百合アニメOVAランキング 10

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの百合成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月05日の時点で一番の百合アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.4 1 百合アニメランキング1位
Candy boy キャンディボーイ(OVA)

2008年5月2日
★★★★☆ 3.6 (150)
877人が棚に入れました
とある双子の何気ない日常のお話―― いつになく、そわそわする奏。何かを待っている奏の不自然な行動に気付く雪乃と、その影で咲夜のたくらみが…。
都内某所の高校に通う双子の高校二年生、櫻井姉妹の周りで起きる学園コメディー。

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まったり見られる百合アニメ

双子姉妹の百合なお話。
生まれたときからずっと一緒、同じ高校に通い、同じ寮部屋で暮らす双子姉妹の雪乃と奏。
出掛けるときは手を繋ぎ、寝るときは一つのベッドに二人寄り添って寝る。笑顔で見つめあっては頬を赤らめ、好きだという思いははっきり伝えあう。
作中で終始ラブラブしていて、見ているこっちが恥ずかしくなってしまうようなお話です。

ガチな百合作品というと、二人が深い関係を築こうとする禁断の愛、的な展開になり、しかしながら同姓であるがゆえの将来的な悩みや葛藤を抱く…というのがありそうですが、この作品では描かれていません。
そもそもお互いに一線を越えようというところまではなく、あくまで二人は一緒に居られればそれで良しという感じなので、ドロドロした展開にもならず、二人の関係性については安心して見ていられます。
ただそれによって、「仲の良すぎる姉妹」程度にしか見えなくなって、その姉妹設定が百合要素としてはマイナスになっていると感じる人もいるかもしれません。


雪乃と奏のまったり空気にアクセントを加えてくれるのは、彼女らの妹・雫と、後輩の咲夜の存在です。

雫はシリアス要員。
雪乃と奏の上京後、学校も不登校で心を閉ざし気味。仲の良すぎる二人の間に入っていけず、どんどん遠くへ行ってしまうような寂しさを抱えています。彼女のエピソードはこの作品に足りなかった泣き要素たっぷりです。
残念なのはCVの小林ゆうさん。いや声優さん自体は嫌いではない、というかどちらかといえば好きなのですが、妹キャラというのが個人的には合わなすぎでした。

咲(さく)ちゃんはギャグ要員w ある出来事をきっかけに奏に惚れこんでいます(性的に)。
奏に対しての愛が、最初は遠目に見ているだけだったのが徐々にエスカレートしていき、人目もはばからぬ大胆な行動へと変化していく様子が見ていて面白かったですw
彼女の特徴をあげると…
     年上のお姉様好き、お嬢様、ツインテール、かなり積極的、ポジティブ、変態、
     お姉様を盗撮、私物を勝手に入手、困っているときには良き相談相手になる事も。
…うん、これはとあるシリーズの黒子まんまですねw あのキャラほどぶっ飛んではいませんが最終的には出てくるだけで面白いです。
良くいえばどんな場面でも明るく盛り上げてくれ、悪く言えば雰囲気ぶち壊しw 私は好きですけどね、こういうウザかわキャラ。
奏の咲ちゃんに対する対応が割とドライなので、扱いが不憫にも思えてしまいました(後輩としてはとても大切に思っています)。
いっそ美琴が黒子にするように、吹っ飛ばしてしまったほうが当人もスッキリするでしょうにw



全7話+EX2話、しかも1話あたり10~20分という短さながら、笑いあり、涙ありのさまざまなエピソードが詰め込まれており、さくっと観られる割に1クール分くらいの充実感を得られた作品でした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はじめての「ゆりあにめ」

制作はAICのオリジナルアニメです。
ジャンルはGL・日常系ラブコメです。


両想いである双子の櫻井雪乃・奏姉妹の学園生活を描くラブコメ。


たびたび「百合」がどうのこうのとか言っている私なんですけれど「百合(GL)アニメ」と呼ばれる作品群を見たことなかったわけですねw
これではアホみたいなので短い本作(全7話の計2時間ほど)を最初に見てみることにしました。

本作はまあ、たしかにガチ百合な作品ではありますけど、毛嫌いしそうな描写はほとんどなく、「けいおん」「ゆるゆり」「咲」なんかが大丈夫な人は何の問題もなく見れるかと。
キスシーン?はあるけど多分そんなに問題ではない。
でも甘々な描写は非常に多く、「百合スキー」な方はご満足いただけそうです。


登場人物は基本的に四人。
妹で美術部所属、しっかり者の櫻井奏。
姉で水泳部所属、天然な櫻井雪乃。
二人の後輩で水泳部所属、奏が大好きなストーカー?神山咲夜。
二人の妹で不登校気味、お姉ちゃんっ子の櫻井雫。

基本的には姉妹百合を存分に堪能するスタイルです。
そこに咲夜が絡んできて笑いを提供してくれたりします。
雫はちょっとシリアス要員で辛気臭い感じになりますが、これなしでは本作は成り立ちません。


特にストーリー性があるってわけではないのですが、だからと言ってつまらないわけではないです。
「お互いが一緒にいるためにはどうしたらいいか」というGLの作品では鉄板(私が知る限りではこういう系統が非常に多い)な内容を重くなりすぎずに扱っています。
こういうちょっと切ない感じがたまらなく私は好きw(GL漫画は微妙に読むのです)

声優に関して、主人公二人はぴったり。
特に雪乃の声はツボ。
個人的には雫役の小林さんがちょっと合ってなかったかな?


総括して、結構良質な百合アニメでしたね。
「百合風味のアニメ」ではなく「百合アニメ」を見たい方は本作から初めてみてはいかがでしょうか?
初めてみた奴が何言ってんだって話なんですけれどねw
百合好きな方は是非オススメをご教示ください。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 25

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

大きな起伏はないけれど安心して見ていられる百合アニメ

AICによる短編Webアニメ(全7話)

高校二年生、櫻井奏と櫻井雪乃の姉妹が巻き起こす学園コメディー。
ほんわかふわふわ天然の姉・雪乃と、しっかり者の妹・奏。
双子でありながら、お互いの事が好きで好きで仕方ないふたりの
何気ない日常を描いた物語。

子供の頃から同じ服装をし、同じ持ち物を持ち、
雨が降れば相合傘を楽しみ、いつも一緒にいた彼女達。

予備知識なく観始めたのだけど、
甘くトロけてしまうようなセリフと雪乃の声で、
ありえないほどの姉妹仲の良さを見せ付けられ、
なるほど、こういう百合アニメもアリだよね・・と。

ツンケンしているよりは好感持てるけれど、刺激やトキメキ感はなく、
ただただ呆れるほどのデレデレにはもう降参って感じ。
といっても、濃厚なラブシーンもなく、清純な花のような雰囲気。
多少のお色気はあるものの、彼女達の仲の良さは性的なものよりも、
双子だからこその濃密な意識の繋がり、という印象を受けた。
さらに、ふたりへの追っかけ的存在の後輩が、面白すぎて異常。

後半では、時間経過と共に少しずつ変化が見られ、
同じではない別のピアスや持ち物を選んでいくようにもなり。
そういうエピソードを通して、
お互い自立していってるってことが描かれる。
それでもふたりで、ずっと一緒にいるために、
進路のことも真剣に考えていたりと
そのへんのリアルさは女性同士ならではの、きめ細やかさを感じた。

セリフのある男性キャラは駅員の構内アナウンスのみ。
男性キャラは出てこないのに、なぜ『CandyBoy』という
タイトルになったのかは不明とのこと。(wiki情報)
どう考えても、『CandyGirl』だものね。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21

57.8 2 百合アニメランキング2位
くっつきぼし(OVA)

2010年8月16日
★★★★☆ 3.3 (101)
482人が棚に入れました
『くっつきぼし』は、「びんちょうタン」のパイロットアニメなどを制作したアニメ作家・石川直哉による個人制作アニメ。高校2年生のキーコとアーヤ。2人で過ごすちょっぴりアブない夏休みの出来事が描かれていく。
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ちょっとえっちな超展開百合アニメ

二話構成の自主制作アニメです。
ジャンルはGL・SFです。
あまりにもガチすぎる作品なので、女性同士の恋愛ものに抵抗がある方は注意です。


高校2年生のキーコとアーヤ。
キーコは離れた物を少しだけ動かす超能力を持っており、それをアーヤに知られてしまう。
次第に二人は惹かれあい、関係を持つようになる。


あにこれでは前編・後編に分かれていますが、面倒なのでまとめます。
五作目の百合作品視聴。
刺激的かつ短い作品をチョイスしてみました。
個人的な尺度で言えば、百合ものと言うよりレズビアンもの。
「百合か、レズビアンか」っていう論争は不毛なのでしませんよw
そもそも“百合”って“レズビアン”の隠語だから同じといえば同じなんですけどね。


これ、15禁とかじゃないんですよ。
全年齢ですよ。
にもかかわらず、だいぶ大変なことになっていますw
前編はそうでもなかったのですが、後編はもう大変なことにw
百合×エロという、大半の人間がドン引きしそうな作風を貫いています。
とにかく{netabare}電車の中で{/netabare}ああいうことは絶対やっちゃダメだからね。
ド直球の描写はありませんので例の「ヨスガ」ほどヤバくはないと思いますが、でもやっぱり一線は越えちゃっています。
個人的にはこういうのに耐性はありますので問題ないですよw

話自体は流石に二話なので、まあこんなものでしょう。
でも二話でもしっかり純愛っぷりを見せつけてくれるシーンや、おっとなるシーンもあり、お得感はそこそこ。
ラストの展開はいろいろ言われていますが、これほどの超展開はめったにお目にかかれませんねw
理屈は通っていますけど「細かいことは気にするな」と言ったところでしょうか?
百合フィールドでは、二人だけの世界が形成されますから。


総括して、何とも勧めづらい作品ですが、百合エロ作品としてはまあまあだったかなと。
残念ながら需要はあまりなさそうですけれどもね。

どうでもいいですが、こういう系統ならば「少女セクト」という漫画が有名ですね。
古典的な百合エロ漫画で18禁ですが、この界隈ではかなり有名。
でも私はあまり好みじゃないし、紹介しても需要は全くなさそうですけれどもねw

投稿 : 2025/02/01
♥ : 26

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2次元ならではのエロとSFを使いこなしているいい話でした。

 自主制作のアニメらしいです。前後編の間が開いているせいか、本サイトでは2つに分かれていますが、こちらにまとめて書きます。

 石川直哉さんという人が作ったらしいですが、この作品しか知りません。声優さんだと牧瀬紅莉栖役の今井麻美さんが出演しています。登場人物はほぼ2人で1人がちょっと。モブはいますけど。

 百合…というよりがっつりレズものです。絵柄の関係でハードに見えませんが拉致監禁と電車プレイがなかなかでした。超能力が絡むこともあって、男の妄想と言えばそうなんですけど、40分ということもあり飽きずに見られました。

 マンガ、アニメの2次元作品でいいところは、日常とSFとかファンタジーを違和感なく融合させるところですね。本作でも実写でやると馬鹿馬鹿しく感じがちな超能力設定も、うまく作品に落とし込めていました。超能力が単なるガジェットかと言えば、題名の「くっつきぼし」との関連で活かされていましたし、結論のところでも上手く機能していました。

 そして、エロとアニメ。これも同じですね。2次元ですから生々しくあってもやはり実写ではできないところまで踏み込めます。この作品は2010年~2012年ですから実写化もできなくはないでしょうが、いまだと完全にアウトですしね。法律のせいで実写で思春期の性愛が描けなくなりましたがアニメならではでした。

 超能力もエロもアニメならではですが、そこを上手く生かしたなかなか面白く見ごたえがある作品になっていました。男の考えたレズでしかないかもしれませんけどね。

 作画は個人あるいは少人数の手なんでしょうけど、人物は悪くないです。ゼロ年代前半とかの作風かと思いますが丁寧でした。こだわりのキスシーンも良かったと思います。
 背景美術ははっきり筆のあとが分かる絵具っぽい感じでした。個人とわかっているから許せたのか、作風としてありだと思ったのかわかりませんが、違和感はほとんどなく味として捉えられました。

 ということで、なかなかレベルが高いレズものアニメでした。実用性はないですが、耽美な作品としての味わいがありました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

中級者向けの百合作品かな?後編も観ての感想です

先日、百合アニメデヴューをしたら、キャッチさんの1人から
この作品をオススメされたので、さっそく観てみた。

離れた物を少しだけ動かす能力を持った女子高生、川上紀衣子。
彼女の力を知ってしまったクラスメイトの斉藤亜綾。
この2人が主人公であり、超能力の研究と称して
一緒に過ごすうちに惹かれあっていき・・というお話。

前編と後編に分かれた2話からなるOVA。

前編では、キスを中心にソフトな雰囲気の百合シーンで、
かわいい感じのキャラデザのせいもあってか、さわやかだった。
露骨な性描写もなく、視聴者には間接的に感じさせる程度。
その分、2人が急速に仲良くなっていく様子がリアルに描かれていた。

しかし、前編のラストで思わぬ出来事が起き・・

この作品、後編の公開までだいぶ期間があったようで、
僕は一気に見れたからスムーズだったが
これ・・前編から待っていた人にとっては、
いったいどんな話になるのやらと
かなり妄想が膨らんだのではないだろうか。

さてさて、その後編へ物語が突入すると、いきなりシリアス展開。
修羅場というより、え?そういうことだったんだ・・
という事実がいくつか明かされる。

しかも、彼女達ふたりの行動がどんどん大胆になり、
前編での清楚な百合はどこへやら・・・エロエロモード全開。
じーっと見入ってしまう自分がなんだか気恥ずかしくなってみたり。
かわいい顔してなかなかなこと、やってくれます、ハイ(笑)

そしていきなり、えっ?  ど、どうした???何この急展開。

ありえないだろ~~と思わずツッコミを入れたけれど、
そういえば紀衣子は超能力を持ってたんだったね。
やれやれ、意外な伏線回収だった。

キセキ的というべきか、夢物語というべきか。
現実味がないようで現実的な部分もあり。
アニメ作品だからこそのラストシーンかもなと、納得してみた。

それと、特筆すべきは音楽。
OPED以上に、ピアノ曲を中心にしたサントラが良かった。

男性にも女性にも、その他の方にもオススメできる
中級者向けの百合作品と思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 25

67.7 3 百合アニメランキング3位
マリア様がみてる 3rdシーズン(OVA)

2006年11月29日
★★★★☆ 3.9 (147)
697人が棚に入れました
「ごきげんよう、お姉さま」大人気シリーズがOVAになって再び登場!! 2004年1月にTVシリーズファーストシーズン、7月にセカンドシーズンと続けてアニメ化され、大人気を博した「マリア様がみてる」がOVAで帰ってきた。
超お嬢さまたちが集う「リリアン女学園」を舞台に、姉妹(スール)たちが繰り広げる学園ドラマ。
ネタバレ

まみあな さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

女性の心理を理解しながら

6巻から成る3rdシーズンは、夏休みと学校行事がテーマでございます。小笠原祥子さまと姉妹の契りを結んだ福沢祐巳さんを妬む三人の令嬢が軽井沢で祐巳さんを陥れようと致します。この辺りの心理は女性ならではと思われ、殿方には分かりにくいものでありましょう。斯く言うわたくしも一回鑑賞しただけでは理解に至りませんでした。{netabare}出来ないことは出来ない、と申せばよいというのが男性の考え方だからでごさいます。{/netabare}女性は憎しみをストレートには表現致しません。表情と演技からそれを読み解いていくことにこの作品の楽しみ方があるのではないかと存じます。或は素直に、軽井沢の別荘ライフを居ながらに味わうという楽しみ方もございましょう。
 最終第6巻はイタリアへの修学旅行です。背景の作画が丁寧で、臨場感のあるものとなっております(わたくしはイタリアに参ったことはございませんが)。バチカンのシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ「最後の審判」など良く摸してあります。
 バチカンと言えば、本シリーズ1stシーズン第1巻の挿入歌「マリアさまのこころ」は作品のために作られた曲ではなく、日本のカトリック教会が現在ごミサで用いている「典礼聖歌」という聖歌集の407番でございます。作詞作曲は佐久間彪(たけし)神父様。御参考までに。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

イベント特盛です♪

2期で大きな区切りがついているので、
OVAという事もありアフターストーリ?
と思いましたが、嬉しい3期ですね~♪
1話50分以上の5話と1クールとしても
充分な内容でした☆彡

別れと出逢いの季節「春」の後といえば
学生にとってイベント盛り沢山の「夏」

1期も2期も其処彼処に涙腺トラップ・・
3期は・・イベント盛り沢山に相応しく
動きのあるエピソードが楽しめました♪

相変わらず油断してると涙がポロリと
零れる様な展開に簡単に引っ掛かる私・・

このアニメは全シリーズ会話が凄く楽しい。

キャラ全員若干表情が優しくなったかな?

3期ができたという事は4期も期待ができる。
そして実際に4期が出たので嬉しかった♪

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2

ルー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

さらなる深みへ

祐巳と祥子さまのさらなる親愛を垣間見ることができる良質な3期

OVAであるため1話50分と少し長いが、全くだれることなくどの話も完成度が高い

1話の祐巳の肝の座りようには感動してしまった
それに自然と祥子さまが助け船を出す様から、この姉妹の愛の深さを窺うことができ、それは、この世で一番美しいものであるように感じられた

また、祐巳の可愛さがパワーアップしており、回を追うごとに好きになっていった

個人的には福沢祐巳は全アニメキャラでもトップクラスに好きな存在である
もちろん、他のマリみてのキャラも全員魅力的で、この作品は最も美しいアニメの1つであると感じられた

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2

57.7 4 百合アニメランキング4位
くっつきぼし 後編(OVA)

2012年5月11日
★★★★☆ 3.3 (75)
360人が棚に入れました
石川直哉監督が手掛けた青春アニメの後編。女子高で同じクラスのキーコとキーコが超能力を使えることをしているアーヤは、夏休みに入り仲違いをしてしまう。ふたりの関係は危うさをはらみながら進展していくが…。

わっち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ラストが綺麗な百合作品

OVA前期と後期で計50分
その中で綺麗にまとめた作品

どうしてくっついたのか
どういう所が引かれたのか
短い作品だから馴れ初めは薄くて
えっちな描写は結構すごくて
まぁ、百合でエロけりゃいっか
終盤までそんな感じだったけど

最後5分が素晴らしく、
かぶせED、感動的なセリフ…
そのラストがあったから45分が生きた
ラストのおかげで綺麗な百合作品になった。

個人的な話になってしまうのですが
最近は入りは良いのに
12話をチンタラ使って
いらないコメディをはさんだりして
結局、最後に答えでないんかーい!
という恋愛ものに当たっていたので

多少、内容が薄くても
起承転結があって
最後に答えがでて
なおかつ伏線も回収して
サクッと見れる短編は貴重だと思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

kuro112 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ハッピーエンドになったかな?

前編の最後に衝撃を受けましたが、もしかするとまだ前編を見ていない人が居るかも知れないので、あえて言いませんが前編を見た皆さんが衝撃を受けたのではないでしょうか?

前編で衝撃を受けたことが起こり、後編です。
少し、急ぎすぎたのかなという感じがします。というのは、後編での突如の体育倉庫のくだりですね。ネタバレになるから詳しいことは言いませんが、少し雑になっちゃった感があります。逆に考えれば、その雑さが作品を引き立てているのかなとも考えられます。 

そして、ラストシーン主人公の能力をあまり説明していなかったので、おっ?となりましたが、作画ともに綺麗で見入りました。

この作品にあえて良かったと、見終わった後に思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 0

チュウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

レズアニメここに完結

全2話のOVAの後編です!
前編の発売から約2年の長いときを経て、ようやく完結しました。
前編よりも大幅にエロさ増!!
ヒロイン同士のイチャイチャ感がより楽しめるようになっています。
直接的な描写はなく、上手く想像を掻き立てるような作りでできています!

最後はなかなかの超展開でしたが、全2話を考慮すればまとまっている方かな?
個人的には、なかなか見所のある作品だったと思います!!

----- 声  優 -----
川上 紀衣子【今井麻美】
斉藤 亜綾【一色みく】
斉藤 康太【越田直樹】

投稿 : 2025/02/01
♥ : 8

71.5 5 百合アニメランキング5位
あさがおと加瀬さん。(OVA)

2018年6月9日
★★★★☆ 3.8 (135)
494人が棚に入れました
「どうか加瀬さんが、私の事を好きでありますように―――…」高校二年の山田は緑化委員の内気な女の子。隣のクラスの加瀬さんは陸上部のエースで美人な女の子。 山田が植えたあさがおをきっかけに、言葉を交わしたことがなかった二人の距離が少しずつ縮まっていく。


声優・キャラクター
高橋未奈美、佐倉綾音、木戸衣吹、寿美菜子、浅野真澄、内山夕実、落合福嗣
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

爽やかで甘酸っぱい百合アニメ

劇場上映の初日舞台挨拶に行って
帰りにBDやらドラマCDやらいろいろ買って帰ってきました

女同士であることを除けばごくごく普通のバカップルが
イチャイチャしたりすれ違ったりしてるだけのアニメですが
主役の二人がとにかくかわいいのと
すごく表情豊かなのが強く印象に残りました
とくにぴょこぴょこ動く山田の葉っぱは必見w

女の子同士のキスシーンとか無理!
みたいな人にはたぶん合わないと思いますが
逆に百合アニメ好きなら絶対見て損はないと思います

特にショートケーキと加瀬さんのシーンなんかは
やってることは結構過激ではあるのですが
あんまり下品な感じにはならず
すごく繊細で上品に感じました

主題歌の明日への扉は16年前の曲
人気TV番組「あいのり」の主題歌だった曲ですね
それを主役の二人が楽しげに歌っています
女子高生たちがカラオケで歌っている風
というような演出なんでしょうかねw

しかし、16年前って
現役女子高生は生まれたばっかりだよね
キャスト陣の年齢でも歌を覚えてるのはかなり厳しいかんじ
懐かしさを覚えるのはアラサー以上じゃないかな(汗

全体的に満足度の高い作品でしたが
不満点があるとすれば58分という短すぎる尺くらいでしょうか
劇場アニメではなくOVAの劇場上映なので
仕方ないのかもしれませんが
舞台挨拶付きとはいえ手数料込2500円くらい払ってるので
もうちょっと見せてほしいなぁというのが本音です

これはアニメに対する不満というよりは
なんだかよくわからない名前の手数料をいろいろ付けてる
某プレイガイドに対する不満に近い気もします

しかし物足りない人はどうぞと言わんばかりに
OVAの直後の後日譚的なオーディオドラマが
主題歌とセットで販売され
それとはまた別のオーディオドラマが入った
謎の選曲のカバー曲集も同時に売り出しているあたり
ポニーキャニオン自体がかなりがめつい売り方してるなぁと思います

とはいえオーディオドラマの出来も悪くなかったですし
カバー曲のなかでも小さな恋の歌は
めちゃくちゃなんだけどすごく楽しそうに歌ってて
劇場限定BD含めて買ってよかったと思える内容ではあったので
あとはちゃんと続きを作ってさえくれれば文句は無いですねw

続編支援のためにももう一回くらい特典漫画もらいに行こうかなぁ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

舞台挨拶レポート

{netabare}最初に出てきたMCは落合福嗣
こいつこの作品出てたっけ?
って言うかセリフのある男いたっけ?
くらいに思っていまいたが
どうやら駅員さんだったようです

今回福嗣君は着流しで
女性キャスト陣は浴衣での登壇でした

中でも加瀬さん役のあやねるは
あさがお柄の浴衣でした
オーディオドラマ「夏祭りと加瀬さん」では
あさがお柄の浴衣を着たがっていた加瀬さんですが
舞台挨拶で中の人がそれを実現するとは・・・

今回も原作ファンをアピールしていたあやねるですが
漫画原作の作品に出るたびにもともとファンでしたアピールしてると
だんだんどこまで本当なのか信じられなくなってきます

もう一人の主役山田役の高橋未奈美は
一番最初に出てきて福嗣くんから紹介されるときに
まだ紹介が終わってないのに
フライングで話し出して福嗣君と被っていたり
ラストに女性キャスト3人でヒット祈願にあさがおの種を蒔く際
一粒落としてしまってあわあわしているところが
なんだか山田っぽくてクスリときました
この人はすごいはまり役だったように思います

登壇者の最後の一人は三河っち役の木戸衣吹
まず最初の自己紹介で

木戸ちゃん「この作品はデートムービーにいいと思うんですよ。今日カップルで来た人~」
客「……」
木戸ちゃん「あっ(察し)」
他のキャスト陣固まる

終盤には飛行機の中での手のつなぎ方が話題になり
キャスト達で実演した後に一言
木戸ちゃん「みなさんも恋人が『できたら』ぜひやってみてくださいね!」
・・・って、今はいない前提かよw

そのナチュラルに観客に喧嘩売っていくスタイル嫌いじゃないよw
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

花言葉を知ると良い。恋愛描写は良いが百合モノとしては?

 恋愛ものとしては、60分という枠の中に付き合い始めた少女の動きを進学と絡めて、丁寧に描いた秀作だと思います。

 ボーイッシュで陸上部のエースで人気者の加瀬さんと、友達はいるものの比較的1人でいることの多い結衣の恋愛。2人の間の今までの交友関係とか立場による微妙な気持ちのすれ違いが丁寧に掬い取られ、それを乗り越えてラストに至るストーリーです。

 それを支えるのがなかなか丁寧な作画、繊細な背景美術です。キャラデザは「ニセコイ」とか「さんかれあ」を連想するような線が細いけど瞳が訴えかけるような感じで…そこに「ハチクロ」的な女性らしさをほんの隠し味という感じでしょうか。つまり、少女に関しては思春期を感じさせる魅力的な作画でした。

 この作品、恋愛はちゃんと描けていると思いますが、ちょっとテンプレです。ですが一般人の恋愛はテンプレであって、性の感覚の問題、裸体に対する感覚、お互いの部活とか交友関係・感覚のズレと憧れ、進学問題などなど高校3年生らしい問題を取り上げているのは、感情移入と言う点で良いと思います。

 で、本作の最大のポイントは男女では描けない内容なのか?ですね。友情との境目が分からなくなるような問題ではなく、いきなり付き合っている状態から始まるので、肝心の女女、百合、レズビアンであることの葛藤や偏見との戦い、逆にどこがいいのか、などは見えてきません。(なお、途中できっかけについての回想はある)

 女女の恋愛が当たり前の世の中の作品として扱えば、問題はないでしょうが、加瀬さんがボーイッシュで前半の加瀬さんの行動にまつわる弁当のところで、ちょっと男女の描き方をそのまましている様に感じてしまいました。修学旅行の風呂の描き方は、逆に女女じゃないと描けない部分ですね。

 この描き方って、大学に行くと思春期の同性思慕が消えて、普通の男女の恋愛を選択するのでは?と思ってしまうところが、あります。だからこそ高校生らしいと言えば高校生らしいですけど。

 それともう1つ。これはいいところですが「あさがお」を使ったところですね。花がアニメのモチーフになった時、花言葉を調べるのがクセなのですが「愛情」「結束」の他に「あなたに絡みつく」がありました。加瀬さんはあさがおを育てている結衣に惚れました。この意味を2人を考えると…
 さらに、この「あさがお」を最後、結衣がどうしたか?ラストエピソードと重なってきてくる気がして心の動きが裏に描かれている…のかなあと思います。

{netabare}「愛情」「絡みつく」象徴である「アサガオ」を「皆の邪魔になるから」切り取ったという表現ですね。一回諦めたのは結衣だったんでしょうねえ。一方で加瀬さんがその気持ちを何となく察したから、結衣はあそこで合いに行かないと、そのまま終わるという{/netabare}ことだったのかなあと思います。
 このラストシーンに至るエピソードは美術も含めて、良かったです。恋愛ものとしては非常に心情が描けていると思います。

 ということで、ラブストーリーとしては60分程度の作品としては非常に素晴らしい作品でした。
 百合である必要があるか?は、やっぱりこの繊細な話は女女の方が、美しく描ける気はします。加瀬さん側もボーイッシュでいながら乙女の繊細な心理描写が出来ていたと思います…が、うーん。もう一歩世間のマジョリティからのズレに対する葛藤がどこかにあっても面白かったかも…でも、ノイズかなあ。

 評価は…ストーリーはテンプレですが心情の描写が美しい話です。4点かなあ。キャラはいいですね、5点。作画は美術を含めるとなかなか素晴らしいと思います。OVAなので辛めにつけても4.5はあげたい。声優さんも繊細な演技ができていたと思います、4。音楽はまあ普通?3点かなあ。


追記 EDの「明日への扉」は名曲です。その曲自体は素晴らしいし意味性も本編と通じるものがありますが、声優さんの声が合っていませんでした。オリジナルにすればよかったのに。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4
ネタバレ

コマキノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

水彩美とピュアで不器用な同性愛

原作未読。レンタルで視聴

2018年6月公開、58分のOVA
公開1年前の2017年5月にはYouTubeにて本作品の前日談となるアニメーションクリップが公開されています。

緑化委員で温和な性格の山田結衣とボーイッシュな陸上部の加瀬友香の2人の恋愛を描いた百合作品。 {netabare}日常編、修学旅行編、進学編と{/netabare}大きく3つのストーリーで構成されています。

まずこの作品、山田と加瀬さんの百合恋愛を主に描いていますが、意外と百合さを感じさせないテイストとなっています。山田はおっとりとした温和な女の子な一方、加瀬さんは運動神経の良いボーイッシュでイケメンな女の子として描かれており、そこまで百合さを感じない。それよりも2人の不器用でピュアな恋愛模様がこの作品の大きな軸となっており、我々視聴者はそれを保護者目線で暖かく見守っていくことになります。

正直ストーリー全体として特筆するような大きな展開や物語の奥行きというものはありません(無いわけではないが弱い)。山田と加瀬さんの緩い恋愛を小1時間眺めるだけ。それだけにOVAとしてのボリュームの薄さに消化不良を感じる人もいるかもしれません。

この作品の最も重要な成分が、その恋愛のピュアさや不器用さです。山田は加瀬さんの前ではニコニコモジモジ。加瀬さんも加瀬さんで普段は山田をエスコートしてあげる一方たまに見せる女の子な一面が可愛らしい。
特にこのカップル、傍から見たら本当にどうでもよさそうなことや些細なことに敏感になってすれ違いを起こしてしまうことが多々あります。恋愛ってはじめはこういうものだよね。 {netabare}ラインの未読既読に敏感になったり、それによって加瀬さんが自分の裸をきっかけに山田に嫌われたと勘違いしたり。ただ一つ、進路の違いは重大だけど。{/netabare}些細なことに敏感になってしまうのも相手のことがそれだけ好きだからなのよ
この2人のピュアさや初々しさが自分はたまらなく好きですね

作画でも一点。この作品は手書きにこだわっており、主に背景は水彩で描かれています。学校、あさがお、町並み、沖縄の風景、どれを切り取っても1つの水彩画として完成されており、それが作品の雰囲気と非常にマッチし一層物語を引き立たせるものになっています。個人的にはいつもの町並みがお気に入り。

ひとつ好演出シーンを挙げるなら、2人の心の距離をバスで表した場面
{netabare}物語の前半のバス停のシーンは2人の間にすれ違いがなかったからこそ、山田がバスに乗らず加瀬さんとのキスシーンに発展しました。しかし物語の後半では進路の違いから2人の間に溝ができ、山田がバスに乗ってしまいそのまま分かれてしまった。バスに乗る、乗らないで関係や心理の違いを表す、2人の心の距離を2つのバス停シーンの対比で示した演出には制作陣の創意工夫を感じました。{/netabare}

総合すると、手書きや水彩にこだわった作画とピュアで不器用な恋愛模様がマッチし、緩く初々しい百合物語へと昇華しているものの内容は若干薄いといったところです
1時間という比較的短めのOVAとなっています。さらっと見れますので百合好きの方もそうでない方も気軽にどうぞ

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9

67.4 6 百合アニメランキング6位
ゆるゆり なちゅやちゅみ!(OVA)

2015年2月18日
★★★★☆ 3.9 (263)
1497人が棚に入れました
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。

「ごらく部」で明確な目的もなく活動を続ける4人の女の子の毎日を綴ったアニメの劇場版。夏休みを迎えた赤座あかり、歳納京子、船見結衣、吉川ちなつの4人組は、自分たちだけでキャンプに行くことに。
ネタバレ

ユリ=デカルト さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

百合厨で良かった(泣) そして、リアルな夏

序盤すごいワロタwwwww
やっぱ、ゆるゆりの悪ふざけ面白いですww

全体的に評価させてもらうと、夏感が出ていてものすごく良かったです。

本当にキャンプ気分で見ていました(笑)

なんでこんなに夏感出てんだwww

他のアニメのキャンプ回や合宿回とはなにか違う。
マジでキャンプ気分で見れます。不思議ww
夜道の虫の声とか、ひぐらしの声とか、リアルな夏です。まずはそういう点を評価。なんか意味不明な評価ですがww


(序盤のアレについて)
原作で読みましたが、あれをアニメで見れるとは!ww

ゆるゆりの原作売ったことに激しく後悔!!
※参考書を買うために、百合本一掃したとき。
(ネットで売った際)ゆるゆりの原作も無くなりました(泣)残念無念…



次に百合について。

ゆるゆりは、やはり面白い・・・・・

最近百合から離れていたので、改めて百合の良さを再認識しました(笑)
再認識するまでもない――歴然たる事実ですが^^;


男女の恋愛ものも見ますが、やっぱこっちすね~。 

自分が百合豚になった大部分の影響がゆるゆりだからね!


序盤の話
{netabare}原作よりも喫茶店オサレになってね?ww 女の子同士イチャイチャするアニメって、何故にこんなにも舞台設定がオサレなのか?

あかり バナナジュースって(笑) 子供っぽくてかわいいなww

あと、ちなつのお漏らし笑いましたww 原作でもあったなww

{/netabare}


お気に入りのキャラは綾乃なんですが、

ひまさく + 結京 + あかちな も素晴らしかったww

京綾が自分の中ではベストカップルww
とは思うのですが、ひまさくと京綾……どちらも甲乙つけがたい(白目)

ていうか、ひまさく いつになくイチャイチャしてね?ww


{netabare}お風呂回ありがとうございます! いい湯でした!!www
百合風呂ですね……。他のアニメのお風呂回とは違い、百合にはエロさがまったくない。でもニヤニヤしちゃうんだよね。なんだろうこの現象(笑)
始終ニヤニヤしっぱなし。頬が緩む。俺KIMEEEEEE

そして 綾乃のパジャマ姿がかわいすぎ!!
みんなかわいいんだけど、綾乃好きの俺には鼻血ものです^^涙

あれで死ねる!!!! 千歳の気持ちが分かりますww

 ゆるゆり 相変わらずみんなかわいい!!!

なんだこれ? 最近流行りの難民アニメよりもよっぽど癒しだったぞ!

もちろんゆるゆりが良いことは知っています。ですが! これだけは言わせてもらいたい。
ゆるゆりって、こんなに良かったっけ?ww 

なんか今回のゆるゆり、百合的にも癒し的にもクオリティが高かった!!

正直久々に見たので軽い気持ちでした。申し訳ない orz


{/netabare}


千歳は相変わらずいい仕事をしていますね(笑)


普段は、他のアニメを見て『俺の嫁!』とか言っていますが、ゆるゆりを見るときは百合レンズになります。カプ厨なんですwwww もう、結ばれてほしいとしか考えてない。マジで


これは迷わずお気に入りの棚です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

そうそう、この組み合わせが見たかったんですよ♪

この作品は、ゆるゆりの1,2期の放送後に製作されたモノです。
本編とこのOVAは、物語の直接的な繋がりはありません。ですが、キャラの説明が全く無いこと、思い入れのあるキャラがいた方がこの作品を楽しめることから、本編未視聴の方は先にそちらを先に視聴することをお薦めします。

視聴を始めた直後・・・一瞬何が起きたのかと思いましたよ^^
キャラの判別は唯一髪型のみ・・・姿格好がまるで違うって有りなの^^;?
と思ったのも束の間・・・いつものゆるゆりが始まってホッとしました^^

物語は、いつものごらく部の部室から始まります・・・
ごらく部の日常・・・に生徒会がチャチャを入れいくるという毎度お馴染みとなった展開なのですが、今回はこれまでの少し勝手が違います。

これまでごらく部と生徒会の繋がりは、ある特定人物の接点のみとなっており、基本的にはごらく部と生徒会それぞれに諸空するキャラがその括りの中で物語が展開されてきました。

ですが、今回はごらく部と生徒会の共同作業が物語の主体となっているので、それぞれのメンバーが所属枠を飛び越えて活躍してくれるんです^^

例えば、ごらく部の暴れ馬である歳納 京子と生徒会の暴れ馬である大室 櫻子・・・どちらも同じ系統で面白いキャラですが、これまでは同じ土俵で勝負する事はありませんでした。
ですが今回は歳納 京子と大室 櫻子のキャラとしての面白さ対決、などというドリームマッチが実現できているんです^^

その上、あかりvs向日葵に新鮮さを感じたり、結衣vs千歳といったツッコミ役同士の共演もあるので、1,2期とは違った視点で楽しむ事ができる作品だと思います。

それと、これまでは七森中の生徒を中心に物語が展開してきましたが、それぞれ兄妹がいて、その兄妹同士の繋がりも面白そう・・・というのが私の中での新たな発見です^^

オープニングテーマは、「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」
エンディングテーマは、「おひるねゆにばーす」
どちらも七森中☆ごらく部が歌っています。

60分強の作品です。スタッフが一新され監督、キャラデザも代わっていますが、私は今回のOVAにはしっかり笑わせて貰いましたし、堪能させて貰いました。
秋アニメでの放送が予定されている「ゆるゆり さん☆ハイ! (第3期)」が楽しみで仕方ありません^^

投稿 : 2025/02/01
♥ : 20

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「ちょっとだけ何かが変わったような・・・」とは上手いキャッチコピー 原点回帰、ゼロに戻った『ゆるゆり』

全スタッフ一新による『ゆるゆり』のOVA作品、約60分


監督は円宏則・・・じゃwなかったw畑博之w
脚本は横手美智子
キャラデザは谷口元浩
音楽は藤澤慶昌
制作はTYOアニメーション


凄い・・・名作と謳われ、某アニメ賞も受賞した作品のスタッフを総入れ替えとはまさに大冒険、いや「だ★い★じけ★ん~♩」です
主題歌こそイイジマケン、Funtaが手掛けているものの、それ以外全部替えてしまっています


実際に作画や演出の方向性はだいぶ変わっています
まず、『ゆるゆり』の代名詞ともいえる「アッカリ~ン」が完全に封印されてます
ですから今作のあかりちゃんは執拗にディスられたりしません(笑)
"普通に主役っぽい”のです

これはアニメファンの期待と原作そのものの持ち味の差異か、オイラ的には少し寂しい
特に気になったのはテレビシリーズでは大隈孝晴のレイアウト監修と動画工房による所謂"ぬるぬる動く作画”が見せ場として必ずあったのに対し、今作は正直あんまし動かない


根本的に考え方が違うのですね
プロデューサーも前シリーズを意識しなくていい、と畑監督に対し言っています


ただ間違ってはいけないのが、演出の方向性は変わってもキャラがブレたりはしてないことです
だから歳納京子は相変わらず五月蝿いし、結衣センパイは俄然クール、ちなちゅはやはり腹黒い
綾乃がデレて、千歳が鼻血を吹き、ひまさく?さくひま?が案の定イチャつく
さらにちょびっとではありますがお姉ちゃんとか妹とか、ほぼ全キャラ出演を果たし、まさに『ゆるゆり』ワールドのオールスター戦
これぞまさにTHE『ゆるゆり』


肝心のお話は原作の小ネタを拾いつつ、ごらく部と生徒会のオールキャストが一同に会し夏休みにキャンプする、というまあ『ヤマノススメ』的な俗に言う“ゆるふわアウトドア”でしたが、このオリジナル構成はむしろ原作ファンの方がすんなり楽しめるところでしょう
最大の見所はまさかの“着ぐるみパジャマ再登場”とそのパジャマ姿で“『アオハライド』の聖地巡礼をする”ところすかね(笑)


「ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。」
とは今作のキャッチコピー
上手いですねぇ、まさしくその通りです

投稿 : 2025/02/01
♥ : 25

65.8 7 百合アニメランキング7位
苺ましまろ encore(アンコール)(OVA)

2009年1月23日
★★★★☆ 3.8 (200)
907人が棚に入れました
キュートで個性的な4人の小学生と短大生のお姉ちゃんが繰り広げるユルくてかわいらしい日常ギャグアニメ。監督はテレビシリーズも手がけた佐藤卓哉、キャラクターデザインは「ひぐらしのなく頃に」の坂井久太が担当。声の出演は人気・実力を兼ねそろえた生天目仁美、千葉紗子、 折笠富美子、 川澄綾子、能登麻美子らレギュラーシリーズと同様のキャストを起用。

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ぐぬぬ

このアニメ見たか見てないかで人生大きく変わりますね
初っ端から大層なこと言ってますが、私自身ここが分水嶺になったようななってないような
まぁでもこのアニメを見ればきっと世界は躍動して見える
はずむような人生観が待ってるはずです


思ってみると、苺ましまろって、現実的な日常に見えて、
その実この世のどんなフィクションより非現実的な気がします
それは単に、アナちゃんみたいな日本語が達者で日本に詳しい小学生美少女なんていないだろ!とか、
いくらご近所さんだからって、小学生夜遅くまで遊ばせたり泊まらせたり、夜道に連れ出したりして大丈夫なのかよ!とか
そういう世界観のツッコミじゃなくて
なんて言ったらいいんでしょうね、見てもらえればわかると思いますが、そういった味わいもあるのです

そもそもにテレビ版放送から5~6年経って、未だに2ch各所にスレ立ち伸び続けるアニメなんて他にないですよね
今でも衰えないましまろ人気、”何がお前たちをそこまでさせるのか ”とは言ったものです
最近だと、苺ましまろの”萌タク”なんてのが地元静岡で運行してますよね
こうやって今でも話題に上ってるところ見ると嬉しくなります、根強い人気に支えられてますね

OVA第二弾のアンコールになって大分絵柄が変わってますね、まぁ慣れればなんてことないですが
しかも作画にも割と力入れてましたね
あの世エスカレーターや美羽アナ空中戦なんか、目に見えて動いてました

舞台が静岡県浜松市で、割と忠実に背景美術描いてあるということもあって、
一時期聖地巡礼が流行ったんですが
公式で「このような行為は控えてください」とご通達
今でこそアニメツーリズムのビジネス体系があるわけですが、まだ聖地巡礼の一般認知が低く、現存の小学校であるということも自粛に繋がる要因となったのでしょう
アニメの舞台になってることを近隣住民がまるで知らないとなると、巡礼者は確かに怪しまれるかもしれないですし
こういう問題点も検討しつつ、聖地巡礼のさらなる発展を期待したいところですね

話は変わって
キャラクターでいえば、やっぱ美羽ちゃんですかね
私としては、ウザカワってジャンルはそんなにビビッと来ないんですが
美羽ちゃんは大好きですね
ただOVAは時間が限られてる分、寂しがり屋な部分があんま出てなかったので、単純に個体としてのウザさがグレードアップしてました
アンコール2話の背中掻きとかオウム返しとか
寂しがってるところ見せてこそ、ウザカワが引き立つんだと思うのでした

またまた美羽の話で、折笠さんは1期5話の「でらうまそー!」に引き続き、茉莉ちゃん声やアナちゃん声を真似してるわけなんですが
ほんと声域広いですよね、茉莉ちゃん声とかかなり似てます

またまたまた美羽の話で、千佳ちゃんとのキスシーンはなんかドキドキさせてくれますね
特に髪降ろした可愛さ100倍の美羽ちゃんだったので、なおのこと・・・
衝撃千佳ボインとか和みのポーズとか訳の分からないことばっかしてて、キマシタワーのノリを一切感じずここまで来てたんですが
これ見てからは、ちょっとそういう目で(ry


最近MAGネットで萌え系ギャグ漫画が取り上げられてましたね
マグネトークの中で漫画家のしりあがり寿氏が”萌え系ギャグ漫画はお菓子のような魅力がある”ということをおっしゃってましたが、まったくその通りだと思います
「苺ましまろ」ってタイトルもそうなんですが、ついつい食べてしまうお菓子的な作品ですね
おすすめのアニメです

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不覚にも、心洗われてしまった(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
いや、私は(多分)ロリコンではないので、本作に「萌え」は感じませんが、「癒し」というか、「和み」を感じてしまいます♪

女子小学生の日常を描いた本シリーズ。「可愛いは正義」の元ネタであり、勿論、本シリーズに萌えを感じる方も多くいるのでしょうが、私は本シリーズの一番の魅力は、「笑い」と「平和さ」だと思っています。

まあとにかく、肩の力を抜いて観られる良作ですよ♪ 絵は確かに古いですが、絵の古さが気になるような作風ではありませんし、むしろ、「懐ゲー」的な味わいがあるんで、是非見てほしい作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ちょいと先ほど、「ユリシーズ」を観て、やや心が荒み、HDの録画一覧見たらまだ観てなかったので、久々に観てみました。そして、まんまと癒されました(笑)

相変わらずの、美羽の計算されたボケと、千佳切れ味良いツッコミが冴え渡るアニメでしたね。日常系だったテレビ版の良さを残しつつ、非日常(天国や中学生など)の世界を描くことで、絶妙にOVAらしく仕上がっていましたね。

2話のED、良かったな~。心洗われた~。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
作画、というか構図がなかなか変わってて、驚いた。バラエティ、限定w てゆう夢オチね、気絶してて。硬麺、ちょっとウケたw 無駄に動く作画w 笹塚君ネタ、嫌いなんだよな。水墨画w お菓子、刺身(笑)

2話目
誰が鼻かめと(笑) いや、あの厳しいツッコミの方が親友っぽいかな。誰だよ(笑) なぜ、お古の制服が5着もあるの? 海。まあなんか、OVAらしい話だな。EDで、心洗われてしまった(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 14

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

かわいいと思えれば楽しめると思うが

静岡県浜松市を舞台に、1人の女子大生と4人の小学生の
女の子たちが繰り広げる日常系作品のOVA2期(全2話)

ありふれた日々の中でのさまざまな出来事を通して、
醒めた笑いを狙ったのかな?ってギャグが散りばめられているのだが
どうしても今放送中の『みなみけ』と比べてしまう。
そして失礼ながら、『みなみけ』のほうが面白いと思ってしまうのが正直なところ。

じゃ、この作品の良さはなんだろう?

中高生は登場せず、小学生の女の子たちが中心なため、
作中に登場する話題が子どもっぽく、ある意味リアル。
もしかしたらロリ属性の方にだと、けっこうウケがいいかもしれない。
とはいえ、いかにもな萌えシーンやカットはなく、
爆笑するほどのギャグもなく、いたってほのぼの。
そして4人それぞれにタイプが大きく違うので、
好きなキャラができれば楽しめると思う。
個人的には、あまりキャラに興味が持てなかったのだけど、
前回観たOVAよりは、全2話の中に物語がきっちりまとまってるように思えた。

気に入ってるのは、大学生であるお姉ちゃんのツッコミと
必ず一度は登場するおじいさん。(今回は名前が明かされた)
あのおじいさんがいるベンチのシーンが僕的には一番の笑いのツボ。
ほんの少ししか出番がないから残念だけど、だからこそアクセントになるのだろうな。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22

66.3 8 百合アニメランキング8位
Another OVA 『The Other -因果-』(OVA)

2012年5月24日
★★★★☆ 3.7 (459)
2103人が棚に入れました
TVアニメ『Another』のOVA。アニメ本編では描かれなかった見崎鳴のこれまでを、完全新作のオリジナルアニメーションで綴るファン必携のアイテム。
ネタバレ

はなび@虹色 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大切な人を理不尽に奪われるくやしさ、無力感、そして、怒り

わたしの、「Another0『The Other -因果-』」の楽しみ方

「明るく、穏やかな日常に忍び寄る現象」
「鳴、未咲姉妹の『つながり』」
「大切な人を理不尽に奪われるくやしさ、無力感、そして、怒り」

わたしの、総評です。

見崎鳴、藤岡未咲の2人の姉妹のおはなしです。
鳴ちゃんと未咲ちゃんの『つながり』を描いています。

Anotherはこのおはなしを含めて、全13話だと思っています。
そして、中でも、この0話がいちばん好きです。
そのくらい大切で、明るくて、哀しくて、つらくなるおはなし。

本編に含めて放映してほしかったって気持ちはあります。
ミスリードが成立しなくなるので、難しかったのはわかりますけど・・。

そのため、「Another」本編を見た後に、見ることをおすすめします。

さらに、0話を見た後に本編を見返してみると、
鳴ちゃんに対して、物語全体に対しての印象が、だいぶ変わります。
それまでとは、また違う視点で楽しめると思いますよ^^


「明るく、穏やかな日常に忍び寄る現象」
{netabare}
前半は、仲良し姉妹の日常を描いた、明るい内容になっています。

この「見崎鳴の明るい日常」って、
本編では描かれることがなかった場面なのですよね。

現象によって、未咲ちゃんを失わなければ、
鳴ちゃんも、本来の、明るくて、よく笑う普通の女の子でいられたのに。

現象さえ起らなければ、他の3年3組のクラスメイト達だって、
中学校生活を満喫する普通の男の子や女の子でいられたはずなのに。

「普通の日常」を描くことで、現象の理不尽さがより際立ちます。

後半は明るい日常から一転して、現象の恐怖に突き落とされます。

大切な人を理不尽に奪われることへの怒り、哀しみ。
日常から、死の恐怖に常に怯える毎日に突き落とされる落差。

日常と現象を同時に描いていることは、
この物語の中で重要な意味を持ってきます
{/netabare}

「鳴、未咲姉妹の『つながり』」
{netabare}
この0話はAnother全体から見てもとても密度が濃いです。
鳴ちゃんと未咲ちゃんの気持ちや想いが詰まっています。
双子の姉妹のつながりを描いたおはなしです。


見崎鳴
{netabare}
姉妹としても、親友としても、
本当に、未咲ちゃんのことを大切に想っていたのでしょうね。
だからこそ、未咲ちゃんのことを何としても守りたかった。

未咲ちゃんがいたからこそ、本当のお母さんともつながっていられた。
未咲ちゃんを失ったことで、お母さんとのつながりも断たれてしまった。

ひとりぼっちになってしまった。

それがもう見ていて、本当につらかった・・。
{/netabare}

藤岡未咲
{netabare}
好きな人もいて、やりたい夢もあって、
おしゃれにも興味があって、家族を思いやる優しさもあって、
本当にかわいらしい女の子。

なんで未咲ちゃんなの!?って、
見ていて本当につらかった、哀しかった・・。
やっぱり、こんなのひどい・・理不尽だよ・・。
{/netabare}
{/netabare}

「大切な人を理不尽に奪われるくやしさ、無力感、そして、怒り」
{netabare}
たった1人の双子の姉妹であった未咲ちゃんが、
現象によって、「4月の死者」となってしまった。

未咲ちゃんのことを何があっても守るって思っていた、
鳴ちゃんはその時、ものすごい葛藤をして苦しんだと思います。

3年3組に入りさえしなければ、死なずに済んだのかもしれない。
死の色が見えていたのに、何もできなかった。助けられなかった。
でも、なんで未咲が、死ななくちゃならないの!?、って。

未咲ちゃんが亡くなったあと、
鳴ちゃんが眼帯を外し、鏡の前で怒りをぶつけるシーンがあります。

私にとって、このシーンはアニメ版Anotherでいちばん好きなシーンです。

鳴ちゃんのくやしさ、無力感、そして、怒りが一気に流れ込んできて、
涙がぼろぼろと溢れてきました。Another本編ではいちども泣かなかったのに。

この出来事のあと、物語はAnother本編へと入っていきます。

{netabare}
でも、未咲ちゃんを救うことができず、お母さんとのつながりも断たれ、
学校ではいないものにされて、哀しみに毎日を過ごすしかなくなって、
鳴ちゃんは心を閉ざすしかなかったんじゃないかな・・。

そんな、鳴ちゃんが本当にかわいそうで、痛々しくて、見ていられなかった。
{/netabare}

この0話を見た後だと、Another全編を通して、
鳴ちゃんの印象はとても大きく変わります。
そして、未咲ちゃんが「4月の死者」であることが、
本編で重要な伏線となっていきます。

0話を見て、改めて思います。

鳴ちゃんが経験した、くやしさ、無力感、怒りって、
実は、3年3組の生徒全員に言えることなのかなって。
{/netabare}

わたしなら、こんな方に「Another 0『The Other -因果-』」をおすすめ!!

「Another 本編をすべて見たことがある方」(←これが前提条件です)
「Anotherの物語をより深く知りたいと思う方」
「本編では描かれなかった鳴、未咲姉妹の伏線を知りたい方」

投稿 : 2025/02/01
♥ : 34

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

もうひとつの因果

本編である『Another』の1話の前の話、0話となる25分のOVA。
本編でのヒロイン見崎鳴(みさき めい)の双子の姉妹で
実の親のほうと暮らしている藤岡未咲がメインのオリジナルエピソード。

1話で鳴が持っていた人形の意味や、鳴の現在の家庭事情、
15歳を目前にした双子の姉妹である未咲との仲の良さなどが
短い時間の中、丁寧に描かれていく。

観る人によっては百合っぽく感じてしまいそうなほど
仲の良い2人を見ていると、とても微笑ましい。

未咲が「かわいい」って指差したものを、
鳴は「未咲のかわいい、は変わってるね」と言っていたけれど、
女の子って本当によく「かわいい」って言葉を使うし
時々その「かわいい」に対して「どこがだよ」って思うことも多々あるので
鳴の言葉にはなんだか笑ってしまった。

外見がそっくり同士で、どれほど仲が良い姉妹でも、
やっぱり価値観はそれぞれなんだよな。

そんなほのぼのしたシーンから一転、あることから緊張感が
ハンパなく漂い始め、画面に意識を集中してしまうものだから
耳も敏感になって、些細な物音でもビクっとくる演出は秀逸。
言ってしまえばホラーの基本だったりするわけだけれど、
この『Another』ほど音楽や効果音が優れていると思ったアニメ作品は
今まであまり観ていない。
アリプロの唄うOPも雰囲気ぴったりだし、穏やかなEDもやっぱり好きだし。
作画はめちゃ好みだし、もう大満足(笑)

タイトルどおり、因果な出来事が起きるわけだが
それは未咲に起きたことだけでなく、鳴の養子入りの段階からして
すでに因果は始まっていたのだよね。

人間の幸せはその人の感じ方、つまり価値観次第。
でもその人ごとに起きていること、防がれていることは
時期こそ違えど、案外等しいものなのかもしれない。

それにしても、また鳴ちゃんの家が見れて嬉しかった!
僕もいつか、あんな工房を持ちたいなぁ・・

この作品は本編を観てからのほうが断然、良いので
未視聴の方はぜひ、本編を先にどうぞ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 34
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「Another」本編を見終わってから見ましょう。

原作未読。

ホラーアニメ「Another」のOVAです。
Another本編では描かれていなかった、鳴の過去が明かされます。

Another本編のレビュー→ http://www.anikore.jp/review/444765/

本編同様、綺麗なグラフィック、特に錆びや水の表現はとてもリアルでいいですね。
また、影を落としていない、鳴の明るい顔や笑い声を聴くことができます。
ファッションもとてもかわいらしいです。

本編の{netabare}「理不尽な呪い」の正体{/netabare}は分からないですが、本編で鳴がとった行動の意味が分かってきます。
{netabare}
1.美咲の変わった趣味
本編で、鳴がなぜあんな不気味な人形を持っていたのかという理由付け。

2.「鏡」「姉妹(きょうだい)って二親等なんだよね」
双子という鏡のような存在なのに、価値観も生き方も異なる。
そんな状況を表現。

3.繋がっている人形
繋がっていることで、見たくないものまで見えてしまう。
そんな状況になりたくなかったという、鳴の気持ちの表れ。
本編での鳴のセリフ、
「おだやかな顔をしてる。繋がってるのにこんなに安心していられるなんて、とても不思議」
という言葉に繋がってきますね。

4.遊園地の観覧車
本編で遊園地の観覧車に乗りたがらなかった理由。
過去を思い出したくないという思いと、ぐるぐると同じことを繰り返したくないという比喩。
{/netabare}

また、少ない人数に焦点を当てているため、心情描写が丁寧で、キャラクターが引き立っていました。
少し百合展開がありますが、「仲睦まじい」の言葉で表現できる程度のものです。

なお、使用されている曲は本編と同じもの。
違うのは内容だけですね。

本編で曖昧だった内容を補完する意味でも、本編視聴後に観ることをオススメします。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 27

61.5 9 百合アニメランキング9位
ブラック★ロックシューター [BLACK ROCK SHOOTER]-OVA-(OVA)

2010年12月17日
★★★★☆ 3.4 (418)
2095人が棚に入れました
中学校へ進学した黒衣マトは、同じクラスの小鳥遊ヨミと親しくなる。1年間を通じて友情を深めあった2人だったが、2年生になって違うクラスに分かれ、マトに友人が増え始めた頃から、2人は少しずつすれ違うようになっていく。ある日、ヨミが学校を欠席していることを気にかけたマトはメールや電話をしてみるが、一向に通じない。落ち込むマトの携帯に一通のメールが入るが、それはヨミからではなく母からのものだった。「小鳥遊さんが行方不明になり、警察が事情を聞きに来ている。すぐ帰ってきなさい」と…。 同じ頃。この世界とは違うどこかの世界で、左目に青い炎を灯し、大型の砲を左腕に装着した謎の少女が、何者かと戦いを繰り広げていた。

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感想、そして雑談(言語)

まぁ、端的に言うと謎な展開ではありましたが、細かいところを省けばそれなりに楽しめる「作画で魅せるエンターテイメント性」重視の作品とでも言いましょうか。

内容は見て貰えば一番判ると思うので記述しません。

ここでは簡単な感想だけを。なんせ、本編はまだ未視聴なもんでして、何とも今作品だけでは評価しがたい。
本編の方を見たら、更新するかも?

え~っと、まぁ気に入らなかった、というより受け入れがたかったのはキャラですね・・・汗
どうも、こういうドロドロした人間関係を生生しく描くストーリー展開は苦手なもんで。
こうした展開は面白いと思うし、動機の理由としては十分だと思います。ただ、もうちょっと別に動機でも良かったかな~・・・なんて思ったりしてる自分がいるんですよねw

別世界での戦闘シーンは軽視できない作画レベルであるのと同時に、互いに喋らないという暗黙のルールが戦闘と物語の内容を繋ぎきれていない感が否めなかったです。
どうして喋らないんでしょうね。これは単なる無口なキャラとか言う次元の問題では無くて、何かしらの意味があると思うんですが、今の私には理解しかねます。
言語を通じて意思や感情を共有するというのが人間の情報交換方法であり、限界でもあるのですが、それを敢えて使わない理由として挙げられるのは
・戦闘の強調
・視聴者に想像させる
・戦闘内容に言語を含ませることから得られる利益は限りなく少ない
みたいなものですかね。まぁどれも当てはまるっちゃ当てはまるんでしょうが、私としてはやはり戦闘中に少しでも「あの時あんたが・・・・!」「私は・・・・の様に感じてたのに!」みたいなセリフがあっても良かった様な気はするんですけどね。
まぁ人に寄るのかな?

※ちなみに言語での情報交換が人間の限界である、というのは人間一人の世界観をまったく変えるものである大変面白い思考なので、皆さんも考えてみては如何でしょうか。

簡単な説明↓

人は使う言語がなんであろうが、言語を使って情報を共有します。これは、言語=文字ではなく、あるルールで決められた表現方法に則って情報を交換するという意味です。手話もそういう定義内では言語です。例外は笑顔とかの表情でしょうが、それはここでは省きます。
言語での情報交換は一見完璧に思われるかもしれませんが、案外人間の可能性を縛っているのかもしれません。
例えば、我々は他者の言葉を聞いて、その言葉を脳内で処理し、それを言語という拡張子で理解、保存します。
逆に言えば知らない言語で話されても、それは雑音以外の何物でも無く、理解は愚か、聞き続けることさを億劫になります。

そして、その言語とは口から発せられた音でしか無く、そこに意思は介在しないという点を良く理解しなければいけません。
私がタイプしているこの文章も「言語」の事について書いていますが、私の頭の中では「女」の事を意識しているかもしれない。また、「ありがとう」と感謝の言葉を言ってくれる相手が本当に感謝の気持ちでいるのかなんて実際に理解することは不可能です。

つまり、我々は「言語を使って互いを理解したつもりになっている」といっても過言では無いのではないでしょうか。

人を信頼する。この行為は明らかにその人が発する言語、言葉という一要素から判断するには危険という訳です。人を信頼するには複数要素(外見、表情、話し方)を考慮するべきですね。

結論↓
今回の私の書いた文章から学ぶべき教訓は、私を信用すべきでないという事・・・・・ってあれ?w
いや、私のことは信用して貰って構いませんよ~~wwって言っても無駄ですねw

実質上、言語での情報交換で個人単位での意思を相手に伝えることはある程度可能だとしても、完全には無理です。それこそまったく同じ経験して、同じ思想を持っている人間、または人間の脳に直接リンクして言語では無く記憶、感情(五感で感じ取った言語で表せない色の様なもの)を実体感すること事をしないことには・・・。

つまりは、言語を介しての情報交換しか出来ないから嘘だったり建前みたいなものが生まれる訳ですね。
そういう裏の面も常に考慮しながら実生活をエンジョイしましょう!(ちなみに、アニメは言語を介しながらも確定された情報しか発信していない点から裏があるとは言えない。隠された点や記述されていない情報は、事実上存在しないと判断され、そこに建て前や嘘といった項目が該当するとは思えない。)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは始まりの物語…!?

2022年春アニメで、「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL」が現在進行形で放送されています。
一方、このシリーズは2010年にOVAが制作され、2012年冬アニメではTVアニメが放送されました。

過去作を先に視聴しないと世界観や設定が分からないケースは多々あります。
このシリーズも過去作を見逃すことによって、しっかり堪能できなくなるのは余りに勿体ありません。
そこで、新作の視聴前にこのOVAから視聴することにしました。


中学校へ進学した黒衣マトは、同じクラスになった小鳥遊ヨミと親しくなる。
1年間を通じて友情を深めあった2人だったが、2年生になって違うクラスに分かれ、
マトに友人が増え始めた頃から、2人は少しずつすれ違うようになっていく。

~中略~

同じ頃。この世界とは違うどこかの世界で、左目に青い炎を灯し、
大型の砲を左腕に装着した謎の少女が、何者かと戦いを繰り広げていた。


wiki先生のあらすじの一部を引用させて頂きました。

流石に10年以上前のOVAに関するネットの情報は少ないですね。
公式サイトでも、2009年9月に「OVA「BLACK★ROCK SHOOTER -PILOT Edition-」発売」というコメントしか見つけることはできませんでした。

視聴を始めて直ぐに気付いたこと…
主人公の黒衣 マト役が香菜ちゃんで、マトの親友である小鳥遊 ヨミ役がみゆきちである、ということ。
お二人とも現在の雰囲気とは少し違いますが、その違いが逆に新鮮に感じたり…^^

それだけじゃありません…
あすみんや、くのちゃんも出演していたんです。
くのちゃんにとっては、声優としてほぼ初めてに近い頃の仕事だったようです。
もちろん、違和感は感じませんでしたよ^^

一方、物語の方はサイレントの部分がちょい多めの作品という印象を受けました。
でも一番謎だったのは、2つの世界で並行的に進んでいる物語が同時に描かれているのですが、接点がどこにも見いだせなかったことです。
まぁ、ラストでは繋がってくれたので一応の納得感は得られましたが、色々と謎を残した状態で終わってしまったという印象です。

もしかすると、OVAの謎はこの後のTVアニメ版で回収されるとか…?
それなら良いんですけどね。

作画は日常パートでやや乱れを感じましたが、ほぼ気にすることの無いレベル…
寧ろ、戦闘シーンの迫力が思わず見入ってしまうほど半端無いので、多少の作画の乱れなど些細なことにしか思えないくらいです。

でも、この作品の世界観を感じる、と言う点においては申し分無い出来映えだったのではないでしょうか。

全1話50分程度の作品でした。
これから2012年の冬アニメで放送された過去作を視聴しますが、その視聴が待ち遠しくなる作品だったと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5
ネタバレ

-刹那- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

衝撃のラストだった。

約55分のOVA。

物語のラスト以外は全体的に本編より良くなっていました。

---物語---
前半は明るく楽しい展開で、
本編で嫌という程だった鬱展開に対して
「お、OVAは鬱展開ないのか!?」
と期待しましたが、やはり来ました鬱展開。
後半一気にきて、ラストなんて怒涛でしたね。

相変わらずの鬱展開でしたが
物語自体が本編程長くないので本編よりは見やすかったです。
ラストは考えられない終わり方でしたけどね・・・

ED流れたとき「え!!!?」と驚きましたが、
EDの後にも少しですが続きがあるのでお見逃しなく。
(EDの後観てさらに「えーー」となりましたが。笑)


---キャラ,作画---
マトが可愛くなってました!
ユウは明るいキャラに加えて可愛さが増してました!

ヨミは、、、嫉妬しすぎだよ・・・
{netabare}(まさかのユウもだったけど。){/netabare}
OVAのヨミならマト以外にも友達つくれるだろうに。
それにマト,ユウ,ヨミの3人で仲良くできたんじゃないかな。
友達同士でもあんなに嫉妬するものなのかと思いました。

ヨミの髪型に違和感を感じたり、
たまにキャラクターが残念に感じます(目とか)。
しかしB★RSの作画は独特で、特に裏世界の作画は気に入っているので評価UPで4.0です。


---音楽---
OPはないですが、逆にそこが良かったですb
途中に挿入歌みたいのがあって、EDがあります。


---要らないけどツッコミ所---
・最初のマトの眉毛がなんとも。

・マトですが
 朝起きる→パンをトースターに入れて、歯磨く→パン食べる→省略してるのかもしれないが歯磨く場面なしに登校。
 歯磨きシーン入れるタイミング・・・。
 朝食の前に歯磨くのって普通なんですか!?誰か教えて下さい。笑

・中1で携帯持っているのはまだあるとしても、中学校に携帯を持っていくとは。


------

裏世界あってのB★RSですが、
裏世界,鬱展開のないB★RSがあったら観てみたいなと思いました。

------
本編を観た人は本編の評価がどうであれ
このOVAも観てみましょう!
決しておすすめとは言えない驚きのラストが待っています。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

64.9 10 百合アニメランキング10位
苺ましまろOVA(OVA)

2007年2月23日
★★★★☆ 3.8 (213)
864人が棚に入れました
ばらスィー原作コミックスをTVアニメ化。20歳の短大生の女の子と4人の小学生の女の子が繰り広げる日常をコミカルに描いた作品。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

Cute is justice 、、、イェェェェェイ!!!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
あ~、クダラナイレビュータイトル。何となく言いたくなっただけで、特に意味はありません(笑)

基本的には、テレビ版の本編となんら変わりなく、安定の作風でした。本編が好きなら間違いないでしょうし、別にここから観ても、すぐにキャラや設定は掴めるだろうし、問題ないとも思いました。強いて言えば、本編より、ややエロ要素が多かったでしょうか?

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話目→ついにアナちゃんが、日本語上手いのバレた話。あんまり大袈裟にならず、皆が受け入れてたのがリアルで良かった(実際、誰も大して気にしないでしょ)。日常の幸せさを噛み締めるシーンも良かった。余談だけど、授業の数学の問題、「麺120gの油そばを3と2分の1杯食べると~」って、食い過ぎw ぶぶか は食べにいった。油そばでオススメは、池袋にある「BASSO ドリルマン」かな。駅から少し歩くけど。

2話目→まつりちゃんフォーカス回。確かに、まつりちゃんの生活(人生)が心配になったw アナちゃんとは、持ちつ持たれつの関係なのですね。ドラキュラに(画用紙に描いた)十字架、歪んでるから効かないって発想はなかったw

3話目→伊豆旅行編。なんかちょい、微エロ? アナちゃん、ブラックw 知らない、ひらパイ(笑) 伊豆か~。良いよね~。あ~~、どうしても言いたい。クダラナイけど、それが主題だとも思うし。でも最近、加速度的にオヤジ化してるしな~。あ~、でも言いたい。よし、言おう。

「伊豆でもいつも通り」

、、、まあ、どこに行ってもこの五人は五人のままってことですねw ちょっとだけ、「けいおん」の「ロンドン」編を思い出してました♪
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

期待通りではなかったが・・

「かわいいは、正義」って言葉をよく聞くけれど
この作品のキャッチコピーでもあったのだね。

本編も観たことがなく、いきなりOVA観て大丈夫かなぁと思ったが
1話完結型の日常モノだったので、その世界にはすんなり入れた。

主に登場するのは1人の女子大生と4人の小学生の女の子たち。
ありふれた日常の中でのさまざまな出来事を通しながら
シュールな笑いを狙ったギャグが散りばめられている。
でも、この作品をお好きな方には申し訳ないのだけれど
個人的にはどうもこの笑いはあんまり相性良くなかったみたいで
失礼ながら、たった3話構成なのに眠くて仕方なくなってしまった。

唯一、ほとんど台詞のなかったおじいさんに関しては
ぬぼ~~~っとした感じがリアルで、声を出して笑えた。
あと、強いてあげれば伸姉のツッコミかなぁ。
そうそう、小学生の中ではイギリス人のアナちゃんの口調が
自分の幼馴染にそっくりでちょっと懐かしかった。

2次元3次元関係なく、萌えとかそういう類のものでもなく
小さな子どもはけっこう好きなので、自然なままの可愛さと面白さを
ちょっと期待していたのだけど、何かが足りない感じ。
もしかしたら本編をもっと何話も観ていたら、
観るコツをつかんで案外、癖になったりするのかもしれないね。

キャラデザも本編のほうが評判は良いようなので
そのうち観てみたいと思う。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ましまろワールド

最初から喫煙シーン。
OVAなので、規制が甘いのかなぁ。
しかも、ちょくちょく出てきます。
煙草を吸う人にとっては肩身が狭いでしょうね。
個人的には、お金を捨てるのと同じような行為なので、オススメできません。

本作品でも美羽は目立ちます。
目立つので、ツッコミ役になる伸恵と千佳の負担は大きいですね。
誰かに構って欲しい子供の心。
きっと寂しいのでしょう。
今回も美羽がうつぶせで倒れた状態で優しいツッコミの例え。
ボケ役が内容をかき回す。
それを優しくツッコむ。
日常系作品でありながら笑いの要素も。
小学生という幼少期でなければ、感情移入しやすいでしょう。

メインは旅行かなぁ。
連休で退屈な時間を有意義に過ごしたい面々。
正月のスーパーの福引で当てた宿泊券。
車中・宿泊施設でも問題発生。
いつも騒がしい仲良しグループ。
まあ、必然ですよね。

約25分の3本の構成。
OVAという短い尺。
全部、詰めたら息苦しい。
ボケとツッコミのテンポの良さはそのままで、尺だけが短い。
まずは本編を視聴して、気に入ったらOVAも宜しく、
という事になるのかなぁ……
おまけと捉えたらいいでしょう。
ゆっくりと脱力できますよ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9
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