2023年度の萌えおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2023年度の萌え成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月15日の時点で一番の2023年度の萌えおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.9 1 2023年度の萌えアニメランキング1位
お兄ちゃんはおしまい!(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (637)
2175人が棚に入れました
引きこもりのダメニートな緒山まひろは、ある日目覚めると“女の子”になっていた!? 鏡に映る美少女が自分だと分からず混乱するまひろのもとに、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、飲み物に怪しげな薬を盛られていたことが判明する…! もう2年も外に出ないで いかがわしいゲーム三昧… たまには働いてもらわなきゃ! みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如女の子として暮らすことになったまひろにとって、トイレやお風呂、スカートやブラジャーなど“女の子の生活”は知らないことばかり…。 さらに、みはりの中学時代の同級生である穂月かえでやその妹・もみじ達とも知り合い、 まひろの日常はどんどん賑やかさを増していく。苦難の連続に、果たして“元”お兄ちゃんの運命やいかに…!?
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

灰色の青春もおしまい!

私はあまり好みじゃないけど、とても素晴らしい作品でした

美少女になってかわいい女子達と仲良く女子中学生生活を過ごしたいっていう夢を形にした癒し系ゆる百合コメディアニメ
ゆるふわ癒し系百合アニメで、引きこもりの成長物語なところもあっていろいろ楽しめます
可愛らしいふわっとしたキャラデザと温かみのある色使いとぬるぬる動く作画がとても良い
女の子達の日常を見るアニメだから話の面白さはないけど、最終回はとても良かったです!

ダメなところなんてないけど、女子同士の会話のやりとりとか私生活があまり女子っぽくないかな? 
みはりが女子女子したものにあまり興味ない設定にしたことで話は作りやすくなったかもだけど、性転換のテーマ性は薄くなったように思います
そこがちょっと残念で、せっかく性転換させるならもっと深く女子コミュや女の子の生活とのギャップに切り込んで欲しい

あと男が美少女になって生活する作品はいっぱいありそうだけど、女が美少年になる作品ってあまりなさそうだからそっちも見てみたいです
中身が女の美少年とか、女子にモテすぎてやばそう

【最終回】{netabare}
まひろがせっかく男に戻れそうなのに、もみじ達との絆を選んで女の子になる薬を飲む展開が良かったですよねー!

もみじ達は「まひろちゃん」の友達であって「まひろくん」の友達ではない、ウソからできた友達
薬を飲めば友達でいられる時間がのびる、でもいつかはどちらか選ばないといけない時がくる
男に戻っても引きこもってゲームするだけなら、女の子のまま友達と楽しく過ごしたほうが幸せなんじゃないの?って部外者だから思っちゃうけど、
ずっと男として生きてきたから、なかなか割り切れるものじゃないですよね

でも、まひろはもみじ達と一緒にいることを選びました
まひろはこのまま続けたら本当に心まで女の子になって戻れなくなっちゃうかもっていう恐怖はあったでしょう
でも薬を飲んだってことは、それだけみんなとの楽しい日々を失いたくないって気持ちが強かったんだと思う
魔法がとけたら終わりになる「嘘の関係」だとしても・・・

みはりはお兄ちゃんを女の子にしたいわけじゃないと思うので
2期があるなら男を捨てて女の子になる決断をするまひろちゃんと、男に戻って欲しいみはり・・・とかもあるかも?
{/netabare}

【体が女の子だからセーフ?そんなわけない】{netabare}
まひろは身体が女の子で、心もちょっとずつ女子っぽくなっていてもベースがエッチな本やゲームが好きな男性って思うと受け入れづらい
たぶん、身体が女子になったけど心は男のままな人と一緒にお風呂入れる女子はそんなにいないし、女子トイレで隣の個室に入るとかもっと無理でしょ
だってそれ、女の子の身体に男が憑依してるのと一緒ですよね?

完全に心も女の子になってしまったなら元男性でもいいと思うんだけど、男の気持ちが残ってるならお風呂も更衣室もお手洗いも別にしないと
生まれつき女の子の身体だけど、心は男性っていうなら気にする子あまりいないと思うけどね、似てるようで全然違うと思う
{/netabare}

【細かいこととかどうでもいいこと】{netabare}
にゃんさんが感想で書いていたけど、私も同じところが気になりました
3話でまひろがおかゆ作っているシーンではケガなんてしてないのに、直後の看病して疲れて寝てるシーンでは右手の指にたくさん絆創膏が・・・
いつの間にケガしたの?
後から人参かタマネギでも切って投入したんでしょうか?
右利きっぽいのに右手ケガするのも不思議 {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26
ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

・・・おもしろいというのも、かわいいというのもはばかられる・・・。

まいったな・・・いい歳したおっさんがこの作品を面白いと言ったり、かわいいと言ったりするのはとってもはばかられます・・・。


が、とてもおもしろかわいかったです。


全体的に、「幼い」に振り気味だったり、セクシャルなというか「女子の世界」的なものに踏み込んだ作品なのでこの点も・・・、



とっても、興味深かったのですが、やはり大手を振っては言いづらいw。


物語は荒唐無稽系ではありますが、シチュエーションをつくるための強いワンポイントとしては成立していたと思います。
曰く「引きこもりアニキを女子化」の一点突破。
これ以外に、グダグダ後付けすることなく、この一点のみの設定を基に1クールワチャワチャ系で突っ走った印象でした。


作画の評価は、先に述べたようにふわっとした感じの、少し「幼い」に振った感じでしたが、独特の色使いで効果的に雰囲気が醸し出されていました。


声優さんは、勢いがあって、個性的で可愛らしくなかなかによかったです。
どの登場キャラも特に違和感はありませんでした。
ワチャワチャ感も含めて、女子女子感満載でした。


音楽はOP/EDとも、作品コンセプトをガッツリ引き受けとても楽しく観ていました。
ちょっと、頭に残りそうなフレーズも楽しかったです。


キャラは元気でよかったです。
繰り返しになりますが、元気、勢い、かわいい、って感じでした。


ただ、おじさんとして気になったのは最終盤ですね。
{netabare} 薬が切れそうになり、男に戻るタイミングがあった時に・・・。
確かに、観ている分にはかわいく、楽しかったのは間違いないので名残惜しくはありました、また、女子化したことから始まった楽しい体験や楽しい人間関係を続けたいのは理解できたのですが・・・。
そこで、女子化の継続を選択してしまう兄とそれを許容してしまう妹に、ほんの少しだけもやもやしてしまいました。

本当に、それでいいのだろうか、と。
その仲良くなった女子友たちを裏切るというようにも取れるのではないか、と。
{/netabare}

まぁ、アニメにそこまで・・・と思いますし、フィクションはフィクション、ファンタジーはファンタジーな事は理解ているのですが、私も年を食っちゃいましたかね。


と、余計な事をいいつつも、本当に楽しく拝見したアニメでした。


「あのアニメ面白かったよねぇ」
「あれ、面白いよ」

とおススメすることは、オジサンにははばかられます><;。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

重層的で面白い優れた物語。それを支える隙の無い高度な技術。

 あまりの高水準過ぎる作画・美術でかえってストーリーの印象が記憶に残っていないので、初回から半年ほど経過した23年9月、再視聴しました。

 今回も作画に心を持っていかれそうになりましたが、なんとか頑張って内容を理解しました。

 男であること、優秀な妹に対する劣等感に潰されそうになっていた「兄」が「妹」になることで「がんばらなくていい」立場を手に入れたことで、心を取り戻して行く話です。こう書くと重く感じるし、そういう描写もところどころありますが、しかし、全体的にはライトで緩い感じで、面白かったです。
 逆に言えば、面白いTS日常系としての作りになっていますが、その根底から読み取れるものがある、浅いようで結構奥行がある話だったとも言えます。

 そして「女子になること」よりも「女子であること」を丁寧に描写していました。下着・ファッション・洗髪・洗顔・トイレ・生理・化粧・振舞などの生活習慣から始まり、友達との付き合い方・中学生男子を女子の立場から見る・バレンタイン・学校のルールと化粧など様々な視点を描いていました。
 その生々しいペルソナ作り・排泄としての女性のするべき事が、コミカルな描写であまり嫌悪感やエロを感じさせず、軽妙にエピソードに落とし込めていました。

 男性の目からは、しかしそれがリアルなのかどうかは分かりません。ただ、リアリティはあります。女性と同居していても男性であれば気が付かない、むしろ積極的に男性からは隠しているような部分が丁寧に拾えていた…のではないでしょうか。それすら想像するしかないのが男から見た女だと思います。

 原作者は男性だそうですが、脚本・シリーズ構成に女性を置いているので、エピソードは、多分男が女を知ると言う点で、ある程度信頼してもいいのではないかと思っています。
 また、EDのクレジットで、プロップデザインというのは多分小道具のデザインだと思いますが、これが8名ですか。つまり、女子のアイテムは相当作り込んだのではないかと思います。
 化粧品やアクセサリー、下着にはホックやタグまで丁寧に作画されていました。つまり、女性がこの辺はちゃんと入り込んでいる証拠だと思いますので。

 そして、この作品を支えていたのが作画技術です。ヌルヌルというのもありますが、立体感です。3DCGに手書き修正をしたんだと思いますが、止め絵の横移動だけでなく回転させる手間を惜しんでいません。また、回転にも耐えられる優れた技術・デザインでした。
 髪の毛を立体としてモデリングしているのを逆手にとって、表と裏の色合いを大胆に変える手法。
 構図が凝っていて、俯瞰・あおりを含めて難しい視点で人物を描いています。
 背景美術に常にフィルターというかエフェクト(ひし形、丸、4角・5角の星型等)をいれることで背景と人物をなじませる一方、人物が見やすく浮き上がって見えます。

 その技術の頂点がEDだと思います。目がクラクラするようなヌルヌル感と立体感はすごかったです。OPEDの歌詞はちゃんと作品の意味になっていましたし、隅々まで手を抜いてません。

 これらの結果、ヒロイン?にちゃんと感情移入ができるというか没入感がすごい作品だったと思います。2回目なのに12話、OPED含め隅々まで堪能できました。というか、1話見るのに行きつ戻りつして、40分くらいかけてしまいました。

 ということで、2回目視聴して作品の内容まで入り込むと、単純な日常系の面白さと、男子が見る女子の世界というドキドキ感あるいは未知の世界を覗き見た感動、そして、兄妹感のコンプレックスや男として生きる意味という重い部分がほんのりと含まれている重層性がある優れた作品だったと思います。

 男子を選択する未来がくるのだろうか?という部分が特に考えさせる部分です。

 それが普通に面白いのですから大したものです。評価は…オール5でいいかなあ。名作かと言われると、テーマ性の薄さがいいところではありますので秀作という感じです。ですが、隙が無い優れた作品だったと思います。

  


以下 23年3月に書いた1回目のレビューです。


{netabare}1話 異次元のハイスペックTS。京アニの後継者はここかな?

{netabare} 開始数分であまりの画面のハイスペックに引き込まれます。すごすぎるだろう、と思って会社確認したら「無職転生」のところです。2期つくらないで何やってんの?と思いましたが、ひょっとしたらCG技術の蓄積のための習作でしょうか?

 カメラ(視点)の移動(パン、クローズアップ)は最小限で、構図も単純、人物の動きも少ないなので、そう予算をかけているようには見えません。
 が、とにかく人物の作画と動きが綺麗です。人物の動きというか輪郭線の感じがMMD(ミクミクダンス)の高級版という感じなので、3DCGモデリングだと思うのですが、2Dアニメエフェクトのせいか非常にナチュラルなアニメ絵になっています。
 ぼっちざろっくのライブシーンがずっと続いているような感じといえばいいのでしょうか。

 EDの動きを見ればわかると思いますが、これは人間の原画マンだと無理…というか不自然です。一方でその不思議な動きがコミカルな演出になっているので、独特の効果を生み出しています。

 あと着替えの頻度が尋常じゃないです。何回着替えてるの?これどうやってるの?キャラデザすごすぎでしょう?

 それともう1点。失礼ながらあまり話題になっているとも言えない本作の原作を拾ってきて、アニメ作品に仕上げるのは京アニっぽいですね。このままいけば京アニの後継者はここかな?

 内容はTSもの微エロ日常系という感じです。話に展開があるかどうかは不明です。劣等感についての深掘りとか、男と女の間の葛藤とか気付きがあれば面白いですけど、あまり期待しないでおきます。
 1話目はちょっと画面がすごいというか面白過ぎて話に集中できてませんけど。 {/netabare}


11話と現状までの総評 特に前半の女子体験と覗き見感覚がいいです。

{netabare} 作画というより画面全体のアニメ表現としてのシンプルで伝統的な感じがするけど新しい感じが本当にすばらしい。技術に詳しくないですが、本作のアニメ表現の技術は各社マネをして今後の日常系にもっと取り入れて欲しいです。

 初め構図が単純だと思いましたが、じっくり見ると特に2話ですが、魚眼レンズ的歪みや人間が入り込めない視点から映すことで覗き見的メタ視点などを上手く使っていました。人体のパースのデフォルメも含めて非常に視点を意識しているのが印象的です。

 この作品、主人公がJCの世界を覗き見るような感じです。それを我々は覗き見る。この2重のピーピング感を作画で表現したのは素晴らしかったと思います。
 すずめを多用することで間というか雰囲気を感じさせる演出も面白かったです。パステル調の色彩感覚もいいですね。

 下着のタグとか小物とか非常に細かく作画されていましたが、このこだわりが将に「魂は細部に宿る」ですね。
 また、制服のデザインがスカート長めのちょっとダサイ感じなのもいいですね。リアリティがあります。

 前半は女子というものを体験するようなストーリー展開でした。下着、洗髪や髪の手入れ、生理、化粧に買い物などによって、男性からみた「女子の秘密」を疑似体験できました。この部分がTS設定と覗き見視点と合わさって、興味深く見ることができた要因だと思います。

 後半は友情・日常系で男子が女子の視点になった話になり、男子中学生の行動にも切り込んできました。前半ほどのインパクトはないですが、ちょっとコミカルな日常系という感じでそれなりに楽しめています。

 何度見てもOPEDは素晴らしい作画で特にEDの動きは本当に面白いです。 {/netabare}


 最終話まで。日本のアニメの方向性はこの作品のコンセプトでお願いします。

 作画が異次元なのはもちろんですが、キャラデザが本当に素晴らしかった。2次元と3次元モデルの間にある「不気味の谷」というか「可愛さの谷」を解消する一つの方向性が提示された気がします。

 アニメ・マンガがなぜ優れているのか。それは「可愛いさ」の「記号化」が非常に高度だったからです。美少女キャラと言いますがああいう人間が現実にいたところで不気味なだけです。
 手塚治虫的マンガ記号からあずまひでお的ロリキャラやあだち充的美少女表現を経て、アニメ絵としての完成度を高めついにCGアニメキャラの完成系の一つとしてここに到達したか…という感じです。

 最終話12分くらいのところの超作画もアニメ的可愛さを「磨き上げた」感じで技術の進化に感動すら覚えました。そう…最終は思いっきり技術で悪ふざけをした感じです。料理や背景も謎の湯気もすごかった。奥行きや構図も旧来の日常系では考えられない出来でした。

 そしてジェンダー論やフェミニズムを論じるよりも「女性であるとはどういうことか」を考える一つのきっかけになるテーマ性が内包されていることも良かったです。それが非常に薄ーく入っているので初めは面白くて、少したつと何かを考えさせる一粒で2度おいしい感じです。
 その薄さがエンタメにおいては大事で、視点やエピソードの面白さと深掘りできる奥行きが両立していました。

 欠点があるとすると、2つです。1つはもうちょっと女子の世界しかわからない生々しいエピソードがあるといいかなあと思いますが、ストレスレスを目指しているのでしょうか。そこはチューニングなのでやむを得ない気もします。
 それともう1つ。画面が凄すぎて話に集中できませんでした。おかげでなんど戻ったことか。

 ということで、正直「無職転生」よりも作画という点では驚きは大きかったです。そして話も面白いし、キャラはデザインはもちろんキララ的キャラ造形のチューニングも良かったと思います。

 名作ではありませんが、何かの転換点を感じる作品でした。

 なお音楽の評価はEDのアニメも含めてです。本当は作画に10点くらい入れたいです。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

64.3 2 2023年度の萌えアニメランキング2位
女神のカフェテラス(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (149)
454人が棚に入れました
――どこかの海辺にある、古びた喫茶店。そこには…女神様がいるらしい―― ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」。 「赤字だらけの店、さっさと畳んで駐車場に建て替えよう」と 主人公、粕壁 隼が3年ぶりに帰省をすると そこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ5人のカワイイ女の子が!! いきなり下着? 全裸!? ちょっとまて、誰が空き巣だ! ここはオレの家だ! 絶対に追い出してやる! 最悪の出会いから、恋と家族の物語が始まるっ! 5人全員「正ヒロイン」の、夢のハーレム共同生活! ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ!!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

五等分の鬼嫁

1話の印象が悪すぎるけど、2話以降はいいハーレムアニメだと思います
ハーレムアニメは好きじゃないけど、流星は好き

1話のヒロイン達は、例えるならスクールカースト上位女子グループを見ているような感じで男性に慣れていそうですよね、でも「この人いい人かも」って見なおして態度すぐ変わっちゃうから肉食系女子に見えるので、そのへんから受け付けないって人もいそうです

お客さんがいっぱいいる前でスカートめくりするおじさんとか、あり得ないことがいっぱいで水着とか下着とかえっちなシーンが意味もなく多いのも残念なところ
白菊の酔ったら淫乱になる設定が特に残念

悪い事ばっかり書いてますけど、第一印象最悪からの「意外といいところあるんだ」っていうギャップでヒロイン達の好感度が上がっていくのが良かった
主人公は東大生には見えないけど、行動力があっていいですね

【キャラクター】
1話では一番性格が悪いので嫌いな人多そうだけど、流星がお気に入り
性格はきついけど、要領が良くてしっかりした姿とのギャップが良かった、背が低くてハヤトとの身長差もいいですね
流星が自分でスカートめくって見せるシーン
とても下品だけど流星のキャラクターだと違和感ないんですよね
本当にこんなことする子はそうそういないと思うけど、いやらしい目で見られるのが嫌なだけで下着を見られることに抵抗ない女子は多い
この子は現実にいそうで、わたしはいいキャラクターだと思いました

【でも1話は本当に酷い】{netabare}
お祖母ちゃんに家事を全部任せきりで無料で居候していて、亡くなる直前もなくなった後も身内に知らせない、お祖母ちゃんは死ぬ前に孫に会いたかっただろうし、相続の問題もあるから知らせないのはまずいですよね
何もせずただで居候してる人が、主人公のことを責めるのも酷いし、居候ライフを続けるための作戦会議の発言も酷い、白菊がお酒飲んだら淫乱のヘンタイになるって知ってて酔わせてハヤトのところに派遣して手を出したところを撮影して脅そうっていう極悪な作戦、ヒロインじゃないけど見積に来た人が店の看板を乱暴に触って壊してたけど「どうせ壊すんだしいいっすよね」って言ってて、非常識なことが満載な1話でした
1話目でヒロインズがこれだけ性格の悪さを見せたのがこのアニメの一番の失敗かな? {/netabare}

【最終話について】
{netabare} ハヤトと五人のうちだれかの子どもが出てきて誰の子?ってやってたけど、「想い出の女の子は誰?」のニセコイや五等分の花嫁と似たネタですね、わたしは想い出の女の子が誰かよりも今の気持ちが大事でしょ?想い出の女の子も大事だけど恋愛は別で考えてって思ってて、そのへんが男性向けなのかなって思う、少女漫画だったら想い出の男の子ってだいたいフラれるポジション・・・幼なじみに惹かれる男性と、幼なじみより素敵な男性の登場に憧れる女性の違いが出ていて面白い
でも未来の子なら変えたい過去があるのかな?とかいろいろ話の広がりを感じます
2期が楽しみ!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いらっしゃいませ カフェテリア「Familia」へようこそ

この作品の原作は未読です。
完走後にwikiをチラ見して気付いたのですが、この作品の原作は瀬尾公治先生が手掛けられていたんですね。
どうりでキャラデザが綺麗な訳です。

瀬尾先生といえば、アニメ化された「涼風」「君のいる町」や「風夏」は視聴させて頂いていました。
甘酸っぱい青春ラブコメを描く印象が強いです。
それと、先述した3作品に登場する主要登場人物は、作品を跨いで登場していました。
例えば「涼風」に登場したキャラが「君のいる町」に出てきたり、「君のいる町」に登場したキャラが「風夏」に出ていたりと、登場人物を凄く大切にする作品でした。

だからといって、この作品に過去作のキャラが出てくるかは分からないですけどね^^;
今のところはそういう関係は無さそうですけれど…


――どこかの海辺にある、古びた喫茶店。
そこには…女神様がいるらしい――

ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」。
「赤字だらけの店、さっさと畳んで駐車場に建て替えよう」と
主人公、粕壁 隼が3年ぶりに帰省をすると
そこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ5人のカワイイ女の子が!!

いきなり下着? 全裸!? ちょっとまて、誰が空き巣だ!
ここはオレの家だ! 絶対に追い出してやる!

最悪の出会いから、恋と家族の物語が始まるっ!
5人全員「正ヒロイン」の、夢のハーレム共同生活!
ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

こういうハーレム系ラブコメって嫌いじゃなく、寧ろ大好物なので毎週の放送が楽しみでした。
主人公の男性1名に容姿端麗なヒロインが5名と圧倒的にバランスが悪く、最初は男女間に微塵も信頼関係などありませんでした。

ですが、同じ目標に向かって進む同士…
加えて利害も一致するとなれば最早男女の間に障壁はありません。
寧ろ、お互いの色々な面を見て、知れば知る程、段々距離感が縮んでいくのが如実に感じられたのが良かったかな。

そう言えば、公式サイトのキャラ紹介欄のヒロインの紹介が特徴的でした。

小野 白菊(CV:和氣あず未さん)
「Familia」のキッチン担当で、掃除や洗濯といった家事全般が得意。
特に料理の腕はプロ級。
奥ゆかしい大和撫子だけど、酒に酔うと豹変!
なお、酔っている間の記憶はまったくない。
カワイイ!

月島 流星(CV:山根綺さん)
小悪魔系のイタヅラっ子。
白菊と同じ大学に通う女子大生。
「Familia」の接客番長でムードメーカー。
“他人に必要とされること”に固執していて、頑張り過ぎちゃう一面も…。
カワイイ!

鶴河 秋水(CV:鈴代紗弓さん)
「Familia」の最年少、空手部所属の高校生。
天真爛漫で、考えるより先に身体が動く元気なアホの子。
調子に乗り過ぎて、みんなから怒られることもしばしば…。
将来の夢は「正義の味方」。
カワイイ!

鳳凰寺 紅葉(CV:瀬戸麻沙美さん)
19歳のクールガール。
先代マスターの淹れたコーヒーが大好きで、
「Familia」でNo.1のバリスタとしての腕を持つ。
普段はガールズバンドを組んでおり、作詞作曲とボーカルを務める。
カワイイ!

幕澤 桜花(CV:青木瑠璃子さん)
19歳のファッション系専門学校生。
隼とは犬猿の仲で、いつも喧嘩してばかり。
制服のデザインやアレンジ、店内の飾りつけなどを担当する「Familia」のオシャレ番長!
カワイイ!

確かに5人とも可愛いとは思いますが、キャラ紹介欄に露骨に「カワイイ!」と全員に記載があったのにはビックリしました。
この作品のヒロインはとても丁寧に描かれているので、敢えて書かなくても通じるのに…

ふと思ったこと…
この作品もいつかは「五等分の花嫁」みたいに主人公がヒロイン一人を選ぶんでしょうけれど、誰を選ぶんでしょうね。
実際にその布石も打たれていましたしね。
ですが、wikiをチラ見した際に嫌なモノが目に入ってしまいました。

それはキャラ紹介欄に記載されていた「初期メンバー」という単語です。
それだけならネタバレにはならないとは思いますが、いずれは初期じゃないメンバーも出てくるということでしょうか。
まさかこれ以上ヒロインが増えるとか…!?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、音莉飴さんによる「運命共同体!」
エンディングテーマは、佐藤ミキさんによる「ドラマチック」

1クール全12話の物語でした。
メッチャ続きが気になるところですが、この作品も続編の制作が発表されました。
このところ、続編の制作が発表される作品が多くありませんか?
作品を中途半端にするのは勿体ないと思っていたので、個人的には嬉しい事なんですけどね。
続報を楽しみに待っていますね。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

安っぽいエロが漂う清新ラブコメ

とある海辺の鄙びた喫茶店Familiaには女神様がいるらしい。
おばあさんの遺産として跡を継いだ孫、隼の喫茶店再建物語。
というのは、表向きの話。
5人の可愛い女の子、他称女神様の妖艶な肢体を眺めるアニメです。

1話の冒頭から、ラッキーサービスシーン満載なんて。
OPのエロ丸出し映像からして、このアニメの狙いが透けてみえます。
ただ、舞台が海なだけあって爽やか感がありました。
結論としては、爽快エロラブコメアニメといっていいかもしれません。

話数が進むと、各ヒロインにスポットが当たったり。
複雑な過去を背景としたシリアス場面があったり。
そんな中で、隼との相互理解が深まったりと。
それなりのストーリーがあったと思います。

各ヒロインには、それぞれの属性が付与されています。
なかでも私が好きなのは、流星(りほ)。
一番目立たないキャラだけど、その控えめな大人感が気になる存在でした。
あと、飲酒時淫乱担当の白菊のやりすぎ感が安っぽくて好きでした。

海の近傍だから、開放的で明るい。
登場人物のやりとりもあっさりしてあとくされない。
2期があるなんて意外だけど、また観ようかな。
最終回のあのノリからして、完結したと思ったんだけどなあ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

計測不能 3 2023年度の萌えアニメランキング3位
悪魔くん(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (20)
30人が棚に入れました
千年王国研究所――そこは、奇怪な依頼が舞いこむ相談所。研究所の主である《悪魔くん》こと埋れ木一郎は、1万年にひとりの天才少年。だが彼は本当の家族を知らない。そんな《悪魔くん》が、相棒・メフィスト3世と共に、不可思議な事件に挑みながら自らの出自の謎を追う怪奇探偵バディストーリー。

かりんとう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

良くも悪くも‥

原作は未読です。
旧アニメは現在視聴中。映画は観ました。

旧作キャラ達が声優が変わらないとこは嬉しかったですが、個人的にメフィスト3世は古川さんじゃなくてもよかったんじゃ?と思ってます。
メフィスト2世にも父親がいて、その見た目は全く違った訳で‥まぁあの二人から産まれるから容姿はああなって納得なんですが、声優は別でもよかったと思う。
古川さんが演技が上手いので、あんま気にしなかったのですが、ご年齢的に一人二役はキツかったんじゃないかな。

ストーリーは大人向けで、話しによっては子供に見せられない内容もありました。
悪魔が題材なので、このくらいドロドロしてていいと個人的には高評価。
ラストはまだ続きがありそうな‥でもこのまま終わってもいいような感じ。
結局二代目悪魔くんが何者なのか、ストロファイアも何者で何がしたかったのか、みおちゃんのお父さんは帰って来るのかとか、なにも解決できてないんですが、このまま続きがなくてもいいかなって思ってます。

うーん、良くも悪くも"普通"な評価で、すっっごい良かった‼︎って感じでもすっっごいつまらなかった〜って感じでもないんですよね。
当然続きがあるならば観ると思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1
ページの先頭へ