成長でバトルなおすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの成長でバトルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月01日の時点で一番の成長でバトルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

95.0 1 成長でバトルなアニメランキング1位
鬼滅の刃(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1696)
7091人が棚に入れました
血風剣戟冒険譚、開幕。舞台は、大正日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変した。 唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻す為、また家族を殺した鬼を討つ為、2人は旅立つ。鬼才が贈る、血風剣戟冒険譚!

声優・キャラクター
花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、櫻井孝宏、大塚芳忠、梶裕貴、加隈亜衣、岡本信彦、森川智之、悠木碧、井澤詩織、浪川大輔、山崎たくみ、緑川光、子安武人、坂本真綾、山下大輝、早見沙織、千葉繁、上田麗奈、日野聡、小西克幸、花澤香菜、河西健吾、杉田智和、鈴村健一、関智一、関俊彦、木村良平、福山潤、小松未可子、諏訪部順一、内山昂輝、小清水亜美、森久保祥太郎、白石涼子、稲田徹

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

流行にのってみた

流行にのって視聴。見終えてだいぶ時間が経過して今更のレビュー。

鬼に家族を殺され、妹を鬼にされた竈門炭治郎が妹を人間に戻して敵討ちをするために奮闘する物語。

設定は割とシンプルで見やすいとは思う。
話の分かりやすさと日常的に使いやすい全集中とか~柱(そんなに使いやすくもない?)とかも人気が出た要因の一つかなと思った。
あとはみんな大好き必殺技というか技の名前。
少年マンガにつきものの主人公の成長もあって、やっぱり成長見るの好き。

素直に面白いと思った。流行しただけはあるのでは?
見ていた人多かったから、初対面の人と話すときの話題に困ったときにもしかしたら使えるかもしれない。

何も考えずにボーっと見るのにも良い。

キャラクター達も個性的な設定にしてある。
上半身裸で猪の顔を被った伊之助なんか衝撃的。ご本人の顔とのギャップ。


OP
紅蓮華 LiSA
ED
from the edge FictionJunction feat. LiSA
挿入歌
竈門炭治郎のうた 椎名豪 featuring 中川奈美
紅蓮華やっぱし良いですね。紅白に出るだけのことはある。ずっと聴いていたい。そして、EDの溢れる梶浦由記感。
竈門炭治郎のうたも注目すべき楽曲のようだ。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
時は大正、日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の襧豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする。人と鬼とが織りなす哀しき兄妹の物語が、今、始まる--!

1. 第一話 残酷
時は大正。竈門炭治郎は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。唯一、一命をとりとめていた妹・襧豆子を救うべく、降りしきる雪の中背中に背負い必死に雪山を下りる炭治郎。その途中、襧豆子は突然唸り声を上げ、炭治郎に襲いかかる。

2. 第二話 育手・鱗滝左近次
炭治郎は冨岡義勇の導きにより、鬼になってしまった妹・禰豆子とともに狭霧山を目指す。夜の道中、炭治郎はお堂から血の匂いを嗅ぎつける。誰かが怪我をしているのかもしれないと駆け寄ると、なんとそこにいたのは、人を喰らう鬼。突如、鬼に襲われた炭治郎は、斧でなんとか応戦するが、鬼の圧倒的な力に、たちまち鬼に組み伏せられてしまう。鬼がとどめを刺そうとしたとき、助けに入ったのは--。

3. 第三話 錆兎と真菰
鬼殺隊--古より存在し、鬼を狩る組織。入隊のための試験「最終選別」に向けて、鱗滝左近次による炭治郎の訓練が始まった。様々な罠が張り巡らされた山下り、刀の素振り、滝修行、そして呼吸法……。狭霧山に来て一年、鱗滝は「もう教えることはない」と炭治郎へ言い放ち、巨大な岩の前で、最終選別へ行くための条件を突きつける-。

4. 第四話 最終選別
最終選別の合格条件は、鬼殺の剣士が捕らえた鬼たちが閉じ込められている藤襲山で七日間生き延びるということ。若き剣士と鬼の生き残りをかけた戦いが始まる。炭治郎は、鱗滝左近次のもとで身につけた呼吸法と型で着実に鬼を斬っていく。二年にわたる鍛錬は無駄ではなかった。しかし、そんな炭治郎の前に、藤襲山にはいるはずのない異形の鬼が現れる-。

5. 第五話 己の鋼
朝日が昇り、七日間の戦いの果てに生き残った剣士たちはたったの四名だった。生き抜いた炭治郎たちを出迎えた案内役からは、鬼殺隊についての説明が行われる。それぞれに鬼殺隊の隊服、伝令役となる鎹鴉が支給され、最後に、自身の日輪刀を造る玉鋼を選んだ。そして、鱗滝の家へと帰宅した炭治郎を待っていたのは-。

6. 第六話 鬼を連れた剣士
鬼殺隊の隊服に身を包んだ炭治郎。腰に日輪刀を携え、禰豆子が入った鱗滝特製の木箱を背負い、鬼殺隊の初任務として毎夜少女が失踪しているという北西の町に向かう。そこで炭治郎は、恋人をさらわれ、憔悴しきっている和巳と出会う。たしかに、近くに鬼の匂いを感じるが、鬼の姿はどこにも見えない。不穏な事件に鬼の影を疑う炭治郎は-。

7. 第七話 鬼舞辻無慘
三人に分裂した鬼が炭治郎を追い詰める。そのとき禰豆子が鬼に襲い掛かった。鬼になってしまった妹は守らなければいけないほど弱い存在ではない--。意を決した炭治郎は、分裂した鬼のひとりを追い、地面に広がる沼へ飛び込む。沼の中で待ち受けていたものは。

8. 第八話 幻惑の血の香り
次なる任務の舞台は東京・浅草の町。大正の華やかな都会の街並みに戸惑う炭治郎だったが、そこで鬼の匂いを嗅ぎつける。匂いを追った先で出逢ったのは鬼舞辻無惨だった。鬼舞辻を斬ろうとする炭治郎。だが、鬼舞辻は行きかう人間を鬼に変え、町を混乱に陥れる。必死に事態を収拾しようとする炭治郎の前に、 とある人物が姿を現す-。

9. 第九話 手毬鬼と矢印鬼
炭治郎を助けた者は、珠世と愈史郎という鬼だった。珠世は炭治郎たちを、”目隠し”の術を施した屋敷へといざなう。そこで炭治郎は、珠世との会話から、鬼を人に戻す方法についての活路を見出すのだった。そのとき--炭治郎を追うふたりの鬼が屋敷の場所をつきとめ、猛烈な攻撃を繰り出す-。

10. 第十話 ずっと一緒にいる
炭治郎の苦境は続く。矢琶羽が最期に繰り出した血鬼術”紅潔の矢”を、炭治郎は水の呼吸の型を駆使し、なんとかしのいでいた。一方で禰豆子と朱紗丸の戦いは続いており、状況を危惧した珠世は、自身の血鬼術を使い-。

11. 第十一話 鼓の屋敷
鎹鴉から告げられた次なる鬼退治の地は南南東--。その途上で炭治郎は、最終選別で生き残った同期の剣士・我妻善逸と出会う。炭治郎は、善逸の消極的な態度に手を焼きつつも山の奥地へ向かうと、屋敷の前で兄を連れ去られたふたりの子どもたちに出会う。そこで、善逸はどこからか鳴り響く鼓の音を聴くのだった……。

12. 第十二話 猪は牙を剥き 善逸は眠る
鼓を打つ度に、部屋が回転する不思議な屋敷の中で、炭治郎は善逸と離ればなれになってしまう。炭治郎と別れてしまった善逸は正一を連れ、恐怖に絶望していた。その頃、炭治郎は、屋敷の主である鼓を打つ鬼と、猪の頭をかぶった奇妙な姿の男に出会う。

13. 第十三話 命より大事なもの
屋敷の主・響凱が鼓を打つたびに部屋が回転し、炭治郎は苦戦を強いられる。前の戦いで骨折している炭治郎は弱気になる自身を鼓舞して、必死に立ち向かう。響凱が使う血鬼術による攻撃にも圧倒される炭治郎。果たして、無事に響凱の頸を討ち取ることができるのかー。

14. 第十四話 藤の花の家紋の家
死闘の末、響凱との戦いに勝った炭治郎。屋敷の外へ出ると、先に脱出していた善逸と出会う。だが、禰豆子の入った木箱を抱えボロボロになった善逸、そして二刃の日輪刀を抜いた猪頭を被った男が立ちはだかる異様な状況を目の前にする-。

15. 第十五話 那田蜘蛛山
次なる目的地は北北東。炭治郎と禰豆子は、善逸や伊之助とともに那田蜘蛛山へ向かう。その山は蜘蛛の巣が張りめぐらされ、無数の蜘蛛が蠢く山だった--。怯える善逸を残し、山に入った炭治郎と伊之助は、蜘蛛の糸に絡み取られた鬼殺隊員に遭遇する。

16. 第十六話 自分ではない誰かを前へ
蜘蛛の糸に囚われた鬼殺隊員と戦う炭治郎と伊之助。糸を斬り、蜘蛛の巣を破り、ふたりは山の奥へ。森を進むにつれ、蜘蛛の糸がだんだん太くなり、操られている者たちも人間には不可能な動きをしはじめる。操られた隊士たちを、傷つけずに動きを止める方法も困難になる中、炭治郎がとった行動とは--。

17. 第十七話 ひとつのことを極め抜け
ここには鬼舞辻無惨直属の配下・十二鬼月がいる--。那田蜘蛛山の母鬼を倒した炭治郎は、妹の禰豆子を人間に戻す手掛かりになる鬼が、この森にいることを知る。傷だらけの伊之助とともに、ふたりはさらに森の奥へ。一方、ひとり寂しく森を進む善逸の前に、人面蜘蛛が現れる。

18. 第十八話 偽物の絆
那田蜘蛛山の父鬼と対峙する炭治郎と伊之助。応戦する炭治郎だったが、父鬼の怪力に吹き飛ばされてしまう。川の近くに落下した炭治郎は、姉鬼を痛めつける鬼の少年・累と出会う。恐怖と憎悪で結ばれた関係を「家族の絆」と呼ぶ累に、炭治郎は激怒する。累と炭治郎の戦いが始まる。

19. 第十九話 ヒノカミ
鬼殺隊最強の剣士である柱が那田蜘蛛山に到着した。父鬼を一太刀で切り伏せる水柱・冨岡義勇。 その太刀筋を見た伊之助は己との格の違いに興奮し、戦いを申し込む。一方、全身に毒が回り、瀕死に陥っていた善逸の前にも、蟲柱・胡蝶しのぶの姿が--。

20. 第二十話 寄せ集めの家族
累より放たれた血鬼術により死を覚悟した炭治郎。走馬燈の中で亡き父が舞っていた神楽を思い出し、水の呼吸とは異なる新たな技を放つ。”ヒノカミ神楽・円舞”--、相打ち覚悟で繰り出したその技で、ついに累の頸を斬り落とす。満身創痍の中、傷つき倒れる禰豆子のもとに向かおうとする炭治郎の前に現れたのは--。

21. 第二十一話 隊律違反
倒れながらも禰豆子を庇おうとする炭治郎を見て、累の中で過去の記憶がよみがえる。かつて病弱だった彼は、鬼舞辻無惨に出会い、血を分けてもらうことで鬼になった。だが、鬼になった自分を、父と母は殺そうとする。そのときから彼は家族を探し続けてきた。どうしても手に入らない絆を求めて--。

22. 第二十二話 お館様
戦いを終えた炭治郎は、禰豆子とともに鬼殺隊本部へ連行される。そこでは鬼殺隊の当主・産屋敷と最強の剣士・柱たちによる「柱合会議」が行われることになっていた。鬼を庇うという鬼殺隊にあるまじき隊律違反をした炭治郎を、柱たちは糾弾する。そして風柱・不死川実弥は、禰豆子に刀を向けた--。

23. 第二十三話 柱合会議
鬼殺隊の当主・産屋敷が、ついに炭治郎の前に現れた。彼は、炭治郎と禰豆子の入隊を容認するという。だが、柱たちはその判断をすぐには飲み込めなかった。風柱の不死川実弥は自らの腕を傷つけ、禰豆子の前に血を晒して、鬼の本性を引き出そうとする。

24. 第二十四話 機能回復訓練
傷ついた炭治郎と善逸、伊之助は蟲柱・胡蝶しのぶの屋敷で治療を受けることになった。二週間後--炭治郎と伊之助は機能回復訓練を始める。だが、その訓練は過酷であり、炭治郎たちの心はへし折られてしまう。その厳しさも知らず、遅れて訓練に参加した善逸は、女の子を前にしてひと際やる気を見せるが--。

25. 第二十五話 継子・栗花落カナヲ
蝶屋敷で機能回復訓練中の炭治郎は、全集中の呼吸を一日中続けられるように修行に励む。最初は全く敵わなかった同期の剣士・カナヲとの訓練も少しずつ効果を上げるようになってきた。毎日修行を休まぬ炭治郎を見て、善逸と伊之助も訓練に復帰するが…

26. 第二十六話 新たなる任務
炭治郎たちが機能回復訓練に勤しむその裏で、鬼の絶対的支配者・鬼舞辻無惨により、十二鬼月の下弦が集められ、鬼側もあらたに動き出そうとしていた。訓練も終盤をむかえ、カナヲとの訓練も互角の勝負ができるようにまで成長した炭治郎のもとに、鎹鴉より新たな任務が伝えられるのだった。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヒット作を語らう時の心の姿勢

2020.04.12 追記

思うところがあっての大幅加筆。
視聴後に書いた作品レビューは後段に残しときます。
 ※ごく一部のアニヲタ批判も含んでるので気分害されちゃったらごめんね


作品の良し悪しについて各々語るのがレビューサイトの目的の一つですが、この作品は久々に普段アニメを観ない層を巻き込んで社会現象を起こしたということもあって、その観点で一言申し上げたく候。基本雑談です。


ネタバレレビューを読む




↓以前投稿した作品についての感想
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2019.10.04記
旧件名:良いほうの『少年JUMP』

ネタバレレビューを読む



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

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2019.10.04 初稿
2020.04.12 追記
2021.08.11 修正

投稿 : 2025/03/01
♥ : 105
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

♪強くなれる理由を知った♪~観終わった後の充実感ヤバです!

あらすじはあにこれを参照ください。

放送時間:2019年4月~

◎物語
冒頭から救いのない展開です

大正時代を舞台に家族を鬼に殺され 
唯一の生き残りの妹(禰豆子)も鬼にされ絶望の"炭治郎"が
"冨岡義勇"という剣士に出会い 物語は始まります。

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〇鬼殺隊入隊 1話~5話ネタバレレビューを読む
☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*・゚☆

〇鬼舞辻との邂逅 6話~10話ネタバレレビューを読む

☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*・゚☆

〇仲間との出会い 11話~14話ネタバレレビューを読む

☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*・゚☆

那多蜘蛛山に住む鬼の一家の討伐 15話~21話ネタバレレビューを読む

☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*・゚☆

〇柱合裁判 22話~23話ネタバレレビューを読む

☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*・゚☆

〇蝶屋敷の機能回復訓練 23話~26話ネタバレレビューを読む

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〇キャラ
暗い内容に主人公たちの重い過去
それでも暗くならないのは個性的な彼らのおかげでしょう

幼いのになぜかお父さん目線の炭治郎や
女子大好きな善逸 そして単純な伊之助

そして普段のふわふわしてる態度からは想像できない戦いの顔
このギャップにやられます♪

◎作画
時代背景は大正時代
人物が太く描かれていてかつ背景が落ち着いた配色
凄く丁寧で特に自然現象の表現は綺麗って感じる作画です。

あと この作品で一番好きなのは
夜の闇の背景に華やかで色彩豊かな戦闘シーン!
まるで夜空に浮かぶ花火の様な迫力がある描写はとても優雅です♪

これまでもこういう関係の評価の高かった制作会社ufo
今作は表現に加えて人物の表情が豊かになって凄いと感じました。

〇音楽
OP曲 紅蓮華
ED曲 from the edge 共に歌うのはLiSA安定してますよね
”強くなれる 理由を知った”思わず口ずさみたくなるフレーズです。
ネタバレレビューを読む
挿入歌は中川奈美が歌う”竈門炭治郎のうた”
思わず鳥肌立ちました 何度も見直す場面です。
しかし題名のインパクト凄いですよね 何歌ってるか気になりますよね
ネタバレレビューを読む
映像ばかりに気を取られていたのですが
うん 結構男の子らしい歌詞なんですね○o。.。

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〇観終わって
”禰豆子”を元に戻すために鬼殺隊に入隊し鬼と戦う!
物語の目的しては非常にシンプルで◎

そして鬼との戦いも頭脳戦とか基本無く
力と技のせめぎ合いでこちらもシンプルでわたしは嬉しい。

映像も綺麗ですし流れるような表現の数々には思わず見入ちゃいました
その中でも お勧めしたいのは鬼との戦闘シーン○o。.

鬼殺隊の武器の刀を使った
様々な”呼吸法”による技の表現はまばたき忘れるくらい綺麗!

激しくて荒々しいのもあれば 華やかな中に清々しさがあったりして
背景の黒(鬼は夜しか活動しないので)に広がる鮮やかな色彩は最高!

そして戦闘シーンと日常風景のギャップ

戦いで鬼と対峙して必死に戦ってる彼らも
なんだかんだ言ってもまだ少年 
彼らの会話の掛け合いとても和みます○o。.

まだまだ書きたいことはありますが

映像以外でも声や音などアニメの特色を生かした演出
これらを上手に化学反応させたすばらしい作品だと感じます
どんな変化なのかはその目でお確かめください♪○o。.

原作がマンガで斬新さはあまり無いですが 
それよりも非常に丁寧な作りで観終わった後のこの充実感ヤバです!


そして続きは劇場版 今から楽しみに待っています♪

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。












  











 





 






 



 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 34

88.5 2 成長でバトルなアニメランキング2位
盾の勇者の成り上がり(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1186)
5580人が棚に入れました
図書館で出会った一冊の本。そこから勇者として異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文。盾を使う能力を持った彼は、陰謀と裏切りに会い、異世界ですべてを失ってしまう。どん底からの成り上がりを描いたヒロイック・ファンタジー!

声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生
ネタバレ

フィーロたんlove さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

大人向け名作童話 人間臭い主人公の魅力が光る

総評

バトルシーンを除けば大人向けの童話です。
本編「盾の勇者の成り上がり」、外伝「槍の勇者のやり直し」
を通して読むと、「モモ」、「星の王子様」、「百万回生きた猫」
などに通ずるものがあると感じました。

ただ、大人向けです
この作品は忍耐強さ、誠実さ、気高さ、美しさ、愚かさ、醜さなど
人間の有する善悪両面を真っ向から描いています。

ですのでストレス耐性が少なく、理解力が浅く物事を表層的にしか
捉えられない中学生以下(あくまで一般的基準です)の方にはお勧
めしません。

22話感想
ネタバレレビューを読む

21話感想

綺麗に収まったと思います 
これぞアニメ版というとこでしょうか
特に言うべきことはありません

あと先週の声優さんの特番見ました
ねんどろいど可愛いです
フィーロの出来が良ければ買おうかな

番組を見ていて声優さん、スタッフの方、監督さん、
スポンサーさんなど、この作品がたくさんの大人の
心を動かし、このアニメが出来たことが感じられ
ました




20話感想
雑魚ボス戦での無理やりな盛り上げ方が気になりますね
ネタバレレビューを読む

 

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19話感想
尺を合わせるためか残念な展開に
ネタバレレビューを読む

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18話感想
ネタバレレビューを読む
かなりWEB(なろう)版と異なるので、コミックス13巻まで
読んでしまいました。読んでわかりましたが、アニメ版は
コミックス版とも若干異なるのですね。脚本演出の方がセリフ
や話をうまくまとめていることがわかりました。
本作品においてバトルはストーリーをうまく転がしていくため
の手段というかつなぎなので、今のようなあっさり目で丁度
よいと思います。あくまで本作品の魅力はストーリーと登場
人物なので。


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17話感想
ネタバレレビューを読む
いろいろ重要な情報が開示された回でした

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16話感想
ネタバレレビューを読む
だいぶロリ色が強くなってきて、胃もたれ気味になってきましたが
最後まで視聴します
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15話感想
ネタバレレビューを読む

改めて感じた本作品の美点は
①キャラが立ってる 
②伏線の撒き方と回収の仕方が天才的
③亜人、魔物が可愛い 動物好きには高評価
④OP(新しい方)が素晴らしい
  雨の中の物憂げな表情の登場人物達
  この時期のストーリー展開にぴったりです
  特にモトヤスの悲しげな表情にぐっときます
  ところで鎌をもってた人は誰だろう
  楽しみにしておきます
⑤挿入曲がすごくあっている
⑥作画が丁寧で素晴らしい
⑦ストーリー展開演出に手抜きがなくて嬉しい

全体的にスピーディーな展開や爽快感は少ないですが、じわじわ来る
叙述的展開がたまりません。違うと思うんですけど、作者は女性なの
かな。

まあ中二病主人公、お手軽俺最強主人公、暑苦しいまでの絆押し付け主人公の作品や、ハーレム作品、主人公はまあいいけど展開が単調な作品などゴミ作品が多い昨今では、希少な本格的なアニメだと思います。


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物語設定、テーマ設定、キャラ設定だけで言えば最高傑作
進撃の巨人などのTOP作品よりも群を抜いていると思います

WEB版を通読した限りでは「モモ」とか「星の王子様」とか
「百万回生きた猫」とか童話、寓話に通じるものがあり一貫性を
感じますアニメ版を見ていまいちと感じる方は是非WEB版を通読し
てみることをお薦めします

主人公が逆境を乗り越えて成長していくというスタイルは程度の
差こそあれそこそこあります。しかしこの作品は迫害という程度の
強いものなのでストレス耐性があまり備わっていない若年層には
物語前半は苦痛になるかもしれませんね。そういう意味では大人
向けアニメかもしれません

アニメでもすでに憤怒の盾が出た時点で勇者の中では一番強くなって
しまったのでこれからは比較的楽に視聴できると思います。

ラフタリアとの関係は、「ゼロから始める異世界生活」のレムを
彷彿とさせますね リゼロも秀作だったと思います

槍のやりなおしを読んで、私もフィーロたんloveになってしまい
ましたですぞ

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13
ネタバレ

とろろ昆布禿莉緒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

序盤期待したのに

『盾の勇者の成り上がり』を視聴した感想は面白い。
けど、もっと面白くなっただろうし勿体無い。

良い点
1.序盤の絶望感
ネタバレレビューを読む
2.尚文の戦い方
ネタバレレビューを読む
3.ラフタリアが可愛い
ネタバレレビューを読む

悪い点
1登場人物の知能指数が低い
ネタバレレビューを読む
2.アニメ中盤からのぬるい雰囲気
ネタバレレビューを読む
3.断罪後の数話
ネタバレレビューを読む

序盤でかなり期待しただけあって、本当に残念な作品です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

最高のリアルが向こうから会いに来ない

4話までの感想ネタバレレビューを読む

19話までの感想ネタバレレビューを読む

21話までの感想ネタバレレビューを読む

23話までの感想ネタバレレビューを読む

25話までの感想ネタバレレビューを読む

総評ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17

74.8 3 成長でバトルなアニメランキング3位
D.Gray-man[ディーグレイマン](TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (707)
4938人が棚に入れました
舞台は仮想19世紀、ヨーロッパ。悪性兵器AKUMA(アクマ)を用い、この世を終末へと導いていく千年伯爵の野望に立ち向い、世界救済の戦いを挑む宿命のエクソシスト、アレン・ウォーカーの活躍を描くダク・ファンタジー・アドベンチャー!
(公式HPより引用)

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「エクソシスト vs AKUMA」その戦いはあまりにも熾烈・・・

2016年の夏アニメで「D.Gray-man HALLOW」が放送される事を知りました。
アニメのタイトルの傾向としてタイトルの前後にプラスαがあると続編である可能性が高いような気がしています。
この作品も「D.Gray-man」にプラスαの「HALLOW」が付いています。
もしかして・・・と思ったら、案の定前作となる「D.Gray-man」という作品が存在していました。

ちょうどニコニコ動画でも一挙放送される事を知り視聴を決めたわけですが、放送スケジュールを見てちょっとビックリ・・・51話もあるじゃないですか。
51話というと「ソールイーター」」クラス・・・今期のアニメを見ながらでも何とか視聴できるかな・・・と思い視聴を始めましたが、暫くして知ったのは驚愕の事実・・・

それはニコニコ動画の放送予定を何気なく見ていた時の事・・・
「D.Gray-man」という単語がふと目に入ったんですが、そこで記載されていたのが「ニコニコアニメスペシャル「D.Gray-man」52話~70話 一挙放送」

えっ、この作品って全51話じゃなかったの・・・!?
これを知ってしまうと次に気になるのは「この作品って一体何話まであるの?」という事・・・
wikiで調べてみたところ、2006年から2008年に放送された全8クール計103話もの大作だったんです。

まさか、こんな大作だとは思いもよらなかったので、ちょっと腰が引けてしまいました。
でも途中まで視聴しているし、内容も・・・ジャンプで連載されただけあって面白いんです。
こうして大海原にボート一隻で漕ぎ出すような気持ちで視聴を再開しましたが・・・完走して振り返ってみると、激アツさが半端無かったので視聴して良かったと思えた作品でした。

物語はAKUMAを製造して世界終焉を目論む「千年伯爵」と、AKUMAに対抗できる「イノセンス」の適合者であるエクソシストとの戦いを描いています。
ストーリーは極めて明快なのですが、千年伯爵の手先であるAKUMAの存在する理由には大きな悲しみが伴っていたのです。

もし大切な人を亡くしたら・・・?
もっと一緒に居たかった・・・あの時こうしていれば・・・
悲しみと後悔が入り乱れて心が苦しくなる・・・人として当然の性だと思います。

でも、そんな人を見つけて千年伯爵は囁くんです・・・
「亡くなった方にもう一度遭いたくありませんか・・・?」
誰だって「もう一度遭いたい」というと思います。
でも「遭いたい」と行った瞬間に千年伯爵との契約が成立してしまうんです。
次の瞬間・・・亡くなった人とは似ても似つかない物体が亡くなった人の魂を宿して出現するのですが、次に千年伯爵が出現した物体に命令する台詞は決まっています。
「さぁ、願った人を殺して、その人の皮を被りなさい」
こうしてAKUMAが誕生し・・・世の中の悲しみの分だけその数を増やしていくのです。

人の弱みに付け込む千年伯爵・・・絶対許せない存在なのですが、AKUMAに対する唯一の救いはエクソシストによって壊されること・・・これで呼び出された魂が救済されるんです。
ですが、AKUMAは千年伯爵によって強力に支配されているので意志など持てないんですけれどね・・・

そして物語の中で強烈なスパイスになっているのが、「ノアの一族」と呼ばれる人類最古の使徒が千年伯爵に味方している事です。
一族の一人ひとりが強い力を有しているので、エクソシストの目指す「打倒!千年伯爵」への大きな足枷となる存在なのです。

無数のAKUMAとノアの一族・・・そして千年伯爵を相手にするエクソシストは、数的には圧倒的に不利です。
イノセンスは世の中にたった109個しかなく、エクソシストの組織自体も40個程度しか持っていません。更にイノセンスの適合者は1対1であると共に、千年伯爵もイノセンスの破壊に乗り出しているので、エクソシストが要員不足に陥るのは必然なんです。
でも彼らは自らがイノセンスに選ばれた適合者という誇りを胸に戦いに身を投じていくのですが、両者の戦いは半端無く熾烈でした。

戦いが熾烈・・・という事は、当然痛みも苦しみも伴います。
皆んな必死・・・だからそんな時に皆んなの役に立てなかったり、仲間が傷つくのを見ている事しかできなかったり・・・自分の無力さを痛感したり・・・
気持ちは一杯あるのに・・・身体が言う事を聞いてくれなかったり・・・
唯一無二を目の前で壊されたり・・・
103話という圧倒的なボリュームの中から痛みや苦しみが、手を変え品を変え次々と襲ってくるんです。

そんな救いの無いダーク・ファンタジーだからでしょう・・・ヒロインの輝きに色々と持っていかれてしまいました(//∇//)

この物語のヒロインは、数少ない女性エクソシストの一人であるリナリー・リーという16歳の仲間思いで心優しい美少女です。
対AKUMA武器である「ダークブーツ」で可憐に宙を舞う姿は華麗そのもの・・・
でも彼女の魅力は日常パートにおいてその本領を発揮します。
流石週刊少年ジャンプのヒロイン・・・抜群の破壊力だったと思います。
続編で再びリナリーに会えると思うと・・・嬉しくて堪りません(//∇//)

続編が放送される事からも分かるようにこの物語は103話で完結していません。
でも充実した103話だったと思います。
仲間を守りたいという気持ちや激しい痛みに何度涙したことか・・・^^;
エクソシスト vs 千年伯爵の戦いの行方は如何に・・・
そしてこれ以外にも、物語終盤で浮上した伏線がいくつもあるんです。
続編の放送を楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 24
ネタバレ

kuo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どこまでも優しいダークヒーロー

ネタバレはありませんが長いので3つにまとめています。気になったところだけでも良いし、全部読んでも構いません(^^)

★ストーリーの全体的な感想
ネタバレレビューを読む

★キャラについて思ったこと
ネタバレレビューを読む

★感想タイトルに沿って
ネタバレレビューを読む

上手くまとめられませんでしたが、観てよかったなと思えた作品でした。時間がある時に一気見してしまった方が比較的ダレずに観れると思います。お時間ある方はぜひご視聴を!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニオタ共から教わった技術

一応、体裁上の話を少し。
原作は結構読んだ、作品の建前上の対象年齢は相当若い人向け。
中~高校でも精神的に進んでいるとつまらない、で終わってしまう話。
世界観が好きじゃないと入りにくい。更にどちらかと言えば女性向け。
女性向けの場合は対象年齢は上がる、理由は絵を見て察してください。

検索 D.Gray-man アンサイクロ


で、このアニメに関しては自分は3話位で視聴を断念したのだが、
これが放送されていた当時♂アニオタ共が好んでこの作品を見ており、
自分は内容を漫画である程度知っていた為におかしな印象を受け、
つまりはこんな作品を見るような奴等では無かった。

-脳内変換-
都合の悪いことを否定するために
事実と違うことを事実と思いこむ行為

という定義からはやや外れるが、奴等はそれを脳内変換と呼んでいた。

-脳内変換-
アニメキャラの作画及び性別を脳内で変換、
同時に声優も脳内で変換させてアニメを見る。


その内容については文章にするのもおぞましいので控えさせて頂くが、
このレビューを書く少し前に見た「非常に作画が苦手なアニメ」でこの技術
を思い出し、キャラの性別や声はそのままに作画のみを別作品のキャラに
変換してみたのだが、自分でも割とできる事が判明した。

ただ、変換キャラが多過ぎたのとこの手の事に慣れていない為か、自身の
脳のスペック不足に陥り、変換のみで手一杯になり、話の理解度が低下して
しまった為、途中から断念する事になった。

たかが作画のみで断念とは未熟過ぎる、、そう言われるに違いない。


で、意図的にこの技術を用いる事で、どういう事が可能になるかというと、
苦手な作画の作品が問題なく見れるようになる、性別と声の変換をする事で
嫌いなキャラが突然好ましいキャラ、萌えキャラになる。

自分は特に好き嫌いが激しいので、この技術を少し早く思い出していれば、
これまでにひどい事を書いた作品の中にも、あるいは内容を評価できたもの
があったかもしれない。

声、特に性別の変換はその手の玄人でなければ難しいかもしれないが、
作画の変換であれば、それなりの作品数を見てきた人であれば可能だと思う。
使い方によっては色々と役に立つと思うので、改めて紹介しておく。






-おぞましい変換について-

控えようと思ったけど、少しだけ。
アニメキャラと言っても、奴等常軌を逸するものも問答無用で変換するから、
勝手に萌えキャラ萌えアニメが出来上がって、普通絶対笑う場所じゃないのに
笑ってた、というか爆笑してたんだ。あんなに怖い遊びは見た事が無い。
作画、性別、声優の同時変換って響きは少し厨ニカッコイイし、実際凄い技術
だとは思うけど、内容は最悪。わけがわからないよw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

87.6 4 成長でバトルなアニメランキング4位
灰と幻想のグリムガル(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1970)
9471人が棚に入れました
薄暗い森の中、わずか2体のゴブリンを相手に苦戦を強いられている6人の少年少女がいた。
盗賊のハルヒロ、暗黒騎士のランタ、神官のマナト、戦士のモグゾー、狩人のユメ、魔法使いのシホル。
彼らには、ほんの数日前、暗闇の中で目覚めてからの記憶しかない。
自分たちが、どうしてこの世界――『グリムガル』にいるのか、わけもわからないまま、彼らは見習い義勇兵として歩み始めた。
ここで生きるために――。

主人公・ハルヒロがある日突然迷い込んでしまった世界・グリムガルにおいて、“生きるために”過酷な環境や仲間との絆に向き合っていく様を描いた青春群像×ファンタジー作品。

声優・キャラクター
細谷佳正、吉野裕行、島﨑信長、落合福嗣、小松未可子、照井春佳、関智一、浪川大輔、安元洋貴、能登麻美子
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【鑑賞日記・完】RPG愛、そして……ゴブリン愛に満ち満ちたファンタジーアニメ

原作ライトノベルは七巻まで購読中。

☆総評

かつて『Wizardry~ウィザードリィ~』等の古典的ロールプレイングゲームにおいては、
物語はクリエイターからプレイヤーに一方的に下賜されるものではありませんでした。
自作した様々な種族、職業のキャラクターでパーティを組み、
ヒットポイントの削り合いに一喜一憂しながら、
冒険者たちのストーリーを夢想したものでした。

その為、プレイヤーの中には過剰とも思われる妄想力を膨らませる者も現れました。
『Wiz』についても、例えばゲーム雑誌投稿コーナー「ウィザードリィ友の会」に、
俺達が考えた冒険ネタを持ち寄る猛者達が実在したのです。

単なる数字の増減に過ぎないRPGに、時間を湯水の如く投入するに止まらず、
その上、物言わぬ自作キャラ達の妄想ストーリーを爆裂させる。
さらには個々のモンスターの“人間ドラマ”まで展開する。
端から見れば正気の沙汰ではない、恐ろしくマニアックな試みw
けれど、テーブルトークRPGのコンピュータ上での再現たる、
ビデオゲームのRPGにおいて、妄想こそ王道でもあったのです。

本作はそのスピリッツの継承を存分に感じられる作品です。

正直、これがリアルな青春……だとは私はあまり思いません(苦笑)
24時間ネタ全開の暗黒騎士や、クレッシェンドゥゥゥ!な義勇兵なんて、
現実世界にはあまりいないでしょうしw

ただ、本作にはファンタジー世界に放り込まれた少年少女が、
どんなことを感じ、生きていくか……。
膨大な量の妄想とその成果たる心理描写が積み重ねられています。

その結果として普段あまり冒険に出ない視聴者の中にも、
リアルな人間ドラマという感想を抱く方がいて頂けたなら……。

昨今、進化が著しいロールプレイを重視した海外製RPG等の隆盛と併せて、
あの時、繰り広げた俺達の妄想も無駄でなかったのだなぁ……。
と、妙な感慨に耽ることができるのです。

☆声優に“芝居”をしてもらうためのアフレコ現場改革

本作のアフレコ現場では、まず監督からキャストへの方針説明等から始まり、
その時々のキャラクターの心情や、それを声で表現するため入念な打ち合わせが重ねられ、
声が当てられていったそうです。

……当たり前じゃないか?と思われるかもしれませんが、
これが当たり前じゃないのが、依然、地位向上半ばの声優業界の惨状でして……(苦笑)

基本、台本だけ渡して、一人一人、声当てて、問題なければお終い。
酷い現場になると「テキトーに声当てとけばいいよ」と投げやりな有様w

これだと、声優たちが一発でOKをもらうために、
味付けの濃い萌えイケメンキャラボイスを当てる、反射神経は発達しても、
一人の人間を“芝居”で表現する演技力の向上など望むべくもない。

こうした声優業の現状に対する監督の問題意識が、
本作の声優の“芝居”からは存分に感じることができました。
結果、二次元世界の中に人間を感じることができた。
という視聴者が出てきたのも必然だったと言えるでしょう。

6月のファンイベントでは声優陣が朗読劇を披露する演目もあるとのこと。
声優の“芝居”の力を磨く、大変素晴らしい試み。どんどんやって欲しいです。

☆(K)NoW_NAMEとフィルムスコアリングについて

本作は主題歌、挿入歌、BGMに至るまで(K)NoW_NAMEという一つのアーティスト集団に、
一括して任せる方式を選択。

さらに、あらかじめある劇伴からシーンに合わせてチョイスする
連続テレビアニメで通常とられる方法ではなく、
シーンに合わせてBGMを制作するフィルムスコアリングを採用。

一見、無思慮にフルでごり押ししているだけに思われる挿入歌も、
スタッフから場面の内容と求める音楽の方向性を(K)NoW_NAMEに伝えた上で、作曲されたもの。

そのため、例えば四話挿入歌は二番があれば五分超になりそうなバラードですが、
尺に合わせて一番からそのままラスサビに突入し、三分台にまとめられ、
反対に七話及び八話の挿入歌はアップテンポですが、五分を越えるなかなかの大作に仕上がっています。

この方式を貫くのはかなりしんどかったと思います。
事前にシーンイメージを伝えるためには、作画工程の前倒しが必要でしょうし、
その上、本作はアフレコでも丁寧に時間をかけている……。

序盤、歌だけで声がほぼ消滅したのは、この辺りの工程管理の切迫によるものでは?
という個人的な疑惑が払拭できませんw

私は気が付きませんでしたが、中盤ではキャラがホバー移動する謎作画もあったとか(苦笑)
スタッフのみなさん本当にお疲れ様でした。

音楽担当者ともコミュニケーションを密にして丁寧にアニメを製作しよう
という方向性は評価したいです。

☆声優・落合福嗣について

キャスト発表時は話題作りのネタとしか思えなかった、
三冠王の息子の主要キャラ・モグゾー役起用。

声を当てるのは上手くないですがw
善意で捉えると、濃い口のキャラボイスを提供する既存の声優とは違う、
人間モグゾーと“どーも斬”の表現を追求した結果だとも思います。

もっとも、福嗣さんも声優事務所の振るい落としを兼ねた養成課程に身を置く、
“ちゃんとした声優”のステレオタイプをなぞっていますし……。
単に新人でギャラが安かっただけとも考えられますし……。
或いは、朗読イベントでモグゾー役がリアル世界に出てきた場合、
中の人がマナト役の島﨑信長さんに匹敵するイケメンだった時の
観衆の困惑がスタッフの頭をよぎったのかもしれませんw

ちなみに原作では“若干のろいが頼りになるくま”とキャラ紹介されているモグゾー。
そう言えば、福嗣さんは今期『霊剣山』でも格闘クマ役などで出演されていましたw

男性声優もアイドル化が定番化する昨今……。
体型から違う福嗣さんには世代屈指のクマ声優として生き残る芽があるのかもしれませんw
この声優業……ただの金持ち息子の道楽では終わらないかも。そんな予感もします。


以下、鑑賞日記。途方もなく長いので折り畳みw
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 84
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

愛でることが出来なかった

【最後まで見終えて を追加】

【4話まで見て 4話Bパートが・・・】
ネタバレレビューを読む

【5話見て 良いんだけど単調】
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【6話見て バカなの?】
ネタバレレビューを読む

【7話見て 古傷、エグってない?】
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【8話見て 暗黒騎士の言うとおり】
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【9話見て 愛でることが出来ない】
ネタバレレビューを読む

【10話見て 愛でれるグダグダっぷり】
ネタバレレビューを読む

【11話見て 自分の植物知識の無さ】
ネタバレレビューを読む

【12話見て 浸りにくい演出だなぁ・・・】
ネタバレレビューを読む

【最後まで見終えて 心、ここに在らず】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

異世界ファンタジーの日常と厳しさを感じられる作品

世界観:9
ストーリー:7
リアリティ:9
キャラクター:8
情感:7
合計:40

生きるって、簡単じゃない。
目が覚めると、ハルヒロは暗闇の中にいた。
ここがどこなのか、なぜここにいるのか、
そしてどこから来たのかもわからないまま。
周りには自分と同じ境遇らしき数名の男女。
彼らとともに暗闇から踏み出した先には見たことのない世界、
「グリムガル」が広がっていた……。
記憶も、お金も、特別な力も
何もない僕たちが手に入れた現実。
(公式サイトより)

いつか、コメントを頂いた中で異世界物と認識して、作画が良かったこともあり視聴してみました。物語が動き出した4話以降は、一気見に近い速さで、劇場版に特化するしかないと思っていたところ予想外のヒットでした。

異世界物では、ソードアート・オンライン、ログ・ホライズン、オーバーロード、Re:ゼロを見て来ました。今回の世界でも、主人公たちは現実世界からゲームの世界に入ってきたのではないかと推測されるシーン(ゲーム、携帯等の言葉)はありますが、記憶が失われているようで、基本的に異世界を現実と捉えた形で話が進みます。カーソルやウインドウの表示等もありません。

あにこれでの評価点があまり高くないのは、テンポが悪いという批評によるものが大きいのでしょうか。確かに物語の進展は遅めですが、それがこの作品の良さでもあって、私はほとんど気にならなかったですネタバレレビューを読む。むしろ、詰め込みすぎて急にテンポアップされていたら、不快に思ってしまったと思います。このペースで良いので、2期、3期と続いてもらうほうが嬉しいです。

不要なギャグやエログロ要素がないのも特徴(全くないわけではないですがネタバレレビューを読む)。水彩画調の幻想的な色使いの作画と、着る物を縫って使ったり、洗濯したり細かな描写に支えられた世界観、パーティーの人間関係の面倒臭さや個性、等身大の彼らそれぞれの成長を時間をかけて描くことでリアリティやキャラクターを補強しており、先にあげた他の異世界物とは一線を画しています。

端的に言えば、品が良い。恋愛要素も強くなく、それよりも信頼関係を構築するところに重点が置かれていたのが良かったです。ストーリーは重たいですが、ネタバレレビューを読む綺麗なまとめ方だったと思います。

キャラクターは、ネタバレレビューを読む

ツッコミを入れるとしたら、ネタバレレビューを読むとは思う。

ゴブリンすらろくに倒せない序盤のテンポの悪さや重さが合わない人もいるかもしれませんけど、私はお気に入りですね。これを異世界物の最初の作品として出会っていたら、他の作品をそこまで楽しめなかったと思ってしまったかも。2期も期待したいですが、原作を読みたくなりました。

(参考評価:3話4.1→4話4.2→8話4.5→9話4.6→11~12話4.8)
(2017.3視聴)

<2017.3.27追記>
とりあえず、原作の1巻を読んでみました。ライトノベルなので、文章がふにゃふにゃですが、自分がよく理解できていなかった部分が補完されて良かったです。
まず、正規軍と義勇兵の違い。モンスターの侵略に対しては正規軍が防衛をしていて、それだけではジリ貧になってしまうので、モンスターに占領された辺境を奪還する義勇兵が組織されたという話。なので、義勇兵は侵略者のような構図にならざるをえないことになります(見直したら1話でこのくだりは有りました)。
義勇兵にならない選択肢も原作は触れていて、とりあえずの生活費がない状態で、仕事を探さなければならない、それも大変という話でした。(「もし、うまく誰かに雇ってもらえたとしても、雀の涙みたいなお給料できつい雑用とか親方や主人の身の回りの世話からスタートっていうのが相場」)

あと、私がツッコミを入れたネタバレレビューを読む。原作はアニメよりもリアリティが上ですね。

一方、原作ではランタの小物感が強かったりネタバレレビューを読む、キャラ造形はアニメのほうが好きです。1巻まででパンツや洗濯の話がなかったのですが、あれはアニメオリジナルでしょうかね。

<2017.3.30追記>
原作の3巻まで読んでいます。やはり、原作のほうがリアリティは高く、等身大のハルヒロらが描かれています。しかし、アニメではそのリアリティを多少削ってでも魅せたいものがあるという意図も伝わってきて面白かったです。

メリイは、ネタバレレビューを読む

ランタは、ネタバレレビューを読む

ユメは、ネタバレレビューを読む

シホルは、ネタバレレビューを読む

デッド・スポットは、ネタバレレビューを読む

あと、チームハルヒロ以外のパーティーについても、ネタバレレビューを読む

OPもEDも気に入ってきました。OPは6話以降の水着っぽいタイツを着た絵と、少し表情が動くカットが、曲の躍動感とマッチしています。フェティシズムを想起させるシーンが結構ある作品ですが、下品なエロに落とさない姿勢は評価。EDは静止画を動かすだけという省エネ作画でしたが、曲は神回の特殊エンディングによりイメージアップしました。

他の方のレビューを見ていて、昔、私も少々かじったことのあるロードス島戦記やソードワールド(TRPG)を思い出しました。2つのサイコロを振って、「クリティカルヒット!」とかやっていたなぁ。私は自分のゲーム世界を創る方向に走ってしまったのですが、当時の遊びに欠かせなかったサイコロは、10面体、12面体、20面体なども含めてまだ押入れにしまってあります。

原作の著者も、子供の頃から沢山のRPGをやってきていて、新しい世界に没入する楽しさを表現したかったと書いていますが、この作品を読んで、私も久しぶりにその感覚を得られたように思われ、関係者の方々に感謝します。

<2017.5.17追記>
原作を読んでいましたが、最新巻(10巻)は1か月くらいかけて読んだため、ようやく現在地に辿り着きました。
以下は、原作情報を全く入れたくない方は開かないでください。ネタバレはしない形で感想を書きます。

ネタバレレビューを読む

<2020.4.30追記>
グリムガル原作、14巻で挫折してしまい(12巻ぐらいからの中弛み(というか、ネタバレレビューを読む)が酷く、ハルヒロとともに疲労蓄積してしまった感じ)、忘れていたのですが、久しぶりに原作の状況を調べたところ、最新の15巻のAmazonでの評価がとても高く、興味が再燃しました。

ただ、しばらく離れてしまったので、物語をしっかり楽しむためにアニメを1周し、原作を読み直して追い付こうと思います。

アニメの話、改めて世界観や背景がとても良いですね、挿入歌も良い。特に2話、9話、12話が好きですがCD買っても良いかなと思うくらいです。

最終話でネタバレレビューを読む

原作の話、2期をやるとしたら3~4巻までですね。4巻で切るのは微妙と前に書きましたが、もう一度読んだら可能そうです。ただ、そこまでやると3期をやらないと中途半端になるので、手を出し辛い面はありそう。ネタバレレビューを読む

でも、アニメを見直して、3期はやらなくても良いから、とりあえず2期を見たい! と思いました。背景美術を担っていたアトリエブーカの解散なども影響しそうですが、いつまでも待ちますよ。
原作の15巻(以降)についても、読んだらその感想を書こうかと思っています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 75

80.6 5 成長でバトルなアニメランキング5位
モブサイコ100(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (932)
4709人が棚に入れました
自己表現がヘタな超能力少年・影山茂夫、通称・モブ。
普通の生き方にこだわり、超能力を封印しているモブだが、感情が昂り、その数値が100になったとき、彼の身に何かが起こる!
インチキ霊能力者、悪霊、謎の組織……モブを取り巻く様々な人に囲まれて、彼はいったい何を思い、何を選ぶのか?
WEBコミック界のカリスマ=ONE(「ワンパンマン」)の原作を、アニメーションスタジオの最高峰=ボンズがテレビアニメ化!
TOKYO MX他にてテレビアニメ放送中! 2つのONEによる期待値100%超の青春超能力アクション!


声優・キャラクター
伊藤節生、櫻井孝宏、大塚明夫、入野自由、松岡禎丞、細谷佳正、藤村歩、種﨑敦美、佐武宇綺
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

モブ君と霊幻さんの掛け合いが面白い、超能力アクション&心霊ギャグ

モブこと影山茂夫君と、その師匠であり、自称霊能力者、もとい詐欺師?の霊幻新隆(れいげんあらたかと読む)さんの師弟コンビが主役のアニメの様です。

1話冒頭から遺憾なく発揮される、モブ君による色彩豊かな花火の様な超能力表現が取り分け目を引きました。それにしてもお強い。殆ど無敵キャラですね(笑)。

純朴で静かなモブ君と、大口叩きでありながら常にテンパリ気味の霊幻さんの掛け合いは、古典的なギャグと言い切ってしまってもなんら語弊は無いと思われますが、絵柄の面白さも相まってかなり笑かされました。

奇抜なキャラデザなので、背景からキャラが浮いている様に見えてしまう場面もいくつかありましたが、ちらっとだけ心霊スポット探索でもしている様な気分にもなれましたので、この作品の持ち味として概ね受け止められました。(1話トンネル入り口付近の背景が特に。2話以降はキャラが背景に馴染んでました。)

それにしてもモブ君と霊幻さんの関係は謎です。自称霊能力者として、依頼があれば片っ端から危険な場所に足を運ぶであろう霊幻さんが、本物の霊感のあるモブ君と出会うという事も、無きしも有らずと思われますが、なぜに師弟関係? 今後の展開で明らかになるのかも知れません。

あとちょっと心配なのは、霊幻さんの嘘がいずれバレてしまうかも知れないと言う事。(1話から結構際どかったので、あるいはモブ君はもう知ってるかも)それでもモブ君なら涼しい顔で許してくれる気がします。そんなオーラをまとっておられる底知れぬお人です。

以下は各話の感想

~3話~
ネタバレレビューを読む
4話、5話
ネタバレレビューを読む
6~8話
ネタバレレビューを読む
9話
ネタバレレビューを読む
10話
ネタバレレビューを読む
11話
ネタバレレビューを読む
12話
ネタバレレビューを読む

押切蓮介先生の漫画とかに見られる様な、※幽霊+ギャグという意外(むしろ今や定番?)な組み合わせに面白さを見出せる作品でしたが、途中からバトルものに? 初期仕様に戻って欲しいけど無理なのだろうなぁ‥。

最後まで観終えて。紆余曲折ありましたが、最後は初回の雰囲気に元通り。全編を通してみると、とても楽しい作品でした。

※:でろでろ、プピポーなど、面白おかしな妖怪、幽霊もの。幽霊ものじゃないけれど、押切蓮介先生は時代設定を90年代に据えたゲーム漫画「ハイスコアガール」の作者としても結構有名。諸事情で連載停止状態でしたが再開された様で良かったです。

※作画の過大評価は1話冒頭のモブ君のスゴ過ぎるESP描写によるものです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 27
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

再評価。能力と劣等感、生きづらさを描いた秀作。作画も印象以上にすごい。

22年5月に1回目のレビューを描きましたが「お兄ちゃんはおしまい」「チェンソーマン」の他、いろいろ現代の生きづらさを描いたアニメ等に触れて、本シリーズを本腰いれて見ようと再視聴中で1期を見終りました。23年12月に再評価です。

 本作の原作開始は2012年です。超能力の強さの兄へのコンプレックスによる弟の悩みが中心テーマになっています。その一方で主人公の兄の価値観がモテる、モテないの問題になっています。青春への憧れです。兄が身体性を求め身体を鍛え始めるのが面白いところでしょう。身に覚えがある人も多い行動ではないでしょうか。2009年の「ワンパンマン」よりも「強さだけ」の役に立たなささが深刻になっています。

 超能力=勉強と捉えるのが自然でしょうけど、その力でバトルしますので勉強だけだと狭い気はします。人を傷つけることは駄目だ、人に力を向けるなと言われてきたのに、社会・世間は皆人を傷つけ、力を人に向けて使っている矛盾を描いています。
 
 主人公は大人に騙され搾取されています。傍から見れば霊幻は悪い存在ですが、彼の居場所でもあります。そして、人を騙し搾取する資本主義の象徴でもありますが、彼によって救われる人がいるのは確かだし、一般常識的な大人でもあるような気がします。

 もう一つの視点としてエクボを置いたのが面白いところです。彼により能力の有無や強弱の解説が話にうまく溶け込んでいます。霊幻が資本主義の大人の常識なら、エクボは力あるものの論理です。

 笑顔を強要する宗教もまた「面白い人」がモテる、空気を読むなどの時代の気持ち悪さを象徴していました。

 そして怪しげな「能力開発セミナー」です。「能力さえあれば何とかなる」ということを皮肉っている様にも見えます。本当に能力がある人は開発セミナーなんていかない…これは塾と捉えてもいいですが、資格取得の予備校とかアニメ専門学校とか肩書と学歴、あるいは「学ぶことそのものに付加価値をつけている」社会にも見えてきます。その中低レベルの中で強い弱いと競っていても本当に実力ある人はそんなものに頼らない。

 そういう時代の問題を拾って、作品に仕立てた本作は面白いというより興味深いです。1回目のレビューは絵柄でその辺の読み取り方が中途半端だった気もします。

 ただ、2012年(アニメは16年)のこの頃は、まだ、彼の悩みは心の持ち方で何か救済があるような描き方でした。それが2019年の「おにまい」「チェンソー」の原作だと、女になるしかない、悪魔になるしかない状況になっています。
 そして今は「アンテッドアンラック」「はめつのおうこく」などもう滅びるしかないという状況なんでしょうか?


 アニメとしてもう1点着目したいのが作画です。本作キャラデザが原作に寄せているので、作画が良いように見えませんが、作画のいいアニメを求めて研究していたら本シリーズは外せなさそうです。2期・3期と良くなってゆきますが、1期の段階でもかなりのレベルだと思います。

 人を回り込む様に見せる・回転させる、表情・感情表現で顔だけでなく身体を動かす、構図が単純じゃない、背景が丁寧で独自性があります。そういったところが非常に丁寧に描かれています。

 オール4の評価にしていましが、ストーリーキャラは4.5。作画を5に変更します。続きものということで極端に高くはしませんが、初回の時は見る目がなかったと反省です。
 ただ、時代が10年で変わっています。劣等感や資本主義と大人の汚さ、社会における承認などは永遠のテーマではありますが、若干古い感じがし始めているのは事実でしょう。2期・3期でどう変化して行くのか楽しみです。





以下 一回目22年5月ののレビューです。



主人公の劣等感の話が、サブキャラ、ゲストキャラに視点がうつってゆく?

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

裏バンの白ティーポイズン

霊幻新隆の圧倒的胡散臭さと文句をそこまで言わずにいいように利用されている感ある茂夫。
茂夫がインチキに気付いているのかどうかはよく分からんが、とりあえず小学生の頃に気持ちが救われた恩返しも兼ねてお手伝い。
でも、嘘から出た実もあるってことで。

裏番長になっているのは草。ニックネームのセンスよ。
肉体改造に励むのも良いことです。

圧倒的な強さとモブな感じの組み合わせが面白くて続きが気になる作品。


OP
99 MOB CHOIR
ED
リフレインボーイ ALL OFF


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
自己表現がヘタな超能力少年・影山茂夫、通称・モブ。普通の生き方にこだわり、超能力を封印しているモブだが、感情が昂り、その数値が100になったとき、彼の身に何かが起こる!インチキ霊能力者、悪霊、謎の組織……モブを取り巻く様々な人に囲まれて、彼はいったい何を思い、何を選ぶのか?

1. 自称霊能力者・霊幻新隆~とモブ~
科学では解明できない怪奇現象と戦う「霊能力者」たち。「霊とか相談所」を営む霊幻新隆もまたそのひとり――を自称する、ニセ霊能力者。彼の頼みの綱は、相談所でアルバイトするスーパー地味な中学2年生・影山茂夫、通称「モブ」にほかならなかった……。モブ爆発まで――27%。

2. 青い春の疑問~脳感電波部登場~
部員不足が原因で、生徒会から廃部の通告を突きつけられた脳感電波部。そのメンバーである犬川が目をつけたのは、クラスメイトのモブだった。彼らの執拗な勧誘を一旦、保留するモブだが、そんなとき「霊とか相談所」に聖ハイソ女学園からの依頼が舞い込む。私物の紛失やポルターガイストなど、怪奇現象に悩んでいると話す依頼人たち。さっそく探索を開始したモブは、体育館に悪霊・匂い嗅ぎを追い込むが……。モブ爆発まで――42%。

3. 集いへの誘い~簡単に言うとモテたい~
肉体改造部に入部したはいいものの、川原をランニングしただけで倒れてしまうモブ。彼の願いは筋肉を鍛えて、憧れの幼なじみ・ツボミちゃんと仲良くなることだった……。思い悩むモブにある日、声をかけてきたのは奇妙なマスクをつけた女。彼女に誘われビルの一室を訪ねたモブの前に、満面の笑みを浮かべた男が現れる。彼こそは、笑顔の維持が幸せを維持する条件だと説く怪しい宗教団体「(笑)」の教祖・エクボ様だった。モブ爆発まで――20%。

4. 馬鹿オンリーイベント~同類~
宗教団体「(笑)」騒動のあと、モブはエクボなる悪霊につきまとわれるように。さらには、騒動でモブの力に感づいた新聞部の米里イチが、モブの周囲を嗅ぎまわり始める。そんなある日、肉体改造部をひとりの生徒が訪れる。その生徒とは、塩中で番長を張る鬼瓦天牙。彼は先日、黒酢中に乗り込み、その裏番長・花沢輝気、通称「テル」にコテンパンにされていた。なぜならテルもまた超能力の持ち主だったから……。モブ爆発まで――45%。

5. OCHIMUSHA~超能力と僕~
黒酢中の裏番長である「テル」こと花沢輝気にタイマン勝負を挑まれたモブ。まったく超能力を使おうとしないモブに対し、テルは苛立ちを募らせる。テルによって一瞬にして消し飛ばされるエクボ、破壊される校舎、乱れ飛ぶ包丁と沸き立つ黒雲……。圧倒的な力を振るうテルの姿を前に、モブはかつて、自分と弟の律の身に起きた悲劇を思い出す。「超能力を封印しよう」と思った、あの日のことを……。あとに残された悲しみは――100%。

6. 不調和~成るために~
テルとのタイマン対決もひと段落し、戻ってきた平穏な日常。相も変わらず霊幻は、インチキ降霊術で依頼人を騙くらかし、脳感電派部の暗田トメは、モブを引き連れて超能力者を探しに出掛ける……。そんなある日、モブの弟・律はある男に声をかけられる。男の名は密裏賢治。律を、すっかりモブと勘違いしている密裏は、彼を私設の超能力研究施設・覚醒ラボへと招待するのだった。そして、その施設内には超能力を持つ子供の姿が!?

7. 昂揚~喪失を手に入れた~
塩中の生徒会長・神室が主導する「非行生徒への声かけ運動」により、次々と駆逐される不良たち。一方、黒酢中の裏番・テルを蹴散らしたモブの噂は「白Tポイズン」なる呼び名とともに、ひとり歩きをし始める。我こそは「白Tポイズン」を倒さんと、集まってくる他校の番長たち……。さらには、秘められた超能力を覚醒させた律は、エクボから「兄を越えたいなら、俺と組め」とそそのかされ、自在に力を振るう万能感に酔いしれるが……。

8. 兄ペコ~破壊意思~
他校の番長たちを叩きのめし、万能感に酔いしれる律。そこに現れたのは、ほかでもない兄のモブだった。昔から律が超能力を欲しがっていたことを知り、力の覚醒に「おめでとう」と声をかけるモブ。しかし律は、そんな兄を撥ねつける。さらにそんな兄弟の姿を、遠くから見つめる謎の男・誇山。彼は圧倒的な強さで律の身柄を奪い、どこかへ連れ去ろうとするのだった。弟を救い出そうと、モブは自らの超能力を発動させるのだが……。

9. "爪"~第7支部~
謎の男・誇山によって拉致された律たち。彼らが連行された先は、人類を正しい未来へと導くため、世界征服を目論む秘密組織「爪」の第7支部だった。教育係により洗脳させられそうになるも、一瞬の隙をついて脱出する律たち。一方、モブとテルたちもまた、刺客として彼らの前に現れた「爪」の幹部・寺蛇を捕え、組織の秘密を聞き出す。律を助けるため、第7支部へ向かうモブたちだが、そこには「爪」の幹部たちが待ち構えていて!?

10. 巨悪のオーラ~黒幕~
律を助けるため「爪」の第7支部に潜入したモブとテル。一方の律もまた、脱出の手立てを探していた。行く手に待ち構えるのは、魔津尾、宮蛾輪、無飼、槌屋、嶽内、霧藤ら、「爪」の幹部たちと支部長・遺志黒。壮絶なバトルが繰り広げられるなか、テルは囚われの身となり、エクボも敵の術中に。さらにショウと名乗る不思議な少年が現れ、モブも敵と合い討ちになってしまう……。絶望的な状況下、ついに「爪」の黒幕が姿を見せる!?

11. 師匠~leader~
超能力が一切効かない、通称「封印部屋」に閉じ込められたモブと律、テル。そのとき彼らの前に、思いも寄らぬ人物が現れる。その人物とは、モブの師匠である自称・霊能力者、霊幻。なぜか「爪」のボスと勘違いされた霊幻は、いとも簡単に支部の中心部に足を踏み入れ、モブたちの救出に成功する。しかしそんな彼らの行動を、遺志黒が見逃すはずもない。支部から逃げ出そうとする一同の前に、「爪」の幹部たちが立ちふさがる。

12. モブと霊幻
「爪」の第7支部の幹部たち――桜威・邑機・魔津尾・遺志黒の圧倒的な力を前に、ついに追い詰められてしまうモブ。しかしそのとき、彼が下したのは意外な決断だった。モブはなんと、自分の持つすべてのエネルギーを、霊幻に丸投げしたのだ。モブのエネルギーを借り、さらには得意の口八丁で、霊幻は幹部と支部長の遺志黒をなぎ倒していく……。そうして、ようやく取り戻した平穏な日常。霊幻に電話で呼び出されたモブが向かった先とは……?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

74.2 6 成長でバトルなアニメランキング6位
NARUTO ナルト 疾風伝(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (777)
4139人が棚に入れました
少し大人になったナルトや木ノ葉の仲間たちと、S級犯罪者たちによる謎の組織「暁」の激闘を描く。

声優・キャラクター
竹内順子、中村千絵、井上和彦、落合るみ、鳥海浩輔、川田紳司、水樹奈々、小杉十郎太、森久保祥太郎、柚木涼香、伊藤健太郎、江原正士、増川洋一、遠近孝一、勝生真沙子、根本圭子、飛田展男、本田貴子、佐々木望、関俊彦、大谷育江、下屋則子、重松朋、大塚芳忠、石田彰、朴璐美、加瀬康之、中田譲治、渡辺英雄、川本克彦、青山穣、くじら、神奈延年、杉山紀彰、石川英郎、内田直哉

にゃんころくぽ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

全力で

アニオリと過去回想(時々本編に混じってくる、まるで再放送?って思える)を
すっとばしての評価です d(・ω・´。)

アニメは、作画+和を感じさせる疾走感ある音楽で迫力満点。

私は【NARUTO数巻分しか見て無くて】全く続きを見る気がしてませんでした。

しかしBORUTOという映画を観て、あまりのNARUTO達の成長っぷりに
驚きここいらで疾風伝からアニオリ(回数確認はwiki参照)とばして
観てやろうと・・・・。

まさか、「こんなにすごい深い話だったとはΣ(-`Д´-ノ)ノ」と思わされた。

途中何度も何度も号泣させられたし、それがあったからこそ・・・・
後半がめっちゃ盛り上がる夢のような(FAN大喜び)シーンがたくさん!

疾風伝431話まで観たけどアニオリとばしてきたのであっという間でした。
続きが気になりすぎたので続きにあたる原作コミックと外伝を購入・・・。
小説の秘伝も買っちゃった。

最終巻泣いた・・・。すんごい感動して泣いた・・・・。

ナルトの言葉に泣かされまくった・・・。
アニメでもこのあたりどう声優さんが演じてくれるか楽しみ。

こんなに敵も味方も大勢でてくるのにそれぞれのキャラが魅力的って
NARUTOって本当に偉大な作品なんだなって思った。

私の好きなキャラTOP10 
1、イタチ(サスケ兄)
2、トビ(仮面の男)
3、ミナト(4代目火影)
4、ナルト
5、サクラ
6、柱間(初代火影)
7、扉間(2代目火影)
8、我愛羅
9、香燐(メガネの女)
10、サイ(疾風伝からの登場キャラ)
11以下、他のキャラは同じくらいみんな好き 

最近はアニメが延命しようとしてるのか、なかなか
話がすすまない・・・。
原作の面白い話に早く、音をつけて盛り上げてほしい!

原作は続きがでないかな~。というか外伝と本編最終話の間の話が
みたいね、どうやってみんなあのカップルになったんだか。。。
ナルトしか映画では分からなかったからな・・・。

とにかくダラダラ書いたけど、
【ナルト読むのを観るのをやめちゃった人】へ

最後までぜひ観てほしい!
あの迫力ある後半はみないと損だヾ(´▽`*;)ゝ"

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ジャンプを代表する少年漫画の王道長編作のひとつ

「疾風伝」だけでも放送開始から丸5年間が経っていて現在も続いているし
原作もずっと連載中という長編で、しかも王道な少年漫画&アニメ作品。

友情、仲間、希望、そして打ち勝つ。
『ワンピース』と並ぶほど、内容は言わずもがなな有名作。

舞台となるのは日本をベースにした架空世界。
忍者の世界ではあるが、時代考証とか史実とかは関係なく、
科学技術は発達してる一方で文明的には昔風な不思議で独特な世界観。
子どもの頃から忍者モノが好きだった自分には入りやすいはずだったが
中途半端に大人になってから観てしまうと、素直に夢中になれない部分があって
数ヶ月前までは、まったく観ていなかった。
今も毎回欠かさず観るという感じではないのが、正直なところではある。

でも、笑いあり涙あり、熱いものがこみ上げる回の時もあって
そんな時は観て良かったと思えるし、個人的には音楽の使い方に注目していたり。
毎回のOP、EDに起用される曲は昔のアニソンとは違った趣向のようで、
まだメジャーになっていないようなロックバンドを起用したりもする。
そのあたりは好き嫌いが分かれるかもしれないけれど
実際ここからヒットした曲も多いし、スタッフの力もかなり入ってるなと思う。

途中から観ると、登場人物やその関係、世界観を
すぐには理解しづらいかもしれないけれど、
何歩か足を踏み入れてしまえればけっこう楽しく、
小難しいことを考えたあとに観るとホッとさせられたりするので
僕の場合は録りためておいて数話ずつ時々観るようにしている。

最終回がいつになるかはわからないけれど、もしもその日がやってきて
まだ僕がこの場所にいたら、ちゃんと感想書き直します。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 22

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

感想

早く最終回をアニメで見て、NARUTOとお別れしたいのに、
いらん安っぽいオリジナルアニメはさみまくりやがって。。。。。
原作のナルトから生まれた名言も安っぽく使いまくりで一周回って笑えてきた。
なんでそこまでして引っ張りたいのか・・・・・・・・・・・・
視聴者馬鹿にしてますね・・・・・・・・・・・・・・・・
反感買ってるのわからないのか・・・・・・・・・・・・・


オリジナルアニメさえ無ければ評価は4.5~5でした。
特に
シカマルたちの復讐
自来也雨隠れ潜入
ペイン木の葉襲撃
サスケVSイタチ
五影集結の章
が面白い

2017年2月----------------------------------------------------
まだ終わらず・・・
原作どうりスパッと終わっていたらどんなに良かったことか・・・
原作レイプとはまさにこのことか・・・?

2017年3月23日-------------------------------------------------
めでたく?終了
ここまで批判しておいてアレですが約15年間「お疲れ様」と言いたい。
ボルトは観ない・・・

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

67.2 7 成長でバトルなアニメランキング7位
ワールドトリガー(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (562)
2948人が棚に入れました
異次元からの侵略者「近界民」の脅威にさらされている三門市。そこに住む少し正義感の強い中学生・三雲修は、謎の転校生・空閑遊真と出会う。遊真の行動に振り回される修の運命は!? 最新型SFアクション!

声優・キャラクター
村中知、梶裕貴、田村奈央、中村悠一、田中秀幸、岡本信彦、福山潤、釘宮理恵、前野智昭、花澤香菜、森田成一、草尾毅、藤原啓治、石川界人、緑川光、佐々木望、小堀友里絵、柳田淳一、古川登志夫、島﨑信長、中博史
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ワールドトリガー

ある日突然、異世界のゲートが三門市に開いた。
ゲートからは近界民(ネイバー)と呼ばれる怪物が現れ、地球上の兵器が効かない怪物達に誰もが恐怖したが、突如現れた謎の一団が近界民を撃退した。
彼らは、界境防衛機関「ボーダー」として、わずかな期間で巨大な基地を作り上げ、近界民に対する防衛体制を整えた。

それから4年後、中学生のボーダー隊員の三雲修は転校生の空閑遊真と出会う。
その少年はボーダーの人間にのみ携帯を許される「トリガー」と呼ばれる武器を持っていた。


Cast(長いので後半折りたたみ)
主人公
三雲修(梶裕貴)/空閑遊真(村中知)・レプリカ(田中秀幸)/雨取千佳(田村奈央)/迅悠一(中村悠一)

A級・玉狛第一
木崎レイジ(前野智昭)/小南桐絵(釘宮理恵)/烏丸京介(福山潤)/宇佐美栞(中尾衣里)

A級・嵐山隊
嵐山准(岡本信彦)/木虎藍(花澤香菜)/時枝充(粕谷雄太)/佐鳥賢(根本幸多)/綾辻遥(三上枝織)

A級・草壁隊
緑川駿(森下由樹子)

A級・三輪隊
三輪秀次(森田成一)/米屋陽介(岸尾だいすけ)/奈良坂透(織田優成)/古寺章平(高戸靖広)/月見蓮(一木千洋)

A級・風間隊
風間蒼也(緑川光)/歌川遼(三浦祥朗)/菊地原士郎(菅沼久義)/三上歌歩(豊嶋真千子)


ボーダー本部上層部
城戸正宗(桐本琢也)/鬼怒田 本吉(塩屋浩三)/根付栄蔵(島田敏)/唐沢克己(竹本英史)/忍田真史(草尾毅)

ボーダー玉狛支部
林藤匠(藤原啓治)/林藤陽太郎(浦和めぐみ)

A級・太刀川隊
太刀川慶(浪川大輔)/出水公平(石川界人)/国近柚宇(庄司宇芽香)

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主題歌
1話~23話/ソナーポケット「GIRIGIRI」
24話~47話/AAA「アシタノヒカリ」
48話~/Pile「ドリームトリガー」



毎週ジャンプで楽しみにしている作品の一つ。一挙放送があったので60話まで視聴。録画できないので泣く泣く視聴を断念。
アニメ化早すぎた気がする。ストック溜めて二期やってほしい。

アニメオリジナルは、メインの集団戦がなくなっていてちょっとがっかり。主人公の三雲修と嵐山隊の木虎の性格が変わった気がする。48話だけ作り直して欲しい。
原作では観られない戦闘シーンがたくさんあるのは、よかった。けど三輪隊だけじゃなく他の隊の活躍も1話丸々やってほしい。

↓各話感想
1話 異世界からの来訪者
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2話 近界民とトリオン兵
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3話 三雲修の実力
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4話 A級5位・嵐山隊の木虎藍
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5話 実力派エリート・迅悠一
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6話 雨取千佳のサイドエフェクト
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7話 三輪隊の強襲
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8話 ブラックトリガー
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9話 ボーダーという組織
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10話 玉狛支部
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11話 それぞれの決意
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12話 玉狛のA級隊員
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13話 ボーダートップチーム
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14話 NO.1アタッカー・太刀川慶
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15話 ブラックトリガー・風刃
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16話 動き出す未来
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17話 ボーダー正式入隊
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18話 三雲修VS風間蒼也
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19話 ランク戦!緑川駿の策略
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20話 激突!遊真VS緑川
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21話 近界民の世界
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22話 大規模侵攻開始
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23話 神の国アフトクラトル
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24話 玄界の雛鳥
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25話 ボーダー最強の部隊
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26話 激闘!エネドラVS風間隊
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27話 反撃のボーダー
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28話 星の杖の使い手
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29話 運命の分岐点
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30話 敵将ハイレイン
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1話~12話 2016/1/14視聴 ニコ生アンケート↓
とても良かった:88.7%/まぁまぁ良かった:9.1%/ふつうだった:1.3%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:0.7%

13話~24話 2016/1/14視聴
とても良かった:93.9%/まぁまぁ良かった:4.6%/ふつうだった:0.6%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:0.7%

25話~36話 2016/1/16視聴
とても良かった:95.7%/まぁまぁ良かった:3.3%/ふつうだった:0.5%/あまり良くなかった:0.0%/良くなかった:0.5%

37話~48話 2016/1/17視聴
とても良かった:92.2%/まぁまぁ良かった:6.3%/ふつうだった:0.7%/あまり良くなかった:0.3%/良くなかった:0.5%

49話~60話 2016/1/19視聴
とても良かった:85.2%/まぁまぁ良かった:10.5%/ふつうだった:2.5%/あまり良くなかった:0.8%/良くなかった:1.0%

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

いつかまた続きをやってくれるといいね

☆☆☆視聴開始時レビュー☆☆☆

週刊少年ジャンプ連載中の作品です
原作者の葦原大介はこの作品の前に
「賢い犬リリエンタール」でジャンプに連載を持っていましたが
半年ほどで打ち切りの憂き目にあい商業的にも散々な結果に終わりました
しかしジャンプがメインの購買層としているようなライトな層ではなく
コアな漫画通たちの間ではかなり話題になった作品でもありました
ちょっとファンタジックな世界観ととぼけた登場人物(および犬?)たちが
ドタバタコメディを繰り広げる中で
ときおりドキッとするような深いセリフが出てきたり
「大人も楽しめる子供向け童話」というような感じでした
私も大好きだったんですが応援すると同時に
これはジャンプで人気が出すのは無理なタイプの漫画で
おそらく長くは続けられないだろうなぁと薄々感じていました

ワールドトリガーでもそのどこか達観したような独特の人生観は
セリフの端々などに息づいてはいるのですが
作品自体はこれぞまさに少年ジャンプと言わんばかりの王道異能バトル
一般受けする形にうまく修正してきたとも取れますが
私には持ち味を殺して消費者にすり寄ったようにしか見えません
元々持っていたオンリーワンの一番魅力的な部分が損なわれて
典型的な量産品に成り下がった感じ
それでも十分に面白いとは思うのですが
熱狂的信者がつくような国民的漫画が並ぶ
天下の週刊少年ジャンプにおいてはせいぜい中堅レベルの人気です
それがなぜこんなに早くアニメ化されたのか不思議でなりません

最近TVアニメ化された、あるいは予定されているジャンプ作品をまとめてみました
         TVアニメ開始 原作スタート
ニセコイ     2014年1月  2011年48号
ハイキュー    2014年4月  2012年12号
暗殺教室     2015年1月  2012年31号
食戟のソーマ   2015年4月  2012年52号
ワールドトリガー 2014年10月  2013年11号

どの作品もきれいに2年と少しでアニメ化されている中
ワールドトリガーだけ1年半ほどでアニメ化されています
暗殺教室・食戟のソーマよりも後に開始されたにもかかわらず
その2作品より先にアニメ化を果たしています
爆発的な反響を呼んでジャンプの看板になりつつある暗殺・ソーマに比べると
ワールドトリガーは内容も売り上げもだいぶ地味
それがいったいなぜ先輩を押しのけてアニメ化されたのか?
……だれか知ってる人が居たら教えてください

ちなみに連載の方も読み続けているんですが
ボーダー隊員(あるいはネイバー)が増えすぎて
しかもいまいち少年たちの書き分けが上手くいってないため
顔と名前と能力が覚えきれなくなりつつあります

そんなわけでアニメは復習も兼ねて視聴している程度でして
今後のクオリティ次第ではアニメは切ってしまうかもわからない
でもなんとか時間が取れるなら完走するかもしれない
ワールドトリガーだけにまさにそんな境界(ボーダー)なかんじの作品です

☆☆☆おまけ(2015年10月4日追記)☆☆☆

ネタバレレビューを読む

☆☆☆(2016年2月2日追記)☆☆☆

しばらくアニオリやってましたが
ようやく本編との合流を果たしましたので
アニオリ部分に関して雑感を書き留めておこうと思います

シナリオはワールドトリガーとしてみると
大分物足りない部分が多かったと思います
ただし放送時間帯からして完全に子供向けなので
ある程度仕方ないのかなぁという気もします
特にバトルシーンはオリ回以外もあまり面白くないですが
オリ回に間はいつも以上に単調な力押しが多く
爆発シーンでそれを誤魔化すだけの
天啓的な子供だましという感じになってしまっています

ストーリー展開はネタバレレビューを読む

オリキャラに関してはネタバレレビューを読む

全体的にはパッとしない出来だったんですが
第60話:陽太郎の冒険
はなかなか良いオリ回でした
ぱいちゃんが歌だけでなく声も当ててる!
とかそういう理由ではありません(笑)

陽太郎はワールドトリガーという作品の中で
賢い犬リリエンタールの頃の葦原大介の作風が
もっとも色濃く出ているキャラだと思います
そんな陽太郎の魅力をとてもよく引きだせているのが
あの回だったと思います
あの回が面白いと感じた人は
リリエンタールを読んでみると幸せになれるかも?

☆☆☆最後まで観終って☆☆☆

最終話Cパートが無ければ終わったことに気が付かないくらい
おもいっきりぶつぎりエンドでした・・・

少年ジャンプ連載中の原作に追いつきかけて
場しのぎ的にアニオリを挟んで続けようとするも
アニオリが不評で視聴率が急降下
原作準拠に戻っても長く続かず
そのまま話の決着はつけずに打ち切りとなり
事情なんか知らないメインターゲットの子供たちが絶望した
そんなアニメが大昔にもありました

その名もダイの大冒険・・・

幼かった頃の私が味わったのと同じ悲しみを
今の子供たちが味わっているのかも知れない(--;
上の方でも書いておいたけど
この作品はアニメ化までが異常に短かったから
原作ストックが尽きるまでも短かったように思います

ワートリが終わった枠で別のアニメが始まるなら
しばらくしたらワートリ2期のターンが期待できそうですが
アニメ以外の枠になってしまうようなので
こうなると2期は厳しいかもしれないなぁ・・・

そもそもこのアニメは途中から見ると
人間関係把握するのがスゴイ大変だから
数年経ってから再開しようとしても
1期を見ていた子供たちは
小さい子は既に覚えていないだろうし
大きい子は朝アニメを卒業している可能性が・・・

そんなわけで
2期はすごくやりにくそうな気がしますが
2期やってくれたら引き続き観ていこうと思います

投稿 : 2025/03/01
♥ : 33
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アニメオリジナル部分が、とても酷い

バトルアニメ、全73話。
このうち49話~63話が、アニメオリジナルらしいです。

それでは早速作品の設定部分から。
・ネイバーが敵。
・ボーダーはネイバーを迎え撃つ組織。
・トリオンと呼ばれるものを消費しながら戦う。ゲーム的にいうと「MPや魔力」みたいなもの。
・トリガーという道具を使い変身すると、体は『トリオン体』になり、超人的な身体能力になったり、トリオンから作られる武器を使用したり、体が傷を受けても痛みを感じなかったり(痛覚を感じる設定にも出来る)。
・ゲートから敵が現れる。
・サイドエフェクトと呼ばれる特殊能力持ちがいる。

ややこしいですが、見ている内に理解出来てきます。
基本的には、ネイバーが攻めて来るので、ボーダー隊員がこれと戦闘。
後は、主人公を中心に物語が進んでいきます。

主人公は4人いて、
[空閑 遊真]
ネイバーでありながら、ボーダーに力を貸す。
[三雲 修]
遊真と知り合い助けられ、彼の世話を焼くことになる。過去に迅から助けて貰った事もあり、ボーダーへ入隊。
[雨取 千佳]
修が守りたい少女。
[迅 悠一]
ボーダー隊員で自称「実力派エリート」。未来を見るサイドエフェクトを持っている。

で、主人公が4人となっていますが、修が特に中心となって物語が動きます。ただこのキャラ、嫌いなんですよ。
一応人気投票を見ると、なぜか1位に!!
取り合えず修が嫌いなんで、彼の嫌いな部分をあげていこうと思います。
ネタバレレビューを読む
というところですね。

次にボーダーの仕組みについて少々。
A級は30名程度、B級は100名程度、C級は400名程度で訓練生。
B級以上は正規軍となっており、トリオン体が破壊されると自動的に緊急脱出(ベイルアウト)機能が備わっている。自身でベイルアウトを行う事も可能。
訓練生であるC級はベイルアウト機能は付いておらず、外での戦闘は禁止されている。
主人公の一人である修は、このC級隊員。

作品の内容について。
ネタバレレビューを読む

続きが気になるところでアニメは終わりましたが、アニメオリジナル部分と修のうざさ以外は、普通に楽しめる作品でした。
問題点は、1話1話にそれぞれ前回のあらすじ的な感じで、時間が取られる事により、ストーリーの進む速度はやや遅め。
更にバトル重視の為か、作画に難あり。

これらを問題視しないで視聴出来るなら、楽しめる作品だと思いました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

82.9 8 成長でバトルなアニメランキング8位
僕のヒーローアカデミア(第2期)(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (574)
3534人が棚に入れました
ある事件をきっかけにNo.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。出久はオールマイトの厳しい訓練を経て雄英高校に見事入学し、爆豪勝己や麗日お茶子らヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。そんな中、日本全国から注目されるビッグイベント「雄英高校体育祭」の開催が迫る!ただトップだけを見据える爆豪、家族を想って強い意志で挑むお茶子と飯田天哉、そして、ある男を“否定する”ために優勝を狙う轟焦凍。さらにヒーロー科1-Bをはじめとする新たな顔ぶれも…。雄英生徒の全員が闘志を燃やす中、出久も決意を新たにする。「僕も本気で獲りに行く!」最高のヒーローを目指す彼らの“個性”と力、そしてプライドがぶつかり合う戦いが始まる!!

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、悠木碧、広橋涼、増田俊樹、井上麻里奈、細谷佳正、畠中祐、諏訪部順一、吉野裕行、小桜エツコ、犬山イヌコ、高戸靖広、稲田徹、三宅健太、桑野晃輔、真堂圭、喜多村英梨、西田雅一、三好晃祐、古島清孝、名塚佳織、奈良徹、内山昂輝、藤原貴弘、大塚明夫、天崎滉平、小笠原早紀、沖野晃司、真坂美帆、桜あず、羽多野渉
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

いつまでも弱者じゃいられない! 生徒達が成長する物語

0話の感想 ★★★ 3.0
1期のまとめ
ネタバレレビューを読む

1話の感想 ★★★★ 4.0
うららかさんの目標
ネタバレレビューを読む

2話の感想 ★★★★ 4.0
体育祭、開催!!
ネタバレレビューを読む

3話の感想 ★★★★ 4.0
第一種目の行方は…
ネタバレレビューを読む

4話の感想 ★★★ 3.0
第二種目、開始!
ネタバレレビューを読む

5話の感想 ★★★☆ 3.5
第二種目、決着!!
ネタバレレビューを読む

6話の感想 ★★★☆ 3.5
轟くんの背景
ネタバレレビューを読む

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
個性に恵まれなくても…
ネタバレレビューを読む

8話の感想 ★★★☆ 3.5
対戦、対戦、対戦!
ネタバレレビューを読む

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
麗日 vs 爆豪
ネタバレレビューを読む

10話の感想 ★★★★★ 5.0
緑谷 vs 轟
ネタバレレビューを読む

11話の感想 ★★★★ 4.0
準決勝と動き出す闇
ネタバレレビューを読む

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
轟 vs 爆豪
ネタバレレビューを読む

13話の感想 ★★★★ 4.0
体育祭後
ネタバレレビューを読む

14話の感想 ★★★★ 4.0
オールマイトの先生
ネタバレレビューを読む

15話の感想 ★★★★ 4.0
次のステップへ
ネタバレレビューを読む

16話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しとの戦い
ネタバレレビューを読む

17話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しとの決着
ネタバレレビューを読む

18話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しの影響
ネタバレレビューを読む

19話の感想 ★★★☆ 3.5
みんなの職場体験
ネタバレレビューを読む

20話の感想 ★★★★ 4.0
ワンフォーオールの成り立ち
ネタバレレビューを読む

21話の感想 ★★★★ 4.0
期末テスト
ネタバレレビューを読む

22話の感想 ★★★★ 4.0
実技試験
ネタバレレビューを読む

23話の感想 ★★★★ 4.0
実技試験、後半戦
ネタバレレビューを読む

24話の感想 ★★★★ 4.0
オールマイトの試練
ネタバレレビューを読む

25(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
林間合宿にむけて
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ハンドクラッシャー誕生www

2期は全国から注目を浴びる体育祭から始まります。
ヒーローだけに偏らず、
しっかり学園イベントの方もあっていいですね!
ヒーロー要素を混じえた学園生活なので
イベントもちょっと特殊な内容ではあるけど、
そっかこの子たち高校生なんだよねって実感できます。

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体育祭が終わったあとのステインの件も面白かった!
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職場体験を通して
みんなが成長した姿を楽しめる演習試験↓
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林間合宿の準備でショッピングモールへ。
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3期へ続く→

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

僕らは僕らを超えていく!

シリーズ第2期に位置付けられるこの作品…1期でこの作品の魅力にハマった方にとっては、放送が待ち遠しかったのではないでしょうか。
かく言う私もその一人です。

困った人を颯爽と助け出す平和の象徴とも言われるオールマイトに憧れ続けて、いつか自分もそんなヒーローになるのが幼い頃からの夢…
だけど、人口の8割が保有するヒーローになるための絶対条件である個性が無い事を知って愕然として…
自分は非力で誰かを救うことなんてできないと知っていながら、咄嗟に身体が動いてしまう資質をオールマイトに認められ、ヒーローになるためのスタートラインに立った主人公の緑谷出久…

幼いころから自分の個性と向き合ってきた周りのみんなとは違い、全てが初めてだから何もかもが手探り状態…
でもどんな苦境に立たされても出久の正義に対する滾りは熱さを増すばかり…

数々のピンチを乗り越えて迎えたこの2期…
完走して振り返ってみると、2期も十分過ぎるくらい激アツな展開が目白押しだったと思います。

オールマイトから引き継いだ出久の個性であるワン・フォー・オールを使いこなすには足りないものだらけ…
いえ、足りているのは気持ちだけで、他は何もかもが全然足りていなかった。
最初はうまく使おうとしていたと思います。
そりゃ、個性を使うたびにボロボロになっていたらヒーローにはなれませんから…
でもそんな考えで乗り切れるほど雄英高校は甘くはありません。

だから出久は色々と思い知ることになります。
自分の現界を…そしてそれでも全然足りない事を…
そして限界を突破すること…突破できる事も今回彼は身をもって学んだのではないでしょうか。

こんな書き方をすると、出久がダメダメだとしか思っていないようですが決してそんな事はありません。
入学当時と比べると、きっと格段に強くなっていると思いますし、伸びしろも一番大きいと思います。
何事にも謙虚に向き合い、自分なりに色々考えながら常に何かを吸収しようとし続けている…
こういう人間が伸びない訳がありません。

でも…努力だけで強くなれるなら、きっとオールマイトほどのヒーローがゴロゴロ転がっている事でしょう…
私たちのリアルと一緒…努力は嘘を付きませんが、全ての結果が報われる訳ではないのです。

だから私たちも目標を目指し続ける…
強さって、色々だと思います。
この作品の様に腕っぷしもそう…
だけど、強さってそれだけじゃありません。

むしろ大切なのは心の強さ…なのではないでしょうか。
生きていると決して楽しい事ばかりじゃありません。
辛い事、悲しい事の方が多いかもしれません。
それでも自分を見失わない心…
誰も見ていないから…、みんながやっているからと悪魔の囁きに負けない心…

そう考えると言動って自分の心の強さの鏡写しみたい…
弱さも…自分に負ける事が悪いとは決して思いません。
だって、弱さがあるのは当たり前だし、負けたことがなければ目標を見失ってしまうから…

弱さが頭を覗かせたら、それを押し戻すだけの強さがあればいい…
負けた時に、同じ轍を踏まないよう何か一つでも拾い上げる事ができればそれでいい…
勉強だってきっと同じ…一日に一つ覚えられれば世界は激変すると思います。
だって一日に一つ覚えたら1年間で365個も覚える事ができるんです。
これって凄い事だと思いませんか?

この物語では体育祭や職場体験を通して自分を見つめ気付きを促し、
一皮ずつキチンと向けながらみんなの成長していく姿がしっかりと描かれています。
私たちの努力はこの作品の様に直ぐには形となって表れないものばかり…
若しくは努力が願った通りの形にはならないかもしれない…
でも必ずこの作品の様に自分の糧になる筈だから…

10年前の自分と比べてみたらきっと分かると思います。
その時より色んな事を覚えていますから…
その時より自分でできる事が増えていますから…
登場人物から勇気を貰えるこの作品…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、米津玄師さんの「ピースサイン」とamazarashiさんの「空に歌えば」
エンディングテーマは、Little Glee Monsterさんの「だから、ひとりじゃない」とLiSAさんの「だってアタシのヒーロー。」

2クール全24話で構成された物語でした。
既に3期の放送も発表されています。
これから物語はさらに一層激しさを増してくると思います。
そういう相手が動き始めたから…
出久の…みんなのこれからの益々の雄姿を期待しています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

82.0 9 成長でバトルなアニメランキング9位
僕のヒーローアカデミア(第3期)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (447)
2732人が棚に入れました
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。No.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、クラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。雄英高の生徒同士が激突するビッグイベント「雄英体育祭」、プロヒーローの下で技を磨く「職場体験」、“ヒーロー殺し”ステインとの死闘、期末テストでのオールマイトとの戦い、そして敵(ヴィラン)連合の死柄木弔との邂逅…。次々と課される試練に対して、デクはヒーローを目指して果敢に立ち向かっていく。一方、死柄木や、オールマイトの宿敵である巨悪オール・フォー・ワンも仲間を増やし、その悪意をふくらませるのだった。デクの、最高のヒーローになるための道と、敵(ヴィラン)たちとの戦いは、ますます加速していく!

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、悠木碧、井上麻里奈、増田俊樹、諏訪部順一、内山昂輝、三宅健太、大塚明夫
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

君が凄い人だから・・・勝ちたいんじゃないか!! 胸熱くする青春ヒーロー好きにはこれでしょ♪

あらすじはあにこれを参照ください。
放送時期:2018年4月~9月

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

◎物語 
39話~45話 夏の林間合宿編
46話~51話 神野区の悪夢編 

雄英高校に入学してから初めての夏休み
この一学期で心と体は鍛えられた
この林間合宿では”個性”を伸ばす○o。.

どんな困難にも立ち向かい 笑顔で人々を救う
そんな最高のヒーローになるために新たな一歩を踏み出した!

出発する前に謎のプール編あります○o。.。

〇音楽
OP曲は UVERworldが歌う”ODD FUTURE”
夏の季節に合う爽やかな曲です

ED曲はmiwaが歌う”アップデート”
気持ちが落ち着く ED曲にピッタリです。

〇キャラ
合宿は雄英1年ヒーロー科 A組とB組が参加
他にも講師に新たなヒーロー迎えたり生徒たちの家庭訪問あったりで
相変わらずキャラ豊富♪ 
推しのキャラを見つけて応援するのも楽しいです○o。.。

今回特に好きなキャラ

夏の林間合宿編・緑谷出久
神野区の悪夢編・オールマイト

両者 立場は違いますが
絶望の涙を感激の涙へ変える二人 最高!
ヒーローとしてのその姿に胸が熱くなること間違いなしです!

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〇観終わってネタバレレビューを読む
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

◎物語
52話~63話 プロヒーロー仮免試験編
全国各地で行われる試験会場に集まったヒーローの卵たち

その中の国立多古場競技場に到着した
デク君たち総勢1540名 その中から一次合格は100名という
とても狭き門の中 仮免試験が始まる!

58話のみ特別編 ”愛で地球を救え” 犯人探しが楽しいです。

〇音楽
OP曲は Lenny code fictionが歌う”Make my story”
ED曲は 菅田将暉が歌う”ロングホープ・フィリア”

”ロングホープ・フィリア”映画版で流れてました
今回は曲調を変えたTVバージョン また違った感じで素敵です!

熱い歌詞を勝手に紹介します!

ネタバレレビューを読む

〇キャラ
プロヒーロー仮免試験編では
士傑高校・傑物学園・聖愛学院など全国の色々な選手が登場します
この作品って登場人物多いけど 一人一人特徴があるから
見分けが付きやすいなって感じます○o。.。

特に好きなキャラ
・爆豪勝己 

普段強がってる彼が胸の内を明かす場面はグッときました!
今回はⅢ期通しての結果になります○o。.。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇観終わってネタバレレビューを読む 

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〇一言
洋画”アベンジャーズ”と学園青春ものをかきまぜた様な作品です

話数は多いですが 内容はストレートで分かり易く 
割と一気に観れちゃいますのでオススメです♪。

10月からⅣ期が始まりますので今から楽しみ!○o。.

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

1話の感想 ★★★ 3.0
2期の総集編
ネタバレレビューを読む

2話の感想 ★★★★ 4.0
合宿初日
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3話の感想 ★★★★ 4.0
こうたくん
ネタバレレビューを読む

4話の感想 ★★★★★ 5.0
僕のヒーロー
ネタバレレビューを読む

5話の感想 ★★★★ 4.0
鉄哲の底力
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6話の感想 ★★★★☆ 4.5
かっちゃんを助けに
ネタバレレビューを読む

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
あと少し
ネタバレレビューを読む

8話の感想 ★★★★ 4.0
救出に行くのか?
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9話の感想 ★★★★ 4.0
爆豪、救出
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10話の感想 ★★★★☆ 4.5
オールフォーワン
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11話の感想 ★★★★★ 5.0
No.1ヒーローの最期
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12話の感想 ★★★★☆ 4.5
師の想いと母の愛
ネタバレレビューを読む

13話の感想 ★★★☆ 3.5
寮生活、スタート
ネタバレレビューを読む

14話の感想 ★★★★ 4.0
必殺技
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15話の感想 ★★★★ 4.0
第一次試験、スタート
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16話の感想 ★★★★ 4.0
狙われる雄英
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22話の感想 ★★★★ 4.0
仮免、結果発表
ネタバレレビューを読む

特別編 ★★★ 3.0
愛は世界を救う
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 9
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

3期は精神的に成長していく姿が多く見られた

プール回からの林間合宿!
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林間合宿での肝試し中に↓
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ヴィランのアジトへ乗り込む↓
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プロヒーロー仮免試験↓#53〜
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後期課程の始まり↓#62~
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1期の時からナレーションとして
出来事の解説をしている出久くんの声は
いつの頃の出久くんが話してるのか気になる。
「この時の僕達は〜」などの言い方をしているから
未来の出久くんなのは確かなんだろうけど、、
卒業したあと?大人になった出久くん?プロヒーロー?
とても気になります(゚^ ゚ )

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

73.1 10 成長でバトルなアニメランキング10位
七つの大罪 戒めの復活(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (316)
1910人が棚に入れました
いまだ人と、ひとならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。

ヘンドリクセンとドレファスの二大聖騎士長の支配から王国を奪還した<七つの大罪>とエリザベス、ホーク。
王国誕生祭も無事に終わり、リオネス王国にようやく平和が訪れた。

だが、次なる脅威の予兆は確実に生まれつつあった――

声優・キャラクター
梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和、宮野真守、木村良平、櫻井孝宏、内田夕夜、小西克幸、佐藤利奈、東地宏樹、岩崎ひろし、M・A・O、小野大輔、小林裕介、津田健次郎、高垣彩陽、遊佐浩二

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

だが、次なる脅威の予兆は確実に生まれつつあった…

この作品は、七つの大罪の第2期という位置付けになっているようですが、実際には第1期と本作品の間に「聖戦の予兆」というTVSP番組が2016年の夏に全4話放送されました。
物語の内容的にも放送された時系列に沿って視聴するのをお勧めします。

1期では、2大聖騎士長であるヘンドリクセンとドレファスの企みを寸前で阻止し、王都を奪還するところまでが描かれています。
7つの大罪の強さ…
残飯処理騎士団団長であるホークの気概…
そしてエリザベスの勇気…
どれか一つでも欠けていたら成し得なかったことだと思います。
そしてリアネス王国にもようやく平和が訪れたかに見えました…

ですが、物語はそれで終わりでは無かったのです。
それは人類の新たなる脅威…十戒の存在が明るみになったこと…
これが全ての元凶でした。
束の間の平和を満喫する暇も無く、新たな試練への道が開き…物語が動いていきます。

本作品で描かれる新たなる脅威の十戒…
実は十戒が人類の脅威になったのがこれが初めてではなく、遥か太古の昔に封印されましたが、悠久の時を経て復活した存在だったのです。

そこで私たちはとんでもない光景を目にする事になります。
確かにこの段階で登場してくるんです…
相応の相手である事は用意に想像できる訳ですが…

十戒の強さ…尋常じゃありませんでした。
リオネス王国を守護する聖騎士たちが、まるで歯が立たないんです。
そして十戒の全力全開は、7つの大罪をも上回るんです…

これが何を意味するか…
これまでは、7つの大罪が何とかしてくれる…
あの最強の軍団が、私たちを守ってくれる…
こういう絶対的心の支えを名実共に失う…ということなんです。

十戒の執拗な攻撃は、容赦なく7つの大罪を削り取っていきます。
もちろん、急所は絶対に外さない…
確実に…一つずつ潰していく…
だって、そのために蘇ってきたのだから…

エリザベスの頬を伝う大粒の涙を見たとき…
これまで築き上げてきたモノが、目の前でバラバラと崩れ落ちた気がしました。



これがお終いになるなら…それも一つの運命だったかもしれません。
でも…終われないんです。
終わらせて貰えないんです…
自らが望むかどうかは別問題…代償だけを奪われ続け、何度も何度も繰り返される…

強制的に支払わせる代償…一番大切で一番守りたいモノを容赦なく削り取るんです。
全部削り取られたたら何が残るか…自分の一番が何も残らないんです。

だから7つの大罪は絶対に立ち上がるんです。
守らなければならないモノをもう失わないために…


一方、本作品で紡がれるバンとキングの物語…
こっちも相当熱いですよ。
そして7つの大罪の残された一人…その存在も今回明らかになります。
「傲慢の罪(ライオン・シン)」を背負うモノ…この方も相当半端ありませんでしたけれど。

1期からの熱さをしっかり引き継いだこの作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、FLOW×GRANRODEOさんの「Howling」と、スカイピースさんの「雨が降るから虹が出る」
エンディングテーマは、Anlyさんの「Beautiful」と天ちゃんの「誓い」
個人的な一押しは天ちゃんの「誓い」でした。
歌詞にエリザベスの気持ちが乗り移っているみたい…

2クール全24話の物語でした。
放送時間が朝に変わっても、この作品の持つ熱量は変わりません。
8月から劇場版の上映が始まりますが、そちらは映画オリジナルストーリーなんだそうです。
…という事は、続きはまたTVアニメでしょうか。
これまで同様、しっかりと腰を据えて制作されることを望んでいます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

さんふらわあ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

何度見ても面白い!

作画、脚本はもちろん、キャラクターの魅力が最大限引き出された作品です!
前作までは日曜夕方での放送でしたが、今回からは土曜の朝に移動して展開されていますね。
この作品は勢いのある王道のストーリー展開のなかに魅力的なキャラクター同士の接触も楽しめます。
映画も8月に公開されるほどの人気作に成長したのはファンとして嬉しいです。
文句なしの出来です。
主題歌は後期のopについて少し戸惑いはしましたが、よくよく聴いているとちゃんと作品に向き合って曲を作っているのが伝わってきたので再評価しました。終盤に差し掛かり、映像の多くを変更した部分もスタッフの熱意を感じました。
キャラの生き返りについては一時的なものなのでそこは問題ないと思っています。
だいぶキャラクターも増えて賑やかになりましたね。魅力的なキャラとワクワク感満載のストーリーが幅広い世代に支持される要因になっているのでしょう。
どこまでも仲間思いのメリオダスや微力ながらも共に戦う意志の強いエリザベス、他の七つの大罪一行や関係者もそれぞれの思惑がありながらも国を守ろうとする思いの強さは共通しています。

子供から大人まで誰でも入りやすい作品なのでぜひ見てみて下さい。うちの子供たちも毎回楽しみに見てます。

これからも応援しています。

映画はもちろん、あるか分からないけど続編も期待してます!

追記
映画の予告見ました!
作画が綺麗でなおかつ迫力のある映像になっていましたね!
初日に見に行こうと思います!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

テンポはいいアニメなんだけど

テンポは良い。先も気になる。でも1期より面白さが半減したような。

少しずつ謎が解明されていくんだけど。

期待しすぎてがっかりしないようにw

感想↓
ネタバレレビューを読む
〈十戒〉メンバーは全てを倒しきることはできず終わりましたが、原作は続いてるので面白くなること期待してます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7
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