恋愛で新宿なおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月23日の時点で一番の恋愛で新宿なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.1 1 恋愛で新宿なアニメランキング1位
言の葉の庭(アニメ映画)

2013年5月31日
★★★★★ 4.1 (2007)
9551人が棚に入れました
靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描いている。そこで出会った、謎めいた年上の女性・ユキノ。やがて二人は約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、心を通わせていくが、梅雨は明けようとしていた­…。

声優・キャラクター
入野自由、花澤香菜
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【新海監督の新作予告を観たら、行きたくなってしまいました…聖地訪問の日記追加】

雨が降る日には、空を眺めながら....
ふと、思い出すことがあるの....
二人は逢えているのかな?
なんてね...
それくらい強くわたしの心に残る作品だったということなのでしょうか...

雨の日の庭園での二人の男女のしのび逢い。輝かしい青春のひととき...

まだ何も知らない
仕事も歳も抱えた悩みも
名前さえも....
それなのに、どうしようもなく惹かれてしまう・・

そんな経験、私にもあるかもしれません

都会の喧騒から少しだけ離れ、穏やかに流れる時間を肌で感じられる自然にあふれた場所

こんな青々とした緑の中で深呼吸したらどんなに気持良いことでしょう!!試してみたくはなりませんか?
ここは、二人の秘密の場所 ...

雨降る午前。約束を交わさずともこの場所で逢い、心を通わせていく。

限りある時を惜しむかのよう
いけないと分かっていてもそれに心惹かれてしまう

二人の間にそんな少し危険な大人の恋、そんな香りを感じて

言葉のどんな力であっても、とても語りきれない部分で結びつく
人と人は、どうしてそれほどまでに惹かれ合うのでしょう...

いつのまにか想っていて
理由というのはいつも事後の話、人間だからこそ湧き出るこの気持ちは言葉では表現できません。

記憶に焼き付いた「雨」
1つ1つの描写が繊細に描かれています。
雨に濡れた新緑がしっとりした景観を生み出し、雨雫も相まってこの緑が美しい。
雨音はもちろん
葉に落ちる雨の音がとても心地良い
その全てが画面の中で調和して様々な趣きを醸し出しています。
「言の葉の庭」
恋愛や人生を感じさせ感動が胸に押し寄せる50分でした。

※ネタバレは一切ありませんが聖地訪問のため閉じます。
【2015年6月14日(日) 新宿御苑】
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【2016年3月2日(水) 新宿御苑】
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【2016年4月7日(木) 新宿御苑】
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【新宿御苑がピカチュウの森に…聖地訪問の日記追加】
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新【2019年6月22日(土)新宿御苑】
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投稿 : 2025/02/22
♥ : 183
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

雨は空の匂いを連れてくる。音、色、匂い、全て感じられる作品です。追記:9/23新宿御苑を訪れて。

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。

監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・撮影監督・
色彩設計・編集 - 新海誠
作画監督・キャラクターデザイン - 土屋堅一
美術監督 - 滝口比呂志
音楽 - KASHIWA Daisuke(柏大輔)
プロデューサー - 川口典孝
制作プロデューサー - 伊藤耕一郎、酒井雄一
制作・著作 - 新海クリエイティブ、コミックス・ウェーブ・
フィルム
アニメーション制作協力 - アンサー・スタジオ
公開 2013年5月31日
上映時間 46分

(以上Wikipediaより引用)

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。


雨の日だからこそ出会った、出会うべくして出会った
2人のちょっと切ない恋物語。

夢を追いかける一人の男子高校生。
人間関係の縺れからある障害に悩む一人の女性。
立場や年齢は違えどそれぞれに抱える不安や悩み。

雨という透明なカーテンに遮られた独特の空間の演出が
相まって、どちらが求めるでもなく自然に2人が歩み寄る
関係性と優しい時間の経過がとても素敵でした。

雨の日限定のささやかな逢瀬。
次第に幸せと思える時間に変化していく互いの気持ち。
そして少年と女性の意外な接点。
募る想いと立場上相手の気持ちを受け止められない葛藤。
少年は気持ちの全てを女性にぶつけ、女性も最後は
心の叫びとも思える言葉で応えます。

長くて短い梅雨が明け、それぞれの道を歩き始めた2人。
この場所から立ち上がり上手く歩いていく為には靴が必要
というのが2人の揺れ動く心情描写と共に凄く繊細に表現
されていたと思います。
それも彼女にピッタリの靴が。
いつかまた大人になった少年が彼女に素敵な靴を届けに
行ける日が来るといいなぁ。
そんな思いでした。

それにしても雨って不思議ですね。
嫌だなぁって思う日もあれば、朝起きた時の雨の音が妙に
心地よい時もあります。
2度寝しちゃうくらい…
色んな思いや悩みを洗い流してリセットしてくれる。
生命が生きる力を与えてくれる。
雨が降るからこそ晴れた日にはさぁ頑張るぞって気持ち
にもさせてくれます。

新海誠監督の作品は今作品が初めての視聴でしたけれど
最初のシーンから思わず「うわっ…」って声が出ちゃい
ました。
傘や木の葉を伝い落ちる雨の雫、広がる波紋。
濡れた駅のホームに写る人影。
降り注ぐ雨を上空からの描写。
黒板に書く時のこぼれ落ちるチョークの粉。
一つ一つのシーンに本当に魅入ってしまいます。
ため息が出るくらいの映像美です。
雨の日独特の色、音、そして感じるはずのない匂いまで
私の脳内では再生されました。

そしてヒロインを演じる花澤香菜さんの演技。
前から思ってたんですけれど、あの微妙に震える様な声。
(そう感じるのは私だけかな?)
意識して出せる様な声じゃない花澤さんのあの独特の声が
大好きです。
最後のシーンでは胸がぎゅっと熱くなり思わず…
本当に素敵な演技でした。

音楽も素敵です。
特に最後の曲の入り方は背中がゾクゾクするくらい素敵
でした。
秦基博さんの歌声が本当に切なくて、心地よくて。
映像と共にこの作品の世界観を美しく表現してくれてます。

雨の日だからこそ傘をさしてお散歩。
雨を眺めながらビール片手に物想いに耽る。
そんな1日があってもいいなって思える素敵な作品です。
(あっでもビールはヤバい女って思われるからお家で…)

雨の日がちょっと楽しみになる素敵な46分間でした。


【主要登場人物・出演者】

秋月 孝雄【タカオ】 - (CV:入野自由 )
雪野 百香里【ユキノ】 - (CV:花澤香菜)
タカオの母 - (CV:平野文)
秋月 翔太 - (CV:前田剛)
寺本 梨花 - (CV:寺崎裕香)
松本 - (CV:井上優)
佐藤 - (CV:潘めぐみ)
相沢 - (CV:小松未可子)
伊藤 宗一郎 - (CV:星野貴紀)


エンディングテーマ
「Rain」
作詞・作曲:大江千里 / 編曲:皆川真人 / 歌:秦基博

BGM
「Swan Song」
作曲・編曲:KASHIWA Daisuke



【mio's café】

新宿御苑を訪れて
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 118
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

超絶アニメーションで描く「年の差恋愛のもどかしさ」

新海誠監督作品です。
ジャンルは青春ラブストーリーです。


靴職人を目指す高校生タカオは雨の日は決まって公園の日本庭園に行き、学校をサボっていた。
ある雨の日、そこでタカオは朝からチョコをつまみにビールを飲んでいる女性に出会う。


作画が凄い。
実写かよw
現実味のある町の喧騒・家の中の描写で、売りであった神秘的な雨の描写がより一層生映えていた印象です。
それとともに梅雨の真っただ中でだんだんと夏が近づいてくるときの、独特の空気感も伝わってきました。
実写でいいじゃんと言われそうですがそうでもない。
心の揺れに共振する雨の強さ、ふとした時の人物の表情などは実写では表現しづらいです。

音楽ですが、ピアノを主軸に置き雨に連動してリズムを巧みに変えていた印象です。
秦さんの挿入歌が良い。


以下詳しいネタバレと考察。
ネタバレレビューを読む


総括して、良質なアニメーション映画だったと思います。
正直ストーリーに目新しさはないのだけれども、いいんだよね。
個人的には新海監督作品の中で一番好みです。
新海作品で印象的なのは「5cm/sec」ですが、こちらは最後に温かさが残るところが私好み。
どうでもいいですが、作品内容的にビール飲んで見れば良いかもです。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 102

65.7 2 恋愛で新宿なアニメランキング2位
アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (220)
1035人が棚に入れました
サミット開催に向けた「宇宙エレベータープロジェクト」が急ピッチで進む、首都・東京。強化装甲<ウィルウェア>を使った犯罪に対処すべく創設された、警察庁警備局第五特別公安課第三機動強襲室第八係――通称<ダイハチ>は、ロゴスによるテロから日本を救ったことで、今や日本中の注目を集める存在となっていた。しかしウィルウェアを悪用した犯罪は、その後もエスカレートする一方……。新メンバーを迎えた黒騎たちダイハチの面々は、今日も知恵と勇気と口八丁、そして民間警察の協力を得て凶悪事件に挑む! 決裁完了、出動せよ!!

声優・キャラクター
島﨑信長、櫻井孝宏、小澤亜李、石上静香、倉田雅世、大川透、鳥海浩輔、大西沙織、花江夏樹、緑川光、大原さやか、相坂優歌、黒沢ともよ、田村ゆかり、田中あいみ、新井里美、速水奨
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なにわ・なにわ・なにわともあれ解決だー!解決だー!

オリジナル作品 全12話

アクティヴレイド 機動強襲室第八係の2期です。1期から観ることをオススメします。

1期よりさらにパワーアップした感じです。

ウィルウェアという体に装着できるパワードスーツがある世界。そのウィルウェアでの犯罪も多く、それを取り締まる組織である機動強襲室第八係=ダイハチの活躍を描いたものです。

1期のキャラの中では、移動になったり、退職して全然別の仕事をしたりとしていますが、本編でも深く関わっています。

その代わり新キャラも多数出てきます。中には大丈夫?という感じのキャラも結構出てきますねw 軽いノリは相変わらずです。

その中でも1期からのメンバーの花咲里あさみ・瀬名颯一郎2名は、とても優秀なキャラなはずだけれど、どことなくずれていて行動や他のキャラとの関わり方が面白かったですね。

1話1話にきちんとそれぞれエピソードがあり、その点と点が終盤にはきちんと線となっていて繋がっていることは見事でした。

最後は強引な感じもしましたが、スカッとしましたね。ネタバレレビューを読む

観ていて楽しかったです。シリアスなところもありますが、みなさんテンション高めの明るい作品です。メカが苦手でなければ是非1期から観てくださいね^^

OPは声優でこの作品での重要人物の一人を演じている相坂優歌さん、テンポも速く高音で力強い曲でしたね。

EDはこの作品でよく出てくるパソコンのソフトのアバターのLikoさんが歌っています。中の方は黒沢ともよさん、現在は、響け! ユーフォニアムの黄前久美子役を演じていますが、全然違いますねw

最後に、ネタバレレビューを読む会社の専務、セリフはほとんどピーが入っていましたねW あのキャラは新井里美さんしかできませんw

投稿 : 2025/02/22
♥ : 18

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

笑いを取るメカたち

オリジナルTVアニメ。

本作の世界観については1期目のレビューを見てください。

1期目の主人公といえるあさみちゃんは大阪の機動強襲室第九係に異動となり出演機会が減りましたが、変わってオスカー2こと黒騎くんが主人公という感じになりましたね。

2期目も様々なウィルウェアによる犯罪があり、ダイハチ(&第九も)が出動しました。

今期も活躍の機動強襲指揮車両(鉄道の線路と道路のどちらも走れる)他、大阪カタパルト、東京カタパルト、オスカー2用水中ユニットなどいろいろなメカが楽しませてくれました。

ストーリーも1期目同様にシリアスな事件の中にもコミカルな描写を忘れず、大いに笑わせてもらいました。ただ、科学考証はもう少し頑張ってほしかったかな。静止軌道から東京にポリカーボン索は下せないと思うよ…?

…やっぱり特撮ヒーローを意識したデザインや演出は多かった気がします。
あとあさみちゃん、部下を投げてぶつけるのはやめましょう(笑)。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「ダイク」と聞いて「年越し」と「どん兵衛」がチラついたのは私だけじゃありませんよね…!?

この作品は「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」の続編に位置す0る作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

「来たるべき未来…警察の通常装備では対応できない出来事が起きた時、アクティブプロジェクトに認められた力が炸裂する…これは日本のアクティブ…第3機動強襲室の活躍を描く物語である」
オープニング曲を背景にこの様なくだりから始まるこの作品も2期目…
1期では強化装甲「ウィルウェア」の特徴とウィルウェアを装着して悪に対峙するダイハチのメンバーの紹介に軸足が置かれていましたが、2期では核心近くから物語が始まります。

ウィルウェアを悪用した犯罪は後を絶たず、ダイハチの忙しさは相変わらず…
そのダイハチも1期の時のメンバーだった花咲里あさみは、警部に昇進して大阪のダイハチ…通称ダイクの係長兼ウィルウェア装着者として活躍しており、オスカー1の装着者だった瀬名颯一郎は、警察を辞めて名古屋にある清掃会社の社長になっていました。

その代わり、ダイハチにも新しいメンバーが2名加わりました。
エミリア・エデルマン(CV:ゆかりん)と鏑木まりも(CV:田中あいみさん)です。
ですが、エミリアは過去のトラウマが…鏑木は視線恐怖症の気がある事から、これがダイハチの業務にどう支障になるかは見てのお楽しみなんですけれど…

個人的に見ていて面白かったのは、花咲里あさみ率いるダイクのメンバー「フィンガーズ」
レビューを書くためにwikiをチラ見した時に知ったのですが、全員警察大学校に飛び級で入ったエリート候補生だったようです。
気持ちは前を向いています…でも動きがチグハグでコミカルに見えてしまうのは何故なんでしょう…
あさみの頭を抱える姿は印象的でしたが、あれで独裁の手を緩めると今以上に手に負えなくなってしまう…そんなエリートがいても決しておかしくありませんが、私たちの血税が投入されているのかと思うと複雑な気持ちになってしまいそうでしたけれど…

一方、物語の方は首都東京でサミットの開催に向けて着々と準備が進められていました。
サミットの目玉は、地上と衛星を結ぶ「宇宙エレベーター」
当然各国の要人も多数集まる事から警備の手は必然的に厚くなり、ダイハチもその警備の一員として要人を警護する事になるのですが…

私はダイハチのメンバーの中では室長である山吹凛推しでこの作品を視聴していたのですが、物語の進展に伴って感じる違和感と凛さんの役回り…正直見ていて辛かったです。
どこから変わってしまったんだろう…?
強すぎる思いが、見えるモノ全てを歪めてしまったの…?
もしもあの時手を取っていたら未来は変わっていた…?
お互いの信じる道を進むことは一人で決めた事じゃないのに…

葛藤の辿りつく先には一度目より厳しい決断が待っている…
それを知っていたとしても決断を下さなければいけない…
彼女の纏う純白とダイハチのみんなの後押しがなければきっと出来なかった…
彼女が示した決意はそんな類…

人を護り、そして裁くのは法律…
これは決して揺るがない事実…
けれど、それを隠れ蓑にしていれば悪事を働いて良いと考えるのは大間違い…
何故なら人は決して一人では生きていけない生き物であると同時に移ろいやすいから…
だから悪事を隠し続ける事はできないし、仮にそれを持続させるために悪事に悪事を重ねてしまい…気が付いた時にはもう戻れない場所に行き着いてしまった者たちの末路…
気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、相坂優歌さんの「セルリアンスカッシュ」
エンディングテーマは、Likoの「Field Trip!!」
オープニングの勢いとエンディングアニメのLikoの可愛らしさが印象的です。

1クール計12話の作品は見応え抜群でした。
wikiで気になる情報を見つけました。谷口総監督によれば、「この作品は分割2クールではない」と記載されていました。
それにTVアニメの公式サイトに「谷口総監督からファンの皆さまへのコメント」があり、そのコメントの中に「To be continued?」と書かれているんです。
これは続編を期待しても良い…という事でしょうか。
もし、続編が制作されるなら絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 15
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