熱いで漫画原作なアニメ映画ランキング 9

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の熱いで漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月14日の時点で一番の熱いで漫画原作なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.9 1 熱いで漫画原作なアニメランキング1位
AKIRA アキラ(アニメ映画)

1988年7月16日
★★★★☆ 4.0 (1086)
5177人が棚に入れました
1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。そして31年―東京湾上に構築されたメガロポリス=ネオ東京は、翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。2019年のある夜、ネオ東京郊外の閉鎖された高速道路に侵入するバイクの一団があった。健康優良不良少年、金田をリ一ダーとする職業訓練高校の生徒達だ。一団は無人のはずの路上で掌に26と記す奇妙な小男と遭遇、先頭を行く島鉄雄は転倒、負傷する。この26号=タカシは、アーミーと対立するゲリラが求める軍事機密=アキラとまちがわれ、軍事基地にあるラボ(研究所)から連れ出され、アーミーに追われていたのだ。あっけにとられる金田達の眼前に突如軍用ヘリが下降、26号と同じようなしわだらけの子供27号=マサルの乗るカプセルと大佐が降りて来て、26号と倒れた鉄雄をへリに収容し、飛び去った。

声優・キャラクター
岩田光央、佐々木望、小山茉美、石田太郎、玄田哲章、鈴木瑞穂、中村龍彦、伊藤福恵、神藤一弘
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

放熱、スピン、衝動

生涯最高得点はこれで決まり。

圧倒的画力で表現されたセルアニメ。
緻密に描かれた摩天楼や廃墟、
モブキャラまで動く凝りに凝った映像、
序盤のバイクシーン、暴徒化した群衆、
そのままアニメ史に残る圧巻のシーンだ。

大友克洋監督が敬愛する、
アメリカンニューシネマと、
サイバーパンクのハイブリッドな映像。

人工物と瓦礫で溢れたネオ東京、
翌年にオリンピック開催を控えている。
{netabare}暴力とドラッグが少年少女を蝕む、
アニメが触れなかった悲しい現実である。{/netabare}
希望もない少年たちの抵抗、放熱、衝動、
生命とは創造的活動として飛躍するものだ。
これはそんな少年たちの物語でしょう。

都市型の宗教、崩壊のカタルシス、
{netabare}途方もない力に翻弄され臨界点が迫る。
巨大な廃墟の緊張は頂点に達し瓦解し、
アキラを巡る壮大な物語は幕を閉じる。{/netabare}

どこまでも色褪せないSFアニメの金字塔。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

祝!2020年東京オリンピック

世界的にAKIRAって有名ですよね 何度かTVでやってたのを思い出します
主人公の名前がアキラで超能力者と思いきや・・・でもそう思ったの私だけじゃないですよね?

1982年に東京は爆弾で?壊滅するも2020年オリンピックに向けて開発が進んでる設定・・・
え!?2020年オリンピックって・・・リアルすぎる!
88年の映画ですけど、すでに東京オリンピックを予言していたのか・・・

超能力バトル系といえばそうだけど、AKIRA君の悲しみというか憤りをもっと出せばいいのに
声優に子役を使った子供役もなんか正直イマイチ・・・

でも見所はたくさんあると思います
革新的なバイクなんか未来を感じさせますよね

皆さんも今一度AKIRAを見てみませんか^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

感想

アニマックスで一度視聴するも、残酷なグロシーンが耐えられなくて一度断念
その後、半年くらい空いてから再度気になり視聴

冒頭のバイクシーンが記憶に残ってます あのBGMが頭から離れない・・
作画の書き込み量(背景も半端なく凄い)が凄まじくって動きも滑らかで凄い
海外ウケが良いのも納得です このサイバーパンクな世界観がハマると抜け出せそうにないですね

原作を読んでいないので、ストーリーが理解しづらかったです
友人によると「原作の漫画見たほうがわかりやすい」というので機会があれば読んでみたいですが、やっぱり残酷なグロシーンが多いのでもう一度見るには勇気がいるというか「ピーキーすぎてお前には無理だよ」と、言われてしまいそうです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

74.5 2 熱いで漫画原作なアニメランキング2位
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~(アニメ映画)

2018年8月3日
★★★★☆ 3.9 (175)
1059人が棚に入れました
白熱の期末試験が終わり、夏休みの林間合宿を控えた雄英高校メンバー。デクとオールマイトは、ある人物からの招待を受け、海外に浮かぶ巨大人口移動都市<I・アイランド>を訪れていた。世界中の科学研究者たちの英知が集まったまさにサイエンスハリウッドのような島で個性やヒーローアイテムの研究成果を展示した<I・エキスポ>が開催される中デクは“無個性”の少女・メリッサと出会う。メリッサに、かつて同じ“無個性”だった自分を重ね合わせるデク。その時、突如鉄壁のセキュリティを誇るアイランドの警備システムが敵<ヴィラン>にハッキングされ島内全ての人間が人質に獲られてします! いま、ヒーロー社会の構造を揺るがしかねない【ある計画】が発動する-! その鍵を握るのは、・オールマイト。

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、増田俊樹、井上麻里奈、悠木碧、広橋涼、細谷佳正、畠中祐、桑野晃輔、喜多村英梨、西田雅一、三好晃祐、古島清孝、名塚佳織、奈良徹、永塚拓馬、三宅健太、志田未来、新堂圭、生瀬勝久

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

命懸けで、宿命を超えろ。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期~第4期は視聴済です。
本作は原作では描かれていないオリジナルストーリーで、時系列的にはTVアニメ版第2期と第3期の間に位置する作品なのだそうです。

オールマイトに憧れ、ヒーローを夢見て…
でも自分にはだれかを助けるための個性が無くて、何度も心が折れそうになりながらも夢を諦めることはできなかったデク…
でも、オールマイトとの出会いが、全てを塗り替えてくれましたよね。
そういうこの作品ならではの起爆剤が序盤からちょいちょい投下されるので、気持ちはあっという間にトップスピードでしたよ…


白熱の期末試験が終わり、夏休みの林間合宿を控えた雄英高校メンバー。

デクとオールマイトは、ある人物からの招待を受け
海外に浮かぶ巨大人口移動都市≪I・アイランド≫を訪れていた。

世界中の科学研究者たちの英知が集まったまさにサイエンスハリウッドのような島で
個性やヒーローアイテムの研究成果を展示した≪I・エキスポ≫が開催される中
デクは"無個性"の少女・メリッサと出会う。
メリッサに、かつて同じ"無個性"だった自分を重ねあわせるデク。

その時、突如
鉄壁のセキュリティを誇るアイランドの警備システムが敵(ヴィラン)にハッキングされ
島内全ての人間が人質に獲られてしまう。

いま、ヒーロー社会の構造を揺るがしかねない【ある計画】が発動する…!

その鍵を握るのは、平和の象徴(ナンバーワンヒーロー)・オールマイト。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

この作品には若かりし頃、オールマイトがアメリカに滞在していた時の相棒だったデヴィッドと、そのデヴィッドの娘であるメリッサがオリジナルキャラとして登場するのですが、完走して振り返ってみると、メリッサがムッチャ良い仕事をしていた気がします。

メリッサを演じていたのは女優の志田未来さん…
普段なら、もう少し残念なコメントになるのですが、志田さんの声質はメリッサに合っていたと思います。
志田さんは、これまで「借りぐらしのアリエッティ」のアリエッティ役や、「泣きたい私は猫をかぶる」の主人公だったムゲを演じている方なんです。

まぁ、本作品と「泣きたい私は猫をかぶる」の時系列は逆転していますけれど^^;
でも、「泣きたい私は猫をかぶる」では演技に関する違和感は感じられませんでした。

一方、物語の方ですが、最初はデクだけ特別扱いなのかな…と思っていましたが、蓋を開けたらしっかりヒーロー組の「いつものメンツ」は全員集合でしたね。
そして、≪I・アイランド≫でも爆豪はカリカリしていましたし、飯田君は相変わらず生真面目一本…
どこに行っても変わらない通常運転に安心感を覚えたのは、きっと私だけじゃないと思います。

そして、この作品のファンの方なら是非視聴をお勧めしたいと思います。
あそこまで全力全開のオールマイトは、もうきっとこの先お目見えできないでしょうから…
サブタイトルの「2人の英雄」って誰の事だろう…
ずっと考えながら視聴していました。

旧知の友であるオールマイトとデヴィッドという組み合わせだって立派な英雄だと思います。
それに、デクとメリッサだって名コンビを予感させる組み合わせだったのではないでしょうか。
でも…完走したら分かります。
この2人の英雄は誰なのか…そしてどうしてこの2人なのか…

決して抗うことのできない既定路線…
だったらその中でどれだけ高みを目指せるかが後進の目指すべき道だと思います。
見上げる背中は広く遠く、今はどれだけ手を伸ばしても届かない…
でも、歩みを止めず、しっかりと歩き続ける彼らをこれからも見守っていきたいと強く思いました。

もう一つ思ったこと…
メリッサがチョイ役というキャラでは無いのではないでしょうか。
出来ることなら留学とか理由を付けて本編でも活躍してくれるキャラの昇華されることを願っています。
しっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

Acacia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

作家がいつも同じ作風ではいつか限界が来ると思う。

映画館で一度観ましたが
劇場2作目鑑賞に備えてネトフリで再度視聴。

多分メインの顧客層である子供達に
向けた、王道な物語。
アクション作画とキャラクターの熱さを
主軸に置いて創作しているのがはっきり見えるので、
この作品に、様々な要素を持ち出して、大人が
批評するのも若干、野暮な気もします。

以前から子供向け番組を創りたいと
発信していた「ボンズ」。

その一つの目標に到達し、
多種多様な作品を創る
(自分に合わない物が在ったとしても)
追い駆ける楽しみが増した、制作会社だなと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ヒロアカ映画1作目。夏休みの間のデク達雄英生が遭遇した事件。

ヒロアカの1作目の劇場版です。
やはり劇場版だけありとても豪華です。
今回は時系列では2期と3期の間の夏休みの出来事でした。
デクはオールマイトに招待されてヒーローたちのサポートアイテムなどを研究しているアイアイランドというリゾート地の島に招待されて一緒に行きます。
また他の雄英の1年A組クラスメイトなども来ていて、その島にはオールマイトの昔の相棒やその娘さんもいて、デクと交流していました。
しかしそんなとき、謎のヴィランが島のシステムを乗っ取って島の人を人質にとって。。。という感じでデクやオールマイトの活躍もみられてとても面白かった映画でした。いつもの雄英1年A組のメンバーの活躍も観られました。

ゲスト声優の志田未来さん、生瀬勝久さんも演技良かった。エンディングで名前観るまで気が付きませんでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

72.0 3 熱いで漫画原作なアニメランキング3位
ドラゴンボール超 ブロリー(アニメ映画)

2018年12月14日
★★★★☆ 3.9 (94)
438人が棚に入れました
 「力の大会」後の平和な地球。宇宙にはまだまだ見た事のない強者がいるとわかった悟空は、更なる高みを目指して修業に明け暮れていた。 そんなある日、悟空とベジータの前に現れたのは、見たことがないサイヤ人“ブロリー”。惑星ベジータ消滅とともにほぼ全滅したはずの“サイヤ人”がなぜ地球に? 再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、全く違う運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ―。

声優・キャラクター
野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏、久川綾、古川登志夫、草尾毅、山寺宏一、森田成一、宝亀克寿
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

興行収入110億円突破は伊達じゃなかった

劇場版オリジナル/上映時間:100分/アニメーション制作:東映アニメーション

本作も原作ドラゴンボールとアニメのドラゴンボールは全くの別モノと割り切って視聴すれば楽しめる作品となっていました。

とりわけ劇場版「超」を存分に楽しむためには、突っ込みどころ満載すぎる箇所を大らかな気持ちで目を瞑る必要がありますw

相変わらずコロコロ変わり終始安定しない作画は東映アニメクオリティといったところで、見どころとなるシーンにおいても酷い作画だったのはご愛嬌w その分、バトルシーンは気合が入りまくっており、まさにド迫力といった感じで見応え抜群。バトルシーンの描写は凄いのに変哲のない止め絵のようなカットでの作画が酷いというのはどういう了見なのだろうかw

また作画としては全体的にキャラデザが幼くなっていた印象もあり、とりわけ、カカロットをはじめとしたベジータやラディッツ、そしてブロリーなどサイヤ人の幼少期時代が可愛くて仕方なかった。ついでにサイヤ人でもないブルマも可愛くなっていたカットがありましたw

本作の敵でもあり表題にもなっているブロリーは、これまでの劇場版に登場した者とは全くの別人となっている設定を知らなかったので、視聴中は「?」となってしまうシーンがしばしば。ブロリーといえば「カカロットオオオオオ!!!」の印象が強いけれど、これはこれで愛すべきキャラと映ってしまった。

完全オリジナルキャラとして登場したチライ(声:水樹奈々)とレモ(声:杉田智和)は、フリーザ配下とは思えない良心のあるキャラとしていい味出しており好印象。杉田さんはすぐ気づいたけれど、EDのスタッフロールを見るまで水樹さんとはまったく気づきませんでしたわw

物語としては、圧巻のバトルだけでなく笑いどころやニンマリしてしまうようなシーンもあったりと、劇場版シリーズ屈指といっていいほど楽しい作品でした。日本のみならず全世界90ヶ国で大好評を受けているのも頷けます。興行収入は現時点で累計110億円を超えており、アメリカではジブリ作品やポケモンの記録を公開5日間で抜き、公開された日本映画の歴代3位につけているとのこと。


※以下は貶すつもりはなく、純粋に突っ込みたくなった箇所の書きなぐり

{netabare}・戦闘服着用で地球へ飛ばされるカカロット
・および、赤ん坊じゃないカカロット
・バーダックをはじめサイヤ人の戦闘服デザインが違う
・惑星ベジータ消滅後のサイヤ人の生き残りが多すぎる(あいつら誰w)
・パラガスの戦闘服の着こなし方(ウエストポーチにスカートw)
・そこそこ戦闘力あるのに何故か銃に頼りまくるパラガス
・水も何もない星で、ブロリーの首輪どうやって作ったの?
・ブロリーの戦闘服がガバガバってw(戦闘服の売りは防御力だけでなく伸縮するフィット感ですから!)
・フリーザがコミカルキャラ化(一応パラガス殺してたけど)
・神龍の願いを横取りされても怒らないフリーザ(一応殺そうとはしてたけど)
・サイヤ人は徹底的に滅ぼしたいはずなのにブロリーを育てたいフリーザ
・パラガスが誰に殺されたか調べようともしないブロリー(カワイイw)
・戦闘服は動きにくいと言って拒んでいたのに地球到着時ではちゃっかり着ているブロリー(カワイイw)
・ブロリーの等身がちょいちょい変わる(特に戦闘シーン)
・ブロリーの大猿化なしで同じ10倍のパワーを得れる謎理論
・身勝手の極意を使わない悟空(ゴジータを出したい都合なんだろうけど)
・バトルでの地球の頑丈っぷり(どの作品でもそうだけどw)
・ベジータのスーツの綻び具合がシーンによってバラバラ
・ベジータがベジータ4世とは初耳
・悟空が瞬間移動してきた場所がブロリーより遠すぎる{/netabare}


▼キャスト
{netabare}孫悟空、孫悟天、バーダック:野沢雅子
ベジータ:堀川りょう
フリーザ:中尾隆聖
ブルマ:久川綾
ピッコロ:古川登志夫
トランクス:草尾毅
ビルス:山寺宏一
ウイス:森田成一
ギネ:渡辺菜生子
ベジータ王:銀河万丈
神龍、コルド大王:大友龍三郎
ナッパ:稲田徹
ラディッツ:千葉繁
チライ:水樹奈々
レモ:杉田智和
パラガス:宝亀克寿
ブロリー:島田敏{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

素晴らしい作画と映像

バトルのスピード感と言い現在の最高クオリティーだと感じた。
過去編のシナリオは、昔と多少違うようだがそこは後付けもあるし
しかたないな。

鶴ひろみさんじゃないブルマは初見だが
久川綾さんで安心でした

面白かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

テンションだだ下がり

「ドラゴンボール超ブロリー」はドラゴンボールのアニメ映画の中では歴代最低のがっかり映画だろう。もはや3DCGのキャラクターは当たり前になりつつあるアニメ界だが、多用すれば良いというものでは決してないはずなのに、あからさまなCG演出でテンションだだ下がり。そりゃあ、予算かからないし、動きは線画よりなめらかだが、肌の質感や微細な汚れ等などの味のある演出はCGでは到底無理だろう。

そんなこともわからない東映の演出陣のお気楽さには大手の余裕というより、怠惰を感じる。

内容は原作には登場していない外伝キャラクターであるブロリーが、ドラゴンボールの正史に出てきたという設定らしく、もはやどれが外伝でどれが正史なのかよくわからないが。。

齢60歳の鳥山明が脚本を書いているということで、非常に丸っこく尖ったことのないお子様向けの匂いも感じる。

。。。。正直、こんなレベルのアニメは大人が観るような内容ではありません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

74.5 4 熱いで漫画原作なアニメランキング4位
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(アニメ映画)

2019年12月20日
★★★★☆ 3.9 (116)
742人が棚に入れました
雪が降り続く冬のある夜。ヒーロー社会を壊そうと目論む敵<ヴィラン>・死柄木弔たちが、密かに【何か】を運ぼうとしていた。彼らの動きを事前にキャッチしたプロヒーローたちが現場に駆け付け、激しい戦いを繰り広げる。その戦いの中、その【何か】は、仲間とともに去って行った。「実験は、成功した―。」という言葉を残して。ちょうどその頃、出久たち雄英高校ヒーロー科1年A組の面々は、引退したNo.1ヒーロー・オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーロー育成プロジェクト"の一環として、クラス全員で期間限定の校外ヒーロー活動のために日本のはるか南に位置する離島・那歩島(なぶとう)を訪れていた。ここしばらく大きな事件が全く起きていない平和な島で、駐在ヒーローとして島の人々の生活を助けながら、忙しく、それでいてのんびりとした時間を過ごす中、出久たちは真幌(まほろ)と活真(かつま)という二人の姉弟と出会う。ヒーローに憧れる活真と早速打ち解ける出久だったが、なぜか真幌は、かたくなに活真を出久たちから遠ざけるのだった。そんな中、突如謎の敵<ヴィラン>たちが那歩島に襲来、次々と島の施設を破壊していく。それを指揮するのは、「ナイン」。出久、爆豪ら1年A組のメンバーは力を合わせて敵<ヴィラン>に立ち向かうが、ナインの圧倒的な“個性"と力は想像を遥かに超えるものだった。なぜ、ナインたちは那歩島を襲撃したのか?そして、出久たち1年A組の“ニューヒーロー"たちは、果たして最凶の敵<ヴィラン>から活真と真幌、そして島の人々を守ることができるのか―!?

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、梶裕貴、佐倉綾音、石川界人、井上麻里奈、増田俊樹、悠木碧、広橋涼、畠中祐、真堂圭、三宅健太、諏訪部順一、黒沢ともよ、寺崎裕香、今田美桜、井上芳雄
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

前作以上の熱さ!!クラスメイトもしっかり活躍していたのがとてもよかった!!

映画公開日にさっそく行ってきたが……めちゃくちゃよかった!!!!

物語は劇場版といった感じで特に良くも悪くもない。
それよりも目が行くのは作画!!
やっぱり、ヒロアカの戦闘シーンの迫力はすごいね。
これだけでも見る意味がある。

そして、今回の映画の最大の魅力はクラスメイトがしっかり戦闘していること!!
大抵、主人公のデクとかっちゃんのワンマンになりがちだが、今作ではクラスメイトみんなが凄く活躍している。
攻撃力があまりない人たちも必死で体を張って戦っている。
泣けたね~~
こっちまで歯を食いしばってしまう!!

ラストの{netabare}奇跡オチ{/netabare}がう~んって感じだけど、まぁ劇場版だし仕方がないか。
映画でこの展開をしたということは本編の最終回で今回みたいなことはしないのかな?

ヒロアカ好きの人には自身をもっておすすめできる映画だった!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

僕のヒーローアカデミアの劇場版2作目。島でのヒーロー活動。

ジャンプ原作のTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版の2作目です。
今回は、デクたち雄英の1年A組が島でヒーロー活動するところから始まります。
そんな時ある敵(ヴィラン)がやってきて・・・という感じで、非常に面白かったです。序盤の雄英のヒーロー活動をするところから、段々と不穏な空気になっていって、ヴィランとの戦いのシーンは熱かったです。

ゲストキャラの真幌と活真くんの姉弟も可愛かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

幼なじみ2人の新たな1歩を描く見逃せない物語。

原作未読。アニメシリーズ第5期視聴中。

ヒロアカ映画2作目。
舞台は、日本列島の遥か南、穏やかな離島"那歩島"。時系列的には、5期以降の物語ということで、だいぶアニメシリーズより先行した話との事がですが、見るには支障はありませんでした。

こちらの映画、一言で言わせて頂くと、"めちゃくちゃに良い"これに尽きます。

この作品では、今まですれ違ってきた幼なじみ"デクとかっちゃん"2人の共闘が描かれます。言葉がなくとも、互いを認め合い、信頼して共に戦う姿…凄くよかった。熱かった。

ラストスパート、え、嘘でしょ。と思わず口に出てしまうようなストーリーで、本当に驚きました。その展開の決着の付け方はあまり納得いかなかったけど、熱いことは間違いありませんでした。
ちょっと、プリキュア過ぎるかなとは思いました。

戦闘シーンは相変わらず大迫力で、ラストバトルを効果音や声無しで、音楽と映像だけで見せるのは息を飲む迫力でした。

クラス全員で協力してヒーローとして、守る姿戦う姿が描かれていて熱かった。泣けた。
キーキャラクターとなる"真幌と活真"も子供ながらに健気で立ち向かう強さがあって、泣けた。

とんでもない展開がある作品なので、ヒロアカファンなら見るべき映画でした。映画館で見たかった…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

74.3 5 熱いで漫画原作なアニメランキング5位
劇場版 銀魂 新訳紅桜篇(アニメ映画)

2010年4月24日
★★★★★ 4.1 (694)
4180人が棚に入れました
ある夜、橋の上で決闘を申し込まれた桂。体よくあしらおうとした瞬間、鮮血の中で桂が倒れた…。辻斬りによる被害が多発しているかぶき町。そんなある日、エリザベスが万事屋を訪ね、事の顛末と桂があの夜以来行方不明である事を話し、桂の探索と辻斬りについて一緒に調べてもらう様に依頼する。
一方で銀時はエリザベスの当面の依頼を神楽と新八に任せ、元から依頼されていた村田鉄矢・鉄子兄妹の下へ向かう。彼らの依頼は「盗まれた名刀・紅桜を取り返してほしい」。村田兄妹の依頼を遂行する銀時と桂を探索する神楽・新八・エリザベス、二つの事案が複雑に絡み合い、遂に辻斬りの正体にまでたどり着く。そこには意外な人物が…。

声優・キャラクター
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、石田彰、子安武人、山寺宏一

テンガロン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

銀さん渋すぎます!

銀魂の紅桜編の劇場版ですね♪(^^)

新訳と言ってますが何が新訳なのか
よく分かりませんでしたが銀魂ファンなら
見るべきです!というくらいかっこ良かったですね♪

今回はいつものギャグよりも
シリアスな銀魂がメインです。

そのため出てくるキャラがみんな男前です
新八くんも神楽ちゃんも男前です(笑)
その中でもやはり主役の銀さんが一番カッコいいです!

主題歌の「バクチ・ダンサー」が
流れるとテンションMAXです!

アニメでこの銀魂らしさを作るのは
相当大変な事だったと思います。
制作スタッフにはほんと拍手です♪(^^)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

ワッキーワッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

劇場版一本として観ると…

ちょっとラストが完結してないような…

とまぁ書きましたが、ギャグや劇場版なりのバトル
そしてこの作品を観るに至ったくぎゅうう成分は補充できたので良しとしましょう。

っと上から目線で言ってみましたが、銀魂らしさがあるとても楽しめる作品でした。

シリアスになりそうなところで飛び出すギャグに何度も笑わせてもらいましたw

っと一応言わせていただきますと、この作品はある程度銀魂の知識があれば楽しめる作品なのではないかなぁと思います。私自身連載当初と現在連載中の知識しかありませんが楽しめたので……

おそらくと言ったところでしょう。

そしてラストシーンで流れる「バクチダンサー」かっこよすぎますw

そういえば、桂ってこんなにカッコイイキャラでしたっけ?と思ったりもしましたが、まぁ劇場版という事で……

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

銀魂好きなら楽しめるかと

週刊ジャンプで初期のみ原作読んでます。

途中で読まなくなったのは文字が多くてカット割が細かくなりマンガとして面白味を感じなくなったから。

でもその多いセリフがアニメになるとナカナカマッチしていて良かったです。

劇場版のせいか作画はとてもキレイだと思います。
バトルシーンも迫力ありしっかり見せ所押さえてあります。

ただ、自分は先述の通り原作が感性と合わないので高評価にはなりませんでした。

で、レビュータイトルが短文でツボ押さえた感想かと。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

68.4 6 熱いで漫画原作なアニメランキング6位
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(アニメ映画)

2014年4月19日
★★★★☆ 4.0 (179)
931人が棚に入れました
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載、監督:髙橋渉、脚本:中島かずき、矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、、、

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

しんちゃん×グレンラガンのアバンが熱い

{netabare}カンタム「超超超超超カンタムロボ参上!」
    「超超超超超カンタムドーーリル」
ジョン 「ドリルが尖ってない!?(CV檜山修之)」
カンタム「今の掘削ドリルはこうなのさ!」

からの板野サーカス!

オタク的には最高の掴みでしょ!!
その後のお話でもカンタムが関わってくれたら最高だったれど、それは欲張り過ぎか…

強くて、家事も仕事も出来るロボとーちゃんの生身にはなれない辛さ。自分がコピーであると知れたときのやりきれない想い。
そんなロボとーちゃんの心情を考えるとやりきれないよ。

コピーとわかった後で「どっちも父ちゃんだぞ」って言ってくれるしんのすけ。
ロボとーちゃん的には、嬉しいような、いっそ選ばないでいてくれば踏ん切りがついたような感じがした。
一方しんのすけは、本当にロボとーちゃんを一人の父親として見ていたから別れるなんて在り得ない訳で…{/netabare}

家族でもちょっとずつロボとーちゃんへの想いが違うのは当たり前だけど切ないね。
そして、そんな当たり前のことが伝わるように出来ているこの作品は凄いなと思う。

近年のクレヨンしんちゃん映画の中でもダントツに好きなタイトルになった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

敵役がショボい

オトナ帝国までのしんちゃん映画が大好きで、特にヘンダーランドが一番好きな自分としては、久々の快作と聞いて期待していたのだが…。

なにより敵役がショボい。良い時しんちゃん映画は、敵役がとにかく印象的なのにそれがまるでない。映画だけのゲスト的なキャラも全然印象に残らなかった…。親子の繋がりといテーマも嫌いではないが、オトナ帝国の有名なシーンで十分やってしまっていると思う。もう感動路線は捨てて、ヘンダーランドの頃のバランスの良い、とにかくエンターテイメント作品として充実している路線をやった方がいいような

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

映画館で泣いてしまいました。

ここ10年、クレヨンしんちゃんはパッとする作品がありませんでした(3分ポッキリ以降)。その10年の中で一番面白い作品と言えば私の中では花嫁だったのですが、今作でそれは塗り替えられました。これは長い目で見ても、オトナや戦国に劣らない名作です。脚本はグレンラガンで有名な中島かずきさんということで、元より期待をしていたのですが、見事その期待に応えてくれた作品です。

最近のクレしん映画は「子どもしか楽しめない」作品が多かったのですが、これは昔のクレしんらしく「大人も子どもも楽しめる」作品に仕上がっています。とにかく作りが巧かったですね。ロボットという要素で子どもたちは楽しめるし、ストーリーは結構大人向けになっているので、物語で大人も楽しめるし、尚且つ久しぶりに「クレヨンしんちゃんらしい」映画を見た気がします。そうです、クレヨンしんちゃんはやっぱり大人が見ても笑えるギャグアニメじゃないと。今作はひろしがロボットということで、非常にギャグがシュールに仕上がっており、結構レベルが高いです。

名探偵コナンを見ている人なら分かると思いますが、今作のひろしはコナンでいうところの「水平線上の陰謀のおっちゃん」です。つまり、ひろしがとてもカッコいいです。クレしんの中ではひろしが好きだという人は、きっとのめり込むことの出来る作品です。私はひろしが主人公の映画が見たいなーと思っていたので、この作品はまさにそういう人のために造られた作品だと思います。

ラストは大体予想はついていましたが、分かっていても涙をこらえられませんでした。中島さんならではのラストシーンだったと思います。余韻がもう半端じゃない・・・・。今作については、クレヨンしんちゃんに興味が無くても、見に行く価値は十分にある作品です。グレンラガンが好きな人や、「男の生き様」を見たいという人に特におすすめしたい作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

72.0 7 熱いで漫画原作なアニメランキング7位
劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い(アニメ映画)

2017年8月26日
★★★★☆ 3.8 (143)
802人が棚に入れました





「話をしようと思う。俺と、美遊の……これまでの話を」

世界は滅びに向かって進んでいた。
その歩みを止められるのは、〝聖杯〟たる美遊の犠牲のみ。
世界か、美遊か——。
〝世界の救済〟を掲げるエインズワースが突きつけられた問いに対し、
イリヤが出した答えは、両方救うという単純な〝ワガママ〟だった。

戦いは小休止を迎え、一行は美遊と士郎が育った家に身を寄せる。
団らんのなか、士郎は、美遊との過去を話し始めた。

あらゆる願いを無差別に叶える神稚児だった美遊。
士郎は、切嗣と暮らしていた家に、身寄りのない彼女を引き取った。
それから、5年。二人は本当の兄妹のように平穏な暮らしを送ってきた。

しかし、そんな日常は突如として終わりを告げる。
美遊の生家へと訪れた二人。その前に、美遊を“奇跡”として希求する樹里庵が姿を現し——。

美遊と士郎、エインズワースの因縁が、ここに語られる。


声優・キャラクター
杉山紀彰、名塚佳織、門脇舞以、花江夏樹、下屋則子、小山力也

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プリズマ☆イリヤの大事な一作ですので、新作放送前に見ておいた方が良いですね。

2017年公開の劇場版アニメ 90分

原作 ひろやまひろし TYPE-MOON 監督 大沼心 脚本 井上堅二 水瀬葉月
制作 SILVER LINK

Fate/stay night のスピンアウトであるテレビアニメ「プリズマ☆イリヤ」シリーズの一作。
スピンアウトと言うわけでは無くて、一期の前日譚のようなもの。

放送分のプリズマ☆イリヤ(4回に分けて放送)は全部観たので、
まあ、当然と言うべきか、この作品も観ることになりました。

作風ですが、期待したロリ魂はほとんど見当たりません。
イリヤシリーズと言うよりプチ聖杯戦争になってます。

主人公は「衛宮士郎」で、ほぼ一人舞台。
この作品はfate衛宮物語とかのタイトルにしてラストでええー!って方がヒットしたのでは?
と、思ってしまいました。
まあ、監督と制作会社を見れば即バレですが。

ここ2年のfate祭りの一環として、プリズマ☆イリヤもなんかやれよってノリかな。
内容はイリヤファンもfateファンも楽しめるように工夫されたもので、
衛宮士郎のしつこくない、コンパクトな戦闘アクションシーンが堪能できます。

舞台はいつもの冬木市なんですが、いろいろ様子が違う、
なんてことは、プリズマ☆イリヤ ドライ!!を見た人ならすぐ納得できるでしょう。
プリズマ☆イリヤドライは陰鬱としたムードと物語でありながら、
イリヤ役の門脇舞以のチャーミングな演技で楽しい作品になってましたが、
この劇場版は士郎主人公と言うことで、まさかの男くさい作品です。
二兎を追う物はって感じでイリヤファンにはちょっと辛い作品です。

ラストは一気に晴れ晴れとイリヤ一期に繋がってほっとしますので、
イリヤファンなら観るべき価値は十分にあります。
ステイナイトのファンは?まあスピンアウトとして戦闘を楽しめますね。

よくよく考えると、両方取り込んで上手くまとめた作品だとは思います。
縦ロールの女の子とかちょっと期待したんですが・・・

イリヤ全部観た人なら必見。
そうでない人はプリズマ☆イリヤのほうが必見です。

評価はイリヤたちの活躍が無いのでややマイナス。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ああ、勘違い

さあ、完結編だ~
と、勢い込んで観たところ、全然違いました。
前情報なしに観るって怖い。
思いっきり肩透かしです。

観終わったあと、ドライの最終回を確認すると・・・
衛宮士郎が「俺と美遊のこれまでの話を」って言ってるではありませんか。
完全に忘れていました。
ということで、この作品は回想編です。

しかしまあ、この並行世界は暗いこと。
夜とか雪のシーンばっかり。
それに、オールシリアスだし。
明るいイリアは最後にちょろってだって。

さあ、美遊の謎も解けたことだし。
次は完結編でイリヤのキレのいいツッコミを観るぞ。
えっ、まだ?
こりゃまた失礼しました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

涙なしでは語れないプリズマ☆イリヤ始まりの物語

この劇場版は全編シリアルタッチで描かれています。
そして最後はとても感動します。
こんな素晴らしく温かい映画を制作された監督さんに感謝します。


この物語の主人公は、衛宮 士郎。そしてヒロインは、美遊。
イリヤはエキストラ程度にしか登場しません。
そしてこの場所は、パラレルワールドのFateの世界

士郎と衛宮 切嗣は、人類救済の方法を求めて各地を回っていました。
そして冬木市に着いたとき、街が崩壊する瞬間を目撃します。
ここで士郎は、崩れ落ちる家から美遊を救い出すのです。

やがて切嗣は亡くなり、士郎は美遊と兄妹のように暮らします。
士郎は、美遊がこの世界での聖杯だと知っていました。
実遊は、生まれたときから聖杯として死ぬ運命にあったのです。
でも、人類を救済するために美遊を犠牲にすることなど、士郎にはできません。

しかし、エインズワース家のジュリアンが美遊を奪います。ジュリアンは美遊を聖杯として利用するつもりです。
そして、ここでも聖杯戦争が始まるのです。

士郎は、さくらが残してくれたカードを使って聖杯戦争に参加します。
そして…
{netabare}
苦難の末に士郎は勝者となります。

聖杯戦争の勝者は、自分の欲望をかなえるために聖杯を使いますが、
士郎の願いは、たった一つ とてもささやかな願いでした。
{netabare}
美遊を幸せにすること、美遊が笑顔になること。たったそれだけです。
{/netabare}
この士郎の願いにより。美遊はイリヤたちが住む世界へと旅立つのでした。
そう、これはプリズマ☆イリヤの始まりの物語だったのです。

こんな願いならば、神様はきっと喜んでかなえてくれると思います。
この願いのために全身傷だらけで戦いぬいた士郎の優しさに感動します。
士郎は人間として素晴らしく温かい人でした。
こんな優しさに満ちたFateならば、私は大好きです。
{/netabare}

この映画を最後まで見て、ふと思ったことがあります。

もしかして私は、大きな勘違いをしていたのかもしれません。
プリズマ☆イリヤシリーズの4期 42話の壮大な物語は、実は美遊の成長を描いた物語なのではないでしょうか。
もちろん主人公はイリヤですが、美遊が笑顔になるための物語なのかもしれません。

だから、あんなに無駄なように思えたテレビシリーズのドタバタ騒動も、実は美遊が笑顔になるために仕組まれたことのように思えてきました。
現に、プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツのオープニングの映像は、美遊に焦点を当てて制作したものです。
そう考えると、監督の大沼心さんは物語の本質を熟知された方のように感じます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

63.3 8 熱いで漫画原作なアニメランキング8位
劇場版 弱虫ペダル(アニメ映画)

2015年8月28日
★★★★☆ 3.8 (82)
378人が棚に入れました
アニメ『弱虫ペダル』初のオリジナル長篇映画 『劇場版 弱虫ペダル』 が、2015年夏に公開されることが決定。

原作の渡辺航先生が書き下ろしたオリジナルストーリーとなる。

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、遊佐浩二、野島裕史、関智一、代永翼、前野智昭、吉野裕行、柿原徹也、日野聡、阿部敦、宮野真守、田尻浩章

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

良い意味でも悪い意味でもとにかく“クドい”聖地巡礼招致映画でした・・・(汗

完全新作のオリジナルストーリーで送る『弱虫ペダル』の劇場版です


舞台はインターハイ後から巻島が総北を去るまで、という原作のミッシングリンクとなっています


2学期に入り総北自転車部と小野田坂道はインターハイ総合優勝で持て囃されていた
自転車も新調され、練習にも熱が入る
そんな中、インターハイ上位校が招待される「火の国 熊本 やまなみレース」への出場が決まる
箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバル達もインターハイでの雪辱を晴らさんと続々参加
しかしそんな中、総北のエースクライマーにして坂道の心の支えであった巻島裕介は海外留学の為に急遽総北を去ることになるのでした・・・


うーん、、、正直クオリティは高いのにツッコミどころが多すぎて素直に楽しめなかったのが率直な感想です・・・


まずなぜ熊本を舞台にする必要があったのか疑問です
オイラ、ロードレースには詳しくありませんが熊本にこんなレース無いはず
フィルムコミッションなんでしょうがこーゆー宣伝臭いのはマジ勘弁です
坂道が二日目に朝日を見る峠道は起き抜けにふらっと行くような標高じゃありませんからね?w


熊本が舞台なだけあってテレビシリーズでは見事な噛ませ犬役であった熊本台一が地元勢として総北や箱学に立ち塞がる
(インターハイは怪我で欠場していたとの後付けがましい)エースクライマー、吉本進というオリジナルキャラも登場します
それも宮野守の声で!
ただコイツ、地元に華を持たせる為だけに出てきたような中途半端なライバル・・・というのも、強烈なライバル達の中ではちょっとパンチが弱過ぎる
もうさ、宣伝のせいでシナリオ破綻とかヤメテクダサイほんと;


みどころは御堂筋くん以外のインターハイ選手集結、ってことで再び繰り広げられる因縁のライバル対決
キャラデザも一新され作画も気合入ってるし、相変わらずキャストの熱演は凄い
でもその中身はインターハイの名セリフを繰り返してるだけなんす;
テレビシリーズや総集編から時間が経ってないこともあって、あまり変化を感じない展開は“お約束のファンサービス”と取るか、“ただただクドい”と取るかで賛否は真っ二つでしょう
完全新作なのにまるで総集編ってェ・・・


個人的に一番の見どころは巻島との別れでもレース内容でもなく、“のちのち主将を任されることになる手嶋”
巻島不在の総北で唯一のクライマーになってしまった坂道を穏やかにフォローする彼のセリフに、総北自転車部を背負う男としての風格が所々滲み出ているのが良かったです


一方の箱学でも、坂道に敗北したことを引きずる真波を励まそうとする東堂尽八の暖かい言葉が心に染みます
繊細なクライマー達には心の支えが必要なんですね


クライマックスでは総北一致団結し“アノ歌”の大合唱www
これは本当に笑えますwww
素晴らしいb


一先ずの完結を見せた『弱ペダ』シリーズ
次回作への伏線は前述の手嶋の件以外は特に無く、しばらくアニメが作られることは無いでしょう
その最後が盛大な【熊本観光映画】になってしまったことは良くも悪くもありますが、その有り余るクオリティで描かれる阿蘇のカルデラは聖地巡礼のし甲斐がありそうな美景でしたのでまずまずといったところじゃないでしょうかw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全てはクライマックスへの布石

劇場で観てきました!

序盤の状況説明から中盤の苦しいシーンを抜け終盤で一番の見所を迎えます。
一番カッコ良かったのは巻島ことマキちゃん
総北と箱学因縁の対決に思わず熱くなりました。

序盤
日常パート
{netabare}
相変わらずアキバへママチャリで行く小野田。
しかし、変わった事が二つ、
それはインターハイ優勝者の箔が付いたことと、自転車が新調されたこと。
三年生との最後のレースに向けて練習を開始しますが、どうも巻島の様子がおかしい。

序盤ではTVアニメにも何度か登場した恋人、御堂筋くん、真波に片思い中の女の子もちらっと見えました。
{/netabare}

中盤
レース開始1日目
{netabare}
いよいよ熊本でのレースが開始します。
平坦区間を抜け、飛び出した呉南の三人と、箱学の新開アブと、総北の田所鳴子のリザルト獲得争い 夢の共演という事で期待してみたのですが、思いの外あっさりと結果が出てしまいました


山岳リザルトでは、小野田がかけられた期待にプレッシャーを感じ実力を発揮出来ず散々な結果に…
エース対決は、福富と金城の対決 2期での既視感があってか思ったほどの興奮はありませんでした。
この辺はあっさりと流れます。

レース中の動きは相変わらずCGでしたが、より違和感のないテイストに仕上がっていて流石劇場版クオリティだなと感じました。
また、道端のスポンサーロゴも劇場版ならではですね。
ちょっと目立ちすぎて画面の雰囲気を掻き消していたのが残念でした。
{/netabare}


終盤
レース2日目
{netabare}
山岳リザルトを取れなかった事に落ち込む小野田でしたが、思わぬ朗報に完全復活。
熊本の美しい風景に揺れるタマムシ色の髪が輝かしい。マキちゃんって何でこんなにカッコいいんだ

終盤の見所は何と言っても、山岳区間の優勝争い。
最下位でスタートした巻島を加えるために出遅れた総北でしたが、小野田牽引のもとラブひめの歌をチーム全員で大合唱!
今泉のイケメン低音ボイス
鳴子の上手すぎる合いの手
紅くなりながら歌う金城
躊躇う巻島も遂にはショショショw、ショショ ショショw、ショショショショショ!wwww
カオス過ぎてなかなか笑いが治りませんでした。

そして
上位を走る熊本を手早く追い抜き
いよいよ箱学のもとへ!

飛び出した真波と東堂を追う巻島と小野田の熱い戦い
興奮で頭真っ白
独りでににやけていたと思います。
{/netabare}


まとめ
序盤と中盤はそんなに面白くなかったです。
終盤はそれとは比較にならない程面白くて弱虫ペダルの旨味が凝縮されていました。

物語の星の評価はセリフが既出感に溢れていたためです。

今回登場の熊本はただの咬ませ犬でしか無くて、もう少し見せ場をあげても良いんじゃない?と思わずにはいられませんでした。

アブは相変わらずセリフのほとんどがアブだったww

巻島は好きだからいいんですが、全部美味しいところを持っていったなあという印象です

もう、続編が出来ても巻島はいないのかあ…そう考えるここで終わりがいいなあと思った映画でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

もってぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

尺が短すぎる!

劇場版のため仕方ないが、TVシリーズの濃厚さに比べると、2日間の大会とその準備期間を約1時間半の尺でやりきるのは無理があったように思う。
どうせやるなら、前後編などいくつかに分けても良かったのでは思った。
ただ、やっぱり坂道が頑張っているシーンはグッとくる。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2

63.8 9 熱いで漫画原作なアニメランキング9位
BLEACH MEMORIES OF NOBODY -ブリーチメモリーズ・オブ・ノーバディ(アニメ映画)

2006年12月16日
★★★★☆ 3.7 (141)
754人が棚に入れました
尸魂界(ソウル・ソサエティ)での抗争後、引き続き死神代行を務める一護と、再び現世に派遣されたルキアの前に、空座町で欠魂(ブランク)と呼ばれる認識不能の霊生物が発生する事態が起き、尸魂界では空に現世の景色が映し出される。これらの「世界崩壊」の前触れとされる現象は全て厳龍(がんりゅう)率いる勢力・ダークワンによるものだった。そんな中、一護とルキアは茜雫(せんな)という謎の死神の少女と出会い、一護は茜雫に振り回される羽目になる。
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あなたが死ぬのが嫌、ただそれだけ

コアなエヴァファンの一部が綾波レイに異常なほど惹かれるほどに
僕はこの映画のヒロイン「茜雫」がとても好きです。

ストーリーは茜雫を中心に描きます。
魂魄の記憶と身体の別離が生じた。尸魂界ではそれが人為的なものだと推測された。
そんなときにちょうど現世で一護たちの目の前に現れたのが茜雫だった。
金色の錫杖を右手に持ち、死覇装を身に纏う。
黄色のリボンでくくった紫色の髪が特徴的でその可憐な姿を助長するように朱色の紅葉が風に舞う。
しばらくしてその正体不明の死神である彼女の見張りをルキアから任された一護。
一護は自由奔放で気ままな彼女に振り回される。
でもそんな一面には憎めないところもあり、また彼女の優しさを垣間見ることでことのほか好感が持てた。
だが事態は急変し、尸魂界と謎の集団が茜雫を襲い始めたのだ。

まあ、敵キャラは最悪でした。能力はムチャクチャだし、見た目も含めて魅力のかけらもありません。
大抵のアニメの番外編映画はこれが多いしストーリーもあまり面白くないです。
ですが今回のヒロイン「茜雫」の描き方には目を引くものがありました。
BLEACHの映画(地獄篇以外)の特徴はアイデンティティによく触れます。
この作品はそれが顕著に現れていると思います。
茜雫の描写にはそれに関係するものもあり、
過去の記憶や現世での関わりを通して奥行きのある一人の人間の生き様が描かれていました。
それが良い評価に値するものです。

この映画で一番好きなシーンは茜雫がショッピングモールのイルミネーションで綱渡りをするところです。
音は音楽だけを流し、夕日が落ちかけ紫がかった空をバックに嬉しそうに歩いていく。
カメラワークが変わり茜雫の背中と向こうに見える観覧車を映す。

この3分にも満たないシーンはアニメ全作品の中でも1位、2位を争うくらい僕は好きです。

ストーリーにはつまらない部分が目につくけれど、茜雫の描写がとても良かったです。


{netabare}

彼女は肉体から別離した記憶の集合体でした。
だから彼女は自分のことを思い出すたびにたくさんの記憶が混同し、
空虚町出身であると言った自分の言葉さえ信用できなくなってしまいます。
どこから来たのかも、どこで生まれたのかも、今までどうやって生きてきたのかもさえわからない。
嵐の中の難破船が感じる茫漠な不安を抱えながらしばらく一護と行動を共にしました。

物語の終わりに茜雫は愛をみせます。
自分が生きるより、あなたと共に死ぬより一護が死ぬことの方が嫌だと言いました。
本来いるはずのない存在ではあったけれども一護と過ごし、
一護から受けた優しさや好きな気持ちは茜雫が茜雫である真実のかたちです。
世界でふたりだけが知るもの。非常に尊いです。

そしてラストシーン。

一連の騒動に幕が下りた早朝。
何も知らない太陽はいつものように夜の闇をゆっくりと焼きながら光をばら撒く。
それとは逆方向に茜雫を背負った一護が歩を進めていた。
このときにはもう茜雫の目ははっきりと見えていなっかた。
しかし茜雫には最後に確認したいことがあった。信じたいことがあった。
それは、自分がこの町に生まれた記憶があること。
いま、自分がここにいることには何かしら因果や運命めいたものがはたらいているということ。
墓の位置を一護に知らせ、墓標の名前の欄を見てもらう。
一護は確認する。その両の目で人々に悲哀をもたらし、ときには感動を与える、
青い空を清潔な血で濡らす一滴の茜色の雫を。右から左へ、また左から右へ。
しかし何度確認しても茜雫の名はなかった。
この世界に茜雫はいなかった。存在しえないものは存在しなかった。
事実は海より深く山よりも大きくそこにあった。
しかし、また真実も揺らぐことなく確かにそこにある。
茜雫にとっての一護、一護にとっての茜雫。
ふたりがそれぞれに思い抱く真実にはなにものにも干渉できない。
触れる肌は温かく、流れる血はなによりも赤い。なによりも、なのだ。

だから一護は茜雫にこう答えます。
「ああ、あるぜ。お前は確かにここで生きていたんだ。」と。

とってもいいお話でした。


{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

BLEACH映画の中で一番

物語・作画・声優・音楽・キャラ
各クオリティー高い。

斎藤千和さんはまり役、ED曲も作品に合っていて
ひじょうに良かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

Hawaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

意外に普通ww

千和さんが劇場限定登場キャラの声優で驚いた。
とにかくこの女性キャラの可愛さと一途さだけで
成り立っている映画でした。
あとみんな卍解しすぎだよwww

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3
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