王子で魔法なアニメ映画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の王子で魔法な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の王子で魔法なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.8 1 王子で魔法なアニメランキング1位
アラジン(アニメ映画)

1993年8月7日
★★★★☆ 3.9 (85)
626人が棚に入れました
街で城から抜け出してきたジャスミン姫と出逢った貧しい青年アラジンは、ジャスミンの結婚相手に相応しい富を得るため、猿のアブーと共に魔法の洞窟に入る。煮えたぎる溶岩にまさに落ちんとする時、魔法のじゅうたんに救われる。アラジンが手に入れたランプからは魔人ジーニーが現れ、三つの願いを叶えるという。『アラビアン・ナイト』を下敷きにした、93年度、興収第一位の42億円に輝くラヴ・アドヴェンチャー。CGを多用しスピード感にあふれるアクションや魔人ジーニーの動きが魅力。作品の核を握る、お調子者の魔人ジーニーの声はロビン・ウィリアムズが熱演。アラジンとジャスミンの魔法のじゅうたんでのランデヴーに流れる『ア・ホール・ニュー・ワールド』(レジーナ・ベル&ピーボ・ブライソン)は、前年の「美女と野獣」に続きアカデミー主題歌賞に輝いた。続篇「Aladdin/ジャファーの逆襲」は(本国でも)ビデオ発売のみ。
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

叶えたい最後のひとつのお願いは......

ディズニーが1992年に制作したアニメーション映画です。
意外と最近の作品だったんですね。ちょっと驚き。
お話は、盗みをしながら非常に貧しい生活をするアラジンと
宮殿から一度も出ることが叶わず、父から愛のない結婚を迫られるジャスミンの恋の物語。
2人は偶然の出会いから共通点もありお互いに惹かれあいました。
豪華絢爛で食べ物に不自由しない宮殿での生活にあこがれるアラジン。
一方で、自由が欲しかったジャスミン。彼らの悩みは違うようで本質はまったく同じ。「今の生活から抜け出したい」
互いを羨んだり、嫉妬することなくその気持ちを十二分に分かち合うことができました。
でもそこからが波乱の幕開けでした。
結婚は王族同士でないとできなかったり、国務大臣である魔法使いのジェファーに邪魔されたりといくつもの壁がありました。
アラジンはランプの魔神ジーニーと協力しながら奮闘します。
最後の結末はまさにHAPPY END!!とても良い物語の結びでした。

本作の目玉はやはりジーニーです。
ランプの魔神と聞いて浮かぶ僕のイメージは、
主人に呼ばれると煙と共ににゅるにゅると出てきて「ご主人様お呼びでしょうか?」なんて陰気くさい感じだったのですが、
ジーニーはランプの魔神と呼ばれながら、お呼びがかかるとびゅーんと出てきて、まるでパーティーの主催者みたいにガンガン喋ります。
気さくでとても人懐っこい性格で、喋り出したらしばらく止まりませんw
加えてジーニーはいろんな変身をしながら軽快にしゃべり続けます。とても愉快です。
彼は単に面白いだけでなく、アラジンと築いたその友情はとても輝いたものでした。
これは本作を観て頂ければお分かりになるかと思います。最も感動させられました。

{netabare}

アラジンがジャスミンを取るのではなく、ジーニーを取ったときの衝撃はすごかった。
そりゃあ見捨てるわけはないと思ったけれどジャスミンを蹴ることもできないだろうと思ってたからなあ。
「君がいてくれなきゃ寂しいよ。」と言って抱き合うシーンは涙ぼろぼろでしたw
でもジャスミンとの結婚が決まった後、すぐに旅行に行っちゃったのはなんでだろうw まあ笑えたけど。

ジェファーから魔法のランプを奪う際に、作戦とはいえジャスミンのキスはこっちも心をえぐられるような気持ちになりました。
あれは痛かった。すごく痛かった。
けれどアラジンとジャスミンが結ばれて本当に良かった。良い物語でした。

{/netabare}

本作はラストに向けての盛り上がりも非常に上手く、十分に楽しめる作品です。
もしまだ観たことがなかったらぜひ一度時間があるときに。きっと面白いですよ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

.:*゚..:。:ご主人様 さあ願いをどうぞ.:*゚..:。:.

*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*

旦那ってば

まだご自分の手に入れた物の価値を
ご存知でない

そこでごゆっくり お聞き下さい これがどういうことか

説明しましょう

*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*

アグラバーの街で貧乏暮しをする青年『アラジン』と相棒である猿のアブーは盗んだパンで生計を立てる程の極貧ぶり。
市場で出会ったジャスミン王女に身分違いの想いを抱くが王女誘拐の嫌疑をかけられ投獄されてしまう。

『アラビアンナイト(千夜一夜物語)』の『アラジンと魔法のランプ』を元にしたディズニー制作のアニメ映画。

この作品で語られるのは二人の声優。アラジンの声優を務めた、羽賀研二の若々しくミュージカルを意識した演技と
ランプの精『ジーニー』の声優、山寺宏一が『Friend Like Me』ミュージカルシーンで“ロビン・ウィリアムズ”の
完璧な吹き替えをやってのけたこと。逸話としてミス無し一発撮りだったとの噂も。(アラジンの声優は後に変更)

作中で出てくる数々のミュージカルシーンは勿論、3Dでなく2Dのディズニーアニメーションは圧巻の表現力。
宮殿から抜け出し魔法の絨毯で空を駆け巡るシーンで、アラジンとジャスミンが歌う『A Whole New World』は
アカデミー歌曲賞他、数々の賞を獲得しました。


アラジンで一番すきなシーンはどこ、と問われるなら

自分の中では“冒頭”の一幕。露天商が月夜の砂漠をラクダに乗りながら語り部として登場し、物語がはじまるのです。

千夜一夜物語の通り、歌われる曲は『Arabian Nights』。

曲と映像の雰囲気がアラビアンナイトの世界観に引きこんでくれます。実は露天商には、ある“秘密”が。
この露天商、指が四本しかありません。作中で指が四本の人物といえば・・・ 続きは是非、砂漠の夜の、夢の中で。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

泣きたくなったら見る映画

ディズニーの中でも好きな映画のひとつ。
ミュージカル映画の金字塔アラジン。
10回以上見てると思う。

ジーニの声優は山寺宏一が合っていると思うが、
僕は英語の勉強も兼ねて
洋画は字幕版の字幕なしで見るようにしてる。

字幕版のジャスミンのセリフ回しはかなりキツイ。
(ディズニーのヒロインはどれもこんなんだけど)
自分の中のツンデレってこんな感じなのかなぁと思う。

原作とは全く違う話に仕上げてしまうディズニーだけど、
原作以上に昇華させてしまうディズニーはやっぱり凄い。

何度見てもジーニの登場シーンでは腹を抱えて涙が出るまで笑ってしまうし、
何度見ても王宮からジャスミンを連れ出すシーンではスクリーンが曇るし、
何度見ても最後のシーンは前が見えなくなる。
結局何度も見ることになる。

また号泣して最後のシーンが見れなかった。
また見よう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

58.8 2 王子で魔法なアニメランキング2位
ゲド戦記(アニメ映画)

2006年7月29日
★★★★☆ 3.2 (516)
2615人が棚に入れました
多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。
(シネマトゥデイより引用)

声優・キャラクター
岡田准一、手嶌葵、田中裕子、香川照之、風吹ジュン、内藤剛志、倍賞美津子、夏川結衣、小林薫、菅原文太

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

まじめな人が人生初のシナリオ担当をやる、とこういうことになるのか…と。

 もちろんつまらなかった…が、
 宮崎さんのところの息子さんが監督・脚本を手がけた、ということをメタ的に見ると、変わった楽しみ方をすることもできる。



 まず、この作品を「ジブリ作品だ!わーい!」と……という期待をもって鑑賞するのをまず止めるべきだろう。

 「ジブリ」の絵柄には、宮崎駿の急展開するシナリオ、動きの多い絵柄、わけのわからないうちに救世主じみた行動をする主人公…といった、要素をどうしても期待してしまう。
 一方で、このゲド戦記はシナリオは遅々としてすすまず、視聴者を話の渦に巻き込んでいくような息をつかせぬ展開はない。

 これは「ジブリ」ではない。

 しかし、この「ジブリ」だとはとても思えないシナリオラインも、ごく好意的にみれば、破綻はしていない。つまらないだけで、新人クリエイターが丁寧につくったシナリオだと思えば、まあ、及第点といった感じだと思う。まじめな人なんだろうな、という気がする。
 風景と雰囲気だけをゆっくりと見るアニメ、としてのコンテクストを込みで、もう少しうまく紹介できていたらこの作品の印象はもう少し変わるのではないだろうか。まあ、大御所の作品ではなく、ものをつくりはじめてほやほやの新人公募などの部門の作品としてみれば、そこまで悪くはない出来。これが10代の子がつくったものであれば、まったく問題ない。
 いうまでもなく、問題は「人生初」の作品がいきなり、こんなビッグタイトルになってしまった、ということだ。やっぱり、腕ならしに、せめて2,3作品は作ってから、こういうビッグタイトルには望むべきだったろう。



 宮崎さんのところの息子さんの人生設計だとか、宮崎家の事情だとか、そういうものを込みで楽しむようなめんどうな楽しみかたをしたので、わたしは少しは楽しめた…とおもう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

ひげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

一子相伝、それがジブリ でもないとおもうが。

ゲド戦記。有名な原作。ダークファンタジーだけど説教くさい。
その昔、宮崎駿が原作のアニメ化を頼み込んでお願いしたのに許可しなかった原作者。
そしてそれに怒って、くやしくて作ったのが本作のもうひとつの原作シュナの旅。
それを映像化したナウシカ・・・
漫画版、アニメ共ネタ元のゲドを完全にオーバーキル。
そして千と千尋で世界の宮崎になるや、やっぱお願いってアニメ化の依頼・・愚かしい・・。作品に書いてることとちげええ。
もちろん宮崎パパさんやりませんでした。
ナウシカと同じにことをやるだけじゃん だそうで。
プライドとか怨嗟てやつだろうけど。

ただ息子と原作者の打ち合わせに出てきて、散々演出ついてひとりで語ってたとか・・笑える。やりたくてしょうがないけど、やるわけにはいかないってか。

で、オファーを受けたのがコクリコでも話題になりましたが元凶は鈴木P。雑誌などでは快く息子は監督の依頼を受け入れたとどこもで書いてありますが・・息子が今年生放送で爆弾発言しましたねw。監督にさせられたのは全部鈴木Pのせいだよってw。
シナリオ、設定改変等にも鈴木さんが大きく介入しているそうです。

程よく原作通りで投げっぱなしの世界観、起承転結ちゃんとついた原作とは違うシナリオ。別にわるいところはなにもないんです。
よいところもなにもない。
演出がかったるい、台詞がつまらん。テンポが悪い。
キャラも立ってないってやつです。せっかくかっこいいゲドもいまひとつ精彩にかける。
作品の焦点もよくわからない。

ゲドはこの時は人間として完成しているので詳しく描いてもしかたねえだろ?と。
演出、脚本がだめなので山場、緩急がなく、その結果説明的な台詞で辻褄をあわせる。この繰り返し→視聴者は寝る。

その点オマージュのナウシカではユパ様は1つのアクションシーンと最初の時のサブ、モブたちの怯える二つ名だけでどれだけ強いのか説明しちゃてる。子供がみてもわかる。すげえつええ剣士なんだと。あと詳しい中身なんかパンフにかいときゃいいんだよ・・・。


もっと主人公に焦点をあてて彼の成長物語を前面に出すべきかな。原作クラッシュするならも完全にクラッシュしてしまえばよかったし、アクションももうすこし力を入れるべきだったかも。

闇に飲まれて父をころすとか・・
厨二だろ・・鈴木P・・現代社会に適した改変とかアホか・・。
元のように普通に父王の横暴が原因で殺すほうがわかりやすい。トラウマとして。不条理な現実社会の暗喩として。
むしろ宮崎親子の暗喩として残すべきだったw


2時間という決められた時間のなかで視聴者を強制的に拘束する、かつ最後まで飽きさせないか、それは映画の最低限の使命。。。


何も知らない新人が作ったものとしてはすごいもの。
しかし父があまりにも偉大。そしてジブリというスタジオの層の薄さを痛感。。そりゃ優秀な人はからみんなやめちゃうんだから・・。いるわけがない。Pや駿監督のイビリに耐えられるのも息子しかいないって話もある。耳すまのこともありますからね。

駿監督が絵に描いたようにジブリは沈没しかけのボロ船で真の愛弟子、後継者は庵野監督なんでしょう・・・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

かなり批判されている作品ですが、おもしろかったです。

あまりにもみんながつまらないというので観ていなかったのですが、ちょっと気が向いて観てみました。


意外なことに、おもしろかったですw


寝る前にちょっと観て、そのままつまらなければ寝てしまおうと思っていたのですが、おもしろくてすぐ2時間過ぎちゃいました。


原作は読んでいません。

だからと言って意味がわからないところもそんなに多くなく、世界観は映画を観ていれば大体わかりました。

ゲド戦記って原作を知らないから良かったのかも知れません。


思うにこの作品は、原作を知っている人がジブリが映画化するという事でかなり期待をしたが、原作を知っている人からすると納得できない出来だった。

だから「つまらない」と批判されまくったのではないでしょうか。

でもこのつまらないは、

・「原作と比較して」つまらない
・「宮崎駿の他の作品と比較して」つまらない


そういうつまらないであって、この映画自体がつまらない作品だって意味ではないと思います。


現に私は楽しめましたからね。


原作を知らない者としては、
とても自然に楽しめましたし、映画に没頭できました。

観ていて、特にここはひどいって感じるところは、そんなにありませんでした。

これが初監督作品って考えると、
宮﨑吾朗って言う監督は、将来有望な監督かも知れないなって思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

64.5 3 王子で魔法なアニメランキング3位
バースデー・ワンダーランド(アニメ映画)

2019年4月26日
★★★★☆ 3.3 (53)
192人が棚に入れました
誕生日の前日、自分に自信がないアカネの目の前に突然現れたのは、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポ――「私たちの世界を救って欲しいのです!」と必死でアカネに請う2人。そしてアカネが無理やり連れて行かれた世界は――骨董屋の地下室の扉の先から繋がっていた〈幸せな色に満ちたワンダーランド〉! ふしぎな動物や人が住む世界から、色が消えてしまう!その世界を守る救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは?

声優・キャラクター
松岡茉優、杏、麻生久美子、東山奈央、藤原啓治、矢島晶子、市村正親
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

童話の世界

原恵一監督、Signal-MD制作。

児童文学からのアニメ化。

自分を持てない少女アカネの前に、
謎の錬金術師と小さな妖精ピポが現れる。
骨董品屋の地下室の扉で繋がる不思議な世界。
彼らの世界を救うため少女の冒険が始まる。

扉の向こうはカラフルな色彩の世界で、
そこには不思議な住人が暮らしている。
歴史では蒸気機関は発明されるも、
どうやら科学が発展しなかった世界だ。
{netabare}人々は便利さの追求よりも、
穏やかな生活を選んだのでしょう。
児童文学ならではの緩やかな主題があります。
アカネは緑の風の女神となり、水が枯れ、
色が失われつつある世界のために前へと歩む。{/netabare}

子供の目線で世界を眺めてみる。
大人たちが忘れてしまったものを、
未完成である子供たちは知っているのだ。
彼らは透明な窓を持っているのでしょう。
きっとありのままに世界を眺めている。
監督らしい主題がここでも健在ですね。

純粋に楽しむには少し生き疲れたけど、
児童文学ですから素直な心で楽しめればと。

童心の心象風景、童話の世界、
私たちにも未だ冒険の舞台があるのです。
それで良いのではないでしょうか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

緑の風の女神の勇気

 平成最後に見ようと思っていたけど、令和元年初日になってみることになったです。

 仮病で学校を休んだ主人公のアカネが、叔母チィの店に自分の誕生日プレゼントを取りに行ったです。
 怪しい手形に手を入れてしまい手がハマってしまうことにです。
 すると床下から、怪しいヒゲのおじさんヒポクラテスと弟子の妖精ピポに、緑の風の女神として世界を救ってほしいと頼まれるです。
 チィも興味本位になり、ヒポクラテスの首飾りなどで、一緒に異世界に行って冒険するのです。
 いきなり、悪いやつみたいな2人組が、現れるです。この二人は、実はこの物語の真相に大きく関わる二人だということは、最後まで見てのお楽しみです。

 この世界の水が枯れ果てて、色がなくなりつつある自体とは?です。それを救う雫きりの儀式とは?も、最後までの注目です。

 冒険もアカネとチィの絡みが、面白いです。また、背景作画を通した世界観に、素晴らしさを感じたです。
{netabare}  ヒツジのコートもどこか可愛らしさと面白さを感じたり、この世界ならではの金魚に乗って水中を移動するところなども良かったです。{/netabare}

 この物語の真相が明らかになって、アカネがしずく切に立ち会ったときの行動も、いい見せ場だったと思うです。

 冒険を通してアカネが、今までの生活と冒険で気付かされた幸せというものについて、この世界そのものが、かけがいのないプレゼントだったということを示してくれたお話だったです。優しいアカネの母親も良かったです。「これでいいのだ!」です。

{netabare}  最初、アカネがハマった手形の前に佇むピポの後ろで、後ろ姿な野原しんのすけの置物が、なんか面白いです。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

子供向け?大人向け?オタク向け?

クレヨンしんちゃんの方がよっぽど大人も楽しめる作品です。
原作の対象が高いので、スタート位置が違う事は勿論ですが、クレヨンしんちゃんの場合、子供向けに昇華されて安定した面白さがあるように思います。

このアニメのキャラクターデザインや作画は、子供向けにしてはコミカルさが足りないと思いました。
このアニメのストーリーは大人向けにしてはシンプルすぎると思いました。
では、誰に向けたものなのでしょうか。
最近のアニメは一部の客がお金を落とせば良いという考えが特に深夜アニメを中心に蔓延しているそうですが、これは一体何処を目指しているのでしょうか。

今ならオトナ帝国が、安定した土台とプロ達個々の仕事の結晶だったとわかります。
綺麗な世界、綺麗な作画、安定したストーリーの運び方、どれも良いと思いますが、私はあまり楽しめませんでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12
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