大重 さんの感想・評価
2.8
主人公の心の弱さが深刻過ぎて楽しめない
人間の学校に対応できなかった陰キャ主人公が、妖怪学校の教師になるという…。
妖怪たちと繰り広げる小ネタの数々には、いくつかクスっとできる部分もあったのですが…。
まあ、高評価する要素は全く無いですね。
作画も微妙、内容も微妙です。
しかし一番の問題点は、主人公が理不尽に心が弱すぎて、ちょっとなんですね。
人間の学校で、実際には心を病んでも仕方がないレベルの酷い嫌がらせを受けたのかもしれませんが、最初の描写があまりに大したことないことで心を病んでいて、流石にやり過ぎで共感できない。
そこまで心が弱い教師が妖怪の学校なら通っていけるというのもよくわからないですが。
あまり軽いことで引きこもりされると、実際に心を病んでいる人に対して、『大したことないのに心を病んでいる』と侮蔑しているような…。
いやこれは穿った見方なのはわかるのですが、でも、そういう感想を抱いてしまう。
心の問題ってデリケートなんで、あまりギャグ扱いしないで欲しいと思ってしまいました。
そのへん、ギャグセンスが合わないのでしょう。
一話切りです。見てちょっと不快でした。