2024年度の王女TVアニメ動画ランキング 9

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2024年度の王女成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月21日の時点で一番の2024年度の王女TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.0 1 2024年度の王女アニメランキング1位
この素晴らしい世界に祝福を!3(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (268)
911人が棚に入れました
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道連れに異世界転生することに。 「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、魔王軍幹部を討伐したり、たまに死んだり……。 そんなある日、紅魔の里から帰還したカズマたちのもとに、手紙が届く。 その内容は、王女アイリスが、魔王軍幹部を倒したカズマ達の冒険譚を聞きたいというもの。護衛兼教育係のクレアとレインを伴い、アクセルの街を訪れた王女アイリスは、カズマ達パーティとの対面を穏やかに終えたと思いきや――― 「また私に、冒険話をしてくれるって言ったじゃない?」 王女アイリスが、カズマに懐いてしまった!? カズマが目を開けると、そこはなんと王都! アイリスに乞われて滞在するうちに、王城でのセレブ生活に味を占め、これ幸いと居座ることを決めるカズマ。 しかし、ちょうど同じころ、王都では義賊が暗躍する事件が起きていて――!?

声優・キャラクター
カズマ:福島潤
アクア:雨宮天
めぐみん:高橋李依
ダクネス:茅野愛衣
ルナ:原紗友里
荒くれ者:稲田徹
クリス:諏訪彩花
ウィズ:堀江由衣
バニル:西田雅一
ゆんゆん:豊崎愛生
ミツルギ:江口拓也
アイリス:高尾奏音
クレア:矢作紗友里
レイン:上田麗奈
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ララティーーーナ!

原作未読 全11話

この素晴らしい世界に祝福を!の3期です。関係性から1・2期、『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』を事前に観ることをオススメします。

本編は約7年ぶり劇場版からでも5年ぶりの3期となります。

ただ、2023年にスピンオフ作品の『この素晴らしい世界に爆焔を!』がありましたのでそこまで懐かしさはありませんでしたね。

でも、この作品はカズマ・アクア・めぐみん・ダグネスの4人が揃わないと面白くないですね。

今回は、大きく前半後半と分かれていますが、両方ともダクネス(ダスティネス・フォード・ララティーナ) が物語のキーとなっております。

ダクネス役の茅野愛衣さんになんてことを言わせるんだ!というシーンがこれまで以上にありますw

お調子者のカズマ、普段は駄女神ですが結構凄い事をしているアクア、猪突猛進のめぐみんw、肝心な時にドMな本性が出てしまうダグネスと相変わらずのメンバーです。

楽しく観させてもらいました。最後はスッキリした終わり方をしていますね。

また、続きがあるといいですね。

OPはMachicoさん、EDはアクア役の雨宮天さん・めぐみん役の高橋李依さん・ダクネス役の茅野愛衣さんが歌っています。

最後に、「安楽少女」というモンスターが出てきますが、CVは小清水亜美さんでオーデションの時にあるアドリブをいれて受かったそうです。
本編を観ると確かにアドリブ{netabare}(舌打ち){/netabare}は見事なものでしたw(何回もさせられたそうですw)

投稿 : 2024/09/21
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

そうだ、冒険に出よう。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期~第2期、スピンオフ作品と劇場版は視聴済です。
個人的には第2期と第3期の間にスピンオフ作品である「この素晴らしい世界に爆焔を!」が挟まれたことでより理解度が増した上、一層の愛着が持てるようになったと思っています。


交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだった
ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)
ひょんなことから、女神・アクアを道連れに異世界転生することに。
「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!

めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。
トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、
借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、
魔王軍幹部を討伐したり、たまに死んだり……。

そんなある日、紅魔の里から帰還したカズマたちのもとに、手紙が届く。
その内容は、王女アイリスが、魔王軍幹部を倒したカズマ達の
冒険譚を聞きたいというもの。
護衛兼教育係のクレアとレインを伴い、アクセルの街を訪れた王女アイリスは、
カズマ達パーティとの対面を穏やかに終えたと思いきや―――

「また私に、冒険話をしてくれるって言ったじゃない?」

王女アイリスが、カズマに懐いてしまった!?カズマが目を開けると、
そこはなんと王都!
アイリスに乞われて滞在するうちに、
王城でのセレブ生活に味を占め、これ幸いと居座ることを決めるカズマ。

しかし、ちょうど同じころ、王都では義賊が暗躍する事件が起きていて――!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

これまで、アクア、めぐみん、ダクネスの3すくみ状態でしたが、この均衡が少しずつ崩れて来た様に感じるのは、私だけじゃないと思います。

アクアに対する無茶振りや、めぐみんのエクスプロージョンの空打ちといったこれまでの笑いのツボは少し影を薄めた感じがします。
特にアクア…個人的には天ちゃんの演じるアクアが大好きなので、もっと活躍して欲しいんですけどね。

代わりに存在がとりわけ大きくなったのがダクネスで間違いないでしょう。
今期の作品を視聴して思ったこと…
やっぱりダクネスって、アレなんです??
好きなのかなぁ…
でも、好きじゃなきゃ越えられない一線ってあると思うんですけど、そこを悠々と乗り越えてくるのって、考えてみるとダクネスだけなんですよね。

そして、ダクネスにとって脅威…となるかもしれないキャラも登場してきましたね。
ベルゼルグ王国の第一王女であるアイリス王女…
CVが高尾奏音さんでしたが、イメージがピッタリでしたね。

高尾さんでググってみると、私にとっては新しい発見がありました。
高尾さん、元々アース・スター エンターテイメントに所属されていたんですね。
「てーきゅう」「ヤマノススメ」「世界でいちばん強くなりたい!」などの有名どころを輩出していた会社で、特に「世界でいちばん強くなりたい!」は初の30分枠アニメだったことから、自虐ネタを交えて宣伝していたのを良く覚えています。

そんなアース・スター エンターテイメントさんですが、声優・タレント事業から撤退した上、会社自身も吸収合併により解散していたとは恥ずかしながら知りませんでした。
もう「てーきゅう」の様な尖った作品は放送されないんだろうなぁ…なんて思うと少し寂しい気がします^^;

少し本題から逸れちゃいましたね^^;
今期も安定的な面白さだったので、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、Machicoさんによる「Growing Up」
このすばのオープニングと、Machicoさんの組み合わせは最早鉄板ですね^^
エンディングテーマは、アクア・めぐみん・ダクネスによる「あの日のままのぼくら」
エンディグの曲風も毎度お馴染みの…という感じが溢れていて良かったと思います。

1クール全11話の物語でした。
これまでずっと全10話だったので、今期ももしや…と思っていましたが、全11話でした。
原作は既に完結していると聞いています。
「冒険に出よう…」と言っておきながら、もしやアクセルの街で完結するんじゃ…と危惧するようになってきました。
まぁ、それはそれで面白いですけどね。
続編の発表、楽しみにしてます。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やはりこの4人が中心だと面白い。会社変更がかえって新鮮だったかも。

 あー面白かった、と素直に言える作品でした。制作会社が変わって作画や演出の雰囲気は2期や映画よりも落ちたといえば落ちたかもしれません。

 しかしながら、主人公カズマ+3人のヒロインの揺るぎないキャラ構成で作品そのものに力があります。ですので視聴中は2期までと比べて…のような感覚にはなりませんでした。

 というより、むしろギャグとして飽きが来るのを防ぐ効果があったかもしれません。アクアを中心としてダクネス以外の女性の描き方がよりギャグテイストになりましたが、そこが新鮮で面白かったです。
 その描き方のせいか、ゆんゆん、クリス、ウィズ、アイリスの使い方も出すぎないわりに印象に残ります。

 そして内容そのものですが、2期まではヒロインとしてはめぐみんが中心で、コメディリリーフとしてアクアが不動の地位。その2人と比較してダクネスは何かうっとしいというか、恥ずかしいキャラであまり好きになれませんでした。
 それがダクネスが中心になった3期はちゃんとダクネスに魅力を感じるんですよね。今回はめぐみんがむしろうるさいだけの役回りです。つまり、焦点の当て方がうまいのでしょう。

 前半がカズマのクズっぷり+アイリス、銀髪盗賊団の登場、後半がシリアスな話と構成もバランスがよく11話楽しめました。

 まあ、満点は盛りすぎだと思いますし、作画は4くらいでいいと思いますが、他は4.5つけたいですね。この作品は不思議なことに音楽いいんですよね。特にEDは素晴らしかったです。

 4期早く…というか、もう最後まで作っても採算とれるでしょう???会社作っちゃえばいいじゃないですか。




1話 作画はいいし面白いですが、カズマにちょっと疲れるかも。

{netabare}  やはりこの4人ですね。ひょっとしたら「爆炎」もこの作品と並行して見たら感情移入できて面白いかもしれません。

 原作4作目の映画版の紅魔の里に行く前の部分ですね。非常に独特な魔物が登場です。時系列がおかしくなるのでオリジナル要素を入れています。人気キャラ?なので分からなくはないですが、ちょっと引き延ばしのマインドがないか心配ですが様子見ですね。

 心配していた作画が良くなりすぎないか問題は、がんばって雰囲気を1期に揃えようという努力はちゃんとしているみたいです。

 ただ、1話を見てちょっと疲れました。カズマが絶好調過ぎてノリが強烈なので1期2期を視聴して感覚を合わせないと、きついかもしれませんね。 {/netabare}


2話 このクオリティなら安心して見られそうです。

{netabare} ということで、作画や演出はもちろんテンポもいいので、視聴継続は当然として満足度も高くなりそうです。ダクネスの表情も良かったです。

 ということでアイリス王女様登場ですね。待ちかねました。ちょっと思っていたよりもキャラデザが微妙な気がしなくはないですけど。最後の方だけは作画というか女性たちが妙に美人でした。

 文句があればレビューするかもしれませんが、今のところ良さそうです。楽しめそうです。{/netabare}


3話視聴後に追記 OPEDがいいです。特にEDは最高です。

{netabare} このシリーズ、EDが妙にいいです。余韻ですよね。今回も気に入りました。

 それとキャラデザは微妙に変わっています?3人の女子が妙に顔がかわいい気がします。{/netabare}


5話 放送事故みたいな沈黙がすごい。表情もカットも大胆な演出でした。

{netabare} エリス様との沈黙シーンはちょっと驚く時間でした。表情もいつにまして豊だし、作画もちょっと雰囲気が違いました。場面の転換もかなり思い切ったタイミングだったと思います。このセンスは「このすば」的な感じもするのですが、今までにはなかった新しさを感じました。

 この5話はかなり面白かったと思いますが、アニメのクオリティの高さも感じました。{/netabare}


6話 いいんですけどなんか物足りない回でした。

{netabare}  原作では一番盛り上がる回だし、実際本作アニメ版も悪くはなかったですが、なぜか淡泊な感じでした。
 期待では10に対して、8くらいというか。合格が7だからいいんですけど、もったいないというかなんというか。無難ではあるんですけど…うーん。

 5話は逆に期待以上でしたから、シリーズ全体が悪いというわけではないと思います。今回の演出のレベルなのか次回以降に力を蓄えたのかわかりませんが、今回はサラッと終わっちゃった感がありますね。

 まあ、やっと銀髪盗賊団が登場ということでいいんですけどね。「爆炎」は残念でしたが、こっちのスピンオフはぜひ見たいですね。{/netabare}


7話 アクアの下半身エロくない?声優さんにちょっと違和感。

{netabare} アクアの下半身の描写が妙にエロかった気がするのですが…気のせいじゃないと思います。じっくり見てしまいましたから。3期はかなり抑え気味だったのが7話はちょっと特殊だった気がします。

 それと6話よりよかったと思いますが、しかし、声優さんの演技がちょっと不思議な感じでした。
 「このすば」芸を本人が真似しているという感じというか、ほんの僅か間が悪いというか。監督なのか音響監督なのか知りませんが、ちょっと違和感を感じました。 {/netabare}


8話 ダクネスが可愛くなった半面、重くシリアス化したことの是非。

{netabare} ダクネスというキャラは1,2期は作りすぎというか少し不自然な造形というか、騒がしさがちょっとうっとうしというかで、あまり好きじゃないキャラでした。

 ただ、この3期…まあ、2期の最後の方くらいからアクアよりもキャラが自然な感じになってきて、少しずつ好感が持てるようになってきました。

 その好感が曲者で、キャラとしては非常にいいキャラだし可愛くなってきたんですけど、面白さが減ってきた気がします。貴族としての責任を背負いすぎでシリアス化してますし、カズマへの気持ちも重いです。
 その一方でめぐみんとアクアは、面白さはとんがってきているんですけど「ギャグ要員」なんですよね。

 めぐみんはそれでもまだカズマとの関係性でキャラが成立してるんですけど、アクアは少し形式化してしまった気はします。

 まあ、微妙なバランスの問題なんですけどね。カズマが面白さの中心ですし、エリス・アイリス(銀髪盗賊団)の投入が成功したので、周囲のキャラが少々ズレたところで作品としての面白さは成立していますのでいいんですけど、3人のヒロインたち…特にダクネスの変化はいいのか悪いのか。

 原作ではそれほどキャラの変化は感じませんでしたが、アニメだと結構顕著に感じました。アニメの制作陣の変更で解釈が変化した結果、増幅したのかもしれません。{/netabare}


9話 あと2話かあ。なぜコマ切れにするのかとも思いますが、飽きないうちがいいのかな。

{netabare} まあ以前見たのと同じような話ですけど、この作品なので許されるという感じでしょうね。作画も少し荒れてきた気がしますが、強引に乗り切るのでしょう。それもやっぱりカズマありきですね。爆炎を再挑戦しましたが、やっぱりそれほど面白く感じませんでした。

 噂によると11話らしいのであと2話かあ。なぜヒットする作品だとわかっているのにコマ切れにするんでしょう?ただ、ギャグは飽きがくるのも事実ですので休むのはいいですが、さすがに賞味期限が近い気もします。

 あのタヌキのしっぽって、腰から生えてたんですね。初めてしりました。{/netabare}


10話 ギャグのシリアス化にも耐えうるカズマという奇跡的なキャラ造形

 ギャグのシリアス化現象というのはどんな作品にでも起こりえるものです。本作も例外ではないんでしょう。ただ、この作品はもともとそういう厨2的なカッコつけを含めての作品なので、作風を保っているといえば保っています。

 結果的にやっぱり面白いんですよね、本作は。というよりカズマというキャラが素晴らしいのでしょう。3人のヒロインやその他のサブキャラたちのキャラ性を引き出しつつ、話の中心としてどっしりとした安定感があるキャラ造形は、ひょっとしたら作者の能力の枠を超えて奇跡的に降臨したのか、とも思えます。
 力があるキャラなので、カズマはシリアスをやっても受け入れられるキャラとしての力強さがあります。もちろん、3人のヒロインに支えられてこそ、なんですけど9話のタヌキのお姉さんの話もちゃんと面白いですからね。

 逆に言えば、失礼ながら原作者の他の作品や本作スピンオフと比較して、本作は突出して面白いということなんですけど。

 ということであと1話かな。開始前は不安でしたが楽しませてもらいました。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 14

63.4 2 2024年度の王女アニメランキング2位
俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (81)
271人が棚に入れました
「小説家になろう」年間総合ランキングで1位を獲得した人気タイトルが、待望のTVアニメ化! 世界をめぐり、怪物と戦い、人々を守る。 そんな冒険者に憧れる少年・ノールに下されたのは、「全てにおいて、一切の才能がない」 という残酷な判定だった。 でも才能がないなら、誰よりも努力すればいい! 身につけた最低スキル──攻撃を弾く【パリイ】を十数年もの間ひたすら磨き続け、ついには千の剣を弾けるように成長する。 しかし、どれほど極めても最低スキルだけでは冒険者にはなれず、ノールはいつの間にか世界最強クラスの力を手にしながらもそれを自覚することもなく、街の雑用をこなす日々をおくっていた。 そんなある日、魔物に襲われている王女・リーンを偶然助けたことで、ノールの運命の歯車は思わぬ方向へと回り出す……! ──これは、謙虚な無自覚最強男が、磨き抜いた最底辺スキル【パリイ】で、強者を薙ぎ倒していく物語。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

7話 失速しました。付け足し、引き延ばし、テンプレ化の匂い。撤退します。

2話 出来の悪さに逆説的な面白さを感じます。狙ったのなら大したもの。

{netabare} 試しに見た初回の母親の埋葬のシーンで、子供だから小さな石の墓しか作れないのかなあとか、父親の墓と二つならんでいるところとかで、少しジーンときたのでこれは見てみようかなと思いました。

 いや、もう清々しいくらいの「俺なんかやっちゃいました?」系ですね。牛って…もはやギャグですね。見るのやめかけましたが、2話のサブタイトルが「謝礼をパリィ」って…もう見るしかないですね。

 突っ込みどころは数知れず。多分一番のポイントは、才能がないとか言われてたのにその特訓で強くなるんだ…しかも、パリィがなぜ得意になるのかわかりません。せめて、もっと紐が長くて攻撃したら自分に戻ってくるように見せたほうが説得力はあると思います。

 ただ、匂いとして、原作者が真面目な話を意図しているなら申し訳ないんですけど、出来の悪さ故に逆説的な面白い可能性を感じます。タイトルに逆勘違いとあるので、そこを意図的に狙ったなら大したものです。
 突っ込みになってしまうと本当に申し訳ないんですけど、その楽しみ方はできそうです。この作品はニコニコが無くて本当にもったいない。非常に盛り上がるでしょう。

 ただ、キャラ萌えができるかもというポテンシャルは…ちょっとだけ感じます。あのお姫様が残念王女なんでしょうか?
 それとOPの作画は良かったです。音楽は転調が昔のアニソンの感じで、懐かしい曲調でした。{/netabare}



3話 やっぱり出落ちかなあ…無自覚があまり笑いに効いていないかな。

{netabare} 前半の槍の男とのシーンが長すぎてちょっと退屈でした。最後にとってつけたようなギャグがありましたけど。

 そして、どぶさらいをした剣でピザとか鉄板焼きとかやるな、という話ですけど、これはギャグなの?
 で、プチファイヤ云々は技(魔法?スキル?)は最小のものしか覚えられないけど、それが強力という解釈でOK?もし、ただ、そこはやりすぎるとパリィじゃなくなるしなあ。

 うーん、微妙かなあ。出落ちな気もしてきました。勘違いギャグもさほど面白くはないし…次で判断かなあ、同じ感じなら断念ですね。{/netabare}


4話 絶対飽きるだろうなあと思いながら、視聴継続。微妙で奇妙な面白さ。

{netabare} 面白くない、と4話で言い切りたかったのですが、微妙に面白いです。話の構造で帝国?みたいなところの仕掛けとその対応という部分と、E級冒険者の無自覚バトルが上手くかみ合って、全体として見られる話になっています。

 牛の次はゴブリンで、ちょっとわざとらしい展開ですが、そこがこの作品の売りになっていくのでしょう。

 パリィ設定いる?という突っ込みはさておいて、本当に奇妙なバランスの上で、面白い方にちょっと傾いている感じの作品です。絶対途中で飽きるだろうなあ、と思いながらもとりあえず継続視聴します。 {/netabare}


5話 主人公の強さの説得力以外は面白い話。冒頭の説明ではわからなかったです。

{netabare} 本作は、冒頭のノールの修業時代の成果というか強くなり方がもうちょっと上手に描けていればすっきり話に入れたのに、という気がします。そこの描き方が読み取れなかったので、剣をぶら下げた修行だけで強くなったと思っていました。
 途中、最年少で全部を修行した、みたいな説明はあったものの、それはものすごい強いことの説明ではないし。あの低級の魔法しか操れないけど、ものすごく威力がある的なことも説明が中途半端だし。

 その辺が上手く描けていれば、もっともっと人を引き付けたのではないかと思います。2重性の活かし方は下手ですが、話そのものは国そのものの攻防に絡む話でギルド云々だけで終わらず、スケールが大きくて面白いです。

 1話、2話はあまり集中して見てなかった気がするのであとで彼のキャラ造形はもう一度確認してみます。{/netabare}


6話 毒の後付け設定はいいとして、面白さが維持できるかどうかですね。

{netabare}「薬屋のひとりごと」勇者バージョンですねえ…後付けのひどい設定ですけど、これで主人公に関しては完全にギャグで行くという宣言でしょう。

 それと「パリイパリイ」って口で言っているだけで、普通に攻撃してるじゃん、という気もします。そもそも魔族の子の設定も悲惨を絵にかいてアニメにしただけのテンプレを恥ずかしげもなくやっていますし。

 無自覚系については出落ちなので工夫が必要なのはもちろんですけど、裏で流れるストーリーに興味が持てるかどうかが肝心かな、と思います。その点ではまあまあなんですけど、ちょっとずつ期待値が下がっている気もします。1クールは見られる気がしますが、ちょっとギリギリかなあ…7,8話で飽きるかも。{/netabare}


7話 失速しました。付け足し、引き延ばし、テンプレ化の匂い。撤退します。

 急激な失速感。やはり飽きましたね。出落ちというほどではないですが、ラノベでいうと1巻は面白かったんだけど…という感じでしょうか。

 なろう系の弱点ですけど、やっぱりゴールイメージを考えないで設定とキャラ造形で書き始めるので、途中からどんどん付け足し、引き延ばし、テンプレ化、新キャラだよりになる典型例に陥りそうです。バトルは無駄に長いし、パリィが意味をなさないし、国の危機も戦略的な仕掛けを期待したのですが、結局「伝説のドラゴン」でしたし。

 ということでここで中断します。まあまあでしたが、興味が持続しません。作画は…うーん、異世界で慣れていると普通に感じますが、止め絵ばかりでアニメ作品としてはどうかなあ、とい水準でしょう。

 評価はパリィ設定とキャラ造形は工夫したのでストーリーとキャラに加点しておきます。平均3.2点。ただ、それは前半までの評価ですから、平均3を下回るだろうなという気はします。
 主観的には100点満点で55点。他のジャンルならギリギリ継続しているかもという感じです。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 5

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

描写が丁寧で主人公を好きになれる良いなろう系

なろう系なので警戒して見てみましたが…。

これは出来が良い作品ですね。
描写がしっかり丁寧です。

主人公のチートもしっかり努力を積み上げたもので、これはあまりムカつかない。
決して絶対的ではなく、もちろんチートなんですが、剣が折れそうでやばい、とかピンチの演出もしっかりしていました。

一話でじっくり主人公を描いてくれて、冒険者に対する憧れを抱いてそれを追い求めて、でもまともなスキルが無いからと叶えられず…。
といった描写が丁寧で、まあある程度は納得できました。

いやパリィだけでもタンク役なら十分だし、何でそんなに頑なに冒険者として認めないのかは意味不明だとも思いましたが。

ここは普通の冒険者のタンクのスキルも見せておけば良かったですね。
普通のタンクは味方全員にバリアを貼れて、剣も矢も跳ね返せて、これくらいできないと冒険者にはなれないんだよ、とか言われてから、
この普通のタンクがミノタウロスに一撃でバリアを割られてぶっ殺されたのに、主人公の地味なパリィで逆転する流れが欲しかったかな。
まあもっと良くするならこの方が良い、とは思いましたが、本作も十分悪くは無かったです。

ヒロイン何で逃げてないの? とも思いましたが、あれは光で拘束されていたんですね。ちょっとわかりにくかったです。
ミノタウロス君魔法使えたんか? だったら何で主人公には使わなかったのか。
いや兵士達は拘束されていなかったから、威圧系のスキルとかで心が弱い相手だけ構想するスキルとかですかね? でも威圧であんな光りますかね? 魔法っぽいんですが。
魔法を受けているなら、味方の魔法使いが裏切ってヒロインを殺そうとしていて、そいつはもう逃げてたって感じ? いや何で死ぬまで見届けないの。ちょっと事情が良くわかりませんでしたが…。

まあ細かなツッコミどころはあれど、主人公を好きになって応援できた、という長所の前では全てが些事です。
頑張れおっさん。

作画は結構良くないですかね。いい感じです。
ヒロインも殆どでてきていないですが可愛らしかったですし。

これは視聴継続。良いなろう系が来てくれるのは嬉しいですね。
…いや悪いなろう系が来るのがおかしいと思いますが。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 1

大貧民 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

すぐには気付かないが、実は勘違いギャグコメディ。

バトル物の異世界なろうで、最初は努力する主人公が強くなって行くシリアス物かと思いきや、だんだんと主人公が勘違いしまくる芸人コンビのアンジャッシュのすれ違い会話コントのような、会話がおかしな事になっているコメディ作品。

普通にシリアス物だと思って観ると、主人公のアホさ加減に、イライラするかも知れないが、主人公の思い込み会話の噛み合わない事を楽しむ作品だと判るととても面白い。
陰の実力者の場合は、主人公は狂気染みている中二病だが、こちらは牧歌的で主人公の人の良さアホさ加減が陰実との方向性の違いがあり、個人的にはこちらのほうが好感が持てる。


異世界あるあるだが、スキルだけが評価される価値観というのが物語の都合上必要なのだろうが、実技で強さを計らないのは間抜けな仕組みだと思う。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 0

66.9 3 2024年度の王女アニメランキング3位
月が導く異世界道中 第二幕(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (122)
398人が棚に入れました
かつて両親の都合で異世界へ召喚された男子高校生・深澄 真は、勇者として魔族と戦うはずだった。 しかし、召喚主である女神から「不細工」と罵られた挙句、勇者の称号は即剥奪。 最果ての荒野に放り出されてしまう。 勇者失格の烙印を押された真は、荒野を彷徨いながら、自身の従者となった上位の竜種・蜃こと巴や、 災害の黒蜘蛛・澪を引き連れて、異世界世直し行脚の旅を始めた。 道中、様々な出会いと別れを繰り返し、異世界に蔓延る悪党どもを成敗していく深澄一行。 さらに、女神の気まぐれで巻き込まれた魔族との戦争も乗り越えて、彼らの旅は学園中立都市・ロッツガルド、そしてまだ見ぬ2人の勇者のもとへと続いていく! 神と人族から見捨てられた男の異世界世直しファンタジー第二幕、堂々開幕!

声優・キャラクター
深澄真:花江夏樹
巴:佐倉綾音
澪:鬼頭明里
識:津田健次郎
エマ:早見沙織
ベレン:辻親八
ライム=ラテ:八代拓
モンド:大塚明夫
アクア:Lynn
エリス:田中美海
パトリック=レンブラント:井上和彦
モリス:佐藤正治
ソフィア:沢城みゆき
御剣:斉藤壮馬
音無響:加隈亜衣
ナバール・ポーラー:小清水亜美
ウーディ・バイラ:村井雄治
ベルダ・ノースト・リミア:沢城千春
チヤ・ハヅキ:田村奈央
岩橋智樹:新井良平
リリ=フロント=グリトニア:中原麻衣
ギネビア=スレーシャ:渡部紗弓
モーラ:月城亜美
ユキナツ=カズサ:笹本菜津枝

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

物語のメインではないところで、少しバタバタした印象。

一部の方のレビューにあったのと同じ所感。
序盤の勇者たちとのエピソードは必要なのかもしれないけれどもいまいち刺さらず(面白いとは思はなかったという意味)。

逆にバタバタしてノイジーな印象。
いつもの仲間メンツが動き始めてから、面白みを感じ始めた。
あとは多少の間延び感と隙間埋め感を感じたかな。

相変わらず、仲間が増えていく感は割と好きなんだけどねえ。
次々と新キャラが登場してくるので、ちょっと落ち着きがない感じ。
せっかく、1期でキャラ馴染みが出来ているのだから、もっと序盤から馴染みのキャラが動くエピソードがあったらよかったのにとは思った。

全体的に「転スラ」にかぶる様な主人公サイドの物語、幅の広がり方なので、長く続く物語に耐えうるつくりにはなっているとは思うのですが、少し統一感が持続せず、視点がブレ気味になるのが残念でした。
生徒を抱えるというエピソードも「転スラ」チックでしたね。

序盤でのエピソードで明らかになった人間関係やしがらみを引き継いだまま、後半のバトル展開へと続いていくのですが、少し、説得力が弱かった印象です。
勢いで持っていくにしても、若干、スピード感が足りていませんでしたね。
やはり、人物同士の関係の根回し的なお話が少し重荷になっていたように思います。

本来なら、手間をかけての人物同士のカラミは物語についての説得力に転化されても不思議ではないのですが、そうはなっていなかった、少し効果が薄かったとの印象がぬぐえませんでした。

シンプルに言うと、少しガチャガチャして面倒くさかったですね。

物語を進めていくには、もちろんどんどん情報量や設定が増えていくわけなのですが「異世界にきていた両親についてを追う」というメインストリームであるはずの物語については、あまり進捗せず、いくつかのエピソードが語られるだけで、主人公のクズノハもそこをガンガン追っていくわけでもなく、目の前の出来事に対応しているだけの状況が続きました。
大きな矢印があまり見えず、その周辺のいくつもの短い矢印に対応しているっていう印象です。

今作の最終盤にかけては、馴染みのキャラクタ達が活躍し、最後もこれらのキャラクタ達への感謝で締めくくられています。
ここら辺は、落としどころとして安定した形になっていたので、好印象なのですがね。

やっぱり、亜空の仲間たちがからんでくる方が楽しいかもしれないなぁw。
特に巴と澪はやっぱり面白いと思います。
個人的には、アクアとエリスも楽しく観ています。

今作を終えて、いわゆる「勢力(図)」的なものが大分見えてきました、今後の展開としては、少し話が大きくなりそうです。
国レベルの対立や動きが出てくるのかもしれません。
どちらにつくのか、どうふるまうのか、そして、物語の本筋はどうなるのか。
なんとか、興味を維持した状態で終わっています。

今後の展開がどうなるのか、三幕目も決まっているという事なので、楽しみに待ちたいと思っています。
ただ、個人的には前回シリーズのつくりの方が好みだったかなぁ・・・。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 14

元毛玉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

うーん、、、

1期は完走してます。

お話のざっくり概要
はっきり言ってよくわからない
大体そんな感じ?

原作を読んでるとこのアニメでもちゃんと分かるのか、
それとも原作通りなのかは分からないのですけど…
なんか話のぶつ切り感が凄いのと、要素が多く話が取っ散らかってて
よく分からない感じになってました。

1期は結構面白かったのになぁ…
きっと原作通りに再現しようとして変に詰め込んだ感じになった系かと…
もう少し一つ一つの要素をしっかり描いた方が良かったかと。
視聴者を置いてけぼりな感じで、ついていけませんでした。

音響監督の指示なのか、作画カロリーに合わせたのか分からないですが…
本来の声優の力量に比べて、演技が凄く残念な感じです。

作風や作画カロリーに合わせた結果なのは分かりますけど
聞いてるだけでも、楽しめなかったです。
(声豚なおいらは大体の作品は聞いてるだけで楽しめます)
っていうかこんだけ実力派の有名声優を多数起用してて
こんな感じに仕上がるのは不思議です。

なんでも入れればいいって訳じゃないと感じましたっす。(闇鍋風味?)
1期が割と好きだっただけに、凄く残念…

投稿 : 2024/09/21
♥ : 2
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

21話は神回?! 魔族に●●呼ばわりされる勇者さまwww

【レビューNo.132】(初回登録:2024/6/30)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全25話。
1期のレビューを書いたので、2期も書いてみようかと。
まさかエロ作品として紹介することになるとは・・・

(ストーリー)
前回女神の横やりが入り、お預けになっていた学園都市・ロッツガルトへの留
学から。
生徒として魔法を学ぶつもりが、手違いで非常勤講師として生徒達を指導する
ことになり・・・

(評 価)
・2クールで描いた割には大きな進展なし
 1期で伏線をばら撒いていた
 ・真をクーリングオフして、新たに召喚した別の勇者の物語
 ・ロッツガルトへの留学(手違いで非常勤講師に)
 から始まり、
 ・学園での鬼講師ぶり
  (合間に蔓延る悪を成敗等)
 ・ロッツガルトでの商売展開
 ・たまに(転移魔法で)亜空都市へ里帰り
 ・魔族の襲撃
  {netabare}→ 1期のラスボスだったソフィア、ランサーとの再戦{/netabare}
 とエピソードは進むのですが、例えば当初の真の目的
 ・(元々この世界の住人であった)両親の軌跡をたどる
 なんかは結局あまり進展なしなんですよね。
 (少し情報提供あり。まあ両親の過去を知って、それからどうするんだって
  話もありそうですが)
 物語の構成上膨らみを出す必要があるため、新展開を描いて作品に広がりを
 持たせるというのは常套手段ですが、2クールあってそちらしか描いていな
 いのはどうなんだと?!

 1期のレビューで書いたように
 >日本テレビ史上最高金額で海外セールスされた
 ということで、声優陣や作画等は他の「低予算異世界なろう作品」に比べる
 と、やはり恵まれているように感じますが、
 >安定感はあるが、テンプレ展開がメインゆえにそれ以上の突き抜けた面白
 >さがないのが
 という評価を覆すまでには至らなかったかなっと。
 まあダラダラと視聴する分には、それなりのレベルですので悪くはないとい
 うところでしょうか。

・21話は神回?! 魔族に●●呼ばわりされる勇者さまwww
 そんな中で唯一琴線に触れたのが、21話の勇者”響”でしょうか。
 魔族襲撃に際し、討伐に向かうと宿敵・イオと対峙。
 そこで満を持してマントを脱ぎ捨てるのですが・・・
 {netabare}「随分と”卑猥な”恰好だなwそれも策の一つか?」
 と、エロい恰好を魔族にイジられる響様www 
 そんなツッコミにも負けず
 「これは私の守護獣を纏った強化服よ!」
 と、自らの正当性を主張する響様。
 → そんな布面積の小さい恰好が強化服だとか、説得力ゼロやんけwww
 さらに今度はヒーロースーツ姿で真が登場。
 (響と真は現実世界で同じ学校の先輩・後輩だった)
 「いや、ってか、なんでそんな恰好を?!」
 憧れの先輩のあられもない姿に困惑のご様子w
 先日まで優等生だったJKは、どこに羞恥心を落っことしてきたのかwww
 魔族から痴女呼ばわりされる勇者とか前代未聞だろ!!{/netabare}

全体的には前作の評価と変わらず、むしろ2クールの尺でこれでは・・・とい
う感じでしたが、21話の響様で随分笑わせてもらったのでよしとしましょうw
3期も決定のようですし。
最終話でまた3期に向けて伏線をいろいろぶっ込んできましたし、安定感はあ
りますので、とりあえず3期も視聴はするでしょうね。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 12

51.7 4 2024年度の王女アニメランキング4位
出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.3 (118)
276人が棚に入れました
「ようやく探しに行くことができる。前世から待ち望んだ平穏な暮らしを。」 神の恩恵『ギフト』を得られず、出来損ないと呼ばれた少年・アレン。 しかし、彼の正体は――前世の記憶と力を持つ元英雄だった⁉ 実家である公爵家から追放されたのをいいことに、自由気ままな旅を始めようとするアレンだったが、 元婚約者の暗殺未遂に遭遇することになり......⁉ 今世こそのんびりしたい元英雄の、望まぬヒロイック・ファンタジー開幕!

声優・キャラクター
アレン:蒼井翔太
リーズ:栗坂南美
アンリエット:鬼頭明里
ノエル:雨宮天
ミレーヌ:愛美
ベアトリス:潘めぐみ
アキラ:伊瀬茉莉也
クレイグ:子安武人
ブレット:逢坂良太
カーティス:子安光樹

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

アレン君!凄いテンプレだよー!テンプレにもなっていない?

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.19

 いや〜面白かったです。さすが今期ワースト候補作!ブッチギリで1位です。

 前世から因縁のある、4人目のチョロイン、アンリエットを助けるのは良いのですが、アレンさん、いつも通り殺される寸前にならないと行動しません。

 蒼井翔太さんのCVもアレンに合っており、サイコパス感マシマシでとても良い感じです。ぬらりひょんかなんかなの?いつもの様にヌルっと登場します。

 ラスボスは、昔のゲゲゲの鬼太郎に出てきた強欲な人間が祟りで妖怪化したやつみたいなキャラで、フンスカ言いながらアンリエットを襲いますが、作画と動きの悪さのために、80年代のギャグアニメみたいになっています。ここ、笑うとこ?

 そして、いつもの様にアレンさんにワールドエンドを叩き込まれます。ワンパターンだなぁ…。しかも一応ラスボスなのにこんなに弱いのは良くないですね。

 ラスボス「神の如き力だな。お前は一体何なんだ?なぜ何者にもなろうとしない?」本当にそうですね。今回の人生でやりたいことは、複数の嫁をゲットしてウロツクだけなんですかね?

 何が言いたいか最期まで良く分からない、やっつけ仕事の本作品…。それでも総集編無しでワンクール放映出来るのだから、日本のアニメ制作技術は優秀ですね。なろう原作も大したものです。
………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2024.05.30

 エルフの国の問題も、いつもの通りアレン君は仲間がピンチになるまで待ってから登場して助けて何となく解決しました。色々関係者にぶん投げただけですが…。

 前世のトラウマで全ての行動に腰が重いそうですが、何かなぁという感じです。前世の件必要か?

 結局、ハーレム作って色々な事に武力介入しないと物語が作れないのだから、実家を継げば良かった気がします。

 物語中の人達はアレンの前世の事など知らないのだから、現状、何がしたいのか分からない不気味な集団としか思われて無い気がします。

 この、凄い薄味の物語に何らかのオチはあるのでしょうか?疑問です。
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2024.05.22

 実家は継がないよ〜!で、ハーレムヒロイン達と楽しく暮らすアレン君…。しかし、それでは話が終わってしまうので、ニューヒロイン登場からのいっちょカミでエルフの国へ…。

 全てがどうでも良い男、アレン君…。悪魔がどういう存在なのかをヒロインから聞いて、深刻な顔をしますが、仲間も含めてどうでも良いんだろ?

 家族にワールドエンドを容赦無く叩き込んで別に何のフォローもしない鬼畜に何かを期待してもな〜。

 何か、ポプテピピックのキャラが出て来ても大丈夫そうな虚無アニメですが、スマホ太郎の方がまだ面倒見が良い位、アレン君が人非人なので、これからどうなるのか凄く気になります。このまま、サイコパス街道を爆走して欲しいですね。

………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2024.05.09

 今期の異世界なろう三銃士、ニューゲート、レベル2、出来損ない…ですが、毎週観ていると似たような内容なので印象が混ざってきます。

 本作品、出来損ない…は三銃士の中ではオリジナリティを出そうと頑張っている感じはします。しかし、圧倒的に作画と演出が悪いです。

 何でしょうね…。フェンリル戦、ゾンビ退治、オジサマ騎士の悲劇と、見せ場を作ろうとしますが、作画と演出が悪くてことごとくギャグみたいです。ガチの低品質さが何とも言えません。

 ゾンビ退治は酷かったなぁ…。往年のフラッシュアニメの方が迫力あるのでは?鷹の爪〜!

 今回でアレン君の因縁が片付きましたが、ワールドエンド!とクソダサ技を叫んで決着って…酷くね?

 敵味方の登場人物達が何をしたいのかイマイチ不明なままクールの後半へ…。人間性の欠如したアレン君に刮目せよ!
………………………………………………………………………

 初回視聴してのレビューです。2024.04.02

 転生チート、実家追放、スローライフを目指しての旅、美女戦士と婚約者の馬車がモンスターに襲われていたので助ける、美少女合流ハーレム、旅の途中でイキった奴らを懲らしめる…。

 観ていて、自分にも前世の記憶があるのか?それともデジャヴ?舞浜サーバでループしてる?いつの間にか死に戻った?と、不安になるほど既視感があります。コレはヤバい…。

 こんなにオリジナルティーの欠如した原作を良くアニメ化したなぁ〜と言うのが1話の感想です。

 タイムリープ感を味わいたい方にオススメです!寧ろ変なオリジナルティーを出さない方が良いかもしれません。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 7

しろにゃま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

いいから、、もう休め、、6話で最終回にしよう

こ、これ、、、どこ制作??


6話までDアニで一気見したけど、キリも良いのでこれで終わりでいいよ。
これにアテレコする声優さんたちが気の毒。しかも全員主力クラスの声優陣じゃないか?!子安節がもう悲しく聞こえる。

それでも6話まで見れたのはきっと原作は面白いんだろうなと思うから。
アニメでは全く説明させてなくて分からなさすぎる世界観、物語背景、人物関係などなどだって、原作にはあるんでしょう?
各キャラだってそれなりにちゃんと掘り下げればきっと皆んないい味出してるでしょう。いいキャラのオッサン達が42過ぎる感はあるけど。
OPED共に出演声優さんが歌ってるものイイね。
OPは蒼井翔太さんらしくて良いし、
ED曲もカッコイイ!と思ったら愛美さんかぁ、やるじゃん。

まぁ、、とにかくもう休め、、、
予算とか時間とかスタッフとか監督とか作画とか脚本とか演出とか制作とか色々全部足りなかったんだろ?

だからもう休め、、6話で最終回にしよう。
鬼頭さんが謎のラスボス感出した処で申し訳ないけどw
これ以上、原作(読んでないけど)を貶めてはいけない。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 2

ヤマナ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

歴史にも残らない低クオリティアニメ。

初見評価
微塵も期待せず視聴開始。

世界観がまずよくわからん。
能力が弱いからと家族に追い出されためっちゃ強い人が無双する。
家族見る目なさすぎるというか、主人公が謎すぎるのか。
まあ、この類の作品は脳死しながら見ないといけないんだろうな。

3話まで変化なく現状に満足しているようなら断念する。

3話視聴
作画崩壊、棒読み、驚きも何もないストーリー、ありふれたキャラクター。
時間がもったいない。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 0

68.2 5 2024年度の王女アニメランキング5位
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (175)
526人が棚に入れました
第七王子は“魔術ヲタク” 魔術に大切なものは、“家柄“・”才能“・”努力“……。 魔術を深く愛しながらも、血筋と才能に恵まれずに非業の死を遂げた“凡人“の魔術師。 死の間際に「もっと魔術を極め、学びたかった」と念じた男が転生したのは、強い魔術の血統を持つサルーム王国の第七王子・ロイドだった。 過去の記憶はそのままに、完璧な血筋と才能を備えながら生まれ変わった彼は、前世では成しえなかった想いを胸に、桁外れの魔力で“気ままに魔術を極める“無双ライフをエンジョイする! ライトノベルを原作とし、マンガアプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載を開始したコミカライズはアプリ内セールスランキング1位を記録し、シリーズ累計発行部数は250万部を突破! いま最も注目される“転生異世界ファンタジー“が満を持してアニメ化! 舞台となるのは獣や魔人が巣食う異世界。本作では魔術に通じる者たちが恐れを成すほどの絶大な魔力を持つロイドが、自身の興味の赴くままに魔術を学び、極めようと成長する姿が描かれていく。ちょっぴりお気楽だけど、強大な力で圧倒していく魔術バトルの爽快感と迫力が詰まった、“第七王子“による気ままな転生物語が今はじまる! 「俺は、魔術を楽しみたい、それだけだ。」


声優・キャラクター
ロイド:小市眞琴
グリモ:ファイルーズあい
シルファ:Lynn
タオ:関根明良
レン:高橋李依
グリモワール:大塚明夫
アルベルト:堀江瞬
ディアン:広瀬裕也
アリーゼ:熊田茜音
シロ:松井恵理子

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

かわいらしいキャラたちがアクションで魅せる作品。

謙虚なサークル(原作)、メル。(イラスト)による原作小説は、「小説家になろう」から「講談社ラノベ文庫」(講談社)で書籍化(既刊7巻、小説未読)。
石沢庸介(作画)によるコミカライズ版は、マンガアプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載中(アプリ内セールスランキング1位を記録、既刊15巻、コミカライズ版は途中まで既読)。
アニメは、全12話(2024年)。監督は『明治撃剣-1874-』の玉村仁。制作は、同じく『明治撃剣-1874-』のつむぎ秋田アニメLab(本作が2作目)。放送は、テレビ東京系列など。なお、二期の制作が決定済み。
(2024.4.14投稿、7.15「本作の特殊な制作体制」を末尾に追加)

【あらすじ】
血統による魔法の才能が絶対的な力を持つファンタジー世界が舞台。そこで才能に恵まれなかった魔術師が血統による魔法の才能に恵まれた貴族と決闘して死亡した後、サルーム王国の第七王子ロイド(CV.小市眞琴)として転生。
その後、血統による魔法の才能を得た主人公ロイドは、第7王子という気楽なポジションと前世の知識を武器に魔術を極めて俺TUEEEするという、いかにも「なろう」な作品。

基本的なノリは、コメディなので観やすい作品だと思います。また、キャラが全般的にかわいらしく、その「かわいらしいキャラ」からは想像しがたいほど「よく動くアクションシーン」で魅せる作品にもなってます。

なので、上で「なろう系」とは書いたものの、雰囲気は、世界観や時代設定が異なるものの、軽いノリや見た目かわいらしいキャラたちが、えげつないバトルをするところから『平穏世代の韋駄天達』が近いでしょうか。ただ、エログロ表現の多い『平穏世代』より内容がマイルドなので一般受けはしそう。


【かわいらしいキャラたち】
主人公のロイドは、10歳のショタキャラなのですが、魔術と武術に対して異常なまでの興味を示し周囲をドン引きさせます。

また、王城の地下に封印されていた魔人グリモは、ペット兼マスコット兼解説役として、わざわざ声優を大塚明夫さんからファイルーズあいさんに変更し、姿も可愛らしくなって、ロイドの使い魔となります。

個人的には、ロイドのメイドで教育係のシルファ(CV.Lynn)が推し。
彼女は、「銀の剣姫」という異名を持つ銀髪の剣の達人なんですが、ロイドを溺愛しており、ロイドのことになると暴走気味に…
また、彼女の見せる「ラングリス流剣術」が本作の見処の一つにもなっています。

あと、冒険者で気術使いのタオ(CV.関根明良)は、イケメンに目がなく、シルファと張り合うやりとりが面白い。

さらに、第6話からEDなどで既に登場していた褐色幼女のレン(CV.高橋李依)がようやく出てきて、圧倒的な魔力を持つ魔族とのバトルが始まります。


【よく動くアクションシーン】
さて、本作では、実写のアクション映画などではよく見てもアニメでは見なれない「アクション監督」(『ダンス・ダンス・ダンスール』の主人公・村尾潤平の父親がアクション監督でしたね)の表示が!
本作のアクション監督のアベユーイチさん、Wikipedia調べですが、特撮のウルトラマンシリーズで監督などをしていた方のようです。

私は武道をしていたので、アクションシーンの違いに敏感なのかもしれませんが、本作のアクションシーンは、他のなろう系アニメとは一線を画すレベルだと思いました。

例えば、第1話でいきなり始まった、それまでのコメディタッチな流れとは不釣り合いとも思えるほどの凄まじいロイドとシルファとの剣の稽古シーン。まず、これに驚いてレビューを書こうと(笑)

また、第10話。シルファの「ラングリス流 一虎・顎」の演出がかっこよすぎる。あの微妙な角度をつけた構えからカメラアングル一周は、実際に達人の動きをモーショントレースするか武道やってた人じゃないと、あそこまで細部を表現するのは難しいと思いました。

監督以外に「アクション監督」が別に求められる理由は、監督の頭に全身の具体的な動きのイメージがないと、それを具体的な動画にできないから(アニメの原型である「パラパラ漫画」の要領)。

是非、他のアニメのアクションシーンと比べて欲しいのですが、他の作品では、具体的な動きのイメージを持てないこと以外にも動かすと予算や作業量などが大変なこともあって、剣を持ったままの「止め画」や、動きの過程を省いて最後だけ敵を倒す描写をした「決め画」が多い。

対して本作では、動きの過程に説得力を持たせるだけの一連の描写の流れに裏付けがある。もちろん、アニメなので実際の動きをリアルに再現したわけではなくて、「カンフー映画」みたいに、動きとしては現実にはありえないんだけど、リアリティのあるアクションになっているということ。

特にアクションシーンに興味がある方は、「百聞は一見に如かず」、話のネタに一度ご覧になってみてはいかがでしょうか(※動画のアクションシーンは、静止画の漫画にはできないアニメ独自の魅力だと思うので、作画の評価をあげました。)。


【声優】
『呪術廻戦』で真人役をしていた島﨑信長さんが、本作でも似たような役柄で登場。そもそも声優業界における悪役不足という問題もありますが、仲の良い松岡禎丞さん共々、最近はこの世代の人たちの悪役も多くなってきましたね。


【「本作の特殊な制作体制」(2024.7.15追加)】
(「『第七王子』のEDクレジットを見ると、なぜ日本アニメの未来がわかるのか」(2024.7.13のASCIIの記事)を引用したかったのですが、URAがNGワード扱いされるので、お手数ですが自分で検索してください。)

この記事によれば、本作は、絵コンテ、作画監督、総作画監督が、ほぼ固定という、日本のアニメ制作においては、特殊な作り方がされているようです。ちなみに、他の制作会社は、各担当が話数ごとに違っていて、それが大雑把に数グループある感じ。

話数毎に担当が違う場合にどうなるかについて、わかりやすい例は、同じ『ドラゴンボール』の孫悟空でも、作画監督によって微妙に描かれ方が違うといった比較がネットを検索すると出てきます。こんな感じで、同じ人が継続して担当するというのは、作画の安定につながります。

それで、詳しくは、記事を見てもらうとわかるのですが、要は、新しい技術を使って、従来分業していた工程を同じ人がまたいで関われるようになり、作業工程が合理化されたみたいです。

上で書いた本作におけるアクションシーンのなめらかさは、そういった制作体制の合理化がもたらした産物であったようです。

そうすると、制作工程の合理化によって、なめらかなアクションシーンを描けるようになり、そこにアクション監督を置く必要性が生まれたという風にも言えるのかもしれませんね。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 10

missing31 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

きつい

原作は未読だが多分小学生~中学生向けのレーベルなんだろう。この内容のラノベをここまで仕上げた漫画家、アニメスタッフが逆に凄いのでは?思う。

講談社はどうか知らんけど、角川やスクエニはコミカライズの際に不自然なところや矛盾点は大抵修正されるものだが、それでもかなりヤバい。

鋼の錬金術師などでもおなじみ「等価交換」の原則や、Fateの様な意味不明なのに謎の説得力がある妄想魔術理論なども一切なく、見ているだけで知能が低下していく感じが逆に心地よくなってくる。

何もかもがご都合主義で、この世のラノベのアクを煮詰めて凝縮したような痛さ満載で「あ~あ、またやりすぎちゃった、てへぺろ」どころの話ではない。清々しい程にIQが低い設定と展開で逆に面白い。あくまでも逆に、だけど。

純粋なアニメの面白さという点で言うと、キャラが良いくらいで後はゴミである。

小学生に見せたら面白いかも?と思ったが、その割に半裸のロリとかショタ要素などがあり、40歳(精神年齢10歳)みたいな特定の層にしか刺さらないのでは?と思ってしまった。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 1

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

これは・・・、すごく評価が難しいというか、誰に向けたアニメ???

タイトル通り。
原作未読。


うーん、最初1話を観た時は、いつも通りなダメアニメかあ・・・と思った。
しかし、話数が進むと意外とちゃんとしているというか、出来は悪くない。

ただし!

これ、誰に向けたアニメなの???
子供向けだとしたら、正直、展開が子供向けじゃない。
そして、大人が見ても、作画含め、特別ハマる理由がない。

視聴するターゲットが誰なのか、全くわからないけど、出来自体は酷くはない、という不思議。

例えば、ガンダムは当時の小中学生には話の奥深さを当時は理解できなかったけど、
ロボットアニメとして魅入られる要素が山ほどあった。
大人が見たら、ロボットアニメという子供向けアニメのはずなのに、
設定や世界観は完全に大人でも引き寄せられる物語性があった。

例えば、テレビアニメの名探偵ホームズは、イタリア発注のテレコム制作。
作画やストーリーは完全に子供向けだったが、大人が見ると唸る演出や作画、動きが満載だった。
ルパンで培った宮崎アニメとテレコムの力が存分に発揮されていた。

で、これ。

うーん、作画とか悪くないし、色々凝っているのもわかる。
でも、唸るほどでもないし、そもそもギャグとシリアスの物語の振り方もバランス悪い。
転スラみたいに幅広い人にはウケないだろう。
という以前に、受ける層がどこなのかがわからない。

悪い作品とは思わないだけに、本当に不思議。
9話まできて、まだ完結してないけど、
思うことは、「もうちょっと全体を俯瞰的に見ることができる人(まとめ役)いなかったの?」かな。

悪い作品じゃないけど、良くはない。
惜しい!とも思わない。
結局のところ駄作なんだよな。
妙に作画がまともな、低予算深夜失敗アニメと並ぶ駄作。
無駄にマンパワー使ったなぁ‥。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 2

65.1 6 2024年度の王女アニメランキング6位
Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (143)
451人が棚に入れました
どんな壁だって、二人でなら乗り越えられる! 商人として日々働いていたバナザは、突然クライロード魔法国という見たことも聞いたこともない異世界に「勇者候補」として召喚される。 だが、Lv1の能力が一般市民並みだったことで勇者失格の烙印を押され、さらには国の手違いで元の世界に戻れなくなってしまう……。 王都から辺境へ追放されたバナザが、なんとか生き延びるべく森で襲い掛かってきたスライムを撃退、Lvを2に上げると彼のステータスは見慣れない「∞」の記号に変わっていて──!? これは、名前と姿を変えて異世界で生きることを選んだ「超越者」と、敵対する人種族に恋した「魔族」との波乱万丈な新婚ストーリー。 あらゆる種族を巻き込んで──目指せ、平和なスローライフ!

声優・キャラクター
フリオ:日野聡
フェンリース:釘宮理恵
バリロッサ:山根綺
ブロッサム:日野まり
ビレリー:広瀬ゆうき
ベラノ:稗田寧々
金髪勇者:村田太志
ツーヤ:高橋美佳子
第一王女:川澄綾子
サベア:井口裕香
ヒヤ:堀江由衣
ゴウル:前野智昭
ウリミナス:田村ゆかり
ダマリナッセ:伊藤静
ユイガード:楠大典
フフン:新井里美

こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

1話視聴。主人公は商人だった気がするよたぶん。

2023年10月時点でシリーズ累計発行部数は200万部を突破している。
やっぱり売れてるんだねー。まあアニメ化する作品だもんねw
何時もの日本から異世界転移ではなく異世界から似ている異世界へ転移作品。


システムって言う便利な機能があるのに全く活用しない。
このシステムと会話が可能なのにこの世界、魔法、自分のステータスについても聞けたはずなのに全く聞かない。
馬車で移動中に「この世界について知らないので教えて欲しい」とか言ってたのは何だったんだろう?

幾つか何時ものなろうツッコミどころ。
1つ目。
レベルアップによるステータス表示が数字から♾️に変わってるのに何故か聞かない、ホントに何で?無限は元いた世界には無いと言っているのに。
商人(๑˃̵ᴗ˂̵)

二つ目。
召喚した国が主人公を殺すため魔物を呼び寄せる仕掛け、死んだら回収その他が魔法袋に施されていた。
それをシステムが「仕掛けを解除しますか?」と聞き主人公は頷き簡単に解除してしまうのだが。
ここで主人公、こんな簡単に解除出来るのに何でかけたんだ?とか言う始末。
自分が解除したわけでもないのに簡単とは?解除したのシステムだよ!
…システムがこれについて説明する事も主人公が聞く事も無かった。
商人\(//∇//)\

三つ目。
ちなみに中身は金貨、銀貨10万、家を建てる魔法、武器に服色々。
ただし中途半端、お金はそのまま、何故か服はボロボロ武器は品質が悪いと言う、それなら何も入れなかったら良かったのでは?
もちろんお金はふつうに使える!服も魔法で修復!やったね!
(=´∀`)人(´∀`=)

4つ目。
浄化魔法が森全体を浄化したのに元のステータスが1桁(一般人)だったからと言うよく分からない理由で納得、特に驚く事もシステムに聞く事もなかった。
ちなみにここは人間に害をなす魔素があるので危険とシステムが言っている。
システムは気まぐれ。
商人\(^ω^)/

5つ目。
この浄化でレベル360くらいまで上がっている。
もちろんステータスは♾️なので知らないし分からないものは分からない。
…主人公は聞かず。
商人(●´ω`●)

6つ目。
この後、街に行くために使った転移魔法も勝手に納得。
転移魔法ってこんなに簡単に使えるんだ!じゃあ一般人も使えるよね?
コレまた自分の中で納得。もちろん聞かない、聞くわけがない。
この後の展開も何となく察するだろう。
商人(`・ω・´)

7つ目。
転移魔法は大魔導師にしか使えないんだ!やったね!
ギルドに行くと少女が困っていた!…ので自分が転移魔法で連れてってあげるよ!
もちろん回りにいた連中は疑うが王国お抱えのパーティにだけ知られてしまう!ドヤァ!
実はこの少女魔王軍四天王の1人の妹だった!「妹」ここ重要だよ!
とりあえず適当に魔法を使うぞ!ドヤァ!

…ちなみに魔法はいくらでも調べる機会はあった。
何故か特になにもせずに転移魔法使ってる。
森の浄化が終わったタイミングが1番良かったんだけどね(トオイメ
商人(´・ω・`)


どうなるか想像はついたが2話以降をマンガで確認。
うん!知ってた!
…ただ思ったよりも凄かったよ!流石に引いたね!
それとマンガも中身は同じだよ!

最後にまた主人公について。
召喚後は元の世界に帰りたいけど帰れない、なので世界について調べたいとか言ってたはず。
レベルアップでシステムとの会話が出来るようになってやったー!コレで世界の事が分かる!コレで勝った!!
…主人公「聞かない」⁉️
一応商人だった…見間違いじゃなければだけど。
この世界に来て頭がおかしくなったのだろうか?

1話切り。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 2

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

テンプレチート異世界転生です。それ以上でも以下でもありません。

 最終話(12話)まで観ました。 2024.06.27

 11話から温泉へ行って、12話でフェンリースと子づくりしましたとさ。

 まぁ、何と言うか…。人族と魔族の戦いも、魔族の発する魔素により人と共存出来ないとか色々な設定がどこかに行っていまっています。

 結局、家と家畜と家族が平穏無事なら後のことは興味が無い小市民が世界のミリタリーバランスを保っているという、なろうにありがちな歪な構造の物語です。

 魔族と人族、それ以外のデミヒューマンとの関係もフワっとしているし、ギャグで逃げ切りを図っている感じが良くありません。

 魔族と人族の戦争は、容赦無い殲滅戦じゃないの?戦争中、ゴブリンが森にいたエルフの幼女の頭にフルスイングで棍棒を叩きつけようとしていましたが?

 これ、主人公が助けに入らなかったら、今期一のグロ映像になるところでしたよ?

 フェンリース他、キャラは可愛くてよいのですか、そもそも何で獣人魔族に主人公は惚れるのか?特殊性癖なの?

 なろう如きに、整合性を求めるのは愚の骨頂ですが、何か釈然としない物語でした。

……………………………………………………………………… 
 6話まで観ました。2024.05.14

 いや…展開が早いな…。魔人や魔女が復活して、フェンリースは胸の谷間を上手く斬られて倒れるも時間が戻って、全ての魔法を極めた魔人が従者になる…。

 主人公、ブチギレオラオラムーブをかましますが、こんな調子で暴れられたら怖いですねぇ…。

 チート転生、転位野郎には女をあてがって、素人に手を出さないようにしないといけません。

 無目的なチート野郎の脅威を垣間見た6話でした。

………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2024.05.01

 釘宮理恵さん演じるヒロイン、フェンリースの可愛さのみで話を作っている感じです。騎士団四人娘も同居してウハウハハーレムです。

 主人公にヘイトを集めない様に、美少女達と同居しながらもそれ以上発展しない、いつもの展開…。安心ですが、主人公は人間なのかな?

 魔王とも仲良くなって、嫌なことがあったら拠点ごと転位魔法!チート能力でどんな敵が来ても無問題!あらすじも何もあったもんじゃありませんね。

 近所に核弾頭が放置されている様なもんで、異世界人も大変ですね。

……………………………………………………………………… 

 初回観てのレビューです。2024.04.09

 召喚されたけど追放、レベルが上がったらステータスが∞になって…。良くあるやつです。

 キャラクターと作画はまぁまぁな感じです。ステータスオープンで状況も分かり易い!冒険者ギルドもあって、簡単に登録出来る!既視感はありますが…。

 ただ、ここからの展開が何かおかしいです。主人公、ギルドで少女の護衛任務を受けますが、少女は主人公が馬車で20日間かかったテラロザの森に行きたいそうです。

 いやいや…、遠すぎだろ…。歩いて行ったら何日かかるの?女騎士パーティーも絡んできますが、不自然な感じです。

 ちょっと、話の作りが雑じゃね?主人公の俺tueeeeeee!をやらせるために無理しすぎな気がします。

 これから間違い無く俺何かやっちまいましたかハーレムになるので、視聴しようかどうしようか迷ってしまいますね。
 

投稿 : 2024/09/21
♥ : 3

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

なんとなく好き嫌いが分かってきた

このLv2~と真の仲間~、ありふれた~って途中で観るのが止まってしまい中々ラストまで食いつくように観ようとしないなーなんでだろ?
と疑問に思ってたんだけど、なんとなく分かった気がする。

好みの最強系要素もあるし、まわりのキャラは仲が良く魅力もある。
大好きな声優も出てるし心を抉るような辛さもない。
なのに何故か冷めた目で観てしまい没入出来ないで終わる。

それは、まわりを置き去りにするようなイチャイチャ感な気がする。
上記3つのアニメもやたらとその描写とそのアピールに時間を割いてるし
元々良いキャラのヒロインも度重なる独占欲のような描写で無意識に辟易してるんだと思う。

自分が主人公に肩入れしすぎなのか嫉妬なのか、多分そういう事ではなく育み方というか、恋愛アニメだって素直にきゅんきゅんなる訳だし、何か露骨さとストーリーを阻害してるような気分にさせるものがあるんだと思う。

心のなかで恋愛は恋愛、異世界最強は最強ってカテゴライスしてしまってるのかもな。

このアニメはヒロインがめちゃくちゃ可愛く主人公が霞む感じだし
意外と話せる良いキャラもまわりに沢山いる。
ただ自分の好みのせいで平凡な評価で終わった。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 0

58.8 7 2024年度の王女アニメランキング7位
Re:Monster[リ・モンスター](TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (109)
306人が棚に入れました
突如ストーカーに刺され、目覚めると最弱ゴブリンに転生していたゴブ朗。 喰えば喰うほど強くなる【吸喰能力】で異常な進化を遂げ、 あっという間にゴブリン・コミュニティのトップへ―― 弱肉強食の異世界で、有能な仲間達とともに生き抜いていく痛快下克上サバイバル! 怪物転生ファンタジーが蠢き出す!!

声優・キャラクター
ゴブ朗:佐藤拓也
ゴブ吉:細田健太
ゴブ美:加隈亜衣
ゴブ江:植田佳奈
ホブ星:山根綺
ホブ里:大森日雅
赤髪ショート:菅野真衣
姉妹さん:山村響
鍛冶師さん:島袋美由利
錬金術師さん:東城日沙子

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

システムの奴隷アニメがまた一本!ゲームっぽいですね。

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.28

 傭兵団としての王女の護衛任務もサクッと終了し、また、レベルアップと仲間を鍛え、女性を犯す日々が始まる様です。

 物語としては全く面白く無く、作画も悪いので視聴する価値は極めて低いですが、初期なろうに何が求められていたかが分かる、歴史的な価値は多少あるかもしれません。

 これ、今やVTuberに独占されたコンテンツである、ゲーム実況なんですね。

 かつて、ゲームを一生懸命に子供達はプレイしていました。当時、ドラクエなんかをやっていると、大人達にそんなお使いアンド作業の何が楽しいの?と批判されましたが、努力、友情、勝利こそが至上の価値であると洗脳されていた昭和児童にとって、地道なレベルアップで強くなり、スライムに苦戦する雑魚から魔王を倒す勇者へとキャラを鍛え上げるのは、苦行ではなく、喜びでした。

 そんなゲムっ子も、大人になると時間も無くなり、目も悪くなり、集中力も低下し、他に面白いことも出来るので、ゲームから卒業していきました。

 ただ、下克上の物語を消費してカタルシスを得たいという欲求は残っているので、初期なろうでこのアニメみたいなゲーム実況っぽいのが量産されたのです。

 異世界のんびり農家とかもそうですが、キャラのレベルアップを眺めて楽しむ話なので、ストーリーの整合性とかはどうでも良いのです。

 それに思うがままに女性を犯したいという欲求が結びついたのが、本作品を含めた初期なろう作品群なのです。

 ゲームにそれほど思い入れが無い世代が観ても面白く無いでしょうし、女性をモノの様に扱うので、女性人気も期待できない、団塊ジュニア辺りの世代の欲望垂れ流しなので、良識あるアニメファンにも評価されない…。
 
 はっきり言ってポルノ的汚物でしか無い原作のアニメ化…、どういう意思決定なのか、そっちの方が興味深いですね。

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2024.06.09

 100日位で主人公の子供が誕生しました。マジでキモいです。記号的キャラを通り越して、気持ち悪い蟲とか、侵略的外来種が蔓延っていく様を眺めているような気分になります。

 近所の池がいつの間にかブラックバスやブルーギルだらけになってしまう感じです。

 初期なろうのキモさが爆発しています。俺tueeeeeeeイキリ、エロ、早すぎる展開、女性や仲間を積んで馬車で旅をする、やたら風呂に入りたがるとか…。古いなろうのキモい成分満載で吐きそうです。

 同じ様な感じの異世界のんびり農家は、もう少しなろう臭を脱臭してアニメ化していましたが、本作品もコミカライズ版マンマでは無く、脱色した方が良かった気がします。
………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2024.04.21

 作者の身の回りに起こったことをグダグダ書いた私小説に対し、完全なフィクションである虚構小説の真髄を垣間見た気がするアニメです。

 なぜ私小説か?それは、どんな文豪でもモデルが存在しないキャラクターを設定してフィクションを書くのが難しいので、何となく私小説になることが多いからです。

 しかし、この物語は違います。キャラクターにモデルなんて存在しません。先行の小説、アニメ、ゲームキャラの設定を借用しただけです。

 そのため、女性キャラはオナホか肉便器、良くて孕ませ要員、敵はカマセか経験値稼ぎキャラ、男性キャラは友人や仲間では無くて奴隷か使い捨て戦闘員と、著しく記号的です。

 世界観も適当で、下剋上と言っても、主人公はゲームチェンジャーでは無く、何故か既存のシステムに特別扱いされてるだけのチートキャラです。ドラクエの勇者一味と全く同じです。

 小説も、モデルがいると名誉毀損で裁判沙汰になったりしますが、キャラが記号に過ぎないゲーム実況アニメなので、ストレスはありません。

 後は、森羅万象をモノの様に扱う主人公が許せるかです。主人公自体も記号なので、感情移入を拒んできますが…。

 私小説を批判的に乗り越えた筈の現在の虚構小説(なろう)がこの程度とは…深く考えてはいけませんね。

………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2024.04.14

 主人公、強いリーダーというか、人非人というか…。集団をまとめるためとは言え、やっていることは連合赤軍事件の陰惨なリンチ殺人ですが、全く葛藤したりしません。

 なろうに在りがちな、主人公がシステムの敷いた道を辿っているだけだからですね。ゲームの信長の野望とか、ドラゴンクエストとかで、主人公が敵対勢力の殲滅やレベル上げに疑問を抱かないのと同じです。

 物語としては至極単純で、主人公とその仲間達がどんどん強くなるのを眺めているだけになります。漫画や小説ならまだしも、アニメで観る価値があるのかは少し疑問です。

 バトルものなので、後は戦闘シーンの作画次第といったところでしょうか。

 BGM代わりに丁度良い…、そんな感じですね。
………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.04.09

 他のモンスター等を倒して食べるとレベルアップ!味方も強化してモンスター軍団を作るお話です。

 タック二階堂さんの情報によると、結構古参なろうの様です。異世界のんびり農家みたいに村や勢力を発展させるエロ要素ありのゲーム実況を見ている様な感じです。

 コミカライズ版は途中まで読んでいます。段々強さがインフレして、凄まじいことになっています。しかしまぁ、読めないことはありません。

 転スラと似ていますが、あまり敵対勢力と交渉したり会議したりせず、サクサク倒して進むのが魅力と言えば魅力ですが、反面浅い感じは否めません。

 ゲーム的な世界なので、主人公も他のキャラも能力の選択は出来るものの、システムの思惑通りに強くなっていく感じです。RPGゲームのレベル上げが好きなら面白いかもです。

 似たようなアニメは沢山ある気がしますが、一番近いのは転スラよりも蜘蛛ですが何か?かもしれません。

 蜘蛛はシステムの管理者とも戦う様な流れになっていますが、本作品はそこまで行かなさそうです。

 究極まで強くなった後のことはあまり考えていなさそうですが、成り上がり最中の話はノーストレスなので、視聴継続です。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 7

hidehide さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

韓国 + カニバ + 小見川

基本、
独断と偏見、○○主義、反韓と言われても構いません。

『ナゼ、韓国人歌手を OPやEDで起用するのか!制作陣!』

…と問いたい。

人気あんの? 有名?… 知らんし…

意味解って歌ってんの?
韓国人が日本語で歌う意味は?

なんか、歌詞、『にゃにゃにゃ』言ってるし。

日本の作品に起用?
誰忖度?

なんか
『食い物』にされてる感があるんですよね…

出稼ぎの場所じゃねえっての。

日本にも
素晴らしいアーティストが沢山いるんですよ?
そういう人を起用しましょうよ。制作陣。

作品いかんに関わらず、見るのをやめました。

ま、内容も★1以下。

人、食ってたし。
早々に
主人公が カニバってたし…

で…
見ないと決めてたのに

迂闊にチラッと見たら…

ソウルイーター
ゴッドイーターをイートし
作品を台無しにする事で有名な
イーター女
『小見川千明』まで起用する有様…

制作よ、もはやトホホ…としか


その声、酷評の数々で、
まだ声優やってんの?

マジですか?

投稿 : 2024/09/21
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ゴブリンよ、強く・賢く成り上がれ―――

この作品の原作は未読です。
完走後にwikiをチラ見した際、原作は2012年から始まっており既刊15巻まで発行されていること、そして何とゲームまで制作されていたことを知りました。

彼らの能力である「吸喰能力」で手あたり次第、色んな怪物をガブガブ食べたら無双になれるんだろうなぁ…
などと思いながらゲーム欄を覗いてみると、残念なことに2021年に配信が終了されていました。
アニメが結構面白かったので、もし今ゲームがプレイできるなら一定の人数が参加するのではないでしょうか。

改めてメディアミックスの内容とタイミングの難しさを感じた気がします。
勢いも大切だと思いますが、仕掛けるタイミングがきっとあるんですよね。


突如ストーカーに刺され、目覚めると最弱ゴブリンに転生していたゴブ朗。

喰えば喰うほど強くなる【吸喰能力】で異常な進化を遂げ、
あっという間にゴブリン・コミュニティのトップへ――

弱肉強食の異世界で、有能な仲間達とともに痛快下克上サバイバル!
怪物転生ファンタジーが蠢き出す!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

捕食してそのスキルを会得する…碧ちゃん演じる「私」が大活躍した「蜘蛛ですが、なにか?」も同じ感じだったと記憶しています。
碧ちゃん演じる「私」は何度も死線を潜り抜けてきましたが、本作品はあっという間に強くなってしまったので、緊張感はやや薄めでしたが、痛快な展開の連続だったのでこれはこれで有りだと思いますし、結果オーライだったのではないでしょうか。

唯一気になったところと言えば、殆ど描かれなかったモブキャラが何時の間にか成長・進化している点かなぁ。
既にゴブ郎を頂点とした組織が成立している認識はありましたけれど…
成長・進化を前提とした食生活が全員に行き届いているんでしょうね。

そう考えると途中でリタイアした先輩ゴブリンは勿体なかったかも。
自ら強くなれる機会を放棄した訳ですから…

前半はまぁそんな感じ…
途中でエルフや人間との争いの様なイベントがちょいちょい挟まりましたが、後半はお目出たラッシュと言っても過言ではないでしょう。

ゴブ郎の恋鬼はゴブ美ちゃんで、ゴブ吉君の恋鬼はゴブ江ちゃん…
最初は全然違和感ありませんでしたが、この組み合わせで結果的に正解だったと思います。
進化後の体格ですが、ゴブ郎とゴブ吉君の体格差が半端無くなっていましたから…
ゴブ美ちゃんとゴブ江ちゃんもゴブ郎とゴブ吉君と同じ系統の進化で良かった^^

しかし、終盤にパラベラムの皆さんを改めて見てみると、皆さん随分と成長・進化したものです。
錚々たる面子が揃っていましたから…

しかも、物語が続編の布石を投じて幕を引いた展開も気になるところです。
まさか、ここで終わるなんてこと、ありませんよね。
パラベラムの活躍はこれからだ…を是非アニメで見せて欲しいモノです。
住処も新しくなったことですし…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、CHANSUNG (2PM) & AK-69 feat.CHANGMIN (2AM)さんによる「Into the Fire」
エンディングテーマは、EverdreaMさんによる「運命」

1クール全12話の物語でした。
痛快な展開にどっぷり浸かって視聴できる作品で、しっかり堪能させて頂きました。
続編の情報、待っていますね♪

投稿 : 2024/09/21
♥ : 8

64.0 8 2024年度の王女アニメランキング8位
Unnamed Memory[アンネームドメモリー](TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (80)
275人が棚に入れました
絶大な力を操る五人の魔女が、人々にとって畏怖の象徴となっていた時代――。 大国ファルサスの王太子・オスカーは、幼い頃に受けた「子孫を残せない呪い」を解呪するため、荒野の塔に棲む“青き月の魔女”ティナーシャのもとを訪れる。 どんな望みも叶えるという“魔女の塔”の試練を乗り越えたオスカーが望んだのはティナーシャを妻として迎えることで……。 魔女の契約者となった王太子と、王太子の守護者となった魔女。 二人の出会いは“魔女の時代”に変革をもたらし、やがて、世界の〈運命〉を書き換えることになる。 オスカーとティナーシャの行く手に待ち受ける物語とは――。

声優・キャラクター
オスカー:中島ヨシキ
ティナーシャ:種﨑敦美
ラザル:梅田修一朗
シルヴィア:夏吉ゆうこ
メレディナ:赤﨑千夏
アルス:佐藤拓也
カーヴ:天﨑滉平
ナーク:森永千才
トラヴィス:福山潤
ルクレツィア:川澄綾子
レオノーラ:斎藤千和
ラナク:柳田淳一

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

王子「ティナーシャ〜!」ティナーシャ「オスカー〜!」うおおおお!フォーリーラブ!(背後で爆発)

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.27
 
 祝2期決定!からの〜、1期であったことを最終話でチャラにします。こんな夢オチみたいな展開、良いのか?

 そしてオスカーさん、400年前に行ってもピンポイントで若き日のティナーシャの元へたどり着きます。匂いでもたどったのか?時空を越えたストーカー…キモい男ですね。

 オスカーさん、現在のティナーシャにハメられてね?塔のお掃除をお手伝いしてたらこんな目に…。体よく始末されたとしか思えないのですが?

 時空を越えるのは魔法では出来ないとか何とか過去のティナーシャさんが言い出しますし、未来から来た男が母親を助けた後に消えたという以前描かれたエピソードからも、オスカーを過去改変の鉄砲玉扱いするティナーシャの悪意を感じます。

 こういう、物語の延命のために、主人公以外の人間が記憶喪失になるとか(うしおととらだよ!俺はあの展開を今でも許していない)違う世界線でやり直すとか、夢オチとかやるのは、ファンを馬鹿にしています。

 リアルタイムで追ってきた熱心なファンにとっては、クライマックス間近でのちゃぶ台返しは頭にきます。

 途中で参入してきたニワカや、過去の記憶を維持できない様な奴ばかりでは無いのです。

 私は、ツッコミを入れながら矛盾ばかりの破綻した本作品を楽しんでいたアンチ寄りなので良いですが、熱心なファンにとっては、頭にパイルドライバーを喰らわせる様な最終回は許してはいけない様な気がします。

 大した話でも無いのにここまでやるのか…。人の心とか無いんか?

………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2024.06.19

 悪い魔女を倒しに、悪い魔女に介入されて内戦の危機にあるヤルダへ我らがバカップルが向かいます。

 そして、気持ちの悪いバカップルのイチャラブをこれでもかと見せつけて来ます。決戦前に朝までヤりまくるとかヤバいでしょ…。

 ティナーシャとオスカーの性欲モンスターぶりに、ヤルダ王女のネフェリィも引き気味です。悪い魔女もティナーシャも行動原理が謎で怖!

 やることしか頭に無い色ボケのくせに、ティナーシャがリーサル・ウェポンぶりを発揮して、内戦の危機も収めてしまうし、悪い魔女も圧倒するしで、国家間のミリタリーバランスもクソもありません。

 処女じゃないとー!とか、全く嘘やん…。ヒューマノイドタイフーン並みに強いやん…。

 ティナーシャさん、本当に400年間処女だったの?嘘なんじゃ?過去の悪事がバレない様に昔の知り合いを始末してね?

 オスカーも、魔女に魅入られて操られてるのでは?今回の悪い魔女も面白半分に王子様をたぶらかしていましたし、この国大丈夫なん?

 なろうチート男に何の警戒心も持たずに寄ってくるチョロイン並みにティナーシャとイチャイチャするオスカーは、既に籠絡されてそうです。

 チョロインズを観ていていつも思うのですが、いくら強い男が好きでも、デコピンで頭を吹き飛ばせる位のパワーがあるチート野郎に寄っていかんでしょ?うっかり死亡しそうです。

 ティナーシャが悪巧みをしていないなら、自己評価低過ぎです。気まぐれに瞬殺出来る程度の存在のくせにオラオラ男のオスカーなんて好きになる?男性視聴者には理解出来んわ〜。

 そして、結婚!次回最終回!ティナーシャが実は全ての元凶で王国を乗っ取り、世界を支配して、犬がニャーと鳴き、猫がワンと鳴く様なカオス地獄が現出することを期待しています。無いよな〜。
………………………………………………………………………
 10話まで観ました。2024.06.12

 オスカーとティナーシャ、既に肉体関係になった様です。処女じゃなくなると力が落ちるとか言ってましたが、そんなことも無く、今度はオスカーとの子供が出来たら、魔力の高い者同士の子なので、悪魔鬼みたいな子供が出来ちゃうかもとか言い出しますが…。

 どうせ、そんなに気にすることも無いんでしょ?設定が全て上滑りしているので、ゴチャゴチャうるさいです。

 いつの間にか結婚が既定路線になってるし、恋愛ものとしても何かおかしい感じです。

 ラスボス的な魔女や昔の知り合いの悪魔?みたいな奴が出てきますが、どうも、気まぐれとかで城を襲ってくる様です。

 過去の因縁とかも長寿キャラティナーシャの知り合いだからで片付けてしまい、其辺のチンピラが絡んでくるのと余り変わりません。何これ?

 魔女や魔法士を便利に使い過ぎて、何が言いたいか分からなくなってきています。オスカーとティナーシャ以外のことはオマケに過ぎない…。結婚がゴールってことでエエのかな?

………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2024.06.06

 オスカー王子、また悪い奴に襲われます。ティナーシャが命懸けで救います。危機管理の出来ねぇ王子だなぁ…。

 そして、二人でさらにチュッチュイチャイチャしました。9話はマジでこれだけです。

 長寿キャラのティナーシャさん、オスカーを人間だと思って無い、ワガママで可愛い子猫が、スリスリしてきてういやつじゃ…くらいに認識してるのかと思ったら、男として性的にも好きだった様です。

 他のレビューアー様のレビューにもありますが、かなり原作を端折っているので、ティナーシャがサイコパスにしか見えません。

 どうも、鈍いというより、人間性が欠落しているというか…。仲間の魔女は恋愛経験豊富そうなので、魔女が種族としてそうなわけではなさそうです。

 まぁ…、好きにして下さい。しかし…、白昼堂々と本拠地の城が襲撃される無防備さ(一応、夜襲でしたが)は、ティナーシャ様の力でなんとかした方が良さそうです。国としてありえんだろ…。

………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2024.05.30

 まだ物語は続く様です。魔法士差別の現況となった神様?のイルティルディアとか言うのが出てきて…。

 全てイチャイチャカップルがさらにイチャイチャするための小道具に過ぎないので、極めて話がザックリしています。今更セカイ系かぁ…。

 王子とティナーシャのやることなすことが、全てお互いの愛を確かめ合うかの様な感じなので、辟易します。

 色々と言いたいこともありますが、セカイ系にツッコミ入れるのは野暮ですね。早く結婚してハッピーエンドになって終わって欲しいですね。
………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2024.05.22

 わっるい組織のわっるい人達が王子の国を含めて数カ国を危機に陥れますが、王子とティナーシャの活躍でわっるい人達はやられました!

 恋するバカップルの小規模な戦いで世界が救われた!みたいな話で、なにコレ状態です。

 敵も味方も軍勢が小規模すぎねぇ?世界系だったのかな?王子様は態度も部下の数も付き合う他の王族もチンピラみたいで、何か変な世界観です。

 王子様とティナーシャは最初からデキている感じで、王子様のティナーシャに対する距離感も何かおかしいので、素直に応援出来ないんだよなぁ〜。

 ティナーシャの正体も分かり、いよいよやることが無くなった2人…。どうする?どうする?と、私の心の中のどうする連達も騒いでいます。
………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2024.04.27

 危険な魔女がウロチョロしている世界で、王子様、戦闘力皆無の従者と二人で外出し過ぎです。今回もそれでトラブルに…。

 話の作り方が雑ですね。王子様、魔女の気まぐれで直ぐにブチ殺される程度の存在のくせに、俺様男すぎて頭がおかしいレベルです。

 契約があるとはいえ、ティナーシャを堂々口説きに行きますが、周囲はあんな人外に関わるなよ…と思わないのかな?

 外見が美女で、処女なら何でも良い…。今の所、視聴者に媚びてるだけの内容なので、なんとも言えない感じがします。

………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.04.10

 俺様王子様、攻略に人数制限のない魔女の塔に単騎で挑んであっさりクリアー、年齢不詳のロリババァと1年契約成立です。

 1話のあらすじは本気でこれだけで、なにコレ?感が強いです。色々ぶち込んできますね。

 魔女とは何なのか?王子が単独でウロチョロ出来る状況なのか?王子は何でこんなに強いのか?

 ただ、魔女は可愛いです。ラノベっぽい会話劇が売りなのかな?ベラベラ喋るロリババァ好きなら面白いかもです。特殊性癖の私めは視聴継続です。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

永き時を生きる魔女と呪われし王の出会いが世界の〈運命〉を変える――

この作品の原作は未読です。
ラストの展開に度肝を抜かれた方は多かったのではないでしょうか。
かく言う私もその一人ですけれど…


絶大な力を操る五人の魔女が、人々にとって畏怖の象徴となっていた時代――。

大国ファルサスの王太子・オスカーは、
幼い頃に受けた「子孫を残せない呪い」を解呪するため、
荒野の塔に棲む“青き月の魔女”ティナーシャのもとを訪れる。

どんな望みも叶えるという“魔女の塔”の試練を乗り越えたオスカーが望んだのは
ティナーシャを妻として迎えることで……。

魔女の契約者となった王太子と、王太子の守護者となった魔女。
二人の出会いは“魔女の時代”に変革をもたらし、
やがて、世界の〈運命〉を書き換えることになる。

オスカーとティナーシャの行く手に待ち受ける物語とは――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

正直第2期の続報が無かったら、どうコメントして良いか分からない作品だったと思います。
この作品は何を視聴者に伝えたかったんだろう…
この結論に誰が納得するのだろう…
実はこの作品は2024年春アニメの中でも特に好きな部類の作品だったので、驚きが隠せませんでした。

だって、これまで紡いできた時間そのものを否定する結論だと言っても過言では無かったからです。
オスカーの優しさ…我が儘…頑なまでの意志の根底にはティナーシャへの溢れんばかりの愛が詰まっていたからこそ、取り得る選択…そんな簡単な話じゃないです。

誰でも好きな人とは一緒に居たいじゃないですか。
同じ時間を共有したいじゃないですか。
オスカーの行動は、完全に気持ちを置いてけぼりにしているんです。
その事実を知った時、きっと冷静ではいられなかったと思います。
だからこそ、その時点で自分の取り得る最良の選択肢を私たちは目に焼き付けることになったのではないでしょうか。

そしてティナーシャ役を演じた種﨑さん…流石としか言い様の無い抜群の演技だったと思います。
最近、体調不良の噂を聴きました。少しずつ良くなっているそうですが、声優さんは激務でしょうからお身体はご自愛下さいね。

オープニンブテーマは、丁さんによる「呼び声」
エンディングテーマは、なっちゃん、こと夏吉ゆうこさんと大和さんのユニット「Arika」による「blan_」
この作品はオープニング、エンディングともに抜群でした。
特になっちゃんの歌う「blan_」は鳥肌モノです。
元々、なっちゃんが歌上手いのは、ラスバレのライブで見てているので知っていました。
特に高音の伸びが最高に気持ち良いんですよね。
そう、ユニットを組んだ噂は聴いていたのですが、そこで情報が途絶えていました。
もう歌声を聴いてピンと来ましたよ。
この楽曲以外にも幾つかの楽曲がリリースされていたので、しっかりダウンロードさせて頂きました。

1クール全12話の物語でした。
脚本は赤尾でこさんなので、この展開も狙ってのモノなのでしょう。
第2期のお知らせが届いたので結果オーライということでしょう。
しっかり堪能させて頂きました。
続編楽しみにしています。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 11
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

魔法はあっても奇跡はない?永き魔女の静寂を切り裂く王子様

【あらすじ】
{netabare}
五人の魔女が畏怖される時代―――

“沈黙の魔女”に“子孫を残せない呪い”を受けたファルサスの王太子・オスカーが、
“青き月の魔女”ティナーシャが棲む、望みを叶える“魔女の塔”の試練を乗り越えて、やって来た。

オスカーの望みはティナーシャとの結婚による呪いの超克。
折衷案として1年間の“契約”を結ぶことになった2人。

魔女の周囲に持ち込まれる様々なトラブル、
王子様から魔女への求婚。
波乱の1年が始まる。{/netabare}

同名ライトノベル(web版、電撃の新文芸版共に未読)の連続アニメ化作品の分割2期の1期目。


【物語 3.0点】
ライトノベル、特に電撃経由でアニメ化するSFファンタジーには、
魔法に関する独特な解釈が興味深い作品が多い印象ですが、本作も同様。

一見、魔女の力は圧倒的で、全知全能に思えますが、
魔法で無から法則を生み出すチートは起こり得ないというのが、この世界の渋くて面白い所。
魔法は既存の物理法則等を加速させたり停滞させたりすることで現象を実現しているに過ぎない。

魔女は厳密には不老長寿ではなく、成長活動を止めているだけ。
怪我からの自己再生も、止めていた成長を急加速することで回復を早めているだけ。
{netabare} 大怪我から急回復してロリ少女属性から急成長したティナーシャ。何か萌えましたw{/netabare}

よって不可逆性の事象を覆す奇跡は、魔法でも引き起こせなし、魔女だって不死ではない。
この世界の魔法では、割れたティーカップひとつ元に戻すことができないのだ。

王太子オスカーにかけられた件の子孫を残せない“呪い”は突き詰めれば、
“沈黙の魔女”の“祝福”であるという解釈。
沈黙の魔女の強すぎる愛情が憎悪に裏返って呪い同然と化しているというのも独特。
よって{netabare} “解呪”では完全解決し難く、祝福転じた呪いに耐え得る母胎を有するティナーシャにオスカーが求婚という流れになるわけですが。{/netabare}


構成はオスカー&ティナーシャのお惚気(のろけ)な掛け合いが軸。
作中、大陸を揺るがす結構な一大事が起こっている気がしますが、
2人の関係性に焦点が絞られるため、国一つ転がされる、魔族まで絡んだ緊急事態の説明も割と雑w
聞けば原作の内容も結構飛ばされていたとか。

シリーズ構成の赤尾 でこ氏は過去、賛否が割れたり、物議を醸したりするアニメ化作品に携わったりもしていますが、
私は氏の割り切った構成が比較的肌に合う方で、魔法世界観への興味もあって、終盤までは折り合っていたのですが。

1期目・最終12話。
分割2期目に向けて強烈な引きを作るための大ドンデン返し。
私は分割2クール構成を想定していなかったので面食らいましたw
煽りを受けて物語も3.5~4.0点着地想定から、結論先送りの基準点3.0点に墜落。
最終話のこの構成。赤尾氏による犯行ではなく、プロデューサー意向によるものだそうで(※1)

個人的には11話までの内容で1クール目を締めて、
2クール目の初回で、2人への新たな試練が始まるという構成が無難だと思うのですが、
やはりプロデューサー目線だと分割クールの放送空白期間に忘却される不安が上回るのでしょうか。

これから追いかける方には、11話まで観て一端視聴やめて、
来年冬予定の2期視聴に先立って1期目最終12話から視聴再開するプランをオススメします。


2期目については私にとってはやや食傷気味のジャンルすなわち(※核心的ネタバレ){netabare} 歴史改変、広義のタイムリープ物になるようですが。
多くのSF同ジャンルと異なり、歴史を書き換えても、平行世界が発生しない。
書き換え前の歴史は消滅する。{/netabare}
ここも、不可逆性を織り込んだ本作独特の魔法解釈ならではの展開も期待できるので、
取り敢えず視聴候補には入れておこうと思います。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・ENGI

全体にやや作画カロリー不足。
大規模な魔法戦闘等も描写されますが迫力は今ひとつ。
一応モンスターデザインも付けてはいますが、そこも可もなく不可もなくくらいの出来。
ただし、ティナーシャが使役するドラゴンのナークの造形はまずまずでした。

一方で、ティナーシャらの青紫系カラーを基調とした背景美術、キャラデザ、小物デザインには統一感があり雰囲気作りは良好。
ゆっくりと紅茶でも一杯飲みながら、静寂としたファンタジー世界に浸りたいと思わせるだけの映像は実現していました。

ティナーシャが入れる紅茶。
{netabare} かつて王女として命を狙われるリスクがある中、何でも自分でやる中で習得した魔女の永き孤独の象徴。{/netabare}
さぞ渋みが効いて美味に違いありません。


オスカー&ティナーシャの恋愛メインということで、
キスシーンとか、そういう展開もありますが、
直接的な濡れ場表現は描写されないので、
視聴している姿を誰かに見られても安心?ですw
ただし、{netabare} お盛んな夜の翌朝に、あくびをするティナーシャ{/netabare} など、
間接的にアダルトなポイントは押さえてはいますw

警戒したいのはグロ表現。
{netabare} 幼女ティナーシャを滅多刺しにする{/netabare} など、
ショッキングな描写が突然飛び出すので、
油断して紅茶を噴き出さないようにしましょう。


【キャラ 4.0点】
王太子・オスカー。
子孫を残せない呪いさえなければ、もう姫君をもらい受けてもおかしくない精神年齢。
よって美少女な雰囲気のティナーシャにも動揺せず大人な?余裕の対応。
繰り出される求婚のジャブが、
初心な鈍感中二病少年とは異なる本作の味わいどころ。

初心で鈍感なのは、むしろヒロインの魔女ティナーシャの方で。
不老のため、肉体の成長を止めた際、精神の成長まで止めてしまったのか、
恋愛方面では長寿の余裕がまるで感じられないのがくすぐったいですw

2人の絆は、{netabare} ティナーシャがオスカーに腹に飲み込んだ水晶ごとアカーシアで串刺しにさせて事態解決する{/netabare} くらい深い、
命を預け合える唯一無二の関係。

だから私も2期目に向けた1期目最終回には驚きはしましたが、不思議と絶望はしませんでした。
この2人なら2期目の試練くらい、余裕のトークを繰り広げながら乗り切ってしまいそうな予感もします。


公式HPのキャラクター欄にオスカーとティナーシャしか紹介されていない程、
メイン2人一択で、他のサブキャラは添え物感が満載ですがw
私はティナーシャより年上属性な“閉ざされた森の魔女”ルクレツィアさんとは、
一度、一杯やりながら語らってみたいと思いました。


何より“沈黙の魔女”がオスカーの何を何から守ろうとして祝福転じた呪いをかけたのか?
など2期目では、サブキャラの答え合わせも望みたい所です。


【声優 4.0点】
オーディションは主演の王子様役&ヒロイン・魔女役に掛け合いの演技審査も行う、
ここもメイン2人の会話劇重視の異例の選出方法。
結局、掛け合いオーディションでペアになった、
オスカー役の中島 ヨシキさんと、ティナーシャ役の種崎 敦美さんをそのまま起用。

中島さんのイケボでティナーシャの“猫のいたずら”を軽くいなすことで本作独特の惚気のリズムが生まれる。
6話。{netabare} 使い魔・ナーク譲渡のドサクサに不意打ちのキスを受けた際の
「これは、なかなか……予想外」{/netabare}
11話。{netabare} 決戦を前にそういう雰囲気になった2人。ティナーシャに時と場所を弁えてと言われて弁えず
「分かった」「今やる。明日、死んだら心残りだしな」と臆せず行為を続けるオスカーとか。{/netabare}
恋愛面でも余裕綽々な主人公最強ぶりが可笑しかったですw

ティナーシャ役の種崎 敦美さん。
率直に『フリーレン』ロスの埋め合わせに、種崎さんの長寿キャラをというのが、
私の視聴動機の一つ。
魔法関連では熟練の余裕を見せ付けるのに、恋愛面では見事なポンコツぶりを好表現。
何百年生きても知らなかった人間を知る演技ならお手の物です。
今後も、この種のキャラで楽しめそうな声優さんです。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は松田 彬人氏。
同氏が手掛けた『響け!ユーフォニアム』の吹奏楽曲を聞いていて、
松田氏のファンタジーBGMにまた浸ってみたいと思っていた所に本作が。
というのも私の視聴動機の一つ。
静かなピアノとストリングスによる心情描写から、重厚な管弦楽による戦闘描写まで。
緩急自在なBGMもまた世界観に浸る一助に。

OP主題歌は丁「呼び声」
私にとっては『ツルネ』2期ED以来のエンカウント。
ハープ弾き語りバラードで歌われる、意味深な歌詞の真意を思い知るのはEDに回った最終12話にて。

ED主題歌はシルヴィア役の夏吉 ゆうこさんの「blan_」
ピアノと高音ボーカルが織り成す良作バラード。
“呪い祈る”こちらの歌詞の真意は、2期目以降により深く知ることになるのだと思います。

全体的に静寂が似合う世界観を壊さない品のある音楽構成でした。


【参考文献】(※1)「animate Times『Unnamed Memory』連載第8回:監督・三浦和也さんメールインタビュー」

投稿 : 2024/09/21
♥ : 17

57.0 9 2024年度の王女アニメランキング9位
THE NEW GATE[ザニューゲート](TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.6 (95)
243人が棚に入れました
オンラインゲーム「THE NEW GATE」 多くのプレイヤーで賑わいを見せていた仮想空間は突如姿を変え、人々をゲームの世界に閉じ込め、苦しめていた。 そんな現状を打破すべく、ゲーム内最強のプレイヤーである一人の青年――シンが立ち上がった。 彼の前に立ちはだかるのは、この世界の最大の敵<オリジン>。 「終わりだ……ッ!!!!」 死闘の末、シンの一太刀が<オリジン>の身体を貫く。 鳴り響くアナウンスがゲームのクリアと、囚われていたプレイヤーたちの解放を伝える。 人々がログアウトしていく中、シンも同じく、見慣れた世界に別れを告げようとしていた。 しかしその刹那、突如新たな扉が開く―― 光に包まれたシンの前に広がったのは……ゲームクリアから500年後の「THE NEW GATE」の世界だった! 原作・風波しのぎによるファンタジー小説「THE NEW GATE」ファン待望のアニメ化! 現実へと姿を変えたゲームの世界で、最強プレイヤーの青年が、新たな伝説を創り上げる。

声優・キャラクター
シン:小野賢章
シュニー・ライザー:瀬戸麻沙美
ティエラ・ルーセント:本渡楓
ユズハ:岡咲美保
ヴィルヘルム・エイビス:比留間俊哉
ミリー:涼本あきほ
ラシア・ルゼル:石原夏織
リオン・シュトライル・ベイルリヒト:Lynn
カゲロウ:星祐樹

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ノンストレスで見ることができる……訳でも無かった。

コミカライズ版を読んだときにも思ったけど、導入部がSAO。デスゲームと化したVRMMOで主人公がラスボスを倒して他のユーザー達がログアウトしたあとで、自分がログアウト出来なくなり、ゲーム内の500年後の世界に飛ばされていたという話。

主人公が唯一残った、ハイヒューマン(かつてのゲームプレイヤー)という所で最強チートは確定。
安定のチート系なろうです。

主人公の性格が、めんどくさく無い所は見やすい。
ノンストレスで見ることができるのが、なろう系の良い所でこの作品はまさにそれ。

第8話 漫画版だとかなりのバトルシーン回の筈だが、作画がより一層酷いなんとも殘念な回。
酷い作画が度を越すとさすがにストレスになる。

10話
作画が酷いし、戦闘シーンは止め絵の繋ぎだし、スカルフェイス・ジャックの剣を入れたケースが、座っていた王女の隣から消えていたのが、立ち上がる際には現れる始末。制作会社ガチャは失敗かな。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 0

猫好き さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

底辺なろう

原作未読。話より何よりも一番先に目につくのはキャラデザ、作画とも非常に悪い。制作の横浜アニメーションは今期同時に百合アニメのささやくように恋を唄うを作ってるけど(こちらは作画イマイチだけどキャラデザは良い)、明らかにクオリティが違うんで、海外丸投げ?いくらなろうだからって露骨だなぁ

お話の方はデスゲーム化VRMMOをクリアした後の話。SAOもしくはオーバーロード的なもの。二話目まで見たけど、一番気になったのは自分の部下だったNPCとまだ会えていない事。何がしたくて、何がテーマなのかっていう主題が良くわからず、お話のテンポが悪すぎだと思う

もっとも、オーバーロードも似たようなものと言えばそうだけど、あっちはキャラの性格描写に力が入ってたからあまり気にならなかったけど、こっちはだらだら話が続くだけな感じ。演出も良くないね

まだ二話しか見てないけど、とにかく作画と演出が悪すぎてお話に入れない(お話があるとして)のが一番の問題

ーー
見残しをながらで見たけど、最後まで何をやりたかったのか不明アニメだった。最終話で同じようにこの世界に転生してる人達やおまけにPKプレイヤーも多数居るってこと後だしにもほどがある。設定上、ハイヒューマン(元プレイヤー)が一人いれば、レイドボスまで倒せるのに、その人たちの話が聞こえてこないはずがない

PKに目を付けられないために素性を隠してる?PK連中が大人しくしてるはずも無く、そちらが無名であるはずも無いのでやっぱり辻褄が合わない

今期の百合アニメの方も総集編を二話挿入しなきゃいけなかったところを見ると制作現場崩壊が起こっているんだろうけど、それにしてもひどいアニメだったなぁ

投稿 : 2024/09/21
♥ : 2

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

1話切り推奨アニメ…。観る価値は無い。

 最終話(12話)まで観ました。2024.07.02

 作画ヤバイっす。主人公の顔が定まらないです。久しぶりの作画崩壊ですね。止め絵でこれは…。メインキャラ位はなんとかした方が…。

 主人公のシン以外にもプレイヤーが来ているそうです。しかもデスゲームで死亡しているはずだとか…。他のプレイヤーのお助けキャラも普通に生活しています。

 なんで最終話で世界の謎に迫る話を出すかな…。ちょっと遅いです。今まで、王女と旅をしたり昔の相棒と戦ったりとか目的の無いことをしていたのに…。

 デスゲーム時代にPKしていた悪い奴らもいるそうです。しかも、ヒロインエルフのシュニーはゲーム時代の自分は自我が薄かったとか言い出します。NPCだと言う自覚があるの?

 500年生きていたキャラがゴロゴロ居そうです。長年待っていたシュニーの価値が暴落ですね…。

 2期も無いでしょうし、1話切りしとけば良かったです。2期やったら何か、ちょっと面白くなりそうな感じもしますが、この作画じゃ無理かなぁ…。
……………………………………………………………………… 

 初回観てのレビューです。2024.04.13

 ログアウト不可のデスゲームMMOをクリアーしたら、同じ世界観の異世界へ転位したよ〜!

 これだけで観る気が失せますね。今まで何本同じ様なアニメを放映した?いくらなんでもオリジナリティ無さすぎです。

 しかも、MMOモノの悪い面が炸裂しており、主人公が状況を全部台詞で説明してしまいます。予算をかけたシャンフロでさえ主人公の独り言がウザかったのに、同じことをやるか?

 主人公がイキリ太郎では無いのが救いですが、個性も無いので先が気になりません。せいぜい強くてニューゲームの舐めプを楽しんで下さい。

 ほぼ100%面白くなりそうもないので、放映本数が多い今クール、容赦無く切れてコスパ、タイパは良さそうです。

投稿 : 2024/09/21
♥ : 5
ページの先頭へ