巨乳で恋愛なおすすめアニメランキング 38

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83.7 1 巨乳で恋愛なアニメランキング1位
まおゆう魔王勇者(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2545)
14812人が棚に入れました
人間と魔族の戦争が始まって15年。
人間側は魔族の重要拠点を一つ占領したが、その隙に領土の一部を奪われており、魔物による被害と混乱が人々を苦しめていた。
そんな中で、勇者が三人の仲間とともに魔族討伐に立ち上がった。 快進撃とともに人々の希望となった勇者一行だが、魔界進攻は思ったように進まず、勇者は仲間と離れ、たった一人で魔王の城に乗り込む。

声優・キャラクター
小清水亜美、福山潤、斎藤千和、戸松遥、東山奈央、沢城みゆき、神谷浩史、福圓美里、平川大輔、銀河万丈、鈴木達央、寺島拓篤、伊藤静、藤井麻理子、松井恵理子、三宅健太、立花慎之介、梶裕貴、チョー、町田政則、東地宏樹、森川智之、大塚芳忠
ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

勇者魔王もの大好き男に「どの作品が好き?」と訊ねられたとき、女はどう答えたらいいの?

(インスパイア元:http://matome.naver.jp/odai/2136863010862162801)
(更新日:2014年2月15日)

あ、まず前提として、
貴女が勇者魔王もの大好き男を夢中にさせることが、
はたして貴女を幸福にするかどうか、それはまた別問題だけれど。
とはいえ、勇者魔王もの大好き男たちは玉石混交ながら、
IT系の超かしこい男なども多く、
したがって、釣り師たる女たちにとっては、
なかなかあなどれない釣り場です。


では、勇者魔王もの大好き男に「どの作品が好き?」と訊ねられたとき、
貴女は、どう答えれば理想的でしょう?
まず最初に、その男がドラクエのようなタイプのオーソドックスな勇者魔王ものと
あとはテレビドラマ、そして(自分でものを書くほどではないけれど)ちょっと考えることも好きな、
そんなタイプの場合は、
貴女はかれの目を見て、微笑みとともに質問など無視して、こう言いましょう、
「わたしと、一緒に『伝説の勇者の伝説』観よう♪」
これこそまさに必殺の答えです。
そこで勇者魔王もの大好き男が、えへへ、とやにさがったならば、
貴女は、ひそかに、「DQ3」「DQ4」「FF6」あたりを
ひそかに遊んでおき、雑談に答えられるようにしておきましょう。
これで成功まちがいなしです。


しかし、ここでは、もう少しハイブロウな(?)いわゆる勇者魔王もの好きの男の
落とし方をお伝えしましょう。
この場合、貴女は、こう答えましょう、
「わたしは、『まおゆう』が好き。
一気に全部読んじゃった。アニメも見たし、
あの経済ネタも、ぜんぶ大好き♪」
もしも貴女がそう答えたならば、
その瞬間、勇者魔王もの大好き男の目はきらりと輝き、
かれの貴女への恋心は、
20%増量になるでしょう。


なぜって、『まおゆう』は、
濃厚な味わいのある経済知識が散りばめられていて、
その中にも軍事/政治ネタがスパイスとして効いている、
思想ネタは素朴な啓蒙思想ながらも、そこがまた
オーソドックスな教育を受けた人の実直な筆致という雰囲気をかもしだしていて。
しかも『まおゆう』が書いている経済ネタは、
日本の経済学をやっている人のスタンダードを、
質高くふるまっていて、なおかつ、
経済政治ネタをファンタジーに混ぜるというジャンルをメジャーにした功績もあって。
したがって『まおゆう』こそは、
本来なんの接点もないまったく縁もゆかりもない別々の世界に生きている、
キャリア・ウーマンと、玉もあれば石も混じっている、そんな勇者魔王もの大好き男たちが、
この世界で唯一(いいえ、『竜の学校は山の上』、『狼と香辛料』と並んで唯三)遭遇しうる場所です。





では、参考までに、危険な回答を挙げておきましょう。
勇者魔王もの大好き男に「どの作品が好き?」と訊ねられたとき、
貴女がこう答えたとしましょう、
「『ソードアート・オンライン』のが好き♪ 原作もぜんぶ読んじゃった。」
その瞬間、勇者魔王もの大好き男の貴女への恋心は消えます、
なるほどSAOは、人気のファンタジーもの。勇者設定と、現代が混じっているという点で広義の勇者魔王ものには入るでしょう
勇者の設定は平凡ながら、ま、無難にまとめてあるものの、
しかし、現実と勇者の折り合いを書くというよりも、勇者の俺Tueeeee感だけが醸成される展開に加えて、
驚異的なハーレム展開。も少し、社会的な想像力にあふれた味わいが好きな勇者魔王もの大好き男にとっては天敵なんです。
また、もしも貴女が「勇者ヨシヒコが大好き♪ あたし勇者ヨシヒコ全部観たんだ♪」
と答えたとしても、ちょっと危険球となるでしょう、
なぜって、『勇者ヨシヒコ』は、深夜テレビとはいえテレビで放映され、
キャスティングなどからもテレビドラマファン層の女性を掴み、好意的に見れば批評精神も感じられます
ですが、『まおゆう』などと比べると、露骨なインテリ臭が少ないことに単なるB級娯楽と捉える向きも少なくありません
(ただ、勇者ヨシヒコは人によってやや反応は分かれるかもしれません)


またもしもたとえあなたが勇者魔王ものが大好きで、
「わたし、『魔王倒したし帰るか』が好き、SF的想像力もシビアでいいけれど、
最高に好きなのは人間描写♪ あの陰鬱とした描写がすっごくシビれるの。」
と、答えたとしたらどうでしょう?
なるほど、貴女の趣味は高く、
たしかに『魔王倒したし帰るか』は、SF的想像力にあふれているのみならず、
人間描写も最高にすばらしいんですけれど、
しかし、貴女の答えを聞いて、勇者魔王もの大好き男はきっとおもうでしょう、
(なんだよ、お高くとまった女だな、厭世的なメンヘラ女だったりしたらめんどくさそう)って。


貴女が、勇者魔王ものが大好きで、名作の名を挙げるにしても、
たとえば、九井諒子の『竜の学校は山の上』ならば安心でしょう、
なぜならば、九井諒子は、ふつうのOLにもマニアにもともに愛されるめずらしい作品で、
貴女がその名前を挙げても必ずしも、あなたが勇者魔王ものおた宣言をしているとは受け取られないでしょう。

しかし、たとえば、星新一的なセンスの光る『王「本気で魔王倒す」勇者「えっ?」』にせよ、
生態系のメタファーと既存のファンタジーへのアイロニーが融合した『勇者のくせになまいきだ』にせよ、
それまでにないテンポと批評性を魅せる『30秒勇者』にせよ、
テンポの良いRTSの楽しさとドット絵のかわいさで魅せる『100人勇者』にせよ、
ファーストフード店のバイト店長の日常を伺わせるな『はたらく魔王さま!』にせよ、
ソーシャル・ゲームの感覚をうまくズラした、『いけ!勇者』にせよ、
2chSS発の『勇者「冒険の書が完結しない」』、はたまた『母「でかけるの?」勇者「あぁ、ちょっと世界を救いに」』にせよ、
そういう作品の名前をいきなり挙げるのは、ちょっぴり微妙。
ましてや貴女が、「2ch系SSの勇者魔王ものが大好き♪ わたし、もうほとんどのSS、読んじゃった♪」
と答えたならば、どうでしょう?。
これはかなり博打な答え方で、
なるほど、2ch系SSは、『まおゆう』も『魔王倒したし帰るか』も産んだ多数の傑作勇者魔王ものSSを抱えた場所ゆえ、
あなたがそう答えた瞬間、勇者魔王もの大好き男がいきなり超笑顔になって、
鼻の下がだら~んと伸びちゃう可能性もあるにはありますが、
しかし、逆に、(なんだよ、この女、勇者魔王ものおたくかよ)とおもわれて、どん引きされる可能性もまた大です、
なぜって、必ずしも勇者魔王もの大好き男が勇者魔王もの大好き女を好きになるとは、限らないですから。
しかも、この答えには、もうひとつ問題があって、
男たちは、女を導き高みへ引き上げてあげることが大好きゆえ、
もしも貴女が、「2ch系SSの勇者魔王ものが大好き♪」なんて言ってしまうと、
そこにはもはや、男が貴女を勇者魔王ものを教育する余地がまったく残されていません、
したがって貴女のその答えは、
勇者魔王もの大好き男の貴女への夢を潰してしまうことに他なりません。


ま、ざっとそんな感じです、貴女の目には男たちはバカでスケベで鈍感に見えるでしょうが、
しかし、ああ見せて、男は男で繊細で、傷つきやすく、女に夢を持っています、
貴女の答え方ひとつで、男の貴女への夢は大きくふくらみもすれば、
一瞬で、しぼんでしまいもするでしょう。





では、スキットを繰り返しましょう。


「わたしは、『まおゆう』が好き♪
原作も読んだし、アニメも見ちゃった。昔はDQとかFFとか遊んでたし、
経済政治ネタも、大好き♪」
そして、その瞬間、勇者魔王もの大好き男の目がらんらんと輝いたなら、
貴女はこう重ねましょう、
「それからね、いま、わたしが読んでみたいと思っているのは、
九井諒子さんの作品、素敵な作品をたくさん書いているって噂を聞いたから。
あなたがもし持ってたら、わたしに九井諒子さんの作品貸してよ♪」
これでもう完璧です。


そうなったらこっちのもの、
デートの日には、アイメイクをばっちり決めて、かわいい下着をつけて、
アプワイザー・リッシェか、ジルスチュアートの可愛いワンピを着てゆきましょう。
その日から、勇者魔王もの大好き男は貴女の虜になるでしょう。
では、釣り師としての貴女の、愛の幸運と幸福をお祈りします!

{netabare}

上記は、「なんなんだ」と思われたかもしれませんが、ネット上で有名なテンプレートの改変ネタになります。男が落ちるかどうかは全く保証いたしかねますので自己責任でよろしくお願いします。
さて、
もともと書いていた感想は下記になります。

タイトル:
わたしを原作厨だと嫌ってもらってもかまいません……でも…わたしのことは嫌いでも、まおゆうのことは嫌いにならないでください…!

本文:

 一話視聴しての感想は、たいへんあざやかなものでした。

 …
 ………
 …………
 …原作を読むべし。以上…!

 えー、さて。
 
 何度でも申し上げますが、原作は稀有な傑作です。「ひぐらし」以来のインパクトを受けた作品だと言ってよいです。
 みなさん、原作を読みましょう。原作しかありません。もちろん、原作はメジャー向けコンテンツとしては洗練されていないので、合わないという人もいるのはわかっていますが、それでも、わたしは100%原作推しです。

 原作はこちらで、合法に、タダで読めます!
 ttp://maouyusya2828.web.fc2.com/menu.html

■アニメと原作の違い

 アニメと原作は何が違うか。
 まず、当たり前ですがテキストの分量が違います。アニメでは大量にテキストが端折られている上、話がスローリーな印象になります。原作のよいところは、大量の情報量が、ドバーっと、流れてくる感じなのですが、アニメ版は、視聴者層に配慮したのだろうとは思いますが、たいへん、はなしの密度が薄い感じに仕上がっております。とりわけ、一話でカットされている部分としては、魔族側にはどういった限界があるのか。魔王がどれだけ不完全か、といった点がきちんと言及されておるわけです。制作陣はテキストの中身をきちんと理解できる程度の尺の長さで展開したかったのでしょう……。

 第二に、アニメ版は、おっぱいがやたらと揺れますが、原作は、おっぱいが揺れません。わたしは微エロおっぱいアニメなどという、中途半端なものにあまり良い印象はありません。どストレートエロアニメなら、むしろOKですが、おっぱい関係ねーだろって話で、おっぱいをいっぱい強調されるのはむしろ、たいへん悪い印象を残すのであります。なんでおっぱい揺らす必要があったのかと小一時間……いや、まあだって、この話でおっぱいが揺れる必要ビタいち無いっつーか、そういうところで勝負かけてないだろ。これは。メインヒロインがお色気要員モノ、というのは、まぁ、伝統的にあるんだけど、私は、これは悪しき伝統だとしか思ってないので、ガチでやめてほしいのです。
 
 第三に、まおゆうは、ギャグとかそっち系のノリは正直ちょっと寒いんだ…!知ってたよ…っ!わたしだって知ってたよ…っ!だから、お願いだから、ギャグ系の部分とかをクローズアップしないでほしいな、と思ってたら、余裕バリバリで、コメディ内輪ノリ部分を前に出してアニメつくってきたよ、こいつら…っていうね。
 まあ、なんつーか、ある種のオタクの同人ノリそのものなんだよね、まおゆうのギャグセンスって…。だから、ちょっと、文化の外側にいる人間からすると、けっこう厳しいんだわ、コレ。

 ざっくりまとめると、

 「経済うんちく:いちゃいちゃ:ギャグ」の比率が違うわけです。2話現在までの感じだと、

【原作】 20:4:1
【アニメ】 10:8:3

 ぐらいの違いがあるわけで、なんつーか、なんで、わたしはこんな二流のラブコメを延々と見なければならないのか…ごごごごごごごごっごっゴッッゴッゴッゴッゴッッッ…!!!!!
 という原作厨としての静かな怒りが沸いてくるわけであります。

 …
 ……

 いやー、もう、そういうわけで、1話にして早くも、わたしが原作厨となる展開で確定いたしました。その点、わかりやすくてよかったです!
 まあ、予想された展開ではあったわけですが、いやぁ、完全にこれは原作厨になるしかありませんねぇ…。

■じゃあ、どうすれば納得したのか。

 いや、まあ、元も子もないことを言えば、アニメ化していいものになるわけがないだろうな、とははじめっから予想していたので、しょうがないことだとは思ってるんです。だからね、制作陣をdisるつもりは、実はこれっぽちもないんです。しょうがないっちゃぁ、しょうがないよね。
 アニメ化自体をしなかったほうが良かったかどうか、という点でいえば、原作ファンからすれば、この作品が少しでも世の中に広まること自体は大歓迎なので、いかに納得出来ないクオリティであるとは言っても、アニメ化されること自体は悪くないとも思ってるんです。
 1クールでやるにせよ、2クールでやるにせよ、原作のテキスト量からすると、どう考えても20分前後で一話構成で、ある程度メジャー向けのコンテンツとして再構成するのは、かなり骨が折れるでしょうし、まあ、もちろん、制作陣は、いろいろと難しい限界のなか頑張ってるとは思うので、その点をdisろうとは思いません。おっぱいアニメにしたこと意外は。

 ただ、個人的に、わがままだけを言わせてもらえれば、
 やはり情報量は変えないでほしかった。
 一つの方法としては、たとえば、魔王は、ゆっくりとしゃべるんじゃなくって、早口でどばーっとしゃべるタイプのキャラにしてほしかったなぁ。まぁ、もっとも、早口系の講義とかって、ごく一部の人にしかウケないので、コンテンツ事業者としては、筋のわるい選択だろうから、それは駄目だとは思うけどね。だから、その手法をとらなかったのは仕方がない。
 もう一つの、製作コスト&リスクがあがってしまうやり方としては、語り口の構成そのものを大きく変化して、別物スレスレというところまで再構成するというやり方だと思う。

 現代日本において、比較的大量の情報をパッケージングしつつ、ある程度メジャーに受けている手法っていくつかしかないわけですよ。
 1.サンデルの白熱教室スタイル
 2.NHKスペシャルスタイル(及び、その簡易版としてのクローズアップ現代)
 3.discovery Channel スタイル(及び、その派生系)
 …とか、パッと思いつくのがこのぐらい。民放のクイズ番組とかは、すごく情報量を少なくしてるし、「ためしてガッテン」とか「ホンマでっかTV」とかは、ネタそのものが、視聴者層にウケそうなものをピックアップしているので、ちょっと経済ネタをのっけるには不適切。旧「週間子どもニュース」も時事ネタという強みがあるので、ちょっと違う。
 で、とりわけ、「中心となる物語」をきっちりと構成しつつ、情報を伝えていくという編集方式だと、NHKスペシャルのやり方が一番近いと思うわけです。
 なので、もし、わたしが番組内容の再構成を大胆に許されるのならば、魔王と勇者の会話を、NHKスペシャルっぽい番組構成で、再構築しちゃいたい。まあ、作りこむの大変そうだけれども、情報量を少なくして、劣化版つくるよりは、そういう冒険をしてほしかった次第です。
 まー、予算も人材も、たっぷりと必要になっちゃうから大変なんだけどね。

 予算、人材、納期。そして、何よりもスタッフの情熱の総量が、プロジェクトのなかで充分そだっていなければ、そういう贅沢な再構成はできないでしょう。
 メディアミックス展開というのは垂直立ち上げをうまくやらなければいけないだろうから、時期的な問題も、もちろんあるでしょう。
 非常にハンドリングの難しいプロジェクトだったとは思います……が、こういう形のアニメに仕上がってしまったのは、やはり残念な気分です。 


■なお、そもそも、まおゆうの何がいいのか:最後に。

 ちなみに、原作のこの作品がすばらしいと思っているか、というと、短く言うと、
<経済学の考える、幸福のあり方>
を、おそらく、日本のコンテンツにおいてはじめて真正面から、充分な分量で書いた作品だと思うからです。

 もっとも、石ノ森章太郎の『マンガ日本経済入門』とか、経済ネタのマンガがいままでなかったわけではないけれども、はっきりと言って、まおゆうの作者のママレさんは、石ノ森章太郎とは明らかに見ている世界が違う。経済の話をする、というのは、頭をしかめて、むずかしく天下国家のことを論ずるという以上に、「わたしたちの世界はどのようにして成立しているのか」という世界観を与えてくれるものです。



 いまだに、不勉強な人だと、「新自由主義批判」とかをして何かを批判したような議論をしている人が日本には耐えないけど、あの手の議論は何度きいても寒々しい。新自由主義批判とかをしてしたり顔をしてる連中の経済談義なんかより、まおゆう原作のほうがよっぽどまともであり、啓蒙的意義が深いです。

*

 なお、ネットでまおゆうを批判している人の大半が、日本の七〇年代~九〇年代的な左翼系知識人の影響下にある人が多くてげんなりー。そういう人のしている批判は、「新自由主義的な世界観そのものがダメ」っていうだけの話なので、わたしのなかでは、「ああ、残念だな」と思っておわるだけなのですよ。
 まおゆうの議論の中身についての、ごくまっとうな批判は、開発経済学、数量経済史的な観点からなされるべきだと思っているわけで。開発経済学や、数量経済史的に込み入った話をすれば、まおゆうは、かなり沢山ウソをついているし「しょせんはファンタジー」であるのは、事実ではある。まぁ、あと政治思想史的なところもちょいと触れてるけど、そこはすごいちょっぴりすぐるので、まぁーそこはご愛嬌。
 だけれども、こういうコンテンツでこれだけ頑張ってみせてるのは、偉いよ。ほんと。

■狼と香辛料と何が違うかって?いや、ぜんぜん違うでしょ。

 なんか「狼と香辛料が~」って人多いけど、
 スタッフ同じなのこれ?そこらへんは、よーしらんけど、
 狼と香辛料とは、ぜんぜん違うはなしでしょう。

 あっちは、小売の行商人の話。こっちは、経済の計画をやる話。
 学部で言えば、商学部と経済学部。
 業種で言えば、商社と、(財務)官僚の違い。

 確かに、同じ「お金」の話だけど。狼と香辛料はゲームのプレイヤーの話だとすれば、まおゆうはお金をめぐるゲームの設計者の話です。


■追記:昔の原作初見時の感想など

PCのアーカイブあさってたら、昔の原作初見時の感想出てきたからせっかくだから、はっとこうか。

・おもしろいのだけれども、途中からちょい微妙
・やはりフェミニズム系の文脈の抑えのあまさがけっこう気にかかる。あと物語のご都合上あるていど仕方ないのはわかるけれども、「教育/啓蒙」がちょっと簡単に成功しすぎている。まあ、いいんだけどね。個人的には、もうすこし登場人物をすくなくして、じっくりと何度も失敗するような話ができるとベター。ひぐらしはそこらへんもよくできている。まあ、ひぐらしは、小さなとこで公務員やってた人のリアリティがやっぱよく出てるんだよね。
・モデルはほんとうに中世のヨーロッパそのものだよな、と。あと、わたしのような読者にとって、やはりおもしろみに欠けるのは、近代人が、前近代のことを書いているだけという部分。「近代」に至る過程であらわれた革命的な発明の<コタエ>を全て知っている。本当にまだ見ぬものを発明するための努力自体が書かれていないのが残念。まあ、そういう話の急速さを楽しむことこそが、この作品の魅力でもあるので、無いものねだりもいいとこっつーか、作者と前提を共有していないコメントなのは承知ですが。ここらへんは知性が超越しすぎている……というか、フォン=ノイマンですらもうちょっと悩みが多かったはずで、天才発明家というのは、こういうものではない。もちろん。。これは「魔王」だからいいんです、と言ってしまえばそれまでなんだけれども、解へ至る道程を模索するエネルギーが、足りない。やたらとあっさりとしすぎている。迷いが少なすぎる。人間は何かにつけ、もっと、もっと悩んできたと思うのだけれども…というのが主たる不満。コタエがコタエである、ということを半ば自明のようにざくざくと書いていけるのは、後世の人間が啓蒙として書いているから、ということに他ならない状況がある。それは、どうよ、と。
・啓蒙小説なのだと割り切って読めばいいのだろうし、啓蒙小説としては極めてすぐれているのは間違いない。というか、こういうものが出てきていること自体はガチで歓迎したい。
・いろいろと表現にきにかかる部分は多いというか、ライトノベル的な文脈にのりすぎというか、中二的妄想もうすこしどうにかならんか、と思うが、まあこういう世界感が好きな人なんだろうし、ある種の読者はこういうものこそ好きなのだろうし。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 56
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

まおゆうコンビはこれからも

{netabare}魔王の所に乗り込んだ勇者だったが魔王の正体は女性。
しかも魔王&魔族が必ずしも悪では無いことを知り、
手を組み互いに共存、平和への道を模索して行きそうなストーリー。 {/netabare}
↑※1話目のみのあらすじ

全く予備知識無く期待せずに観たんですがコレは面白いかも知れません。

※1話目のみの小感想{netabare}
勇者様がわりと呆気なく懐柔されちゃった事に多少疑問は残りますが、
お人好しみたいなんでそこは余りつつかない事にします。
魔王がオッサンだったら問答無用で終わってたかも知れませんけどね。
(早速つついてるけどねw)
{/netabare}
いろんな人物がちらほら出てなにやら伏線や広がりの香りがするのは良い傾向です。
何が正しく何が悪なのか深いテーマが隠れていそうです。
適度にコミカルなのも抑揚を付けてくれていて良いと思います。

声優陣も凄く豪華で「狼と香辛料」コンビの復活がうれしい!

期待度急上昇で楽しもうと思います。

※2話感想{netabare}
またえらく地味な正攻法で来ましたねー。 食の安定は平和への第一歩。
当然なんですが魔王と勇者で直接やっても埒が開かない気もします。
教育に目を付けたのは良いけど生徒の人数が少ないですね。時間がかかりそう。
人型の魔族を使うとか人形に魔術を施して宣教師として潜り込ませられないんですかね。
んーなんというか、
ファンタジーも取り混ぜて魔王と勇者ならではの切り口を見せて欲しかったかな。
正しいけど物足りない感じがします。折角の世界観なのですから。
まぁ「秘密兵器」がある様なので次回に期待します。

今回は魔王を上げと勇者を下げて対比させて武力だけでは平和は訪れない事や
地道な取り組みが平和を維持するのに必要なことを印象付けたかったのでしょう。
勇者が魔王を倒す=平和が訪れる ではないとね。

イチャイチャモードに入るのは少し早いかな、もう少しお互いの事や過去を知ったり、
心が近付くひとエピソードがあったら良かったと思います。
鼻の下伸ばしていてイザというとき魔王に乳首4つとかあっても知りませんからね!

後はメイド長は良いキャラですね結構気に入りました。
新米メイドも貧しい者の目線から作品を盛り立ててくれそうです。

まだ始まったばかりですしね。引き続き次週に期待します。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
「秘密兵器」=ジャガイモでしたね
テレレレン♪ じ ゃ が い も ~♪
四次元ポケットからこんなの出てきた様で、ある意味驚きました。
人間界でジャガイモ普及してなかったんでしょうか。

どうやら平和への道に関しては時間をかけリアル志向で行くんですね。
(テレポート程度はあるみたいですが)
ファンタジー織り込むと思っていたので見方を切り替えないといけないです。
暫くは「まおゆう」というか「がくゆう」(学者と勇者)ですね。

イチャイチャは相変わらずか…と思ったんですが、
いつの間にか大分時間も経過している様子(結構端折ってるのかな?)ですし、
キスぐらいしてあげても良いんじゃないのかな。
魔王が寂しい顔をするのずっと気に掛けてたんでしょ?
また駄肉度が増えちゃうね。メイド長の言うことも一理あるのかも。

いろいろとエピソード不足は否めないですけど、
「本来敵同士の存在が仲良くする」事には意義は感じますし、
今後少し悲しい含みもありそうな気がしてデレデレは許そうと思います。
声優も同じで「狼と香辛料」を匂わせて、実は「ギアス」のオチだったら…
頭脳派の魔王、魔王と勇者の宿命とかも重なり変な想像がよぎってしまいました。
流石にそこまではないと思いますが、この魔王の態度が何かの伏線にはなっていそう。

伏線と言えば同盟からの紅の学士暗殺フラグも気になります。
修道院と違い守銭奴の商人には丘の向こうが見られると言っても無駄そうです。
老弓兵(変態爺さん)が南部諜報部に所属しているらしいので刺客もありえますね。
EDの五枚目の挿し絵が捕まる魔王っぼいのでそれと絡んで来そう。
まずは次回の女魔法使い救出ですがやっと色々と勇者活躍の場がありそうで楽しみです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
魔王の美貌と商人の特性を巧く突いた一言で交渉成功。
嘘は混ぜず交渉したのも良かったのかも。
でも、クリティカルヒットしすぎで求婚される始末。
ややこしい問題にならなきゃいいんですが、なりそうな予感。

老弓兵の変態爺さんは一話で出たあの小国に居る様で今後どう絡むのか楽しみです。
南部って暖かいイメージだったんですが、この小国は寒そう。
トウモロコシの話といい南半球的な世界のイメージとした方がいいのかな。

今回は勇者の不器用な愛情エピソードがあったのでなかなか良かったです。
今後のイチャイチャがまた少し許せる方向へ傾きました。
「愛情は一番の絆」魔王が最初からイチャイチャモードだったのは、
この絆が何よりも重要だと考えての事もあったのかも。
平和を実現するには勇者との絆は必要不可欠ですしね。

それにしても勇者くん、寄り道ばかりしてないで早く女魔法使い助けて戻って来なよ。
長期間、魔界で単身元気な女魔法使いなら助け不要な気もしますが無事は伝えましょう。
{/netabare}

※5話感想(愛のムチの酷評あり){netabare}
このアニメ、描写と演出が足りてないです。
冬寂王の最期は愚かな上流階級の指揮官を庇うという、
この世界を踏襲し皮肉もある名シーンになっても良いはずなんですが、
王子との絆や国民や兵士との信頼関係の描写が無いので心が動きません。
海戦も迫力が無く台詞での補完により旗艦を護った事が判りましたがチープでした。
もう少しエンタメ性を重視して欲しいです。人を引きつけるには重要です。

ストーリーとしては大航海時代後の物流や植民地制度なんかを
学んでいて下地があるのでイメージは掴みやすいんですけど、
裏方作業にばかり焦点を当てていて絵になるシーンをみすみす逃してもったいないです。
歴史や社会の授業の紙芝居じゃないんだから。

ここに来て世界観や設定にも疑問が出てきました。
あの海戦、例え準備万全で指揮官が優秀でも見るからに勝ち目がありません。
魔物との戦い、ボウガンや剣だけで今まで対等に戦ってきたんでしょうか?
人間側にも魔法使いが居るんじゃないの? 強烈な剣技もないの?
戦闘にまでファンタジーは盛り込まないの?
海中や空中の魔物や霊体にどう抗って来たのでしょうか?
ファンタジーな相手にリアル路線で対抗するなら、
せめて人間側に火薬くらいは無いと戦力に差があり過ぎます。
ここまで観て来て食物、文化や知識、戦力の全てにおいて
魔界が上回っている印象がありバランスがおかしいです。
この状況で15年も戦争してたら差は出てきそうなんですが…。
ファンタジーを盛り込まないのならこの世界観すら無駄、不要に思えてしまいます。

先週までは目を瞑りましたが勇者についてもいくら何でも寄り道が過ぎます。
女魔法使いが心配ではないのでしょうか?
いつまでも無事だという確証があるの?
第一目標を忘れていて苛立ちを覚えます。 

いろいろと不満と不安が出てきた今回でした。
今まで溜まっていた不満も含め一度吐き出した形のレビューになっていますが、
期待はしている作品です。
次回からの盛り返しを期待します。好感レビューを書きたいな。

反対意見の多いイチャイチャや魔王と勇者である必要性についてはもう寛容です。
敵同士が手を組み仲良くなり愛するという事にメッセージを感じますので。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
「戦争ってなんなのでしょう」っとこの作品のテーマを呼び起こすスタートでした。
本当に誰も戦争を望んではいないんですけどね。
この作品なりの答えが楽しみです。

前回書いた通り設定について納得しきれない部分もありますが、
引っかかってばかりいては楽しめないので、
<戦力>陸戦は人間が有利
<文化>知識は魔王と一部の魔族のみ
<食料>人より魔族の方が食べる
と解釈して均衡を保っていると思うことにします。

海戦はどうやって勝つのかなっと思っていましたが氷で道を作る作戦でした。
冬設定を生かしましたね。
海流もあるし流氷集めるのすごく大変だよ?
作業中は襲われないの?
浮いた氷であれだけ頑丈に作れるものなの?
っと軽くツッコミ入れましたが流すことに。
塩でくっつける豆知識も披露してくれました。

南氷将軍との一騎打ちこの作品の作風にしては演出がありまずまずでしたが、
もう一押し欲しいと思うのは贅沢でしょうか?
「派手にしろ」と言っている訳ではなく台詞や表情や間、心理描写、音楽などで
印象深い物にして欲しいのです。
今回であれば南氷将軍の背負うものや誇り、将として部下を生かす描写や演出が
もう少しあれば良かったなと思います。
魔族=敵・やられ役に見えてしまったので作品主旨と少々ズレている様に感じました。

人間側のファンタジー要素、勇者一行はアリなんですね。
女騎士強いわ。
折角ファンタジーの世界観なんだしストーリーがブレない程度になら、
こういうシーンが増えても良いと思います。

変態爺さんは笑えるキャラですね。
でも鋭い曲者っぼさも感じるので今後の絡みが楽しみです。

リアル志向な作風の割に都合良く行き過ぎな感じもありましたが、
結局領土は都市と島の交換で落ち着きました。
都市では交流や外交的な事が行われるのかな?
魔族とは言葉が通じる様なので色々できそうです。
火矢も登場するようで争いも今後どうなっていくのか気になります。

女魔法使いも忘れずにね!
{/netabare}

※7話感想{netabare}
イチャイチャは許すとは言ったもののハーレムになるとは。
ハーレムにすると視聴者や読者が食いつくんだろうけど、
ストーリーものでしつこくやると媚びてる感じがして好きじゃないです。
今回は別れ直前と言うことでまぁ良しとしますけど、
ストーリーとして意義ある範囲に適度にお願いします。

月日も大分経ち、メイド姉妹や弟子たちも立派になりつつあります。
束の間の平和にはなっているようで都市では交流も計っているようです。
今回は基本的に上手く行っている平和を見せてくれましたが、色々くすぶっている様です。

「また会おう、すぐにでも。」は、いかにもなフラグです。
また失脚した白夜王と指令官は手を組んで悪そうな企みをしています。
なんだか分かりやすい単調な展開になりつつあって
深みのあるストーリーになるのか心配な面もあります。
少しだけでも「まさか」を入れ込んでくれると楽しめるのですが。

1話目を観た後に期待が大きくなりハードル上げ過ぎたのかも知れません。
悪い作品ではないんですけど、物足りなさを感じてしまいます。
もうちょっと頑張って欲しいなー。

まぁ次回を楽しみに待つとします。
そして、お ん な ま ほ う つ か い は ?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ちょっとした「まさか」を入れ込んではくれました。
メイド姉が魔王の身代わりに捕まることに。
たかがじゃがいも、されどじゃがいも。
勇者は冬の国の領地外に出たところで助けるつもりの様ですが、
冬寂王に遺恨のある白夜王が手引きしていたら冬の国領で一波乱ありそうで心配です。

魔王の正体は主要な人に明かす段階の様ですが、
やっぱり描写不足な気がして置いて行かれている感じはします。
優秀な商人だからと押しつけられても飲み込み難いです。
知力で劣っていた勇者の個人的な判断にも見えますので不安も感じます。
信頼に至るもうひとエピソード欲しかったです。

ラブコメ的には本妻が決まってしまった感じです。
個人的には引っかかってはいないですけど、
女騎士ファンにはどう映るのかな?

魔王は歴代の魔王を封印する儀式の様なものをするようです。
あの魔王のまま帰って来れず、
一部意識を飲み込まれて戻る雰囲気は感じるのでハラハラしだしています。

女魔法使いは何なんでしょうか?
外の図書館で寝ているから勇者が助けに行かなくても
平気って事にされているのでしょうか?
腑に落ちません。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
罪人って指輪外されないの?
あれっ?もう断罪式やるの?
演説させる機会あげちゃってるし!
同じ壇上にいたまま石投げさせるの!?
っと、色々思いましたが、
メイド姉のすばらしい演説でした。
「自身で考え動いてこそ人間」って事を説いていて言葉自体には感銘できました。
ただ出来れば学士の『偽物』としてではなくメイド姉『本物』としての口から聞きたかった。
役立たずの使者やおかしなシチュエーションも手伝い、
違和感があって素直に心で聞けなかった…ストーリー上仕方ないとも思うけど。

新キャラみたいなのや女魔法使いも残っていますが後残り三話で収集つくのでしょうか?
ただでさえ絵が足りず、はしょり感が強い作品なので心配ではあります。
{/netabare}

※総集編がありました

※10話感想{netabare}
権力もお金も分散させようとしてそれぞれ動きましたが意外と難しい話になってますね。
新しい人物も出てきてますし、(あのデブ貴族?誰?)
魔族と人間だった対立関係が人間界の中央と地方の対立にすり替わっちゃってるので、
複雑になっちゃってます。
考えながら観てこれた人はついていけるだろうけど、
気軽に見ていた人は大変というか置いて行かれるかも。

主食で先物やっちゃうのもどうかと思うけど、
青年商人は貴族にお金を吐き出させたい様子。
インフレで戦争まで起こっちゃっても止めないのはやりすぎな気もするけど。
犠牲が出てでも人間界の構造を変えたいのか、
勇者や冬寂王側なら何とかしてくれる計算があっての上なのか、他に何か考えがあるのか、
先を見ないと何とも分からないけど今までの流れに比べると現状強引な感じはします。

そして女魔法使いはネタだったようです。
火竜公女に魔法かけてあげたって事はもう勇者と出会って事情が分かっている
という事でしょうかね。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
中央征伐軍は何故もたもたして開戦に踏み切らないんだろう?
大軍を見せつつ降伏勧告を行っているのでしょうか?
食糧不足で戦いに来ているのに大軍で長期戦にするのは考え難いのですが…。
わざわざ隙を作るから付け入られてますし。
戦争して欲しい訳ではないけれど、
相手が無能すぎるから上手く行くってのも楽しみが削がれます。
この後は多分傭兵集団なので金の切れ目が縁の切れ目となる展開になるのでしょう。

鉄国への奇襲も奇襲になってないです。逆に待ち伏せされています。
片目指令官が無能なのは描かれていたので、こちらは納得できますが、
ただあまり人間側を無能に描くと、今まで魔族と互角だったの?
という疑問が(魔王の教育が成果を見せているだけに尚のこと)再浮上してしまいます。
また、この戦闘で「火矢」が登場するのかと思っていたのですが、出ませんね。
このまま出ないのかな?

青年商人の策は上手く行きそうです。
二大通貨制や魔族との通商(とりあえず塩中心かな)も視野に入れ競争原理導入と格差是正を
行う体制を整えつつあります。
これで中央は独占出来なくなるでしょう。

ただ戦争になってしまう事など都合の悪い部分には触れませんでした。
勇者や冬寂王側と協議していたのなら理解できそうなのですがそうでも無さそうです。
また、現在お金を持っている人や貴族がみんな中央でせしめている悪いイメージ
になっているのも気になります。
全うに貯蓄していたり立派な領主さんも居るのではないでしょうか。
序盤に腰を据えて平和への道を探っていた割にここに来てメリットばかり押しつけて
強引で一方的に都合の良い話になっているのが気に掛かってしまいます。

女魔法使いはいつの間にか魔王の方と繋がりがあったみたいです。
先週火竜公女に魔法を掛けていた謎が解けましたが、
本当にいつの間にそんな関係だったんでしょうか?

そして魔王と勇者はやはり戦う宿命であった様です。
案の定、魔の王に乗っ取られて出てきました。
物理攻撃そんなに出来ないですから、愛の力になるんでしょうか?
もったい付けていたキスが炸裂するなら魔王と勇者というより姫と王子っぽいですけどね。

もう次がラスト。
描写不足が解消される事はないと思いますが、
それ故に想像しながら楽しむ事は出来ている不思議な感覚でもあります。
(アニメーションとしてはどうなんでしょうかw)
ともあれ最終回を楽しみにしています。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
魔王を抱きしめる展開ならキス位しても良かったんじゃないかな?

最終回でどう纏めるのか、纏まるのかな?っと思っていたら、
纏まり切らなかったですね。

戦争に関しては相手が無能な上に内輪で揉めてくれたため小競り合いで回避できました。
しかし中央と南部三国の対立構造は潜在的に残っていますし
中央教会と一部魔族の癒着やの問題も残っています。
鉄砲まで用意しているようです。

女魔法使いも謎が多いままでした。
魔王とのつながりも不明、洞窟で術式を見つけ何をしていたかも不明です。

魔族の方もまだまだ人間を敵視していてやっと開門都市を足ががりに
通商や交流が始まろうとする段階で平和へと向かうにはまだ色々大変そうです。

丘の向こうが見られるにはまだまだ先が長そうです。
これは2期がありそうですがこの時点では不完全燃焼という感じです。
{/netabare}

結局終始描写不足に悩まされましたが、想像もしながら楽しみました。
これだけ端折った感じだとアニメとして高い評価は出来ませんけどね。
不満がありながらも魅力はあるので2期が来るのは待ち遠しいです。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 56
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

イチャラブしながら歴史発展を顧みる対話モノ

このアニメを観るときの注意
・この作品は冒険ファンタジーではない。魔王と勇者のバトル等を期待して観ると残念な気持ちに。
・2ちゃん即興小説が原作で、ショートショート(以下SS)独自なノリの会話が主体になっている。
・原作は13スレにわたる大作で、このアニメでは5スレちょっとのところまでしか描かれていない。

◇2ちゃんSSには独自の作品形態がある(2ちゃんSSの特徴について雑文まとめ)
{netabare} 2ちゃんSSの文章形式は、大部分を「」付きのセリフで表現して、地の文がないというもの。

男「今日はいい天気だね」
女「雨降ってるけど」
男「雨が好きなんだわー」

こんな感じのやりとりをひたすら積み重ね、話を展開するのが特徴となっている。
まおゆう原作もこの形式を取っているゆえ、ほぼ全ての場面で誰かと誰かの対話が主に描かれている。

何故こんな形式になったのか?これは新ジャンル「○○」といったものが流行ったことから察するに、
"会話・掛け合い"に焦点を当てて、簡潔にキャラクター性を引き出すことが目的だと思う。
まおゆうのイチャラブ要素も、その流れからきているいわばお約束のようなものなのかもしれない。

それに加えて「作品発表の場が掲示板であること」が大きな違いであると思う。
リアルタイムで第三者の感想を交えながらネタを投稿できること、
また、文字数制限等のため一度の書き込みで書ける量はさらっと読める程度に留めないとならない。
そこで一度の書き込みで、いかに"反応を得られるように表現するか"も考え所である。

まおゆうのような長編であっても、個々の投稿にそういった区切りの息遣いが存在する。
周りの反応も含めて、作品が執筆されていくのを追っかけるのも醍醐味だと思うので、
この辺りの2ちゃんSS独自の特色をバッサリ失ったアニメ化は、純粋に物語と映像化が核になるが..
基本的に即興で書かれたものだし、さてどうなるのか?
{/netabare}

▼視聴時感想
{netabare} 今期アニメの中では王道っぽいオーラで、けっこう期待度が高そうだが、
2ch発祥ノベルで冒険やアクションより対話が主軸だろうから、あまりアニメでやる意味が無さ気でもある。
だいぶ前に流行ってた気がするし、もしかしたら原作読んだことあるかもしれないが..覚えてない。
まぁ絵が綺麗だし観ていこうか。

2話
ああー話の流れはいいなぁ、1話では勇者に魔王と手を組まないか?な、一見危険な誘いだが
その真意は真の平和を得るため、という衝撃の開幕で
⇒では平和のためにまず何をすればよいか? 食糧を得るために農業を変えよう
⇒話が通じないので教育が先だ こんな感じが今回か。
ただこの内容に対して、特殊なセリフが多いことや、イチャイチャパートによって、
シンプルに重要な点が述べられてないから起伏がないな。もっと見せ場がハッキリしてたら良さそう。
真の意味での平和のために手を組んだっていうの1話でちょっと曖昧だったように思うんだよなぁ。

特にイチャイチャパート最初から飛ばし過ぎだが、まぁそれもまおゆうの見所の一つだろうし、
後半なってから唐突にやられてもあれなので、最初から作品の方向性を示すためにもこうする他ないか。

農業や経済の知識は中学校の社会科レベルから噛み砕いて説明していく感じで、勉強になって良さそう。


..6話近況、知識部分はそこそこ面白いが、唐突に場面転換・視点移動することが多く、
なんだか適当に観ていたせいなのか全然ついていけなくなってしまった。
それで、原作補完しようと読み進めているけどそれほど違いもなく..一層わからない。

▽疑問点あれこれ
{netabare} かげきよさんがお答えくださったので、ちょっと補完。ありがとう!
・魔法使い探しに行ったのはなかったことにされたのか
 ⇒探してるっぽい?
 その辺りからの勇者の行動が謎 魔王の騎士といっていたが魔王のために何をしていたのか?
 ⇒反魔王勢力の粛正してるっぽい
・極光島奪還のために魔王が出張っていった意図は?  貿易ルートを開くため?
 ⇒戦争の火種にもなってたしとりあえず奪還するため
・極光島奪還の時、聖鍵遠征軍が援軍にでたのは魔王と勇者の作戦だったの?
 わざわざ疲弊させた聖鍵遠征軍と魔族で戦わせるために勇者を働かせたのは何故?
 ⇒両軍の被害を最小限に抑えるためらしい
・そもそも戦争させたのは何故?勇者パワーで制圧してはいけなかったのか?
 ⇒魔王と勇者で敵を殲滅する!というのはこの作品のコンセプトに反するっぽい

極光島あたりはやっぱりわかりにくい感じがする。 {/netabare}

..9話 メイド姉、人間宣言!
今回の演説は良かったなー。なによりわかりやすい展開。
それにしてもメイド長の虫発言からよくここまで汲み取ったな・・。
人は自分の思考で行動すること を放棄したら虫になってしまうのやなぁ。

身近な問題として、現代でいうとネトゲとか携帯ゲーム依存になってるのは虫状態といえるかもしれない。
何かに甘んじて変化を閉ざしてしまうのは楽だけど、メイド姉はそれに一言申したいわけだな・・。
人間"変わること"がとても難しい事だけど、それに向かう事には輝きがあると、そんな風に受け取った。

..9.5 総集編だった
場面ごとにちょっと踏み込んでくれる解説編かも、と期待して観たもののただのおさらいでした。
極光島らへんはまおゆう世界でこんなことがあったよ!みたいに紹介される程度。

まおゆうはアニメでつまらなくなったという意見をよく聞くけど、原作と然程変わらなくないか?
そもそもこの作品の面白さってどこにあるんだろう。どうして支持されているのかわからなくなってきた。
{/netabare}

▼最終話視聴終了感想 & まおゆうをつまらなく感じるかどうかの相違とは何か?
{netabare} 終盤10~12話は案外楽しめたような気がする。
もっと簡潔に何が起きているのかが解れば、面白く観れるんじゃないかな、これ。

物語端折りすぎてて、もっとじっくりやれば良かったという意見をいくつか見かけるけど、
1スレ見た限り原作にかなり準拠しているように感じた。
原作の意図をあますところなく伝えたいという気持ちも もっともだが、
対話が長いので削られるのは致し方ないと思う。(ずっと喋ってるの聞いてたら疲れてしまう)

むしろこのアニメがつまらなく感じるのは、動きのない説明・講義パートの長さではないだろうか。
自分としては序盤中盤などは必要な情報だけにして、1シーンとして確立してないような場面は
もっと端折っても良かったんじゃないかと思う。

それぞれの場面を原作文章ほど語りつくせず、かといって外せない描写を抜き出して、
どれもがメインストーリーという風で描かれるので、もともと視点変化が多様な原作も相まって
観てる側としては話の不連続性、要点の不明さでどこを注視すればいいのか掴みにくかったと思う。

サブの展開は目立たない程度に小出しして、盛り上がり所に注目を向かせるようにしたら良かったのかも。
毎話ごとの話のテーマがハッキリしてれば、観る方としても見所が分かって楽しめたと思う。
(ここで原作との作品形態の差、息継ぎ・テンポの違いがでてしまっているのでは)
だからこそ、9話人間宣言や10話~聖教会と南部の対立・商人や軍人の立ち回り、
魔王の暴走でもいい、そういった話の見所が分かる回は楽しめたように思う。

どうしても原作をそのまま消化してるって感じで、アニメとして物語の流れができてない気がする。
唐突に話が始まり、唐突に場面が変わり・・っていうのが説明不足に感じる要因ではないだろうか。
視点移動の構成を少しずらす・・とか難しいか。省きすぎれば原作と別物になっちゃうし。

もうこの作品、性質上こうなってしまうのは仕方ない気がする。
原作既読派→もっと原作の会話や描写再現してくれ! アニメから派→もっと動きあるシーンやってくれ!
みたいな感覚のズレがあるんじゃないだろうか?
うまいこと要点抜き出してアニメ化したら、それは両視点において中途半端でしかなかった、みたいな。

さらに様子見のごとくまだまだ先の長い物語なのに1クール12話でやってるところからしても半端で、
話に何の進展や区切りもつかず伏線だらけで終わってて、1作品として評価するには不足が多すぎる。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 23

81.8 2 巨乳で恋愛なアニメランキング2位
BTOOOM!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (2114)
11167人が棚に入れました
全世界で300万本以上売れているこのゲームの武器に、銃の類はない。
BIMと呼ばれる爆弾のみだ。
レーダーで相手を見つけ、8種類のBIMを戦略的に駆使して敵を爆殺する。
それが、このゲームで勝つためのポイントだ。

22歳になっても職に就けず、さえない日々を送るだけの人生。
それが俺、坂本竜太(さかもとりょうた)の人生――。
だが、この【BTOOOM!】というネットゲームの世界では、
俺は誰よりも強く、
誰よりも尊敬され、
そして、誰よりも偉かった――。

しかし今、俺がしているゲームは仮想(バーチャル)ではない。
現実(リアル)だ。
無人島で、BIMを持たされ、戦う意味すらわからないまま、人殺しを強要される。

理由もわからず連れてこられたプレイヤーたちによる、生き残り(サバイバル)ゲーム。

現実世界で行われる【BTOOOM!】(殺し合い)。

生への渇望。
失われていくモラル。
侵食する狂気。
肥大化していく欲望。

全てが混ざり合い、粉々に砕け、

爆殺遊戯の幕が上がる――。

声優・キャラクター
本郷奏多、三森すずこ、大川透、沢城みゆき、中村悠一、高橋名人
ネタバレ

B,sべる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

爆殺遊戯

BTOOOMという8種類の爆弾だけを使って
戦うネットゲーム。
それにハマり無職でニートの主人公の
坂本竜太が無人島に連れてかれ、
リアルでそのゲーム(爆弾で殺し合い)
をやることになる。という内容です

一話を視聴して…設定が面白いと思う 。。
緊張感があって
一言で言うとサバイバルってイメージ
ルールもシンプルでわかりやすかったし助かる(^ー゜)

OPのナノのnopain nogameもカッコ良かった

最初はSA

あと主人公の坂本がデスノートの夜神 月と
雰囲気が似てる気がする


2話「血の女子高生」
{netabare} ヒロインの過去の話などで重い過去だった。
友達に裏切り者にされて
無人島で殺し合いに強制参加、オタクに襲われる…
理不尽すぎる…
そして主人公とヒロイン以外のキャラがウザい( ̄▽ ̄)

「あなたのまわりにいる消えてほしい隣人はいませんか?
書けば100万円」という手紙が友達におくられて
事件のあと、
友達にこの手紙に名前を書かれてヒロインのヒミコが
無人島におくられたってことでいいのかな?
で主人公はニートをよく思ってない母親に書かれた
ってことか。顔恐かったし
{/netabare}

3話「サバイバル」
{netabare} なぜ無人島に来て爆弾ゲームをやることになったのか
経緯が分かった。
おっさんはいい人なのか?裏切るパターンか?
食糧争奪戦、手を組んだりトラップをハメたり、
このゲームをはじめた理由の謎…

おもしろ要素が追加d(^_^o)
{/netabare}

4話「世界ランカー」
{netabare} またヤバイやつでてきた(O_O)
今回はグロい( ̄▽ ̄)
しかもBTOOOM経験者同士の戦い
坂本の実力が発揮!
おっさんがちゃっかり仕事してておもしろかったw
{/netabare}

5話「強襲」
{netabare} 坂本とヒミコが再会。
男性恐怖症になってるヒミコが襲ってくるが乗り切って
性欲も抑えて他の男とは違うところを見せつけるっていう
予想のできる展開d( ̄  ̄)
だけど今回もおもしろかった
ヒミコのはなしで身近な人に売られた人たちがこのゲーム
に参加していることを坂本と平のおっさんも知り、母親に
捨てられたことに気づく…

たいらのおっさんはレーダーを集めてるけど坂本に報告は
してるんだろうか?
爆弾もまだ見せてないし怪しい。。
裏切りの可能性も…
ヒミコが仲間になるとして3人が生き残るとは思えないし…
でも味方のままおっさんが死ぬっていうパターンも
あるしなa〜(~_~;)
ヒミコ仲間入り+おっさんの足のケガ+3人で行動すると
レーダーを21個集めなくてはいけない
ってのは死亡フラグな気もする

どっちにしろおっさんはそろそろ…

オオトカゲ出現でさらにサバイバル展開になってきた(^○^)
BTOoOMで結婚した坂本ってことに気づいたヒミコが
どうなるのか楽しみ(^ー゜)
{/netabare}

6話「生贄の夜」
{netabare} 今回はビムは持ち主が死なない限り
本人がスイッチを押さないと爆発しないことがわかった(^ー゜)
ガス式のビムは発動条件がわかんないけど、強くね?
平のおっさんの追跡ビムも対人間だと強そう…

平さん裏切らなかったし、生きててとりあえず良かった。。
タヌキおやじとかww

裏切ったと思ったら助けたり、その逆だったり
おもしろいなあ
1話がすごい短く感じる>_<

コモドドラゴンとかキャラの表情とか汗とかサバイバル
がリアルでこの後に「K」、絶縁のテンペストを見ると
違いすぎる(ー ー;)イケメンばっかりだし

あとここにきて声優にも違和感が…
{/netabare}

7話「仮装花嫁」
{netabare}今回は
傭兵&弁護士のおっさんにヒミコを連れてかれ、ヒミコの
携帯を見た坂本がBTOOOMで結婚したヒミコだと思い、
助けにいくって展開。。
ヒミコはBTOOOMやってた坂本って気づいても言わな
かったけどいい雰囲気に(≧∇≦)

傭兵のおっさんと坂本の頭脳戦がおもしろい、ビムは
スイッチを解除すると使用権が移ることもわかった。
木に引っかかったおかげで無事なとこはスルーで^_^

あと弁護士の性格がすごい変わってる気がする…
サバイバルで追い込まれるとああなんのか?
それとも変な薬飲んでたけど
それと関係あるのかも(^ー゜)

まあそれはイイけど平さんおいてっちゃったけど大丈夫?
凄い顔で正気を保てないとか言ってたし
{/netabare}

8話「白い亡霊」
{netabare}坂本とヒミコの距離が近づく回。

腕を失ったおばさんによって、この島でのサバイバルは
前にも行われてたことが分かった。
そのおばさんを裏切った医者がまた島におくられてきて
平のおっさんを助けてるっていう(ーー;)

予告で医者、食糧トラップで出てきた奴、ビムを奪った
ガキが出てきて来週もおもしろそう、

予告のあとの画像怖すぎ(O_O)
夜観なきゃよかった‥
{/netabare}

9話「最強プレイヤー」
{netabare}医者に助けられた平さんと再会。
チップを3つ持ってるって言ってたけど、おっさんも
何個かもってたじゃん(^ー゜)隠してんのか??傭兵に
取られたなら坂本が奪ったはず(ーー;)
そして最強プレイヤー再登場!グラサンと坂本との
駆け引きがおもしろかった。。
でもリモコン式ビムを口にくわえてたのはいいけど
上手くしゃべりすぎだろっw

予告観た感じでは、坂本とは学生時代の知り合いっぽい
けどグラサンは気づいてないのか?風貌変わってないし…
{/netabare}

10話「ハイレベル」
{netabare} 最強プレイヤー織田とは、坂本の高校の同級生って
ことがわかる。。決着はつかなかったし
ラスボスフラグか?

次回は定石どうりの医者との対決!「しき」も再登場
するしどうなるか…
{/netabare}

11話「復活」
{netabare} いろいろとツッコミどころあったけど、坂本が死んだ
かどうか普通レーダーで調べるだろ・)ノ
あと鎌で攻撃したあと、逃げた意味が分からない…
殺せたよね???

シリアス展開からのビムがヒミコの胸でバウンドした
あとの伊達のリアクションおもしろかった(^_^)

来週は平のおっさんとの今までの伏線がついに
回収されそう(^ー゜)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 35
ネタバレ

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

爆弾型バトルロワイアル!

話の設定がすごく好きです。
キャラデザはあまり好みではないのですが、爆弾を使ってのバトルシーンの作画は迫力があって良かったです。

1話感想
{netabare}
敵があんだけ爆弾投げまくって死ななかったのに、こっちが一個爆弾しかけただけなのに殺せるってどーいうことなの?
圧倒的主人公補正ですねw{/netabare}

2話感想
{netabare}
今回はヒミコサイドの話ですね。
てかヒミコかわいそすぎんだろ・・・
ヒミコがあの部屋から逃げ出せたんだから事件が解決されたといってもいいのに、それで島送りにされるってどんなだよ。
てか先輩の部屋に行きたがったの友達の方じゃねーか!
理不尽すぎんだろ!

てことは主人公が島に連れてこられたのはお母さんのせいなんだろねきっと。
いや、お母さんは悪くないのか?
働かないのがだめなんだし・・・
まぁなんでもいいやw{/netabare}

3話感想
{netabare}
ついに本格バトル始動です!
にしても平のおっちゃんはいいキャラしてるわ。
普段頼りなさそうに見える人がいざという時には超キレる、そういう人は結構好きです。
でも、坂本も伊達に主人公やってないねw
武器持ってる奴らがいるのに動じないなんて、やっぱ主人公はこうでないと。
てか、部屋で引きこもっている時とのギャップがすごいなw{/netabare}

4話感想
{netabare}
何か危ない子が出てきたよ!?
親父の方は中々エグイ死にざまでしたね。
てか、親子なのに顔似てなさすぎw

あの近距離で爆弾受けても死ななかったってことはあの子も主要人物なのかな?
主人公並みの補正がかかってますねw
あのモブっぽい弁護士のおっさんは今頃どっかであっさり死んでるんでしょうか?(;゚∀゚)

ちょっと原作が読みたくなってきましたw{/netabare}

5話感想
{netabare}
ようやく正ヒロインと行動することになりましたね。
準ヒロインはおっちゃんってことでw
バトルというほどのバトルはなかったけど、たまにはまったり?と話をしてもいいじゃないか!
中々エグイアニメだしねw

てか、オオトカゲって何ぞ!?
あんなのが普通に生息してたら殺し合いをするとか以前にみんな食われてしまうんじゃないか?
実際爆弾とか関係なく死んでしまう人とかもこれから出てきそうですね(;゚∀゚){/netabare}

6話感想
{netabare}
坂本いいね!
やっぱ主役はこうでなくては!
まぁわざわざはしごに上らずとも、普通にとっとと爆弾投げてりゃいいような気もしますがねw

ところで仕事中のおっちゃん、悪い顔してたね~。
あんないい人なのに、信じられないです(;゚∀゚){/netabare}

7話感想
{netabare}
坂本の運動神経おかしいだろ!?
引きこもりですよね!?
毒ガスからの逃げ方がすごすぎんだろ!
一体どこにあんな力が・・・?

そして宮本・・・
今回は中々のグロ映像でしたね(;゚∀゚)
あいつ結構いいキャラしてるからもっと最後まで残っていて欲しかったのに・・・

弁護士のオヤジ?
ああ、いたね~そんなのも。(興味なし){/netabare}

8話
{netabare}
手が吹っ飛んでも生きていられるものなのか?
即死はないだろうが普通は出血多量とかでお陀仏な気がするんだが・・・(;゚∀゚)

伊達って奴はひどい奴だねほんと。
でもおっちゃんの治療をしてくれてたっぽいよね。
何が目的なのか・・・

あとは出てきていきなり裏切りおった女ですね。
もうこの島では裏切りがあたりまえなんだね。
俺がもしBTOOOMに参加させられたらどうなるんだろう。
誰か仲間を作ってもやっぱり裏切ってしまうのだろうか・・・
それ以前にビムの使い方を誤って自爆したり、オオトカゲに食われて人知れず死んでしまいそうな気がしますねw
我ながら情けない(;゚∀゚){/netabare}

9話感想
{netabare}
史上最強のニート、それが坂本だ!
とは言ってもさすがにここまでの主人公補正はやりすぎなんじゃないかなぁ・・・?
ファイヤーを使ってたオッサンは一個のビムであっさり死んだのに坂本は三個ぐらい一気にくらったのに生きてたよ!?
いやまぁくらってないから生きてるんだけど、あの状況でくらわないのはさすがに無理があると思うんだ俺は(;゚∀゚){/netabare}

10話感想
{netabare}
坂本さん、マジすみませんでした!
前回は主人公補正で生き残れたとかなんとかほざいてしまって本当にもうしわけございませんでした(;゚∀゚)
ちゃんと坂本は考えてたんだね。
今回もまたピンチな感じで終わったが坂本ならまぁ大丈夫だよねw
結果として坂本は織田に負けてしまったが、ほんとに良い戦いで、これからの二人の対決が楽しみです。
{/netabare}

11話感想
{netabare}
ヒミコ自重しろw
ヒミコが胸でビムを跳ね返した時に変な声を出しやがったせいでおもわず吹いちまったじゃねえかw
シリアス展開台無しだよ(;゚∀゚)

村崎さんは伊達を許してしまったのか。
どこまでいい人なんだよ。
俺にはいまいち理解できないが、ほんとに伊達のことが好きだったということだけはよくわかるよ。
てか、村崎さんも坂本に負けず劣らずの生命力を持ってますよねw
腕なくなったのに生きてるし、伊達のビムくらっても復活するしw

次回最終話か・・・
ほんとに最後のは平さんなんかな・・・{/netabare}

12話感想
{netabare}
まさか平さんが死んでしまうとは思わなかったよ(T_T)
てかその後すぐにラブコメってる二人ってどーなの?
大事な仲間が死んでしまったら普通はしばらく立ち直れないと思うんだが(;゚∀゚)

最後だけOPが変わってましたね。
なかなかカッコいい曲だと思いました。
変える必要があったのかいまいちわからんがw
流れてきた映像もこれまでの戦いの総集編って感じで中々良かったです。{/netabare}

総評

かなり楽しめたバトルアニメでした!
終わり方からしてこれは2期あるでしょうね。
大いに期待して待ちましょう!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 62

Jacks さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

なぜ彼らはサバイバルを繰り返すのか?

ゲームは多種多様。それは家や外でプレイするもの。
最近、VR(Virtual Reality)やアプリが人気ですね。僕は去年VRを体験しましたが、凄かったです。立体感が半端なかった。
こうしてゲームそのものは常に進化し続けます。デペロッパー(開発会社)が倒産しない限り。
ちなみに僕はモバイルゲームが嫌いです。今まで一度もプレイしていません。これからもずっとそうするでしょう。
お金は貴重です。時間を無駄にしないように。

さて、今からBtooom!について語ります。
この作品の主人公は坂本竜太(さかもとりょうた)です。彼はBTOOOM!というMMOでの実力派オンラインプレイヤーで、いわゆる「ニート」でもあります。
僕はニートも嫌いですが、彼の無慈悲な過去を考慮すると、ある程度は同情します。
ある日、竜太が目を覚ますと、そこは無人島でした。彼は「リアルBTOOOM!」に巻き込まれたのでした。
持ち前のスキル、爆弾(BIM)、レーダーを用いて、このゲームを生き残ることになります。
もう一人の参加者はヒミコ。彼女は本作のヒロイン。彼女も竜太と同じくらい悲劇的な過去を経験しています。
初めは一緒に行動しませんが、ある出来事をきっかけに行動を共にします。お互いを信頼し合うほど。

ストーリーは至ってシンプル。殺戮の繰り返し。それだけです。
にも関わらず、多少のSci-fi要素を含みながらもリアリティのある描写や掛け合いがチャームポイントです。
ある映画にこういう名言があります。「必死に生きるか、必死に死ぬか」。
そう、Btooom!の登場人物は生きるために食し戦う。狂気に落ちる者もいる。
僕が言いたいのは、この作品で人間の本性を垣間見ることができるということです。

登場人物は熟練した大人ばかり。竜太は頭が良く賢い。ヒミコは特別なスキルを持ち合わせていませんが、デリケートな性格で困難を乗り越えることも。
参加者の一人、吉良康介(きらこうすけ)はかなりイカれた子供です(褒め言葉)。出番こそ少ないものの、視聴者に激烈なインパクトを与えます。
見所は竜太と康介の心理戦ですね。ただの爆弾の投げ合いだけでは済みません。いかに相手の裏をかくか。狙い定めた時、爆弾を放つ。
織田信隆(おだのぶたか)や木下秀美(きのしたひでみ)などの参加者も手強いです。前者は竜太と訳あり。
他の参加者も厳ついぐらい個性的で、簡単には攻略できない面々。かなりねじれています。

作画は綺麗です。特に背景、日光、森、動物。
爆発のエフェクトは派手で鮮やか。状況に応じて構成が異なります。
キャラデザはすごく僕好みです。どのキャラもイケてます。ヒミコのデザインは個人的にツボです。

声優陣の演技も良い。まるで洋画の吹き替えです。竜太の中の人が俳優さんだとは観終えるまで知りませんでした。
OP・EDテーマはこの作品の最たる長所と言うべきでしょうか。OPはロックでスタイリッシュで、何度でも聴きたくなる。大好きです。
この作品を観る前に公式MVを観ました。カッコよすぎる。この一言に尽きます。観て損はないですよ。
EDはヒミコの心情を静かなメロディで彩っています。定期的に聴きたくなる曲ですね。
それぞれの歌詞も本編に忠実です。とても丁寧に。ナノさんとMay'nさんGJ。

若干の性的描写が含まれます。が、この点については意見が分かれます。
気にしない人がいれば、不必要だと言う人もいる。僕は前者ですね。

BGMはあまり印象的じゃない。ほとんどのシーンに合っていません。ですが、雰囲気を壊すほどではないです。

キャラの描写が細かい反面、ストーリーの進行が非常に遅い。面白く感じるのに時間がかかります。

ストーリーが未完。解釈次第では綺麗に終わったように見えますが、明らかに消化不良です。

全体を通して、Btooom!は良質な作品です。独特な作風で欠点も多いですが、それでも面白さは保証します。
当初、僕は主人公の設定で避けていましたが、いざ観始めると最後まで没頭しました。
この作品も万民向けではありません。ボンバーマン、ファークライシリーズ、LOST、ハンガー・ゲームが好きなら、楽しめます。

僕はこの作品をネットで観ました。数日後、海外版Blu-rayを購入しました。
理由はこの作品を愛していると同時に、第2期を熱望しているからです。
売上的には無理な話ですが、少しでも足しになれば。希望は捨てていません。

「生き残れ。爆裂ショーの幕開けだ」

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

77.1 3 巨乳で恋愛なアニメランキング3位
貧乏神が!(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1409)
7502人が棚に入れました
才色兼備だがタカビーで自分勝手な超絶ラッキーガールの市子と、その彼女に取り憑いた脱力系の貧乏神・紅葉。幸か不幸はふたりは出会ってしまった!! 愛も友情も信じない孤独な女子高生の市子は、様々な出会いを経て“本当の幸福”をゲットできるのか――?

声優・キャラクター
花澤香菜、内山夕実、内山昂輝、戸松遥、下野紘、川原慶久
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

<最終話まで視聴完了> きっとパロディに頼らなくとも面白い物語にできた 

<最終話まで観ての感想>

拾いきれないほどのパロディ満載で素直に大笑いして観ていた。
最初のうちはそのハイテンションぶりに、ついていけるか不安だったけれど
感動できるエピもあったりで、どんどん惹き込まれた。

観終えてみると、笑った後のすっきり感はあるものの、
何かが足りないような気もして。
それはもしかしたら、パロディに笑いを頼りすぎてしまって
本題の物語が少々薄くなってしまってたからなのかもしれない。
でも、市子と紅葉の距離感というか向き合い方は、2人きりのときより
嵐丸が入った3人でのほうがより色濃いものとなり
おもしろいと思ったし、他の貧乏神仲間もキャラが濃くて楽しかった。

で、個人的にはやはり、紅葉のほうが好みかなw

{netabare}
エンディング中の映像で、その後の彼らが描かれ
執事だったおじさまが噴水のように泣いている姿が
この作品のテーマとしてすべてを物語っていた気がする。
{/netabare}

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<9話の感想>

テニプリ、エースをねらえ、ジャイアントロボ、ベルばら、
ワンピースのルフィにそれから・・まだまだあったぞw
あのゴリラはFateのバーサーカーを匂わしてたりもするし
試合中も、もうパロディ満載。
どんどんやっちゃって~と遠巻きに大笑い。
2部では料理対決。ジャッジは紅葉の働き振りを監視するよう
仰せつかった黒百合という貧乏神。
ストーリー展開としては特に進展がなかったけれど
相変わらずの面白さだった。
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<8話の感想>

トラウマは少なからず誰にでもあることかもしれない。
でも、それを人に言えてしまう人と、言えない人がいる。
前者は比較的もう立ち直れていて、心もオープン。
後者はまだ引きずっていて、心に鍵をかけている。
傍から観ている印象とはまるで違う過去や傷痕を持つ人の
その印象と中身のギャップが大きいほど、傷も大きいということ。

今回はそんな市子を全面的に受け入れ守ろうとする嵐丸の友情が
とても清々しくて良かったし、2人ともに共感する部分があって泣けた。

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<7話までの感想>

いろんなアイテムのおかげで市子が幼少化したり、
同級生が助かったり。
相変わらずのハイテンションでバカバカしくも面白い展開の中
時々ほろっとさせられてしまう。
気楽に、心全開で観てるからなおさら敏感になるのかも。
登場人物もだいぶ揃ってきたようで・・
今後どう展開していくのか、原作も知らないからまったく読めてません~
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<4話までの感想> 幸福エナジーと性格は無関係

視聴を始めたばかりなので☆評価は触らずに未定。

天が2物も3物も与えたのだとしか思えないような人物って確かにいる。
だけど本当にそうだろうか?外見も良く教養もあり、品性も高く
会話上手な人がもし、本性を表した性格は最悪で腹黒かったら。
むしろそのほうが真実味があって、人間らしいと思う人も多いかも。
人間というものの愚かさと憎めなさはそこにあるような気もする。
人類のすべてが幸福ならそれが一番なのだろうけれど
幸福感や不幸感というものは、あまりに個人の価値の差があって
一概に推し量れるものではない。

そんな想いを踏まえた上で、このアニメ作品を視聴してみると
なかなか興味深くて面白い。

幸運で恵まれすぎている桜市子という高校生のもとへ、
世間の幸福エナジーバランスを乱す彼女を普通の人間にするために
貧乏神界からやってきた貧乏神・紅葉が出会ったことにより
さまざまな騒動が巻き起こされる物語のようなのだが、
ただそれだけの単純なものではなさそう。

貧乏神も仕事という視点から外れ、自分自身の目で市子の日常を
見てみたとき、きっと何らかの心変わりがあるはずだし
厄介者扱いしていた貧乏神・紅葉の何らかを知ることで、市子の心にも
おそらく何かが生じていくはずだ。
だって、幸福エナジーを吸い取れば世間の幸福が均等になるなんて道理、
実際はそれもまた、偏見のひとつに過ぎないからね。

隣の芝生は青い・・・傍から見てすごく幸せそうに見える人、家族、カップル。
でも内情はすごく冷え切ったものがあったり、計算があったり、
真相は本人たちでさえわからない部分があるほどなのだ。
逆に、自分は不幸だと思い込んでいる人も、実際は日々色々なところで
誰かに助けられていたり、命すら救われていることがあるわけで、
そのことに気づけているかどうか、で大きく価値が変わるしね。

そういう意味で、市子の周囲のいろいろな人間たちが登場し、
人生の裏表、悲喜こもごもを今後見せてくれつつ、
ほんとうの幸せとはどういうものなのか、
ほんとうの貧乏というもはどういうことを指すのか、
面白いギャグを投入しながら解き明かしてくれたらいいなぁと期待している。

ただ、今のところ観た限りでは、市子の幸福エナジーが多いからといって
彼女の性格が悪いというわけではなく、お嬢様にありがちな言動はあるものの、
実はとても人情に厚い部分があったり、やさしさも垣間見えていて
今後も何か起きそうな予感・・っというのが好感触。

でも、もしかして1クールなのかな?そうなると描ききれるか心配だ。

ところでこの作品、けっこうわかりやすいパロディーが面白い。
アニメに限らず、人気のTV番組やCMだったり、さまざまだけど
じっくり思い出せば思い出すほど、意外に奥が深く描かれていて
ちょっと感心してしまう。

ちなみにキャラデザは、市子のかわいさよりも、
貧乏神のクールな顔立ちのほうが個人的には好み。
ただ、あの服装は・・・「ないわ。。」だけどね(笑)

ということで今後も視聴続行。毎回の感想は書かないつもりだけど、
自分が記憶しきれないこともあるので、何話かに一度まとめてみたいと思う。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 64
ネタバレ

たつじん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

捨てる神ありゃ拾う亀梨~早く人間になりたい~

タイトルには全く意味はありません。
ジャニーズファンの皆さますみません。

傲慢で高飛車、だけど幸運の持ち主の巨乳美人 桜 市子(さくら いちこ)
その力は幸福エナジーを吸い寄せ、周りの人間を不幸にしてしまう。
そのアンバランスを是正するため神の世界から遣わされた貧乏神 紅葉(もみじ)
この作品は、この2人を中心に繰り広げられるドタバタコメディです。

「ド○ゴンボール」や「北○の拳」、「エー○を狙え」などのポピュラーなアニメの主人公
に突如変わったりするパロディはとても解りやすくて、お腹を抱えて笑えます。

OPはテクノポップなナンバー
♪1WAY,2WAY,3WAY,4WAY,GoWay!GoWay!・・・が耳について離れません。
EDは女性目線のジェラシーを歌ったキュートなロックナンバー。

何よりこの作品では、花澤香菜さんの魅力が炸裂してます。
シリアスなキャラもいいですが、主人公の市子を演じている花澤さんはどちらかと云うと
こっちが『地でやってるの?』と思うくらいにハッチャケてます。

またED後に流れる「今週の撫子が!」が何気にツボでした。
ストーリーに全くからまない撫子の登場シーンだけをピックアップするのですが、それは
教室の端だったり、丘の向こうの方だったり・・・
毎回、観ているうちに画面を目で追ってしまう変なクセがついてしまいました。

そういったストーリーの中で、「ベタ」だけど、市子が何不自由なく暮らしていても
お金では得られないものを実感したり、プライドという仮面をかぶっていても、その実
人一倍愛情に飢えている事に気づくシーンがあったりして、ちょっとばかり感動します。
また争っているはずの2人が、相手を気遣ったりするのも微笑ましい限りです。

難しいことは考えずに観るといいんじゃないでしょうか。
これはほんと笑えるアニメだと思います。

以下はこの作品とは全く関係ない自虐ネタです。興味ある方はどうぞ・・
{netabare}
そもそも産まれてこのかた女性との「いい出会い」がないもんで・・・
ここで女性との出会いにまつわる『貧乏神が!』伝説を少々。
【ROUND1:不幸の神様】
アフタースキーを夢見て男子ばかりで行った信州。
滑ってると何と後ろから人が直滑降で一直線にこちらに向かってくる。
『あぁ!』と叫ぶ間もなく激突。
心配そうに『すみません!大丈夫ですか?』と声をかけてきたのは、可愛い女子。
『大丈夫ですよ!』と言いながら、さりげなくその場を立ち去ったが・・・
心の中で、このゲレンデならまた会えるはず「ロマンスの神様!?」と思いながらも
足首に違和感と痛みが・・・。
このあと病院に運ばれ骨折で全治1か月の入院になるとは・・・
せめて連絡先だけでも聞いとくべきだった~。
『あの女子め!貧乏神が!』

【ROUND2:魔性の女子大生】
女子大生との念願の合コン。
ちょっとリッチにフランス料理と洒落こむ。
『学生よりやっぱ社会人よね~。落ち着いてるし~大人だし~』
などと嬉しくなることを言ってくれるので、会計はすべて男子持ちにすることに・・・
財布の中は寂しくなったが、気になる娘の連絡先も聞けたのでまあ良しとしよう。
向こうから連絡すると言ってたので、いつかいつかと待ちわびてたが・・・
ある日、街を歩いてると、そこには学生風の男子と腕組んで歩いてるその娘の姿が。
ちなみに参加したメンバー誰もうまくいかずにみんなから責められるハメに・・・
俺たちメッシーか!(古っ)お金返せ~
『あの魔性女たちめ!貧乏神が!』

【ROUND3:崩れ去った憧れ】
花見の2次会で行ったカラオケ。
前からちょっと憧れていた先輩女子と一緒。
『歌うま~い』『お酒つよ~い』とおだてられて、ついつい時間を忘れて飲むわ歌うわ。
楽しい時もつかの間、気が付けば終電ギリギリの時間。
あわてて走って電車には間にあったが、酔っていたので天地がひっくり返る気分に・・・
思わず次の駅で途中下車してトイレに直行。
タクで帰るお金もなく、仕方なく駅の外のベンチで朝まで(まだ外は寒い!)・・・
次の日、そのまま会社に行くと上司から酒臭いと注意され、
その先輩からもキツ~イ一言。
『服装、昨日と一緒じゃない!お風呂入ってないの~。きたな~い!』
それから当分の間、周りの女子社員は近寄ってこなかった。
二度と一緒にカラオケなんか行ってやるか~
『あの先輩め!貧乏神が!』
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

サンライズといえばケロロ! パロディに期待 ずっと幸福な人生はないし人は利用されるものではない シャーデンフロイデ(人の不幸を喜ぶ)な主人公も珍しい

原作は一切見てません
サンライズときたらパロディが基本なので期待します

1話からのパロディとして
{netabare}お願いランキング録っといて
めだかちゃんの描写
ルパンのイントネーション
テヘペロ
完二さんが最初にかけた眼鏡
臓物アニマル
ドロンボーが敗北した時の煙{/netabare}

等が最初っから出てきました
非常に期待できます
話ごとにパロディをわかる範囲で書いていきます
ソフィ(花澤さん)ってあんな声が出せるなんて
やっぱり声優には無限の可能性があります

2話
{netabare}ドラえもんの描写が中心だった
途中でガンダムも
でも萌香さんのパロディは爆笑だった{/netabare}

3話
{netabare}初っ端から人志松本のすべらない話って
市子、ナルトの衣装着てるし
ロゴがToLOVEるダークネスじゃねーか
「どうする?アイフル~~」って懐かしいものを・・・
市子は心がダメだけど今後直っていく感じがするな{/netabare}

4話
{netabare}ドラゴンボールじゃねーか
幸福エナジー≠偶然
ではない、市子がだんだん成長していくな{/netabare}

5話
{netabare}小さくなるネタは当たり前になったな
またドラゴンボール(ベジータともう一人は誰?サイヤ人のオーラ)
最後の切り方が上手すぎる{/netabare}

6話
{netabare}よかった石蕗生きてたか
アラレちゃんが持っていた大があった
そしてアラホラサッサーも
壊れてしまった市子もハンカチ返したらいつもの調子に戻ったな ああよかったよかった
次回やっと新キャラか{/netabare}

7話
{netabare}いっこく堂じゃないか
「主人公のクラスには転校生が来る」(これはメタ発言です)
親子そろって技が同じ・・・工夫はないのか{/netabare}

8話
{netabare}ライオンのごきげんよう
七人の侍、ドリフターズ
Mr.4、Miss.メリークリスマス
うるさい!×4ってシャナ以上だ
市子が人付き合いを嫌い、心がひどく荒んでいる理由が分かった
それは小学校の親友がきっかけだ
市子だけ貰えて、親友だけホワイトデーのプレゼントを貰えないなんて不公平だと思って親友は先に告白したが、失恋した。これが原因で親友は悪意を持ち、相手の男の子に不信感を抱かせた。これが原因で市子を悪者扱いにさせた。
(恋の執着心は悪意を生み出すことが分かった)
故に市子は「友達を作ると利用される。だから関わらない方が得策だ」と考えるようになった
裏切ったり抜け駆けすることも友達の一つか?
これが原因で利用されたり悪意を持つか?
うわべ(建前)だけを利用する友達がいるか?

これはゴールデンでは考えにくいな(基本悪役が捨て駒として使うことが多いから)
登場人物を深く掘り下げることはあんまりしないから
だがこれで市子の苦しんだ闇は解き放たれた
これで謎が一つ解明したな。でも幸福エナジーの因果関係が分からないままか

人と関わらないと多くエナジーを得られるのだろうか
それとタイトルがなのはの「なまえをよんで」と酷似していたんですけど{/netabare}

9話
{netabare}北斗の拳が混ざっていたぞ
そしてルフィも{/netabare}

10話
{netabare}ダイソンの掃除機だと!?{/netabare}

11話
{netabare}まずは「ゲットだぜ!!」か
千と千尋のオクサレ様がおったぞ!?(ついでにカオナシも)
紅葉が風呂に入っておかしくなりました
さあどうなる?{/netabare}

12話
{netabare}キューティーハニーにLだと!?
Lは恰好も一致だし
「思います、見えます」のシーンじゃねーか!
諏訪野がワタリじゃねーか!
石蕗はレムじゃねーか!
完全にデスノートが中心です
最後は楽しい逃避行が見れそうだ{/netabare}

13話
{netabare}パロディは分かりませんでした
でも紅葉が元通りになったのでこれはこれでよかったです{/netabare}

次のシーズンもお願いします
またパロディが見たいから

投稿 : 2025/02/01
♥ : 18

72.2 4 巨乳で恋愛なアニメランキング4位
神様ドォルズ(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1184)
6389人が棚に入れました
故郷の村を後にして、東京で平穏な大学生活を送る匡平は、想いを寄せていた日々乃に告白しようとしていた。だがその日、彼女と2人きりになったところで惨殺された遺体を見つけてしまう。さらに帰宅途中、正体不明のモノに襲われた匡平のもとに、故郷から案山子と呼ばれる奇妙な人形を操る、妹の詩緒が訪ねてきて……。

声優・キャラクター
岡本信彦、福圓美里、茅野愛衣、木村良平、村瀬克輝、小林由美子、沢城みゆき、高垣彩陽、山口理恵、花澤香菜

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フカンゼンネンショウナンダロ ソウナンダロ ソウナンダロ

神神神アニメその1です


物語についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
独特の空気が流れていて、私個人としては非常に楽しめたアニメですね
明るいギャグコメ話の次には割と重たいシリアス話が来たりと、なかなか気が引けないシナリオ展開もそうですが
言い得も知れない独特の面白さを支えていたのは、キャラの人間的魅力が大きいと思います
案山子の席という、能力バトルもの的な、キャラ立てしやすい設定に加え、ニヒルでありながらどこか人間臭さを感じる個性的なキャラが多く、一層物語を引き立てれていました
また、詩緒ちゃんと日々乃さんという二大派閥、9話から遅れて登場したまひるも入れると三大のヒロイン勢も可愛くてですね、私なんかはモチベーションが非常に上がってたわけです
7話ビッチ先生回とか12話マガツヒ暴走回とか、まぁ1話からそうとも言えるんですが、結構見た目にも情緒的にもエグイ描写がまま見られるなど、キャッチーな萌えアニメかと見せかけて、実は正反対の質アニメなんですよね、当時原作未読の私は結構驚いてたんですが

作画についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
6月某日、秋葉のゲマでやってた上映会イベントに、なんとか抽選通って参加してきました
ゲストに岸誠二監督と脚本の上江洲誠氏を招いてのトークショーでは裏話も多く聞けて、非常に楽しませていただいたわけですが
「AB」「瀬戸の花嫁」の名コンビ、岸監督と上江洲氏に迎え入れ、この二方には珍しい硬派アニメというスタンドながらも、日常シーンもキャラが崩れずに丁寧で、且つアクションシーンはエフェクトもバッチリ決めるなど大胆な映像になっていて、思いのほか素晴らしかったです
また、イベントでも話されていた、EDに入る前の場面展開の上手さ、工夫された引き方が毎話に施されており、そこでもググッと引き寄せられるんですよね
続きが気になる!っていうのが、アニメには矢張り一番大事ですよ、放送時間の被ってる他アニメとの競合もある中で、次週も見たいっていうモチベアップに直結しますからね
まぁ結局最終回もそれをやったから、不完全燃焼なんだろ?と言われる所以となってしまったんですが
果たして二期あるんでしょうかね、やるやる詐欺で原作を持続的に買わせようという魂t(ry
番宣ポスターの話とか、映像特典の話とか、応募フリーなのにロフトプラスワンイベントみたいなノリだったのが良かったですね

声優についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
程よく新鮮で、かつ安定した声優配役になってますね
福圓さんの詩緒ちゃんは感情豊かで可愛いし、茅野さんの日々乃さんも包容力溢れててやばいし、花澤さんのまひるなんかは、新境地に達してましたよね
小林由美子さんの桐生も、ムスッとした彼のキャラにだいぶ合ってました
そして「瀬戸花」で強烈なインパクトを残した政さんでお馴染み、村瀬克輝さんが勾司朗役で出演しており、しかもこれがまた良キャラなもんだから、その辺も私にフィットしてたんでしょうね
あと案山子の鳴き声的なものを、主題歌を歌ってます石川智晶さんが担当してるんですよね
アニオリ設定ですが、良い味出してましたね、全然アリだと思います
”ただの案山子ですな”

音楽についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
OP「不完全燃焼/石川智晶」、これは恐ろしい中毒ソングですね
初めて聞いた時からずっと耳について離れないんですよね、今シーズンはこれか、ゆるゆりのOPがずっと脳内でループしてた気がします
石川さんのアニメタイアップ曲は毎回濃いんですけど、これは凄まじいですね、中毒ソングを意図して作ってありますが、ちゃんと成功させてるあたりプロですね
映像もシャープでかっこいく作られてますし、匡平が歌詞とリンクして叫んでるシーンもワクテカさせてくれますよね
今夏一番と言ってもいいアニメ主題歌なんじゃないかと思ってます
”My name is 豆腐”でお馴染みのED「スイッチが入ったら/石川智晶」これもまた良い曲です
サビにかけてゾクゾクしてくる感じのイメージですね
なんだかんだでアニソンが良いと名作臭が増しますよね、特に石川さんが歌うと尚更

キャラについてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
今期は双子アニメが多かったですねぇ、パッと思いつくのは「ピンドラ」「青エク」「アイマス」「BLOODC」とか
容姿だけでなくタイミングまでピッタリのいかにもな双子キャラだと後ろに上げた二つが、容姿や性格が全然違う双子キャラだと前の二つが該当しますか
今作だと、容姿は同じなのに、性格が全然違うし敵同士っていう、また違う分類の双子キャラでしたね
ところで、これの原作のCMで、”神と呼ばれる謎の人形を操る少女、詩緒。ドジで短気な甘えん坊は、恋もする、そして戦う”ってなフレーズがありましたが、”恋もする”というのがアニメではなかったですよね、若干ブラコンのきらいはありましたが
詩緒ちゃんがビッチになる展開だけは、やめてくれぇえーえーえー!!


「神様ドォルズ講座」わー!!!
なんかスタッフで飲んでる時に予告を実写パペットでやろうかと決めてみたいですね
あの本編の後でこのテンションですから、すっごい浮いてるんですけど、そこがイイ
思いがけない企画でしたが、ハズレの多い実写映像の中で、稀に盛り上がってましたね
ククリも喜んでるゥー!!!
ドォルズ講座で番組を続けるのはどうかと思いますが、永く見ていたい、面白い部類のアニメだと思います、見てない人是非見てください
見ないとビーム!ビーム!ビーム!ビーム!ビーム!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

圧倒的尺たらず惜しい

カカシとっ...呼ばれるカラクリ?人形をっ...操る圧倒的・・・!圧倒的者によるバトルものっ・・・!という初期設定は珍しいものでは...馬鹿なっ・・・ありえないっ・・・・・!の…!!が...!最近よく戦った…彼らは勝った、ゆえに人格まで肯定されている…!どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・「閉ざされた学園モノ」ではなくっ・・・!潰滅的舞台は常軌の世界...!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ためっ・・・!カカシの圧倒的存在が一般的では皆無っ・・・・・・!地下ではっ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ナイス存在も戦闘も秘匿されなくては利根川…オレが蛇に見えたか…?ならおまえが蛇なんだっ……!ありませーん・・・っ!!ものとされている...!凡夫の事だがっ...ダメっ...!...!最近見世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!設定だけに...逆に……きてる時は… 限界まで勝つ…!に新鮮っ・・・・!(まぁ...!とどのつまりっ・・・!の方は派手に戦闘してましたところがどっこい...)
主人公はかつてその定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…カカシのっ...操縦者だった青年...!大学生主人公というのっ...もっ・・・!最近にしては結構珍しいと思うっ・・・・!ストーリーの底流には...!主人公を...巡る過去の因縁っ・・・!圧倒的・・・!圧倒的主人公をっ...縛る因習とのナイス葛藤というのが...どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・の…!!がっ・・・!意外にもこれをスルーも珍しくは皆無っ・・・・・・!のだがっ...ダメっ...!主人公の年齢が...!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…潰滅的葛藤に圧倒的リアリティを与えている...!こういう悩みは凡夫...!中高生が直面常軌を逸するものでは世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!からっ・・・・!
このように...!ナイス設定その他とりたてて珍しい事をしている作品ではありませーん(ただ呆然と突っ立ち見送る・・・・・...!最近のっ...流行では...曲げられねえんだっのっ...かも...しれ馬鹿なっ・・・ありえないっ・・・・・!がっ...ダメっ...!)っ・・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…分...!圧倒的・・・!圧倒的丁寧に作られている感じがしましたっ・・・・!主人公の出身地下も狂喜乱舞。咆哮。歓喜。感涙。嗚咽。にっ...関する情報をっ......!基本的に何も持たぬ…劣悪な環境にあるがゆえに 皇帝を討つのだ…!も持たゼロゼロゼロっ..ありませ~~んっ...ナイス女性がヒロインでどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・ため...!情報は小出しながら圧倒的緊張・・・・を感じ世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!圧倒的・・・!圧倒的程度に潰滅的開示されていきたっ・・・!っ・・・・!
コミカルなシーンがはさまれる事はどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・だが・・・!しかし・・・!っ・・・!基本はシリアスで潰滅的ハードっ・・・・!結構...!死人も出ていませーん・・・っ!ゼロゼロゼロ・・・っ!っ・・・・!日常シーンの明るさというか常軌さの裏切るなよ・・・・・・!!にっ・・・!この世の中、馬鹿な真似ほど… 狂気の沙汰ほど面白い…!ハードな雰囲気を感じさせる絶妙な圧倒的・・・!圧倒的描き方だったっ・・・・!それをねじ曲げたら…なにがなにやらわからない…が......!潰滅的主人公の圧倒的心情と...上手い事マッチもしているっ・・・・!
どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・圧倒的・・・!圧倒的程度の期間でっ・・・!きちんとオチまで...描ききる事が出来ればっ......!僥倖作品だったと思うっ・・・・!
潰滅的原作がどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・以上...!仕方ない圧倒的・・・!圧倒的事なのかも...しれませーんがっ・・・!圧倒的ラストをきちんと締められない・・・っ!お前は今その状態にある…その流れがなぜ見えない…?でアニメに常軌を逸するのはが・・・・しかし どうにもならないなの…基本も基本…大原則だっ…!うか...!圧倒的話数もっ...最初から決められている以上っ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…中でちゃんと終わらせる退くべきところは退くが兵(つわもの)だ…!なのでは世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!…基本も基本…大原則だっ…!うかっ・・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ためにはっ・・・!原作からの乖離も致し方ない圧倒的事だと...思う...!
設定も...描き方もいいっスねえ‥‥!ものであっただけ...にっ・・・!中途半端に終わらざるをっ...ゴネ得・・・!なかったと...いう点が...!圧倒的にいい加減気が付けっ・・・・・・!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

不完全燃焼なんだろ?そうなんだろ?そうなんだろ?(70点)

全13話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:70点(75点)
アニメ系統:鬱系ファンタジーバトル

予備知識なしで観始めたんだが
この絵柄からは想像できないような陰鬱な物語。
独特の世界観。
個人的にはかなり好きな部類。

ただ、ちょいと残念なのは、物語の展開スピードが少し遅いこと。
かなり色々謎があるのだが、少々日常パートに時間を使いすぎな感があり、
肝心のストーリーが進まないことがある。
盛り上がってきたのに、また盛り下げる的な印象が少しあった。
この辺りにスピード感があればもっと良かった。

もっと残念だったのはラストだが・・・・
ネタバレになるといけないので控えておく。
そんなわけで70点とした。
個人的な物語の好みから言えば75点なのだが。

キャラデザはいいと思うが、あのロケットおっぱいだけは
どうも受け付けないw
物理法則無視してるだろw
それ以外は作画ともに結構いいと思う。

声優陣も結構豪華。
花澤さん演じる「まひる」がいつもの癒しボイスではなく
いっちまってるキャラだったがこれもなかなか良かった。
茅野さんもがんばってるねえ。
今年、ブレイクだね。
橘勇魚とめんまと続いてロケットおっぱい役。
秋もかなりの作品に出るようだし、益々活躍しそう。

OPED曲は皆大好きな石川智晶さん。
両曲ともにかなりいい。
独特の歌声が作風にマッチしている。

とにかく、総合的にかなりいいと思う。
鬱系が苦手でなければ1度見てみてはいかがだろうか。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

不完全燃焼なんだよ!
仕方ねえ原作買うか。

-----------------------------------------------------

以下、毎話後の感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
これは来たか鬱物。
可愛い絵柄からはそんな展開だとは思わなかった。
好物展開を期待したいものだが、どうなるのだろうか。

作中、色んなものが狂っていそうだが
あのロケットおっぱいは狂いすぎだろうw
物理学的におかしいぞw
偽ニュー隊長としては討伐せねばw

まあ、今後の展開には期待している。
もちろん作品的にだw

2話視聴。
匡平の過去がほんの少しだけ見えた。
これが今後のストーリーに関係してくるのか?
そして、新キャラ久羽子(クウコ)登場。
物語とどうかかわってくるのか?
なかなかシリアスぽいので今後にも期待したい。

3話視聴。
詩緒の日常風景が可愛い。
シリアスな話の中のほっと一息といったところ。
ケーキ食いすぎwww

物語は伏線ばらまきまくり。
一気に新キャラ2人もでてきて、謎だらけ。
先は気になるので継続。

4話視聴。
くうこ、こえええw
沢城さんの演技はんぱねえ
やっぱりこの人すごいわ。
で、物語は相変わらず伏線ばらまき。
何か謎だらけなんですけど。
これ全部回収できるのかね。
先は気になるので継続。

5話視聴。
何か面白くなってきた。
これから少しずつ伏線回収が始まるのか?
段々続きが気になってきた。
来週から楽しみだ。

6話視聴。
ちょっと中休み的感じ。
来週はきょうへいの過去が語られそうだ。
その話にはかなり興味がある。
いよいよ後半に入る。
ここから盛り上げてほしいところ。

7話視聴。
匡平と阿幾の過去が語られた。
これは面白くなってきた。
鬱好きにはたまらない展開に。
折り返し地点からの益々の盛り上げに期待したい。

8話視聴。
ちょっと生き抜き回かな。
一旦仕切りなおしといった感じ。
さて、後半に突入だ。
今後、匡平と阿幾がぐっと絡んでくるのか?
匡平の本性とか出てくるのだろうか?
出てこないと盛り上がらないとは思うが。
今後も楽しみだ。

9話視聴。
今一物語が進まない。
もう少しサクサク進んで欲しいところだが。
新キャラ登場。
まひる=中の人花澤さん!
癒しボイス花澤さん登場で物語りはどう展開するのか?
来週からぐっと動くかな。

10話視聴。
まひる、何かいっちまってるw
そして、まひると匡平と阿幾の3人の過去が少し語られた。
匡平かっこいい。
しかし、今一ゴールが見えない。
原作も終わってないから、中途半端に終わるのかな?
結構面白くなってきたから、うまくまとめて欲しいところ。
後3話注目したい。

11話視聴。
まひるなんかいいねえ。
花澤さんのはげしい性格の役も何かいい。
そして、匡平かっこいい。
しかし、終わりが見えないなあ。
これは2期へって展開かな?
後2話どういう結末を迎えるのか楽しみ。

12話視聴。
禍津妃(マガツヒ)暴走。
匡平ピンチ。
さて、来週どうなるのか?
個人的予想は玖吼理(ククリ)を操るんだろうなと
そんな妄想をいだいて、来週を迎えたい。

13話視聴。
ちょっと待てええええ。
不完全燃焼すぎるだろ。
おい、この終わり方はねえだろ。
続きを見せろ。
いや、見せてください、お願いします。

仕方ねえ原作買うか。。。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 44

73.3 5 巨乳で恋愛なアニメランキング5位
ロザリオとバンパイア(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (879)
6337人が棚に入れました
高校受験に失敗してしまった平凡な少年・青野月音は、最後の希望校として、「書類審査だけで入学できる」という怪しげな高校「陽海学園」に入学した。しかし、その学園は人間世界でマイノリティとして片隅で生きることを余儀なくされた妖怪達が通う学校であった。入学式の日、美少女バンパイア赤夜萌香に出会った月音は一目惚れ、一方の萌香は血が美味しいという理由で月音に興味を抱く。
 陽海学園では人間社会に溶け込むために生徒も教師も人間の姿をしているが、その正体は全て妖怪や妖(あやし・いわゆる「人外」の存在)。正体をばらすことは校則違反である上に、人間は居てはいけない。月音は萌香に人間であることを隠していたが、知られてしまう。それでも萌香は月音を許し、秘密を共有する。

声優・キャラクター
岸尾だいすけ、水樹奈々、福圓美里、こやまきみこ、釘宮理恵、井上喜久子、関智一、千葉紗子、子安武人
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

バトル少々、ラブコメ大半!

■話数
全13話

■ジャンル
妖怪、ラブコメ、ハーレム、バトル

■簡単にあらすじ
人間の主人公が妖怪だけの学校に入学してしまう話。

■感想
*オーソドックスな物語

物語の流れは、毎回妖怪絡みの事件が起こり、ちょっとしたバトルがあり、そして事件解決といった感じです。基本はラブコメで、バトルはほとんど一瞬で終わります。(最終回を除く)


*パンチラ多発

この作品はパンチラが多いです。スカートがとても短いので、アングルによっては普通に立ってるだけでもパンチラが発生したりします。
しかし、僕的にはそこまでパンチラは気になりませんでした。誰もパンチラを気にしてないので、正直えっちな雰囲気は皆無で、ただただパンツが見えてるだけに思えました。


*いろんな妖怪たち

キャラは有名な妖怪がたくさん登場します。ヒロインたちはみんなまぁまぁ可愛いです。


↓↓各話の感想↓↓
{netabare}
1話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}妖怪の学校ヘ入学{/netabare}

2話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}サキュバス登場{/netabare}

3話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}魔女登場{/netabare}

4話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}人間界に帰ってしまうのか!?

妖怪しかいないけど、周りは美少女ハーレム。うーん、難しいな。{/netabare}

5話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}水泳部に入部!?

ヴァンパイアの弱点はそのままなのか~ ってことは、ニンニクもダメなのかな?{/netabare}

6話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}新聞部としての初仕事。

ワーウルフ、なかなか強いな!落下して負けたってことになってるけど、地上やったらまだ勝負決まってなかったし。{/netabare}

7話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}雪女、登場!!

なかなか可愛い!!いい感じだね♪{/netabare}

8話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}テストが近づく

先生、怖い:;(∩´﹏`∩);:
勉強がますます嫌いになるよ{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}夏休みに海へ

初の続きもの。バトルメインになってくるのかな?これから楽しみ!!{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}魔女を止められるか!?

今までで一番激しいバトルでした。やっぱ、バトルはこれぐらい迫力がなくちゃね!{/netabare}

11話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}新聞部存亡の危機

ラスボス登場!ここからラストまでどこまで盛り上げることができるか、この作品の評価はそこで決まりますね。{/netabare}

12話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}公安委員会の闇を暴けるか

妖に捕まっちゃったよ!!これ、現実だったらめちゃくちゃ怖いだろうな。{/netabare}

13話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}月音は助かるのか。

血を与えたから眷属になったりしないのかな??敵が妖狐でかっこよかった。ただ、あいつだけ形態変化して、特に最終形態はフリーザみたいだった(笑){/netabare}{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

妖怪ラブコメアニメ

原作未読。
スカート短すぎでございます。

◆この作品の内容は・・・
妖怪世界の学校に人間でただ一人通うことになった主人公と可愛い妖怪ヒロイン達のラブコメ&バトルアニメです。

◆この作品のみどころは・・・
人間なのに妖怪の学校に通う事となった主人公。
しかし、この事を知っているのはメインヒロインのヴァンパイアのみ。
この学校は人間との共存を目的とした学校で、妖怪達は普段は人間の姿に擬態し人間の社会をこの学校で学ぶわけですが、もしその中に人間が紛れていると知られたら命の危険が・・・。
人間との共存を考えているとはいえ、妖怪達にとっては人間は蔑むべき敵。
四面楚歌の中で、人間の主人公がどう学園生活を送っていくのか・・・。
また人間という事を隠した環境でのドタバタハーレムラブコメ展開もなかなか楽しいものです。

◆いろいろな妖怪が登場・・・
登場する妖怪はみな誰もが知っているような妖怪ばかり。
普段は人間の姿をしているとはいえ、その正体を表した時は見物であります。
特にメインヒロインの腰ポン、胸ボンのヴァンパイア変身はとってもグラマー。

◆毎回戦闘シーンがありますが・・・
各回ごとにいろいろな妖怪が登場し、事件になり最後戦闘になるというオーソドックスなストーリーを展開しますが、このアニメの戦闘シーンはとっても短時間で終わるシンプルな内容となっていました(ラストバトル除く)。
各回ごとに、戦闘にかかった時間を「~秒でしたでちゅ~」とご丁寧な解説付き。

◆終盤は・・・
終盤までは無難な内容でしたが、ラストの2話は非常に盛り上がる内容でした!
2期への展開が非常に気になります。
しかし、私この作品を気になって原作を調べてみましたが、このアニメの展開は原作とはかなり異なるらしいですね。
原作の方が断然面白そう・・・。

◆豪華声優陣・・・
有名な声優を挙げると
「水樹奈々」「福圓美里」「釘宮理恵」「千葉紗子」「子安武人」「関智一」「池田秀一」「ゆかな」など。
まさかこのパンツアニメに「池田秀一」とはなんと贅沢な!
また「釘宮理恵」の演じるキャラは少し無口でクールなキャラなので、「くぎゅううう」らしさがあまりなく残念でならないところです。

◆パンチラについて・・・
なんといったらよいか・・・パンツ見えすぎでございます。
「ワカメちゃん」パンツとまではいきませんが、近いものを感じました。
アングルによって普通に立っている状態でも何気に見えます。

◆総評・・・
いわゆるキャラ萌えアニメですが、妖怪世界というちょっと変わった設定のラブコメアニメとしては中々面白い内容だったと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 29

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

謎こうもりが100万回のジュテーム 焦げてもめげずにアチチ アチチ

2008年放送のテレビアニメ 全13話

原作 池田晃久 監督 稲垣隆行 構成 山口宏 キャラデザ 藤田まり子
音楽 田中公平 制作 GONZO

当時良くネットに貼られたaa
若い作者「原作の設定を壊さないためにエロは控えめで・・・」
制作「分かりました。パンツで行きましょう!」

これはもちろん「ロザリオとバンパイア」のネタです。

歌手として大成功を収めつつあった水樹奈々主演と言うこともあって結構期待された作品。
多くの人は1話冒頭の自転車パンチラで嬉しい絶句を味わったことでしょう。
当時の水樹奈々は武道館を3夜連続ソールドアウトにするほどの人気歌手。
観客が「モカさーん、パンツー」と叫ぶと、真顔で「私はモカではありません」
と答えたとニュースにもなったらしい。

実は原作は知らないんですが、割と普通の熱血系少年漫画らしいです。
アニメ版は昭和テイストのエロとギャグに彩られた(その筋の人にとっては)豪華作品になりました。
一期は原作を原案と解釈した改変作品、二期はオリジナルストーリーだそうです。

邪推ですが、たぶん原作通りに作れば全くの別作品が作れるんではないかと思います。

声優陣はハーレム要員として、
水樹奈々、福園美里、こやまきみこ、釘宮理恵、千葉妙子、斎藤千和など
ギャグ要員 子安武人 The BOSS 池田秀一
忘れちゃいけない 主人公は岸尾だいすけですw

まさにどんどん突っ込んでくださいのサンドバックアニメとして優秀作品。
当時は夢中になって見てました。ニコ動で再視聴でコメ書きまくりw
死にかけたGONZOが息を吹き返した!と本気で思っていたんですよ。

一期二期とも水樹奈々さんの曲は最高で今でも時々聞いてます。
作画は微妙でパンチラもそれほど嬉しくないんですが、
ジャンクフード的アニメとして魅力ある作品だと思います。
実は二期のほうが面白いです♪

aaで怖そうな監督は砂ぼうずが初監督、のちにジュエルペットサンシャインやタイムボカンなど手掛ける一風変わった経歴です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17

68.7 6 巨乳で恋愛なアニメランキング6位
めだかボックス(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (945)
5557人が棚に入れました
文武両道・容姿端麗・質実剛健・才色兼備・有言実行…の完璧超人である箱庭学園の1年生、黒神めだか。彼女は入学したてでありながらも、生徒会長選挙で大言壮語を放った結果、98%の支持率を得て箱庭学園第98代生徒会長となる。選挙戦での公約通り「目安箱」を設置し、その投書に書かれた案件を幼馴染の人吉善吉と共に解決していく。学園内で生徒たちのトラブルを解決していくにつれて次第に好評を博した目安箱は、いつしか「めだかボックス」と呼ばれるようになる。


声優・キャラクター
豊崎愛生、小野友樹、加藤英美里、浪川大輔、茅野愛衣
ネタバレ

名無し さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

めだかボックス紹介と感想

           「世界は平凡か」

           「未来は退屈か」

           「現実は適当か」

    「安心しろ それでも 生きることは げきてきだ」

まずこの「めだかボックス」の作品紹介をしたいと思います
             ↓
「戯言シリーズ」や「物語シリーズ」でおなじみの西尾維新先生の作品です。この作品は西尾維新初の週刊連載の漫画原作で西尾先生原作の漫画としては第3作品目です。この作品の話数の数え方は「第0箱」でめだかボックスの目安箱とをかけた感じになっています。タイトルについては、その話で出てくるセリフなどをつかっています。
単行本は2012年2月28日に発表した時点では340万部発行していて大ヒットを期待している作品だとわかります。
この作品は2011年10月にアニメ化が決定し2012年4月4日現在より放送されている

放送時間については
テレビ東京 2012年4月4日 - 水曜 25時50分 - 26時20分
テレビ愛知 2012年4月5日 - 木曜 25時30分 - 26時00分
テレビ大阪 2012年4月6日 - 金曜 26時10分 - 26時40分です

・物語紹介
文武両道・容姿端麗・才色兼備・有言実行・・・・・・のなにをやっても完璧超人である箱庭学園の1年生、黒神めだか(本作品における主人公でありヒロイン的存在) 入学したてでありながらも生徒会選挙にでた。そしてなんと98%の支持者を得て当選し、箱庭学園98代生徒会長になった。
その時選挙戦で彼女がかかげていた公約が本作品におけるもっとも大事な「目安箱」である
そしてその投書にあった案件を2歳からの幼馴染である人吉善吉と共に解決していく。そして学園内で起きたトラブルを解決していくうちにその目安箱はめだかボックスとよばれるようになる。
そして最初2人だけだった生徒会も案件を解決していくうちに{netabare}柔道界のプリンス阿久根高貴、競泳部の守銭奴、喜界島もがなといった個性豊かなメンバーが揃う。 {/netabare}

アニメでは
オープニングは「HAPPY CRAZY BOX」
     歌 栗林 みな実
 作詞・作曲 栗林 みな実
    編曲 菊田 大介
             歌詞

  新しい未来は  この手の中に  夢の花を咲かせよう

  声の響く巡る季節を駆け抜ける友情
  
  誰かをうらやむ暇なんてないよ 前を向いてみて
  君らしさがいい

  ここまでの線 決めるのは自分だけ 描いた扉開けてみれば無限の青空
  
  君がいる世界が輝き始める
  儚い想像はこえてゆこう
  いつだって私は信じているよ
大切な思い 今日も胸に抱いて ひかりの風を走り出そう
         

エンディングテーマ「お花畑に連れていって」
     歌 黒神 めだか(豊崎 愛生)
 作詞・作曲 矢吹 香那
    編曲 前口 渉

音楽制作協力 テレビ東京ミュージック

1話感想  生徒会を執行する  感想というかツッコミww
{netabare}「世界は平凡か」「未来は退屈か」「現実は適当か」「安心しろ それでも 生きることは げきてきだ」←冒頭からなんかかっこいい そしてめだかちゃんあの制服いいのか? 校則違反では まぁかわいいからいっか

1年13組黒神 めだか ←13組あるの めっちゃクラスあるじゃん

善吉のまえでめだかちゃん服脱いだ恥じらいのないとこかわいいww え・・・ しかも小6までいっしょに風呂はいってただと 善吉ズリーーーー

「私に貴様が必要だからそばにいてほしいだけなのだ」
      ↑
めだかちゃん めっちゃ かわええ とくに「なのだ」のところがww

「貴様たちの夢は貴様たちの所有物だ 自ら挑み自ら叶えよ しかし貴様たちの悩みは私の所有物だ 一つ残らず私に貢げ」
     ↑
めだかちゃん  かっけーーーーーー

第一部投書
3年の不良たちが剣道場をたまり場にしてこまっています どうか彼らを追い出してください
         ↑
よくあるよね  こういうの

「いつか見渡す限りに花を咲かすのが私の夢だ」←めだかちゃん超乙女www
       そして
「俺がこの学園をお花畑にしてやるから・・・・」
いいネ なんか

「・・・・・・しかしまぁ 一様わ 礼を言っておこう」
        「ありがとう」
あんまツンデレって感じしないけど ありがとうのところは超かわいいwww ここ一番
    2話に期待してます


投稿 : 2025/02/01
♥ : 28
ネタバレ

future☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

主人公が最強すぎて、キャラ崩壊しすぎでは...?

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

文武両道・容姿端麗・質実剛健・才色兼備・有言実行…の完璧超人である箱庭学園の1年生、黒神めだか。彼女は入学したてでありながらも、生徒会長選挙で大言壮語を放った結果、98%の支持率を得て箱庭学園第98代生徒会長となる。
選挙戦での公約通り「目安箱」を設置し、その投書に書かれた案件を幼馴染の人吉善吉と共に解決していく。学園内で生徒たちのトラブルを解決していくにつれて次第に好評を博した目安箱は、いつしか「めだかボックス」と呼ばれるようになる。最初は2人だけだった生徒会も、案件を解決していくうちに、柔道界のプリンス阿久根高貴、競泳部の守銭奴喜界島もがなといった個性豊かなメンバーが揃う。
そんな中、箱庭学園理事長が秘密裏に推し進める「フラスコ計画」なる陰謀が発覚。「天才を人為的に生産する」という壮大な目的のもと、「十三組の十三人(サーティン・パーティ)」と呼ばれる異常(アブノーマル)の特待生達や、過負荷(マイナス)の転校生により形成されるクラス「-十三組(マイナスじゅうさんくみ)」、どのクラスにも所属しない「悪平等(ノットイコール)」が本格的に活動を始め、めだか率いる生徒会はその渦中に巻き込まれていく。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

黒神めだか:豊崎愛生
人吉善吉:小野友樹
不知火半袖:加藤英美里
阿久根高貴:浪川大輔
喜界島もがな:茅野愛衣
黒神真黒:諏訪部順一
雲仙冥利:朴璐美
鬼瀬針音:大橋歩夕
都城王土: 勝沼紀義
宗像形:神谷浩史
高千穂仕種:乃村健次
行橋未造: 阿澄佳奈
古賀いたみ:米澤円
名瀬夭歌:沢城みゆき
雲仙冥加:伊瀬茉莉也
球磨川禊:緒方恵美
安心院なじみ:水樹奈々
不知火袴:清川元夢



.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2012年春アニメ(2012年4月~2012年6月)

テレビ東京 2012年10月10日 - 水曜 25:35 - 26:05
テレビ愛知 2012年10月11日 - 木曜 25:35 - 26:05
テレビ大阪 2012年10月12日 - 金曜 26:10 - 26:40
ニコニコ生放送 2012年10月13日 - 土曜 25:00 - 25:30 ネット配信
ニコニコチャンネル 土曜 25:30 更新 ネット配信
AT-X 2012年10月18日 - 木曜 20:30 - 21:00 CS放送 リピート放送あり
熊本放送 2012年10月21日 - 日曜 25:50 - 26:20


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「HAPPY CRAZY BOX」栗林みな実
ED「お花畑に連れてって」黒神めだか(CV.豊崎愛生)


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「生徒会を執行する!」

2話「貴様が犯人か?/当然、私だ!」

3話「余計な真似だよ!!/めだかさんの御心のままにっ!」

4話「どっちやねん!!/願いがあるなら」

5話「勝って得よ!」

6話「わかってもらおーなんて思ってないよ」

7話「誰にでもこういうことするの?/勝手でなければ!!」

8話「黒神めだかは私が潰します!!」

9話「やり過ぎなけりゃ正義じゃねえ!」

10話「私は貴様を許さない!!」

11話「これで決着だ!!」

12話「黒神めだかがいなくても!」(最終話)


.。o○ ○o。.感想.。o○ ○o。.

えっと、この作品は主人公であるメダカちゃんが最強すぎてちょっとやばいです...。
メダカちゃん、強過ぎではありませんか...?

1期11話の{netabare}雲仙2年生と戦うシーンでは、アリアドネと呼ばれるものすんごい頑丈な糸(雲仙2年生曰く1本で5トンもの重量をつりさげられるらしいです)をブチ切り、校舎を引きずって歩くようなことをする始末...。

校舎がもろいのか、メダカちゃんが人間離れしすぎているのか...。
(メダカちゃんが人間離れしすぎているのだと思いますが。){/netabare}


キャラ設定をしっかりしてほしかったです...。

それに、メダカちゃんが最強すぎて見ていて感動するようなシーンや共感できるようなシーンが全くなかったのでとても残念です。

あっ、でも不知火半袖(しらぬい はんそで)ちゃんはかわいかったなぁ...。(笑)


結果:{netabare}この作品はおすすめできないです。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6
ネタバレ

りんご さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

どこをアニメ化したかったのか、どこまでやるかが重要

原作読んでいます。
ジャンプで一番最初に読む作品です。
今ジャンプ連載作品の中で一番好き。

個人的に映像化不可能と思っていた、めだかボックスのアニメ化。
好きな作品がアニメ化するのは嬉しい反面、心配もあります。
その心配は第1期ではなく、今後なので割愛。

以下、少し原作について語ります。

{netabare}連載当初はいつ打ち切りになってしまうのか、
掲載が後ろにいる度、ハラハラしていました。

初めの印象は露出のあるおっぱい&パンチラ漫画。
生徒会が舞台になっている学園もので、そういう方向の需要を求めていたような感じでした。
とはいえ「始めから主人公が最強」系の漫画は嫌いでなく、むしろ好き。
不知火ちゃんや善吉が気に入ったので、
「面白いのになんでこんな(掲載)後ろにいるんだろう」と思っていました。

アニメになって、ニコニコでコメを見ていると、
「不思議とめだかちゃんの露出に萌えない・興奮しない」というのを目にしました。
主人公のめだかちゃんに人気がなかったというのは、
今回のアニメ化で気付いた次第です。

このままじゃ打ち切りになるという予感が、危機的になったころ、
学園生徒会ものからバトル漫画へ、明らかな起動修正がなされ、
安心して「人気漫画」と呼べる作品になりました。
その立役者は「球磨川禊」でした。
彼のことを語るのは他でやるとして、
その頃から主人公のめだかちゃんがラスボスのような存在になりました。

登場人物たちが漫画の登場人物であることを理解して語ったり、
読者が読むのを放棄するくらい、見開き全開に台詞を敷き詰めたり、
原作の中で「アニメ化」「アニメ化」を連呼していたり。
めだかボックスの魅力はやはり、「西尾節」なのです。
それが存分に発揮されるのは、球磨川禊の登場後。
それまでは遠慮でもしていたかのように、炸裂します。

つまり現在アニメ化されているストーリーは人気が出る前の話。
とはいえ西尾維新はその頃の設定やキャラの発言を無駄にせず、
伏線として作り上げる腕を持っており、それが現在の連載にも生かされています。
まるで「バクマン。」さながら。{/netabare}

アニメの制作会社が現在150話まである話の中で、
「どこをアニメ化したかったのか」が気になります。
明らかに、この第1期をアニメ化したかったのではないはず。
人気作品と呼ばれるようになった頃をアニメにしたいから、
1話からアニメ化しなければならなかったのだと、私は考えているのですが。

今回の第1期で語るべきは、最終話のオリジナル回。
それ以前は、割愛。
雲仙先輩のキャストを朴さんにしてくれたのはGJです。最高でした。

今だから書ける、あの頃のお話だったという印象。
将棋部の王将が紛失=生徒会長めだかちゃんの不在とかけてあった話でしたが、
将棋がわからない私にはたぶん面白さ半減だったんだと思います。
西尾作品はわかる人にわかる台詞回しや言葉遊びやパロディがあるので、
その面白さを楽しみたいが為に、将棋やっておけば良かったと思いました。

第2期では、名瀬ちゃんの登場を存分に振り返りたいです。
包帯が懐かしい。
まだまだアニメ化の障害となる部分、球磨川先輩の括弧台詞などなどはまだ先でしょうか。
雲仙先輩の姉はいつ登場だったかな。
うずうずしながら、今後も期待です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

68.2 7 巨乳で恋愛なアニメランキング7位
ワルキューレ ロマンツェ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (694)
4203人が棚に入れました
原作:ワルキューレ ロマンツェ[少女騎士物語] 監督:山本裕介 シリーズ構成:ふでやすかずゆき、キャラクターデザイン:桂憲一郎、音楽:ランティス 山下誠一郎、清水愛、瑞沢渓、中村繪里子、田口宏子 橋本みゆき

声優・キャラクター
山下誠一郎、清水愛、瑞沢渓、中村繪里子、田口宏子、生天目仁美、柚木涼香、水橋かおり、今井麻美、千葉千恵巳、新井里美、内山夕実、米澤円、下屋則子、飯塚昭三
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

そういう終わり方か~。まぁ無難ですけどもw 13秋の中では良かった方かな?

原作については、(確か)コミックス版の1巻だけ既読。
ゲームについてはノータッチです、たぶん。

2回目見直してみようと思えるくらいには、気に入っているみたいです(今クールでは2タイトル目)。

●採点について●
{netabare}
●物語●
強いて難を挙げれば、もう少しスィーリアに出番をあげて欲しかったかな?と。学園最強と生徒会長という称号の分、控えめな露出(変な意味では無く)だったような気がしますので(といっても会長派ではないです)。
エロ原作ということで、もっとキャラとエロ成分ばかりで押してくるかと思いましたが・・・。ストーリーの部分でも分かりやすく泣かせてくれましたし、良かったと思います。

●声優●
これはコメントし辛いw でも何とか・・・。
某作品とかありますが久しぶりに、本格的に清水さんのボイスが聴けたのが嬉しかったですね~。
他のキャラも安定の面々で、安心して聴けたと思います。

●キャラ●
特に美桜絡みで光っていましたが・・・ベルティーユがツボでした。上から風味なキャラなのにあまり嫌味な部分が目立たない。アン&エマの付き人(?)コンビも良い味出してたと思います。ベルティーユと息が合っているのか?いないのか?w 意思疎通ができているのか?w
そして何より製品版のCMが面白かったです。

●作画●
決勝戦の描写がアッサリ風味だったのは、拍子抜けでした。まぁ・・・ヒロイン達の腕前にどれ程の差があるのかわかりませんが、『最強の初心者』が『学園最強』と良い勝負できたかどうか。そこらを考えると仕方が無いことなのかもとも思えるかな~?とも。

●音楽●
OP『UN-DELAYED』が良かったです。OPアニメーションと共も合っていて、毎回スキップせずにキッチリ観てましたw
{/netabare}

●総評っぽい物●
{netabare}
上でも書きましたが、意外にも毎週楽しみにできる位の作品でした。エロやキャラばかりに頼って、途中からグダグダした出来になるかな?と思っていました。

序盤・・・『キャラの登場』『美桜とジョスト』
中盤・・・『キャラ背景』『過剰な?サービスw』
終盤・・・『夏の大会』『ヒロインエピソード』
という構成だったような気がしますが、シンプルでメリハリがあり、ジョストに対しては意外にも熱く。ダレることなく視聴できました。

しかし・・・後から考えてみれば想定内とも思えますが
①美桜のベグライターは決勝のみ
②以降(?)は騎士に戻る
③結局、大会直前の質問の答えは不明
と、誰のルートでも無い物語になるとは思いもしませんでw
その辺りが原作やってみても良いかな?と思わせる一因だと思います。

画的にも正直もっと荒れるかな?と心配していたのですが、まぁそこまででも無く。そういう意味でも合格かと思います。

OPアニメーションですが・・・ラストでショートカットの美桜を出すなら、最初からで良かったのでは?と。
もしくは1~2話だけロングヘアバージョンにして、以降は全部ショートでのカットに挿し変えるか。どちらかが良かったのでは?と気になりました。。

アニメ初心者にはハードル高いような気もしますが、それなりに微エロ要素に親しんだ視聴者ならば許容範囲内な作風だと思います。
不自然な湯気や光、ロゴやらで隠さないとダメなほどのあからさまなエロでも無いですし・・・。

タイトルにも書きましたが、個人的には今クール内では上位の作品でした。
{/netabare}
12話まで鑑賞済-------
{netabare}
夏の大会もアニメも終了~ということで・・・。

まぁ・・・大会の結果も、誰のベグライターをするのかも(1戦だけでも退学は免れるのかw)、貴弘自身がどうするのかも、観終わってみれば予測の範囲内といいますか、無難といいますかw

一度原作ゲームやってみるかな~?と本気で考えていたりもしますが・・・いかんせん行動範囲内でソフトがなかなか見当たらない。新品買うほどの熱意は無いので中古が良いのですが・・・まず無いw 有っても想像の上を行きます。うん、どうしよう?
{/netabare}
10話まで鑑賞後-------
{netabare}
10話から夏の大会に突入ということで、その辺は最終話まで観てから触れたいと思いますが・・・。

結局、貴弘はどうしたいんでしょうか?
騎士に戻るのか?
誰かのベグライターに就くのか?
9話まで観た時点では騎士として参加するのかと思っていましたが、10話で正式に否定してましたし。
誰のベグライターになるんでしょうか~?

中盤辺りは「各ヒロインの掘り下げ」「サービスパート」な印象でしたが・・・盛大に笑わせてもらったり、ニヤニヤさせてもらいましたw 風車小屋内を昇っていく衣服類とかw 紐とか僅かな布地でサービスした挙句に、お風呂回があったり、更には水着回(ミスコン回?)を被せてきたりw さすがはエロ原作。

残り2話ということで・・・ヒロイン達の夏(ジョスト・各人の事情含)、貴弘の夏。どう展開していくのでしょうか? 楽しみにしております。 
{/netabare}
5話まで鑑賞後---------
{netabare}
久しぶりに観続けられている、エロゲ原作アニメかと思います。
小難しいことを考えずに観られる、貴重な枠でもあると思います。

ここまで観て。
こんな見方は無粋ですが・・・この先どうするつもりなのかな?と思いまして。
ゲームならば、この先誰をパートナーにするか(誰の~になるか)という分岐をしていく物語なのでしょうが、アニメはどうするつもりなのか? 美桜なのか生徒会長なのか茜なのかノエルなのかリサなのか? それとも騎士として復帰するのか?
全員分キャラ背景などを掘り返している時間は無いでしょうし。

アニメをきっかけにゲームに手を付けさせることができれば、という狙いもありましょう(18禁な分間口は狭いですが・・・)。かく言う自分もストーリーくらいは辿ってみたいな~と少し思っていたりしますし。

過度な期待はせず、ゆったりと鑑賞してみたいと思います。
{/netabare}
2話まで鑑賞後---------
{netabare}
とりあえず・・・ここまで観てみて、良い意味でエロゲ原作っぷりを貫いているのではないか?と。

1話を観た時は・・・『今クール、どれだけパンツアニメ多いんだ?』と思ってしまいましたが、この作品についてはまぁ、元ネタがネタなんで「仕方が無い」と割り切っていましたがw
スカート無しで「ハレンチ」と言いつつ手袋を投げつけ、決闘を挑む所とか、かなり笑わせて頂きましたw
あと何気に左手で握手を求めてくるヒロイン(?)の多いことw

2話はパンツ成分は控えめだったように思いますが・・・まぁ別方向で頑張っていたようなので、チャラということでw

ところで・・・今のとこと騎士は女子ばかりですが、男子もいるんですよね、きっと。某フリージングみたいな特殊設定なら、まぁ。

2話分になりましたが、ジョストという未知な競技を題材にしている部分や、無駄に(?)可愛い娘さんが多いですし、主人公を巡ってどう言うやりとりが行われるのか、結構楽しみだったりします。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

中世ヨーロッパ風の18禁 基本に忠実なラブコメです フェンシングっぽいですが乗馬して争います これがジョストです

同会社である「プリンセスラバー!」はプレイ済みです
アニメも見ました(アクションも楽しいですが、温泉回が良かったです。カイジありましたwwwww)

これの18禁見つけましたが8000円出さないと買えなかったwwwしかもいつの間にか少なくなってたwwww
2012年萌えゲーアワード金賞である「この大空に、翼をひろげて」を先に購入したため、かなり後になるか、買わないかもwww

ED数は4つ故「プリンセスラバー!」と同じ
最初の方を買いたいため、アフターストーリーは買いません
こっちの方が安いのは何故www

中の人でハートさん(龍造寺 茜)やシャマルさん(ベルティーユ・アルチュセール)がおったぜ。
後、大先生(希咲 美桜)も彼女がメインヒロインです
柊木 綾子はマミさんでした
ノエル・マーレス・アスコットは天海春香かよ!?
これ観るため、マシンドールは見ません

水野 貴弘(中の人は山下誠一郎:ルーキーのため今後期待)は著しく真面目だ。それでも一夏みたいに鈍感っぽそうwwwでも大怪我のせいでジョストができなくなった。だが{netabare}本当は期待を背負うのが怖かった。故に負けた時に襲われる恐怖に耐えられなかったのが大怪我のきっかけだった。Wikiで分かりました{/netabare}
背景がきれーな、18禁ってこれが凝ってるんだよね、それと水しぶきの演出も

1話~
{netabare}ベルティーユが希咲に決闘を!?
よしゃ、決闘の申し込みなら受けるしかないっしょwww
槍は重い重い3.5~10kgあるから。それを片手で持たないといけない

特訓の最中、サービスの嵐がwww
それはさておき、最初の戦を始めよう...

そうや、参加することに意義があるんや
流石、挑発・煽りに耐性がある主人公っていいね!
そうか、変わるためにロングからショートに断髪したのか
戦の結果は...これも見てください
もう最終回の下りでしたwww
まだジョストは始まったばかりだ...{/netabare}

4話~
{netabare}黒い騎士、貴女は天才だった
戦は終わったが、ジョストから離れられなくなった美桜、貴女は選ぶのか?騎士ってそう簡単にはなれないからな

確かに騎士科が普通科にジョストで負けることはレベルの低下だとは思うがそうとは限らない。それだけだ
おいおい、許可無しで決闘かよ、見つかったら大会の出場停止を意味する。止めろ!
貴弘が魅せる!⇒惚れたな...
同時に嫉妬も生まれる。それを乗り越えるために彼女はジョストを選んだ...これからだ、足掻いてくるがいい

普通科が大会に申し込むってことは嘗てなかったからなあ
皆でお茶会=まーた修羅www
ホントに避けられない運命ですwww
あっ茜だけ撃たれました。会長さんにwwww同時にテディベアにもwwwww>そっとしておこう...
勝つことが全てか?敗北も勝利以上に得られるものもあるけどな

ちょ、ストレッチで喘ぎwwwwww一瞬「う、美しい...ハッ!?」ってなるから止めwwwww
ホントこの世界ってお金持ちはすげえなって思う
同時に未練があるなら「人はどこでもやり直せられる」忘れるな

休日~~戦において休憩は必要です
でも貴弘の腹を労って貰いたい...ライフがカンストするwww
断れないんだよね...あんな攻め込み方されてもww{/netabare}

7話 まさかの神回wwwプリンセスラバーの風呂ネタを思い出せwwwww
{netabare}アフターだと攻略できる茜のターンです、雨宿りした矢先にスィーリア会長!?あ...これは倒れるな...だが堪える...
よく会長さん、全裸で立ってられるなあwwww階段が盾になってるけどwwwww
マズイな...タワーが建っちまうwwwww
あ、服飛んでった...都合上主人公の元に...
本気で探しに行きやがったwwwしまう能力無いのかwww
あ、今度は閉じ込め...
会長、親友のためなら行ってきな!UMAがいれば何でもできるから!
でもその親友がなあ...{/netabare}

8話 合宿~ 別荘が何気に安土城www
{netabare}晩飯が和食だったか。ここの世界観中世ヨーロッパのはずなのにギャップが生まれます
露天風呂のはずなのに、マーライオンがあったぞwwwこれが日本かぶれなのか?
ノエルの過去を明かしました。足が動かなくなった妹のためにジョストを続けているからな
風呂場ではあるが偶然にも入ってきた美桜に貴弘の過去も明かした。Wikiに描かれてある奴をな。それでもジョストをやればいいから。揺らぐ心だった
あ、神風...&全員来ちゃったぞ!?
見つかったら八つ裂きにされる...でもEscapeできたからよしb
あ...流れ星...それぞれの想いを誓う皆であった。
さあ、開幕戦だ!{/netabare}

9話 開幕戦、ベグライターからアサシンをやる貴弘
{netabare}ジョストの大会の前日に行うのか、ミスコンってやつをな
ノエルはアピールするけど貴弘ぜんっぜん見てねーし!!wwwwww見ろや!!wwwww

着ぐるみを着て探し物をしていたら...
ちょ、今度こそ見つかったら八つ裂きにされる...着ぐるみ着てるから盾にはなるけどwwwwwアサシンクリードやってんじゃねえよwwwこの世界で困ったらUMAが解決してくれる。それだけだ。
貴方はリサみたいに激辛料理を顔色一つ変えず食べられるか?
兄貴は辛いもん好きですが自分は好きでないです
それと辛党ってのは「酒好き」を意味しますので意味を間違えないように{/netabare}

10話 やっと開幕戦、今度こそ最初に散るのは?
{netabare}貴弘よ、お前は誰を選ぶ?さあ、本当の修羅を始めよう...
の前に馬のお産に付き合ってくるわwww
それでも最後、皆に助言する貴弘、それでいいんです

順当に勝ち進むヒロイン達
最初に当ったのはリサと茜
結果は...セオリーをたまには破壊することも大切だ{/netabare}

11話 中盤、次に散るのは?
{netabare}まだ会場に来ていない人もいるんだよね、来いよ...ノエルの親父さんよ...
ベルティーユさん...あの試合以降、その成り、気にいっちまったかwwwwwwwwだからはけwwwwww
尚ブロックは美桜と同じブロックだ、順当にいけば4強で当たる

次に当るのは会長と茜、軍配は?
腕を痛めてなかったら分からなかっただろうな、それだけ足掻けばいいんだ

そして美咲はまたしてもベルティーユさんと当る...
リベンジか?返り討ちか?
おいおい、まだ始まってもないのに感謝の嵐かよwwwwはよやれwwww

次はノエルとスィーリア会長が向かい合う...
あ、雨...
ノエルよ、後は意志をぶつけろ。そうすれば届く
まかさの反則を誘っただと!?ノエル、やっぱできるな
親父はやってきた「お前は誇りだ!」
両者一歩も譲らねえ、最後の槍を突く!
女神はどちらに?
ガルパンの如く切り方が上手でしたwwww{/netabare}

12話 ジョストの果て 他の道はPCで
{netabare}勝ったのは...自分の目で確かめな
そして一つの奇跡を垣間見る。それは起きるんじゃない、起こすもんなんだから
そして貴弘よ、学園に残りたくば選べ
誰のベグライターになるかを...

最後、あ、逃げた!www
これは販促も含まれていることも忘れないでください。{/netabare}

2014.10/13
お買い上げ~一作目を
カイルっちゅう男の三下がおった。オマケにイケメンwww
アニメではベルティーユさんだけだったのに
あえて入れなかったんだな
2015.10/12
1年越しとなりましたが終わりました。やっぱ他のゲームと同時進行はつらい
それと美桜のルートだけ結末が異なってました

投稿 : 2025/02/01
♥ : 34
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「ジョスト」って、知ってますか?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
エロゲ原作の学園ラブコメ。わりとスポ根(ジョスト)。

ただ、エロゲ原作のわりには、「そこまで」エロくはないです(いや、エロいはエロいけど、まあ、観られるレベル)。

本作は、エロに負けなければ感動にたどり着ける作品なので、レビューでは、「ジョスト」と「感動」を中心に書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ジョストとは、西洋の騎士達が馬上槍で戦うのを、競技化したものです。

実は以前アメリカに行ったとき、コロッセオを模した建物でのショーを観ました。そこで初めて本物の「ジョスト」を観ました。

他にもブレードソードにモーニングスター、ハルバードなど、中2的な古の武器で乱戦を戦う鎧の騎士達を眺めながら、ワインとステーキを銀食器でいただきました♪ 肉は微妙だ(固か)ったけど、ジョストは凄い迫力でした。面白かった~♪

ということを思い出しながら観ていました。学園ハーレムものなんだろうけど、絵がなかなか綺麗で、騎士や武士など好きな世界観が描かれているので楽しく観られました。特に空の色合いとか綺麗だったし、ジョストのCG作画は迫力があった(槍が飛び散る感じとか、本物のジョストの試合もあんな感じでした)。

にしても、彼ら彼女らはどうして「ジョスト」をやっているんでしょう?

(ただの部活ではなく)専門学校があるくらいですから、なんらかの就職先があるのでしょうか? 例えば「競女」のように完全に商業化しているとか? 前述のアメリカのショーのように集客が見込める競技なのか? 中世ヨーロッパの設定なら騎士団養成とかで分かるんですが、マイクもシャワーも使ってるしね(汗)

この辺は、「競女」「ガルパン」「エアギア」とか、世界観の設定が上手でした。その世界の中に、架空の競技がどう息づいているか。だから、登場人物達の「熱」にも説得力が出ていたのですが、本作はなんか設定がフワッとしていました(ジョストは架空の競技ではありませんが、視聴者にとっては身近ではないので)。

ベグライターというのも中途半端な存在だと思います。最初は(馬の)調教師的なものだと思っていたけど、ボクシングのセコンドみたいなものなんですね。でも、戦術考えるだけなら、優秀な選手には特に必要ないのでは?

などと、いうのはどうでもいいんですかね? パンツ見せられれば満足なんでしょうか(笑)

エロゲ原作にありがちな、朴念仁主人公が各ヒロインの悩み(心の傷)を解決する過程でラッキースケベを繰り出しつつ、本格的なエロ展開に持ち込む。これでもかってくらい「勘違い下ネタトーク」をぶちこんでくるのが特徴的。

昔、さまぁ~ずさんがliveでやってた、「国語辞典をランダムに開いたページから下ネタっぽい単語を探す」ってやつを思いだしましたw まあ、きっと原作では誰のベグライターをやるかでルート分岐し、育成ゲームの要素もあるのでしょう(知らないけどw)

第7話は、特にヒドイ(笑) 作画班はなんとも思わなかったのか(笑) 粉塵爆発の威力なめんなよ(笑) そしてオチがそれかい(笑) 露骨なエロは嫌いだけど、流石にここまでやられると笑えるw

しかし、そこ(エロ、特に序盤と終盤手前)さえ乗り越えられれば、確かな感動があります。

特に、リサとフィオナの友情物語は良かった。

「孤独」と「仲間」のどちらが強いか、というテーマはよくあるけど、「仲間」と「にわか仲間」のどちらが強いかというのは新しく、負けた後に「仲間と過ごした時間」とはっきり敗因を述べ、同じく「孤独」な友達と親友になる……熱い!

準決勝のノエルVSスィーリア戦も熱い! 秀才VS天才の対決。敗者にもちゃんとしたストーリー(結末、ゴール、ハッピーエンド)を用意しているのは素敵だね(リサしかり、茜しかり、ノエルしかり)。キャラへの愛を感じる。

一方、準決勝の美桜VSベルティーユ戦(ベルティーユみたいなキャラ好き。悪役からの実は良い奴。ピッコロやらヤムチャを思い出すw なのに、ベルティーユにだけハッピーエンドがないのが不満)と、決勝の美桜VSスィーリア戦は、もっとちゃんと描いて欲しかったな。温泉回は、リサの友情演出で大事だから、風車回か水着回(⬅こっちかな)を削れば、ちゃんと2試合の尺は稼げたと思う。

最後、クライマックス(決勝戦)を音楽で誤魔化すとか、ダメでしょ(苦笑)

決勝戦だけでもちゃんと描ければ、評価は4でも良かったな。尻すぼみって、こういうアニメを言うんだろうな(汗)

ホント、エロ無駄。無駄エロ。いや、エロゲ原作にエロ不要ってのも変な話だけどさ(笑)

とにかく、予想以上、期待以上に面白かった! だからこそ、最終回の粗さが悔しい! そんなアニメでした。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 27

62.3 8 巨乳で恋愛なアニメランキング8位
閃乱カグラ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (520)
3035人が棚に入れました
権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。
学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

声優・キャラクター
原田ひとみ、今井麻美、小林ゆう、水橋かおり、井口裕香、喜多村英梨、茅野愛衣、白石涼子、後藤沙緒里、豊口めぐみ、藤原啓治、三森すずこ、浅川悠、山本兼平
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2021年、今度はねぷねぷと出会う...!だがCEROはCへと落ちた...もう高木さんは帰ってこない...

緒言 バイーンは表現の進化を際立たせた
{netabare}初めてやった17禁がこれで2作品ともやりました
(CEROの規格は推奨年齢を指しているため年齢以下でもプレイはできるが、未成年の教育上、他の年齢層のゲームで慣れておく必要がある)
兄貴は17禁ではPS2のひぐらし祭を消化しました
とにかくちょっと動けばバイーンバイーンないし、たゆんたゆんと揺れまくります。ゲームもすごく進化したものだ
操作性だったら全年齢対象でも行けるんだけどなあ...
1作目は失敗作で、蛇女サイドも操作できる2作目が良かった

際どいシーンにおいての光の盾やグラフィック盾があっても円盤買って盾を破ろうとどっちでも構わない
それに対して憤怒していたらアニメを楽しめないからな
衣服破壊シーンでは誰でも欲望は満たされることだろう
あくまで「癒し」の感覚でもいいかもしれない
飾りかステータスで考えてもいいかもしれない
劇薬は人を豊かにするからな(でも状況によっては毒を含むことを忘れてはならない)

悪は寛大というけど、ゴールデンではそう言えないのが悪役です
でも1970年代と2008年頃のドロンボーやダイヤモンドパール時代以前のロケット団では寛大な感じがしました
ベストウィッシュでは一時的にドロンボーのDNAが消されたが、2期以降で元に戻りました

兵を駒として扱うプリキュアの悪役は基本塵芥だ。奴らは全てにおいて恐怖や絶望しか周りに与えていないから、そして主人公側からは何かを受け取ることを頑なに拒否しているから大嫌いです、ギャグしか認めていません{/netabare}

1話 狩りゲーの始まり
{netabare}いきなり動く動く(試験だった模様)
ナレーションもいい味出してるし、初回から筆頭にも会ってるし、スカイツリーも建ってるし、そして安定の太巻きである
でもって葛城は安定の乳揉みである(今回で3回、1話で何回揉むつもりなんだwww)
ちょっとの動作でも動く お辞儀等、でもこれは他のアニメでもある
松永さん(霧夜先生)派手に圧参するなあ~~(太巻き食べてるし)
専門用語をちゃんと解説してくれるから初見の人でもありがたいものだ
変身シーンはプリキュアみたいに1人1人長くなかったから非常に良かった(深夜では2回目以降は基本カットするか一纏めになる)
プリキュアだったら必ず名乗るから長く感じるのだろう
雑兵(不良)が傀儡だったとは、搖動だな
おっ、筆頭だけでなくクラン・クランさん(春花)も活躍っすか、最後は蛇女サイド皆出ているし
ゲームと同じになりそうな展開だったな(販促も含んでいる)
オリジナルほどではないけど期待値が上昇するわ{/netabare}

2話 技の構築
{netabare}完全に遊びが中心でした、やっと飛鳥の必殺技が構築されます(今回も葛城は3回は揉んでいたwwwやめれ)
大道寺先輩は後から参るそうです
最後に詠(めんま)の推参です
貧乏だろうが金持ちだろうが勝負の世界に経済は関係はないと思います、蛇女サイドだったら分かり合えるんだけどなあ...{/netabare}

3話 避けられない戦
{netabare}やっと恒例の衣服破壊が入りました(まあ添加物ですけど、多分全員脱がすのだろう)
飛鳥は何もできなかった。まあ「勝手に」成長してくれ
葛城に関しては・・・

無意味な戦いは避けるって言っても、他の世界だったら裏を返せて当たり前なんだけどね、斑鳩さん
例の6の人が来ました(構っている暇ねーんだけど)
刹那(瞬間移動)が早すぎる...
善っていつも「悪に対して強くなりたい」と思っているから精神的に焦っていると言ってもいいのかなあ(ゴールデンでは反することもある)
やっと飛鳥の必殺技の構築も済みました(発動は後で)
次はゲームに無かった合宿回で、日影(ハヤテ君)と未来(稲森さん)の推参です{/netabare}

4話 合宿
{netabare}出動時に防御破壊する命駆を復習しました
蛇女が搖動をまたしても仕掛けてきました
何気にEDが変わっていました(その時の日影に俺は感動しました)
未来のスカートって何でも隠せるんだなあwww(もう忍でもなんでもないじゃんwww)
次から蛇女が襲撃ですから蛇女ファンは必見です{/netabare}

5話 3DS版蛇女の出撃
{netabare}葛城のスカートの秘密を教えて貰えませんか(無理だと思うけど)
何気に焔はまだ太刀1本しか使ってなかったな
あっこれ序の口...
六ノ爪スタイルきたああああああ!!(筆頭サイコーー!!)
稲森さん(未来)は安定の無視
構ってくださいよマミさん(柳生)...
ゴールデンでこんな対応は確か見かけたことあったはず。そうだ、ブンビーさんだっけwww
戦闘は続きます{/netabare}

6話 結界の崩壊、貴方は誰を頼る?
{netabare}どうやら結界は5人一緒に使用しないと強さが発揮できないようだ
どんな世界においても
焔「頼れるのは自分だけだ!!」(名台詞なのだろうか)
それが強さへと繋がるなら友達(仲間)は無意味なものかどうかは世界によって異なるんだ(ゴールデンでは反することが多い、恵まれているのか恵まれてないのか迷うなあ)
次は隠しキャラである川神姐さん(大道寺先輩)が圧参です{/netabare}

7話 貴方にとって「力」は何に変わる?
{netabare}例え強くなりたいなら、自分を問いても構わない
何もかも全てを捨ててもいい
多くの人がいるから自分がいる。それも回答の一つだ
大道寺先輩とのラッシュは基本きついからいい成績は取りづらい、受け身も取るから
だが貴女を見るとこっちの心が燃えるんだ、力を欲すことを欲望としているからな
(でも力だけでは勝負には勝てない、知恵も必要だから)
そうか、霧夜先生の教え子である凛は死んだんじゃなくて蛇女に行ってしまったんだな
故に善は悪になれる、それを今の子供達は分かっていない
それを後で教えるべきだ
力=剣と盾 これ以上砕けられないのがこの世界
じゃあ絆と意志は?{/netabare}

8話 斑鳩と葛城の過去(漫画にある)
{netabare}葛城は斑鳩と仲良くなりたいがためにセクハラ行為をするようになったんだな、そしてお互いに家族がいないことも一致している
元々葛城には恐怖っていう感情が無く、力で押し殺しているようなものだな
で、1年経って飛鳥の推参
未熟な能力でも天性の素質は開放していた模様=センス○

最後に柳生(実力あり、妹がいたが死んでしまい落ちぶれていたが、雲雀と出会い、彼女が妹に似ていたことで強く守ろうと思うようになったのを最新版で理解)
と雲雀(実力皆無、変わった目をしており人を操ることができるのを最新版で理解。しかし家計の中で発症したのが忍の才能が無い彼女だけだった。また、怒りの感情が無かった家計に苦しんだ)の登場
現在に至る半蔵サイドである
しかし、斑鳩と葛城が卒業したらどうなるんだろ?

そして雲雀が操られた、さて関ヶ原を開幕しよう、次は蛇女サイドに参ります{/netabare}

9話 急ぐのもいいけど冷静になりましょう
{netabare}柳生の暴走癖は相変わらずでした。自制しようよ
おいおい、ファイヤーシスターズが結成されてるぜ(雲雀と焔が喋っていたから)
ちょ、霧夜先生と鈴音先生(凛)が邂逅しちゃったぞ!?
でも悪忍になった理由は話さなかった
(この部分は良かったけどやっぱゲーム通りになってしまったな)
さあ次から関ヶ原に参ります。それと雲雀は逃げていません{/netabare}

10話 関ヶ原 前哨
{netabare}雲雀と鈴音先生は囚われの身となった。次から本格的に参ります
道元の声はキントレさんでした
まずは詠さんからケリをつけますか!{/netabare}

11話 関ヶ原 内応
{netabare}忍には家族の愛なぞ必要ない(斑鳩さんだけですが)
言いたいことはそれだけです
怨めるわけがねえよ、富裕層の血縁がなかったんだから...斑鳩さんは
次で奴が降臨します、あの(そんなにデカくなかった)ラスボスが{/netabare}

12話 関ヶ原 決戦 そして...
{netabare}焔も善忍の際に知り合った先生が悪忍だったことで裏切られた経歴を持っていた、だから悪なら善よりも寛大だからそちらに属するようになった。(ゴールデンでは反しちゃうんだよね)
そして自らの欲望を曝け出した道元...
ラスボスのオロチが白くて磯巾着のようだったな、ゲームでは黒くてドラゴンっぽかったのに
飛鳥と焔が結界に取り込まれ、残りの面々は一緒に操られた雑兵共の掃除か
古典的ですが共闘の路線になりましたか(これでも熱い展開ですけど)
皆のリンクの一撃でついに道元を成敗した、同時に焔も7本目の太刀を抜きました
だが奴は焔が殺したのではなく、凛が道連れに...
これでも抜忍扱いか...さあ、紅蓮隊になるがいい...
最終回でちょいと持ち直したっていう感じでした
次のシーズン確定かな。新生蛇女サイドと月閃サイドがどう絡むのかに期待{/netabare}

総評
{netabare}筆頭(焔)サイコーーーーーーーーー!!ではあるが印象に残るのが無かったのが残念
でも「頼れるのは自分だけだ!!」は刻みました
将来のためにもどう足掻こうが自分で前に行かないと駄目だから
これはまだ3DSの時期であるため、次のPSVitaの時期を期待する
待てよ、鈴音先生が道元を道連れにしたんだから蛇女はどうなるんだ?これ再建無理だと思うんだけど...時間軸を戻すのだろうか?{/netabare}

2014.1.14 追記
{netabare}全トロフィーを回収しました!!
発売された後バグに惑わされてデータを消してしまい、結局1年越しになってしまったのが悔やまれるがここまで長かった...疲れたけど本当に良かったです!!
BSC,ADV,EXT全ての胸に感謝 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人

お金溜まったので2013年GWに配信版に手出したwwwこれカセット版も出てる
「少女じゃないのが混ざっているが」ってあのじじい言ったんだからwwww
「それ言っちゃアカン!!」って思ったwwwwww
たまには遊びな、それだけだ
この音ゲー、1曲1曲が長く難がムズい...
龍が如くのカラオケの方が簡単に見える...こっちのトロフィーは5割回収した

2015.11月頃
3DSの方は売却、Vitaの2作目をやり、年内に100%達成(バグ無し)
もうネタは尽きるだろうってことで
今はヴァルキリーをやってます
タッチコミュは戦闘後の癒しってことで^^
それよりも桐生さんが気がかり
彼は6で終わりを告げた...2をリメイクしてくれないかな~

しかし、2017年3月
今度は...水遊びだとぉ!?(完全にスプラトゥーンのパクリ)
両姫姉さんとの別れた後はどうした!?
またスピンオフで迷走か!?{/netabare}

でも2018年
スイッチではまさかのピンボール!?
こんな世界おかしいよ!!
なんだけどPS4では3DSの真影と紅蓮のリメイクッ!!
そしてこの時点で動いていなかった月閃が参戦ッ!!よし買いや!!
但しカービィとゼノブレイド2も

投稿 : 2025/02/01
♥ : 40
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

果てしなき“爆乳プロデューサー”の野望!!

原作ゲームは3DS版『-少女たちの真影-』をプレイ。
その他、続編のPSVita版『~SHINOVI VERSUS-少女達の証明-』も物色。


2011年秋……。その春ローンチした3DSも年末に向けて
任天堂の定番タイトルやモンハンなどで無難に固めていく中……。
市場に予期せぬ闖(ちん)入者が現れた!

“爆乳プロデューサー”と言う怪しい肩書きを名乗るその男は、
変身ヒロインや脱衣K.O.等の魅力について憚ることなく熱弁し、
“爆乳ハイパーバトル”などと言う珍ジャンルをぶち上げ、
3DSの裸眼立体視機能を巨乳女子高生忍者(ごく稀に貧乳)の胸部を
立体視する為に濫用するという暴挙に打って出たのだ!

その蛮勇が一部の紳士の胸を打ったのか?処女作はスマッシュヒットを記録。

その余勢を駆って(調子に乗って)、爆乳のセカンドウェーブを巻き起こそうと、
2013年冬クールに、先発のモバイルゲームアプリ、上記のPSVita新作ゲーム等と共に、
繰り出して来たメディアミックス戦略の一環が、
上記3DS版ゲームを元にアニメ化した本作。


正直、序盤はダメダメな手応えでした。
特にストーリーは、原作同様、せっかく用意したキャラの過去設定等を、
演出として煮詰めずに、ナレーション説明で浪費する乱雑さ。

しかも、このアクションゲームの幕間イベントレベルの説明文を
“爆乳プロデューサー”とその郎党は、
“少女たちの切ないストーリー”などと本気で思っている節がある。

やはりシナリオ作成能力に関しては一部テキスト型アドベンチャーなどを除いて、
日本のゲーム業界は周回遅れなのか?

と言うより、じっちゃんも女の子に太巻くわえさせてる場合じゃないだろうw
これだからゲーム原作物は……。

といった感じで溜息ばかりが出る序盤戦でした。


ですが、中盤以降、徐々にキャラや設定をナレーションで流さずに
アニメーション作品として演出、料理する必要性を理解し始めたのか?
徐々にストーリーが走り始め、私も興が乗って参りました。

味方の善忍・五人VS敵の悪忍・五人。
ライバル五組を軸に……{netabare} 敗北を乗り越えて強くなる熱血燃料で温めて、
暴かれた陰謀共々、月下の天守閣という高所クライマックスのメッカで決着を付ける。{/netabare}
テンプレながら中盤の一戦や、ラストは結構、熱くなれました。

記憶が確かなら、最終回はナレーションもゼロだったはず。


このメディアミックスで凄いと思ったのは、
大抵、納期をクラッシュして足を引っ張る、
ゲーム側のスタッフがちゃんとアニメが終盤に差し掛かる絶好のタイミングで
PSVita版リリースを間に合わせたこと。

さらに悪運が強いなぁ~と感心したのは、このゲーム『~SHINOVI VERSUS』が、
Vita本体ハード値下げ週と重なったこと。

当時Vitaは携帯ゲーム機市場で3DSに押されて劣勢の、
いわゆる負けハードで、大手各社が有力作を3DSに投入する中、
『~SHINOVI VERSUS』はガラ空きになった本体値下げ週の同発タイトル一番手という、
もやしや太巻に匹敵する美味しすぎるポジションをゲット♪

こうして爆乳への執念が実った結果?
ゲームはシリーズ最高売上を更新し、メディアミックス効果は最大化。

ますます図に乗った“爆乳プロデューサー”によりコンテンツは多様化し、
巨乳忍キャラも倍々ゲームで増殖♪

さらに、ゲームは、料理対決でスイーツ女体盛りや、水着で水鉄砲大会を催すなど、
多彩な方面に暴走w

その勢いに敬服したのか?(或いはもはや手に負えないと諦めたのかw)
“爆乳プロデューサー”は自身のIPを普及するための開発子会社・社長に成り上がり。


今秋放送予定のTVアニメ2期は、一国一城の主となった“爆乳プロデューサー”による
新たなメディアミックス戦略の一環ということになります。

五組のライバル関係でシンプルに王道展開に乗せられた1期と異なり、
爆乳キャラは今や主要キャラだけで20人以上の大所帯。
1クールだと仮定して、まとめ切れるのか?不安も募りますがw
全てを脱ぎ捨てて舞い忍ぶ、忍たちの本懐。
再び堪能……いやw見届けようと思います。


もう一点だけ、気になっていること。

本作も原作と同じく、女子高生忍者たちは、
急な水中任務にも即応するため水着を常備していたわけですが、
(いかにもゲームレーティング団体・CEROとの暗闘を勝ち抜き、
販売・宣伝制限等を軽減するためと思しき姑息な計略w)

アニメではゲームではあったその点の詳しい説明が何故かありませんでした。
少女たちの頻繁な水着姿……ゲーム未プレイの視聴者にはどう解釈されたのでしょうか?
或いは妄想たくましい紳士には下着やパンチラとして錯覚され消化されたのでしょうかw

わたし、気になりますw

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るい五人の忍物語

第十二話視聴しました~{netabare}最終回ということで異常なほどの盛り上がりでしたね。蛇女の仲間を思う気持ちにはとても感動しました。そして無事であることも願います。しかし凛はどうなってしまったんでしょうね?そのへんを考えるとまだ続きが見れるという可能性が高まりますね。とても好き嫌いがわかれそうな作品でしたが作品のないようにブレがなく伝えたいことを一直線にいったのでよかったと思います!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}あ、やばい。感動してきました。それぞれいろいろな思いでしのびをやっているんですね。蛇女の生徒もやっぱり複雑な過去があり根っからの悪じゃないんですね。今のエンディング曲が個人的にめっちゃ好きなので歌の評価も高くなってきそうですね。次回でとうとう最終回です。最初のほうはいろいろ心配でしたがここまできたことに一安心でありとても期待しています{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}いよいよ最終局面に突入ですね。蛇女の生徒は本当に根っからの悪でないことを信じているのでどうなのかも気になります。次回も派手な戦闘シーンに期待です{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}霧夜ってめっちゃ強いはずなのに大事なところでうっかりミスが多いですね。あれだけみると蛇女の生徒もいいやつに見えます。裏切ったら本気で殺しにきそうなのでひばりが心配です!{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare} ほとんど過去編でしたが葛城がめっちゃいいやつでしたね。ひばりがダークサイドにおちてしまったみたいなので柳生には最悪の状況ですね。この先の凛との対決は大道寺がけっこう関わってきそうなので今後に期待です{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}大道寺先輩の強さは異常でしたね。何年も留年してるらしいけど何の意味で残ってるんでしょうね。生活費とかも大変でしょうねここに来てだいぶ引き込まれ始めてるので次回も楽しみです{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare} 前回に引き続き戦闘回でしたが盛り上がりが一番よかったですね。柳生もかっこよすぎです。やっぱり柳生が一番強いのかな?いつかひばりが覚醒するのを期待しています{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}今回はほとんど戦闘でしたが、なかなかよかったと思います。焔との戦闘は胸があつくなりました。刀一本で実力を測り、自分の判断で本気だすとかかっこよすぎです。蛇女の忍者は全員つよそうですが柳生が別の結界にいたということはあの子負けたのか?次回予告がほぼネタバレだったきがします{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}今回は定番の太巻きがなかったことに驚きです。絶対に毎回のお決まりと思い込んでたので以外でしたね。銃つかったりスカートから戦闘機がでてきたりとまったく忍者らしくないのが欠点ですね。{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}なんか今回でだいぶ評価が変わりました。結構おもしろいじゃないですか!案外ぶれもなくテンポも今回はとってもよかったと思います。兄の話はまだ続きがあるんでしょうかね?なんかあっさり終わったけどいつか伏線の回収をするんでしょうかね。今回はけっこうたのしませてもらったので次回も楽しみです{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}よくある主人公が最初は強くなくて、なんか力を秘めてるんでしょうね。鳳凰を焼き鳥とまちがえるなんてすごいですねw太巻きのくだりはおきまりなんでしょうかね。いまのところギャグアニメとしてみたほうが見やすいですね{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}なんかすごい胸を強調してきましたね。最初に思ったのはその一言です。一話目ということもあって作画は安定していてキャラもなかなか可愛かったです。番長の声がくじらさんだったのが驚きですw{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

75.2 9 巨乳で恋愛なアニメランキング9位
恋と嘘(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (641)
2930人が棚に入れました
満16歳になると結婚相手が通知される超・少子化対策基本法、通称ゆかり法が施行されている世界を舞台に、少年少女たちの未熟で儚い禁断の恋模様を描く。

声優・キャラクター
花澤香菜、牧野由依、逢坂良太、立花慎之介、谷山紀章、黒沢ともよ、喜多村英梨
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ダビスタ的日本?での恋愛ストーリー

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
ラブコメではなく、恋愛アニメ。一風変わった恋愛モノとして、見処もありました。

なんかこう、色々惜しいです。良い設定を生かしきれてないと感じました。私は全く感情移入も出来ませんでしたし、ニヤニヤ眺めることも出来ませんでした。好きな方には申し訳ないっす。

レビュータイトルですが、なんかもう「結婚」というより、「交配」に近い設定で、「ダービースタリオン(競馬ゲーム)」みたいだな~ということで。人権侵害甚だしいしw


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、本当に好き同士なら、国籍うつせば全て解決するんじゃないかと、思ってみたり(苦笑)

政府通知にどれだけの強制力や罰則があるのかを、早い段階で明示しておけば良かったと思った。それがあれば、「なんで黙って従うの?」という疑念が、少しは解消されたと思います。(→政府通知断ると、就職等、社会的に不利になるらしいとの指摘を頂きました。これは完全に私の見落としでしたね♪)

このアニメ、どうなんでしょうね? 原作はかなりエロいという話ですが、なんか設定的には、むしろプラトニックな恋愛話の方で生きるのかな? と感じました(設定はかなり面白いと思う。それこそ、男女逆転させて、少女漫画でもいけたんじゃないかと思うほど)。肉体的な繋がりを廃して、心理描写に力を入れてった方が良かったというか。

しかも、ラストは(アニオリとはいえ)両取りって、結果的にただのクズ男の話なのでは(苦笑) 夕方をバックに叫ぶ主人公の声がこれだけ響かないとは思わなかったです。よし、(一夫多妻が認められる)イスラム圏の国に行こうw

さて、自分がこのアニメにハマりきれなかった理由が大きく5つあって、

①キャラデザが合わない(好きじゃない)。

②1話目でいきなりディープキスかましといて、その後に揺れる乙女心とかやられても、響くものがなかった。

③ネジと美咲、二人とも互いを好きになる理由が希薄なのに、あそこまで深く愛せるということに、やや恐怖を感じた。

④ようは三(四)角関係のダブルヒロインものだが、美咲と莉々奈を比べると、自分的に莉々奈一択だった点。(莉々奈の可愛さは、本作唯一の長所であり、☆1をつけない最大の理由です)

⑤作品のキモとなる政府通知の設定がわりとガバガバ且つあまりに理不尽。


特に②かな。あそこ(1話目)でディープかますから、恋愛というよりもっと性欲的なものを感じてしまった。だったらもういっそ、ヨスガくらいやっちゃってから悩む主人公が観たかったかも。そこまでやらないなら、普通のキスで良かったんじゃ?

なんかそこに、「原作」と「アニメ」間にある壁というか、両方に配慮した結果、ちぐはぐさが生まれた感じがしました(原作はかなりエロ成分多目と聞きました→読んでみましたw)。

それから本作の設定的なキモである政府通知は、「面白い発想だけど雑」と思いました。「遺伝子的に最適なカップルを政府(コンピューター)が抽出して結婚させる」というシステムですが、遺伝子的に劣っている人はどうなるんでしょうか?

例えば、学力、運動能力、人格、健康等全てに優れた遺伝子の持ち主(甲)がいたとして、その相手(乙)は誰になるのでしょうか? だって、その甲と結婚すれば、大抵の乙は幸せになれて、優秀な子供が産まれるわけでしょ? みんな甲の遺伝子がほしい。そんな中、乙の選択基準は? 甲並みに優秀な遺伝子を持つ者が選ばれ、さらに優秀な子供を作りたいのか、優秀な甲だからこそ、あえて優秀ではない乙を選び、平均化を図るのか。この辺のことを「相性」という一言で片付けているのは些か乱暴に感じます。

それ以外に、例えば、生まれながらに様々なことが苦手だったり、何らかの遺伝子的な病を抱えて生まれてきた方はどうなるのか? 現実はそういう場合でも、出会いや人柄、様々なことに惹かれて結婚に至るケースはあると思うけど、果たして「遺伝子的に最適」という基準だとどうなるかを考えると、怖さを感じます。

私は性格的に、「選ばれなかった人間」のことを心配してしまいます。美咲のように「好きな人に選ばれなかった人間」ではなく、「誰にも選ばれなかった人間」のことです。それとも、必ず全員が誰かには選ばれるのでしょうか。「人間は誰しもが何らかの良さを持っていて、平等で、みんな誰かの運命の人だ」は、確かに綺麗だし素敵だけど、少々頭の中がお花畑過ぎないでしょうか。

だから、贅沢な環境にありながらウジウジしているネジくんに、イライラしたのだと思います。

(全員が誰かに選ばれるとお花畑モードだと仮定して、じゃあ、遺伝子レベルでサイコパスな猟奇的殺人犯はどうするの? 一定数は必ずいるんだよ? その趣味趣向を理解できるサイコパス同士を結婚させ、更に大量殺人をさせるの? それとも、それを遺伝子的に更正させられる人間なんているの? 機械に良し悪しは判断できない。もし機械に良し悪しまで判断させたいなら、誰か人間がそれを入力しなければならないけど、そうなるとやっぱり客観性は失われると思います。全員が選ばれるなら、大なり小なりこういう問題は起こりますし、全員が選ばれないなら、遺伝子的、社会的な弱者は結婚なんてするなと政府がお墨付きを与えるひどいシステムなんだと思いますし)

「アニメ(漫画)だから」と言えば、まあその通り。

アニメ(や漫画など)に整合性を求めすぎるのは私の悪い癖ですが、「アホガール」みたいにアホな話はアホな見方をするから良いんだけど、このアニメのように、なんか科学的? とか論理的? 法律? みたいな方向でくると、本当か? と難癖をつけてしまうんですよね(汗)

あとどうでも良いんですが、OPがちょっとだけ「釣り球」っぽく感じました。作風にはこれっぽっちも合っていなかったけど、曲単品なら結構好きでしたw

あぁ、あと、最終話の「月がきれいね」で、アニメ好き数万人の「オーーイ(ビシッ)!」っていう、総ツッコミが聞こえ(た気がし)ましたw
{/netabare}

【余談~引き裂かれた恋物語の傑作といえば~】
{netabare}
近代小説ですが、伊藤左千夫の「野菊の墓」は素晴らしいですよ。愛し合う二人が周囲によって引き裂かれ、「望まぬ結婚」をするというテーマは「恋と嘘」と共通してるけど、深みがまっっったく違いますよ(当たり前だけど)w

「恋と嘘」は政府のシステムによって、「野菊の墓」は古い日本の常識や大人達の思惑によって、両思いの二人が結ばれることなく、引き裂かれていきます。似ている設定なのに、なぜこうも切なさが違うのか……。

「野菊の墓」は、夏目漱石も絶賛した小説です。漱石曰く、「名品です。自然で、淡白で、可哀想で、美しくて、野趣があって結構です。あんな小説なら何百編よんでもよろしい。」

文量も(70ページくらいで)大したことないので、1時間くらいあれば読めるんでないかと思うので、超オススメします♪ 近代の恋愛小説で一番好きかもしれん。
{/netabare}

【余談2 ~ 原作の今後を予想 ~】
{netabare}
他の方のレビューで、美咲の不妊説があって、確かにありえるな~、鋭い考察だな~と思いました。

そのレビューを拝見して連想したのは、「美咲が不治の病(余命幾ばくもない)」もありそうだなと。例えば発症したのが第1話目のあたりで、それまでなネジ君の相手が美咲だったから書き換えに時間がかかり、ミス(1度メールが届いた)につながったとか、1話目にネジの待ち合わせに5時間も遅れたのは、その病気の説明を厚労省からうけていたからとか、美咲がネジ君を莉々奈に譲ろうと頑なこととかの説明がつきそうですね。

んで、美咲とくっつく→美咲の死→悲しむネジ&莉々奈→なんだかんだあって莉々奈と付き合い結婚→莉々奈が女の子を出産→美咲と名付ける(最終回ラストシーン)

は、ありそうな展開かと。美咲がネジ君につき続けた嘘ということで、タイトル回収にもなるし。莉々奈を魅力的に描いている理屈にも合うなと。

つーか、マジでどっちかが死ぬか、一夫多妻か、むしろネジ君が死ぬwしか、解決しなさそうな展開だしね。

アニメが好きになれなかったので、逆に原作が気になって、漫喫で読破。原作の最新刊、6巻の途中までをアニメ化していて、7巻はそろそろ発売ですか。たぶん買わないけど、完結したら最終巻だけ読もうw
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
作画はなんか残念な感じ? 設定をひねったラブコメになるのかな? なんかこう、ムズムズするな。なんか、好きになるきっかけがめっちゃ希薄な気がする。ファーストキスでいきなりディープとか(汗) 深夜に居所にダイレクトとか、怖いぞ、厚生労働省w

2話目
正論w これ、主人公がリリナに惚れていく流れだな。んで、政府の通知が間違ってたとかなんとかで、また美咲とくっついてみたり、両方好きで悩むパターンだな、きっと。

3話目
いや、人は容姿で恋をするでしょ。愛、というとどうかは分からんけど。いや、厚生労働省、住所くらいググれや。

4話目
以下、書く気をなくす。

5話目


6話目


7話目
キスしながら耳をすりすり触る童貞、絶妙に嫌だな。え!?? 政府通知に強制力ってないの!!?

8話目
以下、書く気をなくす。。。

12話目
えーーー!? その流れで練習したい!? 衝撃なんだが(苦笑) だったら略奪に流れてほしい。これが恋じゃないならこの感情を、、、って、性欲じゃない(笑)? いや、月がキレイって、ギャグかよ(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

続きはWEBで

少子化対策で16歳の誕生日を迎えた日に、決定された将来の結婚相手が伝えられる
政府通知という制度が存在する近未来の世界を舞台に、初恋の人と婚約者の間で
揺れ動く少年・少女を描いた学園恋愛物アニメ。
WEBマンガアプリ、まんがボックス連載中の作品です。
ちなみに単行本は全冊持っています。

先に結論から申し上げますと、タイトル通りの終わり方でしたw
何もかもブン投げて終わったので、
これからアニメ版を見る価値はほとんどないんじゃないかな。
いわゆる販促アニメというやつですね。

■ハイブリッド作
{netabare}
本作は古典的なダブルヒロイン学園ラブコメに少女漫画のエッセンスを取り入れているのが特徴です。
少女漫画っぽい丁寧な心情描写を入れることで
2人のヒロインをより魅力的に見せることに成功しています。
また、作者が女性なこともあって女の子同士の仲の良い感じがうまく表現できていて、
三角関係のドロドロした感じはなく全体的に柔らかい雰囲気になっています。
ようは少年漫画と少女漫画、両方の面白さを楽しめる作品だということですね。
マンガが男性も女性も見るアプリで配信されるようになると、
こういう作風が自然と生まれるのではないかと思います。
{/netabare}

■ヒロイン
{netabare}
「恋と嘘」の魅力は2人のヒロインがほとんどだと言って良いくらい。
恋人にするなら美咲、嫁にするなら莉々奈という感じでしょうか。
どちらも魅力的なヒロイン・・・なのだけども、
いろいろな場所での反応や投票結果を見ると莉々奈の方が人気のようです。

「どちらに共感できるか」を考えると理由は明白かと思います。
美咲はやはり嘘をついている(というより隠し事をしている)のがネック。
小学校の時消しゴムを渡してくれたという恋のエピソードも弱い。
どれだけ切ない胸の内を明かされても、
肝心の秘密が何かが分からない限りは美咲にはある程度しか感情移入できません。

一方の莉々奈は分かりやすい性格である上、
ネジを好きなる理由も相性で選ばれた相手という設定だけで納得できます。
そして彼女は「友情を取るか、恋を取るか」という大きなテーマが与えられたヒロインです。
これは莉々奈を応援したくなるのが人情というもの。

両ヒロインのパワーバランスが崩れているのはあまり良いことではありません。
というのも、主人公の由佳吏は莉々奈に惹かれつつも初恋の人の美咲にこだわるため、
見ている側が「もう莉々奈でいいじゃん」と思うと彼の言動に共感できなくなってしまう。
莉々奈に傾いたバランスを均衡させるには、美咲が秘密を暴露するしか無さそうに見えます。
弱みであるはずの彼女の秘密が、逆転の切り札になっているのが面白い。
おそらく美咲にも「家族を取るか、恋を取るか」といったテーマが隠されているように思います。
ただ現状は分からないため莉々奈に分があるといえます。

え?お前はどっちが好きなんだって?
そんなの圧倒的莉々奈に決まってるじゃないですかwwwwww
{/netabare}

■目がデカイ
{netabare}
キャラの目がでかすぎるという声をよく聞きます。100回は書き込みで見ました。
アニメのキャラデザの方が大きく見えますが、マンガでもやはり大きいです。
これはおそらく男が感じる「かわいい」と女が感じる「かわいい」の違いです。
原作者のムサヲさんは女性。
「恋と嘘」のキャラは萌えアニメのように男性向けを意識したかわいさではなく
作者自身がかわいいと思うキャラを描いているからこのデザインなのだと思います。
マンガを読んだら、この人はかわいい女の子を描くのが楽しくて仕方ないんだろうなと分かりますよ。
お気づきでしょうが、主人公のネジも目が大きい。
ネジはかわいい男の子として描かれている、つまり…これ以上何も言うまい。
{/netabare}

■主人公
{netabare}
「優柔不断」「見ててイライラする」とすこぶる評判が悪いです。
確かにアニメ版のネジは見ていると背中を蹴りたくなりますね。
猫背を強調した作画、たどたどしく話す演技からネジを「情けない男」
として演出しているように見えますが、これは違うんじゃなかろうか…
尺の都合上、基本的にアニメ版は原作からの引き算で作られていて
カットされている台詞やエピソードが数多くあります。
その煽りを一番受けたキャラがネジでしょう。
原作では2巻のラストで莉々奈を不良からかばう場面があるのだけど、
アニメ版ではカットされてしまっています。
また美咲と莉々奈の間で気持ちが揺れる描写が減ったため
誘惑に負けるという結果だけが目立ち、不誠実な印象を強く受けます。
彼は女から見てかわいいキャラというイメージで描かれていると思うのだけど、
これじゃまるでハーレムアニメの国の王子様だよ。
{/netabare}

■オリジナルエンド(ネタバレ有)
最終12話のBパートからがアニメオリジナル展開になっています。
{netabare}
これも相当評判が悪いですね…
ダブルヒロインものでどちらも選ばない結末(通称:俺の翼エンド)は好まれないのですが、
本作の場合第1話から引っ張った謎、結局美咲が隠している秘密が何だったのか
分からずに終わってしまうので不満が残ります。
特にアニメから入った人は「続きは漫画でお楽しみください」
的な終わり方では納得できないのではないかと思います。

原作未完の状態でアニメ化されている時点で期待する方が間違いなのかもしれませんが、
それなら「原作者のムサヲさんと考えたオリジナルエンドです!」なんて宣伝はやめてください。
僕みたいにまんまと釣られるアホがいるんだから。

実は第11話の時点で、原作と微妙に違うシーンがあります。
それは、仁坂の兄の結婚式でのブーケトスです。
原作ではこのブーケを莉々奈が受け取ります。
私が受け取っていいものかと困惑しつつ、
「由佳吏も美咲もどこに行ったのかしら?」と言います。
実は教会の扉の向こう側では由佳吏と美咲はキスをしている最中という皮肉な状況。
幸せの象徴であるウェディングブーケで不吉さを演出をしているのが上手いところで、
ここから物語は莉々奈にとってつらい方向に傾いていきます。
それがストーリーの展開力というものです。

しかしアニメ版では莉々奈はブーケを受け取らず、
由佳吏と美咲がキスをしているところを目撃してしまうシーンに変更されています。
これだとキスを見て2人の愛の深さを知り、
美咲に由佳吏を譲るという話の流れになりますが、
結局はただのメロドラマにしてしまっただけなのですね。
変えるにしても気の利いた脚本家なら第3話の回想シーンを流すところでしょう。

「私と根島くんがキスしようとしたの、イヤじゃなかった…?」
「そんな思ってないわ」
「…そうかな。今はイヤじゃなくても、その内イヤになるかもよ?」

という会話です。
そうすれば莉々奈が自分の恋心を自覚する、という流れが作れるのですが。
友情と恋を天秤にかける葛藤はなくなり、
最終話の莉々奈とのキスシーンも今ひとつ切なさがない。
原作では莉々奈の思いに応えてネジはようやく男らしく、
美咲に交際を申し込むという流れになるのだけどアニメ版では最後まで情けない男のまま。

これがナツコ・クオリティーなのでしょうか。
異世界スマホの脚本はさらにひどかったので、
もう構成が高橋ナツコのアニメは避けようかなと思います。
{/netabare}

■ガジェット
恋と嘘の良い点をもう一つ挙げておきます。それはガジェットの使い方のうまさです。
先ほどのウェディングブーケもそのひとつだし、第6話での埴輪ストラップもそうですね。
莉々奈にプレゼントする場面ではギャグに使っているのですが、
この後の講習会で莉々奈はストラップを握りしめます。
本当はネジの手を握りたいのだけど、ここで手を触れ合うほど心を預けられない、
だから代わりにストラップを握りしめる。
莉々奈の気持ちと今の二人の関係性を表現したなかなか上手い演出ではないでしょうか。
他にも小物の使い方が光るシーンが多いと思います。

■作画
良くはないですね。
演出ではダッチアングルを多用していましたが、あまり効果的ではなかったような気がします。

■声優
莉々奈のCVが牧野由依なので自動的に満点になります。
他の評価点を下げてでも満点。これだけは譲れないんや!

■音楽(酷評)
{netabare}
このアニメ一番の問題は劇伴の質の低さでしょう。
ストーリーに関しては原作が完結していないということである程度許容できますが、
音楽の悪さだけは許しがたい。
フリー素材のような安っぽい音楽を延々流していてメリハリがない。
曲調も場面と合っていないことが多く、始まるタイミングも切るタイミングも悪い。
崖から足を滑らして落下する場面でロマンチックな音楽を流しているのはギャグなのだろうか。
ムードが大切な恋愛物でこれは致命的だと思います。
脚本にも難癖をつけたけれど、僕の不満の原因の8割はBGMです。
{/netabare}

■総評
というわけで残念ながらアニメの出来はあまり良くありません。
これでは莉々奈がかわいいだけのアニメじゃないですか。
未視聴の方にはマンガ版の方をお勧めします。アニメより面白いですよ。
「原作も莉々奈がかわいいだけのマンガじゃねーか」と言われると反論しにくいのですが、
こっちはきれいに終わらせてくれると信じています。頼みますよムサヲさん!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 24
ネタバレ

空知 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「好きってなに?」を視聴者にきちんと考えさせられなかったストーリーと構成の甘さがもったいない

原作未読

原作の存在すら知りませんでした。
しかも、2017夏のアニメに、男子と恋愛してるのに、実際は百合百合してる作品があるという情報があり、恥ずかしながら、この作品だと思い込んでました(笑)。
制作者の方々すみません(>_<)

初めて観たときの感想は「目、デカッ!」でしたが、段々と慣れてきました。
ラストがモヤモヤっとする終わりかただったので、その点が実に残念。

しかし、超少子化社会を改善するために政府が結婚相手を決めるという設定はアニメならではで興味深い。

が、そこから派生してくる人間本来の心の問題に切り込むストーリーと構成に甘さがあったことが秀作たり得た作品を目立たない作品にしてしまった感があります。

ヒロイン2人はどちらも非常に魅力的です。根島が最初に好きになった女の子と、政府から通知された女の子の間をフラフラするところは、「このヘタレ!5年間想っていた女の子をなぜ選ばないんだ」とイライラしました。が、政府通知の女子も、これまた性格の良い子で、行動を共にするにつれて主人公の心が惹かれて行く気持ちも非常によく理解できます。


高崎美咲と真田莉々奈の間で葛藤する根島の姿こそがこの作品のテーマです。
(簡単に言うと、「運命の赤い糸」と「科学的な赤い糸」のどちらが強いか?です)


また、高崎さんが隠し続けていた秘密とは何なのかが分からないこともモヤモヤ。
(下のネタバレ部分に個人的推論してあります。)



ラストは結局どういうことなのか、よく分からないまま終了。
どっちも選べないなんていうラストなら、作品のテーマ自体に切り込めなかったということになります。原作に欠点があるのか、脚本が駄目なのか、尺が足りなかったのか、どれかなんでしょう。

すっきりしないラストでしたけど、テーマは良いですし、いろいろ考えさせられたりする面白い作品でした。

個人的には67点くらいあげたい佳作の上くらいの作品。


以下、ちょっと考察してみました
ネタバレありますし、長いので読みたい方だけお読みください。


{netabare}

通称「ゆかり法」は、人間の遺伝子情報、生育歴など、ありとあらゆる個人の情報をスパコンに入力し、(「京」に似た緑色の大型コンピューターが一瞬出てきたので、スパコンでやってると推測)、これをもとに、満16歳以上は、結婚相手として最もふさわしい相手が誰であるかを国家が決めてしまうという国の管理システム。

ですが、馬鹿らしいと一蹴できない部分があります。

幾つか感じた点を、述べてみたいと思います。



1.いわゆる「遺伝子決定論」

たとえば、数学的能力とかスポーツ能力などは、遺伝子によって8割程度が生まれながらにして決定しています。病気もそうです。一部の病気は100%遺伝によります。

性格や気質も遺伝子によって決まっているとか。
もちろん、後天的要素も含まれるため、性格は遺伝子決定論だけではすまされない問題です。


作品中に、「好きってなに?」という言葉が何回か出てきますが、
この問題を考えることがこの作品の命題であるはずです。


「人が誰かを好きになるのはなぜ?」
「どうしてその人でないといけないくらい好きになるんだろう?」
というのがこの作品のテーマだと思います。

誰かが誰かに会う。なぜか好きになる。
どうしてでしょう。

a. 好みの容姿や体格。
b. 性格・気質や言動・行動。
c. 趣味や嗜好性向
d. なぜだか分からないけど惹かれてしまう不明部分。

a,b,cは、遺伝子情報プラス生育環境等の情報をスパコンに入力して演算すれば、かなり相性の良いマッチングカップルが誕生するかもしれません。周囲の人間がお見合い相手として紹介してくれるよりも、相性は抜群かもしれません。

要するに、超少子化基本対策法というのは、非常に優れた仲人システムと考えても良いわけです。


問題は、"d"です。
"d"だけはスパコンでも分かりません。
つまり、遺伝子決定論が破綻する部分です。

誰もが思うように、人間は遺伝子で全てが決定づけられているわけではないありません。

「あいまいさ」というファジーな部分は、スパコンでは演算しずらい箇所です。


上記を踏まえると、

2. 高崎美咲と真田りりかの違いとは?

高崎は、1の"d"のドストライク。a-cは根島の目からみた主観。
真田は、AIが客観的にa-cの相性は最善と判断したが"d"を持っていない。

ところが、根島が真田と見合いし、実際に接してみると、確かにa-cは自分に合っているし、高崎との恋を応援してくれる真田の性格の良さから、なんとなく根島の中に真田への情が生じてしまう。

つまり、真田にも"d"の「なんとなく」が生じてきてしまうのです。

ここから話がもつれてはじめてしまう。

何とも難しい三角関係になってしまったものです。
この三角関係は、人工知能であるAIが図らずも生み出したものです。

原作者がこの問題をどう取り扱うのか、非常に興味があります。


3. 高崎が隠している秘密とは何か?(私の推測)

(原作を読んでいる方で、この部分の推測が当っていたら教えて下さるとうれしいです)

初めて公園で根島が高崎に告白したあと、スマホに厚生省から結婚相手として高崎の名前が通知されます。通常、文書通知のあと、スマホに通知される仕組みのようですから、順番が狂っています。

高崎と表示されたあと、電波障害のような感じですぐに消えてしまう。

厚生省の矢嶋が「何者かが政府通知システムに進入した形跡がある」と根島に直接伝えていますよね。


∴ これが高崎の秘密です。依頼者が高崎、侵入者は五十嵐柊

五十嵐は、中学生のとき高崎が嫌いだったが、行事で写された根島の写真を購入する高崎を知る。この時の高崎の一途な想いを知り、五十嵐は高崎を大切な友達だと考えるようになり、高崎の恋の応援をするようになります。

高崎は、五十嵐だけをファーストネームで呼んでいる点も注目に値します。


五十嵐は、ゆかり法創設者の孫にあたり、スパコンのシステムに就職するらしい。しかも、スパコンのシステムを操作?している部分もありました。


僕の推測:

高崎は五十嵐に「自分を通知相手にしてくれないか」と五十嵐に頼み込んだのではないか?

これなら、初めて公園であったとき、なぜ高崎が5時間以上遅れてきたのかも理解できます。

「根島が自分に告白しようとしている」と知った高崎は、このチャンスを逃したら二人が結ばれることはないと感じた。しかし、高崎も根島も気持ちを素直に告白できるような性格ではない。でも、通知がくれば、お互いに「実は前からずっと好きでした」で全て解決する。


根島から「今日、6時に公園でいつまでも待ってる」と言われたあと、高崎は五十嵐に連絡を取り、「私を政府からの通知相手として根島君のスマホに送信してほしい」と言った。

それから五十嵐はシステムに入り込む。準備ができた段階で、高崎に「やったよ」と連絡を入れ、その連絡を受けた高崎は慌てて公園に現われた。これが大幅に遅れた原因じゃないでしょうか?

ところが、五十嵐は高校生であり、真田から高崎への完全な書き換えを行なうだけの技術がなかった。


というのが僕の推論。


そして、再度、第一話を鑑賞すると、

根島と同じクラスの男子が、

「高崎さんって、4月に16歳になったのに、まだ政府から通知がないんだってさ」という場面があります。

これも、高崎から五十嵐への依頼によるものと推測されます。


エンディング・アニメーションで高崎が口に×点してるのは、人は機械よりずる賢いですよってことかも。

{/netabare}

花澤さんの演技良かったですね。
彼女にこの手のヒロインやられたら、観てる男性はやられちゃいます。

しかし後半、牧野由依さん演じる真田に心を持って行かれる僕がいました。

すばらしいお二人の演技でした。

EDは良かったです。

伊藤依織子さんが作画監督すると、女子キャラは魅力的だなといつも思います。

最近、ツイッターが止まっていましたので心配していましたが、こうしてご活躍されているので安心しました。
(第3話のイラスト、良かったです!)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 32

73.1 10 巨乳で恋愛なアニメランキング10位
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (504)
1528人が棚に入れました
片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヤバいこれ。。とてもセンシティブでハートフルな家出少女の物語 

 
さて・・何から書いたものか。。

まず、センシティブな内容であろう事は予想してました。

ちなみに、センシティブとは・・・
(作品と直接関係ないので畳みます)
~▼{netabare}
直訳 :繊細な、敏感な
使い方:扱いに慎重さを要するコンテンツなどを形容
Twitterでの定義:
 ・写実的な暴力表現
 ・成人向けコンテンツ
 ・強姦及び性的暴行に関するコンテンツ
 ・グロテスクなコンテンツ
 ・ヘイト表現を伴う画像
{/netabare}▲~

この作品、賛否あるようですね・・
同じものを見るのでも食べるのでも、好みや観点が異なれば、評価や好き嫌いが分かれるのは当たり前ではありますが、この作品については極端な傾向があるように思います。きっと、センシティブな部分や犯罪誘導的な側面など、人によって受け入れ難いツボを含んでいるのかな、と思います。
自分は、物語としては肯定的です。

最初に作品タイトルを見て思い出しました・・
昔、家出少女が宿探しするための掲示板があるのを知り、驚いたことを。
(個人的な回想なので畳みます)
~▼{netabare}
もっとも、当時は法に触れる行為とは知らず、いい思いをする輩がいるんだ的な感覚だったと思います・・
この問題の本質、保護すべき対象を見失っていました。大いに反省しなければなりません。無知にも程がありますね。
{/netabare}▲~
今ではさすがに犯罪行為であることは承知しています。
最近ではSNSを使うんですね・・益々発覚しにくくなりゆゆしき状況かと。

そんな訳で、自分にとっては非常に興味深い題材でした。

 略称:ひげひろ
 原作:KADOKAWA系の投稿小説
 制作:Project No9
 放送:2021年春
 視聴:2021年夏 Hulu

=視聴前=

家出少女を拾う?警察に届けんとあかんでしょ・・・
お金を渡してネカフェに泊まらせるとかでもいいし。
しかるべきところに相談してもいいし。
ま、それじゃ物語にならんだろうけど。
文学性や話題性を考えれば、発想は悪くないかな。
ま、ゲスな内容じゃなければだけど。

=視聴中=

ヒロインのキャラは、めっちゃ、ストライク。
カバネリの無名に似ているような。。
妹属性も娘属性も恋人属性も感じる、稀有なケース。
声もいい。高めの声を想像してたので、最初は落ち着いた感じの声に違和感ありましたが・・好きな声優さんなので更にさらにテンションはアップw
北海道出身なら「サイカノ」みたいに「~でしょや」を使って欲しかった。。

~▼{netabare}
cv市ノ瀬加那さんはダリフラのイチゴが印象的でした。
今回のキャラは「色づく世界~」のあさぎにも似てる感じですね。
ヒロインは初かな?ようやくですね。おめでとう!

初見で惚れたと言ってもいいくらいヒロインを気に入ってしまいました。
チョロくてすみませんが、もう感情移入しまくりです。
きっとこんなコ泊めたら・・自主規制は無理でしょうね。

そんなお気に入りのヒロインが放つ、衝撃的なセリフが胸に刺さる・・
(かなりセンシティブなのでさらに畳みます)
~▼▼{netabare}
『やらせてあげるから泊めて』
『ね、やらなくていいの?』
『え?普通にやるけど』
『今までの人は・・私とHしたがったよ』
『色んな男の人の家を渡り歩いてきました・・カラダを使って』
『数日の宿のために簡単にカラダを許してました』
『男性から求められる事に少しだけ喜びを覚えるようになったり』
『前にあの人とやったの。何度も。何度も。いっぱい、いっぱいしたの』
『初めての相手の名前も覚えてない』
『一度受け入れたら後はその繰り返し』

頑張ってるなあ・・ベッドシーンまで・・
でも静止画で良かったマジで。

しかし数日で捨てられて半年間ってことは、いったい何人と・・
憧れのヒロインが意に反して寝取られる、この感覚・・

くやしさ・・?
いくら同意であるとはいえ・・
そうせざるを得ない状況に追いやった大人たちや環境がやるせない。
そういう思いは吉田に共感。

でも・・
ぶっちゃけ、こんなS級美少女と毎日・・そんな状況に妬ましさすら覚えて・・
{/netabare}▲▲~

うぐ・・これはキツい。胸が・・胃が・・ココロが・・
くるしい・・
せつない・・

●キャスト
後輩の三島ユズハ・・どんなキャラ。
イケイケかと思えば一歩引くとか。。
cv石原夏織さんは主役級もそれなりにやってますが「色づく世界~」では市ノ瀬さんと共演してましたね。
今回ED曲も担当。カラオケでの泣きシーンはグッときました。。
ユニット解散は・・触れない方がいいかな(触れとるやん)
その後のご活躍、なによりです。

上司の後藤さん・・なんてキャラww
好きな男に告られて引き延ばすとか、こんな美人で未経験とか。
(ユズハの「後藤さんはブキミです」が言い得て妙w)

バイト先の井口・・憎いけど・・でも・・いややっぱ憎い。
サユはお金なくてあまり遠くに行けないだろうから、過去の男とバッタリなんてこともあるんじゃ?とツッコもうと思ってたらすぐ出てきた。
ヤサ男なワリに「バラされたくなければ・・」でカラダを条件としないところとか変にズレてる・・というか作者の良心?

ヒロインの親友、結子・・また石見舞菜香さんとお会いできました。
泣きのセリフはもうなんとも。。(フルバを観たばかりだもんで)

●展開
花火回、フラグでなく無事に終わってホッとした・・アニメの観過ぎかな。。

終盤、風呂敷の畳み方が気になったけど、北海道について行ったこと、良識的なところに着地したことは良かった。

ただ母親を説得するくだりは、山場のワリに期待ほど盛り上がらず。
セリフがあまり響かず。
特に母親の猛省を促せずモヤモヤ。

吉田、後藤さんをフッたんかい。。サヤを待ってんじゃん。

そして高校を卒業したサヤが電柱の下に・・うぐぅ

でもさ、「今度はあなたの家に泊めてよ❤」・・・
コレはないでしょや。。
無理やりこれ差し込んだ感が満載。
{/netabare}▲~

終盤はちょっと意外性に欠けたけど、いい終幕だったかと。
(まさかEDで視聴終了してないですよねw)

友人たちが本当にいい人。
(犯罪加担者とのご意見はごもっともですがw)

展開や演出も意外とハートフル。
声や演技も相まって胸に刺さりました。。


=視聴後=

やはりセンシティブではあったかと・・

性欲というものは、古今東西、良くも悪くも歴史や社会や文化に影響を及ぼしてきたワケですが・・理屈だけでは語れない、欲情も含めた人情をうまく描いたように思います。(チョロいと言われればそれまでですが)

「下半身だけは別人」とか、「女は子宮で考える」などの言葉があるように、地位や知識や見た目がしっかりした人でも、色欲が絡むと人が変わるなんて事もあるのが世の中。
~▼{netabare}
どう考えても、サユをそのまま街に解き放つのは、自分の中ではあり得ません。

連れ帰ってしまったら・・手を出してしまい、捕まるかも。
でもサユをスルーorリリースしたら・・助けられなかったことや、矢口のような輩にいいようにされてしまうことをモンモンと考え、一生後悔するでしょう。それよりは捕まるリスクを賭してでも保護した方がいい。
そうですね・・サユのためというより自分のためかも。

でもそれは、あくまでサユの場合。
可愛いからというのももちろんあるけど、立ち直る可能性を大いに持っている。可哀想と思った時点でブレーキは効かないかも。

あ・・これはあくまで物語上の妄想ですのであしからずw
実際には、サユのような家出少女との遭遇はまず起こり得ないでしょう。
起こってしまったら?ワタシヨクワカリマセン。

てか、この物語通りの展開になったら後藤さんを選ぶかもw
でも、もし後藤さんにOKしていたら電柱の下でのラストシーンは・・
後藤ルートはなしですねw
{/netabare}▲~

いや~筆が止まらないですね。
色んな考察、妄想など全て書いたらキリがないw

これ、ただゲスな物語ではなかったですね。

それどころか、色々考えさせられるし、楽しさもある。
胸をギュッと掴まれるような切なさ、やるせなさもあるけど、
繊細な問題を重くなり過ぎずに絶妙なバランスにして慎重に物語を紡いでいる感じがします。。

う~ん・・なんか褒めすぎ?w
少なくとも冷静に観られなかったのは確かですね。

いい話じゃないですか。


それでも、やはり・・

■言いたいこと
作り話であることは重々承知。
けど吐き出さないと精神衛生上よくないのでw
~▼{netabare}
<さゆ>
 親とうまく行かないだけで生活投げやり・・ってどうよ(設定的に)。JKを拾ったらデメリットしかない?なにそのズレ感。拾った方は超ラッキー感覚だと思うが。女性にも性欲があるのはわかるけど自分を安く見過ぎでしょや。
 衝動的に家を出るのはわかるけど・・いい家のお嬢様で頭良くてこんなにカワイイのに体を使ってまで放浪続けるやつがあるかー!しかも優しいお兄さんが支援してくれてるのに絶望感て。。担任はなにしてる!(ちなみにここで北海道の実際のいじめ事件のニュースが。。)
 母親への説明でサユ「本当は自分のしてる事がイヤでイヤでたまらなかった」。きっと・・サユは、少しは相手を選んで泊まっていたんだよね?育ちはいいワケだし根っからのビッチでもないし頭も悪くないから。そうだ、そうに違いない。精神衛生上、そう思うことにしよう。。
<吉田>
 えらい。本当にサユがキミに出会えたのはまさに僥倖(ぎょうこう=偶然に得る幸福)。サユファンとしては手を出さなかったのもエライけど(ある意味、揶揄)、何よりサユを立ち直らせてくれたことは大賞賛、大感謝。
しかも犯罪行為であることを知り、危険を賭してまで。
 これが、初めからサユに魅力を感じて鉄の意志で手を出さなかったという設定だったら、どうだろう・・ギャグアニメになるかw
<結子>
 親友の前で飛び降りるってなに・・抗議や腹いせのために恨む人の目の前で、が普通じゃないかな。ここは特に設定上の無理やり感が否めなかった。
<いじめ>
 またそれ・・フルバ視聴直後なので食傷気味。
<必要とされてるのが嬉しい>
 またこれ・・もうさ、その辺のメンタル面、つまり、「アナタは生まれて来て良かったんだよ」とか、「存在していいんだよ」とかを、義務教育内でしっかり植え付けた方がいいんじゃないかな!(大真面目)
<サユの母親>
 手を上げちゃダメでしょや。。と言っても通じないんだろうな。その歪んだ性格、ヒステリー、一体あんたナニを失ったん。言わなきゃわかんないでしょや。んでもって「親はあんたしかいない」の一言だけで改心?薄いわー。バカなの?
 ま、サユの家出のきっかけだから中途半端な嫌われ役にはできないのはわかるけど。悪役ごくろうさん。
{/netabare}▲~

子供を愛せない実の親ってよく見る設定だけど、実際にもあるみたいですね。
なんだかやるせないです。親やその関係者によるDVや性犯罪も絵空事ではない現実で、感受性が強く精神的に未熟な未成年は逃げ出すのも一つの解決策であるべきですが、その最良の方法は家出ではないはず。。

■家出について(作品とは関係ない実社会の話)
(説教くさいので畳みます)
~▼{netabare}
作中でも触れてますが現実では主人公の行為は犯罪です。
羨ましいとかいい出会いだったとかいうのは、現実の世界に持ち込んではいけません。
でも、現実でも家出があるのは事実・・
つまり、それを救う必要があるのも事実。

物語としては吉田は結果的に人を救い、褒められてしかるべきと思います。
でも現実ではそんな人間がめったにいないことも、そんな人間と会える僥倖が見込めないことも、真実。

児童センターがあるように青少年の相談先もちゃんとあります。

<家出のデータ>
10代の家庭を原因とする行方不明届者はH29年で約1.5万人とのこと。
行方不明者全体の男女比から推察すると、その内女性は4500人程?
さらにその内可愛い女性は適当に見積もって1000人位?
(とある調査では自分を可愛いと思う10代女性は4割らしい)
まあ、可愛い家出少女自体は実際存在するだろう事は想像に固くないかと。

いえね・・主人公を見習いましょうとか言うつもりではないです。
むしろその逆です。
こういう娘たちを狙う輩は、実際いるんでしょうねって話です。
{/netabare}▲~

ヒロインのような娘はそれなりにいそう。
けど、主人公のような人は、めったにいないでしょう。
まして、実際には善意であっても犯罪。

で、保護対象を守る方法は既に用意されている。
ならば広く周知し運用しましょうよって話です。

大人も子供もそれを広く知っていれば、一人でもその悲劇を減らすことができるのではないかと。

この作品を機に、そういった機運が高まって欲しいものです。。

<知識として>
■16歳少女を家に泊めて逮捕・・・「善意」でも犯罪なの?
http://news.line.me/issue/oa-bengo4com/qy4h1cjnubfm

■本人の同意があっても「未成年者略取」になる? 誘拐との違いを解説
https://shinjuku.vbest.jp/columns/criminal/g_other/4472/

■都道府県警察の少年相談窓口
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/soudan.html

■厚労省、児童相談所虐待対応ダイヤル。
「いちはやく」=189(キャッチさんありがとう)

=最後に=
物語では、石川五右衛門のように犯罪者がヒーローたり得ないなんてことはないかと。

でも、現実社会ではいくら家出娘が可愛くても可哀想でも連れ帰っちゃダメ。寄り添い、相談に乗ってあげましょう。惚れたんなら立ち直ってから恋愛すればいい。家族が守ってくれないなら、社会で守る。そんな世界であってほしいですね。

なんだか熱くなってしまいました・・
それほど、自分にとって心に残る作品となりました。

【追記】
1点、視点を忘れていました。
『この作品は、家出少女の家出ハードルを下げる』のではないか・・
正直、そう思います。だから、最後のテロップはあり得ない。
ラブコメだからって「てへ」では許されない。
そこはちゃんと、大人として189紹介などのメッセージを出すべきでした。少なくともR指定はすべきかと思います。
 

投稿 : 2025/02/01
♥ : 31
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

未成年者誘拐事件の記録

おどろおどろしいタイトルですみません。

巷では「犯罪だ-犯罪だ-」と騒がれている本作ですが、
10話まで見たところ、
  法律以前に物語として破綻している
ので、まともに取り合うべきレベルの作品じゃないのかな、と。

法律の話はこっちに置いといて、
たぶんこの作品は、
  やさぐれた少女が信頼できる大人たちと知り合って、
  自分の足で歩き始める愛と再生の物語
みたいなものを書きたかったのではないかと思われます。

で、その目論見はものの見事に、ある種爽快なほど、外れています。

だって、一片の『リアリティ』もないんだもの。
木偶人形のようなキャラが、
常識を逸脱したご都合ストーリーの上で踊っていても、
共感とか感動とかムリ、無理だから。
{netabare}

かわいい女子高生を家に泊めたらヤるかヤらないか、という議論は、
最初から結論が『人による』に決まっているので考察から除外します。
描き方によって、どっちの方向でもリアルにも非リアルにもなるわけで。

だけどさあ……

    家出の理由ぐらい、聞けよ

ヒロインの沙優を自分の部屋に住まわせると決定するまで、
主人公が一回もそれを聞かないんです。
聞いたけど教えてくれなかったというのではなく、マジで聞いてない。

そういうの聞くのはヤボってもんよ、が江戸の粋かも知れませんが、
犯罪者から追われている可能性も、
逆に沙優が罪を犯して逃げ回っている可能性もあるわけで。

主人公は沙優を『保護』しているつもりのようですが、
何から保護しているのかは『知らん』でOK。
そういう極めてシュ-ルな哲学が物語の根幹をなしちゃってるわけです。

もちろん、そういうのは『やさしさ』ではありません。

理由がわからなければ、
  時間をかけて自分で考えさせれば解決する問題なのか
  誰かが手助けしなければ解決できない問題なのか
  どうしようもない、逃げるしか手がない問題なのか
誰にもわからないわけですから。

半年も家出を続けるほど悩み苦しんでいるのに、
その悩みを聞いてあげようともせず、
ただ寝床を提供してあげるだけで、解決は本人に丸投げ。

そんなものが『やさしさ』であろうはずがありません。


で、それが会社の同僚とか後輩とか上司とか、
つまりは状況を知った人たちに伝播して『共通認識』になります。
まったくもう、どいつもこいつも。

同僚程度ならまだしも上司は、
事前にわかってた事案で部下が逮捕されたら監督責任を免れません。
一応、沙優に理由を聞いてはいるんですが
「言いたくありません」の一言であっさり承認。いいんだそれで?

ただ、この巨乳上司さんは主人公に対して、
  前から好きだったけど『今日じゃない』という『カン』で告白を拒否。
  だけど周りに女の影がちらつきだしたら、
  焼肉屋でメシ食いながら、処女あげてもいいよ宣言。
という病的に情緒不安定な人なので、別の心配が必要かも知れません。


まあ、みんなそれなりに『いい人っぽいこと』は言うのですが、
そもそも物事の捉え方の関節はずれちゃってるので、
なにを言ってるんだおまえは、としか思えません。
{/netabare}

で、沙優のお兄さんが現れるのですが、
この人も、かなりぶっ飛んだ思考回路の持ち主です。
{netabare}
家出していた妹と半年ぶりに再会したのに、
これまでどうしていたんだ、なんて聞こうともしません。
さらに、現在進行形で縁もゆかりもない男と同棲しているのに、
  いい人そうだから
という理由で、その生活の一週間延長をOKしちゃいます。

いや、実家に連れ帰る連れ帰らないはともかく、男と同棲はダメでしょ。
相手にも迷惑だろうし、
金持ちなんだからホテルぐらいとってあげなさいよ。
{/netabare}

そして、いかれた人たちに囲まれて元気を取り戻した沙優は、
ついに家出の真相を語り始めます。
この話がまた、突っ込み所のみで形成された、すごい出来栄えなんです。
{netabare}
 私の友だちで、結子って子が周りの女子からいじめを受け始めたんです。
    [ええと……中学ならまだしも、高校で?]
 結子が言うには、私が男の子をふっちゃったのが原因で。
    [友だちなら、ふつうはそういう理由かくしますよね?]
 私がきれいでいじめにくいから、結子が代わりにいじめられて。
    [それ、真面目に言ってます?]
 二人で一緒に頑張ろうねって言ってたんですけど。
    [相手に文句も言わず、先生に相談もせず、何をがんばると?]
 それで、ついに結子が私の目の前で自殺しちゃったんです。
 いつもみたく学校の屋上で待ってくれてて、
 私のせいじゃないよって言ってくれて、そのまま飛び降りて……
    [いやいや、目の前で飛び降りって、ものすごいあてつけですよね?]
 それで、私の家にマスコミの人が押し寄せてきて。
    [いじめ加害者じゃなく、被害者の家に?]
 お母さんに、あんたが殺したんじゃないのって言われて、キレて。
    [自殺の理由が明確ですから、母親がそれ言う理由ありませんよね?]
 兄が、母親と距離とった方がいいって三十万円貸してくれたんです。
 最初はそれでホテルとか泊まってたんですけど、なくなって、
 もうなんか投げやりになっちゃって、
 最初に声かけた男についてって、その後は神待ち生活続けてました。
    [要するに、お母さんが苦手ってだけのことなんですよね?]

んで、その話を聞いていたバイト仲間が
  沙優ちゃん、頑張ってきたんだね。えらいよ。
って……いやいや、頑張らなかったからそうなったんだよね?


というわけで、関節はずれまくりで人のカタチとどめてません。
物語の内容ぶっちぎった明るく爽やかなOP・ED曲が、
あざやかにトドメ刺しています。
{/netabare}

おすすめ度としては、文句なしのEランクです。

テ-マとしては面白いし、キャラデも可愛いのですが、
それを使い回すだけの力量が作者に備わってませんでした、みたいな。
世界観、見渡す限り美しい、すてきなお花畑です。


悩み苦しみ、自分を粗末にしながら街を彷徨っている子供を見つけ、
あれこれ詮索せず、落ち着くまで泊めてあげる。
それ自体が『美しい行為』であることを、僕は否定しません。

だけどそれは、いまの日本では『犯罪行為』なんです。
{netabare}
そういうのは警察か児童相談所にもっていけ、がル-ルです。
そこできちんとした対応をしてくれる保証はありません。
大人の理屈でまるめ込まれ、
解決どころか納得すらしないまま家に連れ戻されて、
また同じことの繰り返しになることだって充分あり得ます。

そしてヤバいやつに引っ掛けられ、人生転がり落ちることもあります。

それでも、一般市民は困っている子供たちに、
100%の善意であったとしても、手を差し伸べちゃいけない。

なぜならば、それを法規制しないと悪人がのさばるからです。

法規制しないと、中高生が
「親が勉強勉強うるさい」ぐらいの理由で見知らぬ男の家を泊まり歩いても、
法的に手出しできないということになってしまいます。
そして『神まちJK』とか言われる子供たちが、
しょうもない人間たちの食い物にされているのは周知の事実です。
ロリコン親父が児童を連れまわすという犯罪も、現実に起こっています。

つまり、現在の法体系というのは、
悪意を封じるために善意も合わせて封じなければならないという、
苦しい矛盾の上に成り立っているんです。


この作品の主人公たちがそのことを理解し、
覚悟を決めて沙優をかくまっているのなら評価が全然変わります。

あるいは、なにも知らないまま沙優をかくまい続け、
逮捕されて裁判にかけられてしまうとか、
現在の法体系の矛盾を問題提議するような内容であったとしても、
映像化する意義は立派に存在したと思います。

だけど、そのどちらでもなく、
  いい人に拾われてよかったね、ちゃんちゃん
なんてお話、わざわざ映像化する意味なんてないでしょう?
{/netabare}
感動してマネしたら、逮捕されちゃうんですよ?



ここからは趣向を変えまして、
この作品のどこが、なぜ、どういう犯罪になるのかということを、
可能な限りわかりやすく解説してみたいと思います。

本編のレビューとしてはほとんど関係ないので、
ネタバレで隠しておきますから、
興味のある方だけ読んでいただければ幸いです。

法律の専門用語をあえて外していますので、
厳密にいうと「少し違う」のですが、法科の方、ごめんしてくださいね。
{netabare}

この作品の主人公が引っかかる可能性が高いのは、
  青少年健全育成条例
  未成年者略取及び誘拐罪  の二つです。

前者の方はものすごく簡単で、沙優のような未成年者を
  保護者のOKなしに、深夜に連れ出したり止めたりしたらあかん
というものです。

これはまあ、ほぼ確実にアウトですね。
ただ、つかまっても罰金だけで済む、わりと軽めの犯罪です。


問題は後者の『未成年者略取及び誘拐罪』の方です。

  ええっ? 誘拐なんかしてないじゃん、同意の上じゃん。

と感じる人が多いかも知れませんが、実はこれ、アウトなんです。


そもそも、嫌がってる人を「おりゃあっ」と無理に連れ去るのは、
誘拐じゃなくて『略取』なんです。
こっちにおいで~、と
騙したり誘惑したりして連れていくのが『誘拐』なんですね。

で、この法律は『未成年者』がアタマについてるのがミソ。
誘拐されたのが未成年者の場合には、
その監護者(親とか保護者とか)の権利も、守られているんです、

ですから、たとえ娘さんと同意していたとしても、
お母さんが「あたしゃ認めてないっ、これは誘拐よっ」
と言い出したら、誘拐になっちゃうんです。


この罪が成立する条件というのは、以下の三つです。
 ① 相手が『未成年』であることを
 ② ちゃんと『知った上』で
 ③ その子を『略取または誘拐』して自分の元におくこと

この作品を例に取ると、
最初の夜は主人公が「帰れ」と言っているのに、
沙優が強引にくっついてきていますよね。

この場合、沙優が女子高生であることは、見ればわかります。
だから①と②の条件はクリア。
ただし主人公自らが誘ったわけではないので③の条件を満たさず、
一泊目だけは、ギリギリセ-フと言えなくもないです。

ただし、二泊目以降はぜんぜん話が違います。

沙優は何も言ってないのに、主人公が「ここに住め」と言ってます。
家出して困ってる相手にそれを言うのは『誘惑』に他ならず、
③の条件をクリアして、めでたく犯罪者の仲間入りです。

作品本編では巨乳上司が「それって犯罪と紙一重よ」なんて言ってますが、
もろ、バリバリの、どこに出しても恥ずかしくない、

               りっぱな犯罪です。


この罪の刑罰は『3か月以上7年以下の懲役』と、めっちゃ重いです。

お母さんが訴えでたら、
アパートにパトカー横付けされて、その場で手錠をがちゃり。
留置場に放り込まれて、厳しい取り調べ。
家出の理由すら聞いてないのですから情状酌量の余地も少なく、
裁判で有罪判決受けて前科者、というのがふつうです。

よいこは、絶対にマネをしてはいけません。


ちなみに、この法律は『親告罪』といって、
沙優あるいはご家族などからの訴えがない限り、
逮捕されることはありません。

ただしそれは「法律的にOK」という意味では決してなく、
犯罪は犯罪なんだけど、警察が勝手に逮捕できないだけのことです。
訴えられなきゃ何してもセーフ、とは考えないでくださいね。


そして、もしも沙優とセックスしていたらどうなったか。

その場合は『未成年者略取・誘拐罪』ではなく、
わいせつ目的で誘拐したということで、
ワンランク上の『営利目的等略取・誘拐罪』になる可能性があります。
(厳密には違いますが、そう理解してください)

刑罰も『一年以上十年以下』と、さらに重くなります。

そして、この罪は『親告罪』ではありません。
家出JKひろってタダでヤれてラッキーとか思ってたら、
いきなりパクられてムショ暮らし、というのが冗談にならないんです。

ちなみに、覚せい剤を所持していた場合の刑罰も『十年以下』。

ヤれる家出JKを部屋に連れ込むっていうのは、
たとえ本人との合意があったとしても、
家の中に覚せい剤隠し持つのと同じことなんです。
{/netabare}

よいこのみんなは『神まちJK』なんか、
絶対に拾わないようにね。
万が一拾っても、手は出さない。おにいさんと約束だよ~っ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
本作は「家出した女子高生と、それを家に泊めるがエロいことはしない社会人との恋愛モノ」という、過去に例のない設定が見処。

とはいえ、これはつまり「美人で金持ちで周りの男子全員からチヤホヤされてる女の子と、それに全くなびかず正論で説教かましてくるネクラ男子のラブコメ」という、王道設定の変化球なんだと思います(皆と違い、なんでアイツだけは、、、的なw)

本作の主人公の行為は、そこに悪意や性行為がなくても「未成年者略取・誘拐罪」にあたり、それに不快感覚える方はそもそも視聴しない方が吉だと思います。

本作を視聴するのであれば、そういう違法行為がある前提で、(主人公達も自らの違法性は認識してますから)その中で悩んだり歩み寄ったりする登場人物達の成長と恋愛を楽しむというスタンスが必須だと思います。

レビューでは、「犯罪、ダメ、絶対」ではなく、もっと内面的な部分で、本作で気になった点を。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
私はアニメにおいて、設定は重要視していて、その上できちんと成立していれば褒めるし、破綻していれば批判するのだけれど、本作に関しては、やや破綻しているように感じる点がある。

まず、吉田の聖人君子っぷりが気持ち悪い、、、のは一旦置いといて(笑)、

荻原沙優は、これだけお世話になっている吉田を、「自分が犯罪者にしている」ことに対してどんな気持ちなのだろうか?

バレれば(吉田が)普通に警察に捕まることは理解している。なのに、身バレのリスクが上がるだけのバイトをしたり、あまつさえ初対面(どんな人かもまだ分からない)の友達(あさみ)を連れてくるとか、軽率が過ぎる。

あれ、結城あさみが通報してたら、一撃で吉田は犯罪者。社会的に大ダメージを受けるわけで。

そこに頭が回らないほど、バカなキャラじゃないでしょ、沙優は。

「すぐに身体を求める男→ヤらしてやったから対等の関係(貸し借りなし)→警察に捕まってもそれは自分のせいじゃない」という沙優なりのロジックがあるのは分かる。

でも、吉田の場合はそのロジックの外側にいる存在なわけで。

沙優が吉田を大切に思うほど、吉田の元を去らなければならないと考えるのが自然であり、でも、吉田の元にいたい自分の恋心との葛藤がちゃんと描かれていれば、この作品の設定をきちんと活かした恋愛アニメになったんじゃないかと思うんだよね。

その点は、後藤さんに諭され、矢口に襲われかけて、少しは描かれてたけど、それだと遅いんだよな~。

つまり、順番の問題ですね。

矢口に迫られたり、兄貴が来て初めて危機感を覚えるのではなく、もっと前の段階から葛藤していて、それでもズルズルと甘い汁を吸ってしまっていた自分が嫌で。

この設定でやるなら、こういうドラマだよな~と思うんですよね。

本作の縦軸となっているのは、「沙優が自分の過去を受け入れて、未来に向かって自立する」ことなんだろうけど、本作で1番リスクを背負っているはずの吉田に対し、「まあ、吉田自身がリスクを承知で良いって言ってるんだから、良いでしょ」っていうスタンスで、彼の犯罪行為を責める奴、もしくは吉田の為になんとかして沙優を追い出そうとする奴が誰もいないことが、めちゃめちゃ不自然。

だから、沙優にとって甘すぎる世界が生まれ、沙優が自分のことばかり考えているように見えちゃうんですよね。吉田のことを考えれば、最後の思い出作りに夏祭りになんて行っている場合じゃないし。

学校への不法侵入のクダリもそう。沙優の気持ちも分かるが、吉田のことを考えるなら連れていくべきではない(セキュリティ甘いとか、誰も来ないとかは理由にならない)。

ということで、「沙優の危機感のなさ」=「沙優が自分本意である」という構図になっているのが残念。確かに沙優にも同情すべき理由はあるけれど、ただ(男や友達に)依存体質なだけじゃないかともとれる。

本作の設定ならば、沙優のワガママに吉田が振り回されるよりも、吉田のワガママに沙優が振り回される方が、自然だったと思う。

例えば、吉田が沙優の母に対して正論で説得しきるより、「沙優、結婚しよう」と、吉田がぶちあげ、母親を見限り、父親に結婚の同意をとりにいくくらいが、個人的には好きでしたね(民法上、未成年の結婚は、親権がなくても父母の片方が認めれば可能なはずなので)。

このアニメは、あまりキレイじゃないことをやっているのに、結論をキレイにまとめようとしているところがあって、だから、なんかこう違和感を感じるんだよな。

まあ、(私の案はトリッキー過ぎるので)本作のゴールとしては、しっかり大人になった沙優と吉田が結ばれる、しかないわけで。

その過程をどう魅せていくかということに対して、全ての登場人物(沙優、吉田、後藤さん、三島ちゃん、橋本)の心理描写が雑だったように感じる。

ちなみに、個人的には完全に三島ちゃん推しです。あざと可愛いくて素敵だ思うので、それも吉田の好感が下がる一因でした(笑) 
{/netabare}

【余談~本作を例にし、アニメ(創作物)における犯罪行為について考える~】
{netabare}
例えばドラクエやってモンスター殺しても動物虐待なんて言う人はいない。

バトルものなんて全部暴行罪だし、ラブコメでお風呂覗いちゃうのも完全に犯罪だ(のび太君もw)。

ただしそれは、作り手も受け手も「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」という約束事の中で遊んでいるからであり、この作品に賛否があるのは、作り手も受け手もそこが曖昧になっているからだと思う。

家出女子高生を社会人が自宅に泊める。それはリアルにあること。

そんな女子高生が「ヤッても良いよ」といっているのにヤラずに住ませ続けてあげる男がいる。それはややファンタジー。

まあ、お化け屋敷みたいなもんだね。作り手は極力リアルになるように作る。受け手は、それに全力でのっかって恐がる(楽しむ)か、あくまで作り物という枠内で俯瞰して楽しむか。

私の場合は後者のタイプだけど、前者のタイプの方は吉田の犯罪行為を許せないのだと思う。

本作の場合、なぜここまで批判を呼んだかと言うと、「真似できる犯罪だから」だと思う(悟空がカメハメ波で街を壊しても「真似したらどうする」という苦情は出ないもんねw)。

昔、ドラマでタバコを吸うシーンがあって、ある保護者から「子供が真似したらどうするんだ」というクレームが入って、それに対して、「子供に真似していいことと悪いことの違いを教えるのが親の仕事だ」と言ったコメンテーターに共感したことがある。

本作の行為は犯罪行為であり、それは絶対に許されないことだけど、単純に「真似した奴が悪いだけで、作品自体は悪くない」と思う。世の中で犯罪者が出たとき、「それはアニメの影響だ」みたいな風潮がたまにあって、1アニメファンとして腹立たしく思うことも多い。

と、は、い、え。

本作の場合、「吉田みたいな良い奴がいるかもしれない」と、年端もいかない女の子の家出のハードルを下げてしまう心配はある。

女子高生くらいになれば多少の分別はついても、中学生や、あるいは小学生ならどうだろうか。世の中にはそういう子を狙う変態もいる。

彼女らを家に泊め、セックスをしない人が0人とは言わないが、割合はかなり低いだろう。中には、トラウマになったり、望まぬ妊娠をしてしまったり、命を奪われたり。そういう危険性がある行為であることには違いはない。

「真似して良いかどうかを教えるのが親の仕事」というのは正論だし、私は誰の親でもないからただのお節介なのだけろうけれど、正論をしゃべりたくなる気持ちも分かる。

だから、このように、「低年齢でも真似しやすい犯罪行為」について、あまりに美しく描きすぎることの危険性はあると思う。対比として、沙優の友達(知り合い)とかで、同じようなことをしていて殺されてしまうようなことも、描く必要はあるように感じた。

ということで、「アニメで犯罪行為を描くこと自体は批判しない」が、「低年齢でも真似しやすい犯罪に関しては最大限の配慮をすべき」だと思います(まして今は、たくさんの子供が深夜アニメを観ているからね)。

ちなみに、同様の事例で、「家についていきたい」と言ってきた家出女子中学生を拾った男子大学生は、自室に女性の友達を呼び、2人で女子中学生の悩みごと(父親による家庭内暴力)を聞いた上で、しっかり説得し、警察と児童相談所に通報し、警察から表彰されたらしいですよ、参考までに(笑)

よって、私がこのレビュータイトルにつけようと悩んでいたのが、「ひげは剃れ。そして、女子高生は拾うな」です(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
まあ、ヤるよな、普通は。聖人君子。

2話目 ☆3
会社の後輩、可愛いよな。三島ちゃん。

3話目 ☆3
三島ちゃん、良い子(笑) 沙優は、自分の身体に興味をもってくれないことが、自分に興味をもってくれないのかと思うわけね。う~ん、あまりに良い人過ぎてな、犯罪者であっても。

4話目 ☆3
どうやってコンビニでバイト採用になったの? てか、不用意だな。

5話目 ☆3
男性経験豊富なJkと、処女のアラサーの対決か。

6話目 ☆3
いやいや、それを店長にしゃべったら、通報されて自分も逮捕されるんだから、大丈夫でしょ。ここで吉田のことを心配するのは、まあ、そうだよな。

7話目 ☆3
兄貴ね。完全にバレてる設定で動かないとね。

8話目 ☆4
超正論。三島ちゃん、切ないな~。可愛いのに。花火大会、行ってる場合か? 

9話目 ☆3
世間体しか気にしない母親なら、家庭訪問を月1回とかにしてもらい、その時だけ帰省すれば?

10話目 ☆3
う~ん、感動的な話だとは思うけど、やっぱり、順番がな。吉田にヤキモキするし。

11話目 ☆3
更に不法侵入、とか、叩かれそうだな(苦笑) ビンタの1発で驚いたのは、もっと無関心を想定したからか。

12話目 ☆2
自覚していれば良いってもんじゃない。その通り。だから、そういう母親の性格を知っているなら、沙優は吉田を家に連れてくるべきじゃないよな。母親が訴えたら、どうする? 売り言葉に買い言葉。養子縁組なら、笑える(笑) ここで、法的根拠や正論が、通じるか? 

13話目☆3
ここまできてヤッちまったら、めっちゃ笑うけどな(笑) 吉田、もういっそ気持ち悪いよな、ヘタレ過ぎて。これで、吉田が結婚せず待っていて、沙優が会いに行くの忘れてたら、めっちゃ笑うけどな(笑) もしくは、三島ちゃんや先輩と付き合っていた吉田のとこれに沙優が来て、School Days展開に(笑)  とかって、最終話なのにふざけちゃう時点で、このアニメにハマらなかったってことだよな(苦笑) 最終シーンは、結構好きだけどね。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36

66.1 11 巨乳で恋愛なアニメランキング11位
夫婦以上、恋人未満。(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (172)
532人が棚に入れました
原作:金丸祐基(KADOKAWA/ヤングエース連載)
総監督:加戸誉夫
監 督:山元隼一
シリーズ構成:荒川稔久
キャラクターデザイン:小林千鶴
色彩設計:ながさか暁
美術監督:阿久澤奈緒子(チーム・ティルドーン)
撮影監督:高畠美里(萌)
編集:茶圓一郎(颱風グラフィックス)
アニメーション制作:studio MOTHER
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

嗜好品なのでフィーリングでしょう。私は面白かったです。

 さて、本作の初期設定は荒唐無稽ですが、面白い設定だと思います。それについてはもっと深掘りすればいいのにと思わなくはないですが、あくまで物語のための舞台設定です。

 テンプレの身近な女性VS幼馴染です。尻切れトンボなのが物足りませんが、この作品答えはあきらかでしょうね。身近にいる女性が結末になるしかないでしょう。
 夫婦以上恋人未満というタイトル回収をするには、形式で身近にいる状態=夫婦から心が通いあう=恋人になるプロセスを描いているということだと思いますので。


 が、冷静になると普通?というかテンプレ?ただ、幼馴染の行動と内面が本当はどうなんだろう?あのイケメン彼氏と裏でどこまで何をしてるんだろう、というNTR感と、ギャルヒロインが可愛いこと。そのヒロインの行動があっち行ったりこっち行ったりな感じなのがドキドキするのがいいです。

 本作がつまらない、というレビューをかなり見かけました。まあ、当然でしょう。考察系、エンタメ系の大作、感動系のどれでもない、嗜好品アニメですから、それぞれの好みでしょう。
 私はたまたまフィーリングがあったのか、視聴したタイミングが良かったのかわかりませんが最後まで楽しめました。

 評価はあまり高くできる作品ではないですが、主観的には70点…だと言い過ぎですね。尻切れトンボなので66点かな。再視聴はしないと思います。2期が来れば別ですけど…期待しないでおきます。



10話 結果的に「恋人のフリ」もののバリエーション。初めはトンデモ設定で酷評必死の展開かと思いましたが、意外や意外でまあまあ面白いです。

{netabare} 初めは童貞くさいシチュエーションなので、男が原作かなあと思っていましたが、男女の距離感が女性原作っぽい気がしなくはないです。
 検索でコミックのページをちょっと確認しましたが、定型に捉われないコマ運び、全身と顔のアップのバランス、トーンの使いかたとかエフェクト、私服の種類、下着の書き込みとアクセサリかがかなり女性的です。
 あるいは女性的マインドを理解した男性かもしれませんが、しかし「その着せ替え人形は恋をする」「ギャルごはん」も女性ですから、多分女性かなあ。

 何が言いたいかと言うと、女性が原作者のラブコメは男性とはフィーリングが合わない故の妙なドキドキ感があって結構楽しめます。キスとかエロシーンがなんか男性とバランスも程度も違うんですよね。さらに、女性原作者が描くギャルって、可愛い娘が多い気がします。


 テーマ的には、強制的に夫婦になるというのはお見合いのアナロジーで、もともと子孫を残すための優遇措置である結婚制度に対し、恋愛結婚が前提になってきた現代の結婚観に対するなんらかのテーゼ…とかじゃなかったです。

「恋人のフリをする」ラブコメもののバリエーションですね。あまり、深いテーマ性は見出せませんが、しかし、ラブコメとしてはギャルと真面目少年もの、幼馴染がイケメンに取られるかもNTR感…的なある意味では王道でした。少年の心がまだ残っている人なら楽しめると思います。

 あるいは、キャラに感情移入できれば面白いのでしょう。ギャルの渡辺星のツンデレが可愛いので、私は普通に面白いと思いました。エロ&寸止めがまたなかなかのバランスです。

 シチュエーションとか男子側の描写がちょっと乗れないところと、やはり設定が荒唐無稽なので、そこがコスプレと人形オタクという上手い設定の「着せ恋」と比べてちょっともったいない感じです。

 この夫婦制度の設定にもうちょっと軸があればもう1段グレードアップする気がします。

 総評すると、ギャルもののラブコメとしては普通に面白いです。キャラデザは、もうちょっとギャルギャルした方が良かったかなあ。原作の方が可愛いと思います。作画は必要十分くらいかな。

 主観評価で70点くらいはありそうな気がします。{/netabare}



以下 1話視聴時の印象です。


題名の逆説を活かせるか?NTRからの人間的な成長があるなら…

{netabare}  設定そのものにはポテンシャルを感じます。恋愛という概念があるから、生きづらいのは事実です。恋愛が所有欲求だとすると非常に資本主義的です。
 婚姻というものを恋愛と切り離すことがどういう意味を持つのか、それを人権とどうバランスをとるべきなのか。
 平成にはまだお見合い制度はありましたので、必ずしも荒唐無稽ではないです。そういう点では面白いテーマだと思います。(この設定は時期的にはセンシティブですけど)

 ただ、部屋の指紋認証とか設定しても、リビングでエロいことしてポイントになってるじゃんとか、結局夫婦=恋愛ごっこでポイントが付くみたいな設定の甘さが見て取れます。ここは家庭というユニットの役割分担がないと。そもそも出産育児、家事負担、経済負担のシミュレートがない結婚はただの同棲ごっこじゃん、と思います。
 そして、同棲ごっこならせめてちゃんと性行為まで行ったらポイントが30点つきます、とかにしないと。

 この設定だと話は、夫婦生活をしているうちに本当に恋愛関係になれるか、その相手がギャルOR幼馴染みという感じになるんでしょうか。
 だとしても、ストーリーとしては、幼馴染がちゃんと寝取られないと駄目でしょう。しかもあのライバルのモテる男が嫌な奴じゃなくて、良い奴で人間的に負けてとか。

 その上でギャルの性の過去経験に対する偏見と、ギャルの実際の人間性に触れて主人公が処女幻想を脱却して、真剣に相手の理解に努めることで男として成長して、最後はギャルの元を巣立ってゆくとかなら、いい話になりそうですけど、そういうストレスのある話にちゃんとなりますかね?現段階で全部初めてとか言っちゃってるしなあ。
 せめて途中で、幼馴染もギャルも寝取られようよ。そのストレスを乗り越えるのが成長の基本です。

「夫婦以上、恋人未満」という逆説の題名を活かせるかどうか。それがだめなら恋愛のストレスを丁寧に描けるか。あるいは結局今時妄想ラブコメなんでしょうか。NTR展開からの成長を期待します。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ホンモノの恋のために、ニセモノの愛を誓えますか?

この作品の原作は未読です。
個人的にこの作品も今期のTOP10の上位に食い込む作品だと思っています。

物語も設定も斬新で良かったと思いますが、何より一番良かったのは、ヒロインの星(あかり)役を演じていたさおりんボイスにほかなりません。
もう、さおりんに色々と持っていかれてしまいましたよ(*ノωノ)

あれ、さおりんってそんな感じだったっけ…?
と思ってググってみると、「ストライク・ザ・ブラッド」のラ・フォリア、「白銀の意思 アルジェヴォルン」のジェイミー、「冴えない彼女の育てかた」の澤村・スペンサー・英梨々、「ありふれた職業で世界最強」の白崎香織を始めとするキャラの面々を見ると、これまでも色々持っていかれてたみたいでした(*ノωノ)


冴えない男子高校生・薬院次郎は、
「夫婦実習」の授業で絶対に関わるはずのなかった
クラスの美少女ギャル・渡辺星と暮らすことに。

お互いの印象は最悪。

“陰キャ”と“陽キャ”じゃ釣り合わないし、何より刺激が強すぎる! 
風呂上がりのハプニングに、急な密着トラブル!?

次郎は悶々としながらも意識しないようにするが……。
「ねぇ、マジでちゃんと夫婦ごっこしてみようよ」

お互いに想い人がいる次郎と星はペアを交換する権利を得るため、
本気で夫婦を演じることに。
ところが、甘酸っぱい夫婦生活は次第にお互いを意識させ、
2人はそれぞれの魅力を知るようになって――!?

“恋人”よりも刺激的な、
ギャルと非モテの“夫婦ごっこ”が始まる!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

高校生の夫婦実習って…!?
そこにツッコんだら身も蓋も無いのでそれをご法度にすると、この設定は面白いと思います。
具体的には「夫婦実習の相手はランダムで、実習で高得点を獲得すると相手ペアを交換する権利が貰える」点です。

好きでも何でも無い人と夫婦生活が送れるでしょうか。
確かに同居する人と日常生活を送る、ということは多分容易なんだと思いますが、
それでは成績が上がらない…

そもそもこの実習で高得点を取ると、一体何の得になるんでしょうか。
より相手の事を思いやるスキルが向上するとか…?
先生は大切な実習と言っていましたけどね。
もしかすると、これから生きていくために大切で必要な「好き」を学ぶため?

でも、星ちゃんは本当に魅力的な女性だったと思います。
個人的に今期の作品の中で一推しだったかも…

確かに見た目はギャルっぽいですが、ギャルっぽい容姿は原点要素ではありません。
寧ろ、目標に向かって一生懸命頑張る女の子という印象の方が強かったと私は思っています。
怖がりで、時に甘えん坊で…こうして振り返ってみると加点要素しか無いような気がします。

でも、次郎と星の様にそれぞれお互いの魅力を知るようになって、その後の展開に繋がるのは奇跡の様な確率だと思いますけれど。
確かにお互いの魅力は知ることが出来ると思います。
ですが、同時に嫌な面や悪い面も見えてくるのは必須です。

夫婦と言ってもこれまで生きてきた環境や生活も違うので、色々衝突することもあると思います。
次郎と星にもいずれ訪れることでしょうね。

公式サイトのキャラ紹介欄に、キャラ相関図が掲載されています。
それを見た次郎の友達の加茂が言っている「じろちゃん、相関図がハーレム漫画だよ」には吹きました。
えっ、今次郎の周りには星と幼馴染の詩織しかいないけど、今後そういう展開も用意されてるって事!?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Liyuuさんによる「TRUE FOOL LOVE」
エンディングテーマは、Nowluさんによる「Stuck on you」と「Swallows」

1クール全12話の物語でした。
ここで終わるのかぁ…というところで終わってしまいました。
これから面白さが増しましになっていく展開がまっているであろう筈なのに…
続きがムッチャ気になるんですけどっ!
配信や海外での人気が高いらしいので、是非朗報を期待しています。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12
ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

不純異性行遊実習

高校生の男女が授業の一環で疑似的な夫婦として生活させられる高校を舞台に、主人公とヒロインが、互いに片思いの相手とペアを組むべく夫婦を演じることから始まる恋愛模様を描いたラブコメディ作品。(原文ママ)
↑はぁ????設定アタマおかしいやろ?www

授業で彼氏彼女の同居生活を行うのも変だが、しかも成績優秀者はパートナーを入れ替える特権をゲットできるとか更に意味が分からない。
成績の良し悪しを判断するってことは、その組がどれだけイチャコラ出来てるか先生が監視してるってこと?
生徒が抱き合ったりキスしたりする様子を?
作者、アダルトビデオの見過ぎじゃねえの??
…とまぁツッコミは入れさせてもらいましたが。
そのくらい頭悪すぎる設定のが逆に面白いのかもしれないね。
質の良いラブコメというのは同年の『その着せ替え人形は恋をする』が完成形で、あれ以上のアニメを作るのは簡単には出来ないよ。
本作に至ってはどう見ても比較にならない低予算アニメ。
もはや何かしら奇抜さがないと存在意義すら見出せないことから、夫婦実習とかいうバカすぎる設定は「有り」だったと思う。

内容としては以下ネタバレになるが…{netabare}
まぁ、ヒロインの渡辺星(あかり)を魅力的に感じたが否かが全てだったのではないかと。最初は陰キャ(言うほど陰キャでもないが)の次郎を散々馬鹿にしていたくせに、割とすぐに落ちるチョロさはギャル系処女丸出し。
なんと第1話Aパートで早くもキスして「口なんて聞いてないよぉ(カァァ)」という超展開。
2話ではソファーで手を握りながら一緒に就寝、3話Aパートでは交わる寸前に…w
どう見ても恋人以上ですありがとうございましたからの、3話のラストシーン。
「次郎のこと割と好きだよ!」→「好きって言っちゃった!(カァァ)」とか、いやいや…これまで散々やっといて今更なにを?と。
その後も「私なに次郎なんかのこと意識してるの!(カァァ)」とかモノローグ言ってるし、次郎は次郎で「あかりって俺のこと好きなんじゃ?いやいや、ないない!」みたいな…君らもう勝手にしてくれ。
と、そんなのが最終回まで続いたアニメだった。

一応、次郎にも星にも、別に本命相手がいる四角関係が構築されているが、サブヒロインの詩織は無味無臭な優等生だったので、特に魅力があるキャラクターではなかった。
きっとこちらは負けヒロインの役目を担うんだなぁと予想していたら、11話で次郎と詩織がまさかの両想いキッス!星終わった~!どうなる最終回~!?
からの最終回次郎「キスまでしたし詩織って俺のこともしかして…!?少しくらい自惚れてもいいのか?全く分からん!」
んなバカな~!!なんなんこいつ!!
ということで、俺たちの恋路はまだまだこれからだENDでアニメ終了。はあ。{/netabare}

つまらなくはなかったので視聴したことについては後悔はしていない。
が、別に人に勧められる作品というわけではないことも事実…
強いて言えばラブコメが好きでキュンキュンしたい人くらいかなぁ?
いや~、これ見てキュンキュンするとは思えないけどな~(笑)
ビッチと純情な側面が混在する情緒不安定系ギャルヒロインが見たい人はどうぞ!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2

86.2 12 巨乳で恋愛なアニメランキング12位
甘城ブリリアントパーク(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2746)
14772人が棚に入れました
主人公・可児江西也は、転校してきた謎の美少女・千斗いすずから、いきなりマスケット銃を突きつけられ、デートの誘いを承諾させられた。いすずに連れられやってきた場所、そこはダメ遊園地として悪名高い甘城ブリリアントパーク(甘ブリ)だった。

声優・キャラクター
内山昂輝、加隈亜衣、藤井ゆきよ、川澄綾子、野中藍、白石涼子、相坂優歌、黒沢ともよ、三上枝織、津田美波
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

再建よりトリケン

訳ありテーマパークを再生する物語。


丁寧に分かりやすく設定を紹介してくれた第一話。
もはや廃墟と化したテーマパークを再建していくストーリー。
万人に受け入れられやすそうな題材でハズレる気がしません。

いすず他メイプルランドの住人との楽しい日常が描かれながらも
可児江くんの過去や両親の事も絡みつつ話が進み
再建した暁には人と魔法の国が繋がる夢のある良い話になっていく予感がします。

京アニですし作画やキャラの魅力は太鼓判ですし非常に楽しみです。

※2話感想{netabare}
パークの置かれている状況説明と可児江くんがやる気になる回。

いやぁ可児江くん煽るねぇ。天才子役という過去も輝いてきました。
憎まれ役に成りつつも救うってのはヤキモキするけど応援したくなる良い設定。
…夢の国住人居酒屋もシュールで楽しかったです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
再建に向けて基本対策&宣伝開始回。

再建条件が経営黒字ではなく来演者数だけなのが変だなとは思っていたけど、
『3ヶ月間終日30円』という暴挙に。
…期間限定ならともかく、これは完全にやりすぎです。
採算や利益を考えなくても良いって条件になってしまったら何でもありで
「経営再建」としての見所が薄れ正直つまらなくなってしまった気がします。
他の点は試行錯誤が面白いだけにどうにか成らなかったものか…。
せめてコロッケ軸に…とかで採算はとって欲しかったです。

そして受付のマスク警備員さん怪しすぎる。怖い。(^_^;)
素性分からないけど実はお偉いさんとか可児江くんの関係者とか裏がありそうな気もします。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
いすずは不器用だけど頑張り屋さんだぞ!と紹介する回。

まずはキャスト同士の信頼が無いと再建どころじゃないですからね。
互いに苦手な事はあるけどフォローしあってみんなで頑張ろう!
ここまで各話テーマを絞って判りやすい内容です。

流行に乗って、いすずの壁ドンも観られましたしね。
次回は怖ゎ~いリュウが出そうですが、怖くない方に一票です。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
資金を求めて洞窟探索!

採算度外視路線が気に入らなかったけど、一応は考慮している様子。
財宝で解決はちょっと安易だな…とは思ったけど
結局お宝といえるのはドルネルのオタクコレクションしか無く、
ツッコミ所はありつつも経営で何とかする路線に戻って来た様子。
まぁ、そう来て貰わないと夢の住人コメディで終始してしまい
ストーリー的にはつまらなくなってしまうので良い傾向に思います。
スタジアム、コロッケ、豊富なタレント陣等、磨けば光る素材はあるので
頑張って欲しいですね。
資金難は続くし、姫は浮かない顔だし、謎のそら豆も出て来てまだまだ多難な様だけど…。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
人手も不足で募集&面接回。

お金の次は人手。
先週クレープ屋が接客不向きの土偶(コダイン)だったのはそういう事でしたか。
面接の方は完全にコメディというかギャグ路線。殆ど出オチっぽい。
割り切って楽しめたけどストーリーとしては無為な1話かな。

次回は水のトラブルかな!?
色々あってもサマーランド的な有用なものになるのかな?
AV嬢のマザー牧場的なのも見えてますし
ゆくゆくはもの凄い総合レジャー施設になりそうですね。

…って、いつの間にか本日の来場者8000人超えてるし
一ヶ月も時間飛んでるじゃん!?
もう、なにからツッコんで良いのやら…。(^_^;)
(前回、ドルネル個人の宝で一ヶ月の経費が持つ無理な設定を飲みこんだのに
その期間すら過ぎてるんだものなぁ…。)
ストーリー的なものは期待するな!って事なんだろうなと
判ってはいるけど淡い期待くらい持ちたいんだよぉ。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
かいぞくがあらわれた→たたかう→かいぞくがなかまになった回。

完全にギャクコメディの様相。
新人キャストも適材適所で個性が出てましたし深く考えずに観れば笑えて楽しい回でした。

ただし経営再建ストーリーとして観ると
キャラを増やして間延びさせてるだけなのでツッコミ所満載です。
ご都合主義で結果オーライにはなったけど、
みんなで努力して知恵を絞って掴む感動の成功ルートは絶たれた気がします。
可児江くんの演技力や読心スキルも形を潜めちゃってますし、
嫌われ役設定もとっくに飛んでいてストーリー構成の再建はもう無理かな。

前回の来場者数は何かのミスだったのでしょうか?また激減してますが!?
キャラは可愛く良いんだけど話が無茶苦茶なので不満が残ってしまいそうです。
{/netabare}

※8話感想 {netabare}
病気の可児江くんの為にみんなで替え玉登校回。

いすずはまだ学校行ってるなら替え玉しちゃ自分が欠席になっちゃうじゃん。
マカロン授業サボったら替え玉にならんぞ。
ティラミー外道。モッフル地雷剥き出し&哀愁。
…等々、ギャグ回にツッコんでも不毛と悟りながらもツッコミつつ楽しんでしまいました。
それにしてもココの所脱線して戻らない…。(ってか、脱線が本線になりつつある。)
意味ありげだったスタジアム活用法を見い出すまで一月半掛かってるんですが大丈夫なの?
{/netabare}

※9話感想{netabare}
バラバラな踊り子四人娘が困難を乗り越え心を一つに回。

意外と策士なラティファちゃんの
お約束の「絶対押すなよ!?」から始まるバラエティー番組のまんまな30分でした。
アニメで堂々とバラエティーやっちゃう度胸は買えます。いやはや自由ですね。
それでも京アニなら許せてしまう楽しさと可愛らしさがありました。
しかし最後の試練、答え(回避方法)が見えてたら自己犠牲にならない様な気が…
まぁ、ま~るく収まったなら別にいいんだけどさ。
でもその前に踊りが苦手なコボリーは息が合う云々以前に適正が致命的かな。(^_^;

赤字問題は大きなツッコミ所ですが集客に関しては、もうすぐ夏休みだし
9000人/日で後21日、残り13万ならトラブル無ければ行けそうかな!?
…お約束の「無ければ!?」ですが。
ただ、ラティファの浮かない顔や言い種から推測すると達成しても何かありそうですね。
お庭の花の木が関連していそうですけど…。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
ラティファに掛かる呪いが明かされ
それ知った可児江くんは集客達成に向け更に拍車をかける回。

盛況なパーク内の様子が描かれ、
脱線している内にも状況が改善されて良い方向に向かっていると思っていましたが
やはり集客目標は厳しい模様。
…毎回、下手に集客カウンター表示されるので行けそうなペースだと錯覚していました。
行けるペースなのと作中の状況が矛盾しちゃってて頭の中がおかしな事に。
前回そして作中内でも9000人ペースなのに今回のカウンターは482!?
あてにもならない壊れたカウンターなら止めちゃえばいいのに…。

ラティファの呪いの一つのアニエス確保はパークを存続させれば何とかなりそうですが
毎年記憶と共に体リセットの呪いの方は内容がキツい。
また忘れてしまうのかと思ったら憂鬱にもなるよな…そりゃ。
庭の木が解決の鍵にはなりそうな気はしていますが果たして?

次回は可児江くんの集客の策が炸裂でしょうか?
スタジアムが満員になる様な事が起こるといいのですが。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
最後の切り札はプロサッカー記念試合誘致。
キャストも不休で追込みをかけ、動員数クリア出来るはずだったが…回。

や~っと、スタジアム活用してくれました。
5万のマンモススタジアムだったことに驚いたり
せめてもう少し前に市民解放やら球技教室やら出来たろう!?
とか色々思っちゃうけど、遅蒔きながらようやく本線に戻ってきた感じ。

こうやって皆で知恵を絞り
可児江くんの能力や精霊のファンタジー要素と組み合わせた経営回復路線なら
もっとストーリーの評価も高くなったんだけど、
結局、維持費や採算度外視で無料(30円)や売却という裏技というか反則的な
お金の力で解決しちゃってるのはやっぱり引っかかってしまう物があります。

それでも、お約束的ながら動員数が後少し足りない状況やラティファの未来など
気になる要素があり最後まで楽しめそうではありますけど。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
集客達成&ラティファの呪い回避で大団円回。

解っていた事ですので『ご都合主義』という概念はこの際スッ飛ばして、
気持ちの良いハッピーエンドを晴れやかに楽しみました。
最後は嫌味だった地上げ屋さんが30円払ってくれて達成!
というのを予想していましたがそこはハズレ。
悪ガキ三人衆がココで来ましたね。これで良いのか悪いのか…。

地上げ屋さんの方は実は悪い魔法使いというオチ。
今回は消えましたがまた来年やってくるのかな!?
霧散してうやむやですが呪いは回避され、まずは一安心。
伏線だった庭の樹には美しい花が満開で文字通り華を添えてくれました。

通常料金に戻しても集客を保つにはまだ課題がありそうですが
可児江クンもいますし、今のキャスト達なら大丈夫でしょう。

終わりかと思えばもう一週オマケがあるのは嬉しいクリスマスプレゼントです。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
みんな揃って楽しくPV制作回。

既に肩の荷が降りているので各キャラの素顔や横顔を気軽に楽しんじゃいました。
アイロンスカイダイブはすご~く昔に見た記憶が!
コダイン結局終始動かず喋らずかよ!
ドルネルまた集め始めてるじゃん!
ってかプロモーションしてねぇ!

な~んてツッコミながらも無事楽しい時を過ごせているキャラ達を祝福し
楽しい印象でこの作品を観終えることが出来ました。
{/netabare}

【総評】
経営再建のストーリーとしての魅力は3話で崩壊し
キャラモノとして割り切ろうとしましたがやっぱりストーリーへの期待も引きずってしまい
完全には楽しみ切れませんでした。
(苦悩の詳細は毎話感想チラッと見て頂ければ。)
全て分かった上で2周目以降を観れば完全なキャラモノとして楽しめそうな気もするので
繰り返し観ると真価が現れるアニメかも知れません。
ただキャラの数が多く幅広い反面、掘り下げは甘かったりムラがあったりで
どうやっても「深さ」では満足は出来ないと思います。
主役である可児江くんやいすずの生活や心情ですらも、もう一掘り欲しかったです。

京アニらしい作画でバラエティ豊かなキャラを広く楽しむ作品。
ストーリーの事は考えれば考える程、酷なものなってしまいますので割り切りが必要です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 74
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麦茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これはパーク再建アニメではありません

【これはパーク再建アニメではありません】(2015.1/7)

あらすじ的には、倒産寸前の甘城ブリリアントパークをよくいるヤレヤレ系の主人公が頭脳を駆使して再建していく・・・ というものでしたが、蓋を開けてみれば全然そんなことはありませんでした。

序盤はまだ良かったです。

時間制限があり、目標があり、正直この設定のまま復興系のゲームにできるんじゃないかと言うくらいのボリュームは感じました。
他人の心を一度だけ読める能力や、回数制限付きでパークの悪い評判(客の記憶)を消せたりといった魔法も本当にゲームっぽくて、この手のジャンルに手を出したことがある人なら、それだけでも気になるほどの魅力はあったと思います。

そして物語は事情を聞いた主人公の叱咤激励により、士気を失っていた従業員を奮い立たせ、再建に向けて大きな一歩を踏み出すワケです。この演説を聞いた後のワクワク感は今思えば凄まじかったですね。
ここから一体どんな熱い展開・ドラマが待っているんだろうと期待が高まりました。

問題はその後ですよ・・・。

まずこれらの設定。はい、ストーリーの中でほどんど触れられません。忘れた頃に主人公の読心能力が出てくるくらいで、あとはおざなりに目標人数が各話最後にカウントされる程度です。
これは本当にもったいないと思いました・・・。最初に私が感じたボリュームはどこへ行っちゃったんでしょうか。

そしてストーリー。これはもはやパーク再建アニメというよりは日常系ギャグアニメですね。序盤の時点で私がへんな期待をしていたのが悪かったのかもしれませんが、結構な肩透かしを食らってしまいました。と言うか何故アレで来場者数が増えてるのかかなーり不思議でしたw 目標人数の設定はどうやら形だけだったようです。

従業員は相変わらず文句ばっかりだし、基本不真面目(天然?)にギャグ満載で経営しているにも関わらず、唐突に思い出したかのようなパーク存続云々の話を無理やり入れてくるし・・・。
挙句の果てには「{netabare}パーク再建には姫様の命が掛かっている{/netabare}」とか言い出すンですよ!?w しかもそれを従業員は知っていたとか。これにはもう冗談かと思いました。知っててあの態度で、知ってて間際になって焦り出すってどんだけアホなんですかw

物語に「緩急」をつけるのは良いんです。

むしろ、この作品でやりたいことはこっち方面のドタバタコメディだと思いますし。ですが、私が他作品でも言っているように色んなことをやろうとしすぎなんですよね。ギャグだけで良かったじゃないですか。なんで中途半端にシリアス入れるんですか。そんな安っぽいシリアス入れるから内容があやふやになってしまうんです。

ここらへんの温度差が、うまく調和できていないんですよね。
別に色々やるのは構いません。ですがやるならキッチリやってください。
中途半端な内容では逆効果でしかないんです。

本当にただそれだけ、そこのみがこの作品唯一の欠点であり、物語の評価を3.0にした最大の理由です。
心の底から残念でした。

まあ実質最終回の12話に限っては、あれはあれで目標人数の件や閉園後に蟹江くんが皆に放った言葉含め序盤以降久しぶりに感動できましたが、そのあとに待っていた姫様の呪いの一件がまっっったく腑に落ちなくて全て台無しにされました。
ギャグアニメなので一応許せはしますが、本来ならばあれはゆゆゆの最終回と並ぶくらいありえないと思います・・・w
その{netabare}直前までの涙{/netabare}はなんだったんだよ!{netabare}ハッピーエンド{/netabare}でも全然良い、むしろそっちの方が好きなまでありますが、そこに至るまでの過程をちゃんと視聴者に納得させる展開にしてください。視聴者を振り回すことと意表をつくことは全く違いますからね。

まあ色々と文句はありましたが、従業員が勢揃いし、

{netabare}「ようこそ!甘城ブリリアントパークへ!」{/netabare}

と視聴者に向けて放つような、最終話のキッチリとした締め方を見たときには素直に満足することができたので、それなりの評価はさせていただきました。

こういう、ところどころ魅せてくる良いポイントを見ていると、ホンットに惜しく感じてしまうんですよね~w

良アニメの壁は高いです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、ここまで内容についてボロクソ書いてきましたが、全部が全部ダメかと言うと決してそんなことはありあません。

ギャグにかけてはさすが「フルメタル・パニック」の原作者ということだけあってかなりの力量を感じます。
もう本当にクッッッッソ面白かったです。

特にあのゲッスいマスコットたちね。こんなに笑ったのは今期初めてでした。その中でもティラミーが圧倒的で、CV:野中藍さんの演技も相まって、それはもう凄まじい威力を発揮していたと思います。そしてあの顔芸・・・。

そんな私が選ぶ最優秀回は「8話 恋心が届かない!」。

いや~、入れ替わり回にハズレなしと勝手に思ってるんですが、これはその中でもまったく非の打ち所がない完璧な内容でした(ちなみに10回ほど見ました)。
もう主人公役の内山昂輝さんが、各キャラの特徴を捉えた本気の演技を見せてくれただけで大満足だったのですが、それでは終わらずに、各ゲスコットたちの個性を十二分に活かしたコメディ展開まで用意してきてくれるという周到さ・・・

オチもかなり上手い具合で、この回だけで評価をすれば物語は文句ナシで5.0にしますね。
それほど面白かったです。


先にも書きましたが、こういう面白い話を見ていると、ほんとに何でシリアスを持ってきちゃったんだろうな~と惜しく感じます。まあ、物語が始まらないのである程度根底となる筋道が必要だとは思いますけども・・・。
このレベルなら、パーク再建なんて最初からやらないで、適当にギャグを混じえた日常系のお仕事アニメをしてくれてるだけでも最高評価をあげれたと思います。

私の口癖みたいになってますけど、別々に見たらどちらの要素も面白いんです。

シリアスはシリアスで、おざなりな部分はあるにせよ、いすずの悩み話やピンチの場面で頭がキレる主人公の格好良さ、姫様関連の話も及第点にはなっているんです。それでもやっぱり、後はその「混ぜ方」になってきちゃうんでしょうね~。どうしてもここで引っかかっちゃうアニメが多い気がします。
そこがしっかりしていないと、作品内でどんなにキャラが真面目に取り組んでいようと、どんなにキャラが過酷な状況の中にいますアピールをしようと、それが全部茶番になってしまうことに何で気付かないのでしょうか。

そんな薄っぺらいシリアスを演出するくらいなら、最初からもう開き直ってギャグだけに突っ走ってくれたほうがまだ好感が持てます。中途半端なことをして悪戯に良い部分の足を引っ張る必要はないんです。
私も性格が悪いので、敷かれたレールの上を走らされた挙句「はい、ここで泣いて!」的な展開はまず好きになれません。そこについては、甘ブリが本来狙っていたであろう「笑いあり、涙あり」を目指す姿勢は悪くはないと思います。

ですが、この「笑い」と「感動」が上手く融合できていなければ元も子もありません。
お互いが干渉しあって、お互いの良い部分を消し合っていては意味がない、むしろ余計なんです。

何度もしつこいようですが、それほどこの作品に対して惜しく感じてると思っていただければと思います。まあこの話はここらへんにしておきましょう。


最後になりますが、上述したように、ギャグに関しては他の良作アニメにも引けをとらない面白さなので、もしもストーリーのちぐはぐさを気にしないで見れるのでしたら、必見の価値アリだと声を大きくして言うことができます。私も途中からはギャグだけを楽しんでいたので、それで十分見れると思いますからね。それと大事なのは8話ですよ!序盤で切っちゃった人も8話だけは見て欲しいです!

感想を書いていて思ったのですが、自分で思っていたよりもこの作品を楽しんでいたんだな~と今頃になって気付きました。まあそんな感じのアニメだと思ってくださいw

それでは、ご来園ありがとうございました。
最後までお付き合いくださり感謝致します。

(追記・・・)
3話のラティファ様の水着姿には麦茶も思わず前かがみでした。
うーん、この脇。とても良いと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 38
ネタバレ

のあ☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

唐突だけど可児江西也君、次の日曜日わたしと遊園地に行かない?

『あらすじ』
可児江西也は千斗いすずに半強制的にデートに誘われる。
当日向かった先は、錆びれた遊園地である「甘城ブリリアントパーク」。
乗り物はボロボロ、ゲスト(客)は少ないし、キャスト(従業員)はやる気ないし、マスコットキャラクターは嫌な奴・・・というなんともひどい有様だった。
可児江西也は千斗いすずによって支配人に会わせられ、「支配人になって欲しい」と頼まれるのだった。

『キャスト』
可児江西也 cv:内山昂輝
千斗いすず cv:加隈亜衣
ラティファ・フルーランザ cv:藤井ゆきよ

『各話感想』
感想というより、ただ思ったことをたらーっと書いてるだけかもです。なのであんまり参考にならないかと思いますが、こんなこともあったなーというふうに、流す感じで見てやってください<(_ _)>

一話「お客が来ない!」
{netabare} 出だしから驚かされました。女の子に銃向けられたら私失神します、はい。

そして、さすが京アニ!作画に文句のつけどころがありません。いえ、文句つける気などはなっからありませんよ!?w

木の妖精のコボリーちゃんが可愛い・・・っ!

夢の国・メープルランド。なんじゃそりゃああああああー!
え!?魔法?はい!?
という感じでしたが、面白そうなので視聴決定!です。{/netabare}

二話「時間がない!」
{netabare} あの性格悪そうなマスコットキャラクター、姫様にとってはおじさまなの!?w姫様の前ではイイ子でしたね。 いったいどっちが本当の姿なんだろうw

頭の良い男子っていいですね。可児江くんの顔とか冷めた性格とかタイプなんだけどな~ ナルシストってとこがもったいないw まあ、完璧人間ななんて存在しませんよね?笑

ん!? ちょーーーっと待ったぁ!
モッフルって靴はいてるの?w居酒屋のシーンで吹きました(笑){/netabare}

三話「テコ入れが効かない!」
{netabare} 羊・・、じゃなくて、えっと、そう!マカロン。適応能力が高いの、ぜったいこの子でしょ。たまに・・じゃなくて、よく顔面崩壊してますがw

んー、こんな変な宣伝されたら行きたくなくなるような・・
可児江くんはいったい何を考えてるの?
「1000人より1001人を呼ぶためだ!ダンッ(机をたたく音)」
おおっ!って思いましたw
三話の冒頭で「何を着てもかっこいい・・」とか言ってたやつに言いたくないけど、かっこよかったよ、うん。{/netabare}

四話「秘書が使えない!」
{netabare} 幼稚園児たち怖いよぉ((((;´゚Д゚)))

支配人代行(可児江くん)の実力がぱないw なんだか安心して見れますね(笑)

いすずちゃん・・ 相手が反論しようとしたら銃で黙らせるのやめようか・・
でも、不器用?ないすずちゃんも可愛いよ。(不器用で片づけちゃっていいのか?w)
とにかくふぁいてぃん! そして、いすずちゃんお疲れ様!w{/netabare}

五話「お金が足りない!」
{netabare} お金が足りない!・・私もです!、というのは置いといて。

そういえば、可児江くんって人の思ってることが分かる、っていう魔法授かってましたよね? 全然出てこない・・・というか今まで気にも留めてなかったです、すみません。

洞窟の中の迷宮・・
これアトラクションにしちゃえばいいじゃんwって思ったの私だけですか?え?危険すぎる??

あ!魔法使った! 魔法の存在が出てくるのが一歩遅かったら、絶対忘れてました。

え!?ちょい、ホントにアトラクションだったの?w

なんだか今回はいろいろ驚かされました(笑){/netabare}

六話「人手が足りない!」
{netabare}女の子が・・・っ、女の子が、増えたぁぁぁー! それにしても、キャラが増えていくだけで話がまったく進みませんね(笑) 人手は大切だとは思いますが、入場人数の方は大丈夫なのでしょうか・・・?

なんだか今回は一話が短く感じました。{/netabare}

七話「プールが危ない!」
{netabare} いすずちゃん!棒読みだよ!?「まぁ、許容範囲」そうなのか?

さすがモッフル!と思ったら、モッフルの妄想だった・・・!wこれにはホント笑いました(笑)

みごとにイベントのように扱いながらしゃべる安達ちゃん。モッフルたちの言葉が通じているとは・・・!さすがAnimare Video、略してAVのナレーターさんですね(笑)

サメのしゃべってる言葉、聞き取りづらいです・・・w {/netabare}

八話「恋心が届かない!」
{netabare}出だしでいすずちゃが「可児江くん、可児江くんっ!」と呼ぶところがありましたが、それが「羽生くん、羽生くんっ!」と聴こえてしまったのは私だけでしょうか・・・?笑

可児江(マカロン)「あー、平気、平気。ちょっと特異体質なんだろん。」
土田さん「そうなんだ。良かったー。」
に、本気でビビって目を剥きました(笑)

それにしても、なんだかあっさりと?モッフルとラティファ様の関係が暴かれてしまいましたねww{/netabare}

九話「チームワークが生まれない!」
{netabare}今回は4人の妖精の回ですね!いやぁ~、それにしてもコボリーちゃん可愛い!ぷぅって!ぷぅってしましたよ!?

「絶対に触らないで下さいね!?」の時点でもう、触ってしまうフラグが立ってしまっているというね・・・ でも、このおかげで団結力も上がったみたいだし、結果オーライですね!w{/netabare}

十話「もう打つ手がない!」
{netabare}居酒屋の店員のたかみちゃん・・・。名前が付いてる上に名前をたくさん呼ばれている・・・ということは、これから遊園地にかかわっていく逸材!?(※私の勝手な憶測ですw)

姫様が倒れたとき、それよりも、火が!油が!消して!と真っ先に思ってしまいました^^;

七月三十一日まで、あと十日!!?{/netabare}

十一話「これでもう心配ない!」
{netabare}取引先の四人が全員眼鏡なのが地味に気になりました(笑)こういう人たちって眼鏡ばっかりなんですか?w

キター!ハプニング!嬉しくないけど!
ハプニングってあんま好きじゃない(みんなそうですよねw)ですけど、この手のアニメはいろいろ見てきたので、もう慣れましたよ!?
どんと来い、ハプニング!そしてずばっと解決頼みましたよ、可児江くん!{/netabare}

十二話「未来は誰にもわからない!」
{netabare}やっぱりこうなるよね。たかみちゃん出てきたし。でも最後の三人は想定外でした。この子どもたちはこのためにいたのか(笑)

この作品は可児江くんの成長物語でもあったんですね。

ていうか、ラティファちゃん可愛すぎます(真顔)
可愛いからこそ、ありきたりの展開でも良いと感じましたw{/netabare}

十三話「PVがつまらない!」
{netabare}サービス回ですね(笑)
十二話で綺麗にまとまっていたので、ちょっと残念。これはOVAにするべきなのでは・・・と思いました。

キャラが個性的な方たちばかりで、この人たちの意見を聞くのはまったく参考にならないかとw
それに誰も気づかない、という・・・

いろいろともったいない^^;
まあ、面白かったですけどねw{/netabare}

*この作品の魅力
・作画が綺麗
・キャラが可愛い
・きちんとした目標がある

*残念に感じたところ
・生かされていない部分がたくさんあった({netabare}可児江くんは確か子役だったはず。また、魔法のこと。{/netabare})
・十三話の必要性

生かされていない部分が目立ったのは事実。
でも、全体を通して面白く見ることができたのも事実。

そんな作品でした(笑)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36

81.8 13 巨乳で恋愛なアニメランキング13位
サーバント×サービス(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1749)
9626人が棚に入れました
北海道、某市、某区役所。山神ルーシー…さんがひょんなことから配属されたこの区役所は、ちょっと個性的かもしれない職員達ばかりが働く区役所だった。そんな山神ルーシー…と職員達が元気に秘密に活躍(!?)する“お役所WORK”コメディー!!
※実際の公務員とは、一切関係ありません☆

声優・キャラクター
茅野愛衣、鈴木達央、中原麻衣、豊崎愛生、櫻井孝宏、大久保瑠美、高橋美佳子、日高里菜、柿原徹也
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

役所でワーキング!

役所を舞台とした脱力系日常コメディの様です。

気にしなくても「WORKING!」がどうしても頭をよぎってしまいます。
スタートではそんなに期待値上がりませんでしたが
そんなに飛ばすタイプのアニメではないでしょうし、まぁ気楽に視聴していきます。

※1話感想{netabare}
今回の成分 公務員5:初出社2:復讐1:サボリ1:世間話1

舞台がお役所なので地味ですがこれからの盛り上げに期待ですね。
恋愛とかアフターファイブの出来事とかストーリー性を絡めていかないと
ネタが持たなさそうですけど。

ルーシー(略)さん名前で役所を恨むって飛んだ逆恨みだけどなかなか楽しいやりとりでした。
出生届け受理したた公務員って、長谷部くんの身内(父)の気もするけども。(^_^;)
名前で縁が広がりそのうち感謝に変わる展開になるといいかな。

長谷部くんはちゃらいですね。実際こんな人ではやっていけないだろうけど、
観ている分には困らないし楽しいから良いけどね。
喋り方とか声で「となりの怪物くん」思い出して仕方ないです。

三好さんは人に好かれるタイプみたいですが今の所目立たない存在なので
彼女の活躍が出てくる様になればバランス良くなりそうです。
それにしても出てくるばぁちゃんがみんな可愛いじゃないか!(#^.^#)

三者三様の個性が活きてくれば楽しくなりそうです。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 コスプレ5:女子高生2:兄妹2:巨乳1

公務員ネタだけでは厳しそうだと思っていたらバラエティ豊かになってきました。
コスプレと役所マニアな女子高生の登場で騒がしくなりそう。

ルーシーは巨乳でしたか。前回はあまり注目してませんでした。
確かに出オチ感もあるので色々武器が必要かも。

可愛いおばぁちゃんには田中さんって言うお名前が。
また時々出て欲しいです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 アホ毛4:巨乳4:ハイスペック2:ロースペック2:メアド0

ルーシーメインの今回。色々と可愛らしい面が観られて好感度アップしてます。
長谷部君はサボるために陰で努力している様です。
ハイスペックなのに残念系です。
将来的にはルーシーと長谷部君とのLOVEの予感がしてますが
今はメアドすら上手く交換できていない様で前途は多難ですね。
三好さんは今回影薄かったな…。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 告白4:ぬいぐるみ3:セクハラ2:ホテル1

今回は公務員とか役所とか関係なくなってました。
まさか上司がぬいぐるみとはファンシーな。
そしてルーシーと長谷部君が急接近。思ってた以上にハイペース。
何も無かったとは思うけど早くもお泊まり。ひゃー。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 姉4:社内恋愛4:しゃっくり1:クリスマスイブ1

前回のはホテルじゃなかったみたいです。とりあえず一安心!?
それにしても見た目も性格もソックリな姉さんですね。
家族揃って似たものだと恐ろしい気がします。

一宮&千早はお付き合いしてたそうで。
いい歳だし秘密にする事もないのに…一年も経ったら言いづらくなるじゃん。若いのぅ。
公務員というより恋愛アニメになりつつあります。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 ぬいぐるみ5:毒舌4:結婚話1

役所が舞台だけどかなり現実離れしてますよね。
上司がぬいぐるみだったらイヤだなぁ…。
100%あり得ないけど。

今回の三好さんは久々の活躍。
人がいいけどナチュラルな毒舌。
人がいいだけに深く突き刺さりそうです。

長谷部君、田中アレルギーって全国の田中さんに失礼な。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 田中一族4:社内恋愛3:鈍感2:コスプレ1

千早は恋愛で苦労してますね。兄妹揃って鈍いから…先が長そう。
田中アレルギーは伏線でしたね。また個性的なキャラが登場。このアニメ世間がかなり狭いです。
で、本当にBL要素入ってくるの!?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 恋愛6:孫2:外食2:鯖0

本格的に恋愛アニメになってきました。
そしてやっぱりファミレスが良く出てくる。
「孫に私のような名前~」は自分に返ってきそうな伏線だから止めとけルーシ!
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 恋愛4:結婚2:純朴2:真面目2

仕事の成分殆どなしですがなかなか楽しいラブコメです。
性格的にもルーシーかなり可愛いですし癒されます。
スマホなのに古い携帯とか言っちゃう長谷部には少しイラッとしましたが。
1クールで結婚まで行くのかな?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 後悔3:鈍感3:彼女2:ぬいぐるみ2

進展しそうで進展しないのはラブコメの王道なので仕方ないですかね。
ただ対象が大人なのでもうちょい対応の仕方があるだろうとも思ってしまいます。
ドロドロして欲しくもないけど少しばかり青々しい感じがします。
学園ラブコメなら引っかかりもしないのですが、こういう所が大人ラブコメの難しい所かも。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 休日5:誘拐3:食事会1:サボリ1

課長ネタは付いていけない所もあるけど、お気の毒でした。
三好さんの毒舌久々に舌好調で楽しめました。
同僚とこれだけバッタリ会うとは…休日でもみんな変わってないですね。
何だかんだで三好さんと田中さん(孫)とも相性良いのかも。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 デート7:服2:コンタクト1

いよいよデート。二人はお似合いでした。
ルーシーはウブで可愛いけど名前に囚われすぎて幸せや楽しみを逃してしまってますね。
もう一歩踏み込めれば良いのですがね…。

そして案の定、出生届を受理した人が長谷部の父と判明。
復讐の行方はどうなるのでしょうか?…まぁ修羅場にはなりそうもないですが。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
今回の成分 告白5:因果2:デレ2:ざまあ1

長谷部くんがルーシーに受理した人が父だと告げる最終回。
最後までドタバタ騒がしいこの作品らしいと言えばらしい締めでした。

それにしてもながーーーいフリでした。
変に予測しない方が楽しめたかもとも思うけど、見え見えだったしな…。
まぁなんだかんだで結構お似合いですしお幸せに!
そしていつもの日常へと続いて行くようです。
2期はあるのかな?
{/netabare}

【総評】
当初、公務員がメインという事で市民の為に働き地域の信頼を得て
コミュニティーを広げていく話なのかな?
とか思っていたのですが内容的には内輪の恋愛コメディー。
「WORKING!」の分家といった印象でした。(個人的には本家の方が上。)

登場人物が大人なのでもう少し大人っぽい恋愛話になるのかと思いましたが
大人の恋愛感を持っているのは千早さんくらいなもの。
ウブで純粋なキャラが多いので学生恋愛物と特に違う所は無かったです。
この、大人なのに学生のような恋愛感を多少青臭く感じてしまう所もありました。

標準的なラブコメなのでこの手のジャンルが好きな人は楽しめそうです。
ルーシーをはじめキャラは可愛かったので多少の癒しにもなるかと思います。
無難に楽しめる範囲という意味では勧められます。
大当たりは期待しないで下さい。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 50
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「ざまぁww」も聞き慣れてきたら励ましの言葉に聞こえなくも…ww

原作未読◆全13話◆

「WORKING!!」でお馴染みの高津カリノさん
原作による作品であにこれユーザーの方に
オススメして頂いた作品。


◆前置き◆

北海道某市の区役所に、新人職員として
山神ルーシー(以下略)、三好紗耶、長谷部豊の
3人が保険福祉課に配属される事になり、
同課で働く一宮先輩に千早さん、奇妙な課長を
加えて始まる区役所コメディ。


◆感想◆

主に区役所が舞台なので急展開などは特に無く
キャラ同士の会話のやり取りと淡いラブコメを
楽しむといった感じといったところでしょうか。

属性てんこ盛りで爆発的魅力を兼ね備えた
キャラというのは残念ながら見受けられない
ものの、キャラ同士の会話の面白さは健在で
キャラそれぞれのスポットの当て方も非常に
上手く、誰もモブ化しないように進める
ストーリー展開は日常系好きの方なら
楽めると思います。

個人的に主人公が働く日常系作品は
ハズレが少ないように思えてならない。

同作者の大ヒット作「WORKING!!」と
作品内容(働く日常系)が似ている事から
比較されがちな作品であります。
かくゆう僕もWORKING!!を先に観ていたので
少しばかり意識してしまいました。

サーバント×サービスはWORKING!!と違い
主要キャラの年齢がほぼ20歳以上の成人設定
の為,ストーリー展開やキャラ設定もどこか
落ち着いた雰囲気に収めてある印象になるのは
仕方がないのかもしれませんね。
(うさぎ課長は別としてw)

1つだけ苦言を呈するとすれば
一宮さんと長谷部君のキャラデザにもう少し
メリハリをつけてほしかった事でしょうか。
二人の顔立ちが似ているので数回戸惑いましたw
髪の色を黒と茶ぐらいには分けてほしかったかな。



そんな中,
この作品でお気に入りのキャラは...

『長谷部 豊』

チャラ男に見えて実は気配り上手で
好きになった相手には一途な憎めないヤツ。
何事もそつなくこなしてしまうデキル男な
面も格好良く、始まりと終わりで印象が
大きくガラッと変わったキャラでした。

これがギャップ萌えと
言うやつですねわかります♪

僕が女性、もしくは男の娘だったら
惚れてしまいそうです、はいw
※もちろんあくまで仮定の話ですよ?


◆一番笑ったシーン◆

この作品と言えば「ざまぁww」が超有名です。
僕は基本的に未視聴の作品に前知識はあまり
入れない方なのですが,このセリフはかなり
有名なので存じておりました。
でも,どのキャラがどのタイミングで
言い放つかまでは知るよしもなく視聴を
進めていたのですが...

あれれ?
例のセリフが出ないんですけど!?

他作品のセリフと勘違いしていたのかな、と
脳裏に浮かんだ直後の{netabare}
第12話のラストでやっと出ました!

想い人ルーシーの仇、じゅげむ名を
区役所の受付でそのまま受理してしまった
人物が自分の父親だと判明し,途方に暮れる
長谷部君に追い討ちをかける千早さんの一言...


『長谷部さん、一つ宜しいでしょうか?
 ………………………………ざまぁww』


↑この間の取り方は神がかってました!

笑いのツボを心得てますね。
暫くしてからジワジワと笑いの波が押し寄せて
きて、何度もリピートしてしまいましたww
{/netabare}


◆OP曲 『めいあいへるぷゆー?』
歌:山神ルーシー(茅野愛衣)
  三好紗耶(中原麻衣)
  千早恵(豊崎愛生)

「なんか困っちゃてんならぁ~♪」 と,
ついつい口ずさみたくなるような
楽しい気持ちにしてくれたOP曲。
OP画のクレジットも背景に溶け込ますなど
思考を凝らした技が光ります。
A-1Pictures作品のOPは視覚,聴覚ともに
楽しめる曲が多くていつも注目しています♪


◆ED曲 『ハチミツ時間(どき)』

OPとは打ってかわって
シットリとした癒しソング♪
4話ずつの交代でそれぞれのヒロインが
歌を担当しています(※13話では未使用)
同じ曲なのに歌っているヒロインが代わると
また違った印象を受けるから不思議です。



◆最後にアレを検証◆

※ここから先はネタバレを伴ったアレな
話をするので下ネタにご理解を頂けない方と
未視聴の方はスルーして下さいね m(._.)m

{netabare}


アレな話


察しが良い方なら
もうお気づきではないでしょうか?



そう


この作品随一の
巨乳を誇るルーシーのおっぱ…
もとい、お胸様のカップ数についてのお話


第2話の千早さんとルーシーの
会話のやり取りの中で


千早さん『F?』

ルーシー『そんなに小さくみえますか?
     良かったぁ…』


と、ルーシーのカップ数を
聞き出そうと千早さんがかまをかける
ヒトコマがありましたが天然のルーシーが
とんでもない爆弾発言をしちゃってますね。


おやおや?
Fカップは小さいのでしょうか?


ふぅ……(軽く一呼吸)


例を挙げるのならば日本人でEカップの
双丘をお持ちの女性は全体のわずか6%しか
いないと言う検証結果が既に出ています。

これよりカップ数が上がるにつれ
パーセンテージが減るのは最早,円環の理。


さて,ここで本題に入ります。


『ルーシーのお胸様の
カップ数はどれくらいなのか?』

↑↑私、気になります!


直近のGかな?

これでもかなりデカイですね...

僕は出会った事のない未知の領域です。

でも、直近のGはルーシーのFに対しての
「そんなに」という言葉から否定を導く事が
できますね。


はい、では次のHだろうか?


これも否!


断じて否です!!


彼女は困惑しつつも少し安堵した
表情で言い放ちましたよね?


「そんなに」…となっ!!


表面上の言葉だけに踊らされるのではなく
相手の何気ない仕草や感情までをも読み取る
事ができなければ真の変態紳士は名乗れません。


という事でこれも否ですね。
あの場面での「そんなに」の言葉を
決して軽んじてはいけません。


じゃあ、Iだろうか?


むぅ…Iかぁ。


I、I、I、あい、あい、あっ…愛ッ!?


愛という文字には
「愛情」「恋愛」「愛憎」「愛でる」 等
人の感情を司る言葉に多く含まれますね。


ルーシーのご両親がつけた長いじゅげむ名にも
「愛」いう文字を用いた名前が一つ含まれています。


「愛がイッパイ詰まったIカップ」


皆様どうですか?
この辺が妥当で尚且つしっくりくる
ラインではないでしょうか?


様々な人から愛されるように願ったご両親の
願いを考慮しつつ、愛されキャラのルーシーに
ぴったりのカップ数だと思いませんか?


そう言えば過去にこんなキャッチフレーズを
用いたグラドルがいましたねww

元気にしているのかな?


愛がイッパイ詰まったお胸様かぁ...
とっても甘美で殿方を惹きつける
美しい日本語だと思います(*´ω`*)♪


以上が、僕が愛読している
「おっぱい美学全集」から自分なりの
解釈を加え、類推適用した結論となります。


長々と綴った駄文に最後までお付き合いして
頂いた紳士淑女の皆様方に感謝致します♪


ご清聴ありがとうございました。

{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 53

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

普通に面白い、もうちょっと評価されても良い(私見)

・・・個人的にはめちゃくちゃ面白かった。
肌に合うというか、好みと言うだけかもしれないけれども。

どうやら原作は4コマ漫画らしいですね、未読ですが。

サーバント×サービスのタイトル・・・については、
たまたま舞台が区役所だっただけって感じで、どうしても公務員でないとダメって事はなかったんじゃないかな、
お役所あるあるとか、お仕事紹介的な要素とか、特になかったしねぇ。
ただ、主人公の名前絡みでは、かかわりが大きいかなぁ、
ま、クリエイターである作者さんの設定にケチをつけるわけではないんだけれども。


とは言え、とにもかくにも、特段際立ったポイントがあるようには見えないんだけれども、面白かった。
キャラの掛け合いと言うか、絡むタイミング、テンポ、ノリ、物言い、すべてと言ってもいいくらい私のセンスに合った感じ。
各キャラクターもずば抜けて突出したキャラは見受けられないにもかかわらず、どのキャラクターも存在感、絡み方に個性があり、普通に面白い。

物語については、
お役所日常系・・・かなぁ。
しかしながら、そこはそれ、大人な皆さんがキャラクターなので、それぞれに大人な恋愛模様が展開されたりして・・・。
または、恋愛下手なキャラのもやもや具合にニヤニヤしたり・・・。
久しぶりに背中のあたりがくすぐったくなりましたわ。

作画については、普通に十分キレイ。
キャラは大人キャラとは言え、若干、幼い感じはあったかもしれないけれども、アニメなんでね、十分許容範囲でしょう。

声優さんも普通に良かったです。
違和感とか、合わないとか、不快に思う要素は特になかったです。

音楽については、OP・EDともに良かったですね。
と言うかOPはかなり好み、楽しさと言うか「楽しそう」という期待感が高まる勢い、創りです。スタッフの紹介も工夫がされていて、手間がかかっている、センスを感じました。
EDも基本の飲み物が注がれて始まるものでさえ、美しく、やはりセンスを感じるものです、心地よい。
これらは、高く評価しても良いと思います。



キャラクターは・・・どのキャラクターーも「ぶっ飛んだ」と言うほどの個性はないんですが、若干、控えめな個性の発揮っぷりが楽しい。

主人公の山神ルーシー・・・
見た目はどちらかと言うと地味、主人公らしくはない、が
観ていると色々とかわいらしくなってくる。
名前にコンプレックスを持っているため、色々と積極的になれず、恋愛下手なところにニヤニヤしてしまった><。
あとアホ毛が表情豊かw
なんかのアニメ(=帰宅部活動記録)では主人公のアホ毛にあまりにも違和感を感じ(ウザく)て視聴を停止した実績があるのですが、この作品は大丈夫でしたw
観ていて楽しいキャラクターでした。


長谷部豊
主人公の同期、そして・・・。
もし私がこの長谷部のような、能力を持ち、こういう性格だったら人生変わっていたなぁ、と羨ましくなった。
色々問題はあるかもだけれども、この性格は羨ましい。
まずもって、あの軽口で「ルーシー飯食いに行こー」とか「つきあって」とか言ってみてーw
と言いながらも、意外と純情っぽいところや、生真面目なところ、真剣なところなどが垣間見え、なかなかに楽しい。
意外と陰な面も持っているしね。
本質的には、なかなか硬派なのかもね。


三好沙耶
主人公の同期。
意外と地味な容姿、一番普通なイメージだが、やはりただモノではない。
気が弱く、いつも役所に来るおばあちゃんの相手をしているが、
意外と毒舌、切れ味がある。
このばあちゃんの孫と・・・


千早 恵
主人公の先輩さん。
この人もなかなかにユニーク。
終始ジト目でwたまに魂の叫びがwww
女性らしい心の叫びもあり、楽しい。
主人公と他との絡みも、いい感じ。


大体、この4人に注目して観ていました。
その他にも、登場キャラクターはいるのですが(総数は、そう多くはない)。


全13話とのことで、一応、大筋の
・ルーシーの名前問題
・ルーシーと長谷部の恋愛問題
あたりは、大体解決しているのですが、

その他にも、色々と発生したり、残ったりしている案件があるような気がします。
ぜひとも、このキャラクター達のその後を観てみたいのですが、
続編、2期は難しいのでしょうかねぇ。


「WORKING~」の作者さんが原作者さんのようですね。
こちらも観たことはあって、面白かったのですが、
私はサーバント×サービスの方がお好みでした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 10

83.1 14 巨乳で恋愛なアニメランキング14位
黄昏乙女×アムネジア(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1777)
9036人が棚に入れました
度重なる増築により迷路のように入り組んだ私立誠教学園。中等部一年の新谷貞一(にいやていいち)はある日、旧校舎で迷い偶然たどりついた部屋で、不思議な雰囲気を纏う少女・庚夕子(かのえゆうこ)と出会う。彼女は自分を“旧校舎の幽霊”だと言う。自分の過去を思い出せない夕子の為、貞一と夕子は「怪異調査部」を立ち上げ、この学園で語り継がれる数々の怪異を解き明かしていく。

声優・キャラクター
代永翼、原由実、福圓美里、喜多村英梨
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

萌えて笑えて見入って泣ける、ラブコメ・ミステリー・ホラー

原作未読。

主人公の新谷貞一(にいや ていいち)は、旧校舎の幽霊である「夕子(ゆうこ)さん」に遭遇する。
しかし、彼女は自分の死にまつわる記憶を無くしていた。
真相を明らかにするため、「怪異調査部」を設立することになる。
新たな部員も増え、さまざまな怪談の正体を突き止めつつも、彼女の死の真相へとせまっていく。


萌えて笑えて見入って泣ける、ラブコメ・ミステリー・ホラー。
色んな要素を詰め込んでいるのに破綻せず、高水準にまとまっている作品。


まず、メインヒロインの夕子さんの魅力がやばいです。
黒髪ロング長身で純真無垢な大和撫子、それでいながら大人の色気があって実にエロい。
そして、恋する乙女です。
見ていたら「さん」付けでしか呼べなくなります。

サブキャラクターたちも、ギャグ・シリアスともにイケる良キャラです。

* とにかく元気でまっすぐだけど、勘違いで暴走しがちな小此木(おこのぎ)さん
* クールでボーイッシュな美少女と思いきや、ヘタレな霧江(きりえ)さん

そんな魅力的な女の子に囲まれている貞一くんも、イヤミを感じさせないキャラです。
優しくておっとりしていて押しに弱いのに、やるときはやる。
何より一途で、ほんと好感が持てました。

むしろ全員ヒロイン。



作風としては、お色気を絡めたコメディが目立ちます。
下品ではないので見やすかったです。
ギャグは、言葉、動き、見た目など、さまざまな角度で飛ばしています。
「見られちゃった……私の体の一番深いところまで///」というセリフがひどい笑いに。
画面内にずーっと人体模型が映っている回のシュールさも凄まじかったです。


ですが、シリアスな部分はがっつりシリアス。
感情が揺さぶられます。

ギャグ→シリアスという流れは素早く自然に行われています。
気付いたら見入っています。

大げさだったり、ひねりのない内容だったりするのですが、演出と音楽がいいんですよね。
夕子さんの過去が明かされるときの演出はほんと面白い。
{netabare}
長時間に渡って映像が一人称視点というのは、独特で良かったですね。
閉じ込められてパニックになる演技も良かったなぁ。

……ところで、他人同士は、同じ体験を同じように感じられるんでしょうか?
人が「赤い」とか「痛い」とか感じたときの主観体験のことを「クオリア」といいます。
クオリアは本人にしか感知できないので、人がある感覚をどのように受けているか、他人が知ることは不可能です。
そもそも、クオリアはなぜ存在するのか、科学で解明できず、主に哲学で扱われる分野です。

また、人間の感覚とは映画を見ているのと同じで、自由意志が介在する余地がない、という説(随伴現象説)があります。
映画館のようなシーンも出てきましたし、こういった哲学分野の話を意識をしているのかもしれませんね。
{/netabare}


そして、シリアスなシーンから、ラストの感動シーンへ。
マジ泣く……。
話の予想は付くのですが、演出と音楽でぐぐっと持って行かれるんです。
{netabare}
夕子さんが最後に戻ってきたのは賛否両論あると思います。
戻ってこなかったら重いですがインパクト大。
戻ってきたらご都合主義ながら後味が良い。
しかし、アフターエピソードが見れたし、キスが未練で取り憑かれたなんてロマンチックだったのでおkです。
{/netabare}


作画は良いわけではないです。
しかし、色使いが独特です。
例えば、夜のシーン。
普通窓の外の景色は、濃い青か、月の光の黄色。
ところが、この作品では、「赤・青・紫・緑・黄色」と、雰囲気に合わせて色を変えます。

画面のカットと組み合わせて、

* 白の背景に黒の影で「孤独」
* 白と黒のしましま模様で「迷い」
* 無色で「望まない世界」

など、画面全体を使って感情を表現しているのが特徴です。
シャフト風味。

ということで作画の割に視覚効果が高いです。


音楽は文句なし、というか素晴らしい。
OPの「CHOIR JAIL」はかっこよくて耳に残るよなぁ。


どの要素もレベルが高く、12話できれいに収まっており、とても満足できました。
1クールものではトップクラスにお気に入りの作品です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 101

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

乙女の幽霊と共に、忘れてしまった彼女の死の真相を探る

学園が舞台のホラー・ミステリー・恋愛ものです。

ホラーものは苦手なので、
最初は選んだことを後悔しましたが、

エピソードを見進めていくにつれて、
最後には好きになれた作品でした。

本気のホラーじゃないけど、
画面は全体的に暗いし、ホラーな雰囲気は満載です。

舞台が古い学校というのがね、
もう背景的に怖いのです。笑

全12話です。
(+未放送1話ありますが、そちらは未視聴です。)


● ストーリー
学園に噂される怪談。

この学校には夕子(ゆうこ)さんという幽霊がいる。
この学園で亡くなったという女生徒が幽霊として現れるのだとか。

新谷貞一(にいや ていいち)は噂されている幽霊本人である庚夕子(かのえ ゆうこ)と出会ってから、つきまとわれることに。

学校の地下室には夕子さんの死体がある。
怪異調査部として、夕子さんの死の真相を探る。


今は使われていない旧校舎。
その地下室に眠る夕子さんの死体。

しかし、幽霊となった夕子さんは自分の死の真相が思い出せない。

そこで、貞一に協力してもらって、
怪異調査部として死の真相を調べてもらうことにするというお話。

夕子さん自体は明るくて美人でスタイル良し、
周りから認識されないことを除けば、普通の女の子です。

メインの舞台となる旧校舎が不気味で、
そこがホラーなんですよね。

怪異調査部として、
学校で噂される様々な怪談を調べていくのですが、
真相は大したものではありません。

実際の怪談だってそうだろうから、むしろ大したことなくてよかったという安堵の方が個人的には大きかったです。笑


この作品の核となるエピソードは10話から。
ここからがこの作品の本体ともいえるエピソードでした。

夕子さんの死の真相は、
ホラーというよりミステリーの部類。

幽霊より人間の方がよっぽど怖いよね…。

貞一くんの存在に救われていく夕子さんが可愛かったです。

10話以降を見て、
この作品が人気な理由もよくわかったし、
私自身も面白かったと思えました。


● キャラクター
登場する人数は少ないですが、
個々がしっかり個性を持っているので物足りないとは感じませんでした。

夕子さんは、幽霊。

美人で、スタイルもよくて、明るくて。

最初は貞一につきまといすぎで、
うっとうしくないかな?と思いましたが、

当の本人は幸せだったみたいで、
じゃあいいや。笑

色仕掛けしたりラッキースケベだったり、
毎回えっちな描写があるのはお約束。


貞一くんは中学1年生の男の子。

幽霊とはいえ、美人でスタイルのいいお姉さんにアプローチされたら、
そりゃまあコロッといっちゃいますよね。笑

純真で優しい心の持ち主です。
中1とは思えない懐の深い人物です。

夕子さんへの気持ちが彼を強くしていきました^^


他、怪異調査部のメンバーとして、小此木ももえ(おこのぎ ももえ)、庚霧江(かのえ きりえ)の2人が登場します。

小此木ちゃんはムードメーカーな怪談大好き少女。
この子の行動力の源は最後までよくわからなかったけど、
単純に怪談が好きなだけということだよね?

暴走して話を広げてくれるので、
作品には欠かせない子でした。


霧江さんはクールを装っているけど実は怖がりな一面のギャップが可愛すぎました^^


● 音楽
【 OP「CHOIR JAIL」/ 鈴木このみ 】

鈴木このみさんのデビューシングル。

ホラーな雰囲気を感じる曲調で、
この作品にぴったりです。


【 ED「カランドリエ」/ 奥井亜紀 】

黄昏時によく似合う曲。
怪しげなメロディーが旧校舎の不気味さともマッチしています。

夕子さんが歌うバージョンもよかったです♪


● まとめ
きれいにまとまっていて、
良い作品でした^^

夕子さんの死の謎と、
二人のいちゃいちゃがこの作品の本体です。笑

ホラーな雰囲気をまとったミステリー&ラブコメは、
この作品ならではの空気感でした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

夕子さん美人すぎっっ 幽霊が全員こんなんだったら、私も今すぐ死んで幽霊になって合いたい!!(死にたくないけど)

ストーリー

主人公の新谷貞一が通う私立誠教学園は創立60年に誇る伝統的な学園でした。その学園は市街地を見下ろすように小高い丘の上に建てられていて、夕方になるとかなり美しい夕日が見えます。けれど、この学園には奇妙な噂がありました。そう。それは旧校舎に幽霊がでると。その幽霊は旧校舎にとらわれているっと言われる夕子っと呼ばれる幽霊だそうです。

ある日、貞一が旧校舎のある部屋に入りましたら、そこにいたのはある長いストレート綺麗な髪を持った少女でした。そう。その少女こそが噂の夕子だったのであった。

私の感想。

いやー しかし、こんなに笑えて、そして、こんなに感動的なストーリーになるとは思いもよらなかったぜ~ すごすぎるぜ~ 私はずっとこの作品はホラー系か、グロ系になると思っていたのにこんなに充実したストーリーと感動的なエピソードがあるなんて思いもよらなかったぜ~すごいすごい。馬鹿になんてしていませんよ!! ただ驚いただけです。 

でも、こんなに主人公が持てるとは思わなかったですね~はじめは。はじめはただの痛い人かと思ったら、こんなにもてるなんて誰が想像するかって感じですよ。 まあ、若干途中からきずき始めましたがww でもまあ、こんなにもてるとは私も思いよらないですよ~ まあ、そのほうが私にとっておもしろいですから好きですけど。貞一のこれからが気になりますね~ 誰を選ぶかがww

しかし、幽霊がこんなに美人だと知ったら私も見てみたいですね~ 超美人の幽霊。まあ、幽霊らしい物は過去に見た事があるんですがね~ 光だけだったので、正直姿がまったく分かりませんでした。私が思うにたぶんあれは女性ではなかったような気がしますが。あ~気になる。

ここまできて、私が書いてきた事あまりこの作品に関係ありませんねww 

まあ、正直この作品の事を話したら結構ネタバレになってしまうのであまり言う事はないんですよ。いいやでしょ? レビューを読んだらネタバレが豊富でこの作品のおもしろさが半減しちゃうって。だから、あえてあまり関係ない事でお茶を濁しているんだよ。(あれ?濁すだっけ? 薄めるだっけ?)

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は先ほど私の感想。の所で述べたようにこの作品はホラー系やグロ系ではありません。なので、そういうのがかなり苦手だって言う人にもかなりお勧めできる作品です。

そして、ラブコメが好きっと言う人にもお勧めです。笑いあり、ささやかな恋もあり、最高です。ストーリーもかなり充実していますし。まず見てください。

オープニング

「CHOIR JAIL」
おいおいおいおい このオープニングかなりレベル高いんじゃねぇのか?すごすぎるンじゃね~のか? ってかすげ~な おい!

ってつい初めて見た時口にしてしまいました。
かなり曲がいいです。ってかすごくいいです。カラオケでは絶対歌えないと私は思いますが、かなりいい曲です。良い曲すぎて感動してしまいます。もう、「ええの~」ではなく「マジで! やばくねぇ これ」って感じです。(言っている意味わからねぇな)正直このオープニング大好きです。

エンディング

「カランドリエ」
オープニングが強すぎたのか、分かりませんが、エンディングはそれほどではありませn。けれど曲自体はかなりいいと私は思います。でも画像はもう少し工夫をしてほしい意です。まあ、オープニングには負けますがww

「カランドリエ -夕子-」
いや~ いいですの~

投稿 : 2025/02/01
♥ : 34

76.6 15 巨乳で恋愛なアニメランキング15位
山田くんと7人の魔女(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1261)
7417人が棚に入れました
この学校には7人の魔女がいる。

私立の進学校での日常になじめず、問題ばかり起こしている主人公・山田竜。

しかしあることをきっかけに、彼の学園生活は一変!

新たな仲間や魔女たちとの出会いとともに、楽しくも大変な毎日が始まった。

7人の魔女を見つけるまで、もう退屈なんて言わせない!

声優・キャラクター
逢坂良太、早見沙織、増田俊樹、内田真礼、佐々木寿治、喜多村英梨、小野大輔、福山潤、花澤香菜、牧野由依、タカオユキ、悠木碧、田澤茉純、立花慎之介、杉田智和、小野友樹
ネタバレ

future☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイトルなし

.。o○ ○o。.ドラマ.。o○ ○o。.

この作品は、TVでドラマ化されていました!
ドラマではうんうん、こーゆーのもいいなぁ...!って感じだったのですが、アニメ化されるということで興味津々な作品です。

ドラマと物語はだいたい同じだと思うので、あらすじや登場人物の紹介を...!

*ドラマの物語とアニメの物語には誤差があるのでご了承ください。


.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

私立朱雀高校に通う高校生・山田竜は、ある日階段から落ちたはずみで優等生・白石うららとキスをしてしまう。すると2人の身体が入れ替わるという不思議な現象に見舞われ、このことをきっかけに、山田は学校内に7人いると言われている「魔女」探しに巻き込まれていく。


.。o○ ○o。.作品情報.。o○ ○o。.

■『山田くんと7人の魔女』
吉河美希による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)で2012年12号から連載中。時系列は前作『ヤンキー君とメガネちゃん』の後であり、第1話で品川大地と千葉星矢が教師役でカメオ出演している。2013年8月10日からフジテレビにてテレビドラマが放送された。2015年にテレビアニメが放送予定。


.。o○ ○o。.登場人物.。o○ ○o。.


@超常現象研究部

・山田 竜(やまだ りゅう)
{netabare}声 - 逢坂良太 / 演 - 山本裕典
誕生日:8月31日 / 星座:乙女座 / 血液型:O型

本作の主人公。私立朱雀高校2年B組。学校きっての問題児(いわゆる不良)で、教師にも生徒にも嫌われている。能力は「キスした魔女の能力をコピーする」(ドラマ版では通称「魔女うつし」と呼ばれている)。保持できる能力は1つだけで、魔女にキスをする度に能力が新しいものに上書きされる。コピーするときに相手に自身の持っている能力をかけることができる。能力が一切通用せず、どんな能力もコピーし、使用することができるため、〝最強のカード(ジョーカー)〟と言われている。うららとのキスがきっかけで彼女とともに魔女に関わっていくことになり、生徒会長戦のときに未来を見てから彼女に対する好意を自覚する。儀式の後はうららと交際を始める。また、生徒会長になった宮村により会長秘書に任命される。{/netabare}


・白石 うらら(しらいし うらら)
{netabare}声 - 早見沙織 / 演 - 西内まりや
誕生日:12月24日 / 星座:山羊座 / 血液型:A型

本作のヒロイン。私立朱雀高校2年B組。超常現象研究部部長。元入れ替わりの魔女。胸のサイズはEカップ。学年トップの学力を誇る。以前は学園においていじめの対象にされており、学校をつまらないものと考え、大学への進学希望もしていなかった。しかし、山田と入れ替わったことをきっかけに、いじめがなくなり、学校を楽しめるようになる。「キスした相手と身体を入れ替わる能力」の持ち主だった。山田とキスして初めて能力が発現した。なお、本人は山田以外には能力を使いたがらず、第三者が入れ替わりを行う際は基本的に能力をコピーした山田が代行する。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻し、儀式を経て能力を失った。その後、山田と交際を始める。{/netabare}


・宮村 虎之介(みやむら とらのすけ)
{netabare}声 - 増田俊樹 / 演 - 井出卓也
誕生日:7月28日 / 星座:獅子座 / 血液型:AB型

私立朱雀高校2年C組で生徒会副会長兼超常現象研究部副部長。山田と白石が入れ替わっていることを突きとめ、次期生徒会長になるために魔女を捜索すべく2人を引き込み、部員不足で休部状態の「超常現象研究部」を活動拠点として提供した。女子に絶大な人気を誇るが、スケベでいつも女のことばかり考えている。また、本人曰く本気を出せば学年2位くらいはいけるらしい。ちなみに父親は外交官。実はレオナを不登校状態にさせた7人目の魔女を探すために青龍高等学校から転入してきた。山田の白石に対する好意を聞くまで、山田たちのことを信用していなかった。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。儀式後は新生徒会長に就任し、新たな魔女を探し始める。{/netabare}


・伊藤 雅(いとう みやび)
{netabare}声 - 内田真礼 / 演 - トリンドル玲奈
誕生日:6月6日 / 星座:双子座 / 血液型:B型

私立朱雀高校2年C組。純粋に超常現象に興味を持ち「超常現象研究部」に入部する。本来の活動目的を知らされなかったが、山田と白石が入れ替わり目的でキスをしているところを目撃してしまい、あちこちに山田と白石は付き合っていると流布してしまう。誤解を解こうと山田が伊藤とキスをして入れ替わったときに、伊藤が思い込みが強いために、周りから嘘つき呼ばわれされていたことから相手にされていないことが分かった。山田の姿で不良グループに絡まれていたところを、伊藤の姿で登場した山田に助けられたことで誤解が解かれて、超常現象部に入部した。魔女の能力を積極的に研究し、その結果をノートパソコンに記録している。学力は補習にならない程度である。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。{/netabare}


・椿 剣太郎(つばき けんたろう)
{netabare}声 - 佐々木寿治
誕生日:11月5日 / 星座:蠍座 / 血液型:A型

私立朱雀高校2年D組。猿島の友人で、同じ帰国子女。いつも背中にタオルを羽織っており、爪楊枝を咥えている。てんぷらを揚げるのが趣味。以前は白石に惚れていたが、猿島が見た未来では「白石にふられ、そのショックを癒すために旧校舎でてんぷらを揚げ火事を起こす」ことになっていた。火事を阻止するために近づいた山田に仲を取り持ってもらおうと依頼するも山田と入れ替わっていた白石と山田のキスを見せられて、ショックを受ける。未来を知っていた山田と入れ替わったことにより、火事は阻止され、その際に魔女のことを知り入部した。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。{/netabare}



@魔女(最初の7人)

・白石 うらら
{netabare}入れ替わりの魔女。詳細は#超常現象研究部を参照。{/netabare}


・小田切 寧々(おだぎり ねね)
{netabare}声 - 喜多村英梨 / 演 - 大野いと
誕生日:9月4日 / 星座:乙女座 / 血液型:B型

2年A組。元虜の魔女。紫色の髪のショートボブヘアが特徴。何かと山田に突っかかって来る素直じゃない性格。「キスによって相手の心を虜にする能力」の持ち主だった。この能力を潮に使ったことがきっかけで山田は学校中で嫌われるようになった。山田とキスをしたときをきっかけに山田のことを好きになっていった。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時に暴走し、魔女の能力を多用するようになった。しかし、たまたま山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。その後は親衛隊を解散させ、山田と玉木と共に全員の記憶を戻す方法をレオナから聞く。儀式を行うために山田と猿島・大塚をキスさせた。その後、記憶が戻った魔女たちと玉木と共に飛鳥を捕まえる。そして、儀式を行い、能力を失った。儀式の後、宮村に新生徒会書記に任命される。山田と白石が付き合い始めてからもまだ諦めていない。合宿所にてうららにライバル宣言をする。【ドラマ版の設定】親衛隊は潮を中心とした男子生徒7人となっている。{/netabare}


・大塚 芽子(おおつか めいこ)
{netabare}声 - 牧野由依 / 演 - 美山加恋
誕生日:2月20日 / 星座:魚座 / 血液型:O型

2年C組。元思念(テレパシー)の魔女。眼鏡っ子で、緑色の左に寄せた縦ロールヘアが特徴。漫研部所属。白石と入れ替わった山田に恋をして、思い切ってキスをした。「キスをした相手とテレパシー(思念)ができる能力」の持ち主だった。1度大塚とキスした者同士の間なら、大塚なしでもテレパシーが成立する。人と話すのが苦手な性格。夏期講習で補習を受けることになり、同じく補習組だった亀田と鶴川と組みテレパシーを介したカンニングを行っていた。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時にこれまで以上に他の生徒とのコミュニケーションを取らなくなった。しかし、山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。儀式を行い、思念の能力を失った。【ドラマ版の設定】父親は医者。兄が父の跡を継ぐ予定だったが、家出をしてしまい、妹の芽子が兄に変わって病院を継ぐことになっていた。親の意向で医学部を志望しているものの、本人の意思ではなく、漫画を描くことが好きで本心では漫画家になりたいと思っている。{/netabare}


・猿島 マリア(さるしま マリア)
{netabare}声 - タカオユキ / 演 - 小島藤子
誕生日:10月26日 / 星座:蠍座 / 血液型:B型

2年F組。元未来視の魔女。アメリカからの帰国子女。ウェーブのかかった、桃色の髪のポニーテールが特徴。「キスをした相手の視点で未来が予知できる能力」の持ち主だった。自分の能力で、自分と山田が「旧校舎火事」の犯人にされてしまう未来を見てしまったため、火事を防ぐために登校拒否に。しかし、白石の推理によって「入れ替わると未来が変わる」「火事の現場にはもう1人いること」がわかった。そして山田たちの活躍によって、火事を防ぐことに成功した。実は火事の一件はノアたちが猿島を退学させるために仕組んだものだった。恋をするために能力を消すことを望み、山田に相談した。このことをきっかけに山田は玉木と接触することになる。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時に暴走し、魔女の能力を多用するようになった。しかし、山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。儀式を行い、未来視の能力を失った。【ドラマ版の設定】彼氏が怪我をする未来を見てしまい、その結果別れてしまった経験がある。{/netabare}


・滝川 ノア(たきがわ ノア)
{netabare}声 - 悠木碧 / 演 - 松井愛莉(少女期:清水詩音)
誕生日:11月29日 / 星座:射手座 / 血液型:O型

1年C組。元過去視の魔女。右目の隠れた水色の髪で、ツインテールにリボンが特徴。一人称は「ノア」。数々の問題を起こしている。「キスをした相手のトラウマになった過去を夢で見る能力」の持ち主だった。後述する仲間たちに濡れ衣を着せた相手に復讐し、失われた人気を取り戻すために白石たちを退学に追い込み魔女の力を手に入れようとしたが、山田たちの策によって阻止される。その後、心を許した山田に事情を話して和解。山田に恋心を抱くようになってからはベタベタしだすようになった。ノートの下巻を見たことがある数少ない人物の1人でノートを飛鳥たちに盗まれるまで所持していた。山田に玉木の存在を教えてあげた。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失う。その時に暴走し、魔女の能力を多用するようになった。しかし、山田とキスをしたことをきっかけに山田たちと魔女に関する記憶が戻る。儀式を行い、過去視の能力を失った。このことにより、悪夢を見なくなった。山田と白石が付き合い始めてからも寧々同様山田のことを諦めておらず、自分のことを山田の嫁と言っている。【ドラマ版の設定】元人気子役で、「ノアリン」と呼ばれていた。テレビドラマ『踊るノアちゃん一家』での決め台詞の「どんどんまいまい」が流行語大賞を取り、「ノアリンヘアー」と呼ばれるツインテールが大流行した。アニーも3年連続で演じていたが、しかし、成長すると共に仕事や人気も減少する。中学の頃に舞台を使った嫌がらせにあったことがトラウマになっていた。{/netabare}


・飛鳥 美琴(あすか みこと)
{netabare}声 - 花澤香菜 / 演 - 小林涼子
誕生日:1月23日 / 星座:水瓶座 / 血液型:AB型

3年。元透明人間の魔女。ロングヘアにカチューシャが特徴。宮村や小田切と同じ生徒会元副会長で、山崎の元秘書。至って冷静な性格で、何を考えているか分からない。体術を身につけており、山田でも恐れるほど。「キスした相手に自分を確認できなくさせる能力」の持ち主だったが、玉木の「魔女の能力を吸い取る能力」により一時的に能力を失っていた。儀式直前に玉木から能力を返され、儀式を経て力を失った。山田たちが全員の記憶を戻そうとするのをいろんな手を使って妨害していたが、寧々たちに捕まえられる。隙をついて逃げるものの山崎の命令に従って、儀式を行う。儀式後、潮と共に将棋部を創設し、その裏でノートの上下巻を盗み何かを企てている。【ドラマ版の設定】卑猥な言葉を投げかけてくる男性や異常な変質者から自分の身を守るために武道を習っていた。{/netabare}


・西園寺 リカ(さいおんじ リカ)
{netabare}声 - 田澤茉純 / 演 - 川村ゆきえ
誕生日:5月1日 / 星座:牡牛座 / 血液型:B型

3年F組。元記憶操作と魔女探知の魔女。毛先のカールしたオレンジ色のセミロングヘアに、そばかすが特徴。一人称は「リカ」。日傘を常に持ち歩いており、スリルが楽しいからと学校でもノーパンで過ごしている。「7人すべての魔女を知った相手の魔女にまつわる記憶を消す能力」と「すべての魔女を探知する能力」の持ち主だった。他の魔女とは違いキスをしなくても能力が効くが、魔女に対しては1度しか能力が効かない。宮村から「別格」と言われている。山崎のことが好き。山田と玉木が7人の魔女全てを知ってしまったため、本来なら山田たちの記憶を消すことになるが、山田たちには効かないため、山田たちの周りの人たちから山田たちと魔女に関する記憶を消した。始めは生徒会側で山田たちに対抗していたものの、山田の説得の末、山田に味方することを決意する。儀式を行い、記憶操作と魔女探知の能力を失った。【ドラマ版の設定】レオナと友達であった。また、超常現象部に所属していた。他の魔女同様キスで能力をかけていて、山田にも能力が有効である。{/netabare}



@前から存在していた魔女

・紺野 つばさ(こんの つばさ)

{netabare}2年F組。服従の魔女。女子バスケットボール部の部長。「キスした相手を服従させる能力」の持ち主である。部をまとめるために能力を使い続けるが、やがてリスクがない力に溺れていき、部員に宿題をさせたり、寧々に能力をかけたりと暴走していくも、山田の活躍により、能力の使用をやめた。遊園地でデートして観覧車でキスをする理想のデートに憧れていた。山田に好意を持っているような描写がある。{/netabare}


・ナンシー

{netabare}2年G組。記憶操作と魔女探知の魔女。「記憶を消す能力」と「すべての魔女と魔女に能力をかけられた生徒を探知する能力」の持ち主である。シドと一緒に魔女と魔女にかけられた生徒の監視をしている。しかし、詫摩側の魔女は見ることができない。能力に呑まれた魔女の記憶を消すことによって魔女を救っている。山田とは過去に面識があるようだが、自身の本名を含め詳細を語ろうとしない。{/netabare}


・萌黄 ことり(もえぎ ことり)

{netabare}2年E組。読心の魔女。「人の心を読む能力」の持ち主である。親友であるぬいぐるみの「さとり」をいつも持ち歩いている。ぬいぐるみを媒介とすることで相手に能力をかけることができる。厳密にはテレパシーの能力のように互いの考えが読める能力である。(ただし、普段は意志を持たないぬいぐるみを媒介としているので、一方的に能力をかけている。)山田ですら呑まれてしまうほどの能力を自制できるほどの精神力をもつ。クラスメイトを他の魔女から守るために全員に能力をかけている。彼女により新生徒会の最初の目的であった魔女に対する「シールド」が完成した。しかし、ナンシーがいるため、すぐに能力を解除した。{/netabare}


・筑紫 愛子(ちくし あいこ)

{netabare}2年G組。未来視の魔女。「未来予知の能力」の持ち主である。この能力は猿島の能力と違い、筑紫自身の行動により未来を変えることができる。普段は能力を占いのために使い、それによって視た未来を変えるために行動している。また、ことりと同じく水を媒介としているので、キスせずに能力をかけられる。{/netabare}


・清集院 桃子 (せいしゅういん ももこ)

{netabare}2年I組。入れ替わりの魔女。「キスした相手と身体を入れ替わる能力」の持ち主である。うららの能力との違いは不明。柔道部に所属。{/netabare}



@儀式後に誕生した魔女

・黒崎 仁(くろさき じん)

{netabare}1年。新副会長。タイムスリップの魔女。「相手の過去に関われる能力」の持ち主である。キスした相手の過去に飛んで、相手の過去を見ることができる。うらら曰く、「誰かの〝今〟を幸せにする能力」である。キザで山田曰く暗殺者(アサシン)のような見た目をしている。山田たち先輩に対して常に尊大に接するが、宮村にだけは心酔しており、秘書である山田を敵視している。実は気が小さく、高校デビューである。山田は黒崎が何も変わってないから能力を手に入れたと考えている。{/netabare}


・詫摩 類(たくま るい)

{netabare}2年D組。記憶操作と魔女探知の魔女。「7人すべての魔女を知った相手の魔女にまつわる記憶を消す能力」と「すべての魔女を探知する能力」の持ち主である。しかし、ナンシー側の魔女は見ることができない。能力と自身の頭脳により、人間関係を知ることができることが一番気に入っている。知能がとても高く、うららよりも賢い。魔女の能力がキスで発動する理由と自分の能力にすごく興味を持っている。7人目の魔女になってから、学校が楽しいらしい。貧血持ちである。{/netabare}



@生徒会(旧)

・山崎 春馬(やまざき はるま)
{netabare}声 - 福山潤 / 演 - 徳山秀典
誕生日:4月1日 / 星座:牡羊座 / 血液型:AB型

3年。元生徒会長。一見女好きですっとぼけた性格だが、宮村曰く「とんでもないタヌキ」。リカからすべての魔女を教えてもらっているため、魔女に関する情報を握っている。また玉木を利用していろんな魔女の能力を消していた。実は超常現象研究部の元部員であり、レオナと共に魔女について調べていた。その際接触してきたリカに正体を明かされたため、レオナを守るべく学校から逃がした。その後で魔女やレオナに関する記憶を消されたが、リカからいろいろと吹き込まれたことによって、生徒会長になった。再び学校にやってきたレオナと顔を合わせたことで自分が記憶を消されていることに気づき、真実を知るため山田たちの儀式実行を黙認した。その後記憶を取り戻し、生徒会長の座を宮村に譲る。{/netabare}


・飛鳥 美琴(あすか みこと)

{netabare}元副会長兼生徒会長秘書。詳細は#最初の7人を参照。{/netabare}


・猪瀬 じゅん(いのせ じゅん)
{netabare}演 - 永江祐貴

元生徒会会計兼書記の女子生徒。いつもフード付きの服を着用している。ドラマ版では次期会長候補の男子生徒・猪瀬潤として登場。{/netabare}



@生徒会(新)

・宮村 虎乃介

{netabare}元生徒会副会長→新生徒会長。詳細は#超常現象研究部を参照。{/netabare}


・山田 竜新

{netabare}生徒会長秘書。詳細は#超常現象研究部を参照。{/netabare}


・小田切 寧々

{netabare}元生徒会副会長→新生徒会書記。詳細は#最初の7人を参照。{/netabare}


・玉木 真一(たまき しんいち)
{netabare}声 - 立花慎之介
誕生日:3月21日 / 星座:牡羊座 / 血液型:A型

2年H組。新生徒会会計。次期生徒会長の座を狙っていた小柄な青年。「キスをした魔女の能力を吸い取る能力」の持ち主で、登場当初は飛鳥から奪った透明人間の能力を保持していた。奪った能力はもう1回キスすることで魔女に返せる。山崎の指示で色々と動いていたが、山田が7人目の魔女の名を山崎に伝えるのをたまたま聞いていたため、リカに山田同様に周囲から自身に関する記憶を消される。その後は山田に協力し、儀式後宮村に新生徒会会計に任命される。元々寂しがり屋な面があり、「生徒会」という仲間ができたことを喜んでいる。生徒会に所属してから、飛鳥を驚かせるくらい変わっている。{/netabare}


・黒崎 仁(くろさき じん)

{netabare}新副会長。詳細は#儀式後に誕生した魔女を参照。{/netabare}


・有栖川 翠(ありすがわ みどり)

{netabare}1年H組。新副会長。天然で巨乳である。打算的な面があり、大学推薦で有利なため、副会長に立候補した。演技力が高く、入れ替わった相手に完全になりきることができる(ただし、入れ替わった相手と密接な関係にある人にはバレる)。{/netabare}



@魔女の関係者

・五十嵐 潮(いがらし うしお)
{netabare}声 - 小野大輔 / 演 - 間宮祥太朗
誕生日:10月5日 / 星座:天秤座 / 血液型:B型

2年。山田の中学時代の親友。高校に入ってから暴行事件をきっかけに疎遠になっていた。小田切の補佐役を務めていた。小田切に好意を寄せている。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。儀式後、飛鳥と共に将棋部創設を申請した。また、ノートの上下巻を盗んでいる。{/netabare}


・シド

{netabare}2年H組。ナンシーのサポートをしている。魔女の能力を調べたり、エクセルやパワーポイントを駆使して、魔女に能力をかけられた生徒の数を表やグラフにして管理したりしている。{/netabare}


・亀田 満(かめだ みつる)
{netabare}声 - 小野友樹

2年D組。大塚の友人で、小太りな体系。語尾に「〜ぞな」をつけるのが口癖。{/netabare}


・鶴川 秀明(つるかわ ひであき)
{netabare}声 - 杉田智和

2年E組。大塚の友人で、メガネをかけている。大塚に山田を仲間に加えるよう勧める。{/netabare}


・浅野 蓮(あさの れん)
{netabare}演 - 上鶴徹

1年H組。滝川の仲間。山田と五十嵐の同じ中学の後輩で、かつて名の通った不良だった。夏休みに他校の生徒と乱闘したことになっている。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。【ドラマ版の設定】朱咲高校1年D組。軽音楽部。部員ともめて、3か月で退部。{/netabare}


・渋谷 敬吾(しぶたに けいご)
{netabare}演 - 佐藤永典

1年。滝川の仲間。サッカー部のエースだったが、体育祭でボイコット事件を起こしたことになっている。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、後に記憶を取り戻す。【ドラマ版の設定】朱咲高校1年C組。サッカー部。春に行われた練習試合後、レギュラー落ちになり、頻繁に部活を休むようになる。{/netabare}


・深沢 冴子(ふかざわ さえこ)
{netabare}演 - 相楽樹

1年。滝川の仲間。学年一の秀才。期末テストで集団カンニング事件を起こしたことになっている。リカによって山田たちと魔女に関する記憶を失うが、同じく記憶を失って暴走したノアを止めることを山田たちに依頼した。後に記憶を取り戻す。【ドラマ版の設定】朱咲高校1年B組。特別進学コース。成績が落ち、授業にもついていけず、さぼり癖がついてしまう。{/netabare}



.。o○ ○o。.用語.。o○ ○o。.

・魔女
{netabare}本項では、作中の設定について説明する。キスをすることで、特殊能力を発揮する人である。魔女たちは互いに能力をかけることができない。(記憶操作の魔女を除く)7人全員が揃って儀式を行うと、願いごとが叶えられる。魔女にはうららや寧々など生徒会や超常現象研究部が確認していた魔女グループと紺野やナンシーなど生徒会や超常現象研究部が知らなかった魔女グループの2つのグループがあることが確認されている。また、後者のグループのうち、読心と未来予知の能力は媒介を使用することによりキスせずに能力をかけられることがわかっている。(他の能力は不明。)うらら達が能力を失った後、黒崎や詫摩の新たな魔女グループが誕生している。学校を卒業または退学した場合、魔女の能力は消えてしまう。{/netabare}


・魔女殺し
{netabare}玉木が自分の能力を元に命名した、魔女の能力が効かない能力者。コピーの能力を持つ山田とキャプチャーの能力を持つ玉木のことを指す。今のところ、男子しか能力者がいない。{/netabare}

・私立朱雀高校
{netabare}私立の進学校。生徒会長がこの学校における絶対権力者である。作中における夏休みまでは旧校舎が新校舎と同じ敷地にあった。主に合宿所として利用されているクラブハウスが存在する。この学校には他の学校と違って在学している生徒が魔女または魔女殺しとなることがある。しかし、能力の存在に気付いているのは魔女や魔女殺しの周辺の人たち、または生徒会のみである。{/netabare}


・超常現象研究部
{netabare}山田竜、白石うらら、宮村虎之介、伊藤雅、椿剣太郎が所属している。主に朱雀高校に存在する魔女伝説について調べている。以前は山崎春馬と宮村レオナが所属していた。その時に西園寺リカが仮入部していたことがある。儀式によって能力が消えてからは特に活動していない。{/netabare}


・ノート
{netabare}「トイレの花子さん」や「放課後の13階段」などといったありきたりな話や「朱雀高校の魔女伝説」といった話が記載されている。上下巻に分かれていて、儀式前までは上巻は超常現象部に置いてあり、下巻は朱雀高校のクラブハウスにある超常現象研究部の部室に置いてあったものをノアが所持していた。儀式後にどちらも飛鳥たちに盗まれている。{/netabare}


・儀式
{netabare}生徒会室の隣の部屋にある祭壇によって隠されている魔法陣の上で7人の魔女が手を繋いで、その場にいる全員が目を閉じることによって行える。儀式の間は魔法陣の中心に存在している人と7人目の魔女以外の時間が止まる(正確には相対性理論的なものであり2人の時間がものすごい速さで加速している)。7人目の魔女とキスするときに願っている願いごとが叶う。山田は儀式で「この学校から魔女の能力を消してくれ」と願ったが、儀式を行ったときの7人の能力が失われただけで、能力自体は黒崎や詫摩たち新たな7人に受け継がれた。{/netabare}



.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2015年春アニメ(2015年4月~放送中)

TOKYO MX 4/12(日) 23:30~
テレビ愛知 4/12(日) 24:35~
テレビ北海道 4/12(日) 25:35~
西日本放送 4/12(日) 25:55~
読売テレビ 4/13(月) 25:59~
TVQ 4/13(月) 27:00~
BS11 4/13(月) 27:30~


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「くちづけDiamond」WEAVER
ED「CANDY MAGIC」みみめめMIMI


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

放送開始直前特番「山田くんと7人の魔女と7つの秘密」

1話「アイツになってんじゃねーかぁぁッ!」

2話「俺とキスしな」

3話「受ける?それとも受けない?」

4話「山田のことが好きになったみたい!」

5話「キスしちゃダメよ?」

6話「応答せよっ!」

17巻OAD 第2話「もうひとつの朱雀祭 歌え!踊れ! 超常現象研究部!」

7話「天ぷらだけはやめてくれぇ!」

8話「超ウザイんだけど」

9話「必ず未来を変えて」

10話「俺と付き合ってください!」

11話「白石をどこにやった!」

12話「俺は白石が好きだ!」(最終回)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

この学校には7人の魔女がいる。

タイトルの“魔女”というワードに惹かれつつも,ハーレムっぽいタイトルに敬遠していた部分もあって観れていなかった作品です。

結果,物凄くというわけではないもののけっこう面白く,観て良かったと思いました。
お話の最初は主人公の男の子が女の子と一緒に階段から落ちて体が入れ替わってしまうという,入れ替わりモノとしては王道の展開です。
第3話まではこの入れ替わりでわちゃわちゃするという「らんま1/2」のような雰囲気で話が進んでいきます。
終始,こんな感じなのかなと思いつつもタイトルが“7人の魔女”だし,OPにまだ見ぬいろんな女の子たちが出てくるので「この子達はどういうキャラなんだろう??」って思いながら見進めていきました。
キャラクターは登場時は嫌な奴というか敵っぽい感じで登場します。
でも,話が進んでいっていろんなことが判明するうちに,そのキャラクター毎に思惑があって気付けばなんとなく仲間っぽくなって協力し合う仲になっているのは面白いと思いました。
完全な悪というのは居なくて,みんなが自分や自分以外の魔女たちの力に翻弄されていく―みたいなストーリーです。
物語の中に目標とかやり遂げたい何か柱があってそれに向って進んでいくわけではなく,話の中で次々に目的が切り替わっていきます。
なので話が取っ散らかっている感じもありますが,てんやわんやテンポ良く話が進んでいくので,見飽きることなく最後まで楽しめました。
ただ,そのテンポの良さ&目的がどんどん変わっていくせいでこの魔女の力の設定とかがよく飲み込めないまま話が展開していき「え。何?どゆこと??」ってなったり,「これ何のため??意味ある??」って思うこともしばしばでした。
一旦疑問に思っていたことが,観ていくうちに後から「そういうことだったのね!!」ってなる部分もあるんですが,結局分からずじまいなところもけっこうあります。
こちらは漫画が原作のようなので,原作ではきちんと納得できるような描かれ方をしているのかな??
アニメでは細かい説明を端折っちゃってこうなっているのか,それとも設定が甘いのか…。
多分,わたしの理解が追いついていないからなんだけど…。
ていうか,設定ややこしいよ!!
まず最初にこんがらがったのは第3話。
{netabare}山田がうららと,宮村は雅と入れ替わるのだけど…。
えっと…どういう順番で入れ替わるとこうなるわけ???
って思ってしばらく考えました。
まず,宮村(もしくは雅)と入れ替わる。
そして雅(or宮村)と入れ替わり,そのあと再び宮村(or雅)の入った自分とキスをして自分の体に戻り,最後にうららと入れ替わるとこうなります。
分からなかったのはノアの3人の友達…。
あの3人に濡れ衣を着せたのは一体誰だったの!?
あとは玉木が部室に透明人間の能力で忍び込んでたのだけど,それって彼にキスされなきゃその力は発動しないよね!?
キスされる時に気付くと思うし,彼が超常現象研究部のみんなにキスしたという描写もなくて「??」となりました。
そして「あいつの裏をかいてやる」とかいう理由でうららと入れ替わったけど,あれ意味あった!?
結局7人目の魔女が分かったのも宮村のお姉ちゃんから聞いただけだったし…。
見つけたらっていうゲームは名前を当てるだけで良かったんですね😅
それにリカは山田の記憶を消す気がなかったのなら何でわざわざ会いに行って勘違いさせるようなことしたんだろう??
この子と山崎は結局何がしたかったのかよく分かりませんでした。{/netabare}
他にも細かいところでよく分からなかったところがちょいちょいありました。

観終わってみると,意外とハーレムっぽさは少なかったかも…。
けど,このアニメで1番何を思うかというと「キスとは…」です(笑)。
登場人物のキスシーンがやたらあって,それも恋愛感情とは全く関係なくほいほいキスするので,キスに対するハードルの高さがバグってると思いました。
{netabare}なので,第10話で寧々とキスしたところを見られた山田が慌ててうららを追いかけるところは「あ。一応まだこの世界のキスに恋愛的な意味あったんだ」って思いました(^▽^;)
あと思うところとしては無駄に女の子達がエロいということです。
うららは羞恥心をどっかに忘れてきたの??ってまず思います。
「体洗っとけ」とか,「これで未来が変わるなら裸になるくらい安いものだわ」, etc.
いや。男たちの前で裸になるくらいなら秘書になった方がましでしょうが!!
寧々も合宿の浴場でうらら(中身は山田)にくっついてたけど,2人はそんな仲じゃなかったよね!?
リカもスリルを楽しむためにノーパンとか,ちょっと訳が分かりません。{/netabare}
女の子達に全く共感できなかったので,残念ながらこのアニメで好きな女の子キャラはできませんでした。
{netabare}面白いと思うところはいっぱいあったのだけど,山田が玉木の居る前で普通にうららに告白したところは面白かった。
玉木どう思ったのかな(笑)。{/netabare}

キャラクターは…多いのでなかなか名前と顔が一致しませんでした。
好きなキャラクターは宮村です。
単純に見た目が好きなのと,意外と良いやつだけど野心家で何気にスケベという…(笑)。
生徒会長の座を狙うキャラじゃなさそうなとこもギャップがあります。
あと好きなのは椿と玉木です。
椿は可愛いですね。天ぷらあげるメンタル謎だけど…。
{netabare}玉木は山田の周りが記憶を失っちゃったとき一緒に居てくれたおかげで物語が重苦しくならなかったなと。
そして声が(・∀・)イイ!!{/netabare}

作画は第6話辺りでちょっと崩れたかなと感じました。
キャラクターデザインは割と好きだったんですけどね。。

このアニメはキャラクター同士の入れ替わりがあるので,声優さんの演技が光ってるなと思いました。
その一方で,こういう突然キャラが変わるようなシーンのあるアニメを観るといつも思うんですけど,声優さんが本領を発揮しすぎる気がするんですよね。
普通の人は中身が入れ替わってもあそこまで声変わらないと思うので…。
山崎の声はいかにも“生徒会”って感じですよね。

OPはアニメーションが可愛いと思いました。
黒い三角帽と上目遣いのうららが特に。

最後はハッピーエンドで良かったです。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 8

pipikapu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ところどころ勿体無い演出が目立ったものの良アニメ

今期開始前はそれほど注目していなかった作品です。なんとなく同曜日に他に観たいものもなく試しに1話を観てハマり、現在に至っています。

まずはじめにおそらく今期1・2を争うであろうOPの完成度。動きが少なくセピアな画調ながら、OPのテーマ曲とぴったりハマっており、近年多い「女声アニソン」+「ぬるぬる動くアニメーション」からなるOPとは一線を画したおしゃれなOPとなっています。自分はこれだけで、今期の視聴を継続することにしたほどのインパクトがありました。


原作未読の段階ではテンポの良さも気に入りました。2話視聴後に我慢できず原作を読んでしまったため3話以降は原作既読の状態での視聴でした。

アニメという限られた期間のなかで作品を描くためにはすべての描写を盛り込むことは不可能です。その中でも十分適当といえる程度の原作の取捨選択を行っており、かと言って原作を改変したりしすぎることもなく、原作既読の人からしてもそれなりに満足度の高いテンポと内容のバランスになっているのではないでしょうか。

(個人的には2クールにして、7人の魔女を見つける前後で1クール程度ずつ一気にやって欲しかったのですがその辺は大人の事情があるでしょうから文句は言えませんね。2期に期待といったところでしょうか。)

ネタバレは極力避けたいのであまり内容についてはここでは触れませんが、声優の名演技にも注目です。内容面でも、7人の魔女を見つけ出すところまでで一区切りかと思いきや、実はその後(アニメ10話以降になります)も結構内容的には盛りだくさんで、さまざまな伏線が回収されていくことになります。おそらくアニメ版では(2期が無い限り)そこまで深く描くことはできないでしょうし、原作の途中までで終わってしまうでしょうから、アニメ終了後にでもぜひ原作を読んでいただければと思います。

不満を上げるとすれば、途中数話ほどOPをカットし本編中にBGMとして流す形式を取っていましたが、せっかく完成度の高いOPだっただけに勿体無く感じました。尺の関係もあるのでしょうが、それでもあまりに的はずれな場面で曲が流れはじめたのは残念でした。今は通常OPに戻っているので良しとします。

<全話視聴し終わっての追記>

結局後半でも劇中OP使用は続いていきましたね・・・。最終話だけはまだ話の流れと曲は合っていて許せるものの、それ以外は基本的に的はずれな場面での挿入な上に歌詞付きで流したため、キャラクターのセリフと被ってしまい、ごちゃごちゃした印象は拭えませんでした。
1回2回こうした演出を使うのはアリだと思うのですが、こうも連発された上に少々小気味良すぎるテンポと相まって、「ああ、枠が足りないんだろうな・・・」と視聴者が察してしまう場面も多々あったのでは無いでしょうか。

原作はまだ続いていますし、切りの良い「儀式」までで一区切りするのはごく自然な構成でしょう。ある程度原作も進み、2期の話があれば「儀式後」のストーリーをぜひ描いてほしいなと思います。(原作未読の方にはおそらく「最後は能力全部なくなって平和になりましたチャンチャン♪」というようなぶっきらぼうな話に見えてしまだろうというのが残念)

で、まあこれでとりあえず何もなく終わってくれれば多少勿体無いなと思いつつも良アニメでした、で済んだのですが・・・。なんと夏クールの同枠もやまじょ再放送で埋めるというではありませんか・・・。いや、再放送も適度に入れないと厳しいのは分かるんですけど、直前に放送したアニメの再放送をそのまま入れますかね普通・・・。
「こんなに駆け足で、OP入れる余裕もなくぶっ飛ばしてきたのに、次クールの枠余ってるんだったら最初から2クールで作ってくれよ」って思うのが視聴者的には当然なのでは無いでしょうか・・・。

アニメ製作の現場のことはSHIROBAKOで得た知識しかないのであまり大口はたたけないのですが、流石にちょっとこれはひどいなぁと。せめてもう少し前の、他のアニメの再放送でもいれれば良い物を・・・。

原作も面白いですし、多少テンポ良すぎるにせよアニメの構成も概ね満足、OPやEDも良い、声優さんも素晴らしい、と今期1・2を争うレベルで毎週楽しみにしていただけに最後の最後ですごく残念な気持ちになりました。


「大好評につき」ってことは当然2期やってくれるんですよね?(威圧)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 8

75.3 16 巨乳で恋愛なアニメランキング16位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1178)
7107人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

六畳間に集まる侵略者達!?

ヒロイン全員侵略者ではなく宇宙人と地底人が侵略者です。
ラブコメで時々シリアスという感じですかねー、一話は怒濤の展開、三話はマラソン回でしたがマラソンではなく障害物マラソンでした。
詳しく知りたい人はラノベを読む、大まかなな本筋を知りたい人はアニメを観るのがおすすめ。

ラノベの一巻を購入したのでお約束は出来ませんが感想を書くかもしれません。
一巻読んだ感想
大まかな違いを書きます。ここからはネタバレというより、違いを書きますが一応ご注意を。それが大丈夫という方はどうぞ…
{netabare} ゆりかの扱いが酷い(笑)陰の功労者なのですが誰も魔法少女と信じません。アニメ以上に不憫なキャラです。大家さんの掘り下げと桜庭先輩の掘り下げがラノベ版の方が充実しています、特に桜庭先輩は読んでおかないと何故孝太郎に好意を抱いているのか不透明だったのでその疑問が解消されました(されます)
侵略者メンバーで幽霊の早苗は一巻の時点で孝太郎に対する敵意がとあることで薄れています。 {/netabare}
ラノベ版を読むと桜庭先輩と早苗とゆりかの印象が変わります、そのかわりアニメのように展開が早いというわけではありません。アニメ一話がほぼ一巻の内容をざっくりとカットして映像化しているのでご注意。

九話感想
ゆりかが可愛い…だと!?
ラノベ読んだから知ってましたけどね
タイトルの解釈としては『陽だまりと虹』は孝太郎がゆりかに対するイメージであり、ゆりかが孝太郎に対するイメージかなと思いました。
 九話は孝太郎がゆりかをおんぶしているシーンがまさに孝太郎がゆりかにとっての『陽だまり』という感じが出てて良かったと感じました。

十話感想
早苗が孝太郎の身体に入って眠っていましたが、あれは早苗的に『暖かいから入っている』らしいからです。
孝太郎は最早、早苗に対しまったく敵意もなくなおかつ家族感覚なので暖かいみたいです。朝に寝起きの悪い孝太郎を起こしに来るルースはびっくりしています(尺の都合によりここの下りはカット)
ゆりかの馬の役はいじめとかではなく、ゆりかには馬の演技が上手いと評価されてまた馬役をしました。

十一話感想
キリハが左腕に付けていた篭手は雷と炎を操れる代物です。
キリハは障害物競走で完走寸前までいったので運動は得意な方なのでしょう、急進派のリーダーにはスタンガン的な衝撃を与えて昏倒させました。
急進派のリーダー、シジマ・タユマは騒動の後地底にて裁判にかけられます。シジマは所謂武家に当たる家で生まれ武力による侵略を提唱して一定の支持を得ています。地底の技術は確かに地上を圧倒していますが数は断然、地上の人間が多いですし対策も早いでしょう…サンレンジャーはその為の組織です。
今回サンレンジャーが遊園地まで出動しませんでしたが、ラノベ版だと遊園地に出動します。一瞬でやられますが、ゆりかの防御魔法で大事に至りませんでした。
サンレンジャーという組織は全国に居るらしいです(あやふや)あのスーツは一応戦える機能が備わっています。

キリハは可愛いのですが後々にならないと真価が発揮されないもったいないキャラですかね。

キリハの過去については…ラノベを買おう!
ここで言うのは止めておきます。
大家さん貴方は一体何者なんだ…

十二話感想と総評
クリスマス回&演劇回でした。
アニメの尺に合わせて一話並みの再構成がされました、ある意味原作越えをした回でした。
ヒロイン全員が可愛いと感じたのは久々なんじゃないかと感じました。どのヒロインも薄い印象ではなく色濃く記憶出来るアニメだったのはないでしょうか?(一話で切らなければ)
十二話は原作超えたと個人的な感想です。
本当に素晴らしいアレンジ、改変、再構成が光るアニメでした、スタッフの皆さんありがとうございました。

アニメは終わりましたが、ラノベはまだ続いているので気になる人はチェック!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

みんな可愛すぎんでしょおおおおおおお

 HJ文庫よりライトノベル原作、ハーレム気味ラブコメ作品。
幽霊に魔法少女に地底人に宇宙人に付き人に大家さんに先輩に……節操のないヒロインの種類と多さ。
1話の時点じゃ「あ、これ、がをられ枠か」もしくは「脳コメ枠か」とか感想を抱いても仕方ない。
だって全員一挙登場するんだもの……。

しかしながら1話の雑多感に反して、2話以降から丁寧なキャラクターの掘り下げが進行してゆく。
設定の無茶苦茶さはあるものの、内容は見せ場やメッセージ性がハッキリしてるので意外に観やすい。

1話は顔見せ、2話以降から各キャラが深く関わるエピソードがそれぞれ用意されている、
侵略戦争とは名ばかりで、そんなに駆け引きやバトル対決的な内容ではない、
といった辺りを念頭に置けば、方向性が分からず振り回されることなく、視聴できるかもしれない。
しかし特殊キャラたくさん出してきたのに、最も普通っぽい先輩が一番メインヒロインっぽいという。

■キャラクターを輝かせるエピソードの展開力
{netabare} この作品は実にキャラクターの魅力を引き出すための話作りが上手いと思う。
初めにいいなと思ったのは、第三話の部活対抗障害物マラソンの話。
この話で最も印象に残ったのが桜庭先輩とゆりかふぁいおーの助け合いシーン。
侵略者面々の中で一人抜けたポンコツぷりを発揮してたゆりかだけに、その健気さに胸を打たれる。
先輩の聖人っぷりも拍車をかけて、ゆりかに恵みあれといった気持ちにさせられた。

ハーレムモノで男キャラ不在の中でのキャラ掘り下げというのも新しく、
厳密にはハーレムモノというよりキャラによって別個のドラマがある作品という印象が強まった。
安易なラブコメに走らずに個性を描く方向に重点を置いたことで、結果魅力を高めているのではないか。

そんなこんなで全員それぞれが際立つエピソードが用意されているために、
観ていけば観ていくほどキャラの魅力が深まっていって、みんな可愛い……

早苗ちゃん:人懐っこさが可愛い どんなときでも味方になってくれそうな信頼感
ティア:反応がいちいち可愛い 小っちゃくて度々弄ばれるけど、案外懐が深くて頼もしい
ルースさん:誠実で可愛い 常識人的ポジションだけど最も暴れてた人
ゆりか:ポンコツ可愛い 泣いたり笑ったりオチ担当だったり面白い でも影の功労者だったりする
キリハさん:機転が利く可愛い 最初は読めない人だったけど、真意が明かされて好感を持てた
桜庭先輩:ヒロイン可愛い 完全に惚れちゃってるよね、という行動の端々が破壊力ありすぎる
大家さん:自由人可愛い 一人だけ別格な格闘家やってるあたり笑えつつ、いると安心感ある
ハニワも竹達と悠木碧だと思うと頭がとろけそうだった。

これほど全ヒロイン魅力的な作品もそうないな……。
そして主人公の孝太郎も終始明るい好青年で、いざというときは台詞も格好良くて好感度高かった。{/netabare}

☆総評
 展開自体はチープさもあったのだけど、キャラクターは本当ずば抜けて良い作品だった。
作画も安定感があり表情豊かで、ポーズも特徴的に決まってて良かった。
ちょっとした所作にどきっとさせられることもあり、可愛さがオーバーブレイクする。
1クールでこれらのキャラを一通り描ききっていて、満足感のある内容だと思う。
ただ方向性を掴むまでの出だしがネックか。まぁ総じて予想以上に良作のキャラ萌えアニメだった。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

あしすと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この作品は1クールアニメでは魅力が伝わらないタイプだったのではないかと

原作未読です。

最近たまたまこの作品の原作の良い評判を目にしたのですが、それに対して「でも自分はそんなにこのアニメに強い印象はなかったな~。原作はもっと面白いのかな~」と思ったわけで。

ただ、そのように思いを巡らせたことで一つ気付いたことがあるので、自分へのメモがてらレビューにしてみます。



このアニメに対する自分の印象は、
「ファンタジーハーレムときどきバトルで、決してつまらなくはないものの無難だったアニメ」
というものでした。

そこで今回あらためて「なぜ無難と感じたか」を突き詰めてみたのですが、それはアニメ範囲内では「設定が活かされてない」と無意識で感じていたからみたいなのですよね。


つまり、幽霊やら地底人やら宇宙人やら魔法少女やら、いろいろなキャラがいましたけど、それぞれが上手く絡むことなくエピソードがそれぞれが独立していた、というか…。

例えば幽霊早苗ちゃんメインのエピソードで、他のメンツが地底人やら宇宙人やら魔法少女である必然性があまりなかったように思えて、
その必然性のない状態が、全メンバーの人数分だけメインヒロインキャラを変えて繰り返されただけで、起伏のない状態のまま最終回までいってしまった、みたいな…。

なんか言葉が上手くないですね。伝わっていなければゴメンナサイ…(>_<)




ただ、最近目にした原作の良い評判というのは「伏線の回収の仕方が絶妙」というものでした。

それで思い出しました。
あー、言われてみればなんか伏線っぽい展開はあったな~。結局アニメ範囲内で回収されることはなかったから記憶に残ってなかったけど。


この原作って、20巻くらい出てるんですもんね。

もちろん原作者さんが魅力的な話を作り続けられるからそんなに続くのでしょうけど、それはそれとして、そりゃあ20巻も続いていればじっくりゆっくり伏線回収もできて面白いラノベになりますよね。


かたやアニメ。

何巻までアニメ化されたのかは知らないですけど、きっとこの作品って序盤はメインキャラの自己紹介巻が続いて、
序盤だけでの伏線回収とか、アニメ化された際に合わせた序盤の盛り上がり巻とか作らなかったのでは?


いや、ラノベはあくまでラノベですから、アニメ化を見越して12話24話でまとまりそうなポイントに合わせてメリハリのある盛り上がり回を作るというのは本来違うのかもしれないというのは分かるんですよ。

でも、自分は新しい漫画やラノベを積極的に発掘しようとするタイプではなく、アニメ化されたものの中からかなり気に入ったものだけ原作に進むタイプなので、アニメ12話の時点で強い印象がなければその先には行かないというのが事実なわけで。


例によって話が行ったり来たりしてしまいましたが、今回何を言いたかったのかをまとめますと、
そんなに伏線回収が巧みな原作なのだとしたら、それがまったく感じられなかったアニメ12話の構成(原作序盤の構成)はもったいなかったんじゃないかな~
…ということなのでした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 7

76.9 17 巨乳で恋愛なアニメランキング17位
だがしかし(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1310)
6553人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツは夏休みのある日、駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたるに出会う。
実在の駄菓子とともに少年×少女のおかしな夏が今始まる!
美味し懐かし駄菓子コメディー、お腹いっぱい召し上がれ! !

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、藤原啓治
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

そこのあなた!これを見れば駄菓子が食べたくて仕方なくなるわよ!?

☆原作未読☆

~あらすじ~
ある田舎に住む鹿田ココノツ(おそらく主人公)は漫画家を目指しているが、父のヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子を継ぐようにいわれている。けれどそれを嫌がるココノツの前にある日突然、都会からやって来た謎の女の子、枝垂ほたるが現れ、あらゆる手段でココノツに駄菓子屋を継がせようとするーー

美味し懐かし 究極の駄菓子コメディーです

絵的にアニメを見るまで主人公はほたるとサヤかと思ってましたw
が、一応?主人公はココノツだったんですねw


〜タイトルについて〜
突然ですが、皆さんはこの「だがしかし」というタイトルはどういう風に捉えますか?
「だが、しかし 」「 だがし、かし」
どちらなのでしょうか?

アニメの1話目を見れば分かる…と言われていましたが、私はどちらかよくわかりませんでした…( ´ㅁ` ;)

というか、どっちも!なのではないかと思います!
「だがし、かし」はお菓子という意味
「だが、しかし」 接続語
という意味でどちらも使われるのではないかと思います!
ですが、まだハッキリしてないので題名の意味問題はまだまだ続きそうですね…
原作を見てれば後に分かるかも??


~OP.EDにて~
OP ED共に1話、2話だけ映像が違うんです!後半はずっと一緒だったんですがねw
よければ見てみて下さい☆
そして歌もハマりますよ~♪内容に合ってるなと思いました☆

{netabare}
だかしかしは内容を全く知らずに見ました
駄菓子についての話だったんですね〜!
(ほんとに駄菓子の話です。駄菓子を紹介するための物語、的な?)

1番始め、主人公の名前がよく分かりませんでした。
皆、主人公のことをココナツと呼んでいたんですよねw実際の名前はココノツです ややこしいw
※私はずっとココナツで呼んでましたw

そして、ほたる登場!始めからかなりの変人で謎な女の子でした
だがしかし!駄菓子については超詳しい!すごいなぁと思いました!そしてよく見るとリボンが違います
2種類あり使い分けているのかな?

サヤ、キャラの中では1番お気に入りです♪かわいいし、遊び系が超得意なんですよね!
めんことか、二の舞!?で3枚もきれてて、ほたるとココノツはビックリ!
そのすごさにほたるにはサヤ師と呼ばれるようになりますw
サヤ師…恐るべしw
そしてサヤと言えば子供の時♪あの時は特に可愛くてお気に入りです♪
ココノツがお祭りで取った金魚がサヤのお店にいるんですよね♪
それを知った時はおお〜!ってなりました(*´艸`*)

〜1番面白かったところ〜
第4話 サヤがいる喫茶店にある「見られてはいけない」ことが書いてあるノートを忘れてしまった…
そのノートを取りに行くために、ほたるとココノツが走る!!
すごいですねwグリコのキャラメルで消費カロリーを計算して喫茶店まで走るとかw
結局バレてしまいましたがw
地味に二人で協力して走ったところが感動しましたw
✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿
そして、アニメを見て改めて駄菓子の存在を知りましたw
うまい棒とかベビースターも駄菓子だったんですね!!初めて知りました☆
でも、アニメを見て、1番に思ったことは……

あれ?私、駄菓子食べたことない……( ̄□ ̄;)!!?

まさかぁwと思う人もいるかもですが、ほんとに食べたことないんです……
というか、ラムネとかうまい棒とか食べないんですよね…(´・ω・`)
でもでも!美味しそうだなぁと思った駄菓子もたくさんあったので、ぜひ食べてみたいなと思います!!
駄菓子屋さんとか近くにあるかなぁ‥
{/netabare}

~食べてみたい駄菓子~

1位生きいきビール
(本物は無理ですがw駄菓子のビールは本物と似てるんですかね?wどんなのか気になります♪)

2位ヤングドーナツ
(駄菓子っぽくなさそうですが、気軽に食べれそうです♪)

3位ふがし
(色んな種類があって美味しそうです♪)

という感じですが、他にも美味しそうなお菓子がたくさんあり、お菓子好きには必見ですよ~!?
このアニメを見れば、誰もが駄菓子を食べたくなると思います♪
ぜひ皆さんも色んな駄菓子を食べてみてください♪

果たして、ココノツは駄菓子屋を継ぐのか?
今後の話も気になるので
原作も見てみたいなと思います♪

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

昔懐かし駄菓子屋商品の数々・・・でもそれよりサヤ師に萌えましたが何か^^;?

この作品の原作は未読ですが、あやちが出演するとして迷わず視聴を決めた作品です。
あやち見たさに事前の情報番組も視聴・・・たくさんの駄菓子に囲まれたあやちを堪能してから本編の視聴に臨みました。

物語はとある田舎町の一画にひっそりと建っている「シカダ駄菓子」
この駄菓子屋の一人息子である鹿田 ココノツが本作の主人公です。

彼の夢は漫画家になる事・・・ですが、その夢は遠く巌しい道のりです。
一方、家が駄菓子屋だった事もあり、駄菓子に関しては高いスキルの持ち主でもあります。
そんな駄菓子のスペシャリストである息子に駄菓子屋家業を継がせたいと考えている父親でしたが、これまでココノツから頑なに断られていました。

そんな中に颯爽と登場したのが大手菓子会社「枝垂カンパニー」の社長令嬢であるほたるさん(CV:あやち)です。
世界一のお菓子メーカーを作ることを夢見る彼女はココノツの父親であるヨウを引き抜きに来たのですが、シカダ駄菓子の行く末を見守りたいという彼の思いを尊重し、近所に居座る事になり・・・ココノツとほたるとの駄菓子談義が一気に白熱しながら物語が動いていきます。

駄菓子屋さん・・・とても懐かしい響きです。私が駄菓子屋にお世話になっていた小学生低学年くらいには、住んでいたアパートから徒歩5分以内の場所に駄菓子屋さんがあり、毎日50円玉を握りしめて入り浸っていたのを覚えています。
今では駄菓子屋さんを気にしながら外を歩かないのでよく分かりませんが、一昔前より駄菓子屋さんの件数自体が減っているのではないでしょうか^^;?

少し話題が逸れてしまいました^^;
wikiを見てみたら、作中に登場した駄菓子が掲載されていました。
中には全く知らないお菓子もありましたが、全般的に感じるのは懐かしさです。
でも、ココノツとほたるさんの掛け合いを見て思ったこと・・・駄菓子に関してここまでの拘りは持っていなかった、という事です。
たかが駄菓子・・・いいえ、されど駄菓子です。
次々と登場する駄菓子を美味しそうに食べている二人を見ていると・・・こちらにも空腹が伝染しそうでした^^;

実はおやつカンパニーから販売されている「ブタメン」を知らなかったのですが、3月にインフルエンザに罹患し、隔離生活を送るためコンビニに食料確保に行ったところ「ブタメン」が売っているではありませんか。
しかも「だがしかし」とのコラボバージョン・・・思わずゲットしてしまいました。

でもこの作品・・・魅力は駄菓子だけではありません。
数少ない登場人物の立派に魅力的です。
本来であればあやち演じるほたるさんを一推しで見るところですが、今回はサヤ師の存在が大きかったです。

普段は実家の喫茶店を切り盛りしている彼女ですが、ココノツの事になると途端に態度が挙動不審になるんですよね〜^^;
突然やってきたほたるさん・・・かなりの巨乳美人という自分には持っていないモノを持っているほたるさんがココノツに接近するのを露骨に嫌がってみたり・・・
でも実際にはとてもシャイで、貰ったモノをとても大事にする女の子なんです^^
そして二人で過ごす時間に彼女の見せる満面の笑みは破壊力抜群でした。
正直キャラデザに関する印象は普通でしたが、サヤ師の可愛らしさだけは別格だったような気がします。

それでも何が起こるか分からないのが世の常・・・
いつほたるさんが変身するとも限りませんし・・・気は抜かない方が良いかと・・・^^;
それにココノツだってどこに行っちゃうか分かりませんし・・・

オープニングテーマは、MICHIさんの「Checkmate!?」
エンディングテーマは、竹達彩奈さんの「Hey!カロリーQueen」
この2曲で甲乙なんて付けられません・・・どっちも大好きです^^
でも・・・エンディングの振り付けは可愛いと思いました^^

1クール12話の作品でした・・・が、最終回の終わり方はあまりにもあっさりし過ぎていたのではないでしょうか^^;?
劇的なエンディングが欲しい訳ではありません・・・でもあまりに普通に終わると、続きが気になってしまいます^^;
ほたるさんとサヤ師の動向が気になるのでできれば続編希望でお願いします^^;

投稿 : 2025/02/01
♥ : 43
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

駄菓子屋って今もあるんかな??

1話の感想 ★★★☆ 3.5
キャラが濃い
{netabare}
うまい棒とポテフとヤングドーナツが出てきたね。
まさかそのまんま出てくるとは。
キャラは濃いな!親父と駄菓子女が。
カフェの女の子は可愛かった。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
酔っ払いホタル
{netabare}
今回はきなこ棒、なまいきビール、フエラムネ、めんこ。
なまいきビールって何?初めて聞いたわ。
あんまり美味しそうちゃうけど。
メンコも時代を感じるな…
メンコとか今も売ってるんだろうか?{/netabare}

3話の感想 ★★★☆ 3.5
エアコンの故障
{netabare}
今回はブタメン、ボンタンアメ、あとチュウチュウ吸う棒のやつ。
夏にエアコンの故障って、本当に最悪だな。
ホタルは今回、なんだかんだエロかったな〜{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
目隠し勝負!
{netabare}
今回はふ菓子とグリコだった。
ノートに胸のことはなかなか心に来るだろうな。
しかも、好きな人とか…
てか、走りながらグリコ食べるのって口が甘くてしんどそう。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
YouTuber
{netabare}
今回は、ビンラムネ、ベビースター、ヤッターめんとすっぱいぶどうにご用心だった。
まさかYouTuberにupする話が出てくるとは…
しかも顔出しだし。
まぁ、田舎なら大丈夫か。
ヤッターめんは小さい時めちゃくちゃ食べたわ。
懐かしい。{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
サエとの思い出
{netabare}
今回はまけんグミとひもQ、ヨーグレットの3品だった。
そして、何よりサヤとのラブコメが話のメイン!
見た目的にはホタルの方が断然エロくていいが、サヤちゃんの方が絶対可愛いよな。
子供の頃から好きだったんだな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
夏祭り
{netabare}
今回は駄菓子少なめでもんじゃ焼きと型抜き。
もんじゃ焼きが駄菓子屋さんでも食べれたというのが意外。
果たして、駄菓子の入ったものは美味しいのか?
最近、ラブコメ要素が強くていい感じ!{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
怖い話
{netabare}
超怖い話ガムとプチプチ占いチョコ。
超怖い話ガムは見たことないわ。
こんなんあったんだな。
プチプチ占いチョコは知ってるけど。
けん玉、あんなに高かったか?
100均で売ってた気が…
それとも、100均もないような田舎なのか?{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
おっぱい?爆弾?
{netabare}
わたパチとうんチョコ、さくら大根とたまごアイス。
うんチョコとか知らんわ〜
まぁ、確かに小学生はうんち好きそう。
関西だからさくら大根は見たことない。
あんなん売ってんだなー
たまごアイスはおっぱいでした。{/netabare}

10話の感想 ★★★☆ 3.5
ほたるさんの具合が…
{netabare}
今回は粉末ジュース!
珍しく前後半に別れないタイプ。
しかも、前話の内容を引き継ぐ形式。
口内炎ってあんなに腫れるか??
確かに痛いけど…{/netabare}

11話の感想 ★★★☆ 3.5
駄菓子屋さんのあるべき姿
{netabare}
コーラガムと都こんぶ、あとはラムネ。
あんな親切な駄菓子屋さん、見たことないぞ?
大体はじーさんかばーさんがしてたような。
ラムネの話で出てきたペリーは面白かった。
杉田さん、ふざけすぎw
ラムネとサイダーって容器の違いだったんだな。{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
ココノツの答え
{netabare}
さくらんぼの詩と食べルンですhi、森永ミルクキャラメルとサクマ式ドロップス。
前話の話の続きになるのかな?
今回は少し恋愛よりかな。
お菓子もメジャー級のが多かったし。
結局、くっついたりといった事はなかったな。
2期ではあるのかな?
内容よりも声優さんたちの掛け合いが良かったな。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

61.3 18 巨乳で恋愛なアニメランキング18位
魔法戦争(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1004)
5953人が棚に入れました
七瀬武は過去にとある事故を起こしてしまったがそれ以外はクラスでも生真面目な生徒と見られている普通の高校生で幼馴染の五十島くるみとはくるみの諸事情により偽の恋人関係を築いていた。だが、ある日武は部活の練習前に倒れている相羽六を発見する。そのあと六を保健室に連れていった武は六の勘違いにより六の魔法を受け魔法使いになってしまう。そこから武自身とまわりの人間の運命は大きく変化していく。

声優・キャラクター
宮野真守、東山奈央、瀬戸麻沙美、鈴村健一、岡本信彦、森川智之、高橋美佳子、福山潤、中井和哉

kwm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

『竹刀戦争』 クソアニメオブザイヤー?

原作未読。初めに言っておきますが盛大に茶化したレビューです。
今年のクソアニメオブザイヤーはこれみたいな感じで紹介されていたので好奇心で視聴しました。
この作品は『自分の好みに当てはまるか否かではなく構造的な欠陥がありすぎて面白くない』と思った初めての作品でした。
色々な事がわからなすぎて、真面目に見ようとすると頭の中が『?』マークだらけになると思います。
酷評なので先に原作ファンの方に謝っておこうか迷いましたが、そんな方でも苦笑いせざるを得ないレベルだと思うので謝らないでおきます。

まずこの作品は説明不足な設定や必要のない描写があまりにも多い。
敵が放った大剣による斬撃を主人公が竹刀で受け止める。
こんな誰もが疑問に思うような事象をそのまま投げっぱなしで放置する。
しかもこれが一話で起こってしまうのだからタチが悪い。
登場人物の名前や相関関係、世界観すら頭に入っていない状態でこんな事をされたら、きっと誰もが魔法か何かだって思ってしまう。
『魔法戦争』なんてタイトルの作品なら尚更だ。
わけもわからず始まった戦闘が終わった後、

『そういえばお前さっき竹刀で斬撃を受け止めてたけど、あれどうやったんだ?』
『あれ?…そういえば俺とっさに…』
『それについては私が説明するわ』

なんて自然な魔法の説明を待った所でそれは永遠にやってこない。
その先にあるのは初めて聞かされるエンディングだけだ。
しかもこの竹刀、大剣の斬撃を受け止める度にガキンガキンと金属音を出していたのに途中でバキッと折れてしまう。
竹刀でもなければ竹刀の形をした別な何かでもない、お前は一体何なんだ。

そんな超常現象が起きた直後にもまた別な事件が起きる。
場所を変えて同じ敵と竹刀で再戦するのだが、バトル専用のBGMまで流して煽っておきながら『さあバトル』というタイミングでいきなりエロ描写を持ってくる間の悪さ。
その場にいる女の子が意図せずに魔法を発動してしまい胸が大きくなってしまう。
これだけならまだわかる。
だがバトル中にわざわざその子をフォーカスして胸元をアップにする必要性はそこには存在しない。
やるならきちんとバトルが終わった後に、

『そういえばお前胸が…』
『キャー/////』

と、そこはメリハリをつけてやるべきだろう。
それだけならまだ良い。
突然エロが始まったと思いきや、今度は直前に一瞬映っただけの誰だかわからない別な人物が乱入してくる。
バトルかと思いきやエロが始まり、やっとバトルが始まるのかと思ったら今度は詳細不明の人物の乱入。
しかも突然現れたこの人物、現れて早々『お前ら何やってんだ』と言うのだが、それはこっちの台詞だ、ていうかお前誰だ。
場面が二転三転しすぎて感情移入はおろか、最初に何が起きていたのかすら忘れそうになる。

そんなドタバタを乗り越えてなんとか二話が始まり、要となる魔法の説明が始まるのだが、これが全くと言って良いほど説明になっていない。
『この人達に魔法の種類を教えてあげて』と言われた女の子が次々と魔法の種類を述べていくのだが、名前を言うだけでどんな魔法か一切説明しない。

『回避魔法』
わかる。攻撃を避けるんだね。

『幻術魔法』
わかる。幻を見せるんだね。

『破壊魔法』
わかる。要するに攻撃魔法だね。

『暗黒魔法』
わかる…かな。属性違いの攻撃魔法かな?

『神速魔法』
わかる…かな。ヘイスト的なあれかな?速くなるやつね?

『生物魔法』
わからねーよ。なんだよ生物魔法って。
このままノリで『わかる』なんて言うとでも思ったか。
魔法ってつければ何でもそれっぽく聞こえるとかナチュラルに思ってんじゃねーよぶち殺すぞ(´・ω・`)

この魔法を説明するシーンでは、それぞれどんな魔法か説明を兼ねた映像が一瞬だけ流れるのだが、生物魔法の部分においては第一話で胸が大きくなった女の子の映像が一瞬流れるだけ。
おっぱいを大きくする魔法なわけもなく、こんな映像だけでは何をする魔法なのかさっぱりわからない。
これでわかる奴はエスパーだ。

生物魔法と言っておきながら説明した本人が後に変身魔法と言ってみたり、名前しか判断基準がないのにそれすら変えてくるとか、もう意味がわからないよ。
挙句の果てには生物だの変身だの言っていたのに回復魔法を使って味方を回復し始めちゃう。
もうお前魔法全部使っちゃえよ。
しかもそれぞれの魔法で何ができ、何ができないのか、どんな弱点を持っているのかを一切語ってくれないので、まるで説明の意味を成していない。

更には、使える魔法が前述した『系統魔法』と呼ばれる魔法以外にも存在する事を一切教えてくれないので『キャラの特徴を出すために魔法は一人一つの属性しか覚えられないんだな』なんて先入観を持っていると痛い目を見る。
いきなり主人公達が『プロテクション』と言いながらシールドを張り敵の攻撃を防いだかと思ったら、高所から落下し地面に激突する直前に『フロート』なる魔法を使って着地の衝撃を回避する。
ちなみにこれらは基本魔法というらしく、誰でも使える魔法らしい事をWIKIで調べて初めて知った。
使えるなら最初から言え。
こうして何の説明もなくいきなり視聴者が認知していない魔法を使い始めるので、原作を知らない人にとっては全てがご都合主義に思えてしまう。
最初から説明しておけばなんて事無いのだが、『説明不足』というだけこんなにもマイナスになってしまうのだ。

極めつけは『その必要性がどこにあるのか』『何故なのか』が全くわからないシーンの数々。
悪役側のある人物が豪勢なお屋敷に車でお仲間を迎えに行くのだが、黒塗りのいかにもな車で乗りつけ、お仲間の美女を車に乗せた瞬間いきなり地面に魔方陣が出現し、彼女と一緒に車ごと転送魔法でワープしてしまう。
ねぇ、なんで転送魔法使えるのにわざわざ車乗ってきたの?馬鹿なの?死ぬの?
こんな意味不明な流れがいくつもあるのであげ始めるとキリが無い。

主人公の武器のガンブレードには『系統魔法』を弾として込める事ができ『結局お前全部使えるんじゃん』とか『そもそもそれ伝説の武器なのに、そこら辺の売店で普通に売ってたんだよね』とか色々とあるけどもう疲れた。
気がついたら凄い長文だし、こんなクソアニメにマジになってレビューしてしまった自分がとても恥ずかしい。
まだ6話までしか見てないけど、この先ヒロインにおちん○んが生えてる事がわかってケツからミサイルがでてきても俺は驚かないからな。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19
ネタバレ

こーすけー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

魔法?戦争?ラブコメ?

現在までの総評
原作がラノベのアニメ。
もはやこのタイトルに惹かれてとてもわくわく楽しみにしていました(笑)
そしたらまー作画とかアニメーションひどいですね(´;ω;`)
今んとこ戦争なんかしなくて、ただのラブコメとなってしまっていますね(^O^)
主人公が紀田正臣の声優(宮野真守)っていう点が一番のお気に入り。

1話
{netabare}
いきなり美少女彼女のいる主人公。なんて羨ましいんだヽ(`Д´)ノ
さらにはさらにはいきなり現れた女の子とチューしてしまうヽ(´Д`;)ノ
そしたらなんとも理不尽な理由で武、くるみ、一三は魔法世界へと連れて行かれてしまう。
{/netabare}

2話
{netabare}
なんだかんだ魔法世界に連れてこられた一行は、魔法世界と現存世界が分裂した理由を知る。
学園長に現実世界に戻るか、ここに残るか選択を迫られた武は、自身の境遇にも似た六と彼女の兄のことが気がかりで魔法世界に残ることを決める。さらにくるみと一三も魔法世界に残ることを決め、三人は魔法世界にあるすばる魔法学院に入学することになる。
講義の際に一人だけ魔法を使用をする際の媒体となる「アスペクト」を有していなかった武は六とともに購買部に行きトワイライトを手にする。
トワイライトは前戦争で敵の大将が放った「ラストレクイエム」から世界滅亡を防ぐために世界を現存世界と魔法世界の二つにわけた15人の偉大な魔法士の一人が所持していたものであった。
{/netabare}

3話
{netabare}
武と武の弟の月光との仲違いの回想シーン。
お互いのすれ違いにより兄弟仲が悪くなってしまったようだ、、、。なんだか随分理不尽な理由で嫌われちゃっている気もするが、、、。
以下くるみと六と武の三角関係ラブコメが展開のため割愛(笑)
{/netabare}

4話
{netabare}
兄の所在を占ってもらった六は一人崩壊世界の瓦礫の中を進んでいた。
武たち3人は六の机の上に置かれていた地図から、六が一人で兄を探しに行ったのだと知る。しかし崩壊世界では現在大規模な戦闘が行われていた。
自分と同じような境遇にある六を心配し、武は危険と知りつつも崩壊世界へと六の捜索に行くことを決意する。
くるみ、一三も理由は違えど武とともに崩壊世界に行くことを決意する。
崩壊世界についた早々、三人は世界をつなぐボックスのある結界の中から崩壊世界での戦争の一端を目の当たりにする。
一方、占い師は実は罠であり、六は兄により追いつめられていた。
そこに駆けつけた武たちであるが、圧倒的な攻撃を誇る十の前に六を救出するので精いっぱいで防戦一方になってしまう。
そんな中、一三が弾丸に魔力を込めることに成功し、武もトワイライトのカートリッジを開くことに成功する。
形状の変化したトワイライトは十を襲い撃退する。しかし十の仲間、鷲頭桔平の登場によりともに逃げられてしまう。
結果的に無事学園に帰還することができた4人であるが、学園長に戒められてしまう。しかし武は六の願いを叶えるべく、これからも必要あらば危地に乗り込みトレイラーとの戦闘も辞さないと学園長に告げるのであった。
{/netabare}

原作 - スズキヒサシ(MF文庫J『魔法戦争』 / KADOKAWA メディアファクトリー刊)
原作イラスト - 瑠奈璃亜
監督 - 佐藤雄三
シリーズ構成 - ふでやすかずゆき
キャラクターデザイン・総作画監督 - 江畑諒真
メインアニメーター - 小島崇史
音楽 - 甲田雅人
アニメーション制作 - マッドハウス

七瀬 武(ななせ たけし)声 - 宮野真守
相羽 六(あいば むい)声 - 東山奈央
五十島 くるみ(いそしま くるみ)声 - 瀬戸麻沙美
伊田 一三(いだ かずみ)声 - 鈴村健一
四条 桃花(しじょう ももか)声 - 高橋美佳子
相羽 十(あいば つがなし)声 - 森川智之

オープニングテーマ「閃光のPRISONER」歌 - 南里侑香
エンディングテーマ「Born to be」歌 - ナノ

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1
ネタバレ

さんちゃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

テンプレファンタジー

5話まで見たけど、面白くなる可能性を感じない。
退屈です。「東京レイヴンズ」「ストライク・ザ・ブラッド」etc…
学園・バトル展開ものはとあるシリーズだけでいい気がする。
この手のアニメがやたら多いせいかバトル展開にする上での設定が違うだけで
全部同じに見えちゃう。
東京レイヴンズは陰陽師、ストライク・ザ・ブラッドは吸血鬼、魔法戦争は単純に魔法。
何らかの事件が起こって巻き込まれ、特殊な学園に入って、適当にラヴコメやって、
適当にラッキースケベがあって、適当にラッキースケベがあって、そんな事の繰り返し。
他の作品上げるのはちょっと違うけど、要するによほど突出したものが無いと他で代わりがきく。
わざわざ同じようなものを2つ見たいとは思わない。

魔法戦争に関しては、1話で主人公が振り回してた竹刀が剣より強かったり、
キスが切っ掛けで未知の世界に巻き込まれていく拙さは目を瞑って視聴していましたが、
回を追う毎にアニメをみている私の目が死んだ魚のようになってくる。

一番大きな理由が、感情が全く揺さぶられないのだ。
例えば、{netabare}
ヒロインのむいちゃんが「あー裏切り者の妹?」と悪口を囁かれていれば
その数分後にネタばらし。
「お兄さんの事で一部の人達に裏切り者扱いされているんです」「そうだったんだ…」
あーなるほどねー。

3話でも、
男に肩を触られてガクガク震えその場に崩れ落ちる五十島さん。
七瀬「二度と、いそしまに近寄るな」
肩に触れた生徒を追っ払ってその数秒後にネタばらし。
「小学生の頃から、人目を惹く美少女だったいそしまは中学生になって学校の男子は元より、
他校の生徒や、大学生にまで告白されるようになり…」
一生懸命語るのはいいけど、物凄く設定として在り来たりだ。

4話でも、
ピンチに身を挺して七瀬を守る伊田君。
俺に構わず戦え!「どけ!はよ行け言うとるのがわからんのかーッ!」
「伊田、すまん!すぐ戻る!」
そして息も絶え絶えに回想シーンに入る。「お前には、恩があるからなー…」
この直後またネタばらし。
ネタは、三輪車に乗った妹に絡む不良を七瀬が追っ払っただけ。
まさに、ふーんとしか思えないオチ。
というか放っておいても問題無かったんじゃない?危機感無いよ。
「お前は俺にきづいてへんかったみたいやけど、俺は忘れてへんで…」
うーん、たったそれだけの理由で命投げ打つ伊田君が素敵過ぎ!{/netabare}

終始淡々としてて続きが見たくなる「なぜ?」に繋がるエピソードが無いんだよね。
せめてもう少し引っ張ってもいいんじゃない?って設定も即ネタばらし。
私が視聴を辞めてしまう原因として大きな割合を占めているのがこの『即ネタばらし』
どこかで書いたかもしれないけど、これがあると設定もただの説明に聞こえるんだよ。
せっかく毎週放送するんだからさ、少しは視聴側で考える余地ぐらい残しておいて欲しいよね。

視聴後まったく余韻に浸る隙間もないから、
伊田君ってどっから湧いてきたんだ?とか
五十島とむいちゃんって急に仲良くなったなとか
物語自身の印象も薄くどんどん置いてけぼり食らう。

残り7話はあるから途中で化けるかもしれないけど、こう目を引く点が無いと視聴は厳しいかな。
という訳で断念です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

65.5 19 巨乳で恋愛なアニメランキング19位
聖痕のクェイサー(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (654)
4655人が棚に入れました
女性から聖乳“ソーマ”と呼ばれる生体エネルギーを得ることで、特定元素を自在に操る特殊能力者。“クェイサー”と呼ばれる彼らは、世界の歴史の裏で暗躍してきた。 私立ミハイロフ学園に通う織部まふゆ(おりべ まふゆ)と山辺燈(やまのべ とも)は、サーシャと呼ばれるロシア人の少年と出会う。彼は鉄の元素を操るクェイサーであった。この出会いにより、まふゆと燈は、クェイサー達の戦いに巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
三瓶由布子、藤村歩、豊崎愛生、茅原実里、平野綾、日笠陽子、川澄綾子、花澤香菜、清水愛、高垣彩陽、千葉進歩、大川透

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

奮えよ!恐れと共に跪け!

吸えば分かる(キリッ -聖痕のクェイサー20話/サーシャ語録-

久々にワロタ
エロアニメサイトに普通にリンク張られてるとか前代未聞ですよ
よくこれを地上波で放送出来たましたよ、いやほんと
まぁ規制が多すぎて何が起きてるのか分かりませんでしたが
その心意気に惚れました


左ばかり吸って悪かった、右も吸って色を合わせてやる(キリッ -聖痕のクェイサー3話/サーシャ語録-

いやぁ規格外のおっぱいアニメっしたねぇ
単純明快に王道チックなバトル展開を完全に覆いかぶさる、常識を超えたおっぱい授乳アクション、ハラショー!
それに加えて、何かしら化学の勉強に役立つ(?)かもしれない元素ネタ、これで化学が苦手な君もすらすらと周期表を覚えれるはず!
みたいなスタンスでやってっております
やっぱあんな風に真剣にボケられると、こっちはどんな顔をすればいいのか分からなくなりますが
笑えばいいt(ry

吸い出してやる!全てを何もかも!(キリッ -聖痕のクェイサー23話/サーシャ語録-

”この作品はおっぱいが全てです”と、監督の金子ひらく氏もおっしゃってるわけですが、愛情で紡ぐラクタフィリアを独特の感性で描いていますね
・・・どうしてこんなになるまで放っt(ry
アニメ化できないとまで言われた授乳シーンも平然とやってのけるッ!そこにシビれるッ!あこがれるゥ!
夏にやる同監督作品の「魔乳秘剣帖」も期待ですね
おっとそういえばちょっと前のことになりますが、都条例改正案に反対する作家リストに、藤子不二雄Aさんやあだち充さん、ちばてつやさん他錚々たる面々が名を連ねる中、
監督の金子ひらく氏を始め、原作者の吉野弘幸氏、佐藤健悦氏、脚本の上江洲誠氏、森田繁氏、スーパーバイザーの名和宗則氏といった今作のスタッフがまさかの総出、懸ける情熱の強さを感じさせてくれました
そんなこんなでクェイサー、地上波は規制がかかりすぎていて、ソフト収録のディレクターズカット版を買って見ないと展開がつかめないわけでして
ソフト売り上げは余裕で紳士ライン、二期も作られるほどの跳躍っぷりの裏には、買わせるためのスタッフ側の知的戦略が垣間見えるのが本音ですが
ただ購入層は大分胡散臭そう・・・

乳はつかんでも嘘はつかない(キリッ -聖痕のクェイサー13話/ビッグ・マム語録-

誰もが見れる可能性にある地上波放送という形態において、一般アニメの名目でエロアニメを流していいのかという議論を度々目撃しますが
だからこそ深夜でやってるのだから問題は全くないと思うんですよね私は
ま、真昼間に授乳シーン見せつけられたら、流石にアレですが、深夜ならある程度意志があって見てるわけでしょうし
BPOに苦情を出すとか、アンチの所業にしか思えないです
昔からある話で、例えば教育委員会はクレヨンしんちゃんを育上宜しくないという理由で子供に見せたがらないようですが、それってむしろ子供の自由を侵害しているんじゃ?と幼い時分ずっと思ってましたよ

巨乳、爆乳すらも凌駕する、まさに超乳(キリッ -聖痕のクェイサー22話/汪震語録-
さすが超乳、キレもコクもすべて、ブンダバー!(キリッ -聖痕のクェイサー22話/フリードリヒ語録-

あいなまさんの喘ぎ声が堪能出来ると聞いてすっ飛んできますた
といってもまぁ「かなめも」で大分喘いでいたような気がしなくもないのですが
黄金のクェイサーに操られた時の、あのドスい声なんかも、意外にレベル高いなぁと思って聞いてました
ナトリウム使いの鳳先生役は大川透さん、指パッチンで炎を出す、アレこれなんてロイ・マスタング・・・
他なんだかものすごく声優が豪華ですね
しかもどれも良い感じに役にはまってましたし

おっぱいグッバイデトックス!!! -聖痕のクェイサー10.5話/万乳研語録-

音楽はかっこいい系ばっかですね、特にOPは飛蘭さんや妖精帝国さんが来てます
EDは、映像こそあれですが、声優陣による曲はなかなか良いです

巨乳?とても賛成できないな、金輪際私の前で巨乳などと口にしてはいけないよ(キリッ -聖痕のクェイサー24話/鳳榊一郎語録-

乳!乳!!乳!!!なんなんだこれはと、どうしてしまったんだこの世界はと
私なんかは、小さいのが好みなわけで非常に肩身の狭い思いをするわけでありますが
史伽はおいしく頂かせてもらいました
とりあえず燈の陥没乳首が全てを持って行った感がありますね
あとあの吸われた後のピクピクしてる感じがまたなんとも・・・


至高のおっぱいだ(キリッ -聖痕のクェイサー17話/黄金のクェイサー語録-

2010年のアニメは、「クェイサー」に始まって「ヨスガノソラ」に終わると言っても過言ではないほどの、ポル産ジャンルのエスカレーション
エロで釣っておけば、とりあえず話題性は高くなり且つ売上は安定します故
売上がものをいうこの時代、どうしてもその手のアニメが量産されやすい状況というのが、あるわけですが
私的にはそろそろ収束してくるんじゃなかろうかと思ってるんですね
というのも、「地上波でここまでやるのか!」という謳い文句も、ヨスガノソラにて行為までやってしまったことで上限に達してしまい、それ以上のエロが望めないところまで来ていること
あるいは、目新しさが売りだったエロジャンルも量産されることで流石に飽きてきて、「まどか」や「シュタゲ」のようなエロなしが逆に目新しくなってきてるということ
この辺の要因から、エロジャンル減少化傾向を唱えるわけです
まぁ依然としておちんこやら保健体育などといったエロジャンルは盛ってますが、それでもエロだけが売りといった作品は減り何かしら+αが求められるようになるんじゃないかなぁと思っていたりいなかったり
今やちょっとしたエロ描写は物語の必需品ですからね、そして私自身補給してかないと生きていけない体に洗脳改造(ry

何はともあれクェイサー、概要に少しでも触れたいと思った人は、最終回ED(DC版)を見とけばいいんじゃないですかね
大体つかめると思います、ハラショー

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9

ぺし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ぶっとんだ原作を、ぶっとんだスタッフがアニメ化した、ぶっとんだアニメ

《あらすじ》
女性から聖乳(ソーマ)と呼ばれる生体エネルギーを得ることで、特定元素を自在に操る超能力者。クェイサーと呼ばれる彼らは、世界の歴史の裏で暗躍してきた。私立ミハイロフ学園に通う織部まふゆ(おりべまふゆ)と山辺燈(やまのべとも)はサーシャと呼ばれるロシア人の少年と出会う。彼は鉄の元素を操るクェイサーであった。この出会いにより、まふゆと燈は、クェイサー達の戦いにまきこまれていく。



まず始めに、女性には勧められません。あらすじ見れば分かると思うけど、大概の女性は気分を害すると思います。一応言っといたので、見る場合は自己責任で(笑) どうせ見るなら、規制版じゃなくて、ディレクターズカット版を見た方が良いと思います。規制版は何をやってるかあまり分かんないので…。

けっこう前に見たので、記憶が定まらない部分もあります。このアニメ(原作も)一言で表すとすると、「スタイリッシュ搾乳アクション」です。タグにあったので拝借しました。このタグ思い付いた人凄いわ(笑)

一応、本筋のストーリ的な物はあるんですけど、正直言ってこの作品はそこに重きを置いていません。主人公のサーシャがいかにして女性の乳房を格好良く吸うかがこの話の核となる部分です(*_*)

タグにエロアニメとか有るけど、個人的にはここまでされると全くエロく感じない。もうね、酷い(笑)

何の脈絡も無く、えっ何でここで!?って所でソーマを吸い始めることだってある。後ですね、スタッフの拘りが半端じゃない。何への拘りかっていうと、女性キャラの乳首への拘りです。一人一人形とか違うんですよ…。いったいどこに力入れてるんですか!? もっとこう、ストーリーとか、作画とか、力入れるべき所があっただろうに(-_-;)

もうね、途中から笑いが止まりませんでした。ギャグアニメでも見たかと錯覚しましたよ。

しかも、こんだけふざけてるのに、戦闘シーンとか能力とか、音楽(OP、ED、BGM)はかなり格好良く仕上がってる(笑)

・声優について
何すかこの豪華さは(笑) 声優さんって仕事選べないんですね…かわいそう。
自分の好きな声優さんの喘ぎ声なんかを聞きたい人は見てみたら良いかも。
俺は、何かかわいそうに思っちゃいましたが(>_<)

このアニメのレビューすると変な目で見られるかな?っと思ったけど、変な目で見られたらそれはそれで良いやと開き直りました。

スタッフの明後日の方向への拘りが馬鹿馬鹿しくてお気に入りにしちゃいました(笑)

このスタッフ頭のねじが2、3本飛んでます。ハラショー、ハラショーww

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21

月夜の猫 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

胸に怨念めいた執着を感じる・・

破廉恥学園淫乱伝奇露出バトルエログロアクション。
「アニメでできない事をやる」というコンセプト作品。

授乳行為を正当化しており、成人向け指定のない
「乳房を吸う漫画」として注目を集める。

全局で表現規制による画面差し替えや台詞削除が
施されている。※其処迄して放送する必要や意味ある?

以下(wiki抜粋)
アニメ版では「徹底的におっぱいにこだわる」との方針
から、女性キャラは胸の大きさの違いだけでなく、胸、
乳首、乳輪の形や色もキャラごとに異なっており、乳首
の勃起シーンや失禁シーンなどの描写もある。

また、おっぱいに関連することで登場キャラがシリアス
な口調と状況でシュールなギャグをすることも多い。

執念というより怨念じみたものを感じる・・
普通に18禁楽しめば?・・と言いたい。
視る人買う人が居るから作るのだろうけど・・

2期もできた? 余程18禁じゃないギリギリを視たい人が
多いのか・・似た物語は数多ある・・陰惨でエログロいの
がそそるのか?馬鹿アニメとして笑いネタにもできない。

基本笑えるならエロでも結構耐性あると思ったけど・・
これは流石に無理だった・・orz

開始10秒で切る陰惨エロアニメ。
1分後にはエログロアニメ。
OPはangelaっぽい曲で少し太めの声。結構好み。

1話序盤はOP映像とは大きなギャップが有る緩め・・
でも説明台詞はエロ路線・・学園ラブコメ風に展開
しつつシリアスはエログロで結局陰惨なアニメ・・

キャラデザがあまり好きではない。
キャラは嫌悪感が先に出る。
基本敵はメンヘラキャラ・・無理無理無理無理無理
闘う度に聖乳(ソーマ)※女性の乳房を吸う。授乳する。

EDは結構好み。

基本エロとグロとメンヘラしか無い。
台詞もスラングを専門用語風に多用して混ぜてるだけ。

これをTV放送したんだね・・

物凄い豪華な声優だな・・声優って仕事選べないんだね。

三瓶由布子・藤村歩・豊崎愛生・茅原実里・平野綾
川澄綾子・日笠陽子・花澤香菜・千葉進歩・清水愛
大川透・中原麻衣・田村ゆかり・高垣彩陽・斧アツシ
三宅健太・加藤将之・大原さやか・天田益男・早水リサ
松風雅也・浅川悠・斉藤貴美子・興津和幸・黒河奈美
伊丸岡篤・大浦冬華・後藤麻衣・浜田賢二・成田剣
遊佐浩二・明坂聡美・高梁碧・谷口節

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

81.5 20 巨乳で恋愛なアニメランキング20位
ぐらんぶる(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (591)
2883人が棚に入れました
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。
聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹…
青春のキャンパスライフ!
そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!!

入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。

大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。

居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、
妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。

愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。

声優・キャラクター
内田雄馬、木村良平、安元洋貴、小西克幸、安済知佳、内田真礼、行成とあ、阿澄佳奈
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全力でトッキー先輩とブッキー先輩を擁護するスレ

2018.08.12記

原作はちょっと既読。

まずは番組冒頭に必ず流れる注意書き ↓

======================
この番組はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴席での破廉恥な行為等についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグアニメとしてご覧ください。
なお本作の登場人物は全て20歳以上の成人です。
======================

推して知るべし、です。
そして、そういうものとして受け入れましょう。


東京から伊豆大学入学を機に叔父のもとに越してきた新入生北原伊織(20)が主人公。叔父はダイビングショップ『Grand Blue』を経営。そこを根城にしてる大学サークル『Peek a Boo(PaB)』の面々に巻き込まれ気味に新生活スタート。同居する従妹に美人姉妹を据えてむさ苦しさに一石投じてます。

大学デビューを狙って空回るアホな面々をアホだなーって堪能するアニメです。酒と裸を主成分にした「稲中」「アフロ田中」と思えばわかりやすいかも。

作中では大学ということもあって、サークル活動、講義(ガイダンス)、女子大との交流(インカレ)、学園祭、合コン、バイトといった要素が万遍なくちりばめられてます。普通の大学生なら必ず通る道ばかり。
現役世代はもちろん、その時代を通り抜けた社会人にこそ観てほしい作品です。


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2018.10.06完走後追記


↓視聴後

毎週楽しく、次の回が待ち遠しい、そんな秀作ギャグアニメでした。
間違いなく今年の10本には入ってきそうです。

酒と裸(×繰り返し)→学内イベント→酒と裸(×繰り返し)→無駄に豪華なMIXVOICE→酒と(・・・しつこい)→やっとダイビング

だいたいこんな感じです。
繰り返し褒めますが、堪能しました。笑いました。そして涙が出ました(?)。

概要は前述の通り。
乱痴気騒ぎに目がいきがちなものの、けっこうギャグの鉄板どころをおさえています。

・美女を複数配置
 ⇒やらかす男をゴミを見る目で蔑むキャラは必須。他、天然、素直な子、奔放、と役被りががない。
 ⇒なお、ぶちゃ子を入れるとピントがぼけそうなので入れないで正解。
・メインに二人を据え掛け合いを見せている
 ⇒ぶつかり合う。墓穴の掘り合い。共闘して失敗する。そしてたまに友情、というギャップ。勢い重視の作品においての掛け合い漫才は必要。
・緊張と弛緩の連続
 ⇒まじめパートから落とす。恋愛モードから落とす。一話の中で複数回訪れるため、テンポが良く中弛みしにくい。

お笑いほどツボに個人差があるので、「ひとまず観てみよう」以外の言葉が見つからないところですが、わりと正統な作りをしてますので見た目ほど受けつけ難いということはないと思います。

それでも、お酒が絡んで脱いでのバカ騒ぎという題材からして入口で拒否感を持たれてしまうことはしょうがなく作品の宿命だとは思います。
さらに、大学生活でのイベントをわりと忠実に描いてる分、自身の大学生活を思い出し場合によっては悪感情が生じて途中断念もあり得るでしょう。

なので、そういう場合は早々に撤退して他の作品鑑賞に時間を費やしましょうね。

 誰一人嫌悪感を抱かないお笑いは毒にも薬にもならない!

のです。



それでは本題。

大学時代、PaB気質のサークルに身を置いていた経験のある知人の言を借りまして、作中では悪魔の如き、時田信治&寿竜次郎の両先輩の魅力について語ってまいります。彼に言わせるとPabは「全くもってヤリサーとは根本的に違う」とのことです。 


まず飲み会には暗黙のルールがあるようです。※以下、文調が変わります。


その1 「当たり前!」
男には弁解の余地なし。命令は絶対。それで結束を強めていくんだよ。場合によっちゃ命の危険があるスキューバだからこそ、バディとの絆は絶対だろ。そりゃ無茶してさらけ出してーの飲みニケーションが手っ取り早いわ。
灯油ポンプ持ってこないだけでもマシってもんだろう、このサークル。

その2「女には酒を無理強いしない」
男がバカやってるのを遠巻きに見れる位置、というのを男は死んでも守れ。決して無理に酒を勧めてはいけない。宴席の場で手を出してもいけない。そうしないと女は離れてく。たまに新入生あたりがオイタしにくるからその時はヤキを入れろ(=呑ませ潰す)。ただ女を過剰に守ってはダメ。必ず1~2杯ぐらいは振って「あたしさっき飲んだわ」と言い訳できるようにさせとけ。疎外感を感じさせちゃいけない。
梓はともかく古手川姉妹、ケバ子らがなんだかんだサークルを辞めないのは、ここらへんトッキーやブッキー先輩あたりがにらみを効かしているからだろう。テニサー「ティンベル」のギスギスぶりとの違いはここにある。

その3「地味男、地味女を舞台に上げろ」
ノリのいい奴だけで固まるな。無口な奴、ブサ男、童○、その他実生活で日の当たってなさそうなのにスポットライトを浴びせ、そいつのキャラを引き出すんだ。そこが彼らの居場所になる。
そうやって鍛えられたのが、最終話でいきなり出てきたように見えるこれまでモブだった横手先輩と東先輩だ。根拠はないが、風貌から大学デビューに間違いない!3年になった彼らを見てみろ、頼もしいじゃないか。

その4「そもそもヤリサーって」
外部(他大学)調達しないとまわらん。近場で手を出せば女は去るからな。そんな集団で女を酔い潰すマネするくらいなら、ストリートに出て自分磨くわ。
あーただ「王様ゲーム」やっちまってたな。アニメ仕様でソフトにしてたがリアルじゃしゃれならんことになるで。


以上



先輩たちは酒の席とスキューバの時とでガラッと変わったように見えますが、違います。大なり小なり危険なスポーツに取り組むとか団体スポーツをやってるという場合は激しい飲み会を経て結束を深める、という手法は合理的であるように思えます。
時田&寿先輩はサークルメンバーは仲間だと思ってるからこその愛に満ちた行動(スピリタス)なんでしょう。{netabare}事実、バイト先のBarでの寿先輩は紳士的ですし、引っ越しバイト中の時田先輩はとても謙虚です。{/netabare}

メリハリが効いてその振れ幅が広いというギャップ。ガタイの良さ。そこそこ見れる顔。まあ普通にモテるでしょう。
{netabare}その点、宮古島の空港に着いていきなりOrion空けようとする伊織と耕平はまだまだ1年生って感じですね。{/netabare}
まだまだこれからの1年生コンビですが、シラフの時はそこそこ気が回りますし、これから年次を経て成長していってほしいと思います。それでギャグとして面白いかどうかまでは責任取りません。


OPEDは作品に合ってるというか、飲んだ後のカラオケで盛り上がれる仕様になってます。こだわりなのかどうかはわかりませんが細部まで飲み会重視と徹底しているのも好感です。


ということでみなさま、お酒は飲んでも飲まれるな。自分の限界を知って楽しくお酒を飲みましょう。
そして、お酒の限界値をなるべく若いうちに伸ばしときましょう。
大人になって無茶すると、しばらく前にあった「草○クン、六本木の公園で全裸で逮捕」みたいなニュースの発信源となりかねませんから。



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2019.03.16追記
《配点を修正》

投稿 : 2025/02/01
♥ : 54
ネタバレ

ドリア戦記 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ストレスが溜るアニメ

色々と言いたいことが沸々と湧きがるんですよ。これ見ていると。
以下、くだらない仕事の愚痴なので畳みます。
{netabare}

原作者の井上氏は私とほとんど年齢は変わりません。
はい、いわゆる「就職氷河期世代」って奴ですね。
井上氏はこの世代の御多分にもれず
不景気とリーマンショックを経験したため危機意識があるのか
設計士と漫画家の二足の草鞋を履いている方です。
まあ、「おバカ」アニメを描いていますが
きちんと人生のリスク管理をされている方です。


まあ何が気にくわないかといえば、
モロに世の中は「同質」の人間社会で成り立っているという
私の一つ上の世代の「習慣」「思い込み」をご丁寧に尊重しているところです。
これ不思議と右左関係ないのが興味深いですね。
その人がどういう人なのかに左右されます。
同質社会ではアルハラなんてありません。
みんな「仲間」ですから強要しても
それは「悪乗り」「イジリ」で済まされるのです。
酒に酔って女の子の前で裸になってもそれは「悪ノリ」です。
今の時代の企業でやる馬鹿はたまにいますが、
アンタ、そのリスクわかってんのと首絞めて殺したくなる時があります。

タバコもそうです。このアニメではないですが。
たばこ部屋で案件を話し合うことを求める上の世代は多いです。
でもね、タバコ吸えない後輩もいるし、女性もいる。
アンチスモークの外国人だってもう職場にはいっぱいいる時代なんです。
「外の奴ら」と外部から委託で来ている人材を
露骨に除外しようとする人もいます。
ただ、そういう人に最新技術の仕事を頼まないといけない、
内部で出来ない問題を真剣に考えているのかと思います。
案の定、大手有名メーカーも45歳以上の人材を
大量にレイオフし始めました。
委託でしのいでいたけど、もうそんな余裕がないから
レイオフし始めたのでしょう。

どやしつけたくなるのを我慢しながら、
下の世代と上の世代の間を取り持つのが、貧乏くじを引いた私の世代です。
このアニメの先輩らと同じ、価値観と価値観の橋渡しを穏便にしようと生きてきた世代とも言えます。下に押し付けずにね。

雇用の流動化や女性の社会進出という点だけでなく、
技術革新のスピードが速すぎる。
とりわけ私が進歩の速い業種にいるからこういうイライラに悩まされるわけですが
そういった「dog year」どころではない速さで進むと、
新しく入ってきた人材と古い人材の間でもう差はないも同然なのです。
いえ、もしかしたら新しい人材の方がAIやデータマイニング等、
必要とされる新技術を身に着けており、生産性が高いかもしれません。
昔ながらの先輩後輩という上下関係より
パートナーに近い関係を築かなければやっていけない。
このアニメの人間関係は企業においてはもう古いんです。
後輩や先輩と言って余裕かましてる場合じゃないんです。
しかも「同質」で何やっても許される社会ってもう終わったんです。
やたらとんでもなく高スペックの外国人技術者や
門戸が狭いゆえに優秀な人材が淘汰されて入ってくる女性
スペシャリストとして短期で荒稼ぎする高度な技術者
私の部署にはLGBTを公表している人もいます。
仕事はできるけど無理解な人もいるので色々と大変です。

みんな似たような同質でヨーイドンの「楽園」は崩壊したんだよ
ってことに気づいていない人が多い。

急激な時代の変化に見舞われて、多様化する人材が行き交う職場で、
何とかコンプライアンスを維持しようともがくのが私の世代です。
「同質」でないってことはそんだけ気を遣うんです。大変なんです。
ピリピリしますよ。違う人種や国籍や出身階級が混じると。
それをわかっていない人がかき回すと問題が起こる。
私の職場の状況は10年後の社会でしょう。多分そうなるでしょう。


しかし、時代の変化に気づいていない人もいます。
人をキリキリさせる発言を呑気に咬まし続ける人もいます。
同質の「楽園」社会を過去のもの「ファンタジー」なのだと
はっきり認識しているなら救いようがありますが、
なぜか、わかっていません。
いつまでも続くと思っているボケナスがいます。
まずます激しくなる多国間の企業の生存競争に勝つってことは、
この多様化と局所的な人材の専門化を受け入れるしかないのですが
どこまで抵抗する気だろうと思います。

これが親の庇護を受けるのが当然の
高校生や中学生なら笑って見逃したでしょう。
大学生だから腹が立つ。
今時の大学生はもっと真剣ですよ。
年齢設定間違えてませんかね。
こういう大学生が通用したのは遥か昔ですよ。
昔はこれで良かったのですが、今はそうではない。
今の若者はそんな楽じゃねぇよと思います。
ファンタジーなんだと描いてほしかったですね。
中途半端にリアルだから認識不足が垣間見えイラっとします。
アニメは若者のものではなく
中高年が見て昔を懐かしみ、
在りし日の思い出にひたる後ろ向きのものになったんでしょうかね。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まぶしいバカ達♪

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
大学のダイビングを舞台にしたギャグアニメ。下ネタ大丈夫なら、間違いなく好きになれますよ♪

最初にタイトルだけ観たときは、ディフォルメされた「グランブルーファンタジー」のキャラが活躍する日常系アニメかと思いましたが、全く違いましたね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
大学生が、みんなこんなにバカばかりだと思わないで下さいね(怒)

これは、一部の体育会に見られる特殊な状況です。そう、私達のような(笑)

体育会系のバカなノリをこれ以上ないくらい誇張したギャグアニメ。

い、いや、私はこんなにバカなことはしてないですよ? 河川敷で花見してて川を泳いだら翌年から立て看板立てられたり、最寄り駅のエスカレーターの間を滑り台にして遊んでいたら障害物作られたり、酔っぱらって潰れたら、同じく酔った同期に足もって引きずられ、背中全面に裂傷を負ったりはしてませんよ? もちろん、酒の飲み方も常識的だから、鏡月の瓶で乾杯してイッキしたり、先輩から焼酎の醤油割りを飲まされたりもしてませんよ? 一発芸にしたって、チ○毛をライターで燃やして、線香花火~♪とかやってませんからね。い、いや、してませんったら(汗)

まあ、大学生ってのは基本的に、自分を無敵だと勘違いしてるんですよね。何者でもない強みというか。四年間続く、人生の春休みというか。

親元を離れ、都会(遠方)に行き、誰も自分を知らない中で始まる新生活。食うだけなら仕送りでなんとかなって、遊ぶ金欲しければ軽くバイトをすれば良い。飲み慣れていないくせに、強いふりして呑むお酒。高校までの授業とは、比べ物にならないほどユルい講義のシステム。

そういう様々な要素で勘違いするのが、大学生という時期かなと思っています(勿論、しっかり勉強したり、苦学生でバイトをいくつも掛け持つ、なんて過ごし方をしている人もいっぱいいますが)。

大人になってしまった元学生からすると、こういう、「戻りたくても戻れない、戻ってはいけない、まぶしいバカ達」を観ているのは、たまらなく楽しかった。

また、ただのバカなギャグアニメで終始することなく、「やりたいかやりたくないかに、できるかできないかで答えるなんて、国語苦手だな」とか、何気に名言ぶちこんできたり、女性キャラをちゃんと可愛く描けている点も、本作の評価を上げていると思う。

本当に、今期(2018夏)はギャグアニメのクオリティが高かったと思う。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
全裸祭りw 顔(笑) 「やりたいかやりたくないかに、できるかできないかで答えるなんて、国語苦手だな」って、良いこと言うなや(笑) どっちの格好が恥ずかしいか、微妙だな(笑) 大学に女子高生がいるか(笑) 懐かしいな~、新歓。ビール瓶1ダースから始まって、日本酒四合瓶イッキ。後は、記憶がないまま呑み続け、オシャレかバーで滝ゲロw 三日酔いしたな~。よく、死ななかった(笑)

2話目
そんなものに入った覚えはありません(笑) 恥ずかしながら性欲です(笑) お前も一緒に観るか(笑)

3話目
お前はネタ枠だw ヘアピン(笑)

4話目
キサマ、俺を何に巻き込みやがった(笑) スパーボールのクダリ、笑ったわw やべぇ、ケバ子、予想より可愛いしw さぞかし名のある将(笑) ラブコメも悪くないな♪

5話目
語学落とすときついよな(笑) 私はキノコ派です♪ 所々アニメネタぶちこんでくるね。

6話目
羨ましすぎて、頭が(笑) 一応、謝るんだw クズ発言でハモるなやw お前もな(笑)

7話目
一瞬で気化するって、エタノールか(笑) 沖縄の理由がw

8話目
分かるわ~。日雇いバイトの後に、焼き肉で全額受かったことあるな(笑) 速水さん、相変わらずイケボだな~。

9話目
お姉ちゃん大好きは、叫ぶより囁く方が面白かったよね。15分だけ人間扱いw ダイビングに関しては真面目なんだよな(笑) 綾波、アスカモデルw 本当にあるんかな?

10話目
沖縄、行きたいな~。死ぬぞ(笑) 名前にw 真面目なダイビングに違和感(笑) 聞いてたのは種族か(笑)

11話目
私有地じゃないと法律違反だもんねw 農家の子は軽トラを運転できることはあるw 様子が変だと思ったら、行動まで変だとはm 試されてるw

12話目
なんかちょっと良い話に(笑) 60度12杯なら、いけるかな? まあ、スビリタスはきついけど(笑) オトーリw
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 41

66.8 21 巨乳で恋愛なアニメランキング21位
ヒロイック・エイジ(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (377)
2871人が棚に入れました
はるかな未来、宇宙に進出した人類は、先に宇宙に進出した「銀の種族」に滅ぼされようとしていた。人類の若き王女ディアネイラは、戦闘母艦アルゴノートにて、人類の最後の希望=ノドスを捜索し、ついに見つけ出す事に成功する。人類のノドスであるエイジは、「銀の種族」を退け、人類を救う事ができるのか?

声優・キャラクター
矢崎広、石川由依、近藤隆、清水香里、松山鷹志、田村ゆかり、釘宮理恵、新井里美、織田圭祐、千葉進歩、佐藤利奈、小清水亜美、加藤将之、鈴木千尋、沢城みゆき、世戸さおり、岡本寛志、安元洋貴、久嶋志帆、ゆかな、岸尾だいすけ、吉野裕行
ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

真の英雄を知りたい方に【3.8】

物語:3.8 作画:3.8 声優:3.8 音楽:3.8 キャラ:3.7 【平均:3.8】                          (54.5)

ジャンル        :SF
話数          :26話
原作          :冲方丁(ストーリー原案)
アニメーション製作 :XEBEC
総監督         :能戸隆
監督          :鈴木利正
シリーズ構成     :冲方丁
キャラデザイン    :平井久司
メカニックデザイン :大塚健、鷲尾直広、久我嘉輝(メカコンセプト)
音楽          :佐藤直紀
OP           :「gravitation」作詞 - atsuko / 作曲 - atsuko、KATSU / 編曲 - KATSU / 歌 - angela
ED           :「Azurite」作詞 - SHUMA / 作曲・編曲 - YUPA / 歌 - 浦壁多恵

参照元        :Wikipedia「ヒロイック・エイジ」

【あらすじ】
 遠い未来、宇宙には自らを「黄金の種族」と呼ぶ者達がいた。星々を創り、未来を知る彼らはまだ未熟な他の種族に呼びかける。「いでよ―――」と。後に宇宙には、それに応えた「銀の種族」「青銅の種族」「英雄の種族」が現れ、惑星をも容易に滅ぼす力を持つ英雄の種族はやがて争いを起こし、結果多くの種族が滅びに瀕することとなる。黄金の種族が戦いを諌めた時には英雄の種族は5人にまで減っていた。黄金の種族は彼らに「自らより弱い種族に宿り、彼らのために生きるという」罰を与える。英雄の種族を宿した者は"ノドス"と呼ばれる、宇宙の命運を握る存在となった。 Wikipedia「あらすじ」冒頭

【特徴】
①宇宙
②戦艦、艦隊、ロボット、超能力
③サイエンス・ファンタジー+ヒロイック・ファンタジー
④粛然とした雰囲気、シリアス

【長所】
①意図的に背景説明を分けて放送し、難解にしている
②用語の説明とキャラクターに関する設定の説明が無い
③考察の余地が有る

【短所】
①戦闘シーンが多く、飽きが来る。また、戦闘に緊張感は無い。

【短評】
{netabare} 物語の背景を理解した上で視聴しないと難しく感じると思います。また、用語の説明やキャラクターに関する設定の説明が省かれている為、調べる手間の掛かるアニメでした。

 まずは長所ですが、本作は凝った背景を見せる事に重きを置いた作品だと私は思いました。何故ならば①のように分かり難く放送する事で話を難解にし、考察する事を促していると感じたからです。また、②についても同じ理由から考察を促していると思いました。これらの分かり難い内容以外の長所を探しましたが特に見つけられず、①②に共通している③の考察要素が本作最大の長所だと感じました。

 次に短所です。鉄の種族である人類は、銀の種族、銅の種族、エイジ以外の英雄の種族(ノドス)4人と敵対関係にある為に絶え間なく戦闘を繰り返します。主要な人物に関するシーン以外が殆ど戦闘描写となり、飽きが来ます。しかも、エイジは設定上他のノドスより強いので人類が窮地に立たされてもエイジに必ず救われます。同様にエイジ自身が窮地に陥っても絶対に助かってしまうと予想出来てしまい、緊張感を感じず飽きが来ます。{/netabare} 

【総括】
 派手なバトルシーンやアクションシーンに重きを置く作風ではなく、凝った世界観と物語を理解しながら観る作品です。尚、作画、音楽、声優、キャラは落ち度が無く良質な作品だと思いました。物語の内容は考察するポイントが複数あり、考えながら視聴したい方にお勧めです。



【思った事、及び蛇足】

以前、冲方丁の関係する作品を観て
とても楽しめたのでヒロイック・エイジを視聴するに至りました。


本作の厳密なジャンルは分かりませんが
スペースオペラなんだと思います。
ですが西洋ファンタジーと似ているように感じました。
英雄(エイジ)は敵と戦い
王女(ディアネイラ)を守る
この2つが西洋ファンタジーらしく感じさせる要因なのかもしれません。


序盤の数話冒頭は世界の背景を人類の王女であるディアネイラが説明するのですが
これがとても重要でした。
その説明で黄金の種族は現宇宙を去る事が語られているのですが
現宇宙を去った理由は語られていません。
また、去る前に英雄の種族に契約を課す訳ですが
これもまたとても意味深で
現宇宙に残された種族に混乱をもたらし
互いに争うようにさせてしまうのです。


こんな具合に「何故黄金の種族は~」という形で話が進み
話の根幹には黄金の種族が関係する物語でした。


●設定の説明
ヒロイック・エイジ公式サイトより「世界」の項目で補足説明されています。
視聴中不親切に感じたらここを閲覧する事をお勧めします。
ただし、一番下の「星の道と黄金の種族」はネタバレに繋がる恐れがあります。
尚、用語の説明も載っています。
こちらは気になったら見るぐらいで良いと思います。
視聴前に見るとネタバレになりますし。


※因みにWikipediaは完全にネタバレを含む記述でした。


●成分タグ「主人公最強」について
そもそも本作に主人公は居ないような。
エイジを主人公とした場合
彼は拳で星を破壊出来るほど強大な力を持っていますが
エイジの無双を楽しむ作品では無いです。


●成分タグ「もっと評価されるべき」について
恐らくですが
[以下ネタバレを含みます]
{netabare}主要キャラが誰一人死なずに大団円を迎えた事だと思います。
しかも感動を与えてくれる後味の良い終わり方です。
それに、死人が出ない作品は珍しいと思います。{/netabare}
よってもっと評価されるべき事なのだと思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 7
ネタバレ

びふぃずす菌 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

姫様かわゆす!感動有!最高傑作!

数々のアニメを見てきている私ですが、この作品は上位に入ると思います。

感動があり、恋愛があり、他のキャラの心情の変化が多数あり、戦闘もあり、あぁ…もう良作ですよ!


銀の種族の会話のシーンは正直退屈でしたが、
戦闘シーン、主人公と姫様との会話のシーンが一番好きでした。

あぁ、姫様可愛いよ姫様(*つー`*)エヘッ

あのですね、皆さんにも共感してもらうために
何回も見直してる変態こと「第四真祖」が選んだ最高の場面を紹介したいと思います。

1話:{netabare}これはもう後半全部ですね!鳥肌がやばかった{/netabare}

2話:{netabare}エイジの歓迎パーティーでエイジが男性恐怖症の姫様に近づくとこ!それからエイジの「猿」みたいな行動に唖然とする姫様の顔がプリティーです。ハァハァ…それからそれから、隔壁を破壊して宇宙に出たエイジと姫様との会話です{/netabare}

※なんかもう、姫様が可愛すぎる場面が多すぎるので大まかにまとめます。

1.姫様とエイジの会話場面!これはどの話でも視聴必須です。自分は何回もリピートしました(*´’Д’):;*.’:;カハッ

2.イオラオスの心情の変化にも注目

3.姫様の口癖が「{netabare}エイジ{/netabare}」であること。←{netabare}姫様がエイジを心配しているとこが可愛すぎてニヤニヤが・・・w。{/netabare}

<観かた>あくまでも薦め
・1回目は全部見てください。(そうすると、話が大体つかめます)
・2回目は話がつかめてない人は全部。ある程度つかめた人は、姫様が出る場面、主人公が出る場面、自分が気になる場面を視聴。
・3回目は1話~数話、15話の後半、最終話の後半。

姫様可愛すぎて…変態になってしまいました。

※↑は、あくまでも2回以上全話観た方のみでお願いします。そうしなければ姫様の可愛さが半減してしまいます。


すべてよくできた作品です

{netabare}15話と最終話の挿入歌がまた感動です!{/netabare}


<キャスト>
エイジ →矢崎 広
ディアネイラ →石川由依
イオラオス →近藤 隆
アネーシャ →清水香里
モビード →松山タカシ
テイル→ 田村ゆかり
メイル →釘宮理恵
ビー →新井里美
パエトー →藤田圭宣
ロム →千葉進歩
プロメ →佐藤利奈
ユティ →小清水亜美
カルキノス →加藤将之
メヒタカ →鈴木千尋
レクティ →沢城みゆき
ヘスティア →世戸さおり
タキウス →岡本寛志
キリス →安元洋貴
イオーダ →久嶋志帆

結構豪華でしょうヤッタ(b´ω`d)ゼィ♪


<内容>
遠い未来、宇宙には自らを「黄金の種族」と呼ぶ者達がいた。

星々を創り、未来を知る彼らはまだ未熟な他の種族に呼びかける。「いでよ―――」と。後に宇宙には、それに応えた「銀の種族」「青銅の種族」「英雄の種族」が現れ、惑星をも容易に滅ぼす力を持つ英雄の種族はやがて争いを起こし、結果多くの種族が滅びに瀕する事となる。黄金の種族が戦いを諌めた時には英雄の種族は5人にまで減っていた。黄金の種族は彼らに「自らより弱い種族に宿り、彼らの為に生きるという」罰を与える。英雄の種族を宿した者は"ノドス"と呼ばれる、宇宙の命運を握る存在となった。

しばらく後、惑星オロンと呼ばれる星に一隻の宇宙船が墜落する。黄金の種族によって船は救われるが、その時には船員は赤ん坊一人だけが残されていただけであった。黄金の種族は英雄の種族の中でも強大な力を持つ\"ベルクロス\"をその赤ん坊の内に宿し、彼に赤ん坊を守るように命じる。また、赤ん坊の属する種族を最後の進出者「鉄の種族」と名づけ、彼らに「人類へ―――ここに、お前たちの運命を握る子供がいる」とメッセージを送った。後に黄金の種族はこの宇宙を去り、別の宇宙へとまた旅立っていった…。

黄金の種族が去った後、銀の種族は他の種族を支配し、鉄の種族=人類を敵と定め、彼らを滅ぼす事を決めた。人類の若き王女ディアネイラは、戦闘母艦アルゴノートにて、人類の最後の希望=ノドスを捜索し、ついに見つけ出す事に成功する。人類のノドスであるエイジは、銀の種族を退け、人類を救う事ができるのか?

投稿 : 2025/02/01
♥ : 18

司狼神威 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

蒼穹のファフナーのスタッフが送る・・・

ファフナーは感動作品だったけど、これはモラルや、秩序、歪み、憎悪、信頼、友情、愛情、すべてのものが感じられる作品だと思う。


主人公最強とタグがあるが・・・・別に・・・いうほどではない・・。
確かに強いですが、「最強」という言葉はどうかなと・・・。
どんだけ圧倒的な力があるのかと思いきや・・そうでもない・・。
苦戦もするし、怪我も負う、みんなの力をかりて勝つ場面もある・・・
はっきりいって、最強ではない!!!
最強というのは「日比野ハレルヤ」並みに周りとはケタが違うというものだ・・・。

だが、主人公エイジはそこまでではないw

結構レビューを見てて「スカっとしたい人にはお勧め」なんてレビューを見るけど、全然スカっとするほど強くない・・。

むしろこのアニメは物語のほうが素敵だ。
戦闘アクションよりも、人間にあるべき姿、望むべき理想の形を描いている。
とても温かい物語だ。

いろんな視点から物語を見てほしいと思う。
一つのことでも視点を替えれば違うとらえ方ができるw

これは色んな種族が個々の歴史、想いに添って物語が展開していくので、ぜひいろんな種族の立場になって物事を考えてみてほしいなと思う。


あと・・・ヒロイン「エイジ」言い過ぎw
ちょっと数えたくなるくらい「エイジ」って言いますwww

あと専門用語が沢山出てくるw
そして物語上で説明は一切ないw

ただ、物語を通して言葉の意味が分かるので、あえて説明しなくてもいいかな・・・みたいなw
あ、別にめんどいからとかじゃないおw


とりま、あらすじだけでものっけときますw

遠い未来、宇宙には自らを「黄金の種族」と呼ぶ者達がいた。

星々を創り、未来を知る彼らはまだ未熟な他の種族に呼びかける。「いでよ―――」と。後に宇宙には、それに応えた「銀の種族」「青銅の種族」「英雄の種族」が現れ、惑星をも容易に滅ぼす力を持つ英雄の種族はやがて争いを起こし、結果多くの種族が滅びに瀕することとなる。黄金の種族が戦いを諌めた時には英雄の種族は5人にまで減っていた。黄金の種族は彼らに「自らより弱い種族に宿り、彼らのために生きるという」罰を与える。英雄の種族を宿した者は"ノドス"と呼ばれる、宇宙の命運を握る存在となった。

しばらく後、惑星オロンと呼ばれる星に一隻の宇宙船が墜落する。黄金の種族によって船は救われるが、その時には船員は赤ん坊一人だけが残されていただけであった。黄金の種族は英雄の種族の中でも強大な力を持つ"ベルクロス"をその赤ん坊の内に宿し、彼に赤ん坊を守るように命じる。また、赤ん坊の属する種族を最後の進出者「鉄の種族」と名づけ、彼らに「人類へ―――ここに、お前たちの運命を握る子供がいる」とメッセージを送った。後に黄金の種族はこの宇宙を去り、別の宇宙へとまた旅立っていった…。

黄金の種族が去った後、銀の種族は他の種族を支配し、鉄の種族=人類を敵と定め、彼らを滅ぼすことを決めた。人類の若き王女ディアネイラは、戦闘母艦アルゴノートにて、人類の最後の希望=ノドスを捜索し、ついに見つけ出すことに成功する。人類のノドスであるエイジは、銀の種族を退け、人類を救う事ができるのか?

まぁ、参照ですがw
こんな感じですw

いちお、ロボットアニメなんでwwww
主人公はノドスでまぁ、、、生物兵器みたいなもんですがw

ファフナーのスタッフが作ってるって感じがもろ分かると思うのでファフナーが好きな人には断然お勧め!!!
ごり押しですw

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

61.9 22 巨乳で恋愛なアニメランキング22位
そにアニ-SUPER SONICO THE ANIMATION-(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (482)
2398人が棚に入れました
大学の講義が終わり、アルバイト先へと向かったすーぱーそに子の本日のお仕事は雑誌グラビア撮影。
水着姿でがんばってポーズを取る彼女に対して、もう少しアピールが欲しいという雑誌担当者から予備の衣装が入った袋を渡される。
期待に胸を膨らませながら袋を開けたそに子が見たものは…。

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

只のキャラクターPVアニメだと思ったら大誤算

まずスーパーそに子というのは何ぞや?という所から。

スーパーそに子はニトロプラスの音楽イメージキャラクターとして作られた女の子です。ニトロの音楽イベントは必ずと言っていい程出演していますし、ルックスの良さも相まって個人のキャラクターとしても人気があります。グラビアアイドルとしての一面も持っていて過去にその側面を題材にしたゲームがニトロプラスから発売されたりもしました。

3.11の東日本大震災の時はニトロプラスがそに子名義で復興応援ソング等も発表しています。このように至る所でニトロ関係のイベントではその顔を見ない時はない看板娘です。

で、アニメの話に移りますが、このように今まであくまでニトロプラス音楽のマスコット的扱いでこれまで売り出されていた為、いざアニメとなるとすっからかんのストーリーが展開されていくのではないかと不安の方が大きかったのが自分の中ではありました。

案の定1話とはいえ、そに子のPVの域を出ない作品としての始まりを迎えてしまい、視聴をその時点で切りたくなったのは言うまでもありません。

とはいえ今作を担当しているのが黒田洋介だったので、もう少し見てみるかと~2話・3話・4話と見続けるうちに作品の魅力が自分の中で段々と開花していきました。

特に4話以降はそに子のパーソナリティの形成に大きな影響を与えた音楽とある先輩との出会い、そして第5話ではそに子が音楽を続ける理由としての強い意思が彼女を密着取材していた記者に再び夢に向かって歩き出すきっかけをそに子自身は自覚していないとはいえ与えている・・・叶えたい夢とその実現にあたって伴う「壁」を社会人として葛藤する雑誌記者の等身大の姿を軸にした話になっており、シリアスな題材を上手く扱っていた事に驚きました。まさかこの作品でそういった話を目にするとは思ってもいなかった嬉しい誤算ってやつですね。

こうした作品だとキャラクターの掘り下げは結構すっとばす事が多いのですが、この作品の場合、あえて過去のそに子と現在のそに子を見せる事で、彼女が現在のような性格になるまで一体どのような成長を促す経験があったのかを描いてくれているので、天然さんなのに意識が高かったり、仲間との交流を大切にするのは過去にそういった事情があったからと視聴者的には納得できたりしますので、単なるPVアニメではないというのを実感させられるのには充分すぎる程でした。

彼女自身はグラビアアイドルをやっていたり、一方でバンド活動もする等、やりたい事を若さに任せてやっている様にも見えてしまい、そのせいで作品の方向性もややブレてしまっているように見えるのですが、実際には音楽活動が第一である事を本人が何度も明言しているので、結局はバンド活動を軸にした作品と見て良いのかもしれません。ただそれが視聴者に理解出来るのは勿体無い事に4話以降なので、もうちょっと早い段階でその部分を示していく事が出来れば視聴を打ち切る人も思い留まっていたのではないかなとその点が実に悔やまれます。

先程挙げた様なちょっと考えさせられる話だけではなく、そに子とその周りの人物を中心とした日常を淡々と見せる話や思わずツッコンでしまいたくなるギャグ回まで完備しており、作品のエピソードのジャンルの豊富さは流石「極上生徒会」も手掛けた黒田洋介と言えるかもしれません。あまり今期話題になっていない作品ですが、当初の予想に反して、かなり作りこまれているアニメ(作画も水準以上で今の所は頑張ってくれていて満足です)であるというのが現在の自分の抱いている評価である事をここに明記しておきます。

最後にアニメとは若干関係あるようで関係ない話になりますが、作中でそに子が所属している『第一宇宙速度』は実際にアルバムも出しており、自分も1stアルバムは所有しています。女の子でバンドというと『放課後ティータイム』とか連想される方が多いと思いますが、『第一宇宙速度』は『放課後ティータイム』とは音楽における方向性が全然違うので、そにアニを見ていて時折流れる音楽が気に入れば、アルバム等買ってみても損はないと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

時速28,400km(第一宇宙速度)でぶっ飛ぶ、すーぱー女の子

ニトロプラスのイメージキャラクター「すーぱーそに子」ちゃんのお話

この「そにアニ」は
「そに子」ちゃんが出ているゲームや漫画などの
メディアミックス作品のひとつということで
そに子ちゃんの日常のお話のアニメ作品ということになりますね
(断っておきますが上記に書いていることの半分くらいしか理解していません^^!)

この作品のことは
放送前の番宣で知ったのですが
そもそも

「そに子」ちゃんって何者?って

当然のごとく
そんな疑問が真っ先に浮かびました


ということで
ダラダラ書くのもアレなので
いきなり
「そに子ちゃんとはなんぞや?」という方のために
問題の“ブツ”のプロフィールをWikiからコピペしてw
その素性を探ってみることにしましょう^^


♪ルールル、ルルル、ルールル、ルルル・・・♪(なぜかBGM)

名前:すーぱーそに子
 たぶん“すーぱー”が姓で“そに子”が名
 その名称からしばしば誤解されるが
 大手電機メーカーのソニーとは何ら関係ない(wiki)

性別:女性
 意外と普通の設定
 「あにこれ」の“その他”設定みたいなものではなかった

生年月日:2006年10月14日(18歳) 天秤座
 偶然にも私の誕生日{netabare}とはまったく違います(もちろん生まれた“年”も){/netabare}

出身:東京都武蔵野市
 いったことありません
 ちなみにそに子ちゃんが通う学校は
 チャリ通に便利な某「亜細○大学」らしい

身長:158cm
 私より小さい^^

スリーサイズ:B90/W57/H87
 ・・・(怒

血液型:A型
 無駄に几帳面とか・・・

趣味:お風呂、猫と遊ぶこと、ゲーム
 猫と遊ぶ・・・きゃ~かわいい~(怒

特技:ギター、料理(和食)
 私も料理くらいできるわい(中華)

好きな食べ物:ラーメン(チャーシューメン)、マカロン
 チャーシューメンは猫の名前にするくらい好きらしい

お仕事:大学生
 その他グラビアモデルやゲームキャラの仕事をする傍ら
 『第一宇宙速度』のボーカル&ギタリスト担当の
 ミュージシャンとして活動している(wiki)

性格:おっとり、ちょっと天然
 私の所見です

ヘッドホン:
 ・いつも付けているトレードマークのヘッドホンは
  彼女自身には“認識されておらず”
  またそのヘッドホンのことには触れないというのが
  “暗黙の了解”とされている(wiki)
 ・ちなみにマネージャーの「北村」(きたむら)さんの
  般若のお面は思いっきり認識されてる
 ・ちなみに第一話での
  そに子のおばあちゃんが経営する居酒屋「つぇっぺりん」の
  壁に貼り付けてある幼少期の写真では既にヘッドホンがついている
  そに子のお母さんはさぞ痛かったでしょうね^^!
 ・ちなみに就寝時もつけたままである
  そのためなのか朝の寝覚めは非常に悪い
 ・ちなみに入浴時もつけたままである
  起用に髪を上げタオルを巻いている

声:すーぱーそに子
 担当声優は非公表らしい
 {netabare}ちなみに「山本彩乃」さんという噂がある{/netabare}


とまあ
こんな感じなのですが

見た目は(ヘッドホンを除けば)
ごくごく普通のかわいい女の子

特にその
ナイスバディは羨ましい限り

まさに
BQB(ボン・キュ・ボン)バディ

っていうか
正直に思ったことを言います








{netabare}太い^^{/netabare}









ま~~~~~~~~
私みたいな
BBB(QQQかな)バディ女の
僻み妬みだと思ってスル~してください(ToT

ふふ~ん
大学生なんて
私のストライクゾーン外ですよ~(っていうか大暴投?)


ということで
かわいい{netabare}デブ子・・・じゃなかった^^{/netabare}
そに子ちゃんの日常

観てやってください!!

あ~
お話の感想書くの忘れた~!!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 24
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2話視聴後。これはちょっとむりっぽい。他に時間を割きたいと思います。

挫折していますが、一応原作ゲームはプレイ経験有り。

断念しそうな気がしてきましたので、早めに感想だけでもと思いまして。それなら書かなくても・・・とも思ったのですが。
→結局視聴は断念することにしました。

2話視聴後-----
{netabare}
やはり・・・着地点がハッキリしないというのは、観る上で結構厳しいわけでして。
独り暮らし、大学生活、バイト(アイドル活動?)、手伝い、バンドと色々なことにチャレンジしている姿そのものは、うらやましいと思える部分もありましたが・・・。

ゲームを途中で投げ出してる身ではその資格は無いのかもしれませんが、アイドルがしたいのか?バンドがしたいのか? そこらをハッキリして欲しかった。

そに子自身(周囲の大半の人物含め)が『結構なお人よし』『良い人』なのは感じますが・・・色々優先順位がおかしくないかな?と思えるところがチラホラ。バイトの為に、先に入っていたバンドの集まりをキャンセルしてみたり・・・。
人間、何か1つに割り切れる物では無いとも思いますが、それでも欲張りすぎといいますか、都合良過ぎといいますか、詰め込み過ぎといいますか。

勝手な感想・思い込みではありますが、イマイチ魅力を発見できないので視聴を断念したいと思います。
もうちょっと切らないと回せない状態なので・・・尚更です。
{/netabare}
1話視聴後-----
{netabare}
高々1話を観ただけでこう書いてしまうのも乱暴なのかもしれませんが・・・『着地目標がまったく見えない、フラット過ぎる日常系』というのが初見の印象。
日常系と表したのは、あくまで『良く言って』です。

それと・・・結局視点をどこに置いて作ったのか、全くわからないですね。ゲームではプレーヤーはカメラマンになって、そに子とコミュニケーションをとっていく流れだったはずですが、そう言うポイントでもなさそうですし。

上記2点については、今後まだ変化がある可能性は否めないですが・・・このまま行くなら、間違いなく断念候補になると思います。

とりあえず・・・常時ヘッドホンをしていること(幼少時から)にはツッコミません。遅刻常習犯でも大目にみてもらっていることもスルーします。

が・・・クライアントが用意した『予備の水着』を映さないとか、どうなの?とw 「製品版でどうぞ」ってことですか?w チラッとでも見せて欲しかった・・・。

もう1点。
ED(?)にCGが用いられていましたが、全編その方が良いのでは? そに子と彼女の周辺以外、結構適当な画が目立っていましたし、何よりCGの姿のが自然に見えますので。
アニメ化ということで、原作そのままキャラデザそのままとは行かないでしょうが、正直違和感が凄いです。

次観て、継続非継続の判断してしまいそうです。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 8

74.6 23 巨乳で恋愛なアニメランキング23位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (488)
2187人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大変な変態略して大変態

女性は好意を持った相手にしか性癖曝露しないと思うというか男性もそうじゃない?好意持ってない相手から性的な視線を向けられるのはきつい人が大半だろう。
という考えが僕の中にあるから、主人公の状況が羨ましくてしょうがない。変態な女の子好きなんです。相当ハードコアでない限りは受け入れられる自信がある。自分で何言ってんだという感じだけども。
なので、あのハーレムを拒絶してしまう主人公にいらっとさせられてしまった。

ラブレターだけでなく、パンツまで置いているとびっくりするよね。ちょっとしたミステリー作品。周囲にいる女性の誰がパンツの持ち主か探しまわる。こういうノリの作品は個人的に好みなんです。共感できるという方は少なそうなのが残念ではあるが。

ヒロインはどの娘も個人的には好きだけど、一人だけ選ぶなら紗雪先輩かなあ。なんだかんだ趣味を隠していれば、一番まとも。
{netabare}主人公の周囲にはドMな朱鷺原紗雪。ドSな古賀唯花。主人公とその友人である翔馬を実は腐った目で見ている(多少の照れ隠しぽい様子で描写されている気はする)南条真緒。翔馬のことをストーキングしている小春。匂いフェチな藤本彩乃。そして、妹。モテモテですなあ。{/netabare}

純粋に翔馬がロリコンっていうところが一番気持ち悪い。
{netabare}ロリコン故に年齢にこだわりすぎ。一学年の違いがなんやねん。小春可哀想やった。でも、翔馬が友達からお願いしますと言った直後に教室中に貼られたストーキング写真を発見してしまったシーンは笑えた。結局、受け入れてるし、行動を逐一記したメモ見つけて恐怖を感じても仲良し。お似合いのカップル。{/netabare}

ミステリーも11話でついに決着が。謎の本格ミステリー感を出すのはいらないです。
{netabare}回収パンツを履くかどうかで見分けるとは。やはり妹。途中からそうだろうなという予感があって、その通りだった。血縁関係でなかったのか。主人公に救われたわけだから、好きになるのは当然だよなあ。最後に露出癖があるというカミングアウトにはびっくりした。まともと見せかけて変態だった。最後まで隙なし。紗雪先輩のノーパンに実は共感していたという。地味な伏線回収?{/netabare}

カミングアウト後とかに流れBGMが凄いぴったりで頭に残るし、好きだった。
あれを常に流していたい。

OP
ダイスキ。 歌 大橋彩香
ED
無謬の花 歌 Mia REGINA
ステラ 歌 TRUE
挿入歌
流星 歌 Mia REGINA
ダイスキ。のリズムが意外と癖になる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第1話 パンツを落としたシンデレラ!?
部長命令で書道部の掃除をする桐生慧輝は彼女いない歴イコール年齢の高校生。女の子に囲まれつつも、自分に好意を持つ者は誰もいない……と思われた放課後、部室に一人残った慧輝を待っていたのは自分宛てのラブレターだった。しかし、そこには肝心の差出人の名前がない。しかもなぜかパンツが添えられていて……?? 友人翔馬のアドバイスを受け、かくして“パンツを落としたシンデレラ”探しの日々がはじまった!怪しいのはあの日掃除に参加していた女の子たち!!手はじめに書道部部長、朱鷺原紗雪に探りを入れてみると、予想通り彼女には秘めた想いがあるらしかったが、彼女の告白は、慧輝の想像を超えるものであった……。

第2話 優柔不断な王子様!?
図書委員も兼任する慧輝には、古賀唯花という小柄で金髪クォーターの可愛い後輩がいた。紗雪先輩にかき回されながらも図書委員の仕事をこなす二人だったが、この日はなんだか唯花の機嫌が悪い。どうにか機嫌を直してもらおうと悩む慧輝は、ひょんなことから唯花と初デートをすることになる。ウインドウショッピングに映画、会話の弾む食事……。楽しい時間の中で見せる彼女の態度は、彼女こそがシンデレラなのではないかとも思わせる。妹、瑞葉のアドバイスもありなんとかデートを終えた慧輝は後日、唯花からの呼び出しを受ける。ついにシンデレラからの告白なのか!?待ち合わせ先で見せられた唯花の本性とは……!?

第3話 恥ずかしがりやのシンデレラ!?
実は慧輝のペットになりたい朱鷺原紗雪、実は慧輝をペットにしたい古賀唯花。本性を見せられて以降、すっかり二人に振り回される慧輝の日常。今日も悪夢で跳ね起き、唯花のいたずらに頭を抱えて一日が始まる。放課後は絵本作家志望の唯花お手製、監禁絵本の読み聞かせ、セルフ拘束バニー姿の紗雪に翻弄され、しまいには唯花による慧輝監禁拘束にまで至り、更にそこへ紗雪まで乱入してきたからもう大混乱。たまたま通りかかった同級生、南条真緒の手により救出された慧輝だったが、その真緒からも意外な告白を受け……。彼女の告白は彼女いない歴への終止符か?それとも更なる波乱の幕開けとなるのか??

第4話 素直になれないシンデレラ!?
クラスメイトの南条真緒は、なんだかこの頃元気がない。元気づけようと声をかける慧輝にもつれない素振りの真緒だったが、それでも翔馬を加え三人でゲームセンターに行くことに。真緒の久しぶりの笑顔にひと安心の慧輝。翔馬とのゲームに白熱するが、そんな二人を見る真緒の目はどこか意味ありげで……。“三人ではなく、これからは二人で進みたい…”翔馬と分かれた帰り道、真緒から出た言葉に戸惑う慧輝。突然の豪雨で雨宿りをする二人はふとしたきっかけで口論となり、すれ違いの日々がはじまってしまう。業を煮やした慧輝が真緒を問い詰めた末、彼女から聞かされた意外な真実は、新たなる恋の幕開けとなるのか……!?

第5話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦
度重なる衝撃の告白の末、変態の巣窟と化した書道部。だが慧輝の身にはそれどころではない問題が降りかかっていた。彼と紗雪との痴態写真をネタに呼び出された先に待ち受けていた小さな影。その正体は上級生の鳳小春であった。彼女は翔馬の事が好きで好きでたまらないというが、当の翔馬は年下にしか興味がない。小春に翔馬との仲を取り持つよう頼まれた慧輝は『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦を敢行することとなる……!翔馬との顔合わせは上々。しかし他人の恋路ばかりにかまけてはいられない。そこで新たな相談役、小春から聞かされたのは新たなるシンデレラの可能性だった。そんな折、慧輝の目の前に女の子が落ちてきて……!?

第6話 落ちてきたシンデレラ!?
階段から足を踏み外し慧輝の前に落ちてきた生徒会副会長の藤本彩乃。ちょっと不思議な彼女のふるまいに翻弄される慧輝だったが、恋するストーカー小春の恐るべき調査能力により、その彩乃がシンデレラ候補として急浮上してくる。そんな彩乃から奉仕活動の手伝いを頼まれ、河川敷へと赴いた慧輝は、嫉妬に燃える紗雪の誘惑も機転を利かし乗り切りつつ、ゴミ拾いを進めていった。ハプニングで水に濡れてしまった彩乃に貸したジャージのお礼にと、生徒会室でのおもてなしを受ける慧輝だったが、居心地の良いその環境には彩乃の願いを叶えるための数々の策略が隠されていた。我らが慧輝の貞操が危ない……!?

第7話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦 完結篇
見た目は子供だけど、実は年上の鳳小春。一年前、秋山翔馬と運命的な出会いを果たして以降、彼のことを思い続けてきた小春は、慧輝の助けもあって翔馬との仲を順調に近づけていた。次なるステップへ向けてあと一押しが必要と考えた慧輝は、ボウリング場でのダブルデートを提案する。それを機に更に距離の縮まる二人だったが、同時に小春の感じる違和感も募っていくのであった。そしてついに小春はある決意をする。知ってもらおう。偽りのない、本当の自分の姿を。果たして翔馬は小春の本当の姿を目の当たりにした時、それを受け入れることができるだろうか……?二人の恋に決着がつく……!?

第8話 パンツをなくした王子様!?
休日の昼下がり、妹の瑞葉とのんびり過ごす慧輝。しかし、そんな平穏は変態一号朱鷺原紗雪の来訪によって打ち砕かれた。紗雪によるセクシャルなハラスメントを受け、瑞葉にあらぬ誤解を受ける慧輝。紗雪が去ったところに追い打ちをかけるように訪れる変態二号の古賀唯花。彼女もセクシャルなハラスメントを実行し、またしても兄妹の信頼関係は崩れ去っていく……。桐生家にようやく訪れた静寂。風呂上がりの瑞葉に甘えられて髪を乾かしてやる慧輝。慌ただしかった一日が終わるかに思えた慧輝だったが、ベッドの裏に隠していたシンデレラのパンツがいつの間にか消えていた。持ち去った人物こそ、シンデレラだ……!

第9話 『慧輝くんはご主人様だよ★』大作戦!!
一日限定でご主人様となることを決意した慧輝は、紗雪をペットとして遊園地デートを決行する。浮かれ気味の表面とは裏腹に、ちょっとした風に揺れるスカートを気にする紗雪。違和感を持った慧輝は、紗雪がスカートの下にシンデレラのパンツを穿いているのではと疑い始める。様々なアトラクションを駆使し、スカートの中を確認しようとする慧輝。しかしはっきりしないまま時は過ぎ、一日が終わろうとしていた。慧輝は意を決し、ご主人様命令として紗雪にパンツを見せるよう求める。恥ずかしそうにスカートをめくりあげる紗雪。ついにシンデレラの真実が明らかになる……と思われたが、スカートの中身を目にした慧輝は驚愕の表情を浮かべる。

第10話 奴隷になった王子様!?
後輩の唯花に弱みを握られた慧輝は彼女の奴隷になってしまい、無茶な要求に追われる日々を送っていた。慧輝の部屋から盗まれたシンデレラのパンツを彼女が持っていれば不遇な日々に終止符が打てるのだが……。なんとか立場を逆転しようとその時を虎視眈々と狙うある日、慧輝にチャンスが訪れた。バスルームに消えた唯花を尻目に、慧輝がタンスに手を伸ばしたその時、唯花の悲鳴が届く。駆けつけた慧輝はうっかり唯花の裸を見てしまい、さらに立場を悪くしてしまう。その後、偶然の事態により唯花との奴隷生活から解放されるが、その後天文部で目にした一枚の写真から慧輝は、ある真実へとたどり着く……!

第11話 水着を脱いだシンデレラ!?
遂にシンデレラの正体にたどり着いた慧輝。だがそれを立証するためには、その人物がシンデレラのパンツを持っている現場を押さえなくてはならなかった。そこで慧輝は書道部員や妹を交え、突然のプール行きを決行する。ある目的をもって。あいかわらずの変態部員たちに翻弄される慧輝はプールでバイト中の小春と出くわす。彼女は告白大会の参加者が集まらなくて困っているという。かくして、優勝したら「一度だけ慧輝になんでも命令できる権利」をかけて参加を決めた女子たちの、熱のこもった告白大会が繰り広げられる。そして迎える決着の時--。真実を追求するためにとった慧輝の行動とは?そして判明した衝撃の事実とは!?

第12話 可愛ければ××でも〇〇になってくれますか?
“パンツを落としたシンデレラ”の正体に激しく動揺する慧輝。変わっていく彼女との距離に戸惑い、家出を決意し街に飛び出したものの、行く当てもなく彷徨うばかりだった。先々で出会った温かい友人たちの言葉も、根本的な解決には至らない。やがて降りだす雨が彼の身体を濡らす。思案の末ひとつの結論に至り、家へと帰り着いた慧輝だが、高熱を出してそのまま倒れてしまう。入れ替わり立ち代わり看病に訪れる女の子たち。長い一夜が明ける。変わるもの、変わらないもの、それを受け入れるために変わるべきか否か……。果たして慧輝の出した結論は?すべての謎が明かされた時、変態たちの夏が、熱く燃える--!!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 10
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想{netabare}
えっ、伊魔崎が30分TVアニメの監督だって!?
あいまいみーからのステップアップってことでいいのかな。
そりゃ“かくりよ”でも下積みやってたけど…だだだ大丈夫なん??

カットがおかしいのはそりゃ当然、パースやアングルがおかしいのもそりゃ当然、だって伊魔崎だもん。
ハーフリータ(ってよりいちご大福?)の頃から知ってるワケだけど…マンガ方面は詳しくは黙っとこう。
アニメでは“メタルジャック”が作画悪くてヒデーヒデー思いながら見てたら突如絵柄がガラっと変わる回があって(内田順久の面影ゼロ)、スタッフ見たら伊魔崎の名前があってビビったのも遠い思い出。
彼が標榜してるのは金田というか山下系で、個人的な印象としては「作画のいい国際映画社」。
なので80年代のノリだと思って見るのが肝要かと。

でもって本編の感想だけど、これはまだ犯人は分かってないってこと?
部長以外の女性キャラも色々変態揃いみたいだけど、変態な内容よりもそれを受けた主人公のリアクションの方が、作品の面白い・つまらないを決定付ける要因な気がしてきた、最近。
ってことで主人公のリアクションに期待、それこそ伊魔崎なんだから派手にやっちゃって良いんじゃないなか。
あんまり大人しい作品は向いてないっしょー。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
一人変態美少女を出してそれにスポット当てた話を3・4話くらいかけて、そしたら次の変態少女を出して3・4話かけて…を繰り返す方式「ではない」のねー。
デトアラ方式?青ブタ方式?まぁ呼称はどうあれそういうタイプかなー?と思ったらそうじゃないっぽい。
キャラクターは次々にカミングアウトして、そろそろOPに出てるキャラの登場・紹介が終わりそう。
ひたすら次々に新たな変態が出てくるだけだったら1クールでも辛いところだけど、このペースだと主要キャラが全員出揃ってから何かあるのかな?
お互いの得意ジャンル(変態)を生かした駆け引きが展開されるなら面白そうだけど…一応それの片鱗は出てる?BL本報酬にするとか。
というか、そうでないと一人一人が薄味な予感。
折角デトアラのよしのみたいのが出たと思ったらすぐに次のキャラに話が移って…って、そっちのキャラはレムじゃね?いや“わたてん”のみやこ??
詳しくないからワカンネー、もっと似てるの居るんかね?
とりあえず主人公は変態に振り回されて「トホホ」である限りは楽しめてる、これが「デヘヘ」になると考え物だけど。

ところで年をとっても見た目ロリってのはロリコンには理想なんじゃないのか。
のじゃロリとかロリ先生ってそういう願望の顕れだと思うのだが…年下好きとロリコンを混同してる予感、ひょっとして前フリ?
あと腐といっても実在の近しい人物をモデルにして本出すのは立派な変態じゃないかなぁ。
身内をネタにする場合ナマモノと呼ぶのかどうか知らんけど、それで利益を得ている(同人で評判らしいし)のならモデルにいくらかは還元してやろうよ、とは思う。
ナマモノの何がマズいのか自分も上手く説明できないけど、それとは外れるかもだけど思いついた例ではプリティダービーで一部の馬が居ない理由を考えれば分かり易いかと。
グリッドマンの同人誌でも可。
同性愛だから毛嫌いされてるって方向に話進めたがる勢力が居るけど、本質はそこじゃない…と思う。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
パースが妙なのは監督がそうだからしょうがないってことで気にはならないのだけど、別の方向で気になって仕方ないことがありまして…。
ずっと気にはなってたんだけど、これ言うとそれまで気にしてなかった方も気になり出してしまうかも?と思って最終回まで黙っておこうと思ってたんだけど…もう限界~。

まばたきする度に前髪動いてヘン

元々作画の労力を減らそうという工夫なのか「目」のアップが多い。
それだけだったらスルーできたのだけど、前髪がいちいち動いてると「目と髪は別レイヤーじゃないのか、それって逆に手間じゃね?」と気になって気になって…。
ってかまばたきに要するコマ数もなんか違う気が…これは気のせい?
絵に関してはツッコむことはすまいと思ってたけど、こんなところで引っかかるとは、う~ん。

内容に関しては概ね良好、ケーキショーマ小春で陣営組んで残りの女子を探る感じになるのかな?
ケーキがいちいちドギマギしないで呆れるリアクションをしてくれるのは助かる。
自分(ケーキ)の身に危険の及ぶ変態はカンベンだなぁと思ってたが、一番それに引っかかりそうな唯花も登場時以外は抑え目な感じ?
妹も何か持ってそうな予感を匂わせてるが…どうなんかな。
↑でも書いたがもうちょい女子同士の絡み・駆け引きが見たいが、まだ話数あるしそこら辺は好意的に期待。{/netabare}

総評{netabare}
後半もっと派手なバカ騒ぎになると思ったら予想以上に大人しい展開で…悪くはないのだけど「ふーん」って感じで終了。
序盤で登場した様々な変態キャラの変態性が生かされなかったというか、スタートダッシュは良かったけどすぐに徐行モードになっちゃったというか。
ぶっちゃけキャラの紹介エピソードだけで終わって、そいつらによるイベントが何も無かった、って感じ。
最後妹ネタでしんみりさせるのはもはや見飽きたっていうのもあるかも?
主人公…でなくても登場キャラにツッコミ&受け流しタイプがちゃんと居る作品は好きなので、マイナス印象ではないもののすぐに忘れそう。
…あいや、監督いまざきだったのを覚え続けるか。

で肝心の伊魔崎だけど、金田フォロワーの中で一番下手なのでパースが変とかは当初から気にしないように努めてたけど、↑でも書いた通り「まばたきする度に前髪が動く」のが気になって仕方無い。
1回や2回ではなく全話に渡ってそうなので意図的だと思うのだけど、その狙いが分からない。
例えが古いけど“天使になるもんっ!”では頬が揺れる表現を試みてて、それが果てしなく気持ち悪くて「流行らなくて良かった」と胸をなで下ろしたもんだけど、同じ感じで何か新たな表現でも模索してたんだろうか?

余談
ハーレム系ではお約束なので突っ込むのはヤボかも知れないけど──
「自分は変態だ」と思ってる人間は一般人には言い寄らないと思う、惚れることは無いと思う、もし惚れた相手が一般人だったら自分の変態についてガチ悩みするのが普通だろう。
なのでケーキが言い寄られるのは「同質の匂い」を感じ取ったか、もしくは御し易そうとナメてたか──と睨んでたのだけど、本編見てみた限り前者ではなさそう。
一方で後者を感じさせる描写がチラホラ見受けられた。
ケーキに限らずショーマも、ロリコン矯正は迫られるがコハルのストーカーは野放し(ガマンを迫る)に思える。
要はヒロインズは総じて「私は変態だけど治す気は無い、お前が合わせろ」って態度ばかりで、果たしてそれは変態として正しい姿かどうか疑問。
タイトルではいかにも腰が低そうだがその実は上から目線。
「治せると思って治せるなら変態なんかしてない」と言われそうだけど、だったらノンケに声かけるなと。
そこら辺のジレンマや、いっそケーキも変態性を垣間見せる一面でも描いてくれたら良かったんだけどねぇ…。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

変態の匙加減は、難しい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
皆さん、「アイドルの、生ぬるい変顔」とか、「モデルの、可愛さを残したスッピン風自撮り」って、どう思います?

逆に、「アイドルの、ガチ引くレベルの変顔」とか、「モデルの、不細工過ぎるガチスッピン自撮り」は、どうですか?

どっちが好きですか?

本作、変態ということを推していますが、良くも悪くも受け入れられる(可愛いと思われる)レベルの変態ばかりでした。

つまり、前者的な変態。

それを良しとするか、生ぬるいとするかは、賛否がわかれるところでしょう。個人的には、あと2歩くらいは踏み込んでほしかったかな。

ちなみに、後者的な変態であり、未だにそれ以上の変態に出会えてないのは、「変ゼミ」という作品です。

まあ、もう出会いたくはないんだけどさ(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
分かりやすいほどのハーレムラブコメ。

コメディの部分は、「緊急家族会議~!」とか、良いフレーズがあり、なかなか楽しめました。紗雪と唯花の口喧嘩や、小春のぶっとんだ発言とか、いくつか良いものはあり、そういう意味でのワードセンスは感じられました。

OPも、明るく楽しく、かなり好きでした。2019夏の中では、トップレベルに良いな~と思っていました。

ただ、ハーレムの要素がな~。

個人的に、ハーレムものを楽しめるかは、

①女性キャラが同レベルで魅力的か。
②それぞれの女性キャラが主人公を好きになる過程に納得いくか。
③主人公がハーレムを築くに足る人物か。

という3点が大きいのですが、その観点から見て、①は及第点でしたが、②③が落第点でしたね(ちなみに、自分の中でこの①②③がバランスよく高いと思っているのが、「俺修羅」)。

さて、本作の①ですが、唯花と彩乃が特に可愛かったかな。唯花はなかなか笑えるというか、声優さんとの相性もよく、早口でたまに本当に可愛らしい時がありました。彩乃は、いちゃつきっぷりが可愛かったし、一番まともでしたし。匂いフェチって、そんなに変態か? 自分の体臭を好いてくれるのは、ただラッキーなだけじゃね? 瑞葉も悪くない。特に恋心をなんとか隠そうとしている前半が良かった。私は、妹を恋愛対象とすること自体が嫌なのでそこだけ気になりましたが、まあ、義理ならギリOKですし、そこを瑞葉が分かった上での行動で、家族としての繋がりも大切にしていたのは、良かったと思います。

でも、②と③がな~。

②なんて、あんなんで惚れてくれるなら、誰でも落とせそうだし、ただの尻軽に思われるだけ。③はハーレムテンプレの鈍感優柔不断フニャチン野郎なだけで、特に何の魅力もなし。あんだけ美少女に言い寄られてるんだから、据え膳食らわば皿までですがな。バカなのかな?

だって、可愛くて変態は、短所ではなく、むしろ、ちょu、、、いや、何でもないっす(汗)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
分かりやすいハーレム。街中で頭撫でてなんて、実際は恋人でもなかなかやらんぞ。キャラデザ的には良いんだけど、いきなり主人公にベタ惚れだからな。最後、ドMオチか。これ、ラブコメに流れるか、エロに流れるか。

2話目 ☆2
ということは、ヒロイン全員が変態なんだね。女王様もいるんだろうし、BL(男の娘)とかもいるんだろうな。これだけイチャコラしてユイカと付き合わないとか、気が狂っているんだろうか。やっぱり、ユイカは女王様か。だろうな、と。あとはなんだろう、痴女とか? 先輩と被るか?

3話目 ☆3
ユイカはまだしも、サユキ先輩は基本的に、ご褒美では? ハーレム全開だな。

4話目 ☆3
まあ、BLだろうな。これは予想通り。次あたり、男の娘、とかかな? もっと、ななめ上の変態がほしいな。

5話目 ☆3
天文部さん、ストーカー、か。まあ、変態というか、可愛らしいよな。新キャラ、匂いフェチ? それって、変態のカテゴリーか?

6話目 ☆1
犬に例えての尻揉み。不快でしかないな。藤本さんは、今までのキャラでは一番可愛らしいかな。

7話目 ☆4
ボーリング、私が苦手なのもあるけど、あんまり楽しめないんだよな~。ロリコンっても、外見がロリっぽいのが好きな人の方が多いんじゃ? 年齢に惚れるロリコンは、まあ、犯罪の気配がするけど、翔馬はたぶん、見た目が好きなだけだろ? じゃなけりゃ、高一を好きにはならんだろ。

とりあえずキープ、その通り(笑) まあでも、小春ちゃんは可愛いし、良いラブコメで、良い最終回だったな♪ 特殊ED。イイね!

8話目 ☆2
妹、典型的な妹キャラだが、まあ、可愛いかな。どこかでみたやりとりだけど。ドMのプライドは良いけど、「なぜ認めているか?」を知りたいな。そんな兄妹はいない。これで、俺を好きだとは思っていないって、頭大丈夫か?

9話目 ☆2
なんともドキドキしないデート回だな。だからもう、ヤれば良いんじゃないかと。これだけコクられまくっているような状況で、シンデレラ探しは意味あるのか?

10話目 ☆3
あそこまでキッパリと乳論を言われると、清々しいな。乳に貴賤はないってのはその通りだが、私はリアルでもアニメでも、巨乳はそんなに好きじゃないです。普通が一番。

11話目 ☆2
水着は、胸小さい方が、むしろエロい(笑) 環太平洋アークだっけ? 水着告白大会ですが、俺修羅場と比べると、いかにレベルが低いかがよく分かる。

12話目 ☆3
家族恋愛ネタは、ちょっと苦手だな~。でも、慧輝の選択には好感が持てる。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 23

72.7 24 巨乳で恋愛なアニメランキング24位
俺を好きなのはお前だけかよ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (483)
1940人が棚に入れました
ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!! もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げれれた「想い」とは――……「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。……やめだ! やめやめ! 「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな! そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!! 自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子たちのちょっと刺激的な学園青春(?)コメディー、ここに始まる!?

声優・キャラクター
山下大輝、戸松遥、白石晴香、三澤紗千香、内田雄馬、三上枝織、東山奈央、斉藤朱夏
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

惰性で最後見たけど、別に悪くない

確かに3話で区切って終わらせても良いくらいではあった。
{netabare}兎に角、地区大会決勝が特異点になってるのは草。東口と西口でエースが負けて隠れて泣く様を見て惚れるひまわりとコスモス。そんで主人公にエースの太陽とくっつけてくれるようそれぞれ頼む。肝心なところであり得ないくらい緊張するし、安易に主人公に抱き着いたり、二人きりでデートしたり。ワンチャンスあるかもと主人公に期待させておいて地の底に突き落とす。
そんな主人公を好きなのがパンジー。僕もあんな娘が好きだけどね。主人公いい子ぶってるのは少々ムカつく。
そして、エースはパンジーが好きでこれまた主人公に手伝ってほしいと頼む。これまた、地区大会だし、例の白いベンチ登場。地区大会決勝で励まされたのが好きになった理由らしいけど、後で実はパンジーではないと明かされる。
断るとエースはひまわりとコスモスのあからさまな好意を利用して主人公に関することをあることないこと言う。好きな男の言うことしか彼女は信じないものだから、主人公は孤立していじめられる。
いじめかたが少しおしゃれ。机にゴルフコースできてたらむしろ嬉しいかもしれない。
パンジーだけは味方でエースのクズさを明らかにしつつ、主人公が下衆な面もあるけど、エースを親友と信じて串カツを大量に買って待つ良い男でそれが好きになった理由と語る。
{/netabare}
とりあえずスカッとした。ずっと主人公が可哀想で感情移入してもやもやしていた。普通のラブコメじゃないぞ。面白いぞ。

ニックネームが洒落ているところは好き。みんな花の名前とかだもんな。こんなあだ名で呼ばれたい。

残りは惰性で見てたけど、別に嫌いではない。通常ハーレムになってしまって残念な人多そうだ。
ただあんな仕打ちをしておいて、どの面さげて好きと言えるのかその心境は謎。
ホースは蛇足だったかも。とりあえず最後どうなるかに期待。


OP
パパパ 斉藤朱夏
ED
ハナコトバ ヒロイン、パンジー(戸松遥)・ひまわり(白石晴香)・コスモス(三澤紗千香)
斉藤朱夏のソロ活動を応援していきたい。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げられた『想い』とは---……「俺じゃないヤツが好き」っていう『恋愛相談』だった。ハハハ。……やめだ!やめやめ!『鈍感系無害キャラ』から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな!そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院董子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!!

1. 第1話 僕ってほんと、どこにでもいる平凡な高校生なんだ
元気いっぱい笑顔がまぶしい幼馴染・ひまわりと、オトナっぽくて才色兼備な生徒会長・コスモス。そんな二大美少女からデートに誘われた超ラッキーな男子。……はい! それが僕、ジョーロこと如月雨露です! どこにでもいる平凡な高校生に、こんな素敵な幸運が訪れるなんて! よぉ~し、二人と素敵な時を……って、なんで僕、二人から恋愛相談されてるの!? ああ、僕の美少女ハーレムラブコメ計画がもろくも崩れ去っていく。ク、ククク……いいぜ! なら別の手段をとるだけだ! さぁ、準備はいいか? ここからは、平凡なラブコメの時間は終わりだ。

2. 第2話 俺に襲い掛かる負のスパイラル
まさかの『ダブル告白』によって、夢の高校生活が茨の道へと早変わりしてしまった……。あ、どうも。『俺』ことジョーロです。しかーし! そんなことでハーレム高校生活を諦める俺じゃねえ。ひまわりとコスモスの二大美少女の恋の手助けをしながら、おこぼれをもらう作戦を決行中よ。……にしても、目の前にいるこの毒舌ストーカー女はいったいなんなの? いやがらせひどくない? 名前もパンジーとかいうわりに可愛らしさゼロ。挙句の果てには、なぜか俺の大親友・サンちゃんからは、『パンジーとの恋を手伝ってくれ』とお願いされ……!

3. 第3話 俺はお前と会っていた
終わった、完全に終わったよ。誤解が誤解を呼んで、ひまわり&コスモスに愛想を尽かされちまった。それだけじゃねえ。パンジーの呼び出しで向かった図書室で、絶対に嫌われたくなかった親友・サンちゃんからも絶縁状を叩きつけられちまったんだ……。おまけで、俺の愚かで浅はかな『悪行』のウワサは瞬く間に広まっちまって、正真正銘、俺は何もかも失ってしまった。ハハハ……。けど、これでいいのかもな。俺みたいなクズには分相応の状況だよ。って、ちょっと待てよ、パンジー。……嘘だろ? 『そいつ』が俺を欺き、全てを裏で操ってた黒幕だったのか?

4. 第4話 俺がガンバった結果
『黒幕』の正体が発覚し、学校中を駆け巡った『俺の悪行』の誤解は解けて平和な日常を取り戻した。けど、まだ取り戻せてないものがある! それは、俺にとって大切な、サンちゃん、ひまわり、コスモスとの絆。そう、仲直りがしたい! 俺はみんなと仲直りがしたいんだ! でもどうしてもその方法が……あん? 何だよ、パンジー? いつもはムカつく毒舌ばっか行ってくる癖に、こういう時だけ優しい言葉で背中を押しやがって……。わーったよ。自分の素直な気持ちを正面からぶつけることにするよ。それでいいんだろ、パンジー?

5. 第5話「俺にしては、うまくいきすぎてると思ったんだよ……」
ときめけ青春! きらめけラブコメ! いやぁ~、いけちゃうよぉ~! 美少女達とキャッキャウフフだよぉ~! 今度こそ、素敵極まりないラブコメを……ってなんじゃこりゃぁぁぁぁ! ちょっと新聞部のあすなろさん! 俺が、ひまわり、コスモス、パンジーに三股をかけている『女の敵』ですって!? 違うよ! それは将来的な話で……え? その疑惑の真偽を確かめるために、百花祭まで俺に密着取材をすると? よーし! やってやろうじゃねぇか! 疑惑払しょくのために、徹底的にラブコメイベントを避けてやるよ! ……ぢぐじょう……。

6. 第6話「俺は、言う時は言う」
俺は不都合主義に愛されてる! ちょっとした手違いで、まだ真偽不明だった『ジョーロ君三股記事』が学校中に配布されちゃいました! そんな絶望的な状況の俺を助けてくれたのは、なんと記事制作者である新聞部のあすなろ。あいつのおかげで、どうにか状況を鎮静化することができた……のだが、これ以上誤解を重ねないために、俺はコスモス達三人と距離をおくことになっちまったんだ……。おかげで、百花祭でやるダンス練習もままならない毎日。そして迎えた百花祭当日、波乱につぐ波乱ってのはまさにこのことで……!はぁぁぁ!?

7. 第7話「俺は意外な一面を知る」
遂に来たぜ、この時が! 花舞展をやり遂げた俺達に訪れた束の間の休日。行く場所なんて一つしかねぇ! そう、プールだ! いつもはKYなパンジーも、今回ばかしはしっかりと空気を読んだしな! 煌めく肢体! 物理法則を無視した素敵な水着! 勝った奴が俺を煮るなり焼くなり好きにできる勝負! ……ねぇ、最後のおかしくない? どうして、平和に過ごさせてくれないの? ま、いっかぁ! だって、女の子達が俺のために色々とやってくれるんだもん! つうわけで、素敵極まりない水着回の始まりだぜ! もちろん、ボロリもあるよ!

8. 第8話「俺の悲劇は気づくと始まってる」
「これから、誠心誠意尽くさせてもらうよ」。突如現れた転校生が俺にそう宣言した! いやぁ~、遂にこんな俺にも優しい女の子が……って、んなわけあるかぁ! 知ってんだよ! どうせロクでもない企みがあるがあるんだろ! クケケケ! そう簡単に俺を利用できると思うな! 貴様の本性を暴き、完膚なきまでに潰してくれるわ! ……ん? なんだよ、パンジー? 俺と共通の話題が欲しいから、自分の大好きな本を読んでほしいだぁ? ……へいへい、分かったよ。んじゃ、家でゆっくりと……はて? なぜ、俺は借りた本を僅か一日でなくすんだ?

9. 第9話「俺なりに考えた結果」
パンジーの本を買い戻すため、ツバキの店でアルバイトを始めた俺! なれない仕事に苦戦したが、この調子ならどうにか……あ、あぁぁぁぁ!! とんでもない大失敗をやらかしちまった! しかも、俺がひた隠しにしてた秘密をパンジーに暴かれて、大喧嘩までしちまったよ……。く、くぅぅぅ! こうなったら、せめてパンジーの本だけは買い戻して……って、俺が買う直前で売り切れだぁ!? 誰だ、そんな空気を読めないことをしやがったのは!なんで俺は肝心なところでいつも失敗するんだ! ……ん? あの天然系ビッチは帰り道で一体何を?

10. 第10話「俺だってたまには活躍する」
さて、このアホはなんだろう? 突如として、俺を理科準備室に引き連れていった女は、野球部のマネージャー、蒲田公英……通称『たんぽぽ』。ややこしい花のあだ名を持つ女なんだから、可愛い女の子だと思うだろう? 確かにその通りだ。たんぽぽは可愛い。……だが、だがしかしだ! いかんせん、アホすぎる! こんなアホとかかわるのは時間の無駄だし、とっとと教室に……うっげぇ! な、なんで……なんで理科準備室に……ヤツが現れてるんだよぉぉぉぉぉ!!

11. 第11話「俺はいらないかもしれない」
大ピンチだ! 利用者が少なすぎるからって図書室が閉鎖されることが決まっちまったよ! コスモスがどうにかしてくれようとしたみたいだが、そいつも失敗。……だが、利用者を増やせれば閉鎖は免れるらしい! よっしゃぁ! こうなったら、俺が……すっげぇ都合のいい頼れる味方に手伝ってもらって、閉鎖を阻止してやろうじゃねぇか! つうわけで、頼むぜ葉月! かつて図書室の閉鎖を阻止した実力を俺達のために全力で振るって……おい、どうしたんだよ、パンジー? なんで、葉月を見てそんなに怯えてるんだ?

12. 第12話「俺が好きなのは……」
やるしかねぇ……。ホースによる『善意の呪い』からパンジーを解放するために、俺がパンジーに告白をしてやるよ! 俺達が恋人同士になっちまえば……は? どういうことだよ、パンジー? もう、恋人になる約束をしている人がいる? しかも、その相手は……サンちゃんだって! だから、俺はもう必要ない、図書室にしばらく来なくていいって。……分かったよ、俺は用済みってことか。コスモス、ひまわり、あすなろ、悪いが後は任せた。俺じゃホースに勝つことはできねぇ……、そんな俺はいたって無駄だよな……。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

観終わった

2話までの感想{netabare}
あれ?面白い?
八方美人を演じてたら窮地に陥ったって話…になるのかな?
今後、他人(主人公)を利用するだけ利用して、自分に都合が悪くなると責任を他人(主人公)に押し付ける連中を見返す展開になるのなら結構良いかも?

とりあえず2話での主人公の言い訳は、「オレもサンにパンジーは不釣合いだと思ってたんだ」「『パンジーなんかよりお前の方が良い』と振り向かせられると思った」じゃダメだったんかなー?
と思うが、あくまで俯瞰で見てるから言えることで当事者だと一杯一杯で難しいか。
まぁそれ言ったらラブコメが成立しなくなっちゃうけどね。
ぶっちゃけ「他の女より私の方が良いと分からせてやる・振り向かせてみせる」ってガッツの無いヤツが踏み台に利用した主人公に責任追及するのは身勝手だなぁとは思わなくもない。
他人を責められるほどお前はそんなに偉いのか?と。
ってことで復讐(カタルシス)に対する溜め(フラストレーション)パートだと思ってるんだけど、そうじゃなかったら単なる胸糞なワケで…いやぁどうなるんだろう?という意味では結構次回が楽しみな作品。
とはいえまだ2話なので、これから更に絡み合う話になってくのだとしたら…胸焼け起こすかもw{/netabare}

3話感想{netabare}
良い最終回だった。
2話で懸念してた「これ以上人間関係こじれるようだとさすがに胸焼け起こしそう」も杞憂に終わり、スキっと解決してホントに良い最終回だった。
但しあくまで問題が長引かなかったのが良かっただけで、その内容自体は「?」。
パンジーが実は巨乳の美人で…そこは「おいおい」と呆れ気味だけどまだいい。
巨乳は良くて貧乳はダメってのもよくワカランところではあるけど、問題は「そこまで嫌う?」のがイマイチ共感できない。
そうだなぁ、パンジーは折角ストーカーってことなので、もっと重篤で「期待に背く行動をしたらミザリーされかねない(こんなの私の好きなジョウロじゃない!、と殺されそう)」みたいな、なんか「この人と付き合うのは身の危険を感じる」という所を見せてくれないとあそこまで性格を嫌う理由が分からない。
または虚言癖で「レイプされました妊娠しました責任とってください」なんて言い出しそう、ってことなら関わらないようにする・図書館に行くのを避けるのも納得なんだけど、そうでもない。
これだったら“変態だけど可愛ければ~”のキャラの方がよっぽど付き合いたくないw
ってかそこまで嫌うならそれこそ2話でサンから相談受けた時「アイツだけは止めとけ」と言うでしょー、親友を第一に考えてることの説得力にも関わらない?
なんかトラウマでもあって「他の人は平気かも知れないがオレはどうしてもこういう性格はダメなんだ」って話でも今後あるのかなぁ?

と、自分の2話までの感想を読み返してみて気付いた。
この作品のキャラ達は「心変わりを許容する・期待する」価値観なのかそうじゃないのかがよく分からない。
恐らく物語の最後は「パンジーいいよな」になると思うので、作者は許容する精神でありながらキャラにはそれが無い前提で話を作ってる?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
うん、まぁ…こんなだよね。
ジョーロが3話までに迷惑かけられた連中を許したことについては、下心があるんだしまぁって感じ。
そうはいっても…新聞部の言うことを一方的に信じるって、そんなことあるんかいな?
いやあるんだけど…新聞部の言ったことだから間違い無いだろうと思考が止まってるヤツ、そういうヤツが大半であるなら人を陥れ放題だなぁとは思ってて。
ってことで6話は案の定ソレだったってオチで。
そこまではいい、そこまではいいんだ。
ただ…なんでジョーロを良いヤツみたいに演出したがるんだろう。
自分を悪者にして背中を押した?いやいや、普通にガチ怒りしたでいいんじゃね?
記事を無批判に信用させられる新聞部という「権威」を傘に着たというか、その権威に傷がつくというか、場合よっては廃部にまで追い込めそうじゃん、女子ネットワークとはワケが違う。
パンジーに友達作るよう仕向けたのは感謝のお返し?いやいや、体は好みだけど性格が嫌いって話だったじゃん?
今までボッチだったので友達作れば性格変わるかも?と自分好みに仕立て上げようと画策した、でいいじゃん。

なんでそんなにジョーロを良いヤツにしたがるのかちょっと意図が分からない、これは3話の「親友思い」でも引っかかってたことなんだけど。
下心アリアリの下衆野郎だから気にしないで居たのに、良いヤツだとスルーした部分にケチが付くというか…う~ん…。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
何やってるんだか分からなくなってきた。
なんかこう、イマイチ考え方に共感どころか理解すらできない。
ジョーロはハーレム目指しておきながら他人(他の女性)が何か下心ある素振り見せたらビッチ呼ばわりなの?
本絡みの一件は、キッズアニメでよくある「一人で抱えないで仲間を頼れ」って前提の元、そうでない行動をした主人公が責められてた…のか?
どうでもいいプライドにしがみついた結果誰かを傷つけたのなら責められても仕方ないけど、誰か傷つけたっけ?
まぁ本絡みに関してはまだ続くのかな?探すのを手伝ってくれた二人はこの後出てくる?{/netabare}

最終回?までの感想{netabare}
ありゃー、参ったね。
最終回の終わり方についてあれこれ下書き書いてたのだけど、そうしてる間に同期放送作品の“星合の空”の最終回が放送されて、そっちのがもっとアレだったらしい。
そっちの作品は私は1話で視聴切っちゃってたんだけどね…見続ければ良かった?
ってことでゴチャゴチャ書いてた下書きもどーでもよくなっちゃったw
それにしても今期ちょっとヤバいの多くない?
これまた他の作品の感想で触れたけど「ちゃんと締めてるだけマシなのかも?」という、我ながら基準がもう訳ワカラン。

と、とりあえずこの作品に関して言えば、3話まで見れば良いんじゃないかな?
そこから先は見ても見なくてもいい。
個人的に一番期待してたのは、前半パンジーが余裕ぶっこいてるポジションだったので、それが吠え面かく展開来ないかな~と思ってたのだけど…実際それに近い展開にはなったのだけど、その一方で今度はツバキという余裕ぶっこいてるポジが登場しちゃって。
じゃあ次はツバキが吠え面かく展開を…となるだけで、キャラの役割が変わっただけで構成は一緒なのを繰り返してる様に感じてしまった。
表現が辛辣すぎるかもだけど、引き出しが少なすぎじゃね?と。
主人公の心変わり自体はそれがテーマだろうからいいとしても、他のキャラの心変わりっぷりはなかなかついてくのが難しかった。
でも最後の恋敵を蹴落とすための裏切り投票は「ですよねーw」って感じで笑えた…のだけど、それがよりにもよって「続く」でウラがあるような無いようなで素直に受け止められない。
なんでこんな作りにしちゃったんだろう…それでも“星合の空”に比べればマシなのかなぁ?と思うと…う~ん…。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「俺は、すべてのすべてのラブコメを過去にする」

この作品の原作は未読ですが、キャラデザがブリキさんと知り視聴を決めた作品です。
それにハルカス、白石晴香さん、三澤紗千香さんに奈央ぼうと、これだけ役者が揃ったら視聴しない道理はありません。
この作品も期待値MAXで視聴に臨みました。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?
しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と
可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!
もちろん、意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。
そしてそこで告げられた「想い」とは…

…「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。
…やめだ!やめやめ!「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。
でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかも
しれないからな!

そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。
三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。
俺はコイツが嫌いです。なのに…
俺をすきなのはお前だけかよ!!
自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子達の
ちょっと刺激的な学園青春ラブ(?)コメディー、ここに始まる!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品…登場する女の子の可愛らしさが半端ありません。
キャラデザがブリキさん、という影響も多分にあるのですが、ちょっとした仕草など細やかな部分も配慮しているのが伝わってきます。

そして何より声優さんの演技が堪らないんです。
今回序盤から色々持って行かれたのはパンジーこと三色院菫子役のハルカスの演技でした。
今まで聞いたことの無い声質…
あの声質で「寂しいわ…」とかジョーロみたいに傍で囁かれたら、卒倒してしまうかもしれません^^;

私は専門家じゃないので詳しいことは分かりませんが、声優さんの完璧な演技って、きっとこういう作品の事を言うんだろうなぁ…とか思ったり。

今、公式HPのトップページを見ながらこのレビューを書いているのですが、物語の中での彼女たちの言動が、頭の中でフラッシュバックの様に蘇ってくるんです。
ジョーロへのアプローチの仕方は人それぞれ…
だけどどのキャラも素直に愛おしく感じれるんです。
パンジーさんには色々持っていかれたので推しキャラとしては頭一つ分抜きん出ていますけれど…

そういえば、先ほどこの作品のwikiをチラ見した時に、面白いことが書いてあるのを見つけました。
「本作はラブコメディ系のライトノベルではあるが、本作はライトノベルでありがちな主人公が複数のヒロインに好意を持たれる(落ちもの・ハーレムもの)という設定は否定的に描かれている。」

「落ちもの」って何かな…と思って調べたら、「ストーリーの導入部分において、平凡な主人公のもとに魅力的な異性が突然現れるところから物語が始まるというもの。」なんだそうです。登場する女の子は次第に増えていき、殆どの出会いはいつも突然だったように記憶していますが、確かに誰も空からは落ちてきてはいませんね。

ついでに「ハーレムもの」についても調べてみました。
主人公である1人の男性(女性)キャラクターに対して多数の異性キャラクターが対置され、多くの場合は大勢の異性が1人の男性(女性)に対して好意を抱く。
また、主人公はハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接することも多い。

…この作品の作風とハーレムものとの違いが分からないです^^;
確かに「ハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接する」という部分では違いがあるかもしれません。
でも疑念が残ります…
この違いがフェイクという路線がどうしても捨てきれません。
というより、捨てちゃいけない気がします。
何故なら、その展開を一番望んでいるからです。

主人公が誰の事も好きにならず、誰も選ばないのだとしたらハーレムの構図は不成立となります。
でもジョーロがこれを選択するでしょうか…そもそもの目的から完全に逸脱してしまいますよ。
個人的にはハーレムものは嫌いじゃないので、その違いへの拘りが理解できないんでしょうね。
これらを差し引いても十分魅力的な作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、斉藤朱夏さんの「パパパ」
エンディングテーマは、パンジー、ひまわり、コスモスによる「ハナコトバ」
エンディングの発売が12/25って遅くありませんか?
エンディングはまだちゃんと聴けていないので評価は止めておきたいと思います。
オープニングのノリは好きでしたよ。

1クール全12話の物語でした。
全体的に面白かったと思います。
後半登場したホースには登場キャラ同様に違和感を感じましたし…
唯一残念なのは幕の引き方でしょうか。
最終回のラストに「あともうちょっと続く」と言うのは、発売日未定のOVAの前振りだったんですよね?
これをOVAにしちゃいますか…というのが率直な感想です。
確かに「TVシリーズの完結編、ジョーロ(モブ)とホース(主人公)の決着を描くOVA」らしいので、気にもなりますし売上枚数もきっと伸びると思います。
でもできるなら気持ちの熱いうちに全13話として描き切って欲しかったのが本音です。
まぁ、後日発表される詳細に期待しましょう。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22

71.4 25 巨乳で恋愛なアニメランキング25位
ゆらぎ荘の幽奈さん(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (318)
1579人が棚に入れました
肉体派霊能力者・冬空コガラシ。悪霊に取り憑かれて、大借金を背負わされた彼は家賃の安い部屋を求め、いわくつきの温泉宿・ゆらぎ荘へ下宿することに。そこにいたのは成仏できない女子高生地縛霊の幽奈さんをはじめ、常識では考えられない美少女ばかり。女性しかいないゆらぎ荘の住人から、入居を反対されるも、なんとか暮らし始めたコガラシだったが…。

声優・キャラクター
小野友樹、島袋美由利、鈴木絵理、高橋李依、加隈亜衣、小倉唯、原田彩楓、小松未可子、春野杏
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

巨●で明るいJK地縛霊がいる混浴露天風呂は我が国の善良な伝統風俗である(あれ?)

☆作品概要
●週刊少年ジャンプ連載(集英社)

●原作:ミウラタダヒロ

●アニメーション制作
XEBEC
{netabare}
監督:長澤剛
【代表作品】
・監督
這いよれ! ニャル子さんシリーズ
クロックワーク・プラネット


シリーズ構成:子安秀明
【代表作品】
・構成
GJ部シリーズ
ランス・アンド・マスクス
三者三葉


キャラクターデザイン/総作画監督:竹谷今日子(共同)

CAST
冬空コガラシ:小野友樹
湯ノ花幽奈:島袋美由利
宮崎千紗希:鈴木絵理
雨野狭霧:高橋李依
荒覇吐呑子:加隈亜衣
伏黒夜々:小倉 唯
仲居ちとせ:原田彩楓
神刀 朧:小松未可子
信楽こゆず:春野 杏
ナレーション:日笠陽子

OPテーマ:「桃色タイフーン」春奈るな
EDテーマ:「Happen~木枯らしに吹かれて~」湯ノ花幽奈(島袋美由利)・宮崎千紗希(鈴木絵理)・雨野狭霧(高橋李依)
{/netabare}

☆エピローグ☆

原作一部既読
リアルタイム視聴済

夏クールは秀逸なギャグアニメが多かったこともあり、レビューの基準も含めて概観してみる
ギャグ系作品には大きく二つの趨勢がある。
一つは、4コマ漫画のようなランダムストーリーで1話を短く構成しギャグを詰めている作品。
二つ目はある程度ストーリー性を保有しつつ、物語よりもギャグを優先させた笑劇性のある作品となる。
両者は更にファンタジー系と日常系に、ボケ、ツッコミキャラの固定、不固定(流動)に分類される。

前者日常系の代表としては『天才バカボン』(元祖含めて)『いじわるばあさん』(1970版)『ど根性ガエル』(古っ)・・『苺ましまろ』『WORKING!!』『あそびあそばせ』『ちおちゃんの通学路』『ゴクドルズ』などなどであるが、ギャグは同一作品でも内容で選り好みが分かれ易くテイストを機関銃のように多数ばら撒く方が一作品としての評価がし易いことからも現在でも構成の主流だ。
『おそ松くん』はどうしたという意見もあるかと思うが、1期(1966)はジャンルとしては「喜劇」より「ホームコメディ」である。

後者は、酷評の対象となるリスクが高く、ギャグセンスはもとより、視聴者を30分飽きさせないシナリオや演出の工夫に相当の自信がないと、制作し難いジャンルである。
それにしても、たまに見かける制作側の間違い勘違いで、本来ストーリーが基軸であるのに、何を思ってかギャグ風味をチョイスした結果滑る作品もある。特に、PA作品にその傾向が強い。(SFや群像劇に勘違いギャグを入れても…心当たりあるよな)
また、『デンキ街の本屋さん』のように、物語が主軸なのかギャグが主軸なのか作品の基軸がブレたような構成を視聴者に印象付けてしまった結果、損な評価を受けた作品もある。
私はこの作品をラブコメと捉えたが、秋葉原という設定やスク水JKキャラ(絵柄的にはロリに見えるw)がいたことから、放送当時のトレンドであった萌えギャグ作品として捉えていた視聴者が多いところをみると、基軸をぼかした構成と演出で中途半端感が出たのは否めない。
当時はまだドロドロした深夜アニメ独特のノウハウが未熟だったシンエイ動画だから無理は言えないがね。

長尺ギャグアニメの歴史を鑑みると、日常系とは言い難いが『ルパン三世』(1971)の成功に始まり『タイムボカン』(1975)で一応の「カタチ」の完成を見る。
実際『ルパン三世』で考えると、ギャグを取り除いたら、ただのハードボイルドサスペンスである。
サスペンス部分にも面白い内容があるにはあるが、ハードボイルドサスペンスには『ゴルゴ13』という大御所があり、それだけではこの作品は凡作で終わっただろう。
つまり、長尺ギャグ作品の成功の鍵は、ギャグを一気通貫する基軸にブレがないことが必要条件であり、十分条件としてボケとツッコミの妙技が必要。
更に、良作、秀作まで昇華させるのはギャグのセンスの他に「従」となる物語に共感が得られるか否か、それを反映させる脚本、演出(声優の演技力を含めて)能力となる。
ゆえに、ストーリー重視の作品を制作するよりもハードルが高い。

また、歴史的経緯からも『ルパン三世』は評価の際のベンチマークとなる。
これらの条件を相当数クリアした最近の作品が『このすば』と『ヒナまつり』だろう。
本作と同じ夏クールの『ぐらんぶる』もこの分類だが、これからレビューするのでここでの批評は保留する。
『このすば』はエロ、下ネタのナンセンス系、『ヒナまつり』はシュール系とギャグの質は異なるが、キャラ同士の掛け合いの妙技により笑いのツボを巧みに押さえた脚本、演出の妙が評価に繋がっている。

さて、本作は奇しくもジャンプ掲載作品であることから、往年のジャンプファン目線では正統派永井豪ギャグ作品の系統だ。
永井豪先生は『マジンガーZ』で有名だが、初の大人時間帯アニメ『キューティーハニー』や漫画では伝説のエロスと言われている下品ネタのオンパレード『ハレンチ学園』(週刊少年ジャンプ)の作者でもあり、この原作は「有害図書指定にせよっ!」とPTAが大騒ぎした程フリーダムな内容、もし現在、これがアニメ化されていれば顔を真っ赤にして怒るレビュアーさんが続出すると思われる。
(私が通学していた小学校でも『ハレンチ学園』と『ダメおやじ』(週刊少年サンデー)はPTAの広報プリントで読書制限の注意喚起がされていた記憶がある。)

私はこういう過激ナンセンスエロ漫画を読んでいた世代なので、本作程度のエロさではさして騒ぎたてるほどでもなく、本作を巡り創作上のラッキースケベがハラスメントだと大真面目で主張している方々こそ、現実とフィクションを分別出来ない可哀想な前頭葉の持ち主だと思う。
こういう19世紀頃の何か変な亡霊に憑依された連中に限って、自分達にとって都合が悪い政治家の発言や法制を突っついては差別だの弾圧だの軍国主義だのと騒ぐんだな。
「コガラシ」に除霊してもらえよw(この嫌み、分かる方には分かるはず。19世紀の亡霊→{netabare}『Manifest der Kommunistischen Partei』{/netabare})
個人的にはオムニバス構成でギャグ作品ではないがAVアニメと揶揄される『ヨスガノソラ』でさえも生ヌルイと感じる。

それにしても『ハレンチ学園』、実写化はされたがアニメ化されていないので、ここでレビューが書けないのが無念である。
{netabare}(実写ドラマは数年前にVHSビデオ版を視聴させてもらったことがあるが、現代のコードでは児ポ扱いになる微妙なカットが意外と多かったな…どうせDVDではカットされているのだろう){/netabare}
『ハレンチ学園』で思出したが、用務員役で出演していた「左卜全」の「老人と子供のポルカ」この曲は電波ソングの元祖と言える。
何回かカバーされているが、オリジナルを聴いたことがない方は一度聴いてみるといい。
左卜全の歌声を聴いたら1970年代にタイムリープ出来るかもw

かなり脱線したが、要は長尺ギャグ作品に妙な妥協を入れると必ず失速するということだ。
妥協するぐらいなら、最初から風呂敷を広げなければよい。
本作の基本設定は「ハーレム&エロ」なので、広く一般に勧めるのは気が引けるが、主人公のキャラに納得がいくのなら、ギャグのみならずストーリーもそれなりに面白いので楽しめると思う。

因みに、あにこれでは本作コミック付属OADのレビュー窓口がまだ用意されていないが、{netabare}OAD12巻は謎の光なんぞない乳首丸出しの無修正であり、これが本来この作品を楽しむ意義であるw{/netabare}

【物語・笑いのツボ・キャラ・声優・音楽】
{netabare}① 主人公の設定
まず、ハーレム作品の場合、主人公が視聴者に理解(共感ではない)を得られる設定であるか否かが一つのハードルだろう。
男性目線で見た場合、ハーレムとは理想郷であり、主人公がハーレムを積極的に楽しんでいるような設定では確実に妬まれ、嫌な野郎だ!となって『スクイズ』の「誠」のように叩きの対象となる。
また、嫌みがなく視聴出来るハーレム作品の特徴は主人公が意図せずエロ行為に巻き込まれる、または、女の子キャラから積極的に迫られて困惑する「女難系」も重要な要件だ。
しかし、全くエロに興味がない主人公では当然面白味がないので「むっつりスケベ」成分も必要である。
主人公はハーレム状態を否定しつつも、エロは消極的に肯定するM属性でなければいけない。
これらをバランスよく組み立てた主人公の性格設定であれば、まず視聴の障害となることはないが、支持を受けるまでステップアップするには、その性格が個性的かつナチュラルに発揮される演出、演技の工夫が必要となる。
散々ハーレムアニメを視聴した目の肥えた視聴者の前では、判で押したようなデジタル設定だけでは視聴者はシラケるのだ。
夏クールでは、本作の他『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』の主人公も類似の性格設定である。
本作主人公の「冬空コガラシ」は体育会系で強力な霊能力者であり、正義感も強い。
ハーレム主人公の条件はそこそこ満たしており、女性視聴者にも支持されやすいと思う。
地縛霊「幽奈」の部屋である204号室に住み、毎朝「幽奈」が「コガラシ」の横でおっぱいを晒して寝てしまっていることに気が付くたびに、赤面してポルターガイストで「コガラシ」を吹っ飛ばすのがお約束。

②シチュエーション
舞台はどことなく『妖怪アパートの幽雅な日常』と似ている、明るいお化け屋敷なのだが、ゆらぎ荘の住人は全て美少女と巨乳女性で、妖怪と鬼の末裔、それに地縛霊でそれぞれがとても個性的で濃いキャラだ。
そして、仲居で座敷童子の「ちとせ」以外料理は全くダメ。
面白いと思ったのがメインヒロイン「幽奈」のキャラデザ。天冠(頭の△)と頭の横の鬼火で幽霊ですよアピールをしている点。なかなか考えたものだw

感心したのは「やや」のキャラ描写。
猫神に憑かれているのだが「やや」の行動パターンも猫そのもの。
私の家には生まれた時から猫がおり、大学進学まで18年間好むと好まざるとも猫を弄ったり観察していたし(この猫は22歳まで生き、臨終の際には葬式をしたので、わざわざ実家まで帰郷したw)数年前までは自宅で猫を飼っていたので、猫には少しうるさい。
猫は習性上、協調性がなく社会性に乏しく警戒心も強いため飼い主以外にはそう簡単に懐かない。
また、飼い主にもランクがあり、猫が最も懐くのはエサをやる人物で、魚を調理した「コガラシ」がつきまとわれるのも無理はない。猫は朝腹が減るとエサやり係を起こしに来るからねw
それと、猫は濡れるのを極端に嫌う。「コガラシ」が「やや」にお湯をかけて猫パンチをくらったが、これも原作者はよく猫を観察している。私も子供の時分に悪戯で猫に水をかけたことがあるが、猫は執念深いのでコップを持って近づいたら猫パンチをくらったことがある。
猫に塩分が良くないのもその通り。猫は生理上腎臓への負担が大きいので塩分の取り過ぎは腎臓へ過大な負担をかけ最悪腎炎を引き起こす。
勉強シーンで「やや」だけ周囲の状況に無関心で自分の世界に没頭していたが、猫は犬のように社会的関心がないから、あの「やや」の態度も猫を知らないと描けないシーンだね。

人間ヒロインの「千紗希」には「幽奈」が見えないので「自動書記」と言われる文字でのコミュニケーションがとてもほのぼのとしていて良かったが、一緒に写真を撮ったら「幽奈」がもろ「心霊写真」になっていて吹いたw
しかし、同じ「自動書記」でも『コープスパーティー』では笑えないシーンなのだが。
「千紗希」が「幽奈」を触って「幽奈」の美形を確認しているシーンには百合要素を感じたね。
「千紗希」には「幽奈」が見えないから「コガラシ」との肉体(幽体?)関係を妄想するシーンも面白かった。
ナンセンスギャグが光っていたのは「朧」が真顔で卑猥なセリフを吐きながら「コガラシ」に迫るシーン。ゲラゲラ笑いながら視ていたよw
しかし、本作は何かにつけて裸体露出のシーンになるね。
黒い霧の妖怪シーンでは服が溶かされたといって何人ものモブの女の子が裸体になっていたな。
最後回、恋人同士が地縛霊であるゆえに、近くでお互いを認め合いながらも会えない悲劇のシリアス展開。
「コガラシ」が解決するのだが感動は一瞬で、すぐギャグ展開になるのが本作の魅力でもあるな。
最後、二人が成仏するシーンと花火の重ね合わせの演出は作画も含めて良かったと思う。
気になっているのは1話アバンの「幽奈」の成仏シーン。
最終回の意味深なシーンも合わせて考えると、二期をやって、その最終回の伏線なのかな?
原作ストックはあるし、「幽奈」が地縛霊になった経緯や、原作登場キャラも全部登場してはいないしね。円盤売り上げ成績次第かな?

サブの役割的には「狭霧」はツンデレ「ちとせ」は妹系ロリキャラ「こゆず」は小動物系ロリキャラ「呑子」はお姉系巨乳キャラという配置か。
「やや」はエロとは距離を置いているから、物語的には自分回でない限りモブ化している。
誅魔忍軍で「狭霧」の同級生「うらら」も登場が最後の方で本クールではエロも物語もエピソードらしいエピソードはほとんどなかった。
てか、「うらら」のCV、M・A・Oさん、大阪出身だけあってネイティブ関西弁だなぁw
本作のキャラは総じて立っていた。

③キャスト
キャストで特筆したいのは「幽奈」のCV島袋美由利さん。
活動は昨年からだが、今年になって、
音楽少女「具志堅シュープ」
はねバド!「荒垣なぎさ」
はるかなレシーブ「遠井成美」
と、準主役、メインキャストと目覚ましい活躍だ。
特に、「荒垣なぎさ」と「幽奈」はキャストのクレジット見ないと同一人物とは思えないほどの演技力。
将来、斎藤千和さんクラスの技巧派声優になるかもしれない。
次はナレーションの日笠陽子さん。
まったりと韻を踏まえた喋り方は、ギャグと物語のスイッチに緩急をつけ、本作の演出に大きく貢献している。『けいおん!』の「澪」時代からみると、だいぶん雰囲気が変わったな…。

④音楽
OP曲の「桃色タイフーン」(春奈るな)は本作の雰囲気に合っているし、曲もよい。


物語の評価基準は特に設けていないが、長尺ギャグの場合は『ルパン三世』(1971)『パタリロ』(1982)『うる星やつら』(1982)がベンチマークで個人的満足ライン。
参考までに、物語だけならばTV版では『エルフェンリート』『魔法少女まどか☆マギカ』が満点レベルの代表作である。{/netabare}

【作画】
背景、美術はそこそこ頑張っていたが、キャラデザが残念な気がする。
原作の女の子キャラはとても可愛いので、もう少し工夫をして欲しかった。
XEBECのキャラデザは線が太くてしなやかさに欠けるんだよな。うん。
『クロックワーク・プラネット』では可愛くキャラデザが出来ていたのにね。
キャラデザにも増して、キャラクターの作画が不安定過ぎる。
スケジュールが押して、作監が甘くなったのかな?
本作はいくらギャグ作品といっても、ハーレム、美少女設定の性質上キャラクター作画に手を抜くと作品自体の魅力も下がってしまう。


作画に関してはプロフ記載のとおり明確な基準を設けている。
『劇場版 響け! ユーフォニアム(シリーズ)』、TV版『進撃の巨人』(2013)劇場版も含むが「5」。左記作品並みか超える高水準でない限り「5」の評価はない。
以下、減点方式。
ただし、ギャグ作品は作画クオリティで内容があまり左右されないことと、画風としてわざと作画クオリティをギャグに活かしている作品もあるので、多少評価に幅がある。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 35
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ジャンプToLoveる枠の正統後継者!お色気枠に万歳!!

今も昔も、週間少年ジャンプには「お色気枠」というものがある。

〜以下お色気漫画・アニメに対する超個人的考察〜
{netabare}
古くは永井豪の「ハレンチ学園」(1968-72年連載) に始まり、その過激なえっちい描写(スカートめくりなど)は当時の社会現象(社会問題)になっただけでなく、当時の漫画家、さらには後の漫画家に多大な影響を与えた。
(手塚治虫や高橋留美子など、ハレンチ学園に感銘を受けた代表的な漫画家)
その後も、ジャンプには概ね1作のお色気描写満載の作品があり、その伝統は綿々と受け継がれている。

(かくいう私は少年期にBastardを読んでドキドキし、電影少女・DNA2で思春期を過ごし、
少年ジャンプを無事卒業…そしていい歳してToLoveるにニンマリしているイタイケな中年…w)

お色気枠の伝統の中でも、明らかに新たな概念を生み出したのはToLoveる。
それまでのお色気が(スカートめくり)や(女風呂のぞき見)などの「積極的スケベ」だったのに対し、
「消極的スケベ」、いわゆる「ラッキースケベ」というジャンルを確立させ、さらにその限界描写に挑戦したという点で画期的だ(個人的見解)。
これは昨今の男子が草食化していることや、積極的なエロを描写するとPT▲やBP◯から
「青少年に悪影響を与える」とクレームが付き、自治体から有害図書扱いされかねないことと無縁ではあるまい。
積極的にエロを求めると問題になるのであれば、そういう破廉恥な行動を断固拒否する健全な男主人公が、意図しないトラブルや事故によって”偶然”に、
女風呂に飛ばされる、スカートに顔を突っ込む、胸を揉む、谷間に顔を埋める、パンツを掴む…
という描写にすることで、青少年の不埒な行動を助長することなく、えっちい絵を楽しむことができる…という妥協の産物が生み出した新ジャンルだろう。
{/netabare}

本作はToLoveるから続く、ジャンプお色気枠・ラッキースケベジャンルの正統後継者と呼ぶにふさわしい作品だ。
少年週刊誌お色気枠というだけあって、ハダカ女子出現率が高いものの、
そこにストーリー性などがあるわけでない。
いわゆる典型的な一話完結型の日常系ドタバタラブコメ。
多少の事件は起きるものの、少年誌だけにムテキ主人公によって解決。
主人公の少年がとりわけかっこよくて惹かれるというわけでもなく、
かと言って応援したくなるような弱キャラでもなく、
展開としてはごく平凡なラッキースケベ系裸乳堪能アニメ。

温泉付き下宿ってだけあって、毎回温泉回。
メインヒロイン・ゆうなの爆乳は毎回堪能できるけど、{netabare}ゆうなとコガラシ君のラブに大きな進展があるわけでもなく、一部回を除きストーリー性があるわけでもなく…{/netabare}
もう少しひねるというか、ToLOVEるダークネスのようにストーリー性を持たせるとか、
もっと限界までえっちい描写を追求するとか(それだと18禁?)しないと、
ToLOVEるの二番煎じ感は否めない。
ToLOVEるの後継には相応しい作品であるが、それ以上の作品を目指すならToLOVEるに無いものを加えなくては。
キャラは比較的可愛いし、毎回温泉サービス付き、良いコンテンツは持っていると思うので、
今後の発展に期待。
第二期あるとしたら…ToLoveるの壁を越えることができるのか?二番煎じに終わるのか?
期待して待っています。

〜〜以下、本作に対する過剰反応について思うこと〜〜
{netabare}
なお、原作漫画は(自称)有識者から目をつけられており、
「女の子の服がはだけ、目に涙を浮かべている。嫌がる女の子の服を脱がすような、こんな破廉恥な描写はけしからん!」
とクレームが付いているようです。
(じゃあはだけた女の子が喜んでいたらいいんかい!そっちの方こそ問題やないかっ!という中年の叫びは置いといて…)
この作品見て「子どもにジャンプは読まさぬ!」と息巻いている有識者さんの息子、たとえジャンプを買い与えなくてもゼッタイ友達から借りて読んでますよ、親には内緒で(笑)。
でも、それでいいんです。そうやって少年は大人になっていくんです。
「この手の漫画・アニメは人知れずこっそりと楽しまなければならない。」
「こういう作品は巷で堂々と見てはいけない。ましてや母親や姉妹、女子友達に見つかるのは御法度だ。」
ということさえ学べれば良いのですよ。だから有識者さん、大いに怒ってください。叫んでください。
本の隠し方が上手になるだけです。(それも重要なスキルとして、将来役に立ちますw)

積極的スケベの宝庫であったハレンチ学園が存在しなかったら、高橋留美子という漫画家も存在せず、萌え系アニメというジャンルも確立せず、アニオタと呼ばれる人々も現れず、Japan-Animationという世界的な文化もなかっただろう。
「過度な規制と束縛は思考の自由度を制限し、新たな文化の萌芽を阻害する」
ということを忘れてはならない。
ただし、「適度な規制と束縛は思考の柔軟性を醸成し、新たな文化の嚆矢ともなりうる」
ということも忘れてはならない。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちょっとHな温泉×幽霊ラブコメディー!

この作品の原作は未読です…って「週刊少年ジャンプ」連載の作品だったんですね。
この程度の露出なら少年誌でも問題ない…ということなんですね。
…と思ったら、その手の論争が起こったとwikiに掲載されていました。
まぁ、色んな事を言う人が居る、ということですね。
でも「規制より教育が重要」という意見は一理あると思いましたけれど…

この物語の主人公は、肉体派霊能力者の冬空コガラシ…
彼は悪霊に取り憑かれて大借金を背負わされていたので、家賃の安い部屋を求めてゆらぎ荘に下宿することになりました。
家賃は食事もついて格安なのですが、下宿する部屋は所謂「いわく付きの部屋」で、湯ノ花 幽奈という女子高生の地縛霊が棲む部屋だったんです。
ゆらぎ荘には他にも個性豊かで常識では考えられない美少ばかり…
こうして冬空コガラシのゆらぎ荘での新たな生活が始まり、物語が動いていきます。

キャラデザは私好み…それに加えて美少女を演じる声優さんも凄いんですよ。

島袋美由利さん(湯ノ花 幽奈):「はねバド!」の荒垣なぎさ、「はるかなレシーブ」の遠井成美
原田彩楓さん(仲居 ちとせ):「月曜日のたわわ」のアイちゃん、「うらら迷路帖」の千矢
くまちゃん(荒覇吐 呑子):「ももくり」の栗原雪、「クロックワーク・プラネット」のリューズ
りえりー(雨野 狭霧):「このすば」のめぐみん、「リゼロ」のエミリア
唯ちゃん(伏黒 夜々):「ロウきゅーぶ!」の袴田ひなた、「ViVid Strike!」のリンネ・ベルリネッタ
大地葉さん(シラタマ):「プリンセス・プリンシパル」のドロシー、「ちおちゃんの通学路」の久志取まどか
春野杏さん(信楽 こゆず):「潔癖男子!青山くん」の後藤もか、「ブレンド・S」の星川麻冬
小松未可子さん(神刀 朧):「K」のネコ、「灰と幻想のグリムガル」のユメ、「にゃんこデイズ」のろー
鈴木絵理さん(宮崎 千紗希):「あまんちゅ!」の小日向光、「ふらいんぐうぃっち」の倉本千夏

作品は私の主観で抜粋していますが、私にとってどれも思い入れのある作品ばかりで、キャラも未だ頭の中に鮮明に残っています。
たまにこうして声優さんのこれまでの配役を振り返ると、作品の共通点が見出せたりするので個人的には楽しんでいます。

でもこんなキャラに囲まれたハーレムって…
全く…冬空 コガラシ…毎朝川に叩き込まれるのは流石に勘弁して欲しいですが、それ以外の日常生活はまさに天国そのものじゃありませんか…
と、思えるくらい登場する女の子たちが可愛いんです。

湯ノ花 幽奈:ゆらぎ荘の女子高校生地縛霊。恥ずかしがるとポルターガイストを発生する。
雨野 狭霧:妖怪を成敗する霊能忍者集団・誅魔忍軍所属。実はかなりの照れ屋。
荒覇吐 呑子:いっつもお酒を呑んでいるセクシーお姉さん。酒呑童子の末裔の鬼。
伏黒 夜々:いつも眠そうな猫系女子。猫神に愛されており猫耳やしっぽがある。
仲居 ちとせ:ゆらぎ荘の管理人で幼い見た目に反して、ゆらぎ荘最古参の座敷童子。
神刀 朧:龍雅家に仕える神刀。龍雅家のためにコガラシとの子作りを目論む。
信楽 こゆず:化け狸の少女。千紗希に憧れて、彼女のおっぱいを研究している。
宮崎 千紗希:コガラシの同級生でアイドル級の美少女。少しHな妄想癖がある。

こんな個性的な女の子たちと冬空コガラシによるバタバタ劇が繰り広げられるんです。
ハーレム系の作品が苦手な方にはお勧めできませんが、嫌いじゃなければポイントの高い作品なのではないでしょうか。
それも冬空コガラシの優しさが相まっての事なんですけどね…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、春奈るなさんの「桃色タイフーン」
エンディングテーマは、湯ノ花幽奈、宮崎千紗希、雨野狭霧による「Happen〜木枯らしに吹かれて〜」

1クール全12話の物語でした。
ラッキースケベ系ハーレム作品としては総じてレベルの高い作品だと思います。
ですが、幽奈が地縛霊になった理由や成仏できない理由など、まだまだ分からない点が多く残っている状況です。
続編、制作して頂けると嬉しいんですけどね…

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16
12
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