探偵で謎解きなおすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの探偵で謎解きな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番の探偵で謎解きなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.2 1 探偵で謎解きなアニメランキング1位
歌舞伎町シャーロック(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (215)
756人が棚に入れました
新宿區イーストサイド・・・・・・混沌を極めたその街の中心には、ネオン瞬く歌舞伎町が広がっていた。光が強けりゃ影も濃い。悪人どもの潜む暗がりの、そのまた奥に探偵長屋の明かりが灯る。ハドソン夫人の営むその長屋は、なくて七癖、曲者ぞろい。野心満々のケッペキ探偵に、男を化かす姉妹探偵。はたまた刑事くずれのオッサン探偵がいるかと思えば、ヤクザを破門されたアンチャン探偵・・・・・・そして真打は、落語をこよなく愛する天才探偵シャーロック・ホームズ。切り裂きジャックによる猟奇殺人が起きたその夜、舞台の幕は上がった。探偵どもの化かし合いを横糸に、シャーロック、ワトソン、モリアーティ、三つどもえの友情を縦糸に・・・・・・ミステリー? いやさコメディ?なんともはや、判別不能ドラマのはじまりはじまり~。

声優・キャラクター
小西克幸、中村悠一、山下誠一郎、斉藤壮馬、東山奈央、東内マリ子、青山穣、橘龍丸、諏訪部順一
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

内藤新宿

名探偵シャーロック・ホームズを探しに歌舞伎町へやって来たワトソン。
ワトソンの身の回りで発生している怪しい出来事を解決してほしいと依頼するのであった。

ワトソンが命を狙われるキッカケとなった「切り裂きジャック事件」。
生殖器を切り取り、死体の周囲に天使の羽根を描く殺人鬼です。
ジワジワと事件の真相に近づいていく探偵たち。
1クールを使って、じっくりと表現しています。
(序盤は関係の無い事件が多いですが^^;)
ラスボスが切り裂きジャックだったら良かったのに……

2クール目にラスボスが出現するのは構いません。
ただし、そのラスボスが納得できません。
このような展開だったら2クール目を作らなくてもいいのでは?と思わせます。
全部、切り裂きジャックに犯行を押し付けたら良かったのに><
中々、腑に落ちない展開でした。

名探偵が落語好き、というのは妙案です。
ただし、落語推理は如何なものか。
{netabare}おちつく(オチつく・落ち着く)のでしょうかねw{/netabare}

個人的には1期で お腹いっぱい。
黒幕は いなかったほうが気持ち良く視聴できました。
好きか嫌いかと聞かれたら……微妙かな^^;
2クール必要な作品ではありません。
新宿という玉石混交な街が舞台。
繁華街の歌舞伎町には色々な人や物が集まります。
真実が表裏一体という事かなぁ。
人を選びます。
推理好きでも手を出すかどうか、難易度の高い内容でした。


最後に謎かけを1つ。
歌舞伎町シャーロックとかけてシャア専用と解きます。
その心は……{netabare}どちらも1き(期・機)で十分です。{/netabare}
おあとがよろしいようでm(_ _)m

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

う~ん、2クールは長すぎた・・・。

アニオリ作品。最終話まで視聴。

設定の奇抜さ。
特に探偵と落語という取り合わせの面白さ。
物語の舞台。

これらが織り成す世界観はとても良かったと思います。

前半の「切り裂きジャック編」までは、テンポも良くて楽しめていたんだけど、後半は、一言で言って『長かったな・・・』。

{netabare}後半は「切り裂きジャック編のその後の顛末」。
まあ、『ここを解決しないと物語は完結しない』ってことなんだろうけど・・・。
それにしたって、ほとんど後半丸々ですからねぇ。
さすがに長すぎるというか・・・。{/netabare}

サイコパスが絡むと、心理が理解出来ないせいだと思うんですけど、少々、苦手なんですよね。
あくまでも個人的な感想です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

奇人変人が集う探偵長屋

全24話

新宿をお金持ちが住むウエストサイド、庶民が住むイーストサイドに分かれて生活をしている世界、イーストサイドの歌舞伎町に住み数々の依頼を解決している探偵長屋に所属しているシャーロック・ホームズを中心に様々な事件の解決をするお話。

ワトソン、ハドソン夫人、モリアーティなどシャーロック・ホームズにゆかりのある名前のキャラクターが出てきます。

変わっているのは事件の顛末を落語で語るところでしょうね。

前半から中盤は、1つ1つの事件を解決していきながら、この作品根底ある事件に迫り解決するお話です。

後半は新たな事があり大事件となりますが、あまり共感できなかったですね。

常人では分からないことばかりですw

きちんと終わっていますが、ついていけない部分もありましたので、これから観る方は1〜2話観て視聴を判断されるといいかも知れません。

OPはEGO-WRAPPIN'さん、EDはロザリーナさん、石﨑ひゅーいさんが歌っています。

最後に、事件の解決方法が全然分かりませんでしたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

67.9 2 探偵で謎解きなアニメランキング2位
美少年探偵団(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (170)
495人が棚に入れました
「美少年シリーズ」は、講談社タイガより刊行されている西尾維新さんの人気小説シリーズで、私立指輪(ゆびわ)学園を舞台に、校内のトラブルを非公式非公開非営利に解決すると噂される謎の集団「美少年探偵団」を中心とした物語が描かれる。TVアニメ化際し、アニメーション制作はシャフトが手掛け、総監督は新房昭之さんが担当する話題の作品だ。

声優・キャラクター
坂本真綾、村瀬歩、坂泰斗、増田俊樹、矢野奨吾、佐藤元、七海ひろき、鳥海浩輔
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

その生き方は美しくない

西尾維新×シャフト。

指輪学園中等部で秘密裏に活動する、
美少年探偵団による美しき青春ミステリー。
瞳島眉美は旅先で見た星に関わる事件で、
彼らと出会い物語が始まる。

美少年!?どうでも良いかと思いつつも、
ミステリーであることが功を奏している。
ふと思えばシャフト躍進の着火点は、
さよなら絶望先生だったのでしょうか。
一癖ある演出ですが嫌いではないです。

ここから先、キャラも増え、
次なる事件の依頼も舞い込み、
乱歩の世界観だとは推測できますが、
それほど気にしなくても良いでしょう。
美学を語り、美学とともに生きる。
期待しすぎず楽しめたらと思います。

最終話視聴追記。
{netabare}推理の考察を楽しむというより、
世界観を楽しむというのが正しいでしょうか。
西尾維新プロジェクトも化物語は別格として、
謎解きなら戯言シリーズをお勧めします。{/netabare}

くずはくずでも星屑に、
星を探す少女の美しき青春の一篇。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 32
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

依頼人がまともで助かった

人によって評価がかなりわかれそうな作品。
あまり他人の評価は気にせず、実際に視聴してみて自分の感性にしがって視聴することをお勧めしたい。
合わない人はたぶん1話で合わないとわかると思う。

美少年達が依頼人の依頼を叶える探偵?として活動する話。
キャラデザは癖が強いが、作画はかなり力が入っている。
特に色使いには目を見張るものがある。
主題歌はオシャレでとても良い。

美少年探偵団の団員は何を言ってるのかようわからんが、依頼人の女の子はまともな感覚らしく、「何言ってるのこの人たち?」とちゃんと突っ込んでくれているのは安心した。

キャラクターはかなり芝居がかったセリフが多く、~物語シリーズをイメージしてもらえれば分かりやすいかと思う。
リアリティは欠片ほどもなく、理詰めで考えると穴だらけ。
だが、雰囲気を楽しむ作品なので、些細な問題なのだろうと思う。
まるでミュージカルだ。

雰囲気とかノリが合わない人にはとんでもない駄作に見えるだろうし、ツボにはまる人もいると思う。

どちらかというと女性向け作品だが、男性でもこういう作品が好きな人はいると思う。

私はこういう作品は好きだ。


第一話で依頼人が探している星について考察。
{netabare}
10年前の回想シーンで、フランスのエッフェル塔のようなデザインのものが見えたのと、その場所で花火とか砂浜でバーベキューをしたとあった。

日本で見ることができなくてフランスでは見ることができる一等星はたぶんないはず。北半球で夏の夜空の星と言えば、夏の大三角だとは思うが、当然日本でも観測できるし、星がきれいな場所に行けば再現はできるだろう。

だけどそれは、フランスのエッフェル塔なら、の話。
エッフェル塔はそれを模したものが世界のあちこちに建造されているのは知っていて、調べてみたらオーストラリアのブリスベンにもあるそうな。
たぶん、南半球ではこれが唯一か?

もし依頼人の少女が行ったのがオーストラリアで日本で見つけることができないと言っているのなら、日本で見ることができないor見るのが難しい明るい星ということになる。
そして花火を砂浜でしたのならたぶん向こうでの季節は夏。
ブリスベンはオーストラリアの東に位置するので、海岸で見上げたということは、東の空を中心とした範囲のはず。

可能性が高そうなのはカノープスだろうか?

というのも、ひときわ目立つということは、近くに一等星がないと思われるので、サザンクロスとかケンタウルスα星あたりは該当じゃないと思う。

などとせっかくなのでちょっと探偵っぽいことをしてみたり。
でも、その星を探すのが人生の目的みたいになっている依頼人は、
その程度のこと調べると思うので違うのかな?

→2話を視聴して完全に見当はずれだったことが判明しました。
ドヤ顔で考察して、盛大にはずして、めっちゃ恥ずかしいやつ。
せっかくなので自戒の念も込めてさらしておきます。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

眩しいほどに美しい―― 美少年探偵団、開幕!

この作品の原作は未読ですが、「物語」シリーズや「刀語」を執筆された西尾 維新さんと、シャフトの組み合わせ、となると私に視聴しないという選択肢はありませんでした。

アサルトリリィ Bouquetを視聴した時も思いましたが、「物語」シリーズで良く見られた鋭くエッジの効いた作画、という感じはなく、シャフトさんらしさを感じつつも少し当たりの柔らかい感じが個人的には好印象でした。
あ、これは「物語」シリーズの様なエッジの効いた作画が嫌いという訳ではありませんので。


十年前に一度だけ見た星を探す少女、瞳島眉美。

彼女は「美少年探偵団」の事務所を訪れる。
そこにいたのは個性豊かな五人の美少年たち。

彼らとの出会いで眉美の十年来の星探しが大きく動き出す。

眩しいほどに美しい謎解き冒険譚、ここに開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して思ったこと…
実に西尾 維新さんらしさの溢れる作品だったのではないでしょうか。
あの言葉遊びという独特の言い回し…一発で西尾さんの作品であることが分かる程、特徴的だと思います。

美少年探偵団とは、指輪学園中等部における校内のトラブル全般を解決するために秘密裏に活動する、非公式かつ非営利組織です。
そして本作の主人公でもある瞳島 眉美(CV:坂本真綾さん)も探偵団の団員と言う設定になっています。

瞳島 眉美は女の子です。
女の子が何故「美少年探偵団」に入団できたのか…
それは是非本編で確認頂きたいのですが、探偵団の団則が関係していると言えます。

一、美しくあること
ニ、少年であること
三、探偵であること

団則は上記3か条ですが、wikiにはもう1ヵ条付け加えられていました。

四、団(チーム)であること

実際に第4の団則については明確な記載は無かったものの、本編では「私たちらしさ」として触れられていたので、アニメ版も実質4ヵ条だったのかもしれません。

そう言えば、wikiの登場人物欄を見て知ったのですが、この作品の主人公である瞳島 眉美は、「物語」シリーズにも登場しているのはご存じでしょうか。

正確には、「物語」シリーズとのコラボ小説である「混物語」なんですけどね^^;
この「混物語」は、初のクロスオーバー作品で、西尾さんの数多のシリーズから選りすぐりの人気キャラクターがゲスト登場し、皆さん「阿良々木暦」の元を訪れるんだとか…
単行本では全15編が収録されるそうなので、きっと15人のキャラが阿良々木君の元を訪れるのでしょう。
そして瞳島 眉美も「第眼話 まゆみレッドアイ」で登場するんだとか…

気になりますが、西尾さんの作品をこの作品以外では刀語、<物語>シリーズと十二大戦しか視聴していないので、きっと知らないキャラだらけなんでしょうけれど…
せめて「戯言シリーズ」が配信やレンタルしてくれると嬉しいんですけどね^^;

思いきり脱線してしまいました^^;

彼ら美少年探偵団がどの様な美学を見せてくれるのか、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、sumikaさんによる「Shake & Shake」
エンディングテーマは、美少年探偵団による「Beautiful Reasoning」と「Welcoming Days」

1クール全12話の物語でした。
見る人を選ぶ作品かもしれませんが、私は総じて楽しめた作品でした。
そして、最終回のエンドロールで「続」というメッチャ気になる単語が目に入ってきたんですけど…
言葉通りに解釈して良いんですよね…!?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

62.4 3 探偵で謎解きなアニメランキング3位
魔探偵ロキRAGNAROK-ラグナロク(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (55)
462人が棚に入れました
北欧神話で語られる悪戯と欺瞞を司る“邪神ロキ”。戯れが過ぎた為、最高神オーディンによって神界から人間界に落とされ、現在は主神の命令で人間界の魔を落とし、魔を集めやすいように燕雀探偵社(えんじゃくたんていしゃ)で探偵をしている。何でも首を突っ込みたがるミステリー好き少女・繭良(まゆら)と共に奇妙な事件を解決していく。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

神様は気紛れだから♪

主人公は燕雀探偵社の探偵。
ロキ:渕崎ゆり子/櫻井孝宏
実は・・悪戯と欺瞞を司る北欧の邪神ロキ。
悪ふざけが過ぎて最高神オーディンにより、
神界から人間界へと落とされてしまった。
その際に子供の姿にされ、人間の邪気集め
をするよう命じられた・・という設定。
神話を元にしたファンタジーですが、北欧
神話の一部の設定をアレンジしたもの。

少しラブコメタッチでコミカルなシーンも
そこそこある感じ。

ミステリーマニアの女子高生.
大堂寺繭良:堀江由衣
喋る西洋人形の相談に燕雀探偵社を訪れた
時からロキの助手を自称する。

ロキの身の周りの世話をする青年。
闇野竜介:三木眞一郎
ロキの子でファザコンのミドガルズオルム
でフェンリル兄さんとヘル姉さんの弟。

まゆらの同級生で貧乏学生。。
鳴神:森久保祥太郎

富豪の令嬢。
大島玲也:小松里賀

常識はあるが陰険?
東山和実:朴王路美

ヴェルダンディーやフレイとフレイヤ等の
他にもそのままの名前で数多くの北欧神話
の登場人物が出てくるけど、関係性などは
結構違っている独自の設定。

上記のように神々?も多く、その他人間界
の登場人物も多い。

序盤は怪奇現象の様なミステリーの紐解きが
多い感じでホラー的でもある。

繭良(まゆら)声-堀江由衣で概ねの予想道理
天然系?ボケやドタバタ失敗等ミスリードが
多いので・・怖くはないw
クーデレショタが好きなら美味しいかも?13話?

後半は愈々伏線回収と神界の話に移行していく。
ウルド/ヴェルダンディー/スクルド三姉妹等が
何かと執拗にロキを襲撃するけど・・どうなる?
何処か緩く少し滑稽なバトルだったりしますが
クライマックスに向かって切なく哀しいバトル
も増えてきて・・泣けるエピソードも・・

北欧神話が好きな人には概ねの流れが解る?
けど・・其処は自由に設定が変わってるので
それなりに楽しめるかな?

OP/ED等は今で言う乙女系かも?雰囲気は良い。
声が甘すぎて舌足らずで嫌いな人もいそう?
挿入歌やBGMはそこそこ雰囲気重視。

決め顔等ワンポイントでは結構綺麗な感じで・・
作画は平均時代相応?で少し古めかしい感じ。

声優は能登麻美子や子安武人さん等も出ている。
あれ?と思うLVの人もいるけど中々良い感じ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

イカ@ちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

北欧神話じゃなイカ?

ちょっと昔のアニメだが十分楽しめるじゃなイカ?ロキ君も繭良も可愛いでゲソ♪探偵の割にコナンのように華麗に事件解決することはあまりないが逆にその脱線ぶりが面白いじゃなイカ?音楽は好きでゲソ♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

67.6 4 探偵で謎解きなアニメランキング4位
ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (710)
3238人が棚に入れました
青春にはいつも、解き明かせないたくさんの謎が溢れてる!

「原作シリーズ累計55万部突破」初野晴の大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ、待望のTVアニメ化!
原作はシリーズ累計55万部を突破した大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ。廃部寸前の弱小吹奏楽部で、吹奏楽の甲子園と呼ばれる"普門館"を目指す、幼なじみ同士のチカとハルタ。
部員集めに翻弄する日々と、仲間たちと交わす友情、そして次々に現れる謎(ミステリ)。チカとハルタの奏でる音楽がいま、遠く高らかに鳴り響く!

声優・キャラクター
ブリドカットセーラ恵美、斉藤壮馬、花江夏樹、山下誠一郎、千菅春香、島﨑信長、瀬戸麻沙美、岡本信彦、山田悠希
ネタバレ

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

視聴者皆チカちゃん状態

今季の大本命。
某アニメと比較しないレビューにしたいと思います。

視聴前は、謎解き:吹奏楽=1:1だと思っていたので、こんなにミステリー要素の強い作品だとは思いませんでした。
ただそのストーリーが面白いかと言われると、残念ながらそうでもなかったです。
一番の問題は、ハルタが超人すぎることでしょう。とても高校生とは思えない知識量で、難事件をズバズバと解決していきます。視聴者に推理する余地を与えず、そのハルタの推理も??と思うところも多く、強引なところがありました。
謎についても、吹奏楽とはなんの関係もない謎が多すぎます。{netabare}ベトナム戦争だとか、学生運動だとか…学校内に絞ってほしかったです。{/netabare}まあでもそれがハルチカの特徴だと思うから、合わなかったってだけかな。

{netabare}最終話では銅賞で悔しがっているシーンがあり、チカちゃんに関しては涙を流していましたが、吹奏楽の描写がほとんどない以上、あまり感情移入できるものではありませんでした。マレンが部長だというオチは良かったと思います。{/netabare}
やはり謎解きか、吹奏楽か、一つに絞るべきでしょう。

まあP.A.だから期待しすぎたというのもあります。良くも悪くも、TARI×2の橋本監督らしいアニメでしたかね。評価はもう少し厳しくつけてもよかったのですが、チカちゃんが可愛かったのでこの評価とします(まあえるたそには遠く及ばないけれども)。
{netabare}ハルタのホモ設定については、ハルタとチカちゃんの間に恋愛が発生しないようにするためらしいので、不問とします。{/netabare}

作画はP.A.にしては悪い方だったでしょう。
良かったのはOPですね。今季ナンバーワンです。fhanaさんの高音が気持ちいい。

実写化するんですね…これといい氷菓といい…なんでそんなに実写化をしたがるのか、理解できませんね。
橋本環奈がチカちゃんって……笑うしかない。

二期来たら視聴しますが、P.A.が二期を作ったことは一度もないので、おそらく来ないでしょうね。
P.A.の次作はロボット物なんだよな〜正直期待できない。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

仲間集めのために謎を解いていく話

あらすじは公式を見てくださいね。

完結してから思い出すと、1~2話完結方式で、ハルタとチカが日常の中でトラブルを抱えている人達の悩みを掘り下げて、結果的にその悩みにミステリー的な謎が潜んでいて、結果的に吹奏楽部の仲間が増えていく、ようなお話でした。

以下ネタバレ
{netabare}
この作品をポジティブに捉えた感想

比較対象として名が上げられる「氷菓」という作品がありますが「氷菓」のミステリーは「暗いオチ」が良くあるのですが、このハルチカは「明るいオチ」が多いという感じですね。
どんないざこざも、他者との溝も、全部すれ違いのような謎のがあって、その謎を解決すればお互いは分かり合える、そんな事を感じた話が多かったですね。

チカのパワーで大体の悩みを持ってる人が明るくなるだろうなーと思いますし、キャラが持っているコメディ感が、暗い話でも最後は明るくする力があるなーと思いました。

私の好きな話は#07 「周波数は77.4MHz」です。好きなキャラはその話で仲間になる檜山 界雄 (声 - 岡本信彦)です。
名前もわからない素人のパーソナリティが、素人のおじいさん達と深夜ラジオで喋りまくる。そのアンダーグラウンド感が「いいなー!」とラジオ好きからはたまらないなーと思います。

以下は率直な感想

各話に共通するテーマがあったかなと思うと、あまり思いつきませんでした。そのせいか、あまり深く掘り下げる必要を感じさせなかったのが残念。「青春」アニメという提供されたテーマに沿っているというのが正しいのかな。

でも、青春」といっても、ハルタとチカが12話の中で「成長」したかなあといえばそれは感じませんでした。一話それぞれをキャラが「良い気分」でおわってしまうから、挫折がそんなになく、キャラの成長を妨げた感じがあります。

よく言えば「青春」というテーマに関連する成分「恋愛」「友情」「熱血」「コメディ」等々、色々なものをより取り見取りで押し込みました!という感じの作品でしたね。
悪く言うと、その成分の全てが中途半端な掘り下げな作品に見えると思います。さらに言ってしまうと、1話完結方式が、ミステリーの規模が小さく見えるように作用して、印象に残らない話が多いのが残念です。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 43
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スカートの下の白いひらひらって何?知っている人がいたら教えて!

気になって気になってアニメどころではありません。
ってことはないですけど。テヘ!

P.A.さん制作だから、作画がクリアーです。
しかし、瞳の描き方がくどい。
七色の瞳なんてちょっと気持ち悪いですね。

「ハルチカ」って言うくらいだから、ハルタとチカが主人公。
アニメ内容は後述することとして、チカの性格がピカイチ。
一言でいうと、人を惹きつける性格。
初対面でもフレンドリー、情にもろくて一本気。
穢れない心で飛び込んで来るので、あっという間に友達です。
この子の性格、好きだなあ。
是非知り合いになりたいです。

ちなみにハルタは推理探偵ポジションでややBLがかっています。
それも手伝って、男女が絡む学園ものでは珍しく恋愛は皆無です。

作品は、学園推理ものin吹奏楽部の様相。
もしかして、京アニの2作品を混ぜている?
ここは、混ぜるな危険!とだけ言っておきます。

以下は私的なことなので閉じます。

{netabare}舞台は静岡県市清水区。
清水にはあまり思い入れはないけど、静岡文化会館にはドッキリ。
ここで入学式や卒業式があったり、コンサートのバイトをしたり。
あっそうそうロビーこんなんだったっけとか、会館前の雰囲気が懐かしいじゃんとか。
入学式の時、会館3階から眺める桜があでやかなことあでやかなこと。
それもこれも約30年前のお話、青春時代を思い出し嬉しくなりました。
この他、静岡の街は私にとって思い出がいっぱい。
もっと、私の大好きな静岡舞台のアニメが観たいですね。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41

68.5 5 探偵で謎解きなアニメランキング5位
小市民シリーズ(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (186)
512人が棚に入れました
“たがいに助け合い、完全な小市民を目指そう。” かつて“知恵働き”と称する推理活動により苦い経験をした小鳩くんは、清く慎ましい小市民を目指そうと決意していた。 同じ志を立てた同級生の小佐内さんとたがいに助け合う“互恵(ごけい)関係”を密かに結び、小市民としての高校デビューを飾り平穏な日々を送るつもりでいたのだ。ところがふたりの学園生活に、なぜか不可解な事件や災難が次々と舞い込んでくる。 はたして小鳩くんと小佐内さんは、小市民としての穏やかな日々を手に入れることができるのだろうか。
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小市民の星

ラパントラック制作。

清く慎ましい小市民を目指す小鳩と小佐内、
平穏な高校生活を望むも、推理の得意な、
小鳩の元には様々な事件や災難が舞い込んでくる。

涼やかで綺麗な映像描写とちょっとした推理劇、
実写ドラマを意識しているそんな印象も受けますが、
静かなメインキャラは疲れないので良いです。

少年と少女、不思議な関係ですね。
{netabare}穏やかな時間を享受し、互いに助け合い、
完全な小市民を目指そうって!?
ここらあたりは、善意に解釈しましょう。{/netabare}

季節感溢れる青春×学園ミステリー、
素敵な作品になればと期待しています。

5話視聴追記。
新聞部部室での伯林あげぱんの謎解き、
{netabare}冒頭の小佐内の描写に見事に落ちもついて、
良くまとまった楽しめる回となっています。{/netabare}
 
最終話視聴追記。
娯楽性は乏しいのかも知れませんが、
文学的な会話劇、最後はお見事でした。

{netabare}水面下で遂行される過去の因縁への報復、
誘拐されることにより相手を罰し社会的に葬る、
用意周到なおそるべし少女の思惑が完遂する。

これで2人の関係は解消されたのでしょうか、
小鳩が選んだポップコーンの味は甘くない塩味。{/netabare}

続編を楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

聖地巡礼の話

変人のサラダボウルに続いて2期連続の岐阜聖地アニメ、作中の風景は実際の岐阜市の風景やお店や高校をスタッフが熱心に取材したみたいで、実際の風景をそのまま使っていて、再現度が高いです
私は飛騨地方出身なので馴染みがないですが、モデルになっている岐阜北高校のかたからいろいろ話を聞きながら一緒に聖地巡礼しましたので、聖地巡礼の話を中心に書きます

アニメは「地味な氷菓」、作者一緒ですが氷菓と違ってキャラやミステリーが地味だし二人の目的はふわっとしてるし淡々と話が進むのでちょっと魅力に欠ける
他のレビュアーさんも書いていますが氷菓との差は京アニの力によるところが大きいかも

【聖地巡礼の話】{netabare}
6話に出てくるお祭りの会場は「伊奈波神社」お正月には作中のように参道の両脇に屋台が立ち並び多くの初詣参拝客でにぎわっています
この神社の近くには1話で登場するいちごタルトを売っている「ALICE」のモデルである「AND LADY」という老舗のケーキ屋さんがあります。
元々有名なお店らしいですが、聖地巡礼に来ているお客さんでいっぱいでみんないちごタルトいちごタルト言ってて面白かった
いちごタルトは売ってなかったので代わりにショコラタルトといちごショートを2人で分け合って食べました。甘さ控え目、ふわふわの生地でおいしい、素敵なケーキ屋さんでした!

聖地は岐阜駅周辺からつい最近県内唯一のデパートが撤退したシャッター街「柳ケ瀬(昔は繁華街だったそうです)」を通って、「長良川」に架かる「忠節橋」を渡り、高校のモデルである「岐阜北高校」この辺の風景がほぼそのまま作中に使われています。再現度高い!
作中の背景によく出てくる山は岐阜市のシンボル「金華山」で山頂には織田信長にゆかりがある「岐阜城」が建っています

作中では柳ケ瀬がにぎわっていましたが先述したようにシャッター街なので人通りはあまりないみたい
駅前の繁華街が衰退したとはいっても岐阜は車社会で郊外に人がたくさん集まるので衰退していく地方都市という印象はあまりないです

町はずれにある自動車学校のモデルは「三田洞自動車学校」、ここは15年くらい前?までは岐阜市民がみんな運転免許更新に行っていたみたいで、岐阜市民にとってここは免許更新のためだけに行く場所という認識だったそうです

岐阜駅から北西に進むと長良川のほとりに県内1位の進学校「岐阜高校」があります、すぐそばの「忠節橋」が作中によく登場する橋のモデルでとても大きな橋で橋の手前の傾斜のきつい長い坂が特徴、作中の高校のモデル県内3位の進学校「岐阜北高校」とマラソン金メダリスト高橋尚子さんの母校で甲子園の名門「県立岐阜商業高校」の学生が岐阜駅からの通学に使うので平日は高校生がたくさん自転車で通っています。この2校は道路挟んで隣接していて、昔は二校合同で体育祭をしていた歴史があるそうです。進学校とスポーツ名門校では悲惨なことになりそうですが・・・
この橋が架かる長良川の北側の河川敷は高橋尚子さんが高校時代にトレーニングで走っていたそうで「高橋尚子ロード」と名付けられており、スポーツ強豪校である県岐阜商の運動部がよく走り込みをしているそうです。
夏には大規模な花火大会が開かれていて、両河川敷が屋台と人で埋め尽くされています

岐阜北高校の校舎内も外もほぼそのまま使われているそうです、高校のHPを見るとVRで校内を見学できるみたいなのでアニメと比べるのも面白いかも(現在は工事中)
大昔は岐阜県トップの女子高で、共学になって長いですが伝統的に女子の割合が高いそうです、東大京大合格者も毎年数名出ているみたいですね。
作中ではセーラー服ですが、この高校の女子の制服はブレザー、男子は作中と一緒
作中のセーラー服は「関西襟」かな? この地域は「名古屋襟」なので再現されていないのは惜しい

作中に出てくるラーメン屋さんは「岐阜タンメン」、岐阜愛知で人気のチェーン店で愛知県の三大ラーメン「スガキヤラーメン」「味仙の台湾ラーメン」「麺屋はなびの台湾まぜそば」の次に有名みたいです
せっかくなので友達と入って食べてみましたけど、ラーメンあまり好きじゃない私がもう一回食べたいって思うくらいおいしかった
岐阜に来る機会があれば食べる価値アリです! {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

<小市民>にだって興味深い動機が潜んでいる

米澤 穂信氏による同名推理小説シリーズ(未読)の連続アニメ化作品の1期目(全10話)

【物語 4.0点】
同作者の『<古典部>シリーズ』のアニメ化作品『氷菓』同様、
学園生活の日常に潜む、不可解な出来事を、
平穏な〈小市民〉を目指す主人公高1男子と、
独特な協力関係にある同学のメインヒロインも巻き込み、また、巻き込まれつつ、
“名探偵”気質の好奇心から、つい解明してしまい、今日もまた〈小市民〉から遠ざかってしまう青春ミステリー。

1話~数話完結の事件を経る内に、
ヒロイン・小佐内ゆきの秘めた心情が徐々に明らかになり、
二人の関係に決定的な転換点が訪れ、1期は締めくくられる。


例え猟奇的な犯行で人が死んだりしなくても、
惹き付けられる動機があれば、ミステリーって出来るんだなと再認識。
そして恋慕は、人を嘘や奇行に走らせると改めて思い知らされました。

さらに、心理解明の矛先が、普通は白日の元に晒さない動機を暴いてしまう、
“名探偵”の性にまで及ぶのが興味深かったし、怖かったです。
世の中には、違和感があっても、そっとして置くことで丸く収まることが多々ある。
そこに狐の如く知恵働きして食い散らかしてしまう“名探偵”小鳩くん。
嫌われても致し方ありませんし、そういうとこだぞと言ってやりたくなります(苦笑)


一方で、ヒロイン・小佐内さんは、平和な<小市民>の日常を糊塗する中で、
嘘や復讐は何処まで許されるのかという問いを内包しています。
ラスト(※核心的ネタバレ){netabare} 復讐相手を誘拐犯に陥れた件が、小鳩との関係解消の決定打{/netabare} となったわけですが、
私も小佐内さんやり過ぎだとは感じました。
が、嘘が全て許されないかと言うと、そうでもないという弁明には情状酌量の余地もあり。

青春における真実の究明の必要性と嘘の許容範囲という、誠にそそるテーマを提示して持ち越される2期。
来年4月予定の放送期間中、私も悩むのを楽しみにしています。


ここまで好評を並べて来ましたが、
単話レベルで見ると、展開が淡々としていて退屈することも。
正直に白状すると、私は何度か寝落ちしましたw
できるだけ頭が冴えている時を選んで観たい、渋いミステリー作品です。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ラパントラック

昨年のTVアニメ版『アンファル』で、背景美術と小物によるムード演出に関しては信頼できるスタジオだと好感していたので、
制作会社は私の視聴を後押しする要因となりました。

舞台となった岐阜のロケハンからの落とし込みも良好。
夏に展開された“小佐内スイーツセレクション”についても、
各店内の描き込みも含めて“飯テロ”は周到でした。

見事な造形のパフェを眺めていて、
私も聖地巡礼行きたいなとも思いましたが、
行ったら間違いなくスイーツで食い倒れるのでw
胃腸の調子と相談しながら機会を伺いたいですw


会話劇中心で単調になりがちなシナリオを、
作画による演出で支える、また、本作を実写ではなくアニメーションで制作する意義を確立するため、様々な工夫が施された本作。

シネスコサイズの大画面に、大胆な人物配置やアングルを入れてみたり。
全部シネスコサイズで撮影処理したというわけではなく、OPアニメーションではシネスコ画面枠外から、
主人公&ヒロインを象徴する狐と狼が舞い込む演出が成されるのも粋でした。


果ては会話中、物理法則を超越した「背景チェンジ」を次々に繰り出してみたり(※1)

が、私の眠気を覚ますには、「背景チェンジ」にもうひと工夫、
心情を示唆するなど、考察を煽る要素を盛り込んで欲しいという要望も残りました。
もっとも、第三話では小佐内さんのドス黒い感情を示唆するため真っ赤な夕暮れの「背景チェンジ」を仕掛けるなど、
「背景チェンジ」による実験的な心情演出は成されていたそうですが(※2)
率直に、私には、そこまで心情をえぐって来たなという手応えは感じなかったんですよね。

2期目では、会話にリズムを生み出すだけでなく、より噛み応えのある情報量の多い「背景チェンジ」で、寝落ちしかけた私を叩き起こして欲しい。
今後の期待も込めて作画は、ほぼ4.5点の4.0点ということで。


【キャラ 4.0点】
主人公・小鳩常悟朗と腐れ縁の新聞部員・堂島健吾。
無骨で不器用な好漢として、私にとっては作中ほっと一息つけるスポット。
一方で、小学校時代の小鳩を知る彼に言わせれば、
今の<小市民>を目指して、才能を隠し、猫かぶっている小鳩は腹に一物抱えた嫌な奴らしい。
小鳩は、ある程度<小市民>志したほうが良いと思っている私とは逆の小鳩観。

では、どこが小鳩くんの落とし所なのか?
小鳩にはラスト(※核心的ネタバレ){netabare} 仲丸という彼女もできましたが、{/netabare}
2期以降、小鳩を見極める際も、私は堂島を頼りにしたいと思います。


小佐内さんに加えて、堂島という視点“拡張キャラ”がいる小鳩と異なり、
1期において、ヒロイン・小佐内ゆきには、ほぼ小鳩くんしか観察眼がなく、
より謎が残った感。

その意味において、ラスト(※核心的ネタバレ){netabare} 小鳩と離別後、彼氏となった瓜野高彦の新コンビで、2期以降、小佐内さんの何がこぼれ落ちるのか、垂涎の食欲の秋です。{/netabare}


【声優 4.0点】
リップシンクを廃した、ほぼプレスコに近い手法で収録し、
声を張らないナチュラルな会話劇を追求する。

ヒロイン・小佐内ゆき役の羊宮 妃那さん。
これまで数多くの役を射止めてきた傑出したモグモグ演技への期待もまた、
私の視聴動機の一因。
が、今回は、スイーツを頬張る演技も、そこまで露骨じゃなかった印象。

一方で、ふわふわした声質の中に、芯やクセを込める羊宮さんの特技は相変わらず。
スイーツへの執念はむしろ、淡々とした演技の中に垣間見える、
狐狼の如き復讐心の強さから痛感しました。
食べ物の恨みって恐ろしいですw


そんな羊宮さんと掛け合いを繰り広げた主人公・小鳩常悟朗役の梅田 修一朗さん。
人の秘密を暴いてヘイトを受ける際も、人当たりの良い高音ボイスを崩さない。
怒りのぶつけどころが分からなくなる、良い意味で嫌な狐ぶりでした。

そんな小鳩くんでも、小佐内さんのこととなると、多少語気を荒げていたのが印象的でした。
やはりこの2人、<小市民>を目指す利害が一致したコンビ関係だけではないことが、
掛け合いの演技からも伝わって来ました。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は小畑 貴裕氏。
会話と推理を邪魔しないため、基本は無音と環境音。
心情が滲んで来た際に、スッとピアノやストリングスが挿入される静かな構成。
氏のバックボーンがジャズとあって、スイーツが美味いおしゃれなカフェにもマッチ。

OP主題歌はEve「スイートメモリー」
柔らかい高音男性ボーカルとメロディで、
“君が真実(ほんとう)でも嘘でもどうでもよかった”とクリティカルヒットを決めて来る。
油断できない良作バラード。

ED主題歌はammo「意解けない」
如何にもトイズファクトリーな、しゃがれ声の気だるけバンドサウンドに乗せて、
紹介される実写の岐阜の映像で、ホッと一息付いた所で、
“表でも裏でも君だよ”とかまして来る、やはりこちらも確信犯。


【参考文献】(※1、※2)Febri「第2期決定!監督に聞いたTVアニメ『小市民シリーズ』の演出術」

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

67.4 6 探偵で謎解きなアニメランキング6位
探偵オペラ ミルキィホームズ(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (807)
3570人が棚に入れました
架空の怪盗や探偵が活躍する近未来の世界を舞台としている。この世界では「トイズ」と呼ばれる特殊能力を持つ人間が存在し、トイズの力を振るう「探偵」と「怪盗」が互いに争いあっている。物語は将来探偵になることを目指す4人の少女「シャロ」「ネロ」「エリー」「コーデリア」を中心に展開される。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、沢城みゆき、新谷良子、田村ゆかり

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なーーんも覚えられなかったΣ(´Д`;)

2期が始まるという事だったので
観始めたのは良いのですが、4話まで辿り着くのに
何度寝落ちしてしまった事か・・
それ位中身の無い作品でした(´・д・`)

探偵と怪盗・・そんなカッコイイ話じゃない!!
むしろ成分は「バカ」と「変態」で出来ている
ただのギャグアニメでしたねw
そういう風に完全に思い込めば難なく完走出来るでしょう・・多分ですが。
基本1話完結のお話です♪

そして、1人だけ強烈キャラが居ました。
こいつが2つの成分の90%を占めていたのではないか?
と思えるバカ変態ぶり(ノд・。) グスン

回を増す毎に長さが増す、ち〇Bww
裸が妙にリアルでキモイww
てか、まっ裸の乱用だww

と思いながらも、こいつ「等」がいなかったら
最後まで観れなかったかも?
という位、濃過ぎるキャラでした!
個人的にはやはり、「ラットとかまぼこ(猫だけどブサイク)」
に萌萌キュン゚+.(・∀・).+゚.。oO(中身がいーね中身が♥)

そしてですね、最後まで観終ったはいいんですがね、
2期も観ようと思ってるんですがね・・
実は上記に書いたように、「ラットとかまぼこ(猫)」
しか、名前が覚えられなかったww
こんな経験は今までありません、ある訳ないですよね(´・д・`) w

まぁ、それ位真剣に観れない作品でした・・
いや、むしろ真剣に観る作品ではないと思われます(`・ω・´)キリッ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2013年夏の3期放送前に視聴したかった作品・・・気付いたら一気に視聴していました^^;

この作品との出会いは、2013年夏に3期目の放送が予定されている・・・この情報がきっかけでした。
そして、公式HPを覗いてみたのですが・・・どうみても放送時間枠が日曜日の午前中の作品・・・のように見えてしまいました。
でも、3期が気になるので視聴を始めた・・・というところです^^;

ミルキィホームズは、可愛らしい4人の少女で構成された探偵チーム・・・彼女達は名探偵と謳われていましたが、その理由は「トイズ」という特殊能力を持っていたからでした。

でも、ある日アクシデントに巻き込まれて・・・トイズの特殊能力を失ってします・・・そんな場面からこの物語は始まります^^;

今まで大切にしていたもの、自分の支えになっていたもの・・・そんな大切な物を突然失ってしまったら・・・きっと平然となんかしていられません・・・
でも、それが1人じゃなく4人・・・仲間がいたら・・・?
最初はギクシャクする事もあるかと思いますが、もし大切な物を取り戻すための僅かな可能性があるとしたら・・・仲間がいたらきっと立ち向かっていく勇気が生まれてくると思います・・・この作品を通して、4人の少女の熱い思いと絆を堪能できる内容になっていると思います。

最後まで視聴して、キャラは可愛らしかったですが、内容的には日曜日の午前中の作品・・・という感じではなく、この作品の面白さに2〜3話後に気付き、その後は一気に視聴しました^^;

今後、夏に放送される3期に間に合うように、OVAと2期を視聴したいと思います^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

異能バトル?は探偵業の中で

ブシロードが発売した同名のアドベンチャーゲーム

原作として作られた作品です。全12話。


原作であるゲームの設定を踏襲しつつ、アニメオリジナル

の展開で構成された話で、ミルキーホームズの四人が

探偵になるために悪戦苦闘する感じです。


出だしがシリアスっぽい感じだったのであれ?こんな感じ

に進むのかなと思いましたが、案の定すぐにギャグコースに

入ってきてそのままラストまで突っ込んでいったようでした。


まあその中で時折最初の感覚が舞い込んで来て

それでもなおオチをギャグに持っていっているようでした。

どこの区切れをいれて良いものか・・・となったり

する感じでした。


ラストのオチもやっぱりだよなってなってしまって

それならまだ後々繋がっていくのかなと思います。


とりあえず個人的に特に面白い面白くないがない感じでした。

◆個人的点数評価 66.184点

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

63.8 7 探偵で謎解きなアニメランキング7位
Re:␣ハマトラ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (489)
3188人が棚に入れました
多くの謎と衝撃に包まれた前シリーズの最終回。
横浜の街が大混乱に陥ったあの事件から三か月が経ち、カフェ・ノーウェアの面々にも日常に戻っていた。そんな中、ムラサキは、はじめとコンビを組み、再び探偵を始めていた。
まさかの再登場を遂げたと思えば、旧友のナイスに銃口を向けたアートの真意とは…!?アートとハマトラの関係は、どうなっていくのか…!?
アニメーション制作スタジオにLercheを迎え、ロゴも新たに生まれ変わった「Re:␣ ハマトラ」。
前シリーズで、悩みや葛藤を抱えたキャラクターたちが辿り着く応えリプライ、そして闇に包まれた謎が、遂に明らかになる!

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

解決編(・∀・)♪

横浜を舞台に「ミニマムホルダー」と呼ばれる超能力者達の
姿を描いたバトルアクション、サスペンス作品の第二期。
全12話。


続編なので簡単な感想だけ(*´ω`*)φ

衝撃的なラストで幕を閉じた前作から3ヶ月。
新たな事件を発端にストーリーが再び動き出します。
前作から変わらぬ面々の活躍ぶり。
ミニマムを使った派手なバトルアクションも健在。

一期では語られなかった部分や謎に新たな事件が絡み合い
サスペンス感の強いストーリーになっていると思います。
物足りなさが残った一期から比べると深みのある物語に
仕上がっていたと評価します(*´∀`)b

キャラはやはり魅力的、声優陣は変わらず豪華です。
今作の鍵を握る役所を演じる緒方恵美の存在感は流石。
喜多村英梨の幼女ボイス良かったですねw


一期が事件編、二期は解決編といった解釈で良いかと。
両作で1本、2クール作品として視聴すると楽しめると思います。
サスペンス・王道バトルものが好きな方にオススメ♪

評価の星も星なのであまり期待しないで下さいね(^^;)





《キャスト》
ナイス(CV.逢坂 良太)
ムラサキ(CV.羽多野 渉)
はじめ(CV.加藤 英美里)
アート(CV.神谷 浩史)
レシオ(CV.中村 悠一)
バースデイ(CV.福山 潤)
ハニー(CV.喜多村 英梨)
スリー(CV.村瀬 克輝)
セオ(CV.岡本 信彦)
レイ(CV.大橋彩香)
コネコ(CV.安野希世乃)
マスター(CV.斧アツシ)
石神俊一(CV.竹内良太)
スキル(CV.渕上舞)
最恐(CV.緒方恵美)



《主題歌》
OP
『千の翼』/ livetune adding Takuro Sugawara
ED
『Brand New World』/ ayami

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

やっぱり合わないものは合わない

原作未読 12話

ハマトラの2期です。1期から観ることをオススメします。

オシャレな雰囲気とOP、オシャレな画面の切り替え方(途中からちょっとくどかったですが)、作画も前回より良くなっていますね。

前回観たときに私には合わないと思いましたが気になる終わり方だったので、伏線がどんなふうに回収されていくのか観たくなったからです。

伏線も回収されました。多少疑問はあるものの{netabare}(アートの最後の部分){/netabare}最後もスッキリと終わって良かったのですが、納得できない部分がありましたね。
{netabare}
その1
ノープランでただ敵に突っ込んでいく。
すぐに捕まったり、敵に罠に簡単にかかったり、とても探偵や警察がやることとは思えません。
特に警察は能力者相手に銃だけでは無理なのは分かっているのに対策をしていないのが不思議でした。

その2
敵キャラがあまりにも余裕がありすぎてちょっとイラッときました。特にモモカは自分勝手で最後までかなり苦手でしたね。(そうじゃないといけないのは分かっていますが)
{/netabare}
ハマトラのファン方すみません。最後まで観ましたが、私には合わなかったようです。シリアスな中にも楽しさもありましたが、ちょっと場違いな感じがしました。

最後に、OPはお洒落で曲も好きでしたね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2期になって一番強化されたのがレイさん

異能バトルギャグアニメです
1期より様々な点で面白くなったと思います

物語が大きく動き出し、展開を楽しめたこと
思ったより綺麗にまとまっていたこと
キャラの個性がより引き出されたこと


私個人としては3つ目がハマトラという作品においては
非常に嬉しいポイントです

まず、ムラサキがネタ要員にされてて笑いました
ハジメちゃんが可愛すぎることにも気付きました
ハニーやコネコも悪くないですけどね
そして何よりスーパーサイヤ人化したのがレイでした
かなりの毒舌家になっており、とても笑えました
1期からこんなキャラだっけ?
彼女の一言一言がいちいち面白かったです


音楽面でもパワーアップしていました
まぁこの点においては主観ですね
特にED曲が私好みの温かい曲で気に入ってます


ハマトラらしさ全開の2期でした
そういう意味では特に7話が最高でしたね

ストーリーもわりと好きなほうですが、
やはりハマトラはギャグアニメとして評価したい作品です

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

62.7 8 探偵で謎解きなアニメランキング8位
探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (480)
2191人が棚に入れました
怪盗や探偵が「トイズ」と呼ばれる特殊能力を使って活躍する近未来の世界「偵都ヨコハマ」で、探偵を目指す4名の少女「ミルキィホームズ」を中心にした、パロディやギャグが展開される。原作はゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』であるが、その設定を踏まえつつも独自のストーリー展開になっている。
第1期同様、トイズをなくしたミルキィホームズが、その力を取り戻そうと奮闘するドタバタコメディである。ただ、本作では、舞台となる偵都ヨコハマにて、「大探偵国際博覧会」(通称「探偵博」)が開催されるという新設定が加えられた。そのため、「大探偵国際博覧会」にまつわるさまざまなトラブルが発生するなど、「大探偵国際博覧会」が重要なファクターのひとつとなっている。また、ミルキィホームズは探偵を目指しているが、「探偵」という職業について内省する描写があるなど、「探偵」とは何なのかその意義について考える点が、主題のひとつとなっている。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

相変わらずのダメダメモード全開で駆け抜けていきました・・・もうお約束ですね^^;

ミルキィホームズは、可愛らしい4人の少女で構成された探偵チーム・・・彼女達は名探偵と謳われていましたが、その理由は「トイズ」という特殊能力を持っていたからでした。

でも、1期から視聴して感じたのですが、ミルキィホームズのトイズ自体がちょっと不思議なんですよね。ある日突然失ったり・・・また戻ったりと、他の人と比べると何とも定着性の良くないトイズなんです。このトイズの定着性がもう少し上がると、ダメダメ振りは軽減するのでしょうけど・・・^^;

2期は1期からの続きから始まる・・・という設定でしたので、いきなりトイズを失った状態でミルキィホームズが登場するのですが、第1話からいきなりダメダメモード全開です^^;
ミルキィホームズのみなさん、凄腕探偵のご先祖様をお持ちなのに・・・^^;
姿格好ばかりか探偵に関する言動が何一つないのはどういう事・・・? 
探偵学校の学生なのに、いつ探偵らしい事するんだろう・・・?

などと思いながら視聴していましたが、途中で「私の視聴のスタンスが悪かった」という事に気付きました。ホームズと聞くと、助手のワトソン君を率いて難事件を次々に解決していくという姿を想像してしまいます。でも、それは「シャーロック」であって「ミルキィ」じゃ無いんですよね^^;
「ミルキィ」のホームズは、ダメダメ振りを愛でる作品・・・と位置付けると、色々と納得する事が出来たように思います。なので、たま〜にトイズが戻ってきた時の彼女達の連携プレイがより輝きを増して目に映ってしまったようです。この「たまに格好良いミルキィホームズ」をもっと見たいという欲求が続編に繋がっているのかもしれませんけど^^;

この「探偵オペラ ミルキィホームズ」は、7月から新シリーズ12分アニメとして「ふたりはミルキィホームズ」がTOKYO MXほかでの放送が決定されたようです。でもその前にスピンオフストーリーの2作・・・もしかしたら格好良いミルキィホームズを満喫できるかもしれない・・・という期待を込めて視聴してみたいと思います♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

やりたい放題のバカアニメ

原作:ゲーム/ギャグ・パロディ/全12話/アニメーション制作:J.C.STAFF

第1期に引き続き、ギャグ満載のバカアニメ。こちらの第2期は、前作を視聴していること前提となっているので、物語の舞台設定などの大筋や登場キャラの紹介が必要なかったこともあり第1話からアクセル全開。

のっけからリミッター解除されており、怒涛の如く繰り広げられるギャグの嵐に笑いが止まりませんでした。メインとして登場するキャラクターもお馴染みの愛すべきメンツ。

とりわけミルキィホームズの4人は、さらにアホっぷりに磨きがかかっており、彼女らのやることなすことはほぼ鉄板で笑わせてもらいました。ただ面白いってだけじゃなく色んな意味で可愛いってのもこの作品を愛してやまない要因となっております。本編だけでなく、OPアニメーションでのお菓子に被りつくネロの一連の演出が可愛すぎてやばかったw

前作同様に物語も一応はきちんとあるけれど、このアニメに関してはあまりストーリー性を重視していないので、いかに笑えたか楽しめたかに尽きると思っております。相変わらずパロディネタも豊富で一度の視聴ではどこまで拾いきれたか分かりません。

{netabare}ただ、ひとつだけ微妙だったのがトゥエンティ。前作でもちょいちょい感じていたけれど、テンション高すぎることもあってか彼のセリフはほぼ何言っているのかワカラナイ状態。また伸び縮みするTKBが割とガチで気持ち悪くて仕方なかった。キャラとしては嫌いじゃないんだけれど、これらの事情から彼に関してはあまり楽しめなかったのが残念。{/netabare}

すでに第3期となる『ふたりはミルキィホームズ』を視聴中。まだ途中もいい所なので明確な判断は下すべきではないけれど、やはりぶっ飛びっぷりを考えると第1期と第2期は数あるギャグ作品のなかでも屈指のバカアニメだと思われます。最高に楽しませていただきました!


▼キャスト
シャーロック・シェリンフォード:三森すずこ 
譲崎ネロ:徳井青空 
エルキュール・バートン:佐々木未来 
コーデリア・グラウカ:橘田いずみ
アルセーヌ(アンリエット):明坂聡美
トゥエンティ(二十里海):岸尾だいすけ
ストーンリバー(石流漱石):寺島拓篤
ラット(根津次郎):下野紘
明智小衣:南條愛乃
長谷川平乃:新谷良子
遠山咲:田村ゆかり
銭形次子:沢城みゆき

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

生徒会長・・ 少しくらいミルキーホームズに食料を分けてあげろよ・・・ そうすれば少しはまともになると思うけど・・

この作品の世界観

この作品の世界では一部の人間が「トイズ」超能力をもちその力は人により、使う人物によりその能力は違う。ある人は馬鹿力を。ある人は五感強化。などの能力を得ます。この世界はそんな「トイズ」を持った大怪盗と名探偵との戦いです。

ストーリー

トイズを再度なくした。ミルキーホームズはだめだめなグダグダな日々を送っていました っと思いきや、食料が足りない日々だったので、毎日農業をする日々を送っていました。そして、敵の怪盗帝国のボスのアルセーヌは毎日お宝を盗んでいましたが、その盗みあhかなり退屈でした。戦う相手がいなかったからです。この作品はそんな超グダグダでだめだめでだめだめなミルキーホームズのトイズを取り戻し、まともな探偵にする話です。

私の感想。

1期よりもっと楽しめました。っと言うか、1期よりミルキーホームズが人間として、落ちていると思いました。あれはもう、探偵ではないですww だって、探偵学校の授業にまったく出ていないし、探偵の仕事をしているシーンはこの作品にはほとんど・・いや、・・ う~ん あったかな・・・ たぶんあります。 信じてあげてください。

この作品で一番私が気に入っている所は前作同様、キャラクターデザインです。もう、だめだめのだめだめのミルキーホームズですが、かなり可愛いです。超萌えです。微笑んでしまいます。何であんなに可愛いのでしょうか・・・ たぶん毛の色なのでしょうか・・・ あの明るいライトでカラフルな色、超萌えです。

{netabare} 私がこの作品を見て一番笑ったシーンは怪盗帝国がミルキーホームズに果たし状を贈るシーンです。はじめはコーデリアの頬ぎりぎりな所を通り過ぎ後ろの壁に刺さる感じでしたが、まったく気づかず、次に撃った先は(猫の)かまぼこの餌にわざと刺し、とうとうきずきましたが、漢字が読めず、「たし ミルキーホームズへ」っと読み、次はすべてひらがなにして、「はたしじょう ミルキーホームズへ」でしたが、文章が立て読みな事を知らず、横に読んでしまい、「えろしってる」っと読んでしまった所なんか、腹を抱えて笑いました。もう、最高ですww{/netabare}

あと、この作品に出てくるトゥエンティ / 二十里 海の変体度にはかなり笑いました。あんな変体、すぐに警察に捕まれって感じですよ!怪盗としても、人間として、最悪だと思います。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

よくトゥエンティの近くで意味不明な攻撃がされているシーンが多かったですが、その攻撃しているものはなんだと思いますか? 超能力? トイズ? いえ、違います。トゥエンティは意味がまったく分かりませんが、乳首が超長くなったり、でき、自由自在にコントロールできます。正直 ドン引きです。 気持ち悪いです。 まったく美しくありません。きもちわるいです。 

オープニング

「ナゾ! ナゾ? Happiness!!」
1期よりもレベルが上がったオープニングです。かなりこのオープニングを気に入っています。私が一番気に入っている所ははじめのミルキーホームズを一人ひとり説明していく所です。かなりキャラクターの魅力だ出ていますし、そしてネタバレがまったくありませんでした。ってか、はじめのミルキーホームズの説明の所、超萌えます。私が一番気に入っている所はエルキュールの説明の所です。はじめは涙目ですが、だんだん笑顔になっていく所を描くなんて最高級に萌えだと私は思います。まあ、私が一番好きなキャラクターはシャーロックですが・・・

エンディング

「Lovely Girls Anthem」
むちゃくちゃ可愛い曲です。かなりの速さで私の脳内に侵食しました。って言うか、一度聞いたら、ほぼすべて侵食されました。他の人はどうだか分かりませんが、私は一瞬で脳内侵食されました。このエンディングの画像もかなり萌えますし、可愛いですし、曲に合っていまし、ネタバレもありませんし、最高です。唯分からなかった所はなぜトゥエンティがこのエンディングの画像に入っていた事です。唯一の男が入っている所が分かりませんでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

76.5 9 探偵で謎解きなアニメランキング9位
劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(アニメ映画)

2023年4月14日
★★★★★ 4.1 (85)
344人が棚に入れました
今回の舞台は東京・八丈島近海。世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」の本格稼働に向けて世界各国のエンジニアが集結する中、顔認証システムを応用した、ある「新技術」のテストが進められていた。一方、園子の招待で少年探偵団とともに八丈島を訪れたコナンのもとへ、沖矢昴から「ユーロポールの職員がドイツで黒ずくめの組織・ジンに殺害された」という連絡が。コナンが施設内に潜入すると、1人の女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生し、彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう。そして灰原哀のもとにも黒い影が忍び寄る。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

それでも善意を向け続ける意義

【物語 4.0点】
表層は八丈島周辺を舞台にしたお祭り海洋アドベンチャー。
ユーロポールだの、FBIだの。
世界規模に広がってしまった“黒ずくめの組織”関連の大風呂敷w

せっかくだから焦点の灰原さんや、{netabare} 老若認証{/netabare} がゲームチェンジャーとなり得る防犯カメラ情報分析のための巨大海洋施設「パシフィック・ブイ」を巡って、潜水艦も交えてド派手に楽しもうぜ。
コナンの必殺シュートも、蘭の空手も、赤井さんの狙撃も絶好調だぜ♪


一方シナリオの土台は孤立空間「パシフィック・ブイ」を舞台に、犯人及び内通者を探り出す素朴なミステリー。
“眠りの小五郎”にも、不確定容疑者の漆黒シルエット“犯人の犯沢”さんにもTVアニメ版同様ちゃんと出番があります。


“黒ずくめの組織”エピソードは重苦しい俺たたENDになりがち。
ですが本作は深層に流れるテーマが希望を抱ける方向に導いてくれるので比較的、余韻はスッキリ。

善意が不幸を生むこともあるが、悪意はまず不幸しか生まない。
向けた善意が知らぬ間に返ってきて救われることだってある。
だから善意を持って行動することを躊躇(ためら)ってはならない。
思い切って行動できるのは痛みを知って動けなくなってしまった大人より子供。
{netabare} 「子供の言葉や行動で人生が変わることもある」{/netabare}
整理された人生観が、コナンや灰原さんら組織に翻弄される人間心理の深掘りにも貢献。


その上で、冒頭から、これ?どこで使ってくるのだろう?との思わせや伏線芸、複数回鑑賞を誘う要素も豊富。
その他、{netabare} 阿笠博士{/netabare} 魂のカーチェイスあり、ラストではラブコメ面でも魚影(ぎょえ~)と驚く(※原作者のオヤジギャグよりw)展開もあり。

これで興行収入100億いかなきゃ、一生いけないって位の内容は用意してきています。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・TMS/第1スタジオ

シナリオは潜水艦ありき→魚雷戦がやりたい→巨大海洋施設を浮かべてみよう。
立川 譲監督の構想を具体化するための素材画を提供したのは幸田 和磨氏。
ゲーム『NieR:Automata』コンセプトアートなどでも見せる無機質な造形美。
「パシフィック・ブイ」の逆三角錐の異形も引き立てる。


“聖地”となった八丈島の観光要素もウリ。クジラ見物のクルージング再現も良好。
ただクジラ自体は、エンジョイした少年探偵団共々、あまり本筋には絡まずムード演出に留まる。


情報関連施設らしくディープ・フェイク等も絡むミステリー。
それ故、撮影角度、仕草などの管理には繊細さも求められるが、
そこはTVアニメ版でも異様に手が込んだトリックに付き合って来た同スタジオならお手の物。

私は犯人はこの人物で来るだろうなという感は当たりました。
ですが作画で示されたトリック解明の手がかりは拾えず。
上映後、周りからは口々に今回は簡単だったね~との感想が。
原作、TVアニメを真面目に履修しているファンと、サボりの私との格差を痛感w


【キャラ 4.0点】
メインの灰原さん。長年かけてデレて来た彼女。
本作では意外と優しい所がシナリオの起点として抽出。
“組織”との狭間で葛藤し、崩れそうになる灰原さんの脆い部分もいっそう高純度で取り上げられる。
黒ずくめでSFだが、案外エモーショナルだった作品の空気は灰原さんによる部分が大きいです。

“黒ずくめの組織”が絡むと、変装、モグラ、二重スパイ、見た目は子供頭脳は大人が乱立。
油断すると、このキャラの正体や本当の所属何だっけ?が多発し、迷宮入りしかねませんw
ここは年初鑑賞した『灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン』(現在はサブスク等でも配信中)での予習復習が私の命綱でした。


黒ずくめの中核・ジン。
最新科学技術には乗っかって活用させてもらうけど、重要なことは実際にこの目で確かめないと納得できない。
行動メンタルが、ITに無理解で現場を振り回す日本のブラック企業幹部みたいになっちゃってますw
強引に墓穴がこじ開けられる様を見ていると、凶悪な“黒ずくめの組織”もコント集団みたいで何か憎めませんw


全てを見透かすAI。変装、変身に依拠したコナンと“黒ずくめの組織”の人物相関は今後存続可能なのか?
メタ的に問われている気もした本作。
フェイクで煙に巻く場当たり的対応も何時まで通用するのか。

いい加減、組織に目標や大義など無かったことを認めて、大風呂敷を畳んだ方が良いのでは?
との私の疑念はさらに深まる結果にw


【声優 4.5点】
事件の鍵を握る「パシフィック・ブイ」エンジニア・直美・アルジェント役には種崎 敦美さん。
子供役だけでなく、今回のように子供に心を動かされる大人の役もこなすエース級の演技。
善意という作品テーマの深化に大きく貢献。

万能ぶりに改めて舌を巻いたのが(※核心的ネタバレ 必ず鑑賞後開けること)
{netabare} ピンガ役の村瀬 歩さん。性別の壁を難なく越える声質の柔軟性。
組織も今回限りでお払い箱にするのは惜しい貴重な声優さんです。{/netabare}

重要な役にお客さん扱いのタレントを置く間違いをおかさず、しっかりと実力者を起用する。
円熟のメインキャスト陣の上で、これができるのは強すぎます。


【音楽 4.5点】
劇伴担当は菅野 祐悟氏。
大野 克夫氏によるお馴染みのメインテーマもアレンジしつつ『コナン』を演出。
『PSYCHO-PASS』でも流れるようなハードSF要素も交え、IT、AI技術を巡る黒ずくめの乱戦に華を添える。


ED主題歌はスピッツ「美しい鰭(ひれ)」

正直、本編が終わり、善意というテーマを理解、消化した段階でも尚、
素朴なミステリーと派手な海洋アドベンチャーが乖離する違和感を拭えなかった私。

時代の変化等により様々な表情を見せ人間を翻弄してくる人生の大海原。
邦楽界屈指の宇宙観を持つアーティストに泳ぎ方を諭され、ようやくストンと腑に落ちた感じ。

スピッツ良いバンドだけど何でまたスピッツ?
鑑賞前は起用にミステリーも感じていた私。

終わってみれば歴代『コナン』主題歌の中でも名曲の部類だと思います。


挿入歌ではクライマックスで流れた{netabare} 「キミがいれば」{/netabare}
これが灰原さんで来るとは魚影(ぎょえ~)です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

切な尊いっ!

「劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』」
哀ちゃんの気持ちの答えを見たような気が、、
原作は青山剛昌先生による漫画作品です(知っとるがな!)。

名探偵コナンシリーズはドンピシャな世代である私ですが、劇場版はすべて視聴しているものの、テレビシリーズを全話見られているかというとそうでもない、細かい伏線を掘り下げて考えてはいない、そんな私です。

そんな私ですが、コナンくんと哀ちゃんの相棒的関係が大好きです。
(蘭ねえちゃんすまん、、)
だって、きっと最終的に、蘭ねえちゃんは新一くんに守られる。
この二人の相思相愛は崩れない。
だからこそ、コナンくんと哀ちゃんが並んでいる姿は切なく、尊い。
ずっとそう思ってまいりました。

そしてこの劇場版。
コナンくん、哀ちゃんファンの方は特に、是非見ていただきたいっ。
是非見ていただいて、最後のシーンの解釈を教えていただきたい。

あれこれとネタバレはしません。
しませんが、最後のシーンはそういうことですか?!
哀ちゃんの気持ちは、固まったんですか??!

いやー、切な尊いことこの上ない。

本劇場版は、宣伝ポスター等を見ると黒の組織との対決に思われますし、実際にその側面も大きい。
ただ、いざ視聴してみると、名探偵コナンという物語のなかで、哀ちゃんの気持ちや立ち位置はこうですよ、哀ちゃんはそう決断しましたよ、というのを主軸に置いた劇場版だったと思えてならない。

あぁ、しばらくこの余韻から脱することは難しいだろうな。

以上、感想でした。

P.S:これを書いている今時点で、すでに興行収入がとてつもないことになっているそうですね!おめでとう!哀ちゃんの出番増えろっ!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

灰原哀推しにはたまらない!!

今作は灰原哀がキーマン!
ほのぼのパートは控えめで、ハラハラが多め。
ミーハー心で行ってきたけど、想像以上によかった。
感動するシーンも多々あった。
コナンくんは今回も大活躍。
1点だけ思うのは、黒づくめの男や灰原の過去等、
私みたいに久々にコナンを見る人はわからないところがあるかも。
まぁ、分からなくても全然問題はなかったけど。

気になってる人はぜひ劇場でみてみて!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

57.6 10 探偵で謎解きなアニメランキング10位
探偵チームKZ事件ノート(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (63)
353人が棚に入れました
友だちや家族、また成績に、なやみやコンプレックスを感じている
小学6年生の立花彩。

あるとき、塾で出会った超・個性的な男子4人と「探偵チームKZ(カッズ)」を組むことに!!

個性豊かな「探偵チームKZ」が、事件にまきこまれ、時にぶつかり合いながらも、それぞれの特技、専門知識を使い、協力して、事件を解決にみちびきます!


声優・キャラクター
巽悠衣子、斉藤壮馬、寺島拓篤、西山宏太朗、市来光弘

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「探偵チームKZ事件ノート」←毎回この台詞から始まる構成が何気に好きでした^^

この作品の原作は未読ですがNHKEテレで放送されること、キャラデザが好みだった事から視聴を決めた作品です。

ポンポン視聴する作品を増やしていくとどうなるかは理解しているつもりです・・・でも、一度気になっちゃうと視聴せずにはいられないんです^^;
そして第1話・・・私好みのキャラデザの登場人物が可愛らしく登場した時、「あぁ、視聴を決めて良かったな^^;」と心底思いました。

この物語の主人公は小学6年生の立花彩・・・引っ込み思案で周りの視線が気になって仕方ない彼女は、友達と呼べる人もなく、独りで過ごす時間の多い女の子です。
勉強や運動も決して他人よりできる訳ではありませんが、唯一国語が得意なのが彼女の取り柄になっていたようです。

「一芸に秀で、その芸で身をたてる」
はちょっと言い過ぎかもですが、国語の得意な彼女は塾で特殊クラスに入れることになったんです。
そして、そのクラスには「サッカーチームKZ」の4人のメンバーが在籍していたんです。
KZのメンバーといえば女の子の黄色い声が飛び交う超人気者です。
かかわり合ったら人の目が・・・
現状の自分の立ち位置を理解している彼女でしたが、KZのみんなはそんなの全くお構い無し・・・

そんなある日、KZのメンバーの一人である若竹の自転車が盗まれるというトラブルが発生するんです。
「絶対犯人を見つけてやる!」
それぞれ得意分野を持つKZに国語の得意な彩が加わり、「探偵チームKZ」の物語が動いていきます。

探偵とはいえ彼らは小学生・・・扱う事件も身の回りにおける些細な出来事なんですが、これが結構面白いんです。
時折小学生には無理なんじゃ・・・という設定も無いわけではありません。
でもそこはフィクションという枠の中でKZのメンバーが輝ければ問題無いと思います。

物語は大きく4つについて描かれています。
①消えた自転車は知っている
②卵ハンバーグは知っている
③裏庭は知っている
④バレンタインは知っている

どれも題材は身近ですが、タイトルから内容が想像できないところに面白さがあるのかもしれません。
そしてこの作品は謎解きと同時にチーム内のキャラを掘り下げています。
この掘り下げがあるから、チーム内での言動やつかず離れず・・・だけど自分の得意分野でしっかり事件を解決へと結び付けるお互いの役割で繋がっているのが分かります。

引っ込み思案だった彩ちゃん・・・探偵KZでの活動を通してどの様に変わっていくのかが見どころです^^

でも私の中で唯一分からない事があります。
何故16話という半端なタイミングで終わってしまったのでしょうか^^;?
1クール12〜13話なので、14話目の放送を知った時・・・嬉しかったんだけどな^^;
まさかそこからあっという間に終わってしまうなんて・・・

作品が放送されていたのは平日の夕方・・・小学生もたくさん視聴していると思います。
でも内容的に実際の小学生が真似できるモノではないから実害も無いと思いますし・・・
少しwikiを見てみたら原作のストックもまだありそうですし・・・

主題歌はダイアナガーネットさんの「難解!ミステリー」
楽曲を購入するまで歌い手がアメリカ人だったとは想いもよりませんでした。
日本語がとても上手でビックリでした。
これからの活躍に期待しています^^

全16話の作品でした。
この作品の様にお互いの長所を発揮しながら仲間と一緒に事件を解決していくスタイルは、正に一昔前の日本の仕事の仕方と重なります。
高度経済成長期に私達の先人達が編み出した業務スタイルですが、私達はだいぶかけ離れてしまいました。
現在、当時の日本の成長の秘密や法則を学んだ外国人が様々な著書を出版しており、今の私達が現状を打開するためにその著書で勉強しようとしている・・・なんて皮肉なモノです^^;
こんな堂々巡りをするなら、もっと先人の教えをもっと貫いていれば回り道すること無かったのに・・・と思ったりしています。
今の私達に足りないモノを教えてくれる・・・そんな作品だと思いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

半端ない調査力

中学生が科学捜査真っ青。
どんな設備とコネクション持ってる中学生やねん!
非現実的推理アニメ。推理アニメにもなってない。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

典型的なローティーン少女漫画ハーレム

児童文学のアニメ。低年齢層向けだけどそれなりにみれる。9分間で4話1ストーリーで、さすがNHKというかなんというか…上手に出来てると思った。
典型的な少女漫画ハーレム構成でローティーンアニメが見れる人じゃないと見れない。
ただ国語のとか、なんたらのエキスパートというのが低年齢層だとしてもくどいく感じる。

100点中56点

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

67.1 11 探偵で謎解きなアニメランキング11位
ルパン三世 PART6(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (91)
330人が棚に入れました
舞台はロンドン。 ルパンのターゲットは、英国政府を影で操る謎の組織・レイブンが隠したお宝―― その手掛かりとなる一枚の絵。立ちはだかるスコットランド・ヤードや MI6。ルパンの動きを察知して現れた銭形警部。そして、ルパンの前に現れた探偵――その名はシャーロック・ホームズ!シリーズ構成・大倉崇裕のメインストーリーと、豪華脚本陣のオムニバスエピソードが絡み合う、謎多き〈ミステリ・ルパン〉が今、幕を開ける!
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

新次元の高みへと昇れるのだろうか?

祝50周年

ルパンとは再放送で観るものでPart1&Part2を夕方繰り返してたくらいの経験。そんな劇場版/後続シリーズとは無縁だったその他大勢のうち一人が私でした。子供の頃『しんちゃん』『プリキュア』に熱中したところで大人になって新シリーズ目の前にしても食指は動かないと思います。
なんかのきっかけでPart5に触れ思いのほか良かったので今ここにいる。そんな視聴背景です。
加えて言うなら、一生懸命追いかけていないけど不思議と思い入れのあるキャラクター達であることには疑いなく、いつでもかっこよくあってほしいなとも思ってたりします。

Part6はなんといいますか、、、ファン向け感謝祭ですかね。
全25話(第0話含む)2クールの前後半に分けて大枠で2本のストーリーが流れる構成。閑話休題的な1話完結の箸休め回がその中に挟まれる感じ。けっこうなビッグネームが当番で脚本書いてたりするのもお楽しみでしょうか。作品を愛してやまないかどうかは露知らず『ルパンだったらOK!』と依頼を受けたのかもしれません。よってお楽しみ企画=感謝祭の印象を私は持ってます。
Part5ではテクノロジーの進化に昔ながらの泥棒がどう向き合うかみたいなややもすると作品の根幹部分を揺るがしかねないテーマを扱い一つの方向性を見出す難作業をしてました。そこ克服しちゃったのでフリーハンドで作れるPart6は失礼ながらそのまま流れで作った感じ。可もなく不可もなく。キャラ立ちしてるかどうかならトップオブトップな登場人物たちなんだからそこそこのものは作れちゃうのです。


■小林清志さんお疲れさまでした
旧制作陣!?とタッグの第0話をもってご卒業です。卒業ソングは{netabare}『ルパン三世のテーマ’80』{/netabare}とわかってますよね。そして新人大塚明夫さんこんにちは。違和感ないのはさすがです。
変更に関しては私から二点。
交代の先陣きったのは山田康雄→栗田貫一でしたが事情が事情だっただけに“模倣”から入る交代劇でした。なぜだか完コピ系の交代がお作法となってます。その点お作法を踏まえた演技をされてます。
二点めはちょっと抽象的なこと。小林さんはもちろん納谷さん井上さん皆々“芝居できてこその声優業”の矜持がすごい方々。本意と役割が必ずしも一致しなかったかもしれない役者個人の生き様がキャラクターから滲む諦観に反映されてたような気がします。ルパン声優にはそんなのを期待したい。


小林さんを送る会兼ファン感謝祭ということでよろしいのではないでしょうか。
もしPart1&Part2以来のルパンがこれだったら未だ見ぬPart7に食指動くかは微妙かも。それほど心動かされなかったPart6でした。


※ネタバレ所感

■ジジイが元気

{netabare}大野雄二氏。前回がフランス舞台でシャンソン風アレンジ。今回はイギリス舞台だからブリティッシュロックということでしょうか。主旋律はギターが担当してます。
めちゃくちゃ冒険してたと思います。元曲はファンクで金管木管メインの弦楽器はベースくらいでしょ?それからジャズへの展開は違和感ないんだけどエレキは水と油に思えました。
結果は聴いてのお楽しみ。{/netabare}

じいさんが最もファンキーだってのが泣ける。


■これはちょっと…

『男には自分の世界がある』いっちゃん有名なやつ
『この手の中に抱かれた物は 全て消え行く 運命なのさ』チャーリーコーセイのやつ

美学とか生き様で滲み出る哀感みたいなのがかっこいいじゃん。だからか違和感ハンパない以下↓

{netabare}「俺は泥棒だからな。美とか人の心とか、そんなわかりにくいもののために体を張るのはゴメンだ。」{/netabare}

{netabare}第10話でのルパンのセリフ。
ルパン一家がそこ捨てちゃだめじゃん!ってところかと。手前の第9話で次元が「ガンマンとは職業ではない。生き方だ」とキメてた翌週にこれはないなぁ。もしかすると大天使のミカエルさんが憑依して言わせてたセンや何かのオマージュなのかも捨てきれないけど、このまんま受け取る素直な私にはアイデンティティ全否定のむごいセリフに見えましたよ。{/netabare}



視聴時期:2021年10月~2022年3月 リアタイ

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2022.04.24 初稿

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

saitama さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ルパンだけどルパンじゃない…。あと、TMSの作画…酷くないかい???

うーん、全体を通じてストーリーが普通につまらない。

確かにルパン三世なのだけど、ルパン三世じゃない。
トリビュートでまるで違う漫画家が書いた作品みたいな感じ。

声優交代は仕方ないけど、峰不二子くらいかな…違和感をあまり感じなかったのは。

そもそもクリカンに引き継いだ時点でルパンは終わっていたんだけど…ね。

PART4は多少良かったんだけど、それはストーリーとキャラクター設定がマシだったから。

PART5は…まあ、駄目だけど仕方なし、そしてPART6は両方駄目で終わった。

TMSの作画、決してもともとレベル高くないけど、今回はセンス無さすぎ。

いろいろ全部駄目だったな…。

ドラえもん見習って、声優全部総とっかえして、ストーリーはリメイクでいいじゃん。
とりあえず、PART3までのストーリーを全部リメイクすれば、
それだけで、現在のアニメ制作日程なら10年どころじゃなく引っ張れる。、

ただただ、残念なアニメだった。
制作陣の決定権を持つ人間がアニメ愛もなければルパン愛もなかった印象。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

見たかったものと違う。

{netabare}
ルパンはPART5と、昔テレビで再放送してた分(パート何かはわからない)を見たぐらいなのでにわかですが、今回のシリーズはつまらなかった。

PART6はルパンらしい話がロクになかった気がする。これルパンでやる意味ある?って様な話ばかりが続いてひたすらグダグダしてた。
盗みもしなければ、銭形と対峙したりもしないし本当に良くわからん話を延々と。
特に前半の押井守回は死ぬほどつまらない。
わけわからんとか言う以前にルパンでやる話じゃないし、自分に酔ったオナニー脚本書くような老害に脚本なんかやらせるなよって思う。
酷いと言えばVR空間?に転移してみたいな話、あれは酷すぎる。
VR空間に入るまでの流れも強引だし、ルパンでやることじゃねーだろの極みだった。

まあそれは置いといてもメインのストーリーも面白くなかった。シャーロックホームズだったりモリアーティだったり、面白くなりそうな要素はあったが、ほぼホームズやモリアーティとは何の争いもなくレイヴンの謎があっさりと解明され事件が解決して結構肩透かしを食らった。
っていうか後半別の話が始まって、前半の話はあれで終わりだったのかよってなった。
あと、ルパンにしては話が少し難しかった気がするがそこはまあいいか。

で、前半の話もうーんって感じだったが、後半の話に比べれば前半の話なんてまだ良脚本だった。
トモエの話のオチが酷すぎる。ルパンに巴が母であることを思い出させるために、洗脳した女をルパンに接触させて(?)、自分の存在を思い出させるための歌(??)の一節を色んな言語で(???)つぶやかせた(????)という本当に支離滅裂な設定でギャグアニメかよって思った。
というか自分の聞き間違いなんじゃないかと思って3回巻き戻して確認した。
脚本が終わってた。

良かったのは途中たまにちゃんと盗みをする、ルパンらしい回と、前半のオチを除く部分かな。

{netabare}
0話 ☆7
もっとちゃんと見張っとけw 時代の変化がテーマか?
まあ安定した面白さ。PART5が良すぎて少しハードル高め。

1話 ☆7
憂国のモリアーティかな。
確かに家を建てるって賢い選択だ。
ホームズとレストレードも今回の警部枠?

2話 ☆8
ホームズかっこいい。アクションシーンがいいな。

3話 ☆4
情報管理甘すぎだろw ああ、わざとかよ。
殺されないの分かってるからあんまりおもしろく無いなぁ。
何でこんな回りくどい殺し方を。

4話 ☆3
この会話パート長すぎんか。
いや、女もあの男二人も変装かよw

5話 ☆3
何がどうなってんすかね。これは迷走してないか。
シーンが点々としすぎててわけわからん。
いきなり時間飛んで?明智小五郎とか出されても。

6話 ☆3
いやなんでVRの中にいるんだ。オチ滅茶苦茶すぎん?
あの黒髪の女の人の銅像か

7話 ☆8
リリーも勘違いなのね。コナンでもこんなのあったな。
セバスチャンモラン? 今回シャーロックホームズに沿ってるのか?
モリアーティ教授はよ。久々に面白かった。

8話 ☆8
なぜ刃物 どんな使い方だよw
相棒を大切にした理次元がかっこよかったし、チェイスや撃ちあいも面白かったから、本題からそれてるとは言え面白かった。

9話 ☆6
ばあさんつええ。 海賊王女感w

10話 ☆0
このクソつまらん会話いつまで続くの?
ルパンを使って自己陶酔すんなよ。
押井守とかいう過去の栄光にすがりっぱなしのオナニー脚本家外せ 

11話 ☆7
シャーロックホームズのあの名言好きだわ。
メインの話やってくれると面白いわやっぱり。
言うほど不可能を消去してないよねw 

12話 ☆5
さすがにそれを和える理由にするのはご都合すぎない?
何のための芝居だよw オチ強引じゃない?

13話 ☆6
何事。謎ワイヤー。こういう話って旧作と矛盾しないのかな。
虫使うとか最悪な作戦だなw 久々のルパン味ある話で面白い。
虫ってドローンかよw いくらなんでも小型すぎるしあんな数操作無理だろw 面白いんだけど作戦に無理がありすぎる。
宝よりも人助けを優先するのね。

14話 ☆7
モリアーティとかどこ行ったし。何がしたいんだか。
味方の弾だけ当たる。何故銃を持ってない。
最後の作戦面白かった 

15話 ☆8
24区? キャラの過去回想ばっかで話が進まねえ。
単話としては今回がベスト回だな。この女も洞察力すごいなw

16話 ☆6
なんだこれ。もう服の良さじゃなくてデザイナーで評価されてしまってる感じなのね。服に落書きしたり破ったりしてそれを表現するのが良かった。
女が服脱がされるのえっち なお話は茶番劇。

17話 ☆7
フラグ。変態かよw 結局ごり押しw 今回結構よかったな。

18話 ☆8
謎回すぎる。てか全然結局トモエのことあんまわかってないよな。
息子いることが分かったところで。ファッ!? 

19話 ☆7
トモエめっちゃいろんな人と繋がってるじゃんw
ええマティア黒幕かよ。

20話 ☆4
焼き印 オウム真理教? 人前に出てこないとは。
は?こいつ裏切るのかよ。なんか拘束されてるw 何がおもろいねんこれ。
何で拘束外れたしw 

21話 ☆3
ギャグ回かよ。うーん何がしたいんだ?

22話 ☆6
誰。ルパンとフィンの関係が全くわからん。
まあともよの手がかりをつかんだということだけ

23話 ☆0
もうよくわからんな。こういうのはみたくない。
やっとまともに出てきた、モリアーティ
結局マティアとルパン何で対立してんの?
ルパンの母が自分が母であることを隠蔽したなら、なんで母であることを認識してもらおうとしてるの?
色んな言語で記憶を思い出ようにさせるように女をルパンに差し向けて歌の一節をささやかせたってもはや意味不明じゃんw
マティアもその一人なのか。

24話 ☆1
茶番。ほんと滅茶苦茶だな。記憶操作とかルパンで出る単語じゃないw
あっさりすぎる は?w 何だよその靴。銭形ルパン捕まえろや。
トモエも全く一貫してないじゃん。

OP「THEME FROM LUPIN III 2021」☆8.5
ED1「MILK TEA」☆4.5
ED2「BITTER RAIN」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4
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