭難時の描写が良かったザンスねー。メイドラよりはこっちだったんだけど、どうにも時間が。
意識せず悠木碧が声当ててるキャラを好ましく思ってるのは調教されてるのかなぁ。

のじゃロリというほどのじゃでなく<52>
1話視聴。
遅れて始まった幼女化コメディ。
類型的なキャラばかりでほどほどですわね。
すでに視聴枠が溢れてる状態なんで同程度にゆるいコメディに戦力外通告を出しつつも、アニオリ優先でこれも完走はしなさそう

投稿 : 2025/03/15
♥ : 1

70.2 15 お祭りアニメランキング15位
イジらないで、長瀞さん(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (334)
998人が棚に入れました
「後輩の女子に泣かされた……!!」ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、スーパー“ドS"な後輩に目をつけられた!先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──『長瀞さん』!憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女"の物語。

声優・キャラクター
上坂すみれ、山下大輝、小松未可子、鈴木愛奈、井澤詩織
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

結局 今期で一番面白い?言い過ぎかもしれませんが。

 大げさかもしれませんが、今期、終わってみれば一番面白いかもしれません。初めが良くて後が尻つぼみのアニメが多い中、尻上がりに良くなっていきましたね。
 テーマがぶれているともいえますが、長瀞さんがどんどん可愛くなっている、ということです。
 ひょっとしたら、だから良かったのかもしれません。つまり、イジメ→ツン→デレをそのまんまやったということです。最後にちゃんと気持ちが良くなるアニメです。見終わったあとの爽快感と満足感があるのは重要ですよね。1話のストレスがあったからこそ、ともいえます。

 逆にいえば、ここから先が見たいんですけどね。長瀞さんのキャラ造形も、類似性の指摘もありますが、時代が萌え一辺倒ではなくなってきたということでしょう。オリジナリティがちゃんとあると思います。

 水着の日焼けのあとの作画に徹底的にこだわったのは、クリエーター側の意気込みを感じます。対して主人公の適当なこと。つまり女子の作画に制作側の気合いが感じられるということです。

 確かに愛があった気がします。


以下 視聴中のレビューです。ネタバレで折りたたんでおきます。

{netabare}  第1話は正直不快です。どう考えても極めて悪質なイジメにしか見えません。主人公側からの心理なら立ち直れないでしょう。
 そのあとどんなデレられても、心を許せないのでは?と思うレベルです。

 また、長瀞がなぜ主人公を気に入ったのかがわかりません。あれってマンガに感心して気に入ったってことなんですか、本気でマンガ描いてるからとまあ、解釈できなくはないですが、本気で何かに打ち込んでいる人はクラスにいくらでもいるでしょうし…
 1話の段階でこの前提がないと、長瀞の態度は不自然ですので…どうなんですかね。すくなくとも2度ほど、しかも何度かそれっぽい場面をリピートして見ましたが読み取れません。初対面、ですよね。違うんですかね。

 いじっているうちに、おもちゃとして気に入ったってことでしょうか?マウント取れるから?そうなら最悪ですよね。

 まあ、そうはいってもこの話でそういう悪意がないことはわかります。いや、悪意だとしても、ヒロインのドSがテーマで主人公がこの関係性で満足ということでもいいんですけど、でも、一度引っかかってしまうと、1話切りされてもしかたないだろうなあ、という感じです。

 ただ、その後の展開はなんとなく見聞きしていたので、4話までは見ました。ビッチ系の女の子に惚れられて、ちょっとドキドキするようなラッキースケベシーンとか、長瀞さんのデレを楽しむ分には、面白いです。作画も決して低いレベルはありませんし、OPとかはかなりいい作画でした。

 むしろ、あらすじを調べて3話、4話を見てから、1話に戻ったほうが受け入れられるかもしれません。

 なお、石鹸の洗いっこのシーンを見るかぎり長瀞って本当に経験が…って見えますよね。そこまで意識してあのシーンを入れたなら大したものです。そういえば、主人公の下腹部の上に馬乗りになってたりもしました。今後の展開が楽しみですが、少年漫画ならないか。


6話見ました。

 初めからもうちょっとこのチューニングでやっていれば見やすかったのに、と思います。
 1話のコンセプトでいくなら、ドエロ展開NTRとか。
 この話の展開だと、1話を面白いと思った人は離れていくだろうし、1話のイジメがきつくて離れた人もいるでしょう。
 いずれにせよ、コメディとしては、面白くなってきたので、明らかに1,2話で損している気がします。
(6話の前半はもうちょっと短くてもよかったですね)

8話までみました。
 いや、長瀞さんデレすぎでしょう。純情になっちゃってるし。他の女子も含めてハーレム化してるし…毎週1話見てる分には面白いのでいいんですけど、一気見の場合どう感じるか、でしょうね。

10話みました。
 単純にエロ可愛いツンデレの年下の女の子とイチャイチャしてるとか、普通にうらやましいんですけど。
 そして先輩登場。いいですね。対立軸。面白くなってきました。
 1話のチューニングがもうちょっとうまくやっていれば、かなり人気でたのでは?{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 13

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

これは長瀞さんの純愛物語(人には理解しにくいけど…)

このアニメでは、主人公の長瀞さんは変わった愛情表現をします。
それは大好きな人をいじること。
小学生のガキ大将が大好きな女の子に意地悪するようなものです。
なかなか人には理解しにくい行動ですが、大目に見てやってください。

高校一年の長瀞 早瀬(ながとろ はやせ)は先輩の八王子 直人(はちおうじ なおと)をいじるのが大好きな少女。
彼女は毎日毎日美術部室に押しかけては、美術部の直人をいじります。
でも、これは長瀞さんの愛情表現。
全く迷惑な表現方法ですが、いじられている直人は困りながらも悪い気はしないようです。

直人は小学生の頃から運動が苦手で、いじめの対象となっていました。
そして、彼はずっと孤独でした。
そんなときに現れたのが長瀞さん。
長瀞さんは、直人が描く絵が気に入った(?)ようで、ことあるごとに先輩の直人をいじります。

今までだったら直人は相手を無視します。
でも、なぜか長瀞さんに対しては無視しません。

そして、孤独だった直人は、長瀞さんと一緒にいると少しずつ笑顔の回数が増えてきます。
その笑顔は長瀞さんへ向けてのもの。
そして彼の灰色だった高校生活は、いつの間にかカラフルに色づきます。

かたや長瀞さんは…、
彼女が時々見せる純情そうな表情が可愛いです。
また、直人のことが好きなんだと思わせる振る舞いが頬笑ましく感じます。
そして回を追うごとに、長瀞さんが直人を慕っている様子が明らかになってきます。

これはもしかして、長瀞さんの純愛物語なのかもしれません。

一緒に手をつないで花火を見たり…、一緒に海水浴に行ったり…
毎日美術室でお話したり、電話やLINEで話したり…、
おんぶしたり、あんなことやこんなことしたり…

これって誰がどう見ても仲の良いカップルにしか見えませんよね(^_^)
第四話で直人が描いた長瀞さんの寝顔は、とても良く描けていました。
長瀞さんの寝顔は、安心しきって幸せそうでしたね!

最終話を見終わって
文化祭で展示した直人の絵には、どれも長瀞さんへの愛がこもっていました。
二人は、人がうらやむほどの素晴らしい青春を謳歌しています。
そして、これからも、二人の関係はずっと続くことでしょう。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 40

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

一周回って古風なツンデレヒロインな長瀞さん。「そうそう、こういうので良いんだよ」byゴローちゃん。。

 「ゴジラvsコング」も見ても感じた、「こういうので良いんだよ」感が心地よいジャンル作品。別に高度な事も、特別な事は何にもないけど、細けぇ〜事は良いからジャンル作品としてのシンプルな面白さだけに注力する。それ故に多少ええかげんなところがあっても「別にいっか!」と割り切れる。それよりちゃんとポイント抑えてくれている事の嬉しさの方が大きい。


 そのポイントは、なによりちゃんとヒロインを魅力的に描くということ。続いて、主人公がそこまで雑味がなく、かつ存在感皆無だったりしないこと。この二点さえある程度やってくれているから充分最後まで見ることができた。


 長瀞さんはドsかと言うと実はそうでもない。むしろ古風な暴力暴言系ツンデレヒロインの範疇である。最近ではとにかく角をとって丸くしようとし過ぎな傾向があるので、一周回って良い感じぃ〜でした。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 26

74.2 16 お祭りアニメランキング16位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (184)
405人が棚に入れました
高咲 侑:矢野妃菜喜
上原歩夢:大西亜玖璃
中須かすみ:相良茉優
桜坂しずく:前田佳織里
朝香果林:久保田未夢
宮下 愛:村上奈津実
近江彼方:鬼頭明里
優木せつ菜:楠木ともり
エマ・ヴェルデ:指出毬亜
天王寺璃奈:田中ちえ美
三船栞子:小泉萌香
ミア・テイラー:内田秀
鐘 嵐珠:法元明菜
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゆるく、やさしく、勘は鋭く、たおやかに

【物語 3.5点】
基本線は「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の方向性と存在意義の再確認。

「ラブライブ!」大会は目指さない。
ソロ活動がメインだけど緩くまとまる。
好きなことを好きなときに好きなだけやる。

こうした信条を、価値観の異なる新キャラ3人をぶつけたり、
同化したりすることで鍛え上げていく。

新キャラを中心に過去からの重たい悩みも処理されたりもしますが、特に深刻化することもない。
むしろ大会スケジュールや部活の根性論などに切迫されなくとも、
“好き”を動力源に願望を叶えてしまう同好会の柔軟性に包み込まれるノンストレス枠。

中盤には、{netabare}5校合同によるスクールアイドルフェスティバルの開催。
優木せつ菜の{netabare}スクールアイドル活動は内緒にしている生徒会長という縛りを撤廃する。{/netabare}{/netabare}
など、〇〇すべき、〇〇だから夢を追えない。
といったしがらみになり得る残された枠を、さらに徹底的に除去していく純化路線で視界は良好。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・サンライズ

無印、『サンシャイン』とは異なるメンバーの主要スタッフが続投。
過度な紅潮は控え目にして感情の振れ幅を抑制する中でも繊細に心情を読み取らせていく。
自由なカメラアングルが演出するCGライブ動画。
作画カロリー自体も控え目。(最終回のライブはもうチョット動いて欲しかったかも)
など良くも悪くも1期からの作風を継続。

現実→MVの境界を軽快に飛び越えるフリーダムな音楽演出も相変わらず。
吹き抜けの校舎が瞬時にきらびやかに発光するライブ会場に昇華するなど、
校風も相変わらずフリーダム。

が、何より度肝を抜かれた映像は文化祭。
{netabare}学園にウォータースライダーを張り巡らせ“ニジガク号”を完走させた
監修“流しそうめん同好会”の謎の技術力w{/netabare}


【キャラ 4.5点】
同好会に挑戦的な言動を重ねる孤高のソロアイドル・鐘 嵐珠。
が、それに対して柔和な表情を崩さず、ゆる~く受け止めつつ、
嵐珠の裏にある本音もしっかり見抜いちゃってる。
この懐の深さこそが『ニジガク』の極意。

特に3話にてユニットで嵐珠に自分たちのスクールアイドルの形を示した
QU4RTZ(クォーツ)の4人(かすみ、璃奈、エマ、彼方)は、
{netabare}パジャマパーティーで合宿するw{/netabare}など、ゆる過ぎて脳が溶けるかと思いましたw
けれど、関わる人間の本質は見えていて、決める時はきっちり決める。

優しさだけじゃ強くなれないってよく言いますが、
優しさも極めればマッチョとは違ったしなやかさを体得できるのではないか。
ゆるいけど芯は強い彼女たちに諭された気分です。


『ラブライブ!』ゲームアプリにおける“あなた”に当たる高咲侑。
同好会を応援し、楽曲提供するけど、パフォーマンスはしない。
作曲コンクールという道を前に、同好会との向き合い方を再考。
侑もまた嵐珠の作曲担当・ミア・テイラーに接触する中で鍛えられたキャラ。
『ラブライブ!』が夢なのではなく、『ラブライブ!』をキッカケに夢を見つけて追いかけて欲しい。
“あなた”に語りかける役回りも洗練。

もう一人の新キャラ・三船栞子と優木せつなの関係性もそうですが、
従来キャラを刺激した新キャラが、
同好会に恩返しされるように夢に素直になっていく流れは分かっていても心地良かったです。

その観点からマイベスト・エピソードは9話の{netabare}ミア・テイラー。{/netabare}


【声優 3.5点】
鐘 嵐珠役の法元 明菜さん、ミア・テイラー役の内田 秀さん、三船栞子役の小泉 萌香さん。
いつの間にか12人+1人に増殖していた『ニジガク』
法元さんは中国在住経験、内田さんは豪州在住経験も生かした外国系キャラ作りが光るものの、
前半中心にちょっと演技が固いと思うことも。
ただ後半はキャラと共に吹っ切れたのか徐々に良化。

どうも私がラブライブ声優にぎこちなさを感じるのは、
概ね色々抱えてツンツンしている演技の不自然さからが多い気がします。
中の人も本質的に優しい人だからなのかもしれません。
後でデレるのバレバレじゃん(笑)


高咲侑役の矢野 妃菜喜さん。
1期と2期の間には『セレプロ』にて2.5次元アイドルのセンター力も見せた元・アイドル経験者。
この方にパフォーマンスしない役をやらせるのが凄く贅沢なことに思えて来ました。
『ウマ娘』キタサンブラック編のアニメ化実現の願を改めて飛ばしておきますw


【音楽 4.0点】
劇伴担当は遠藤 ナオキ氏が続投。
アコースティックギターの優しい音色や、ゆる~いキーボード音源を
邪魔にならないバックグラウンドにささやかに流す。
金管、ストリングスを前面に押し出す無印、『サンシャイン』とは一線を画した方針を継続。

その一方で、嵐珠が孤高を貫くシーンでは刺々しいテクノ、EDM風で割って入るなど、個別対応も良好。
同様のアレンジがクールな嵐珠、ミアの挿入歌には新鮮さを感じました。


主題歌も同好会の12人が引き続き担当。
OP主題歌は「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」
しがらみが取り払われた大空に、色とりどりの夢が、
サビで、やまびこ風に、どこまでも響き渡っていく構成が素敵♪

ED主題歌は「夢が僕らの太陽さ」
“概念”畑亜貴氏の歌詞がテーマをまとめる盤石のED。
めばち氏によるイラストタッチのED映像も安定。
1期同様、最終回も特殊EDで変に力まず、いつも通りのEDで締めるのも『ニジガク』らしいです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 19

白湯 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

炎上キャラを改善できただけでも好印象

スクスタのあの3人を改善して良キャラに仕上げてるだけでも十二分によく出来てると思います。

最終回分まで追記
13話で13人メインキャラだから深堀りまでは行けなかったけどキャラの扱い方は上手かったと思う。話も盛り上げるまでの順序立ても上手いし。
前の作品のスパスタが脚本もキャラも大きく難がある作品だったからかそれと比べるとこっちは脚本や描写の丁寧さが目立つ。(2期8話みたいに勢いやエモ重視回もあるが)スパスタもこれくらい描写出来れば批判されなかったろうになんでそれが出来んかなぁ…

投稿 : 2025/03/15
♥ : 4
ネタバレ

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今期は侑の物語

1話
敵役登場?
今までのライバル関係と言っても考え方は同じな仲良し同好会から、このクールでは思想の違う明快なライバルを出して関係性のギアを一段上げてきた!{netabare}
初回の登場シーンを見ている限り、そのライバル的な二人の感じ悪くて(ヒール的に描かれていて)ストレスが溜まるややリスキーなスタートを切ったと思う。

ただ前期と同じことをしてもしょうがないし、想像するにこのクールでは我々のアバターでもある侑の自己実現がテーマになりそうなのを思えば、「お前はここで何をするのだ?」と問う役割を嵐珠が担ったのは全く妥当だ。{/netabare}

風はいつも外から吹くのだ。

その風に飛ばされるのか追い風とするのか。
という初回だったと思うのは穿ち過ぎだろうか?

ーーーーーー

2話
なんか前回と感じが違うなと思ってみていたら{netabare}『個人回』の必要がないことに気がついた。なるほど1クール目と違いその縛りがないから当然話の作り方も違ってくるわけだ。
好きなシリーズを見ているとどうしても同じものを求めがちで、この2クール目も同じものを潜在的に期待してたわけだ私は。

で、今回は明快に違いを見せてくれてマインドリセットさせてくれた回だった。
さらに、かすみ・りな・かなた・エマってチームもいい!これが自然発生的に出来上がる流れなど素晴らしいと思う。
いいね!{/netabare}

ーーーーーー

3話
新キャラ組は皆優秀で他人を頼る必要がない。だから常に一人だ。{netabare}
対して新ユニットの四人は四人である必然に悩んでいる。いったいどうしたら皆んなが合うのか?
という対比の面白い回だった。
で、そこにもう一人、今まで誰にも頼らずにやってきた侑のエピソードを重ねてくるのが憎いところだ。
このあたりの答えの出し方がおそらく作品のトーンを決めていくだろう。特に新規組!
さてどうなるのか?楽しみ。{/netabare}

ーーーーーー

4話
自己実現とはなんと難しいことか。
それに比べれば他人の夢を応援することの易しさは言うまでもないと思う。{netabare}

だから、この回は愛とお姉さんの葛藤を借りた、侑のこれから・彼女の未来予想図であったのかもしれない。{/netabare}
深いな!虹ヶ咲。

ーーーーーー

5話
ラブライブシリーズ恒例の尾行回、今期二度目(変装はしていないのでこれはノーカン?)。{netabare}
歩夢とせつ菜のちょっとズレたコンビが侑としずくを追う珍しい構図のコント回、と見せかけて後半はこれぞ虹ヶ咲という展開に持っていくのは凄い。

新規組の合流が中盤のドラマかな?と思っていたら、それをおいて侑の物語をずっと続けているのもまた凄い構成だ。
(ところで新規組、合流するんですよね?){/netabare}

==========

見終わった!
新規組予想よりタタタッて駆け足で参加したけど、変な軋轢をドラマ化されるよりみんなが各々自己実現するその道の過程を描いてくれる方が、見ていてハッピーで良い。
最終話なんかほぼ歌唱シーンで終わったけど謎の感動があって、それはつまり実現された(されつつある)夢の形がそこにあるからに他ならない。りなちゃんボード無しでステージに立つ璃奈の姿などその最たるもので、だからお父さんは涙無しでは見れないのだ。

さてこの2ndシーズンは立ち位置の定まらなかった(曖昧だった)侑が自分の行く道を見つけるまでの物語が根底に常にあった。

思えば侑の存在は初めからかなり異質だったのだ。
応援するだけの人って?なんだ?という疑問は常にあり、ゲームにおけるプレーヤーのアニメ内キャラだとなんとかメタ的に容認していたものの、収まりが悪い感じは拭えなかった。

そう、1stシーズンでは彼女は仲間はずれだったのだ。だから歩夢が思いきり絡むドラマを立てて、そう見えないように工夫されていた。でも物語も2ndシーズンとなれば、そんなそんな鬼ごっこの『みそ』みたいな有りようではもういられなく、それは我々のモラトリアムがいつか終了するのと同じで、生きる術を道を見出さなければならない。そういうシーズンだった。

だから新規組の3人はその為の要員でもあったのだ。
嵐珠には同好会での存在意味を問われ
栞子は抑圧した思いからの解放を
ミアからは作曲≒自己表現を教わった。

ニジガクはソリストの集合であるが、孤独の人の集まりではない。必ず仲間が支えてくれる。
一人アイドル活動の外にいた侑も多くの人に支えられ、また支え、頼り、頼られ、そして愛されていた。そのようにこのシーズンを終わらせたのがとても素晴らしいと思う。

さあ侑の道も定まった!
3rdシーズンでは何が語られるのだろう。ラブライブ初の3期を切に待つ。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 10

72.7 17 お祭りアニメランキング17位
CANAAN カナン(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (973)
6069人が棚に入れました
渋谷で起こった大規模テロから2年。少女・カナンは、上海で対テロリスト組織の依頼により、武装集団「蛇」に対抗する日々を送っていた。渋谷テロの実行犯と目される「蛇」の首領・アルファルドは、かつてカナンと共に戦った仲間でありながら、現在は袂を分かち、南アジアで潜伏を続けている。
一方、フリーライターの御法川は、日本の三流雑誌社「ヘブン出版」の取材で、カメラマンで助手のマリアと共に上海へ向かっていた。マリアはそこで、中東で知り合った少女・カナンの気配を感じる。
華やかさと猥雑さが交じり合う"魔都"上海。かつて渋谷を震撼させた"ウーアウイルス"の脅威の影で、それぞれの運命が再び交錯を始める…。
ネタバレ

フーカム さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

見えないものを見ようとしてカメラのレンズ覗きこんだ(誤解を招く表現になっていたので少し最後の方のタイトルの解釈を修正)

同じような境遇を持ち兵士として育てられた二人の生き様を描いた物語
共感覚という新ジャンルを用いたこの作品は決してガンアクションがメインではない
どちらかというと視聴者側にゆだねられる心理描写が中心にある
ぜひ、その目で見てその耳で聞いて感じてもらいたい

自分なりにいろいろと考察してみましたが難しい(>_<)


1話「洪色魔都~こうしょくまと~」
{netabare}
タイトルは洪水のように色んな人の気持ち(色)があふれている異様な上海と好色的(こうしょくまと)でカナンが人形には色が無くて好きだといって射的の景品の人形撃ったのと掛けてるんだろうな

*冒頭のシャムのセリフ
戦争によって過去を奪われた犠牲者 = カナン
権力闘争により過去を失った敗北者 = アルファルド


 破壊によって生まれた兵士は憎しみを武器とする
 兵士としての起点は同じでも有り方は異なっている
 憎しみには憎しみで対抗してはならない
 その力で相手を消したとしても憎しみに囚われた
 自分がいる限り憎悪の数は減りはしない
 カナンお前は俺たちとは違う
                        」

これはアルファルドとシャム自身が憎しみを武器としていたってことなんだろうか?いきなり良く分からない(汗


マリアの写真への思い

 この世界には誰もが見えてないものがいっぱいあると思うんです
 ううん…見ようと思えば本当は見えないものなんて無いのに
 わざと目を閉ざしている
 この目でそれを見てしまうのは痛すぎるし辛すぎるから…
 だから閉ざしている
 写真は誰かの目を借りることができると思うんです
 自分の目を閉ざしたままでも誰かの目を借りて…
                               」

これはなんかわかる気がするなぁ
写真という客観的な立場で見るとはっきり認識できるけれど自分がいざ当事者となると見なかったことにしたくなるようなことがある…自分に降りかかる痛みや辛さが嫌だし怖いから
{/netabare}
2話「邪気乱遊戯~じゃけらゆうぎ~」
{netabare}
タイトルはあやとりと命をとったカナンのあやとりのような行為をかけてるのかな?あと邪と蛇を掛けてるんでしょうね

「もし目的でなく個人としての欲望をもったのならアルファルドお前は無敵だ」
シャムがアルファルドに向けたこの言葉の目的と個人としての欲望ってどう違うのだろう?よく分からない
最初はシャムの求める理想通りに強くなることが目的だったけどカナンが現れたことでシャムの視線がカナンに移ってしまったことからまた自分に戻したい(超人になりたい)という欲望ってことなのかな
{/netabare}
3話「阿断事~あだごと~」
{netabare}
タイトルは
阿=自分の意志を曲げて人に従う。
弟が蛇に従うのを断るってことと兄の仇(あだ)を掛けてる?

弟の仇討ちはなんで戦おうとしないでむしろ死ににきたような態度なのかと最初は疑問に思ったけど弟のセリフをよくよく考えれば
「だからこの化物(カナン)を作りだそうなんて無駄なんだって」
つまり初めから勝つつもりはなくて自分たちを操る蛇に対しての仇でありもうこんなことは無駄だから止めろと言いたかったんだろうな

この事件をきっかけにマリアはカナンを拒絶してしまった
これはマリアがカナンには共感覚があることを知っていたし
カナンが弟に敵意がないことは分かるはずなので
「普通の女の子」「強く輝く」カナンが「殺人」をするはずがないと思いこんでいたから
しかしマリアに仕掛けられた爆弾のようなものの色は見えないからカナンは倒さざるを得なかった
{/netabare}
4話「呉れ泥む~くれなずむ~」
{netabare}
タイトルは「呉れ」や「泥む」は古語で
呉れには人からものをもらう
泥むには執着する、とどこおる、慣れ親しむ、悩み苦しむなどの意味がある
・アルファルドはシャムからもらった名前に執着
・日が暮れそうでなかなか暮れない(日=マリア への執着)
・刺青(いれずみ)は親しみを込めて刻んでもらった
・カナンはアルファルドへの憎しみから泥にまみれて悩み苦しむ
ぴったりなタイトルですね
しかも前回のタイトルの阿吽に合わせてか古語を使ってるあたりもうまい

シャムの「目を逸らすべきものは逸らしてもいい」って言葉がマリアのカメラへの思いと対比してていいですね

あとシャムに俺は何色かと尋ねられてカナンが
「薄茶色、1週間シャワーを浴びていない色」
と答え、それに対してシャムが
「見たまんま言っただけだろ」
と言いカナンが笑い出すシーンは最初見たまんま冗談で答えたのかと思ってましたがどうやら本当のことをいってたっぽいですね
そしてシャムが信じていないから笑いだしたという感じでしょうか


 お前はまだ復讐を考えているな、覚えておけ
 憎しみに憎しみであたっても意味がない
 憎しみには義務で当たらなければ救われない
 憎しみは何も生み出さない        
                     」

この解釈も難しい
任務とか命令で当たれってことでは無い気がする
かといって他にいい言葉が見当たらないけど命令や義務は引き受けることで行うから"憎しみを受け入れて"当たるということなのかな

カナンは憎しみで当たってはいけないと分かってはいても
「誰のせいで(シャムを)失った…誰のせいで(マリアを)」
アルファルドのせいで失うのだと思い復讐に向かう

またマリアも謝りたい思いからカナンを探しに夜の街に飛び出す
そして遊びまわった場所を探すものの見つけることは出来ない
そこで怖そうなお兄さんが集まっている路地をみて回想するシーン

 カナンは私が危険にさらされると助けにきた…もしかして今度も
 私がカメラを持つようになった理由…それはカナンに出会ったから
 わからないこと、目を背けたくなる出来事を見つめたかったから、
 カナンを分かりたかったから。なんて甘えていたんだろう、
 あの子を撃ったのは私を守るためだった…
 なのに私は罪の意識から逃れたくてどこかでカナンを責めていた
                               」
ここで自分が目を逸らしていたことに気づく、そして怖そうなお兄さんに絡まれるが、

 私は平気なんだから!
 自分の目で見て自分の気持ちで判断する
 すべての本当から目を逸らさない!
 逃げない…大沢マリアはカナンの友達なんだから!
                        」
と逃げずに立ち向かうマリアを助けに来たのはユンユンでありそして

 大沢マリア!、、、
 私の名前!あなたも教えて!お話したいの!あなたと!
 あなたのこと、カナンのこと…いろんなこと知りたいの!
                           」
なぜいきなり友達になろうとしたかというと
これは目の前の「怖いお兄さんに絡まれる少女」という目を逸らしたくなる状況にカナンと同じように飛び込んできたユンユンだからなのだと思う

一方カナンはアルファルドを倒しに向かうが返り討ちにされる
そのときの回想のシャムの言葉
「恐怖を知っているものは憎しみでは動かない。カナンは俺やお前とは違う。」
恐怖って何を表してるんだろう?またシャムやアルファルドとカナンは違うって一体どうゆうことなんだ
そういえば12話のファクトリーから帰ってきたカナンは恐怖やいろんな感情をもつようになり震えていたけどそれと何か関係あるのかな?

アルファルドのセリフに
「ありがたい、私と同じとこまで落ちてくださった」
とあるため、シャムをカナンに奪われたことに憎しみを感じていたのは間違い無さそうだけどそのあとに

 どうだ?憎しみから戦う気分は
 泥のようだろう?
 あがけばあがくほど引きづりこまれる底なしの闇
 その屈辱に私は耐えてそして這い上がった
                       」
と言っていることから今はカナンに対して憎しみではない何かを抱いているのだろうか?それとも憎しみを飼いならしたということなのだろうけど
その証拠としてカナンを撃たずに逃がすが
「まだ殺さないまだ楽しめる」
と言っていることから今はまだ殺さないけれどいつかは殺す気なんだろう
{/netabare}
5話「灯ダチ~ともだち~」
{netabare}
タイトルは友達の関係を火を用いてうまくあらわしていますね
カナンは消さないように灯すことが友達だと思ってたけれど
マリアは共に照らし合うことが友達だと考えているようですね

なんだかユンユンとハッコウは知り合いみたいだったけどどういう関係なんだろう?

マリアが悲しむからユンユンを殺さなかったけれど共に灯すというタイトルに込められた意味は実現できてない印象
マリアの一方的な欲望に対してカナンが無理に応えて危ないといった風前の灯し火って感じですね
{/netabare}
6話「LOVE&PIECE~ラブアンドピース~」
{netabare}
タイトルは愛と平和(PEACE)という謳い文句とパズルのピース(PIECE)をかけてるんでしょう
欠けたピースとはなんなんでしょう?色々考えたんですけどよくわかりませんでした
愛だけではダメで何かが必要というメッセージだとは思うのですが

蛇の動きがあるということで対テロ国際会議について調べるカナン
そんな依頼をしたわけでもないのに仕事熱心なカナンを見て夏目は
「先手を討つ。全てはお友達のためね」
それに対してカナンの返答
カナン「違う、マリアを失わないためにってそう思ってた…でもなんか違う」
夏目「やっと思春期に突入ね」
ここでカナンに友達に対する考えが変わり始めているのかな?
でも友達って一体なんなんだろう?
{/netabare}
7話「慕漂~ぼひょう~」
{netabare}
タイトルは慕い漂うと書いて慕う心が漂うというのと死体が漂っている墓標を掛けたのでしょう

アルファルドがマリアに対して
「お前のように欺瞞に満ちた女があいつにとってのカナンだというのか」
といっているがアルファルドは何が欺瞞だと思ったのだろうか?
出会ってから話した内容はほとんどないはずである
このことから考えられるのは記憶喪失であること
つまり過去を忘れていることに対して欺瞞に満ちていると言ったと考えられる
過去に執着し過去と戦っているアルファルドにとって過去から逃げたマリアは欺瞞に満ちているように見えたのだろう
{/netabare}
8話「乞~こえ~」
{netabare}
タイトルは乞が「こ」と「え」に似ているからっていうのとハッコウの出せない声をかけてるのかな?
そして乞にはものをねだるという意味があるのでハッコウが声をマリアがカナンをねだっていることもかけてるのかな

夜空の月を見上げながらマリアとカナンが会話するシーン
マリア

 自分のいいところも悪いところも良く分からなかった
 だからいろんなところに旅をしていろんなものを見て
 いろんな人に出会って自分のこと見つめてみたいって思った
 そしたらね空っぽだったいいところも、
 悪いところも無くてただ空っぽだった
 カナンと出会ってね驚いたの、
 すっごい辛いことがあったのにね、輝いてた
 月ってね太陽の光に照らされて輝いてるんだって
 私思った、カナンのそばにいれば
 いつか私も輝けるんじゃないかって
 ごめんね、もうカナンに頼っちゃってた、
 その上守ってもらったりしたら
 むずむずしちゃうよ申し訳なさ過ぎて
 カナンはただそこにいてくれればいい、
 そこにいてくれるだけで私はすっごいすっごい助けられてる
 私もいつか自分で輝けるようになりたい、
 だからずっとそばにいて、わたしのそばにいて
                            」
カナン

 目覚めてすぐにはいつもと感じが違うことには気づかなかった
 マリアと触れてもわからなかった…
 それは色が見えなくてもマリアの優しさは伝わってくるから                                   」

マリアは月、カナンを太陽に例えてるんでしょうね
空っぽのマリアが光るためにはカナンの強い太陽のような光が必要だと
逆に共感覚がなくなって暗闇の中にいるカナンには
共感覚がなくても見えるマリアの優しさの光は月のように見えているのでしょう
{/netabare}
9話「過去花~かこばな~」
{netabare}
過去のウーア(スワヒリ語で花や死を意味する)ウィルスの事件などの話(花死)ってことかな

アンブルームに襲われてカナンが倒そうとするときにハッコウが殺さないでと叫んでいました
このことから前回のハッコウのカナンに対する行動は自分たちと同じような境遇にある仲間(アンブルームやボナー)がカナンに殺されたのが憎かったといったところでしょうか?もしくは上海での弟のようにウーアウィルスの実験がカナン製造のため行われてきたことを知っていたからカナンが憎かったのどちらかでしょうね

そしてアンブルームの死体を撮影しろとミノさんに言われるも一度拒否するマリアはカナンの「普通の女の子」「強く輝く」といった良い面しか見ようとしない癖はまだとりきれていないようですね

またリャンを殺そうとするアルファルドを止めようとするカミングスを見てアルファルドは
「自らの命を彼岸に追いやってまで求め焦がれるものその正体に興味が湧いた」
とあるがこれはアルファルドがシャムを殺したときの回想を見てもわかるようにシャムはまるで抵抗する気が無いように見える
つまりアルファルドはこのときのシャムの気持ちを知りたかった
だからそれと似た行動をとる「愛」とやらに興味を持ったのではないだろうか?

ここで重要となってくるのがシャムと同じ薄茶色をしているアルファルドがカナンに対してどんな感情を抱いているのかである
諸説では「絶望」が有力視されていますがどうなんでしょうか?
これについてはまたあとで述べよう
{/netabare}
10話「想執~そうしつ~」
{netabare}
タイトルは想いに執着することで喪失するサンタナとハッコウを表現してるのかな
サンタナはハッコウの愛(死)の囁きを聴くことに執着しハッコウはサンタナの亡骸に愛(死)を囁きつづけることに囚われ命を落とす
そういった意味では11話のリャンもそうなのだろう

ここでアルファルドから薄茶色のヒントとなるような発言がある
「あいつを見ているとヘドが出そうになる」
「ある男を見ていても同じ気分を抱いた、この気分に名前を付けるとしたら…」
私は最初この言葉からアルファルドが抱いたこの感情は「失望」ではないかと思いました
前回もカナンに対して
「いつになったら本気を見せる」
「私はお前にはいつもがっかりさせられてばかりだ」
など言っていることからもそうなのではないでしょうか?

カナンが夏目に対して言ったこのセリフも面白いですよね
「面白いよねあなたは、私の能力が分かっていてそれでも贖罪なんて口にするの?」
つまり共感覚を持つカナンには夏目が贖罪なんてする気がないことはまるわかりだということですね(笑)
夏目はカナンのこと嫌いだといっていたのは夏目は口で相手を騙し繕うのが得意な人間なのでどんなに取り繕ってもバレてしまう、そしてバレたところで動じず何を考えているか分からないところが苦手なんでしょう
カナンの言うとおり夏目の目的はボナーの研究データの回収でありそれを兵器として売りさばくことや政府の消えた村の隠蔽を揺することですからね(笑)

そしてこの回ではまた薄茶色のヒントが出てきます
それはサンタナの死の恐怖で怯え狂うハッコウを救いに向かうミノさんの色です
最初銃を乱射するハッコウに恐怖し緑色をしていましたがサンタナの
「もし俺に何かあった時には頼む、ハッコウをこの夢から目覚めさせてやってくれ」
という言葉を思い出して救いに向かうミノさんの色が緑からだんだん薄茶色に変化していきます
ここから先ほどアルファルドはカナンに「失望」を抱いていたのではといいましたが、ここでのミノさんは「失望」していたのでしょうか?
私はサンタナとの最後の約束を守るための唯一の「希望」という感情を抱いていたのではないかと思います
そしてアルファルドはシャムやカナンに「希望」を抱いているからこそ「失望」させられているであると
{/netabare}
11話「彼女添~シーソー~」
{netabare}
タイトルはサンタナとハッコウ、リャンとカミングス、マリアとカナンがそれぞれ寄り添うこととシーソーを掛けてるんでしょう
特にシーソーはこの話のテーマの1つなんじゃないかなぁ

           命/愛(絆)

OPの「絆を自ら引き裂いた as judgement 吊り上げて」
もここからきてて愛と命で揺らぐシーソーの天秤を表現してるのかな?

アルファルドがカナンそっくりのボナーを見て言ったセリフ

 別に姿を似せたわけではない。
 共感覚の因子を持ちあわせた人間がウーアによって体質を変化させた
 際には髪の色が抜ける、それだけのこと。
 私が求めていたのはビジネスになるボナーという名の生物兵器。
                                」
その後も
「そう、たまたま似てしまっただけ…」
そして焼払い
「たまたまだ」
と繰り返している
このセリフから受ける印象は”カナンを作りたかったわけじゃない”と思い込みたいといったものだ
これまでの流れから推測するにアルファルドの欲するものはカナンやそれ以上の超人を作り、戦い勝利することで得られる超人という称号であろう
しかし、その結果皮肉にもカナンに似たものができてしまうというカナンの呪縛のようなものを感じたんだと思う
シャムの亡霊同様にカナンの亡霊にまで取り憑かれてしまった…
そんな気分の悪さを拭い去りたかったのだろう

意識を取り戻したミノさんにカナンが尋ねる
「あの人(ハッコウ)はミノさんの希望なのか?
 そうまでして守りたい存在なのか?     」
と聞いていることからも薄茶色はやはり「希望」の色だったのではないでしょうか

戻ってきたカナンを撮りたいというマリア
アンブルームのときはまだ目を背けていたマリアだがここで
親しい人の死を通して様々な感情を持ち"弱く震える"カナン
つまりマリアが見たくはないカナンを真っすぐ見ようとし、決心が実行に移るようになってきたのであろう
{/netabare}
12話「忌殺劣者~きせつれっしゃ~」
{netabare}
タイトルは
   「忌殺」と「季節」
   「劣者」と「列車」
を掛けているのでしょう
「忌殺」はケガレ(感情)を殺すこと
「季節」は四季など "移り変わり" や "様々な表情" を見せるといった意味で使ってるんでしょうね
「劣者」は劣っている者=アルファルドかな?
アルファルドは過去に執着し時間が止まっていたのとあらゆる愛だの憎しみだのといった感情を「厄介なものだ」、「滑稽だ」、「飼いならした」と殺してきた

ファクトリーから帰ってきてからのカナンの様子がおかしいことに気が付いているマリアはカナンを心配し見に行く
そこにはマリアに何かを求めるカナンが居たがマリアは何と声をかければいいのか分からない
カナンは
「マリアが一緒なら(輝ける)…」と思っているが
一方マリアは
「カナンが一緒なら?(輝ける)…」と何か考え始めたようだ

カナンは列車の中でシャムを失ったあの日を重ねる
古びた列車、銃声、血の香り、それらに感覚が刺激されて見えないはずのもの幻がみえるようになってしまう
そこで見たものは死んだはずのシャムだった
 シャム「ここで俺は死んだ」
 カナン「アルファルドに殺された」
 シャム「どうだろうな」
振り返ると亡くなった人たちの姿
 シャム「俺たちは誰に殺されたんだろうな」
ここでカナンは全てアルファルドのせいにしてきた自分を認めたくなかった
持ち合わせの奇異の感覚に頼り切ってシンプルな真実
自分がアルファルドからシャムを奪った事実
アルファルドがしたことは自分がしたことと同じという事実
憎しみに憎しみで当たっているという事実
から目を逸らしてきたのだ

アルファルドはマリアの役目はただ一つでありカナンの本当の力を目覚めさせる起爆材となることだという
ではなぜ今までは生きることが役目と言っていたのに今回は銃で撃つといった矛盾したことをしたのか
それは機が熟したからだ
その答えはアルファルドとマリアの会話の中にある
アルファルド

 カナンは守るべき光がある状態が最も強く、そして恐ろしい
 自分の全てを理解し愛してくれるものの存在があって
 初めてアイツは真の力を発揮する
                             」
マリア

 全てを理解し、愛して?
"カナンのあの顔、あたしの知らない顔だった
 迷いも憎しみも怯えも苦痛も懺悔も全て持ち合わせた"
 普通の女の子だった。親しくなった人の死に怯えて
 体に傷が…いえ心に傷が付けばちゃんと痛くて
 あたしはあんなカナンを…(認められるだろうか)
                          」
この言葉を聞いて起爆材になると判断したのではないだろうか

そしてマリアは気づいた

"守ってもらったりしたらムズムズしちゃうよ"
 その気持ちに嘘は無いはずだった
"カナンはただそこにいてくれればいい"
 私は結局カナンに求め続けたんだ
 強く凛々しく私の見えないものを見つめ続ける
 私を照らし続けてくれるカナンを求めてた
                      」
マリアがカナンに傍にいて欲しいという気持ちは結局欺瞞だったのだ
そしてカナンの光の前に自分はカナンを照らすことはできないと絶望してしまった
そこでマリアは判断し、ユンユンに依頼したのは列車の連結(絆)を切り離すことである
マリアはカナンから離れることでカナンに求め続ける自分と決別したんだと思う

アルファルドがシャムを殺した理由は語られていないが
説としてシャムがカナンに絶望したからアルファルドが殺したというものがあるが私はこう思う
アルファルドが出した偽の手紙
あれはリャンと同じようなことをシャムに対してしたのではないだろうか?
シャムに振り向いてもらいたいがゆえに呼び出して自分の力を見せつけるつもりだったのではないかと
しかしシャムは全く応戦してはくれなかった
その理由がアルファルドがカナンの言葉に対して言っていたセリフ
カナン「シャムは言った復讐からは何も生まれない、憎しみから生まれた兵士はただの敗北者だと」
アルファルド「お前にそれを言わされた時点でシャムの死は決まっていた、少なくともお前が現れなければシャムはあの場で死ぬことはなかった」
シャムはアルファルドの憎しみを受け止めた(義務を実行した)のである
だからシャムはアルファルドが来ることも分かっていた上でカナンに憎しみには憎しみで対抗してはいけないと諭していたのではないかと
不完全燃焼で終わったアルファルドはシャムの亡霊に取りつかれる
そこから解放されるための唯一の希望がシャムに絶望とまで言わしめた真の力を発揮したカナンを倒すことだったのではないか
アルファルドの
「私が殺したいのはお前じゃない、お前を、絶望を殺してシャムの亡霊を撃ち抜く」
というこのセリフにはそれを意味するんじゃないでしょうか
{/netabare}
13話「キボウノチ」
{netabare}
タイトルはCANAANの意味である「希望の地」
カタカナになっているあたり何かありそうな気もするけどよくわからない
冒頭のマリアのセリフ
「あなたに照らされることで心の片隅に生まれてしまう影」
希望後絶望(キボウノチゼツボウ)とかなのかな?

爆発音と共にマリアを失ったとうなだれるカナンだが鼓動の音の描写が入る
このときマリアの命を感じとったということなのかな?
これによってマリアを失う焦燥感が無くなってアルファルドをありのまま見つめられるようになったことで強くなった?
ここでカナンが急に強くなった理由がいまいちわかりません

↓↓更新↓↓

このときマリアの生死は関係なかったのだと思う
カナンは共感覚をもつために他の人より色んなものが見え過ぎてしまう
そしてそんなカナンにとってマリアは優しくキレイに輝く特別な "光" であり一般的な私たちで言えばダイヤモンドのような物だったのであろう
そして爆発音とともにそれを失ったと思いうなだれた…しかし心の中でマリアは生きていることを感じた
ここで初めてありのままを見ることがができるようになったのではないだろうか?

そしてマリアは "光" でなく "友達" だというカナン
今まで光だといってたのになぜここでは否定したのかもよくわかりません

↓↓更新↓↓

ここで光であることを否定した理由も上のことからマリアはダイヤモンドではなく "友達" だからで
この逆でいうとマリアはカナンをダイヤモンドだと思っており
そんなダイヤモンドが光らなくなってしまったら大切にすることができないと感じてしまっていたからだとおもう
カナンが以前に「マリアを守るためそう思ってた…でもなんか違う」というのはマリアというダイヤモンドの光を失わないためではなくマリアという友達のことを想い戦う=気持ちを寄り添わせるために戦っているということなのかな

ここにきて初めてアルファルドの名のもつ意味が明かされます
シャム

 アルファルドお前は無敵だ。だが、もし目的でなく個人としての欲望を持ったのなら、
 そのときには訪れるであろう、お前の名がもつ本当の意味”孤独”が


以前の「もし目的でなく個人としての欲望をもったのならアルファルドお前は無敵だ」という台詞の
 "無敵"="最強" ではなく "敵がいない"="孤独" ということだったのでしょう


列車から落ちそうなアルファルドをカナンが掴むシーンではハッコーの言った台詞と同じ言葉をカナンが発します

    「決定権は生きている者にある」

ここのシーンにおける選択権はカナンだけにありました
しかし銃が落ちることで状況は一変します
ここで権利はアルファルドにも与えられたのです

アルファルドが自分の刺青(絆)を撃ち引き裂くという行為は生きている者として過去との決別とともにカナンに好敵手として生きてほしいと思い選択したのでしょう
ここのシーンも作品のテーマである
 命/愛(絆) のシーソーの1つといえます
ここで大事なことは "気持ちだけ" 寄り添うことなのです
愛ゆえに体まで寄り添わせてしまったのがハッコウのケースでしょう
その逆がリャンチーを失ったものの僧侶として想い続けるカミングス
そして体(絆)を切り離すことで共に生き残ったのがマリアとアルファルドと言えるでしょう

マリアとカナンは境遇が違い過ぎる
だからお互いに危険が及ばないように気持ちだけ寄り添うという形をとることにしたのでしょう(つい最近でいうと(作品名のネタバレ→){netabare}寄生獣のミギーとシンイチ{/netabare}の関係もこれに近い気がする)
OPの
「大事な世界触れぬように mind as judgement Give up!You know!Give up!」
マリアとカナンが判断した結果を確かめ合ってるかのように感じます


またあやとりも冒頭ではお互いを繋ぎとめるものや拘束し命とりになるものの象徴としてありましたが、最後には解けたあやとりでもう元には戻せないと二人を拘束していたものも解けたことをうまく表現していると思いました

そしてタイトルのCANAANですが
2つの説があるみたいですね


 マリアとカナンは境遇を超えて寄り添うことができたので隣り合っているという説

  C          
  A=アルファルド   
  N=境遇       
  A=マリア(もしくはカナン)      
  A=カナン(もしくはマリア)      
  N=境遇


 マリアはアルファルドやカナンとは境遇が違うので隣りあっていないという説
      
  C
  A=マリア
  N=境遇
  A=カナン(もしくはアルファルド)
  A=アルファルド(もしくはカナン)
  N=境遇


あなたはどちらだとおもいますか?






私は後者でこのようになっていると思います


  C
  A=マリア
  N=境遇
  A=アルファルド
  A=カナン
  N=境遇



それは物語的にもそうではあるのですが最後の写真展覧会の描写
アルファルドとカナンの写真の間に立つマリア
そしてその下にある写真のタイトル「CANAAN」を物憂げに触れるマリア

 カナンは生きてる
 その命は激しく輝いて
 この目で直接見るには眩し過ぎて
 でも、目が潰れそうになっても
 私は見つめることができた(CAN)と思う
 それはきっと…普通の女の子の物語
                    」
と呟きながら写真タイトル「CANAAN」にかざす手が

NAAを   「CA●●●N」
NAを隠し  「CA●●AN」
AANを隠し 「CAN●●●」
となっているからである

       CAN~できる~

境遇が違っていても気持ちだけは境遇を超えて寄り添うことができるということを表しているんじゃないかと思います


 また、あるいは人との関わりから大切な人が周りにいるという境遇にいるカナンとマリアを孤独であったアルファルドがカナンを好敵手としてみることができるようになった

  C
  A=アルファルド
  N=境遇
  A=マリア
  A=カナン
  N=境遇

というもうひとつの見方もできそうですね

{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 26

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

完成度のなかなか高い作品!

個人的にはTYPE-MOON関連の中では、【Fate/stay night】や【空の境界】よりも好きな作品です!
カナンはもちろん、マリアのキャラの良さがこの作品を盛り立てていたと思います!

そして何より、よく動く!銃撃戦でこれだけの動きの再現は素晴らしく、迫力満載!
また、声優陣もカナン役の【沢城みゆき】アルファルド役の【坂本真綾】に、リャン・チー役の【田中理恵】の3人に関しては迫真の演技でした!!

OPは飛欄の【mind as Judgment】
曲調はカッコ良く、アップテンポなところもこの作品にマッチしていて素晴らしいと思います!!

投稿 : 2025/03/15
♥ : 12

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この三文芝居を見届ける義務があるといえばあるかな。劇中セリフより

2009年に放送されたテレビアニメ 全12話

原作 奈須きのこ TYRE-MOON 監督 安藤真裕 構成脚本 岡田摩里
総作画監督 関口可奈味 制作 ピーエーワークス

チュンソフトのPCゲーム「428~封印された渋谷で~」に収録された、
TYPE-MOON制作のボーナスシナリオが原作だそうです。

中国の上海周辺が舞台となるバトルアクション、主人公は女性、
普通なら期待しますよね。
しかも同年3月に放送終了した同制作会社の「true tears」は初請ながら名作級の出来。
この作品は9月から放送、原作は人気ゲーム制作会社のシナリオライター。

カナン CV沢城みゆき 主人公 20歳 ベレッタStormを愛用
大沢マリア CV南條愛乃 カメラマン 21歳 カナンと同様の過去を持つ
リャン・チー CV田中理恵 「蛇」のメンバーでH&K USPを愛用
ユンユン CV戸松遥 「消えた村の」の出身者 明るい性格で頑張り屋 

アルファルド・アル・シユヤ CV坂本真綾 カナンの宿敵 FN Five-seveNのUSGモデルを愛用

前半は上海を舞台にした綺麗な作画のバトルアクションでそれなりに面白く引き込まれました。
ただ、それもカナンがミステリアスな存在だったところまでです。
カナンの見た目は、御坂美琴がそのままの体系で大人になったような、
とても魅力的な外見ですが、行動原理が説明不足でストレスが溜まります。
後半はマカロニウェスタンの三文芝居を観ているようながっかり感でした。
たぶん、ガンマニアでもさほど興味はわかないだろうアクションです。
何よりも脚本がこなれていないような気がします。
作画は残念ながら、キャラは崩れないんですが背景は西部劇または仮面ライダーのアクション舞台のような手抜きになっていきます。

これだけのスタッフキャストですから名作が出来る可能性は大きかったと思いますが、
シナリオの咀嚼が不十分で作画に似合わぬB級作品という評価になってしまいました。
とても残念ですが、翌年4月には起死回生の作品「Angel Beats!」が制作されるのです。

地味な作品を連発しながらも真摯な制作理念で多くのファンを勝ち取った、
ピーエーワークス。
今後も、どんな作品が来ようとも応援して、必ず全話観て駄文でもレビューを書き続けたいと思います。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 18

58.9 18 お祭りアニメランキング18位
ガールフレンド(仮)(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (453)
2227人が棚に入れました
体育館で練習をしていた新体操部の椎名心実は、クロエ・ルメールが落とした写真を拾い、彼女に渡そうと学園中を捜し回るが…。

舞台は聖櫻学園。2年生で新体操部、校内のマドンナ的存在の椎名心実を中心に学園のかわいい女の子たちの日常を描く、完全オリジナルストーリー。



声優・キャラクター
佐藤聡美、佐藤利奈、名塚佳織、丹下桜、原田ひとみ、戸松遥、石原夏織、井上喜久子、悠木碧、田村ゆかり、茅原実里、寿美菜子、津田美波、内田真礼、釘宮理恵、加藤英美里、桑島法子、下屋則子、高垣彩陽、茅野愛衣、小倉唯、水橋かおり、早見沙織、新谷良子、豊崎愛生、伊藤かな恵、後藤沙緒里、洲崎綾、日高里菜、竹達彩奈、藤田咲、中原麻衣、佐倉綾音、米澤円、五十嵐裕美、赤﨑千夏、阿澄佳奈、今井麻美、堀江由衣、遠藤綾、小見川千明、田中敦子、福原香織、門脇舞以、金元寿子、荒川美穂、日髙のり子、喜多村英梨、白石涼子、内山夕実、田村睦心、村田知沙、日笠陽子、三上枝織

りょうへい@アロエ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

登場キャラクターの多さは、他の追随を許さない!

Amebaの代表的なスマホゲーム『GF(仮)』。
2014年の正月にお茶の間を震撼させた例のCMで有名な、通称ガルフレ。
「アメーバで検索♪検索♪」というフレーズも、一部で流行りましたね。
自分も空いている時間にちまちまと進めていたゲームなのですが、そいつがアニメ化すると聞いて視聴しました。

制作当時から80名以上の豪華声優陣を採用しているアニメとして話題になりましたね。
今現在、人気のある女性声優さんの殆どが出演なさっているといっても、過言ではありません。
声豚にとってみればこの上なく耳が幸せになるのでおすすめです。

(続き)http://aloe.diary.to/

投稿 : 2025/03/15
♥ : 4

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神アニメ(仮)

仮です
神アニメとは思ってませんが、
テンション120パーくらいで楽しんでる自分がいたこと。
↑は真実です
ちなみにゲームはやってません


評判はあまりよろしくないようで個人的には少々残念な気もしますが、
皆さんの評価も納得せざるを得ない出来だったと思います
ですが、敢えて私はここでマイナスな点は挙げないことにします
どちらかというと、プラスな意見が少なさそうなので。


良いところ
・キャラがみんな可愛い
・OPがツボ
・豪華声優陣
・………。

決して多いとは言えませんが、私は上の2つで十分です


キャラについて。
みんな可愛くて最高です
多すぎて把握しきれませんでしたが、私頑張りました
頑張って覚えましたほぼ全員。
名前と顔が一致するくらいまでは。(フルネームは微妙です)
他のところで頑張れよって感じです

一番のお気に入りは、風町陽歌ちゃん
可愛らしい顔立ちにピンクのカーディガンからのミニスカ。
ふわふわっとした雰囲気、性格。
口を開けばなんとはやみんボイス、素敵なOPのボーカルは彼女
ドストレートです、完璧です、完成型です
先程みんな可愛いと述べましたが、風町陽歌というおなごはダントツです
タイトル間違えたかな… 『神陽歌(本)』なんちゃって



音楽について。
OP「楽しきトキメキ」 歌ーにゅーろん★くりぃむそふと
ED「はれるかなぁ」 歌ー椎名心実(佐藤聡美)

OP気に入ってます
にゅーろん★くりぃむそふとのボーカルが陽歌ちゃん
サビ直前の『位置~についてよ~いっどん♪』のところの
普段とは違った凛々しい表情の彼女がとても魅力的です

特別EDの「進化系Girl」も良い曲ですね
こちらも歌っているのはにゅーろん★くりぃむそふと
一生懸命考えた陽歌ちゃんの作詞が光ってました
さらに気分が盛り上がる楽曲でした



お気に入りの棚に入れるか検討中です
それくらい好きです
ゲームも始めるかも…?

画面のどこを見ても美少女、美少女、美少女…
目のやり場に困るとはこのことですね(違う)、目が足りないです
休憩する暇をくれない、ひどい作品でした

投稿 : 2025/03/15
♥ : 37

ひげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

狂気すら感じる神秘のクソアニメ

丹下さんの例の一言で有名になったスマホゲーのアニメ化。

どうしてそこまでぶっこむ必要があるのかという多数の有名声優演じる女の子たちがよくわからない雑談をひたすら続けるだけ。

ツインテールのあれのようなよくあるB級臭ではなく、何が何でもキャラクターを出さないといけないという狂気じみた気迫を感じます。
それがなんともおかしくて、『何を見ていたんだろう』と思いながらつい観てしまうのです。

原作を未プレイなのでなんとも分らないのですが、アニメ単体だと秀逸なダメ絶対音感測定器か拷問器具になるのかどっちかだと思います。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 16

58.8 19 お祭りアニメランキング19位
VALKYRIE DRIVE -MERMAID-(ヴァルキリードライブマーメイド)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (273)
1329人が棚に入れました
ある日突然、人工島の一つマーメイドに移送された少女・処女まもり(とこのめ・まもり)は、島で目覚めて早々に何者かの襲撃を受ける。窮地に陥ったまもりを救ったのは新たに移送されてきた少女・敷島魅零(しきしま・みれい)だった。しかし敵の追撃は止まず、徐々に追い詰められていく魅零とまもり。絶体絶命かと思われたそのとき魅零はまもりに唇を重ねる。まばゆい光に包まれ変化していくまもりの体。一振りの刀と化したまもりを手に魅零は反撃を開始するのだが……。

声優・キャラクター
井口裕香、井澤美香子、久保ユリカ、芳野由奈、田澤茉純、瀬戸麻沙美、原田ひとみ、大西沙織、浅倉杏美、井上喜久子
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

井口さんプリキュアやってまえー(2022年叶いました) それとこの世界に続きを頼む(なぜ一騎当千は続くんだ?)

百合アニメを見てると、自分も女になりたかったなって思うこの頃だが
{netabare}思春期から生理があるし、大学出たら花嫁修業もあるし、仕事に就いても男が基本上司だから話しにくいから、{/netabare}男の方がいいのかもしれないと考える

自ら武器になるアニメってソウルイーターがあったけどこれは本気すぎる、だってんちゅーしたり揉まないと変われないんだから
絵はクイーンズブレイド
胸BSC~GRV全てが勢ぞろい、まるで魔乳秘剣帖を思い出す
他にもクェイサーを思い出した。でも過激度は抑えてある
んちゅーは桜trickやクロスアンジュ
衣服破壊で仕留めるのはキルラキルや閃乱カグラと同じ、フリージングや一騎当千でもあったな
揉むのはダイミダラーで見かけた
それらを彷彿とさせる。これらをみーんな足して、個数で割ったようなもん
OPええな、さっすが飛鳥やでえ
リブレイター=持ち手
エクスター=武器
ハイブリッド=持ち手&武器両用

敷島魅零(持ち手)=小日向未来、雲雀、インデックス、園田優
処女(とこのめ)まもり(武器)=甘ブリにおったヒャッハー園児
シャルロット・シャルゼン(持ち手)=火々里さん
時雨霞(持ち手)=ファラ・スユーフ(シンフォギアGX)

ゲーム買った、全員ハイブリッドの模様
あれ?カグラよりも戦闘面白いかも!(Vitaが数年後進化することを願う、カグラとクロスオーバーすることも願う)
神楽坂倫花=新田美波
神楽坂乱花=はがないの肉
九頭竜桃=両備(武器の心を持っていたが)
猪名川マナ=雪泉(だが心は暗い)
満腹丸ちゃん=目の☆は♣の雲雀、言動は美野里、中人は四季、足して/3したもの
ヴァイオラ=葛城
月影小春=ゼノヴィア
理事長(実は...)=斑鳩
なんでカグラの面子多いんだよwwww

ソーシャル's
如月刹那(持ち手)=しまむー
沙粧うらら(武器)=フィノ・ブラッドストーン
アゼリア・エグナー(持ち手)=前川みく
アリエル・フォッシュ(武器)=鯨井棚子
御崎ことな(持ち手)=犬吠埼樹
桐原このえ(武器)=皐月あやめ
アイドルやってるのが多め

「」の5年&説明が足りない
{netabare}この5つの島は5年の「」を持ってして生まれた
この「」が埋まることはあるのだろうか
主人公は人外だったので5つの人工島の一つへ連行された。そこに彼女を狙っていた女二人
そこに外から金髪の女が飛んできた...「親方ぁ!空から女の子が!」
オマケに喋らない、そしておぶる
お城見つけたので入ってみたら闘技場だったwww
今度は両備と両奈みたいな姉妹でないSMコンビが襲ってきた

2度窮地に立たされたとき、奴の口は開く「その方向に、未来は無いわ」
あの口調、井口さんが別人になってる!?それとも艦これの加賀さん?!

そのんちゅーは園田優の如く...
そして戦闘はSAKIMORIの如く...
でも流石に雲雀の成分はなさそうだ、インデックスみたい大食らいでもなさそうだ
クロスアンジュみたいにダークホースになりそうかも{/netabare}

SAKIMORIの乱入
{netabare}かいつまむ扱いではあるが、まもりにやっと説明が入った
魅零は拘束されてしまった。昔共に戦っていた子を思い出して...
三下だろうと名前呼び間違えんじゃねえwww女の抱き方を知らねえチンピラ風情が...!
んちゅーしかけたら、は?拒否反応?
どうやら持ち手と武器はレベル差があると握れない模様
腕をXにして窓破って乱入、悪いがまもりは貰ってくぜ...
城に喧嘩を売った魅零だった
え?魅零って15なんや!?まもりは16なんに...{/netabare}

居場所確保
{netabare}この世界はただ一人男がいて、叛逆の時を伺っている模様
彼は柊晶(声はルーキー)でも偽善者なのだろうか?
二人は逃げている身
でも魅零はまもりに対して敬語www
この島は入ったら最後、出られない。アルゼナルみたいだが脱走対策はしてある
そこで学園で博打の窓口をしてた子が...
彼女は櫻美鳳(メイフォン)声は花陽ちゃんだと!?

ちょっとした村にやってきた。そこは管理人の風巳とりの(両姫姉さん)が受け持ってる模様

おっシャルロット達がやってきたか、盗みの件で
まもりから来るか...ちょっと成長したな(別な意味で)
だが戦ってる最中にバイクのエンジン音...あの自由人の二人か{/netabare}
蓮実レイン(ハイブリッド)=御神楽星鎖
レディー・J(ハイブリッド)=アーシア

まーたZの手前に...
{netabare}三下達もんちゅーしねえと変われないのか、やはりルールは遵守される。オマケにハジキばっかり
それとあの2人はんちゅーしなくても変われるだと!?
柊に惚れたまもり
だがそれを利用するシャルロットの兵
彼女を漲らせるわけ{netabare}(マスベさせる){/netabare}にはいかねえ!
私は悲しみも背負っている。そして地獄をも経験した。だから幻影なぞ効かねえよ...
まもりは私が貰う、邪魔をするな
って感じ
もう魅零がSAKIMORIにしか見えねえwww{/netabare}

2016年のために立体起動装置を準備し...
{netabare}おいまもり、き~のこきのこ発言やめやwwwwwアンジュのガブッを思い出したwwww
霞と出会ったと同時に地響きが...は?あれ巨人か?女型の?
どうやらこの島に来てパートナーと別れたため巨大化した模様

おーい、盗人が目の前にいるのに見て見ぬふりはwww
それと公衆の面前でんちゅーはやめたげてよおwwwまもりを裁断道具扱いしちゃあアカンwww

初回でまもりを襲った二人はまーたビーチにおった
その時...(女しかいないけど)人類は思い出した...
wwww笑うしかねえなwwwwいくら恩返しのためでもwww
+例のアレも込みです

ちょ、いくらパートナーに会いたいからって巨人のまんま行ったらアカンwww
片方は捕らわれていたのだが救出
そしてダーイブ一閃
デカくなっていたのはタイムラグだったようだ
仲直りできたので、でめたしでめたし{/netabare}

世の中銭?いや愛でしょ&もう一つのクェイサー
{netabare}開幕丁半博打(龍が如くでやんな)
メイフォンは城のメンツとグルになって、物資の盗みとデータのねつ造を援助している模様
やっぱ犯罪は避けられないんだよね、多くの世界は
は?マーメイドフェスタ?ここでもあるんや
あれー?それ聞いたことあるぞ...
確か黒いなのフェイが...

んでもって商品のために大会に出ることに
おい、着替えショーしてたらカグラを思い出すwww

祭り祭り~
前のメンツが^^

と思ったが、票を操作して優勝者をシャルロットにしようとしたので、漲ってあの二人を成敗
っつーかあの二人完全にカーチャさんと華だった。クェイサーの
無論魅零とまもりも同じ行為を...

メイフォン、金があればいいってもんじゃないからね、そのスーツが金で構成されようとも

それと
ちくわとチョコバナナとフランクフルトと茸は
あんま出さないで貰いたいな、どう足掻こうと{/netabare}

やはり彼は...
{netabare}あのバリアを突破できれば帰れるってことだから、あれを操っている(島全体を管理している)のがラスボスだろう
柊は男装までしても世界を暴こうとした努力家だった。
尚、とりのさんは分かっている模様、そしてレベルは高い...www
ちょちょちょ、まもりが柊を見ただけで漲っただと!?wwwww

悪いが2人に正体バラしちゃあアカン...多分魅零は見抜いた
翌朝「また事件ですか?」
そうや立てこもり事件や(ついにんちゅーにも光の盾が...!!)
人質もおったけど奴も罠だった
例え魅零と引き離されようとも柊の姉さんとなら...!
貴女もSAKIMORI(持ち手)だったか...{/netabare}

謎解き
{netabare}柊はレディ・レディに頼み事を依頼
この島の秘密が分かるのか?
もちろん主人公2人も同行することに

ちゃんとまもりを目ガードする魅零はいい子^^(おい、数か月前にやった未来と同じwwwwwシンクロ達成wwwww)
地下に行ったら研究プラントがあった。ここで研究を?
人工のアーム
それが開発され、軍事利用されたから魅零は用なしにされた
その研究がなされていたのか

そこのアームが襲ってきやがった
狙うはまもり!
魅零の姿が変わった!?別のスタイルなのか!?
それとまもりも剣から槍の姿に!?
勇気が力となったか...{/netabare}

この世界の飛鳥、だが心は
{netabare}ついに別の島から動き出した相良百華(髪飾りが黒猫だからまもりと相反する)
彼女はシャルロットの直属兵になった
でも「よろしくにゃん♪」は止めなさい...
何だろう、顔パンしたくなったwww

確か回想で魅零と共に戦ってたはずだが
それと柊が女だということも知っている素振りを...
これは偶然じゃねえ必然や
それと同時に魅零も一瞬操られたが...
百華にはまだ二人部下がいる模様
彼女らは第三世代のアーム、すなわち魅零が戦っていた頃から進化した兵器ってこった

そしてシャルロットとの一戦後、城に革命は起こってしまった...
柊の姉さん...

その魔の手は村にも...
人形が...

お の れ 百 華{/netabare}

主人公2人ぼっち
{netabare}開幕昔語り、霞と寝たきりになっている響は逃げていた。そこに襲うはチンピラ
やはり破かれる
その時、柊の姉さんが...

城ではシャルロットと百華が島民を集めて力を探している模様
やはり集結するのは城
メイフォンもレディレディもだ
主人公2人は柊の姉さんを助けた
さて奴を叩かねば

響を人質にとるったあ...
人としての屑だっ...!{/netabare}

対峙する2人
{netabare}レディレディも組織の犬になりたくないから離反した模様
そして百華達はまもりを狙っていた
非情にもビームは放たれる...
が、ありがとうメイフォン...

ウイルスの力が臨界点を超えると性格が真逆になる...だと!?
なら機械にするのはもったいねえ、私のもんだ!!
機械として生き、それに反したら切り捨てる
それがかつての魅零と百華だった
しかし魅零は慈悲を得てしまったから捨てられた。
百華はまもりを得ようとしている
なら止めるだけのこと...私は感情を得てしまったから使い捨てにされた。だがあの子と出会って生きる理由をくれたんだから...

まずはシャルロットという前座を片づけねば
だが相手はソルジャーも兼ねている
でも彼女は前座の中の前座だった
翼さんの如くバイクをぶつけて撃破、ありがとうレディレディ

待ってたぜ...百華...
まもりを装備した百華(アクセサリーが泣いていた...)
それでブチ切れた魅零
私の生きる意味に手を出すなあ!!{/netabare}

魅零(雲雀)VS百華(飛鳥) カグラ対決はーじまーるよー
私は死なない、絶対に死なない。ヴァルキリーの道を極めるまでは!!
{netabare}へ?とりのさんが島の監視者だったのか?
まだ世界の謎を解いていないのに...
2人の前に現れたのは
アームを装備した霞だった...!(クーガーの兄貴に一瞬見えた、アンタオートスコアラーなのにwww)

だがとっておきは残しておくもの
今度は剣が感染者を取り込んだ...だと!?
そして魅零達も...(ここにクェイサーと並ぶ限界があった。薄い本なんざ後で大量生産しとけ!!)

だがなあこれでくたばる訳にはいかねえ...エロスという神はあくまで戦いの材料
{netabare}どれだけ触手に纏われようと、咥えられようとも{/netabare}生きるためにアンタを倒す!!物理で脱出し、まもりを助け出し
んちゅーかーらーのー!?
シンフォギアアアアアアア!!あれは白いシェンショウジンだと...!?
ちゃう、聖闘士星矢や!

最後はお約束の巨大化(ゲームの四神と似てる!?)
巨人ちゃんが崩してくれた!&霞達も頼む!
トドメはバイクに乗ってかーらーのー?炎鳥極翔斬っ!!
もういい、百華、貴女の執念は見事だったが、足りないものがあった
これで最後だ...

んちゅーで始まり、んちゅーで終わる
まもり、貴女の力は元の平和な世界に戻すための力だ(倫花・乱花姉妹おった!!島近いなwww)
それで治すためにHappy endのために旅立った二人だった
いや、メイフォンとレディレディも付き添いだけど
うーん、両親の元に帰っても良かったんじゃあ
でも百華をぶっ殺すルートは無かったのだろうか?逮捕されたけど{/netabare}

じゃあ他の島では平和に終わったのだろうか?
他の島でもアニメ化してくれないかな?特にセイレーンと無名島二つ
5勢力が集結するのだろうか?
そして百華までも離反しようと考えるAAA機関の全容は?
ウイルスの謎は?何故3種存在する?
「」の5年に何があった?
その道筋はクェイサーを手掛けた金子の親っさんと
カグラを手掛けた高木の親っさんが握っている・・・
まあビクニ(ゲーム)に戻ろう
{netabare}っつーか話おもろいんですけど^^ラスボスが貴女だったとは・・・クリアしたし
DLCを待ちながらトロフィー回収や
それと桐生さんと同じく究極闘技あったwww
オマケに乱戦・試練・疾走・究極
ぜーんぶ混ざってるから嬉しい^^しかし技を使うとエラーしてしまうのが悩みだし、処理能力が落ちていた

2016.2/15
1000円自腹で払って終わらせました
ゲーム中の金じゃあ無理だwwwwやっぱガチャは賽銭箱という名の悪魔だ...!{/netabare}

もう一つの閃乱カグラがここに在った
またどちらとも続編を願う
感謝人人人
しかし、高木さんはマーベラスを退社
この世界の謎解きは出来ず仕舞い...?

投稿 : 2025/03/15
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

百合とレズの違い?

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
(ド)エロと百合(むしろレズ)が好きな人以外には勧められない作品ですね(^-^;

まあ、何はともあれ突き抜けてはいるので、記憶に残る作品ではありました。乳を観たい方は良いんじゃないでしょうか(白目)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
エロと百合を極めたような作品。それは良いんだけど、「純粋な百合」ではなく、あくまで「男の代用品としての百合」が描かれているのが、やや不快だった。(唯一の男だと思われていた)アキラがキャーキャー言われていることからも、本来は男がもててるのがわかる。

最後まで観たのは、ラストが気になったから。最後、どのような形で彼女達が解放されるのか、それともバッドエンドか。興味はそこだけだったんだけど、な~んだ、という感じで終わった。

強いて良さをあげれば、処女(とこのめ)ちゃんという衝撃の名字(実際にいたら、人生狂うよな~)と 、「未弐見にみ」の巨大化(全裸での巨大化、ちょっと笑った。そら恥ずかしいわw)。レディ・レディの安定感あるエロ格好よさくらいかな。

ちなみに、一般的な解釈で言うと、「百合=精神的な結び付きが主な微百合から、手を繋いだり抱き合ったりなど微笑ましいレベル、キスとかしちゃうガチ百合まで幅広い。基本的には二人の関係性を示す」「レズ=同性愛で、肉体関係まで発展。個人の資質を示す」って感じで定義されるんだろうけど、そうなると、本作の場合、どちらに分類されるかが難しいよね。「契約」とか「戦うための手段」みたいな部分も入ってくるから。

ちなみに、自分的にアニメで楽しく観られるのは微百合くらいまでで、あんまり露骨なのはやっぱり引いちゃいますね。BLもそうですけど。逆に、リアルにそういう方がいても引かないけどね。「それは本人達の自由」と思うし。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 25

うっきー星人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

観ると知能が腐りそうなバカアニメ+乳首丸出し系

唐突すぎて意味分からんwww

「おおまかなストーリー」
特殊な人間(武器に変身するwww)なので急に政府?にしょっぴかれる
→いきなり無人島、ビチグソギャル2人組(乳首丸出し)に訳も分からずバトルをしかけられる
→空から女の子が降ってきてコンビ結成
→いきなり学校?養成機関?どS女がハイヒールをどM女のアナルに突っ込み変身、バトル開始
→主人公側も変身で対抗(乳首こすり合わせレズりながら)
→勝利!観客「あいつらTUEEEEE!!」

はい意味分からんです、乳首が見えるクイーンズブレイド系なのは分かりましたがストーリーがおまけ過ぎて理解不能
2人1組で戦う系、あとはアーーーン♡やら処女やらそっち系の言葉が飛び交うのみです
知能が腐りそう・・・もう脳内でつじつま合わすしかないです

ただビチグソギャルの巨乳ちゃんの方の乳輪がおおきくておおきくてとてもとてもぼっきんきんしました!
あの乳輪だけ満点!脳味噌腐らせながら肉棒エクササイズして観るアニメです

ストーリー、作画以外は未評価

投稿 : 2025/03/15
♥ : 3

70.3 20 お祭りアニメランキング20位
真剣で私に恋しなさい!!(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (1064)
6388人が棚に入れました
――なにげない集まりが、かけがえのない時と知らずに俺達は過ごしていた。 川神学園、2年生の直江大和には大切な仲間達がいた。 男4人と女3人。幼い頃から一緒にバカやって今まで育ってきた。色々あったけど、今でも仲良しの皆。心地よい空間。そこに新たな仲間達2人が加わり、より周囲は賑やかになっていく。しかもメンバーの女性は全て武道をたしなみ、血も武士の系譜という頼もしい構成。凛々しい侍娘たちに負けずに頑張れ、男達。

声優・キャラクター
神谷浩史、友永朱音、伊藤静、小西克幸、鈴村健一、西沢広香、山口勝平、織田圭祐、亜城めぐ、遊佐浩二、杉田智和、松井菜桜子、緒方恵美、浅川悠、氷青、後藤邑子、草尾毅、諏訪部順一、阪田佳代、飛田展男、中村悠一、水橋かおり、ひと美、瑞沢渓、高岡瓶々、小野大輔
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ただのハーレムアニメ(50点)

全12話。
ゲーム原作。原作未プレイ。
通称“まじこい”

個人的満足点:50点
アニメ系統:ハーレムバトルアクション

1話の時は熱いバトル物の雰囲気を出していたのだが
結局のところ、ハーレムアニメといわざるを得ない。
ストーリー構成にも無駄が多く、本来の目的が見え難い。

確かに1つ大きな目的はあったのではあるが目的が明確にならない時点で
各ヒロインとの話がギャグまじりで進んでいくので、話の方向性が見えない。
つまりはハーレム展開。
萌え仕様といってもいいと思う。

萌えられるキャラを見つけられればいけそうではあるが
個人的には萌えられるキャラはいなかった。
いや、キャラの掘り下げが不十分でそこまでにいたらなかった。
そもそも12話にしてはキャラが多すぎる。
1番の難点はメイン?ヒロインが好みじゃないw

結局のところ萌えとしても今一だったといわざるを得ない。

音楽や作画は悪くないと思う。
特にOP曲はなかなかいいと思う。
バトルの動きなどもなかなか良かった。

だが、無駄におっぱいしてて、まつかぜで隠すのが目立った。
明らかにDVDorBD買えば見えますよ的作り。
実に残念な作りであった。

ハーレムアニメが好きであればどうぞといったところ。


と、まあ、酷評ぎみに書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

俺は一子派(`・ω・´)キリ

-----------------------------------------------------

以下、各話後の感想。
途中までしか感想書いてないがw
ネタバレあるかもしれないので
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
のっけからぶっ飛び設定で吹いたw
そして、熱い。
この熱いバトル感は久しぶりだなw
スクライドの乗りに近いんじゃねえかな。
天上天下よりかな?
まあ、とにかく熱そうだわw

さらに、主人公大和の周りにはハーレムの予感w
(神谷さんこんなところで何やってんすか?w
  と1人で突っ込んでいたのは内緒だw)

これはダークホースになるかもしれん。

2話視聴。
ふむう、やっぱりハーレムなのかな。
しかし、バトルは結構熱い感じだね。
そして、ギャグぽくもありシリアスぽくもある。
どっちつかずな感じ。
あれか?
ISぽく萌えアニメになるのかな。

3話視聴。
これは完全に萌え萌えハーレムアニメかな。
1話の熱い流れはどこいったんだろうか。
まあ、とりあえず登場キャラは可愛いのでなんとなく観ることにしよう。

4話視聴。
真剣でハーレムと化してきた。
無駄にエロに熱いw
あれだけ裸について熱く語るとは。
正直どうでもいいアニメになってきたなあ。
もっと、引き付ける展開とかないのかなあ。

5話視聴。
またも別の女の子と話が進展。
なんだかうんざりしてきた。
そろそろ限界かもしれない。。。

6話視聴。
なんというバカバカしい話。
アフレコ現場を想像すると笑えてくる。
しかし、良かったのは若本さんキター。
渋い、渋すぎる。
セリフもかっこいいし。
若本さんが出ていた所以外はバカばかりだった。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 32

asphodelus さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトルなし

声優陣の豪華さは今更言うまでもなく、作画もとても綺麗なので、原作をそのままアニメ化してくれればそれでいい作品になるんじゃないかと思う。もちろんアレンジを加えてより面白くしてくれたほうがいいんだけど、無理をしすぎて黒歴史化しないようにしてほしい。


話は百代ルートがいいかな。せっかく動きがあるアニメだし、派手な戦闘シーンがあるルートが見たい。もちろんBGMはそのままで。

リュウゼツランルートとかも良さそうなんだけど、あれは原作のラストルートで、作品のまとめのようなもの。アニメを見て興味を持って原作をやる人もいるだろうし、いきなりまとめを持ってくるのもどうかと。それに、あれは各ルートに伏線がはられているため、下手に全ルートの内容を入れようとして意味不明な展開になった後でリュウゼツランルートとかいうふうになりそうで怖かったりもする。かといって何の伏線もなくいきなりあのルートが始まったらまじこいやったことない人唖然だろうし。

なのでまあ百代ルートか源さんルートがいいんじゃないかと。源さんルートがいいんじゃないかと。大事n(ry

まじこいはキャラの掛け合いも面白いので、シナリオだけではなくそういうところもたくさん取り入れてやってもらいたい。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 4

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

序盤だけでは解りません(^▽^;)

■「真剣で私に恋しなさい!!」ってどんなアニメなの?∑(=゚ω゚=;) マジ!?
このアニメは真剣に語るのはちょっと出来ないかもです♪
エロゲ原作なのでお色気シーンはもちろんあるのですけど、規制処理が入っているので目障りな感じを受けることになりますねw
それと、1話と2話では作品の雰囲気がガラリと変わってるので、なんと表現していいのやらって感じになっちゃいます!!
うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ
1話では、「バカテス」や「DOG DAYS」みたいに溢れんばかりのキャラでわいわいバトルする印象だったのですが、2話・3話ではごく普通のラブコメ的展開になってきた感じですね!
キャラの名前が戦国武将風だったりするので、戦国要素があるかと思いきや今のところ全然感じられませんw
 
基本主人公の少年を中心に展開されるドタバタラブコメになるのでしょうね♪
 
 
■3話迄の印象を綴った日記φ(*'д'* )
1話で思いっきりキャラ見せをして、2話・3話とキャラ毎に紹介を兼ねて主人公大和とのショートストーリーが展開されていたので、以降の展開もそんな感じで進んでいくのかなぁって思っています♪
同時期に放送しているエロゲ原作の「ましろ色シンフォニー」と較べるとキャラデザに関しては個性豊かでそれぞれ特徴がありました。
中には濃すぎるキャラも見受けられましたけど・・・ガングロにも程があるでしょってw
なので、登場キャラが多い割には意外と早く覚えられるのではないでしょうか?
 
主人公の大和くんは百代ちゃん一筋って感じなので意外と好印象ですけど、可愛い女の子に迫られていつまでそれが続くのでしょうね(^▽^;)
風間くんや他の男の子のキャラは1話で出てきたっきり目立った出番が無いのでちょっと肩透かし気味なのです♪
かなりキャラが多いので、どれだけバランスよくストーリーにキャラを使ってこれるかが今後のポイントになって行きそうですね!
今のところ、可もなく不可もなくって印象なのですけど、個性的な作品になる要素はあると思うのでこのまま平凡で終わって欲しくないですね(*^-^)
 
 
評価は全話視聴後に採点させて頂きます♪
 
2011.10.19・第一の手記

投稿 : 2025/03/15
♥ : 28

60.7 21 お祭りアニメランキング21位
猫神やおよろず(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (337)
1770人が棚に入れました
かわいい店主・柚子が営む古美術店・八百万堂。ソコの居候、猫神の繭を訪ねて、美少女たちが引きも切らずに…♪ 天界で起こった小さな事件が、繭を巻き込み、意外な展開に!? 美少女たっぷり、ご町内神さまコメディ!!

声優・キャラクター
戸松遥、堀江由衣、茅野愛衣、竹達彩奈、MAKO、三瓶由布子、豊崎愛生
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

レッツ神様萌え、否、声優萌えか(60点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:60点
アニメ系統:日常系コメディ

猫神「繭」と神界の仲間達がおくる、ご町内神様コメディ。
ということで、可愛い神様達によるドタバタコメディ。

結構ゆるいので、日常系が苦手な人はきついと思う。
私もきつかったが、何とか完走した。
でも、日常系好きな方なら結構楽しめるのではないかとは思う。

作中でてくる神様達が非常に可愛く個性もあり
お気に入りの神様を見つければかなりいけるかとは思う。
ただ、ちょっとキャラ数が1クールにしては多い気がした。
そのため、キャラが生かしきれず、私はお気に入りを見つけることは出来なかった。

そんなキャラを演じる声優が恐ろしく豪華。
(個人的にはドラマCDの声優の方が好きだが)
戸松さん、堀江さん、MAKOさん、茅野さん、竹達さん、三瓶さん、豊崎さん
となんじゃこりゃってぐらい豪華。
そんな声優さん達のからみを観れるのはある意味すごいアニメかもしれない。

兎に角、家族でも安心して観れるクオリティではあると思う。
日常系好きな方はどうぞご覧あれ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

繭は釘宮さんのままにして欲しかった。


-----------------------------------------------------

以下、毎話後の感想。
ネタバレが含まれる場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
神様とのゆるーい日常系かな。
神様なのに日常とかいう突っ込みは無しでw

なかなか神様達が可愛い。
これは神様に萌えれるかが分かれ目な気がする。
色々な神様が出てくるようなので
萌えれる神様が出てくれば視聴できそう。
2話に出てくる神様に期待が膨らむw
そうピンク髪のあの子だw

2話視聴。
ピンクツインテ神「芳乃」でたw
これはどこかの誰かの反応が楽しみだわ。
しかし、このアニメの声優陣だが
ドラマCDの時の豪華さがうらやましいw
釘宮さんに千和さんに沢城さんなんて俺得なw
アニメも十分豪華なんですけどね。
さあ皆様もレッツ神様萌えw

3話視聴。
漫画の方が面白そうなんだがw
その漫画をアニメにしてくれ。
話の内容は相変わらずのほのぼの日常。
笑いをはさみつつ、最後にちょっとだけいい話だった。
来週もぼーと観ることにする。

4話視聴。
夢くいバクの話。
相変わらずゆるい話だが
ちょっといい話だった。
毎話こんな感じなのかな。

5話視聴。
温泉&水着回。
神さまでも水着回はやるのかw
そして、あわれごんた。。。
おまえはよくやった。
安らかに眠れw

6話視聴。
ゆず回。
何か今までと違って、ちょっとシリアス風味でいい話だったんだがw
ほのぼの日常だけじゃないんだね。
今週は結構面白かった。
来週はまた日常かね。

7話視聴。
お祭り&怪談。
相変わらずほのぼのしてる。
個人的には結構退屈になってきてる。
でも、がんばって観るよ。

8話視聴。
ポロリ回。
ポロリ、ポロリ、ポロリw
konozamawwwwwwwwwwwwwwwww
なんというネタw

9話視聴。
不意打ちのいい話。
ちょっと感動してしまったじゃないか。

10話視聴。
新キャラ登場。
ちょっとキャラが多すぎるなあ。
1クールでこれだけキャラが出てくると
キャラの特徴を出すが難しい気がする。

11話視聴。
まゆが結婚?!
来週で終わりだがどんな結末になるのか。
結婚は絶対ないとは思うがw
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 23

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

可愛い神様達のC=(^◇^ ; ホッ!っとする物語ですね♪

■「猫神やおよろず」ってどんなアニメなの?
とりあえずタイトルから読み取りましょうね♪
「やおよろず」を漢字で書くと「八百万」となるのですけど、800万の神様が居る訳ではなく、数が多いことの例えなのですね!
ということで、この作品は、主人公で猫神様の繭ちゃんと、その他沢山の神様が人間界のとある町の万屋こと、「八百万堂」を中心に描かれる神様系コメディなのです♪
 
ずばり、キャラがとっても可愛く描かれていて、しかも豪華な声優さんをキャスティングしているので、キャラ萌えアニメであることは間違いないのですよ♪
 
■メインキャラの豪華な声優陣をチェックしてみましょうね(*^-^)
・繭<mayu>[声:戸松遥]◇代表作◇あの花・・・安城鳴子<あなる>、他
  忘れられた物と記憶を守護する猫神。
  かなりのトラブルメーカーだけど、皆に好かれる人気者。
 
・古宮柚子<komiya yuzu>[声:堀江由衣]◇代表作◇化物語・・・羽川翼、他
  万屋「八百万堂」の若女将。
  ぎりぎりの家計をやり繰りしているので、繭の無駄使いには結構強気です♪
 
・正倉院笹鳴<shosouin sasana>[声:茅野愛衣]◇代表作◇あの花・・・本間芽衣子<めんま>
  繭とは幼馴染の猫神で、しかも女の子通しなのに許婚という関係。
  そんな繭との関係もまんざらではない様子♪
 
・メイ子<meiko>[声:竹達彩奈]◇代表作◇けいおん!・・・中野梓<あずにゃん>
  大黒天の孫娘。笹鳴のライバル!「打ち出の小槌」を振り回しちゃうツンデレ担当です♪
 
・芳乃<yoshino>[声:MAKO]◇代表作◇かみちゅ!・・・一橋ゆりえ
  春を司る桜神の少女。秘伝の灰で桜を咲かせちゃいます。
 
・しゃも<shamo>[声:豊崎愛生]◇代表作◇けいおん!・・・平沢唯
  貧乏神。子供なので、胸もかなりの貧乏っぷりです♪
  でも、肩書きは財物部一級査察官なので、実はとっても偉い神様なのです♪
 
・ゴン太<gonta>[声:三瓶由布子]◇代表作◇交響詩篇エウレカセブン・・・レントン
  稲荷神の少年。ひそかに柚子の事を想っているけど、空回りばかりしちゃってます♪
 
改めて見てみると、すごい豪華な声優陣ですね♪
ちょっとこんな想像をしてみてください。。。o(゚^ ゚)ウーン
『あの花』コンビの「めんま」と「あなる」が猫神を演じてるのですよ♪
『けいおん!』の先輩後輩の「ゆいちゃん」と「あずにゃん」が貧乏神と大黒天の孫娘を演じてるのですよ♪
『かみちゅ!』のゆりえが、ここでも桜神を演じてるのですよ♪
『化物語』の羽川さんが何でも屋の若女将ですよ♪
『エウレカセブン』のレントンが稲荷神でここでもダメダメっぷりを発揮してるのですよ♪
 
なんとなく、楽しくなってきちゃいますね!!
 
 
■OP/ED曲はどうなんでしょう(〟-_・)ン?
【神サマといっしょ】OP曲
なかなかノリの良いアップテンポな曲です!
「しゃんしゃんしゃん」と耳に残るフレーズもあり、作品に良くあった聞いてて楽しい気持ちにさせてくれるような曲ですよ♪
 
【虹 ~Ver.8000000~】ED曲
なんと「電気グルーヴ」の曲をカヴァー&アレンジした曲なのですね♪
テクノポップの爽快感を感じられるアップテンポな曲はさすが「電気グルーヴ」ですね♪
 
 
■前半までの感想
ドタバタコメディーがメインの中でたまにジーンとなるようなシリアス回があったりしましたね♪
ずば抜けて何かが良いって言うわけでは何のですけど、全体的なバランスは良いので、好きなキャラに萌えるのも良いと思います♪
ちょっとだけ、C=(^◇^ ; ホッ! っとしたい時に「猫神やおよろず」でほのぼの感を味わえればいいなっていうスタンスで今後も観て行こうと思わせる作品ですね♪
 
 
■総評
予想通りC=(^◇^ ; ホッ!とできる作品で最後まで楽しく視聴できました♪
概ねキャラが出揃った中盤から後半にかけてはかなり面白くなってきましたね(*^-^)
八百万堂に自然と集まってくる仲間達を見ているとまさにこの言葉がぴったりなのです♪
 
【桃李物言わざれども下自ら蹊を成す】(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)
桃やすももは何も言わないけれど、美しい花を咲かせそれを慕い、熟した実を求めて人々が集まるので、木の下には自然と小道ができるって言う意味なのですよ♪
成蹊大学の名前の由来にもなっているので有名ですよね(o^∇^o)ノ
 
一緒に働いたり、遊んだり、怒られたり、バカな事をしてばっかりの仲間だけど、一緒に過ごすことで芽生えてくる居心地の良さや、仲間といる事の温か味を感じさせてくれるアニメだったのです♪
少し肩の力を抜いて、(´▽`) ほっとしたい時に視聴すると癒されるような気がします♪
 
最後に、この作品のMVPキャラは繭さまだと思うのですけど、自分の意思とは反対に色んなキャラの引き立て役になってくれていたゴン太は影のMVPでしたよw
 
 
2011.08.28・第一の手記
2011.10.18・第二の手記(追記:■総評)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 36

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

かんなぎ?いいえ、でじこです

視聴中だが既に見終えた気分になった(爆)

監督に桜井弘明、シリーズ構成に待田堂子、キャラデザにナベアツ(渡辺敦子)、制作スタジオにAIC PLUS
と、「GA」のスタッフが再集結

しかし「GA」のような変化球だらけの作風ではない

戸松遥の演じる神様つながりと聞くと「かんなぎ」を思い起こさせるがそれも違う

実際のところは桜井監督の代表作、「デジキャラット」辺りのゆるギャグに原点回帰が見られた

前作、「会長はメイド様」でも桜井節を取り戻しつつあった監督だったが、
あれはメインが恋愛ということでやや控えめだった

「デジキャラット」や「だぁ!だぁ!だぁ!」世代のゆるギャグ好きには率直にオススメします

投稿 : 2025/03/15
♥ : 5

69.5 22 お祭りアニメランキング22位
3D彼女 リアルガール(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (300)
1206人が棚に入れました
リア充な美少女・五十嵐色葉とオタク男子のつっつんこと筒井光の関係を描く不器用なラブストーリー。

声優・キャラクター
芹澤優、上西哲平、蒼井翔太、津田美波、寺島拓篤、上田麗奈、神田沙也加

unzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

作画崩壊がひどい

少女漫画なので、ある程度柔らかい雰囲気で作られてるのだとはもうのですが、
それにしてもここ数話の作画崩壊レベルはひどいです。
背景は良いのですが、主要人物、教室の机や椅子など歪みまくりです。

ココ最近だとメルヘン・メドヘンと肩を並べるレベルの作画崩壊アニメです。
この作品も途中でお休みになるのではないかと感じるレベルです。

なんと言っても制作会社がフッズエンタテインメントでメルヘン・メドヘンと同じですので本気で心配になってきました。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 5

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おもしろかった(タイトルで損してる……)

タイトルからはとても想像できないですが、とても良い青春恋愛ドラマです。

あにこれではあまり評価されていないし、タイトルもビミョーなのですが、やっぱり、見た目だけで判断してはいけませんね。もっと評価されていい作品だと思います。

コミュニケーションが苦手系の恋愛ドラマで、その葛藤や気持ちが十分伝わってきて観ていておもしろかったです。私は共感する所が結構ありました。

多少主人公の卑屈さに気になる所がありましたが、それはキャラということで……。少なくともいいやつであることは観ていたら感じられるので、人から好かれる理由も納得がいきます。不器用ながらも真剣に大切な人と向き合おうとする姿勢は好きです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7

のか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

謝れ~!制作陣は今すぐ作者に謝れ~!!

原作既読  全12話

あらすじ
ヲタクでネガティブな男子高校生とちょっと変わった女子高生の恋愛話


では感想を
2期があるので物語の感想は2期を見てからです^^
ここで終わったら消化不良もいいとこ。

2期があって良かったwww

で、原作はめっちゃ面白かったのに・・・どうしてこうなった?
なんで、なんで・・・この作画はなんなんですか!

12話通して色んな所で作画崩壊!
気になって気になって、物語に集中できませんでしたよ!

キャラだったり、背景だったり、動きだったり・・・
視聴者、なめてんのか~!って言いたくなりましたよ!

制作陣は取り合えず作者やこの作品のファンの方に謝るべきですね(マジ)


原作既読者で2期の展開も知っていますが、ちゃんと視聴します♪
作品はめっちゃ面白いんですよ!

王道の恋愛作品です。ハマる人はめっちゃハマると思います。
1期の作画崩壊なので心を折らずに、ぜひ2期の最終話まで視聴しちゃってくださいな
o(*^▽^*)oあはっ♪



では最後に一言
絶望した~!作画が酷いアニメに絶望した~!
恋愛アニメですよ!甘々雰囲気を楽しむアニメですよ!
ロボットみたいな動きだったり、表情が変だったりじゃ、楽しめないアニメですよ!
制作陣、これで納得したんですか?
実写化までした人気作品ですよ!
お約束のように12話ほぼ作画崩壊シーンがあるアニメに絶望した~!

投稿 : 2025/03/15
♥ : 19

65.7 23 お祭りアニメランキング23位
GRANBLUE FANTASY The Animation season2(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (116)
435人が棚に入れました
空に憧れ、星の島を目指す少年は、蒼い髪の不思議な少女と、運命と生命を共にすることになった。空へと旅立った少年と少女が出会ったのは、信頼できる仲間たち、そして空を渡る騎空艇。帝国の追撃を躱し、星晶獣との邂逅を経て、二人は絆を深め、成長していく。だが、星の島への道程はまだ半ば。少年と少女は、仲間と共に次なる旅路へ進む。

声優・キャラクター
小野友樹、東山奈央、釘宮理恵、沢城みゆき、平田広明、田村ゆかり、藤原啓治、田中理恵、加藤英美里
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ファンタジーファンタジーしてるのよ

ゲーム未プレイ


「へー、2期やるんだ」
PS4で発売のゲーム販促目的だろうと納得しつつ、元はといえば5年以上サービス継続している老舗ソシャゲ。少し前にアニメ化もしているし認知度アップの必要もあるまいて。
事の真偽はともかくcygamesさんのご厚意であろう、と最大限好意的解釈しての鑑賞です。
1期視聴済のためそのまま2期も!って感じですね。

めちゃくちゃ面白いわけではないんですけど

 {netabare}ファンタジー世界として独立している{/netabare}

ひとつの世界観が構築されていて、へたに現代日本との関わりがあったりみたいなのは無し!それなりに没入感あることが気に入ってます。
気に入ってるところを箇条書きにしてみると、

1.独立したファンタジー世界
 “星晶獣(せいしょうじゅう)”“騎空艇(きくうてい)”
 オリジナル用語は慣れれば良いこと。

2.絵が綺麗
 ファンタジー作品の肝ですよね。街並みや船のデザインもだし陰影やら光の使い方が好みです。

3.過去作への信頼 ※視聴動機
 ゲーム原作でもしっかりアニメ作品として仕上げてきてます。『神撃のバハムート』なんかがそう。

豪華な声優陣。なーんてのも引力たりえます。あえて視聴の選択肢から外す理由がないんですよね。
ファンタジーが好きで、それでも流行の転生(転送)ものとは距離を置いて、ずっぷりその世界にはまりたい!ってニーズがあればアリな作品だと思います。



作品評価に戻ります。
第一話の冒頭からOPが流れる安心仕様。空の奥行きを感じさせる音になっていて、作品の世界観を邪魔してません。
物語は全13話(本編12話+Extra1話)。たしか1期1話からの旅の目的は星の島“イスタルシア”へ行こう!だったかしら。グランの父ちゃん絡みで、なんとなく『ラピュタ』っぽい設定です。そこに向って一直線とはなってないですね。RPGみたいにサブイベントをこなして積み上げていきます。1期もそうだったし2期もその流れを踏襲してました。
話数で区切ると↓ ※隠しときます
{netabare}#1-#5 ヴィーラ編
#6-#8 セレスト編(ドランク祖母の姉ちゃん)
#9-#11 ラカム編

ボリュームあった分、初っ端のエピソードが好きです。{/netabare}

サブイベントがこれまたいい話が多い。ほろ苦い系のやや痛みの残るエピソードばかりです。1期で個人的には「ハァッ!?」だったEXTRAの唐突水着回も今回は心の準備が出来てたため問題なし。「誰だよ?ジータって?」戸惑いは過去の話です。前回は最終話でのEXTRAでしたが今回は途中挿入です。どのへんで出会えるかはお楽しみに!

キャラ多めでなかなか名前を覚えられなかったり、
サブストーリーと本筋との関連が希薄だったり、
そもそも3話~5話でリセットして次!な進行も、

…と減点要素もありますよ。全方向でお薦めというわけではありません。
あえてフォローするならば、人がそれほど増えないこと。
グラン達VS帝国の構図の中で主要メンバーの増減はなく混乱はないかと思います。キャラ多めといっても新顔はゲストキャラに限られてたのは親切でした。


浮世と離れてファンタジーファンタジーした世界に浸かりたい気分には合うと思います。
キャラではカタリナさんの旧友“ヴィーラ”さんがよかったですね。CV今井麻美さんの特徴的な声も心地よかったですし、『天城越え』にも通ずる情念の深さを彼女から感じました。

この調子だと続編があっても不思議じゃなさそうです。これから観る場合はぜひ1期からどーぞ!



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2020.01.17 初稿
2020.07.21 修正

投稿 : 2025/03/15
♥ : 31
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ルーツを辿り、過去を捉え直し、未来へ進む物語

2019年秋放送・ソーシャルゲーム原作のTVアニメ。全12話+エクストラ(ジータ編)1話。

2期をずっと待っていたアニメです。
製作会社も主要スタッフも総入れ換えで、最初は驚きましたし1期もとても好きなので残念ではありましたが、ヴァンガードGの監督とシリーズ構成なので楽しみでもありました。

ルリア役の東山奈央さん、感情の出し方がとても上手になったというか(偉そうですみません)、前作で感じた物足りなさが無くなっていて流石だなあと思いました。グラン役の小野さんも、2期目だからかキャラクターの掴み方が格段に上がっていて、さらに良い演技が聞けたと思います。楽しかった!

【第1話感想】
{netabare}
MAPPAの大塚学社長と梅本唯監督のインタビュー
https://natalie.mu/comic/pp/mappa_grablu

こちらを読んだ限り、第1話で私が感じたことはほとんど監督が意図して作り上げたものと思って良さそうです。

初回から作りがこなれていて、13話目として見て問題ない感じ。
1期は王道で丁寧なストーリーが好ましい反面、堅実すぎてクセが無さすぎる印象でしたが、今作はどうなるでしょう?…といっても原作のストーリーを大きく逸脱することは無いとは思いますが。

作画の変化は結構言われていますが、動いているのを見ると全く問題ない。
1期の作画は主線をデジタル加工して独特の優しい雰囲気にしていましたが、今作では主線と色彩を若干淡くして優しい雰囲気にしています。
キャラデザも今作では線を減らし動かしやすくしていますが、表情や仕草の細やかさは変わらず。動画の印象は少し違いますがどちらも良い。背景も今作の方が少しシンプルですが、動物を沢山出したり、人の暮らしをちゃんと描いていたりするのは変わらず。

清々しく明るい雰囲気は1期でも感じましたが、2期も世界観を上手く引き継いでいると思います。
キャラクター紹介もこまやかに掛け合いで描き、ゲストキャラも活躍させ、食堂・住人への聞き込み・星晶獣の探索などで人間関係もわかる。因縁のある敵キャラクターもほぼ顔見せしています。
ルリアの日記のシーンも、ルリアとグランの関係をきちんと描いていて好印象でした。

しかも次回への引きもしっかりしてるとか…何これ完璧な続編の1話じゃね?
というわけで今後も楽しみです。 {/netabare}
(2019.10.7)


【視聴終了感想】
物語とキャラクターが最後まで安定していました。
作画は不安定な時もありましたが、絵コンテやカット割がとても良かったと思います。

全てのキャラクターを重視し細やかに描き切っていて好印象。アニメ第1期で登場した設定などもしっかり反映されています。
生活感を感じられるシーンが多いのとか、マスコットであるビィの細かい活躍が多くなっているのも良いですね。
{netabare}
全体のシリーズ構成も工夫されていて、第1話で騎空団の現状とキャラクターの関係性を描きいくつかの伏線を撒き、最終話でこれから向かう場所と立ち向かうべき問題、団長としてグランに足りないものをしっかり描いています。
その間に原作のエピソードが3つ。アニメの脚本はだいぶ膨らませてあるそうです。前作はシリーズ構成がサイゲームスでしたから、今作も色々相談しているのではないでしょうか。{/netabare}


【島ごとのエピソード】
{netabare}・アルヴィオン編
特に良かったと思います。
カタリナとヴィーラの因縁に決着をつけ、騎士とは何かを再提示する物語で、お互いの本音をぶつけ合って折り合うラインを見つける、つまりコミュニケーションの大切さを一貫して描きました。
グランとルリアはカタリナの意志を確認し自分達の正直な気持ちを伝え、カタリナはヴィーラと向き合い自分の騎士としての生き方を訴える。
そして本意ではなかったはずの6年間が自分の騎士の誇りであったことをヴィーラは自覚し、シュヴァリエとヴィーラの関係はルリアの力によって強制されたしがらみから維持すべき絆に変わる。とてもバランスの良い一編でした。
ドレスアップイベントでは1期からの設定(ルリアの髪飾りとグランの幼馴染)をしっかりと引き継ぎ、前作ファンにサービスするとともにキャラに厚みを増しています。

・トラモント編
記憶と魂の物語。ドランクのルーツを辿る物語でもあり、「とびっきりのお宝」は実は祖母の姉のフェリのことだったのですね。
敵によって記憶と魂を強制的に暴き出されるのは醜悪ですが、そのことがグランの父親に対する気持ちの整理と、ルリアと共有する自身の運命の再発見に繋がる。
ちょっとわかりにくかったんだけど不老不死を得たのはフェリで、父親と医者がその犠牲になっていた。セレストに憑依した医者がフェリの記憶を奪い、父親は残った命で医者からフェリを守るために見えない存在にしたということですかね?
ドランクは祖母の思い残したものを解消し、フェリは自分の記憶を取り戻して袋小路から抜け出し、島の住民にとっては自分のまま死ぬことこそが未来へ向かうということでした。
ゲストキャラのみでなく、同時にレギュラーキャラにもフォーカスした丁寧な一編だったと思います。

・ガロンゾ編
ラカムは自分の夢の始まりの場所カロンゾで、自分の過去の想いと未来へ進む標を再発見します。
ラカムは自身の目標を再確認し、互いの想いの力によってノアの存在が保証され、ミスラの力がそれを後押しする。
星晶獣には土着の神のような存在も居ることは1期のティアマトでも描かれていましたし、ミスラの立ち位置は好みでした。ノアの立ち位置も良かったです。この世界では船は交通手段として生活にも歴史にも深い関りを持つものと思われます。
果たしてノアをも滅ぼすようなフリーシアのやり方は本当に歴史の再構築と言えるのか。過去を捉え直すことができないフリーシアは現在の人の暮らしに思いを寄せることも、未来を考えることもできていないのですね。{/netabare}


【キャラクターについて】
{netabare}グランは団長としての貫禄が付いてきて、周りの人たちに目配りできるようになってきました。チーム内の役割分担も時とともに変化していくのが良いですね。過去の自分との対峙も改めて描いていて良かったです。
「あの日、命より大切なものをもらった」グランは自分の意志、自分だけの生きる目的を見つけている。父親に追いつくだけではなく、自分の生き方を選べるようにもなっています。
けれども、オイゲンはまだ優しすぎる団長を危なっかしいと感じているし、自分の過去に巻き込むべきではないと考えている。
帝国に招聘されると同時に、グランに今後の課題を残すラストは上手いなあと。

1期ではルリアは自分を獲得し、感情と心を素直に表現できるようになりました。2期ではグランに対する恋心、カタリナへの想い、オルキスへの関りなど、他人に対して積極的に行動しようとしています。興味の範囲が広がっていくのが見ていて微笑ましいですね。
ルリアとオルキスは人間じゃないのかな?帝国側はルリアを物として扱っている。
ですがあの日、命より大切なものを得たのはグランだけじゃなくルリアもなんですね。別の人格でありながら一つの命を共有する二人は、既に人間あり人間ではない。ルリアは既に生まれた時とは違います。どんな形にせよ、生命と意志を持った存在は「命」です。食べることが好きというのもルリアの生命力を感じさせて好き。ネタ元は原作ゲームのギャグ漫画らしいですけどw

そして対照的なのが帝国側です。
帝国宰相であるフリーシアの目的は、侵略者である星の民が作った歴史を消し去り、空の本来の歴史を取り戻すこと。
黒騎士のオルキスへの想いは元の彼女に戻って欲しいということ。
彼女らは今そこに確かに存在するものを否定し、不可侵であるべき人の心、命の尊厳を無視する。それらを3期で解消していくのかどうか、今から気になりますね。{/netabare}

…この終わり方だとさすがに3期が見たい。期待したいですね。(2020.1.23)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 10

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

無理に作らないほうが全然良かったよねこれ。

序盤 あれ?

中盤 おっと?

終盤 w

この話は引き続き旅をする騎空団の話
ジャンルはバトル・旅・ドラゴン
まず言います。なぜこの作品を作ったのか。私にはわかりかねます。前作とは監督もシリーズ構成もキャラデザもアニメ制作も全然違います。
おかげでストーリーの構想が大分違います。同じように見せているのでしょうが、全然違います。内容が少ないです。前作は王道系を突き進みながらも慎重な展開でした。
それに比べ今作は正直ヒドイです。前作のような王道系というよりは、やすい異世界ファンタジー的な印象です。すべてにおいて軽く行われ、キャラたちも深入りしようとせず、いつの間にか物語の展開が終わっているみたいな感じです。さらにはキャラも前作よりも印象が悪く、言ってることが矛盾してたりします。
内容です。序盤の掴みは普通でしたが、だんだん怪しくなってきます。中盤では明らかな差異が出始めます。終盤では着地をしようとしていますが、そもそも離陸するほど面白い展開にはなっていないので、なんとなく終わった感がすごいです。ものすごく安っぽく感じてしまう...

監督は梅本唯さん。ヴァンガードの監督をされた方ですね
シリーズ構成は吉村清子さん。大図書館の羊飼いなどのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは崔ふみひでさん。
劇伴は成田勤さんと西木康智さん。
アニメ制作はMAPPAさん。BANANA FISHやゾンビランドサガを制作したところですね

作画は正直戻してほしかったです。キャラデザもだいぶ印象変わりましたし。前作よりもあらさが目立ちました
opはSeven Billion Dotsさん作詞作編曲歌唱の「Stay With Me」
edはいしわたり淳治さんとadieuさん作詞、澤部渡さん作曲、スカートさんとTokyo Recordingsさん編曲、adieuさん歌唱の「蒼」

総合評価 いらなかったなぁ

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7

65.9 24 お祭りアニメランキング24位
かぎなど KeyミニキャラTVアニメ(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (84)
297人が棚に入れました
Key初のクロスオーバーワールド作品、ミニキャラTVアニメ「かぎなど」
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界ふしkey再発見

※ショートものは一律3.5点評価してます

おおむね10年くらい前のアニメ界で一世を風靡したkeyブランドの数々の作品をパロった5分一本勝負。20周年のメディアミックスプロジェクトの一環でとのこと。
知らなきゃ知らないでデフォルメキャラがわちゃわちゃしてるのを楽しむこともできましょうが、往年の名作群に触れている方ならより楽しめる仕様となってます。

元ネタはこちら↓
「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「リトルバスターズ!」「Rewrite」「智代アフター 〜It's a Wonderful Life〜」「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」「Angel Beats!」

私の視聴済み作品は半分くらい。「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「Angel Beats!」です。



■おすすめポイント

1.あのネタ再び↑
 名シーンに事欠かない作品群ですので感慨もひとしおとなるかもしれません。
 シーンを彩る曲も思い当たるフシありありでやってることはパロディというギャップも味がある。

2.同窓会
 新陳代謝の激しい声優業界ですので最近お目にかかれないあの人この人に再会できます。 
 {netabare}AIR神尾観鈴役の後任は真田アサミさん。以下記事からの引用。
 Keyは「神尾観鈴について議論を重ねた結果、『AIR』を表現するのに欠かせないキャラクターの一人であることから、キャスト変更の上登場するという決定をいたしました」「後任についてはオーディションを開催し、ゲーム版『AIR』開発スタッフも交えた検討の結果、真田アサミ様に演じていただくことになりました」とキャスティングの経緯を語った。また真田は「オーディションを受けさせていただくことになり、ラジオやアニメでご一緒した時の川上さんを思い出しました。どんな役でも伸び伸びとキャラクターを演じ、現場を明るくまとめていく姿にとても憧れました!」と川上との思い出を振り返り、「私が大切にしたいと感じたものをもう一度しっかり抱え、川上さんが大切に紡いだ観鈴を、しっかりと受け継いでいきます!」と意気込みを話している。

 様々なご意見もありましょうが、こうして再び故川上さんのGREAT WORKSに光をあてる意義はあったと思います。{/netabare}

3.主題歌といえばこの方
 Liaさんありがとう!


■こりゃどうかしら?なポイント

1.あのネタ再び↓
 名シーンほぼ感動的な場面ですのでパロディは諸刃の剣ですね。各個人の思い入れ度合いによる。

2.key作品の一長一短
 突飛なキャラが多いとインパクト強めで覚えてる部分もありますが、一方で突飛なキャラが多いことは物語進行とキャラのアクの強さが喧嘩したりで作品を離れると忘れがちに。一般的な作品より短期記憶で勝負!みたいなところあると思ってます。インパクト重視で賞味期限が早い。
 加えて登場人物が多く、さらに一世を風靡したのは10年以上前です。パロディも元ネタおさえてないと十二分には楽しめないでしょう。


楽しめたというより「そういえばあったな~これ」と懐かしさ喚起の側面が強いです。5分ですし腰据えての鑑賞よりも流す感じでどうぞ!
アフレコ終わって「久しぶりに飲みに行こうよ!」なんてやりとりがあったかもしれませんね。



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

-----


2022.02.11 初稿

投稿 : 2025/03/15
♥ : 21

mimories さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

あまり言いたくないがクソ

 
4話で断念。

5分枠作品。一話あたり実質4分。
こうした人気作のデフォルメスピンオフ作品は幾つか観てきたが、ここまで残念な作品は過去に無かった。これはほとんどのファンに不評を買わないんだろうか…。
面白ければ過去作のファンなどどうでもいいと思ってる自分でも全然面白くない。とにかく何ひとつ全っ然おもしろくない。小学生がチラシの裏に描くレベルでは?

どうせやるなら麻枝准氏にやってほしかった。個人的に氏のギャグは結構ツボるんで。本編よりも(笑)

今回唯一の救いはLiaさんの歌が聴けたことかな。それ以外すべてが嫌いな作品。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 0
ネタバレ

やぎゃあ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

総合的にはおもしろかった

かつてKey作品を楽しんだ人たちが、懐古的な感覚に浸れるショートアニメでした。あの名作キャラたちにもう一度命を吹き込んだという点では、一定の価値があると思います。

【視聴前の注意点】

注意点として、各原作の細かい設定などをネタにして来るので、設定やシナリオを思い出せないと十分に楽しむことはできないかもしれません。余裕があれば、軽くおさらいしてから視聴すると より楽しめるかもしれません。

私は原作ゲームとアニメを合わせれば、クドわふを除くすべてのKey作品に一応触れてはいますが、さすがにCanonやAirは10年以上前の記憶だったので、キャラ設定やシナリオをあまり思い出せなかったのが心残りです。


【少しだけ感想を】

序盤は正直見ていてしんどいと感じましたが、中盤以降で好印象になりました。

序盤で畳み掛けてきた『{netabare}各作品の号泣シーン{/netabare}』のパロディは、怒るほどではないものの、あまり気分の良いものではなかったです。もう少し角が立たないようにネタを考えて欲しかったです。

ただ そこを通り過ぎた中盤以降は、思いのほか おもしろかったです。

出会うはずのない人たちが一同に介したif展開は感慨深かったです。メタ的な会話を繰り広げたり、似た者同士で傷を舐め合う展開にはクスッときましたw

投稿 : 2025/03/15
♥ : 1

72.4 25 お祭りアニメランキング25位
デュラララ!!×2 結(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
4387人が棚に入れました
同時多発的に事件は起こり、池袋の街は混沌の渦へと呑み込まれていく。
それぞれの事情を抱え、新羅のマンションへ集った者達。街では"ダラーズ"
"黄巾賊" "罪歌"の勢力がひしめいていた。そしてセルティの"首"が白日の下に
晒された時、事態は誰もが予期しなかった結末へと動き出す――!

声優・キャラクター
豊永利行、宮野真守、花澤香菜、神谷浩史、小野大輔、沢城みゆき、福山潤、中村悠一、梶裕貴、高垣彩陽、寺島拓篤、下野紘、M・A・O、小野友樹、山口勝平、金元寿子、喜多村英梨、岸尾だいすけ、藤田咲、大塚明夫、堀江一眞、小林沙苗、伊瀬茉莉也、福圓美里、小西克幸、大塚芳忠、藤原啓治、黒田崇矢、小野坂昌也、久野美咲、加瀬康之、飯塚昭三、森川智之、三上哲、種﨑敦美、梁田清之、桑島法子、KENN、五十嵐裕美、村田太志、上田燿司、井上喜久子

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

全部を一度に相関図と合わせてみていくのがいい

承転が特に転が中途半端に終わっての結。結を観るのに承転見直さないといけなかった…。
流して見るには、やはり全部を一度に相関図と合わせてみていくのがいいと思う作品。
1期ほどの演出や目新しさが無かったせいもあるし、美影とか静雄の弟とか全部の複線を回収しきっていないような気もするんだが、沢山ある複線の回収をして最後の纏めとしてはこんなものかなぁって感じ。
臨也と静雄と新羅の関係性と帝と正臣と杏里の関係性が最終的に魅せたかった所なんだろうけど複線が多すぎたせいもあるのか魅せたい所が多すぎたせいもあるのかぼやけてる気がしなくもない。
総合的には良かったが、1期が非常に良かっただけに正直悩ましい。(1期評価94点 承転78点)

追記 結ではドタチンが新羅宅にいった時の帽子等はちょっとひどかった。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 3
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「東池袋六ツ又交差点」のようなアニメ

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
かなり満足しました。てか、もうお腹いっぱいですw

全部で4期まで続いた人気作ですが、1期+長い2期(2,3,4期)という印象を受けました。あまり間をおかずに、一気に視聴することをオススメします♪

特に、池袋という街に詳しい方は、必見です。共感できます。

そうでない方は、「これが池袋」です(いや、本当にこんなことが起きても不思議じゃない街なんすよ)w

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一期からのことを全部書くので、書きたいことがまとまらず、ダラーズと、いや、ダラダラと長く書きますw

池袋東口を出て左に進み、ビックカメラなどを通り過ぎ5分ほど歩くと、「東池袋六ツ又交差点」に行き付く(アニメにも何度も出てますよ、てか、OPの場所のすぐ近くです)。

明治通りや春日通り、都道435号線など交通量の多い道路が立体的且つ複雑に交差するこの交差点は、「全ての存在を許容する街、池袋」を象徴する存在(詳しくは一期レビュー参照)の1つのであり、「様々な人の思惑が複雑に且つ多面的に行き交うアニメ、デュラララ」のようだった。

さて、アニメの中身の話。

身も蓋もない結論を述べてしまえば、「中二病患者がリア充になった話」と、なってしまうのだろうか。

本作は、いわゆる群像劇であり、群像劇とは、1つのストーリーを複数の登場人物の視点で語り継いでいくもの。ある人物の視点では不明だった点が、他のある人物の視点で語られることで補完されて解決していく、パズルを解いていくような快感が得られる表現方法である。

(原作未読なので自信はないが)おそらく、原作では語り手を変えながら、それぞれの視点でこの「池袋物語」を紡いできたのだろうし、その要素(語り手の交代)は、アニメにおいても観られた。ただ、それが果たして(アニメの場合に)必要だったかと言われれば、必ずしもそうでない。

むしろアニメ(特に2~4期)では「竜ヶ峰帝人」という人物に焦点を絞り、出来るだけストーリーを単純化していったように感じた。そしてそれは、おおむね成功していたと思う。

これまた身も蓋もない言い方になるが、「群像劇」である必要性を、(アニメでは)そこまで感じなかったとも言える。

群像劇は、ミステリーなどとは相性が良く、視聴者の「知りたい」という欲求をよく刺激するものではあるけれど、反面、一人のキャラクターを掘り下げるのが苦手で、どうしたってテンポが遅くなる。例えば(米ドラマの)「24」などは、「実際の24時間」を1時間×24話で駆け抜けるからこそのテンポの良さだったが、流石に本作を1日の出来事にはできない。作品内での時間経過が少なすぎると、キャラクター同士の心の交流や深まりが描けず、それは本作にとって、致命的なことだろう(24は、とりあえず銃をぶっぱなして謎を解き、事件を解決し、視聴者に緊迫感や興奮を提供すれば良かったが、本作はそこまでシンプルな作りではない)。

ゆっくり時間をかけながら、「竜ヶ峰帝人」が狂っていく様、他との交流。そして、心の成長を描いていく。

最終話を視終えた今、結末には凄く満足をしているし、良くやりきったな~と感動もしている。

しかし、「承」「転」「結」と、ずっと満足していたかと問われれば、そうでもない。

上記3作はいずれも、序盤と終盤にこそ盛り上がりはあった(新シリーズへの期待と、次のシリーズへの引きを作ることには成功していた)が、やはり中だるみは感じた。1期に「起」がついてないのに、2期のタイトルに「承」をつけた時点で、「1期と原作の人気から、4期まで作る」というのは規定路線になったのだろうが、2期か、せめて3期の尺でスッキリまとめた方が良かったように感じる。

まあ、「帝人とセルティの物語を完結させるだけなら4期は長過ぎ、登場人物全ての物語をちゃんと完結させるには、4期でもまだ足りない」のかなぁと思った。

……前置きはこのぐらいにして(驚愕!?)、帝人である。彼は、「平凡な少年」だったが、自らが軽い気持ちで作った「ダラーズ」というサイトが予想を遥かに上回る力を持ったため、次第に狂っていく。

簡単に言えば、ネットの力を自分の力だと、「勘違い」したのだ。現実では無力な自分が、別の世界では巨大な力をもっている、という空想。それはなんとも甘美な夢であり、(よほどパーフェクトな人間でない限り)大なり小なりそういう空想をしたことは誰にでもあるだろう(いわゆる中二病)。

普通ならその空想は次第に覚め、良くも悪くも大人になっていく。しかし、帝人の前には「セルティ」が現れた。彼女は「デュラハン」であり、正に「空想の国の住人」である。薄々、自らの力が「勘違い」、或いは「空想」だ、自分はただの「平凡」な人間なんだと気がついていた帝人が、自らの力(ネットの力)以上に「空想」の存在が、「実在」していることを目の当たりにした時、彼は「夢」をみる。

「自分も非現実の(もっと大きな)存在」になれるのではないか、という「夢」。しかもそれは、「第1回ダラーズ集会」という形で、本当に「現実に」できてしまった。そこで彼は、その「夢」を本格的に「勘違い」してしまう。その「夢」「勘違い」が、結局は「結」に至るまで続く、帝人の暴走の根元にあったと思う(最後にセルティも、そんなことを言って謝ってたし)。

そして、そんな夢をみたのは、帝人や矢霧誠二のような主要人物以外の、モブ達の大勢も同様なのだろう。「首なしライダー」「切り裂き魔」という存在は、彼らに「夢」を与えるには充分だった。それだけ、多くの人々が「現実」に満足していないということかな(でもそれは、実に物見遊山的で、帝人のようにヤーさん敵に回すほどぶっ壊れて(純粋では)ない)。

最終話では、そんな大勢の「夢」をぶち壊す展開に。しかも、「警察」「暴力団」といった、極めて現実的な力で。

私は本作を、常に池袋になぞらえてレビューしてきた。勿論、こじつけも多々ある。それでも、この作品が「池袋らしい」と感じるのは、やはり事実である。「池袋」独特の、カオスな魅力はなかなか的確な言葉には出来なかったけれど。

重ねて言うが、本作は「群像劇」ではあるけれど、私はその必要性をあまり感じなかった。それは、「群像劇」のわりに、話に筋が通りすぎているというか、「うまくハマりすぎている」というか、「全容が見えすぎている」というか。

なんか、「よく分からない意思によって、登場人物達がみんな踊らされている」という感じを終始受けていて、その「よく分からない意思」が「池袋の意思」と考えるのは、あまりにも中二病的だろうか。(いや、作者の意思、なんだけどねw)

そんな、「なんだかよくわからない」「くせに面白い! 引き込まれる!」というのも、やはり「池袋」らしい。

ふと考えれば、この話、「池袋」なんて「小さな街」で終始しているわけで。

きっと「池袋」で首なしライダーが闊歩している間も、「澁谷」では若者達が路地でダベり、「新宿」では更にカオスな世界が繰り広げられ、「青山」は相変わらずいけすかないおしゃれさで、「上野」では昼間からオッサンがワンカップを開けているのだろう。

そうした「自分達の、本当は狭い世界(池袋)を、世界の全てだと思う感じ」は、若者(学生)特有の「勘違い」であり、なんか、「ネットの世界」でもあると思った。

物語のラスト、チャットルームに「誰もいません」が連続して書かれていたけど、帝人をはじめ、みんな徐々に現実を直視し始めたということかな。

巨乳の可愛い彼女もできて、帝人ももう立派なリア充w そろそろ池袋を卒業する時期ですな(笑)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なぜ1話目はいつも、若干ギャグテイストにするんだろう?

2話目
群像劇、面目躍如ですな。

3話目
非日常が日常になると、更なる非日常を求めたくなる帝人、か。

4話目
呼び鈴で返事するのは可愛かったw

5話目
ヒソカですやんw

6話目
鉄砲渡したわけね。

7話目
静雄は、良いチートキャラですね。

8話目
バイオハザードですな~。

9話目
新羅も流石に罪歌には負けてないね。

10話目
帝人は、新羅は、どこに向かおうとしているのか。いよいよ、大詰め。

11話目
確かに、ダラーズは終わらせられるね、あの方法なら。お~、わりと衝撃の展開。

12話目
まあ、綺麗に終わらせたかな。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 31

うなたまごはん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

承~結までの感想

まとめて感想書きます。承と転と結バラバラに感想を書くのが難しくて、、すみません(*_ _)人
承から結までは1期の続きなので途中だけ見る人なんていないよね?!

面白かったーーー(*´ρ`*)
本当に、こんなに登場人物が多いアニメを見たのは初めてです!でもみんなキャラが濃いから「誰だっけ?」とはなりませんでした。
無駄な登場人物がいないってところがすごい!作者さんの頭の中は一体どうなっているのかと。。

登場人物が多いため物語もたくさんのエピソードが複雑に交差してて細かく場面が切り替わるので正直疲れは溜まります。
疲れている時にはお勧めしないアニメです。

最後までドキドキハラハラ(平和島さんが出てくるとキャハー(〃д〃))が止まりませんでした。
最後はウルっときました。

せるてぃさん好きだぁぁぁぁーーー。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 3
12
ページの先頭へ