続編で漫画原作なTVアニメ動画ランキング 47

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の続編で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月26日の時点で一番の続編で漫画原作なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.1 1 続編で漫画原作なアニメランキング1位
ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (633)
3369人が棚に入れました
「堕ちた強豪、飛べない烏」―――。
かつてそう呼ばれた烏野高校が、ついに辿り着いた“頂"の舞台。
春の高校バレー宮城県代表決定戦、決勝。

インターハイ予選準決勝で青葉城西高校に惜敗し、春高予選へと再始動した烏野が、
さらなるレベルアップを求めて挑んだのは関東強豪チームとの合同合宿だった。
梟谷、生川、森然、音駒と並み居る全国レベルのチームとの力量差を痛感しながらも、
烏野高校はチームの“進化"を求めてただひたすらに挑戦をし続けた。

迎えた春高予選。
一度は封印した日向と影山の「変人速攻」もさらなる進化を見せ、
個々の歯車が噛み合い、チーム全体が動きだし、烏野は並み居る強豪を打ち破っていく。

そして宮城県代表決定戦準決勝で再び立ちはだかった、宿敵・青葉城西。
因縁の相手を前に一歩も譲らぬ攻防を繰り広げ、試合は総力戦にもつれ込んでいく。
ぶつかり合うプライドとプライドの果て、
体力の限界を超えた激戦を制したのは、烏野高校だった。

全国まで、あと一つ。

対するは絶対王者、白鳥沢学園高校。
超高校級エース・牛島若利を擁する県内最強のチーム。
激闘を制し、春への切符を掴むのは一校のみ。

烏野高校 VS 白鳥沢学園高校

今、烏野高校最大の挑戦が始まる――!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、諸星すみれ、神谷浩史、田中一成、竹内良太、木村昴、豊永利行、丹沢晃之、寺島拓篤、中尾隆聖、土屋神葉、福田賢二、大森大樹
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。3

こんな良い作品とは思いませんでした。
ハイキュー作品を観るきっかけは本作品からです。
最近、BSで3期まで放送して改めて毎週楽しませていただきました。
やっぱり各所で泣けるんですよね。いい作品です。

こういう作品は再放送でもっと世の中にアニメ自体を知られてほしいと思います。
(私的にはお気に入り作品群のことですが・・・)



4話・・・この回はすっごく良いです。これはテレビアニメで久々感動しました。
6話もたまらないですね。
セットを {netabare} 取るところも震えますが、3年生の気持ちも短い時間ですが非常に伝わってきます。{/netabare}2回ほどグッと来ました!!

このアニメ、動きが早くて臨場感アリ。いろんなアングルで表現できるアニメの長所がとてもうまく使われています。
そしてガッツポーズがかっこいいですね。個性的に工夫しているみたいで。

私の中では今期ダークホース。正直、感動をくれそうだと思っております!!!
OP、EDも本編に非常に合ってますね!


最後まで観終わって。

正直に面白かったです。
3期の原作を読んでいませんのでどっちが勝つのか分かりませんでした。
烏野が勝ったら4期は春高シリーズ 負けても1,2年生の新体制シリーズなんて考えていましたので。
でも、{netabare} やっぱり(5セット目21-19でサッパリ(笑))勝ちましたね!{/netabare}
そしてアニメは4期へ!
まだ未定でしょうけど、是非観たいと思います。

私的に3期は4話が最高です。MVPは月島で全会一致。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 49

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1クール丸々使うのは面白いのだが、サブタイトルやめれ、公式!

1期から追うときに先にこのタイトル見ちゃったよ(笑)

「ああ・・白鳥沢と戦うんですね・・そうですか。」・・と、2期で心配してましたが大丈夫。

面白さは変わらなかったですね。良いアニメです、ホント。

この「烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の序盤は、人物解説などが多く後半に向けての緊張感などを高めていくので今までのシリーズと比べると少し物足りないな~なんて思っていました。ほとんど絵変わりもしないので、クールで一試合をずっとやるのは丁寧ですが諸刃の剣だなと感じます。ですが丁寧にやったのは意味があって、結果良かったですね。いつもの「ハイキュー!!」らしく後半の展開は手に汗握って観られました。

そして1期の頃から注目してた選手たちが開花し始めて熱い!!

世代交代へ向けての成長を描くのがほんとに上手くて、この白鳥沢戦での楽しさも勿論なのですけど、先輩たちが居なくなったコートに希望が見いだせて嬉しいですね。このハイキューが他の“スポーツもの”と違うのは、序盤からちゃんと伏線を張りつつ登場人物の掘り下げを地道にやっている所で、普段脇役である選手がメインを張っても違和感がない。一番好きなポイントかもしれません。

脇を固めるキャラといえば、「烏養 繋心」の声優変更は残念でした。知らずに観ていて、9話という盛り上がりはじめた話数での第一声に違和感を感じ検索しました。このニュースはどこかで見てましたが、ハイキューをリアルタイムで観ていなかったので流してしまってました。若くて荒削りながらも、選手を一番に考えて寄り添うように檄を飛ばす烏養監督はとてもカッコ良かった。田中一成さんの演技が大きかったのですね。ですが代役の江川央生さんがどんどん人物を理解して行き、最後は役への違和感も殆ど無く、プロフェッショナルだなと感動しました。

ハイキューは声優さんの演技力が光るアニメで、息の演技や疲労感に叫びなど、熱くて熱くて・・
それだけでちょっと泣きそうなのです。鷲匠鍛治役の中尾隆聖さんの演技も素晴らしかった!


それで・・あとは劇場版が残っているのですけど・・

見終えたばかりなので数年後に観たほうが新鮮に観られるかもと思って、今は止めておきます。


4期はまだでしょうか~ 楽しみですね!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

目の前に立ちはだかる王者。一人では決して見ることのできない、頂の景色を目指して。

ハイキュー3期です。

今までの軌跡をたどる意味でも、
1期と2期を見てからの視聴をおすすめします。

1期放送時には観るか迷っていた作品でしたが、
今では大好きな作品です。

今回もアツい!

3期は全10話です。


● ストーリー
烏野(からすの)高校男子バレー部は、
春高出場を目指す。

宮城県代表をかけて始まった予選も、
いよいよ決勝戦。

相手は全日本ユースチームにも選抜されている
エーススパイカー・牛島若利(うしじま わかとし)を擁する
県内最強の強豪校・白鳥沢(しらとりざわ)学園。

自分の力、仲間の力、チームの力を信じて、
強豪チームに挑む。


相変わらずキャラがブレず、
おもしろい烏野メンバーに安心するww

そして試合はずっと面白い!

こういうスポーツものは個人的に飽きやすくて、
似たような展開にマンネリしちゃうことが多いのです。

特に接戦になっちゃったりすると「早く決着つけてよ…」と
げんなりすることもあったり。

だけど、ハイキューではそれがない!
どうなるのー!ってハラハラドキドキ続きです。

試合の終盤なんて特に、
一進一退の攻防が心臓に悪すぎる…。笑

どうやって相手から点を取るのか、
どんなプレーが飛び出すのか、
楽しみでしかありません♪

それは彼らがまだまだ成長途中だから。

たったひとつのプレーの変化で、
試合の流れが劇的に変わるのがおもしろい!

試合の中で成長し、
覚醒するメンバーの活躍に胸が熱くなりっぱなしです!


≪ 試合の中でキャラクターを深めながら ≫

ただ試合するだけでなく、
ところどころ挟まるのが、キャラクターの過去。

烏野のメンバーにも、白鳥沢のメンバーにも、
それぞれがバレーにかけてきた時間がある。

その中で経験してきた出来事がある。
出会った人たちがいる。

そんなドラマを取り入れることで、
よりキャラに愛着が生まれ、プレーに思い入れを持って見ることができる。

ああ、彼らのバレーへの原動力は、
このドラマとつながってるんだって…。

そしてキャラが力を覚醒させ、バレーへの情熱をさらに強く燃やした時、
見ているこちらも胸の中がより熱くなるのです(´;ω;`)


● キャラクター
みんな大活躍だったけど、
今回のMVPは、やっぱりツッキーかしら。

今まで烏野メンバーの中では異色な冷めてるツッキーは
あんまり好きじゃなかったんだけど、

今回の白鳥沢編ではすっかりアツくなっていて、
めっちゃかっこよかった!!

月島がバレーにハマる瞬間…うるっときました(´;ω;`)

月島も、日向(ひなた)も試合の中で成長している。
ノヤっさんもかっこよかったし!大地さんも部長オーラ満載で頼もしいし!

みんなバレー馬鹿だ!だからいい^^

相手チームもモブにしない。
対等に敬意を払う姿にも好感。

白鳥沢の中だと、
やっぱり天童(てんどう)が気になりますw

バッキバッキーに折ーれ~何を?心をだよ~♪
↑耳に残りましたw


鳥養(うかい)監督の声優さん交代を知った時はとてもショックでしたが、
最後の台詞には痺れました。

{netabare}
「下を向くんじゃ、ねえー!バレーは、常に上を向くスポーツだ!」
{/netabare}

あのシーン、何度繰り返して再生したか…。
最後まで素晴らしい演技をありがとうございました。


● 音楽
【 OP「ヒカリアレ」/ BURNOUT SYNDROMES 】

2期のOPもよかったけれど、
今回もかっこいいOP♪

ハイキューの主題歌はどれもハズレがないです。

曲と映像が合っていて、さらに好きだわ^^


【 ED「マシ・マシ」/ NICO Touches the Walls 】

こちらは歩く時に気分が上がりそうな、
心地よいテンポ♪

NICO好きなので、
1期以来のED担当嬉しいです♪


● まとめ
これが烏野の最高到達点ではない。

まだまだ伸びておもしろくなりそうな烏野バレー部に、
わくわくが止まりません♪

4期の製作も決定しているので、
続きが今から楽しみです(*´ω`*)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

75.3 2 続編で漫画原作なアニメランキング2位
咲-Saki- 全国編(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1184)
6566人が棚に入れました
更なる高みを目指して―。 宮永咲(みやながさき)は高校一年生。奇跡的な麻雀を打ってのける(毎局プラスマイナスゼロで和了(あが)ることができる)美少女。原村和(はらむらのどか)の天才的な打ち方に感化され麻雀部に入部することを決意する。二人の天才美少女が全国大会の頂点を目指す。熾烈な闘いの末、見事県予選を勝ち抜いた清澄高校麻雀部。全国の舞台で待ち受けていたのは同じく頂点を目指す強豪たちだった。果たして咲たちは全国の高みへたどり着くことが出来るのか。高校生雀士の頂点を決める闘いが今、始まる。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

デキるオタクはここで判断している?

更なる高みを目指して―。

宮永咲(みやながさき)は高校一年生。
奇跡的な麻雀を打ってのける(毎局プラスマイナスゼロで和了(あが)ることができる)美少女。
原村和(はらむらのどか)の天才的な打ち方に感化され麻雀部に入部することを決意する。
二人の天才美少女が全国大会の頂点を目指す。
熾烈な闘いの末、見事県予選を勝ち抜いた清澄高校麻雀部。
全国の舞台で待ち受けていたのは同じく頂点を目指す強豪たちだった。
果たして咲たちは全国の高みへたどり着くことが出来るのか。
高校生雀士の頂点を決める闘いが今、始まる。

咲-Saki- 全国編 第1巻
人気アニメ『咲-Saki-』の第3期シリーズ第1巻。
熾烈な戦いの末、見事県予選を勝ち抜いた清澄高校麻雀部。
しかし、全国の舞台で待ち受けていたのは、同じく頂点を目指す強豪たちだった。
高校生雀士の頂点を決める戦いが今始まる。
第1局「上京」と第2局「応援」を収録。
オーディオコメンタリー 第1局「上京」

咲-Saki- 全国編 第2巻
人気アニメ『咲-Saki-』の第3期シリーズ第2巻。
熾烈な戦いの末、見事県予選を勝ち抜いた清澄高校麻雀部。
しかし、全国の舞台で待ち受けていたのは、同じく頂点を目指す強豪たちだった。
高校生雀士の頂点を決める戦いが今始まる。
第3局「始動」と第4局「東風」を収録。

咲-Saki- 全国編 第3巻
人気アニメ『咲-Saki-』の第3期シリーズ第3巻。
宮守女子・小瀬川白望の跳満ツモを受けながらも、依然順調に先鋒戦を進めていく優希。
しかし、後半戦も佳境に差し掛かった時、永水女子・神代小蒔が遂に力を発揮する。
第5局「神鬼」と第6局「萎縮」を収録。

咲-Saki- 全国編 第4巻
人気アニメ『咲-Saki-』の第3期シリーズ第4巻。
調子を取り戻した久だったが、前半に大きくリードした姫松高校・愛宕洋榎には届かず、2位で中堅戦は終了。
副将戦の会場に入った和は、永水女子高校・薄墨初美の衝撃の登場に驚き…。
第7局「注目」と第8局「防塞」を収録。

咲-Saki- 全国編 第5巻
人気アニメ『咲-Saki-』の第3期シリーズ第5巻。
宮守女子高校・臼沢塞の力により、完全に封じられてしまった薄墨初美。
しかし、北家のたびに初美を抑えこんでいた塞の体力は限界を迎え、初美は最後の北家で小四喜を上がり切る。
第9局「出撃」と第10局「仲間」を収録。

咲-Saki- 全国編 第6巻
人気アニメ『咲-Saki-』の第3期シリーズ第6巻。
守りから攻めへと転じた永水女子高校・石戸霞の攻勢により戦局は一転。
トップから陥落した姫松高校の末原恭子は、絶一門の配牌にとある経験を思い出す。
第11局「脅威」と第12局「真実」を収録。

咲-Saki- 全国編 第7巻
人気アニメ『咲-Saki-』の第3期シリーズ第7巻。
咲の活躍により、準決勝進出を決めた清澄高校。
咲はパンフレットに阿知賀女子の名前を見つけた和に誘われて会場へと向かうが、直前のところで立ち尽くしてしまう。
第13局「旧友」を収録。

【アニメキャラの魅力】「ツモ、嶺上開花」主人公は怖過ぎる?清澄の白い悪魔「宮永咲」とは?
“萌え”と“麻雀”の禁断の融合が生んだ大人気作品『咲-Saki-』。絶大な人気は未だ衰える事を知らず、メディアミックスは勢いを増すばかりです。魅力的な少女達が麻雀卓を彩る中、打牌に込める意思がひと際強い主人公、宮永咲(みやながさき)。相手のメンタルまでへし折る圧倒的な麻雀力にあてられた一部の咲ファンから、畏敬の念こめて”咲さん”とさん付けで呼ばれる彼女。嶺上牌を巧みに操り、麻雀インターハイの決勝を目指す咲さんの可愛くも恐ろしい魅力をご紹介します。

■咲さん可愛い!
モテカワスリムの愛され貧乳っ子の咲さん。麻雀をしていない彼女は、ちょっとドジな読書好きの可愛い女子高生。気弱な性格が災いして、トラブルを招く事もありますが、基本的にとてもいい子です。

インターハイチャンピオンである姉の宮永照(みやながてる)とはなにやら確執があるご様子で、麻雀を通してなら話せる気がする・・・という思いからインターハイ決勝を目指しています。うーんいじらしい。麻雀で強い相手との対戦をワクワクしてしまう反面、いざ相手の能力を垣間みると怯えてしまうなんて事もしばしば。この小さな子供の様な表情の変化に、多くの視聴者がゾクゾクさせられるのです。

■麻雀を通して!
麻雀があまり好きではなかった咲さん。原村和(はらむらのどか)との対局を通して、麻雀を楽しむ心を思い出していきます。その後、心を通わせるに至った原村さんとのやり取りは、スポ根アニメかと見まごう熱いものでした。咲さんカッコいい!

その後も他校の生徒達と友情を育んでいく訳ですが、そのなかで能力も人としても成長していく咲さんの表情は、イキイキとして素敵すぎます。咲さんと一緒に卓を囲む選手達が一緒に高め合っていくのもまたよし。「麻雀って楽しいよね、一緒に楽しもうよ!」の台詞で有名な長野予選決勝大将戦、各校の大将の“自己と手牌との葛藤”は、それはもう見応えがありました。作品中屈指のベストバウトだと個人的に思っています。(ま、我らが咲さんがものすごい上がりで全部もってっちゃうんですけどね!)

■他校の生徒が(勝手に)恐れおののく!
スピンオフ作品の「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」での一コマに、咲さんが阿知賀編の主役達、阿知賀女子学院の面々と麻雀インターハイ会場ですれ違うシーンがあります。威風堂々と通路を無表情で闊歩する咲さん。あまりの威圧感と隠しきれない麻雀力に圧倒され足が止まる阿知賀の選手達。鋭い眼光に稲妻を見た阿智賀の大将、高鴨穏乃(たかかもしずの)は、それが自らの倒すべき相手だと確信する・・・。対戦相手の少女達サイドから見ると、咲さんは怪物レベルのラスボスみたいな扱いです。初登場から馬鹿げた能力を連発しまくっていましたし、その変態的な力を増しながら今日に至りますから、まあ納得ですけどね!でもこのシーン、咲さん視点で見るとトイレに行って迷子になってしまい、涙目で会場を徘徊していただけなんですよ・・・。かわいい♪

■謎多き主人公・・・その闇は深そう
咲_Saki_全国編第13局で、断片的ではありますが咲さんの過去にまつわる回想があります。病室、車椅子、炎、そして足の不自由な女の子・・・。見ている人は思ったはずです。「あ、これ思ったより重いヤツだ」と。姉との確執は作品随所でほのめかされていますが、咲さんの過去についてはほとんど明かされていません。ネット上で様々な議論や推察が飛び交っていますが、どれも憶測の域は出ていません。

時々見せる影のある表情にミステリアスな魅力を感じるのは確かですが、その謎が解明そして解決され、咲さんの満面の笑顔を見る日が今から楽しみです!

デキるオタクはここで判断している?
2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【小野学氏】
2015年秋放送:「学戦都市アスタリスク」
過去に関わった作品(例):「咲-Saki-」シリーズ(監)/「魔法科高校の劣等生」(監)/「境界線上のホライゾン」(監)

深夜に放送され、話題になったアニメに多数関わっている監督。監督のセクションはもちろんのこと、絵コンテとして携わっている作品も多い。また、今年はOAD化された「咲日和」の総監督も務めている。

アニメは制作会社で選ぼう!
【Studio五組】
過去の作品(例):咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(2012年)/Aチャンネル(2011年)/きんいろモザイクシリーズ

Studio五組はGONZOスタッフが独立し、2010年に設立。全作品のヒロインたちを自宅に持って帰って愛でたくなるかわいらしさ。

2012年12月にテレビアニメ『咲-Saki-』の続編となる『全国編』の製作がアニメ公式サイトで発表され、2014年1月から4月にかけて放送された。全13話。
前作の別ブロックにあたる阿知賀女子も本編が進行するほど深く関わっていくため、「阿知賀編」のレギュラーキャラもゲストとして第1話から登場している。

咲日和
『ヤングガンガン』2011年13号より掲載されている木吉紗によるパロディ4コマ漫画。麻雀に関連する描写は比較的少なく、登場人物たちの日常におけるやりとりが中心になっている。小林によると「咲日和であったことは本編でもあったことにしている」との説明がある。

当初は本編休載時の読み切りだったが、15号からの3号連続掲載を経て18号より正式に連載開始となった。増刊の『月刊ビッグガンガン』でも2011年Vol.1より『ヤングガンガン』と並行連載を開始、『ヤングガンガン』での連載は2012年17号で終了し以降は『ビッグガンガン』のみでの連載に移行している。

『ビッグガンガン』誌上や『咲-Saki-』本編13巻の帯にて、本編14巻の初回限定特装版(2015年7月発売予定)としてOVA化されることが発表された。

オープニングテーマ
「New SPARKS!」
第1話ではエンディングテーマとして使用。

エンディングテーマ
「TRUE GATE」(第2局、第7局、第9局、第11局)
「この手が奇跡を選んでる 宮守女子高校 ver.」(第3局、第8局)
「この手が奇跡を選んでる 永水女子高校 ver.」(第4局、第6局、第10局)
「この手が奇跡を選んでる 姫松高校 ver.」(第5局、第12局)
「Glossy:MMM」(第13局)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 41
ネタバレ

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

咲「決勝まで行かないとお姉ちゃんと戦えない…だから…全 部 倒 す ! !」

ついに始まりましたー!!  全  国  編  !  !
1期をリアルタイムで観ていた人からすれば実に5年ぶり。長かったですね…。
これ終わったら次は何年後…と、また余計な心配をしてしまいますが、放送中はあまり考えないようにしますw
さて、物語の中心となるのは言うまでもなく清澄のいるBブロック2回戦。対戦相手となる永水、姫松、宮守はどこも特徴的で面白いです。

鹿児島の巫女さんたち永水。霧島神鏡の日本神話に基づいた能力とか使います。鹿児島といえば「桜島」で、メンバーの名前は桜にちなんだものばかり。
独特な髪形揃いの姫松。連想させるのは水棲生物!? 何か特別な意味があるのでしょうか。あと本場の関西弁にも注目!
そして宮守は、岩手の「遠野物語」を元ネタにキャラの設定が作り込まれていて、知れば知るほどに魅力が溢れてきました。

自己満足的な感想をだらだらと書き綴っています。
文章長めで読みにくいですが、作品に対する愛がいっぱいということで許してください…。



第1局「上京」

{netabare}初見の人にはちょっとキツい、キャラの初登場ラッシュ。これから戦う全国キャラをとりあえずざーっと紹介した感じですかね。服装や見た目が色々とおかしいキャラばかりでしたが、ツッコミ追いつかないのでそれはまた後ほど。 そしてEDのキャスト欄もとんでもないことにw
公式ページでは毎日一人ずつ声優さんを発表していったくらいだし、キャスティングには相当自信があるのでしょう。阿知賀編での千里山勢のちょっと不自然な関西弁を反省し(?)、関西人キャラには関西の声優さんを起用するなどこだわりも感じられます。

話は基本原作に忠実に作られていましたが、ちょいちょい追加されたシーンがありました。開会式や姫松の県突破シーン、阿知賀編で登場した各校の面々が会場に姿を現すシーンなどなど。
1話目の最初と最後を飾った宮守女子の持ち上げっぷりにもびっくり。とりあえずこの学校に注目―!というスタッフの意図が感じられます。

咲さんが抽選会で道に迷い、穏乃たちとすれ違うシーンは阿知賀編にもありましたが、視点を変えるとあら不思議、こちらでは逆に阿知賀がただならぬオーラを放っていますw
この世界では実力者は自分の知らない内に相手を威圧しているのでしょうか。
なお、穏乃はこのとき咲さんを「私の倒すべき相手」、と手強いライバルと感じとっていたようですが、対する咲さんはただの気のせいと片付けた模様。単に鈍感なのか敵に値するとも思っていないのか。何にせよ大物ですねぇ。{/netabare}



第2局「応援」

{netabare}咲さんの「全部ゴッ倒す」キター!!w
これは実質、決勝進出宣言ですね。かなり強気です。
強敵を前に小動物のように震えていた咲さんも可愛かったけど、最近の咲さんは魔王の如く恐ろしいオーラを放っていますね。でもこれはこれで魅力的だと思います!(結局何でも受け入れますw)
OPは阿知賀編に続き前作からのオマージュな感じですね。永水女子がラスボスポジションかな? …それにしても、麻雀打っているシーンがないw 牌が吹っ飛んでいるシーンはありましたけどw

さて、話は時系列的にちょっと戻って合宿編に突入。今まであまりなかった長野決勝組4校の絡みが見られるのはちょっと嬉しいです。
ところで、むっきーが持っていたプロ麻雀せんべいのカード、阿知賀編の初回版円盤を買えば特典で付いてきますw 小鍛治プロは3巻ですよ~。

全国大会には直接関係ないにしろ、冷やし透華やマホちゃんといった新たな強い打ち手との対局が今後どう活かされていくのか楽しみです。
それと、マホちゃんの中の人が1期から変わってしまったんですね~。代役の小岩井ことりさんは違和感なくこなしていたので不満はありませんが。

さて、予告を見る限り次回も合宿編かな^^;
1クールなのにこのペースでキリのいいところで終われるのかちょっと心配ですが、まだ暖かい目で見守りましょう~。続きは配信で、とかはやめて下さいね。{/netabare}



第3局「始動」

{netabare}のどか回想。
優希との出会い、高遠原中麻雀部入部、マホちゃんとの出会いを描きつつ、さりげに阿知賀編を匂わせるエピソードです。
というのもこの話は本編の番外編としてヤングガンガンビッグに掲載されたもので、阿知賀編連載が発表される半年くらい前だったと思います。決して後付けではありませんよ~。

前回、強敵臭を漂わせたマホちゃん。咲さんを震え上がらせる程とはさすがw そんな相手はもう県内にはいないと思いましたが、まさか中学生の初心者にそれをされるとは。
咲さんには一度全国大会までにヘコまされる展開が欲しいと思っていたので、これで再度気を引き締めていってもらいたいです。

そしてようやく本大会開始!主人公チームが舐められる展開もお約束。
あと原作ではいなかった解説コンビが追加されたので、どんな漫才…いえ解説が繰り広げられるか楽しみです。

EDはおなじみSDキャラによる電波ソング。あれ、清澄は…?
2回戦で当たる3校それぞれのバージョンがあるようですが、少し宮守押しかな?w{/netabare}



第4局「東風」

{netabare}初めから連続和了で飛ばしまくる優希。
長野県大会では相手に鳴かれることで勢いを消される、という弱さも見せていましたが、今回の優希はそれでも自分の力を保ち続け、なかなか頼もしかったと思います。
部長の入れ知恵、というのもあるでしょうが、彼女自身確実にステップアップしているのでしょう。のどかはまだまだ優希が心配のようでしたが。

宮守女子のシロの、迷うと手が高くなる~の元ネタは「遠野物語」のマヨヒガ(迷い家)。
プロや永水による詳しい解説が追加されていたのは嬉しかったです。
欲があっては迷い家に辿りつけない…。狙って高い手を作るのではなく、悩んだ末に自然と高い手を作り上げるという能力(?) いつもダルそうにしていて無欲なシロだからこそ成せる技、ということらしいです。

ちなみに小瀬川白望。名字の由来は、昔岩手にあった「小瀬川村」と、マヨヒガの舞台でもある「白見山」より。

今週の咲さん…。うん、しっかりと優希を応援していましたね!w{/netabare}



第5局 「神鬼」

{netabare}先鋒戦終盤~
姫松先鋒の漫ちゃん、時折見せる爆発力を買われていましたが今回は不発…
彼女も何かしら力を持っているようですが、続きはあるかないか分からない次回以降に期待w

前評判の割に序盤は静かだった神代小蒔は最後に能力を発揮。
彼女の能力を熊倉さんと永水の方々が説明してくれて助かりました。
「九面を降ろし覚醒する」。要するに従えた女神たちの誰かを自らに憑依させて力を発揮するようです。「神代」ってそもそも神の身代わりとかそういう意味だそうで。
前半は弱い神が憑依していた為影が薄く、その後憑依が解けて普通、最後に強い神を降ろした事によって、神鬼の如く本来の強い姿を見せつけていました。
対局中に「つかれて寝ていた」と言っていましたが、疲れてではなく憑かれて、だったということですねw


次鋒戦。
意気揚々と自信満々に卓につく宮守のエイスリン。次鋒戦組の中でも最も注目されている選手でしたが、経験豊富な清澄のまこは相手が悪すぎたようですね。
彼女の危機察知によって能力を発揮しきれず不完全燃焼。
他からは対策を練られ、たとえまこにしてやられていなくとも今回は能力を封じられていたかもしれません。
何となく阿知賀の玄ちゃんを思い出しました。彼女も全国1回戦くらいまではドラ爆能力で無双、2回戦では千里山にその弱点をつかれ散々。
全国大会は中途半端な能力では勝ち抜けない、県レベルくらいのエースでは、まだまだ上には上がいると思い知らされていくのでしょう。
困惑する姿はエイスリン、玄ちゃん共に可愛かったですw

エイスリンがNZ出身として宮守に留学…という設定は、宮守のモデルとなった学校が実際にNZとの交換留学生制度があったから、とか。設定が細かいですね。
そしてエイスリン・ウィッシュアートという名前にも秘密が。「エイスリン」は「夢」という意味で、ウィッシュ(望み)とアート(絵)。もうそのまんまですねw

それにしてもあいかわらず次鋒戦は短いなぁ~w いやそれでも原作10ページくらいの話を、よくここまで引き延ばせたなぁと感心するところでもありますけど。

今週の咲さん…。お疲れ~くらいしか言ってないw 順調に出番減ってますね…。{/netabare}



第6局「萎縮」

{netabare}昼休み
久々に阿知賀サイドもキター!そういえば時系列的に特訓している時期でしたね。
宮守女子。謝るエイスリンをみんながフォローする姿が微笑ましいです。なかでもシロが、ダルそうにしているくせにさらっとカッコイイ事を言ってみせるのが何ともイケメン!

中堅戦
姫松の愛宕ネキのほぼ独壇場。ウザカワ系のキャラながら強いというのがまた憎めないw
デカいこと言っても何かキマらないんですよね~w しまいには宮守の胡桃に叱られていましたし。

鹿倉胡桃の名字の由来は「カクラサマ」より。性格や容姿は遠野物語に出てくる「座敷わらし」の特徴を備えています。
どちらも見た目ちんまいという共通点がありますが、部長が言った「モモちゃんほどではないけどステルス」と評したあの打ち方は特に座敷わらしっぽいですね。

ガラにもなく緊張しまくりで、凡ミスもみせる部長。
その予兆は抽選会のときに少し出ていたんですけどね。
「悪待ち」の部長は逆境に強くとも、現状のような多くの人から応援、後押しされる状況に弱かったりするのかな。
その後勝手に気持ちを切り替えて、何だかいつも通りに戻ってしまうのもまた部長らしいといえるのでしょう。

今週の咲さん…。いつも通りに戻った部長をみてホッとしたときのゆる顔が可愛すぎるw
原作のビクッとする姿がちょっと改変されていたのが残念。{/netabare}



第7局「注目」

{netabare}中堅戦後半~
洋榎決めセリフ→胡桃ツッコミ→洋榎しょぼん(´・ω・`)のパターン再び。
強気な性格で麻雀では敵なし、な洋榎さんですが、すっかり胡桃に対しては苦手意識(?)を植えつけられてしまった様子w あんまり怒られたことがない、とかで胡桃みたいにズバズバ言ってくる人への耐性が弱かったりするのかな。

中堅戦、異能の力で派手に暴れるような打ち手はいませんでしたが、それぞれが持ち味を発揮した見応えのある対局でした。部長も最後は楽しく打てていたようで何より。

副将戦…前のあれこれ。永水のはっちゃんに驚くのどっちが可愛いw あんなお面かぶっていきなり目の前に現れたら誰でもびっくりしますが。さらには姫松の絹ちゃんにエトペンを蹴り飛ばされたりと散々な和。対局シーンの緊迫感からのこのやりとりが、胡桃の言うとおり確かに「バカみたい!」で和まされました。

お堅いイメージが強い和も、デフォルメを多様するようになってだいぶ可愛くなりましたね。エンドカードにも使われたぽかーんとしている表情など、彼女の新たな魅力に気づかされています。

副将戦開始。暴れまくる気満々の永水・はっちゃん。とそれを止める気満々の宮守・塞さん。姫松の絹ちゃんは気合が空回りしかけていたけど、副将戦前のあれこれで多少は落ち着いた様子。そして相変わらずマイペース、いつも通りを追求する清澄・和。
それぞれがどこまで自分の「らしさ」を徹底できるかが対局のポイントとなりそうです。

今週の咲さん…。2回喋りました!w あと和回想中の、優希に抱きつかれている咲さんが可愛らしくてすばらでしたね! {/netabare}



第8局「防塞」

{netabare}天使のどっち、悪石の巫女はっちゃん、防塞の神の塞さん。これぞ咲名物(?)、といった「中二異能バトル」展開がここにきてやってきました!
ロリ顔なのに不気味な雰囲気をまとったはっちゃんもいいですが、チャイナドレスに紙垂のスカートをまとった塞さんの恰好が、やっぱり何度見てもカッコ良すぎて笑ってしまいますw
相手の力を塞ぎこむという能力は相当体力を消耗するようで、火力抜群のはっちゃんを何とか完封しているものの、疲れ切って途中で倒れたりしないか心配です。実際対局後に病院送りになっている選手もいるので。(どこの園城寺さんかは言わないw)
彼女がエースポジションの先鋒や大将でないのは、やはり照や衣といった化物クラスを相手に防塞するのは彼女の身が危険だと、そういうことなのでしょう(?) 麻雀って怖いなぁ~。

臼沢塞。名前の由来はそのまんま「防塞の神」より。悪霊などの侵入を防ぐ石の神様。はっちゃんを縛り付けた岩が、実際に岩手県の三ツ石神社にあるそうです。
ちなみに、三ツ石神社のある名須川町の隣町は「愛宕」町。

はっちゃんが愛用しているあのお面は、鹿児島県にある悪石島、そこで盆の幕引きに現れる「仮面神ボゼ」。ボゼは本来は悪霊を祓ってくれる神様だそうで。

今週の咲さん…。 まさか、と思いましたがやっぱり。EDのキャスト欄から咲さんの名前が消えている! …いやいや、一瞬チラッと映りましたから。次回予告も喋っていましたから!(白目)
まぁ見せ場はこれからですからね。長野決勝ではお昼寝していたくらいだし、まだまだ…{/netabare}



第9局「出撃」

{netabare}はっちゃんが北家で東、北を鳴くたび鳥居が現れて空間が変わる演出は何度見てもワクワクしますw 塞さんと絹ちゃんは警戒しているのに、和は平然と東、北を捨てているからそんなことになる訳で。2人には悪いけど見ている分には面白いですね。

塞さんの片眼鏡は能力者の力に応じて曇ったりするわけですが、はっちゃんが北家のときはもちろん曇り、それ以外では普通になっていて能力発動の状態がとても分かりやすいです。塞さんの能力を無駄使いさせないためには重要なアイテムになっているわけですね。

悪石の巫女、鬼門を開いて役満・小四喜炸裂。凄い演出でしたね。おどろおどろしい空間でドヤ顔を浮かべるはっちゃんと、清澄に振り込ませたいという塞さんの悪人顔がまた何とも。

そしてついに大将戦! 前回出番のなかった咲さんですが、得意のリンシャンも決めたし調子は上々ですよ~。
ただし一度、末原に鳴かれたことでツモる牌をずらされ、カン材を揃えられないという場面が。咲さんがチラッと末原さんを意識する描写があります。

宮守のトヨネ。ただでさえ見た目のインパクトが強いのに「背向のトヨネ」がまた怖すぎるw 末原さんが幽霊にとり憑かれているみたいな演出になっていました。

姉帯豊音、モデルは「遠野物語」の「山女」。
山女の特徴が、美しき女・長き黒髪・白い顔・身のたけ高き女…てこれまたそのまんまトヨネですね。性格もわりと明るめのようで、それに合わせて大人っぽい雰囲気のトヨネが妙に可愛らしい、ということになっています。{/netabare}



第10局「仲間」

{netabare}休憩。普段のトヨネはやっぱり可愛いw 夜景が星空~など乙女チックな発言も。回想シーンでは涙脆い一面も見せ、内田真礼さんの演技もあって、より一層女の子らしい性格が表れていました。

宮守女子麻雀部の結成秘話。
さりげにエイスリンを誘うなどやっぱり優しいシロ。
自分を必要としてくれる友達に出会えて感極まるトヨネ。
その友情劇に魅せられ、みんなの力になりたいと入部を希望するエイスリン。
胡桃と塞も新しい仲間は大歓迎で、インターハイ出場への夢を膨らます。
こんなの見せられたら感情移入もしてしまいますよね。だが回想は負けフ(ry

トヨネが次々繰り出す異能についていけず振り回される末原さん。こちらはこちらで戦犯になりつつある危機。風越や白糸台の淡に似た負けフラグが立ちつつあります…。

熊倉さんが回想でトヨネに「とりあえず赤口で」と言ったセリフと、胡桃の「友引」発言、これまで繰り出した能力の特徴から、トヨネは六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)に関係のある能力を持つ事が判明しているようです。
赤口は回想で熊倉さんが言っているだけでどんな能力か分かりませんが、
   追っかけリーチ → 「先んずれば負ける」 → 先負
   裸単騎 → 「ぼっちじゃないよ~」 → 友を引き連れてくる → 友引
という事らしいです。…まだ3つあるんですよね。 末原さんが「対応しきれるんやろか…」と焦るのは当然ですw

一方咲さん。トヨネが暴れている間は身を潜ませ、じっくり期を待つといった様子でしょうか。焦りは感じないですね。衣と当たったときのような相手を恐れる感じもそこまではないようです。{/netabare}



第11局「脅威」

{netabare}神回。いや魔王回です。ツッコミ所多すぎて楽しい回でしたw

永水・霞さんがいよいよ動き出す。神を降ろして能力を使う、というのは小蒔ちゃんと同じですが、違うのはその神様の種類。「恐ろしいもの」とか「祓ってもらう」という発言から邪神的な、とにかく危険なものの類なのでしょう。
それにしても…何というおもちw 服がはだけて仙女モード発動したとき、服の中で何か目が光ってるし…w 他にも何かいるのでしょうか。

そんな化物たち3人を相手に奮闘する凡人末原さん。まさか霞さんの支配を最初に破るとは。心折れずに立ち向かっていく姿はまさに凡人の鑑。さんざん負けフラグ立てていたようにも思えたけど、ここに来て息を吹き返してきました。

しかし、さらにその上を行くのは咲さん。末原さんを利用し、トヨネの攻撃は受け流し、霞さんの支配は打ち破る。自分はカンしまくりで、リンシャンであがったり、あがらなかったり。完全に舐めプ状態に。
でも上がられたトヨネは何かちょっと嬉しそう…咲さんのファンになっちゃってる?w 
咲さんが本格始動してからの次々に流れる勝利BGMがまた熱いです。
全国編の新曲「脅威」に始まり、「勝利へ-決意-」、「この一手で」、「神の領域」と、音楽もテンションも徐々に盛り上がっていく演出がたまらんですね。
霞さんのおもちは風船の如く宙を舞い、塞さんの片眼鏡は砕け散り…。正直この辺は何が起こっているのか理解できませんw
まがまがしい雰囲気の中、カンして、牌をツモって、リンシャン来るか!?て期待しているとただのツモ切りだったりw ひとつひとつの仕草がもうオーラを放っています。完全に悪役のオーラですけどw

咲さん大暴れ回でした。でもまだまだ本気ではないですよね。{/netabare}



第12局「真実」

{netabare}始まってからずっと怖い表情の咲さん。あとから分かる話だと、相手3人が手強いから自分の得意な打ち方に切り替えて集中しているだけなんですよね。

そして大将戦決着。対局前は清澄と永水が勝ち抜け、と予想していましたが、まさかの清澄と姫松でした。

各校の感想。
清澄。対局終わるとただのドジッ娘に戻る咲さん可愛いw 末原さんに対して恐怖を抱いていたのは意外でした。
宮守女子。個性派ぞろいでとても好きなチームでしたが、あからさまな宮守推しと回想エピソードの多さから敗退は覚悟出来ていました。トヨネの残りの能力は気になるけど、他の人たちはもう出し尽くした感じだし、塞さんのスカウター片眼鏡は割れてしまったし。ここで敗退した方が綺麗に締められるかな。
永水女子。ちょっと消化不良気味でした。神代さんの他の強い神様を降ろしたときの力や、塞がれてないはっちゃんは個人戦で楽しみにしておきます。
姫松。何か残っている伏線といえば漫ちゃんの爆発力、絹ちゃんのサッカーにまつわる能力(?)くらいでしょうか。咲さんが唯一恐れた末原さんの覚醒にも期待。

熊倉さん&赤土さんトーク。
阿知賀編7、8話にもあったエピソードですがさらに詳しく。
熊倉さんの宮守への愛情と、赤土さんの準決に挑む意気込みが語られています。
それにしても、宮守敗退と赤土さんにプロ行き断られてと、熊倉さんには散々な一日になってしまいました。{/netabare}



第13局「旧友」

{netabare}戦い終わってひと段落。

咲さんのフラッシュバック。燃える車椅子、点滴、喪服姿(?)の照。
とりあえずここにきて過去に衝撃的な事件が起こっていたことが発覚。宮永姉妹の確執に直結しているのでしょうが、相変わらず詳細は不明です。

和、優希目線での和と阿知賀勢の再会。
久々の再会の割に結構あっさりなんですよね。穏乃たちにとっては決勝で会える事を目標にしているわけで、ここで会ってもまだ意味はないという事なのかな。
でもこれでお互いの存在を知っただけでなく、相手も自分たちを認識していると知ったわけで。決勝に向けてのモチベーションは上がりまくりですね。

宿舎で昼寝する咲さん。ほんとに寝るの好きだなぁw
再び過去の回想…。
車椅子の子の頭には、咲照にもある特徴的な髪形「宮永ホーン」が…!
間違いなく宮永家の血筋に近い親類関係なのでしょう。従姉妹か、はたまた姉妹か分かりませんが。

プレスルームで取材を受ける和と優希。
この「清澄編」で和が詳しく阿知賀を語るのは初かな? 4年前から全く変わらない穏乃と、成長しすぎて別人な憧は置いておいて…w
赤土さんがまめにブログなんて書いていたのは驚き。教え子好きすぎですね。

和と優希、すばら先輩との再会。
結局新道寺は敗退してしまう訳ですが、後輩たちが差し入れてくれたタコスでチームメイトを励まそうとするすばら先輩。雀力はチーム最弱かもしれないけども、こういう気遣いができるからこそこの人はチームに不可欠な存在なのだと改めて思ってしまいます。

戒能プロとはやりん(予想通りCV:ゆかりんw)のシーン。これは咲本編ではなくスピンオフの「シノハユ」のエピソード! …期待しちゃってもいいんですね?

阿知賀のその後シーン。灼や宥姉もしゃべったw 玄ちゃんも「うわわ」だけじゃなくまたセリフあってよかったw それを言ったら池田は「オス!」の一言で終わりでしたけど。
清澄の準決が始まっても変わらず打ち続ける穏乃。この「仲間を信じて決勝で待つ!」みたいな姿勢が好き。「もし清澄が負けて自分たちのモチベが下がったらイヤ」とか、「怖くて見ていられない」というのは穏乃の中ではないんですよね。なんの確証がなくとも「和なら絶対来る!」と思い込めるメンタルの強さというか、そういうのが穏乃らしくて良いです。

準決勝先鋒戦に入ったところでエンディングに突入。
恒例のジョージさんによるナレと、まさかあると思わなかった宮守&永水の海水浴シーンが! 欲を言えばセリフ付きで見たかった…。
宮守のみんなが笑顔で終われたので満足。楽しい思い出いっぱい作ってほしいですね。

1期OP曲と共に、これからのダイジェスト映像。こんなの見せられたら続きがまた気になってしまうじゃないですかー!
ガイトさん、漫ちゃん、ネリーとそれぞれ気になる能力ですが、有珠山の爽さんの禍々しさといったら…。 後ろで光っているのは巨人の目?w
あと、末原さんには凡人のままでいてほしかったけど目が光っているあたり、能力が覚醒したのでしょうか? 何にしても負けフラグのような…。

ラスト。照さんが咲さんの名前を…! 一応認識はしているようで安心w (ただのタイトルコールってこともありますが)
以前会ったときは相手にされなかったようですが、トーナメントを勝ち続けることで、成長している姿をみせることで、気持ちの変化が起こってきたのかもしれません。
咲さんが信じているように「麻雀を通してなら話せる」未来があることを願っています。
{/netabare}



全国編はこれにて終了。原作もっと溜まってから、準決とまとめて2クールでも良かった気がしますが、話を忘れられないようにとりあえず2回戦をアニメ化したって感じですかね。なんせ5年経ってますから。

1期の長野決勝や、阿知賀編の全国準決勝に比べれば派手さに欠けたともいえる2回戦でしたが、その分奥は深かったです。
永水、宮守の裏設定は全く麻雀に関係ないのだけど、元ネタに忠実な能力をそのまま使っていて、これとあれがぶつかるとこうなるのか~、と、設定を知れば知るほど対局シーンを楽しく観ることが出来ました。全く麻雀に関係ないのだけどw
演出についても、はっちゃんの鬼門を開くシーン、背向のトヨネや咲さんが魔王化したときの威圧感など、原作以上に盛り上げてもらって満足です。
永水と宮守に関する音楽は和楽器を用いた独特な楽曲ばかりで、これまた私のお気に入りです。



続きはまた5年くらい後ですかね…。 でもその前にスピンオフの「シノハユ」や、4コマ漫画の「咲日和」(ショートアニメ枠で!)とかアニメ化してくれると嬉しいです。原作の立先生の壮絶な漫画家人生を描く「立-Ritz-」もぜひ!

いずれまたアニメで咲さんに会える事を信じて、5年でも10年でも待っています!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ありがとうございました! ぺっこりん

力尽きました。
ラスト2話の感想は省略で、全体の感想を書いて終わりにします。

【感想】
正直言って原作との比較ばっかりして視聴してしまった感じです。
この視聴法のなんと面白くないことか。
次の展開に身構え、盛り上がるシーンを冷静に原作と比較し、淡々と視聴する感じ。
何も考えずに視聴できたのはあの回だけですね。
今後はこれを教訓にして、多少比較はしながらも原作は原作、アニメはアニメで楽しもうと思いました。

内容についての感想を述べると、演出、BGM相変わらずイイ!、オカルトチックな演出、BGMグッド!、キャラみんな可愛い!(とくに塞さん)展開は地味(感覚麻痺)ながらもよく考えられてて盛り上げ方が上手い、といった感じでしょうか。
そして一番評価したいのは声優陣!
これだけ多くの声優が出るアニメなんてまずないし、無名に近い声優さんも多い中、しっかり回せていたんじゃないでしょうか。

アニメもたくさん見所があったのですが、少しもったいない視聴法をしてしまったなと反省しています。
今後の展開もあるだけに、アニメ咲をこれからも、これまで以上に期待したいなと思います。
次は10年後くらいかな(笑)


【1話】
{netabare}1話冒頭の登場から始まり、終盤の締めに持ってくるあたり、宮守はすごく優遇されている気がします。
さすが、塞さん!主人公の風格!
まぁこれだけ優遇してもらえるのは、人気の高さと原作で予選の描写がないおかげだとは思いますが。
Vやねん!姫松!姫松は一瞬だけの登場でした。(姫松も予選描写は原作にありません。まぁ抽選会の描写があるだけ宮守が優遇されたのかな)

あと、原作の再現度が凄まじいことになっています。
・風呂場に龍門渕の二人が来た時のタコスの顔
・48校、52校の説明の時のこーこちゃんの顔
原作でも結構独特な表情をしているシーンなんですが、この表情の再現度が凄いです。
あとは抽選会の清澄メンバーの後ろにいるメガネハゲのモブなど、そこまでかよと思わせる再現度。
そして、次回予告で出た原作の迷シーン「全部ゴッ倒す!!」
しっかり全部と倒すの間にSE入れてくれました。
これは今回かなり原作に沿ったストーリー展開、そして原作の名場面の再現を期待できそうです。
第2話、そして今後が本当に楽しみです!


あと、冒頭で出た電車、あれはclannad after storyのお花畑回、夕日シーンでも出ていたのと同じJR東日本キハ100系・110系気動車ですよね。
高校の時練習試合に行って「あ、うちと同じ汽車走ってる」とは思っていましたが、さすが咲の再現度です。
原作、本編と各地の再現度が半端ない咲ですが、岩手に通っている汽車の再現もしっかりやってくれました。
これは岩手出身の人で咲全国編を見ている人たちはさぞや嬉しいんじゃないですかね?
だって私もclannad見た時嬉しかったもん(笑){/netabare}


【2話】
{netabare}ここで合同合宿きましたかー。
原作にもこの話ありますが、合同合宿は回想ではなく、時系列でやってるんですよ。
ですが今回は回想。
全国編なのに合宿かよーと思うかもしれませんが、
・時系列通りにやって第1話合宿
・回想にして2話以降に合宿
どちらで行くべきでしょうか。
まぁ回想がめちゃくちゃ多い咲で、しかも1話で済まずに次回持ち越しとなると、気になる人も絶対出てくると思います。
原作との整合性、展開の仕方、尺など色々問題はありますが、レールガンS同様にやっぱりアニメ作るのって大変なんだなぁと実感します。
冒頭の永水風呂シーンはさすがにやりすぎかと。
風呂シーンは毎回出してもらっても別に構わないけど、さすがに1話多くても2回に留めるべき。
ここで原作にない風呂シーンもってきて原作と合わせて風呂3回はリスク高すぎです。

まぁしゃーない。
咲さん!その不満全部ゴッ倒しちゃって下さい!
私も発・混一色あがってみたいなー。{/netabare}


【3話】
{netabare}原作通り以前に、やはりこの合宿がなければ後々整合性がとれないんですよね。
次回予告で気付きました。
マホの闘牌描写が想像以上にかっこよかった。
これは咲さんの描写も楽しみです。
EDに関しては、こちらも1話同様かなり宮守贔屓な感じです。
宮守押しの私としては嬉しいものはありますが、心配なのは限度を超えてしまうこと。
前回の風呂シーン3回というのもそうですが、やりすぎは良くないと思うし、宮守によって他が埋もれてしまうことは望んでいません。
宮守が好きなこと以上に、咲全てが好きなので、全体を考えた描写を第一に考えてもらいたいと思います。
(追記)
EDは3校別バージョンあるんですね。
その他の描写も均等な感じになってました。
贔屓とかの心配はいあらないみたいですね。

東1局に国士無双とかそんなん考慮しとらんよ~(泣)
私は過去二度同じ相手に同じように国士無双を振り込み、東1局でトバされました{/netabare}


【4話】
{netabare}はっちゃんヤバすぎィ!www
アニメだとカラーになる分肌の色がはっきりするわけですが、アレは流石にやりすぎww
BDでは乳首解禁になるんですかね(すっとぼけ)
逆に上重からダブリー一発直撃した時のタコスはスカートの中みえなすぎ(どんな指摘だよww)
あそこは作中屈指の穿いてないシーン、というか尻全部見えてるんですよね(笑)
流石にダブリーシーン、劇画にはならなかったですね。これはしゃーない。

姉帯さん、純君すれ違いシーン、あそこは姉帯さんのデカイ描写が原作よりも弱いです。
それは体全体を写さずに、上半身から上でしか比較していないから。
まぁ原作だと姉帯さんおよび宮守メンバーはここでようやくお披露目だっただけに、衝撃も大きくなったわけですが。
シロのマヨヒガについては原作では先鋒戦と全く関係のないところで1回出てきただけです。
ほぼアニメオリジナルですが、元々の設定があったために、原作で描写しきれなかったことを補ったイメージです。
シロの描写ははっきり言ってかなり薄かったイメージなので、このアニメ描写は私は結構好きだし、うまく絡めたと思います。
これは次鋒戦にも期待………まぁ次の話を待ちましょう。

ダブリーって結構よくあるイメージなんですよね。
ちなみに私もダブリー一発であがったことがあり、さらにはレンホーもだしたことあります。
四萬、北のシャボ待ちという鬼レンホー。{/netabare}


【5話】
{netabare}まぁある程度は覚悟してました。この回はしゃーないですよ。
咲大好きな私ですが、この回ばっかりはあまりにも原作がひどいです。
ていうか咲は全編通して次鋒戦の扱いが酷いです。
長野県予選は四暗刻以外の描写がほとんどなく、今回に関して言えば、まこしかあがった描写がありません。
阿知賀の準々決勝と肩を並べられるほどの内容の薄さです。
原作はそれどころか、手牌を映すこともなければ、エイスリンの能力描写もなし、まこがメガネはずした次のページで次鋒戦が終了します。
これこそが伝説のキンクリです。最後のエイスリン振り込みなんて原作ないですから。
先鋒戦も結構短いんですが、先鋒戦が原作6話分に対し、次鋒戦は1話!1話ですよ…

アニメでもせっかくつけた実況解説も放置、キウィー対策()、全く見せ場のない巴という感じで…まぁ原作があれなんでしゃーないですけどね。
それよりもアニメで気になったのは、小蒔が寝た理由の解説とエイスリンの描写です。
寝るっていうのもかなり微妙な印象ではありますが、もっと長く一緒に戦いたいという解説が果たして今後のあのセリフと整合性をとれるかどうか。
あとはエイスリン。
和了率全国一位=宮永照よりも上ということなんですが、それはおいておきます。
問題は鳴きに困る描写。
エイスリンが苦戦したのは、まこが危険を察知してエイスリンの思うようにさせないために鳴いたからだと思います。
しかし、あの描写ではただ単に鳴きに弱いという印象になってしまいます。
決定打は巴の鳴き。
こんな何も意図してないような鳴きですら困っているようでは、和了率全国1位は無理ですよ。
ここでこそ由子が対策をとったり、まこの狙いに気付いて合わせ打ちなどをして欲しかった。
だってエイスリンの強さを知っているわけだから。
エイスリンもただ鳴きに困る描写だけでなく、初めて自分の思い通りにいかない敵が現れて戸惑い、力を発揮できなかったとかの描写を入れたほうがまだ良かったと思います。
ベンチ描写は、宮守と永水のおとぎ話解説を追加するよりなら、こういう仲間の心配描写をしてほしかったです。

それでも流石の闘牌シーンだけあって、かなり原作の薄さをカバー出来ていたと思います。
先鋒戦で使わずにとっておいたあのBGMも使って、懐かしさと熱さが込み上げてきて、終わりは結構悪くなかったと思います。
色々あったけど、原作既読者からすれば今回の5話は予想よりは悪くなかったと思います。
とりあえず、全国編の問題回、山場は越えたと思うので、次の回に期待ですね。
中堅戦はいよいよ愛宕洋榎の登場です!
某サイトの人気投票で先全キャラの中から人気1位を獲得したほどのキャラ。
中堅戦、愛宕洋榎とどんな感じに仕上げてくるのか非常に楽しみです。{/netabare}


【6話】
{netabare}良くも悪くもイメージ通りという感じでした。
いや、イメージ通りなら素直に良かったと言っていい回だったかなと。
なんというか、あんまり書きたいことが思い浮かばないです。
愛宕ネキは期待通りの可愛さだった、胡桃も期待通りの可愛さだった、こんな感じの第6話だったかなと。
この2人のやりとりは本当に好きです。
会話に全くなってない、かつボケに対してのツッコミじゃないのにインパクトが残るやりとりをするんですよねー。

ゆーきのダブリー劇画は再現されなかったけど、部長のあの顔(口)は再現されてましたね。{/netabare}


【7話】
{netabare}夜行バスの待ち時間暇なので、スマホで暇つぶしをば。
胡桃の引き立て具合が本当に素晴らしい!
洋夏の人気の影に胡桃の活躍ありですね。
特にアイキャッチ前の「バカみたい」
これは原作には描写が無かったんですが、素晴らしい付け加えだと思います。
つーか思いっきり声に出して笑いました(笑)
そりゃあの一連のやり取り見てたらそう思うわな(笑)

そしてここからは待ちに待った塞さんのターン!
次の回が本当に楽しみです!
そしてはっちゃん。
最後の目www
サイボーグみたいになってんぞwww
まぁそれだけ能力が強大っていうことですよね。
全国初にして咲恒例のシリアスBGMもきましたね。
最後のEDへの入り、カッコよかったなー。
お は よ う のどっち
最早これ咲屈指の名言ですよねwww
のどっちの開幕ハネマンはチートイでしたね。
チートイって結構オカルトなイメージがあるんですよ。
土田システムというチートイ理論を作ってるあのお方のせいで(笑)
まぁそれだけのどっち全開ということなんでしょうね。
塞さんも楽しみですが、なんといっても大将戦が控えてるんですよね。
名言ラッシュ、心待ちにしてます(笑) {/netabare}


【8話】
{netabare}熊倉トシ入浴&塞さん隣に座っているという謎シチュエーション、原作完全再現!
なぜ風呂場なのか、なぜトシさんなのか、なぜ風呂に入ってる隣で制服姿で座っているのか。
謎だらけのシーン。
ここは小林立先生に描いた理由を聞きたい(笑)
おばあちゃん突然倒れた時のためにいるとかでしょうか?

そして、麻雀バトル開幕!
咲のこういう派手なバトル描写、久しぶりな感じですねー。
準々決勝は咲全体でも地味というか、普通っぽいというか…完全に感覚麻痺してますね(笑)
それでも、これだけ点数が拮抗している戦いは珍しいですよ(咲の中では)。

塞さんとシロの二人歩いていくシーン良かったですね。
こういう雰囲気のシーンって咲だとすごく珍しい気がします。
鶴賀や千里山でも似た会話内容のシーンはありましたが、なんか今回のシーンの演出は気合がすごく入ってる印象でした。
ちなみにこのシーンはアニメオリジナル。

はっちゃんボロボロになりましたね(笑)
はっちゃんの目の描写結構好きです。
いかにもオカルトな感じで、今までの目から炎、光という系統に新しいものが加わってきた感じで。{/netabare}


【9話】
{netabare}8話もそうなんですが、のどっちは他に描写する方法無かったのかなぁと疑問に思います。
はっきり言うと、見ていて腹が立ちます。
こんなに塞さんが頑張ってるのに!!!
まぁこれは贔屓意見だとしても、あの描写だと「のどっち空気読め!」「もう振り込めよ!」みたいに思っても仕方がない気がします。

オカルト信じないのどっちのど真ん中直球勝負というのはまぁ分かります。
なら、せっかく尺もあるんだから、追加、補足描写があっても良かったんじゃないかなと。
例えば、絹ちゃんが一枚目の東、北も迂闊にきれずにのどっちに振った時とか、
末原「まずい、清澄が永水を気にせずに手を進める分、手の進みに差が出来てしまう」
とか、周りの声があっても良かった気がしました。
オカルトを信じずに進めた分、有利になった的な描写をもっと強くしてほしかった。
でないと、準主人公的な立場なのに、マイナスなイメージばかりが強く印象に残ってしまう気がしました。

さぁそして大将戦!!
今回はまだジャブですね。
アレは次回のBパートあたりにくるかなー。
ようやく主人公の出番!{/netabare}


【第10話】
{netabare}かなりゆっくり展開したイメージでした。
私としては、宮守の回想長めで嬉しかったし、シロを誘うモブというオリジナル要素も良かったなぁと思います。
それでも、中々咲さんが本領を発揮しないとか、毎回回想多すぎとか色々不満も溜まってしまうかもしれないなーとは思いました。
諦めてください(笑)それが咲という作品だし、回想にも魅力的な話は結構ありますから。
咲の連載スピードに比べれば回想シーンなんて(笑)…

末原さん担当の寿美菜子さん、めっちゃマッチしてて良い感じですね!
全く違和感ないし、苦悩している感じがすごく伝わってきます。
姉帯さん担当の内田真礼さんも中々味が出てていいですね。
原作のイメージでは低い声で、特に追っかけるけど~の所とか、不気味な低い声をイメージしてました。
でも高い声も結構良いし、可愛いですね。

霞さん活躍フラグのところで終わりましたね。
予想の上の上くらいの遅い展開でした。
既に11話見たから言えますけど、ここで10話を終わらせたスタッフ、マジGJです!
神回を作るには、色々と展開を調整しなくちゃいけないんですよね。{/netabare}


【11話】
{netabare}ずるい!
こんな話を後半に持ってこられたら、ほかの話がどれだけ微妙でも最高の作品として記憶に残ってしまう、それだけの力を持ったチート回だったと思います。
次鋒戦キンクリとか、完全に過去の話ですよね…
前回を霞さん能力発揮前で止めたのは大正解!おかげでネタを最大限までつめ、最高の区切りをつけて11話を終わらせれたと思います。
そして、全国編で一番楽しみにしていた末原さんの名言ラッシュ!
全てのセリフが名言になってしまうとか、大将戦一番の魔物は末原さんかもですね。

内容ですが、「やりたい放題」とか言ってる割には長野の3連続カン(2回嶺上開花放棄)よりなら可愛いものだと思います。
それでも、見ていてワクワクすることに変わりはありません。
話の組み立て、見せ方が圧倒的に上手いということですよね。
役満あがったら次はW役満とか、そういう無理やりな展開にしなくても話を盛り上げられる力があるんですよね。
そしてアニメならではの演出、BGM、声優さんの演技。
どれをとっても文句なしでした。
大将戦は原作も凄かったですが、アニメはこれらの要素によって完全に原作越えてますよね。
ここの闘牌シーンは5年で進歩した技術の結晶と言えるシーンでしたね。
すごく鮮やか!めちゃめちゃかっこいい!
特に9ソウカンの和了が圧倒的にかっこよかったです。
そして、カン→ツモ切りにまさかのあのBGM(衣に大明槓責任払いのやつ)を使ってきましたね。
咲さんの見た目とBGMのマッチ感ハンパないwww
泉、高1最強とか3年三人ビビらすくらいせななれへんで。
今回は咲名物BGMのバーゲンセールという感じで、これでもかというくらい盛り上げに来ましたね。
どう見ても神回でした。本当にありがとうございました。

[全盛期の咲第11話伝説]
・ロリ霞さんはっさい(CV.大原さやかさんさんじゅうはっさい)
・恐ろしいものを降ろすために衣服を脱ぎ捨て、魔乳露わに
・のどっち以来のおっ牌返し(原作ではおっぱいで牌が隠れて、2ピンが1ピン、4ピンが2ピンになる模様)
・全体効果系(麻雀用語)
・なんなんやこの卓、予想以上に怪物の見本市
・普通の麻雀させてーな
・大将戦まできて点数が平らとかホンマおもんないわ…
・もうめげたい投げたいつらいつらい
・いやいやメゲたらあかん
・相手が怪物なら凡人に出来ることは「考える」ことや
・思考停止したらホンマの凡人
・サイコロまわして頭もまわすで!
・上8つが一人が一度に発したセリフである。(一切加工、脱字なし)
・永水のおっぱいおばけ(末原命名)
・私が試すのを見てへんかったのか(4回追っかけリーチに振り込み)
・ゴグッ!ゴグッ!ゴグッ!(見た目50,60の婆さんがカップラーメンのスープを飲み干す音)
・カップラーメンのスープを飲み干してからの気合の入った声で宮永咲について解説
・末原さんのあんぐりフェイス&メゲるわ…
・ここまで3度の和了の全てが嶺上開花、これは凄い(小並感)
・今度は“普通に”嶺上開花(感覚麻痺)
・やりたい放題やないか
・怪物二人が2位狙い&清澄への振り込み警戒
・宮永咲の目が完全に人間のものではなくなる
・カンによってモノクル破壊&霞さんのおっぱいを大きく揺らす
・ちょー怖いんだけどー(主人公){/netabare}


【一応恒例リアル麻雀コーナー】
{netabare}麻雀そんな頻繁に打つ訳じゃないんで、今回はさすがにネタ切れ感が否めないです。
一応最近国士あがりましたが、それだけだとあんまりネタになんないですよね。
パンチ力には欠けますが、もう1つの話について少しだけ。

ドラ2ソウ
「カン(1ピン)」
「リーチ」
「カン?ドラ狙いか?」
「いや…狙いはドラやない… ギータはカンでドラを乗せることはほとんどない」
「もう一個カン(2ソウ)」
「!?!?」
新ドラ1ピン
「!?!?!?!?!?!?」
「ツモ」
「リーチ、ツモ、ドラ8、赤1、裏…2!!」

役満、W役満合わせて6回ですが、うち3回が数え役満なんですよねぇ。
私の打ち筋は池田ァ!に近いのかな(笑){/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

74.6 3 続編で漫画原作なアニメランキング3位
青の祓魔師 京都不浄王篇(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (399)
2547人が棚に入れました
人間の住む「物質界(アッシャー) と悪魔が住む「虚無界(ゲヘナ)」。
本来は干渉することすらない二つの次元だが、悪魔はあらゆる物質に憑依し、物質界に干渉していた。
しかし人間の中には、そんな悪魔を祓う『祓魔師』が存在した―。

魔神(サタン)の落胤として生まれた奥村燐は、己の出自を隠し祓魔師になることを決意。
正十字学園内部に存在する祓魔師養成機関・祓魔塾に通っていたが、地の王・アマイモン襲撃の際、
魔神の落胤であることが露見してしまう。魔神の「青い炎」を恐れ、燐と距離を置く仲間たち……。
そんな最中、学園最深部に封印されていた「不浄王の左目」が何者かに盗まれてしまい、
燐たちは予期せぬ事態に巻き込まれていく―。

声優・キャラクター
岡本信彦、福山潤、花澤香菜、中井和哉、遊佐浩二、梶裕貴、喜多村英梨、高垣彩陽、佐藤利奈、平田広明、神谷浩史、浦山迅、小西克幸、谷山紀章、M・A・O、山路和弘
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

《僧侶枠》の《異能バトルもの》

因みに、第1期とはシナリオがつながっていません(※こっちが原作マンガどおりの展開)。
今回も第1話からまずまず飽きずに楽しめましたが、やっぱり{netabare}敵ボス(悪魔堕ちした藤堂元祓魔師)が小物っぽかったのと、召喚(※じゃなくて再生)されたその敵の切り札が自分自身の意思が殆ど感じられないただの迷惑な怪物{/netabare}でしかなかったのが、ちょっと残念。
そのせいで、第1期から幾分評点が低くなりました。
やっぱりこのシリーズは{netabare}メフィスト・フェレスが本性を曝(さら)す{/netabare}迄は面白くなりそうにないな。

========== 青の祓魔師 京都不浄王篇 (第2期) (2017年1-3月) =========
{netabare}
第1話 嚆矢濫觴(こうしらんしょう) ★ 悪魔堕ち(藤堂三郎太)、「不浄王の左目」盗難、京都へ
第2話 呉越同舟(ごえつどうしゅう) ☆ 明陀宗の内部事情(竜士の両親、志摩京都出張所所長、「右目」守護)
第3話 疑心暗鬼(ぎしんあんき) ☆ 裏切者捜し  
第4話 背信棄義(はいしんきぎ) ★ 宝生蝮の「右目」略奪、明陀宗座主・勝呂達磨と竜士の喧嘩、青い炎噴出(燐)
第5話 合縁奇縁(あいえんきえん) ☆ 達磨の置手紙、獅郎との出遭い、明陀宗本尊(倶梨伽羅)
第6話 綿裏包針(めんりほうしん) ★ 降魔堂の秘密、伽樓羅使役(藤堂vs.達磨)、不浄王封印解除、伽樓羅奪取(藤堂)
第7話 気炎万丈(きえんばんじょう) ☆ 燐の処刑決定、燐救出、不浄王討伐戦へ
第8話 父子相伝(ふしそうでん) ☆ 烏枢沙摩召喚、竜士の明陀法印継承、藤堂vs.雪男
第9話 雪中松柏(せっちゅうしょうはく) ☆ 続き、胞子拡大阻止戦、雪男の目の青い炎
第10話 不撓不屈(ふとうふくつ) ☆ 不浄王本体出現、藤堂vs.志摩柔造&雪男 ※燐の抜刀までの展開が無駄に長い×
第11話 光輝燦然(こうきさんぜん) ☆ 降魔剣の本領発揮(烏枢沙摩の加護)、不浄王焼却
第12話 虚心坦懐(きょしんたんかい) ☆ メフィストフェレスの計画とシュラの監視宣言、塾生の京都見物、兄弟の絆{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)3、☆(並回)9、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「一滴の影響」
ED 「コノ手デ」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

テレビアニメを観ているというよりも、長い劇場版を分割して観ているという感じ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
良い意味で安定感のある、悪い意味で突き抜けたもののない、少年バトル漫画の王道作品。

12話をかけて1つの戦いを丁寧に描いているので、なんだか劇場版を観ているような気分になりました。

良い意味で丁寧で一貫性のあるストーリー。悪い意味で間延びしたストーリー。まあ、人によって捉え方は違いますな。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「主役は熱血、対役は冷静」「主人公には自分にもコントロールできない悪の力が眠っている」とか、「どこのNARUTO?」というよりは、つまりこれが「少年漫画のテンプレ(王道)」なだけでしょう。類似する作品はと問われれば、「結界師」「鋼の錬金術師」「D.Gray-man」「BLEACH」「CODE:BREAKER」などなど、枚挙にいとまがありません。

いくつかのレビューでも書いていますが、私は基本的に「テンプレ=悪」ではないと思っています。ようは魅せ方です。絵だったり、キャラだったり、台詞だったり、音楽だったり、小ネタだったり。

そういう観点で観たとき、この作品は正に「3中の3」

つまらなくはないですが、すっごい面白いとは言えない感じです。正直、劇場版が作られるなど、あそこまで大ヒットする理由が自分には分からないです。大人達によって作られたヒット作、って感じがします。(いや、普通には面白いんですよ。ただ、ここまでヒットするほどか? という疑問符がついてるだけです)

さて、作品の内容ですが、「不浄王」という古の化け物の遺品(目)を巡る、様々な人物の陰謀などが絵がれています。

序盤は、燐と周囲の軋轢。中盤は、裏切り者は誰だ。そして、燐の救出と復活、不和の解消。終盤は不浄王との対決。

火が司るのは、破壊と再生(死と生)。それが、サタンの子と藤本獅郎の子、兄と弟などの二面性や対立として本作を貫いていて、その部分はよく表現されていたと思います。

最終話のラブコメパートが一番面白かったかな。

OPは、流石に「UVERworld」と言えるクオリティ。歌詞含め、良い曲ですね。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャッチコピーは「青の炎、再臨。」

この作品は、「青の祓魔師」の続編に位置するものです。物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

原作は未読ですが、2009年から始まった連載は現在進行形で既刊16巻まで出版されているようです。
今回2期となる「京都不浄王篇」は原作の5-9巻がアニメ化されました。
つまり、原作のストックは未だ十分に残っているという事です。

この物語の主人公は高校生の奥村燐…彼は人から忌み嫌われる能力を持ってこの世に生を受けました。
忌み嫌われる能力…もちろん、望んで得た力なんかじゃなく、自分の傍から次々と人が離れていく力…
燐は言葉と態度に改善の余地はあるものの、明るく心根の優しい少年なんです。

善と悪をしっかり判断し、悪魔の囁きに負けないよう心を鍛えてきました。
料理が得意なのも彼のポイントの一つ…
だから最初は友達もたくさんいたんです…
ずっと隠し続けてきた自分の正体…忌み嫌われる力を解放しないと大切な人を守れない局面が訪れるまでは…

だましていた訳じゃない…
これまでの一挙手一投足に嘘や誤魔化しなんてこれっぽっちも無かった…
だけど駄目なんです…本能的に人が怖がってしまうモノだから…
心の傷が…消えない痛みが激しく警鐘を鳴らすから…
こんな状態で2期となる今回の作品が始まるのですが、正直序盤から胸が痛みました。

人は見る目だけじゃなく…態度や言動までもが露骨に変わっていました。
忌み嫌われる者…これって、その人を周りで囲っている人たちが創造の元凶である事を思い知ります。
それでも、これまでと変わらない振舞いを続ける燐…
果てしなく深く暗い隔たりは、これまでとは明確な違和感を感じずにはいられません。

こんな燐を双子の弟である雪男はどう思っていたのでしょう…
雪男は双子なのに…一緒に生まれたのにその能力を持ってはいませんでした。

小さい頃からずっと一緒だったから分かるんです…
差し伸べられる手に纏わる温かさや優しさの違いが…
だから忌み嫌われる能力…これって万人に対して共通ではないんです。

燐は色々と分かっていました。
弟が自分をどう思っているか…友達がどう思っているか…
そして燐は選択します…
きっと色んな選択肢があったんだと思います。

でも、燐が選択したのは目指すゴールが最短のコース…
その険しい茨の道は、徹底的に燐の身体をいたぶります。
その道を真っ直ぐ進んでいけばきっとゴールに辿り着けると思っていました。
ですが、予想外の出来事が燐の行く手を阻むんです…

きっと事態は最悪…
次々と倒れていく仲間たち…
みんな必死に抵抗したんですよ…それでも悪の根源の膨張が止まらないんです。

皮肉なモノです…
みんなあれだけ嫌っていた力に頼らざるを得ないなんて…
でも頼る…なんてとても言い難いのが実情…
だって使えと言われて直ぐに出来る代物ではないのですから…

こういった物語の幹以外では、仲間や家族との向き合い方や自分の律し方といった気持ちの熱くなく一面と、悪魔の囁きは心の弱った隙間に入り込むんじゃない…時としてねじ込んで…引き裂いてでも強引纏わりついてくるモノである事を思い知らされながら物語が進んでいきます。

燐の願いは叶うのか…
みんなの声は届くのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、UVERworldさんの「一滴の影響」
エンディングテーマは、暁月凛さんの「コノ手デ」
お気に入りはエンディングでした。

1クール12話の作品でした。
続編モノとして安定した面白さがあったと思います。
冒頭にも記述しましたが、原作のストックはたっぷり残っているようです。
当然続編も制作されるモノと期待しています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

76.4 4 続編で漫画原作なアニメランキング4位
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (770)
4435人が棚に入れました
ジョースター家の宿敵・DIO復活の影響で、「幽波紋(スタンド)」と呼ばれる能力を身につけた青年・空条承太郎。DIOの呪縛によって倒れた母・ホリィを救うため、祖父・ジョセフや仲間と共に打倒DIOの旅に出る。長き旅路の中で、次々現れる刺客を退けながら、ついにDIOのいるエジプト上陸を果たした承太郎たち。だが、そんな彼らの行く手を阻むかのように、奇怪にして恐ろしき新たなる敵の影が迫っていた――。

声優・キャラクター
小野大輔、石塚運昇、三宅健太、平川大輔、小松史法、福圓美里、子安武人、大川透

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

鳥肌♡

23話事、47話のOP見ました?
絶対にとばしちゃいけないよ。
鳥肌ものだったので書く事に決めました。
かっこいいよ、すごく
もう何度みた事か…
繫ぎとか入り方とかカメラワーク?とか
もう、もうねw

見逃した方は

JoJo's Bizarre Adventure Episode 47 【Special OP】で
検索してみて下さい。

JOJOの素晴らしさとかテーマとかを綴ってみる。

人間讃歌がテーマのJOJOですが
絵柄で見ないなんて損してると思うのです。
1期からOPとEDや作画、声優、音楽などなど
拘りや尋常ならざるスタッフの意気込みや
熱の入れ方が他のアニメと全く異なる。

見所は全部。
名言がぎゅっと詰まってるこのアニメ。
EDは多分、荒木先生の趣味だろうし
作画の色指定迄してるんじゃないかな?と思うぐらいの色使い。

喩えがおかしい事や真面目に描いてあるだろうけど笑っちゃう場面や
名言、場面、擬音、JOJO立ち沢山ありすぎてもう…♡
動物に厳しいとこや女にも容赦ない(何故か凄く柄悪いw)
荒木先生の当時のセンスで描いてるので
これは今時の人にわかるのだろうか…という昔風なところや
ちっちゃい”あ”に拘ってるところや
1部に関しては、それ台詞だったの!?とアニメ化になって
驚いた事も多々あり原作に忠実。
忠実すぎて余韻を残させてくれないところは
┐(´д`)┌ヤレヤレだぜって感じだけど
アニメ陣営の本気度がこれでもかと伝わって来る。
色んな思いがありすぎて書ききれないけれど
3部のヒロインはエンヤ婆だと私は断言する。

凄く愛されてるって思うアニメはJOJOが一番じゃないかな?
アニメで見れて良かったなって思うのも個人的には
JOJOが一番。
OPも最初は?って感じで見てても
いつのまにかしっくり馴染んで
歌ってしまうぐらいの溢れてこぼれ落ちる程の愛
キャラの面々も癖はあるけど愛着が出て来る。
系譜が好きな方には是非共オススメしたいアニメ。

一言で表現すれば「愛」
もう終わりが…ってなってくると胸が熱くなる。
多分、見終わって追記書くと思うけれど
終わって欲しくないのと、4部からまたないかなとか
JOJOファンにとっては良いアニメ化だったと思う。

書かないと決めていたJOJOレビュー
勢いで書いた後悔は(ちょっとだけしてる)

という訳?でall 5 です。
スペダン2期からの2作目の5です。
女でも面白いと思うけれど、ジャンプなのにオタ向き作品かもしれない。
アニオリ部分は評価が別れるけど
私個人で言えばアリでした。
(アリアリアリ、アリーヴェデルチ!なんて絶対に言わないんだからねっ!!)

では…

ノミっているよなあ・・・ちっぽけな虫ケラのノミじゃよ!
あの虫は我我巨大で頭のいい人間にところかまわず攻撃を仕掛けて 戦いを挑んでくるなあ!
巨大な敵に立ち向かうノミ・・・これは『勇気』と呼べるだろうかねェ
ノミどものは「勇気」とは呼べんなあ

それではジョジョ!「勇気」とはいったい何か!?

「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!
人間讃歌は「勇気」の讃歌ッ!!
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
いくら強くてもこいつら屍生人は「勇気」を知らん!
ノミと同類よォーッ!!
人間讃歌は「勇気の讃歌」ッ!!人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!! 




アリアリアリ、アリーヴェデルチ!

追記
48話でラストでしたがOPにSE入ってかっこよさが増したw
4部5部も好きで面白いけど個人的には6部を見たい。
アニメ化しないかな。
凄く良かった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 49

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

david productionはジョジョだけではなく「魔法少女まどか☆マギカ」にも制作協力している。

マンガ好きが選んだ、「絶対に無理だろうけど…実写化してほしいマンガ」
昨今のドラマや映画は、原作モノが多い。とりわけ、小説ではなくマンガを原作としたものは、その“トンデモ設定”をいかに実写化するのだろう…と話題になりがちだ。最近でいえば、『暗殺教室』『進撃の巨人』『テラフォーマーズ』などなど。

そこで今回は、全国のマンガ好きを対象に、「絶対に無理だろうけど…でも実写化してほしいマンガ」についてのアンケートを実施してみた!

♠リアルなジョジョ立ちは、ぜひ見てみたいもの
3位:『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦/集英社)
20年以上にも渡り連載されている長寿タイトルもランクイン。ときに哲学めいた複雑な会話やストーリーが展開され、理解不能と脱落する者も少なくないが、ハマってしまえばもう抜け出せない。それゆえに、「登場人物の雰囲気を出せる人がいない」と、ファンの想いは熱烈なものだ。バトルシーンのカギとなる、精神エネルギーを具現化した能力“スタンド”に関しても、「CGだとしょぼくなる」という声が寄せられている。ちなみに、本作を語る上で外せないのが、“ジョジョ立ち”と呼ばれる、登場人物たちの奇妙なポージング。イラストだからこそ許されているが、これが実写化されてしまったら、どんなにシリアスなシーンでも爆笑してしまう自信がある。

どのアニメを視聴するか迷っている方に。今期アニメを制作会社からチェックしてみよう!

まだ単なるアニメ好きだったころ……どれくらい作品自体に惹かれるかで視聴を決定していた若者も多いだろう。しかし、アニメ好き→アニオタへと大人の階段をのぼったとき、気になるのがアニメーション制作会社。今期の「(会社名)の作品はコレか……視聴してみよう!」となっているファンも多いはず。

ひと昔は少々コアなアニオタたちが決める手法ではあったのだが、どうやら最近ではライトなアニメファンにも広がっている様子。筆者の周りのライトなアニメ好きの口から「来期のシャフトは~」といった話が出たときには驚いた。

思い返してみれば2006年あたり、「涼宮ハルヒの憂鬱」を京都アニメーション(通称:京アニ)が制作したあたりから、ライト層にも制作会社で視聴を決定する傾向が強まったように感じられる。

【david production】
今期放送中:ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 後半
過去の作品(例):超次元ゲイム ネプテューヌ(2013)、妖狐×僕SS(2012)、ベン・トー(2011)

とにかく毎回驚くようなクオリティの絵と動き、演出に魅了されるジョジョ。そのため、ジョジョのイメージが非常に強いのだが、実は「魔法少女まどか☆マギカ」や「黒子のバスケ」などヒット作にも制作協力している。

魔法少女まどか☆マギカ
魔法少女というモチーフとかけ離れた驚愕のストーリーは話題を呼び、社会現象にまでなった。
「自分が知る限り、これは完璧なアニメ!」と太鼓判を押すのが『魔法少女まどか☆マギカ』。
「ビジュアルは驚くほどクリエイティブで、サントラもパワフルで刺激的。
物語とあらゆる要素が完璧に細工されたオルゴールのように所定の位置に置かれている!」。

『ジョジョの奇妙な冒険』から「911」の描写が削除! 同時多発テロ事件への配慮か
2015年1月からスタートした、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ~スターダストクルセイダーズ~』のエジプト編。1989~1992年まで週刊少年ジャンプで連載されていた漫画シリーズの第三部が原作となっている。

・近い未来を漫画として予言する能力
三部には、未来を予言する能力をもった少年ボインゴが登場。彼は近い未来を漫画として予言することができるのだが、原作とアニメで一部の表現が変化しており、視聴者の間で話題となっている。

・Tシャツに書かれた911の文字
ボインゴの予言の漫画には、日本人漫画家が交通事故に遭い、電柱に刺さって死亡する描写がある。実際に登場する日本人漫画家のシャツにも「911」と書かれており、それが予言の漫画にも反映されているわけだ。

・飛行機の描写もなくなっている
しかしアニメ版には「911」の描写がなく、さらに予言の漫画に描かれていた飛行機の描写もなくなっているのだ(原作では、電柱に突き刺さる日本人漫画家の背景に飛行機の描写があった)。

・911に関するジョジョの噂話
日本人漫画家のTシャツに「911」の数字 → 2001年9月11日に同時多発テロ発生
日本人漫画家は「おっ10時半だ」と言ってバスに乗る → 世界貿易センタービル崩落が10時28分
日本人漫画家がバス事故で死亡した背景に飛行機 → 同時多発テロを連想させる描写
日本人漫画家が突き刺さったシーンに電柱が4本 → 同時多発テロでハイジャックされた飛行機は4機

・アメリカ同時多発テロ事件
そもそも、『ジョジョ』の911描写は、2001年9月11日に発生した「アメリカ同時多発テロ事件」よりも前に描かれたものである。よって、作者の荒木飛呂彦先生は事件をもとに911を描いたわけではない。

・たべっこドーナツにも注目!!
しかし、「911」と「飛行機」と「死亡」の描写が予言の漫画にあるため、テロ発生後、読者の間で大きな話題となった。そのため、アニメでは描写を控えたのかもしれない。

・忠実すぎて感動した!
この件に関してジョジョマニアに話を聞いたところ「それよりアニメにもしっかり『タベッコドーナツ』の描写があったのが素晴らしかった。ボインゴの漫画のほうだけ平仮名で『たべっこドーナツ』になっていたのも忠実すぎて感動した!」と言っていた。

2013年10月18日、テレビアニメ版公式サイトなど各メディアにおいて、原作のPart3『スターダストクルセイダース』のテレビアニメ化が正式に発表された。テレビアニメとしては第2シリーズということになる。『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のタイトルで、2クールずつ分割で合計4クール放送。前半2クールが2014年4月から9月まで放送、後半2クールはエジプト編として2015年1月から6月まで放送された。
花京院がチェリーを食べる時に発した擬音のような台詞「レロレロレロレロ」は、2014年度アニメ流行語大賞金賞(第1位)を受賞した。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31
ネタバレ

コエンマ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

原作:荒木飛呂彦

小野大輔:空条承太郎
石塚運昇:ジョセフ・ジョースター
平川大輔:花京院典明
三宅健太:モハメド・アヴドゥル
諏訪部順一:テレンス・T・ダービー(アトゥム神)
子安武人:DIO

41話
{netabare}ミニ四駆ゲーム対決?花京院敗れる。次は承太郎が野球ゲーム対決。コツを掴み勢いづくが、ダービーに何か読まれてるようです。承太郎はヤバくなるが最後になぜか投球予告外角高めストレート{/netabare}

42話
{netabare}承太郎の予告は嘘をついてないと分かる。ところがシュートw
魂までコントロールは絶対出来ないとダービーは思うが、かなりの動揺。承太郎がイカサマをしてることが分かる。ただどういうイカサマかダービーは分からない。
承太郎は、読心術がハイかイイエしかないみたいだなとダービーに話す。
段々追い込まれたダービーは、花京院の魂を解放してしまう。解放した時点で負けを認めたことになる。
コントローラーにジョセフのスタンドがのびていて、やっとダービーはイカサマの正体が分かります。勝ち!
DIOにダービーの負けを伝えに来たヴァニラ・アイスが登場。DIOが血を認めヴァニラ・アイスが自ら首をきる。DIOがお前の血はいらないことで、首を繋げてあげる。なんだ、この茶番劇は!
建物に入る前にポルナレフとイギーにアヴドゥルは、お互い目的のために助け合わず先を進むように約束し合う。
中に入り柱かな?「このラクガキを見て うしろを ふり向いた時 おまえらは 死ぬ」!!!を見つけたアヴドゥルは振り返り、両腕だけしか残らない状況に。ヴァニラ・アイスのスタンドで消された。
{/netabare}

43話
ポルナレフ死す!?
あばよ、イギー。

{netabare}実はポルナレフ、生きてた。

Dioの能力は、まさかの時を止める‼最強すぎる。
それを知らない花京院が死ぬ直前に時計台でヒントを。

はしょる
生き残り
ジョナサン・ジョースター
承太郎
ポルナレフ(フランスに帰る){/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

85.1 5 続編で漫画原作なアニメランキング5位
NEW GAME!!(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (927)
4770人が棚に入れました
————かなえたい、夢がある! 「まんがタイムきららキャラット」にて連載中の大人気4コマ「NEW GAME!」のTVアニメの続編が待望の製作決定! 高校卒業後、ゲーム制作会社「イーグルジャンブ」に入社した涼風青葉は、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲームソフト「フェアリーズストーリー」のシリーズ最新作「フェアリーズストーリー3」の制作に携わることに。 キャラクターデザイナーを志すきっかけになった八神コウとの出会いを始め、頼りになる先輩たちに助けられながら少しずつ成長していく青葉。 そして「フェアリーズストーリー3」も無事に完成を迎え、青葉が入社してからちょうど1年が過ぎ、イーグルジャンプに新入社員が入社する季節がやってきた。 右も左も分からない新入社員だった自分が、ついに先輩になることを考えると、どうしようもなく胸が高鳴る青葉。 「先輩の涼風青葉だよ!よろしくね!」とイーグルジャンプの入り口で青葉は挨拶の練習を繰り返すのだが……。 ゲーム会社で働く女の子たちの日常を描いたお仕事ガールズコメディが再び幕を開ける!

声優・キャラクター
高田憂希、日笠陽子、茅野愛衣、山口愛、戸田めぐみ、竹尾歩美、朝日奈丸佳、森永千才、喜多村英梨、大和田仁美、石見舞菜香、名塚佳織、鈴木亜理沙
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

《前半》毎週ワクワクが止まらない➝《後半》ん~?あれあれ・・・?

原作未読。最終話まで視聴。
この作品は、前半と後半で評価を分けた方が分かり易いような気がする。

《前半》
圧巻の第1話。
他の追随を許さない、圧倒的なほのぼの感。
待っていた甲斐があった。
第2話以降も、毎週ワクワクが止まらなかった。

第4話は、私のとって”前半の象徴回”
『はじめとゆんが面白可愛い』からの『ひふみんが最高に可愛い』神回。
逆に、主人公・青葉の出番が極端に少ない。
この回以降も青葉の出番が少ない回があったが、青葉の出番が少なくても全く問題なかった。
第1期では主に青葉の成長を描いたのに対し、第2期では、全員が少しずつ成長していくさまが描かれていた。
その象徴回だと思います。

神回は第6話。
6話のタイトルにもなっている、青葉の『あぁ・・・、すごいなあ・・・』は泣きそうになった。
高田憂希さんの好演が光る。

{netabare}キャラデザからキービジュアルに至る『少々ギスギスする展開』も、コウや青葉の成長を描くためと思えば納得がいく。{/netabare}

《後半》
専門学校からのインターンシップという形で、青葉にとって念願の後輩がやってくる。

{netabare}紅葉:コミュ障なのは良いとして、青葉にいきなりの戦線布告って・・・。
ツバメ:一見まともそうだけど、突如、辛辣キャラに豹変・・・。{/netabare}

前半のギスギス感とは明らかに異なる、きらら系らしからぬ展開。
{netabare}まあ、2人の立場を考えると、その行動も理解できなくはないけど、{/netabare}視聴者を少しイラつかせるギスギス感。

{netabare}極端な二面性を印象付けたツバメは、これ以降、どんなに明るく振る舞っていても、笑えないキャラになってしまった。{/netabare}
この作品の最大の魅力である「ほのぼの感」を犠牲にしてまで登場させる必要があったのかな?
正直、新キャラの2人には、あまり魅力を感じなかった。

ほのぼのとギスギスは相性が悪すぎると実感した。

《第2期全編を通じて》
第1期もそうだったけど、リアルな所はリアルに描くのがこの作品の魅力の一つ。

そういう意味で、キャラデザにまつわるコウと青葉のギスギス感は、後味の良いものだったし、キービジュアルの件で発生したギスギス感も、心地良い形で回収されていた。

最終話。
{netabare}コウが青葉に言った『青葉。ここまで登っておいで』は、泣きそうになった。
ラストの、ゲームパッケージの大写し。『キャラクターデザインに新進気鋭の涼風青葉を据え・・・』も感動した。{/netabare}

ほのぼのと感動は本当に相性が良い。

----------------------------------------

第1期で、しっかり者の良きお姉さんキャラだった”りん”が、第2期では百合要素ばかりが目に付く残念キャラに・・・。
プロデューサーになってグラフィックチームから抜け、青葉たちとの交わりが少なくなったせいもあるんだろうけど・・・。

----------------------------------------

逆に、りんの抜けたお姉さんポジション(?)に収まった”ゆん”。(特に”はじめ”の・・・(笑))
第1期と比べても、可愛さ増し増し。

----------------------------------------

第7話から変わったED。5人Verに。
最終話のEDは最終回にぴったりで、とても心地良く感じた。

OPも作品のイメージに良く合っていた。とても心地良かったです。

----------------------------------------

第1期と比較して、物語とキャラの項目が低評価に。
足を引っ張ったのは{netabare}、ツバメの極端な二面性。{/netabare}
初見の時、さすがにちょっと引いちゃったので・・・。マイナス評価。

とはいえ、第1期同様、ほのぼの明るいお仕事アニメ。
登場人物全員の成長も含めて、かなり楽しめた作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 70

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1期目よりもストーリーは重め(とはいえそんなに重くはない)→新ED、良いです!

『NEW GAME!』(1期目)の続編。
原作マンガ(「まんがタイムきららキャラット」掲載作品)は既読です。

「登場キャラクターの成長」という意味では、もちろん1期目にもその要素はありますが、2期目の本作品の方がその要素は大きいと思います。

2017.8.24追記:

終わるまではレビューを更新する予定はなかったんですが、7話目から変更になったED歌詞が、2期目の最終回と想定されるエピソードを想うと素晴らしいものだと思えたのでメモ…。

2017.9.27追記:
最終回まで視聴終了。ED主題歌は想定通り最終回の内容にふさわしいものになりました。

思えば、OP主題歌も2期目を通しての「社会人としての成長・キャリアアップ」という内容にマッチした良い曲でしたね。

アニメ2期目も(1期目にも増して)面白かったです。原作はまだ続いています。これからも追っていくつもりです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 48

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

しばらくNEW GAME!ロス

感想


ゲーム会社で働く女の子達の日常を描くお仕事アニメ第2クール

1期はお仕事に対して夢や憧れ、キラキラした日常を描いたのに対し、
2期は、初めての大きな仕事に、初めての後輩
壁にぶつかりながらも成長を感じる内容で、笑って泣けて、胸がキュンとさせてくれます。
中でも、憧れてた八神 コウと新作ゲームのキャラデザ権を賭け、肩を並べて競い合い、その結果に涙する件や、成長した所を認められ、努力が報われるシーンは号泣でした。
特に最終話は、初めから最後までテッシュが手放せないほどでしたよ。
それに、今回はねねっちも頑張ってて、益々面白くなってました。
流石ムードメーカーだけあって、ねねっちがいるとリラックスでき、安心させてもらえます(笑)

会社で働く女の子達の百合成分少な目な日常系で、萌えあり、キャラの成長あり、感動あり、リラックス効果もありで、大人の自分でも十分すぎるほど毎週楽しんで観る事ができました。
終わってしまったのが残念で、しばらくロス症状が続きそうです。
原作のどこまでアニメ化されたのか解りませんが、ストック溜まったら、是非 3期も観たいです!!!

最後に、青葉役の高田憂希さんの声がキャラに良く合ってて、可愛い声で大好きです。
癒されました!
今後、益々活躍していろんな作品で声が聴けることを願って期待してます!
 

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39

78.4 6 続編で漫画原作なアニメランキング6位
干物妹!うまるちゃんR(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (720)
3605人が棚に入れました
外では、誰もがうらやむ才色兼備の「美妹」が、
家に帰れば、誰も知らないグータラ三昧の「干物妹」に…!?

グータラを極めた干物妹・うまるが、
コーラとポテイトを片手に、漫画やゲーム、アニメ、ネットサーフィン…、
一緒に暮らす兄・タイヘイを横目に、欲望の赴くままに突き進む!

クラスメイトの海老名、きりえ、シルフィンとの絆も深まり、
うまるの日常はますますにぎやかにっ!!!

うまるの最強で最高な最上の 日常が、再び始まる!

声優・キャラクター
田中あいみ、野島健児、影山灯、白石晴香、古川由利奈、安元洋貴、柿原徹也、小清水亜美
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

うまる、ふっかーつ!

動画工房制作。

才色兼備な女子高生うまると、
家ではぐーたらマイペースこまるの、
にめんせいウラオモテライフ!!
楽しくてかわいい日常系コメディ再び。

初回の入りはこまるパートも少なく、
後半、妙にほっこりする展開でしたが、
次回以降キュートなこまる全開ですね。
小さくて丸くて甘えん坊で口達者なんて、
可愛いに決まっています。
相変わらずの主題歌も効果音まで楽しいです。

純然たるコメディ作品では、
シリーズともに最上位の良品だと思います。
キャラを愛でる作品ではあるのですが、
日常の些細なことだけで物語を演出し、
幸せで温かい気持ちになれる。
これって最高ですよね。

最終話視聴追記。
{netabare}前作の強みである兄と妹の絶妙な距離感が、
新キャラ登場で微妙に崩れたりもしましたが、
とにかく可愛いし楽しいし癒されます。{/netabare}
うまるの宴はまだ終わらないでしょう。
小さなチャップリンはここでも健在でした。

素敵な時間をありがとうございます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 84
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイヘイみたいな男性がモテモテなのは・・・

原作未読。最終話まで視聴。

タイヘイみたいな男性がモテモテなのは、同じ男性として好感が持てる、と感じているのは私だけでしょうか?

第2期も安定の面白さでした。
もちろん、この手の話は『出オチ』のインパクトが生命線。
そういう意味では第1期ほどのインパクトは無くなったかもしれませんが、面白くなくなった訳ではありません。

うまるをはじめ、海老名ちゃんも切絵もシルフィンさんも、みんな少しづつ成長していました。
各々が絡む、感動話がとても良かったです。

新キャラのヒカルも面白可愛かった。
ただし、{netabare}何故、うまるにライバル心を抱いているのか{/netabare}良く分からなかった。少しマイナス評価。

切絵が終始安定して面白く、可愛かった。
やはり、私は切絵推しのようだ(笑)。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 58
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

3期も期待。てか、一生観られる(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
うまる です(笑) 一期と基本は変わらず、でも、いろんな事が少しだけ進展しましたね♪

相変わらず、素晴らしい日常系アニメでした♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一期とのちがいは、恋愛要素の有無。特に、海老名ちゃんとタイヘー。海老名ちゃんには幸せになってほしいな~。でも、カナウにも幸せになってほしいしな~。

あとは新キャラ、ヒカリ。ここは正直、まだキャラが弱くてイマイチ。今後に期待かな。

あとは、うまる(こまる)と海老名ちゃんとシルフィとキリエ、特にうまるを抜いた他3名の仲が深まったのが素敵でした。

個人的には、シルフィが好きですね。なんか、シルフィが笑顔だと安心します♪

まあその分、こまるのワガママ放題が減ったのはやや残念ですが、マンネリ防止のためにはこの方が良いでしょうね。

最終話のBパートなんか象徴的なんだけど、1期は「うまるとタイヘー2人のアニメ」で、2期は「うまる達4人娘のアニメ」なんですよね。個人的には、「アニメとしては正解だけど、もっとうまるのワガママを観たかった」というのが本音です。が、そこは制作もよく分かっていて、最終話Cパートに「うまるらしい」ゲスいエピソードを入れてきたのは、間違いなく「あえて」ですよね♪ なんかあのCパートのおかげで、制作と心(うまる愛)が繋がっていると思えました(笑)

さて、うまるですが、一部の方には、こまる との二重人格的な部分が受け入れられず、「外面だけ良い」みたいな感じで嫌われてるとも聞きます。実際、原作でもあんまり人気ないみたいですし。

でも、私は違った解釈をしていて、多分、「うまる(外うまる)」が本体(素)で、「こまる(家うまる)」が特別なんじゃかいかと思ってます。(勿論、大前提として、両方あってのうまるですが)

「うまる」は、無理してああいうキャラを演じてるんじゃなくて、本来はああいう(外うまるな)性格なんだけど、タイヘーの前だけではダラしなくなるだけじゃないの?と。多分、タイヘーがいなければ、普通に24時間外うまるで過ごせる気がするんですよね。だって、1期でちょろっと出てきた子供時代のうまるは、「こまる」よりも「うまる」寄りでしたし。(根拠は薄いけど)そう考えれば、なんかワガママ放題も可愛くて許せちゃいませんか?

まあ、とにかく3期に期待です。やってくれないなら、タダをこねますよ(笑)
{/netabare}

【余談 ~2017秋は、1期が神OP(ED)だった作品の2期が多かったよね ~】
{netabare}
例えば、「おそ松さん」の「はなまるぴっぴはよいこだけ」や、「血界戦線」の「シュガーソングとビターステップ」。ある意味、「魔方陣グルグル」の「晴れてハレルヤ」「Wind Climbing ~風にあそばれて~」。そして本作「干物妹!うまるちゃん」の「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」。

1期は名曲だったアニメがズラっと並びます。ここまで揃うのは珍しいと思います。

その中で感じたことは、「やはり、空振りかホームランじゃなくて、ヒットを狙いにいくんだな」ということです。

例えば本作のOPは、明らかに1期を意識したつくりでしたね。もし、「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」の二番ですと言われたら信じるかもしれない(笑)

「おそ松さん」も同様に、「はなまるぴっぴはよいこだけ」の二番と言われれば、うっすらそうかもと思う感じ(似た曲調)でした。

「血界戦線」は、EDは1期を意識したダンスミュージック風にしながらも、UNISON SQUARE GARDENはOPに移籍。うまくかわした感はありました。

「魔方陣グルグル」は、きちんとオリジナル色を出そうと、可愛い系ながらも1期とは違う歌の感じにしていて、そういう意味では好感をもてました。

やはり、1期のOPが「神曲」と言われるくらいヒットしてしまうと、2期は難しいよね(汗) 「うまるR」も「おそ松さん2期」も、ホームランも狙わないかわりに空振りもしないように、コツンと当ててシングルヒット狙いに来た感じでした(笑) 両作品とも、勿論1期の方が好きだし良い曲だったと思いますが、2期も充分に良い曲だし、まあ、制作陣の苦労とプレッシャーを感じ、微笑ましい気分になりました(笑)

そういう意味では、「うまるR」はむしろEDの「うまるん体操」の方が印象深いですね♪ 来店の小中学生の文化祭とかで踊る子供とかいそうな感じw なんか力が抜けていて素敵でした♪

ちなみに、今期(2017秋)で好きだったOPは、

1位 「ポールルームへようこそ」の 「Invisible Sensation」(UNISON SQUARE GARDEN)

2位 「アニメガタリズ」の「アイコトバ」(GARNiDELiA)

3位 「ブレンドS」の「ぼなぺてぃーと♡S」(ブレンド・A)

ってところですかね、まだ録り溜めてるのもあるけど。

まあ、私が基本的にアップテンポの曲が好きだというのもあるけど、OPやEDは、(楽曲単体の良さはもとより)やはり「作品の世界観をうまく表しているか」「映像との繋がり」は、大切だなと。「もってけ!セーラーふく」なんかはこの辺が最高レベルだったなと。

そういう意味では、「Invisible Sensation」は、競技ダンスの激しさ、タタラとチーちゃんぶつかり合いなんかを表現できていて良かったですね。

EDなら、「うまるん体操」が、今期一番でしたね! ダラっとしてるけど可愛らしい、そしてノリも良いという、実にうまるの良さを表現していたな~と。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
1期のナレーションをいきなり否定w まあ、1期からのファンには楽しい演出だけど、2期から入った方は、うまるの変身に?が付かないかな? UMRのこととかもワカランでしょ。OP、明らかに1期を意識したつくり。二番と言われても信じるかもw

2話目
どうでも良いんですが、私は1日1回は耳掻きしないと発狂しそうになります(笑) うまるの漫画、デスノートにシャーマンキング、封神演技って、同世代かな(笑)?

3話目
えびなちゃんは可愛いな~。顔(笑) ただ、ハンバーガー食べる話なのにね、なぜか良いよね。

4話目
タイヘー、早く結婚しろよ(笑) シルフィンが楽しんでると、なんか幸せな気持ちになるんだよね。うまるの葛藤w うまる、どうした? 反省なんてらしくない(笑)

5話目
浜松の聖地? ガヴドロとかかな? なにげに、タイヘーと叶とのペアも良いよね~。応援したくなる。うまるの涙、するいぞw

6話目
絵本うまる、その気になれば30分見られるなw 都大会三位って、普通に凄いよねw 着物凄いのに、デジカメしょぼいw 悪うまるw 扇風機に窓際の天体観測。なんか良いな~。

7話目
キリエのパス、ウケるw キリエ、140ないの? 高校生で? 新キャラ? ということは、ここからあのキャラを掘り下げるの? キリエとアレックスにフラグが? じゃあ、シルフィとボンバかな(笑) どうした? らしくもなく、恋愛要素強めで。

8話目
むしろボンバが可愛いw お? 新たな展開? タイヘー、モテ期(笑)

9話目
ほっこり良い話、二連発。ノスタルジー。

10話目
恋愛バナシはあまり作風に合わないけど、海老名ちゃんには幸せになってほしい♪

11話目
キリエ回。

12話目
あ~、寂しい、、、。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 46

76.8 7 続編で漫画原作なアニメランキング7位
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1051)
5739人が棚に入れました
舞台は1987年の日本。100年の時を経て、ジョナサンの肉体を乗っ取ったDIO(ディオ)が復活した。それと共鳴するかのようにジョセフの孫の空条承太郎に、幽波紋(スタンド)という能力が発現する。DIOの影響によって危篤に陥った母の空条ホリィを救うため、承太郎はジョセフらと共にDIOの潜むエジプトを目指す。

声優・キャラクター
小野大輔、石塚運昇、三宅健太、平川大輔、小松史法、子安武人
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ポルナレフってギャグ要員だったのねw

 サイレントマイノリティーの叛逆(前に書いた視聴前のプレビュー)
 {netabare}私は偏狭なジョジョファンである。
 一般的な意味ではジョジョファンの範疇に含まれないかもしれない。
 私の中では「ジョジョの奇妙な冒険」は第二部、1939年宇宙の旅(カーズ編)をもってして完結している。
 第三部は長すぎる後日譚、第四部以降は全くの別作品と認識している。
 どう考えても荒木飛呂彦の当初の構想は第二部までであることは明らかであるし、物語の根底に流れる「人間賛歌」の精神も第三部以降は形骸化、いや、有名無実化しているとしか思えない。って言うか、第四部以降は原作を読んですらいない。
 そして、何よりも許せないのが、
 空条承太郎 → くうじょうじょうたろう → ジョジョ
 ないないないない!絶対にありえない!
 野田恵 → のだめぐみ → のだめ
 小野あつこ → おのあつこ → ノア 
 (↑これ分かる人とは義兄弟の契りを結ぶ用意あり)
 こいつらだってずいぶん苦しいが、このジョジョの比べれば苦しいうちに入らん!これでジョジョと呼び奴はキ○ガイか精神異常者だろ!
 
 はぁ~スッキリした!一度吐き出してみたかったんです、この想い。
 さぁ、楽しんで、スターダストクルセイダース観よっと♪{/netabare}

 OPからして、序盤の展開ネタバレ全開!
 いいよ、いいよ。
 コレ観てるやつらの99%は原作読んでるって前提なのねw
 前作に続き、OPはオリジナル曲!
 作り手側の熱が伝わってくる。
 EDは、
 バングルスの「Walk Like an Egyptian」。
 これにはヤラレタ。
 エジプトって言えば、確かにこの曲かも。
 絵も曲にあってて楽しかったので、ほとんど飛ばさずに観てた。
 しかし、次のエジプト編のEDどうすんだろ?

 きっと、多くのジョジョファンは満足しているんじゃないかな。
 原作の独特の雰囲気を損なうことなくされたアニメ化。
 ファンがジョジョに求めるものを過不足なく実現している。
 だから、原作を愛する多くのファンの支持を受けるのは当然なのかもしれない。
 では、アニメならではの要素は?
 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」が持つ独自性とは?
 原作にはないアニメならではの魅力とは?
 とても乱暴な言い方になるが、
 原作漫画読めばいいんじゃね?

 ないものねだりなのかもしれない。
 ジョジョをここまでジョジョらしくアニメ化した、
 それだけで十分ではないか?
 とも思えるんだけどね。
 
 

 
 

投稿 : 2024/12/21
♥ : 48

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

オラオラオラ・・・VS無駄無駄無駄・・・ ポルナレフさんが気の毒過ぎるwww

さあ、殴り合いを始めよう・・・
VitaのジャンプオールスターズのVitaゲームも楽しいですよ
ジョセフはいれど承太郎いない...

そうかDIOは海の棺の中にいたのか
で承太郎は牢屋の中に
まずは脱出
さあDIOを探そうか

承太郎モテモテじゃんかwww
でもそこに花京院がやってきます
操りを解除するなんてやっぱ承太郎強すぎる

日本のコーヒーは不味い!⇒アメリカンだからwwwww

飛行機の中でもスタンドは襲い掛かる
しかもはええクワガタ
戦う場所に制限なんてないのがこの世界なのか

到着~~でもエジプトではなく中国
そんな矢先中華料理店でもDIOの刺客ポルナレフが...!
彼も操られていたが救出、また援軍ができた!
「やれやれだぜ...」

あのね、旅に出かけているのにずっと学生服だったらwwwwwww
洗濯しろwww
それでも刺客達は襲い掛かります
ホテルの中でも、変装してもな

道中の最中に襲い来るDIOの刺客達
特に鏡に映るスタンドとの戦の中、彼が・・・

「相手が勝ち誇った時、それは敗北を意味する!!」
OK、刻んだぜおっさん!!

しっかしスタンドっていっぱいあるんだな

14,15話
ばあちゃんの心の声がwwwwwww

16話~
ラバーズというスタンドはダリーみたいに著しく小さく、分裂を繰り返す
どう捌けばいいんだ?
全体攻撃をかけて外に追い出せばいいんだ

19話20話
夢の中で争ったとしても現実になれば記憶を失うスタンド
本体は赤ん坊だった・・・
でも正体が分かった後がSMプレイにしか見えない件wwwww

21話22話
奴は帰ってきた。死んだんじゃねえ、脳天をかすめただけだ

23話24話
今度は潜水艦でGO!買い物してたんだな
最後は顔のスタンドが・・・
つーか歯を殴って壊すなんてチートじゃんwwwwww

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

アリア社長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

まさにタイトルどおりの「奇妙な冒険」!そして仲間とのかけがえのない旅・・・

シリーズ累計発行部数9000万部を超える大人気ジャンプ漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第三部のアニメ化。
ジョースター家と宿敵DIOの100年の因縁に決着をつけるお話。
分割4クール全48話。

【良かった点3つ】※自分は原作未読

①個性的なキャラと独特なセリフ回しの虜になる
味方も敵もとにかくキャラが濃い!
1回見たら一生忘れることの出来ないキャラばっかです。
原作からして個性的に描かれているキャラが、そこにさらに声優さんの渾身の演技が加わり、キャラのインパクトが半端ないことに。

自分は特にイギー(犬)役の福圓美里(ふくえん みさと)さんとラスボスDIO役の子安武人(こやす たけひと)の迫真の演技がホントに素晴らしいと感じました。

ジョジョならではの独特のセリフ回しにも次第にハマりました。
ジョジョという作品に触れる前からネットで見たことのある有名な台詞がたくさん出てきて驚きました。
今でもジョジョが根強い人気を誇るのはこの辺りが理由なのかなって思います。

②次々と襲い来る強敵との死闘
ジョジョ三部では「スタンド」と呼ばれる能力を駆使して戦います。
襲い来る敵のスタンド能力がどいつもこいつも強力で、どうやったら勝てるんだ!?といつもハラハラしながら見てました。

自分は特にペットショップ戦とダービー兄戦がお気に入り。白熱したバトルに息を呑みました。

③仲間とのかけがえのない旅
このアニメは宿敵DIOを倒すため、日本からエジプトまで壮絶な旅をします。
まさにタイトルどおりの「奇妙な冒険」が繰り広げられ、旅の途中では仲間同士が協力しあい、共に強敵と戦い、色んな困難に立ち向かいます。
仲間の誰一人として欠けていたらここまで来れなかった・・・そう思わされる旅をします。
その旅は壮絶ながらもかけがえのないモノで、全話見終わった後にこれまでの出来事を思い返すと自然に涙が出てきました。
仲間との旅っていいものだな~って思います。

自分もすっかりジョジョファンの一人になりました!
もしジョジョ4部のアニメ化があるなら期待して待ってます!

【追記】
視聴後しばらく経って改めて思ったことがあります。
それは何かといいますと、もちろんこのアニメは原作の漫画がそもそも面白いのでしょうし、それに加えてアニメーターさんも全力で制作をしてるのが伝わってきます。
ただそんなアニメの様々な構成要素の中で私が特に感銘を受けたのが声優さん。
登場人物一人残らず(モブキャラでさえ)迫真の演技を見せつけてくれる、そこにシビれる!あこがれるゥ!
まさにキャラクターに命を吹き込んでいるといった印象。
ジョジョのアニメ化はホント最高のスタッフに恵まれたと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

73.1 8 続編で漫画原作なアニメランキング8位
七つの大罪 戒めの復活(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (316)
1908人が棚に入れました
いまだ人と、ひとならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。

ヘンドリクセンとドレファスの二大聖騎士長の支配から王国を奪還した<七つの大罪>とエリザベス、ホーク。
王国誕生祭も無事に終わり、リオネス王国にようやく平和が訪れた。

だが、次なる脅威の予兆は確実に生まれつつあった――

声優・キャラクター
梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和、宮野真守、木村良平、櫻井孝宏、内田夕夜、小西克幸、佐藤利奈、東地宏樹、岩崎ひろし、M・A・O、小野大輔、小林裕介、津田健次郎、高垣彩陽、遊佐浩二

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

作家性を殺した原作者

鈴木央さんは知る人ぞ知るベテランマンガ家で、集英社のゴルフ漫画「ライジングインパクト」でデビューを果たして20年以上経つ。しかしながら同社でも人気のあるマンガ家だったかといえば、ワンピースやハンターハンター、NARUTOはおろか、スポーツものでも当時のテニスの王子様ほどではなく、ジャンプを引退し、後に小学館で小出しに漫画を描いていたものの当たらず、ダメ元で講談社に移り、恐らくは編集の言うとおりに漫画を描いたら大ヒットしたという苦渋の作家である。

アニメ監督で言うと新海誠のようなものだ。

なので正直言って僕みたいにジャンプの頃から読んでた人間にとってこの「七つの大罪」はいかにも漫画を当てるために描いた大雑把な印象でしかなく、味付けの薄く深みのない作品に思えてならない。

おそらく本人も描きたい内容では決してないと思う。読者が読みたいものではあるだろうが。。皮肉な話である

僕は鈴木央さんといえば「金剛番長」が結構好きでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

だが、次なる脅威の予兆は確実に生まれつつあった…

この作品は、七つの大罪の第2期という位置付けになっているようですが、実際には第1期と本作品の間に「聖戦の予兆」というTVSP番組が2016年の夏に全4話放送されました。
物語の内容的にも放送された時系列に沿って視聴するのをお勧めします。

1期では、2大聖騎士長であるヘンドリクセンとドレファスの企みを寸前で阻止し、王都を奪還するところまでが描かれています。
7つの大罪の強さ…
残飯処理騎士団団長であるホークの気概…
そしてエリザベスの勇気…
どれか一つでも欠けていたら成し得なかったことだと思います。
そしてリアネス王国にもようやく平和が訪れたかに見えました…

ですが、物語はそれで終わりでは無かったのです。
それは人類の新たなる脅威…十戒の存在が明るみになったこと…
これが全ての元凶でした。
束の間の平和を満喫する暇も無く、新たな試練への道が開き…物語が動いていきます。

本作品で描かれる新たなる脅威の十戒…
実は十戒が人類の脅威になったのがこれが初めてではなく、遥か太古の昔に封印されましたが、悠久の時を経て復活した存在だったのです。

そこで私たちはとんでもない光景を目にする事になります。
確かにこの段階で登場してくるんです…
相応の相手である事は用意に想像できる訳ですが…

十戒の強さ…尋常じゃありませんでした。
リオネス王国を守護する聖騎士たちが、まるで歯が立たないんです。
そして十戒の全力全開は、7つの大罪をも上回るんです…

これが何を意味するか…
これまでは、7つの大罪が何とかしてくれる…
あの最強の軍団が、私たちを守ってくれる…
こういう絶対的心の支えを名実共に失う…ということなんです。

十戒の執拗な攻撃は、容赦なく7つの大罪を削り取っていきます。
もちろん、急所は絶対に外さない…
確実に…一つずつ潰していく…
だって、そのために蘇ってきたのだから…

エリザベスの頬を伝う大粒の涙を見たとき…
これまで築き上げてきたモノが、目の前でバラバラと崩れ落ちた気がしました。



これがお終いになるなら…それも一つの運命だったかもしれません。
でも…終われないんです。
終わらせて貰えないんです…
自らが望むかどうかは別問題…代償だけを奪われ続け、何度も何度も繰り返される…

強制的に支払わせる代償…一番大切で一番守りたいモノを容赦なく削り取るんです。
全部削り取られたたら何が残るか…自分の一番が何も残らないんです。

だから7つの大罪は絶対に立ち上がるんです。
守らなければならないモノをもう失わないために…


一方、本作品で紡がれるバンとキングの物語…
こっちも相当熱いですよ。
そして7つの大罪の残された一人…その存在も今回明らかになります。
「傲慢の罪(ライオン・シン)」を背負うモノ…この方も相当半端ありませんでしたけれど。

1期からの熱さをしっかり引き継いだこの作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、FLOW×GRANRODEOさんの「Howling」と、スカイピースさんの「雨が降るから虹が出る」
エンディングテーマは、Anlyさんの「Beautiful」と天ちゃんの「誓い」
個人的な一押しは天ちゃんの「誓い」でした。
歌詞にエリザベスの気持ちが乗り移っているみたい…

2クール全24話の物語でした。
放送時間が朝に変わっても、この作品の持つ熱量は変わりません。
8月から劇場版の上映が始まりますが、そちらは映画オリジナルストーリーなんだそうです。
…という事は、続きはまたTVアニメでしょうか。
これまで同様、しっかりと腰を据えて制作されることを望んでいます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

まあ、こういう展開になるよね・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

第1期のラスボス・ヘンドリクセンが、第1期で死んだはずのドレファスに・・・。
なかなか、衝撃的な形で物語が始まります。

個性豊かな『七つの大罪』組は早々に{netabare}バンとキングが別行動。
ゴーレムはディアンヌの怒りを買っちゃったり・・・。{/netabare}
単なる仲良しパーティー出ないところが七つの大罪の魅力。

ここまでは良いとして・・・。

強敵が現れる→負ける→パワーアップ→強敵を倒す
どうしても、こういう展開になってしまうのが、この手の作品の弱点。
残念ながら、第2期はこういう展開に陥っちゃっています。

メリオダスとリズとエリザベスの話とか・・・。
バンに対するジェリコの思いとか・・・。

本編に並行して様々な物語が展開されていて、視聴者を飽きさせない構成は良かったと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

71.7 9 続編で漫画原作なアニメランキング9位
東京喰種:re(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (473)
2369人が棚に入れました
群衆に紛れ、ヒトの肉を食らう。
ヒトの形をしながら、
ヒトとは異なる存在・・・“喰種”。

“喰種”を駆逐・研究する〔CCG〕は、
あるひとつの命題を果たすため、
実験体集団を新設。

その名は「クインクス」。

「まともな人間」ではない彼らと、
佐々木琲世(ささきはいせ)一等捜査官が、
“東京”で向き合うものとは!?

「東京喰種√A」の2年後を描く新章「東京喰種:re」いよいよ始動。

声優・キャラクター
花江夏樹、石川界人、内田雄馬、藤原夏海、佐倉綾音、宮野真守、小林ゆう

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

視聴者を置いていかないで欲しい

序盤 は?

中盤 え?

終盤 ん????

この話はなんか急に主人公が変わった話
ジャンルは微グロ・バトル
あんだけ二期を批判してた私がなぜ見てるのかは正直聞かないで欲しいのですが、見ました。2ndシーズンまでみちゃいました。ツンデレですかねw

まぁ最初は戸惑いましたよ。「だれ?」
しかし物語が進むにつれてだんだんわかってきます「ああ、これ理解しちゃダメな奴だ」と。
この作品を理解するには情報が少なすぎるし、その未解禁情報をほっておいて物語がどんどん進みます。それを制作側は「伏線おおき作品!これからの展開はどうなるのでしょう!」と歌っているのですから、もうどうしようもないですよね。これは伏線というより打ち切りマンガに近いなにかを感じます。これが2ndシーズンも続くのか、完結するのかわかりませんが、現段階では意味の分からない作品となっていますのでコメントしずらいです
あとは2ndシーズンのレビューで書かせていただきます

今作は監督とキャラデザがちょっと変わっています
監督は渡部穏寛さん。ナルトの一部監督はやったことあるそうですが、全話監督は今作が初だそうです
シリーズ構成は御笠ノ忠次さん。過去二作のシリーズ構成を担当した方ですね
キャラデザは中嶋敦子さん。坂本ですがなど数多くのキャラデザを手掛けたベテランですね
劇伴はやまだ豊さん。過去二作の劇判を担当された方ですね
アニメーション制作はstudioぴえろさん。過去二作を制作したところですね

作画は普通でした。
opは中村未来さん作詞作編曲、Cö shu Nieさん歌唱の「asphyxia」
edは薔薇園アヴさん作詞曲、女王蜂さん歌唱の「HALF」


総合評価 2ndシーズンみるまではまだわからない

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ドロドロした変身願望

3期である本作視聴から、私はアニメ二回分鑑賞後に、
アニメが消化した原作をレンタルして交互に見比べながら整理する。
という変則的な視聴方法で挑んでいます。

状況把握だけならアニメ観てるだけでも十分なのですが、
本作は如何せん登場人物が大勢いて、
しかも多くが前作までの因果などを背負って生きている。
重層的な人格が複雑に絡み合う中で、各々の心情を拾うには、
アニメ視聴だけでは、もはや限界を感じてしまいまして……。

アニメも喰種(グール)の赫子(かぐね)やCCGのクインケがウネウネと入り乱れる、
戦闘シーンを再現できている時点で、作画は及第点だと思うのですが……。
原作にも触れてしまうと、この作品はもっと表情筋まで描写できるレベルの作画で、
表現できる心情がもっとあるはず。と私もつい欲が出てしまいます。

よって私はアニメはアクションの映像化などの成果を堪能する物と割り切って楽しみ、
コミックで人物関係、心理などを整理する。と自分の中で役割分担をして、
コーヒーでも飲みながら、ゆっくりとコンテンツを消化したら、
本作のエピソードも比較的美味しく頂くことができました。

(本作も明らかにコーヒーのお供にするには適さないグロさですがw
瓜江くんの心の声がブラックでビターな味わいw)


期せずして半分、喰種(グール)になってしまった主人公
という導入で始まった本シリーズ。

最初、不幸だと思っていた喰種化なんかも、最近では、
人間が持つ願望の具現化のようにも感じられます。

大切なものを守りたい。もっと強くなりたい。
強敵にリベンジしたい。
立身出世。本当の自分を取り戻す……。

いずれも通常の物語世界においては、人間の成長や進化を促進する。
前途にヒーロー物の王道が開けるような健全な欲求であるはず。

ところが本シリーズでは、
3期でも自ら進んで喰種になったり、危険なクインケを生体移植してみたりと、
登場する各々の欲求具現化がことごとくグロテスクな印象。

さらには自らの性別がしっくり来なくて性転換していたり、
組織の中で、上へ登るために、人間でいながら喰種以上の冷酷さを覗かせたり……。

この世界に開ける成長ロード、自分探しは常に修羅の道。
それでも皆、今ある偽りの平穏などとは違う、
あるべき自分を獲得しようと、時に血ヘドを吐き、
良かれと思って封印された記憶を、苦悶しながら引きずり出し、
その身から異形を振りかざす異様を曝しながら、もがき進撃し続ける。

{netabare}「ーー人生で不幸なこと、……自分らしく生きられないこと
人生で幸福なこと、自分らしく死ねることーー
ああ……私……こんな幸せでいいのかしら……」{/netabare}

全く……どいつもこいつも……どうして、ありのままでいられないんだ!
(但し才子ちゃんは変わらなきゃダメだとは思いますがw)


激闘が続く人間VS喰種の生存競争の行く末だけでなく、
うねり、もがきながら進化し続ける彼らの成れの果ても見届けたい。
この秋から引き続き放送される4期目も、
コーヒーと原作本を手にじっくりと味わい尽くしたい作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

人も喰種も哀しみを抱えているんだよね

2018.06.24記


原作既読 1期2期は視聴済
原作「東京喰種:re」1巻からだいたい5巻くらいまでを1クールでまとめました。

※以下、無印(1期2期)のネタバレは隠してませんのでご注意を。

主人公はカネキくんから佐々木排世にスイッチしてます。
そのへんの事情は1期2期または原作の無印版をおさらいしときましょう。いきなり:reから入る方はいないと思われますが、前を知らないとよくわからないと思います。

:reはこれまでの喰種側の視点の物語展開から一転して人間側からの視点で進行します。
東京喰種は何が善で何が悪かの問いかけをぐいぐい観る者に迫ってくる良作だと私は思ってますが、その意味でこの視点の変更は必然だったのかもしれません。

そんなこんなで主にCCG視点で話は進むのですが、たまに登場するあんていくの面々が、これまでより魅力的だったりします。やはりああいうことがあって、生き残ったメンツそれぞれが哀しみや憂いを纏っております。例えるなら、北斗神拳の究極奥義・無想転生発動中のケンシロウといえば、おっさんにはわかるでしょう。
とりわけトーカさんが艶っぽくなっており、1期の序盤のイライラ娘っぷりを知ってる私たちにとっては隔世の感があります。すっかり大人の女性です。


全話観終わって、、、
続編ありきの構成だと原作のどこらへんで区切るか?というところがポイントではありました。無印1期の終わり{netabare}(白カネキ覚醒シーンまで){/netabare}を彷彿させるような終わらせ方だったのは良かったのでは?これは好感です。
それと前作と比較してもバトルシーンが多かったような。

悪くはないんですが、もう少し感情描写や内面の葛藤を深掘りしてほしかったような気がします。排世の葛藤シーンもあるにはありましたがすっと入ってこない。{netabare}ここで決めろよ的なキラーチューンw「unravel」の挿入も空振りした印象{/netabare}

そんな中で印象に残っているシーンは

{netabare}■トーカが開いた喫茶店で排世(カネキ)と再会するシーン。月並みですが、ちょー美しかった。
■7話あたり、ヒナミのカネキへの想いがなんともけなげで泣ける。{/netabare}


3か月ほど間を開けて最終章をやるのでそこでスパートかけるものと期待します。登場人物も増えてぐちゃぐちゃになって面白くなってくるはずなので2クール分くらい尺とってしっかり作りこんでほしいですね。

これはそのための準備運動みたいな位置づけかと。



-----
2018.11.11追記
《配点を修正》

この前原作をやっとこ完走しました。
無印か2期√aのどっちかのレビューでも言及してたかと思いますが、私アニメも原作も両方好きで、:re1クール終了時点でもそれは変わらずです。
巷では1期をピークに失速した評が多いように見えますが、私は最後まで付いていきますよ。


-----
2019.07.01追記

視聴時期:2018年春クール(リアタイ視聴)

CCGに新規キャラわんさか登場してくるため、アニメオンリーだとキャラの名前を覚えるのがたいへんなのは事実。まさに原作推奨なのですが、本シリーズに限らず「原作読め」はよく言われることなので、それ以前にアニメだけで理解を促す努力が制作陣には求められてたと思います。続く4期最終章では名前にテロップを出すなど改善が見られたので、それをここでもきちんとやっておけばと悔やまれる結果に。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32

74.9 10 続編で漫画原作なアニメランキング10位
ノラガミ ARAGOTO(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (982)
6071人が棚に入れました
黒いジャージにスカーフ姿の“夜ト”は、祀られる社の一つもない貧乏でマイナーな神様。自分の社を築くべく、賽銭〈5円〉で人助けをする、自称“デリバリーゴッド”である。交通事故に遭いそうになった夜トを助けようとしたことがきっかけで、“半妖(魂が抜けやすい体質)”となった良家の令嬢・壱岐ひより、さらに、夜トに拾われ、神様が使う道具“神器”となった少年“雪音”と共に、人間に害を与える“妖”と戦いを繰り広げながらも、その三人の絆は深まっていった。
一方で、七福神の一柱(ひとり)で最強武神である“毘沙門”から命を執拗に狙われ続けている夜ト。ふたりの間に秘められた過去、そして、因縁の対決の行方は…

声優・キャラクター
神谷浩史、内田真礼、梶裕貴、沢城みゆき、福山潤、井上和彦、星野貴紀、東城日沙子、置鮎龍太郎、豊崎愛生、小野大輔、大川透、今井麻美、釘宮理恵
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

神と人の物語はますます面白く

<2019/10/14 初投稿>

原作は未読です。

BS211で再放送が始まったのをきっかけに1期のレビューを書いたら久しぶりに無性に観たくなって。
1期、そしして2期の本作「ARAGOTO」をまとめ見しました。

やっぱりめちゃくちゃ面白い。
2期は更に面白くなってる印象です。

というのも1期は夜ト、ひより、雪音三人の関係性が定まるまでの地固めとなるお話でした。

2期では1期で出来上がった関係性をもとに、本格的に登場人物の背景を掘り下げながらストーリーが大きく展開していきます。

物語そのもの、世界観、設定、キャラクター造形も本当によくできてるし、映像も音楽も演出も声の演技もバトルシーンも1期に続いて◎

新OPのTHE ORAL CIGARRETES「狂乱 Hey Kids!」もテンション上がります。

ところで今回。
この曲の公式MVをYouTubeで探してみたら再生回数がなんと6,300万回!
コメント欄は英語コメで埋め尽くされてました。

ちなみに1期OPのHello Sleepwalkers「午夜の待ち合わせ」のYouTube公式MVも2,600万回。
そしてやはり大量の英語コメ。

知らんうちにそんなことになってたとは・・・ノラガミは海外でも相当な人気なのかも


さて本作、前半は毘沙門様と兆麻(かずま)そして夜トの三者の過去に纏わるお話、後半は恵比寿神に纏わる大アクションエピソードで夜ト自身の秘密も少し明かされていきます。

以下、キャラ紹介。
(主役三人は前作でご紹介したのでサラッと)

主役の夜トは哀しいジャージ神(なんかこう書くと「ひざ神」みたいだ)
作中に夜刀神(ヤトノカミ)という別神がちょっとだけ出てきますが、こちらは社が実在するちゃんとした神様です。
どんな神様か調べてみたら結構面白かった。

ひよりは相変わらずのお転婆な身体落っことし体質の中学生で、そして雪音は無事思春期を卒業しつつあります。

毘沙門様は一言で言えば「痴女神」
いえウソです。
夜トは「あの痴女」呼ばわりしてますが、真面目で勇猛で、実は心根が優しすぎる哀しい最強武神。
ボンデージ風ファションが似合ってる辺り、遠目に見るとシェリル姉さんに見えなくもない。
入浴シーンの多さはしずかちゃんを遥かに超えるサービス担当(いやお風呂多い理由あるんですよ

毘沙門様の相方の兆麻さんは、性格がちょっとスザクっぽい(声はルルーシュだけどね)。
立ち位置的にも毘沙門様を補佐する道標だし。
有能黒縁眼鏡。
概ねこれでどんなキャラか伝わる人には伝わると思います 笑

小福は源氏名が{netabare} エビス・小福{/netabare} で本名は{netabare} 貧乏神{/netabare} という強烈キャラの神様。
見た目は10代女子風。
バカキャラだけど、基本優しい。
そしてたまに無制限にカッコいい。
あのタンカ切るとこは惚れました(๑╹ω╹๑ )

大黒さんも二人居るのでややこしい 笑
小福の相方の方の大黒さんは見た目は「ヤの付く団体職員」で実は専業主夫。

恵比寿神は真面目で理論派でチャレンジ精神溢れてるボンボンのおっさん。
札束で横っ面引っ叩くのは・・・一度自分もやられたい♪( ´▽`)
極めて自然にボケる技術(うで)も持ち合わせてます。
ところで恵比寿様って神様としては本当にたくさんの逸話と名前があって、福の神のはずなんだけど、生まれ落ちてすぐ海に流されたという伝説もあるなど暗い一面も。
結構な複雑怪奇の神さんなんですよね。

そしてノラ。
ノラは通称で本人はそう呼ばれるのを嫌がってましたね。
白い和服に白い三角頭巾という死装束の少女。
釘宮理恵さんの抑えた可愛らしい声が不気味さと哀しさを際立たせています。

他にもたくさん出てきますが皆こんな感じで魅力的。

本作は多神教ならではの世界観の中で紡がれる神様と人間の物語なのですが、そこにはいろいろな暗喩が含まれているようにも感じます。
人はどんな時に悩み、苦しみ。
どんな風に乗り越えていくのか。
絆とはなんなのか。
そうした問いかけを含んでいるように思えるのです。

本当に三期が欲しいアニメ。
でもなかなかやってくれなさそうなので原作読んじゃおうかな。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

珍しく、1期より2期が更に面白くなるアニメ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1期を観た上での視聴をオススメします♪ 少年漫画原作の王道感が心地好いアニメ。一期よりシリアス成分が多目でしたが、心理描写もかなり丁寧に行われているので、十分に感情移入が出来ました。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、OPカッコいいですね。映像、音楽共に。疾走感がハンパナイ♪

中身ですが、基本的に「毘沙門天編」と「恵比寿編 」に別れます。個人的には、「毘沙門天編」が好きでした。

「いなり、こんこん、恋いろは」や「神様はじめました」でも思ったけど、こういう「日本の神様系」を扱った作品のポイントは、「いかに本当の神様の要素を残しつつ、視聴者のイメージを裏切れるか」だと思います。へ~と少し勉強なって、なんでやねんとツッコミたくなる感じ、と言えば良いでしょうか。

そういう観点から観ても、「ノラガミ」は良いですね。七福神というメジャーどころは、「ボンテージ毘沙門天実は良い人」「スーツ恵比寿善意で悪事を行う」と、見た目と性格で裏切るし、「菅原道真」や「貧乏神(ナイスキャラ!)」が、普通に神様として扱われているところも、神道の懐の広さ(ごちゃごちゃ感)を考えればアリだし。神格=認知度、というのも、あるようでなかった感じだし、シンプルで良い。

そんな中、「本来ただの人間の死霊」であるはずの神器達が大活躍しましたね。

特に、兆麻は、お気に入りです。常に下手に出といて、実は主導権握ってるとか、なんかエロいです(笑) ああいう男に、私はなりたいw

というのは冗談としても、毘沙門天と兆麻の関係性は良かったですね。主従でもあり、恋人でもあり、というのが上手く表現されてました。毘沙門天が唯一弱さを見せられるのは兆麻ですが、大義の前では、そんな兆麻すら切ってしまう毘沙門天の不器用さ。それを全部分かった上で、どこまでも毘沙門天を想う兆麻の献身。なんか、日常系アニメでスピンオフやってほしいな、「毘沙門天一家の日常」とかw

レビュータイトル通り、私は2期の方が面白いと思いました。少年漫画原作らしい作品としては、かなり優秀な作品かと。3期も期待です♪
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 40

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハイクォリティシリーズ作品(・∀・)v

無名の神『夜ト』、夜トの神器『雪音』。
2人に関わりを持つようなった『ひより』。
この3人の関係性を主に描いた1期の続編。
全13話+OAD2話。
原作:「月刊少年マガジン」連載中の漫画(未読)


続編なので1期からの視聴がオススメ(*´∀`*)ノ
ジャンルはファンタジー&バトルになりますね。

伏線だった毘沙門との確執原因が明らかになる前半。
後半は七福神の1人、恵比寿の持つ謎が中心に。
上記からなる2つの柱で構成されておりまする。

3人の関係性に重点を置いた前期と比べると
バトル色、ファンタジー色がより濃い内容に。
これはこれでアリかなぁと、予想以上に楽しめました♪

それでもやはり3人の姿ばかり追ってしまいましたね。
夜トの喜怒哀楽の表情、雪音の成長と神器としての変化。
そして2人との関係性をより強固なものにと奔走するひより。
この辺りが上手に表現されており1期に引けを取りません。

ダーク、シリアスが増えているもののコメディとの
バランスも変わらず良く最後まで楽しむ事ができました。

ボンズ制作、作画も綺麗、OPEDも良曲、豪華な声優陣と
高いクオリティを誇るシリーズ作品だと思います(・∀・)v


男女問わずでオススメ可能な良作と言っていい作品。
『まだ観てないよ』という方はぜひお試しを♪
安定した面白さがあるので3期を期待して待っています!




《キャスト》

夜ト(CV.神谷浩史)
雪音(CV.梶裕貴)
壱岐 ひより(CV.内田真礼)
エビス小福(CV.豊崎愛生)
大黒(CV.小野大輔)
毘沙門天(CV.沢城みゆき)
兆麻(CV.福山潤)
恵比寿(CV.置鮎龍太郎)
天神(CV.大川透)
梅雨(CV.早見沙織)
真喩(CV.今井麻美)
野良(CV.釘宮理恵)



《主題歌》

OP
『狂乱 Hey Kids!!』/THE ORAL CIGARETTES
ED
『ニルバナ』/Tia

投稿 : 2024/12/21
♥ : 56

85.6 11 続編で漫画原作なアニメランキング11位
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★★ 4.1 (602)
2032人が棚に入れました
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園 その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行 誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!! “如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くしてきた歴戦の2人は各々、心の内にとある決心を固める…… 秀知院高等部の文化祭“奉心祭”の最終日までに、2人の恋愛模様は大きく動き出す事に!? 恋が天才をアホにする!! 新感覚“頭脳戦”? ウルトラロマンティックなラブコメ、再々始動!!


声優・キャラクター
四宮かぐや:古賀葵
白銀御行:古川慎
藤原千花:小原好美
石上 優:鈴木崚汰
伊井野ミコ:富田美憂
早坂 愛:花守ゆみり
柏木 渚:麻倉もも
大仏こばち:日高里菜
柏木の彼氏:八代拓
ナレーション:青山穣
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

UR-ハーサカ・愛

【物語 4.0点】
「恋愛は告白した方が負けである」と逡巡するうちに、
ライバル候補?が増えたり、周囲で他の色恋が花開いたりして、
{netabare}恋愛自粛ムードの懸念{/netabare}など、事態がさらにややこしくなっていく3期目。

前作、打ち消し線で消滅の危機に瀕したサブタイトル『〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』も
『-ウルトラロマンティック-』に取って代わられ、
白銀会長の{netabare}スタンフォード大学合格{/netabare}という区切りにより決着に向け動き出すが……。


前半戦はいつも通り生徒会周辺で方々に脱線して色々グダグダやってる感w
が新キャラや、既存キャラの新形態?などを、笑って楽しんでいるうちに、
恋は盲目。例えば藤原書記から見たら{netabare}死んだアルパカ{/netabare}みたいにダメダメな白銀会長でも、
恋に落ちた、かぐやには良い所ばかり見えるなど。
いつの間にか恋愛に関する視点の補強が下味として仕込まれて、
終盤、最終回1時間SPにはコクのある美味しい紅茶を頂ける。

徹底的な伏線の管理。目的のあるネタの扱い。
恋バナの上で悶え踊るような乙女心。ムズキュンな一言を絞り出す創意工夫。
作品に染み付いた愛ある仕事。間違いない。これは一流のラブコメだ。
(文化祭ネタ拝借。失礼致しましたw)

この辺りが、安定して面白い本作の隠し味でしょうか。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・A-1 Pictures

毎度、キャラ1体につき、何パターンのデザイン用意するんだ?
というくらい多彩なタッチを使い分けるギャグ対応力は健在。
最後の『サザエさん』タッチも交えたオチもズッコケポイント高しw

表情別に様々な形態が発見されて来たヒロイン・かぐや。
恋により豊かになってきた彼女の心模様を逆に実感するのが、
終盤前9話に挟まれた過去話「1年生 春」
“氷のかぐや姫”と評されていた頃の無表情。

赤~紫系の光による撮影処理も引き続きムード向上に貢献。
肌色率が高いわけじゃないのにドキドキするのは、
光源がエロいのもあるかと思いますw


【キャラ 4.5点】
四宮家の従者・早坂愛。
かぐやとの主従関係も含めた秘密保持のため、
校内ではクール系JKに擬態するなど、涙ぐましい努力で滅私奉公して来た早坂。
そんな彼女が見せた普通の乙女心が、前半戦で私のガードを崩した先制パンチでした。
これがあったからこそ終盤、かぐや様を応援する早坂の当たり前の忠誠心も映える。

成績学年3位のモブから、かぐやの周辺に出没し、準レギュラー格に浮上して来た、遠い親戚の四条眞妃。
(再従祖叔母(はとこおおおば)とか初めて見ましたw)
“おば様”のかぐやと似て高飛車?と警戒する間もなく、
秒でデレて自己完結する、不完全なツンデレw

一方で2期の過去話でキャラが立った石上の元には、子安つばめ先輩という春の予感が?
かぐや同様、竹取物語(「燕の子安貝」)がモチーフの学園のマドンナは高嶺の花ですが、
かぐや&白銀会長のロマンスと並行、共鳴するラブコメの波動でクライマックスを彩る。


【声優 4.0点】
恋愛頭脳戦を実況、解説するベテラン・青山 穣さん。
『かぐや様』?3期?もういいでしょう?と躊躇していても、
「ウソである(含み笑い)」などと抑揚が巧みな青山さんのナレーションを聴くと、
安心して結局、完走してしまいますw

早坂愛役の花守 ゆみりさん。
かぐや役の古賀 葵さん並に諸形態への対応力が求められた3期でしたが、
対F仕様の{netabare}ハーサカ君{/netabare}も含めてお見事でした。

出番がわずかでも、要所と見れば実力者をキャスティングする本気度も高ポイント。
白銀会長を生徒会に引き込んだ前会長役にも島﨑 信長さんを起用し、転機を印象付ける。

チョイ役に人気声優と言えば、
{netabare}伊井野ミコが“癒しBGM”として聴いていたイケメンボイスに
梅原 裕一郎さん&斉藤 壮馬さんをねじ込んで来たのもゴージャス。
両耳をイケボで挟まれて「君は偉いよ。とても頑張ってる」などと囁かれたら
男の私も危うく堕ちそうになりますw{/netabare}


【音楽 4.0点】
劇伴担当は1期以来の羽岡 佳氏。
相変わらず往年のトレンディードラマや科捜研?情熱大陸?
と想起させられるパロディぶりで多彩なギャグを追撃。

本音を中々言えない本編とは対照的に、
主題歌では昭和歌謡曲風のメロディに乗せて、
先攻・白銀、後攻・かぐやで心情を吐露する構成も恒例。

OPは鈴木 雅之 feat.すぅ「GIRL GIRL」
“愛を 愛を 愛を 打ち明けてくれ"
"GE・N・KA・I・DA!DA!DA!DA!”
と語句を反復強調して熱を込めていく歌唱が熟練の味。

EDは鈴木 愛理さんの「ハートはお手上げ」
内容は素朴なラブソングなのに、流れるED映像は壮大なスペース・オペラw
『かぐや様』アニメも劇場版実現の暁には是非、
幕前10分で良いので短編冒険アニメとして制作上映しましょうよ。


5話特殊EDにまでエスカレートしたラップバトルも印象的。
ただ白銀会長。いくら歌が下手だからって、ラップでボエボエとはならんでしょうw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「ささ~げよ ささ~げよ! 心臓を捧げよ♪」

2022/09/10 初投稿
同日 お気に入りに追加
2022/09/12 ちょい足し
2022/10/01 さらにちょい足し

3期です!色々積み上げてきた物がさらに深化・拡充した感じです。
まず,キャラクターが出来上がってきて,各自生き生きと動き青春群像劇を描き始めました。数の上でも,適度にキャラクターが増えてそれぞれ活躍していました。欲を言えば男のキャラクターがもう一人くらい活躍してもいいかと思いました。意外と白銀と石上のハーレムっぽく無くも無いのでw
舞台的な広がりも見られ1期では生徒会室のシーンが中心でしたが,3期は校内のいろいろなところが舞台になっていました。特に校舎を外から描いたシーンと弓道場は美術的に,夜の町並みや校舎,キャンプファイヤーは演出的に美しいと感じました。

あとは,自分のちょっと苦手なナレーションは少し減って,登場人物の心中でのツッコミによって補完される場面も多く,いくらか見やすくなったと感じた反面,若干のキャラクターのぶれにも感じました^^;

ストーリー面では
伊井野がキャンプファイヤー実現のため奔走する話は率直に青春物として感動的でした。
また,第8話「四宮かぐやについて②」の終盤で{netabare}かぐやが白銀への思いを早坂に伝える場面の後は13話終了まで全編クライマックスに感じました。{/netabare}
全体的にほぼ,甘酸っぱい青春群像劇という路線でした。
いやー,高校時代懐かしい♪
自分の所はキャンプファイヤーは体育祭の後だったなぁ~(*´д`*)
文化祭はクラスの出し物以外は,いくつかの出し物に頭を突っ込んでいたけど,全部男子だけだった^^;

音楽・OP・ED的な面
後半ストーリーの盛り上がりに合わせてエモイ曲が多くなって良かったです。
挿入歌も昔のアイドルソング的(?)な「わたしのきもち」とかツボでした。
5話の特殊EDはとにかく,口角が自然に上がりまくります。アニメーション的にも元ネタは分かりませんが,アメコミ調の全然似ていないけど誰だか分かるwキャラクターデザインが秀逸でした。

通常EDのアニメーション既視感があると思ったら「スターシップ トゥルーパーズ」なんですねwそれと1期から登場している羽の生えたかぐやはスタジオジブリ制作のChage & Aska の「On Your Mark」のPVネタかと思っていたのですが単に秀智院の屋根に乗っている彫刻なのかも知れませんね^^;

マスメディア部取材終盤のナレーションからTG部までの流れなど,ちょいちょい押井守の影響を強く感じる場面が見られます。自分は好きですw

気になった点
やはりナレーション自分はこのナレーションがどうにも合わないのです。
そして謎のトレス線周りの白い部分。昔のダビングを重ねたビデオテープのような感じです。「86」でも気になったんですけど同じA-1Picturesですよね。CGなどでの技術的問題なのか?社内の流行なのか?とにかく自分はすごく見難く感じました。
この二つで0.5ポイント減点です。

突っ込み。作中かぐやが我慢したと思われる突っ込みの一つ
奉心伝説について
秀智院学園は東京都港区三田付近(つまり周知院は慶應義塾ですね。)だと言われているらしいのですが,「風土記」には東京に当たる部分は残っていません。念のためググると


現存するものは全て写本で、『出雲国風土記』がほぼ完本、『播磨国風土記』、『肥前国風土記』、『常陸国風土記』、『豊後国風土記』が一部欠損した状態で残る[4]。その他の国の風土記も存在したと考えられているが、現在は後世の書物に逸文として引用されるのみである。ただし、逸文とされるものの中にも、本当にオリジナルの風土記の記述であるか疑問が持たれているものも存在する。
ウィキペディア日本語版より
つまり,奉心伝説は誰かの創作ですよねw
そして,心臓を捧げるって・・・「進撃の巨人」を元ネタとして創作されたなんちゃって伝承では?w

2022/09/12 ちょい足し部分
5話 ラップ回に出てきた 「Mother 〇uker」 って言葉ラップぽすぎてすごく笑っちゃいました(笑)

2022/10/01 さらにちょい足し部分
後夜祭の時の白銀会長
「死神坊ちゃんと黒メイド」を見た後だと,坊ちゃんにしか見えない(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最後まで好きだとお互いに言っていないのでは?

これはかぐや様は告らせたいの第三部です。
今までのいきさつを知らない方は、先に第一部である「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」のほうを見てください。

この第三部では、ついに四宮 かぐや(しのみや かぐや)と白銀 御行(しろがね みゆき)との恋愛戦に決着がつきます。

かぐやは第一部の最初の頃に比べると、遥かに乙女チックに、そして可愛くなりました。
昔の氷のように美しく冷たく研ぎ澄まされていた瞳は、いつの間にか初恋に胸がときめく少女のようなつぶらな瞳に代わったようです。
そして、いつの間にか多くの友達と話ができるようになりました。

これはまぎれもなく人間としての成長です。
昔みたいに何でもできるけど友達が千花一人しかいなかった頃のかぐやとは、まったく違います。
これからは御行と共に幸せになってほしいと願います。

でも、よく考えると、かぐやも御行も、好きだと告白していないような…
言葉でなく既成事実で付き合い始めるとは…。結構大胆ですね!


また、この第三部は、かぐやや御行以外にも、いろんな人の魅力が表現されています。

まずは早坂 愛(はやさか あい)。
彼女は四宮家に仕える使用人でかぐやの侍女ですが、彼女の変装能力や性格を切り替える素早さは驚くべきものがあります。そして彼女の女性らしさは大変魅力的で、彼女のしぐさを見ていたら思わず鼻の下を伸ばしてしまいそうです。
早坂にその気があれば、御行を自分の彼氏にできたのではないかと、つくづく感じます。

そして石上 優(いしがみ ゆう)。
彼は子安 つばめ(こやす つばめ)先輩に恋しています。そして勇気を奮い起こしてデートに誘いますが…、
実は彼は、いつも犬猿の仲である伊井野 ミコ(いいの みこ)を陰でサポートしています。彼女が危険な目に会わないように、彼女が涙を流さないようにと…
石上はミコの前では気取らずに何でも気兼ねなく話せます(そのために、いつもケンカになるのですが…)
彼はもしかして、恋に恋しているのかもしれません。自分にとって最も大切な人が誰なのかを気づいていないのかもしれません。

そして伊井野 ミコ。
彼女はいつも正しいことをします。それは確かに正しいことなのですが、あまりにも厳しすぎるので、周りから誤解を受けます。(でも、いつも石上が助けてくれます)
今回、彼女の奮闘努力でキャンプファイアーが実現できました。
おそらくキャンプファイアーを楽しんだ人たちは一生忘れられない思い出ができたでしょう。それはとてもステキなことです。
いつかミコは、いつも石上が守ってくれていたことに気づき、石上を好きになる…そんな気がしてなりません。

そして藤原 千花(ふじわら ちか)
彼女はかぐやの親友であり5か国語を使いこなす天才少女。そして天才ピアニスト。
この物語で天才と呼べる人は彼女しかいません。(かぐやや御行は秀才です)
そして空気が全く読めなく、いつもとんでもないことをしでかす少女。
私は登場人物の中では千花が一番好きです。
千花が友達ならば、いつもとんでもない目に会いますが、悩みなど吹き飛びます。
でも今回は、今迄よりも千花の出番が少なかった。
それが残念でなりません。
もっともっと千花を活躍させてほしかったですね。


エンディングは鈴木愛理さんが歌う「ハートはお手上げ」
とても素敵な歌と描画でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 46

78.3 12 続編で漫画原作なアニメランキング12位
鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (389)
1340人が棚に入れました
家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰󠄀豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始、2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開、2021年から2022年にかけて、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信した。2023年2月からは世界95の国と地域で『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』を公開、そして、4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の放送が決定。物語は新たなる地へ――――
炭治郎が向かう先は「刀鍛冶の里」。鬼殺隊最強の剣士《柱》である、霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃との再会、忍びよる鬼の影。炭治郎たちの新たな戦いが始まる。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

霞をつかむバトルアニメーション

引き続き原作未読で視聴。

【物語 4.0点】
1クールですぐに結果を求めるトレンドには目もくれず、今回も着実に積み上げた感じ。
上弦の鬼は相変わらずしつこく戦闘は長期化。
ただ、その中でも人の業を思い知らされる重たい回想も挟んでくるため、
視聴後ゲップが出る程度には、シナリオはぶ厚目。

当然、テンポアップを求める声も出るでしょうが、
私は、この作品に関しては、当初から呼吸レベルから地道に修行を重ねて少しずつ強くなる。
昨今では珍しい丹念なスローペースを好感して観続けているので、安心して楽しめました。


鬼殺隊の土台を支える“刀鍛冶の里”を舞台にした一戦。
長きに亘る鬼との戦いのため、武器についても代々技術を継承し続けて今がある。
{netabare} からくり人形“緑壱零式(よりいちぜろしき)”から刀が出てきた{/netabare} 時には先人たちの想いを特に感じました。


初回SPに炭治郎の夢などで、竈門家の血筋と炭治郎の痣(あざ)の由来を示唆するヒントが。
最終回SPでは{netabare} 太陽克服{/netabare} の悲願に執念を燃やす無惨様の野望の一端が明らかにされ、
今後に向けた手応えも十分。

その上で無惨様のパワハラ問題。
パワハラは部下への愛の鞭だと言い訳され発生する事例が多いのですが、
{netabare} 太陽克服{/netabare} したら同類の鬼など不要と確信している無惨様のパワハラには、
愛の欠片もなかったのですねw鬼さんたち早く転職しましょうw

今回、青い彼岸花など忘れた頃に回収された要素があったのも、手応えが手応えで終わらない信頼感があります。
私の場合、ラストは(※核心的ネタバレ){netabare} 太陽克服した禰豆子自身よりも、
炭治郎が鬼の血のサンプルを提供し続けてきた珠世(たまよ)さんが久々に登場して、禰豆子を人間に戻すための研究進捗を語った{/netabare} 件に感動しました。

『鬼滅』に関しては以前から鬼と言えば古代のイメージなのに何で大正?という疑問もありましたが、
やはり鬼と人の戦いが平安から続く因縁であること。
日本が医学・細菌学で世界的な成果も出す大正時代が特異点となり得ること。

刀鍛冶の里と合わせて少しずつ受け継がれて進歩していく人の営みの力強さを感じるエピソードでした。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・ufotable

音、風、重力など、人間が鍛えてもかわしようがない攻撃が多かった本作の上弦の鬼。
そもそも表現することさえも難しい要素をバトルアニメで再現できているだけで非凡。

助太刀する霞柱・時透無一郎の攻撃も雲をつかむようなエフェクト。
恋柱・甘露寺蜜璃の刀も動きがクネクネで変態的だしw

トリッキーな動きを補佐するようにCGは玉壺が発射する大量の毒針など物量もカバー。
ただ、玉壺が使役する大群の巨大金魚のCG。テカテカして気持ち悪かったですw


【キャラ 4.0点】
上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)
{netabare} 半殺しの刀鍛冶たちをオブジェに仕立てて断末魔を愉しむ{/netabare} 残虐非道を芸術と強弁する。
ヘイトを煽る悪役らしい悪役。

上弦の肆・半天狗
外面は怯えた声で弱々しい感じの悪役らしくない悪役。
ですが私がより憎たらしいと思ったのは玉壺よりも半天狗でした。
不祥事から逃げる責任者が俄に情に訴えて責任回避を正当化する。
この鬼の本性には心当りがあり過ぎて虫酸が走りましたw


霞柱・時透無一郎。
高慢な玉壺の挑発を、口数少なめで淡々と煙に巻く無一郎。
煽ってる玉壺の方がだんだんイライラしていく様が可笑しかったですw

玉壺は{netabare} 自分を無視して刀を研ぎ続ける鋼鐵塚蛍 (はがねづかほたる){/netabare} にもカリカリしちゃって。
ストレスで壺に穴開けないようにねw

人間の強い信念を前に鬼の煽りなど無力。
無一郎の「無」の真意には胸を打たれました。


恋柱・甘露寺蜜璃
絶望的な窮地でも彼女が現れるとパッと明るくなる巨乳剣士。
明るいのは良いのですが、ちょっと顔面の圧力が強すぎると思うこともw
それにしても、ピンク&緑の髪色が{netabare} 桜餅の食べ過ぎによるもの{/netabare} との説には絶句しましたw


炭治郎の鬼殺隊同期・不死(しなず)川玄弥が活躍したのが予想外でした。
ハラスメント含みで昇進を焦る同期にも事情があったのですね。

一方で伊之助&善逸は、ほとんど見せ場なし。
しまいには次回予告にて登場がない窮状を訴える始末w
これは鬼滅版“MOREDEBAN”村建設の予兆なのでしょうかw


【声優 4.0点】
霞柱・時透無一郎役の河西 健吾さん。
無口な現在の無一郎だけでなく、饒舌だった幼少期の無一郎、
さらには{netabare} 人格形成の礎となった兄・有一郎まで兼任。{/netabare}
状況に応じたセリフ量と一言当りの心情密度の匙加減。
繊細さを感じる好演でした。

恋柱・甘露寺蜜璃役の花澤 香菜さん。
こちらは騒々しく場を照らす豪快な演技。
ただここも回想では、傷つきやすい乙女心を丁寧に表現。

上弦の肆・半天狗。“分裂鬼”の異名もあり。
本体のCV.古川 登志夫さん以下、喜怒哀楽、
各々の感情を司る分身ごとに高ランク声優を当てる。
挙げ句、{netabare} 憎珀天には山寺 宏一さん{/netabare} まで起用。
半天狗の声優たちだけで並のアニメ作品のギャラ払えるんじゃないか?ってくらい豪華ですね。
この鬼、銭喰い鬼なので成敗に情けは無用ですw


上弦の伍・玉壺役には鳥海 浩輔さん。
私の中で鳥海さんと言えばゲーム『テイルズオブヴェスペリア』主人公・ユーリ役など、
少しダークだけど熱い正義漢のイメージが強くて。
それだけにこの真っ黒なナルシストボイスで残虐なゲージツを語る怪演。
こんな壺に成り果てちゃってって感じで笑撃的でしたw

因みに鳥海さんは壺から飛び出した気色悪い金魚共の声もカバー。
半天狗の声優陣から1人くらいヘルプさせれば良いのにw


【音楽 4.5点】
劇伴は椎名 豪氏&梶浦 由記氏のタッグが継続。
今回は両氏の適材適所がより鮮明になった印象。
特に梶浦氏は恋柱の華の演出に重用。
月に照らされた恋柱を彩る“梶浦語”の女性コーラス。風流でした♪

OP主題歌・MAN WITH A MISSION✕milet「絆ノ奇跡」
ED主題歌・milet✕MAN WITH A MISSION「コイコガレ」

EDが梶浦氏の作詞作曲による恋柱ソングだったので、
OPはコラボの“攻守”を入れ替えた霞柱ソングなのだろうと構えていましたが、
終わってみればOPは本編を総括した歌詞世界。
ラストで曲タイトルも回収された感が得られ納得。

あとは本日配信リリースの挿入歌{netabare} 「竈門禰豆子のうた」{/netabare} で奇跡の余韻に浸りたいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんとなくダラダラと観てしまう…。

そして、今回の「刀鍛冶の里編」の最終回放送後には、さらなる続編の製作が決定したとの発表もありました。

作ったら売れるんですかね、しらんけど。

ストーリーとしては一本調子で、強敵 → 修行 → 強敵 → 修行(以下、繰り返し)ではあるので特にけなす点もないのですが、優れているわけでもありませんよね。

わりと「普段アニメ観とるんやったら『鬼滅』くらい観とるやろ」というノリで観る作品だとは思うので、放送されれば観るのですが特に私が誰かに勧めなくても観る人は観るんでしょうし、語るべきことも多くはないので特に観ることを強くお勧めする作品でもないです。

ただ、個人的には「『鬼滅』は観ない」という選択をする人がいても頷けるアニメだとは思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

【酷評】作画が良いだけの作品に成り下がったアニメシリーズ第3期

原作既読。アニメシリーズ無限列車編以外視聴済み。
刀鍛冶の里編、全11話。

原作で見た時も刀鍛冶の里編は印象薄かったけど、アニメ版もイマイチでした。
作画がものすごく気合入ってるのも分かるし、お金が沢山積まれてることも分かるけど、シンプルにストーリーが今までのストーリーと比べて地味。

モノローグと回想が多くてテンポが悪く、見てて飽きが来た。今回活躍する柱の蜜璃ちゃんも可愛いけど、鬼気迫る戦闘シーンの合間のギャグ要素がつまらないし、雰囲気をぶち壊すのでキャラクターとしての魅力も下がっていました。
声がつくとなおさらキャピキャピ感が際立つので寒かった。花澤さんは悪くないし、きっとキャラも悪くないんだけど、イマイチ嫌いなノリでした。

敵キャラの上弦の鬼2人も、今までに登場した猗窩座や堕姫や妓夫太郎程のビジュアルがないし、過去の物語が深い訳ではないのでそこも楽しめない要素の1つでした。
相変わらず鬼滅の刃の無駄に豪華にするキャスティングは好きなやり方ではないので、その辺も苦手でした。

刀鍛冶の里編まで見たけど、そこまで鬼滅が好きな訳でもないし作画にこだわって見てないので、そろそろもう追わなくていいかなーという気持ちになってきました。柱稽古編はギャグ要素多めになるだろうし、鬼滅のギャグのノリ好きじゃないので見るかは微妙です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

69.8 13 続編で漫画原作なアニメランキング13位
終わりのセラフ 名古屋決戦編(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (821)
4977人が棚に入れました
新宿攻防戦にて、優一郎はミカエラと再会を果たした。しかし、ミカエラはその身を吸血鬼へと変貌させていた…。「家族」を救うため、仲間を守るため、知識と力を求める優一郎は、吸血鬼を人間に戻す方法を模索すると同時に、鬼呪装備の訓練に邁進する。一方、グレンは暮人に呼び出しを受け、衝撃の事実を告げられる。「1か月後、吸血鬼の本隊が東京に攻めてくる」。暮人は吸血鬼に対し先手を打つため、グレンに名古屋へ赴くことを命令。貴族殲滅作戦の火蓋が切って落とされる!!

声優・キャラクター
入野自由、小野賢章、中村悠一、櫻井孝宏、早見沙織、岡本信彦、石川界人、井口裕香、悠木碧、前野智昭、鈴木達央、鈴村健一、遠藤綾、細谷佳正、種﨑敦美、石川由依、小野大輔、嶋村侑、山村響、永塚拓馬、梅原裕一郎、古木のぞみ、日笠陽子、平川大輔、石原夏織、加藤英美里、星野貴紀
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

終わる頃にはシラフ

原作未読 ※基本スタンスは前半1クールめレビューにて


名古屋決戦につきましては古今東西ドラゴンズVSジャイアンツの名勝負以外認めてません。立浪の一塁ヘッスラに魂が震えたあの日。当時の指揮官両名とも鬼籍に入られましたね。そういえば大豊選手も(涙)。すでに歴史の一ページとなった伝説のあの夜。

分割2クールの後半。人間が絶えかけ吸血鬼が跋扈する世界での両者の闘いの物語2クールめです。人間VS吸血鬼の対立構図はそのままに、吸血鬼同士/人間同士、はたまた鬼や天使と入り乱れてのくんずほぐれつの様相を呈し深みが出てくるかどうかの勝負どころです。
槙原 - 斎藤 - 桑田の見事な完投リレーで興奮したい視聴前でした。ドラキチだけどここは譲る(^_^;)


雰囲気は良いです。劇伴いいなと思ったら鶴岡陽太さんをEDクレジットでお見かけしました。そして音楽のみならず終末ディストピア感がよう出てます。ある日突然ウィルスが…の事情もあり、街の建造物が朽ち果て蔦が絡んでるような背景美術。前半クールは新宿・渋谷・表参道、この後半クールでは海老名SAからの名古屋全般と、往時の面影を感じながら見慣れた景色のアナザーヴァージョンを楽しむことができました。
OPはfripSide「Two souls -toward the truth-」
EDはやなぎなぎ「オラリオン」
有名どころですね。OPは人気ユニットの量産品。いつものAメロBメロそしてサビのファルセット。使いまわしのコード進行が悪いとは言いませんが作品から浮いてる気がします。
EDはイントロ勝負の出オチ感。単体曲だとメロディーラインも綺麗なんですが …ファンには申し訳ないけど人気アーティスト使ってみました感が先行してるOPED両曲です。

いいところは良さげな雰囲気ってとこだけかなぁ。
こんな世界だからこその仲間との絆や家族愛。圧倒的な実力差を前にしての絶望感。正邪入り乱れた末の明かされる真相。どれもこれも中途半端でした。


■中途半端な絆や家族愛。絶望

{netabare}軍規守ったところでな世界だし猪突猛進イキリ主人公で活路を見出す意味はあるかもしれない。細かいところですが「敵の名前は覚える必要ないけど仲間はしっかり覚えてるぜ」カチコミ前のちょっといいシーンかのように描かれてたアレが嫌。
敵の情報を軽視して行き当たりばったりで突っ込むのは阿呆といいますか、置かれた状況が状況なんで勝てない戦の勝率を上げるために全方向に力を注いでほしいところでした。絶望要素足りなくて戦闘が茶番のように見えるのです。
イキリの悪い部分なんでしょう。家族だ絆だ言ったところで足を引っ張れば家族は死ぬし絆は絶たれることを想像できないのでしょうか?とつい思ってしまいます。{/netabare}

{netabare}ミカもねぇ。頑なに人間の血を摂取することを拒んでるわけです。人間としての矜持を守りたいからこその行動でした。それで人間好きかと思いきやゆうちゃん以外の人間にはまるで興味なし。忌み嫌ってる節さえあります。
一貫性が無いんですよ。それでも無きゃ無いなりに人間or吸血鬼の葛藤がミカにあれば良いのでしょうが感じられませんでした。勿体ない。{/netabare}


■明かされる?真相

{netabare}明かしてないままぶつ切りエンド。判断しようがない。{/netabare}



繰り返しになりますがダークな雰囲気に心地よく酔えそうな気配はあったのに!そんな作品でした。



視聴時期:2020年1月~3月 地上波再放送

-----


2020.03.13 初稿
2020.09.28 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

kooodain さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人類と吸血鬼。終わりのセラフ。そして優とミカエラ。家族の話。

1期とは打って変わって?戦闘力の安定度が増します。
そして吸血鬼との対峙も増えその能力も上がっています。
そして1期から変わらず『家族』というのを主題に置いています。
そこだけは変わりません。

2期は更に優とミカエラの関わり方、関わり合い。優と新しい家族。
そして終わりのセラフの真相…。
物語の核心にどんどんと近づいていきます。
その代りにより戦闘が多くなりますが心理描写が減るわけではありません。
物語の深度に合わせてより深く心理描写が増えます。
なので1期と比較にならないほどに面白さが増しています。

あとやぱりシノアちゃんが面白お茶目可愛いです^^
それだけで私はもう満足ですww

冗談?はさておきとりあえず1期異常に面白さが増しています。
ですので1期を見た方は是非是非最後まで!!
面白さの根本は基本的に1期と変わらないので書くことはこの程度です。

▼物語の評価
物語は更に面白くなっていきます。
そして構成や何も1期と同じく何も変わらない良さがあります。
そして真相に近づくのでより面白く引き込まれます。
▼作画の評価
作画は前よりも金がかかっているのかより良かったように感じます。
遠景時の描写もほとんど改善されているように思えました。
▼声優の評価
1期と変わらず。
▼音楽の評価
OPは現代のバトル物っぽさがありますが1期と比較するとチープになった感じです。
あっても居ないように感じます。軽すぎます。
EDは曲が非常に良いです。個人的に神曲候補ですw
作品の終末感も取り入れつつバトル物としてのEDとしての役割もしっかりとこなしています。
完璧な盤石のEDと言えるでしょう。
BGMは相変わらずです…。
更に声とBGMの相克が起こっている箇所が何点かあってBGMが邪魔になっていました。
▼キャラの評価
1期と同じくシノアちゃんが最高です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

壮大な世界観を、まとめてどーーんと、巴投げ(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
吸血鬼×バトルというアクションもの。少年漫画原作らしく、熱さがあった。やや漂う腐の気配をスルーできれば、充分に楽しめるかと。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1期は、人間対吸血鬼、という分かりやすい対立軸を中心に、個々のキャラクターのトラウマなどに触れつつ、仲間の絆を深めていくという、(良くも悪くも)王道展開が見処だったと思います。

2期は、そこに、鬼対人間やら、鬼対吸血鬼やら、吸血鬼対吸血鬼やら、人間対人間やら……最後には神様というか、天使? も出て来て、「BASTARD!!‐暗黒の破壊神‐」的な、混沌かつ壮大なドラマになってきました。

個人的には、こうした複雑な話は嫌いではありません。が、設定をばらまくだけばらまいて、最終的には、なんらまとめることなく力業で放り投げてました。正に、巴投げを食らった(ことはないけどw)気分です。3期、やるんだよね?

1期と比べると、前衛と後衛の役割分担をするなど、バトルには工夫がみられるようになりました。ただ、いちいち「仲間の為」「家族の為」と連呼するので、なんか逆に、白々しく感じました。

一方でグレンは、どこまでも利己的で、でも仲間から慕われる、ジャイアン的なキャラで結構好きでした。ただ、しょっちゅう負けますがw 多分グレンは、自分の(肉体的、精神的、技術的)弱さを十分に自覚していて、それでも目的の達成を目指していて、だからこその「使えるものは何でも使う」スタンスなんでしょうね。「家族、家族」と連呼するユウちゃんよりは、好感がもてました(そういう意味では行動原理が「ユウちゃんのため」オンリーのミカも、まずまずでした)。

まあ、評価的には1期とさほど変わらず「面白いわけではないが、つまんなくもない」です。ここまで見ちゃったから、3期あったら一応観るけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 34

72.2 14 続編で漫画原作なアニメランキング14位
弱虫ペダル GRANDE ROAD(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (692)
3922人が棚に入れました
インターハイ2日目もゴールまで残り4㎞。先頭を走るのは、箱根学園と京都伏見、そして坂道の活躍によりチーム全員が合流を果たした総北高校。3校の先頭争いが繰り広げられる中、追い込まれた御堂筋は〝フェイズ49〟を発動。箱根学園のアシスト、荒北に迫る!激動のロードレース後半戦、優勝を賭けた戦いが遂に始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、宮田幸季、前野智昭、代永翼、柿原徹也、日野聡、吉野裕行、阿部敦、遊佐浩二、野島裕史、関智一

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

届ける―みんなのジャージ―を1番にε”ε”ε”(;ノ>Д<)ノ

原作未読 【アニメ弱虫ペダル―第2期―】全24話 (※第1期 全38話※)

待ちに待った…
あの熱い自転車ロードレースの戦いが、帰ってきた!!!
インターハイ2日目もゴールまで残りわずか…
3日間に渡って繰り広げられる激動のインターハイロードレースも
いよいよ後半戦に突入!!! 
各校優勝を懸けた熱い戦いの軌跡が―今、ここに刻まれる!!!


◆はじめに◆
当然のことながら1期からの視聴を強く、強く推奨致します(人д`*)

そして私、1期レビュも_((Ф(・ω・`)書いております
本シリーズ、未視聴の方、興味のある方はそちらも併せて読んで頂くことで
この「弱虫ペダル」の魅力を少しでも感じて頂ければコレ幸いと思います(。・ω・。)

個人的にですが本シリーズかなりオススメしています(◍>౪<◍)ノ"

日頃より「萌え」探しの旅に出ている私ですが
本シリーズでは正しく「萌え」ならぬ「燃え」な展開に激しく夢中になりました♪

1期+2期 あわせると全62話と、とても長丁場でとても気軽には手を出せない
印象を持たれている方もいらっしゃると思います

しかしこれが見出すと止まらない内容で、とにかく続きが気になり
全部観終わってみると…

え|ºдº)?5クール? ((((;゚;Д;゚;))))アワアワワワワワワワ

そ、そんなにやってたの?…ですね。。Σ(゚艸゚〃)アラビックリw

いや大げさに言ってる訳ではありません(*゚∀゚)*。_。)
全くもってそんな長さを感じさせない
それだけ、ただただ夢中にこの5クールをあっという間に
駆け抜けていった― そんな印象を強く感じました♪

まずは気軽に、とりあえず試しにどんなモノか観てみるかな(*´∀`)っピッ
と、あまり構えず気軽にご視聴頂ければと思います!!


◆本作(2期 GRANDE ROAD)の紹介・感想をヌメヌメと◆

それでは本作2期の感想、思いの丈を
ネタバレをギリギリかわしつつここに書しるしたいと思います(*`・ω・)ゞ

まずやはり最初に述べたいのが、1期さながら
強力なインパクト、ドラマのある魅力的な"キャラ"たちの存在です!!

今回主に主力級のキャラは

主人公チーム みんなで繋ぐチーム精神が強み         総北高校×❻人
昨年覇者常勝チーム 個々の能力、メンタル、チームワーク◎ 箱根学園×❻人
型破りな独裁チーム 1人最強キャラ(+1)要する        京都伏見×➋人 
本作のダークホース的チーム                    広島呉南×❶人  

                         かな…かなぁ((Ф(・ω・`)

他、主人公のお母さん、委員長ちゃん、マネージャーとそのお兄さん、
総北2年生他、等の脇役的キャラも魅力的で名演が光る!!

なんと言ってもキャラそれぞれの、
このインハイに懸ける想い、仲間への信頼や友情、絆が
観ているコチラにヒシヒシと伝わってきて胸の内が熱くなる!!!

ロードレースという自転車競技の試合展開そのものも
ストーリーを楽しむ上で大きな要素ですが…
その競技にいそしむ、キャラ一人一人にドラマがあり、
それぞれがその想いを"これでもか"と言わんばかりに
ぶつける、懸ける、胸熱感動ドラマにただただ涙゚(゚´Д`゚)゚


しかしながら本シリーズ通して、
よくマイナス点として指摘されがちなのが
"各キャラの回想の多さ" がストーリーのテンポを悪くしてしまう
との意見を私も目にした事がありますが…

私が思うに、感じるに…、正にこの回想こそが本シリーズの―"核"―

キャラそれぞれが、なぜにこーまでにこの戦いにこだわるのか―!?
そこに至るにはどーいった背景があり、どんな過程を踏んできたのか―!?

その部分が回想により "色濃く描かれる" 事により
その選手のレースでの活躍、奮闘の様
それに伴う結果、喜びの姿や散る姿…に観ているコチラが
とてつもなく感情移入するのであります *゚Д゚)ウ、オォォ...スゲェー


と言いつつもさすがに私も
本作始まってすぐ、2日目ゴールまで残り ―50m!!―
さー2日目決着!! どーなるコレ━(゚∀゚)━!

のシーンでの〇〇〇クンの回想シーンが入った時にはщ(゚д゚щ)ココデカァ--!?!?
と思いましたが…w しかしコレも大変良いお話しで゚(゚´Д`゚)゚イイッ

このおあずけ感もすっかりクセになりましたね(ノ∀`*)w

とにもかくにもこの”回想シーンの数々”をどれ程、”よしッ!!” と思えるか?
が本シリーズを楽しむ上で一つ、観る側のベクトルとなりそうです!!


長くなってますが…
最後にお気に入りのキャラへの想いを書かせて下さい(人Д`*)

それは総北高校 クライマー
ピークスパイダーこと『巻島祐介』巻島先輩です!!

1期はじめの印象は…口癖は「~しょ♪」
しょっしょっ言い過ぎw なんかチャラい人(。・ω・。)?
ん~…見た目もちょっと受け付けない感じかなぁ~|ºдº;)…

て思って観てました…
他人に気を遣ったり、会話したり、とにかく苦手な先輩…

ですが!!!
そんな彼が、彼だからこそ!! 同じクライマーでチームメイトで後輩の
主人公の『坂道』くんへ人一倍強い期待と深い信頼を持っていて…

そしてこの一見クールな雰囲気の彼のイメージからは程遠い
熱い想い、熱い名台詞、熱い名シーンの数々…

グギュウ゚(゚´Д`゚)゚泣く…これ泣いちゃうヨ…゚(゚´Д`゚)゚

涙が止まらないっしょ~━゚(゚´Д`゚)゚━!!! 
巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん~ ♪w


そんな訳で、
男女問わず楽しめる作品と思いますので
この熱いスポコン感動ドラマの軌跡をぜひ一度ご覧頂きたく思いますヽ(*´∀`)ノ

最後に、本シリーズ劇中歌
「ラブヒメ -恋のヒメヒメぺったんこ-」 もうコレ歌うしかないっしょ♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 43
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

これはある意味 箱根学園自転車競技部の物語

すごく感動しました。
この物語の主人公は、総北高校自転車競技部の小野田坂道のはずです。
ですが、この物語の半分以上は、他校の生徒が主に活躍します。

特に、箱根学園自転車競技部の面々、
福富 寿一、荒北 靖友、新開 隼人、東堂 尽八、泉田 塔一郎、真波 山岳
彼らは、それぞれの個性が眩しいほどに輝いています。

彼らには、それぞれの過去があり、それぞれの信念があります。
そして、誰一人として、決して自分の信念を曲げません。
頑固と言えば頑固ですが、それが実に素晴らしい。

特に私が最も好きなのは、箱根学園の荒北 靖友です。
どこから見ても乱暴者にしか見えない彼は、狂犬のように他校の生徒から恐れられています。
それは予想通りですが、彼は決して努力を怠りません。人の2倍練習します。
そして、チームのために自分を犠牲にして懸命に走行します。
彼は悪く言えば単純ですが、よく言えば純粋です。
純粋な人は嘘をつきません。決して人を裏切りません。

そんな個性の塊の箱根学園自転車競技部の男たちが活躍するので、
いつの間にか私は、主人公ではなく、箱根学園自転車競技部の男たちを応援していました。


また、京都伏見工高の御堂筋 翔も強烈な個性でした。
そして彼の過去のエピソードを知ったとき、彼の心がようやく理解できました。
(小さかったころの御堂筋は、可愛かったし素直だった。)


こんなに主人公以外が活躍するアニメは久しぶりに見ました。
まだ見ていない方は、是非見てください。
きっとあなたが好きになる登場人物がいますよ(^_^)

最後に、こんなに感動する物語ですが、私には一つだけ不満がありました。
{netabare}
小さい頃に母親を亡くし、そのときの心の痛みを知っている御堂筋が、競技中に今泉に「母親が事故にあった」なんて嘘をつくはずがないと思います。
これは明らかに原作者の考慮不足だと思いました。
{/netabare}
この部分を編集しなおしていただければ、私は更にこのアニメが好きになると思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

想いを繋ぐ

一期に続き、休みの日に録画ストックの分を全力一気観しました。
命懸けの熱いバトルが光るインターハイから目が離せなくて、
キャラの掘り下げや回想シーンに親近感が増し、共感しました。

観ていて面白いけれど、視聴中本当にドキドキして交感神経が優位になるので
すごく面白いのと同時に疲れます・・。
レース中にいきなり回想シーンや別キャラの話が長く入ってくるので
話に集中してたのが、突然何の話だっけ?と混乱することもありましたが、
この回想シーンがないとただの中継で面白みに欠けるので、制作スタッフも魅せ方を悩んだんだろうなって思いました。

キャラクターも個性が強くて、自然とお友達な人、筋肉に名前をつけて話しかける人、レース中突然ジャージを脱いで半裸になる人、雰囲気イケメンなのに本気で走ると顔が違う人(いろんな意味で)
動きが爬虫類っぽくて動くと粘着質系SEが「ヌチャァァァ・・」「グショァァァ」ってなったり、弱虫ペダル どころか 妖怪ペダル回し状態の人。
なんか、全員独特で体型や顔も一人一人違っていて、誰が誰だかわかりやすかったです。キャラの個性やストーリー性の強いアニメって本当に好きです。

感想{netabare}
御堂筋くんの突然の回想シーンはびっくりした。
どうしてあんな感じの性格になってしまったのか気になっていたけれども
あんなの見せられたらもう憎めないじゃない・・と思った。

お気に入りキャラは、箱根学園の荒北くんと京都伏見の石垣くん。
荒北くんは目つき悪いし、最初「この人超こわい・・」だった。
狼っぽくて今にも噛み付きそうな感じが、福富さんの前ではなんだか犬っぽくてギャップ萌えというか可愛い
石垣くんは初登場時からルックスが好みで、良識的で温厚な性格なのにレースで御堂筋を牽引する苦労人。御堂筋としっかり向き合おうとする姿勢なのが格好良い!
彼のエピソードはもっと観たかった・・石垣くんのいる京伏はもっと応援したかった!

このインターハイ戦で今泉くんや小野田くんが異様に成長を遂げたので今後が楽しみ。{/netabare}

以前、出掛け先で弱虫ペダルの原画展がやっていましたが
その時がまだ視聴していなくて知らなかったので行けなかったことを悔やむほどにハマりました。
3期が楽しみです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

66.7 15 続編で漫画原作なアニメランキング15位
七つの大罪 聖戦の予兆(しるし)(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (315)
2088人が棚に入れました
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。ヘンドリクセンとドレファスの二大聖騎士長の支配から王国を奪還した<七つの大罪>とエリザベス、ホーク。王国誕生祭も無事に終わり、リオネス王国にようやく平和が訪れた。だが、次なる脅威の予兆は、確実に生まれつつあった-。そんな気配を感じてか感じていないのか、<七つの大罪>たちはようやく訪れた日常を満喫していた。しかし、彼らの日常が普通で済むはずはなく...。

声優・キャラクター
梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、宮野真守、木村良平、櫻井孝宏

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「トントコトコトコ、トントコトコトコ…」

この作品は1期の続編に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

七つの大罪の続編が放送される…これは私にとってとても嬉しい情報でした。
1期は2016年9月24日時点で、お気に入りの棚序列21番目の作品…
エリザベスに…ホークに…バンにたくさんの感動を貰った作品なんです。
期待せずにはいられない…そう思っていた矢先、アルスラーンとの変則放送で全4話と聞いた時には少し寂しさを感じてしまいました。
4話しかなかったら物語の進展は望めないからです。

でも、そこは気の持ちよう…例え物語が進展しなくても、またみんなに会えるんだから…と思って視聴を始めましたが、1期の後日談だったのであまり違和感は感じませんでした。

物語の舞台はリオネス王国奪還戦後の王都…熾烈を極めた戦いの傷跡は街のいたる場所に残っており復興の真っ最中といったところです。
全4話であるため、登場人物もバッサリ切られています。
ヒロインであるエリザベスなんかは、ほんの少ししか登場しないのは残念でしたが、1回毎に主役が入れ替わりながらホーク、ディアンヌ、キングらが活躍してくれます。

1期を視聴した方だったらディアンヌの姿には多分ビックリすると思いますが、これは見てのお楽しみ…

個人的にはディアンヌの活躍は嬉しい限りです。これまで自分の境遇からずいぶんと不憫な思いをしてきたと思います。
だからこれは彼女がずっと抱いていた願望なんです。
心優しくて力持ち…そんな彼女の言動は彼女らしい優しさが一杯でした。
それに何と言ってもディアンヌのCVは悠木さんですから…
彼女の魅力を悠木さんが最大限に引き出してくれています。
尺は短いですが、ディアンヌの女の子としての魅力は余すことなく描かれていると思います。

そして、ディアンヌと行動を共にしている時のキングの嬉しそうな顔といったら…
今回もキングは頑張ったと思います…だから今回のオチは彼にとって一世一代の不覚と言っても良いでしょう…

でもやっぱりイチオシは自称「残飯処理騎士団」団長のホークちゃんでしょう。
姿はだいぶちっちゃくなりましたが、勢いと突っ込みの切れは健在です。
1期の終盤で見せてくれた勇姿…今でも脳裏に焼き付いています。

オープニングテーマは、MUCCさんの「CLASSIC」
エンディングテーマは、瀧川ありささんの「色褪せない瞳」

やっぱり4話はあっという間…ですが、これは次への布石だったんですね。
新作TVシリーズ…この作品のファンに対する最高のプレゼントだと思います。
現時点での情報は「制作が決定した」のみですので、今後の続報が楽しみです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

原作者は狙っている。

原作者の鈴木央さんは少年ジャンプの頃からコアなファンが付くようなベテランマンガ家でデビューしておよそ20年経つ。

しかし、作品そのものが売れてきたかというとそこまででも無く、ジャンプからサンデーに移り、そしてマガジンへとその苦難の道筋は計り知れない。

講談社では「進撃の巨人」の大ヒットで、その追い風に乗るべく企画されたのが本作「七つの大罪」だろう。

ファンタジーは昔から売れ筋だが、あからさまにドラゴンボールやワンピースを視野に入れたキャラクターデザインや王道ストーリーはいささか食傷気味である。

つまりは個性というものがほとんどなく、職人技としての漫画作りである。この「あざとさ」が多くの大人の漫画読みには受け付けないだろう。

どちらかといえば、ライトな漫画ファンや小学生、中学生向けといった形である。

大人は「進撃の巨人」や「鋼の錬金術師」や「ベルセルク」の方がより楽しめるだろう。

この作者にしてはエッチ要素が多いのはまさにあからさまな客引きだといえる。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一休み、一休み

原作未読 全4話

前作「七つの大罪」の続編です。事前に前作を観ることをオススメします。

1話1エピソードで綴られています。3話{netabare}(ディアンヌとキング){/netabare}のお話が好きでした^^

短いながら、それぞれのキャラの魅力が出ていましたね。

次に繋ぐお話も1話ごとに少しずつ描かれていますので、この作品が好きな方は観ても良いかも知れません。

お気楽に観れる作品です。

最後に、続編が制作決定したので今から楽しみです^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

76.9 16 続編で漫画原作なアニメランキング16位
ハイキュー!! TO THE TOP(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (260)
1333人が棚に入れました
春の高校バレー宮城県予選、激闘を制し悲願の全国大会出場を決めた烏野高校排球部。全国大会を控えた彼らのもとに、影山の全日本ユース強化合宿召集の報せが舞い込んだ。さらに月島にも宮城県1年生選抜強化合宿への招集がかかる。同じ1年生との差に焦る日向は、宮城県1年生選抜強化合宿に押しかけるも……!?全国大会本番に向け、日向、影山、そして烏野高校排球部の更なる挑戦が始まる⸺!!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、諸星すみれ、神谷浩史、江川央生、花江夏樹、宮野真守
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

視点が変われば、世界が変わる

制作:Production I.G、
原作:古舘春一、監督:佐藤雅子
副監督:石川真理子、シリーズ構成:岸本卓
キャラクターデザイン:岸田隆宏
総作画監督:小林祐、音楽:林ゆうき、橘麻美
原作:古舘春一

2020年冬クールは良作が多く、ドロヘドロを筆頭に
視聴分だけで十分に満足できるラインナップだった。
そのため、面白そうだが、視聴に至っていない
録画したままの作品がまだ数本残っている。
この作品もそんな1本だった。

3期までの物語から面白い作品であることは
分かっていた。しかし、白鳥沢高校との決戦が終わり、
物語に一区切りついていたことから、
あまり視聴意欲が湧かなかったことが
これまで未視聴だった大きな理由。
ところがHDDの整理に迫られ、
視聴を始めると、やはり抜群に面白いことに
改めて気づかせてくれた。
キャラクターが個性的で魅力的だし、
競技を描くポイントの絞り方が、とても上手い。
Production I.Gが手がけるスポーツものは、
ほぼ外さないと分かっていたのに
ここまで放置していたのは痛恨だった。

ハイキュー!!の魅力は、日向翔陽と影山飛雄を中心にした
強烈なキャラと、爽快で緻密なスポーツ描写の面白さにある。
動きやカメラアングルもよく考えられており、
バレーボールの迫力を感じさせてくれる。
しかし、それだけにとどまらないのがこの作品の奥深さ。
個人的にはバレーボールという競技に
それほど興味はないのだが、この作品を観ていると、
競技そのものへの深い理解に驚くことがある。

今期で言うと、控えメンバーでサーブ特化の山口忠。
これまで何度も深く取り上げられている人物で、
サーブを打つだけのために試合に投入される。
どれだけ落ち着いた心理で試合に入っていけるか。
途中でワンプレーだけを任される選手にとっては、
最重要のポイントといえる。
それは、普段からの練習で意識することが大切。
効果的な方法である「リセットの視点」は、
とても納得できる話だった。

{netabare}つまり、会場内にある標識や
非常口の誘導灯などをリセットの信号として定め、
それを見たときに意識を集中させる訓練を
普段からやっておく。
緊張していてもすぐに試合に入れる心理状態に
持っていく準備をしておくのだ。
とてもリアリティのある話で、選手の心理について
深く考えられたエピソードだった。{/netabare}

また、選手たちをサポートする存在の人々の
想いもきちんと説得力を持たせて描いている。
例えば、今回は清水潔子が、
マネージャーとして最前線に立っているという描写。
自身が中学時代にハードル競技の選手だったことから、
そこに立つ心理を理解しつつ、自分が現在、
立っている場所はどこなのかを明確にする。
スポーツに関わるさまざまな状況を
上手くストーリーに組み込んでいる。
メインである全国大会はさわりだけだったが、
とても面白い4期目だったと思う。

今期のいちばんのポイントは、
全国大会に向けてレベルアップを図る
烏野高校排球部メンバーたちの想いや視点と
いうことになるだろうか。

影山は、全日本ユース強化合宿に招集され、
月島は宮城県1年生選抜強化合宿メンバーに選抜される。
合宿メンバーに選ばれなかった日向は、
呼ばれてもいないのに、宮城県1年生選抜強化合宿に
勝手に参加するという突飛な行動に出る。

{netabare}ただ、ここで偶然によるワンプレーをコーチが目にして、
合宿に飛び入り参加させてもらえるというような、
ありがちな展開にしなかったのは驚きだった。
日向は、部活のバレー部を休んでまで
合宿に参加したのに、
最後まで球拾いしかやらせてもらえないのだ。
しかし、才能ある者たちが揃った
各高校1年生代表たちのプレーを外から見ることで、
チーム全体に必要な動きや
論理的なタイミングについて考えるようになる。
自らの身体的な動きと技術面だけでなく、
プレーの連動性に着目するようになったのだ。{/netabare}
視点が変わることで、世界が変わって見える。
それは、レベルの違いもあるし、
下から見るのと、2階から見ることでも
見え方が変化する。県大会から全国に目を移した
ときの視点の違いを上手く表現していた。

一方、影山は全国トップレベルの選手とともに
プレーすることで、自らの足りない部分を考える。
日向をより効果的に使うことをイメージする。
ふたりは、違う世界のレベルの高さを心に刻み、
それをチームに持ち帰ることによって、
全体に大きな変革をもたらすのだった。

全国大会前の地味な話のはずが、
ここまで面白く見せられるのは、
やはり原作の持つ大きな力だろう。
また、全国大会突入後、天井の高いコートに
なったことで影山がアジャストに戸惑う描写の
リアリティにも感心させられた。
作者がバレーボールという競技を
とても深い部分まで捉えているのがよく分かる。

多くの人々の想いや視点が渾然一体となって、
全国大会に突入した第4期。
良質なドラマと感情の迸りを
今後はどのような形で見せてくれるのだろうか。
(2020年8月22日初投稿)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 43
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

4期は潔子さんのエピソード有

・・・ありますけれど、春高試合が始まる頃です。後半です。

4期本編の主役はやっぱり翔陽。そして飛雄。
特に翔陽の成長が楽しかった。
翔陽は呼ばれていない宮城県の1年生強化合宿に呼ばれていないのに飛び込みで参加する。
{netabare}今回の成長は新技やテクニックではなく
メンタルの成長。今迄は自分自身に精一杯でいかに周りを見ずにバレーボールしてきていたのか。
バレーボールを外から見ることで予測することの大事さを学ぶ。
それが、1点を守れることにつながり、1点を取ることにつながる。
春高ではどんなプレーができるようになるのだろうか。{/netabare}

飛雄は全日本ユースの強化合宿でハイレベルの選手たちと対面する。
{netabare}凄い選手がたくさんいることが分かってもさほど動じない飛雄。
その中でもとても大事なことを学ぶ。
セッターは相手の一番打ちやすいトスを上げるのではなく、一番能力を発揮させるトスを上げること。
烏野に戻り練習試合で実践。手ごたえあり。烏野全体の大きなレベルアップ。{/netabare}

他のメンバーも全員がレベルアップ意識して切磋琢磨。

準備は整った。さぁ春高バレーの開幕だ!

そして潔子さんのエピソードで感動だ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

高く、高く、舞い上がれ!

原作未読 全13話 4期の1クール目、2クール目は7月より放送予定

宮城県の烏野高校排球部を中心に描いた作品。1期から観ることをオススメします。

来週も続くのかと思っていたら、途中でバッサリと1クール目が終わっていましたねw

今回は、終盤以外は全国大会に向けてのお話でした。

日向 翔陽、影山 飛雄の主人公2人はそれぞれの場所でレベルアップのため頑張る姿がメインでしたね。

新キャラも多くて、一癖も二癖もあるキャラばかりでした。

これからというときに終わりましたので2クール目が楽しみです。

OP BURNOUT SYNDROMESさん、EDはCHiCO with HoneyWorksさん、アップテンポの曲で珍しかったです。サポートしているキャラ達が描かれているところも良かったですね。

最後に、翔陽の前向きさは見習いたいですね〜

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

70.9 17 続編で漫画原作なアニメランキング17位
魔法陣グルグル (2017)(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (248)
1006人が棚に入れました
1992年に月刊少年ガンガンで連載を開始、
1994年、2000年に続き、連載25周年を記念して3度目のテレビアニメ化!


魔王を倒す勇者を募るというお触れを見た勇者マニアの
父と母によって、半ば強制的に旅に出されたジミナ村の少年ニケ。
村のしきたりに従って、村外れに住む魔法オババの元を訪ねたニケは、
そこで不思議な魔法グルグルを使う少女ククリを託される。
オババの話によれば、彼女はミグミグ族というグルグルを
使うことのできる一族の最後の末裔で、
いずれ現れる勇者を待ち続けていたのだという。

お調子者の小さな勇者と天真爛漫な魔法使いの少女が繰り広げる、
「思いっきり笑えて、ちょっぴり泣ける」
王道冒険ファンタジーが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
石上静香、小原好美、小西克幸、大地葉、藤井ゆきよ、櫻井孝宏、大西沙織、岡本信彦、石田彰
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

世界中の大好きを集めても 君に届けたい思いに足りない

原作未読。最終話まで視聴。

【初めによもやま話を少々・・・】

1995年頃だったと思う。

夜勤明けの帰宅中に車のラジオで聞いていた、奥井亜紀さんがDJをしていた『まんたんMUJIC』という深夜ラジオ番組。
その番組中に流れていた、奥井亜紀さんの『晴れてハレルヤ』という曲・・・。

曲調と歌詞が凄く気に入って、翌日、CDを買いに行ったことを今でも覚えています。
(もちろん,CDは今でも大切に持っています)

という訳で、『魔法陣グルグル』というアニメの存在は、昔から知っていました。

ただ、当時は今ほどアニメに興味が無かったのでアニメ本編は未視聴。
というか、私の記憶では、私の地元ではアニメ本編を放送していなかったような気がする・・・。

だから、今回、凄く楽しみにしていたんです!
20数年の時を経ての視聴です。

【物語】
内容は正直、子供向けアニメかと・・・。
だけど、大人が見ても、十分楽しめる作品でした。

ギャグアニメかと思いきや、しっかり冒険アニメ・・・。だけど、根本的にはギャグアニメ。
下ネタも上品(!?)で悪くなかったと思います。

『ククリちゃんを愛でる作品』だと思っていれば、間違いないと思います(笑)。

【作画・声優・音楽】
いずれも、とても良かったと思います。
作品のイメージにピッタリ。

【キャラ】
ククリちゃん → とても可愛い!
ジュジュ → 可愛い!
ニケ → ナイスツッコミ!
ギップル → 少しウザい!
キタキタおやじ → かなりウザい!だけど、{netabare}たまたま偶然に活躍することもある、{/netabare}憎めないキャラ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 55

おれおれ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大好きな漫画のアニメ化

過去の二つのアニメも視聴済み。それに比べてしまうとかなり不満点はあるけどグルグルを全話アニメで観れたことに感激。
キタキタ親父の配役、ナレーターの廃止、原作にあるギャグのカット これらがもっとも不満な点である。
でもククリとニケの配役は満足だしopも良い。そして作画も明るくて原作にあってる。
ギャグ面はどちらかというと原作で堪能してほしい。

ドットrpgらしい展開、子供らしい作風にゴツいオッさん という珍しい組み合わせがギャップを生んでそれが面白い。そして全編を通してククリの一途なニケへの想いが旅を通して成長していく過程は本当に最高。当時子供だった僕にラブコメ本能を目覚めさせた。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

少年と少女の、心を育む旅

【紹介】
魔法陣を書いて魔法を発動して敵を倒す女の子と、武器を使って戦う勇者の男の子のお話。

【キャラクター】
ニケは年齢相応ですが、ククリはだいぶ幼く見える。
ククリは12~13歳なので、中学生ってことでしょ。
それならもっと大人びていると思う、8~9歳くらいに見える。
魔法おばばのせいか?

私が好きなのはキタキタ親父とジュジュ。
キタキタ親父のようなキャラクターを考えた作者は天才ですね。
あんな何をやっても許されるキャラなかなかいない。

【シナリオ】
本作のストーリーは、ククリとニケの心の成長の物語と言っていいと思います。
ギャグテイストですが、旅を通して魅力的なキャラクター達と触れ合い、二人が精神的に成長していくところがいいですね。

【昔やってた旧作も見てみたい】
凄く面白かったけど残念なのは、最初から最後までずっと駆け足気味に進んでいたこと。
すごい速度で進んでいてまるでダイジェストのようでした。
原作もそうなのかなと思って調べてみたら、昔やった旧アニメはもっと長い尺でやっていたみたいで、ナレーション付きだったみたいです。
はじめのほうは昔やっていたほうのアニメを見てねってことかな?
DVDとかもなくて見る方法がわからないのが残念。

【総評】
グルグルを一言で言うと、ドラゴンクエストをファンシーなギャグアニメにしてみた感じ。
ところどころにドラクエのオマージュと思われるところがあります。
名作だと思うので、ぜひ一度ご視聴ください。

※初期のレビューを書き直しました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

74.0 18 続編で漫画原作なアニメランキング18位
血界戦線 & BEYOND(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (405)
2158人が棚に入れました
かつて紐育と呼ばれた街は、わずか一晩で消失した。そこに出現した街「ヘルサレムズ・ロット」。濃い霧の向こうに広がる「異世界」と現世を繋ぐこの地は、さまざまな思惑を持った者たちが跋扈する、「地球上で最も剣呑な街」へと生まれ変わった。そんな混沌とした街の均衡を守るべく、人知れず活動続ける者たち。ブレングリート流血闘術を使う強面の紳士、クラウス・V・ラインヘルツをリーダーに、顔に傷を持つクラウスの右腕・スティーブン、銀髪のチンピラ、ザップ・レンフロと半人半魚のツェッド、不可視の人狼、チェイン・皇と隻眼の淑女、K・K。そして「神々の義眼」を持つ青年レオ……。騒動が巻き起こるとき、そこには必ず秘密結社・ライブラが姿を見せる。路地に響き渡る狂騒と、不埒な怪物たち。愛すべき深淵と、繰り返すカタストロフィ。終わることのない日常茶飯事が今、再び幕を開ける。そして、さらにそのBeyondへ……。

声優・キャラクター
小山力也、阪口大助、中井和哉、宮本充、小林ゆう、緑川光、折笠愛、銀河万丈、宮野真守、藤原啓治、内田雄馬、水樹奈々
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

HELLO、MICHELLA

異界と呼ばれる別世界へ繋がる、
大穴が開いた混沌の街ヘルサレムズロッド。
秘密結社ライブラの知られざる活動記録。

一難去ってまた一難、
相変わらずの主人公レオナルドウォッチ。
墜落王フェムトの悪巧みで大騒動に発展。
楽しくて騒々しい、お祭り騒ぎ再び!!

お洒落で粋な音楽と芸達者な声優たち、
不埒な怪物たちとの決闘の数々、
コミカルな演出と一癖あるキャラクターたち、
そして愛すべきカタストロフィ、
アニメの楽しさとは本来こういう事でしょう。

2話視聴追記。
ブレングリード流血闘術、
{netabare}999式久遠棺封縛獄発動!!
今回は演出が冴えわたっていましたね。
クラウス渋すぎ、新キャラも良し。{/netabare}

最終話視聴追記。
格段に構成力が増して只々楽しい。
挫折が人を創るのでしょう、
{netabare}勇敢にも前へ踏み出したその1歩が、
この街のたくさんの命を救っているのです。{/netabare}

最終話、ちょっと感動しました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 50
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

具体的にどこがどうとは説明できないけれど前作より好き

<2024/5/16 追記>
視聴完了、録画、Blu-rayにコピー済み
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(4.5→4.2)

この2期が好きでした。
↓レビューに書いた通り、わかりやすいし没入感もあった
3期やってほしいなぁ
100点満点換算だと80点

<2017/12/27追記>
最終回観終えました。

新八演ずるレオが最後頑張った。
神々のメガネが大活躍。

やっぱり一期よりはっきり良いですね。
何やってるかわかるし、お話がスッと頭に入ってくるし。
原作が良いので素直に楽しめました。

キャラクター一人一人の掘り下げも嬉しかった。
(つか一期では原作のそういう回をほとんどやらないで、絵ヅラでカッコ良さそうな回だけやってた印象が)

というわけで感想を一言で言うなら「監督って大事」でした。

<2017/10/14初レビュー>
前作視聴済みです。

かつてニューヨークと呼ばれた深い霧に包まれ化け物が跋扈する街「ヘルサレムズ・ロット」が舞台です。
なんとなく「ザ・ビッグオー」な感じ。

そんな「ヘルサレムズ・ロッド」での化け物どもと秘密結社ライブラの闘いを描いています。

主人公のレオは{netabare}「神々の義眼」と呼ばれる特殊な眼{/netabare}を持つ少年。この街に住み、ピザ屋の配達の傍、秘密結社ライブラで働いています。
中の人は新八です。
なのでツッコミキャラです。
メガネの代わりに{netabare}神々の義眼{/netabare}です。
そして弱いです。

ライブラの他の面々は皆桁違いに強く、技の名前を熱く叫びながら敵を一撃で屠っていきます。
シャイニング・フィンガー的なノリで。

でもレオは例外。
新八なので弱くてヘタレです。
皆に助けられながら、時折根性見せたりもします。
そんなところも新八っぽい。

見どころはちょっと不思議でおしゃれでクトゥルフな感じの世界観と熱いバトル、そして時々新八他が見せる根性だったり人情だったり。
こういうのかなり好きです。

特に今期は良い。

前作はただでさえわかりにくい世界観やシナリオを尚更わかりにくく仕上げてる。
繰り返し観てもなかなか頭に入ってこなかった。

今作は具体的にどこがどう違うとか説明できないのですが、一回でするっと入ってきました。

監督替わったせいだろうな 笑

<2017/10/20追記>
第2話を観て
また新キャラ出てきました。
色気ゼロな感じの女医さんルシアナ。
三年前にクラウス達が出会った時は立ち寝で爆睡してました。

そんなルシアナさんとクラウス達は{netabare}三年ぶりに再会。
新八と大怪我して全身の骨が砕けたザップと一緒です。
再会したルシアナさんは分裂できるようになっていました。
分裂すると子供になっていきます。
でも合体するとお姉さんっぽくなります。

そんなところへ血の眷属(吸血鬼)がペットを連れて襲ってきます。
クラウスが新八と連携して撃退。{/netabare}
そして今日のMVPはザップなのでした。

こう書くとさっぱり分からないけれど、なぜかすんなり頭に入ってきました。
面白かった。

<2017/11/19追記>
評価デフォルト3にしてましたが、今期も半分超えたので評価値付けてみました。
現時点では4.3!
やっぱ前作より全然面白い!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

異常がこの街のBGM

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
厨二系バトルものとして、かなり完成度が高い作品。個人的には1期よりも更に好きでした♪

レビュータイトルは、1話の次回予告から。この作品に、あの街に、ぴったりだと思ったので。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ノリと勢いで我々視聴者を圧倒してくれた1期は、主人公のレオ君の物語でした。アニオリ展開を交えつつ、かなりクオリティの高い「痛格好良い」作品となっていました。

一方、2期にあたる本作は、レオ君の所属する組織、「ライブラ」の面々を主役にした、サイドストーリーの集合体のような構成になっています。1期では、「なんか分からないけど格好良くて強い人達だな」と思っていたライブラの面々のキャラが深まり、作品にグッと深みを与えていました。

でも、最終話(2話またぎ)ではちゃんとレオ君を主人公に据え、熱いバトルで彼の成長を見せてくれるというニクイ展開に感心。視聴後にこんなにスッキリするアニメも珍しいです。

個人的に、圧倒的に面白かったのが10話のK.K回。つかK.K、そんなキャラだったんかい(笑) コメディ要素が強くて素直に笑えたし、その中に熱いバトルや切ない展開もあり、何度でも観たくなる良回でした。あぁ、人妻に萌えてしまった(笑)

他にも、スティーブンの黒(恐)格好良さも最高だし、チェインの残念な乙女さも最高でしたね♪

このように、サブキャラが深まった一方で、メインのストーリーは全くと言ってよいほど進行しませんでした。

もし3期があるのなら(絶対あってほしい!)、足場は固めたと思うので、いよいよ「血界の眷属」との本格的な対決や、「ヘルサレムズ・ロット」の真実など、ストーリー的にも魅せてほしいな~と思っとります!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
御新規様に翻弄感を味わってほしくて、あえて説明省いてるのかな? グロいな~。ギャグにはしてるけどね。相変わらずの厨二感。まあ、突き抜けてるからいいけどね。ドタバタの中でキャラ紹介ですね。EDが一番に期待されるなか、次週に持ち越しですか。歌だけ聞かせてワンクッション作戦?

2話目
過去編含め、なかなか面白い。ラブ臭?(笑) 新キャラ、活躍しそうだね、医者だし♪

3話目
ザップ、ダメ男w 乳首をとるなや。ホームパーティなんて、別世界の出来事。あっ、半分別世界かw ヤバい裏社会。スティーブンの怖さ、格好いいな。バーのクダリ、チェイン可愛かったが、その後の生首電球は怖かったわ。てか、Cパートw

4話目
次長死ね~w 1期以来の登場w チェイン、片付けられない女だったのかw 汚部屋をスティーブンに見られたくないという乙女心が、現世との楔。良いね♪

5話目
ギルベルト回。底が知れないな。ガンダムとか乗ったら戦況を変えられるな(笑) 最後、誘い断るんかいw

6話目
良くわからんかった。相手は小者なのに、なんか大袈裟な悪事ができるの? 虫は偶然?

7話目
ツェット回。相手によって怒り方変えんのかよ。は格好良かった。

8話目
レオの友達系の話、好き♪

9話目
ちゃんと落ちまで決まっていて良かった。

10話目
タチコマかな?(笑) スティーブン、腹黒いわ(笑) K.KがKOされてるw 父親、メッチャ良い人がやん(笑) K.k、メッチャウケる(笑) こんなキャラだったんかい(笑) 結末も良い。娘を見て、一瞬動きを止めたブラッドブロード。歌も良かった。

11話目
2話跨ぎ。アニオリっぽい? 分かんないけど。

12話目
熱いな~。レオ君の純粋な肉弾戦。クラウスさんの必要以上の強力な攻撃にも、心が震えた。ここまでおちゃらけた作風の2期も、最後は熱い展開で閉め、異常な日常に落とし込む。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

61.4 19 続編で漫画原作なアニメランキング19位
テラフォーマーズ リベンジ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (270)
1479人が棚に入れました
西暦2620年。火星生まれの致死率100%の病原体、エイリアンエンジンウィルスのワクチン製造のため、
異常な進化を遂げた人間大のゴキブリ、通称「テラフォーマー」のサンプルを確保するべく、膝丸燈らは火星へと降り立った。
想定外のアクシデント、テラフォーマー達の猛攻を受けながらも何とか生き延びた燈達であったが、任務遂行の裏で人類同士の争いが勃発する…。
火星を舞台にした極限のサバイバル、その第2ラウンドが今始まる!

声優・キャラクター
細谷佳正、木内秀信、伊藤静、石川界人、KENN、小野大輔、たかはし智秋、豊崎愛生、石塚運昇、赤羽根健治、奈良徹、小村哲生、大原さやか、小野友樹、高橋英則、藤原貴弘、ささきのぞみ、石田彰、杉田智和

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

火星での戦いは混沌の泥沼へと変貌・・・

この作品は「TERRA FORMARS」の続編に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

地球上で猛威を奮い始めた致死率100%の「A・Eウィルス」は、先に火星に向かったバグズ2号が結果的に持ち込んでしまった予期せぬ事態が引き金になっていました。
治療薬を開発するには、たくさんのテラフォーマーの素体が必要・・・
これをきっかけにアレックス計画が立ち上がり、肉体強化手術が施された100名の乗組員が火星に赴く事になりました。
しかし、火星のテラフォーマーは人類の予想を遥かに超える数と能力で立ち向かってきたのです。
人類が取る道はただ一つ・・・生きて素体を地球に持って帰ること・・・
そんな人類とテラフォーマーとの熱い戦いの物語・・・第2弾です。

前期からテラフォーマーに相当苦戦を強いられている・・・という印象を強く持っていましたが、今期を完走して振り返ってみると、前期は小手調べに過ぎなかった・・・と言っても過言では無いと思います。
火星に送り込まれた人類の選択肢は一つしかない・・・その筈なのに、それ以上に人間ってしたたかで狡猾だったんです。
そしてそれはテラフォーマーも一緒でした。

圧倒的な数で迫り来るテラフォーマー・・・対する人類は100人いますが、全員が戦闘員ではありません。
数的不利を支えるのは、施された強化手術による個人能力アップ分以外は気合や使命感といった気持ちだけ・・・だから気持ちを一瞬でも切ったらテラフォーマーの手にかかって殺されてしまう・・・

前期でも沢山の仲間の尊い命が奪われてきました。
だから、もう誰ひとりとして絶対に失いたくない・・・
こんな時こそ一致団結して有事に臨む必要があると思うのですが、人間はどこまでも愚かでした・・・
戦場から遠く離れた地球で勃発した国家間利益の争奪に向け、水面下で様々な工作が施されてきましたが、その刃は火星にも向いていたのです・・・

結果的に火星で何が起こったか・・・それは裏切りによる訣別でした。
人類の敵はテラフォーマーの筈なのに、どうして火星に来てまで人類同士で喧嘩しなきゃいけないの・・・?
組織が分かれるという事は、個々人に対する脅威のリスクも跳ね上がるのに・・・
こんな事ばかり繰り返すから、地球から戦争が無くならないんだ・・・
確かに自国は大事です。でも、いつ何を優先させるべきかは、現場の第1線が判断しないと・・・
「事件は会議室で起きてるんじゃない・・・現場で起きているんだ!」
という声が飛び交うのをちょっとは期待しましたけれど・・・なんかとっても残念です。

そして事態は更に最悪に向けて転がり落ちていきます。
テラフォーマーが知恵を使い、組織間で連携しながら人類を襲ってくるだけでなく、バグズ2号で生還できなかった人類の人体改造手術を手に入れ、テラフォーマー自身を強化改造していたのです。

これまでも十分過ぎるくらい強い相手だったのに・・・
火星に送り込まれた人類はどれだけ苦しまなきゃいけないの・・・?

正直視聴していてちょっと辛かったです・・・
火星に来た人は、大なり小なりこれまで背負ってきた重荷に報いようと危険も顧みず真っ向から勝負を挑む勇敢な集団なんです。

ボロボロに傷ついても身体は戦う事を諦めません・・・
その瞳に映っているのは敵の姿ではなく、走馬灯のように駆け巡るこれまで大切にしてきた唯一無二・・・
「そうだよね・・・まだ諦めちゃ駄目だよね・・・」
人間のどこにそんなパワーが秘められているのか分かりませんが、次の瞬間、一矢報いるため渾身の一撃を放つ雄姿が目の前に広がるんです・・・
それを放った後どうなるか・・・そんな事を考えている人は、きっと誰もいません・・・
自分なりに約束を守り使命を全うする・・・そんな姿に何度も目頭が熱くなりました。

物語の展開としては今期の方が容赦がありませんでしたが、その分物語が秘める熱さも前期以上だったと思います。

オープニングテーマは、聖飢魔IIさんの「荒涼たる新世界」と「PLANET / THE HELL」
エンディングテーマは、Zweiさんの「Red Zone」、Fukiさんの「Strength」、そしてnaoさんの「Revolution」の3曲が使用されました。
閣下の歌を聞くのが久しぶりだったので、懐かしさを感じちゃいました。
エンディグはどれも格好良いですが、一番はnaoさんの「Revolution」です。
曲も然ることながらnaoさんの歌声が抜群に可愛いんです。

1クール全13話の作品でしたが、物語は完結していません。
膝丸 燈とミッシェルさんをちゃんと地球に生還させるまで、この物語は終われないでしょう・・・
原作のストックが無くなったのでしょうか・・・?
いずれにしても続編の情報を待ちたいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

赤羽 和人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ゴキブリ

テラフォーマーズ は二期めだから一期から見ないと分らないよー一期見てみてね~
一期もかなり面白かったけど二期も面白い

オープニングテーマ「荒涼たる新世界」聖飢魔II
             「PLANET / THE HELL」聖飢魔II
エンディングテーマ「Red Zone」Zwei
            「Strength」Fuki
            「Revolution」nao

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメ化する意義

「東京グール」や「うまるちゃん」のアニメ化は大成功と言えるほどクオリティが高く海外でも人気が高いが、「テラフォーマーズ」に関してはお座なり程度のクオリティでしかなく、「キングダム」のアニメ化くらい印象に残らない。

原作も正直言って面白いのだが、読者層が非常に狭く感じ、若年オタク層を取り込めていない感じがする。

古風な作画とギャグが一切ない堅実なストーリーだが「東京グール」や「うまるちゃん」ほどインパクトが少ないのに加えて、かといって「キングダム」ほど話を練りこんでいるわけでもないので非常に中途半端な印象を受けます。

初期はそれなりに評価されていましたが、ここに来るまでヤングジャンプ内でも秀作が増えたため、影が薄くなってしまったことが残念です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

65.2 20 続編で漫画原作なアニメランキング20位
めだかボックス アブノーマル(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (512)
3240人が棚に入れました
最初は2人だけだった生徒会も、案件を解決していくうちに、柔道界のプリンス阿久根高貴、競泳部の守銭奴喜界島もがなといった個性豊かなメンバーが揃う。そんな中、箱庭学園理事長が秘密裏に推し進める「フラスコ計画」なる非人道的な陰謀が発覚。「天才を人為的に生産する」という壮大な目的のもと、「十三組の十三人(サーティン・パーティ)」と呼ばれる異常(アブノーマル)の特待生達が本格的に活動を始め、彼らの本拠地である時計台地下の施設を視察することとなる。

声優・キャラクター
豊崎愛生、小野友樹、加藤英美里、浪川大輔、茅野愛衣、朴璐美、大橋歩夕、勝沼紀義、緒方恵美
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

■ストーリー

ジャンプ漫画原作。
主人公が女の子というジャンプでは珍しい作品ですが、主人公のめだかはカリスマ性を持っていて最強という設定。しかし、ジャンプの主人公の性別を変えただけで、性格が同じキャラクーは沢山居そうです。あんまり変わりありませんね。

最初はラブコメとして売り出そうと考えてたのでしょうね。そういうシーンがちらほら見受けられます。
前半は「めだか」の魅力を押し出そうとするストーリーだったのに、後半から急にバトル物チックな描き方に変更。
あまりにも人気が出ずに、テコ入れでバトル展開へ。まだサイドキャラクターの描写が中心だったので、上手くまとまってしまいました。

作者は西尾維新さん。「化物語」や「刀語」でお馴染みです。
西尾維新さんは純粋にストーリーを描くのを上手いというよりかは、表現方法を工夫した作品が多いです。「刀語」然り「化物語」然り。

バトル作品については、王道的な展開を無視して、刀語ではライバルを死なせてしまったり、最強を七話で倒してしまったり、めだかボックスでは球磨川という異端児を登場させて、ストーリーを掻き乱したり、とにかく視聴者の予想を裏切るような展開で惹きつけます。本作も西尾さんの設定が光る所がありましたね。

ストーリーは視聴者の予想よりも斜め上を行く展開。特にアブノーマル編では、刀語と同じく型破りのキャラクターが何人も登場して、物語を暴れ回ります。キャラクターの応酬と言っていいくらい。

厨二的なセンスも、痛々しい所もあるのですけれど、思わず失笑してしまうような台詞が逆に面白かったです。作者も遊んでいるのでしょうね。西尾維新の作品というよりかは、西尾維新が遊んだ作品という感じになっています。

化物語や刀語における会話劇やちゃんとしたドラマ。めだかボックスにおいては、ジャンプに連載しているためなのか子供向けになって、西尾さんの魅力がちょっと半減しています。設定は色濃く西尾テイストが出ていて、オードパイロットやオールフィクションなどといったぶっ飛んだ感じが魅力的。

本筋のストーリーは王道チックに仕上げてくれているますが、ちょっとした所で、ジャンプのバトル手法に対するアンチテーゼが出ています。球磨川さんのオールフィクションやなじみさんのスキルの数など。
アニメの最終話も凄くて、{netabare} 色を無くすことによって{/netabare}アニメスタッフの手抜きを実現させるとんでも展開。完全に西尾さん、遊んでますね。もはやワンダーランドです。


■総評

西尾維新さんが遊んだ作品。
王道バトル物に見えますが、細部まで観てみるとアンチテーゼに思える所があって、実はそうじゃないところもある作品。
それでも、いつもの西尾維新さんらしさが半減しているところもあり、前半の展開はつまらないので、確実に好みの分かれる作品です。
作画がマジックペンで塗ったようなアニメ塗りなので、独特な感じになっています。そこでも、好みが分かれるかも。

バトル手法については「予想外」を貫いてるために矛盾点もあるかも。設定のぶっ飛び具合を笑いに変えられる人にはおすすめかもしれませんね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

西尾維新がメジャーであるという不思議

ほとんど、アニメみてないから、評点はあとで。
原作はだいたい読んでます。

で、さて、下記は、めだかボックスdisってる人へのメッセージ的なもんですが、

本作は、もちろん、わけのわからない場合には、すげーわけのわからない作品だと思います。だって、元のシナリオ担当が西尾維新だもの。そんな、わかりやすくできているはずがない。

むしろ、わたしは、西尾維新がメジャーで活躍できている、という21世紀の日本の状態こそが、すっげーな、と思うわけです。

西尾維新の才能って、ほっておいたらマイナーもマイナー。ドマイナーの、わけのわからんB級サブカルのなかで、「あの人いいよねー。わけわかんなくてwwww」みたいな状態になっていたであろうと思われます。いや、20年前の日本だったら、間違いなくそうだったでしょう。

しかし、いつの間にやら、西尾維新はライトノベル界隈でもりもりと有名になり、化物語がアニメ化され、めだかボックスがジャンプに掲載され…ということになっているわけです。
いやー、すげーな。こんなメタメタな作品が、メジャーになるだなんて…

わたしは、西尾維新が好きかどうかといわれると、ベタにはあんまよくわからんつーか、本当によくわからないけれども、まあ、クスっとするような描写はてんこ盛りなわけで、ある意味では非常に面白い作家だなとは感じています。ええ。

ただ、しかし、これをお茶の間の皆様に、楽しんでご覧いただけるのかどうかとなると、極めて不安であるとしか申し上げ用がないわけでありまして、
 深夜アニメとして放映しているテレ東はさすがにわかっているな、とおもいますが、
 AT-Xさんは、毎週土曜 朝7:30~というタイミングで放映されていると聞き、大変不安を覚えた次第です。

 化物語はなんかおしゃれ系文脈っつーか、20年前で言うところの、いわゆる「サブカル」文脈みたいなところで受け入れられるような売り方をしたので、まあ、わかるんだけれども、めだかボックスは、そういう売り方もしてないっつーか、要するに、ジャンプ漫画の「格闘」系を自覚的にガンガンやってるだけだからなぁ…

 西尾維新は、表現内容ではなく、表現手法そのものに興味があるという非常に特殊な作家なので、ジャンプマンガにおいては、ジャンプ漫画の方法論そのものを、おちょくり続けながら、徹底的にジャンプ文法を反復するという、わけのわからないことになっているわけで。
 まあ、そういうものでも、世の中は受容できちゃうんだな、と。世の中は、思ったよりもすごい。わたしはそう思ったわけです。

 前にデラックス松子が、
 「わたしみたいなのが、ゴールデンなんかに出て行ったら、『なんだこの化け物は』『ゲテモノは』とかって言われるんじゃないかって、思ってたのよ。…でも、違っていて、驚いたのはわたしのほうよ…!!!」
 って、言ってたけど、まさしくそういう気持ちです。

 メディアって本当にすごいですね。
 ゲテモノは、理解されないわけではなく、むしろ、爆発的に受容されるためには、ゲテモノであったほうがよい。しかしながら、そのゲテモノを受容するための文脈や、売り出し方に対してはとにかく自覚的で在る必要があるわけで、
 まあ、そういう、メディアなるものの、様態を観る上で、西尾維新はきわめて面白い存在だな、と思う次第です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

最終話は評価できる(追記アリ

めだかボックス2期
西尾維新原作のジャンプ漫画
2期はもうすっかり能力バトル漫画です
表題めだかボックスの「ボックス」はどこ行ったんだ?
と突っ込みたくなるのをぐっとこらえて視聴しましょう
もうここからは基本この路線です

めだかボックスが面白いかどうか?
という議論が往々にして平行線をたどるのは
一般の漫画ファンやアニメファンが
ストーリーの良し悪しを評価基準に語っているのに対し
西尾維新ファンというか信者の視点は
どの程度西尾維新らしさが出ているか
という部分に焦点を当てているので
まぁまるで話が噛み合わないし
噛み合うはずがありません

めだかボックスの位置付けは
週刊少年ジャンプ内ののナンバーワン作品ではなく
週刊少年ジャンプ内のオンリーワン作品
この作品でしか味わえない部分を楽しむのが正しい観方でしょう

とは言え、このあたりを連載していた頃は
だいぶ迷走していた時期なのも事実

ライトノベル=ラノベという言葉が定着するようになる前は
いろいろな呼称が混在していた時期がありましたが
その中の一つにキャラクター小説という呼び方がありました
西尾維新の小説はまさにキャラクター小説なのですね
独特のセリフ回しを含め、キャラクターの魅力が
そのまま作品の魅力につながっているわけです

ですがこの2期の登場キャラたちは
十二分に個性的ではあるものの
キャラクターとしての魅力が致命的に足りていない
どのあたりが足りないのかという議論はともかく
レギュラーキャラとして定着したくじ姉を除いて
その後十三組の十三人が
ほとんど端役レベルでしか登場していないことからも
なにかが足りていなかったことは明らかです

そしてキャラクターが売りのキャラクター小説で
キャラクターがいまいちであれば
もうそれは完全に致命傷なのです
そこに挽回の余地は一分もありません
それを覆すためには天下の週刊少年ジャンプ内で
最下層に固定されつつあったヒエラルキーを
思いっ切り打ち壊せるレベルで
圧倒的存在感をもったキャラが必要不可欠でした

そういった意味では最終話こそが
2期の本編であると言って差し支えありません
球磨川禊の不条理さと負け犬っぷりは
西尾維新らしさを最も引き出しているキャラクターでしょう
1期2期はここにたどり着くための前座に過ぎません
1期の前半が好きだった人が2期を楽しめなかったのと同様
この最終話が楽しめなかった人は
仮に3期があっても楽しむことはできないでしょうね

OPは1期に続いて「栗の子」こと栗林みなみ
エロゲ界の歌姫がアニソン歌手としても
実力を認められつつあるのはうれしい限り
SoundHorizenの舞台で何度か生の歌声を聴かせてもらいましたが
素晴らしい歌唱力でしたね

なお今回は歌唱のみではなく
作詞も彼女が担当したようです
サビの部分なんかネタバレに近いレベルで
2期のクライマックスに合せてきていました

アニメの今後も気になりますが
彼女の今後からも目が離せませんね!

追記
原作完結しちゃいました
これはもう3期は望めそうにないですねぇ
正直なところ原作は途中からキャラが増えすぎて
しかもすべてのキャラがとんでもなく個性的過ぎるお蔭で
逆説的にどのキャラも没個性的に埋没していました
お蔭で割と重要なキャラが再登場しても
どっかで出てきたけど誰だっけなー?くらいにしか思い出せず
ちょっとストーリーを追いきれなくなりつつありました
アニメで端折りつつやってくれたら復習できてちょうどいいな
なんて思っていたのですが
もはやそれも適いそうにありませんね

・・・でも1,2期しかアニメ化しないなら
そもそもやらなくてよかったんじゃない?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

75.4 21 続編で漫画原作なアニメランキング21位
賭ケグルイ××(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (440)
2155人が棚に入れました
良家の子女が集う名門、私立百花王学園。ギャンブルで支配されたこの学園の頂点に君臨するのは、弱者の人生を支配し、政財界にすら影響力を持つ絶対的な支配者、生徒会だった。しかし、生徒会長の桃喰綺羅莉は突然、生徒会の解散・総選挙を宣言する。選挙のルールは一人一票。全生徒に学園の頂点を目指すチャンスが与えられる。カオスと悦楽を求める綺羅莉の思惑による選挙戦。さらに、その機に乗じ、新たな脅威が訪れる。百喰一族――綺羅莉と夢子に連なる者たちが。蛇喰夢子と友情を深めてきた鈴井涼太、早乙女芽亜里、皇 伊月の4名は、この仕組まれた総選挙の中、自らの信念をかけた闘いを迫られる。弱肉強食の学園で「餌」となるか、他を喰らい生態系の「長」となるか。ギリギリの選択が心を揺さぶる「究極の選挙バトルロイヤル」がいま始まる!

声優・キャラクター
早見沙織、田中美海、徳武竜也、若井友希、奈波果林、伊瀬茉莉也、芹澤優、杉田智和、鵜殿麻由、福原綾香、沢城みゆき、潘めぐみ、井上遥乃、竹達彩奈、内山夕実、大久保瑠美、高垣彩陽、北原沙弥香、斎賀みつき、細谷佳正、石田彰、朴璐美
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キワモノたちの賞味期限

原作未読 1期視聴済


生志摩妄(いきしまみだり)をそこそこ愛でる私。
のっけからエンジン全開で粘膜の至るところから体液まき散らすみだり女史を拝めたとあってはなんて俺得なんだー!

となるかと思いきやそうでもない。
作品へのツッコミは数多くあれど、1期は構成の手堅さを評価してました。
2期は良くも悪くも1期と同じと言いますか、同じ路線で顔芸に磨きがかかって、新たな敵!?が現れとインフレ方向で話が展開しました。

 少々飽きました

1期踏襲となれば『賭ケグルイ』世界に対する評価も大きく変わらないので、詳述している1期レビューに詳細は譲ります。


・生徒会長を超える逸材が出てきてない ←ここが大きい!
・メアリや鈴井ら主役級がカースト下位から這い上がるサイドストーリーのあった1期


百喰一族大量投入の2期は早々に登場人物が確定し、学園内という狭いコップの中の水を掻き回す作業に似ておりました。
作中のギャンブル(ゲーム)はどれもよく練られたもので、原作者さんの苦労が伺えます。しかしながら新鮮味は薄れていきました。
好意的に捉えれば円熟味が増したということですね。ギャンブル(ゲーム)のアイディアが尽きなければ3期でも4期でも続けていってもらいたいです。
少し飽きがきた理由も


 キワモノたちの賞味期限


が到来したわけで、キャラ先行の鑑賞だと遅かれ早かれということで間違いありません。生徒会長のキャラ幅を広げるか、もしくはそれを超えるキャラの登場が待たれます。


さてマンネリ感漂う2期の特徴について、


1.底辺が底辺を動かす
一発逆転はギャンブルの醍醐味。カースト下位奴隷が“取り戻す”物語を鈴井やメアリら主役級がはったのが1期とすれば、脇役らが演じきったのが2期。
{netabare}×喰(ばつばみ)良いキャラでしたね。男装の麗人ということで動きがイチイチ宝塚だったのがツボでした。{/netabare}
{netabare}主体が脇役。モブが×喰に託し、、という構図だったため{/netabare}カタルシスみたいなのは希薄でした。
底辺にとってかわられる恐怖すら楽しめる連中(キラリや夢子)との勝負には勝てる気がしませんよ。


2.魂の解放!?
身の破滅ではなく呪縛を解き放たれた人達がいました。擦り切れて倒れる弱肉強食の世界なのでほっとできます。作品としてはOK!
自分はどうしても違和感が拭えませんでした。なんかいい話に収めてますが、賭博と心温まるエピソードとの相性の悪さが見え隠れします。
{netabare}さやかが吹っ切れたように晴れ晴れとした表情を見せ、×喰さんも復讐や誰かのためのギャンブルから自分を解放できて、と。{/netabare}
賭博ものにどうしても求めてしまう“身も蓋もない絶望感”が足りないんですよね。その期待値をキャラが上回った1期はともかく、今期は弱かったです。
解放された二人とも対象への執着をけっこう簡単に捨てられる状況にあったのにぃ、と思ってしまいます。



蛇喰夢子がことあるごとに“賭ケ”の対象がそれでは手ぬるいとベットを上げてきました。天井は人生です。
ただどうしてもその人生の上限値というものは、背負うものの多寡という点で高校生ではまだまだ低い。負けても悲壮感はなく勝っても高揚しない理由はここにあります。この作品はそこで勝負しちゃいけません。
あくまでキャラでいきましょう。責任はもちろんとりませぬ。

{netabare}俺たちのギャンブルはこれからだ!{/netabare}

頼みますぜ3期!
鈴井も今回は影薄かったしね。



-----
2019.09.21追記 


視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴



2019.04.22 初稿
2019.09.21 追記

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

賭けより顔芸優先アニメ

原作未読で1期は全話観てます。

お話のざっくり概要
ギャンブルが最優先される学校で
ギャンブル大好き娘の夢子がギャンブルしまくる顔芸アニメ …そんな感じ

んー、それ以外に説明のしようがないよ。詳しくは1期みればOKw
1話は見れました。
2話の録画最中にブレーカーが落ちまして…肝心な所が見れてません(泣)
まぁ気を取り直して視聴は続けるつもりです。

アニメ関係ないので畳みます。
{netabare}
真っ暗な中、スマホや懐中電灯も真っ暗すぎて探せず、
必至こいてブレーカーをあげるまでに15分ちょいかかり
肝心な所が全然取れて無かった! もう泣きそう!(すでに泣いてます)
{/netabare}

観れなかった部分の予測
{netabare}
夢子の指は大丈夫だろうけど、他の人の指がどうなったか気になる…
おそらく全員無事と予測。
けど余計なネタばれが怖くて検索もできず。。。
{/netabare}

絵は相変わらず顔芸が凄いっす。なんかエ□いし。
早見さんの演技ははっちゃけてて好きですw
2期になって一気に登場キャラ増えちゃって名前覚えれませんw
朴璐美さんのキャラがなんかジョーカーになりそうな雰囲気
あくまで予想なので外れても知りませぬ。

録画失敗は辛いっす。皆さんも冬場のブレーカーには気を付けましょう!

2019.04.06 視聴完了
{netabare}
ジョーカー予想あたったw 予想打率1割ぐらいの大ファールバッターのおいらとしては珍しいw
{/netabare}

見終わってなんか、1期とコンセプトが全然違うんだなぁーと。
あ、顔芸とはやみんの怪演はそのままなんですけど、
2期は賭け事してない感じでした。

特にそう思ったのは次の部分です。
{netabare}
五十嵐さん戦です。
イミフな塔と、回ってたらかかる過重でわかるだろとか
あの高さからあの落ち方したら、マットあっても無傷は無理だろ とかそういうツッコミはおいといて
命だけでなくすべてを賭けて戦うという下りで始まって…なんであの結末なの??

んーと、、、なんというかですね、
それをやられちゃうと命を賭けるとか、自分の全てを賭けるとかの言葉が
超ぺらっぺらになっちゃうので、以降の話が冷めた目で見てしまうん。

いうなれば、カイジで例えると
鉄骨渡りで、すぐ下にはマットが敷いてあって
電流もちょっとピリっとするぐらいですよー とか
耳につけるドリルも音だけですー とか
焼き土下座も42℃までしか上がらない、あったかホットプレートですー とか
そういう事でしょう?(そんなカイジでもまぁギャグとして見れると思うけどw)

まぁ賭けグルイに気持ちが離れたのは確かです。
ジョーカーである×喰さん戦も冷めた目で見てました。結末もお察し。
{/netabare}
ちゃんと賭けをやってくれれば面白かったのになぁ…と残念な感じです。
絵は綺麗だし、声優さんは凄いので見るのはオススメですよ!
たた、自分は冷めてしまったので合わない作品でした。。。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「ギャンブル」そのものではなく「ギャンブル狂」を描く作品

1期目のレビューにも書いたのですが、ギャンブルそのものの駆け引きというよりは、ギャンブルに臨む人間の「人間性」みたいなものを描く作品なのだと思います。

1期目を視聴済みであると、「全てがギャンブルの結果で決まる」という私立百花王(ひゃっかおう)学園のシステムと、1期目から出ているメインキャラたちについて良く理解して視聴に臨めると思いますが、ストーリー自体は区切り良く始まっていて2期目からであってもそれなりに話にはついて行けるようにはなっていると思います。

以下、1期目視聴済みの方向け:
結局原作は未読のままですが、このレビューを書いている時点で第3話まで観終わっています。

2期目では新たな要素として生徒会長である桃喰綺羅莉(ももばみ きらり)をトップに据えているという「百喰(ももばみ)一族」なる新キャラたちが登場します。同じく名前に「○喰(ばみ)」の字を持つ主人公蛇喰夢子(じゃばみ ゆめこ)との関係も含めて、ギャンブルによって決められるという「生徒会長選挙」の行方が主なトピックといえるでしょう。

百喰一族にかかると1期目である程度強敵と目されていた生徒会執行部のメンバーの強さも霞んでくるわけなのですが、そんな中でも1期目同様かそれ以上に発揮される夢子の異常性に注目です。

それと、どうやら1期目では空気になりかけていた鈴井くんにも何らかの活躍の場面がありそうなので期待しています。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。×喰零(ばつばみ れい)と蛇喰夢子の関係が視聴者に明かされるお話でしたが、『~××』で開始された生徒会選挙は終わりませんでした。

これ、続編が作られたりするんでしょうかね?
ところで敗者が敗者なりに、思ったより幸せそうにしているのが印象的でした。(幸せを感じること自体は理解できる状況ではありましたが。)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

69.0 22 続編で漫画原作なアニメランキング22位
あまんちゅ!~あどばんす~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (213)
829人が棚に入れました
 伊豆の町で生まれ育った小日向光と、東京から引っ越してきた大木双葉。ともに夢ヶ丘高校に入学した二人は、スキューバダイビングと日常の何気ない出来事の中に、たくさんの幸せを見つけてきた。かつては何事にも消極的だった双葉だが、明るく前向きな光のおかげで一歩前に踏み出す喜びをいくつも経験。さらに、双葉は念願だったオープンウォーター・ダイバーの実習にも合格し、次はアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーを目指すことに。一度きりのかけがえのない高校生活は、まだまだこれからが本番。素敵な日々は終わらない、二人でともに歩む日々が続くかぎり、ずっと。

声優・キャラクター
鈴木絵理、茅野愛衣、大西沙織、梅原裕一郎、伊藤静、久保ユリカ、井上喜久子、山本亜衣、加隈亜衣、洲崎綾

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

日常、ときどきダイビング。(たまに、オカルト風味(笑)。)

『ARIA』で有名な天野こずえ先生作の漫画原作『あまんちゅ!』のアニメ化作品です。

伊豆の海にある海の家兼ダイビングサービスの「あまんちゅ屋」と静岡県立夢ヶ丘高校周辺を主な舞台とする「日常、ときどきダイビング」なお話です。

タイトルに「あどばんす」が付かない『あまんちゅ!』というのがアニメ化の1期目で、「あどばんす」は2期目ですね。1期目からのキャラの関係性の歴史の積み重ねを踏まえた上で2期目である本作を観た方が良いでしょう。

「日常、ときどきダイビング。」は原作についていたキャッチフレーズ的なもので、アニメでもダイビングの描写よりは日常パートに時間が割かれている気がします。それでもたぶん「あどばんす」の方が1期目よりはダイビング描写は増えたかも。

というのも1期目では主人公のてこ(本名: 大木双葉(おおき ふたば))がもう一人の主人公ぴかり(本名: 小日向光(こひなた ひかり))に誘われてダイビングに興味は持ってオープンウォーター・ダイバーの資格取得を目指す期間のお話であるため、取得に必要な実習の描写はあってもなかなかダイビング描写に尺が割かれない展開だったのに対して、「あどばんす」では初級ながらも一応「ダイバー」であったということが大きいと思います。

とはいえやはり多くの尺が日常描写、それもお祭り的なイベント事などに割かれて、またそれに係わって新キャラなども登場し、賑やかなお話になりました。

そんな中でてこの意外な能力(?)も披露され、ちょっとオカルト風味というか不思議体験的な出来事もあって、1期目以上に幻想的な要素のある作品になっています。

なお1期目同様にキャラのデフォルメ描写は健在で、私は気にならないのですが一部の不評を買っているのは相変わらずのようです。

「日常の全てが大切」みたいな、思春期特有の煌めきのようなものがまぶしく感じられる作品です。幸せな青春を過ごした人には共感を、過ごせなかった人には羨望をもたらすのではないかと思います。

合う人には合うと思いますが、退屈に感じる人もいるかも。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

相棒(バディ)になるために、自立する

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1期に比べ、やや百合成分とファンタジー成分が濃くなったが、安定の癒し系作品。キャラや空気感は流石で、3ヶ月、癒され続けました~♪

唯一残念だったのは、肝心のダイビングの作画かな。もしそこを、P.Aや京アニレベルでやってくれれば、、、というのは、流石に贅沢言い過ぎですね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「何でもない時に集まれるのは、特別な人だから」
「ダメな時は現実で、良い時は夢だと思うのはもったいない。良い時も現実」
「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」
「欠点とかコンプレックスを上手に受け止めると、立派なチャームポイントになる」

1期同様に、名言がたくさん出ましたね。空気感も前作の良さをキチッと引き継いでいましたし、相変わらず癒し成分がこんもり。

ただ、「ダイビング」と「友情」にポイントをしぼった1期に比べ、ファンタジー的な要素や、百合百合しい描写も増え、ちょいと雰囲気は変わった印象でした。

これは好みの問題だと思うのですが、個人的には1期のリアル路線の方が良いなと思いました。本作なら5話や12話みたいな話。

まあ、天野さんは、4話や7~9話みたいな「日常生活に入り込むファンタジー」を描くのが得意な方ではありますが、「ARIA」のような元々ファンタジー要素が強い世界観ではドンピシャでしたが、「あまんちゅ」は現代の日本を舞台にしているので、ちょっと戸惑ってしまいました。

本作に限って言えば、ファンタジーは(せめて4話程度に)抑えて、百合ももっと抑えて、王道の友情・成長物語&ダイビングの魅力を伝えていくような作品が良かったのではないかな~と。

だから、リアル路線での見処だった、てこのアドバンス取得、成長を魅せる部分は凄く好きでした。最終話のナイトダイビングなんかは分かりやすいけど、1話目のシャワーシーンでなんの躊躇もせずにみんなの前に裸で出る、みたいな部分など(初めの頃のてこなら、絶対にやらないだろうから)、日常の細かなところに仲間との絆の深まりや、逞しく成長した様を観られて感動しました。1期のてこは、ただただピカリに憧れて、手を引かれながら自分の殻を破ろうとしていた雛鳥、って感じでしたが、大きく青い空を知り、そこを親鳥(ピカリ)と並んで自由に飛ぶために、どんどん成長をしていく。そんな感じを受けました(それがレビュタイです)。実際に、ピカリもてこからたくさんの「素敵」をもらい、学んでいましたしね。

にしても、やはりピカリは稀有なキャラクターだなと思います。ボーイッシュとも違うし、突拍子もないことはするけど、がさつなわけではないし。元気で積極的だけど、本当は恥ずかしがり屋でたまにちょっとネガティブで。男前で女の子らしい素敵なキャラクター。例えば、お風呂で水着外しちゃって恥ずかしくて出られなくなったシーンとか、普通の(ピカリ的立ち位置の)アニメキャラなら、気にせず出ようとして周りが焦る、みたいになりそうなもんです。でも、絶妙なラインでちゃんと女の子なのが素敵だし、物事の良い面だけを自然体で捉える、大好きなキャラクターです(風呂のシーンで初めてピカリに萌えましたw 細すぎないのも、健康的でピカリらしくて良いですね)♪

あと、てこ役の茅野愛衣さん、流石の演技力です。てこは「心の中の声」も多いんだけど、普通の会話とちゃんと演じ分けされてました。「心の声」の時は、ややトーンを落とし、話し始めを少し溜めるような感じで、普通の会話は、語頭からパーンと声を出すような感じというか。目を閉じて聞いてもちゃんと違いが分かるので、凄いなと。


最後に一言。1期からずっと思っていることを。

あの(制服の)スカート、走りにくそうw

3期あったら観たいですね♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目○
相変わらず、仲良しだな~。シャワーの後、全裸を恥ずかしがらずに出ていく てこ に、成長(強くなった)と、仲間との関係性の深まりを感じたり。1期最初のころの てこ なら、間違いなく、(女同士でも)恥ずかしがって出ていかなかった気がする。ガラケーから、スマホに(笑) この作品、ダイビングの作画がショボいのが、致命傷なんだよね(汗) ピカリが刀で、てこ が鞘って感じかな。「何でもない時に集まれるのは、特別な人だから」

2話目
君の名は(笑) 秘密が嬉しい、か。信頼関係やな。花火の作画はわりと頑張ったかな、時間的に。

3話目
ダイビングの怖さをちょこっと。てこの成長をちゃんと。何気に、てこの服装がエロイ(笑) どんなイビキやねん(笑) 他人と過去は~って言葉は、松井秀喜さんも言ってたよね、昔。素敵宣言。(作画以外は)どこまでも美しい作品だな。

4話目
久々に制服だが、相変わらず走りにくそうだ(笑) ふらいんぐうぃっちかな? 夢の中だから(笑) 夢の中で夢に気付くの、楽しいよね。ちょいと小説的な話。

5話目○
ふ~ん、ダイビング知識だね。何気にテクニック必要なんだね。まあ、厳しくしないとね、命に関わるし。でも、なぜ初心者を最後尾にするの?

6話目
ハロウィン。一番嫌い(馴染めない)行事だな(笑) ピカリ、妙なテンションだな(笑) 百合百合してますなw 変態じゃかねぇか(笑)

7話目
夜の校舎の階段の静けさ。多分、海の中に似ているんだろうね。だから、嫌いじゃない。ピーター、スゲェ反射神経と身体能力(笑) 姉ちゃん先輩、照れてるw 「楽しい時間はいつか終わるから、ピカピカに輝く」。あまんちゅにしては珍しく、恋愛成分多目。

8話目
なにやらファンタジーだよな~。ちょい微妙。

9話目
まあ、姉ちゃん先輩含め、この作品で恋愛話やるとしたら、ファンタジーでしかできないということなのかな。ほ~、ブルーストライプ(笑) 先生だったのは、意外。まあ、誰が一番素敵かと言うと、間違いなく弟君先輩だなw

10話目
年越しか~。弟君先輩、いつもハーレムだな、蹴られるけどw あまり百合百合するのもな~。一人の時より、大勢の時の方が孤独を感じてた、か。欠点とかコンプレックスを上手に受け止めると、立派なチャームポイントになる。

11話目
ことりちゃん、このぐらいのファンタジーなら好きだな。え~、こころちゃん、男だったの(苦笑) ビックリだわ。

12話目
良い最終回でした。やはり、こういう作風が良い。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25
ネタバレ

めかぶ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

どうして・・・

二期決定したときは小躍りするくらい喜んだんですよ
でも非常にがっかりしました

というのも
「日常ものにファンタジー?なにそれ?」
ってなっちゃったんですよ

{netabare}いきなり箒に乗って空飛んだときはポカーンてなっちゃいました{/netabare}
もうそれがショックで
以降あまり素直に楽しめませんでした

前作がとても良かっただけに

ホントにファンタジー要素さえなければ・・・

完全に迷走しちゃった感じですね

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

79.7 23 続編で漫画原作なアニメランキング23位
ゆるゆり♪♪(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1645)
8587人が棚に入れました
七森中の「娯楽部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

声優・キャラクター
三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ、竹達彩奈、斎藤千和、日高里菜

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゆるゆり さん☆ハイ!放送開始記念 第12話「さらば主人公、また会う日まで」視聴。

もう一回笑われればいいと思うよ。

旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

第1話「帰って来た主人公」
アッカリ~ン♪
たくさんの熱い声援にこたえて……あかりたち、帰ってきました~!
わ~い、会いたかったよ、みんな~。
思えば、前にアニメ化した時はいろいろあったよね。
ふふふ、あかりってば1話から存在感がなくなったり、ちなつちゃんにキ、キキ……キ……されたり、タイトルコールしか出番がなかったり、ドラム缶で山道を転がった……り……して……。
…………………………。
こ、今度はきっと大丈夫!
だって1話からちゃんと主人公してるもん! ね? ねっ!?

第2話「ゆるゆりなる日々なるなり」
聞いてくれ、みんな!
なんと『ゆるゆり♪♪』は、2話にして早くも世界中で話題独占の大人気らしいぞ!
いや、ホントか知らんけど。
でも、こういうのは先に言ったもん勝ちだって偉い人が言ってた!
そんなわけで2話あらすじ担当、歳納京子だよ~ん!
けど、あらすじってのもタイミングが大切だよな。
放送前に詳しく言い過ぎるとネタバレになるし、放送後だと何を今さらって感じだし……そこんとこどうなの、担当者?
とか言ってる間にもうあらすじ終わりじゃん。
う~む、こうなったら……ちゃんとしたあらすじは3話からってことでひとつ!

第3話「チョコと涙と女と女と磯辺揚げ」
こっち見るな、3話あらすじ担当。
えー、船見結衣です。
なんかアニメ2期が始まっても、私のポジションって全然変化ないなあ。
まあ、そんなことより、3話はチョコレートや磯部揚げの話みたいだね。
………………………………どんな話だ?
もしかして、チョコレートを磯部揚げにするとか?
いや、さすがにそれはない……とは言い切れないか。
なんせ私の身近には、ラムレーズンアイスを餃子の具にしようとした奴もいたし……。
ええと……ごめん、とりあえず自分で見てもらった方が確実かな……。

第4話「ひっちゅ」
吉川ちなつ、2期こそ結衣先輩のハートをゲットしちゃいます!
いや~ん、もう結衣先輩好き好きすぎてどうしよう~。
さて、バレンタインっていう一大イベントも終わって、私たちはいつも通りふんわりゆるゆるな毎日。
だけど、生徒会の杉浦先輩は花粉症でなんだかとっても大変みたい。
ふふっ、普段はキリッとしてるぶん、くしゃみばっかりする姿はちょっと可愛いです。
そういう所を見せられちゃうと……なんだか、キュンとしちゃうかも? ――な~んてね。
うふふ、私が浮気なんかするわけないじゃないですか。
そう、2期になっても私の本命は結衣先輩ただひとり!
L・O・V・E! 結衣せんぱ~~~~~い!

第5話「日本の夏 ゆるめの夏」
いつの間にやらもう夏休みなのね。
それにしても、歳納京子は何をやってるのかしら?
船見さんや赤座さんや吉川さんに迷惑ばかりかけて……もう、いくら夏休みだからって少したるみすぎよ。
しょうがないわね、ここは私がビシッと言ってあげなくっちゃ!
た、たまたま、そう本当にたまたま、歳納京子たちと一緒にプールに行く約束もあるわけだし!
……えっ? べ、べつに顔とかにやけてなんかないんだからね!
言い遅れましたけど、生徒会副会長の杉浦綾乃です。
皆さんも夏休みだからって、気の抜けた生活は駄目ですからね。
夏休みのない人は……と、とにかく頑張って!

第6話「【速報】ゆるゆり完売」
ふう……どうやらまた、今年も熱い夏がやってきたみたいやね。
思えば、一年前のうちはまだまだ未熟やった……。
まさか、うちの妄想力のさらに上をいく妄想力の持ち主があんなにも……しかも、日本全国から集まってくるなんて思いもせえへんかったわ。
せやけど、うちも一年前のうちとは違う。
綾乃ちゃんと歳納さんで鍛え上げたこの妄想力があれば、何があろうとも決して折れることはあらへん!
それでは、一路東京へ!池田千歳、いっくで~!
あっ、歳納さんのスペースにも顔出すんでよろしくな~。

第7話「姉妹事情あれこれそれどれ」
生徒会次期副会長、大室櫻子とは私のことだー!
……ん? なんか一年前もそんなこと言ってたような……。
よし! 細かいことは気にしないぞ!
それより聞いてよ~。
うちのねーちゃんと妹が私に厳しくてさ。
これはきっと、私のほとばしるびぼうとちせいにしっとしてるに違いないね!
しかし、どこの家も姉とか妹ってこんななの?
あっ、でも向日葵んとこの楓はすごくできた妹だっけ。
姉とは違って! うん、姉とは違って!
楓、私の妹になんない?
向日葵が冷蔵庫の上から三段目の奥の豆腐の陰に隠してるプリンあげるから。

第8話「ちなつ無双」
ちょっと、なんで櫻子が我が家の冷蔵庫の中身を把握していますの!?
まったくもう、昔から全然変わっていないのですから……。
コホン……お見苦しいところをお見せしてしまいましたわね。
私が真の生徒会次期副会長、古谷向日葵ですわ。
それにしても、何やら街が賑わっていると思いましたら、もうクリスマスなんですのね。
我々生徒会は今年も歳納先輩のお誘いで、ごらく部の方々と一緒にクリスマスを過ごすことになりました。
カラオケボックスでクリスマスパーティとのことですが……私、歌は少しばかり自信がありませんの。
はあ……。
あっ、私はもう選曲を済ませたので、どうぞ皆さんも遠慮なく。

第9話「何かありそうで何もなさそうな日」
『生徒会長の松本りせ、あらすじやります。
今回は、一人で頑張る。
大丈夫、会長だから。
むん。
ええと、9話も楽しそう、みんな。
楽しいのはいいね、好き。
うん、楽しいのが一番。
ふう……いっぱい喋って疲労困憊。
じゃあ、西垣先生と爆発してくるね。』

第10話「修学旅行R」
久しぶりだな諸君。
理科教師の西垣奈々だ。
しかし、どうしたものか……。
実は前回募集してからというもの、誰一人として爆友が増えないんだ。
そもそも、私にとって爆発とは何か?
そう、爆発は様々な実験の結果にすぎず、私の目的はあくまでも実験のはずだった。
だが、いつしか爆発は私の中で大きくなっていた。
はたして、爆発のための実験なのか、実験のための爆発なのか……難しいな。っと、すまない、あらすじを忘れていた。
確か、また修学旅行に行く2年生と、留守番組の1年生の話のはずだ……ん?そうか、わかったぞ。
修学旅行も爆発と一緒で、つまり何度やってもいいということか!
よし、これで今後も安心して爆発ができドッカアァァァァァァァァァァン!

第11話「時をかけるあかり」
あらすじでははじめまして、あかりのお姉ちゃんをやってる赤座あかねです。
アニメも2期になってせっかく登場できたっていうのに、あと2回で終わるなんてちょっと残念。
でも、あかりの登場シーンは全部まとめて編集してあるし、ブルーレイもDVDも全巻予約済みだから安心ね。
サブタイトルでもうわかっちゃうと思うから言うけど、今回、なんとあかりは過去の世界に行ってしまうの。
もう、過去に行くなんてあかりってば本当におっちょこちょいさんなんだから。
けどまあ、そういうところが可愛いのよね。
お姉ちゃんが応援してるから頑張るのよ、あかり。
いつ、どこでも、あかりのこと見守っているからね。
うふふ。

第12話「さらば主人公、また会う日まで」
アッカリ~ン♪
気づいたら『ゆるゆり♪♪』もこれで最終回か……なんだかあっという間だったね。
2期も1期に負けないぐらい色々なことがあったなあ。
その中であかりも、主人公としてひとまわり成長できたような気がするよ!
最終回、ごらく部は生徒会のみんなと一緒に演劇をやるんだよ。
あかり、今まで木の役しかやったことないから、台詞のある役とかうまくできるかなあ……。
ううん、みんな一緒ならきっと大丈夫!
だからあかりたちの活躍、最後までちゃんと見ててね。
涙、涙の、大感動のクライマックスが待ってるよ!……って、京子ちゃん? 『あ~あ、フラグ立てちゃった……』ってどういう意味?
それに結衣ちゃんやちなつちゃんまで、なんでそんな悲しい目であかりを見るの?ねえ? ねえっ!?

9月17日『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2』放送 アニメ第3期の放送情報もお届け
10月から放送開始となる待望の第3期『ゆるゆり さん☆ハイ!』。この放送に先駆けて、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」が、9月17日深夜2時35分からテレビ東京にて放送となります!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」
夏休みの宿題をしていた向日葵と櫻子。突然櫻子が「先輩たちに日頃の感謝を伝えたい!」と話し始めた。驚く向日葵であったが、櫻子は先輩たちを家によんでもてなす話をはじめる。櫻子はいったいどんなおもてなしをするのか・・・?

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」が公開決定!
第1弾は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」のその後を描きます!

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ映像「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」の第2弾が公開!
こちらの映像はなもり先生の描き下ろしです!
今回は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」のその後を描きます!

\アッカリーン/ ゆるゆり、特別編「なちゅやちゅみ!+」の第2弾は9月17日に放送! 10月からはTVアニメ第3期
「ゆるゆり」より、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」第2弾の放送日時が発表された。

「ゆるゆり」は、コミック百合姫にて連載中の百合マンガを原作としたアニメ作品。七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と生徒会一同を中心にした学園ラブコメで、ゆるーい日常や存在感の薄い主人公のギャグ描写で人気を博している。これまで、TVアニメ第1期「ゆるゆり」、TVアニメ第2期「ゆるゆり♪♪」、OVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」の3作が制作され、2015年10月にはTVアニメ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」がスタートする。

7月より、新作となる特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)」を追加してOVAの地上波初放送を行っているが、新作第2弾「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)+2」の放送日が決定。9月17日深夜2時35分からテレビ東京で放送される。

<ストーリー>
キャンプから帰ってきたあかり・京子・結衣・ちなつのごらく部4人。夏休みはまだまだ終わらない!ある日、みんなを公園に呼び出した京子が取り出したものは・・・。

『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌CDよりジャケ写到着!
8月19日(水)、『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」/ED「おひるねゆにばーす」がリリース! ジャケット写真が到着しました!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」放送情報
★「コミック百合姫」にて好評連載中の「ゆるゆり」。2011年にTVアニメ「ゆるゆり」(第1期)が放送され、続けて2012年にTVアニメ「ゆるゆり♪♪」(第2期)が放送、そして2014年にOVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」が劇場上映され、人気を博した「ゆるゆり」シリーズ。ついに2015年秋にTVシリーズ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」放送決定!さらにそれに先駆け「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」が8月・9月に放送決定!

夏には『なちゅやちゅみ!』続編も! アニメ『ゆるゆり』第三期が2015年10月スタート決定
2008年に発表され、現在も『コミック百合姫』(一迅社)で連載中、テレビアニメも2011年と翌2012年に放送されたなもりさん原作『ゆるゆり』。OVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』がテレビ東京で2015年7月25日の3:35~4:45にオンエアされるほか、続編に当たる完全新作『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』が8月、9月に1回ずつスペシャル放送。さらには、第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』が10月よりスタートすることが決定となりました。

2015年6月6日に日比谷公園大音楽堂で開催され、“七森中☆ごらく部”の三上枝織さん、大坪由佳さん、津田美波さん、大久保瑠美さんが出演した『七森中♪やがいふぇす』で発表された今回の3大告知。

『なちゅやちゅみ!+』は、新作OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」とED「おひるねゆにばーす」収録のCDが2015年8月19日にリリース。初回限定盤(税込1650円)はOPのミュージックビデオDVD付き。通常盤は1350円(税込)。

また、トーク&ミニライブが2015年10月11日に開催されることも発表に。場所はまだ「都内某所」としか明らかにされていませんが、“その1”から"その3”まで3部構成で、アニメイト全店、ゲーマーズ全店、とらのあな全店舗、HMV、きゃにめ.jpで、OP&EDテーマCD初回限定盤を購入した人を対象にイベント応募抽選券が1枚ついてくるとのこと。

あらすじ(なちゅやちゅみ!+)
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。のつづき・・・
みんな、ゆるゆりの主人公・赤座あかりだよ!
今年の夏休みにみんなでキャンプに行ったんだ!みんなでお料理したり、肝試しにいったり・・・すごく楽しかったんだ!
でもまだまだ夏休みは終わらない!みんなで遊んでもっとたのしい思い出作るんだ!

待望の第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』は2015年秋アニメとしての放送。まだ詳細は明らかにはなっていませんが、ファンにとっては7月からずっと『ゆるゆり』三昧となることは間違いなさそうです。

あらすじ(さん☆ハイ!)
変わらない毎日がまだまだ続くんだ!
赤座あかり・歳納京子・船見結衣・吉川ちなつの4人が行っている部活動「ごらく部」。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。 愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーが、テレビに帰ってくる!

【動画工房】大注目のアニメ制作会社、その人気の秘密とは?
昨今では、季節毎に物凄い数の新作アニメが放映されています。その際に作品をチェックする取っ掛かり的なポイントがアニメファンには色々あります。

原作漫画や小説のファンであるとか、好きな監督の新作であるとか、大ファンの声優さんが出演しているとか、そういう作品に着目するきっかけになる各要素。そうした中で、ファンにとって特に重要なポイントになっているのが、アニメ作品を作る<製作会社>です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』といったメジャー作を世に送り出した京都アニメーションや、斬新な映像表現を武器に『ひだまりスケッチ』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』をクリエイトしたシャフト、硬派な雰囲気とスピード感のあるアクションシーンに定評のあるBONESなどなど、アニメファンから熱狂的な支持を受けている人気会社が沢山あり、一種のブランドとなっています。

この会社が作っているから観てみる。この会社ならば作画も出来も期待ができる。アニメファンにとっては、製作会社ってとっても大事なものなのです。

そうした中でも、近年大きな注目を集めている人気急上昇中のアニメ制作会社が、「動画工房」です。

その美しいアニメーションでアニメファンを楽しませてくれる優れた作品をリリースし続けている動画工房。その魅力を探っていきたいと思います!

■動画工房の名前を広く知らしめた『ゆるゆり』シリーズ
元々は、大手アニメーション会社の下請け業を中心にアニメ製作を行っていた動画工房。注目度が急激にアップした近年になって、その名前を知った方も多いかと思いますが(恥ずかしながら、私もそのひとりです……)、実は長い歴史を持つ会社さんなんです。

そんな動画工房は、2000年代に入って本格的にTVアニメーションの自社製作をスタート。当初は、PCの美少女ゲームを原作としたアニメを中心に製作を行っていました。そんな動画工房の名前が広く知れ渡るきっかけとなったのが『ゆるゆり』シリーズです。

『コミック百合姫』誌上で連載されている、なもり先生の漫画作品をアニメ化した『ゆるゆり』は、そのタイトル通り女子中学生のゆるい学生生活を綴ったコメディ作品。そんな原作を、動画工房は凄まじい映像表現でアニメにしました。

何がどう凄まじいかというと、とにかくキャラクターが動きまくる!  それも、その動きというのが非常に密度が濃いのです。そして、物凄く絵が綺麗!! 

滑らかに、美しく動くキャラクターたちが時にダイナミックに、時に繊細に動きまわるアニメーションは、原作の可愛らしさや、かしましい雰囲気を見事に表現すると共に、その高いクオリティはファンを一気に魅了することとなりました。

更に凄いのが、この『ゆるゆり』、2011年にテレビ放映されたファーストシーズンが上記のような好評を得たために、翌年放映された第2期の『ゆるゆり♪♪』では、更にその動きがパワーアップ。

興味がある方は、是非とも1期と2期のオープニングを観比べてみてください。1期の時点でも十分綺麗でよく動いているのですが、これが2期になると更にカメラが激しく動くは、キャラクターは踊るはで、何だかもうトンデモないことになっています。ポップなエフェクトの数々も含めて、アニメーションのおもしろさがギュッと詰まった映像となっています。

【アニメキャラの魅力】始まりと終わりを司る主人公!随一の不憫キャラ「赤座あかり」の魅力とは?
女の子同士の恋愛マンガを専門とした雑誌『百合姫』。その連載作品の中からまさかの初テレビアニメ化をされたのが、女子中学生たちのゆるーい日常を描いた『ゆるゆり』です。あまりガチに寄らず、いわゆる日常系アニメに連なる作風は、百合好き以外の視聴者も入りやすいこともあり、人気作となりました。
「赤座あかり」は中学1年生の女の子。ゆるいとはいえ百合アニメの主人公(?)なのに特定のカップリング対象がいないという不憫な子です。

■主人公(?)
『ゆるゆり』は、あかりの中学校への初登校の日から始まります。幼馴染で1年年上の京子と結衣に迎えに来てもらいながら、制服ではなく私服を着てランドセルをしょってきてしまうというドジっ娘ぶりを炸裂させ、その出だしはまさに主人公としての風格をかもしだしていました。

しかし、それが揺るぎだすのが教室での自己紹介。「次は濃いめのネタで」という京子のリクエストをなぜか思い出し、「みんなのハートにどっきゅーん。はじめまして、赤座あかりだぴょん!」とやらかして、教室を凍りつかせた時にあかりの運命は決まってしまったのかもしれません。

京子が作った「ごらく部」に、押しが強いちなつが参加するようになると、なぜかその存在が希薄になって、第1話にして「いたんだ」とまで言われる始末。主人公らしさが薄れる中、アニメの各話予告ではそれぞれのキャラクターが「主人公」を名乗るという主人公乱立状態となりました。

■アッカリ~ン
あかりの影の薄さに気付いた京子。あかりのためにみんなで新しい特徴を考えてあげました。結衣が考えたのが「効果音が全部アッカリ~ン」。京子が考えたのが「おっぱいミサイル」。ちなつが考えたのが「とうめいにんげん」。この3つを合わせた結果、逆に「アッカリ~ン」が透明化の効果音ということになり、かえってあかりの影の薄さを助長することになってしまいました・・・。

その後もあかりの影の薄さはエスカレートし、海ではあかりの存在を忘れられたまま、みんなで楽しく花火が行われたり、校内合宿でドラム缶風呂に入ったままどこかに転がっていっても気づかれなかったりと、とにかく不憫なのです。

■いじられ体質
いつも無防備なあかりはいじられ体質。ちなつには練習と称して濃厚なキスをされたり、近所の公園で櫻子にいたずらされたりと散々です。ちなつにキスされたときはさすがに目から光が失われましたが、それでもすぐに明るいいつものあかりにもどるのは、彼女の素敵なところです。

■そのままの自分で
アニメオリジナル回で、あかりはタイムマシーンで中学校の初登校の日に行ってしまいます。そこであかりは、その機会を利用して、不憫な自分の境遇を改変しようとします。しかし、様々な策を弄しつつ失敗していくうちにあかりは気づきます。それまでごらく部や生徒会のみんなと過ごしてきた日々は、とっても大切な宝物だと。だからあかりは改変をあきらめるのではなく、前向きな心でやめて元の時間に帰って行きました。

あかりは意図的に不憫に作られているキャラクターです。しかし、同時に与えられているのが天真爛漫で誰からも好かれる性格。影が薄くてもあかりに陰は似合いません。だから、そのままのあかりでいてほしい。そして、あかりのことが大好きなお姉ちゃんに・・・(自主規制)。

【アニメキャラの魅力】物語の真の主人公!?ごらく部創始者「歳納京子」の魅力とは?
女の子同士の恋愛「百合」を描いたマンガの専門雑誌『百合姫』にあって、異色な存在である『ゆるゆり』。タイトルの通りゆるい百合。確かに女の子に恋する女の子は出てくるのですが、むしろギャグのほうがメインとなっています。あまりガチではないところがよかったのか、『ゆるゆり』は『百合姫』初のテレビアニメ作品に選ばれる事になります。
「歳納京子」は中学2年生の女の子で、一見主人公と誤解されるような中心的立場にあります。実は原作者のなもり先生も主人公は京子だと思っていたようです。

■ごらく部創始者
京子は中学1年生のときは音楽の成績が1のくせに吹奏楽部に入っていました。「楽譜とわかりあえない」という理由で1カ月で退部していますが。その後、茶道部が廃部になったために放置されていた茶室をみつけ、そこを無断使用して非公認の「ごらく部」を設立。ごらく部の活動は「好きにだらだらする」こと。幼馴染の結衣と2人でだらだら過ごしていました。しかし、2年生になってあかりとちなつが入ってからは、大喜利的なネタ振りをしてみんなで楽しむことが活動の中心となっています。

■西京極ラム子先生
京子は中学2年生ながら、西京極ラム子というペンネームで活躍する同人作家で、劇中劇『魔女っ娘ミラクるん♪』をネタにした同人誌や同人アニメを作成しており、固定ファンがついているほどです。夏の同人誌の祭典にはごらく部や生徒会のメンバーを駆りだして売り子を手伝ってもらっています。京子が作った同人アニメはプロ並みの出来で、かなりの才能がある作家のようです。ちなみに「ラム子」というのは、往年のアニメの鬼娘ではなく、京子の大好物であるラムレーズンアイスから来ているものと思われます。

■ボケずにはいられない
京子は常にネタを忘れないボケ体質。隙あらばボケようとします。しかし、よく見てみるとそれはその場にいる友達たちを楽しませてあげたいというサービス精神から来ているように思えます。好き勝手にふるまっているようでいて、きちんと場の空気を読むのが上手。ボケはかましても誰かを傷つけるようなことは言わないですしやりません。ただ、例外的にあかりに対してはきついネタでいじることもあります。

■限定的小悪魔
京子は、女の子に対して抱きついたりキスを迫ったりとスキンシップが多いです。京子に恋する綾乃にとって、京子のスキンシップは特別なもの。京子のほうは綾乃の気持ちに気づいていない様子で、他の子にするのと同じようにふれるのですが、綾乃はそのたびにドキドキしてしまいます。結果的に綾乃に対しては小悪魔的なアプローチとなって、綾乃の心を惑わせています。

■本命はやっぱり結衣?
京子は女の子好き。大好きなミラクるんにそっくりなちなつに抱きついたり添い寝しようとしたり、千鶴に唇を突き出して迫ってみたり。しかし、本当に好きなのはやっぱり結衣なのだと思います。京子は、なんとなく他の女の子には踏み込んでいいラインを引いているようなイメージがありますが、結衣に対してはそういったラインがなく、心から気を許して甘えているように見えます。

とはいえ、京子×綾乃というのもまたよいものだとは思うんですけどね。いろんなパターンのカップリングが妄想できるのも『ゆるゆり』のいいところです。

【アニメキャラの魅力】影の主人公!?貴重なツッコミ役「船見結衣」の魅力!
百合オタぐらいしか知らなかった、知る人ぞ知る百合マンガ専門雑誌『百合姫』。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。わりと真剣な女の子同士の恋愛を描いた作品が多い『百合姫』の中で、ギャグ主体のこの作品は異色の存在。しかし、それがかえって一般受けして2期まで作られる結果に。
「船見結衣」は、「歳納京子」と幼馴染で同級生の中学2年生の女の子。作品が始まった時点から「サザエさん時空」に入っているので永遠の中2です。

■信頼のツッコミ
ボケを生かすも殺すもツッコミ次第。あらゆる場面でボケをかます京子に対し、結衣のツッコミはタイミングといい的確さといい最高です。まさに作中最高のツッコミ役。

そもそもボケ揃いのこの作品ですが、結衣がビシっとツッコミを入れるのは京子だけです(例外的に千歳と綾乃にツッコんだこともありましたが)。これは幼いころから培ってきた信頼の証。京子の方も、結衣がちゃんとツッコミを入れてくれると信じているからこそ安心してボケられるんですね。

■綾乃のダジャレがツボ
京子のボケに対しては笑うよりツッコミを入れるのに忙しい結衣。しかし、なぜか綾乃が作った「罰金バッキンガムよ」「どうしよう東照宮」や「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」などの地名ダジャレはツボに入るようで、聞くと吹いてしまいます。これは綾乃本人が言わず、京子が言っても効果があります。しかし、京子が真似して作った「メソメソメソポタミア」にはまったく反応しないあたり、何か特殊な基準があるのかもしれませんね。

■ちょっとさびしがり屋
結衣は中学生ながら親戚が持っているアパートで独り暮らしをしています。それを知って以降、京子はちょくちょく結衣の部屋に遊びに行き、ご飯をねだったり泊まったりしています。半分はただ遊びに行ってるだけ、半分は実は結衣がさびしがり屋なのを知っているからです。結衣のほうも、表面的には京子が来るのをウザがったりすることもありますが、ちゃんと感謝もしています。良い関係ですね。

■やっぱり本命は京子?
大好きなアニメのミラクるんにそっくりということで京子にちょっかい出されるちなつをかばった結衣。そのかっこよさにちなつは恋に落ち、激しく結衣にアタックします。結衣はとまどいながらも、ちなつが結衣とキスをしたいと短冊に書いた時には、おでこにちゅっとしてあげたことも。しかし、それはちなつの恋心まで受け入れたわけではなく、かわいい後輩に優しくしてあげたという感じです。

一方京子に対しては、常にツッコミを入れつつも京子がやることにつき合ってあげたり、ラムレーズンアイスをねだる京子のためにハーゲ○ダッツのアイスを買ってあげたり、深いところで京子を受け止めてあげている印象があります。やはり、どっちが本命かといったら、やっぱり京子なんだろうと思うわけです。

■ちゃんと女の子
外見も口調もボーイッシュな結衣ですが、男の子っぽくなったのは、幼い頃に泣き虫だった京子を守ってあげるため。実は料理上手で思いやりがある女の子らしい一面もちゃんと持っています。その両面性が結衣にとってバランスのよい人格を作り上げ、さらに彼女を魅力的にしてくれます。ちなつも、そういう部分に魅力を感じているのかもしれません。

本命は京子だったとしても、ちなつのことは愛人として、仲良く幸せに3人でいちゃいちゃすればいいのです。

【アニメキャラの魅力】遅れてきた主人公!?がちゆり少女「吉川ちなつ」の魅力とは?
百合マンガ専門という、わりと特殊な雑誌『百合姫』。多くの腐女子の皆様に支えられた一大ジャンル・BLと比べるとあまりにもマイナーな世界で、コアな百合好きに細々と読まれていただけの雑誌でした。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。「吉川ちなつ」はごらく部の1年生。「ゆるい百合」が持ち味のこの作品にあって、「ガチ」寄りの恋する少女です。

■がちゆり
もともと茶道をたしなむ清楚なお姉さんに憧れて、中学生になったら茶道部に入ろうと思っていたちなつ。しかし、訪れた茶室にいたのは京子たち「ごらく部」でした。茶道部は廃部になっており、使われていなかった茶室を京子たちが勝手に使っていたのです。

ちなつは落胆しますが、ちなつが、大好きなアニメのヒロイン「ミラクるん」に似ていることで一目で気に入った京子は、茶道の道具は残っているからとちなつを引きとめ、半ば強引にごらく部に引き入れました。ちなつに対して抱きついたりキスを迫ったりと暴走気味になった京子から、ちなつをかばってあげたのが船見結衣。ちなつはちょっとボーイッシュな結衣が王子様のように見えて恋に落ちます。

それからのちなつは結衣にべったり。京子に迫られた時に逃げるふりをして結衣に抱きついたりなど、積極的にアピールします。七夕のときは短冊に「ゆい先ぱいとキスしてみたい」と書いて本人に見せる貪欲さ。そして優しい結衣はおでこにキスしてくれました。

結衣とのそれ以上の関係を望むちなつは、キスの練習をしたいと友達のあかりの唇を奪ったりもしています。最初は結衣の表面的なかっこよさにだけ憧れていたちなつですが、ごらく部でいっしょに過ごすうちに結衣の人柄にも惹かれるようになっているようです。

ともすればギャグのみで走っていきがちな『ゆるゆり』の中で、百合描写のシーンを増やしてくれる貴重な存在と言えます。

■画伯
アニメの世界では独特な(強烈な)絵を描いてしまうキャラクターや声優を「画伯」と呼びますが、ちなつはまさにその「画伯」です。ちなつの内面のカオスを表したような絵柄は、原作では黒い線だけでしたが、アニメではダークな色遣いの中に血を思わせる赤が入る恐ろしい彩色も追加されて、他のメンバーたちにたいへん恐れられています。

アニメ2期8話の特殊エンディングでは、結衣とちなつのさわやかな百合ソング『ガールズパワーで』に乗って、大量のちなつの絵がエンディングアニメになるという凄惨な事件が起こりました。ちなつの絵を知った以降、京子の同人誌をごらく部で手伝ってもらうときなどには、決してちなつに関与させないような苦労が見られます。

■四次元ツインテ
ちなつはピンク色の髪をツインテールにしています。そのツインテールにしている部分の髪は、触れたものを中に引き込むという謎の存在。卓球のボールなどを大量に飲み込んだこともありますが、飲み込まれたものは髪の中に収納されているらしく何かの機会にボトっと落ちることも。つまりどこかの空間につながっているというわけではなさそうです。

■本妻の座を勝ち取れるのか?
ちなつが好きな結衣の本命はおそらく京子。結衣はちなつに対して優しく、まとわりついても邪険にしたりはしませんが、京子に対するように遠慮なく接することもありません。しかし、京子のほうはわりと浮気性なので、いずれ本妻になるチャンスもあるはず!?あきらめずに貪欲にアタックし続けてほしいものです。

【アニメキャラの魅力】生徒会サイドの主人公!?恋する乙女「杉浦綾乃」の魅力とは?
『ゆるゆり』は「ゆるい百合」をテーマにしつつ百合の皮をかぶったギャグアニメです。ただし、原作が百合雑誌掲載ということもあり、読者のニーズに合わせてそれなりに百合的表現も描かれており、ちょっと百合を匂わせた「きらら系」日常アニメよりは百合寄りで、さりとて『桜Trick』ほどはガチではないという絶妙なバランスのもとに成り立っています。そういったゆるさが2期まで制作された人気の原因かもしれません。今回ご紹介する「杉浦綾乃」は中学2年生で生徒会副会長。ちょっと空回り気味なポニテ少女です。

■恋する少女
綾乃は同じ2年生の歳納京子に密かな恋心を抱いています。生徒会役員の立場を利用して注意にしにいくという口実で、ごらく部が不法使用している茶室によく行きますが、それは京子に会いたいがため。大好きな京子には、ついツンモードで対応してしまいがちですが、京子が花粉症のときにはティッシュをあげたり、映画にさそってもらったときなどは素直にデレるツンデレです。

自分でもその恋心をもてあましているところはありますが、もっと素直になって京子と仲良くなりたいと言う気持ちを持っています。七夕のときには、その願いがたんざくに書かれていました。そんな綾乃の気持ちに感づいているのは、友達で同じ生徒会役員の千歳だけ。しかし、千歳にそのことを指摘されると真っ赤になって否定します。そういう反応だけはとても素直で正直です。

■ダジャレ好き
綾乃は中学2年生の女の子のくせにオヤジっぽいダジャレを連発します。そのほとんどは歴史的建造物や地名とかけたもの。「罰金バッキンガムよ」や、「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」「必要ないないナイアガラ」など、数々の名ダジャレを生みだしています。ただ、それに反応して笑ってくれるのは結衣だけです。

■なぜかまわってくる貧乏くじ
なぜか貧乏くじをひきがちな綾乃。京子に会えるとわくわくしながら茶室に行くものの、当の京子は入れ違いで生徒会室に行っていたり、生徒会室の冷蔵庫に大切にしまっておいたプリンを京子や後輩の櫻子にとられたり・・・。成績優秀にもかかわらず、テストではいつも一夜漬けで済ませる、ある意味天才の京子に負けて万年2位。茶室の明け渡しをかけ、京子にテストの勝負を仕掛け、いつも以上に寝食を惜しんで勉強し、やっと1位をとれたと思ったら、京子がマンガの原稿で忙しく一夜漬けをしていなかっただけとオチ。あかりとは違った意味で不憫な役回りです。

■いつか想いが届くように
京子に対する想いにしても、素直になれないために京子に伝わっていないというのもちょっと不憫。そのうえ京子は、ちなつや千歳の妹の千鶴にちょっかいかけたりと浮気性で、京子が一番仲がいい結衣の存在も気になるところです。唯一の救いは、たまに京子が優しくしてくれること。しかし、そんな立場に甘んじることなく、もっと素直になって気持ちを伝えればその想いは通じるかもしれません。

実は『ゆるゆり』ファンの間でも京子×綾乃というカップリングは人気があります。それだけ、一途な綾乃の気持ちを応援したい人が多いのでしょうね。いざとなれば結衣から略奪するぐらいの気概でがんばってもらいたいものです。

【アニメキャラの魅力】人呼んで真っ赤な主人公!妄想少女「池田千歳」の魅力とは?
ガチではないゆるさですが、日常アニメよりはちょっと百合寄り。そんな立ち位置でそれまで百合作品に目を向けなかった層にも受け、人気アニメとなったのが『ゆるゆり』です。舞台は中学校。女の子同士でキャッキャウフフ、時には恋愛要素もありますが、高校生にはない未成熟さが、かえって受け入れやすかったのかもしれません。「池田千歳」は中学2年生の生徒会役員。関西弁なまりのおっとりメガネ少女です。

■キス魔
原作ではお酒入りチョコレートでよっぱらっていましたが、アニメでは各方面に気を使ったのか、改変されてチョコレート酔いするという設定に変わっていました。どちらにせよ、千歳は酔うとキス魔に変貌します。その相手は誰でもおかまいなし。生徒会とごらく部の合同合宿では、酔った千歳によって、綾乃、りせ、結衣、千鶴、ちなつ、あかりに加え、西垣先生の唇まで奪われてしまいました。なお、京子は自ら受け入れていました。

■妄想鼻血少女
千歳はちょっとおませな百合妄想癖があります。親友の綾乃が同級生の歳納京子に恋をしていることを見抜いており、綾乃と京子が一緒にいる場面では、綾乃が踏み込めないその先まで妄想しては鼻血を流しています。

その妄想はメガネをはずして視界がぼやけることで強化。出てくる鼻血の量も増え、時には部屋中血だらけになることもある壮絶さです。京子が誤ってメガネを壊してしまったときは、制御が効かず鼻血を出し続けました。

千歳は妄想するだけではなく、綾乃の恋が成就するように応援もしています。しかし、当の綾乃は指摘されても照れて否定するばかり。しかし、もし綾乃の恋が実って目の前で京子といちゃいちゃしたら、千歳はどうなってしまうのでしょうか?

なお、千歳がなにをネタに妄想しているかはわりと周りに知られているようで、修学旅行のまくら投げで京子に悪用されたり、キス魔モードを解除するために、綾乃が京子のほっぺにキスして大量出血させたりなどしています。

■やさしい「おばあちゃん」
おっとり少女でやさしい口調の関西弁の千歳。その雰囲気や、漬物を漬けるのが趣味で、ティッシュをくれたあかりに自作のたくあんをお礼にあげたりなど、あかりから「おばあちゃんみたいでかわいい人」と思われています。双子の妹の千鶴に対しても、姉というよりはお母さんのような優しさで包んであげている印象です。

■千歳の本心はどこに?
自分の本心はあまり外には出さない千歳。しかし、実は綾乃のことが好きなのではと思わせられることがあります。妄想趣味では綾乃と京子がくっつくことを考えていますが、それは自分の綾乃の気持ちへの代償行為かも?綾乃のことを応援するために自分の恋心を抑えつけているのなら、もうちょっと解放してもいいんじゃないかなと思いますよ。

【アニメキャラの魅力】私こそが次期(副)主人公!?愛されるアホキャラ「大室櫻子」の魅力とは?
女子中学生たちのキャッキャウフフと、割ときついギャグを両立させてしまった奇跡のアニメ『ゆるゆり』。特に百合に興味がない層にも笑えるアニメとして歓迎され、元からの原作ファンを上回るような新規ファンを獲得しました。「大室櫻子」は主人公(?)赤座あかりのクラスメイトの中学1年生。年齢より言動が幼いアホの子です。とっても人気があるキャラクターであり、櫻子と姉と妹の3姉妹を主人公にしたスピンオフ作品『大室家』まで出ているほどです。

■アホかわいい
櫻子は、勉強が苦手で一部日本語も危うい子です。時に行動が唐突で、思いつきをすぐ実行しようとするところは京子と似ていると言われることもありますが、京子が場の空気を読んでふざけているのに対して、櫻子は場の空気など一切おかまいなしです。集中力がなくいたずら大好き。あかりはよく櫻子のいたずらの被害にあっています。生徒会室の冷蔵庫にある綾乃のプリンを食べてしまうことも・・・。

ただ、わりと長幼の序はわきまえているらしく、先輩に対する言葉づかいは丁寧です。幼馴染の向日葵にはいつも叱られていますが、無邪気でアホ全開のキャラクターは、周囲を困惑させつつも温かく受け入れられているようです。

■向日葵への独占欲
櫻子は、幼馴染の向日葵と常にいがみあっています。生徒会に入ったのも、向日葵が一人だけ生徒会役員になるのが悔しかったから。と、表面的にはそうなのですが、学校の帰りはいつも一緒ですし、なにかというと向日葵の家に行って、勉強を教えろだの何か食べさせろだのと甘えます。櫻子がそうやって甘えたり駄々をこねたりするのは向日葵に対してだけです。2人でファミレスに入った時は、向日葵の苦手なにんじんを食べるかわりに自分の苦手なピーマンを食べてもらったりしています。お互いあーんして!

向日葵が、ちなつにマフラーの編み方を教えてあげるために、櫻子といっしょに帰ったりかまったりしてくれなくなった時期がありました。櫻子はその間胸がむかむかしていましたが、まだ心の幼い櫻子にはそれが嫉妬であることが理解できずにいました。しかし、マフラーを作り終えて、向日葵が自分のために編んだマフラーをくれ、また一緒に帰れることがわかったときは、満足そうな最高の笑顔を浮かべていました。本人たちは忘れていますが、幼い頃に婚姻届にお互いの名前を書いた2人。実は今でもそのときの気持ちは変わっていないのです。

■おっぱいコンプレックス
原作のキャラ紹介には「ツンデレ1年生のちっぱいの方」と書かれるほど、ぺったんな櫻子。中1にしては過剰な向日葵の巨乳にコンプレックスをもっていて、そのおっぱいにパンチをするなど過激な行動に出ることも。しかし、まだ中1ですし、これから成長の可能性はまだまだあります。もっとも、年齢が進まないということを作中キャラクターが明言している作品なので、ずっと中1のままなんですけどね。まあ、小さいままなら小さいままで、向日葵のおっぱいを揉ませてもらえばよろしい!

今はお互いツンモードですが、お互いの気持ちに気づいたらきっとべたべたのカップルになるはず!そんな未来も見てみたいものです。

【アニメキャラの魅力】後藤沙緒里の無駄遣い!?一歩進んだ百合関係「松本りせ」の魅力とは?
「ゆるい百合」というコンセプトのギャグアニメ『ゆるゆり』。女子中学生たちのゆるーい日常を描いた作品で、中学生レベルのキャッキャウフフが繰り広げられています。そんな中、ひとりだけ少し「大人」な百合関係を匂わせてくれるのが、中学3年生で生徒会長の「松本りせ」です。今回はそんな「松本りせ」の魅力について紹介してみたいと思います。

■インビジブルガール
主人公(おそらく)の赤座あかりが“影が薄い”と言われながらも、それなりに話にからんでくるのに対し、生徒会長りせの影の薄さは全く比較になりません。りせは、生徒会長という役職ゆえに、放課後は常に生徒会室で仕事にいそしんでいます。その全身が画面に現れたのはアニメ1期の9話・・・。

実は、初登場は1期の4話で、生徒会とごらく部が一緒に海で遊んだ時に、妄想で鼻血を出した千歳にティッシュを差しだす彼女の手が映ったり、上空からの絵で海に走っていくメンバーたちの一番右端に一瞬だけ映ったりしています。もっと言うと、2話の時点で櫻子が向日葵に見せた生徒会メンバーの写真の中央に写っていたのですが、りせの顔の上にだけ光の帯がかかっていて見えていませんでした。

生徒会メンバーは、当然りせの存在をわかっていましたが、京子たちはずっと生徒会室にいたことも、海でいっしょに遊んでいたことすらも気づいていません。京子たちが、訪れた生徒会室で初めてりせの存在に気付いた時に、たまたま怪談をしていたことから、りせのことを幽霊だと勘違いしてしまう始末・・・。

■小声!
りせは原作では「・・・」というセリフ(?)しかありません。アニメではそれが異常な小声でしゃべっているという演出になりました。りせのCVは後藤(弱)こと後藤沙緒里さん。しかし、通常の音量では後藤さんの声はまったく聞こえません・・・。ところが、音量をものすごく上げると、ちゃんとしゃべっているのが聞こえるのです。なぜかただ一人だけ、そんなりせの小声をちゃんと聞く事ができるのが理科教師の西垣先生。りせと普通に会話が成り立ち、りせの声が聞こえない綾乃たちに、彼女が言ったことを伝えてあげたりしています。

■イケナイ関係
そんなりせと西垣先生、実は「イケナイ関係」なのです。そう、西垣先生がやらかす“常に爆発が伴う実験”や“体に変調をきたす薬の試験”に付き合わされる関係です。その実験の内容とは、りせが赤面して照れてしまうようなもの・・・。色々とひどい目にあっているはずなのに、りせは自ら望んで協力しているようです。

2人の関係は、西垣先生がりせの髪を切ってあげたり、爆発でついた西垣先生のよごれをふいてあげたりと、単なる実験だけのつながりではないと思われます。無茶な実験案ばかりの西垣先生を心配するりせの目から、恋する人への気づかいを感じたのは私だけではないはず。スピンオフとして、少し大人な2人の百合関係を描いてほしいな・・・なんて思ったり思わなかったり思ったり。

2014年2月9日に開催された「冬なのに、ごらく部☆なちゅまつり」にて、新作アニメーションの制作が決定し、後にOVAで制作し劇場上映を予定していることが発表され。またその後、AnimeJapan 2014にて開催された『ゆるゆり スペシャルステージ』において、スタッフやキービジュアルなどの詳細が公表され、タイトルは『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』となることが発表された。OVA発売に先行して、2014年11月29日より劇場上映が実施される予定である。

『夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり』(なつだ!まつりだ!ぜんいんしゅうごう ごらくぶなちゅまつり)は、2013年7月7日に中野サンプラザ、同年7月21日にNHK大阪ホールで開催された。
2013年2月24日にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催された七森中♪ふぇすてぃばるで本公演の開催を発表。詳細については同年3月21日に放送のラジオ番組『ゆりゆららららゆるゆり放送室・帰ってきました!生公開録音おまけ』の中で発表された。

七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツの1位だったという。また、1話12ページながら、一誌で3話 - 8話掲載しており、さらにはアニメ化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本の刊行がなされた。

作中において登場人物は年をとらない設定で、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる。

オープニングテーマ
「いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」
(第1話 - 第5話、第7話 - 第10話、第12話)
「よんでミラクるん!」(第6話)
「ゆりゆららららゆるゆり大事件」(第11話)

エンディングテーマ
「100%ちゅ〜学生」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話)
「ガールズパワーで」(第8話)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 50

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

マンネリ?それとも・・・

女子中学生達のゆる~い日常を描いた作品、その第2期。

率直に言って全体的に微妙でした。
1期でウケたネタを延々と使い回してるだけの印象(アッカリ~ン、ちなつ画伯のグロ絵など)
カップリングも結京・ひまさく中心で、人気カプ推しでしたね。
個人的には綾乃の出番がもっと欲しかったところですが、たまに出てきても完全にかませ扱い^^;
ある意味、1期のあかり以上に不憫でしたね・・・w その辺りバランス考えて欲しかったですよ。

日常モノの2期の宿命なんですが、既にキャラ立てができている状態からスタートするので
どうしても新鮮味に欠ける。安定してるとも言えますが、本作はマンネリと言った方が適切か。
多分、作品の雰囲気自体を楽しめないと厳しい気がします。それか新キャラを出すとかね。
そういう意味で、1期から登場を匂わせていたあかりの姉はインパクト抜群で良かったですw

ただ思い返してみると1期も当たり外れが激しく、どちらかと言えばハズレ回が多かったようなw
おそらく作品の出来自体は1期も2期も似たようなもの。
期待値ゼロで観た1期が予想以上に楽しめたものだから、2期決定の報を聞いてテンション上がって
変にハードル上げ過ぎちゃったのも楽しめなかった要因ですかね。

とは言えマンネリも酷いことは確かなので
3期やるなら、同じネタの多用やテンポの間延び感を改善して欲しいところ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 54

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

サザエさん時空を逆手に取るとは・・・!

原作未読。キャッチさんから紹介で視聴。

個人的には1期より見やすかったかも。
恐らく「物語が・・・」とか、「演出が・・・」とかじゃなくて、個性豊かな登場人物たちを理解した上での視聴だったせいだろう。

相変わらず、「ゆるい百合」というか、「ツンデレ」というか、「片思いの連鎖反応」というか、とにかく微妙なズレが面白い。

あかりの姉・「あかね」遂に登場。
1期第1話冒頭で衝撃的な部屋の光景を暴露されながら、結局、1期では出番無しだった、あかね。
清楚そうな外見とは大きくギャップのある性癖(?)。ある意味、一番ヤバい人物だ。

今期一番面白かったのは、「サザエさん時空」に対する対応。
サザエさん時空の作品の多くは、サザエさん時空であることを無視して、触れないように物語を続ける。
ところが、この作品は明らかにサザエさん時空を逆手にとって、自ら積極的に摩訶不思議な世界観を作り出す。

(例えば、夏コミのくだりとか、修学旅行のくだりとか・・・)

衝撃的だったのは、ちなつのバレンタインのお礼と言ってクリスマスの時期に結衣がちなつをデートに誘う話。
前出の夏コミのくだりや修学旅行のくだりは1期と2期という隔たりがあるが、この話はどちらも2期の話だ。

こんなことが堂々とまかり通る作品。面白くない訳がない!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36

61.6 24 続編で漫画原作なアニメランキング24位
D.Gray-man HALLOW(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (175)
1000人が棚に入れました
時は仮想19世紀末。悲劇を嘆く弱い心によって呼び出された魂を、魔導式ボディに閉じ込めることで作られるAKUMAは、殺戮を繰り返すだけの殺人兵器となり、さらなる恐怖と悲劇を生み続けることで進化していく。AKUMAを製造するのは、世界の終焉を目論む千年伯爵率いる「ノアの一族」。そのAKUMAを破壊できる唯一の存在が「黒の教団」率いるエクソシストたち。はるか昔から続く両者の戦いは、何者かに筋書きされた「裏」の真実があった…。

声優・キャラクター
村瀬歩、佐藤拓也、花江夏樹、加隈亜衣、立花慎之介、青山穣、西田雅一、近藤唯、保志総一朗、浅利遼太

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

103話のあとの13話…そりゃ嬉しいですけれど…

この作品は「D.Gray-man」の続編に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします…103話あるので、気合を入れて視聴する必要がありますけれど…

何の脈絡も無く突然終わってしまった前期…今期も物語の途中からいきなり始まる感じで物語が動き出します。

前期の放送が2006‐2007年なのでほぼ10年前…
アニメの世界における10年間の技術革新はめざましいモノがありますが、この作品においてもこの10年の間に色々と変化しました。

作画は言うまでも無いのですが、変わったのは声優さんです。
アレン・ウォーカー 小林沙苗さん→村瀬歩さん
リナリー・リー 伊藤静さん→加隈亜衣さん
神田ユウ 櫻井孝宏さん→佐藤拓也さん
ラビ 鈴村健一さん→花江夏樹さん
この他にもブックマンやミランダ・ロットーなど、主要キャストが軒並み変わっているんです。
何故キャストを変更したのか、正直理由は分かりませんでした。
前作から10年経っているので新しさを押し出したかったのか…

個人的に一番びっくりしたのはリナリーです。
リナリーって、周囲には本当に優しいんだけれど、芯のしっかりした女の娘なんです。
加隈さんの声質が合っていない訳じゃありません…単に同時に放送していた「ももくり」の栗原さんが頭をチラついてしまっただけ…
イメージの全く異なる二人ですが、芯がぶれない…とうい意味ではお互いに通ずるモノがあるので…

こうして視聴を始めた訳ですが、最大の謎は「なぜ今、1クールで放送したのか」という事です。
前期は103話かけて物語の核心に触れたかどうか…
当然あと1クールで蓋が閉まる様な作品ではありません。

それに千年伯爵側のノアの一族だって前作では全て登場する事はありませんでした。
原作も続いているみたいですし…つまりまだ謎だらけなんですよね…
前作は4クールを使ってしっかりと描かれていましたし、そのスタンスがこの作品には合っていると思っていました。

もちろん、視聴できたのは嬉しい事です。
作画は前作より遥かに綺麗なっていましたし、物語的にもアレンや神田ユウにとってとても大切な場面だったので見応えもありましたし、面白かったと思います。

でも1クールだとこれからって時が最終話…
あの終わり方じゃ続きが気になって仕方ないじゃありませんか…

気になるといえば、タイトルに「HALLOW」が追加された理由も気になります。
「HALLOW」には、神聖なものとしてあがめる、神聖なものとする、という意味があります。

ここに諸説あるうちの一説であるD.Gray-manのタイトルの意味…主人公Allenとタイトルを重ねてみると、「All end Grayman」今は未完成な男(Grayman)ですが、dによって全てが終わる…即ちdによって完成されたアレンは神聖なモノとして崇められるべき存在に昇華する…と読み取る事ができます。

アレン…これからどうなっちゃうんでしょうね…?

オープニングテーマは、Lenny code fictionさんの「Key -bring it on, my Destiny-」
エンディングテーマは、綾野ましろさんの「Lotus Pain」
綾野さんが感情が入り過ぎて涙が出そうになるのを頑張ってこらえながら歌っていたという「Lotus Pain」が最高過ぎです…
間違いなく夏アニメのアニソンBEST10入りする曲だと思っています。

1クール計13話の作品でした。10年ぶりに放送された作品なので世の中の反応を小出しで確認…という事なのでしょうか。
原作がそれだけ続いているので、間違いなく人気作品だと思います。
続編の制作を心待ちにしています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

声優さん変わっちゃったのは仕方ないけれど、ちょっと残念。だけど、念願の”アルマ=カルマ”回を観れて満足。

前作のアニメが100話超えで大変ですが、前作を観てからを強くオススメします。

声優キャスト大幅変更と作画が以前より変わった(洗練された?)ので最初、違和感を隠せませんでした。

元々、D.Gray-manファンの友達に強く勧められ、影響を受けてから視聴したので、
Dグレファンの友達イチオシの”アルマ=カルマ”回を観れてとても満足してます。
また、続編の制作あるかな?楽しみです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19
ネタバレ

ZENO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

シリアスシーンの途中に入るデフォルメキャラが気になる

タイトルの通りです。せっかくシリアスなシーンなのにデフェルメキャラのギャグテイストな演出挟むせいでシリアスを殺しています。

原作を読んでいたのは週刊少年ジャンプに掲載していた頃なのでよく覚えていないのですが、こんな演出をするような作品だったでしょうか?昔は普通のバトル物の少年漫画という印象だったのですが・・・今は原作もこんな感じなんですかね。

ストーリー自体はすごく面白いって程ではないですが、感動ポイントもあり楽しめなくはないです。ラストは典型的な「俺たちの戦いはこれからだ」エンドですね。正確には{netabare}ラストは主人公が仲間から離反して一人になってしまうので「俺の戦いはこれからだ」ですけど。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

69.4 25 続編で漫画原作なアニメランキング25位
よんでますよ、アザゼルさん。Z(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
3884人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしていくうちに、「悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。
ある日、芥辺がグリモアという魔導書を使い魔界から召喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?
役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

お下品ざます

1期観てないのでかなり憶測での判断になりますが、
人間界侵略に魔界からきた悪魔ご一行が織りなすギャグコメディの様です。
イカちゃんの悪魔バージョンだと思っておきます。

箸休め程度に観るつもりですが、
今期はこのジャンル事欠かないので箸休め休めになりそうです。
こっちの世界では彼らはあんな容姿になっちゃう設定なのかな?
軽く説明入れてほしかった。

【総評】
1期知らなかったのですが随分と品のない作品でビックリ。
底辺の笑いを追い求めてしまっています。
PTAが黙っちゃいない系です。
こういうのもアニメの幅を広げるには必要なんでしょうかね…。

小野坂さんはアニメだとトライガンのヴァッシュの様に
三枚目ながら格好良いイメージを持っていましたので衝撃的でした。

ヒドいもの見たさで観せる作品。
鼻をかんだティッシユを開いてしまうような魅力はあるとは思います。
ただ決してお勧めはしません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

酷すぎるw(誉め言葉)

1~2話感想

僕は面白くて笑えましたが
正直このアニメは見る人を選ぶでしょうw

1期もグロイ表現や変態な表現が多くありましたが
2期ではさらにパワーアップしてそうですねw

だからそういうネタが苦手な人は見ないほうがいいですね
でも下ネタなんかが好きな人には
おすすめできる作品だと思います

3~4話感想

声優が豪華過ぎでしょw
まさか大塚さんを使ってくるとは
声を聴いただけで笑ってしまったw

それにしても三宅さんオカマ役多いなw
あと大塚さんの元奥さんの沢海さんを
恋人役にするとか監督は悪魔やなw

さくまちゃんも酷すぎw
オチも酷かったし本当最初から最後まで酷くて
笑わせてもらいました!

5~6話感想

アンダインさんのメイン回ですね
それにしてもアンダインさんと付き合うのは
大変そうですねw
魔界だと美人なんですけどねw
アザゼルさんがあまり出なかったから
下ネタは少なめでしたねw

天使って皆童貞なんでしょうかw?
しかもキスしたら罰を受けるなんて大変ですねw

7~9話感想

まず7、8話の事件の話ですが
相変わらず酷いですねw

どこかで見たことあるような探偵が
たくさん出てきてましたね
さすがに声は違いましたがw

事件の真相とオチが酷いw
どうしてそうなったんだよw
後このアニメに出てくる美人は
基本性格悪いなw
只のビッチじゃないですかw

そして9話はこれは今までで一番酷かったw
三木さんに変態の役をやらせるなんてw
変態なのに良い声過ぎるw

しかも途中であった歌が酷いw
原作の方があれより酷いのかな?
良い声でなんて歌を歌ってるんだw

動きも色々酷いしw
あと何気に博物館に色々な物置きすぎw
ジブリとかDBとか普通に置いてあったしw

しかも金朋さん演技するとき
ホントにギャグボール着けてたらしいしw
何をやらせてるんだw

相変わらず酷くて笑わせてもらいましたw
この先もっと酷くなるのか
楽しみに待ってたいですw

10~12話感想

キヨコの声がまず釘宮さんなのが良い♪
あと魔界のキヨコ可愛すぎるw
でもヤンデレなんですねw

あとインキュバスがかわいそうw
最初良いやつと思わせて
次に腹黒キャラと見せかけて
結果最終的に只の良いやつというw

あとアザゼルさんの覚醒の意味はw?
それに最終回作画に力入れ過ぎじゃないかw?
色々カオスでしたがかなり面白かったですw
ギャグアニメではかなり好きな部類です
まぁそれは僕が下ネタ好きなのも
あると思いますけどw

でもやはり一期の時より
下ネタがきつくなってるので
僕は嬉しかったですが
やっぱりそういうのが苦手な人や嫌いな人は
見ない方がいいですね

見ていて楽しかったですw
3期も早く見てみたいですねw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 41

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪魔の仕事は命がけ。上司は悪魔よりも悪魔な人間。仕事はハード。好きに暴れられない。姿は本来の姿と違い、結構可愛い。だから、この作品はおもしろい。

ストーリー

芥辺探偵事務所の事務バイトをしていたメインヒロインの佐隈りん子でしたが、その探偵事務所はの主は悪魔使いで、ある日りん子にも使い魔を召喚した。その悪魔がアザゼル篤史っと言う下級悪魔でした。特技はセクハラで、見た目は犬面でメタボ体型の悪魔でした。そして、その後蝿の王の悪魔のベルゼブブ931世・ベルゼブブ優一、トカゲに似た悪魔のサラマンダー公威や、人魚っぽい魚の悪魔のアンダイン恵などの使えない悪魔たちの話です。

私の感想。

ひどかったです。本当に内容がひどかったです。けれど、それが最高におもしろい所です。最高におもしろかったです。しかし、内容は毎週毎週ひどかったですねww 最高におもしろくひどいですwww ああ~ 思い出しただけで、笑ってしまいます。それくらい楽しめました。

本当に色々テレビで放送しても良いのかって気持ちになるくらいぎりぎりのネタでした。この作品の内容を理解できる人は超おもしろいと思いますが、分からない人は多分まったく全然一寸もおもしろくないと思います。ですので、この作品を見る前にある程度あれになれておいてください。

オープニング

「りばいばる!」
今作のオープニングもかなりすごいです。

このオープニングには・・ 

このオープニングには・・・

ほぼすべての話のネタバレがあります。
少々分かりにくいですが、全話のネタバレです。

この作品をある程度見ますと分かってきます。この事実を。
私はネタバレは少しまでは許せますが、ここまでくると・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17
12
ページの先頭へ