笑いで下ネタなおすすめアニメランキング 57

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの笑いで下ネタな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月26日の時点で一番の笑いで下ネタなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.6 1 笑いで下ネタなアニメランキング1位
デトロイトメタルシティ(OVA)

2008年8月8日
★★★★☆ 3.8 (108)
412人が棚に入れました
主人公・根岸崇一はポップでオシャレな音楽を好む青年。大学進学に伴って上京してきた彼はポップ歌手としてデビューするという夢を叶えるため、大学卒業後にレコード会社と契約する。
ところが事務所から根岸が歌わされることになったのは、彼の趣旨とは正反対のデスメタルであった。程なくして根岸は悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」に仕立て上げられ、デビューする事になってしまう。
メタルは嫌いな根岸だったが、いざ歌ってみると秘められたメタルの才能を発揮してたちまちバンドは大ブレイク、根岸自身の思いとは裏腹にクラウザーはカリスマと化し、DMCは一躍世間の注目を集める人気バンドとなるのだが…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ごめん 実はこういうの大好きなんだー!

優しくおしゃれなスェーディッシュポップスをこよなく愛する青年・根岸宗一が主人公。
好きな音楽でプロデビューすることを夢見て上京したが、
契約したデスレコーズで強制的に悪魔的デスメタル
「デトロイト・メタル・シティ」のギター&ヴォーカル
ヨハネ・クラウザーⅡ世としてインディーズデビューさせられてしまう。

悪魔メイクと衣装でその二面性は区分けできているものの
自分の意思とは裏腹に、彼の中に秘められたメタルの才能が急速に開花し、
過激なパフォーマンスと歌詞で大ブレイク。
バンド人気が益々過熱していく中、葛藤する姿をコミカルに描く物語。

主人公の宗一が学生時代から目指している音楽が、
フリッパーズギターなどを代表とする、かつて渋谷系と呼ばれた
カヒミ・カリィやコーネリアス、というのがまず懐かしい。
だけど路上でその手の歌を唄ってみても、人が集まることはなく。

事務所の社長から引き出された、デスメタルロッカーとしての才能のほうが
どんどん開花していく有様を見ていて思ったのは、
人間の内面には誰しも、相反する二面性が存在するよなってこと。
事実、僕自身の中にも宗一とまったく同じように、
特に音楽に関しては真逆の趣味があったりする。
クラシックを愛しつつ、メタルロックも大好きだし、
フレンチポップを愛する一方、雅楽なんかもけっこう好きだったりする。

しかしこれは趣味ならジャンル問わず幅広く聴く、あるいは演奏する
というだけで済むけれど、デスメタルのような特徴的な音楽を
プロとして極めようとするなら、それはめちゃくちゃ大変なこと。
ましてや宗一の場合、自分の意思や好みが無視されて強制されている。
しかも世間での評判はどんどん尾ひれもついて伝説化。
本来の宗一と真逆にかけ離れていけばいくほど、
それが観ている者にとってはめちゃ面白く、冷静に見れば、
どちらも宗一自身だってことがシュールでもある。

センスというのは、自分で認識しているもの以上に、
他人から引き出されたもののほうが、案外花開くものなのかもしれない。
それを思うと、宗一の隠れたデスメタルセンスを見出した事務所社長は
かなりのやり手だったと言えよう。

この作品、基本・・ギャグアニメなので当然大笑いの連続だが、
本人自身が実際どう思っていようが容赦なく、
1人のカリスマロッカーが作り上げられていく過程とともに、、
ロック音楽界のことも、なかなかリアルにテンポ良く描かれていたと思う。

それと、宗一の学生時代からの同級生である相川さんが素朴で可愛い。
実写映画も原作も観たけれど、個人的にはこのアニメが
一番バランスよく感じて好きだ。

相当~~お下品だけどね(^^;

投稿 : 2024/11/23
♥ : 58

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

毎回本編視聴後にED曲で得られる爽快感は異常!!。

原作未読です。
視聴のきっかけは”本サイトでキャッチさせてもらってる方のレビューに影響されて”です^^。

1話から完全にドハマりしました!!。

自分が感じた「見どころ」としては
・主人公をはじめ、他にもたくさんの個性あふれるラブリーなキャラ達
・絶妙の間と空気感で笑える
・下手したらシュールになってしまいそうなギリギリ加減
・下品な言葉や行動がよく突発するが、不思議と嫌悪感は全く感じない
 ただ確かにTV放送でのオンエアは無理だと思われるw
・音楽が突出して素晴らしい♪。
 DMCの楽曲も原作の歌詞に忠実な上での作曲と考えると驚愕の出来
 毎回本編視聴後にED曲で得られる爽快感は異常!!(に良い)

自分が特に惹かれたキャラは、デスレコーズの社長さんですね♪。
素晴らしい演技のおかげで、腹がよじれるくらい笑わせてもらいました。
あとで気になって調べてみたら、∀ガンダムのリリ・ボルジャーノ!
そうだったんですね~♪。

あと、じわじわ惹かれてきているキャラは、ファンA??さん?です。
よく登場される顔にクラウザーメイクしてる男性ファンの方です。
自分にとっては影のMVPかも?ですわ。
あの人の「クラウザーさん・・」と発した言葉の”説得力”凄すぎ!!。

12話での最後の〆め方も最高でした!!。
これからもずっとずっと続いてほしいと思わせてくれる最高の終わり方でした。

ということで、今後は原作コミックスの方で楽しませてもらおうと思っています。
既に1巻を途中まで読んでみたのですが
自分の中ではもう完全にアニメも原作漫画も同化してるレベルです!。
ページをめくれば音楽が流れ人物が動きだし声が聞こえてくる感覚です^^。
原作マンガのアニメ化作品としてもお手本的作品ではないでしょうか?。


※余談:
・けいおん!1話でずっと謎だったことが今回解消されました^^。
 あの人は”クラウザーさん的な人”だったのですね!。
・本作のおかげでメタルというジャンルの音楽を聴いてみたくなりました。
 でも歌詞がわからないと何を歌ってるのかわからないので日本語がいいな。
 あ、BABY METALの「ヘドバンギャー」は名曲だと思っています。
 とりあえずDMC本作のアルバムCD聴いてみたいです♪。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

素晴らしく良く出来たギャグ作品

1話15分弱、全12話のOVA。
本当はお洒落なポップソングを歌いたいのに、所属事務所の意向でデスメタルバンド「デトロイトメタルシティ」のギター兼ボーカルとして活動させられて、一部の熱狂的ファンからはカリスマ的スターとして崇拝される主人公の悲哀?を描いたギャグアニメ。
これは本当に面白いです。
まずOP曲の歌詞からして、「俺に友達恋人いねえ、それは俺が殺したから」とか「殺せ殺せ親など殺せ」などと歌っていたり、作品内でも「ファック」とか「レイプ」などという品の無い、物騒な言葉が頻繁に出てくるので、決して万人受けはしないと思いますが、15分アニメということでテンポも良く、最初から最後まで、めちゃめちゃ笑わせてもらいました。
単に下品な言葉でインパクトを与えるとか、メタルを馬鹿にして笑いを取るというだけではなく、ちゃんとギャグとして笑える作品になっています。
音楽は、主人公のバンドであるデトロイトメタルシティや、作品に登場する他のバンドなどの持ち歌としてたくさんの曲が挿入曲として使われますが、どれもなかなか良く出来ています。(まあ、歌詞やタイトルは酷いのですが。「ファッキンガム宮殿」なんて曲名、笑ってしまいます)
声には有名俳優なども多く起用されていて、全体的に良い味を出しています。特に所属事務所の女社長が印象に残りました。
かなり下品なネタが多い作品なので、あまり絶賛するのも人間性を疑われそうで気が引けるのですが、個人的には素晴らしく良く出来たギャグ作品だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

82.7 2 笑いで下ネタなアニメランキング2位
グリザイアの果実(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1864)
11126人が棚に入れました
──その学園は、少女達の果樹園だった。
外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。
守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、
その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。
そして少年は、その学園で少女達と出会い、新たな希望を見つけ出す。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、田中涼子、田口宏子、水橋かおり、たみやすともえ、清水愛、やなせなつみ、鳴海エリカ
ネタバレ

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

苦手はあっても不可能はない

2014/7/26果実、迷宮、楽園全て終了。
原作はエロゲで「グリザイアの果実」「グリザイアの迷宮」「グリザイアの楽園」の三部作で構成されている。
過去のトラウマ等により通常の学園での生活が困難な少女5人が在籍する美浜学園に主人公風見雄二がとある理由で転入してくる所から物語が始まる。
原作で果実は彼女等5人の過去を知り、風見雄二が救う話。
迷宮では風見雄二の過去を振り返る。
楽園は迷宮の世界観を引き継ぐとこうならざるを得なかったという終わり方だった。
ぶっちゃけ楽園の評価があまり高くないが故に、グリザイアを名作として推す人はほとんどいない。
自分も名作とまでは思ってないがちょっと反論したい。
{netabare} オスロとの戦いもあっさりし過ぎと言ってる人もいたが、あの局面で大事なのは勝負うんぬんでは無く、雄二が麻子の敵を討った後、どっちの楽園を選択するかという事が大事だと思う。麻子の待つあの世なのか、みんなが待つ楽園と言う名の島なのか。いくら意志が固まっていても揺らぐ事はある。それがいつ死ぬかも分からない体、もうすぐ爆発する爆弾で体が吹っ飛ばされるかもしれないならなおさら。俺にはそれでも生きたいという雄二のわずかな思いに麻子が刀を通じて雄二を生かしてくれたように思えたよ。
後、ご都合主義を挙げる人がいたがこの作品はそれで良いと思う。
皆辛い過去を何とか乗り越えて、生きる事を選択し平和な島でのんびりと暮らす。そんなhappy endがあっても良いと思う。
基本はご都合主義は好きではないけどね。
それと麻子が雄二にこの島を譲ったのは、5人救った後、人を殺し過ぎた罪に耐え切れず死ぬ事を予期していたからだろう。
だから雄二にとっての楽園を変える必要があった。
麻子が雄二に託した本当の願いは生きる事・・・ただそれだけだったと思う。
最後にダニー何故死んだと言いたい(泣){/netabare}
評価するとしたらこんな感じ。
迷宮>果実=楽園
大半の意見は果実>迷宮>楽園みたいだが。


3話で原作の共通ルート終了っぽいね。
原作だと数時間位は掛かったが、それを70分でやるのはちょっと無茶があったのかテンポが速い。それ故にキャラの個々の魅力を出し切れずに話だけ進んでる感は少しだけ感じた。化粧回の幸の顔が見たかったんだけどな。
EDは微妙にネタバレ入ってるな。

5話はかなりカットされてた感がある。
{netabare}親友が自殺した理由、心臓を提供した彼女自身の話、雄二が寮の全員にみちるの死を伝えていないetc・・・この辺はもう一話あれば十分やれたはずなんだがなぁ。{/netabare}テンポ速いよ。

6話も同じく展開が速い。
5人全員救うみたいだから他とつじつまが合う様に原作の果実の由美子ルートとは違う迷宮の前に由美子を救うとしたらこんな感じみたいなストーリーなのか・・・。
にしても飛ばし過ぎて訳わからないんじゃないか、これじゃあ・・・。
由美子や親父の急な心情の変化についていける人いないんじゃないかな。
近所のお世話してくれたおばあちゃんも出て来なかったし。
原作組もそろそろお手上げな人が出てきそうだな。

7話も速い。
速すぎてあんまり緊迫感が無かった。
幸が前の学校で放火したシーンでもあればもっと緊迫感が増した気がする。
{netabare}そう言えば幸が雨の中公園で待つシーンはうまい事カットしやがったな。{/netabare}

8、9話の蒔菜回は、蒔菜がパン屋でバイトした事はカット。
そして人を殺せないスナイパーが普通に人を殺した。
原作ならbad endなんだがね。
蒔菜の成長を見るなら話数が足りなかったかな。

10~12話のエンジェリック・ハゥルは評価出来ると思う。
カットもそんなに無くテンポも丁度良かったんじゃないかな。
それ故に他の回のテンポ速さが余計に気になる。
共通回は5話、みちる回は3話、由美子は無視して、幸回は2話、蒔菜回は3話欲しかった。
計17話。
アニメは話数が大体決まってるからたるいな・・・。
トータル的にはもうちょい作画の安定感がほしい所。
ヒース・オスロようやく登場。

迷宮と楽園もアニメ化するみたいだが、合わせて1クールで十分やれるかな。
出番は少ないが、彼女は何が何でも登場させてほしい。
{netabare}雄二がテロリスト養成学校で戦った彼女を・・・。(名前忘れた){/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

普通の高校生活を送るための超人的な努力

原作18禁美少女ゲームシリーズは未プレイ。

この手のゲーム原作アニメのレビューで書くのも野暮な話で申し訳ありませんが、
ギャルゲーの世界って、やっぱり嘘っぽいと思いますw

私の知っている女の子はほえぇ~とかふえぇ~とか鳴きませんし、
そう簡単に裸を見られてしまう程、脇が甘くもありません。

謎のマイブームにハマり怪電波を放つ女子にもまず巡り逢えないでしょう。
本作の“鮮魚超人マグロマン”や“サメさんポーチ”
私は意外とツボにハマりジワジワ来ましたがw
それらが流行る世の中はきっと訪れないのでしょう。

本作の主人公少年が転入して来た
高い塀に囲まれた全校生徒女子5名のみと言う学園設定には、
虚構、まがい物と言った印象だけでなく、
美少女ゲームにおいて攻略可能ヒロイン以外は無くても良い背景なのか?
と捻くれた私は何か皮肉めいた物すらも感じてしまいますw


けれど本作の場合、私は、こうした非日常的なギャルゲーの雰囲気以上に、
塀の中で青春を獲得しようとする
生徒たちの懸命さが序盤から伝わって来て、引き込まれました。

彼女たちと対峙する転入生は、
ギャルゲー主人公の中でも破格と思われるハイスペック少年。

私はギャルゲーでは何故モテるのか意味不明な優柔不断ナヨナヨ主人公より、
最強主人公の方が断然好みですが、
いくら訳あり過ぎな美女の運命を相手にするからと言っても、
裏社会で伝説となる程のウデマエ。
さらに続編では{netabare} ベッドの上でも金髪おねえさんを翻弄するテクニシャンと判明w{/netabare}
と言うのは流石に強キャラ過ぎないか?と戸惑ったりもしました。

ですが、この学園のヒロインたちは、それだけの罪や業を背負っていました。
彼くらいじゃなきゃ、この美少女たちと茨の道を掻き分けて
楽園に辿り着くことなど、できやしないのでしょう。

このゲーム原作アニメもまた、膨大なテキスト分量のほんの一部なのでしょうが、
ショッキングな過去の描写も交えて、
彼女たちが平凡な青春を渇望する気持ちは存分に伝わって来ました。


そして、誰よりも平穏な幸せを望んでいるのは、
きっと主人公・風見雄二なのだろうと私は感じました。
ヒロイン以上に彼に一番惹かれた私にとって、
1期で『グリザイアの果実』をアニメ化して、ヒロイン5人をややダイジェスト気味に“攻略”し、
特別編OVA/2期で『~迷宮/楽園』をアニメ化して、風見雄二の過去と、決着を描く。
と言う三部作展開は歓迎できるシリーズ構成でした。
続編ではアクションアニメとしてもド派手になって眼福です♪


楽園の真偽よりも、楽園を追い求める人間の意志の強さに胸を打たれる良作シリーズです♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

“グロ”ザイアの果実(面白いけど視聴注意!)

当時に視聴済み。
事前情報でのネタバレが怖くて当時何も情報を仕入れないまま、
二日に分けて一気見しました。

お話のざっくり概要
生徒が6人しかいない“普通の”学校にやってくる主人公
主人公以外は全員女の子。問題を順々に解決していくお話

~~~視聴一日目(1~6話)~~~
最初は絵が綺麗でキャラ可愛いなぁ~
ハーレム系かなぁ?サービスシーン多めだと良いな♪
とかwktkしながら前半を視聴開始。
ハーレム系かと思いきや主人公は割とハードな過去を持ってるっぽい
1話で普通の学校って何だっけ?って思ったけどw
いいパンツアニメになりそうでほっこり。

~~~視聴二日目(7話~最終話)~~~
だから、あの、知らなかったんです… 前半みて油断してたの。
私、一気見する時はいつもビールで晩酌しながら見てるんですけど
完全に知らなかった事が仇になりました。。。

問題のあまね回です。絶対に食事をしながら見ては行けません!!!
{netabare}
唐突に始まるサバイバルグルメアニメ。こんなはずじゃなかったのに…

うじが出た辺りで完全に箸が止まり、鹿肉が出た所で一時停止し深呼吸して天井を仰ぐ…
そのまま視聴続けるの無理でした。風見はよく話聞きながら食事できるな…

かなり酔ってたし、上向いてないとね。危ない感じだったの。割とマジで。
{/netabare}
今まで見てきたアニメの中でも特筆して無理でした。

サービスシーンも多く、総じて大変面白かったのですけど、
グロ有りと分かり易く警告しといてもらわないと被害者は増える一方かと…
私のような犠牲がこれ以上生まれない事を願います。

でも、あまね回が凄い面白いのも確かですので一応補足しときますw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

76.3 3 笑いで下ネタなアニメランキング3位
よんでますよ、アザゼルさん。(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1280)
6851人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしてい くうちに、悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。ある日、「夫と浮気相手を別れさせて欲しい」という妻からの依頼を受け、芥辺がグリモアという魔術書を使い魔界から召 喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引 き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章

ligame さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

下品な悪魔たち

※このアニメを見て気分が悪くなる人がいるかもしれません。ご注意ください
悪魔と探偵のお話のギャグアニメです。
ちょっと血の量が多いのと、すごく下品なとこもあるので苦手な人も苦手かもかもしれませんが自分はすごくおもしろいと思います。
いろんな悪魔がいておもしろいです。
キャラの中では佐隈さんがダントツでかわいいです。
モブキャラは作画崩壊っていうかわざとそうしてるとしか思えないぐらいひどいですw多分わざとですwまともな作画のモブキャラがいないですw
声優さんの演技もすごいです。みなさん楽しそうに演技してますw
まあ小野坂さんはそのまんまな気もしますがw
曲の『ぱんでみっく』もノリがよくて好きです。
12分なので気軽に見れます。
9,10話では佐藤利奈さんが本気を出していましたにょりんww

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

TimuTimu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

超豪華声優から生まれたスラム街レベルの低俗アニメ

今思うとこの作品はやばい(語彙力)

声優極振りした結果作品が下品になったのだろうかと思うくらい容赦なくR指定すらもぶっ飛ばすコメディタッチが特徴的。

悪魔をゆるキャラ風にデザインし、童貞が好きそうな大人しそうで眼鏡かけてちょっとおっぱいあるヒロイン出して「ゆるふわドタバタコメディ」ぽくさせて罠を仕掛けてますよね。これに引っかかって蓋を開けるとたしかにドタバタなんだけどドタバタのベクトルがブラックホールに飲み込まれ宙をさまよっている状態。

ここまで下品に仕上げるのかと言わんばかりのクオリティですので、今のアニメでは中々お目にかかることはできません。
是非見てみましょう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

楠 唯葉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

結構好きかもw

最初の印象は
下ネタ全開のアニメだなと思った。

けど、他アニメだけど『変ゼミ』観ていると普通に感じるかも。
まぁ実際に普通なのかもねw


最近は全然下ネタに感じないし、むしろ可愛く見えてしまう!!!
アザゼルさんとべーやんとモッさんはまじで可愛いと思います><////
それにアクタベさんも!!!
悪魔にはものすごく酷いのにさくまさんにだけは優しいw
そんなとこが可愛すぎですw////


でも
下ネタ(うんk系)が嫌いな人は観ない方がいいかもしれない(´・ω・`)



とりま、結構笑えて面白くて大好きです^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

69.8 4 笑いで下ネタなアニメランキング4位
ハイスクールD×D BorN(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (645)
4589人が棚に入れました
私立駒王学園に通うバカでスケベな男子高校生イッセーこと兵藤一誠は、その身に強大な神器(セイクリッド・ギア)を宿していたがために命を奪われてしまうが、学園一の美少女にして、憧れの先輩であったリアス・グレモリーの手によって、悪魔として転生を果たす。しかしその代償はリアスの下僕悪魔として生きることだった!エロいけど、ポジティブで真っ直ぐな一誠が、ご主人様にして上級悪魔のリアスとその眷属の美少女悪魔たちに囲まれながら、いつの日か自らも上級悪魔となり、ハーレムを築くという夢を叶えるため、様々な敵を打ち倒していく努力と友情と熱血の学園バトルエンターテインメント!

声優・キャラクター
梶裕貴、日笠陽子、浅倉杏美、伊藤静、竹達彩奈、野島健児、種田梨沙、内田真礼、佐倉綾音、小山力也、逢坂良太、加隈亜衣、高橋未奈美、中村悠一
ネタバレ

SUGAR MAN さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

大切な人を守りたい!

ハイスクールD×Dシリーズの3期作品。

意外と面白かったので3期まで一気に見てしまいました。

いわゆるハーレムもので、ちょっとエッチなサービスシーンも多すぎなくらい多いです。でもそれが良かったというより、ストーリーがちゃんとしてたところが好感でした。ヒロインや主要メンバー一人一人が主人公に好感を持つまでに過去や自分の境遇と向き合うところがしっかり描かれていて丁寧な作りです。

『仲間や家族(眷属)を守りたい』という気持ちが強い主人公はバカ正直でまっすぐ。王道ですがやはり清々しく気持ちいいです。

ものすごく大事な場面で{netabare}おっぱいへのアツい気持ちでパワーアップしちゃうところ{/netabare}はバカ丸出しですが笑えましたw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

四期来てほしいけどさすがにないかな?

悪魔と堕天使と天使がいる世界。

主人公が堕天使に殺されたところから始まり、
悪魔である学校一の美人に救われ
彼女の眷属になった兵藤一誠。


このBornは三期ですので興味のある方は
一期からの視聴をオススメ。


かなり裸の描写が多い作風となってますので
耐えられない方は視聴をオススメしません。



今期はいい作品が多い中、中でも毎週楽しみにしていた
ハイスクールDxDですが、最後の方になると
かなり無茶苦茶でいつもの面白さが
なかった気がします。

とあるあにこれユーザーの情報からだと
その面白くなかったところはオリジナル展開らしく
よく考えれば確かにおかしい点が多かった。


今期一番の収穫は小猫のデレが見れたってことですかね。
あれは反則級のヤバさだった。さすが竹達さん。


まあ人気作の続編ですので興味のある方は是非。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

アオイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

おっぱいドラゴンの歌

とある国の隅っこに
おっぱい大好きドラゴン 住んでいる
お天気の日はおっぱい 探してお散歩だ
ドラゴン ドラゴン おっぱいドラゴン
もみもみ ちゅーちゅー ぱふんぱふん
いろいろなおっぱいあるけれど
やっぱりおっきいのが一番大好き
おっぱいドラゴン 今日も飛ぶ

とある街の隅っこで
おっぱい大好きドラゴン 笑ってた
嵐の日でもおっぱい 押すと元気になれる
ドラゴン ドラゴン おっぱいドラゴン
ポチッと ポチッと ずむずむ いや~ん
たくさんおっぱい見たけれど
やっぱりおっきいのが一番大好き
おっぱいドラゴン 今日も押す

とある海の砂浜で
おっぱい大好きドラゴン はしゃいでた
夏の海はおっぱい いっぱい夢いっぱ~い
ドラゴン ドラゴン おっぱいドラゴン
ばい~ん ぶるるん ぼいんぼい~ん
水着のおっぱいすごいけど
やっぱりおっきいのが一番大好き
おっぱいドラゴン 今日も行く

とあるお乳の谷間見て
おっぱい大好きドラゴン 恋をした
スイッチ姫のおっぱいは とっても素敵だ
ドラゴン ドラゴン おっぱいドラゴン
もみもみ ポチッと ぼいんぼい~ん
たくさんおっぱいあるけれど
やっぱりスイッチ姫が だ~い~す~き~
おっぱいドラゴン 今日は寝る
いろいろおっぱいあったけど
どうしてもスイッチ姫が大好き
おっぱいドラゴン 明日も飛ぶ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

66.6 5 笑いで下ネタなアニメランキング5位
モンスター娘のいる日常(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (730)
4354人が棚に入れました
人間以外の種族との交流が認められた日本が舞台となる。

主人公・来留主公人(くるす・きみひと)の家に、下半身が蛇のラミア族のミーア、鳥の翼と脚をもつハーピー族のパピ、下半身が馬のケンタウロス族のセントレアをはじめ、個性豊かなモンスター娘たちが続々と転がりこんで共同生活を送るストーリーとなっている。

声優・キャラクター
間島淳司、雨宮天、小澤亜李、相川奈都姫、野村真悠華、山崎はるか、中村桜、小林ゆう、麻倉もも、久保ユリカ、持月玲依、大西沙織、加隈亜衣、大津愛理、瀬戸麻沙美、種﨑敦美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どの娘を推して見るか・・・真面目に考えたら結構悩んでしまいました^^;

この作品の原作は未読で内容も全く分からないまま視聴を始めてしまいました。
視聴の決め手は雨宮さん、小澤さんが出演されるということ、のみでした(//∇//)
やっぱり好きな声優さんが出演される作品は見ておきたい、と思いますよね^^;
こうして当期内で視聴する作品が膨れ上がっていくのは認識していますが、こればっかりはどうしようもありません^^;
結果的に殆どの作品で楽しめているので問題無いんですけれどね^^;

物語は、人以外の種族との交流に関する法律「他種族間交流法」に基づき、人以外の人種が地球で暮らせるようになった世界が舞台になっています。
そしてこの物語の主人公は、他種族間交流のホストファミリーとして任命された来留主 公人(くるす きみひと)。
他種族は地球上ではこのホストファミリーの家で生活する事になっています。

こうして1話目からモン娘とご対面するわけですが・・・最初は大きさにビックリしましたが、それはすぐに慣れて・・・慣れるとモン娘が可愛く見えてきました^^
人間とは異なる体型をしていますが、喜怒哀楽を全身で表現するのは、人間も他種族も一緒です。
それにそれぞれの特徴を良く捉えているので、生傷の絶えない主人公には申し訳無いと思いますがしっかり堪能させて貰いました^^

この作品では、以下のモン娘が主人公の家で同居する事になります(wikiより)。
・ミーア(CV:雨宮天さん):ラミアの少女。
・パピ(CV:小澤亜李さん):ハーピーの少女。
・セントレア(CV:相川奈都姫さん):ケンタウロスの少女。
・スー(CV:野村真悠華さん):少女の形をしたスライム。
・メロウヌ(CV:山崎はるかさん):人魚の少女。
・ラクネラ(CV:中村桜さん):アラクネの女性。
・ララ(CV:加隈亜衣さん):デュラハンの少女。

また、主人公の家にモン娘を送り込んでいるコーディネーターの墨須さんの部下にもモン娘が存在します。
・マナコ(CV:麻倉ももさん):単眼種(モノアイ)の少女。
・ティオニシア(CV:久保ユリカさん):鬼人(オーガ)の少女。
・ゾンビーナ(CV:持月玲依さん):リビングデッドの少女。
・ドッペル(CV:大西沙織さん):影人(ドッペルゲンガー)の少女。

沢山のキャラが登場するため、一人一人のモン娘に当たるスポットライトは序盤から登場しているミーア、スー、セントレアなどと他のキャラを比べると差が生じてしまうのは仕方の無いことだと思います。
それでもキャラ単独で登場するシーンが多くないので、沢山のキャラが登場する作品にありがちな「最初に登場したキャラはどこへ行ったのやら・・・」という事を感じる事が少なかったと思います。
その分制作サイドは大変だったと思いますが・・・^^;

私は普段作品を視聴する際、推しキャラを決めてそのキャラ中心に見る事が多いので、今回も推しキャラを決めようと思いましたが、誰を推すか今回は結構悩んでしまいました^^;
爬虫類、鳥類、哺乳類、魚類などとありとあらゆる種族が入り乱れている中で誰を推すか・・・
皆んなちょっとずれているところもありますが、役に立ちたいとか、格好良いところを見て欲しいとか、根が素直で一生懸命なので見ていて微笑ましいんですよね^^

結局雨宮さん演じるミーアを一推し、小澤さん演じるパピを二推しで視聴していました(//∇//)
その他のキャラが嫌いなわけではありません。
ケンタウロス族の誇りを必死に守ろうとするセントレア、何気に皆んなのピンチを救っているスー、殺伐とした雰囲気の多い中、おっとりとした感じのメロウヌ、お姉さん的立ち回りで推しの候補に入れようか最後まで迷ったラクネラ、終盤に登場したララの恥じらいの顔も気になりましたが、序盤から何度も見て来た一生懸命の回数が決定要因になったようです^^;

オープニングテーマは、ミーア、パピ、セントレア、スー、メロ、ラクネラの「最高速 Fall in Love」
エンディングテーマは、墨須 with MONの「Hey!スミス!!」
オープニングはヒゲドライバーさんが作曲されています。それを知って速攻でゲットしちゃいました^^;
どちらも車の中で聴いています^^

1クール12話の作品でした。冒頭にも記載しましたが、モン娘達の可愛らしさと一生懸命をしっかりと堪能させて貰いました。
この作品で一番気になっているのが今後の動きです。
最終話16分15秒くらいの場面でとあるお店の看板が映し出されているのですが、何やら書いてあるんですよね^^
これに関する事実関係は不明ですが・・・もう期待しちゃっているのが本音です^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 28

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

モンスター娘のいる日常に私は行きたい(切実)

ヒロインが「モンスター娘」の珍しい(?)アニメです。
よくある主人公がモテモテで女の子にチヤホヤされる展開ですが、ヒロインは全員人間ではなく外見がモンスターなのが特徴。
下半身が蛇とか馬とかのヒロインが出てきますので人を選ぶでしょうね、気にしない方はハーレムラブコメとして認識すると思います。

二話感想
今回はハーピー、ケンタウロスが出てきましたね
ハーピーは比較的馴染み深い存在だと思います、主にカードゲームやテレビゲームによく出てきますからね。
ケンタウロスはハリーポッターに出てきたかな?(曖昧)
パピは漫画より可愛さが増していた、やはり動くと違いますね…声優効果もあります。
セントレアは動くたびに「パカッ」と馬特有の音が聞こえるのが面白いですね。
主人公が料理(家事)を手伝って欲しいと言っていましたがミーアとセントレア以外の料理の腕は判明していません。

五話感想
 人魚のメロが参戦しました。
名前の由来はおそらくメロドロマから。
人魚は極めてポピュラーな存在だと思われます童話「人魚姫」やディズニー映画「リトルマーメイド(実は観たことが無い)」等です。日本のアニメでも「むろみさん」とか「瀬戸の花嫁(観たことが無い)」等あります。
 人魚…セイレーンの類もまた人に害をなすモンスターとして登場したりしますが、主に船に乗っている人を歌で魅了し海に落とし…といったとんでもないことをする種族です。
 人魚は魅力たっぷりな存在なので是非調べてみてください。
・SIREN2
PS2のソフト、人魚っぽいキャラが出てくる。一部の物語は人魚姫をモチーフにしている。
・ウィッチャー3
PC,PS4のゲーム。敵としてセイレーンが出てくる。泳ぐ上に空も飛ぶ。敵としてモンスター娘も登場する(生かす選択も出来る)
・ハリーポッターと炎のゴブレット
映画。セイレーン(人魚?)が出てくる、怖い。
・陰陽師(一作目)
映画。人魚の肉を食べた女性役に小泉今日子さんが出演してます。

…人魚が好意的な待遇の作品ってアニメくらいしかない?

六話感想
ミーアの脱皮回とパピの産卵回でした、遂にヒロインが脱皮とか産卵する時代がやってきたのですね…

七話感想
遂にMONが出てきました。
抜け穴だらけの他種族交流法を補う為に他種族のみで結成された部隊です。

 マナコ…銃撃を外したのは夜目が効かないからだそうです。
モノアイ族で視力が凄く良い。妖怪か何か?いやめっちゃ可愛いキャラですよ?
 ゾンビーナ…ゾンビです(知ってる)おそらく世界で一番有名なモンスター属性。
 ティオニシア…オーガ族、バストサイズはなんとPカップ!良い子はGoogle画像検索しちゃダメだぞ!良い子はオーガ 姫騎士とか間違っても検索しちゃダメだぞ!
 あんまりオーガ族というのは良いイメージが無いですね…ティオは可愛いよ!
 ドッペル…ドッペルゲンガー、正確にはシェイプスター(変身能力者)なのですが結局のところ本当の正体は不明。

八話感想
スーの声真似と動作真似が良かったですね。
あそこはアニメだからこそ栄えました。
物真似と言えば「ほぼ毎日◯◯!生っぽい動画」でドッペルが全ヒロイン(MON含む)の物真似をしましたがあれはびっくりしました…脳が混乱しました。

しかしあのDQN(常識を弁えない連中の指すネットスラング)のカップルは瓜二つの他人なんでしょうか、彼らもドッペルの可能性が…?

 最終回まで観た感想
 ヒロイン全員モンスター娘という異色のハーレムアニメでした。
やたら作画が良くてキャラデザも高品質でエロスも完備している良作だったのではないでしょうか。

 一話の時点で人を選ぶと思います、蛇とか蜘蛛が本当に生理的に無理な人は果たして視聴出来るのかが疑問です。そういった面ではこの作品は視聴者にとっては狭き門なのでしょう…
 やはり私にも苦手なキャラというかキャラの特徴があるのですが、メロの鰓が苦手で理由は「めくったらグロそう」というアホの理由です。でも好きなキャラですよ?

 エロい時はとことんエロく可愛い時はとことん可愛く描写されていたアニメだと確信しています。

WEB漫画時代からアニメ化するとは夢にも思いませんでした、スタッフに賛辞の言葉を贈りたいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女性にもおすすめできるエロ、、だと思う

タイトルにひかれて日常系だと思い視聴したが、非日常にも程があった。
序盤からエロシーン連発だが主人公の誠実さがこのアニメの良心だった。
女性?キャラもそれぞれ奥ゆかしさがあり、品の良いエロがあるアニメだと定義してもよいと思う。
メインヒロインの雨宮天はキャラ的に損してる感じで思ったほどでもなく、パピ役の小澤亜李の演技はエロ的に良かった。
個人的にはドSなのに優しさを持つラクネラさんが好き。
物語の本筋は結構良い話だと思った。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

69.4 6 笑いで下ネタなアニメランキング6位
よんでますよ、アザゼルさん。Z(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
3881人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしていくうちに、「悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。
ある日、芥辺がグリモアという魔導書を使い魔界から召喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?
役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

酷すぎるw(誉め言葉)

1~2話感想

僕は面白くて笑えましたが
正直このアニメは見る人を選ぶでしょうw

1期もグロイ表現や変態な表現が多くありましたが
2期ではさらにパワーアップしてそうですねw

だからそういうネタが苦手な人は見ないほうがいいですね
でも下ネタなんかが好きな人には
おすすめできる作品だと思います

3~4話感想

声優が豪華過ぎでしょw
まさか大塚さんを使ってくるとは
声を聴いただけで笑ってしまったw

それにしても三宅さんオカマ役多いなw
あと大塚さんの元奥さんの沢海さんを
恋人役にするとか監督は悪魔やなw

さくまちゃんも酷すぎw
オチも酷かったし本当最初から最後まで酷くて
笑わせてもらいました!

5~6話感想

アンダインさんのメイン回ですね
それにしてもアンダインさんと付き合うのは
大変そうですねw
魔界だと美人なんですけどねw
アザゼルさんがあまり出なかったから
下ネタは少なめでしたねw

天使って皆童貞なんでしょうかw?
しかもキスしたら罰を受けるなんて大変ですねw

7~9話感想

まず7、8話の事件の話ですが
相変わらず酷いですねw

どこかで見たことあるような探偵が
たくさん出てきてましたね
さすがに声は違いましたがw

事件の真相とオチが酷いw
どうしてそうなったんだよw
後このアニメに出てくる美人は
基本性格悪いなw
只のビッチじゃないですかw

そして9話はこれは今までで一番酷かったw
三木さんに変態の役をやらせるなんてw
変態なのに良い声過ぎるw

しかも途中であった歌が酷いw
原作の方があれより酷いのかな?
良い声でなんて歌を歌ってるんだw

動きも色々酷いしw
あと何気に博物館に色々な物置きすぎw
ジブリとかDBとか普通に置いてあったしw

しかも金朋さん演技するとき
ホントにギャグボール着けてたらしいしw
何をやらせてるんだw

相変わらず酷くて笑わせてもらいましたw
この先もっと酷くなるのか
楽しみに待ってたいですw

10~12話感想

キヨコの声がまず釘宮さんなのが良い♪
あと魔界のキヨコ可愛すぎるw
でもヤンデレなんですねw

あとインキュバスがかわいそうw
最初良いやつと思わせて
次に腹黒キャラと見せかけて
結果最終的に只の良いやつというw

あとアザゼルさんの覚醒の意味はw?
それに最終回作画に力入れ過ぎじゃないかw?
色々カオスでしたがかなり面白かったですw
ギャグアニメではかなり好きな部類です
まぁそれは僕が下ネタ好きなのも
あると思いますけどw

でもやはり一期の時より
下ネタがきつくなってるので
僕は嬉しかったですが
やっぱりそういうのが苦手な人や嫌いな人は
見ない方がいいですね

見ていて楽しかったですw
3期も早く見てみたいですねw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 41

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪魔の仕事は命がけ。上司は悪魔よりも悪魔な人間。仕事はハード。好きに暴れられない。姿は本来の姿と違い、結構可愛い。だから、この作品はおもしろい。

ストーリー

芥辺探偵事務所の事務バイトをしていたメインヒロインの佐隈りん子でしたが、その探偵事務所はの主は悪魔使いで、ある日りん子にも使い魔を召喚した。その悪魔がアザゼル篤史っと言う下級悪魔でした。特技はセクハラで、見た目は犬面でメタボ体型の悪魔でした。そして、その後蝿の王の悪魔のベルゼブブ931世・ベルゼブブ優一、トカゲに似た悪魔のサラマンダー公威や、人魚っぽい魚の悪魔のアンダイン恵などの使えない悪魔たちの話です。

私の感想。

ひどかったです。本当に内容がひどかったです。けれど、それが最高におもしろい所です。最高におもしろかったです。しかし、内容は毎週毎週ひどかったですねww 最高におもしろくひどいですwww ああ~ 思い出しただけで、笑ってしまいます。それくらい楽しめました。

本当に色々テレビで放送しても良いのかって気持ちになるくらいぎりぎりのネタでした。この作品の内容を理解できる人は超おもしろいと思いますが、分からない人は多分まったく全然一寸もおもしろくないと思います。ですので、この作品を見る前にある程度あれになれておいてください。

オープニング

「りばいばる!」
今作のオープニングもかなりすごいです。

このオープニングには・・ 

このオープニングには・・・

ほぼすべての話のネタバレがあります。
少々分かりにくいですが、全話のネタバレです。

この作品をある程度見ますと分かってきます。この事実を。
私はネタバレは少しまでは許せますが、ここまでくると・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヤング版スピードラーニング

ここでは、第1期と第2期のレビューをまとめて書きたいと思う。

事は、本作品の原作コミックが某電子書籍サイトで「1巻立ち読み無料」だったので、何となく冒頭話を読んでみたことから、端を発する。
あまりの衝撃の内容に、「え、これアニメになってなかったっけ…?」と思い出し、視聴を開始。
TVという媒体において、一体どこまで再現可能なのか…これが私がアニメ版を見ようと思った唯一最大のきっかけであった。

-結構、そのままだった。漫画版にかなり忠実に作られている。(少なくとも冒頭数話に関しては)

アニメに限らず、実写のドラマや映画でも言えることだが、「食事時には見ない方がいいジャンル」というのがあると思う。
例えば、暴力的だったり、露骨な性的表現があったり、凄惨なシーンがあったり、下品だったり、汚かったり…と。

はっきり言おう。「よんでますよ、アザゼルさん」は、見事に上記全ての飲食時視聴NG要素を含んでいる。
下衆さにおいて、ここまで突き抜けている作品はそうあるまい。

故にこういったジャンル…まぁ上記の通り色々てんこ盛りだが…が苦手な方、特に女性の視聴は正直言ってお勧めしない。
花も恥じらう年頃は過ぎたとはいえ、そんな私でも耳を疑う言葉(特に女性蔑視的な台詞)や目を覆いたくなるシーンが結構ある。
特に2期の9、10話はさすがにドン引きした。よく放送できたものだ。

キャラデザも酷い(しかし、こちらは褒め言葉として)。
ブサイクな人間を描かせたら、右に出るものの無い程のキモさ。ゲストキャラやモブキャラは9割方見た目のエグみが強烈で、もう悪魔たちが可愛く見えてきてしまう程である。
ただこの作品はストーリーそのものを楽しむというよりは、ブッ飛んだキャラ達が織りなすドタバタかつシュールな世界観を楽しむ類のものだと思うので、そういう意味ではこのキャラの造形は非常に効果的に働いていると思う。

OP曲は1期・2期ともに素晴らしい。歌い手さんの、おどろおどろしたパートとポップなパートの歌い分けが絶妙に上手いので、必聴。

しかし何と言っても、この作品のアニメ化において最も成功しているのは、声優だと思う。
アザゼル役の小野坂さんは、関西弁をしゃべるという設定を抜きにして考えても、他に適任が考えられない程しっくりきている。限りなく素で演じているように感じられて、役作りなど不要だったのではないかと思えるくらいに。

ただ惜しむらくは作品の性質上、早口・ハイテンションでまくしたてる台詞が多く、何を言っているのか聞き取れないことがままあることだ。巻き戻して聞き直したこと何回か。
しかし、小野坂さん神谷さんをもってしてもこの状況に陥るのだから、他のどの役者さんが演じようが同じ結果になっていたであろう。
そんなこんなで何度も繰り返し聞くうちに、2期中盤辺りからは普通に聞き取れるようになっていたのは不思議だ。

とはいえ、正直一発で聞き取れたからとて、全く収穫のある内容ではないのだけれど。
いやむしろ、聞こえなくて正解なくらいに……色々ヒドかった…(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

67.5 7 笑いで下ネタなアニメランキング7位
べるぜバブ(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (531)
3609人が棚に入れました
超不良高校「石矢魔高校」でも特に『アバレオーガ』の異名を取る最強の不良・男鹿辰巳がある日ケンカをしていると、川から大きなオッサンが流れてきた。助けてみるとオッサンが2つに割れ、中から赤ん坊が出てきた。赤ん坊に気に入られる男鹿だったが、実は赤ん坊は人類を滅ぼすため魔界から送られた大魔王の息子、カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(ベル坊)だった。

声優・キャラクター
小西克幸、沢城みゆき、伊藤静、水島大宙、豊崎愛生、岸尾だいすけ、関智一、杉田智和、荻野晴朗、高木渉、高橋広樹

サモハン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おもしろいよ!

このアニメは小学生の息子から進められて観ましたw
毎週息子と楽しみにしてたんですけどね、終わっちゃいました><
内容が不良が悪魔の赤ちゃんを育てるアニメだと聞いて、最初は「面白いの?」って半信半疑で観始めたんですけど、結構面白くてハマってしまいしましたw
声優さんも有名面子で、小西さんとか杉田さんとか岸尾のダイちゃんキャラにも合ってました。
コメディーアニメなので子供も大人も楽しめるアニメだと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

かぉり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

もったいない感がある作品

物語は悪くないのですが、時間帯のせいか、対象年齢が低いため中学生以上の方だと、途中で飽きちゃうかもです(´・ω・)
よく、笑いを取りたいのかな?と思うセリフがあったりしますが、正直あんまり...(;¬з¬)

アニメ版のオリジナルストーリーも多く、たしか最後の方はそれが続いていたと思います(・∀・)

終わり方もなかなか中途半端だったりします(´・ω・`)


ですが、東邦神姫や六騎聖など、個性的なキャラクターが数多く登場します。それに声優陣もそこそこ豪華だったりするので、私的にはちょっともっちないような作品でした(´∀`*)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

鈍物語 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

原作よりアニメ派

何か流れてたので見てみたら面白かった
ベル坊役の沢城みゆき
ここで使いますか!
贅沢な使い方だと思います
他の声優も文句無し
絶望放送で言っていましたが
べるぜバブのアシスタントが推薦して古市役が決まった水島大宙
なかなかでした
モテない感じが丁度良い感じ
ヒルダも国枝も可愛くて
伊藤静ファンからしたらたまんなかったです
アランドロン役の高木渉さん
コナンしか知らなかったのでこんな声もあるんだという印象
ストーリーとしては後半からは不満ですかね
兄貴が出てきてから話が壮大になりすぎて
ほのぼのした話の方が好みでしたが
最後は感動して泣いてしまいました
2期はあれば絶対見たいです

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

63.2 8 笑いで下ネタなアニメランキング8位
11eyes イレブンアイズ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (576)
3595人が棚に入れました
平凡な生活を送っていた皐月駆だが、ある日幼なじみの水無瀬ゆかと共に、突然不気味な異世界へ迷い込んでしまう事に…。
血の色にも似た不気味に赤く染まる空に、漆黒の巨大な月。そんな『赤い夜』の世界に、呆気にとられる駆とゆか…。
さらに、二人の周りに異形の怪物が現れ、襲いかかる。駆たちの命をかけた戦いが始まる!

声優・キャラクター
小野大輔、後藤麻衣、浅川悠、力丸乃りこ、壱智村小真、森久保祥太郎、萩原えみこ、水橋かおり、たかはし智秋

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジャケット・・・やっぱり良かったです(//∇//)

本作品は、『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』というゲームソフトが基になっているそうです・・・ゲームはやらないので知りませんでしたが・・・^^;

この作品との出会いは、あにこれで棚に入れると、「こんな作品もお薦め・・・」と3作品位出てくるレコメンド機能がありますよね・・・あれです^^;
・・・ジャケットのデザインが妙に気になって、なんの気無しに自分の棚に入れたのが始まりです。

視聴済みの方のレビューを少し拝見したので、自分の中で本当は優先順位はもっと後の方だったのですが・・・

私は、視聴済みと未視聴の作品を棚の中で分けているので、棚の整理や次に視聴する作品を探す度にチラチラとジャケットのデザインが目に入って来て・・・そのうち頭から離れなくなりました・・・(//∇//)
(これは、見ない限り続くよね・・・)と思い、思い切って視聴しました・・・^^;

ですが、ジャケットのデザインで作品を選んだ事が無かったので・・・もしかしたら、ジャケットを飾っているヒロインの水奈瀬 ゆか(みなせ ゆか)ちゃんに作品を見てもいないのに惚れ込んでしまったのか・・・ただ単に恥ずかしいだけなのかは正直わかりません(//∇//)・・・そういう経験ってありませんか・・・(//∇//)

・・・という意識があったせいか、私はそこそこ面白い作品だと思いましたよ^^;
突如辺り一面が赤く染まった世界に引き込まれてしまい、そこで自分の力に覚醒し、真実を目指していく・・・という感じです。
人を好きという気持ちを表面に出せる人と内面に秘めてしまう人っていると思います。これまでの生まれや育ってきた環境によっても差が出る人格・性格の描写などは上手に表現されていたと思います。

なので、・・・もし興味のある方はご覧頂いてもいいかも・・・です^^;

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

重度の厨二

特殊能力を持った少年少女が異世界でバトルをすることになる話で、重度の厨二にとある魔術の禁書目録要素といったところだろうか…

これまた伊藤誠プロデューサー。
であるから当然の如くNTR、ヤンデレだし(爆笑)

リーゼロッテはローゼンメイデンの水銀燈にしか見えんし、眼鏡を外したら戦闘マシーン化する雪子…なんかで見たよ。こういうキャラ…

なろう系であるからなんでもありですけど、含みを持たせた終わり方というのは下田正美監督の十八番ですね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

79.9 9 笑いで下ネタなアニメランキング9位
妹さえいればいい。(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (753)
3591人が棚に入れました
「妹さえいれば人生は常に最高なのに、 なぜ俺には妹がいないのか……」

妹モノの作品ばかりを書き続けている妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、 天才作家にして変態の可児那由多、 女子大生の白川京、 イラストレーターのぷりけつ、 鬼畜税理士の大野アシュリーなど、 個性豊かな人物たちが集まっている。

それぞれ悩みを抱えながらも、小説を書いたりゲームをやったりお酒を飲んだり確定申告をしたりといった、賑やかな日常を送る伊月たち。
そんな彼らを温かく見守る伊月の義理の弟・千尋には、ある大きな秘密があって―。

楽しくも心に刺さる、天才や凡人や変人たちが繰り広げる青春ラブコメ群像劇、スタート!

声優・キャラクター
小林裕介、山本希望、金元寿子、加隈亜衣、日野聡、鳥海浩輔、代永翼、沼倉愛美、藤田茜

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ファンタジーのない『ばけらの!』?(← いや、みんな『ばけらの!』自体知らないから…。)最終話: 羽島伊月はいかに羽島伊月になったか?

*とりあえず評価は保留(デフォルトの3)です。

『僕は友達が少ない』(通称:「はがない」)の作者、平坂読(ひらさか よみ)先生が書いたライトノベルが原作のアニメです。

私自身は「はがない」はアンソロジーも含めて読んでいますが、本アニメの原作は未読です。

以前から気になってはいましたが手を出さずにいて、「アニメ化を機会にどんな話か観てみるか、テレビで観る分にはタダだし」というパターンで視聴を開始。

私が手を出さなかった理由はまさにこのアニメ1話冒頭シーンみたいなものを原作に感じて(完全にダメというわけではないが、得意ということでもない)のことだったのですが、実際にアニメを2話ほど観てみると杞憂だったようで、もしかしたら原作を読んだら「はがない」よりも面白いと思うかもしれないとまで考え始めています。

ちなみにタイトルに挙げた『ばけらの!』は『神様のメモ帳』の作者である杉井光(すぎい ひかる)先生が書いたライトノベルです。

『ばけらの!』では主に電撃文庫をメインにその他のライトノベルレーベルも含めたライトノベル作家をモデルにしたキャラクターが、麻雀を打ったりファミレスでダベったり、酒を飲んだりFXでお金を溶かしたり(おい、仕事しろよ)、……という感じの作品です。

ただし『ばけらの!』では主人公の杉井ヒカル以外は人外(狼女、座敷童、サキュバス、etc.)ですが、『妹さえいればいい。』のキャラクターたちはちゃんと人間のようですね(笑)。『ばけらの!』ほどはっきりとモデルの作家がいるかはわかりませんが。

おそらくライトノベル作家による青春群像劇あるいはラブコメという方向に進むのではないかと思われますが、執筆スタイルの違いや書きたいテーマなどが各人各様になりそうで、「クリエーター論」的な観点でも楽しめそうな気はします。

ただし、絵面としてはエロを挟んでくる姿勢は貫いてくる模様…。

2017.11.20追記:
まだアニメに追いつけていませんが、原作を読み始めました。結構面白いです。

アニメの方は7話目で春斗がゲームマスターになって、TRPGをプレイするお話でした。GMはともかく、作家がプレイヤーをやることでの文章力というか叙述能力のムダ遣い(笑)。カニ公の行動申告がムダにエロくて面白かったです!

そしてカニ公のキャラクター名がデスマスクって、『聖闘士☆星矢』かよ(笑)!

2017.11.27追記:
原作既刊分8巻を読み終えてからの、初めての原作既読部分が先行してのアニメ視聴だった8話目です。今回の8話は、原作3巻収録のエピソードがベースになっていました。

「子供の頃は20歳はもっと大人だと思っていた」(要旨)という京の発言には、結構共感できるところがありますね。これは20歳の時も30歳の時も思いましたが、節目の年齢が来るたびにいまだに思います。

毎回サブタイトルは上手く付けていると思うのですが、今回の「恋と友情さえあればいい。」は実に的確だったと思いました。

2017.12.5追記:
原作4巻エピソードの「マンガ家 vs イラストレーター」、「逆襲の全裸」による全裸派 vs 下着派の対決回。原作でも最高に「アタマガワルイ」感じのエピソードですが、本作らしいといえばらしいです。

マンガ家の蚕が本格的にメインキャラとして本編に絡んでいくきっかけとも言える回なので、エピソード的には外せなかったんでしょうね。

2017.12.25追記:
最終12話、視聴完了。前半は原作にもあった、主人公の羽島伊月がラノベ作家となるきっかけの話でタイトル回収。後半はこの作品おなじみのメインキャラ5人がボードゲームをプレイするお話で、ゲームは題して「ラノベ作家の人生」(笑)。

ゲーム中にラノベレーベルは、原作ではもっとあからさまでしたがアニメでは具体名は伏せられました。しかし、あのエピソードをアニメ化に含めるとは…(笑)。

皆、それぞれの決意を固めて最終回らしいお話だったと思います。面白かったです。

おまけ: ゲーム場面前に映った料理の作画は、今回はけっこう雑でした(笑)。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「好きなラノベはエロ・・・」「そうか、君の妹愛は伝わった!」

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作構成脚本 平坂読 監督 大沼心 制作 SILVER LINK.

2010年の「バカテス」以来快調なSILVER LINK×大沼心作品。
今回は「僕は友達が少ない」の作者平坂読と組んだラノベ原作アニメです。

羽島伊月 CV小林裕介 プロのラノベ作家 20歳
羽島千尋 CV山本希望 伊月の義理の母の連れ子 
可児那由多 CV金本寿子 伊月の後輩のプロの小説家
白川京 CV加隅亜依 伊月の大学時代の同級生
不破春斗 CV日野聡 伊月と同期のプロの小説家

その他、楽しげなメンバーによるプロのラノベ作家の日常ドラマ。
作中「エロマンガ先生」らしき単語も登場し、リスペクトを隠さない。

はがないNでは構成も担当した平坂氏が全話脚本担当と言うことで注目度が上がりました。
大沼心監督と言うことで、作画演出共に高レベルで、
このタイプとしては今期抜きんでた作品だと思います。
原作は未読ですが、楽しくも厳しく文学性もある作品であると想像できます。

問題はやはり構成脚本、プロでは無いのでなかなか安心して観ていられない回もあります。
この作品、すべての回が面白いと言うわけではないと感じてしまいました。
半々くらいでしょうか、でも面白いと感じた回の破壊力はすさまじく、
あっという間に観終わって幸せな気分に浸れました。
物語は地味に進行して、二期を確信させる終わり方でした。
エロマンガ先生二期とどっちが早いか分かりませんが、どちらも待ちきれない作品です。

輝くような「エロマンガ先生」と静かな幸せを感じる「妹さえいればいい」
ラノベ作家主人公アニメの双璧として三期くらいまで期待しちゃいます。

こちらは大人が主人公なので、もろにエロな会話も多いですが、
下品とは感じさせない文学性が持ち味だと思います。
メンバーでゲームをやる回は最高なんですが、物語進行的に停滞してしまうので、
構成の腕の見せ所として続編ではさらに楽しませてもらえることを信じたいです。

まあ、大沼さんが見てますから失敗と言うことは無いでしょう。
多少大目に見る広い心があれば最高に面白い作品と言えます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 43
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

妹さえいればいい。でさえなければいい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
タイトルだけなら、「妹がいっぱい出てくるバカハーレムもの」ですが、そんなことないです。普通のハーレムラブコメです(笑) だから、タイトルだけで敬遠している人には観てほしいっすね。ちゃんと面白い作品ですよ♪

ひとつ言えることは、多くの方が述べているように、最初の15秒だけ我慢ですw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の主題は、「足りないものがあるから頑張れる」でしょうか? 「足りないもの」は、「劣等感」や「不満」に置き換えても良いけれど。

伊月は「主人公としての人生」(妹w)、カニ公は「伊月の愛」、京は「夢中になれるもの」、春斗は「才能」。

皆が、「今より一歩でも前へ」進もうとあがく姿は、素直に応援したくなるものでした。

本作はラブコメですが、ラブコメで一番大きな要素はキャラの良さだと思います。

その点では及第点以上のアニメかと。

まず、メインヒロインの可児那由多は、これまでにないヒロインだったと思います。超積極的でエロい裸族で下ネタ大好きで、でも純情で。しかも、ちゃんと主人公の羽島伊月に惚れる過程も描かれていて。あまりメインヒロインにはハマらない私も、本作では一番好きなキャラでした(屈折しているキャラ好きなんですw)。

主人公の羽島伊月も、わりとちゃんと働いてるし、なかなか真っ直ぐで味のある男でした。カニ公のことが本当は大好きでも、自身のプライドの為には付き合えないというのは悪くなかったし、11話で可児公への素直な気持ちを吐露するシーンは、なんか嬉しくなりました。

この大天才&天才カップル、幸せになってほしいです♪

白川京と不破春斗も、自分に出来る何かを探している秀才カップル。幸せになってほしいです♪

羽島千尋は、これから深まるキャラですね。

途中に何度か挟み込まれたゲームは、まあ可もなく不可もなく。TRPGは知っていただけに、少し楽しかったかな。

作中、かなりの頻度で全裸及びヒドイ下ネタが出てきます。エロいというより馬鹿馬鹿しいので、(あからさまなエロは苦手ですが)あまり気にならず観られました。

あとはまあ、最近多い、ラノベ作家やアニメーターを主人公にしたメタ的な要素は、あまり好きではありませんでした。(それが本当のリアルかは別にして)「BAKUMAN」「SHIROBAKO」くらい、リアル「風」にして業務の内容を教えつつも高いドラマ性をもたせられれば別ですが、、、この2作品は別格ですしね。ただ、上記の二作品との決定的な違いは、「子供達がその職業に憧れるのか」ということで、「BAKUMAN」「SHIROBAKO」を観て、漫画家や制作会社で働きたいと思う子はいても、本作を観てラノベ作家になりたいと思う子供はほぼいないでしょうね(まあ、あんなハーレムがもれなく付いてくるなら別ですがw)。

ラノベ作家(あるいは小説家)が「楽しい」「好きだ」とはキャラに言わせているものの、それが「具体的にどんなことか」は示されていないし、少なくとも私には伝わりませんでした。そもそも、原作者は、「ラノベ作家の良さ(魅力)」って、何だと思っているのかな? 一度聞いてみたいです。

とりあえず、ちょっと女々しいメタ的な要素は、カニ公が可愛かったから目をつぶりますが(笑) 2期に期待ですね♪

、、、でも、ラノベ作家(少なくとも原作者)はこんなウハウハな生活をしているのだろうか、と、勘違いされるんじゃないかな(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
妹ラブは苦手だが、純愛ではなく、ギャグテイストなら、なんとか、、、。とりあえず、少し様子見。しっかし、ラノベ作家が主人公って、最近多いね。海亀ゲームはそこそこ。可児 那由多はなかなかのヒロイン力。作家としての力量差で手を出せない主人公もなかなか。

2話目
京のヒロイン力もなかなか。自分との時間も無駄と言われた気がしたわけですね。那由多と京の関係性も良いね♪ にゃんぱす(笑) ほしいモノと、もってるモノ、ね。

3話目
なんかそのエピソードは、最近観たぞ(苦笑) 新キャラ。ラノベ作家がこんな生活してるって思われるぞw

4話目


5話目
混浴露天風呂、ギャグがかなり強目(笑) ちゃんと仕事してたなw

6話目
シロバコ(笑) 実況、「エクスカリバーとかF○t○のパクリかよ」とか、そんなにリアルにしなくて良いから(苦笑) 作画キツいのはどうしようもないよね、原作者的に。原作者の嘆きは、正直、レクリエイターズよりも、シロバコよりも、ガーリッシュナンバーよりも、響いたな。

7話目
「負けたな、ガハハハハ」とかw TRPGか、ロードスだな~。TRPGやったことあるんだよね、学生時代。ロードス好きで集まってw レールガン(笑) だからなぜ、エロゲに展開させるんだよ(笑) ク○アニメをあまり批判するな、ということかな(苦笑)

8話目
不破と京、お似合いだけどな。普通であることにコンプレックスを抱いているあたり、お揃いだし。ダブルヒロインで両者共に魅力ある時の解決法としては、魅力ある男キャラもう一人ね。

9話目
下着の有無にそんなに熱くなられてもw 久々に変態仮面見たなw いや、パンツリボンの作り方なんていらんよw どんなラブシーンやねんw エロというより、ギャグw なぜこのアホみたいな回で特殊EDをw

10話目
8割くらいの動物は、実物よりもぬいぐるみの方が可愛いw

11話目
京まで、全裸が基本になってる(汗) バクマンでも言ってたけど、自分で書ければ編集になってないんだよね。京への可児公へのセクハラ(笑) 伊月が結婚したいまで言うのは嬉しかったな、なんか。主人公になりたいか。ラストの照れてる可児公がかわいかったな。

12話目
伊月の過去編。まあ、キャラを深めるためには良いし、主人公になりたいという、ある種病的なまでの伊月の執着の原点が見られて良かったかな。後半はまあ、メタ的なネタで自虐ですか。うーむ。ラスト、妹がいないから頑張れるってのは、タイトル回収として良かったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

75.3 10 笑いで下ネタなアニメランキング10位
金色のガッシュベル!!(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (540)
3393人が棚に入れました
高嶺清麿は、普通の中学校に通う、見た目は普通の中学生。だが、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解してしまう頭脳の持ち主である。そんな彼はクラスにも馴染めず、不登校を繰り返し、鬱屈した日々を送っていた。
ある日、清麿の家に謎の少年ガッシュ・ベルが現れる。彼は清麿の父親から「息子の友達になってくれ」と頼まれ、はるばるイギリスからやってきた元気な男の子。退屈な日々は終わりを告げ、ガッシュとの騒々しい毎日の幕が開く。やがて清麿とガッシュの前に次々と敵が現れ、一つの事実が明らかになってくる。実はガッシュは千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに参加させられた、100人の魔物の子の一人だったのである。
次々と襲ってくる魔物たちとの戦いの中で、『やさしい王様』になるという志を抱くガッシュ。然し彼らの前にはさらに強力な魔物が…。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、大谷育江、秋谷智子、前田愛、釘宮理恵、折笠富美子、小嶋一成、高橋広樹、菊池正美、こおろぎさとみ、置鮎龍太郎、山崎和佳奈、山田きのこ、桑島法子

めいろ* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

お前に清麿の何がわかる

今の年代の方がどれだけ本作品を認知しているかどうか、それこそ僕の認知が及んでいない訳ですが、大衆作品の中から3つ好きな作品を選べと言われたら、必ず本作品を選ぶでしょう。

僕の世代から言わせてもらうと、本作品を見たことが無い人なんてまずいないと思っているのですが、もし、本作品を見たことが無い人がいるのであれば、それが衝撃的だと感じる程の事であります。


大衆作品と言うのは、対象となる年齢幅が広い作品に限られてそういったジャンルになるのだと思います。
しかしながら、大衆作品とは言っても、犬夜叉なんかはある年齢層の人間が真剣に見ると実に深い作品です。そんな作品も大衆向けに属してしまう事を僕は非常に勿体無いと感じるのです。

これはジブリでも言えることでしょう。
と言うのは、何だかその作品の本質は棚にあげられがちだという印象を僕は持っているのですが、これが一般的な印象と相違があれば申し訳ありません。


本作品を僕はもっと子供の頃に見ました。

その本質をきっと理解していないだろう子供の頃の僕が本作品を見て、毎週のようにボロボロと泣いたのです。

結婚して、子供もできた現在の僕が本作品をもう一度見返して、またしても良い大人がボロボロと泣いたのです。

突然ですが、題名に回帰します。


「お前に清麿の何がわかる」


というのは、ガッシュベルの放った台詞です。
主人公の清麿の想いを踏みにじった人間に対して、ガッシュベルがそれを言ったのです。

本作品の大きな特徴として、仲間を想う気持ちの強さが他作品と比べても尋常じゃなく大きい作品です。

誰かが傷ついている時は、身を呈しても、蔑まれたって、どんな事があっても必ず助ける。そういう強い想いです。

本作品には、そういった正義感について作者の想いがとても思い切りよく乗った作品だったと思います。

誰だって最初は弱くて、上手くいかない時もあるけれど、絶対に侵害してはいけないところを踏みにじられた時、果たしてそれを諦めることができるでしょうか。

これだけ強い想いで人間を想う事ができる世界がもしどこかにあるのなら、それこそ金色に輝く素敵な世界なんだと思います。


人間が持つべき根本的な想いを、大人になると忘れがちです。

だからこそ、今見るべきなんです。
本作品を当時と違った視点で、その本質を僕たちは今、感じるべきなんだと思うのです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まっすぐな意志と強き思いはやさしさから生まれる

電撃を吐く子どもと分厚い赤い本でおなじみの『金色のガッシュ!!』
すっごい好きです。なのでその良さについてだらだらと書いていきたいと思います。

天才が故に孤独を強いられてしまった中学二年生の高峰清麿。
そんな息子の状況を見たイギリスの大学教授である父から送られてきたのがガッシュだった。
バカみたいに正直でまっすぐなガッシュが清麿の卑屈になり深く埋まってしまった優しさを
泥まみれになりながらも心の中から掘り出す、友情を力強く語る情熱的な一話から始まり
多くの悲しみと苦しみと悪に立ち向かう小さな戦士たちの物語です。

100人の魔物の子どもの中から魔界の王を決める戦いに参加しながらお話は進んでいきます。
自分が許せない物事に関してはとことん前へ前へと突き進むガッシュやその仲間たちはかっこいいです。
でもまだまだ子どもな彼らにとってはキツイこともたくさんあるし、たくさん泣いてしまいます。
この作品の良いところはその涙を流しつつも、さらにはそれをもバネとし恐いものへ立ち向かっていく姿にあります。
グッときてしまうこともしばしば。
魔物は自分の本を燃やされてしまうと魔界へ帰ってしまうのですが、
そのパートナーとの別れも感動的だから涙腺の緩い僕は忙しかったですw

アニメは原作と違うところはすべて飛ばして観たのでそっちの方はわかりませんが
好きなキャラはガッシュ、ティオ、コルル、ダニー、レイラ、バリー、ロデュウ、ウォンレイ、フォルゴレです。

ガッシュ、ティオはもちろん好きです。
コルルに物語の中で非常に重要な役目を持たせたのはすごく良かったです。
彼女の思いがガッシュの意志となりちゃんと生き続け、振り返る度に不憫な目にあった彼女を思い出す構成は素晴らしいです。
ダニーはいいですね!ホント好きです。別れ際のじじいもキザだねえ!かっこいい!
レイラは単に可愛かったのもありますが、恐怖の中でも信念を突き通そうというその姿に感動しました。
バリー、ロデュウはあの別れのシーンにグッときてしまいました。いや、ホントはグッとどころかムチャクチャ泣きましたがw
バリーの読者への裏切りとも呼べる自己犠牲の行為とグスタフとの別れはとても涙を我慢できませんでた。
敵ながらロデュウも◎。強引にチータを引きずり回していたかと思えばすごく彼女のことを考え、励ます彼のギャップにやられました。
彼はやっと最後に自分を取り戻せましたね。よかった、よかった。
ビジュアルが一番かっこいいウォンレイとリイェンの関係は出番こそ少なかったけれどなかなか泣かせてくれました。
フォルゴレの病院コンサートは良かったです。あの背中は忘れられない。


今作の主人公は「こども」でした。
彼らは数多の作品で愚直なまでのまっすぐさと純真な心で、
成長するにつれて社会やルールに縛られ大事なものが見えなくなってしまった
「こども」ではない人々の心を洗い流し、今一度大事なものはなにか問いかけてくれています。
また、大きなところではピーターパンは幻想の国で永遠に生き続け、星の王子さまは希望を残し夭折しました。
そうやって彼らが社会の外れで存在することはわれわれにとって救いにも似た思いを馳せる場所であると思います。
杜にあるほこらのように、深海に生きる生物のように、地の底を這う地底人のように、
また『ハチクロ』の観覧車のように、腐海のように、ラピュタのように、はたまた全知全能の神のように。
それはどこにもないようで、われわれのすぐそばにあるとても尊いものです。

この作品はいつ観ても笑えますし、微弱ながらも励まされます。
アニメだと大谷育江さんのガッシュの声が聞けるのでなおのことです。
あの声は普段は王様口調と相まってすごくかわいいし、シリアスな部分でもとっても映える声です。

とっても好きな作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

熱血好きが自信を持ってオススメする萌えならぬ燃えアニメ

原作は週刊少年サンデーで連載されて、2度の映画化も行われた人気作です!

一般的にも人気のある作品だと思います。


ジャンルは王道バトルもので、100年に1度、魔界の子供100人が人間界に送られて魔界の王様を決める為の戦いをする物語です。

王道ものでは1番熱くて感動できる作品だと自負しています。


あとギャグのセンスもピカいちです。

ほんとにほんとにオススメなんですけど、アニメだとやっぱし長いと思うんです。

しかも物語後半でいきなりガッシュの声優が変わったりして違和感が尋常じゃないです。


しかも終わり方もよくわかんないんですよね…

やっぱこの作品は漫画で読んだ本がいいのかも知れませんね。

終わり方がよく出来すぎていて感動が止まらなかったです。
今でも思い出しただけで涙腺が緩んじゃいます…

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

77.2 11 笑いで下ネタなアニメランキング11位
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(アニメ映画)

2002年4月20日
★★★★☆ 4.0 (458)
2998人が棚に入れました
ある夜、野原一家は全員そろって時代劇に出てくるような格好をした綺麗な"おねいさん"の夢を見る。次の日、野原しんのすけが幼稚園から帰ると、犬のシロが庭を掘り返していた。その穴から見つけた文箱の中には、「おらてんしょうにねんにいる」と読める汚い字とぶりぶりざえもんの絵が描かれた手紙が。埋めた覚えはないのにと訝しがるしんのすけだが、「おひめさまはちょーびじん」という一文を見て朝の夢を思い出し、"おねいさん"に思いを馳せながら目を閉じる。

目を開けたとき、しんのすけは夢で見た泉の畔に立っていた。訳もわからず歩いているうちに、軍勢同士の合戦に遭遇してしまう。最初は時代劇の撮影だと思い込むしんのすけだが、偶然から一人の侍の命を救う。井尻又兵衛由俊(いじり またべえ よしとし)というその侍は、命を救ってくれた恩からしんのすけを自分たちの城、春日城に案内してくれるという。そこには、しんのすけが夢で見た"おねいさん"こと廉姫(れんひめ)がいた。
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『おい…、青空侍…。』

劇場版クレヨンしんちゃんの、記念すべき第10作。
2002年公開。


【前置き】

原恵一さんの脚本&監督作品の第6弾にして、監督としてはシリーズ引退作にあたります。

その完成度から、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞をはじめ、前作「オトナ帝国」以上に数々の賞を受賞。
実際、これまでの作品と見比べても全体的に大人向けな印象が強いシナリオ構成であり、掟破りの展開も待ち受けておりました。

公開から7年後、「ALWAYS~3丁目の夕日~」で有名な山崎貴監督が、本作を原作とし実写映画「BALLAD 名もなき恋のうた」を制作したことで再び注目を浴びたこともあり、シリーズを通し一番有名な作品かもしれませんね。
ただ、そういった背景からも、このシナリオは「クレヨンしんちゃん」でやらなくても良いのでは? という意見もチラホラ出ました。

ですが私は、「クレヨンしんちゃん」だからこそ、このシナリオが光ったのだ、と個人的に思っています。



【あらすじ】

ある夜、野原一家は全員揃って、時代劇に出てくる様な格好をした『綺麗なお姉さん』が泉に佇む夢を見ます。

次の日、突然シロが庭を掘り返した中から古い文箱を見つけたしんちゃんは、「おら、てんしょうにねん(天正ニ年)にいる」という自身が書いた手紙を見つけました。
埋めた覚えのない手紙に首を傾げるしんちゃんでしたが…次の瞬間、彼は夢で見た泉の畔に立っていました。

泉から出たしんちゃんは、近くの軍場で偶然から一人の侍『井尻 又兵衛 由俊(いじり またべえ よしとし)』の命を救います。

彼の厚意で春日城に案内されたしんちゃんは、ここが手紙にあった「天正ニ年」(1574年)であること知ります。
その城でしんちゃんは、夢で見た綺麗なお姉さん『廉姫(れんひめ)』と出会うのでした…。



【論じてみる】
{netabare}
戦国時代を舞台にとした作品は、第3作「雲黒斎の野望」でもありました。
実はこの2作、時代背景的に見ると年号はほぼ変わりません。
加えて、城の名前も同じ『春日城』なのです。
(ただ、この城は史実的には存在しません。同名の城はありますが、長野県にある全くの別物です。)

パンフによると、この「雲黒斎の野望」の事件で出来た時間の歪みが、本作に繋がったという裏設定があるとか。
後付け設定とは理解しつつも、そう言われるとシリーズファンとしてはニンマリしちゃいますね。


さて、本作が評価された理由の一つとしてまず、文献調査や時代考証に力が入れられ、当時の時代背景の描写がとても緻密であった点が挙げられます。
戦国時代の風景や生活、戦場での白兵戦など、どの時代劇でも中々見られない描写が沢山登場しました。

特に注目すべきは後半の『城攻め戦術』の一手一手ですね。
本敵の収穫を台無しにする「刈り働き」の描写。
火縄銃の着火から、次弾装填の時間を防ぎ矢で稼ぐ描写。
背面に母衣(ほろ)と呼ばれる、空気袋を着用した武士。

中でも、布で包んだ石や焙烙火矢(ほうろくびや)を遠心力で投げ飛ばす描写は、とても単純ながらかなり破壊力のある攻撃手段だなぁと見ていて感心しましたね。
当時の人間なら簡単に考えだしそうな手法ではありますが、当時を振り返るだけの視点では中々思いつかない発想な気がしました。

あと、歩兵の中に「太鼓を担ぐ役と叩く役」がいて、その音で兵の士気を上げる役割分担があるのも、見ていて面白かったですね。
実際、突入時に勢いをつけるには、かなりの効力があったのでしょう。
勢いだけでなく、今回のような長期戦では「退き貝」と呼ばれる貝が鳴ったら今日の戦は一旦終了だ、という明確なルールがあるのも、なんだか妙に納得しちゃいました。


同シリーズは、前々から舞台背景と世界観に沿った描写がかなり緻密でしたが、それが本作でも存分に発揮されたという感じですね。
私的には、本作のみがそういう感じに言われることが多くて少し悲しくなりますが……。

演出面においても、タイムスリップ作品として必要不可欠な過去へ行く描写が、本作は何のエフェクトも無く瞬時にワープしたりと、作中唯一のファンタジー要素を一切誇張せず物語は展開します。
この演出は逆に新鮮で魅力にも感じましたが、同時に本作があくまでリアリティを重視した作りであることも窺えましたね。


……と真面目に述べていますが、本作はあくまでも「クレヨンしんちゃん」。
合戦での血の描写もありませんし、途中には戦国時代に似つかわしくない野原一家のコミカルな描写も、しっかり描かれています。
焙烙火矢で建物に火がついた時の、しんちゃんとひろしが小便で火を消すシーンは、話が重苦しくなり過ぎないよう良い清涼剤となっておりました。

ここが、単発の実写映画では決して出せない、確立されているキャラクターが存在するシリーズとしての強みだと思いますね。
カスカベ防衛隊の先祖達の、あの「お約束の描写」も、単発映画では出来よう筈もありませんでしたし。

ストーリー展開としては、シリーズ中でも一番大人を意識した内容であるのは間違いありません。
ただ、同じ大人向けの「オトナ帝国」と違う本作の魅力は、このギャグパートがシリアスを邪魔しない程度に上手くブレンドされており、子供から大人まで終始退屈せずに最後まで見せてくれる、このシナリオ構成にあると私は思っています。
{/netabare}



【オマタのオジサンを中心に、シナリオを語ります】
{netabare}
さて、本作のもう一人の主人公と呼べる存在。
それが、この『井尻 又兵衛 由俊』でしたね。
(実際、本作のプロット段階でのタイトルは、「青空侍」だったそうです。)

今回は彼を中心にして、この身分の違う悲恋の物語を振り返っていきましょう。


彼は、戦場では「鬼の井尻」の異名を持つ屈強な侍。
ですがその内は、女性には奥手で、青空を見上げることが好きな、とても優しい武士なのでした。

15歳で大人と言われるこの時代。
しかし彼はその性格のせいか、30歳にして嫁の貰い手もなく周囲からは冷やかしの種にされておりました。
(勿論、親しみを込めて。)

ですがそれは…、幼馴染であり自国の姫でもある『廉姫』への、決して打ち明けることの出来ない想いのせいでもあったのです…。


ただ、それに勘付いたしんちゃんが、ストレートにこう言います。

「身分がなかったらどーするの? 廉ちゃんに好きって言う?」

そんな発想など微塵も抱いたことがなかったのでしょうね。
この問いに赤面するしか出来ない又兵衛は、とても人間味が溢れ出ていて、この瞬間から私は彼が大好きになりました。

ここで2人は、この秘密の想いを口外しないようにと、武士の誓い「金打(きんちょう)」を立てましたね。
(+皆知ってる「男同士のお約束ポーズ」も。)
以降2人が再び刀を並べ金打することは…、もうありませんでしたが…。


この恋模様が進展を見せるのは、しんちゃん達と廉姫が夢で見た泉で、野伏(のぶせり)に襲われた時ですね。
ここで颯爽と現れた又兵衛が、

『お の゛れ らあぁぁぁっ!!!!』

と、眼光見開いて野伏をなぎ倒していったシーンは、初めて見た時は鳥肌が立ちました。
しっかり廉姫の「殺すな!」の言いつけを守る辺りも、メチャクチャ格好良かったですしね。

ここで、廉姫からその想いを暗示され身を寄せられた又兵衛ですが、それでも彼は…

「どうか…どうか…、お戯れが過ぎます!」

と、その両肩を引き離すことしか出来ませんでした。
ただ、この廉姫を引き離した時にした彼の顔には、ただの安堵感だけではない感情もきっと含まれていた気がします。
と言うか、そう思いたいですね。
想いを知るしんちゃんからは「ウソツキ」呼ばわれされちゃいましたけど。

にしても、子供達(かすかべ防衛隊の先祖達)にとっては、とても刺激の強い一幕でしたね、皆固まってましたし。
と言うか、本シリーズでこのようなガチの大人の恋模様を描いたのは、後にも先にも今現在この作品のみです。


ここから、ひろし達と再開した一行は、持ってきた「自動車」に乗って城に戻るのですが、この時後ろから馬で走る又兵衛と、自動車でドンドンと先へ進み見えなくなる「廉姫」のシーンは、2人の近い未来が暗示されているようでしたね…。
本作を初めて見る方も、ここを見てなんとなしに、この恋が成就することはないと感じたのではないでしょうか。



終盤、廉姫との縁談を断られた大名「大蔵井高虎(おおくらい たかとら)」が、それを名目に春日に攻め込んで来ます。
これは、ひろしが図書館で見た歴史書の通りの出来事でもありました。
決戦前夜、城の周囲一面に敵襲の灯り日が立ち込めるシーンは、らしくないBGMも含めて先行きの不安を煽らせる見事な演出でしたね。

野原一家は、この決戦の最中に混乱に乗じて逃げ出す算段を整えてもらうのですが、ここでもしんちゃんがこう言います。

「ねぇとーちゃん、オマタのオジサン大丈夫かな…。

 お助けしなくていいかな? ねぇとーちゃん!」


討ち死に覚悟で軍勢に飛び出し、奇襲をかける又兵衛の軍団。

「倒れた仲間は見捨てよ、たとえそれが身内であってもだ!!」

こんなことを言ってのける時代が、日本にはあったんですね…。
実際、昔から知った顔ばかりの仲間達がどれだけ倒れても…、誰も…勿論又兵衛も馬を緩めはしませんでした。
「死ぬことだけが武士の道ではない」とは言われながらも、父も兄も弟も武士として戦で命を落としている又兵衛にとって、それは一種の美徳ですらあったのかもしれませんね。

ただ、現代人の私からしてみれば…、討ち死に覚悟で自分の命を投げ出す行為は…ハッキリ言って馬鹿馬鹿しくすら感じます。
でも、きっと…大切な人を守りたい、どうか無事に生きて欲しい、という想いの表し方が、この時代ではこういうやり方でしか表現出来なかったのかもしれません。
現代と比べて実行出来る選択肢が、あまりにも少すぎるのですから。


ですがそんな中、現代人であり安全な未来に生きる…、これからも数多くの安全な選択肢がある筈の野原一家が、皆が作ってくれたせっかくの退路をも引き返し、戦場の最前線に突っ込んで来てくれたんですね。


『春日部住民野原一家、義によって助太刀いたーーす!!

 いざーーーーーーーっ!!!!』


「野原一家、ファイヤーーー!!」という皆の掛け声からも、この選択が家族の総意であったことが窺えます。
わざわざ死地へと舞い戻ることに関しては、決して褒められた選択と私は思いませんが、それを実際に一致団結して出来る家族って、一体どれだけいるのでしょうね。
やっぱり、野原一家は最高だぜ!!
ここも結局は、ひろしが歴史書で見た「野原信之助とその一族らが奮戦」の通りとなりましたね。

しかしまぁ、とても緻密な時代考証の上で成り立っていた攻防を、横から思いっきりブチ壊すこの「戦国自動車?カローラ2000」の登場。
でもここは、違和感以上に見ていてとても痛快で、作中でも一番の盛り上がりを見せるシーンだったと思いましたね。

「どけどけー! ぶつかっても保険おりねーぞー!!!」

相手からしたら意味不明でしょうが、こんな戦国時代に自動車がクラクション鳴らしながら全速力で突っ込んできたら、そりゃ敵陣も恐れ慄きますよね。


2万余りの軍勢を払い除けたこの野原一家の活躍で、又兵衛の軍団は圧倒的な兵力差をひっくり返し、御大将の陣地にまで足を運ぶことが出来ました。

しかし、ここで大将を守る、大蔵井家の馬廻衆(今回では敵軍最高峰の地位)、真柄太郎左衛門直高(まがら たろうざえもん なおたか)が、これまた又兵衛に負けじ劣らずの強者だったんですよね。
この戦い(と言うか斬り殺し合い)のBGMがまた格好良いのですが、その中身は非常に泥臭いと言うか…切磋琢磨に斬り合いぶつかり合う様は妙に生々しくて印象強かったですね。
作画も、かなり気合い入ってましたし。

死闘の途中で、野原一家が総力で大将を打ち取り、

【○野原信之助 決まり手『金的頭突き』 ●大蔵井高虎】

彼らの戦いは勝敗がつかぬまま終わりましたが、自軍の敗北を知り「これまでだ、殺れ」という太郎左衛門に対し

「やらん! あんたは惜しい!!」

と、汗をかきながら良い笑顔で言ってのける、あの又兵衛は素敵でしたね。
彼らだって、決して好きで殺し合いをしているわけじゃないんですから。

ただ、敵の大将と言えば話は別。
高虎の首を切ろうとする又兵衛の行動は、この時代において至極当然です。
でも、現代人の特に子供にとっては、それはとても受け入れ難いものでした。
その気持ちを察し、そして何より討ち取った本人の意向を尊重するカタチで、又兵衛は「髻(もとどり)」というチョンマゲの「マゲ」の部分のみを斬ることで場を終結させました。

ですがコレ…、現代人からすれば「死ななくて良かったね。」で済みますが、この髻は武士の命ともいうべきもので、見方によっては死よりも辛い屈辱を本人に与えたことになるそうで……。
作中でそのことを暗示する場面はありませんでしたが、現代人の価値観を押し付けられた高虎が、少しだけ不憫に思いました。
うぅむ…、気遣いって難しいですね…。
{/netabare}



【子供向けのルールを破った、衝撃のラストシーン】
{netabare}
さて、本作が名作というカタチで世に広く蔓延したのは、何より本作のラストシーンがとても印象深かったからでしょう。
シリーズとしても、たった一度の掟破りでしたしね…。


敵陣からの帰り道。
又兵衛の馬上に乗せられたしんちゃんは、大手柄の褒美を問われ、「おじさんの小さい刀がいい」と、以前に金打で使った小刀をねだっていました。
又兵衛が「この右手差し(めてざし)は、父上の形見なのだ」と言い困っていた時、城の最前の天守閣にまで趣き、又兵衛を待つ廉姫が見えました。

自身を見据える又兵衛を見て、廉姫が大きな安堵の息を吐いた、その瞬間……。

急に響き渡る一発の銃声……。


馬上から、ゆっくりと転げ落ちる又兵衛に、しんちゃんは被せて貰った兜を払い除け近付きました。

「撃たれたらしい…。」

虚ろな目でそう呟く又兵衛から察するに、それが致命傷であることは明らかでした。
それを悟った時、又兵衛は初めて、しんちゃんがこの時代に来た真意に気付いたのです。


「しんのすけ…お前が何故、俺の元へやってきたか今分かった…。

 俺は、お前と初めて会ったあの時、撃たれて死ぬはずだったのだ…。

 だが…お前は俺の命を救い、大切な国と人を守る働きをさせてくれた。

 お前は、その日々を俺にくれるためにやってきたのだ…。」


大切な人の死を予感し泣き出しそうになるしんちゃんに、又兵衛は先に話した右手差しを渡し、最後にこう言いました…。

「お前の言う通り…、最後にそれを使わないでよかった…。

 きっと、姫様も同じ事を……」

ここで又兵衛は、その目を見開いたまま…その焦点が空を仰ぎ…、静かに息絶えました。

こういう視聴者に大前提として子供がいる作品ですと、目を閉じて死ぬ方が絵的にも残酷性を感じず、良かったように思います。
ただ、もしここで作画班が勝手に目を閉じさせたとしたら、原監督は激高したのではないでしょうか。
そう思わせるぐらい、ことだわりを持って描かれたシーンに私は感じました。

しんちゃんは、その受け取った右手差しを大粒の涙で濡らしました。
シリーズ中、メインキャラクターが死ぬこと…、そしてしんちゃんが泣く姿をしっかりと見せたシーンは、後にも先にもこの1回きりでした……。


さて、この弾を誰が撃ったのか…、一体どこから飛んできたか…。
これは作中、最後まで明言されることはありませんでした。

ただ、又兵衛の台詞からも察せるように、しんちゃんと共に歴史を変える働きをした又兵衛が、その役目を全うし終えた為であると解釈するのが一番正しい気がします。
しんちゃんと出会った当初から、又兵衛は歴史という名の下で、絶対に逃れられない死の運命の中…生きていたというわけですね…。

作中の至るところに死を予期させる描写がある中、彼がその運命を辿ることに対しては驚きはしません。
ただ、このように歴史に殺されることになるとは…、思ってもいませんでした…。



野原一家が未来に帰る間際、野原家とを繋ぐあの泉で、しんちゃんと廉姫はこう言葉を交わしました。


「廉ちゃんはオマタのオジさんと結婚したかった?」


「うん、こんなに人を好きになることは…、もう二度と無いと思う。

 だから、私はこれから先…誰にも嫁がない。」


廉姫の想いを聞いたしんちゃんは、又兵衛の気持ちを伝えようとしましたが…、それを廉姫は止めました。
きっと彼女は初めから、又兵衛の本心も、それでも自分達の恋が一生叶わないことも、全て悟って暮らしてきたのでしょうね…。
そう思うと、彼女のこれまでの台詞や立ち振る舞いにも、全て辻褄が合います。
………余計に悲しくなりますけど。

それに、小国の姫が今後結婚しないということは、春日の将来もまた安泰とは言えない未来が待ち受けているのでしょうね。
この春日が一切、歴史の表舞台に出てこないことからも分かる通り。


又兵衛との約束を思い出し、再びあの右手差しを手に取り、金打するしんちゃん。
彼女に又兵衛の本心を打ち明けることが、もう生涯無いことを意味していましたね…。


現代に帰った野原一家と、過去に同じ場所で佇む廉姫。
空を見上げると、そこには満点の青空と、又兵衛の旗にもあった小さな雲が見えました。


『おい…、青空侍…。』


涙を流しながら、その雲を見つめこう呟く廉姫の絵で、物語は終わります。
冒頭の、又兵衛の身を案じ空を見上げていた廉姫と ここのシーンが決定的に違うのは、彼女のその大粒の涙と…寂しい笑顔でした…。
{/netabare}



【総評】

シリーズとして、そして映画単体としても、非常に見応えがあり完成度の高い作品であることは間違いありません。
勿論あくまで私個人の主観ですが、そこだけは自信を持って断言出来ます。

ただ、クレヨンしんちゃんの映画としては、異質と言わざるをえない内容なので、そういう意味ではシリーズ中の評価としては非常に難しい作品です。
実写映画にもなった通り本内容は、しんちゃんがいなくても一応は成立してしまう作品なのですから。

ですが、その実写映画が本作のように後々まで語られる作品に成り得なかった事実を踏まえても、やはり本作はしんちゃん達がいたからこそ、完成度の高い作品に成り得たと言えるでしょう。
実際、ギャグパートのクオリティも、本作は決して低いわけではありませんから。
(冒頭で、夢で見た廉姫を想いチュッチュしていた しんちゃんとひろしが、みさえによって強制キスさせられるシーンが特に好きです♪)

シリーズ初心者の方、しんちゃん映画に興味の無い大人の方に、まず是非オススメしたい作品です。
ただ、シリーズのファンとしては、本作のような方向性で全体のハードルを上げちゃわないでほしいなぁ…なんて気持ちも正直持ちました。
変に大人向けを意識しなくても、意外と大人も一緒に楽しめるのが、本シリーズ(特に初期作品)の何よりの魅力なのですから。


さて、本作を見終えたら…無性に青空が恋しくなりますね。
日が出た朝焼けの空を見上げて

「今日は晴れそうだ…。」

なんて言ってる奴がいれば、それはきっと又兵衛か私でしょう。
気軽に声をかけて下さい。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


次回作は、第11作「嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード」です。
(うぅむ…、次回は気楽にレビュー出来そうデス♪)


◆一番好きなキャラクター◆
『井尻 又兵衛由俊』声 - 屋良有作さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『春日 廉』声 - 小林愛さん


以下、実写化された「BALLAD 名もなき恋のうた」について。
(どーでもいい記述なので〆ます。)
{netabare}
さて本レビュー内では、実写化された「BALLAD 名もなき恋のうた」について、本作と比べると微妙のような言い回しをしましたが、あちらも戦場の描写や草薙君の又兵衛も意外にも合っていて、とても楽しめました。
映画館で見たので、余計に迫力があったのもありましたが。

中でも、「新垣結衣さん」の廉姫のクオリティは、二次元を超えたとさえ思わせる出来でしたね。

この実写に限って私は、春日が高虎に攻め落とされ慰み物となる廉姫を、上映後の夜に思いっきり想像したことを、ここで正直に告白します。

本作が好きな方は、こちらも是非一度。

よいではないか よいではないか~♪グヘヘ♡
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

笑いと涙の調和する傑作

「おマタのおじさん」に惚れました。
決して顔は良くないけれど、優しくて賢くて強くて逞しくて、
私の理想とする男性像そのものです。
それだけに、あのラストには心から泣きました。
実写映画化もされましたが、私はあれは見ていません。
配役が気に入らなかったからです。
美形の男が演じるナヨナヨした「おマタのおじさん」なんて、見たくなかったのです。
美形の男と美人の女の組み合わせでは、結局、どこにでもある有り触れた恋愛物語になるだけです。
下ネタや敵将への急所攻撃、ボディブレードなどのギャクはカットされてるだろうし、
見たいと思える要素が一つもありません。

この作品は、「クレヨンしんちゃん」でなければ、名作とはなり得なかったと思います。
クレヨンしんちゃんの感動は、他の何者にも真似できません。
真似をしようと思ってはいけないのです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

変わるもの。変わらないもの。

劇場版「クレヨンしんちゃん」の10作目です。
ジャンルはコメディ・恋愛・ファンタジーです。
多分、1番有名なクレしん映画。



野原家はある日、綺麗な女性が一人佇む夢を全員が見る。
後日、犬のシロが庭に大きな穴を掘り、そこからしんのすけの字と思われる文書が発掘された。
埋めた覚えはないが、しんのすけは夢に出てきたお姉さんを思って目を閉じると、眼前には夢で見た同じ景色が広がっていた。



実写映画化もされている超有名タイトル。
前作「オトナ帝国」よろしく放映当時に見ていたのですが、全然内容を覚えていなかったので再視聴。


ざっくり言えば、タイムスリップ→又兵衛・廉姫に出会う→大合戦→エピローグの流れです。
導入部を短くすることでゲストキャラの描写を濃い目にしており、これが終盤の感動に繋がるのかと。
時代劇としては鉄板の“身分違いの恋”を愚直に作り上げています。
時代劇って堅いイメージがありますけれど、気の抜けたギャグが非常に嵌っていて良いアクセントになっています。
かなり見やすい作りになっているし、胸に訴えかけてくるような例のシーンも丁寧に作られている。
鉄板の題材を、しっかりした演出と伏線で盛り上げます。



以下感想。(例のシーンの分析含む)
{netabare}悲恋モノって趣向的に好きじゃないのですが、ちゃんと描かれていればやはり面白い。
悲恋への伏線は、車で二人が引き離されるシーン、又兵衛の戦死を覚悟した各種言動(出陣前の布を握るシーンなど)で描かれています。
ディズニー映画とかもそうですけれど、子ども向け映画で人が死ぬのは割とタブー視されていたはず。
「大人も感動する良い作品を作りたい」という映画制作側の本気度が伝わってきますね。



○櫓のシーン。
{netabare}戦国の恋愛観が強く示されるシーンですね。
しんのすけは「誰が誰を好きになっても自由」と言います。
でも、この時代に一家臣が一国の姫を好きになるのは大変まずい。
又兵衛が恋心をばれそうになって、緊張しているシーンは笑いましたw
こういう一服の使い方が本作は上手かった。

恋心をばらさないように、しんのすけと又兵衛は金打(きんちょう)をします。
金打とは武士にとっての誓いの儀式。
これを破った者は武士ではなくなります。{/netabare}



○又兵衛の例のシーン→しんのすけと廉姫の会話シーン。
{netabare}又兵衛たちが戦勝して帰ってくる際、誰とも知らぬ凶弾に又兵衛が倒れます。
不覚にも又兵衛の最期の言葉(お前が未来から来てくれたことで、最後まで役目を全うできた云々)に泣きそうになる私。
犯人が分からない所も上手いよね。
どこにこの気持ちを持って行ったらいいか分からないっていう。

「こんなに人を好きになることは二度とないと思う」
廉のこの言葉の後にしんのすけは真相を語ろうとしますが、静止されます。
後に二度目の金打シーン。
このシーンは「再度の武士の誓い」を示しています。
「約束を破ったことによる贖罪の意」とも思えたのですが、しんのすけが空に向かって刀を示すシーンもあるので前述の意味でしょうね。
これが「約束を守ったぞ!」っていう意味でしょうから。

「おじさんの旗だ!」
現代へと綿々と受け継がれる、歴史と人の想い。
昔あった国も、人の生活も、そこにはありません。
しかし「人が人を好きになること」は絶対に変わらない。
最後の廉姫の言葉と合わせて、素晴らしい〆でした。{/netabare}{/netabare}



今作最大の争点は「クレしんでこれをやる必要があるか?」ということ。
私の意見としては、大変申し訳ないながら「必要ない」と思いますw
野原一家が戦国時代にやって来なければならない必然性が無い分、そう感じました。
比べるのは良くないですけれど、前作は父ひろしというキャラの設定があるだけに違和感がなかったのですがね。
“出来の良い大河ドラマ”の感は強い。
でも未来人たちが戦国時代にやってくることで、価値観の違いを示されたことは十二分に意味がありました。
このおかげで良質な恋愛巨編として成り立っていると思いますよ。


総括して、よくまとまった良作映画ですね。
大人向けの色がかなり強いので、お子様と一緒に見る感じではないかな。
“一本のアニメ映画”としては素晴らしい出来だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31

62.9 12 笑いで下ネタなアニメランキング12位
実は私は(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (497)
2678人が棚に入れました
隠し事が出来ないことから『穴の開いたザル』、通称『アナザル』と呼ばれている高校2年生の黒峰朝陽。
彼には、密かに想いを寄せる相手がいた。ミステリアスなクラスメイト、白神葉子だ。しかし、彼女もまた、ある秘密を抱えていた。
実は彼女は……吸血鬼だったのだ!!しかも、正体がバレたら即退学!!そんな葉子の正体を知ったアナザル朝陽。吸血鬼だとバレてしまった葉子。
2人は秘密を共有し、一緒に高校生活を続けるため『秘密がバレたことを秘密にする』決意をする……が、学校では一筋縄じゃいかないアホカワ・ダメカワ・エロカワなヒロインたちがノンストップで大暴れ!!
朝陽は本当に秘密を守りきれるのか!?“ちょいアホ人外ヒロインラブコメ”の明日はどっちだ!!

声優・キャラクター
花江夏樹、芹澤優、水瀬いのり、上田麗奈、内田彩、M・A・O、新田恵海、平川大輔、羽多野渉、下野紘
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルが地味・・・だが内容は面白かった

見てみると以外に面白かった!
ドタバタ学園ラブコメ。主人公は基本ツッコミ役。
どんどん悪化?ズレていく恋愛事情、波乱な展開が楽しませてくれます。

あまり予備知識ないで見ると楽しいかも。各話進んでいくごとに濃いキャラ増えてくるごとに面白さと驚きが増す感じだったよ。

希望はアニメ2期あるのなら見たいけど・・・原作も面白いのかな?

見終わって↓
{netabare}
委員長キャラがツボりましたwインパクト大w
正体あらわした時も!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?中身でてきたってなったしw
メインヒロインよりも恋する乙女w
委員長の色々とズレた感性も面白ギャグでウケましたw
後半にかけてデレてく感じもよかったです。
各話ともに委員長楽しませてくれました。メインヒロインの立場喰ってるだろw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

実は私が・・・

人外ってとこを除くと普通のラブコメかな。
突飛な言動をする女性陣。
主人公が心の声でツッコむことで成立しています。

ふたりの鈍感ヒロインが見どころですね。
{netabare}メインヒロインはハーフ吸血鬼。
素直で八重歯がキュート。
時々羽根なども。
何故か大阪弁で親しみがあります。
一歩引いた立ち位置にサブヒロインの委員長。
小人宇宙人が人型ロボットを操る設定。
頭のネジが搭乗口だけど、これには誰もツッコまない。

かわいい胸が好みの私は、もちろん委員長派です。
小人が突然出てきてドタバタとテンパる。
特におかしいのが目。
表情の豊かさが魅力的です。{/netabare}

実は私が、もっとも心奪われたのはOP映像の1:14の箇所。
青空に緑の平原。
ノスタルジックを感じます。
それに緑の制服に、髪になびく緑の髪。
やっぱり、私は緑が好きです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ヒルクライムの曲がドタバタを感動へ昇華させるラブコメディ

「のんのんびより2期」そして本作と
今期のテレビ東京アニメ枠、とってもイイですね
毎週欠かさず見てしまいます。

「実は私は」・・・地味なタイトルで
毎期新作アニメはくまなくチェックしているつもりでしたが
見逃す寸前でした。

作画やテンポが「なんだコレ」と思うくらい独特
でもなんだか、放っておけないキャラクターたちがゾロゾロ登場します。
主要キャラクターのほぼ全てが
荒唐無稽とも思える「秘密」を抱えており
最終的に「実は私は・・・」というくだりへと展開するのが
基本パターンとなっていますが
一番の主要テーマは主人公のヒロインに対する
言いたくても言い出せない恋心

思い切って告白もできないヘタレな主人公
そんなあまりにも甘い恋心は
ヒロインが吸血鬼であることすら許容してしまいます。
恋は盲目と言いますが
主人公にとって一番の重要事項は、この恋心であって
他の問題は、些細なことでしかありません
その結果、奇想天外な事実や珍事、天変地異が目前に現れても
全く問題にしない冷静さと公平さという男らしい一面を見せてくれます。
これが主人公の大きな魅力となり
ヒロインに対するデレがもたらす態度のギャップとあいまって
ラブコメに最も重要な感動というスパイスをパラリと散らす
ヒロインみんな主人公スキスキ状態のハーレム展開と思いきや
主人公の気持ちは揺らぐことなく一途な思いというのも好感が持てます。

ヒルクライムが歌うエンディングテーマ「言えない言えない」は
本作の作風に全く似つかわしくない、しんみり系のヒップホップラブソング
でも合う、すごく合う
ドタバタラブコメディを
暖かくしてくれるというか、じんわりさせてくれるというか
主人公の気持ちを明確に歌詞で表現しており
全ての出来事を浄化させてくれる感じでとても好きです。

総じて、トータルバランスに優れたラブコメディ
いつまでも見ていたくなる
そんな中毒性を感じられる人もいるかも

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

67.7 13 笑いで下ネタなアニメランキング13位
パンティ&ストッキング ウィズ ガーターベルト[Panty&Stocking with Garterbelt](TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (529)
2488人が棚に入れました
ダテンシティを日々襲う怪事件。それは人々の欲望につけこむゴーストの仕業だった! 天から遣わされた二人の天使・パンティとストッキングはゴースト退治に乗り出すが…。実は二人とも素行不良の落ちこぼれだった?!黒雲渦巻くダテンシティで、災厄が災厄を呼ぶゴーストハントが今、幕を開ける!!

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

通称ハードビッチプリキュア! ワルノリがすごい。嫌いな人はみないほうがいい 

私は大好きですwキャラクターがすごくいいです。
ライバルのデイモン姉妹もかわいい。
各話のタイトルでもわかるとおりパロディで構成されており、楽しむためにはある程度映画、アニメの知識が必要とされます。
それがないと楽しめないわけではないですが、商業作品としてどうかな?とも思うんですが。そういう作品があってもいいし、ガイナックスなのでらしいですね。

その凶悪な内容と気分が悪くなるほどのシモネタとは裏腹にゲスト声優、作画、特撮に抜かりがいっさいない。
スタッフ曰く、登場人物に処女はいない!男も・・
わかりますね?

ガイナ関係のメンバーによるオールスターなオムニバス形式なので話によって好き嫌いもでます。
そもそも作風が毎度変わる・・・
パルプ・アディクション トランスホームはわかりやすです。
腹筋崩壊必須。

ちなみにサントラは近年まれに見る傑作wm-floの高橋 拓、天才DJ、TeddyLoidが参加する。なんとアマゾンCDカテ2位www

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

Вистерия さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

放送禁止コードでできている極旨ジャンクアニメ

やらかしてくれましたよGAINAX。
おるちゅばんエビちゅを彷彿とさせる超過激下ネタに
サウスパークのようなハチャメチャカートゥーン。
このアニメに処女はいません
という処女厨の童貞キモオタ一刀両断設定。寧ろゲイネタ。
逆作画崩壊という見せ場も作り、実写も織り交ぜ…
なんというかもうGAINAXの遊び場でしたね。
ここまで好き放題やられると逆に清々しい。
久々に「こんなアニメ観たことない」
という新鮮な気分を味わわせてもらった気がします。
今週はどんな話なのかと毎週ワクワクして見られました。

作画面でも今石監督率いるグレンラガンチームだけあって、
アメコミなのに金田式のメカ作画だったりしてそういう部分でも笑わされました。
繊細なカメラワークや3D使い等、全てにおいて無駄に高水準で
大人が本気で馬鹿やるとこうなるんだぜ!というのを見せつけられました。


ある意味でプラネテスや攻殻機動隊よりも
普段アニメを見ない友人に薦めやすい作品ですね。
有名なハリウッド映画のパロディがこれでもかと言うくらい
ふんだんに盛り込まれているし、絵柄も所謂オタクっぽいものではないので。
何より音楽がこれまでにないくらいオシャレだというのが一番ですね。
踊りたくなるブレイクビーツ。
久々にサウンドトラック買わされましたよ。

内容はゼロに等しいので一気見はオススメしません。毒です。
ブワーッとやってグワーッてなって最後投げっぱなしです。
このアニメはジャンクフードに近いものなので
頭空っぽにしてオヤツ程度に楽しんで下さい。

個人的には2シーズン程放送して欲しいくらいに刺激的でした。
まぁ2期が決定しているのでそれまでは1期を見返しながら待ちます。
2010年で唯一ボックス購入リストに入ったアニメでした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

雛四季 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

かなりの問題作。だけど…

最初は面白いのか?と疑問をもったアニメ。
が、回を重ねるごとに濃くなる、放映ギリギリじゃないかと思うような内容は正に外道。
毎回、ゴーストを倒すシーンは爆発オチなんだがイチイチ実写で爆発させるという手の込んだ手抜きを発揮したり、所々に色んなネタをちりばめたりとガイナックスの本気具合が見てとれます。

作画も安定してるし全体的に実はかなりクオリティの高いアニメ。
下ネタ色が物凄く強いので、抵抗が無い方にはかなりおススメするアニメです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

64.5 14 笑いで下ネタなアニメランキング14位
キューティクル探偵因幡(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (456)
2478人が棚に入れました
狼男探偵・因幡洋のもとに警察犬時代の相棒、荻野警部が事件への協力を求めてきた。
事件の首謀者はイタリアンマフィアの首領(ドン)・ヴァレンティーノ。
明らかにヤギにしか見えない首領・ヴァレンティーノの前に、赤毛フェチの因幡とゆかいな仲間たちがグダグダで立ち向かう、“ヤギ大増量毛探偵ギャグ物語”。

声優・キャラクター
諏訪部順一、入野自由、下田麻美、森川智之、大川透、小杉十郎太、日笠陽子、巽悠衣子、鳥海浩輔、深田愛衣、斎賀みつき、杉田智和、瀬戸麻沙美、岡本信彦、志村由美、日高里菜、子安武人、浅沼晋太郎、黒田崇矢、檜山修之、福山潤
ネタバレ

双葉。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

キューティックル〜♪なアニメ。

題名を観て(なんだこれは?)となった方も少なくないのでは?
その正体は…

髪のことを知りながら楽しめるgdgd系ギャグアニメ!
(でも終盤はシリアス展開もあるし何なんでしょうねこれw)

個性豊かなキャラ達が良いです。
たまにボケが多すぎてツッコミ不在になるので視聴者がツッコむ羽目になったり?

*因幡洋(cv:諏訪部順一)
因幡探偵事務所の所長。
毛から情報を読み取る能力を持ち、重度の毛フェチ。

諏訪部さんにしては珍しい感じの役です!
ゆる~いのが可愛いけど、かっこいい時は諏訪部ボイスでめちゃくちゃかっこいい♪

*首領・バレンティーノ(cv:大川透)

名前でブランド物を着こなした銀髪のムッシュを想像したら駄目ですよ~。
{netabare}ただのおっさんヤギなんですからね!{/netabare}
意外と馬鹿でドMなところが面白いです。

・野崎圭(cv:入野自由)
因幡探偵事務所のアルバイト助手で、本作唯一の常識人。
彼がいないと話の進行に支障が出るレベル。
ちなみに猫派。

1話目からツッコミ激しくて大変そうでした( ̄^ ̄)ゞ
いつもはこういう役下野さんがやってくれる感じのw
もちろん入野さんの演技も素晴らしかったです!

*佐々木優太(cv:下田麻美)
見た目は女の子にしか見えない女装少年助手。
因幡が好きなあまり近づく人間(主に荻野さん)には非道な振る舞いを見せる。

こんなに可愛い容姿なのにっ!
ヤンデレというか何というか…(笑)
皆がのほほーんとしてるのに対して彼は結構キツい一発を持ってきます(屮゚Д゚)屮

他にも
*荻野邦治(cv:森川智之) {netabare}親バカ刑事{/netabare}
*ロレンツォ(cv:小杉十郎太) {netabare}中身はダンディー{/netabare}
*ガブリエラ(cv:日笠陽子) {netabare}下僕がお好き{/netabare}
*因幡遥(cv:斎賀みつき) {netabare}可愛い。けど腹黒い。{/netabare}
*弥太郎(cv:杉田智和) {netabare}イケメンなのにギャグ!!{/netabare}
*夏輝(cv:瀬戸麻沙美) {netabare}健気、といえば聞こえが良いかも。{/netabare}
などが登場します^^

ストーリーは前記の通りです(笑)
是非一回は観て頂きたい!
あと、{netabare}OP詐欺のEDヤギw{/netabare}なのでまだご覧になっていない方は
是非ご注目あれ☆

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

100人乗っても大丈夫!キューティクル探偵因幡物置!!

警察犬(シークレット・ドーベルマン)として働いていた因幡洋(いなば ひろし)は、行方不明になった弟を探すために警察を辞めて探偵となる。
警察時代の同僚だった荻野邦治(おぎの くにはる)の依頼により、首領(ドン)・バレンティーノ一味と関わる事となり、犬猿の仲のような関係の狼山羊の仲(?)になってしまう。

警察・探偵・マフィア(バレンティーノ一味)など、ハードボイルド系の作風になりそうなのですが、探偵物などを期待した方は残念でした。
探偵などの設定をしたコメディー作品と考えたほうが、しっくりときます。


登場する人物は、かなり個性的です。

首領(ドン)・ヴァレンティーノの外見はヤギそのもの。
根っからの悪人という感じではなく、少しとぼけた面もあります。
「シャーシャシャシャ」という笑い声や語尾に付ける「~であろう。」は印象に残ります。

警察時代の因幡と共に行動していた荻野邦治(おぎの くにはる)は、超人的な肉体を持っていて優秀な人物なのかと思いきや、こちらも少し間の抜けた所があります。
ただし娘のことになると性格が変わり、鬼のような形相に・・・

テロリスト集団・野羅(のら)の名目的トップであり、洋の弟である因幡遥(いなば はるか)も登場しますが、虚弱体質のせいか、すぐに倒れたり寝込んでしまいます。
もう少し活躍してもいいのではと心配になります。

ほとんどの登場人物がボケの役割になっていて、ツッコミ役は探偵事務所に勤める野崎圭(のざき けい)しかいないので、ツッコミの重要性が分かります。
(1話だけ、ボケ役に変身してしまいますがw)

その他の登場人物も全て個性的なので、お気に入りのキャラを選んでおくのもいいかもしれません。


個人的には、首領・バレンティーノ(ヤギ)が笑いのツボであろうw
ヤギとオオカミだったらヤギを応援するであろう。
送りオオカミが嫌いなので、日本狼と同じ境遇にしてやるであろう。
と言う訳なので、ヤギ推しであろう。


最終的には、警察&探偵VSヴァレンティーノファミリー&野羅という構図が出来上がりますが、緊迫感がほとんど無く、それぞれのメンバーの個性・設定を活かしたコメディー作品であろう。

探偵事務所でお茶を出されるシーンがありますが、意味が分かったであろうか。
炊飯器にお茶を入れてお茶漬けとなりますが、京都でお茶漬けを出されたら「帰って下さい」という合図になるので、それを狙ったのであろう。


OP曲
「遥か、日常の中で」
歌 因幡洋

ロック調の曲であろう。
アニソンらしい曲なので、因幡役の声優・諏訪部順一さんのファン向けのような気がするであろう。

ED曲
「プリマ・ステラ」
歌 首領・ヴァレンティーノ

所謂、”ムード歌謡”というジャンルであろう。
電波系とは違うと思いますが、聴いているうちにクセになっていくような・・・w


この作品を視聴する事に対して・・・・・

     こ~と~ば~なんて~♪ いらないであ~ろ~う♪♪♪



{netabare}誰にも気づかれずに途中から吾輩がレビューを書いたであろう。この作品を通じてヤギのファンを増やすであろう。シャーシャシャシャ!{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

りゃむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

完全ノーマークのダークホースでした

基本ギャグアニメ。

ストーリーはキャラありきで、物語というよりはキャラの関係性上の設定、背景みたいなのが基本です。

つまりキャラの個性と濃さでシュールなギャグを展開していきます。
そしてやはり入野さんは本当に突っ込みに適役の声してると思うw

かなりテンション高め+30分詰め込めるだけ詰め込んでくるので視聴後少々疲れます。


1話AパートとBパートで15分ずつそれぞれ完結する話が多く、長編はあまりありません。

Aパート終わった時点で“え?まだ半分?”とか思います。
つまらなくて長く感じるという意味ではなく、15分が濃厚すぎるためにすでに30分アニメ1話分以上の満足感があります。
それをその倍やるんですからそりゃもう、疲れますよww


さてこの作品、ギャグをやるにあたってまったく視聴者に媚びないというか流行に流されません。
どういうことかといいますと、最近のギャグアニメ
1・女性キャラを多数出演させ萌え要素で補完する。
2・パロディやオマージュ主体でギャグというよりはやっちまった感を演出し笑いを誘う。
といったのが主流の作品が多いように感じます。(ケメコ辺りなんか正にこれな気がする)

まずこの作品・・・本編にがっつり絡んでくるような主要キャラとして位置づけされてる女性キャラなんと3人前後。
約一名どの女性キャラよりもかわいい男の娘が混ざってますが・・・主人公側なんて1人として女性キャラいないよ。
男性キャラはその3倍近くいるのにねぇ。
媚びない!(ただし女性向け作品というわけではない)
ちなみにこの作品最高の萌キャラはヤギです。


そして、もちろんパロディほぼなし。キャラの濃さとそのキャラゆえのボケ、そしてそのほぼ全てを突っ込み一人でさばいていく。
正統派のハイテンションシュールギャグ路線です。



キャラデザが若干BL臭があり僕自身、最初は敬遠していたんですが2話まで見たところではまってました。


いろんな意味で灰汁が強いといいますか、クセのある作品ですが面白いと思います。
ヤギEDともども“イロモノ作品の良作”として個人的に高評価の作品です。

ちなみに監督の満仲勧さんは初監督作品のようでした。
初監督でこの出来!

次回作にも期待したいと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

59.2 15 笑いで下ネタなアニメランキング15位
マケン姫っ! 通(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (297)
2379人が棚に入れました
春恋、イナホ、コダマら3人の美少女たちとの同居生活に、相変わらずラッキースケベなトラブル続きのタケル。それでも魔導検警機構――通称マケンキの一員として、日々楽しい学園生活を送っていた。
ところがある日、女生徒のブラジャーが奪われ、校内に貼り出されるという事件が起こる。調査に乗り出すタケルたちだったが、神出鬼没な犯人の姿を捕らえることができない。
次々と被害者が増える中、新たな被害ブラを見たタケルは、ある法則性に気が付く。

声優・キャラクター
前野智昭、下屋則子、野水伊織、矢作紗友里、富樫美鈴、美名、原田ひとみ、鶴岡聡、喜多丘千陽、藏合紗恵子、味里、古谷静佳、高森奈津美、松岡由貴

こた さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

アニメファンにとっては非常に嬉しい内容

原作、マケン姫!(1期)についての予備知識は全く無し。
普通に面白かった。とくに作画・キャラに関しては最高点をあげてもいいと思った。第一印象は正直キャラデザがあまりかわいいと思わなかったけれど、最終的にキャラの魅力はちゃんと伝わった。背が高かったり、男勝りなキャラもいるけれどみんなかわいい。(゜-゜)評価は思ってたよりも随分と低いみたいで勿体ない。
お色気シーンは個人的にかなり笑わせてもらったし、戦闘シーンもかっこよかった。一期OPのサビのPOPさには適わないとはいえ、OP・EDも疾走感があって好き。
一期も目を通してみたけれど、今回監督が変わって魅力が倍増した気がした。全てアニメーション監督の金子ひらく氏(ゆっけ兄)の手柄だとしたら尊敬の念を抱いてしまう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

どどる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るいエロコメディ

2期の絵が好きでおとなしく1期から見たのですが、2期から見てもいい内容だったというか1期と2期でかなり別のアニメでした。
もし私と同じ「2期の絵だけ好きだけど1期は楽しめない」人がいた場合は、1期飛ばしても問題はなさそうです。

コメディなのですが、内容は「このキャラがこういうときにどう反応するか」または「この時にこのキャラがどう反応するのがかわいらしいか」ということがしっかりキャラクター軸で描かれており、キャラクターを魅せるためのドラマが好きな私の琴線に妙に引っかかってきました。

えっちなうふーん、あはーんというシーンや絵は存在するので男性向けえっちアニメに抵抗のある人にはダメだと思いますが、意外によくできた、気軽に楽しめるアニメーションだと思います。

わたしは学園長の六条みのりちゃん、鼻にばんそうこうのアズキちゃんが好きでした。わかりやすい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

大切だから守りたいわけじゃなくて 自動的に抱きしめてる

制作スタッフが一新した今作だが、正直こちらの作画やキャラデザの方が好きかもしれない。
制作スタッフは一新したが、声優などは一期と同じで安心。OPは一期よりも曲映像共にさらに良くなった。特に映像の作画はかなり良く、内容もサビからが結構かっこいい。主人公の事は好きでも嫌いでもないが、OPでの先生の拳を額で受け止め、春恋をお姫様抱っこするシーンは素直にかっこいい。今作のスタッフには、バトル作品を担当してほしいと思ったレベル。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

79.8 16 笑いで下ネタなアニメランキング16位
荒ぶる季節の乙女どもよ。(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (606)
2267人が棚に入れました
あなたの“はじめて"を、わたしにください――。高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じたある一言……。その瞬間から、彼女たちは“性"に振り回され始める。

声優・キャラクター
河野ひより、安済知佳、麻倉もも、黒沢ともよ、上坂すみれ、土屋神葉、福山潤、広瀬裕也、咲野俊介、戸松遥、花江夏樹
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人生で最もへたくそな時期に捧ぐ

岡田麿里氏が原作から絡んで脚本やって、な作品。原作は未読です。

タイトルからして生々しく、しかも思春期男女(特に女)の心理描写には定評のある岡田氏の作品。

「岡田作品は苦手だけど荒乙は面白い」との推薦を複数いただいてて、楽しみにしてました。


作品自体は思春期の“性”をテーマに、右往左往する文芸部の女子高生5名が各々の答えらしきものを見つけるまでを追った青春群像劇です。

 吾輩は○○である 名前はまだない

整理しきれぬ名付けもできぬ感情は存在し、その多くは経験の蓄積によって落とし所が見つかるもの。

青春群像劇では私たちがかつて通過してきたであろう感情や衝動なりを作品の中に見つけて、自分の思考パターンや嗜好のルーツとなった立ち位置を確認する作業でもあります。
高校を卒業すれば進路はバラバラ。得られる経験も分岐して汎用性に乏しいことが、高校卒業以降を追った作品が少ない理由なのかもしれません。

そして汎用性があるようなないような題材が今回のテーマ。
“性”に対する考え方は個人によって差が相当あるもの。

そんな本人にしかわかり得ぬ感情。いや本人でさえわからない感情について同じようにバラバラだろう相手の感情とを擦り合わせる難儀なことを人生で初めてする作業が思春期世代の恋なんだと思います。

個人差があるのは当然で、ひとつの事象とっても男女で考え方も捉え方も違うことを想像できなかったり、違いはあると自覚しても何がなんなのか袋小路に迷い込んだり。
例えばこの連載は別冊マガジンですが『別マ』と言われて男子は『マガジン』を女子は『マーガレット』を想像し、お互いの前提がずれてる中言葉のキャッチボールを交わしてるうちに悶々としてしまう。
ほんの少し先になれば『マガジン』も『マーガレット』もあるって気づくものです。それがなかなかそうはならないもどかしさを作品で表現することは難儀なことでしょう。


前置き長くなりましたが、つまり、

 これまで数多語られてきたけどまとめられんのかいな?

好きだ惚れたから一層も二層も踏み込んで、本来同じカテゴリーなのにあえて切り離すことで物語を作りやすくしていた“性”なるものに焦点を当てちゃった本作。
個人差が激しいネタについて、きっとそんな時期を通過したであろう私たちにリアルな質感をもって届けてくれるかに着目したわけであります。

結果、文芸部員5名それぞれに異なる立ち位置を与え、かつそれぞれに対となるパートナーをあてがい、パズルのピースをはめていくようなストーリーに仕上がっていました。男はあくまで彼女たちを輝かせるための舞台装置。主役はあくまで乙女たちです。
よくパズル組めたな~。率直な感想です。一覧は以下。当然1対1とは限らないのですが詳細は本編参照。


【文芸部員】
小野寺和紗(CV河野ひより)
菅原新菜(CV安済知佳)
曾根崎り香(CV上坂すみれ)
須藤百々子(CV麻倉もも)
本郷ひと葉(CV黒沢ともよ)

【パートナー(仮)】
典元泉(CV土屋神葉):{netabare}対和沙要員{/netabare}
天城駿(CV広瀬裕也):{netabare}対曾根崎先輩要員{/netabare}
山岸知明(CV福山潤):{netabare}対本郷先輩要員{/netabare}
三枝久(CV 咲野俊介):{netabare}対菅原氏要員{/netabare}
杉本悟(CV花江夏樹):{netabare}対もーちん要員{/netabare}


実のところパズルが組み立てられた時点でおおむね満足しています。いいもの見せてもらいました。
リアルな質感があったかどうかは個人差によるものはあるでしょう。具体的にはこんなところが良かったなぁと私が思ったところは以下、


■OPを飛ばしちゃダメ

曲中に文芸部員たちの独白みたいな合いの手が入るわけですが、全OP一定ではなく変わっていきます。
作品世界をよく表したOPなので飛ばすのももったいないのもありーの、その回冒頭から集中を促す効果がありました。


■結局全員荒ぶる

キャラの掘り下げが全員できてたという意味ではなく、5名ともきちんと荒ぶってました。


■ざわつく

岡田脚本の特色なのか、円満にしときゃいーのにそれ要るかな?ってネタを挟んでおり、またそれがリアルな質感がありました。
安心安全なピュアピュアな恋愛を期待するのも野暮というほどさらりと毒を盛り込んできます。

{netabare}・部長の彼氏がちゃっかり前カノのおっぱい揉んでる事実
 ⇒経験者じゃないと曾根崎先輩を攻略する前に心が折れてたかもしれないという仮説
・あの杉本が女を連れている(最終話ED)
 ⇒地獄へ落ちろ!との視聴者の期待を嘲笑うかのようにしっかりキープ。なんだかんだ動く奴は強い
・本郷ちゃんが報われない
 ⇒いい子なのにね{/netabare}



最初はインパクトのある下ネタという飛び道具を織り交ぜながら、「おいおい大丈夫かよ」とくぎ付けになり、適度に乙女たちが荒ぶりながら最後の最後でぶつかり合ってという青春ど真ん中をいく良作でした。
端的に言えば序盤から終盤{netabare}10話{/netabare}までのわりと緻密な展開と打って変わっての後半の勢い。
慌てて畳んだ感が無くもないと言えますが、ここは『荒ぶる』感が出ていたと好意的に解釈してます。
{netabare}もう2話時点で和沙が自分の気持ちに気づくとか、5話で最も縁遠そうな部長がくっつくとか、その後どうするの?を長めに取る構成は良かったです。{/netabare}

個人差ありまくりの“性”の捉え方に関して、本作でのそれについてはノーコメント。
ただしきっと、登場キャラのうちに「あ、これ私だ!僕だ!」な子だったり言動行動が見つかるのではないか?と思えるほど網羅性は高いように見えますね。
現在進行形の方はがっつり共感して。はるか彼方の御仁は軽くキュン死しながら悶え狂いましょう。私も悶えました。おすすめです。




※ネタバレ所感

■パズルのピースについて
ほうぼう荒ぶっておきながらしっかり着地できたのって、主演女優5名と対になった野郎どもとが似たもの同士だったからではないかと思います。

・和沙VS泉
 {netabare}上半身と下半身が別の生き物同士

最終回でお互い似たもの同士だよねと分かり易く描かれてました。典型的な思春期のアンバランスさを体現した二人で主役にふさわしかったと思います。

{netabare}「泉。私ね。これからも不安になると思う。でも泉と同じ気持ちと同じ言葉、私はちゃんと持ってるんだって!分かったから…不安になっても、それを思い出せば…きっと大丈夫」{/netabare}
このセリフを言えたからこその主役でしょう。不安になると言葉に出せた時に大きな成長を感じました。{/netabare}


・曾根崎先輩VS天城
 {netabare}素直な者同士

お互い耐性ないので基本ちょろいです。考えてるようで実はそうではありません。よく言えば真面目で一途といったところでしょうか。浮気は絶対許しません。{/netabare}


・本郷ちゃんVSミロ
 {netabare}言葉先行で行動に移れない者同士

若さゆえに本郷ちゃん頑張りますが失敗重ねてるうちにそのうち諦観しそう。ミロ(三枝先生)がそのなれの果てかしら。言い訳先行でまたそれがもっともらしく聞こえるタイプ。
そんな本郷ちゃんが最も荒ぶってるように見えるというのが“荒ぶる季節”のアンバランスさを表わしてるようで心地よいです。{/netabare}


・菅原氏VS三枝
 {netabare}持てる者かつ特殊フェチ同士

周囲から羨ましがられてます。周囲からの見られ方と自身の嗜好にギャップがあるのが悩みどころ。医者や高級官僚がSMにハマるみたいな倒錯性を感じます。ちがう?{/netabare}


・もーちんVS杉本
 {netabare}相手が見えてないもの同士

自己中とも言います。杉本は言うに及ばず、もーちんもなかなかの猛者です。「なんで自分の思うとおり動いてくれないんだろう?」が先にあると恨みつらみが積み重なっちゃいますよね。{/netabare}



合ってるかどうかは知りませぬ。それは違うさーというのも笑いながらツッコんでみてください。



最後に、、、
なんだかんだ本郷先輩の今後が気になるところです。

{netabare}「止まらない電車に乗っちゃったんですよ我々は!」
ブルーハーツの伏線回収お疲れ様でした。{/netabare}

{netabare}あと真っ白になったと言い残して燃え尽きてましたが息してますよね?
自分で蒔いて自ら回収とはさすがです。

ぜったい素敵な女性になっておくれよー(^_^)/~{/netabare}



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

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2019.09.28 初稿
2020.04.10 タイトル修正/修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 72
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「みだらな和紗ちゃんは月がきれい」

<2019/7/16 初投稿>
原作未読
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

文学部の女子高生たちが文学で性の知識にあれやこれや荒ぶる話です。

自分で書いてて何言ってるかよくわかんねえ٩( ᐛ )و

「月がきれい」に「みだらな青ちゃん」を叩き込んだ感じ・・・なのかな


1話を観て
・THE BLUE HEARTSをそのまま流したのは素敵
 「見えない自由が欲しくて、見えない銃を撃ちまくる♪」
 まあ彼は銃を撃ちまくってたわけです。
・どうみても和紗さんより泉くんの方が傷は深いだろう。致命傷だよ 笑
・これまでずーっと「爪(つめ)」だと思ってた。「瓜(うり)」だったとは・・・でもなぜ瓜(うり)?
・総じて面白かったよ。でもマリー原作・脚本なので最後まで信用はしません 笑。

<2019/8/26 追記>
第2〜8話の感想です。

第2話
{netabare} 「S◯Xの別称」{/netabare} 大喜利大会
青春シーンだとへっぴり腰になる曾根崎さん。

第3話
強い子のミロ先生。{netabare} →「おまわりさん!この人です!」{/netabare}
泉くんの災難その2ですね。末広ひかるってありそう。

第4話
原稿用紙50枚の{netabare} ラブレター{/netabare} 笑。それもう原著論文だろ 笑。天城くんは立派。

第5話
{netabare} ロリコン{/netabare} 演出家登場。{netabare} →「おまわりさん、この人です!」{/netabare}
原稿用紙50枚の{netabare} ラブレター{/netabare} に{netabare} 校閲{/netabare} でお返事って。ありそうで絶対ない、もはやSF 笑。でも可愛らしいね。

第6話
合宿で第2回大喜利大会。
「この恩は絶対に軀で返す」あんま聞いたことない台詞出ました 笑

第7話
菅原さんは全身凶器だな
そして{netabare} 「おまわりさーん、現行犯です」{/netabare}

第8話
寸劇→内紛勃発からの{netabare} 告白大会{/netabare} であります。
菅原さんと百々ちゃんにはがんばれと言いたい。

マリーさんは本作、自分の書きたいこと自由に書いてる感じして良いですね。
和紗も菅原さんも曾根崎さんも本郷さんも百々ちゃんもホントに良いキャラしてる 笑

中間評価、付けてみました。

<2019/8/31 追記>
バトル展開の第9話(ウソ)

前回の盛り上がりから良い感じでお話が転がってます。

曾根崎さんのチョロいこと 笑
菅原さんはがんばってますね。つかあれはなんのプレイだ 笑。
あの引きだと本郷さんは次回、まさかあのシチュエーションで笑いを取りに行くのでしょうか 笑

<2019/9/7 追記>
第10話「穴」
「穴を覗くとき、穴もまたこちらを覗いているのだ」

いや、そういう話じゃないです 笑。
穴もいろいろありますが、パンツだったり股間だったり心だったり。

本格的に荒ぶってきました。
起承転結で言えば「転」の回かな。

あと2話でどうまとまるか楽しみです。

<2019/9/14 追記>
11話
最近のアニメではあんまり見かけない展開かな。

マリーさんと言えば広げた風呂敷をきれいに畳めず微妙な感じになること多い印象ですが・・・

今回の笑いのツボは{netabare} 「和紗のキス顔」{/netabare}
なまじ真面目な分笑えました。

あとあの体勢からの右フックは体重が乗らないと思う。

最終話はどうなるんでしょうね。

<2019/9/21 追記>
最終12話

マリーさんらしい変な着地だけど一応ちゃんと決まったと思います。
個人的にはもっと荒ぶって欲しかった人もいたり
{netabare}菅原さんとかもっと粘って欲しかった 笑。{/netabare}
つか結局{netabare}菅原さん{/netabare}の気持ちはどうなった?
あれ?

それは置いといて最終話の笑いのツボは{netabare} 泉くん{/netabare}のアホなカミングアウト 笑

Q.恋愛感情と性欲は切り離すことができるのか?
「恋愛感情に伴って概ね性欲も湧いてくる」
「恋愛感情がなくとも性欲を感じることはある」
「恋愛感情が強すぎたりすると相手を性の対象として見れなくなることもあったりする」
「性欲から恋愛感情に発展することもある」

いずれも性別や個々人の性格によって程度の差はあれ、多くの人はこういう感じなんじゃないでしょうか

全話通じていろいろ笑わせていただきました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 61
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

純潔の染まる色

アニメーション制作:Lay-duce
監督:安藤真裕、塚田拓郎、
原作・脚本:岡田麿里、音楽:櫻井美希
キャラクターデザイン・総作画監督:石井かおり、

少年少女たちの心をざわつかせる季節。
思春期特有の性的な悩みや思考を、
文芸部に所属する5人の女子高生の視点を通して
鮮やかに切り取ってみせた岡田麿里作品。

一人ひとりのキャラクターの心情を
女性脚本家らしい視点で論理的に解き明かしていく。
繊細な心理描写のリアリティは、
真似のできないオリジナリティがある。

昔は岡田麿里作品といっても、どこかぼんやりとした
「キャラに寄り添った作風」くらいに考えている人が
私も含めて多かったと思うが、自叙伝の出版によって、
作風の裏にある独自性の由来が明らかになったことで、
より作品が理解しやすくなったかもしれない。

岡田麿里の脚本は、徹底的な「他者に対する視線」と
でも言うべきものから成り立っている。
言わば、最近ブームの「なろう系」とは対極にある。
「他者」を客観視しながらも、集団のなかにあるときの
思考や交わりを丁寧に描くことで、アニメの世界にあっても
圧倒的なリアリティを感じさせる。
それは、小学生時代に「他者」になろうとした
経験によって形作られたもので、脚本家としての彼女の
原点のひとつなのだろう。

前置きが長くなったが、この作品もそういう岡田麿里の
視線が随所に感じられる。
しかも、アニメのためというよりは、
漫画原作がスタートだったため、最初から最後まで
しっかりと構成された物語となっており、
完成度は抜群に高い。
私にとっての岡田麿里作品は、細部はとても面白いのだが、
最後の締めになると、いつも何か物足りなさを感じさせたが、
今作は、ラストまでとても上手くまとめられている。

いちばんの特徴は女子高生5人全員が大人に向かって
変化する心の動きをつぶさに見せている点だろうか。
ストーリーの中心は小野寺和沙が「男子」を
受け入れられないと感じつつ苦悩し、最後にはその感情が
変化するというもの。そんななかで5人全員の
心の動きを追いながら、感情の変化を視聴者に
しっかり見せている。

例えば、文芸部部長の曽根崎り香が恋をしたことで、
眼鏡を外して、男に対する考え方が大きく変わるところや、
菅原新菜が大人ぶりながらも徐々に本心を表現していく
過程をコミカルにしかも丁寧に見せてくれる。
心の変化の機微をしっかりと描いている。

{netabare}キャンプファイヤーの影踏み、
り香に対する天城のレポート、
百々子の男を嫌いになる過程、
新菜の歪んだ感情と素直な感情、
ひと葉の野望から生まれた恋、
和沙の恋と友情の間で揺れる思い。{/netabare}
女子高生たちの心模様を実に上手く表現している。

{netabare}り香の退学を撤回させるために起こした
文芸部たちの人質立てこもり事件。{/netabare}
和沙たちは、自分たちが「青」の世界に
いることに気づく。
そこは、心地良いものだった。
「青」の中にいる少女たちは、大人になるために
自らの色を求めて必死に生きる。
時が過ぎ、環境が大きく変化したとしても、
彼女たちがこの季節を忘れることはないだろう。
(2019年11月3日初投稿)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 81

74.5 17 笑いで下ネタなアニメランキング17位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (486)
2177人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

見た目は可愛い女子達、その実体は・・・・・

 主人公 桐生慧輝と女子4人、親友、後から女子2人が織りなす面白おかしい変わった青春コメディいというのですかです。にしても、奇抜なタイトルだなぁです。

 所属する部室の掃除後、慧輝がつぶやいていると机の上にラブレターと女性物下着が置かれているという思わぬ展開から、物語は始まるのです。
 ガラスの靴ならぬ下着というかなり変わった、おかしなシンデレラ探しになるのです。

 慧輝が探りを入れる女子それぞれに、普通には思えない趣味?、願望?というのかを持っており、キャラの容姿のギャップがある意味面白さを引き立てているです。それは普通なら、退く人もいたり、逆にかなり受け入れてしまう人もいるかもしれないです。
 シンデレラ探しを中心に、彼女らに振り回される慧輝も面白いです。

 シンデレラ探し以外に、親友の恋の仲介もあったです。そのつてもあって、終盤やっと気づいた物語の核心に迫ることができるのです。

 シンデレラを特定する慧輝の計画、今まで気づけもしなかった意外な誰かさん、思わぬ衝撃の真実はいかに!です。

 シンデレラ本人の慧輝への思いも、真のものであることを突きつけれれるです。それに対する慧輝の答えは要必見です。
 明かされる、シンデレラの忘れ物の真相はいかに!です。

 このアニメのタイトルは最後の最後まで、慧輝に纏わりついた展開で面白いです。慧輝の願いは叶うといいなぁです。ただ、お茶の間で家族で見るには、やや刺激的な光景があると思うです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10
ネタバレ

ラティア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

独特で面白い!

恋愛もののアニメを何回か見たことがあるものです。

{netabare}ある日、主人公ケイキへのパンツとラブレターが見つかる。そして、ケイキは書道部なので書道部を中心に犯人探しをする。犯人の候補にはみんな特徴があり、自分の好きなことに粉骨砕身している。ケイキは言動、行動に才覚を働かすが犯人は見つからない。犯人は一体だれ?{/netabare}


ひとりひとり典型的な感性を持ち、繰り広げられる恋愛にとても魅了しました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

ふじお さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

声優さんの力よね

作画も最初は微妙だな―なんて思ってましたがopもedも一人で作ってることを鑑みるとこれってそーとーがんばってるんじゃないかと。特にopは「アブソリュート・デュオ」並に驚異的なんじゃないかと。
そう考えると作画もそんなに気にならなくなってきて完走出来ました。
音楽も、コミカル、シリアスと場面によってメリハリがついてて劇伴として満点だと感じました。

でも一番は下野紘くんが絶妙ですね。ヒロインズの大概な発言に対するあの突っ込みのタイミングや調子がおもしろい。
そこだけでも十分観る価値あると思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

73.4 18 笑いで下ネタなアニメランキング18位
シティーハンター(TVアニメ動画)

1987年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (353)
2154人が棚に入れました
最高の銃の腕を誇る伝説のスイーパー「シティーハンター」。依頼方法は、新宿駅東口の伝言板に「後が無い」という意味を込めた「XYZ」という暗号を書くこと。様々な問題を抱えた依頼人達の問題を冴羽リョウと槇村香のコンビが解決する。

声優・キャラクター
神谷明、伊倉一恵、田中秀幸、玄田哲章、一龍斎春水、鷹森淑乃、冨永みーな

にゃっきー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

マンガよりもアニメで!

20年以上前のアニメだけど、不朽の名作アニメだと思う。

実はマンガはあまり読んでいない。アニメはキャッツアイも好きだったこともあって見始めたが、男の子はこっちのほうが好きなんだろうなぁ。

主人公の冴羽獠のカッコ良さは半端なく、まさに男の憧れ。普段は女の尻を追っかけ、バカなことをやっているが、いざとなったら最も頼りになる男である。

声優の神谷明さんのキャラ作りもよく、嫌いな人はいないんじゃないかってぐらい、愛すべきキャラクターになっている。
また、周りのキャラクターもとても魅力的だ。冴子推し。

ストーリーは水戸黄門のような流れであるが、それが心地よい。さらにオープニング曲やエンディング曲がこのアニメを引き立てており、終盤からエンディング曲への流れは高揚感を誘う演出として秀逸である。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作も全部もってるが・・

16話?くらいからオリジナルになる。それはジャンプ漫画所以のサガ。
ガチリアルタイム世代として謎なのはTMNはどっちではやったのか?だ。 伝説のGetWildですよ。
大人になるとシティーハンターで売れたって意見が多数だが・・・そうなんか?
てかTMあんま好きじゃなかったからなぁ・・・ようわからん。。
ユニコーン派閥だった。。
地味に初代OP大好きなんですよね。さわやかな疾走感があってよい。
10年前?くらいまではまだ掲示板があって必ずXYZって書いてありましたね。。いまだにいたずら書きでもみかけるけど・・。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

Get Wildは優しさに満ち溢れた曲

不思議と、と言っては失礼ですが、このアニメは優しさに満ち溢れています。

主人公の冴羽獠は、射撃の腕は抜群ですが、どスケベで、女にだらしなく、おバカで、
それでいて、いつも周りを冷静に見ており、人一倍優しい男です。
そして、人間の弱さ、孤独な人間の寂しさを、よく理解しています。

本当に不思議なんです。
毎回、銃が使われるのに…、銃は人を殺すための武器であるのに…
いつも物語の最後になると、心が温かくなるのです。
獠の優しさが心に染み入ってくるのです。
そこが、このアニメの最大の魅力です。

エンディングは、小室哲哉さんのGet Wildです。
この曲も不思議なんです。
殺伐とした歌詞で始まりますが、なぜか優しさに満ち溢れています。
まさに、このアニメのエンディングにぴったりの曲です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 33

62.0 19 笑いで下ネタなアニメランキング19位
犬神さんと猫山さん(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (418)
2112人が棚に入れました
犬っぽい犬神さんのストレートな萌え表現に、猫っぽい猫山さんは今日も素直になれません。
ちっちゃくてネズミ的な杜松さんと人妻エロスを晒し出すJK・牛若さんにプラスして、キレッキレ(違)猿飛さんと、
プロ患者鳥飼さんも学園生活に。全方向突っ込みで、真っ当な秋ちゃんだけが疲れっぱなしの日々(ry

声優・キャラクター
上坂すみれ、東山奈央、大坪由佳、堀野紗也加、藤本葵、長弘翔子、山崎エリイ、原田ひとみ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これくらいの百合が丁度いい。

原作:漫画 未読

全12話

ジャンル:学園百合日常コメディ

1話3分のショート作品。


感想

「ソフト百合キマシ!」

原作の掲載雑誌が「コミック百合姫」だけあって、登場人物は女性だけ

犬神さんと猫山さんの二人を中心に、軽めの百合コメ。

猫派であるが犬似の犬神八千代と、犬派であるが猫似の猫山鈴と言う、ちょっとあべこべの設定に、最初憶えるまで時間がかかったよ^^;

ネタ的に、犬派猫派のものあれば、そんなの関係ないものまであるので、そんなに気にしなくてもいいかもでがw ^^;


時には やきもち焼いたり、ツンデレあったりの、軽めの百合具合。

「桜Trick」 の様なガチ百合ではないので、毎回 可愛いな~って感じで観れました。

自分的には、1話3分のショートなのが残念なくらいでしたね。
なんなら30分でもいいくらい^^

キャラデザがとても奇麗なのも好印象。

3分のショートなのに、所々 クスって笑えるのも良かったです。


漫画キララタイム系みたいな感じなので、そっち系が好きな方ならおススメです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

妄想:猫山さん「体が疼いて苦しいの。助けて犬神さん♡」って、私はなんてコトを・・・(ニヤける犬神さん)

百合でHなラブコメディで本編3分のショートアニメ。
尺が短いながら会話がテンポ良く進んで心地いいです。
絵もかなり綺麗でイイですね。キャラデザ・作監の「みうらたけひろ」さんはエ〇漫画も描かれているそうで、
本職はアニメ・〇ロ漫画家のどっちなんだろう?(両方?)
{netabare}
・カップリング①【猫山さんx犬神さん】
犬っぽい「犬神八千代」さんは猫とキレイな女子好きのアクティブな万年発情娘。犬っっぽいといっても隷属の比喩(犬=ドM)
クラスの違う「柊木 秋」さんは剣道部所属でお友達。そして犬神さんのボケに対しての厳しいツッコミ役。
猫っぽい「猫山 鈴」さんは柊木さんのクラスメートでお友達。背が小さく人見知りの恥ずかしがりやさんで犬好き。
柊木さんの紹介で出会ってしまった犬神さんと猫山さん。瞬間ときめく二人。まさにディステニー(運命)!
犬神「何、このニャンコ!!」
猫山「何、このワンコ!!」
犬がじゃれる如く猫山さんに飛びつこうとする犬神さん。
犬神「よろしくお願いしまーす!」
柊木「犬かよ!」
それを猫パンチでかわす猫山さん。
猫山「ウニャっ!」
柊木「猫かよ!」
犬山さんが自分にじゃれ付くのを嫌がる割に他の女の子と楽しそうに話していると怖い嫉妬の眼差しを向ける猫山さん。
そんな3人を中心にHな妄想と暴走を抑える楽しそうな学園生活はみごとな夫婦漫才みたい。

・カップリング②【杜松さんx牛若先輩】
犬神さんのクラスメートの杜松 美希音(ねず みきね)さんは柊木さんに次いでの冷静なツッコミ役。
変な丁寧口調「~なのです。」が口癖。背が小さくて鼠っぽく、暇あればオヤツのスライスチーズを食べてます。
杜松「チーズはイイ。剥けるのも、裂けるのもHな感じがして美味しいのです」
犬神(あっ、この娘とは仲良くなれそう・・・)当然Hな妄想誘引です。
割と犬派の杜松さんは自分の所属部活「生物部(あらいぶ)」に誘いますが、
杜松「入れたい『部』があるのですけど・・・」
犬神「入れたい『部』!ナニをドコの部位に!!(興奮)」これも当然Hな妄想誘引です。
犬神さんと猫山さんは殆どお茶とおしゃべりしかしない「あらいぶに」入部。
部長の牛若雪路(うしわか ゆきじ)先輩は巨乳のおっとりさんで杜松さんの「嫁」。
うっかりつまずいて杜松さんを床に押し倒した格好はもうアレですな。
杜松さんと牛若先輩の絡みが少ないのは残念でした。メインは「犬神さんと猫山さん」なので。

・カップリング③【鳥飼さんx猿飛さん】
犬神・杜松さんのクラスの猿飛 空(さるとび そら)さんは真面目な委員長。
「犬猿の仲」のごとく犬神さんが嫌いな猿飛さん。
名前が体現すること否定する弁明をしていてもバナナ片手に話されてはヤッパリ説得力無いですね(ウキー!)
そんなに悪い娘じゃないんですよ。恥ずかしながら仲直りするし。それに悪ノリする犬神さんって・・・
鳥飼ひばりさんは猫山さんと柊木さんの幽霊クラスメイト。といっても病弱で欠席が多いため。
しかし亡霊のように自分を語って周りを余計な心配をさせたり、初対面なのにかなり気安く愛称をつけるのが玉にきず。
そんな鳥飼さんは猿飛さんの幼馴染。このカップルももうチヨット絡みが欲しかったなぁ。

女子だけの存在世界かと思いきや最終回の縁日ではモブだけど男性がいたことに何故かホっとします。
架空の話とはいえ、さりげないリアルを入れると親近感がもてました。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

3分アニメでお気に入りにするのはこれだけかも(おすすめ!)

 「3分アニメはアニメ見たうちに入らない」という私ですが、これだけはお気に入りにしたりレビュー書いたりしたいと思えた一作。30分化を待ち望んでます。原作漫画が連載中です。単行本買ってるんですが、ペースが遅い!もっとはやく続き見たい!

 動物の名を冠した女子高生が百合百合するアニメですが、コメディ多めで最高です。30分でアニメ化されてたら第二の、より万人受けする、「桜trick」になっていたことでしょう。
 原作も含めて話すと、女の子は犬猫から始まり、次に干支縛りになり、最終的に春夏秋冬がでてきます。もう動物じゃねえ(笑)

 その中で、わたしは鳥の子が死ぬほど好きです!死にそうだけど。

 ひとつ猫好きとして不満を言わせていただけると、猫山さんは全然猫じゃない!奔放さが全然足りない!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18

62.2 20 笑いで下ネタなアニメランキング20位
てさぐれ!部活もの(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (427)
1791人が棚に入れました
どこにでもあるような高校、どこにでも居るような部員たち。

「自分らしさ」とは何なのか?

「自分の居場所」とは何なのか?

そんなモヤモヤした疑問から“ありきたりじゃない”高校生活を送るべくてさぐりで奮闘し、少しずつ大人の階段を上っていく少女たちの等身大学園コメディ♪

声優・キャラクター
西明日香、明坂聡美、荻野可鈴、大橋彩香、上田麗奈
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アドリブパート^^

15分のショートアニメ。

ラジオっぽいアドリブパート?が
新鮮で面白いです。

ちょっとした息抜きがしたいときに
観てます^^

■第11話・第12話
{netabare}
年末にニコ生で一挙放送していたので
最終話を見ました~

ついでにてさぐれ・ラジオもの!も放送されてましたね^^

てさぐれ・ラジオもの!は今まで聞いてなかったのですが
本編アニメと同じか、それ以上に面白い内容になってました^^
最終話はいつになくまじめなカンジでいいお話になってましたね。

そ・し・て!

まさかの2期発表!

ゆあとひーなが卒業した後のてさぐり部の
お話みたいですけど、アドリブパートも引き続き
残るのでしょうか。

2期にあわせて、ラジオも毎回聞こうかな^^

今気づいたけど、2期はまだアニこれに登録されてないみたい><
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 54

ぱんちょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

過度な期待はしないでください

ジャンルは日常系会話劇アニメ。しかし、其の真骨頂はアドリブ。声優、キャラの評価も演技力や設定というより、アドリブの会話力、声優自身のキャラの強さと言ったほうがしっくりきます。キャラ設定=声優の性格ですから(笑)しかしこの4人の化学反応の爆発力はすごいものがあります。感動はありません。どんでん返しもありません。涙は、笑って出るかもw 回を重ねるごとに慣れたからなのか、おもしろさが増していきます。そしてそれ共に結愛と葵の暴走が加速していきます。こはるんの天然とイケメン好きも歯止めが利かなくなります。それらを見ているひーなのディスりが激しくなる。なんだこの笑いのスパイラルは。見る人は選ぶと思います。しかし、気に入ったら中毒性がすごいです。15分くらいの作品ですので是非中盤くらいまで見て気に入れば、最後まで。否、2期と3期そしてラジオ、洲崎西。と手を伸ばしてみてください(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

puuuusan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アドリブ劇‼︎

新しい部活を、アドリブを交えながら「てさぐって」いくお話でした。もともと声優さんのラジオが好きなので楽しかったです。
葵のダジャレがくだらな面白い…

他にも「主人公キャラは、ヒロインの大事な言葉を聞き逃す」などとアニメ、漫画あるあるに触れていておもしろかったです。

一番笑ったのはOPだったりします。
『さあカメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン!』
だめだろ、OP的にw

それと、EDに『上田麗奈』がずらっと並びます。シュール過ぎるw

それでいて最終話ではストーリーがちゃんとしているなど、最後まで新感覚アニメでした。

2期もあるらしい??

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

76.3 21 笑いで下ネタなアニメランキング21位
上野さんは不器用(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (410)
1778人が棚に入れました
ココは、とある中学校の理科室。科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的(変態?&ちょっとフェチ?)すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピールをするが・・・。果たして上野さんの恋は成就するのか!?それとも・・・

声優・キャラクター
芹澤優、田中あいみ、影山灯、大森日雅、伊藤美来、井澤詩織、戸松遥、佐藤利奈、竹達彩奈、井口裕香
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイトル詐欺?

原作未読。最終話まで視聴。

【タイトル詐欺?】
{netabare}「上野さん」というより、「下野さん」の方がピッタリかなって。
下ネタばっかりだったし(笑)。

上野さん。不器用なのは恋愛だけで、むしろ滅茶苦茶、器用じゃないですか!?
あぁ・・・。タイトル詐欺(笑)。{/netabare}

【一人ドタバタコメディという新ジャンル?】
{netabare}上野さん一人がひたすらドタバタするコメディ。
対照的に田中くんと山下さんはいつも冷静沈着。
この対比も面白い。{/netabare}

【上野さんの天才ぶりがハチャメチャな世界観を生みだす】
{netabare}毎回登場する上野さんの発明品。
毎回、これが事件の発端となる。
上野さんは、『THe主人公』ともいうべき存在なのかも知れない(笑)。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お○っこ飲めタナカぁ!(直球)

芹澤優さんの奇声が聴けるアニメ。
1話2本立て構成の、計10分ちょいで観やすかった。

一番好きだった回は、{netabare}11話の、南峰さんが出てきた回。
全校生徒にアンダースコートを見せて、「パンツではない!」って主張してたのが可愛かった。
その後、田中が天然スケコマシ発言をするんだけど、その現場にいたみんなが、

上野→ジタバタ
山下→ふて寝
よもぎ→タモンをリフティングし始める

っていう、脈絡のない反応をするのが面白い。{/netabare}この作品のこういう独特な感じ好き。

あと全然関係ないけど、田中を見てたらなんか、『ゲーマーズ』の雨野っちを思い出した。私だけかな?

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中学校の理科室を舞台にした、純情で変態なラブコメディ

中学校の理科室を舞台に、科学部の部長・上野(女子)と、上野が想いをよせる科学部員・田中(男子)との関係を描く、変態ラブコメディ。全12話。
物語は基本的にワンパターン。いつも強気だけど自分からは告白できない上野が、毎回超絶テクノロジーの発明品を作ってきて、部長権限でセクハラ的な使用法を強制することによって田中の方から自分に言い寄ってくるように企むのだけど、鈍感な田中は思い通りに反応してくれず、逆に上野が恥ずかしい目にあう、みたいな流れです。最初の数話を観た段階では、かなり頭のおかしい下ネタ系の内容自体は嫌いではないけれど、なんだかちょっと上野さんが気の毒なような気もしたのですが、観続けているとそれも慣れてきて、お約束のギャグとして普通に楽しめました。15分枠に2つのエピソードという構成なのでテンポが良いですし、もう一人の科学部員・山下や、水泳部の北長といった脇役も面白いキャラだったので、最後まで飽きなかったです。
声は、上野役の芹澤優が純情変態キャラを上手に演じていました。ロボットのウエノ13号の声も良かったです。芹澤優はEDも全部で6曲も歌っていて、そちらも含めてなかなか芸達者だなと感心しました。
最後まで観終わって、相当に下品ではあるので、あまり絶賛するのもどうかと思いますが、正直かなり面白かったです。あと、どうでもいいですけど、上野さんはとんでもない天才ですね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

63.5 22 笑いで下ネタなアニメランキング22位
+チック姉さん(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (340)
1563人が棚に入れました
 「+チック姉さん」は、「ヤングガンガン」で連載中のマンガで、むちゃな発言を連発して部員を困らせる「姉さん」、怒ると手のつけられない「オカッパ」、おとなしい「マキマキ」という模型部に所属する3人の女子高生の日常を描くコメディー。
ネタバレ

dolcetto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何?私と戦争したいの? 狂気の日常コメディ

もけい部女子高生3人による日常コメディー。

主な登場人物はチビでちょっとウザい「姉さん」と怒ると怖い「オカッパ」とおとなしい「マキマキ」。少ししか出番がありませんが{netabare}なぜか女性用下着を着用している{/netabare}変態チックな国木さんが面白いです。姉さんと双子のチビトリオも良い感じです。

1話を見ると姉さんの声(ちょっとリアルな顔になるシーン)が合ってないように思いますが、これはこれで癖のあるいい声です。1話2分程で全12話。サクッと見れる上に普通に面白いです。物足りないくらいです。漫画の方も面白いです狂気を感じるくらいに・・・


個人的には以下の話をお勧めします。

第8話 解決チック
第11話 テニスのお姫様チック

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ウザカワ美少女(?)ってかウザキモ美少女(???)コメディさ!

1話が大体2~3分で現在6話までが無料公開中のウェブアニメ
あにこれが無かったら存在すら知らなかったであろうと思うとホント感謝感謝ですv
あにこれ様々ですよ!w


姉さん達の頭の上にはなぜプラモがあるのか全く意味不明w
説明もなしw
オカッパちゃんはキレキャラなのか姉さんに振り回される側なのかキャラぶれまくりでよくわかんないw


とりま姉さんがウザカワキャラってか“ウザキモキャラ”ってとこだけはガチですw
とにかく姉さんを知れば知るほど【ウザイ】ことと【キモイ】ことに気付かされる(笑)
ウザイ美少女がお好きな方は是非に!w
(いやはやwオイラのツボじゃねーすかw)


なんかやたら面白いと思ったら水島努監督作品だったのねw
コンテは極力自分では描かない水島監督が(本人曰く画力に乏しいため)珍しく自分でコンテ切ってます


原作はお世辞にも絵が上手いとは言えないのですけどwアニメ版でその点はしっかり補完
劇画タッチになるシリアス顔もバッチリ決まってますw


ちなみにセルソフト版は未公開話も含め全12話
ウェブ配信版とは順番の入れ替えがなされてます
↓↓↓


配信版→セルソフト版
第1話 →第2話{netabare}オカッパにひん剥かれるw{/netabare}
第2話 →第5話{netabare}コイバナ~カバンを股に挟んで尻振りw{/netabare}
第3話 →第3話{netabare}マキマキが一人キッスの練習w{/netabare}
第4話 →第4話{netabare}美しさの人が初登場w{/netabare}
第5話 →第1話{netabare}腕相撲~全員死亡~野球部員乱入w{/netabare}
第6話 →第9話{netabare}デリケートなゾーンが~w大人になっちゃう~w{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 22

林檎´ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女子高生は異常(=ω=;)

頭に模型を乗せた女子高生三人組み、姉さん、オカッパ、マキマキとその他愉快な仲間たちとのアホな日常を描いたギャグアニメ。


一話2~3分なので、暇つぶしには最適。
姉さん、オカッパ、マキマキは模型部に所属していて、その三人を中心におバカな日常が描かれています。模型部という設定はまったく関係ないけどw

この作品の見所は特にないですw
なので、気楽にサクサク見れちゃいます♪

ただ、下品なシーンも結構あるので、苦手な方は見ない方が良いかもね。

どうでも良いけど、保険医の水野先生が美しかった。
あだ名は「背な毛」なんだけどねw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

57.0 23 笑いで下ネタなアニメランキング23位
30歳の保健体育(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (316)
1476人が棚に入れました
まだまだ間に合う……素敵な恋愛をするためのすべてがココにある!  30歳を過ぎても女性経験のない男性は「魔法使い」になれる……そんな言葉がネットなどではよく使われています。これは「そんな人は滅多にいない」ということの喩えでもあるのでしょうが、現実には、ある程度の年齢を迎えても性経験がない男性というのは想像以上に多いものです。

声優・キャラクター
下野紘、名塚佳織、置鮎龍太郎、渡部優衣、喜多村英梨

林檎´ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

AからZを網羅してます!たぶん!!

「男は30歳まで童貞だと魔法使いになる」
今河 駿30歳、童貞の彼の前に大五郎という名の男が現れる。大五郎は、駿の童貞を卒業させるために天界より派遣された「性愛の神」だった。果たして駿は、神の助言を借りて無事童貞を卒業することが出来るのか。

この作品はHに関する知識が全くない人には見て欲しい作品ですね。30歳と言わず、幅広い世代の方でも見て損はないでしょう。間違った知識を修正することが出来るかも知れませんので。といっても、自分は修正版しか見てないんですが、修正入りすぎてわかりにくかったですね。知識を求めるなら無修正版で、ストーリーやコメディーものとして求めるなら修正版を見て頂ければ良いかと。そのストーリーに関してですが、コメディータッチでひとつの恋愛を描いている感じです。出会いから結婚までの。既婚者としては、昔の事を思い出して泣いてしまいますw 恋愛の経験がない人でも、この作品の最終回を見て感動することが出来るでしょう。なんにせよ、心からおめでとうお二人方!!。・゚・(ノД`)・゚・。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

68.0 24 笑いで下ネタなアニメランキング24位
つぐもも(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (319)
1362人が棚に入れました
ごく平凡な少年・加賀見かずやは、ある日現れた着物姿の美少女、桐葉と出会う。
初めて出会ったはずのかずやに「久しいのう」と声をかける桐葉。
はたしてその正体は、かずやが亡き母の形見として、片時も離さず持ち歩いていた「帯」の付喪神だった……。

ドSな美少女付喪神の桐葉とともに、次々と起こる怪異事件に立ち向かう「妖怪アクションコメディ」いざ、開幕!

声優・キャラクター
三瓶由布子、大空直美、久保ユリカ、松井恵理子、芝崎典子
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

色んな意味で恥ずかしい。

アクションお色気コメディーアニメと言った所かな。
幼稚っぽい所が散見されますが、楽しく拝見させて頂きました。

帯を使った戦闘シーンが新鮮でした。
自由自在に形を変化させるのが斬新。
珍しさに目を見張ってしまいました。

ヒロインの桐葉さんがいい。
威勢がいい。
小気味がいい。
見た目がいい。
いいいい尽くしの「あねさん」キャラです。
{netabare}途中幼女になった時は、魅力が半減。
早く成長しろと心の中で願ったものです。{/netabare}

しかしまあ、8話の風呂シーンは放送倫理規定に触れるのでは?
いや、絶対触れる。
逆に、触れて欲しい。
それくらい、突き抜けていました。

どうも2期があるようで。
もっともっと遊び心を期待したいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

加賀見一也の成長記録(お色気増し増し)

母の形見である帯の付喪神である桐葉。
土地神のくくり媛の命令により、加賀見一也は怪異(あまそぎ)を調伏する呪詛祓(すそはらい)となり、
桐葉と行動を共にする事となった。

内容を掻い摘んでみると、加賀見と桐葉との出会い・加賀見の成長・皇との呪詛祓争い、
といった所でしょう。
他に気になったところは、お色気シーン。

私はお色気シーンは嫌いではありません。
むしろ、好きな部類です(///▽///)
しかし、相手が神だからとしても、幼い女の子の容姿をしていると抵抗はありますね。
大人の女性だったら大歓迎ですがw
サービスカットなのかもしれませんが、お色気シーンは多めと考えておいて下さい。
【女性のみなさん、ごめんなさいm(_ _)m】

あとは専門用語の難しさ。
愛用されてきた道具が神になる付喪神(つくもがみ)。
これは神道の考えというよりは民俗学の部類かなぁ?
「物を大事にしなさい」という教えなのでしょうが、使い捨てが当たり前の現代社会では理解しづらいです。

呪詛(すそ)も難しいです。
呪詛の力を使って道具の所有者の願望を叶える付喪神を『あまそぎ』としています。
難しい専門用語の羅列ですが、要するに怨念を具現化したみたいなものでしょう。
詳しく知りたい方は神道・陰陽道などを調べて下さい。

作品は「俺たちの戦いはこれからだ!」という状態で終わります。
第2期からが本格的な戦いになるのかな?
これからの加賀見と桐葉コンビの戦いに注目です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こういうので良いんですよ

とても面白かったです。

笑いあり、お色気ありの正統派ドタバタコメディ。
真っ直ぐで素直なストーリー、こういうアニメをシーズンに1本は観たいですね。

簡単に説明。主人公加賀見かずやは高校生。亡くなったお母さんの形見の帯を、毎日肌身離さず持っている以外は普通の男の子です。

放課後突然、髪の怪異に襲われます。その時頭の中に響く女性の声。怪異の正体はあまそぎと言う即席の付喪神であり、周囲に害意を撒き散らすものである事を告げられます。襲いかかるあまそぎ。吹き飛ばされて屋上から投げ出されるかずや。危機一髪を救ったのは青い髪をなびかせる着物姿の美少女でした。

美少女の名は桐葉。自らがかずやの持つ帯の変化した付喪神である事、かずやが怪異を引き寄せる特異体質である事を知らせるのでした。

-----------------以下感想-------------------

いやあ、良いアニメですね。桐葉さんもかわいいんですが、水神様のククリや同級生のちさと。かずやのお姉ちゃんなどなど、かわいい女の子出まくりの癒され空間が心地よいです。
桐葉さんは暴力系ヒロインに分類されると思いますが、時々デレたり、プリンが好きだったり可愛いですし、かずやとの深い絆も感じられてとても良いヒロインだと思います。

テンポの良いギャグと健康的なお色気。どこか懐かしさを感じるハーレムアニメの王道とも言える真っ直ぐなストーリー。ひねくれた所の無いよく出来た作品だと思います。ぜひとも2期を作って頂きたいですね。まったり待ちたいと思います。







※京都アニメーションの凄惨すぎる事件にはただただ悲しい気持ちでいっぱいです。亡くなった方のご冥福と、怪我を負われた方の1日でも早い回復をお祈りいたします

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

70.8 25 笑いで下ネタなアニメランキング25位
戦闘員、派遣します!(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (404)
1356人が棚に入れました
秘密結社キサラギ。今や地球上の誰もが知る大企業は、自ら悪の組織と名乗ってさまざまな悪事に手を染め、ヒーローたちを打ち倒し、ついに世界征服を成し遂げようとしていた。しかし、世界を手に入れれば大勢の戦闘員たちは不要になってしまう。このリストラ問題を解決すべく、キサラギの最高幹部たちは新たな侵略先として宇宙に狙いを定める。そして地球によく似た環境の惑星へ、「戦闘員六号」と美少女型アンドロイドの「キサラギ=アリス」を派遣するが、現地の人々は“魔王軍"の侵略を受けていて――。

声優・キャラクター
白井悠介、富田美憂、菊池紗矢香、村上奈津実、髙橋ミナミ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

何だ、これってやっぱりSFなんじゃん…。

原作は読んでないけど、最終話最後の1カットの夜空でサラっと大きなネタを分かりやすくぶち込んできましたね!



……って、いきなり最終話を観てない人には意味不明な話で始めてすみません。一応ストーリーとしては、悪の秘密結社キサラギが世界征服を目前にして、征服後の組織維持のために宇宙の彼方に見つけた居住可能惑星を新たな征服地と定め、そこに組織古参の戦闘員六号と高性能美少女型アンドロイドであるアリスを先兵として派遣するというお話ですね。

侵略を目指した惑星には人間そっくりの知的生命体の他、魔族と呼ばれる存在がいて、自分たちが持ち込んだ科学技術とは別の「魔法」が存在するといった感じになっています。別の惑星上にある文明社会という意味では「異世界」ではありますが、人間や物が技術によって転送できている時点でいわゆる「異世界ファンタジー」ではありません。
(意思疎通も謎の能力ではなく翻訳装置的な物によってなされています。)

六号やアリス、そして二人が拠点とすることになったグレイス王国の王女ティリスなど人間的な外見の方が腹黒なキャラが多く、敵味方問わず「人外」キャラの方が純真な性格設定になっているのが特徴的です。

基本ゲスかったり腹黒だったりするキャラたちが時折見せる「悪に徹しきれない」ところや、逆に基本純真なロゼやハイネのようなキャラが欲望に正直すぎるあまり時々腹黒い連中をやり込めたりするドタバタ劇を楽しんでいた感じで、軽く流して観るような作品ですが、文物に関して軽い考察要素を入れることで設定に関して想いを巡らせる感じでもあります。

気付くと面白かったり気になったりする小ネタはちょくちょくあるので、そういうのを追いかけるのが好きな人には案外お勧めできる作品かもしれません。しかしニッチな需要とも言えるので、そんなに人気は出ないような気もします。

あと、ある意味古典的なアリスのツンデレはけっこうカワイイと思いました。

余談その1: 次回予告でキサラギ女三幹部が喋ってる内容に、案外情報量が多かった気もするしたいしたことなかったような気もします。とりあえずリリス様は非道い奴です(笑)。

余談その2: OP主題歌「No.6」のラテンっぽいアレンジが意外とハマります。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

下品な主人公を軽蔑しつつも共感してしまう男心の弱さを突いた作品

この物語の原作は、「この素晴らしい世界に祝福を!」の著者である暁なつめさんが作家デビューする前に「小説家になろう」に投稿されていた小説です。
つまり「この素晴らしい世界に祝福を!」よりも前に書かれていたようです。
だから内容は、あのアニメと同じく、下ネタたっぷりのお笑いアニメです。


このアニメもまた、下品な主人公を軽蔑しつつ、ダラダラと結局最後まで見てしまいました。

著者の暁なつめさんは、いやらしいほどに男心の弱点をしっかりと突いてきます。
健全な男であれば誰でも下ネタが大好きであり、まるで麻薬のようについつい下ネタ話を知りたくなります。
こんな下品なアニメを見ている自分を”情けない”と思いつつ、男の本能には勝てずに、ついダラダラと見てしまう自分がむなしい…。
皆さんもそうですよね。(^_^;)


物語の内容は…、語る迄もありません。
暁なつめさん原作のアニメには、物語の内容などどうでも良いのです。
愉快な仲間が集まって下品なことを笑いながら楽しくやっていればそれでいいのです。


悪行ポイントを積み重ねることで自動車や武器が手に入るのであれば、私も主人公と同じことをしたい。
でも実際にそれを行ったら間違いなく警察に捕まってしまいますね。
女性のパ〇ツをいきなり脱がしてパンチ一発で許してもらえるほど世の中は甘くありませんので…。
それと、どんなに酔っていても先輩や上司の頭に「ちょんまげ」はしないでくださいね。その瞬間に人生が終わるかもしれませんので…。
視聴者の皆さんは注意してくださいね(*^_^*)

最後に私はアンドロイドのアリスが大好きです。(^_^)
外見は幼い美少女ですが、口調は大人びており、辛辣な言葉で主人公をいたぶっているところがたまりません。
そして主人公が意識不明で入院中に下の世話をしてくれた意外な優しさが嬉しいです。
貴方は意識不明の友達の排せつ物の処理を3日間することができますか?

投稿 : 2024/11/23
♥ : 44

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

このすばと比べると可哀想

あまり期待せずに観たんですが、第1話が結構面白く第2話のOPで原作者がこのすばの人だと気づき納得しました。異世界転生みたいな話ですが、ギャグアニメ、主人公ゲスい、作画は普通、でもちゃんと女の子キャラが可愛い、非常にこのすばっぽいです。
美少女達が癖の強いのも良いですね、口の悪いアンドロイド、欲深い騎士や腹黒い姫等魅力のあるキャラが多いです。私は食いしん坊キメラのロゼが推しです。
このすばは名作だと思っている好きな作品で、比べるのは酷ですが、この作品も十分面白く、このすば好きな方なら評価高いはず!と思ってましたが、そうでもない様ですね、あまり話題にもなってないし^^;
確かに下ネタに頼りすぎた感はありますね。好きなんですけどさすがに多いです。
あと、このすばの原作者の作品だと大きく宣伝すれば良かったのにと思います。なんかひっそり放送してスルーされたんじゃないでしょうか、題名もインパクトないし。
とは言え、多くの方に観てもらいたいので私はお勧めします、特にこのすば好きな方はぜひ!
個人的には姫がパスワードこっそり叫ぶのが一番ウケました。伊藤美来が歌うOP地味に良いです

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16
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