2020年度の魔法アニメ映画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の2020年度の魔法成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番の2020年度の魔法アニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 2020年度の魔法アニメランキング1位
おジャ魔女どれみ20周年記念作品 魔女見習いをさがして(アニメ映画)

2020年11月13日
★★★★☆ 3.6 (46)
182人が棚に入れました
帰国子女で会社員のミレ(27)、教員志望の大学生のソラ(22)、フリーターのレイカ(20)年齢も住む場所も悩みも…なにもかもが違う三人を引き合わせたのは―――魔法玉!?不思議な巡り合わせで一緒に旅に出ることになったまっすぐで、ちょっぴり不器用な彼女たちのニュー・マジカル・ストーリーが いま 始まる!

声優・キャラクター
森川葵、松井玲奈、百田夏菜子、三浦翔平、石田彰、浜野謙太

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

良い意味でも悪い意味でもファンムービーに留まらず。

 おジャ魔女ファンとしては当然見てきました。「思い出コンテンツ」として商売だけの匂いしかないような志の低いことがない辺りは「デジモン last evolution」と同じ。流石は関pが関わっている作品だけのことはある。


 おジャ魔女たちは殆ど出ないが、明らかに本作はおジャ魔女の面白さと本質であるテーマを受け継いでいる。こういう継承ならええねぇ。


 とにかく、楽しくて親しみのあるキャラ達の物語がスーっとテンポよく心に入ってくる。彼らがすぐに好きになるし、だからこそ彼等の地に足がついた苦しみも心に響く。


 今回の主役の三人は声優じゃない方がやってるが、ほんまにキャラとの相性がピッタリである。特にももクロの方がやってたレイカちゃんは、おジャ魔女というよりキラプリのひまりん感がある良い方言キャラでした!。


 とにかくテンポがよく物語がスイスイと進むが、軽くて甘過ぎなお菓子のようにならないバランス感覚がちゃんと働いているのも見事!。


 全体的にかなり満足な作品だったが、「last evolution」のような傑作とは言い難いかな。どれみの面白さは、物語がどうこう以上に時間をかけてキャラ愛を育てていくのと、子供向けとは思えない「痛み」があるところだった。


 それに対して、2時間もない映画では少々サクサク過ぎる。しかも、本作は大人たちが主役だけにあまりにサクサクだと軽くなってしまっているところがある。もっと溜めが必要だったかも。1クールのアニメのが良かったかなぁ〜。


 そして、これはファンとしてのワガママだが、やはりもっとどれみ達が見たかった。過去の話を上手く利用するのでもいいから、もっとサービスがあっても良かった。


 鬼滅でも話題の石田さんも出てるのだが、どうせならドッカ〜ンの「離さないで、繋いだ手と手」の幽霊の少年のデザインに似せた感じにするとか、ファンならニヤリな描写があっても良かった。それが目的化したらアカンが。


 本作を見て改めてサトジュンさんはアニメ界の木ノ下恵介だということを改めて思った。本作に限らずサトジュンさんの作品は子供向けタイプに限らず甘さと優しさが基調にある。しかし、それは誤魔化しや騙しの甘さでも、建前や綺麗事の甘さではない。


 世界に辛い現実があるのは知ってるし、建前の裏でズルや嘘が横行してるなんてもちろん知っている。だからといって「世の中なんて嘘ばっかじゃん!。真面目にやって馬鹿見るくらいなら、私も抜け駆けするしかない」なんてニヒリズムや敗北主義に本当に強い人は陥らない。


 それでも…、人には譲れない大切な物がある、それでも…人は良くなりうると信じる。理想に向けて、祈りや願いを胸に人は少しずつでも努力し続けることができれば…。このオプティミズムは現実無視ではなく、現実を知ってもそれを乗り越えていく強さがある。


 子供たちに向けて作品を作ってきたサトジュンさんには、背中で敗北主義と狡さを教えるような格好が悪い大人ではない。たとえ時勢に逆らう形でも、人が持つ誠実さと心の力を信じ、百万言よりも心に響く物語という形でそれを示してくれる。リアリスト気取りな「ぶっちゃけ」という名のみっともない人間が溢れる中で、子供向けを多く手掛けた職人タイプの監督の方が一周回ってロックじゃん!。


 本作のサトジュンスピリット。心のチカラこそ本当の魔法というメッセージ、幻想こそ現実に強く生きる原動力になるというテーマはプリキュアにも引き継がれている。優しさという魔法を私は信じ続けていきたい。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ドレミ見ていなくても大丈夫!

2022/01/010 投稿

おジャ魔女ドレミ視聴は絶対条件ではありません,極端に言って見ていなくてもほぼ問題なしです。

ちなみに自分はこの作品を見るにあたり1期の最初2話,#の1話,ドッカ~ン!の1話を予め見たことと,「ドレミ」が約20年前の作品という事を確認して念頭に置いて見るようにしました。

見て良かったと感じた点は最初のOPソングを聴いたときに,それだけでウルッと来たことです。それ以外は,この物語自体は「ドレミ」のストーリーには依存していないのでほぼ問題ないと思います。リアルタイムで「ドレミ」を見ていれば,評価はかなり上がると思いますが,わざわざ「ドレミ」シリーズを視聴するほどでは無いと思いました。むしろ,「ドレミ」は隠し味程度で見ていなくても大丈夫なようにちゃんと独立した作品として作られたいます。

大雑把な内容はと言うと

「ドレミ」に出てきたMAHOU堂によく似た建物を見に来た28才,22才,19才の女性が「ドレミ」つながりで知り合い,聖地巡礼などをしながら,友情を育み,それぞれの抱えている問題を解決していく物語です。ドレミを見て育った三人のリアルでの友情と成長の物語です。

物語としては,魔法玉を追いかけるシーンやその後の病院でのエピソードなど多少無理矢理感や違和感を感じる点は有る物の,おおむね「ドレミ」抜きでもいい話と思いました。

まとめると
「ドレミ」を見ていなくても視聴可能です。
逆に,「ドレミ」をリアルタイムで見ていた人には,お勧めの気がします。(自分が見ていないので断言はできませんが・・・)ただし,ドレミ祭は期待しないで下さい。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どれみ聖地巡礼、3人の仲間達というのでは⁈

 『おジャ魔女どれみ』を見ていた女子三人が、その聖地「MAHO堂」のモデルとなった建物で知り合って仲良くなり、どれみや身の上話をしながら進む展開な感じだったです。
 『おジャ魔女どれみ』は聞いたことはあるけど、見たことないです。

 よくわからないけど、魔法玉というのも存在感あったです。この聖地って、鎌倉、飛騨高山、京都、奈良と広範囲だなぁです。

 三人それぞれに、仕事や生活における悩みを抱える姿が印象的だったです。聖地巡礼で友達ができるって、何か良いもんだなぁと思ったです。
 三人に降りかかるというのか?様々な出来事を互いに励ましあう姿を見るとそう思うです。

 現在の自分を見つめなおすとき、ここれは非現実的でしかない、魔法というものの必要性について考えさせられるかもしれないです。

 三人が見つけた生き方は、どうなるのか?お楽しみです。タイトルの意味が分かりづらかったです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

70.9 2 2020年度の魔法アニメランキング2位
ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWN(アニメ映画)

2020年2月1日
★★★★☆ 3.6 (180)
827人が棚に入れました
ゴブリン退治に出向いて消息を絶った令嬢剣士を探して欲しい。剣の乙女からの依頼を受け、北方の雪山に向かうゴブリンスレイヤーたち一行。襲撃される寒村、謎の礼拝堂と、今回のゴブリンの群れの行動に違和感を覚えるゴブリンスレイヤー。「取り戻す…、失った物、全てを! 」囚われの令嬢剣士を救うため、雪に囲まれた古代の砦を舞台に、圧倒的な強さを誇る“何者"かに統率されたゴブリンたちとゴブリンスレイヤーたちが激突する! !

声優・キャラクター
梅原裕一郎、小倉唯、東山奈央、井口裕香、内田真礼、中村悠一、杉田智和、日笠陽子、松岡禎丞
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ゴブスレのコスプレ

称号は

{netabare}“慎重勇者”でよくね?{/netabare}

60分一本勝負。劇場版と言いつつTV版の延長でワンエピソード追加したくらいのボリューム。COCO壱のちょいがけソースかラーメン屋の替玉みたいなもんと思えばいいかもしれません。というわけでしてご新規の皆さまは元ネタのTV版を視聴後にぜひまたお越しくださいませ。

やや短めの尺。OVA1話分に合わせたかのような軽めの脚本。映画館に足を運ぶ必要性は感じません。今(2020年11月)からですとレンタルor配信ですので、そうなれば敷居自体は低いですから元ネタのファンなら気軽に手に取ってよいでしょう。私は映画やってるのすら知りませんでしたので内容の如何を問わずなんかラッキー!って感じ。

だから基本的には文句はないのだけどごめんなさいね。違和感が少しばかりある。

{netabare}・令嬢剣士の帯同はプラスにはなってませんでした
・以前だったら帯同させるにももっとメリデメを冷徹に計算してたと思う
・妖精弓手の矢じり摘出の時に周囲の警戒怠ってたよね{/netabare}

肝心の慎重さ足りなくなってません?
ゴブリン相手に慢心せず愚直にPDCAを回す偏屈者。主人公ゴブスレさんの従前の人物評です。
敵さんを先回りした策がハマった時も、知恵の蓄積だったり可能性を一つ一つ潰していった形跡など“らしさ”を感じたものでしたが今回はそんな職人気質のゴブスレさんに“ご都合”の匂いがしてました。
{netabare}※酸素摂取できる指輪を配布したり稲妻魔法の使用制限を要請するなど伏線として利いてるとの見方もできましょうがなんか違うんだよなぁ。{/netabare}


ゴブスレっぽいものという結論になりますでしょうか。
それでややネガティブ評にはなりますが評価気にしないでくださいね。
所詮60分ですからまずはご自身の目で確かめていただいてという作品でしょう。



※ネタバレ所感

■策士策に溺れる?

{netabare}雪上決戦。事前戦闘でボスに発信器(剣回収用)みたいなのをつけて下準備。追撃戦でゴブリン達が門から出てきたら誰かが囮になるかもしくはデコイみたいなのを魔法で出して敵に追わせる。それで門から出きったら上から雪崩起こすので良かったんじゃね?とどうしても思ってしまう。雪崩を戦略に組み込むなら後面が崖と敵さんより下り斜面(谷側)に陣取るのがどうも腑に落ちませんでした。{/netabare}

{netabare}だから雪崩にわんさか巻き込まれるクライマックスは不謹慎ながら大規模コントのオチみたいな見え方をしてました。
ドリフのオチのテーマ(『盆回り』というらしい…)を脳内で流すとしっくりきましたね。{/netabare}



視聴時期:2020年10月 

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2020.10.23 初稿
2021.08.20 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

TV版より面白くない劇場版とは?

TV版は視聴済み。

TV版よりエログロの少なくなった本作は、TV版より魅力が半減したと言わざるを得ない。
ゴブリンの恐怖とゴブリンスレイヤーの執念。
TV版で描かれた、この物語の良さが、ごっそり抜け落ちている。

女騎士の存在も評価を難しくしている。

明らかに自制心を失っている女騎士を同行させる理由が「誇り」だけでは視聴者の理解が得られない。

案の定、彼女の冷静さを欠いた行動が、事態を悪くしていく。
しかも、身体能力に劣る神官よりも足が遅い女騎士。

物語を面白くするためにそうしたのだろうが、そういう所が本家のTV版とギャップを感じされる一番の要因なんだと思う。

ゴブリンスレイヤーは、どこまでも用意周到に、慎重にゴブリン退治を行う人物。
その人物像と大きくかけ離れてしまう。
単なる主人公最強系の役回りになってしまっている。

これではゴブリンスレイヤーの面白さが伝わらない。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あなたが落としたのは、金のゴブスレですか? 銀のゴブスレですか? そうですか、じゃあ正直者なあなたに、キレイなゴブリンスレイヤーをあげましょう。という違和感。

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ゴブリンスレイヤーのOVA。60分。

テレビシリーズは☆4をつけている、好きな作品なのですが、本作はイマイチでした。多分、本編を観ていなければ感じない違和感なんでしょうけど、それがどうにも。クオリティ自体は低くないし、ツマンナイわけではないんですけど。

ていう部分をレビューで書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の良さといえば、ゴブリンに対してはどこまでも冷徹で、執念深さをもって滅するところにあると思うけど、城攻めの時のゴブリンスレイヤーは、あまりにも無謀且つ雑。

ある意味で、ゴブリンを最も高く評価しているはずのゴブリンスレイヤーなのに、ゴブリンを侮っていたように思う。敵に弓があったら死んでいるシーンが何回もあった(てか、あるのに撃たない)。それに、プロテクション+雪崩は先制攻撃に使うべきだろう。剣なんかにとらわれず、先ずは敵の殲滅。剣は後から回収できればラッキーくらいのスタンスのはずでしょう。

ゴブリンスレイヤーは勿論優しい男ですが、あくまで第一優先はゴブリンの撃滅にある。だからこそ、(テレビ版の最後の)唯一のワガママを言った(そして仲間が協力してくれた)「牧場防衛戦」には、彼の人間らしさが見えて感動したのである。

それが、いくらゴブリンにリベンジしたい気持ちに共感できるとしても、ちょっとあの女騎士に肩入れし過ぎ。なんか、「キレイなゴブリンスレイヤー」って感じの違和感があった。もっと「汚ない、でも純粋なゴブリンスレイヤー」が好きなんだけどな。

これなら、「ゴブリンスレイヤーの日常、(鎧)ポロリもあるよ!」の方が、まだ観たかったかも(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 24

71.4 3 2020年度の魔法アニメランキング3位
BURN THE WITCH(アニメ映画)

2020年10月1日
★★★★☆ 3.7 (125)
619人が棚に入れました
正解には表<フロント>があれば裏<リバース>がある。遥か昔からロンドンに於ける全死因の72%は、人々が見ることのできないドラゴンと呼ばれる“異形の存在"が関わっていた。だが、人知れずそのドラゴンと相対する人々がいた。ドラゴンの存在を見ることができるのは、フロント・ロンドンの“裏側"に拡がるリバース・ロンドンの住人だけ。その中でも、選ばれし人々がウィッチ<魔女>/ウィザード<魔法使い>となり、ドラゴンと直接接触する資格を持つ。主人公は、自然ドラゴン保護管理機関「ウイング・バインド」(通称WB)の保護官である新橋のえるとニニー・スパンコールの魔女コンビ。彼女たちの使命は、ドラゴンに接触できない人々に代わり、ロンドンに生息するドラゴンたちを保護・管理することだった。

声優・キャラクター
田野アサミ、山田唯菜、土屋神葉、平田広明、引坂理絵、麦人、小林親弘、田中美央、清水はる香

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

対照的な二人の女子高生の魔女がクールに、オシャレに、ポップにドラゴンとバトルするお話

この物語は、二人の女子高生が主人公で、しかも、魔女です。
この二人の性格は、とても対照的です。
「ニニー」は、喜怒哀楽がわかりやすく思ったことは態度に出す明朗快活な性格です。
「のえる」は、喜怒哀楽を見せないクールビューティで、ジト目が特徴的です。
観ると分かりますが、こう言うコンビって結構見るよねって感じがします。
それだけ王道のキャラ付けなのですが、そこには変わらない面白さがあります。


■オシャレ

この物語は、二人があーだこーだと言いながら、ドラゴンと戦います。
その時の姿は、学校の制服に赤のシェパードチェック柄のマントをまとっています。
また、小型の乗用ドラゴンにも乗っています。
そして、戦う武器は、なんと「笛」。
でも、その笛裁きとそこから繰り出される魔法がさっそうとしていてあざやかです。
キメるところは、とてもカッコイイです。
それでいて、ギャグも適度にポンポンはいってきます。
これらのバランスの良さが全体的にこの物語をオシャレに見せています。


■劇伴がとてもいい

魔法ファンタジー活劇映画のような感じです。
不安感を伴いながらもテンポ良く進み、時折重厚感がある感じです。
場面によっては、シンセを使ったリズミカルな曲も混ざります。
この物語は、現代のロンドンを舞台にしています。
でも、この劇伴のおかげで現代のゴチャゴチャを遠ざけた舞台を作り上げています。
それが、この作品がもともと持っているクールさにオシャレ感を足しています。


■物語がちゃんとしている

この物語、結構、伏線がありますし、最初から最後まで一本の筋が通っています。

この物語は、主人公の「 おとぎ話なんてクソでしょ」と言うセリフで始まります。
そして、「魔法は途中で解ける」と続けます。

途中のドタバタ劇で、最初のこのセリフを忘れかけてしまいます・・・。
しかし、終わってみると気付くのです。
それは、このセリフを回収するためだけにこの物語があったのだと言うことにです。

途中のステンドグラスの絵や、最後に出てきたドラゴンの名前。
それらは、あるおとぎ話がモチーフとなっています。
それを女性が他人に頼らず、自らの力で未来を切り開いていくと言う主題に昇華させ、
現代的なファンタジーで描いて見せたところは流石だなと思います。

しかも、この物語では、それをこうあるべきだと説教臭く語ることはありません。
さらっと描いて、気付いてくれたらそれでいい、そして、どう考えるかは自由、
そんなノリなんです。
こう言うのをクールって言うんだなと、あらためて気づかされました。


■まとめ

普通に面白かったです。
この「普通に面白い」とは、どう言うことを言うのでしょうか?
私は、あれこれ考えたりせず単純に観ているだけで面白いことを言うのだと思います。
しかし、その面白さの裏にある主題に気が付くと、
その描き方やセリフに対し、なんてクールなんだろうとシビれてきます。
つまり、二度おいしい作品になっています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

今後の展開に期待したい作品

「BLEACH」でお馴染みの久保帯人先生原作。
本作は週刊少年ジャンプでも連載されていたので、一応、原作既読です。

60分と短編なので、一気見できるのも嬉しい。

60分と短編なのに、キャラがしっかり立っていて面白い。

そして、今後の展開に期待が出来る、謎を残したエンディング。

良いですね。
今後の展開に期待したい作品です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

これからというところで

バーン・ザ・ウィッチ。
魔女を燃やす?
なんのこちゃですが、観たらなるほどです。

カテゴリーはファンタジーコメディーという所かな。
それに浮遊感のあるアクションもあったりして。
とにかく、要所要所にユーモアが散りばめられています。

舞台はロンドン。
表と裏がある設定です。
まあ、ほぼ裏のロンドンですが。

裏ロンドンでドラゴンの管理をする二人のウィッチが主人公です。
ニニーは快活明朗、切れやすい。
ノエルは冷徹利発、毒をはく。
仲がいいのか悪いのか。
信頼関係で結ばれた二人のスピーディーなやりとりが楽しいです。

このアニメの魅力は何と言って空中戦闘と爆発シーン。
それに攻撃アイテムが凝って、いちいちかっこいい。
へー、フーン、こりゃスゲー・・・となります。

とりあえず、伏線を撒いたところで終了。
全編描くなら2クールくらいで丁度よさそう。
続縁があれば是非観たいです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14
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