魔法少女で戦闘なおすすめアニメランキング 23

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの魔法少女で戦闘な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月30日の時点で一番の魔法少女で戦闘なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.3 1 魔法少女で戦闘なアニメランキング1位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1178)
7114人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

六畳間から広がる世界

最初見たとき、何これ? 何でもありで節操がないみたいと思っていました。だって、侵略者みんなが今のアニメの世界観にいるような女の子で、収拾がつかないんじゃと思えたんです。

でも見ているうちに、スーパーラブコメファンタジーアクションだったんですね。毎回、楽しみながら見ていました。
ネタバレレビューを読む

EDの「恋はみるくてぃ」もかわいい、素敵な曲ですね。

アニメ化されているのは一部だけで、原作は六畳間から飛び出して時空を超えた広い世界が舞台のようですので、ライトノベルも読んでみようと思います。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 55

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ガンバレ新人声優陣 o(・∀・)o

高校入学を期に格安の六畳一間で一人暮らしを
始める主人公・里見孝太郎。
孝太郎の前に次々と現れる多種多彩な
ヒロインたちによって繰り広げられるハーレムラブコメ。
全12話。
ラノベ原作。


「侵略」をメインテーマに進んで行くストーリーは
予想以上に捻りの効いた、興趣の尽きない内容でした♪
他の同ジャンル作品とちょっと違った切り口や
テンポの良さも飽きる事なく視聴できた要素かと。
少し風変わりなハーレムラブコメといった印象で◎♪

各ヒロインの掘り下げに数話ずつ費やす構成になっており
個性的なヒロインたちの魅力が十分に伝わってきました。
キャラデザもキレイでみんな可愛らしかったァ(っ´ω`c)

声優陣はメインヒロインを新人声優が演じ
周りを実力・人気のある声優さんで固める形です。
まぁ、ハーレムものにありがちなパティーンw
新人さんの演技、ハマる人はカチッとハマると思います。
個人的には「今後に期待」という事で3.0を付けましたw


「主人公とヒロインたちの関係」「侵略」の行く末
などなど、今後の展開が気になるところです。
ぜひ続編をお願いしたいですね(・∀・)v

この作品のせま~い1Kを見ていて
自分の一人暮らしを始めた頃を思い出しましたw
……だいぶ昔の話ですけどねw
なぜウチにはあんなコたちが来なかったんだァァ( > □ < )




《キャスト》
里見 孝太郎(CV.中村悠一)
東本願 早苗(CV.鈴木絵理)
虹野 ゆりか(CV.大森日雅)
クラノ=キリハ(CV.田澤茉純)
ティアミリス・グレ・フォルトーゼ(CV.長縄まりあ)
ルースカニア・ナイ・パルドムシーハ(CV.早見沙織)
笠置 静香(CV.洲崎綾)
桜庭 晴海(CV.高本めぐみ)
松平 賢次(CV.鈴木達央)
クラリオーサ・ダオラ・フォルトーゼ(CV.田村ゆかり)



《主題歌》
OP
『好感Win-Win無条件』/ハートインベーダー
ED
『恋はみるくてぃ』/petit milady

投稿 : 2025/03/29
♥ : 53

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

声優陣が印象的な作品

アパートの一室争奪アニメ?
いいえ、ドタバタハーフハーレムバトルコメディーです。

六畳間の所有者は普通?の高校生孝太郎。
所有権を主張するヒロイン連中は次の通り。
まとわりつき系幽霊早苗。
コスプレーヤー風魔法少女ゆりか。
堅物宇宙人ティアミリス。
姉的巨乳地底人キリハ。
これに付き人宇宙人ルースさんに、ハニワロボット2体。
大家さんや桜庭先輩が加わり、賑やかで楽しい毎日です。

声優陣は、ヒロインたちが新人、脇を固める中堅所という図式。
OPでユニットを組んでいる新人4人。
もっとも気にいったのが、ゆりか役の大森日雅さん。
甘ったるい話し方は、私のツボです。
次点は、ティアミリス役の長縄まりあさん。
か細い声に、固い演技がたどたどしいです。
でもなんか応援したくなりますね。

豪華脇役声優陣の中で異彩を放っていたのが、竹達・悠木コンビ。
ハニワ声がもう原型をとどめていません。
EDリアル映像もハニワ帽子を被っているなんて・・・。
「あんたらこんなところでいったい何やってんの」の世界です。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 50

83.9 2 魔法少女で戦闘なアニメランキング2位
カードキャプターさくら クロウカード編(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★★ 4.1 (998)
5775人が棚に入れました
木之本桜は、体育が得意な小学4年生。ある日、さくらが学校から帰ると、誰もいないはずの地下の書庫に何者かの気配がしました。さくらが下におりてみると、そこには1冊の金色に光る本がありました。中には、カードが入っていましたが、そこに書かれた文字を読み上げたとたん、激しい風が起こって、カードがバラバラに飛び散ってしまいました。残された本の中から、ケルベロスと名のる奇妙な生き物があらわれ、本に収められていたクロウカードの封印が解かれるとき、この世に災いが起こると言います。そしてケルベロスはさくらに封印(ふういん)の鍵を与え、カードを捕獲(ほかく)するカードキャプターにしてしまいます。その夜から、さくらは魔法を使って、実体化したカードに立ち向かうのですが・・・。さくらは、カードを全部もとにもどせるのでしょうか?

声優・キャラクター
丹下桜、久川綾、小野坂昌也、岩男潤子、くまいもとこ、緒方恵美、関智一、田中秀幸、ゆかな、林一夫、冬馬由美、小西克幸

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

さくらちゃんを見てるとね、はにゃ~んってなっちゃうんだよぉ~

この作品をきっかけに、人生を踏み外した者、数知れず。
かく言う自分もその1人?

当時、オタ趣味とは縁の無さそうな友人がドハマりしてて猛プッシュしてきたので
興味ねーよなんて顔しつつも、そこまで言うならってことで実際見てみたわけですよ。

さくらちゃんが、か、可愛い・・・いやダメだ、そんなことを思ってはいけない・・・!
それを認めてしまえば自分の中の何かが壊れる・・・大切な何かを失ってしまう・・・!
なんてアホみたいな葛藤をしてたのもいい思い出です。

その後どうなったかはお察しの通り。
「ほえええ」 「はにゃ~ん」 「さくら怪獣じゃないもん!」
ぐはぁああああああああああああ くぁwせdrftgyふじこlp
アニメのキャラに初めて萌えてしまった、記念すべき?作品になりましたよっと。


最初に見始めたところが物語の最終盤だったので
1話から観てみようと思い、レンタルして全話視聴しました。
(どうでもいいけど、借りる時ホント恥ずかしかったですね。 AVの比じゃないw)

改めて観て、行き着いた感想は
”さくらちゃんが好きです、でも知世ちゃんのほうがもっと好きです”
さくらマニアを自称するさくらの親友なんですが、この娘は色んな意味でガチですね。
この作品、魔法少女モノなのに主人公が変身しないんですが
その代わりに知世が用意したコスチュームを毎回着て戦うんです。
しかもコスの使い回しは一切なしという徹底ぶり。
知世はさくらが戦う姿をビデオカメラでなめ回すように撮影しますw

「さくらちゃん超絶可愛い過ぎますわ~!」

さくらも偉大だけど、知世も偉大。何気に暴走百合キャラの元祖だと思う。
ストパニの玉青、イカ娘の早苗、とあるシリーズの白井黒子など
知世の系譜を受け継ぐキャラは多い。
「さくらちゃんの私への”好き”と、私のさくらちゃんへの”好き”は意味が違う」
みたいな独白もあって、叶わぬ恋だということを自覚してるところがまた凄い。
あくまでさくらの幸せが最優先であって、さくらと小狼の恋路も全力で応援する度量の深さ。
この達観ぶりは小学生とはとても思えないw


ロリコン、ショタコン、シスコン、ブラコン、百合、BLなどなど何でもござれの作品。
今思えば、作中に出てきた魔法少女コスや小物を紹介・解説する
本編後のおまけコーナー「ケロちゃんにおまかせ!」とかマニアックにも程があるw
大きなお友達が大量に食い付いたのも納得。

で、本作の何が一番凄いかって、そんなオタク受けする要素満載でありながら
正統派魔法少女作品(少女向け作品)としてもしっかり成立しているところでしょう。
恋愛的にも同性同士、教師と生徒など多種多様に散りばめているんだけど
だからこそメインのさくら-小狼の真っ当な恋愛ストーリーが際立っていると感じます。


基本的には少女向けの作品だし、失われたカードを回収していく話の繰り返しで
話数も全70話と長いので、今となっては未視聴の方にはちょっと勧めづらいけど
萌えブームの源流になったとも言える偉大な作品なので
興味のある方は一度チェックしてみて欲しい。
案外、萌え系嫌いな人ほどハマりそうな予感。
上手く説明できないけど、他の萌えアニメとは違うんですよ!何かが違う・・・

投稿 : 2025/03/29
♥ : 43

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

未だに豚を量産し続ける聖女であり悪女。

CCサクラ。結構昔の作品なのに今だに人気が衰えない作品で、根っからのファンから、新規ファンも増え続けているのではないでしょうか。ストーリーとしては、お決まりの何かしらを集めるという定番もの。ただ本作は定番の裏にちょっとした工夫があるなと思わされる。

キャラからしてBL、百合、シスコンなど、子供向けアニメでは考えられない設定で、百合っ子ちゃんはさくらちゃんの戦いぶりをビデオで録画したり、毎回コスチュームを用意してくる徹底ぶり。
さくらちゃんの口癖「はにゃ~ん」とか「ほえ~」は不思議な魔力を持った言葉で、普段前向きな彼女と、少し天然な部分で当時の子供から、さらに大人まで夢中にさせたに違いないw

CCサクラの世界は、生活面もよく描かれていて、さくらちゃんは幼いながらも掃除、洗濯、食事当番も家族三人で割り振っていたりと、いい子なんです。
百合っ子知世ちゃんも、さくらちゃんには目がないですが、普段クラスの中では冷静に問題を対処したりと、とても小学生とは思えない。そんな仕草、振る舞いは、もういっぱしの女性なのです。
また、さくらちゃんは母親を亡くしていたり、知世ちゃんも家庭の問題が複雑であったりとそんな所も描かれているのも、一つの魅力で、悩みがありながらも健気に頑張る姿に励まされる。

コスチュームなんかは、何回も着替える時もありますし、凄いお洒落。でも一番は制服を着ているさくらちゃんが一番好きです。なんかデザインが良いんですよね。そんなこんなで、長い物語ではありますが、一度は見てみてもと思わされる作品でございます。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 35
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

魔法少女のフォーマットを借りた古典的な初恋ストーリー

プラチナ(第3期op)を聴くだけで泣けてくる伝説の名作アニメ。
※クロウカード編・さくらカード編・映画「封印されたカード」全て含めた感想です。

超絶可愛い主人公「木之本桜」の活躍を描くだけではなく、むしろ、さくらとクロウカードを集めるライバルだったはずの「李小狼」が次第にさくらに惹かれていく過程を細かく描き出している点が、隠れた鑑賞ポイントです。

全70話+映画2本(但し李君の実家のある香港に行く映画はストーリーの本筋には関係なし)
以下、時系列で細かくトレースします。

=================================================
第Ⅰ期開始(小学4年の1学期~2学期)・・・クロウカード編
ネタバレレビューを読む
これで第Ⅰ期終わり。

=================================================
第Ⅱ期開始(小学5年の1学期)
ネタバレレビューを読む
これで第Ⅱ期終わり。

=================================================
第Ⅲ期開始(小学5年の2学期~3学期)・・・さくらカード編
ネタバレレビューを読む

あと残り2話と映画「封印されたカード」があるけど・・・もう書けないよ。。。

※2014.7.7追記

第69話 さくらと現れたクロウ・リード
第70話 さくらと本当の想い

(内容は自分で確認してね)

これで第Ⅲ期終わり。

=================================================
劇場版カードキャプターさくら 「封印されたカード」(小学6年の夏休み)

(内容は自分で確認してね)

これで完結。
=================================================

【後記】
今みたら、さすがに作画は最近のアニメに比べて色々とアレですが、それでもヒロインさくらちゃんの見せる一瞬の表情など本当に良く描かれていると思います。
魔法少女アニメを語る上で、やはり必須の名作と思います。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 31

71.4 3 魔法少女で戦闘なアニメランキング3位
ストライクウィッチーズ劇場版(アニメ映画)

2012年3月17日
★★★★☆ 4.0 (572)
2962人が棚に入れました
原作:島田フミカネ&Projekt Kagonish
監督・アニメキャラデザ:高村和宏
キャラデザ・原案:島田フミカネ
脚本:ストライカーユニット
軍事考証・世界観設定:鈴木貴昭
制作:AIC
製作:第501統合戦闘航空団 活動写真

声優・キャラクター
福圓美里、世戸さおり、名塚佳織、沢城みゆき、田中理恵、野川さくら、園崎未恵、斎藤千和、小清水亜美、門脇舞以、大橋歩夕
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

私たちが連合軍第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズだ!

2期より2ヶ月後のお話です。

今回は宮藤中心にお話しが進みますね。

さすがに劇場版だけあって映像が凄いです^^迫力もありましたね〜

キャーキャーワイワイのするところはあまりなく、シリアス展開です。

でも見応えがありました。感動しましたね^^

短期間で1期→2期→劇場版と続けて観てきましたが、続けてみるとウィッチたちそれぞれに思い入れが強くなりますね〜
みんなー!大好きです^^

劇場版から観ても結構説明もありますので大丈夫ですが、お時間があれば1期から観ることをオススメします。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 45
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ズボン映画の真骨頂

制作はAICのオリジナルアニメ映画です。
ジャンルは軍事・魔法少女・萌え燃え系です。


一期「ストライクウィッチーズ」のレビュー。
http://www.anikore.jp/review/485070/
二期「ストライクウィッチーズ2」のレビュー。
http://www.anikore.jp/review/485071/


第501統合戦闘航空団が正式に解散し、主人公の宮藤芳佳は扶桑公国で医学校に入ることを目標に勉強をしていた。
そこへ坂本美緒の命を受けて、扶桑公国のウィッチ・服部静夏がやってくる。


映画単体でも見れないことはないです。
とりあえず各種用語やキャラクターの説明はありますのでね。
しかし、テレビシリーズを一通り見ていないとあまり楽しめないかも。
やはりシリーズファン向けの作品。

90分しかないのにそれぞれのキャラクターを丁寧に扱っています。
また戦闘シーンの描写が多く、作画も劇場版なので良し。
今まで以上にリアルで迫力があります。
ストパンに物語性なんて期待していなかったのですが、意外とちゃんとしてたりしますw

濃いキャラクターが多い本作。
ですが、今回は主人公が物凄い主人公オーラを放っています。
とにかくまっすぐで、みんなの役に立ちたい、みんなを守りたい。
その一心で行動する彼女の行動は胸を打たれるものがあります。
それとの対比で軍規を徹底して守る静夏が新キャラとして登場し、主人公のキャラを立てています。
とりあえず、ウィッチに不可能なことはないという前提を忘れてはいけませんよw


総括して、ズボン少なめ、戦闘多めで微妙に百合。
いつもながらになぜか熱い。
テレビシリーズを楽しめた人ならば、間違いなく楽しめます。
最後に「つづく」とありましたのでこれはまだまだやりそう。

どうでもいいですが、ネタバレレビューを読む
私はもう戻れないところまでストパン好きになっているw

投稿 : 2025/03/29
♥ : 45
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

燃えアニメ。開発チームは鉛筆に恨みがあると思う

ストライクウィッチーズ2期の続き、約110分。
これだけ観てもいいですが、感動は半分以下になりますので、2期まで視聴推奨です。

1期のレビュー → http://www.anikore.jp/review/594705/
2期のレビュー → http://www.anikore.jp/review/606052/


萌えアニメならぬ、燃えアニメ、とってもアツかったです!

この作品の主人公は、宮藤芳佳(みやふじ よしか)だけではなくもう一人います。
服部静夏(はっとり しずか)軍曹。
自由で無鉄砲な芳佳とは異なり、規則に従うガッチガチの軍人の静夏。

この二人を対比させることで物語に味を付けています。
ルールに従うべきなのか、思うがままに突っ走るべきなのか。
ネタバレレビューを読む


作画は劇場版らしく気合いが入ってます!
ウィッチたちは、アグレッシブに動き回りますし、いろんなデザインのネウロイが山ほど湧いてくれます。

ところで、開発チームは鉛筆に恨みでもあるんでしょうか。
鉛筆型のネウロイがネタバレレビューを読む

王道展開だしご都合主義もありましたが、そんなの気になりませんでした。
終盤はとにかくエキサイティングで、カメラさんは下半身を狙って頑張っていましたが、もうパンツなんて目に入らず(ホントダヨ)。
ネタバレレビューを読む

熱い展開とすっきりした結末。
1期と2期を観たなら、これを観賞しても損はないです。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 39

66.3 4 魔法少女で戦闘なアニメランキング4位
ブレイブウィッチーズ(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (348)
1578人が棚に入れました
扶桑国佐世保航空予備学校に通う生徒・雁淵ひかり。
エリートウィッチで佐世保の英雄でもある姉・雁淵孝美に少しでも追いつくため、
日々努力を重ねる魔法少女は今日も一人山道を走っていた。
そんなある日、父の務める無線発信所に一報の電信が届く

「今日の午後、第三航空戦隊が入港する」

「三航戦・・・お姉ちゃんだ!」

喜ぶひかりは居ても立ってもいられず、その場を飛び出すのだった。

声優・キャラクター
加隈亜衣、末柄里恵、村川梨衣、高森奈津美、原由実、照井春佳、五十嵐裕美、佐藤利奈、石田嘉代、水谷麻鈴
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

東部戦線異状あり。極寒の地での激熱物語

501部隊が西部戦線で勝利。
そのころ、東部戦線では502部隊によるペテルブルグ攻防戦が行われていた。
扶桑からの帰任中の雁淵中尉はネウロイの急襲により重体。
その代わりに、見習いとして妹のひかりが着任した。

ひかりは、やる気と根性と体力は一人前。
しかし、魔法力は足りず、ウィッチとしては力不足。
とても危険な特技、接触魔眼が唯一の武器です。
彼女の成長がこの作品の見どころといってよいでしょう。

やってみないとわからない!
彼女の無茶な申し出。
ネタバレレビューを読む全身全力でぶつかるひかり。
学ぶところ大です。

最終決戦はネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 25

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

万策尽きた…(2016年秋1作目?)501部隊よりは好き。(←少数派?)

早めの話数で放送延期がありましたが、話数的にも総集編とはならずに、関連作品のOVAの放送で穴埋めを図りました。

…そう考えると、策は尽きていなかったのか(笑)?

予備日程があったのか、一応2016年内にキリの良いところを迎えて終了(?)。

ストライクウィッチーズが潜在能力高めな宮藤さん無双気味なのに対して、ブレイブウィッチーズは主人公の雁渕ひかりがあまり魔法力に恵まれない設定で、そのあたりをロスマン先生が「魔法力の制御と集中」という方向で育ててた分、本作の方が個人的には好みに合っていました。

あと、「ブレイブ~」の方が「ストライク~」よりも肌の露出は抑え目だったかも。個人的にそこはあまり重視していないので、その点は加点も減点もなしです。

CGの出来が、とか作画が、とかいろいろ言う向きもあるようですがそういうのはSHOW BY ROCK!!のミューモン形態とかユーフォの作画くらい突き抜けてないなら、五十歩百歩であんまり気にはならないです。

まあ、普通に毎話観ようと思う程度には充分面白かったです。

あ、OP曲は好きです!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 24

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

努力と根性!

全12話

ストライクウィッチーズと同じ世界、今回は第502統合戦闘航空団ブレイブウィッチーズの活躍を描く作品です。

敵はストライクウィッチーズと同じネウロイですが、進化してますね。巧みな攻撃をしかけてきます。

姉が本来所属するはずだったブレイブウィッチーズに、ある出来事で急遽所属することになった妹の主人公の雁淵ひかり(かりぶち ひかり)の成長するお話にもなっています。

ネウロイと戦う最前線、当然戦闘のエキスパートが必要なので、魔法力も弱く戦闘経験もないひかりは、当初メンバーたちに認められません。

でも、負けず嫌いなところもあって苛酷な試練にも耐えて徐々にみんなに認められていきます。

当初、ストライクウィッチーズの続編と思って期待していたのですが、キャラが全くちがうので少し戸惑いましたw(ちょい役でストライクウィッチーズのキャラも出ていますね)

でも、観ていくとだんだんキャラたちの個性が分かり始めたら面白くなってきましたね。

好きなキャラはニパです。ドジなところもありますが、ひかりと直枝を心配しながらうまく2人の架け橋になっていました^^

最後は凄い戦いでした。切りのいいところで終わっています。でも彼女たちの戦いはまだまだ続くようですね。

OPはストライクウィッチーズと同じ石田燿子さんが歌っています。EDは1980~1990年活躍したLINDBERGのカバー曲となっています。歌はその話で活躍したキャラの中の人が歌っていますね。

最後に、他にも統合戦闘航空団がいっぱいいるようなので、今後もこのシリーズ続いてほしいですね。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 22

69.6 5 魔法少女で戦闘なアニメランキング5位
魔法少女サイト(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (401)
1504人が棚に入れました
学校でクラスメイトからのいじめを受け、家では実の兄からの虐待に耐える日々を送る中学生の朝霧 彩(あさぎり あや)。いつも死ぬことばかり考えていた彼女は、ある日、不気味なWEBサイト「魔法少女サイト」と出会い、魔法の力を秘めた”ステッキ”を手に入れる。彩は魔法の力を手に入れたことで、同じくステッキを持つクラスメイトの奴村露乃(やつむら つゆの)、そして他の“魔法少女”とともに苛烈な運命に巻き込まれていく――。

声優・キャラクター
大野柚布子、茜屋日海夏、鈴木愛奈、芹澤優、山崎はるか、岡本信彦、鈴木達央、中尾隆聖、安里勇哉
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

過酷な運命に翻弄される魔法少女たちの行き着く先

アニメーション製作:production dóA、
監督:松林唯人、シリーズ構成:伊神貴世、
キャラクターデザイン:渋谷秀、
音楽:井内啓二、原作:佐藤健太郎

魔法少女まどかマギカから広がったダーク系・魔法少女ものの作品。
設定としては魔法少女育成計画に近い印象。
不幸を背負って生きてきた少女が、ある日サイトによって
ステッキによる魔法少女の力を手に入れ、
様々な争いに巻き込まれ、翻弄されるという物語。

4話まで視聴した感想だが、物語の端々から陰惨なシーンを喜んで描写する
というような気持ち悪さが滲み出ている。
そして、最初の設定やステッキの能力などが、もう使い古されたネタばかりで
面白味がないため、より惨たらしくインパクトのある方向に
持っていくような気がする。
WEB連載から週刊少年チャンピオンに移籍したということで、
本流から大きく外れたところにある作品というのは理解できるが、
この後、よほど上手くやらないと、ただの趣味の悪い、
物語として成立しないような作品になりかねない危うさを孕んでいる。

ただ、こういう「バトルロワイヤル」のようなストーリーの能力モノは
案外、継続して視聴できてしまえるというのはある。
今後の展開にもよるが、おそらく最後まで見てしまうだろう。

5話~12話レビュー
ネタバレレビューを読む

全話を通してのレビュー
まどマギという魔法少女ものとしては飛び抜けた作品があるので、
同じ方向性のものはやり方が難しいと思う。
より陰惨で過酷な運命を描くのは構わないのだが、
キャラの行動や考え方の描き方が浅すぎるため、
色々なところで引っかかってしまうのが残念な部分だった。

ステッキやソウルジェムのような手法は、
まどマギはもちろん、ハンターハンターのクラピカの
エンペラータイムの能力も思い出した。

良かった点は、あまりにもダメな主人公の朝霧彩が
少しずつ成長して強くなっていくところ。
ステッキの使用すらためらっていたが、ネタバレレビューを読む
(ここの描き方も突っ込みどころ満載なのだが)、
強い決意が見えた点は面白かった。
また奴村露乃との友情関係の描写も悪くはなかったのではないだろうか。
酷評になってしまったが、2期がもしあったなら観てしまうかも。
何となく観てしまえる作風なのだ。
こういう方向性のアニメがいくつも企画されるのは、
製作側の考え方としては、分かる気がする。
(2018年6月18日初投稿)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 52
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

診断は軽めの鬱系!ということで (-.-)

2018.06.24記


原作未読

魔法少女の冠がついたものを観るのは2作目。普段は食指が動きません。
1作目はおのずと知れたまどかマギカさんです。
二匹目のどじょうを狙っての視聴でございます。

けっこう身も蓋もない不幸を背負ってしまった少女のみに開かれる「魔法少女サイト」経由で魔法少女になってしまった女の子たちの不幸の物語。
第一話から陰湿ないじめ描写が展開されて、同時にサイコな連中がわんさか出てきます。第二話で魔法少女の仕組みと世界観設定の簡易説明があってわりと親切なので、そこで合わなさそうだったら切っても良いと思います。

当初私は乗り切れなかったのですが、最終二話分くらいで巻き返した感があり、一概にダメとは言い切れません。

「不幸だね~不幸だね~」のキラーフレーズ、嫌いじゃないんですよね。



-----
2018.11.16追記
《配点を修正》


穴沢虹海役の芹澤優さんが、同クールでの3D彼女ヒロイン五十嵐色葉役もされていたのが印象的。天と地みたいなテンションの差を堪能してました。

観る側(私)が終始ローテンションだったのは作品の鬱描写が「とりあえず凄惨なの見しとけや」みたいな製作陣の意図を感じたため。もしかすると原作の問題なのかもしれませんが、私には軽く見えてノリきれませんでした。
ネタバレレビューを読む


朝霧彩、奴村露乃、潮井梨ナ、にじみんあたりを中心に展開していました。一応仲間として同じくらいの数の魔法少女が出てきてパーティを組んでたものの、こちらはほぼモブ扱い。
代わりにヒロインの兄を思い切り取り上げて印象的なキャラに仕立てたのか、視聴者にはこの変態お兄ちゃんのインパクトが強く残る結果になりました。これはこれで成功だったのかも。


あと作品のキーワード“テンペスト”も謎が残ったまま。
2期あっても観るかどうかは微妙なところ。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 42
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

胸糞注意

原作:漫画(週刊少年チャンピオン)/魔法少女、ダーク・ファンタジー/全12話/アニメーション制作:production dóA

原作は未読。あらすじにもあるように序盤はイジメ描写から物語がはじまるので胸糞注意。

大きな声で言うべきことではないが、こういったダークな要素の強い作品は好物とあって全12話をぶっ続けで一気に完走。ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 25

68.8 6 魔法少女で戦闘なアニメランキング6位
魔法騎士レイアース-マジックナイトレイアース(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (216)
1176人が棚に入れました
人気作家集団CLAMP原作の初アニメ化作品。後半の展開は、少女漫画を基にした作品としては非常に珍しいロボットアニメとなった。東京タワーへ見学に来ていた女子中学生の光、海、風は異世界セフィーロへと召還される。そこで導師クレフより囚われのエメロード姫救出を依頼された彼女たちは、伝説の魔法騎士となって姫を虜にしたザガート打倒のために立ち上がる。だが、真に倒すべき敵はザガートではなかった?
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

CLAMP×ロボット×異世界召喚

◆総評:原作マンガは今読んでもかなりの魅力作だが、アニメはやや作品コンセプトに難有りか?

1994年~95年にかけて放送された少女マンガ原作・2章構成・全49話の長編アニメということで、さすがに最近のテンポ良く美麗なアニメばかり見慣れていると、脚本・作画・演出等いろいろと粗が目についてしまいました。
ただし、第一章のラスト2話は、かなり意外な展開で盛り上がるのと、第ニ章のラストも結構グッと来る良い展開なので、我慢して見る価値はありました。
全くの新規の方への視聴はお薦めできませんが、これまでCLAMP原作アニメを何本か視聴済みで、ファンになっている方なら、新たな発見もあって楽しめる作品かと思います。

◇以下、原作マンガ読了後の追記。

本作完走後、原作マンガ(『魔法騎士レイアース』(計3巻)、『魔法騎士レイアース2』(計3巻)の全6巻)の方も完走したので、アニメとの印象の違いについて若干の考察を加えます。

----------------------------------------------------------------
『魔法騎士レイアース』(計3巻)  ※個人評価 ★ 4.4
少女マンガ誌【なかよし】連載期間:1993年11月号~1994年3月号、1994年5月号~1995年2月号(計15回)

アニメの第一章(計20話) ※個人評価 ☆ 3.6
放送期間:1994年10月~1995年3月(※登場キャラ&シナリオは基本的に原作準拠だがエピソードの水増しあり)

『魔法騎士レイアース2』(計3巻)  ※個人評価 ★ 4.3
少女マンガ誌【なかよし】連載期間:1995年3月号~1996年4月号(計14回)

アニメの第二章(計29話) ※個人評価 × 3.4
放送期間:1995年4月~11月(※ただし登場キャラ&シナリオに大幅な違いあり)
----------------------------------------------------------------

・上記のとおり、アニメの第一章は原作の前半『魔法騎士レイアース』にほぼ準拠していますが、第二章の放送が始まる頃には原作のストックが尽きており、この第二章は原作とは別シナリオの展開となっています。
・ただし、第二章のシリーズ構成&脚本自体は、マンガ原作者(CLAMPの大川七瀬氏)が行っているので、アニメ制作側が原作マンガのシナリオを改悪した、というわけではありません。

・原作マンガの方は、マンガの制作技術そのものが20数年前とさほど変化していない(※技術進歩の著しいアニメと違って、その頃から既に完成の域にあった)こともあって、今の基準で見ても相当な魅力作・力作と思いました。
・一方、アニメの方は、本作が制作された1990年代前半~中頃の水準ではシリーズ構成/脚本/作画/演出のあらゆる面に関してまだまだ完成度が低く、

(1) 第一章では、引き締まった内容の原作に、予め決まっている放送回数に見合うように、当たり障りのないエピソードを水増しして、結果的に作品内容を希釈してしまっている印象。
(2) 第二章では、そもそも原作には登場しない重要キャラを複数登場させ、シナリオ自体も原作とは大幅に違ったものに変えたが、その際に、原作の方に一貫して伏流し、アニメの第一章でもその片鱗の伺えたシナリオ&キャラ&世界観設定の「CLAMPらしさ」が大きく毀損されてしまった印象が強い。

・本作の監督を務めた平野俊弘氏は、どうやらロボット&アクション作品に強い方らしいので、登場キャラの心情推移の細やかな描写に魅力のあるCLAMP作品(※本作のように一見、派手なロボット&アクションものの顔をしている現作マンガの場合でも、実際には登場キャラの細やかな感情の動きの描写に魅力があってこそ人気が出たものと推測します)の監督としては、やや不適任だった気が個人的にはしました。

※以上、まとめると・・・

<1> 原作マンガの方は、今読んでも十分に楽しめる、内容の引き締まった魅力作と思いますが、
<2> アニメの方は、当時のアニメ化技術の未成熟に加えて、内容面でも原作マンガの魅力が大きく毀損されている感があり、残念ながら、原作マンガを読んでその熱烈なファンになった方以外には余りお勧めできる作品とは思えませんでした。

※なお、本作の数年後に原作マンガの連載が始まり、本作と同じく連載途中でアニメ化の決まった、同じCLAMP原作作品 『カードキャプターさくら』では、本作での経験を上手く活かした?原作者大川七瀬氏が、最初からシリーズ構成を全部担当してアニメ化に際しての制作コンセプトを予め確り打ち立てている印象で、NHK製作アニメという制作環境の良さも加わって、原作マンガ以上にアニメの方が魅力的な作品に仕上がっているように思います。


◆視聴メモ
ネタバレレビューを読む

◆作品情報
ネタバレレビューを読む


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========== 魔法騎士レイアース (1994年10月-1995年11月) =========
ネタバレレビューを読む
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)22、☆(並回)26、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.5 



============= 魔法騎士レイアース OVA (1997年7-12月) ============

全3話 ※未視聴
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 

ED 「All You Need Is Love」

投稿 : 2025/03/29
♥ : 25

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

少女たちの心の強さで世界を救う。バトルの王道のすべてが詰まった作品。

●はじめに
”カードキャプターさくら”など、有名作品がたくさんあるCLAMPが原作です。

この作品は、第1章(20話)と第2章(29話)に分かれています。

それぞれでストーリーの雰囲気がまったく違うので、1章と2章に分けてレビューを書きたいと思います。うん、長くなりそう!笑


●ストーリー
【1章】
獅堂光(しどう ひかる)、龍咲海(りゅうざき うみ)、鳳凰寺風(ほうおうじ ふう)。

3人はエメロード姫によって、セフィーロという異世界に召喚される。

エメロード姫は神官・ザガートによって幽閉され、セフィーロの平和を祈ることができず、世界は崩壊の危機に瀕していた。

3人は導師・クレフから”魔法剣士(マジックナイト)”となり、セフィーロを救ってほしいとお願いされる。


魔法、剣、ロボット…。バトルの王道がすべて詰まっています。戦うのは女の子だけど。

「戦士がお姫様を救い出して世界を救う…。まるで王道のRPGだわ。」
と、作中で海ちゃんが話していますが、まさにその通りです。

王道なのにおもしろい。わくわくする。まさにバトル作品の原点なのだと思います。

20年前の作品というのが信じられません。

今見ても普通に、というか期待以上に楽しめました。

原作を小学生の頃に読んでいたので、ザガートの真の目的など、ストーリーの核はなんとなく覚えていたのですが、

それでもラストは感動(;;)つい涙が…。


【2章】
異世界での戦いが終わり、元の世界に戻ってきた3人。

深い後悔と悲しみを抱えた3人は、何者かによって再びセフィーロに召喚される。

柱を失ったセフィーロを狙って3つの国が攻めてきていた。

3国は、セフィーロの新の柱の座を狙っていた。

新しい柱が決まるまで、セフィーロを守り切れるのか…?


2章はロボバトル展開が主でした。

漫画もアニメも、2章の途中でつまらなくなって見るのやめたんだよねー。

今思うと、2章はとても展開が遅く感じたことが原因かな。

セフィーロvs3国なんだけど、なかなかの膠着状態。

マジックナイト3人の別行動が増えてきて、それぞれのストーリーがあるから、軸のストーリーがなかなか進まない。

だから展開が遅く感じて、飽きてしまう。

ラストはさすがの展開でしたけどね。

特に最終話はよかった。これだけは、1章で終わっていたら感じることのできない感動でしたね。

【総評】
同じ作品だけど、1章と2章では雰囲気が全然違います。それを簡単にまとめてみると、
<1章>
・勢いのあるかっこいいバトル。
・ストーリーおもしろい。軽い。笑いも多い。
・展開がさくさく軽く進む。
・お姫様を救うために冒険する王道のRPG。
・あっという間。

<2章>
・戦うことの無常さを強調。
・ストーリー微妙。重い。進まない。
・展開が重くて胃もたれ。
・恋愛要素多い。イケメン多い。恋の矢印出過ぎで複雑。笑
・戦争。守る自国と攻める他国。
・長い。

ざっと書いただけでこんなに違う。

同じ作者、同じ作品でここまでテイストの違うものが出来上がるってある意味すごい。

●バトル
【1章】
1つ1つのバトルが1話の中で終わります。

下手に引っ張らない分、あっさり見れるのも見やすいポイント。

魔法も防具も武器も、戦いを経験する中でだんだん成長・進化していき、飽きることがありません。

戦う女の子、かっこいいなあ。下手な男主人公より、全然かっこいいですww

【2章】
1つ1つのバトルが長いです。「もういいよ~早く決着つけてよ~。」という感じ。

勝ち負けではなく、バトル中に何かトラブルが起きてバトル中断、後日再開、という展開が多かったかな。

1章ですべて出し切ったのか、魔法も防具も武器も、ほとんど成長しません。

その代わり、敵キャラや新キャラの術やロボットが見どころ。


●キャラクター
【1章】
この作品のすごいところの1つと言っていいと思います。

キャラが重厚。アニメオリジナルの敵キャラはいまいちだったけど。

主人公の3人は、ちぐはぐなようで、なんだかんだいいトリオ^^

元気で正義感に燃える・光。
やかましくてフェンシングが得意・海。
切れ者のお嬢様・風。

プラス、謎の生物モコナww

モコナかわいいよー、もふもふしたい。笑

そして旅の途中で出会う剣士・フェリオ。

このフェリオが登場するたびいけめんでテンション上がりすぎてやばかったwww

さすが少女漫画が原作、乙女心をわかってらっしゃるwwwww

【2章】
1章のキャラ+新しいキャラ。

キャラに関してはさすがというべきか、まったく勢いが落ちません。濃厚。そしてイケメン。笑

敵国のキャラもいいので、憎めなかったよ。

特にイーグルはよかったよ。何度「イーグルーーーー!!!」と心の中で叫んだか。笑

でもやっぱり1番は最後までフェリオだったな。風ちゃんがうらやましすぎてたまりませんww

そしてアスコットの変化には爆笑wwwwどう努力すればああなるんだよwwww

欲を言うと、全ての戦いが終了した後の、キャラのその後をもっと知りたかったな。


●作画
こればっかりは、20年という時間には勝てません(笑)

「おい、作画www」と突っ込みたくなることがありますが(特に1章)、それは仕方ないですね^^;

それでもバトルシーンはなかなかのものなのではないでしょうか?

後半は見ていてほとんど違和感なかったし。


●音楽
【1章】
OP「ゆずれない願い」は、今でもまったく色あせない伝説の神曲です。

私個人にとっても、思い出がありすぎて語りつくせない1曲です(笑)

聴いたことがない人は人生損してますよ!!!笑

ED「明日への勇気」も、久しぶりに聞いて大好きになりました。

なんと元気のもらえる曲!!明日からも頑張ります!!

【2章】
OP「光と影を抱きしめたまま」は、「ゆずれない願い」同様時代を越えても色あせないですね。大好きです。

2章の雰囲気にもよく合っていました。


●まとめ
全49話で、見るのになかなか時間がかかりました。

個人的には、1章はおすすめ。楽しめました。でも2章は見なくてもよいかな。

きちんとした完結を望むのであれば、頑張って2章も見てください。笑

投稿 : 2025/03/29
♥ : 25

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

異世界アニメにハマり始めた時期の名作。現代の異世界ジャンルに物申したい。

今でもOP覚えてて歌えますね。


「ゆずれない願い」

「明日への勇気」「キライになれない」
「光と影を抱きしめたまま」

「ら・ら・ば・い~優しく抱かせて」
「いつか輝く」

いい曲ばかりです。


OVAの「All You Need Is Love」が地味に好き。

このアニメは今考えればオーパーツみたいなアニメで、カラー分けされた個性のまったく違うヒロインたちが、
異世界召喚され、伝承の勇者となり、振りかかる困難を打ち破り、徐々にレベルアップし成長していく様を見せる。
よくアニメが良いか原作が良いかでもめることがあるのですが、それも面白い部分で、差異がハッキリしてる。

アニメではメカデザインのプロが手がける「魔神」と呼ばれる機械仕掛けの意思を持つ兵器が戦うことが多い。
他にも主要人物がストーリー半ばに亡くなってしまったりと、原作ほど何もかもが綺麗に仕上がるわけではない。

原作は、美しい女性や男性を繊細に描写し、戦闘で血を流し困難に見舞われてもなお、凛とした立ち姿を見せる。
アニメでは、男の子も視聴に耐えうる少年漫画的な表現やスピード感もあるが、その分禍々しいデザインもある。
制作環境や客のニーズに、時代考証を鑑みた時に納得ですし、作者側とアニメスタッフの連携があっての両作です。

でも、アニメで明かされない設定や登場人物の良い関係がとても好きなので漫画を読んで幸せになって下さいなw

曲としての完成度が高い現代のアニメソングではなく、“顔”とも言える作品のためだけに作られた名曲の数々は
このレイアースを語る上で無くてはならないアニメ版の骨子ともいえるものですし、この作品が好きだからこその
原作とアニメの両方をじっくり見て聞いて世界に浸ることが楽しかったですね。

何度観てもやっぱり好きだなーと思う部分。ふしぎ遊戯や十二国記でも思うのですけど、“東京”つまり現実世界
に帰ってきた時の主人公たちをアニメーションで観ている時がほんとに好きだなと思います。多分BGMや背景美術に
声優の演技、漫画版より詳細に長尺でやるなど、アニメならではの空気や楽しさが好きなのでしょうか?

最近の異世界モノでザンネンだなと思うのが、現実世界をドロップアウトしたい「欲」からくるものが多いので、
当時の異世界モノと違って現実世界でのエピソードやどちらの世界にも感じる郷愁を描かない点が少し物足りない。

お互いに無いと寂しい事柄があって、現実世界に帰ってきた時のカップラーメンの味(笑)や、世界の移り変わり、
仲間や恋人、打倒するべき悪などの、異世界で待つ人々。なんなら、やっぱ現実はクソゲーだなと再認識でも良い。

侘び寂びとは少し違うのかもしれませんけど、せっかく魅力を持たせられる要素を排除したのは痛いですよね。
でもこれは簡単な話なのかな?とも。この頃の作品を見ていた人達が異世界から帰りたい!と騒ぐ主人公達を見て、

「俺(私)だったら現実なんて捨てて、この世界に永住するのに…(だから、騒いでる主人公たちが煩わしい)」

なんて思いから、今のテンプレートが出来たかもしれないw 時代ごとに移り変わる流行りは興味深いものです。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 21

66.0 7 魔法少女で戦闘なアニメランキング7位
スマイルプリキュア!(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (253)
1147人が棚に入れました
昔々あるところに、お伽話の国「メルヘンランド」がありました。
そこはお伽話の世界が入り混ざったような楽しく可愛らしい世界。そして今、未曾有の危機が訪れます。悪の皇帝ピエーロがメルヘンランドに攻め込んできたのです。メルヘンランドの女王様は、封印されてしまいます。女王を復活させるには幸せの象徴であるキュアデコルの力を集める必要があります。妖精キャンディはキュアデコルを集めるため地球にプリキュアを探しにやってくるのでした。人間界にやってきたキャンディと星空みゆきは出会い、ともにキュアデコルを集めていく決意をしていくのでした。

声優・キャラクター
福圓美里、田野アサミ、金元寿子、井上麻里奈、西村ちなみ、大谷育江
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プリが如く5  「その生き様に5人の血が騒ぐ」 ラスボス間違いはここから2年続く 「70億人の何かと戦い」and「全てを敵に回すか、しないか」が世界の基準

俺がリアルタイムでこれを見始めたのがプリキュアを哲学ないしCEROを照らし合わせてで考えるようになった全てのきっかけ

CEROとは一般市民やユーザーに対しゲームソフトの選択に必要な情報を提供し、青少年の健全な育成を計り且つ社会の倫理水準を適正に維持することを主たる目的とした機構である。これをゲームだけじゃなくアニメに適用されたらどうなるのだろうか
アニメからゲームとなりCEROが詳しく割り振られるようになったこのご時世
皆も考えてみてはどうだろうか

初めての人もプリキュアファンの人もこれだけは言っておく
彼女達は笑顔のために、情熱のために、愛情のために、家族のために、道を究めるために足掻いていた
そこに覆い被さる絶望という「敵の欲望」⇚自らの考え
それを目の前に彼女達は何を垣間見るのか
「5人の生き様を見届けろ」

豪華声優の無駄遣いはここから始まるのだろう
Stylishな戦闘はいつになったら終わるのだろうか

みゆき=宮藤芳佳(金色の闇、志熊理科)
あかね=鈴(リン)
やよい=イカ娘(トモノリ、空見カナタ、叢、琴浦春香)
なお=瀬能ナツル(エリオ君、三日月夜空、ラウラ、月海、夜刀神十香、秋山忍)
れいか=おじゃる丸(二代目)(ハイドラ)
キャンディ=テイルズアビスのシンク(ピカチュウ、チョッパー)
ポップ=春原陽平(ユズヒコ、沢木)
家族には名雪(みゆき母)
千鳥かなめ(あかね母)
ハヤテ君・日影(あかね弟)
れいかの爺ちゃんは安西先生で総統メビウス様
悪役にはトンガリ(ジョーカーないしグレーゾーン)やカツオ(魔女さん)ってどんだけ豪華なんだ。狙いすぎやろこれ!!

最初のカチコミである23話まで印象に残ったネタを纏めました

ネタバレレビューを読む

後半戦です
最後のカチコミの手前までを纏めておきます
尚、32話は哲学的分析のために分けておきます

32話 悪役の言い分の裏を常に考えよう、それとトドメを刺すなよ!?絶対だぞ!?悪役って放置プレイしないよね、それしたら話が進まないか...
ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む

45話 最後へ...
ネタバレレビューを読む

46話 邪魔だ・・・邪魔や・・・
ネタバレレビューを読む

47話 塵に返れええええええ!!! 頭の中が常に「エンドオブザアドベンチャー」流れっぱなしwww
ネタバレレビューを読む

48話 私を抱こうだなんて、1千万年早いわああああああああ!!!!
ネタバレレビューを読む

総評
ネタバレレビューを読む

今後やって貰いたい方針
ネタバレレビューを読む
それと
みゆき(ピンク):不屈
あかね(赤):依存
やよい(黄):自由
なお(緑):孤高
れいか(青):客観
を予め理解させるべきです。前のシーズンでも似たような感じがしましたから

自らの「絶望」における意見・考察
ネタバレレビューを読む

この世界に桐生さんや飛鳥達、エレンや一誠等Dの住民が入ってきたらどうなるのだろう(無論まどか達Bやキリト君達Cの住民も含む)
表現が濃くなるのか?緩和されるのだろうか?

プリキュアにとって本当の敵は目に見える悪役ではない。本当の敵は
ネタバレレビューを読む
深夜になればこれ以外を糧に戦う輩が多く出回っている
何時か戦う時が訪れるのだろうか
しかし、2014年にそれらと戦ったが、笑顔で戦った挙句、ラスボスと和解し
結局仲直りして旅立って終わってしまった
これじゃあ何を伝えたかったんだ?神を信じるなってことか?

それはさておき、ここの全体の敗因は
ネタバレレビューを読むということを付加しておく
ラスボスの間違いは皮肉にも14年まで続くことになる...

投稿 : 2025/03/29
♥ : 40
ネタバレ

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

光り輝く未来へ!!みんな笑顔でウルトラハッピー!!【ねこ's満足度:92pts】

シリーズ9作目にして7代目のプリキュア。
わたしにとっては同シリーズ初完走作品でもあります。
(それだけに思い入れ補正多めですw)

変身シーンにワクワクし、ドタバタ劇で笑い、熱い友情にホロホロと・・・。
見所のひとつである戦闘シーンも、子ども向けとは思えない迫力です。
今までスルーしてきたのが不思議なくらい、あっという間にハマってしまいました。

作品のテーマは『笑顔』。
あの痛ましい震災で失われた子どもたちの笑顔を取り戻したい・・・。
この作品には、そんなスタッフたちの熱い想いが込められています。

全編通して印象的だったのは、やはりその笑顔。
ヒロイン・みゆきの代名詞でもあるそれは、どんな時も途切れることはありませんでした。
そしてその笑顔から生まれる『愛』こそが、もうひとつのこの作品のポイント。
敵を倒すのではなく愛で包み込む・・・慈愛に満ちた物語でもあったと思います。

そんな物語を彩るプリキュアメンバーは、みゆき・あかね・やよい・なお・れいかの5人。
笑顔がテーマのこの作品にふさわしく、喧嘩の”け”の字も感じさせないほどの仲良しっぷりです。
そんな中、異彩を放っていたのは関西弁でつっこみまくる”キュアサニー”ことあかね。
みんなのボケをレシーブのごとく拾いまくるあかねの存在無くして、このチームは語れません。
ボケ担当の中では”キュアビューティー”ことれいかのド天然っぷりが完全にツボでした。
「廊下を走ってはいけません!!」の破壊力!!言葉だけでは伝わらないのがもどかしいです(笑)。

キャスト陣の演技も「すごい!!」の一言でした。
特にヒロイン・みゆきを演じた福圓さんの熱い演技には何度涙腺を刺激されたことか・・・。
こういうのを”魂の叫び”というのかも。大袈裟かもしれませんがそのくらい響くものがありました。

最終話は泣きっぱなし。でも最後はやっぱり”笑顔”でした。
わたしにとっての”初プリキュア”が『スマイルプリキュア!』で本当に良かった。
こんな素敵な作品に出会えたわたしはまさに・・・ウルトラハッピー!!です!!



【スマプリお気に入りエピソード16選】ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 35
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャラが立ってる王道展開の《美少女戦隊もの》

歴代プリキュアシリーズの中でも二次創作人気がダントツで高く、あにこれの総合評価も ☆ 3.9 と、『ハートキャッチプリキュア』(★ 4.0)に次ぐ高得点の作品、ということなので視聴してみました。

2012年の放送ということもあり、キャラクター・デザインは文句なく可愛く、作画も全般的に良好、一話一話の脚本も確りしていて文句はつけられません。
ただし、視聴を進めていくうちに、展開が余りに王道的で、流石に途中で飽きてきてしまい、第20話前後で一旦視聴を中断して、『ハートキャッチプリキュア』の方をお試し視聴してみたところ、意外な展開が続くそっちに嵌ってしまい、結果的に『ハトプリ』を先に完走した後、本作の視聴を再開しての完走となりました。

あ、ここでひとつ特筆事項!
上記のとおり本作は、プリキュアひとりひとりのキャラが立っていて可愛いことから、二次創作人気が非常に高い(=大人にも人気が高い)・・・ということですが、TV本編自体は、作品の本来の視聴ターゲット層(女児およびその保護者や保育士?)に配慮して、当然パンチラ皆無です。
※因みにプリキュア全員、スカートの下にスパッツ着用なので、どんなアングルになっても絶対にパンチラにはなりません。あきらめましょう笑。


◆視聴メモ
ネタバレレビューを読む


◆制作情報

原作         東堂いづみ(東映アニメーションの共同ペンネーム)
シリーズディレクター 大塚隆史
シリーズ構成     山田隆司
キャラクターデザイン 米村正二
音楽         高梨康治
アニメーション制作  東映アニメーション


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

============ スマイルプリキュア! (2012年2月-2013年1月) ==========
ネタバレレビューを読む
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)14、☆(並回)32、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7


== 映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ! (2012年10月) ==

全1話 ※未視聴 ※約69分

主題歌 「きみという未来」

投稿 : 2025/03/29
♥ : 28

71.2 8 魔法少女で戦闘なアニメランキング8位
スレイヤーズNEXT[ネクスト](TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (208)
1122人が棚に入れました
テレビアニメ第2作目で、原作小説であるスレイヤーズ本編第2巻、第4巻、第7巻、第8巻を元に構成されている。本編第一部の残りのエピソードをアニメ化したが、6巻の内容のみ、構成や登場人物の都合上、ほぼ丸ごとカットされている。魔道の奥義が記された魔道書「クレアバイブル」を求めて旅に出たリナ達。千年前の降魔戦争以来、なりをひそめていたシャブラニグドゥ配下の魔族たちがなぜか彼女らの行く手を阻んでくるのだった…。
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いやぁいつになっても面白い!

公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/slayers/


シリーズ物第二弾、全26話。冒険ファンタジー。

■TVアニメ
スレイヤーズ
スレイヤーズNEXT    ←ここ
スレイヤーズTRY
スレイヤーズREVOLUTION
スレイヤーズEVOLUTION-R
■劇場版
スレイヤーズ(劇場版)
スレイヤーズRETURN
スレイヤーズぐれえと
スレイヤーズごぅじゃす
スレイヤーズぷれみあむ
■OVA
スレイヤーズすぺしゃる
スレイヤーズえくせれんと


サブタイトル

第25話までのサブタイトルはしりとりになっている。余談だがサブタイトルの1文字だけ赤文字になっている。


主題歌

オープニングテーマ「Give a reason」
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「邪魔はさせない」
歌 - 奥井雅美、作詞 - 奥井雅美、作曲 - 奥井雅美・矢吹俊郎、編曲 - 矢吹俊郎
挿入歌「乙女の祈り」
歌 - 林原めぐみ&鈴木真仁、作詞 - 渡部高志、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

いやぁOPED共に神がかっていますね。大好きです。当時こればっかカラオケで歌ってましたよ。すっかり忘れてたのでまたカラオケ行った時は歌いたいと思います!


各話感想(14話以降~ 1話から書いておけばよかった…
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 17

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪夢の王の一欠けよ、天空の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ

1996年放映作品
全5シリーズの内1stに続き2期にあたる
前作もファンタジーとして秀作と言える作品だったがこのNEXTはシリーズ最高峰と言われる名作

リナ ガウリイ アメリア ゼルガディス
という前作からのお馴染みのメンバーは健在
というかより一層個性を増している
ゼルなどcoolなキャラが崩壊しかけていて最高に笑えるw
それに加えて獣神官ゼロスが今作から一行と共に旅をする事になる
このゼロスがとても神秘的で惹きつけられる
温厚な人柄の奥に隠れる狡猾で残忍な眼差し
ゼロスの登場のおかげで物語は120%増しで面白くなっていると言っても過言ではないだろう

1st同様前半は一行が旅をしてる最中にトラブルに巻き込まれてそれを解決していくパターンだけど、様々なトラブルがやがて一つの謎に関わっていく
クライマックス数話の次々と魔族の大物が出てくる大迫力で息を呑む展開は圧巻
そして最後は感涙必須w

ちなみに3期にあたるTRYは翌年1997年放映
そこから11年の時を経て2008年に4期REVOLUTION
2009年に5期REVOLUTION-Rが放映されている
月日が空き過ぎた為4期以降は未鑑賞
いつか観たいと思ってます


主演リナを演じる林原めぐみさん
言わずとも知れている名優さんです
同時期に放映していたヱヴァの綾波レイと同一人物と知った時は驚きました

光の剣士ガウリィは松本保典さん
サザエさんのノリスケさんもやってます

残酷な魔法剣士ゼルガディスは緑川光さん
スラムダンクの流川楓などクールなキャラが多いです

セイルーン王位第一継承者の姫アメリア役の鈴木真仁さん
アメリアと言えばこの方です!まさにはまり役だと思います
最近は出演作品が少ないようですが好きな声優さんです

ゼロス役の石田彰さん
夏目友人帳の名取周一や男子高校生の日常の会長などいけしゃあしゃあとした役がよく似合う声優さんです

投稿 : 2025/03/29
♥ : 17

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

前作よりさらにスケールアップ

シリーズ第2作目。
謎の神官や怪しげな王女などの新キャラの追加や魔族の登場で前作を上回るストーリーを展開、ドタバタした冒険劇を繰り広げて最高に面白かったです。
前半はギャグ要素が強く、後半になるほどシリアスな重い展開に変わっていきます。
最終話はスレイヤーズ史上最も印象に残る名シーンを見せてくれました。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 6

69.8 9 魔法少女で戦闘なアニメランキング9位
美少女戦士セーラームーンS[スーパー](TVアニメ動画)

1994年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (97)
792人が棚に入れました
うさぎたちの活躍で平穏を取り戻した街……セーラームーンの未来の娘・ちびうさも未来の世界へ帰り、うさぎ・レイ・亜美・まこと・美奈子らセーラー戦士たちは中学3年生になって、穏やかな日常を過ごしていた。……だがそんな平和な日々の中、霊感の強いレイは、世界が闇に包まれ崩壊する悪夢を見る。それはただの夢なのか、それとも新たな危機の予兆なのか……?そして、悪夢の原因を探ろうとしていたレイは、新たなる敵の差し向けた怪人・ダイモーンに襲撃される。かけつけたうさぎはセーラームーンに変身、ダイモーンと闘うが、パワーアップした敵の強大な力にかなわず、変身ブローチを破壊されてしまった!

りんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

受験編。違うか。

世界の終わりの始まり的なスタートはあの頃の私には衝撃でした。

このシリーズから作画の劣化回がマジで目立つようになったのが残念。
シリーズ初めの戦士たちのバージョンアップはいつも楽しみでした。

なんといってもはるかとみちるですよね。
緒方さんがハマってたのもあると思いますが、どうしてあんなに普段は男(じゃないけど)、戦士では女で違和感がないものか。
いやぁ、本当にはるかはかっこいい。
今の子ども向けアニメではあんな百合表現出来ないと思いますが、一緒に観ていた大人も特に気にする時代じゃなかったのかもしれませんね。

同じ戦士なのに相容れない感じは最後まで辛いものがあった。
蛍ちゃんもいいキャラですよね。破滅の戦士ってマジかっこいい。

恋したい、遊びたい、勉強もしなきゃいけない。
普通の人間として生きていかなきゃいけない現実と、でも私は戦士なんだっていう使命との葛藤が、この受験編で鮮明に伝わってきました。
「夢は素敵なお嫁さん」なんて言ってるところは可愛いですよね。
魔法少女やら戦隊少女に憧れる子ども向けの反面、本人たちが「実はちょっと嫌」みたいなスタンスになってるのが絶妙に思えます。

要点だけ抽出したら1クール程度で終わってしまうような構成ですが、どうでもいい回も子どもの頃は楽しめた。
まとめBDみたいなの作ればいいのに。
いや本当リメイク希望~。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 3

うさちー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

おもしろい!

ウラヌス・ネプチューンがかっこいい!
登場したときの音楽とかもいい感じです(*´ェ`*)
ギャグが多くて笑えるところがたくさんあると思いますw

投稿 : 2025/03/29
♥ : 3

hanapoko30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

セーラーウラヌスに仔猫ちゃんと言われたい!

セーラームーンは無印が1番好きですが2番目はSかな?

スーパーセーラームーンのコスチューム
裾のグラデーションとか蝶をモチーフにしたかんじとか可愛くてお気に入りです!
必殺技のロッドはRの方が好みなのですが…

ミストレスナインとなったほたるちゃんを最後まで信じ続けて守ろうとしたうさぎちゃんの優しさや想いに涙。この回のアバンタイトルのささやくようなうさぎちゃんの言葉が印象的です。

そして覚醒したセーラーサターンが一人でファラオ90へ挑むとき、スーパーセーラームーンに変身できなくて「変わってよおっ!」と悲痛に叫ぶ三石さんの演技に鳥肌たちます!


そしてSといえば……
アニメ界きっての公認レズカップルはるかさんとみちるさんww
かっこよくて美しいから許せちゃう(//∀)ノ
2人の変身シーンの曲がバイオリンだったりバラの花びら舞ったりリップがきらーんってなるとこととかたまらん!
もちろんプルートも好きですよ!

ウラヌスの台詞って超クサイのに緒方さんが言うとなんでも決まってしまうww
かっこよすぎです!!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 3

66.8 10 魔法少女で戦闘なアニメランキング10位
グランベルム (TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (219)
719人が棚に入れました
満ちた月の運命―――歯車が回る新たなる月夜。世界中の魔力が消失してから1000年近くの時間が過ぎ、すでに魔法は人々の記憶からもすっかり忘れられていた。そんな世界で生きる明るく元気な高校生、小日向満月は前向きに暮らしながらも、心のどこかに不安を抱えていた。自分には何もない――。勉強も運動も得意ではない彼女は、自分だけにできる“何か"に憧れていた。夜空の月がやけに大きく感じられた満月の晩。彼女はもうひとりの月の名を持つ少女、新月エルネスタ深海と出会う。それは魔法人形“アルマノクス"との遭遇でもあった。満月の運命の歯車が、軋んだ音を立てて今動き始める――。

声優・キャラクター
島袋美由利、種﨑敦美、日笠陽子、久保ユリカ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

絶対に負けられない謎バトルがある

始めに言っときますと、面白かったしけっこう感動しました。

視聴動機は「シリーズ構成 花田十輝」。全13話。
最終話だけ放送曜日が変更となり、一気勢にはきっと録画できなかった方もいるんじゃないか?と思われる曰くありげな一品です。


さてこの『グランベルム』。試しに公式のあらすじ読んでみてください。あまり惹かれません。
まるでゲーム原作もののような謎世界での謎バトルが敢行される世界観です。これまでの経験則から外れクジの臭いがプンプンすることでしょう。

が、そうは問屋が卸しませんでした。
私が楽しんだのは以下3点、

1.声優の演技がすこぶる良い
2.EDがすこぶる良い
3.けっこうほろ苦い


1.声優の演技がすこぶる良い

・小日向満月(CV島袋美由利)
 島袋さんは『はねバド!(荒垣なぎさ)』『はるかなレシーブ(成美)』『キャロチュー(キャロル)』の印象が強い声優さん。低音の響きが心地よいなと思っていたところ、本作ではたぶん2オクターブくらい高めの演技でこれが意外でした。個人的には本作での島袋さんの発声はレア声です。
・新月エルネスタ深海(CV種﨑敦美)
 私には『響け!ユーフォニアム』の鎧塚みぞれ役で刷り込みがなされてますので、叫ぶ種崎さんが聴けるだけでご褒美です。
・アンナ・フーゴ(CV日笠陽子)
 狂気にまみれた絶叫 of 絶叫。いやほんと狂ってましたよ。
 ネタバレレビューを読む
・袴田水晶(CV悠木碧)
 悠木さんすごいのなんて言わずもがなじゃないですか。本作でのイメージは『幼女戦記(ターニャ)』に近いと思うのですが、私の知る限りベストバウトじゃないかな。
 ネタバレレビューを読む
・土御門九音(CV石見舞菜香)と土御門四翠(CV田村ゆかり)の姉妹
 最近『さよならの朝に約束の花をかざろう(マキア)』観たばかりという理由で個人的にアツかったです。演技かんけーねーし。。。
 ゆかりんはいつもの田村ゆかりさんでなぜか彼女用の曲が用意されていていつものように歌ってたのがツボです。これも演技かんけーねーし。。。 


2.EDがすこぶる良い

今クール(2019年夏)のエンディングで一番好きです。


3.けっこうほろ苦い

これはネタバレです。
ネタバレレビューを読む


繰り返しになりますが、まるでゲーム原作もののような謎世界での謎バトルが敢行される世界観です。
最後までこの設定枠を外れることはありません。よくもこの材料で、と思いました。
期待値低いところからのスタートで良かったのだと思います。

当方それほどロボットものに食指が動かないため、ロボットの造型やバトルそのものについて語る言葉を持ってません。
ある種このへんスルーできたのもラッキーだったかもしれませんね。




ネタバレレビューを読む



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------


2019.09.30 初稿
2020.04.10 修正

投稿 : 2025/03/29
♥ : 44

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

あれ?評判良くないな…。でも、個人的には面白かったからまあいいか…。

== [下記は第1話視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
オリジナルTVアニメ作品で、シリーズ構成・脚本は花田十輝氏のようです。

基本的に舞台は現代の日本ですが、魔力による仮想世界的な物が存在してそこで「アルマノクス」と呼ばれる搭乗ロボット型の機動兵器による戦い「グランベルム」が行われているようです。

主人公の小日向満月(こひなた まんげつ)はごく普通の高校生として育ってきましたが、第1話時点で満月の夜に学校へ忘れ物を取りに行ったところ、このグランベルムに巻き込まれて自身のアルマノクスを出現させてしまうといったお話でした。

この戦いで知り合った少女、新月エルネスタ深海は名前的にも満月と何らかの対を成す存在であろうことが伺われます。

また、グランベルムが特別な魔術師を選出する戦いであることが示されていました。この手のバトルロイヤル的な設定はありきたりといえばありきたりですが、手堅く作れば盛り上がると思います。私的にはけっこう好みですし、きっとそのうち戦いの裏が明かされることになると思うので楽しみです。

第1話目で登場したアルマノクスのデザインは、個人的にはけっこう気に入りましたが他の方のレビューを見るとあまり好評ではないようですね…。

余談:『魔法科高校の劣等生』原作ライトノベルでキャラクターデザイン協力としてクレジットされている「ジミーストーン」氏の名前がアルマノクスのデザインおよび総作監としてクレジットされているのを見つけて、ちょっとびっくりしました。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.7.13追記:
第2話を観ました。「何もない」と強く言い切る満月の日常と、闇深い感情が明らかになりましたね。

それはそれとして、アンナお嬢様による氷が入った水風呂への入浴場面で、平家物語での清盛の最期を思い出してしまいました…(笑)。

2019.8.14追記:
第6話まで視聴終了。次回予告での「ストーキングという名のライフワーク」というパワーワードで、本作は2019年夏クールに確実な爪跡を残しましたね!

2019.9.27追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。

まずシリーズ通して本筋と関係ないところでいうと、「戦闘の演出が思った以上にガンダム(笑)」というところ。

まずはホワイトリリーの武装(バルカン、サーベルなど)やその使い方の他、ビット(or ファンネル)的な武装や「ニュータイプ」なエフェクト、戦闘時の会話などなど…。

そして最終回では「見える」とか「足なんていらない」とか機体を降りての奇襲とかももしかしたら初代ガンダムへのオマージュなのかなといった感じでありました。

微妙に主人公サイド(「えっと、結局主人公は誰(笑)?」とあえてボケてみたくなりますが)に優しくない最終回でしたが、個人的にはこういうのは好きですね。というかかなり面白かったのですが、でもそれはきっと少数派…。

そしてシリーズ通して個人的に労いたいキャラは袴田水晶ですね。お疲れさまでした。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 43
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔法少女+百合+ロボのごった煮

原作未読

お話のざっくり概要
なんのとりえもない主人公:満月がなぜか
グランベルムの戦いの場に紛れ込んでしまう
そこで出会った新月エルネスタに導かれ
なんかロボ召喚!魔法少女の戦いが始まる…
だいたいそんな感じ

なんか色んな要素を合わせた感じの作品です。
やっぱ魔法少女物なんで、なんか重い世界観。
魔法少女物は重くて暗くてすぐ死ぬ
ってイメージ強いです。まぁそんな感じですw

お話の要素としてはてんこ盛りなので
要素が多くて良いと思うか、何がやりたいの?
と思うのかは人によって評価が分かれそうです。

売るために要素を足しに足して、
全方向カバーしようと重い要素とライト要素も
入れてかなりのごった煮状態ですけど、
破綻せずギリギリの所でうまくまとめてます。
その辺りは純粋に評価できるポイントかと。

でもその分、遊びとか余白的な物が少ないので
キャラや物語に感情が入っていき難い視聴者も
多いかもと感じた作品でした。

各話の感想
1話
ネタバレレビューを読む
2話
ネタバレレビューを読む
3話
ネタバレレビューを読む
4話
ネタバレレビューを読む
5話
ネタバレレビューを読む
6話
ネタバレレビューを読む
7話
ネタバレレビューを読む
8話
ネタバレレビューを読む
9話
ネタバレレビューを読む
10話
ネタバレレビューを読む
11話
ネタバレレビューを読む
12話
ネタバレレビューを読む
13話
ネタバレレビューを読む

話題作りなのか、印象つけようとしているのか
「イメージする…イメージする…イメージする!」
「私には勝てません」
が多く感じます。あんまセリフ自体が魅力ないので
話題にはならなそうw

OPもEDも凄く曲が良いです。
OP映像の魔石越しに見える表情が変化している
表現が凄く好きですね~
EDはほんと名曲でアニメに重ねても自然でした。

もう少しだけ日常回や余白・無駄があった方が
キャラへの愛着が沸いたかなぁ…と
それでも個人的には凄く好きな感じでした。
何か気に入る要素があったら視聴オススメですー

投稿 : 2025/03/29
♥ : 28

62.9 11 魔法少女で戦闘なアニメランキング11位
ドキドキ!プリキュア(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (137)
654人が棚に入れました
相田マナは、大貝第一中学校の2年生。
先生たちからも信頼される、しっかり者の生徒会長です。
社会科見学で訪れたクローバータワーでも、ケンカを仲裁したり、落とし物を届けたり、バスに酔った友達の看護をしたりと大忙し!

やっと展望台へ行く列に並んだその時、「ジコチュー!」と叫ぶ巨大な怪物が現れて辺りは大混乱!!
景色を独り占めしようと暴れる怪物の前に思わず飛び出したマナは、トランプ王国からやってきた妖精シャルルと、不思議なアクセサリー“キュアラビーズ”の力で、キュアハートに変身!

いつもマナを助けてくれる親友・六花、幼なじみのお嬢様・ありすたちが愛を忘れた“ジコチュー”たちを浄化していきます!

10作目の“プリキュア”は、愛と勇気と秘密に満ちた、ドキドキの物語。
日本中に届け!キュンキュン!!
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

何故そこで愛ッ!? 一つの正義(悪)が掲げられし時、強すぎた少女達の「」劇が始まった・・・ 特にありすが幼く燃えた4話・・・「運が悪かったんだよ、お前等は」

10年間、1つの世界(シマ)を巡ってプリキュアと悪役達は手を変え品を変え争い続けてきた(東城会と近江連合みたいな感覚で)

これで34人のエントロピーが凌駕されました。ヘタしたらAKB48まで行ったりしてwwww

緒言 OPは犬吠埼樹(黄前久美子)が歌ってる
ネタバレレビューを読む

最初の関ヶ原まで
ネタバレレビューを読む

たまには世界設定という理を破壊してみたら面白い
「プリキュアだっていうことは他の人に言っちゃいけない」とか「悪と戦う」とかっちゅう設定を破壊するべきだと思う
フェイトみたいな別の魔法少女を呼んでくれないかな...
戦うことはお話をすることだから...まどマギみたいに殻に閉じこもった世界を作っても構わないんじゃあ

ネタバレレビューを読む

46話 新年 あけまして関ヶ原
ネタバレレビューを読む

47話 関ヶ原前半 愛は力となるか?
ネタバレレビューを読む

48話 関ヶ原後半 2013年の巨人効果はここでも発揮される
ネタバレレビューを読む

49話 The battle for the LOVE 何故そこで愛ッ!?
ネタバレレビューを読む

総評と意見
ネタバレレビューを読む

BS11で再視聴と敗因
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 36

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

キュア釘宮ここにあり。

釘宮目的で見始めました。

釘宮演じるキュアエースには、
「愛の切り札キュアエース!」
「美しさは、強さの証。」
「エースショット、バキューン!」
等、心に残るフレーズが多かったです。

そして、最大の特徴は、ロリ声とババア声の釘宮両方が楽しめること。
釘宮病の皆さんにはおすすめのアニメです。

あと、キュアハート演じる、生天目さんの声もよい!
生天目さんの演じたキャラの中で、最も幼女声でした。
プリキュアにかけた強い思いが感じられ、見ていてほっこりしましたw

ストーリーは可もなく不可もなく。
やっぱり子供向けですしね。
ただ、作画や戦闘シーンはよく頑張っていたと思います。
キャラも可愛いですし、まぁ、大人が見ても楽しめるかとw

投稿 : 2025/03/29
♥ : 12
ネタバレ

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

"O"の書き順は違う(←どうでもいいw)

今作もリアルタイムでは視聴していませんでした。
しかし風のうわさで、生天目仁美さんがプリキュアの声を担当しているという情報だけは持っていました。

しかし、第1話を視聴してもよくわからない(プリキュアを再放送で見る場合、事前にあまり情報は入れない主義)。もしかして・・・?という気持ちを持ったままエンドロールを見ると、なんと主演のキュアハート(相田マナ)!?

視聴中も、もしやとは思っていましたが声高っ!てっきりクールビューティ系のプリキュアをやるものだと思い込んでいたので、結構度肝を抜かれました。しかも生徒会長で、どちらかというと
完璧超人系の主人公がプリキュアをやるのも珍しいのでは?ポジション的にはルフィに近い感じなのかな。

あと、プリキュアになると髪の毛の色が変わるというのもあまり無いパターンな気が。



最推しプリキュアは、もしかしたら少数派かもしれませんがキュアソードです!

正直、最初は好きになれませんでした。
基本的に僕はツンデレキャラが大の苦手だし、髪型がどうしてもバーコード頭のサラリーマンにしか見えなくて・・・(笑)

しかし、僕の中の回路が完全にショートしたのは第27話です。お茶会の席でのまこぴーに完全に心を奪われました。

まこぴーの天然キャラっぷりは、実はすでに第6話でも炸裂していました。しかし僕は貧乏性なので、
食べ物を粗末にする演出はどうしても苦手で、その時点ではまだウザいキャラでした(笑)

あと、たまに眼鏡をかけているのもポイント高しです!

そして、キュアソード(まこぴー)の魅力が大爆発しているのがエンディングのダンスです!

もう、とにかくあざとい(笑)仕草の一つ一つがめちゃくちゃカワ(・∀・)イイ!!アイドル歌手であるという設定が、CGの細かい動きにどこまで反映されているのかはわかりませんが、完全に他のプリキュアを食うダンスのキレです(錯覚?)。

エンディングのダンスは他のプリキュアにも素晴らしい箇所があるのですが、エンドロールがとにかく邪魔(笑)ノンクレジットのエンディングをここまで渇望したのは、アニメ人生初かもしれません。



後半、新しいプリキュアが入るという情報はもちろん持っていました。しかしCVまでは確認していなかったので、割と直前までネタバレレビューを読むとばかり思っていました(^-^;

そうして登場したキュアエースですが、変身した後の口上がなんか化粧品のCMっぽい(笑)

しかも"プリキュア5つの誓い"とか言い出すし・・・"ウルトラ5つの誓い"かよ(笑)!



同時期に「HUGっと!プリキュア」も見ていたからというのもありますが、アイちゃんは(変な言い方ですが)はぐたんの試作だったのかもしれません。特に第34話~第38話の辺りで、子育ての大変さについて結構リアルに描写しています。

この辺のエピソードは、シナリオとかも完璧なので特に好きです。





ネタバレレビューを読むまあ、その辺の話は他のプリキュアシリーズに譲るとして、
"点"ではなく"線"でシリーズを見ている僕らおじさんたちは、十分に楽しめたプリキュアでした。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 6

67.6 12 魔法少女で戦闘なアニメランキング12位
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (145)
586人が棚に入れました
人類の防衛線『第501統合戦闘航空団』に宮藤芳佳が入隊!・・・しかし、肝心の敵・ネウロイはなかなかやってこず、戦闘ではなく炊事洗濯の毎日に追われる日々。個性的な隊員たちに振り回されたり、ツッコミを入れたり、フォローしたりと、そんな芳佳と愉快な魔女(うぃっち)達のおかしな日常が始まる!

声優・キャラクター
福圓美里、世戸さおり、名塚佳織、沢城みゆき、田中理恵、園崎未恵、野川さくら、斎藤千和、小清水亜美、門脇舞以、大橋歩夕

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ウィッチーズたちの日常は‥‥‥

原作未読 全12話 1話15分枠の作品

突然出現した敵「ネウロイ」に対抗するために結成された統合戦闘航空団一つの第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズのスピンオフ作品。敵ネウロイがなかなか出現しないので、日常シーンをメインにコミカルに描いています。

各キャラクターを演じている方々は本編と同じ方なので違和感がありませんが、作画は本編と比べて大きく違いますね。(OPではそんなに思わなかったのですが)

ギャグばかりなので、そのギャグが合うか合わないかだと思います。個人的にはみなさん、弾けすぎですねw

本編の世界観やイメージを崩しかねませんので、お気楽に観るといいかもしれません。

OPは本編OPでおなじみの石田燿子さん、EDは第501統合戦闘航空団みなさんがそれぞれ歌っています。

最後に、この作品の劇場版が発表されました(上映時間30分の予定)。OVAやOAD、本編のおまけでよさそうな作品が劇場版になることが多いように思えます。儲かるのでしょうね〜

投稿 : 2025/03/29
♥ : 17

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

『異世界かるてっと』の流れで、何となく・・・

『ストライクウィッチーズ』視聴してないし、どうしようかな?って思っていて・・・。
『異世界かるてっと』の流れで、何となく最終話まで視聴しちゃいました(笑)。

元の作品を見ていないので、コメントしづらいところですが・・・。

かなりぶっ飛んでいて、日常系コメディとしては面白かったと思います。
キャラの個性や関係性など知っていると、もう少し楽しめたのかな・・・?




皆さんのレビューを拝見していると、そうでもないらしいですね(笑)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

欧州本土の大半がネウロイの勢力に落ちているはずなのに…

このストパンシリーズは、テレビ本編、劇場版、OVAと視聴済です。
言わずと知れた大人気シリーズ…私にとって視聴しないという選択肢は初めからありませんでした。

とは言え、これまでの作品と雰囲気はだいぶ異なっています。
もともと第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」は、対ネウロイ一大反抗作戦の一つとして各国のトップエースや将来有望な若いウイッチらによって結成されました。

だから彼女たちの居場所は常に最前線…のはずなんですが、本作品では敵であるネウロイが一向に出てこないんです。
彼女たちに下されている命令は「待機」と「哨戒」のみ…


人類の防衛線「第501統合戦闘航空団」に宮藤芳佳が入隊!
…しかし、肝心の敵・ネウロイはなかなかやってこず、
戦闘ではなく炊事洗濯の毎日に追われる日々。
個性的な隊員たちに振り回されたり、ツッコミを入れたり、
フォローしたりと、そんな芳佳とゆかいな魔女達の
おかしな日常が始まる!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
第1話を見た時に、懐かしさを感じました。
私が1期を視聴したのが2012年…
それから2014年にOVAが、2016年にブレイブウィッチーズが放送されましたが、約3年もの間音沙汰がなかった訳ですから、そう感じるのも当然なのかもしれません。

改めて本作を見てみると、声優陣の何と豪華な事か…
最初に視聴した頃、声優さんのことは何も知らなかったので気に留めることはありませんでしたが、こうしてみるとホント凄い声優さんばかりが起用されているんです。

宮藤芳佳:(CV:福圓美里さん)
坂本美緒(CV:世戸さおりさん)
ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(CV:田中理恵さん)
リネット・ビショップ(CV:名塚佳織さん)
ペリーヌ・クロステルマン(CV:みゆきち)
ゲルトルート・バルクホルン(園崎未恵さん)
エーリカ・ハルトマン(CV:野川さくらさん)
フランチェスカ・ルッキーニ(CV:斎藤千和さん)
シャーロット・E・イェーガー(CV:小清水亜美さん)
サーニャ・V・リトヴャク(CV:門脇舞以さん)
エイラ・イルマタル・ユーティライネン(CV:大橋歩夕さん)

一方、物語の方は日常系なので抑揚無くまったりと進んでいく感じ…
個人的に嬉しかったのが、芳佳の魔法を見れた事でしょうか。
ハルトマンの部屋が汚かったり、ルッキーニの悪戯好きは相変わらずでしたけれど…

最終回に「重大発表あり」のテロップを見た時には驚きと共に嬉しさが…
詳しくは公式サイトをご覧くださいと記載されていたので行ってみたら…とんでもないことになっていました。

「501部隊発進しますっ!」が10月から劇場公開されるんだそうです。
でも、それだけじゃありません。
ワールドウィッチーズの公式サイトを見ると「ウィッチシリーズ3連続アニメ化!!」と書かれているではありませんか。
3連続アニメの一つ目がこの「501部隊発進しますっ!」だったみたいです。
その他、2020年には第3期として「第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」が、2021年には「ルミナスウィッチーズ」が放送されるそうです。
こんな嬉しい話があったなんて…

オープニングテーマは、石田燿子さんの「空が呼ぶほうへ」
エンディングテーマは、第501統合戦闘航空団による「Treasure of life」
やっぱりストパンと言えば石田さん…この組み合わせは鉄板です。

1クール全12話の物語でした。
ショート枠なので、サクッと視聴できる作品です。
2020年の第3期に向け、良い足掛かりになる作品だと思いました。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 16

62.5 13 魔法少女で戦闘なアニメランキング13位
ふたりはプリキュア Max Heart(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (76)
556人が棚に入れました
新学期、なぎさとほのかもいよいよベローネ学院女子中等部の最上級生になり、普通の女の子として、部活や勉強に大忙しの学校生活を送っていた。そんな折、なぎさとほのかの前に現れた不思議な少女・九条ひかりが現れる。
そのころ「光の園」では、ジャアクキングとの戦いで傷ついたクイーンが分裂し、どこかへ消え去ってしまった。時を同じくして、撃退されたはずの邪悪な闇の力「ザケンナー」がなぎさとほのかを襲う…。
バージョンアップした「コミューン」にハートのカードを差し込むと、再びふたりはプリキュアに変身して迎え撃つ!
はたしてプリキュアはクイーンを元の姿にもどすことができるのか…!?

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ぶっちゃけ、ありえな~い大人

2014.01.12
本日
『プリキュアオールスターズがやってくる!33人が大集合!!』
のグリーディング&パレードに“ひとり”で行って来たので
何となく『ふたりはプリキュアMH』の
えこひいきなレビューを・・・

前作『ふたりはプリキュア』の続編です。
OPや容姿や変身バンクや歌舞伎みたいな見得など
全てがパワーアップ!!
マックスハートってカッコイイ名前です。

そしてネタバレと言うかOPに出ちゃってる
新キャラの味方登場です。
『ふたり』じゃ無ぇじゃん!!
とツッコミを入れようかと思わせといて、
プリキュアじゃないからタイトルは問題無いと言う
「お・・・おう・・・・ほな・・・・ええんやけどな・・・」
的な気分が味わえます。(もう無理ですけど)

よく子供向けアニメなど最終回
特に間を空けて第2期とか、あまり無かった時代
「TVの前のみんな、じゃあまた会う日まで」とか
「またどこかで、会えるさ」とか
主人公が言い残して
そのまま一切姿を現さないという
詐欺にあった記憶が、かなりあります。

しかし『プリキュア』は最終回寂しい気持ちになりますが
『オールスターズ』で本当に会えますので
許してあげます。

この頃のプリキュアも一応子供向けには変わり無いですが、
今に比べて、まだ観てる年齢層の幅が
上に広かったと思います。(あくまで女子の年齢層の話)
恋バナもありましたしね。

なので、プリキュアのキャラクターショーに
行ったりしたときマックスハートの曲が
「プリキュア、プリキュア♪」
って流れると、
「ああ、懐かしい」
と言うお母さんをよく目にします。
プリキュアも母子で同じシリーズを観るまでになったか・・・
と時の流れの速さにビビりました。

中には“大きいおともだち”もいてるんですが、
私はチキン野郎なので
ひとりで観に行って
赤の他人の娘さんの近くで、
見様によっては
その娘の『お父さん』とも取れるポジションをキープし
観覧するのが精一杯の愛情表現です。

たまに本物のお父さんが登場して
複雑な家庭環境を演出してしまいますけど・・・

投稿 : 2025/03/29
♥ : 13

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ありえな~い2

プリキュアシリーズ2作品目。
ふたりはプリキュアから主人公をそのままに
3年生に進級した2人が再び活躍するといった内容。

前作で倒したはずのジャアクキングの
復活を目論むといった展開で物語りは始まる。

1作目の続きなので基本路線は変わらない。
変化があるのは変身アイテム。
(売るためには仕方ないw)

そして、新キャラが登場する。
新キャラはプリキュアではない。
何者かは本編で確認していただきたい。

そして、必殺技w
必殺技もパワーアップ。
ベタですいませんw

あとはOP曲もパワーアップw
1作目と同じ曲だが、テンポアップして
よりノリノリの曲にアレンジされている。

と、全てが1作目のパワーアップ版である。

大人目線での注目はなぎさの恋の行方かな。
どうなるかは観て確認していただきたい。

さすがにここまでくるとマンネリ感は否めないが
1作目が楽しめた方ならそれなりに楽しめるかなと思う。

とまあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと

「ルミナリオーーー」のシーンで
何故か毎回ぐっとくるなんて
「ありえな~い」

投稿 : 2025/03/29
♥ : 4

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

正常進化

シリーズ第2作
通称:MH、初代MH


前作の大ヒット受けて予算を惜しみなく投入され制作された続編
もっとも目を引くのはやはり『作画クオリティの向上』ではないでしょうか?
変身バンクひとつとっても気合の入り具合がまるで違う


新キャラクターがいるものの基本的にやっていることは前作と同じ
前作と似たような展開を前作から少しアプローチを変えながらのストーリーには、前作ファンには「期待通り」と取れるでしょうが、
逆に前作を好きになれない方には「退屈」他極まりないでしょう

例えば前作には悪の権化である「ジャアクキング」から生み出されながらも、
ジャアクキングの支配から独立を企てる「悪の三幹部」が登場しました


ところが今作では、前作で滅んだジャアクキングを復活させるべく奮闘する「悪の三幹部」が登場するのです


目的は違えど彼らがすべきことはやはりプリキュアを倒し、光の園の力を手に入れることに共通する


こういった違いはあれど根幹の部分は全く何も変わっていないというのはオイラが前作レビューで挙げた、マンネリ化やファン層の固着化を起こす可能性があると思うのです
単純にクオリティはあがっているからという理由だけでは評価し難い作品だと思います


キャラ評価を前作評価から少し下げたのは初代でのキリヤくん絡みのエピソードを評価したかったので・・・


ちなみに「パワーアップ」と称して衣装デザインが多少変更になり、なぎさ(ブラック)のおへそ出しが封印されます(爆)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 4

61.9 14 魔法少女で戦闘なアニメランキング14位
Yes!プリキュア5(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (100)
551人が棚に入れました
夢原のぞみは、サンクルミエール学園に通う中学2年生。ある日、図書館でドリームコレットを見つけたのぞみは、パルミエ王国の住人・ココと出会う。
悪の集団ナイトメアを倒し王国を甦らせるため、ココはどんな願いも1つだけ叶える力を持つドリームコレットを探していた。ただし、願いを叶える為には、ピンキーという妖精を55匹探すのが条件であった。
のぞみ達は仲間4人を加え、ドリームコレットを狙うナイトメアと戦うことになる。

声優・キャラクター
三瓶由布子、竹内順子、前田愛、永野愛、伊瀬茉莉也、草尾毅、入野自由、仙台エリ

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あざとイエローの生態調査

あざとイエローとは、ネットスラングの一種である「あざとい」が、黄色をパーソナルカラーとするキャラクターにかかっている様子をあらわす。

三行で概要
やべぇ黄色い子かわいい!!よし結婚しよう!!(`・ω・´)
→でもあの可愛さは制作者の意図…制作者あざとい(´・ω・`)
→あざといなさすが黄色あざとい

詳しい概要
『あざとい』が今の意味を持つに至った経緯のひとつとして、Yes!プリキュア5の主人公の一人である春日野うららの扱いがよく挙げられる。

この作品以前は基本的に二人組であったプリキュアが今作から5人に増加、それに伴い各人がパーソナルカラーを持つこととなる。その際に黄色いプリキュアである春日野うらら=キュアレモネードは、5人の主人公の中で特に女の子の「かわいらしさ、可愛げ」の表現を担当する役回りとしてキャラクター造型がなされることとなった。

以降のプリキュア作品でも、『黄色=かわいさ担当』の図式はある種のお約束として継承されるようになる。
それに伴い、「スタッフの仕掛けてきた『黄色キャラの可愛さ』にやられた」ことに対する視聴者側の自覚は蓄積・増加していくこととなり、それを「あざとい」と表現する風潮も、少しずつではあるが確実に浸透していくようになった。

そうした風潮がだんだん年月をかけて煮詰まり、現在ではプリキュアシリーズ以外の他作品でも『黄色はかわいい』という直接的なイコールで結ぶことが制作スタッフ・視聴者の間である種の共通認識となっているのではないかと思えるほど、可愛い黄色キャラが増加しつつある。

また、Yes!プリキュア5放送以前に誕生している様々な作品の可愛らしい黄色いキャラクターが、この認識の浸透をきっかけに再発掘・再認識される事例もまれに発生するようになった。
こうした流れから、あざとイエローという言葉は生まれたのである。
http://dic.nicovideo.jp/a/あざとイエロー

■視覚効果とイメージ
二宮和也、ローラ、玉井詩織、錦戸亮、香取慎吾、鈴木奈々、明石家さんま、ビートたけし、ダンディ坂野、上地雄輔、玉森裕太

この芸能人はイメージカラーアンケートで黄色(イエロー)の票が集まった人達です。この中のジャニーズのメンバーは担当カラーで票が入ってるようですが、その他のメンバーを見てみると元気さと面白さ、性格が明るい人が多い。そして女性に注目すると、ベッキーとローラなどハーフの人がいる。瞳の色だったり、底抜けな明るさだったり、そんな黄色っぽさ、ブロンドに対する憧れwみたいなものを感じる。

■黄色の性質
膨張色、進出色、温暖色、興奮色、軽量色のイメージ効果を持っています。

「黄色は有彩色の中で一番明るい色です。」光や太陽のイメージが浮かびます。見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれるのでコミュニケーションを円滑にしてくれます。知性を刺激し行動を活性化してくれます。昼夜問わず認識しやすいので注意の色として使われます。

黄の性格・キャラクター黄のイメージからなる性格は次のようなものがあります。黄が好きな人の性格もこのような傾向があります。

明るい、フレンドリー、マイペース、ユーモアがある、好奇心旺盛、知識欲が強い、無邪気、お調子者、周りの状況を考えない、毒舌家、知ったかぶり、無神経、悪ふざけする、イメージリーダー、自己中心的、浪費が多い、子供っぽい、頭の回転が速い、おしゃべり、寂しがり屋、批評家、冒険好き
http://iro-color.com/episode/about-color/yellow.html

何というかフレンドリーで天邪鬼な感じですかねw
色の効果としても一番目立つ色でありながら、軽量色でもあって重たく感じない。大体目立つと重いというか嫌味が残ったりなんらかの形で軽くは感じないと思われますが、イエローは軽さを伴った色みたいです。

例えば笑点の喜久蔵さんは多分一番突飛で目立つはずが軽量さも併せ持ってる感じですかね。あざとく見えても許せちゃう、そんな雰囲気があざとイエローなのかもしれませぬw本作の事に触れてないので一言、シリーズ初の5人組でっす。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 25

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

夢に恋愛に女の子の夢が詰まったプリキュアシリーズの大きな分岐点

よくプリキュアシリーズの大きな転換点と呼ばれる作品です。

私が人生で初めて見たプリキュアはこれでした。そしてシリーズで一番好きな作品です。
初代とかはもっと後になってから視聴したので、私にとってはYesが一番思い入れが強くて思い出補正が大きいと思うけど、やっぱり好きですね。

私はこれが初なので、2人の時は寂しく感じるけど初代から見てる人には5人もいるほうが異色みたいですね。

メインキャラクターが5人と多いので賑やかで楽しい雰囲気と、今のプリキュアには少ない甘酸っぱい恋愛が魅力です!
また、このYesは現在のようなプリキュアシリーズになる転換期の作品で、前2作品と比べて現在のプリキュアのベースになっている部分が大きいかも。

プリキュアは男性ファンも多く、男性ファンには恋愛要素が不評だったみたいで、Yesを最後にどんどん恋愛要素なくなっていくんですよね。

それはもはや、「女児(じょじ)向けアニメ」じゃなくて、「おじ向けアニメ」なのでは?って思うけど
商業的には男性ファンも無視できないし、仕方ないんですかねー。
ただ、どうせ小さい子に恋愛なんてわからないので、低年齢向けならラブコメなしでも良いのかも。

私もそこまで詳しいわけじゃないんですが、シリーズでラブコメが楽しめるのはYes!が一番だと思います。

また、このアニメと同時期に放送していた「しゅごキャラ」も同じ女児向けアニメですが、しゅごキャラは敵にも事情があって、主人公が絶対的な正義ってわけじゃないところがあるんですが、こちらは敵は成敗されるべき悪っていう描かれ方していて、あまり敵を説得しようとしないのが特徴なんですよ。
悪は許さないみたいな説教臭いところがちょっとありますね。

2つの女児向けアニメで「敵」の動かし方が違ったのが印象に残っていて、
大人が見たら大差ないかもですが、しゅごキャラのほうが大人っぽいって当時は思っていました。

小さい子ども視点だと、敵があんまり悪すぎるとちょっと怖いんですよね。
Yes!プリキュア5は特に怖いシーンが多くて結構トラウマだった記憶があります。
それで私は時々怖いプリキュアよりも怖くないしゅごキャラのほうが好きになったわけで、プリキュアシリーズもそれを感じとったのか、どんどん敵が「絶対悪」から遠ざかっていくんですよ。
子どもを怖がらせないように配慮しているような感じになってきて、子ども向けアニメは時代とともに変わっていくみたいですね。

【作画】
作画の出来は不安定で、時々酷い作画があります。

【キャラクター】
みんなキャラクターが立っているので薄いキャラクター、いらないキャラクターがいない。
一番好きなキャラクターはのぞみで、やっぱり主人公なので感情移入しやすくて、ふだんドジなことも多いけど決めるときにはちゃんと決めるリーダーで大好きなキャラクターでした。
当時はそんなに好きじゃなかったけど、今ならかれんが好きになると思います。

5人がそれぞれ夢を持っていて、夢に向かって頑張ることで成長していくシナリオはわかりやすくて好きですね。

【シナリオ】
最近のプリキュアは敵を改心させることが多いけど、この作品はそういうのあまりなくてだいたいはちゃんと成敗されます。
ちょっと例外もありますが、ネタバレになるので伏せます。

小さい子どもならプリキュアが活躍すればそれで満足だと思うんですが、大人になって冷静に振り返ってみると、深みのないシナリオで間延びしているように思いますね。

賑やかだけど怖いシーンが多くて、のぞみたちは幸せになっていくけど、敵はただ消滅していくだけで救いがないので、小さい子がはじめて見るプリキュアとしてはあまりお勧めできるほうではないかも。

それでも小さいころに見た思い出の補正は大きく、好きなアニメの一つとして今も心に残っています。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 17

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

やりたいこと見つけました(70点)

プリキュアシリーズ4作目。
全49話。

個人的満足点:70点
アニメ系統:女児向け美少女戦士物

本作はプリキュアシリーズ初となる5人組み。
そして、単独変身が可能となっている。
また、それぞれのプリキュアが属性をもっていて
それぞれの属性に応じた単独の必殺技を繰り出す。
今までのプリキュアとはかなり路線変更されてる。

また、相棒のマスコットキャラが2匹登場するのだが
2匹とも雄で人間に変身する上に超イケメンw
恐らく、子供と一緒に見ているママ達を虜にするために
採用されたのではと、個人的に考えているw
おっさんは仕方ないので5人の中からお気に入りを見つけて欲しいw

物語りも今までのプリキュアなら1話で変身してという展開だが
本作の序盤は仲間を集めていく話からはじまる。
そのため、集める過程もなかなか面白くまずまずの滑り出しを見せる。
各話もそれぞれのキャラにスポットがあたっていくので
結構飽きにくい作りかと思う。

また、主人公のぞみとココの恋模様にも注目。
主人公とマスコットキャラという今までではありえない
組み合わせに注目していただきたい。

そして、もう一組あったの忘れてた。
ナッツとこまちの2人の恋模様にも注目していただきたい。
プリキュア初の2組の恋模様である。

声優陣もなかなか豪華で特にキュアレモネード(黄色いのね)
の中の人は伊瀬茉莉也さんで2011年は
相当数のキャラを演じているので
あにこれの方々にもなじみは深いだろう。
また、ココの中の人は桜木花道=トランクスなので脳内で
トランクスなどに変換してみるのも面白いw

個人的には女児向けとはいえ結構面白かったかな。


とまあ、どうでもいいようなレビューを書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

おっさんは、キャラ萌えすることに「決定ぇぇ」

投稿 : 2025/03/29
♥ : 4

63.2 15 魔法少女で戦闘なアニメランキング15位
フレッシュプリキュア!(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (102)
454人が棚に入れました
数多くあるパラレルワールドの一つである管理国家ラビリンス。そこは国民の全てが国によって管理された夢も希望もない世界である。その総統メビウスは、全てのパラレルワールドの征服を目論み、それを達成するために必要な無限メモリー「インフィニティ」を手に入れるべく配下の幹部を四つ葉町へと送り込んだ。

ラビリンスと同じく、パラレルワールドの一つである妖精たちの住まう国・スウィーツ王国の長老はいち早くメビウスの目論見を察知する。メビウスの目論見を阻止するため、長老は伝説の戦士プリキュアに全てを託すことにした。長老がプリキュアの森で祈りを捧げ、プリキュアへと変身する力を与える妖精「ピックルン」の封印を解くと、目覚めた4体のピックルンはプリキュアを探し求め、次元を越えて四つ葉町へと飛び立っていく。

声優・キャラクター
沖佳苗、喜多村英梨、中川亜紀子、小松由佳、こおろぎさとみ、松野太紀、前田健

織子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

プリキュアの中で一番好き

今までいろいろプリキュア観てきましたが
フレッシュが一番好きです。
作画崩壊は多々ありましたが
お話がリアルで好きでした。
ちょっと大人向けかな?と思うところもありますが
そういうのを関係無しで観たら
すごく良い作品だと思います。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 4

ichinana さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

みんなの幸せ!!!ゲットだよっ!!!!(←ホントにゲットしましたね)

大きいお兄さん向けプリキュアの記念すべき第1作目。
ちげーよ!!!プリキュア言ったらホワイトだろっ(怒)!!!!!
いやいや何を言っているんですか・・・もちろんブロッサム率いるハトプリでしょ!!キリッ!!(奈々ちゃんファン)。

方方から色々な声が聞こえてきますが・・・・・皆さん間違いではないと思います。
「プリキュア卒表できない症候群」の礎を築いたホワイト。シリーズ最高の売上とそれに貢献した大きいお兄さんの洗脳・・・・ではなくて獲得のために猫屋敷までジャックしたハトプリ・・・・。
しかしやはり幅広い年代層とファンの獲得に最も貢献したのは、ストーリー・キャラ(中の人)萌え・設定の3拍子が揃った本作だったと思います。敵が味方になるという少年誌的王道も本作で生まれました。

「プリキュアを、娘卒業、父現役」

素晴らしい川柳です。
このような名歌(?)が受け入れられる土壌が出来ていることが感動的です。
私も未だもって卒業未定(する気無いじゃん・・・)ですが、将来の娘のため(バカじゃねぇの・・・・)、これからも見続けていきたいと思います。

ちなみにプリキュア戦士ではピーチが一番好きです。時点でビューティー。というか、プリキュアって黒髪キャラが少ないんで、ついつい金髪ツインテに浮気しちゃいました。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 3

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

Doki Doki ☆ π パイン

今ではシリーズおなじみとなった、CGによるエンディングアニメーションのダンスが初めて採用された作品です。

確かに今見ると、所々カクカクしています。しかし、充分すぎるくらいカワイイです。
当時の業界内での驚き具合を想像するとともに、CG技術の発達の早さに改めて驚かされます。毎回言ってますが。
後期のエンディングでは、最初にプリキュアたちがロボットダンスをしているという、自虐だか何だかわからない感じもジワジワきます。前期・後期ともに、しっとりめの曲調も◎です。

現時点での最新作「HUGっと!プリキュア」が放送されるにあたって、"これまでのシリーズと違い、(妖精などではなく)本当の人間の子育てをする"という触れ込みを見かけたことがありました。

その言葉の通り、今作では妖精であるシフォンを通して"疑似子育て"が行われます。
とは言っても、発生するトラブルはかなりリアルで緊迫感もありました。

それにしても、こおろぎさとみさんの赤ちゃんボイスは神がかってますね。最高にカワイイですよ、シフォンは。

レビューのタイトルの割に、今作で一番好きなプリキュアはキュアベリーです。
キタエリさんの声が、現在のような"少し鼻にかかった感じ"を確立する前の演技を楽しむことができます。
回を追うごとに、演技力が高まっていく様も感じることができました。

とか言っておきながら、キュアパインも捨てがたいことは間違いありません。特に変身後、名前を名乗るときの"パイン"の発音の仕方は最高にカワイイので必聴です。

あと聴き所は、ナケワメーケがやられたときに発する
「シュワシュワ~」という謎の断末魔です。何度聞いても笑ってしまいます。

今作で最も驚いた点は、カオルちゃんを演じる前田健さんの演技力の高さです。めちゃくちゃ上手いじゃないですか!
最初、プロの声優かと思いましたよ。この後、声優としてキャリアを重ねていたら、結構面白いことになったかもしれませんね(亡くなってしまいましたが・・・)。
今作から数作担当することになった、エンディングの振り付けも
近年の振り付けと違って、非常にシンプルで魅力的だなと思いました。

プリキュアの技で一番カッコ良かったのは、やはりラッキークローバー・グランドフィナーレでしょう。
完全にゴレンジャーハリケーンです。同じ東映だから、まあ良いか(笑)
調べてみると、放送当時から言われていたみたいですね。でもカッコいい!
全員がクラウチングスタートするカットでテンション爆上げです。パインがハピネスリーフをキャッチする作画だけ、異常に気合が入っているのもポイントです。




P.S.胸のマークが、車の高齢者マークに似ているような気が一瞬しました

投稿 : 2025/03/29
♥ : 3

63.0 16 魔法少女で戦闘なアニメランキング16位
ふたりはプリキュア Splash Star(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (80)
438人が棚に入れました
海原市立夕凪(ゆうなぎ)中学校に通うふたりの女子中学生、日向咲と美翔舞。ふたりは、「泉の郷」からやってきた花の精・フラッピと鳥の精・チョッピの力により「伝説の戦士プリキュア」に変身し、滅びの力で世界を支配しようとするアクダイカーンやその手下と戦う。

声優・キャラクター
樹元オリエ、榎本温子、山口勝平、松来未祐
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

「命」というテーマを描ききった名作(少し修正)

2006年2月から2007年1月放送のTVアニメ。
「ふたりはプリキュア」から、キャラクターも舞台も刷新。
前作は、正反対の二人の女の子の絆の強さが印象的で、なぎさとほのかの関係性が一番のポイントだったと思っています。
対して本作は最初から仲がよく、二人が他の「命」と繋がって行く感じですね。

私はMAXHertからリアルタイムで見ていて、最初は若干の違和感はありました。(すぐにそれもなくなり、今ではすごく気に入っているんですけど)
本作で主人公の入れ替えと言う思い切った選択をしたことが、その後のプリキュアシリーズ化に多大な貢献をしたとも思います。


一貫した「命」というテーマ、地味ながら印象の良いキャラクター達、世界観をあらわす美しい背景、敵幹部の面白さなどが見所。
それらの要素と設定が全てテーマにリンクしているのがとても良いです。

バトルは前作までのアグレッシブな肉弾戦は控えめになり、精霊の力を借りた魔法のような技のぶつかり合いが増えました。
そして「自分たちの大切な日常を守る」という初期コンセプトに沿って、精霊の力をバリアとして用いる、纏った光の粒が衝撃をやわらげるなどはっきりと「守り」を視覚化しています。

全体のまとまりはしっかりしていますが、人によってはダレを感じる部分はあるかもしれません。
ですが単発のエピソードや日常回も、舞台や登場人物を掘り下げる地味ながら良い話が多いです。


【ストーリー】
海原市立夕凪中学校に通う日向咲は、大空の樹で美翔舞と出会い、「泉の郷」からやってきた花の精・フラッピと鳥の精・チョッピに請われ、二人でプリキュアに変身。滅びの力を振るうダークフォールから泉の郷(精霊の世界)を取り戻し、緑の郷(人間の世界)を守るために戦うことに。


【キャラクター】
ネタバレレビューを読む


【テーマについて】
ネタバレレビューを読む


【満と薫について】
ネタバレレビューを読む


【本作の最大の特徴】
ネタバレレビューを読む

派手さはそこまでありませんが、子ども向けとしての細やかな気遣いが感じられ、明るい雰囲気で深いテーマを描いた素晴らしい作品です。
いろんな年代の人にゆっくり一話ずつ楽しんで欲しいです。(2015.11)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 16

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

絶好調ナリ

プリキュア3作目。
全49話。

運動が得意な咲と絵が得意な舞が今回の主役。
基本設定は前作を引き継ぎ、悪の組織と戦う話。

特徴は自然を強調している感じ。
そして、全体的に柔らかい印象。
技も守り(バリアみないな技)が採用されている。
アクションもゆったりした感じになっている。

どうやら女児向けにしては、前作はアクションしすぎとのことからの変更らしい。
そのため大人目線で見てしまうと少々物足りない。
前作がかなり動きまくっていたので、おやっ?て感じだ。

恋模様も採用されてはいるが、前作までに比べればかなり控えめ。
好きな彼の前ではしおらしくなるって感じだ。
良くも悪くも女児向けに起動修正されている印象だ。

全体的に大人目線で観てしまうと、
前作より見劣りしてしまう印象になってしまっている。
ちょいと残念なプリキュアといえる。

それでも、お子さんと観るのであれば
安心して視聴できる作りはさすがというべき。
その辺の気づかいは賞賛に値する。

また、後期ED曲のガンバランスdeダンスは
皆様もどこかで聞いたことがあるのではという曲。
なかなか楽しい曲にしあがっている。

そんなわけで、女の子がいる家庭にはお勧めではないかと思う。


と、まあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと

「アコギな真似はお止めなさい!」って台詞は女児向けじゃないだろw

投稿 : 2025/03/29
♥ : 8

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

花が咲き、鳥は舞う。風が薫り、月は満ちる。

正直全体的にはどうかと思う部分が多い。


戦隊もの的に単に悪いやつを毎週倒すな展開だと単調だし、特に戦闘シーンの作画はヤベーレベルにピンチなことが多い。


ラスボスもネオエクスデス的で、設定上の敵というだけで深味やカリスマに正直欠ける。ドッキリ展開も、展開のための展開な感じ。mhの展開と似てるし。


しかし、満と薫の存在が本作を際立たせている。


主役の咲と舞は良いキャラだけど、葛藤や悩みといった人間的に成長する余地があんまりない。


その点、初の寝返り幹部キャラ(正確には違うともいえるが)で不憫な満と薫は葛藤が実に良い感じ。


みんなに触れ合う内に目覚めた気持ちに悲しいような困ったような笑顔を見せる二人。


ついに、プリキュアと闘う決意をするも、その前に初めて曇りのない笑顔を見せる二人。


解説に烈海皇がいたら「裏返ったぁ~!!(満と薫の気持ちが)」な名シーンである。


そして、クライマックス。


間違いなくプリキュア史上に残る燃える復活シーン


ここも烈海皇がいたら「復活!!、ふたりはプリキュアスプラッシュスター復活!!。」な名シーンである。


そして、4人の名前の意味と、「グレンラガン」のごとき最終回タイトル回収が炸裂。


色々あったけど、こんなもん見せられたら好きになっちゃっうよね。本作は、満と薫が人間になる物語として評価したい。


しかも、二人はプリキュアにはなれなかったから、その後のオールスターとかには出れないし…。


もっと二人の出番が多かったらなぁ~。


あと、本作の大きな力の一つは佐藤さんの音楽だろう。プリキュアは音楽が際立っている時はやはり輝きが違う。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 8

70.4 17 魔法少女で戦闘なアニメランキング17位
魔法少女リリカルなのは Reflection(アニメ映画)

2017年7月22日
★★★★☆ 3.9 (71)
349人が棚に入れました
劇場アニメ版第3作目。2017年7月22日公開。当初は『A's』から『StrikerS』までの空白期間を描くとされていたが、後の発表で本作にはPSPソフトシリーズの『BOA』および『GOD』が初出のキャラクターであるマテリアル達やフローリアン姉妹が登場し、ストーリーもGODのそれに準じたものであるということになった。2018年公開の『魔法少女リリカルなのは Detonation』と一体の作品で前編となる。

声優・キャラクター
田村ゆかり、水樹奈々、植田佳奈、戸松遥、佐藤聡美、日笠陽子、清水香里、真田アサミ、柚木涼香、一条和矢、ゆかな、釘宮理恵、清水愛、久川綾、桑谷夏子、松岡由貴、水橋かおり、阿澄佳奈
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小五なのは達が過ごす全力全開の夏休み♪

TVアニメシリーズ&劇場版シリーズは一通り視聴済み。
本劇場版の新登場キャラと関連が深いと言うPSPのゲームシリーズは未プレイ。

本作のシリーズ構成については、
ネタバレレビューを読む

夏休みの公開日に事件の発生日時をきっちり合せて来た本作。
夏だからといっても、やることはどーせ年中砲撃ですがw
なのはたちと同じ季節感を共有できた点は、一つ映画館に足を運んだ甲斐がありました。


メインストーリーは正直、微妙……と言うより、今の自分には何とも評価しがたい感じ。
ネタバレレビューを読む

もしかしたら、PSP版ゲームもプレイしていれば、より理解できたのかもしれません。
だとすると、要過去作チェックなネタや演出も含めて、
本作はご新規さんにはかなりハードルが高い作品だったということでしょうか。


サブストーリーや小ネタ等、全編通じてシリーズファンへのご褒美要素は満載♪

ネタバレレビューを読む

この辺りは相変わらず『なのは』だなと思いました。


それにしても、強敵と遭遇する度に、
なのは等のデバイスたちが、リスク覚悟で相手の長所を取り込み、
自身のデバイス機能を強化、“工作”していく様には、
あらゆる能力を吸収し、変形していく、某人造人間じみた恐怖すら覚えますw

特に対象と積極的に接触を計るレイジングハートの飽くなき探求心には戦慄しますw

もしかしたら、この夏休みを一番エンジョイしているのは、
思う存分“自由研究”を満喫しているレイジングハートなのかもしれませんw


付記:挿入歌について。

本作で一つ懸念していたのはネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 19

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シナリオは月並みだけど、男前ヒロインは健在!(※だが幼女だ)

高町なのは(※本作のヒロイン)は本当に男前だなあ(※まだ小学5年生の女の子だけど)。
・・・流石は西暦2000年代に放送/配信が始まった魔法少女アニメの主人公で、唯一の“現役”だけあります。

現実には絶対に有り得ない設定ですが、それでも何故か心が揺り動かされてしまう・・・そういうTV版第1期から寸分変わらぬ「なのはシリーズ」の魅力は本作でも健在でした。

まあ、正直言って『魔法少女まどか☆マギカ』よりもさらに、一般人には視聴をお薦めし辛いシリーズではあるんですが、日本全国の正義を愛する警察官の皆さんや自衛官の皆さんにも「なのは」ファンは絶対に多いと私は確信しています。
(※実際に、2012年だったかに、福島県のとある劇場で、本シリーズ劇場版第2作の上映中の映像をスマホか何かで盗撮したとして、同県警所属の白バイ兄ちゃんがタイホされてニュース沙汰になっています)

なお「なのはシリーズ」初心者の方は、本作の視聴前に

(1) 制作時期の古いTV版(※第1期(2004年)、第2期(2005年)、第3期(2007年))ではなくて、
(2) 2010年代に入ってからリメイクされた劇場版2本(※第1作(2010年)、第2作(2012年))の方

・・・を事前に視聴しておいた方が賢明です。

現在劇場公開中の続編『劇場版 魔法少女リリカルなのは Detonation』も割と評判良さげだし、やっぱり観に行こうかな?(※かなり恥ずかしいけど)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 12
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

なのはホント良い子だなぁ・・・

 とある惑星の少女キリエが、死にそうな父親を救うために人工知能イリスと共に、なのは達のいる時限にやってきて、はやての持つ夜天の書を狙うことをきっかけに話の規模が膨らんでいったアニメだったです。なのはA’s後2年後のお話ですねです。いきなり19歳になったStrikerSになってキャラが増えたときに比べ、A’sその後なだけに私は分かりやすかったです。
 見ていると、なのはとフェイトは、ホントに良い子だなぁと思ったです。

 平和になっても訓練を欠かさない、なのはとフェイト。お友達達との交流と平和な日々も束の間、はやても加えて、キリエの起こす事件に巻き込まれるです。はやて間一髪の時、キリエを追ってきた姉のアミタも参戦するです。
 キリエが来た時点から、時空を超えた出来事であることが、クロノたちにすぐに気づかれてしまうため、時空管理局の絡みが今回もありです。

 にしても、魔法とは思えない兵器、悟空たちのような光線技を多用するように見え、魔法少女アニメにかけ離れたバトルがかなり今回も繰り広げられるです。私は、好きなんですけど・・・です。ドラゴンボールZに例えるとシステム「オルタ」という界王拳もあるです。変身は、近代魔法少女な感じだったです。

 キリエ、イリスの言っていることは、まるっきり違っているです。なのは、フェイトに協力してもらうとか、夜天の書を少しだけ貸してもらうとか言っていて、やっていることは、事件を起こしての誘導、襲撃、言葉巧みにフェイトに話すとか、夜天の書の強奪にしか見えなかったです。

 今までのリリカルなのは以上に話の展開が早く、白熱するバトルが全体的に多かった印象だったです。なのは達のパクリ新キャラも出てきて、バトルはさらに激化するです。にしても、トランスファーマーとも違うロボットが、最初を通してパワーアップした感じのものまでこの時には出てくるので、このあたりからも魔法であることすら、分からなくなっていったです。

 イリスの正体と真の目的、キリエのやってきたことは一体!にも注目です。ネタバレレビューを読む

 最後には、なのはキャラにおけるミニ劇場がまた来週と言って、週替わりに上映されるようなので、余裕がある人は毎週行くんだろうなぁと思ったです。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 11

58.7 18 魔法少女で戦闘なアニメランキング18位
BLUE REFLECTION RAY/澪(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (75)
237人が棚に入れました
これは煌(きら)めく<想い>を繋ぐ物語――喜び、悲しみ、怒り―。人の想いは、誰もが持っている、しかし目には見えない力。その力は時として、世界さえも変えてしまうかもしれない。常に前向きで、困っている人がいれば放っておけない平原陽桜莉(ひらはらひおり)と、人と仲良くなろうとしても付き合い方が分からず、不器用な羽成瑠夏(はなりるか)。対照的ともいえる2人の少女の出会いは、彼女たち自身を、そして世界をどのように変えていくのか―。

声優・キャラクター
石見舞菜香、千菅春香

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ストーリーは悪くない。作画は残念過ぎる…。

岸田メル先生のキャラクター原案らしいんですけど、メル先生のキャラクターデザインでアニメで成功しているのって『花咲くいろは』くらいじゃないのかな、知らんけど。

言われれば「そうかも?」って思うくらいの片鱗は残っている気もしますが、アニメではまったく活かされていません。

ちなみに『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』ってゲームがあるらしく、たぶん作中の「リフレクター」の設定は共通なんじゃないかと思うんですが、ゲームではちゃんとメル先生っぽい絵が動いている模様。
(​もしかしてアニメとは相性悪い?)

ものすごく雑にストーリーを説明すると、思春期の女の子に独特の「想い」を抽出して集めることで何かをしようと企んでるリフレクターと、「想い」を守ろうとするリフレクターのバトルですね。

主人公は守ろうとする方の陣営です。

リフレクターになれるのも女の子だけで、魔法少女みたいな変身バンクで変身して、剣とかで闘います。主人公が女子校通いというのもあるかもしれませんが、モブキャラでも「男っていたかな?」っていうくらい男の人は出てきません。


「思春期の女の子」に幻想持ちすぎというかそこがまったく今風ではないわけですが、懐古的に観る分には楽しめると思います。

『あかねさす少女』とかが楽しめた人なら、まあまあ大丈夫かも。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 18
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

少女の最深部……共鳴、乱反射。

“リフレクター”と呼ばれる変身ヒロインたちが、同世代の少女たちや自分自身の深層心理と関連した世界の異変に立ち向かっていく青春&バトルRPG『BLUE REFLECTION』シリーズ(一作目のPS4版中盤過ぎで挫折)
4年ぶりの新作ゲーム『~帝』、アプリ『~燦』の新展開に合わせ、
メディアミックスの一環として制作された連続アニメ化作品(全24話)

【物語 3.5点】
原作ゲームと関連はあるが、また違った世界の話。予備知識はそこまで必須でもない。
ただ、後半の種明かしで多用される設定用語。例えば深層心理世界“コモン”などについてはゲーム版を知っていれば理解の一助にはなる。


注意すべきは唐突に繰り出される鬱展開。
平時は、きらら系とはまた風味が異なる、微百合、“姉妹”成分配合の、ゆるふわしたヒロインたちの掛け合いが繰り広げられる。

で、まったりと萌えれば良いのかと油断していると、
思春期少女たち鋭利な心のささくれにブスリ!とやられる。
こんなに悩み多く苦しい現世なら、いっそ心など捧げて空っぽになった方が良いという虚無の沼に引きずりこまれる。
極端なシナリオバランスはゲーム版同様。

むしろ昨今の子供の貧困や虐待、自己責任論と魔合体したカルト宗教など、現実社会で可視化された社会問題をも取り込み、闇はゲーム版より深くなっている印象。
取り敢えず、第ネタバレレビューを読む 話と第ネタバレレビューを読む 話はガチガチにガードを固めて挑むよう警告しておきます。
いきなりバイロン詩集を吟じ、居場所はないのかと鬱々し始めた時は、私もこの世は地獄と絶望しましたw

えぐり出された深層心理の肝を、まとめきれず生煮えのままぶつけるのもゲーム版同様。
佳境になるほど、セリフがポエムの応酬の様相を呈するのが、やや勿体ないです。
ただ、立ち向かったテーマの重たさを考えれば、簡単に答えを出すのも無粋でしょうか。


【作画 2.5点】
アニメーション制作・J.C.STAFF

乱調。
メディアミックスの予算配分が柱のゲーム重視だったからなのか、
カロリー不足によるものと思われる顔面、等身などのキャラデザ不一致が目に余ります。

剣をメイン武器にする変身ヒロインという希少性も見どころですが、
総じて剣戟も迫力不足。

何よりゲーム版キャラデザ・岸田 メル氏が生み出した美少女たちの造形の良さが全く失われてしまっています。


ただ、シナリオが掘り下げた心情を作画で汲もうとする意志は感じられるのが評価に困る所。
顔面福笑い状態になりながらも、眼だけは死んでいない。

背景に草花のフィルターをかぶせて演出した異能バトル空間なども万華鏡みたいで個性的。
戦力不足でも、コンテは諦めていない印象。
基準点は付けられないけど、そこまで底割れした評点でもないかなと。


尚、やたら雨天、曇天が多いですが、これは鬱だからではなく仕様。
ゲーム版のウリの一つに、JK変身ヒロインの雨で濡れ透けた制服姿をリアルに表現するというフェチズムがありましてw
ですがこのアニメでは制服を透けさせるだけの作画カロリーすらもなかった模様。
そこも残念無念?でしたw


【キャラ 3.5点】
主人公・平原 陽桜莉(ひおり)の明るいキャラに潜むシスコンの深さ。
敵方として対峙する姉・美弦(みお)。
姉妹の依存、愛憎がメインストーリーの一つの軸。

そんな陽桜莉の人懐っこさにツンツンしたりデレたりするクールな羽成 瑠夏(はなり るか)が定番の凸凹バトルヒロインコンビを形成。

あとは主人公コンビを目の敵にするライバルコンビ。
過ちは繰り返すまいと世話を焼く先輩コンビ。
と一式揃えて少女たちの想いの結晶“フラグメント”を巡って乱戦させる。
人物相関自体は、ヒロインバトル物では割りと無難。


この種の鬱ヒロインバトルで必ず出没する、もっと叩いて虐めて欲しい系のキャラ。
本作の駒川 詩(うた)は責められる機会を待つのではなく、挑発的言動で暴言暴行を自らに向けさせる積極的なMw
心の闇が深いヒロインズの中では、Mな言動がコメディーリリーフにすらなるw
ただ、こんなに苦しい世の中じゃ、痛みこそが実存とか強弁されると笑って否定することなど出来ないんですよね……。


“リフレクター”たちには対象の少女の想いと“共鳴”する能力設定があります。
言葉にできない想いを拾う。言葉にできない鬱も拾うw
悩める少女たち最深部に潜り共鳴するには相応の覚悟が必要なのです。


【声優 4.0点】
キャスト陣には若手も目立ちますが、外面と深層心理の振れ幅が大きいメインどころには数年のキャリアを積んだ声優を配して心情をカバー。

ヒロインの姉・平原 美弦(みお)役の上田 麗奈さん。
水崎 紫乃(しの)役の井澤 詩織さん。
特に、世界を呪いたくなる程の運命を背負う要所には実力者を起用。
特に井澤さんは紫乃だけでなくネタバレレビューを読む もフォローする難役でしたが好対応。


“毒親の見本市”との異名も誇る本作。
狂気を提供したCV.石井 未紗さんは映画吹き替えも経験。
鬱よりヤバい躁も提供したCV.森なな子さんは元・宝塚歌劇団の男役。
アニメ声優一筋とは異なる畑も知ったご両人が、
湿度高めの病んだ演技で泥沼の深度アップに貢献。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は篠田 大介氏。やはり心情深部で鳴り響く重たいストリングスが耳に残ります。
日常シーンではゲーム版のピアノ曲も使用。懐かしく軽やかな旋律が本作の数少ない救い。


主題歌は前後期とも、しんどくても前を向かせる風味の力強い女性ボーカル曲。
特筆したいのが前期OP・EXiNA「DiViNE」

EXiNAとは、アニメ版『艦これ』のOP「吹雪」のヒット等で知られる西沢 幸奏さんのソロ・プロジェクト。
中低音ボーカル、ハードなエレクトロロックと、デビュー時とは曲調が一変しているので気が付かない方もいるかもしれません。
ビジュアルも闇落ちしたネーヤ(※『無限のリヴァイアス』のキャラ。古くてスンマセンw)みたいに変わり果ててしまってw

EXiNAで世間に迎合せず、自分の音楽を追求して闇に潜伏していたからか、
アニメタイアップとは縁がない日々が続きましたが、最近また戻って来ましたね。
アーティストとして我を通す生き様。結構好きです。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

これは煌めく<想い>を繋ぐ物語――

この作品の原作はゲームだったみたいですね。
原作ゲーム2作と、このテレビアニメの3作品が「BLUE REFLECTION」プロジェクト」と題してクロスメディア展開されているのだそうです。

キャラクターデザインは岸田メルさん…
これまで「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」「花咲くいろは」「RDG レッドデータガール」などのキャラクターデザインを手掛けられてきた方です。


喜び、悲しみ、怒り――。
人の想いは、誰もが持っている、しかし目には見えない力。
その力は時として、世界さえも変えてしまうかもしれない。

常に前向きで、困っている人がいれば放っておけない平原 陽桜莉と、
人と仲良くなろうとしても付き合い方が分からず、不器用な羽成 瑠夏。

対象的ともいえる2人の少女の出会いは、
彼女たち自身を、そして世界をどのように変えていくのか――。

コーエーテクモゲームスのガストブランドより
2017年に発売された「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」原点に、
新たな「BLUE REFLECTION」プロジェクト」として展開されるTVアニメーション。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

…色々と損をしている作品だったというのが率直な感想です。
視聴していて気になった点が2点ありました。

一つはキャラデザ…
岸田メルさんが原案を務めているにも関わらず、キャラデザに魅力があまり感じられませんでした。

そしてもう一つはアニメーションそのもの…
一生懸命キャラを動かしているのは伝わってきましたが、息遣いや重みといった要素が伝わってこなかったんです。

https://bluereflection-portal.com/

上記は、「BLUE REFLECTION」のポータルサイトのURLです。
是非一度見て欲しいと思いURLを記載しました。

何故ならそこでは岸田メルさんならではの繊細なタッチのキャラたちを見ることができるからです。
本作品以外に掲載されている2本のゲームは未だ販売前のようですが、10月21日に発売が予定されている「BLUE REFLECTION TIE/帝」は、Official siteでPVを見ることができます。
ゲーム自体は3DCGが駆使されているのでアニメと雰囲気は違っていますが、かなりのクオリティで仕上げられるといっても過言ではありません。

https://social.gust.co.jp/gakkou/
上記は、この作品の元となった「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」の公式サイトです。
こちらでも「発売記念ムービー」と「第2弾PV」を視聴することができますが、キャラデザに関しては雰囲気は感じるもののクオリティには雲泥の差があると言わざるを得ません。

きっと原作プレイ組の中には、この作品を楽しみにしていた方もきっといらっしゃると思います。
ゲームのクオリティがそのままアニメ化されたら…という期待もあったかと思います。
私は原作ゲームは未プレイですが、見惚れるほど繊細なキャラデザであることは間違いありません。
どうしてこうなっちゃったんでしょうね…

…と思ってwikiをチラ見して気付きました。
アニメのキャラデザは菊田幸一さんという方だったんですね。

菊田さんがこれまで手掛けられてきた作品は以下の通りです。
・この素晴らしい世界に祝福を!
・球詠
何となく相関が見える気がするのは私だけでしょうか…^^;?

オープニングテーマは、西沢幸奏さんによる「DiViNE」と、藍井エイルさんによる「アトック」
エンディングテーマは、ACCAMERによる「最深」と「fluoresce」
楽曲はどれも素晴らしいと思いました。
でも1点気付いたのは、楽曲に見合ったアニメーションにする責務が付きまとうことです。
例えば、藍井エイルさんによる「アトック」は最高の楽曲でしたが、オープニングアニメが釣り合っていたかといえば、頑張っているのは認識するもののやはり答えに窮します。

2クール全24話の物語でした。
声優さんたちの熱演に何度も引っ張って貰いましたが、この作品の本当に魅力に触れるには、やはり原作ゲームをプレイした方が良いのではないかと思ってしまいました。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 13

61.1 19 魔法少女で戦闘なアニメランキング19位
プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち(アニメ映画)

2012年3月17日
★★★★☆ 3.6 (34)
205人が棚に入れました
大人気「プリキュアオールスターズ」シリーズ最新作!今回からDXからNewStageに変わって、新しい「オールスターズ」にパワーアップ! 舞台は、横浜みなとみらい。敵は、すべてを破壊し世界を闇に染めようとするフュージョン!?TVシリーズ「スマイルプリキュア!」の5人も登場して、28人のプリキュアたちが大集合!みんなの力がひとつになった時、映画館に奇跡が起こる!!みんなもミラクルデコルライトで応援してね!!

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2012 スーパーミサトス大戦Part1 29人目のプリキュア現る!歴代シリーズへの愛が・・・; (パラレルワールド説あり)

愛が・・・愛が足りませんでした;

前作でオールスターズDXシリーズは一応のこと完結しましたので、今回は趣向や一部スタッフを変更したようです

オールスターズDX3部作を手掛けた大塚隆史さんがスマプリのシリーズディレクターに就任されたため、今回の監督は志水淳児さん
MHの映画やフレプリなど、担当した作品での徹底したシリアス描写が「子供向けであることを逸脱してしまっている」と、毎度プロデューサーさん達を悩ませることで有名なお方ですw
てかこの人以外適任者はいなかったのかよwおい^q^



まずDXの第1作でプリキュア達を苦しめた変身する怪物「フュージョン」(テラ子安w)が復活
これまたDX第1作の舞台となった横浜をタイアップも兼ねて徹底的にロケハンして、再度プリキュア達の降臨を見ることとなりました
23人のプリキュアがフュージョンをすぐさま退治しますが、フュージョンの欠片が街に散らばっていってしまう・・・

そんな中、横浜に転校してきたばかりの少女、坂上あゆみちゃんはなかなか友達が出来ずに悩んでいました
あゆみちゃんは偶然にもフュージョンの欠片を拾い、「フーちゃん」と名付け友達になります

その頃、プリキュア達はフュージョンの欠片を探し回っていましたが・・・



過去作とハッキリ違うのは初代~5GoGoまでのプリキュアの出番がガッツリ削られていて、セリフもありません;
小さい子供に分かりやすいよう新作のプリキュアが優先される作りにしてしまったようです
フレプリ、ハトプリ、スイプリ、そしてスマプリキャラがメイン

しかし残念ながら;映画で度々問題になる『キャラ崩れ』がスマプリメンバー辺りを顕著に見られてしまう場面があります
『キャラ崩れ』とは、映画とテレビシリーズを並行して別働隊スタッフが制作する手法に置いて発生する現象です
「テレビとキャラ違くね?(´・ω・`;)」っていうヤツです

設定もちょっと改編されてるっていうか、志水監督によくある描写不足がちょっと目立ちますね
「ハッピーシャワー」に“気合込めて”打ってねぇじゃん。とか
ラストシーンの謎バリアなに?とか

戦闘シーンではスマプリのテレビシリーズでは見られない乱戦描写があって逆に新鮮
作画クオリティも申し分ありません

さて、劇中で29人目のプリキュアが誕生しますが(キュアフラワーは計算に入れてません><ごめんちゃいw)なんとこれを演じるのは能登麻美子さん!
能登さん遂にのプリキュアデビューかw



映画としての見所はともかく、プリキュアシリーズの中ではお世辞にも良くできた作品とは言い難い作品です;
てかDX3が良く出来過ぎていましたよ;
が、しかし!
えりか様無双だけは相変わらずちゃんとありますんでご安心を^q^









ふと気付いたんですがこいつDXシリーズとはパラレルワールドなのかもしんないですね;
ようはDX1でフュージョン出現→14人のプリキュアが集合→DX2へ
って流れとは別の時間軸を動いてるっていう解釈はアリなのか?と、、、
つまりNSとはDXを無かったことにして横浜にフュージョン出現→23人のプリキュアがフュージョンを撃破(今作のプロローグ)→スマプリ誕生→今作の本編
映画業界ではよくある“リブート”ってやつか(以前の作品をなかったことにして1作目から作り直す)、もしくはパラレルワールドになっているのではないでしょうか?


いや;
ま、映画の設定破綻はいつものことなんでタダのうわ言っすー;

投稿 : 2025/03/29
♥ : 11

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

こ、これはねえわ(40点)

プリキュアシリーズオールスターズ映画
70分

個人的満足点:40点
アニメ系統:プリキュアシリーズ

DXシリーズは3で終わっていて、新しいオールスターズ(以下AS)って位置づけではあるのだけれども。
過去のプリキュアシリーズとは根本的に何かが違う。
今までと決定的に違うのが映画用主人公がいることだろうか。
これ自体を否定するつもりはない、むしろ評価すべきかと思っている。
その主人公を中心に物語が進行するのもありだと思う。

しかし、個人的にASにはプリキュア全員集合の派手さや熱さを求めてしまう。
普段はありえないキャラ同士のからみや全員で協力して戦う熱いバトル。
そういったものを期待していたため肩透かしをくらった感じだった。

さらに許せなかったのが、過去のプリキュアの扱いがひどい。
キュアブラックとか変身のキメセリフすらねえ。。。
過去作、ふたりはプリキュア、Splash Star、プリキュア5のキャラはいっさいセリフがない。

全員分の変身バンクとかなげえよwとか突っ込みながらも、そんな変身バンクに熱くなったり、
きたよキメセリフみたいなお祭り感覚が個人的には大好きだったのに。
DX3が豪華すぎたのかな。。。。
28人でのアフレコを想像させて欲しかった。

映画ならではのミラクルライト演出もなんだが薄っぺらだった。
今までは本当にプリキュアがピンチになった感じの時にプリキュアに力をってのが熱かったのに
他のプリキュアを呼ぼうに変わっちまった。
呼んでもセリフねーしw
熱さが足りなーい。

と、まあ、不満ばかり書いてきたのだけれども
つまり、何が言いたいかというと

能登さんファンなら観るべきだろ、常識的に考えて!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 8
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

伝説の戦士(ケンプファー)は新世界へ赴く 「この世界」は自由に守ればいい 能登さんは劇場に台頭する

プリキュアにおける俺の考え
ネタバレレビューを読む

世界を守ったとしても悪役はいくらでも蘇る。
ロケット団やばいきんまん、ドロンボーや子鬼トリオのいたちごっこみたいにまた始まるのだ。

現在のロケット団は追記ではありますが「やな感じ~~!」を言うようになったので嬉しくなりました
次のXとYのシーズンも期待しています
カントー、ジョウト、オレンジ諸島、ホウエン、シンオウを含めて100回以上言ったからなあ・・・
またドロンボーのDNAが再燃してるのかな...口上は忘れないんだよね

ゴールデンアニメは複雑化しないようにするため単調な出来事しか起こらない。
言いたい事も伝えたいこともはっきり決まっている。
だから俺は戦闘シーンとギャグシーンぐらいしか見たく無い。そして社会風刺と声優の演技とパロディにデジャヴ

ケロロ軍曹だって結局は地球侵略できずに終わってしまったし最後のシーズンはパロディもとってつけた感になって面白みが欠けてしまった。
やっぱ侵略できなくてこそ「当たり前」だった世界だ
それでも大勢の声優を使ったことは素晴らしく思うし、パロディも面白かったことに感謝している。

カービィは俺が小さい頃からゲームをプレイをしていたため、戦闘にしろストーリーにしろギャグにしろ本当に素晴らしかった。また社会風刺の部分もあったため、2期を是非やって貰いたいものだ

プリキュアとは引けをとらないが男キャラが大半を占めるゴールデンアニメよりも美少女が必ず含まれている深夜アニメの方がいい。
それは+毒薬(グロテスクや出血、豹変など身体や心に刺激がある表現)
や劇薬(恋愛、SM、セクシャルやキス等の如何わしい性的刺激がある表現)で彩られ、面白みに付加が生じるからだ。
だが行き過ぎた行為は避けて貰いたい(特に露骨な胸揉みや吸ったり舐めたりしてはいけない)

今後も「自由に世界を救ってください」
それだけを願います

中の人的に
スメラギ・李・ノリエガ
C.C.(シーツー)
ネプテューヌ
しのぶ
トリエラ(2期)
サーシャ / アレクサンドル=ニコラエビッチ=ヘル
うずまきナルト(ゴールデン)
槍水仙
如月ハニー
花開院ゆら
火鉢(ゴールデン)
長宗我部モトチカ(戦国乙女桃色)
美樹さやか
七瀬美雪(ゴールデン)
スキャンティ
風鳴翼
キリ・マリアレーテ
坂上智代
リンディ・ハラオウン
レオンミシェリ・ガレット・レ・ロア
ちせ
春花(閃乱カグラ)
"小悪魔王"織田信長(戦国コレクション)
宮藤芳佳
鈴(リン)(ゴールデン)
イカ娘
ラウラ・ボーデヴィッヒ
ハイドラ

よ全てを賭して、愛を求め、揺るがぬ絆を胸に新世界へ赴くがいい。他のキャラでも構わない
次のNew stage2からは
マージョリー・ドー
魔乳千房
西住みほ
アラタ・ナル
が参陣致します
最後を飾るNew stage3では神崎・H・アリアも来ます

新キャラの中の人が能登さんだったなんて...
接触禁止の女王、サテライザーさんだったら楽勝なんだけどなーwwww
最後のNew stage3に出るのだろうか?

伝説の戦士=魔法少女だ
伝説の戦士なんて他のアニメにごまんといる
この式を否定することはおかしい

もっと豪華声優を使って欲しい
女性だと

斎藤千和 ほむほむやスバルが出たなら出さないと!
真田アサミ 鉄鎚の騎士の意地を見せてやれ!
清水香里 シグナム姐さんなら面白くなるかも
田村ゆかり 妖精しかできなさそうだな(後参戦のプリキュアでもいい)
戸松遥 もういいんじゃない?
水橋かおり サポートキャラが似合いそう
広橋涼 十分十分
名塚佳織 出せるでしょうツンデレやったから
中原麻衣 ゴールデンに「嘘だっ!!」旋風を・・・喋れないと思うけど
花澤香菜 できるな
堀江由衣 もう出してもいいんじゃあ・・・
平松晶子 最後らへんに登場しそう
井口裕香 声が高いから妖精志望だな
伊藤静 十分でしょう
植田佳奈 プリキュアも妖精も悪役もいけるだろう
ならはしみき 出たら野原家勢ぞろいだ!
中島愛 クールキャラが似合いそう(悪役でもいい)
柚木涼香 支援プリキュアが似合いそう
小桜エツコ 無論妖精だな
等がまだやってません 順不同

プリキュアも悪役側から見ると光り輝く悪魔なんだ
なのはは管理局の白い悪魔だし

ヴィータ「悪魔め・・・」
なのは「悪魔でいいよ・・・」

なのは「悪魔らしいやり方で話を聞いて貰うから!」

何でプリキュアって悪魔に見えないのだろうか。ゴールデンでは主人公=悪魔となるのだろうか

投稿 : 2025/03/29
♥ : 7

64.5 20 魔法少女で戦闘なアニメランキング20位
プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の大集合(アニメ映画)

2009年3月20日
★★★★☆ 3.9 (29)
181人が棚に入れました
ダンスコンテストに出場するため、みなとみらいに向かったラブ達は、途中で道に迷ってしまう。そこへ街を飲み込む邪悪な者「フュージョン」が現れる。力を欲したフュージョンは妖精達を襲い、さらには各プリキュア達を襲う。結集したプリキュア達は力を合わせ、世界を脅かす強大な敵に立ち向かう。

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

⑪血を吐くマラソンの始まり

時はフレッシュプリキュア!

未だプリキュアが15人に満たざる頃

テコ入れ的にやってみた初のオールスター

しかし、これがこれから毎年のように続く、血を吐くマラソンと化すとは…、この時は誰も知らなかったのです…。


というわけで初のプリキュアオールスターです。正直この時点で後々も続く問題点は出てたなぁ…という印象です。

単純に大量のキャラがほぼ出っぱなしだから作画カロリーが多すぎて絵が雑!。


プリキュアはどちからというと美しさと可愛さが基本な、止め絵の美しさが大切な作品なのでそこが損なわれるとねぇ…。プリキュア5の流麗と言っても過言じゃないバンクの美しさと比べると歴然。

それ以上に話と敵が雑。とにかくオールスターを短時間で捌くのに大忙しで色々雑になっちゃう、特に敵キャラ。

もう単に強い敵ってだけで、思い入れも深みもない敵じゃあ盛り上がらない。成功してるプリキュア作品は敵がまず素晴らしい。

ハッキリ言って、お祭り映画なんだからクロスオーバーをやってくれさえすれば別にいいじゃん的な志の低さ、真剣味のない雑さは嫌いである。

そういった問題を見事に超越したからこそ、私はオールスターズメモリーズを生涯ベストアニメ映画に推すのである。

本作で良かったのは、特に挙げるならオールスターにしか出ない敵キャラのフュージョンさんの作画。CV子安だから、グニャグニャ感をよく表現できてるし、ビジュアルは良いっすね。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 9

チョコ太郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

まさに奇跡の大集合^^

内容はお約束の勧善懲悪、何も考えずに観られます^^

全プリキュアの変身シーンを観ているだけで作品が終わりそうな勢いですが、お気に入りのプリキュアが当時の主題歌をバックに登場するだけでニヤニヤしてしまいました^^

やっぱりキュアホワイトは最強に可愛いですね~^^

投稿 : 2025/03/29
♥ : 3

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

人類補完計画を否定

今作視聴前のプリキュアシリーズ視聴状況

完走:ふたりはプリキュア
未見:ふたりはプリキュア Max Heart
未見:ふたりはプリキュア Splash Star
完走:Yes!プリキュア5
半分:Yes!プリキュア5GoGo!
完走:フレッシュプリキュア!



今作からプリキュア映画は、春と秋に公開するというルーティーンを確立したそうです。

登場するプリキュアは、直近の3作ではなく全プリキュアです。
しかし当時はまだ全員合わせても14人なので(キュアパッションは未登場)人数的には結構ちょうどいいです。

敵以外は映画オリジナルキャラクターも皆無に等しいので、非常にすっきりした印象を覚えます。

余計なオリジナルキャラのドラマとかもないので(笑)
その分、各プリキュアの魅力はもちろん、戦闘シーンの迫力も際立ちます。



未見のテレビシリーズが早く見たいです。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 2

63.4 21 魔法少女で戦闘なアニメランキング21位
Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ♪(アニメ映画)

2008年11月8日
★★★★☆ 3.9 (25)
148人が棚に入れました
のぞみの誕生日に敵から逃げてきたチョコラを助けたのぞみ達はデザート王国に招待される。しかし、デザート王国はムシバーンに操られたデザート女王と手下のビター、ドライによって支配されていた。さらに、プリキュア達は彼らの仕業によってお菓子(ルージュとアクアはアイス、レモネードとミントはクッキー)にされ、ココも洗脳されてしまう。ムシバーンの欲望から国を救うため、プリキュア達はなおも戦いを挑んでいく。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

シリーズの中でも貴重な恋愛描写を取り扱った異色作 名ゲストキャラ、チョコラは今作に登場!

プリキュアというシリーズでは主人公の恋愛描写はかなり珍しいものなんです


基本的に真っ向から恋愛を本編の中に取り入れたのは初代のテレビシリーズのみ
このプリキュア5でも、マスコットキャラの妖精「ココ」「ナッツ」「シロップ」の三人が、普段はぬいぐるみのような可愛らしい姿から変身をして【イケメン】になることから(cv:草尾毅、入野自由、朴路美)、特にココとキュアドリームこと夢原のぞみの間での恋愛描写が度々入る作品となっていました
(恋愛ってか【愛】なんだけどね)


しかし本編とは直接関係の無い『映画において』恋愛を取り扱った作品っていうのは実はコレだけ


今作ではのぞみとココとの間に割って入るような妹分のゲストキャラ、「チョコラ」ちゃんが登場
これがめちゃくちゃ可愛いんですw


チョコラちゃんの招待で、ありとあらゆるモノが“お菓子”で出来ているという『お菓子の国』に招かれたプリキュア5の面々でしたが、実はその裏にはお菓子の国を影から支配する悪者の罠が隠されていたのです・・・


監督には先の映画『鏡の国の~』や後のテレビシリーズ『ハートキャッチプリキュア』の長峯達也


そもそもに女児向けアニメであるという本文を一時忘れ、『恋愛』を中途半端に扱ったがためか、複雑で大人向けに作り過ぎた感が今作にはあります
単純明快で王道を貫いた前作とは相対的にパワーダウンを感じてしまうものの、やはりこの反省から『ハトプリ』に繋がる部分も多々見られますね
(クライマックスのシーンはそのままハトプリの最終回に生かされてます)


ハトプリファンは是非チェックしていただきたいところです


また、今作の敵役として登場する【イケメン敵キャラ】には大塚明夫、石田彰、松風雅也といったなかなか豪華なキャスティングを配してるので、妖精役と合わせて男性声優を目当てに観るのも悪くないと思います


それとシリーズ最強のプリキュアということがプリヲタの間では既に通説となっているミルキィローズ
彼女の出番だけやたら引っ張ってくれますがwちゃんとココぞというところでの活躍があるのも憎い演出ですねw

投稿 : 2025/03/29
♥ : 5

65.2 22 魔法少女で戦闘なアニメランキング22位
ふたりはプリキュア Max Heart2 雪空のともだち(アニメ映画)

2005年12月10日
★★★★☆ 3.9 (26)
145人が棚に入れました
皆で雪山へスキーにやってきたなぎさ・ほのか・ひかりが、闇の戦士フリーズン&フローズンから友達である伝説の鳥「鳳凰」のひなたを守るため立ち上がる。

声優・キャラクター
本名陽子、ゆかな、田中理恵、関智一、矢島晶子、池澤春菜、谷井あすか、草尾毅、檜山修之、千々松幸子、青野武、野沢雅子、矢口真里、清水佐紀

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

③幼女たち号泣も納得な、禁断の対決!

この作品以来プリキュア映画にはある禁則事項が付け加えられた、即ちプリキュア同士の戦闘禁止!の条項である。(プリキュア5劇場版みたいにダークプリキュアは例外)。


内容的には、伝説の初代8話の拡大版であって、あくまで仲直り前提の喧嘩するカップルくらいなもんだが、そりゃ幼女たちも泣くわな展開である(悪い意味で)。まぁ、私は幼女じゃない悪い大人なので、試練を乗り越えてより深まった二人の絆に、そりゃキマシタワーを更に建立しなくちゃ!、という想いに駈られましたが。


正直、喧嘩からの仲直りのための展開過ぎるし、悟空にピッコロに花道に勇者王が出てるのに彼等を使いきれてないのが勿体無かったり、弱い所は色々あるけど、総じて満足な作品。何故なら初代の一番のポイントである「ふたり」であることを描けてるから。そこが一番大切。


やはりオールスターズメモリーズでも思ったが、初代ふたりが一番百合百合しい。それもマリ見て的じゃない熱い絆なのが良い。これに匹敵するのは、カレイドスターの主役ふたりくらいだろう。なきざは、いちお先輩が憧れの人~みたいなことを仰ってますが、あれはガチなのを隠す煙幕ですな、メタ的な意味で。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 7

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

瞬間、心、重ねて

今作視聴前のプリキュアシリーズ視聴状況

完走:ふたりはプリキュア
未見:ふたりはプリキュア Max Heart





Max Heart未見なので特にコメントしていませんでしたが、ひかり好きかもしれない・・・。

そして莉奈から漂う大森ゆうこ感。

旅館のテレビに「パネルクイズ アタック25」の実写映像がはめ込まれてるのが地味に衝撃。



っていうか、野沢雅子さんがまた兼役やってる!?

投稿 : 2025/03/29
♥ : 1

66.5 23 魔法少女で戦闘なアニメランキング23位
映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ(アニメ映画)

2014年10月11日
★★★★★ 4.1 (22)
119人が棚に入れました
めぐみたちが保育園で人形劇を披露していたときのこと。突然その中にあったバレリーナの人形がしゃべりだし、「王国を救ってほしい」と告げる。つむぎというその人形の少女に連れられて、めぐみたちは人形たちが住むドール王国へと向かい、そこにいた王子のジークに招待され、城での舞踏会を楽しむことになる。そうしたなか、めぐみはつむぎの様子がおかしいことに気づき、何があったのか聞こうとする。一方ジークに一目惚れしたひめは、ジークとの恋の予感を感じていたのだが、その最中にサイアークが襲撃、謎の男・ブラックファングによってつむぎは囚われの身となってしまう。そして王国に隠された悲しい秘密を知っためぐみたちプリキュアはつむぎを、王国を救うためブラックファングに立ち向かう。
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ハピネスパワーで救ってみせる

プリキュアは初期から(ふたりはプリキュアから)みているのと、
人形が大好きなので、この映画はとても期待して観に行きました。
おもしろかったです。

今回のプリキュアは、キャラデザ評価が低いようですが私はすきです。
特にこの映画では、少女らしいおちゃめな表情がとてもかわゆいです。
真剣な本気モードの表情も、とても良かったです。


人形をモチーフにしているので、感情移入しやすいです。
女の子なら、幼い頃に大好きなお人形さんがいたのではないかな?^^
表情は変わらないのに、自分が操ることで笑顔にみえたり、悲しくみえたり。
そんな人形をモチーフしたこの作品、とても深いものに仕上がっていました。

ヒロインつむぎちゃん
彼女の悲しい真実。
ネタバレレビューを読む

つむぎちゃん、人形たち、プリキュアたち
みんな真っ直ぐでピュアなんです。

心のド真ん中に直球でバンバン投げ込まれ
やさぐれまくっていた心が解けて、まっさらにされました。
そんな私の心に、登場人物たちの純粋な想いが入ってきて
感動してしまい涙しました。


女の子の「可愛い♪」と乙女心がたっぷり詰まった宝石箱みたいな映像たち。
繰り出される映像に、うわぁぁってなりました。

人形たちが動いておしゃべりしたり、
白馬の王子様と、かわいいフワフワドレス着てお姫様みたいにお城で踊ったり。

かなり夢見がちだけど、どんな女の子でも一度は「そんな風になりたいなぁ」
と思ったことがあるはず。
変身シーンもとてもかわいらしくて。お化粧するんです。


ひとりで行ったので、観にいくのに少しだけ勇気が入りました 笑
観に来ていた幼い女の子たちも
みんなプリキュアと同じくらいかわいらしくって、キラキラでした☆


ドレスライトをもって(映画館でもらえるのです)
みんなで光を灯してくれ ネタバレレビューを読む
言われたので ネタバレレビューを読む
がんばれ、プリキュアー!って
一緒にピンクのライトを振ってしまうほど、物語に入り込んでしまいました。

こういう作品好きです。
心にどんどん入ってきて、知らないうちに感動してるっていう。
是非みなさんも観てほしいな。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 14

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

【おまえ自身の手でこの国を守るんだ】これは幸せを勝ち取る映画です。一人じゃない、それこそが幸せへの鍵。【何も出来ない癖に簡単に助けるなんて言わないで!】

バレリーナ人形のつむぎに誘われて、人形の国『ドール王国』にやってきたハピネスチャージプリキュア達
しかしドール王国にも幻影帝国のサイアークが現れ、プリキュア達は戦闘を余儀なくされる
いつものコンビネーションでサイアークを追い詰めるが浄化寸前のところでサイアークが消滅
ただ事ならぬ事態に疑問を抱くも暫しドール王国の歓迎ムードに浸る一行
しかしドール王国の歓迎はプリキュアを倒すための罠であり、つむぎの正体は足が不自由になり二度とバレエを踊れない体になってしまった人間の少女だった
そしてつむぎの裏切りと彼女の身に起こった悲しみを知り困惑するキュアラブリー
さらにドール王国の影にはつむぎの悲しみを利用して幻影帝国の転覆と地球の支配を同時に企む、ブラックファングが暗躍していたのだった・・・


これまで『プリキュア』の映画と言えばシリーズ古参のベテラン監督か有望な新人演出家の登竜門として基本的にメインスタッフは東映アニメーション社内で構成されているのがお約束でした


ですが今回初めて『ひぐらしのなく頃に』シリーズや『ゴールデンタイム』の監督して著名な今千秋を起用
さらにキャラクターデザイン&作画監督には『ぱにぽにだっしゅ!』や『夏のあらし』のキャラデザ、またテレビシリーズでは“キュアハニーの変身バンク”を担当したことでプリキュアとも縁の深い大田和寛が担当
つまり東映のお家芸であったはずのプリキュアの映画において、メインスタッフが外部から雇われたフリーランスで構成されるという初の挑戦がなされているんです
こういった試みは近年ディズニーも取り入れています


外部スタッフとは言えど映画とテレビシリーズでキャラクターの性格が違う・・・などと言う所謂“足並みの不一致”は一切ありませんのでご安心を


ただし大田さんの作画をよく観てきた方なら判る通り、大田さんの作風の個性である“極太のアウトライン”“キラキラした瞳”“立体的な髪の毛”“長いまつ毛”が多用されるかなり個性的、そしてケレン味の強い作画なっております
(キュアフォーチュンもイケメンに?w)
ハッキリ言ってテレビシリーズとは全然違う、似ても似つかない作画なんですがここはオイラとしては【絶賛】せざるを得ない(笑)
実際に芝居、アクション、エフェクト、表情とまあどれを取ってもハイクオリティ



キャスティングにはほっちゃん、小野D、帝王森川さんがゲストに登場
つむぎちゃんのキャスティングはほっちゃんであることが前提としてあったらしく、それに合わせて可愛くキャラデザされたらしいっす


肝心のお話は『スマプリ 絵本の国』を観た方ならアレに近いものを感じるかもしれません


ただスマプリが笑顔をテーマにしていたのに対し、今作は【幸せ】をテーマにしてます
みんなを幸せにする、というハピプリの謳い文句へ
「プリキュアはみんなを幸せにするんでしよ?だったら私の足を直して!」
と、見事論破してくる辺りは心がえぐられる様な想いになりますね
こればかりはプリキュアにどうすることも出来ない、それを突き付けられるキュアラブリー


それに今作の黒幕であるブラックファングが力押し一手の幻影帝国の幹部とは思えんほどの策略家、精神攻撃の使い手、最強のマッチポンプ野郎、近年稀に見る大悪党として描かれておりプリキュア達をかつて無いほどに追い詰めます
(流石は元ゴーヤーン様やw)


さらにいたいけな少女、つむぎちゃんの悲痛な心の叫びに耐え切れずオイラはずっと号泣;;
つむぎちゃんの【不幸】があまりにも具体的なので正直中盤は悲惨過ぎる
悲しげな劇伴とか挿入歌のタイミングもすげぇ
あまりに暗い内容なので(毎年のことですが)劇場の子供の半分くらいが泣き出す
そしてけみかけも男泣きの大人泣きですよ


そして【不幸】しか見えなかったつむぎちゃんに対し、キュアラブリーが出す【幸せを見つける為の鍵】の答え
注目していただきたいですねb


ふなっしーも流石本人役としての出演だけあっていい仕事するし、それに良く動く(笑)
『絵本の国』から4作連続で素晴らしい映画が続いたので、流石にもう力尽きる頃かと思っていたのが正直なところでしたが、どうやら取り越し苦労だったようです
普段プリキュアとか観ない人も是非に!
そのために揃えたスタッフとキャストだと思います

投稿 : 2025/03/29
♥ : 11
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

愛の恵みで幸せ紡ぐ

プリキュアの映画、はじめて観ました。面白かったです。
                                                                 おわり



・・・位で終わらせようかと思っていたのですがとんでもない!!
とっても面白かったです。ということでなが~く書きます(笑)


今回の映画は「人形」の持つポジティブなイメージとネガティブなイメージ両方が明示されていて、さながらトイストーリーのようにも感じられました。

人形は長年愛を注ぐことで命が宿る、なんて言われる通り持ち主の愛情の深さを表すと思います。

また逆に人形は無機質な印象、無気力な印象も与えます。操り人形なんかはこちらのイメージが強いように思います。

考えようによっては「人間的」にも「無機的」にも捉えられる人形。
分かりやすいようで、深いです。

人形を題材にしたのは上手いと思いました。話の構成を基盤としてしっかり支えていて、安定感がありました。



しかし!それだけじゃなくて、プリキュアとして、ハピネスチャージプリキュアとしてのテーマも追求されているのが素晴らしい。

『プリキュアは本当に誰にでも笑顔を取り戻す事ができるのか』

見ていくと、ハピネスチャージプリキュアはアンパンマンに近い存在なのではないかと思いましたね。


今回ヒロインのつむぎちゃん。

お姫様のような出で立ちでてっきりひめ(キュアプリンセス)と対になる存在かと思えば、めぐみ(キュアラブリー)との関係の方が深いです。

つむぎちゃんが現れたことで、めぐみは心を揺さぶられます。
ネタバレレビューを読む

初めて出会う存在にめぐみはどうするのか?

・・・と、若干百合百合っぽく表現してますが、本編の描写から察するとこれは最早友情を超えたものであると確信してます(笑)

(ネタバレ注意)
ネタバレレビューを読む


話を戻して、本編での彼女について。

つむぎちゃんの踊りは、その発する言葉と流れる音楽と相まって壮観でした。
作画的に踊りが凄いとかそんなことはないのですが、それでも目が離せない。
つむぎちゃん絡みのBGMは本当に秀逸です。

台詞ひとつ取ってもすごく感情が込められてるんです。
声優が堀江由衣さんだということ、中盤でやっと分かりました。いつもの演技のつもりで聴いていたら気付かなかったです。

特にこの台詞、聴いた瞬間鳥肌が・・・・。
ネタバレレビューを読む

つむぎちゃんの心の叫びが痛いくらいに響いてきて、堀江さんいやほっちゃんすげえなあと改めて思いました。
プリキュアを務める若手勢に貫録を見せるような迫力でした。


ただ一つ、本来のターゲット層である子供にああいう苦悩や痛みが理解できるのか、とは思いました。

なんとなくプリキュアと妖怪ウォッチ好きは同じくらいの年齢層に思えるのですが、中学生くらいが見た方が共感できるような気がするのです。

となると、話を理解してもらうより絵で魅せる方が賢明です。

子供の頃見たアニメは内容自体は忘れてしまっても、印象的なシーンはいつまでも覚えているものだと思います。

おそらくこの辺りは印象的だったと思います。
ネタバレレビューを読む

眺めているだけでも凄いと思える絵ばかりでした。特に後半は見所だらけ。
おそらくそれが作り手の狙いなのでしょうね。



見終わった後でごちゃごちゃしてしまったのでまた書き直そうかと思います。
いや、とにかく良い映画でした。恥ずかしさを忍んで観に行った甲斐ありました。こういうアニメに弱い!
そういえば、子供より大人が泣いている姿がチラホラ見られました。それがとても脳裏に焼き付いてます。


蛇足
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 10
ページの先頭へ