推理で幼馴染なおすすめアニメランキング 13

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの推理で幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月14日の時点で一番の推理で幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.9 1 推理で幼馴染なアニメランキング1位
名探偵コナン(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (756)
4068人が棚に入れました
高校生にして日本屈指の名探偵・工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地へ遊びに行く。新一はそこで謎の組織の取引現場を目撃するが、組織のもう一人の仲間に気付かず殴り倒されてしまう。新一を殺す為に組織の男が飲ませた毒薬は何故か新一を幼児化させてしまった。小さくなった新一は正体を隠しながら謎の組織を追う為に、周りには新一の親戚、江戸川コナンだと名乗る。コナンは父親、毛利小五郎が探偵をやっている蘭の家へ居候し、謎に包まれた黒の組織を追う為、探偵として事件を解き続ける。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、緒方賢一、高木渉、大谷育江、岩居由希子、林原めぐみ、茶風林、湯屋敦子、井上和彦、千葉一伸、堀川りょう、宮村優子、松井菜桜子、田中秀幸、島本須美、高島雅羅、堀之紀、立木文彦

molecule さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

八方美人で人気者の長寿アニメ凄い

犯罪モノって現実的な素材であるだけに解きほぐ機構を固めておけば発展は無限…なようで、流石に連載十数年も超えるとキャラの使い回しが利かなくなって当然か。
事件なんて幾らでも数起こせるけど、主目的がそれによって引き出される常連キャラの内部ストーリーと見るアニメの方法論で限界がないわけない。
ただその見方を歓迎する要素が、引き出しの多い題材→話数の膨大なことによって、物語世界に引き籠っていられる期間が長いという利点を生んでクオリティの瀕死なことをファンの目から庇ってる。

実際TVオリジナルストーリーに限ればもっと遥に早い段階で退屈なものに落ちていたし、劇場版はシナリオの浮き沈みはあるものの完全に爆弾に依存しはじめたのは題材と媒体の宿命かな。

しかしほとんど本筋(黒の組織)の解明に引きずられてるだけの興味を、それでも繋ぐだけの牽引力のあるキャラってそうはいない。リアリティとファンタジーと、ここまで扱い易いバランスの「人」は他の分野には生めないだろうな。物語っていうのはストレスだから、このキャラクタの万能ぶりこそ神だね。

大人のファン層と子供、どっちに向けても愛想が良くて八方美人で人気者の長寿アニメ凄い。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

大人気推理アニメ

私が大好きなアニメの一つ。
難易度の高いミステリーとトリック、魅力あるキャラクターの活躍、手に汗握る展開とアクション、かっこいい名言、雰囲気を十分に盛り上げてくれる音楽、恋愛やギャグ要素など、どれをとっても申し分ない出来です。
矛盾や強引な設定が多々あって突っ込みたくなる時もありますが、それを指摘するとアニメが成り立たなくなるのであえて考慮はしませんが・・・。
また長い間このアニメが続いているのでさすがにマンネリ化を感じる事もありますが、黒の組織が絡んだストーリーになると緊張感満載のハラハラ感が楽しめます。
謎が謎を呼び、私の予測を外れた展開や衝撃的な展開は早く続きが気になりもう目が離せません。
なかなか黒の組織との話が進まないところが欠点ですが、進んでしまうとこのアニメが終わってしまう感もあるので、いつまでもこのアニメを楽しみたいファンにとっては微妙なとこですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

一旦区切ります

一応、まだ続いていますが自分の中で終わったことにさせていただきます。ガキの頃は面白いと思っていたのですがね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

73.9 2 推理で幼馴染なアニメランキング2位
名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)(アニメ映画)

2017年4月15日
★★★★☆ 3.9 (166)
1130人が棚に入れました
日本の百人一首会を牽引する「皐月会」が開催する皐月杯の会見収録中の大阪のシンボル・日売テレビで爆破事件が発生。崩壊していくビルの中で、西の名探偵・服部平次とその幼馴染・遠山和葉が取り残されてしまうが、間一髪のところで駆け付けたコナンにより無事救出される。そんな騒動の中、コナンたちは平次の婚約者だと言い張る女性で、百人一首の高校生チャンピオンの大岡紅葉と出会う。そして、時を同じくして京都・嵐山の日本家屋で、皐月杯の優勝者が殺害される事件が起こる。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、堀川りょう、宮村優子、宮川大輔、吉岡里帆、ゆきのさつき
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヒロインたちを愛でる作品・・・かな?

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第21作目。

今回の主役は、劇場版では久々の服部平次と遠山和葉。
謎解きよりも、登場人物の人間模様を楽しむ作品、という印象。
とても面白かった。

序盤のアクションシーン。{netabare}平次とコナンの信頼関係に胸が熱くなる。{/netabare}

しかし、本作の一番の見所はヒロインたちでしょう。

蘭ちゃん、和葉ちゃんに加えて、大岡紅葉も魅力的だったし、灰原や園子も出番は少ないながらも「らしく」活躍する。
物語が上手くまとめられている印象。

ラストがコメディだったのも良かった。

いつもながら、ゲスト声優さんにはガッカリさせられることが多い。
和葉の同級生のおさげの娘は、恒例の「子供の声優体験」の人かと思うほどひどかった。
宮川大輔さんの棒読みは、少し意外だった。結構、器用な人ってイメージがあったので・・・。

余談ですが、園子が風邪をひいて寝込んでいた理由を知りたい人は、{netabare}前日譚である本編855話を見て下さい(笑){/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

百人一首に乗せた恋の気持ち、あなたに届きますように――。

2017年に公開された劇場版名探偵コナン21作目。

興行収入はシリーズ最高を記録。

コナンの人気は根強いどころか、
上昇傾向とはすごいです。

普段、コナンは劇場アニメだけ見ています。
(昔は原作も読んでいましたが…。)

そんな私にもわかりやすい登場人物で、
問題なく楽しめました♪

120分ほどの作品です。


● ストーリー
百人一首の会・皐月会(さつきかい)の会長と
対談を行う小五郎(こごろう)に同行して、
大阪のテレビ局へやって来ていたコナンたち。

百人一首・高校生チャンピオンの大岡紅葉(おおおか もみじ)は、
テレビ局の廊下でばったり出会った服部平次(はっとり へいじ)を
「未来の旦那」と呼んだ。

同じ頃、
対談を行う予定だったテレビ局に爆破予告が届いた。


爆破に巻き込まれて、
序盤からコナン君死にそう…。

なんとか脱出してその後平然としてるけど、
割とマジでやばかったんじゃないの?病院行かないの?不死身なの?笑


今回は大阪と京都が舞台。
ということで、平次と幼馴染の和葉(かずは)の2人も大活躍。

むしろ今回の主役は
平次と和葉と言ってもいいぐらい^^

このコンビ好きなので、
嬉しかった♪

平次のエセ関西弁は、
妙にクセになるんだよなw


ストーリー自体も
なかなかおもしろい展開でした。

ただ、事件うんぬんよりも、
三角関係の方が気になる展開w

平次と和葉と紅葉。
三人の三角関係が一番楽しめましたw

和葉も平次も、
お互いの事好きすぎて(/ω\)ニヤニヤしちゃうw

早く告白すればいいのに!とじれったくなる♪
少年探偵団(小1)に茶化される高校生に笑いましたwww

平次の赤面可愛かった(*´Д`)ハァハァ


● キャラクター
活躍の差はあるものの、
なんだかんだ主要キャラは全員登場。
抜け目がありません。

キャラの中で印象深いのは、
和葉と恋のライバルとなる紅葉。

平次に想いを寄せる強気な態度。

この妙な自信たっぷり感、
勝ち目のないライバルキャラとしては嫌いじゃなかったですw


平次たちもコナンたちも、
散々ラブラブなところを見せつけてくれて、
はいはい、ごちそうさまです(´Д⊂


● 音楽
【 主題歌「渡月橋~君 想ふ~」/ 倉木麻衣 】

百人一首に合わせて、
“和”な印象の主題歌ですね^^

エンドロールが実写映像というのは
ちょっと驚きましたけど。

京都の観光地や映画のロケ地と思われる場所が楽しめます♪


BGMはお馴染みのテーマソングをはじめ、
百人一首というテーマに合わせた“和”のアレンジも。

テーマソングはお気に入り。
何回聴いても飽きません♪


● まとめ
おもしろかった♪

事件も見ごたえあったけど、
和葉と平次のいちゃいちゃにニヤニヤできたことが楽しかったw

コナンも活躍してたけど、
主人公は平次&和葉だと思いました。

エンドロール後のおまけエピローグもよかった♪
ごちそうさまです(・∀・)ニヤニヤ♪笑

最近見たコナン映画の中では一番好きでした^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

真実はいつもひとつ!脱出ルートもいつもひとつ!?

原作コミックは未読。

劇場版『コナン』視聴は第17弾の『絶海の探偵(プライベート・アイ)』以来。
そう言えば、映画館で鑑賞するのは、この第21弾が初めてでした。


春の京都を舞台にした第7弾『迷宮の十字路(クロスロード)』以来の“上洛”
秋の京都、大阪に、かるた、百人一首が絡むストーリーと言うことで、
平次の恋バナやラブコメにも期待しながらの鑑賞。


実際、観てみたら、恋愛要素ばかりが目立つのでは?と考えていた、
私が思っていたよりは事件が存在感を示した印象。

ただし、謎解きの難易度は非常に易しく、
推理力皆無の私でも真相に見当が付き、優越感でニヤニヤできる程度w
(ついでに言うと、博士のクイズコーナーも今回は速攻で分かりましたw
なぞなぞもからっきしな私にとっては何だか嬉しかったですw)

よって本格的なミステリーを期待する方にとっては歯ごたえはないとは思います。
が、私は毎度よく、ミステリーと各々のキャラの見せ場を、
分かりやすく絡めたエンタメシナリオを考え出すなぁ~と感心しながら観ていました。


恋バナの方は、かるた絡みと言うことで、適宜、百人一首の恋歌も持ち出しつつ、
力を入れて盛り込んで来ましたが、やや設定過多な印象も受けました。

特に、{netabare} 事件の真相に絡む恋愛要素が、ほぼ説明だけになったのは少し残念でした。
平次の三角関係?については新一&蘭の出番を削ぐことで、
フィーチャーできていたとは思いましたが……。{/netabare}


恋バナや事件よりも私が圧倒されたのは脱出劇。

空中にラインを描き、曲芸じみた脱出ルートを切り開く様は、
名探偵と言うより、もはやアクションスターw

コナンや平次にはその内、『007』や『ミッション:インポッシブル』などから、
エージェントの依頼が舞い込むかもしれませんw


名探偵だけでなく今回は和葉も頑張りました。
普段は合気道で超人ぶりを披露する印象ですが、今回は違うベクトルの超人ぶりを発揮。

と言うより……{netabare}青春のほんの一部分を賭けただけで、
初出場のかるた大会を勝ち上がるとかチート過ぎます(笑){/netabare}

けれど、コナンとその一味なら、これくらいは普通にやるだろう。
そう納得してしまうのが『コナン』の恐ろしいところですw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

82.2 3 推理で幼馴染なアニメランキング3位
残響のテロル(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (2160)
11408人が棚に入れました
ある夏の日──突然、東京を襲った大規模な爆弾テロ。平穏なこの国を眠りから覚ました事件の犯人は、たったふたりの少年だった──。〝スピンクス〟と名乗る犯人たちの、日本中を巻き込んだ壮大なゲームがいま、始まる。

声優・キャラクター
石川界人、斉藤壮馬、種﨑敦美、咲野俊介、潘めぐみ

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

希望

スカパーにて再放送してて2週目!

名前のない二人の少年がテロをおこすお話。
とある計画のために施設で育った少年たちは数字で呼ばれていた。
生き残った少年、ナインとツエルブ。

すごく頭がよくてとにかくすごいと思いました。
ナインとツエルブが爆弾作ったり設置したり
動画流したり
そんなシーンをもうちょっと観ていたかったですヾ(●´□`●)ノ

警察との戦い観てておもしろかった☆

途中もう1人の生き残ったハイヴの邪魔が入り
ハイヴvsナイン&ツエルブの戦いになって
もはや私は頭がついていかなかったです。
難しすぎる!!

そんな戦いも決着がつき
二人の最終計画もとげられる。
あの最終回のオーロラの様な光のシーンは本当に綺麗だった。

ヒロインのりさの存在は個人的にあんまり
好きにはなれなかったけどまぁ必要でしたね。

結末は悲しかったです(´;ω;`)
テロなんて問題なのは分かるけど悪魔でアニメの世界としての評価は
私は良かった作品だと思いました(*´ω`*)
OPはなんだか不思議で独特♪
有名な方がこの主題歌作られてますね。
作中使われるBGMも不思議な独特感でよかった!

結果悲しかったけど、おもしろかったです!
ツエルブが好きになりました。
あんな風に助けられたら好きになっちゃいます笑

彼等の最後のセリフと
VONの意味を知った時
彼等の生きてきた道が走馬灯のように頭に流れてきました。

忘れないよ。って言ってあげたいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 88

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『この世界に、引き金をひけ』(`・д・´)キリッ

ある“目的”を持ちテロ行為を起こす2人の少年と
それに巻き込まれた女子高生の姿を描いた作品。
オリジナルアニメーション。 全11話。


スピンクスを名乗るナインとツエルブ。
この2人の少年によって起こされる爆弾テロ。
予告される爆弾テロを巡り、繰り広げられる
スピンクスvs警察の頭脳戦が序盤の見所。

中盤以降の見所はスピンクスvs警察vsFBI。
まさに三つ巴の攻防戦。
更なる頭脳戦が展開されて行きます。


ストーリー、世界観や設定など
良く練られ、丁寧に作られた物語だと思います。
すっかり引き込まれてしまいました(´ー`)

ある“目的”の為にテロを起こす2人。
リアルで頻発する宗教問題や愉快犯の類いとは違い
関係のない一般人を巻き込むような事はしません。
物語中盤には一般人を守る為の行動さえ起こします。
2人の“目的”を強調する良い演出だったと思います。

頭脳戦も緻密に作り込まれた良質なもの。
悪く言ってしまえばご都合主義のような展開もありますが
序盤でこの物語にハマれば存分に楽しめると思います。

事件に巻き込まれた形のヒロイン・三島 リサ。
事件を掻き回す過去を知る女、ハイヴ。
2人の女性が良いアクセントとして組み込まれています。

作画やOP・ED、BGMなどの音楽も素晴らしい出来。
あにこれのアニメ成分にも記載されていますが
劇場版クォリティという印象を持ちました。


『もっと評価されるべき』倒叙ミステリーだと思います。
ナインとツエルブ、この2人の少年の想い、末路
そして物語の顛末をぜひ見届けて欲しいと思います。
ミステリーファンは必見の作品でございます(*´∀`*)/″




《キャスト》
ナイン(CV.石川界人)
ツエルブ(CV.斉藤壮馬)
三島 リサ(CV.種崎敦美)
柴崎 健次郎(CV.咲野俊介)
羽村(CV.逢笠恵祐)
六笠(CV.かぬか光明)
ハイヴ(CV.潘めぐみ)
クラレンス(CV.高橋大輔)



《主題歌》
OP
『Trigger』/Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)
ED
『誰か、海を。』/Aimer

投稿 : 2024/11/09
♥ : 73
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

夏の日のまぼろし

MAPPA制作、渡辺信一郎監督作品。

雪の青森、核燃料再処理施設から、
プルトニウムが強奪される。
半年後、夏の東京、
動画投稿サイトにアップされた、
スピンクスを名乗る2人の少年の犯行予告。
{netabare}突然、都庁を襲った爆破テロ。
爆弾には「VON」の文字、犯人の動機と目的は!?{/netabare}
テロを巡り水面下で行われる激しい攻防。
美麗な背景とキャラクターデザイン。
これはスリリングな犯罪推理活劇。

{netabare}元凶は厚生省が行ったとある計画。
具体的な内容には触れません。
全ての真実を白日の下に曝け出すための導火線。
誰にも握りつぶすことが出来ないように、
少年たちは生の痕跡を刻み戦い傷付く。
当事者たちに直接、手を下すことよりも、
社会的な汚名を背負わせ、記憶と記録に残す。{/netabare}

中盤以降、新キャラの登場で、
アニメ特有の「俗っぽさ」が加わり、
評価点を少し下げましたが、
全11話、見応えのある作品でした。

ここにあるのはテロリズムの原理や背景、
それに対する道徳や価値観以上に、
普遍的なヒロイズムがテーマなのでしょう。
彼らの目的は「生」を救い出すことなのだ。

夜空を彩るプルトニウムの花火、
夏に咲いた爆弾、あまりにも儚い。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67

59.9 4 推理で幼馴染なアニメランキング4位
金田一少年の事件簿R(リターンズ)(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (155)
785人が棚に入れました
名探偵・金田一耕助を祖父に持ち、自身もIQ180という不動高校2年生の金田一一が、幼なじみの七瀬美雪、よき理解者である警視庁捜査一課の剣持警部らとともに数々の難事件に挑み、解決していく。

原作は1992年から2001年まで週刊少年マガジンに連載されたあと、2004年から不定期連載で復活。2012年に20周年記念シリーズとして1年間連載されたのち、2013年11月から「金田一少年の事件簿R」のタイトルで連載が行われている。1997年4月から2000年9月にかけてテレビアニメ全148話が放送されたことがあり、今回はその時のスタッフとキャストが再集結している。

声優・キャラクター
松野太紀、中川亜紀子、小杉十郎太、森川智之
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

奴は帰ってくる 14年間の月日を経て タルト(金田一さん)とパインさん(美雪)の名コンビはいつも通りですw

土曜日のコナンの前に放送するからなあ
名コンビが復活します!!

OPは相変わらず金田一さんが走っているのは14年前と変わりません

香港九龍財宝殺人事件
{netabare}最初っからいきなり香港かよwww
李刑事出るかな?
開幕から金田一さんテストで寝てるし
変わりませんなあwwwwwwwww
それでも難問だけをすんなりと解くのはIQ180の片鱗を見せる

ちょ!?香港に言った矢先佐木1号じゃねーか!!(漫画版では赤髭のサンタクロースに殺されている。しかし2号に受け継がれている)

言った矢先、彼女は皿割れたよ
美雪のそっくりさんが絡むこの事件、無論裏がありありだ

李刑事キターーーーーーーー!!
でも最後のかわら版無かった...{/netabare}
{netabare}事件を剣持のオッサン(キントレさん)に連絡、久々に声聞いたなあ
それと明智さん(小十郎)も
それにも関わらず次の殺しが...毒龍が怪人か
金田一さんシリーズって必ず怪人の名称があるのがいいんだよね。話が面白くなるし、引きも上手だし
それに比べてコナンは...{/netabare}
{netabare}キラは自分の目で確かめな、本物は軟禁されてたんだから。次は例のアイドルがやってきます。{/netabare}

速水玲香と招かれざる客
{netabare}おい、開幕からの下り「殺意のレストラン」と一致するじゃねーかwwwwwww
犯人とのバレそうな掛け合いが楽しいんだよこれがwwwwwww
貴方にとってのアイドルは誰ですか?
周りと空気を合わせないとバレるぞwww
靴にハイヒールが...でも痛がらない?
髪サラサラなのに襟裏の部分にフケの後が?もうわかるよね?
ああ、おっさんの投げは相変わらずだな{/netabare}

錬金術殺人事件
{netabare}錬金だということは、もう分かるよね。このネタは原作で見ました。キラは分からずともトリックはおおよそ理解しています。
そうだ{netabare}周期表だ{/netabare}
先週に引き続き玲香ちゃんはやってきます。それと美雪も忘れるなかれww
基本ファイル2で3人の殺しは完了するんだよね

でも最後だけ一言
「怪盗紳士よくやった!!」
やっぱり貴女もロケット団や蛇女と同じ部分があるな
いやルパンと同じかも{/netabare}

獄門塾殺人事件
{netabare}お待たせしました。高遠ちゃんのお出ましです
彼が深夜に来たらどうなるんだろう
このネタのキラとトリックは理解しています
GOOD LUCK!名探偵・・・{/netabare}

高度1万mの殺人
{netabare}これはオリジナルかな?
皆にアリバイがある
でも名コンビは恐れるに足らず
メモ渡しただけで「謎はすべて解けた!」{/netabare}

キャンプ場の’怪’事件
またしてもオリジナルか
泥棒が襲い掛かります

飛び込みプールの悪霊
ここもオリジナルではあるが殺しはありません
水って高い所から飛び込むと凶器になるんだよね
次からはあのおっさんが・・・

剣持警部の殺人
{netabare}これのキラは忘れた。でもトリックは大体頭に入っています
貴方は1文字の違和感を見破れるか!?{/netabare}

ゲームの館殺人事件
{netabare}これは実写版で先にやりました
バスに乗る時からゲームは既に始まっている・・・{/netabare}

これでひとまず終わることになる
しかしマガジンでは事件は続いていることを忘れるな
これの次はまじっく快斗です。どうしよっかな・・・

そして原作のスピンオフ
ついに高遠ちゃんがッ...!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

ARIA⌒★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

相変わらず面白い

昔のもDVDで観ました^^
声優さんも変わりなくて嬉しいですねー
毎回話に入り込めるから次話がすごく気になるんだよね^^

…で?一ちゃんと美雪くんはいつになったら10cmの距離を埋められるのかな????( ̄∀ ̄)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

優秀なエピソード揃いで安定していますね

香港九龍財宝殺人事件 脚本2
金田一の中では結構微妙なエピソード。見なくてもいい部類かも。
{netabare}形状記憶合金{/netabare}のオーバーテクノロジーっぷりにはもはやドン引きである。

速水玲香と招かれざる客 脚本3
犯人視点で話が進む。古畑とかコロンボっぽい感じ
犯人と金田一の掛け合いが地味に面白かった。

錬金術殺人事件 脚本3.5
消えた凶器とか密室とかの発想が面白いです。
トリックというか、職人技だなーと思いました。

獄門塾殺人事件 脚本4
今期のベストエピソード。トリックが緻密に計算されていて優れていると思います。
時間が無くて面白い話だけ見たいという方にはこれをお薦めします。

高度1万mの殺人 脚本3
飛行機内での殺人事件。コンパクトにまとまっていてなかなか良い。
それにしても明智警視、{netabare}飛行機の操縦{/netabare}までできるとか万能すぎるw

キャンプ場の怪事件 脚本3
この回と次の回は中学生編。
美雪のパンツを盗んだ犯人は…? とまあ、金田一には珍しく気の抜けたような話。
息抜きに見るにはいいと思います。

飛び込みプールの悪霊 脚本3
プールに飛び込んだ女子が大怪我を負ってしまう。悪霊の仕業か? はたまた……。
強引さはあるけど仕掛けのアイデアは面白いと思いました。

剣持警部の殺人 脚本3.5
金田一には珍しく社会派な話。元ネタは女子高生コンクリート殺人事件
胸糞悪くなる事受け合いなので検索には注意が必要です。

ゲームの館殺人事件 脚本3.5
脱出ゲームっぽい話だけど、ミステリーが主軸になっている。
大掛かりな仕掛けは、ある人物を殺すために仕組んだもの。
これもアイデアが良くできている。ちょっと仕掛けに金がかかりすぎてる気がするけどねw

全体として見ると九龍財宝以外はそこそこ良い出来なんじゃないかと思います。特に獄門塾はお馴染みの彼が出てきますしね。
やはり金田一、ミステリーとしての一定の水準を保っていて面白いと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

60.5 5 推理で幼馴染なアニメランキング5位
ファイブレイン 神のパズル(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (252)
1306人が棚に入れました
「オレに解けないパズルはねぇ!」 私立√(ルート)学園高等部1年生・大門カイトは、パズルが大好きな少年。ある日、生徒会長にもらった携帯端末に誘われ、幼なじみの少女・ノノハと一緒に、学園近くの地下遺跡にひそむ「解けないパズル」に挑む。それは、謎の知能集団「POG」が作り出した、命の危険を招く「賢者のパズル」だった。パズルを愛するカイトは憤り、その頭脳を駆使してパズルを見事に攻略。だが、そこである「もの」を手に入れたことから【ソルヴァー(解答者)】に指名されたカイトは、ノノハや個性豊かな仲間ソルヴァーたちと共に、世界各地の「賢者のパズル」を舞台にした、
POGとのパズル・バトルに巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、清水香里、福山潤、宮田幸季、ゆきのさつき、石田彰、櫻井孝宏、宮野真守、佐藤利奈、後藤麻衣、矢部雅史、岸尾だいすけ、三宅健太、斎藤千和、谷山紀章、子安武人、森川智之、藤原啓治、竹達彩奈
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

アナが思うに~この作品の魅力を見つけて欲しいんだなぁ~=*^-^*=

■ファイ・ブレインってどんなアニメなの∑( ̄Д ̄;)なぬぅっ!!
アニメ放送に先駆けて「週間少年マガジン」でアニメとは全く違うオリジナルストーリーで連載をしているのと、放送時間が日曜17:30と言うのを考えると狙いとしている対象年齢がわかりますよね!
アニメの方は漫画よりもスケールを大きく描いた印象を受けました♪
ストーリーは『パズル』を題材に使って、皆で力を合わせて悪を討つって感じになるのでしょうね!
パチッ☆-(^ー'*)bナルホド、ココらへんはサンライズらしさかなぁw
そういえば、NHKとサンライズのコンビは「プラネテス」以来7年ぶりらしいのですけど、プラネテスとファイ・ブレインでは狙いの年齢層が違うのでちょっと比較は出来ないですね!
 
『賢者のパズル』っていう挑戦者の命を奪うような大掛かりな仕掛けのパズルに、神のパズルを解くことが出来る『ファイ・ブレイン』の候補者達が命を賭けて挑んでいくのです♪
謎の頭脳集団「POG」と主人公カイト達に課せられた運命とは…(-""-;)
命を賭けたパズルバトルの行く末はいかに…(-ω☆)キラリ

 
■ファイ・ブレインと出逢った日の日記((φ(-ω-)カキカキ
佐藤順一監督ということで期待をしているのですけど、今までと違う土俵でどこまでサトジュンらしさをこの作品の中で見せることが出来るのか注目ですね♪
それと、作画は綺麗で好感が持てますけど、キャラデザは観る人によっては馴染まないかもしれませんね♪
やっぱり少年漫画っぽさはあるのですけど、からくり仕掛けの大掛かりのパズルの設定にしたのは、キャラに動きを与えてる効果と命懸けの緊迫感や緊張感を観ている人に伝えやすい点では良かったんじゃないかなぁって思います(*^-^)
 
それと番組最後のコーナー「もっとx2神のパズル」はとっても良いと思います♪
おそらく各話で登場するパズルをより掘り下げて説明してくれますし、パズルにチャレンジできるように問題を用意してあったりと、結構視聴者と共に楽しんでいこうという気持ちが伝わってきますね♪
デジタル放送の「d」ボタンはどうかと思いましたけど、今までに無い試みにチャレンジする姿勢は好感が持てました(o^∇^o)ノ
 
1話観ただけではなんとも言えないのですけど、キャラの心情描写に定評のあるサトジュンと安定してまとまったアニメ制作に定評のあるサンライズの力を信じて長い目で見守っていこうと思っています♪


■総評
この作品あまり注目されてないのがちょっぴり残念って思ってたりして(_ _。)・・・シュン
「パズル」を題材に構成されたストーリーなのですけど、必ずしもパズル好きの人向けってわけでは無いように思えます(・0・。)
どちらかというと「パズルを通して仲間との絆を深めていく」って過程を楽しむ作品じゃないかなぁって♪
キャラはそれぞれ個性的でわかり易い設定で、ストーリーも目的が明確で一本筋が通っている感じなので、どんな年齢層でも楽しめるんじゃないかなぁって思ってます!
安定感ある無難なとこがなんとなくサンライズって感じかなぁw d(>_< )
ちなみに学園・パズルっていうキーワードから、恋愛・萌え・高度なパズル(謎解き)を期待している人は少々肩透かしを食らうかもです (^ー^* )フフ♪
アナが男の子っていう設定からも恋愛要素はあえて抑えていたのかもしれませんね♪~(´ε`*)

σ( ̄∇ ̄*)アタシが「ファイ・ブレイン神のパズル」を観てて「あっいいなぁー」って思ったのが、『パズルの作り手の想い』を表現していた点でした♪
彫刻家・写真家・料理人…等々、その作り手のちょっとした気配りが感じられたり、特別な想いが込められた作品って素敵だなって思います。
掛け合いや言動から作り手の想いを表現しているところは、やっぱり佐藤順一監督らしいなぁって感じたりもしました (*^▽^*)
最初はパズルだけで2クールって大丈夫かなぁって思ってたんですけど、『パズル』の作り手(ギヴァー)と、解き手(ソルヴァー)の両方の視点からストーリーが展開されているので、飽きることなく最後までしっかり楽しめるんですよね (*^0゚)v

ただ、無理矢理すぎる展開や説明不足かなぁって思えるシーンがちょこちょこあったのが残念だったかも・・・
特に一時的にカイトから仲間が離れていってしまう場面とかはもうちょっと納得いくように表現してほしかったなぁ・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ

そういえば「もっとx2神のパズル」にパズルをこよなく愛する人達が登場していましたけど、みんなおんなじオーラを感じました…
コーナー自体は作中で登場したパズルのおさらいとか、歴史みたいなものが学べて面白かったですけど…なんかみんな目が怖いよぉ…(^▽^;)
それと個人的にかなり引いたのが…カイトのライバルであり、親友ルークのこの一言!!
{netabare}「(pT▽T)p僕のカイトおおおおおおお!!」{/netabare}
かなりゾッーーーーーっとしました!BL嫌いですし…(^=^;

1クール無難に楽しめたので2期も引き続き楽しく視聴したいと思います♪


■MUSIC♫
OP曲『Brain Diver』
 【歌】May'n
 アップビートのロックチューンナンバー
 サビの歌詞に謎解きがあるみたいですけど…
 「Misskey-Misskey La-Tu-Ma」「Mirror-Mirror Ha-Su-Ma」
 いまいち解釈にこまってます…(^▽^;)

ED曲『ホログラム』
 【作詞・歌】清浦夏実
 ギター・ピアノ・ベース・ラッパとAメロからサビにかけて折り重なるように曲を構成されていくので、
 楽曲にとっても奥行きと広がりが感じられるとっても爽やかなお気に入りの曲です b( ̄▽ ̄*) Good!!
 清浦さんのやさしい歌声が重なって最高に聴き心地の良い曲ですね♪
 

2011.10.06・第一の手記
2012.07.26・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

パズル本格的だな、そして声優の豪華さ。

パズルをテーマにしたシリーズの1シリーズ目。
サンライズ制作のオリジナルアニメ。
主人公はパズルを解く天才大門カイト。
そしてカイトの周りには幼馴染のヒロイン伊東ノノハやカイトをライバル視する逆の上ギャモン、天才発明家キュービック、学園の謎多き先輩軸川ソウジ、不思議系アナ・グラム、学園長と一癖も二癖もある人物たちが集まります。

そして、カイトは世の中にある失敗したら命の危険があるパズル「賢者のパズル」を解くためにいろんなパズルを解いて回ります。
またそのパズルを作っている謎の組織「POG」とも闘うことになります。

25話でしたが、出てくるパズルが本格的で難しかったですが、それをクリアしていくカイトは天才ですね。
そしてキャストも豪華でした。浅沼晋太郎さんや清水香里さん、福山潤さんや石田彰さん宮野真守さんまで・・・

まだ2シリーズ、3シリーズまであるみたいなので続けて視聴したいと思います

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

チュウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

パズルを使った少年向けバトルアニメ

最近、深夜アニメしか見ていなかったためか何故か凄い新鮮でしたねww
分かりやすいシナリオに、分かりやすいキャラ設定。流石は【サンライズ】の制作ですね♪
難しいことを考えずに気楽に見れたのが良かったです☆

一応はパズルアニメなのですが、劇中のキャラ同士で行う対戦パズルが多く、
我々視聴する者が一緒になってパズルに挑むということは、想いの外少なかったです。
ただ、パズルという知的な遊びをわざわざバトルもののアニメとして使うという発想は面白い。

シナリオに関しても分かりやすく、芯が通っていてなかなかに面白い☆
2012年の4月より引き続き2期が放送するので、そちらも視聴してみたいと思います!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

67.2 6 推理で幼馴染なアニメランキング6位
金田一少年の事件簿(TVアニメ動画)

1997年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (177)
1034人が棚に入れました
名探偵金田一耕助を祖父に持つ主人公・金田一一が、遭遇する難事件をパートナー・七瀬美雪や「親友」剣持勇警部、「ライバル」明智健悟警視らとともに、抜群の推理力で次々と解決していく!

声優・キャラクター
松野太紀、中川亜紀子、池澤春菜、平田広明、小杉十郎太、森川智之

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

こんなさびしい所で君はなんで絵を描いているんだい? 私、雪を描いてるの・・・

全148話

■連載開始時期
金田一少年の事件簿
1992年~

名探偵コナン
1994年~

金田一を見ると、コナンより連載開始時期が早い為
幼馴染のみゆき⇒蘭
等、パクリ設定的な所が目につく。

■全話見て、好きなシナリオトップ3

❶位、111話~114話「雪影村殺人事件」
❷位、24話~27話「金田一少年の殺人」
❸位、33話~36話「魔術列車殺人事件」

基本的な流れ、導入⇒殺人⇒解決
一つのシナリオで話数が3話以上になると面白い。
解決篇の推理と犯行動機は、振りが長いほど夢中になります。

犯人の動機に1話使うので、話に重みがあり記憶に残る
故にコナンより視聴年齢が高い方が好むと思う。

自分は「雪影村殺人事件」が一番、余韻のあるシナリオでした。
見立て殺人の様なフィクション×2
してないのも新鮮だったのかも

解決篇の最後、切なくて好きです。

『金田一少年の事件簿R』今年からアニメ始まりましたね
好きな人は無印を見直すのも良いんじゃないかな(^^)/

しかし主人公
幼馴染好き過ぎw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

金田一少年も、はや37歳。『金田一37歳の事件簿』で連載が始まったらしいですね。世知辛いw

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
推理モノの定番と言える本作。名作である「名探偵コナン」とはほぼ同時期に放送が開始されていますが、(金田一は)登場人物が高校生だったり微エロ要素もあったので、「コナンは小学生が観るもの」「金田一は中高生が観るもの」みたいな感じでした(当時は)。自分は当時中学生だったし、「ジャンプとマガジンは週刊」「サンデーは単行本」だったこともあり、金田一の方が思い出深いです。もしくは、「銀狼怪奇ファイル」かなw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
なんか、(原作は全巻持ってるけど)やっぱり初期の事件が面白かった。

「オペラ座館殺人事件」
「異人館村殺人事件」
「雪夜叉伝説殺人事件」
「学園七不思議殺人事件」
「秘宝島殺人事件」
「悲恋湖伝説殺人事件」

くらいまでは、トリックまで全部覚えてる。でも、なぜか一番最初にパッと思い付いたのは「タロット山荘殺人事件」。自分が雪深い岩手の出身だからかもしれないけど、氷を使ったトリックが思い出深い。

他にも、「蝋人形城殺人事件」「墓場島殺人事件」「魔犬の森の殺人」「銀幕の殺人鬼」「雪影村殺人事件」なども思い出深い。

ただ、(アニメ版では死ななかったが)原作で一番ビックリしたのは、(原作ネタバレ){netabare}「異人館ホテル殺人事件」で「佐木竜太」が{/netabare}死んだところ。ギリギリまで「ウソ(実は生きてた)」だと思ってた。メインキャラがこんなにアッサリ殺されるんだと、当時驚いた。いやだって、もしもコナンで元太君とか死んじゃったらYahoo!のトップページ載るでしょ(笑)? そのぐらいの衝撃だったんだってば、当時はw
{/netabare}

【余談~ 岩手県に同名の温泉郷があります♪ ~】
{netabare}
その名も、「金田一温泉郷」。岩手県北部、二戸市にあり、「座敷わらしが出る宿」で、全国的に有名でした。松下幸之助や本田宗一郎なども泊まったとか。

ところが、2009年に{netabare}火事で全焼してるん{/netabare}ですよね。これ、同じく、金田一を舞台にし、座敷わらしが活躍する小説「ユタと不思議な仲間達」という、劇団四季でも取り扱われているもの(三浦哲夫)があるのですが、(小説ネタバレ){netabare}この小説のラストシーンも、火事で、座敷わらし達が転生するというものだったので、{/netabare}奇妙な一致に、驚いた記憶があります。

だから当時、「座敷わらしはいなかったんじゃないか」なんて言われましたが、これも考え方次第ですね。

まず、①{netabare}出火時に{/netabare}宿泊客と従業員合わせて30名ほどいましたが、人的被害がなかったこと。②実は建物自体が(築300年で)老朽化していて、耐震強度が引っ掛かっていたものの、予約で3年先まで埋まっていた状況のため、だましだまし使っていた。1年後に東日本大震災があったわけで、もしもこの事故がなければ、より大きな人的被害が出たとも考えられています。③離れや母屋は{netabare}全焼{/netabare}したが、なぜか、中庭にあった、座敷わらしを祀る亀麿神社だけは無事だった。座敷わらしは、そこに一時避難しているとの説も(信じるか信じないかは、あなた次第w)。

緑風荘は、2016年に再建し、営業を再開したそうです。(私は別に旅館の回し者ではないですがw)もし興味がある方は、岩手にお越しの方はお泊まりになってもよろしいのではないでしょうか♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「犯人がわかりやすい」は欠点ではありません。

皆さま、私の体調不良でサンキュー返しや御礼コメができなくてすいません。

さて、久々に非常に書きたい事があるのでレビューします。
「名探偵コナン」とかでもそうですが、「犯人やトリックがわかりやすい」とか言って推理作品を批判している人が散見しますが、
それは、実は的外れな批判です。
というのはミステリー(推理もの全般をそう言います)というものは「読者や視聴者が正しく考察すれば犯人が必ずわかる」ように書くというのがルールなのです。

はっきり言って、ミステリーなんてものはいくらでも犯人が完全犯罪を達成できるように制作するのは制作者にとっていとも簡単なのです。
単にそう書けば良いのですから。
しかし、ミステリーというものは犯人がミスしたり、予測不可能な出来事が発生し、そこから読者・視聴者が犯人やトリックを推理できるように制作しなければいけないのです。

読者・視聴者が絶対に(論理的に)犯人やトリックがわからないような推理作品はミステリー失格で、さしづめ「解く事が不可能なパズルや詰め将棋」のような欠陥作なのです。
入試試験などでも「解く事が出来ない問題」「回答がない問題」「回答が複数出来てしまう問題」などは「悪問」と言われます。

ですので、「犯人やトリックがわかりやすいミステリー」というのは、欠点でも何でもなく、むしろ「出来の良いミステリー」とも言えます。

* 名探偵コナンのレビューにも同じレビュー文を書いておきます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

57.7 7 推理で幼馴染なアニメランキング7位
金田一少年の事件簿R(第2期)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (83)
375人が棚に入れました
「週刊少年マガジン」連載の人気ミステリーコミックのTVアニメ版第2期シリーズ第2弾。
名探偵だった祖父譲りの推理力を持つ高校生・金田一一が、幼馴染みの七瀬美雪や剣持警部、明智警視らと共に難事件に挑む。

声優・キャラクター
松野太紀、中川亜紀子、小杉十郎太、森川智之、小野健一
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

安定の金田一

金田一は各エピソード毎に採点していきます。1期もそのうちまとめようかな。
それにしてもOPの歌なんだアレ、お世辞にもカッコいいとは間違っても言えないぞw
しかし実わたの時も思ったが、何故かダサい歌の方が癖になるんだよなwなんでだろうw

金田一少年の決死行 脚本3.5
{netabare}こんなんありかぁ~?と思っちまう。
18年間体が成長せずそのまんまとか、流石にトンデモ過ぎて理解に苦しむレベルだったけど。
実際にハイランダー症候群って病気があるらしいし、どう受け入れたものか。
鏡を使ったトリック自体は面白かったと思います。
ちと無茶だけど、無茶なトリックは今に始まった事じゃないですしね。{/netabare}

血溜之間殺人事件 脚本3
{netabare}和風な舞台が結構好き。囲碁を扱ったちょっとしたパズラー物。軽く解くにはまずまずの題材だと思います。
それにしても……今回の被害者、ひでえ事する奴だなと思ったw{/netabare}

薔薇十字館殺人事件 脚本4
{netabare}楽しみにしてたのにいきなり初回で萎えさせられちまったよ…。
そういえば血溜之間事件の時にも切断表現に規制入ってたんだよな。
夕方だからって事か…。すべFは大丈夫でしたからね。
枠にこだわらず、切断系の事件は深夜に移動して放映かOVAとかでいいんじゃないっすかねと思いました。

死体出現トリックはひとまずご都合を合わせたと言う事でとりあえず安心しました。
今回の肝は館の構造を利用した密室トリックとアリバイトリック。これがよくできている。
杭をあんな風に使うという発想がまさに目から鱗だし、薔薇のアーチで館の全容を覆い隠していた本当の理由が住人を逃がさないだけでなく、離れの存在を隠す事だったという大掛かりなトリックには驚かされるばかりだ。
犯人を追い詰める過程には多少違和感を感じる所がないでもないが、それ以上にトリックの出来が良くて素晴らしいと言える事件だ。文句なしにお薦めである。
あと、ジゼルちゃんが可愛いのがいいですね! 金田一の犯人の中でも指折りの美女犯人だと思いますよ。
って言うか兄妹揃って殺人犯と言うのが何ともね…wまさに血は争えないという奴ですかw{/netabare}

午前4時40分の銃声 脚本2
{netabare}ハズレ回。あんな事で死んで騒ぎを起こそうとするなんて迷惑すぎるわw
メンヘラ自殺刑事を美化しようとしてるシーンでなんか笑ってしまった。
キバヤシィ!いくらなんでも無理があるぞw{/netabare}

明智警部の事件簿 脚本3
{netabare}今回はヤング明智が主人公。
少年課の人と取っ組み合いしたりしてるところはなかなか。
真相は短絡的なガキの犯行といまひとつな気はしましたけども。
ほっこり話でまあよかったかなとは思いました。{/netabare}

雪鬼伝説殺人事件 脚本4
{netabare}いいっすね。これよこれ。こういう大胆で豪快なトリック大好きよ。
現実的に実現可能とかはともかく、こういう派手な事やりたいってのがよく伝わってきます。
雪夜叉伝説と並んで、雪国でこそ成立し得るトリック。手品ネタも絡んでいて、なかなか鮮やかな作りでした。{/netabare}

女医の奇妙な企み 脚本3.5
{netabare}金田一に軽くあしらわれてたけど、この女医の手口は結構鮮やかだと思いますよ。
BGMとかギャグテイストっぽかったですが、普通に感心できるレベルかと。{/netabare}

消えた金メダルの謎 脚本3
{netabare}ワンアイデアとしてはまあまあです。
でも変装キャラが顔はともかく、肉体まで変化させるみたいな事は勘弁してほしいんですよね。
私、変装自体もあんま好きじゃないんですけど。今回のは特にな~と思ってしまいました。{/netabare}

狐火流し殺人事件 脚本3.5
{netabare}まあまあって感じです。水路を使ったトリックはよかったんですけどね~。
サッカーボールの伏線とか、見立ての意図とか。二人場織で白粉を塗った手が証拠になるのはなかなか面白かったんですけど。
でも複数で歩いていたけど、一人だけ集団から外れて~って部分は流石に無理ありすぎwと思ってしまった。
動機は切ない系で良かったです。やっぱり金田一は動機がいいねって思いますね。{/netabare}

さて、前期と比べてみても全体的にアイデアが豊富なのは流石に金田一だなと思います。
特に薔薇十字館は金田一の中でも5本の指に入るくらい好きなのでおすすめですね。
細部の欠点まで補っていれば脚本4.5にしていたのに少し残念に感じる所ですが…。全体的に楽しめました。とてもいいクールでしたよ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

まだQのRやらないのかなぁ?

 「じっちゃんの名に懸けて」いつも通りの展開が、また戻ってきたアニメです。
 実行犯に犯罪をせざる終えなかったりする、復讐による犯行が多かったのもこのアニメの特徴の一つです。
 実行犯にも身内などを殺された経緯があって、復讐をしないとその事実が隠ぺいされたり無いことになるようで、そこら辺が複雑ですねです。やってはいけないことでも、やるせないものです。
 最終回も終わる感じの締めでなくまだまだ続くような、毎回の展開だったです。

 最終回なんか、高遠 遙一が陰で糸をまた引いているかのと思ったら、違っていたので意外だったです。
 捕まっても簡単に抜け出す、堂々とした高遠 遙一は何なのかなぁです。このアニメ3期も4期も・・・・こりゃあるですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

1期より楽しめました

2014年に放送されていた「金田一少年の事件簿R」の2期。全22話+スペシャル回1話。
1期を観たときは、可もなく不可もなしといった印象でしたが、今作のほうが全体的に面白かったような気がしました。
各エピソードは、短いものは1話完結、いちばん長いもので5話完結。どのエピソードもそれなりに楽しめました。個人的には、主人公の金田一少年はそれほど好きなキャラでもないですし、設定やトリックにも現実性があるとは思えませんが、それでも普通に楽しめたので、あくまでも娯楽目的の推理アニメとしては話の水準はそれなりに良かったのではないでしょうか。
作画や声は普通に悪くないです。音楽はあまり好みではありませんでした。
これといって特筆すべきところはないですが、途中で視聴断念することもなく、思っていたより毎週楽しく観ることができました。こういうジャンルが好きな人なら無難に楽しめる作品だったように思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

63.3 8 推理で幼馴染なアニメランキング8位
名探偵コナン 沈黙の15分[クォーター](アニメ映画)

2011年4月16日
★★★★☆ 3.6 (274)
1618人が棚に入れました
ある日、朝倉都知事宛の脅迫状が届き、翌日、都知事が開通した新地下鉄トンネルが爆破される。コナンの活躍でけが人は出さずに済んだが、都知事を狙ったテロ事件への懸念が高まる。コナンは、都知事が国土交通大臣時代に関わった新潟県のダム建設を巡って怨みを持つ者がいないか調査に乗り出す。やがてダム建設の村で8年前に起こった交通死亡事故と、同じ日に崖から転落して以来意識を失ったままの少年・立原冬馬の存在が事件の重要なカギとして浮上してくるが…。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、渡部陽一、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、山口勝平

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ラスト15分・・・・・!!

名探偵コナンの劇場版の第15作目として

公開された作品である。

冬の時期の話で、鍵となる街での

フェスティバルの氷の彫刻などは

綺麗なものでした。

事件が一転二転しながら、新たな局面を

迎えながら、犯人を追い詰めていき、

ラスト15分はタイトル通りに

圧巻のものでした。(コナンシリーズは

みな最後はそういうふうになっていると

思うが・・・)

映画はあまり好きでない私でも面白いと

感じれました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

コナンのスケボースゴスギ

コナンの映画は何作か見たことがあります。映画はミステリー以外にアクションも入るので、結構面白かったです。少々ワンパターンな気もしますが。
今回もコナンのスケボーは凄かった。最初からスケボーが登場し、いきなりどこで手にいれたのかわからない凄まじいスケボーテクを見せつけてくれます。そしてこの映画のメインの舞台、雪山へ移動します。そこからはスノーボードです。雪山をあんな速度で駆け抜けられるならスノーボードで世界が狙えます。しかも今回はただ敵を追いかけたり、逃げたりするため以外にスノーボードを使います。これはマジかと思いました。なかなか面白かったです。
事件はいつも通りでしたね。つまらなくもなく、ふつーに解決しました。蘭があんまり活躍しなかったのが少し残念でした。
映画コナンシリーズの中では割と好きなほうです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

生き延びるんだ、絶対に・・・

名探偵コナンの15周年記念作品です。
今作も突っ込みどころ満載ですが、そこは目をつぶって見ましょうね^^;

◆この作品の内容は・・・
今回の舞台は雪山。
「おまえの傲岸不遜な4年間の都政に対し天誅を下す!」
都知事に謎の脅迫状が届き、地下鉄爆破事件が起こります。
その事件の原因を探るべく、新潟県の雪国にコナン達は向かうが・・・。

◆ド派手なアクション・・・
コナンの劇場版作品は「ミステリー」+「アクション」+「パニック」という構成になっています。
特に今作では「アクション・パニック」>>>>>>「ミステリー」。
アクションシーンでは半端なくよく動き、オリンピック選手も顔真っ青になるような程のド派手なスケボー・スノボーテクニックをコナンが披露します(゚∇゚ ;) ス、スゲー!
その分、ミステリー要素は薄くなってしまっていますが、これはある意味劇場版作品として正しい。
TVシリーズと同じ事をやってもしかたがない、せっかく大画面の劇場で上映するのだから、とことんド派手にやって大迫力のアクションを楽しむといったところですね。

◆ゲスト声優陣に・・・
チョイ役ですが、戦場カメラマンの「渡部陽一」が声優をしています^^;
キャラデザもそっくり。
あのゆったりとした独特のしゃべりにちょっと笑ってしまいました( ̄▽ ̄)クスッ
でも、このキャスティングはちゃんと狙いがあったんですよ~。
この作品のテーマは「絶対に生き延びる」。
戦場カメラマンの「渡部陽一」は数々の戦場に出向いており「戦場報道とは生きて帰る事」と語ります。
これは遊び心のある演出でした♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

59.7 9 推理で幼馴染なアニメランキング9位
おおかみかくし(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (428)
2253人が棚に入れました
16歳の少年 九澄博士(くずみ・ひろし)は、都心から離れた山間にあるニュータウン嫦娥町(じょうがまち)で暮らすこととなった。 河川が“旧市街“と”新市街“を分断するこの町は、今もまだ謎に包まれた土地文化や風習が数多く残っている。取り立てて目立つ存在ではなかった博士をクラスメイトはあり得ないぐらい気にかけてくれる。そんな環境に戸惑いつつも新しい生活を楽しむ博士だが、ただ1人、クラス委員を務める櫛名田眠(くしなだ・ねむる)だけが明らかに博士と距離を置いているのが気がかりだった。数少ない接触の中で、彼女は博士に忠告する。「旧市街には近づかないように」そこに何があるのか?…そして恐怖と謎が交錯する。

声優・キャラクター
小林ゆう、伊瀬茉莉也、加藤英美里、藤田咲、渕上舞、後藤邑子

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

知名度が低い割には・・・。

私がこのアニメを見る原因となったことはOPの曲『時の向こう 幻の空』が良かったためなのです。そのため、途中まではなんとな~く見ていました。しかし、ある程度話を見ていくとこれがまた意外と面白かったのでした。
内容・ストーリーにおける残酷さがひぐらしに少し似てるかな?と自分は思っています。けれど、全く似ていないという人もいますし、実際のところどうなんでしょうねぇ?

最初の方はかなり残念な感じのストーリー(よくわからない展開)でしたけど、半分あたりからようやくどんなストーリーであるのかがわかってきます。しかし、その面白いかもしれないと思い始めるに至るまで見続けるのは少し苦かもしれません…。 それほど序盤は退屈な展開が続きます。 このアニメは何がしたい、どういうコンセプトであるのかをしばらくの間ハッキリさせないので、ただ単に転校してきた主人公が他の生徒達にやけに持て囃されているだけ、そして近所のクラスメイトに異常に好かれているというストーリーしか見えてこない、けれど、裏では何かが起こっているということしかわからない
のです。 その裏の話が表に出てくるにつれて面白くなっていきます。その裏の話というのは、かなり鬱な内容であるため、自分は何となくひぐらしに似ているのでは?っと思ったのです。 ひぐらしの舞台が雛見沢村(山の中と思われる)という連続怪死・失踪事件が起こる辺鄙な村に対して、おおかみかくしの舞台は嫦娥町(じょうがまち)という、失踪事件?が起こっている山の中の辺鄙な街である、という設定もなんとなく似ています。
一番私が良くわからなかったことは、最終話の存在です。 あれは必要あったのでしょうか…。
いや、それでも中盤~終盤までには面白いところがあるのですけどね。

このアニメで唯一頭の中に根強く残ったものといえば、八朔(はっさく)の歌でしょう。
「八朔~、八朔~、嫦娥の八朔~♪」と歌っているやつです。何だか耳に残ってしまいました。

このアニメは私的には特にオススメでも何でもありません。ただ、暇ならば見てみてください程度です。しかし、OPとEDは良曲だと思いますからそれらだけでも一度聞いてみてください♪
OP:『時の向こう 幻の空』
ED:『月導-Tsukishirube-』

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

keylove さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

これはひぐらしの真似だし、なにもかも中途半端です

観ていて展開が読めるというか、まったくなんの面白みもない展開だというか、これは完全にひぐらしの劣化版ですね。
ひぐらしが鳴いているところなんかも似てますし、ロケーションなんかもほとんど真似ているんじゃないでしょうか。
観れないことはないのですが、これといって秀でたところがまったくありませんし、主人公がなにもかも中途半端すぎます。
ギャグもまったく笑えないし、キャラの可愛さも中途半端。
なにを書けばよいのかわからないレベルですね。
設定は良いのかもしれません。
おそらく、これが良くなったのが、ひぐらしだと思いますので、設定は悪くないのですけど、もっとホラーに徹するかギャグ交じりの軽いタッチにするかにしてほしかったですね。
最近のほかの作品があまりにクオリティーが高いので、もはやこのレベルで面白いとは言えません。
このサイトの評価通りの点数だと思います。
まあ、なにも考えずにちょっとホラーチックなアニメを観たいのなら観ても良いかも?という感じです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【レビュー初投稿】神か? 狼か? 旧市街地の隠された掟…恐怖と謎が交錯する。

この作品の原作はアドベンチャーゲームだったみたいですね。
あにこれ入会当時、なかなか最初の一歩が踏み出せず放置していた間に視聴した作品です。
dアニメストアで偶然この作品と再会し、あにこれの棚を確認したところ未だレビューを書いていなかったので、再度視聴することにしました。


16歳の少年 九澄博士(くずみ・ひろし)は、都心から離れた山間にある
ニュータウン嫦娥町(じょうがまち)で暮らすこととなった。

河川が“旧市街“と”新市街“を分断するこの町は、
今もまだ謎に包まれた土地文化や風習が数多く残っている。
取り立てて目立つ存在ではなかった博士をクラスメイトはあり得ないぐらい気にかけてくれる。

そんな環境に戸惑いつつも新しい生活を楽しむ博士だが、
ただ1人、クラス委員を務める櫛名田眠(くしなだ・ねむる)だけが
明らかに博士と距離を置いているのが気がかりだった。
数少ない接触の中で、彼女は博士に忠告する。

「旧市街には近づかないように」そこに何があるのか?・・・そして恐怖と謎が交錯する。


TBS公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

TV放送されたのが2010年の冬なのでもう10年も前になりますが、公式HPが残っていてくれるのは嬉しい限りです。

今回改めて視聴して気付いたのが、作品自体のスペックの高さです。
以前視聴した時には、「FORTUNE ARTERIAL 赤い約束」に設定が近い作品…程度しか思っていなかった自分が恥ずかしいです^^;

「ひぐらしのなく頃に」に近い雰囲気を感じるのは、原作原案が竜騎士07さんだから…
物語の舞台である「嫦娥町(じょうがまち)」は人里離れた隠れ家的な町なのですが、何となく「雛見沢」の雰囲気が感じられたり…
これが悪いと言っている訳ではありません。
この絶妙な空気が作品にマッチしているんです。

そしてもう一つ…
キャラクターデザインがPEACH-PITさんだった事が、この作品のスペックを押し上げていると言っても過言ではありません。
繊細なタッチと、女の子の可憐な顔立ちには何度見惚れたことか…
しかも、PEACH-PITさんのデザインがアニメになっても崩れていないのは、素晴らしいとしか言いようがありません。

PEACH-PITさんのキャラデザと言って真っ先に頭に浮かぶのは、やはり「ローゼンメイデン」です。
特に、みゆきちが演じていた「真紅」がお気に入り…
もちろん、フィギュアもポチりましたよ^^
ドールなので1/3スケールなんですが、サイズ的には普通の1/7スケールとほぼ同じくらい…
そういえば、原作の漫画は全て完結しているようです。
アニメでは物語の途中までしか描かれていませんが、是非ラストまでアニメ化して欲しい作品です。

…すっかり脱線してしまいました^^;

一見すると何の変哲もない「嫦娥町」ですが、裏では「ひぐらしのなく頃に」の様な殺人事件が起こっていました。
でも、この作品の最大のポイントは、犯人が不在ということなんです。
殺人事件が起こっているのに犯人が居ないなんて、普通はあり得ません。
そう、「嫦娥町」は普通じゃない側面を持った場所だったんです。

「嫦娥町」の真相は物語の進展に伴って明らかになるのですが、きっとここの住人に課せられた運命を呪いたくなると思います。
みんな静かに暮らしたいだけなのに…
顛末の気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

それと、改めて思ったのは声優陣が半端無かったということ…
伊瀬茉莉也さん、加藤英美里さん、渕上舞さん、藤田咲さんに後藤邑子さん…
それに、藤原啓治さんもという錚々たるメンバーが揃っています。
原作原案、キャラデザでも視聴意欲は増しましたが、声優さんのクレジットを見て俄然視聴に気合が入りましたから…

オープニングテーマは、FictionJunctionさんの「時の向こう 幻の空」
エンディングテーマは、南里侑香さんの「月導-Tsukishirube-」
オープニングは聞いた瞬間に梶浦さんの楽曲だと分かる荘厳なメロディと重厚なハーモニーが素晴らしく、この楽曲も作品のスペックの押し上げに一役買っていました。
それに、元KalafinaのKEIKOさん、WAKANAさんの歌声がしっかり聞こえるのも特徴だと思います。

1クール全12話の物語でした。
最終話は後日譚的な立ち位置でしたが、顛末のその後の様子を窺い知るためには必要だったのでしょう。
何より色々と記憶から抜け落ちていた細かい部分もしっかり補完できたのも嬉しい限りです。
この作品には古さを微塵も感じませんでしたが、たまにはこういう作品を振り返るの楽しさを教えて貰った気がします。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

69.2 10 推理で幼馴染なアニメランキング10位
名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(アニメ映画)

1997年4月19日
★★★★☆ 3.6 (322)
2016人が棚に入れました
ある日、一家で病院を営む黒川邸で主人の黒川大造が何者かに撲殺されるという事件が起こった。毛利小五郎を時計型麻酔銃で眠らせた江戸川コナンの推理によって、事件は解決した。数日後、東都大学建築学科教授兼建築家の森谷帝二から、工藤新一宛にパーティーの招待状が届いた。しかし新一は体が縮んでしまってコナンとなっているため、コナンは小五郎を代理人としてパーティーに出席する。そこでコナンは、殺人事件があった黒川邸が森谷の設計であることを知る。

声優・キャラクター
高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、神谷明、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

コナン劇場版1作め。爆弾事件の解決。

コナンの劇場版の最初の作品です。
今作は爆弾事件が主で、コナンが爆弾をなんとかしようと奔走します。
犯人を誰か当てるところも見どころで、コナンの推理も見事です。
キャラも当時のメインキャラはほぼ出ていて、コナン、蘭はもちろん小五郎のおっちゃん、目暮警部、白鳥刑事、少年探偵団、阿笠博士も出てきます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『赤い糸は・・・』

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第1作。

割と早めに犯人が分かってしまうと思うのですが、最近では本編でもなかなか見かけないほど巧妙なストーリーは一見の価値があると思います。
コナンの物語にはよくあるのですが、犯行の動機については全く理解不能ですけど・・・。

ラストの蘭ちゃんの『赤い糸は・・・』のくだりに、全国の蘭ちゃんファンは打ちのめされるでしょう。
ああ、新一が羨ましい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11
ネタバレ

ポケモンマスター! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

第一作目にしては上出来!

~ストーリー~
省略。

~感想等~
コナンの劇場版第一作目です!

かなり古いため画質や作画が見劣りしますが、ストーリーはけっこう引き込まれる内容でおもしろかったです。

刑事ものでおなじみの爆弾トラップ満載です。

第一作目としては上出来だと思いました。

以下は観終わった方
{netabare}
線路の爆弾解除時の挿入歌がよかったです!

あと、ラストで爆弾の赤い線をきらなかった理由がなんともうまく表現していてすばらしかったです。

暇があったら他のコナン映画も再視聴していこうと思います!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

64.7 11 推理で幼馴染なアニメランキング11位
名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)(アニメ映画)

2010年4月17日
★★★★☆ 3.7 (269)
1656人が棚に入れました
世界中を股に掛けて宝石を狙う怪盗キッドのところに、彼との対決に執念を燃やす大富豪・鈴木次郎吉からの挑戦状が舞い込む。世界最大の飛行船ベルツリー号の宝石“天空の貴婦人”を盗んでみろという次郎吉の申し出を知らされ、コナンや蘭、小五郎も駆けつけるが……。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、緒方賢一、松井菜桜子、堀川りょう、宮村優子、永井一郎、石塚運昇、優木まおみ、大橋のぞみ、大友龍三郎、中田浩二、大矢兼臣、小山武宏、小川真司、茶風林、井上和彦、湯屋敦子、千葉一伸

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

空での話です。

名探偵コナンの映画作第14作目として公開

された作品です。

鈴木財閥の飛行船でのキッドとの対決と

謎のテロリストとの二つの物語が交差していて

それを上手くさばいていくコナンが

良かったと思います。

空中での閉ざされた空間での

対決は面白かったと思います。

キッドはいつものように利用されたり、利用したり

と奔走していたように思いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まじっく快斗ファンには嬉しい作品

一言で例えるならば、コナンに海外ドラマ「24」を取り入れたようなストーリーを展開した作品。

◆この作品のみどころは・・・
やはりコナンと怪盗キッドのコンビでしょう。
従来のコナンアニメに出てくる怪盗キッドはキザでクールな雰囲気を出していましたが、今回は本来の姿である「まじっく快斗」のコミカルなキッドが見られます。
キッドの描写シーンはかなり多めで、主要キャラとの絡みは思わずニヤリな展開。
コナンファンはもちろん、キッドファンには絶対楽しめる内容だと思います。

◆声優について・・・
劇場版の作品では、この作品から毛利小五郎の声優が「神谷明」から「小山力也」に変更されております。
「小山力也」といえば「24のジャック・バウアー」が真っ先に思い浮かびますが、やはり声優交代は違和感がありすぎます。
ただ、この作品ではその事を考慮してか毛利小五郎の出番をかなり少なくしてあり、「声優交代を徐々に慣れさせていこう」という配慮がされているみたいで良かったかと思います。
そういえば、この声優交代の理由って信頼関係を失うような事態が発生したという事らしいですが、こういう事情での声優交代は視聴者としてはやめてもらいたいものですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

えぇっ!蘭ちゃんがキッドと・・・!

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第14作目。

巨大飛行船を舞台に、コナンと怪盗キッドの凸凹コンビが大活躍する話です。
そして地上では、平次と和葉ちゃんが活躍します。

ネタバレになっちゃいますけど、{netabare}本作では一人の死者も出ません。なので、殺人事件が苦手な人でも{/netabare}安心して視聴する事が出来ると思います。

物語としては謎解き要素より、アクション要素の強い作品です。
コナンとキッドの凸凹コンビは相変わらず面白いです。
平次と和葉ちゃんのコンビも面白いです。

ラストに、蘭ちゃんとキッドの“ドッキリ”シーンがあります。
蘭ちゃんファンなら、誰もが目を覆いたくなるようなシーンなのですが、我慢して必ず最後まで見て下さい。
{netabare}思わず笑ってしまいますから!{/netabare}

しかし、いつも思うんですけど、コナン君、怪盗キッドを捕まえる気はサラサラ無いですよねぇ?
義賊であるキッドを認めているとか、『コナン=工藤新一』である事をバラされたくないとか、たまに新一の真似をして貰って助けて貰っているからとか・・・。どちらかといえば、キッドとの知恵比べを楽しんでいるとしか思えないんだけど・・・。

主題歌はGARNET CROWのOver Drive。名曲です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

53.4 12 推理で幼馴染なアニメランキング12位
DRAMAtical Murder(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (171)
918人が棚に入れました
主人公・蒼葉は、日本列島の南西に位置する碧島で、ジャンクショップでアルバイトをしながら、祖母のタエと2人で暮らしていた。島では肉弾戦での縄張り争いを繰り広げる「リブスティーズ」、仮想空間でバトルを行う電脳オンラインゲーム「ライム」が流行していた。蒼葉はそのどちらにも参加せず、日々を過ごしていたが、ある日、突然に強制的にライムバトルに引きずり込まれてしまうのだった――。

声優・キャラクター
私市淳、高橋広樹、日野聡、松田健一郎、中澤まさとも、竹内良太、高橋研二、間島淳司、樋口智透

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

あまりBLを感じさせませんが…(´ー`;)

BL系アダルトゲームが原作の作品。
全12話。


あにこれでの評価は低い作品ですが
せっかく録画したので視聴してみましたw

BLものが原作という事で登場人物はほぼ男子。
様々な属性を持つ男前なキャラがぞろぞろと
出てくるのでやはり女子向けですかね。
それでもBLを意識させる描写が少ないので
男子でも完走する事は可能だと思います(*´ω`*)b

完走はできるものの残念ながら中身は薄いです。
ゲームの販促が目的なのが丸分かりで
キャラを重視した作りになっています。
それ自体は悪くはないと思いますが
尺を使って掘り下げてる割にキャラの魅力が
いまいち伝わって来ないのが残念。
女子には伝わっているんですかね(´ー`;)

ストーリーは分かりやすいんですが
ラストまで盛り上がりに欠ける出来でした。
背景や色使いなど作画も個人的には合わず
低い評価になってしまいました。


どれだけキャラを愛せるかによって
楽しめるか否かが決まる作品だと思います。
やはり女子向けですかね。
残念ながら男子にはオススメはできません( - ω - ;)




《キャスト》
瀬良垣蒼葉(私市淳)
紅雀(高橋広樹)
ノイズ(日野聡)
ミンク(松田健一郎)
クリア(中澤まさとも)
蓮(竹内良太)
ミズキ(高橋研二)
タエ(文月くん)
東江(西前忠久)



《主題歌》
OP:『SLIP ON THE PUMPS』/GOATBED
ED
『BOWIE KNIFE』/GOATBED(第1話ー第6話、第11話)
『BY MY SIDE』/いとうかなこ(第7話)
『Felt』/木村世治(第8話)
『Lullaby Blue』/いとうかなこ(第9話)
『Soul Grace』/VERTUEUX(第10話)
『天使達』/GOATBED(第12話)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

電脳世界との狭間

原作未プレイ 12話

近未来のとある島、住民と東江財閥が運営している大規模なリゾート施設があります。主人公の瀬良垣 蒼葉(せらがき あおば)は、その島で祖母と2人で暮らし、町のジャンク屋で働いていました。
平穏で穏やかな毎日に突如として蒼葉に襲いかかる出来事を描いた作品です。

ライムと呼ばれる電脳空間でのゲームが流行し、オールメイトと呼ばれる動物の格好をした通信機があり、町にはデュラララのようなカラーギャングぽい集団がいる世界なので、島といってものんびりとした雰囲気はなく、どちらかと言えば都会のような感じがします。(観過ごしたかもしれませんが、私は中盤まで島とは思いませんでしたw)

序盤は世界観と主なキャラの紹介、中盤はそのキャラ1人1人に焦点を当てていてそれに主人公が関わっていくお話、終盤は伏線を回収して終わる形でした。

きちんと終わっているのは評価できますが、主人公を含め私にとって魅力的なキャラが見つからなかったのが残念です。

メインの登場人物で女性は祖母ぐらいで、他全員男性でした。女子向けの作品と言えるでしょうね。

オススメはしませんが、気に入ったキャラがいれば観てもいいかもしれませんね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

かげきよ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

DRAMAtical tuMarander

近未来イケメンチーマー仮想空間バトルの世界へようこそ!


基本的に乙女向けなんだけど、かなり詰め込んだ設定で
その過積載ぶりが笑えてしまった。
本来笑い所では無いんだろうけど、ツッコんでいる内になんだか笑えてきた。

主人公と紅雀の服のセンスに苦笑いしていたら
「その服カッケーじゃん!」とチーマーが絡む。
おいおい、ここ広げるのか!触れちゃイカンだろ!?と思っていたら
「駅前の店で売っているよ。」と返す。
どんな店だよ!いくらで売ってんだよ!とか思うと少し楽しくなってきた。
その後の「てめー何中だよ!」的なやりとりも安っぽくてニヤリとしてしまった。
笑い所でなく、カッコ付け所として描かれ本気でやっているのが
ツッコミ所でまた笑えた。

…そんな事を思っていたら更にツッコミポイントが盛りだくさんだと気づく。

祖母との喧嘩エピソードは彼の優しい側面と互いの愛情が垣間見られた…が、
鍵閉めた閉めないでそこまでしないでも…ばぁちゃん家に居ったんでしょ?とか
家の中のものスゴい昭和感とか置物のセンスとか
他にもゴミロボの「お雑煮お雑煮」(たぶん掃除なんだけど)という謎の叫び等々
ツッコミ待ちのシーンだらけで構成されている。
どうやらこのアニメの目的はツッコませる事らしい。
本来なら切るアニメだが勝負に乗って視聴を続けるべきなのか悩んでいる。

【総評】
ツッコミどうのこうのと言うより、ともかくつまらない。
…じゃあ観るなってツッコミはごもっともなんですが、
ミステリー要素がほんのりあったので、つい観てしまいました。

要約すると記憶を飛ばされた主人公が出自に迫り
また、自分の能力を利用しようとした男の野望を阻止する話なのですが
全編通してモヤモヤしたまま状態で
それに視聴者が付き合わされ微妙な気持ちにさせられます。
最終的には色々と明かされてはいるもののその頃には冷めてしまい「ふ~ん」としか思えず。
観せ方もチープで推理させる楽しさへの配慮が希薄でした。

キャラも見た目こそ個性的ですが中身は没個性で魅力的に描けていません。
動きもぎこちないしバトルもショボいし…。
何でこんなの観ちゃってたんだろ…。

元はゲームらしいのでそちらのファンや
キャラ作画がどストライクって言う女性なら楽しめるかも知れませんが
美男子好きでも見送った方がいいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

63.2 13 推理で幼馴染なアニメランキング13位
アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (32)
166人が棚に入れました
舞台は1930年代のイギリス。その首都ロンドンを拠点に活躍する探偵、エルキュール・ポワロ。ベルギー警察で活躍した彼は、引退後、その明晰(めいせき)な頭脳と洞察力を活かし、探偵業をしています。紳士の身だしなみと、自信にあふれたものごしで、難事件を次々と解決します。
もう1人の主人公、ジェーン・マープルは、ロンドン近郊に住む、上品でおしゃべり好きな老婦人。素人探偵ですが、豊富な人生経験と鋭い観察力で、真犯人を突きとめます。名探偵2人をつなぐオリジナルキャラクターの少女、メイベル・ウエスト。ミス・マープルの甥の娘にあたる彼女は、自分の未来を切りひらくため、ペットのアヒル、オリバーと一緒に、ポワロ探偵事務所のドアをたたくのです。

声優・キャラクター
里見浩太朗、八千草薫、折笠富美子、野島裕史、城雅子

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

推理物が好きな人なら普通に楽しめそう

ミステリーの女王アガサ・クリスティの2大キャラであるエルキュール・ポワロとミス・マープルのシリーズを原作にした推理アニメ。さすが原作がしっかりしているだけあって普通に面白いです。
原作にはないメイベルという女の子キャラをミス・マープルの親戚でポワロの助手という設定で登場させることで別々のシリーズを1つのアニメシリーズとして繋げています。全39話のうち、およそ3分の2くらいがポワロ回、残りがマープル回といった割合です。1つの事件は長いもので全4話、短いものは1話完結。個人的にはクリスティの熱心なファンというわけではないので(小説は代表作をいくつか読んだことがある程度。このアニメ同様にNHKで放送していたイギリス製作のポワロの実写ドラマは結構好きです)、オリジナルキャラを出すことにも特に違和感や拒否感はありませんでした。アニメの出来自体も手堅い作りで悪くないように思います。名探偵コナンや金田一少年が好きな人なら気に入るかもしれません。
また、ポワロ、マープルといった主要キャラから各回のゲストキャラまで、声の演技に有名俳優を多数起用しているのもこの作品の特徴です。各話でそれらのキャラが最初に登場するときは役名と声を演じている俳優名が画面に表示されるので、この人は声の演技も上手いなあとか、この人は声優は向いてないなあ、などと思いながら観るのもありかと思います。
音楽はBGMは良かったと思いますが、OPとEDは作品の雰囲気にあまり合っていなかったように感じました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
ネタバレ

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

このミステリシリーズは面白い

推理小説原作原は推理漫画原作と違ってアニメには向いてないと思いますが、
この作品は面白かった。
声優が俳優が担当している人が多くイマイチという意見については、このNHKアニメの場合、あまり気にならなかった。
というか、むしろ合っていたと言っても過言ではない。
NHKアニメというのはなんだか独特の雰囲気があり、そういうのが許せるという良いという雰囲気がある。
某所で「不思議の海のナディア」と同じ製作スタッフが作っているらしい。確かに雰囲気はなんとなくは似ている。

ただ、気になった部分として、いわゆる黄金期の推理小説なら誰でも知っている事だが、
当時の欧米の量刑基準は正当防衛や精神異常などの例外を除いてほぼ殺人=死刑(イギリスでは絞首刑、アメリカでは電気椅子、フランスではギロチン)だったりする(だから推理小説では話しの締め方として犯人は逮捕されるより自殺するケースが多い)。
ほのぼのとした優しい雰囲気の本作の犯人たちにもそれが当てはまるとなると気が重い。
まあ、パラレルワールドであの世界の量刑基準は現実や原作とは違うのかもしれないが。

ポワロの性格は実は結構、原作に近い、むしろ実写化作品の堂々した紳士で隙のない雰囲気のポワロよりも、
あの、小太りのおっとりとした「食事、食事」と事件の解決より食べる事や日常生活を楽しむ事を優先させる緊張感のない性格はいかにもだ。

逆に原作とはかけ離れているのはミス・マープルで原作では、もっと過激な性格である。
犯人に対する怒りは強く「復讐の女神」という作品の題名はそれを語っている。
「パディントン発4時50分」やこのアニメにはなってないが「ポケットにライ麦を」という作品では最後の方で相当な暴言を吐いている。
そしてポワロは犯人に憐れみを感じた場合は自殺する機会を与えているのに対してマープルは犯人が勝手に自殺する事はあっても、彼女がその機会を意図的に与えるなんて事はない。
もっとも、マープル作品の犯人は邪悪な同情の余地のない奴ばかりだが。
アニメではその辺は改変されてマープルが犯人を気遣ったり、犯人に同情の余地があるようにされている。

また、原作マープル作品は「推理小説とは言えない」という評価もあり、マープルの推理思考も明かされない「直感型探偵」に分類されている。
そもそも、「嘘と邪悪はまるわかり」というキャラで「探偵」とは言いにくい。
あと、メイベルは今作のウリとも言われる可愛い魅力的キャラだが、こういう背景もある。{netabare} 実は原作の短編集『火曜クラブ』所収の「聖ペテロの指のあと」に「メイベル」というマープルの姪が登場するが、既婚者であり、なおかつ殺される被害者役である。また「知的障害がある」という記述もあり、一応、名前と「マープルの姪」という設定だけは借りているにしろ、アニメのメイベルとは別人と見ていい。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

k-papa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

NHK的な探偵物アニメ。過去の俳優使うのは?

如何にもNHK的なアニメ作品。
アガサ・クリスティのメインキャラを旨く使っています。
そのために話の繋がりに違和感が無かったです。
それにしても過去の俳優を使うなんて
まるで某ジブリのプロデューサーさんみたいです。

まあ、気楽に親子で見る作品ですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1
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