学園で恋愛なおすすめアニメランキング 240

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの学園で恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月28日の時点で一番の学園で恋愛なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

95.8 1 学園で恋愛なアニメランキング1位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1725)
7515人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっとと 御くっつきなさい

原作未読

原作はタイトルを知っていた程度。『惚れたら負け』をどう料理するのか興味がありまして。
いわゆる“惚れた者の弱み”とは、熱量のあるほうが気を揉んで焦る機会が多く往々にして上手くいかないことを指すと思うのですが、本作はそれが先鋭化していって、

・自分から誘うと「負け」
・自分から告白するともちろん「負け」

誘うと負けってww
ラブよりはギャグ色強めかと。どんなものでも先鋭化するとお笑い要素が出てきてその美味しいところを掬った感じです。
四宮かぐや(CV古賀葵)と白銀御行(CV古川慎)。両主人公のゴールは、『相手に告白させること』。前段として、『いかに相手に誘わせるか』に権謀術数張り巡らせるお話です。
{netabare}序盤こそは『天才たちの恋愛頭脳戦』でしたが、徐々に意地の張り合いになっていくのがなんとも微笑ましかったです。{/netabare}


2019年冬期で最も笑った作品でした。いいですね平和で (^^)


さっそくのOPは鈴木雅之feat.伊原六花。  ・・・出オチです。いきなりそう来たか!
組み合わせがバブル過ぎて、ハイここ笑うところですよ~の狙いかと思いきや、回を重ねるごとに病みつきになってく大人の味でした。このねっとり感は久々です。
{netabare}第4話。『渋谷で11時』 そう今から恋が始まるわけでもなく、土砂降りで会えずじまいというのもこの二人らしい。いつか二人でサボタージュできる日が来ると良いな~っておっさんしかわからん。{/netabare}
それに『ラブ・ストーリーは突然に』の有名すぎるカッティングもろパクリだろって劇伴があったり、そんな古臭ささえも心地よく、去り往く平成に思いをはせてみました。


※こう見てました、の3つのポイント

■頭脳戦?ちゃうやろ
『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はちょい違いますね。天才をヘタレに置き換えるとしっくりきます。

{netabare}向こうが好意を持っているのを薄々感じているのに確証を得られないから動けないだけのことで、主人公二人を高スペックのヘタレと見て楽しんでました。
まじめにラブとして観てしまうと、「早くくっついちゃいなよ」か「はーめんどくせー」と思ってしまいます。「お可愛いこと・・・」ってかぐや様は一度たりとも言ったことない、というのがポイントです。やはりヘタレてるのであります。
ではイラッとくるかというとそうではない。白銀は筋を通すいい奴でかぐやは別の理由なんですが二人とも応援したくなるようなキャラなんですよね。{/netabare}

{netabare}むしろ時折登場する柏木さんと柏木さんの彼氏だけが普通にラブしてました。付き合いたて女子は成績落とし男子は上げるあるある。藤原書記の助言で『頑張って』最終話のエンドクレジットでは仲睦まじそう。絶対こいつら夏休みになんかあったな。カップルとしてはこちらがまともですしよっぽどストーリーになってます。{/netabare}


■テンポがいいよね
オムニバスみたいな一週につき3エピソードのサ○エさんスタイル。テンポの良さと合わせて物語としてきっちり進行していました。{netabare}ラーメン四天王ネタさえ回収する脚本の繋がりはお見事です。{/netabare}
1エピソード7分弱の計算になります。R-1で3分、M-1で4分、キングオブコントで5分の持ち時間。こうみると10分超えるネタ見せってないんですね。前の出番の組のネタを拾って繋げるリレー漫才を堪能するようなもんでした。


■狂言回しが優秀
脇役みんな優秀過ぎませんか?

藤原千花(CV小原好美) 石上優(鈴木崚汰) 早坂愛(花守ゆみり)の3名。 

空気の読みあい化かしあいの白銀VSかぐやが膠着状態に陥らないように波風立てるのは藤原書記と石上の両名。空気は読むものではない。“作るもんだ”藤原と“壊すもんだ”石上がいてくれてよかった。二人とも空気は全く読めません。
{netabare}弓道部からの胸の話で墓穴を掘りまくる石上に腹抱えて笑いました。{/netabare}


なんだかんだイチャコラを楽しむ作品になるのですが、ラブ ↓ コメ ↑ でテンポの良さと脇役たちの突っ込み突っ込まれが楽しい作品でした。

あと、かぐや様の声はしばらく茅野愛衣さんだと思ってました。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

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2019.09.19追記

実写版公開。つきあいで鑑賞。
アニメを観るようになってから、実写とアニメの歴然たる差に気づくようになった。普段良いアニメ作品に私が触れてるということですね。



2019.04.14 初稿
2019.09.19 追記
2021.03.13 修正

投稿 : 2024/09/28
♥ : 110
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

キャラ設定のしっかりとしたラブコメの秀作

原作未読。最終話まで視聴。

主人公2人は言うまでもなく、周囲の登場人物もキャラ設定がしっかりしていてとても面白かった。
味のあるナレーションも魅力です。

ショートストーリーが続く構成も、テンポの良さを生んでいて高評価です。

【天才たちの恋愛頭脳戦?】
{netabare}確かに序盤は、『いかに相手に告白させるか』という頭脳バトルが展開されていた気がするんだけど・・・。
途中から単なるツンデレというか、頭脳バトルとは違う展開になっている気がする(笑)。

だけど、この変化も含めて、コメディ色の強いラブコメとなっています。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 81

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

時が育てる想い、俺はお前のことが…。久々に現れたラブ「コメディー」の傑作。

最初はお前のことは虫が好かん奴だと思ってたよ…。今になって思えば、みんなに人気者で才色兼備なお前に対して天の邪鬼な態度に出ちまったな…。


 しかし、一年という時間を経てお前に再会してみて、自分でも驚くぐらい癒されてる自分に気付けたんだ。この間でお前がどれだけ多くの人を笑顔にしてきたかを知ることができた。そして、俺にとってどれだけお前が大きな存在だったか離れてみてようやく気付けたんだ…。だから、俺はお前のことが…


 というのが私の本作に対する想いです!。しかし、実写版、オメェーは駄目だ!。本当にうちに帰って反省しろよなマジに。俺のお前に対する想いは、新映画当たり屋のヨッシーさんが全て代弁してくれてるから、そっちも宜しくお願いします。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 46

84.5 2 学園で恋愛なアニメランキング2位
ReLIFE(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1367)
6957人が棚に入れました
海崎新太(27歳)は、新卒として入社した会社を3ヶ月で退職。
その後の就活もうまく行かず、親からの仕送りも打ち切られ田舎に戻ることを迫られる。
悩みを打ち明けられる友達も彼女もいない……
途方に暮れる海崎の前に謎の人物・夜明了が現れる。
夜明は海崎にニートを対象にした社会復帰プログラム「リライフ」への参加をもちかける。
その内容は、謎の秘薬で見た目だけ若返り、1年間高校生として高校に通うことだった――。

声優・キャラクター
小野賢章、茅野愛衣、木村良平、戸松遥、内田雄馬、上田麗奈
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

青春のやり直し、この物語は青春ものの名作と思います

2016夏期アニメ流行のやり直し、変えたい系のひとつです。原作等知らないので真っさらな状態で見れました。
作画もまずまずで期待大でした。何より…1話のEDが民生だったのが良い!!しかもイージューライダーじゃないか!! これだけで完走決定しましたた。

1話…始まり始まり
{netabare}就活してもニート扱い。ニートの定義は分からん。3ヶ月リタイアに対する現実突きつけているようだが、現実はどうなんだろう。にしても、27で仕送り打ちきり、当たり前と思ってしまう自分は年取ってる?
タバコに酒、そういや、高校ではダメなの当たり前だった…戸惑うのも無理はない。けっこう現実を見るような感じで考える作品かな。リライフの本当の目的とか、面白そうです。{/netabare}

2話…携帯の持ち込みは禁止
{netabare}いや待て、俺の時は携帯なんて無いし、ポケベルすら無いから…
ちょい大人と高校生の会話、良くできてます。そうだ、27のころに高校の問題解いたことあったが、まさに…何で大学まで行けたんだろうか?全くもって不思議。
海崎と千鶴の大人の会話、最後はみんなと別れるのでしょうけど、この二人の関係が気になっていています。{/netabare}

3話…27歳で体力落ちたとか言ってたらさ…
{netabare}俺はどうなるんだよ…と思った方、けっこういるのでは? はい、自分はその通りです!
体力測定をして、海崎がおのれの年齢を認識しするという回。肩が回らない、足がもつれる…あるよね~(泣)。1か月で高校生活に馴染んで、サンプルとしては上々のようです。
人間関係を構築してくなかで、合わないような人同士がどうなっていくのかというのも物語で面白い部分です。狩生と千鶴がどうなっていくのか見ものです。千鶴が狩生のこと分からなくなっているのは№001の伏線なのでしょうね。にしても、面白い。大笑いというより、くすくす笑えるところがいいです。大人のアニメという感じですね。{/netabare}

4話…その階段落ちで入れ替わったら…
{netabare}「転校生」だよね。あ、小林聡美と尾美としのりの方です、世代的に…。
千鶴の不可思議な笑顔が不幸を招くとは…。若い者の悩みは若い者同士で解決しないとね。自分は説教したら敗けだと思っている、普段から。アドバイスはいくらでもするけどね。狩生の闇なんて、闇じゃないんだけど、その世代だと、深いんですよね。スゴく理解できましたし、そこがうまく表現できていたと思います。{/netabare}

5話…友達になろう
{netabare}階段落ちした二人は保健室へ。海崎は狩生に説教。説教しながらも海崎はそれまでの現実に葛藤。
狩生は千鶴と正面から向き合うことに。狩生と千鶴は互いに思っていることを語り合う。そこで初めて千鶴の本当を知る。他人に全く興味がないこと、変えようとしてること、不器用なこと。そして友情の握手。
海崎は夜明と酒飲みながら語り合う(姿は高校生だった気が…)で終了。

狩生への説教は完全に大人目線だよね。悩んでいる若者見ると言いたくなるのはよく分かる気がする。でも、説教ではないです。アドバイスだと思う。けど、高校生にはオッサンの説教にしか聞こえないかもね。狩生の反発も高校生らしくて良いです。
千鶴の他人に全く興味がないまま生きてきたという設定も良いです。被験者1番が彼女なのが分かるように誘導してます。千鶴が海崎に意識し始めた描写があったので、千鶴の変化が今後の見処ですね。

3頭身転換の流れ、場面の作り方、心理描写、本当に上手です。{/netabare}

6話…メガネ女子がメガネを外すとき
{netabare}可愛いのがアニメである。これは譲れない(何が?)
大神と杏がのんびり休みを過ごしている海崎の家に押し掛けて勉強会。海崎はビール缶とタバコを隠して…。大神は良いヤツ過ぎだけど、鈍い。海崎と杏の大人のツッコミにも動じない。狩生の思いは届くのだろうか…。
杏は夜明の後輩でした。Jkでないのは分かりきっていたけどね。海崎に気があるのは間違いないんだろう。海崎と千鶴が良い感じになったらどうなるのか見ものです。
千鶴も海崎も互いに意識してきているのですが、互いに被験者と気づいたらどうなるかも見ものです。{/netabare}

7話…研究所も組織にかわりはない
{netabare}今回は海崎が被験者になる前の夜明の話です。被験者001がうまくいかなくて、夜明の立場がないような状態。上司からは詰められ、悩む夜明。そんな時に被験者候補の海崎をチェックして…。杏と夜明の関係とか、見ごたえある回でした。
そうか、研究所とはいえ、1組織にしかすぎませんね。嫌な上司もいるだろうし、うまくいかず悩むことだって有ります。海崎だけでなく、夜明の方まで描くとは思わなかった。心情が読み取れて面白いです。夜明も杏も意外とリライフを楽しんでいるのかもしれません。
しかし…フリーザ様と貝木が上司にいた気がする…。これが上司って、想像しただけで嫌だ…{/netabare}

8話…狩生が不憫すぎる…
{netabare}海崎はまたもや赤点いっぱいの追試モード…。本当に院まで進んだ人なんだろうか…。
そしてタマがやっぱり赤点追試。まさかのスポーツ推薦入学とは思ってなかった。無理してはダメです。その結果が狩生のケガに…。狩生を追い詰めるアニメだな…。タマはタマで、トラウマ抱えてた。言われたくない一言を親友に言われたら辛いよね。幼馴染みがなんとかせねば。でも3人の関係も微妙そう。青春ものだなと思う。
肝心の海崎と千鶴は、なんか良さげ。最近、千鶴の存在が薄いのでちょっと寂しい…。メインヒロインだよね?
良い感じで話が進んでいるけど、どう見ても夏で終るよね。早くも二期を期待してます。
にしても、モブ女子高生に水瀬さんの名前があったのは驚いた。先週の上司といい、隠れキャラみたいな感じで面白いです。
{/netabare}

9話…千鶴養分たっぷり
{netabare}狩生のケガはけっこうな重症。優しくする大神、話すことができないタマ、自分が嫌になる狩生…狩生の闇は深くなるばかり。
さすがの千鶴も雰囲気に気付いて相談しに海崎の家に(大胆なのか、鈍いのか)。二人の会話聞く杏と夜明。海崎はすこし前のできごとを思い出して…。

千鶴たっぷり。この子が先を考えているようです。{/netabare}

10話…先生…バス…バレーがしたいです…
{netabare}千鶴に告白した「試合がしたい…」はまさにあの有名なシーンのオマージュじゃなかったかと。

たまちゃんの思いにアドバイスする千鶴と海崎。そのなかで千鶴にの過去が明らかに。小学生の時は普通だったのに…。コミュ障害だったとは思えないくらい、きちんと話して、自然な笑顔で対応できてるじゃないか。何気に背中を押す海崎も男前。

話し聞いていた狩生、本当にめんどくさい。試合がしたいけど、行けない。最後に押したのはやはり千鶴。結局試合は負けたけど、たまちゃんと狩生が得たものは大きかったようで。二人の笑顔がその証拠。にしても、めんどくさい女子を演じたら戸松さんに敵う人いないんじゃないかな? 本当にめんどくさいんだもん。

やはり千鶴が被験者001なんでしょう。発言が大人だし、夜明の嬉しそうな感じで分かります。今回は青春ものの極みみたいな話で面白かったです。千鶴も大活躍だったし。{/netabare}

11話…大人になれ…ってどういう事よ?
{netabare}いまだに良くわかりません。我慢? それは違うと思う。ただただ人生積み重ねていくだけの事ではないかな。

重い回でした。海崎の人生を変えたであろう、会社の出来事が回想されました。面倒を見てくれた教育係の先輩は出来すぎな人で、周りからやっかみにあい、陰湿な嫌がらせを受けます。我慢できない海崎の気持ちが爆発、その結果、嫌がらせは加速、そして自殺…発見したのは海崎。社長は会社で自殺したのは会社愛があったからだと言い、反抗した海崎は会社を退職…で、今に至ると。
海崎が墓参りに訪れと見知らぬ若者が。聞けば海崎の後輩だという。海崎は後輩から伝説の社員と崇められているというところで次回へ。

なぜ海崎がリライフに至ったのかという核心の話でしたが、2~3話くらい使ってもいいような内容だったと思います。が、これでは短い。先輩の自殺が本当はなんだったのかは実はよくわかりません。また、腐っている会社の中身も分からないし、社員もこんな連中だけではないだろうし…って、それやったら実写ドラマになってしまうか。

この話し、夜明も自らリライフしているんですよね。自分の置かれている立場が海崎の過去と重なるようになって、会社やめた海崎を実は尊敬している節が見受けられます。

にしても、このアニメ、本当におもしろいな。もう終わりになるのか…もっともっと見たいです。{/netabare}

12話…君がいた夏は遠い夢の中♪…JITTERIN'JINNでしょ?
{netabare}えぇっ!!Whiteberry?…て、時代的にそうだよね~
長期休みのありがたさは卒業して初めて分かります…でも海崎には補習という変わらない日常が待っているわけで。
制服でビールかい、しかも経費でだと?なんて贅沢な。う、羨ましくなんか…羨ましい…。
にぶちん大神がとうとう気持ちもに気づいた。これを見守ったり、冷やかしたりするアラサーの面々。大神は告白を決意して、そして次週、最終回へ。
って、来週最終回かい!!面白いのに、なんて半端な…。{/netabare}

最終話…告白って、いろんなパターンあったんだよなぁ…
{netabare}夏祭りは心も盛り上がるよね~そうだったな~懐かしいなぁ~
とうとう大神が狩生に告白、狩生は狩生で告白を決意していたとは。ピュアだわ…見てる方が恥ずかしいわい。うまくいったね、当たり前だけどさ。
でも本当の主役は海崎と千鶴でした。千鶴が被験者だったことが回想されました。分かっていたけど、最終回で持ってきたね。二人とも同じ感情を持ってしまって、気持ちあるのに、忘れてしまうことが怖くて、言い出せない。切なくて、切なくて、それでも辛くしないのがこのアニメのいいところ。二期に繋げる終わり方でした。それにしても千鶴は可愛かった。{/netabare}

おもいっきり青春ものというところと、大人目線で見た青春、これにやり直しという設定も加わり、さらには社会の重さまで重なるという、ちょっと間違えたらグタグタになりそうなところをうまくまとめて、本当に面白い作品でした。
海崎、千鶴、夜明、杏の大人組、狩生、たま、大神の現役組、キャラも良くて、展開もすいすい進むし、ちょっと考えるところもあれど、難しくはありません。そこが良いのだと思いました。

作画はまずまず、デフォルメのシーンも無駄なものではなく話に溶け込んでかえって良かったなと思います。OPのボタンは今期一番好きな曲でした。EDはすべて歌ってました。久々にカラオケにも行きましたし。

二期あることを信じたいです。卒業は多分、泣くな…。来年4月にイベントあるということは…二期の発表で逢ってほしいです。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 60
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「Re」物は満腹と思って未視聴の方におすすめ

世界観:6
ストーリー:8
リアリティ:5
キャラクター:8
情感:7
合計:34

<あらすじ>
海崎新太は、新卒で入社した会社を三カ月で退社。その後の就活もうまく行かず、田舎に戻ることを迫られる。途方に暮れる海崎の前に、夜明了と名乗る謎の男が現われ、ニートを対象にした社会復帰プログラム「リライフ」への参加を持ちかける。内容は謎の秘薬で見た目だけ若返り、一年間高校生として高校に通うことだった。
(公式サイトより)

社会人が高校生活を送りなおすという現実味のない設定で、あにこれ評価点は確か中の上くらいというのは記憶していましたが、私も今の生活から逃避したい欲求があったのか今回、選択してみることにしました。

冒頭では、やはり設定の緩さが気になりました。{netabare}見た目を若返らせられる薬を開発できるのであれば、それを売るだけで営利企業として十分であり、何でニートを更生させるなんて回りくどいことするのかと。しかも、被験者の生活保障までしてあげて。もし、割を合わせるとしたら、就職できた暁には100万単位の成功報酬をもらう契約じゃないと現実味ないです。1日中被験者をストーキングするとか、どんだけの人件費かけるんだという話。
夜明さんにかかるコスト、時給1200円として1日12時間(くらい拘束してるでしょ)、1年365日で525万円。小野屋もいる。このコストに見合う利益の源泉は何なのか。

研究が裏世界的なもので、実は若返りや老化に大きな副作用やリスクがあるとか? でも夜明さんも薬普通に飲んでいるし、夜明けさんも会社に使いつぶされているだけという可能性はあるかな。この薬が一般的に使用できるようになれば、これくらいのコストは元取れそうだし。なら、主人公が定期的に検査を受けるシーンを入れておけばOKという感じか(ないけど)。もしくは、お金持ちのマッドサイエンティストの道楽か?

しかし、戸籍などの関係から、高校生として入学させるのは結構大変なんじゃないか。更に、高校生活を送った人たちから記憶が消えるという。1人の記憶から、特定の人物の記憶を消す技術自体も超高度なものだが、それを、高校生や教師全体に行うって、どうやって? まあ、このあたりまで考えて、設定は気にしてはいけないタイプの作品なんだろうなと見切りをつけました笑(中盤には元の見た目に戻る薬も出てきて、簡単に変化できるし、佐伯さんの墓参りのエピソードで海崎のマークを去年からやっていたことも判明しますしね)。{/netabare}

しかし、視聴を続けていくと、ガバガバな設定の割に、登場人物たちの高校生らしい日常風景をコミカルに描きつつ、心理描写は意外と丁寧で面白い。{netabare}まずは、千円の畳み方(ターバン英世)に爆笑。ネットで検索したらほんとにあるし。日代の愛想笑いのシーンも笑えました。感情に訴えてくるシーンも複数あります。

被験者001がクラスにいるのだろうなというのは早めから気づきましたが、それが誰なのかというのもミステリー的に楽しめました(最初、小野屋が怪しく思いましたがスタッフだったということで、残った候補が最終話でそうですよねという結果に)。

あと、EDは奥田民生のイージュー・ライダーで渋い選曲と思いましたが、2話目でT.M.レボリューションが流れた拍子に笑いがw。毎回どんな懐メロが流れるか楽しみになりました。90年代後半頃を中心に、当時流行ったけど今は忘れられているような絶妙な選曲です。主人公は独身にする必要があり、かつ視聴者のターゲットを学生にもおいていることを踏まえて27歳に設定されていますが、大人になってから学生時代を想って視聴することができるという面で真のターゲットは30、40代かなと思いました。{/netabare}

今の学生のリアルとはズレがあるのかもしれないし、むしろ人間関係が煩わしく、早く大人になりたいと思っている学生もいるんでしょうけど、戻りたくとも戻れない社会人から伝えたい内容が随所に詰まっています。

勉強も大切ですけど、出会いと別れが繰り返される中で集団生活を送り、人間関係を築くという面のほうが、学生生活には重要というだということ、貴重な時間だったということが痛感されます。当時の自分には、大人へのレールに乗っているだけで主体的な取り組みをしようという自覚はなかったので。

当初設定でのツッコミ所はプラメモ以上ですが、最後には作品を愛せて、続きが楽しみになった作品です。放映の頃、Reゼロや僕だけがいない街を視聴していた上、設定が単純かつ同じシーズンのorangeに失敗した影響(rewriteもやっていた)等あって、「Re」物は満腹と思って視聴しなかったのですが、もっと早く見ておけば良かったと思いました。未視聴者(特にアラサー(後半)~アラフォー世代と、まだやり直しがきく中・高生)におすすめします。

<2019.1.25追記>
キャラクターの配点が高かったこと、相対的な評価も考慮して調整しました。未視聴の方におすすめします。

(参考評価推移:3話3.7→4話3.8→5話3.9→10話4.1→13話4.2→調整4.1)
(2018.1視聴、2019.1調整)

投稿 : 2024/09/28
♥ : 56
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

体は高校生!頭脳は27歳!独創的かつ秀逸な設定で、2010年代の世相に苦しむ大人に、深く刺さる傑作青春劇

漫画・小説配信アプリ「comico(コミコ)」の漫画が原作の青春劇です。
社会からドロップアウトした大人(27歳)の主人公が「高校生に戻れる薬」で再び高校生活をする…
同級生の若者たちを大人目線で微笑ましく見守ったり、戸惑ったり、交流して青春したり。
変則的な「タイムリープや時間巻き戻し系」の亜種なんですが、大人目線の高校生活と、瑞々しい青春劇が巧みに描かれている力作。

日本が失われた○○年、リーマンショック(2008年)等の厳しい世相を感じているであろう世代(20代30代あるいはそれ以上)の心情に強く訴えかける舞台設定とテーマ性が素晴らしい。
この時代ならではの世相を反映した、隠れた話題作かと。

{netabare}『物語』
前職を退職し無職(コンビニでアルバイトはしている)主人公・海崎新太(かいざき・あらた)27歳が、謎の組織の謎のプロジェクト「リライフ」の試験者として「精神は27歳のままで体(見た目だけ)が高校生に戻り、もう一度高校生活」する事に。
…諸設定はかなり力業なんですが、この舞台設定が実に面白い。
謎の薬で大人と高校生になったり、謎の権限?で入学通したり、謎の力で周囲の記憶操作したり、ご都合主義連発…が、徹底して舞台装置として機能している。
ここら辺の「物語の為の舞台装置」に無粋なツッコミは無用なのですが、本作は比較的強引に押し通す事に成功している感。

…結構重めの話に見えますが、学園ドラマの大半は楽し気な雰囲気なので、全般的には親しみやすいです。
リライフの秘密を共有する大人組同士の交流もコミカルかつ本作特有の持ち味(大人目線の高校生活)あり。
「2つの世代」それぞれ特有の感情の機微が巧みに交錯していく学園ドラマ。
これがコミカル面でもシリアス面でも終始面白かったです。
…27歳は私(アラフォー)から見るとまだ若いので、海崎新太君の思考も私からすると微笑ましいですw
(例えるなら、小学生高学年の男の子が低学年の女子に「ぼくはお兄ちゃんだからな!」みたいな)


シリアス面では、27歳海崎の人生ドラマと、メインヒロインの女子高生・日代千鶴(ひしろ・ちづる)中心の女子ドラマの2本の軸が交差。
海崎の話は「ブラック企業」に代表される忌まわしき現代社会の闇に翻弄される苦悩、まさに現代日本(2010年代)の暗い世相を根強く反映した題材であり、後味は悪いけれど、共感せずにはいられない…。
海崎新太は高いコミュ力を持つ優秀な人物(学業はダメだけど)な事が示されている事もあり「悪いのは社会の方」という風刺を感じる。(やや一面的ではあるも、概ね共感)
逆説的に、彼くらいコミュ力も人格面も問題の無い人物でも、理不尽にドロップアウト強いられる事もあり得る、今の日本やばくね?と。
…憧れの先輩を救えなかった過去に苦しむ海崎が、2度目の高校生活で年下の若者たちとの交流で変わっていく過程が、もうひとつの軸(女子高生組のドラマ)と交差していく。

女子高生たちのドラマはやや少女漫画的な印象(作者が女性な為か)
モブの悪意とか、唐突な辛いアクシデントなど、辛辣さを感じる展開がやや難。
それをドラマチックさや交流劇・成長劇に昇華する展開は良かったです。
バレーボールの話は青春劇としてかなりジーンと来た。
若さゆえの思い込みや誤解、すれ違い…
大人の海崎はハラハラしながら見守りつつも、過度な干渉は慎重になる等のアプローチの迷いが終始緊張感あった。
最終的に三人の女子高生たちが成長し良い関係になっていく。
…きらら的ゆるふわではないが、本作みたいな女子の友情もある意味百合物かも。

総じて、舞台設定が抜群に秀逸でした。
現在進行形で高校生世代にも人生の先輩からの後押しになるかもですが…
それ以上に大人(だけど老人世代からすると若造)世代に強烈に刺さる作品でしょう。
難を挙げるならば、やや陰湿な悪意が不快要素なのが気になりました。
あと、日代さんの正体も余計だったような。海崎と世代が違うからこその交流劇が、興醒めになりそう…
ただ、そこは続編もあれば評価は変わるかも?
…彼らの学園生活はまだ途中、これは是非続編が観たいです。

余談
「comico」由来のアニメは本作で3作目(全国放送のみで)、「ももくり」も私的に大好物、今後comico作品に期待していきたいです。
(ナンバカは…うーん…)


『作画』
キャラデザも背景も安定感あり。
やや安っぽい印象も。
それでも十分美男美少女揃い。

『声優』
小野賢章さん、木村良平さんなど安定感あり。
上田麗奈さんの小悪魔キャラも面白かった。
茅野愛衣さんのぎこちなさ、戸松遥さんのぶっきらぼうなどハマリ役。
注目は 玉来ほのか役の茜屋日海夏さん。プリパラのらぁらちゃんじゃないか!

『音楽』
本作の見所。EDに2000年前後のJ-POPのヒット曲を使用しており、本作の対象世代に刺さります…
OPも良い。楽曲面で印象的です。


『キャラ』
社会からドロップアウトしたとはいえ、海崎新太は非常に高いコミュ力と思いやりや配慮を持つ立派な大人でした。
学業はニガテだけど大学院生だったエリート、人間力の高さが光った。
高校生や、新人女性教師(25歳)相手に(内心)大人ぶるのは、むしろ微笑ましいですねぇ…。
稀有な逸材、彼でなければこの物語成立しなかった。

飄々とした夜明了も、学園物としても本作特有のリライフ関係者としても面白い男であった。
ドSの皮をかぶった苦労人、彼で一番精神年齢高かったかも。

大人と女子高生をあざとく使い分ける小野屋杏の小悪魔っぷりも可愛い。

メインヒロイン・日代さんは交流の仕方が分からないだけで根は良い子、ポンコツ可愛かった。
無理やりな笑顔がかわいいw

狩生さんは、少女漫画なら彼女こそ主人公張れる器。
(あるいは、日代さんかほのかちゃん主人公だとライバルボジか)
一番感情の機微が分かり易いので好感持てる子でした。

玉来ほのかちゃんはホンワカ系で一番萌える。
優しさも責任感もある良い子なんですが、空回りすることもある…

男子生徒も良キャラおり、学園物として層が厚かったです。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 54

86.7 3 学園で恋愛なアニメランキング3位
五等分の花嫁(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1096)
5093人が棚に入れました
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!! 全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ! 中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!

声優・キャラクター
松岡禎丞、花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

五等分の花嫁 レビュー

この作品の設定は、深夜向けというより一般ドラマ向けなんじゃないかと思うのですがどうでしょう。
視聴前の印象は、女性声優さん達が新人声優とは言いがたいけれども、若手声優さんの中では「売れっ子」な人達を集めて、おお、気合の入ったメンツだなあ、と感じましたね。
しかし、キャラクターデザインに少し古さを感じるところもあり、期待値的にはやや低めという感じでした。印象的なのは五つ子の髪色や服装の強めの配色や、2019年では少しシンプルな瞳のデザインなどでしょうか。
現時点では5つ子を一人ずつフォーカスしていく地道なラブコメディの展開ですが、1話冒頭及び原作でも提示されている、「主人公の花嫁は誰なのか?」という謎により、五つ子達の主人公への気持ちの傾き、恋心への変化を視聴者に敏感に感じとろうとなってしまう仕組みがにくい!

可憐で個性豊かな五つ子達によって描かれる日常とロマンスの魅力を紐解いていきましょう。

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Introduction(公式サイトより引用)
貧乏生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、
好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。
ところが教え子はなんと同級生!しかも五つ子だった!!
個性豊かな中野家の五つ子は全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児!
最初の課題は彼女たちからの信頼を勝ち取ること…!?
毎日がお祭り騒ぎ!中野家の五つ子たちが贈る、
かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!

-----------------------

さて、冒頭に書いたとおり、私としては、一般向けドラマ的印象がありますね、この作品。
どこにそんな要素があるのでしょうか?
まず、設定を整理しましょう。主人公である上杉君が貧乏で、教え子となる五つ子は美少女でお金持ち。そして上杉君は頭がよく、五つ子は勉強嫌い。
対照的ですね。
この対照設定が、その要素の一つだと思います。逆シンデレラストーリー。貧富の差を越えた恋物語はいつのでも大衆向けかもしれません。上杉君で一般的よりも少し貧しい生活を描き、五つ子達で華やかな高校生活を描く。こうして、どんどんと「差」を描くことで、対比が強くなっていくのかなと。
成立した時のシンデレラ感があるのかもしれないですね。最初は上杉君に対して五つ子は最初は仲が悪いですが、嫌いからの好きになるという関係の変化を描く恋物語展開はありがちですが素敵ですよね。
最初から上杉君と五つ子が一緒に行動しないというのが、この作品の重要な骨組みだと思います。上杉君が行動している間に、五つ子達は別の事をしている。または、上杉君に協調しない。
5人それぞれの個性を描いていますよね。それぞれが別の友達を持っていたり、別の趣味を持っていて、五つ子の個性が多彩だと感じました。
5人それぞれが多彩な個性を持っているので、コメディとしてのドタバタ感がよく引き出されています。最終的には、上杉君の家庭教師の場に全員集まるのが理想ですが、現状では皆が別々なことをしてしまっている。その別々なことを描くことによって、物事が予定通り進まない、ドタバタ、を描いているのだと感じます。それが少しずつ整理されていくのが、物語が進むに当たって気持ちがいい所かもしれません。


作品を語るにあたって、やはり登場人物の魅力には触れておかなければならないのですが、まだ五つ子全員のフォーカスは終わっておらず、核心的な魅力はつけないかもしれません。
4話まで終わり、三玖と二乃には触れられましたね。
私は元気で明るい子のほうが、恋愛で曇ると素敵に見えるので、四葉が好きです。これからの展開に期待ですね。

作品のEDについても触れておきたいです。
多分このED曲が「ドラマ」感が強い(笑)。
「Sign / 内田彩」ですね。日本コロムビア(株)のYouTube公式ページで試聴できます。「運命の恋の予感に胸のベルを高鳴らせる気持ちを切々と綴る」楽曲だそうです。
恋をストーリーのベースに、女性の心の繊細な変化や可憐さ、運命感のロマンチックな想いを歌いあげていますよね。
映像の方も、五つ子それぞれの個性、可愛らしさや意地悪っぽさ、いじらしさなどがよく出た表情をしていると思います。
薄いピンクのバラやマニキュア、リップなど、大人びた女性をイメージできたり、花嫁という華やいだ女性の美しさをイメージするのにピッタリだと思います。
運命の赤い糸が五つ子と絡まりながら、恋の関係性や女性としての変化を、グラスの水の変化やケーキ、マニキュアの形で表現しているのかもしれませんね。女性的な美しさや大人の女性らしさを物の鮮やかさによって表現した素晴らしいEDだと思います。

さて、いかがだったでしょうか。本編映像面で少し劣ることもあるかもしれませんが、楽曲や物語の大筋はとても魅力的になっていると思います。
ED詐欺?(ヾノ・∀・`)ナイナイ

投稿 : 2024/09/28
♥ : 34
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

あなたは誰を選ぶ?? 作画がもう少し良ければ神作品だった

1話の感想 ★★★★★ 5.0
転校生
{netabare}
まず、OPからやべー!!
バイノーラルみたいになってて、5人の声が近くから聞こえる!!
(イヤホンで視聴)
テレビ派の人も1回イヤホンで聞いてみて!
主人公はつぐつぐが声優か、ええな〜
おもろい!
ヒロインはみんな有名声優さんだしこれは観るわ。
最後に結婚するのはやっぱり五月?{/netabare}

2話の感想 ★★★★☆ 4.5
告白
{netabare}
いきなり告白イベントか!?
とも思わない。むしろ、ですよね〜って感じ。
おっぱい、ぽいんは胸熱だし、ストッキングの脱ぐシーンは制作陣の熱意を感じた。
三玖は超可愛かった。
{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
邪魔をする
{netabare}
二乃……
好きくない……
でも、この後恐らくデレるんだろうなってのは分かった。
1番好きになったら夢中になりそうなキャラ。
ラストの方でそれぞれ問題を抱えてそうなフラグが…
一花はなんかドロドロしそうだし、四葉は泣くことになりそう……
悲しい展開だけは勘弁してな{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
花火大会
{netabare}
妹ちゃん、可愛いね~
どうすればこんな純粋な妹が生まれるんだろうか…
永遠の謎。
花火も順調かと思いきや、一花がおっさんと密会してた。
本当にアダルティな関係じゃないだろうな。
一花ちゃん普通に好きだからいやだな~
三玖は今回も本当にかわいい。
もう、三玖と結ばれてくれて全然かまわん!{/netabare}

5話の感想 ★★★★☆ 4.5
一花の仕事
{netabare}
結局打ち上げ花火は全員では見れなかったね。
しかし、まぁ丸く収まったしよかったよかった。
三玖は上杉にガチ恋じゃん!
なんて羨ましい!!
三玖は可愛すぎる!!
そして、一花も上杉との壁1つ亡くなった感じだね。
まだ好きとは少し違いそうだけど……
膝枕、私もされたい……{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
タイムリミット
{netabare}
三玖がかわいい〜
一花も分かっちゃってるから、めっちゃ弄るしね。
二乃と五月はまだ心を開いてないな〜
なにげに、四葉もまだ好意までは抱いて無さそう。
次回も楽しみだ〜〜{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
中間試験
{netabare}
五月との仲直りは分かったが、なぜ二乃が止めたんだ?
二乃はあんなに辞めさせたかったのに…
他の姉妹たちのことを思って渋々?
そこの説明が少し甘いかな。
作画崩壊は引いた絵の時に少し感じたが支障が出るほどでは無かった。
アップではちゃんと可愛いしね。{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
試験後
{netabare}
今までは前哨戦だったんだな。
それが分かる1話だった。
恐らく作者さんはここからの内容が書きたかったんだろう。
少しニセコイに似てるが、これがいいんよね!
しかし、あの5人は判別不可能だろう。
あれを一瞬で見抜ける猛者はいるのか?
結局、誰なんだろうか……
まぁ、五月だろうとは思うが私的には三玖が好きだから三玖に来て欲しい。
次点で一花!
四葉の告白はマジなのか?それとも、本当に嘘ななのか??
次話、はよはよ!!{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
林間合宿にむけて
{netabare}
今のところ、一花と三玖がふーたろうに気があるって感じなのかな?
四葉は好きだけどLIKEって感じ?
この林間合宿で何かが起こる!!
予想では、二乃が過去のふーたろうに気づきそう。
次回予告的に。
次回が楽しみだ。{/netabare}

10話の感想 ★★★☆ 3.5
林間学校2日目
{netabare}
今回は流石に作画が酷かった。
あんまり作画には気にしなかったけど、今回のは目に付いた。
まぁ、最後の一花が涙を流すシーンは作画が綺麗だったからまだ許容できるが、作画崩壊ギリギリ。
一花ちゃんのすごいいいシーンだったのにちょっとがっかり。
{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.5
林間学校3日目
{netabare}
今回はいつもと作画の描写が異なっていた。
水彩画チックな所があった。
すごいよかった!!!
ここで作画がよくなるのか〜
できるなら最初から気合い入れろよ!
カマクラのシーンは胸熱でした。{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★☆ 4.5
キャンプファイヤー
{netabare}
風邪だったんだな〜
ここまでが上杉の好感度稼ぎで、こっから個々の胸キュンエピソードと過去の事が明らかになって行く感じなんだろうな。
アニメは残念ながらここで終わりだけど。
結局は五月と結ばれたのかな?
個人的には一花か三玖と結ばれて欲しいな。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 23
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

普通に面白い、普通に萌える、普通に2期観たい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ギャルゲみたいなハーレムアニメ。

良くも悪くもそれ以上ではなく、それ以下ではない、クラシカルで優秀な楽しいラブコメ。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
この作品の最大の問題点は、圧倒的にぶち抜けて断トツで、三玖がメインヒロインだということです(笑)

特に、三話目の「切腹」は、萌えた♪

作風的には、それこそファンが五等分されるような感じが理想でしょう。その上で、風太郎が誰を選ぶかを楽しむ。そういう作品なのに、、、

ちなみに、私が萌えた順番でいくと、三玖>>>>>一花>>>四葉>五月>二乃、ですかね。

もう、三玖以外がメインヒロインなら許さないぞというところまで来ています(まあでも、五月なのかな? 結局)。

なぜ、三玖ひとり勝ちみたいなアニメ化にしたんでしょう? (原作未読ですが)まあ、アニメスタッフが大の三玖好きで三玖の映える回ばかり選んだ可能性もありますが、多分、三玖は「序盤のメインヒロイン」で、この後、他の四姉妹も掘り下げていくんでしょうね。

この後(原作ラスト)は、4パターンでしょう。

①誰がメインヒロイン(結婚相手)かは、最後まで明かさずに終わる。→無難だけど納得いかない。

②このまま三玖がメインヒロイン。→個人的には嬉しいけど、無さそうかな。

③三玖以外の誰かがメインヒロインだが、結局、三玖が一番人気のまま。→これが一番のバッドエンド。

④三玖以外の四人全員が、この魅力的な三玖を更に超える萌えレベルまで上昇し、誰かがメインヒロインになる。→これが出来たら大したもの。

さあ、皆さん、どれだと思います?

私は①か③な気がしてます(苦笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
分かりやすいハーレム展開ながらも、テンポがよくて楽しめた。ラブコメにプラスして、先生要素がどこまで面白いかがポイントか。200円あるなら、握り飯なり弁当なり、自炊したら?とは思ったけど(どうせなら100円で良かった)。

2話目 ☆4
三玖回。歴女。なんかこう、可愛らしいな。声優さんもピタリと合っている気がする。

3話目 ☆5
二乃回。今のところ、五月とやや被ってるんだよな。安易に「1話一人攻略」にしないところが良いね。三玖の「切腹」が良かった♪

4話目 ☆3
らいは は良い妹キャラだな♪ そこで素直に宿題やる5人は、なんか違和感。萌え的には、やはり三玖の一人勝ちだな~今のところ。百歩譲って赤の他人(笑) 2話跨ぐの?

5話目 ☆4
パートナーだって、良いな。手持ち花火の幸せ。珍しいね、同じの選ぶなんて、の、萌え♪

6話目 ☆4
一応は3人、攻略? 真面目だが、馬鹿なだけだ(笑)
勘違いコント(笑) 三玖が1項目も当てはまらない(笑) 分かりやすくデレたw 三玖が自分の部屋に泊めるというのもな。定番(笑) ギャグのキレが良かったな♪

7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆4
肝だめしが怖いから、という理由は可愛い(笑)

10話目 ☆2
いつもの死んだ目に生気(笑) 二乃の萌え度、だだ下がりだな。普通にツンデレ貫いて、風太郎にデレてほしかったけど、それは五月の役目かな。まあ、二位は一花かな。

11話目 ☆4
なんで泣いちゃったかな~。って、良いな。ホントにギャルゲのイベントだな(笑) そして、かまくらイベント(笑)

12話目 ☆3
まあ、原作連載中だし、落とし処としては、こんなもんでしょうね。アニオリのラストなのかな?
{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 40

70.1 4 学園で恋愛なアニメランキング4位
謎の彼女X(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1017)
4303人が棚に入れました
普通の高校生・椿明(つばきあきら)は放課後に、クラスに転校してきた謎の美少女・卜部美琴(うらべみこと)が机に残した「よだれ」を舐めてしまう。翌日から原因不明の高熱を出し5日間寝込んでしまう椿。5日後に突然椿の部屋に見舞いに来た卜部が自分のよだれを舐めさせると、高熱が嘘のように下がってしまった。高熱の原因を訝しがる椿に、卜部は一言「恋の病」だと告げる・・・・。

声優・キャラクター
吉谷彩子、入野自由、広橋涼、梶裕貴、福圓美里

ドます さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ヨダレでヒいてもいい。だがこの純愛を見てくれ!

僕も正直、このアニメが「よだれを交換しあう」アニメだと聞いて、ないわ~・・・と思ってたクチです。
この時の僕をぶん殴りたいです。食わず嫌いはアカンと身を持って知りました。

1話で既にかーなーり人を選ぶと思います。わけわかんないんですよ、卜部美琴という女は。行動も不可解、孤高、ハサミが友達・・・。だけど時折見せる恥じらいや、慌てふためいたりする彼女を見ると、どんどん卜部というキャラクターに引き込まれていきます。2話3話と見続けていくうちに卜部が起こしていく椿くんへのアクションは、全男子が「うおおおおおおおおおおおおおお!!」となるはず。ぶっ飛んでるはずなのに、超危ないのに、「こんな彼女がいたらいいな」と思わせる魅力があります。

「ヨダレの交換」を通して、椿くんはそんな「よくわかんない」卜部美琴という女の素顔に近づいていきます。ポーカーフェイスな彼女にも、嫉妬や羞恥、喜びといった感情があることを知ります。言葉では表せない気持ちを通じ合わせるうちに、二人の絆はより強くなっていきます。無愛想な卜部だけど、よく考えるとその行動全てに椿くんへの愛があるんです。椿くんとの時間をゆっくり、それこそヨダレを舐めるが如く味わっていきたいんだなあと感じました。
ヨダレの交換を微笑ましく見れる映像なんて他にありません。
全話甘酸っぱいシーンが続きます。素敵すぎます。

そして謎の彼女X、卜部美琴の声優さんも今まで聞いたことのない声。つまりこれがデビュー作。この起用に賛否あったらしいですが、僕はこの人の声でなきゃ卜部は成り立たないと思う。普通に売れている声優なら、泣く演技・怒る演技・笑う演技も「あぁ、ああいう声でこういう演技をするだろうな」と検討がつきます。だけど卜部の声にはそれがない。全てが未知数なので、卜部が喋る一言一言が新鮮に思えて、次はどんなトーンでどんな言葉をしゃべってくれるんだろうかとワクワクするんです。声も含めて「謎」。OPEDの儚い歌声も相まって、僕はこの声が大好きになりました。

今のアニメはというとたくさんヒロインが出てくるラブコメハーレムが氾濫しているけど、こういう1ヒロイン特化型の恋愛アニメがもっと見たいなあと思いました。
久々にいいアニメに出会えました。2期が制作されることを願っています。
サイコーに面白かったです。余韻に浸る興奮のあまり、稚拙な感想文になってしまったことをお詫びします...

投稿 : 2024/09/28
♥ : 15

塚笹 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

妙につぼを押さえているw

よだれをなめ(ry など色々とちょっと普通のカップルにはない行動とかもおおいですがとても面白いと感じましたw
思春期の男子にとっての≪女子≫という存在の謎を大きく描いたものだと思います。
そして、女性(彼女)に対してどう接していいか、どこまでしていいかまたお互いの感情が通じ合った時、行き違ったときなどとても丁寧に描かれていると思いました^^
実際にあるあるネタが…(自分だけかな?ww)
よだれがちょっと駄目な方、絵が好みではない方も多いですが見て損はないかと思います。
最近、初カノのできた方とかいいんじゃないでしょうかw

投稿 : 2024/09/28
♥ : 11
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

謎の彼女丘さん<追記;衝撃の11話>

よだれにより感情や思考を伝達することができるという奇抜な設定のラブコメです。
例の日課の生々しさ、淫夢のおどろおどろしさ等、独特な演出は個人的ツボでした。
また、展開が常に予想のはるか上方にあるので、意外性を楽しむことができました。

謎の彼女卜部が、超人的な洞察力を持つ丘さんとの交流により、{netabare}すこしづつまとも{/netabare}になります。
丘さんはこのアニメのスパイス、彼女こそが謎の彼女ですね。

それにしても卜部のアッカンベーは反則、かわいいです。
いまどきそんなやつはいないとおもうけど。

<追記;衝撃の11話>
{netabare}文化祭最中のひとけのない教室での出来事。
とんでも卜部の本領発揮、ライバルとの謎の全裸対決です。
これって何プレイ?

ここでも丘さんがナイスな大活躍。
コミカルな実況に心を奪われます。
「あのー、めかくし外れとるんだけど。」
このアニメ最大の山場です。

この作品、やっぱり斜め左上を飛んでいます。
あっそれと、OP曲は純愛を地で行くなかなかの名曲です。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 44

90.9 5 学園で恋愛なアニメランキング5位
とらドラ!(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★★ 4.2 (17927)
53226人が棚に入れました
その目つきの鋭さ故、不良に見られてしまうことを気にしている高須竜児は高校2年に進級し、以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨と同じクラスになることができた。一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須は不良」と言う誤解をまた最初から解かなくてはならなくなるのかと憂鬱であったが、「手乗りタイガー」こと逢坂大河との邂逅により意外に早くその誤解は解かれることとなる。
ある放課後、大河は想い人の北村祐作にラブレターを出そうとするがそれを間違って竜児のカバンにいれてしまう。ラブレターを送ったことを知られたと思った大河は、竜児に闇討ちを決行する。その夜のやりとりがきっかけで一人暮らしである大河の家事の面倒も見るようになって大河は竜児の家に入り浸るようになり、お互いがお互いの親友との恋を応援する共同戦線を張るようになる。

声優・キャラクター
釘宮理恵、間島淳司、堀江由衣、野島裕史、喜多村英梨、大原さやか、田中理恵、吉野裕行、興津和幸、野中藍、石川桃子、後藤沙緒里
ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

青春はかくありたし……マジかよ

 思春期ならではの青臭さはあるけど、展開の盛り上がり方が自然で、こんな青春を送ってみたかったという気持ちが素直に出てきたた。きっと当時は安心して観られたのだと思う……ちょっと前の作品なので自信がないが。


当時の総括
{netabare}さて、総括なんですけど……原作既読者からすれば、描写の足りないところも多々あったのだろうけど、少なくとも主要人物学生五人に限って言えば、そこまで不足ということはなかったかなと。亜美と実乃梨に関してはもう少し欲しいところだったけど、あくまで竜児と大河を描く上ではこれくらいが想像/考察し甲斐があって良いのかも?え?お前考察なんかしてたっけですって?スミマセンスミマセン。怒られる前に謝っておくのが俺のジャスティス。

 そういえば……竜児の目つきが悪くて恐れられてる設定ってどうでも良いのかな?ただ単に刺身のツマなのか?これでスピンオフとかでちょこっと竜児が恐れられてたりしたら楽しい。
 スピンオフといえば、阿澄さん声の子が出てたけど、この子がスピンオフの主人公クラスなんだろうかね。名前まで付いてたから多分そうなんだろう。スピンオフの方も作る気満々なんだろうか。

 まあ……とにかく楽しませてもらいました。最後まで興味を失わずに感想を挙げたのもこの作品くらいだしなぁ。とにかく、ラブコメ作品のアニメ化としては相当なもんじゃないかと思う。

 個人的にさらなる満足を生んだのは……
 ラストシーンの大河がセーラー服ニーソだったことかな。だからどんだけニーソ好きなんだ俺は(ボーダー柄除く)。 


 追記:それにしても良いキスシーンだったなぁ。何よりも爽やかだったし、そして何故だかエロかったし(えー)!……で、その後はどうしたんだろう、まさか最後まで……どうでもいいか。
 とりあえず、こういう物を観ると、俺の惨めな高校時代を呪ってみたくなるから勘弁してくれ。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 11

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最近とらドラ!の評価があまりにも高いので観直したら泣いた。

以前観て、感動した記憶があり、名作だと思っていたのですが、それから多少時間が経っていたので、印象がうすれていたんでしょうね。


あにこれであまりにもみんなの評価が高いので、(まぁ、私の評価も高いのですがw)、若干懐疑的になり、そんなにおもしろかったのかもう一度観直しました。

結論から言うと、


疑って本当にすいませんでした。
感動するし余韻のこるし、文句のつけようがありません。


という感じでしたw



あぁ、これ名作だわー。どうして忘れてたんだろう。

昔のレビューに書いてある事を読んで、納得しちゃいましたw


夏休み、学園祭、クリスマス、、etc


これぞ高校生活って感じで、とても楽しく、またうらやましく思いました。


もう一度高校生に戻れるなら、こんな学園生活を送りたいなぁと思いました。


すごくアニメっぽいシーンがたくさんあるのに、
なぜかそんなにアニメっぽい印象をうけないんですよね。


それがきっと後半のシリアス展開なんでしょうが、
とらドラを観ていると、

現実でもこういう事があるかもしれないとか、
あったらいいなとか、不思議と思えてくる。


なんと言うか、高校生活がもう終わってしまった僕にはとてもまぶしい作品だと思いました。


誰もが認める不屈の名作ですね。




--------------------以下、更新前の最初のレビュー-----

見るまでは、萌え系の代名詞だと思っていた作品でした。しかし、知人から、「感動するよ」とすすめられ、萌え系で感動?と思い、見てみたのがキッカケでした。

出だしは確かにアニメらしい入りですが、キャラ設定や人間関係が細かく描かれており、序盤はのどかに、それが後半へ向かってシリアスになっていくところは見ていて引き込まれます。

個人的に終わり方が好きでないので物語は3.5としましたが、それ以外はおもしろい。

アニメは心理描写を表現するのに向いていると感じさせてくれた作品でした。

(/ω\)イヤン

投稿 : 2024/09/28
♥ : 107
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「とらドラ!」が5文字で良かった

原作未読。


主人公の貧乏学生、高須竜児(たかすりゅうじ)。
ヒロインのツンデレお嬢様、逢坂大河(あいさかたいが)。
ふたりは、家がお隣さん同士。
竜児は、大河の親友である櫛枝実乃梨(くしえだみのり)に。
大河は、竜児の親友である北村祐作(きたむらゆうさく)に。
それぞれの親友に恋をしている。
竜児と大河が結託して、それぞれの恋を成就させようと奔走するラブコメディ。

まず、大河のキャラが強烈です。
たどたどしいのにトゲのあるしゃべり方。
ふいにやってくる、甘い言動。
ツンデレ黄金比と言われる「ツン9:デレ1」を守っている気がします。
とりあえず見ているだけで飽きません。
{netabare}ステージでのウィンクにはやられたよ……キュンって……。{/netabare}

そしてニヤニヤさせられる展開。

1.お約束のギャグでニヤニヤ
2.今後を予感させる意味深な発言でニヤニヤ
3.想い人の前でデレてるシーンにニヤニヤ
4.大河と竜児の掛け合いでニヤニヤ

ずっとニヤニヤしていたので、表情筋が鍛えられました。

そんなラブコメ展開がしばらく続きますが、それだけで終わらないのがこの作品の魅力。
さりげなくこめられた伏線が忘れたころに回収されていきます。
{netabare}
特に感心したのが、
・冒頭の「何だ?ちっさい体。人形みてえ」
→人形のように、自分の力で立ち上がることをしてこなかったことの表れ
・最後の「ちょっとでかくなったんじゃないの?」
→自分の力で問題に対処し、帰ってきたことに対する言葉

あやうく聞き逃すところでしたが、細かい部分にも隠されたメッセージがあるんですよね。
{/netabare}

複雑な恋愛関係を描いた作品なのですが、嫌な気持ちにはなりません。
それは、コメディタッチに描いているからというわけではないんです。
シリアスなシーンは徹底してシリアスです。

しかし、嫉妬心でドロドロになるのではなく、親友のことを思っての言動。
そして、ぶつかり合うときは徹底的にぶつかり合う。
そんなみんなの優しさや素直さからくる恋愛関係だからこそ、不快にならずに見ていられるのだと思います。


終盤には感動シーンの連発です。

ゆっくりゆっくり近づいていたからこその、キャラクターへの感情移入。
ためにためた言葉。
「やっと言えたね」って声をかけてあげたくなります。

ツンツンしてた人がデレたら、普通はニヤけるのがお約束。
でも、このアニメでは涙が出てきます。
{netabare}
・大河「みのりんをパーティーに行かせるのが、私からあんたへの本当のプレゼントなんだから」
・大河「この気持ち、全部消して……私を強くしてって。だめだよ全然。……どうしたって……竜児のことが、好きなんだもん」
・大河「寒いし、もう一度。……もう一度……もう一度……」

全部泣いたシーンです。
{/netabare}


テーマは「ツンデレ」!

……といいたいところですが、隠されたテーマは「理解」と「エゴイズム」だと思います。

「相手のためになることをする」
これは、常に正しいのか?

相手の気持ちは、目に見えません。
本人ですら、自分の気持ちがわからないものです。
それに加え、本心を隠すことだってしょっちゅうあります。
そんな他人の心を、本当の意味で「理解」するなんてことは不可能です。

たしかに、相手のことを思いやるのはいいことです。
だからといって、それを行動に移すのが正しいとは限りません。
逆効果になってしまうこともあります。

結果に対して責任を取るがつもりもない。
それなのに、理解したつもりになって相手に接する。
そして、失敗したら逃げ出す。
それは「優しさの押し付け」、つまりエゴともいえるのではないか。

登場キャラクターは、最初から誰も相手を傷つけるつもりはないんです。
みんないい人ばかりなんですよね。
ところが、人のためになると思って、突っ走ってしまった結果、心が傷ついていく。

そんな中、素の自分を出してヒールに徹し、みんなにそのことを気付かせた{netabare}亜美{/netabare}。
彼女は、一番大事な人間だったと思います。
主要人物を4人ではなく5人にした、配役の妙ですね!
「とらドラ!」の「!」がポイント、5文字で良かったです。


複雑な人間関係と、コメディのバランスが見事。
次の回への引っぱりもうまく、1話見たら止まらなくなります。
そして、キャラクター、声優、BGM、演出の絶妙なハーモニー。
全話通して笑えて、最後には泣ける。
突出したところもありませんが、欠点らしい欠点もない、優等生。

そういうふうにできている作品です。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 214

82.0 6 学園で恋愛なアニメランキング6位
やがて君になる(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (675)
2489人が棚に入れました
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──。「私、君のこと好きになりそう」

声優・キャラクター
高田憂希、寿美菜子、茅野愛衣、市川太一、野上翔、寺崎裕香、小原好美、中原麻衣、森なな子、小松未可子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

どうも開発された感がある

2019.01.04記


原作未読


これまで百合百合どうのこうのは未経験だったのと、花田十輝氏脚本で寿美菜子さんが先輩役をされているとの情報に誘われ視聴決定。
気づけば毎週の放送が楽しみな作品の一つとなってました。{netabare}3話でスイッチが入り、6話で沼に嵌りこんだ自分です。{/netabare}

“好き”を知らず、“好き”を知りたいと思いながらも誰にも“特別”な感情を抱けない高校一年生小糸侑。
一学年上で“特別”を求められ指向するも誰も“好き”になったことがない七海燈子。
この二人の「好き」「特別」をめぐるひとつの愛のかたちを丹念な心情描写で魅せる良作です。燈子の同級生で同じ生徒会仲間の佐伯沙弥香を含めるとトリプルヒロイン?になるかと思います。

抒情的な文学をよんでいるような作品でした。そして観てて疲れます。表情や会話の間、手足の動きにジェスチャー、光の使い方や背景、OPやED、直喩に暗喩いろいろ駆使した演出で、画面からひと時も目が離せません。
演出の一つで感心するのがサブタイトルの一枚絵カットでしょうか。毎回CM前後や大事なとこで印象的なセリフと一緒にサブタイトルが映されますが、ストーリーを追っていくと膝を打つものばかりです。
{netabare}例)6話サブタイ「言葉で閉じ込めて」
⇒橋のシーンで、侑の好きになりたいという気持ちを「好きにならないよ」という自分の言葉で蓋をする。帰り道に、侑が橙子を好きにならないように、橙子が「好きだよ。君はそのままでいて」の言葉で閉じ込める。{/netabare}

話の重ね方も惹きつけるものがありました。一つは物語が“上乗せ”されていくこと。“上書き(更新)”ではありません。
{netabare}・例えば燈子について、5話で忠犬ばりのデレ具合を見せてから6話での拒絶。5話の経緯から油断してた侑(視聴者もですね)に不意打ちを食らわせる。ただそれも3話で兆候は示されてる話であり幾重にも織り重なる構成です。{/netabare}
{netabare}・例えば沙弥香について、6話「私が無邪気に信じていると思った?」と侑にマウントを取りにきてからの7話沙弥香回でのネタ明かし。沙弥香に対して“怖さ”を感じさせて、次の回で“共感”させると揺さぶりをかけてきます。{/netabare}
そのキャラの持つ引き出しが増えていくイメージと言ったらいいでしょうか。

もう一つはむやみにイベントを作らないこと。
{netabare}・槙くんが口を割ったり二人に過度に干渉して一波乱起こすこともできたでしょうに。
・沙弥香が推薦人から漏れたことで彼女が立候補するまたは立候補言い出すなどかまってエピソードを挟むこともできたでしょうに。
・水族館デートを誰かに目撃されて一悶着とかとか、ありがちなイベントを挿入して物語の波を作ることを避けてます。{/netabare}
その分、尺を心情の極々微妙な変化や行ったり来たりの揺り戻しの描写に多くを割いてました。これで冗長さとか中弛みにならないところは素晴らしいです。

話の重ね方2点を含む演出といった技術的な特長をもって、それだけでも観る価値はありそうです。全13話は原作の4巻分に相当するとのこと。巻数だけから判断するとしてもあまり端折る必要のない話数であり、丁寧に掬いあげたんだろうことがわかります。



恋愛物語としては三人の心情を慮ると、

 『ひたすら切ない』

です。侑、燈子、沙弥香が報われることのない袋小路に迷い込んで抜け出せない。これは心が千々に乱れますよ。

{netabare}燈子が“特別”を演じる自分と弱い自分両方を肯定される「好き」があることに気づけば呪いは解けそうなのだが。{/netabare}

燈子を中心に侑と沙弥香が取り巻く構図です。自己肯定感がない燈子は二面性の人。特別であろうとする燈子を支える存在が沙弥香、素の弱い(なにもない)燈子を支える存在が侑。

●沙弥香
{netabare}燈子が誰のものにもならないことを理解してて、だからこそ「想いは叶わなくても一番近くにいられる」ことを支えにしてたのに、そんな燈子が他の誰かを特別に想い始めてることを感じる。
{netabare}お願いだからそのままの君でいて{/netabare}{/netabare}

●侑
{netabare}特別を知りたい。好きを教えてあげられるのは燈子だけなのに、その燈子は侑が好きになることを拒絶する。一方で燈子は侑に好きを全面にだしてくる。
{netabare}お願いだからそのままの君を好きになって{/netabare}{/netabare}

●燈子
{netabare}自己矛盾を抱えていることを理解しつつ、拠りどころの侑が離れていくことを極度に恐れている。{/netabare}
{netabare}いくら頑張っても他人にはなれないのに。合宿で、生徒会OBに今までの自分の理想や努力を否定されてアイデンティティが揺らぐ。
{netabare}お願いだから自分を好きになって(視聴者一同){/netabare}{/netabare}

三人とも本当の気持ちを飲み込む辛さを知っているのです。

ゆっくり時間をかけて進むラブストーリーは、その進行速度とは相反して緊張感を常に孕んでます。
演出が多岐にわたるということは考察しがいのある作品になるかと思いますので、登場人物の心情をいろいろ観察してみるとより面白くなりそうです。


なお、冒頭の百合百合どうのこうの、というのはいまだよく分かりません。女性同士の恋愛ということであればそうなんでしょう。
いたく心を動かされたので、百合適性が“開発された”のかもしれませんが、じゃあ他の!とすぐなるかでいえばそれはないです。


最後に、生徒会の濃ゆい面々の中で堂島くんの存在は貴重でした。彼がいたことでだいぶ和みます。だって、けっこうヒリヒリするやりとりの連続でしたから。



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2019.06.16追記
《配点を修正》


どうしても「百合」ってもったいないと思ってしまう私

投稿 : 2024/09/28
♥ : 86

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

今のところとても面白いです。(顔がめっちゃ芝居する!)→第7話補完作品『やがて君になる 佐伯沙弥香について』(電撃文庫)絶賛発売中! BDにはスタッフコメンタリーも!

== [下記は第2話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
現在2話目まで視聴済みです。

原作マンガはかなり有名作品だと思うのですが、未読だったのでアニメ放送開始前からとても気になっていたタイトルです。

大正時代にはやった(生まれてないから本当にはやったのかは知らん(笑))らしい「エス」(女学生同士の恋愛物)とかの継承者的な路線ですかね。40年以上前から少女漫画とかでは連綿と続く系譜の一つですよね。男性向けの深夜アニメのメインストリームからは外れた作品だと思うので爆発的には人気は出ないと思われます。

私としてはけっこう好みかも。キャラクターデザインも、わりと好きな方です。男性も出てくるのは今風なのかな?

気に入ったので推さないとと思って評価は仮に付けましたが、途中で変更すると思いますので悪しからず。
== [ここまで。] ==

2018.10.26追記:
生徒会選挙での演説前の一幕、最高でした。

後輩なのにメンタル強な侑の強キャラ感はめっちゃ好みです。侑のお姉さんもなかなか良いですね。

表情の作画、情報量が多くて凄く良いです。原作も良いのでしょうが、今のところどストライクで好みです!

2018.10.27追記:
第4話目まで視聴完了。煽りキャラの存在で話が動いてきましたね。原作未読だけど、とりあえず見つかった脚本のキャスト表が伏線だというのはわかりました。

2018.11.3追記:
第4話からの勢いで原作既刊分の単行本を全巻読破したところで、第5話を視聴終了。

原作を忠実になぞっているようで第3話の生徒会長選挙の演説が実はアニメで補足されていることがわかったりとか。実は花田先生が目立たず良い仕事をしている…?

第5話については、原作にもあるエピソードですけど怜ちゃん(侑のお姉さん)GJ(笑)!

2018.11.10追記:
第6話を視聴終了。ストーリー展開は原作にほぼ忠実ながらもオリジナルなシーンがけっこう入っていたような。

例の川での飛び石のシーンも含めて、監督・演出・脚本みんな良い仕事してますね!

2018.11.17追記:
第7話まで視聴終了。ここまでただの脇役と目されていた箱崎先生がストーリーに参加してくるエピソードが、ついにアニメでも放送でした!

なお、本エピソードで触れられた佐伯沙弥香と先輩の中学生時代のエピソード詳細を含む『やがて君になる 佐伯沙弥香について』が11/10に電撃文庫より刊行されております。

原作漫画『やがて君になる』のスピンオフ作品という触れ込みで、歪んだ女性キャラを書くことでは定評のある(?)、入間人間(いるまひとま)先生によるノベライズとなっています。

原作未読でもアニメ第7話まで観ていれば特にそれ以降のエピソードに関するネタばれ要素はありませんので、佐伯先輩に興味を持たれた方は是非お読みになることをお薦めします!

2018.12.29追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。原作コミックス5巻の4割くらいを消費して、エピローグ的に今後の展開を期待させる映像での締めでした。(← 悪く言えば「おれたた」END(笑))

結局原作の各話サブタイトルはそのまま残されて、特に特定の回が跳ばされることなくアニメ化されるという『3月のライオン』に近い形でのアニメ化となりました。この構成で原作がまだ続いているので最終回をどうまとめるかはかなり大変だったかと思いますが、シリーズ構成・脚本の花田先生、お疲れさまでした。

そんな中、劇中劇の内容を練習という形で少し先取る形で見せて、アクロバティックに話をまとめてしまいました。このアニメの制作スタッフの恐るべき底力!

脚本だけではなく演出もハイレベルな作品でした。

2019.2.4追記:
12/21にBD 1巻、1/30に2巻が発売されました。

BDの初回特典として付くブックレットには対談形式のキャストインタビューが収録されており、他にコンテ各1話分が付きます。そして毎回特典ですがスタッフコメンタリーが付くのですが、これが1、2巻とも素晴らしいです。

1巻:
キャストインタビュー: 高田憂希・寿美菜子
キャストコメンタリー: 高田憂希・寿美菜子
スタッフコメンタリー: 加藤 誠(監督)・仲谷鳰(原作者)
コンテ: 3話

2巻:
キャストインタビュー: 寿美菜子・茅野愛衣
キャストコメンタリー: 高田憂希・寿美菜子・市川太一
スタッフコメンタリー: 加藤 誠(監督)・あおきえい(第6話コンテ)
コンテ: 6話

特に演出関連のスタッフコメンタリーが大好物な私としては、アニメ化のレベルの高さにふさわしいパッケージでBD 1巻、2巻ともに大満足。以降のBD 3巻、4巻も楽しみです!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 82

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

気になって参りました

<2018/12/30 追記>
最終回を見終えました。

世の中のレズビアンの皆さんに伺いたい。
実際もこんな感じなんでしょうか?

今まで同性愛の知り合いが居なかった(というか隠してる人が多いのかも)ので、わかんないんですよねー。

という感想を持ってしまうぐらいガチな作品でした。

というのがまず一つ。


そして本題。

「人を好きになるって何?」
「自分って何?」
こう書くとチコちゃんのお題みたいですが 笑

この作品、こうした本来は素朴で、普通なら安易に答えを出してなんとなく自分を納得させてしまうようなそんなテーマにがっぷり四つに取り組んでいる感じです。

観てると、余分な要素を取り除いて、深く深く潜っていくような思索につい耽ってしまう。

一見中途半端なところで終わってるような気もしますが、答えは見えてるような気もします。
でもやっぱり二期が欲しい。

ところで原作者のお名前「鳩(ハト)」だと思ってましたが「鳰(ニオ)」さんなのだそうです。
謹んで訂正させていただきます。

<2018/11/4 初投稿>
観始めなので評価はデフォルトの3です。
原作未読。

今期、続編ものを除くと個人的にクリティカル・ヒットな作品が見当たらず寂しい思いをしてたところ、キャッチしてるレビュアーさんが猛烈に推してたのを見かけて興味が湧きました。

高校の生徒会を舞台としたいわゆる「百合もの」です。
百合ものでちゃんと観たのは「青い花」くらいでいつもなら敬遠するジャンルなのですが。
お話やキャラ造形がしっかりしてて純粋に物語として楽しめそうな雰囲気。

ところで。
予備知識なしでの、漫画や小説の読み始め、原作ありアニメ観始めの頃、たまにですが作者の性別が気になりだすことが私にはあります。
「男かな?女かな?」と。

そういう時ってその作品にハマりかけてることが多いんですよね。

最近だと「あそびあそばせ」「恋は雨上がりのように」とか
ちょっと前のだと「四月は君の嘘」「ノラガミ」「おおきく振りかぶって」「鋼の錬金術師」「荒川アンダー・ザ・ブリッジ」「GOSICK」とかとか

こうしてみるとほとんど女性ですね 笑
(そうなるのも自然なのですがそこら辺の説明は割愛)

そこでこの「やがて君になる」ですが、気になって参りました。
作者の仲谷鳩さんは男性?女性?どっち?

つまり私はハマり始めてるんですね、きっと。

気になってGoogle先生に「仲谷鳩 性別」で訊いたけど分かりませんでした。
(ちなみに3番目くらいに「鳩のオスとメスの見分け方」が出てきましたよ)

女性だろな、とは思ってますがどうなんでしょう?

投稿 : 2024/09/28
♥ : 58

87.3 7 学園で恋愛なアニメランキング7位
true tears[トゥルーティアーズ](TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (6158)
26391人が棚に入れました
絵本作家を目指す高校生「仲上眞一郎」は、仲上家に引き取られてきた同じ高校に通う「湯浅比呂美」、そして両親の4人で暮らしている。眞一郎の母は、ある理由から比呂美につらく当たっていた。
 ある日、眞一郎は学校の裏庭で、木に登って降りられなくなった少女「石動乃絵」と出会う。彼女は過去に起こったある出来事がきっかけで、涙が流せなくなったのだという。眞一郎は彼女との出会いをきっかけに比呂美、親友「野伏三代吉」、幼馴染み「安藤愛子」らとの関係や、自分自身との向き合い方に変化を生じさせていく。彼らはそれぞれに悩み、すべきことを模索し、成長していく。

声優・キャラクター
石井真、高垣彩陽、名塚佳織、井口裕香、吉野裕行、増田裕生、渡辺智美、藤原啓治、高橋理恵子、土倉有貴

生ハム さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

繰り返し見ることに意味がある

人によるかもしれませんが、先の内容が読み取りづらいことと、ヒロイン構成が少し複雑なので、客観的に鑑賞することが難しいアニメのような気がします。
なので、1回視聴しただけでは自分の理想のシナリオと裏腹になる可能性があります。
しかし、2回以上見ることにより、人物同士の関係や心情などがはっきりし、少しずつこのアニメの良さがわかる気がします。

僕の場合、1回目見た時は、最後の終わりかたがすっきりしない気がして、自分に合わないアニメだと感じていました。
しかし、数ヶ月おいて久しぶりに見てみると、それぞれの登場人物の気持ちがわかりやすくなり、エンディングも理解できました。
1回目とその後の評価はがらりと変わりました。

他のアニメとはひと味違う、ちょっぴり切ないラブストーリーです。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 61
ネタバレ

うい さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

true tears 3周年記念ソングもでるよ

タイトル『true tears』のとおり涙をテーマにしたアニメ
主人公、眞一郎が、ヒロインである乃絵、比呂美、愛ちゃんとの関係の変化や自分の生き方に悩みながら成長していく話です


個人的には、電波キャラと思っていた乃絵が自分と友達になりたいと言う比呂美の嘘を見抜いたシーンぐらいから引き込まれました。
このシーンって見る人によって比呂美は嫌な奴とも取れるし好きな人に近づく子が気になるのは当たり前と受け取る人もいるのかな?
こういう人のマイナス部分が見えるあたりでこのアニメが合うか合わないかが判断できそうです。(キャラの好き嫌いは別ですw)
未視聴の方はここまでお試し視聴することをオススメ
{netabare}
物語はメインの4人に加えて、眞一郎の母、親友の三代吉達それぞれが抱える想いが複雑に絡み合いながら進んでいきます。
それにしても眞一郎が優柔不断ですねw
比呂美の事が好きなのに、別に好きな人がいると知って後押しみたいなことしたり、乃絵の方に流れたり。でも比呂美も忘れられないっていう
男ってそんなもんです

終盤、バイク事故をきっかけに眞一郎の本当の気持ちを知る乃絵...乃絵の気持ちを考えると見るのが辛かったです。
兄弟の疑惑も晴れ、比呂美と眞一郎の仲も急接近するかと思ったら、また眞一郎がはっきりしない。女性に後押しされないと動けないのかって。女性強しです!!
最後はちゃんと決断出来ましたが…

最後のシーンですが、乃絵はきっと涙(大切な人の幸せを願う涙)を流せたのだと信じてます。表情を映さないことで、余韻を残しながら終えられいい終わり方だったなと感じました。
乃絵は人間として、比呂美は女の人として成長できたんじゃないかな?{/netabare}

評価はどの人物に感情移入するかで大きく変わってくると思いますがそれだけ人物の気持ちの描写がしっかりしていたからだと思います。
2度目でしたが、前回とはまた違った見方ができました。一度見たという方も、もう一回見てみるとまた新たな発見があるかも

ちなみにドラマCDが出てて、登場人物のその後が描かれています。興味のある方は聞いてみては?

放映から3年経っても、聖地巡礼が絶えないそうで、一度自分も行ってみたいな(^。^)

:追加・
3周年記念ソング/eufonius「プリズム・サイン」がyoutubeの公式でちょっと聞けます。発売を機になんかして欲しいなーtrue tearsファンの方はぜひ聞いてみては

投稿 : 2024/09/28
♥ : 98

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

感情移入しやすい、良作

主人公の優柔不断というか意気地なしみたいな性格に最初のは多少イライラさせられますが、途中でそんなの吹っ飛びます。

女の子が3人出てくるのですが、全員の個性が立っていていい。
主人公の親友(名前忘れた)もいい味だしてる!というより切ないです。

最初は完全に乃絵派で、比呂美とかいやな女だなーと思ってました。
そこから、幼馴染がしかけてきて、切なくなって。比呂美と家族の葛藤がわかって、そのあと比呂美もいい奴だってなって、、全員に感情移入してました。
どの作品でもそうなんですけど、フラれた子たちの去り際って、切ないけどすごくいいんですよね・・・

しっかりと主人公が白黒付けてくれる(意外と男らしい)ので、、当然成就しない子達もいるわけで、、、去り際にキュンキュンさせてくれました。

ラストに向かっていく上でのハラハラドキドキ感はかなり良い。多少2クールでもよかったかなという思いもありますが、結末にほったらかし感がなく、きちんとクライマックスでみんなにスポットを当てていくので、納得させてくれる内容です。

うまくまとまっていると思うし、観て損はないです。オススメの良作。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 72

88.5 8 学園で恋愛なアニメランキング8位
さくら荘のペットな彼女(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (5369)
26116人が棚に入れました
学園の問題児の巣窟『さくら荘』に住む高校2年生の神田空太は、変人たちに振り回されながら、『脱・さくら荘!!』を誓う毎日。そんなある日、『さくら荘』に、可愛くて清楚で、しかも世界的な天才画家である椎名ましろが越してくる。彼女を寮の変人達から守らねば!と考える空太だったが、ましろにはとんでもない秘密があった。なんと彼女は外に出れば必ず道に迷い、部屋はめちゃくちゃ、ぱんつすら自分で選べないし、穿けない、生活破綻少女だったのだ!空太は寮生たちによってましろの“飼い主”に任命されてしまう。こうして凡人・空太と天才少女・ましろの“飼い主とペット”生活が幕を開け―?この物語は、変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメである。

声優・キャラクター
松岡禎丞、茅野愛衣、中津真莉子、高森奈津美、櫻井孝宏、堀江由衣、豊口めぐみ、浅野真澄、小倉唯
ネタバレ

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

それぞれの夢に向かって

俺は物語も作画も声優も音楽も全部良いと思ってますが、何よりも素晴らしいのがキャラですね。
あれだけ個性派なメンバーが揃っていておもしろくならないはずがないです(^_^)v
特に空太のツッコミが神すぎるw
些細なギャグでも爆笑に変えてくれます。

一番好きなキャラは七海です。
マジで可愛すぎる。
ちょっといじられるだけですぐ顔を真っ赤にしてあわててw
空太が絡むと特にそうなります。
でもって純情で努力家!
完全にメインヒロインでしょう((´∀`*))

以下各話レビューです

2話感想
{netabare}
ましろちゃんアウトオオオォォォ!
同学年の男子に何を聞いとるんじゃおのれは!?
だが可愛いから許す!!

あと、勝手に勘違いしてあわてる七海も可愛い。

でもってキャベツを食べてもらえなくて地味に落ち込む先輩も可愛い。

・・・あれ?俺可愛いしか言ってないねw{/netabare}

3話感想
{netabare}
仁さんもましろもかっこいいです。
こうして空太もまた成長したのだと、そんな風に思える話でした。
空太が仁さんを殴ろうとしてもろにカウンターをくらった瞬間はおもわず吹いてしまったw
てか、三咲先輩のテンションって、とらドラのみのりんみたいだな~って思ったのは僕だけですかね?
あんな明るくておもしろい先輩は最高ですね。{/netabare}

4話感想
{netabare}
神回だった!
空太も夢に向かって歩き出しましたね。
ましろもデビューすることが決まったし。

しかし、こうなると七海のことが気になってきますね。
七海が空太のことが好きっていうのは十中八九間違いなさそうですし、一般寮で一緒に暮らしたいでしょうから。
まぁ次回予告でましろが思わせぶりなことを言ってたから何となくこの先の想像は付きますがw

後、気になるのは仁さんと三咲先輩の関係ですね。
この2人もうくっついちゃえばいいのにw

そして赤坂・・・
あんたはいったい何者なんだ!?
そろそろ正体を明かしてくれませんかね。
ついでにメイドちゃんの中の人もw{/netabare}

5話感想
{netabare}
ついに七海もさくら荘に来ましたね。
これでより一層おもしろい展開が待ってると思います。

てか、ましろ天然すぎ!
空太が寝かしてくれないだの、下手なのに何度もするだの、挙句の果てに話の途中で寝るって何だ!?
空太のツッコミで爆笑したわ!!
でもってメロンパンの下りでも空太の話は全く聞いてないしさ(;゚∀゚)
まぁ可愛いは正義だから俺は別にいいんだけどさw{/netabare}

6話感想
{netabare}
七海が倒れてしまった!
でもさくら荘の人たちはいい人ばかりです。
その中でも仁さん!
なんかあの人は全てのことを見透かしているような気がしま
すねw
料理もうまいって万能すぎんだろ。(でも、何故サムゲタン?w)
今回は名言(迷言)も飛び出しましたしね。

仁さんに振り向いてもらえず落ち込む先輩も可愛い。
てか、普通に仁さんに「付き合ってください」って言えばいいんじゃないかな?

ましろは七海のことをしっかり理解している、七海は空太に弱さを見せることができた・・・
このアニメはホントに毎週が神回です。{/netabare}

7話感想
{netabare}
なんかもぉ色々とカオスすぎる(;゚∀゚)
超が付くほどのギャグ回ですw
前回のシリアス回とのギャップが半端ねぇ!
ほんとに同じアニメかこれ?
けど入浴シーンがあったからそれだけで万事OKだよねw

だだん♪だんだ♪だん!♪
妹ちゃんがさくら荘に来ました。
お兄ちゃんっ子ってのがいいね。
自分でも言ってるしw

ましろは今回初っ端から飛ばしすぎw
悪意があって言っているようにしか思えんわ。
だが、爆笑したから許す!

七海は純情すぎて可愛い。
ましろや妹ちゃんのぶっ飛び発言に過剰に反応して顔を赤らめる姿がヤバいです。
襲いたくなりましたw

先輩は今回出番が少なかったけどインパクトは抜群でしたね。
何か免許取ってたし、これからの話の伏線ですかね。{/netabare}

8話感想
{netabare}
前回の予告からして今回はみんなでてきとーにプールで遊んで終わりかと思いきや全然違った(;゚∀゚)

プレゼンは落ちてしまったか・・・
そんな時でもみんながいてくれれば大丈夫♪
かなり独特の励まし方だったけど空太が元気になったから万事OKだねw

あと、メガネの七海もかわいい。{/netabare}

9話感想
{netabare}
オープニングにすっげー可愛い子がいたから「誰なんだ?」と思いきやまさかの龍之介でしたw
あれが男とか初見でわかるまいよ(;゚∀゚)

あと外人枠としてリタがさくら荘に来ましたね。
イギリスでのましろ当番だったみたいだけどリタも結構常識外れな気がしますw

今回一番おもしろかったとこは、ましろが「空太のバカ・・・」と言い続けるとこですね。
メールのとこは盛大に吹きましたw{/netabare}

10話感想
{netabare}
赤坂がすげぇ良いキャラしてるね。
言いたいことはズバズバ言って、ついでに女嫌い。
今回のことは赤坂がいなかったなら解決しなかったよね。
最後リタと七海に挟まれて焦ってた赤坂を見てすごい和んだわw

てか、リタが赤坂に興味を持っちゃいましたか。
また新たなラブの予感がしますな・・・

どーでもいいけど美咲先輩のエレベーターが地味に進化してましたねw{/netabare}

11話感想
{netabare}
どのアニメでも文化祭ってのはいいもんだ。
EDでましろや先輩が着てた着ぐるみは文化祭のものだったんだね。
赤坂の女装姿を普通に可愛いと思ってしまった・・・
何かに目覚めそうだw
リタに嫉妬してるメイドちゃんも可愛かったですね。
てか、そろそろリタもOPとかEDに出してやれよ(;゚∀゚)
住人ではないけど一緒に住んでんだし。

そーいや先輩のお姉さんが出てきたね。

「美咲を傷つけたくないから私を抱いているんでしょ?」

仁さんはお姉さん付き合ってたらしいですけど、あの時の仁さんは正直よくわからなかったですね。
美咲先輩をより傷つけてるような気がするんだが・・・{/netabare}

12話感想
{netabare}
ましろのいるべき場所はさくら荘。
この辺は予想通りって感じでしたw

美咲先輩と仁さんの方も進展がありましたね。
仁さんも叫んだらよかったのにw
龍之介もリタに少し関心がでてきたみたいですし。{/netabare}

これで前半戦は終了かな。
物語も折り返しってとこですね。

13話感想
{netabare}
後半戦突入です!
2クール目に入ってOPとEDが変わりました。
ちゃんとリタも入れてくれてました
OPの方はすごく良かったんですが、EDの手抜き感が半端ないです(;゚∀゚)

物語が後半に入ったことでより恋愛の要素を強めてきました。
しかしギャグの手を抜いたりはしない素晴らしさ。
料理の件が特におもしろかったw
これから先の話がより楽しみになる良い展開です(^_^)v

空太とましろはまた変な感じになってしまいまして・・・
前も空太が落ちた時にこんな感じになったよね。
そんな中で七海とデートすることになるってなんじゃい!?そんなことをする暇があったら新しいゲームの企画を練りなさい。
そしてデートの権利を俺に譲りなさいw
美咲先輩も仁さんに勝負を仕掛けるためにイブに何か計画してましたね。

後半戦最初は女の子たちのアプローチ回でした。{/netabare}

14話感想
{netabare}
今回はめずらしく千尋先生が活躍したんじゃないか?
あの言葉があったからこそ空太とましろが元通りになれたと思うんだ。

だがしかし、報われないのが美咲先輩(T_T)
結局仁さんが何を言ってるのか俺も全然わかりませんでした
先輩立ち直れんのかな?

あと、空太がましろを好きだと言った時七海は何を思ったのだろう・・・
二人の前では明るく振舞っていたが、やっぱり内心スゲー泣きたい気持ちになったんじゃないだろうか。
でも空太のプレゼン資格ゲットによりそういった気持ちは全部吹きとんだようにも見えましたね。
がんばれななみん!
スカート姿も可愛かったぞ!!{/netabare}

15話感想
{netabare}
前回一人だけ報われなかった美咲先輩だがバッチリ復活してくれました。
やっぱり元気な先輩が一番いいですよね(^_^)v
よくやってくれたぞましろ!!あと妹ちゃんも!
仁さんは仁さんでちゃんと考えていてくれて安心しました。
何の意味もなく美咲先輩距離を置いた訳じゃなかったんだね。

空太に対するましろと七海の好感度もグングン上がっていきました。
それぞれ二人きりの時間のときに色々と見つけたものがあったみたいです。
七海の方は最後にましろが着ちゃったけどねw

あと空太のお父さんがおもしろすぎますw
見た目と裏腹に超ギャグ担当じゃないですか。
風呂での会話には爆笑しましたw
空太のツッコミスキルが妙に高いのは確実にこの人のせいですねw{/netabare}

16話感想
{netabare}
空太のプレゼンがついに通りました!!
千尋はなんだかんだでやっぱり良い先生だよね。

バレンタインが近づいてきてさくら荘の空気も何だかそわそわしてきましたね。
ましろや七海は一体どうするのだろうか?
そして空太のその答えは・・・{/netabare}

バレンタインってどこもかしこも恋愛ムード一色で、すごく楽しそうなイメージがあるけど、実際楽しいのはイケメンに限るよね(;゚∀゚)
俺みたいにアニメばっか見てるような残念な奴にはいつもとなんら変わりないつまらない一日が過ぎていくだけなんですよ。

だが、しかし!
今年の2月14日はいつもと違うのです。
さくら荘のゲームがPSPで発売されるので今年は一人でも寂しくないのさ!

・・・そうやって言ってる時点でなんかもう既に寂しいのです(T_T)

17話感想
{netabare}
話の内容自体はすごく良い・・・
良いんやけどあかん!!
このままやとななみん負け戦や(T_T)
自転車乗ってる時のセリフ練習でついに告白キタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!!とか一瞬思ったけど、まぁそういうわけにはいかんよねw
やっぱオーディションに受かってからじゃないと。

しかし、これでななみんルートに近づいた・・・かと思いきやましろとの屋上での出来事・・・
これはヤバい・・・
空太もうほぼ落ちてるわこれ(;゚∀゚)
結局空太はどっちを選ぶのだろうか?
頼むからななみんを泣かせんとってくれよ~(+_+)

ところで宮原くんのあの自転車の件は必要だったのかな?
何かちょっと不自然だったような気もするんですよね。
自転車だけ貸してくれて最初から空太一人の方がしっくりきたんじゃないかとw{/netabare}

18話
{netabare}
ようやく仁さんと美咲先輩が結ばれた感じですね。
空太と仁さんが殴りあった時はどうなるかと思いましたが、やっぱり自分の気持ちを思いっきりぶつけることは大切ですよね。(空太が一方的にボコられてただけな気がしないでもないがw)
仁さんには空太たちのような一生懸命になってくれる人がいれくれてホントに良かったです。
空太たちがいなければ二人が結ばれることはなかったでしょう。

まぁちょっと詰め込みすぎた感もあるんですけどね(;゚∀゚)
1話完結じゃなくて、2話ぐらいに分けた方が良かったんじゃないかと俺は思いました。

仁さんの話に目が行きがちですが、空太のゲーム制作の話も進んでいます。
優子の合格発表を見に行く時の三人の会話は見てておもしろかったですねw
ましろは嫉妬してるし、空太と七海は顔を真っ赤にして慌ててるし・・・
仁さんたちは無事ハッピーエンドだが、この三人の最後はいったいどうなるのだろう・・・{/netabare}

19話感想
{netabare}
さくら荘を取り壊すことが決まり、空太は初めてさくら荘に来た時のことを思い出していました。
空太が自分の部屋に入り、押し入れを開けたらそこには美咲先輩(宇宙人)が!

現在のシリアス展開とは打って変わっていきなりギャグをぶちかましてきましたw
美咲先輩とのコントはホントにおもしろいですね。
他にもさまざまな変人たちに翻弄され続けられたのも今では空太にとって良い思い出になっているのでしょう。

みんながどのような方法で取り壊しを阻止するのか楽しみです。
思い出のたくさん詰まったものをいきなりぶっ壊されるなんて納得がいくはずないですよね。

ただそれ以上に気になるのが、次回予告でのななみん・・・
おそらくオーディションの結果の話でしょうが、その結末やいかに・・・{/netabare}

20話感想
{netabare}
ななみん落ちちゃったのか・・・
それでも明るく振舞ってる姿が見てて辛いです(T_T)
ななみんが空太に伝えたいことがあるっていうのは一体どうなってしまうのだろう・・・
そこが一番気になるところです。

龍之介の過去にも色々あったんだね。
でも今は空太たち・・・さくら荘のメンバーがいてくれる
もう一人になることはないでしょう。{/netabare}

ところで最近の空太はやたらキレやすくないですか?(;゚∀゚)

21話感想
{netabare}
今回ヤバいなー。
ななみんが泣いてるところでガチ号泣してしまったよ(T_T)

努力しても報われない・・・
ほんとに世の中って理不尽です。

空太の方もタイトル審査に落選・・・
さくら荘取り壊しの署名も集まらず・・・
何もかもがうまくいかないという現実がそこにはありました。

暗い・・・話が暗すぎる・・・

そして責任を感じてさくら荘を出ていくましろ・・・
一体これからどうなってしまうでしょうか?{/netabare}

22話感想
{netabare}
神回でした・・・

さくら荘を出て行ったましろをみんなが必死に探します。
そして駅のホームでましろを見つけた空太・・・
ここでの二人の会話がヤバかったです。
ましろは「自分がいるからさくら荘が無くなってしまう」そう思っていました。
しかし、それは間違いでした。

「ましろがいるからさくら荘が無くなるのではなく、ましろがいなくなればさくら荘でなくなる・・・」

あのオンボロな建物がさくら荘ではなく、そこに住むみんながさくら荘そのものだということに気付かされました。

ここはホントに号泣・・・何か俺もう毎週泣いてる気がするよ(;゚∀゚)

七海は結局告白できずに終わってしまったみたいです。
ましろを探すためにかけていく空太を見送る七海がすごく切なかったです。
このシーン・・・「とらドラ」の「ジャイアントさらば」のとこを思い出しました。
{netabare}主人公が本当に好きな人のもとに行くのを恋に敗れたもう一人のヒロインが見送る{/netabare}ってとこがすごくシンクロしてた気がします。

千尋先生は物語が終焉に近づくにつれてカッコいいところを見せてくれますね。
何だかんだでさくら荘のみんなを信じているんですね。{/netabare}

23話感想
{netabare}
ついに卒業式が始まりました。
今回は「美咲先輩回」って感じでしたね。
さくら荘での様々な思い出を語ってくれて、空太や七海はもちろんのこと、千尋先生までもが泣いていました(T_T)
当然俺も泣きましたが何か?w

元生徒会長たちと仕組んでさくら荘の取り壊しも中止となり、大盛り上がりを見せました。
本当に良かったです。

すごく楽しんで見てた「さくら荘」も次回ついに最終回・・・
空太とましろ、そして七海の結末はいかに・・・{/netabare}

最終話感想

ついに終わってしまったかー・・・
一番楽しんで見てたアニメだけあって終わってしまった時の寂しさが半端じゃないですね・・・

でも原作はまだ続いているし、2期を期待しちゃってもいいんですよね?
だったら気持ちを切り替えていつも通り明るいレビューを書きましょう!
{netabare}
まずはななみん、お父さんとちゃんと話をすることができて良かったね。
これで堂々と声優になるという夢に向かって頑張り続けることができるし、まださくら荘に住むことができますね(^_^)v
ホントに良かったよ・・・
これでななみんだけ一人実家に帰らされるんじゃあまりに悲しすぎるもん。
こんどこそ声優になって、そして空太に・・・頑張れ!

仁さんも最後までカッコ良かったね。
駅でのプロポーズにはやられましたよw
・・・だから美咲先輩待ってあげようよ!
何一人で勝手に婚姻届だしちゃってるんですか!?
「二人で出しに行こう」って仁さん言ってたじゃん!!
あんなにカッコよく告白した仁さんがなんかかわいそうになってくるじゃないか(;゚∀゚)
これじゃあ帰って来た時もう苦笑いしかできないですよw

そして最後には新しいこーはい君たちも登場しました。
こんどはこのメンバーでどんなハチャメチャ騒動を起こしてくれるのでしょうか?w{/netabare}

俺はこの作品にどれほど笑わせてもらったのでしょう・・・
現実で悲しいことや辛いことがあってもこの「さくら荘」のおバカな日常を見てると自然と顔が笑っていました。

それと同時にこの作品一つで何回も泣かされました。
感動の涙もありましたし、悲しみ涙もありました。

たくさん笑わされて、たくさん泣かされて・・・
そして「夢を叶える」ための勇気をもらいました。
この作品に出合えたことに感謝です。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 138
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

24話鑑賞後。第1稿。採点も若干修正。

原作小説2巻途中、コミック4巻まで既読。

2クール、きっちり完走できて嬉しい限りです。
録画をミスることもなく、酷く溜め込むこともなく。

一通り観終わって・・・良い意味で泣かされたタイトルだったなぁと。特に終盤は毎週毎週ティッシュ箱を傍らに置き、涙を拭いつつの視聴でした。

総評は後日させて頂いて、とりあえず24話後の感想を。

{netabare}
24話鑑賞後---------
普段アニメの視聴は
『録画しておいて、翌日仕事から帰宅以降』
というスタンスなのですが。
最終話ということなのか、気合を入れて普段より早く起床して、観てから仕事にいきました(結果的に正解だったわけですが)w

冒頭寮生達が全て立ち去ってしまいそうないきなりな展開に「!?」と困惑したわけですが、仁・七海・リタの見送りだったということでホッと胸を撫で下ろした次第です。

とりあえずまずは・・・七海さん、お父さんから正式に許可を貰っての再チャレンジ、良かった。本当に。
このまま彼女が物語から脱落してしまうのは、どういう意味でも勿体無いといいますか、考えられない考えたくなかったので。

本意かどうかはともかく・・・龍之介&リタの関係も安泰なようで何よりです。大胆というか行動力があるというか・・・予想通りではありましたが、さすがリタ嬢w

美咲先輩は・・・まさかそう来るとはw というかどんだけ稼いでるでしょう、彼女。 しかも婚姻届提出済み!?w 早いよ、先輩w
以前1回だけ出てきた例の「ブツ」がここで生きてくるとは思ってもいませんでした。

結局、空太の気持ちはハッキリ示されることはありませんでしたね。何となく感じるレベルでは有ったように思えますが、言葉にはされておらず。
冒頭の看板を打ちつけるシーン。「何かデジャヴ」と思っていましたが、よくみると桜を意識したような模様になっている気がして、良かったと思います。

ましろは・・・無垢さは相変わらず、でも初回の時のような無感情無表情的な部分は無くなって、やはりこの娘も可愛いよな~と。

「はうはう」の弟君がさくら荘入りというのはともかく、トップで入試をパスした娘がというのは甚だ意外でした。
しかも一般寮を出るきっかけを作ったのが優子でw 普通追い出される(?)立場が逆だろう?とw というか合格しているとは全く思わず。
今後色々な意味で賑やか(騒がしく?)なりそうなさくら荘だな~と思いました。

終盤毎回クライマックス的な流れだった分、ラストの平坦さ(普通で考えればそうでもないですが)は意外でしたが、良かったと思います。

2期をやりたい意思の見える終わり方だったと思います。
個人的には是非続きを観たいタイトルになりました。
・・・といいますか、原作読みたいですw 限界です。
アニメとは異なるお話なのかもしれませんが、それでも。

余談ですが。
BD&DVD3巻のジャケットは美咲でしたが・・・メイン張ってる回では無かったようなw 収録話から選ぶなら・・・優子か龍之介かリタかw

23話鑑賞後---------
19話辺り以降、毎回ティッシュが手放せない展開が続いてますね~。今回もそうでした。

元生徒会長が答辞で何かやらかしてくれるかと思いきや、その役目自体を美咲に譲り渡す(上手い表現がみつかりません)という行動にw まさかそう来るとは、全く予期せぬ展開でした。

何処か大人らしい達観した立ち位置で、空太弄りにしか出てこなかったような印象の千尋先生ですが、ここ2話では特に重要な役割を演じていたように思います。
少なくとも、彼女なりのさくら荘への思い入れは有り。そして彼女がいなければ今話の3年生の企ては実行すら出来なかったわけですから。

龍之介&リタの桜のバッジ、3年生の企て。どちらも偶然それぞれが思いついたことなのでしょうけど、結果見事なまでに噛み合っていたな~という印象です。

これでさくら荘存続は確定ということで良いのでしょうか?
校長・理事長・オーナー辺りが汚く展開してくれなければ良いのですが・・・。

残りは・・・1話?2話? どちらにしても寂しい限りですが、何事にも節目、切れ目、出会い、別れはあるわけでして。
現状を円満解決するのには・・・。

22話鑑賞後---------
前回はましろがさくら荘を後にするところで終わっており、色々心配でしたが・・・なんとか戻ってきてくれたようで一安心です。
ただ、未ださくら荘の廃寮そのものは消えていないわけでして、しかも卒業式当日なわけで余談を緊迫した状態ではあるわけです。

七海さんは・・・本当に健気といいますか、自制の出来る娘といいますか。タイミングはちょっと微妙だったかもしれませんが・・・彼女自身の心の内を正直に吐き出してしまっても、僕的には責められたことではなかったように思います。
ただ・・・このことも彼女の判断や決めた事なわけで、これはこれで1つの形だと思います。

ましろへの想いを、表も裏も含めて初めて言葉にした空太だったわけですが・・・結局肝心なところは「七海とましろの友情」に持っていかれた感がw 元々ましろの感情は、偏ってはいても一つの形を示していたわけですから、ある程度の答えは見える気がしますがw

残る問題は今のところ、僕が考えられるだけで2つ。
・さくら荘の今後
・七海の今後

仁&美咲が元生徒会長カップルを巻き込んで何かやらかしてくれそうですが・・・今から次回が楽しみです。
正直・・・この2人は正式に答えを出せたら一歩下がった立ち位置になるかな?と予想していたのですが、意外と要所要所で表に出ていますね。

追記で。
藤沢さんの会社の行動については・・・千尋先生のおかげでちょっとは溜飲が下がった気分ではあります。
別チームの行動ということなら、いくら売れっ子クリエイターといえど会社の全体を把握し切ることは難しいとは思います。が・・・同じ会社・業界の人間としては批判は避けられないとも思います。

21話鑑賞後---------
前話では気丈に署名募集活動をしているような気がしていた七海さんですが・・・やっぱりそう簡単に割り切れませんよね。廃寮阻止に向けての彼女の気持ちは嘘偽りでは決して無いのでしょうが、そればかりなわけでもなく。
どんな形にしても、吐き出す機会は必要だったと思います。

逆に想いを抱え込むしか無かったのが空太なわけでして、タイミング悪かったな~と。気持ちの整理をつける時間も、七海における空太みたいな相手も無く・・・。
ましろを引き抜こう(上手い表現がみつからない)とする企業の姿勢を、「そう」感じてしまうのは無理からぬところだとは思えました。が・・・何事もこう考えるのは邪道ですが、色々タイミングが違っていたら、と思えなくもないですね。

そして何が一番の要因になるのかわからないですが、やはりさくら荘を後にしたましろ。彼女の生活と気持ちと想いが大丈夫なのか、かなり不安です。

20話鑑賞後---------
こう言っては何ですが・・・。
思ったより正攻法で廃寮に対して動いていて驚きました。
ご都合主義全開でやるならもっと超展開とか特殊スキルに訴えるとかあるでしょうに。そうせず署名活動などで地道に(?)動いている様は意外でした。(決して否定的な意味ではないです。)

しかし・・・学校としては「画家としてのましろ」に期待して編入をさせた(してもらったのが正解か?)わけで、その思惑に沿わず漫画家としてデビューまでされてしまったのは、到底認められる話ではないのでしょうが・・・。

だからと言って「耐久性」に託けて、その辺の軌道修正しようとする行為自体も認められるわけでもなく。クラッキングという手段で得た情報とは言え、学校側の言い分はどうしようもない物ですね。

ましろの両親はまだ登場してませんが、どういうスタンスなんでしょうね。画家としてのましろに肩入れするのか、漫画家としての娘に理解を示すのか。原作での展開を知らない身ではありますが、その辺考えると・・・学校側の行動はどっちにしても自らの首を絞めるものでしかないと思えています。

DVD2巻のジャケットを見て、最近改めて「七海も可愛いな~」と再認識したところなのですが・・・残念ながら最終オーディションは不合格だったようで・・・。正直思ったよりダメージ受けてます。
2クール目辺り(それ以前も込みで)からの七海さんの言動を改めて見てみると、結構切ない。この先の物語は知りませんが、以前見た時とは異なった感想・印象が湧いてきます。正直涙無しでは観られないです・・・。

都合の良すぎる展開を期待しているとは思いますが・・・3年生の卒業は避けられないとしても、2年生sは揃ってさくら荘にいて欲しいと思っている(20話観た今でも)ので・・・。

ましろの「わたしがさくら荘を守る」というセリフの意味が、一体何を指すのか少々不安ではあります。いざとなると、結構突拍子もない行動してるので・・・。

19話鑑賞後---------
前回ED明けにて、急展開を見せたわけですが・・・。

今回は、空太が猫を拾ってさくら荘に飛ばされた直後からのお話。

一番印象は・・・やはりゲームが古いという点でしょうかw
今回は「餓狼」もしくは「KOF」。あまり昔の格ゲー、詳しくなくてw ハードは・・・NEOGEOですかね~。

特にこれというポイントは無かったように思いますが、やはりどんな物語でも「ファーストコンタクト」というのは感慨深いものがありますね~。その作品が好きなら尚更でしょうか。

廃校・廃部みたいな流れの作品は(最近?)多々ありますが、このさくら荘は抗う方向でお話が進みそうですね。最終的にどんな決着が待っているとしても、「最後に一花」みたいなノリではない展開を期待しています。

18話鑑賞後---------
「宇宙人に初恋」というタイトルだけあって、やはり仁&美咲のエピソードでしたね。

仁が無事大阪の大学に合格して、報告・話進展かと思いきや・・・美咲がTELやメールをスルーという反応に。
どう解決するのかと思いましたが・・・。

仁の予想も見事に正解でしたが、今回ばかりは2年生トリオの絆が上回っていましたね。

空太と仁の殴り合いという構図になりましたが、結局はやはり仁自身がどう折り合うのか、どう納得するのか・・・そこが肝だったように思います。

仁と美咲の間が、1つの形を結べたことは良かったと思います。屋上での2人のやりとりは感動してしまいました。
といいますか、歳のせいか涙腺が緩くなっているんでしょうか、結構泣ける機会が増えたな~とw

ED明けに「さくら荘取り壊し」という衝撃の展開が・・・。
どの面々にとっても後の無い展開だなと。
七海にとっては、どうしても離れてしまいそうな。
ましろが独りで生活できるはずが無く。
龍之介も引き篭もっていられるわけでもなくなって。
空太は・・・。

16、17話鑑賞後---------
年末年始の帰省後のお話ですね。
この2話は緩急の差が激しいな・・・というのが、まず第一の感想です。「空太プレゼン」「優子受験」「14日」と1ヶ月ちょいの時間経過があるのですが、17話は実質14日のみのストーリーと、すごいバランス配分ですw

(16話)
空太君、プレゼン突破おめでとうございます。
ところでこういう「企画オーディション」は実在するのでしょうか?
あると仮定して、合否をこんな風にその場で決めてしまうものなのでしょうか?(これだと、合否待ちになった時点で不合格みたいなものに見えるので)
空太の参加は複数回目なわけで、今までのものも含めて判断されたということなのでしょうか?
原作ではどう描かれているのか、気になるところではあります。

神田父からの伝言「2人のどっちが本命?」ですが。
確かにそろそろ空太自身、胸の内に気がつくべき頃合かな?と。「七海が自制できる子」で「お互いに遠慮していない」から、この3人の関係が大荒れにならないのだと思いますが・・・普通の恋愛物だったら・・・。

16話のサブタイトルみて。
てっきり七海が告ってしまうのかと思いました。
なるほど、台本のセリフですか。焦った焦ったw

(17話)
2月14日。七海オーディション当日。バレンタイン。
各人、色々動きのあった回でした(現状はそれほどでもないですが)。
リタさん襲来とか、宮原君再登場とか。
ましろに急な仕事とか。

ましろへの仕事。表紙ですか。大役ですね~。
彼女自身既に仕事持ちなわけですが、やっぱり空太・七海が頑張っている部分ですから、こういう展開は欲しいですよね。後々に影響していくのか、今は知る由もありませんが。

リタさんは久々なのに・・・。
龍之介の女性嫌いは一体何が原因なのか。今後そのことに触れられるのでしょうか。
今回のは可哀想だったので。

七海のオーディションは順調に進むかと思いきや、事故で電車がストップ。大ピンチに。
ましろとの約束があっても助けに行こうとする空太。
どうするのか?と思いましたが・・・とりあえずましろを気にする余裕はあったようで安心しました。放置とかだったら洒落にならないので・・・。

オーディション会場までの道程でのやりとり、その後学校での出来事を見た限りで・・・。空太の心の内は、もう決まっているんじゃないかな?と思えました。本人が気付いているかはともかく。
まぁ・・・ましろの手作りチョコなんて、ありえませんよねw
ちょっと期待しちゃいました。

次回は・・・仁のエピソードでしょうか。

14、15話鑑賞後---------
他の新番組の方にかまけてレビューが滞っておりました。
色々思うところもありまして纏めてになったわけですが・・・上手く書けてるか大変不安です。

(14話)
ということでクリスマスのお話。
結局ましろの送迎の間に、七海とのプチデート?をするという展開に。13話の時は結構深刻なお誘いなのかと思っていましたが、美咲の為に一時的にさくら荘を空にする口実でもあったわけで・・・その辺上手いこと有耶無耶になった気がしないでもないですが。

仁は・・・美咲以外の方向には余計なくらい気が回っているんですが、彼女のことだと本当に・・・。考え過ぎなのか、空回っているというのか。
仁本人の中では「美咲とどうしたい」「どうありたい」と明確な理想像(?)があるようですが、それを彼女に伝えることもできず。「そのままで」という曖昧なことしか伝えられない。
言い方は悪いですが・・・「美咲を振り向かせたい」ではなく、詰まるところ、彼自身がどう自分に納得するか満足するか、だと思うんですよね。

さくら荘にきて以来のましろといえば、基本漫画に没頭していて、空太もその部分を目にすることが多かったわけですが・・・。
文化祭辺りのことで「ましろの中に重要な物が増えた」「新たな感情を知った」ことで、異なった一面を見せ始めたのだと思います。
何に向かっても真っ直ぐ。ましろそのものがブレてしまったわけではないのだと思います。

「まだ届けられない想い」。本当に七海さんはストイックですよね。とりわけ自分に対しては厳しすぎと思える程かと。空太は何のことかよく分かっていない様子ですが・・・。
個人的には、結果の成否に関わらず想いを届けて欲しいな、と思いますが・・・どうなるのでしょうか。

そんな意味でも空太君には、もう少し周りからの想いに気付いてあげて欲しいな、と。企画オーディションとか自らのことで精一杯かもしれませんが。
そして自分の想いの在り処にも。

このお話のタイムリミットは約2年後だと思っていましたが、実際はその半分なんですね。

(15話)
千尋先生のヴァカンスの為に、急遽帰省することになったお話。女の子3人連れてって、何てエロゲですか?とw そりゃ妹も驚きですよ。

仁さんの云わんとすることはわかりますが・・・もう少しはっきり応えてはあげられないものか?と思えてならないのですが・・・。

この回は全体的に感想書くのが難しいですね。
「美咲らしさ」・・・元々前向きな指向の彼女ですから、答えに辿り着ければ大丈夫だと思います。グルグル想いの迷宮を100周もしているだけでも大したものだと思いますけども。
「努力は報われると証明して欲しい」・・・そう思うのも分からないでもないですが、それは自分ですべきことかな?と。でないと、自分だけがダメだった場合、自分の結果を人の所為にすることにも繋がりかねないので。

長文で失礼をば致しました。

13話鑑賞後---------
年も明けて、物語もガラリと変わるのかな?と思いきや・・・意外にも空港シーンからでした。

今後は空太・ましろ・七海の3人の関係が厳しくなりそうですね・・・。方向はともかく、空太の思いの質は一体何なのか? ましろの自覚はどの程度なのか? 七海さんはまぁ本人も分かっての行動でしょうが・・・。

漫画を描くことよりも空太へのアクションに比重がいくという、ましろの姿は衝撃でした。空太の思いもわからなくは無いですが、主人公補正にしても鈍い・・・。
同時に七海からのアプローチもあったわけですが、そんな安請け合いして。思わず「いいのか~?」と口を出てしまいました。
この人間関係は果たして・・・。

ふと思ったこと。
やっぱ企画オーディション、そこにはしない方が・・・。他にもあるならそっちへ・・・。今回は一次でダメだったようですが、最悪、意図的に落とされている可能性すらありそうなので。空太なりの思い入れや憧れはあるでしょうけど。
と、本人にはそんなことを知る由も無く・・・。

12話鑑賞後---------
まず・・・年内に一区切り付けてもらえて何よりです。11話のままで越年とか、いろいろきつそうなのでw

物語としては大筋予想通りの展開でした。個人的には空太が、更にもう一歩踏み込んでくれるかな?と期待していましたが。ま~あと1クールありますので、そちらで期待しますw

叫ぶましろという構図は予想していなかった部分ではあります。と同時にcvの茅野さんの演技を意識して聴くの初めてなので、印象大でした。ガルパンとか他にも出演作品見てたようですが・・・。軒並み主演クラスは外してたようです。

「恋を教えて」というお願いに、これで1つ答えられたことになるようですね。主に「ドキドキ」させる方面。
それでもやはり、七海を意識したり、妹に張り合ってみたり、(これは異なるかもしれませんが)リタを助ける空太を敵認識してみたり・・・「恋」に近い感情は持っているように思えますよ?w

藤沢さん・・・。個人的にはあまり好きなキャラではないので、顔見ると少々イラっとしてしまうのですが・・・。
卒業生で千尋先生と知り合いで、おまけに元さくら荘住人となると、結構な立ち位置でしょう。う~む。
確かにプレゼン回見直したところ、履歴書?に住所まで書いてありましたね。

七海さん。一発勝負での、ヒロイン役兼進行役お見事でした。さすがというのかなるほどというのか、良かったと思います。

結局リタさんの思惑通りだったんでしょうか~?
一度彼女に、龍之介にこだわる理由を訊いてみたいですw

ミートボール。直訳すると肉球。今更気付きました。
猫好きな方は、食べるのためらったりするんでしょうか?w

11話まで鑑賞後-----
10話にて、リタさんにも何となくでも理解してもらって、ましろの味方になってくれるか~?と思いきや・・・「待つのは文化祭まで」「しかもましろ父の差し金(11話にて)」と、納得されていない模様。
う~ん、困ったものです。

ということで変わって11話。
というか文化祭パート長いですね。次で4話目。

七海さんのメイド姿がまずは・・・可愛いです。過去に美咲さんと比較して謙遜してますが、十分すぎるほどですよ、ホント。嫌味や情けとかじゃなく。
出展物作りにあまり手を貸せないと気にされているようですが、実際に発表の場で観客を扇動するというのも十分大役だと思いますよ。やり直しはきかないし、その場が全て彼女にかかっているんですから。

ましろの猫娘姿と聴いたとき、空太とほぼ同じ想像してました。どうせ裏切られるに決まってるのいるのにw
入り口で看板持って呼び込みしている着ぐるみ娘・・・「看板娘」では無いですよね?w あれはあれで可愛いのでアリですが、美咲さん話盛り過ぎでしょう。
しかも着ぐるみ内部はパンツのみて・・・。
いつもはパンツを信じてない様相ですが?w 最近信仰するようになったとか?w

森の作品展とかとか。
ましろによるケチャップ絵が、あまりにガチ過ぎる。似顔絵レベルじゃないw

龍之介&リタという組み合わせは不吉すぎですねw
「自動メール返信プログラム」のはずのメイドちゃん、結構独立して動けてる気がしますが・・・?w
この話での龍之介メイド仕様のおかげで、彼の性別がどっちなのか全く読めなくなってきました。ビジュアル的な問題だけではないのかもしれない、と深読みしてみたり。

藤沢さん再び。
卒業生だったんですね。
それでもやっぱり、アレは無いなと。

美咲さん、お姉ちゃんとホントそっくりですね。強いて違いを探すなら・・・総合的な輪郭でしょうか?
普段は結構お気楽(とはいえ行き過ぎている感はありますが)に対応できる仁さんですが、美咲さんが絡むと途端に余裕が無くなりますね。大阪に進学予定ですが、ダメージ受けるのは結構彼なのかもしれません。

仁さんとの関係に悩んだりで結構感情の起伏が激しい美咲さんですが、それでも持ち前の「前向きさ」はこのアニメでかなりの救いだと思います。本当は無理しているだけなのかもしれませんが、どちらも本当の彼女だと思います。
会いにいくのに気軽に「飛行機」「新幹線」と言える辺り、ブルジョワなのか愛が成せるわざなのかw

「ましろがイギリスへ」というのは、現段階では空太の思い込みという部分がありますよね? リタさんの言葉も真実では無いでしょうし。
それでも何か行動を起こそうとしている空太に期待したいです。何となくシナリオは読める気はしますが、ドキドキしてますw 2人の関係が良い方向に進みますように。

これで「恋を教えて」に繋がるのでしょうか?
多分・・・もう既に彼女の中には「恋」があると勝手に思っております。後は「周囲の人の」ではなく、自分の内に気付けるか、だと思います。

9話鑑賞後----------
先回のプレゼンシーンでの謎は・・・観返してみても、やはり意味不明。これについては友人とも同じ見解でした。
今のところでは「藤沢さんの何らかのコンプレックス、もしくは思い込み」にしか思えないですね。
これは原作を読んでみないと納得いかない点かもと思えたり。

で9話。
8話での次回予告がリタさんだったので、彼女メインの回かと思いきや・・・。
個人的には、龍之介君(?)に持って行かれてましたw
いえ物語の展開的にはリタさんが引っ掻き回した感が強いんです。

が・・・いかんせん、登場タイミングが・・・。
そもそも引きこもり設定キャラが急に現れたときの想定なんてありませんでしたw
ビジュアル的な部分については何処かで見かけていたので、それほどでもありませんでしたが。
メイドちゃんのcvがあえて(?)「???」になっていたのにはちょっと納得しました。いえ、先々の展開もある程度勝手に予想した上で、堀江さんの男子(?)役も「ありえる」とは思っていましたがw

リタさんの登場、イギリスに連れて帰る宣言から何となくお話はわかる気はしますが・・・リタさん&空太くんに一言。ありきたりな内容ですが・・・誰が何をするのか決めるのは、本人だよ、と。今のましろさんの判断や思いや方向性が将来正しいのか、そんなことは誰にも分からないでしょう。が、他人が決めることでも無い、とも思います。
言い方は悪いですが・・・ましてやリタさんは・・・。

8話鑑賞後----------
折角の「水着回」も、先週に比べたらその方面ではイマイチ威力に欠けると言いますかw

空太君の挑戦第1回は・・・良くも悪くも予想通りで。
いや・・・いくらさくら荘の面々が変人ばかりで、練習や修正を繰り返したと言えど、人生初プレゼンなんてそうは上手くできるはずもなく。
次に向けて、前向きに進んで欲しいです。
※この作品みて、自分以外に向けて「がんばれ」という言葉をかけることが、どれほど無責任なのか痛感した気がします。ましてや自分が出来ていないのならば、尚更ですね。

審査員(?)の中にいた藤沢さん(でしたっけ?)、プロフィールを見て急に思い立ったように質問をしていますが・・・どんな意図があったんでしょう。追々語られることとは思いますが・・・。個人的に関わりがあるのか、何なのか。
ただ・・・「そういう」質問はプレゼンが終わった後でも良かったんじゃないのか?と思いますが。
プレゼンを聴く必要がないと思えたなら、端から落とせば良い話ですし。
まだ1回観ただけなので、再度視聴~検証してみたいと思います。

7話鑑賞後----------
神田妹、登場~。
個人的にここまでテンション高めな小倉さんは初でしたので、何か新鮮でした。

進路相談(本人曰く建前とのことですが)の為に襲、訪問とのことでしたので、ちょっとはシリアス目な展開かな~?と思っておりましたが、それほどでも無く。
このエピソードが原作にあるのか分からないですが、あるようでしたら読んでみたいところです(現在アニメを追い越さないよう調整しつつ原作追従中)。

次回は水着回とのことですが、今回で既に結構肌色率高かった気がしますがw

妹vsましろも面白かったですが、七海さんが色々焦ってるのが特にツボでした。この娘も良いな~。

6話鑑賞後----------
今回は「FightingVipers」かw
ちょっとかじった程度ですが・・・でも懐かしいw

「8月10日」という日付には、もう1人の行動も含まれていたんですね。ましろデビュー、七海の中間発表会。それらに触発されてのエントリーだったのかもしれませんが。

「ましろ当番」という、ある意味七海さんには関係の薄い仕事に固執した理由は、果たして・・・。
純粋な「使命感」のようなものなのか。
(超)遠回りをした上での空太君への想いの欠片なのか。

結果的に体調不良に陥り、発表会に無理して出席して場を壊し・・・。それらの行動への評価は様々とは思いますが・・・僕としては悪くない選択だったかな?と。
そしてそれらの行動を後押ししたましろ。
あれも彼女なりの気遣いというか、気持ちの汲み方といいますか、そんな一面だったように思います。さくら荘の面々に頭を下げた手伝ったりしてる様は、また彼女の違った面が見られて良かったと思います。
この2人の関係はこれからどう動いていくのでしょう。楽しみです。

「ましろ」と名前を呼ばせるのは恋愛感情というより、「特別」という意味合いのが強いのかな?と感じた回でした。

仁さんの進路は・・・彼は彼の考えあってのことなんでしょうね。推薦蹴ってまで、というのは冗談ではないでしょうし。
そしてそれを察してしまう美咲さん。
・・・切ない。切な過ぎる。
そして色々な人間関係に接する空太君もつくづく絶妙な位置にいるな・・・と。

次回予告が意味不明すぎるw 空太の妹さんの出番なようですが。

例の変更点については・・・。
確かに・・・必要性はあったのか?よりによってこんなご時勢に?と疑問が無いわけでもないですが・・・。
過剰反応はいかがなものかと思います。

5話鑑賞後----------
七海さん、さくら荘へ~の回。
何より、途中の「サムスピ」?ぽい画が気になって気になってw いや~懐かしいなぁ。

先週読んだコミック3巻の後半部分からになると思うのですが・・・。(これでまたアド無しにw)
4話での次回予告とコミックを見比べて、ましろ追試前日辺りのお話は無しかな?と思っていたのですが・・・ありましたね。アニメでは色々軽めな扱いだったように思います。
個人的に前夜のやりとりは面白そうだったので。

それにしてもまぁ・・・ましろさんのスキルは反則でしょうw 詐欺とは言わないまでも、凶悪といいますか。漫画を描くため、テスト突破のために発揮される辺りが、嫌味にしない要因でしょうかw

そういえば・・・空太の家庭の話知らないな、と改めて。

七海さん、色々頑張り過ぎてる気がしますね。
この作品自体、何処かに「陰」と言いますか「裏側」と言いますか、そんなテーマが感じられるので、彼女のポイントの1つなんだろうな、と勝手に想像していたりします。

4話鑑賞後----------
個人的な未知数部分に突入しました。

そしてこの作品を観始めて、初めてましろさんに明確な表情が見えた回でもあったように思います。これまでは、あまり表情が伺えなかったように記憶していますので。
そして改めてましろさん可愛いなぁと。

4話を観て率直に思ったこと。
この作品に対するコメントが安定しないのは多分、登場人物達や物語に自分自身の心が激しく揺らされているからなんでは?と思えました。
方向性は異なりますが、TARITARI5~6話辺りを観た時似た感覚を覚えたような気がします。

来年発売予定?のゲームのCM観て。
七海さんもさくら荘に入るみたいですね~。次回予告の内容から、5話からでしょうか?

※11/3追記
コミック3巻の該当部分を読んでみて・・・。
漫画が原作通りであるならば、空太の心情が分かり易かったことが良かったですかね。アニメではその辺、急展開だった気がしないでもないので。
ただアニメの展開でも悪くはないと思います。

SAOもですが、原作が気になるタイトルです。
でもやはり時間が無い、とw

3話鑑賞後----------
ここまで観た時点で・・・コミックによるアドバンテージがほぼ消えました。 ここから先は殆ど展開も何も知らない状態になります。(注:一応コミック3巻買ってあります。元々読んでいたので。これ書いてる時点で未読です。)

ラブホ取材の件は、結構アッサリだったなと感じました。小説では分かりませんが、コミックでは結構ページが割かれていたように思いましたので。
たぶん・・・美咲さんのお姉さん(でしたっけ?)の話があまりされてなかった分、短く感じたのでしょうか(その話はもう少し後でしたっけ?)。

ましろさんの瞳(心と書いて良いのかな?)。
綺麗なことは変わらずですが・・・純粋でまっすぐで、心に刺さりますね。空太君にも悪意や邪気は無いのでしょうが、アレは結構効くでしょう・・・。

録れてる分を何度も観かえしていましたら、何となくましろさんの表情が分かったような気がしてきました。・・・気のせいな感じが否めないくらいの自信ですが。

2話鑑賞後----------
2話になりましたが・・・やっぱりなかなか纏まらずな感じで。
すみません。

今回までで、まず印象に残っているのは・・・ましろさんの瞳でしょうか。形とか輝き?とか。(意図的なのか)目で物を語っていないように感じるのでミステリアスと言いますか。

空太君絡みになると途端に表情がクルクル変わる青山さん。天才なのか変人なのかイマイチ本音を見せない美咲さん。
どの娘も魅力的ですね。

ましろさん、さくら荘の住人、たくさんの猫達に振り回される空太君・・・。いろいろ、がんばれw

1話鑑賞後----------
コメディっぽい感じが表に出てるように感じますが、コミック読む限りではそれだけでは全く済まないというのが印象なので・・・色々この先、一波乱も二波乱もありそうで。

・ましろさんがいい感じ。
・自動メール返信プログラムのメイドちゃんがw

今のところ書けそうなのはこれくらいです。
期待していた割に、こんなコメントしかできず・・・すみません。2話の時にはもう少し纏まった文章が書きたいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 55

どうでしょう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白いんだけど…

 空太やましろ、七海なんかが目標に向かって突き進んでいって、それと並行して空太との三角関係っていうところが興味をそそられるし、ましろのボケな発言に対して、空太が突っ込みを入れる、そのあたりは笑えてめっちゃハッピーになった。

卒業式のシーンはめっちゃ泣ける

特にタイトル審査会を進んでいったのに、途中で他の音ゲーになってしまって、空太が目標を見失ってしまったときに、ましろに絵の依頼が来た時の2人の関係性を見ていくのはなかなかであった。キャラクターそれぞれ個性的でそれぞれが味を出している。


 私個人として、ここでの主題歌もなかなか好きだ。『夢の続き』や『DAYS OF DASH』は目標に向かって頑張っていくさくら荘メンバーにはピッタリな曲であった。



 ただ原作が好きな私にとっては、残念なポイントがいくつか存在する。その一つを紹介します。

学園祭のゲームでニャボロンに『愛を叫べ!』というところ
 ⇒原作にはないオリジナルストーリーなのだが、わざわざ無茶ぶりなこと  をして、ましろに叫ばせるというところを入れる必要があったのか。
 

これを見た瞬間、これまでの盛り上がりが崩れた。などなどオリジナルで失敗している点もあるのだ。なんだか2クールにしようと無理やり継ぎ足した見たいのが残念でした。
2期の放送がなかった原因の一つでしょう。


もし見るなら、原作と合わせて見て下さい。合わせて読めば本当のさくら荘が見えると思います。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 1

84.9 9 学園で恋愛なアニメランキング9位
電波女と青春男(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (4331)
21089人が棚に入れました
宇宙人が見守ると噂される町で、叔母の家に住む事になった主人公・丹羽真。彼を待ち受けていたのは、布団で簀巻きになった電波女だった!しかも、地球は狙われているだの、自分は宇宙人の血を引くだの、言動も電波そのもの。だが学校では天然癒し系なリュウシさんや、モデル体型のコスプレイヤー前川さんと出会って青春を満喫……してみたり。 宇宙への憧れにのせてお送りする、ちょっと不思議な物語。

声優・キャラクター
大亀あすか、入野自由、加藤英美里、渕上舞、野中藍

兎ツ音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

もっふもっふもっふもっふもっふふっふふー!

まず作画がいい。
キャラもそれぞれ特徴がありますし
なにより表情や背景がとてもいい。
躍動感がありとても綺麗な印象。
内容は、両親の仕事の都合で
祖母の女々の家にお世話になるが
そこには自称宇宙人のエリオがいて
振り回されながらも青春を謳歌しようと
奮闘する丹羽真。
このエリオと丹羽真を軸に話は進みます。
エリオはなぜ自称宇宙人になったのか?
1年前の失踪事件の真相は?
その間の記憶は元に戻るのか?
丹羽真の青春ポイントとやらはプラスに向かうのか?
丹羽真と各女性キャラとの進展はあるのか?
など見所はたくさんあると思います。
周りのキャラも個性豊かなので
観ていて飽きないと、個人的には思いました^^
丹羽真の台詞回しも独特で好きです。
あとOP、も賛否両論ありますが
聴くたびにハマッてる自分がいます。
電波全開で中毒性がございますw

女性キャラも皆可愛いので
好きなキャラを探すのもいいかと思います。
個人的に、最初はエリオと流子さんが
可愛いかなぁと思っていたが
11話で前川さん派になりましたww
コスプレも良い感じですしね^^

最後に言わしてもらうと
最終回の終わり方が微妙だったのと
途中の何話かの作画が
かなり劣化したのが勿体無かったかな^^;
そこを除けば、結構好きな作品でした(*´∇`*)

投稿 : 2024/09/28
♥ : 29

SKY さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ドドスコドドスコニャーニャーニャー!

シャフトの作品ということもあり、とても幻想的で神秘的な雰囲気を漂わせている作品。作画もすばらしいです。

ストーリーは、前半は主人公の丹羽真(イトコ、丹羽君、転校生、マコ君など、みんなから違う呼ばれ方をする)の日常や、メインヒロインのエリオの成長を描く展開が多かったが、最近はその他のヒロインにスポットを当てたものが多くなってきた。

とにかく、ヒロインたちのキャラが魅力的! これだけでご飯3杯はいけますw 1番のお気に入りは、リューコやっちゅーに!



最終回の感想

今までオレにとって枠外だった前川さんが、エプロン姿、頬を赤らめて転校生をまた家に誘う姿によって枠内に昇格!


結論!

このアニメは、ヒロイン達に癒されるアニメということですねw


ストーリー性はあまりありませんでしたが、内容としては悪くなかったです。

イトコやヒロイン達のキャラクターだけで十分にこのアニメは成り立っていたと思います。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 27

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作の良いところ取りなので、アニメ化としてはほぼ満点。

原作は入間人間(いるま ひとま)作の同タイトル(電撃文庫)ライトノベル。全8巻+SF(すこしふしぎ)版既読です。

アニメ化は原作の3巻くらいまでですね。

ちなみにSF版は1~8巻のストーリーとは平行世界的な物語で、登場人物の概ねの設定は同じですがラストを含め物語の展開は異なっています。

原作の途中までコミカライズもされています。アニメ化部分はカバーされているんだったかな…?

個人的には原作6巻(学園祭)あたりが物語的には一番盛り上がっていると思われ、最終巻はついていけない読者も多かったかもしれないと思います(私も嫌いではないけど「わかった」とは言いにくい(笑))。

初回地上波放送時には13話が放送されませんでした。BD&DVDには収録になっています。BS-TBSか何かで放送もされた気がするので、完全に未放送ってわけではないです。内容的には「これが未放送はちょっとヒドい」と思います。本編の他の12話を観たのであれば、13話も観た方が良いです。

日常の出来事に「青春ポイント」(自己採点)を設定して自分の青春度合いを推し量る主人公、丹羽真(にわ まこと)が叔母の藤和女々(とうわ めめ)の家にお世話になることになり、従妹のエリオや高校の同級生たちと繰り広げる青春ストーリー(ホントか…?)です。

一応、カテゴリーはラブコメディーなんでしょうかね。

で、主人公の丹羽真のことを指すであろう「青春男」のニュアンスはなんとなく(?)わかるとして「電波女(でんぱおんな)」ってなんやねんって話ですが、ヒロインの藤和エリオのことですね。

エリオは「真っ青な髪」というビジュアルも人類として異常ですし、自称:宇宙人でもありますし、真や他の人が日常会話に困難をきたすレベルで言動がわけわかりません。従兄の真とは同級生のはずなのですが、ほぼ家に引き籠り高校に登校する様子もありません。

他のヒロイン(?)である御船流子(みふね りゅうこ)は言動的にかなり普通ですし、前川さん(下の名前はとうとう原作でも不明)も着ぐるみを着て街を徘徊したりと異常行動はみられますが、喋る内容についてはかなりまともです。

リュウシさん(リュウコやっちゅーに!)や前川さんとの間の青春っぽいイベントとエリオや女々さんの電波な言動との間でもてあそばれる丹羽くんの日常を楽しむ感じの作品ですかね。

エリオはビジュアル的に可愛いですが、アニメ視聴者的にはリュウシさんの人気の方が高かったように思います。

私はエリオの他、話の後半に出てくるナゾ(笑)の少女、星宮社(ほしみや やしろ)が結構好きですが…。

OPはエリオ役の声優である大亀あすかさんが歌っている「Os-宇宙人(おすうちゅうじん)」です。演奏/プロデュースは「神聖かまってちゃん」で、OPを歌うときのアーティスト名は「エリオをかまってちゃん」となっています。

これは歌詞も音の調子もまさに「電波ソング」です。ある種の中毒性はあると思います。私は結構好きです(笑)。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 36

86.7 10 学園で恋愛なアニメランキング10位
ニセコイ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3118)
17542人が棚に入れました
極道一家「集英組」のひとり息子だが、ごく普通の高校生・一条楽。彼は、10年前、仲良くなった女の子と「再会したら結婚する」という約束をし、その時に貰ったペンダントを肌身離さずに持っていた。そんなある日、楽のクラスにやって来た転校生の美少女・桐崎千棘。最初の出会いから相性最悪で、事ある毎にケンカを繰り返す楽と千棘だが、とある事情から二人は恋人を演じることに。恋心を抱く、クラスメイトの小野寺小咲の事を気にしつつも、恋人のフリを続ける楽。「偽恋物語」の行く末やいかに!?

声優・キャラクター
内山昂輝、東山奈央、花澤香菜、小松未可子、内山夕実、梶裕貴、子安武人

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

『クオリディア・コード』EDテーマはClariSの「Gravity」に決定!

ウソツキは、恋の始まり。
極道一家「集英組」のひとり息子だが、ごく普通の高校生・一条楽。
彼は、10年前、仲良くなった女の子と「再会したら結婚する」という約束をし、その時に貰ったペンダントを肌身離さずに持っていた。
そんなある日、楽のクラスにやって来た転校生の美少女・桐崎千棘。
最初の出会いから相性最悪で、事ある毎にケンカを繰り返す楽と千棘だが、
とある事情から二人は恋人を演じることに。
恋心を抱く、クラスメイトの小野寺小咲の事を気にしつつも、恋人のフリを続ける楽。
「偽恋物語」の行く末やいかに!?

ニセコイ 1
「週刊少年ジャンプ」で連載中の古味直志原作漫画を新房昭之とシャフトがタッグを組みアニメ化した学園ラブコメ第1巻。
極道一家「集英組」のひとり息子・一条楽は、転校生の桐崎千棘とある事情から恋人を演じることに。
第1話「ヤクソク」と第2話「ソウグウ」を収録。
オーディオコメンタリー
第1話「ヤクソク」 内山昂輝/東山奈央
第2話「ソウグウ」 クララ(ClariS)/kz(livetune)/冨田明宏(音楽評論家)

ニセコイ 2
「週刊少年ジャンプ」で連載中の古味直志原作漫画を新房昭之とシャフトがタッグを組みアニメ化した学園ラブコメ第2巻。
恋人のフリを通すために家でも気が抜けない日々を送っていた楽と千棘は、学校でも恋人同士を演じることに。
第3話「ニタモノ」、第4話「ホウモン」、第5話「スイエイ」を収録。
オーディオコメンタリー
第3話「ニタモノ」 花澤香菜/内山昂輝

ニセコイ 3
「週刊少年ジャンプ」で連載中の古味直志原作漫画を新房昭之とシャフトがタッグを組みアニメ化した学園ラブコメ第3巻。
水泳大会で溺れてしまった自分を助けてくれたのが楽だったと知った千棘は、殴ったことを謝ろうとするが…。
第6話「カシカリ」、第7話「ライバル」、第8話「シアワセ」を収録。
オーディオコメンタリー
第6話「カシカリ」 小松未可子/東山奈央

※パッケージ版第6話「カシカリ」で掲示板に「僕と○○して、飼育係になってよ」と表示があった。
魔法少女まどか☆マギカにおけるマスコット的キャラクター・キュゥべえのセリフ「僕と契約して、魔法少女になってよ!」が元ネタの、「僕と契約して、○○になってよ!」が流行した2011年度ネット流行語大賞銅賞(3位)のパロディ。

ニセコイ 4
「週刊少年ジャンプ」で連載中の古味直志原作漫画を新房昭之とシャフトがタッグを組みアニメ化した学園ラブコメ第4巻。
千棘は謎の鍵が挟んである10年前の日記から、ある男の子との「約束」を思い出す。
第9話「オンセン」、第10話「クジビキ」、第11話「オイワイ」を収録。
オーディオコメンタリー
第9話「オンセン」 内山夕実/花澤香菜

ニセコイ 5
「週刊少年ジャンプ」で連載中の古味直志原作漫画を新房昭之とシャフトがタッグを組みアニメ化した学園ラブコメ第5巻。
千棘は楽に「10年前に約束した男の子がいる」と告げ鍵を取り出す。
楽は意外な事実に動揺する。
第12話「カクニン」、第13話「ホウカゴ」、第14話「シュラバ」を収録。
オーディオコメンタリー
第14話「シュラバ」 阿澄佳奈/内山昂輝

ニセコイ 6
「週刊少年ジャンプ」で連載中の古味直志原作漫画を新房昭之とシャフトがタッグを組みアニメ化した学園ラブコメ第6巻。
万里花の正体は10年前に楽が仲良くなった少女・マリーだった。
だが、彼女と交わした約束は思い出せず…。
第15話「サンボン」、第16話「タイフウ」、第17話「エンニチ」を収録。
オーディオコメンタリー
第17話「エンニチ」 東山奈央/花澤香菜/小松未可子/阿澄佳奈

ニセコイ 7
「週刊少年ジャンプ」で連載中の古味直志原作漫画を新房昭之とシャフトがタッグを組みアニメ化した学園ラブコメ第7巻。
海水浴にやって来た楽たち。
食事当番の千棘は、お祭りのことが頭をよぎり、動揺して指を切ってしまう。
第18話「ウミベデ」、第19話「エンゲキ」、第20話「ホンバン」を収録。
オーディオコメンタリー
第20話「ホンバン」 内山昂輝/東山奈央/花澤香菜

【アニメキャラの魅力】ニセモノの恋が本物の恋に!?ツンデレヒロイン「桐崎千棘」の魅力とは?
『ニセコイ』は「集英組」というやくざの組長の息子である「一条楽」と、対立するギャング「ビーハイブ」のボスの娘である「桐崎千棘」が、双方の仲を悪化させないために恋人のふりするというストーリー。“ふり”をしているうちに千棘はだんだんと本当に楽に惹かれていくのですが、楽には小さい頃に再会したら結婚しようと約束して別れた少女がおり、その少女は一体誰なのか?という謎も加わりながら、高校を舞台に繰り広げられるラブコメディです。

運命の少女と思われるヒロインは何人かいて、ここで紹介する「桐崎千棘」も有力候補。楽とは実は両想い(お互いに相手の気持ちは知らない)のもう一人のヒロイン「小野寺小咲」の存在もあり、今後どうなるのか展開が楽しみな作品です。それでは、ニセコイが本物の恋になってしまった「桐崎千棘」。彼女の魅力をご紹介します。

■ツンデレキャラ
恋人の“ふり”だったはずがいつの間にか本当に楽を好きになってしまった千棘。事情が事情なこともあり、どうしても素直になれず、つい楽に対してはきつい言葉を投げつけたり、暴力的になったりしてしまいます(それでも楽の方は全く気にせず普通に接してくるのですが)。きつい言葉も暴力も実は照れ隠し。デレな部分が出せない甘え下手なだけにツンツンキャラとも言えますが・・・。しかし、心にもないことを言ってしまった後に後悔したり、本当は違うのに・・・と思い悩んだりする、乙女な千棘を知っている視聴者にとっては、ツンデレ以外の何者でもなし。頑張れ!と応援したくなるポイントです。

■複雑な家庭状況
ビーハイブというギャングのボスの父と、会社経営のため世界中を飛び回る母。かなり特殊な家庭環境で育ってきた千棘。同年代の友達がいない状況で育ってきたため、高校で楽を通してやっとできた友達にも、やっぱりまだ遠慮がある様子。モデル並みの容姿で、頭もとっても良く、もっと自信を持っていろいろ積極的になってもいいはずなのですが・・・。普通の人とは違う生活を送ってきたことでの引け目というか、人に対しての不器用さがあるんですよね。

普通の生活ができる高校生活はきっととっても楽しいんだろうなー、そうやって楽しく過ごせることに、楽への感謝も感じているんだろうなー、なんて(勝手に)千棘の気持ちを考えると、何だかちょっと切なくなってしまいます。楽に対してだけでなく、ほかの友達とももっともっと仲良くなって、遠慮なくいろんなことを言い合えるようになってほしい、目いっぱい高校生活を楽しんでほしい、なんて、もはや母目線で願ってしまったりも・・・(笑)。

■思いやりの心
普段はツンツンキャラに隠されていますが、本当はとっても優しい女の子。ビーハイブの一員で、小さい頃から付き合いのある鶫のことは、時にお姉さんのような目線で見守っていたりします。どこかで自分より人のことを優先してしまうところもあるので、楽と小咲が実は両想いだったことに気づいたら、自分から思いを封じ込めてしまいそう。いい子なんですよね、ほんと。

もう一人のヒロイン小咲より、派手で目立つ存在の千棘。しかし本当はすごく繊細で、乙女で、周囲に気を遣う女の子。楽との今後の関係は?運命の少女は一体だれ?等々、気になるポイントはいろいろありますが、千棘にとって貴重な今の時間。いろんなことをして、いろんな人と仲良くなって、いろんな気持ちを味わって、思いっきり“今”を楽しんでほしいなと思います。

【アニメキャラの魅力】じれったい!歯がゆすぎるヒロイン「小野寺小咲」の魅力とは?
ニセコイは高校を舞台にしたラブコメ漫画です。主人公は「集英組」というヤクザの組長の一人息子である一条楽。楽には昔「再会したら結婚しよう」と約束をした女の子がおり、楽は錠を、相手の少女は鍵を持って別れています。
『ニセコイ』にはその少女の可能性があるヒロインが何人も出てきますが、ここでご紹介する小野寺小咲もその一人。楽の中学・高校の同級生で、楽に密かに想いを寄せています。実は楽も小咲のことが好きで、両想いなのですが、二人ともそれには気づかず・・・。そこに運命の少女の可能性があるヒロインたちが何人も登場し、なんだかとってもじれったい思いで見守ることとなるのが『ニセコイ』なんです。そのメインヒロインの一人である小野寺小咲、最もじれったいヒロインである彼女の魅力をご紹介します。

■控えめな性格と一途すぎる気持ち
メインヒロインである小咲ですが、決して存在を主張するタイプではありません。実は楽を追って高校に来たというほど、中学時代から一途に思いを寄せていながら、一度も気持ちを伝えることなく現在に至っています。周りは二人が両想いであることに気づいており、親友のるりちゃんなどは、何とか二人を結び付けようと色々画策するのですが、どうにもうまくいかないんです。

控えめで周りにも気を遣うタイプ。さりげない優しさに楽も心惹かれているのだと思いますが・・・。そんな歯がゆさに、早くしないとほかの人に取られちゃうよ!!と思わず応援したくなるヒロインです。

■かわいさの自覚なし
実は密かに校内に多くの小咲ファンがいるほどかわいい小咲ですが、本人にはまるでその自覚がないようです。周りを固めるメンバーがなかなか個性的なこともあり、自分をいたって平凡な人間だと思っていて、今一つ自分に自信を持てないところが、楽に対して積極的に出られない要因でもあります。自分をかわいいなんて思いだしたら小咲の魅力半減ですが、もっと自信を持って大丈夫だから!!と背中を押してあげたくなります。

■料理下手
かわいくてちょっとドジっ子要素があるのも萌えポイント。実家が和菓子屋さんの小咲は、仕事を手伝ったりすることもあるのですが、和菓子の成形はとてもうまいし、味覚も優れていて味見を任されるほど。しかし何故か自分で作ると殺人級の味になるという不思議。一生懸命なのにうまくいかない、そんな姿も本当にかわいいです。

想いを寄せる楽には、ある事情で恋人のふりをすることになった千棘という存在がおり、初めは千棘の存在にかなりショックを受け、楽を諦めかけた小咲でしたが、実はニセモノの恋=ニセコイだったことを知り、その後も気持ちを温め続けています。

二人の気持ちが通じ合う日が来るのか?運命の少女は誰なのか?毎回じれったさを噛みしめながら、結末を楽しみにしている作品です。実はかなりモテモテの楽。誰にでも優しく、誰に対しても一生懸命関わる楽だから・・・誰かに取られちゃう前に何とか想いを伝えてほしい。親友のるりちゃんばりに応援しています。がんばれ小咲!

【アニメキャラの魅力】猪突猛進時々ツンデレ!?小さなヒロイン「橘万里花」の魅力とは?
小柄で愛らしいルックス、お嬢様の様な「~ですわ。」といったお淑やかな口調、そしてお嬢様を決定づける虚弱体質の持ち主、守ってあげたくなるキャラNo.1・・・。しかし実際の所は、その愛らしいルックスを武器に、日々大好きな「一条楽」に対して激しいアタックを繰り返し、ライバルの千棘ちゃんや小咲ちゃんに対しても容赦のない口撃、そして昔の自分を知る相手に会うor感情の昂ぶり抑えられなくなると、口から飛び出る九州弁・・・。今回は、そんな「橘万里花」の魅力についてご紹介したいと思います。

■可愛い見た目とは裏腹な性格?
万里花ちゃんは、スタイルの良い千棘ちゃんや小咲ちゃんと違い、小柄で愛くるしい小動物系の見た目で、とかく庇護欲を掻き立てられます。しかし、一度楽を目の前にすると、自分をこれでもかと売り込み、どれだけ自分が楽を愛しているのかをぶつけるマシンガントークを炸裂させます。

成績はとても残念で壊滅的。にも関わらず、ライバルの千棘ちゃんや小咲ちゃんに対しては、頭の回転が非常に速くなり、かなりの数の嫌味が飛び出します。その姿はさながら小動物ではなく猪そのもの。そんな万里花ちゃんですが、実は非常に寂しがり屋の照れ屋さん。千棘ちゃん達に優しくされると動揺し、楽が自分に構い始めると照れまくる、まさにツンデレキャラの王道をいく可愛い女の子なのです。

■実は方言女子なんですの!
万里花ちゃんは、普段は非常に上品な口調(口撃中以外は・・・)で喋りますが、昔の自分を知っている知り合いや、喧嘩で相手に負けそうになりムキになると、口から飛び出すのは九州の方言です。そう、実は万里花ちゃん、今流行り(?)の方言女子なのです。しかし、彼女にとってはコンプレックスでもある様で、普段は絶対に使おうとしません。そんなレア感漂う、方言の万里花ちゃんも堪らなく魅力的なのです。

■楽にゾッコン!その恋の行方は・・・?
猪系女子と言いつつ、万里花ちゃんは押すばかりではなくきちんと引く事も知っています。いつもは“いけいけドンドン”な彼女ですが、ふと大人びた表情と言葉で楽を翻弄する事も。方言+猪系女子+ツンデレと、なかなか個性的な性格の万里花ちゃん。しかし、残念ながら身体の発達は身長同様で・・・。巨乳やスタイルの良い女性を妬む事もあります。「貧乳はステータス」という言葉もあるのですが・・・。

美人で元気な千棘ちゃんも良い、可愛くて乙女な小咲ちゃんも良い、しかし・・・普段はツンデレお嬢様なのに、いざとなるとコロコロと表情を変え相手を翻弄、その可愛い見た目で大胆なアタックをしてくる万里花ちゃんは、彼女たちに負けず劣らずの魅力満載女子ではないでしょうか?皆さんも是非、「橘万里花」の魅力や活躍に注目して『ニセコイ』を見てみてください。

『MADOGATARI展』大阪会場のキービジュアル&12月24日・25日限定特典“クリスマスカード”公開!
『魔法少女まどか☆マギカ』や『〈物語〉シリーズ』などの制作に携わってきたアニメ制作スタジオ「シャフト」の40周年記念イベント『~シャフト40周年記念~MADOGATARI展』大阪会場の会場別キービジュアルが公開されました。さらに、12月24日(木)・25日(金)の2日間には来場者へのクリスマスプレゼントも! 一部展示においては、東京会場で展示した内容から追加も予定されているとのこと。初めて行く方はもちろん、既に東京会場に遊びにいった方も楽しめる内容となっているので、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか♪

大阪会場キービジュアルには、『魔法少女まどか☆マギカ』『〈物語〉シリーズ』『ef - a tale of memories.』『ニセコイ』『まりあ †ほりっく』『夏のあらし』『それでも町は廻っている』の合計7作品より9キャラクターが登場! 会場内では、『魔法少女まどか☆マギカ』の新作へとつながるコンセプトムービーの上映や劇団イヌカレープロデュースによる立体造形の展示、『〈物語〉シリーズ』の西尾維新書き下ろし短編小説を元に制作した映像展示やプロジェクター3台を使用した特別映像上映が行われます。

『魔法少女まどか☆マギカ』と『〈物語〉シリーズ』のキャラクターがコラボした会場限定オリジナルマナー映像、シャフト40年の歩みを体感できる原画や制作資料の展示、会場限定のイベントオリジナルグッズも販売されます!そしてなんと、12月24日(木)・25日(金)の2日間限定で、ご来場頂いた方へシャフト描き下ろしの来場者特典“クリスマスカード”のプレゼントも!

マンガ好きが選んだ、「絶対に無理だろうけど…実写化してほしいマンガ」
昨今のドラマや映画は、原作モノが多い。とりわけ、小説ではなくマンガを原作としたものは、その“トンデモ設定”をいかに実写化するのだろう…と話題になりがちだ。最近でいえば、『暗殺教室』『進撃の巨人』『テラフォーマーズ』などなど。

♠“男の理想”は、二次元のなかにしか存在しない
3位:『ニセコイ』(古味直志/集英社)
近年稀に見るような王道を突き進むラブコメが3位に。主人公・一条楽が親の言いつけにより、転校生の桐崎千棘と、「高校生活の3年間、恋人同士になる」ことがストーリーの主軸で、タイトル「ニセコイ」の所以でもある。「好きなラブコメだから実写化してほしい」「知的なお笑いと非現実的な設定は成功しそう」など、これまでのものと比べると好意的な意見が寄せられた。しかし、「ヒロイン役に当てはまる役者さんが決まらないだろう」と、“ヒロイン枠”については厳しい声があがっている。もはやこれは、ラブコメ実写化について避けては通れない論争か。まぁ結局、“男の理想”は二次元のなかでしか存在し得ないということだろう。

『ClariS』デビュー5周年!正体不明!?の現役高校生アイドルユニットの魅力
今年デビュー5周年を迎え、4月15日に初のBESTアルバムをリリースした高校生デュオ『 ClariS 』。

2010年に当時は『アリス』と『クララ』の二人による現役中学生デュオという触れ込みでメジャーデビューを果たし、現在まで数々のアニメタイアップ曲をリリースしてきた。
15歳でアニソングランプリを制した『鈴木このみ』さんや『春奈るな』さんなど、今や10代でメジャーデビューを果たす実力ある若いアニソンシンガーは珍しくなくなってきた。
その中でも、中学生にして動画サイトへの投稿動画から目にとまりスカウトに近い形で『リスアニ!』というアニソン雑誌の記念すべき創刊号の付録CDでインディーズデビューを飾りその年にアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主題歌『irony』でメジャーデビューという、まさにシンデレラストーリーのような大抜擢デビューを果たした。
『supercell』やアニサマにも出場経験のある『ピコ』などを初めとした、動画サイトから火がついた方たちが次々とデビューをする、という気運が高まっていた当時に置いてもかなり鮮烈なデビューであることが伺える。

大人びた歌声とキレイなハーモニーが冴えるClariSのアニソン
彼女たちの楽曲の多くは、ローティーンとは思えない大人びた歌声の中にも垣間見える幼さの残る声と、ハイトーンなふたりのキレイなハモリが特徴的な、キュートでそして切ないガールズポップサウンド。

メジャーデビュー曲となった『irony』はゆったりとしたメロディラインに、『俺妹』のヒロインである中学生の桐乃のような、思春期特有の素直になれないツンデレちっくな歌詞を乗せた曲で、キャラクターと同世代の当時中学生であったふたりが歌うということのリアルさと作品との親和性が図られた楽曲となった。

そして、社会現象とも称された『魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌である『コネクト』は作品のヒットとともに『ClariS』の知名度と人気をも確立した曲でもある。

鬱屈とした徐々にダークになっていくアニメの内容に反して、爽やかな映像と疾走感ある曲調で長らく『OP詐欺』だと言われていましたが、10話で明かされたとある過去にぴたりとシンクロする壮大な歌詞は、まさしく作品と楽曲の最高のマッチングが生まれた。

この曲を作詞作曲した『渡辺翔』さんはアニメの展開を聞かされずにこの曲を作り上げ、奇跡的にシンクロしたというからさらに驚きである。
曲のよさに加え作品との相乗効果で何倍にも素晴らしい出来となったClariSの代表曲だ。

9枚目そして記念すべき10枚目のシングルとなった、現在第2期が2015年春アニメとして放送中の『ニセコイ』の第1期の主題歌『click』と『step』。

既に多くのアニメタイアップ曲をリリースしてきたふたりがデビュー曲『irony』を担当した「kz」さんと再びタッグを組んだ楽曲。

どちらも『ニセコイ』の主題歌らしい前向きな恋の歌詞に、アッパーチューンでバンドサウンドが強めのかっこいい音に透明感あるコーラスが映える曲だ。
clickでは作品のキャラの名前が隠された歌詞にも注目して聞いて欲しい。またアリスとクララで歌う最後の曲となったstepは文字通り、次なるステップへと踏み出す節目の曲となった。

最後に、新メンバー『カレン』を迎え新生ClariSとなって初のシングルとなった『border』は『物語シリーズ』ではおなじみの「megrock」さんによる作詞の曲。

卒業したアリスとの別れを惜しむような表現にも捉えられる切ない歌詞と、今までのClariSとも劣らないふたりのハモリが心地よい曲となった。
そのほかにもまだまだオススメの曲はあるので、是非ベストアルバムで堪能してほしい。

ClariS初のベストアルバム「ClariS ~SINGLE BEST 1st~」、発売初日から各チャート1位のロケットスタート!
4月15日、今年デビュー5周年を迎えるClariSの初のBESTアルバムがリリース! そのBESTアルバム「ClariS ~SINGLE BEST 1st~」が、パッケージ、配信共に各所のチャートを席巻中です!
パッケージ商品はタワーレコード、HMVなど主要チェーン、配信もiTunes、moraで1位を獲得! 発売初日のオリコンデイリーチャートも2位とロケットスタートとなりました!

初のベストアルバムは、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「魔法少女まどか☆マギカ」<物語シリーズ>「偽物語」「憑物語」「ニセコイ」など、大人気アニメとのタイアップシングル全11曲を完全収録。それに加え、雑誌「リスアニ!」付録でのみ発表された幻の楽曲も3曲ボーナス収録されたClariS完全コンプリート盤!

これまでのシングル、アルバムの累計販売枚数はなんと100万枚を超える驚異のアイドルユニットClariSの初ベスト必聴です!

◆主要チャートを大公開!
◆タワーレコード全店アニメチャート第1位
◆HMVアニメ総合第1位
◆Amazonアニメ・ゲームベストセラーチャート第1位
◆iTunes アニメ・トップアルバムチャート第1位
◆mora総合・アルバム(まとめ買い)ランキング第1位
◆moraハイレゾ・アルバム(まとめ買い)ランキング第1位

【CD収録内容】※全形態共通
1.irony(TVアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」OPテーマ)
2.コネクト(TVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」OPテーマ)
3.nexus(小説「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」テーマソング)
4.ナイショの話(TVアニメ「偽物語」EDテーマ)
5.Wake Up(TVアニメ「もやしもん リターンズ」OPテーマ)
6.ルミナス(『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語』主題歌)
7.reunion(TVアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」OPテーマ)
8.カラフル(『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』主題歌)
9.CLICK(TVアニメ「ニセコイ」前期OPテーマ)
10.STEP(TVアニメ「ニセコイ」後期OPテーマ)
11.border(TVアニメ「憑物語」EDテーマ)
12.DROP(2010年4月24日発売「リスアニ!Vol.1」付録CD収録曲)
13.君の夢を見よう(2010年7月24日発売「リスアニ!Vol.2」付録CD収録曲)
14.Clear Sky(2014年11月8日「リスアニ!Vol.19」付録CD収録曲)

◆ClariSプロフィール
クララとカレン現役高校生女の子2人組。
2010年TVアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」OPテーマ、シングル「irony」でメジャーデビュー。その後も話題のアニメとタイアップしシングル、アルバムともに立て続けにヒットを連発。
14年6月にリリースとなった3rdアルバム「PARTY TIME」をもって初代メンバーのアリスが卒業するも、同年11月には新メンバー”カレン”をむかえ新生ClariSが新たな一歩を踏み出すことを発表。
15年4月15日にキャリア初のBESTアルバム「~SINGLE BEST 1st~」を発売。
ユニット名“クラリス”という言葉には、ラテン語で「明るい、清潔、輝かしい」などの意味。
恐るべき女子高校生ClariSの快進撃は止まらない!

7月新番『クラスルーム☆クライシス』EDテーマはClariSの「アネモネ」に決定! コメントも大公開!
エンディングテーマは、これまでも数多くの人気アニメを手掛けてきたClariSに決定です! コメントも到着したので、ここに公開しましょう。

◆メンバーのコメント公開!
クララさん:「アネモネ」は恋をしている女の子の少し苦しくて切ない気持ちを疾走感のあるサウンドにのせて歌っています! 切なさが皆さんに伝わるといいなと思います。サビなどはとてもキャッチーで覚えやすい曲だと思うので、アニメと一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです! 私も「Classroom☆Crisis」はどんなストーリーなのか、曲とどんな風にリンクするのか今からとても楽しみにしています♪ 皆さん一緒に楽しみましょうねっ!

カレンさん:アネモネという曲は私にとって、とても等身大な歌詞で、気持ちが込めやすい楽曲でした!! アネモネの花言葉も意識しつつ、好きな気持ちを言いたいのに言えないもどかしさや、一方的な想いの辛さや不安の中にも少しづつ前を向いていく恋心を思って歌いました(*^^)是非楽しみにしていてください☆彡 私もこの曲がアニメとどうリンクして物語が進んでいくのか今からとても楽しみです♪♪

大人気作品のコラボレーション!? 「シャフト」設立40周年記念映画作品 『ニセコイモノガタリ』制作決定!?
「シャフト」は、設立40周年記念映画作品として、同社が手掛ける『ニセコイ』と『物語』シリーズのコレボレーション作品『ニセコイモノガタリ』の制作を発表しました! 大人気作のコラボレーションで綴る、4人の女子高生たちの、ひと夏の出逢いと別れの物語です。

<作品情報>
■あらすじ
直江津高校と凡矢理高校が姉妹校となり、各校の代表として、1ヶ月間だけお互いの高校に体験転入する事になった、ひたぎ、千棘、翼、小咲の4人。
たった1ヶ月、何事もなく過ぎるはずだった、ニセモノの学園生活。
しかし、互いの高校での新たな出会いが、両校を巻き込んだ大事件へと発展していく。
果たして、彼女たちの、それぞれらしいひと夏のモノガタリの行方は。

■キャスト
戦場ヶ原ひたぎ:斎藤千和
桐崎千棘:東山奈央
羽川翼:堀江由衣
小野寺小咲:花澤香菜

■スタッフ
原作・脚本:西尾維新(講談社 BOX)
  ・古味直志(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
キャラクター原案:VOFAN・古味直志
キャラクターデザイン:渡辺明夫・杉山延寛
監督:新房昭之
アニメーション制作:シャフト
主題歌:ClariS

<公式サイトにて PV&先行カット公開中!>

アニメ『ニセコイ:』、春らしいキービジュアル公開
4月に放送開始のアニメ『ニセコイ:』が、公式サイトでキービジュアルを公開しました。桜の下に集うキャラクター達。春らしい可愛いイラストになっています。

本作は、週刊少年ジャンプで連載中の、古味直志さんのマンガが原作。2014年1月から5月にアニメ1期が放送され、『ニセコイ:』は2期目にあたります。

なお、2期の放送開始日時は既に発表されており、4月10日23:30~のTOKYO MXを皮切りに、BS11で4月14日25:00~、MBSで4月14日 26:30~となります。

TVアニメ『ニセコイ:』ビーハイブのヒットマン「ポーラ」を演じるのは沼倉愛美さん! 放送&特番情報もお知らせ!!
2015年4月より放送予定のTVアニメ『ニセコイ:』。小咲の妹・小野寺 春(CV:佐倉綾音)、春の友人・風(CV:小岩井ことり)に続き、TVアニメ第2期からの登場となる、ビーハイブのヒットマン「ポーラ」のキャラクターボイスを担当するキャストが発表となりました! 気になる担当声優は、沼倉愛美さんとなります! これまでと同様に設定画も公開されていますので、併せてご確認くださいませ♪

そのほか、ヒロインたちによるTVアニメ『ニセコイ』のエンディングテーマを1枚にまとめたトクベツ盤「NISEKOI BEST SONGS」のジャケットも解禁!

千棘と小咲の笑顔が輝くステキなジャケットとなっています! ちなみに、こちらのCDは4月8日(水)発売予定。なお、各楽曲を映像付きで楽しめるPV&CMも公開中ですので、こちらもチェックを!!

この声しか考えられない!アニメファンが選ぶ「もっとも声が合ってたと思うキャラ&声優」
2015年4月よりアニメ第2期が放送予定の大人気ラブコメ『ニセコイ』から、アシンメトリーな髪型が特徴のヒロイン「小野寺小咲」(CV:花澤香菜)が選ばれた。花澤香菜といえば、以前キャラペディアにておこなわれた「好きな声優ランキング」「美しい声優ランキング」ともに、2位以降を大きく引き離してトップとなるほどの、今をときめく大人気声優である。『物語シリーズ』の「千石撫子」、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』「五更瑠璃」など、数えきれないほどの人気キャラを担当している中、今回 「小野寺小咲」が選ばれたのは、先述のアニメ第2期放送による話題性の影響があるのかもしれない。

TVアニメ2期『ニセコイ:』2015年4月より放送開始! 小野寺春 役に佐倉綾音さんを起用
「週刊少年ジャンプ」(集英社 刊)で連載中の古味直志先生による大人気ラブコメディー『ニセコイ』。本作のTVアニメ2期となる『ニセコイ:』の放送時期が2015年4月であるとが12月20日・21日開催の「ジャンプフェスタ2015」会場にて明らかとなった。

さらに、2期からの登場となる小咲の妹・小野寺春を佐倉綾音さんが演じることも発表! 併せて春のアニメビジュアルも公開となっている。

新生ClariS「border」ジャケット公開! 『憑物語』描き下ろしイラスト
2015年1月7日(日)にリリースされる、ClariSの11枚目となるニューシングル「border」のジャケットが公開された。

本シングルは、12月31日(水)の大晦日にTOKYO MXなどで放送されるアニメ『憑物語』のEDテーマとなっており、期間限定生産アニメ盤は『憑物語』のヒロインとなる斧乃木余接の描きおろしイラストが使用されたデジパック仕様となっている。

イラストの監修は、〈物語〉シリーズのキャラクターデザイン・総作画監督をつとめる渡辺明夫さん。

新生ClariS初となるシングル!
ClariSは、クララさんとカレンさんによる現役女子高生2人組のボーカルユニット。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』や『魔法少女まどか☆マギカ』をはじめとした数々のTVアニメとのタイアップ作品を手がけ、スマッシュヒットを果たした。

3rdアルバム「PARTY TIME」をもって、初代メンバーのアリスさんが卒業を発表し大きな話題となったが、新たにカレンさんをメンバーとして迎え、再始動を果たした。本シングルはアリスさんの卒業後初となるシングルとなっており、大きな期待が寄せられている。

ニューシングル「border」は、期間限定生産アニメ盤のほか、初回生産限定盤、通常盤の3種類が発売される。初回生産限定盤には「border」のミュージックビデオが付属するほか、『憑物語』のアニメイラストを使用したワイドキャップステッカー仕様となっている。

ClariS、新メンバーでカレンが参加 <物語>シリーズ「憑物語」EDテーマで新生スタート
メンバー“アリス”の卒業から約半年、その動向が注目されていた人気アイドルユニットのClariSが、新生スタートを切ることになった。ClariSが所属するSMEレコーズは11月8日発売の「リスアニ!Vol.19」にて、ClariSに新たメンバー“カレン”を迎えることを発表した。
姿を見せない現役女子高校生ユニットとして話題のClariSだが、カレンも高校生である。活動にあたっては星をイメージとし、イメージカラーにはパステルグリーンを選んだ。初代メンバーのクララとカレンのふたりが、ClariSの持つ「明るい、清潔、輝かしい」の言葉と共にユニットを背負っていくことになる。

新生ClariSの活動の第1弾もすでに明らかになっている。2014年12月31日の大晦日の一挙放送が決定している話題のアニメ<物語>シリーズ『憑物語』のエンディングテーマを担当する。作中で、その歌声も確認出来るはずだ。
この曲「border」が新生ClariSのシングル第1弾となる。ClariSにとっては11枚目のシングルとなり、2015年1月7日にリリースされる。

さらに年明け2015年1月24日、25日に日本武道館にて開催されるに大型ライブ「リスアニ!LIVE-5」に、ClariSが出演することになった。
これまで姿を現さないことで知られてきたClariSが音楽フェスに参加するのは初めてのことだ。人前で立って歌うのも2014年1月の企画イベント「2014 New Year’s Festival 始まりの予感・・・」以来である。どんなかたちでの出演になるのか、こちらも大きな話題を呼びそうだ。

アリス卒業から5ヶ月、新生“ClariS”が始動! 「リスアニ!」に 新メンバーを加えた音源収録
ClariSは、2010年秋にメジャーデビューした女性2人組のアイドルユニットだ。デビュー当時は現役女子中学生で、イメージイラストのみで姿を見せないことが話題を呼んだ。
このたび、"アリス卒業"の発表から約5ヵ月、新メンバーを加えた新生“ClariS”の初めての音源が、11月8日発売の「リスアニ!Vol.19」の付属CDに収録されることが明らかとなった。

ClariSは、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』オープニングテーマ「Irony」でメジャーデビューした。その後も『魔法少女まどか☆マギカ』オープニングテーマ「コネクト」、アニメ『偽物語』エンディングテーマ「ナイショの話」、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』主題歌「カラフル」など、続々とヒット曲を送り出してきた。
そんな人気のさなか、今年5月26日、突如アリスの卒業が発表された。6月4日に発売されたサード・アルバム『PARTY TIME』は、アリスが参加する最後のClariSの作品となった。

再スタートを支える「リスアニ!」は約4年前、創刊号にてClariSの前身である“アリス☆クララ”を付録CDにて"誌上デビュー"させた過去がある。今回の企画、はそんなClariSの原点を意識しつつ、彼女たちのリスタートを祝い、応援するためのものだという。
この企画のために書き下ろされた楽曲のタイトルは「Clear Sky」。作詞・作曲は、最初期からClariSを支えるコンポーザー・丸山真由子が手がける。キラキラと音が輝くミドルナンバーで、"はじまるこのメロディー"というフレーズがClariSの今後への期待を高める。ClariSファンは聴き逃せない楽曲だ。

また、本誌購入者に特典として「Clear Sky」CD制作キットを先着でプレゼントする。歌詞カードとバックカバーが両面印刷されたもので、ジュエルケースを各自購入のうえ、市販のCDのように組み立てられる。

2014年10月に第2期の制作決定!千棘の特集本も
古味直志原作によるアニメ「ニセコイ」第2期の制作が決定した。2015年4月より『ニセコイ:』のタイトルで放送予定。
「ニセコイ 4seasons」は、劇中の各ヒロインたちを1人ずつフィーチャーする1冊。vol.1では桐崎千棘を特集しており、キャラクターデザインを手がけた杉山延寛による2枚の描き下ろしピンナップや、古味とアニメスタッフによる座談会、声優陣から千棘へのメッセージなどが収められた。第2弾では小野寺小咲、第3弾では鶫誠士郎、第4弾では橘万里花がそれぞれ取り上げられる。

人気投票第2回で番狂わせ 前回1500票を手描きで送った“千葉県のYさん”が奇跡を生む
2月10日発売の週刊少年ジャンプ11号で発表された漫画「ニセコイ」(古味直志)の第2回キャラクター人気投票結果で番狂わせが生じ、波紋を呼んでいる。同作の公式Twitterアカウントは「『あの方』の熱意が奇跡を生んだ……!」とツイートしているが、一体何が起こったのか。

ニセコイは2011年に連載スタートした人気ラブコメ。2012年のジャンプ本誌におけるラブコメ戦国時代(VS「パジャマな彼女。」「恋染紅葉」)を制し、今年1月からはシャフト制作によるアニメ放送も始まっている。
ストーリーはこんな感じ――主人公は極道一家の1人息子で、親の都合からギャングの娘・桐崎千棘と恋人のフリをすることに。でも、彼には本命の同級生・小野寺小咲がいて、さらには新しい女の子もやってきて……。そう、いわゆるハーレム系の学園ラブコメだ。

人気投票に話を戻すと、昨年の第1回の結果(コミック7巻収録)は、「1位:小野寺小咲 4893票」「2位:桐崎千棘 4338票」「3位:鶫誠士郎 2982票(※女性)」「4位:橘万里花 2694票」「5位:宮本るり 971票」と、ダブルヒロイン(作中の出番は千棘が最多)が最上位にいた。しかし、当時は結果以上に4位・橘万里花(準ヒロイン)のコメントが注目された。それが、「私に一人で1500票手描きで送ってくださった、千葉県のYさんに特別な感謝を……」という衝撃の内容だったからだ。
これを受けてか、第2回人気投票の開催告知には、「千葉県のYさん、今年もお待ちしておりますわ!!」とのあおり文句が添えられていた。そして、第2回の投票結果は――「1位:小野寺小咲 5110票(+217)」「2位:橘万里花 4518票(+1824)」「3位:桐崎千棘 4341票(+3)」「4位:宮本るり 2902票(+1931)」「5位:鶫誠士郎 2889票(-93)」。2人のサブキャラが票を伸ばし、橘万里花に至ってはメインヒロインを押しのけて2位にランクインした。
応募総数は前回より約6000票増加した2万4020票。カラーページには「沢山のご応募有難うございました!! 特に千葉県のYさん」と、やはり特定の人物へのコメントがあった。果たして、今回はどれだけ投じたのだろうか。


原作6巻第50話のシュヤク(一年次の学園祭編)まで制作された。
限定版単行本9巻にTVアニメ化記念スペシャルドラマCD 第7話「テヅクリ」・第40話「ウソツキ」が同梱された。

オープニングテーマ
「CLICK」(第2話 - 第14話、OVA14巻)
第1話ではエンディングテーマとして使用。
「STEP」(第15話 - 第20話、OVA16巻)
第14話ではエンディングテーマとして使用。TV版の第20話は未使用。

エンディングテーマ
「Heart Pattern」(TV版第2話 - 第7話、BD・DVD版第2話)
「リカバーデコレーション」(TV版第8話、第10話 - 第13話、BD・DVD版第3話 - 第5話)
TV版第9話では未使用。
「TRICK BOX」(TV版第15話、第17話、BD・DVD版第6話 - 第8話)
第16話では未使用。
「オーダー×オーダー」(BD・DVD版第9話 - 第11話)
TV版では未使用。
「はなごのみ」(TV版第18話 - 第19話、BD・DVD版第12話 - 第13話)
「想像ダイアリー」(TV版第20話、BD・DVD版第15話 - 第17話、第20話、OVA14巻・16巻)
「大切の作り方」(BD・DVD版第18話 - 第19話)
TV版では未使用。
なお、主題歌CDのCMナレーションは番組の放送局ではキャラクターが担当し、番組の非放送局ではClariSが担当している。

エンドカードイラスト
第9話なもり
『ゆるゆり』は、なもりによる日本の漫画作品。

第14話蒼樹 うめ
『ひだまりスケッチ』シリーズ作者
『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズキャラクターデザイン(原案)

『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめによる日本のストーリー4コマ漫画『ひだまりスケッチ』を原作とし、TBSほかで放送されたテレビアニメ作品。2007年に第1期が放送され、その後、第4期まで製作・放送された。

『魔法少女まどか☆マギカ』
新房昭之×虚淵玄×蒼樹うめ×シャフトが描くオリジナル魔法少女物語
「化物語」「ひだまりスケッチ」シリーズなどヒット作を多数手がける新房昭之監督とシャフトがタッグを組んで送る初のオリジナル作品として注目される本作。
脚本をPCゲームメーカー「ニトロプラス」所属のシナリオライターとして、その重厚な作風でファンを魅了し、小説「Fate/Zero」でもその才能を如何なく発揮した虚淵玄、「まんがタイムキララCarat」(芳文社刊)連載中の「ひだまりスケッチ」原作者・蒼樹うめが、初のオリジナルアニメのキャラクター原案を担当する。

大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。
見滝原中学校に通う、普通の中学二年生・鹿目まどかも、そんな日常の中で暮らす一人。
ある日、彼女に不思議な出会いが訪れる。
この出会いは偶然なのか、必然なのか、彼女はまだ知らない。
それは、彼女の運命を変えてしまうような出会い―
それは、新たなる魔法少女物語の始まり―

投稿 : 2024/09/28
♥ : 53
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

これ見て萌え死んだ奴、数知れず?TV放送時1話切りした自分を叱りたい魅力作

◆和菓子屋&癒し系ヒロイン(+悲運・悲恋系?)の凄まじい破壊力

しばらく前に見た『To Heart』のヒロイン(神岸あかり)や『冴えない彼女の育てかた♭』のヒロイン(加藤恵)もなかなかのものでしたが、本作のサブ・ヒロインはそれを遥かに上回る恐るべき破壊力でした。

・・・『艦これ』の島風さんみたいな「うさ耳リボン」+金剛さんヴォイス(cv東山奈央)のツンデレ帰国子女(メイン・ヒロイン)の方ではないですよ、念の為。

そっちはただの当て馬で、本アニメの真ヒロイン(=視聴者にとっての本命ヒロイン)は、『少年ジャンプ』に連載されていた原作マンガの方はどうであれ、間違いなくパッチリ目&癒し系の和菓子屋の娘(cv花澤香菜)の方です。
同じ新房監督+シャフト制作アニメ『「魔法少女まどか☆マギカ』をパロったと思われる「{netabare}マジカルパティシエ小咲ちゃん{/netabare}」が登場する続編(第2期)『ニセコイ:』まで見るとそれがハッキリ分かります、はい。

これまでいろいろ観てきた「学園&ラブコメ&青春」ジャンルの人気作・話題作・・・例えば、『とらドラ!』、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』、『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』、『冴えない彼女の育てかた』、あるいはそこに更にSFや怪奇要素をプラスした、『涼宮ハルヒ』、『物語シリーズ』といった名作級作品に比較対象を拡張してもいいですが・・・
そういう高校生♂の主人公に、複数の♀ヒロイン(※高校生だけでなく、一部中学生や大人も含む)が絡んできて、主人公♂の心中はどうであれ、作品全体が一種のハーレム状態になっちゃってる、いわゆる「ハーレム」ないし「プチ・ハーレム」アニメの星の数ほどいるヒロインたちの中で・・・

圧倒的じゃないか、本作の真ヒロイン({netabare}小野寺小咲さん{/netabare})は!

もしここで仮に、「学園&ラブコメ&青春」縛りも外してしまい、《最萌えアニメ・ヒロイン》グランプリ(※個人基準)を開催するとしたら、その第一位は『ツバサ・クロニクル』のサクラ姫、第二位は『アイドルマスター』の天海春香さんに既に決まっているのですが、{netabare}小咲さん{/netabare}なら三位争いには加われないまでも、確実にベスト8には入選して、五位争いに絡んできそうな勢いでした。


◆真ヒロインの隠し味は《悲運・悲恋》オーラ?

同じ、和菓子屋&癒し系ヒロインでも、『たまこまーけっと』・『たまこラブストーリー』の北白川たまこさん(※厳密には「餅屋」です)の場合は、{netabare}《幸せ》オーラ{/netabare}が強すぎて、ちょっと個人的にはパスしたい気持ちです(※アニメ作品の完成度の高さは大いに評価していますが)。

また、『俺妹』に出てくる田村屋の麻奈実さんも癒し系ヒロインっぽいですが、コイツは実は、{netabare}中学生のときに3歳も年下の小学生(桐乃)を泣かせて頬かむりしている《腹黒系》{/netabare}なので、やはりパスさせてもらいます。

・・・ということで、本作の真ヒロイン(※ここで敢えて「サブ」を外させていただきます){netabare}小咲さん{/netabare}は、何の落ち度もないのに、{netabare}ことある毎に「悲運」に見舞われて「悲恋」に終わってしまう(※原作マンガの結末もそうなっています){/netabare}、まごうことなき「悲劇のヒロイン」ということで、マンガ原作者(古味直志氏)と『週刊少年ジャンプ』編集部は鬼畜だと思いますが、これは心ある♂なら、ほぼ確実に萌え死ぬな・・・( ^ω^)・・・。


◆2番目ED「リカバーデコレーション」に本作の魅力がギュッと詰まっている

新房総監督+シャフト制作ということで、2014年の放送当時は自分も気になって第1話を視聴してみたのですが、その余りにも安直すぎる設定(※だって「集英組」ですよ?ソレいつのネタ?)と、これまた余りにも都合の良すぎる展開に「あーこれ見なくていいな・・・」と思って、これまで長く投げ出してしまっていました。

そして最近になってようやく、ある方のレビューを拝読して気になって再視聴を始めたのですが・・・序盤、あのClariSの歌うOP「CLICK」も、メイン・ヒロイン({netabare}桐原千棘{/netabare})のcv.東山奈央さんが歌う1番目ED「Heart Pattern」も、何だかシャフトにしては気合が入っておらず冴えない感じで、やっぱり本作は外れなのかも?と思いかけていたのですが、その第8話のラストで流れた2番目ED「リカバーデコレーション」を聴いて・・・

♪泡立った感情シェイクされて/まさかのライン踏み込んでる/予想外!
いまさら後悔もう遅いよね/少し苦い失敗もほら目をつぶって/リカバーデコレーション(Recover Decoration)

・・・「ん?何か妙に気合入ってるな?」と思ってそのまま視聴を続けたら、半ば過ぎの第11話(オイワイ)で、割と予想外の展開が来て、ここから俄然面白くなって、本サイトのレビューで多くの人が話題にしている第16話(タイフウ)へ。
ああ、なるほど、これが本作の魅力なのか、ということがようやく分かってきて、見続けて本当に良かった、という気持ちになれました(完走後、二周目に突入し原作マンガにも手を出す)。


◆前半の設定&シナリオへの違和感はやや我慢が必要かも

歌舞伎や人形浄瑠璃の公演では、役者や人形師の背後で黒い頭巾を被った者たち(黒子)がテキパキと舞台装置を整えて、場面が次から次へと都合よく進行していき、観客たちはそれを「お約束」として別段気に掛けずに鑑賞を続けていきますが、本作の展開はまさにそんな感じで、とくに初見時の前半は私のように「何?この子供騙しみたいな安易な展開は・・・」と閉口してしまう人が多いと思います。

でも、前述のとおり、本作の設定の良さとシナリオの面白さが分かってくるのは、半ば過ぎの第11話から先なので、それまでは、「これは、そういう“お約束”のある作品なんだ」ということで、しばらく我慢しましょう。


◆設定&シナリオ面での評価は幾分低くなるけど、好感度はとても高い作品でした

本作に個人的評点を付けるにあたって、上にも書いた同じ「学園&ラブコメ&青春」ジャンルの名作・優秀作・・・『とらドラ!』、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』、『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』、『冴えない彼女の育てかた』と比較してみましたが、

(1) シナリオ面では、やはり、それらの作品の出来の方がずっと高く、本作の場合はどうしても評点を一段階も二段階も低く付けざるを得ませんが、
(2) では、「果たして自分にとって好感度の高い作品はどっちなのか?」ということを考え始めると、ヒロインの好感度の高さ、という一点が効いて、現時点ではむしろ心情的には本作の方を推したい気分です。


それにしても、これだけの安直な設定&ご都合主義のシナリオの原作を、ここまで魅せるアニメ作品に仕上げた新房総監督の手腕&シャフトのアニメ制作技術は、やっぱり凄いのかも知れませんね。

そういう意味で、上記の2番目ED「リカバーデコレーション」という謎の曲名・・・

recover(回復する)には動詞としての用法しかないので、ここはおそらく recovery(回復、復旧)という派生名詞の形容詞的用法を使って、「リカバリーデコレーション」で、“失敗補填の取り繕い”“ミス挽回の飾り付け”という意味合いだと思いますが、それが、

(1) 本作のヒロイン{netabare}(小咲)が主人公(楽)の前でいつもドギマギしてヘマをしてしまい、その埋め合わせをして今度は主人公を歓喜させる{/netabare}様子を含意したもの、であると同時に、
(2) ヘボい原作マンガの設定とシナリオを、アニメ化にあたって、それでも何とか魅力的な味わいのあるものに、頑張って装飾しました、というアニメ制作者の側の矜持が含意されている、

・・・この曲名には、そういう二重の意味合いがあるのではないか?と思ってしまいました。



◆制作情報
{netabare}
原作マンガ       古味直志(『週刊少年ジャンプ』2011-2016年連載)
総監督         新房昭之
監督          龍輪直征(第1期)、宮本幸裕(第2期チーフ演出)
シリーズ構成      東冨耶子、新房昭之
脚本          中本宗応、木澤行人、大嶋実句
キャラクターデザイン 古味直志(原案)、杉山延寛
音楽           千葉“naotu-”直樹・石濱翔(第1期第1-6話)、菊谷知樹(第1期第7-20話、第2期)
アニメーション制作  シャフト{/netabare}


◆期別評価

第1期 ★ 4.3  (20話) (2014年1-5月)
第2期 ☆ 3.8  (12話) (2015年4-6月)
-------------------------------------
総合  ★ 4.2 (計32話)


◆視聴メモ(第1期)
{netabare}
・第1話視聴終了時点
少し前に見終えた少女マンガ原作の人気アニメ『しょごキャラ!』は、少年の方が鍵(ダンプティ・キー)、少女の方が錠(ハンプティ・ロック)を持ってる話だったんだけど、本作はその逆なんですね。
『しゅごキャラ!』の方は「少女マンガ」だから・・・ということで笑って許されたんだけど、本作の方はきっと、♂が鍵で♀が錠だったらPTAあたりからボロクソに叩かれていたかも知れませんね。
・第5話視聴終了時点
第1期の1/4まで見終わりましたが、やはり展開や設定の強引さが目立ち、面白いのだけど作品全体としては評価が低めになってしまいそう。
『週刊少年ジャンプ』連載マンガ原作だから当然といえばそれまでなのだけど。
・第6話視聴終了時点
ここで野球ボール飛込→告白中断はベタ過ぎてもう一工夫欲しかった。
一話一話はそこそこ面白いのだけど、やっぱりコイバナになると少女マンガに敵わないなあ・・・。
・第8話視聴終了時点
第7-8話の誠士郎の安っぽいエピソードでゲンなりするが、この第8話のラストでちょっと意外な展開があり、今後に期待を持つ(※ED「リカバーデコレーション」への切り替えが良い感じに決まっている)。
・第10話視聴終了時点
肝だめし大会で主人公(楽)と小咲は互いが待ち望んだペアに決まりながら、楽が小咲との出発直前に行方不明の千棘を心配して駆け出して行ってしまう→本作の結末を暗示?
・第14-15話視聴終了時点
ここで強引に第三のヒロイン投入でハーレムアニメ化確定。
これは流石に幻滅。
・第16話視聴終了時点
小咲の魅力爆発回。
この回だけは何度でもループ視聴できてしまうレベルで、三週目で遂に個人的《神回》認定しました。
かの田村屋の娘(麻奈実)も、この同じ和菓子屋(おのでら)の娘くらい可愛かったら桐乃にまさかの大逆転サヨナラ負けを喰らうこともなかったろうに・・・。
・第17話視聴終了時点
楽の買った恋むすびを預かった小咲の鼻緒が切れてしまい、色々あって結局、楽が恋むすびを千棘に渡してしまうエピソード→やはり千棘endを示唆?
・第19話視聴終了時点
楽&小咲のロミジュリ衣装が本作2番目のED「リカバーデコレーション」の二人の衣装→二人がすれ違う結末を暗示?
・第20話視聴終了時点
千棘が演劇のセリフに自分の本当の気持ちを重ねて語る・・・という、これまたベタな展開だったけど、それを正攻法で映像としてきっちり描き出したのは流石シャフトだと思った。
後半の小咲&楽の屋上ロミジュリも視聴者の期待を外さぬ見事なシナリオで◎{/netabare}


◆視聴メモ(第2期)
{netabare}
・第2期はシナリオ面での進展ほぼなし。
・まるで第1期のOVAみたいな作風で、前半は余り見所がないが、第8話以降は楽しめる話が増える。
・原作マンガの終盤はどちらかというと不評だったそうで、第3期は難しい感じか。
{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== ニセコイ (第1期) (2014年1-5月) =============

 - - - - OP「CLICK」、ED「Heart Pattern」 - - - -
{netabare}
第1話 ヤクソク ★ 桐崎千棘(きりさき・ちとげ)転入、ペンダント捜し、偽の恋人 ※OPなし・ED「CLICK」
第2話 ソウグウ ★ 楽&千棘の初デート、小咲との鉢合わせ、誤解と嘘 
第3話 ニタモノ ★ 公認カップル、小咲の落とし物(鍵)、千棘の友達ノート、小咲の立ち聞き
第4話 ホウモン ★ 小咲の親友・るりの策略1(一条家勉強会)、蔵に閉じ込めた二人
第5話 スイエイ ★ るりの策略2(水泳レッスン)、合わない鍵、水泳大会のアクシデント
第6話 カシカリ ★ 楽と千棘の事情判明(小咲ひと安心)、ペンダント再紛失、小咲の告白失敗、千棘の遠い記憶(ザクシャ・イン・ラヴ)
第7話 ライバル × 鶫誠士郎(つぐみ・せいしろう)転入、楽VS誠士郎 ※この展開はないな・・・{/netabare}

 - - - - OP(変わらず)、ED「リカバーデコレーション」 - - - -
{netabare}
第8話 シアワセ ☆ 誠士郎の任務遂行と恋、千棘の10年前(5歳)の約束と日記、もう一つの鍵
第9話 オンセン ☆ 林間学校、楽の額の傷 ※お約束の温泉回だけど謎の湯気が邪魔(笑)、EDなし
第10話 クジビキ ★ 続き、肝だめし大会、千棘の王子様、ファーストネーム
第11話 オイワイ ★★ 千棘の誕生日、プレゼント選び、小咲の秘密の場所、10年前の約束の女の子
第12話 カクニン ★ 鍵合わせ失敗、千棘パパの昔話、平常心なくした千棘、写真選び・誤解
第13話 ホウカゴ ★ マックでのうっかり発言、10年前の写真の女の子、雨宿り、楽の許嫁(いいなずけ)
第14話 シュラバ × 橘万里花転入、本当の鍵の持ち主?、万里花とのデート ※デンパ女登場で流石にこれは酷い、ED「STEP」{/netabare}

 - - - - OP「STEP」、ED「TRICK BOX」 - - - -
{netabare}
第15話 サンボン ☆ 10年前の夏の記憶、結婚の約束?、警視総監の父との対面
第16話 タイフウ ★★★ 夏休み開始、和菓子屋おのでらバイト、小咲のアルバム、メアド交換 ※EDなし
第17話 エンニチ ★ 夏祭り、千棘との夜店巡り、切れた鼻緒、恋むすびの渡し先{/netabare}

 - - - - OP(変わらず)、ED「はなごのみ」 - - - -
{netabare}
第18話 ウミベデ ★ 海辺グループ旅行、小咲の大胆発言、千棘の悩み事(これって恋?)・楽の失言、秋新学期
第19話 エンゲキ ★★ 学園祭の演劇「ロミジュリ」配役、千棘との亀裂(偽恋の終わり)、小咲のケガ、代役申込、楽の本心{/netabare}

 - - - - OPなし、ED「想像ダイアリー」 - - - -
{netabare}
第20話 ホンバン ★★ 開演、二人の障害、恋心を認めた千棘、二人だけのロミジュリ{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)3、★(良回)11、☆(並回3、×(疑問回)2 ※個人評価 ★ 4.3


=============== ニセコイ: (第2期) (2015年4-6月) =============

 - - - - OP「Rally Go Round」、ED「曖昧ヘルツ」 - - - -
{netabare}
第1話 コレカラ/キヅイテ ☆ 千棘の恋の自覚、冬服、鈍感ダーリン
第2話 インネン/ショウブ ☆ 誠士郎のライバル登場(ポーラ) ※ED「TrIGgER」
第3話 ヒツヨウ ☆ 千棘のママ登場(華)、X'mas Eve
第4話 ハハオヤ ☆ 続き、リボンのプレゼント ※シナリオ色々と強引過ぎて×、ED「Sleep zzz...」
第5話 オシエテ/ラクサマ ☆ 万里花家の勉強会・お喋りオウム ※ED「またどーらぶ」
第6話 オイシイ ★ バレンタインデー回(千棘と小咲の友情、チョコ作り、特別な義理チョコ)
第7話 イモウト ☆ 2年進級、小咲の妹(春)登場 ※ED「marchen ticktack」
第8話 マジカルパティシエ小咲ちゃん!!/ハタラケ ★ ※OP「マジカル☆スタイリング」、EDなし
第9話 オソウジ/オミマウ ★ プール掃除、小咲の風邪、春の看病、戻ってきたペンダント
第10話 オウエン ☆ 集(楽の親友)の想い人、キョーコ先生の寿退職 ※ED「通り雨drop」
第11話 ヤセタイ/オハヨウ ★★ 小咲のダイエット・中学時代 ※ED「クレヨンカバー」
第12話 ソウサク/オタメシ ★ うさ耳リボン捜し、千棘の悩み(告白する・しない){/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)4、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.8


※2周目完了で個人評価を (第1期) ★ 4.2→4.3 (第2期) ☆ 3.7→3.8 に上方修正。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 35
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

王道な展開と王道なヒロインを、めいいっぱい楽しむ作品

2014年1月より放送。
全20話(10月3日発売の原作第14巻には、新規アニメDVDが付属予定。)


【前置き】

週刊少年ジャンプ連載作品。原作未読。
原作者のデビュー作「ダブルアーツ」が、(打ち切られながらも)とても胸に残る作品でしたので、本作「ニセコイ」も、連載当時から気にはなっておりました。
そんな折、シャフト制作によるアニメ化が発表。
加えて、オープニング曲はClariSが担当。
……避けて通る理由がありませんでしたね。


原作を読んでおりませんでしたので、いわゆるシャフト演出と噛み合うのかどうかも私には未知数で、期待も不安もあまりせず、「とりあえずオープニング曲を楽しめればいいや」っていう気楽な気持ちでの視聴開始でした。
そんな気張らない姿勢だったからかは分かりませんが、最後まで気楽に楽しめました。

ただ、シナリオ展開に関しては正直、恋愛アニメとしてはちょっと私の心には響きませんでした。
ですが、ラブコメとして見れば良い意味で「続きが気になって仕方ない」とはなりませんでしたので、そういう意味では毎週見ていても精神的にラクでしたね。



【あらすじ】

おヤクザの息子として育てられた高校生の一条 楽(いちじょう らく)を主人公とし、双方の親の事情で、おギャングの娘である桐崎 千棘(きりさき ちとげ)と、偽りの恋人(ニセコイ)を演じることになるところから始まります。

しかし、楽には幼少期に将来を誓い合った女の子がいて、楽が持つその子との思い出の鍵穴のついたペンダントの鍵を持つのが誰なのかが、シナリオを動かす大きなファクターとなっていきます。



【論じてみる】
{netabare}
さて…、このペンダントを持つ鍵が誰なのかという点ですが…。

千棘をはじめ、片思い中の小野寺 小咲(おのでら こさき)や、途中から登場する橘 万里花(たちばな まりか)と、続々と幼少期に会っていて且つ鍵を持つ女の子達が登場する設定は、流石に非現実的。
原作では、更に増えたとか……。
まるで、鍵を持つヒロインのバーゲンセールd(ry


シナリオ展開的にも、鍵を挿そうとして結局挿さなかったり、ヒロインとの進展がありそうで結果的に何も進展していなかったり…。
完全なるコメディとして作品を見ればそれもアリなのかもしれませんが、ちょっと引き伸ばしがあからさま過ぎる感じがありました。
ジャンプの人気連載作品としては、致し方ない部分もあるのでしょうけど。

中でも、海辺で片思い中の小野寺さんと2人きりになった時のエピソード。
実は小野寺さんの想いも一緒で「キスしていい?」と言われる展開に発展しながら、主人公はガチで寝ていたというオチには、戸惑いを隠せませんでした。

今の高校生は、その状況で、好きな子を前にして、座りながら寝られるのでしょうか…?
当時の私なら最低限、まぁ…失禁程度は確実でしょう。


全体的に見て、最初の「おヤクザ」「おギャング」という設定はどこ吹く風で、それを上手く活かしたエピソードを練ろうというより、毎回行き当たりばったりで物語が進行している印象がありました。
故に、どこかで見たような展開やキャラが多く、毎話の引きにもイマイチ心に残りません。

それでも最終話では、千棘が自分の気持ちについて、内の言葉で

「この気持ちに、なんて名前を付ければいいだろう…。

 うぅん……。

 ……本当はもう、知っている…。」

と言い、目を引く進展を見せるのですが、そこで本編が終わってしまうので…。
区切り目としては良い場面かとも思いますが、本作単品としては何一つ結果がついていないまま終わってしまうので、ストーリーを楽しむ方にはあまりオススメ出来ませんね。

同じく週刊少年ジャンプで連載されていた作品で言えば、
妄想とキカンボーの純恋愛漫画「I"s」
お約束エロを念頭に置いたラブコメ「ToLOVEる」
いちごパンツ(*´Д`)ハァハァの「いちご100%」
等と比べても、ちょっとパンチが弱い気がしました。


ですが本作は、同時期に連載を開始した「パジャマな彼女。」「恋染紅葉」という恋愛漫画の中で唯一生き残り、アニメ化に至った作品です。
勝敗を分けた、この大きなポイントは一体どこだったのでしょうか。

それは(私が勝手に思ったことですが)、もう単純明快。
何より可愛く分かりやすいキャラクターによる、王道でコミカルな展開が良い意味でウケた(見やすかった)からだと思います。
ホント捻りも糞もないのですけど。
{/netabare}


【キャラクター】
{netabare}
繰り返し申し上げますが、本作の魅力は何より、この分かりやすい且つ可愛らしいキャラクターだと思います。

まさに、王道を地で行くヒロイン達。
千棘の暴力&ツンデレぶり。
小野寺さんの、奥手で照れ屋な王道ヒロインぶり。
誠士郎の男装ぶり。

加えて、途中参戦した万里花に関しては
『お嬢様&虚弱体質&猛烈アタック型&感情が高ぶると訛る』
と、いくつ属性を付ければ気が済むのだと言わんばかり。

本作では『可愛いは正義』という真理を、まざまざと見せつけられたようでした。


王道と一言で言っても、それをキャラクターとして分かりやすく動かし、視聴者に伝えるのは意外と難しいものです。
ニセコイは、シナリオを描くというより、キャラクターをコミカル重視にキッチリ描いて、「視聴者にヒロイン達を好きになってもらおう」、という製作者のインスピレーションを強く感じました。


私は当初、コミカルながらも抑揚を感じないシナリオ展開に視聴を断念しようかと思いましたが、小野寺さんのド直球なヒロインぶりにやられ、シナリオ重視からキャラ重視に切り替え視聴を継続していました。
声が花澤香菜さんなので、まさに土俵の如くこなされていましたしね。
毎度顔を赤らめ照れる小野寺さんは、メチャクチャ可愛かったです!!!

展開は相変わらず、どこかで見たようなシーンが続きます。
キャラクターも、次にどんな行動をするか、どんな反応をするか、少なからず予想出来てしまいます。
でも、それがあまり退屈に感じない。

それは、作中で動くヒロイン達がそれぞれ可愛いくて、見ていた楽しいからなのでした。
言えば言うほど単純過ぎる言い分で、最早擁護になっているのかも怪しいですが。。。


私が一番好きなのは、当初はド直球ヒロインの小野寺さんでしたが……。
最終的には、途中参戦の橘 万里花(マリー)に、その軽~~いハートを持って行かれました。

確定したのは第15話の、この台詞↓ですね。

『急にそがんこと言われたら困るばい…。。。』

『こっち見んでくれんねーーー!!!』

『照れとらんけん、こっちば来んとって!!』

声を担当された阿澄佳奈さんの訛りっぷりの相乗効果も含めて、このシーンの破壊力たるや…、私の心を鷲掴みどころか握り潰すのに十分の破壊力でした。

楽へのアグレッシブな姿勢や、好かれようとする努力がちゃんと見えるところも良いですね。
あと個人的に、口に手を添えてジト目ながらドヤ顔でクスリと笑っている、あの表情も大っ好きです。

これだけでも、私が「ニセコイ」という作品を視聴したことに意味はあったと思っています。キリッ

まぁ…ボクのような、にわかファンなぞ…。
原作の人気投票でマリーに1500票を1人で入れた「千葉県のYさん」の、足元にも及びませんけど。
{/netabare}


【総評】

純粋にラブストーリーとして作品を見ると、肩透かしを食らうかと思います。
バラエティー豊かなヒロインが定期的に登場して、対抗馬も一切いない主人公がドンドンとハーレムになっていくような展開ですので…。

シナリオを特に気にせず何より気楽に、ラブコメとして可愛いヒロイン達を見て楽しみたい。
そんな人が求めるのが、本作のような気がします。
押し付けがましい萌えや過剰なエロも無いので、そういう点でも万人が見やすい作りですしね。

シャフトの作画も安定していましたし、その演出も過剰なクセにならず雰囲気も良し。
ClariSのオープニング2曲や、ヒロイン達がそれぞれ歌う曲も良曲。

そして、マリーが可愛い。

なんだかんだ私は5ヶ月間、楽しませてもらいました。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『橘 万里花』 声 - 阿澄佳奈さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『小野寺 小咲』 声 - 花澤香菜さん



以下、本作の主人公と私との、どーでもいい共通点と相違点について。
駄文なので、〆ます。
{netabare}

さて作中とあるシーンで、

ヒロインの一人である小野寺さんの修学旅行の写真に、

下着姿が写り込んでしまった事件がありました。


学生が掲示板に公開された一覧写真を見てそれぞれ欲しい写真を選ぶ中、

それにいち早く気付いた主人公の楽は、

それを教師に伝え撤去させる男前っぷりを見せました。


勿論……、紳士の私も同じ状況なら、そう行動したことでしょう。


無論……、拡大コピーしてから。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 55

86.5 11 学園で恋愛なアニメランキング11位
灼眼のシャナ(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (3035)
17508人が棚に入れました
御崎(みさき)市で平凡な日常を過ごしていた高校生・坂井悠二は、とある一人の少女の出現と共に非日常の世界に巻き込まれた。
その少女、名もなき『炎髪灼眼の討ち手』は、人知れず人を喰らう異世界人『紅世の徒(ぐぜのともがら)』を探し討滅するフレイムへイズの一人。そして、その少女は、悠二にこう告げた。
「おまえはもう【存在】していないのよ」と…。
彼女は、悠二が自覚のないまま死んでいることを告げ、訳あって『紅世の徒』から狙われるようになった悠二を護る事になる。そんな彼女に悠二は、彼女の刀「贄殿遮那(にえとののしゃな)」から「シャナ」という名前をつける。
2人は反発しながらも、少しずつ惹かれ合っていく…。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、江原正士、川澄綾子、櫻井智、生天目仁美、岩田光央、諏訪部順一、こやまきみこ、野島裕史、野島健児、近藤孝行、小林由美子、田村ゆかり、白石涼子、三宅健太、伊藤静、渡辺明乃、小西克幸、菅生隆之、鈴木達央、斧アツシ、岡村明美、皆川純子、宝亀克寿、飛田展男、加藤奈々絵、大原さやか、能登麻美子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

《異能バトルもの》の傑作にして、ジャンルを超える名作

※1-3期全部含めたレビューです。

『涼宮ハルヒの憂鬱』と同じく、ラノベ原作&いとうのいぢ氏イラスト原案で、2000年代後半に大人気を博したアニメ作品です。
そして個人的には『ハルヒ』よりもこっちの方がずっと好きで、お気に入り棚にもあにこれに来た当初からずっと入れ続けている作品なので、贔屓目の評価点数とレビュー内容になっていると思います。

◆総評

「人智を超えた特殊な「力」を持つ者達が互いに争ったり、共通の敵に立ち向かう」シナリオを持つ作品のことを《異能バトルもの》と呼ぶそうで、アニメの中でも毎期最も多くの作品が作られ、かつ人気作も多く輩出しているメジャー・ジャンルですが、個人的にはレビュー・タイトルに書いたとおり、今後このジャンルで本作以上の作品に出遭う可能性はまずないのではないか?と思えるくらいの傑出した作品と思っています。
(※勿論、作画は本作の特に第1-2期はイマイチ怪しい箇所も多いのですが、全体を通してのシナリオの見事さ、という意味で本作以上の作品を考案するのはちょっと無理っぽく思える、ということ)

ファンの方には大変申し訳ないけど、正直いって、今秋から続編が放送予定の『とある魔術の禁書目録』とか、本サイトの総合順位で第10位という非常に高い評価を得ている『鋼の錬金術師 FULL METAL ALCHEMIST』(※どちらも長編《異能バトルもの》)なんて、本作に比べればシナリオ面では全く太刀打ちできない凡作にしか見えません。


◆第1-2期は学園ラブコメ要素も強いが、第3期は《フレイムヘイズvs.紅世の徒》二大陣営の総力戦に急変

本作の初見当時は、第2期を見終えた時点では、

①確かにキャラクターは、相当魅力的(特にシャナと一美のダブルヒロインが◎)だけど、
②肝心のシナリオは、そこまで褒めるほどのものではないかな?(特に第2期)

・・・と思っていましたが、第3期に入ってからの怒涛の展開に肝を潰してしまいました笑。

これ、《異能バトルもの》によくある「個人vs.個人」とか「戦隊vs.戦隊」という小規模な単位での戦闘(※本作でも第1-2期はその範囲に終始していましたが)では全然なくて、「フレイムヘイズvs.バル・マスケ」という二大陣営の激突を、その始まりから結末までを詳密に描き尽くした《ガチの組織戦もの》ですよ。

両陣営が、互いの持つ数量的資源と戦略・戦術を駆使して死闘を繰り広げる様は、一般に《架空戦記もの》とか《頭脳バトルもの》の良作とされる『グランクレスト戦記』『アルスラーン戦記』『天鏡のアルデラミン』あたりよりも遥かに本格的で見応えがあります。

・・・そして、その点だけでも見事なのに、実は本作の本当の魅力はそこではありません(下記)。


◆当初はヒロイン(シャナ)の協力者に過ぎなかった一見平凡な少年(坂井悠二)の選択→そして彼は“{netabare}男マドカ{/netabare}”になる!

ここが本作の肝(きも)なので、詳しくは書きませんが、
第1期の1番目ED「夜明け生まれ来る少女」が

{netabare}I'm just 夜明け前の暗闇が/一生を運命づける
大丈夫 少女よ 今こそ/悔やみ恥じることはない Far away …
十字を背負い 死ぬ気で炎を駆けろ!!{/netabare}

とあるように、ヒロイン(シャナ)を鼓舞する歌詞だったのに対して、
第3期の1番目ED「I'll believe」の歌詞は

{netabare}「I'll believe..」孤独も因縁さえ Yeah, yeah/灼熱の記録の欠片(かけら)/現在(いま)を映すbrightness/Can see your light
あなたを照らした光彩が/わたしの記憶(なか)にも在るなら/I'm sure that we can go/全てを証明していこう{/netabare}

とあって、明らかに少年(坂井悠ニ)の心情を謳った歌詞に変化しており、
私にはこれが、奇しくも本作第3期と同じく、2011年に制作・放送されたあの名作『魔法少女まどか☆マギカ』の

{netabare}(1)暁見ほむらの果てしなく続く報われない奮闘 → (2)鹿目まどかの決断と救済{/netabare}

・・・という流れとダブって見えてしまいました。

しかもTVシリーズ計3期72話という尺をフルに活かしたことから来る《一過性ではない感動》付きで。
(つまり本作は単に《面白作》であるばかりでなく《感動作》でもあるということ)


◆第1-2期に貼られた膨大な伏線の怒涛の回収も見所

また、伏線回収という点で本作ほど見事な作品も見たことがありません。
なんせ・・・
{netabare}
①第1期第2話で消滅した本物の平井ゆかり嬢への悠ニの復活の願い
②第1期第3話以降にバラまかれた「屍拾いラミー」の目的と結末
③第1期第13話以降にバラまかれたマージョリーとシュドナイの因縁の対決の決着
④第1期第5話以降に頻繁に描出される一美の想いの結末
⑤第1期第14話以降にやはり繰り返し描出されるヴィルヘルミナの想いの結末
⑥第1期以来繰り返し描かれるバル・マスケ三柱臣(ヘカテー/ベルペオル/シュドナイ)それぞれの願いや想いの結末
⑦その他、調律師カムシンや悠二のクラスメート(田中・佐藤etc.)それぞれの想いの結末{/netabare}

等々が律儀にひとつづつ確り回収されて終わっているんですから。
ここまで一人ひとりの登場キャラの想い・願いを大切に扱って描き切った作品というのも珍しいです。

・・・ということで、本作は個人的には特に力を入れて《一気見》を推奨したい作品となりました。


◆作品別評価

(1) 第1期(無印)  ★★ 4.5 (24話) ※2005年
(2) 第2期(II)    ★   4.2 (24話) ※2007年
(3) 第3期(Final)  ★★ 4.8 (24話) ※2011年
-----------------------------------------------
  総合       ★★ 4.6 (計72話)

※以下はシナリオの本筋に関係のない外伝OVAおよびアナザーストーリー(ファン向け)

(4) OVA1(SP)   ☆   3.6  (1話) ※2006年
(5) 劇場版      ☆   3.8      ※2007年
(6) OVA2(S)    ☆   3.6  (4話) ※2009年


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ       高橋弥七郎(『電撃文庫』2002-2012年刊)
監督           渡部高志
シリーズ構成      小林靖子
脚本           小林靖子、佐藤勝一、白根秀樹、犬飼和彦、水上清資、砂山蔵澄、ヤスカワショウゴ、
キャラクターデザイン いとうのいぢ(原案)、大塚舞
音楽           大谷幸
アニメーション制作   J.C.STAFF{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ 灼眼のシャナ (2005年10月-2006年3月) ==============
{netabare}
 - - - - - - OP「緋色の空」、ED「夜明け生まれ来る少女」 - - - - - -
{netabare}
第1話 全ての終わり、一つの始まり ★ 突然壊れた日常(御崎高校入学1週間目)、炎髪灼眼の討ち手
第2話 灯る炎 ★ “狩人”フリアグネ(紅世の王)、平井ゆかり消滅、贄殿の遮那(シャナ命名)、
第3話 トーチとフレイムヘイズ  ★ 存在の割り込みと学校への敵襲、“屍拾い”ラミー&“弔詩の詠み手”マージョリー・ドー来市 ※本シリーズのラストに繋がる悠二の個性が見えてくる回
第4話 惑いのフレイムヘイズ ★  シャナの苛立ち、戦闘狂マージョリーvs.シャナ、シャナ惨敗
第5話 それぞれの想い ★ 悠二&一美の美術展デート(ラミーと悠二の遭遇)、マージョリーvs.フリアグネ
第6話 交錯・発動・対決 ★★ “都喰らい”発動阻止(フリアグネ討滅)、紅世の秘宝“零時迷子”
第7話 二人のフレイムヘイズ ☆ 悠二の特訓開始、マージョリーの仇“銀”、ラミー追跡
第8話 麗しのゴブレット ★★ マージョリーvs.シャナ再戦(“蹂躙の爪牙”マルコシアス顕現、シャナ&悠二の共闘成功)、ラミーの正体(紅世最高の自在師“螺旋の風琴”) ※この回自体も面白いが、第三期への伏線満載な点が◎
第9話 恋と欲望のプールサイド ☆ ※初のクラスメート日常回(水着回)
第10話 絡まる想い ★ シャナと一美の恋の鞘当て ※この回で本作は意外と日常回も面白いことに気付くはず
第11話 悠二とシャナとキス ★ 続き(“愛染自”ソラト&“愛染他”ティリエルの“贄殿の遮那”略奪計画が同時進行)
第12話 ゆりかごに花は咲いて ★★ 続き(一美の恋心噴出、愛染兄妹vs.シャナ)
第13話 校舎裏の宣戦布告 ★★ 続き(シュドナイvs.マージョリー、愛染兄妹死亡、シャナからのご褒美)
第14話 偉大なる者 ★ "炎髪灼眼の討ち手"誕生譚(天道宮での“万条の仕手”ヴィルヘルミナとの生活){/netabare}

 - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「紅の静寂」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第15話 炎の生まれた日 ★★ 続き("天壌の劫火"アラストールとの契約完遂)
第16話 炎髪灼眼の討ち手 ★★★ 続き(vs.天目一個、vs."虹の翼"メリヒム){/netabare}

 - - - - - - - - - - - OP「being」、ED(変わらず) - - - - - - - - - - -
{netabare}
第17話 新たなる序章 ☆ “儀装の駆り手”調律師カムシンの一美接近、バル・マスケ(仮面舞踏会)蠢動
第18話 砕ける願い ★★ みさご祭りの夜、一美の動揺(悠二のトーチ)、"探耽求究"の仕掛け発動 ※個々のキャラの感情描写の的確さに感嘆◎
第19話 戦いの中で ★★★ 続き、クラスメート達の真実、一美告白、御崎市の調律成功、傷心のシャナ ※前回に続き《キャラ心理》の描写が◎
第20話 非情のヴィルヘルミナ ★ マージョリー退去、ミステス破壊の危機 ※シナリオの繋ぎ方の巧さは〇
第21話 遠ざかる想い ★ お焚き上げの罠、バル・マスケ来襲、シャナの自己犠牲・悠二拉致 ※シャナの恋心に気付かない悠二が〇
第22話 揺らぐ炎 ★ "頂の座"ヘカテーとの器合わせ("存在の泉"出現)、シャナに託される願い
第23話 星黎殿の戦い ★★ 悠二とヘカテーの相互干渉、マージョリー来援
第24話 紅蓮の想い ★★ ヘカテーの心の間隙、“天壌の劫火”顕現(天破壌砕)、秋学期スタート ※挿入歌「緋色の空」{/netabare}{/netabare}
------------------------------------------------------
★★★(神回)2、★★(優秀回)10、★(良回)11、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価  ★★ 4.5


=========== 灼眼のシャナ II -Second- (2007年10月-2008年3月) ========
{netabare}
 - - - - - - - - - - - OP「JOINT」、ED「triangle」 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 再びの刻 ☆ 秋学期の異変(フリアグネ、愛染兄妹の悪夢)、微力の徒“戯睡郷”メア(※『シャナⅢ』の第13話に再登場)
第2話 全ての序章 ☆ 悠ニの特訓、シャナと一美の弁当作りバトル、零時迷子の"戒禁"、メア討滅、ラストで近衛史奈転入
第3話 疑惑の転校生 ★ 史菜の正体探り、駆け出しの徒"駆掠の礫"カシャ撃滅
第4話 憂いの少女たち ☆ シャナ&一美の戸惑い・苛立ち
第5話 家族の食卓 ☆ ヴィルヘルミナの手料理
第6話 試練の前夜 ★ 佐藤宅勉強会、マージョリーの恋のアドバイス ※日常&コメディ回として〇
第7話 池速人、栄光の日 ★ 遊園地グループデート、悠二の親友・池の告白未遂(一美へ)
第8話 過去への扉 ★ マージョリーの昔話(1930年代のニューヨーク、"穿徹の洞"アナベルグとの戦い) ※「大地の四神」の一柱初登場
第9話 悲しみのマイルストーン ★ 続き(シュドナイの脅威、未熟者"魑勢の牽き手"ユーリーの犠牲)、悠二の封絶("銀"の炎)
第10話 帰って来た男 ☆ 悠二の父・貫太郎帰国、学園祭準備進行
第11話 約束の二人 ☆ 続き、零時迷子の創り手"彩飄"フィレス接近
第12話 清秋祭始まる ★ 仮装パレード、シャナのグランプリ選出、フィレス降下
第13話 収束、そして兆し ★★ マージョリー暴走("銀"発見)、零時迷子の"戒禁"の変質、学園の被害修復
第14話 永遠の恋人 ★ 一美のフィレスへの申出、零時迷子誕生の秘密(ヨーハンの願い)、フィレス本体降下、"銀"の腕の一撃("壊刃"サブラクの自在法発動)
第15話 覚醒 ★ "大命詩篇"の目論見、"偽りの器"史菜の零時迷子への刻印、ヘカテーの史菜回収、ヨーハン一時出現、フィレス退去{/netabare}

 - - - - - - - - - - OP「BLAZE」、ED「Sociometry」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第16話 つきせぬ想い ★ "闘争の渦"御崎市、フィレスの一美への託し物(宝具フィラルダ)
第17話 それぞれの道 ★ アウトロー(フレイムヘイズ支援拠点)の混乱、田中&佐藤の決断、悠二の鍛錬進展
第18話 錯綜の悠二 ★ 悠二の母・千草の体調異変、"聚散の丁"ザロービ接近
第19話 言えなかったこと ★ 悠二の鍛錬の成果(ザロービ撃滅)、シャナの“吼号呀(こうごうが)”ビフロンス撃滅、ラスト御崎市の異変
第20話 茜色の死闘 ★ “壊刃”サブラク来襲(自在法スティグマの脅威、ヴィルヘルミナ苦戦)
第21話 合わさる力 ★★ 続き(スティグマ破りの自在法、悠二のサブラク本体見破り・全員の協力、サブラク撃破) ※挿入歌「JOINT」
第22話 クリスマス・イヴ ★ 千草おめでた、一美&シャナの恋の決戦申込、池の告白・失恋、Xmasツリー前の待ち合わせ、ヘカテーの零時迷子奪取
第23話 危難の胎動 ★ バル・マスケの大自在式"大命詩篇(=盟主の代行体創生)"遂行開始(時計塔の変形、フレイムヘイズ突入、"敷の立像"出現)
第24話 守るべきもの ★★ 続き(ヘカテーの一瞬の躊躇、"暴君"破壊、零時迷子回収)、悠二の選択 ※ED「sense」{/netabare}{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、☓(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


=========== 灼眼のシャナ III -Final- (2011年10月-2012年3月) =========
{netabare}
 - - - - - - - - - OP「Light My Fire」、ED「I’ll believe」 - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 失われた存在 ★ 予告なしの悠二消失、冬学期、シャナ&一美の希望、悠ニの盟主代行体承諾、盟主登極
第2話 来たるべきもの ★ 上海アウトロー壊滅、"震威の結い手"ゾフィーの忠言、盟主の諸将謁見・大命布達、佐藤と悠二のニアミス
第3話 旅立つために ★ 悠二とシャナの再会
第4話 再会と、邂逅と ★ 現世の名「坂井悠二」・真名"祭礼の蛇"(紅世の創造神)、"銀"の正体判明(マージョリー戦線離脱)、悠二vs.シャナ、シャナ拿捕
第5話 囚われのフレイムヘイズ ☆ 星黎殿に幽閉されたシャナ、進む軍議と不安要素(バル・マスケ陣営)
第6話 掌のなかに ☆ ゾフィー総司令の戦力調達進行、“輝爍の撒き手”レベッカ・リードのヴィルヘルミナ加勢、最強の自在法(シャナ)、ヘカテーのシャナ襲撃
第7話 神門 ★★ 一美&カムシン再会(一美の望み、カムシンの過去話)、"大命詩篇"第二段階・創造神本体奪還作戦開始(悠二&トリニティ他"久遠の陥穽"への出立)
第8話 開戦 ★ 天道球浮上、開戦(東京)、戦線拡大(東西で陽動戦)、レベッカ&カムシン星黎殿奇襲 ※ここから両陣営の頭脳戦本格化
第9話 星黎殿へ ★★ シャナ救出作戦、天目一個出現・シャナ自由回復、クリプタ破壊(星黎殿隠蔽解除)成功
第10話 交差点 ★★ シャナvs."駝鼓の乱囃"ウアル、レベッカvs.“哮呼の狻猊”プルソン、“螺旋の風琴”とヴィルヘルミナの取引、星黎殿帰投命令(デカラビア)、星黎殿強襲(ゾフィー本隊)、シャナ開眼
第11話 聞こえる、想い ★★ シャナ隊"久遠の陥穽"へ、マージョリー回復、デカラビア陣頭出撃・戦死、バル・マスケ援軍到着
第12話 誓いの言葉 ★★ サブラクvs.ヴィルヘルミナ/カムシン/レベッカ、"祭礼の蛇"本体封印解除、アラストール離脱・シャナとの合流、シャナ大見え切り(第1期第15話の伏線回収)
第13話 狭間へと、狭間から ★★ サブラク消滅、神門破壊失敗、"祭礼の蛇"帰還{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - OP「Serment」、ED「ONE」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第14話 大命宣布 ★★ 新世界“無何有鏡(ザナドゥ)”創造宣言、FH撤収戦開始(悠二の呼び掛け(FHの大義崩壊)、FH軍壊走)
第15話 雨中の敗走 ★★ 続き(大地の四神“晧露の請い手”センターヒル参戦、ディアマンテス&センターヒル戦死、撤収成功) ※挿入歌「u/n」
第16話 再び、戦いへ ☆ 大敗の後のこころの整理、シャナの腹案、百鬼夜行召集、星黎殿御崎市へ
第17話 誰が為に ★ シャナと「大地の四神」の残り三神接触、悠二と一美の再会・依頼、一美の承諾
第18話 闘争の渦 ★★ “大命詩篇”最終段階開始(ヘカテーの使命遂行)、御崎市最終決戦
第19話 彩飄(かぜ)が呼ぶもの ★ 一美のフィレス召喚、ヨーハン離脱・干渉、百鬼夜行出現 ※挿入歌「赤い涙」
第20話 世界の卵 ★ ロフォカレの予言、戦線混乱、シャナの大命詩篇(自在式)撃ち込み成功
第21話 一つの理 ★ シャナ達の目的(新世界の改変)、大地の四神の目的、ヨーハンの目的
第22話 異邦人の夢 ★★ ダンタリオン教授死亡、マモン死亡、両陣営の切り札開示
第23話 神の夢 ★★ “導きの神”シャヘルの神威召還(両界の嗣子)、悠二の神威召還(新世界ザナドゥ創造)、徒達の出立、カムシン消滅
第24話 涯てより開く ★★ ユストゥス誕生、悠二の望み、螺旋の風琴の自在式発動、それぞれの出立 ※挿入歌「緋色の空」、ED「光芒」{/netabare}{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)12、★(良回)9、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.8

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※以下はシナリオの本筋に関係のない外伝OVAおよびアナザーストーリー(ファン向け)
{netabare}
====== (OVA1) 灼眼のシャナ SP「恋と温泉の校外学習」 (2006年12月) =====

全1話 ☆ 3.6 {netabare}※温泉ドタバタ回だがサブ・サブキャラ(緒方真竹)に注目{/netabare} ※約23分

OP 「緋色の空」
ED 「夜明け生まれ来る少女」


================= 劇場版 灼眼のシャナ (2007年4月) ===============

全1話 ☆ 3.8 {netabare}御崎市「都喰い」阻止戦(vs.“狩人”フリアグネ)のアナザーストーリー{/netabare} ※約86分

主題歌 「天壌を翔る者たち」
挿入歌 「赤い涙」


============ (OVA2) 灼眼のシャナ S (2009年10月-2010年9月) ==========
{netabare}
第1話 リシャッフル ★ 夏休みの出来事(悠二&シャナの心身入れ替わり事件) ※ドタバタコメディ回
第2話 ドミサイル ☆ 秋学期、シャナの不審行動、ヴィルヘルミナの大切な日
第3話 オーバーチュア 前編 ☆ 悠二に出会う前のシャナの"徒"討滅活動(寄木市)
第4話 オーバーチュア 後編 ☆ 続き ※overture(序曲、導入部、予備交渉)・・・という意味でラストに『シャナF』への繋ぎシーン有り ※挿入歌「portamento」{/netabare}
-------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)3、☓(疑問回)0 ※個人評価  ☆ 3.6

OP 「Prophecy」
ED 「All in good time」{/netabare}


(※以上、2018.8.29 レビュー内容をⅢに併せて全面書き換え)

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(※以下、過去のレビュー)
{netabare}
※第Ⅰ期・第Ⅱ期・第Ⅲ期(FINAL)・劇場版すべて含めた感想です。

このアニメは、日本刀を抱えた炎髪灼眼の美少女シャナが、人の“存在の力”を喰らう異世界の魔物“紅世の徒”と激しい戦いを繰り返す、という美少女バトルものの傑作ですが、
それだけに留まらず、魔物を討伐するシャナの戦いに偶然に巻き込まれた平凡な男子高校生の坂井悠二が、

{netabare}
①困惑し受身に終始してシャナから厄介者扱いされていた状態から、
②次第にシャナの戦いを支える重要なパートナーとなり、
③次いで彼女の心をも支える存在になり、
④そして第Ⅲ部では、本人の強い意志により“紅世の徒”の盟主と一体化し、その強大な力を得て、表面的にはシャナと対立しながらも実際には彼女を含めたフレイムヘイズおよび人間側と“紅世の徒”との果てしない対立の悲劇を終結に導く戦いを主導する大きな存在となっていく、
{/netabare}

という、少年の成長物語、
そして、それらの過程を通じて
少年と少女の心が融和していく恋愛物語

という、この作品の隠されたテーマを次第に明らかにしていく、意外に内容の充実した良質なアニメとなっていると私は評価します。


※期別の個人的評価(5段階)

第Ⅰ期(シャナと悠二の出逢い、シャナ誕生の物語)★★★★ 
第Ⅱ期(“紅世の徒”側の盟主復活の謀略)★★★
第Ⅲ期(フレイムヘイズVS.“紅世の徒”の全面戦争)★★★★★

従って、総合評価として★★★★(5段階で★4つ)とします。

また、この作品の私的な好感ポイントとして、
{netabare}
①人間を救おうとするシャナなどフレイムヘイズ(元人間の異能者)側=善
②シャナと対立して新しい世界を創造しようと画策する“紅世の徒”側=悪

という有り勝ちな単純な善悪二元論ではなく、むしろ人の“存在の力”を喰らう②“紅世の徒”側の事情に対して、第二主人公(悠二)が憐憫の情を持ち、シャナと対立してでも彼らを救済しようという強い意志を抱くに至る点、
{/netabare}

それから、シャナ(=メイン・ヒロイン)だけでなく、
{netabare}悠二と同級生で彼に恋しながらも、シャナと悠二の特別なパートナーシップに、時に嫉妬しつつ二人を陰ながら支えようとする一美(=サブ・ヒロイン)の側の感情推移も過不足なく描かれている点
{/netabare}

の2点を挙げておきます。

その他、この作品の難点として、上記のように第Ⅱ期のシナリオの出来がいま一つ(特に前半の学園生活パート)なために、ここで退屈して視聴を打ち切ってしまう懸念があることを挙げておきます。
しかし、本作品の本当の面白みは第Ⅲ部にこそあると私は考えるので、ここで打ち切るのは勿体ないです。


【総評】
美少女バトルものというジャンルのアニメは非常に沢山あり、また現在も毎期多数の新作が制作されている人気分野ですが、この作品はそのジャンルの最高峰にして、かつ、ジャンルを大きく超える魅力を持った作品であると私は評価します。

このアニメの作画・演出自体は、第Ⅰ期(2005年)、第Ⅱ期(2007年)、第Ⅲ期(2011年)の制作であるために、特に初期の2作は今後さらに陳腐化が進むと思いますが、ストーリー面でこの作品を凌駕する内容を持つ同ジャンルの作品は、これからもなかなか登場しないのではないかと考えます。
(美少女バトルものは、キャラ重視でシナリオは後付けのチグハグなものが大半だが、この作品はキャラが魅力的な以上にシナリオの一貫性が高い=シナリオ重視)

※なお、劇場版「灼眼のシャナ」は第Ⅰ期の最初の数話のフリアグネとの戦いのエピソードを別シナリオで描いたもので、TVアニメよりもラノベ原作に忠実な内容といわれていますが、TVアニメの方がシナリオの出来が良く、特にこちらを視聴する必要はないと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 52

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

『釘宮病 S型』

『灼眼のシャナ』はラノベ原作、2クール(24話)の学園、アクションファンタジーアニメです。


シャナは釘宮病の起源とされるS型ウイルスとして一部では有名でとあるサイトには『予防法はない。』という悲惨な事が書いてあります。そんな私も既に末期患者。
L型、N型、T型という非常に強いモノのがあるので気を付けてくださいまし。

この作品を観て第一に思った事は登場人物の目が自棄にキラッキラしているところ。その違和感は甚だしいものでした。

この第1期は一応原作通りの流れですが、原作とアニメを比べてみると異なる点や除かれた話、説明不足等が結構存在します。これはラノベ原作と言う事で仕方の無い事なのですが、それでも初見の人でも問題なく見られると言う点で話の抜粋は良かったと思います。 ヴィルヘルミナとの出会い方が変わったり、ダンタリオンとの戦闘が想像していたよりもチープになっているのが少々残念。

炎髪灼眼のフレイムヘイズが誕生する過去編は完全と言ってほど原作に忠実。終盤のオリジナルのストーリーはオリジナルにしてはなかなか面白かった。ただ、最後のシーンが劇場版と混同してしまうのは私だけなのか...。
オリジナルストーリーにおけるサービスシーンらしいところは製作スタッフの悪戯心?


また、原作における専門用語の羅列に苦しむ事が殆んど無く観られたのが非常に良かった。一応、BD-BOX等で付いて来るなぜなにシャナたんというコーナーで簡単に解説してくれるのですが...。
何はともあれ、この作品にはとても思い入れがあるので評価は高めにしておきます。面白いかどうかはその人の主観b

投稿 : 2024/09/28
♥ : 27

T*なす茶*K さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シャナカッコ良い!

乱菊さんやシュラ様とか、剣を使って戦う女子キャラはやっぱカッコ良いわ♪
しかもシャナは↑の2人とは対照的で小さくて貧乳wで落ち着きがない!
ここがまた可愛いんだなぁ~(´Д`*

いとうのいぢさんのキャラデザは素晴らしいです。
ハルヒと言いななついろと言い、のいぢさん特製キャラクター!
ただの長髪キャラじゃないんですよね。
前髪や目のつりあがっているとこ、資料を参考にするまでなかなか描けなかったものです。
シャナは巻数がたくさんあるので本屋で並べてあるのを見ると美術館みたい・・・ってかこれアニメのレビューじゃないなぁ(((

戦う→勝つ→次の敵と戦う→勝つの繰り返しだったら絶対観るのやめてましたが1話見始めると止まらなかった・・・早く次が見たい!って思わせられる。
敵キャラもただの人間じゃないんですよね。
皆見事に違う!同じ年齢層のキャラでも全然違うんです。

長々と語ってしまいました。
あ!最後に、
くぎゅの演技も最高です。
「あああああああああああああああああああああ」って叫んでるとことかくぎゅとシャナが一心同体!((

投稿 : 2024/09/28
♥ : 9

89.2 12 学園で恋愛なアニメランキング12位
君に届け(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (3037)
14971人が棚に入れました
陰気な容姿のせいで霊感があると恐れられ、「貞子」というあだながついている黒沼爽子。
周囲に避けられることに慣れてしまっていた爽子は、わけへだてなく接してくれるサワヤカさ100%の少年、風早翔太に憧れる。自分を変えたいという爽子の背中を押してくれる風早や、矢野あやね、吉田千鶴、真田龍といったクラスメイトたちとの関わりの中で、爽子は少しずつだが自分の殻を破っていく。
ピュアな爽子が友情や恋、ライバルや友達の失恋などいろんな「初めて」を知っていく過程を、丁寧に描いていく作品。
一般の少女漫画原作の作品と異なり、ドロドロとした女の戦いなどはあまりなく、それ以上に爽子が不器用ながらも自分の気持ちに正直に生きていく姿を中心に描かれており、思わず見ていてニヤニヤしてしまう学園青春ストーリー。

声優・キャラクター
能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

キラキラ☆ニヤニヤが止まらない!

原作未読。

主人公の黒沼爽子(くろぬまさわこ)は、暗い印象で、周囲に「貞子」と呼ばれ、クラスになじめないでいた。
しかし、実のところは、鈍感なだけで、とても前向きな女の子。
誰にでも平等にふるまう、風早翔太(かぜはやしょうた)と出会ったことがきっかけで、爽子と爽子の周囲がどんどん変化していく、青春ストーリー。


爽子は、健気で、どんなことにも一生懸命で、とても魅力的な主人公です。
なかなかうまくいかないときは「頑張れ!!」と、応援してしまいます。
そして、何か一つがうまくいくと、ニヤニヤが止まりません。
ずーっとニヤニヤさせられる回もあるので、視聴中に顔を見られたら不審者扱いされます。

爽子を支える周囲の人たちもしっかり個性立てされています。
本当にみんなキラキラと輝いていますね……エフェクト付きで。
{netabare}
矢野さんは、怖さと優しさのギャップが素敵。
龍は、漢!!
吉田さんは、感情豊かで見ていて飽きません。
風早くんは、何でもできそうに見えながら、ドギマギしてて、男から見てもかわいらしいです。
くるみちゃんは、やったことは迷惑だったけど、気持ちを打ち明けたシーンで泣いてしまいました。
ピンは、ギャグキャラに見えて、何気にキーパーソンになってますよね。
{/netabare}


テーマは、「人に想いを伝えることの大切さ」。

誰もが、人付き合いで悩んだことがあると思います。
その悩みを、「友達とは何か」という根本的な部分から、階段を登るように一歩ずつ、丁寧に描いています。

「○○は今、××に対して、□□という気持ちを抱いているので、△△したい」
このように、想いを言葉として、キャラクター、そして、視聴者に伝えるのが、爽子の役目です。

それを異性に対して発展させたものが恋。
同じように、「恋とは何か」というベースから、一つ一つかみくだいて表現してくれています。

おかげで、登場人物の気持ちが手に取るように分かります。
だからこそ、応援したくなるし、うまくいっているとニヤニヤさせられる。
そして、登場人物がうれしいときやつらいときには、一緒に泣いてしまう。
そんなふうにして、感情移入ができるアニメです。


丁寧ですが、テンポを損なっていないのもポイント。
ほどよく大事な話、ほどよく日常的な話、とバランスがとれていて、とても見やすいです。

ストーリーも行き当たりばったりではなく、しっかりと計算されています。
そこに、視聴者の予想の外をいく、ロマンチックなサプライズのアクセント。
{netabare}
ラーメン屋の名前が「徹龍件」というのは、後に出てくる徹(とおる)のことを表していたんですね。
他にも携帯電話を持っていないという設定や、吉田さんとくるみちゃんが同じ学校だったことなどが、しっかりと後々の内容に生かされています。

パパから携帯、風早くんからストラップのプレゼントをもらったときは鳥肌が立ちました。
そして、「ちい」という呼び名が、笑顔になれるという意味があったと知ったときはもう;;
{/netabare}

悩んでいるときに見ると元気になれるアニメ。
キラキラな青春を感じさせてくれるアニメ。
青春=恋ではなく、友情を基本にしているのが良かったですね。

OP、EDも素晴らしいですし、BGMの使い方もグッド。
少女漫画原作ですが、男女関係なく楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 66

K1-R さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

男性でも楽しめるアニメ(漫画)だと思います☆彡

最初に漫画をみていたので「おもしろいなぁwアニメもみてみよぉ」とアニメも観てみました☆彡
少女漫画は男性視点ではないことが多く(今まで見た個人の感想で偏見ですw)よくわからない??ってことが多いのですが(´▽`)コレに関しては面白いと思い先が気になり眼不足になっても観てみました(*´∀`*)
漫画とほぼ同じ感じで忠実にアニメ化されている面白い作品だと思います✩

見所は・・・貞子(さわこ)のずれた?純粋な心ですかね?w
じ~んっとくるところもありなんかいいなぁって思えますよ(*´∀`*)

個人的には漫画で言うと10巻あたりから「よくある少女恋愛漫画」っぽく感じがして漫画も途中で見ていませんww
連載中??なのか知りませんが最後は気になるのですが・・・

主人公の女子とイケメンモテモテ男子の絡みまでは楽しくみさせてもらいました(^▽^)

漫画・アニメは面白いです♪ですがぁ・・・実写はマジ最悪!レンタルして開始30分で消灯でしたwwwなぜ?あの俳優チョイスなの????って感じでがっかり作品で・・・・・批判は嫌いなのですが本当に残念でしたw

何にしても一応世に有名な漫画みたいなので見て損はないと思うので是非見てくださいね✩

投稿 : 2024/09/28
♥ : 11

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

100% Pure Love

恋愛ものというより、等身大の青春を感じてみたい方にお薦めしたい作品です。

主人公である黒沼爽子のモノローグで綴られた、少女漫画の王道ともいえる学園もので、爽子の生活を取り巻く家族や友人、少しずつ心を開き、周りに溶け込んでいく彼女の成長を、淡い柔らかな空気で包み込んで丁寧に描いています。憧れや尊敬から恋愛に変わっていく風早翔太への気持ちの変化はもちろんですが、友人である矢野あやねと吉田千鶴の存在感が大きく、彼女たちも爽子と交流することで成長していく事も見逃せません。

視聴者に感情移入させるタイプではなく、素直で健気な彼女の心の成長とささやかな恋愛を、一歩下がって応援しながら視聴する作品ですので、ストーリー展開をメインに視聴すると退屈するのは間違いありません。ある意味、人間味のある腹黒い恋のライバルも登場しますが、展開にはいっさい期待しない方が良いと思われます。
着替えシーンやパンチラなどのお約束のサービスカットもありませんし、ピュアな世界観は今の時代にはおそらくリアリティに欠けると思われますが、少女漫画が目指す作品モデルとして一度は見ておいて欲しいです。
個人的には、何かが動き出し素敵な事が始まりそうな余韻を残した終わり方が素晴らしいと感じましたので、続編は必要なかったと思っています。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 52

91.1 13 学園で恋愛なアニメランキング13位
響け! ユーフォニアム(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★★ 4.2 (3138)
13927人が棚に入れました
高校1年生の春。
中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部の見学に行く。
そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。
葉月と緑輝は吹奏楽部への入部をきめたようだったが、まだ踏み切れない久美子。
思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。

吹奏楽部での活動を通して見つけていく、かけがえのないものたち。
これは、本気でぶつかる少女たちの、青春の物語。

声優・キャラクター
黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳、寿美菜子、早見沙織、茅原実里、石谷春貴、津田健次郎、小堀幸、藤村鼓乃美、山岡ゆり、日笠陽子、沼倉愛美、久川綾、櫻井孝宏
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

Come on!Join us‼︎ & Bravo‼︎(余談3追記)

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚♫

原作 - 武田綾乃
監督 - 石原立也
シリーズ構成・脚本 - 花田十輝
キャラクターデザイン - 池田晶子
シリーズ演出 - 山田尚子
美術監督 - 篠原睦雄
色彩設定 - 竹田明代
楽器設定 - 高橋博行
撮影監督 - 高尾一也
音響監督 - 鶴岡陽太
音楽 - 松田彬人
音楽制作協力 - 洗足学園音楽大学
演奏協力 - フレッシュマン・ウインド・アンサンブル
音楽監修 - 大和田雅洋
アニメーション制作 - 京都アニメーション
製作 - 「響け!」製作委員会
放送期間 - 2015年4月 - 6月
話数 - 全13話

(以上Wikipediaより引用)

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚♫


京都アニメーションの新作「響け!ユーフォニアム」

京都アニメーションならではの美しくて繊細な作画と
その中で生き生きと動くキャラクター達。
吹奏楽の魅力溢れる楽器の質感と演奏描写。
ホール特有の臨場感と緊張感。
そして合奏で生まれるダイナミックな高揚感。

アニメ視聴歴の短い私がこの様な事を言うのは大変おこが
ましいのですが、長年に亘って培ってきた京都アニメーシ
ョンの技術がいかんなく発揮されている印象を受けました。

京都アニメーション製作と聞きますと必然とでも言うの
でしょうかやっぱりその作画力に注目しちゃいます。
何気ない街の信号機の押しボタン、音楽室の備品らしい
楽器の傷や黄昏時の公園の背景、夕日や水銀灯が反射し
キラキラと輝く水面。演奏する時の息遣いや指の動き。
何秒も映らないシーンに対してのこだわりと言うので
しょうか、本当に細やかな描画が凄いと思います。
そしてその様な素晴らしい背景の中でそれぞれのキャラ達
が豊かな表情で丁寧に動いています。

私、京都アニメーションの横顔の描き方、けいおんやたま
ラブのレビューでも書かせて頂きましたが大好きなんです。
額から鼻そして唇、顎のライン、つい吸い込まれる様な瞳の
美しさにこの作品でも心を奪われました。
第1話から制作サイドのこれでもかと言わんばかりの熱意が
伝わってくる作画。
まるで映画かと勘違いしてしまうくらいのレベルを維持
しつつ圧巻の最終話までいきます。
凄いです!
ここまで作画に関して書かせて頂きましたが、是非その
目で実際に堪能して下さい。

次にストーリーなのですがお話としては、とある高校の
吹奏楽部の成長物語をヒューマンドラマを交えながら
描いた、ある意味では部活物の王道的なお話です。
しかし高校生ならではの憂い、葛藤、喜び、そして少し
ばかりの恋心を吹奏楽部の成長と共に全く手抜きの無い
リアルな描写で描ききってます。
そのリアルさに何度も心が震え、学生時代の楽しくて熱く
て切ない記憶が蘇りました。
特に吹奏楽部に対しての描き方は吹部在籍者もしくは
経験者も納得の内容だと思います。
そして1クールという短い時間の中でも出来るだけの楽器
の紹介や演奏、お手入れの仕方、吹部内のパート・編成の
説明、全国コンクールまでの仕組みなどの解説もあります
ので吹奏楽未経験の方でも凄く楽しめるかなと思います。
アイキャッチで毎回違う楽器が登場するので、
あっ、これなんだろ?
って興味を持つのも楽しいかもしれませんね。
尺の都合上十分ではないかもしれませんが吹奏楽未経験者
の方でも楽しめる様な配慮がなされている点が凄く嬉しい
です。

どうしても吹部というのは女子率が高いのでキャッキャ
ウフフ、はたまた女子特有のギスギスした関係等想像
するかと思われますが、体育会系並みの練習のキツさや
辛さ、顧問の先生または部員同士の確執、そして音を奏で
る喜びや音楽を通して築かれていく信頼関係や友情等も描
かれていますので学生時代に何か部活に打ち込まれた
方など特に共感出来る部分も多いのではないでしょうか。

アニメのタイプには非現実的でリアルではありえない事を
私達に擬似体験させてくれる楽しさと現実的でリアルで
あり得る事を共感しながら楽しませてくれる作品がある
と思います。
しかしどちらも同じアニメの醍醐味。
この作品は後者の良さが詰まった素敵なシンフォニーです。
少しばかり女の子同士のファンタジーもありますけれど。

胸を熱くさせるセリフの1つ1つ。
葛藤、友情、愛情、情熱のこもったストーリーを盛り上げ
る声優さんの演技もまた素敵です。
メインキャラを務める声優さんは私的に余り存じ上げ無い
方が多かったのですがその周りを固めるベテラン(年齢は
若いですが実力派の方を含め)の声優さんの演技が光って
ます。
エンドロールでおおっ!この人出てたんだ!ってなるのも
楽しみです。

そんな作画、ストーリー、声優陣のバランスのとれた
作品を盛り上げてくれるのが
OPの「DREAM SOLISTER」、EDの「トゥッティ!」
どちらもブラスバンドを取り入れていて、この作品の楽し
さと音楽を奏でる、みんなで合奏する楽しさが凄く伝わる
素敵な曲だと思います。

特に最終話のEDは…これは内緒ですね。是非!

最近視聴したアニメの中で最初から終盤までここまでの
期待感と緊張感を維持したまま視聴したアニメはなかなか
ありません。
ストーリー的な面白さもありますが、人間関係、心情、
音の対比の表現が素晴らしいと思います。

ボキャブラリーの少ない私には多くは語れません。
是非視聴して下さい。
そして感じて下さい。

とここまでなるべくネタばれ無しで感想を述べてみました
けれど、

上手く伝わるかなぁ…ちょっと不安。

でも、私自身初の5点満点の作品となりました

「響け!ユーフォニアム」

音楽とは聴く者の心を打ち震わせ、繋ぎとめる
世界共通の言語。

しっかりと心に響きました。ガチです!


【主要登場人物・出演者】

黄前久美子 - (CV:黒沢ともよ)
加藤葉月 - (CV:朝井彩加)
川島緑輝 - (CV:豊田萌絵)
高坂麗奈 - (CV:安済知佳)
田中あすか - (CV:寿美菜子)
小笠原晴香 - (CV:早見沙織)
中世古香織 - (CV:茅原実里)
塚本秀一 - (CV:石谷春貴)
後藤卓也 - (CV:津田健次郎)
長瀬梨子 - (CV:小堀幸)
中川夏紀 - (CV:藤村鼓乃美)
吉川優子 - (CV:山岡ゆり)
斎藤 葵 - (CV:日笠陽子)
黄前麻美子 - (CV:沼倉愛美)
松本美知恵 - (CV:久川綾)
滝 昇 - (CV:櫻井孝宏)


【主題歌】

オープニングテーマ
「DREAM SOLISTER」(第2話 - 第12話)
作詞 - 唐沢美帆 / 作曲・編曲 - 加藤裕介 / 歌 - TRUE

エンディングテーマ
「トゥッティ!」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話)
作詞・作曲 - ZAQ / 編曲 - 高田暁 / 歌 - 北宇治カルテット
[黄前久美子(黒沢ともよ)、加藤葉月(朝井彩加)、
川島緑輝(豊田萌絵)、高坂麗奈(安済知佳)]

メモリアルエンディングテーマ
{netabare}
「DREAM SOLISTER (Wind Orchestra Ver.)」
(第13話)
作曲- 加藤裕介 / 編曲 - 松田彬人
{/netabare}


【mio's café】
ここからはネタばれの感想となりますので未視聴の方は…
出来ればご遠慮ください。
それでもという方は…Come on!Join us‼︎

{netabare}
良かった、本当に良かったです。
最初はヒロインらしからぬどこかクールでちょっと
ネガティヴな主人公:黄前久美子ちゃんにこの子この先
どうなるんだろうって不安だったけど、見事に変わって
くれましたね。
周りに良き友人、先輩、先生に囲まれて葛藤しながらも
成長し、本当の自分の気持ちに気付いていく様は見事でし
た。
CV:黒沢ともよさんの演技も普段のクールでグタグタな
低音ボイスから気持ちが高揚した時のちょっと上擦った
感じの声まで凄くメリハリがあって素敵でした。
本当にリアルな女子高生らしさが出ていたと思います。

そんな久美子を序盤で支えたのが超ポジティブ思考の2人
のお友達。
加藤葉月ちゃんと川島緑輝(サファイア)ちゃんでした。
でもこの2人のポジティブさ微妙に違うんですよね。
そのあたりの細かい使い分けも凄く上手だったと思います。
葉月ちゃん演じるCV:朝井彩加さん、
緑ちゃん演じるCV:豊田萌絵さん。
多分初めて名前を見る方だったのですが凄くキャラの魅力
を引き出していて良かったと思います。

久美子と最初にお友達になった加藤葉月ちゃん。
序盤のチューバとの馴れ初めは笑っちゃいました。
こうだと決めたら突進するポジティブ要素の他に以外と
感受性が高くナイーブな感じ。
感動しやすく、お友達の為なら頑張れる女の子。
8話告白シーンでの後ろからのカメラアングルで瞬きする
所、橋の上での緑ちゃんと再開して涙が溢れ出すシーン。
切なかったですね。
逆に9話でヘコむ緑ちゃんを励ます姿が愛おしかったです。

そして川島緑輝ちゃん。
「命かけてます!」
「その言葉待ってました!」
なんと前向きなキャラなんでしょう。
あのちっちゃい体でコンバスってのも良いですね。
後ろは振り向かない前進あるのみの超ポジティブ思考。
事あるたびに久美子にハッパかけてくれます。
そんな緑ちゃんでもさすがに9話ではへこんじゃってちょっ
と心配しちゃった。
8話でのいきなり登場した妹の琥珀ちゃん。
「こりゃ、ヤバいね〜」
葉月ちゃんの言葉そのもの。かなりヤバかったです。

緑ちゃんが背中を押して葉月ちゃんがさりげなくフォロー
する。
タイプの違うポジティブキャラの魅せ方がとても印象に
残ります。

そんな2人に割って入るかの様に久美子の心を虜にした
高坂麗奈ちゃん(CV:安済知佳さん)。
凄いですね。
私の中で「高坂麗奈」という「戦場ヶ原ひたぎ様」に
勝るとも劣らないキャラが誕生しました。
第1話でのあの涙。
凄くわかるんです、あのダメ金の悔しさ。
吹奏楽は一人じゃないからこその悔しさ。
皆んなが1つにならなきゃ取れない代表の座、
だけど一つになっても取れない代表の座。
嬉しさも倍なら悔しさも倍だから…
麗奈の気持ち凄くわかるんです。
リアルですね。
(私が現役の時はダメ金という言葉が凄く嫌いでした。
あの評価方法自体今思い出しても酷だと思います。)

私がこの作品を見始めて凄く興味があったのが、いかに
して金に届くまでの吹部に育っていくのかという事と
第1話で訪れた久美子と麗奈の関係がいかに変わっていく
のかという事でした。
第5話が吹部としての大きなきな転換点、そして第8話が
久美子と麗奈の関係の大きな転換点だったと思います。
作画の美麗さに音楽が優しく重なり、私までなんだか
幻想的な夏の夜の夢を見ているようでした。
背後の夜景が透けて見える白いワンピース。
久美子の顔をなぞる麗奈の白くて細い指先。
「特別になる…」
ユーフォニアムとトランペットでの2重奏。
その曲名も

「愛を見つけた場所」…

背景、音楽、キャラのあまりの美しくしさに背筋が
ゾクゾク。
最後のEDまでドキドキしてました。
近年の京都アニメーションの中でも突出した出来だと
思います。
負い目を感じて後ろ向きだった久美子が麗奈の強くて
真っ直ぐな気持ちの虜になった第8話。
好きな人の為なら全てを敵に回しても構わないという覚悟
の第11話。
この2話に共通していた事が好きな人の為なら死をも厭わな
いという気持ち。
高校生にはちょっとオーバーとか百合展開とか思われる方
もいらっしゃるかと思いますが、私にはそう感じませんで
した。
憧れや人を尊び好きになる気持ちは男女の壁を越えたそう
いう物だから。
人生にそう何度もない出会いが高校生の久美子に訪れた
だけだと思います。

そして麗奈と同じ目線に立てた第12話への大きな導火線
だったと。

「悔しい…悔しくて、死にそう…」

第1話での麗奈と同じ言葉を発した久美子のシーンには
見ているこっちまで心が張り裂けそうでした。
自然と涙が溢れました。
久美子が駆け出すシーンからの作画は圧巻です。
この12話での作画に関してちょっと興味深いツイートが
ありましたので。
以前京都アニメーションでアニメーターとして活躍してま
した斎藤敦史さん(現在はフリーとしてSAO、アルドノア・
ゼロ、ガリレイドンナ等のメインアニメーターとして活躍
中)のツイートなんですが、ちょっと引用させて頂きます。

「ユーフォニアム12話、ちょろっとだけ観たけど
どうやったらこんなクオリティになるのか意味が
分からない。無理〜。
演出がどのぐらい手を入れてたのか気になる。」

凄いですね、プロで同業者しかも元京アニの方が見ても
この感想です。

やはり京都アニメーション、凄いです。

メインキャラとモブ的なキャラの区別がつかないくらい
それぞれのキャラが魅力を発揮するのも京都アニメーショ
ンの作品の特徴の一つ。
今回も沢山の魅力的なキャラがいましたね。
当初から私が注目していたのが
低音パートリーダー田中あすか先輩(CV:寿美菜子さん)
新任顧問の滝昇先生(CV:櫻井孝宏さん)
の2人でした。

最初はあすか先輩の弾けたキャラに魅了され(寿美菜子さん
の演技もまたぴったりです)ていたのですが、お話が進むに
つれて見え隠れする過去と影。
リーダーとしての資質を持ちながらみんなとは一線を画す
あすか先輩の本心というのがとても気になりました。

新任顧問として赴任してきた滝昇先生。
私的にはもう何と言っても櫻井孝宏さんの演技が大好きです。
櫻井さんの顔が滝先生になるくらい素敵でした。
クールで優しい仕草で語りかける言葉の中にある熱い
情熱。
時には残酷ともとれる指導方法をとりますが、大事な所
での言葉はさすがです。

色んな言葉がありましたが最終話でのチューニングルーム
からみんなを送り出す時の言葉は最高でした。

「では皆さん行きましょう、全国に」

これで頑張れないわけがありません。
演奏始まる前から私のアドレナリンが噴出しちゃいました。
吹奏楽に対する情熱と生徒への信頼が感じられる素敵な
先生です。
あんまり言うと麗奈に怒られますね。

でも最終話が終わってもあすか先輩と滝先生2人の中にある
過去というか事情みたいなのが一番引っかかりました。
2期あれば明らかになるといいな。

中世古香織先輩(CV:茅原実里さん)は何と言っても10.11
話での再オーディションのお話が胸に残りましたね。
周りをそして自分を納得させ気持ちよくコンクールに向か
えるように敢えての再オーディション。
最終話での麗奈のソロパートを聴くマリア様のような表情
が全てを物語っていました。

小笠原晴香先輩(CV:早見沙織さん)もいろんな葛藤があり
ましたけれど、お話が進むにつれての成長がとても良かった
です。早見沙織さんの独特の鼻にかかったような声が私的に
は高ポイントでした。

一人一人あげていくと大変なレビューになりそうなので
最後にこの人だけはというキャラを。
中川夏紀先輩(CV:藤村鼓乃美さん)です。
私的に最大のダークホースって言い方はおかしいかもしれ
ないけれど、お話が進むにつれて一番魅力的になりました。
ポニテ先輩最強です!
最初の頃はこの先輩なんだかなぁ〜って感じだったんです
けれど、自身の過去の辛い思い出や久美子のトラウマを
取り払い、再オーディションの時も関係修復の為に影で
支えていましたね。
優子ちゃんとの微妙な関係も凄く好きです。
屈託のない笑顔でコンクールに出場するみんなを支える
姿に癒されました。
最終話では感動する葉月ちゃんの肩にそっと手を回す
シーンに思わず涙。
やっぱポニテ先輩最強!そういえば最終話はポニテ祭りで
したね。
私も翌日、久しぶりにポニテしちゃいました。
影響されやすいタイプなので…

もうキャラ紹介だけのなんだかなレビューになっちゃい
そうですけど、それだけ魅力に溢れたキャラがいる作品
という事かな。

最初から最後まで右肩上がりで楽しめた当作品。
中でも特に好きだったのは第5話、第8話、第11話、
第12話、第13話でした。

私の視聴したアニメの最高評価は4.9というのが何作品か
あるのですがあと0.1点というのが今までの壁でした。
凄く面白かった、感動した、泣いたそれでも充分なんです
がこの作品を視聴してその0.1というのがわかりました。

「心が震える」

これが0.1点の答えでした。

最終話でこの答えが出るかどうか、緊張のスタートです。

コンクール当日の朝、いきなり画面から伝わる緊張感。
目覚ましより早く起きてる久美子がまずリアル過ぎま
した。
静かな朝だからこピリピリ張り詰めた空気感という
のが伝わります。
そしてお姉ちゃんとの微妙な感じ…
そんな空気を麗奈との肘の小突きあいで飛んでけぇ〜って
麗奈も緊張してるんでしょうね、ついほっこりほぐしてく
れました。
現在の私のアドレナリン充填率70%

淡々と準備が進みみんなの表情もどこか硬い…
そんな緊張をほぐすかのようにチーム「もなか」からの
プレゼント。
サブメンバーの屈託のない笑顔に癒されます。
またもやほっこり。
小笠原部長とあすか先輩の掛け声でいざ出陣!
それにしても滝先生のタキシード姿、滝シードでした。
かっこいい♡
私のアドレナリン充填率80%

会場に到着してますます高まる緊張感。
もう私までリアルで見ているかのような気持ちの高まり。
あのホール独特の匂いまで再生されました。

館内で流れるアナウンス、チューニングルームでの音合わ
せであたふたする様子、音に共鳴するペットボトルの水。
凄くリアル。
現在、私のアドレナリンの充填率90%

招集がかかりいよいよです。
そして滝先生の言葉

「では皆さん行きましょう、全国に」

先生と生徒の気持ちが一つになった瞬間でした。
私のアドレナリン充填率100% 一気に噴出…
心が震えました。
そうです、最後の0.1点がきたんです。
しかしこれは序章、「心の震え」第1波です。

緊張の演奏開始。もう合奏を楽しむよりも祈るような
気持ちです。
ライトに反射する細かいダスト。
引きと寄りのカメラワーク。
みんなの気持ちのこもった表情。
「全国に行くんだ」
セリフと共に映し出される久美子の表情。
獲物を狙う野獣のような表情に「心の震え」第2波が
来ました。
凄い、この子達…

譜面に書かれたメッセージ、
「絶対金賞‼︎来年一緒に吹くぞ‼︎」中川
「絶対絶対ゼッタイぜったい‼︎全国‼︎」加藤はづき
「久美子ちゃん。次は火星まで手を伸ばしましょう!
行きますよ‼︎」みどり
「全国、行こうね」麗奈
胸が熱くなります。

いよいよ麗奈のソロパート。あの伸びやかな演奏の始まり
私も緊張MAX…
でもその演奏を聴く香織先輩の表情に「心の震え」第3波が
来ました。
色々あったけど今彼女達は演奏を楽しんでるんだ。
充実しているんだ、良かった…

演奏も終盤、みんなの演奏にも力が入ります。
滝先生も渾身の指揮。
フィニッシュ。涙が溢れました…
みんな凄く良かった、本当に…

いよいよ各賞の発表。
この緊張感、凄いです。
湧き上がる歓声と悲鳴、凄いどこまでリアルなんでしょう
みんなの表情に「心の震え」第4波。

最大の関門、代表校発表。
そうですね、言葉は入りません。表情だけで充分です。
素敵な演出に「心の震え」第5波。

もう私、鼻水まで出てきちゃいました…
どうしてくれるんでしょうか…

言葉では言い尽くせない、感じて欲しい作品です。
素敵な演奏、素敵なドラマを見せてくれてありがとう。
彼女達と京都アニメーションに感謝しています。

最後の集合写真、
屈託のない笑顔の滝先生が印象的でした。

あっ最後に一つだけ、立派な音響設備があれば別ですが
最終話だけはヘッドホンかイヤホンで視聴して欲しいです。
是非‼︎



〜凄く余談〜吹奏楽コンクール〜
{netabare}
この作品を通じて吹奏楽に興味を持たれた方がいましたら
是非、近くの地区大会、支部大会等のコンクールに足を
運んで欲しいです。
7,8月に都道府県、8,9月に支部(関西、九州とか)、11月に
全国というスケジュールで毎年行われます。
日にちをずらして小、中、高、大、般という様にだいたい
行われますが、高校生以上の金を狙う方々の演奏の迫力や
美しさたるもの凄まじいものがあります。

そんな中で私が凄く思うのが小学生の部の演奏を聴いて
欲しい事です。
まだ吹奏楽を生で聴いた事が無いという方がいらっしゃい
ましたら、是非近くのホールに騙されたと思って足を運ん
で欲しいです。
小学生と侮る事なかれ、今の子供達のレベル凄いです。
どんなに小編成のバンドでも心に響くものがあります。
子供達の演奏する圧倒的な音楽を体で感じて欲しいです。
是非!

凄く余談でごめんなさい。
{/netabare}

〜凄く余談2〜リアルユーフォ二アム〜
{netabare}
ご存知の方も多いかと思いますが、昨年吹奏楽界に激震が
走りました。
何が激震なのかというと九州吹奏楽コンクールで長崎代表
の活水中・高等学校が全国コンクールの切符を手にしたん
です。
いゃ〜おめでたいではないですかぁ。
そうなんです。おめでたいんです。

ってそこではなくて、何が凄いかと言いますと、
この活水中・高等学校は九州ではほぼ無名、長崎県大会で
も好成績を残した実績も無く一昨年まで部員不足でコンク
ール出場すらままならない学校だったんです。

そんな学校に昨年の4月に革命が起きました。

九州を代表する吹奏楽の超名門校「精華女子高等学校」
を35年間指導されてきた藤重佳久先生が精華女子高等学校
の定年退職を期に長崎・活水学院の教授に就任。
大学での音楽講義、中・高等学校、大学の吹奏楽部の音楽
監督を兼任する事になりました。

音楽特に吹奏楽は指導者で大きく変わると言います。
私も実際にその様な学校はこれまで幾つも見てきています。

「わかりやすく楽しく、目標を共有する」という指導論を
軸に1980年頃からの創部間もない精華女子を指導し全日本
吹奏楽コンクールには過去19回出場、平成26年には8回
連続・通算10回目の金賞を獲得。マーチングに至っては出
場した15回全てにおいて金賞というまさに吹奏楽界のレジ
ェンド。

就任5カ月での全国出場。
地区大会1回戦負けの常連校がまさかの甲子園という感じで
しょうか?
もちろんこの5カ月の間色々な意識改革、厳しい練習があっ
たと思います。先生を慕って転校してきたり入学して来た
生徒もいるかもしれません。
私立の学校なので施設や楽器にお金をかけたかもしれませ
ん。

でも楽器がいいから、設備がいいから、いい生徒が集まる
からでいい音楽は奏でられないのが吹奏楽なんです。

無名の学校を短期間にここまで成長させハーモニーを作り
上げるのは並大抵の事では無いと思います。
これから毎年藤重先生の指導を受けたいという生徒が全国
から活水学院に殺到するかもしれませんね。

昨年の全日本吹奏楽コンクールは銅賞でしたが、精華女子
高等学校で一つの音楽を作り上げ、活水中・高等学校でまた
新たなる音楽を作り上げようとする藤重先生。

いつか九州吹奏楽コンクール鹿児島開催の時、新しい藤重
先生の音楽聴いてみたいです。
これから楽しみがです♬
{/netabare}

〜凄く余談3〜劇場版公開前に7回目の視聴〜
{netabare}
うん!
何回見てもこんなに心が熱くなれる作品、
やっぱりユーフォです。
何でだろう…
「DREAM SOLISTER」を聴いてるだけで胸が熱くなり
涙が溢れてくる…

やっぱり私にとっては最高の出逢い。

何回見ても感謝の言葉しかありません。

原作・武田綾乃さん、制作・京都アニメーションさん、
「響け!」製作委員会の方々。
制作に関わった数多くのスタッフ、キャストの皆さん。

劇場でまた北宇治吹部のみんなに逢えるのが楽しみです。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 199
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

青春アニメの完成形に立ち会う、という《高揚感》 

去年春に劇場公開された『たまこラブストーリー』は、約75分という上映時間のどのシーンにも無駄がなく、登場キャラの心情推移が素晴らしく説得力に富んでいるように私には見えたので、個人的な総合評価を4.9としましたが、本作では恐ろしいことに、それが1クール(13話)作品に更にスケールアップして実現されてしまったように感じました(本作の総合評価を、同じく4.9とした理由)。
以下のレビューは、聊(いささ)か冗長になってしまいますが、私の本作に対する《愛の告白》と思ってご容赦ください。


◆これは 《愛の告白》 - by 麗奈(第8話)& by 久美子(第11話)

{netabare}前記の『たまこラブストーリー』では、鴨川デルタの飛び石が告白の舞台となりましたが、本作では、同じ京都府の宇治市街を見下ろす大吉山展望台が、やはり印象的な告白の舞台となりました。

{netabare} 「私、特別になりたいの。ほかの奴らと、同じになりたくない。だから私はトランペットをやってる。特別になるために。」
 - 吸い込まれそうだった。私は、今このときなら、命を落としても構わないと思った。 - (※久美子モノローグ)
 「トランペットやったら、特別になれるの?」
 「なれる。もっと練習して、もっと上手くなればもっと特別になれる。自分は特別だと思ってるだけの奴じゃない。本物の特別になる。」{/netabare}

『たまこラブストーリー』で、もち蔵が告白したのは、同級生であり幼馴染のたまこへのシンプルでストレートな恋心でしたが、本作で縣(あがた)祭りの夜、そしてその後の展開の中で、「告白されたもの」が何であるのか・・・本作鑑賞上の肝となるこのポイントをまず考察していきます。

※メモ
「違う。これは、愛の告白」(第8話、麗奈→久美子) 
「だってこれは、愛の告白だから」(第11話、久美子→麗奈)

※二人が大吉山の高台で協奏するのは、『愛を見つけた場所』{/netabare}


◆すべての音楽は《恋》から始まる - by サファイア(第8話)

{netabare}「それはもちろん、すべての音楽は恋から始まるからです。愛と死は音楽にとって永遠のテーマ。全ての曲はそのためにあると言っても過言ではないのですよ、葉月ちゃん。」 (第8話、サファイア)

◇すべては麗奈の「特別」への願いから始まった

→麗奈の「特別」は、きっと「(滝先生の)特別になる」という夢であり願いのこと。
第9話で明かされるように、麗奈のトランペットへの情熱、もっといえば「特別になること」への情熱は、きっと、彼女の滝先生への想いから生まれたもの・・・と推測できると思います。
→そして、その麗奈の願いは、第1話および第13話を見る限り、決して脈のないものではない・・・ように見えました(後述)


◇麗奈から、久美子へと《伝染》する情熱

中学3年の夏の吹奏楽コンクール府予選で麗奈が見せた悔し涙に衝撃を受けつつも、その意味を測りかねていた久美子
→第12話で、見事に回収(アニメ・オリジナルの展開とのこと・・・だとすれば花田十輝氏の功績か)

「久美子ちゃんは月に全力で手を伸ばした」(サフィア)(第12話)
「私、ユーフォが好きだもん!・・・私、ユーフォが好き。ユーフォが好き・・・」
→音大に進学する訳でもないのに、と姉に指摘されて、久美子が思わず言い返した言葉
→穿った見方をすれば、
(1)麗奈の「愛の告白」の対象が、トランペットであり、特別への願いであり、その先に滝先生への想いがあるのに対して、
(2)久美子の「愛の告白」の対象は、ユーフォニアムであり、自分に「特別」への願いを吹き込んだ麗奈への想いがある、と言えるのかも知れません。


◇香織先輩(3年)-優子先輩(2年)の求めた《納得》

「先輩は、トランペットが上手なんですね。」
「上手じゃなくて、好きなの。」(第11話)

→好きだから、納得したかった。好きな気持ちを失くさないように。
→優子先輩は、本作中、一人で汚れ役を買ってしまった感じだけれど、悪くない。むしろ第11話を最後まで観たあとでは、個人的にかなり好印象となりました。
→第10話ラスト、香織先輩が挙手して立ち上がるシーンは鳥肌が立つくらい心を揺さぶられました。
→《麗奈-久美子》の想いだけでなく、その対抗軸として、《香織-優子》の想いを配置したのは秀逸でした。これによってストーリーに非常な厚みが出てきたように思います。


◇滝先生についてのメモ書き

最終第13話、吹奏楽コンクール府大会会場への出発を前に、タキシード姿の滝先生が一人職員室で取り出したアルバムの写真に浮かび上がるのは、「第36回クラシックコンサート」の冊子を抱える小学校低学年くらいの黒髪・蒼い瞳の少女(←どうみても麗奈)。
その写真を優しい目で見ていた滝先生は、「行きましょうか」とひとこと呟いて、歩き出す。

・・・そのワン・シーンが気になって、第1話を見直したら、気付きました。
宇治神社での滝先生初登場シーン(第1話)で、先生の携帯電話から流れ出したのは、大吉山北中学吹奏楽部演奏の「地獄のオルフェ」。
麗奈と久美子が去年の吹奏楽コンクール京都府大会(中学生部門)で演奏したときの録音だったのですね。

これは、もしかして脈ありですよ?麗奈さん。{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

{netabare}※本作の要所要所で、麗奈のトランペットの音色が高らかに鳴り響く点に注目

第1話 ようこそハイスクール ☆ 「悔しい。悔しくって、死にそう」
第2話 よろしくユーフォニアム ☆ 音楽室でハプニング的音出し
第3話 はじめてアンサンブル ★ 校庭を見下ろす高台での『新世界より』独奏
第4話 うたうよソルフェージュ ★ 「滝先生、凄い人だから。馬鹿にしたら、許さないから」
第5話 ただいまフェスティバル ★★ サンフェス会場でハプニング的音出し
第6話 きらきらチューバ ☆ オーディション決定、屋外でソロ・パート個人練習(香織先輩も)
第7話 なきむしサクソフォン ★ 
第8話 おまつりトライアングル ★★★(神回) 大吉山展望台で久美子(ユーフォ)と『愛を見つけた場所』協奏
第9話 おねがいオーディション ★★ 
第10話 まっすぐトランペット ★★ 「好きっていってもlikeじゃないよ。loveの方ね」、香織先輩の挙手
第11話 おかえりオーディション ★★★(神回) コンクール会場で競奏、「1年でこの音・・・反則だよ」
第12話 わたしのユーフォニアム ★★ 「悔しい。悔しくて、死にそう」 ←第1話冒頭と繋がる
第13話 さよならコンクール ★★ コンクールでの独奏、それを支える久美子の低音パート{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)2、★★(優秀回)5、★(良回)3、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 4.9

※まず第11話については、1周目から文句なしの神回と認定しました。
※また、それを前後する第10話({netabare}香織先輩の挙手シーン{/netabare})、第12話({netabare}久美子が麗奈の気持ちを悟るシーン{/netabare})で押し寄せる感動も大きなものがありました。
※第8話は初見時は今ひとつでしたが、繰り返し視聴し、その内容の理解度が増すにつれて、感動が大きくなりました(これも神回認定)。


◆登場キャラクターの整理

{netabare}※◎は物語中、特に重要な役割を果たし、強く印象に残った5人。
※滝先生のオーディションに、①文句なく受かるスキルを上級、②頑張って何とか受かるスキルを中級、③受かる可能性がゼロのスキルを初級、とそれぞれ措定し、その中をさらに上↑・中→・下↓に細分。


(1) 1年生
 ◎久美子(ユーフォニアム、中級↑)
 ◎麗奈(トランペット、上級↑、段違いのハイ・スキル)
  葉月(チューバ、初級↓、全くの初心者)
  緑輝(サファイアちゃん、コントラバス、上級↓)
  秀一(トロンボーン、中級↑)
(2) 2年生
  夏紀先輩(中川先輩、ユーフォニアム、初級↑~中級↓)
  梨子先輩(チューバ、中級↑)
 ◎優子先輩(トランペット、上級↓)
  後藤先輩(チューバ、中級↑)
(3) 3年生
  春香部長(バリトンサックス、サックス・パートリーダー、上級↓)
  あすか副部長(ユーフォニアム、低音・パートリーダー、上級→)
 ◎香織先輩(トランペット、トランペット・パートリーダー、上級→、麗奈の入部前は部一番の吹き手)
  葵ちゃん(テナーサックス、途中で退部、中級→)
------
北宇治高校吹奏楽部 計13人(女子11人+男子2人) ※他にも多数部員あり(総勢60名以上)

(4) 教師
 ◎滝先生(顧問)
  松本先生(副顧問)
(5) その他
  久美子の姉(大学生、元吹奏楽部、トロンボーン)
  梓ちゃん(立華高校1年、久美子・麗奈と同じ中学で吹奏楽部だった、トロンボーン)
------
以上、物語に絡んでくるキャラクターは 計17人{/netabare}

※これだけ多数のキャラを登場させながら、一人ひとりの個性をキャラブレせずに確りと描き分け、かつ◎の5人を始めとする個々のキャラの要所要所での感情の襞(ひだ)を過不足なく描き切った点は実に見事でした。
→その結果として安っぽさがほぼゼロの格調高い名作に仕上がっていると評価します(キャラブレしまくり&安っぽいギャグで誤魔化すシーン多すぎで評価を下げた『四月は君の嘘』と好対照)。
※1年生の仲良し3人組+2人(麗奈、秀一)だけでなく、2年生・3年生の側の事情や感情推移も抜かりなく描き出している点も見事で、好感度が高くなりました。


◆総評

◇内容要約

{netabare}本作は、一見して、

(1) 表の主人公=久美子(視点人物)のどこか冷めていた心に、ユーフォニアムそして吹奏楽への情熱の炎が灯り、それが次第に熱く燃え上がっていく様子を描き出す青春部活もの作品なのですが、それと同時進行で、

(2) もう一人の主人公=麗奈に宿る、トランペットそして吹奏楽への情熱の炎の源が、次第に明かされていく物語でもある

・・・ように私には見えました。{/netabare}


◇京アニの実力なら、本作と同水準の作品は今後も幾らも制作可能

{netabare}・本作は、現実の高校生の《心の揺れ動き》をそのまま活写したかのようなリアリティに富む作風で、好感度が凄く高く本当にどこにも文句の付けようのない素晴らしい出来だと思いました。
・それはまるで、京都アニメーションというアニメ制作会社を通して、青春アニメの完成形に立ち会っているのではないか、と錯覚してしまうような《高揚感》を伴ったアニメ視聴体験でした。

・京アニ作品では、本作や前記の『たまこラブストーリー』のほか、同じくファンタジー設定のない青春ものとして、2012年放送の2クール作品『氷菓』も、私は総合点数を4.8と高評価しています。
・つまり、音楽系部活もの(本作)・純恋愛もの(たまラブ)・ミステリーもの(氷菓)というジャンルの差異はあるとはいえ、等しく高校生男女の比較的等身大の青春模様を描き出す作風のアニメは、この京都アニメーションという制作会社によって、原作ないしシナリオ原案が確りしていれば、という限定条件つきですが、完成形がほぼ確立されてしまった感がしました。

・この原作ないしシナリオ原案が確りしていれば、という点が実は曲者で、本作や『氷菓』は、やはり原作小説が内容のある良作だったのだろうと推測します。
・で、ここで注目すべきは、このクラスの小説なら、昔から1年に5本程度は発表されているのではないか?ということです。
・つまり、そうした確りした内容があり感動がある原作を、事前にきちんと選びさえすれば、京アニの実力だったら本作と同等クラスのアニメ作品を、これからも幾らでも制作できる、ということに論理的には当然なるかと思います。{/netabare}


◇最後の課題は、《青春アニメ》というジャンル自体の限界を超えること

{netabare}・これを裏から見ると、もともと優秀な原作が一層引き立つ、秀逸なアニメを制作する京アニの技術の完成度は本当に凄いけれども、そうして制作されるアニメは、結局のところ原作のサイズ(=青春もの、という限定されたジャンルでのシナリオ構成)を大きくは逸脱できない、ということに論理的にはなるのではないか、と思います。

・本作についていえば、登場キャラたちへの《共感》は物凄くありましたが、《憧憬》は、余りなかったように個人的には思いました→『魔法少女まどか☆マギカ』との違い(=原作ないしシナリオ原案の限界)
・それが、私が本作の総合評価を5点満点にしなかった、たぶん唯一の理由です。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 119
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「本気」が伝える力の大きさ

世界観:7
ストーリー:9
リアリティ:10
キャラクター:9
情感:8
合計:43

高校1年生の春。
中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、
クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部の見学に行く。
そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。
葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。
思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。
(公式HPより)

リアルタイムに近い作品を見るのは久しぶりのこと。キャッチしている方の評価が高いので、大物かもしれないと思って視聴しました。

吹奏楽部の話ですね。楽器の略称や業界用語的なものが出てきたり、主人公がナレーションで説明をしてくれることから、吹奏楽をやっていた方、無縁だった方、双方とも楽しめる内容だと思います。

私は、おそらくあまり例のないケースでしょうが、その中間的存在で、高校三年時、最後の演奏会にのみ参加をした経験があります。ヘルプとして参加しただけで、特に楽器経験もなかったためパーカスでしたが、トライアングル、カウベル、ウイップ、シロフォン、シンバル、ゴング(銅鑼)など多種の楽器を奏でました(今思えば、大胆すぎる配役ですね、これ)。

真っ暗な会場の中、自分たちの側にあたる照明、塵で少しきらめく光。
テンポが落ち着いた時に見渡し直した会場、仲間たちと一緒に「合奏」することの感動。
この時の体験はなかなかに衝撃がありました。

当時の自分もそれなりに頑張ったと思うのは、演奏した曲目を今でも諳んじられることですが、流石にパート練(板打ちする日々)のことや、チューニングその他の音、演奏会会場への楽器運搬、舞台裏での準備などは、これを見るまで記憶の彼方に飛んでしまっていました。

と、個人的な話をしてもしょうがないですね。私が伝えたいのは、経験者から見てもおそらく、リアルな作りになっていることです。その上、13話と短い回数でストーリーがまとまっていて、ドラマ性もあり、人間もしっかり描かれています(多々のシーンで言葉になっていない登場人物の言葉が聞こえてきます)。

作画について、流石は京都アニメーションと思えるもの(キャラデザは氷菓のほうが好みですが、もちろん良質な部類)。音楽についても、吹奏楽部の物語ですから、当然各所で良い演奏シーンがありました。

最初から良いフィーリングのアニメ(第3話終了時で3.7点(あにこれ4.4点相当))でしたが、化けてきたのは{netabare}お祭り回の第8話。

「でも、わかるでしょ。そういう、意味不明な気持ち」
「私、特別になりたいの」

このシーンは、この作品のターニングポイントであり、麗奈自身はもちろん、作り手の本気を感じさせてくれました。

情熱のある人・作品に触れることは、いつだって刺激的ですね。
{/netabare}久美子もここから変わっていったと思いますし、これを見ていた私も「やるべきことをやらなければ」と、本気で熱くなりたいという思いが強くなりました。

このような前向きな影響を与えてくれる作品を、自分は大切にしたいです。
そして、多くの人に触れてもらいたい。
未視聴の方は是非、ご覧ください。

追記
この作品は日常系では完璧に近い内容と考えていますが、それでもまどマギの壁を越えられませんでした。配点上、世界観(設定)に独自性や工夫があり、感動もできる作品が求められますので、今後は設定ものを中心に見てみようかと思います(つくづく、SAOがもっと丁寧に作られていれば…)。

一期完結でも満足しており、関係者の皆さまに感謝します。

<追記2015.8.4>
良い作品というものは繰り返し見てしまうもので、視聴後もその世界に浸っていたいものですが、この作品もそのレベルでした。
当初はアニメっぽくて明るすぎると思っていたOP/EDもいつの間にかかなり聴いていますし、いずれハイレゾのサントラも購入したいと思っています。

作品の中身については、他の皆さんが丁寧に書いているので私が改めて書く必要もないですが、2周目で気付くところもありますし、ヒューマンドラマと合奏が良いので後半は何度見ても良いです。{netabare}特に、香織が挙手をする10話、悪役に見えていた優子先輩の気持ちを理解できる11話、本気になったものの挫折を味わった久美子が1話の麗奈の思いを知る12話、コンクール会場の雰囲気と情熱を伝えきった13話、全て優良回でした。{/netabare}

本作を気に入った方には必ず見てもらいたいのがYoutubeにUPされている聖地巡礼の動画。ここまで描き込まれていたことに、新たな感動を味わえると思います。これは巡礼者が訪れて町おこしになるレベルかとw

課題曲プロヴァンスの風は実際に2015年の課題曲のようで、それ関係の動画も結構UPされていました。

<追記2015.9.18>
そういえば、書いていなかった点として、{netabare}百合的な表現がありましたが、麗奈は滝先生のことが好き(likeじゃなくてlove)だと言っているし、中学~高校くらいまでは親友とベタベタする場面があっても全然違和感はないので、自分は抵抗なかったです。久美子の告白返しの場面も、綺麗に笑顔で流してます。ちょっと危うさを感じさせるスパイスになっていて、巧いなぁという印象です。{/netabare}

<追記2015.11.7>
第二期が決定したそうですね。当初、商業的な成功の有無にも左右されるため、日常系で萌えも抑えたこの作風では難しいかもと思っていましたが、朗報です^^ 第一期の完成度が高いので、評価的にはどうなるか心配ですが、楽しみです。

追記2016.4.26
劇場版についていくつかのレビューを拝見し、GW中に観に行くことにしました。sugoi japanでは最終発表の5位までに入らないという残念な結果でしたが、自分にとっては2015年のベスト。応援したい作品ですからね!

<追記2016.9.28>
いよいよ来週から2期が始まりますね! この作品、5.0点を付けただけあって、いまだに見直しています。主に8話のBパートなのですが、この回だけ藤田春香さんという方が演出をされているのですね。この回を神回と評価するブログなど回ってみて、やはり良いよなと頷いたところです。2期の演出者も注目して視聴したいと思います。
(参考)http://studiodomo.jp/wordpress/enshutsu-harukafujita/

<追記2016.11.2>
先日、ハイレゾのサントラを購入。好きな曲を組み合わせてリピートする日々です。いくつかの曲は2期でもそのまま使われています。
また、一通り見直してみると、7話でみぞれが廊下で練習している、2期を連想させるカットがあったり。大した場面でなくても色々込められているんだなと思います。

<追記2017.6.24>
2期の終結とともに、原作の状況からも当面オワコン状態になるかなと思っていましたが、2期の総集編的な映画『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』の公開(9月30日)、さらに、2018年には「みぞれと希美」と「2年生になった久美子たち」の物語を描く、完全新作映画の公開が決定したとの情報が。2年生エピソードは原作者との関係で大丈夫なのかと心配になりつつも楽しみですね!

<2018.5.7追記>
リズと青い鳥を鑑賞し、久しぶりに響け!ユーフォニアムの世界に戻って色々なサイトや動画を見たり、通勤の音楽も久しぶりにユーフォのサントラから選りすぐったリストを再生していました。(昼寝のお供には、時々使っていましたが)

なお、そのリストは、「31 DREAM SOLISTER TV SIZE」、「01 はじまりの旋律」、「19 意識の萌芽」、「50 愛を見つけた場所」、「26 微かな光」、「27 一途な瞳」、「28 重なる心」、「29 去来する想い」、「52 プロヴァンスの風」、「54 三日月の舞 麗奈ソロVer.」、「55 DREAM SOLISTER(Wind Orchestra Ver.)」、「56 トゥッティ!(Wind Orchestra Ver.)」で構成しています。

今更ながら、評価推移も記録しておきましょうか。
(参考評価推移:3話4.4→8話4.7→10話4.8→12話4.9→13話5.0)

<2022.6.5追記>
昨日、ついに、
「「久美子3年生編」TVシリーズ放送決定&「アンサンブルコンテスト編」Blu-ray発売・劇場特別上映決定!!」
の情報が公表されました。

久美子3年生編の制作は2019年には既に公表されていましたが、あの事件があってからは、どうなるのだろうかと思っていました。
そして前回の公表時には劇場版なのかTVなのかも不明だったところ、今回、3年生編がTV版で制作されるとのこと。2年生編が劇場版で短く感じてしまい、3年生編はTV版で作ってもらいたいと強く思っていましたので、今回のニュースはとても嬉しいです!

アンサンブルコンテスト編は、『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話』に収録された話からのようで、原作未読なのでこちらも楽しみです。

当面の日常の励みになりそうですね♪

<2023.6.2追記>
アンサンブルコンテスト編の予告PV見たら、オーメンズオブラブじゃないですか!
数少ない私が演奏に加わった曲で、テンションが上がってしまい久しぶりに書き込みしました。いや~楽しみ楽しみ♪
通知は自重しておきます。。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 150

84.1 14 学園で恋愛なアニメランキング14位
東京レイヴンズ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (2168)
13356人が棚に入れました
『ぼく、シキガミになる。ずっと一緒にいて、ずっと護ってあげる』

それは遠い昔の約束。彼がまだ”将来”の意味を知る前の──。

霊的災害<霊災>が多発し、陰陽師たちが活躍する現代。

土御門春虎はトコトン運の悪い少年だった。
陰陽師の名門に生まれながら才能はからっきし。
この16年の人生で、死にかけた回数12回。
そしてある夏の日、極めつきの受難が、彼の前に訪れる。

「久しぶりです──春虎君」

土御門家次代当主である幼なじみの少女、夏目。
彼女との再会が、春虎をかつて見た”将来”へ──波乱に充ちた”未来”へと導き始める!
闇に舞う鴉たち(レイヴンズ)の、時を超える陰×陽ファンタジー!!

声優・キャラクター
石川界人、花澤香菜、木村良平、金元寿子、佐倉綾音、豊崎愛生、喜多村英梨、下野紘、遊佐浩二
ネタバレ

チャチャ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

四海の大神、百鬼を退け、凶災を祓うっ! オーダー!!

【あらすじ 】
土御門夏目(つちみかど なつめ)の式神となった春虎が、東京の陰陽塾に入学し、そこで出会った仲間たち共に様々な事象に巻き込まれながらプロの陰陽師を目指していく作品。

【スタッフ&その他】
原作: あざの耕平
制作: エイトビット(Rewrite、ヤマノススメなど)
監督: 金崎貴臣 (この素晴らしい世界に祝福を1.2、これはゾンビですか? など)
話数: 全24話
ジャンル: ファンタジー


【レビュー】
{netabare}原作は富士見ファンタジアのライトノベルで、既刊14巻+短編4巻です。コミカライズもされていて既刊は14巻。私はラノベは未読、コミックス版は全巻既読の状態で視聴。


バトル系のアニメ作品としては屈指のハイクオリティな作品だと思います。バトルに関しては文句の付けようが無いくらい迫力がありましたし、ストーリー設定やキャラ設定も申し分ありませでした。さらには作画も綺麗というおまけ付き。それから、女の子になったり男の子になったりするヒロイン夏目のCVを担当する花澤さんの声の使い分けもお見事だったなぁ~さすがプロ。


14話くらいまでは、バカ虎(春虎)・夏目・冬児(とうじ)たちの陰陽塾での1年生としての日常的な学園生活が描かれます。ここまでは正直それほど大した事はありません。ただし、後半への伏線が至る所に散りばめられてるので、ちょっと注意した方がいいかもですね。
面白くなるのは春虎や夏目が2年生になってからの野外合宿の後、蘆屋道満(あしやどうまん)による襲撃事件あたりからですね。その後は前半の伏線を回収しつつストーリーが目まぐるしく展開するので、先が全く読めなくて最終話まで目が離せなくなると思いますよ。陰陽庁、陰陽塾、多角会などの組織が目論むそれぞれの思惑に、春虎たちが徐々に巻き込まれていく感じが面白かったなぁー。


この作品の欠点をあげるならば、作中で使用されている用語や組織の説明がほとんどされいない不親切さでしょう。コミックス版ではちゃんと懇切丁寧に説明されているんですけどね・・・どうしてこうなったアニメ版! 例えば、初見で観た人にいきなり「見鬼(けんき)」などと言われても、「はっ??」となりますよね? 当たり前ですそのリアクション。ですから、分かり易く以下にまとめておきました。予備知識としてサラっと目を通しておくだけでも、この作品をより楽しめると思いますよ。


2期があるかどうかですが、この1期のアニメ化で原作ラノベの9巻分を消費してしまいました。よって、原作ストックが足りないので2期があったとしても数年後。そうなると、1期と2期との間隔があまりにも空きすぎてしまいます。って事で残念ながら2期は無いんじゃないかなぁ~。勿論あって欲しいですけどね。


最後に私的な好みで申し訳ないのですが、これだけ言わせてお願い。大友先生めっちゃカッコいいよ~。 大友先生 vs 道満は最高でした。(*`・∀・´σ)スキッ!!


【用語解説】
●泰山府君祭(たいざんふくんさい): 土御門家が代々執り行ってきた死者を復活させる「禁呪」の儀式。
●土御門 夜光(つちみがど やこう): 安倍晴明の末裔である土御門家の天才陰陽師。終戦の年に泰山府君祭に失敗して死亡したと言われる。
●式神(しきがみ): 陰陽師が操る使い魔。または陰陽師と陰陽師との主従関係にも用いる。
●見鬼(けんき): 霊気や霊的な存在を見る能力のこと。
●霊災(れいさい): 霊的な災害。
●帝式陰陽術: 略して帝式。夜行が戦前に作り上げた呪術。危険な呪術も盛りだくさん。
●汎式陰陽術: 略して汎式。夜行の死後に帝式陰陽術から危険ものを取り除いた呪術。
●陰陽庁: プロの陰陽師達を統括する国家機関組織。リアルで言うところの警視庁みたいなもの。
●祓魔局(ふつまきょく): 陰陽庁に属する内部部局の1つ。霊災の感知・修祓(しゅばつ)が主な仕事。リアルの機動隊みたいな感じ。
●呪捜部: 陰陽庁に属する内部部局の1つ。呪術に関連する犯罪捜査が主な仕事。リアルの公安みたいな感じ。
●双角会(そうかくかい): 狂信的な夜行信者達によるテロリスト秘密結社組織。
●十二神将: 国家資格である「陰陽1種」を取得した超エリートの独立祓魔官。陰陽庁でも取得者は一握り。
●霊災テロ: 2年前に双角会が引き起こした大霊災テロ。首謀者は大連寺 至道(元十二神将)。
●鴉羽(からすば): 夜行が着用していたヤタガラスの呪具の羽織。陰陽庁では禁呪の呪具指定扱い。
●飛車丸・角行鬼: 夜行の右腕の式神。夜行の死後は行方不明。共に最強。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 14
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中盤過ぎまではじっと我慢。第14話で弾けて、終盤は展開の意外さにワクワク型

2013年秋~の放送当時は、序盤で切ってしまった作品ですが、本サイトでの評価がジワジワ上昇してきていることに最近気付いて、再挑戦してみました。

◎結果◎

『灼眼のシャナ』、『魔法科高校の劣等生』が好きな人ならば十分楽しめるワクワク型の作品と思いました。(つまり鬱展開の目立つシリアス型ではない)

主人公&ヒロインが高校生で、ラブコメ込みの明るめ魔法バトルもの、のこれら3作品をざっくり評価すると、

『灼眼のシャナ』    個人評価 4.2  ※1・2・3期トータルの評価
『魔法科高校の劣等生』 個人評価 4.4
『東京レイヴンズ』   個人評価 4.1

といったところでしょうか(東京レイヴンズは2回目視聴時は更に評価が上がる可能性あり)。

とくに本作は、序盤~中盤がどちらかというと退屈気味ですが、第14話で急に猛烈に面白くなって、その勢いで最終話までイッキ見できました。
→同じく、中盤過ぎまで退屈気味だが、第16話でイッキに面白くなる『魔法科高校の劣等生』と盛り上がりパターンが類似。
→因みに、本作は、{netabare}陰陽道の名家の優秀なヒロインと、彼女と同族であり護衛義務を背負う劣等生の主人公{/netabare}というメイン・キャラの構成も『魔法科高校~』と類似していますが、いわゆる俺TUEEE!系ではありません。

また、これら3作は、次々と新しいキャラが登場してきて、コレまとめられるの?と心配になってしまう割には、最後まで見ると、どの登場キャラにも、確り見せ場が与えられている(=「捨てキャラ」が居ない)点で、やはりいずれも、シナリオ優秀だな、と思いました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========= 東京レイヴンズ (2013年10月-2014年3月) =========

{netabare} - - - - OP「X-encounter」、ED「君が笑む夕暮れ」 - - - -

第1話 SHAMAN*CLAN -約束- ☆ ダブル・ヒロイン(夏目、北斗)と思わせといて・・・
第2話 SHAMAN*CLAN -告白- ★ 「え?」と不意打ちを喰らってしまう
第3話 SHAMAN*CLAN -魂呼(たまよばい)- ★ 最後は、また「え?」
第4話 RAVEN"s NEST -学舎- ☆ 東京編開始、コン(霊狐)登場
第5話 RAVEN"s NEST -絆- ★ 初っ端から、また「は?」、最後も「は?」
第6話 days in nest -休日- ☆ コメディ回
第7話 cHImAirA DanCE -鬼喰(おにくい)- ★ ここで急展開だが、色々と説明不足・・・
第8話 cHImAirA DanCE -生成(なまなり)- ☆ 続き
第9話 cHImAirA DanCE -修祓- ☆ 続き
第10話 GIRL RETURN -神童- ☆ 鈴鹿再登場
第11話 GIRL RETURN -虎- ☆ コメディ回
第12話 GIRL RETURN -恋心- ★ 日常回だが・・・
第13話 Black Shaman ASSAULT -法師- ★ 日常回の続きから、急展開(道満襲来)
第14話 Black Shaman ASSAULT -術比(じゅつくらべ)- ★★★ 待ってました!凄い魔法バトル回

- - - - OP「〜Outgrow〜」、ED「Break a spell」 - - - -

第15話 _DARKNESS_EMERGE_ -邂逅- ☆ 相馬多軌子登場 
第16話 _DARKNESS EMERGE_ -神扇- ★★ 双角会狩り
第17話 _DARKNESS_EMERGE_ -髭切- ★ 続き、陰陽庁の秘密
第18話 over-cry -強襲- ☆ 土御門家全焼
第19話 over-cry -姫- ☆ 模擬戦(夏目vs.多軌子)
第20話 over-cry -花火- ★★ 夏目の回想(※ここで第1話にようやく繋がる)、そして「え?」
第21話 to The DarkSky -闇夜- ★ 陰陽塾vs.陰陽庁 
第22話 to The DarkSky -護法- ★ 魔法バトル回
第23話 to The DarkSky -陰陽- ★★ 続き 
第24話 to The DarkSky -魂呼(たまよばい)-  ★ 続き{/netabare}
-------------------------------------------------------
内訳 ★★★(神回)1、★★(優良回)3、★(良回)10、☆(並回)10、☓(疑問回)0 ※個人評価 4.1

投稿 : 2024/09/28
♥ : 40
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

主人公影薄っす・・・監督は謙虚w

主人公の影の薄さが際立っていて…
序盤は、学園ラブコメ的なノリで、ここでも主人公埋もれる…
様々な登場キャラに喰われてしまう。

14話から、多少ストーリーが加速してくるけど、
主人公に見えてしまうのは{netabare} 大友センセー {/netabare}だね。
やっぱり主人公が埋もれてしまう…

主人公らしさが見れるのは、{netabare} 最終回の10分ぐらい。{/netabare}

個人的には好きなジャンルなんだけど、勿体無い感が多分にあるアニメ。
原作コミックスは持っているけど、ラノベの方は面白いのかな?
一応、2期に繋げる終わり方はしたけど、円盤売れていないし、原作ストックないから、2期期待薄という事で。

13話までのOP「X-encounter」がハイセンス。
何回ループして見ても良い☆
2クールOP以外は曲も絵のセンスもいい♪

投稿 : 2024/09/28
♥ : 2

82.8 15 学園で恋愛なアニメランキング15位
琴浦さん(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (2438)
12343人が棚に入れました
琴浦春香は、一見普通の女子高生に見えるものの、人の心が読める能力を持つ。
しかしそのことをきっかけに、周りを疎外するようになっていった。と
ころが転校してきた早々に出会った真鍋義久がきっかけとなり、徐々に心が解され、また彼に惹かれていくのだが…。

―2012年8月にテレビアニメ化が発表された。

声優・キャラクター
金元寿子、福島潤、花澤香菜、久保ユリカ、下野紘
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ストーリー構成、見せ方が秀逸。何度も笑ったし、何度も泣いたよ。

原作未読。

望む望まないにかかわらず、人の心が読めてしまう琴浦春香(ことうらはるか)。
幼少期から能力によって、周りを傷つけてしまい、自分の殻に閉じこもってしまっていたのだが……。


いやー、笑いました、泣きました。
まさかここまでしっかりしたストーリーで、見せ方も上手なんて予想していませんでしたよ。

このアニメを見て最初に気付くのが「ギャップ」でしょう。
それだけ1話が衝撃的でした。
でも、ただのギャップを狙ったアニメではありませんでした。
シナリオだけを追っていっても素晴らしい仕上がりです。

特に、笑いの中からストーリーの軸を引き出すテクニックがお見事です。
ギャグシーンの結果がそのままストーリーに反映されます。
{netabare}
主にエロ妄想ですね。
「心を読ませる」ことで琴浦さんの行動をコントロールできます。
{/netabare}
ポイントは、漫才をやるのではなく、視聴者にツッコミを入れさせて笑いをとるタイプのアニメだということです。
このタイプでは、ストーリー進行が止まらないため、ギャグによるごまかしがききません。


また、中盤にゆるい話がありますが、ちゃんと意味があります。
「心の成長」というテーマにしっかり絡んできますね。
{netabare}
シリアスとギャグのギャップ場面がない、中盤の話(EDテーマがギャグになる話)は、琴浦さんが人との距離感を掴むのに手間取っていることを示す、大事なエピソードだと思います。

琴浦さんにとってはすべて初めての体験。
楽しい夏休みや、友達との「普通の」距離感。
そういったものは、何もかもが新鮮だったはずです。

「信じることに慣れて、疑ってしまうこともあるものよ」

まったく人を信用しなかった状態から、信じすぎる方向に行きすぎてしまう。
人と人との距離感をうまく調整できていないことを表現して、最後の母親との和解に繋げるまでの心の成長過程を見せてくれています。
{/netabare}

・子どもの頃は何が正しくて何が間違えているか、本当にわからないものです。
・人と普通に関わってこなかった人間は、人をどこまで信用していいのか、つかめないものです。
・大人になってからは、自分をそう簡単に変えることはできないものです。

その辺を理解して感情移入すると、本気で泣けます。
視聴の際はギャグやギャップではなく、ストーリーラインと感情の変化を追って見て欲しいですね。


演出もうまいと思います。
BGMも良かったですが、見た目に関しても、二重、三重にトリックを張って、視聴者を騙しています。
{netabare}
犯人が女性警官だったことは見抜けても、その先の動機まではなかなか見抜けない。
リアルかどうかは別にしても、琴浦さんの境遇と同じだったから、というのは十分に説得力がありました。
視聴者は、今までさんざん琴浦さんが苦しんだシーンを見ているからです。
{/netabare}

ギャグも優秀、ストーリーも優秀、演出も優秀、キャラクターも優秀、音楽も優秀。
ジャンルとしてはラブコメかもしれませんが、ヒューマンドラマという言い方をしてもいいかもしれません。
{netabare}
「言(こと)葉」に「裏(うら)」がないからこそ成り立った展開。
そして、衝撃の1話を反対側から見せた、母親との和解シーン。
そこから琴浦さんと真鍋の告白シーンに繋げて締めくくったのは、タイトルに意味を持たせた、素晴らしい終わり方だったと思います。
{/netabare}
伏線も綺麗に回収し、本当に最後の最後まで魅せてくれました、大満足!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 94
ネタバレ

ARTof LIFE さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

今期最大のダークフォース!6話観た感想

今期は期待大のアニメが豊富な中、この琴浦さんは現段階で1番期待できるアニメです。

6話、夏休み!
今回は夏休みに入ってESP研のみんなで海に遊びに行く、そんな日常の回でした。
しかし、{netabare}はるかーランドとか・・・、しかも森谷捕まってるし{/netabare}笑
真鍋の純情っぷりにもにやけてしまった。このヘタレが!笑
今回のED、自分的には微妙でした。
やっぱり初期の希望の花が今のところEDの中で1番好きです。
次回予告も毎回面白いですね^^
{netabare}「ブルブルー」、「ツルツルー」、「エロエロー」{/netabare}笑

5話、学園天国?
原作に忠実に進行していきます。
まあ、OP前に早速{netabare}段ボール箱が倒れてきて「完」となって終了してしまいますが笑{/netabare}
新婚ごっこ禁止とかニヤニヤです笑
というかこの回はいつにも増してニヤニヤしてしまうシーンが多くてよかったです。
{netabare}森谷教のポスターは笑えますね笑{/netabare}
エンディングが変わりましたね。「ESP研のテーマ」
もちろん歌ってるのはESP研の5人。
個人的には希望の花のほうが良かったかなー・・・

次回予告もモリモリでした笑

4話、変わる世界
今回は前回の続きで{netabare}春香の失踪後の1週間後{/netabare}から始まります。
しかし室戸大智のハッキング能力は凄すぎですw

みんなで向かった{netabare}春香の失踪先の{/netabare}駅の名前、{netabare}琴浦駅はツッコミ待ちということでいいのかな?w{/netabare}

その後は原作にほぼ忠実に作られていました。

来週からはどうストーリーが進んでいくのか、相変わらず楽しみです。

しかしこのアニメはOPとEDがセットですばらしいですね^^

3話、嬉しくて、楽しくて
だんだんとにやけてしまうシーンが増えてきました^^
真鍋が{netabare}森谷教(森谷道場)の男たちに殴られた件、ヒヨリという人間の悪魔っぷりがにじみ出ていましたね。{/netabare}相変わらず春香ちゃんは何も言わずに抱え込み、真鍋は春香のことを想い優しすぎる。

来週、{netabare}春香は戻ってくるのか?{/netabare}

原作をついに買ってしまいました!面白さはありましたがアニメでストーリーを知らないで観ている人はアニメが終わってから読むことをおすすめします。当然、ネタばれですから笑


2話、初めての……
{netabare}ESP研究会{/netabare}に入った琴浦と真鍋、部長はなんだか良い人そう^^目的達成のためにはちょっと貪欲そうだけど。
真鍋の口から琴浦に対しての{netabare}好き{/netabare}って言葉が出てきました。もうこれは急展開の予感?笑
森谷って子は典型的なのいじめっこってキャラ付け。個人的には嫌いなキャラだけれどもOPも出てきていることからこれからの変貌を期待。
OPはネットのうわさどおり春香が歌ってましたね。
早く来週にならないかなー^^


1話、琴浦さんと真鍋くん
OPが始まる10分までの時間、{netabare}とーっても鬱な展開に悲しくなる限りです。{/netabare}
しかし、{netabare}そんな展開だった分、真鍋くんとの出会いは俺自身まで嬉しくなってしまった笑{/netabare}
主人公の琴浦春香はD.C. 〜ダ・カーポ〜の白河ことりみたいですね。

OPはマクロスFのランカ・リーでおなじみの中島愛さんの「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」です。
久しぶりに癖になってしまいそうなOPです。
コシコシコシ♪でもでもでも♪よしよしよし♪かもね♪www

EDは希望の花。OPと違い優しい曲調です。誰が歌っているかはまだ謎に包まれています。誰か知ってますかー?笑

1話だけでもう4度観なおしなんてめちゃめちゃはまっちゃってますね、俺^^

来週は花澤香菜さんのキャラも出てくるといいなー^^




これから、楽しく発展していけば良いと思います。
先が気になる今期のダークフォースです。
おすすめします^^

投稿 : 2024/09/28
♥ : 44

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

第一話目から最終回のクオリティ

原作未読。

人の心を読めてしまう能力を持っている少女・琴浦春香の苦悩を描いた物語。評価が高めだったので視聴したところ、第一話目からして最終回ともいえるほどのクオリティに圧倒され、こちらも一気に最後まで観てしまったほどに楽しかった作品。

観る前は何の前情報も仕入れずに視聴を開始したため、表題『琴浦さん』やそのほんわかとした作画からは想像もつかなないほどにヘヴィな開幕に驚かされました。しかしながら主人公・琴浦春香(声:金元寿子)の可愛らしさと、もう一人の主人公・真鍋義久(声:福島潤)の人間性に魅かれ、すぐに引き込まれてしまった。

物語はシリアスと笑いのバランスがとても絶妙で、ほぼ毎回に渡り笑わされ、そして感動してしまうお話ばかり。とりわけエロスくんこと真鍋の底抜けのアホさとイケメンすぎる性格には何故か私までも救われてしまったw 演じている福島潤さんの主だった他作品は『このすば』のクズマさんくらいしか知らなかったけれど、アホの演技というかコミカルな役が大変にお上手で、彼の演技力も手伝って大いに笑わせて頂きました。

もちろん、琴浦さんの可愛さにどれだけ癒されたかって感じだけれど、こちらも演じている金元寿子さんのキュートすぎる声も相成って可愛さ倍増。こう言ったら失礼にあたるのかもしれないが、金元さんの声って“くぎゅ”こと釘宮理恵さんと勘違いしてしまうほどに声質が似ていると思うのは私だけなのかな。『ガルパン』カチューシャや『ココロコネクト』唯などことある作品で聴き違いしてしまい面目ない。

総評として、終盤近くのとあるエピソードでは多少の薄っぺらさや陳腐さを感じてしまったものの、最終回では2度も涙してしまったりと、終わってみれば傑作とはいかないまでも心に残る良作であったことは違いなく、存分に楽しませてもらった一作でした。まだ未見の方がおりましたらとりあえず第一話だけでもオススメしたい。


▼作品情報
アニメーション制作:AIC Classic
原作:えのきづ 漫画:全7巻
監督:太田雅彦
脚本:あおしまたかし
キャラクターデザイン・総作画監督:大隈孝晴

琴浦春香:金元寿子
真鍋義久:福島潤
御舟百合子:花澤香菜
森谷ヒヨリ:久保ユリカ
室戸大智:下野紘

オープニングテーマ「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」歌:中島愛
エンディングテーマ「希望の花」歌:千菅春香

投稿 : 2024/09/28
♥ : 26

79.1 16 学園で恋愛なアニメランキング16位
極黒のブリュンヒルデ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1736)
9708人が棚に入れました
子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみの女の子のことが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束「宇宙人が存在することの証明」を果たすべく、天文部に在籍し毎日夜空を見上げ探し続けていた。ある日、良太の前にその幼なじみと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。しかし、彼女は自分を「魔法使い」だと語った…。「魔法使い」は研究所で手術や薬により肉体を改造され、様々な特殊能力を持つが、鎮死剤を毎日1錠飲まなければ死んでしまうという。「研究所」から逃げ出してきたという彼女を回収するため、次々と追跡者が差し向けられる。迫り来る高位の魔法使いと鎮死剤の枯渇、あらゆる死の恐怖が迫る中で彼女と良太が選んだことは・・・。

声優・キャラクター
逢坂良太、種田梨沙、洲崎綾、M・A・O、田所あずさ、東地宏樹、鈴木達央、沼倉愛美、内山夕実、能登麻美子
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

1話目がとても面白かったですね^^
OPがおどろおどろしいところが印象的です。

主人公の声優さんは、「彼女がフラグをおられたら」の
主人公もやっていますが、どっちも1話目から
{netabare}死亡フラグ {/netabare}がいきなり立ったというのが
共通していて、ちょっと笑ってしまいました^^

■第2話
{netabare}
黒羽の状況が大体わかりましたね。
あと、掛け算ができない理由も判明しました^^
「左右」を「ナエナロ」って呼んだのは斬新です(笑)
{/netabare}

■第3話
{netabare}
3話目にしてあっさりと猫が・・・。
「まだ大丈夫だ」ってどういうこと??
{/netabare}

■第4話~第6話
{netabare}
小鳥ちゃんは無実っぽい?
・・・でもまだ伏線は回収してないよね^^;

クスリも尽きかけて泥沼に陥る前に
強力な助っ人登場★これはまた展開が楽しみです♪
{/netabare}

■第7話~第13話
{netabare}
最終話展開早すぎぃ(笑)
でも今期かなり面白かったアニメでした^^

EDでカズミが生きてて、みんな「!?」って感じでしたねwww^^
{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 90

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人は2度死ぬ。1度目は肉体が死んだ時、2度目は・・。

原作未読で視聴。


『研究所から実験台の魔法使い数名が脱走。ある日、その中の一人の魔法使い「黒羽 寧子(くろは ねこ)」が、主人公である「村上 良太」のクラスに転校してくる。村上は、転校してきた魔法使い寧子が、子供の頃に死なせてしまった幼馴染にそっくりという理由から放っておけず、深く関わるようになっていく。そんな中、研究所は脱走した魔法使いを回収しようと追手を差し向けてくるのだが・・』という13話の物語。(+OVA1話もある)


基本的なストーリーのパターンは、研究所から強力な魔法使いの追手が刺客として送られて来て、それに対して村上や寧子達が協力してあらがい抵抗する。という流れに終始します。


13話しかないためか、展開が恐ろしく早かったですね。イベントが次から次へと発生します。きっと視聴者を飽きさせないための工夫でしょうね。


最終話はちょっと慌てた感じで残念でした。内容を詰め込みすぎです。グダグダになってしまいました。10人乗りのバスに20人詰め込んだ感じです。あれだけの内容なら、せめて2話分は必要だったと思ました。


最後に、これだけはどーしても言っておかなければなりません。 
『この作品、どんだけ おっぱい好きなんだよっ! 中学生かっ!! この製作スタッフはっ!....ったくもう...。』  私はこの下ネタ満載の作品を女性に勧める勇気はありませんよw。


ともあれ、ストーリーにメッセージ性のようなものは無く、何も考えなくてもすんなりと理解出来ると思いますので、ご存分に物語とおっぱいを楽しんで下さい。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 45

やながなぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

筋が通ってる

私的にはかなり良かったです
物語展開や登場人物の行動理由が主人公のバカ情熱や綺麗事の濫用によって済まされ、視聴者が共感・納得出来ないというアニメが多いように思われます。正直見ていて「ブフォッwwwなんでそうなるの?www」となる事が多々あります。
しかし、この作品は中身がしっかり考えられていて展開に筋が通っていながら、その中にも意外性が存在し、前述の様につっかかって皮肉な我に帰ることなくにどんどん世界に引き込まれます。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 4

86.2 17 学園で恋愛なアニメランキング17位
君に届け 2ND SEASON(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1861)
9705人が棚に入れました
長い黒髪と陰気な見た目のせいで「貞子」と呼ばれ、クラスメイトたちから避けられてきた黒沼爽子。しかし、高校に入学し、明るく爽やかで男女問わず人気のある男の子・風早翔太との出会いから勇気をもらい、友情や恋、ライバルや友達の失恋などいろんな「初めて」を経験し、大切な関係を築いていく…。

声優・キャラクター
能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾、宮野真守

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

胡桃ちゃんいい女性になるよきっと!

胡桃ちゃん目線でレビューしてみました。

1期で、風早に告白の末、ふられてしまった胡桃。
「梅って呼んだ奴ノート」とも決別し、恋の決着はついたはずだったんだよね~

でも、やっぱり自分の好きだって気持ちはすぐには整理できない、そんな気持ちが0話でも伝わってきます。

風早に告白できた事、そんな気持ちにさせてくれた爽子ちゃんに対しては、本当はきっと心のどこかで感謝しているんだと思うの、ずっと好きで、ずっと見てきた風早の事を本気でぶつかり合うことができたのだから。
だからこそ、本当にライバルと認めた爽子ちゃんの事を、風早くんとの結末をかげながら見守っていてあげたんだろうなって。
まあ、胡桃ちゃんなりのちょっと意地悪っぽい言動の中にも、爽子ちゃんの心に響くキーワードがあったりして。

風早くんと爽子ちゃんの両思いを知りながら、すれ違う二人をみて、何度も「何やってるの!」って思っていたんだよ。
たとえ2人がうまくいかなくても、自分の所には風早くんは来てくれないってわかっているから、本当に切ない思いだったんだろうなって。

そして、2人の恋の結末を見た胡桃ちゃんは、自分の恋もここで本当に終わったんだと思ったんじゃないかなぁ。
きっと、前向きに、新しい恋にむかって、新しい胡桃ちゃんとして、もっといい女性になるために。

最後にあやねちゃんが胡桃ちゃんに声をかけるシーンがありますが、必見です。
成長した胡桃ちゃんを本当に褒めてあげたいです。(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

投稿 : 2024/09/28
♥ : 36
ネタバレ

ドラれもん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

雨のち晴れのち曇りのち爽風

泣いたり・笑ったり・くよくよしたり・一途に風早を想う爽子の事を見て 僕は爽子を一期の頃から応援していました

☆未視聴の方へ
純愛です あなたに耐久力がなければ 皆の一途な想いに悶え苦しむかもしれません

あなたの目はきっと、少女漫画のヒロインのようなクリックリのキラッキラの目になるでしょう。

この先は視聴してから読んで頂いた方がいいです
{netabare}



☆「爽風」 タニザワトモフミ オープニングテーマ

この爽風って歌は風早が爽子の事を想って書いた歌詞なんじゃないのかな~って想像を 僕はしてしまいます

君に届けの中で僕は一番大好きな曲です


まさかギャグやバトル漫画等が大好きだった自分が 少女漫画のアニメにまで手を出すとは・・

でも僕、能登麻美子 さんの声好きなんですよ(。・_・。)

爽子のキャラに のとまみってハマリ役だと僕は思うんだけどなー


一期の頃から見ていてじれったい爽子の事を応援目線で楽しんでいた、

そんな僕の思考回路がショートしたあの!

  9話のラスト!

今まで何度も自分の脳内では爽子の背中を押していたのですが(頑張って気持ちを伝えろっ!爽子!って)

急いで教室に走って行った時の爽子の風早への想いが詰まったセリフとあの音楽!(良いっ!凄く良い!)

「届いて欲しい・・」 

「届け・・」

「届けっ・・・!」 には


ドラれもん「届くよーー絶対に届くよーー頑張れーー!」

・・ってもう完全にテレビにかじりついていた僕は

ドラれもん「えーー!今いい所なのにここで終わりー? 早く続きがーー」ってなりまして

  で、10話 

すれ違う二人の想いに・二人のその熱演に魅入っていました(ここ大好きなシーンです)

風早に出会ってから今までの沢山の 「ありがとう」 を一生懸命に伝える爽子

それでこの後の爽子のあの言葉に 完全に理性の失った!危険な風早が(←この風早は冗談で書きました^^)・・

教室のドアをガラガラって 爽子の手を引き寄せ教室の中へ!・・


ドラれもん「ウオーーッ!かーーぜーーはーーやーー!!!やーーめーーろーーーっ!!」 


と、のた打ち回りながら心の中で叫んでしまった僕はひょっとしたら、

爽子の事を心の中で応援しているうちに

段々と爽子の事を好きになっていってしまったのかも知れません



でも良かったです本当に 君に届け 最後まで見る事が出来て


どうしよう・・2NDの続き見たいけど でも少女漫画はさすがにな~ 
家にお客さん来た時に誤って部屋に入られたらな~~

そうか! ベッドの下に・・ってエロ本かっ!! みたいな事を今でも考え漫画の購入をどうしようか悩んでいます(゚-゚;)

{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 21
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

モヤモヤ、ウルウル、ニヤニヤ、キラキラ☆ 見て良かったよ!

原作未読。
1期の続きとなっているので1期視聴必須です。

1期レビュー → http://www.anikore.jp/review/567004/


まず、変わった点は、OPとEDテーマの印象が薄くなったかなと。
でも、OPテーマのタイトルはいいですね。
「爽風(そうふう)」
爽子(さわこ)と風早(かぜはや)から1文字ずつ拾っています。

逆に、作画や演出には力が入っています。
光を効果的に使っていますし、エフェクトやカメラワークにもこだわりが見られました。

特に気にいってるのは、
{netabare}
教室で、爽子が告白するシーン。
背景に壁だけを描いていたのはにくいですね。
爽子の心の壁の存在を暗示させていたと。
扉を開けることで、心の壁が開かれます。

そして、日が低くなることで、教室の壁の前で抱き合う二人のところまで、光が届き始める。
気持ちが届いた瞬間を比喩していたのでしょうか、とてもロマンチックな光景でした。
{/netabare}

ストーリーは、1期の終盤に引き続き、恋がメインになっています。
テーマは「想いを伝えることの大切さ」と、新たに「気づき」が加わった印象。

鈍感がゆえに、なかなか煮え切らない爽子。
序盤はモヤモヤするかもしれません。
もどかしくてもどかしくて、「ああ、そうじゃないんだよ!」……って、私が直接アニメの中に入って、声をかけてあげたかった。
しかし、言いたい事は、ちゃんと登場人物が言ってくれますね。

むしろ、そんな序盤のほろ苦さがあるからこそ、後半で感動できるのだと思います。

正直、泣きました。かなり泣きました、
どこか一場面で号泣ではなく、涙腺が緩みっぱなしな感じ。
また、1期同様、ニヤニヤの展開もちゃんとあります。
ニヤニヤ、ウルウル、忙しいです。

ちょっと間延びしている感じもありましたが、所詮1クール、たいして気になりません。
1期同様、続きが気になって一気に見てしまいたくなる作りでしたし、話も上手にまとめてくれました。
そのままでもいいし、続編を作ることもできる、うまい締め方です。

キャラクターが非常に魅力的な、キラキラの青春物語。
1期で感情移入が出来た方なら、間違いなく感動できると思います!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 59

84.9 18 学園で恋愛なアニメランキング18位
桜蘭高校ホスト部(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1764)
9194人が棚に入れました
桜蘭高校特待生1年の藤岡ハルヒは、勉強ができる静かな場所を求めて第三音楽室に辿り着く。そこでは「暇をもて余す美少年が、同じく暇をもて余す女生徒をもてなし潤わす」ホスト部なる集団が営業していた。
不注意から校内オークションに出展予定だった「ルネ」の花瓶を割ってしまったハルヒは、弁償金800万円の完済まで部の「犬(雑用係)」となるが、眼鏡を外した素顔が美形だった事から接客係に格上げとなる。そして部長・須王環に借金帳消しの条件として、100人(後に1000人追加)の指名客を集めるノルマを課せられ、ホスト部員としての第一歩を踏み出す。自分が「女」である事に気づかれないまま…
かくしてホスト部紅一点のハルヒと、それを知った部員達との関係と思惑は、様々な出来事を経て次第に変化していくのだった。

声優・キャラクター
坂本真綾、宮野真守、松風雅也、鈴村健一、織田圭祐、齋藤彩夏、桐井大介
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

庶民出身、藤岡ハルヒ ただの男には興味ありません( ー`дー´)キリッ 

■前置き■

タイトルで失敗しちゃってるよ~( ´゚д゚`)アチャー
ホストなんて言ったら、まぁ普通の人は寄り付かないよね・・
でも仕方ない、だって「桜蘭高校」の「ホスト部(クラブ)」の話だもの。
話の中心がそこだから仕方ない!
なんて、私も興味はあったけど、心の中では「何となく想像できる設定」
例えば「メ〇ちゃんの執事」「花〇かりの君たちへ」(ドラマのみ視聴)「花より〇子」(コミック既読)
そんな少女漫画の【よくあるパターンの逆ハーレム】だと、特に興味を持ってませんでした。
(逆ハーレムが嫌いとか、ダメとかでは決してないですよ)
事実、この作品がドラマになりましたが、主演の山〇裕典君が出演するドラマを欠かした事のない私ですが(∀`*ゞ)テヘッそれでも全く興味をそそられず・・
じゃあ、何で観たかと申しますと、ほんのちょっとした会話からでした!
勧めてくれたのは、なんと男性・・?(●´∀`)σキミダキミ!
もしかしたら・・妙に話合うけど女性?|・`ω・)ウタガイノメ

と、ほんの少しのきっかけで観始めたら・・
めーーーーーーーっちゃ面白かったんですよねw
(一応言っておきますが、「笑い」の面白いです)
ちなみにですが、私 はまり過ぎてしまい原作18巻を大人買い( `・∀・´)b Yes!!
数週間で、ホスト部マニアにw

■ストーリー■
「私立桜蘭学園は1に家柄、2にお金 財あるものは暇を持つ かくして桜蘭ホスト部とは暇を持て余す美少年達が(自分で美少年と言う)、同じく暇な女生徒達をもてなし、うるおわす スーパー金持ち学校独自の華麗なる遊戯なのである」
もう、始めに語られるこのギャグセンスたっぷりの台詞の中に全てが詰まってますよ(´∀`*)ウフフ

そんな学校にある夢(ここは特にアニメでは肝心ではない)を持って特待生で入学する「藤岡ハルヒ(庶民)」
そして、そこで誤って入ってしまったホスト部で誤って割ってしまっ超高級な800万円の花瓶の借金を返済する為、ホスト部に男のフリをし、入部する訳です・・
そこから、スーパー金持ちのホスト部を中心に、同じくスーパー金持ちの他の生徒達とと庶民の珍学校生活がスタートする訳ですo(●´ω`●)oワクワク♪
もちろん、みんなハルヒが庶民なのは分かってます!
でもそこで、「花より〇子」のようにイジメがあったりする訳では全くないです!
この作品の良い所の1つですが、そのイジメになっちゃう様な事すら笑いに変えてしまう所ですね☆
ハルヒは、あくまで庶民です、スーパー貧乏ではありません!
なので、あまりにも自分達と違う境遇のハルヒに興味津々になるホスト部メンバー
|_□´)_ー´)‿◕。)∀・´)∀・´)*´∀`)ノ゚.:。+゚(←ホスト部メンバーを顔文字で表現してみました、笑)

スーパー金持ち君達の庶民のイメージはヒドイもので・・
そこでも爆笑しちゃうんですよね(*ノ∀`)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
そして、そこには全く悪気が無い!そしてハルヒは結構冷静なんで、その温度差がいいんですよ♫
あと、スーパー金持ちと言えば、よくある「庶民とは付き合ってはいけません!」的な流れ。
心配なさるな、そういった事は {netabare} 原作の終わりの方で少々しか{/netabare}ありません。
それよりも、序盤は本当にバカばかりしていますが、
後半は家族愛だったりを感じられる事もありますよ(´∀`*)ポッ
そこがこの作品の2つ目にいい所じゃないでしょうか?


そんな流れで、manaのメモ((φ(-ω-)カキカキ
■キャラクターとか声とか■
主人公・藤岡 ハルヒ(cv坂本 真綾)--属性・ナチュラル系
常にやる気がないですよ、この子。一応主人公なのに(;´∀`)
あくまで女の子ですが、本人曰く、性別は気にしてません!
超天然さんだけど、頭はいいんですよね。
そして良く言えば、素直で正直、悪く言えば、毒舌+頑固かなw
恋愛に関しては超初心者だし、超鈍感。
真綾さんの低めの声でとても中世的に・・落ち着いた仕上がりになってますよ♫

須王 環(cv宮野 真守)--属性・王子様系
ホスト部部長にして、指名率No1♫
この方も頭は良いんですが・・めっちゃバカ!行動がバカ!w
その行動に笑わせられる事間違いなしっ♪
感情表現が豊かで、基本ムードメーカーですが、隠された暗い過去が・・
宮野さんにしか出来ないキャラでしたよっ、
ガヤだったりは結構アドリブが入ってるらしくて、めっちゃ笑わせてもらいました(゚∀゚)

鳳 鏡夜(cv松風 雅也)--属性・クール系
ホスト部副部長 兼会計?(兼、裏の部長)全て計算で動くんです、彼は!
全ては金の為~世の中金~な彼・・
何故彼のような人間がホスト部に?と思わせるキャラですが、それは後のお楽しみ(*´∀`)
松風さんは、ギャグが多い中、とてもクールに演じられてました!
でも、裏では みんなにつられて 監督さんに「鏡夜はもっとクールだ」と、注意されていたらしいですw

常陸院 光・馨(cv鈴村 健一・藤田 圭宣)--属性・小悪魔系
ホスト部のトラブルメーカー?とにかくイタズラ好きの双子!一見、光の方がやんちゃで、馨は落ち着いたように見えますが、光が兄で、馨が弟☆
この作品において精神的に一番成長を見せるのが光だったんじゃないかな~って思います。
色んな意味で(´∀`*)ウフフ
ちなみに前髪が右分けが光、左分けが馨ですよ~♫
鈴村さん、藤田さんのシンクロ率は400%でしたw
台詞が長いのにも関わらず、何であんな息が合うのかと驚かされますよ!
そして、やんちゃな光にも、落ち着いた馨にもぴったりな声でした♫

埴之塚 光邦(cv齋藤 彩夏)--属性・ロリショタ系
属性を見てもらえば分かるように、小さくて可愛いです(*´ω`)
けど、一番年上なんですよね~そして実はしっかりしてるし、めっちゃ強いんですよw
ハニー先輩(通称)はきっとホスト部の兄貴的存在ですよ♪
まぁ~斉藤さんは可愛らしい声でしたね☆ハニー先輩その物でしたw

銛之塚 崇(cv桐井 大介)--属性・ワイルド系
兎に角、無口。そして、この方もホスト部には自ら入らないタイプですが、そこにも秘密が・・(・∀・)ニヤ
マニアな女子生徒にモテル模様w
モリ先輩(通称)は超低音ボイスだし無口・・と言う事で
桐井さんは他にも脇役などで色々登場していたそうです!
そこにも注目ですね☆

■最後に■
原作を全て読み終わりましたが、アニメになっても、全く失敗はしてません!
むしろ動き+声が入る事により面白さが際立ってました(・∀・)イイ!!そして、ほぼ原作通りです!大成功です!
最後の方はオリストですが、特に問題ない いい終わり方だったと思います。
{netabare} 少し原作の話をしますと、やはり少女漫画ですので最後はラブストーリー的展開になって行きます。
しかし、アニメの方はギャグ8割・ラブ2割位?むしろギャグ9割?位だったんじゃないでしょうか?
なんで、{/netabare}
男性の方にも全然観て頂ける作品でしたよ~☆
アニメを気に入った方は是非、原作オススメです!
少女漫画であんなに声出して笑うなんて初めてでしたよ、
そして、ラストは泣きながら大笑いする事でしょう(´;∀;`)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

投稿 : 2024/09/28
♥ : 28

oki96 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

笑える!

逆ハーレムでしたけど、男でも結構楽しめる作品でした。
笑えるし、感動できる。

高校でホストクラブ。結構斬新で良いです。キャレクターもストーリーも結構良くて、笑いが止まりません時もありました。

でも、いらない話は一つか二つかあるかな。

ハルヒって言われたら涼宮よりこっちのハルヒの方が先にが浮かびますね。

最後はアニメオリジナルでしたけど、とても良いエンディングを描いてくれました。でも、このエンディングで原作の続きを作るのは難しいかもしれません。

二期があれば嬉しいな・・・
逆ハーレム苦手の方にもこれはおすすめしたです。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 13

SIN さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ハルヒといえば藤岡でしょ?

超お金持ち学校で高校生が部活動にホストをする、しかも約一名は…というありえない設定ですw

キャラもみんな個性的すぎです☆ 天然おバカ部長 腹黒メガネ 悪ノリ大好き双子 セリフがほぼ一言って寡黙すぎるぞ先輩 どうみても小学生 天然すぎてヒロインらしくないヒロイン(たまにめちゃくちゃヒロインですがね♪) その他サブキャラもみんなおもろいです。

基本独特なギャグ多めですが、時折いい話や感動回もあり個人的にストライクなアニメでした。てかこれ少女漫画が原作だったのね~信じられないwこれは男女関係なしに楽しめますね☆

5、10、13、20、21、23、24 最終話は個人的にお気に入りですね☆EDの疾走がかかる直前に少しだけ流れる音楽がいいです。この音楽が流れる回はいい話が多いので個人的に大好きです。 

あと、双子があけた扉のED直前の演出はグッジョブでした☆



てかドラマ化するのですね…実写の配役が難しいとは思っていましたがで…ですね。特にあのハニー先輩だけはないw

ドラマがヒットしてアニメも2期なんてならないかな?

投稿 : 2024/09/28
♥ : 12

80.9 19 学園で恋愛なアニメランキング19位
アマガミSS+ plus(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1446)
8439人が棚に入れました
テレビアニメ『アマガミSS』の第2期。
橘純一と絢辻詞はクリスマスに行われた創設祭をきっかけに付き合い始めることになった。1ヶ月後、輝日東高校では期末試験を前に生徒会長選挙が行われ、純一たちのクラスからは詞が立候補することに。選挙には詞の他に3名の立候補者がいる中、副会長候補が発表される。副会長は当選した会長が指名をすることになり、詞は純一を指名する。驚く純一だが、さらにもう一人純一を指名する立候補者が現れた---
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

( ̄∇ ̄+) キラキラキラ~♪ にぃにが変だよ!梅ちゃんのお宝本がぁ ∑('○'*)

■「アマガミSS+plus」って前作からなにが違うの(・・?
前作「アマガミSS」の各ヒロインの後日譚を描いた物語になるようなのでけど、各ヒロイン2話ずつのオムニバス形式ということなので1クール決定かぁーっ・・・ちょっと残念ですねw
それと前作で美也ちゃん編がTV放送されなかったので、「まんま肉まん」いっぱい買うから美也ちゃん編をテレビでやってねってお願いしたいですよね(ノ´∀`*)にししししし~~♪
もちろん前作を観てない方はε≡≡ヘ( ´Д`)ノダッシュで観てからご視聴くださいねw

ところでタイトルが、前作「アマガミSS」に「+plus」が付いてどう変わったのでしょうね♪
まず大きく変わったと言えば・・・監督交代劇!?w
しかも「WORKING!!」に続いてまたまた平池芳正監督が1期から継続しないという・・・∑('◇'*)エェッ!?
1期でしっかり土台を作って続編は任せるスタンスなのでしょうか?w
それで「アマガミSS+plus」の監督さんは、前作で絵コンテ・演出を担当していた小林智樹さんなのです(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
監督は初ではないですし、アマガミの製作に関わっていたのできっと前作の魅力を損なわずに「アマガミSS+plus」で新しい魅力を見せてくれる事を期待したいですね♪

それと、各ヒロインの登場順もシャッフルされましたね!
PVの順番から言うと・・・
絢辻詞 → 桜井梨穂子 → 七咲 逢 → 棚町 薫 → 中多紗江 → 森島はるか ハッ∑(゚ロ゚〃)
美也ちゃんのPVがないww ブー!('ε'*)
スタッフさん・・・ヒロイン扱いしないと・・・(/=`◇´)/呪うぞ!!


■「アマガミSS+plus」と出逢った日の日記 φ(・・。)ゞ
いよいよ始まりましたねー♪
前作同様に、メインヒロイン以外のキャラがちゃんと顔を出してくれる作りになっていて、チョイ役でもちゃんと個性が出ていてお目当ての女の子が出てなくっても楽しめるようになってますよね♪
梅原くんとか美也ちゃんとかはメインとしてストーリーを作ってあげて欲しいくらいです!!
それと好きな相手にはちょっと変態チックに大胆になっちゃうとことかも見所ですよねw (/▽*\)~♪ イヤァン

「アマガミSS」では付き合う迄のドキドキ感や切なさなど、揺れる恋心をたっぷり楽しませてもらいましたね♪
さて今回も、主人公の橘純一はヒロイン達にどう料理されちゃうのかなぁ (・-・*)ヌフフ♪
純一とあの娘は今頃・・・あんな事やこんな事してるのかなぁって.。o○(妄想)がちょっとだけのぞけちゃうんですよ!
なんだか((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪ですねw (;`O´)oコラー!のぞき見禁止!!
きっとあの子と純一が… ニャン♪ヽ(∇⌒= )( =⌒∇)ノニャン♪ してる、見てて恥ずかし~い恋物語がみれるかもしれませんねw ε-(´o`;Aアチチ


■総評(各話感想付き♡)
『アマガミSS+Plus』を一言で表現するなら、「あいかわらず」って感じかなぁw
ベタな展開とありきたりな設定に、見てて恥ずかしくなるようなニャンニャンシーン♪
前作からのファンであれば、充分満足できる後日譚となってたんじゃないかなぁって思います。
残念だったのは上崎 裡沙編がなかった事くらいでしょうか!
梅原くん、塚原先輩、美也ちゃんなどのサブキャラも、良いアクセントになってて見ていて楽しかったですしね♪
ストーリーは前作(本編)からの流れを汲んでいるので、変に冒険してなくって良かったと思う反面、斬新さという意味では物足りなかったかも知れません (*^_^*)
でもはじめてアマガミSSを観た時のキュンキュンした気持ちを思い出せたので観て良かったです♪

♡魔性の女『絢辻詞』編♡『1回だけでいいの?? …ばかぁ(* v v)。』
{netabare}
つかさ様は純一の事をよーくわかってらっしゃいますね♪
良い所も抜けてる所も変態思考もw
だからこそちょっと頼りない純一でも抜群の信頼を寄せている所が素敵です♪
まぁこれからも主導権はずーとつかさちゃんでしょうけどねー(⋈・◡・){/netabare}

♡幼馴染の女『桜井梨穂子』編♡『これからもずっと一緒…』
{netabare}
そういえばこの二人って…
まだ付き合ってなかったんですよねw ∑('◇'*)っ
幼馴染って兄妹みたいな感覚なのかなぁ?
ちっちゃい頃から純一の頭の中は…脅威(胸囲)的なエロだった見たいですけどw
梨穂子ちゃん見たいな可愛い幼馴染がいたらしょうがないのかもね♪
同性からも可愛がられる茶道部のおっとり系マスコットキャラの梨穂子ちゃんは、ドジっ子的な描写も多いですけど、落ち着いていて気品がある仕草を見せてくれる事もああるんですよねー♪
食後の箸の置き方とか純一や美也ちゃんと違ってキチンと揃えて置かれていたりとか、梨穂子ちゃんの品の良い女性らしさが表現されてましたのが良かったと思います(*^_^*)
そんな梨穂子ちゃんの魅力にやっと気付いた純一w 遅すぎo(≧∀≦。)ノ
まぁでも最期は梨穂子ちゃんよりも先に告白してたのでちょっと見直しちゃいました (^ー^* )フフ♪{/netabare}

♡センチメンタルな女『七咲逢』編♡『先輩と一緒にいられないことがこんなにも寂しいなんて… 』
{netabare}
弟思いでしっかり者の逢ちゃんですけど、今回のストーリーでは普段見られないような表情が描写されてましたね♪
思うように行かない恋の行方にちょっとセンチメンタルな逢ちゃんは可愛かったですよ(*^^*)
いっぽう純一は相変わらず変態的提案をしてきますねw
腹枕って、にゃ~んにゃ~んころりよ~♪にゃんころり~♪なんですね…(^=^;大胆不敵w
とはいっても今回の純一は一味違いました!
合宿抜け出してまで、会いに来ただけじゃなくって、ちゃんとプレゼントを決めていたなんて♪
梅原くんのアシストにも友情を感じましたし、今回は本当に二人とも紳士でしたね (゚∇^d) グッジョブ!!{/netabare}

♡限定品に弱い女『棚町薫』編♡『今回のことで分かった事があるの…』
{netabare}
友達以上恋人未満から抜けられない二人の高校最後の夏休み♪
分相応で高校生らしい車中2泊のバス旅行~ρ(^-^*)ノ イッテミヨー!
ラブラブ旅行になるはずが、まさか・・・途中バスに置いて行かれる事になるなんてね~~~~~(/´□`)/アーン!マッテェー!!
そういえばヒッチハイクしたトラックの運ちゃんがd( ̄  ̄)イイコト!言ってましたね♪
「世の中渡って行くには、お互いに支えあう人情が大切」ってね (o^-')b
でも純一と薫ちゃんには馬耳東風だったみたいです…w
その後もなんやかんやで揉めてた二人でしたけど、純一の「今までのことはこの雨に流そう」って言葉で仲直り!
まぁ「雨降って地固まる」的な二人でしたね♪
なんだかんだで一生忘れられない旅になったので、めでたしめでたしです (*^^)v
周りに流されて自分らしさを見失うくらいなら、バカップルのまんまでもいいよねーo(*^▽^*)o~♪{/netabare}

♡監督♪教官♪と呼ぶ女『中多紗江』編♡『もう少しだけ…』
{netabare}
1期での特訓の成果が見事に発揮されていた2期での紗江ちゃん♪
人見知りもだいぶ改善されて、配膳もキビキビ、笑顔も素敵、創設祭実行委員までこなしてしまうとっても素敵な女性に変身してましたね♪
紗江ちゃんと対照的に情けなさ満点の純一は、変態的妄想と狼狽を繰り返すのでしたww
だいたい好きな子の趣味嗜好がわかってないってどういうことよ! (*`×´) プンプン!!
そんなダメダメな純一でも、そばで見守ってくれるだけで安心できるって、紗江ちゃんにとってはそれだけ特別な人なんですね♪
少女にとって少年は人生を変えてくれた王子様で、少年にとって少女はシンデレラのように美しくなっていくお姫様ってとこかなw
そういえば、ナレーションはfateの言峰綺礼役の中田さんなんですよねー♪
言峰綺礼がナレーター (ーー;).。oO(笑) イメージできないw{/netabare}

♡ラブリーな女『森島はるか』編♡『やめなさい二人とも!!うらやましっ・・・w』
{netabare}
1期で結婚している二人を見ることが出来たわけですけど、やっぱりそこに行き着くまでのafterstoryだったんですね♪
相変わらず突拍子もない事を始める森島先輩とそれに付きあう橘くん&塚原先輩って構図に、金髪緑眼のジェシカが参戦!
塚原&ジェシカコンビにまんまと誘導された純一は一世一代の行動に ∑('◇'*)エェッ!?
アタシσ(゚-^*)ならこんなプロポーズされたら嬉しさよりも恥ずかしさで逃げ出しちゃいそうですw{/netabare}

♡にししししな女『橘美也』編??♡『いっときの努力が大きな差になることも知らないなんてね!』
{netabare}
なんだか禍々しい女の欲望が渦巻いてましたねw 司ちゃんってこんなキャラでしたっけw
こんかいは美也ちゃん編というよりも、全員集合のサービス回って事なんですね (^▽^;)
σ( ̄∇ ̄*)アタシも♨温泉♨行きたくなっちゃいました~♪ いざ若返りの湯へ...((((*・o・)ノ ゴーゴー♪{/netabare}


■MUSIC♫
OP曲『Check my soul』
 【作詞・作曲・歌】azusa
ED曲『告白』
 【作詞・作曲・歌】azasa

 アマガミSSといえば「azusa」さんですよね (*^^*)
 透き通った可愛らしい歌声とストレートな気持ちが歌詞に込めれられていて素敵ですね♪
 パンチはないけど、優しさに溢れた曲で癒されちゃいます(o^-')b グッ!


2012.01.15・第一の手記
2012.01.18・第二の手記(追記:■「アマガミSS+plus」と出逢った日の日記 絢辻詞編)
2012.06.03・第三の手記(追記:■総評(各話感想付き♡)、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/09/28
♥ : 57
ネタバレ

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アマガミファンに贈る各キャラアフターエピソード( ´ ▽ ` )ノ

2期作品(1期のその後)
各ヒロイン2話ずつ。
読み方はプラス一回w。
順番は、
絢辻詞編→桜井梨穂子編→七咲逢編→棚町薫編→中多紗江編→森島はるか編→おんせんサービス回


以下感想。
このアニメはアフターストーリーになっているので、視聴にあたり、アマガミSS視聴済み、または原作プレイしてないとわかりませんw
各キャラ、みんな可愛い。超可愛い(*´∀`)
ってだけのアニメでたいしたドラマ性はありません。
キャラ別ショートストーリーですv
アマガミSSを見てみて、気に入ったキャラをメインに愛でながら楽しむきわめて限定的なアニメですw

個人的にはスト子が好きだったので、最終回でチラっと出てきただけなのは悲しい話(´Д⊂
スト子だけで1クールやって欲しいくらい好きなのに(´;д;`)んでも、みんな可愛かったからいいや。

ギャルゲーとかだと基本落として終わりだけど、本当にいろいろあるのは付き合った後ってことはよく言う話。
なんというか、付き合い始めの駆け引きみたいな初々しいものが見れてなんかそれが新鮮だったかなーヘ(°∀°ヘ)

最後の森島先輩編のラストはやり過ぎてて思いっきりフいてしまったけど、森島はるか編をラストに持ってきたのが作為的でよく練られてあったなと思いましたw

まあ、問題を挙げるとすれば、本編よりも主人公の変態性が失われていること。本編ではへそやら膝裏やらをいろいろやってハァハァしてた主人公だったのにちょっと残念。。
そのあたりの需要には答えてくれていないぞw

でも、アマガミ見たならこれもぜひ見てほしい作品ですね。
期待以上でも以下でもなく、期待に応えてくれると思います。


以上

以下は視聴前レビュー
{netabare}
 個人的no.1はスト子なので、もうスト子エンドのその後の起承転結の無い日常を1クールやってくれただけでもいいんですけどね。現段階でスト子無し放映も可能性ありだし、期待しないように期待してますw
今のところHPで公開されているヒロインの放送順は以下の通りのようです。


絢辻詞編→桜井梨穂子編→七咲逢編→棚町薫編→中多紗江編→森島はるか編


 1期オッズ一番人気の七咲ラーメンを中盤に据えて、定評のある絢辻さんをトップに、1期でスタートダッシュを決めてくれた森島先輩を殿に据えています。もちろんこの6人の中では七咲逢大本命でしょうけど、その後という観点から、関係に進展を期待できそうなのは桜井梨穂子でしょうか。そう考えると唯一梨穂子はポテンシャル高いですね。


あと、OPEDは決まってるようです。
azusa
OP「Check my Soul」
ED「告白」

{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 28

エウネル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

やっぱ七咲が可愛すぎる!!

この話は前作の後日談で各ヒロインにつき2話の構成になっています。前作では七咲がダントツで好きでした。まぁ、それは動かなかったのですが、これを見てそんなに好きではなかった梨穂子が結構気に入りました。
ヒロイン全員の感想を書くのは大変なので、とりあえず七咲編の感想を書きます。前作ではあまり尖ってないツンデレだった七咲がセンチメンタルなキャラになっています。悲しそうな七咲も味があって可愛すぎます!!七咲がなぜセンチメンタルに悲しんでいるかというと、後日談であるこの話では七咲は高2、変態紳士は高3なのです。つまり変態紳士は受験生であります。二人きりの時間があまり取れないんですね。そして時はクリスマス…。その後は見てください。それにしても七咲は冬服が似合います。スク水のイメージがありますが僕はコートを着てる七咲が好きです。新しいコートを買って七咲に着せた変態紳士は天才です!!似合いすぎてます!!尊敬しますよ変態紳士!!そんな感じでとても楽しめました。
他の話も面白かったです。特に美也編であるオールヒロイン登場+お風呂回は最高です!!
1クールなので見ても損ではないと思います。前作を見てない人は見てからのほうがいいですよ。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 46

77.8 20 学園で恋愛なアニメランキング20位
Aチャンネル(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1553)
8078人が棚に入れました
「Aチャンネル」は学園コメディ。天然かつドジッ子のるん、その幼馴染でるんが大好きなトオル、弱気な関西娘ユー子、ツッコミ役のナギの個性的な4人が織り成すハイスクールライフが描かれている。

声優・キャラクター
福原香織、悠木碧、内山夕実、寿美菜子、又吉愛、斎藤桃子、茅原実里、沢城みゆき、小野大輔

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

和む

女子高生4人+αの日常を描いた作品です。
本当に日常の中の日常です。
というのも、リアルにありそうな生活を描いているからですね。
なんというのか、普通日常アニメといっても、自分たちには起きなさそうな事なんて普通にあるじゃないですか。
この作品はそういったことが(ほとんど)なかった、と思います………たぶん。
といっても自分は男だから無縁の話も多かったですけどねw
しかし、この話の描き方は嫌いな方と好きになる方に分かれるでしょうね。




それともう1つの特徴は音楽ですね。
毎話話中にキャラソン? まぁ、声優さんが歌う歌が流れます。
1話1話違う歌が流れますし、基本的に場面にあった歌が流れ、BGMの一歩上をいった感じ?でした。
特に7話は凄かったですね♪ 4曲くらい流れました。
OPもEDもよかったですし、のんびりした印象のあるものが多かった(と思う)ので自分はとても楽しめました。というわけでちょっと無駄に好評化で☆5をつけさせてもらいました。




声優さんは最近人気な若手さんが多かったかな?
キャラにはあってなくはない、と思います
(トオルは最初違和感がありましたが)
あと、後で知ったことですけどOPを歌った河野マリナが地味に参加していましたw 見てる最中は気付かなかったですw


作画はよく覚えとらんですが、人物でいえば、BBさんの絵(漫画の白黒のときの)と比較すればうまく再現できていたと思うです。
原作既読者ですのでそこは結構嬉しかったですね。


メインの4人も好きでしたが、先生陣や、1年生ズも好きでした。そして炭酸も♪
特に佐藤先生やみぽりんは好きでした。


OVAは明日(2012/3/21)発売みたいなのでこっちも見たいです。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 15

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

日常系の褒め言葉って!?

■Aチャンネルの特徴
原作の4コマ漫画の作者の黒田bbさんの作品です(゚ー゚☆キラッ
ほのぼのとした女子高校生の日常を、女性らしい視点で描かれたゆるーい作品なのです♪
それと各話、友情の温かみをだす演出として、毎回違った挿入歌が歌詞付きで流れてくるのです♪
 
■メインキャラ
・るん(声:福原香織・・・咲-Saki-「天江衣」)
 天然でどじっ子だけど、結構男の子には人気があったりする。絵心はまったく無し♪
 
・トオル(声:悠木碧・・・GOSICK「ヴィクトリカ」)
 るんの幼馴染で、一つ後輩。るんの事が大好きで、百合属性すら感じられます!優等生でちびっ子♪
 
・ユー子(声:寿美菜子・・・けいおん!「琴吹紬」)
 モデル並のスタイルの持ち主。怖がりで弱気な性格のためいじられキャラ!関西弁が可愛いです♪
 
・ナギ(声:内山夕実)
 メガネがとおさげの女の子。実は美人。4人の中では一番のしっかり物で突っ込み役♪
 
■総評
女子高校生の日常を描いた作品なので、どれだけ彼女達の輪の中に入っていけるかで評価が分かれる
ところだと思います♪
キャラクター別で見た時、やっぱりトオルが一番魅力的だったような気がしますw
るんを見る目が百合っぽさを感じたりしましたけど、彼女がいなかったらそーとーつまらない日常系
になってたんじゃないかなぁーって気がします♪
ストーリーは無いのですが、これぞ本当のハイスクールライフなのでしょうね!
 
そして舞台は東京都の国立市&府中市なのですね、国立駅前の学園通りの桜がとても綺麗なのです♪
私の家の隣町なので、毎年花見に行ってたので、なんだか懐かしい気持ちになっちゃいました(*^.^*)
そして、アニメの中でも桜が綺麗に描かれていて、街並みも温かみを感じられる明るい描写となってい
たのでちょっと嬉しかったです♪
 
個人的にはお気に入りの作品となりました。ゆるーい作品が好きな方は是非どうぞ♪
 
■一言・・・
日常系で面白い作品=非日常の描写多
 
 
2011.07.24・第一の手記

投稿 : 2024/09/28
♥ : 22

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

純粋にさわやかな、ほのぼのアニメ

ほのぼのとした内容ですが、キャラの心理がしっかりと描かれていてGOOD♪
絵は多少の好き嫌いがありそうですが、内容に関しては至って無難なものかと☆
私は、まったり気分で楽しく見ることができたので、この作品の評価は高いです!
また、トオルは意外といそうでいない味のあるキャラでお気に入りです♪
あの小動物的感じがまさに♪ 威嚇するとことかメチャ可愛らしい~~♪♪
唯一の欠点は、明らかにCD製作を目指して無駄に毎回違った挿入歌を流す点ですかね。


-----簡単なあらすじ-----
女子高生4人組み、るん、トオル、ユー子、ナギの日常を描いた作品。
天然のるんを中心に周囲の人間を巻き込んだギャグが主な内容。
トオルを除いた3人は同じクラスの級友であり、トオルは1つ下の後輩。

-----  声優陣  -----
それぞれが持ち味を出し、キャラとマッチしていて素晴らしい♪
ユー子の関西弁もなかなかだが、個人的にはやはりトオル!!
特に今クールでヴィクトリカを演じているので、そのギャップもアリ♪♪
るん  (cv:福原 香織 )※天江 衣 (咲)
トオル (cv:悠木 碧  )※ヴィクトリカ(GOSICK)
ユー子 (cv:寿  美菜子)※琴吹 紬  (けいおん!)
ナギ  (cv:内山 夕実 )※売出し中

-----  音 楽  -----
OP「Morning Arch」河野マリナ 
ED「ハミングガール」るん/トオル/ナギ/ユー子

投稿 : 2024/09/28
♥ : 21

75.9 21 学園で恋愛なアニメランキング21位
ニセコイ:(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1238)
8011人が棚に入れました
10年前、鍵を持った女の子と「再会したら結婚する」という約束を交わし、鍵穴のついたペンダントを肌身離さず持ち続ける少年・一条楽。 普通で平凡な高校生活を送っていたはずが、転校生・桐崎千棘の登場で生活は一変! 相性最悪な出会いだったが、2人は親同士の都合で恋人のフリをすることに。 そんな中、楽が想いを寄せる同級生・小野寺小咲が、10年前に男の子からもらった鍵を持っていることが明らかに。もしかしたらあの子は小咲かもしれない!……と思ったら、なんと千棘も10年前の初恋の思い出だという鍵を持っていた!? さらには自ら許嫁だと名乗る橘万里花も鍵を持って現れて…!? 千棘を守るヒットマンの鶫誠士郎や、小咲の妹・春も加わり、ちぐはぐな恋物語のこれからは一体どうなる!?

声優・キャラクター
内山昂輝、東山奈央、花澤香菜、小松未可子、阿澄佳奈、内山夕実、佐倉綾音、小岩井ことり、沼倉愛美、梶裕貴、子安武人、豊口めぐみ

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

どのアニメを視聴するか迷っている方に。今期アニメを制作会社からチェックしてみよう!

10年前、鍵を持った女の子と「再会したら結婚する」という約束を交わし、鍵穴のついたペンダントを肌身離さず持ち続ける少年・一条楽。

普通で平凡な高校生活を送っていたはずが、転校生・桐崎千棘の登場で生活は一変!
相性最悪な出会いだったが、2人は親同士の都合で恋人のフリをすることに。

そんな中、楽が想いを寄せる同級生・小野寺小咲が、10年前に男の子からもらった鍵を持っていることが明らかに。
もしかしたらあの子は小咲かもしれない!
……と思ったら、なんと千棘も10年前の初恋の思い出だという鍵をもっていた!?
さらには自ら許嫁だと名乗る橘万里花も鍵を持って現れて…!?

千棘を守るヒットマンの鶫誠士郎や、小咲の妹・春も加わり、ちぐはぐな恋物語のこれからは一体どうなる!?

第1話「コレカラ/キヅイテ」
「コレカラ」
極道一家「集英組」とギャング組織「ビーハイブ」の抗争を止めるため、恋人のフリをすることになった一条楽と桐崎千棘。
はじめは衝突することも多かったが、少しずつ互いを理解するように。
そんななか、ついに千棘は、自分が抱く楽への想いが「恋」であることを自覚する。
はたして、これからの“ニセコイ”関係はいかに…?「あれ? ホントにどうなるんだコレ…!!?」

「キヅイテ」
友達に勧められて、リップクリームをつけ始めた千棘。
「あいつ…かわいいって思うかな…」しかし楽は、そんな千棘の変化に気づいていない様子。
鈍感な楽に気づいてもらうべく、千棘はあの手この手でアピールをしかける!

第2話「インネン/ショウブ」
「インネン」
ギャング組織「ビーハイブ」の優秀なヒットマンである鶫誠士郎は、ビーハイブのボスの娘である千棘を守るため、共に高校生活を送っていた。
ある日いつものように帰宅しようとすると、突然の銃弾に狙われる。
攻撃をしかけてきたのは、かつての仕事仲間・ポーラだった。

「ショウブ」
誠士郎とポーラの因縁に、不運にも巻き込まれてしまった楽。
誠士郎は、楽が千棘の恋人であることをポーラに告げるが、聞く耳を持たない。
ビーハイブトップのヒットマンである2人の銃口を前に、楽は無事このピンチを切り抜けられるのか……!?

•オーディオコメンタリー
内山昂輝・小松 未可子・沼倉愛美

第3話「ヒツヨウ」
もうすぐクリスマス。
皆でクリスマスの予定を話していたが、千棘は怯えた表情で震えていた。
その理由を聞かれ、「お母さんが帰ってくるから」と答えた千棘。
久しぶりの再会だというのにどこかぎこちない千棘の様子を、楽は不思議に思う。
さらに、恋人として母親に楽を紹介するように言われた千棘はますます戦慄……!
千棘の母親とは…?そして2人のクリスマスは一体どうなる!?

千棘「ある人は、日経平均株価はその日の彼女の機嫌で決まるとまで言ったらしいわ。」

※4月30日に538円安と急反落し、今年最大の下げ幅を記録。華さんの機嫌がものすごく悪かった。

用語解説「日経平均株価」
東京証券取引所第一部上場銘柄のうち、市場を代表する225銘柄を対象とした相場全体の流れをつかむ株価指標として最も利用されている代表的な株価指数です。
戦後、東京証券取引所が再開された1949年5月16日の単純平均株価176円21銭より算出されており、投資家だけでなく一般の人にも親しまれています。
日経平均株価は東証1部上場の225銘柄を構成銘柄として、それらの銘柄の株価の単純平均をベースに新株落ち分を修正して株価に連続性を持たせています(日経225=225銘柄の株価合計÷除数)。その修正方式がアメリカのダウ・ジョーンズ社の開発したものなので、かつては日経ダウと呼ばれていましたが、1985年5月にその権利を日本経済新聞社が買い取り、株価の算出と発表をするようになりましたので、日経平均株価となっております。また、株式先物取引や株式オプション取引でも代表的な指数として利用されています。

※2015年4月日経平均2万円の大台回復。2011年3月日経平均8500円割れは華さんの機嫌が悪かったのか。

2011年日経225先物CB2連発と「まどか」本放送一時休止の時はパニックになった。
2011年3月相場が動いた
大引け間際の地震により、大幅続落
11日大引けの日経225先物は、前日比円200円安の10170円で取引を終了。高値は10310円、安値は10160円で上下レンジは150円。売買高はラージ94920枚、ミニ48948枚(4月限)、524062枚(6月限)。 TOPIX先物は前日比14.50ポイント(P)安の907pで取引を終了。高値917.5p、安値905pで上下レンジ12.5p、売買高は46195枚。
手掛かり材料難から様子見姿勢が強まったものの、売り込まれることもなく底堅い展開が続いた。ただ、14時40分過ぎに発生した大地震により下げ幅を拡大、日中の安値圏で取引を終えた。

大幅続落、ミニ(6月限)の売買高は100万枚を超える
14日大引けの日経225先物は、前日比710円安の9460円で取引を終了。高値は9750円、安値は9430円で上下レンジは320円。売買高はラージ20万6394枚、ミニ(6月限)108万8800枚。TOPIX先物は前日比80ポイント(p)安の827pで取引を終了。高値859p、安値825pで上下レンジ34p、売買高は8万7821枚。
この日の寄り付きは、東北・太平洋沖地震を受けたリスク回避の動きから、売りが先行して取引を開始。TOPIX先物は寄り付き直後にサーキットブレーカーが発動し、15分間の一時中断措置がとられた。

大幅に4日続落、売買高はミニ(6月限)で140万枚超え
15日大引けの日経225先物は、前日比820円安の8640円で取引を終了。高値は9230円、安値は7800円で上下レンジは1430円。売買高はラージ291543枚、ミニ(6月限)1407615枚。TOPIX先物は前日比58ポイント(p)安の769pで取引を終了。高値807p、安値691.5pで上下レンジ115.5p、売買高は111657枚。
この日の寄り付きは、福島第一原発2号機で爆発音が聞こえたと報じられ、リスク回避の動きが先行。その後も、原発事故の動向を睨みながら、売りが優勢の展開が続いた。ランチタイムに菅首相(当時)による国民へのメッセージが伝えられ、福島第一原発から30キロ圏内の人々に屋内退避を呼びかけるなど、緊迫した内容であったことを受けて、225先物に売りが殺到、第二値幅までサーキットブレーカーが発動した。日中安値ではストップ安(7780円)水準に迫り7800円まで下落。

※先物動く時はすごかった。遅物ではないと実感。

「魔法少女まどか☆マギカ」本放送中の動向
重厚な設定や悲壮な展開は注目を集め、放送が行われていない日本国外の地域から寄せられたものを含めた様々な反響があり、同時期のテレビアニメの中では抜きんでた話題を集めたが、最終回を前に、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と、それに伴う東日本大震災のための特別報道番組によって本作の放送が中止となり、第11話以降の放送およびネット配信も「自粛」を理由に延期されることとなり、放送が危ぶまれた。

2011年3月末までの放送を予定していたレギュラー放送はそのまま終了となったが、公式Twitter上で、レギュラー放送とは違った形で4月中に最終話までの公開を目指す旨が発表され、その後の告知で、最終回は放送休止となっていた2話または3話分(放送局により異なる)の未放送エピソードをまとめて放送する形となることが発表された。その間には最終回がいつ放送されるのかが話題となり、ゲームメーカーなどがエイプリルフールのネタとして本作を取り上げたほか、第11話と最終話(第12話)の台本がインターネットオークションや掲示板へ流出するというトラブルもあった。放送日は2011年4月21日深夜(4月22日未明)となり、最終回の集中放送当日の読売新聞朝刊(統合版地域は除く)には全面広告が掲載されるなど、大々的な告知も行われた。テレビアニメが何らかの事情で予定の期間内に最終話までの放送を完了できなかった場合、そのまま打ち切りになってしまうことも多い中、こうしたかたちで放送が行われたり、新聞広告を用いた告知が行われたりすることは極めて異例とされる。平日の深夜3時放送となった最終回はネット上や秋葉原でも大きく盛り上がり、視聴率は高く、MBSで2.3パーセントを記録。同占拠率は22.6パーセントだった(共にビデオリサーチ調べ)。

※待ちに待った2011年4月第11話、第12話視聴して号泣。一生忘れられない思い出になった。

第4話「ハハオヤ」
勇気を出して「イブを一緒に過ごしたい」と母・華にお願いした千棘だったが、あっけなく断られてしまった。
千棘にまるで興味を示そうとしない華の態度に苛立つ楽は、自分が働くことでできた時間を使って千棘に会いに行ってほしいと華に提案する。
そして、死にものぐるいで仕事をこなしていく。
楽「このままじゃ千棘がかわいそ過ぎんだろ!!」

•オーディオコメンタリー
内山昂輝・東山 奈央・豊口めぐみ

第5話「オシエテ/ラクサマ」
「オシエテ」
テストの順位が貼りだされ、それぞれの結果を確認する楽・千棘・小咲・鶫・るり・集。
しかし、万里花の名前がなかなか見つからない!?実は万里花は、花嫁修業はバッチリでも、勉強の方はまるでダメだった。
次のテストの結果も悪ければ追試だと言われてしまった万里花がとった行動とは……?

「ラクサマ」
父と旅行に出かけるという万里花の代わりに、ペットのオウムを1日だけ預かって欲しいと依頼された楽。
普段から動物好きな楽は二つ返事でOKしたものの、万里花がつけたオウムの名前ととんでもない“しつけ方”のせいで、お世話は一苦労!?

•オーディオコメンタリー
内山昂輝・東山 奈央・阿澄佳奈

第6話「オイシイ」
2月14日、バレンタインデー。
今まで一度も女の子からチョコを貰ったことがない楽だったが、やはり少しは期待してしまう。
一方そんな楽の気持ちは知らず、それぞれ思い思いに手作りチョコを用意していた千棘・万里花・小咲。
はたして、無事に楽に手渡すことはできるのか!?

第7話「イモウト」
季節は春。
晴れて凡矢理高校の1年生になった小咲の妹・春は、新しい生活への期待に胸をふくらませていた。
しかし、登校初日からヤンキーに絡まれてしまい大ピンチ!
恐怖に意識が遠のいていく春が最後に見たのは、自分をかばう、同じ凡矢理高校の制服を着た男の子の姿。
名前も顔もわからない「王子様」との出会いに運命を感じる春だったが、その王子様ともう一人、絶対に探さなくてはいけない男の人がいて……?

•オーディオコメンタリー
内山昂輝・花澤香菜・佐倉綾音

ヒロインたちが“魔法少女”に変身!? 第8話は、スピンオフ作品『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!』を放送
第8話は、SPなお話を放送しちゃいます! 
なんと原作コミックスの巻末に掲載されてきたおまけ漫画「マジカルパティシエ」シリーズがアニメ化! 
『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!』として放送決定です! 
本作では、『ニセコイ』のヒロインたちが“魔法少女”になって活躍! 

第8話「マジカルパティシエ小咲ちゃん!!/ハタラケ」
「マジカルパティシエ小咲ちゃん!!」
魔法ねずみ・ルーリンと契約を交わし、魔法少女「マジカルパティシエ」になった小咲ちゃん。
変身はちょっぴり恥ずかしいけれど、世界の平和を守るために戦います!
ある日、となり町から2人の魔法少女がやってきました。
魔法フェレット・ホンダーソンとマジカルポリス万里花ちゃん、そして、魔法ネコ・ツグミャーとマジカルゴリラ千棘ちゃん!
凡矢理市に集まった3人の魔法少女はチームを組んで、悪の手先に立ち向かう――!

<テーマソング>
「マジカル☆スタイリング」
♪マジカルパティシエ小咲ちゃん(CV:花澤香菜)

◆登場人物紹介!
●マジカルパティシエ小咲ちゃん/小野寺小咲(CV:花澤香菜)
魔法ねずみ・ルーリンと契約した魔法少女。
変身するのがとっても恥ずかしい。

●ルーリン(CV:内山 夕実)
小野寺小咲と魔法少女の契約を交わした魔法ねずみ。
ちょっぴり強引。

●マジカルゴリラ千棘/桐崎 千棘(CV:東山 奈央)
魔法ネコ・ツグミャーと契約した魔法少女。
変身後の姿には納得していない。

●ツグミャー(CV:小松 未可子)
桐崎千棘と魔法少女の契約を交わした魔法ネコ。
人間に変身すると結構かわいい。

●マジカルポリス万里花/橘 万里花(CV:阿澄 佳奈)
魔法フェレット・ホンダーソンと契約した魔法少女。
変身にまったく恥じらいがない。

「ハタラケ」
和菓子屋「おのでら」に再び助っ人として呼び出された楽。
そこには小咲に加え、妹の春も。
しかし春には相変わらず歓迎されず、楽と春は険悪なムードに…。
これには小咲も心配な様子。
今日一日のお手伝いを通して、2人の仲は良くなるのか?

第9話「オソウジ/オミマウ」
「オソウジ」
キョーコ先生のお願いで、プール掃除をすることになった楽たち。
プールサイドに集まったのは、千棘・小咲・鶫・万里花・るり・集に、春と風、そしてポーラ。
水着に着替えて早速掃除を始めるが、ポーラは離れたところからこちらを眺めるばかりで…?

「オミマウ」
るりの計らいで、風邪を引いた小咲のお見舞いに一人で向かった楽。
小咲の母は旅行で留守にしていると聞いて、もしかして二人きり…!?とドキドキする楽だったが、そこには春の姿も。
楽を警戒する春をなんとかなだめ、一緒に小咲の看病をすることになったのだが…?

第10話「オウエン」
楽の親友・集は、女の子好きで明るい性格。
いつもおちゃらけていて、ふざけて鶫やるり達を怒らせることはもう日常茶飯事。
恋とはあまり関係なさそうに見える集だったが、実は好きな人がいることが明らかに!
楽はその相手が誰なのかを尋ねるが、はぐらかされてしまう。
「手の届かない高嶺の花」という、その意外な相手とは…?

•オーディオコメンタリー
内山昂輝・梶裕貴・内山夕実

第11話「ヤセタイ/オハヨウ」
「ヤセタイ」
和菓子屋「おのでら」の新作の味見や、千棘たちとの買い食い、春とのおやつなど、最近甘い物を食べることが多かった小咲。
数日ぶりに体重計に乗ってみると、衝撃の結果が…!「大変だ…!! 今すぐなんとかしなきゃ…!!」

「オハヨウ」
中学3年生の小咲は、同じクラスの楽に恋をしていた。
朝の「おはよう」と放課後の「またね」が楽しみだったが、卒業して高校に進学したら、それももうできなくなってしまう……。
そう思った小咲は、楽と同じ凡矢理高校を受験することに!
勉強が得意ではない小咲だったが、るりにも協力してもらい、必死に勉強を始めるのだった。

第12話「ソウサク/オタメシ」
「ソウサク」
千棘がいつも髪を結んでいる赤いリボン。
小さいころに母親に貰った、そして楽との思い出が詰まった、とっても大切なもの。
しかし、今朝は遅刻ギリギリで慌てて結んできたせいか、学校へ行く途中でほどけてしまい、失くしてしまった! 
すっかり落ち込んだ千棘を慰めながら、楽たちは一緒にリボンを探しに行くのだった。

「オタメシ」
「…告白、かぁ~~~…」楽にお試しで告白してみようと思い立つ千棘。
手紙を書いてみたり、告白の練習をしてみるものの、恥ずかしくなってしまって上手くいかない。
どうしようと思い悩みながら、今日も楽とのニセデートが始まった。

デキるオタクはここで判断している?
2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【川畑喬氏】
2015年秋放送:「緋弾のアリアAA」
過去に関わった作品(例):「ニセコイ」/「幸腹グラフィティ」/「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」

演出を中心にさまざまなアニメに参加しているが、近年はシャフト制作アニメ中心とのこと。「緋弾のアリアAA」では絵コンテ、演出のセクションでも活躍。

純真無垢な心が全て!?アニメファンが選ぶ「もっとピュア(純粋)なアニメ・漫画キャラ」
第3位には、主に高校を舞台とした大人気ラブコメ『ニセコイ』から、アシンメトリーな髪型が特徴のヒロイン「小野寺小咲(おのでらこさき)」がランクイン。恥ずかしがり屋で少し内向的ではあるが、明るくて優しい性格の彼女。自分の事よりも他人の事を優先してしまうため、貧乏くじを引くことも多い。実は主人公と両思いであるにも関わらず(互いに)その事に気づいておらず、ずっと思いを伝えられずにいるその姿はまさに“ピュア”。上位へのランクインも納得である。

どのアニメを視聴するか迷っている方に。今期アニメを制作会社からチェックしてみよう!
まだ単なるアニメ好きだったころ……どれくらい作品自体に惹かれるかで視聴を決定していた若者も多いだろう。しかし、アニメ好き→アニオタへと大人の階段をのぼったとき、気になるのがアニメーション制作会社。今期の「(会社名)の作品はコレか……視聴してみよう!」となっているファンも多いはず。

ひと昔は少々コアなアニオタたちが決める手法ではあったのだが、どうやら最近ではライトなアニメファンにも広がっている様子。筆者の周りのライトなアニメ好きの口から「来期のシャフトは~」といった話が出たときには驚いた。

思い返してみれば2006年あたり、「涼宮ハルヒの憂鬱」を京都アニメーション(通称:京アニ)が制作したあたりから、ライト層にも制作会社で視聴を決定する傾向が強まったように感じられる。

【シャフト】
今期放送中:ニセコイ:

視聴回数4回以上の作品
ニセコイ(2014年)
偽物語(2012年)
化物語(2009年)
ひだまりスケッチシリーズ
ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編(2013年)
ひだまりスケッチ×ハニカム(2012年)
ひだまりスケッチ×☆☆☆(2010年)
ひだまりスケッチ×365(2008年)
ひだまりスケッチ(2007年)

視聴回数10回以上の作品
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
[新編] 叛逆の物語(2013年)
[前編] 始まりの物語(2012年)
[後編] 永遠の物語(2012年)
魔法少女まどか☆マギカ(2011年)

独自の「シャフト演出」など、アニメファンの中では何かと話題になるアニメ制作会社。とりあえずシャフトだから観てみるか~といった人も多いだろう。

桐崎千棘の母・桐崎華を演じるのは豊口めぐみさん! さらに新感覚パネルRPG『ディバインゲート』とのコラボも決定
「週刊少年ジャンプ」(集英社 刊)で連載されている古味直志先生による大人気ラブコメディー『ニセコイ』のTVアニメ第2期『ニセコイ:』が2015年4月より放送中! そのTVアニメ第2期で登場する桐崎千棘の母・桐崎華を演じるキャストが判明しました! なお担当キャストは豊口めぐみさんとなります。併せて、アニメのキャラクター設定も公開となっているのでお見逃しなく!

さらに、『ニセコイ:』とガンホーのスマートフォン向け新感覚パネルRPG『ディバインゲート』とのコラボイベントの実施が決定(コラボイベント実施期間:4月24日~5月11日)! コラボイベントでは「桐崎千棘」「小野寺小咲」をはじめ「鶫誠士郎」「橘万里花」など、お馴染みのキャラクターたちが登場します。『ディバインゲート』で行なわれるイベントクエストなどのコラボの詳細については、後日発表予定とのことです。

ニセコイ×物語が悪魔的かわいさ シャフト40周年記念作品がみてぇ
4月1日(水)、小説家・西尾維新さんによるライトノベルを原作とするTVアニメ「物語」シリーズと漫画家・古味直志さん原作によるTVアニメ「ニセコイ」シリーズがコラボした映画『ニセコイモノガタリ』の制作を発表した。公開時期は2015年の夏になるとのこと。

アニメ制作会社・シャフトの設立40周年記念作品として制作され、大人気作品同士がタッグを組んだ映画とのこと。

今作のスタッフやキャストはすでに発表されているが、予告篇では最後に「どこかの劇場で……」とファンを不安にさせるような一文も記載されている。
「物語」シリーズと「ニセコイ」シリーズは、ともにシャフトによる人気TVアニメ作品。

『ニセコイモノガタリ』では、それぞれの作品に登場する直江津高校と凡矢理高校が姉妹校となり、各校の代表としてお互いの高校に体験転入することになるところから物語がはじまる。

監督は両シリーズをてがける新房昭之さん、キャラクターデザインは「物語」担当の渡辺明夫さん・「ニセコイ」担当の杉山延寛さん。

そして、主題歌は、これまで両作品の主題歌を歌ってきた覆面女性ユニット・Clarisが2014年に発表したClear Skyを起用するなど、それぞれのシリーズと深く関わってきたスタッフが名を連ねる。

さらに西尾維新さんによる近作『掟上今日子の備忘録』も同時上映作品『掟上今日子のラブソング』として発表されているが、2014年に公開された「物語」シリーズとのコラボCMと全く同じ映像となっている。

また、書泉ブックタワーやAKIHABARAゲーマーズ本店などでは、アニメーション作家ユニット・劇団イヌカレーによるポスターの店頭ジャックが行われている。
「ニセモノの、コイから始まるモノガタリ。」という印象的なキャッチコピーが目を引くが、4月1日ということで、エイプリルフールのネタという可能性も否定しきれない。

このウソともホントともつかない発表に、ファンからは「そんなことより『傷物語』はよ」など、長らく劇場版制作が報じられてから公開未定となっている作品を待ち望む声が挙がっている。

2014年10月に第2期の制作が発表され、2015年4月より6月まで『ニセコイ:』のタイトルで106話まで放送された。1期を放送していなかった南日本放送で放送される一方で1期を放送していたTOKYO MXを除く関東圏の独立局およびテレビ東京系の3局ではネットされなかった。放送される各局では放送開始前週に、桐崎千棘役の東山奈央がナビゲーターを担当する特別番組を放送。

原作の多くの場面・多くの話がカットされているが、原作には忠実であり、アニメオリジナルの話は特にない。

オープニングテーマ
「Rally Go Round」(第1話 - 第7話、第9話、第11話 - 第12話)
「マジカル☆スタイリング」(第8話)

エンディングテーマ
「曖昧ヘルツ」(第1話、第3話、第6話、第9話、第12話)
「TrIGgER」(第2話)
「Sleep zzz...」(第4話)
「またどーらぶ」(第5話)
「marchen ticktack」(第7話)
「通り雨drop」(第10話)
「クレヨンカバー」(第11話)

投稿 : 2024/09/28
♥ : 45
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

宮本るり様、愛しております。<追記;OVA>

鍵はいずこへ、錠はどうなった?
ついに制作側が開き直った!
もう、ストーリーは無いに等しいです。
非日常ラブコメの乱れ撃ち。
ここはひとつ、サザエさん的ラブコメを目指して下さい。

冗談はさておき。
2期は、各キャラにスポットを当ててのラブコメ主体。
変なベトベトはなく、さっぱりしたものです。
それに、0.5~1話完結なのでテンポもいい。
私的には成功だと思います。
ということでストーリーはびた一文、進みません。
ラストも、「えっ、終わったの?」みたいな。
こんなあっさりしたラストは最近では希少価値。
暗に、もっと続きますと言っているようなもの。
だから3期も期待しております。

ヒロインは、千棘、小咲、万里花、誠士郎。
話が分散したので、各ヒロインの印象は薄いです。
中でも、万里花が冷遇されていたような。
このままでは、存在が抹殺されますよ。
逆に、誠士郎は優遇ですね。
デレ度がアップしてます。
その分、楽はひどい目に合いますが・・・

でも、宮本るり派の私にとってはそんなことはどうでもいいのです。
眼鏡ポニーテールにスリムな体型。
冷静口調と鋭い突っ込み。
この作品がいかなる方向へ突っ走ろうとも、私はるり様にどこまでもついて行きます。

<追記;OVA>
{netabare}2期自体が話がびた一文進まないOVA的な作りだからなのかな。
このOVAはさらにどうでも良くなっているような気がします。
ラストも変だし、制作者はこの作品をもう捨ててるでしょう。{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 44

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

日常アニメを観るような感覚

かなり荒唐無稽な設定の学園ハーレムラブコメ作品の2期。
1期と同様に無難に楽しめました。
鍵の設定とかもう完全に脇に行ってしまい、新キャラも含めて週替わりで各ヒロイン回をやっているだけのような感じでしたが、個人的にはそれでいいんじゃないかと思います。学園ラブコメとして恋の行方がどうなるのかを気にしながら観るというより、日常アニメを観るような感覚で楽しんでました。
キャラはどのヒロインもかわいいですし、声も作画も良いので、話がたいして面白くなくても作品としての安定感はあります。個人的にはOPの映像がなんとなく好きで、毎週OPは結構ちゃんと観ていました。
原作がどうなっているのか知りませんが、もし3期があるなら、ストーリーの進展とか全然期待できなくても多分また観るんだろうなと思います。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 19

77.7 22 学園で恋愛なアニメランキング22位
宙のまにまに(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1345)
7785人が棚に入れました
主人公・大八木朔は、かつて暮らしていた町に引っ越してきた高校生。朔は読書好きで、静かで平凡な学園生活を望んでいた。\\nしかし、そんな朔の前に現れたのは、過去にこの町に住んでいた時の幼なじみ、明野美星。朔にとって美星との過去はトラウマになっていた。\\nそんな中、美星が作った天文部に入ることになった朔。そして、天文部を舞台にしたドタバタラブコメディが、いま始まる。

声優・キャラクター
前野智昭、伊藤かな恵、戸松遥、小清水亜美、早見沙織、高木礼子、間島淳司、チャン・リーメイ、松風雅也

チャーリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

星、好きですかー!?

星空を通して子供の頃の好奇心を思い出させてくれたこのストーリー好きです。天文学の知識がなくても十分楽しめました。

一番は美星ちゃんの純粋でまっすぐなところが可愛いいなって思ったのもあるんですけど、星空のようにキラキラ輝いてる天文部のキャラもとても魅力的で良かったですね。

いい終わり方ではあったけど、その後の恋愛模様も気になって仕方ない。 原作購入するけど、2期もやってくれないかな~。




※今回はみなさんの投稿のおかげでいい作品に巡り合えたので感謝してます。 ありがとうございました。

たくさんの人がこうやって感動をつなげて、今がある。自分もまだ見てない人につなげていけたらいいな。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 48

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

忘れ物を思い出させてくれるような素敵な作品です(-ω☆)キラリ☆彡

■「宙のまにまに」ってこんなアニメなんです☆彡
月刊アフタヌーンで連載していた柏原麻実さんの漫画をアニメ化した作品なのです☆
この作品のテーマはずばり『星』なんですよ☆彡
 
主人公の大八木 朔[ooyagi saku]くんは読書好きで目立たない・・・いや、目立ちたくない高校生活を送ろうとしていたのですけど、そんな彼の平穏な日常を見事に打ち破ってくれる存在がいたのですw
その存在とは・・・明野 美星[akeno mihoshi]ちゃんなのです!
実は朔くんの1つ先輩で幼馴染なのですけど、星空を見られないと衰弱してしまうほどの「星」大好きっ子でもあるのですよ♪
美星ちゃんはかなりの暴走列車っぷり&トラブルメーカーなので、朔くんの理想だった平穏な日常は彼女に振り回されてサヨーナラー(_´Д`)ノ~~.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★* なのでしたw
そんな2人が所属している天文部を通して、繰り広げられるほのぼの青春ラブコメディーなのです♪
しかも、星の魅力をたっぷり堪能できちゃう『癒し』のおまけ付きなので、アタシσ(゚-^*)の大好物な作品であることは間違いありませんでした(o^∇^o)ノ
 
 
■総評
この作品は見る人の感性によって評価が分かれるんじゃないかなって思ってます!
評価目線が萌えとか、ラブストーリーとかだとちょっと物足りなく感じるかもしれませんね♪
でもこの作品の最大の魅力は、普段忘れがちな「星」という素敵な存在を思い出させてくれた事なんじゃないかなってかってに思っちゃってるのです(´- `)フッ(´ー `)フフッ(´ー+`)キラッ
 
古今東西、四季折々に変わらない表情を見せてくれる夜空に輝く満点の星達☆彡
街の明かりにその美しい表情をみる事が出来なくなってきている今日この頃でですけど、きっと誰もが星空をながめてその美しさに酔ったことがあるんじゃないかな?って思うのです♪
忙しない日常が、そんな綺麗な星空を眺める事さえ忘れさせてしまってるんですよね・・・!!
そんな忘れてた感動や感情を思い出させてくれたのがこの「宙のまにまに」でした♪
 
ラブコメ主体のストーリーの方もとっても爽やかで好印象でした!
特にお気に入りのキャラは姫ちゃんですね(*^o^*)
くせっ毛で湿気が天敵でドライヤーにこだわりを持っている姫ちゃんには共感しまくりですw
アタシσ(゚-^*)もちょっとくせっ毛なのでマイナスイオン発生装置付きじゃないと・・・とかのこだわりがあるんですよ(*'ー'*)ふふっ♪
美空ちゃんと朔くんがまだ付き合ってないって事だけで前向きにがんばっている姿や好きな人に少しでも可愛く見られたいって言う気持ちや表情がとっても良く描かれていてとっても可愛かったです♪
 
それと、後半登場のキャラが近江 あゆみ[oumi -]ちゃんの存在は爽やかな印象を与えてくれました♪
積極的なお嬢様キャラなんですけど、嫌味がなくってそれでいて一途な彼女のサイドストーリーは見ていて清々しさを感じました!まだ見てない人は必見です♪
 
お笑い担当の江戸川君も大好きなキャラの一人です♪
ちょっとエッチな写真部の男子なんですけど、朔くんよりも頼りになるし天文部には欠かせない存在になってて何故もてないのかなぁ・・・身長低いとか・・・エロイとか・・・暴走するとか・・・w
 
この作品はもっとたくさんの人に見てもらいたいなって思います♪
天文学なんか全然わからなくっても楽しめるし、今度星空でも見に行ってみようかなって思ったり、星座からギリシャ神話を覚えてみようかなって思ってもらえたらいいなって思います♪
美星ちゃんも言ってたように、たくさんの人達と星の魅力を「共有」できたら素敵ですよね☆彡
 
 
2011.11.05・第一の手記

投稿 : 2024/09/28
♥ : 52

レイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

爽やかなBGMとかなりのレベルの星空の描写に感涙!

天文部の日常を描いたすごくほのぼの系物語で癒されます。
美星の声優の伊藤さんは個人的に好きな声優さんで、声を聞いてるだけで落ち着くし…美星っていうキャラクターの明るい性格上、見ててスゴく楽しい気分で心地いいです。
さらに、沢城みゆきさんも出てるんだからも〜グッジョブ!

恋愛要素はそこまで期待しない方がいいですが…
星空の描写は鳥肌物です。かなりうるっとしました。
これだけでも見る価値アリです!

自分がスゴく田舎育ちなもんで…トイレが一回外に出ないと行けれなくて小さい頃毎晩外に出てた時、夜空を目が慣れてもずーっと綺麗で眺めてたのを思いだしました(感涙)
で、これみたら…また外に駆け出しで星を眺めたいなーとか思っちゃいました。

それと、OPは結構…どなたも神だとか最高だとか書いてたけど、個人的にはあんまり好きでは無かったです。
歌ってるのスフィアで好きだけど、この曲は普通って感じで…汗
でも、EDやBGMはどれも透明感があって爽やかでとても個人的には好きですね♪

最後に8話の後半…銀魂のエリザベスがいたーーーーー(爆笑
中の人ネタらしいですが、これはウケました。。。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 8

93.9 23 学園で恋愛なアニメランキング23位
月がきれい(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1806)
7608人が棚に入れました
キャッチコピーは「I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……」で、中学3年で初めて同じクラスになって出会った水野茜と安曇小太郎の成長、周囲との関わり、思春期の恋などが描かれる。

声優・キャラクター
千葉翔也、小原好美、田丸篤志、村川梨衣、筆村栄心、金子誠、石見舞菜香、鈴木美園、千菅春香、井上ほの花、広瀬裕也、石井マーク、白石晴香、熊谷健太郎、岩中睦樹、東山奈央、岡和男、井上喜久子、斎藤千和、前川涼子
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

初恋と文学

ロラン・バルトの『恋愛のディスクール』。
何ら成算がないにも拘らず、敢えてこの書物のことを仄めかす意図、
それは、本作のあまりにも明け透けな「文学」への言及に対して
テクスト論からのアプローチを思わず誘発されてしまったことへの
一種、自嘲めいた気分を顕さんがためである。

本作の至る所、文学からの「引用」は執拗に、明示的に反復される。
それらはただの趣向やスパイスではなく、記号ともまた異なっている。
「作品とはさまざまなものが引用された織物のような物であり、
 それを解くのは読者である。」(Wikiのバルト解説からそのまま借用。)

自分にとって「解釈」は宿業のようなもので、それが全てだとは勿論思わないが、
ただ、文学を正面切って掲げた上は相応の覚悟は問われて然るべきであり、
こちらも私情でこそあれ、ただでは済ませておけないという妙な義務感がある。
「文学」とはのっぴきならないものだ。そうだろう? 安曇小太郎君。

自分はこう仮定したい。この作品は多分、まるで呼吸をするように自然に
私たちの身近に遍在している、ミニマムな「文学」へのオマージュなのだと。


{netabare}
月夜の晩の神社の境内。小太郎と茜が二人きりで座っている。
序盤のクライマックスとも言える、告白のシーン。

小太郎の脳裏には、恋の文句をめぐる文豪のエピソードが浮かんでいる。

 I love you を、月がきれいですねと訳したのは、
 太宰治だっけ、夏目漱石だっけ・・・

顔を上げられないまま、俯いて水面に映る月の影を見つめている・・・と、
ふと盗み見した茜の横顔は、月よりももっと美しいと感じられた。
そして、口をついて出たのは、tsu-ki の二音。

  つき・・・
  え? 月? ・・・ほんと、月、きれい・・・。

それ、自分が言いたかったことなのに…、と一瞬悔やんだだろうが、
月を見上げている彼女の横顔にますます心を奪われ、ついに
抑え難い初恋の衝動が、文学少年のロマンチックな背伸びを裏切るにいたる。

  つき・・・あって・・・
  え?…

文学的なフレーズからは、まず意味が脱落して音声へと溶解し、
次いで、文学とは程遠い直情的な告白にすり替わってしまう。
このシーンが暗示するものは、通常の文学イメージの奥に潜ませた
本作固有の眼差しによって、初恋を描き出そうという意図ではないだろうか。

水の上にたゆとう、涼やかな月の影。
虚空に照り輝く月よりも、さざ波立つ水面に揺らぐ月影の方が
主人公の心の有り様をより正確に映し出しているようだ。
天空の月が、文豪だけが到達し得る高みの世界だとするならば、
小太郎たちが紡ぐ恋模様はもっと身近な、足元にある月の輝きであっていい。

かなり思い切った深読みには違いないが、
本作が指向する「文学」のユニークな位相がここに定位されているように思う。
多分それは、日常の中に遍在するミニマムな「文学」に向けられている。



象徴的なのが、LINEの存在だ。
今どきの恋愛の基本にして必須のツールであるそれは
作品にリアリティーを付与する重要な舞台装置となっていると同時に、
二人の関係の進展を、臨場感を伴って同時進行的に体験させる媒体でもある。

LINEが、いわばミニマムな文字テクストであるという事実を想起したい。

期待のこもる緊張の中、スマホの画面に現れてくる文字、言葉。
未知を前にした張り詰めた待機状態は、まさしく進行途上の恋愛心理と相似である。
やり取りの画面に高揚し、幸福感に満たされた互いの表情がそこに織り込まれる。
その目撃者である私たちは、今しも紡がれてゆく初恋のテクストの読者でもあるのだ。

LINEのやり取りでは順調に距離を縮められた二人だったが、
直接会って言葉を交わす場面では、ぎこちなさが余計に際立って見える。
この明らかな落差は、あるいは作り手によって計算されたものではないだろうか。

  もっと・・・しゃべりたい・・・安曇くんと…
  それっ…て・・・返事…?
  うん…。

二人の間でポツポツと交わされる言葉の一片一片が
LINEでの一言とほぼ等量、あるいはさらに断片化していることに気づかされる。
LINEで円滑に交換されていたのとほぼ同じ単位の言葉が
面と向かい合った場面では途切れたり、滞ったりする。そのことで
二人の関係の初々しさが強調され、もどかしさもまた増幅される効果を生む。

想いばかりがあふれて、それを伝える言葉が見出せずにいる時、
あるいはためらいによってなかなか口に出せずにいる時、
そこに生まれる沈黙の「間」と、その間合いに差し挟まれる生々しい息遣いとが
言葉以上に雄弁に彼らの心の火照りを描き出す。

ここに、テクストと対をなす、もう一つの言語の位相が認められるように思う。

やっと実現した二人きりのささやかな逢瀬のひと時。
緊張感と闘いながら、舌足らずな言葉を交わしていく古書店内のシーン。
小太郎が口にした間接的な「好き」は、その場の空気を緊迫させ
恋心をうまく表現できないもどかしさのあまり、思わず茜の手に自分の手を重ねる。

この接近・接触を誘発する、濃厚な身体性を孕んだ言語の位相、これを仮に
言語学で個々の発話を指す「パロール」の語で呼んでみたい。

私たちが本作に感じとる比類のないリアリティーはどこから来ているのか?
言うまでもなくリアルとは、現実の単なる忠実な模写を意味してはいない。
初恋の特権性を可能な限り繊細に表出するために練り上げられた、
テクストとパロールの併用によるこの独特のナラティブ(語り方)こそが
作品特有のリアリティーを生み出しているのではないだろうか。

テクストとパロールの双方が相補的に絡み合い、織り成されてゆく中に
本作の目指した初恋のディスクールが実現していると自分は考える。
つまり、初恋は固有の「文学的」ディスクールとしてこの物語の核心を形成しているのである。



初恋のディスクール。そこに最初に刻まれるものは
初めて人を好きになった歓び。そして、想いが通いあった幸福感。
だがやがて、その裏側に潜む苦しみをも知ることになる。

本作が卓越している点は、初恋の歓喜と苦悩とを同一のナラティブによって表現し、
かつ、それらを小太郎と茜とに振り分けていることである。

春から夏へ、秋から冬へと、移ろう季節とともに心に生じてくる翳り。
親友との関係を危うくする三角関係、家の引越し、小太郎の受験失敗。
それらすべてが茜の内面を震撼させ、平和な少女時代に終わりを告げる契機となる。

茜は漠然と別れを予感していて、その不安をどうにも解消できないでいる。

  私…・・・ずっと・・・不安で・・・不安で…・・・
  小太郎くんに・・・迷惑ばっかり…・・・それが・・・
  いちばん・・・つらい…・・・どしたらいいの?

誰かを好きになることによって、同時に抱え込んでしまった未知の感情。
その悲哀が相手への愛おしさに伴う、恋の宿命であることを知りつつも、
そこからの出口が見つからない切なさを彼女は訴えている。

紛れもなくこれも、初恋のディスクールの一片である。
まだ未熟な心が突き当たった限界点をありのままに表出する、この上なく真実なパロール。
初恋が少女の心にもたらした深淵を垣間見て、私たちは胸を打たれるのだ。

想いが溢れて言葉が無効になる瞬間、全身から衝動が迸り出る。
誰もが虚を突かれた、茜の突然の行動・・・それは彼女の苦悩が
二人を隔てる距離への絶望的な恐れによることを痛々しく物語っている。

このあと、小太郎が茜をフォローするシーンは一切ない。
現実に横たわる非情な距離を前に、LINEはもはや役には立たない。
パロールとテクスト、双方の限界が二人の前に立ちはだかった時、
それを突破する力はどこに求められるのか。
初恋は試練を乗り越えられるのか―。

その答えは、ラストへと収斂してゆく展開の中に明瞭に語られる。

距離という障害を克服し、さらには未来をも先取りするような
揺るぎない確かな結びつきを生みだす奇跡の回路、それが「文学」だ。
本作のテーマがここに明示される。

小太郎の小説「13.70」。それは二人が共有してきた時間を凝縮したテクストであり、
同時にメタレベルで追求されてきた「初恋のディスクール」が作中に具体化したものだ。
だからこそ、その「終章」は文字通り、本作の内容の終結を意味するとともに
新たな物語の始まりの宣言でもあるという、両義的な構造を内包し得るのである。

そしてそれは、偶然の助けによって茜のもとに届いた恋文に他ならなかった。
そこにはこんな文句が記されている―。

  ずっと、大好きだ。

はっきりと伝えることができずにいた愛の告白の言葉、
小太郎が漸く見出した、彼自身の I love you であるこの表現―、
あのボソボソした、自信なさげな「つき…あって…」がこの力強い一言に結晶する、
その過程を描いた物語だったとさえ言うことができるだろう。

茜を乗せて走り去る電車に向かって、彼がこの言葉を全身全霊で叫ぶとき、
並行するテクストとパロールがついに重なり合い、初恋のディスクールは完成する。



さて、自分の考えでは、本作における月は「文学」のメタファーである。
虚空に冴えわたる月。水面にたゆとう月の影。その対比については上に触れた。

そして、ラストシーンに映し出される昼の空の月について。

列車を見送ったまま立ち尽くしている小太郎の頭上の空に
ポツンと浮かんでいる、控えめな目立たない昼の月にはおそらく、
本作の最終的なメッセージが込められている。

それは多分、この作品が初恋を通して掬い上げようとした、
私たちの日常に潜む、ありふれてはいるがかけがえのない無数の小さな「文学」、
その存在を象徴しているのだと思う。

ラストシーンに向かって、二人のモノローグが掛け合いを繰り返しながら
一つの心情の表明に結実してゆく。その最後の結びとなる小太郎の言葉、

  好きな人が、自分を好きになってくれるなんて・・・

これに続く、茜の

  奇跡だと思った。・・・

この最後の言葉が、頭上の月の映像とシンクロして重なり合う。
その時、「奇跡」という言葉の深く鮮烈な余韻と響き合い、
こんな祝福のメッセージが私たちにも投げかけられているような気がする。

・・・ささやかな、素晴らしい数々の奇跡を、この世界は秘めているのだ、と。
{/netabare}


初恋というものの特権性について、一言触れておきたい。
初恋を特別に美しく、純粋なものとして聖別しようとする心性は
美しさに憧れそれを希求する、普遍的な人間感情におそらくは根差している。

本作で描かれる初恋も、かなり純化され理想化された像になってはいるが、
観る者が身につまされるような、非常な迫真性がそこに感じられるのは、
私たちの心の中にある憧憬と現実とが巧みに配合された
いわば「願望のリアル」が表現されているためなのだろう。
文学もまた、そうした願望のリアルを追求する営為だと言ってよく、
文学と純愛とが、永遠に親和的である最大の理由はここにあるはずだ。

本作の着想の土台となっている漱石の「月がきれいですね。」にしても
出所不明のいわゆる都市伝説の類であることはすでに知られているが、
むしろその方が、本作の文学観にはマッチする。
有名なアニメでも言われていたように、「都市伝説、それは一種の願望だ。」
人間が存在する限り、常に抱かれる願望が空想を刺激して
私たちの周囲には日々、無数のミニマムな「文学」が発生し続けるのである。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 25
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

心模様と花ごろも

川越の中学校を舞台とした、
思春期を向かえた少年少女の恋物語。

遊園地、お祭り、街の風景、
四季の色彩がとても美しい物語。
機微な心を良くとらえた演出で、
エンディングのLINEの文字まで隙がない。
お互いを意識し始める2人、
丁寧な描写の数々、まだ微妙な距離感、
好きになるってこういうことでしょう。

各話のタイトルが小説や詩集から。
主人公が文学少年なのでいい感じです。
{netabare}そう「月に吠える」が意外でしたが、
最後にそういうことかと納得です。
少年、頑張りましたね。
ここから物語が始まりました。{/netabare}
ひと際、月がきれいです。

初めての恋は知らないことばかりで、
戸惑ってばかりでしょう。
思ったこと感じたことの半分も伝えられない。
結末は大抵上手くいかないわけで、
たくさん泣いて大人になっていくのでしょう。

文学の言葉が紹介されていますが、
私からも少年に太宰の言葉を送ります。
「私は何も知りません、
しかし伸びて行く方向に陽が当たるようです」

真っすぐ伸びて下さい。
そのままでありのままで。

どうか末永く愛されますように。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 153
ネタバレ

pio さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

大人も何年に一度か見返したくなるような、間口の広い名作

近年では珍しい、リアル路線の恋愛ものを描いた本作。
派手なアニメが多い中、比較的地味な本作ですが、誰もが過去に一度は経験している
ような「あるある」が多数散りばめられており、強烈なノスタルジーを感じさせます。
それもただ懐かしいだけでなく、忘れてしまった大切な感情を思い起こさせてくれます。

毎話、適度な盛り上がりを見せるため、飽きずに最後まで完走できました。

<良い点>

・舞台選定
 川越に実際に訪れたことはありませんが、本作のリアルな雰囲気を
 つくる上で一役買っていると感じました。
 都会の近郊にある都市は所謂「都心から近い田舎」のため、
 地縁深い家庭、転勤族の家庭の両方が混在します。
 主人公は前者、ヒロインは後者それぞれの家庭の中学生であり、
 その家庭環境の違いが良い対比となっています。家庭内の描写も
 リアルに細かくなされているため、どちらの家庭で育った方も
 共感できる内容になっています。
 
・作画
 背景はとてもきれいです。作品への没入感を高める上で十分すぎるほどです。
 人物の作画は一見シンプルですが、中学生の未熟さ、純粋さを表現するには
 これもアリかな、と。

・音楽
 op,edの川嶋あいをはじめとし、ELTやJITTERIN'JINNなど、20代や30代を
 ターゲットにしている印象を受けました。該当世代の方は特に反応してしまうでしょう。

・声優
 この作品ではアフレコではなくプレスコで収録されていたようです。
 その甲斐あってか、奥手な主人公2人の経験不足からくるもどかしさが
 よく表現されており、とてもリアルです。

・キャラ
 登場人物の性格は基本的に良く、視聴していて非常に気持ちよかったです。
 特に大人たち(主人公の両親やご近所の方々)の主人公2人への愛情が視聴者へも
 伝わるため、 {netabare}主人公2人が純愛を育み、ゴールインまで到達する事への説得力が
 あります{/netabare}。
 
 また現実では同級生の恋愛がバレることで、イジメやハブ、絶縁といった
 ネガティブな現象が生じることがありますが、本作品ではそうした要素は一切
 ありません。
 
 ネタバレになるため詳述は避けますが、いくつかの同級生は2人の恋愛に
 水を刺します。しかし、それはストーリー上のスパイスであり、決して
 ドロドロとした展開にはならず、安心して視聴できます。
 

<悪い点>

・作画
 基本的には高水準でまとまっているものの、いくつか崩壊しているシーンもありました。
 しかしその他の演出水準が高いため、ほとんど気にならないと思います。


<まとめ>

自分自身の何かしらの過去と重ね合わせて共感し、時には涙を誘われ、
大人になって忘れていた感情と向き合う機会を与えてくれた本作。
深夜アニメに対する予備知識などは一切要らず、全12話の中できれいにまとまっており、
万人におすすめできる作品です。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 29

76.5 24 学園で恋愛なアニメランキング24位
山田くんと7人の魔女(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1257)
7392人が棚に入れました
この学校には7人の魔女がいる。

私立の進学校での日常になじめず、問題ばかり起こしている主人公・山田竜。

しかしあることをきっかけに、彼の学園生活は一変!

新たな仲間や魔女たちとの出会いとともに、楽しくも大変な毎日が始まった。

7人の魔女を見つけるまで、もう退屈なんて言わせない!

声優・キャラクター
逢坂良太、早見沙織、増田俊樹、内田真礼、佐々木寿治、喜多村英梨、小野大輔、福山潤、花澤香菜、牧野由依、タカオユキ、悠木碧、田澤茉純、立花慎之介、杉田智和、小野友樹

上杉達也 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

思ったより??

異能ラブコメ??
そんなかんじがしたようなしなかったようなw

原作読んでませんが、まだ終わってないのかな?です。

それにしては終わり方はとてもよかったと思います。


ストーリー的には、前半遅めの後半にかけて上がってくかんじですかね。
このままいくのかな?^^;状態を覆してくれて感謝ですかw
そのへんで面白かったと~。

op、メロは個人的好みでした。もうちょい声が強めの人が歌った方がよかったかな~なんて、、、希望ですw

声優さんの起用。。。押せ押せ感はすばらしいwww
ばしばしいきましたねと。
まあ、私はレオナです。。。www

全体ふまえて、
この辺のよくある主はラブコメ、だが、的なアニメの中では私は面白い方だったかな~と思いますね。

四月は君の嘘、観た後だったので外したくない感でかかったですが、
これでよかったと思えました。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 1

トマトトマト さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

あまりにも腹が立ったので、辛辣な感想になります。本当に残念...

アニメのみ視聴済みです。
※星の評価は当てにしないで下さい。

この作品を見て思ったことは『ふざけるな』この言葉につきます。視聴者を馬鹿にするのも大概にして欲しいものです。

どういう考えで、このアニメを作ったのか全く持って理解できません。
まずは展開が早すぎる、特に7話以降は正直見れたものではない。あまりにも酷すぎる。原作は読んでいませんが、週刊誌で20巻以上出ていてるということは、そこそこ人気はあった作品だと思います。その作品がここまで酷いとは考えられません。
こんなに物語飛ばしたら理解は出来ないし、感情が追いついて来ない。抑揚がなく単調に見えてしまいます。ただ物語の大筋を説明しているだけ、なんとか最終話までに切りの良いとこまで持っていこうとしている感じしかしないです。
何目的で制作されているのか理解に苦しみます。1クールしか時間が取れないなら、中途半端に終わってくれた方が100倍マシです。


物語・・・ラブコメ要素もあり、先を匂わす展開もあり非常に面白いものだと思います。

声優・・・声優さんとして難しい部分もあったと思いますが、脇役にも素晴らしい声優さん揃えていて何の違和感もなく物語に入れました。

キャラクター・・・私としては皆可愛いくて非常に良かったです。

作画・・・キレイに描かれていて特に乱れている箇所もなかったと思います。こちらに関しても何の違和感もなく物語に入り込める素晴らしい出来栄えです。

音楽・・・『くちづけDiamond』非常に良い曲でした。


これだけの素晴らしいものが沿っていて、こんな作品になってしまったことが、どうしても許せません。本当に腹が立ちます。
こうしなければならなかった理由があるのでしょうけど、だとしたら制作してしまったことが、そもそも間違いだったのではないでしょうか。
物語が面白くない等の理由で評価を下げるなら、まだ納得出来ましたが、良い点がたくさんあっただけに残念でなりません。こんなことなら見ないほうが良かったです。今は見たことを後悔しています。

このような残念な作品が、今後出てこないことを切に願います。
見終わって直ぐだった為、感情的な感想になってしまいました。これでも抑えたつもりですが、嫌な気分になられた方がいらしたら、本当にごめんなさい。
ただ私としては、もう一度初めから制作やり直して欲しいです。
私は、この物語自体は面白そうなので原作を読みます。まだアニメを見ていない人は、おそらく原作を読んだほうが良いと思います。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 4

TuzjB97848 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

詰め込み過ぎw

出だしから辻褄の合わない会話が飛び交っていて何でそうなるんだ?という疑問がわいて仕方なかった。

後半からはもっと酷くなって魔女1人に対して一話しか用意できない始末。

opも8話では中途半端な感じでカットしてるしw

でも、なんだかんだ言いながら楽しめて観れたし、原作自体のストーリーとWEAVERが主題歌って事で星4。

もっと丁寧に作り込む事が出来たらそこそこの良作になったのでは。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 4

75.1 25 学園で恋愛なアニメランキング25位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1175)
7096人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハーレム物だけど、意外と良かったかな。

全話みた感想です。

{netabare}
幽霊の女の子、魔法少女、宇宙人の女の子、地底人女の子、大家さんの女の子、地球人の女の子に、囲まれて普通とはちょっと違うハーレム状態?でしたが、以外とおもしろかった。

主人公は、普通の地球の男の子見たいな設定だけど、この部屋にいた幽霊の女の子が普通に見えた時点で、もう普通じゃないよね。
あと、どんどん強くなってってるみたいだけど、なんか特殊な人みたい。最後まで、正体はわからなかったけど、なんかあるのかな?
一番強いのは、アパートを壊されたときの大家さんって設定もよかった。

特殊な設定だったけど、それぞれの女の子に敵がいて、その敵を倒していくんだけど、そんなに思い設定はなかったけど、楽しめました。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/28
♥ : 15

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

多種多様な人物が六畳間を巡って織り成すドタバタコメディー

主人公をはじめとして、幽霊、地底人、魔法使い、未来人(とその部下)、ギャグ的に強い主人公の同級生の大家さんが織り成すドタバタコメディー。1話で一気にこれらが揃うので、最初はキャラの多さに面食らうが、少なくともアニメではこれ以降レギュラーキャラは増えない。魔法使いと主人公の先輩(女)との友情も良い。基本はコメディーだが、主人公がヒロインを救う話もある。正直幽霊の早苗と未来人救う話はあまり面白くなかったが、地底人と魔法使いのユリカちゃんを救う話は良かった。憑依されたり操られる埴輪を見たりしているからか、早苗や地底人、未来人についてはあっさりと受け入れる癖に、いくらユリカが抜けっぽいとはいえ魔法使いだけは頑なに認めない主人公にはイラッとした。明確な理由もなくギャグで魔法使いは認めませんと流されると辟易する。
女キャラは可愛い。幽霊の早苗が主人公に憑依している時が可愛い。憑依と聞くと体が乗っ取られるのを想像するが、この作品での憑依とは、早苗が主人公に抱き付くだけである。はっきり言って羨ましい。地底人は有能でインテリっぽく、おっぱいがでかい。良い大和撫子。未来人は若干横暴だが、部下が冷静で可愛い。ただし、カブトムシに対してヒステリックを起こすのが難点。魔法使いのユリカはツインテールが似合っているしアホ可愛い。大家さんは基本的に優しくてかわいい。主人公の先輩も病弱で可愛い。主人公も、魔法使いを認めない頑固さ以外は、好青年で印象は良い。
声優は、中村悠一と早見沙織、高本めぐみが好きなのと、二つの埴輪が竹達と悠木だったこと、敵役に忠芳が出ていた事、ユリカ役の人がハマっていたので、それなりに評価。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 10

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

侵略恋♪バトル

なんか面白そうな設定だなって思って観てみたハイテンションハーレムラブコメ。

でもハーレム物って感じしなかったなぁ、、、どっちかって言うと家族物に近い感じ?
観てて微笑ましい気持ちになりました。

とりあえずハーレム物なので女の子いっぱい。
でも普通の女の子はいないんだよね~w
幽霊とか宇宙人とか地底人とかコスプレしょ…げふんげふん魔法少女とかとか。
でもみんな可愛い!
一番はゆりかふぁいおーことレインボーゆりかちゃん!
声が好きだなー、脳みそが蕩けますw

メインヒロインの声優、新人さんばっかしだったみたいだけどみんなはまってたね。
上手いとか下手とかじゃなくはまってた。

その四人が歌ってたOPあれ好き。
これからも頑張ってほしいです!応援してます!!

なんか原作は7巻からが面白くてこれは7巻までの内容だったみたいだから二期あるといいな。
楽しみに待ってます!

、、、長い年月が経った。二期はさすがに厳しいか?
原作読もうにも既刊37巻って、、、頼む!二期を作ってくれぇ!

投稿 : 2024/09/28
♥ : 29
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