筋肉で格闘技なおすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの筋肉で格闘技な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番の筋肉で格闘技なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.7 1 筋肉で格闘技なアニメランキング1位
史上最強の弟子 ケンイチ(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (325)
2113人が棚に入れました
高校1年生の白浜兼一は入学早々空手部に入部するが、そこで上級生のいじめに遭ってしまう。そんなある日、兼一は転校生の風林寺美羽と出会い…。

声優・キャラクター
関智一、川上とも子、有川博、石塚運昇、能登麻美子、石丸博也、二又一成、小杉十郎太

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

まさかの2期が始まったのでおさらいとして

あらすじ

いじめられっ子の主人公白浜兼一が
女性武術家風林寺美羽と出会い、
信念を貫くための強さを手に入れるために
様々な武術を極めた達人が共同生活をしている
道場・梁山泊に入門し、
数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって
肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語という感じ



感想

ずっと期待していたけど諦めていた2期が始まったんで
1期見てない人のために軽いおさらいとして
説明しておこうかと思います


全50話。結構面白い内容でした。
長い話数でしたが特に飽きることなく
見ることができました

軟弱男子がヒロインと出会い、
修行を重ねながら強敵へと向かっていく話です。
こうゆう最初弱い主人公が成長して強くなる話
僕は大好きですね♪

それにエロい要素というか
お色気要素があって
そうゆう意味でも楽しめる作品でした

でも勘違いしてほしくないんですが
決してエロいだけの作品ではなく
あくまで作品を楽しむ上での
一要素でしかないということです

エロが嫌いな人でもちゃんと
バトルがしっかりしてるので
楽しめる作品となっているので安心していいです

面白かったのは、個性のある師匠達とユニークな修行方法。
また、各対戦相手との戦法もいつも違っていて
飽きのこないものとなってました。

日常のほのぼのした話も描かれていて
それとバトルのバランスも良かったと思う
仲間との絆も徐々に築かれていくし、
熱いし心温まる物語だと思う。

バトルシーンも結構よくできていると思う
武術、武道に対する考え方、
用語はかなり的を得ているのに驚きました。


2期期待してるんですが
無理なんでしょうかね?
原作はかなりストック貯まっているはずですし
ここからさらに主人公が強くなって
面白くなるところなので是非2期作ってほしいです

↑と思ってたんですが来ましたねw
予想外でしたが嬉しいです♪
2期本当に楽しみです!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 47

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

私的最長の視聴アニメ

この世のものとは思えない最恐師匠たちにより鍛えられる弟子の話です。
結構正統派のアクション&コメディーかな。
弟子ケンイチの、単純素直な性格がこのアニメのみそですね。
梁山泊での多種多様な修業はハードで、普通死んじゃうでしょ的シュールさがあります。
その辺はリアリティーがない日常なのでスルーした方がいいです。

敵は、不良グループのラグナレク。
ハイ、そんじょそこらのグループとはわけが違います。
八剣豪はとんでもなく強く、こちらも人間業ではありません。
もっとも奇妙なのは第五剣豪の音楽拳法?回転拳法?
全くわけがわかりません。
戦いは真剣だけど、常にコメディーをぶっこんできます。
というか、戦い自体がコメディーかも。
その中で、経験値を重ね強くなるケンちゃんに注目。
ロールプレイング的に仲間も増え、友情もめばえちゃいます。

ヒロインの美羽も底知れない強さです。
そのくせお嬢さん言葉。
ギャップ萌えという奴でしょうね。
良スタイルの巨乳で、ピチピチの戦闘装束では自然と・・・。
軽いエロ要員と化してました。

50話と長いので中だるみがあります。
でもキャラの濃さに支えられて何とか視聴終了。
ちなみに、このアニメの視聴期間は約2年です。
最初の方は記憶ありません。
ああ、長かった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

NOIZUZION さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

男(俺)のロマン詰め込みアニメ

個人的に、武術とかあこがれてる僕です(^O^)/
皆さんもそうじゃないかと勝手に思ってますwww

原作を知って、見てみたい!!と思ったんですが
漫画の絵が好みじゃなく・・・(ファンの方すいません)
アニメは絵が少し違う!!と思い視聴しました。

いやー面白かった。
キャラもみんな個性があって良かったです(^◇^)
主人公の性格がいやだと思う人がいるそうですが。僕はそうは思いませんでした。
沢山いる師匠達はみんなかっこよかったです。

史上最強の弟子ケンイチって
史上最強の弟子、ケンイチとも取れますし
史上最強の、弟子ケンイチとも取れますね。
こういうタイトルに工夫してあるのは大好きです!!

やっぱり武術好きとしては、かっこいいアニメですwww
実際にできる技ばかり、(でも見た後に友人に試してはいけませんよwwwマジで怪我しますから)

ストーリも面白かったです。しかし、王道過ぎて先の展開が読めてしまう・・・
あーこうやって出てくるキャラは、確実に黒だなとか、簡単にわかってしまいます
しかし、燃える展開が多かったです王道最高!!(さっきと言ってること違いますね(・.・;))

武術とかに興味あるなら絶対面白い!!
興味無くても、面白い!!・・・・と思うアニメです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

60.7 2 筋肉で格闘技なアニメランキング2位
史上最強の弟子ケンイチ 闇の襲撃(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (146)
779人が棚に入れました
単行本同梱OVAとしてリリースされていた内容を、テレビの放送枠の尺に合わせて再リリースしたもの。

いじめられっ子だった白浜兼一は風林寺美羽と出会い、武術の達人たちが共同生活をしている道場・梁山泊に入門して修練を積むことで、肉体的・精神的に成長を遂げていく。



声優・キャラクター
関智一、釘宮理恵、藤本譲、二又一成、石丸博也、小杉十郎太、石塚運昇、能登麻美子、浪川大輔

こべに さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

格闘アニメ苦手なんです。。でも(^_-)☆~⌒☆

格闘のアニメ初めてちゃんと見ました。
正直迷ってますぅ。
もう少し見てみようかな。
格闘だけじゃなく恋話が入ってくると
多分大丈夫なんだけどね(^_-)-☆


4話まで見ました♪
格闘のアニメ苦手なんだけどねっw
だってこれ面白いんですもん♪
苦手だけど見れた訳は以下のとおりですぅ(*^^*)
ケンイチくんが嫌いなタイプじゃなかった♪
美羽ちゃんが可愛いかった ♡
お話しのテンポが良かった♪
OPとEDが両方とも好きだった♪
でもきっとほかの格闘アニメは
たぶん見ないと思いますw(^_-)☆~⌒☆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

弟子も大変

武術を極めた強者達が集まっている梁山泊。
いじめられっ子だった白浜兼一(しらはま けんいち)は、その梁山泊に弟子入りして肉体的・精神的にも強くなるのであった。

本作品は全50話ある1期目の続編です。
普通の続編と違うところは、単行本付属のOADを再編集して構成しなおしているところでしょう。
単行本を買わないと見ることができないOADを使っているので、個人的にはありがたい気持ちでいっぱいです。
今から1期目全50話を視聴するのは大変そうですが^^;

内容としてはバトル物。
色々な格闘技や武術が出てきます。
梁山泊の師匠たちが恐ろしいほど強く、その梁山泊の一番弟子という事で闇の組織から狙われるケンイチ。
何故、弟子が狙われるのか理由はあるのでしょうが、自分には理解できませんでした。
きっと原作者側には意図があるのでしょう。

戦いはこれからだ、というような中途半端なところで作品は終わってしまいますが、原作の販促と考えれば問題ないです。
OAD付属の単行本などの原作を売る為に本作品を完成させたと考えるのが分かりやすいですから。

1期目全50話を見るのは大変ですが、初心者でも1期目や原作の雰囲気を感じられる内容の作品でした。
これから本作品を完全に理解しようとする人には「頑張って下さい」というエールを送ります。
自分には1期目を見る根性はないのですが^^;
始めから見るのは大変なので、本作品が気に入ったら1から見てみるというスタンスが一番いいと思える作品でした。
まあ登場人物紹介程度に考えれば楽に見れるかな^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

拳に込めた信念

いじめられっ子だった主人公・白浜兼一が己の信念を貫く強さを手に入れるために
梁山泊の弟子となり成長して行く物語の2期。
(どうやらコミックを書うと付属されるOVAを集めた物の様ですが2期として評価します。)

【総評】
1期から七年ぶりと言う事で記憶も薄らいではいましたが観ると大分思い出しましたので
混乱等はなく楽しめました。
ただ悲しい事に声の記憶もしっかり残っていましたので
風林寺親子のあの声が戻らぬ事に寂しさも感じてしまいました。
(引き継いだ声優さんは良くやっているとは思いますが。)

格闘をベースにお約束の友情・努力・勝利の他に師弟愛とお色気を柱として
非常にテンポよく展開していき1期同様に観易い作品になっていました。
美羽ちゃんには姉弟の様に見られてしまっていますが
兼一の護ってあげられる強い男になりたいという純粋な気持ちは応援したくなりますし
やられても何度でも立ち上がるその姿はやっぱりカッコイイです。

今回の闇との戦いでは色々な国の様々な武術の知識や動きをきちんと土台とした上で
アニメらしく派手に描きスピーディーで迫力ある格闘シーンになっています。
まるっきり架空の技ではなく、実際の技に誇張を重ねこの作品ならではの
格闘スタイルを作っているので、それぞれの戦いを飽きずに新鮮に観る事ができます。

ただ1期50話という大作が久々に復活したかと思えば今回はたった11話で終わってしまい
ボリューム不足は否めません。
終わり方もキリが悪く正にこれからって時にブッツリなので不満が残ります。
ストックはあるはずですし、復活させるならちゃんとした形でやってくれないと無責任です。
コミックを売る商法なのかも知れませんがあざとく少々腹が立ちます。
早めに続編をやってくれる事を願います。

1期が好きな人は楽しめると思いますが中途半端になってしまうので
もう少し続きが公開されてから観た方が精神衛生上宜しいかと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

65.9 3 筋肉で格闘技なアニメランキング3位
終末のワルキューレ(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (154)
546人が棚に入れました
今、700万年続く人類の歴史が、幕を閉じようとしている──。 1000年に一度、全世界の神々が一堂に介し、天界で開催される「人類存亡会議」。 人類が冒してきた愚かな行いにより、全会一致で「終末」の判決が下される直前、半神半人の戦乙女<ワルキューレ>の一人、ブリュンヒルデが異議を唱える。 「ただ滅ぼすのでは芸がない。人類を試してみては?」 彼女が提案したのは、神 vs 人類最終闘争、通称「ラグナロク」 全世界の神々と、歴史上の全人類から選ばれた代表者たちが一対一のタイマン勝負をする。全13番勝負、先に7勝した方が勝利となる。 しかし、人類が神に勝つことなど絶対不可能。神々が嘲笑する中、ブリュンヒルデはなおも挑発する。 「もしかして、ビビってるんですかァ?」 その言葉は神の逆鱗に触れ、怒りのままに、神々はラグナロクを承諾。かくして、ブリュンヒルデたちは、700万年の人類史から最強の13人を選びラグナロクへと挑む。 果たして人類は神を超え、終末を阻止できるのか? 超絶怒涛の真剣勝負<ガチンコ>バトル、開幕!

声優・キャラクター
沢城みゆき、黒沢ともよ、関智一、緑川光、高木渉

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

魁!!ラグナロク

<2021/12/4 初投稿>
原作未読。
漫画好きのお笑い芸人、ケンコバさんだったかな。がアメトークかなんかで本作推してましたね。

物語を1行にまとめると
「人類の存亡を賭けて、世界数多の神々に人類がタイマン勝負を挑む!」

いざ見てみると、なんか既視感ある。
なんだろう?
と思いつつ10話まで見て
「ああ、『魁!!男塾』だ、これ笑」

荒唐無稽なキャラクターたちが、
劇場で繰り広げる架空のバトル。
ファンキーな必殺技を延々と交互に繰り出し続け、
決着はなかなかつかない。
もっともらしい架空の生い立ちと架空の蘊蓄でキャラクターの背景や必殺技に厚みを持たせようとする。

まさに「ワシが男塾塾長、江田島平八である!」でお馴染み『魁!!男塾』です。

そのうち民明書房出てくるんじゃないか 笑

評点は10話までの中間評価です。

<2021/12/18 追記>
最終話まで視ましたよ。

飛び交う必殺技!
二転三転する戦況!
架空の蘊蓄を尤もらしく語り出す解説役!
そして煽り盛り上げるモブども!

やっぱり「魁!!男塾」
もしくは「キン肉マン」
の様式美 笑

ところで神様たち。
ギリシャ神話から多めなんですね。
ゼウス、ポセイドン、アフロディーテ、ヘルメス、アレース、そしてヘラクレス。
アポロンとかアテナとかはいないのがちょっと不思議、

それはそれとして、闘うのはみんな多神教ばかりのようですね。
一神教の神さんは強すぎて御出馬させられなかったんだろうな。
ちなみに「聖☆おにいさん」は担当編集が作者に『イスラム教だけは絶対出してはダメ!』と言ったとかなんとか。
本作も当然そんなやばい宗教は出てきません。

ただ、キリスト教の世界観はアダムとイブ御一家として出てきます。
だったらキリスト教も神様陣営に参加させてもよかったのでは?と思ったり。
神様そのものは無理としても天使なら闘わせられそうだし。
そして天使の相手、人間側はエヴァ初号機で!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

死力を尽くす英雄の雄姿と遊び半分な神々の戯れ

【紹介】
人類の滅亡を決定しようとした神々に対し、人類滅亡の可否を賭けて一対一で戦う人類。
人類が誇る豪傑たちと神々のバトルアニメ

【作画】
十分綺麗ですが、原作の絵が上手すぎて、それと比べるとかなりスケールダウンした感じ。

【キャラクター】
人類の代表も神々の代表もすごいネームバリューのあるキャラクターばっかりで圧巻ですね。
それどころか、人類の代表の応援団のメンツが凄くて笑えますね。
代表になった英雄の上司だったり、宿敵だったりするので、応援団も英雄が勢ぞろい。

神達の圧倒的なラスボス感と、英雄たちの英雄たる所以である圧倒的なカリスマ性。
どちらもバトルを演出する要素としてとても魅力的で、これでもかってくらいに上げてきますね

人類代表の英雄が神々よりなぜか神々しくて、英雄感あるところはいいですね。
それに引き換え神々に神々しさが全然なくて、俗物が多いのが好み別れるかもだけど、北欧神話とかギリシャ神話の神々って意外と俗物っぽいところあるのでそこまでイメージと違うってこともないのかも。

ここまでのキャラクターだと、呂布、トール、アダム、シヴァ、小次郎が好きです。
やっぱり武人系キャラクターは潔さと気高さがあっていいですね。
敵の神々はともかく、ブリュンヒルデ達はほぼただの美女なのでもう少し神々しさが欲しいかも。

【シナリオ】
このアニメに限らないけどCMでネタバレやるのやめてほしい。

細かいことはどうでもいいから早くバトルやろうぜと言わんばかりの脳筋シナリオで、人類の未来がかかった聖戦なのに開催が決まってすぐバトルがスタートするところはいっそ清々しいと思いました。
大抵のアニメは決戦に向けて戦略会議やったり、仲間集めやったり、修行やったり、水着回やったりするのに。
ただ、戦闘開始前に人物のキャラ掘り下げを全くやってないので、戦闘開始してから一撃一撃攻撃をするたびに入る回想シーンがバトルのスピード感を損ねているのはさすがに気になるかも。

【バトル】
このアニメの華なのでさすがに力入っていますが、思ったほど派手じゃないのは残念かも。
神と英雄の戦いで攻撃の破壊力が桁違いなのに、コロッセオみたいな闘技場に押し込めてしまったせいでちょっと吹き飛ばすだけで観客に当たりそうだし、すごい窮屈そう。
せっかく神の力があるのだから、戦闘用のフィールドを創造して観客は防御壁で覆うなり何かしらできたのでは?

ナレーションもアゲアゲですね。
これでもかこれでもかとどんどん期待値を上げてくスタイル。

絵は綺麗だし、演出もいいんですが、バトル中に静止しすぎですね。
一発攻撃するたびに回想、攻撃を受けるたびに回想、立ち上がるたびに回想。
さすがに早く攻撃しなさいよって何度も思った。

それでもバトル中の演出の数々が熱くて、一進一退の攻防が見ごたえ十分でした。

【音楽】
バトルを演出するBGMがいい感じですね。
OP「KAMIGAMI-神噛ー」マキシマムザホルモン
歌詞がまったく何言ってるかわからないけど、作品の雰囲気ととても良くあった曲
EDテーマも心たぎる戦いの後のむなしさみたいな英雄の心境を歌っているようで視聴後の余韻として心地よく、好きです。

【総評】
バトルアニメ好きと歴史好き、神話好きに刺さる内容で、視聴者によって興味あるかないか大きく分かれるジャンルなので、視聴するかどうかの判断はしやすいと思います。
単純明快でわかりやすい作りなので視聴もしやすく、楽しいアニメでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

見る価値みゆきちのボイスくらい。Netflixオリジナルアニメのブレイクスルーはいつ訪れるのか?。

 試しに見てみたら思ったよりだいぶ酷かった…。それにしても、Netflixオリジナルアニメの傑作なかなか出ないなぁ。地上波より規制が少ないし、可能性は色々ありそうなもんだが…。


 「刃牙」もそうだが、そもそも金ないの?ってくらいにアニメのクオリティーが微妙。世界のNetflixなんだから資金は潤沢そうだけど。日本のアニメにはそんなに金出す気はないのか、日本の支部がケチなのか?。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

63.5 4 筋肉で格闘技なアニメランキング4位
グラップラー刃牙(TVアニメ動画)

2001年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (122)
517人が棚に入れました
 板垣恵介の同名人気格闘コミックをTV化。アニメでは主人公・刃牙の子供時代からじっくりと成長を描く。いたるところで描かれるリアルな格闘技のテクニックが話題を呼んだ。範馬刃牙は13歳、中学生にして向かうところ敵なしの喧嘩巧者だ。しかし、100人相手の喧嘩に挑み、リーダー格の2人は倒したものの、37人で力つきてしまう。こんなことでは駄目だとイラつく刃牙。地上最強と呼ばれる父親の勇次郎に近づき、いつか彼を超えることが彼の夢なのだ。

声優・キャラクター
菊池正美、乃村健次、日野由利加、中田雅之、小室正幸、中田和宏、高塚正也、北沢勝博、遊佐浩二、小室正章、麦人
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

脳みそ8割、筋肉2割で見るアニメ

格闘漫画の金字塔、刃牙の1作目です。

若干13歳の少年が世界レベルのファイターに挑んでいく。
不良、巨漢、ヤクザ、世界チャンピオン、軍人、野獣、常に苦戦しながらも実戦の中で、強さと繋がりを身につけていきます。

それは、{netabare}「父親を超え、母に愛される」{/netabare}ため。

作者が格闘技経験者であることもあり、戦い方、肉体の動き、強さの表現などにリアリティがあります。
漫画だけではわからない細かい動きがアニメだとはっきりわかります。

そして、ちゃんとストーリーしているんですよね。

最後の戦い、{netabare}父&女vs息子&母{/netabare}、あそこがグラップラー刃牙のクライマックスだと思っています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は夢見る「地上最強の男」‼

 「地上最強」を目指す多くの男たちとの、極限の状況下での様々な死闘を通し、「地上最強の生物」と謳われる父・範馬勇次郎を超えを目指す主人公・範馬刃牙の活躍を描いた”熱い”「バキシリーズ」の記念すべき一作目「グラップラー刃牙」のアニメーション。

 とりあえずファンが熱い今作は、ツッコミどころを含めて、ファン同士で語り合うのが本当に楽しい作品です。(「テニプリ」なんかも、話してて楽しい作品ですね!)

 グロイシーンや痛いシーンも多いですし、物語のテーマ的にも『完全に男向けの作品』。女性の「バキ好き」って存在するのかな…?

 原作は     「地下闘技場編」→「幼年編」 ですが、
 このアニメーションは、「幼年編」→「地下闘技場編」 と言うことで、完全に時系列に沿った構成になっています。

個人的に本当に面白いのは、世界中から最強を目指す格闘家が集められる(現役の横綱とかでさえ集められます 笑)「最大トーナメント編」(2期)なんですが、「母の愛」や「絆」を深く描いている今作も、なかなかドラマチックで楽しいです。

 格闘アニメが好きな方にお勧め!

 欲を言えば、原作漫画の方がお勧めですけどね…。絵柄がなかなか凄くて。でもアニメも十分面白いと思います。

 大人気の花山薫を筆頭に、鎬兄弟、ガイア、ユーリ、夜叉猿、独歩などなど、キャラが特徴的で面白い今作ですが、まだまだ楽しいキャラが沢山いるので、はまった人は「最大トーナメント編」へ!

 以下、初期勇次郎の情けない描写(黒歴史)のアニメ化について{netabare}

 独歩戦でまさかの苦戦を強いられた勇次郎の情けない表情、有名な2chネタ
・勇次郎「ウワァ刃牙だァッチャンピオンじゃねーかッ」(実際は客のセリフです笑)についてですが…。
 原作初期の別人みたいな絵柄をアニメでは矯正していることもあって、あまり情けない表情にはなりませんでした…無念。

 つづいて「鎬紅葉ごとき」にドアノブでの握力勝負で負ける描写について
・勇次郎「おっおっお!?なんて握力だっっっ ヌウッ!?」
 ドアを開けようとした勇次郎が、ノブを回そうとすると、ドアの向こうで紅葉が逆側に回していることで、ノブが回らないという「衝撃のシーン」ですが、これは今の勇次郎からすれば生涯残る黒歴史だと思います…。いや、紅葉好きだけどさぁ…。
 確かですが、アニメでは完全にカットされた気がします…無念。

 アニメの勇次郎の方が、初期の原作勇次郎より強そうですね!
 まあ、彼は成長し続けていますし…多少の情けないエピソードも、そりゃありますわな!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ふとアニマックスをつけるとやっていました。

これまた随分前の事。
ふとアニマックスをつけるとやっていました。
当時の私は仕事のない日は、朝トイレに行く前に
冷蔵庫からビールを取り出していました。
=即ち終日酔っ払いです。
そんな私をほんの少しでもしらふに戻すものに
私は心を動かされました。

この作品もそうですね。
強くなる為になんでもします。
強くなることと、空気をすうことは同義です。
そして、そこにある遺伝子の悪戯、、、
でも、私が強くお勧めしたいのは
花山薫=非武装・非鍛錬の美学を持つ素手喧嘩(ステゴロ)の天才。
青シャツに白のスーツ! 完全にやくざです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

64.5 5 筋肉で格闘技なアニメランキング5位
グラップラー刃牙-最大トーナメント編-(TVアニメ動画)

2001年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (104)
478人が棚に入れました
板垣恵介の同名人気格闘コミックをTV化した、バトル・アクションシリーズの続編。前作で人気となった格闘技のテクニックは、今作でもじっくりと描かれている。前作から数年、範馬刃牙は17歳となっていた。その頃、復活した武神・愚地独歩が、空手を終わらせた男・愚地克巳を地下闘技場に送り込むと宣言。それがきっかけとなって、世界中の戦士を集めた最大トーナメントの開催が決定された。もちろん刃牙もトーナメントにエントリーするが…。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

脳みそ6割、筋肉4割で見るアニメ

前作の目的の一つを失い、{netabare}「母を殺した父、範馬勇次郎を超える」{/netabare}ことを目的に戦う格闘アニメ。

トーナメント形式の試合なのですが、モブキャラ含め、全試合省略なしで描ききっています。
一人一人の選手の過去と、そしてたどりついた現在がぶつかり合う。

原作では静止画ですが、アニメだと実際にどう動いているのかわかりやすく、思いの外かっこいい!
そして結構痛そうw

お気に入りのカードは、
{netabare}
・渋川剛気vs愚地独歩
・渋川剛気vsジャック・ハンマー
・バキvsジャック・ハンマー
・稲城文之信vs花山薫
・柴千春vsアイアン・マイケル
・範馬勇次郎vs敗退選手
{/netabare}
かな。

最後は{netabare}「同じ目的を持つ腹違いの兄、ジャック・範馬と戦う」{/netabare}というオチ。
原作を読んでから見ましたが、これは今考えても憎い展開ですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最強を夢見る男たちによる格闘トーナメント!全試合見せます!!

 男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は夢見る「地上最強の男」‼

「地上最強」を目指す多くの男たちとの様々な死闘を通し、「地上最強の生物」と謳われる父・範馬勇次郎を超えを目指す主人公・範馬刃牙の活躍を描いた”熱き”「バキシリーズ」の2期目!

 2期である今回は、32+α人によるトーナメント戦!
 何がとんでもないって、「1試合もダイジェストにしない」ところです!!
 32人もいれば、単純計算で31試合もありますからね…それを全て丸ごと描いている。勿論つまらない試合もありますが…。

 空手、拳法、ムエタイ、ボクシング、横綱!、プロレス、不良…武器さえ使わなければなんでもあり!
 作者はプロレス好きですよね…反面ムエt…(ry

 アニメ版ではカットしていてつまらないですが、原作では入場シーンも全員分しっかり描いています。(1話60ページという伝説回です!)

 入場も平等にカットしないからこそ、誰が本当に強いのか分からない!だからこそワクワクする…。
 アニメ版だと誰が勝ち上がっていくか大体予想できてしまいそうです…(それでも意外な試合が目白押しですが!)


 ここで語るとネタバレになるので語りませんが、意外性のある試合、格好良すぎる試合、男泣きしちゃう?試合…数多くそろえております!
 実力者同士なのに一瞬でカタがついたり…。

 ファン同士で語り合うと止まらなくなる作品です。
 もちろん突っ込みどころ満載です。そこがバキの良さでもある!!

 そして、特に上位の方の試合の密度の濃さよ…。
 アニメではありますが、格闘技好きの人も楽しめるかもです!

 そして「鬼の形相のような背中を持つ男」「こぶしで地震を止める男」最強生物:範馬勇次郎は1期に引き続き黒歴史を…。彼でも油断するんですね…「予測もしなかったぜ…」
 信じられねー!今の彼なら効かないでしょうが…。

 ちなみに私は誰が何と言おうと、愚地克巳が好きです!愚地独歩が好きです!
 愚地家が好きです!日本の誇りです!
 愚地克巳のCVは藤原啓治です!好きです!復帰うれしいです!ずーっと応援し続けます!!!

 音楽と作画は残念であり、演出も微妙…。
 個人的にバキシリーズで一番好きな話なので、できれば作り直してもらいたいけど…面白いから良いか…。
 
 ちなみにがっつり男向けな作品だと思います…痛いシーンが多いし…バキの女性ファンってあんまし聞いたことない…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

campanule さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

原作の大ファンです

原作のファンということもあり、作画は気になりました。
なんというか…筋肉が甘いです(笑)

キャラクターは相変わらず魅力的ですね。

少しバトルの展開が早かったですが、動いている刃牙を見れて幸せです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

67.5 6 筋肉で格闘技なアニメランキング6位
灼熱カバディ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (127)
440人が棚に入れました
宵越竜哉は『不倒の宵越』と呼ばれるサッカーの名選手だったが、高校入学を機にスポーツと縁を切ってしまう。そんな彼の元へ、とある運動部が勧誘にやってくる。その競技は、仲間と協力し縄張りに侵入する敵を捕らえ 、引きずり倒す事で勝利へと繋げる…言うなれば『走る格闘技』。競技の名は……カバディ!!

声優・キャラクター
内田雄馬、岡本信彦、佐藤元、古川慎
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ネタと寝る覚悟がここに!

原作未読


タイトルに競技名を持ってきたのは正解。
名前を知っていて、うろ覚えながらなんとなくコミカルな動きなのを知っていて、それでもって競技の詳細は知らないという絶妙な立ち位置。
『カバディ』の他には『セパタクロー』『カポエラ』がそのカテゴリーに収まります。たぶん『セパタクロー』アニメ化の暁には同じく競技名を前面に出してくるでしょう。

というわけでついつい手に取ってしまう。つかみはOK!
元々やってたサッカーに見切りをつけカバディに出会いましたな主人公宵越くん。彼に限らず幼少期からやってましたな競技者がほぼいなくて、水泳の第一人者だったり野球や相撲出身だったり喧嘩大将みたいなのもいたっけ?出自はバラバラです。
いかんせん作中でも“ネタスポーツ”と自虐するくらいだからなのか、主人公に限らず今あえて『カバディ』をやってる意味を各自自答していく。
特筆すべきは1クール12話のほとんどが試合のシーンで占められていることだろうか。日常シーンで描写されがちなドラマパートすら試合の中に盛り込んでいるため良い意味で緊張感が保たれているのです。

 全編カバディのチュートリアル

恋もなければ友情もない。萌えもなければ腐りもしない。友情の定義にもよりますが本作はあくまで“競技を通じて分かり合える強敵同士の絆”というくくりです。青春は少々。
タイトルのネーミングっぷりに続いてこちらも正解の選択だったかもしれません。中途半端にせず

 競技そのものと競技への向き合い方

に全集中。シンプルな構成で見やすかったと思います。OP「FIRE BIRD」だって曲中カバディカバディ言ってます。作品エッセンスを取り込んだアニソン理想の形。
「そういえばカバディって聞いたことあるなぁ。どんなだろう?」と好奇心ある方一定数いそうですし、そんな動機から生じる期待には応えている佳作だと思います。



※ネタバレ所感

■試合について

本作を通じて、競技そのものがどんなのかは理解できます。ケーススタディも豊富です。メンタルやバックボーンが試合のどの局面で作用するかについても踏み込んでます。
ただいかんせんしょぼさを感じます。例えば一見してわかるしょぼいところは以下

・静止画が多い
・カクカクしている

要は作画ガーってやつで、力感だったりスピード感をあまり感じられません。
ついでに主人公らの通うところが能京高校(読み:のうきん)と知性なしバイアスがかかります。もったいないですね。ただ動きそのものがしょぼくても競技が持つ熱量は伝わってきますのでそこは見せ方だと思うんですよ。前述の通り全般は好意的な見方をしておりますけど個人的にはちょっと一工夫して欲しかった点が以下

・{netabare}引きの画が欲しかった
 ⇒敵味方を俯瞰できるアングル無し。お互いの位置関係/距離感がつかめないのです。{/netabare}

・{netabare}「​STRUGGLEぅ―」がアメコミ風といかスマブラ参戦風というか
 ⇒一辺倒なのもそうだしなんだろね…そこアメリカでなくインドの風を感じたかったというか…{/netabare}

・{netabare}苦心したのはわかるがしっくりこない演出も無きにしも非ず
 ⇒ゾーンに入った王城くんなんて喰種でしたよ。“屍ディ”なんてワードがよぎりました。{/netabare}



チュートリアル系アニメ全般に言えることですけど、3~4時間ちょっとで一つの分野の外形を知ることができるってお得だと思うんですよね。
少なくともマッチョは大事なんだと思いましたもん。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.06.19 初稿
2022.05.20 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

カバディカバディカバディカバディカバディカバディバカルディカバディカバディカバディカバディカバディ

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
カバディというマイナー競技を扱った、高校の部活モノ。

男ばかりで薄い本が出そうな気配はありますが(笑)、ホーモーではなく、シンプルなスポ根です。

レビューでは、カバディという競技そのものについて思うことを中心に。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
マイナー競技を初心者から始める、他競技の天才。

っていう、めっちゃメジャーな展開。天才として無双するパターンと、なめてたら通用しなかった(けれど努力して取り返す)パターンがあるけど、本作は後者。

カバディの基本的なルールや競技としての面白味は、以前、NHKの「自由が森学園カバディ部(全国で唯一の高校カバディ部)特集」みたいなの観てたんで、なんとなくは分かっているつもりでした(ちなみに、なんかイケメンばかりでワーキャー言われる陽キャ集団ってイメージを受けましたw)。

んで、本作の場合は、攻撃を担当するライダーにフォーカスして競技の魅力を描いていましたが、マイナー競技の導入系としては正しいと思います。

本作の視聴中、少し興味が沸いたので、YouTubeで全日本カバディ選手権の決勝を数試合観たんですが、アニメのようにバンバン「ストラグル(タッチ)」をとる試合なんて1試合もなく、基本はアンティによる守り合いという様相でしたね。これは別に悪さではなく、例えばラグビーのように、守備がめっちゃ熱い競技もありますし。実際の試合を観る限り、守備で相手を捕まえ、人数を減らし、守備が4人以下くらいになったところで初めてレイダーがガチで攻める、みたいなのが基本戦術なんでしょうね。

また、アニメではアンティがチェーンを作って横一直線に並んでいることが多かったのですが、試合動画では、敵のレイダーを半円状に囲み、常に包囲しながらキャッチを狙っていました。

まあ、普通に考えて、7対1の鬼ごっこでそう簡単に勝てるわけないんですよね。

競技を観ていて、面白さと同時に競技としての難しさを感じました。普通に戦術的で面白いカバディが、競技として浸透しないのは、「キャントの煩わしさ」と「ストラグル判定の難しさ」「守備優位な競技性」でしょうね。

まず、キャント(カバディと唱え続けるの)は、攻撃時間が各個人の肺活量次第になることや、声が大きくなるタイミングで攻撃を読めることなど、競技者としては面白さがあるのだろうけど、素人目に見て、キャントが小さすぎて観客にはほぼ聞こえないし、言い続けるといったって、フレーズの間が何秒になるとか、曖昧な点も多い。だったらいっそ、攻撃時間は最大15秒とかの方が観ている方には分かりやすい。また、「カバディと言い続ける、なんかダサいスポーツでしょ」みたいな偏見も払拭できる気がする。

次に、攻撃側だが、個人的にはレイダーは2人同時攻撃可能にした方が、点も入りやすく、より戦術的で刺激的な展開になると思う。1人攻撃を選択した時は、点数が2倍になるとかね。

ただまあ、攻撃側が触ったかどうかの判定は、かなり難しいし、より複雑になるよね。剣道もこの点が悩みの種で、1点の基準が明確じゃない競技は流行りにくいんですよ。バスケもサッカーも野球も、点が入ったかどうかは素人目にも判断できる。だから、一斉に盛り上がれるんですよね、客が。プロスポーツとして成功するのは、客をどう巻き込めるかが大きいので(フェンシングのように、スーツを着て機械で判定するのも、カバディならありかもしれませんね)。

カバディが、狩猟を基にし、お坊さんの修行に用いられてきたという歴史や文化を大事にするなら、これらのルール改変は認められないでしょうね。剣道もそうですが、文化や伝統を守ることと、多くの人からの人気を得ようとすることは、相反することが往々にしてあることです。どちらを取るかは、その競技団体が決めることですよね(ちなみに、剣道は、歴史や文化を守ることを優先し、オリンピック競技にするためのルール改変はしないというという考え方が優勢)。

さて、ここから短くアニメの話(笑)

全体として、スラダンのオマージュは感じるものの、熱い展開の多いアニメ。個人的には畦道と恭平が好きでした。畦道が主役でも成り立ちそうなアニメでしたね。恭平みたいな半モブを生かすのも好きですし。

競技として、初心者が多数いるものなので、色んなチームの色んな初心者を描けるというのは、ある意味強みだと思いましたね。

2期、あれば観たいと思います♪(ちなみに、レビュタイの小ネタ、気づきました?w)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
カバディは、多少知っている。前に、高校のカバディ部の特集を、NHKで観たからな~。他の競技の天才パターンね。王道の流れ。

2話目 ☆3
下ネタが上手い(笑) シューズを買いにいく定番イベント。畦道に彼女の流れは、ホモにならず良かったと思う。

3話目 ☆3
ここで初めての灼熱。連携やら技術やら、しっかり魅せてきたな。

4話目 ☆3
部長、闇キャラ(笑) 三杉くんみたく、時間制限ありかな? 剣道でも呼吸を読むことはあるから、理屈は分かるが、難しいよな。

5話目 ☆3
水泳全国1位から、カバディはな。いや、サッカー全国4からのカバディの方がな。個人的には、流れ否定派なんだよな。

6話目 ☆3
なんか、スラダンだよな(苦笑)

7話目 ☆3
学ぶ天才としいうやつだな。畦道が、主役でも良いくらいだよな。

8話目 ☆3
バッジョに憧れたわりには、プレイスタイルが違うよな。デブ、動ける(笑) 剣道も、弱い奴から学ぶこと、結構あるよ。

9話目 ☆3
なかなか熱いサブキャラ回。

10話目 ☆2
会話と回想ばかりで熱さが足りない。

11話目 ☆3
試合。7点はヤバイな。

12話目 ☆4
最後は勝利。関東ベスト8に勝利は普通に強豪。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

レイダー賛歌

ED曲を主人公の演技をされた方が歌っていますね。
  Coming back, no one can touch me
  Coming back, no one can catch me
本作を通してご覧になった方ならもうわかりますね。まさにレイダーの歌。

王道スポーツ物語として十分に楽しい作品と思います。

昔からあまり知られていないスポーツの動画を見るのが好きでした。Kabaddiって、そういう「マイナースポーツ好き」なら誰もが通る超メジャースポーツに分類されるものかと思います(超主観)。

インド発祥良くわからん競技の中では、比較的ルールが明確で競技性がはっきりしているものだと思います。まぁ、タッチのありなしはひとふた悶着起こりますね。作中「鬼ごっこ」なんて言われてますが、そんな生やさしいもんじゃありません。ちなみに女子競技もありますし、砂地で行うカバディもあります。しんどそう。

===================
===個人的にお勧めのカバディ映像@ようつべ
{netabare}
=============
カバディの凄いシーンを中心にさらっと観てみる
{netabare}
ようつべで"Pro Kabaddi Highlights"検索で出てくる映像。

(公式のものとは思えませんが)いずれも5-6分にまとめられたハイライト集。とんでもない盛り上がりを感じられると思います。ほとんどが2018、2019シーズンのものだと思います。さすがに2020-は実施が難しいのでしょうね。ほとんどがヒンディー語(たぶん)で実況・解説・文字表示されています。運が良ければ英語ののものもありますが・・・インド英語なのでその点は覚悟してください。

よーくみると気がつくと思うのですが、東アジア系の選手がちらほらいます。どうやら、お隣の国は結構カバディが盛んのようで、プロ選手を何人かインドに送り込んでいるっぽいですね。

本作で触れられていたか記憶にないので(たぶんない)、この映像を観る上での補足を少々(細かいところ間違っていたらごめんなさい!)。
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・Super Tackle:{netabare}守備側が3人以下の場合、タックルに成功する(レイド失敗に追い込む)とSuper Tackleとなり、ボーナス1ポイント追加。タックル成功とあわせて2ポイントが守備側に入る。
ヒンディー語でも スパルタクール のように聞こえることがある。
{/netabare}
・Do or die:{netabare}Do or die raid等と言われている場合もある。2連続で攻撃によるポイント獲得がなかった場合、次の攻撃は"Do or die raid"となる(シチュエーション発生の有無はチーム毎に数える・・・はず)。ポイント獲得が出来なかった場合、無条件でレイド失敗扱いとなり、タックルが成功していなくとも守備側に1点献上となる。ハイライトでも良く取り上げられている。どのみち得点取れないと相手に1点献上になるので、レイド側はちょっと無理をしなければならず、多くの場合タックルに捕まってポイントが守備側に入る。逆に、do or dieスペシャリストと呼ばれる選手もいるらしい。「試合を動かすための施策」としては良く機能していると思う。試合終盤、僅差で推移している状態でリードしているチームがDo or die、負けている守備側にSuper Tackleシチュエーションが重なると一気に点差が縮まることも。
{/netabare}
・Super raid:{netabare}これは、ルール・制度ではなく、単に一回のレイドで3ポイント以上を獲得することをさしてこのように呼び、そのすごさを称えている。追加のボーナスなどは特にないはず。
{/netabare}
・30秒ルール:{netabare}たぶんレイド時間が30秒に制限されているのだと思う。だってカウントダウンしてるんだもん。これが発動(タイムアップ)する場面を観たことがないのでなんとも・・・{/netabare}
{/netabare}

=============
じっくり一試合観てみたいぜ!な方向け。
{netabare}
"India Pakistan Kabaddi Doha 2006"を検索して出てくる動画。50分くらい。Asian Games 2006大会の決勝らしい。どうあっても公式ではない。アス比4:3(笑)。SuperTackleルール、30秒ルールは存在しない模様。国際大会、しかも印パの闘いなので、、いろいろと盛り上がっている模様。

実況は英語(英国人?)なのですが。。。「カバディとかいう"俺たち"が知らない競技があるんだぜ、おもしろいから観てみろよ」な立ち位置で話をしているのがちょっと気になります(自分棚上げ)。日本でもカバディが盛んとか言ってますが。。。どこ情報だよ。
{/netabare}
{/netabare}
===================


物語としてはド直球王道スポーツものと思います。マイナースポーツが題材ですが、競技の解説を含めながら展開しますのでカバディ知らなくても(普通は知らないでしょうし)入っていけます。

作画は正直微妙です。静止画としても動画としても、今一歩欲しかったというのが正直な感想です。

声優さんの演技は特に気になることはなかったので、その意味では良かったのではないでしょうか。

キャラはまさに王道スポーツものとして基本配置かと思います。主人公含め、必要なパーツがしっかり揃ったよいキャラ配置と思います。

音楽は、特に印象に残っていません。冒頭でED曲について触れましたが曲自体に特に思い入れはないです。OP曲の冒頭は、あれやっぱりチャントなんですかね。もはやそうとしか聞こえません。

思うこと{netabare}
原作に対する批判というか注文(?)になります。いまさらどうしようもない話しですが。

ボークライン({netabare}各陣地内に2本ひかれたセンターラインに平行な線の内、センターラインに近い方。ここを超えないとレイドが認められない{/netabare})とロビーエリア({netabare}陣地両脇のエリア。ストラグル成功後に解放され、逃げる空間をとれる可能性が出るし、守備側も対応が変わる{/netabare})の導入・紹介をもっと早い段階でして欲しかったかなと思いました。どちらも基本ルールであり、競技者はこれを前提として動くものなので後出しをしてしまうとその段階までの説明との整合性がとれなくなるように思います。ボークラインに関しては、実は紹介があったかどうか記憶にありません。あったのだとしたらごめんなさい。高校競技だとボークラインルールがないのかな?ボーナスラインとボーナスルールは一つ目の練習試合で説明があった。。。ように思うのですが気のせいだったりして。

現在のルールって、結構最近になって改訂されたというかルール化されたものが多いと思います。たぶん2015年頃のプロ化の前後でルール大改正があったのではないかと勝手に想像します。

昔観たものだとものすごく広いフィールドで行われていたり、上半身裸が基本(無論男性のみ)だったり、レイダーを倒しに行くのがひとりだけ(ルール上なのか戦術上なのかはわからない)だったり、と最近のカバディと違うもののように見えます。プロ・国際ルールとローカルルールということなのかな?さすがにそこら辺までは把握できてません。現行ルールには30秒ルールっぽいものもあるように思います。何に対する30秒なのかはよくわからないのですが、おそらくはレイドする側が意図的に時間を消費することを防ぐための措置と思います。{/netabare}


最近、にわかにファウストボールの動画が増えているような気がします。オーストラリアのわけわからんラグビー系球技もお勧めです(誰に?)。

[2021/06/23 v1]
[2021/06/27 個人的お勧めカバディ映像:追記]

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

69.6 7 筋肉で格闘技なアニメランキング7位
ケンガンアシュラ(Webアニメ)

2019年7月31日
★★★★☆ 3.6 (97)
402人が棚に入れました
企業同士が巨額の利益を賭け、雇った闘技者に格闘させる拳願仕合。乃木グループ会長に擁された十鬼蛇王馬(ときたおうま)が命がけのタイマン勝負を繰り広げる!

声優・キャラクター
鈴木達央、チョー、中田譲治、内山夕実、金子隼人、稲田徹、榎木淳弥、浪川大輔、阿座上洋平、天田益男、石井康嗣、石田彰、一条和矢、浦山迅、大塚明夫、緒方恵美、斧アツシ、小野大輔、加瀬康之、加藤将之、金尾哲夫、金澤まい、亀岡孝洋、川本宗幸、楠大典、楠見尚己、黒沢ともよ、桑谷夏子、玄田哲章、小市眞琴、小西克幸、小林操、小林ゆう、五味洸一、小山力也、櫻井孝宏、佐々木省三、沢城千春、柴田秀勝、下妻由幸、塾一久、白熊寛嗣、鈴木美園、高橋伸也、高橋良輔、竹内栄治、竹内良太、立木文彦、千葉繁、津田健次郎、徳本英一郎、豊崎愛生、蓮岳大、蓮池龍三、日高里菜、檜山修之、平川大輔、平田真菜、広瀬裕也、藤原啓治、渕上舞、保志総一朗、星野貴紀、堀井茶渡、前川涼子、マシューまさるバロン、増谷康紀、松岡禎丞、松風雅也、松田健一郎、松本大、真殿光昭、水島大宙、水中雅章、三宅健太、村瀬克輝、柳沢栄治、山本兼平、ゆかな、遊佐浩二、吉田真澄
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

もうなんてゆーかおバカ過ぎて好き

原作未読


拳に願いを!!

 {netabare}when I wish upon a fist !!{/netabare}

拳願仕合(けんがんじあい)。作品タイトルでありキーワードでもある言葉についての説明は割愛。
嘘をつくと鼻が伸びてしまう木のお人形さんを頭の片隅に置きつつ、こちらは自身の闘争本能には嘘をつけない漢たちの物語。『バキ』っぽい!で通じる人には通じるくらいの特定層にはこよなく愛されるタイプの作品になるかと思います。

きっかけは『ダンベル何キロ持てる?』と同じ作者さんだということ。サンドロビッチ・ヤバ子氏の作品は私にとっては『ダンベル』が先。
世間的には逆で、2019年夏期アニメの放送当時、本作『ケンガンアシュラ』をきっかけに『ダンベル』へと流れた方が多かったみたいでした。


作風は一見、真逆なんですけどね。血なまぐさいバトルと底抜けコメディ。ただし、

・肉体に向き合ってそれもとことん向き合ってるという点で
・向き合いすぎると笑いに昇華されるという点で

実は仲良しな両作品なのかもしれません。他を寄せ付けないパワーをどちらからも感じます。
そういえば全ての道は筋肉に通じそれ以外を寄せ付けないのが空回りして、日本酒のプロモから外された演者さんもどっかにいたような(^^;


さて本作『ケンガンアシュラ』です。
先行してのNetflixでの配信。それから遅れること5か月後地上波にて放送でした。今のところPart1全12話、Part2全12話の3DCGアニメーション作品です。地上波ではPart1だけやる感じです。
厳密なモーションキャプチャではないみたいですが、格闘家さんのモーションから動画起こししてるため筋肉の流れが自然です。

この手の作品で重要視しているのが、ナレーションによる煽りのセンス。
『カイジ』等で確固たる実績のある立木文彦氏をナレーションに据え盤石の体制です。そもそもこの人“PRIDE”やってましたしね。
実際のナレーションについても私は第一話Aパートの煽りで掴まれましたので自信もっておススメできます。ネタバレで隠しますが気にされない方は視聴の参考にどうぞ↓

■第一話Aパートの煽りナレーション

新宿歌舞伎町の路地裏で屈強な二人の男の私闘を目の当たりにした冴えない中年男“山下一夫”。
決着がついて立ち去る勝者と取り残される一夫。気持ちの高ぶりを静められない一夫に畳みかけるように立木さんのナレーション…


{netabare}「山下一夫 56歳 真面目一徹妻子持ち」{/netabare}

{netabare}「飲む・打つ・買うとは無縁の壮年の男が…」{/netabare}

さあなんでしょう?続き↓

{netabare}「この日15年ぶりに女を抱いたー!!!」
「男を駆り立てたのは…保存本能!」{/netabare}


おバカすぎて好き(*'▽')


万事がこの調子なので細かいことは言いっこなしでいきたいところです。
元はお殿様の一言で始まった由緒ある拳願仕合。企業間の代理戦争。白黒つけるためのシンプルなルールはわかりやすいことでしょう。

序盤にはあった私闘や日常描写も中盤以降『拳願絶命トーナメント』なる仕合が始まるとなりを潜め、より肉体のぶつかり合いに焦点が絞られ純化されていきます。

{netabare}#8第一仕合、#9第二仕合、#10第三仕合、#11第四試合(主人公登場)。

一話につき一つの仕合。Part1最終話を残して一回戦の4分の1が終わったところでした。最終#12で

{netabare}第五第六第七、と。{/netabare}{/netabare}

合計32名。一回戦だけで16仕合あり、どの仕合も流さずにやるので飽きがこない工夫を望みたいところですね。Part1全12話終わってなおまだまだ楽しめそうです。

最終話はぶつ切りエンドではありましたが、次のPart2が確定していることが前情報としてあったのでダメージはないでしょう。
ただし、地上波のみでこのままPart2の放送がお蔵入りだともやっとすると思います。
Netflixとしてはよいプロモーション。続きが観たくなるしかけはプロモとしては正解だし、実際作品にも力はあります。血なまぐさいですが良作だと思いますよ。



■負け企業

{netabare}ボスバーガー。NENTENDO。セントリー。ペナソニック。ユナイテッドクロージング。マーダーミュージック。海一証券。です。

ここまでに敗れた企業たち一覧。モデルとなった企業になんか共通点ないかしら?と取りあえずリアルの業績について一覧しましたが、なにかしら法則性を見い出すには至りませんでした。

残念ではありましたが、こっそり「マーダー→まだ→soon→SONY」みたいな連想(妄想)がはかどって楽しかったです。一社だけ20年以上前に廃業した会社ありますけどね。平成も遠くになりにけりです。{/netabare}


■リングコールにダウン

トーナメントの元締めの一族のお姉さんがリングコール兼解説席実況を担当。
この分野で女性の声ですとレニー・ハートさんがまぎれもない巨人で否応がなくても比較されてしまいます。PRIDEの巻き舌ナレーションで有名なあの人のことですよ。

それについて片原鞘香(CV平田真菜)は正直なところ物足りなさを感じました。絶叫系でレニーに寄せてきたためなおさら粗が目立ちます。本作の残念ポイント。

{netabare}どうせレニーに寄せるなら…『けものみち』の斉藤貴美子さんは鳥肌もんでした。{/netabare}



徐々に肉体以外のドラマも小出しになってくるらしいですが、観たいような観たくないような。
Part2の視聴は要検討です。つまらなかったわけではありません。あくまで時間配分の問題っす。



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

-----
2020.04.27追記

#13-#24もそのまま地上波で連続してやるようです。
元のNetflixでの配信が分割2クールだったらしく、あにこれでも便宜上「Part1」「Part2」に別れてますのでご注意ください。


2020.03.28 初稿
2020.04.27 追記
2021.03.09 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

山下一夫物語

原作未読 全24話(Part1とPart2合わせて)

うだつの上がらないサラリーマン山下一夫、路地裏で喧嘩をしている謎の格闘家、十鬼蛇 王馬(ときた おうま)を見かけたところからお話は始まります。企業がそれぞぞれの代表者として「闘技者」を闘わせ(拳願仕合)てその勝敗によって資産を増やす拳願会、そしてその拳願会会長の座を競わせる大会である拳願絶命トーナメントへと山下一夫・十鬼蛇 王馬2人もその波に巻き込まれるお話です。

原作はサンドロビッチ・ヤバ子さん、実はダンベル何キロ持てる?の原作者でもあります。肉体を鍛える(鍛えている)というところでは同じですが、ダンベルがコミカルな作品に対してこの作品はシリアスな闘いばかりで全然違いますねw

スポーツ全般観るのは好きなのですが、アニメで格闘技作品は初めて観ました。

超人的な格闘者同士、ほぼ何でもありの闘いは現実的ではないのですが、妙に説得力のあるナレーション(立木文彦)wとモーションキャプチャを使った3DCGの闘技場面は迫力がありましたね。

どんな技を使ってどちらが勝つのか毎週楽しみに観ていました。

お話は残念ながら途中で終わっています。どんな結末を迎えるのか、続きが観たい作品ですね。

OP・EDともに2曲ずつ、どの曲もこの作品に合っていましたね。OP前半の山下一夫に注目ですw

最後に、主人公である十鬼蛇 王馬が相手の名前をフルネームで呼ぶのですが、身近な山下一夫は何度も呼ばれるので耳に残りましたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

バリバリのバトルアニメ

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルはバトル。格闘技です。

3Dの作画が結構ヌルヌル動いて楽しいです。バイオレンスなの気にならなければ、ぜひ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
山下は15年ぶりに女を抱いた、が、笑えましたw

いちいち大袈裟なところが、バカらしくて好きです♪ 格闘技の感想は2期に書いたので、そちらに!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
設定はわりとありがちだね。山下さんの立ち位置が特殊で面白い。

2話目 ☆3
アイアンクロー(笑) メチャメチャ、バトルアニメだな。

3話目 ☆3
義務と権利、上手いこと言うな。プロレスラーがちゃんと強いのは、珍しい。嬉しい。

4話目 ☆3
なんか、もう誰が強いやら。

5話目 ☆4
理人、いい仲間になるパターン(笑) ベガじゃねぇか(笑) カマ野郎(笑)

6話目 ☆3
まあ、こういう知的キャラも必要だよね。動き読める理屈は提示してないけど(苦笑)

7話目 ☆3
たくさんキャラで過ぎて、誰が何やら(苦笑)

8話目 ☆4
これで裏のイベントは、無理がある(笑) 演出が異常に豪華だな(笑) アイスホッケー対柔術。最後は三角か。

9話目 ☆3
地上最強の自宅警備員て(笑) デブが勝つかと思ったら、国家警備員の方か(笑) ドエムじゃないか(笑)

10話目 ☆3
意図的な殺人は反則では? ただの戦闘狂は、あんまり魅力がないな。

11話目 ☆4
にじり足は、剣道でもあるし、私は珍しいにじり足を多用する選手です(笑) それ、引かないで前に出れば、緩むんじゃ? 山下、大変だな、持ち上げられて(笑) 金なんかじゃ買えないもの。

12話目 ☆3
ただの殺し合いだったな~。イロモノが2連チャンで負けるとは。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

69.5 8 筋肉で格闘技なアニメランキング8位
Levius -レビウス-(Webアニメ)

2020年1月1日
★★★★☆ 3.6 (74)
267人が棚に入れました
新生歴19世紀。アガルタ・ウォーター採掘の領有権を争ったフォサニア紛争が終結して5年。あらゆる動力に“蒸気"を用いるこの時代では人体に機械を融合させて戦う機関拳闘なる格闘技が隆盛を極めていた。戦争によって父親と自分の右腕を失い、母親も植物状態となった孤独な少年レビウスは、伯父・ザックの元で運命に引き寄せられるかのように機関拳闘に没頭し、才能を開花させていく。そして、機関拳闘Grade-Ⅲで強敵を乗り越えていくレビウスを不敵な笑みで見つめる謎の男・Dr.クラウン。レビウスの脳裏にフラッシュバックする戦争の記憶――。

声優・キャラクター
島﨑信長、諏訪部順一、櫻井孝宏、佐倉綾音、大塚芳忠、小野大輔、早見沙織、宮野真守
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

機会不均等な機関拳闘

原作未読

スタンダードになりつつあるネトフリお下がりもの。これまでもいくつか観てきましたが

 1.円盤頼みの一本足打法では出会えない作品が拝める
 2.万策尽きた!に遭遇しにくい制作体制が組める(かも)

一定水準は期待できるよねとの信頼が醸成されつつある昨今です。

“機関拳闘(きかんけんとう)”と呼ばれる機械と生身の肉体とをがっちゃんこさせた人間同士が殴り合うスポーツ!?が人気を博している世界のお話。
大きな戦争の傷跡がくすぶってる情勢で登場人物各々がなにかしら抱えております。主人公レビウス(CV島﨑信長)もそんな一人。闘う背景が悲劇に基づいてるのは『あしたのジョー』から脈々と続く系譜といえましょう。少なくとも『バキ』みたいな能天気さはありません。
戦争で亡くしたものと言うべきか答えの出なさそうな何かを見つけたくて拳闘の世界に身を委ねているテイストは好きです。『あしたのジョー』の他にもボクシングといえば『ロッキー』なんて名作もありまして、そのシリーズ4つめ“炎の友情”みたいな展開っす、でオールド映画ファンには通じそうな仕上がりでした。ドラゴに該当する役を早見沙織さんがやっとります、と言うと混乱が加速しそうですね。

比較したら怒られそうですが最近であれば、戦争で傷ついた心を何かの仕事を通して恢復を図っていく『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』とも物語の親和性がありそうです。
あっちは帰還兵。こっちはなすすべもなかった少年だとの差はありますが、戦争のPTSDへの向き合いっぷりでいえばとても真摯なように見受けられました。ここだけに限れば率直にエヴァガより真面目です。既視感ありだとか王道だとかの前置きしつつも“真面目”でしたよ。この一点で買いです。



※ネタバレ所感

■機関拳闘との矛盾

作中の拳闘場はローマのコロッセウムみたいな外観でした。古今東西、肉体のぶつかり合いが人々の熱狂を誘うのはよくわかります。

{netabare}ただし本作みたいにドロイド化させるのは単にドーピングなのでは?と思う私です。
生身の拳なら肉体が耐え得る閾値をそうそう超えないから競技が成立するわけです。そこに異常に発達した“義手”をもって殺傷力増す競技が機関拳闘ですからね。古代ローマでの猛獣出して一部ショー化した見世物だったらわかるんですが、一応、競技の体裁を保ちたいのならなんか違う気がします。
HP100・攻撃力20でやりあえば殴り合いの応酬を楽しめるのに、ナイフや拳銃装備して攻撃力100超えてると言えば妥当でしょうか。

 応酬より一撃必殺の居合い

これを楽しむ前提でしたらなんとかぎりぎり理解可能な機関拳闘のレギュレーションでした。
それなのに繰り広げられたのは“殴り合いの応酬”なのですよ。違和感は拭えぬままです。{/netabare}

{netabare}そして肉体と関係ないとこで生じるアンバランス(不均等)というかフェアネスの欠落。
開発費用(資金力)の多寡で機会の不均等が生じてます。そのへん『あしたのジョー』というより『下町ロケット』に近かったかもしれませんね。
戦争で片腕木っ端みじんになれば生活のために義手というのはわかるし、戦後なんだから片腕片足無い人もわんさかいるのもわかるとして、競技そのものとして見たらほとほと魅力がありません。
道具で左右される肉体のぶつかり合いに人々が熱狂するのってどうなんでしょう?
そんなんみんな嫌で、グローブに変なの仕込んだり、ドーピングしてみたり、ボディがヌルヌルしてたりしたら「ふざけんなっ!」ってなるわけですから。{/netabare}

{netabare}フォローしとくと、『ロッキー』のドラゴも肉体改造ソ連人の設定でした。完璧な敵役に不完全な主人公が立ち向かう構図はいいですよね。大好きです。ドロイド化しての殴り合いもドーピングのマウント合戦にしてみた、と捉えればよいのかもしれません。{/netabare}


とどのつまりこねくりまわさずボクシングでいーじゃん!
ここ気にならないか、目を瞑っちゃえばわりかし面白がれることでしょう。



視聴時期:2021年1月~3月 地上波リアタイ視聴

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2021.03.28 初稿
2022.01.03 配点修正 -0.1

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

冴え渡る、ポリピクCG!!!!

ネトフリのアカウントを休止中なので、
地上波放送の第1話、リアタイで観終えました。

ポリゴン・ピクチュアズさんのCG作画が素晴らしいですね!

みなさんのご指摘のとおり、「メガロボクス」にちょっと似てるけど、
「メガロボクス」が強化外骨格を使う、近未来っぽいSF設定なのに比べて、
{netabare}こっちは機械文明や風景は20世紀前半頃の雰囲気で、
義手製造技術だけが異常に発達した、
ちょうど、「鋼の錬金術師」みたいな感じの、ヨーロッパっぽい世界。
それで、義手操作の動力源に蒸気機関を使っていて、
レビウスをはじめとして、戦士は義手での「機関拳闘」を戦うんですけど、
この義手の描き方をスチームパンクっぽい感じにしてるのが、{/netabare}
作品世界でのリアリティ、凄く強く感じられて、とにかく格好いい!


作品に影を落としている世界観の奥行きがありそうな感じとか、
キャラクターが声優さんとピタリとハマったキャラ立ちのよさとか、
それぞれの人物の過去や、人間関係が微妙にデリケートな感じとか、
とてもしっかり作りこまれている感じがして、
全部、凄く、いいです!

なにより、ポリゴン・ピクチュアズさんのCG作画が、
「亜人」の頃と比べて格段の進歩!
アクションの切れ味はいつも通りすごくいいんだけど、
日常シーンでも作画のクォリティが高くて、すごく綺麗です!
このあたりの蓄積が「空挺ドラゴンズ」での作画にも効いているのかも?
(制作時期は、レビウスの方が2019年で、先だったということです)


アクションも楽しめそうだし、
ストーリー展開も面白そうで、
次回の放送がすごく待ち遠しい・・・っていうか、
ネトフリを再アカウントして、一気視聴しちゃうかも!?です!!


視聴終了。
{netabare}戦争とか、科学と人類の距離とか、複雑な問題はあったけど、
そういうのは全部スルーしちゃって、
シンプルな友情と熱血のストーリーでした。
みなさんのレビュー拝読してて、「単純すぎる」というご意見が多かったの、その通りだと思います。

でも、
この作品って、
レビウスのキャラクターと、作画の美しさを、
ただひたすら堪能できれば、
それで十分だなって思うし、
そういう期待には100%こたえてくれていたと、
思うんです。
戦争の惨禍のせいで義手の人が増えてしまって、
でもそういう人たちがアスリートとして活躍する場が、
ちゃんとあるって、パラスポーツの精神ですよね?
それだけで、
私は十分おっけーだと思ってしまいました。

レビウスも、レビウスを取り巻く人たちも、とても素敵だったって思います!

お気に入りは、寡黙なレビウスらしく、
毎日早朝、ロードワークをし続けるすがた。
まんまアスリート、格好よかったなって、
そう思っています。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

NETFLIXにおけるこの作品へのコメントは「心温まるエキサイティング」

この作品の原作は未読です。
NETFLIXのオリジナル作品という点で、前情報が一つも無い状況で視聴した作品です。

第一印象は、「メガロボクス」にボクシングスタイルが似ていると思いました。
身体能力を向上させる強化外骨格ギアを身に着けたメガロボクサーたちによる、ボクシング以上に激しい格闘技メガロボクス…
「あしたのジョー」の連載開始から50周年を迎えたことを記念して制作された作品です。

本作品では義手など身体の一部を機械化しているので、ギアの装着とは設定が若干異なりますが、スタイルはほぼ一緒です。
因みに本作品はR12だそうです。
やっぱり激しく殴り合うシーンが多いからなんでしょうか。

ですが、視聴を始めた瞬間に感じたのは安心感です。
何故なら、キャストは何度も声を聴かせて貰っている声優さんばかりだから…
主要な登場人物は以下の通りです。

レビウス=クロムウェル(CV:島崎信長さん)
ザックス=クロムウェル(CV:諏訪部順一さん)
ビル=ウェインバーグ(CV:櫻井孝宏さん)
ナタリア・ガーネット(CV:あやねる)
A.J.ラングドン(CV:はやみん)
Dr.クラウン ジャック=プディング(CV:宮野真守さん)

超一流どころの声優さんがズラリ勢揃い…
どこをどう切っても見知った声ばかり耳に入ってくるんです。
これで滾らない筈がありません。

物語の展開も「あしたのジョー」チックでした。
弱小ジムから成り上がる物語…
体格は決してボクシング向きではない華奢な身体…
だけど、天性のセンスを武器に勝ち星を増やしながら、強豪と呼ばれる強者に勝負を挑んでいく…
ありきたありですが、この展開が一番盛り上がると思うので、王道ど真ん中の物語で逆に良かったと思っています。

面白いのが、本作品で描かれている究極の格闘技「機関拳闘」は、男女分け隔てなく試合する点です。
主人公のレビウスは若き闘士なのですが、あやねるやはやみん演じるキャラも若き闘士なんです。
あやねる演じるナタリアは最初レビウスよりも強かったですし、はやみん演じるA.J.ラングトンも大事な場面で登場する闘士でした。
だから女の子だからって甘く見ていると痛い目を見ることになるんです^^

ここまでレビューを書いて頭に浮かびましたが、R12指定になったもう一つの理由は、非人道的シーンが描かれているからだと思います。

グレードが上がるとファイトマネーも桁違いに跳ね上がるこの世界…
ですが強くなるためなら何をしても良い訳ではありません。
徹底的に身体を鍛え上げるまでなら問題ありませんが、人の道を外しちゃいけません。
でも、実際いるんですよね…
勝つためなら人の道を平気で踏み外せる人が…

本作品でもそんなシーンがゼロではありません。
見ていて胸が痛みましたけれど…

オープニングテーマは、「wit and love」
エンディングテーマは、「child dancer」
どちらも「謎女(なぞめ)」さんが歌っています。
この2曲でメジャーデビューされたそうですが、声質がムッチャ好みだったんです。
楽曲の雰囲気も良いし…
名前通り全貌が謎に包まれているとか…
ネットの噂通り只の新人という感じのしない方です。

1クール全12話の物語でした。
アニメーション制作は、ポリゴン・ピクチュアズさんなので、「空挺ドラゴンズ」並みのフルCGアニメが楽しめると思います。
原作の連載の方は未だ続いているみたいです。
こちらも続編が制作されるなら是非視聴したいと思えた作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

61.5 9 筋肉で格闘技なアニメランキング9位
タイガーマスクW(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (61)
168人が棚に入れました
東映アニメーションの60周年企画で、1969年に放送されたアニメ「タイガーマスク」のその後の世界を描くものとなる。

声優・キャラクター
八代拓、梅原裕一郎、三森すずこ、森田成一、鈴村健一、田中亮一、草尾毅、橘田いずみ、岸尾だいすけ、てらそままさき、柴田秀勝、小林ゆう、島田敏、福山潤、内匠靖明、竹本英史、千葉千恵巳、真壁刀義
ネタバレ

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

なんと、このアニメは3クールです。いろいろ考察します。

このアニメの音楽は良いです。さすがはキュアメタル、最高のアニメ音楽職人これは見事です。見事な主題歌のアレンジ、
バトル音楽の激しさ和太鼓のように聞こえる響きなどなかなかです。
昔作られた主題歌のアレンジですが、それだけでしびれます。挿入曲もまあまあですね。

作品自体はなかなかストーリーは面白く、
三森すず子さんのヒロインもかわいく魅力的。
小林ゆうさんの色っぽい敵女性幹部も魅力的。
キャラは実在のキャラも含めてみんな魅力的です。
ふくわらマスクというキャラも良いです。
初登場の時はあまり注目してませんでしたがダークホースでした。
ギャグ系プロレスラーという設定ですが、それだけではなく実力も人情柄も頭の良さも
タイガーマスクさんの良き理解者、相談相手になっています。高岡拳太郎さんのポジションちょっと食ってますね。

様々なガチンコのプロレス試合は楽しいです。本当のプロレスについては下記の「蛇足のプロレス豆知識」ですからね・・・
取りざたされてるアイドル回のアイドル自体は好きになれなかったですが、魅力的な架空レスラー、ゴリラー・ジェット・シンと、今時、てよだわ口調のモブの「プロレス女子」たちが可愛かったのでヨシとします。
14話もギャグ回で良かったです。

なお、この作品はアニメ盤タイガーマスクの続編であり、
漫画盤タイガーマスク(最終回で主人公が死ぬ)→タイガーマスク二世の続編ではないという事に注意してください。
初代タイガーマスク伊達直人が存命している可能性もあります。

*この作品が全38話の3クール作品だと知っての雑記と考察を長文でつらつらと書きます。
これはこの作品に限った事ではなく、最近のアニメ全体についてですが、「最近、アニメに対してせっかちな人が多すぎる」と思います。
最近のアニメは1クール主流ですが、たかだかそんな短い話しでも「展開が遅い」だの「中だるみする」だの文句を言う人が多すぎます。
そして2クール作品だと「長すぎる、1クールにまとめるべき」みたいな意見が出ます。
昔のアニメは基本的には4クール(一年)でしたし、ヒット作品や原作が長い作品だと二年以上やるなんてゴロゴロありました。ちなみに初代タイガーマスクは105話ありました。
最近のアニメ視聴はたかだか一話や二話。たわいない話しや息抜き回があったくらいで騒ぎになり批判の嵐で「切る」とか言い出す人がいますよね?
なんだか、最近は「1クールアニメが基本」になってる人も多いようです。
長期アニメというものは確かに作品のまとまりは悪くなり矛盾も出てくる「ジャンプ漫画の法則」が発動しますが
私は好きなキャラや作品が少しでも長く続くのは好きなので、長期アニメ肯定派です。
それに長期アニメなら多少、出来の悪い回や宣伝回があっても、まあそれはそれで許容できます。
また、この作品は新日本プロレスとその親会社のブシロードがスポンサーであり、いわば「新日販促アニメ」ですが多いに結構だと思います。スポンサーあってのアニメだと私は思いますから。
こういうアニメはむしろ増えて欲しいと思ってます。

ちなみにSWS設立騒動で多くのファンやプロレスマスコミが親会社のメガネスーパーを非難しましたが、故橋本真也選手は「プロレスに大量の金を出してれるスポンサーはありがたいものだ」と擁護したそうです。
あの、宮崎駿監督ですら、「私の作品は芸術ではなく娯楽だ」と言ってますし、宣伝アニメや販促アニメ、実在の人物タイアップは大いに結構だと思います。
批判を受けたB級アイドルタイアップ回も今ではまあ「長丁場の作品だとこういう回もたまにはあっても良いかな」と今では思ってます。

23話のウォーゲーム開幕といい、19、20話のヘルインザホールといい、
この作品の強みは実際のプロレスでは実現不可能であろう仕掛けがある点です。
ヘルインザホールのような人が死にかねない地下試合は実際は刑法に触れるのでできないですし。
ウォーゲームはどう考えてもあのピラミッド型の特殊リングの建造費、設置費が高くつきすぎて実現不可能です。
しかし、そこが面白いです。

それにしても虎の穴も随分、まともな組織になった感があります。
ヘルインザホールやは地下送りはともかく、表向きのプロレスはフェアにやってます。
なんだか、この作品は「ミスXのプロレス経営奮闘記」という感じですね。
主役サイドの物語よりそっちの方がなんだかおもしろいです。

追加
最後の方まで見てみて、この作品でちょっと苦しかった事は「敵サイドの強さを示すやられキャラ」をあまり作れなかった事ですね。
普通のこの手のアニメでは主人公に敵対するキャラの強さを示すために脇のキャラがゴミクズのようにボコボコにやられて強さを示すのですが、
ブシロードの子会社の新日本ブロレス主力のオカダ、棚橋、真壁らをそんなふうに扱う事も出来ず(オリキャラの若松くらいでしたね)、
ラスボスのタイガーザグレートサードも途中で微妙に苦戦する描写があったりして「想像を絶する超強敵」と言えない感じでした。
全話を通して敵対していた敵幹部のミスXも最後は良い人みたいな扱いでしたし。

まあ、全般的に楽しく面白いアニメでした。
初代の悲壮さ壮絶さを求めていた人たちは失望したかもしれませんが、全般的には楽しく面白かったです。
ていうか、いくらなんでも「人が死ぬようなプロレス」は現代向きではないと思います。
ジャイアント馬場さんの言う「明るく楽しいプロレス」とまではいかないまでも、楽しい作品ではありましたし、それで良かったと思います。

蛇足のプロレス豆知識(プロレスに幻滅したくない人は読まないで)
{netabare}実は現実のプロレスというものはごく稀に発生するアクシデントやブック破りを除いては真剣勝負ではなく、ブック(事前の勝ち負けの約束の意味)やシナリオ、「相手にケガをさせないようにする」「相手の技を受ける」といった約束事が存在する「ショー」です。
「セメントマッチ」と銘打った真剣勝負とされている試合も実際は興行文句であり真剣勝負ではないと思われます。
勿論、痛み苦しみは激しく、必死にトレーニングして技の練習したり体を鍛えたり「真剣」にやらないと死傷したりするという意味では「真剣」ですが格闘技ではありません。もっともアニメ「タイガーマスク」は真剣勝負でしょうけど、ただ13話の女子プロレスは現実のプロレスと同じショーだったみたいです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

老舗制作会社とベテランスタッフの底力を感じられる良作

2016年10月~2017年6月放送。全38話。

子どもの頃からプロレスを見ていたという知人に勧められて途中から視聴開始。私はプロレスは全く知らずタイガーマスクという作品にもはじめて触れましたが、ストーリーもプロレスシーンも、この作品のみでも充分楽しめるものになっていたと思います。

老舗制作会社とベテランのメインスタッフの底力を感じられる作品で、絵柄・演出・雰囲気は少しレトロ。地味ですが好きな人は好きだと思います。

本筋はシリアスですが、3クールの長い話数の中で息抜き回やギャグ回もありバラエティに富んだ楽しさがありました。
全体的に堅実さや細やかさ、描写の積み重ねの巧みさが感じられたのは監督の小村さんのおかげでしょうか。個人的にはプリキュアSSに同じ印象を持っています。
虎の穴などの設定は非現実的で突っ込みどころはあるものの、ストーリー面では千葉克彦さんのベテランらしい王道で堅実な脚本・シリーズ構成が光りました。
全体通して各キャラクターのプロレスに対する想いが描かれたのが特に良かったです。

プロレスシーンはコンテ・演出・作画で個性が顕著に出ていて、それぞれの回で違う魅力がありました。
組み合うまでの過程や必殺技を仕掛ける前の攻防もきちんと演出し、上手くアニメ的な見せ方に落とし込んでいました。何をしたのか見てわかるバトルが好きなので凄く良かったです。
羽山淳一さんはじめ作画スタッフに見慣れた名前が多く、ベテランアニメーターの地力を改めて感じました。
マットの音もリアルで音響にこだわっていたように感じます。

難点は見ていて痛そうなこと。…格闘技とかってリアルだと痛そうでつらいのでやっぱりアニメで見るのがいいなw


【テーマについて】
{netabare}
初代は死人が何人も出るようなハードな展開だったようですが、本作はプロレスの楽しさやプロレスに対する情熱に帰結する物語となっています。

ナオトは何人ものレスラーとの交流で、タクマは再起不能になりかねないほどの大怪我を乗り越えることで、プロレスが好きという気持ちを取り戻す描写があるため復讐劇のみで終わらなかった所が特に良かったです。
復讐を描くだけならタクマがオーディンと仲良くなることもなかったでしょうし、ナオトがプロレスラーになった背景をああいった設定にはしなかったはずです。
ナオトもタクマもGWMに一時期所属していたからこそ、自分の気持ちを客観視できたのかも。

タイガーが13話でイエローデビルの覆面を剥ぎ取ったのは復讐心からです。けれども最後のザ・サード戦でマスクに手をかけなかったのは、復讐心のみで戦ったわけではなく目指すプロレスの在り方の違いや信念のぶつかり合いになっていたからだと感じました。


もう一つ一貫して描かれたのがマスクマンの誇りです。
本編の中で「マスクの中身が変わるのはよくあること」とミスXは幾度か口にしています。
現実ではマスクは覆面レスラーのアイデンティティーなのだそうで、それを逆手に取り、ナオトとタクマが二人ともタイガーマスクWとして同じ信念を共有して新たなタイガーとなる展開はとても良かったです。
ナオト自身も、マスクを失った時には「ザ・サードとはタイガーマスクとして戦いたかった」という趣旨の発言をしているので、ずっとタイガーマスクとしての誇りも持っていたと思います。

それに対して逆の描写をされたのがケビンです。
彼は運営の都合で幾度かマスクを変えたために、マスクマンとしてのプライドやアイデンティティーを持つことが出来なかった。最後にリングの上でマスクを脱ぎ捨てたのは無理もなかったのではないでしょうか。(あのシーン描写としてはレスラーとしてリングで向き合ったタクマに対する「俺はお前の友達だ」という主張なんでしょうけど。)
{/netabare}

【キャラクターについて】
{netabare}
主人公二人もそうですが、落ち着いた等身大のキャラクターが多くて感情移入もしやすくとても見やすかったです。脚本家が違ってもキャラクターがぶれることがありませんでした。

若松龍は新日勢で唯一のオリジナルキャラクターで、演出のためにレスラーとしては噛ませになることが多く、恋にも全く脈がなくてちょっと可哀想だったかな。ケビンにも言えることですが、この二人はナオトやタクマとの人間ドラマでこそ輝くよう作られていました。
メタ的には新日の実在レスラーキャラや過去作のオマージュキャラをあまり粗末に扱うことは出来ない以上、仕方ない面もありましたね。

ふくわらマスクは本当に良いキャラクターでした。観客を楽しませることを矜持とし、勝っても負けても愛されるレスラーはこの作品には必要で、それが虎の穴出身の実力者であったのもテーマに合致していて良かったと思います。
{/netabare}

【最終話と女性キャラについて】
{netabare}
本編終了後のスペシャルステージみたいな内容ながら、本作で積み重ねてきたことがこの回でコンパクトに描写されています。レスラー、主催者、医療従事者、記者それぞれの「プロレスが好き」という気持ちをしっかり描いた楽しい回になっています。

本作で一番応援していた春奈が恋もプロレスもいい方向に向かいそうなのが本当に良かったです。…是非ともお母さんとおじさんに許しをもらう続編とか見たいですね。作画や演出が一番今風だったし、こんな感じの楽しい話をもう一話だけ見たいw

最終話迎えたらミスXが一番好きな女性キャラになってましたw 中間管理職の苦労を見せはじめたあたりからこの人なんか可愛くない?ってw
見直して思ったのは、GWMで若手選手を育てる中で実現したいプロレスの形が変わったのだろうということ。ショーの運営や、タイガー・ザ・ダーク(タクマ)のプロモーションに試行錯誤していると感じるシーンが時折あったりもして、ドライな表情に隠していても、プロレスに対する情熱があったのだと素直に思えました。本当に美味しいキャラでしたね。

医療従事者として複雑な思いを抱えながらも、ルリ子がリングドクターを続けているのが個人的には嬉しかったです。
ナオトは「誰かに生きる力を与えるようなレスラーになりたい」という最初の夢をこういう形で叶えたんですね。ルリ子にとってナオトは恋愛対象ではなかったけれど、タイガーマスクは間違いなくヒーローでした。

来間さんはタクマとルリ子がいい感じになってるのがわかってから乙女な描写が減ってしまったのが少し残念だったかもw でも記者としての情熱は失わずに頑張っているのが良かったですね。解説席に座れるって相当詳しいんだなあ…

最終話ゲストキャラのマザーデビルも渋くて好きです。場を盛り上げるために会見時からヒールを演じたり、スプリンガーとの試合でも観客が盛り上がっていないと思えば勝利が確実だった絞め技から大技の連発に切り替えるなど、ベテランレスラーとしてとても格好良かったです。
{/netabare}


本作を気に入った人には公式サイトの濃いインタビュー記事もぜひ読んでほしいですね。
関わった人たちのこだわりも感じられますし、実在のレスラーとアニメ内の同名キャラクターは違うということもきちんとアピールしています。個人的にはそういうフォローがあると安心して見られるのでとても有難かったです。
プロレスファンからは割と好意的に受け入れられているようですし、私はプロレスには詳しくはないけれど、スポーツや競技へのリスペクトに近いものは感じたのでとても好きですね。
(2017.7.20)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャッチコピーは、「最強の虎は 俺かお前か」

この作品はオリジナルアニメ作品だったようですね。
何でも東映アニメーション創立60周年記念企画の一環として制作されたとか…
昭和44年から46年まで放送された第1作目のタイガーマスクの続編だったようですが、流石にそこまで昔の作品はチェックできませんでした。

でもタイガーマスクというプロレスラーの名前くらいだったらきっと聞いたことのない人はいないんじゃないか…というほど、メジャーなプロレスラーだと思います。
私は初代タイガーマスクだった佐山聡さんの試合は見たことはありませんでしたが、2代目だった三沢光晴さんの試合はタイガーのマスクを脱いだ後も試合を1990年代前半まで拝見していました。
タイガードライバーやタイガースープレックスなどの技を惚れ惚れしながら見ていた覚えがあります。
三沢さんの早すぎた最後がただ残念でなりません。

だからテレビアニメで現代にタイガーマスクが蘇ると知り嬉しい気持ちになりました。
もちろん、即視聴決定です。

この物語は日本の若きプロレスラー2人が虎としてリングに旋風を巻き起こすまでを描いた作品になっています。
物語は、プロレスの中堅団体である「ジパングプロレス」に海外プロレス界でも有名な「GWM」を興行に招聘するのですが、メインイベントでGWMのレスラー「イエローデビル」が「ジパングプロレス」の代表選手である藤井大助に対し不必要なまでの攻撃を浴びせて再起不能にまで追い込んだところから始まります。

この件が引き金となって団体は解散に追い込まれてしまったのです。
取り残されたのは藤井大助の息子である「藤井タクマ」と新人レスラー「東ナオト」の二人だけ…
そしてその二人もやがて姿を消してしまいます。

やがて数年の月日が経ったある日の事…GWMが再び日本にやってきたその時、突如タイガーマスクが現れGWMのレスラーを瞬殺したのです。

そのタイガーマスクは、初代タイガーマスクから「虎の遺産」を受け継ぎ、富士の裾野にある秘密の道場で自らを鍛えなおしたナオトだったのです。
ナオトがタイガーマスクとしてリングに上がったのは、これまで受けた恩義に報いるため…

その頃、GWM所属のレスラーにも虎の名を持つ覆面レスラーが現れたのです。
その名はタイガー・ザ・ダーク…かつての「藤井タクマ」でした。
彼がGWMから参戦を図ったのは、父の無念を晴らすため…

お互いの虎が誰かも分からない…
この数年の間に過酷な修行で肉体を鍛え続けてきたので、もはや昔の面影はありません。
立場の違うお互いは、お互いの道を目標に向かって歩み続けるのでしょう…
こうして2人の虎の物語が動いていきます。

振り返ってみると全38話…この道のりは決して平坦ではありませんでした。
二人とも明確な目標を持っています…
それにその目標を掴み取るだけの修行もしてきた…

だけど遠いんです…
どれだけ頑張ってもイエローデビルに手が届かないんです。

ずっと目標に向かって最短距離を突っ走ってきました。
ですが、結果としてそれが回り道をする結果になるとは予想もできませんでしたけれど…
でも一つだけ分かることが…
実際に相手を目の前にすると、気持ちが昂って我を忘れて本来の自分ではいられなくなる、ということです。

二人にとってこれまで走ってきた道は決して良い事ばかりではありませんでした。
数えきれないほどの身体と心の痛みが二人に容赦なく襲い掛かります。
良かれと思った選択肢が大きく間違っていたこともありました。
それでも歩みを止めない二人には大きな勇気を貰った様な気がします。

でも、この作品はこんな男臭い物語ではありません。
ここぞという時に三森さん演じる高岡春奈と、千葉千恵巳さん演じる山科ルリコが良い働きをしてくれるのです。

二人とも立ち位置は抜群でした。
タイガーマスクのエージェントとして振る舞う春奈ちゃんにはもう一つの顔があったり、ルリコちゃんに至っては揺れる乙女心がしっかり描かれていたり…
只でさえ男臭いプロレスである上、実名で登場するプロレスラーの一部は声の吹き替えも本人が行うという極めて濃厚な作品だったので、二人の華はなくてはならない存在だったと思います。

二人の虎は本懐を遂げることができたのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

3クール全38話の物語でした。
私は視聴できませんでしたが、実際のプロレス中継番組ともコラボしていたようです。
中でもかつて「タイガーマスク2世」が放送されたときに現実のレスラーとして「タイガーマスク」が登場したように、今回も「タイガーマスクW」を名乗るレスラーが新日本プロレスの興行に登場してくれたようです。
こういう企画…大好きです。

そして物語の方ですが…今度は「スプリンガー」を主役に展開していくのでしょうか。
そんな続編があるなら絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

68.7 10 筋肉で格闘技なアニメランキング10位
ケンガンアシュラPart 2(Webアニメ)

2019年10月31日
★★★★☆ 3.6 (47)
147人が棚に入れました
さらに激しさを増す拳願絶命トーナメント。拳願会会長の座を狙い陰謀が張り巡らされるなか、闘技者達は極限まで肉体をぶつけ合う。血しぶき舞う戦いを見逃すな!
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ずーっと殴り合いしとる(誉め言葉)

原作未読 仕合とは試合


当時のアメリカ大統領から「○○があと10人居たらアメリカは敗北していただろう」と言わしめた。

30年以上前のとある漫画からの引用でございます。
読者の斜め後方から鈍器を振り下ろすかの如くな一撃。荒唐無稽で強烈なそのフレーズは「なわけねーだろ!」の冷静なツッコミを軽々と飛び越えて「うん、そりゃそうだ」に変貌します。
極端な話、毎話そんなことが続くとしたらどうでしょう?
いろいろ麻痺してきます。ぶっちゃけ女人禁制、そしてティピカルジャパニーズオタクが好きかどうかは微妙と思われるニッチ作品となります。


こっちの『ケンガンアシュラ』は一応“Part2”との建て付けになってまして、この手前に#1~#12と12話を消化済みです。#12でブツ切れな終わり方をしてたこともあって、この際全24話のパッケージと見做したほうが正解と思われます。
作品の基礎理解部分(どんな作品か?)はPart1のレビューに書いておりますので余力があるようでしたらそちらもよろしくお願いします。

というわけで後半部分といってよいPart2ですが、日常パート皆無。32人のトーナメントの一回戦第7仕合終了後からのPart2スタート。ひたすら試合が続きます。
{netabare}なお、一回戦の全16仕合が終ったのが第8話。これ決勝までいくんかいな?と心配した終盤でした。違った意味でどきどきもします。{netabare}案の定終わりませんでした。{/netabare}{/netabare}

未見の方はそれこそ仕合毎の手を変え品を変えた『最強の証明』をどうぞお楽しみいただければ。
例えば、なぜ漁師が最強か?その理由。それに準じた技の数々。何言ってるかわかんないでしょ?私もよくわかりません。ピンと来た方は迷わずGOです。
ついでに試合のCG作画も通好みといいますか。{netabare}(第8話){/netabare}寝技の組み合いが流れるような所作で美しさを感じる。煽りフレーズと真面目な筋肉の動きの組み合わせは30年前の男じゅ…では出来なかった事です。


難点は2つ。
ひとつはリングアナの片原鞘香の実況のしょぼさ。盛り上げるか邪魔しないで空気になるかのどちらでもない中途半端さ。仕合だらけなので悪目立ちしてしまいました。
もうひとつは闘技者の名前が覚えられないこと。しょうがありません。その回のAパートで初登場しBパートで退場してくのですから。しかも当て字。考えることを止めました。


物語について、仕合だけできゃっきゃして終わるのかと思いきや、ちょっとした意外な展開を加えて収まりのいいところに着地。誰も見向きしなくても私は好きです!というタイプの良作でした。



■師弟

いろんな意味で胸に熱いものが込み上げます。
主人公十鬼蛇王馬(CV前野智昭)と師匠十鬼蛇二虎(CV藤原啓治)の師弟愛。演者さんでお察しください。まさかこんな場所で出会えるとは思っておらず不意打ちを食らった体です。

{netabare}特徴あるお声ですぐわかりました。王馬さんに大事なことを伝える二虎の役割にこちらもなにかを重ねて見ておりました。{/netabare}


※オマケ

■○○があと10人居たら…

闘技者32名。江田島平…いやいや、男じゅ…いやいやなんといいますか、拳願トーナメントに出てる連中ほとんど日本人だし、それこそ時代違ってミッドウェーに投入してたら勝てたんじゃないかな。うっかり空とか飛びそうじゃんw



視聴時期:2020年4月~2020年6月 リアタイ  

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2020.06.27 初稿
2021.03.09 タイトル修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

山下一夫 56歳 うだつの上がらない中年サラリーマンでありながら、本作の公式ヒロインとは!?

この作品の原作は未読ですが、WEBアニメPart1は視聴済です。
物語の内容に繋がりがあるので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。


「拳願仕合」それは巨額の利益を賭け、雇った闘技者の仕合の勝敗で
ビジネスを決める企業同士の代理戦争。

56歳のしがないサラリーマン・山下一夫は、謎の闘技者・十鬼蛇王馬と出会い、
拳願仕合に参加することになってしまう!

金、命、家族…、様々なしがらみを乗り越え、勝利を重ね、絆を深めていく2人。
そんな2人は、日本一の企業と闘技者を決める「拳願絶命トーナメント」に参加することになり…!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

本作もですが、監督は岸誠二さん、シリーズ構成は上江洲誠さんがタッグを組んだ作品は個人的に大好物です。
・瀬戸の花嫁
・天体戦士サンレッド
・神様ドォルズ
・人類は衰退しました
・DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION
・ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION
・蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
・結城友奈は勇者である
・暗殺教室
・乱歩奇譚 Game of Laplace
・ラディアン

「天体戦士サンレッド」と「神様ドォルズ」は未視聴ですが、面白い作品がズラリ勢揃いです。
「アルペジオ」や「ゆゆゆ」はお気に入りの棚に入れているほど大好きな作品ですし…
だから、このお二人のどちらかでも名前を見ることがなかったら、きっと本作はスルーしていたと思います。

「拳願仕合」拳に願いを乗せて戦う仕合というだけあって、仕合への仕込みは半端ありません。
例えば闘技者が入場する際のお約束である音楽、照明、スモークなどは本物より迫力が感じられる気がします。
きっと巧みなカメラワークが原因かと思いますが、入場シーンで一気に熱量を上げ、そのままの勢いで仕合に入っていくので、仕合も序盤から激アツです。

それに仕合を進行役する片原鞘香の司会っぷりも仕合の盛り上がりに彩りを添えています。
CVの平田真菜さんの気合の入った演技…この作品に無くてはならない存在になっていると言っても過言ではありません。

そして、拳願仕合は異種格闘技戦であることに加え、恐らく武器などを使用しなければほぼノールールの仕合なので、リアルよりもう一歩踏み込んだ仕合が見られるのもこの作品の特徴だと思います。

例えば相撲とプロレスはどちらが強いか…
格闘技を見たことのある方なら一度は考えたことのあるこの問い…
私にような素人に答えは導き出せませんが、この作品ではこの問いにある一つの答えを出しています。

現段階では第1回戦が全16仕合、第2回戦が2仕合終わったところなので、一通りトーナメントに出場する闘技者は出てきた訳ですが、強さが尋常なないほど突出した人ばかり出てくるので、正直誰が優勝してもおかしくない、と思えるのが現時点での率直な感想です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

本作は1クール全12話の物語でした。
いま、第2回戦の途中…まさかここで終わ事はありませんよね。
続編の発表を楽しみにまっています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

楽しそうな頭でなにより

序盤 w

中盤 おっと

終盤 W?

ジャンルは戦い
ただただ前作のトーナメントが続くだけです。
キャラは多く出てきますが、その分主人公の出番は減ります。
そして本当に展開がありません。一回戦の途中から、と二回戦の途中まで、を淡々と描写しているだ!け!です。
淡々とと言いましたがバトルは熱いことには熱いです。多分。ずっと戦っているわけですから一期で飽きている視聴者に追い打ちをかけるかのような戦闘に次ぐ戦闘。私はもういいかな。
正直書くことがないのでこれぐらいで終わりにしたいと思います。まじでずっと戦闘だけですから
{netabare}あとパナソニックの社長だからって電子機器関係の一流ってわけじゃないでしょ。しかも無線を盗聴できるレベルって…用心しなさすぎでしょ{/netabare}

スタッフは引き続きですね。分割にクールだから当然か
原作はサンドロビッチ・ヤバ子さん
監督は岸誠二さん。
シリーズ構成は上江洲誠さん。
キャラデザ・総作監は森田和明さん。
劇伴は高梨康治さん。
アニメ制作はLARX ENTERTAINMENTさん。

opはオメでたい頭でなによりさんの「哀紫電一閃」
edはTAEYOさんの「ASHURA」

総合評価 楽しそうでなにより(白目)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4
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