2025年度の記憶おすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2025年度の記憶成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月26日の時点で一番の2025年度の記憶おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.4 1 2025年度の記憶アニメランキング1位
悪役令嬢転生おじさん(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (169)
464人が棚に入れました
52歳の真面目な公務員、屯田林憲三郎は交通事故で死んだ。 ……はずだったが 目を覚ますとなんと彼は娘がハマっている乙女ゲーム「マジカル学園ラブ&ビースト」の世界に転生していた!! 転生した人物はゲームの主人公、アンナ・ドールの恋路を邪魔する悪役令嬢、グレイス・オーヴェルヌ。 そこで本来のグレイス同様、悪役令嬢として立ち振る舞おうとするグレイス=憲三郎。 だが、自身の経験値からアンナを包み込むような親目線発言と庶民的な言動を優雅なものに自動変換する能力【優雅変換(エレガントチート)】が相まって自身の評価が爆上がり! さらに意図せずゲーム攻略対象のイケメンたちとフラグが立ちまくりで!? 異世界で生き抜くための武器は剣!?魔法!? いいえ、社会で培ったおじさんスキルです!! おじさん×異世界転生×悪役令嬢でお届けするほのぼのコメディ、堂々開幕(スタート)!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

キャラの魅力と視点の独自性で今季No1を実現。非常に面白いが…

 この作品の面白さは、なんなのか。言語化が少々難しいですがちょっと「はめふら」との類似性を感じます。キャラの魅力が最大のポイントなのは間違いないと思います。「はめふら」のカタリナの脳内会議に対応しているのが、憲三郎になっているといえるでしょう。そこが現世の家族やオリジナルのグレイスの存在も相まって、さらに強化されています。

「無職転生」の元の人が出てくるのがちょっと邪魔に感じたのに対し、本作においては、中年の親父の面白さに転換できたのが素晴らしい工夫です。性別がクロスしているのもありますが、やはり父親目線ですよね。これが奏功しています。 ゲーム攻略で死なずに何とかするという悪役令嬢ものの攻略に父親目線を絡めることで、作品のエンタメ度を上げたとも言えます。

 また、作品に謎がありそこに向かっている感じも飽きない理由です。俺TUEEEのチートで魔王を倒すのではなく、ギルドに所属してダンジョンで活躍するのでもなく、婚約破棄や追放されて復讐するでもなく。悪意がないのでストレスがありません。


 アニメそのものの演出やテンポがいいので、それらが楽しめたことも大きいでしょう。マツケンサンバや999を持ってくるあたり、視聴者を楽しませようという制作者の意識が感じられました。

 アンアの母やグレイスの母の素性や現世とのかかわりなどの考察がしたくなる感じですが、そこはまあいいかなと思います。というのは設定でどうにでもなる部分です。一応、種はまかれているようなので、考察できる材料はあるのかもしれませんけど。
 面白いポイントが作品の設定そのものと、個々のエピソードに依存しているので、謎解きは大きな要素にならない気がするからです。結果的にそこのストーリーを追う楽しみはありますけど、それを楽しんでいたかというとそれほど大きな要因ではない気がします。テーマ性も本作に関しては気になりません。

 憲三郎が50代の中年ということで、視聴者層とあうのか?という疑問もありますが「なろう系」は40代50代の男性がメインということで、アニメの異世界転生ものよりも少し年齢が高めだそうです。その40代50代を引き付けたので、成功したのかもしれません。面白いですが爆発的人気ではないので多分分析すると面白い結果になりそうです。そのマーケティングが意図か偶然かわかりませんが、上手くある層にはマッチしていた気がします。

 何はともあれ、とにかく面白い作品でした。エレガントチートと父親目線と好感度のエフェクトだけでここまでキャラ立ちさせて、面白い作品に仕上げたのは見事だと思います。

 私個人としては今季ナンバー1です。とにかく見ているとあっという間に終わっていて、次回が待ち遠しいというTVアニメの正しい見方を久しぶりに体感しました。異世界ものと範囲を広げて考えても面白さなら上位に来ます。

 ただし、作品の評価としては、満点はつけがたいですし極端な高評価にはできません。名作とは呼べないし、秀作と言っていいのかも迷います。
 作品が尻切れトンボなのはありますが、既視感は多くはないもののやはり今までの異世界ものの枠内から大きくは脱却できておらず、テーマも含意も非常に薄い作品だからです。

 優れたエンタメ。ただ、見るたびに発見があるような作品でないため、2,3回が限界かなと。そういう作品を狙ったと思いますのでそういう評価でいいと思います。

 まあ、最終回を見たばっかりなので第1印象で簡単な感想ですが、また、気が付いたことがあれば追記するかもしれません。







以下、視聴時の感想。



第1話 テンプレ構造をメタ的な視点でギャグに落とし込んでいるのが素晴らしい。

ネタバレレビューを読む


第2話 元のグレイスの内面が気になる。本当に性格が悪い娘だったのか?

ネタバレレビューを読む


第3話 話的にも予算的にも溜めの回だったかな。それでも面白いですけどね。

ネタバレレビューを読む


第4話 展開は想定の範囲内も、ちょっと作画やテンポ、キャラの扱いに不満がある回でした。

ネタバレレビューを読む


5話 十分面白いけど、現世パートでマイナスにならないかは気になります。

ネタバレレビューを読む


6話 面白いけど、進展が欲しい気もします。

ネタバレレビューを読む


7話 この分だと元グレイスは描かないのかな。2期を是非最終回で発表してほしい。

ネタバレレビューを読む


8話 グレイスの話が進んでいるのがいいです。1話で3回楽しんでます。

ネタバレレビューを読む


9話 予算貯めのローコスト回かな?

ネタバレレビューを読む


10話 アンナの母とグレイスの母…次回以降何かありそうな感じですけど?

ネタバレレビューを読む


11話 鏡のシーンがとても良かった。全体的に演出が凝っていた気がします。

 面白いのはいつも通りですが、今回は画面が良かったです。動きという点ではこの作品は物足りないのですが、画面の構成というか見せ方がいいんですよね。特に感心したのは、途中の鏡にグレイスが映っているシーンです。

 芝居の打ち合わせをしているときに、自分を見つめるような視線の動きが、役柄ということとグレイスの存在の2重の意味性を感じて、一瞬のシーンですがいい効果を産んでるなあと感心しました。これは意図的に演出としてやってますよね。この演出力があるからこの作品は面白さが倍増しているなあと思います。薔薇と時計に意味があるのかどうかですが…まあ、後で考えます。
 逆に雲のシーンは違和感がありました。夕方になったという表現だけなんでしょうか。予算上の手抜きなのか。

 それと緑のメガネっ子は期待どおり面白い子でした。それとアンナの苦労もサラリと入れたり、エレガントチートを逆手にとっています。ドラえもんのパロディにガラカメのパロディ。盛り沢山で本当に退屈しない話です。

 ということで後1話…なのかな?今季ナンバー1はほぼ確定ですが、最終回でオリジナルグレイスと母親関連で何か出てくるのでしょうか。



 




視聴前 「ツマヌダ格闘街」が大好きなので楽しみです。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/26
♥ : 11

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ソーシャル・コントラクト

シンプルなタイトルは面白い説
ベテラン作家が汎用パーツで再構築した悪役令嬢

アニメでわかる!アサーティブネス

エレガントチートがもたらす俺ツエーの爽快感。アラフィフ世代のレジェンド古典サブカル小ネタから、サラリーマンあるあるやビジネス蘊蓄小ネタまで。脳に優しい完全解説にて誰でも「わかる」親切設計で、理想的で心地よいやさしい社会なおじさんケア動画でもある。設定や名前を覚える必要のないストレスフリーで、若者や独身だと味わい尽くせない人生の機微までも内包する器の大きさ。そのうえでしっかりとエモさもあるなんて。プロの作家の設計はすげえな。

お涙頂戴メロドラマではないので掘り下げガー、ある程度の社会経験や子供がいないと感情移入ガー、エロくはないのでキャラの魅力ガー。尖った深夜アニメを求めると微妙かも。

思い切りのいいメリハリ作画。気の抜けたヘボ作画とキメどころの超作画のギャップも演出の一部とするリソース管理。ご都合の方便に留まらないエレガントチートのカタルシス。サブカル小ネタもドン!せずにさりげなくて嫌味がない。おっさんゆえに赤面モジモジがないのでキモさもないし、優しい上司や親目線なのでイキリ感もなければ胸糞エログロな厨二感もない。優れた原作と優れたアニメ化のケミストリーが産んだ傑作。

OP・曲はいいけど声がなあ
ED・ミエミエなバズ狙いでスベリ気味

3・4
説明の嵐なのに嫌味が全くない。すごい。

親父ギャグやそろばんなどのコメディパートが後の展開の布石になるとは。ちゃんとしてる。「このアニメを見て人生変わりました!」みたいな尖り具合はないけれど、完成度の高いエンタメだと思う。アサーティブってこういうことだよな。見るビジネス書。これマジでおじさん向けだわ。でもある程度そういうのに触れてなかったり普段から考えてないとピンとこないのかも。もっとドン!ってやったほうがわかりやすいのかもだが、それをしないところがこの作品の心地よさだったりする。

投稿 : 2025/04/26
♥ : 1
ネタバレ

ひっく さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

良い人を見るのは本当に気持ちがいい

役所勤めで堅実に家庭を築いてきた公務員・憲三郎が、娘がプレイしていた乙女系魔法学園ゲームの世界の悪役令嬢に憑依し、持ち前の人の好さで周囲の社会を良くしていく話。

多くのアニメに求められるようなスリリングな展開はほとんどないし、ギャグ要素はあれど緩やかにクスっとさせたりマニアックさでニヤっとさせるタイプなので、他人に率先して薦めるようなとっかかりはあまりないんだけど、最後まで毎週ちゃんと観るのが楽しみに思えた良いコメディ作品。

「普段はあまり目立たないけれど、他人を尊重し愛することができる優しいおじさん」である憲三郎が悪役令嬢になったことで、はじめは悪役のペルソナを全うしようとするも根の人の良さが災い(?)して為すこと全てが周囲からの尊敬を買うこととなり、そのうち学園のリーダーとしてただただ学園を良い方向へ導いていくという細やかな話になっていき1期を終える。憲三郎はまだ現世には戻って来れていない。

平和であることはある意味で平坦でもあるのだけれど、それでも魅力的だったのは主人公はじめ登場するレギュラーメンバーの人の良さ。悪役令嬢が悪役じゃなくなったことで完成した「リアリティのない優しい世界」を視聴者は共有し、憲三郎とともに平和を噛みしめる。視聴者はいつの間にかこの平和な世界が壊れないように応援し、平和を見守り、平和を推しているのだ。ネタバレレビューを読む色んな切り口で「良い人達を観る気持ちの良さ」がコメディテイストでライトに描かれ続ける。

たぶんこれを楽しみに感じた自分もまた現代社会の人間関係に疲れているのだろう。虚構の異世界で優しい人々の会話を観る癒しがあったアニメ。

投稿 : 2025/04/26
♥ : 1

61.6 2 2025年度の記憶アニメランキング2位
RINGING FATE(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (36)
101人が棚に入れました
心に強い執着を持つ人は、死の間際に、生と死の狭間にある崆くうという世界へ導かれる。 その世界では、メカを操縦して戦う”運命のリング”と呼ばれるものがあり、優勝者には生き返るチャンスが与えられる。 無邪気な少女・要かなめは崆に落ちるが、そこで偶然に最凶のヘルメット・サブローと出会い、二人で手を組み”運命のリング”で生き残る道を探り始める。過去きおくがなきゃ、今までの人生の意味がない。私は未来を取り戻すために闘うー

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ネクスト・ジェネレーション

bilibiliで9300万再生、評価9.7/10のモンスターアニメ襲来
サイバーポップな正統派全年齢バディロボットSFアニメ

あぶねえ、ただのロリコンアニメかと思ったぜ

日本では絶滅した王道ロボットバトル。設定は死後の世界からバトルで優勝して生還を目指すと至ってシンプル。用語や画面に中国っぽさが残るのはやや残念。全年齢なのでもちろんリョナ描写はないしメロドラマでもありません。

05
おおそうきますか

生還を諦めないカナメとクウで満足しようとするエデン。というよくある二項対立にしないのもいいですねー。生前でなくクウでの追憶に囚われたアヤコ。三者三様の生き様が交差する人間ドラマをこんなかたちで表現するとは。アニメの文法があまりに違いすぎる。

しかし生に執着があるからこそクウにいるわけで。それをわざわざセリフで復習してることから、エデンにもアヤコにもクウにいる明確な理由があるはず。そしてそれを覆すほどの思い出がアヤコを縛る。アヤコが全てを思い出したとき、はたして彼女の選択は…。

エデンのようなおちゃらけキャラには壮絶な過去があるのがお約束。到着時にエデンのカンが普通より極めて少なかったということから、ほぼ全ての記憶を失うほどに凄惨な人生だったことを匂わせる。

愛によって進もうとするエデンと、愛に縛られ動けないアヤコ。みんなだいすき美しき対比ィ。明るい画面のくせに壮絶な設定なのだが、顔面アップでギャン泣きさせて感情を揺さぶるッな安いメロドラマをやらないのですこぶる見やすい。

王道市場は中国韓国に任せた。ジャパンにはメダリストがあるのでロリコン市場は安泰。

投稿 : 2025/04/26
♥ : 3

ひっく さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ポテンシャル

死後の人間が集まる世界で、現世に強い未練を持った者たちがロボット格闘技に勝ち抜いて自身の生き返りを目指す話。自身の記憶をベットして試合を行い、勝てばベットした分だけ記憶を取り戻し、負ければベットした分だけ記憶を失う。

生前の記憶の無い状態でこの世界に来た主人公の女の子とロボット化する謎の鉄仮面が、お互いの素性を知らぬままにタッグ組んで少しずつ関係性を深めていくバディもの。それと同時に、主人公が謎の熊に弟子入りして特訓をし、強くなるために鍛えていくスポ根の側面、自身の失われた生前の記憶と鉄仮面の過去や本当の目的を紐解いていくミステリーの側面が組み合わさりながら話が進んでいく。

表現の節々からポテンシャルを感じるというか、既存の発想の枠からはみ出た所へ連れていってくれそうな、ただごとじゃない直感を受け取れる。とりあえずバトルの作画がめちゃめちゃタイトでかっこいい。全体的にややコミカルなタッチで進む中、唐突に挟み込まれる実写パートから正体不明のシリアスさが感じられる。



<視聴後感想>

3話の展開は涙を禁じえなかった。1話で予感させる独特のコンセプトもフル活用されていて、とにかく感情がボロボロになるくらいの体験があった。

その後は様々な感触のストーリーが並べられ、熱い展開も多かったものの、コンセプトから想像させる「哀しみ」をフル活用していたのは今回のクールにおいては3話のみだった。しかし様々な引き出しのストーリーが交錯するため、そこに捉われなければバラエティ豊かなエンタメとして充実していると感じられる。11話終盤の「こうなるか!」という王道バトル的ワクワクは、僕が普段求めているタイプのものではないけれど視聴者の満足度は高いと思われる。

恐らく2期も作られるはずなので、よりこの世界のコンセプトをフル活用したストーリーを期待したい。

投稿 : 2025/04/26
♥ : 2

さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

個人的にはダントツ今期No.1

4話まで視聴済み

時光代理人制作チームによる中国作品と聞いてクオリティに納得しました
まずは中国産ということによる表現の違いが面白い
また、デジタルな世界観に合わせて戦闘シーンだとかのエフェクトにグリッチが使われていて見目に非常に面白い
ブースターに巻き起こされる砂埃をグリッチで表現してたのが特に印象的でした

戦闘シーンもゲームで言うヒットストップの効果が多用されていてそれぞれの攻撃の強さが表現されており非常に気持ちが良い

また日本ではライト層向けに世界観の全体像を最初に提示するものが多いが、今作は多少時間をかけて明かしていくタイプ
海外産で3Dということで忌避するひとも多いと思いますが
この作品に関して食わず嫌いは確実に損です

3Dもグリグリ動くし、徐々に明かされるエピソードもなかなか深い

主題がちょっと重めなのが人を選ぶかもしれないです

ただ間違いなく名作の1つなので是非見て欲しいです

投稿 : 2025/04/26
♥ : 3

65.3 3 2025年度の記憶アニメランキング3位
誰ソ彼ホテル(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (71)
174人が棚に入れました
昼も夜もなく、一日中夕暮れに染まっている「黄昏ホテル」。 そこは、あの世に行くか現世に戻るか、行き先を決めかねている魂たちが羽を休めるために存在する生と死の狭間のホテル。 主人公・塚原音子は、自分が何者なのかどうしてここにいるのか、記憶を想い出せないまま「黄昏ホテル」に彷徨いつく。 従業員の先導で、宿泊部屋に案内されることに。 「部屋にはお客様の記憶にまつわる品があるはずです。それを手がかりにお客様の記憶を取り戻すことができるかもしれません。」 現世に帰るために探索し自分を想いだしていく中、とある事件に直面するーー

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

藪蛇

アニメを観ていると、昔の記憶が“黄泉”がえってくる。多感なお年頃の思い出は、時を経ても自身の価値観の裏付けとなって感情を縛り付けているのであろうか。閻魔大王の前で変なことを口走ってしまいそうで怖い…。

“誰そ彼”と…、そう、“君の名は?”であり、万葉集の世界が再び“黄泉”がえるのだ。
歌は、“”我をな問ひそ”と続くわけだが、ヘコ(※)である音子ちゃんはズバリ、容赦がないのである。
薮をつついて蛇を出してしまう(巳年だけに^^;)。

※猫好きの叔母に聞いた話だが、ネズミを獲るのがネコで、トカゲを獲るのはトコ、そしてヘビを獲るのはヘコだとか。

オカルトネタ満載の京都、そのインセプションの地、きっと今作のモチーフとなったであろう“六道の辻”、あの世と此の世の境に想いを馳せるのである。

(以下はネタバレ満載につきご注意あれ)

“おしゃぶり”ならぬ“ビール”大好きのコエンマ支配人(小野篁)に、鬼の遠眼鏡(この世界の片隅に)、そしてエレベーター(黄泉がえりの井戸)等々誠に楽しい作品だ。

投稿 : 2025/04/26
♥ : 5

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

原作ゲームもやってみようと思います。

とても面白かったです。

誰ソ彼ホテル、生死をさまよっている方、死んだ方などが
行くことができるホテルで、
現実世界での記憶を取り戻すためにあります。
地獄の存在もあります。
こんなホテルなら死んだら行ってみたいです。

ストーリーやそこに絡むそれぞれのキャラの濃さもよかったです。
最終話も納得のいく終わり方でした。

OPとEDどちらもいい曲でしたよ。

また1話から観ると思います。
原作のゲームアプリも評判いいので、時間作ってやりたいです。

投稿 : 2025/04/26
♥ : 3

59.0 4 2025年度の記憶アニメランキング4位
想星のアクエリオン Myth of Emotions(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (34)
75人が棚に入れました
「思い出して、翅(はね)があったころのことを」 1万2千年前の想いに応え、繋がったのは欠けたこころ。 太陽と月と火星が出会うとき、新たな合体の調べが流れる──! 湘南の海に浮かぶ小島、江の島。 美しくのどかなその浜辺に、〈私立江ノ島学園〉はある。 学園には、全国から優秀な子どもが集められ、最新の機器を使った英才教育が施されていた。 特殊強化クラスの生徒〈エレメント〉に選ばれたサッコ、リミヤ、トシは、感情の力で動く戦闘機〈ベクターマシン〉の操縦を命じられ、謎の侵略兵器〈神話獣〉との戦いを余儀なくされる。 戦いのさなか、不可思議なヴィジョンに導かれ、サッコは叫ぶ──。 「想星合体! GO、アクエリオン!」 繰り返される輪廻の果てに、現れた機械天翅アクエリオン。 宿命を背負った少年少女は、得体のしれない団体〈宇宙たまごの会〉や大人たちの思惑が交錯する中、この宇宙の真実と向き合っていくことになる……。 これは、おのれの感情と宇宙の存亡を賭けて紡がれる、壮大な愛の神話。

60.5 5 2025年度の記憶アニメランキング5位
いずれ最強の錬金術師?(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (86)
256人が棚に入れました
勇者でもないのに勇者召喚に巻き込まれてしまったアラフォーサラリーマン、入間 巧。 間違って呼ばれて元の世界に戻ることもできなくなってしまったタクミは、「巻き込んだお詫びに」と女神ノルンから手厚すぎるほどの加護と過保護なサポートを受け、剣あり魔法ありのファンタジー世界『ミルドガルド』で人生をリトライすることに。 「戦闘職は絶対合わない」と地味な生産職を希望し、バトルとは無縁の穏やかで慎ましい異世界ライフを希望――のはずが与えられたスキル『錬金術』は、聖剣から空飛ぶ船まで何でも作れる超最強スキルだった……! ひょんなことから手にしたチートスキルで、商売ではボロ儲け、バトルでは無双状態に!? 「第10回アルファポリスファンタジー小説大賞」読者賞受賞、シリーズ累計発行部数100万部突破、コミカライズも絶好調の大人気作が、待望のアニメ化! 望んでいないのに最強になってしまった錬金術師の、ほのぼの(?)異世界冒険譚が幕を開ける!!
ページの先頭へ