2022年度の相棒おすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2022年度の相棒成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月03日の時点で一番の2022年度の相棒おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.2 1 2022年度の相棒アニメランキング1位
リコリス・リコイル(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (1039)
2919人が棚に入れました
東京の下町にある和カフェ「リコリコ」 。 カフェが受ける注文は、おいしいコーヒーにあま~いスイーツ……だけじゃない!? ちょっとそこまでのお届け物から心細い夜道の送り迎え、ゾンビ退治から巨大怪獣…!? なんでもお悩み、相談ください! お客さまの「困った」をなんでも解決しちゃいます! 皆さまをお待ちするのは、いつもスマイル看板娘と、クールで真面目なド新人。働きたくないちびっ子に、結婚を焦るアラサー女子? そして店長は、日本かぶれのナイスガァイ!! どんなご注文(オーダー)も、おまかせあれ♪
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

楽しくも、切なく哀しい『Recoil(反動)』の物語

あなたの学校に、ものっそい美人、
しかもスタイルも性格も良くて、誰とでも気軽に接し、
おまけにスポーツや勉強まで充分以上にできる女子がいたとします。
そういう女の子って、
だいたい一割ぐらいの生徒から陰でディスられたりするんですよね。

 ・なんでもできますヅラが気に食わない、カンに障る。
 ・八方美人で、いい子ちゃんぶってヤな感じ。
 ・別世界の住民みたいで親しみがもてない。もっと庶民派の方が好き。

まあ、言いたくなる気持ちはわからなくもないですが、
そういうのって客観的に見ると『やっかみ』以外のなにものでもなく。
人間、素直がイチバン、などと思う拙なのであります。


本作『リコリス・リコイル』は、
そういう『学校イチの完璧美人』みたく考えていただければよろしいかと。
それが鼻につく方には鼻につくでしょうが、
僕ごときの浅学な身ではうまくイチャモンがつけられない、
全方位型のアクション・エンターテインメントなのであります。

ジブリや新海誠監督作品ぐらいしかアニメに接点がない方々にも、
ぜひに、とおススメしたい逸品であり、
2022年度のジャパニメーションを代表する一作ではあるまいかと。

ちなみに、物語の設定は明るくも楽しくもありません。

  政府の秘密治安維持部隊であるDA(Direct Attack)。
  そこは、犯罪者どころか『準備犯』までもを暗殺し続けることで、
  表面上の平和を維持する超法規部隊だった。

  DAは孤児を養成して殺人技術を身につけさせており、
  暗殺者として育成された女子たちは『リコリス』と呼ばれていた。

  そうした異様な治安維持に不審を抱いたテロリスト・真島は、
  その正体を暴いて白日のもとへ晒すべく、
  リコリスの抹殺、そしてさらに大きなテロを計画していく。

  そのリコリスのNo.1、『殺しの天才』と呼ばれる錦木千束(ちさと)は、
  ある事情から『不殺』を自らの信条とし、
  DAの支部扱いとなっている喫茶店『リコリコ』に身を置いて、
  暗殺ではなく『人助け』をして過ごしていた。

  その『リコリコ』に、井ノ上たきなというリコリスが、
  某事件の責任をかぶされた形で左遷されてくる。
  あくまでも『不殺』を貫き、明るく振舞う千束に反発を覚えるたきな。
  しかし、千束の事情や生きざまに接するうち、
  自分にも『人を殺す以外の生き方』があるのではと思い始める。

  しかし、そんな二人もリコリスと真島の抗争に巻き込まれていく。
  そしてついに大規模なテロが発生し、凄惨な現場に駆けつける二人。
  そこで千束に突きつけられる、生命の『選択』。

  そのとき、二人のとった行動とは……!?

とまあ、ハ-ドボイルド感満載な設定であり、
一つ間違うと『鬱アニメ』になっちゃってもおかしくないような、
あんまり『心暖まらない』ストーリーであるわけです。

ところが実際に作品を見てみると、
鬱になるどころか、爽快で、小気味よく、
わくわくしながら視聴し続けられる第一級のエンタメに仕上がっています。

これは、すでに見た方ならカンタンにわかると思うんですが、
単純に以下の三つの要素が作品を押し上げているからなんですよね。

  ① ビジュアルがめっちゃきれい。
    女の子が可愛く、活き活きしているし、
    アクションシーンもかっこよくて目が惹き付けられる。

  ② 演出・シリーズ構成が秀逸。
    パンツ回や喫茶リコリコのわちゃわちゃした日常など、
    楽しく見られるプロットが随所にあって悲壮さを引きずらない。

  ③ キャラ・役者の芝居がめちゃくちゃ楽しい。
    ヒロインである千束(Cv.安済知佳さん)を筆頭に、
    喫茶リコリコで働いている中原ミズキ(Cv.小清水亜美さん)
    同じくクルミ(Cv.久野美咲さん)たちの、
    カラッと陽気なお芝居が物語全体を明るくしている。
ネタバレレビューを読む
要するに、ハ-ドボイルド的な『苦味』のあるストーリーに、
美少女だのわちゃわちゃだのという『甘味成分』を大量トッピングし、
誰の口にも合うようマイルドに仕上げた作品なのであります。


ただし、単純にそれだけであれば、いわゆる
  絵がきれいで女の子がかわいいハ-ドボイルドアニメ
にしかなりません(そんなの、掃いて捨てるほどありますよね)。

  ハ-ドボイルド単体として見れば
   『政府が運営する秘密暗殺部隊』というのはやや古臭いし、
  その部隊が暗躍する理由が
   『外面上の治安の良さを維持するため』
  というのは、いささか無理筋な感じがしないでもなく。

僕が本作品を高く評価しているのは、
ハ-ドボイルド層+美少女層に加えてもう一つ、
第三の層とでも呼ぶべき重要なファクターが存在するからであります、

その三つ層のが分離不能なほど溶け合い、
融合して一つの世界を織りなしているからこそ、本作は『素晴らしい』、
近年まれに見る良作であると拙なりに愚考するわけです。

この層は作品タイトル『リコリス・リコイル』の意味に密着しているのですが、
未視聴の方は正直イミフになっちゃいますので、
まるっとネタバレで隠しておきますね。
ネタバレレビューを読む

僕的な評価は、ダントツのSランク。
おおよそ、エンタメに期待される要素をほぼ完全に網羅しております。
ハ-ドボイルドとしての世界観は若干『ぬるい』のですが、
それを補って余りあるアクション品質と、
ドラマ性のある濃密な『動機付け』が実によき。

同系統の作品は今後も出てくると思いますが、
それで本作を超えるのはちょっと難しいんじゃないかなあ、
と思わされるぐらいの完成度です。


唯一の欠点は、脚本がちょっと『わかりにくい』ことかと。
とりわけアニメ慣れしている方ほど、
その傾向が強くなるんじゃないかと危惧してしまう次第です。

  というのも、最近のアニメの傾向って、
  心情とか真意をセリフで語りすぎちゃっているんですよね。
  言葉と心情が乖離してるのって、
  わかりやすいツンデレ演出ぐらいのものでしかなく。

  その点、本作は心情解説的なセリフがほとんどないんですよね。
  映像や言葉の断片からそれを『推し量る』という、
  国語キョーイクみたいなスキルが視聴者に求められるわけであります。
  ネタバレレビューを読む
  そういうのって正統的な映像作品の作り方っちゃ作り方なんですが、
  イマドキのアニメとは、正直、かなり違うわけでありまして。

  いわゆる『萌えアニメ』的な感覚で、
  オモテに出てくるセリフだけを追っかけていると、
    なんだコイツ、わけわっかんね~
  みたいなことになっちゃいそうなので、ご注意を。
  ネタバレレビューを読む


作画は、ほんと言うことなし。ためらうことなく5点です。

かわいらしいカットはかわいらしく、
シリアスなカットは魂込めてシリアスに、
一枚絵として充分通用するレベルで繊細に描き分けられています。

  アクションシーンも、ガチでかっこいいですしね。
  他の方も指摘されてましたが、
  千束の独特な銃の構え方、きゅんです。
  ネタバレレビューを読む
  あと、これはアニプレ系列作品の特徴でもあるんですが、
  女の子が『おしゃれ』。
  乃木坂46のデザイナーに依頼したというリコリスの制服もそうですが、
  千束とたきなをはじめとする女性陣の私服がステキ。
  ここんとこは、他の制作会社もぜひぜひ見習ってほしいところかと。


大評判になっている役者さんのお芝居も、文句なしの5点満点。

千束役の安済知佳さん、こんなはじけたお芝居ができたんですね。
いやすごい、楽しい、ほんとカワイイ。
さらに、これまでの役どころで培ってきた『気だるげ』なお芝居も健在で、
その温度差が千束のキャラをより際立たせています。
(個人的には最終話、真島との『中休み』グダグダ会話がイチバン好きかも)

  若山さん、小清水さん、久野さんも会心の一撃かと。
  とりわけ『感覚派』の天才児、小清水さんが、
  アドリブでめっちゃいい味だしていて、よきです。いンぬ。
  (久野さんも引っ張られて、新境地開眼ですね♪)

  ただ、女性陣ばっかに目がいって、
  youtubeはじめネット上もその声ばっかなんですが、
  男性陣(松岡禎丞さん、上田燿司さん、さかき孝輔さん)が、
  すごく渋くて味のあるお芝居をしているからこそ、
  女性陣がぐぐっと引き立っているのはわかってあげて欲しいかも。


音楽は、OP・EDともに、世界観と見事にシンクロしています。
劇伴もかなりいい出来なんだけど、
クライマックス、台詞に日本語のOP曲かぶせちゃったので満点ならず。

  OPにクラリスさん、EDにさユりさんと、
  さすがSME系列のアニプレ、持ち玉が豊富ですよね。
  ときどきヘンな外し方しますが、今作はきっちりと。

  OPの映像が、またよくできてるんだこれが。
  拙的には、サードリコリスが無言で歩いているカットが大好きです。
  (最初は通常、途中でスローにして爆炎をかぶせる演出がヤバい)
  最後をおしりの蹴り合いで楽しく締める演出も、
  まさに本作の制作コンセプトそのものですよね。まいった、降参。


監督は、これが初監督となる足立慎吾さん。
1996年に『機動戦艦ナデシコ』の動画マンとしてデビューして以来
作画・作画監督・キャラデで25年以上のキャリアのベテランさんですね。
SAOやWORKING!!のキャラデ・総作監として有名な方。

  これまで『画』は描けても『物語』には関われず、
  イマドキの流行りアニメに対して、
  かなりの想いを募らせてこられたのだろうと愚考いたします。

  アサウラさんの作成してきたプロットを『原案』にするまで修正、
  映像面の中間チェックを副監督にほぼ丸投げし、
  自身はシナリオと演出に集中するという力の入れよう。

  残念というか何というか、
  画と役者さんのお芝居が良すぎて視聴者の目と耳を奪ってしまい、
  シナリオの本質が十全に伝わっているとは言い難い状況かと思いますが、
  アニメの楽しみ方は人それぞれ。
  そこに良し悪しだの優劣だのつけるのはヤボというものですね。

     ただ、僕は好きです、こういうモノづくりの方向性。

  板がバカ売れしているとの由、必ず『次』がありますから、
  妥協して『わかりやすい安直アニメ』に寄せず、
  いまの信念を最後まで貫いて欲しいと心から願う次第であります。

  
とにもかくにも、実に緻密に織り上げられた物語です。

エラそうにこんなこと書いてる僕も、
一周目では、ばくっした全体像しか把握できず、
二周目で構造をようやく理解でき、
三週目でその緻密さに舌をまいた、というていたらくでありまして。

ほんと、見返すたびに新しい『発見』のある、素晴らしい作品です。
(僕がアタマ悪い、ぼんやり見てるだけかも知れませんが)

  未視聴の方はもちろんのこと、
  既に視聴を終えられた方にもヒマなときぜひ見返していただきたい、
  そんなふうに思ってしまう、

      エンタメアニメのハイエンドモデルなのでありますよ。


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ちなみに、最終話の読み方と、二期があったらの展開につきまして、
僕なりに書きたいことがあるのですが、
あくまでも個人的な推測に過ぎないわけですし、
そもそも、ここまででも充分に『長い』レビュ-になっちゃってるわけで、
まるっとネタバレで隠しておきます。

未視聴の方はまったく意味わからないので読むだけムダかと。
視聴済みの方で、おヒマであり、
なおかつ「ふん、読んでやらんこともない」というご奇特な方だけ、どうぞ。
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 41
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメファンの感性を残酷なまでに問われる惨い作品

日本国の治安を守る秘密組織機関に属するエージェント=「リコリス」と呼ばれる少女たち
「千束と たきな」 2人のバディを描いた物語。

銃撃戦もありますが、最大の見せ場は何と言っても
千束と たきな のバディの関係性の描写にございます。

人気実力を兼ねそろえた完成度が非常に高い超話題作。

エンタメ性も高くキャラも魅力的で評判は上々、一見の価値ありと
自信を持ってより多くの方々にお奨めできるタイプの作品であります。

お気楽吞気で全身脱力系の 千束 と
生真面目で融通が利かない たきな の凸凹コンビが繰り広げる
化学反応の超展開(けつキック合戦の模様を含め)どうぞご期待ください。

●メサイヤ×スクランブル~最終話視聴後の総合評価~
ネタバレレビューを読む

ざっくりレビューネタバレレビューを読む

以下長文レビューネタバレレビューを読む

●アニメファンが知らない秘密結社【フリーメイ@ン】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 22
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

これは本当に楽しめた作品

オリジナルアニメーション作品です。
オリジナルアニメーションといえば面白い作品が多く、リコリスリコイルもその作品の1つ。

1話の段階で面白さが解るレベルの面白さですね。
Twitterでもフォロワー20万越えの人気だしアニコレでも人気は高かった様に記憶しています。

普通にキャラも可愛いし、千束もタキナもしっかりキャラが立っていて内容も解りやすくアクションもスタイリッシュですね。
たまに作画がおかしいシーンもありますが余り気にならないレベルですね。

後は細かいやり取りも面白く日常シーンも楽しく描かれて居ます。
退屈しないで飽きない物語展開は何度みても面白いですw


悪人を消しさり平和な東京を維持する為の武装組織に所属するリコリス。
そんな少女達の物語。

作戦違反をした少女タキナは転属命令が下される。
彼女は東京で1番のリコリスである、千束の元で学べと言われたのですが……

【千束】

千束は賑やかな女の子です。
タキナが来た事に凄く喜んでいて、多分同年代の女の子で相棒が出来たのが嬉しかったのでしょうねw
少し悪ふざけが過ぎるのですが、実は私も普段から悪ふざけしてる人なので、その点は共感持てますw

2人の初仕事はボディーガードなんですが、千束が目を離した隙にネタバレレビューを読む

この辺り、タキナが千束の元にで学べと言われた理由のヒントになっています。

千束は、「命を大事に」と言います。
彼女は、平和と称して悪人を処刑して存在を消し去る組織ADのやり方にネタバレレビューを読むを持っています。
悪人を殺す事を許可されたリコリス……
ネタバレレビューを読む

それは悪人だからと言って命を奪っていい理由にならないって点と、彼女は、人の命は奪いたくない、誰かを助ける事をしたい。
ネタバレレビューを読む

実は、千束の身体はネタバレレビューを読むです。
それは命を引き換えに世界への使命を与えられた事を意味します。

彼女は人を捜していました。
理由は、自分を救ってくれたある人にお礼を言う為。
そのお礼を言いたい人と意外な場所で再開する事になる。
でも、上手くお礼を伝えられなかった。

彼女の恩人ネタバレレビューを読む

彼女はネタバレレビューを読む

そうして、彼女の余命は約2ヶ月
千束は元々ネタバレレビューを読む
それでも、悲しい顔も涙も見せないで……

それは、彼女が今も奇跡の中にいるからです。

これはある漫画のセリフなんですが、「人にとって1番難しいのは健康に生きていく事」なんですよね。

昔の彼女は身体を動かしたら倒れてしまう。
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健康に生きてこられた。

だって、そうではありませんか?
普通にしてたら死んでしまっていた時間……
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それが短くなった。
きっと、辛かったし悲しかったと思う
でも、元々無かった時間を体験できて、それが短くなった。
それだけだったんだと、きっと割り切った。

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それからも千束は普通に日常を過ごしてました。
でも、1番凄いと思ったのは自分の事より、リコリコの仲間のこれからを気にしていた事です。

リコリコはネタバレレビューを読む
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それが1番凄いなぁ〜って、余命なんて宣告されたら多分、自分の事で手一杯だと思うのですが、それでもタキナをDAに帰れるようにしようとか、ミズキやクルミが何処に行くかとか気にしていて、多分見届けたかったんだろうなぁ〜

そんな中、千束は先生から全てを聞かされる。
ヨシさんが彼女を助けた本当の理由……
先生の謝罪…………

それを聞いても千束は笑顔だった。
感謝の気持ちは変わらないと。

そうだよね。
理由や真相はどうでありヨシさんは自分を救ってくれたし、先生が与えてくれたものって本物なんですよね。
裏はどうであり、その行為があるからこそ今の自分がある訳ですもんね。

そうして、ネタバレレビューを読む戦場へ踏み出す。


【タキナ】

DAではタキナは仲間殺しとか追い出されたとか噂されています。
それでも、タキナはDAに戻りたいのですが、中々戻して貰えず……

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正直、こんな場所に私なら戻りたいとは思えません。

それでも、タキナは自分の居場所はここにないと思い込んでました。
その場所にしか居場所がないから戻るしかない……

千束は言います。

千束ネタバレレビューを読む

うん、居場所って簡単には見つからない物です。
それでも自分の居場所ってこの広い世界の何処かには必ずある。
だから、1つの場所に拘らなくていいのだと思います。
1つの場所に居たら他の居場所がないと思い込んでしまうけど……


千束ネタバレレビューを読む

これは誰でも経験あると思います。
人は生きていると失う事が多いです。
失った時は消失感で涙があふれてくる。
それでも頑張って生きていく中で失ったから得られた出会いや失ったから獲られた物や、失ったから開けた道は必ずあったと思う。


千束ネタバレレビューを読む

うん。
誰かの期待に答えられたら嬉しい!評価してもらえる!ご褒美を貰える!喜んで貰える!
誰かの期待に答える事は間違えじゃないよ。

でもさ、頑張って期待に答えても見向きして貰えなかったり、評価されないのに、誰かの期待に答えても悲しくなります。
それだと、疲れてしまう……自分が壊れちゃう……だから、見向きして貰えない人の期待に答えようとしなくていいんです。

自分を認めて評価してくれる人の期待に答えるのが1番いいのです。


千束ネタバレレビューを読む

うん、見ただけで自分が居て心地いい場所なんて解らないよね。
でも、新しい居場所は試さないと解らないものです。
自分の居場所なんて何個でも試せばいいのです。
皆、そうやって居場所を探していくものです。


それを聞いたタキナは、何を感じたのか。

最初は、DAに帰る事しか考えなかったタキナはそれ以降は、お店に打ち解けようとしたり、千束に興味を持ったり積極的になっていったように思います。


タキナにとって千束は……

作中では相棒とされています。
しかし、私には千束は理解者に見えます。

千束はタキナに出会えて嬉しいと言います。
それは本心です!
だから、タキナとの時間を大切にしたいし一緒にこれからも居たいと思う。

タキナがDAに帰るのはその時間を失う事を意味します。
ネタバレレビューを読む

だから、優先される気持ちは……報われるべき気持ちは……タキナであるべきだからです。
他人の気持ちに向き合い全力で優先して考えてあげられる。

それでも、報われないのなら…… ネタバレレビューを読む
それは、他人の気持ちに寄り添える理解者です。
千束が居たらタキナも安心かな?

千束の余命宣告後にタキナはDAからネタバレレビューを読むを貰います。
彼女はネタバレレビューを読むとしていたらしいです。
でも、千束が生きていられるネタバレレビューを読む

そうして、ネタバレレビューを読む

そして2人は各々の理由を手に戦場に赴く事になります。
そして、千束のネタバレレビューを読むを発見する!

【最後の戦い】

そんな中、タキナはネタバレレビューを読むして千束の元へ向かう……
二度とネタバレレビューを読む言われてもここでは、彼女はネタバレレビューを読むを抜け出します。

千束はヨシさんをネタバレレビューを読むに行きます。
真島って結構強かったんですね。
一応、小細工ありで千束対策もしてるけど意外と強くてビックリしました。

でも、途中でネタバレレビューを読むは何か安心感ありますね。
ネタバレレビューを読むなると安心感と安定感が増します。

そして、千束は最悪の敵と対峙する。
ネタバレレビューを読む
千束は最後まで信じようとするけど……

ネタバレレビューを読む

タキナのネタバレレビューを読むって銃を打ちながら追いかけるシーンがありました。
タキナからすれば……やっぱりネタバレレビューを読むと思いますよね。

例え、千束のネタバレレビューを読む
ネタバレレビューを読む
そう考えたのかもしれません。


千束ネタバレレビューを読む

誰かを殺して生きる……
そう、タキナは解ってる。
彼女が人を殺さない理由を…… ネタバレレビューを読む

殺すと言う行為は……彼女の生き様を否定する事になる……それをさせちゃいけないのも解ってる……だから、自分がやらなきゃ……大好きな千束に生きて貰いたいから!

でも、このセリフを聞いたタキナは止まる事しか出来なかった。
それを言われたら……心臓を手にしたとしても……

そして、千束は真嶋がとの決着をつける。

【千束VS真嶋】

この2人ってなんか……会話のシーンを見て思ったのは……出会い方や立場が違えば友達になれてたような気がしてしまったんですよね。
お互いがお互いに守るべきもの為に戦っている。

千束の世界は素敵なものですね。
真島は小さいと言うけど、その中には世界なんかに収まらない大きな気持ちが詰まっている気がしました。

最後の千束の連射は……真島をタワーから落とすけど……
多分、彼女は解っていた。
ネタバレレビューを読む
現に彼は……

タキナはネタバレレビューを読む


【先生VSヨシさん】

先生は千束を娘の様に思ってました。
先生は凄く怒ってたなぁ……
でも、それは当然です。
もしも、自分の子供に辛い思いをさせる人や命を奪おうとする人を許せないって思う。
親とはそう言うものであって欲しいし、あるべき者であって欲しい。

ヨシさんもまた、娘を想ってたんだろなぁ。
やり方は最低だし親としては失格だと思う……
間違えた愛情だったけど、多分気持ちは……
ネタバレレビューを読む先生があれを破棄したのは千束には見せられない……
だってあのネタバレレビューを読むを見たら彼女はきっと……


【千束のその後……】

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命を大事にしている千束は……
その命を否定はしない。
何故から、命の大切さを知っているから。
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皆、平等に必ずくる別れの日……その時まできっと。

【見終わって】

今期の中で個人的には1番好きな作品です。
千束の生き方って素敵だと思うんですよね。
彼女は毎日を楽しく笑って生きています。
出会いを1つ1つ大切に……

現実問題、彼女の様に生きていくのは難しいです。
しかし、彼女もきっと辛い事や悲しい事も沢山経験しているそれでも楽しそうに生きている。
悩みながらも苦労しながらでも楽しく頑張って生きていく。

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この志しは素敵だなぁ〜って思いまました。

彼女の生き様ってなんか凄く理想的で素敵な生き様だと感じました。
難しいけど出来ない訳じゃなくて尊敬しちゃいますね(*^^*)


【最後に】

OPで千束がタキナのお尻を軽く蹴り、それにムキになったタキナが千束お尻に全力全開の蹴りを炸裂するシーン。

ジョークの通じない友達とのやり取りのようなこのシーンは凄く学生らしいやり取りで、彼女達がリコリスではなく普通の学生ならこんな日常だったのかな?と思わされた印象的なシーンでした。

後、EDが神ってた!
EDに入るBGMも作品にあってたし、曲もかなりいい!
このED凄く好きです!

そして次回からはワイハー編がスタートします!
楽しみですね!

え?最終回なんですか?
いゃいゃ、Twitterとか公式サイトや番組表では最終回の文字が出てますが、アレはアレだよ!ほら!

数ヶ月遅れのエイプリルフールネタですよ。
次回からはワイハー編ですよ!ワイハー編!

えぇ……最終回なんですか?(*꒪꒫꒪)
そうですか……最終回らしいです。
マジらしいです(´・ω・`)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 40

84.3 2 2022年度の相棒アニメランキング2位
サマータイムレンダ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (623)
2148人が棚に入れました
「潮が死んだ―――。」幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。「自分にそっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される――!」さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして......!?紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開ける――!
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

本日からサブスク各種順次解禁!

昨日までディズニー独占配信でしたが
本日からほかのプラットホームでも
配信が解禁されています

原作は少年ジャンプのweb版ジャンプ+で連載していた漫画で
完結してすぐアニメ化の発表がありました

紙面の制約を受けないジャンプ+では
かなりたくさんの作品が連載されています
全体的なレベルは掲載作品を絞らなきゃいけない
ジャンプ本誌よりも低いと思いますが
その中の上澄みの部分だけを持ってくれば
本誌に負けないどころか
もしかしたら勝ってるんじゃないないの?
ってくらいにレベルが高いです

サマータイムレンダと同時にアニメ化された
SPY×FAMILY、阿波連さんははかれない
少し前にアニメになっていた彼方のアストラ
既にアニメ化が決定している地獄楽、怪獣8号
読み切りや短期連載で話題になった
ルックバック、タコピーの原罪などなど
そんな中で安定して高い評価を得ていたのがこの作品

作者の田中靖規はもともと
ジョジョの奇妙な冒険の荒木飛呂彦のアシスタント出身で
週刊少年ジャンプで「瞳のカトブレパス」や「鍵人」を連載していました
それぞれオカルト系能力バトルとファンタジー系のバトル漫画で
どちらの作品もあまり長生きはできなかったのですが
バトルシーンの迫力には定評がありました

・・・というところまで知っていれば
この作品がどういう作品なのか
作者がどういうものを描きたいのか
なんとなくわかってもらえると思います

ちょうどアニメが始まってすぐの頃
あにこれのチャットで原作に触れていない人たちと
この作品の話をする機会があって
序盤の2~3話まで見た人たちが
ミステリとかサスペンスみたいな方向を期待していて
ネタバレなしだとほとんど何も言えず困ってしまいました

原作を読まなくてもわかる情報として
田中靖規のそれまでの作風や経歴を話すのが正解だったのかな?
と今では思っていますw

アニメ組同様全く情報がない状態からだったのが
声優キャスティング
特にヒロイン姉妹の二人です

アニメ化が報じられた時の印象は
網代慎平:花江夏樹
また鬼滅便乗か・・・
小舟潮:永瀬アンナ
小舟澪:白砂沙帆
・・・誰?

人気絶頂の花江夏樹に主人公を任せて
ヒロインには売りたい新人を無理やりねじ込んだ
というようにしか見えなかったので
はっきり言って不安しかありませんでした

しかし、ふたを開けてみたら
このヒロイン二人がイメージにぴったりというか
登場シーンの時点でもう
ずっと昔からその子がその声で話しているのを聞いていたかのような
既視感(既聴感?)を覚えるくらいでした

よくまぁいい新人を見つけてきたなぁ
というくらいに思っていたのですが
放送後に実はそうではなかった
ということがトークイベントで判明しました

今回のサブスク解禁の宣伝のために
放送終了記念の無料イベントが開かれ
Twitter上での募集で定員280名に対し
3000名以上の応募があったようですが
無事選ばれたので行ってきました

倍率10倍以上のイベントに当選するなんて運がいい
と思う方もいるかもしれませんが
イベント概要に「抽選で」とはどこにも書いてありません
宣伝になりそうなアカウントを280名選出して招待しているんですね
抽選販売という方法だと恣意的な選別ができなくなるので
宣伝費と割り切って無料イベントを開催するわけです

実際この手の無銭イベントは
ここ数年一度も外れたことがありません
ある程度(数百人で十分)フォロワーがいて
定期的にアニメ関連のツイートをしてれば
高確率で選ばれると思われます

ちなみにこれが私があにこれよりも
Twitterでの活動を重視するようになった
理由の一つでもあります

トークの内容はほぼネタバレなので
視聴後に読むことをお勧めします
ネタバレレビューを読む

序盤からいろいろと仕込んだ伏線を鮮やかに回収していくストーリー
絶望的なまでに圧倒的な敵陣営との手に汗握る攻防
徹底的に妥協を許さないキャストへの演技指導により実現した
原作イメージそのままのキャラクターたち
作画も最後までハイクオリティでした

原作自体が終盤伏線回収が終わったあたりで
本来最後の山場を作らなきゃいけないところで
手札が尽きて失速した感があったので
瑕疵があるとしたらそのあたりでしょうか?

それを差し置いてもとてもよくできたアニメーションで
原作ファンとしてこれ以上ないアニメ化だったと思います

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

最終話 視聴の仕方を間違えた気がします。追記 あれ?Dアニに???

 HDD録画が出来ない環境なのでTVerで視聴。1週間しか見られないのでちょっと細かくメモを入れます。あの配信サイトなのでウーン、という感じです。2クールと教えていただいたので、もう1つ独占があるので、6月と9月(7月と10月?)だけ加入かなあ。

 なお、アニメの作品として非常にレベルが高い作画ですが、少年ジャンプということでSF的な深さはそこそこの気がします。構造は非常にテンプレですし。この私の偏見を裏切って欲しいところです。

1話 複製人間の正体は?

視聴メモ
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 仕掛けそのものはテンプレですけど、SFでそれを言ってはお終いです。論理性で見せるか、驚きポイントを作るのか。組み合わせでセンスオブワンダーとなるのか。楽しみな1作です。


2話 影 メモ

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3話 忌中に夏祭り?大丈夫か?思ったより浅い??

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4話 やっぱりウシオは死んでいたんですね。

 忌中云々の問題がありますがそれをさておいて、ウシオが死んで葬式をやって直ぐに祭りに出て告白するでしょうか。特に若い身内の事故死ですから、普通は喪失感で立ち上がれないと思うんですけど。

 それとパズルが複雑なのはいいんですけど、終盤に新しい設定が明らかになって設定で解決、にはならないですよね?進撃の〇人みたいに。
 新事実ならまあ許せますけど、新しい設定を後半に付け加えないでいただきたい。シラケますので。ちゃんと伏線を見せておくように、それだけはお願いします。

メモ

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5話 ひぐらしの鳴く頃にのリメイク?マルチエンディングは難しいですが。

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追記 あーなるほど、舞台と雰囲気、設定はひぐらしのなく頃に、話はシュタインズゲートという感じでしょうか。もちろん本筋となる謎に意外性があればいいですけど、意外性は奇抜さではないです。ウシオが世界線を動かす感じ?SFの類似性は否定しませんし、有りだと思いますが、仕掛けにセンスオブワンダーがあるか、ですね。今のところちょっと心配になってきました。


6話 影のボスが出た後なので、何に注目すればいい?巨乳の主張は何のため?。

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7話 視聴は継続します。が、シュタゲとかひぐらしと一緒で考えてもしょうがないですね。本作のレビューは…休みます。

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9話 ウシオに注目すると面白い話になりそう。

 レビュー休むといいましたが、ちょっとだけ。9話に至るまでウシオが取って付けたような感じで「キャラ」ではなく「設定」にしか見えませんでした。が、この9話でウシオに焦点が当たり出しました。これが良かったです。ウシオの内面が描かれる構成になると物語的に悲しい話になる心配はありますけど、面白そうですね。2クールかあ…感情移入しすぎると最後は泣くかなあ。

 影のボスの能力は示唆されていましたので、これは展開に期待がもてそうです。 



10話 古事記の国造りかあ…妄想したくなるなあ。刑事の不自然なフェードアウトはなに?

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20話 思っていたよりスケールが小さいし、タイムリープと設定でいろいろ見せられているだけだなあ。

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最終話 20話以降はまとめて見ました。本作の視聴の仕方を間違えた気がします。

 本作の見方は、人物がどう動くか、を見てワクワクするのが楽しいのでしょうね。あまり裏に意味性とか壮大な歴史とか考えないのが正解でしょう。伏線らしきものを考察する努力はやめて、単純に人物を追う。それが正解だと思います。
 なぜ、瀬戸内海和歌山なのか、南雲先生の小説の中身、ヒルコと大黒天の歴史的つながり。釘=鉄と7と言う数字の歴史的意味性、冒頭のシーンにトリックがあるのでは、などというものを脇において、死んでは戻り、工夫して戦って、死ぬ。その展開を楽しめばいいのでしょう。

 私はその点で間違えました。キャラはヒロインと南雲先生、シデが強烈で後はかすんでしまいますが、全体的にキャラ造形は出来ていたと思います。その意味では作品の作りもいいのでしょう。

 ただ、25話ありますので、見方を変えて再視聴は、ディズニーの契約をどこまで続けるかによりますけど。

 ということで低評価はつけ辛いですね。まあ、OPとか初めの数話の雰囲気と演出から、ミスリードされた気もするので作品のせいと言えなくはないですけど、結果的に正しい見方をしていなかった気がするので、第1印象の評価は3.1でしたけど、物語は評価できずの意味で3点、キャラは作画とヒロインで4点をつけておきます。一応観終わったにしますが、断念と紙一重くらいの視聴後感です。

 作画がいいのは認めるところですが、24話後半の作画というか画面の雰囲気、良かったですね。あそこの作画は線の感じが良かったと思います。


追記 いつのまにDアニに…うーん。まちがってディズニーの年間に入ってしまった私の立場は?まあ、スターウォーズとか3Dアニメとかあるのでいいんですけど。


 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 21
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ラストがなぁ・・・

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 7

69.9 3 2022年度の相棒アニメランキング3位
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (311)
992人が棚に入れました
目覚めるとMMORPGで自身が使用していたゲームキャラの姿のまま、異世界に放り出されていた「アーク」。その姿は、見た目が鎧、中身が全身骨格という"骸骨騎士"であった。 ──正体がバレたら、モンスターと勘違いされて討伐対象になりかねない!? アークは目立たないよう傭兵として過ごすことを決意する。だが、彼は目の前の悪事を捨て置けるような男ではなかった! 骸骨騎士様による無自覚"世直し"異世界ファンタジー、ここに参上!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「面白い転生もの」の要素が網羅。2期をお願いします。評価再調整

 不満点は張った伏線が回収しきれていないことですね。1話の冒頭のお嬢様とかは結局モブ?そして皇帝は?アークの素性は?などあります。
 2期の可能性はわかりませんが、やるなら1年以内、本音をいえば23冬にはやって貰わないと熱が冷めます。何度でもいいますが、この1クールお試し制作体制を止めないとアニメ業界の緩慢な自殺になるでしょう。1クールで完結しないなら、せめて2クールでアニオリでいいので完結させないと、記憶に残らなくなっていまいます。

 一方「なろう系」「異世界転生」とカテゴライズされますが、面白いものと面白くないものの差がはっきりしてきました。以下、私が考えた面白いモノの要素です。異論は沢山あるでしょうけど。

 本作のように「転生の意味」を探るというのはその一つでしょう。目的をもって冒険等の何かに取り組むこと、世界感の設定が意図をもって原作者が明確に定めている、エピソードの積み重ねが全体の解決の一部になっていること、などがあげられると思います。

 もちろん、キャラの魅力は言うまでもありません。ヒロインが奴隷とかトロフィーワイフではないことも大事でしょう。ヒロインに意思があるのもいいですね。サブキャラに男性の魅力のあるキャラを置く、敵がやられキャラではなく敵として機能するなどの要素があげられると思います。

 主人公の設定が俺TUEEEであっても、ストーリーの解決のための俺TUEEEがいいんでしょう。つまり強さだけでは解決しない話になっているということです。
 無敵それ自体をエピソードにするものは駄作が多いです。設定に設定を重ねる、スキルとレベルに頼る。みんな弱くなった…などは駄目でしょうね。
 敵に魅力があるか、たくらみに面白さがあるかも大事です。敵のキャラや目的に、多様な価値観と重層的な社会の構造などが垣間見えるのが良さそうです。

 暴力、性表現などに意味があるかです。これは無駄にデオドランドされているものも駄目です。本作やゴブリンスレイヤー、回復術士など面白いモノはちゃんとこの辺を上手く扱っています。法律がどうとか、人として許せないとか完全に無視して、必要なものを描いているかという原作者の意思でしょうね。ポリコレは…まあ、ここでは言いません。

 スローライフ系はまた別の要素がありますが、結局完全にスローライフで面白いのって、スライム300くらい?まあスローライフは願望の投射なので自分にあうかあわないかでしょうね。ただ、設定を妄想した結果なのでしょう、出落ちが多すぎです。

 あとはアニメーションに関しては、全部が動く必要ないので、ポイント絞って決めるべきところは決める。エフェクトの工夫で低予算でも魅力的な画面作りをお願いします。止め絵、背景美術などがビシッとあると感動できます。それとモンタージュ理論とか異化効果とか古くからある技法を上手く使ってみるのも良さそうです。異世界ではありませんが「その着せ替え人形」の何話か目にかなりいい演出の回があったと思います。つまり演出は頑張ってほしい。

 それとテンポですね。本作はとにかくテンポが良かった。どんどん話が展開しました。間延びは最悪です。尺の問題は伸ばすのではなく、オリジナルで責任をもって埋めてください。無理に引き延ばしがあると駄目ですね。まあ、それで失敗すると悲惨なので、できればちゃんとある程度ストックが計算できるものがいいと思いますが。

 で、本作は一応最後に終わりっぽくしようという完結の努力は見られました。これがないとかなりシラケますのでせめて何かは解決してください。

 声優さんは私はなんとなく合えば気にしないです。本作の「アークです」は最高でした。あとポンタも何気にいい演技?演出?でした。

 OPEDはタイアップじゃなくてアニオリがいいですね。これは最近徹底している気がします。OPEDアニメも本編の抽出じゃなくて、世界感をあらわしたものが増えているのは好ましいです。この点は本作のOPは本当にすばらしかった。曲もキャラの雰囲気というか存在と完全にマッチして最高でした。
 また、OPEDアニメで本編ではやりきれない高度な技術にチャレンジしているものも飽きない工夫ですね。本作はそこまでではないですが最近沢山あって楽しめます。

 という事で本作は面白い要素をかなり網羅していると思います。なにより原作者の技量が大きいのはもちろんでしょう。

 販促アニメで1期で終わらないよう願いたいですね。今のままで行くと振り返ってみれば「アニメ暗黒時代」とよばれる可能性が高い気がします。なろう系云々ではなく、全体的に制作サイドの「創作物を公開して商売にする責任」をよく考えて欲しいです。



2022年8月 評価調整。見ているときの興奮で新しいものは評価が極端なので見直しです。

 本作の印象は上記の通りですが、名作とは呼べないですね。秀作というのもほめ過ぎかな。少なくとも完結してないし、テーマ性も薄いです。エンタメ性やキャラは光っていましたが。ということで、キャラ(声優で調整)とストーリーが4点。作画が3.5点でトータル3.9点というのが妥当かなと。音楽性は有りましたね。






以下 視聴中のレビューです。


1話 テンプレ過ぎてかえって清々しいです。ネタバレレビューを読む


2話 何か物語がスタートするんでしょうか?1クールですよね?

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3話 なかなか痛快な話でした。連続性もあるし期待値高めですね。

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9話 そろそろ終盤ですが、最近の異世界の中では最高レベルでした。

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11話 面白い…面白すぎる。ストーリーの良さに加えて作画も演出もいい。

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ぱっと見オーバーロードもどき

冒頭で今まさに少女たちを強姦しようとしている輩の場面から。
いやあ衝撃衝撃。そりゃ、お漏らししますよ。胸糞悪い展開だけど、主人公が容赦なくズバッと一刀両断。なんか考え込みすぎてたようだ。でも、やっぱりアインズ様みたい。あとアクション仮面みたい。

エルフ絡みが多いのは差別化できているかも。
エルフぺろぺろとか救出の話が多い。作者がエルフ好きなのかな?と思ってたけど、貴族王族も助けてる。
ケモ耳忍者やもふもふも。
あとママがめちゃ強い、シスコンすぎる姉を盛り込むのもやりますね。
正義感が強いのも差別化か。
呪われてる設定が現実になっているのはちと笑。
骸骨なのに男認識されるもんなんだな。

内容的には思ったより頭に残らないなと。特に負の感情もないが。
頭を空にしてみるには最適かな。


OP
嗚呼、我が浪漫の道よ PelleK(ペルケイ)
ED
僕らが愚かだなんて誰が言った DIALOGUE+
PelleKは日本のアニメソング・特撮ソングの「歌ってみた」動画を9年以上投稿して388万人を超えるチャンネル登録者がいるノルウェー人シンガー(Wiki引用)。知らない歌い手さんだった。でも、何だろう。あの裏声が意外と頭に残るんですよね。
DIALOGUE+が歌うEDも。見たことあるグループ名だなと思ったらひげを剃るのOP歌っていたのか。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
目覚めるとMMORPGで自身が使用していたゲームキャラの姿のまま、異世界に放り出されていた「アーク」。その姿は、見た目が鎧、中身が全身骨格という“骸骨騎士”であった。──正体がバレたら、モンスターと勘違いされて討伐対象になりかねない!?アークは目立たないよう傭兵として過ごすことを決意する。だが、彼は目の前の悪事を捨て置けるような男ではなかった!骸骨騎士様による無自覚“世直し”異世界ファンタジー、ここに参上!!


第1話 流浪の騎士、世直し旅にて候ふ
MMORPGプレイ中に寝落ちし、目覚めるとゲームキャラの姿で異世界にいたアーク。全身に鎧を纏ったその姿は一見すると騎士のようだが、中身はモンスターにしか見えない“骸骨姿”であった。目立たず過ごすことを決意したアークは、傭兵になるために獣と魔獣の討伐試験に挑む。しかし、盗賊が貴族の少女たちを襲っている場面に出くわしてしまい──。

第2話 初仕事、少女の願いと忍び寄る影
傭兵稼業を始めたアークは、初めて受注した依頼「薬草採取の護衛」の依頼人マルカのもとを訪れた。亡き父の代わりに薬草取りの仕事をして母に楽をさせてあげたい──そんな少女の願いに応えると決めたアークは、マルカに同行して森へ分け入る。小さな精霊獣との思わぬ出会いもあり、依頼は順調に進んでいくが、森の奥で強力な魔獣に遭遇し──。

第3話 凜々しきエルフは同胞が為に舞う
盗賊団を討伐したアークは突如、ダークエルフの戦士・アリアンの襲撃を受ける。アリアンは付近に出没する“エルフ狩り”を追っており、アークを関係者と勘違いしていた。誤解を解いたアークは手を貸そうとするが、人族の加勢は無用だと拒絶されて──。だが、困った人を捨て置けないアークは、翌日エルフが住むという森へアリアンを探しに向かう。

第4話 潜入、奴隷商! 世に蔓延る悪を探れ
アリアンに傭兵として雇われたアークは、ディエントの街で“エルフ狩り”の情報収集をしていたエルフ族の戦士・ダンカと合流。敵の拠点に囚われた同胞の救出作戦に参加することに。転移魔法で拠点へ潜入したアークとアリアンらは手分けして捜索を開始する。しかし、突如アークに攻撃を仕掛ける存在があった。その正体は獣耳忍者の少女で──。

第5話 明かされる秘密と紡がれる絆
誘拐されたエルフ族の売買にはディエントの領主までもが関与していた。アークとアリアンは領主城に侵入し、エルフを弄ぶ領主に裁きの鉄槌を下す。今回の救出作戦に大きく貢献したアークは、アリアンに更なる助力を乞われエルフの里に招待されるも、余所者であるアークが里に入るには、兜の下の素顔──骸骨姿を晒して信用を得る必要があった。

第6話 エルフの里で触れる異世界の深淵
エルフの里・ララトイアへやってきたアークは、アリアンの父である長老・ディランの家に滞在することに。アリアンとディランが救出作戦の顛末をエルフ族の重鎮に報告している間、アークはアリアンの母・グレニスの案内で里を見物していた。そんな折、グレニスから娘の傍にいるアークの力量を見定めたいと手合わせの申し出があり──。

第7話 理想に燃ゆる王女に奇跡が舞い降りた
エルフ族救出作戦の続行を命じられたアリアンとアークは、更なる手掛かりを求めローデン王国へ旅立つ。道中、幻を操る魔獣・ホーンテッドウルフと遭遇。群れのボスに不気味なリングが嵌められていた。それはかつて目にしたことがある物で……。一方、エルフ族と接触すべくローデン王国を出立した第一王女・ユリア-ナは何者かの襲撃に遭っていた。

第8話 共闘! 獣人の友と闇夜を駆ける
ローデン王国の王都に到着したアークは、獣耳忍者の少女・チヨメと再会を果たす。チヨメに乞われ、囚われた獣人族の救出に手を貸すことになったアークは、王都最大の奴隷商・エツアト商会への襲撃作戦に参加。決行の夜──アークはチヨメの仲間であり筋骨隆々の忍者・ゴエモンと手を組み、警護が厳重な商会に対し正面突破を仕掛ける。

揺れ動く王都と乙女の誓い
エツアト商会を襲撃するアークとゴエモンは、別行動をしていたアリアンたちと合流。ついに獣人族が閉じ込められた牢を見つけ出すも、彼らに突きつけられたのは非情な現実で──。そして、チヨメは二度と悲劇を繰り返さないと誓いを立てるのだった。一方、エツアト商会と裏で繋がっていた第二王子・ダカレスは、窮地に追い込まれようとしていた。

第10話 砂漠で見つけし明日への希望
エルフは神聖レブラン帝国へ売られていった──チヨメのもたらした情報をもとに、帝国へと旅を続けるアークは砂漠の街・ブランベイナを訪れる。帝国へのルートがわからず難儀する一行に手を差し伸べたのはエルフの魔獣研究者・カーシーだった。帝国までの地図と引き換えに、研究対象である魔獣・サンドワームの捕獲依頼を引き受けたのだが……。

第11話 蛮族の魔獣使いは闇に嗤う
神聖レブラン帝国にたどり着いたアークは、国境の街・ケーセックでエルフ族の売買に関する情報収集を開始する。街から離れた砦にエルフが連れ込まれたことを突き止め潜入するも、最奥で待っていたのは蛮族の魔獣呪術師・フンバであった。アークは情報を引き出そうと試みるが、その最中に突然相棒のアリアンから剣を向けられ──。

第12話 異世界の悪を我は斬る!
“国落とし”の異名を持つ大魔獣ヒュドラ──暴走するフンバが解き放った奥の手によりケーセックの街に壊滅の危機が迫ろうとしていた。アークはか弱き人々を救うため危機に立ち向かうことを決意し、単身ヒュドラへと挑む。一方、アリアンとチヨメはフンバを見つけ出し--そして今、アークたちの勝利への切り札が炸裂する!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

優しいアインズ様

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

75.9 4 2022年度の相棒アニメランキング4位
ブルーロック(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (317)
983人が棚に入れました
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。その名も、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。 集められたのは300人の高校生。しかも、全員FW(フォワード)。299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは──? ──今、史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメが開幕する。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

2クール目は面白かった

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 3
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

いい意味で「もしドラ」の(そもそもの)コンセプトに近いものを感じた

【レビューNo.93】(初回登録:2023/11/4)
コミック原作の2022年作品。全24話。
今期の秋アニメも80本位あるんでしたっけ。もう多すぎでゲンナリですね。
今期は新規分は最小限に留めて、古い作品や2期が決定してる作品のレビューを
中心に活動してみようかと。
(他のレビュアーさんの評価から面白そうなのを後追いでもいいかと)
で、古い作品紹介が続いたので2期決定分として、まずはリアタイでレビューし
そこねた本作について重い腰を上げることに。

(ストーリー)
日本代表がサッカーW杯を2010年大会以来、8年ぶりにベスト16で終えた2018年。
日本フットボール連合は日本をW杯優勝に導くストライカーを養成すべく、ユー
ス年代のFW300人を対象とした青い監獄プロジェクトを起ち上げ、ブルーロック
と呼ばれる施設を建設する。
この強化指定選手に、高校サッカー界では無名の潔世一も選ばれる。
ブルーロックでは世界屈指のストライカーを育成するために
・数々の選考試験を実施し、FW300人が生き残りを懸けて戦う(サバイバル)。
・失格者は日本代表入りの資格を永久に失う。
という過酷なものであった。
そして当プロジェクトの責任者である絵心甚八が声高に言い放つ!
「世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない!!」
その言葉に後押しされるように、選ばれた猛者達がブルーロックの扉の向こうへ
と駆け出していくのだった。

(評 価)
・衝撃的な幕開けも内容は割と普通のサッカーアニメ
 最初は
 「FW300人のサバイバルゲームってどんな作品やねん?!」
 という感じでしたが、内容は割と普通のサッカーアニメです。
 ネタバレレビューを読む

・いい意味で「もしドラ」の(そもそもの)コンセプトに近いものを感じた
 最初は普通のサッカーアニメとして観ていたのですが、途中から違う感情を抱
 くようになりました。
 ・「もしドラ」って、そもそものコンセプトは「ドラッカーのマネージメント
  理論」を高校の野球部に落とし込み、分かりやすく理解してもらおうという
  ものだったはずなんです。結果はまあ・・・
  ネタバレレビューを読む

・「絵心甚八」とかいう優れたプレゼンター
 そしてこの作品のもう一つの魅力が、絵心甚八の優れたプレゼン能力ですね。
 同じアドバイス等でもそれが響く状況やどういう言葉が自分にしっくりくるか
 というのがあると思うのですが、絵心=原作者はそういうところが上手いなと。
 ネタバレレビューを読む

上述のように普通のサッカーアニメとしても高水準を保っていると思うので、そ
れだけでも十分面白いですし、絵心の言葉や潔の思考過程等に注目すればまた違
った面白さがあると思います。
本当中高校生なんかが、そういう成功哲学や論理的思考の入門書として勉強する
上でも結構役立つ教材だと感じるのですが。
(結構受験勉強等に応用できる内容も多いかなっと。
 ただそこを読み取るにはそこそこ力がいりそうですが。)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

テーマやコンセプトは良かった。2クール目が冗長すぎました。

サッカー漫画として、テーマ性は秀逸だったと思います。エースストライカー不在のジャパンと、三苫の活躍を考えると確かに今日本サッカーに足りないのはエースストライカーでしょう。

 そして、サッカーの要素として何を重要視するか、というコンセプト部分もアップデートされた視点で説得力がある話でした。

 少年漫画ですので荒唐無稽な舞台設定なのは特に気になりませんし、それはレベルが低いという意味ではなく舞台設定がプロット・キャラと合わさって、アニメ(漫画)のストーリーとしてちゃんと面白く迫力ある形で機能していたと思います。

 ただ、残念ながら少年漫画の弊害でもありますが、長い…冗長ですね。試合にどれだけ時間かけるんだよ?という気がします。スポーツ漫画にありがちですけど、導入部分はものすごく面白いし、主人公が困難を乗り越える、成長過程にある、周囲と摩擦がある、間は面白んですけどその辺がどんどんパターンにはまって行ってしまい、冗長感がでてしまいます。

 人気漫画故に引き延ばしなのか、試合が描きたいというモチベーションが高いのか。週刊連載で毎週見る分にはいいかもしれませんが、アニメだとさすがに間延びします。アニメ制作者はこの辺はチューニングしてほしいなあとスポコンを見る度に思います。

 結果として作品それ自体の時間経過も曖昧になって中止の判断とかわけがわからないことになってます。まだ、始まってもいないじゃん、という感じですが、展開ありきになったのでしょう。
 それと超一流のサッカー選手を1億円じゃよべないでしょう。1試合とはいえ…

 その一方、2クールで終わって俺たちの戦いはこれからだエンドですから、始末が悪いですね。1クール目が80点超だとすると2クール目は60点です。したがって、平均で70点だけど終わりが悪いので67点という感じです。

 スポコンのアニメ化はまあ動いている画面を見せるという意味もあると思いますので、作る意味がないとは言いませんが、アニメを作品として評価するとやはりかなりの減点要素になります。短期決戦のスポコンを作るなら、そこは工夫してほしいなあ。

 結論は、テーマやキャラ、舞台設定はよかった。1クール目はかなり面白かった。ただ、2クール目が冗長であきました。結果的に面白い部類だけど、あまり高い評価はできないアニメで終わりましたね。







12話 テーマが明確でメチャメチャ面白い。D.B.とキャプ翼に喧嘩を売った?

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13話 キックオフでダイレクトゴールってルール違反だろう?と思ったらルール改正してたんですね。

 この作品、サッカーそのものというより人間ドラマが面白いので、あんまり試合みたいのが続かないでほしいかなあ。


16話 23年1月30日 ブライトン×リバプールのアディショナルタイムの三苫のスーパーゴールは見ましたか?

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

70.9 5 2022年度の相棒アニメランキング5位
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (289)
972人が棚に入れました
『モブからだって、成り上がってやる――。』 とある剣と魔法の“乙女ゲー”世界に転生した社会人・ リオン。そこは超女尊男卑な世界で、例外はゲーム内で攻略対象だった王太子率いるイケメン軍団のみ。 しかし、虐げられ絶望するリオンにはある一つの武器があった。それは前世で妹に無理矢理攻略させられていたこのゲームの「知識」。 モブとして田舎でのんびり過ごすことを目標にしていたリオンだったが、ゲームの知識を使い、やりたい放題の女たちとイケメン軍団に図らずも反旗を翻してしまうのだった――。
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

極めれば モブもゲスもが あら不思議 魅力溢れる 創作世界

通称:モブせか 1クール全12話

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❰原作既読視点の各話レビュー❱
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❬最後に❭
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

10話 惜しかったなあ…ダレましたね。一度断念であとで一気見するかも

1話 2022年春、初の1話切りかなあ。 

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2話 アレアレ?結構面白いです。壁や床の模様が無駄にレベルが高い。

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3話 今期覇権?いや、この1年で見たなかではかなり秀逸な方です。

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10話 惜しかったなあ…ダレましたね。

 期待したんですが、2~4話くらいまでのパワーがどんどんなくなっている気がします。
 レースのところがロボットバトルの繰り返しみたいなのと、あの喫茶店からリビアのうだうだした身分問題が正直面白くないです。ぶっとんだひねくれた俺TUEEEが面白いのに、シリアスいれちゃいましたね。いや、たまにシリアス入るのはいいですが、とにかくペースダウンが著しい感じです。

 正直9話10話は見るのが苦痛なくらいつまらなかったです。かなり面白かったのに、残念です。ひょっとしたら一気見向きなのかもしれませんので、終わったらチェックしますが、一旦断念です。

 なお、作画は背景の3Dが面白いので3.5にしますが、人物は駄目です。
キャラも初めは乗れたので3.5ですが、後半だけなら2.0か2.5でしょうね。声優、音楽は評価しません。ストーリーは…後ろが悪いのは印象悪いので、2.0ですね。







 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

クズ主人公が良かった。

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

66.2 6 2022年度の相棒アニメランキング6位
夫婦以上、恋人未満。(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (173)
538人が棚に入れました
原作:金丸祐基(KADOKAWA/ヤングエース連載)
総監督:加戸誉夫
監 督:山元隼一
シリーズ構成:荒川稔久
キャラクターデザイン:小林千鶴
色彩設計:ながさか暁
美術監督:阿久澤奈緒子(チーム・ティルドーン)
撮影監督:高畠美里(萌)
編集:茶圓一郎(颱風グラフィックス)
アニメーション制作:studio MOTHER
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

嗜好品なのでフィーリングでしょう。私は面白かったです。

 さて、本作の初期設定は荒唐無稽ですが、面白い設定だと思います。それについてはもっと深掘りすればいいのにと思わなくはないですが、あくまで物語のための舞台設定です。

 テンプレの身近な女性VS幼馴染です。尻切れトンボなのが物足りませんが、この作品答えはあきらかでしょうね。身近にいる女性が結末になるしかないでしょう。
 夫婦以上恋人未満というタイトル回収をするには、形式で身近にいる状態=夫婦から心が通いあう=恋人になるプロセスを描いているということだと思いますので。


 が、冷静になると普通?というかテンプレ?ただ、幼馴染の行動と内面が本当はどうなんだろう?あのイケメン彼氏と裏でどこまで何をしてるんだろう、というNTR感と、ギャルヒロインが可愛いこと。そのヒロインの行動があっち行ったりこっち行ったりな感じなのがドキドキするのがいいです。

 本作がつまらない、というレビューをかなり見かけました。まあ、当然でしょう。考察系、エンタメ系の大作、感動系のどれでもない、嗜好品アニメですから、それぞれの好みでしょう。
 私はたまたまフィーリングがあったのか、視聴したタイミングが良かったのかわかりませんが最後まで楽しめました。

 評価はあまり高くできる作品ではないですが、主観的には70点…だと言い過ぎですね。尻切れトンボなので66点かな。再視聴はしないと思います。2期が来れば別ですけど…期待しないでおきます。



10話 結果的に「恋人のフリ」もののバリエーション。初めはトンデモ設定で酷評必死の展開かと思いましたが、意外や意外でまあまあ面白いです。

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以下 1話視聴時の印象です。


題名の逆説を活かせるか?NTRからの人間的な成長があるなら…

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ホンモノの恋のために、ニセモノの愛を誓えますか?

この作品の原作は未読です。
個人的にこの作品も今期のTOP10の上位に食い込む作品だと思っています。

物語も設定も斬新で良かったと思いますが、何より一番良かったのは、ヒロインの星(あかり)役を演じていたさおりんボイスにほかなりません。
もう、さおりんに色々と持っていかれてしまいましたよ(*ノωノ)

あれ、さおりんってそんな感じだったっけ…?
と思ってググってみると、「ストライク・ザ・ブラッド」のラ・フォリア、「白銀の意思 アルジェヴォルン」のジェイミー、「冴えない彼女の育てかた」の澤村・スペンサー・英梨々、「ありふれた職業で世界最強」の白崎香織を始めとするキャラの面々を見ると、これまでも色々持っていかれてたみたいでした(*ノωノ)


冴えない男子高校生・薬院次郎は、
「夫婦実習」の授業で絶対に関わるはずのなかった
クラスの美少女ギャル・渡辺星と暮らすことに。

お互いの印象は最悪。

“陰キャ”と“陽キャ”じゃ釣り合わないし、何より刺激が強すぎる! 
風呂上がりのハプニングに、急な密着トラブル!?

次郎は悶々としながらも意識しないようにするが……。
「ねぇ、マジでちゃんと夫婦ごっこしてみようよ」

お互いに想い人がいる次郎と星はペアを交換する権利を得るため、
本気で夫婦を演じることに。
ところが、甘酸っぱい夫婦生活は次第にお互いを意識させ、
2人はそれぞれの魅力を知るようになって――!?

“恋人”よりも刺激的な、
ギャルと非モテの“夫婦ごっこ”が始まる!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

高校生の夫婦実習って…!?
そこにツッコんだら身も蓋も無いのでそれをご法度にすると、この設定は面白いと思います。
具体的には「夫婦実習の相手はランダムで、実習で高得点を獲得すると相手ペアを交換する権利が貰える」点です。

好きでも何でも無い人と夫婦生活が送れるでしょうか。
確かに同居する人と日常生活を送る、ということは多分容易なんだと思いますが、
それでは成績が上がらない…

そもそもこの実習で高得点を取ると、一体何の得になるんでしょうか。
より相手の事を思いやるスキルが向上するとか…?
先生は大切な実習と言っていましたけどね。
もしかすると、これから生きていくために大切で必要な「好き」を学ぶため?

でも、星ちゃんは本当に魅力的な女性だったと思います。
個人的に今期の作品の中で一推しだったかも…

確かに見た目はギャルっぽいですが、ギャルっぽい容姿は原点要素ではありません。
寧ろ、目標に向かって一生懸命頑張る女の子という印象の方が強かったと私は思っています。
怖がりで、時に甘えん坊で…こうして振り返ってみると加点要素しか無いような気がします。

でも、次郎と星の様にそれぞれお互いの魅力を知るようになって、その後の展開に繋がるのは奇跡の様な確率だと思いますけれど。
確かにお互いの魅力は知ることが出来ると思います。
ですが、同時に嫌な面や悪い面も見えてくるのは必須です。

夫婦と言ってもこれまで生きてきた環境や生活も違うので、色々衝突することもあると思います。
次郎と星にもいずれ訪れることでしょうね。

公式サイトのキャラ紹介欄に、キャラ相関図が掲載されています。
それを見た次郎の友達の加茂が言っている「じろちゃん、相関図がハーレム漫画だよ」には吹きました。
えっ、今次郎の周りには星と幼馴染の詩織しかいないけど、今後そういう展開も用意されてるって事!?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Liyuuさんによる「TRUE FOOL LOVE」
エンディングテーマは、Nowluさんによる「Stuck on you」と「Swallows」

1クール全12話の物語でした。
ここで終わるのかぁ…というところで終わってしまいました。
これから面白さが増しましになっていく展開がまっているであろう筈なのに…
続きがムッチャ気になるんですけどっ!
配信や海外での人気が高いらしいので、是非朗報を期待しています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12
ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

不純異性行遊実習

高校生の男女が授業の一環で疑似的な夫婦として生活させられる高校を舞台に、主人公とヒロインが、互いに片思いの相手とペアを組むべく夫婦を演じることから始まる恋愛模様を描いたラブコメディ作品。(原文ママ)
↑はぁ????設定アタマおかしいやろ?www

授業で彼氏彼女の同居生活を行うのも変だが、しかも成績優秀者はパートナーを入れ替える特権をゲットできるとか更に意味が分からない。
成績の良し悪しを判断するってことは、その組がどれだけイチャコラ出来てるか先生が監視してるってこと?
生徒が抱き合ったりキスしたりする様子を?
作者、アダルトビデオの見過ぎじゃねえの??
…とまぁツッコミは入れさせてもらいましたが。
そのくらい頭悪すぎる設定のが逆に面白いのかもしれないね。
質の良いラブコメというのは同年の『その着せ替え人形は恋をする』が完成形で、あれ以上のアニメを作るのは簡単には出来ないよ。
本作に至ってはどう見ても比較にならない低予算アニメ。
もはや何かしら奇抜さがないと存在意義すら見出せないことから、夫婦実習とかいうバカすぎる設定は「有り」だったと思う。

内容としては以下ネタバレになるが…ネタバレレビューを読む

つまらなくはなかったので視聴したことについては後悔はしていない。
が、別に人に勧められる作品というわけではないことも事実…
強いて言えばラブコメが好きでキュンキュンしたい人くらいかなぁ?
いや~、これ見てキュンキュンするとは思えないけどな~(笑)
ビッチと純情な側面が混在する情緒不安定系ギャルヒロインが見たい人はどうぞ!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

64.3 7 2022年度の相棒アニメランキング7位
このヒーラー、めんどくさい (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (193)
480人が棚に入れました
世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。だが手助けを頼むと、カーラは「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」とヒーラーにあるまじき発言。さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。 最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。宿命の出会いがここに!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

最後までめんどくさかった…^^;

この作品の原作は未読です。
正直、作品のノリに慣れるまで時間を要した作品でした。


世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。

魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。
だが手助けを頼むと、カーラは

「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」

とヒーラーにあるまじき発言。

さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。

最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。

宿命の出会いがここに!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まぁ、冒険者であるアルヴィンもポンコツなんですが、彼は未だ許容範囲内…

問題は、この作品の主人公であるダークエルフのカーラです。
見た目は普通ですが、まぁイラっとする言動のオンパレードなんです。
見ているこちらにイライラが伝染するほどの攻撃力を兼ね備えていました。

流石に2話くらい見てお腹一杯になったのですが、友人が結構面白かったと言っていたので、
気を取り直して再視聴…

そして途中で気付いたこと…
序盤はイラっとしましたが、中盤以降は超が付くほど展開がグダグダなので、イライラもグダグダの中に飲み込まれてしまったようです。

まず、冒険者としてパーティーを組んで旅をするのですが、戦闘らしい戦闘は一度も無かったのではないでしょうか。
それでは、レベルだって上がる訳がありません。
しかも、敵だったモンスターがいつの間にか仲間として同行しているし…

敵に同情されたり、時には敵と結託したり…
一体何を見せられているのか…という感じだったのですが、それも含めて、これがこの作品の「個性」と括れば、まぁ少なくても不快感はなくなりました。
きっと終盤の展開が悪くなかったからだと思います。

ヒーラーガールのレビューでも触れましたが、エイプリルフール企画として、同じく2022年4月放送開始の『ヒーラー・ガール』とのコラボビジュアルと、本作品のカーラ役の大西さんと『ヒーラー・ガール』藤井かな役の花凜ちゃんの対談が公開されています。
どちらも立ち位置は「ヒーラー」でしたが、天と地ほどの差があったと思います。

まぁ、カーラの毒舌も視聴を進めていくと、「ツン」成分が多分に含まれているのが分かったので色々腑に落ちたきがしました。
めんどくささだけは変わりませんでしたけれど…^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、大西亜玖璃さんによる「ジェリーフィッシュな君へ」
エンディングテーマは、カーラ(大西亜玖璃さん) with アルヴィン(佐藤拓也さん)、キノコ(泊明日菜さん)による「HERO in HEALER」

1クール全12話の物語でした。
この作品の特徴として、サブタイトルがメッチャ長いことが挙げられると思います。
例えば、第1話の正式サブタイトルは「魔物やモンスターがはびこる世界で冒険者の道を歩もうとするアルヴィン(主人公/甲冑の戦士)は熊の怪物と戦いピンチのところに運良くダークエルフのヒーラーの女の子カーラ(ヒロイン/ダークエルフ)が通りかかったが、カーラの性格があまりにもあまりなので言い合いになり熊の怪物も困惑しさらにそのあと熊自宅に連れていかれるという原作コミックスにない展開があるので原作ファンの中には『あれ?』と思うかたもいらっしゃるでしょうけれ
これは雑誌連載以前にネットで発表されていた『これ、何の話ですか?』という同じ世界観の漫画を元にしているのでご了承くださいとお願いするスタッフと原作サイドの意向をこの場を借りてご説明させていただきつつなおこの長いサブタイトルには縦読みや斜め読みのような仕掛けはないのでそのこともおことわりしておきたい そんな第一話」

このサブタイトルが物語が始まると下段に表記されるのですが、これだけ長いタイトルが5秒くらいで表示されるので、目が追い付かないくらい早いです。
というより、人間の限界を超えた早さだったのではないでしょうか。
これだけ長いと読む気にもなりませんでした^^;

カーラの言動yサブタイトルの長さなど、時折暴力的要素を感じつつも、この手のノリが好きな方はきっといらっしゃるだろうなぁ…と思える作品でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

低クオリティ

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

あや さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

漫才をアニメ化?

(観終わったので更新)
個人的感想です。
基本的に頭空っぽで見られるほう寄り視聴者です。

レビュー本体は隠しますね。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

68.2 8 2022年度の相棒アニメランキング8位
TIGER & BUNNY 2(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (72)
446人が棚に入れました
都市シュテルンビルトは、様々な人種、民族、そして『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存し、その『NEXT』能力を使って平和を守る『ヒーロー』が存在する街。 ヒーロー達は、スポンサーロゴを背負って、企業のイメージアップとヒーローポイントを獲得するため、事件解決や人命救助に奔走している。その活躍の模様は人気番組『HERO TV』で中継されており、各々“キング・オブ・ヒーロー”を目指し、年間ランキングを争っている。 鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックス Jr.は、今日も平和のため、そして所属企業「アポロンメディア」のイメージアップのためにヒーロー活動を続けていた。 シュテルンビルト発祥の“ヒーローシステム”は、今や世界各地で導入され、ヒーローも増加傾向にあり、シュテルンビルトにも新たなヒーローが加入。 先輩ヒーローとしての活躍も期待される虎徹とバーナビーだが果たして?!


声優・キャラクター
鏑木・T・虎徹(ワイルドタイガー):平田広明
バーナビー・ブルックス Jr.:森田成一
カリーナ・ライル(ブルーローズ):寿美菜子
アントニオ・ロペス(ロックバイソン):楠大典
ホァン・パオリン(ドラゴンキッド):伊瀬茉莉也
ネイサン・シーモア(ファイヤーエンブレム):津田健次郎
キース・グッドマン(スカイハイ):井上剛
イワン・カレリン(折紙サイクロン):岡本信彦

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

1は楽しめましたが… どうしようかな

かつて大いに人気を博した作品の続編ですね。
10年くらい経って続編というのも遅い気もしますが、キャストは全員続投できたのなら問題ないでしょう。

で最初に気づいたのはスポンサーロゴが無くなっていること。
なんででしょう。あれが面白かったのに。

何でだろう? と調べたらどうやらNHKだからだそうで… NHKはろくなことしないな。
別にロゴくらい良いじゃないですか。
本当にNHKはあらゆる面で一切企業ロゴをださないんですかね?
野球中継では外壁の企業ロゴが出るのでは? ドラマの町中では看板は映るのでは?
そんなところに拘る意味がよくわかりませんね。

そこは諦めるとして…。
内容の方は新ヒーローが続々登場して、バディシステムとやらで相変わらずヒーローTVが盛り上がっているという感じ。
1話はただの紹介という感じでしょうか。

1期はなかなか楽しめたのですが、終盤はちょっと飽きてきていたので…。
このまま続きを見るかはちょっと考え中です。
完全3Dになった作画はやや微妙かも。

一応優先順位は上の方に。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

sawa さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

残念でならない。

シーズン1とは別物。
批判です。信奉者はスルー推奨。

新キャラはZETMAN等を彷彿とさせる桂キャラのオンパレード。シーズン1と比較してかなり濃度が上がり、そのせいで世界観に歪みを感じる。
ストーリーは定番もいいところのマンネリ展開が目立ち、陳腐で退屈、既視感にまみれていた。どこぞで見たことがあるエピソードに延々と費やされる尺、ラストは致命的で打ち切りエンドを彷彿とさせる。

ファンを楽しませたい、いい作品を作りたいというクリエイターにあるべき思いではなく、全く異質な意図を感じざるを得ない。

私見として、この2期は桂氏や西田氏の過去の栄光や挫折の亡霊であり、それらを成仏させるために作品を利用したと考えれば私は納得した。


とにかく斬新なアイデアが足りない。奥深い設定が物語から消失したのを感じる。これはなぜだろうか。

原案者は誰であったろう。そこに答えがあるのではないか。

とにかく残念でならない。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

石ころ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

色々物足りない

西田征史と桂正和が再びタッグを組んだ続編ですが、より桂正和の原画に近づいたというべきでしょうか、1期より桂氏のタッチが強い気がします。
静止画が多い上、見せ場の戦闘シーンが圧倒的に少ない。動画は若干CGのおかげで滑らかでしたが、作画全体でいえばがっかりしました。

1期の出来栄えが脳内にあるため、今作の1クール内でのキャラの薄さ(新ヒーロー、敵)が目立ちます。もっとキャラ立ててを考えて欲しかった。

あとは伏線をもっと回収してできたのでは?と単純に思いました。何より最後の謎の匂わせぶりの終わり方が許せない。ネトフリ独占で3期or劇場版狙えるほどいい出来とは言い難い。

辛口なコメントつらつら書きましたが、気になる方はチェックしてください。感動はできませんでしたが、笑える所は多少あるので、1期と同様にギャグ方面は見どころかもしれません。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

70.4 9 2022年度の相棒アニメランキング9位
風都探偵(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (78)
237人が棚に入れました
【最速配信】2022年8月1日(月)~※U-NEXT独占配信
翔太郎とフィリップにより風都は守られたはずだった。 しかし街の裏側では未だ怪現象が多発している。 そんな二人の前に姿を現した 謎の美女・ときめ。 そして新たなる邪悪な影。 今、仮面ライダーWの新たな戦いが幕を開ける。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

仮面ライダーWの続編

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

あきちゃん:「仮面ライダーWの続編って、なに!? わたし、聞いてない!」

第5話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

そもそも特撮ヒーロー物『仮面ライダーW(ダブル)』(2009年)の続編が『風都探偵』というタイトルで漫画作品として描かれていて、私は原作漫画は未読なんですが、本作はその漫画からのアニメ化なんだそうです。

じゃあ『仮面ライダーW』(以下、「本編」)を知らないと楽しめないのかというと、そんなことはなくて普通に相棒(バディ)物、変身アクション物としてそれなりに楽しめるんじゃないかとは思います。知らんけど。

10年以上前の作品のリブートとしてはエピソードは古臭くは感じませんし、作中のガジェット(小物)も今でも通用する感じです。またフィリップの能力は地球に関する森羅万象についての検索という当時としては先進的な物です。本編の先見性のなせる業なのかもしれませんね。

ただ変身してからの「おまえの罪を数えろ!」や鳴海亜樹子の「あたし、聞いてない!」などの名セリフは本作においても健在です。

翔太郎とフィリップは、『風都探偵』でも仮面ライダーとして風都をガイアメモリによる犯罪から守るために戦います…。


原作漫画が本編の続編という成り立ちであるため、キャラクターデザインは本編に出演していた役者さんたちの顔に寄せたものになっています。

アニメ化にあたってさすがに「本人出演」というわけにはいかなかったわけですが、わりと本編のイメージを崩さないキャスティングが意識されているようで、声を聞いていていてわりと違和感はありません。素晴らしいですね。

1つのエピソードが何話かに別れている時にコルクボード的な背景で人物相関図が示され「前回の仮面ライダーW」で始まる形式が踏襲されていたり、楽曲面でも本編が意識されたものになっています。


本編は主人公の左翔太郎(ひだり しょうたろう)が鳴海探偵事務所に所属する私立探偵、そしてその相棒のフィリップ(園咲来人(そのざき らいと))が二人で一人の仮面ライダーに変身するヒーロー特撮でした。

本編放送当時にUSBメモリが普及しだしたという時代背景のせいか、ライダーや敵の怪人(ドーパント)の変身に使用される「ガイアメモリ」は、形がUSBメモリに類似しています。

本編にはいなかった新キャラ「ときめ」は何者なのか、そしてどんな新しいストーリーが紡がれるのか…。

余談: 第4話に出てきた「風祭メグ」の名を聞いて「時祭イヴ」の名前を連想した人はけっこういるかもしれない…。

2022.10.31追記:
最終話まで観終わりましたが更新が遅れていました。「3話毎に1つの事件」という構成を維持して4つの事件が扱われましたね。

あと、毎話ストーリー本編の後にミニアニメがありました。どれもネタに走った内容でしたが、元ネタがわかるとけっこうジワる感じで私は嫌いじゃなかったですよ。

原作が続いているということもあるので「ラスボス倒して万事解決」とはならないのですが、それなりに良い区切りで終わって楽しめました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

特撮がアニメに!!!派手なライダーアクション!!

 平成の仮面ライダーの中でも特に人気があった電王やオーズなどは、TVシリーズが最終的に主人公が続きのエピソードを綴れない終わり方になっているので、物語終了後も二人が風都に残ったWならではという続編。もともと2話完結型で探偵ドラマ仕立てで物語を組んでいたので、アニメになっても見やすさは変わらず起承転結があって、最後には仮面ライダーとしてかっこいいアクションがあるのが嬉しいですね。勿論続編かつスピンオフでもあるので仮面ライダー本編を見ておいたほうが面白いのですが、ちゃんとキャラをそのまま活かした物語になっていて、そしてアニメならではという物語や舞台設定になっていたところが面白かったです。
 そして新キャラでありヒロインとなるときめちゃん。亜樹子は子供ながらに結構好きなキャラだったのですが、この新キャラがナイスバディで左ともラブコメ展開になったりしたのがこの作品の色って感じでいいですね。風都探偵から参戦したキャラなので視聴者にちゃんと初見のリアクションを取ってくれるのも貴重。ちょっとエッチでハードになる要素も含めて当時子供だった視聴者がちゃんと深夜アニメとして楽しめる良いアニメでした。良作。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

62.3 10 2022年度の相棒アニメランキング10位
薔薇王の葬列(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (77)
223人が棚に入れました
中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。 リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。 さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。 誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」への道へとリチャードを誘っていく――。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シェイクスピア原案のドロドロ系アニメ

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ベルサイユの薔薇族

往年の名作よろしく男装の麗人つまり女性のお話のような、某ニッチ雑誌つまり男性のお話のような愛憎劇全24話。いろんな意味で薔薇祭りでしたが本筋は15世紀のイングランド界隈の歴史イベント“薔薇戦争”にまつわるあれやこれやです。日本では“応仁の乱”とかやってた頃合い。
史実を基に(A)、シェイクスピアが戯曲にしたものを(B)、原案にして日本で漫画化したもの(C)です。
原案=シェイクスピアってけっこうなパワーワードですよ。そして歴史ものってアニメ単品での面白さ判定とは別に元ネタ知っているとより楽しめたりします。私なんか中途半端で

(A)色違いの薔薇を模した家紋を持つランカスター家ヨーク家の家督争いだったことは覚えてる
(B)イギリスの劇作家で四大悲劇など悲劇のイメージ強し。触れたのは映画のロミジュリだけ
(C)未読

キリスト教社会の宿命なんですが名前のヴァリエーションに乏しく、リチャード・ヘンリー・エドワード同名が複数出てきて混乱します。リチャードと聞くと“獅子心王”を思い出したりしますがそれは1世、こっちは3世。ついでに主人公もリチャードなら父親もリチャード。同族だから同じ名前なのかというとそういうわけでもなく主人公兄(ヨーク家)とヘンリー6世息子(ランカスター家)は互いにエドワードだったりします。「名前を覚えられない」と苦情がきそう。
ただし“名前”は重要でした。

 「リチャード、私の名を残せ!王の名だ」

主人公父の遺言に沿って進む物語でした。
冒頭「薔薇薔薇してる」と茶化しましたが、耽美的なノリで終始進行してたのは事実ですが、両性具有主人公の愛の葛藤だけと見るのは尚早な気がします。男性の名前である“リチャード”を残せとの言葉は特殊な性である主人公にとっては十字架でしかないし、偉大な獅子心王“リチャード”を想定してるのは明白で家柄・血筋を残せってのも十字架。父の呪縛が物語に深みを与えています。
我々日本人がリチャードと聞いてもピンとこないでしょうが、ゴジラ松井選手や村神様が背負った背番号“55”みたいな意味合いです。王の誇りと重荷を背負ってるとみないと容易に道に迷うでしょう。


取り急ぎ迷子になりそうな作風なのと、2クール分と長丁場なのもあって、「薔薇戦争ってなんだったっけ?」とwiki洗うくらいのことしても良いと思います。

そして本題の中身です。だいぶマニアックな感じがしますね。
人の多さは人物相関を片手にしながらなんとかクリア。漠然と観てると取り残されそうです。戦争と言いながら合戦シーンはこじんまり。それに代表されるようにアニメーションは止め画を多用してるのが気にかかる。人が多くて迷子になりがちな仕様と動画のちんまり感はあまりウケる類のものではないでしょう。感情移入するには終始暗いトーンなのも気にかかります。

そんなでも私は本作を推したいですね。
人物相関図をなんとか頭の中で描ければ、ちんまり動画もある意味“観劇”の再現といえる動画表現だと腑に落ちる。モブの目線が消えてるのをよく見かけましたが、手抜きというよりスポットライト浴びてる演者の芝居に注目してねということなんだと思います。演劇の照明さんがやるようなことはアニメで表現できませんがなんとかかんとか再現してみたらこんなん出ました!ってところでしょう。そしてスポットライト浴びた演者さんの台詞回しは聞きなれたアニメ的やり取りとは違う。往々にして大仰なんです。作風からしてベテラン・新人問わず数多くの声優さんが参加されており普段とは違った演技を楽しんでたんじゃないかと想像してます。

繰り返しますが物語は終始暗いです。シェイクスピアって悲劇が得意なんでしょ?で割り切りましょう。漫画家さんの元ネタへのリスペクトを感じました。
主人公リチャード3世にとっての父ヨーク公リチャードを常に念頭に置いて楽しめた私ですが皆さんいかがでしたか?



※ネタバレ所感

■『リチャード3世』『ヘンリー6世』そして『ルパン3世』

原案としていた2点『リチャード3世』も『ヘンリー6世』もシェイクスピアの劇なんですって。それをガッチャンコしてマゼマゼしたのが本作。
ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む


■ハイスコアカップリング

いやほんとどうでもいいんだけど…
先の項目で挙げたCVさんにピンとくる方いそうなんだけど…
ネタバレレビューを読む


■これまたタイムリーなことに

ネタバレレビューを読む


なんとなしに史実もののエッセンスを消化している作品に思えて満足しました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

男と女の心が愛と憎しみに揺れ動く愛憎劇の傑作

【紹介】
イングランドで起きた史実であるばら戦争をモチーフにしたシェイクスピアの歴史劇を原案とした話
人物の関係や歴史背景などがとても複雑ですごくわかりづらいですが、背景が複雑なだけで意外と単純な話で、わかれば面白いです。
たくさんの人物の思惑が複雑に絡み合ったドロドロした愛憎劇なのと、BLが苦手な人にはつらいかもしれなくて、好き嫌いが分かれそうな作品
この作品を見るなら、人物相関図や目的なんかを1話ごとに紙にでも書いて整理しながら見るといいかもです

【はじめに】
最初に身もふたもないこと言いますが、原作漫画読んだほうがいいです!
私は「この漫画が凄い!!」って感じのテンションで妹からオススメされたので原作を読んでみたのですが原作はとても描写が細かく面白くて絵もとても綺麗で繊細で妖艶な感じの絵柄ですが、その美しさとシナリオの面白さが十分に再現されていないのでとても勿体ない。

【感想】
複雑で視聴はしづらいけど話は面白い。でも原作はもっと面白い。
正に愛憎劇で、ただ愛と憎しみと嫉妬と裏切りだけの話じゃなくて、愛のカタチも結構歪んでて一人一人の愛が重くてどんどん話がややこしくなっていくし、それぞれのキャラクターの意思が強くて絶対譲れない信念とか目的があるので、激突したりすれ違ったりする
そういった面倒くさい複雑な人間関係と重たい愛憎劇がこの作品の魅力!
ネタバレレビューを読む
【主人公について】ネタバレレビューを読む

【キャラクター】ネタバレレビューを読む
【作画】ネタバレレビューを読む
【シナリオ】ネタバレレビューを読む
【主題歌】
1クール目と2クール目で曲が変わりますが、どれも作品の雰囲気に合った良曲です!

【薔薇戦争(史実)について調べたことまとめ】ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12
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