恋愛でバトルなTVアニメ動画ランキング 97

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の恋愛でバトルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月19日の時点で一番の恋愛でバトルなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.1 1 恋愛でバトルなアニメランキング1位
暗殺教室(第2期)(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (693)
4296人が棚に入れました
南の島で鷹岡との戦いに勝利したE組の生徒達。殺せんせーはカップル成立を目論んで「肝試し」を企画!だが、いつしかE組全員でのイリーナと烏間をくっつける作戦に!?果たしてその結末は!?夏休みも終わりに近づき、2学期へと思いを馳せる生徒達。その裏で謎の男の影も…?

声優・キャラクター
福山潤、杉田智和、伊藤静、速水奨、岡本信彦、逢坂良太、内藤玲、田中美海、矢作紗友里、松浦チエ、洲崎綾、佐藤聡美、川辺俊介、金元寿子、渕上舞、宮下栄治、山谷祥生、水島大宙、間島淳司、木村昴、沼倉愛美、斎藤楓子、日野未歩、河原木志穂、植田佳奈、浅沼晋太郎、高橋伸也、はらさわ晃綺、諏訪彩花、下妻由幸、藤田咲、緒方恵美、宮野真守

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

殺センセーと3年E組の皆んなとの絆の物語・・・その熱情にただ感涙するしかできませんでした・・・

この作品は、「暗殺教室」の続編に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

この作品からは予想外の幸せをたくさん貰ったような気がします。
①前期視聴の際、殺センセーのキャラデザからこの作品の視聴を敬遠した方もいらっしゃるようですが、殺センセーと3年E組の皆んなとの時間は思いのほか激アツで堪能させて貰った事

②2期「SECOND SEASON」の放送後、そのまま15話からの「FINAL SEASON」まで描ききって貰った事

③物語の終盤・・・殺センセーと3年E組の皆んなとの大切な時間を共有させて貰った事

これも岸監督ならではのサプライズ・・・だったのでしょうか^^?
一番ビックリしたのが②です。リアルタイムで視聴していた際、4月以降のTV番組欄にこの作品のタイトルがあったので、「枠を延長してしっかり描いて貰えるんだ」と思っていましたが、延長はこれまでの経験上1,2話程度だろうと勝手に推測していました。
ところが、いつの間にかタイトルが「FINAL SEASON」に変わっているじゃありませんか。
そこで、原作終了に伴いアニメも最後まで描ききる・・・という情報を耳にしたんです。
こんな嬉しい朗報もあるんですね^^

この物語は、賞金首である殺センセーと椚ヶ丘中学校の底辺と蔑まれてきた3年E組の生徒が様々な触れ合いを通して先生と生徒の絆をしっかり固めながら、底辺からの脱却を目指して生徒たちが成長していく・・・こんな感じの物語です。

3年E組の皆んなも最初はバラバラでした・・・
このクラスに送り込まれる事に対する屈辱や自身のプライド・・・
或いは未来に対する絶望・・・
誰も好き好んでこのクラスを志望する人のいない底辺のクラスです。
でも殺センセーが担任になって・・・烏間先生の他にビッチ先生もこの輪に加わって・・・少しずつですが、3年E組の皆んなに変化の兆しが訪れるんです。

自身の変化が実感できた時・・・これまで出来なかった事が出来るようになた時って嬉しいと思います。
でも、それは何の苦労も無しに手に入れられるものではなく、変われるのは努力をした分だけ・・・
3人の先生からの教えが功を奏したのでしょう・・・見違えるぐらい生徒が進化していくんです。
この進化は見ていてとても気持ち良いです・・・
これまでE組を蔑んでいた人達は、進化したE組を見て何を思うのでしょう・・・

殺センセーは100億円の賞金首・・・暗殺者が黙っているわけはありません・・・
ビッチ先生を含め次々と暗殺者が送り込まれてきました。
でもここには・・・殺センセーと進化した3年E組が待ち受けているんです。

でも・・・中には暗殺者の心中を察すると胸の痛くなるような事もありました。
たった一つの願い・・・それを叶えるためなら人は何でもできちゃうの・・・?
どんな痛みにも耐えられるの・・・?

生徒たちが目の前の階段を一つ一つちゃんと登った時間・・・だったと思います。
こうして物語は「FINAL SEASON」に突入する訳ですが、正直この最終章は私にとって泣きどころばかりでした。

私は当たり前と受け入れてしまっていたため、これまで全然気にする事はありませんでした・・・
殺センセーはどうして3年E組の担任になったのでしょう・・・
それどころか、自ら宣言した来年の3月までの時間を、どうして教師として過ごしたのでしょう・・・
・・・これら全てに理由があったんです。
その理由は本編で確認頂きたいと思いますが、私は涙無しにはこの場面を見れませんでした。

この作品はこれまでの十分激アツでしたが、一気に熱さの加速度を増すのがここからです。
クラスの皆んなの本音・・・そしてそれを自分達が一番納得できる方法を模索し実践する・・・
本気で・・・全部でぶつかり合うから絶対に中途半端なんてできない・・・
そして導き出された答えを総意として咀嚼する・・・
これだけでも生徒の成長を十分に感じられます。けれど、この作品・・・これで留まってくれないんです・・・

烏間先生はE組の皆んなに「余計な事をするな・・・」と言いました。
けれど、皆んなその言葉の本意をちゃんと分かっています。
これまで1年間・・・同じ時間を共有してきた先生なんですから・・・

ここからは3年E組の集大成・・・
例えどんな相手でも、自分達の領域に持ち込めばそこに活路を見いだせる・・・
生きていく上で大切な事を身をもって教えてくれる殺センセー・・・
それを貪欲に吸収する生徒達・・・
殺センセーとE組の間には究極の師弟愛があったと言っても過言ではないでしょう・・・

決める時間・・・
皆んなで出した答えは・・・

今でも渚の泣き叫ぶ姿と声が頭から離れてくれません・・・
そりゃそうだよね・・・泣き叫ぶしかできなかったんだよね・・・
でも・・・優しかったね

オープニングテーマは、3年E組 うた担 [渚&茅野&業&磯貝&前原の「QUESTION」と「バイバイ YESTERDAY」
エンディングテーマは、宮脇詩音さんの「欠けた月」と「また君に会える日」
オープニングのノリの良さと、しっとりとしたエンディング・・・どちらも好きでした。

2クール全25話の作品でした。
この作品って、こんなにも感動する物語だったんだ・・・が視聴後の素直な感想です。
この作品が最後までアニメで見れた事に至福の喜びを感じています。
ホント・・・視聴して良かったと心の底から思えた作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 18

のか さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

さすが暗殺教室でした!

原作購入済み(もちろん原作は最終話まで読破)
全25話

あらすじ・・・
1期のあらすじ、又はあにこれのあらすじ推奨^^


さて感想を
良かったです!大満足です!!
原作からカットされた部分を差し引いても、とても面白かった!

原作の最終話まで読んでいますが、涙までは・・・
って感じでしたが、アニメにはやられました!!
うるうるしてしまいましたよwww

成長過程や友情、コメディー。色んな要素が混じり合って面白い!!
中学生の物語なので少し恋愛要素が足りない気がしますが(苦笑
そこは私の好みなのでスルーo(*^▽^*)oあはっ♪

原作を読み始めた時に
(こんな設定でどうなるんだろう?)
(凄い面白い内容だな)
なんて思っていた時から期待を裏切らずに走り切ってくれました!

実写の方は見ていませんwww
期待していませんから(爆笑)

しかし、原作&アニメは見事です。
原作は原作なりの面白さ。
アニメはアニメなりの面白さを伝えてくれました。

久々にアニメで感動した!

作画崩壊も1期から無く、声優さんも見事に演じ切ってくれました。
音楽は普通だったかな^^

このアニメ(原作)を批評することは私には出来ませんwww

本当に色んな事を考えさせられ、教えてくれたアニメでした。
これから視聴される方は1期から必ず見てくださいね。

学園、成長過程、コメディー、友情ジャンルが好きな人は是非見ちゃってください。

個人的に久々に物語評価が☆5でした~!


では最後に一言
絶望した~!総集編映画をやる事に絶望した~!!
新作カットありみたいな事がありましたがどの程度なんでしょうか?
15分とかだったら、私、キレますよ~!
個人的には渚君とカエデちゃんの結婚式希望です~♪

投稿 : 2024/09/14
♥ : 14

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

落ちこぼれ生徒と心優しい怪物先生の学園ドラマ2期

少年ジャンプ掲載と、少年漫画の王道といえるストーリです。
2期も不安感は全くなく安定した内容は、さすがメジャー漫画誌原作でした。

前半は、1期に引き続き生徒たちとのぶつかり合いですが、後半は、いよいよコロ先生の謎が明らかになり、クライマックスに突き進んでいきます。

ラストは、やはりそうなるしかなかったのかな。
最後まで心優しい怪物先生でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 11

90.4 2 恋愛でバトルなアニメランキング2位
ソードアート・オンライン(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (12966)
46765人が棚に入れました
「これは、ゲームであっても、遊びではない」
2022年、とある大手電子機器メーカーが「ナーヴギア」という仮想空間への接続機器を開発したことで、世界は遂に完全なるバーチャルリアリティを実現させた。主人公キリトは、このナーヴギアを使ったVRMMORPG「ソードアート・オンライン」のプレイヤーである。運よくベータテスターに選ばれ正規版も購入したキリトは、ログイン後に出会ったクラインと共に、正規版SAOの世界を満喫するのであった。しかし、そんな感動も束の間、2人はベータテスト時には確かに可能だったログアウトができないことに気づく。混乱の後、ゲーム開始地点の広場に転送された2人は、ログインした1万人のプレイヤーと共にゲームマスターから恐るべき託宣を聞かされる。SAOのゲームデザイナーである茅場晶彦の名を名乗ったその男は、淡々とデスゲームのチュートリアルを開始する。曰く、ログアウトができないのは仕様であり、SAOの舞台「アインクラッド」の最上部第百層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法である。そして――、このゲームで死亡したり、現実世界でナーヴギアを強制的に外したりすれば、ナーヴギアから高出力マイクロ波を発せられ、脳を破壊されて死ぬことになる。2年後、アインクラッドの最前線は七十四層。プレイヤーの数は、6000程にまで減っていた。

声優・キャラクター
松岡禎丞、戸松遥、竹達彩奈、伊藤かな恵、日高里菜、高垣彩陽、平田広明、安元洋貴、子安武人、山寺宏一、早見沙織、大川透

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

原作未読の人には超おすすめです!

あらすじ


アインクラッド編

2022年、世界初のVRMMORPG
《ソードアート・オンライン》(SAO)の
正式サービスが開始され、約1万人のユーザーは
完全なる仮想空間を謳歌していた。

しかし、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才プログラマー、
茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れ、非情な宣言をする。
SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、
SAOの舞台《浮遊城アインクラッド》の最上部
第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけが
この世界から脱出する唯一の方法であること、
そしてこの世界で死亡した場合は、
現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを……。

プレイヤーの一人である少年キリトは、
絶望的なデスゲームをクリアすべく、戦う決意をして旅立つ。
それから一か月が経過し、2000人のプレイヤーが死亡するも、
ベータテスト経験者たちでさえ第1層を突破できずにいた。
βテスト経験者たちへの非難を自分一人に向けるため、
チート紛いなβテスト経験者『ビーター』の汚名を自ら名乗り、
ひたすら最前線で戦うキリトは、
同じく攻略組として戦い続ける少女アスナと出会う


フェアリィ・ダンス 第2章。

SAOがクリアされて約2か月が経過した2025年1月。
現実世界への帰還を果たしたキリトこと桐ヶ谷和人だったが、
SAOで心を通わせた少女アスナこと結城明日奈は
帰還することなく眠りつづけていた。

同様に、300人ものSAOプレイヤーが
意識を失ったまま眠り続けており、
初期化されるはずのSAOサーバーも不可解な稼動を続けているという。
明日奈が病院のベッドで眠り続けることを利用し、
SAOサーバーの維持管理を担当している須郷伸之は、
強引に明日奈との婚約を推し進めようとする。

自らの無力感に苛まれる中で和人は、
妖精たちのファンタジー世界を舞台とした
ハイスペックVRMMORPG《アルヴヘイム・オンライン》(ALO)の中で、
アスナらしき人物が目撃されたという情報を得る。

真実を確かめるために再び仮想世界へダイブした和人は、
かつてSAOで共に暮らした「娘」のユイや、
ALOへのダイブ直後に出会った剣士のリーファと共に、
ALOの中心《世界樹》を目指す。



感想


僕は原作を読んでいるので原作を読んでいる人からすると
展開が早くもっと細かく描いて
欲しかったんじゃないかと
思います!

原作の評価は非常に高く人気なのに
もったいないと思いました
期待している人が多かった分残念だと思っている人も
多かったんじゃないかと思います
個人的にはALOをやらずにSAOを
細かくやってほしかった
特にキリトの心理描写が少なく原作を見てない人はわかるの?と思いました
(ソロでやっていたのにチームに入った時の心情など)

でも原作見てない人からすると
普通に面白い部類に入ると思います
バトルシーンもかっこよかったですし
1話も上手くまとまっていましたし
音楽や声優さんも良かったです♪

MMOなどいわゆるネットゲームが好きな人には
共感したりわかる話が多いんじゃないかと思います

ゲームで死ぬとリアルでも死ぬって設定も良かったと
思います
でも途中から恋愛要素が強くなるので
バトルものだと思っていた人は
少しがっかりするかもしれませんね

批判っぽいこと書きましたがこれは期待しすぎてたから
残念に思っただけで原作読んでなかったら
普通に楽しめたと思いますし
僕も嫌いではなくむしろ好きな作品です!

ただ一言付け加えるなら個人的には
SAOよりSAOの作者が書いた
アクセルワールドの方が好きです!
中々共感していただけませんけどねw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 234
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

設定、世界観が面白い!

原作 ラノベ 未読

全25話

ナーヴギアと言うヘルメットを被り、仮想大規模オンラインロールプレイングゲームへフルダイブして遊ぶ世界。
しかし、創設者によって、ログアウトできなくなります。
それも、そのゲームの世界で死ねば、リアルでも死んでしまう設定!
ゲームであってゲームでない・・・
ゲームで死ねば、現実でも死ぬ(すえ 恐ろしい でもスリリング)
設定、面白いですね~^^

キャラデザも綺麗で好感良い。

主人公は、強くて優しく格好いいし、見てて頼もしい。(感情移入し易い)
まあ、強くなければこの世界では主人公には向かないでしょうけど・・・。

毎週見るのが楽しみな作品です。


5話「圏内事件」の感想
{netabare}
サスペンス的で、自分はイマイチ好きくないですが、この先重要な出来事なのかな?
アスナが昼寝から起きた時、ヨダレを垂らしていましたが、あのシーン見て「謎の彼女X」を連想したのは自分だけでしょうか?
早く次回が見たい作品ですね。
{/netabare}

7話「心の温度」の感想
{netabare}
鍛冶屋のリズベットと言う少女が登場。
リズと一緒に剣の材料を取りに行き、ドラゴン?と戦闘。
途中、リズが大穴へ飛ばされ、キリトがかばって抱きかかえ一緒に落下します。
あんな高さから落ちて無事なんて・・・よっぽレベル高いからなの?それにしても不自然な設定。

リズを助けたからなのか?キリトの事を好きになります。

シリカの時もそうだけど、キリト強いし優しいから惚れフラグ立てすぎ!

でも、最後にアスナとキリトが知り合いだと分かって諦めてしまいます。アスナが美人だから・・・(見てて切なかったです。)
なんかハーレムになりつつある。ちょっと残念。
せっかく命賭けたシリアスなデスゲームなんだから・・・
これ以上、モテル展開は要らないと思います。

そういえばアスナって、何時の間にキリトの事好きになってるの?なにかきっかけあったかな?
一目惚れならそれでもいいけど、ちゃんと分かるような描写が欲しかった。
そこら辺はっきりさせて欲しいと思いました。
原作はちゃんと描かれているのかな・・・?

あと、7話みて思ったんだけど、新しい片手剣(同じ位のレベルの剣)をリズに作ってもらてましたが、キリトって盾を持たないし、今後二刀流になるのかな?
だとしたらもっと強くて格好良くなるな~。^^

次週が楽しみです。^^
{/netabare}

8話「黒と白の剣舞」の感想
{netabare}
アスナの付き人 グラディールって、陰気くさ!目つき悪!
なんか嫌なキャラ。
家で見張ってるなんてストーカーじゃん!
キリトと決闘するも、武器破壊でグラディールの剣が折れて勝負あり!かと思いきや、懲りずに短剣で襲い掛かる。
往生際悪いヤツ!
アスナに一蹴されてキリトの勝ち。
見物人に、変なマークの手袋をしたプレイヤーキラー?のキャラがいたけど、今後なんかありそうな感じですね。
最後は牛?の頭をしたボスキャラ登場で終わり。
次週は二人の活躍が見れるかな?
楽しみです。^^
{/netabare}

9話「青眼の悪魔」の感想
{netabare}
ボス、牛の頭でなくて、羊でしたね。(^^;
軍のリーダー?
あの人馬鹿じゃないの?
ボス相手に消耗してるメンバーで挑むなんて!
普通、ゲームのボス戦の前って完璧の状態にしてから挑むのにね。
しかも、ゲームで死ねば現実でも死ぬのに!
部下が可愛そう。

7話の感想にも書いたけど、キリトやっぱり二刀流でしたね~
かっちょエ~!!
二刀流がキリト一人しかないなんて、隠す訳だね。
妬み嫉みで注目されるのは、やっぱり嫌だしね。
ユニークスキルか~
なんでキリトだけなんだろう?

アスナ、完璧にベタ惚れ状態ですね~。
次回は騎士団のリーダーと決闘。
楽しみです。^^
{/netabare}

10話「紅の殺意」の感想
{netabare}
なんか話がいっぱいあり過ぎた感じ。詰め込み過ぎかな?
2週に別けても良かったのでは・・・?と思う。

ヒースクリフと決闘で、キリトの剣が決まったっと思った瞬間!
ヒースクリフの盾が異常なスピードでキリトの剣を防ぎ、キリトの負けでした。
あれは、彼のユニークスキルの能力なのかな?
インチキ臭い能力だな~。

そのあと、胡散臭いあのクラディールにハメられ・・・
(やっぱり、あの男、最低ー屑キャラだった。)
死にかけるも、アスナに助けられて・・・
キス→お泊り→結婚。
展開 早っ!!
だから、アスナがキリトに惚れた経緯教えて欲しい!って思う。
結婚って・・・生と死を賭けた世界だから、リアルより恋愛とかがより早い展開かもだけど・・・
SAOでアスナと出会って2年近く経ってるのかしらないけど、視聴者置いてけぼり状態。
そこまで惚れ合える恋愛エピソードを、もっと見せて欲しいです。
原作読めば分かるのかな?

来週は新婚編なのかな? 楽しみですね^^
{/netabare}

11話「朝霧の少女」の感想
{netabare}
本当に新婚編だった。^^
でも、5~6日?でユイという見た目12歳くらいの、記憶のない少女に出会い、パパ&ママと呼ばれる。
新婚5~6日で、もう12歳位の子供がいる家族になってしまた・・・
そんな簡単に自分の子供の様に受け入れられるものなのか?ちょっと不思議でもあるが、生きるか死ぬかの世界ではアリなのかな?
{/netabare}

12話「ユイの心」の感想
{netabare}
ユイが実はAIで、クリスタル?になってしまったのは悲しいかったです。
{/netabare}

13話「奈落の淵」の感想
{netabare}
ベットでの会話のシーンでは・・・ニヤニヤでした。^^
ヒースクリフに呼び出され、アスナが釣り師のニシダに言ったセリフで、やっとアスナがキリトを好きになった理由が解ってスッキリしました。^^
75層のボス戦に挑む前、二人の会話で、アスナが言った「私、一生キリト君の隣にいたい、ちゃんとお付き合いして、本当に結婚して一緒に歳をとって行きたい」のセリフには泣けました。
ボス戦、やっぱりかっこいい!
二人の意気もぴったり!
で終わってしまいました。残念。
次週のタイトル「世界の終焉」
なんて気になるタイトルなんだろう?まさかアスナ死なないよね・・・
あ~早く見たいです。^^
{/netabare}

14話「世界の終焉」の感想
{netabare}
泣けました・・・
感動しました・・・

いゃ~まさか75層でゲームクリアされ、エンディング迎えるとは思わなかったです。

ヒース・クリフがラスボスで、このSAOの創設者 茅場だったなんて!!!
確かに、人のRPGゲームを横で眺めてる程 退屈なものはないからなー。(経験済み 笑。)

キリトが、ヒース・クリフに刺されて一度死んだ筈なのに、なんか一瞬だけ復活して、ヒース・クリフを倒したけど・・・
あれは何だったのか? 
何かのアイテムによるものだったのか?
それとも、人は、死を覚悟した時、一瞬が止まったように感じるそれみたいなものなのか?・・・
不思議だったな。

ヒース・クリフと戦う前、クラインに置いて行った事を謝ったシーンで泣けた。
アスナがキリトの身代わりで刺され死んだ時、泣けた。
アインクラッドが崩壊する前の世界で、アスナと逢えたのにも泣けた。
その会話でも泣けた。
感動でした・・・。
キリトは元の世界に帰還できたけど、アスナはどうなったのか?非常に気になる~。
茅場がゲームクリアの報酬って言ってたから、アスナも生きてそうだけど・・・。

アスナ死んでないよね!メインヒロインなんだし!
そうであって欲しいな・・・。
次週が楽しみです!
{/netabare}

15話「帰還」の感想
{netabare}
最初、キリトが「泣き虫になっちゃったよ」と言って泣いてたシーンで、自分も涙でた。
(歳とったせいか、すぐ涙出るのにはまいる。 若い頃にはなかった事だ。)

妹登場! 兄好きブラコンで、実はいとこ。
妹属性の妹萌え系ですか・・・
妹はべつにいいんだけど、兄の事を好きな設定は、人気取りとしか思えず、 はぁ、やれやれだ・・・。

妹と剣道では、SAOのキリトでしたね!
終わって、剣を収める仕草には笑えた。^^

アスナ・・・生きてて良かったです。
でも、アスナと初めて会う感動の再開のシーンを見たかったです。
きっと感動的だった筈なのに、勿体無い気がしました。

須郷 伸之 登場。
政略結婚?ですか・・・
嫌なキャラですね! 解り易い 悪役決定ですな。

ラストで、エギルからの画像メールには、アスナ?が檻?の中に写っていましたが・・・囚われているのでしょうか?
須郷と関係あるのか? 気になる。

これまた次週が楽しみです。^^
{/netabare}

16話「妖精たちの国」の感想
{netabare}
LAOの世界の来たキリトのキャラクターが、SAOのパラメーターそのまま受け継いでるのには、都合いいな~って思ったけど、早くアスナを助けるには仕方がないですね。
2刃流が無くなってるのは残念でしたが・・・

ユイとの再開には感動でした。

リーファって言う、シルフの女の子が出てきたけど・・・
声からして直葉だよね~?

来週も続きが楽しみです。
{/netabare}

17話「囚われた女王」の感想
{netabare}
妹の直葉・・・なんか可哀想でした。
兄以外で、好きになりかけてるLAOのキャラクター、キリトが実は兄だなんて・・・
報われないよな~。

囚われていた子、やっぱりアスナでしたね。
それも、管理者のオベイロンが、あの須郷だったとは・・・(やっぱり超悪役決定でしたね)
何ともまあ、狭い世界の話になってるな~^^
まぁ、その方が解り易いし、悪役倒すフラグ決定ですしね。(^^;
何か、ラストで須郷がキリトにやられる所が目に浮かぶ^^
{/netabare}

18話「世界樹へ」の感想
{netabare}
シグルドって言う、リーファと同じシルフキャラが出てきたけど、こいつも何か嫌な奴でしたね・・・

レコンは、リーファの事が好きな男の子だけど、
リーファ、もう少しレコンに優しくしてやって欲しいな~って思った。^^
リーファ(直葉)って、結構我の強い子ですね~^^

アスナは、檻からでるために、暗証番号暗記してたから脱走するのかな?
物語的には、脱走できても直ぐに捕まりそうだけど・・・
やっぱり最後は、キリトがアスナを救出して欲しいし、その方が感動的ですしね・・・(^^;

最後にコウモリ(追跡魔法)がいたけど、あれってシグルド達なのかな?(ちがうかな?)

次週は洞窟内で戦闘ありそうで、キリトの活躍見れるかな~?
楽しみです^^
{/netabare}

19話「ルグルー回廊」の感想
{netabare}
やっぱりつけられてた奴らと洞窟内で戦闘。
キリトが幻惑魔法でモンスターに変身!!
その容姿は・・・アイングクラッドの74層?9話のラスボスに似てた!! *゜□゜)ノ
キリトが二刀流を初披露したボス。
よっぽど記憶に残る敵だったのだろう・・・
まぁ、あの時はキリト自身、HPの残りが殆ど無かったし・・・
その一方的な殺戮っぷりに、敵さんたちは怖気ついてしまう。
この幻惑魔法、結構使えるね!^^

サラマンダーと内通していたシルフのシグルド・・・
やっぱ嫌な奴でしたね。
最後、リーファ達シルフのゴタゴタに手を貸すキリト・・・
かっちょいー^^ 益々惚れるリーファ(直葉)。
観ているこっちにしたら、報われない恋だけに、不憫でしかたない。
゜(゜´Д`゜)゜。
来週も、キリトの活躍が見れそうかな?
楽しみです。^^
{/netabare}

20話「猛炎の将」の感想
{netabare}
サラマンダーの指揮官、ユージーンとキリトのタイマン。
ユージーンの剣は、相手の攻撃を剣で受けきれない「エクストラ効果」を持つインチキ的な能力があるのに、キリトは途中でリーファの剣を拝借して、二刀流で応戦。
その途端、連続攻撃で一気に倒してしまった~^^
キリト、かっちょい~ !(((ノ≧∇≦)ノ
シルフとケトッシーの両女性領主に迫られ・・・
また惚れフラグですな~φ( ̄∇ ̄o)やれやれ
なんで領主が二人共女性なんだか・・・
最後、アスナが脱走して終わり。
このまますんなりキリトと合えるとは思えないけど・・・
来週も楽しみだ~ (*⌒∇^)ノ
{/netabare}

21話「アルヴヘイムの真実」の感想
{netabare}
アスナが脱走して、ログアウトする機械を見つけるも、あと一歩の所で2匹の巨大ナメクジに捕まっちゃいます。
あちゃー、やっぱりね~ ( ̄▽ ̄)

リアルで、直葉はキリトと一緒にアスナと対面。
そこで兄への想いを諦めなくてはいけないと悟り、号泣。
なんともまぁ、仕方ないよね・・・(-ω-)
しかも、アルヴヘイムで気になっているキリトも、実は兄だとはまだ知らないリーファ(直葉)。
ダブルパンチだぁー  !! *゜□゜)ノ  
でも、もうすぐバレそうな気がする・・・ショックだろうな・・・
最後は世界樹の上に、アスナがいる事を知ってエンディング。
次回はアスナと逢えるのか?
まだ無理っぽいけど・・・
楽しみですw ^^
{/netabare}

22話「グランド・クエスト」の感想
{netabare}
キリトがアスナに逢う為にグランド・クエストに挑戦するも、多くのガーディアンにやられて初めての死亡。
でも、アイングラッドと違い、ゲームで死んでもリアルでは死なないから助かったね。
(〃´o`)=3 フゥ
でも、いくら早くアスナに逢いたくても、この挑戦は無謀だよな~。
もうちょっと考えて、応援呼ぶなりしないと、とても一人では無理ってもんだ!
(´・ω・`)   
その後直ぐ、リーファに蘇生してもらって、スプリガンの領地に転送は免れたけど、キリトが兄で、リーファが直葉だとお互い知る事に・・・
直葉が泣いて落ち込みます。 うわぁー゜(゜´Д`゜)゜ーん
あ~あ、直葉 ショック!!! 
ここで個人的な感想だけど・・・
申し訳ないけど、最近、兄妹との恋愛ネタが多いせいか、素直に感情移入できなくて、ちょっと冷めた目でしか観れなかった・・・自分に残念。
ウーー( ̄、 ̄*)ーーン…
次回はどうなるうんだろう・・・気になります!^^
{/netabare}

23話「絆」の感想
{netabare}
キリト、リーファ、レコンの3人でもう一度グランドクエストに挑戦!
キリトよ~!もうちょっと策を考えてから挑戦しなきゃだめでしょう?
レコンが自爆して何体かの敵を道連れにするも、ピンチに変わりはない・・・(レコン、犬死か?)
そんな時、以前助けたシルフとケトッシーの領主達、以下の仲間たちが、キリトの助太刀に来ます。
なんか、準備して来るの早くない?
これにより、キリト一人が天井?に到達。
でも、普通のプレイヤーには開けられない扉があるのだけれど、アスナが落としてきたカードで扉が開放して終わり。。。
次週、アスナとの感動の対面か?
楽しみです。^^
{/netabare}

24話「鍍金の勇者」の感想
{netabare}
世界樹の上に来たキリトとユイ。
そして、アスナとの感動の対面~
ちょい泣けた~q(T▽Tq)
そこにオベイロン(須郷)が登場で、キリトがピンチ!
須郷・・・お前 凄く解り易い悪役だな~ 
アスナに酷い事して許せん! (。-`ω´-)
動けないキリトの前に、SAOの開発者、ヒースクリフ(茅場 晶彦)が現われ、須郷が掛けた重力の魔法が解けます。
なんか都合良過ぎな感もあるけど、話の尺上、まぁ~しゃ~なしだな。(´・ω・`)   
対等の立場になれば、オベイロンなんてキリトの敵じゃない!
痛覚レベル?を最強にして、オベイロンをぶった切り!!!
スッカ!と爽快もしたけど、痛い奴だと哀れんでも観てた・・・。(-ω-)
やっとアスナがログアウトできて、次週はリアルで会えそうだけど、リアルの須郷が何かやりそうで、ちょい不安。
キリトよ! 早くアスナの元へ行ってくれ!(。-`ω´-) キリ!
{/netabare}

25話「世界の種子」の感想
{netabare}
キリトがリアルでアスナに逢う為、病院に来たら須郷に待ち伏せされ、襲われるも返り討ち。
哀れなり!須郷。 
目覚めたアスナと、初めての抱擁。
感無量でした。 (●´ω`●)ゞ
その5ヶ月後、キリト達 元SAOの被害者達が集まった
学校に通うようになってました。
リズベット、シリカも見れて嬉しかったですね。^^
オフ会では、SAOのメンバーだった、クライン、エギル達と再会。
リアルの学生のキリトが、年上のクラインやエギルにため口だったのには、ちょっと違和感(^^;

茅場が残した「世界の種子、THE SEED」によって、またMMOのゲームが出来るようになります。
浮遊城アインクラッドも復活して、スプリガンのキャラで、今度はリーファも一緒に、また1から攻略を決意するキリト。ED

う~ん、なかなか良いエンディングでした。^^
{/netabare} 


総評

正直、前クールの14話までの方が面白かったです。
といっても、15話からも良かったですけどね・・・。
(*⌒∇⌒*)テヘ♪
アインクラット編では、「ゲームで死ねば、リアルでも死ぬ」って言うのが、凄く緊張感あって痺れました。

ゲームのRPGをやった事がある人なら、誰でも一度は経験あると思うが・・・
低いレベルなのに、初めて入ったダンジョンや、間違ってボス部屋に入ってパーティー全滅!なんて経験。
ゲームで死ねばリアルも終わってしまうので、このアインクラット編は、凄くスリリングでした。

後編はアスナを救出する、王子様的ストーリーで、ちょっと王道過ぎる感が否めないです。

それでも・・・

痺れた!
泣けた!
感動できた!
面白かった!

久しぶりに毎週楽しみな作品でした。

2012年で、一番のお気に入りの作品です。
!(*^ー゜)b! グッ

OP
1期「crossing field」歌 - LiSA

2期「INNOCENCE」 歌 - 藍井エイル

ED
1期「ユメセカイ」 歌 - 戸松遥

2期「Overfly」 歌 - 春奈るな

CDは全部買いました^^
中でも「crossing field」歌 - LiSA が、一番好きです。^^


アニメを見終わったので、初のラノベ読むのに挑戦します!
⊂( ^ω^)⊃

投稿 : 2024/09/14
♥ : 195
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

VRの進化がもたらす未来を夢見る作品

世界観:10
ストーリー:8
リアリティ:6
キャラクター:8
情感:8
合計:40

私はアニメを見ることが趣味ではありませんでしたが、偶然、ゲームでこのアニメの作品を購入したことがきっかけで、このアニメを見て原作まで読了しました。そして、アニメの魅力を再認識し、他の良作を探すことを始めています。

アニメを敬遠していた理由は、プリキュアのような絵(コスプレっぽい衣装)が苦手だったり、美少年と美少女が恋愛やバトルをするようなものが苦手という漠然とした印象によるものですが、本作ではゲーム内ということで、自分の中での様々なハードルがクリアされて、スムーズに物語に入れました(例えば、バトルものでは、倒した(殺した)敵をどう見せるかが問題となりますが、本作はゲーム内なので、ポリゴンの破砕ということで合理的に理解できますし、防具(コスチューム)がいかに薄くても過激でも、システム上の防御力が高ければ合理的と想像できます)。

子供時代からゲームはよく遊んできたので、SAOの世界には憧れますし、現実世界においても、その方向で未来に進んでいくのでしょうから、バーチャルリアルティがもたらす影響についても考えさせられるところや、ゲームということで共感できるシーンも色々あり、楽しめました。ゲーム好きな方なら、この世界観に無限の可能性を感じられるのではないでしょうか。

ただ、世界観の壮大さゆえに、もっと凄い物が作れたのではないか、というもったいなさを非常に感じる作品でもあります。{netabare}詰め込み過ぎた展開で、キリトとアスナが親しくなる過程のストーリーももう少し欲しい等、全体的に心情描写が足りないことや、ヒースクリフとのラストバトルでキリトが復活するシーンやアスナが死んでいなかったこと、ALOのグランドクエストでの突破シーン等でやや主人公補正を感じられてしまうこと(それぞれに理由はあるのかもしれませんが、わかるようになっていません)。ヒースクリフへの攻撃は、キリトがポリゴン破砕まで至る前に、アスナがポリゴン破砕してから10秒以内として描くか、あるいは蘇生アイテムの効果を数分にしていれば、それだけでも評価は上がったと思います。あと、触手や評価の分かれるオベイロンも自分は好きではありません(声優は評価します)。{/netabare}

まあ、しかし、多少の問題も、世界観のパワーだけで自分は納得できています。

音楽もかなり好みです。特筆すれば、LiSAさんの「crossing field」、BGMから「A Tender Feeling」、「Swordland」。

これだけの物語・楽曲を送り出してくれた作者及び関係者に感謝します。


2015.9.27追記
こうすればいいのになというシーンについて。超無駄話ですが、リアリティや作品の完成度を求めたくなってしまう私ですw

{netabare}14話のヒースクリフとの決戦中、ソードスキルを使ってはいけないと言いつつ、使ってしまうシーン。原作ではジ・イクリプスという二刀流の大技スキルを使ってしまうのですが、アニメでは、剣が光るのとキリトが怒りの表情をするだけで表現しているので、アニメだけ見ている人は絶体絶命であることがわかりにくいと思います(9話時のスターバースト・ストリームは技名を言っていたので、発動のさせ方を誤解しそうですし、剣が折れたからって諦めるなよ!と思ってしまいます)。
なので、これまでのどこかの戦闘シーンで、ソードスキルを使い、発動させると一定の硬直時間があることを描いておく必要があるのですよね。

なお、10話のクラディールに殺されそうになり、ゲージがなくなりそうでなかなか死なないシーン。画面で見えていないところで、一定時間での自動回復(第4話参照)があったと解釈しています。{/netabare}

2015.9.28追記
面白くなってきたので、これを機に自分の思うところを書きなぐっていきたいと思います。

第1話について
{netabare}自分が丸ごとゲームの世界に入れるという設定、その映像美に酔いしれました。デスゲームに囚われてしまい、それでも生き延びてみせると決意する主人公にこちらも見ていてワクワクできます。必要なことは描かれていますし、文句をつけるところはありません。最後の狼を一撃で倒したのは、クリティカルヒットか何か出たのかな?w{/netabare}

第2話について
{netabare}ディアベルはんお亡くなり時の、悲劇的な音楽が流れつつ、キリトがあんたは皆を率いてよく戦ってくれたって思うシーンに少し違和感があります。ディアベルの死を悲しませたいように演出的に見えるのですが、ディアベルが死んだ直接の原因は皆を出し抜いてラストアタックボーナスを狙った利己的な行動なんですよね。自業自得であり、一歩引いて見てしまいます。誰かの盾になったとか動機・経緯を変える必要があります。

また、2話はキリトが他のベータテスターを庇うために突然笑い出して、ヒール役を演じますが、その演じ方が、キャラが変わったかと思う程に違和感を感じます。3話ではギルドに入るシーンから始まるので、繋がりを意識してもう少し自然な感じにしても問題はなかったと思います。{/netabare}

第3話について
{netabare}3話は元々1話で収めるのが難しいストーリー量で、でも2話にするほどの話でもないので、よく頑張って詰め込んだと評価しています。ただ、欲を言えば、最後のサチのメッセージを聴くシーンを更に丁寧に扱ってほしかったです。冒頭の「これを聴いているならもう私は死んでると思います」というくだりですが、原作では、そうでなければ直接言うつもりだからといった言葉が続きます。サチのキリトへの思いが伝わる部分なので、他の台詞を削ってでも残してほしかったですね。

あと、トナカイの歌を鼻歌じゃなくて原作通り言葉で歌ってほしかった。この歌の歌詞はハートフルで、普段あまり活躍できないサチと重ねて感じられるものがありますから。でも、実際やってみて音声としては鼻歌のほうがしっくりきたからこうなっているのかもしれないので、ここは歌詞バージョンも見てみたいという程度でしょうか。3話のこのシーンはアニメ版でも十分心に訴えるものがあり、SAOに惹き寄せられるきっかけでもありました。{/netabare}

第4話について
{netabare}ストーリーが綺麗にまとまっている好エピソードです。シリカが萌えキャラっぽく描かれているのにやや抵抗はあるのですが(隠すならミニスカート穿くな、というやつです)、可愛いので許せます(笑)。キリトが低層に降りていた理由も理解でき、格好良く悪者を退治していきます。

帰り道の橋で襲われるシーンで多人数に囲まれて攻撃されてもほとんどダメージなしっていうのは納得できます。この層が47層で、キリトが「俺のレベルは78」って言っていたから、おそらく20以上のレベル差があったでしょうから。ただ、この連中なぜシリカを人質にしようと動かないんでしょうかね。。{/netabare}

2015.10.3追記
第5話、第6話について
{netabare}圏内事件はまとめて書きます。大きく2点ほど自分なら修正したいと思うところがあります。まずは、転移結晶を使ったトリック関係。転移結晶を使う時は必ず「転移(テレポート)、階層名」と言っていると思うのですが、カインズは苦しむだけでこれを言っているようにはとても思えません。また、死亡によるポリゴン破砕と転移のグラフィックは異なるのですが、ポリゴン破砕だけしか描かれていなかったと思います。転移も発動している、消える直前にカインズが手で口を隠している等、後から見たら手品がわかる演出にしてもらいたいです。

また、グリムロック氏の妻殺害の動機と、アスナに一言言われただけでうなだれる気概のなさに理解できず。単なる所有欲で人殺しができるような人間なら、理性的な発言で動じることもないでしょう(アスナの発言がもっとグリムロックの反省を促せるものなら良いかもしれません)。

この事件はキリトとアスナが仲良くなるきっかけとして描かれていつつ、圏内・圏外の概念とPK、ラフィンコフィン、アイテムの耐久性や結婚システムの説明等がされている機能的な回です。最後のフレンド登録~エンディングの流れもとても良く(グリセルダさんの幽霊は今後色々説明がつかないことがあることの伏線なのだろうか)悪くないのですが、前述の部分が自分にとっては評価を下げてしまっています。{/netabare}

第7話について
{netabare}SAOの全ストーリーの中でも1,2を争う好きな回です(なので、私はリズ派ですw)。綺麗にまとまっていますし、リズベットの気持ちもよく表現されていました。SAOはハーレム面で批判されることがありますが、キリトの言動が魅力的(時々、そんなこと言うなよって思う所もありますが)で、そこにゲーム上ですがパワーもあるのですから女性が惹かれるのは当然かなと思います。

ただし、良回にも突っ込み所はあります。壁を駆け上がった時には(人型の)雪に穴ができるのに、最初の落下時には穴ができていないとか、駆けだしてしまったリズをキリトが高台から見つけたというシーンで、リズが泣いていた場所と壁の高さを考えると見えないと思うこと。サチを探した時のように追跡スキルで探せますよね。キリトがスキルを隠した可能性はありますけど、ここで嘘つかなくてもって思ってしまいます。

あと、これは不要なツッコミですが、圏外では落下するとダメージを受けるのはドラゴンの巣に落ちたときに描かれていますが、脱出した後のほうが更に高く投げ出されているので、着地は大丈夫だったのかなとも思ってしまうところ。{/netabare}

2015.10.12追記
第8話について
{netabare}Sクラス食材を食べてアスナが喜んでいるシーンは、2話のパンを食べるシーン(「美味しいものを食べるために…」という所)と比べるとちょっと違和感がありました。あと、ラッキースケベ(サービス?)は不要と思うくらいで、良回です。
{/netabare}

第9話について
{netabare}グリームアイズ戦の回。ここは色々と演出に口を出したいですね。まず、ボスの間が「結晶無効化空間」であることの表現。転移結晶が使えないのは明確に描かれていますが、治癒結晶(ヒールクリスタル)も使えないことはわかりにくいです。青い結晶を持っている人だけでなく、ピンクの結晶を持っている人も描けば済むかなと思います。でも、この部屋って逃げ出せるんですよね(第8話参照)。コーバッツが死ぬシーンでも、部屋から飛び出しています。危なくなったら外に出て回復すれば良いので、あまり深刻な危険ではないように思えてしまいます。

8話でボスを覗き見するシーンを思い切ってカットして、一度入ったら出られないことを描き、その危険を冒しても助けに行ってボスと真っ向勝負をするという演出が良いと思います。

あと、問題のシーンは、キリトが二刀流スキルを出し惜しみするように振り返る所。原作にもない格好悪いシーンです。本気を出さずに乗り越えられる状況でないことを認識させ、やるしかないな、ってつぶやく程度で良いでしょう。

更に、実質このボス戦はキリト1人で倒すのですが、アスナやクラインが黙って見ているだけというのはもったいないしリアリティとしてどうかと。アスナはトップギルドの副団長。その実力も存分に魅せてほしいです(OPのように)。例えば、2話のようにボスの手下も出して、それをクラインら風林火山に対応させて、キリト+アスナVSグリームアイズの構図で極限の戦いをさせ、お互いを助け合いながら二人のパートナーとしての絆を深めるエピソードにしましょう。結晶は使えなくともポーション系アイテムは使えるはずなので、それも使い切った上で、お互いのHP残量が赤ゲージで終わるくらいの激戦で乗り越えないから、ゲーマーを納得させられずに主人公最強と言われてしまうと思います。{/netabare}

第10話について
{netabare}キリトがボスをほぼ単独で撃破できるくらい強いことを視聴者に納得させるために、クラディールに殺されそうになるシーンに、「なんて硬さだよお前」と驚かせて、首なり心臓なり、ダメージの大きい場所を攻撃させるとかのシーンを入れてほしいです。

あとは、前述のキリトがなかなか死なない所と、キリトが手を破損するシーンで、このまま再生しないのかわからないため、事前に説明を入れておいてほしいです。

しかし、初視聴ではまさかの結婚という流れに驚きました。もう少し絆を深めるエピソードが欲しかったのですが、これはこれで、刺激的で素敵な展開でしたね。{/netabare}

2015.10.22追記
第11話について
{netabare}ここまできて初の完全ツッコミなし回。湖の近くの家でのラブラブな新婚生活、そして謎の少女ユイが現れ、親探しのために第1層に戻るエピソードでした。パパ、ママと呼ばせるのに抵抗ある視聴者もいるかもしれないと思いつつ、自分は特に問題なかったです。
{/netabare}

第12話について
{netabare}シンカーさんを助けに第1層に現れていた隠しダンジョンに突入、ユイちゃんがあっという間に去ってしまう話でしたね。それにしても驚いたのは大鎌を持った死神のような敵の強さ。ガードしてるのに高レベルプレイヤーのキリトとアスナのHPを1撃でほぼ半減させています。ゲームとしては裏ボス的な存在だったのでしょうか。終わったと思ったところに、ユイが突然戻ってきて裏ボスをあっという間に片付けます。

ここまでは不問、ですが、ユイが自らを語るシーン、キリトとアスナの2人だけは他のプレイヤーと違う感情を持っていたという説明は安易で、主人公補正を感じてしまいました。まだ、偶然に22層に迷い込んでキリトらに出会ったと言われたほうが納得できるし、もし2人に特別な理由を作るなら、やはり9話にて、ボスを2人の連携で激闘の末倒すようにして、その時の感情的な力がユイの注目するところとなり、結婚に至るまで見ていたという筋書きにするとか。

キリトがユイを助けるシーンもやや強引でしたが、復帰後の活躍を思えば、素直に良かったと思います。{/netabare}

2015.11.14追記(祝!映画化決定)
第13話について
{netabare}醤油の話題から主釣り、釣竿のスイッチといった展開は悪くなかったです。西田さんと別れる時のエピソードはちょっと語りすぎですけどね(直接本人に伝えろよって話)。

あとは、75層のボス、スカルリーパーからの攻撃で、攻略組の精鋭が一撃死するシーンが何回かあるのですが、これはリアリティに欠けすぎじゃないかと。鎌の攻撃は半端ないという整理で見ていたら、鎌じゃなくても一撃で殺されているシーンもあるしなぁ。そして、ゲージもほとんど減っていない。これは壮絶な戦いが繰り広げられると期待させる終わり方でした。
{/netabare}

第14話について
{netabare}1話丸々ボス戦かと思いきや、始まるや否や、スカルリーパーのHPゲージはほとんどなくて、アバンで戦闘終了。1話飛ばしてしまったかと思うあっけなさでしたね。SAOはバトルメインのアニメではありません(笑)

そして、団長が茅場であり、ラスボスであることがわかり、超展開になっていきます。茅場はその場にいるプレイヤー(キリト除く)を麻痺させますが、一括ボタンでもあったのでしょうか。高橋名人もびっくりの操作速度です。

対決シーン~ゲームクリアについては、既に書いた、ソードスキルの話と、10秒の話が気になりましたね。一度システム上死亡認定されながら復活できた理由は、詰めずにいられません。

その後の最終フェイズを天空から見守るシーンは美しくてこちらの感情も高ぶりました(ほんと、良い所と惜しい所が極端に混在しているアニメです)。
そして現実へ…。あとは、すぐ歩けるのか?とか、病院に誰もいないのもちょっと手抜きかなとかありますが、続きが楽しみでしょうがない1クールの終わりでした♪
{/netabare}

2016.2.7追記(遅くなりましたが、2クール目も順次更新します)
第15話について
{netabare}剣道のシーンはユーモアがあって良かったですね。2年剣で生きてきたキリトが剣道で通用するのか、システムアシストがないために負けてしまうのも理解できますし、最後に癖が出てしまったのも微笑ましかったです。
そして、キモい須郷さん登場。寝ているままのアスナと結婚すると言う展開ですが、これを父親が許しているのは理解できません。前々から、慕っていたのであれば僅かに理解できますが(第二期に出てくる母親もこういう面でおかしな判断はしないと思います)、前から嫌われていたと言っていますからね。須郷本人が嫌われていることを悟られないようにできたとしても、好かれているような場面はなかったでしょうから。
{/netabare}

第16話について
{netabare}ALOにログインするエピソードです。ユイの復活、飛べる世界、リーファ登場、SAOのスキルデータが残っていたため無敵状態となったキリト。最後の台詞は調子に乗っているなと思わされますが、音楽も美しく幻想的で、2クール目も楽しめそうに思えるエピソードでした。
{/netabare}

2016.7.19追記
第17話について
{netabare}キリトに助けられたリーファが、キリトに飛び方を教えてスイルベーンに向かうエピソードです。すぐにリーファに張り合えるスピードで飛べるようになるキリトはやはり主人公最強的ですが、ステータスが引き継がれている設定なので納得もできます。しかし、かなり長いこと飛んでいられたところはアニメだなと(ゲームだと何度も降りて羽を回復させる必要があるんでしょうからね)。
そして早くもリーファは直葉だとわかり、現実世界でも仮想現実でも好かれてしまいそうな最強キリトさんでした。
{/netabare}

第18話について
{netabare}リーファが故郷を捨て、キリトへの恋へと向かうエピソードでした。ゲーム内での豊満さにも抵抗があるところ、現実世界(入浴シーン)でも半端なかったですね。こんなところばかり気になってすみません。
世界樹の上での須郷さんのキモさは相変わらずですが、アスナが暗証番号を読み解き、面白くなっていきそうです。
こうして見ていくとSAOよりツッコミ所が少なかったりします。まあ、ここまではですが。
{/netabare}

2017.2.17追記
3期決定したみたいですね!楽しみです♪劇場版を見るのは、しばらく後になってしまいそうですが、できれば劇場で観たいです。さて、大分時間が開いてしまいましたが、まだ終わっていなかった各話コメントです。

第19話について
{netabare}ルグルー回廊、サラマンダーの一隊と橋の上で戦うことになったエピソードです。これ、橋のエリアは広い構造になっているので飛べばいいじゃないかと思ってしまったのですが、そこはまだ飛べない設定のようで。「飛べないのか」くらいコメント入れても良いですね。(←18話で簡単な説明がありました)
お互い、相手の攻撃でHPゲージが半分以上持っていかれている(緑から黄色)のはわかりやすくしたのでしょうが、特に相手は盾でガードしながらという点で違和感ありました。この次の回で、ハイレベルの相手に剣戟をかなり喰らうシーンがあるので、ここはもっと硬いところをアピールしたいです。
最後のダッシュも、もっと前から使えよ!(逃げ切れたじゃん)と。この速さだと、他の場面もうまく乗り切れるんじゃないかとも思います。
{/netabare}

2017.7.2追記
第20話について
不定期更新のSAOツッコミの回です。SAOのレビューは酷評も多いですし、高評価でも短文のものが多い傾向があるのですが、私は無駄に長くなってきております。
さて、{netabare}超スピードで洞窟を走り抜けたキリトたち。そこからは飛べる設定のようですが、ずと羽を休めるシーンはなし(やられても無駄シーンなのでカットされているか、長時間飛ぶためのアイテムや補助魔法もきっとあるはず、その説明を省いたのだろうと脳内整理)。

サラマンダー、ケットシー、エルフ各陣営とも大将とカゲムネ以外は覆面モブという省エネ作画を突っ込みたくなるのは酷ですかね。こういうところを細かく描いておくだけでも主人公の特別感を減らすことができるんですけれど。

到着したキリトは見えないくらいのスピードで着地しているのですが、塔にぶつかって落ちた時もそうすれば回避できたのでは。

ユージーンとの熱戦は爽快感のある形で終わりますが、アリシャとサクヤにすり寄られるハーレムは抵抗あり。その後、リーファに女性を感じないような発言していて、中身が兄妹だからというのはわかるようなわからないような。日ごろ妹を見ていて慣れてるからなのか?{/netabare}

2018.2.20追記
第21話について
{netabare}半年ぶりの更新となりました。筆が進まなかったのは何と言ってもナメクジ回であること。
アスナがコンソールに到達して脱出できたかと思ったら、既にナメクジの影がって、ナメクジの動くスピード速すぎですよね。
そもそもなぜ彼らはナメクジなのか。ナメクジである必要があるのか。
好きな人にはサービスなのかもしれませんが、作画も力がこもっておらず、作者が触手フェチなのかと思われ、私にとっては気持ちが悪いだけでした。

現実世界では直葉が和人と一緒に病院に行って紹介を受けるのですが、「血盟騎士団、閃光の~」などと言っているところで、こちらが恥ずかしくなります(苦笑)

アスナはまた鳥かごに閉じ込められてしまいましたが、あの場所でカードを引き抜いていなかったら最終盤を迎えられなかったのですから、勇気ある行動には意味があったということで。{/netabare}

<2018.5.8追記>
第22話について
{netabare}キリトがアスナの捕らわれている世界樹の上に向かって飛ぶシーンからですね。

まず、アスナがいるとのユイの言葉でキリトが我を失い、高さ上限の見えない壁にまでぶつかります。その後もしばらく滞空しているのですが、2クール目の冒頭にあった、アスナのいる鳥かごの写真をどう撮影したかの説明と齟齬をきたしていますよね。連続で飛べる時間の制限の設定を無視しすぎだと思います。

そして、その直後、鳥かごにいるアスナのほうに画面が切り替わり、ユイが呼びかける声を聴いたと思い、籠の柵に手をかけるシーンがあるのですが、柵の幅が広くて、横向きにすり抜けられるだろって突っ込んでしまいました。これは作画ミスの話。

前回入手したカードを投げて存在を教えようとしますが、それがキリトのいるところに落ちてくる奇跡! そのゆっくりな落下スピードも含めて、この一連がご都合主義に感じてしまいました。

その後のグランドクエストの挑戦では、無数の衛兵に殺され、現実を思い知らされるのですが、リーファが助けに突入してきます。後の回でも援軍が途中参戦してくるので、そういう仕様ということで整合性はつきますが、クエスト開始の承認ボタンとかあったのに、扉が閉められないままクエストが始まるのは違和感ですね。

そして、嘘でしょ!?的な兄弟発覚で、勢い余って兄貴に告白してしまう直葉。血がつながっていないことを理由に、兄に恋愛感情を持てるものなんでしょうか、と今更ながらやっぱり違和感でした。{/netabare}

<2018.10.12追記>
第23話について
大分時間が開いてしまいましたが、3期も始まったことですし、少し急いでまとめていきたいと思います。
{netabare}この話は和人と直葉の美しい和解とグランドクエスト突破の回でした。

仲直りの場がゲーム内というのは良かったですね。現実世界で面と向かって言えないことも、ゲームならば。そして剣を交えてからの抱擁もドラマチックでした。

ま、私が投げてしまった剣の行方が気になってしまったのは言うまでもなく、2本が並んで地面に突き刺さっていたカットは有難かったです。

それから、リーファとレコンをサポートとして加え、グランドクエストに再挑戦するのですが、前回の惨敗ぶりからして、その判断ができた理由がわからなかったです。現実的には援軍で来るサクヤたちと合流できてから挑戦ということになるのでしょう。いや、そう進められても盛り上がらないのはわかってるのだけど、完全に演出優先というのは雑に感じるのですよね。

あと、気になったのはレコンの扱い(告白の戦略がゲスいのと、自爆魔法が無意味に終わるとか…)、リーファやレコンでも一撃で倒せるガーディアンの貧弱さ、回復魔法を使ったリーファたちに目を光らせつつなかなか攻撃してこないガーディアン、グランドクエストが途中参戦できる点(前話同様)、クエスト参加人数に制限がないならゲームバランス的に無双キリトで突破するのはどうなのか、とか。

気になりつつもグランドクエストを突破して話が進んで良かったと思った回でした。{/netabare}

<2019.1.9追記>
第24話について
{netabare}ようやくキリトがアスナのもとに到着しますが、そこにオベイロンの重力魔法が炸裂。キリトらの自由を奪ったオベイロンはアスナを鎖に繋いでゲス根性を見せていきます。ここは声優(子安さん)の演技が素晴らしかったですね。

また、重力魔法により地面のほうが明るくなっており、オベイロンがよりキモく、キリトやアスナの表情を険しくする良い演出だったと思います。

そしてオベイロンが「甘~い!」とやっているところで茅場の助けがあり、システムを超えた力でキリトが立ち上がり管理者権限を奪取。痛みを抑制するペインアブソーバーをレベル0にして一騎打ちで勝利します。

最後の一撃は残酷でしたが、これが次回に繋がり殺されずに済むので、批判もできません。

茅場を格好良く描いているのが少し違和感。SAO世界の創作者は、著者の川原礫氏自身も投影されているのかもと思いました。
{/netabare}

<2019.3.24追記>
25話について。
{netabare}アバンでの須郷との最終ボス戦は、和人が現実世界で殺人者にならなくて安堵。明日奈のと対面、和人が目覚めた時のようにやつれているべきでしょうが、ここは画としてしょうがないですね(見舞いの時点でツッコミし忘れてました)。窓で、二人のアインクラッドでのアバターが手を繋いで去る演出が素敵でした。

エギルのバーでのSAOサバイバーの会合、シンカーさん等、前に出てきたキャラも登場して楽しめました。茅場の残したザ・シードが、新たなVRMMOの原型として世界に拡がっていったこと、アスナのALOでのアバターの登場、そして最後にアインクラッドが出現と、物語としてまだまだこれからという想像を膨らませる終わり方も素晴らしかったですね。

フェアリーダンス編ということで、2クール目のメインヒロインであるリーファとの空中でのダンスも綺麗にまとめていました。

ツッコミはなしかと思いましたが、一つ。プレイヤーデータを初期化したとのコメントがありました。2期でもガンマンに触れるゲーム等でも人並外れた能力で大活躍するキリトさん。1期のデータをコンバートしたからと言えば納得行くけど、この発言は不要に思いました。{/netabare}

以上で、長きに亘りましたが、SAO1期の各話コメントを終了します。

SAOはアインクラッド編が特に好きで、プログレッシブを読み始めています(4巻まで)。現在6巻まで刊行されていて、まだ7層くらいでしょうか。1巻1層ペースで刊行ペースも遅いので、川原礫先生もいつまでかかるやらというようなことを書かれていましたので、アニメ化しても先が続かないと思いますが、人気が続くなら可能性としてはあるかもしれませんね。

{netabare}原作の1巻との齟齬(特にアスナとの関係性)は出てきてしまうでしょうが、一方で、お互いの絆は深まっていますので結婚への展開はより納得できるようになると思います。{/netabare}
内容的にも面白く、おすすめできると思います。キバオウさんもギルマスとして頑張ってますし、個人的にはキズメルさんが良いキャラしていると思います。

<2022.8追記>
SAOプログレッシブ星なき夜のアリアをレンタルで視聴しました。
そちらに感想を書いてもよかったのですが、大した内容にならないのでこちらに書いてしまいます。
以下は劇場版のネタバレですので未視聴で今後視聴予定の方は開かないでください。
{netabare}その劇場版の私の評価は84555の3.4で、これまでで一番、楽しめなかったです。
原作のプログレッシブ自体も元々の作品と全く齟齬がないわけではないですが、アスナがミトという友人とSAOの世界に入り、パーティを組んで戦い方を学んでいたら、スイッチを知らないということにはならないし、アスナとキリトが1層ボス攻略後にパーティを解散しないというのは原作以前にアニメ1期すら否定しているのではないでしょうか。
2層の壮大な背景の中で会話する演出も、元々は階段での会話でした。
こういう描写や事実関係は最低限踏まえた上での改変は良いにしても(たとえばクリームを付けたパンを食べた後に作戦会議をしたところ
)、演出のための改変は、前に見たものが嘘だったように感じられ、残念でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 132

90.2 3 恋愛でバトルなアニメランキング3位
天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★★ 4.1 (4251)
19969人が棚に入れました
これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。

声優・キャラクター
柿原徹也、小西克幸、井上麻里奈、小野坂昌也、檜山修之、伊藤静、中村大樹、谷山紀章、佐藤利奈、植田佳奈、阿澄佳奈、斎賀みつき、本田貴子、福井裕佳梨、梁田清之、根谷美智子、陶山章央、川久保潔、池田成志

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『超絶』ってどういう意味でしょう? "\( ̄^ ̄)゙ハイ!! 「グレンラガン」です♪

●大多数の人が思い描くグレンラガンの第一印象(゚ω゚;)(-ω-;)ウンウン♪
「天元突破 グレンラガン」というタイトルを見て、まずロボット系アニメかなって認識ができますよねー!
まして、朝の良い子の時間に放送されていたアニメなので、どうせ子供向けのロボットアニメでしょって考えてしまうと思うのです♪
しかも、本作品に登場するロボットのデザインがお世辞にもかっこ良いとはいえないのです!
だって「ガンメン」って呼ぶロボットですよ! ∑('◇'*)エェッ!?
大きい顔に手と足を付けたロボットなのですよ! (゚ロ゚;)エェッ!?
表情が変わるし、涙ながすし、グニャグニャしたりするんですよ! (≧◇≦)エーーー!
作画もひと昔前のロボットアニメを観ているような感じなのです♪
なぜならば、手書きで描くセル画を使った作品だったのです!!
しかもかなりラフなタッチで描かれているのです!
このCG全盛期の時代にですよ!!
なので第一印象が完全に時代遅れの子供向けのロボットアニメって思った人も多いと思うのですw
 
 
●そんな不利な印象も吹っ飛ばすほどのグレンラガンの魅力(゚-゚*)(。。*)ウンウン♪
この作品は決して子供向けだけの作品ではありません!
老若男女、幅広い層で楽しめる作品と言うことをまず言っておきますね!!
 
ストーリーはロボットアニメの王道ですけど、「天元突破」と言うだけあって、破天荒で規格外のエネルギーあふれる熱い作品になってます!
※「天元」とは・・・万物生育の根源や碁盤の中央を意味する。
まさに「王道」でありながら「王道」の枠を真正面から打ち破った名作中の名作だと私は思います!
最近のロボットアニメって鬱展開な作品が多い中、「グレンラガン」はとにかく熱いのです!!
熱い展開のアニメの中ではまさに頂点に立つ作品といっても過言ではないと私は思ってます!
 
舞台は地下で生活していた主人公のシモンとアニキ分のカミナ、穴掘り中に見つけたミニドリルとでっかい顔、地上から落ちてきた顔型ロボット「ガンメン」との戦闘で生死をかけた長い戦いが始まるわけなのです♪
後半になればなるほど広がりを見せる広大な世界観と、その中で活躍する個性豊かなキャラクター達がとにかく魅力的です!
そのなかでもグレン団のリーダー「カミナ」の存在感はずば抜けていましたね♪
まだ観たこと無い人は序盤しっかり彼の行動や言動を心に刻みつけて欲しいのです♪
もちろん、シモンの成長にも注目ですよ!
ネガティブなシモンを支えるカミナの存在、そんなカミナの背中を見て漢になっていくシモンの姿もかっこよかったです♪
そんな熱い男達がたくさん出てきますので、男性キャラの声優陣の気持ちのこもった演技にも注目して頂きたいと思うのです!
 
ストーリーも節目々々で盛り上がりを魅せてくれるので、2クールもあっという間で、本当に見ていて飽きなかったですよ!
それでもって、すべてが型破りなので、Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネンってつっこみどころ満載ですけど、、いちいち気にしていたら全部つっこむはめになっちゃいますよw
それと、熱いだけではなくて、ロボットに表情があるなど、コミカルな描写もあり、笑わせてくれるシーンが多いので毎話楽しく観ることができました♪
 
そしてグレンラガンに使われる曲も作品にあっているロック調の曲で雰囲気を盛り上げてくれていましたね!
もちろん、OP曲「空色デイズ」を歌っていたしょこたんが「自分の人生を変えた作品」と言うだけの「グレンラガン」に対する想いも伝わってきた気がします♪
 
 
●総評
今思えば、セル画を使った作画にした事は、制作者サイドの作品に対する意欲を感じるよい決定だったとも思います。
アナログを知らない世代だとこの意味が解り辛いかもしれませんね!
CGだと綺麗すぎちゃって無機質な冷たさを感じちゃうのですね♪
こういう味のある泥臭く熱い作品はセル画の方が作り手の熱い想いが直接伝わってくるというものなのです♪
後半作画崩壊気味でしたけど・・・ゞ( ̄ー ̄ )そんなのいいじゃない!って感じになります♪
それもグレンラガンらしさなのですからw
キャラクターの心理描写なんかは作品の破天荒なイメージとは違って細部まで丁寧に描かれているので感情移入もしやすかったですしね♪
だから、感動できて、笑えて、元気にさせて、前向きな気持ちにさせてくれる、そんな作品だったと思います♪
まだ観てない人が居ましたら、必ず一度は観て欲しいなって思います(*^o^*)
 
 
●お・ま・け
ブタモグラのブータのお肉が美味しそうでしたねヾ(@⌒¬⌒@)ノ
 
 
2011.08.24・第一の手記

投稿 : 2024/09/14
♥ : 93
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

とことんストレート勝負で変化球は一切なし

全27話 製作は懐かしのGAINAX


タイトルが“天元突破”です。○○戦士なんちゃらとか○○機兵なんちゃらではなく、突破ですから突破。タイトルからして真っ直ぐな意思を感じます。

物語は4つのパートに分かれた編成になっていて、大筋内容は回毎に流れる菅生隆之さんの以下、渋いナレーションがわかりやすいです。


これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。
これは、運命と闘い続ける男の物語。
これは、運命に裏切られながらも、自分の道を探し続ける男の物語。
これは、戦闘因果に支配された宇宙の運命に風穴をあける男の物語。


「運命」「男」「物語」なにやらアツいものを感じます。
視聴きっかけは職場同僚の「アツいから観てみろ!」でした。例えば、

CASE1 飲み会で
「は?知らんの?人としてありえん」と40代半ばの元上司から。
その場にいた10人中5人くらいが同調するとかよくわからん状態に。
CASE2 別の飲み会で
「とにかくアツいので観てください」と20代半ばの後輩から。
なお、こちらから話題を振っていたわけではない。

着目すべきは、サンプル2件ではあるものの幅広い年齢層のファンがいること、例外なく薦めてくるのは男であること。視聴理由としては充分です。

一般認知度高いのなんでだろう?と思ったら、これ日曜朝に放送してたんですね。つくづく放送時間帯って大事だと思いました。

この作品の評価は物語としての良し悪しという本筋の部分の横に、もしかすると幅広い年齢層の非ヲタ一般人の男連中が好意的に受け止めている、またはアニメ入口の勧誘ツールとして使えるという側面があるとも言えるかもしれません。
日曜朝の視聴に耐えうる体裁を保ちつつ、エンターテイメントとして完成度高めということは、マヒしきった私達では気付かないトラップを掻い潜った非ヲタ向け推奨アニメでもあるとは言い過ぎでしょうか。


前置きが長くなりました。


いわゆるSFでロボットものに分類される作品です。
主人公は穴掘り得意なシモン。兄貴分のカミナ。そしてヨーコが軸。その他けっこうな数の人物がでてきます。詳細は公式をどうぞ。

まずはそのロボットについて。ロボットものにあるまじきガンメン(この作品でのロボ)のコミカルな造形。はっきり言ってダサいです。戦闘も緊迫感があまりない。たまにカミナがきゃんきゃん吠えてるくらいで、タイムボカンのようなコミカルドタバタ劇みたいな序盤でした。
またガンメンの動力や性能向上の要因が、一言で“気合”(゜o゜)
{netabare}(折れそうな心を奮い立たせたら動くとか、合体すると強くなるとかね){/netabare}SFに求められがちな科学的合理性はガン無視です。

この“気合でなんとかする”の基本プロットは、始めから終わりまで貫徹させました。アツいと言われる理由がここにあるのでしょう。

また、“ドリル”が象徴的なものとして扱われてます。ドリルのねじりながら真っ直ぐ掘り進むという基本特性を活かして、{netabare}それがまた宇宙の真理みたいな扱われ方をし、{/netabare}ひたすら真っ直ぐ突き進む物語となってます。


全話観た結果どうだったか?

『アツさで胸が震えたかは微妙』

『ただ、ひたすら真っ直ぐを徹底したバカさ加減に乾杯!』

直球過ぎて深みがないのです。しかし、プレイヤーの気迫は伝わってくる。
まるで大谷がストレートしか投げずに完投勝利するような試合。清々しいくらい変化球は一球も投げません。
そこで変化球投げたら楽に打ち取れるのに、、、
こんなピンチでストレートを待っている相手に投げたら打たれるのに、、、
ええいうるさい!ことごとくストレートです。


こういった潔い作品は好きです。


深みがないのは戦闘時のセリフや行動がパターン化しているだけで、4章に分かれた物語の構成はそつのない作りになってます。
コミカル序盤がある意味ミスリードとなって、意外な展開{netabare}(カミナ死亡){/netabare}、からのいったんの結末。ここまで第一章~第二章。
2クールめ中盤以降はガラッと変わり、SFの顔を覗かせてきます。ナディアやエヴァっぽさを感じる展開、GAINAXですね。
菅沼さんのナレーション「運命に裏切られながらも・・・」が意味するものはなかなか過酷です。最終回も綺麗にまとめてるように感じました。の後半第三章~第四章。
{netabare}最終回手前でやっと名前覚えたかなぁという面々が次々に踏み台となっていくのはしんどいシーンだが、モブに近い面々だったのでショックはそれほどない。ショックは最終回に取っといたんでしょう。{/netabare}


キャラはシモンとカミナの補完しあう関係という設定が魅力的でした。
{netabare}ヨモコ先生回のヨーコは輝いてました。{/netabare}
{netabare}意思を奪われて操られる少女というのはGAINAX作品のおハコなんでしょうか?ニアも涙を誘います。{/netabare}
人気の高いカミナはごめんなさい。私にはそれほど魅力的な男には映りませんでした。


音楽はOP「空色デイズ」が頭一つ抜けてるでしょうか。
しんどい中学時代を耐えて、花開いたしょこたんがこの作品の主題歌を歌っていることに一番感動したかもしれない。


製作陣に敬意を表したくなる、一芸を磨きに磨いた職人の一品です。



視聴時期:2018年8月


-----
2019.04.26追記

推薦いただいた方曰く、「グレンラガンの後はキルラキルな!」とあって、2019年4月からの再放送で『キルラキル』も観てみます。なんでもスタッフ変わらずで似たようなアツいお話なんだとか。

本作を気に入られた方はその流れで挑戦してみても良いかもしれません。


2018.09.22 初稿
2019.04.26 追記
2020.03.13 修正

投稿 : 2024/09/14
♥ : 81

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

なんで今まで見なかったのでしょう・・・

なんで今までこの作品を見ないままでいたのでしょう・・・
なんであらすじや絵を見ただけで、ロボット系...子供向け...などの浅はかな先入観で見ることを今まで躊躇ってしまったのでしょう・・・

見終わって本当に後悔しました(T_T)

こんなに熱つくて、元気を貰えて、感動と切なさでボロ泣きしてしまうアニメ久々に見ました!

多分皆さん同じ事を考えられたと思うのです。

確かに、最初見始めた頃はえ?なにこれ?やっぱり...
というような感情は有りました。
作画も演出も、う~ん...と思うことも有りました。
このデザインでロボット??と思うことも有りました。

でも見ていく内にそんな事はどうでもよくなって行きました!!


ストーリーは完全王道なロボットアニメなのですが、多分感じるものは違います☆

「地下で生活する人類。舞台はジーハ村という地下の村に住み、毎日ドリルを使い穴を掘って村拡大に務めている主人公のシモンと、シモンの兄貴分でとても熱く、情熱的な性格をしているカミナ。
ある日シモンがいつものように穴掘りをしていると、緑に光る小さなドリルと顔だけの強大なロボットを見つける。
兄貴として慕っているカミナにその顔を見せようとした時、突如、村の天井が崩れ巨大ロボットとそのロボットと戦っている大きなライフルを持った少女・ヨーコが降ってくる。」

そこから、シモンとカミナの険しく壮大なロボットとの戦いが始まっていきます!!


この作品ではお話を4部作に分けて全27話で放送されました。
1~8話。9~15話。前半の総集編である16話を挟んで、
17~22話。23~最終話といった感じで4つに分かれています

部に分かれるから時系列がごっちゃになるなどということでは
ないですし、もちろん全体のストーリーは繋がっています。

最初の一部前半は確かに子供向けで抵抗は有ると思います。ですが一部後半からはその考えを改めさせられます。
そして、その先からが本編だと言ってもいいぐらいです!


このアニメの魅力は、キャラの個性と熱さ。人を想う心や愛。それに絆。
なによりシモンという男の生き様ですヽ(=´▽`=)ノ


女の子のキャラクターもかわいいです☆☆
一部のキャラには熱烈なファンもいるようですが(;・∀・)



本当に見て後悔はないと思います!むしろ私は今まで見ていなかったことに後悔です!

ここのランキング上位にあるのにも納得しました!

でも決して楽しく熱いお話だけではありません。
笑いもあればバトルのハラハラドキドキもあります。
そして、悲しく切ない事もあります。

正直、完璧な演出・脚本ではないと思います...
え?と思う展開もありますしイライラする事もあります。

ですが、視聴されるなら最後まで見て下さい!!

最後に何を感じるかは、各々違うと思いますが。それでもいいんです!!

ちなみに私は大号泣した派です...

視聴済みの方は私と同じ派だった方も多いはずです!


もう一度言いますが、完璧な脚本でもないですし、展開に疑問を感じることも有るかもしれません。

ですがそんな細かいことは気にせずに最後まで見て下さい(≧∇≦)/


本当におすすめの作品です!!!☆☆

投稿 : 2024/09/14
♥ : 77

86.5 4 恋愛でバトルなアニメランキング4位
灼眼のシャナ(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (3035)
17507人が棚に入れました
御崎(みさき)市で平凡な日常を過ごしていた高校生・坂井悠二は、とある一人の少女の出現と共に非日常の世界に巻き込まれた。
その少女、名もなき『炎髪灼眼の討ち手』は、人知れず人を喰らう異世界人『紅世の徒(ぐぜのともがら)』を探し討滅するフレイムへイズの一人。そして、その少女は、悠二にこう告げた。
「おまえはもう【存在】していないのよ」と…。
彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって『紅世の徒』から狙われるようになった悠二を護る事になる。そんな彼女に悠二は、彼女の刀「贄殿遮那(にえとののしゃな)」から「シャナ」という名前をつける。
2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく…。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、江原正士、川澄綾子、櫻井智、生天目仁美、岩田光央、諏訪部順一、こやまきみこ、野島裕史、野島健児、近藤孝行、小林由美子、田村ゆかり、白石涼子、三宅健太、伊藤静、渡辺明乃、小西克幸、菅生隆之、鈴木達央、斧アツシ、岡村明美、皆川純子、宝亀克寿、飛田展男、加藤奈々絵、大原さやか、能登麻美子
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ガチのツンデレ

このころのツンデレはガチですね^^
最近のチョロインとはレベルが違う(笑)

■第1話~第6話
{netabare}
狩人を倒すところまで。
狩人を倒したから、当面、ゆーじを守る必要がなくなったけど、これからシャナはどうするのかな??
早く続きを見ねば♪
{/netabare}

■第7話~第24話
{netabare}
脇役たちも存在感あっていいですね。
シャナの気持ちの揺れ動きに共感です^^
{/netabare}

■1~3期を見て
{netabare}
3期まで見ると、何期派か人それぞれありそうですね。
私は1期派です^^

特にフリアドネ戦までが好きです。
封絶の中で戦い、生じた損壊を元に戻すには
存在の力が必要でそのために誰かが犠牲にならなくては
ならない、という設定が良かったです。

零時迷子の特性が判明してからは
戦いで生じた損壊はすべて気兼ねなく
直せるようになりましたが、それまでの戦いは
手に汗にぎるものがありました^^

それと、シャナのツンデレぶりが、とてもしっくりくる
ものだったと思います。
フレイムヘイズとしての価値観の違いがうまく「ツン」に
現れつつ、「デレ」がほどよく出てました^^

今までのツンデレキャラで一番好きかも♪
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 76

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

釘宮病の発生源

思えば俺が釘宮病になってしまったのはこのアニメのせいだったな・・・
だって仕方ないじゃん!
声がめっちゃ可愛いんだもん!
しかもそれにシャナの可愛さもプラスされてくるんだよ!?
そりゃ発病しても仕方ないじゃないですか!

やはりくぎゅの代表作と言えばシャナという人も多いのではないでしょうか?
僕もその一人ですw
ここから「ツンデレの女王」が広まっていったんですよね。

2005年と少し古いアニメにもかかわらず戦闘シーンなどの作画もなかなかのものであり、きっちりとラブコメ要素も入っている個人的良作アニメです。
最初は主人公祐二に全く興味のないシャナですが、戦いや祐二との生活を通してシャナの心に変化が生じるといった感じで描かれています。

バトル好き、ラブコメ好き、そして何よりくぎゅ好きの人たちは一度見てみることをおすすめします!

投稿 : 2024/09/14
♥ : 61
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

《異能バトルもの》の傑作にして、ジャンルを超える名作

※1-3期全部含めたレビューです。

『涼宮ハルヒの憂鬱』と同じく、ラノベ原作&いとうのいぢ氏イラスト原案で、2000年代後半に大人気を博したアニメ作品です。
そして個人的には『ハルヒ』よりもこっちの方がずっと好きで、お気に入り棚にもあにこれに来た当初からずっと入れ続けている作品なので、贔屓目の評価点数とレビュー内容になっていると思います。

◆総評

「人智を超えた特殊な「力」を持つ者達が互いに争ったり、共通の敵に立ち向かう」シナリオを持つ作品のことを《異能バトルもの》と呼ぶそうで、アニメの中でも毎期最も多くの作品が作られ、かつ人気作も多く輩出しているメジャー・ジャンルですが、個人的にはレビュー・タイトルに書いたとおり、今後このジャンルで本作以上の作品に出遭う可能性はまずないのではないか?と思えるくらいの傑出した作品と思っています。
(※勿論、作画は本作の特に第1-2期はイマイチ怪しい箇所も多いのですが、全体を通してのシナリオの見事さ、という意味で本作以上の作品を考案するのはちょっと無理っぽく思える、ということ)

ファンの方には大変申し訳ないけど、正直いって、今秋から続編が放送予定の『とある魔術の禁書目録』とか、本サイトの総合順位で第10位という非常に高い評価を得ている『鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST』(※どちらも長編《異能バトルもの》)なんて、本作に比べればシナリオ面では全く太刀打ちできない凡作にしか見えません。


◆第1-2期は学園ラブコメ要素も強いが、第3期は《フレイムヘイズvs.紅世の徒》二大陣営の総力戦に急変

本作の初見当時は、第2期を見終えた時点では、

①確かにキャラクターは、相当魅力的(特にシャナと一美のダブルヒロインが◎)だけど、
②肝心のシナリオは、そこまで褒めるほどのものではないかな?(特に第2期)

・・・と思っていましたが、第3期に入ってからの怒涛の展開に肝を潰してしまいました笑。

これ、《異能バトルもの》によくある「個人vs.個人」とか「戦隊vs.戦隊」という小規模な単位での戦闘(※本作でも第1-2期はその範囲に終始していましたが)では全然なくて、「フレイムヘイズvs.バル・マスケ」という二大陣営の激突を、その始まりから結末までを詳密に描き尽くした《ガチの組織戦もの》ですよ。

両陣営が、互いの持つ数量的資源と戦略・戦術を駆使して死闘を繰り広げる様は、一般に《架空戦記もの》とか《頭脳バトルもの》の良作とされる『グランクレスト戦記』『アルスラーン戦記』『天鏡のアルデラミン』あたりよりも遥かに本格的で見応えがあります。

・・・そして、その点だけでも見事なのに、実は本作の本当の魅力はそこではありません(下記)。


◆当初はヒロイン(シャナ)の協力者に過ぎなかった一見平凡な少年(坂井悠二)の選択→そして彼は“{netabare}男マドカ{/netabare}”になる!

ここが本作の肝(きも)なので、詳しくは書きませんが、
第1期の1番目ED「夜明け生まれ来る少女」が

{netabare}I'm just 夜明け前の暗闇が/一生を運命づける
大丈夫 少女よ 今こそ/悔やみ恥じることはない Far away …
十字を背負い 死ぬ気で炎を駆けろ!!{/netabare}

とあるように、ヒロイン(シャナ)を鼓舞する歌詞だったのに対して、
第3期の1番目ED「I'll believe」の歌詞は

{netabare}「I'll believe..」孤独も因縁さえ Yeah, yeah/灼熱の記録の欠片(かけら)/現在(いま)を映すbrightness/Can see your light
あなたを照らした光彩が/わたしの記憶(なか)にも在るなら/I'm sure that we can go/全てを証明していこう{/netabare}

とあって、明らかに少年(坂井悠ニ)の心情を謳った歌詞に変化しており、
私にはこれが、奇しくも本作第3期と同じく、2011年に制作・放送されたあの名作『魔法少女まどか☆マギカ』の

{netabare}(1)暁見ほむらの果てしなく続く報われない奮闘 → (2)鹿目まどかの決断と救済{/netabare}

・・・という流れとダブって見えてしまいました。

しかもTVシリーズ計3期72話という尺をフルに活かしたことから来る《一過性ではない感動》付きで。
(つまり本作は単に《面白作》であるばかりでなく《感動作》でもあるということ)


◆第1-2期に貼られた膨大な伏線の怒涛の回収も見所

また、伏線回収という点で本作ほど見事な作品も見たことがありません。
なんせ・・・
{netabare}
①第1期第2話で消滅した本物の平井ゆかり嬢への悠ニの復活の願い
②第1期第3話以降にバラまかれた「屍拾いラミー」の目的と結末
③第1期第13話以降にバラまかれたマージョリーとシュドナイの因縁の対決の決着
④第1期第5話以降に頻繁に描出される一美の想いの結末
⑤第1期第14話以降にやはり繰り返し描出されるヴィルヘルミナの想いの結末
⑥第1期以来繰り返し描かれるバル・マスケ三柱臣(ヘカテー/ベルペオル/シュドナイ)それぞれの願いや想いの結末
⑦その他、調律師カムシンや悠二のクラスメート(田中・佐藤etc.)それぞれの想いの結末{/netabare}

等々が律儀にひとつづつ確り回収されて終わっているんですから。
ここまで一人ひとりの登場キャラの想い・願いを大切に扱って描き切った作品というのも珍しいです。

・・・ということで、本作は個人的には特に力を入れて《一気見》を推奨したい作品となりました。


◆作品別評価

(1) 第1期(無印)  ★★ 4.5 (24話) ※2005年
(2) 第2期(II)    ★   4.2 (24話) ※2007年
(3) 第3期(Final)  ★★ 4.8 (24話) ※2011年
-----------------------------------------------
  総合       ★★ 4.6 (計72話)

※以下はシナリオの本筋に関係のない外伝OVAおよびアナザーストーリー(ファン向け)

(4) OVA1(SP)   ☆   3.6  (1話) ※2006年
(5) 劇場版      ☆   3.8      ※2007年
(6) OVA2(S)    ☆   3.6  (4話) ※2009年


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ       高橋弥七郎(『電撃文庫』2002-2012年刊)
監督           渡部高志
シリーズ構成      小林靖子
脚本           小林靖子、佐藤勝一、白根秀樹、犬飼和彦、水上清資、砂山蔵澄、ヤスカワショウゴ、
キャラクターデザイン いとうのいぢ(原案)、大塚舞
音楽           大谷幸
アニメーション制作   J.C.STAFF{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ 灼眼のシャナ (2005年10月-2006年3月) ==============
{netabare}
 - - - - - - OP「緋色の空」、ED「夜明け生まれ来る少女」 - - - - - -
{netabare}
第1話 全ての終わり、一つの始まり ★ 突然壊れた日常(御崎高校入学1週間目)、炎髪灼眼の討ち手
第2話 灯る炎 ★ “狩人”フリアグネ(紅世の王)、平井ゆかり消滅、贄殿の遮那(シャナ命名)、
第3話 トーチとフレイムヘイズ  ★ 存在の割り込みと学校への敵襲、“屍拾い”ラミー&“弔詩の詠み手”マージョリー・ドー来市 ※本シリーズのラストに繋がる悠二の個性が見えてくる回
第4話 惑いのフレイムヘイズ ★  シャナの苛立ち、戦闘狂マージョリーvs.シャナ、シャナ惨敗
第5話 それぞれの想い ★ 悠二&一美の美術展デート(ラミーと悠二の遭遇)、マージョリーvs.フリアグネ
第6話 交錯・発動・対決 ★★ “都喰らい”発動阻止(フリアグネ討滅)、紅世の秘宝“零時迷子”
第7話 二人のフレイムヘイズ ☆ 悠二の特訓開始、マージョリーの仇“銀”、ラミー追跡
第8話 麗しのゴブレット ★★ マージョリーvs.シャナ再戦(“蹂躙の爪牙”マルコシアス顕現、シャナ&悠二の共闘成功)、ラミーの正体(紅世最高の自在師“螺旋の風琴”) ※この回自体も面白いが、第三期への伏線満載な点が◎
第9話 恋と欲望のプールサイド ☆ ※初のクラスメート日常回(水着回)
第10話 絡まる想い ★ シャナと一美の恋の鞘当て ※この回で本作は意外と日常回も面白いことに気付くはず
第11話 悠二とシャナとキス ★ 続き(“愛染自”ソラト&“愛染他”ティリエルの“贄殿の遮那”略奪計画が同時進行)
第12話 ゆりかごに花は咲いて ★★ 続き(一美の恋心噴出、愛染兄妹vs.シャナ)
第13話 校舎裏の宣戦布告 ★★ 続き(シュドナイvs.マージョリー、愛染兄妹死亡、シャナからのご褒美)
第14話 偉大なる者 ★ "炎髪灼眼の討ち手"誕生譚(天道宮での“万条の仕手”ヴィルヘルミナとの生活){/netabare}

 - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「紅の静寂」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第15話 炎の生まれた日 ★★ 続き("天壌の劫火"アラストールとの契約完遂)
第16話 炎髪灼眼の討ち手 ★★★ 続き(vs.天目一個、vs."虹の翼"メリヒム){/netabare}

 - - - - - - - - - - - OP「being」、ED(変わらず) - - - - - - - - - - -
{netabare}
第17話 新たなる序章 ☆ “儀装の駆り手”調律師カムシンの一美接近、バル・マスケ(仮面舞踏会)蠢動
第18話 砕ける願い ★★ みさご祭りの夜、一美の動揺(悠二のトーチ)、"探耽求究"の仕掛け発動 ※個々のキャラの感情描写の的確さに感嘆◎
第19話 戦いの中で ★★★ 続き、クラスメート達の真実、一美告白、御崎市の調律成功、傷心のシャナ ※前回に続き《キャラ心理》の描写が◎
第20話 非情のヴィルヘルミナ ★ マージョリー退去、ミステス破壊の危機 ※シナリオの繋ぎ方の巧さは〇
第21話 遠ざかる想い ★ お焚き上げの罠、バル・マスケ来襲、シャナの自己犠牲・悠二拉致 ※シャナの恋心に気付かない悠二が〇
第22話 揺らぐ炎 ★ "頂の座"ヘカテーとの器合わせ("存在の泉"出現)、シャナに託される願い
第23話 星黎殿の戦い ★★ 悠二とヘカテーの相互干渉、マージョリー来援
第24話 紅蓮の想い ★★ ヘカテーの心の間隙、“天壌の劫火”顕現(天破壌砕)、秋学期スタート ※挿入歌「緋色の空」{/netabare}{/netabare}
------------------------------------------------------
★★★(神回)2、★★(優秀回)10、★(良回)11、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価  ★★ 4.5


=========== 灼眼のシャナ II -Second- (2007年10月-2008年3月) ========
{netabare}
 - - - - - - - - - - - OP「JOINT」、ED「triangle」 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 再びの刻 ☆ 秋学期の異変(フリアグネ、愛染兄妹の悪夢)、微力の徒“戯睡郷”メア(※『シャナⅢ』の第13話に再登場)
第2話 全ての序章 ☆ 悠ニの特訓、シャナと一美の弁当作りバトル、零時迷子の"戒禁"、メア討滅、ラストで近衛史奈転入
第3話 疑惑の転校生 ★ 史菜の正体探り、駆け出しの徒"駆掠の礫"カシャ撃滅
第4話 憂いの少女たち ☆ シャナ&一美の戸惑い・苛立ち
第5話 家族の食卓 ☆ ヴィルヘルミナの手料理
第6話 試練の前夜 ★ 佐藤宅勉強会、マージョリーの恋のアドバイス ※日常&コメディ回として〇
第7話 池速人、栄光の日 ★ 遊園地グループデート、悠二の親友・池の告白未遂(一美へ)
第8話 過去への扉 ★ マージョリーの昔話(1930年代のニューヨーク、"穿徹の洞"アナベルグとの戦い) ※「大地の四神」の一柱初登場
第9話 悲しみのマイルストーン ★ 続き(シュドナイの脅威、未熟者"魑勢の牽き手"ユーリーの犠牲)、悠二の封絶("銀"の炎)
第10話 帰って来た男 ☆ 悠二の父・貫太郎帰国、学園祭準備進行
第11話 約束の二人 ☆ 続き、零時迷子の創り手"彩飄"フィレス接近
第12話 清秋祭始まる ★ 仮装パレード、シャナのグランプリ選出、フィレス降下
第13話 収束、そして兆し ★★ マージョリー暴走("銀"発見)、零時迷子の"戒禁"の変質、学園の被害修復
第14話 永遠の恋人 ★ 一美のフィレスへの申出、零時迷子誕生の秘密(ヨーハンの願い)、フィレス本体降下、"銀"の腕の一撃("壊刃"サブラクの自在法発動)
第15話 覚醒 ★ "大命詩篇"の目論見、"偽りの器"史菜の零時迷子への刻印、ヘカテーの史菜回収、ヨーハン一時出現、フィレス退去{/netabare}

 - - - - - - - - - - OP「BLAZE」、ED「Sociometry」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第16話 つきせぬ想い ★ "闘争の渦"御崎市、フィレスの一美への託し物(宝具フィラルダ)
第17話 それぞれの道 ★ アウトロー(フレイムヘイズ支援拠点)の混乱、田中&佐藤の決断、悠二の鍛錬進展
第18話 錯綜の悠二 ★ 悠二の母・千草の体調異変、"聚散の丁"ザロービ接近
第19話 言えなかったこと ★ 悠二の鍛錬の成果(ザロービ撃滅)、シャナの“吼号呀(こうごうが)”ビフロンス撃滅、ラスト御崎市の異変
第20話 茜色の死闘 ★ “壊刃”サブラク来襲(自在法スティグマの脅威、ヴィルヘルミナ苦戦)
第21話 合わさる力 ★★ 続き(スティグマ破りの自在法、悠二のサブラク本体見破り・全員の協力、サブラク撃破) ※挿入歌「JOINT」
第22話 クリスマス・イヴ ★ 千草おめでた、一美&シャナの恋の決戦申込、池の告白・失恋、Xmasツリー前の待ち合わせ、ヘカテーの零時迷子奪取
第23話 危難の胎動 ★ バル・マスケの大自在式"大命詩篇(=盟主の代行体創生)"遂行開始(時計塔の変形、フレイムヘイズ突入、"敷の立像"出現)
第24話 守るべきもの ★★ 続き(ヘカテーの一瞬の躊躇、"暴君"破壊、零時迷子回収)、悠二の選択 ※ED「sense」{/netabare}{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、☓(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


=========== 灼眼のシャナ III -Final- (2011年10月-2012年3月) =========
{netabare}
 - - - - - - - - - OP「Light My Fire」、ED「I’ll believe」 - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 失われた存在 ★ 予告なしの悠二消失、冬学期、シャナ&一美の希望、悠ニの盟主代行体承諾、盟主登極
第2話 来たるべきもの ★ 上海アウトロー壊滅、"震威の結い手"ゾフィーの忠言、盟主の諸将謁見・大命布達、佐藤と悠二のニアミス
第3話 旅立つために ★ 悠二とシャナの再会
第4話 再会と、邂逅と ★ 現世の名「坂井悠二」・真名"祭礼の蛇"(紅世の創造神)、"銀"の正体判明(マージョリー戦線離脱)、悠二vs.シャナ、シャナ拿捕
第5話 囚われのフレイムヘイズ ☆ 星黎殿に幽閉されたシャナ、進む軍議と不安要素(バル・マスケ陣営)
第6話 掌のなかに ☆ ゾフィー総司令の戦力調達進行、“輝爍の撒き手”レベッカ・リードのヴィルヘルミナ加勢、最強の自在法(シャナ)、ヘカテーのシャナ襲撃
第7話 神門 ★★ 一美&カムシン再会(一美の望み、カムシンの過去話)、"大命詩篇"第二段階・創造神本体奪還作戦開始(悠二&トリニティ他"久遠の陥穽"への出立)
第8話 開戦 ★ 天道球浮上、開戦(東京)、戦線拡大(東西で陽動戦)、レベッカ&カムシン星黎殿奇襲 ※ここから両陣営の頭脳戦本格化
第9話 星黎殿へ ★★ シャナ救出作戦、天目一個出現・シャナ自由回復、クリプタ破壊(星黎殿隠蔽解除)成功
第10話 交差点 ★★ シャナvs."駝鼓の乱囃"ウアル、レベッカvs.“哮呼の狻猊”プルソン、“螺旋の風琴”とヴィルヘルミナの取引、星黎殿帰投命令(デカラビア)、星黎殿強襲(ゾフィー本隊)、シャナ開眼
第11話 聞こえる、想い ★★ シャナ隊"久遠の陥穽"へ、マージョリー回復、デカラビア陣頭出撃・戦死、バル・マスケ援軍到着
第12話 誓いの言葉 ★★ サブラクvs.ヴィルヘルミナ/カムシン/レベッカ、"祭礼の蛇"本体封印解除、アラストール離脱・シャナとの合流、シャナ大見え切り(第1期第15話の伏線回収)
第13話 狭間へと、狭間から ★★ サブラク消滅、神門破壊失敗、"祭礼の蛇"帰還{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - OP「Serment」、ED「ONE」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第14話 大命宣布 ★★ 新世界“無何有鏡(ザナドゥ)”創造宣言、FH撤収戦開始(悠二の呼び掛け(FHの大義崩壊)、FH軍壊走)
第15話 雨中の敗走 ★★ 続き(大地の四神“晧露の請い手”センターヒル参戦、ディアマンテス&センターヒル戦死、撤収成功) ※挿入歌「u/n」
第16話 再び、戦いへ ☆ 大敗の後のこころの整理、シャナの腹案、百鬼夜行召集、星黎殿御崎市へ
第17話 誰が為に ★ シャナと「大地の四神」の残り三神接触、悠二と一美の再会・依頼、一美の承諾
第18話 闘争の渦 ★★ “大命詩篇”最終段階開始(ヘカテーの使命遂行)、御崎市最終決戦
第19話 彩飄(かぜ)が呼ぶもの ★ 一美のフィレス召喚、ヨーハン離脱・干渉、百鬼夜行出現 ※挿入歌「赤い涙」
第20話 世界の卵 ★ ロフォカレの予言、戦線混乱、シャナの大命詩篇(自在式)撃ち込み成功
第21話 一つの理 ★ シャナ達の目的(新世界の改変)、大地の四神の目的、ヨーハンの目的
第22話 異邦人の夢 ★★ ダンタリオン教授死亡、マモン死亡、両陣営の切り札開示
第23話 神の夢 ★★ “導きの神”シャヘルの神威召還(両界の嗣子)、悠二の神威召還(新世界ザナドゥ創造)、徒達の出立、カムシン消滅
第24話 涯てより開く ★★ ユストゥス誕生、悠二の望み、螺旋の風琴の自在式発動、それぞれの出立 ※挿入歌「緋色の空」、ED「光芒」{/netabare}{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)12、★(良回)9、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.8

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※以下はシナリオの本筋に関係のない外伝OVAおよびアナザーストーリー(ファン向け)
{netabare}
====== (OVA1) 灼眼のシャナ SP「恋と温泉の校外学習」 (2006年12月) =====

全1話 ☆ 3.6 {netabare}※温泉ドタバタ回だがサブ・サブキャラ(緒方真竹)に注目{/netabare} ※約23分

OP 「緋色の空」
ED 「夜明け生まれ来る少女」


================= 劇場版 灼眼のシャナ (2007年4月) ===============

全1話 ☆ 3.8 {netabare}御崎市「都喰い」阻止戦(vs.“狩人”フリアグネ)のアナザーストーリー{/netabare} ※約86分

主題歌 「天壌を翔る者たち」
挿入歌 「赤い涙」


============ (OVA2) 灼眼のシャナ S (2009年10月-2010年9月) ==========
{netabare}
第1話 リシャッフル ★ 夏休みの出来事(悠二&シャナの心身入れ替わり事件) ※ドタバタコメディ回
第2話 ドミサイル ☆ 秋学期、シャナの不審行動、ヴィルヘルミナの大切な日
第3話 オーバーチュア 前編 ☆ 悠二に出会う前のシャナの"徒"討滅活動(寄木市)
第4話 オーバーチュア 後編 ☆ 続き ※overture(序曲、導入部、予備交渉)・・・という意味でラストに『シャナF』への繋ぎシーン有り ※挿入歌「portamento」{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価  ☆ 3.6

OP 「Prophecy」
ED 「All in good time」{/netabare}


(※以上、2018.8.29 レビュー内容をⅢに併せて全面書き換え)

///////////////////////////////////////////////////////////////////////
(※以下、過去のレビュー)
{netabare}
※第Ⅰ期・第Ⅱ期・第Ⅲ期(FINAL)・劇場版すべて含めた感想です。

このアニメは、日本刀を抱えた炎髪灼眼の美少女シャナが、人の“存在の力”を喰らう異世界の魔物“紅世の徒”と激しい戦いを繰り返す、という美少女バトルものの傑作ですが、
それだけに留まらず、魔物を討伐するシャナの戦いに偶然に巻き込まれた平凡な男子高校生の坂井悠二が、

{netabare}
①困惑し受身に終始してシャナから厄介者扱いされていた状態から、
②次第にシャナの戦いを支える重要なパートナーとなり、
③次いで彼女の心をも支える存在になり、
④そして第Ⅲ部では、本人の強い意志により“紅世の徒”の盟主と一体化し、その強大な力を得て、表面的にはシャナと対立しながらも実際には彼女を含めたフレイムヘイズおよび人間側と“紅世の徒”との果てしない対立の悲劇を終結に導く戦いを主導する大きな存在となっていく、
{/netabare}

という、少年の成長物語、
そして、それらの過程を通じて
少年と少女の心が融和していく恋愛物語

という、この作品の隠されたテーマを次第に明らかにしていく、意外に内容の充実した良質なアニメとなっていると私は評価します。


※期別の個人的評価(5段階)

第Ⅰ期(シャナと悠二の出逢い、シャナ誕生の物語)★★★★ 
第Ⅱ期(“紅世の徒”側の盟主復活の謀略)★★★
第Ⅲ期(フレイムヘイズVS.“紅世の徒”の全面戦争)★★★★★

従って、総合評価として★★★★(5段階で★4つ)とします。

また、この作品の私的な好感ポイントとして、
{netabare}
①人間を救おうとするシャナなどフレイムヘイズ(元人間の異能者)側=善
②シャナと対立して新しい世界を創造しようと画策する“紅世の徒”側=悪

という有り勝ちな単純な善悪二元論ではなく、むしろ人の“存在の力”を喰らう②“紅世の徒”側の事情に対して、第二主人公(悠二)が憐憫の情を持ち、シャナと対立してでも彼らを救済しようという強い意志を抱くに至る点、
{/netabare}

それから、シャナ(=メイン・ヒロイン)だけでなく、
{netabare}悠二と同級生で彼に恋しながらも、シャナと悠二の特別なパートナーシップに、時に嫉妬しつつ二人を陰ながら支えようとする一美(=サブ・ヒロイン)の側の感情推移も過不足なく描かれている点
{/netabare}

の2点を挙げておきます。

その他、この作品の難点として、上記のように第Ⅱ期のシナリオの出来がいま一つ(特に前半の学園生活パート)なために、ここで退屈して視聴を打ち切ってしまう懸念があることを挙げておきます。
しかし、本作品の本当の面白みは第Ⅲ部にこそあると私は考えるので、ここで打ち切るのは勿体ないです。


【総評】
美少女バトルものというジャンルのアニメは非常に沢山あり、また現在も毎期多数の新作が制作されている人気分野ですが、この作品はそのジャンルの最高峰にして、かつ、ジャンルを大きく超える魅力を持った作品であると私は評価します。

このアニメの作画・演出自体は、第Ⅰ期(2005年)、第Ⅱ期(2007年)、第Ⅲ期(2011年)の制作であるために、特に初期の2作は今後さらに陳腐化が進むと思いますが、ストーリー面でこの作品を凌駕する内容を持つ同ジャンルの作品は、これからもなかなか登場しないのではないかと考えます。
(美少女バトルものは、キャラ重視でシナリオは後付けのチグハグなものが大半だが、この作品はキャラが魅力的な以上にシナリオの一貫性が高い=シナリオ重視)

※なお、劇場版「灼眼のシャナ」は第Ⅰ期の最初の数話のフリアグネとの戦いのエピソードを別シナリオで描いたもので、TVアニメよりもラノベ原作に忠実な内容といわれていますが、TVアニメの方がシナリオの出来が良く、特にこちらを視聴する必要はないと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 52

84.9 5 恋愛でバトルなアニメランキング5位
ストライク・ザ・ブラッド(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2771)
16832人が棚に入れました
《第四真祖》――それは伝説の中にしか存在しないはずの、世界最強の吸血鬼。
十二体もの眷獣を従え、災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、日本に出現したという。
その《第四真祖》を監視・抹殺のため、政府・獅子王機関は《剣巫(けんなぎ)》と呼ばれる攻魔師の派遣を決定。
しかしなぜか監視役として選ばれたのは、見習い《剣巫》の少女、姫柊雪菜(ひめらぎゆきな)だった。
対真祖用の最凶の霊槍を携え、魔族特区《絃神市》を訪れる雪菜。
そこで彼女が遭遇した《第四真祖》暁古城の正体とは――!

世界最強の吸血鬼と剣巫の少女が織りなす物語が今、幕を開ける――!!

声優・キャラクター
細谷佳正、種田梨沙、瀬戸麻沙美、日高里菜、金元寿子、逢坂良太、石原夏織、三宅健太、井口裕香
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ツンデレ祭り<追記;OVA ヴァルキュリアの王国篇><追記;OVAⅡ><追記;OVAⅢ><追記;SP OVA 、OVAⅣ、OVAV>

常夏の人工島絃神島が舞台の学園アクションファンタジーハーレムラブコメです。
設定やストーリーは正直難解。
どこか腑に落ちない感覚が付きまといます。
ただ、2~4話完結で、まとまりは良いです。

主人公は第四真祖と呼ばれる最強の吸血鬼です。
最強の割にはピンチの連続。
そして、ラストには・・・。
主人公とツンデレヒロイン雪菜の「ここから先は、オレのケンカだ!」「いいえ、先輩。私達のケンカです!」の決めセリフが、印籠チックで爽快です。

ツンデレヒロインは、雪菜の他に、紗矢華、浅葱。
どのツンデレも楽しめます。
その中でも、私は浅葱派ですね。
知的な金髪美人で艶やかです。
OP映像の浅葱の「耳かけ」には色を感じます。

最終の「暁の帝国編」で上手にまとめた印象。
終わりよければすべて良し、もやもやが雲散霧消です。
心残りは、20年後のドク。
浅葱の変わり様が見たかった。

<追記;OVA ヴァルキュリアの王国篇>
{netabare}良くも悪くも、いつものストブラでした。
ハーレムあり、お風呂シーンあり、最後のきめ台詞あり。
唯一、お風呂シーンは・・・さすがOVAです。
なお、今編も私、浅葱に見とれました。{/netabare}

<追記;OVAⅡ>
{netabare}黒の剣巫篇、逃亡の第四真祖篇、咎神の騎士篇からなります。
各篇ラストの決め台詞。
「この紋所が目に入らぬか!」的なセリフが相変わらず爽快です。

それにしてもこの吸血鬼、やりたい放題。
どんだけ、かわいい女の子の柔肌に食らいつく。
本当に期待を裏切りません。

でも、なんだかんだ言っても、私は浅葱です。
なんたらの巫女って?
そんなの関係ありません。

今OVAもたくさんの準ヒロインが登場。
既出ヒロインを含め、吸血鬼好きにもほどがあります。
色ものハーレムアニメここに健在。{/netabare}

<追記;OVAⅢ>
{netabare}タルタロスの薔薇篇、黄金の日々篇、真祖大戦篇、全10話からなります。
TV版の後、OVAが20話分。
OVAの第4期もあるから、OVAだけで2クール分。
なんか、知らない間に大作になってきました。

さて、本題のOVA第3期。
お話が長くなるにつれ、多くなる登場人物。
もはや、なにがなんだか。

ストーリーも難解。
何回か視聴しないと良く分かりません・・・たぶん。
それに反して各篇のラストの展開が全く同じ。
第四真祖がうら若き乙女のうなじをガブガブ。
元気溌溂、雪菜とともに戦う。
もう、安心感と安定感しか感じません。
ここまで徹底していると「清々しい!」の一言です。

最後になってなんですが、OP曲がいい。
座りの悪い歌詞と旋律が癖になります。
それより何より、アイドル浅葱のキラキラ感。
もうたまりません。{/netabare}

<追記;SP OVA 消えた聖槍篇>
{netabare}1話分のスペシャルOVA。
いつもよりも軽いノリで、コメディー成分多めです。
お色気や「いいえ先輩、私たちの喧嘩です。」も一通りあります。
ただし、ガブッはありません。

あまりにもべったりなお二人。
ついに雪菜の「監視役ですから。」が、「ストーカーですから。」に聞こえてきました。

最後にちらっと登場した連中は新たな敵か?
ちょっと一息的OVAと言えども抜かりはございません。{/netabare}

<追記;OVAⅣ>
{netabare}陽炎の聖騎士篇
終わらない夜の宴篇
再会の吸血姫篇
十二眷獣と血の従者たち篇
全12話からなります。

陽炎の聖騎士篇で新ヒロイン登場。
名前はなんとカス子。
その酷い呼び名に似つかわしくない清楚な聖騎士様です。

白髪に角って、ちょっと個性的な監視役。
どうも彼女がラストツンデレのよう。
雪菜のライバルになりうるか。

再会の吸血姫篇以降は異様に賑やかになります。
何しに来たかわからない、第一、第二、第三真祖。
それに真の第四真祖をはじめ、歴代のヒロインが大集結です。

各陣営の駆け引きやら暁古城争奪戦やら。
何が何だかわからない様相を呈します。
その中でも雪菜はどこか落ち着いている。
たまに軽い嫉妬は入るものの、そこは正妻の貫禄。
「流石メインヒロイン様」との立ち振る舞いでございます。

今OVAで気づきました。
煌坂(きらさか)の扱いが雑なことを。
空中に放り出されるは、木からつるされるは、暁父に抱きつかれるは。
よく考えたら、今までも・・・
ツンデレサブヒロインの不運極まれりです。{/netabare}

<追記;OVAⅤ 暁の凱旋篇>
{netabare}これで完結なので、本作の規模をまとめました。
TV版 24話
OVA1期 2話
OVA2期 8話
OVA3期 10話
SP OVA 1話
OVA4期 12話
OVA5期 4話
合計61話 約5クール分。
ことのほか、大作になっていました。
これだけ、OVAを重ねるのも他に例を見ないのでは?
よく、ここまでこの作品を育てたものです。

暁の凱旋篇は締めの4話です。
凱旋とのことだから、当然のようにハッピーエンド。
ただし、暁古城をめぐる女たちの戦いはこれからのようです。
これ以上続けても究極の修羅場なので、この辺で・・・{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 77

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ライトノベル原作の良いアニメ化作品(原作 - アニメ対照表を更新(原作19巻まで記載))

原作は同タイトルのライトノベル(電撃文庫刊)。視聴当時は原作未読で、未読のまま視聴を終えましたが現在では原作既刊分を全て読み終えています。

ジャンルとしては主人公である暁 古城(あかつきこじょう)とメインヒロインである姫柊 雪菜(ひめらぎゆきな)を中心とする「俺TUEEE系ハーレム物」ということで間違いないと思います。

古城は「第四真祖」と呼ばれる強大な異能力を持つ吸血鬼(ただし力をきちんと制御できない)であり、雪菜はその監視者として「獅子王機関」と呼ばれる組織から派遣された霊能力者(やはり強い)です。そして各篇でなんらかのいきさつにより異能バトルする羽目になるというのが基本的なストーリー進行です。

これを前提とした上で視聴するかどうかを迷う場合の材料としては、「古城とサブヒロインはいろいろあるかもしれないが、メインヒロインが雪菜というのは基本的に揺らがない」ということと、「それでもハーレム物らしく、各篇においてサブヒロインとはいろいろある(笑)」ということでしょうか。

そんな古城くんとサブヒロインとのいろいろを見た雪菜さんが、それに対していつも冷たい視線を向けてくれます(笑)。本作はここを楽しむか、もしくはそれでもやっぱりいちゃついている古城くんと雪菜ちゃんを楽しむか、もしくは異能バトルを楽しむかの基本的には3択だと思います。

各話のサブタイトルは特別篇である最終2話「暁の帝国篇」以外は原作文庫本のサブタイトルと一致していまして、各巻の内容が複数話に分割される場合はローマ数字での通番が付いています。

で、このようなシリーズ構成からもわかるように本作は原作のストーリーをかなり忠実にアニメ化したと言えます。設定/ストーリーとも「特に改変はない」と言って良いレベルです。ちなみにアニメ化話中で古城くんが「第四真祖」となった詳細が不明なままなのも原作準拠。

とはいえ小説とアニメというメディアの違いはあるので、アニメでの表現/演出にアニメ制作側の解釈が含まれているとは思いますが、原作を読んだ後でもアニメ作品に対して特に違和感はありませんでした。

なので原作が気に入ればアニメも基本的には気に入るでしょうし、逆もまた真と言えると思います。

ライトノベル原作の宣伝としてのアニメ化、あるいは原作を読むのが面倒だけどアニメなら観るという人に対してのアニメ化という観点では、満点を与えて良い作品ではないでしょうか。

2017.11.10追記:
※原作19巻(2018.11.10発売)を読み終えたのと第3期OVAの内容についてアナウンスがあったため修正。(2018.12.17)

おまけ: 私が把握している原作とアニメとの相関関係

1.聖者の右腕   → [TVアニメ] 第1~4話
2.戦王の使者   → [TVアニメ] 第5~8話
3.天使炎上    → [TVアニメ] 第9~12話
4.蒼き魔女の迷宮 → [TVアニメ] 第13~15話
5.観測者たちの宴 → [TVアニメ] 第16~19話
6.錬金術師の帰還 → [TVアニメ] 第20~22話
7.焔光の夜伯<カレイドブラッド>(古城「第四真祖化」過去篇: 未アニメ化)
8.愚者と暴君         (古城「第四真祖化」過去篇: 未アニメ化)
9.黒の剣巫      → [2期OVA 1,2巻収録] 第1~3話
10.冥き神王の花嫁  (未アニメ化)
11.逃亡の第四真祖  → [2期OVA 2,3巻収録] 第4~5話
12.咎神の騎士    → [2期OVA 3,4巻収録] 第6~8話
13.タルタロスの薔薇 → [3期OVA 1巻~収録]
14.黄金の日々    (未アニメ化)
15.真祖大戦     (未アニメ化)
16.陽炎の聖騎士   (未アニメ化)
17.折れた聖槍  → [TVアニメ] 第23,24話(特別篇:「暁の帝国篇」前・後)
18.真説・ヴァルキュリアの王国 → [OVA「ヴァリキュリアの王国篇」(前・後)]
19.終わらない夜の宴 (未アニメ化)

原作10巻のアニメ化がすっとばされた理由は良くわからないんですが、一応本編なんですけどやや番外編っぽいストーリーだったからですかね?

ただ10巻の追加キャラが15巻で活躍するので、今後もアニメ化されることがあればスルーはされないと思います。

17、18巻はアニメが先行しており、一応内容的には対応していますが、主に原作既刊分を受けての時系列に沿わせるためにストーリーは若干(かなり?)違います。その他の巻のアニメ化についてはストーリーはほレビュー本文にも書いた通りほぼ原作通りです。

2018.12.17追記:
第3期OVAの1巻目は「タルタロスの薔薇」篇からとのアナウンスがあったので、<原作 - アニメ対照表>を更新しておきます。このまま原作10巻「冥き神王の花嫁(くらきしんおうのはなよめ)」篇はスルーされるのでしょうか…?

絃神島のブラック職場、「アイランド・ガード」…(笑)。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 72

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ツンデレ好き必見!

原作:ラノベ 未読

全24話

ジャンル:学園恋愛ハーレムバトルファンタジー


感想

最初の印象は、「カンピオーネ!」に似てるな~でした。
ハーレムだし
ラッキースケベあるし
キスして強くなる こっちは血を吸う
召喚する

ただ、自分的にはこちの方が好み

話がちょっと難しいけど、しっかりしてて面白い
キャラデザが綺麗で可愛い

ただ、主人公の暁 古城が、なんでああも好かれるのか?その描写が薄くて残念。
メインヒロイン姫柊雪菜が、とても中3には見えない。(しっかりしてるしスタイルいいし)

それでも、そんな些細な事はどうでもいいと感じさせる魅力があるよね

出てくるヒロイン、みんな美人でハイスペック!
主に古城に気がある雪菜、藍羽浅葱、煌坂紗矢華の3人は、皆ツンデレというw ^^
ツンデレ好きには堪らないんじゃないかな?

特に、雪菜はしょっちゅう古城にヤキモチを焼くんだけど、その姿はホント可愛いよね


原作がまだ続いていいるので、話途中で終わっているんだけど、なかなか綺麗に切のいい所で終わっています。

自分的には、その後が気になるので2期を希望したいですね!


OP:「ストライク・ザ・ブラッド」歌 - 岸田教団&THE明星ロケッツ
OP:「Fight 4 Real」歌 - ALTIMA

ED:「Strike my soul」歌 - 井口裕香
ED:「signal」歌 - 分島花音

4曲ともレンタルして聴いてます^^
特にEDの「signal」はお気に入りw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 69

83.4 6 恋愛でバトルなアニメランキング6位
アカメが斬る!(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2063)
11355人が棚に入れました
帝都の悪を斬る非情の殺し屋集団ナイトレイド。
その一員である黒髪赤目の少女アカメ。彼らと出会った少年タツミは、ナイトレイドの一員として、帝都の悪に立ち向かうことを決意する……。 「つよきす」「真剣で私に恋しなさい!」などの大ヒットゲームクリエイター・タカヒロによるダークアクションファンタジー!!

声優・キャラクター
雨宮天、斉藤壮馬、田村ゆかり、浅川悠、能登麻美子、松岡禎丞、小西克幸、水野理紗、明坂聡美、花澤香菜、細谷佳正、大橋彩香、成田剣、竹本英史、間島淳司、中田譲治、生天目仁美、勝杏里、名塚佳織、浅沼晋太郎、木村良平
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

帝都の悪人に私刑を行う暗殺集団ナイトレイド

1話目から、主人公タツミの友人が、{netabare}拷問され死亡{/netabare}というショッキングな展開でしたが、帝都ってホント無法地帯です。。。

アカメって1週間フレンズの藤宮さんの中の人だったんですね^^
声が全然違っていたので、気づかなかったです。

■第9話
{netabare}
エスデス陣営が主人公ちっくな立ち位置に
なりましたね~

あけこファンにとっては満足な内容です^^

そしてアカメは今回も斬らない(笑)
{/netabare}

■第10話
{netabare}
エスデスが正ヒロインでよくね?みたいな回でした^^
あけこさん、いい役げとですね~♪
{/netabare}

■第17話
{netabare}
今回よかったぁ
いままで育てたキャラを豪快に!
チェルシーにはもっと活躍してほしかったけど
いい引き際だったかも?!
{/netabare}

■第24話
{netabare}
途中から原作と異なるアニメオリジナル!
このエンドはいいですね!
最後はエスデスも。。。

良いキャラたちをここまで豪快に退場させていったのは
圧巻でした。とても面白かったですね^^
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 107

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あっという間の涙の2クール

もともと個人的に特に期待してなかった作品で
友達に結構おもしろいから観てみなよ〜
って言われて観始めました。

そしたらびっくり!
なにこれ!おもしろいじゃん!って期待してなかった分
火がつきましたヾ(●´□`●)ノ

腐った国を治すために作られた反乱軍の殺し屋の
お話なのでバトルシーンははっきりとグロく描かれてます。
血とか死体とか大量なので苦手な人注意です。
笑えるシーンもあります。純粋に笑えておもしろかった。
ストーリーもテンポ良かったと思います。

ただ、すごく私は涙でました。辛かった。
好きなキャラや後に好きになったキャラ、
そうでないキャラも
どんどん死んでいきます。
ただ簡単に死ぬのではないので楽しかった思い出の回想シーンとか一緒に流れて
すごく悲しい場面がたくさんありました><。

終盤はこのキャラ死亡フラグー!!なんてわかっちゃう様に思考が
慣れてしまいましたが
毎回の様にうるうるしてました。

ただまさかこのキャラも死んじゃうとは・・ってちょっと予想してなかった
キャラがいました。

最終回はとても悲しかったです。
あの頃はみんなで楽しかったなって勝手に回想しました。
結論。悲しいお話だけど作品自体はすごくおもしろかったです。
キャラ達に拍手!そんな風に思いました。


読んでくださりありがとうございましたヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2024/09/14
♥ : 97

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ある意味リアルなダークファンダジー(`´ゞ

腐敗した帝国とそれに反旗を翻す勢力の戦いを
描いたバトルアクション・ダークファンダジー。
全24話、2クール作品。
原作は『月刊ガンガンJOKER』で連載中の漫画。


物語の中心となるのは反帝国側の殺し屋集団。
悪政の限りを尽くす帝国要人を討つ事を
最終的な目的としたストーリー展開となります。

全24話、お話してはよく纏まっていると思います。
シリアスとコメディのバランスもよく取れており
スピード感、迫力のあるバトルシーンなど作画も
評価できる点。
ただ、キャラデザがちょっと古く感じたかな。
豪華な声優陣も間違いなく魅力の1つでした(*´∀`)♪

が、この作品を評価する大きなポイントは
個性的なキャラたちの度重なる『死』かと。
感情移入する間もなく序盤から倒れていく仲間たち。
ここをどの様に捉えるかで、作品自体の評価も
大きく変わってくると思います。

個人的には戦争・戦と死は隣り合わせと考えているので
仲間の死もリアルな展開として捉える事ができましたが…。
残忍な殺戮シーンや惨殺シーンも多くあるので
やり過ぎでは(´`:)という印象を強く持ったのも事実です。

まぁ、他にも準主人公であるタツミの成長や
ハーレム展開・ラブコメなど見所は多いんですけどねw


ちょっと長いけど視聴して損はないと思います。
物語としてはラストまでしっかりとした作品♪
ストーリー重視の方やバトル好きな方にオススメです!
反対にグロいシーンや人の死、流血が苦手な方には
オススメはできない作品だと思います(´∀`;)




《キャスト》
アカメ(CV.雨宮天)      タツミ(CV.斉藤壮馬)
マイン(CV.田村ゆかり)    レオーネ(CV.浅川悠)
ラバック(CV.松岡禎丞)    ナジェンダ(CV.水野理沙)
ブラート(CV.小西克幸)    シェーレ(CV.能登麻美子)
スサノオ(CV.浅沼晋太郎)   チェルシー(CV.名塚佳織)
エスデス(CV.明坂聡美)    クロメ(CV.大橋彩香)
ウェイブ(CV.細谷佳正)    ラン(CV.間島淳司)
セリュー・ユビキタス(CV.花澤香菜)



《主題歌》
OP
『Sjyreach』/雨宮天(第1話ー第14話)
『Liar Mask』/真山リカ(第15話ー第24話)
ED
『こんな世界、知りたくなかった。』/沢井美空(第1話ー第14話)
『月灯り』/雨宮天(第15話ー第24話)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 71

80.1 7 恋愛でバトルなアニメランキング7位
ゼロの使い魔F [エフ](TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1382)
9093人が棚に入れました
アーハンブラ城から無事にタバサを救出して魔法学院に戻ってきたルイズと才人たち。 あいかわらず才人はルイズに虐げられながらも健気に使い魔としてルイズのお守りをしている。 急遽、アンリエッタ女王の密命で学院からロマリアへ赴くルイズと才人。ティファニアもルイズたちと一緒に行くことに…。ルイズとティファニアは、ロマリア教皇の就任三周年式典で「巫女」として共に祈りをささげて欲しいと依頼される。 憧れの教皇聖下に謁見し感激するルイズ。一方、自分が虚無の担い手と知ったティファニアは、「才人が自分の使い魔で
あればいいのに」と 急に意識し出すことにより何やら波乱の予感が…。そんな中、ルイズたちに狡猾で邪悪な影が忍び寄るのだった!!
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

才人に出逢えて幸せです (ˇ◡ˇ✿)

■『ゼロの使い魔F』を観る前にひとこと c(゚ー゚*)
『三美姫の輪舞』から約4年、随分待たされちゃいましたね♪
今までのシリーズとは違って、原作者「ヤマグチノボル」先生がシリーズ構成を手掛けているが特徴、アニメならではの見せ方を意識したと言うことなので、そんなところも注目ポイントかも知れませんね♪
ヤマグチ先生といえば、2011年に末期癌で闘病生活をしているという発表がありましたけど、作品を手掛ける上でも本当に大変だったんじゃないかなって思います!
そんな中、小説版に先駆けてアニメ版『ゼロの使い魔』の結末を観ることが出来るのは嬉しいことです♪
色んな思いが詰まったゼロの使い魔シリーズ最終章をじっくり楽しみたいと思います(*^_^*)


■総評
まず第一印象は、前作と較べて作画がかなり向上してて映像が綺麗だったこと♪
やっぱり綺麗な映像でルイズの可愛い笑顔や才人達の活躍がまた見れたのは(o^-')b グッ!
それだけで「ゼロの使い魔」ファンとしては満足でした ⊂((〃 ̄ー ̄〃))⊃

ただアニメファンとしての視点から観た場合、ちょっと不満が多かったような…
全然許せる範囲ですけどね (〃∇〃)ノ☆
なぜなら、「ゼロの使い魔」の良い所でも悪いところでもあるからなのです☆彡
ラブコメ要素で例えるなら、3期「三美姫の輪舞」以降その表現スタイルはほとんど変化がなくって、良く言えば「らしさ」として安定感として捉えられますし、悪く言えば「ワンパターン」として真新しさを感じない印象になってしまうんです♪
ルイズと才人だけを見た場合はいつもの掛け合いで終始しているんですけど、周りのキャラの微妙な心情の変化はあるので飽きずに楽しく見れた気がします(^^♪

注目してたシリーズ構成については、σ( ̄∇ ̄*)アタシ的に概ね合格点でした。
ちょっと詰め込みすぎてチグハグな展開が目につきましたけどね (≧▽≦;)
とくに肝となるガリア王ジョゼフとの戦いや、エンシェントドラゴンとの決戦など結構あっけなく感じてしまいました(^.^;
ドラゴンボールみたいに何話もかけてとは言わないですけど…w
お色気シーンに力入れすぎなんじゃないの…って思わずにはいられなかったり…もうちょっと凝った展開をみせてほしかったかなぁって思いました (*´・ω・)(・ω・`*)ネー

でもなんだかんだでこのシーンが見れて本当によかったです♪
最終話のEDのシーン…
{netabare}
日本での楽しげな二人の姿☆彡
そして才人の実家へ挨拶しに行った二人の薬指に、さり気なく指輪がはめられてましたね♪
{/netabare}
このときのルイズと才人の表情は暫く忘れられそうにありません♪
思い入れの強い作品だったこともあってか、時には(゚ーÅ) ホロリと涙しながら最後まで楽しめました
☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!


■「ゼロの使い魔」VS「灼眼のシャナ」
よく「灼眼のシャナ」と比較されるのでσ(o^_^o)も一言だけ…
ストーリーとかどーでもいいけど…
{netabare}
「ゼロの使い魔」の勝ち!
っていうか『才人』の勝ち!!! キャーゞ(^o^ゝ)≡(/^ー^)/"""パチパチ
KYで甲斐性なしの悠二よりも、才人の方が圧倒的に魅力的でみていて清々しい好青年でした♪
ちょっと色香に流されやすいけど、自分の気持ちに素直で誠実な才人はとってもカッコ良かったです
(///∇//)
{/netabare}


■MUSIC♫
OP曲『I'LL BE THERE FOR YOU』
 【歌】ICHIKO
 曲名を見て“Bon Jovi“を思い浮かべたのはσ( ̄∇ ̄*)アタシだけじゃないはずw
 今まで以上にノリノリで気持ちいい、それでいてゼロ魔らしい仕上りのナンバーですね♪ 

ED曲『キスシテ↑アゲナイ↓』
 【歌】ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(くぎゅうぅぅぅ)
 ルイズがいっぱい詰まったラブリーなアニソンですね♪
 4期で確信しました…くぎゅう歌上手くなってるって事をね(^_-)-☆


2012.08.15・第一の手記

投稿 : 2024/09/14
♥ : 47

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

4期に亘って続いたゼロ使もついに最終章!!

一つの作品が4期も続くことなんてあまりないですし、終わってしまうとやはり寂しいものですね(´・ω・`)

物語の内容としては3期とあまり変わっておらず、ルイズとサイトが喧嘩→ルイズどっかに行く→何か事件発生→ルイズ巻き込まれる→サイト助ける→仲直りって感じでしたね。
でもまぁ最終章ということで若干評価を上げさせてもらいましたw

最後はルイズがサイトの家で暮らすことになったんですね。
どんな生活になるのか気になります。
このアニメが終わった当初はその後の生活のOVAとか出してくれないかな~とか思ってたけど、どうやらそんなことはなかったみたいですね。
3期が終わった後にはOVAが出てたのに残念でした。

とは言え、なんだかんだで最後まで楽しく見れていた作品でした。
また機会があったら最初から見てみようとも思っています(`・ω・´)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 29
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

毎回EDが楽しみで仕方ない(・∀・)ニヤニヤ(70点)

全12話。
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:未評価
アニメ系統:ファンタジーラブコメ

まずは、本作4期となるため、前作を未視聴の方は
1期から順番に視聴することをお勧めする。

さて「釘宮ウイルス過敏性大脳皮質炎」の感染源として
もっとも強力といわれるL型ウイルスがついに帰ってきた。
*釘宮ウイルスについては以下参照。
http://www.anikore.jp/anime_rankings/view/892

私は末期患者であるため、当然完走したのではあるが、
物語はいまひとつだった気がする。
話が断片的な印象を受けた。
中盤あたりまでまったりしていたと思ったら、
終盤突如としてシリアスになってきたりと展開にあまりついていけなかった。
(私がルイズにしか興味がないからかもしれないw)

釘宮成分は結構発揮されていたので、そのあたりは満足。
しかし、L型が猛威を奮ったかは定かではない。

兎に角、ルイズの完結編なので3期までついてきた人なら大丈夫でしょう。
3期で無理と思った人は無理かもしれない。


と、まあゼロ魔もついに終わりかと思うと寂しいものであるが
つまり、何が言いたいかというと

EDのルイズの私服姿と歌が毎週楽しみだった

-----------------------------------------------------

以下、中途半端な各話感想。
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
冒頭から才人なんてうらやましい。
大平原最高じゃないですかw

まあ、ストーリーの方はティファが何と!
能登さん大活躍の予感。
広げすぎて破綻しなきゃいいのだけどとちょっと心配。

まあ、別にツンデレくぎゅうが満喫出来れば問題ないのだけれどもw


3話視聴。
いい最終回・・・・
というわけではないが、かなり綺麗に終わったw
あまりにもあっさり終わった。
もっと引っ張るものだと思っていただけに拍子抜け。

来週からハーレム全開になるのかね。
しかし、ティファの使い魔はどうなるんだろうか?w


4話視聴。
いよいよ、ハーレム全開な感じ。
正直シエスタがうざいwww
ルイズの邪魔をするな(`・ω・´)キリ
才人もフラフラしてるし。
まったくどうしようもない。
あれ?完全にハーレムラブコメになってるなあ。
この後物語りに展開があるのだろうか?

最近の楽しみはED。
EDのルイズに萌える。
これがゼロ魔Fの正しい楽しみ方(`・ω・´)キリ


最終話。
なんだかんだいっても丸く収まるのがゼロ魔w
えっと、2期で一応結婚しなかったっけ?
まあ、あれは非公式かw
めでたくゴールインおめでとう。
しかし、今まで行方不明だったのに
突然結婚しましたって家帰ったらどうなるんだろうと
リアルな想像をしてしまったw
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 26

75.7 8 恋愛でバトルなアニメランキング8位
東京喰種√A(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1517)
8659人が棚に入れました
「 悲劇、2周目。」人間の死肉を喰らう怪人"喰種"が潜む街――東京。大学生のカネキは、ある事故がきっかけで"喰種"の内臓を移植され、半"喰種"となる。人を喰らわば生きていけない、だが喰べたくはない。人間と"喰種"の狭間で、もがき苦しむカネキ。どちらの世界にも「居場所」が無い、そんな彼を受け入れたのは"喰種"芳村が経営する喫茶店「あんていく」だった。そしてカネキは自らが"喰種"と人間、ふたつの世界に「居場所」を持てる唯一人の存在であると知る。互いが歪めた世界を正すため、カネキは"喰種"と人間の想いが交錯する迷宮へと立ち入るが…。――僕は"喰種"だ――全てを守れる「強さ」を欲したカネキが取った究極の選択は、

声優・キャラクター
花江夏樹、雨宮天、宮野真守、菅生隆之、諸星すみれ、浅沼晋太郎、梶裕貴、小西克幸、釘宮理恵、豊永利行、遊佐浩二、下野紘、悠木碧、戸松遥、井上和彦、瀬戸麻沙美、近藤孝行
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

原作と異なるアニメオリジナル展開となるのでしょうか??

■第1話~第3話
{netabare}
原作ではヤモリ戦後、半殺しの定義を淡々と語るカネキくんが
結構面白かったのですが、そこがスッポリなくなってたのが
残念でした・・・。

なぜカットされたかというと、カネキくんがそのまま
アオギリに入っちゃうからなんですね。

カネキくん視点ではあまりストーリー展開せず、
捜査官視点での展開がメインになるんでしょうか??
{/netabare}

■第11話
{netabare}
原作と細かい展開は違いつつも、大筋は同じですね~
この後カネキくんどうなるんでしょ??
原作だとあんな展開になっちゃいます。。。
アニメの結末に期待です^^
{/netabare}

■第12話
{netabare}
登場人物の生死ははっきりさせずの、最終話でした。
原作の「:RE」を読んでいれば結末ははっきりしているのですが、
1期並みのモヤモヤ終了かも。

2期は釘宮さんのジューゾーが存在感だしてましたね^^

{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 74
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

√A…数学苦手な私には難しいです

原作未読
{netabare}
えぇ〜ここで終わり〜⁉︎
とヤキモキさせた1期の終わり方から、満を持して
スタートした東京喰種√A。

原作は読んで無いので詳しい事はわかりませんが、
あんていくを飛び出した金木君がグールと人間の共存を
図り、葛藤するお話しだったのかなって感じでした。

金木覚醒⁈モードから始まり、アオギリvsCCGのバトル。

私の気になるキャラ、鈴屋什造(CV:釘宮理恵さん)や
エト:高槻泉(CV:坂本真綾さん)の登場も多かったり、
1期ではあまり出て来なかったキャラも一杯出てきて
これからどんな展開が待ち受けているのっ?
ってワクワクしてましたが、出てくるキャラの数に対して
の掘り下げ方が少なくて、(1クールという尺の問題もある
のでしょうけれど…)
中盤過ぎからは金木君が何の為にアオギリに入り、
何の為に戦っているのかさっぱり…

隻眼の梟やエト、その他のあんていくの仲間やグール、
CCGにしても主なメンバー以外は単発的な描写しかなく
結局どうなったの?って感じでした。
バトルシーンが見せ場なのはわかるのですが、1期よりも
バトルシーンがダラダラと長すぎた感があってもっと
他の所に時間を使って欲しかったです。

特に最終話のヒデの死は全くの意味不明。
争いは哀しみしか生まないというのはわかるんですが、
原作未読の身としてはあまりにもバックボーンのない
死というものを前面に出されても共感する事が出来ま
せん。
主人公にとって最も大切な友人であり、理解者でも
あったはずの親友ヒデの死というものをあまりにも
軽々しく扱い過ぎな感じさえしました。
原作を読まれている方にはわかるのかなぁ?

そんな中でも第7話でのトレッヴィア〜ン‼︎月山さん
(CV:宮野真守さん)登場は嬉しかったです。
1期でもそうでしたけど凄いです、全くブレない
その変態グルメっぷりには思わず拍手。
ナキ(CV:下野紘さん)、什造の釘宮さんの演技もさすがの
存在感があって良かったです。
金木君(CV:花江夏樹さん)のセリフが1期に比べて少なかっ
たのは残念でしたけど、今作も声優さん達の演技は楽しめ
ました。

それと忘れていけないのが亜門さんの腕立て伏せ。
7890回には笑いました。煩悩を捨てるのって大変ですね。

伏線を色々ばら撒いて終わった感じだけど、√Aに行った
意味が今一つ理解出来ないまま終わっちゃいました。
あとは原作を読んでねって事なんでしょうか?

シリーズ全体を通して見たらこの2期も活きてくるのかも
しれませんが、単体で見たら原作未読な私には1期以上に
不完全燃焼な結果でした。

最終話で流れた1期OP、TK from 凛として時雨 の
「unravel」アコースティックバージョン?
のフレーズ「教えて 教えてよ〜」が流れた時は私の
気持ちを代弁してるようで、別な意味で切なかったです。

この置き去り感も含めてこの作品の魅力なのかな?
何にせよ今後が気になる作品には違いないのですが…

{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 73

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

金木がお姫様だっこしてるその白い布のキャラに驚いた!

東京喰種√A(アニメオリジナルストーリー)

悲劇2周目開始!

今回の√Aは原作とは違ったもう1つの東京喰種。
原作者石田スイが紡ぐアニメオリジナルで1期の後から進行、
金木くんがあの1期での戦いからアオギリに入ったお話。
ちなみに原作ではアオギリには入っていませんね。
なのでオリジナルなんですが、ところどころ原作と同じシーンやお話が
あるので原作読んでる方にはああ!ってなるかなヽ(*´∪`*)ノ"


1番驚いたのがこの√Aのアイコンにもなってる今作表紙について。
金木くんが抱いてるこの白い布かぶされてるキャラが意外でした。
最終回で判明!「え?そう来たか・・。」って思ったな。
もちろん判明した直後はびっくりでしたけど
金木くんとの関係を考えたら納得で想像はずれていい意味での裏切りd(>ω<*)


そして個人的に気になってた原作の:reには続くのか・・。
ED後観て思いました。「ーーキタ!」
なので、今度アニメやるとしたら:re に続くだろうと悪魔で勝手な予想です。
まぁ、グールには結構裏切られたり
意外なことが起きたり多いのでどうなんだろうか・・。
原作の:re溜まったら放送を期待したいですヾ(●´□`●)ノ


それにしても、終わり方が私は想像してなかったパターンだったので
ヒデ登場&あの血にはちょっといろいろ驚かされました。
CCGに関しては原作とほとんど変わらないかな。
ただ、金木はあそこでどうなった?
:reにつなげるなら予想はつくけど、うーんイマイチ・・スッキリしなかったです。


EDの作画について。
毎回変わるので毎話飛ばさず観ました。
第10話のED作画よかったな〜。

あと、やはり1期で使われてた、TKfrom凛として時雨『unravel』が
私は好きでした♡
なので最終回のピアノ版なのかな?
挿入されてたの嬉しかったのとあの流れてる間はなんか不思議な感覚でした。


なんとなく「悲しい」そんなイメージが残りました。
OVA化決定の東京喰種「JACK」楽しみにしていたいと思います。
読んでくださりありがとうございました人´∀`).☆

投稿 : 2024/09/14
♥ : 56

76.7 9 恋愛でバトルなアニメランキング9位
デート・ア・ライブII(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1172)
7758人が棚に入れました
空間震を伴い、世界を滅ぼす力を持った精霊――。
そして、その尋常ならざる精霊の力を封印する能力を持った五河士道。
そんな士道の、平穏で健やかな休日の昼下がりを破る、突然の爆発音。
それは、再び幕があける、精霊たちとの戦争<デート>の前奏曲<プレリュード>だった……。
十香が! 四糸乃が! 琴里が! 折紙が! そして士道が帰ってきた!
セカンドシーズンも合言葉は『デートしてデレさせろ!』

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、遠藤綾、子安武人、味里、佐土原かおり、勝杏里、伊藤静、置鮎龍太郎、藏合紗恵子、佐藤奏美、小笠原早紀、中西としはる、甲斐田裕子、中田譲治

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

げ、劇場版!? (゜ロ゜;ノ)ノ 

謎の生命体「精霊」が引き起こす「大災害・空間震」
これを回避すべく取られた『精霊とデートしてデレさせる』
これがメインとなる第2期作品。 全10話。
ちなみに今作終了後、劇場版化が発表されました。

1期からの連続視聴になります。
この2期より「1期のほーが好き」という声が
多いようですが、それも納得できる内容でした。

まず、期待していた新キャラに魅力を感じられず残念。
肝心の『デートしてデレさせる』シーンも前作と比べ
かなり雑で、既存の精霊の出番を減らしてまで登場させる
意味が見いだせませんでした。
内容なくハーレム化して行く印象が強かったです(・_・;)

もう1つ期待していた伏線の回収も全く行われず
逆に伏線が増えて行く展開も残念な点でしたね=3
1つくらい回収してくれないとコッチとしては拍子抜けですw

ストーリー以外はそれなりに評価できる作品。
島崎信長、井上麻里奈、竹達彩奈をはじめ
角川お抱え声優陣も無難な演技だったと思います。
バトルシーンの作画は前作と同様に迫力があり
キャラデザも可愛い女の子たちをキレイに仕上げています。

冒頭のナレーションは今回も楽しめましたw


10話に詰め込んでいる事もあり内容の薄い、キャラ重視の作品です。
ストーリー重視の方にはオススメできません。
精霊、女子キャラを楽しめる方にオススメですね♪

それにしても中途半端に10話で終わらせ続きは劇場版とは…。
イラッとします、ああーイラッとします(`ε´)


《キャスト》
五河 士道(CV.島崎信長)
夜刀神 十香(CV.井上麻里奈)
鳶一 折紙(CV.富樫美鈴)
五河 琴里(CV.竹達彩奈)
四糸乃(CV.野水伊織)
八舞 耶倶矢(CV.内田真礼)
八舞 夕弦(CV.ブリドカットセーラ恵美)
誘宵 美九(CV.茅原美実里)
時崎 狂三(CV.真田アサミ)
村雨 令音(CV.遠藤綾)
神無月 恭平(CV.子安武人)

ナレーション(三石琴乃)


《主題歌》
OP:『Trust in you』/sweet ARMS
ED:『Day to Story』/左土原かおり

投稿 : 2024/09/14
♥ : 41
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

マジひくわ~連発でマジひくわ~(酷評注意)

原作未読 全10話

世界に大災害をもたらせるほどの力を持つ精霊たちをデートして好感度(デレさせる)を上げ、その力を封印させる主人公 五河 士道とその精霊たちのお話の2期です。

1期ではデートして精霊たちの封印がメインですが、、今回は目的(デートデレ)からはずれたお話ばかりでした。

2期は新キャラが多く出てきて、10話という短さから当然目立たなくなるキャラが出てきます。 {netabare}(特に五河 琴里と四糸乃の扱いは酷かったですね) {/netabare}

前半から中盤は学校のイベントが中心で、後半はバトルが中心です。

お話もあまり進んでませんし、1期からの伏線も全然回収されていません。というより、伏線が増えてますねw

IS(インフィニット・ストラトス)化しているような印象でした。(でもまだこちらの主人公の方が頑張ってますね)

内容を重視されている方にはオススメしません。ハーレムアニメとして観るか、この作品のキャラが好きな方向きですね。

OP 声優さんユニットsweet ARMSが歌ってます。
ED sweet ARMSの一人 佐土原かおりさんが歌ってます。

最後に、2期まで引っ張って続きは劇場で!というのは「マジひくわ~」です。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 40

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ねぇ、劇場版やっちゃう?肯定、やっちゃいます

相変わらずのデートして精霊をデレさせる感じなのかなって思ってましたが、今回は戦闘シーン多めで、いいところ見せて惚れさせる感じでした。

それでも一期と変わらず面白かったと思いますね。
二期はデートがない分、学校のイベントが多めだったので、そのイベントらしいハプニングやら催し物がまた一期とは違った感じで楽しめました。
それと、十香ちゃんの歌声が会場に響き渡っている中での戦闘シーンが歌と妙にマッチしていて、戦闘シーンなのに楽しく観れました。

まぁ、なんと言ってもデトアラはキャラがみんな可愛いですね。
折紙、琴里は一期から大好きですが、二期では新キャラの双子の精霊が可愛いすぎでした。
本当の気持ちを士道に話すシーンと、「ねぇ、夕弦やっちゃう?肯定、やっちゃいます」のところが個人的に好きです。
あと、忘れちゃいけないのが狂三。やっぱり狂三が登場するとさらに面白さが増しますね。
狂三のBGMみたいなのも好きです。
もう一人の新キャラさんは、歌声は好きでしたが、何だか普通の時の声が合ってない感じがして最後まで慣れませんでした。

タイトル通り、最終回で劇場版の製作が決定したとの嬉しい発表があり嬉しいことこの上ないです。
今から映画が楽しみでいやがりますよー!

投稿 : 2024/09/14
♥ : 37

77.4 10 恋愛でバトルなアニメランキング10位
DOG DAYS ドッグデイズ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1235)
7547人が棚に入れました
隣国・ガレット獅子団領国からの侵略戦争を受けるビスコッティ共和国。ガレット獅子団領国の頭首・レオンミシェリ姫が続ける苛烈な侵攻に、敗北を重ねるビスコッティ騎士団。そんな国の現状に心を痛めたビスコッティ共和国の姫・ミルヒオーレは、意を決して「国を救う勇者」を異世界から召喚する事にする。ミルヒオーレ姫が勇者に選んだのは、地球は日本・紀乃川市に暮らす少年『シンク・イズミ』。中学1年生の春休みを控えた終業式の日、シンクはフロニャルドに召喚されてしまう。異世界フロニャルドで待ち受けるのは、ある変わったルールの元で行われる「戦」の日々。ガレット獅子団領国の領主・レオ姫やガウル王子をはじめとする好敵手達との戦いや、ミルヒオーレやビスコッティの人々との交流。サーカスアクションとアスレチック競技が大好きな少年シンクは、『勇者』として、ビスコッティとミルヒを救う事ができるだろうか?

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ケモ耳美少女カワイイ(〃'▽'〃)

けも耳と尻尾を持つ種族たちが暮らす世界
『フロニャルド』を舞台に繰り広げられる
異世界ファンタジー、アクション作品。
全13話。


ファンタジー色の強い独特な世界観と
獣耳美少女キャラが魅力となる作品。
そして豪華な出演声優陣から「声優アニメ」
とも呼ばれている作品ですw

隣国同士の“戦”をメインに展開して行きますが
ストーリーは至って和やかでほのぼの。
たまにある美少女たちのサービスシーンはご愛嬌w

可愛らしい獣耳キャラが沢山出てきます♪
このキャラたちを愛でれるかが判断基準の1つに。
個人的なお気に入りはリコでした(〃ω〃)カワユス

全体的に作品の世界観を大切にして作っている印象で◎
戦、アクションからキャラクター設定まで
とにかくその辺りは徹底されていて良かったです。

まぁ、その徹底ぶりが弱点となり得るのかなぁとも。
逆に平和過ぎ、盛り上がりに欠けるなど
つまらないと感じる方も多いかも知れません(;´∀`)

声優アニメと称されるだけあって豪華なキャスト。
ぜひ注目してもらいたいです!


“平和的な戦”は決して悪くないと思います。
それを新鮮に感じてる自分と物足りなく感じる自分。
こんな矛盾をボケーっと考えていられる
平和な国に住んでいる現状に感謝すべきなのかもw






《キャスト》

シンク・イズミ(CV.宮野真守)
ミルフィオーレ・F・ビスコッティ(CV.堀江由衣)
レベッカ・アンダーソン(CV.高橋美佳子)
エクレール・マルティノッジ(CV.竹達彩奈)
ロラン・マルティノッジ(CV.子安武人)
リコッタ・エルマール(CV.水樹奈々)
ブリオッシュ・ダルキアン(CV.日笠陽子)
ユキカゼ・パネトーネ(CV.阿澄佳奈)
レオンミシェリ・ガネット・デ・ロワ(CV.小清水亜美)
ガウル・ガレット・デ・ロワ(CV.柿原徹也)
ゴドウィン・ドリュール(CV.若本規夫)
バナード・サブラージュ(CV.小野大輔)
ノワール・ヴィノカカオ(CV.花澤香菜)
ジョーヌ・クラフティ(CV.永田依子)
ベール・ファーブルトン(CV.寿美菜子)




《主題歌》

OP
『SCARLET KNIGHT』/水樹奈々
ED
『PRESENTER』/堀江由衣


【2015 02/20 レビュー投稿】

投稿 : 2024/09/14
♥ : 55
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

贅沢な2期への伏線?(75点)

アニメオリジナル
全13話。

個人的満足点:75点
アニメ系統:冒険ファンタジー

本作は一言で言えば冒険ファンタジー。
舞台設定・世界観などは斬新だった。

第一印象はこうだ

{netabare}

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『俺は剣と魔法の冒険ファンタジーだと思っていたら、
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        剣と魔法のファンタジー運動会だった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    SASUKEとかオリンピックとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

{/netabare}

国vs国で運動会やっちゃいました的内容。
剣や魔法でのバトルもするのではあるが、死人の出ない安心の内容。
後半に若干のシリアス展開を見せはするのだが
それもつかの間、やはりほのぼのした話で終わって行く。

個人的にはシリアス系が好みなのではあるが、これはこれで悪くない。
終始なごみムードで今一盛り上がりに欠けるものの何故か最後まで観てしまう。
さらには不覚にも最終話で少しぐっときた。

声優陣はかなり豪華。
よくもまあこれだけの声優集めたなって感じ。
ただ、これだけの豪華声優を揃えたのだが1クールではキャラが多すぎで正直、全員覚えられない。
キャラと声優の無駄遣いといった印象をうけた。

OPED曲はかなりお勧め。
OPに水樹さん「SCARLET KNIGHT」
EDに堀江さん「PRESENTER」
両曲とも個人的にはお気に入り。

キャラデザも可愛く描かれていて、萌え要素もてんこ盛り。
お気に入りのキャラに萌えるのもいいだろう。

しかし、これだけの物をもっていて、何故この程度の作品になってしまったのか?
どこをどうとっても勿体無い。

以下、視聴後に書いた内容
-----------------------------------------------------
このアニメにはもしかしたら何かあるのかもしれないとそう思わずにはいられない。
そう、それは2期があるんじゃないか?ということ。

あくまでも2期への序章という位置づけ。
何故かそう思わずにはいられない。

何なんだろうこの感覚は・・・・
決して「これ面白い」と、どっぷりはまる感じではないのに
もっと続きを見てみたい。
何故か今はそう思っている自分がいる。
-----------------------------------------------------

なんて書いていたら2期きたよw
1期で消化不良だった分、がんばって欲しいところ。


とまあ色々描いてきたが
何が言いたいかというと

最後の最後でリコに惚れましたw
また、リコに会えるんですね。


-----------------------------------------------------

以下、これまでの各話後の感想。
ネタバレ含みの場合があるかもなので
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
ファンタジー物かと思ったら、SASUKEだったという印象。
今後化けるのか、それとも・・・
しばらく様子見といったところ。

2話視聴。
戦闘で死なないのが、いまいち緊張感にかける。
相手国とも敵というよりは、競技相手といった感じ。
なんか運動会といった感じ。
最後に今後どうなるんだといった引きを見せてくれたので
引き続き様子見したい。

3話視聴。
今回は説明回&お風呂回(笑)
物語の舞台がだんだん分かってきた。
少し面白くなってきた感じ。
切る寸前だったが持ち返した(笑)
引き続き視聴。

6話視聴。
ラストなんだ?
急展開きたか?
毎週惰性で見てたのだが
来週楽しみになってきたんだがw

7話視聴。
シンクと姫様のじゃれ合いは吹いた。
姫様まさに犬でした。
6話の引きに期待が高まっていたのだが
いたってのほほんとした展開だった。
まあ、まだわからんが。
来週にもちこし。

8話視聴。
レオ様かわいい。
今までとちょっと印象変わった。
ストーリーの方も盛り上がってまいりました。
ってもう後半に突入だからね。

9話視聴。
リコッタのサービスカットいただきましたw
これは歓喜する人が出そうw
ストーリーはいよいよほのぼのから
シリアスになってきた感じ。
いよいよボス登場か?
来週も楽しみ。

10話視聴。
姫サービスショットご馳走様でした。
意外な展開だった。
しかし、このままな気がしない。
何かあるんじゃないかと来週も期待。

11話視聴。
何かあるのか?
何も無いのか?
残りあと2話。
どういう結末になるのだろう?

12話視聴。
何か今週はよかった。
ここに来ていい話。
ある意味もったいない。
正直今までで1番短く感じた。
えっもう終わりって感じ。
いよいよ来週最終回。
さて、どうなるのか。
もしかしたら来週泣いちゃうかもしれない。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 41

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

皆が優しい世界で催される、戦と呼ばれる大運動会

ジャンル:ファンタジー、バトル、獣人萌え?
恋愛というよりは友情。ってな作品でした。


~あらすじ的なものと説明をくっつけてみた~
獣耳や尻尾を持つ種族が暮らす異世界が舞台。
そこでは『戦』が行われていた。
これは一種の大会のようなもの。
殺伐とした雰囲気はなく、みんな楽しく参戦という感じ。
"兵士"というよりは"参加者"みたいな。
もちろん人が死ぬこともない。

この世界でビスコッティ共和国はガレット獅子団領国に敗戦を重ねていた。
そこで切り札として地球から勇者を召喚する。
それがシンク。物語の主人公です。


面白かったです。
特に世界観なんて大好物です。
異世界?(@^~^@)ジュルリ
思いっきりファンタジーファンタジーしてるのが最高でした。

私は、どうせ戦争やるなら兵士だけでなく主要人物も死んだほうがいいんでない?などと思う他人事野郎なのですが、
本作の場合は全くそのようには思いませんでした。
『戦』が『競技会』や『運動会』のような感覚なので、
こちらは観戦者として楽しく観ることができました。


キャラが魅力的なのも大きいです。
男女問わずみんな可愛いく優しい人物なので、
作品に流れる雰囲気はとても温かいです。
たまに甘ったるさが気になるときがありますが、そこはご愛嬌。

ビスコッティが主人公側ではあるのですが、
ライバルのガレットも好きですね。
というのも、双方の陣営が交互に描かれる形なので、
どちらにも情が移ってしまいます。
これが本作の狙いなのでしょう。

本作の戦を実際のスポーツに置き換えてみましょう。
好きなチーム同士が戦うのって、どこか不思議な興奮を覚えませんか?
それと似た感覚です。
本作も好きな国同士が戦うので
どちらも応援したりし、どちらが勝っても幸せ。
みたいな感情に浸ることが出来たのです。
作りが巧いなぁ~と思いました。

モブキャラのデザインもTHE・モブてな感じで完璧でした。



OP「SCARLET KNIGHT」 歌ー水樹奈々
ED「PRESENTER」 歌ー堀江由衣

本作の魅力は世界観やキャラだけではありません。
音楽もとても良かったです。
OP,ED共に気に入ってます。
ミルヒ嬢の劇中歌も忘れてはいけません。
どれも可愛い曲でした。
いつぞやのライブシーン、作画崩壊が気になりましたがw



私は1期~3期までノンストップで視聴。
どれが面白かったのか考えてみましたが、
特にこれというのもなく、どれも安定して楽しく観れました。
目新しさという点ではやはり、この1期が一番ですね。
それぞれに異なる魅力があって楽しく視聴できましたよ。

ファンタジーものが好きな方には是非一度観て頂きたい作品であります。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 41

65.2 11 恋愛でバトルなアニメランキング11位
聖剣使いの禁呪詠唱(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (827)
5385人が棚に入れました
どこからともなく現れる異形の怪物『異端者』を倒すことの出来る者たち<<救世主(セイヴァー)>>の育成のために、前世の記憶を持つ人間が集まる亜鐘学園。ここで二つの前世を持つ少年・灰村諸葉(はいむら もろは)が、前世で出会った少女達と再び出会う。


声優・キャラクター
石川界人、竹達彩奈、悠木碧、小倉唯、内田真礼、上田麗奈、Machico、小見川千明、大森日雅、佐倉綾音、皆口裕子、羽多野渉、中村悠一、小林ゆう、大川透、杉崎亮、石田彰、子安武人、釘宮理恵、緑川光、森沢芙美

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

こういうアニメはきっ…嫌いなんだからねっ!

よくある学園ハーレム異能アニメです
色々な意味で最初から最後まで面白いアニメでした
ネタアニメとして優秀だと思います

前世と現世を繋ぐ物語で設定は良いのですが、
演出が悪いのか分かりませんが、様々な場面で笑ってしまいます
ツッコミ所が多すぎて逆に気持ちいいくらいです
『思い出した!』はギャグですよね?
はい、私はこの作品わりと好きです


主人公たちは前世を思い出すと強くなります
概念はよく分かりません
バトルは熱いのですが、詠唱(?)を高速で書くシーンには謎の面白さがありました


キャラはなかなか良かったと思います
可愛い/かっこいいキャラというよりは面白いキャラが多かったですね
一人一人の扱いが雑で(良い意味で)笑えました
モブ顔すぎるモモ先輩がお気に入りです


OP「緋ノ糸輪廻ノGEMINI」 歌ーpetit milady
ED「マグナ・イデア」 歌ーfortuna

OPの曲調かなり好みですね
和のテイストも素敵です
CMでこの曲のPVちょっとだけ見ましたが、悠木碧さん妖艶すぎぃぃ
こんなに綺麗でしたっけ
EDも何気に良い曲でした


物語性や展開を楽しむというよりは、
登場人物同士のやり取りを私は楽しんでました
色々な点にツッコミながら観るのも悪くないものですね
最終回の諸葉の後転には草不可避です

この作品の目指す方向性が気に入っています
悪気はありませんが、ネタにしやすいです
もうやだこのアニメw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 42
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

綴る!「全ては水より始まっ・・・」“ウロボロス!”という禁呪が・・・

あわむら赤光によるライトノベルを原作とする作品です。

全12話、原作未読


異形の怪物「異端者」を倒すことの出来る存在である救世主と呼ばれる

者たちを育成するためにその力を持つことが出来る前世の記憶を持った

者たちが集まる亜鐘学園。自分の前世の事をほとんど覚えていない少年

灰村諸葉はその学園で前世で出会った少女と再び会うことになる・・・


とにかくツッコミ所の多い作品だったように思います。

ですが私個人としてはそれらの部分が特に何も思わず普通に楽しめたと

思います。色々言うとバトルシーン全般で動きがカクカクと妙に違和感

があるとか力尽きてしまったのだろうと安易に予測がつく例のシーンなど

問題だらけで世に送り出していく作品としては不十分な点が多いのだろう

と思います。でも私は様々な作品を毎週1話1話と見ていく中でこの作品

が1週間の中で1番楽しかったです。(大げさかもしれませんが・・・)

どんな名作良作、話が丁寧に作られている作品なんかよりもその見ている

瞬間が濃く感じました。


物語はそんなに面白いわけでもなく展開も飛び飛びで原作をかなり

掻い摘んで端折りながら作られているのだろうなぁと思う感じです。

その分キャラの一挙一動やバトルシーンにどんな形であっても何かアクセント

になるものを織り交ぜていると感じます。それが動かないとか制作が間に合わ

ないとかのような限られた事情の中でクオリティとか物語性とかキャラ立て

とかといった良さとは違う所に別の光を引き込んでいると思います。


OPはアリプロで今まで私が視聴した作品では記憶にはありませんが

癖になる感じで私は好きでした。


最後に私自身はこの作品を大いに楽しんで視聴しましたが、私自身の楽しさ

を感じる部分に当てはまっていたというだけの事であり、物語は私はあまり

面白くなかったと思っています。元々原作を掻い摘んでしか作れないわけで

それならこっちもそれに対応した形式を取るという形にしたまでであるだけ

です。(別にアニメを掻い摘んで見ているわけではありません)

とにかく私は楽しかったと感じたということです。

◆個人的点数評価 81.130点



余談(個人的点数評価について)

{netabare}
プロフにある程度は載せていますがその事を書いたのもだいぶ昔ですし

ちょっとばかり整理をという感じです。

(まあ大半の人はどうでもいいと思っているとは思いますが・・・)


文字通り私個人の感覚による点数評価です。大まかに言うと二つの部分に

分かれていて1つは作品としての出来、もう1つはその時間がどのくらい

良かったのかの二項目でできています。

作品としての出来というのはあにこれの星評価に私なりのアレンジを

加えたものです。いくつかの項目にそれぞれ点数をつけて合算するという

だけです。ただそれぞれの項目には基礎点があってその影響で最終的な

点数は60点は必ず、そして70点ほとんど場合で下回ることはありません。


もう1つはどのくらい良かったかであるがそれは楽しかった面白かった

などのアニメを視聴していた時の様々な感覚を総括して決めます。

これはデフォルトの値があり、そこから上下します。


点数の内部比率は前者が点数への直接的な影響力は後者の方が大きく

なっています。それは私がクオリティ等云々よりも楽しい時間を強く

求める傾向にあるからです。

まあこんなところかなと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 31

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

思い…出した

異端者に対抗するための救世主を養成する亜鐘学園。
この学園に入学した灰村諸葉(はいむら もろは)は、2つの前世で出会った嵐城サツキ(らんじょう さつき)と漆原静乃(うるしばら しずの)に再会する。
戦いの最中に『思い…出した』灰村の力で相手を撃退。
その後、実戦部隊に入隊する事となる。
このようにして灰村は強力な異端者と戦うようになるのであった。

本作品では武器を使った攻撃のほかに呪文を詠唱した魔法による攻撃方法があります。
特徴としては呪文を詠唱しながら指で文字を書き魔法を使う事でしょう。
とても早口なので字幕を見ないと何を言っているのか自分には分かりません。
呪文の内容もファンタジー要素が大きいので理解しづらかったです。
単純に自分が無知なだけかもしれませんが^^;

この作品は灰村が「思い…出した。」というたびに強くなっていきます。
一応、決め台詞なのかな。
俺TUEEEでハーレム要素もありますが、じっくりと視聴しなくても楽に見る事ができるでしょう。
まともに視聴していたらツッコミ所がありそうなので、失礼ですが消化試合のような気分で自分は視聴していました。

何回「思い…出した」があるのか。
次々と現れる敵を前にして灰村は仲間を守れるのか。
バトル物としてはどんどん成長していくRPGの要素もあるのでバトル展開が好きな人には楽しめる作品かもしれません。

7月からはリテイク版の放送が決定したという話があります。
果たして、どのような箇所を直すのか少し興味がありますが、
ストーリーは変わらないと思うので2回目の視聴はしなくてもいいかもしれません。
バトル要素が大好きな人向けの作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 31

69.2 12 恋愛でバトルなアニメランキング12位
風のスティグマ(風の聖痕)(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (710)
5261人が棚に入れました
一般人には知られていないが、この世界には魔術を操る魔術師が存在している。その中には自然の力を司る精霊の力を借りて妖魔を退治する人間「精霊術師」も含まれる。主人公・八神和麻は、炎術師の名門・神凪家に生まれながら炎術の才をまったく持たなかったために一族から追放され、日本を離れた。4年の月日が流れ、風術師となって再び日本の地を踏んだ和麻は、タイミングよく起こった神凪の術者の殺害容疑をかけられてしまうが……。

声優・キャラクター
小野大輔、藤村歩、森永理科、大原さやか、牧野由依、伊藤静、いのくちゆか

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

シリアスはそんなに悲惨にする必要があったか疑問です。

主人公はクールな我儘男、和麻。
風の聖霊王のコントラクター(契約者)です。
ヒロインは瞬間湯沸かし器型、炎のツンデレ娘、綾乃。
神凪家の次期宗主です。

悲惨な事件の合間に、和麻が綾乃を軽くあしらいつつのアクション型ラブコメです。
ラブコメは良質ですが、シリアスは荒削りです。
それと、綾乃の炎雷覇を取り出すシーンは毎度使い回しで工夫が見えませんでした。

お気に入りのキャラは、妖精のティアナ。
和麻にもてあそばれている姿が、かわいいです。
それと、キャサリン。
甘ったるい声のツンデレ金髪縦ロール娘。
ストライクゾーンです。

ラストもシリアスと見せかけてのドタバタ。
期待を裏切りません。
この分じゃ、続編はなさそうです。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 20

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最強のちから

典型的な魔法バトルファンタジーであったが

展開も悪くなく楽しみながら見れた作品でした。

元々能力のない主人公が最強のちからを手に入れて

やってくる。その力は比類なきもので、相手を完膚なきまでに

叩きのめすことができる力である。そしてその力は

仲間を大切な人を守るために使う。とてもすごくて

とても面白く見ることができた。

ただ、最後の終わり方が今後もまだまだ続くことを

示唆しているのに続編ができないのが

とても残念に思えます。

それでも、このアニメの話は面白くて良かったと思います。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 17

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

没個性的

一言で言ってしまえば「無難」な作品。

ただ異能バトルものとして見れば確実に力不足。
むしろラブコメとかギャグとかは結構面白い、設定も本筋もかなりありきたり且つ大味だが
それなりには纏まっているので悪くはないというレベル。

俺様主人公の割にはなかなかキャラが良い。暗い過去を持つ厨二設定だけど人格破綻という所までいかず、結構イイお兄さんな一面がよく垣間見える。意地っ張りでイジラレまくりなヒロインとの掛け合いとかが一番面白かった気がする。

とにかくあまりに没個性的で印象には残らないが、同時に本作を苦手とするような人も少ないと思われ。
それだけテンプレートに従順な作品。ちなみに原作未完のまま原作者は他界されたため、ラスボスとの最終決着はつかない上に続編は見られることはない。それなりにきりの良い感じでは終わっている。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 13

70.5 13 恋愛でバトルなアニメランキング13位
ノエイン もうひとりの君へ(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (672)
4655人が棚に入れました
15年後の世界「ラクリマ時空界」は、もう1つの世界「シャングリラ時空界」と恒常的な闘争状態にあった。
地上は荒廃し、人々は地下での生活を余儀なくされている。「竜騎兵」たちは超常的な戦闘能力をもって、シャングリラから送り込まれる兵器・遊撃艇を撃破する。しかし、ラクリマの劣勢は誰の目にも明らかだった。かくして竜騎兵に、シャングリラの侵攻を防ぐ切り札『龍のトルク』の奪取が命じられる。
現在、夏。函館に住む小学6年生上乃木ハルカは、友人たちとともに残り少ない小学生生活を満喫していた。唯一の気がかりは、中学受験を母親に強いられ、ストレスで押し潰されている幼なじみ後藤ユウのこと。
そんなハルカの前に、黒いマントをまとった一団が現れる。彼ら――ラクリマから転移してきた竜騎兵たちは、ハルカを『龍のトルク』と呼んで付け狙う。その1人カラスは、他ならぬユウの15年後の姿であった。

声優・キャラクター
工藤晴香、瀧本富士子、中井和哉、宮田幸季、千葉紗子、名塚佳織、喜安浩平、小山力也、本田貴子、白石涼子、鈴村健一、三宅健太、岡村明美、田中敦子、大原さやか、藤原啓治、中原麻衣

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

未来は僕等の手の中

本作で最も秀逸な点は、ズバリ、巨大な仏像を模した遊撃艇のデザインでしょう(笑)
あの常軌を逸した気色悪さは正直クセになるw
子供の頃に見てたら一生もののトラウマになってたかもしれませんw

でもこの作品、子供にこそ観てほしいなぁと思ったりもする。
ストーリー自体は言われてるほど難解じゃない。
量子力学を扱っている作品なので
馴染みのない人にとっては聞き慣れない専門用語が飛び交いますが、スルーしても問題ない。
寧ろ知識が一定以上ある人の方が、粗が気になって楽しめないかもしれない。
ただ「シュレディンガーの猫」の理屈は何となくでも抑えておいた方がいいかも。
(箱の中の猫は、観測者が中身を認識するまでその生死は確定しないっていう例のアレ)

ストーリーは基本的には小学生の子供たちの目線で描かれます。
舞台となる函館の美しい風景と、子供たちのリアルな日常描写が素晴らしい。
子供たちは様々な「未来」と干渉する。
その多くが悲惨極まりないものだったりするけど
それは未来であって未来じゃない。あくまで可能性の一つに過ぎない。
「確定した未来なんてクソ食らえ、未来は何が起こるか分からないからこそ面白い」
いいじゃないですか、夢があって。
登場人物が、まだ将来への選択肢の幅が広い小学生だからこそ説得力も生まれる。
運命論ってやつを真っ向から否定してくれる作品です。


○絵

この作品に対する作画評価は
その人にとってアニメの作画に何を求めてるかを判別するリトマス試験紙のようなもの。
本作の作画、とにかく安定しない。絵柄も回によってコロコロ変わったりする。
個人的には面白い試みだと思うし、作風にも合ってるので良いんじゃないかと。
戦闘シーンは圧巻。派手なエフェクトと大胆な崩し。輪郭線までも荒く歪ませています。

○音

壮大かつ荘厳なオーケストラ調のBGMは迫力満点。OPも歌詞、曲、映像いずれも素晴らしい。
またSEの作り込みも特筆すべきでしょう。
作画ばかり注目されますが、それと同じくらい音響への拘りも感じられます。


難点を挙げるとすれば、後半の展開がやや単調。盛り上がるんだけどあっさり気味。
単純な面白さという意味では、第12話がピークだったような気がします。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 41
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

量子力学をテーマにした本格派SF

制作はサテライトのオリジナルアニメです。
ジャンルはSFラブストーリーです。


上乃木ハルカは終わりかけの夏休みを友人たちと楽しんでいた。
気がかりは、彼女の幼馴染である後藤ユウが受験にまつわるストレスでつぶされそうだったことくらい。
そんな中、ハルカは一人の男と出会う。
なんと彼は15年後の「ユウ」であった…


本作は音楽が秀逸です。
劇場版仕様な重厚感のあるサウンドを楽しめます。
OPも良し。
作画は戦闘シーンでわざと崩すことで迫力を演出しています。
でも全体的に安定はしていないですね。
小学生が主人公、かつ「萌え」一切皆無な絵柄なので人を選びそうです。

量子力学がメインで扱われており結構難しいです。
加えて序盤から伏線を張るタイプの作品なので、整理して見ないと何やっているのかいまいち分からなくなる可能性があります。
その割にはキャラの行動原理がわかりやすいので、感情移入は結構しやすいはず。
ユウのへたれっぷりに少々イラつきますが、そこは我慢。

舞台が函館、ラクリマ時空界、シャングリラ時空界の三つに分かれています。
それぞれの野望が主人公ハルカの周りで渦巻くというのが基本構造です。
なかなか登場人物が多いので把握するのは結構大変かもしれないです。


「認識」が重要な要素として出てきます。
「認識」することで事実として世界が確定する。
{netabare}ハルカはこの世界で唯一時空に干渉できる存在です。
それは「龍のトルク」を持っているからであり、これを奪うために各勢力が動いています。
彼女を一身に守り続けるカラスがとても印象的。
ラストではユウも格好良くなりましたね。{/netabare}


総括して、硬派系SFが見たいという方は楽しめそう。
なかなか見ごたえのある、良くまとまった作品です。
加えて「シュタゲ」好きならばやっていることは似ているので挑戦してみるのも良しです。
難点は舞台があっちこっちに飛ぶのが見づらい点、2クールで中盤ダレる点でしょうか。
どうでもいいですが、何気に著名声優陣のオンパレードですよ。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 40

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「僕の大切な人を奪いにきたのは、僕だった」・・・このキャッチに込められたものを感じてほしい(80点)

全24話。
2005年作品。アニメオリジナル。

個人的満足点:80点
アニメ系統:SFアクション&純愛

このアニメの率直な印象としては敷居が高い。
独特のキャラデザ及び作画、SF要素に量子力学、序盤の意味不明さ。
これらの要素のために取っ付きがかなり悪い。

さらに最近流行りの萌えとか厨二とか皆無に等しいため、
そういったアニメが好みの方にはさらに敷居が高い。

しかしながら、それぞれのマイナス要素は決して悪いものではなかった。
独特のキャラデザは萌えに走らずキャラの魅力を出すには十分。
作画はこれを作画崩壊ととらえるのか?
挑戦ととらえるかで意見が分かれるところではあるが
色々な試みがなされていたし、動きに関しては申し分ない。個人的には評価したい。
(どこかで観たことある雰囲気だと思ったら、鉄腕バーディだった。)

量子力学設定も用語が難しくさせているが、あまり難しく考えなくても話についていける。
そんな難しい言葉なんか考えずに、人と人とのつながりや
人が存在するためにはという部分に思いをはせらせて視聴していただきたい。

音楽は◎
OP曲はeufoniusが歌う。
作品の雰囲気にマッチしていた。
作中のBGMも重厚で作品をより盛り上げていた。

これから視聴しようという方は
それぞれのキャラの心情にふれながら、
キャッチコピーの本当の意味にたどりついて欲しいところ。


と、まあ小難しい印象のアニメではあるが
つまり、何が言いたいかというと

サブタイの「もうひとりの君へ」がぐっとくる。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 29

65.4 14 恋愛でバトルなアニメランキング14位
聖痕のクェイサー(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (653)
4647人が棚に入れました
女性から聖乳“ソーマ”と呼ばれる生体エネルギーを得ることで、特定元素を自在に操る特殊能力者。“クェイサー”と呼ばれる彼らは、世界の歴史の裏で暗躍してきた。 私立ミハイロフ学園に通う織部まふゆ(おりべ まふゆ)と山辺燈(やまのべ とも)は、サーシャと呼ばれるロシア人の少年と出会う。彼は鉄の元素を操るクェイサーであった。この出会いにより、まふゆと燈は、クェイサー達の戦いに巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
三瓶由布子、藤村歩、豊崎愛生、茅原実里、平野綾、日笠陽子、川澄綾子、花澤香菜、清水愛、高垣彩陽、千葉進歩、大川透

ぺし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ぶっとんだ原作を、ぶっとんだスタッフがアニメ化した、ぶっとんだアニメ

《あらすじ》
女性から聖乳(ソーマ)と呼ばれる生体エネルギーを得ることで、特定元素を自在に操る超能力者。クェイサーと呼ばれる彼らは、世界の歴史の裏で暗躍してきた。私立ミハイロフ学園に通う織部まふゆ(おりべまふゆ)と山辺燈(やまのべとも)はサーシャと呼ばれるロシア人の少年と出会う。彼は鉄の元素を操るクェイサーであった。この出会いにより、まふゆと燈は、クェイサー達の戦いにまきこまれていく。



まず始めに、女性には勧められません。あらすじ見れば分かると思うけど、大概の女性は気分を害すると思います。一応言っといたので、見る場合は自己責任で(笑) どうせ見るなら、規制版じゃなくて、ディレクターズカット版を見た方が良いと思います。規制版は何をやってるかあまり分かんないので…。

けっこう前に見たので、記憶が定まらない部分もあります。このアニメ(原作も)一言で表すとすると、「スタイリッシュ搾乳アクション」です。タグにあったので拝借しました。このタグ思い付いた人凄いわ(笑)

一応、本筋のストーリ的な物はあるんですけど、正直言ってこの作品はそこに重きを置いていません。主人公のサーシャがいかにして女性の乳房を格好良く吸うかがこの話の核となる部分です(*_*)

タグにエロアニメとか有るけど、個人的にはここまでされると全くエロく感じない。もうね、酷い(笑)

何の脈絡も無く、えっ何でここで!?って所でソーマを吸い始めることだってある。後ですね、スタッフの拘りが半端じゃない。何への拘りかっていうと、女性キャラの乳首への拘りです。一人一人形とか違うんですよ…。いったいどこに力入れてるんですか!? もっとこう、ストーリーとか、作画とか、力入れるべき所があっただろうに(-_-;)

もうね、途中から笑いが止まりませんでした。ギャグアニメでも見たかと錯覚しましたよ。

しかも、こんだけふざけてるのに、戦闘シーンとか能力とか、音楽(OP、ED、BGM)はかなり格好良く仕上がってる(笑)

・声優について
何すかこの豪華さは(笑) 声優さんって仕事選べないんですね…かわいそう。
自分の好きな声優さんの喘ぎ声なんかを聞きたい人は見てみたら良いかも。
俺は、何かかわいそうに思っちゃいましたが(>_<)

このアニメのレビューすると変な目で見られるかな?っと思ったけど、変な目で見られたらそれはそれで良いやと開き直りました。

スタッフの明後日の方向への拘りが馬鹿馬鹿しくてお気に入りにしちゃいました(笑)

このスタッフ頭のねじが2、3本飛んでます。ハラショー、ハラショーww

投稿 : 2024/09/14
♥ : 21

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

特定のジャンルにおいては他に追随を許さない稀少な作品

タイトルにするのがあれでしたので
特定のジャンルということにしましたが、
このジャンルとは要は「授乳」ですw
他に追随を許さないというか他にあるのかな?
私は知らないですね
そういう意味では稀少価値の高い作品ではあります

もともとアニメでできないことをやるがコンセプトだったそうです
それが2期まであるとは
2期はしばらく遠慮しておきますがf(^^;

正直、24話消化するのに苦労しました
こりゃとんでもない強敵でした
何度も殺られかけました

乳吸ってパワーアップ!衝撃的でしたね
彼らは真剣にやってます
バトルより授乳のほうを真剣に!
「これが俺の吸い方だ( ・`д・´)怒」じゃねえよw

私は修正無しで観たのですが乳の作画に力入れすぎw
公式情報によると一人一人の形や色が違うそうですよ
正式に授乳アニメと認められてるのも凄い
ある意味、革命的かもしれないですね

「乳を掴んでも嘘はつかない」これはお見事
「ちょ…超乳だと…(驚愕)」こちらは吹きました
このような乳に関する台詞回しは豊富です
物語の展開はつまらないのでこちらを楽しむべきかと…

EDは2つとも無駄にかっこよかったです
OPより好きです
映像は相当ひどいですけどねw

女性はおろか男性でも人を選ぶ作品だと思います
それなりに免疫のある私でさえも倒れかけましたので
観る際は万全の状態でお臨みください…危険です
攻略ポイントはエロとしてではなくギャグアニメとして観ることです

投稿 : 2024/09/14
♥ : 21

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロい目でみちゃだめだ。笑いながらみよう!

乳の出現率は当代随一ですが、エロアニメに非ず。
特定の身体部位への拘りや愛情を、その世界観と設定に余すことなく取込んだ、究極のフェティシズム・バトルアニメ・・・・いや、こんなカッコイイ表現じゃダメだな
おっぱいへの異常なまでの執着心と願望を、そのまんま、異質な戦闘要素に当て嵌めたらどうなるか?を具現化した実験アニメ・・・・・この方がしっくりきます。


物語そのものはベタで厨二っぽいバトルものです。
組織からの任務を帯び、学園へやってきた主人公が、襲い来る対立組織のエージェントと戦います。
乳を吸いながら。
戦う連中は皆、特定の元素を操る能力を有し、様々な攻撃方法で激しい戦闘を繰り広げます。
乳を吸いながら。
戦いのなか、過去と向き合い、仲間や協力者を得て、冷徹な主人公は人間的にも成長していきます。
乳を吸いながら。
朴念仁も恋に目覚め、愛する人を守る為に戦い、ちょっとツンデレな可愛いカップルとなります。
乳を吸いながら。
とまぁ、至ってありがちな小年誌・青年誌的なお話です。乳は吸いますけどw


キャラの作画は、結構高水準です。
こんな作品なので、ある意味当然といえば当然ですが、”先っちょ”などのディテールには驚愕の拘りが見られます。一人一人、色や形が違うんですねぇ。w
大きいのから小さいのまで、各種バリエーションに富んでます。
キャラのビジュアル面にはあんまり目がいかないけどw、普通に可愛い萌えキャラ達が揃ってます。
バトルのアクション作画は・・・・・・まー、どーでもいいでしょ。オマケだし。


オッパイ見せまくり&乳吸いまくりの超常世界。
あまりに潔い吸いっぷりに、エロいとか感じる以前に、苦笑と嘲笑の混じったツッコミをしながらも、目が離せなくなる超特殊作です。
登場人物が真面目に命のやり取りをすればする程、笑いが込み上げてくる反則技w
握手をするかのように乳を揉みしだき、挨拶のように搾乳する。そんな世界ですが、そこは気にせず、穏やかな心でご覧くださいませ。
・・・・・って、やっぱ、気になりますよねw

「クソ変態バカアニメ」
これに興味と耐性のある方だけご覧ください。あえて、オススメはしません。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 20

72.0 15 恋愛でバトルなアニメランキング15位
おとめ妖怪ざくろ(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (811)
4626人が棚に入れました
改暦をした文明開化の時代、妖怪(妖人)と人間が共存する世界。月の満ち欠けと共に生活を営んでいたこの国が、突如として太陽の巡りとともに生活するようになったことで、「改暦」に反対する妖怪の過激派の取り締まりのために組織された「妖人省」。そこは妖怪側の代表と人間側の代表とで作られていた。妖人達の起こす不思議な事件の数々を解決するために、半妖人の西王母桃(ざくろ)、薄蛍(すすきほたる)、鬼灯(ほおずき)、雪洞(ぼんぼり)の4人の少女と、陸軍少尉の総角景(あげまきけい)、芳野蔓利劔&amp;#40;よしのかずらりけん&amp;#41;、花桐丸竜&amp;#40;はなきりがんりゅう&amp;#41;の3人がタッグを組んで、悪さをする妖人たちと可憐に戦うというストーリー。奔走するざくろ達妖人と、若き軍人達の姿がコミカルに描かれる。

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

艶やかで穏やかな雰囲気を堪能する美しい作品。

女性原作だけあって、完全に少女漫画系の作品ですが、男性でも十分楽しめると思います。少なくとも私は楽しめました^^


妖怪が登場するという設定の、明治の日本が舞台となっています。基本的に人間と妖怪は相容れない存在となっていて、様々な問題が巻き起こっている。そんな事を解決していくために半妖(妖怪と人間のハーフ)の女の子たちと人間(男)が依頼、問題をこなしていく間に心を通わせていくというお話。


ラブコメがメインの作品ですが、対立構造や半妖に対する世間からの偏見とそれを乗り越えようとするヒロインたちの葛藤が上手いこと描かれています。また、作画が非常に良く、ヒロインたちの可愛らしさ、着物や飾りの美しさや艶やかさが細部まで表現されて、和が感じられるのも良さです。ここがこのアニメのイチバンの魅力だと思います。


少女漫画原作だけあり、誰と誰がカップルになるのかはっきりしています(1話の時点でわかるw)3組もいるというのは
珍しめかな?


この3組(双子含む)がそれぞれ心を通わせていくまでの過程が非常に微笑ましく、穏やかな気持ちにさせてくれます。鬱展開があまりないのでニヤニヤして楽しんでましたw


そして、毎度毎度言っている気がしますが、ヒロインが非常に豪華!本当に豪華!脇役までずらりと名の通った声優が並びます。ヒロインだけ挙げていくと、

ざくろ→渚役の中原麻衣。渚のイメージとは全く違う。幅が広いなあ^^

ほたる→花澤香菜。清楚で美しい!

ぼんぼりとほおずき→豊崎愛生と堀江由衣。すごいシンクロ!このシンクロは豪華すぎる^^ 聞き分けが難しいくらい^^

ヒロイン以外も豪華なので、そこを楽しむことも出来ると思います。


正直2クールでやって、もっと広げてもよかったかも、、とは多少思います^^細部まで見たかった。


ただ最終話は本当に良くて、13話見切ってかなり満足できる出来でした。


ラブコメ好きな方にはぜひ。そうじゃない方もぜひ。純粋にニヤニヤできます^^w

投稿 : 2024/09/14
♥ : 42

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ヘタレイケメンいいね

この作品は女性キャラよりも男性キャラに魅力があります
もちろんざくろや薄蛍も可愛いのですが
それ以上に男性陣3名が魅力的
でも男の私でも楽しめました
なので男性にもおすすめしたい作品です

特に顔はいいのにヘタレの総角さん
キザなキャラは苦手なのでこういう人で良かったです
彼は良い意味でヘタレっぷりを発揮してくれました
やるときはやる人ですけどね

それと利劍さん
これぞ真の男
かっこよすぎです
薄蛍と利劍さんには幸せになってほしいな


それと音楽に力入ってるなぁ…
OPも良い曲ですがEDもバリエーションがあって面白かったです
3曲あるのですが一番お気に入りは
ざくろと総角さんの「初戀は柘榴色」ですね
総角歌えよww
※総角さんは喋ってるだけでざくろしか歌ってません※
これでデュエット曲なので私は怒ってるんです
なに!? 語りだったのかあれは!なら仕方ない…
ギャラはざくろに8割ですよ?
まとめると総角さんが好きです良い曲です何度もリピートしちゃいます


ラブコメ色強め+バトル作品
最初キャラデザ苦手でしたが慣れてきました
なかなか面白かったです
最終回もいつもの調子で終わってくれたので満足です

投稿 : 2024/09/14
♥ : 30

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

初戀は、イジワルな柘榴の果実

<2019/11/25 初投稿>
原作未読。
少女漫画かと思ったらコミックバーガーの流れを組む雑誌に掲載されてたんですね。
びっくり!
でも立て付けは少女漫画風

アニメは10年前の本放送時になんとなく見たのですけど、印象は「まあまあ面白い」くらいでした。

ところが今回、なんとなく録画を腰を据えて見返したら、
おおっ!
めちゃくちゃ面白い!

なんでも腰を据えるのは大事ですね。
というわけでレビューです。

時は江戸から明治へ移り変わり、
そこかしこで文明開化の音が鳴り響く日本。
この開明的な社会への転換を契機に、
それまでは未知の領域だった妖怪を「妖人」として人間社会が受け入れて・・・という一風変わった世界観。

いきなり日の光の元に隣人としてその姿を晒し始めた妖人に対して、人間の反応はつまるところ人種差別。
忌み嫌う人も多く。
妖人も簡単には人社会に溶け込めないようで。

そんな人間と妖人の融和の為、いろいろ悪さをしてしまう妖人に対処するために新たに設立された「妖人省」が物語の舞台です。

何が良いかと言えばまず雰囲気。
この時代は黙ってても絵になるのですが、作者さんとアニメスタッフのセンスがさらに磨きをかけてます。

戦闘シーンも好み。

「わたしゃ、花か
 蝶々か、鬼か・・・」

の唄は夢に出てきそうなくらい雰囲気あります。


登場人物は、
皆さんある意味定番の性格なのですが、
定番とはちょっとずつ味付けが違う感じでそこも良いです。
「なんだ今日もまたオデンかぁ・・・あれ?出汁変えた?」って感じで。

ところで皆さん、名前の読みが難しい。
女子の名前は風情があって好みなのですが
男子はもう唯の難読人名トリオ 笑
変わった名前は覚えやすいけどみーんな変わってると逆に覚えらんないよ
こういう作品、多いですけどね。

◆西王母桃
主人公。
半妖女子その①
西王母桃と書いて「ざくろ」と読むそうです。
(このアニメで初めて知りました)
跳ねっ返りで気が強く、
でも心優しく純情
という少女漫画の主人公らしい性格。
戦闘力最強。
中原麻衣さんの声が良かった。

◆総角景(あげまきけい)
ざくろの相方
人間男子その①
帝国陸軍少尉でイケメン
声は安定のイケボ櫻井孝宏さん。
「アゲマキ」「パツキン」「へたれ」「景坊ちゃん」とか呼ばれてる。
妖人コワイヨー

◆薄蛍(すすきほたる)
半妖女子その②
すすきは苗字ではないようです。
なので読む時は一息に「すすきほたる」でお願いします。
「そんな、はしたないこと・・・(´・_・`)」とか言ってしまう儚げな「おしとやか」さん。
声はざーさん。
つまり守ってあげたい枠

◆ 芳野葛利劔(よしのかずら りけん)
薄蛍のパートナー
人間男子その②
やはり帝国陸軍少尉でイケメン
「君に届け」で言えば真田龍
つまり誠実/寡黙/長身/丸刈りイケメン枠。
つかこんなん、この世の女子どもはみんな惚れてまうやろ 笑

◆ 雪洞(ぼんぼり)、鬼灯(ほおずき)
半妖女子その③と④
双子。
その言動と金髪ぐりぐり巻き毛から高価なキャバ嬢みたいでちょっと印象悪かったんですが、途中のあるお話から好感度爆上げでした。
声はそれぞれ別の人が当ててるとは思えないユニゾンぶり。

◆花桐丸竜(はなきり がんりゅう)
雪洞と鬼灯のおもちゃ?
人間男子その③
ついでに帝国陸軍少尉でイケメン
声は梶裕貴さん。
つまりショタ童貞キャラ。

こんな感じです。

ちなみに女子たちはみなケモミミ。
すごーい!きみたちは妖力をもったフレンズなんだね!


つらつらと書き連ねてきましたが、
ただのよくある妖怪系少女漫画の焼き直しとかではないです。

本質は世界観と物語の質の高さ。
よく考えられてます。
そして「和」の風情。
原作者とアニメスタッフ双方の力量センスが素晴らしいのだと思います。

こういう良い作品、原作はまだ続いてるようで、アニメも是非二期をお願いしたいのですが・・・難しいんでしょうね。

レビュータイトルは3つあるEDテーマ曲の一つ
「初戀は柘榴色」の歌い出しです。
これが病みつきでなかなか頭から離れない
櫻井孝宏が被せてくる恥ずかしい台詞も笑えるし

<2019/11/29 追記>
言い忘れてました。
ラブコメです。
それも甘々なザ・少女漫画って感じの。

もし観るときは、事前にスピードワゴン・世界のオザワさんの甘い言葉で身体を馴らしてから入ってください( ・∇・)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 25

69.8 16 恋愛でバトルなアニメランキング16位
革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (818)
4351人が棚に入れました
人類が宇宙に進出した時代、中立平和国家ジオールは突然ドルシアからの攻撃を受ける。政府が無条件降伏する中、学園や友人たちの危機を救うため、時縞ハルトは人型兵器ヴァルヴレイヴに乗り込み、ドルシア軍を撃退。学園のあるモジュール77はジオールから分離し、新生ジオールとして独立する。

声優・キャラクター
逢坂良太、木村良平、瀬戸麻沙美、戸松遥、小野友樹、中村悠一、悠木碧、福圓美里、吉野裕行、浪川大輔、寿美菜子、羽多野渉、堀江由衣、福山潤、宮野真守、細谷佳正、梶裕貴、小野大輔、水樹奈々、豊崎愛生、茅野愛衣、代永翼

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

終盤面白くなってきます!

サンライズ制作のオリジナルアニメ

分割2クール 
1st 12話
2st 12話  
全24話

2ndシーズン目

ジャンル:SFロボットもの

分割2クールなので、1stが終わってから期間が開いてしまってるので、正直記憶が曖昧になってしまった。

観ていくうちに、ああ~そうだったな~って思い出す始末 ^^;
できれば分割しないで欲しかったです。

20話くらいから怒涛の展開で、いくつかの複線回収もあり、面白くなりました。

学生達の手の平返しにはすっごいムカついたし、
味方の死には泣けました。

ラスボスとの一騎打ちは、力入った映像も凄かったし、
命燃やし削っていく戦闘なので、胸にグっと来る物がありました。
ウルウルです。(TдT)

ラストは、予想通り 
「やっぱりそうなるよね~」だったので、なんだか残念な気持ちに。。。
(自分的には、ハルトがTV版 Zのカミーユより可哀想でした)

あとは、終結後の話を、もっと詳しく丁寧に見せて欲しかったです。

いや~見応えありました
時間に余裕があれば、もう一度最初から一気に観たいですね。

ちょっと説明不足な所もあるけど、なかなか楽しませてもらえました。

1stシーズンのレビューは酷評気味でしたが、
2stシーズン見終わってみれば・・・
面白かったです!!!




2ndシーズン
OP:「革命デュアリズム」(第14話 - 第24話) 歌 - 水樹奈々×T.M.Revolution

ED:「REALISM」(第14話 - 第18話)歌 - ELISA
「赤いメモリーズをあなたに」(第19話 - 第23話)歌 - かなでももこ


1nd&2ndシーズンの全てのOP&ED曲 良かったです!
全部CD購入。(僕じゃないは、CD出ていないのでアルバムをレンタル)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 36
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

世界に暴かれたのはお前だ~ヴァルヴレイヴ!!!

まず、1期視聴をしなくとも雰囲気で楽しめる作品。
楽しめるという表現を含ませ濁す理由は、サンライズの革命を見せたかったと感じる。サンライズといえばガンダムを始め数多くのロボットアニメを世に輩出してきた制作会社ではあるが、コードギアス、TIGER&BUNNY、ラブライブなどとガンダムイメージが強いものも次世代に受け入れられる作品を試みている。だが、ヒット作は簡単に生まれるわけがない(笑) その屍になる作品が革命機ヴァルヴレイヴ。 

私的になりますが、脚本家である大河内一楼に原因があると感じている。代表作といえばコードギアスが有名な一方、ギルティクラウンの失望は大きかったではないだろうか。過去の栄光に縋っているといえば語弊があるかもしれないが、やっていることはギアスから変化ない。
中2設定で過剰演出に加えネタキャラにティスティングして台詞回しの勢いで押し切るストーリー展開になっている。これをギルクラの失敗で気づいていないのかと私は感じている。
だから、大河内が変化しない限り停滞気味の作品ばかり量産される。

作品としての感想は2クール必要だったのか? 
2期から本気出します俺!みたいな1クールの伏線構成から駆け足すぎる展開。
伏線回収は出来ていたが、作品としてのシナリオ構成に問題があった。 

革命機ヴァルヴレイヴは何だったのか?
{netabare}マギウスから地球を救う為の人類の兵器であったが、噛みつき衝動に加え記憶欠落・腹切りブレイドとリスクを抱え死ぬという絶望的な機体だが、鬱展開よりキャラ設定を濃くするあまり危機感・鬱要素といったものが欠けてしまい、ストーリラインに押し切られ見せ場となる演出が薄い。マギウスの存在を世界に暴く展開は、視聴者としては分かりきった展開で、その先は・・・となるのだが、他者(異星人)との共存を育む戦争だった。と伝えたいメッセージはわかるが、楽しませる要素としてキャラ設定が一味違うだけでは本気で観て拍子抜けしてしまう。{/netabare}

バトルシーンで悲壮感を見せる演出が多々あったが、思い返すと腹切りブレイドしか覚えていないような(笑) 機体の特性もキャラの生い立ちや素養を活かしていたが、見せ場となるシーンが簡素すぎる。
そう考えると所々にインパクトを植えつけることには成功しているが、声優陣・力を注いだOP・ED曲ではあるが歯車が合致していない作品であった。

ネタキャラティストにして話題性を駆り立てるキャラ設定の失敗。
まさに僕の所為じゃない気分です(苦笑)
ハルトとエルエルフの立場が違えど、互いの目的を果たすのだが結局はエルエルフに移り栄えする展開が多くキャラ贔屓が目立つ。

恋愛においても{netabare}ハルト・エルエルフともに報われない恋という形で終止符を打っている。{/netabare}この時代を犠牲にして成り立った未来を表す道具として使われていた。だが、間延びが多くサキとショーコの絡みといった展開がなく置き去りが否めない。

ボスである{netabare}マギウス {/netabare}が弱すぎる。それゆえ興ざめしてしまい、『え、もう終わりなの?』と余韻に欠けてしまう。シナリオ展開と演出のアンバランスが際立ち世界観が薄っぺらく見えてしまう。

ギャグにしか見えない行動キャラ・恋愛・バトルと1つの水準は高いが、ただ、それだけという印象に終わってしまう。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 34
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

紆余曲折の後に……

全12話

1期から観ることをオススメします。

超展開で終わった1期、2期はどうなるのかと思いましたが、やっぱり期待通り? 超展開が待っていましたねw

演出が悪いのか脚本が悪いのか、終盤どことなく余裕ががなくて何とか最後は纏めましたが、バタバタ感があって余韻も残りませんでした。{netabare}(最終話は特にひどかったですね){/netabare}

シリアスでせつない場面もあり、場面では良いところもありましたが、テーマが{netabare}「世界を暴くシステム」{/netabare}テーマだけに後半もう少し丁寧にしてくれると良かったですね。

オススメできる作品ではないのが残念です。

OP 1期と同様、大御所2人のコラボです。仕方がありませんが、1期よりインパクトがなかったですね。(でも曲は好きですよ)
ED せつない曲ですね~

最後に、素材は良いのに巧く調理しないとおいしくもなりまずくもなる、そんなことを思いながら観てました^^;

投稿 : 2024/09/14
♥ : 30

62.2 17 恋愛でバトルなアニメランキング17位
聖痕のクェイサーII(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (385)
2834人が棚に入れました
クェイサー…それは、女性の聖乳<ソーマ>を吸うことによって、特定元素を自在に操ることが出来る特殊能力者――。鉄のクェイサー・サーシャに下された新たな使命は、私立女子校・翠玲学園への、女装をしての潜入調査だった!! ハイ・エンシェント・サーキット「雷[いかづち]の携香女[マグダラ]」を探し出すため、桂木華を新たな生神女[マリア]として、学園に転入してきたサーシャ。「雷の携香女」はいったいどこに? そしてその能力とは!? いま、女子校を舞台に、新たな聖乳伝説が幕を開ける!!

声優・キャラクター
三瓶由布子、日笠陽子、南條愛乃、櫻井浩美、巽悠衣子、藤村歩、豊崎愛生、平野綾、川澄綾子、花澤香菜、千葉進歩

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

もう勘弁してください

こだわりの異常性癖アニメ、第2期です。
他の追随を許さないおっぱいへの執着。
舞台が変わろうと、どんな任務を帯びようと、吸って吸って吸いまくります。

全てのキャラクターにおいて、個性を尊重するため、乳首の形状や色素が異なるディテールまで表現した驚愕の作画。
(規制のないBD版での視聴です)
とことん本物志向を追求した、超リアルな”搾乳”の際に発する至高のサウンドエフェクトも健在。
「ぢゅうううう、ちゅばっっ!」
もう、何も言う事はございません。行くとこまでイッっちゃってます。


1期はそれなりに、バトルものらしい体裁を保ってはいましたが、この2期は前半でバトルが終結してしまい、後はひたすらバカおっぱいエピソードを繰り広げております。
ギャグアニメと言っても過言では無いくらい、くだらないですが、ネタがアレなのでとにかく痛々しい。
こりゃ1クールもいりません。
最初は爆笑していた搾乳ネタも、さすがに胸焼け気味。正直、疲れます。


誰かれ構わず乳にむしゃぶりつくツンドラ坊主。
プレイの幅を広げ、着実に奴隷を増員していくドS女王。

この2人の活躍をナマ暖かく見守る作品です。 サイテーですねw


最終話でシリアスな展開を見せ、前作のキャラもいっぱい登場。
「新たな戦いがこれから始まる!」みたいな伏線を張りまくった思わせぶりな終わり方をしています。
・・・が、もういいや。飽きた。

全然、続きが見たくなりませんw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 14

テンガロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

文句言いつつも全部観ました(笑)

相変わらずの搾乳授乳アニメです(笑)

1期でそれしかないと分かってるのに見ちゃいました。
下らないと分かってても観てくれるのは
エロアニメの強みですね(笑)

こんなものを観てしまいたくなる
自分が情けない!
理性と欲望で葛藤しつつ、
…やっぱり欲望に負けちゃいました(笑)

くそーー!こんにゃろーー!ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

2期は1期より鬼畜度がアップして
より女の子を粗末に扱ってます(笑)
製作者の頭もかなりやられてるなぁという印象です。

これを見て笑って許せる立派な大人であれば
観ても大丈夫です!(笑)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 7

MAYUC〜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

もうなにがなんだか。。。

タイトル通りで凄まじい事になってますw
1期も凄まじかったのは承知していましたが今作品はもはやストーリーまでもメチャメチャに感じました...
前作はまだストーリーもハッキリしていて観れましたが
今作品はなにがしたかったのか最後まで伝わってきませんでした。
1期はいろいろと真剣だったからこそ笑えましたが今回はその真剣さが薄れてたような気がします!!w
まぁ〜それでも笑いながら観ましたが♪

投稿 : 2024/09/14
♥ : 2

61.4 18 恋愛でバトルなアニメランキング18位
フリージング ヴァイブレーション(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (375)
2610人が棚に入れました
原作:林達永・金光絃(コミックヴァルキリー連載、キルタイムコミュニケーション刊) 監督:渡部高志 シリーズ構成・脚本:赤星政尚、キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺真由美 能登麻美子、市来光弘、花澤香菜、釘宮理恵、井上麻里奈、甲斐田裕子

声優・キャラクター
能登麻美子、市来光弘、花澤香菜、釘宮理恵、井上麻里奈、甲斐田裕子、愛美、山口立花子、東城日沙子、三森すずこ、桑原由気、橘田いずみ、霜月紫、岩瀬周平、ゆきのさつき、斧アツシ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

血と汗と衣装が飛び散るアクション!

原作 漫画 未読

第二期目

全12話

ジャンル:学園恋愛バトルファンタジー(ちょいエロ)


2期目なので、ストーリーは省きます


自分は能登さん目当てで視聴 ^^;

相変わらず、サテラ役の能登さん、良い声してますね~
1期見た時、闘うキャラには ちょっとどうかと思ったけど、大分慣れました。
時々見せる デレた仕草や声は、可愛いな~っと ^^


今回は敵であるノヴァと闘うってより、身内同士のイザコザが主な内容。
身内の犠牲が出るので、やるせない気持ちになります。

カズヤもあんまり活躍してないし・・・
ストーリーが、重く、あまり進んでない感じで、ちょっと退屈でした。


印象に残ったのは
途中、変態お兄さんが出てきた事かな~
あれ放送していいのか?ってくらいで、軽い衝撃w ^^;
良い子ま真似しないでね!

3期があれば、今度はサテラとカズヤの二人の良い所が見たいですね。
それに、ちゃんとノヴァと闘って欲しいかな^^


1期見て面白く感じればいいけど、万人にはオススメできない作品かも ^^;


OP:「AVENGE WORLD」 歌 - 鈴木このみ

ED:「世界は疵を抱きしめる」 歌 - 鈴木このみ



OPとEDが結構お気に入り
一枚のCDで聞けるので勿論購入w  お得でした。^^

鈴木このみさんの唄は好きで、よくカラオケで歌いますw 
(@^▽^@)


最後に一言
CMで「フリージングあるある」やってたけど、芸人のRGのネタでしたね!
なぜそのネタ使うん!? 笑っちゃいましたw フフ(^ー^* )
  

投稿 : 2024/09/14
♥ : 35

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

感想

話は続くよどこまでも・・・

1期に比べてちょっと落ちたかな、かずやの出番もほとんどないし

3期も見るんだろうな~

閑話休題
作中最後に出てきたモノレール、いろんな作品で見かけますね
がんばれ多摩モノレール!w

投稿 : 2024/09/14
♥ : 31

テンガロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロさよりシリアスな展開がメインの2期!

1期に引き続き視聴。

本作はエロアニメの部類ですが
1期に比べるとエロさよりシリアスな
お話がメインになっている気がします。

エロが無くなってる訳では無く、
相変わらず「パンチラ」「おっぱい」はあります
※乳首が見たければAT-XかBDでしょうけど(笑)

私はエロさよりシリアスな展開やバトルを
毎週楽しみに見てましたね。

しかしながら1期に引き続き「内輪揉め」が
続いてる気がするので
「君たちは一体何と戦うためにこんなに辛い思いしてるの?」
と問いたい(笑)

「映画エイリアン」でクルー達が
エイリアンそっちのけで揉めてる感じです(笑)

次の3期では本来の敵「ノヴァ」でしたっけ?(笑)
いよいよあれと全面戦争という展開を期待してます!

(でないと本来の目的を忘れつつあります(笑))

投稿 : 2024/09/14
♥ : 25

71.7 19 恋愛でバトルなアニメランキング19位
からくりサーカス(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (262)
1095人が棚に入れました
小学5年生の才賀勝は父親の事故死によって莫大な遺産を相続したことをきっかけに命を狙われていた。そんな折、青年 加藤鳴海は偶然にも勝と出会い、手を差し伸べることを決意する。しかし、勝を追ってきたのは人間ではなく高い戦闘能力を持つ人形使い達であった。窮地に陥った二人は突如姿を現した懸糸傀儡マリオネットを操る銀髪の少女しろがねに助けられる。こうして、日本で出会ったこの3人は数奇な運命の歯車に巻き込まれていく──

声優・キャラクター
植田千尋、小山力也、林原めぐみ、櫻井孝宏、佐々木望、黒沢ともよ、井上麻里奈、江川央生、岩崎諒太、石川界人

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「藤田和日郎」力

仕事の一環で視聴。

原作は「うしおととら」とは違って知る人ぞ知る本当にコアな少年漫画マニアがこぞって絶賛するほどの藤田和日郎の名作。

原作が終わって12年越しのアニメ化ということで非常に丁寧かつ気合の入り方が違います。

キャラクターは本当に素晴らしく立ってるので、個性派ながらアニメ化しやすく魅力たっぷりなのですが、1話を観ると非常に駆け足で、早くも原作ファンからするとどこをカットされるのかが気になる不安な出来になっちゃっているのが残念。

ワンピースや進撃の巨人などの名だたる漫画原作のアニメは引き伸ばしや外伝を作れるほどの余裕が有るのに対し、原作人気が正直広まっていないので、ややおっかなびっくりしている様子が伺えます。これは名作漫画「BANANAFISH」でも同様のことが言えますけどね。

やはり既に絶大な人気のある漫画と中堅クラスの漫画だと、質よりも予算や視聴者の反応をモロに受けやすいので、原作ファンには物足りない出来になってしまうかもしれませんが新規ファンを獲得することを考えるとこれからどう盛り上がっていくかが大きな焦点になっている気がします。

少しでも気になった方がいらっしゃったら、原作を読んだほうがいいかも。アニメの再現度も含めてよくできていますよ。


しかしながら、もう「藤田和日郎」力としか呼びようのない大胆なプロットと、顔芸と言われるレベルの感情の揺れ動きが、アニメとして魅力のある作品になっています。やはりジョジョと同じで、原作が面白いので是非、原作を読んでもらうのが一番かと思います。

全話視聴:非常にもったいない終わり方でした。ちょっと少年サンデーは本当に危機的状況で、看板がコナン以外ないのと、もう少し原作を大切にしたり作家を大事に扱わないと潰れる気がしてなりません。漫画自体の市場が縮小傾向ですがいよいよ危うい領域になっている気がします。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 23

Dkn さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「一生残る恐怖と衝撃で一生残る愛と勇気をね!!」

速報だ!!

“最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)”として、アルレッキーノ役を福山潤、
パンタローネ役を中田譲治、コロンビーヌ役を悠木碧、ドットーレ役を大友龍三郎が担当。

きたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!

試写会で判明したのは、才賀正二役 田中正彦さん、才賀善治役 大塚明夫さん、ルシール・ベルヌイユ役 朴璐美さん。
作者自身が再構成し直した全36話構成がどうなってるのかわからないけれど、カットはあれどキッチリやって欲しい。


コロンビーヌ役の悠木碧さんがコメントで、

「愛情を哲学していくパートを担った子という印象です。
後に大きな変化も待ち構えているので、先を見据えて殊更丁寧に構成して演じられたらいいなと思っています。」

――と答えていた。なるほど。

期待しないでいようと思ったけどダメだ…早く明日になって下さいっ…



「世界中の子供たちに愛と勇気をね!与えてあげる前提で、まず怖がらせるだけ怖がらせてあげちゃうよーん!!
一生残る恐怖と衝撃で一生残る愛と勇気をね!!」

byジュビロ

投稿 : 2024/09/14
♥ : 22

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こんな話だったんだ。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:かなり昔の漫画のアニメ化。うしおととらは好きだけどこれはあまり好きじゃなかった印象。しかも最後どうやって終わったのかも記憶にない。ので、新鮮な気持ちで見られる予感。

期待度:★★★★

うしおととら鹿子の人の作品全部見たのないんだけど、原作出だし部分だけちょっと見て覚えてた。でも最後こんな感じで終わったんだね。
今となっては、、、という感じでした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 12

85.6 20 恋愛でバトルなアニメランキング20位
伝説の勇者の伝説(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (3793)
20428人が棚に入れました
ローランド帝国王立特殊学院の学生、ライナ・リュートは、いつも寝てばかりで無気力の劣等生。
昼寝だけして過ごすことを望むが、ある日、敵国のエスタブール王国が戦争をしかけてきたことで、ライナたち学生は戦争に送り込まれ仲間の多くを失ってしまう。戦後シオンと共にローランドのために行動を始めたライナだが大陸を覆う闇はローランドをも蝕み始めていた。

声優・キャラクター
福山潤、高垣彩陽、小野大輔、杉田智和、村田知沙、藤田咲、伊丸岡篤、沢城みゆき、諏訪部順一、日野聡、岡本信彦、小田久史、阿部敦、増谷康紀、入野自由、竹達彩奈、緒乃冬華、高橋美佳子

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

第二期さえあれば、評価も変わるのでは 【総合評価:68点】

2010年夏から秋、全24話で放送された作品。
第一話での視聴率の低さや置いてけぼりの展開などが目立ち世間一般にはあまり評価されていない作品ですね。
ですが、この作品はもっと評価されるべきではないでしょうか!!

自分も第一話とは言いませんがかなり序盤で一度視聴を断念しています。
キャラデザがどうも古めかしい香りがしたり、やはり物語の良さが分からなかったなどが理由でした。

弟が粘り強く視聴を続けており、中盤ぐらいから物語が一気に盛り上がってきたと言われ視聴を再開。
すると、確かに序盤の退屈な展開からは一辺しました。
本当に王道のファンタジー、王道で設定が凝り過ぎていない分、単純ではありますが、すんなり視聴出来ました。
あまり好きではなかったキャラ面に関しても、視聴を続け、設定を把握するとかなり魅力を持っている事に気づきます。


何より、自分が引かれたのは主人公ですね。
普段はおちゃらけた主人公ですが、魔眼の力を持ち、その力は人々から恐れられているものです。
その力を持つが故、主人公は人との付き合いに一定の距離を置いています。
人を信じきれない、深入りし裏切られるのが怖い、そう言った根深い孤独が描かれ、個人的にはそこが気に入っています。


中盤から、主人公と同じく魔眼の力を持つ者が現れ、主人公を仲間に誘う。
そこで、旧知の友は主人公と同じ魔眼を持つ者を化け物と呼んでしまう。
更にはその友が、もしもの時は主人公を殺すように家臣に命じていた事を知ったり……
そして、仲間と旧知の友に別れを告げ、同じ魔眼の力を持つ者と去って行くシーンは特に好きです。


最後に挙げるべきは、この24話で構成された物語は完全に序章に過ぎなかったと言う事です。
物語が遂に動き出す、そう言った雰囲気を漂わせて終盤一気に盛り上がってきた所で24話終了

「えっ!?この展開で終わるの!!?」

正直な感想はこの一言ですね。
物語の展開的にここから、大規模な戦争が始まり、魔眼の力やら、主人公の過去など多くの伏線を回収できていない、盛り上がる要素をふんだんに残したまま終了
この24話は、言わば序章に過ぎなかった……


最初に述べたように視聴率などの問題で、二期は絶望的と聞きます。
ですが、二期さえ実現すれば、この低い評判を払拭できると思います……


序盤の退屈を乗り切る事さえ出来れば、中盤以降の展開はとても激アツです!!
視聴していない方、序盤で断念してしまった方、是非とも一度、最後まで視聴して見てください!!

投稿 : 2024/09/14
♥ : 66

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

めっちゃ面白くてビビった!これ好きだわー

正直期待してなかったアニメです。タイトルから湧き出る王道臭が受け付けませんでした。(>_<)でも、このアニメとても面白かった。主人公最強ものに分類されるのかもしれないが、とても熱いです。



幼き頃からその特殊能力のせいで心に闇を抱え他人との関わりを絶ってきた主人公ライナー。

そんなライナーが周りの人に支えられたりしながら今にも崩れ落ちそうなものを抱えて生きていく姿が良かった。


さらにこの作品に登場するキャラクターたちはみんなぶれずに自分の信念というものがしっかりとあり、それが物語全体を引き立てていた!



序盤は旅に出る主人公達と、国の内政や外征に奮闘する主人公の友達の王の話なのですが、その2つのストーリーがだんだん交錯していくとこがいいですねぇ。

100作品以上のアニメを視聴し終えた今でもtop10に入る作品です。
物語に★5をつけた数少ない作品の一つです。

本当に面白かったアニメなので続きが早く観たいです(^.^;原作のほうが続いていますのでささやかながら期待しています。観てない方は是非観て下さい。本当に面白いです。笑っ

投稿 : 2024/09/14
♥ : 65
ネタバレ

テンガロン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

だんご食べたくなった

全体的には少々古臭い印象があるアニメです。(特にデザイン)

ですが話だけは妙に生臭いというか
ファンタジーの中にあるリアルな世界観というものに
グイグイ引き込まれます。

この生臭さには人を殺す描写というのもありますが
個人的には人間の黒い感情の意味合いが大きいです。

{netabare}
主人公は生まれつき国家戦争を左右するほどの
特殊な能力を持っておりそのために
人々から恐れられ、忌み嫌われ、迫害を受けたりと
普通の精神じゃいられないような人生を歩んでいます。

しかし温厚な主人公は戦争をしない方法を模索します。
その結果、戦争を無くすための抑止力として
「勇者の遺産」という核兵器を持てばいいと
考えるのですが「目には目を、歯には歯を」という
ハンムラビ理論がこの主人公から飛び出した事に
「やっぱり、そう考えちゃうのかぁ」と少し残念でした。

アニメは途中までのようなので
この作者さんの真意はわかりませんが
私は1話のようなノリが好きでした(笑)
{/netabare}

とりあえずだんごが食べたくなりました(笑)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 42

85.7 21 恋愛でバトルなアニメランキング21位
Fate/stay night[フェイト/ステイナイト][スタジオディーン版](TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (3133)
15750人が棚に入れました
日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る戦争に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその才能を見いだせず、半人前の魔術師として生きていた主人公・衛宮士郎。彼は偶然にもサーヴァントの一人・セイバーと契約したことから、聖杯戦争に巻き込まれてゆく……。

声優・キャラクター
杉山紀彰、川澄綾子、植田佳奈、下屋則子、伊藤美紀、諏訪部順一、中田譲治、門脇舞以、浅川悠、神奈延年、田中敦子、神谷浩史、小山力也、真殿光昭、中田和宏、西前忠久、水沢史絵、三木眞一郎、関智一

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

聖杯戦争に懸けるさまざまな想い。

大まかな内容は…
もともと異世界同士の二人が魔術によって巡り会い
その二人でどんな望みでも叶えられるという
「聖杯」を巡って最後の一人になるまで
勝ち残っていくという物語。
二人はマスター(魔術師)、サーヴァント(使い魔)
という関係性で必然的に組まれる。

この作品を観て…
本作のヒーローヒロインである
マスター【衛宮 士郎】とセイバー【アーサー王】の
心のつながりや絆が聖杯戦争を通して
徐々に深まっていくのを感じるとることができた。

また深まっていく中で
セイバーは元世界での王としての
使命感や誇りが高くそれを忠実に果たすことしか
考えていないので
それに関係の無い例えば、恋愛、娯楽などは
一切邪道と捉えているのに対し
一方マスターはセイバーに徐々に想いを寄せるようになり
セイバーには一人の女性として
この世界で幸せに暮らしてほしいと願っている。
そんな二人のすれ違いや
互いの心の葛藤をとてもよく感じることができた。

それはセイバーと衛宮に限らず
他のマスター、サーヴァントも三者三様
さまざまな想いを抱いて戦っています。
その想いや願いがぶつかり、相まみえる時には
とても迫力があり、時に儚く感じました。

この作品は
・異世界という壁を乗り越えて二人がどのように
向き合っていくのか
・そして聖杯を巡りさまざまな想いが入り乱れる戦いの
果てにある本当の真実とは何か
というところが見どころです。

Fateシリーズを観る順番ですが
映画やゲームなどたくさん作品がありますが
基本的には
Fate/stay night

Fate/Zero
がいいと思います。
でも私はFate/Zeroから観たのですが
問題なく観ることができました。
ただ作画のクオリティがどうしても
stay nightが劣ってしまうことは否めませんでした。
なので前者が無難かと思います。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 91

Key’s さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

UBW始まったんで見直しました

感想


どうやらFate/Zeroのスタッフで
リメイクされるそうですね
どう変わっているのか今から楽しみです♪

まず設定はありがち?かどうか分からないけど
王道な感じの魔法バトルといった感じを受けた

でも細かな設定や真相などは
やはり原作をやっていないと
分かりずらいと思う
(気づく人は気づくと思うが)
僕もアニメを見たあと原作を見て理解した

それと主人公の考え方については
好き嫌いが分かれていますね
僕は結構好きなんですが
確かに観ててイライラするというのも
まぁ分からなくもないが・・・


戦闘に迫力が足りないと思った
いや正確にいうと昔は何も思わなかったが
Zero見た後だとやっぱり差がありすぎてw
そこはリメイクに期待しましょう

マスターとサーバントの関係は
恋愛というより絆とか尊敬に近いものじゃないかと
思ったな

世界観も好きだし
個性的なキャラ達も良かったし
音楽も好きだったので
全体的に見れば良かったと思うが
どうも細かい点で少し不満が残るかな

やはりこれは原作をやっているから
出る不満だと思う
原作の評価が高いので
期待外れということで評価が厳しくなっているかも
昔は思わなかったし

あとはアーチャーがめっちゃかっこよかったなw
まぁ原作やってない人には
素直に薦められる作品です


この作品を見た後で
Zeroも見てほしいw
Zeroから見ると見劣りするかもw
リメイク楽しみにしてますw


というわけでUBW始まりましたけど
戦闘シーンだけ比べちゃうと
リメイクの方がやっぱり良いですね
こっちも好きですけどリメイクの方が
ストーリー的にも好みかな

投稿 : 2024/09/14
♥ : 88

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Fateシリーズはこの作品から観るのがオススメ

TYPE-MOONの伝奇活劇ビジュアルノベルを原作とするアニメで、シナリオは奈須きのこ。
時系列的には『Fate/Zero』から10年後の話になるので
この作品から先に観るのも良いし、zeroを観てから観るのもなかなか感慨深い。

舞台は、日本のとある地方都市「冬木市」
数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」をめぐり、
7人の魔術師(マスター)によって召還された、
7騎の使い魔(サーヴァント)が抗争を繰り広げる物語。
聖杯を手にできるのはただ一組。
それゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。

主人公は、魔術を習うもその才能を見いだせず、
半人前の魔術師として生きていた衛宮士郎。
偶然にサーヴァントの一人・セイバーと契約してしまったことから、
彼は「聖杯戦争」に巻き込まれてゆく。

まず、サーヴァントたちのそれぞれが、かつての英霊なため、かなり魅力的。
霊体なので本来は意思を持たない純粋な力として行使されるのだけれど、
彼らはクラスごとの人としての人格や姿を再現できるので、
この聖杯戦争では、人らしい想い、考え方、戦闘法が健在。
また、マスターには絶対命令権である縛りが課せられているため、
ほぼ、歯向かうことはないという設定。

クラスというのは、
「セイバー(剣の騎士)」「アーチャー(弓の騎士)」「ランサー(楯の騎士)」
「ライダー(騎乗兵)」「キャスター(魔術師)」「バーサーカー(狂戦士)」
「アサシン(暗殺者)」の7つの器のこと。

こういった物語なので、中心となるのは当然バトル。
それぞれの持ち味を生かしたサーヴァント同士の闘いは、
後半にいくほどに激しくなっていく。

同時に、主人公である士郎とセイバーの向き合い方、信頼関係の変化や
彼の同級生など、人間関係を中心に日常も描かれているが、
そのあたりはほんと、クッションのような役割であって
あんまり重要な話にはなってなかった気がする。

個人的には、主人公クラスの扱いをされているセイバーよりも、
男気のあるアーチャーや、佐々木小次郎っぽいアサシンがお気に入り。
また、実際にそばにいたら嫌味な奴であろうギルガメッシュも、
作品の中においては、その傍若無人ぶりも様になっていて
キャラとしての魅力にはあふれていた。

ただ、サーヴァントだけでなく、マスターたちそれぞれの人物像に
深みがあったか?というと、そこは少し疑問が残る。
もしかしたら、原作のゲームを経験している人になら、
そのあたりがもっとよくわかった上で視聴できているのかも。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 72

50.5 22 恋愛でバトルなアニメランキング22位
風雲維新ダイショーグン(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (144)
655人が棚に入れました
江戸後期、海外からやって来た黒船により未曾有の危機に立たされた日本。日本に古代から存在する巨大ロボット・オニガミにより、黒船は見事打ち払われ、攘夷は成されてしまう。維新の起こらなかった日本で、物語は始まる!

声優・キャラクター
柿原徹也、川澄綾子、田村ゆかり、荻原秀樹、沢城みゆき

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

cheap and nasty

作品世界の江戸時代には、鬼神(オニガミ)と呼ばれる巨大なロボットが存在したという、異色のロボットバトル作品です。

江戸時代の末期に黒船が来航した折に、鬼神であるタケミカヅキが撃退してしまったために明治維新は起こっておらず、主人公の徳川慶一郎(とくがわけいいちろう)は将軍の御落胤の身分を隠し、長崎の湯屋「桜湯」の女主人、お富の元で育てられていました。
慶一郎は徳川の印籠を使って鬼神スサノオを呼び出し搭乗できますが、童貞でないとダメというカオス設定で、スサノオは主人公が乗り込んだだけでは本来の力を発揮できず、一緒に搭乗する女性のパートナーによって形態が変化します。パートナーは、巨乳くノ一の霧子(きりこ)、ツルペタで人と妖狐のハーフのちはる、男装の女剣士兵庫(ひょうご)の3人で、湯屋が舞台となるため、無駄にサービスシーンが多いです。

中盤まではグダグダした、ただのエロアニメで、後半に入ってシリアスな場面が唐突に挿入されているような印象で、真剣勝負がジャンケンだったり、スサノオがいつも女湯を壊して現れるのがお約束のような作品ですので、こちらも真剣に視聴するには無理があります。主人公は勢いがあっても思いきった実行力に欠けていて魅力に乏しく、バトルパートの鬼神はデザインは悪くなくてもボール投げとにらめっこしてるだけで、ラストもかなり無責任な終わらせ方です。
低予算でも頑張るなら、それなりに作り手のこだわりが必要な事を痛感させられるような作品で、ロボットバトルや、おっぱいの揺れ方やらに異常な執着でも見せてくれれば、愛すべきB級作品として生まれ変われるような気もします。作画をわざとが動かさずに昔の作品の雰囲気を出そうとしたならともかく、大きめなおっぱいを眺められれば満足な方以外にはお薦めできない作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 27
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

日本の駄作ぜよ

維新の起こらなかった日本で、巨大ロボ・スサノオを駆り天下一をめざす男:慶一郎の物語。

【総評】
駄作の本格派。本当につまらない。

序盤は妖艶な和風エロスと主人公達の三枚目路線で「くだらなさ」を武器に関心を引き
後半は大真面目に
「力を求める重義に愛と義を持って立ち向かう」という構成にして
遊び心と義侠心を合わせ持つ慶一郎の生き様を描いているのだが
融合に失敗し上手くかみ合っていない。

序盤の時点でふざけ過ぎて既に誰も後半を真剣に捉え観ていない…そうさせてしまっている。
私自身は真剣路線は何かのギャグなのか?という嘲笑に似た気分で観てしまっていました。
三流なら三流として作品を全うすれば見所はあるのに余計な高見を目指してしまったようだ。

また幕末とロボットの融和も取れておらずその存在が浮いてしまっていている。
「カッコ悪い」という致命的な問題もあるが異質すぎて時代の雰囲気を壊してしまっている。
相手が宇宙生命体という設定ならば話は分かるのだが…。
もう少し日本らしいの文化も取り入れカラクリ風にできなかったものだろうか?
もっと言ってしまうとロボットを出す必要性すらあったのか疑問で人対人で描いた方が
人間関係を掘り下げられたと思ってしまう…。
折角竜馬やら新撰組も出ているのだし…。
まぁそれを言ってはこの作品全否定になってしまうか。

ラストも最終決戦かと思えば単なる前哨戦。
これ以上の発展性もなく続きをやる気もないくせに往生際が悪い。
それと霧子は{netabare}あれで何故生存してるのだろうか?{/netabare}
ご都合主義と言う言葉では片付けられない程の描き方だった。

バトルに関してもハッキリ言ってショボい。動きやアングルにも工夫がない。
恋愛にしても演出不足だし雑で魅力に欠けてしまっている。
何で好きになっているのか伝わらない。
百助とちはるのやりとりの方がまだマシだった。

良い点を挙げるとすれば沢城さんの妖艶ボイスと
丁髷リーゼント位かな…下らなくて良かったと思う。

本当に駄作らしい駄作で「駄作を観た~!」と堂々と言える作品。
駄作マニア垂涎かも知れません。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 25

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

また幕末か……もうどうでもいいや

巨大ロボが存在する江戸時代後期。
黒船が来航したのだが、巨大ロボがいたために明治維新が起こらなかった。
喧嘩ばかりをしていたら いつの間にか長崎を制圧してしまった徳川慶一郎(とくがわ けいいちろう)。
服部霧子(はっとり きりこ)という女性と出会い、最終的には殺人犯に仕立てられてしまう。
服部が犯人だと思った慶一郎だが、真犯人は法光院という女性。
徳川の血を引き童貞であるという条件によって巨大ロボ・スサノオを動かし戦うのであった。

まずオカシイ所は童貞でなければスサノオを動かせない事。
どういうからくりなのか理解できません。
将軍の血を引く人間しか動かせないのであれば、血を絶やさない為にHな行為はしているはずです。
それに大人になれば童貞も卒業しているはず。
いくら若者を主人公にした設定であっても無理があります。

黒船が来航しても明治維新にならなかったという設定ですが、これも少し違うように思います。
確かに巨大ロボがあれば外敵から日本を守る事ができるのかもしれません。
しかし、薩摩や長州などの力のある列藩がいるので政治の実権が変わる事は歴史の流れを考えても当然なのではないでしょうか。
幕府にしか巨大ロボがあるとは限らないですから。

個人的に魅力があるキャラは、ちはるという名前の妖狐の血を引く少女でしょうか。
九州弁の田村ゆかりさんの声は、「波打際のむろみさん」でも使われていますが、綺麗な方言を使っています。
胸の大きいキャラが好きな人には不人気なのでしょうが、性格が明るく声と容姿が上手く合っているように思えます。

あまり画を動かさずに声だけを合わせるのは新しい手法なのでしょうか。
確かにアニメの制作現場は過酷だと聞いたことがあります。
画の動きが変なのは仕方が無いのでしょう。
違和感を感じる作画なので、少し慣れが必要になりますね。

ストーリーと時代設定はメチャクチャ。
エロも中途半端。
無理をして視聴するような作品ではないです。
好きなキャラがいたら見てみようか、という軽いスタンスで見たほうがいい作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 22

87.4 23 恋愛でバトルなアニメランキング23位
ギルティクラウン [GUILTY CROWN](TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (7204)
30411人が棚に入れました
「僕にはわからないんだ、みんなと何を話したらいのか。だから内心焦りながら”友達風”のものを増やして、生きてきた。」
 時は2039年。「僕」の名は、天王州第一高校に通う高校二年生桜満集(おおま しゅう)。欝屈した気持ちを抱えながら、どこか世間に覚めた視線を送る彼はクラスメイトたちとも一定の距離を保ち、ただ漠然と、平穏な日々を送っていた。学校の休み時間に交わされる退屈な会話。ヘッドホンから流れる少女の歌声。「…でも、これでいいのかな?」10年前、突如発生した”アポカリプスウィルス”の萬延によって、大混乱に陥った日本。無政府状態となったこの国は、超国家間で結成された”GHQ”の武力介入を受けその統治下に置かれることとなる。のちに「ロスト・クリスマス」と呼ばれるこの事件をきっかけに、日本は独立国家としての体を失い、形だけの自治権を与えられ、そして人々は、カリソメの平和を享受していた。スピードを上げていて走り抜けていく”GHQ”の装甲車。テレビから流れるテロのニュース。「僕にももっと、やれることってないのかな・・・・・・」しかし集の平穏である日常はある日、突然、打ち破られる。放課後、お気に入りの場所で出会った、ひとりの少女。彼女の名は、楪いのり(ゆずりはいのり)といった。集は憧れ、ウェブ上で絶大な影響力を誇る人気の歌姫。そして彼女には、もうひとつの裏の顔があった。”GHQ”からの「日本の解放」を謳い、命をかけて孤独な戦いを続ける

声優・キャラクター
梶裕貴、中村悠一、茅野愛衣、花澤香菜、竹達彩奈、嶋村侑、寿美菜子

cross さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

綺麗な作画と良質なOPとED、物語も壮大だが2クールでもまだ足りない感じ。【総合評価:84点】

2011年秋から2012年冬にかけ、全22話で放送された2クール作品。

2011年秋の視聴アニメを考慮していた際、「友達を武器に使う」「友達をしもべとして使う」と言った情報から興味をそそられ、作画にも惹かれて視聴を決意したと言う感じです。

この作品の特徴を挙げるなら、やはり真っ先に挙がるのは作画の綺麗さにありました。
本作は2011年秋から放送が開始され、同時期に放送を開始したFate/Zeroと比べ見劣りしてしまった分、印象に残りにくいのですが……
とは言え、Fate/Zeroが同時期でなければ、その作画は群を抜いていた事は間違いないです。

そして、もう一つの特徴は良質なOPとEDです。

1クール目
OP『My Dearest 』 ED『Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜 』
2クール目
OP『The Everlasting Guilty Crown 』 ED『告白』

以上の4曲は個人的な感想ではありますが、どれもとても良い曲だったと思います。
特に二つのOPはどちらも映像面でも楽しめ、とても見応えのある仕上がりだったように思えます。
作中でもヒロインのいのりが『Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜 』を歌うのですが、その時もやはり音楽と映像の融合でとても見応えがありましたね。
同曲を使っての最終話のラストも、今までの集といのりを想うと本当に胸に染みるラストでした。


各キャラクターのデザインも自分としてはかなり好みとあって、視聴は特に苦も無くいきましたね。
まぁ、序盤の主人公の煮え切らない感じを不快に思う方も居るかもしれませんね。
メンタルの弱さで精神状況が結構コロコロ変わってしまいますね。
自分としては、状況下からして主人公の弱さは、逆に人間味があるなと感じております。
言っても主人公は高校生、あんな非日常すぎる状況に適応なんて絶対に出来ないでしょう。
そんな人間味溢れる主人公の苦悩とそれを乗り越えていく成長は割と描かれていて、好印象でした。
最も、アニメに、しかもこの作品のようなSFにリアルな人間味なんて要らん!!と言われればそれまでなんですけどね……


物語に関しては、かなり多くの設定を盛り込まれ、壮大で非常に見応えがある筈と言った感じ
ですが、多くの設定を深く描ききれずに、どうしても多くの設定だけが存在するだけで活かしきれていない実状は否めないですね。
ですので、視聴していると展開が飛躍しすぎだったり、付いて行けなかったりする事も……
素材自体は個々に面白さを持っているように感じられるだけに、ちょっと残念でしたね。
もっと、ひとつひとつの設定を濃密に描ききれば、面白かったのでしょうけど、2クールを使ってもちょっと捌ききれなかったですね。
4クールぐらい使って長くやれば壮大な物語に化け、名作になれたかもしれませんね。

所々、とても面白い面もあり、ここから一気に面白くなるのでは?
そんな期待を常に持ちながらの視聴でしたが、どうにも面白さにムラが多かった印象を受けます。
とは言え、本当に面白い回や展開、設定があったので、波に乗り切れなかったのは非常に勿体無かった……
結構、多くの方が途中で視聴を断念していると聞く中、自分はまだまだ挽回できる!!
そう信じて毎週視聴していたので、愛着はかなりある作品でしたね。

2クール目からの展開は、やや早足過ぎる感じはするも、個人的な感想でいえば面白かったように思えます。
まぁ、物語としてはやはり強引に締めた感じがし、先ほども書いたようにもっと時間をかけれればと思ってしまいます。
しかし、ラストシーンは今までの集の苦悩、そしてそれを乗り越えていく中でどれだけいのりの存在が集にとって大きかったのか。
それを考えると、非常にこみ上げるものがある、とても切なくも綺麗なラストではありました。


作画は非常に素晴らしく、今まで視聴した作品の中でもクオリティはかなり高い部類
OP、EDも良質で物語を度外視すれば、非常に素晴らしい出来栄えの作品ではありました。
勿論、面白い展開の回もあり、2クール目から展開は個人的には面白かったです。
一度お時間があれば視聴してみてはいかがでしょうか?

投稿 : 2024/09/14
♥ : 164
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

・・・ずっと側に居ても、いい? (;`O´)oダメーーー!!∑('◇'*)エェッ!?

■「ギルティクラウン」ってどんなアニメなの(⌒^⌒)b
舞台は近未来の日本、突然発生したウィルスのパンデミックにより日本が無政府状態になるほどの危機的状態になったのでした。
そこに武力介入してきたのが、超国家間で組織されている「GHQ」だったのです!
そんな従属国に成り下がった日本でしたが、10年後に新たな戦いが起ころうとしていたのです♪

平穏な日々を送っていた天王洲第一高校2年の少年がある少女と出逢い「ヴォイド」という力を手に入れるのです。
その力とは、「GHQ」のロボット兵器を一刀両断するほどの破壊力だったのです!
また、少女の出逢いが必然的にレジスタンス「葬儀社」との出逢いともなり、彼の運命が大きく変わって行く事となるのです。


■「ギルティクラウン」と出逢った日の日記φ(*'д'* )
作画のクオリティーの高さは劇場版でも見ているような綺麗さと演出で本作品に対するスタッフの意気込みをかなり感じる事ができました♪
キャラデザに関しても、男の子の力強さや女の子の柔らかい肌の質感を丁寧に描写できていて感心するほどの出来栄えです♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
BGMの巧みな手法が秀逸で、シーン毎にメリハリあって他の演出をより際立たせている事も印象的ですね♪
緊迫感を出す場面や会話などでBGMが邪魔にならない様にちゃんと気配りがなされていているのが良くわかりますし、選曲のセンスも良いので好印象です♪

後は2クール枠を余すことなく使った壮大なストーリーがどれだけ見ている人の心に響く物になっているかでしょうね(*^-^)
1話観ただけではまだ全体像がハッキリしないので、なんとも言えませんけこの作品の雰囲気から並々ならぬ力強さを感じるのできっと満足いく結果を見せてくれると信じています♪


■総評
放送前はとっても期待していたノイタミア発ロボットアニメだったんですけど、心にイマイチ響かなかったみたいです(・・∂) アレ?
OP曲/ED曲/BGM/作画についてはかなりの高評価を多くの人から頂けてましたよね♪
もちろんσ(^_^*)アタシも同じように思ってました♪
でも残念なことに一番大切なストーリーの組立がチグハグな部分が目立っていて、押さえておきたいポイント見間違えていたように感じました。
そういった意味ではオリジナルストーリーらしからぬ出来栄えになっていたかもしれませんね。
まず、『友達』とか『背徳感』をキーワードに掲げていましたど、こだわり過ぎで足枷になっていたような気がしたのです。
たとえば、「友達を武器に戦う」キャラの個性をヴォイドの形として表現しているのですけど、ハレちゃんの包帯は良いとして、他の人のヴォイドの形が本当に個性を表現しきれていたのかなぁって思うのです。
どちらかと言えばストーリーに都合の良いように各キャラに当てはめただけのような印象のほうが強かった気がします!
また『背徳感』については、後ろめたい気持ちや罪悪感をどのように描写していくか、どう関連付けしていくかがポイントだったんですけどね(≧▼≦;)
とくに主人公の桜満 集(ouma shuu)の引込み思案で臆病な性格は、罪悪感や後ろめたい気もちを背負わせるにはやりやすいキャラだったと思うのですけど、その殆どが周囲の影響によって背負わされたものだったんです(´;ェ;`)ウゥ・・・
戦争を知らないナイーブな性格な集の心情をリアルに描いていたとは思うのですけど、ワンパターンな表現だったがために主人公としては物足り無さを感じちゃったわけなのです。
せめて終盤くらいは誰の影響も受けず、みずから道を切り開いた上で背負った『背徳感』をみせてほしかったなぁって思いました。
幼い頃の恙神涯(tsutsugami gai)が集のリーダーシップに憧れを抱いていた事や、最期にいのりとすべてを背負おうとした集の行動が、もっと素直に受け入れることが出来たかなぁって思うんです
…c(゚^ ゚ ;)ウーン
きっと最後の最後、誕生日のシーンを見た時にもっとスッキリした清々しい気持ちで見れたような気がするんですよね!

他にも、キャラデザが美麗な反面、見た目が幼く見えてしまうので、行動や言動に重みや深みを与えるべきだったのですけど、心情の変化が描写されていない場面もあって説得力が欠けているシーンが目についちゃいましたね(^▽^;)
「城戸 研二」の凶悪さや才能、「ダリル・ヤン」の不器用な生き方など、どれだけの人が印象に残ってるのでしょうか?
アンドレイ・ローワン大尉の名言{netabare}「生き直せるなら今度はもっと人に優しくしろ、本当はもっといい子だったんだろ、ダリル坊やは」{/netabare}
の場面は名シーンになるはずだったのに…いきなりそんな事言われてもねぇ(∀`*ゞ)

面白い設定や展開があっただけに、なんだかもったいなかったなぁって印象でした(^=^;
期待が大きかったぶん余計にそう思ってしまったんでしょうね♪


■MUSIC♫
OP曲『My Dearest』
 【歌】supercell(こゑだ)
 テンポやリズムに微妙な変化を付けて疾走感の中にギルティクラウンの世界観を表現したナンバー♪
 そんな変幻自在の曲を力強よく見事に表現してたこゑだちゃんって何者w
 
ED曲『Departures ~あなたにおくるアイの歌~』
 【歌】EGOIST(chelly)
 σ(・・*)アタシの中で2011年度バラード部門があったらNo.1ソングです♪
 この曲、簡単そうで難しい、切ない悲しげなバラードなんでよね!
 とくにAメロなんかはほとんどピアノの伴奏しかない中、見事に心憂い表現までも出来ているのです♪
 末恐ろしい17歳ですね・・・♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
 声質は透き通るようなウィスパーボイスで久しぶりに心に響く名曲に出会えました(*^▽^*)

OP曲『The Everlasting Guilty Crown』
 【歌】EGOIST(chelly)
 『Departures ~』とはうってかわってアップテンポのナンバー!
 この子はやっぱりバラード向きかなって、ちょっと思ったりして♪
 
ED曲『告白』
 【歌】supercell
 明るく元気で疾走感溢れるロックチューンなナンバー!
 
挿入歌『エウテルぺ』
 【歌】EGOIST(chelly)
 幻想的で淋しげなバラード♪
 安心して聴ける良質なバラードですね(*^^*)


2011.10.16・第一の手記
2012.05.19・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 123

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

色々もったいなさ過ぎる

無政府状態となりGHQの統治下に置かれている日本が舞台。
とある出来事がきっかけで「王の能力」を宿してしまった主人公の運命やいかに・・・全22話。

素材は良かったのにどうしてこうなった\(^o^)/
世界観、設定、キャラデザ、どれも好みだったし
演出・作画レベルは非常に高かった。
しかし脚本が素材を全く活かしきれていない。
整合性無視のご都合展開はいちいち突っ込んでいたらキリないけど
キャラの心理描写が非常に雑で、行動原理がイミフな点はホントなんとかして欲しかったですね。
画面の中だけで盛り上がってる感が半端なく、最終回はその集大成といった感じでした。

中盤の学園編は結構楽しんで観てました。
とあるキャラの悲劇から主人公覚醒黒化の流れは盛り上がったし
閉鎖区域から脱出するための策を色々練る中で
リーダーとしての立場にある集の苦悩がよく描けていたと思う。
でもその後の展開にほとんど影響を及ぼしてないっていう・・・w

BGMに関しては、場面にそぐわない自己主張の激しい楽曲がちらほらと。
主題歌は安定のスパセルで曲、映像ともに素晴らしかったです。
特に後期OPは神がかったクオリチーで
疾走感溢れる曲と、映像の雰囲気がバッチリはまってましたね。
このOPだけ見ると名作な気がしてくる不思議!

割と好意的な目で観てましたが、糞アニメと罵りたい一歩手前まできちゃってます。
まあ嫌いではないですね。色々もったいなさ過ぎるアニメ、そんな感じです。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 85

84.5 24 恋愛でバトルなアニメランキング24位
IS [インフィニットストラトス](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (6611)
28796人が棚に入れました
女性にしか反応しない兵器「インフィニット・ストラトス」(IS)の操縦者を育成するための学校・IS学園。そこでは世界各国から集められた少女たちが候補生としての勉強に日々励んでいる―はずなのだが、男なのになぜかISを起動させることができた織斑一夏は、この学校に強制入学させられてしまう。当然、彼の周囲には女の子ばかり。「世界で唯一ISを使える男」である一夏に、彼女たちは興味津々。幼なじみの篠ノ之箒をはじめとしたクラスメイト(少女限定)に囲まれた、一夏の波瀾万丈のスクールライフが始まる!?

声優・キャラクター
内山昂輝、日笠陽子、ゆかな、下田麻美、花澤香菜、井上麻里奈、豊口めぐみ、下屋則子、田村ゆかり、小幡記子、保村真
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

表彰します!あなたは、くだらないけど笑えちゃうキャラクターアニメ部門No.1です♡!

バトルも恋も熱く燃えて全力で頑張っちゃう♡
そんなアニメです。

魅惑の美少女戦士たちがロボット化。スピーディーで迫力あるアクションを、それは艶やかに!華やかに!
時に凛々しくも見せてくれます。

この作品のジャンルはロボットアニメ?
ISを巡るロボットのアクションはカッコイイです!けれどこの作品はロボット以上に強い「ラブコメ要素」でグイグイ迫ってきます。

なんといってもキャラクター力が抜群に高いです。観たら最後、きっとあなたも誰かのファンになってしまう、そんなキャラクターばかりです。

ストーリーはISのキャラクターのインパクトには到底及びません!!

多様な国から選ばれた魅力ある可愛いキャラと一夏のやり取りが楽しく、気がついたら病みつきに、画面に釘付けになって観てしまいました!!

基本、ストーリーはあってないようなもの。笑えます!笑いしかないのかもしれません!以上。
その結論が深く考えないこと、細かいことは気にしないこと、それが「IS」です!

ここは、萌えと、お色気がいっぱい詰まったワンダーランドです♡

主人公の一夏 (いちか)は女性しか操縦できない「IS」を何故か扱えます。特別な一夏は常に女子の興味の真ん中。戦いでは危険も顧みず仲間のために戦い、全ての女子に優しい。好意を寄せられるのは頷けます。女子が喜ぶことを無自覚でしてしまう納得のモテ男。
私も一夏を好きな一人です!!

そんな一夏の魅力に惹かれ、次から次へとバラエティー豊かなヒロインが登場します。

恋に鈍感な一夏とヒロインたちが過ごす賑やかな学園生活、バトルがとにかく華やか。
・・あと、ちょっぴりえっちです(笑)

ここで一夏を囲むヒロイン5人を紹介します。
{netabare}
・篠ノ之 箒 (しののの ほうき)「ファースト幼なじみ」黒髪ポニーテール。侍のような口調の武士道女子です。実は乙女なツンデレちゃん。隠しきれない胸は武器になるのかな?

・セシリア・オルコット。金髪ロングで毛先縦ロールが目を引く美少女。お嬢様でプライドが高く、高飛車。こういう女子が恋するとどう変わるのかな?

・凰 鈴音(ファン リンイン)実は私一番好きかも?イタズラっぽい笑顔や八重歯がすごく可愛い!素直になれない不器用な鈴(リン)を応援しています。この作品内でリンの扱いが悪いのがかなり気になります「セカンド幼なじみ」といい二の次扱いはやめてあげて!!

・シャルロット・デュノア。顔、性格、スタイル、声(花澤香菜)可愛すぎます。パーフェクトヒロイン!やっぱり「一夏のえっち」という必殺技があるせいなんでしょうか、好待遇ヒロインです。

・ラウラ・ボーデヴィッヒ。銀髪ロングで左目には眼帯を付けています。軍人気質です。登場時からは想像出来ない後半のデレっぷり。意中の彼を「嫁」と呼ぶところがツボ。
{/netabare}
一夏は誰が好きなのかはっきりしません。いつしかヒロインたちの間で勃発する一夏を巡る争い
見渡す限りライバル!ライバル!ヒロイン達は揺れます。
それぞれが「好き」を伝えるため、愛を表現し、彼の一番になるため奮闘します。

私がその立場ならきっとそうする。それで一夏はどんな反応?とか近いアピールするヒロインを見て妙に親近感がわいたり。時々そんな風に入り込んでみたり!!

ヒロインたちのあの真剣な表情を見てください。
皆、恋にバトルに勝つために一生懸命です!!そんな姿見せられたら作品共々応援してしまうじゃないですか♪

沢山笑えてちょっぴりえっちな作品
もし、もうちょっと、えっちが観たいのならワールド・パージ編(私の棚にあるよ)を是非ご覧下さい♪

最後に・・
OPの「STRAIGHT JET」すごく好きな曲
1日1回は聴いちゃいます♪

止まらないスピードで

想いが溢れていく

負けたくはない

誰よりも輝いていたい♪

恋もバトルも白熱・・・
果たして一夏のハートを射止めるのは、だ~れだ♡

投稿 : 2024/09/14
♥ : 80

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ロボットアニメの皮をかぶったハーレムアニメ

原作未読。

IS(インフィニットストラトス)という新兵器が登場して幾年か。
日本の研究機関に織斑一夏(おりむら いちか)という男性が編入してくる。
当初、女性にしか扱えないとされていたIS。
世界で初めての男性の搭乗者に、周囲は沸き立つのだった。


ロボットアニメの皮をかぶったハーレムアニメです。

1.主人公がおそろしく鈍感
どうしたらここまで無神経に育つのか。さっぱり分かりません。登場人物にまでつっこまれています。

2.なのになぜかモテる
モテます。理由もなくモテます。「何で?」って何度思ったことか……。顔か、顔なのか?

3.サービスシーンを忘れない
お約束のHな事故や、水着、お風呂や○○も忘れません。


さて、ISは「乗る」より「まとう」のほうがしっくりきます。
兵器搭載のスーツを着る感じです。

戦闘シーンは迫力があってよかったです。

しかし、ISの主な利用目的が「競技」。
そのため、メインストーリーが緊張感に欠けます。
一応終盤にはちょっとした仕掛けがあるのですが。

また、一夏の攻撃パターンが特攻ばかりです。
最後まで強さがよく分かりませんでした。


目立っているのがハーレムシーン。
一夏を除き、登場人物がほとんど女性です。
男性もいますが、むりやり登場させたイメージがありますね。

……で、とにかくモテます。
どんなに積極的に言い寄られてもまったく気付かない一夏。
まあ、女性関係に鈍感なのはお約束だからいいです。
しかし、ISの扱いや日常生活にまで鈍感さがおよんでいます。
「分かんねぇ」が口ぐせ、はっきり言うとバカです。
だからISの操縦も特攻主体なんですね。
そんな一夏に感情を移入するのはけっこうきついです。

私の楽しみ方はこうでした。

・主人公のバカさにツッコミを入れる
女性陣と一緒になって「ありえねえええ!!」とツッコミを入れていました。

・やたらモテる状況やサービスシーンにツッコミを入れる
「どうしてそこでほれる!?」とか、「どうしてそんなトラブルが起こるんだ!!」と毎話のようにつっこんでました。

ツッコミどころが満載。
見ていて楽しかったです。
こういう楽しみ方ができるのかと。

本来はロボット好きとハーレム好きの両方をターゲットにしているのだと思います。
しかし、キャラの行動やストーリーに、ひたすらツッコミを入れられる状況にもなっています。
そんなふうに別の楽しみ方もできてしまう作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 72

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

2期に向けて予習

メカロボ系ハーレム・・・・
この手の作品は多々あるけど、これぞって所は正直ないように思えます

バトル物としてはそこそこだけど、最後の敵がなぁ~
出来レースなのか、2期になってちゃんと地球を脅かすような敵が出て来るのか

因みにシャルロット派です。w

投稿 : 2024/09/14
♥ : 61

83.5 25 恋愛でバトルなアニメランキング25位
緋弾のアリア(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (4898)
23977人が棚に入れました
武力を行使する探偵、通称「武偵」を育成する東京武偵高校に通う遠山キンジは「あるきっかけ」で頭脳が活性化する特殊な体質を周囲から秘密にしつつ平穏な日々を送っていた。しかしある日、彼は通学途中で爆破事件に巻き込まれ目の前に現れた強襲科のエリート生、神崎・H・アリアによってキンジの日常は平穏とは程遠いものへと変わっていくのだった……。

声優・キャラクター
間島淳司、釘宮理恵、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織、近藤孝行、江口拓也、野島健児、中原麻衣

たばこ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

グルーポンのおせち並みに中身が空っぽなアニメ

それは、2011年1月。
もう一年以上前の出来事にも関わらず、未だに多くの人の脳裏に焼きついて離れない衝撃的な事件。

グルーポン・バードカフェおせち事件。

共同購入サイト『グルーポン』で注文すると21000円のおせち料理が10500円になると話題になり500件の注文を受けた『バードカフェ』。しかしその注文の多さに対応出来ず、実際に消費者のもとに届いたおせちは、中身スカスカのおせちとは到底呼べない残飯であった。

おせちってのは、美味しいものがたくさんつまっているものだ。

お刺身、お肉、かずのこ、ごぼう巻き、黒豆、くりきんとん、エビ、昆布じめ、鯛。。。

しかし、グルーポン・バードカフェによるおせちは、こうした美味しいおせちをちらつかせておいて、実際の中身はというと、まさに生ゴミ。



この、アニメ「緋弾のアリア」は、まさに、このグルーポンのおせちそのものだ。

「緋弾のアリア」にはたくさんの美味しい要素が詰まっている。

ツンデレ、ロリータ、脱力系イケメン主人公、王道お嬢系高飛車女、微エロサービス、有名女性声優、巨乳大和なでしこ、主人公のスーパーサイヤ人化。

ありとあらゆる、「おいしそうなもの」を詰め合わせたのが、このアニメだ。

そして、いざ蓋を開けてみると、愕然とする。

グルーポンで、バードカフェなのだ。

恐ろしいほど、中身がスカスカで、まるで、まずい残飯を無理やり食わされて、そんな気分にさせられる。

金を返せとまでは言わないが、時間はせめて返して欲しい。

そんなユニークな仕上がりなのが、この一品だ。

すがすがしいほどつまらない。

「緋弾のオセチ」

投稿 : 2024/09/14
♥ : 75

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レキちゃんの出番が少ないよぉー♪

■「緋弾のアリア」ってどんなアニメなの!?
レインボーブリッジのすぐそばに東京武偵高校があるのです!
武偵を育成する学校が舞台となっているのですよー♪
武偵(・・。)ん?・・・・「武装探偵」の略なのです・・・っで
凶悪犯罪に立ち向かうべく、ありとあらゆる専門分野のスペシャリストを育成している学校なのです!
授業のほかに、民間からの依頼を解決すると成績に反映されるようですよー♪
 
そんな特殊な学園の生徒で主人公の「遠山 キンジ」とヒロインの「神崎・H・アリア」を中心に繰り
広げられる「ツンデレ・ラブコメ・ガンアクション」的な物語なのですよぉー∑('◇'*)エェッ!?
しかも、キンジとアリアの声優さんが、あのラブコメで有名な「とらドラ!」の虎竜コンビなのです!
くぎゅうううううこと、釘宮さんと間島さんです!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
これだけで期待しちゃう人も多いのではないでしょうか!?
 
っで、今回のくぎゅうううの有り難いお言葉は、ズ・バ・リ♪
「風穴開けるわよ!」
ですよねー(>o<")
そ・し・て、この作品、制作会社は「J.C.STAFF」で、監督さんが「渡部高志」なのですね!!
そうです、「灼眼のシャナ」「ゼロの使い魔」「とらドラ!」「ハヤテのごとく!」の制作会社と、
シャナちゃんの監督さんですよー♪
なので、くぎゅうううのツンデレと共に、いっぱ~い風穴開けられたい方は必見ですね(-ω-)/
 
 
■総評
豪華スタッフ、おなじみの人気声優さんが出演で、かなり皆さんの期待度が高かった分、辛口評価も
多かったような気もします。
個人的にも久しぶりのガンアクション物かなぁーって期待していました♪
しかも、武偵学校というスペシャリストの育成をする背景や、武偵ランク制度、各キャラ毎の特殊能力
やシャーロックホームズなどの有名人の祖先という設定はとっても面白そうな予感がしてたのですよ♪
でも、せっかく良い材料があっても、味付けの仕方が薄味で・・・くぎゅうううに言わせると・・・
 
「素材の味を味わいなさい!このバカバカバカ!!文句言ったら風穴開けるわよ!!!」
 
って無理矢理食べさせられちゃった感じがしちゃいます(>o<")
そうなのです、某有名人の祖先の偉大さが、これっぽっちも伝わってこないし、関連性もとっても薄い
し名乗るのが恥ずかしくなってくるくらいです…c(゚^ ゚ ;)ウーン
せっかく個々に特殊能力の設定や、各方面の得意分野の設定などを持たせることで、魅力的なキャラを
描写できているのに、無理矢理こじつけているだけの設定は要らなかったと思っちゃいました(>o<")
 
しかしながら、1期を見終わった時点では物語も完結していないし、意味深な描写もありましたね♪
「カナ」って誰なんだろうね・・・キンジの○○ですねw
このまま終わるスタッフではないと思いますので、2期に期待を込めたいと思います。
もちろん、1期もまずまず楽しめたので、ツンツンされたい方どうぞ迷わずご視聴してくださいね♪
 
2011.07.29・第一の手記

投稿 : 2024/09/14
♥ : 70

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

Clear and Present Danger

声優、釘宮理恵の病的な患者さんの方以外にはお薦めできません。

凶悪犯罪に対抗する武偵を養成するための学校を舞台にした、ありがちなハーレムラブコメ作品です。
卒業後の武偵がどんな活躍をしていて、それぞれの学生がどんな将来を目指して学園に在籍しているのかよくわかりませんし、それ相応な服装があるはずなのに女子はミニスカートです。キャラの多くは史実上や架空の著名な人物の子孫なのですが、名前を勝手に拝借してきただけのようで、かえって必要のない不快な設定だったように思えました。色々詰め込んで盛り沢山ですし、そこそこ魅力的な女性キャラも少なくないので、何か興味を惹かれる要素があれば完走するのはそれほど苦にはならないと思えますが、個人的にはどれもこれも中途半端な印象しか残らず、キャラが超能力を使うあたりから原作に対する興味も失ってしまい、最後まで視聴した自分が情けなくなりました。

この作品では学生たちに銃器をもたせ、合法的に国家権力のもとで公安活動をさせています。若い視聴者が感情移入しやすいのを良いことに、実際は長い年月に及ぶ鍛錬や経験の蓄積が必要な事でも、学生にやらせる事には、違和感を感じずにはいられません。オトナになり、それこそ一生続けていく覚悟と責任を伴うような危険な現場の仕事を安易に学園生活に取り込み、何でもキャラに肩代わりさせ妄想させておけば視聴者は満足するだろうという無責任な制作態度は改めて欲しいと思います。

舞台を学園にする作品ならば、学園はやがて卒業していくものである事を意識して作られていなければ、私はその存在意義にすら疑問を感じます。その学園を選んだ事で何を学び手に入れたのか。そこでたまたま巡り逢えた教師や友人と喜怒哀楽を共にするなかで、それぞれが次のステージを選択し、駆け上がる足がかりをつかんでいく過程を描いて欲しいと切に願います。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 57
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