異世界で貴族なおすすめアニメランキング 63

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの異世界で貴族な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月03日の時点で一番の異世界で貴族なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.9 1 異世界で貴族なアニメランキング1位
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (131)
406人が棚に入れました
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴族の子として生きることになった。 アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・ステータスを見抜く“鑑定スキル”を手にしていた。 そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の領地へと変貌させていく。 心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一記が今、始まる!
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

北の某国の将軍様!? →「アルス様マンセー!!」がやたら鼻に付く

【レビューNo.168】(初回登録:2025/2/2)
ラノベ原作(なろう)で2024年作品。全12話。
1期の最後の模擬戦がコントのような締まらない出来だったので、戦が本格化
する2期はもう少し面白くなるかと期待していたのですが・・・


(ストーリー)
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、生まれ持った才能「鑑定スキ
ル」を活用して、世に隠れた「逸材」を発掘し、その陣容を整えつつあった。
そして世間ではミーシアン州の次期総督の座をめぐるクランとバサマークの争
いが激化、クラン陣営に馳せ参じるためにアルスも挙兵、戦において次々と武
功を挙げていくのだった。


(評 価)
・戦における緊張感のなさなどいろいろと残念な出来
 「低予算なろう作品」ということで、作画についてはある程度大目にみる点
 を差し引いても、戦闘シーンや軍議など大事な場面であまりにも緊張感がな
 さすぎる。
 ただただストーリーをなぞっているだけというか、話にメリハリがなく視聴
 していてワクワクとかハラハラといった感情が全く湧いてこない。
 これは演出等工夫でどうにかなる部分でしょう!

 この辺は1期のレビューで書いた 
 >「鑑定スキル=情報収集」ってだけの能力なので、人材発掘以外の見せ場
 >が創りづらい → 今後アルス様をどう魅せていくのか?
 この課題に対するアンサーが
 「仁愛に満ちた大将」
 という路線を強く押し出したいという思惑を感じるところはありますね。
 「『アルス様の仁愛(いい人ぶり)』>『戦記モノ』」
 というみせ方にしたいみたいな。
 しかし物語があまりにも"のべ〜"っとした感じなので、どっちつかずの共倒れ
 となってる印象ですね。

 それにアルス様の「仁愛エピソード」も他のレビュアーさんも指摘している
 ように、短絡的でひねりがなさ過ぎてなんか薄っぺらく感じてしまうんです
 よね。


・発掘した人材の活躍も期待外れ
 これも戦になれば「発掘した人材が大暴れ」という展開を期待してましたが
 残念な結果に終わったかなっと。
 特にリーツやシャーロットといった武闘派組は。
 ・リーツ
  戦で戦況を切り開くより、アルス様への過保護ぶりが一層ひどくなったり
  戦いの最中に敵に武術指導を始めたりともうコメディ要員扱い
 ・シャーロット
  特大火焔魔法で敵城の大門をぶっ飛ばすなどの描写もあるが
  (これ位チート能力があればチマチマ作戦を練って攻める必要なくねえ?
   って感じなんですがw)
  とにかく見せ場が少なすぎる
 むしろ隠密行動が得意なファムたち雇われ傭兵団の活躍の方が目立つだろう
 っとw
 しかし彼らも終盤でネタバレレビューを読む


・見どころはリシアの交渉術だけ
 唯一の見どころは「サマフォース帝国の皇帝への仲介依頼」に関し、キーマ
 ンとなる宰相シャクマとの交渉シーンですかね。
 交渉にはリシアが中心となってあたるのですが
 ネタバレレビューを読む
 大局とシャクマの人間性を見定めたリシアの交渉術が光る面白いエピソード
 ではありました。

 ただこれもリシアが
 ネタバレレビューを読む


個人的には、薄っぺらいストーリーの中でひたすら「さすがはアルス様!!」
を連呼して持ち上げるという
「アルス様マンセー!!」
がやたら鼻に付く残念な作品だったという印象かな。
「お前は北の某国の将軍様かよ!!」
とツッコミを入れながら観てた感じですね。

3期も決定らしいですが、個人的にはもういいかなっと。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

わた さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

5話冒頭で。

1期はそこそこ良かったと思ってた。2期も4話まで普通に見れた。
しかし5話の開始数分で視聴意欲が崩壊した。
理由は下記。
まず4話で砦を落とした話は自分的には良かったと思う。
砦を落とした後の5話の冒頭で砦を防衛していた敵軍の捕虜を処分するってなり反対する主人公。
甘い考えかもだけど反対するのはダメとは言わないよ。
しかし主人公の考え方は今やってる歴史に残る悪女のキャザーリズと同じでお花畑なのである。

①捕虜の取り扱いがお花畑
捕虜を生かしておくのはリスクがあるといわれるが、捕虜を処分する方がリスクがあると言う。理由は大陸を統一する戦争であり、捕虜を処分すれば家族に遺恨が残る!といったもの。
そこで出た案が従うものは自軍に編入させ、従わないものは返還する案。
確かに立派な考えだが考えて欲しい。自軍に入れた兵士が裏切り自軍の兵士を倒したら?返還した兵士がまた敵軍に入り(てか普通に入るだろ)その兵士に自軍の兵士がやられたら?1度でも起これば自軍の仲間やその家族に遺恨残るけど?万が一倒されなくても裏切りを心配したり、敵軍は減らなくて大変なのは自軍の兵士よ?
言っていることの矛盾、そして甘い考えだと思わない、正しいことだと言い仲間を危険に晒す領主に狂気を感じました。
もう一度言うが敵兵の処分を甘い考えだとわかったうえで反対するのはダメとは言わない。けど…

②周囲の仲間
え?お前ら優秀やないの?主人公に心酔して思考が停止でもしてるのか?
まず軍師!①での案はお前だけど大丈夫か?しかも捕虜の敵兵の前でベラベラと話してるけどその敵兵は場合によって返還すんだろ?大丈夫?さらに主人公の特殊能力の鑑定スキルをめっちゃ敵兵の前でバラしてるけどホンマにお前は優秀な軍師か?
そして他の仲間も大丈夫か?洗脳されてんの?ってくらい納得してるけど。その作戦で本間に良いの?今後は戦闘する度に鑑定して裏切るかもしれない仲間増やしたり返還していくのか?他の戦場での捕虜はどうすんのよ?パパ居なくなって揃いも揃ってダメになりすぎじゃね?
ここも歴悪のリズの取り巻きみたい。

③主人公では無いが王子
無能すぎだろ。考えが甘い子供に言い負かされるなよ。この国終わってんだろ。

と以上のことが5話冒頭の数分にあり、ここで視聴がとまっています。歴悪のリズを嫌いな方は5話の冒頭は見ないことをおすすめします。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

中世ヨーロッパ風の魔法物語としては面白いです。

10年15年前のアニメーションに比べて。

魔法とか?ダンジョンとか?魔王とか?転生ものとか?いかにも背景が中世ヨーロッパの様だとか。冒険。たとか。仲間とかギルドとか?

そんなようなアニメであふれかえっています。

このブームは一体何なんでしょうかね?

私のようにどちらかというと。ラブコメ。とかファンタジーとか。そういったものが含まれてたりするSFものとか。学園ものとかが好きな人にとっては?先に述べた類のアニメーションはたくさんあるので,消化不良を起こします。

それもピンからキリまでなので。つまらないものはすぐわかります。一話二話で切ってしまうこともあります。

どなたにも当てはまるでしょうが。およそ25分間のアニメーションが,あっという間に過ぎてしまう印象のものは?自分の好みで興味があって大好きなものですね。

このアニメは25分だけど、ちっとも終わらないという印象の作品は自分に合わないと思います。

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期」は,第一期後すぐに放送されるというのは納得しています。

アニメーションはとても面白いということなんでしょうね。第一期でも書いたかもしれませんが,とても主人公が。男らしくて男気もあって。子どもなのに,才能のある大人も子供もを引き連れて。

徐々に徐々に,少しずつ少しずつ伸し上っていくという話は?日本版わらしべ長者的なところがあって。

出世物語としては、とても面白いアニメーションだと思います。

特に極めつきというか、惹きつけられるのは?鑑定スキルで選ばれた,家臣というより仲間たちが。それぞれの能力を十二分に発揮して。主人公助けるところでしょうか?それがこの話の一番の醍醐味です。

流行りのアニメーションの中で,現在放送されているアニメの中では五本の指に入るくらいの人気があるのではないかなと思います。

よく似たアニメで「…第七王子」がありますが。こちらの方が面白いです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

65.2 2 異世界で貴族なアニメランキング2位
歴史に残る悪女になるぞ(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (119)
332人が棚に入れました
ヒロインにありがちな“いい子ちゃん発言”が大嫌いだった私が転生したのは、大好きな乙女ゲームの悪役令嬢アリシア。 念願叶って転生したからには、歴史に残る世界一の悪女になってやる!そのためには強くて頭もよくないといけない! ——と努力しただけなのに、悪役令嬢として頑張れば頑張るほど周囲は予想外の反応で……。 はたしてアリシアは歴史に残る悪女になれるのか⁉
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アリシアVSリズが活かしきれない展開にがっかりです。

 ひょっとしたら結果的に最後まで見るかもしれませんが、原作7巻まで読んで急にアニメへの興味を失いました。原作もアニメ同様決して質は高くないです。
 本作の特徴は、アリシアのキャラの動きが非常に面白い、そしてリズがどうなるのか。その2点です。それがどうなるかが気になって読みました。

 リズの魅了の件ですが、これが機能しなかったですね。唯一面白かったアリシアVSリズの構図が崩れてしまいました。これが本作原作に対して最大の興味を失った原因です。アニメ以降の部分でそこを期待したのですが、どちらかと言えばラブストーリー、逆ハーレムになってしまいました。詳しく原作の展開をここで書いてもしょうがないので言いませんが、現状ではリズを膨らませられていません。そこが気になって読んでいただけに、展開にがっかりしてしまいました。

 それとロアナ村まわりは、何かを描く素材も下ごしらえもできていた気がするんですけど、調理に失敗してしまった感じです。ウィルが使いきれてなかったですね。

 悪役令嬢なろう系は構造的に初期設定はどの作品も面白いんですよね。ですが、この悪役令嬢ものは女性原作が多いせいか、ラブストーリーがどうしてもメインになります。これがエンタメとしての完成度を下げます。そこを味付け程度に切り捨てられなければ、悪役令嬢ものはほぼ100%失速する構造と言っていいと本作を見て改めて思いました。

 という事でモチベーションが激減して断念です。


1話 MAHOとは知らず…即切りのレベルだけど…大博打であと1話?

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2話 漫画動画よりもアニメのレベルは低いですが、展開は気になります。

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3話 設定の説明ばっかり。聖女は馬鹿にしか見ない。でもちょっと面白い。

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4話 聖女の「理想論」対悪女の「現実論」かな?かなり面白くなってきました。

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5話 粗削りで完成度は低いけど面白さと味があります。

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6話 聖女の気持ち悪さが主人公のいい子化のカリカチュアなら大したものです。

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7話 やっぱり話は面白い。大きな枠組みがちゃんと感じられます。作画は…

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8話 アリシア最高です。ここまで強烈な印象になるとは…

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9話 意図的ではないでしょうが、リズがキャラ論になっているのが面白い。

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 6
ネタバレ

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

チープなろうだが優れた部分がある

なろう系の悪役令嬢ものと言われるジャンルの一つ。
なろう系的なチープさは強い。ご都合主義的であるし、ストーリーの基軸もテンプレートの域を出ない。政治についてなどの議論も子供じみている。主人公は「悪女」と言いながら結局いい人ぶっているし、性格の悪い愚か者を踏みつけにし、主人公を際立たせることで話が進む。なろう系の中でも決して質の高い作品ではない。

ただ、自分も悪役が映えるタイプのストーリーが好きなので「悪女をこそ目指そう」という主人公の考えには共感できる。ストーリーで主人公が求める「悪女」像は違和感を感じさせるけれど、「正しい悪女」を求める思いには一部首肯できる部分もある。悪の美とは、既存の枠組みに付き従い、おとなしくするのをよしとせず、束の間の賞賛を求めず、自分の考えを持ち自分の責任でもって行動をすることにあるのかもしれない。だから陳腐ではあるにせよ「人間が正義を求めながら悪を求める」というそうした矛盾もあながち間違いではなく人間の中に本当にあることだろう。

プラトンは、「清濁合わせ飲む」といったことや「悪に利がある」といった考えには反対であった。賢く合理的に良いものは「正義」であり、愚かで誤っていて悪いものが「悪」であり、2つは交わらないのだと言った。「悪」を多少許容することが賢い生き方なのだとか、利己的な悪を用いたものが成功するのだといった考えを否定した。その考えもわかる。本質的には他者を害し、自分の利を追求するような「悪」とは弱さであり、結局本人に利をもたらさないのだろう。だから人間は正義を求めるべきなのだ。ただ本質的な「善悪」の話ではなく、外面上の、世間上での「善悪」の話をするなら、「正義」と呼ばれるのは「世間で良しと思われる事柄を守る」ということであって、「既存の価値観における善」と異なるところに善を求めるものは「悪」とみなされてしまう。ゆえに「正義である」というのは「因襲的で進歩のない」ことや「自分の頭で考えない」ことと繋がりを持ち「悪である」とは新しい道徳観を探す冒険を厭わない姿勢を示すと言う側面を持つ。また「正義を重んじる」というのは反転すると自分の道徳観を盲信し、そこからずれたものを一切みとめない厳しいあり方であり、これも危うさがある。
「悪とみなされる」のは「本質的な悪を行う」からではなく「既存の社会に対して反対し、対立する」からなのである。既存の社会に反対し対立することが善を生み出すこともある。
簡単な例を挙げるなら「魔女狩り」は当時正義に基づいて行われたのであるが、その行いは今日の価値観からすれば悪であり、当時魔女狩りを反対するものは悪とされたかもしれないが彼らが現在には正しいと言われる。
悪が善であることもあることを人間は本能的に知っているから「正義」を尊ぶと同時に「悪の美」に対しても惹かれるのかもしれない。
若者が不良になりやすかったり反抗的であったりするのもまさしく「既存の価値観にとらわれず新しいことを求める」というこの性質ゆえなのだ。
そうした風に考えるならアリシアの理想の悪女像も理解できる。


アニメの話に戻る。この作品において優れていたのはネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

ヨッシャア! さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3

看板に偽りしかない駄作

【物語】 1.0 / 5.0
 乙女ゲーに登場する悪役令嬢キャラに転生し、異世界で悪女として生きていくことを決意するところから始まる「悪女転生」系の女性向け作品。
 しかし蓋を開けてみると、悪女らしい行動は一切なく、主人公が「悪女ならこうするだろう」というズレた認識で善行や人助けを繰り返すだけ。
「悪女転生」系作品のテンプレ通り、対立する者として聖女が登場するが、聖女にまつわる話が冗長で、女から女へのいじめ描写など「これ、こんなに長々とやる必要があるか?」と疑問に思うレベル。
 ただでさえテンプレ通りというか、既視感を強く覚える「悪女転生」系作品なのに、加えて構成がド下手くそという致命的な内容となっており、この点に関しては評価するところが一切ない。
 また、転生前のパーソナリティが極めて希薄であり、「転生」という要素すらまともに扱いきれていないのは、もはや原作のレベルの低さを疑う他ない。「中学生が聞きかじった知識をフル動員してそれらを継ぎ接ぎし、なんとか形にした作品」と言われても納得できるレベルに感じた。

【作画】 1.5 / 5.0
 なろう系の中でもやや質が落ちる部類だろう。
 崩壊とまでは言わないが、評価には値しない。

【声優】 2.0 / 5.0
 悪女キャラが主人公なのだが、主演声優の声が「可愛らしすぎる」という点はミスキャストに感じた。
 ストーリーは幼少期から始まるので、それ込みでのキャスティングなのかもしれないが、後半成長して以降はもう少し大人びた演技をしてほしかった。

【音楽】 1.0 / 5.0
 印象に残らない。

【キャラ】 1.0 / 5.0
 物語の項でも述べたが、作品のコンセプトであるはずの「悪女としての言動・立ち振舞」が一般的な認識と極めてズレており、主人公の「言っていること」と「やっていること」の不一致があまりにも多すぎるため、全てが茶番・おままごことに見える。故に、キャラクターの中に芯のようなものは一切感じられず、もっと言えば俯瞰でものを見れない頭の悪い人物のように映る。
 こちらもアニメをそれなりに見てきたので、いわゆる「なろう・転生」系の作品にそこまで多くを求めはしないが、せめて掲げた看板の内容は守るべきだろう。
 それができないなら、ギャグテイストでもいいので主人公が理想と実情の差に葛藤したり、自分にツッコミを入れるなどして、理想との乖離に何かしら言及すべきであったと思う。



【総括】 6.5 / 25.0 (平均 1.3)
 全ての点において評価に値しない。
 特に個人的に気になったのは、やはり「いつになったら悪女らしい行動をするのか」という点であり、そのせいで物語やキャラクターには一層魅力を感じられなかった。
 聞いたところによると「悪女転生」系作品は数字を稼ぎやすいらしいので、その流れで生み出された粗製乱造の一つなのだろうと感じた。

・追記
 最終回まで見たが、評価は変わらず。
最後まで「歴史に残る悪女になる」を連呼するだけで、実情があまりにも伴っていない。くだらない。
 あと、不意打ちでキスをされるシーン、不意打ちされた側がしっかりキス顔になってるのは普通に演出としてミスなのでいい加減にしてほしかった。最後の見せ場くらいはしっかり作ってほしい。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

68.9 3 異世界で貴族なアニメランキング3位
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (207)
663人が棚に入れました
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴族の子として生きることになった。 アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・ステータスを見抜く“鑑定スキル”を手にしていた。 そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の領地へと変貌させていく。 心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一記が今、始まる!

声優・キャラクター
アルス・ローベント:藤原夏海
リーツ・ミューセス:坂泰斗
シャーロット・レイス:佳穂成美
ロセル・キーシャ:岡咲美保
リシア・プレイド:花澤香菜
レイヴン・ローベント:東地宏樹
ミレーユ・グランジオン:生天目仁美
ファム:戸松遥
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

(最終)カタルシスが不足している『なろう』は『なろう』といえるのか

【レビューNo.131】((最終レビュー)初回登録:2024/6/29)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。
今期も異世界なろうっぽい作品が多く、ほとんどタイトル切りですが、本
作は「鑑定スキル」が「何の鑑定やねん?!」と気になったので視聴。
出来れば「イセレべ」っぽい「ネタ実況枠」のレビューをやっていきたい
のですが、そこまで香ばしさがある作品かどうかw

(ストーリー)
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴
族の子として生きることになった。
アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・
ステータスを見抜く“鑑定スキル”を手にしていた。
そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の
領地へと変貌させていく。
心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一
記が今始まる!
(作品情報より)

(評 価)
・第1話:ゲーム「信長の野望」などを下敷きにした作品かな
 ネタバレレビューを読む

・第2-3話:早くも手詰まりの予感。大丈夫か?!
 ネタバレレビューを読む

・第4話:テンポは戻ったが、今度は作画が・・・
 ネタバレレビューを読む

・第5話:アルス様とリシアの相乗効果を生み出した、いい回だった
 ネタバレレビューを読む

・第6-7話:ついにアルス様の時代来たる!
 ネタバレレビューを読む

(最 終)
1クール使ってまさか人材発掘だけで終わるとは・・・
よく言えば”実直で丁寧”なんですが、このテンポの悪さはさすがにダレる
かなっと。
それに丁寧というよりは、無駄に間延びしている感じもしますしね。
個人的には
・人材発掘以外のエピソードに面白みを感じなかった
 ・「鑑定スキル=情報収集」ってだけの能力なので、人材発掘以外の見せ
  場が創りづらい
  「鑑定、この領主さまは凄い人物だ!」→それで?!って感じ
・主人公に魅力を感じなかった
 ・ただの「いい人」ってだけ
 ・それに「信長~!」とか叫ぶだけで転生要素が必要だったのかと
 ・また普段は(中身はおっさんなのに)10歳児のリアクションしてるのも
  どうなのかと
・発掘した人材も魅力がイマイチ
 ・やっぱ戦がないと見せ場がないよね

『なろう』ってかなりガバガバでも、
「チート能力をぶっ放して、有無を言わさず(力業で)解決」
というカタルシスを得ることで、作品のバランスが取れてるように思うので
すが(ガバガバ設定へのツッコミを入れるところも込みでw)、本作はそう
いうのが圧倒的に不足している感じなんですよね。
ではその分(コミック原作のような)話が創り込まれているのかといえば、
そこは”所詮は『なろう』”という感じで、薄っぺらいという印象ですね。
なので通常の『なろう』なら
「ガバガバで都合主義のサクサク展開が『なろう』の醍醐味」
で笑って許せるところを、中途半端に実直に創っている分逃げ場がないって
感じなんですよね。

2期も決定したようで、次は戦のシーンもあるだろうから、そこで発掘した人
材が躍動すれば評価も変わってきそうですが、1期はあまりにもテンポが悪く
個人的には5話の「リシア回」がピークだったかなっと。

・チートで無双すれば「これだから『なろう』は┐(-。ー;)┌ヤレヤレ」と叩かれ
・チートせず実直に創れば「カタルシスが不足している」と文句をいう
視聴者ってホント面倒臭いなあ(笑)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こういうのが見たかった、と言いたくなるなろう系。ただ少しゆっくり気味かな

1話感想 4.0 こういうのが見たかった、と言いたくなるなろう系

なろう系ってのは、一応ね、面白そうな要素を詰め込むことで成立しているんですよ。
だからちゃんと作れば面白いはず。
なのにその質が低すぎて、逆にバカにしているのか、となってキレさせてしまう。
なろう系でもきっちり面白ければそれで全然良いんですよ。

本作はまさに、面白そうななろう系ですね。
鑑定スキル、なろう系の定番ですね。

その鑑定スキル一つで、優秀な人材を集めることで領地を発展させていく…。

良いじゃないですか。
これですよ、他のなろう系にも言いたいことは。

私はスマホ1つだけ持ち込んで異世界でどれだけできるかって内容なら、面白いと思いましたよ。
本当に身一つで異世界に行って、こちらの知識をどれだけ覚えていられるか。
そんな天才じゃなくても異世界で活躍できる、すごくバランスの良いチートだと思いました。
でも何で全属性だの全能力だの意味不明なもん付加するからどっ白けですよ。
つまんねぇ。案の定スマホはどうでもよくなってるし。

過度ではない適度なチート、ちゃんと能力を工夫、駆使しての成り上がり。
バランス良いですね。

そうなんですよ、そんなに強すぎないチートをちゃんと駆使して活躍していくなら面白いんですよ。

他作品だと、鑑定があるのに主人公を全ステータス999とかにして仲間を集める必要を一切なくして、何が楽しくてこんなものを見れば良いんだ? ということにするんですよね。本当に他作品は意味不明で…。
本作も主人公のステータスは見えないんでまだわかりませんが。
でも見せないことで安易にそんな展開にはしないんじゃないかと期待できますね。

これで良いんですよ。
何のチートも無いのは流石につまらない。
チートが過ぎてもつまらない。
適度なバランスが大事なんですよ。本当に他作品はわかっていない。
本作はちゃんとわかっていて素晴らしい。

つい熱くなってしまいました。アニメとしての出来も良いですね。
作画は綺麗で、また主人公の目的がしっかり提示されることで応援もし易い。
第一の仲間も差別されている中主人公に出会って… 応援したくなりますね。

とにかく気に入りました。これは見ます。

全話感想
決して悪くはなかったです。期待した内容はだいたい見られました。
ただ… 何か基本的には割とスローモーですね。

テンポの良い作品だと、1クールで戦争の1つ2つ片付いていても良いと思うのですが、本作は基本仲間集めで1クールお終い。

その仲間もたった4人。1人1人じっくり描いたのは悪くないですが…。
今後戦争するのに、まともな近接戦闘員が1人しか居ないのは良いのでしょうか。
ちょっとまったりし過ぎに思えましたね。

後は優秀な仲間達の優秀な描写が少なめでした。

とはいえ2クールもやるので、じっくり描いていたのでしょう。
今後も楽しみにしたいと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

猫好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

主人公が可愛いのはいいけど、実際には組織運営をまったく理解していない残念話

これはちょっと変わった異世界転生もの。この作品、主人公が転生して得たスキルで人材を見極め、自分の領地を改革していくというストーリー。なろうにしては斬新なアプローチではあるよね

この物語の肝は何と言っても主人公アルスの「鑑定スキル」。どんな隠れた才能も見抜けるので、彼は有能な人材をどんどん見つけてきては自分の脇を固めていくところ。主人公は可愛いし、脇をどんどん固めていくストーリーは結構好きではあるんだけど、、、

でも、現実の組織運営ってそんなに甘くないのを知ってしまった私としてはいくらファンタジーでもこれは無いよなぁって思ってしまう。リクルートしてきた子たちがいくら才能があっても、すぐに即戦力になるわけじゃない。育てる時間も必要だし、既存の組織メンバーとのバランスも考えないといけない

それに、リーダーってのはただの「いい人」じゃなくて、カリスマが必要だと思う。そのカリスマ性を持って、組織内の権力闘争や人間関係の軋轢を抑えてどうやって部下を率いていくかが重要。アルスは可愛いけど、年齢で甘くみられるのは仕方ない。幼児(もしくはぽっと出の新人)に反感を持つ大人は多い。その反感をどうやって抑えていくかは重要なところ

この問題に触れないようにするためか、彼が幼少期から才能ある人たちを見つけて一から自分の親衛隊みたいにしてることで生臭い話に触れないようにしてるのは分かる

でも、現実では手持ちのイマイチ使えない人達をどうやってやる気を出させて使える子たちにすることこそが上に立つ人の采配能力であって、「出来る人を集めればOK」は違うんだよね。つまらない事で他人の足を引っ張る無能な連中をどう有効活用するか、そっちの方が問題になることの方が多いよ

その観点からするとこのお話は、能力があるにも関わらず不運で不遇にされている(と思っている人達)のためのファンタジーってことになる。自分の能力を見つけてさえくれれば、上手く行くはずなのにという人たちのための物語なのかなぁ

と、どうしてもそう思っちゃうので、アルスたちが上手く行けば行くほど「そんなことは無いのよ」と冷めた目でしまうお話になっちゃったと思う。アルスはいい子で可愛いから嫌いではないんだけど、テーマに対する踏み込みの甘さが気になってしまう点が残念

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

72.3 4 異世界で貴族なアニメランキング4位
Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (125)
621人が棚に入れました
襲い来るエルザたちの猛攻を退け、大兎との戦いでベアトリスとの契約を果たした「聖域」の解放から1年が過ぎた。 王選に臨むエミリア陣営は一致団結、充実した日々を送っていたナツキ・スバルだったが、平穏は使者によって届けられた一枚の書状によって終わりを告げる。 それは王選候補者の一人、アナスタシアがエミリアへ宛てた ルグニカの五大都市に数えられる水門都市プリステラへの招待状だった。 招待を受け、プリステラへ向かうスバルたち一行を待っていたのは様々な再会。 一つは意外な、一つは意図せぬ、そして一つは来るべき。 水面下で蠢く悪意の胎動と降りかかる未曾有の危機。 少年は再び過酷な運命に立ち向かう。
ネタバレ

アニメアンチ2号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

プレプレ👹プレアデス!?

●歴史に記憶を刻みつけるほどに・・・強烈熾烈なぁ・・・((;´∀`)

妖怪大戦争の展開だけはやめておけと必死に申し上げたつもりの当方でありましたが、
その甲斐まるでないかの如く、悪役令嬢ネタバレレビューを読むが兎に角胡散臭いわけであります。

そういうわけで、その詳細については次回にご披露したく思う次第ですが
もしもよろしければお付き合いいただければと存じます。





比較的人気がある本作シリーズでありまして、物語自体は相対的に良質であると思いますが
その一方で「進撃の巨人」みたいに回を重ねるごとに下り坂傾向にあるような気も致します。

主人公プレプレ~なつきすばるのキャラについて賛否両論あるようで、個人的にはキャラ設定の
意味については理解しているつもりでいましたが、ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む作品の傾向して「エロ・グロ・ウツ」の三拍子が揃った感じのものが
しばしば見受けられますが、本作は「ロリ・グロ・ウツ」というような感じで、エロが
ないだけマシと言いますか、ネタバレレビューを読む

【ティタノマキア】のリメイクは既にお腹いっぱいでございますので。

キャラが多すぎたのが今回最大の問題点であると思いました。


①プレプレ~なつきすばる
主人公の左胸には「N」の文字が刻まれてますが、その中心に「🌞」があります。

この関係性から「N」を反転させ「Z」にして「スバル」で解くと
「プレアデス星団」即ち【牡牛】座🐮を表していることが見えてきます。

「🌞」と【牡牛】🐮これに「謎の歌姫」を合わせて関係性を考えてみます。

②恥ずい💛歌姫
「褐色の肌」を持つ歌姫でありますが、名をリリアナ・【マスカレード】と言います。

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③水の都の腹黒い💀貴族

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

襲撃編(全8話)はもう終わってた<55>

第58話まで視聴
2週つづけて再放送だったので、やっと調べたけど
襲撃編(全8話)はもう終わってて、反撃編(全8話)は2025年2月5日(水)から放送開始とのこと。
観終わった扱いでええのけ?
あにこれがどういう扱いをするか次第ですわね。

まあ、ここまでだとたいした感想もないんだけど。

マラソン的始まり<53>
3期初回、51話視聴
こんなキャラがいましたよという復習と伏線撒きの尺が長くて60分目あたりはかなり長さを感じて観てた。
2期後半がやたらタメの尺が長かったので、通してみればまあ面白めだったけど・・・という前期の視聴感が影響を与えてる面もあり。

初回90分を3幕構成的に見返すと、30分目は吟遊詩人が出てきたところ、60分目はお好み焼きを食べている。
最後の30分でやっとラインハルトさんちの対立とラストのアレ。
てか、毎週アンケートで競ってる原作の大正義アニメが増えて、長くタメだけやってられるような温めのコンペティションからの作品は、自分の中じゃ相対的に順位を落としつつある。
30分尺だと漫画単行本半分くらいやれますからね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期とは全然違う

1話から面白いリゼロが戻ってきた
正直2期はかなりキツかったから驚いた
制作会社は同じだしなにが変わったんだろうか
シンプルに物語が面白くなるタイミングなのかと思ったけど、なんと言うか見せ方が良くなってるというか作画も良いのもあるけど表現のバランスが良いというか
フワフワしたキャラクターや世界観に突如やってくる強烈な狂気的猟奇的残虐性やグロテスク、この切り返しの見せ方が強烈に引き込まれた1期の時を思い出す
どの作品でもそうだけどこのギャップが強烈なほど人の心を掴むし画面に釘付けにさせると思う
2期ではネチネチと作者のズレた感性をキャラクター通して押し付けられて気持ち悪くイライラしたが今回はその心配なさそう。たぶん
相変わらずスバルとエミリアのやりとりは気持ち悪いが今回は期待出来そう

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

68.9 5 異世界で貴族なアニメランキング5位
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (198)
640人が棚に入れました
第七王子は“魔術ヲタク” 魔術に大切なものは、“家柄“・”才能“・”努力“……。 魔術を深く愛しながらも、血筋と才能に恵まれずに非業の死を遂げた“凡人“の魔術師。 死の間際に「もっと魔術を極め、学びたかった」と念じた男が転生したのは、強い魔術の血統を持つサルーム王国の第七王子・ロイドだった。 過去の記憶はそのままに、完璧な血筋と才能を備えながら生まれ変わった彼は、前世では成しえなかった想いを胸に、桁外れの魔力で“気ままに魔術を極める“無双ライフをエンジョイする! ライトノベルを原作とし、マンガアプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載を開始したコミカライズはアプリ内セールスランキング1位を記録し、シリーズ累計発行部数は250万部を突破! いま最も注目される“転生異世界ファンタジー“が満を持してアニメ化! 舞台となるのは獣や魔人が巣食う異世界。本作では魔術に通じる者たちが恐れを成すほどの絶大な魔力を持つロイドが、自身の興味の赴くままに魔術を学び、極めようと成長する姿が描かれていく。ちょっぴりお気楽だけど、強大な力で圧倒していく魔術バトルの爽快感と迫力が詰まった、“第七王子“による気ままな転生物語が今はじまる! 「俺は、魔術を楽しみたい、それだけだ。」


声優・キャラクター
ロイド:小市眞琴
グリモ:ファイルーズあい
シルファ:Lynn
タオ:関根明良
レン:高橋李依
グリモワール:大塚明夫
アルベルト:堀江瞬
ディアン:広瀬裕也
アリーゼ:熊田茜音
シロ:松井恵理子

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

かわいらしいキャラたちがアクションで魅せる作品。

謙虚なサークル(原作)、メル。(イラスト)による原作小説は、「小説家になろう」から「講談社ラノベ文庫」(講談社)で書籍化(既刊7巻、小説未読)。
石沢庸介(作画)によるコミカライズ版は、マンガアプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載中(アプリ内セールスランキング1位を記録、既刊15巻、コミカライズ版は途中まで既読)。
アニメは、全12話(2024年)。監督は『明治撃剣-1874-』の玉村仁。制作は、同じく『明治撃剣-1874-』のつむぎ秋田アニメLab(本作が2作目)。放送は、テレビ東京系列など。なお、二期の制作が決定済み。
(2024.4.14投稿、7.15「本作の特殊な制作体制」を末尾に追加)

【あらすじ】
血統による魔法の才能が絶対的な力を持つファンタジー世界が舞台。そこで才能に恵まれなかった魔術師が血統による魔法の才能に恵まれた貴族と決闘して死亡した後、サルーム王国の第七王子ロイド(CV.小市眞琴)として転生。
その後、血統による魔法の才能を得た主人公ロイドは、第7王子という気楽なポジションと前世の知識を武器に魔術を極めて俺TUEEEするという、いかにも「なろう」な作品。

基本的なノリは、コメディなので観やすい作品だと思います。また、キャラが全般的にかわいらしく、その「かわいらしいキャラ」からは想像しがたいほど「よく動くアクションシーン」で魅せる作品にもなってます。

なので、上で「なろう系」とは書いたものの、雰囲気は、世界観や時代設定が異なるものの、軽いノリや見た目かわいらしいキャラたちが、えげつないバトルをするところから『平穏世代の韋駄天達』が近いでしょうか。ただ、エログロ表現の多い『平穏世代』より内容がマイルドなので一般受けはしそう。


【かわいらしいキャラたち】
主人公のロイドは、10歳のショタキャラなのですが、魔術と武術に対して異常なまでの興味を示し周囲をドン引きさせます。

また、王城の地下に封印されていた魔人グリモは、ペット兼マスコット兼解説役として、わざわざ声優を大塚明夫さんからファイルーズあいさんに変更し、姿も可愛らしくなって、ロイドの使い魔となります。

個人的には、ロイドのメイドで教育係のシルファ(CV.Lynn)が推し。
彼女は、「銀の剣姫」という異名を持つ銀髪の剣の達人なんですが、ロイドを溺愛しており、ロイドのことになると暴走気味に…
また、彼女の見せる「ラングリス流剣術」が本作の見処の一つにもなっています。

あと、冒険者で気術使いのタオ(CV.関根明良)は、イケメンに目がなく、シルファと張り合うやりとりが面白い。

さらに、第6話からEDなどで既に登場していた褐色幼女のレン(CV.高橋李依)がようやく出てきて、圧倒的な魔力を持つ魔族とのバトルが始まります。


【よく動くアクションシーン】
さて、本作では、実写のアクション映画などではよく見てもアニメでは見なれない「アクション監督」(『ダンス・ダンス・ダンスール』の主人公・村尾潤平の父親がアクション監督でしたね)の表示が!
本作のアクション監督のアベユーイチさん、Wikipedia調べですが、特撮のウルトラマンシリーズで監督などをしていた方のようです。

私は武道をしていたので、アクションシーンの違いに敏感なのかもしれませんが、本作のアクションシーンは、他のなろう系アニメとは一線を画すレベルだと思いました。

例えば、第1話でいきなり始まった、それまでのコメディタッチな流れとは不釣り合いとも思えるほどの凄まじいロイドとシルファとの剣の稽古シーン。まず、これに驚いてレビューを書こうと(笑)

また、第10話。シルファの「ラングリス流 一虎・顎」の演出がかっこよすぎる。あの微妙な角度をつけた構えからカメラアングル一周は、実際に達人の動きをモーショントレースするか武道やってた人じゃないと、あそこまで細部を表現するのは難しいと思いました。

監督以外に「アクション監督」が別に求められる理由は、監督の頭に全身の具体的な動きのイメージがないと、それを具体的な動画にできないから(アニメの原型である「パラパラ漫画」の要領)。

是非、他のアニメのアクションシーンと比べて欲しいのですが、他の作品では、具体的な動きのイメージを持てないこと以外にも動かすと予算や作業量などが大変なこともあって、剣を持ったままの「止め画」や、動きの過程を省いて最後だけ敵を倒す描写をした「決め画」が多い。

対して本作では、動きの過程に説得力を持たせるだけの一連の描写の流れに裏付けがある。もちろん、アニメなので実際の動きをリアルに再現したわけではなくて、「カンフー映画」みたいに、動きとしては現実にはありえないんだけど、リアリティのあるアクションになっているということ。

特にアクションシーンに興味がある方は、「百聞は一見に如かず」、話のネタに一度ご覧になってみてはいかがでしょうか(※動画のアクションシーンは、静止画の漫画にはできないアニメ独自の魅力だと思うので、作画の評価をあげました。)。


【声優】
『呪術廻戦』で真人役をしていた島﨑信長さんが、本作でも似たような役柄で登場。そもそも声優業界における悪役不足という問題もありますが、仲の良い松岡禎丞さん共々、最近はこの世代の人たちの悪役も多くなってきましたね。


【「本作の特殊な制作体制」(2024.7.15追加)】
(「『第七王子』のEDクレジットを見ると、なぜ日本アニメの未来がわかるのか」(2024.7.13のASCIIの記事)を引用したかったのですが、URAがNGワード扱いされるので、お手数ですが自分で検索してください。)

この記事によれば、本作は、絵コンテ、作画監督、総作画監督が、ほぼ固定という、日本のアニメ制作においては、特殊な作り方がされているようです。ちなみに、他の制作会社は、各担当が話数ごとに違っていて、それが大雑把に数グループある感じ。

話数毎に担当が違う場合にどうなるかについて、わかりやすい例は、同じ『ドラゴンボール』の孫悟空でも、作画監督によって微妙に描かれ方が違うといった比較がネットを検索すると出てきます。こんな感じで、同じ人が継続して担当するというのは、作画の安定につながります。

それで、詳しくは、記事を見てもらうとわかるのですが、要は、新しい技術を使って、従来分業していた工程を同じ人がまたいで関われるようになり、作業工程が合理化されたみたいです。

上で書いた本作におけるアクションシーンのなめらかさは、そういった制作体制の合理化がもたらした産物であったようです。

そうすると、制作工程の合理化によって、なめらかなアクションシーンを描けるようになり、そこにアクション監督を置く必要性が生まれたという風にも言えるのかもしれませんね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

君のチカラ、全部僕にみせて。

この作品の原作は未読です。
主人公のロイドは一見女の子にしか見えない容姿ですが、中身はとんでもないチート能力の持ち主です。
この作品、このギャップが半端ないんですよね~^^、


魔術に大切なものは、“家柄”・“才能”・“努力”……。
魔術を深く愛しながらも、血筋と才能に恵まれずに非業の死を遂げた“凡人”の魔術師。

死の間際に「もっと魔術を極め、学びたかった」と念じた男が転生したのは、
強い魔術の血統を持つサルーム王国の第七王子・ロイドだった。

過去の記憶はそのままに、完璧な血筋と才能を備えながら生まれ変わった彼は、
前世では成しえなかった想いを胸に、
桁外れの魔力で“気ままに魔術を極める”無双ライフをエンジョイする!

ライトノベルを原作とし、マンガアプリ「マガジンポケット」(講談社)で
連載を開始したコミカライズはアプリ内セールスランキング1位を記録し、
シリーズ累計発行部数は300万部を突破!

いま最も注目される“転生異世界ファンタジー”が満を持してアニメ化!

舞台となるのは獣や魔人が巣食う異世界。
本作では魔術に通じる者たちが恐れを成すほどの絶大な魔力を持つロイドが、
自身の興味の赴くままに魔術を学び、極めようと成長する姿が描かれていく。

ちょっぴりお気楽だけど、強大な力で圧倒していく魔術バトルの爽快感と迫力が詰まった、
“第七王子”による気ままな転生物語が今はじまる!


公式サイトのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

主人公ロイドの破天荒っぷりと、ロイドに注がれる年上の女性からの過度の愛情を愛でる作品、といったところでしょうか。
特にロイドの教育係兼剣術指南役であるシルファと、第六王女のアリーゼ・ディ・サルームから放たれる愛情は、
特に半端ありませんでした。

ロイドが第七王子である設定は殆ど活かされていませんでしたが、強いて言うなら身の丈が小さく可愛らしいところと、末っ子なので兄弟から溺愛されている、という点では活きていたのだと思います。
でも、まぁ、そういう溺愛っぷりって嫌いじゃないので全然ウェルカムですけどね~^^;

寧ろ、仮に時分があんなに幼い頃に、あれほどの溺愛を受けたら…
きっと全く違う人生を生きているでしょうね^^;
あれほどの溺愛を受けている人の方が珍しいと思いますが如何でしょう…
少なくても私の身の回りにはいなかったので、少し羨ましさを感じてしまいましたけれど^^;

あと、見どころと言えば、ロイドの魔術に関する無双っぷりでしょうか。
結構それなりの相手が出来てているようでしたが、相手を「ばったばったと薙ぎ倒す」んですよね。
「変態」という表現が一番しっくりくるように思います。
ここで言う変態とは、魔術に対するのめり込み方と理解度・応用度が尋常じゃないことを指しますので。

物事を徹底的に突き詰める…
きっと社会人はそれぞれの道で誰もが普段から実践していることだと思うのですが、ここまで尖れる人って、きっと努力以外のギフトを貰っているのでしょうね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、樋口楓さんによる「キュンリアス」
エンディングテーマは、熊田茜音さんによる「ハッピーの秘訣」

1クール全12話の物語でした。
完走してwikiをチラ見して知ったこと…
この作品は第2期の制作が決定していたんですね。
私はこの作品をdアニメストアで視聴していたので全然気付きませんでした^^;

あ、この作品の続編なら見たいかも^^
続報、期待していますね♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

もう少し角を落して、整えて欲しい感はあったけど。

久々に転生モノをリレー視聴した気がする。

この前に視聴した「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」 が大分お好みで、琴線に触れるポイント多数、なんなら、うるうるしながら観ていた事もあり、シーズンのランキングでも割と近い順位にいる、こちらの作品も視聴してみようとの思い(勢い)での視聴でした。

視聴開始直後には、若干クセのあり絵柄に戸惑い、あれ?あれ?と言う感じでした。
ヘビーな開始直後の導入部からの、軽いノリ、そしてきらびやかなおねいさん達に囲まれスタートする主人公の転生後の人生。
一瞬、あちゃー、と思いましたw。

まぁ、それでも主人公ロイドのマッドサイエンティストならぬ、マッドウィザード、いやサイコパスウィザードかなw、っぷりを眺めていた訳なのですが・・・。
いや、他のレビュワーさんがショタだショタだとおっしゃっていたので、どんなもんかと思ったのですが、これは狙ってやっていますねぇ。
どんな理由があるのか、どの層を狙ってなのかは知らないですが、狙わないとこうはならないでしょう、私は少し苦手でしたけど。

流れ的にロイドのクレイジーっぷりと、折々に挟まれるデフォルメキャラ、そして各キャラとの掛け合いが面白くはあったのですが、デフォルメキャラの造形は実は私は苦手でした、ギャグ的な場面と通常時のギャップが上手くつながっていない印象を受け、違和感があり、これも少し苦手でした。
少し、子供っぽい作りなように感じたのもこれが影響しているかもしれません。
ああそうそう、アイキャッチ?ショート解説みたいなのが入るポイントは、よくある作品と違っていて、新鮮味がありましたかね。

何人かキャラ立ち、良い感じのキャラがいるのに惜しいな、と思い始めた頃、暗殺団のエピソードが始まりました。
このエピソードは結局、今作のエンディングまで続くエピソードとなるのですが、ここら辺からですかね、尻上がりに面白みが増していったのは。

少し、尺を使ったエピソード展開となりましたが、よく出来ていたのではないかと思います。
バトルシーンも、良いカットが何度かあり「おっ!」と思うところがありました。
また、キャラもさらにいい動き始めていました。
いい決めゼリフ、決めカットもあり、ストーリーも若干深みを増していきました。

個人的には、「どっかの転生したスライムのお話」や「帽子をかぶった海賊」なんかを彷彿とさせるシーンがあり、ニヤリとしました。

最後の落としどころも、個人的には、好きな展開でしたね。
今後の、これらのキャラクタ達との活躍を観てみたいと思いました。

あとは・・・気功?気術をつかうミニチャイナドレスキャラ、賑わしキャラとしてイイ感じだったのですが、あれ?ラストバトルにからんでねぇな・・・と思っていたら、案の定でしたw。


全体的に、キャラやストーリー、エピソードのつくりとして、作品自体の(対象)年齢のふり幅が整っておらず、アラもあり、「整い」が足りていないという印象は持ったのですが、流れを作ってからのラストエピソードで挽回した感じです。
トータルとしては、まずまずでしょうか。

あとは・・・そうですね、途中で出てきた敵役のキャラ造形は、もう少し何とかならんかったかなぁ・・・とは思いました。

今回のペースで他の王子王女が出てくるとすると、もう1シーズンぐらいは必要な感じですね。

機会があれば、見てみようかな、と思うレベルではあったと思います。
またの機会を待ちたいと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

84.0 6 異世界で貴族なアニメランキング6位
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 炎龍編(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1248)
7541人が棚に入れました
異世界戦争勃発!陸上自衛隊員達の運命は――? 20XX年、突如として東京銀座に「異世界への門(ゲート)」が開かれた。中からあふれ出た「異世界」の軍勢と怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側『特地』へと調査に赴く。第三偵察隊の指揮を任されたオタク自衛官の伊丹耀司二等陸尉は、巨大な炎龍に襲われる村人たちを助けたことで、エルフや魔導師、亜神ら異世界の美少女達と奇妙な交流を持つことになるが……。

声優・キャラクター
諏訪部順一、金元寿子、東山奈央、種田梨沙、戸松遥、日笠陽子、内田真礼、安元洋貴、石川界人
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

レレイにまた会えてうれしい

原作はコミック版は既刊の第8巻迄、小説版は本伝全5巻は読了済です。

<2015年の夏クールにスタートしたアニメ、GATE>
原作小説の本伝全5巻のうち
2巻目途中までの描写で1クール12話までで一旦終了。

そして、しばらく間を置き、後半の2クール目スタート。
(あえて2期ではなく、2クール目とするのは、今作は、
はじめから分割2クール全24話として構成されて制作されたため)

2クール目は炎龍編~動乱編の物語。
原作小説3巻目までアニメは描かれました。
全体の流れは割と原作に忠実。
その影響で後半は、群像劇の色合いが濃厚になりましたね。

そのため正直、個人的に1クール目ほどには盛り上がれませんでした。
主人公、伊丹とメインの3人のヒロインたちの存在感が
希薄になる話が続いたりしましたから。

アニメで一番好きなキャラになったのはレレイでした。
そのため、彼女がほとんど出てこない回では、
欲求不満のストレスが溜まりました。

また群像劇としては、尺の問題もあり仕方のないこととは言え、
キャラ描写の大幅な簡略化が多かったのが不満です。

コミック版も含め原作で面白いと思えた部分のカットも散見、
単なるイベントの羅列で、ダイジェストを観ている気分になることも多々あり。
結果、特に19話以降に散漫な印象が強い。

そのため物語評価は、前半12話分までは4.5に対し、
後半12話分は4.0に下がりました。

キャラ評価も、キャラ自体は立ってて魅力あるけど
描写不足で魅力を十分引き出していたとは思えないので
視聴終了後に5.0→4.0で最終更新しました。

とは言え、最終回はとてもいいと思えました。
終わりよければすべて良し。
結果的には、お気に入り作品のひとつとなりました。
原作尊重の姿勢が好ましいラストでしたね。

<ぜひ第2期作って欲しい!!>

最終話までずっと、続編につながるフラグが立ち続きました。
大人の事情で制作が途絶えれることのないよう祈るのみです。

細かいことは、以下の各話レビューで記載します。


以下は、視聴開始の頃の投稿のアーカイブのためタグで閉じます。
ネタバレレビューを読む

以下は、かなりネタバレあります。
未視聴の方は読まないほうがいいでしょう。

<各話レビュー>
★ 第13話「開宴」ネタバレレビューを読む
★ 第14話「帝都激震」ネタバレレビューを読む
★ 第15話「テュカ・ルナ・マルソー」ネタバレレビューを読む
★ 第16話「炎龍再び」ネタバレレビューを読む
★ 第17話「決戦」ネタバレレビューを読む
★ 第18話「魔法都市ロンデル」ネタバレレビューを読む
★ 第19話「危険な姉妹」ネタバレレビューを読む
★ 第20話「こいびと」ネタバレレビューを読む
★ 第21話「デッドライン」ネタバレレビューを読む
★ 第22話「奴隷服を着た皇女」ネタバレレビューを読む
★ 第23話「空挺降下」ネタバレレビューを読む
★ 第24話(最終話)「斯く戦えり」ネタバレレビューを読む

<後半クール:第13~24話の総評>ネタバレレビューを読む

以下は、さらに放映前に初投稿したものです。(2016.01.02 13:26)
これもアーカイブなのでタグで閉じます。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 33
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

さらに面白くなったような

やはり圧倒的な軍事力を見せつける

獣人を手元に置いて凌辱している皇帝のとある息子が自衛隊の軍事力(女性自衛官によって銃剣でぼこぼこに)にも関わらず国家転覆のようなことをするわけだが、ネタバレレビューを読む

炎龍編とは名ばかりでそこまで力入っていないというか。犠牲は多いが、そこは軍事力もとい装備の力。

ネタバレレビューを読む


OP
GATE II 〜世界を超えて〜 歌 岸田教団&THE明星ロケッツ
ED
いつだってコミュニケーション 歌 テュカ&レレイ&ロゥリィ(金元寿子&東山奈央&種田梨沙)
GATE IIも良かったなあ。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
13. 開宴
講和への道を模索する日本政府とピニャ。その一環として、帝国の郊外にある皇室庭園で園遊会が開催されていた。招かれたのは、帝国貴族である元老院議員とその家族たち。講和交渉への協力を得るため、力を持つ議員を一家一族丸ごと招待したのだ。おいしい食事が振る舞われ楽団の演奏が流れる中、迫撃砲の実演や自動小銃の射撃体験が実施され、その圧倒的な性能に驚愕した議員たちは講和を決意する。そこへ現われたのは、主戦派であるピニャの義兄ゾルザルとその部下。不穏な動きを察知した伊丹は、事前に議員を秘密裏に離脱させていた。

14. 帝都激震
突然帝都を襲った地震。街は激しく揺れ、あちこちで建物の被害が発生していた。ピニャやハミルトンたちもこの世の終わりかと震えていたが、居合わせた伊丹と菅原はいたって冷静。ピニャは再び揺れが来ることを知り、地震に慣れている伊丹たちに同行してもらい、父のモルト皇帝の元へ駆けつけた。皇宮でモルトと顔を合わせた一行。そこにゾルザルが日本人女性を連れて現われた。一目見てわかる虐待の跡に激怒し、ゾルザルに殴り掛かる伊丹。抜刀するゾルザルの部下。第三偵察隊との戦闘が始まり――。

15. テュカ・ルナ・マルソー
ゾルザルに囚われの身となっていた民間人を、無事助け出した伊丹たち一行。アルヌスへと戻って来た伊丹は、柳田から炎龍退治に行くことを勧められたが、部下の命を危険にさらすわけには行かないとこれを拒否。しかし同じ炎龍が原因でテュカの精神が危うくなっていることを知る。ヤオから父が炎龍に殺されたと聞かされたテュカは、父の死を認めることができず、伊丹を父親と思い込むようになっていたのだ。テュカを呪縛から解き放つためにも炎龍を倒して欲しいと頼むヤオ。そして、伊丹の決断は――。

16. 炎龍再び
テュカを救うため炎龍を倒すことを決意した伊丹は、テュカ、レレイ、ロゥリィ、そしてヤオと共にエルベ藩王国へと向かった。それを知った狭間陸将は航空偵察の要請や陸上支援の準備を命令。戦闘拡大を危惧して伊丹だけを行かせたのに、あっさりと命令が出たことに呆然となる柳田だったが、さらに狭間に促されて、診療施設で療養中のエルベ藩王国のデュラン国王に会う。話し合いの末、国境を越える許可を得た柳田だったが、診療施設を出たところで、密命により暗躍していたデリラに遭遇する──。

17. 決戦
炎龍が出没するロルドム渓谷に来た伊丹とテュカ、レレイ、ロゥリィは、炎龍退治を依頼して来たヤオとダークエルフの戦士と共に、大量のC4爆薬とLAM(対戦車弾)を持ち、炎龍の巣があるというテュバ山に向かった。地下を嫌うロゥリィを見張りとして残し、巣のある洞窟の奥へと進む伊丹たち一行。巣には主の姿は見当たらず、すぐに爆薬の設置作業を始める。そのころ外ではロゥリィが遠く羽ばたく炎龍を発見。しかし、電波障害で伊丹には伝えることができず、伊丹立ちの予期せぬタイミングで、炎龍はその姿を現わした。

18. 魔法都市ロンデル
ついに炎龍を倒した伊丹たちは、多くの犠牲を出しながらも、テュカを父の死のトラウマから救い出すことに成功した。その伊丹を待っていたのは、任務を放り出して炎龍退治に向かったことに対する2週間の停職と第三偵察隊隊長職の解任の処分。しかし新たに特地資源状況調査担当を命じられ、特地を堂々と自由に移動できるようになる。停職期間が明けた伊丹と一行は、導師号に挑むレレイが学会発表をする会場のある、学問の街ロンデルへと向かった。一方そのころ帝都では講和に向けた式典が開かれていたが――。

19. 危険な姉妹
帝都で行なわれていた式典会場で突然倒れたモルト皇帝。これを機に、不利な講和を良しとしない皇太子ゾルザルによるクーデターが始まった。ゾルザルは皇帝に代わり、自らが国を統治することを宣言。日本から金品を受け取っていたとして講和派議員は軟禁され、帝都は厳戒下に置かれ街への出入りが制限された。汚い手で自衛隊の評判を貶めようとするゾルザルの部下に対し、強い憤りを感じるピニャ。一方、伊丹たちはロンデルでカトー老師の姉弟子であり、レレイの義姉アルペジオの師でもある魔導師ミモザから『門』の秘密を聞かされるのであった。

20. こいびと
皇帝の不在の隙に権力を掌握したゾルザルは、意に沿わない者への弾圧を始めた。『皇帝の主権および権威を擁護回復するための委員部会』による恐怖政治を合法化するオプリーチニナ特別法が発布され、講和派の議員たちが次々と逮捕されていく。ロンデルを訪れていたレレイも命を狙われ、伊丹はレレイたちと共に姿を隠す決心をした。一方講和派の重鎮であるカーゼル侯爵はテュエリ家に避難していたが、委員部に見つかりテュエリ家の娘のシェリーと共に脱出。シェリーは慕っている菅原を頼って、外国協定に守られた翡翠宮へと向かう。

21. デッドライン
翡翠宮を守る薔薇騎士団と、シェリーとカーゼル候を捕らえようとする掃除夫との死闘が始まった。死にゆく者を前に自分の覚悟を語るシェリーに、この事態を引き起こした菅原もまた、この犠牲は自らが背負うべき罪であると覚悟を決める。政変により講和派の身の安全が危ぶまれる状態となったが、日本では、ある作戦を実行すべく嘉納外務大臣と夏目防衛大臣が首相官邸に直談判に訪れるなど、講和の芽を守る努力が続いていた。一方伊丹たち一行は、レレイに導師号の試験を受けさせるため、再びロンデルの街を訪れていた。

22. 奴隷服を着た皇女
翡翠宮攻略の失敗に業を煮やしたゾルザルは、帝国の正規兵を投入。事態は第二段階に突入した。導師号試験を迎えたロンデルでは、暗殺工作の調査をしていたシャンディーが4日ぶりに帰還。伊丹達は試験会場でのレレイ襲撃計画を知る。会場には騙されて刺客となった者が複数紛れている可能性が高く、控室でも警戒を怠らない伊丹達。そして目に止まった不審な老賢者を伊丹は刺客と推理し、警告してみると案の定手からはナイフが。引き続き警戒するなか試験が始まり、いよいよレレイの番が来る――。

23. 空挺降下
帝都では薔薇騎士団と帝国兵との間で、同胞同士の戦闘が続いていた。被害者が増え続ける中、講和の芽を守るべく、翡翠宮にいる日本人と、講和派貴族を救出する空挺降下作戦を決行する自衛隊。先行する特戦群は帝都西門を確保し、第3偵察隊は講和派議員が囚われているバスーン監獄を制圧。空挺部隊が降下を開始し、落下傘が空を埋め尽くす。一方、ピニャが囚われの身となっていることを知った伊丹は、救出のため帝都に急いでいた。

24. 斯く戦えり
ピニャを救うべく帝都に駆けつけた伊丹。第3偵察隊の面々と再び行動を共にする事になり、ピニャの奪回と皇帝の救出のため皇城へと向かう。城内では、自衛隊に手を貸したとして、ゾルザルがピニャを責めていた。そこに現われた伊丹達。ゾルザルは怪物ジャイアントオーガーをけしかけるも、ロゥリィとレレイがあっさりと撃退。さらに伊丹に一対一の勝負を挑もうとするゾルザルだったが、自衛隊の狙撃手による一発が近くをかすめ、動きが止まる。伊丹はいつでも頭を撃てると冷たく告げ──。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9
ネタバレ

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

見どころは少ない

Web小説原作作品の2期。

「炎龍編」とサブタイトルが付いているが、意外とあっさりと倒しちゃったなぁ、
2期はそれが目的じゃなかったん?と思ったんだけど、
wikiによると、実際には1期の11話から2期の前半部分が炎龍編で、後半部分は「動乱篇」になるらしい。

なので、2期だけでみると、1話から6話までが炎龍編だが、
6話からは展開が変わるので、厳密に言うと実質は1話~5話までが「炎龍編」になるんじゃないかと思う。


☆物語☆

1期のコメントを書いてないので、2期の感想を書く都合上ついでにここに書かせてもらうけど、
まず、最初の設定から首を傾げるような展開の話だなぁ、とは思っていた。

突然ゲートが出現して異世界と繋がった、というのは良いとして、
異世界の人々が日本に突然攻め入ってくる、というのはどう考えてもおかしい。
普通の人間なら、まずゲート自体への驚きがあるはずだし、
その向こうの世界を知ろうとするのではないのかな?

全く未知の異世界に、いきなり思考停止状態で何万もの兵士を送って、
しかも無差別にその世界の人々を殺戮するって、
いくら中世ぐらいの文明しか無いとしてもなぁ。。

まぁ何故こんな設定にしたかと考えると、以後物語の都合上、自衛隊自体を「侵略者」ではなく、
「善」として描くための大義名分だとは思うけど。
(途中で炎龍退治して感謝される、っていうのも自衛隊を善として描くためのもの)

まぁそんなご都合主義から始まった物語ではあったけども、
美少女キャラたちの魅力と、自衛隊の無双っぷり(実際はただの弱い者いじめなんだが)などが可笑しく、
1期はそれなりに楽しめたんで良かった。


で、肝心の2期だけど、

やや呆気ない感はあるものの、炎龍を倒すまではまだ良いと思うんだけど、
その後があんまりしっくり来ない。
帝国内の講話派とクーデターを起こしたゾルザル政権との内紛的なところが物語のメインで、
ややシリアスな展開なんだけども、これが浅軽い。

1期からの既定路線だけど、講話派&自衛隊がやはり「善」として扱われ、ゾルザル側は専制的な暴君であり、
「悪」として描いているのは、どう見ても明らかだけど(テューレの策略はあるとしても)
これが、果たしてそうなんだろうか?と感じる。
日本側が帝国側に求めている講和交渉も、完全に不平等条約なのは明らかなのに、
そこには殆ど触れないんだよね。。

そもそも自衛隊が帝国を侵略したから、こういう帝国内の内紛が起こったんであって、
最初の強引な設定で、帝国側が日本に攻め入ってきたという「帝国側を悪」に見立てた大義名分はあるとしても、
死ななくて済んだ、本来罪の無い帝国側の兵士を、自衛隊は何人殺したんだい?
反対に2期で帝国側が自衛隊側、日本人を殺したのは何人?
ネタバレレビューを読む

やはり自衛隊は先制攻撃を受けたという大義名分はあるとしても、
「侵略者」であることには変わりなく、そこを棚に上げて、
自衛隊万歳、という一方的な正義、倫理観の押し付けを視聴者に与えるような描き方は、
如何にもラノベ的なご都合主義臭さがあって、浅いと思う。

「自衛隊側が悪」であり、主人公伊丹に関しては、上からの命令を受け入れざるを得ず、
異世界侵略に対する苦悩や葛藤を抱く、という描き方ならまだ多少の深みはあるんだけど、
1話で何の躊躇いもなく人殺しておいて、肝心の頭の中はコミケ行きてぇ、っていう思考の持ち主だもんなぁ。。
ハッキリ言って普通の人間ならあり得ないし、伊丹以外の自衛隊員も躊躇なく殺戮し、
殺した後も何も感じてないようで、人間らしい感情が全く描かれていない。

まぁもっと極端な話で言えば、単純に「深み」を出すなら自衛隊側が無双じゃなく、
自衛隊員もそれなりに死ぬように描けばいいんだと思うけどね。


まぁそもそもの自衛隊の描き方がおかしいというのは取り敢えず於いといて、
(色々思うところはあるけど、頭空っぽで観ればそこまで問題はない)

自分が2期を観て一番不満に思っている点は、
萌え&ハーレム要素、特にロゥリィ&レレイのエロ&デレが足りない、ということ(笑)

特に、恐らく本作で最も人気があるキャラだと思われる、ロゥリィが後半かなり隅に追いやられている感がある。
結局物語に大して期待できないとしたら、期待できる点としてはキャラしか無いのに、
一番人気のあるキャラが隅に追いやられているような扱いは、これは解せない。。


☆声優&作画&音楽

1期同様に全ての点で質的には及第点が与えられるものだと思うし不満なし。

声優に関して注目したいのは、うる星やつらで「ラム」を演じていた、平野文さん。
現在60歳らしいけど、改めて一聴して判るあの声、やっぱ凄いですねぇ。。

A-1ピクチャーズは今期3本作ってたと思うけど、よくクオリティ維持できるなぁと。
アニメーターのみなさん、ほんと体壊さないで貰いたいですわ。。

音楽に関しては、1期同様のアーティストで疾走感のあるOPは作品とも良くリンクしていて格好良く、
また、キャラクター3人が歌ってるEDも好印象。


まとめ

なんで原作者が、自衛隊万歳的な描き方をするのか不思議でならなかったけど、
どうも調べてみると元自衛官なんだとか。。

頭空っぽで観るなら、それなりには楽しめると思うんだけど、
(自衛隊TUEEEE!かっけー!幼女萌えブッヒィィィ!ってノリで観ればいい笑)

2期に関してはエロ&デレ要素が薄いので、正直見どころはあまり無いように感じてしまった。
菅原の決断は男としては格好良い!?かも知れないけど、やっぱり物語としては浅軽いなぁ。。
結局アイツのせいで何人死んでんの。。ちゃんと都合の悪い部分もしっかり描かなきゃね、と思う。

冷静になって客観的に物語を見てしまうと(観てる時はあまり深く考えずに楽しもうと思って観ている)
ここまで観る側に偏った正義と倫理観を一方的に押し付け、
弱い者いじめ的な殺戮を正当化するような描写があるアニメは、なかなか無いんじゃないかな。
「自衛隊」というリアリティのある呼称を使うなら、もう少し内容に深みを持たせて欲しいもんだ。

まぁ子供の観るアニメに何真面目に突っ込んでんだよ、と言われればそれまでなんだけどね。。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

88.5 7 異世界で貴族なアニメランキング7位
盾の勇者の成り上がり(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1187)
5579人が棚に入れました
図書館で出会った一冊の本。そこから勇者として異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文。盾を使う能力を持った彼は、陰謀と裏切りに会い、異世界ですべてを失ってしまう。どん底からの成り上がりを描いたヒロイック・ファンタジー!

声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生
ネタバレ

フィーロたんlove さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

大人向け名作童話 人間臭い主人公の魅力が光る

総評

バトルシーンを除けば大人向けの童話です。
本編「盾の勇者の成り上がり」、外伝「槍の勇者のやり直し」
を通して読むと、「モモ」、「星の王子様」、「百万回生きた猫」
などに通ずるものがあると感じました。

ただ、大人向けです
この作品は忍耐強さ、誠実さ、気高さ、美しさ、愚かさ、醜さなど
人間の有する善悪両面を真っ向から描いています。

ですのでストレス耐性が少なく、理解力が浅く物事を表層的にしか
捉えられない中学生以下(あくまで一般的基準です)の方にはお勧
めしません。

22話感想
ネタバレレビューを読む

21話感想

綺麗に収まったと思います 
これぞアニメ版というとこでしょうか
特に言うべきことはありません

あと先週の声優さんの特番見ました
ねんどろいど可愛いです
フィーロの出来が良ければ買おうかな

番組を見ていて声優さん、スタッフの方、監督さん、
スポンサーさんなど、この作品がたくさんの大人の
心を動かし、このアニメが出来たことが感じられ
ました




20話感想
雑魚ボス戦での無理やりな盛り上げ方が気になりますね
ネタバレレビューを読む

 

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19話感想
尺を合わせるためか残念な展開に
ネタバレレビューを読む

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18話感想
ネタバレレビューを読む
かなりWEB(なろう)版と異なるので、コミックス13巻まで
読んでしまいました。読んでわかりましたが、アニメ版は
コミックス版とも若干異なるのですね。脚本演出の方がセリフ
や話をうまくまとめていることがわかりました。
本作品においてバトルはストーリーをうまく転がしていくため
の手段というかつなぎなので、今のようなあっさり目で丁度
よいと思います。あくまで本作品の魅力はストーリーと登場
人物なので。


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17話感想
ネタバレレビューを読む
いろいろ重要な情報が開示された回でした

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16話感想
ネタバレレビューを読む
だいぶロリ色が強くなってきて、胃もたれ気味になってきましたが
最後まで視聴します
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15話感想
ネタバレレビューを読む

改めて感じた本作品の美点は
①キャラが立ってる 
②伏線の撒き方と回収の仕方が天才的
③亜人、魔物が可愛い 動物好きには高評価
④OP(新しい方)が素晴らしい
  雨の中の物憂げな表情の登場人物達
  この時期のストーリー展開にぴったりです
  特にモトヤスの悲しげな表情にぐっときます
  ところで鎌をもってた人は誰だろう
  楽しみにしておきます
⑤挿入曲がすごくあっている
⑥作画が丁寧で素晴らしい
⑦ストーリー展開演出に手抜きがなくて嬉しい

全体的にスピーディーな展開や爽快感は少ないですが、じわじわ来る
叙述的展開がたまりません。違うと思うんですけど、作者は女性なの
かな。

まあ中二病主人公、お手軽俺最強主人公、暑苦しいまでの絆押し付け主人公の作品や、ハーレム作品、主人公はまあいいけど展開が単調な作品などゴミ作品が多い昨今では、希少な本格的なアニメだと思います。


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物語設定、テーマ設定、キャラ設定だけで言えば最高傑作
進撃の巨人などのTOP作品よりも群を抜いていると思います

WEB版を通読した限りでは「モモ」とか「星の王子様」とか
「百万回生きた猫」とか童話、寓話に通じるものがあり一貫性を
感じますアニメ版を見ていまいちと感じる方は是非WEB版を通読し
てみることをお薦めします

主人公が逆境を乗り越えて成長していくというスタイルは程度の
差こそあれそこそこあります。しかしこの作品は迫害という程度の
強いものなのでストレス耐性があまり備わっていない若年層には
物語前半は苦痛になるかもしれませんね。そういう意味では大人
向けアニメかもしれません

アニメでもすでに憤怒の盾が出た時点で勇者の中では一番強くなって
しまったのでこれからは比較的楽に視聴できると思います。

ラフタリアとの関係は、「ゼロから始める異世界生活」のレムを
彷彿とさせますね リゼロも秀作だったと思います

槍のやりなおしを読んで、私もフィーロたんloveになってしまい
ましたですぞ

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13
ネタバレ

とろろ昆布禿莉緒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

序盤期待したのに

『盾の勇者の成り上がり』を視聴した感想は面白い。
けど、もっと面白くなっただろうし勿体無い。

良い点
1.序盤の絶望感
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2.尚文の戦い方
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3.ラフタリアが可愛い
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悪い点
1登場人物の知能指数が低い
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2.アニメ中盤からのぬるい雰囲気
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3.断罪後の数話
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序盤でかなり期待しただけあって、本当に残念な作品です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

最高のリアルが向こうから会いに来ない

4話までの感想ネタバレレビューを読む

19話までの感想ネタバレレビューを読む

21話までの感想ネタバレレビューを読む

23話までの感想ネタバレレビューを読む

25話までの感想ネタバレレビューを読む

総評ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17

68.6 8 異世界で貴族なアニメランキング8位
アスタロッテのおもちゃ!(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (835)
4654人が棚に入れました
就職活動中の直哉(ナオヤ)が謎の女性に連れてこられたのはなんと妖魔の国「ユグヴァルランド」だった!ナオヤはそこでロッテ王女の後宮(ハーレム)入りを命じられた。ワガママだけど実は寂しがり屋なロッテの素顔を知ったナオヤは、彼女のためにこの世界に残ることを決意する。人間界からナオヤの娘の明日葉(アスハ)もやってきて、親子と愛人がひとつ屋根の下で暮らす、奇妙な同居生活がスタートした。ところがナオヤたちの毎日は個性的なキャラクターたちの乱入によって、ハプニングの連続に!?

声優・キャラクター
釘宮理恵、佐藤利奈、田村ゆかり、生天目仁美、藤村歩、堀江由衣、鈴木美咲、チョー、皆口裕子、松来未祐、広橋涼、波田野由衣、後藤邑子、吉野裕行、阿澄佳奈、白石涼子、甲斐田裕子
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ちょっとHなほのぼのファンタジー(77点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:77点
アニメ系統:ファンタジーハートフルコメディ

くぎゅ枠として視聴をした本作。
ツンデレサキュパス姫様「ロッテ」と子持ち人間、「直哉」とそれを取り巻くキャラ達による物語。

のっけから少々Hな展開で度肝を抜かれたのだが意外や意外、全体的にはほのぼのした話。
何というかあったかい気持ちになれる。

ロッテと直哉の関係など、よくよく考えればかなり危険な関係になっているのだけれども
そんなことは考えさせないような雰囲気が魅力。
ちょっとHな感じなんだけれど、下品さはなく見ていていやみを感じない。
ところどころHな話を挟みつつもあくまでほのぼの
ハートフルな話でほんわかほんわかといった感じ。

主人公のロッテのツンデレもデレ要素が多くデレるロッテが可愛い。
もう、ロッテ可愛いよロッテ状態であるw

また、直哉の娘である「明日葉」もなかなか魅力的。
中の人はゆかりんなので、くぎゅ&ゆかりんのからみもみどころ。

OPED曲も物語にマッチしていたと思う。
個人的にはこういうハートフルな話は好きである。
ほのぼのしたい方にはお勧め。


と、まあつまり
何が言いたいかというと

くぎゅうううううううううううううううう


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以下、これまでの各話の感想。
ネタバレ含むので
未視聴の方はスルーしてくぎゅううううううううううううう

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ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 36

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

妖魔界って本当にいい所だな~ 最高だよ。私も住みたいな~ いい所だよ。 本当に。 平和で。

ストーリー

妖魔族の住む世界・妖魔界(アールヴヘイム)にあるユグヴァルランド王国の姫君・アスタロッテは悪魔族なのに男が大嫌いでした。けれど、しかし夢魔族は生命維持のため、ある程度以上に育つと「吸精」をしなければならないので、近いうちに男達を置いておくための後宮を構える必要がありました。そのために妖魔界に送られてきた人間こそが主人公塔原 直哉でした。

私の感想。

かなり楽しめましたね~ 特におもしろかった所はやっぱりメインヒロインのアスタロッテですかね~ 流石釘宮理恵さんですね~かわうぃい声ありがとうございます。もう最高な声過ぎて私ある意味感動してしまいましたよ。なんて言うか、釘宮理恵の声って何であんなにかわうぃいんだろうな。 最高すぎるな。キャラクターに完璧になっていて最高すぎる。

この作品は話の内容が少し分かりにくいですが、少し頭を回転(具体的に458度くらい。)回せば内容が分かります。(まわしてみてね)私は原作を読んでいたので、話の内容が完璧に頭に入っていたので、必要なかったですが・・・・

この作品で私が一番気に入っているキャラクターはもちろんアスタロッテ・ユグヴァールです。言わなくても分かりますよね? っえ 分からない? もちろんあの声とロリ体系ですね~ でも、それを言うんだったら、塔原 明日葉も最高ですが。

そして、この作品の世界観がかなり良かったです。妖魔界の世界があんなにかわいい所でそしてあんなに落ち着いた所だと思いませんでしたよ。私が想像していた妖魔界はもっと暗くて、そしてもっと悪魔がいる所だと思っていたのですが、こんなに平和で豊かな世界だとは思いませんでしたよ。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

正直あまり書くことないですね。 まあ、ポイントアップすると言ったら、この作品は小さなお子様でも見れるって所でしょうかね・・・・ まあ、話の内容完璧には理解されないと私は思うので、お勧めしませんが・・・・ 

オープニング

「天使のCLOVER」
天使のクローバ~ って所が私は好きです。この曲はかなりやさしい声のボーカルが歌っています。私はかなり気に入っていますね~ かわいいですし、キャラクターの説明もかなりきっちりしていますし。けれど、少しネタバレが多かったのも事ですが。

エンディング

「真夏のフォトグラフ」
何でこんなにかわいい曲が多いいんだろう。そして何でこんなにやさしい声なんだろう・・・ 実際にあって見たいですね^^

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「これでハッピーエンド?」「ええ、もちろんです」OVA見たので追記

《OVAの感想》
これ見たら分からなかったとことか分かって見てよかったて思いました。
3話に分かれてて、お気に入りはやっぱり2話かな。
いいお話だなって思ってたら最後の最後でとんでもないオチが待ってて思わず笑ってしまったw
クスッてレベルじゃないよ、大笑いだよww
他の2話もとってもいい話?だった。
最後、「真夏のフォトグラフ」で終わって、これでホントに終わりなんだなって実感しました。
個人的には名作といってもいいなって思いました!

《本編の感想》
これを見ようと思ったのはこれのCM見て「ちゅーちゅー」が気になったからですw

「ちゅーちゅー」って言うぐらいだから相当エロいやつだなと思ってましたが、実際見てみると、泣かされました。
エロい部分がないと言ったら嘘になりますが、ほとんど気にならなかったです。
親子愛にうるうる、友情にホロリ、そして恋愛に号泣といった感じで、悲しかったんじゃなくて嬉しくて涙が出てきました。
心温まるいい物語でした。

音楽もすばらしく、BGMが特によかったです。
OP、EDもこのアニメにとてもあっていた感じがしました。
EDに関しては、Beat10入り確定です!

キャラも可愛らしく、ツンデレなロッテ、子供っぽいけどたまに大人っぽい明日葉とか魅力的なキャラばかりです。
てゆうか二人の声優さんがくぎゅうとゆかりんだったので声だけで萌えますねw
でも一番好きなのはエリカ。
ロッテのことをライバル視してるけど実は面倒見のいいとても優しいお姉さん。
声も後藤巴子さんでこれまた好きな声優さんなので大好きです!

最後に、これをもし見られるときはあまり深く考えすぎては め!ですw
じゃないと面白さが半減しちゃうかも。
個人的にはとてもおもしろかったです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 22

84.2 9 異世界で貴族なアニメランキング9位
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (814)
3140人が棚に入れました
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『 FORTUNE LOVER 』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、良くて国外追放…最悪、殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。

声優・キャラクター
内田真礼、蒼井翔太、瀬戸麻沙美、柿原徹也、雨宮天、鈴木達央、田村睦心、松岡禎丞、M・A・O、早見沙織、岡咲美保
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

麗しき7人の魔法使いと勢女カタリナ

略称「はめふら」。原作なろうweb小説は完結済。
小説書籍版で2巻まで、コミカライズは4巻までがweb版の本編相当。
3巻以降は書籍用の書き下ろしで2020年4月現在9巻まで刊行済。
コミカライズ5巻以降もこれからまだまだ続く予定。

アニメは全12話でweb版本編の結末までを描いて
ちょうどの区切りで綺麗に締め括ってすっきり。

当方原作ファンである。

転生ものというよりも、ラブコメディとしてかなりオススメの作品。
多くの視聴者は、主人公カタリナを愛さずにはいられないだろう。
なぜかは観てのお楽しみ。

声優の実力、マッチング共に申し分ない。

キャラデザは作風にぴったり。
鮮やか、優しさ、癒しなど場面に応じて絶妙に変化する色調の背景。
絵画的でとても気に入った。

OP&ED、そして劇伴のセンスがとても良く
アコースティカルな魅力が素晴らしい。
カタリナ子供時代の宮廷音楽風の音楽、
そして学園編からは、穏やかで癒しのある
素朴で繊細な魅力ある楽曲も加わる。

コメディ要素も劇伴と作画で程よく演出していた。

<あらすじ>
ネタバレレビューを読む

★ 第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」
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★ 第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」
ネタバレレビューを読む
★ 第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」
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★ 第4話「魔法学園に入学してしまった…」
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★ 第5話「主人公の実家にお邪魔してしまった…」
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★ 第6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった…」
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★ 第7話「危険なダンジョンに入ってしまった…」
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★ 第8話「欲望にまみれてしまった…」
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★ 第9話「パジャマパーティーで盛り上がってしまった…」
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★ 第10話「破滅の時が訪れてしまった…前編」
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★ 第11話「破滅の時が訪れてしまった…後編」
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★ 最終話「最終イベントが来てしまった…」
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◎「はめふら」で見つけた新鮮な主人公像
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 30
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

観終わった

8話までの感想ネタバレレビューを読む

10話までの感想ネタバレレビューを読む

総評(重複あるのでこれだけ読めばいいかも)ネタバレレビューを読む

余談ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

かけがえのない、1人。

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
ジャンルは、異世界転生(なろう)・コメディ。

これは、「どちらかといえば」良い方のなろうです(笑)

いつもの「なろう」とはひと味違うので楽しめた反面、「やっぱり、なろうだな」と思う部分もあり、そのへんの、「良くも悪くも、なろう」という部分をレビューに書ければと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 41

79.1 10 異世界で貴族なアニメランキング10位
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (366)
1566人が棚に入れました
本のためなら巫女になる!「三度の飯より本が好き」な女子大生・本須麗乃が兵士の娘・マインとして転生した世界には、本がなかった。平民は識字率が低く、羊皮紙で作る本は高価でお貴族様のもの。そこでマインは決意する。「本がなければ作ればいい!」試行錯誤の末、商人のベンノと出会い、商人見習いになるために植物の紙を完成させるが、マインの体は「身食いの熱」に蝕まれていた。貴族が魔力を持つこの世界で、時に魔力を宿して生まれる平民がいる。それが「身食い」。増え続ける魔力を吸い取る魔術具がなければ、生き長らえることはできない。そんな時、洗礼式で神殿の図書室を発見したマインは、巫女見習いになりたいと神殿長に直談判する。すったもんだの末、マインは魔力を奉納する青色巫女見習となることが決まった。しかし、本来、貴族に与えられる「青の衣」を平民上がりのマインが纏うことを快く思っていない者も多く、マインの行く手は前途多難。問題児ばかりの側仕え、神殿の階級社会……。麗乃時代とも下町時代とも異なる神殿の常識がマインの前に立ちはだかる。果たして、マインが心ゆくまで読書できる日は来るのか!? そして、マインは本を作ることができるのか!?

声優・キャラクター
井口裕香、速水奨、田村睦心、子安武人、中島愛、小山剛志、折笠富美子、日野聡、前野智昭、内田彩、中博史、三瓶由布子、狩野翔、都丸ちよ、鈴木みのり、安野希世乃
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オッス、私、マイン いつか巫女になっぞ!(ホントはプリキュアになってビッキーに追いつきたい)☞願いは叶ったッ...!

前のあらすじ

転生前は大学生の本須 麗乃
彼女は本の雪崩に巻き込まれてしまい
気が付いたら兵士の娘マインに転生していた

本が読みたい一心で
まずはシャンプーを作り、パンケーキを作り、環境を開拓
そんな中、親父さんの同僚であるオットーが渡した石板を見つけ、字を書けることに幸せを覚えた

しかし本は貴族が読むものだから手は出せなかった。それでも諦めきれないマインはルッツと共に紙を制作していく中(彼には転生をバラした)、巫女見習いになれば本を読めるのではないかと最終的な考えが浮かび、家族に相談

そして交渉の席
神殿長が親を極刑にしようとしたのを必死で守ろうとしたので、体の中を蝕む身喰いが強引に吐き出され、怒りに身を任せ、神殿長を始末しかけたが、神官長によって説得され、無事に交渉を終えることができた

こっから(自分の意志を貫くから神なぞいらぬの)マインに待ち受ける運命は...

因みに、マインが神殿での交渉を終えた後、神官長は部下2人を下町に送り出し...

15話 神殿でも環境開拓
ネタバレレビューを読む

16話 人を使役したくないマイン
フラン(筆頭側仕え)=神谷幸広(アイマスsideM)
ギル(見習い)=のぞみ、サーシャ、加賀見かずや
デリア(見習い)=椎名法子(デレマス)
ネタバレレビューを読む

17話
ネタバレレビューを読む

18話
ネタバレレビューを読む

19話
ネタバレレビューを読む

20話
ネタバレレビューを読む

21話 キュアベーコンよ見ているか...
ネタバレレビューを読む

22話 やっとたどり着いた
ネタバレレビューを読む

23話 ここにユグドラシルあれば操れるのに...
ネタバレレビューを読む

24話 急にやってくるファンタジー
ネタバレレビューを読む

25話 身喰いの魔力の強さがここで分かる
ネタバレレビューを読む

26話 そして儀式を行って一先ず終わる
ネタバレレビューを読む

そんな中3期キタ!
となれば声優事務所の壁も高いからプリキュアの道は険しくなる...?

いや、そんな事は無かったッ...!
らんよ、過去世界だがもし貴女がすこやか町に来てたらどうなってた...?
ダルさん(ルッツ)を止められたか?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今期は下克上要素増えた感じ

神殿長には相変わらず嫌われるが、神官長の庇護を得て本作りに邁進する。

嫌がらせしたり、問題を抱えていたりする付き人、護衛どころか見下して傷つける兵。
見事に解決していく。
ネタバレレビューを読む

さらには、過去の記憶を共有するイベント。どうなるんでしょう。

ルッツも新しい道を歩こうしている。彼の存在も物語に欠かせない。

従ってくれない側仕えを味方にして、シキコーザを見返す件とか見ていて爽快だったし、マインをどんどん応援したくなった。
3期が楽しみ。


OP
つむじかぜ 諸星すみれ
ED
エフェメラをあつめて 鈴木みのり
OPも映像と楽曲がよき。踊っている映像とか草原を走り回っている映像が好き。
EDがやなぎなぎぽい雰囲気を醸し出していると思ったら作詞で関わっていらっしゃった。ゆったりとした良曲。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第十五章 『神殿の巫女見習い』
いよいよ神殿の巫女見習いになることになったマイン。神殿に入るまでの間、これまでのことをベンノに報告したり、カトルカールの試食会をしたりと、慌ただしく過ごす。そして、マインが神殿へ行く日がやって来た。フェルディナンドによって誓いの儀式が行われ、青色巫女見習いとして認められるマイン。そして、これからマインの身辺の世話をするという側仕えたちを紹介されるのだが……。

第十六章 『青い衣と異なる常識』
神殿での生活が始まった。新しい仕事を覚えていくマインだが、側仕えたちはマインに反抗的な態度を取る。中でもフェルディナンドの側仕えだったフランは、貴族らしさの欠片もないマインに仕えることに不満を持っていた。一方、マインも側仕えが信用できず、ちっとも神殿に馴染もうとしない。そんな中、寄付金を納めることになったマインはベンノを伴い神官長の元へと赴くことになった。

第十七章 『与えるべきもの』
フランの信頼を勝ち取ったマイン。しかし、ギルとデリアはまだマインを主と認めない。「与えるべきもの」を与えていないからだ。神殿では主が側仕えの衣食住を保証するのだ。マインは、麗乃時代とも下町とも異なる神殿での常識に戸惑いながらもギルに食事を与えるためにはどうすれば良いかを考える。一方、自分たちに歩み寄ろうとするマインの姿に、ギルとデリアの心も揺れて……。

第十八章『孤児院の大改革』
孤児院に案内してもらったマインは、飢えた幼い子供たちを見てショックで倒れてしまう。なんとか子供たちを救えないかとフェルディナンドに相談するが、孤児たちに対して責任を負えるのかと問われ、答えることが出来ない。しかし、飢えた子供たちの姿が頭から離れないマイン。大好きな読書も手につかなくなってしまう。そんな中、ルッツの一言からマインは孤児を救う方法があるかもしれない、と希望を見出す。

第十九章『大掃除と星祭り』
孤児院長に就任したマインは、手始めに孤児院の大掃除をすることに。さらに採集の仕方やスープ作りを教え、孤児院の環境を改善する。働けば報われることを知った子供たちは、率先してマインのために動くようになり、マインは子供たちから慕われる。そして季節は夏になり、子供たちにも星祭りを体験させたいと思うマイン。フェルディナンドの許可を得て、孤児院の庭でタウの実をぶつけ合うが、そこで不思議なことが起きる。

第二十章『ルッツの行く道』
ルッツが家出してしまった。ルッツが商人になることに反対していた父のディードと言い争いになり、飛び出してしまったらしい。一方、ベンノはルッツを養子にすると言い出し、ルッツの家族と険悪になる。どうすればいいのかと悩むマイン。フェルディナンドは双方の話を聞くようにと助言する。親身になってくれるフェルディナンドが意外なマイン。こうして、神殿でルッツの家族会議が行われることになる。

第二十一章 新しい側仕え
エーファに赤ちゃんが生まれることを知ったマインは、子供用の絵本を作ろうと決意する。絵本作りのため、絵が上手いヴィルマを側仕えにしてほしいと懇願するマイン。さらに、音楽の得意なロジーナも側仕えに加わり、マインは新たに二人の側仕えを迎えることになった。だが、ヴィルマは何か事情がある様子で、孤児院から出たがらない。一方ロジーナは、マインにフェシュピールという楽器を教えくれることになったのだが……。

第二十二章 ヴィルマと子供用聖典
本格的な絵本作りが始まった。マインはルッツやトゥーリ、孤児院の子供たちに協力して貰いながらインクを手作りし、試行錯誤をくり返して作業を進めていく。これまでの道のりを振り返り、ここまで来られたのはみんなのおかげだと胸がいっぱいになるマイン。一方、みんなが本作りを頑張っている姿を見て、頑なに孤児院の外に出たがらなかったヴィルマの心にある変化が起きていた……。

第二十三章 収穫祭のお留守番
秋になり、青色神官たちが収穫祭へと出発する中、マインは図書室へ行くことにする。久しぶりに本が読めると、うきうきするマイン。だが図書室の扉を開けたとたん、マインは茫然とする。図書室の中が荒らされ、本や資料が撒き散らされていたのだ。こうなったら十進分類法を使い、好きなように片づけようと奮起するマイン。一方、フェルディナンドはこの世界にはない不思議な知識を持つマインに疑念を抱くのだった。

第二十四章 騎士団からの要請
フェルディナンドから、冬の間、神殿に籠るようにと言われたマイン。家族に反対されるものの、神殿に残ることを決意する。マインには孤児院長としての、そして青色巫女見習いとしての責任感が芽生えていたのだ。そして、冬が近づいてきたある日のこと。騎士団から要請がきて、マインは儀式を行なうことになる。衣裳を着替え、貴族街へと連れて来られたマイン。そこには、鎧に身を固めた騎士たちが整列していた。

第二十五章『トロンベ討伐』
騎士団からの要請で、出動することになったマイン。フェルディナンドの騎獣に同乗し、空を駆ける。行き先は、森の奥。そこで、巨大化したトロンベが暴れているのだ。枝を振り回すトロンベを見て、驚くマイン。騎士たちは黒く変化させた武器で戦い、トロンベは弱っていく。だがその時、マインの護衛を任されていたシキコーザが、マインを平民だと見下し、威嚇したことで、とんでもない事件が起こってしまう。

第二十六章『夢の世界』
トロンベの討伐が終わると、マインは熱を出して寝込んでしまう。そして、ようやく回復したマインが久しぶりに神殿へ行くと、フェルディナンドの部屋に呼ばれた。フェルディナンドは、魔力がけた違いに多く、不思議な知識を持つマインの正体を見極めようとしていたのだ。フェルディナンドの薬を飲み、魔術具をつけたマインは眠くなり、気を失う。そこでマインが見たものとは--。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この世界で生きていく、静かな覚悟。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
「なろう」「異世界転生」という要素が、もしも視聴を妨げているのなら、本作に関してはその先入観を捨ててほしい。

異世界に転生した主人公が、本作りに奮闘し、自身の生き方や周囲の人の考え方をゆっくりと変えていく物語。

これは、「1期を観ていないとダメなタイプ」の2期だと思います。興味を持たれた方は、1期からの視聴をオススメします♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 30

73.2 11 異世界で貴族なアニメランキング11位
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (379)
1414人が棚に入れました
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで殺されてしまう...そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!そして無事、破滅フラグを回避したカタリナに新たな危機が!?勘違い? 人たらしラブコメディの幕が再び上がる。

声優・キャラクター
内田真礼、蒼井翔太、柿原徹也、鈴木達央、松岡禎丞、岡咲美保、水瀬いのり、早見沙織、増田俊樹、和氣あず未、子安武人、上坂すみれ、白井悠介、小倉唯

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なんだか物足りないような

続編は破滅フラグがもはや立てようがなくてひと段落しているのかドラマチックさに欠けている感じなのかなあ。
畑仕事に精を出して恋愛なんか興味ないという風だったけれども、意識させるような出来事ありで周囲の感情もはや駄々洩れ。
内容としてはそんな感じ。

うーんなんだか物足りないなあ。というわけで流し見してしまった。
声優は相変わらず良いんだけどね。

OP
アンダンテに恋をして! angela
ED
give me ♡ me 蒼井翔太
挿入歌
あなたがくれたヒカリ angela


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで殺されてしまう...そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!そして無事、破滅フラグを回避したカタリナに新たな危機が!?勘違い? 人たらしラブコメディの幕が再び上がる。

第1話 破滅フラグを回避したので文化祭で浮かれてしまった…
公爵令嬢カタリナ・クラエスは、自らに降りかかる「破滅フラグ」を見事回避して、学園生活を満喫していた。そんなある日、学園祭が開催されることを知ったカタリナは気合充分。準備に追われるジオルドたち生徒会と別れ、どんな物を食べようかと考えるのだった。

第2話 悪役になってしまった…
生徒会が主催する演劇で、役者の一人が怪我をしてしまい、急遽代役を探すことになってしまう。開演までの時間が刻一刻と迫る中、ソフィアたっての希望で代役を引き受けることになったカタリナ。どこかで聞いたことがあるような内容の台本を受け取り、彼女は舞台に上がるのだった。

第3話 囚われの身になってしまった…
舞踏会に向かう途中、何者かに誘拐されてしまったカタリナ。自分が誘拐されたことに実感が沸かず状況を飲み込めていない彼女は、部屋を訪れた犯人に自分が誘拐された理由を聞くも、はぐらかされてしまう。一方、犯人からの脅迫文を受け取ったジオルドは、カタリナを救出すべく調査を開始するのだった。

第4話 色っぽい執事と仲良くお茶をしてしまった…
カタリナ・クラエス誘拐事件の裏で暗躍していたのは、思いも寄らない人物だった。真犯人から聞かされる事件の真相に驚くカタリナ。しかし、彼女の明るさに心を揺り動かされた犯人は、次第に自分のことについて語り始める。そんな中、カタリナは犯人にある提案をするのだった。

第5話 弟たちへの愛が溢れてしまった…
カタリナ・クラエス誘拐事件の解決から一夜明け、王宮では第一王子ジェフリー・スティアートが、婚約者であるスザンナ・ランドールに自分の弟たちの素晴らしさについて熱弁していた。時を同じくして生徒会室で仕事に追われるジオルドとアランは、兄と過ごした幼いころをしみじみと思い返すのだった。

第6話 ひと夏の冒険をしてしまった…
ジオルドの熱烈なアプローチにたじたじのカタリナ。前世でも恋愛経験のなかった彼女は、どうしたらいいかわからずにいた。そんな中、王家の別荘への招待状を受け取ったカタリナは、気持ちの整理がつかないまま、別荘を訪れることに。しかしそこには、「幽霊が出る」という曰く付きの森があるのだった。

第7話 願いが叶ってしまった…
魔法省で働くラファエル・ウォルトは、見学に訪れたカタリナたちと再会する。一同はラーナ主導の元、古物商から手に入れたという魔法道具の実験を行うことに。『夢が叶うドールハウス』と名付けられたボロボロのドールハウスを前にカタリナは、固く閉ざされていた玄関の扉を開けてしまうのだった。

第8話 お見合いしてしまった…
ニコルは、かねてより相談されていたお見合いを受けることを決める。応募者たちとお見合いを進めていくニコルだったが、カタリナのことを思い浮かべてしまい、縁談は中々まとまらずにいた。そんなある日、妹のソフィアから気分転換にとロマンス小説を勧められるのだった。

第9話 キースがいなくなってしまった…(前編)
ジオルドの事を意識してしまい、戸惑うカタリナ。次の日、実家に戻った彼女は気分転換のため農作業に勤しんでいた。作業を終えたカタリナは立派になった農園を見せようとキースの部屋を訪れる。しかしキースは、部屋に居らず、残されていた手紙には「家を出ます」と記されていたのだった。

第10話 キースがいなくなってしまった…(中編)
キースを探すため、ラーナの協力を得て旅に出たカタリナたち。キースが失踪したのが自分せいだと思っているカタリナは、訪れた街でキースの手がかりを必死に探すも、有力な情報は得られずにいた。そんな中、囚われてしまったキースは、残してきた姉の身を案じるのだった。

第11話 キースがいなくなってしまった…(後編)
キースが誘拐されたと知らされたカタリナは、キースを助け出すため、アレクサンダーが指し示す屋敷へと向かう。マリアが強い闇の魔力を感知する中、屋敷内へ入り込んだ一同。厳重な警備を掻い潜り隠し部屋へとたどり着いたカタリナは、手足を縛られ横たわるキースの姿を見つけるのだった。

第12話 卒業式がやって来てしまった…
ついに今日、カタリナ・クラエスは魔法学園を卒業する。2年間の学園生活を振り返りながら、大切な仲間たちとの会話に花を咲かせるカタリナは、式後に王宮で開かれるパーティーへと参加する。そこでジオルドを始めとしたカタリナに想いを寄せるメンバーからの思い思いの告白を受けるのだった。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

破滅フラグは何処へ…

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
最近、まややん主演の作品が少ないので、この作品の視聴は絶対に外せませんでした。
それに、はやみんやいのりちゃんも出演されていますしね…

物語の方は、カタリナたちが満喫している魔法学園での出来事が中心に描かれています。
この作品のタイトルは、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」ですが、悪役令嬢のお姿は一体どこへやら…といった感じです。

時折、カタリナ脳内会議なる催しが幾度も開催されますが、彼女自身の立ち位置を決定付けているのは、熟考したときではなく無意識や咄嗟の言動が殆ど…
じゃぁ、あの脳内会議に何の意味が…!?
という点には触れないでおきましょう。

さて、今回はタイトルにもなっている、カタリナを貶める「破滅フラグ」は、すっかり影を潜めていました。
寧ろ、逆ハーレム要素だけが半端無く強くなった印象を受けたのは私だけでしょうか…

でも、カタリナの場合、逆ハーレムとは少し違うんですよね。
一般的に複数の異性を侍らせるのがハーレムの定義だとすると、カタリナの場合には同性からも異性同様の人気がありますから、見ていて特有のいやらしさを感じないんですよね。
まぁ、急に色恋沙汰に対して訳が分からなるなどの「あざとさ」が感じられないのも好印象…

そういえば、この作品がwikiで紹介されていましたが、ジャンルは「異世界ファンタジー、喜劇」だそうです。
異世界ファンタジーは理解できますが、喜劇…!?

カタリナが国外追放や死亡という結末を回避するため奮闘を繰り返していましたが、それを「喜劇」とバッサリと切り捨てて良いのでしょうか…
まぁ、カタリナがフラグを回避するため「奮闘」していたと言うのは、少し言い過ぎかもですけれど^^;

しかし、カタリンは同性異性の分け隔てなく誰からも好かれる理由は一体何なんでしょうね。
彼女の何がそんなに周りの人間を魅了するのか…
誰にでも分け隔てなく接する点は彼女の魅力の一つだと思いますが、これは決して特別なことではありません。
農作業に命燃やしている点は貴族としては珍しいと思いますが、これだって特別枠に括れる行動ではありません。
もしかすると、そういうオーラを身に纏っているとか…?

公式サイトのキャラ紹介欄には「無自覚に人をたらしこむ天性の人たらし。」と記載されていましたが、これが本当なら一番質の悪いヤツかもしれません。
時には無自覚も罪…ということをカタリナに是非教えて差し上げたいですよ。

と、カタリナの魅力の本質はさっぱり分かりませんでしたが、1期同様しっかり堪能させて貰いました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、angelaさんによる「アンダンテに恋をして!」
エンディングテーマは、蒼井翔太さんによる「give me ♡ me」

1クール全12話の物語でした。
そう言えば、映画化が決定したみたいですね。
最終話に、伏線が含まれていたのでもしや…と思っていましたが、想像以上に早めに発表されたのは嬉しいサプライズでした。

カタリナの破滅フラグ回避に向けた雄姿をしっかり見届けようと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 31
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

せっかく綺麗に終わった「はめふら」なのに、

どうして、人気があったからって、
無理やり2期制作なんてしちゃうんですか?!
って、正直言って、思っていました。

どうせ1期で勢揃いした攻略目標キャラたちと、
カタリナとの間でちょっとした揉め事や行き違いが起こって、
派手派手にハート飛び交う賑やかな逆ハーレムでしょって。

あるいは、ひょっとしたら、
乙女ゲーム「フォーチュンラバー」の続編が、
元の世界で発売されていて、
カタリナには新たな破滅フラグが林立するの?
なんていうことも想像していたりして、
どっちにしても、
自分が生き残ることに全精力を傾けているうちに、
悪役顔+農業スキル持ちの真っ直ぐな女の子になってしまって、
みんなを虜にしちゃうカタリナが可愛いから、
やっぱり観てしまったわけですね~(笑)

そうしたら、私の予想は、ネタバレレビューを読む見事に斜め上にハズされて、
すごく、
良かったなあって、
そう思っています♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 44

72.1 12 異世界で貴族なアニメランキング12位
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第3部(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (189)
753人が棚に入れました
誰もが本を読める世界へ 神殿の青色巫女見習いになったマインは、ルッツやトゥーリ、孤児院の子供たちと共に、子供用の聖典絵本を作った。 マインの本への情熱は高まるばかり。ヨハンやハイディにグーテンベルクの称号を与え、次なる目標・活版印刷を目指す。 だが、そんなマインの行く手に暗雲が立ちこめる。 強大な魔力と不思議な知識をもつマインに利用価値を見出した貴族や、マインに恨みをもつ貴族が、マインを密かに狙っていたのだ。 安全のため、マインには護衛騎士がつくことになった。 さらに、フェルディナンドはマインに、貴族であるカルステッドの養女になるようにと命ずる。 それはマインの身を守るための命令だったが、大切な家族と離れたくないマインは受け入れることができない。 そんな中、マインの家族に新しい命が誕生する。 エーファがカミルを出産。マインは姉となったのだ。 そして、神殿では身食いの捨て子、ディルクを育てることに。側仕え見習いのデリアはディルクを家族同然に可愛がるようになる。 守りたいものが増える中、マインを狙う魔の手はすぐ近くまで迫っていた。 マインはどうなってしまうのか!?


声優・キャラクター
マイン:井口裕香
フェルディナンド:速水奨
ジルヴェスター:井上和彦
カルステッド:森川智之
ダームエル:梅原裕一郎
ルッツ:田村睦心
ベンノ:子安武人
トゥーリ:中島愛
ギュンター:小山剛志
エーファ:折笠富美子
オットー:日野聡
コリンナ:衣川里佳
マルク:前野智昭
フリーダ:内田彩
ギル:三瓶由布子
フラン:狩野翔
デリア:都丸ちよ
ロジーナ:鈴木みのり
ヴィルマ:安野希世乃
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アニメとしては区切りかな

The story to be told is overということはこれで終わらせるのかな。
to be continuedて出たからどうかな?

自分の強大な力でもって下剋上できそうな気もするけど、時代のせいか身分や権力者の後ろ盾がないとダメってのは難しい。

新しく弟ができたり、孤児を育てたり。新たに絵本を開発すべく絵具開発など、まったりした時間が流れつつも、毎回悪巧みしている神殿長が…。
愛人なんて馬鹿な考えをまんまと利用されてしまって。
ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む思わず涙が出てしまった。
家族愛が好きなんです。

最終回前までは流して見る感じだったけど、最後は涙腺が緩い自分に刺さってしまった。ただ、キャラクターが多すぎて時折、誰だったか把握できてないのが玉に瑕。


OP
あの日のことば 東山奈央
ED
言葉にできない 坂本真綾
OPの作詞は藤原さくら。良い感じの歌詞と思います。OPで間を持たせるのって難しいのか走らせちゃうよね笑。
EDは作詞・作曲も坂本真綾さん。出産おめでとうございます。
映像は本・印刷技術の発達を時系列ごとに。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第二十七章『冬の始まり』
秋の終わり。マインは聖典絵本を量産して売り出したり、鍛冶職人見習いのヨハンにパトロンになって欲しいと頼まれたり、次の目標へ向けて精力的に本作りに取り組んでいた。だがそんな中、インク協会会長のヴォルフが、マインのことをかぎ回っていることがわかる。マインはベンノからある事を提案されるのだが……。

第二十八章『冬籠もりと今後の話』
神殿で、冬籠もりをすることになったマイン。だが、早々にホームシックになってしまう。さらに、ベンノとフェルディナンド、カルステッドとの会談では、ヴォルフが危険な人物で貴族とも繋がりがあることが判明。不思議な知識と強大な魔力を持つマインは、貴族たちからも狙われる存在だったのだ。危険を回避するためにフェルディナンドが下した決断とは!?

第二十九章『奉納式と春の訪れ』
マインの護衛として騎士のダームエルがつくことになった。おかげで出歩くことができるようになったマインは、図書室に行けると大喜び。奉納式を行ない、小聖杯に魔力を満たす職務を果たしながらも、下町へヨハンに注文していた品を受けとりに行く等、本作りへの情熱は失わない。そして春が近づき、家に帰れる日を心待ちにするマイン。だが、そんなマインに残酷な事実が告げられる。

第三十章『祈念式』
祈念式へ向かうことになったマインたち。そこへ、ジルヴェスターという青色神官が現れる。自由奔放なジルヴェスターにからかわれ、戸惑うマイン。ジルヴェスターを牽制しながら各地の農村を回り、祈念式を立派に務める。そしてマインたち一行は、以前からマインに興味を持っていたというゲルラッハ子爵のもとを訪れることに。だが、その日の夜--。大変な事件が起こってしまう!

第三十一章『青色神官の贈り物と帰宅』
祈念式を終え、マインたちが神殿に帰って来た。ジルヴェスターは、孤児院や工房を見てみたいと、マインを案内係に任命。聖典絵本を作る様子等を見て回る。そして去り際、ジルヴェスターはマインに、「いざという時のお守りだ」と、黒い石のついたネックレスを渡す。一方、ジルヴェスターと共に本作りの様子を見たフェルディナンドは、マインの技術は歴史を変えてしまうと、危機感を募らせるのだった。

第三十二章『神殿の捨て子と色作り』
久しぶりに家に帰ったマイン。弟のカミルが生まれ、これまで以上に本を作ろうと決意する。そんなマインの前に、強力な助っ人が現れた。インク職人のハイディだ。好奇心旺盛で研究熱心なハイディは、すぐにマインと気が合い、色インクの開発が始まった。試行錯誤を繰り返すマインとハイディ。そんな中、神殿では捨て子の赤ん坊、ディルクの面倒を見ることになる。

第三十三章『デリアとディルク』
赤ん坊のディルクが、高熱を出してしまった。ディルクを可愛がり、親身に面倒を見ていたデリアは、心配でたまらない。症状を見て、ディルクが身食いではないかと気づいたマイン。フェルディナンドと相談の末、ディルクを守るために、身食いであることを隠して育てることにする。マインは、ハイディと共に色インクの実験を進めつつ、神殿でディルクの世話をしていたのだが……。

第三十四章『不穏な動き』
ハイディの工房からの帰り道。非常事態を知らせる鐘が鳴り、救援信号の赤い光が上がる。何があったのかと、不安になるマイン。状況がはっきりするまで、マインは安全のため、家に引きこもることになった。束の間の家族との時間を過ごすマイン。そして、ようやく外出を許されたマインが神殿へ行くと……。そこに、ディルクの姿はなかった。そしてマインに、さらなる危機が襲いかかる!

第三十五章『黒いお守り』
門番のミスで、他領の貴族の馬車が町に入りこんでしまった。マインが狙われていることを知っているギュンターは、マインを守るために奮闘する。だが、謎の男たちに襲われてしまうマイン。ジルヴェスターの言葉を思い出し、黒いお守りに血判を押す。しかし、状況は何も変わらない。そんな中、マインを狙う者たちが、ついに牙を剥く!そして、ディルクも巻き込んだ神殿長たちの陰謀が明らかになる。

第三十六章『祝福』
不当な契約を迫る神殿長とビンデバルトに、魔力を暴走させたマイン。そこへ現れたフェルディナンドは、ビンデバルトと対戦する。さらに一同のもとへ、ジルヴェスターとカルステッドもやって来た。神殿長とビンデバルトは、自分たちに刃向かったマインに、罰を与えてほしいと要求。一同の裁定が行なわれる。そして、マインは大切な家族に、一つの決断をしたことを告げることになる--。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

話に一区切りついた感じかな。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

祝4期 正直言えばなぜ4期が来たのかわかりませんけど。

 4期がなんとWIT STUDIOで制作とのことでビックリしました。ただ、ひょっとしてNHKとかで完結までやってくれるの?という期待もあります。2部まで原作7巻分で3クールかな。合計33巻あります。あと12クールくらいあると完結しますかね?
 本当に3部以降どどんどん面白くなりますので、是非実現してほしいです。

 独自性と言う意味では、これ以降若干薄れてきます。本が中心ではなくなりますし、貴族に入ってローゼンマイン無双が始まります。学園パートに入りますが、凡百のなろう系の学園とは違い意味性が深いです。そして俺TUEEEとはほど遠いです。それだけにカタルシスが大きいストーリーになります。コミカルなパートも増えてきます。

 そして、面白いキャラがどんどん登場します。アンゲリカ、ハンネローレなどは最高です。なんといってもハルトムート、クラリッサがいいんですけど、それは4部以降ですね。

 でまあ、正直言うと今までのパートは、いいんですけど原作版の面白さがすべて引きだせているかな、という疑問はありました。世間的な評判もそれほど感じません。なので、なぜ4期なのかさっぱりわかりません。わかりませんが、WIT STUDIOですので、これから大事になる魔法パートの描写に期待です。






1話 マインちゃんの青髪のこの独特の髪の光沢…ツヤをみると、ああ下剋上来たなあという感じです。ついに金属活版にインクですか。粘土板や紙作り、コンテンツなどを経てついにここまで来ましたね。

ネタバレレビューを読む


3話 ちょっとペースが速い?

ネタバレレビューを読む

10話 あーここで終わりかあ。これから本番でどんどん面白いのに…

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

65.6 13 異世界で貴族なアニメランキング13位
英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (207)
664人が棚に入れました
自由を望んだ英雄王が、美少女転生して最強騎士無双!!!! 異世界最強 TS 転生ファンタジー! 女神の加護を受け『神騎士』となり、巨大な王国を打ち立てた英雄王・イングリス。 やがて年老いて天に召される直前、「国と民に尽くした一生では、自分自身の武は極められなかった。次の人生では、自分のために生き、限界まで鍛え抜いてみたい」と強く望む。 その願いは女神に聞き届けられ、遥か未来へと転生を果たした…… しかし、生まれた先は騎士の名家の『娘』!? そして何故か、騎士失格の烙印を押されてしまうが…… ――「むしろ好都合。出世をせずに最前線に居続けられる。実戦に勝る修行はない!」 幼馴染みであるラフィニアの従騎士として修練を積むために王立騎士アカデミーへの入学を目指す。 麗しき世界最強の見習い騎士♀の伝説が始まる――!
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

伝説の勇者の前説

●【獣】の種族、リップルさんは仮想通貨界の希望の星か?
ネタバレレビューを読む


バトルジャンキーが性転換転生するという荒業、なんだそれ?的な作品でございました。

面白いかどうかはもはや個人的にはどうでもよく、むしろ面白くなくても
設定だけはいつもいつも何故か堅いなろう系には目が離せません。

「ハイランダー」という言葉と概念を広めた功績は計り知れないものがあると
個人的には本作を高く評価しています。

話は少し前に戻ります。
ネタバレレビューを読む

●「ハイランダー」の血族

今回「イー【ベル】」という名のネタバレレビューを読むの話もまだまだ続くということになるでしょう。


●「ゴーストハンド」が発動する世界
例えば「ハイランダー」と言う設定を含め、なろう系作品のすべてが申し合わせたかのように
ネタバレレビューを読む視聴者は何を思うでありましょうか?


TS異世界転生ものと言う意味でゴリゴリないつものパターンでありますが
TSものと言う割には他2作品に比べるとジェンダー要素は薄いという意味では
味付けはさっぱり風味なようにも思えます。

本作など特に当てはまることでありますが、なろう系作品などは原作者がゴーストライターでも
全く問題ないと言いますか、むしろゴーストである方が都合がいいというくらいに、ある特定の
作品傾向あるものを連発できるのは、なろう系の強みであるとさえ考えられます。

なろう系の物語の出来栄えについて言うならばほぼほぼ大したことが無いという結論になりますが
但し設定といいますか、裏設定について言うならば、新人作家の類が宮崎駿氏や庵野氏と
同レベルのディープな世界観を簡単に理解し簡単に再現してるようなところあり、
それについては違和感めいたものを感じずにはいられません。

例えばファンタジー作品に「ハイランダー」という種族が出てきたとしても何の違和感も
ありませんが、ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

世界観・キャラ・ストーリーが良く練れていてテンポもいい作品です。

 話の展開にスピード感があって、思っていたよりも沢山のエピソードがポンポンと進んで行くのが良かったです。
 設定は、上下の世界の関係とか、ハイラルメナス、魔石獣、マナ、エーテルなども良く考えて散りばめていて面白い世界観を構成していました。

 その世界の謎を解きながら強くなってゆくという部分が、英雄王転生設定ともなかなかうまく融合しています。
 被支配者側に主人公を置くことで解放のストーリーになっていて分かりやすいしその割に単純ではなく、3つ巴の集団の配置がストーリ-の奥行きになっていました。結果としてキャラの個性が活きていたと思います。

 途中で終わってしまいましたが、一応強敵を倒す部分と若干謎が解ける部分もあるので、尻切れトンボ感は少なかったです。ただ、続きはやって欲しいですけどね。

 文句があるとすると、英雄王(ヒロイン)がどうやってどれくらい強くなっているという部分が分かりづらかったので、最後の魔石獣を倒した時のカタルシスが弱かったです。敗北の場面を中盤に1か所いれるだけで「強くなる」というテーマがさらに強調されて随分印象が変わったと思います。

「なろう」小説なんだと思いますが、出版小説的な設定・ストーリーの構成・作り方がしてあるのが面白さにつながっていると思います。

 アニメの質ですが作画は悪くない水準に仕上がってました。手放しでほめるような感じでは無いですが、緩急をつけて決めるべきところはちゃんといい作画になっていました。まあ、お風呂とか女子だけですけど。
 キャラデザは平凡ですが普通に可愛かったと思います。時々不思議な質感の場面があるのは英雄王設定を引き立てようとしたんだと思いますが、ちょっと戸惑いました。

 音楽性はちょっと残念ですが、OPアニメの作画は良かったです。

 ということで、意外や意外というと失礼ですけど、平凡な異世界転生なろう系と思っていましたが、結構高い水準の作品でした。いい出来だったと思います。

 調整して平均の評価4にしたかったですが、どう考えてもこれ以上は高くできないので、3.9が妥当な水準かなあ。ただ、満足度は評価点以上あると思います。


 



以下 1、2話時点の感想です。


1話 期待枠、しかし、俺TUEEEだけの雰囲気も。作画・演出・キャラデザは良いです。

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2話 ああ…これは面白いかも。ヒロイン(じじい)のキャラも良い。

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 12
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

武闘派ヒロイン

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

67.9 14 異世界で貴族なアニメランキング14位
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (169)
535人が棚に入れました
公爵令嬢リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナーには秘密があった。それは『20歳で命を落としては5年前の婚約破棄の瞬間に戻る』こと。 商人、薬師、侍女、騎士など様々な生き方を存分に満喫してきたが、7回目を迎えた今回の人生こそ長生きしてごろごろすると決心する。 しかし、決意を胸に城を飛び出そうとしたところ、残虐と名高いガルクハイン国の皇太子アルノルト・ハインと邂逅。 彼こそ騎士人生でリーシェを殺した張本人だが、妙に気に入られ――「願わくはどうか――どうか、俺の妻になってほしい」 生き残るため、戦争を起こさせないため、過去に得た経験を駆使し、敵国の花嫁となったリーシェの7回目の人生が始まる。

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

野郎側の変化が楽しみになるとは・・・。これは要続編かなぁ。

実は視聴する気があまりしなかった作品でしたが・・・フツーに面白かったです。
なんで見たのかというと、暇だったから・・・w。

第1話の途中までは、うーん、どうしようかなぁー、と思いながらの視聴でしたが、主人公のリーシェのキャラ絵が少々少女漫画っぽかったので、苦手な部類だったんでよねぇ。
他のキャラクタさんも美形美形していましたし・・・。

ですが、意外とサバサバ系で、ループ時の経験を存分に活かしクレバーな立ち回りをしていくというところで、視聴を継続しようという思いに至りました。

この手の「悪役令嬢もの」をいくつか視聴してきた経験を基に思い起こしてみると、なんだかハズレ率が意外と少ない気がしています。
ただ、テンプレ要素満載という事で、主人公の魅力が大きくものをいうのではないか、との思いは常にあります。
そういった意味でも、今作のリーシェ嬢はなかなかに思い切りがよく、目的意識をもって立ち回っているので観ていても、当方の集中力が切れることが無かったので合格点だったのではないかと思います。

物語としては、当初あった「自身が○されるのを回避しよう」というところから転じて、ハイン殿下が起因となる「戦争を回避しよう」、なんなら「ハイン殿下の真意を突き止めよう」的なところに視点が移っているような気がしています。
これは、リーシェ自身が多くの人の「幸せ」に重きを置いている姿勢からもうかがい知ることができます。

物語自体は、いくつかのエピソードと都度登場する人物たちとの人間関係、信頼関係を構築する形で進んでいきます。
私の個人的な感想で言うと、好きなパターンです。

ただ、最後の最後まで婚約者のハイン殿下の「真意」が見えてこないんですよねぇ。
少しづつ、変化をしているように見受けらるのですが・・・。
いや、まさかオッサンになって美形の野郎キャラの変化に着目するとは思いませんでしたが、ここが物語全体のキーとして最後まではっきりすることが無かったんですよねぇ。
なので、レビュータイトルの「要続編」というワードとなります。

作画については、標準以上ではないかとの評価です。
若干、少女漫画チックな美形さん揃いなので苦手意識もあったのですが、きったないのを見ているよりは全然いいですし、少女漫画度も私が敬遠するほどでもなかったです。
特別、破綻や乱れも無かったですし、カチッと作られていて好印象でした。

声優さんは、特に違和感はなかったですかねぇ。
ハイン殿下の鋭いお声はなかなかに特徴的でしたが、キャラにあっていたと思います。

音楽も、とりわけ刺さるというものでは無かったかもしれませんが、OPは割と好きでした。
バックの絵もそうですね。

キャラの評価は、総じてどのキャラも美形さん、それぞれが落ち着きがあってよかったです。
視聴の障害にはなりませんでした。


で、一応、今作は最後まで視聴をしたのですが、
謎とは言わないまでも、まだまだ見えてきていない点が多くあり、物語自体も途中で終わっている感が満載です。

個人的な感想になりますが、これは要続編ではないかと。
まだまだ、ハイン殿下自身の変化も含め今後の動向も気になりますし、リーシェ自身のこれからの出会い、人間関係の構築、そしてハイン殿下との関係性も気になるところです。

あ、なんか言い忘れていましたが、リーシェ自身が設定した制限ではあるのですが、それに律義に付き合うハイン殿下のとの間で、やっぱりちょっと背中のくすぐったくなる様な演出も幾度も登場します。
この作品自体、ギャグ要素やデフォルメ演出などほとんどなく、カチッとした作りになっているので、まぁ、そういった演出の直撃コースです。
まぁ、それほどしつこい感じでは無いのですがwwwこちらの方のドキドキがお好きな方も楽しんで観られるのではないでしょうか。


どうなんかなー、機会があれば続編を視聴してみたいけどなぁ。


そんな作品でした、機会がありましたらご覧くださいませ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

婚約者は、かつて私を殺した人――

この作品の原作は未読ですが、長谷川育美さんが出演すると知り視聴を決めた作品です。
今期、長谷川さん大活躍ですよね。
「弱キャラ友崎くん」のみみみ役、「望まぬ不死の冒険者」のギルド職員であるシェイラ役、そして本作品と絶好調なのではないでしょうか。
そう言えば、「葬送のフリーレン」のユーベル役もでしたね^^

個人的に推しの声優さんが活躍するのは素直に嬉しいです。
後は体調を崩さないことを祈るだけです。


公爵令嬢リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナーには秘密があった。
それは『20歳で命を落としては5年前の婚約破棄の瞬間に戻る』こと。
商人、薬師、侍女、騎士など様々な生き方を存分に満喫してきたが、
7回目を迎えた今回の人生こそ長生きしてごろごろすると決心する。

しかし、決意を胸に城を飛び出そうとしたところ、
残虐と名高いガルクハイン国の皇太子アルノルト・ハインと邂逅。
彼こそ騎士人生でリーシェを殺した張本人だが、妙に気に入られ——

「願わくはどうか——どうか、俺の妻になってほしい」

生き残るため、戦争を起こさせないため、過去に得た経験を駆使し、
敵国の花嫁となったリーシェの7回目の人生が始まる。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

本作品の主人公であるリーシェ・イルムガルド・ヴェルツナーは、リゼロのスバルと同じ「死に戻り」の能力の持ち主です。

1回目の人生の際に商人を経験して以降、ループごとに薬師・錬金術師・侍女・狩人・男装騎士としての人生を送ってきて、今度が7回目のやり直しになります。

何度も繰り返してきた死に戻りに関する気持ち的な部分にはあまり触れていませんでしたが、死に戻りに対する恐怖は、既にリゼロで刷り込まれ済みです。
一番怖いのは、次に必ず死に戻れる保証が無いこと…

普通、誰にだってそんな能力はありません。
でも確実に戻ってくることができるなら、それを加味した一手を打つことができるんです。
たった一手の違いしかないかもしれません。
でも、この一手が後により優位な条件を引き出せる鍵になっているのを私たちは知っています。

この作品はそんな死に戻りの特性を上手く活かした作品であると言えましょう。
ですが、この作品の本質はそこにありません。
思い返せば、ただの一度も無駄なループなんて無かったと思います。
いつも精一杯で、色んな教養や知識、技術を身に着けてきました。

だからこそ、今のリーシェがあるのです。
そして今回もリーシェはとある目的に向かって全力全開です。
それは、これまで何度繰り返しても乗り越えらえれなかった壁を乗り越えるため…

こんなにも直向きなキャラを長谷川育美さんが演じるんですよ。
俄然視聴が楽しみになるに決まっているではありませんか!
こんな気持ちを絶やすことなく最後まで完走出来た事を嬉しく思います。

アニメーション制作会社はスタジオKAI×HORNETSさん。
スタジオKAIは、「ウマ娘 プリティーダービー」を、HORNETSは「ソマリと森の神様」などを手掛けた制作会社です。
作画も個人的には多きな乱れも無く良かったと思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、土岐隼一さんによる「Another Birthday」
エンディングテーマは、THE BINARYさんによる「消えない」

1クール全12話の物語でした。
個人的には見応え十分な作品でしたが、続編となると原作が既刊6巻までしか発刊されていないので、少しストック不足なのかもしれませんね。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

6話まで視聴。何やかんやあって捕まる主人公!そして無双する!

2023年8月時点でシリーズ累計発行部数は85万部を突破している。
稀にやるマンガ表紙買いしたら個人的当たりだったね!作品。
ただアニメのOPの踊りはちょっと…。

ループは7回目なのでショートカットします!

何時もの別の子が好きなのでアレコレ捏造して婚約破棄してやんよ!

最初こそ取り乱すが毎回毎回同じ事の繰り返し…。
考えて考えて…考え抜いた!王子の罪状読み上げをカットするようになってしまう。
更にはハイハイ婚約破棄ね…婚約破棄すら言わせない!

リーシェはどうしたら家から金目の物を持ち出し、最短ルートで目的地に着けるかな?と考えるように。そうだバルコニーから飛べば良いんだ!を実行!がアルノルトに見つかってしまう。
おもしれーオンナ展開来たー∩^ω^∩

膝を付き結婚してくれ展開!
毎回ループでアルノルトが関わっていた戦争に巻き込まれて、5年後の20歳で死んでしまうので、一緒に居たら原因分かってループから抜け出せる上ぐーたら出来るんじゃない!?
なので婚約。

剣を抱きしめ寝ているリーシェにアルノルトが手を伸ばそうとするが…、
触る前に気配を感じ剣を抜こうとする主人公!実はアルノルトの剣でしたとさ。

まあこんな感じです。
気になったらアニメよりマンガがオススメ。
何でかと聞かれると唇ツヤツヤ更に全体的にツヤツヤ、個人的どうしてこうなった!
マンガは作画がホント綺麗で、何時ものマンガのままでアニメ化して欲しかったヤツ。

主人公スゲーの何時ものなろうですが個人的オススメ作品です。
アニメ化自体は嬉しかったのは確か。なので最後まで視聴です。

6話まで…と言うか書きたいのがあったので。

リーシェ、アルノルトの弟テオドールに誘拐され捕まるが…。
圧倒的な力で男が10数人いたのが残り1人だけに…最後の1人は手を上げ降参!
リーシェはこの時、どう見ても体の具合が悪かったと言うね…ヒェッ

強いから安心して見てられるw
コレ見るとやっぱり気になるのは過去回かな?どんな鍛え方すればこうなるのか気になるw
そして出来れば、回想ではなくふつうにやって欲しかったけどね。

脱出してアルノルトとテオドールがいる場所に。
見た感じスカートが破れてるだけで傷が一切無い。

驚くテオドールに説教するリーシェ。

「捕らえた捕虜からは目を離してはいけない。
例え鍵付きのドアでも1人きりにするなど論外。
同室内に2名以上の見張りを置く事。
身体検査は必ず複数人で行う事。
服など着せたままにせず全裸にでもするのが最適。
武器や脱走用の道具を隠せなくなりますから。
後ろでにして手枷をはめた後、柱や寝具などに縛り付けるのが1番。
コレでも生温い。1番やるべき事が何なのかお分かりですか?
両手両足の骨を折るのです。折った手足を拘束し持ち物を奪って集団で見張る。
敵を捕えると言うのはそう言う事です。」

コレを書きたかったwお菓子でコレをやって欲しかったよw
コレならツッコミ入れずに済んだのに…。

物語最後に「2度と自分の命を張るようなマネはするな。」
1度戦場で言った言葉を覚えてるの良いね。
「分かったから泣くな。」w
とりあえず、めでたしめでたし。

でリーシェは倒れてベットの上にそれから姉上で終わり。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

62.8 15 異世界で貴族なアニメランキング15位
転生貴族の異世界冒険録 ~自重を知らない神々の使徒~(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (180)
531人が棚に入れました
偶然居合わせたコンビニで、少女をかばい死んでしまった椎名和也。気づくとそこは、夢にまで見た剣と魔法の世界だった! 貴族の三男カイン・フォン・シルフォードとして、転生していた彼は、早速様々なものに興味を持つ。そして迎える五歳の誕生日、慣習に倣い教会で洗礼を受けてみると…… 神々から与えられていたのは数々の加護、更には規格外としか言いようのないとんでもステータスだった! 転生生活はバトルに恋に勉強に、やりすぎくらいが丁度いい!? きっちり頑張るのになぜかきっちり怒られる、カインの異世界はちゃめちゃライフ、始まります!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

考えなしに力を振りかざすクソガキの話

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

なろうの映像化など、愚民相手の商売よ!という、割り切りが潔い。かなりヤバいやつ。

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.19

 最後までカイン様ゴイスー!ゴイスー!でした。転生なろう系の中でも随一のゴイスー成分過多でした。

 神々も絡んできているようなそうでも無いような半端な奴らばかりで、ラストの悪い神もやっつけたのか何なのか良く分かりませんでした。

 雑に主人公の取り巻きが増えるのも、キャラの無駄使いでした。

 こいつは一期で終わっておくやつですね!そして、早々に忘却するのが良さそうです。

……………………………………………………………………… 

 7話まで観ました。2023.05.17

 冒険者になって許嫁がまた一人増えました。成人したエルフ族の発情した雌犬です…。気持ち悪いですね。ショタに発情する痛い異常性欲者ですが、異世界ならOKなようです。

 6話で転生者だとカミングアウトしましたが、やっぱり皆んなゴイスー!ゴイスー!としか言いません。

 親からしたら、息子に産まれた頃から記憶があるなんて、すげぇ気持ち悪いと思うんですが…。

 奥さん…母乳ご馳走様でしたーゲヘヘ〜。乳母の方が大っきくて美味かったッスヨ〜てな感じで、まさに悪夢なんですが…。

 周りの人間の反応に人間性が感じられない所が良いですね。王様も、主人公に王位を譲るなんて軽口をたたきますが、この国は大丈夫なんでしょうか?

 何か、神々も恐れる凄い悪い奴がいるそうですが、登場人物全員頭がパーなので、緊張感のかけらもありません。物語がどこに漂着するのか、とても楽しみです。
………………………………………………………………………

 5話まで観ました…。2023.05.01
 
 これ、歴代なろうの中でも最低な部類なのでは…。ある意味スマホ太郎以下です。

 5話でカイン君は屋敷を貰います。おもてなしの大宴会だ!

 荒れた屋敷を魔法で浄化アンド修復!ガラス製のグラスも魔法で作り、炭酸シュワシュワのお酒も用意!

 メインディッシュはハンバーグ!トイレはウォッシュレット!ゴイスー!ゴイスー!

 馬鹿なの?

 魔法で何でもやれるんだったら、もっと凄いことが出来るのでは?

 ナーロッパの貴族は普段どんな生活しているんですか?馬鹿にしすぎてません?

 ハンバーグなんてクズ肉こねただけだろ!とか、酒の醸造過程で発泡性の酒くらい出来るだろ!とか、ウォッシュレットでケツの糞を流すなんて!とかのツッコミのひとつも入りません。

 何故か現代人が使っているものを大絶賛します。まさに、ナーロッパで白人様に認められたい、仕組みは良く分からないけど、現代日本のものサイコーな、日本ゴイスーポルノです。

 何でも魔法で作るため、他のなろうより質が悪いです。現代の技術へのリスペクトも全くありません。

 視聴者なんて、世の中の仕組みに興味すらない、無能なエンドユーザーに過ぎず、この程度の話で大喜びする知能しか持っていない愚民だろ?という、制作者側の思惑が見え隠れします。

 どこまで視聴者を馬鹿にした話を作れるのか、目が離せません。

………………………………………………………………………
 2話まで観てのレビューです。2023.04.10

 全ての設定がどこかで観たやつです。以前観たなろうを2Pカラーでまたやっているような感じがします。

 まだ、主人公の子供時代ですが、自重しなさ爆発の俺tueeeeee!です。大きくなったらハーレム形成でしょうか。

 冴えない時代の冴えない社会で生きている我々ですが、欲望の代替がいつものやつで良いのでしょうか?

 何か…絶望しそうです。まぁ、キャラクターのデザインは比較的マシなので、視聴継続です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

カインの異世界はちゃめちゃライフ TVアニメで始まります!

この作品の原作は未読です。
まなてぃ、うっちーが出演すると知り視聴を決めた作品です。

私の中だけかもですが、まなてぃ、こと石見舞菜香さんの快進撃が止まりません。
今年に入り、主要登場キャラを毎クールで2作品は出演されています。
2023年冬アニメでは、「転生王女と天才令嬢の魔法革命」のユフィリア・マゼンタ役、「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」の椎名真昼役など、物語の核になるキャラを演じられています。

そして2023年の春アニメでは、本作品、「ワールドダイスター」の鳳ここな役、そして、「【推しの子】」の黒川あかね役ですよ!
これは快進撃が止まらないと言っても過言ではありませんよね。


偶然居合わせたコンビニで、
少女をかばい死んでしまった椎名和也。
気づくとそこは、夢にまで見た剣と魔法の世界だった!
貴族の三男カイン・フォン・シルフォードとして、
転生した彼は、早速様々なものに興味を持つ。

そして迎える五歳の誕生日、
慣習に倣い教会で洗礼を受けてみると…

神々から与えられていたのは数々の加護、
更には規格外としか言いようのないとんでもステータスだった!

転生生活はバトルに恋に勉強に、やりすぎくらいが丁度いい!?
きっちり頑張るのになぜかきっちり怒られる、
カインの異世界はちゃめちゃライフ始まります!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

最近、よく見かける「チート系転生モノ」の作品です。
その強さは尋常では無く、もはやヒトの成し得る領域を超えているようにも見えますが、本人には全く悪気が無いのでチート系でも個人的には全然許容範囲…

そして、これもまたお約束の様に複数の女性からアツい好意の眼差しを向けられるのですが、そのの圧倒的な強さの前では羨ましいという気持ちすら霞んでしまう…そんな気がしました。

気になるのは今後の展開…
一応ラスボスみたいなのを倒しましたが、元々カインがチートになったのは
このラスボスの脅威から人々を守るためだった筈です。
となると、今後はカインは何を気概に日々を過ごせば良いのでしょう。

こういう冒険モノだと、直ぐにこんな事を考えてしまいますが、好意の眼差しを向けてくれているお相手と仲睦まじく平和な生活を送るのだって、カインにとっては大切な選択肢の一つなのでしょうから。
まぁ、これに物語性があるかと問われると答えに窮してしまいますが…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、内田彩さんによる「Preview」
エンディングテーマは、ナナランドさんによる「七色の絵の具で」

1クール全12話の物語でした。
個人的にはカインの圧倒的な強さとヒロインが可愛らしかったので、それだけで満足できる作品でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

66.4 16 異世界で貴族なアニメランキング16位
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (162)
521人が棚に入れました
「もし…私が最低な女王になったら、私を殺してね」 8歳の王女プライド・ロイヤル・アイビー。そんな彼女は気付く。前世は日本の一般的な家庭に生まれた、どこにでもいる普通の少女。そして今は乙女ゲームの極悪非道ラスボス女王なのだと…。 転生していたのは、乙女ゲーム「君と一筋の光を」の世界。ゲームのストーリーで、プライドは国と民を苦しめる最悪の女王となる。そんなラスボスだと気付いた彼女は、ゲームをやりこんだ記憶を頼りに、自分にしかできない“悲劇の回避”を目指す。 これから起こる悲劇を回避し、登場人物みんなが幸せになれる世界を目指すため、国のために、民のために全力を尽くしていく、ハイスペック悪役王女のラスボス回避ファンタジー。

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

全員無能のドタバタコメディで、下郎共がとにかく無礼です。

 12話まで観ました。2023.09.22

 いや〜最後まで気持ちの悪い話です。特にバルの気持ち悪さが突出しています。なぜ恩のあるプライドに性的嫌がらせをしてくるのかなぁ…。

 この話で良くないのは、貴族制ナーロッパのくせに、最高権力者のプライドが、下層階級と交流しすぎる所です。

 タイトルが民のために尽くす…なので仕方無いかも知れませんが、階級社会のなんたるかが分かって無い奴らが作っているんでしょう。

 この辺、はめフラは上手かったと思います。カタリナは型破りな人物ですが、基本的に貴族以外と交際しません。

 カタリナが庭師やヒロインなど極限られた下層階級としか接触しないのは、主人公の中身が転生した元庶民なので、下層階級に対してどんな態度をとっても、嘘くさくなるからです。

 尊大だと、前世庶民だろが!と思いますし、気軽に接し過ぎると、貴族社会の否定につながります。

 本作品はこの設定上の留意点をわきまえていないので、下層階級と交流する話がとにかくウザいです。プライドは貴族制を否定したいんでしょうか?

 そもそも、下層階級達が酷い目にあっているのは貴族や王族のせいでしょう。

 バルやガキ共がくそったれ場にいたのも、社会政策の失敗ですし、人買いが跋扈しているのも、治安政策の失敗です。

 そして、プライドが救うのは特殊能力者だけという…。最後に学校を作ると言い出しますが、特殊能力者優先なんだろ?

 12話通してプライドは徹頭徹尾偽善者で、下層階級出身の特殊能力者がプライドを小馬鹿にした、ある意味で貴族制を否定する態度をとってくるという地獄の様な光景を繰り返しています。そして、登場人物達は無能なので、社会秩序の動揺を理解していません。

 そのため、何かスッキリしない感じがします。はめフラみたいに、まぁまぁ上手くいっている世界で、攻略対象中心に交流する話で良かったと思います。

 作中人物達は無能ですが、視聴者はそんなに無能では無いといズレが、なんかつまらなくてウザい原因になっています。
………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2023.09.16

 ステイルが前話で無意味に怪我して脱落した意味が判明します。瞬間移動能力を使わせないためでした。

 話の展開が雑です。バルの見せ場を作るためだけなのがあからさまで、盛り下がります。

 しかも、ガキ二人も無意味に危険地帯に突貫したがります。こいつら、7歳と3歳のくせに、行動力ありすぎじゃね?自分の特殊能力も分かって無いのに、何がしたいん?

 プライドも含めて登場人物達がドタバタしているだけで、知能の低さが際立ちます。更にまた長いバルとガキ二匹の馴れ初め話がグダグタと…。

 バルってそんなに重要キャラか?こいつに何話使ってるの?ガキ二匹のバカさ加減も凄まじく、イライラします。

 騎士団も外部から爆弾攻撃されているのに何もせず右往左往するだけで、プライドを危険に晒します。プライド無しでの作戦遂行能力無いのか?

 なんつーか、話の展開が異常に下手なまま、次回最終話!プライド様、もう外道化してみんな56しても良くね?

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2023.09.12

 プライド様達、人質救出作戦へ向かいます。またウザい話が続きます。

 何でワザワザこんなウザく物語を作るんでしょうか?結局、悪者全員捕縛もしくは殺害するなら、人質救出中にグダグダと捕まっている陰キャ特殊能力者の悩みを聞いてやった上に決戦前にステイルが怪我して脱落する意味が不明です。

 どうも登場人物の行動が不可解です。プライド様を活躍させるために知能が低下する様です。

 リーサル・ウェポン、プライド様の能力を前提に作戦立ててんじゃね〜よ!騎士も側近も無能か!

 いつもプライド無双で全て解決するので、基本他のキャラクター達がウザいだけになっているのは、良くないと思います。

………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2023.09.04

 バル再登場!何だこのウザい上に長いBパートは!?

 バルの面倒みているガキ二匹が拐われた!素直に助けてと言えないバル。

 強情なのと、下層階級過ぎて自分の感情が言語化出来ないバルのお気持ちをプライド様が長々と聞いてあげます。

 …カウンセリングじゃないんだから、このエピソードいる?さっさとプライド様達が助けに行けば良くね?

 特殊能力者とはいえ、こんなちょい役のクソ雑魚にどんだけ時間使ってんねん…。プライド様は暇なのかも知れませんが、視聴者はそんなに暇ではありません。

 原作どおりなのかも知れませんが、こんな調子なら、百年くらい物語を続けられそうだけど、本筋が解決済みなので、単なる延命にしか見えない9話でした。

 これもう、物語が破綻してません?最凶外道女王になる、ならないは、プライド様の心の持ちようなので、「あたいは外道にならないよ!」と、1話で宣言している以上、この先何の展開があるの?

 ワンクール保たないでネタ切れになるような物語をアニメ化しないで欲しいです。
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2023.08.25

 世界設定が狂っています。現プライドは呑気に構えていますが、特殊能力者達の力が凄すぎます。

 宰相は、自分だけでなく、他人の老化、若返りを操作できるし、無制限に病を治せる奴までいます。

 逆に不治の病を流行らせる能力もありそうです。能力の発動に制限が基本無いので、危険極まりないです。

 しかも、特殊能力さえあれば王族になれるそうです。社会秩序を破壊しかねない異世界チート野郎が無限に湧いてくる地獄みたいな世界です。

 プライドは、宰相が改心して喜んでいますが、実は演技で、イキナリ老化攻撃してきたら、即死なんですが…。
 
 王として、社会秩序と自分の地位を守りたいなら、周りの人間をカタリナみたいにたらし込むより、隷属契約を強制するのが最適解でしょう。

 世界観がおかしいため、外道プライドのやり方に一理あるのが、良くありません。生き残るために必死だったんでしょうね。

 特殊能力の無い民なんてゴミ同然なのに対して、周りの特殊能力者は王女でも即死させられるポテンシャルがあるため、そもそも人間関係の理想である友愛や絆で結ばれた関係など望むべくもありません。

 愧死機構でも設定してやり直してこい!駄目だこりゃ。

………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2023.08.19

 他のレビューアー様が、作者は貴族制とか、社会構造とか理解してないんだろうなぁと書かれていましたが、まさにそのとおりな7話でした。

 嫌味な宰相様が何故、あんなに悪そうなのかが明かされるのですが、首肯しかねる浅いエピソードでした。必要な特殊能力者くらい、自分で探せるだろ!

 宰相は、若い頃は平民で、男娼街の売り専ボーイみたいなガキでしたが、特殊能力で出世し、王様に無礼なことをしても許される地位になったようです。しかし…胸ぐら掴んで壁ドンはいくらなんでも下剋上が過ぎんだろが…。

 結局、この世界は特殊能力至上主義みたいです。確かに主用登場人物は皆特殊能力者です。

 特殊能力無ければ人に非ずや…。どういう社会なんだか。制作側は多分何も考えてませんね…。

 プライドに対する騎士団の態度もそうですが、登場人物達の貴族制社会での作法と所作がなっていません。

 騎士団がどのくらいの社会的地位なのかわかりませんが、王女にタメ口きいたり、馬鹿にしたような態度をとるのはダメでしょ。

 宰相も、王様を呼び捨てにしたり、怒鳴ったり、胸ぐら掴んだりしますが、成り上がりの平民あがりごときが何様なんでしょうか。しかも、取り立ててもらった恩がある相手ですよ?

 生徒会役員内で、生徒会長と書記が揉めているのとは訳が違います。リアルティが皆無です。
 
 外道プライドの権力強化政策は、国中の特殊能力者を集めて隷従契約することでした。

 確かに、これは上手い方法で、特殊能力による下剋上を防ぐには的確な政策です。

 この世界、誰が王様やっても暴君になりますわ。人間同士の無制限サイキック攻撃で文明が滅んだ後の物語、「新世界より」並の不気味さを特殊能力に感じます。

 プライドに皆が平伏しているのも、王女だからではなく、チート無双で単純に強くて怖いから…って、狼や犬じゃないんだからさあ…。

 異世界ナーロッパモノの中でも、かなり権力関係が殺伐とした感じの世界設定です。作者はヒッキーの社会不適応者で、人間関係の機微が分からんのかもしれません。
 
 特殊能力より、魔法にしておいたら良かったのにねと思った7話でした。
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 6話まで観ました。2023.08.11

 まだ、弟、妹、騎士団息子達がプライドを囲んでゴイスーゴイスー言っています。プライド無双寄りの話かと思いきや、テンポが遅いです。

 一応、成文化された法典があるらしいですが、プライドの胸先三寸で罪人も処刑したり釈放したり出来るようです。
 
 プライドが王権発動とかすると、適当な設定の世界観にボロが出そうなので、これからも問題が発生!プライド無双!身内がゴイスーゴイスー!のパターンを繰り返しそうです。

 だからナーロッパで体制や社会構造に関わるような話は駄目なんだよぅ!ハメフラを見習うべし!と思った6話でした。シリアス寄りのナーロッパはキツイですね。
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 5話まで観ました。2023.08.08

 5話まるまる使って、弟と騎士団長のキモイ息子がゴチャゴチャ言い合うエピソードをやります。要らなくね?

 主人公のプライドがただでささえ最高権力者の上、最強チートなので、周りのゴイスーゴイスーが回りくどいです。

 日本で言うと、岸田総理が一人で無双して習近平主席や金正恩書記長を〆てくる位のありえない強さをプライドが発揮するので、周りの奴らがウザいだけになっています。

 人間核弾頭みたいな王様、どう扱ったら良いんでしょうねぇ…。こんなんアンタッチャブルキングですよもう…。

 この辺りが上手く描写出来てないので、周りのキャラクター達の振る舞いに嘘くささが滲み出ています。いくらなんでも騎士団長以下、態度が悪すぎます。

 ギャグのつもりかも知れませんが、二日酔いで王女の前に出てきたり、小馬鹿にした態度をとったり、こんなの、普通の11歳の女性に対してでも無礼極まりないです。

 チートキャラは悪役か、下剋上ザマァキャラにすべきだなぁと強く感じた5話でした。

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 4話まで観ました。2023.07.31

 キャラクターとしての完成度は、悪虐女王としてのプライドの方が高い様です。回想シーンに出てきた11歳で騎士団を人とも思わない外道プライド様の貫禄に惚れそうです。

 結局、ラスボスチートで、11歳にして一人で騎士団並の戦力があることを示してしまいました。

 コレ、騎士団要らなくね?其辺のゴロツキを雇って、マスケット銃でも装備させて戦列歩兵を組織したほうが良さそうです。

 ネームドが出てきたらプライドが倒せは良いのです。何か良い話風になっていますが、完全に騎士団の既得権益を侵害しています。

 このままプライドが民のために尽くすとか何とか言いながら活躍すると、絶対王政もしくは立憲君主制の方向へ国が進み、それはそれで貴族制解体の危機なので、封建貴族にとってプライドは外道女王以外の何者でもありません。

 むしろ、民から搾取しまくって、貴族制を強化した方が貴族から指示されそうです。

 所詮なろう系列の話なので、社会構造などの設定は良く考えてもいないのに、プライドに危険な民権思想を振りかざさせるのは、説教臭い上に胡散臭いです。

 マンガだと気になりませんでしたが、アニメ化すると、自ら貴族制を否定するプライドのキャラクターが鼻につきます。

 民衆の指示を集めて他の王族や貴族を皆殺しにする展開なら、個人的に胸熱です。

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 3話まで観ました。 2023.07.21

 プライド様、騎士団も引くほどの武辺者でした。騎士団長を救うためとはいえ、ちょっとやり過ぎです。

 勃興期の王国における初代国王じゃないんだから、個人の武でなんでも解決するのは、三国志の呂布とかを観ている様です。

 もう、王様でも貴族でも何でも無く、武神とかのレべルです。外野も無能でピーピー言うだけの引き立て役なのも好き嫌いが別れそうです。
 
 騎士団長の息子何なの?長髪のキモイビジュアルで、親父の職場に遊びに来てピーピー泣き喚きやがってアホなの?

 はめふらとの差別化をはかるため、暴走気味だなぁと思う3話でした。
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 2話まで観ました。2023.07.14

 主人公のプライドが、子供の頃から残虐非道な理由が良く分かりません。

 王位継承者は他にいるのに王女になれたのは、周りが残虐な王を望んでいたとしか思えません。

 どうしてもギャグタッチでほのぼの悪役令嬢モノのはめふらと比べてしまいます。

 プライドが国を滅ぼす直前まで誰も停められ無かったという、王国の腐敗構造が描けていないので、登場人物たちがピリついているだけの感じを受けます。

 これからどうなるのか、興味深いです。

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 1話観てのレビューです。2023.07.08

 死んだら、極悪王女に転生!破滅しないように子供の頃からリスタートだぜ!

 良くある悪役令嬢もの…?かと思いきや、結構話が暗くて重いです。

 はめふらのカタリナが脳裏にチラつきますが、金と権力はあっても、わがままなだけで、権力構造の一部を担い、暴力装置を動かせる訳では無いカタリナと違い、本作品の主人公の王女プライドは、絶対権力者です。

 改心しても使用人や衛兵のヘイトを集めているのは、今まで、王族がかなり強権を発動してヤバいことをやっている事を示唆しています。

 権力構造自体が、暴君を必要とする社会なら、個人的な心の持ちようなど意味がありません。

 日本の戦国大名もそうですが、必要な資質は残虐さと狡猾さで、残酷なことを進んでやり、力で構成員をまとめあげる様な人間で無いと、求心力が保てません。

 社会構造によって求められるリーダーは異なります。優しく慈悲に溢れていれば良いというものではありません。

 有名な仏教説話、男衾三郎物語の兄のエピソードにあるように、周囲に舐められたら簡単に死ぬ世界が、日本にもかつて展開していました。

 いかなる時代の人物を描いても、悩みを抱えてグジグジしたり、甘ちゃんだったり、平和主義者だったりするのは、NHKの大河ドラマだけで充分です。

 本作品の世界は、王権に残虐さを求めている世界の様な気がします。
 
 どうも、主人公の周囲にいる大人(父の王配、母の女王達等)は、敢えて帝王教育として残虐非道さを主人公に教えている様な気がします。

 主人公がいきなり、優しくなっても、世界の求めるリーダーと違うと言うことで、退位させられそうです。
 
 一応、視聴継続しますが、やはり悪役令嬢は、絶対権力者では無く、公爵令嬢くらいにしたほうが良いような気がしてなりません。

 どうせ、近世貴族や王権の腐敗と凶気なんて描ける作家などほとんどいないので、似非貴族キャッキャウフフにしとけば良いのです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

螺旋

●史実とリンクする?反則物語

【ハプスブルク家】の家臣たちは有能でありまして、気が付けば主君を追い抜き
世界の覇者となっていたようなものも現れます。

【ヴェネツィアの黒い貴族】と呼ばれるネタバレレビューを読む



●かくして「≪彼の≫歴史」は作られる

古き良き時代の騎士や貴族は滅び、実力ある新興貴族がこの世の支配者となる。

これはおとぎ話ではなく現実世界の歴史でございます。

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いつもの例の悪役令嬢作品であります。

恐らく「ハメフラ」は万人受けする作品だったようでありますが、それに対して本作は
かなり核心に迫る系統の作品であるような気がいたします。

王侯貴族とは独特の血統に属する種族でありますので、それに伴い独特の価値観、
独特の思考回路を持ち合わせているわけであります。

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

作品タイトルが「らしく」なっているのが、いいのか悪いのか。

この長い作品タイトルからして、そっち系の中のソッチ系という事はすぐに推察できますね。
いや、どっち系のドッチ系だよ!なんて野暮なツッコミはナシにしてくださいね。
まぁ、そっち系の中でも一風変わった感じには仕上がっているのですが・・・。
この表現はもうやめましょうかね、今回は。

この作品、ゲームの中への転生モノで、外道ラスボス女王に転生してしまった主人公が前世の記憶を頼りに、ゲーム内での自身(外道ラスボス女王)の未来とゲーム内の未来をかえていこうという・・・。

悪役令嬢転生モノ・・・になるんですかね、ジャンル的にはw。
なので、そっち系の(ry の答えは、転生系の悪役令嬢系って事になりますかね。

今回も土日休日に某アベマなTVで一気をやっていたので、ダラダラしながらの視聴です。

第1印象としては、どうも少しづつテキトーな所というか、ガバな点というかが気になってしまうなぁ、と言ったところでした。
世界観もどうかなぁ、と思いましたかねぇ。
ゲーム内という設定という事で、「そういうゲームの設定ですから!」って言われてしまえば、それまでなのですが。
シッカリとした銃が描かれた時点で、うーんと思ってしまいました。
まぁ、正統派や亜流のファンタジーでありたいと言う訳ではないと思われるので、これはこれとして受け止めるしかないでしょうか。

物語としては、ストーリーは何とか追えたという感じでした。
このクールの中を振り返ってみれば、「イイ感じ」のエピソードや演出は複数盛り込まれており、私自身の琴線に触れるものもいくつかはあったのですが、如何せん雑さが目についてしまって・・・。
もう少しだけ、丁寧に、繊細に作ってくれればと思ってしまいました。
説得力というか、視聴者に「あれ?ほかに方法あるんじゃね」「こうすればいいのに」と思わせない、気づかせない上手さがあればだいぶ違ったろうになぁ、と。

ただし、繰り返しになりますが、物語は追えました。
これは、プライドの行動にスキやガバはあるものの「国民(周囲)を幸せに、自分が最低の女王になった際には・・・」という一本筋のとおったポイントがあったからではないかと感じています。
私の持論ではあるのですが、作品中に多少いい加減でも「スジ」がとおった作品、主人公があるポイントでブレない作品は何とか視聴を継続できたり、物語を受け入れられることが多い気がしています。


作画は、悪くはないけれども、良くもなく・・・。
そして、どちらかと言えば上手くないと。
キャラクタは割とらしく造形をしてあり、美形さんで、描き方もまぁまぁなのに、例えば「涙」の表現wすごーく適当に描かれていたしするケースがあります。
あとは、小道具系、ざっつに描かれてて、あれー?と思う事が割と気になりました。

声優さんは、まぁ、特に可もなく不可もなく・・・と私のいつもの受け止めになります。

音楽は・・・少しだけ印象に残りました。
OPは、刺さったと言う訳ではないのですが、独特の雰囲気と物語に重なる歌詞、イメージがあり割とよかったと思います。
EDも普通によかったと思います。デフォルメキャラもかわいらしかったですかね。

キャラクタは・・・。
割と美形さんぞろいでした。
登場人物も多めな印象でした。
描かれ方も、まぁ、今という時代では平均的なものだったんじゃないでしょうか。

個人的には人間関係に重きが置かれていると感じられる点が印象的でした。
私がいつも言う、仲間が増えていく系、理解者が増えていく系なのでお好みだったのですが、その起因となるものが「心≒敬愛や尊敬、この人の為に」っていうエピソードが多く、好きでした。
これは兄弟姉妹、あるいはお供の者が結びついていく際にプライドの器量や度量、人間性を基に義理や人情、恩があいまって強まっているからだと思います。
こういった面では、一歩深い面で仲間の結びつきを描いていたのではないかと思います。



この作品、序盤にプライドがゲーム内そのままだった場合の女王の外道っぷりが描かれてスタートすることが多く、その非道っぷりには閉口してしまうのですが、プライドもそのヴィジョンを何度も頭に思い浮かべ、「自分が最低の女王になった際には○して」とステイルやアーサーに告げています。

これだけ、何度もその姿を見せ、プライドが恐れているのを見ると・・・、その内、とんでもないエピソードがあったりするのではないかと見ているうちに心配になってきました。
闇落ちとか・・・。

と言っていたら、ヴァルとイイ感じになったところまでで、ひと段落ですか。

うーん、今後については、少し気になってはいます。
これからが観られるようになるのか、ならないのかは不明なのですが、機会があれば、観たいかな、と思える作品ではありました。


ちなみにw一番お気に入りになったキャラクタはケメトでしたw。
私はそっちの方の趣味もこっちの方の気もないつもりなのですが、とてもかわいく感じてしまいました。
ヴァルの弟分として、今後、学校へ行っているような姿も観てみたいと思いましたが、どうなります事やら。


悪役令嬢ものとしては、工夫がしてある作品だと思いました。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

65.6 17 異世界で貴族なアニメランキング17位
くまクマ熊ベアーぱーんち!(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (131)
433人が棚に入れました
ひょんなことから、自称神様の手で異世界に送られた引きこもりゲーマー少女、ユナ。そんな彼女がどうなったかと言うと―― 最強アイテムのクマさん装備によるスーパークマパワーとスーパークマ魔法、現代世界の知識、頼れるパートナーのフィナ、そして異世界程度で揺るぎようがないクマメンタルのおかげで、すっかり馴染んでいた! 異世界で出来た友達と遊んだり、おいしいものを食べたり作ったり、ゴロゴロしたり、たまに冒険したりと、自由気ままな日々を送るユナ。 しかし、のんびりまったりだけじゃいられない。 友達のピンチ、魔物の襲撃、悪者たちの企みなどなど、様々なトラブルがユナを放っておかないから。 「OK、いくよ、くまゆる! くまきゅう!」 「「くぅ~ん!」」 「必殺! クマぱーんち!」 そんなわけで、全部まとめてユナにおまかせ! 必殺ぱーんちで片付けて、異世界ライフを楽しもう!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

緩さに振って1期より見やすかったです。毎週の楽しみでした。

 まったく頭を使わなくて済む毎週の楽しみでしたが、これ以上続けても変わり映えしないでしょうから、12話で終わるくらいでちょうどいいと思います。
 本作は、1期に比べてあまりに緩すぎな気もします。貧困、孤児院とかの少し重い設定がなくなって、俺TUEEE幼女ハーレムになってしまいました。

 ただ、画面でキャッキャと女の子たちが騒いでいればいいというアニメに振り切ったのが、癒し効果にはなったと思います。
 また、1期はコミックス版にくらべて演出が甘くてアニメ化のレベルが低い気がしていましたが、2期は雰囲気をゆるい方に振り切ったおかげで、そういう部分のアラが目立たなくなっていました。

 画面の三角や四角、六角形の光のエフェクトやドット柄、雲のデザインなど面白かったと思います。

 話のレベルとしては1期の方が高いですが、アニメのチューニング、完成度では2期でしょうか。結果として、頭を使う必要のない脳みそ停止系になったのが、アニメとしては良い方に振れたと思います。

 思いますが、それは再視聴する必要のないということでしょう。

 ということで、一期一会の作品ですね。ストーリーの評価は再視聴を重視するので高くなりませんが、キャラと作画は若干加点しておきます。楽しませてもらいました。


 

以下 視聴時のレビューです。

2話まで確認しました。背景とか雰囲気には好感。原作への愛と理解の不足を感じます。

ネタバレレビューを読む


 3話 少年の視点でうまくキャラが立ちまわっていてなかなか面白くできていました。いましたが…戦闘シーン…うーん。なんとかなりませんかねえ…この作品だからまああっているといえばあってますけど。



 6話 週一ゆるい癒し系アニメというジャンルの評価の仕方は難しい

ネタバレレビューを読む
 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お気に入りの作品なので・・・w

お気に入りというか、好きな作品なので評価は下駄を履いていると思います、悪しからず。

1期のレビューの最後で「2期どんとこい!」と書いていたとおり、何気に待っていた作品です。

物語は、くまの嬢ちゃんことユナが転生後の異世界でスーパー装備「クマぐるみ」を纏って活躍するという・・・。
いや、ちょっと違いますが、まぁ、何となくは合っているかもしれませんw。

物語はあるようで、無いようで・・・。
どちらかというと、ユナとゆかいな仲間たち的な日常モノに近いニュアンスはあるかもしれんせんね。
今のところは全体をとおしたような「物語」や目的、仕掛けは特に見受けられないかな。
1~数話で完結する、日常含むショートエピソードの集合体と言ったところでしょうか。

それでも、もともと好みの作品、という下駄を履かせている私にとっては、それで十分楽しんでしまいました。

1期でキャラクタも馴染んでしまっていますし、ちょっとしたヘイトを集めるキャラを登場させてからの、ありがちなカタルシス。
これも、よくあるパターンのものなのですが、ユナがクマ姿で活躍しているのを見て良きかな良きかなwって感じです。

周囲のキャラクタも割と丁寧に描かれていますし、かわいらしいキャラや美人さんも多いですし、馴染んだお貴族様たち(国王含むw)との関係も微笑ましい限りですw。

このレビューを書くにあたってHPのキャラクタ欄を観てみると・・・、意外と登場人物多いなwとビックリ。
39(+2)人も載っていますね。
ちょっと出のキャラもいますが、割としっかりと交通整理されているので混乱することもなく視聴出来ていたのは上手だと思いましたね。


私的にはユナの周囲に集まっているキャラクタ達との人間的つながりを面白く観ています。

私が良く言う「仲間感」が何となく伝わってくるのが好きなんですかねぇ。
とんでもないスペックをを持っているユナに対して「もう慣れた」「ユナだから仕方ない」的なあきらめと言いましょうかw、
「ユナだから~」という信頼感といいましょうか。

ま、「認めてもらっている感」かなぁ。
存在、居場所を認めてもらっているという承認感というか。

色々頼られて、信頼されているのは間違いないっぽいですしねぇ。


とにかく、そういった空気感の中で、お気に入りのキャラ達がわちゃわちゃしている所が好きみたいです。


若干、パターンニズムに陥りかけている気配もありますが、もう少し、観ていたいという気持ちもありますので、次も期待したいところではあるのですが、どうかな~。


くまクマ熊ベアー「ぱーんち!」の次は「ダブルぱーんち!!」かなぁ、それとも「きーっく!!」かなぁ、
なんなら「くまクマ熊ベアーぱーんち!もういっぱーっつ!!」かなぁなんてバカな事を考えながら、楽しみに待ちたいと考えているのですがw。
どうなりますやらw。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

広い心でクマさんを受け入れられる方なら面白いかも。

 最終話(12話)まで観ました。2023.06.19

 貴族間の対立を解決して終了!ユナさんは暴力を売りにして無事に異世界に居場所を見つけたようです。

 転生ならまだしも、転移ものはチート能力獲得の過程に納得がいかないので、どうも主人公が偉そうでいけません。

 今まで大したことの無い奴だったのに、いきなり異世界で大暴れっ!というのは観ていて痛いです。

 本作品は主人公が女性なのでまだ不快感が薄まっていますが、やっぱりイキっています。二期は特に人間相手なので余計そう感じます。

 原作は人気作のようですが、アニメで観るほどでは無いようです。

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 10話まで観ました。2023.06.06

 クマさん、あまり冒険しないでお貴族様とかと遊んでばっかりです。ファンタジーによくある貴族病かな?

 冒険活劇としても後退しているため、何が面白いのか…。戦うべき敵もいないし、変なマスコットキャラの日常系っぽい話になってきています。

 ここまできたら最後まで観ますが、ヤマもオチも無い話をなんで2期やるのか不思議です。

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 3話まで観てのレビューです。2023.04.18

 1期のことは良く覚えてませんが、全然問題ありません。2期から観ても全く大丈夫な親切設定アニメです。  

 異世界へ転移だか転生した現代人が、いつもの存在にいつものすげぇ能力的なものを貰って無双するいつもの奴です。

 ユナさんは、クマ装備のおかげで無双します。現地人に偉そうなことを言っていますが、クマ装備無しだと人並み以下のクソが何を言ってけつかる…。

 などと思ってはいけません。広い心で可愛いユナさんの活躍を愛でられる紳士淑女向けでございます。

 私、紳士でございますので、視聴継続です。変態紳士では無いので、シラフで観ていますョ?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

66.0 18 異世界で貴族なアニメランキング18位
私の推しは悪役令嬢。(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (127)
417人が棚に入れました
社畜OL・大橋零は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『Revolution』のヒロイン・レイ=テイラーとして転生し、異世界での生活がスタート。 王立学院を舞台にイケメン王子たちを攻略する、夢のような乙女ゲームの世界。 しかし彼女の”推し”は、悪役令嬢・クレア=フランソワだった! 「私はクレア様が大好きです!!」 クレアのワガママも嫌がらせも、彼女にとってはむしろご褒美。 前世でゲームをやり込んでいたレイは、その知識と愛でクレアとお近づきになれるのか?

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

悪役令嬢は良いけど、貴族関係の設定が邪魔…。辞めておけば良かったのにね。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.31

 なんやかんやでマナリア様に勝利したレイ、これでまたクレア様にウザ絡み出来るね!

 しかし…、マナリアは使用人をレズレイプしたり、クレアとレイを手に入れようとしたり、王位継承権があったり、最強の魔法使いだったりとかなりの危険人物です。

 ゲームでは主人公のレイの味方でお助けキャラの様ですが、モブ化している他の王子に比べると、キャラが悪い意味で立っています。

 ゲーム本編で、実力者マナリアのお気に入りのクレアはなぜ、ギロチン行きに?貴族制関係の設定のせいで、物語に無理が出てきています。革命でも起こるのか?

 レイの恋路の邪魔をしただけでクレアは処刑されるのかな?王族も無事では済まないでしょう。貴族と平民が対立しているというのは、あまり良い設定ではありません。

 多分、今後物語は破綻するか、クレア様にウザ絡みし続けるエンドとなる以外無いでしょう。まぁ、ここらで終っておくのが丁度良いのかも知れません。
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 10話まで観ました。2023.12.05

 貴族と平民のイザコザは、なんか解決し、クレア様の身内が裏切っただけで済んだ様です。さすがゲームクオリティ…。

 ゲームはもう後半戦に入っており、後半の重要キャラ、マナリアが登場します。こいつがまた、色々引っかき回します。

 ゲームが終了したら、主人公とクレア様、どうなるのかな?オチをつけられるとは思えない状況になりつつあります。

 主人公のレイが、ガチ同性愛プレイをしているため、ゲームの世界観が崩壊しそうです。
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 8話まで観ました。2023.11.21

 主人公の行動はやっぱり何か変です。コミカライズ版では読み飛ばしていましたが、アニメではシリアス寄りになると
シナリオのおかしさが目立ちます。

 レイさん、転生前にやり込んだゲームの世界だから、全てを把握しているはずなのに、唐突に登場した近親相姦カップルの犯行に対応出来ません。

 一歩間違えばクレア様、殺されてましたよね?シナリオに居ないキャラが黒幕らしく、事態はかなり深刻なはずですが、相変わらずクレア様にウザ絡みします。

 こいつ…、所詮登場人物全員NPCだと思ってね?ラスボス飼いますもそうでしたが、女性向けのゲーム、小説転生ものは、自分以外の登場人物への冷酷さと甘えが見え隠れします。

 何だか、主人公にヘイトが集まりそうな展開で、こんな物語だっけ?と思いつつも、結末が気になります。

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 7話まで観ました。2023.11.14

 冒頭、貴族・王族学生達が床に直に体育座りで座って、クレア様の使用人と主人公の講義を聞きます。

 もう駄目ですね。本作品、貴族様をちょっと出自の良いボンボン程度にしか描けていません。階層差は表現出来ても、階級差の表現が出来ていません。

 階級差による所作の違いは、漫画だとサラッと流すシーンですが、アニメ化には工夫が必要です。王侯貴族が床に直座りするか?この時点から駄目駄目です。

 平民ですが、学園に主席で入学できた名誉貴族の主人公と、クレア様の使用人は同列ではありません。

 封建社会で貴族達が一見、平穏に暮らしているのは、何代も前の血族関係を完璧に把握しており、現時点の貴族社会内での地位も把握した上でのことです。

 先祖が権力者に連なっていない下臈など、同じ空間の空気すら吸えません。血統による閉じた人間関係こそが貴族制社会の本領です。

 漫画や小説等の、百合ならオケ!的な狭い層にウケれば良いメディアと違い、幅広い層に訴求しなければならないアニメ化に際し、企画者に文学の教養があれば、階級差のリアルティを本原作のアニメ化で表現するのは難しいと判断出来たのではないでしょうか。

 例えば、学校で習う、平安朝期の貴族達の愛と暗闘を描いた源氏物語等が良いテキストです。

 主人公の源氏の母、桐壺更衣は、ちょっとした身分差から他の女御の嫉妬をかい、イジメ殺されます。貴族社会のリアルを描いたとして、1000年経っても評価される物語です。

 テキストを全部読んで無くても、アウトラインを知っている位の教養はあっても良いでしょう。

 最凶女王でも感じたのですが、原作漫画や小説にケチをつける気はありませんが、封建社会を表現出来ていない作品をアニメ化して死屍累々になるのは、企画にたずさわる人間に教養が無いのが原因としか思えないのが残念です。

 ナーロッパ似非封建社会は、便利な舞台装置ですが、頼りすぎるのも、知的レベルの後退でしかありません。
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 6話まで観ましまた。2023.11.09

 内容はともかくとして、学園が高校みたいなのと、主人公達がジャージを着たりしている所がものすごく気になります。

 原作漫画だとそれほど気にならないのですが、不思議なものです。大貴族のクレア様が全く貴族らしくありません。

 階級がはるか上の貴族に平民の主人公がウザ絡みするのが売りの本作品ですが、クレア様が単なるツンデレ同級生です。

 現実の近世以前のヨーロッパ貴族は、未婚の女性貴族でも、平民の使用人など人間だと思って無いので、使用人の前で裸になっても羞恥心を感じ無かったそうです。

 それほど階級社会というのは厳しいのです。たかだか数代前には小作人や下人だったような大多数の今の日本人は先祖が階級社会で受けた仕打ちを忘却しすぎです。
 
 ゲームの世界の上にギャグだから…。でも、何か釈然としません。江戸時代の作品なのに、キャラがジーンズを履いているような違和感があります。

 貴族と平民の対立もテーマな本作品ですが、全員ユニクロを着ていては、テーマが霞みます。

 もう少し、服飾だけでもリアルティを出す工夫が欲しいところです。
………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2023.10.26

 リアルティラインがグチャグチャなお話です。ギャグだから良いのかなぁ…。アニメだと凄い気になります。

 ナーロッパ封建社会なのに、学園は平等主義で、自由恋愛に寛容です。同性愛にも理解があるとか…。あり得ないだろう。

 現代でも、後進国では同性愛者は秩序を乱す存在として容赦なく死刑とかにされているのに、ギャグに組み込むのは引きますね。(チェチェン共和国とかではマジで同性愛者は刑法犯で死刑)

 そもそも封建社会で男女共学なんて、庶民の子供が通う寺子屋じゃ無いんだから…。

 魔法を使える人間が平等に扱われている、いつものナロウ学園ですが、それにしても平民の主人公は誰彼構わずウザ絡みします。

 後、王族もいるのにでっかいスライムが学園を襲ってきたり、セキュリティどうなってんだ?

 頭の悪いイベントも、ゲームの世界でギャグだからで、片付けるしか無いようです。
………………………………………………………………………

 1話観ました。2023.10.03

 ゲームの世界の主役、レイ・テイラーに転生した女性主人公が悪役令嬢にウザ絡みする本作…。コミカライズ版は読んでおります。

 主人公、アニメで動くとウザさ爆発ですねぇ。悪役令嬢を愛するあまり暴走します。

 悪役令嬢クレア様を愛せれば面白いかもしれません。平民が学校とはいえ大貴族様や王族にウザ絡み出来るのか?とか思ったらいけません。

 そこはナーロッパ舞台のギャグなので、スルー案件ですね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

12話最終回視聴。展開的には微妙だったけど2人のやり取りは好きかな。

2019年の書籍化以来、韓国語・英語・ポルトガル語(ブラジルスペイン語・ベトナム語・フランス語・タイ語・中国語(台湾)と8言語もの翻訳版が出版されている。韓国語版の出版に伴い、初めて紙媒体の書籍化が実現した。
書籍の翻訳ってまた珍しいな。最近確認したのだとネギまくらいか?

2話まで視聴。
PV観たら好みの作品だったので視聴開始。
主人公の行動がひたすらに変態だが邪魔をしてはいけない場面では何もしていない。
一応考えてる感じ。ただ変態なだけでは無い主人公。
この感じの主人公好きw狂ってるようで狂って無い感も良い。

ただ1つ気になったのが魔法の試験で何故ワザと外したのか?
あの感じだと外しても外さなくても同じ結果になっていたとしか思えない。
外す事に何か意味があったのか?
ここはホントにスッキリしない部分。
攻略対象の好感度上げたく無いとか言ってたなそう言えば。
わざと外したのは試したのかな?

言ってる事も間違っていないし、この子の事を思っての要求も良い(ここギアス感ある)

脅してるような場面もあったが実際は分からない。
部外者が知らない事を知っているみたいなのが濃厚か。

これ系はホント好きw
主人公は自分の為だけに動いているようにしか見えない行動も多いwが実際は相手の為にだったのも多いみたいなのもね。
他に好きだったのは勇者をストーカーする女の子が主人公のマンガもあったw
察する人もいるだろうが強い。強いからストーカーが出来る!
あっちはどちらかと言うと眺めてる系だが必要な場面では関わる事もあったかな。
推しは遠くから眺めたい的な。

こんなのでいいんだよおじさん「こんなので良いんだよ!」

百合強めが無い限りは視聴継続と。

11話感想。
安い挑発に乗ってしまう主人公にビックリしたw
今までの事を考えると間違い無く煽ってたし、主人公もそれは気付いてたんだけどね。
流れ的には認めつつ、それでも私は推しである事を宣言でも良かったはずなのに…タイトル的にもね。
それにあの主人公の性格と冷静さ、頭の良さ考えるとちょっと…となるかなぁ。
元々そんな簡単に心が折れる性格してないしねw
相手のチートスペックも知ってたし勝てない事もね。
それなのにすっごく安い挑発に乗って戦う事になって結局負けるとかもうね()
まあ、この展開見飽きてるってのもあるけどあの流れでアレはw
相手は相手でやり過ぎな感あったけど試してる感じはした…けどアレもなぁ。

他の作品であったのは大好きだけどあくまで推し。
眺めてるだけ、近くで見てたいだけ、推しとは話したいとかね。
自分が結婚したいとかじゃ無く相手が幸せならそれで良い。これが全く揺るがない。
個人的にコレが良かったかなと。
他作品観てる影響はやっぱり大きいか。

12話最終回感想。
「見損なったよ。」いやあなたのせいでしょw
「君の所為だろ!」いやだからあなたの所為でしょw
何の為の決闘だったの?と言いたくなるんですがそれは()

「そんなことで諦めるのか?君の思いはそんなものか?」だから以下略()
主人公「あなたがそれを言うのですか?」それはそう。
主人公「私からクレア様を取り上げた!他でもないあなたが!」「君は逃げているだけだ。」
だから決闘() …勝ったからクレアは私のものだ!じゃないの?

諦めるも何も推しじゃなかったけ?破綻してない関係は他作品ならあるんだけどね。
なるほどね体の関係を持ちたいタイプかこの人…。好きになったのはクレアで2人目と。
流石チートスペック持ち。現在これ以上は無いと言われてるレアアイテムを手に入れてくる。

ゲーム知識を活かして主人公はそれ以上のレアアイテム探し。
ドロップ率0、5%wまあゲームならではだよね。
さあ狩りの時間だ!

今までのはそっちを手に入れる為か…。嫌がるところが好き!ドSでしたとさ()
違和感の正体はコレだったか…。にしてもやり過ぎだったよなぁアレ。
主人公でも絶対勝てないからねアレ。
「◯はワタクシの物よ!ワタクシの物を取らないで!」物扱い嫌がってたのは誰でしたっけ?
…オレ達は何を見せられているんだ?

そしていつものやり取り。
早く帰れ!痛いですwクレア様!好きです!
相変わらずなここは好きw

ちょっと疑われる主人公。レアアイテム見つけちゃったしねー。
悪役令嬢である以上クレアは必ず…。
そうならないように今まで出来る限りの事はしてたし。

最終回を観て。単純に好みの問題なんだろうね。
推しとは?眺めていたい、近くで見ていたい、話したい、友達になりたい、が好みかな。
恋人とか結婚は何か違うと思ってしまったコレを見て。
ただあくまで女性同士かな?男女であればそこまで気にならないかも。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

転生してきた一般人がグイグイくる

ゲーム転生で推し活。
ライト向け萌えアニメかな。

こだわり特性持ちには厳しい作りなので一般向けかな。
作画もテカテカさせてないのは性的消費をさせない意図でしょう多分。

02
どうでもいい謎を引っ張るのが面倒くさいので撤退。

破滅回避や国家存続のような大層なゴールもなければ高田くんみたいな純粋無垢な勘違いムーブでもなく、現実知識オレツエーで確信犯的にグイグイ行くのみ。ラブコメのようにオトせば勝ちとすれば同じことをやり続けるしかないのだが中途半端なシリアスでも混ぜるのだろうか。天真爛漫で一途な愛みたいになってるのだが、もしこれがオス主人公だったらクズクズ大合唱不可避。異世界というかあくまでゲームの中の話なので舞台設定や世界観はゲーム独自のもので構わないのだが、テンプレ異世界が席巻しすぎたせいで、異世界アニメを見すぎた人にはナーロッパの世界観が常識として刷り込まれてしまっているのかも。全部懇切丁寧に世界観や設定を説明してるのにそれが気に入らないとなってもそれは作者の罪ではない。「こういうルールです」を素直に飲み込めないのは生きづらさを抱える人たちの特性だが、いまやアニメは一般層にも門戸が開かれたものになってしまってるので各自総当たりで判別するしか手段がない。サブスクでアニメが増えたもののアニメしか見れない人には逆に難儀な時代になったのかもしれない。

オレツエーの理屈はゲームガチ勢だから、で済んじゃう便利な設定。最初から推しなので好きになるイベントも不要。あとは押して押して推しまくるのみといったシンプルな構成でやりたいことはわかりやすい。主人公の視点にライドして感情移入して擬似体験するやつではないというか、レイの猪突猛進アタオカムーブに同感出来る視聴者は外れ値レベルに稀でしょう。もしくはゲーム世界だから、という方便で自己の欲望を自由に解放できる舞台としての擬似体験でしょうか。「ゲームでは…」という説明描写が多いのもあくまでゲーム世界だと割り切ってるからここまでやれる、と。豚レバーが「これは夢だから…」という方便にしてるのも同じ理屈かな。とすれば自身の秘めた想いを対象にぶつけられない環境下で苦しんでいる人向けなのか。とすれば特に男性向けというわけではない気がする。というかテカテカツヤツヤした豚アニメにしてない時点でそうなのかも。

キモくないし酷くもないのだが時期だけが悪かった。
画面隅でBGM代わりなら。でも振り返りで見るほどでもないかな。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

63.2 19 異世界で貴族なアニメランキング19位
暴食のベルセルク(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (126)
403人が棚に入れました
スキルの優劣が絶対の世界で、無能と蔑まれる少年――フェイトは最底辺の生活を強いられていた。 フェイトの持つスキル《暴食》が、腹が減るだけで全く役に立たない能力だったからだ。 この世界で最上位に位置する聖騎士の一族、ブレリック家に目を付けられ、何かと暴力を受け、雑用を押しつけられる毎日。 唯一の救いは、同じ聖騎士にもかかわらずフェイトを見下さずに接してくれる存在、ロキシー・ハートだけであった。 しかし彼女と共に、城に進入した賊を偶然にも仕留めたことで世界は一変する。 敵の命を奪った瞬間、暴食スキルが発動し、相手の力が自身に流れ込んできたのだ。 そう、フェイトの持つスキル《暴食》は、殺した相手から、スキル・能力を奪い取るという、とんでもない代物であった。 戦う力を得たフェイトは、同じく大罪の名を冠するスキルを持った意思のある剣、《強欲》のグリードと出会い、さらに闘争の世界に足を踏み入れていく。 大切な人を守るため、理不尽な世の中に抗うため、立ちはだかる敵を喰らい尽くすフェイト。 こうして地べたを這いつくばるだけだった少年の運命は、急速に動き始めるのだった――。

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なろう…ではなくカクヨムか。テンプレ通りですがキャラの心情に共感はできたので印象は良い

スキルが全てな世界で不遇なスキルを与えられて、そのスキルの真の力に目覚めてその状況から逆転、という話はなろう系のテンプレの一つで、もう親の顔よりよく見たと言いたくなるほどありふれた展開ではあります。

ただその中ではクオリティはそんなに悪くないかなと思えました。
作画はややいまいちだったりするのですが、世界観がある程度は存在していそうで。

ヒロインの性格の良さを読心というスキルで見せるなどは良さそうに思いました。
主人公の行動の指針にもなっているしちゃんと有効活用していますね。
主人公もステータスが足りないから魔物と戦ったことも無かった、など行動の理由も納得できたりと、印象はあまり悪くありませんでした。

ただ主人公の暴食、まだはっきりとわからないのですが倒した敵のステータスとスキルを奪えるって仕組みですかね。
まああまりに強力過ぎる、というのは言うまでもないのでしょうかね。
せめて奪えば奪うほど精神に悪影響とかのデメリットがあって欲しいですが。
それでベルセルク化していく、というのならちょっと面白そうです。

で、一番なんだこりゃ、と思ったのは最初の盗賊だかを倒した時に手に入れた鑑定と読心。
この盗賊、そんな便利なスキルを2つも持っていたんですよね?
…え、なんで盗賊なんかやってんの? 悪の道に走るにしても詐欺師の方が遥かに儲けられると思います。
普通に考えたら表の道で商人をやるのが一番成功できると思います。
悪徳商人を殺害する展開にできませんでしたかね?
流石に主人公にスキルを与えるためだけに生まれてきた存在というのは萎えます。
もうちょっと上手くやって欲しい…。

という欠点はあるものの、キャラの心情に共感できたので及第点。
もっと酷いのがいくらでもあるので…。
ちょっと見たいと思いました。まあ強烈に気に入ったというわけではないので、本数次第で諦めますが。

2話感想
キャラの心情がちゃんと描写されていて共感しやすい点、
成長したステータスを剣に食わせることでステータスはリセットされるものの剣が成長する点、などで一応バランスが取れている。
といった部分からやっぱり思ったより悪くなく、このまま見続けようかと思いました。
世のなろう系は全くゲームバランスを無視して、世界を滅ぼす能力で子供の砂山を踏み潰すだけみたいな爽快感も何もない糞つまらん話が多すぎて、これだけで好印象というのもおかしいですけれどね。

まあステータスがリセットされている癖に雑魚を一発で倒せるのはおかしいんじゃないかとか、ちょこちょこ重箱レベルの欠点はあるんですけれどね。

3話感想
毎話感想なんて普通書かないんですが… いやヒロインは可愛らしくデート回、楽しかったです。
でも主人公の正体を隠せる認識阻害の仮面が、露天で普通に売ってるの!?
こんなの絶対犯罪にしか使えないじゃない…。もうちょっと厳重に管理しようよ…。

というわけで、いや基本気に入ってるんですよ。今後も試聴継続です。
でも毎話毎話ツッコミポイントがあるのは、なんでですかね?
それ一つで台無しというほど酷いわけでは無いのですが…。
この調子で毎話ツッコミポイントが入ったら毎話感想を書いてしまうかもしれない。

全話感想
作画はまあ微妙で、ツッコミどころはクオリティの低さかもしれませんが、でも全体的には良かったです。主人公の心情はちゃんと共感できたので。
自己犠牲的に戦う主人公に、メインヒロインと思い合っている所など良かったですね。
普通のなろう系なのですが必要な要素をちゃんと満たしていて、主人公を気に入ることができたので良かったです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

どこかで観たことある物語だなぁ…。でも、グリードが良い仕事をしているので多少マシか…。結局、印象の薄いお話でした…。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.23

 印象の薄さを最後まで払拭出来ませんでした。結局、主人公の目的がフワッとしており、芯の無い感じの物語でした。

 街の外にキメラやら冠魔物やらの強いのがウロウロしており、大罪スキル持ちの不死身の戦士も暗躍しています。

 できの悪いファンタジーもので良くある、魔物の強さが人類の生存レベル超えている奴です。

 最初の敵だった聖騎士がそもそも大したことありません。お前等じゃ人類護れんだろ?ヒロインのロキシーも、強いのか弱いのか中途半端です。

 主人公の暴食スキルも都合が良すぎる上に、グリードにスキル何%持ってけ!とか言う割にはリスクも不明です。そのため、戦闘に迫力が決定的に欠如しています。

 何か褒めるところが無いっすネ!
………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2023.12.09

 ロキシー達一行は、何回も何者かが操るモンスターに襲われ、その度に主人公が助けます。何?この展開…。

 ワンパターンです。ロキシーも、強い敵が何回も出現して、全滅しそうになる前に引き返せよ…。なんで前に進むの?自殺願望でもあるのかな?

 主人公の見せ場を作るのと、ロキシーとイチャイチャするためだけの展開です。原作通りだとしても、工夫がなさ過ぎです。
 
 はっきり言って、退屈です。戦闘も別に迫力があるわけでは無いし、なんかなぁという感じです。

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 7話まで観ました。2023.11.16

 主人公、ロキシー様を追って旅を続けます。いきなり都合の良いキャラが出てきたりしますが、不思議と許せる気がします。

 私は、物語を観る際に、狂言回しに注目するのですが、本作品では主人公の相棒の喋る剣、グリードが中々に良い仕事をしています。

 物語がカオスになりすぎない様に、状況を説明したり、主人公達を導いたりするキャラがいると、物語は理解しやすくなります。

 ご都合主義展開も、一応の筋が通った説明があれば、視聴者が受け入れてくれる可能性が高くなります。

 地の文で全て説明出来る小説や漫画より、動きのメディアであるアニメにおいては、狂言回し的なキャラがより重要になります。

 前期に放映していた、小説では人気作の7つの魔剣が支配するも、凝った設定とは裏腹に、性能の良い狂言回しキャラが不在なので、いきなり仲間が、実は私ハーフエルフなの〜!、俺フタナリなんだ!とかカミングアウトしたりするものの、誰も拾って解説しないので、だから何?と流されてしまい、意味不明な設定になってしまいます。

 本作品は、狂言回しキャラのグリードのおかげで多少は観られるかなと思って視聴継続しております。

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 5話まで観ました。2023.11.06

 ここまで観ても、盛り上がりに欠けるというか…。冴えない主人公が特殊なスキルをゲットして無双…。

 しかも主人公、残虐さだけは一人前で、悪い奴とはいえ、四肢を切断して嬲り殺しにしたりするのはやり過ぎな感じがします。

 なろうの苛虐性と言うやつですか…。主人公、ロキシー様を追ってガリアへ。

 今までも凄い武器をたまたまゲットしたり、暴食スキルの性能が良すぎたり、主人公に都合の良い展開が続いているので、この調子で行くのかなぁ。あんまり面白くないですね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

その出会いが運命を変える それは、神の理を越えた禁断の力 その欲望を その運命を喰らい尽くせ

この作品の原作は未読ですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
もちろん、事前情報は一切無し。
序盤…特に第1話は胸糞悪い展開が待っていましたね。


スキルの優劣が絶対の世界で、
城の門番であるフェイトは《暴食》という
腹が減るだけのスキルを持ったせいで
最底辺の生活をしいられていた。

しかしある日、城に侵入した賊を仕留めたことにより
世界が一変する──

無能と蔑まれた少年の下克上が今始まる──


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

そう、本来なら平民を守る存在である聖騎士が平民を虐げているんです。
別に何か悪い事をしたわけでもなく、ただ仕事をしていただけで暴力の対象になってしまう…
どうやら殆どの聖騎士はそんな感じみたいですが、全ての聖騎士が横暴な訳ではありません。

この作品のヒロインと位置付けても良いロキシー・ハートは聖騎士の中でも
平民から慕われる存在だったんです。
そしてフェイトは世界が一変した後、遥かなる下克上の先にロキシー・ハートに尽くすことを心に決めて…物語が動いていきます。

孤高の戦士…
服装は黒装束と相場が決まっているんですかね^^;
まぁ、似合っているから良いと思いますけれど…

一方、ロキシー・ハートは、白を基調とした聖騎士の佇まいが美しく気品が溢れている感じも良いと思います。
聖騎士は基本的にみんな同じような恰好をしているのですが、ロキシー以外には聖騎士の装束がとても似合っているとは思えませんでした。
やっぱり狙ってそうしているんですよね…

公式サイトのTrailerでも見ることができるのでネタバレでは無いと思うのですが、フェイトの暴食は「大罪スキル」というモノだったんです。

そして物語の中には、フェイトと同じく「大罪スキル持ち」が登場します。
フェイトの大罪持ちスキルの先輩になるので、その様な立ち回りを見ることができますが、未だ全容は分かりません。
今回登場したのも、憤怒のマインと色欲のエリスだけでしたから…

フェイトとロキシーとの関係もさることながら、大罪スキル持ち同士の物語の展開も今後期待できると思います。
寧ろ、これからはマインとエリスとの接点の方が増えるかもしれませんね。
と言うのも、今回の主題歌はマイン役の松岡美里とエリス役の関根瞳によるボーカルユニット「EverdreaM」が担当することになっており、ここにロキシーは入っていないんです。
考え過ぎかな~^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「Jekyll & Hyde」
エンディングテーマは、「青の原石」

1クール全12話の物語でした。
原作の3巻までがアニメ化されたそうです。
続きも気になるけれど、結構キリの良いところまで描かれていましたからね。
続編難しいかなぁ…
でも本編はしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7

60.9 20 異世界で貴族なアニメランキング20位
帰還者の魔法は特別です(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (127)
387人が棚に入れました
絶えず世界を侵食する異次元空間「影の世界」。 その中でも最悪の災害と呼ばれる「影の迷宮」に人類は直面した。 「デジール・アルマン」は仲間と共に「影の迷宮」最後のボス、破滅竜ボロミア・ナポールと対峙するも、世界は滅亡を迎えてしまう。 全てが終わったと思った瞬間、デジールの目の前に広がる光景は...13 年前の世界だった。 自身の出身校でもある、帝国最高の魔法学園「へブリオン学園」の入学式まで戻ってきたデジール。 きたる滅亡の未来を変えるべく、仲間たちを再び集めて世界を救うために立ち上がる!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

韓国産転生モノは、日本製ほど無邪気では無いのである。そして、面白くも無い…。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.28

 2期決定!この内容で?う〜ん…。私は観ますけれども!

 2期ありきのせいか、アウターとか言う敵対勢力が何なのか、逆算魔法はいつ身につけたのか説明しないでワンクール終ってしまいました。

 主人公の逆算魔法、ひょっとして物理攻撃に弱くね?舐めプしてた割にアウターのボスに苦戦したりします。凄いパワーとスピードで押されたら殺られるなコイツ…。

 主人公、一回目で身に付けた謎の能力でまた、ゴイスーしますが、いや…、誰に教えてもらったんだよ…。能力の背景が不明なので、ご都合主義的な展開にしか見えません。

 一回目で仲間だった強いお友達と、二回目の新しいお友達を集めてせいぜい頑張って欲しいです。
………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2023.12.18

 学園編が終了し、物語が動き出した様です。敵武装勢力の襲撃が!?

 しかし…、ヒロイン的なショタとロマンティカを活躍させるためか、テンポの悪いナメプを主人公側がカマシます。

 そして、真打ち登場って感じで、ニヤニヤした主人公がラストに登場して次回最終話へ…。

 これ系の話でこのテンポの悪さはヤバいです。マジで最終回近くで何やってんの?的な感じです。

 主人公のキモさが際立つ11話でした。制作側は主人公にヘイトを集めたいのかな?もう辞めちまえよ…。
………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2023.12.04

 韓国人の半分はキリスト教徒のためか、韓国産の転生モノは神が関わらないのが特徴の様です。主は、救済はしても異世界へ転生させるなんて、聖書に書いてありませんからね。

 日本産は、割とカジュアルになろう神が出て来ますが、文化の差です。

 本作品も主人公の転生(タイムリープ?)に神が関わって無いので、主人公の逆算魔法とかの出処が気になります。

 逆算魔法、すげー強いのですが、いつ習得したんでしょうか?学生の頃から使えたのかな?一切説明が無いので、主人公の根拠の無いイキリがすごく気になります。

 なろう神がしゃしゃり出てくる転生モノも食傷気味ですが、能力の説明が無いのも納得出来ません。

 また、9話で結局、貴族達にザマァしてやりましたが、モンスター相手の戦闘よりも誤魔化しが効きにくい対人戦がメインだったため、作画の悪さが目立ちました。

 低カロリー作画で、肉弾戦を表現してはいけません。魔法戦で何かを飛ばす戦いにしておけば良かったと思います。

 登場人物達がカクカクした剣撃をしているのは、観ていて笑いそうになります。

 もうすぐワンクール終わりですが、学園内から一歩も出ないでオレ達の戦いはこれからだ!エンドになりそうです。
………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2023.11.13

 本作品の特徴が分かってきました。主人公は魔王学院の不適合者のアノス様的な全知全能キャラで、他のキャラクターは主人公に善導される対象でしか無い系統の物語の様です。

 事件の黒幕や、形而上的存在(神)が不在で、主人公のやりたい様に物語を動かしていきます。

 視聴者には開示されいない、主人公の持っている謎のプランに従って仲間を鍛えて、学内のランキング戦で高ランクゲットと生意気貴族達へのザマァを目指します。

 この展開が良くある感じなのと、ザマァの妥当性が不明なのが良くないのかな?と思います。

 最終的に前の時間軸で主人公は人類最強パーティに入っており、シコシコ学園内でイキりなから仲間を鍛える意味が不明確です。結局、無能貴族共は戦争で淘汰されてるでしょ?

 一度目の方が物語的には面白かったのでは?という疑問がつきまとい、二度目の物語への視聴者の没入を妨げています。

 この二度目は主人公の自己満足の物語なのでは?人類最強パーティ加入後にラスボスの倒し方を検討すれば良いのでは?

 説明しろ説明しろうるせーんだよ!と、怒られそうですが、物語にハマるには納得のいく説明が必須です。クリエイターはみんな、それで頭を悩ませているわけで、放棄して良い訳ではありません。

 どうも、視聴者に観る価値無しと切られる要素が今の所多いのが残念です。
……………………………………………………………………… 

 5話まで観ました。2023.11.05

 死に戻りした主人公、2回目を上手くいかせるべく、1回目で目をつけていたキャラ達を仲間にして鍛えます。

 ここまで観ていて良くないなぁと思うのは、1回目の顚末が視聴者に公開されていないので、2回目の主人公の行動が正しいのか視聴者には判断出来ない点です。

 貴族制や学園の育成システムの不備で1回目は多大な犠牲者が出た様ですが、ラスボスの討伐自体は成功しています。

 これ、下手に歴史をイジるとまずいのでは?ラスボスを倒すために主人公と共に戦った仲間達も貴族とかと戦いながら鍛えられてきたはずです。

 主人公が鍛えたキャラは1回目より強くなるかも知れませんが、歴史が変わって弱くなる奴も出そうです。

 強さは育成のノウハウだけが物を言うのだ!と、いうのは、結構悲壮的な世界観です。これでは、キャラに深みが出ないのでは?

 彼女が公爵邸へ行った理由もそうでしたが、死に戻りしたり転生した主人公が全てを把握しており、視聴者に情報を公開しないで物語を進めていくのは、韓国原作の特徴なのかもしれません。

 なろう主人公の全能チートとはまた違った方向の主人公のイキリを許容出来るかが、視聴継続の要となりそうです。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.10.19

 死に戻り系のお話で、韓国の作品だそうです。2度目は上手くやるぞ~!

 彼女が公爵邸へ行った理由もそうでしたが、はっきり言って話が洗練されていません。

 転生なろう的なお約束事を守っておらず、世界観に粗が目立ちます。

 お約束事の魔法学院入学試験も、ランダムに選ばれた他の受験生含めて総員6人とレースアンドバトルして、上位3人が合格なのですが、強いの3人まじってたら、もう合格無理じゃん。

 反対に雑魚しかいなかったら、簡単に合格出来ます。全く公平性や客観性がありません。

 一事が万事こんな感じで、2回目は主人公無敵だから良いけど、1回目合格は運だったのかな?

 主人公は未来の知り合いを見つけて喜んでいますが、視聴者はぽか〜んです。

 この粗削りな感じが上手くいくか、とても気になります。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

内容は良い… と言いたかったのですが、なんかすっごく変な作りでイライラする…

いや、なんですかねこれ?

内容はわかりますよ。主人公は10年かけて戦い抜いて最後の最後に失敗したと。
そこから10年過去に遡って、今度こそ、という話ですかね。
ついでに途中で死んだヒロインも助けられるかも、と。
テーマとしては興味深く、見たい気持ちはあったのですが…。

いやなんですかね? 本当に。
…すっごく、イライラしました。

まず10年後のシーンが糞長い。いや普通こういうオープニングは数分で終わらせません?
ティアムーン帝国の断頭台のシーンは、そんなものでしたよね。
あれが正しい。こんな前座の前置きを何十分もグダグダ描いてどうすんねん。

しかも10年後に登場しているメンバーほとんどが、過去には登場しないんですよ。
なんでそういう無駄なことするんですか?

過去に戻ったと主人公が認識するまでもグダグダ長くて苛つくし、赤毛女と青毛男が仲が悪いと紹介したらそれだけでいいのに、なんかグダグダ無駄なやりとりを挟むし、全部が全部、とにかくいちいちくっそテンポが悪くてイライライラ…。

ここまで作りが悪いアニメは始めて見たかもしれないレベルで酷いです。

昔のアニメは時間の使い方が酷くゆっくりしていて、今の目で見るとイライラすることもあるのですが、そういうレベルではなくて…。
何でしょうね。とにかく酷い。演出、構成、監督とかが酷い。

そんなに言うならお前が作ってみろ、と言われた素人が作ったらこんなレベルになりそう、というレベルで酷いです。

ちょっとだけ、どこまで酷いのか見たいというレベルでは先が気になりました。

で、困ったんですけれど、ここの採点、こういうアニメの作り、演出が酷い場合ってどこを下げれば良いんですかね?

ストーリーそのものは別に悪くないですよ。見せ方が酷いってだけで。
キャラも見せ方が酷いだけで別に悪くはない。作画は確かに微妙ですが…。
声優、音楽も問題ないし…

いや、どこ下げればいいねん。と、すごく困りました。
仕方ないので物語を下げましたけれど… うーん、ちょっと納得いかないなぁ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

クオリティも逆算されています!

事前情報なしで見ました
総じてクオリティが… 逆算されています!


最初1話目が気合入れた設定感出していますが
やってることは再トライの俺最強です。



ツ ッ コ ミ ど こ ろ は 多 岐 に わ た り ま す

まずファンタジーな世界観と装備しておいて、
ハイテクな施設や物が出てきます。
杖装備してたりするのにタブレットが出ます。ゲーセン出ます…
タブレット使ってる世界観で、剣や杖はヤバい。
貴族推しもすごいが、やはりハイテクなものがある世界観には合ってない
ここまで時代や世界観が、めちゃめちゃなのは久々で清々しい!



キャラも最高
魅力をそそるようなキャラがいなく、全員そそらない
そのくせ声優さんは有名どころ使ってて声とキャラのクオリティの差が
中々染みるぜ…


特にきついのは主人公
何でもかんでも『逆算』といって魔法解除します
例えば解除してしまうから自分と敵問わず魔法使えないという
弱い設定があればまた良かったんですが
普通に別の魔法も使いますからね。

リスクや手間があるようにふるまってるが、到底危機感は感じない。
見透かしてる様もキツイ。
指ならしながら解除する姿は、さすがに寒気と笑いを与えてくれます




作画はなかなか。ズームが多いし戦闘シーンも動きほぼない
テンポも良くない。この話短くできるだろとか、いらないが終始ですが
キツイというよりは無でした







総じてなかなかクオリティがヤバく
久々にクソアニメとして当たり引いたと思いました
とはいえ、まだ見れるタイプのクソアニメです。

態々見るぐらいならほか作品に時間割いた方が良いですし
不味いものを食べて普段食べているものがおいしい物であることを
再確認するために見るならある意味お勧めできます

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

64.2 21 異世界で貴族なアニメランキング21位
俺だけ入れる隠しダンジョン(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (340)
1180人が棚に入れました
稀少な魔物やアイテムが⼤量に隠されている伝説の場所――隠しダンジョン。就職⼝を失った貧乏貴族の三男・ノルは、幸運にもその隠しダンジョンの⼊り⼝を開いた。そこでノルは、スキルの創作・付与・編集が⾏えるスキルを得る。さらに、そのスキルを使うためには、「美味しい⾷事をとる」「魅⼒的な異性との性的⾏為」などでポイントを溜めることが必要で……︖

声優・キャラクター
逢坂良太、富田美憂、大久保瑠美、堀江由衣、鬼頭明里、長野佑紀
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

心が貧しくなる

4話までの感想ネタバレレビューを読む

6話までの感想ネタバレレビューを読む

8話までの感想ネタバレレビューを読む

9話感想ネタバレレビューを読む

10話感想ネタバレレビューを読む

11話感想ネタバレレビューを読む

12話感想ネタバレレビューを読む

総評(これだけ読めばいいかも)ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こっそり鍛えて、世界最強。

この作品の原作は未読ですが、とみたん、ほっちゃん、あかりんらが出演されると知り視聴を決めました。


稀少なアイテムが隠され、世にも珍しい魔物がはびこる、
前人未踏にして到達不可能なダンジョン――「隠しダンジョン」。

幸運にもその扉を開いたのは、貧乏貴族の三男ノル・スタルジアだった。
迷宮内に囚われた伝説の冒険者オリヴィア・サーヴァントに出会い、
ノルは強力な三つのスキルを授かる。

スキルを自由に作れる【創作】
スキルを与えられる【付与】
スキルを改変できる【編集】

ただし、使用するには「LP」と呼ばれる生命力を使用しなければならなかった。
〈性欲〉〈食欲〉〈物欲〉を満たしてLPを高め、「世界最強」のスキルを使いこなせ!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

〈性欲〉〈食欲〉〈物欲〉を満たして…とINTRODUCTIONには記載されていましたが、
ノルを見たしていたのは〈性欲〉だけだったのでは…!?
と思えるほど、ハーレム色の強い作品です。

ハーレム色が強く、wikiのジャンルも「ハーレムもの」と記載されていますが、微塵もドロドロした部分が無いため、ハーレムに対する抵抗感は殆ど感じませんでした。

しかも視聴を始めて知ったのが豪華声優陣の面々…
大久保瑠美さん、天ちゃんに麗奈ちゃんと耳が喜ぶ布陣だったので俄然視聴意欲を駆り立てられました。

自分だけしか知らない隠しダンジョンなんて、聞いただけでテンションが上がりそうですが、このたなぼた式の設定が視聴者の好みの分かれそうなポイントだとも思いました。

ヒロインの皆さまはみんな美しくスタイル抜群…
もう、これは「ハーレムもの」のお約束ですね。
これで主人公が無双なら嫌みを感じるところですが、残念ながらそこまで強くはないんですよね。
唯一無二のスキルは持っています。
そのスキルをフル活用して学校の成績やお金を稼ぐことに関しては一級品ですが、もともと慎重な性格からか対人スキルは割と一般的なのが功を奏したのかもしれません。

ノルは「LP」を使ってスキルを発動するのですが、「LP」に関しては詳しい説明はありませんでした。
枯渇すると生命の危険があると言っていたので「Life Point」の略称だと最初は思っていましたが、中盤からは「Love Power」としか思えなくなったんですけど…
しかも女性の方が積極的なんですよ。
もう住む世界が違うとしか言いようがありません…って、実際に違いますけど^^;

少し話は変わりますが、ほっちゃんは今期も大活躍でしたね。
今期は「オルタンシア・サーガ」「アズールレーン びそくぜんしんっ!」と本作の計3作に出演されていました。
激戦区である声優業界において、ニーズがあり続けるって、とても難しいことだと思うんです。
そんな中、ほっちゃんボイスを聞かない四半期は無いのではないでしょうか。
改めてほっちゃんの凄さを感じました。

オープニングテーマは、スピラ・スピカさんの「ピラミッド大逆転」
エンディングテーマは、コアラモード.さんの「ネモフィラ」

1クール全12話の物語でした。
物語の展開は割と普通でしたが、声優さんの演技はしっかり堪能させて貰いました。
作画も大きく乱れることは無かったので、総じて楽しませて貰えた作品になりました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

LPを稼ぐためなので、ナニをしても合法です( ・`д・´)キリッ

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
異世界転生は批判されるので、異世界には転生させませんでした(ドヤッ)。

何の努力もせずチートは批判されるので、申し訳程度の修行要素を入れました(ドヤッ)。

あと、エロいです(ドヤッ)。

それだけですね~。中身はただの「なろう系異世界ファンタジー」の枠を出なかった印象。

レビューでは、こうすればこの作品はもっと面白くなったのではないかという、可能性の話を。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(2話まで)】
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【各話感想(2話まで)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 24

70.0 22 異世界で貴族なアニメランキング22位
ログ・ホライズン 円卓崩壊(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (202)
1027人が棚に入れました
ある日突然、人気オンラインゲーム『エルダー・テイル』の世界に、数万人のプレーヤー『冒険者』が閉じ込められた!モンスターや魔法がリアルに存在する異世界で人々は混乱し、冒険者の街『アキバ』は秩序を失っていた―人づきあいの苦手な青年・シロエもそんな冒険者のひとりだったが、意を決したシロエは盟友の直継、アカツキ、にゃん太らとギルド『ログ・ホライズン』を結成。さらに、持ち前の知略を武器に冒険者の結束を呼びかけ、自治組織『円卓会議』を立ち上げ、街に平和と安定を取り戻す。この『円卓会議』を中心に、ゲーム世界のもともとの住人である『大地人』との交流も進み、筆頭貴族コーウェン家の令嬢・レイネシアがアキバに赴任するなど、冒険者と貴族や商人、一般市民などとの外交や取引も活発化していく。しかし、冒険者たちが異世界に飛ばされた『大災害』から1年が過ぎ、つかの間の繁栄を享受していたアキバの街には、新種のモンスター『典災』の襲来や東西の貴族どうしの権力闘争、冒険者間の格差・思惑の違いなど、多くの火種がくすぶり続けていた。そして、ついに冒険者の結束の象徴『円卓会議』に決定的な危機が訪れる…

声優・キャラクター
寺島拓篤、前野智昭、加藤英美里、中田譲治、山下大輝、田村奈央、松井恵理子、柿原徹也、藤井ゆきよ、原由実、高垣彩陽、久野美咲、伊瀬茉莉也、葉山いくみ、井上麻里奈、櫻井孝宏、名塚佳織、村川梨衣、下野紘、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

6年ぶり3回めですから

原作未読 2014年ぶりの3期め


自分は最近参加した後追い組です。これまで1期25話+2期25話ともはや大河ドラマ。
みなさまのNH…じゃなかった、、、モンスターが巣くう渋谷の放送局から大陸(中国)にネットワークを繫げる2期最終話。その最終話との繋がりを感じない3期第1話だったため、直近視聴組の私でさえ脳のシナプスが咄嗟には繋がりません。

せめてアバンやAパートでおさらいさせてくれよ!と長期ブランクを意識させるのが6年という時間。

 いや待てよ…その構成ができなかったのかもわからん

この6年の間に『○○から国民を守る党』が国政進出していろいろバレてきたり、実はサーバーを大陸だか半島に置いてましたーとてへぺろした企業が問題になったりと、〝魑魅魍魎放送局が大陸と繋がっている”描写は無かったことにしたかったのは想像に難くありません。作品の内容と同様に現実世界でも政治的力学が働いたと邪推してます。

冗談はそれくらいにして本題です。
お話の繋がりについて序盤は面を食らいますけどそのうち繋がるものは繋がります。むしろこれまで50話休まずOPを担当してきた“デラッベィ♪”が聴こえてこないことにこそ断絶を感じさせます。OP曲変わりました。EDもYun*chiさんの声じゃないのが違和感あったりで始まりと終わりが締まりません。新OPEDの良し悪しとかではなく馴染むための時間が足りてないと感じます。このようにエンジンかかりきらない1クール12話である前提で3期は楽しみましょう。
連続性の演出は重要でして、仮に内容がイマイチでもお約束の担保でファンの目はごまかせるのです。

そうしてごまかせなかった物語の中身。サブタイトルにもなってる『円卓崩壊』ネタはもとより、ネタバレレビューを読む3期になって初出のネタが、過去50話でそこそこ広げた風呂敷にさらに被せてきたのがわかりづらさを助長してる印象でした。

わかりづらいなら整理してしまえ!と自分なりに観点整理だけはしときます。

■2期まで踏まえて3期の注目点

・帰りたい冒険者。残りたい冒険者。
 ⇒ネタバレレビューを読む
・冒険者と大地人のパワーバランスは変化するか?
 ⇒ネタバレレビューを読む
・現実世界へのアクセスする鍵が出てくるか?
 ⇒ネタバレレビューを読む
・ミナミは?
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・カナミは?
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・恋の行方は?
 ⇒ネタバレレビューを読む
 ⇒ネタバレレビューを読む

これだけだとふっ散らかってるんですけどね。そうはいっても楽しめました。
前半の政治劇と後半のバトルと按排の良い配置です。イデオローグに依らず意思決定プロセスが明快。そしてポイントをそれなりにおさえてる政治劇がお気に入り理由なため前半はこれまでの蓄積関係なく楽しんでました。それらにかまけてるうちに大陸で物語が進行してたり、2期で謎の存在だった“古代種”について追加情報出てきたり、特に不満はございません。


よくぞ3期を作ってくれました、でお釣りがくる作品だとは思っているので個人的にはそれだけで充分。
ついでに、、、同じ続編を匂わせるでも“新たな謎をどーぞ”だった2期の終わりよりも“いよいよ核心へ”な今回3期の締め方のほうが好感を持てます。


なんせ6年ぶり3期めですから。
これは2016年の履正社6年ぶり3回目の夏の甲子園出場とまんま一緒です。そして3年後4回めの出場で全国優勝しとります。
2021年4月現在、続編未定ですがプラス3年くらい気長に待ちますよ。奇しくも大阪だし(笑)



※ネタバレ所感

■さすがはアインス様!

〝ズ”ではありません。〝ス”であります。もともと戦闘系ギルドだったのに役場の福祉課みたいになってたギルド〝ホネスティ”の親分。英語だと正直・誠実を表す〝honesty”とさもありなんなネーミングです。無能なだけでいい人たちなんよね。
残念ながら「さすが!」とはならずに、ビリー・ジョ○ルのサッチャロンリワードのほうでした(謎)。

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導き出される結論は
〝動機は真っ当。手段が不当”ということですよね。


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■オマケ

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視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ視聴 

-----

2021.05.01 初稿
2022.02.13 修正

投稿 : 2025/03/01
♥ : 31
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

NHK大河ドラマ「円卓崩壊」

【物語 4.0点】
1クール尺の三部構成。
ネタバレレビューを読む

<大災害>によるゲーム内世界の現実化という事態にいち早く向き合ったシロエが
「異世界を舐めている」と始めたギルド<ログ・ホライズン>及び<アキバ>統治のための<円卓会議>
だが事態の進行は加速度的かつ深刻であり、既存の<円卓会議>が限界を迎える前半部。

シロエたちのこれまでの活動が、
かつて<ハーメルン>から救済した<冒険者>たちの成長として結実する後半部。

従来のやり方では通用しない無力感もあるが、
これまでの道のりも無駄じゃないと噛み締めることもできる。

この3期に向けて、1期、2期で予習・復習した方が良い過去話は?……全部。
とスタッフが言明している通り、内容は著しくファン向け。
ここまで付いて来た視聴者には報いる要素が敷き詰められている。


【作画 3.5点】
作画ソース量は並で、それを終盤のレイド戦周辺に集中する作戦。
結果、ネタバレレビューを読むなど怪獣バトルじみた?
まずまずのレイドシーンなどが再現。

一方、惜しいのが政治劇中心となった前半部。
もっと表情を描き込めるだけのソースがあれば、
駆け引きのシーンを深化できたはず。
終盤の人間ドラマでは表情筋が効果的に機能していただけに、
余計に悔恨が残りました。


【キャラ 4.0点】
<典災>と<古来種>の存在が一層、重要になる本作。

プレイヤー=<冒険者>の、住民のNPC=<大地人>等に対する優位性の一つとして、
ゲームプレイを通じて、世界を外側から捉える神に近い視点を有し、
システムにも精通していた点などが挙げられる。

が、<典災>はより上位のシステム権限の如き異能を通じて、
<冒険者>にバッドステイタスを付与。
<古来種>はゲームサービス開始初期からの記憶を明かす。

<冒険者>に対し知識と能力の優位を前提にした従来のやり方の限界を突き付ける。

シロエ、アカツキ、ミノリの三角関係にも進展がある3期。
と言うより、ネタバレレビューを読む

【声優 4.0点】
原作からセリフを厳選して、声優の演技に託す部分も多いという本シリーズ。
今作では、ミノリ役の田村 奈央さんの揺れ動く乙女の心情表現などにも一層、磨きがかかる。

従来の声優陣が盤石の演技をする中、
藤原 啓治さんの逝去により、リ=ガンを代役した多田野 曜平さんも、
渋味を増した彼なりの賢者ぶりを披露。

あとは<典災>エレイヌス役の五王 四郎さん。
御年73歳のいぶし銀ボイスによるネタバレレビューを読むとの煽りが、
妙に脳裏にこべり付いていますw


【音楽 3.5点】
劇伴は高梨 康治氏の続投。やはり駆け引き中心の序盤は大人しいが、
戦闘シーンが増える終盤に向け、シンフォニックロックを集中砲火♪

OP主題歌はBAND-MAID「Different」
ついに変更になったOP。
ガールズバンドのハードロックと共に流れるOPアニメーションは引き続きストーリーダイジェスト型。
毎度、2回目の“Let's go it`s show time”に合わせて
ポーズを決める魚顔のマルヴェス卿に吹き出してしまうのは私だけでしょうかw

ED主題歌は大城 美友さんの「ブルー・ホライズン」
こちらも歌手交代により、くすぐったい恋愛ソング→
伸びのあるボーカルによる心地良い応援ソングに。


【感想】
2期まで私は<ヤマト>は<大地人>の5つの文化圏の境界が
明確に確立された地域だと思っていました。
が、本作を見て、西国でかつての権力は衰えたものの、
古王朝の権威は保持している<神聖皇国ウエストランデ>が、
東国の<自由都市同盟イースタル>の勢力圏及び<冒険者>の街<アキバ>に対しても、
任官などを通じて影響力を及ぼすことができる。
中世日本の朝廷と幕府の二重支配の如き複雑な構造が、
局地に波乱をもたらす、誠に厄介な火薬庫だと理解して、私は興奮していますw
面倒臭いのサイコーですw

そんな<ヤマト>情勢をも利用して難局を乗り越えるシロエには、
名家の当主より“東の外記(げき)”なる律令国家じみた栄誉ある称号?が与えられました。
これは<ミナミ>の“西の納言”濡羽と対を成す構想とのことですが、
3期では、そこまでは進展しませんでした。

アニメ3期をもって、原作web小説書籍化以来のメディアミックス体制も一旦、畳まれるという『ログホラ』
“東の外記”と“西の納言”とのアニメでの再会。私は気長に待ってます♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

約6年の時間を経て…

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期~第2期は視聴済です。
TV版の第1期は2013年の秋アニメ、第2期は2014年の秋アニメとテンポ良く放送されてきましたが、そこでプッツリ途絶えてしまいました。
だからもうこれ以上はアニメ化されないものと思っていたので、第3期の放送決定は素直に嬉しく思いました。
ですが、第2期と第3期の間が6年も空くと、流石に物語の内容は忘れていましたけれど…


ある日突然、人気オンラインゲーム『エルダー・テイル』の世界に、
数万人のプレーヤー『冒険者』が閉じ込められた!
モンスターや魔法がリアルに存在する異世界で人々は混乱し、
冒険者の街『アキバ』は秩序を失っていた―

人づきあいの苦手な青年・シロエもそんな冒険者のひとりだったが、
意を決したシロエは盟友の直継、アカツキ、にゃん太らとギルド 『ログ・ホライズン』 を結成。

さらに、持ち前の知略を武器に冒険者の結束を呼びかけ、
自治組織『円卓会議』を立ち上げ、街に平和と安定を取り戻す。

この『円卓会議』を中心に、ゲーム世界のもともとの住人である『大地人』との交流も進み、
筆頭貴族コーウェン家の令嬢・レイネシアがアキバに赴任するなど、
冒険者と貴族や商人、一般市民などとの外交や取引も活発化していく。

しかし、冒険者たちが異世界に飛ばされた『大災害』から1年が過ぎ、
つかの間の繁栄を享受していたアキバの街には、
新種のモンスター『典災』の襲来や東西の貴族どうしの権力闘争、
冒険者間の格差・思惑の違いなど、多くの火種がくすぶり続けていた。

そして、ついに冒険者の結束の象徴『円卓会議』に決定的な危機が訪れる…


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

特徴的なキャラが多かったので、キャラのイメージは忘れていませんでしたが、物語の方は残念ながら殆ど記憶に残っていませんでした。

最初にダイジェスト版でも放送されたら…
と思いながらwikiをチラ見していたら、こんな記載がありました。
「本放送前の同年1月6日には特別番組『まだ間に合う! ログ・ホライズン』が放送された。」
きっとこれがダイジェスト版だったんでしょうね。
この番組を視聴しなかったから、あやふやな記憶で視聴に臨むことになりましたが、キャラを覚えていたおかげで何とか物語についていくことができました。

SAOの様な派手さはありませんが、堅実さを感じる展開は好印象でした。
派手さを売りにする作品はたくさんありますが、堅実さを売りにする作品にはそうお目にかかれないので…
もう少し早めに放送してくれていたら、もっと記憶が鮮明だったのに…
それだけが悔やまれます。

一方、物語の方ですが今回は主要登場キャラの心情を知ることができたのではないでしょうか。
自分の気持ち…相手の気持ち…そして大切なモノ…
思いの強さや直向きさなんて、きっと自分のことだって良く分かりません。
全部ひっくるめて思いが溢れかえっているのですから…

言葉を飲み込んでばかりいたら、きっと届かない…
改めて勇気を見せて貰いましたよ。
でも、その思いは大切にして欲しいと思います。
この先、何が起こるか分かりませんし、全部真実で、未来の糧になるのですから…

オープニングテーマは、BAND-MAIDさんの「Different」
エンディングテーマは、大城美友さんの「ブルー・ホライズン」

1クール全12話の物語でした。
これから始まる新たな展開を予期させながら物語は終幕しました。
まさかこれで終わりじゃありませんよね。
続編が制作されるなら、是非間隔をあまり開けずに放送して貰えると嬉しいです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

65.3 23 異世界で貴族なアニメランキング23位
外科医エリーゼ(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (152)
438人が棚に入れました
高本 葵の前世は“悪女皇后“エリーゼ。数多の悪行を働き人々に不幸をもたらした彼女は、夫・リンデンによって処刑されるという最期を迎えた。 現代に生まれ変わった2度目の人生では、過ちを償うべく外科医として人のため生きてきた葵だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に… しかし、目を覚ますと1度目の人生に戻っていた! 処刑される10年前に転生したエリーゼの目の前に現れたのは、自分のせいで命を落とした家族たちだった。もう、大切な人を失いたくない…後悔でいっぱいの人生なんて絶対にいや! 3度目の人生は悲劇のきっかけとなったリンデンとの結婚を回避し、医学の知識を生かして再び医者になりたいと決意する。ところがそんなエリーゼの道のりには、さまざまな困難が待ち受けていて…? この人生は、誰かの命を救うためにーー運命にあらがう“天才外科医”の、ひたむき医療ファンタジー開幕!


声優・キャラクター
エリーゼ・ド・クロレンス:石川由依
リンデン・ド・ロマノフ:阿座上洋平
グレアム・ド・ファロン:細谷佳正

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

医療系はレッドオーシャンなので、地雷臭しかしないんですが…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.04.01

 王様を手術して大団円でした!力技爆発!ちょっと開胸して動脈いじったら成功するほど甘くないでしょ。

 造影剤を使用して疾患の位置が分かる様にレントゲン撮影して、カテーテルとか使わないと駄目な様な…。当てずっぽうに動脈切るわけにもいかないでしょ…。

 ついでに悪性腫瘍も切除しました!コレが病気の原因だ!って…、王様は糖尿病だったんじゃ無かったっけ?

 手術の作画は嘘臭いです。王様に手術中、笑気ガスか酸素を吸わせてますが、ボンベを描かないとか、ちょっとでも調べる手間をかけない姿勢を貫いています。あんなスカスカな手術室ある?

 19世紀くらいに使用されていたボンベの資料なんて、調べれば画像なんていくらでもあるでしょ。多分、色々と専門的なことを判断するスタッフが居ないんでしょうね。

 子供騙し医療アニメでしたが、エリーゼが可愛かったから良かった位の感想しか無いので、オススメ度は低いです。
………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2024.03.23

 次回最終話で盛り上がってきましたが…、この世界、レントゲン検査とショック輸液が出来る様です。輸液の容器は流石にガラス瓶の様でしたが…。

 20世紀初頭レベルの医療水準はあるんですね。生理食塩水を輸液してるんでしょうが、それだと輸血も可能と考えるべきですね。

 そうなると、最初の方で病棟が不潔だったこととの整合性がとれません。細菌とかの知識がないまま輸液なんてしたら、汚染水を血中に入れる様なもんで、敗血症で死にます。

 素人でも分かるボロがでるなら、医療モノなんて作ってんじゃね〜よ!次回、王様の病気の謎は明らかになるのか!?ちょっと楽しみです。
………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2024.03.10

 この作品を作っているアニメ会社は良い度胸をしていると言うか、世の中の事を理解していないと言うか…。

 人間相手の医者が主人公のアニメは、今までほとんど作られていません。異世界薬局は薬剤師ですしね。

 理由としては、リアルな医療の描写がしにくいことです。しかも、別にリアルにしても物語が面白くなるわけでも無いので、制作会社もワザワザ監修者をつけるなどのコストをかけません。

 そのため、誤ったり嘘臭い医療シーンの連発になり、世界観が崩壊します。

 次に、現代日本は医療先進国ですが、トップでは無い点です。医療技術も器具も、ほぼ外国人の発明+純粋工業製品なので、チート転生者がイキレません。あまりにも他人の褌でなんとやらです。

 最後に、医療の発展に貢献した実在の人物をフィクションと言えども超えられない点です。なろうやラノベ作家などはいい加減な連中ですが、多少なりとも創作者としての矜持があるなら、歴史上の人物を無視出来ません。

 有名なところでは、クリミア戦争で看護の大改革をしたナイチンゲールなんて、まんまチート主人公です。

 まだ、病気の原因が不衛生さにあるとの確信が無い時代に公衆衛生を徹底し、傷病兵の生存率を劇的に改善し、売春婦の一種として扱われていた看護婦の地位向上を達成するなど、まさに医学界の巨人…。

 医者を主人公にした物語をアニメ化することのハードルの高さが理解出来ると思います。

 本作品のエリーゼも、国を救いたいなどとほざきますが、手の届く範囲の人物しか治療しません。そして、手垢のついたヒューマンドラマでお茶を濁します。

 外科医設定が無くても物語が成立します。現代知識で公衆衛生を改善した方が、よっぽど人々の利益になります。

 上記の理由から、皆様も、タイトル名を見た時点で、面白くアニメ化するのは無理だろな〜という予測されていたと思いますが、まさに的中しておりますので、悪役令嬢反省系のメロドラマ好きの方以外にはオススメできません。

 哀しいけど人生って有限なのよね…。

……………………………………………………………………… 

 7話まで観ました。2024.02.22

 コレ、医学的には相当誤っているんでしょうね。私の様な素人でも分かる誤りとしては、ハイムリック法を意識のない人にやるのは禁忌です。マネしちゃ駄目ですよ?肋骨が折れるだけです。応急救護の基本です。

 原作が怪しいのか、アニメ化でそうなったのか…。監修者とか居ないのかな?

 他の医師達はエリーゼに好意的で、天才!天才!と褒め讃えますが、コイツらは細菌の知識とかあるのかな?エリーゼ以外の登場人物達のバックボーンが不明なので、凄く嘘臭いです。

 現代レベルの清潔さや徹底的に消毒された環境にいても、怪我や手術後は、すぐに敗血症になります。抗生物質を飲めば一発で治りますが、無かったら結構身の回りの人でも簡単に死亡しているはずです。

 どうも病気や怪我を甘く見ているとしか思えません。物語中の医療水準をちゃんと設定してないので、ご都合主義にしか見えません。

 医療モノをやるなら逃げちゃ駄目でしょ。コレなら、加持祈祷以外に頼るモノが無い庶民を対象とした、町医者からスタートした方が良かったです。

 適当な貴族社会を設定しているせいで、物語の面白さを損ねています。両班制にでもしとけば良かったのでは?どこの国の人が作っても凡百のなろうはこんなもんなのでしょう。
………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.01.16

 ハイハイ転生しましたよ〜と。物語が動くのは2話からの様です。

 しかし…、外科医ですか…。文明レベルがどの位かは分かりませんが、そんなに外科的な処置が必要な患者が沢山いるのかな?

 過去、外科的な技術が中々進歩しないのは、色々といじるより、刀槍が原因程度の傷なら焼酎ぶっかけて縫って温泉行けば治るからですね。

 衛生状態の悪い世界で外科とか、患者の寿命を短くするだけです。ナポレオン戦争の頃も、戦場で軍医にかかると漏れなく死亡するので、傷口に蛆が涌くまで放っておいた方が助かるなんて話もあります。

 1000年前のお話のビィンランドサガで、戦場で内臓を損傷した仲間にトドメいるか?と聞いて回るシーンがありますが、1950年代位まで似たような感じで、内臓損傷は助かりませんでした。

 良い抗生物質が無かったからですね。皮膚移植の技術が発達するまで、バイク事故とかで広範囲に皮膚が剥けたりすると、すぐに手足を切り落として傷口を茶巾絞りみたいに縫っていたのも最近の話です。

 外科技術なんてそんな程度でも人類は死滅しないで元気に戦争して殺しあっていたんですから、転生医師の技術程度でどうなるもんでもないでしょう。

 やはり治癒魔法か万能ポーションだな!系の結論になりそうで、今から楽しみです。性格悪いかな…。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

「『医療』×『異世界』はまだ未開拓だから」だけで創られたような作品でいろいろと無理筋w

【レビューNo.117】(初回登録:2024/3/31)
韓国WEB小説原作で2024年作品。全12話。
「医療」×「異世界」でどうみせてくれるのかって感じでしたが・・・

(ストーリー)
(1回目の人生)
ブリチア帝国クロレンス侯爵家の長女エリーゼ・ド・クロレンスは、その恵
まれた出自とわがままな性格により皇后まで上り詰めたものの悪行に明け暮
れ、皇帝で夫でもあるリンデン・ド・ロマノフによって処刑されてしまう。

(2回目の人生)
前世の記憶を持ったまま現代の日本で高本葵として生まれ、前世の過ちを清
算するために人を救う医者として生きてきたものの、航空事故に巻き込まれ、
またも命を落としてしまう。
(ここまでがプロローグ)

(3回目の人生)
1度目の人生と同じ15歳のエリーゼへと逆戻り。1度目の人生で処刑されるま
での記憶と、2度目の人生で培った医者としての知識と技術を頼りに、二度と
過ちは繰り返さないこと、再び医者として生きることを誓うのだった。

(評 価)
個人的には「異世界なろう(低予算)」的な作品はある意味「別モノ」とい
う見方をしていて、脳死で寛大な感じで観ているのですが、これは物語を成
立させるためとはいえ、無理筋が過ぎるだろうとwww

・「転生」という無理筋
 ・本作の特徴といえば「異世界→現在世界→異世界」という複雑な動きを
  していますが、作者側の視点に立てばその事情が見えてくるわけで
  ・通常の「悪役令嬢モノ」だと「乙女ゲーム世界への転生」というパタ
   ーンが主流なので、主人公「現在社会のゲーマー」→「ゲーム世界」
   というパターンで事足りる。
  ・でも本作では医療知識や技術を習得する必要があるため、「乙女ゲー
   ム世界への転生」というパターンが使えない。なので
   ・1回目の人生:過去の記憶を引き継ぐため
   ・2回目の人生:医療知識や技術習得のため
   という苦肉の策を弄しているのだと。
 ・別にそのこと自体はさほど問題ではないのですが、
  ・通常の「悪役令嬢モノ」だと「破滅フラグ」回避のために主人公がゲ
   ーム知識をフル活用して大奮闘
  ・本作ではその辺が非常に薄い
   (物語の主軸は「私は医療の道に全霊を注ぐ!」的なw)
   → 複雑な設定までして手に入れた「過去の記憶」の必要性は?!
  って感じなんですよね。原作やアニメ化以降では意味を持つのかもしれ
  ませんが、本作を観る限りその必要性が「??」って感じで、
  ・なんか「悪役令嬢感」が欲しい(昔はごめんなさい改心しました的な)
  ・その方が異世界での話が円滑に進めやすい原作者都合
  個人的には作為的なものを露骨に感じちゃうんですよね。
  なんか特異なことをしてる分、その部分が悪目立ちしてるみたいな。

・「医療」という無理筋
 ・最初に異世界でエリーゼが行ったのが「病棟の清掃」で、そういう意味
  では「この世界の医療レベルはかなり低いのか?」という始まりなんで
  すが、この世界の上位クラスの医者たちはそれなりの医療レベルなんで
  すよね。これはエリーゼが無双するために
  ・あまりレベルが低いと「医療モノ」として読者から馬鹿にされる
  ・そしてエリーゼとこの世界の医者とのレベル差がありすぎると、エリ
   ーゼの術式説明等が誰も理解できないため、話が成立しない
   (「何と!そんな画期的な術式が!!」がやりたいみたいなw)
  って感じで、上位クラスの医者たちをそれなりのレベルに引き上げる必
  要があるのでしょうが、医療だけでなくこの世界の文明レベルなどと比
  較してもいろいろとチグハグで歪な感じなんですよね。
  (この世界観に唐突に「レントゲン」というワードが出てきたりとか)
 ・その割には「医療」に面白みがあるのかといえば、結果的には通常なら
  「魔法」などで「チート能力」を付与していた部分を「医療」に置き換
  えただけという創りなので、目新しさ以外は「医療」に優位性を感じら
  れないという印象ですね。
 ・この辺りも今までは「魔法」というファンタジーでバランスを取ってい
  たものが
  ・エリーゼ無双のために「魔法」は禁止
  と、こちらも特異なことをしてる分・・・って感じですかね。
  (正確には変身魔法的なものは出てくるのだが)

・「異世界」という無理筋
 個人的な印象は
 ・「『医療』×『異世界』はまだ未開拓だから」だけで創られたような作品
 って感じなので、どことなく原作者の
 ・「異世界要素」ってそんなに書きたい訳じゃないけど、仕方なく
 という空気を感じるというか・・・
 まだ「俺tueee」やハーレム願望を満たすために異世界モノ書いてる「なろう」
 の方が、ある意味清々しい感じがしますね。
 なので、異世界要素はとってつけたような感じが凄くて・・・
 特に皇帝のキャラが
 ・医者エリーゼの優秀さを認め理解を示しつつも
 ・しかしその人柄や聡明さから是非皇室に迎えたい
 という「エリーゼ・ヨイショ」の第1人者なんでいろいろともう・・・
 挙句の果てに与えた最終試練が
 「『医師資格試験』の合格」
 ってことなんですが、あれだけレべチな無双ぶりをみせておいて、今更これ
 が「最難関の試練」と言われてもなんだかなあって感じなんですよね。
 (案の定、試験結果もいろいろとまあw)
 
ストーリーは非常に明快ですし、エリーゼの真っすぐさや大きな瞳のキャラデ
ザは悪くないと思うので、エリーゼ推しで観れる方にはそれなりに面白く視聴
できると思います。
しかし個人的には下手に特異なことをしている分、脳死で視聴してもいろいろ
と引っかかってくるって感じですね。
ある意味「医療」については、”鬼戦車 t89さん”のレビュー
>人間相手の医者が主人公のアニメは、今までほとんど作られていません。
の考察がかなり的を射てる感じがしました。確かに
「『(リアルな)医療』をアニメでどう面白くみせるのか?」
って問われたらう~ん・・・

OP「believer/エリーゼ(石川由依)」
はアニソンの原点に立ち返ったような良曲。これはちょっと感動した。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

エリーゼのために

原作は未読で、作者のyuinさんのプロフィールも存じ上げておりません。
観終わっての印象は、転生をちょっと安易に使いすぎているような感じがしました。
見かけ上のストーリーはとてもシンプルですが、むしろその背景には何かしらの理由や事情が潜んでいるような気がします。

エリーゼという一つの器に、別々の人格をリブートし、過去の記憶を未来思考へとリライトさせつつ、自分の意思を貫き強行させていくシナリオ・・・。
いささか無理くりにも思えるこの設定に、私のなかのもやもやする思いは、一体何処からくるものなのかと戸惑っています。



一つ思うことは、yuinさんが韓国のお生まれということです。
飛行機でわずか90分ほど(福岡〜ソウル)の隣国ではありますが、国の成り立ち・地政学的変遷、宗教的・文化的醸成は、同じアジア圏の日本とは似て非なるところがあります。

違い自体は素晴らしいことで、見るもの聞くもの全てから得られるさまざまな刺激に、なるほど!と頷いたり、まじかー!と驚いたり。
もちろん個別の事柄は尊重しますし、否定も排除も意図していません。
私が、単純に知らないということなので、学ぶところも多くあるということです。



韓国というと儒教・儒学の国というのが私の理解の初発です。
現実的世界観の秩序の維持、特に長幼の位置づけに重きを置いたシステムで、家族を中心とした父母兄妹、友人君子の関係性を大切にする概念です。
日本にも儒学から発展させた朱子学があり、その特長は、主従・上下関係に重きを置く体制の精神的な屋台骨になっているところです。

両者の違いは、社会構造の概念性、日常生活の構築性です。
韓国はどちらかというと個々の人間の立ち位置に視点を置いていますが、日本は仕組み・組織性に重点を置いていると思います。

韓国の場合、年長者への尊重を一般常識の柱にしていますが、その弊害として、世代間の意識格差・経済的格差が、日本よりもはるかに顕著に現れる傾向があります。

もう一つ言うと、韓国の姓はおよそ250種類ほどしかなく(日本は10万以上です)、家の系譜や血縁の繋がりが、かなり濃いという側面があります。

また、陸続きの北朝鮮とは1950年以来、今に至っても戦争状態にあります。
同じ姓が分断され、対立しあう緊張状態が、74年にわたって続いています。

しかも徴兵制が国策としてあることだけでも、日本人の意識性とは全く違うのではと思います。
なぜなら万一のときは、同じ姓、近しい血族に向けて、嫌でも銃口を向け、トリガーを引かねばならないのですから。

こうしたことを日本と比べると、韓国の社会構造と日常には、さまざまな縛りだったり格差だったりが、潜在・顕在していることが窺えます。
そのことが韓国の若い方たちの感性や意識にも、相応の圧力と緊張、何かしらの不満や不遇感があるのでは?と感じるのです。



この辺りが、日本とは全く違う環境です。
創作においても、ポリシーやコンセプトに、おのずと違いが表われると思います。

yuinさんはおそらくお若い女性だろうと感じますが、女性の自己実現の実態はどうなのでしょう。
以前からソウルでは家も買えないと聞きます。
仕事も大企業とそれ以外の事業所では収入格差が大きい。
大学に行けたとしても、就職はなかなか覚束ない・・。
そんな世相が yuinさんの作家性にも影響を及ぼしているとしたら。

彼女が創作したエリーゼは、職業は外科医、身分は特権階級、生まれながらの才色兼備、そして二度の転生、そこは日本とナーロッパが舞台。
韓国を思わせる要素が作品内に一つも見当たらないのは、なかなかどうして寂しくも感じます。

作品の魅力も主人公の力強さも、ひとりの作家性から芽生え、大きく育つものです。
そう思うと、エリーゼというキャラクターは、韓国女性の裏側の顔を隠し持ち、生まれ故郷への複雑な思いを抱いて生きているのではないかなぁと思いました。


名もなき多くのエリーゼのために創られた作品。

韓国では(日本でも)ヒット作だそうです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

64.5 24 異世界で貴族なアニメランキング24位
悪役令嬢レベル99(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (50)
299人が棚に入れました
乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢・ユミエラに転生してしまった主人公。 実は、ユミエラは魔王を倒したあとに登場する裏ボスで、レベルをカンストしていないと倒せないほどの強大な存在だった。 しかし、ただ倒されるだけの存在ではいたくはない。そう考えたユミエラは、ゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意するが、ゲーマー魂に火が付いて思わず自身のレベルを99 まで上げてしまった。 その強大な力のせいで、周囲の人々から「魔王」と疑われることになってしまう。 平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来とは――?

声優・キャラクター
ユミエラ・ドルクネス:ファイルーズあい
パトリック・アッシュバトン:内田雄馬
アリシア・エンライト:和氣あず未
エドウィン・バルシャイン:八代拓
ウィリアム・アレス:石谷春貴
オズワルド・グリムザード:天﨑滉平

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

私は私らしく生きる

作画はあまり良くないけど私はこの作品結構好き
主人公のユミエラが個性的で面白かった

基本はありふれたなろう系私TUEEEEアニメなんだけど、冴えない人が雑に強くなってみんなから愛されて幸せになって元の冴えない自分とは全く別人になっちゃう他のなろう系とは違って、強くなってもみんなからチヤホヤされるどころか疎まれ怪しまれ嫌われ恨まれる、そんな理不尽で不憫なのに意に介さない感じで、まったくキャラがぶれないのがいい

私は愛想振りまいてみんなから愛されるお姫様になりたいわけじゃない、イケメンで金持ちの男と付き合いたいわけじゃない、女がみんなそういう少女漫画のお姫様に憧れているなんて決めつけないでくれる?
私は私だ、愛想なんてふりまかないし、王子様とか吐き気するし、取り巻きからつきまとわれるのも迷惑、ああうざいな、いちいち騒ぐな、私は好きなように生きるの、何か文句ある?って感じの超絶マイペース陰キャ女子
そんな陰キャ女子が、最強になってもそのキャラを変えず、あくまでマイペースな一匹狼を貫くところが芯が強くて好き、この子と友達になりたい!!
でもきっとユミエラは相手にしてくれないのでしょうねー

話も面白くて、意外と丁寧
こんな邪悪っぽい力出してたら魔王と勘違いされて討伐されちゃうでしょ・・・ってツッコミも「魔王じゃありませんよ」って王家から太鼓判押させることで序盤からしっかり回避しておくなど丁寧に話を作っています

いいアニメでした!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

無表情な悪役令嬢

原作未読 全12話

現世でプレイしていた乙女ゲームの中に転生して、裏ボスであり倒される悪役令嬢となりました。回避しようと大人しくしていましたが、もしもの際に森やダンジョンに一人で行き魔物を沢山斃し、学園に入る前にレベルを99に上げてしまいます。その後、入学した王立学園という学園での生活をコミカルに描いた作品です。

主人公常に目立たないように生活をしていますが、他の学生がLv10にも満たないものばかりなのにLv99ということで悪目立ちしてしまいますよねw

陰謀や嫌がらせを受けますが、涼しい顔で難なく解決していきます。

主人公が普段は余り感情を表に出さず近寄り難い感じなのに、心の声を聞くと結構勘違い多く、厄介なことに巻き込まれやすいことが面白かったですね。

現世でもこの世界にも人と余り接していないので人の心を察する能力に欠けている部分が多々ありました。

また、乙女ゲームの主人公たちやヒロインが出てきますが、おバカさんばかりでしたwでも愛するおバカさんという感じでしたねw

最終的には魔王を倒すという目的みたいですが、お話は切りがいいところで終わっています。

OPは前島麻由さん、EDは主人公ユミエラ・ドルクネス役のファイルーズあいさんと友人役のエレノーラ・ヒルローズ役の日高里菜さんが歌っています。

最後に、ほぼ無表情の主人公ユミエラですが、ごくたまに表情が変わるところは可愛かったですねw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

qu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

気にはなるので視聴継続

異世界転生ものですね。主人公は見た目と持って生まれた魔法属性で差別されるが…まぁタイトル通りレベル99になります。作画は厳しく言うと怪しいところもありましたが問題はないです。6話まで視聴中

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

57.0 25 異世界で貴族なアニメランキング25位
マジック・メイカー ~異世界魔法の作り方~(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.5 (44)
129人が棚に入れました
リスティア国の片田舎の領地を治める下級貴族、オーンスタイン家。そこには、二人の姉弟がいた。 姉のマリーは、父から剣術の稽古を受けるのが大好きな活発な女の子。 弟のシオンは、部屋に籠もって本を読むのが大好きな内気な男の子。 性格は正反対の二人だが、優しい両親に見守られながら、仲睦まじく暮らしていた。 そんなある日、シオンは『まほう』というものがこの世界に存在するか、父に尋ねる。 しかし、貴族としてそれなりの教養がある父でも、『まほう』という言葉自体を知らなかった。 ましてや、シオンが言う「火とか水とか風とか光とか、何もないところからいろんなものを出したりする」現象など、この世には存在するはずもなく……。 その日から、シオンは目に見えて落ち込んでしまう。 シオンを励ましたいと、幼馴染みで農家の娘のローズに話すマリー。 すると、湖で不思議な現象を目の当たりにして――

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

魔法が存在しないのに、魔法が有効だと言う前提で話が進んでいくトンチキアニメ…。結論ありきの話なら、魔法に関する妄想部分なんて要らないじゃん。

 6話追記です。2025.02.16

 何度観ても、6話のコボルト戦はおかしいです。何故、惰性でアニメを作ってしまうのか…。制作会社にプロとしての矜持は無いのか?

 何度も書いていますが、本作品は魔法が存在しない世界です。戦闘も基本的に物理で殴り合う世界観です。

 魔法と区別がつかない様な便利なスキルも存在しません。バフやデバフ効果のあるスキルなんてのも存在しない様です。

 ならば、数でまさるコボルトに、主人公、姉、幼馴染の女児、引率の冒険者、貴族パパの5人で挑むなんて、あり得ないでしょう。

 異世界なら戦闘もロールプレイングゲームの冒険者風にと言う演出が駄目なのです。治癒魔法も無く、エスケープ魔法も無い、後詰の救援部隊も居ない、怪我したら終わりの戦闘なんて、リスクが高すぎます。

 コボルトも主人公達も剣を主要武器にして乱戦していましたが、お互い怪我をしたら治療手段も無く死ぬしか無い世界でこんな戦闘しますか?

 コボルトは数的優位を何故使わないのか?弓なり投槍なり使うべきでしょう。投石でもロリ程度は戦闘不能に追い込めます。盾も持って無い女児なんて、遠距離攻撃で充分でしょう。

 また、コボルトは人間と戦ったことが無いのでしょうか?相手の目的が自分達の殲滅にあるなら、遠戦気味に戦って不利なら逃げれば良いのです。最後の一匹まで玉砕覚悟の接近戦をやる必要はありません。魔物とは言え、馬鹿すぎます。

 本当にどうしようも無いアニメです。初の実戦で主人公の魔法がどの程度使えるか不明なのに、魔法が使えることを前提に登場人物達が動いてしまっています。

 貴族パパも含めて、大人が無能です。実は魔物に魔法が効かなかったらどうするつもりなんでしょう?危機管理が出来て居ないと言うか、頭がお花畑と言うか…。

 魔法が使えない場合に備えて、少なくともコボルト殲滅のためには、後詰の冒険者も連れて来て、コボルトの数倍の数で包囲しなくてはなりません。物理での殴り合いはとにかく兵隊の数ですよ!

 とにかく演出が無能です。糞なろうが原作のアニメなんて、手癖で作っても誰も文句を言わないだろ?と言う甘えが透けて見えます。

 魔法が存在しない世界で主人公が魔法を発明すると言うテーマすら消化出来ないなら、辞めちまえよ!とマジで思います。

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 6話まで観ました。2025.02.13

 このアニメは、完全な失敗作ですね。魔法の存在しないナーロッパもののアニメが少ない理由が良く分かります。

 6話で主人公達は魔物のコボルトを討伐しますが、コボルト達は武装しています。金属製の武器をどこから入手したんでしょう?

 魔法が存在していない世界なので、当然魔物も魔法は使えないと考えると、戦闘力向上には武装に頼ることになります。

 魔法が存在していれば、魔物が武器を持っていても、魔法で何とかしたんだろうで片付けられますが、この世界では自分達で製造したか、人間から奪うしか武装する手段がありません。

 どちらにしても、人間にとっては相当な脅威です。魔物が武器や生活物資を獲得するための独自リソースを持っていると言うことになります。

 糞なろうには過ぎたる世界観です。魔物の社会構造も設定しなければなりません。人間からの略奪だけでは、当然魔物社会は存続しえないので、魔物達も何らかの生産手段を持った社会を形成していないとおかしいですね。

 魔法があれば、こうした矛盾もすぐに解決します。魔物は魔法や魔力の影響でダンジョンから無限に湧いて出てくる!で良いからです。

 しかし、魔法が存在しない世界では、魔物達も再生産労働を通して集団を維持しているのでしょう。魔物と言うより、敵対的な異民族に近い存在な感じがします。

 5話では物理法則と魔力の関係にも矛盾が生じています。フレアの火は酸素に関係無く燃えるなら、水をかけても消えないのでは?

 ロウソクの例だと、人間に魔法の火が着いたら、魔力が燃え尽きるまで消えないと言うことでは?主人公は魔法の練習中に魔法の火が体に燃え移っていましたが、ジュネーブ条約違反の白鱗弾を喰らったかの様に水を掛けても火が消えずに苦しみながら焼け落ちないと魔力の説明がつきません。

 燃焼の三原則と無関係と言うなら、水で消火出来たのは致命的な矛盾をはらんでいます。

 主人公はフレアの他に電撃魔法を発明してたけれども雷撃は何故直進するのでしょう?作者は電気の知識が無いのでしょうか?手だけ絶縁しても、意味無で、主人公か回りのゴイスー共が感電死するだけでしょ…。

 魔法が無い世界で魔法を作る物語があまりアニメ化されないのは、物理法則と魔法現象が矛盾するから、創作し辛いってことの様ですね。

 物理法則はものすごい無慈悲です。どんなに頑張っても神の創造した摂理の如く現象を支配しています。これに、魔法が切り込んでいくのは、そもそも無理があります。

 魔物と人間の関係にしても、魔物が魔法で生み出されているモヤッとした存在で無いのであれば、ゴブリンやコボルトの様なある程度社会性を持った集団がどの様に生活を維持しているのかも明らかにしないといけません。

 私は、なろうの作者など、現代の高度工業化社会の落ちこぼれの無能が妄想を垂れ流しているものでしか無いなどと批判する気はありませんが、ナーロッパが舞台なのに魔法が存在せず、主人公だけが魔法を創造出来ると言う、物語が進んでいけば社会構造や物理法則との関係に矛盾が爆発しそうな糞なろうをアニメ化した罪の方が大きいと、このアニメを観て感じております。

 制作する前に、アニメ化に向いて無いのが分からんかったのかいな…。
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 4話まで観ました。2025.02.01

 まだ魔法は完成しません。丁寧と言うより、ずっと制作者のスッキリしない妄想が垂れ流されているのを眺めている感じです。これに波長が合うなら良いですが、一般的な視聴者にはそろそろ我慢の限界でしょう。

 大体、魔力とかがある世界なら、誰かしら実用レベルに達していなくても、見世物とかにはしているでしょ…。

 平賀源内のエレキテルみたいに、電力としては使えなくても、エンタメには使用している人くらいはいると思います。

 ハッキリ言って、現象も基礎理論も知られていない様なものは、実用化出来ません。そもそも、ある文明段階の人間に観測出来ないなら、実証とかはまだまだ先の未来の話です。

 現実世界だって、霊魂とか、あの世とか、異世界の存在は否定出来ませんが、現代の人間には観測する器具も手段も無いので、何とも言えないのと同じですね。

 本作品も、主人公アゲのために回りの人間の知能を低下させる系の糞なろうなので、文明や技術に対するリスペクトの欠片もありません。

 大体、何故主人公は存在が知られていない現象を言語化出来るの?作者馬鹿でしょ。海外から入って来た思想なんかも、上手く日本語に翻訳出来ないことは現代でもあるのにね。作家として言葉に対するリスペクトもねぇのは糞としか言えないですね。まぁ…なろうですからで許してしまうのも大概な気はしますが…。アニメは原作とは違うと信じたい所です。

 今後、どう展開するのか気にはなりますが、垂れ流された糞みたいな妄想の先に失望が待っていそうなので、期待感は薄いです。

 ただ、30歳まで童貞なら魔法使いになれるなんて、誰も経験したことが無い都市伝説を開陳している自体で、本作品が糞なのは、観測出来たかと思います。

 本番イタリアのカストラート達は、魔法使いだったんか?コラ!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

5話 タイトル通りの話ですが、プロセスが弱いので面白くないです。

1話 初期のアイデアはいいですが、結局そんな感じ?という印象。

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2話 3話を確認したい程度には期待させるものはありました。

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3話 ゴブリン戦の話は予定調和ですが緊張感はありました。

 3話のゴブリンの緊張感は良かったと思います。ちょっと結末が予定調和ですのでそこはやっぱり「なろう」だな、と思わなくはないですけど。縫合でなんとかなる傷なら致命傷ではない気もするし、やっぱり話のための話の感じはしなくはないですが、それでもちゃんと物語にしようという感じはありました。ですので、細かいことを言わなければ2話までよりも面白かったし、今後が期待できるかなと思いました。


4話 良いところは列挙できますが、いかんせん面白さが不足気味。

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5話 タイトル通りに律儀にやってはいますが、プロセスが弱いので面白くないです。

 不思議と魔法の道具を作るのを見てもワクワクしないんですよね。なんででしょう?やっぱり「魔法の体系」の見せ方だと思います。

 妖精が関連しているのか、自然の性質なのかわかりませんが、それを考察できるよな良い仕込みが出来てないんですよね。何か努力はしているし、工夫をしてそうです。それわかります。

 よくわからない石の性質、魔法の火で加工すると、電気が流れた…それを素材に絶縁した石を云々するとランプになった、という理屈です。全体を通して、絶縁するとランプのところはわかります。ただ、なんで魔法の火で加工する、という発想になったのかという部分の発見のプロセスや工夫が伝わってこないんですよね。そこが弱いのでせっかくの「マジックメイカー」のタイトルがぼやけてしまっています。

 要するにタイトルに沿ったストーリーをまだ律儀にやっているのはいいんですけど、興味が続かない気がしてきました。うーん、展開で最後にほう…というのはありましたけど、それはマジックメイカー関係ないですしね。どうしようかなあ…文句を言って見るのもストレスなので、やっぱり止めておきましょうか。

 中断にして、一応、配信サイトの各話の説明だけチェックして、面白そうな展開なら見てみます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

オーヴァー・プロテクティヴ

なろうベースのキッズアニメかと思いきや…
シスコン妄想患者がオネエチャァァァンにブヒる介護アニメ

01
やりたいことはわかるが構成がなあ…

おねえちゃああんとマリーにブヒるのが本題のユニコーンメルヘン。ローズの矢印がシオンかローズかはいまんとこ不明。興味本位にグイグイと詰め寄るシオンもテンプレ。マリーとローズは美少女というかロリというか少女と幼女の中間くらいなのも独自性がある。ヒロインズは要請には応えられているであろうなかなかの良作画でキャラの魅力ゥはきっちり担保されている品質。

妹萌え作品はわりと豊富だがお姉ちゃん萌えは希少。いうて自立した成人女性が相手ではブヒれないし、リアル世界のJKだとしても流石にキモすぎる。異世界ってマジで便利。「ええーシオンとケッコンできないのぉ」なんて昭和の園児かのようなイノセントな会話なんかも、リアルの令和では園児からも失笑されそうで到底ありえないのだが異世界なのでOK。なんかもう久々に脳が溶けそうな不思議な感覚だった。この介護路線はまだまだ発展の余地がありそう。もしかしたらすごい発明のヒントが埋まってそうな可能性を秘めた不思議な作品。

世界の謎を自ら解き明かしていく冒険譚的な味わいもなかなか希少。全部お膳立てしてくれる異世界アニメばかりの中、たったこれだけで独自性が生まれている。しかし本題はお姉ちゃん萌えなゆえに二人の会話を丁寧にやってるせいで、爆速ファストアニメばかりの環境ではなかなか話が進まないストレスを生みかねない冗長な印象になってしまっている。

最後にネタバラシで転生者と分かるし魔法に興味津々なのもそりゃあ不思議ではない。自己の貞操をかけてでも姉の不安を払拭せんと生涯DT宣言をするシオン。魔法の存在を信じて止まずに長年独学で独自研究に勤しんできたシオンが、なぜそこまで姉に執着するのかは生前に何かしらの謎があるのかもしれない。しかしまあどうでもいい。そこまでの覚悟があるのなら普通は部屋にこもらずもっと姉と過ごす時間を選択すると思うが、そういう視点が欠落しているのがなろうらしさでもある。

姉萌え難民には貴重で重要な逸品。これもアニメ市場拡大のおかげ。資本主義の大勝利。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0
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