2025年度の演技TVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2025年度の演技成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月21日の時点で一番の2025年度の演技TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.8 1 2025年度の演技アニメランキング1位
メダリスト(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (109)
288人が棚に入れました
スケーターとして挫折した青年・明浦路司が出会ったのは、フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・結束いのり。 リンクへの執念を秘めたいのりに突き動かされ、司は自らコーチを引き受ける。 才能を開花させていくいのりと、指導者として成長していく司。 タッグを組んだ二人は栄光の“メダリスト”を目指す――!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

6話 いのりはミミズ爺さんにメダルを見せてやれるか?

第1話 地道な努力と競技の世界を丁寧に描くなら興味があります。

{netabare} スケートのアニメと言えば「ユーリオンアイス」「銀盤カレイドスコープ」ですが、そのどちらとも違う感じですね。
 非常に似ているなあと思ったのが小説の「銀盤のトレース(碧野圭氏)」でした。名古屋の小学校6年生が親の反対を覆してスケートに挑む話です。私は同作が好きでアニメ化されないかなあと思っていたので、本作に興味を惹かれました。

「銀盤のトレース」と本作は冒頭が若干似ているだけでさすがに後の展開は違うと思います。「銀盤の…」はヒロインに特殊技能{netabare}(左右どちらの回転でもジャンプできる){/netabare}がありましたので。本作は特殊技能ではなく地道な訓練と競技を描く感じなのが良いと思います。

 本作のご当地も協力クレジットを見る限り名古屋です。「銀盤の…」がきっかけで一時女子フィギュアスケートに興味があったので、調べたことがありますがフィギュアスケートは名古屋が盛んだそうで。
 伊藤みどりさん、浅田真央さん、安藤美姫さんなど錚々たる選手が名古屋のクラブだったはずです。山田満知子さんという伝説級の女性コーチが名古屋がホームだったのもあるかもしれません。

 スケートの場面の作画は見事ですね。素晴らしいです。ただ、ヒロインのいのりや女子競技者ののCG作画のレベルがかなり高い反面、その他のサブキャラの作画が違う種類のCGなのか作画の緻密さの違いなのか、いのりとのギャップに違和感を感じましたね。まあ、慣れるとは思いますけど。{/netabare}


第2話 類似作があってモヤモヤはしますが…むしろあの生物はやめろ。

{netabare} 話がやっぱり「銀盤のトレース」そのままじゃん、というモヤモヤはあります。姉がフィギュア経験者でやめている。それが原因であるいは金銭問題で親の反対に合っている。小学校高学年の子が今からメダルを目指す。同年代にトリプルアクセルを跳べる別格の子がいる。話の展開がバッジテストと地方大会、名古屋である…などです。今週「銀盤…」を読み返したうえで2話を見たらそんな印象です。
 もちろん細部は全然違うし、キャラ造形、キャラ配置は違います。作品世界の構造がそのままということです。

 ただ、この競技で作品をやる以上似てしまうのはやむを得ないのかなと思わなくはないのでモヤモヤしながらも丁寧な作りになっているので保留します。

 むしろ、何とかしてほしいのがあのウネウネした生物なんですよね。あれは私はなんか生理的にダメで、単語も言いたくないです。アレが阻害要因になっているので、今後は登場しないことを願います…が、EDにしっかり入ってるしなあ…

 それと作品の前提となる年齢問題なんですけどね。たしか24-25年のシーズンからオリンピックは最低15歳から17歳からに変更になりました。まあ、一時体重の軽い14,5歳のロシアの子たちのトリプルアクセルが世界を席巻していたので良いと思います。1、2シーズン神業を見せてすぐ引退ですからね。
 となると11歳から初めてメダルというのは、この作品で言っているほどハードルは高くなくなる可能性がありますので、たまたまかもしれませんが、リアリティは担保できたかなと思います。逆にヒカリの描写については、この変更に影響されないのかな、という気はします。{/netabare}


3話 いろいろ文句は言いましたが、いのりは応援せざるを得ません。

{netabare} なるほど…意思つまり選択の話ですね。そして、スケートの美しさとは何かに視点を置くのでしょうか。であるなら、光とのライバル関係に軸ができそうです。そして、コーチがアイスダンス出身ということも活きてきそうですね。

 なんとなくですが、親との関係は正直ドラマとしては弱いですね。大会で優勝するか、いいところを見せて軽々クリアできそうです。

 いのりがなぜ基礎が上手いかがはっきりしませんが、独学で難しいことをせず、基礎的なことを一人でずっとやっていたからという理解でいいんでしょうか。ここに理屈をつけるか独自の修業があれば、物語が面白くなってきそうです。今回は半分そこに足を突っ込みかけて、サラリと流してしまったのがもったいない。基礎トレの理屈をもっと見せてほしかった。

そう言えば怖がらないという要素はありましたね。だからスピードが出せるというのは強みになりそうです。

 まあ、そもそもいのりのキャラは卑怯です。ちょっとあざといというかなんというか、あんだけ目をキラキラさせて頑張られると、応援せざるを得ないじゃないですか。
 そして、いのりは「祈り」だし、ひかりは「光」で目指すべき目標ですからね。光なのにイメージカラーが黒というのも面白いです。その反転にキャラのストーリーがありそうですからここは計算でしょう。いのりが光になる日が来るのか、でしょうね。その辺のキャラづくりは上手いなあ。

 それとネコっぽい少女が出たことで、対比になっています。コーチの重要性とか付き合い方も描くんでしょうね。そこもキャラの使い方が上手いかも。

 2話までは類似作がある気がしてモヤモヤしましたが、とにもかくにも3話で話が作品の方向性が見えて、楽しみ方が分かった気がします。{/netabare}


4話 王道というか単純というか。キャラ描写と演出の作品ですね。

{netabare} なるほど…思っていた話が思っていた通りに展開しました…なんか、それだけでした。その単純な話を見られるようにしている要因が家族の理解と支え、そして不安と成功…ドラマ作りと盛り上げ方が上手いんだろうなあと思います。
 優勝するのか、あのネコの子が勝つのか、違う子が出てきて優勝をさらっていくのかわかりません。それは原作者の好みなのでどれが来てもいいですけど、どれが来ても驚かないシンプルさです。

 3話で本作の見方が分かったかなあと思ってみると、この話は王道中の王道のシンプル展開なので若干スポコンとしての興味が薄れてきました。キャラ描写と演出で作るドラマを見る作品なんでしょう。

 それでも面白いので見ますが、レビューを毎話するほどの深さではないので、変わった展開等があればにします。 {/netabare}


5話 構成ミス?テーマを明確にするために4話後半とつなげるべきでは?

{netabare}  本作については毎話レビューはやめようかと思いましたが、ちょっと気が付いたことがあったので。ミケの結果は、コーチのいう事を聞かない=精神的な独立性という点はもちろんありますが、いのりと比べてリカバリーの上手さも重要な要素でした。これをいのりとの対比をした方がいいのに、なぜ2回に分割したのか。これは完全に構成のミスかなと思います。4話後半とつなげればもっと明確になったのに。

 ミケがコアラみたいに抱き着いているのが、面白過ぎてそそれは良かったです。あと頭にかけるなら麦茶じゃなくてせめて水にしてあげて。

 そして、ヒカルはコーチともにやっぱりブラック、つまり闇ですね。キャラ付けとして明確になってきましたが、これがフィギュアスケートの暗部、負の面を描けるようになるならいいと思います。

 あとはヒカリのCGはなかなかすごかったですね。素晴らしいと思います。ただ、エッジで削れた氷や煙の表現がどうなんですかね。
 もちろんちゃんとそれを入れているのは見事だと思いますが、ちょっとうるさい?現実のフィギュアをちゃんと映像化しているのかもしれませんが、テレビで見る氷はもっと白いんですよね。ほぼ気づきません。スピンの時くらいかな。本作はリンクの氷を青黒っぽく表現しているので、白い氷煙がちょっとうるさいです。CG制作者の意図が画面から透けて見えるので現実に引き戻されるというのもあります。せっかくのCGを鑑賞するのにもったいないなと思いました。{/netabare}


6話 いのりはミミズ爺さんにメダルを見せてやれるか?

 テーマ的にお金、年齢の制約の問題と夢について描いたのは、スポコンアニメとしてはいいですね。特にアイススケートは選手活動だけで初心者で年間数十万円、上手くなってくると300万円という話を聞きます。本作は名古屋なのでまだリンクはあるみたいですけど、他の地方だと県にリンクがないということもあるようです。ただ、そうなるといのりの両親は金持ちなのかなあ…とは思います。まあ、その辺のリアリティは外していない作品なので、後ででるのかな?

 そして、協力者ですね。パトロンがいればいいですけどね。そういう出会いも含めて運なのでしょう。その点で実はいのりにとっての最大の功労者は受付のミミズ爺さんなのかな?彼の心情にはものすごく共感できます。子供の可能性はつぶしたくないですよね。そう思っても援助もできない…だからミミズですね。素晴らしい。ぜひ彼にいのりがメダリストになるところを見せたいものです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作者様の魂(狂気?)の結晶。(4話まで視聴して)

原作未読です。

>1話まで視聴して
PVを1回見た程度の、ほぼ予備知識なしでの視聴です。

失礼ながら、他に本命かな?と思える今期作品(未視聴)があったため
本作は前座くらいの軽い気持ちでの視聴開始でした。


あー、なんかフィギュアスケートの動きが美しい。
これは3DのCGとかをうまく活用してるのかな?。
(ベースをCGで作って、仕上げの作画を足したりとか?。)

なかなか見ることのできないアングルだったり
ダイナミックな動きが、より鮮明に大きく描かれていて、やっぱ美しい。

欲を言えば、手書き希望でしたが(もう一歩、現実をも超えた描写を期待してしまう)
そんなこといったらバチがあたるほど、美しさに溢れる表現・描写だと実感できました!。


あと、物語序盤早々の、パルクールっぽいの。
カレイドスター思い出してしまいました!!(歓喜)。


加えて、キャラの表情がいいですね!。
某キャラが発したセリフの一部「笑顔が天才」にも、まんま同感っ!。

他の喜怒哀楽表現も豊富で、ぼっちざろっくの表情表現も彷彿させられる^^。


感情表現でいえば、主人公の声の演技、素晴しいですね!。
主人公の年齢、置かれた環境、心情表現にぴったりあってると思います。


物語も、ただの夢物語サクセスストーリーではなく
ある程度現実的な障害、年齢や金銭面的なところもリアルな感じがする(想像)。

仮にもし、自分の子供がフィギュアスケートやゴルフなんかをやりたいって言いだしたとして
即答で応援したいところではあるけれど、躊躇してしまうのは間違いないと思う。

「褒める言葉の選択」ってのも、すごく現実感あるよね。
「贔屓」とかって夢にも思ってなくても、自分の言動に対して指摘されたことがある。
それも職場で。う~ん、人付き合いって難しいし苦手・・><。


キャラ同士のやりとり、掛け合いも面白いな~。
おかげで、本編のどこを切り取っても面白い!!。

本作を視聴した後に、本命予想してた某作品を視聴してみたのですが
予想に反して、どこを切り取ってもイマイチで
レビューなんか書いてしまったら、ダメ出しばっかになっちゃうだろうから書けない・・と。
・・やっぱ、PV等で一喜一憂するよりも、ちゃんと本編を観て判断するのが何よりですね。
 
 
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>2話まで視聴して
1話観たあとに、たまらず原作購入してしまいましたw。
でも、アニメを先行して観たいので、1話放送されるごとに、その話まで原作読むように制限しています。


また、後から知ったのですが
本作原作者様の、本作を作るまでのストーリー。
なんですかそれ!。そっちはそっちで神回じゃないですか!!。
原作者様が男性であれ女性であれ、もう尊敬するしかないです。
やはりその方をイメージして主人公と本作を創作されたのでしょうね。

正直、自分はこの声優さんのことは全く知らなかったのですが
本作での配役にぴったりで、すっかり魅了されてしまっています。


フィギュアスケートに取り組む・・ということについても
まったく想像できない、自分にとってはある意味”異世界”だったので
けっこう具体的な現実的描写もあり、非常に好奇心が満たされています!。


アイススケートの演技の動きの描写は、何度見ても素晴らしいですね。
これも後で知ったのですが、フィギュアスケート振付:鈴木明子さん!!?。
モーションキャプチャーに協力されてたのですね!。・・スゴすぎる。。

最近はアニメ作るのも大変なのですね。頭が下がります。
モーションキャプチャーで自分がすぐ思い出すのは
バディゴルのゴルフスイングだったり、ABのライブ立ち振る舞いなど。
他にも知らないだけで、数えきれないほど
こういったこだわりのアニメ制作がなされているのでしょうね。


あと、本作の特徴として、キャラの顔というか頭が大きい描写があげられますよね。
大人ではなく、フィギュアスケーターが中心ですが。

年齢的な幼さの描写としても有効だと思いますが(胴体との比率等)
各キャラクターの存在感が、より鮮明になっている効果も感じます。

また画面いっぱいに顔が収まりきらず、はみ出てしまってる描写も多々ありますが
びっくりしたのは、それに負けない見劣りしない表情描写が素晴らしいことです!。
(決して超絶緻密な作画とかではなく、要点をきっちりおさえたシンプルな作画というか)
グッと感情移入させられてしまいます♪。

またスケーティングのアングルによっても、ダイナミックで表情・心理も感じられて
なおかつ視聴者が非常に間近にいる感覚にもなれて、いいことずくめだと思います!!。


あと、やっぱり書いておきたいのが、司先生の、いのりちゃんと向き合う姿勢ですね。
子供相手というのではなく、1人の人間として真摯に向き合ってるというのが
ちょっとした言葉遣いの変化等でも、しっかり描かれていることですね。


ああ、あとミミズw。
まさかこんなにミミズが活躍するアニメが現れるとはww。(ED含む)
自分は小さかったころに、庭や田んぼで土いじり遊びなどしてたときに
よく遭遇したものですが、いずれもいい思い出ではありませんでしたw。
OPで米津さんの歌う「手を・・放す」のシーンも感慨深くなりますね♪。
 
 
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>3話まで視聴して
先週、2話観終えたあと、楽しみにしてた原作2話読みました。
原作は1話2話ともに、アニメより少し深めに描かれていますね(絶賛!)。

・・そこから1週間が待てるワケもなく、あっさり陥落ww。
⇒ハイ、そのまま原作読み進めてしまって、現在11巻読破済^^。
1/22の12巻発売待ち中です!(モチロン予約済っ)。


で、困ったことに、原作どの巻も、必ず至る所で泣かされてしまうんです;;。
どこからでも、読み始めたら、ものの数分で目から水が出てしまい
読み進めている間、目が乾く間が殆どないのです!!!(事実)。

ほんとにマンガ本1作目ですか?w、原作者様!!。
作画も話の展開、テンポ、間の取り方、抜き方など
完っっっっっっっっ璧なんですが!!!!?。

ベテランの漫画家さんでも、最初っからクオリティMAXの作品なんてそうそう描けないのでは?。


読み進めていくうちに
気になって色んなアニメ感想まとめサイト様等ものぞいてみたのですが
その中で、すっっっっっっっごく気になった意見がコチラ。


_人人人人人人人人人_
>         <
> ロ○コンアニメ <
>         <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


・・へっ?。
この作品のストーリー、各キャラの置かれた背景、このスポーツの適正年齢?等、
もろもろ、ちゃんと読んだ上で??。

表面的な各キャラの年齢的な幼さから受ける印象だけで
そんな決めつけをしてしまうの??。
それはほんとにもったいない。


で、はい。やっと今週の3話の感想に入ります。
とはいえ、この1週間、ほとんどずっと原作の先の世界まで没頭してしまってたワケで

ひさびさに視聴したアニメ画・声の演技に、若干の自分の感覚とのズレが生じてしまってました。
それは原作の世界に引き込まれれば引き込まれるほど
脳内動画、脳内再生されるセリフ等が構築されてしまうため
多少は致し方ないことなんだと思います(主人公の成長してる先を見てしまってるし)。

逆に実感したのは、アニメはホントにまだまだ序盤の序盤なんだなあと・・(しみじみ)。
OP映像を見ても、まったく誰が誰だかわからなかった自分が
今では、ほとんどのキャラがわかって思い出せるまでに^^。
米津さんのOP曲も、今になってやっとグッと沁みるようになってきました。


3話の見どころは、やはり司先生のスケーティングでしたが
意外にあっさり描かれていましたね。←ここはもう少し頑張ってほしかったかも。

あと、やっぱ三家ちゃんとそのコーチ。
三家ちゃんの性格・言動・ネコ目ともに最高でした!!。声の演技もバッチリ。


本作は今後も続々出てくるライバルキャラ達が、どのキャラも凄く魅力的なんですよね^^。
さらに生き物・動物キャラもポップで愛嬌抜群!。
ED曲の映像・音楽もポップでいいメリハリなってて好感♪。

ネットによると完パケしてる?・・という情報もあり
作画崩壊や万策尽きた等の心配もなく、安心して視聴できそうです。

問題は、1クール?でどこまで到達できるのか。
また、この続編も同じ制作会社・スタッフ陣で約束されているかどうかですね。
 

----------------------------- 
>4話まで視聴して
今回は序盤の序盤の山場回かと思いますが、じっくり丁寧に描かれていましたね。

スケートシーンのキービジュアル?・PV?回収も♪。

今回は内面の心情描写とお母さんとの関係がメインのため
登場キャラ数も限られていたり、よく似たシーンの連続だったりと
若干単調になりがちなのですが、しっかりといい演技と演出で乗り切ってくれたと思います。


どうしても、原作でのシーン描写が素晴らしすぎるので
アニメにも求めすぎてしまいがちですが
アニメから入った方々には十分すぎるほど満足できる仕上がりかと思います。

というか、自分は完全にアニメから原作に入ったクチなので
入り口を作ってくださったこのアニメ化には感謝してもしきれないのです!!!。

お母さん役が小清水さんというのも何気に嬉しいポイント^^。


ということで、ハイ。発売されたばかりの12巻読みました!!。
読者視点が、あの方メインの割合が急激に大きくなり
これまで見えてこなかった視界が、どんどんひらけていき
結果的に、物語全体も、より深く立体的に拡がっていく感覚を得られ
最高に満足させてもらえています!!!。

もう、こうなると止まりませんね><。
発売されたばかりのアフタヌーン3月号買って、2話同時掲載も読みました!。

まさかマンガ雑誌を買うなんて、何十年ぶりのことです。
モチロン単行本より割高になってしまうのですが
得られた満足感の方が圧倒的に大きかったです!!。

つるま先生には、お体を大事にしながら、じっくり執筆活動を続けてほしいですね。
アフタヌーンって月刊誌なんですね。
これから毎月の楽しみになってしまいました♪。


ってことで、ハイ。
発売されたばかりのファンブックも買っちゃいました!!。
これからじっくり読み込んでいきたいと思います!。
 
 

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

傑作「ボールルームへようこそ」になれるかなぁ〜。自己肯定感が低いのはデフォルト時代。

 CGでフィギュアを描くのはやはり手描きの力には劣るなぁ…と思ったが、掴みとしてのドラマが薄っぺらなバズリ先行じゃなく正に断固たる決意!。この熱さと、フィギュアという世界をしっかり技術から描いていく上手さが合わされば傑作への道は開ける!。


 それにしても、持っていない人、欠けている人こそそれを埋めようと生きざるを得ない。そんな生き方こそ心から真に胸を打つものになりえる。最初から持ってる人が無双するか、持ってることに気づくだけの話なんてもうウンザリ。しかも、師弟で想いをシンクロさせてきよるとは…、このアニメできる!。


 自己肯定感が低いのはデフォルトな現代において、「それでも!」が描けるがどうかが傑作かどうかの分水嶺ではないだろうか?。本作はその覚悟と凄味がある!。


 個人的には、音楽担当が林ゆうきさんで、師匠やライバルがトントン出来る展開や、芸術点を競うという点で傑作「ボールルームへようこそ」を連想してしまったが、肝心のダンスシーンがスーパーな手描きと生硬いCGだとどうしても見劣りするとこがあるので、その点はやはり少々心配。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

63.0 2 2025年度の演技アニメランキング2位
花は咲く、修羅の如く(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (67)
203人が棚に入れました
人口600人の小さな島・十鳴島(となきじま)に住む春山花奈(はるやまはな)は、島の子供たちに向けて朗読会を行うほど朗読が好きだった。花奈の〝読み〟に人を惹きつける力を感じた薄頼瑞希(うすらいみずき)は、自身が部長を務める放送部へ誘う。 「お前の本当の願いを言え、アタシが叶えてやる」 「私、放送部に入りたいです」 入部を決意した花奈は、たくさんの〝初めて〟を放送部のメンバーと共にし、大好きな朗読を深めていく…。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 ギスギスとウジウジ頼りの上に快感も知識欲も全く刺激されない。

1話 内面のドロドロを描くという宣言なら良いのですが。

{netabare} これは物語として成立しているのか、という疑問がまずわきます。部長が花奈を勧誘するきっかけやプロセスがどうもご都合主義に思えます。また、花奈がそんなに部活をやりたい理由もイマイチわかりません。別に朗読が好きなら島で朗読していればいいじゃん、と。その点で話の展開について、人間が本当に描けるのか?という疑問が残る展開でした。

 昔朗読していた少女へのあこがれが、部活に入りたいきっかけにできなかったのかなと思います。

 さて、春と修羅がモチーフというか主題になっています。OPは銀河鉄道の夜がモチーフですから、当然宮沢賢治が描かれるはずだし、描かれなければなりません。春と修羅はそもそも難しくて、なぜ生命や芽吹き希望の春の季節に修羅にならなければならないのかは、人によって解釈があるようです。

 修羅は戦の神です。それが宮沢賢治の内面にあるドロドロした形にならない衝動のようなイメージがあります。妹(永訣の朝)と同じ時期なので何かあるのかもしれません。
 あるいは自分の無力感劣等感に対し、何事かを成し遂げたいという決意ともとれます。つまり、自分に対する怒りですよね。その辺がヒロイン花奈の中に描けるか、ですね。海辺のシーンはこれを表現したのでしょう。

 さて、ここまでが導入ですが、ここから先どこまで春と修羅を中心に花奈の内面のドロドロをくみ取れるかですね。彼女を綺麗に描くと作品にはなりません。ぜひ、鬱展開でもいいので思いっきりやってほしいところです。単なる表現論だけだったら、春と修羅を扱う意味はありません。海辺の朗読は春の山の花の名を持つヒロインの修羅を描き切るという宣言であってほしいですね。

 そして、部長が読んだのは高村光太郎の道程です。生きることは進むこと、という感じでしょうか。僕の前に道はない…ですね。これはまあ部長の性格と同時に勧誘しているのでしょう。宮沢賢治が童貞で一生を終えたことは決して関係ないと思います。{/netabare}


2話 宮沢賢治関係ないじゃん。朗読の魅力も内面描写も弱い、自己満足ストーリー。

{netabare} 何がやりたいんでしょうか。茶髪の男とヒロインが2人で話しているシーンを見て、この男がいたら私なら席を立って部長に対してこいつを何とかしなければ退部すると言います。それともう1人の茶髪の女子。部長が注意しろよと思います。
 そこは大目に見ていもいいです。アニメ作品の中のカリカチュアでしょう。ただ、ドラマのためのドラマというか、それでしか話を作れないのなら少し幼稚な気がします。

 そして、この作品の見せ方では、朗読じゃなくて演出ですよね。桜の花びら、海の映像。伝わってこないんですよね、朗読の魅力が。すごい朗読というのになぜ朗読で表現しないのか。難しいのはわかりますけど、朗読に感動できなんですよね。

 それに加えて、宮沢賢治に何を見出したのかが全然見えません。1話の海辺の春と修羅は何だったのか。タイトルの意味は。その辺が内面とリンクしないとストーリーにならないでしょう。

 トータルで言えば物語に見えません。2話までで、これだけ内容がないのも珍しいです。

 原作を読んだわけではないですがこれが原作通りだとすれば、原作者の武田綾乃氏は「ユーフォ」でも1期のところ以外はかなり凡庸だなあという印象です。一応3話は確認しますけど、自分で自分に酔っているような「ほら、良い話でしょ」的な、自己満足なストーリーに見えます。{/netabare}


3話 ギスギスとウジウジ頼りの上に快感も知識欲も全く刺激されない。

 もともと1話目からテイストが合わなかったので、もうやめた方がよさそうです。3話でアナウンスと朗読について具体的な話があったので、そこに興味がないわけではないですが、せっかく修羅の朗読を聞いているときに、余計な映像とまして音楽を入れるセンスに失望しました。

 普段、朗読小説はよく聞いているし、朗読で宮沢賢治は本数が多いのでなじみがあり、本作のテーマには興味がありました。その宮沢賢治、特に「春と修羅」という名作をモチーフにしながら、人間関係のギスギスとか非常に底の浅い劣等感でしか作品を作れないのはどうかと思います。


 総評、中断の理由です。エンタメとシリアス・テーマのバランスがおかしいというか、なんというか。コメディ・エロ・バトル・謎・驚きがないし、世界観の独自性などがない、テンポ・演出の妙もない、キャラに魅力もないし萌えもない。ストーリーはどこかで見たような話で、ギスギス頼りの展開。ヒロインのウジウジの理由が浅い。そして、テーマである朗読の深堀りが薄い。「修羅」「宮沢賢治」を使えていない。
 アナウンス・朗読について3話ではありましたけど、それはテキストを読めば書いてあることです。それをエピソードに落とし込んでエンタメにしないと。
 そして、演出と音楽で朗読をごまかしている。肝心の西園寺修羅でそれをやったのはがっかりしました。

 今後、ヒロインは自分と向き合うのかもしれませんが、とにかくギスギスとウジウジ頼りで、快感も知識欲も全く刺激しない作品なので、かったるい話で見ていられないです。





 

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5
ネタバレ

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なるへそ<49>

3話まで視聴
主人公・ツンデレ・ラスボスと朗読描写が見れて、声では作中で言われてるほどのものはなく、演出こみでもそれほどの仕上がりに思えず。
ストーリーの起伏にも乏しいのは知ってるのでここまでで。

どう作るのか<52>
1話視聴
コミカライズを読んだ限りでは展開のヤマが欠け気味な感想なんだけど、朗読という題材でアニメ化となると声がつくのでそのあたりがどうなるか。

主人公は技術では身につかない声の良さがあるという設定なんだけど、まあ普通。そらそうよ声にフォーカスしない普通のアニメもプロ声優がやってるんだし。
そこをふまえて、初回では抑揚と演出でカバーしようとはしておりました。
{netabare}同じ部活の一目でわかるツンデレは逆に技術はあるが声の魅力がないという設定なんだけど、そこら辺が伝わるようにできるんでしょうか。
同じく圧倒的実力者はどうか。{/netabare}
という、どう作るのかを観ていく目線なのねん。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

クラムボンはわらった

スタジオバインド制作。

小さな島に住む朗読が好きな春山花奈は、
高校進学を期に放送部へ勧誘され入部をする。
花奈の朗読には人を惹き付ける力があり、
彼女の成長がこの先描かれていくのでしょう。

{netabare}大きな目標はNHK杯、本大会出場のようです。{/netabare}

好きなものが見つかっているのなら、
無理をして窮屈に生きる必要はないのです。
慣れない環境の中でも楽しく生きよう。

まだ始まったばかりだけに、
興味を惹かないキャラクターもいますが、
映像の完成度も高く、楽しめています。

音楽はOP、EDどちらの楽曲も、
世界観に合っていて優良ですね。

なかなか難しい題材だと思いますが、
新しい出会いと経験を経て、花奈の青春は、
どこへと向かうのか、楽しみにしています。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 20

54.2 3 2025年度の演技アニメランキング3位
アラフォー男の異世界通販(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.6 (22)
156人が棚に入れました
アラフォーの独身男・ケンイチは、突如として異世界に転移してしまう。わけもわからず危険な森をさまよう中で、巨大ネット通販サイト「シャングリ・ラ」が使えることに気づく。 それは異世界のアイテムを換金し、現代日本の商品を購入できる“チート能力”だった! 能力を駆使して商売を始めたケンイチは、瞬く間に商人として頭角を現していく。 「目指すは、異世界でのスローライフ!」 街はずれの森で自由気ままな自給自⾜の生活を送ろうとするが……。 才気溢れるケンイチに惹かれた少女たちが押し寄せ、さらには次々とトラブルに巻き込まれ―― アラフォー男は、念願のスローライフを実現できるのか!? 異世界ファンタジーここに開幕!

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

1話視聴。転移部分を早送りスキップ!そしてやる事はヤル主人公。

昨夜はお楽しみでしたね!
まあ見れないけどね。マンガで見れるらしい。早送りは笑ったw
とんスキと違って今の所、異世界に即した物を作ってそれを商売にしてるのが良かった。
例えば洗濯バサミの手に持って挟む部分が木。
刃物もあくまで日本で販売されてる範囲かつ違和感無い物を。
ちなみに異世界転移転生何時もの、香辛料は誰かが独占販売してる所為で売れないみたい。
売ったら捕まるよ!
続き観たいと思ったので様子見視聴。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

easy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」アニメ版11話の転売要素をパ、ごちそうさましました

誰もが指摘するアレ
誰もが義務として指摘しなければならないネット通販のアレ

名作映画「SEVEN(SE7EN)」作中で一番美味しい強制拷問のみを抜き取り、
拷問映画「SAW」を生み出した的なアレ(そこまでうまくいってない)

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
アニメ版では、第11話:商売は御婦人の為に
シャンプー・コンディショナーを水で薄め、商人に流す
原始人世界に生きる商人の妻、奥方コミュニティで大評判!

『転売』

一番美味しそうな部分だけ抜き取って書いちゃいましたーデヘヘ
みたいな

「とんでもスキル~」はワンコロ+スライムでハーレム要素が薄く、
旅として私はそこが良かったのですが、しかしこちら、女、女、女
初回から色欲まみれで劣化してますね

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

別に悪くは無いのですが、どこかで見た設定が気になる…

異世界に転生してきて持っている能力はネット通販のみと。
…まあ、良いんですけれどね。

主人公は普通のおっさんですが決して好感が持てないわけではないです。
ネット通販の使い方には一応独自性はあって、決して丸パクリというわけではないです。洗濯バサミが有用というのはなるほど、とも思いました。

というわけで、悪くは無いと思いました。

でも…。

能力が、とんでもスキルで異世界放浪メシ過ぎると思えました。

でも、なろう系ってほぼ全部設定流用でできているんですよね。
なのになんで本作だけ、うーんとなってしまったか。

やっぱりネット通販を持っているという能力がジャンルになるほどメジャーでは無いからかもしれませんね。

失格紋フォロワーはもう多すぎて、『未来に転生したら~が衰退していた』はジャンルとして、目くじら立てる気にはならないじゃないですか。
そこに追加の面白い要素があれば見れると思います。
でも、ネット通販はそんなありふれているというほどでもないので、丸パクリ感を感じてしまいました。

でも、実際使い方に独自性はあるし、後は主人公が今後魔法を覚えたり召喚獣を仲間したりせずネット通販一本でやっていくなら完全に独自性と言えるので、目くじら立てることはやっぱり無いのかな、とは考え直しました。

でも、見ている最中は同じ能力過ぎて気になっちゃいましたね…。

それにしてもオープニングのロボットは何だ。
演出じゃなくて本当ですかね。そうなると通販じゃないと思いますが。
微妙に気になりはしますね。余裕があれば見たいです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

59.3 4 2025年度の演技アニメランキング4位
妃教育から逃げたい私(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (17)
78人が棚に入れました
アスタール王国の王子クラークの婚約者として、幼少から厳しい妃教育を受けてきたレティシア。でも、本当は魚を釣って、木登りをして、自由に暮らしたい!「婚約破棄」を願うレティシアは、ある日の舞踏会で見知らぬ女性をエスコートするクラークを目撃。王子の心変わりに胸を躍らせ、別れを告げるのだが……クラークは結婚を諦めていなかった!妃教育から逃げて自由に生きたいレティシア。彼女を必ず追いかけ、まっすぐな愛情表現をするクラーク。婚約破棄したい妃候補VS結婚したい王子のドタバタ胸キュンバトル開幕!!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話で物語として終わっている様な…。

 3話まで観ました。2025.01.21

 妃教育から逃げたい主人公のレティシアのことが大好きなクラーク王子様…。レティシアの隠居先までやって来て、もう、厳しい妃教育は辞めにして、僕と結婚しよう!とか言い出します。

 3話で物語が終わってね?妃教育から逃げられるし、王子と結婚出来るし、万々歳では?

 婚約破棄でも何でもねぇ…。勘違いでもねぇ…。悪役令嬢でもねぇ…。

 ドタバタコメディなのでしょうが、コメディとして成立していません。作画の悪さも合わさって、緊張感の無い話がダラダラ続きます。

 ちょっとテコ入れも難しそうなのですが、これから一体どうするつもりなんでしょう?

 もう…、人間関係も閉じてしまっているし、これからどう展開するのか少し気になりますが、作画の悪さがなぁ…。

 主人公が裏表の無い貴族の令嬢以上の何者でもないので、実は冒険者とか、隠し財産があるとか、自由に生きるための要件が何も無いのが、良くありませんね…。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

勘違いヒロインは面白く、内容はそれなりながら作画は残念

よくある婚約破棄系と思いきや勘違い系。

彼はちゃんと「今日は」と言ってるのだが、婚約破棄だと早とちりして逃げ出してしまう。
なので追いかけて、と続くのでしょうかね。

早とちりするのは婚約破棄系だと思わせるメタネタのようですが、妃教育からとにかく逃げたかった、彼が自分を好きだと知らない、といった事情を考えればまああるかな。

まあ傍から見ていると主人公にかけた教育コストがあまりに尋常じゃないので、それを無駄にしようとするのはいかがなものかと思っちゃいますけどね。
まあ恵まれた生まれのお嬢さんならそんなものか。
許容範囲かと思います。

というわけで女性向けながら、内容はちょっとおもしろい、とは思ったのですが…。
うーん、でも、作画は微妙かなぁ。

これでガッツリ可愛い絵柄だったりしたら見たと思います。
女性向けで完全に好みじゃない+この作画では… ちょっと見ていて楽しくないかな。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

元毛玉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

王子が気持ち悪い

原作未読。

お話のざっくり概要。
婚約者の王子に浮気されたので、妃教育が嫌だったからこれ幸いと逃げ出す。
これで自由だ!と思っていたのに……。
大体そんな感じ。

この王子、浮気をしたのにも関わらず、主人公が嫌がっているのに、無理やりに婚約破棄をうやむやに無かった事にするし、更には無理やり連行して監禁。
何を反論しても気持ち悪い回答を繰り返す。

ちょっとドン引きでした。
何となく、「無理やりほだされて結婚し、いい感じになりました」
ってなるお話なんでしょうけど……。
王子の行為が気持ち悪すぎて無理!(`・ω・´)

これ、もう少しブサメンなりおっさんなりにしたら
現実が見えると思います。
イケメンなら何でも許されるってのもなんだかなぁ~。

見ていて不快な気分になるし、何となく展開も読めるのであえなく断念っす。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

計測不能 5 2025年度の演技アニメランキング5位
魔神創造伝ワタル(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (7)
27人が棚に入れました
小学4年生の主人公「星部ワタル」は動画配信でスーパースターを目指すリューチューバー。 ある日突然、迷いこんだのはトンデモ異世界な「宙部界」(ちゅうぶかい)。そこでは、迷惑系なヤカラたちが人々を困らせていた。 ラスボス「エンジョーダ」を倒し、人々の笑顔を取り戻すため、ワタルは救世主としてブロックで創った魔神(マシン)「龍神丸」とともに戦うことになる。 いま、ワタルと仲間たちとの大バズリな冒険バトルが秒ではじまる!

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

リデュース・リユース・リサイクル

リメイクではなく新世代向けの完全新作
コッテコテのキッズアニメ

01
YouTubeからキッズを取り戻そうとする涙ぐましい努力

おっさんが考えた「キッズアニメってこういうもんでしょ」みたいな感じ。動画配信やマイクラなど流行りの要素を取り入れてはいるがノリが完全に昭和。キッズに寄り添うならMOBAとかFPSになると思うのだが、健全なものを好んでほしいという親心への配慮といった印象。今の子はコレ見て楽しめるのかは謎。とっつきやすさ重視なのはわかるが決めセリフが「秒でBANだぜ!」って。BANをやっつけるって意味にするのはどうかと思うのは自分がおじさんだからなのか。

キッズアニメなのでしゃーないがほぼ全てのセリフが説明セリフ。そのうえやたらと噛み砕いた表現にしているので、セリフ量に比べて情報量がかなり少ない。ゆえにクソなろうと比べてもテンポが悪く体感時間が長くなる。YouTubeに馴染みのある世代ならなろうレベルの速度感でも理解できそうな気がしないでもないし、小学生低学年が見ても普通に退屈だと思う。あとは婦女子狙いが透けてみえるのも萎えポイント。

CGの龍神丸がちゃんとカッコいいのは流石。アレンジされてはいるがどうみても龍神丸。時代を越えても耐えられる存在感に、初代のデザインがいかに優れていたのかがわかる。でも初代世代のおっさんが見ればって話で、今の子供達はどう思うのでしょうね。杉田氏はもう完全にロボ声優になってしまった。初代に寄せた演技はちゃんとキマってていい感じ。

古いIPを再利用したいだけの下心で爆死は免れないでしょう。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

名前は懐かしいですね

本作の前身であろう、魔神英雄伝ワタルと言えば私らおっさん世代からすると「懐かしい、子どもの頃見ていた」となるのでは。
私は見ていなかったので知りませんが。

でも主人公がワタルでロボが龍神丸でヒロインがヒミコで顔のでかいおっさんが仲間に居る、くらいは知っています。
なんでだろう。アニメージュとかでちらっと見たのかな。

というわけ懐かしい以外の印象もなく、内容も子ども向けなので特に見ません。
採点もなしです。子どもがみて面白ければ良いですね。というか見ると良いですね。

しかし、現代の子ども向けに作ったであろう作品で、主人公が当たり前のようにYoutuberをやっているのは、へー、と思いました。

主人公なのだからある程度身近な存在であるべきで、Youtuberがどこか遠い存在だと思っていたら主人公にはできません。

Youtuberは今どきの子どもにはそれだけ身近な題材なのでしょうね。
全員が当たり前にやっているわけでは無いでしょうけれどクラスメートがやっていてもおかしくないような、ちょっとしたあこがれの職業、みたいな感じでしょうか。

ダンジョン配信ものとかイマイチが乗りにくいように、若い人との感覚のズレが今後とも気になるのかなぁ、とは心配になりました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

八仙花 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キッズアニメだがキッズに通用するのかは疑問。

本作はキッズアニメながら、YouTubeやゲームといった現代的な題材を取り入れている点が特徴で、一見すると「今風」とも言えるが、逆に「安易」とも捉えられる部分が多いように見える。確かに現代の子どもたちはアニメや動画コンテンツに親しんでいるが、だからといって、この作品がその子どもたちに通用するのかは疑問だ。

流行を積極的に取り入れるのは、過去作から続く『ワタルシリーズ』の特徴だが、本作ではそのアプローチが過剰になりすぎて「狙いすぎ感」を与えてしまっている。こうした要素が全面に押し出されているため、かえって作品全体の魅力がなくなっている。流行要素は要所要所に取り入れた方が、より効果的だったのではないかと感じる。そのあたりが合わなかったので2話離脱。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

計測不能 6 2025年度の演技アニメランキング6位
UniteUp! Uni:Birth[ユネイトアップユニバース](TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (8)
24人が棚に入れました
CDデビューを果たしたPROTOSTARは「新人メンズアイドルフェス」で優勝し、順調なアイドル生活を送っていました。そんな中、事務所の代表である凛と真音から、同じプロダクションに所属するアイドルのLEGIT、JAXX/JAXXと新曲のリリースで競うリリースバトルが告げられます。リリースバトルをきっかけに様々な困難にぶつかるアイドル達に待っている結末とは…?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

StepUp!

2期です。
マジメで淡々とした女性向けアイドルアニメ、元気もらえるっていうよりもしんみり楽しむ感じ、最初は声優の演技に耐えられなかったけど、1期のライブシーンとても良くて、見ていたらハマってしまいました。
今期のデキ次第ではアイドルアニメの中では一番好きまであるかも。

声優以外のクオリティが高くて、声優が成長すれば女性向けのラブライブになれるポテンシャルを秘めた作品
声優の演技が単調なせいなのか、アイドルアニメとは思えない落ち着いた雰囲気。
全体的に淡々としていて暗いので、アイドルアニメ好きはうーんってなりそうだけど、アイドルアニメ苦手な人には逆に良いところなのかも

声優の演技は相変わらず甘いけど1期初期と比べて少しマシになりました。
声優の成長を見守るのもファンの楽しみの一つということでしょうか
歌や絵は相変わらず素晴らしいです!

シナリオはシリアスなところもあるけど、女性向け特有の軽すぎるノリとか女々しいイケメンとか、変なもめごととかも少ないので見やすい
※声優にそういうシーン演じる演技力がないからかもだけど
そんな感じでアイドルアニメ特有の変なノリをやらないのがこのアニメの良さだと思います

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ライプニッツ・セオリー

まさかの2期、ソニミュのメディアミックス
クローバーワークス製良作画イケメンアイドルアニメ

新進気鋭でフレッシュな耳障りが新鮮。伸び代しかない演技が母性をくすぐるギミックとして機能するのかも。豚アニメのように催涙的でなく、きらら相当のやさしいせかい。爽やかなキラキラ具合で晴れやかな気持ちにさせてくれる良質なイケメンアニメ。みんないいやつばかりでほっこりさせてくれる。アニメでビックリしたい先が読めるぞマンには完全なる茶番劇に映るでしょう。いつでもどこでも崩れない顔面はさすがのクローバーワークス。これで中の人のビジュアルもよければなあ…という残念な心持ち。

PROTOSTAR
さわやか健全な新人グループ
中の人は人畜無害そうなミセス系優男でイケメンかというと…

レッド・アキラ
デンジ役でブレイク、実はまあまあ多才なバンドマン、なんでこっちなの?

イエロー・バンリ
3人で一番キャリアが薄いわりになぜか一番安定感がある、なんでだよ

ブルー・チヒロ
実はドラマ映画CMゲームと一番華々しい経歴の持ち主、なんでこうなるの

LEGIT
お兄さん系の3人編成ダンスグループ
中の人は醤油、ソース、メガネと三者三様、メガネはメガネかけただけ

ダイキ
熱血バカ

エイシロウ
嫌味メガネ

フウガ
フェロモン兄さん

JAXX/JAXX
バンド設定だがリアル演奏動画はまだない
1年の準備期間があったムジカとは比べてはならんな

ガクト Vo
歌上手いなと思えばこいつガチのミュージシャンやんか

ホマレ key
イズミ dr
ジュン bass
カナタ gt

aneha

元レジェンドアイドルで現プロダクションオーナー
中の人も数々のイケメン作品を牽引してきたベテラン声優

05
jaxx回

海外でチャンスに巡り合わせたガクト。フロントマンの不在を埋めるたびに、ガクトの偉大さを思い知るホマレたち。そしてガクトもまた本場の洗礼に飲まれてしまう。しかし距離を超えて結束を深めた5人は、共にピンチを乗り越えたのだった。

イイハナシダナー

女性向けの特徴か知らんけど、この作品って徹底して現場を描かない。回想はあっても補足程度でやはりモロには描かない。これを「想像の余地がある」と思うか、「掘り下げガー」と思うか。お涙頂戴アイドルアニメが苦手な自分がイケメンアニメなら見やすい理由がこれかも。アイドルアニメなのに全く催涙的ではない。小さい少女がギャン泣きするアニメなんてみたくない。スポコンだから!って泣かせるための装置を正当化してブヒブヒしてるのマジでドン引き。

バンリとガクトがイエロー被り気味だったのでガクトはずっと脳筋を貫くのかな。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

歌と作画は良いがセリフが棒過ぎて笑ったw

ア◯マでちょうど観てた次のアニメがこれだったのでお試し視聴…。
これが1人だけならまだいい…何とメインキャラのほとんどが棒読みだったw
声が気になり過ぎて、キャラのセリフと物語の内容が一切入ってこないの初めてだよw

ほぼ知らない声優な上、どうやら男性アイドルとの事。それはそうなるわw
更に調べたらなんと2期と言う衝撃の事実が‼️よくこれで2期作ったなぁと。
ただし作画は素人目でもかなり良いし、歌声もアイドルグループっぽくて良い…がそれだけ。

他の人のコメント見て共感書き込みしつつ、何とか1話分最後までは観れた。
内容は結局最後まで分からなかったが、棒セリフがクセになるアニメだった。

何話か分からないけど切り。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0
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