姉弟アニメOVAランキング 6

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの姉弟成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番の姉弟アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.6 1 姉弟アニメランキング1位
kiss×sis キスシス(OAD)

2008年12月22日
★★★★☆ 3.6 (584)
3930人が棚に入れました
住之江圭太は中学3年生の受験生。血のつながらない双子の義姉たちは本人が嫌がっているのに圭太を積極的に誘惑してくる。
両親もどちらかと結婚するのを望んでいたり、周りはやっかんだりと振り回される毎日を送っている。

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ただのエロアニメなんだけど・・

声優が駆け出しの竹達さんという・・・有名よね。
OVAなのでTVの比ではない。特にド初期はひどい。
本人が別番組でデビュー作がこの様なんで『もうなにも怖くない』宣言をするほどのひどい台詞。エロい描写。クンカクンカどころの話じゃない。いっそ本番しちぁいなYOといいたくなる。
でも新人としては相当の演技力と度胸。逆になえるw
逆にちょっと素の恥じらいと演技がまだイマイチな姉ちゃんのほうが生々しいエロさを感じる。

主人公の声優がなんかガチ童貞くさい演技なのがAVくさいくてキモいのがなんだかな・・・。



投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ぶれてなくて安心した

テレビアニメと同等のエロさ。
安心しながらみれましたww

ODAが出るたびに視聴してますが、ひどくなってますw
エロ強めのギャグアニメですw

8話。
先生回最高でしたw

9話。
竹達さんの仕事っぷりには感動した。
今回は、ただひたすらにエロかったです。

10話。
銭湯回。
ほぼ肌色な銭湯回なのに、他の回に比べれば相対的には、エロさ控えめ。

11話。
最終話ですよ〜!
だから?、とてつもなくエロいです。お楽しみあれ〜w

投稿 : 2024/12/21
♥ : 37

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

非18禁の限界に挑戦するエロ。直接描写など必要のない巧みな技

漫画原作。
同タイトルのTVアニメ版がありますが、こちらはそれに先行して作成されていたOADです。
設定やキャラは同じですがTVの番外編や続編的な扱いではなく、あくまでOADとして淡々とシリーズ化されています。
TV版もかなり限界に近いところまで行ってましたが、本作は公共の目には触れないという事で、さらに高みにまで至っています^^


私の知る限り、18禁以外では最もエロいといえるアニメです。
・生殖行為をしない
・乳首や性器を描かない
この2点を遵守して成人向けのカテゴリから外していますが、逆に言えばその2点を除く全てのエロい事を実践しています。
むしろ陳腐な18禁作品など及びもつかないぐらいのハイレベルなエロスが盛り沢山。
普通なら性的関係を結んだその先にある段階のプレイを、弟を相手に高校生の姉妹たちが行うアニメです。

倒錯してるとか、エロコメのバカバカしさとか、そんな事などどーでも良くなる直接的なエロ。
直球ど真ん中の剛速球で小細工なし、正攻法でただただ劣情を煽りまくります。
もうね、清々しいぐらいにエロいですw
こりゃTVではとても放映できるわけはないし、一般の人が目にするようなところに置けないのも納得(^_^)b
多彩な性技と趣味嗜好の需要を満たす、明るくおバカな最高峰のエロアニメ。
そう断言してもいいと思います。
肝心なところが隠れてても、エロいものはエロい!

大事なのでもう一回言いますね。
本番行為はしていません。
乳首も局部も描いていないのでモザイクなし。
でも、それだけです。それ以外の性的な事は遠慮なく何でもやっていますです、ハイ。


アニメ制作に関してはTV版と同様のスタッフですが、先だって制作されていた事もあり、初期の頃は低予算な事情が垣間見えます。(エロが強烈でそんな事はあまり気になりませんが)
ほぼデビューに近い時期に主役抜擢された竹達さん巽さんが歌うOP主題歌の調子外れっぷりが、なかなか味わい深いです。
ですが、長年にかけてシリーズ化されている強み。回が重なるごとに質も向上しているし、エロさの幅も広がって成長してるんですよね。
これを成長と表現していいかどうかはアレですがw


OADという特殊な形態。
それを最大限に利用してエロスの限界まで近づけた意欲作。
スケベを自負する方々には一度は是非ご覧になって頂きたい作品です。

完結はしていないので、まだ続くんだろうなぁ、このシリーズ(^-^;)



【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆☆
おっぱい :☆☆
裸    :☆☆☆☆
性行為  :☆☆☆☆
マニアック:☆☆☆☆
エロス総評:☆☆☆☆☆

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

69.2 2 姉弟アニメランキング2位
ルパン三世 ワルサーP38(OVA)

1997年8月1日
★★★★☆ 3.8 (131)
770人が棚に入れました
某国副大統領の誕生パーティーに潜入したルパン。まんまと建物内に忍び込み、金庫のロックを解除した瞬間、銭形警部率いる警官隊に取り囲まれる。「なめたまねをしてくれたなぁ、ルパン!」と、予告状を手にルパンに迫る銭形に対し、「ん~なモン出した覚えがねぇ~んだよ。だから今日はそいつを確かめに来たの」とルパンは意気揚々と答える。ルパンがなんと言っても銭形が信じるはずもなく、警官隊がルパンに飛びかかる。閃光弾で警官隊を目つぶしにしたルパンは、ひらりと身をかわして逃亡。銭形・警官隊とオニゴッコを展開する。だが、突然パーティー会場に謎の暗殺集団が現れて殺戮を繰り広げる。混乱に乗じて屋外に脱出したルパンに銭形の銃口が向けられる。「追いかけっこは、もうおしまいだ!」と銭形がコートの内ポケットにある手錠に手をかけた瞬間、建物の二階から銃声が鳴り響き、銭形の胸を銃弾が撃ち抜いた。銃弾が発射された方向にルパンが見たものは、手の甲にタランチュラの紋章のある手に握られた、シルバーメタリックのワルサーP38だった。

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

貴様だけは容赦しねぇ、ワルサーは2丁もいらねえんだ

個人的に、テレビシリーズ映画OVA含めて一番好きなルパン。
カリオストロもいいんだけど、大衆向けのエピソードよりも泥棒稼業らしくアングラっぽさが光る話のほうが好みなのだ。
謎の暗殺集団。各国政府の極秘事項になっている謎の島。島のガスに反応する毒薬。大量の金塊。衛星から狙撃されるレーザー。と、色々無茶もやってるけど、なかなか見ごたえのある話だと思う。
とっつぁんを狙撃した犯人が誰なのか。ルパンの過去にも関わっているその人物を探し出すフーダニット的な要素もあって、こいつ怪しいなーとかあれこれ予想しながら見るのもけっこう楽しいと思う。

いつも飄々としているルパンにしては珍しくも、殺気を漲らせるシーンが見られる。
タイトルの台詞なんかはなかなかの鳥肌ものだと思う。
ルパンのテーマ曲に沿ってナイフアクションや肉弾戦が流れるシーンは演出作画共に大変よく満足な代物だったと思います。
ルパンが好きな人には是非ともお薦めしたい作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

hhiyama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

限りなくシリアスなルパン

金曜ロードショールパンの中で一番大好きな作品。
ちゃらい、すけべなルパンはグッと抑えられ、栗田貫一の低い声が生かされたルパン史上最高に渋いモノになっている。
今作は一味の面々やとっつあんにあまり出番はなく、ルパンとルパンの過去、ヒロインに焦点が当てられている。

サブタイトルにあるルパンの愛銃「ワルサーP38」がつなぐストーリーは終始シリアスで、いつも以上にハードボイルドな仕上がり。作画も金曜ロードショー系の中では特に丁寧で、近年のルパンには見られないクオリティの高さがある。

ルパン作品の中でも異色の部類に入るであろう今作は、ルパンの魅力のなかでもその「渋さ・シリアスさ」に特化したオトナの作品だ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
ルパンが特殊な毒を投与され、とある島から出られない身体にされる。「ルパン三世を裏切った過去の相棒」が登場する作品。

【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル9作目(1997)、ルパン中心

【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。ハラハラドキドキ系ルパン。

【あにこれ評価(おおよそ)】
68.8点

【個人的評価】
トップクラスの閉塞感で怖かった作品。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}

 「もうルパンはこの島から出られないの!?あんなに自由だったのに、もうマスクしないとお外で泥棒さんできないんだ!」という我ながら可愛らしくハラハラドキドキしながらみた作品。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

64.8 3 姉弟アニメランキング3位
ねこぢる草(OVA)

2001年2月21日
★★★★☆ 3.5 (136)
544人が棚に入れました
本作が制作される前に他界した漫画家・ねこぢるによる『ねこぢるうどん』の各場面をモチーフに、幻想的かつ暴力的な世界観を表現したアニメがオリジナルビデオアニメーションになって登場。ある日、ねこのにゃっ太は、病に臥せっていた姉のにゃーこが死神に手を引かれて家を出て行ってしまうところを目撃する。にゃっ太はにゃーこを連れ戻そうと奮闘するも、にゃーこは魂の半分を死神に奪われてしまった。それ以降、にゃーこは生気が抜け、腑抜けたようになってしまう。そんなある日、何気なくでかけたサーカスのテントで、2匹は現実と妄想が入り混じった不思議な世界に巻き込まれてしまう。こうしてにゃっ太は、偶然にも元気なにゃーこを取り戻すための冒険に繰り出すことになったのだった。
ネタバレ

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なん・・・だ・・これ・・は

ラブリーなニャンコ姉弟が大活躍!
「にゃっ太」は姉の「にゃーこ」を救うため、冒険の旅へ。
そこで出会う様々な生き物達。緊迫感がありつつも、ホッコリするやりとり。
そんな雰囲気の中でも、しっかりとメッセージが込められていて意外と深みも感じられる!
心癒される、ハートフルニャンコ萌えアニメ!

・・・と思って視聴を開始した私が愚かでした。

エグい。グロい。悪夢。もうカンベンしてくれぃ・・・でも柔らかい。
地上波では放送できない内容。いや、OVAでもアウトじゃないだろうか。
宇宙の隅っこでならOKが出るかもしれない。

もう、どうレビューしていいもんか・・・。
象徴的なシーンのオンパレードで、これすぐには解釈できません。
人間社会への強烈な風刺、価値観の多元性・・・
などが描かれているシーンはいくつか拾えたのですが、
おそらく他の7~8割くらいは見逃している気がします。
エンディングまでメッセージ性の塊です。

制作はJ.C.STAFF。
くぎゅーくぎゅーアニメ作ってる方がよっぽど健全ですよ。
精神に風穴あけられるわよ!
そのふざけた幻想・・・に取り込まれる!!
・・・あーもう何書いてるか分かりません。
2周目に突入すれば解釈もできそうな気がしますが、
しばらく無理です。


「2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞」(wiki参照)だそうです。
しっかり芸術作品として高評価されております。
あぁ文化庁。日本ってすごい国です。

・・・もうレビューになってない?
ごめんなさいごめんなさい。
気楽なニャンコ萌えアニメだと思って観た私が間違っていました。
あとは、皆さんに丸投げします。宜しくお願い致します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★以下、2周目視聴後の感想を。ネタバレ要素を含みますので、視聴後にお読み頂ければと思います★
{netabare}
色々と救いの無いようなことがあるけれど、まだ半分。
引き返せるかもしれない。いや、方向を修正して進めばいい。
とはいえ、それでも、すべて正しい結果になるとは限らない。
私達の見ているものは、一方向からのものに過ぎないのだから。

2周目を観終わった時点で感じた、本作品の主張です。
でもまだ半分くらいしか消化していない気がします。
グロ表現に目を背けたくなりますが、背けてはいけない。
直視して初めて見えてくるものがあり、それを見るべきなのです。
{/netabare}
本当に深い作品。
初回視聴とは違う意味で
「なん・・・だ・・これ・・は」
という感想を持ちました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

お寿司ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不条理でシュールでサイケなカタストロフィ

10年位前に見ようと思って、そのまま放置してしまっていた作品。
アニコレの棚見ていて他の方のレビュー読むと、
30分くらいのショートアニメでサクッと見れそうなので早速。

原作者のねこぢる死後の作品にもかかわらず、
過剰で不条理なねこぢる節はしっかり描ききれていた。
その上、単なる輪廻転生ではなく人間存在の宿業までをも、
サイケデリックでダウナーなテンションで紡いでいく映像に圧巻。

とにかく、鬱、グロ表現が過剰。
主人公が、人ではなく動物におきかえることで、
さらに凶暴さを加速させている。

元々、鬱で救いようのないカタストロフィーの連鎖の世界感は、
アニメにすることで、原作漫画以上に、
夢の深淵のようなシュールで幻想的世界観をつくっていた。
(ガロの逆柱いみりとかの漫画をロードムービーに仕立に
したような感じ?)

どうやら、四畳半神話体系でも有名な湯浅政明が、
監督を手がけているようだ。
かなり特殊なものの、映像は本当に素晴らしい。

ただ、技術的な面を除いて、この手の作品は、
気難しく構えてみるのでもなく、
シュールなサイケデリックの文脈で観るべきだと思うので、
「何でこれが、こんなことになるの?」とか、
「なんでこれが、こんな形してるの?」とか、
ゲラゲラ笑いながら面白さを見つけるべきだと思う。
なので、映像自体も、日本より海外の方が需要がありそう。
アングルやレイアウトなどの演出も、10年前のアニメにしては、
かなり先を行っていたんじゃないかと思った。

当時、2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で
優秀賞を与えた審査員の審美眼は、色んな意味ですごいと思う。

こういった点から、アートよりのシュール作品が好きで、
サイケな映像を楽しめて、尚且つ、鬱グロに耐性ある方以外は、
面白くもなんともない作品ではないかと。

自分的には、たまたま思い入れもあったので、大当たり。


重症の鬱グロ作品を求めている方なら、
ねこぢるの夫(現ねこぢるy)の鬱グロの最高峰漫画家 山野一
の漫画が最凶なのでオススメです。
「四丁目の夕日」「夢の島で会いましょう「混沌大陸パンゲア」」など、
生きていくのが嫌になるほど人間の負を見せつけられる大名作。

絵もえげつなくて汚いし、人生のトラウマになる悪書なので、
読まないほうがリアルに支障をきたさないと思われます。
山野氏の漫画は、所持してるだけで人格を疑われるレベル(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

考察したい人向けの難解さが面白い作品

ねこぢる原作だが、ねこぢる氏が亡くなられた後、制作された
ものすごくシュールなオリジナルショートアニメ作品。
2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞した。
作画、演出、脚本は湯浅政明、監督は佐藤竜雄。

キャラクター自体は、キモ可愛い部類に入ると思う。
物語も、病気で寝込んで魂の半分を死神に取られてしまった姉の
にゃーこを助けるべく、さまざまな試練を越えていこうとするロードムービー。
残酷で、ちょっとグロで不可思議な独特の世界感に観ていて圧倒される。
一見すると脈絡のない、支離滅裂な映像の連続なのだけれど、
根底には深いメッセージも込められているのだろうことはわかるし
そのあたりを深く考察したい人向けな作品とも言える。
僕も考察レビューとしてあらためて編集してみようかと思っているけれど、
今現在集中できない環境下にあるので、またの機会に(苦笑)

にゃんこが主人公だからといって決して子ども向けのカワイイものではなく、
残虐、残酷、不気味さを苦手とする方にはおススメできない。
逆に、幻想的で狂気じみたシュールな雰囲気やアート的な作品が好きな方は
一度ご覧になってみることをオススメ。

個人的には、そういったブラック的な独特の世界も含めて、
ねこ目線の低いアングルから捉えた視界や、昭和中期頃のノスタルジックな風景と、
擬人化したねこの家族をけっこう楽しめた。
セリフはほとんどなく、意思表示はほんの時たま登場する吹き出しだけで、
語りすぎるナレーションが入るわけでもないので、その静けさがなおさら
この作品の抽象画のような雰囲気を引き立てているようにも感じた。

30分程度の短さなのに、考えれば考えるほど時間が経ちそうな物語。
観る人を選ぶ、好みの大きく分かれる作品とも言う難解さ。
こういうのが好きな人、きっといるよね?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

59.9 4 姉弟アニメランキング4位
リコーダーとランドセル(OVA)

2012年7月17日
★★★★☆ 3.4 (81)
360人が棚に入れました
この作品は『リコーダーとランドセル』の原作コミックス第4巻に、新作アニメDVD(OAD)と小冊子が付属する初回特装版が用意された嬉しい作品。

見た目“大人”の小学生「あつし」と見た目“子供”の高校生「あつみ」が見た目によるトラブル続出に翻弄される…というストーリー。

TVアニメ未放送分を収録!

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

30年もの?♫

ら~ら~ら~らら♪ ら~ら~ら~♪
特装版の映像特典。

でも中身はやはり1話約3分w

特1 夏とプール
タイトル道理の水着回♪
小学校のプールと街のプールの二本立て。
あつみが溺れそう・・
沙夜は完全に溺れてるねw

特2 あつしとバーテンダー
タケ兄とあつしがバーテンダーに?
ほんとに何言ってんだ?あらさー♪

因みに1期も2期もTV版13話で1枚のBD
暇潰しには良いかも♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

57.9 5 姉弟アニメランキング5位
羊のうた(OVA)

2003年5月25日
★★★★☆ 3.1 (54)
267人が棚に入れました
幼い頃に母親を亡くした高城一砂は、父親の友人である江田夫妻に預けられた。それ以来、一砂は父親に会うことなく江田夫妻の下で育ち、高校生になった今では正式に江田夫妻の養子になるという話も出ている。小さい頃の夢をよく見るようになったことを除けば、一砂は特に変わりばえのないごく普通の高校生活を送っていた。
そんなある日、一砂は同級生の八重樫葉の腕についた血を見て、奇妙な感覚に襲われる。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

同じ奇病を持つ姉弟の物語

冬目景作氏の原作を杉井ギサブロー監督によってアニメ化された全4巻のOVA作品。
作画はちょっと暗めで古風な感じなので、好みが分かれるかも。

幼い頃に母親を亡くし、父親の友人である江田夫妻のもとで
育った高校生 高城一砂が主人公。
平凡な毎日を送っていたはずが、ある日・・同級生の腕についた血を見て以来、
奇妙な感覚に襲われるようになり、それをきっかけに生き別れていた実の姉 千砂と再会。
その際、彼女から高城家に代々伝わる「病」のことを聞かされ、
やがて2人は寄り添うように暮らし始めるのだが・・というお話。

吸血鬼というのではなく、遺伝性の血液病とされ、
その病に悩み苦しむ家族の物語なので、内容、展開ともにダーク。
また、血を飲む、飲ませることが快楽というのとも違うので、
病に真面目に向き合っている彼らが切なかった。
だけど本当はもう少し奥深いものがあったような気がしてならない。
おそらく原作のほうがずっと良いってパターンなんじゃないだろうか。

ちなみにタイトルの『羊のうた』は、中原中也の詩『羊の歌』が由来だと
wikiにあったのだが中也の場合、羊ではなく『山羊の歌』だし
ひつじとヤギじゃだいぶ違うぞ・・と、内容も検証してみたのだけれど、
内容には無関係だったようだ。

なお、関智一さんと林原めぐみさんの唄うEDの「Destiny ~宿命~」
静かで妖しい雰囲気がとても良くて好み。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 37

らしたー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

ただの安っぽいシスコンブラコンアニメかと思っていたら…

まさにその通りであった。

血の宿命を背負った姉弟が互いの傷を舐め合う物語っつーか、
文字通り皆でいろいろ舐め合っちゃう世界なのだが、
何をどうしたいか作ってる側もわかってないんじゃないかという状況で
ピンボケしたサウンドノベルみたいな展開が延々と四分の三くらいまで続き、
今さら結末を見ずには済まされないところまで進んじゃったところで
ようやくそれっぽい何やらが動き始めたと思いきや、
残念ながらすでにロスタイム突入でナニをやるにも時間がなく、
「じゃあそのまま流れで解散~」なノリで、やけに堂々の着地を遂げやがりました。
終わってみれば、ただ灰原哀の物憂げな独り言を延々と聞かされていただけという。

なんで、なんだってこんなものに過度な期待をしてしまったのだろう。
というか、そもそもコレに一体私は、どんな淡い期待を抱いていたのだろう。
今になって思うと、もうなにがなんだかわからい始末で、
作画やBGMが評価にすら値しない手抜きである事実を抜きにしても
全編を通してこってりと漂う強烈な誰得感を前にして、
はたしてこいつのアニメ作品としての価値はいずこにあらんやと、
失った時間を悔いながら呆然と思いを馳せるのみであります。


超オススメです!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

大滝政人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

すまないが…

かねがねウワサは頭に入っていましたが、
冬目景さんの漫画は割りと好きなので、
意を決して観る事にしました。

感覚としましてはアドベンチャーゲームの文章を、
OFFにした様なアニメ…ですかね。
それも自分でプレイしているのではなく、
人のプレイを見せられているかの様です。

何度も同じ映像を見せられ、
キャラが、しゃべっているのに、
やたら別の何かを見せようとしたり、
すでにその場所には居ません、
みたいな演出が多いです。
しまいには本当に口パクしないシーンまであり、
人によっては呆れるか笑ってしまう事でしょう。

実家との移動では電車を駆け抜けさせます。
と言いますか他のアニメより電車率が高いです。
{netabare}
しかもこの電車…満を期して、
症状の時にまで現れやがります。
どアップのパトランプとサイレンがトドメを刺し、
これにはさすがに笑ってしまった。
{/netabare}
まぁ…本作は4話のOVAで、
特にヒドイのは中盤くらいまでですので。

あとBGM。これも含めてゲームっぽいのです。
そこそこチープなゲームの…
サントラが出ている様ですが、
購入する人はED曲のみが目当てと思います。
EDの入り方や、その曲も悪くありません。

原作漫画のダイジェストだと思って観る事です。
看護師とか一部のキャラは出て来ませんが。
それからラストは漫画の一歩手前な内容を、
改良?した感じでしょうかね。

思い起こしてみると看護師は漫画を終らす為に、
作品に登場すると言っても過言ではないので、
ある意味うまくアニメ化したとは思います。

しかし削るにしても6話くらいは必要だったかな…
制作側の苦悩を思いつつ終りとします。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

57.8 6 姉弟アニメランキング6位
姉ログ 靄子姉さんの止まらないモノローグ(OAD)

2014年9月18日
★★★★☆ 3.4 (56)
245人が棚に入れました
妄想が止まらない女子高生こと、靄子姉さんの濃厚妄想ショートコメディーがアニメ化!モヤッとした日常を映像で楽しもう!靄子役の小清水亜美さんが熱唱するEDテーマも必聴!!

声優・キャラクター
小清水亜美、水島大宙、明坂聡美

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小清水劇場はーじまーるよー♥

小清水変態セリフ吐きまくりモエモエキュンな物語。

びっくりしましたよ!小清水さまが妄想変態セリフ吐きまくりですよ!たまりませんなぁ!しかも悠木さんまで出てるとは何事よ(笑)
姉が弟に身体を求められていると妄想しているねーちゃんの日常物語なのだが本当にそれ以上でも以下でもない。キャラデザ、作画ともにうーんって感じでファン以外オススメできない。

小清水変態姉様サイコーですね!どこかの店に居ないかなぁ!ちなみにEDも小清水様の美声!夢の国へ行けますぜ!
評価は小清水様補正の色眼鏡評価です!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

アニサン企画の一つとして第5巻コミックス同梱版OVA

「弟のことを『姉に恋するあまりに欲情する変態』と思い込む姉が、弟のあらゆる策謀から逃れるべく、さまざまな妄想に駆られて周囲をトラブルに引き込んでいく」といった日常を描いたコメディ作品。作者の田口によれば、もともとインターネット上のイラスト投稿サイトにアップする目的で、趣味の一環としてプロットを書きとめていたところ担当編集の目に留まり、構想から10日で週刊誌連載が決まったという。

主に高等学校を舞台とした内容だが、作者は2014年3月の時点で登場人物が進級したり年齢を重ねることのない「サザエさん時空に突入した」と表明している。その理由について「後輩より先輩たちを残したい、僕の年上好きたる所以」と評している。また、登場人物の氏名には「靄」「輝」「かすみ」など気象や天候に関連したものを付けている。

エンディングテーマ
「アネソン 〜靄子姉さんの止まらない妾ソング〜」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
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