正義で魔法少女なTVアニメ動画ランキング 2

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71.0 1 正義で魔法少女なアニメランキング1位
美少女戦士セーラームーン(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (266)
1569人が棚に入れました
『美少女戦士セーラームーン』は、1992年の放送開始後、爆発的な人気を誇り社会現象にまでなった、武内直子原作によるファンタジーアクションアニメの第1シリーズ。【ストーリー】東京の麻布十番街(作中では東京の十番町、中学名は十番中学校)を舞台に、平凡だった中学2年生(初期シリーズ)の月野うさぎが黒猫ルナと出会い、セーラームーンに変身し、仲間たちと共に街を襲う悪者(妖魔、ダイモーンなど多数)を倒して行く。

声優・キャラクター
三石琴乃、久川綾、富沢美智恵、篠原恵美、深見梨加、潘恵子、高戸靖広、古谷徹、小野坂昌也、柿沼紫乃、真地勇志、高木早苗、川島千代子

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Cawaii!

以前TVかネットでイタリアの女子達がセラムンのコスが流行っているのを思い出したのでレビュー。

セーラームーンって魔法少女バトルを確立させたと同時に必殺技や、太陽系を属性にし明確なキャラ分けと、意図的なヒロインの複数化した雛形アニメなのでしょうか。

本作は従来男子の土俵だったバトルと、女子の憧れだった魔法美少女を上手く融合させてヒットしたんですかね。ただ、引っかかるのは女子の気持ちは分かりかねますが、戦う女子に憧れを見出す姿とかって男子の妄想でもあったりして、男子も隠れながら観ていた気がします。

もう死語なのかも知れませんがCawaiiは独自の言語として、外国では扱われているし、外国からするとかわいいは女性に対して失礼な言葉を持つ側面もあって、男性に対してかわいいと日本で言う意味と同じような意味合いで解釈される側面も持つ。

セーラームーンの世界の敵は、見るからに大人の女性でしかも半裸wそこにまだ未熟な美少女達が戦う構図がCawaiiを再現している。敵は蛇などの隠喩的エロ要素を持ち、逆にセラムン戦士達の未熟なかわいさを映しているように感じる。またタキシード仮面がピンチで登場するのも一つのかわいさの表れである気もする。やはり男に守ってもらうという構図は、彼女達がいかに強かろうと、その時は脆弱な乙女に戻る。

この脆弱さこそが、儚げでロマンティックで、懐かしくもすぐ手に届くようで届かない。凡庸だからこその親密性と、脆弱だからこその神秘性がCawaiiと勝手に感じております。ただ、そう考えるとかわいいと言われて嫌な気持ちも分からなくはないと思ったりもします。

日本ならではの感覚の言葉で無常を「もののあはれ」と表現したり、「いき」とか「わびさび」とか「うまみ」何て言う抽象的な言葉の一つとして「かわいい」が定着してきたのかもしれません。何でも枕草子が「かわゆし」と表現した言葉が源流のようですし。

ちなみに自分は何故かセーラーウラヌスが好きだったんですよね。ボーイッシュなのに乙女なところがギャップっていうんですかねwよく分からんレビューになってしまいましたが日本に生まれてヒャッハーーー最高だぜprpr

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今みたらまぁきたない画なんすけど・・

当時は演出がかっこよくってみんなハマってましたね。
Rまではおもしろかったかな・・原作も読んでた。
男子は結局誰派かの派閥闘争なわけで。物語では感動もしないし泣きもしない。女子はなぜないてるんだと。。。ただかっこいいと思うだけ。
当時小学生だったわたくし、初代からの生粋の亜美ちゃん派だった。今思うとバカじゃないかと・・マイノリティでしたね。
ガキってだいたいは、うさぎ、レイ後半で美奈子なんだけど。
もちろん大友では亜美ちゃんがぶっちぎりでしたが最初はそうでもなかったすよね。そもそも打ち切りの危険があった作品ですし。そういえば大友て久川さんが名付け親でしたね。いろんな意味で偉大な作品

たまに聞かれたりするが、リメイクしたら儲からない?てかオトナ向けのグッズなくない? 
それは・・・『子供はどうしたらできるの』ってくらい答えづらい質問だよ。。。。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

はんぺん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

懐かしい・・・

結構最近、懐かしくなって見直しました(笑)

今はプリキュアとかが人気ですけど、やっぱり楽しかったです。面白いっていうより楽しいです!

セーラー戦士ってすごい発育良いけど実は中学生だったんですもんね。そこからびっくり(笑)
プリキュアの絵柄も、もう少し大人っぽかったらはまれそうな気がするんだけどなあ…。

セーラームーンは悪役がかっこいい人ばっかりです。特にネフライトが大好きです。あとは緑川光さんとかもイケメンの悪役で出てきます(笑)

同じような話の繰り返しもありますが、基本的にどの回も楽しいし、話の終盤は純粋に感動できるので昔見た人とかは見直してみるのも楽しいかもしれないです!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

65.1 2 正義で魔法少女なアニメランキング2位
ふたりはプリキュア(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (171)
1000人が棚に入れました
勉強嫌いで無鉄砲だけどスポーツ万能、人一倍正義感が強くクラスでも人気者の美墨なぎさ、成績優秀でお嬢様育ちのおっとりとした性格の雪城ほのか、ふたりは同じベローネ学院女子中等部の2年生。2人は邪悪なドツクゾーンが光の園を襲撃し、地球に逃れてきたという不思議な生き物メップルとミップルに出会う。そして、メップルとミップルによってなぎさとほのかは変身する能力を与えられ、力を合わせてドツクゾーンから送り込まれてくる邪悪な敵と戦うことに…!?

声優・キャラクター
本名陽子、ゆかな、関智一、矢島晶子

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ありえな~い

おっさんがプリキュアを評価するのも
いささか気が引けるのだが、
ここはあえてレビューなるものを書こうと思う。

女児向けとして作成された本作。
この後、永きに渡り放送されることとなる
まさにヒット作プリキュアの初代。

魔法少女物に位置づけられるが、
魔法らしきものはあまり出てこない。
基本肉弾戦でキメは光線を打つw

おっさん世代にはセーラームーンと
言ったら伝わるのではないだろうか。

そんな戦いを美少女2人が繰り広げる。
2人は性格も得意分野も全く異なるりまるで正反対。
当時としては主人公が黒と白という変わった設定。
そんな彼女達が悪の勢力ドツクゾーンと戦い活躍するのである。

女児向けということもあり基本1話完結で進んでいく。
49話と長いようだが、結構展開は速い。
内容的には2部構成みたいな感じでできている。
比較的見やすく飽きにくく出来ていると思う。

戦闘シーンも血なんてものは一切無く、
さらに直接的に顔を殴るなんて描写もない。
至れり尽くせりの安心設計。

友情、恋愛要素もあり、
友情は2人とも初対面からはじまり、
徐々に仲良くなっていくのだが
意外とすんなり仲良くならなかったり
時には喧嘩したりとなかなか良く表現しているのではと思う。

恋愛はなぎさ(黒)中心。
憧れの先輩が、といった感じだ。
いつも元気ななぎさが先輩の前だと、
というベタな感じだが、なかなか微笑ましい。

OP曲は五條真由美さんが歌う
「DANZEN! ふたりはプリキュア」
歌だけは知ってるって人もいるのでは?
なかなか乗りがよく、耳に残る。

全体的にはやはり女児向け。
随所に女の子受けしそうな設定が盛りだくさん。
その分、お子様がいる所には安心してお勧めできる。

でも、個人的には結構楽しめた。
基本友情ものは好物なので、その辺りは良かった。
現状のスイートプリキュアまで含めても
初代が1番好きかなと思う。

とまあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと

おっさんがプリキュアなんて
「ありえな~い」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

断然な鉄板

ふたりはプリキュア。本作はのちに続くシリーズにとって、逆に二人という点でまず異色になる作品である気がします。ただ私もこのシリーズに関しては、色々思うことがあっても、書くのが恐れ多いというのが事実であり、世間的にもそのような位置にあるような気がします。

セーラームーン等のちょい後位に放送開始され、何かとこのようなジャンルは差別化を図ろうとするのが鉄板であると感じます。話自体の起伏というよりも、設定そのもので、どれくらい視聴者のハートを掴むか、てな感じでしょうか。

そもそも長編なので、その新しさ(鉄板)が勝敗の分かれ目。本作の特筆すべきところは、男児アニメに勝るとも劣らない肉弾戦と、少女二人による友情(百合?)や、一瞬で覚えられるくらいのキャッチーな歌、そして白黒二色のキャラの良さ。あと感じるのは若干年齢設定上げてる感。大きなお友達向け仕様にもなっているのかな

そんなわけでございますが、私が本作の好きな点はやっぱり鉄板です。女児アニメでここまでするかっていう戦いや、子供向けでここまで追い込むかって位キャラを悩ませるし、そんなあとの爽快な勝利が音と共に単純にパワフル。

そんな単純(パワフル)さにおける鉄板の痛快さは何か普遍的な気がします。
例えばキムタクのドラマは設定こそ違うものの、大体キムタクっぽさを感じます。そのぽさは大したことはないのですが、HEROで言えば真面目検事の中で一見不真面目に見えるキムタクが異彩を放っていく風で構成されている。

ですがその不真面目風の中で大したことは実はやっていないような気がする。子供でも理解出来るような、悪い事をしたら謝りましょうとか、嘘をつくのは良くないみたいな、誰もが分かってるつもりで、忘れてる普遍的共通点を少しキムタク風にしてあるだけ。異彩に魅せて実際は普遍みたいな、ギャップが良さではないのかなと思っております。

ふたりはプリキュアにおいても上記したような、差別化を図った設定・ビジュアルと共に、普遍的な正義・友情であったりをパワフルに、ある意味ではあざとい位に魅せてくる。無印においては結構好き嫌いが激しいので、まぁキムタクのように好きな人は好き、嫌いな人は嫌いとハッキリする作風ではありますが、世の中に嫌気がさした時など見てみると気持ちいいかもしれません。だってやってらんないじゃんw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

やり過ぎなカタルシス

シリーズ第1作
通称:初代、無印

老若男女問わない人気で、
現在も続くプリキュアシリーズ長寿の秘密は、シリーズごとにキャラクターや世界観がリセットされることにある
そのことによってマンネリ化やファン層の固着化を避け、それぞれのシリーズに違った良さが生まれる
こういった部分を見ると「セーラームーン」や「おじゃ魔女どれみ」などよりも「仮面ライダー」や「ガンダム」シリーズに近いものがあると思う

この初代の最大の特徴にして、
後々のシリーズにも受け継がれる点として、
女児向けアニメとしては正直やり過ぎな感のある徹底された『カタルシスの追求』にあると思う

絶対無敵のヒロイン、プリキュアは『悪』に対してとことん容赦がない
彼女達は魔法や超能力よりもプロレスやボクシングばりの肉弾戦でぶつかり合う
そんなプリキュアに向かう敵キャラクター達は、
まさに捨て身で勝負を挑んでくるのだ

このあまりに体育会系なノリは今作のシリーズディレクターを務めた西尾大介氏が、
あのドラゴンボールやエアマスターを手がけた方だと聞けば納得していただけるだろう

しかしこれらがスポーツマンシップのある爽やかな世界の話ではなく、
世界の命運を掛けた生死を分かつ戦いとして描かれるのだから、
子供向けとしては少々やり過ぎな感がある
ティーン世代以上にもプリキュアファンが多いのはこういったことも背景にあるのだろう

しかしここまで『勧善懲悪主義』に徹した子供向け作品は、
ゼロ年代以降ではアニメ、特撮ドラマ問わず珍しいのではないか?

そういった意味では往年の昭和特撮ヒーロー

特に、一見して噛み合わなそうな二人組が変身という点で「ウルトラマンA」や「超人バロム1」を連想させる







あとなぎさがテライケメンwww

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
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