東映アニメーションでラブコメなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの東映アニメーションでラブコメな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月04日の時点で一番の東映アニメーションでラブコメなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.7 1 東映アニメーションでラブコメなアニメランキング1位
Yes!プリキュア5(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (98)
548人が棚に入れました
夢原のぞみは、サンクルミエール学園に通う中学2年生。ある日、図書館でドリームコレットを見つけたのぞみは、パルミエ王国の住人・ココと出会う。
悪の集団ナイトメアを倒し王国を甦らせるため、ココはどんな願いも1つだけ叶える力を持つドリームコレットを探していた。ただし、願いを叶える為には、ピンキーという妖精を55匹探すのが条件であった。
のぞみ達は仲間4人を加え、ドリームコレットを狙うナイトメアと戦うことになる。

声優・キャラクター
三瓶由布子、竹内順子、前田愛、永野愛、伊瀬茉莉也、草尾毅、入野自由、仙台エリ

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あざとイエローの生態調査

あざとイエローとは、ネットスラングの一種である「あざとい」が、黄色をパーソナルカラーとするキャラクターにかかっている様子をあらわす。

三行で概要
やべぇ黄色い子かわいい!!よし結婚しよう!!(`・ω・´)
→でもあの可愛さは制作者の意図…制作者あざとい(´・ω・`)
→あざといなさすが黄色あざとい

詳しい概要
『あざとい』が今の意味を持つに至った経緯のひとつとして、Yes!プリキュア5の主人公の一人である春日野うららの扱いがよく挙げられる。

この作品以前は基本的に二人組であったプリキュアが今作から5人に増加、それに伴い各人がパーソナルカラーを持つこととなる。その際に黄色いプリキュアである春日野うらら=キュアレモネードは、5人の主人公の中で特に女の子の「かわいらしさ、可愛げ」の表現を担当する役回りとしてキャラクター造型がなされることとなった。

以降のプリキュア作品でも、『黄色=かわいさ担当』の図式はある種のお約束として継承されるようになる。
それに伴い、「スタッフの仕掛けてきた『黄色キャラの可愛さ』にやられた」ことに対する視聴者側の自覚は蓄積・増加していくこととなり、それを「あざとい」と表現する風潮も、少しずつではあるが確実に浸透していくようになった。

そうした風潮がだんだん年月をかけて煮詰まり、現在ではプリキュアシリーズ以外の他作品でも『黄色はかわいい』という直接的なイコールで結ぶことが制作スタッフ・視聴者の間である種の共通認識となっているのではないかと思えるほど、可愛い黄色キャラが増加しつつある。

また、Yes!プリキュア5放送以前に誕生している様々な作品の可愛らしい黄色いキャラクターが、この認識の浸透をきっかけに再発掘・再認識される事例もまれに発生するようになった。
こうした流れから、あざとイエローという言葉は生まれたのである。
http://dic.nicovideo.jp/a/あざとイエロー

■視覚効果とイメージ
二宮和也、ローラ、玉井詩織、錦戸亮、香取慎吾、鈴木奈々、明石家さんま、ビートたけし、ダンディ坂野、上地雄輔、玉森裕太

この芸能人はイメージカラーアンケートで黄色(イエロー)の票が集まった人達です。この中のジャニーズのメンバーは担当カラーで票が入ってるようですが、その他のメンバーを見てみると元気さと面白さ、性格が明るい人が多い。そして女性に注目すると、ベッキーとローラなどハーフの人がいる。瞳の色だったり、底抜けな明るさだったり、そんな黄色っぽさ、ブロンドに対する憧れwみたいなものを感じる。

■黄色の性質
膨張色、進出色、温暖色、興奮色、軽量色のイメージ効果を持っています。

「黄色は有彩色の中で一番明るい色です。」光や太陽のイメージが浮かびます。見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれるのでコミュニケーションを円滑にしてくれます。知性を刺激し行動を活性化してくれます。昼夜問わず認識しやすいので注意の色として使われます。

黄の性格・キャラクター黄のイメージからなる性格は次のようなものがあります。黄が好きな人の性格もこのような傾向があります。

明るい、フレンドリー、マイペース、ユーモアがある、好奇心旺盛、知識欲が強い、無邪気、お調子者、周りの状況を考えない、毒舌家、知ったかぶり、無神経、悪ふざけする、イメージリーダー、自己中心的、浪費が多い、子供っぽい、頭の回転が速い、おしゃべり、寂しがり屋、批評家、冒険好き
http://iro-color.com/episode/about-color/yellow.html

何というかフレンドリーで天邪鬼な感じですかねw
色の効果としても一番目立つ色でありながら、軽量色でもあって重たく感じない。大体目立つと重いというか嫌味が残ったりなんらかの形で軽くは感じないと思われますが、イエローは軽さを伴った色みたいです。

例えば笑点の喜久蔵さんは多分一番突飛で目立つはずが軽量さも併せ持ってる感じですかね。あざとく見えても許せちゃう、そんな雰囲気があざとイエローなのかもしれませぬw本作の事に触れてないので一言、シリーズ初の5人組でっす。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 25

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

夢に恋愛に女の子の夢が詰まったプリキュアシリーズの大きな分岐点

よくプリキュアシリーズの大きな転換点と呼ばれる作品です。

私が人生で初めて見たプリキュアはこれでした。そしてシリーズで一番好きな作品です。
初代とかはもっと後になってから視聴したので、私にとってはYesが一番思い入れが強くて思い出補正が大きいと思うけど、やっぱり好きですね。

私はこれが初なので、2人の時は寂しく感じるけど初代から見てる人には5人もいるほうが異色みたいですね。

メインキャラクターが5人と多いので賑やかで楽しい雰囲気と、今のプリキュアには少ない甘酸っぱい恋愛が魅力です!
また、このYesは現在のようなプリキュアシリーズになる転換期の作品で、前2作品と比べて現在のプリキュアのベースになっている部分が大きいかも。

プリキュアは男性ファンも多く、男性ファンには恋愛要素が不評だったみたいで、Yesを最後にどんどん恋愛要素なくなっていくんですよね。

それはもはや、「女児(じょじ)向けアニメ」じゃなくて、「おじ向けアニメ」なのでは?って思うけど
商業的には男性ファンも無視できないし、仕方ないんですかねー。
ただ、どうせ小さい子に恋愛なんてわからないので、低年齢向けならラブコメなしでも良いのかも。

私もそこまで詳しいわけじゃないんですが、シリーズでラブコメが楽しめるのはYes!が一番だと思います。

また、このアニメと同時期に放送していた「しゅごキャラ」も同じ女児向けアニメですが、しゅごキャラは敵にも事情があって、主人公が絶対的な正義ってわけじゃないところがあるんですが、こちらは敵は成敗されるべき悪っていう描かれ方していて、あまり敵を説得しようとしないのが特徴なんですよ。
悪は許さないみたいな説教臭いところがちょっとありますね。

2つの女児向けアニメで「敵」の動かし方が違ったのが印象に残っていて、
大人が見たら大差ないかもですが、しゅごキャラのほうが大人っぽいって当時は思っていました。

小さい子ども視点だと、敵があんまり悪すぎるとちょっと怖いんですよね。
Yes!プリキュア5は特に怖いシーンが多くて結構トラウマだった記憶があります。
それで私は時々怖いプリキュアよりも怖くないしゅごキャラのほうが好きになったわけで、プリキュアシリーズもそれを感じとったのか、どんどん敵が「絶対悪」から遠ざかっていくんですよ。
子どもを怖がらせないように配慮しているような感じになってきて、子ども向けアニメは時代とともに変わっていくみたいですね。

【作画】
作画の出来は不安定で、時々酷い作画があります。

【キャラクター】
みんなキャラクターが立っているので薄いキャラクター、いらないキャラクターがいない。
一番好きなキャラクターはのぞみで、やっぱり主人公なので感情移入しやすくて、ふだんドジなことも多いけど決めるときにはちゃんと決めるリーダーで大好きなキャラクターでした。
当時はそんなに好きじゃなかったけど、今ならかれんが好きになると思います。

5人がそれぞれ夢を持っていて、夢に向かって頑張ることで成長していくシナリオはわかりやすくて好きですね。

【シナリオ】
最近のプリキュアは敵を改心させることが多いけど、この作品はそういうのあまりなくてだいたいはちゃんと成敗されます。
ちょっと例外もありますが、ネタバレになるので伏せます。

小さい子どもならプリキュアが活躍すればそれで満足だと思うんですが、大人になって冷静に振り返ってみると、深みのないシナリオで間延びしているように思いますね。

賑やかだけど怖いシーンが多くて、のぞみたちは幸せになっていくけど、敵はただ消滅していくだけで救いがないので、小さい子がはじめて見るプリキュアとしてはあまりお勧めできるほうではないかも。

それでも小さいころに見た思い出の補正は大きく、好きなアニメの一つとして今も心に残っています。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

東映アニメーション制作のTVアニメ作品。『プリキュアシリーズ』第4作にして3代目のプリキュアである。

当初、2007年は前作『ふたりはプリキュア Splash Star』をもう1年継続する予定だったが、ビジネス的な都合で急遽新しい作品を制作することが決まり、本作品が制作されることとなった。
シリーズのコンセプトだった「ふたり」がタイトルから外れ、プリキュアが5人になった。それまでも追加キャラクターを加えた多人数での戦闘はあったが、プリキュアが5人になったことで従来シリーズと一線を画す大きな変更となる。スタッフ達は前作までの思い入れからその変更に対する抵抗感があったという。従来のシリーズに共通する「変身や必殺技を二人一緒に行う」という設定も変更された。各自が単独で変身し、その属性に基づいた攻撃や防御の技を使う。シリーズディレクターは前作と同様に小村敏明が務める。
ヨーロッパ風の町並みや学園のある町並が舞台になっているが、ただし、こまちの家や神社、デパートなど日本の風景で描かれている場所もある。なお町名は一貫して語られなかったが、これはシリーズでは唯一。マスコットキャラクターは、従来のアイテムに変身するオスとメスのペアから人間の青年に変身するオス2匹のコンビに変更された。この編成は、プリキュアにきちんと的確なアドバイスが出来るキャラクターにしたいという意図からである。また、「イケメンを出したい」というストレートな意見もあったことも理由の一つとしてあげられている。
『5』の第40話では主題歌を歌う工藤真由と宮本佳那子が、『GoGo!』の第17話では芸人のたむらけんじが本編へのゲスト出演を果たした。なお工藤と宮本は『5』の劇場版でも、ピンキー役で出演している。
作中時間が1年経過した際、『Max Heart』ではキャラクターの学年も進められていたが、『GoGo!』においてはキャラクターの学年は「サザエさん時空」で変化しない。これは続編の案として「こまちとかれんを卒業させ、新しいメンバーにする」という案に対して、鷲尾が「やはりこのメンバーでなくてはいけない」と反発したためで、鷲尾の意図を推した末の措置である。
2014年時点で、本作品以降2部作完結のシリーズは制作されていない。
本シリーズの『GoGo!』第6話「ドーナツ国王目覚める!」(2008年3月9日放送)でプリキュアシリーズ通算200回の放送を迎えた。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

69.3 2 東映アニメーションでラブコメなアニメランキング2位
ラブコン(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (432)
2517人が棚に入れました
舞台は大阪の高校、舞戸学園。
主人公の小泉リサ(身長172cm)と大谷敦士(身長156.2cm)は、入学当初からの犬猿の仲。その身長差が傍目に愉快なことと口げんかがまるで漫才のようであることから、不本意ながらも学園のオール阪神・巨人として有名だった。
会えばけんかばかりだったリサと大谷だが、これ以上ないほど性格や音楽の趣味が合うことが判明し、またお互いが身長という同じコンプレックスを抱いていることにも気づく。それと同時にリサは、大谷が持つさりげない優しさや男らしさにも気づき、だんだん惹かれていくことになる。
自分にとって最高の相手である大谷、ただ一点、身長を除いては…。

声優・キャラクター
岡村明美、永田彬、東さおり、徳山靖彦、こじまかずこ、津田健次郎、小野坂昌也、瀧本富士子、諏訪部順一、松岡由貴、荒木香恵
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作は、少女漫画で一番好き♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
かなりコメディ色の強い、ラブコメ。

全編にわたる関西弁のやり取りが面白く、漫才を見ているような気になる。

古いけど、かなりオススメできる作品です(特に原作)。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容的には、ド直球のラブコメ。身長の大きな女子(小泉さん)と、身長の小さな男子(大谷君)のお話。最初はそれぞれに好きな人がいて、友達(相方)として、互いに想い人とうまくいけるよう協力していくが、その中で次第に惹かれ合っていく。という流れは、ラブコメの殿堂「とらドラ」に似ている(ラブコンの方が先)。というか、王道であり定番の流れなのでしょうね。

王道ラブコメの成否は、キャラの魅力と、ラブ&コメの質の高さによります(ストーリーは規定路線ですので)。その意味では、十分に合格点です。

なにより「コメ」の部分が素晴らしい。オール関西弁で描かれていることもあり、質のよい夫婦漫才を観ている気分。「なんでやねん!」って、視聴者としても突っ込みたくなる。てか、作者はノリツッコミ好きですね(笑)

ラブ、の部分では、小泉さんが可愛かった。身長高くても、モデル系の美人ではなく、デカイ上に乙女ゲー好きでおバカな、色々残念な彼女だが、何気に一途で、純粋で、不器用で、がんばり屋なところが良い。特に、大谷を好きと気付いた後のがんばりは、見てて応援したくなった。女子力高めの友人のちょい間違っているアドバイスに耳を傾けつつも、「どうせウチみたいなデカイ女が、こんなんやってもアカンやん。てか、おもろいやん。」と、自分を客観視して自虐に走りつつ、(あまりに的を射ているので)それを友達も上手くフォローできず、だんだんダークサイドに落ちていき、一周回って吹っ切れる感じが、個人的にはツボでした(笑)

そういう意味では、大谷君にはちょっと不満が残りました。まあ、悪い奴ではないんだけど、小泉さんに対して鈍すぎだし、ヒドイ態度とりまくりで、正直、イラッとしました。これは、リアルでもそうなんですが、男で、自分の「可愛さ」を自覚して利用してる奴は、自分の「格好よさ」を自覚して利用してる奴より、だいぶ嫌いです。まあ、大谷君の場合、本当は格好良くありたいと思ってて、可愛さを利用しつつも苦悩してる描写があったんで、そこは良かったかな。いずれにしても、少女漫画原作って、ヒロインは好きになれても、メインの男が好きになれないことが多いです。まあ、私が男だからでしょうね。

色々ありますが、面白いことは間違いないです。原作漫画は、少女漫画の中では一番好きですし。ラブコメのコメ寄りが好きな方なら、間違いはないでしょうね。サブキャラも、(みんな何かしかで残念ですがw)かなり良いキャラそろってますよ♪

どうでも良いのですが、作者の中原さんは関ジャニ∞が好きで、大谷君の元ネタは渋谷すばるさんだというのは、ファンの中では結構言われているみたいですね。

でも、私は昔、大谷君=T.M.Revolutionの西川さんを思い描いてましたw 親友の中尾君は、よゐこの有野さんで、ライバルの遥はウエンツ瑛士さん。台無しですね(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21
ネタバレ

暇つぶし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

息ピッタリな凸凹カップル万歳

身長が高い事がコンプレックスな小泉さん。
身長が低い事がコンプレックスな大谷くん。
周りからは、オール阪神巨人と揶揄される程息の合った名コンビ。
異性として意識していなかった大谷くん。
ひょんなことから好きになってしまう小泉さんの奮闘記。
友達から特別な人への変異。何となく気になって、何となく好きになって。自分の生活が彼を中心に回り出す。

内容の方はいたって普通。というより、わりとイラッ☆(ゝω・)vっとするほど大谷くんが鈍感。
アホだけど、真っ直ぐで爽やかな彼は大変魅力的。アホだけど。
でも、何でやねん!ってツッコミたくなるレベルで恋愛に関して鈍い。
小泉さんが頑張っているのに、それをことごとくスルーしていく大谷くんに怒りすらわくレベル。
ただ、ずっと相方のように感じていたから、全くの想定外だったのだろうとは予想は出来ます。
これが敏感だったら話がすぐ終わっちゃいますしね。

結構ぐだぐだな展開ですが、会話のテンポは最高。
関西特有のボケ・ツッコミが終始光ってます。
完全にシリアス入りまーす的な展開でも、ボケが入ってくるのでそこまでモヤモヤした気持ちになりません。
それに、小泉さんの前向きな姿勢が大変気持ち良い。
普通なら諦めちゃうところなのに、頑張ろうとする姿にグッときます。
好きな男の子に、{netabare}「お前とチューするところを想像するのは面白いから無理。」 {/netabare}とか言われたらショック過ぎると思います。
でも、諦めず、ポジティブシンキン!で一途に想う彼女を見ていると応援したくなりました。
会話とか完全に大阪のおばちゃん。飴ちゃん食べる?とか普通に言いそう。
身長が高い女の子ってカッコ良いってイメージあるけど、小泉さんはすごく可愛いなって思いました。

また、あんまり男の子の嫉妬って苦手なんだけど、これは一味違いました。
散々振り回してた大谷くんの可愛い嫉妬にニヤニヤが止まりません。
{netabare}
イケメン教師の煽り方。それに反応する大谷くん。
そうこれが、これこそが、最高に『ハイ!』ってやつだアアアアア!
今までの小泉さんの頑張りを見せられている分、気分爽快。
そして、花火のあのシーン。∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩
{/netabare}
小泉さんが本当に可愛いと思える作品で大変満足。
周りのキャラもいい味出しているし、笑える明るいラブコメだなと感じました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

関西弁恐るべし

小泉リサは身長170cmの長身の女子高校生
彼女は事あるごとにクラスメイトで身長156cmしかない男子
大谷敦士と喧嘩を繰り広げており
身長差16cmの息の合った口論っぷりに
クラスの中でオール阪神巨人と呼ばれていた。
喧嘩友達から最高のパートナーへ
大阪の高校を舞台にした関西弁ラブコメディ

2007年制作の画角4:3のSD画質作品

ラブコメで男側の鈍感気質ってあまり好きじゃないのですが
本作の大谷君は確かに鈍感な面はありますが
それがストレスに感じる事はありませんでした。
なぜならば鈍感気質の質が違うからです。

大谷君と小泉を見ていて思ったのが
男女間に「友情」は存在するということ
いわゆる友達以上、つまり「親友」というやつですね
これって確かに他者から見れば
「そんなに仲が良ければ付き合っちゃえばいいのに」と
言いたくなるような状態だけど
当事者たちにとっては全くもって
「思いもよらない」事だったりするんですよね
物語の中では女の子側が最初に恋心を抱くようになりますが
大谷君は一心に親友への友情を貫いていきます。
この二人の気持ちの差異が、付かず離れず果てしなく続き
ニヤニヤ、キュンキュン状態の継続へと繋がっていくわけです。

「今まで、たくあん だったものが、いきなりカニにはならへんやろ」
最もです。

普通のラブコメだと告白→成就で物語は終わりますが
本作に於いては、シリーズ中盤以降ターニングポイントを迎え
「その先」が描かれます。
真骨頂とも言えるこの展開はラブラブベタベタではない所がミソ
関西弁の良さが遺憾なく発揮されるのも
むしろこの後半からと言っても過言でないと思います。

とはいえ、関西弁恐るべし
もやもやした感じがないというか、ハッキリしてるというか
実に清々しい
こう思うのは私が関西圏でないからなのかも知れませんが
たった一人の新任教師以外全て関西弁で固められており
関西弁ラブコメ以前に、関西弁アニメな訳で
これだけ関西弁で固められた作品は他に
「じゃりん子チエ」くらいじゃないでしょうか

ラブコメ作品の中でも充分 傑作の部類に入る
もっと評価されるべき作品です。

蛇足
白石涼子さんが主役を演じていたら・・・いやいや
岡村明美さんも十分魅力的です。
(白石さんの関西弁キャラ発掘以前の作品だから仕方ないか)

蛇足でした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5

63.4 3 東映アニメーションでラブコメなアニメランキング3位
神様家族(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (326)
2228人が棚に入れました
一見ごく普通の少年だが、実は神様の跡取り息子である神山佐間太郎。立派な神様になる修行として人間界で暮らしているのだが、両親の「奇跡」の力のせいでワガママな性格に育ってしまった。しかし転校生の小森久美子と出会い、佐間太郎はある決心をする…。


声優・キャラクター
岸尾だいすけ、小清水亜美、江原正士、葛城七穂、冬馬由美、神田朱未、前田愛、三浦祥朗

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

荒ぶる鷹のポーズ

ヘ○ヘ
  |∧
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世に有名な"荒ぶる鷹のポーズ"は本作が元ネタです。
神様のドラ息子の佐間太郎が天使のテンコと同棲してて、途中悪魔と付き合いそうになるも、やっぱりテンコが一番!みたいなアニメです。
神様家族というだけあって、アットホームさを感じれる、「サザエさん」や「あたしンち」のようなアニメなんですよね。
パパさんが天の川で釣りをして、釣り上げた短冊の願いを叶えるってエピソード、想像力高くて好きです。

えー!これがMF文庫Jのラノベアニメってのが信じられない~~~。
原作は漫画かと思ってました。
「夜桜」で有名なヤスダスズヒトさんの初期の頃のイラストなんですが、結構再現度高いように思います。

佐間太郎に岸尾大輔さん、テンコ役に小清水亜美さんです。
若々しい岸尾さんの声は安定感ありますね、主人公声だと思います。
あとパパさん役の江原正士さんが良い演技してらっしゃる。

OP「Brand New Morning」は圧倒的名曲、カラオケでたまに歌う人が居て話が弾む奴ですね。
OPに隠れがちなED「図書館では教えてくれない、天使の秘密」が良い曲なんですよ!

実家のような安心感を覚えるアニメなんですよね。
ということでキャラクターも自分に馴染んでます、すごくいい。
家族アニメとしての見せ方が旨いからでしょうかね。


全13話、なんかアニマックスでやって、その後ちょっと経ってから地上波やってましたよね。
微妙に見づらかったアニメなのに私の周りだと結構見てる人多い不思議。
と思ったら例の"かんなぎ騒動"でBS11でのかんなぎの放送が取りやめになった時代わりに放送したが本作なんですよね。
だから見てる人多かったのかな。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

ninfami さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

温かい。

神山佐間太郎は神様の息子である。人間のことをよく知って立派な神様になるため、神様である父・治(パパさん)、女神の母・ビーナス(ママさん)、女神候補の姉・美佐と妹・メメ、お目付け役天使のテンコたちと、東京都の世田谷区にある築25年の一軒家で暮らしている。

過保護なパパさんの神の奇跡のおかげで、幼い頃から欲しいと心の中で願ったものはすぐ手に入る生活を送っている佐間太郎は、自己中心的で無気力な性格になり、家族から干渉される毎日に嫌気がさしている。そんな様子を心配するテンコとは、神様とお目付け役天使という関係からいつも言い合いになるが、一方でお互いがお互いを心の支えに感じている。

そんなある日、自分たちのクラスに美少女・小森久美子が転校してくる。今まで人間の女の子に興味のなかった佐間太郎は、彼女に一目惚れ。その様子にショックを受けたテンコは、自分が佐間太郎に恋していることに気づく。(Wikipediaより引用)


ラブコメのテンプレともいえる作品です。前半はどたばたなラブコメなのですが、後半はシリアスな話になります。緊張感に欠けるシーンもありましたが、全体的に良い話でした。佐間太郎がどっちつかずで少し腹立たしくも感じましたが、最後は格好良かったのでモウマンタイです。

それとこの物語は、ラブコメというよりは家族の絆を描いた感じがします。仲がいい家族って幸せなんだなぁ。

見て損はない作品です。テンコちゃん可愛いです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

神様と天使と悪魔と人間と

基本的に明るい感じのドタバタ系ラブコメ作品です
作画は微妙ですが、他はわりと良かったと思います


神様の息子である佐間太郎が主人公となります
神様(父)、女神(母)、女神候補(姉、妹)、
そして佐間太郎のお目付け役天使のテンコ、
この6人で東京都の一軒家に住んでいます
この家と、佐間太郎やテンコたちが通う学校が主な舞台です
初期設定が面白いなと感じました


基本的には佐間太郎とテンコを中心にラブコメやってます
ライバルも現れますし、楽しかったです

テンコが照れるのがかわいらしいです
キャラデザ的には…ですが、
不思議と凄く可愛く見えてきました
テンコちゃんマジ天使!実際そうなんですが

神様のパパさんと女神のママさんもハイテンションで賑やかです
こんな親だったらさぞかし疲れることでしょう
姉や妹も独特ですが、面白いです
まったくこの神様家族は。。
ドタバタとはこの人たちのせいです
でも、やるときはやる皆さんでした


元はといえばOPが良かったので観た作品
OPは映像ともに好きです
EDも良い感じでした
中毒とまではいかないまでも、頭には残る曲です


少しのシリアスはありますが、
基本はドタバタ賑やか明るい作品です
佐間太郎とテンコお互いの心境の変わり様が見所ですね

慣れれば作画は全く気にならないと思います
ラブにコメディに、楽しい作品でした

投稿 : 2025/01/04
♥ : 33
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