ようす さんの感想・評価
3.7
想う。信じる。それが理想の夫婦へとつながる道程。
純愛ストーリーという印象があったこの作品。
確かに純愛ストーリーだったけれど、
それに加えていろんな温かさがあって、終始いい雰囲気でした^^
「純愛いいな~微笑ましいな~。」と思う人と、
「きーっ、幸せいっぱいでうらやましい!」「リア充め!」と思う人とで、
評価が変わりそうですねww
私は前者の立場で観ていましたが、
結婚についていろいろ考えて切なくなっちゃった(´・ω・`)笑
全24話です。
● ストーリー
桜庭葵(さくらば あおい)は幼少の頃に出会った
許嫁・花菱薫(はなびし かおる)を想い続けていた。
久しぶりに再会した薫は、普通の大学生活を送る男の子に成長していた。
昔と変わらず優しい薫に惹かれる葵。
心の傷を癒してくれる葵に惹かれる薫。
困難を抱えながらも、共に道を歩み始める。
≪え…そういう話なの?≫
最初の数話を観て抱いた感想が、これです。笑
純愛ものとは聞いていたけれど、序盤はエッチなシーンも多く、
葵ちゃんも清純そうに見えてなかなか大胆で。笑
純愛ものは好きだけれど、大人なラブストーリーは照れちゃうので、
「観る作品の選択を誤ったかしら…^^;」と戸惑っておりました(笑)
2人の気持ちが燃え上がるのはいいのですが、
現実味がなくて、なんだかなー…^^;と期待外れに思っていました。
この展開がずっと続かなくてほっとしたよ。笑
≪夫婦≫
これがこの作品の主軸。
一緒にいて安らげる人…。そんな人と心穏やかに日々を過ごしたい。
そんな願いがこのアニメを観ていると膨らんでしまいます。
結婚って自分の時間がなくなってしまうようで嫌だったけど、
葵と薫を見ていて、
こんな時間が手に入るなら夫婦もいいな…と思い始めたよ。
アニメの影響を受けやすい私ですww
あーあ、どこかに薫のような旦那さん、おっこちてないかしらww
そうそう、結婚するときにあにこれを引退するってことは決めてるから、
ようすが消えたら心の中で祝ってやってください♪笑
(いつまでも消えなかったら憐れんでやってください…。泣)
≪乙女の恋心≫
いろんなキャラが登場します。
薫のハーレム状態なので女の子ばかりなのですが。笑
葵と薫がラブラブなのは「ごちそうさま。」なんですけれど、
私は周りの女の子の恋心にうずうずしておりました。
元気いっぱいの博多弁アメリカ人のティナの恋する乙女な一面や、
好きな人への気持ちを前向きなパワーに変える妙ちゃんなど…。
恋する乙女大好きな私にはたまらなかったです(*´ω`*)
≪感想≫
最初は少し戸惑う展開からのスタートでしたが、
大きな事件や嫌な展開もなく、安心して観ていられる作品でした。
12話まで観た時「あと12話も必要か…?」とも思ったのですが、
なんだかんだ、あっという間に最終回まできてしまいました。
2人の恋愛話だけだと飽きてしまったかもしれないけれど、
他のキャラたちによる”家族愛”ストーリーが温かくてよかったです^^
● キャラクター
葵ちゃん。
幼少のころから薫を一途に慕い、想い続けてきた少女。
家事は完璧、優しくて美人な葵ちゃんはまさに理想の妻ですね。
愛する人にあれだけ尽くすことができるのは、すごい。
こんなふうに尽くしてくれる女の子が傍にいたら、
男の人はそりゃうれしいだろうなあ。
薫くん。
とても優しくていい男です。こちらは理想の旦那さんですね。
欠点といえば、モテすぎてしまうところかしらww
「~~だよ、葵ちゃん。」とすべての言葉に「葵ちゃん」がつくのは、
くどく感じました(笑)
まあ、それだけ葵ちゃんのことが好きだってことにしておこう。笑
● 音楽
【 OP「永遠の花」/石田燿子 】
前半は1番の歌詞、途中から2番の歌詞が使用されていました。
話数の多いアニメは途中で曲を変えることが多いですが、
歌詞だけを変えるのはその曲の味がより出ていいなあと思いました。
優しい雰囲気の曲で、石田さんの歌声がしみます。
● まとめ
2人の純愛+にぎやかなキャラたちによる家族愛。
いろんな温かな愛に包まれた作品でした^^
1期でストーリーはきれいに完結しています。
2期はどんな展開なのかな?楽しみです♪