海賊で冒険なアニメ映画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の海賊で冒険な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月07日の時点で一番の海賊で冒険なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.7 1 海賊で冒険なアニメランキング1位
ワンピース映画 デッドエンドの冒険-ONE PIECE THE MOVIE (アニメ映画)

2003年3月1日
★★★★☆ 3.7 (146)
939人が棚に入れました
麦わら海賊団の一行は、小さな港町・ハンナバルに立ち寄っていた。食事をしていた時に、ナミは自分達と同じ海賊が店の主人と隠し話をしているのを見た。聞けば、海賊だけで行われるレースがあるという。賞金と冒険を求めて、一行はそのレースに参加する。

声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、石田太郎、宮本充、永井一郎、酒井美紀

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ワンピース映画のあたり作

それなりに面白かったと思う。原作がジャンプの映画はあまり面白いイメージがないのですが、それらと比べればなかなか良かったです。
レースというストーリーの展開がシンプルなので好印象です。ワンピースはそんなに深い内容にせず、外道な敵を倒す。それが一番面白いですね。
オリジナルキャラも良いキャラしてました。敵キャラはしっかり外道な悪役でしたし、その敵に恨みがあり倒そうとする賞金稼ぎはかっこ良かったです。賞金稼ぎの戦いかたが結構好きでした。
ただワンピースの映画はルフィ以外の活躍が少ないです。ゾロとサンジが少し戦うくらいですね。今回は特に麦わらの一味の活躍が少なかったと思います。ほんの少しサポートするだけです。映画だから仕方ないんですけどね。
ワンピース映画の中では見る価値はあると思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

デッドエンドレース

デッドエンドレース

勝てばドでかい賞金が出るということで
麦わら海賊団は参加することに。
そこに参加する元海兵でアメアメの実の能力者懸賞金9500万のガスパーデが
この物語の悪の根源であり、最大の敵になる。


90分の映画ですが、とっても内容が濃く面白いです。
主軸の他にもストーリーがあり、それが交わる構成で良くできています。
海賊の荒い雰囲気もよく伝わってくるし
バトルシーンも迫力ありますし
まさにワンピースであり面白いです(笑)


見ごたえのある楽しい映画です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

ばけー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

個人的にワンピ映画でNo,1!!

ワンピースの映画でも結構初期のやつだけど、
なんだろう・・・・めちゃめちゃおもしろかった!

ストロングワールドとかフィルムZも観たけど、こっちのが断然、おもしろい。
シナリオがしっかりしてるし、後半のシュライヤ関連の話は結構涙腺にきた。
やっぱりこの頃の作画が一番好みですね。ナミもロビンも美人!

ワンピース映画の中で今んとこ一番好きです(全部みてないけどねww

ところでガスパーデのアメアメの実ってパラミシア?ロギア?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

62.7 2 海賊で冒険なアニメランキング2位
ワンピース映画 - ONE PIECE(アニメ映画)

2000年3月4日
★★★★☆ 3.5 (94)
492人が棚に入れました
伝説の大海賊ウーナンが宝を埋めたという黄金の島が舞台。
「ワンピース」を目指して今日も航海を続けるルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップたち。ケンカ中のところを、ナミのお宝を盗みにきたコソドロ三人衆と海賊エルドラゴに攻撃されてしまうが、なんとか生き延び、エルドラゴに捕らえられていた少年トビオを助け出す。ウーナンに憧れているトビオの話を聞き、ルフィはウーナンがいい奴だったら仲間にしようと言い出し、一同は黄金の島へ向かうことに・・・。
『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気コミックを基にした、TVアニメの劇場版。海賊王を目指す少年ルフィが、仲間たちと繰り広げる冒険と騒動をコミカルに描く。

声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ウーナンの宝物

2021.4.13 視聴完了。

サンジが仲間になる前の、まだ総勢4人だったころの出来事。
おでん屋の岩蔵とウーナンに憧れる孫のトビオ関連の話です。

1時間に満たないので見やすく
内容も良かったですね。

特に今は亡き
青野武さん
内海賢二さん
野沢那智さん
とても素晴らしかったです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

とおる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイトルなし

面白かったけどサンジ好きの身としてはちと寂しい

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

唯衣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

タイトルなし

劇場版第1作目
2000年3月4日公開

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

70.7 3 海賊で冒険なアニメランキング3位
ONE PIECE FILM RED(アニメ映画)

2022年8月6日
★★★★☆ 3.8 (112)
410人が棚に入れました
世界で最も愛されている歌手、ウタ。素性を隠したまま発信するその歌声は“別次元”と評されていた。そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味、ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。物語は、彼女が“シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出す。「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡る。
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

父として娘として

賛否両論ある劇場版ですね。

ワンピースのアニメって結構引き伸ばしが多いのです。
原作の1ページや数コマを30分で引き伸ばしたりなど、そうした点を見ると劇場版はそうしたのがなくサクサク進むのでワンピースの劇場版って結構好きです。

因みに、この劇場版は……現在のワンピースがワノ国編を最後に最終章に入ります。
その切り替え時期であり、原作でも謎が多いシャンクスがピックアップされてる事で物語の伏線になっているかもしれないって意見も多く重要な劇場版との噂ですね。

さて、今回の映画は……前回のスタンピードに比べると勢いや戦闘シーンや出演キャラに劣る今作では、海軍の3大将にビッグマム海賊団にCP0、ローやバルトロメオやコビーなども登場します。

アドの歌が話題を呼んでいる作品ですが、歌は個人的にはあまり……これは正直、ファンの方やこうした演出が好きな方には受けるかもしれません。

でも、私は普段アニソンを聴くか、サムネを見て貰えたら解る通りナナニジの曲とか聞いていているだけなんで、私には曲は刺さらなかったですね。
ファンの方、ごめんなさい(><)*。

ライブシーンもよくは動いてました。
しかし、これも好みで普通にアイドルアニメのライブの方が好きかな?

後、今回はワンピースに何を求めるかで評価事態が大きく左右する気がします。
全体的な印象としてはワンピースらしくはない気がします。

しかし、今回は考えさせられた部分や感動する部分もあり感情移入をしてしまう。
物語は凄く刺さりました。
ワンピースらしくはないけど、親子がテーマの1つであり私には新鮮でした。

劇場版のキーキャラのシャンクスの娘のウタ
彼女のポジションに驚いたのです。
{netabare} まさかのルフィ達に対立する立場として出て来ます。 {/netabare}

{netabare} 今作には敵と言うのが明確に存在しません。まっ、敵と言うなら魔王?
ウタも敵のような演出なんですが、中々憎めないキャラでした。{/netabare}

海賊に居場所や家族を奪われたり、海軍にも助けて貰えない民間人達が幸せを感じられるのがウタの歌です。
彼女の歌に心を救われた民間人達は、やがて彼女に依存してしまう。

{netabare} そんな彼女が沢山の人の救いに答えようと取った手段が彼女の能力世界に自分の歌を聞いてくれる人達を閉じ込めて何不自由ない平和な夢世界で幸せに生きてもらうと言う選択肢でした。

民間人が平和な世界を望んだから!
仕事や勉強をしないで生きれる世界を望んだから!
何不自由ない世界を望んだから!
彼女の歌をずっと聞いていたいと望んだから!{/netabare}

彼女は……気持ちに答えたかった。
でも、それを知った民間人は「帰りたい」と言う……あれだけ嫌がって居た現実世界に!

ウタはまた悩んでしまう。
{netabare} だから何も考えないでいいように更に楽しくなればと!
民間人を夢世界でお菓子や人形に変えてしまう。{/netabare}

私も思います。
自分達が望んで後から現実世界に帰りたいなんて勝手過ぎるって…
皆が望んだから力になってあげたかったのに……

でも、違う……
確かに平和な世界で争いもなくて病気もしない世界で一生遊んで暮らせるのは素敵だし幸せの1つだと思う。

けど、{netabare} ウタがした事はただの幸せの押し付けです。
自分の思う幸せに沢山の人を閉じ込めて守ってあげるよって幸せを押し付けて…… {/netabare}
もぅ……それは幸せじゃないよ。
{netabare} 幸せは押し付けたり押し付けられたりするもんじゃないもの…… {/netabare}

{netabare} 現実世界のウタが眠ってしまうと能力がリセットされ夢世界から民間人が現実世界に戻ってしまう。
皆の幸せを守る為に、現実世界のウタはネズキノコと言う眠れなくなるキノコを1人で食べるだけの日々を送ってました。{/netabare}

睡眠をしない彼女は近々死んでしまう……
{netabare} でも、彼女は死んでもいいと考えてます。
何故なら彼女が死んだら夢世界は永遠にキープされ全員が夢世界で一生暮らせるから。{/netabare}

私には彼女が{netabare} 死を覚悟してまでも誰かの幸せを守ろうと1人寂しそうにキノコを食べる姿に心が締め付けられました。{/netabare}
こんなにいい子なのに道を間違えてしまった……きっと彼女は優し過ぎたのだ……
だから、私はウタに同情してしまいました。
きっとこの子も被害者なんだ……

彼女はシャンクスに捨てられた過去がありました。
その理由はシャンクスが親だから選んだ選択肢でした。
大人は子供に事情を知らせないで勝手な事をする。
子供の為に例え恨まれようが、嫌われようが……

子供の頃は私にはそれが解らなかった。
多分、子供の私が見たら大人は勝手だ!何も説明しないで子供の為だとか言う言葉で蓋をして!
子供だって真実を知りたいし理解したいし納得したいんだって……力になりたいって。

でも、少し大人になった私には解る。
子供の気持ちは解る。
大人だって昔は子供だから……
それがわかった上でも知らなくていいんだ。
子供に悩んで欲しくないし心配かけたくないんだ。
不安も心配も悩みも抱えなくていいんだよ。
そんなものは成長すと嫌でも悩んでしまう日がくるから、その時までは、元気に楽しく遊んで欲しいって思う。
その方が楽しいでしょう?って

だから、シャンクスも{netabare} ウタに事実を隠して自分が憎まれ役になりながら元気に歌っていて欲しい。
いつか海の上で元気な彼女の歌声を聞くのを楽しみにして選んだ選択肢なんだと思いました。{/netabare}
親だから大切な子供だから別れたのだと。

ルフィはウタの友達で幼なじみ。
{netabare} でも、ルフィは最後までウタを攻撃する事はしませんでした。
「戦う理由がねぇ」彼のセリフですが、ルフィは解っていたのでしょうね。
ウタが間違えた方向に進んでいる理由も彼女が誰よりも優しい人間だと言う事を。{/netabare}

そして、ついにウタの前現れたシャンクス。
{netabare} でも、彼はシャンクスや赤髪海賊団はウタを攻撃しません。
ウタは現実世界の民間人の身体を使い赤髪海賊団に攻撃させますが、シャンクス達は何もしません。
攻撃も防御もせずにひたすら殴られ続ける。

多分、それは痛くないからです。
シャンクス達のした事って大人としては正しいと思います。 {/netabare}

しかし、親としては間違えだと思います。

{netabare} 例え子供の為でも、そこにどれだけ正当な理由があろうと、ウタを子供を置いていくなんてやってはいけない事です。
そうする事で本当に傷ついたのはウタでした。
ウタの心の傷に比べたらどれだけ痛くないか……彼女の心の傷は……痛みや悲しみや寂しさや辛さの方がどれだけ痛いだろうか?{/netabare}

多分、シャンクス達はそれが解るから親として当然の報いである思っているのかもしれません。
ウタも1年後にはシャンクス達の秘密に気づいていたみたいですが、それでもシャンクス達を許せなかったのでしょうね。
だから、シャンクス達は少しでも気が済めばと考えたのかもです。

{netabare} そんな中、海軍が一般人に発砲します。
ウタは夢世界では最強ですが、現実世界では血が流れすぎない様に泣きながら両手で止血するしか出来なくて……
夢世界でも発砲シーンはありましたが、それは直ぐに直せてたけど {/netabare}
やっぱりウタの現実世界の姿を見たら、この子は本当に優しい子なんだと感じました。

赤髪海賊団の{netabare} 「大事な娘の大切な人達を奪わせない」 {/netabare}ってカッコイイ理由だなぁ〜と思いました。

そうして、ウタの歌声によりトットムジカ……
{netabare} 魔王が降臨。
魔王はかなり巨大でしたね。
デザインはなんか……変な人形みたいな感じで魔王感はありませんねww {/netabare}

しかし、この巨体に総力戦で当たります。
巨体だとアニメだとスリラーバークのオーズ以来かな?
あれよりもかなり迫力ありましたね。

アニメでは過去にない連携ですね。
作戦組んで指示通りに攻撃はなんかワンピースの戦闘の中では新鮮味がある気がしました。

今回はシャンクスとウタの親子の絆もそうでしたが、もぅ1組…… {netabare} ウソップとヤソップですね。
この親子共演は初ではないでしょうか?
最初は指示出しがウソップが若干遅れ気味でしたが、段々とタイミングが重なり始めるのに親子の力を感じました。 {/netabare}

最後のルフィの攻撃とシャンクスの攻撃。
シャンクスは父として、ルフィは友達として……
私はこの作品を見るまで、もしも誰かが道を謝れば止めるものだと思っていました。

だから、最初はルフィもウタを止めるために説得していたしシャンクスも娘を止める為に来たのだと思っていました。

しかし、止める、では50点です。
{netabare} 「娘を救いに来た」{/netabare}とシャンクスが言ってました。

間違えた時に止めるだけでは意味がない。
{netabare} 救う事に意味があるのだと。{/netabare}
止めると間違えた道は進まなくなるけどそれだけ……

{netabare}救う事が出来るなら別の道へシフトさせてあげられる。
苦しんで悲しんで選んだ道ならそうした事から救い出すのが、家族であり友達ではないでしょうか?{/netabare}

だから、ルフィは{netabare} 友を救うために{/netabare}
シャンクスは{netabare} 娘を救う{/netabare}為に
一撃を放つ。

シャンクスはウタに薬を渡す。
{netabare} それを飲めば眠りにつきウタは死ななくてすむ。夢世界の皆も帰ってこられる……でも、夢世界に心が囚われているとウタが寝ても能力がリセットされずに皆が出られなくなります。
{/netabare}

シャンクスは多分…… {netabare} それでも薬を飲んで生きて居て欲しかったと思います。
やっぱり血の繋がりはなくても父親であり娘だから生きて欲しいって…… {/netabare}

でも、ウタは歌いたいと言う

皆を現実に呼び戻す歌を……
{netabare} 自分の命よりも皆を優先してあげられる。
夢世界が皆の幸せだと勘違いした彼女の姿はどこにもなくて…… {/netabare}

争いばかりで平和な世界じゃなくても、悩みながら苦しみながら時には道を踏み外して、泣きたくても泣けない事もあれば、泣くしか出来ない様な、今日もどこかで泣いたり命を落としたりする様な救いようのない世界にも、幸せはあって……
そんな世界だから幸せを強く感じたり出来るのかもしれませんね。

だから、彼女は歌う。
{netabare} その決意にシャンクスは何も言わない。
娘の決意を尊重する姿も親として姿を感じる事が出来ました。{/netabare}

歌の後に海軍がウタの引渡しを要求してくる。
{netabare} シャンクスは娘を守る為に覇気で海軍大将以外を気絶させるし、黄猿や藤虎もビビるらせるレベルでした。
戦わずして勝つ!とはまさにこの事ですね。{/netabare}

ウタは争いを嫌うから…… {netabare} シャンクス達からは仕掛けないけど、ウタを連れていくなら容赦はしない。{/netabare}
シャンクスらしい決意ではないでしょうか?

最後は……多分、ウタは…………

EDは止め絵でしたが{netabare} 懐かしい場所やキャラが沢山出ていたし、ウタの歌がどれだけの世界の人に聞かれて居るのかが良く伝わるEDで{/netabare}よかったですね。

最後まで見ると誰も本当は悪い人なんていなくて……
守りたい者の為にそれぞれが戦ったのだと感じました。

今回のテーマは「親子」「幸せ」ではないでしょうか?
親子の絆の強さや形、誰かにとっての幸せとは?など沢山沢山考えた作品でした。

ワンピースは人気作品で感動の名シーンも多いと聞きます。
でも、私はワンピースで良い話だなぁ〜くらいの感じは経験ありますが、感情移入や泣きそうになる事はありませんでした。
多分、ファンの方がキレてしまう発言でしょうね。(このレビュー1つで私色々なファン層の方に怒られそう……ごめんなさい)

しかし、私はそれくらいに今作は感動するものがあったと思います。
正直、最初はあまり期待してませんでした。
スタンピード程の人気キャラのオールスターでもないし注目はシャンクスくらいでキャラが全体的に弱いと思ってましたので、しかし見終わってここまでの物語に仕上げて来たのかと関心でビックリしてしまいましたw

また、見たくなる様な話でしたね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

海賊アニメとしても音楽アニメとしても異色

【まえがき】
ひとり語り多めの長文なので折りたたみw
{netabare}『ONE PIECE』は私にとってはハマる要素が多いはずなのに何故か入り込めない不思議なコンテンツ。
原作未読。劇場版鑑賞は本作が初めて。TVアニメも10年以上観ていないはず。

私は『パイレーツ・オブ・カリビアン』全作観る程度には海賊好きですし、
昔、観たエピソードも弱きを助け強きを挫く王道で、感動的だとも思いました。
が、キャラデザが合わないのか、
にしても涙腺脆すぎでしょ?啼泣だけが泣きじゃない。との感性の違いなのか。
観てはハマり切れずを繰り返す内に、自分は『ワンピ』とは縁が無いのだろうと距離を取っていた感じ。

だから私も最初はAdoさんが歌唱した本作の主題歌を耳にしても「うっせぇわ」って感じで聞き流していたのですが、
聞いている内に段々とウタに洗脳され、この歌かっこいいな♪となり、
脳内でヘビロテする中毒症状が現れたので、
Dolby Atmosでこじらせてみようと劇場に飛び込んだ次第。

尚、一部で、ウタの歌ばっかしで物語がおざなり。
タイトルや事前情報から、シャンクスが掘り下げられると期待したのに裏切られた。
といった雑音も耳に入った上で、ウタのライブに行くつもりで挑めばいいんでしょ?
と天邪鬼に天邪鬼で返す、捻くれた姿勢での鑑賞となっているのでご容赦下さいw{/netabare}


【物語 3.5点】
監督には谷口 悟朗氏を三顧の礼で迎える。

海賊作品としては異色。
原作者の「伝説のジジィ描くのに疲れちゃった」との意向を汲み(←おいおいw)
ヒロインおよび敵役でルフィの幼なじみの歌姫少女が「ルフィ、海賊やめなよ」と、
“大海賊時代”を否定する“新時代”の理想を語ってくる異例のシナリオが展開。

ベクトルの違うウタの能力には、
作品世界の序列やセオリーをリセットするシナリオ効果があり、
従来の能力インフレ下では出番無さそうなキャラにもワンチャンあり。
オールスター企画との相性は良好だった印象。


音楽アニメとしても異色。
通常、音楽で押す作品を観たら、やっぱり音楽っていいな~♪となる単純な私ですが、本作の場合は
{netabare}大海賊時代で疲弊した一般市民の想いを代弁したウタが、歌の力により、
ライブで感じる幸せが永久に続く、ウタウタの精神世界に人々を連れ去ろうとする攻防。{/netabare}
というプロット。
私もライブ会場からの帰り道、これ終わったら現実に戻るのか……と抱いた寂しさを思い出してみたり。
近年、動画配信等で、面倒なリアル社会との関わりを飛ばしてアーティストが才能をダイレクトに世界に広める良い時代になったなぁ~と思っていましたが、それも度が過ぎると考え物だなと思い直してみたり。
こんな苦い余韻が残る音楽アニメはチョット記憶にありませんw


構成は冒頭いきなりウタのライブ→寸劇→ライブと続く。確かに歌の猛攻w
ただライブばかりで物語が削られているというのは少し感覚が違うと思いました。
ウタの歌はウタウタの実の能力であり、ライブシーンは言わば戦闘エフェクト。
アクションアニメで技が飛び交うのは自然な成り行き。
『マクロス』でも視聴する感じで挑めば折り合えると思われます。

とは言え、キャラめっちゃ多いな~と思ったのも事実(苦笑)
どちらかと言えば、ウタも含めたキャラたちの能力描写に物語の尺が食われる、
お祭り作品あるあるな感覚の方がシックリくるかと。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・東映アニメーション

ライブ空間を再現した劇場体験には臨場感があり、
鑑賞者もウタウタの世界へと誘う引力があります。

それ以上に、本作は現実とウタウタ双方の世界にまたがるファイナルバトルの作画は、360°法則無視。
諸々の境界が溶けて行くようなフリーダムな作風。
これなら、{netabare}ルフィがシャンクスに再会したら麦わら帽子を返してシリーズが完結してしまう
というジレンマも越えて“共闘”も可能ですw{/netabare}


【キャラ 3.5点】
今回はシャンクスより“娘”のウタの話と開き直るのは良いのですが、
ウタの物語として見ても、シャンクスの掘り下げ不足と感じます。

(※核心的ネタバレ){netabare}ウタを傷付けないために真実を隠し罪を被ったという点。
ゴードンは真実を告げる勇気がなかった大人の弱さとしても、{/netabare}
シャンクスはそこまで弱い海賊なのかな?という疑問が残りました。
この辺りについてはルフィの幼馴染としてのウタより、
“シャンクスの娘”としてのウタの描写により力を入れることで、
シャンクスの“父性”の詳述から、彼の言動の真意を理解することで、納得したかったです。
具体的には20歳のシャンクスおよび赤髪海賊団にウタが愛されていく過程がもっと欲しかったです。


【声優 4.0点】
ヒロイン・ウタ役は名塚 佳織/Adoの演者と歌い手の分担。
クセのある歌い手にいたずらっぽい声質で合わせる名塚さんの対応力が光る。
ルフィに対する「でたぁ、負け惜しみ~」には、
幼少期から外の世界と隔絶されて育ったウタの変わらぬ無邪気さと狂気性が混在しており印象深いです。

ウタの育ての親・ゴードン役には津田 健次郎さんを据え盤石。
脇に置くべきゲストタレントを重要キャラに起用する間違いは犯しません。


ルフィ役・田中 真弓さん、シャンクス役の池田 秀一さんなど、
他作品では、失礼ながら流石に往年のパワーはない?と感じることもあるベテラン声優陣ですが、
『ワンピ』だと元気いっぱいですね♪
大御所だからとスタッフが遠慮しないこと。作品自体にパワーがあること。
ベテランを活かす秘訣です。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は中田 ヤスタカ氏。同氏はウタが歌う主題歌「新時代」も提供。
ウタの振り付けにはPerfumeでも組んでいるMIKIKO氏を起用し、
タッグでウタのライブシーンの“攻撃力”を磨き上げる。

ウタ歌唱担当にAdoさんと聞いた時は毒キツ過ぎない?と懸念しましたが、
鑑賞後は、天使の歌声から{netabare}魔王の召喚{/netabare}まで振れ幅の大きさをカバーするには彼女の表現力が不可欠だったと納得。
低音域の唸り声には“パンチ力”がありました。

その他、ウタの歌は、
海賊を流儀ごとねじ伏せるMrs. GREEN APPLE提供の「私は最強」
澤野 弘之氏提供の闇落ちソング「Tot Musica」などの挿入歌群。
EDは秦 基博さん提供の「風のゆくえ」で締める全7曲の豪華絢爛な“作曲村”方式。

興収狙うならフェス感があって上策なのでしょうが、
作曲村はテーマの一貫性が保てないと感じ私は正直苦手です。
(自分が中田氏が全部担当したらどうなるか聞きたいだけという説もありw)


【付記】
次『ワンピ』を観るのは何時になるかは分かりませんが、
今度はキャラを絞って伝説のじじぃに挑む無難な海賊バトル作品をチョイスしたいですw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13
ネタバレ

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

谷口悟朗とAdoを求めて...

自分は「ワンピース」に関して、造詣が深くない。知識は東の海編,映画数本を見たレベルである。しかし、今作が興行収入を伸ばし話題作であるという点,監督が谷口悟朗さんであるという点やAdoさんを起用しているという点など惹かれる部分が多かった為、視聴した。

結論から言うととても面白かった。自分の知識が浅いため、存じ上げないキャラも居たがさほど問題はなかった。



物語序盤はウタがめちゃくちゃ歌うので「あれ?これAdoさんのライブの映画だっけ?」と一瞬思ってしまった。自分は楽しめたが、人によってはもうここら辺で嫌になっている場合もあるのかな〜と感じる。


中盤、 {netabare} ウタの能力が判明するが、この能力がいわゆる「セカイ系」を彷彿とさせる能力であることが分かる。 {/netabare} 正直この展開には驚かされた。ワンピースでこれをやりますか〜という感じ。

自分はVery Good!!と思ったが、ワンピースガチ勢の皆さんの中にはここら辺でう〜ん...という感じになる人がいるのだろうか。

また {netabare} ウタの能力や思想が判明したときに、エヴァンゲリオンや谷口悟朗監督作品で言う所の「ガン×ソード」のカギ爪の男,「コードギアス」のラグナレクの接続 {/netabare} などが脳裏をよぎった。「監督が谷口悟朗さんだから...」と釣られて今作を見た側面がある自分からしたらニヤニヤといったところであった。

00年代に名作を多く作った谷口悟朗監督だからこそ、この展開が出来たのかしら?


そして終盤
{netabare}
・ウタとシャンクスの別れの真実
・胸熱過ぎる、現実世界とウタワールドでのシャンクス達,ルフィ達の共闘
・まどマギを彷彿とさせるトットムジカのキャラデザ(意識してたと予想する)
・「ウタは俺の娘だ。」 by シャンクス
・ウタのラストの歌唱
etc.
{/netabare}

終始激熱で、さらに思わず涙が出てしまう展開もあり...ちょっと舐めてたなと感じた。多少詰め込み気味に感じる部分もあるが、大変満足出来る作品であった。



どうやら賛否両論あるようだが、個人的には今作に何を求めているかで評価がだいぶ変わるよな気がする。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

69.4 4 海賊で冒険なアニメランキング4位
映画ドラえもん のび太の宝島(アニメ映画)

2018年3月3日
★★★★☆ 3.8 (26)
128人が棚に入れました
国民的アニメ「ドラえもん」の長編劇場版シリーズ38作目。ドラえもんのひみつ道具「宝探し地図」を使って宝島を探していたのび太は、太平洋上に新しく出現した島を発見。ノビタオーラ号と名付けた船で島に向かうが、その途中で海賊に襲われ、しずかがさらわれてしまう。海賊に逃げられた後、宝島の秘密を知る少年フロックとオウム型ロボットのクイズと出会ったのび太たちは、しずかを助けるために宝島を目指すが……。人気俳優の大泉洋が、のび太たちを襲う海賊船の船長シルバーの声優を務める。監督はテレビ版の演出を手がけてきた今井一暁。脚本を「世界から猫が消えたなら」などで知られる映画プロデューサーで小説家の川村元気が担当。星野源が主題歌と挿入歌の2曲を書き下ろした。

声優・キャラクター
水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

男の子って、何でつまらない意地を張るのかしら?

児童文学『宝島』をモチーフにした作品であることが、冒頭で示される本作。

で、その後の展開は私の予想のかなり斜め上を行きましたw

本作脚本の川村元気氏が関わった映像作品については、
私は『君の名は。』を始め企画・プロデュース作などを数本観ただけですが、
最初の印象から、迷宮入りのリスクも恐れず、
どんどん予想外の要素を盛り込んで話を転換させて来る辺りは、
何だかとても川村さんらしいな。と思いましたw
事前にPV等からシナリオや世界観の真相を言い当てる人がいたら
ちょっと尊敬しますw

設定等が“大きなお友達”の鑑賞に耐えられる。
と言い切るには、やや無理があるとも思います。
(“なぞなぞ”も所構わず頻繁ですしw)
ただ、そもそもこの22世紀の猫型ロボットは、
現代文明では破綻しないシナリオにも、
「どこでもドア」や「通り抜けフープ」で穴を穿ってしまうのでw
設定の緻密さやリアリティを突き詰めてもしんどいだけ何ですけどねw

それよりも子供向けに喜怒哀楽を大きく表現して、
楽しませるプロットを組んだのは『ドラえもん』の脚本としては正解。

またギャグの小ネタと見せかけて、クライマックスでしっかりと回収する。
一度見せた小物やキャラはもう一度使う。
あとは{netabare}鼻からカルボナーラとかw“たぬきロボット”の石頭とかw{/netabare}
これらの伏線芸も堅実かつ明快で、思わず頬が緩みました。

今見せたこいつは何処で再登場させ仕掛けて来るのだろう?
そんな感じでワクワクしながら、のび太たちの冒険に同行していたら、
捻くれた大人の私も、設定破綻の穴に嵌らずに完走。
最後もややハードランディング気味ながら、
親父と一度話したくなるキッズ向け家族映画の佳作として、
無事、着地することができました。

私にとって「宝物以上の、宝物」だったかは自信がありませんが、
ハートに確かに温かい物は残る一本でした♪


あと、『ドラえもん』に推しも何もないのでしょうが……。
しずかちゃんのファンにとっては色々な意味で必見ですよ♪


レビュータイトルは、{netabare} そのしずかとセーラのガールズトーク?から……。
普段しずかちゃんは四人+一体の中で紅一点。
専ら少年たちの中のマドンナ属性を表現する役回り。
これが女の子同士で男子評なんかを語らせることにより、
キャラの心情が掘り起こされた辺りが、
入浴シーンよりプレミアムな感じがしました。

男らしさ、女らしさ。
それを真っ正直に表現すると陳腐で、それらを覆してこそ賞賛に値する。
内外問わず生温かい風が吹き荒れている昨今……。

本作が見せた果敢な男女描き分けからの、父親像、母親像の提示。
さらには男であることに空回りするガキ大将の必死さも含めてw
この観点からも、何だかホッコリさせられた劇場鑑賞でした。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16

511 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

泣いた

いつも通りドラえもんの映画は泣ける

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

60.6 5 海賊で冒険なアニメランキング5位
名探偵コナン 紺碧の棺 (ジョリーロジャー)(アニメ映画)

2007年4月21日
★★★★☆ 3.5 (204)
1117人が棚に入れました
太平洋に浮かぶ“神海島”へ、小五郎と共にバカンスに訪れたコナンたち一行。島に居合せたトレジャーハンターがサメに襲われ死亡したことから、コナンは捜査を開始する。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、松井菜桜子
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

子供向け作品

本作は「蘭と園子の友情」がテーマなのだが、全体的にインパクトに欠け、腑に落ちない作品である。
例によって、推理よりもアクション重視でコナンは必要無いのでは思うほど。私は本作をコナンの映画史上最低評価している。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
佐藤刑事と高木刑事は、都内で強盗犯とカーチェイスを繰り広げていた。佐藤は巧みなドライビングテクニックで強盗犯の車を追い詰め、横転させる。そのまま逮捕されることになった強盗犯は、「神海島」と「ジョリー・ロジャー」という意味深な言葉をつぶやき、意識を失った。

翌日、バカンスで神海島を訪れたコナン一行は、財宝探しに集まったトレジャー・ハンター一味と出会う。神海島は、海底の古代遺跡・海底宮殿が発見され有名になった島である。また、300年前に2人の女海賊アン・ボニーとメアリ・リードが遺したという財宝伝説も語り継がれている。興味を持ったコナンたちは島の観光課が企画した宝探し、蘭と園子はダイビングとそれぞれバカンスを満喫する。

そんな中、トレジャー・ハンターの1人が、海底宮殿を探索中にサメの群れに襲われ死亡した。当初は不幸な事故と思われたが、ダイビングスーツに残っていた痕跡から、コナンはこの事件が殺人だと推理する。さらに、東京からはるばるやってきた目暮警部の話から、トレジャー・ハンター達が昨日都内で起きた強盗事件の犯人とつながっていることが明らかになる。

その日の夜、島の観光館にトレジャー・ハンター達が泥棒に入り、逃走中に何者かからライフルで狙撃されるという事件が起こった。さらに翌日、蘭と園子がトレジャー・ハンターたちに連れ去られてしまう。蘭たちを助けるために1人、海底神殿に向かうコナン。果たしてコナンは、事件を解決して、蘭たちをトレジャー・ハンターの魔の手から救うことができるのか!?トレジャー・ハンターの正体、彼らを狙う犯人とその目的、2人の女海賊が残した財宝の謎。複雑に絡み合う謎に、コナンが挑む!
{/netabare}

宝探しという面があまり魅力的でなく、犯人は中盤で気付く程痕跡を残していて、推理要素は皆無と言っても過言ではない。
終盤の無理な設定にも納得がいかず、テーマの「蘭と園子の友情」も陳腐なものになってしまった。

全体的に中途半端でインパクトに乏しく、名探偵コナンという作品である意味が皆無である。トレジャーハンターが自分で謎が解けないからと観光客に解かせようとするという設定自体に無茶があり、犯人も馬鹿すぎて突っ込み所が満載。
推理要素も少なく、コナンもあまり活躍しないし、脚本をもう少ししっかり書いて欲しかった。
冒頭のルパン三世へのオマージュもよく分からなかった。
但し、EDは最高。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タイトルなし

小五郎に連れられ、太平洋に浮かぶ“神海島(こうみじま)”へバカンスに訪れたコナンたち一行。その島には古くから、海に沈む古代遺跡“海底宮殿”と、300年前に実在した女海賊“アン・ボニー”と“メアリ・リード”の遺した財宝伝説が語り継がれていた。蘭と園子は海底宮殿近くの海中でスキューバダイビングを楽しむが、そこで2人は、宝を狙うトレジャーハンターチームと遭遇する。突然、ハンターの一人が、サメの群れに襲われ、死亡。コナンはハンターの死に不審な点を見つける。捜査を進める上で浮かび上がる、謎の言葉“ジョリー・ロジャー”。海底宮殿に隠された秘密とは?300年の時を超えた暗号を、コナンが解き明かす!!というあらすじ。

今回はトレジャーハンター。謎解き。
どうやら神津島が舞台のようだ。

冒頭のルパン?は笑う。ド派手なカーチェイス。
{netabare}正面衝突を避けたほうが負けるチキンレース?の末に不二子ちゃんもルパンも覆面というオチ。{/netabare}

今回は蘭と園子が背中を預けての戦闘シーンが。トレジャーハンター悪いけど、{netabare}ライフル狙撃マンは観光案内の岩永さんだったと。のんびりしていると見せかけて悪いやつとも思うが、意外とそうでもないか。結局、財宝はなくて船だけ。海賊同士の再会の誓いみたいなものと。{/netabare}

どちらかというと冒険譚みたいな感じ。


主題歌は愛内里菜&三枝夕夏で七つの海を渡る風のように
海だし、海賊絡みだし、ぴったりだね。

EDの映像はバハマかい!!確かに日本ぽくはないけど。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

ノットトレジャーハンター

シリーズ11作目。

今回はみんなでバカンスへ。そこで昔の海賊が残した財宝を狙うトレジャーハンター絡みの事件に巻き込まれていくという展開。
{netabare}
脚本がいまいち締まってなくて、全体的に退屈。これまで観たシリーズ中最も地味な作品だった。

現代日本において、トレジャーハンターってまじめに言われても、そんなもんいるわけないだろう、と違和感ばかりが先行してしまって、作品全体がチープなものに見えてしまった。むしろそこまで非現実な題材を取り扱うのなら、「ベイカー街の亡霊」みたいにファンタジー側に振り切っちゃっても良かったと思う。なんだか中途半端だった。

意図的にサメに襲わせるってのも殺人の手口としては不確定要素多すぎるし、サメを操ってもそれは罪になるのかなと疑問に思った。それに、今回は被害者も救えない悪党だったので、なんか別に殺されても仕方ないかと思ってしまうので、殺人事件自体もパンチが弱い。

園子がサメの囮にされるあたりがスリリングだったくらいで、後はほとんど盛り上がる場面がなかったのは残念。

ラストの息が続かなくなるという演出は「14番目の標的」で既にやられているし、しかもあの時は直接チューだったのが今回は間接チューということで画的にもスケールダウンしてた。

こんな仕事をしていては視聴者を楽しませることはできないでしょう。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

65.2 6 海賊で冒険なアニメランキング6位
ドラえもん のび太の南海大冒険(アニメ映画)

1998年3月7日
★★★★☆ 3.5 (68)
438人が棚に入れました
夏休みの宿題に、しずかちゃんたちと海の研究をすることになったのび太。しかし、彼は「宝島」の本に夢中になるばかりで、ちっとも研究は進まない。それどころか、ドラえもんに本物の宝島に冒険がしたいと言い出したのである。いつもののび太のわがままに、仕方なく宝探しのセットを出してやるドラえもん。ふたりは、しずかちゃんたちを誘ってミニ帆船に乗り込むと、宝島へと出発するのであった。

HG anime さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

カリブの海賊

バイオテクノロジーを駆使してつくられた合成生物が登場する。わたしは小学生のころにこの作品を見たが、そんな生き物たちを観ているだけでわくわくした。是非、子供に夏に観てほしい。海に行きたくなる作品である。
2013/04/13

追記:2015/11/02
久しぶりに観ました。この作品を観るのはたぶん中学2年の時以来です。
ベティという登場人物をすっかり忘れていた。思えば私は小学生の頃ベティが大好きだったんだ。なんで忘れていたんだろう・・・
ジャイアンの歌声をうっとりと聞くベティ。ピアスをしててサバサバしているけど優しいベティ。男勝りの身体能力や物言いなのに女の子の魅力があって笑顔がキラキラしてるベティ。特に終盤のおしり印のきび団子を食べたキマイラが逃げ出すシーンのベティのあの笑顔・・・ ハッとするような美人ですね。
ジャイアンの数少ないラブストーリーなのかねこれ。(ベティちゃんに手を出したら許さんわあのゴリラ)
エンディングの吉川ひなのさんの『ホットミルク』は小学生の頃の私はてっきりベティが歌ってるものとばかり思っていた。
改めて見るとやっぱり名作ですね。
変更点:声優★3.5→4.0 音楽★3.5→4.0 キャラ★4.0→4.5

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

可もなく不可もない冒険もの

シリーズ19作目。
{netabare}
本作はのび太の思いつきとたぐいまれなる勘によって、宝島を目指して冒険をしていくところからスタート。

いつも以上に冒険感が演出されていて、さらに今回もドラえもんの道具が制限された回でもあり、島に住む見たこともない危険な生物など、観た子供たちはワクワクすること請け合いであったろうと思う。

結構敵が悪党で、改造生物を作っては売ることを目的にしていたが、よくよく考えると「日本誕生」のときにペガサスとかドラゴンとかをのび太も作ってたけど、あれはいいのかと疑問に思った。

結構ゲストキャラが魅力的でベティとジャイアンの関係も良かったし、るフィンは万能でかわいかった。

非常にシンプルな冒険もので、普通と言えば普通なんだけど、悪いところもそんなに目立たない作品。

吉川ひなののエンディングがかなり斬新だった。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

のび太達が宝島で大冒険!

ドラえもん映画の南海大冒険です。
今回はのび太が宝島に行って冒険したいと言い出して、ひみつ道具を使って宝島を探し出し、ひみつ道具を使いながら宝島を探しに出かけますが、途中で怪しい怪物たちと遭遇して・・・ということで始まります。
今回はのび太、ジャイアン、海賊の活躍が良かったです。
ゲストキャラのジャック、ベティ、キャプテンキッドがかっこよかったです。
海賊、宝島テーマの回は好きですね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
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