妖怪で小学生なおすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの妖怪で小学生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月22日の時点で一番の妖怪で小学生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.1 1 妖怪で小学生なアニメランキング1位
ダンダダン(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (267)
858人が棚に入れました
霊媒師の家系に生まれた女子高生・モモ<綾瀬桃>と、同級生でオカルトマニアのオカルン<高倉健>。 モモがクラスのいじめっ子からオカルンを助けたことをきっかけに話すようになった2人だったが、「幽霊は信じているが宇宙人否定派」のモモと、「宇宙人は信じているが幽霊否定派」のオカルンで口論に。 互いに否定する宇宙人と幽霊を信じさせるため、モモはUFOスポットの病院廃墟へ、オカルンは心霊スポットのトンネルへ。 そこで2人は、理解を超越した圧倒的怪奇に出会う。 窮地の中で秘めた力を覚醒させるモモと、呪いの力を手にしたオカルンが、迫りくる怪奇に挑む!運命の恋も始まる!? オカルティックバトル&青春物語、開幕!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

少年の憧れ「不思議と恋愛」を真正面から描いた古き良き系譜。

 とても面白かったです。テンポや演出などアニメのレベルの高さはあるでしょうけど、古き良きドタバタ劇を上手く今風にアレンジしたと思います。

 本作においてはUFOはSFというよりもオカルトとして展開しています。そのオカルトを題材としてゲスト妖怪・宇宙人が繰り広げるギャグとバトル、そして恋愛感情は「うる星やつら」を思い出します。ハーレムではない4人組みの関係性も同様です。

 リメイク版の「うる星やつら」が少々退屈だったのと比べて、キャラ付け、ストーリーの幹、オマージュなどで情報量の密度が3倍くらいになっていました。この情報量が現代的で一時たりとも退屈させなかった要因でしょう…とはいいますが、やはり最後の数話は若干間延びやマンネリが感じられたかもしれません。ほんのちょっとですけどね。

 そして、なんといっても「涼宮ハルヒ」の影響です。恐竜が出てきた回で学校に閉じ込められたシーンが朝倉涼子とのバトルシーンにそっくりで気が付きましたが、宇宙人、未来人、超能力者もしくは地底人のうち、宇宙人…はゲストですが、妖怪と超能力者がメンバーにいます。ジジなる少年は父が火山学者とのことですので、おそらく地底人なのでしょう。

 雑誌ムー(作中ではポー)という少年のころみた、オカルトへのあこがれというのは「涼宮ハルヒ」のテーマそのものです。「君の名は。」でも坊主の彼が持っていました。つまり、UFO,ネッシー、妖怪などはクリエータたちのあこがれだし、そういうあこがれを持ち続ける少年はどこにでもいます。

 オカルトが実在して不思議な仲間がいて、普通ではない学校生活を送れたらな、という少年の夢のようなものを感じました。この少年の夢と淡い恋愛にワクワクドキドキする高校生活というのが「うる星やつら」から「涼宮ハルヒ」を経由する日本のコミック・ラノベの一つの系譜だと思います。

 ただ、近年この系譜が「女子だけ部活もののきらら系」「ストーリーがない異世界転生もの」「コメディの弱いラブコメ」「中途半端なSF」「感動ポルノ」などに浸食され、20年30年たっても面白かったと語れるような作品が減っていると思います。

 つまり、視聴者が見たい要素が純化してニーズに応えすぎて物語やテーマが消失した抜け殻のような作品が量産されています。もちろん、それぞれのカテゴリーで優れた作品はありますがごく少数だし、優れた作品であっても時代の変化に耐えられるのか不安になる作品も多いです。

 そんな中で、本作ですね。正統派のラブコメであり、コミック・ラノベ的な不思議を真正面から扱っています。「うる星やつら」「涼宮ハルヒ」を彷彿とさせるボディのしっかりした作品が、2024年にコミック原作で登場したのは心強い限りです。この両作とて途中で失速しています。その意味で今後原作「ダンダダン」がどうなって行くかわかりませんが、この1期のアニメ「ダンダダン」は素晴らしい作品になったと思います。

 ただし、その本作をもってしても、2006年の「涼宮ハルヒ」2011年「まどかマギカ」などと同列で名前が後世に残る作品になれるかなあという気はしました。
 それはなぜかと言えば物語のスケール感が小さいからです。不思議は登場しますが、冒険や広がりがありません。ですのでカタルシスがこの両作に比べて弱い気がします。もちろん本作は完結していませんが、涼宮ハルヒは少なくとも1巻の結末をシャッフルという手法を使い、あるいは「サムデイインザレイン」というわけのわからない回で完結させました。
 今後、学校や街にとらわれない広がりがあるか、カタルシスを作れるか、ですね。そうでないと10年後には忘れ去られる気もします。

 一方でオカルトを「都市伝説」の名のもとで大量に消費し、不思議なものを信じるというより一種の話のタネになってしまった現状、この種の話に入り込めなくなっているという点では時代のせいとも言えます。1999年以降オカルトは急速に風化し、ネットの登場でオカルトが半分ギャグになってしまった現状からはもうカテゴリーとして成立しないジャンルになっているのかもしれません。だから、本作でもウルトラセブンのオマージュになってしまっており、そこに実存感がありません。ひょっとしたら自分にもという夢がオマージュによって薄れてしまっています。

 それと宇宙人やターボばばあをはじめ「性的なもの」のテーマ性が中途半端だったのも惜しいですね。そこが軸にならないと、テーマが見えなくなります。

 アニメとしての作画、美術、カメラ、構図、演出、エフェクト、色彩テンポどれをとっても素晴らしかったです。特に人物の表情が素晴らしかったと思います。

 評価はそうですね。テーマやカタルシスが弱いのと、続きがあり中途半端なのでストーリーだけ4にします。あとは5ですね。





1話 方向性はわかりませんが面白い。SARUのアニメ表現は最高だなあ

{netabare} サイエンスSARUは今のところハズレなしの印象です。独特なアーティーなアニメ表現がとても良いです。作画もいいですし。

 ダンダダンですか。名前はかねがねという感じです。こういう話だとは知りませんでしたが。初回はアニメに意識を持っていかれて話を確認するため2回見てしまいましたが、オカルトアクションボーイミーツガール?ホラーヰタセクスアリス?そんな感じでしょうか。

 はじめの格闘シーンで女の子が容赦なくボコられるのが、なるほど攻めた作品だという期待感になりました。その割にスカート鉄壁じゃん、さすがサイエンスSARU。机に座っているときもわざわざ椅子の背でスカートの部分を隠していたので性表現のデオドラントがすごいな、と思っていました。

 で、あのエロい拘束シーンですか。うーん、だったら格闘シーンで見えたほうが不自然じゃない作画だった気がしますが、そこは椅子も含めて演出なんでしょう。下着はシンプルなデザインですけど、肩紐が浮いていたりなかなかの作画でした。薄い本の展開っぽかったですね。性的な内容なのか?と思いましたが、アクションも派手でしたのでどの方向性かわかりません。

 処女を強調した以上、そこはテーマにしてほしいですけどね。これだけ性的な内容を入れたのだから。そこが軽いと単なる少年漫画どまりでしょう。ただ「ギャル」に対する視聴者(読者)への言い訳な気もしますけど。

 心情とか過去をセリフで説明しちゃうのが今どきの少年漫画的でそこでちょっと期待感が薄れましたが、初回のアニメのクオリティーはすごかったので継続視聴します。

 一番最後の「この作品は、実在の人物(○○○を含む)、団体とは一切関係ありません。」の〇〇〇に気づけた人はアニメを注意深く見ている人でしょうね。{/netabare}


2話 思ったよりエロくないいし、がっつりオカルトで少年向け感があります。

{netabare} 考えてみれば「イチモツがない」と言うことは「性的な作品ではない」という宣言なんでしょうか。1話を見るとセックスがテーマに含まれるかとおもいましたけど。
 2話を見ると微エロは見せますけど、むしろ孤独な主人公がヒロインと出会う、ボーイミーツガールなのか、友情物語なのか。何しろイチモツがないですから男女の友情が成立するということかな?そういう話は含まれるでしょう。  

 最後イチモツを取り戻したときにはどうなることか、その辺よくわかりません。去勢された男子=恋愛もセックスも出来ない草食系男子とも取れます。
 名前が話題になる話はそこが結論になるんでしょう。本名でオカルンが呼ばれる日はいつ来るんでしょう?そして、モモがオカルンを高倉健と呼ぶときはどんなときでしょうか。

 思ったより本格的なオカルトで行くんですね。というより変身ヒーローものの亜流の匂いもします。期待よりは少年向けテイストが強いですが、話、テンポ、演出、作画が高水準なので面白く見られています。後半の白黒+赤の画面でこれだけ魅せるのは大したものです。

 それとOPみると2人サブキャラがでそうですが、その辺どういう展開なんでしょうか。味方なのか敵なのか。 {/netabare}


3話 結構普通だったかも。頭を使わないで見られる系かな?面白いけど。

{netabare} 回を追うごとに普通の少年マンガになって行きます。面白いですが展開は一般的なボーイミーツガールものになりそうですね。もうちょっと何かあるのかと期待していましたが、そこは期待外れです。それとも何か仕込みがあるんでしょうか。

 それと、祖母があの若さなのは何かオカルト的なものがあるのでしょうか?「幽遊白書」の婆さんがたまに若くなっていた気がしますけどそれとは違いそうです。理屈では40歳ちょっとで高校生の祖母になれますけど。

 面白いのは否定しませんが、どんどん頭を使わなくなっています。レビューを継続する内容があるかどうかはもう数話見極めたいと思います。{/netabare}


4話 汚いセリフと表情が良かった。ターボババアの出自が今後活きるのか?

{netabare} 追いかけっこのシーンは迫力はありますが、こういう速いだけの作画というのはあまり好きではないです。ただ、汚いセリフのテンポが快感になります。ウイリアムテル序曲をベタに使いながらもセリフと効果音が効果的で耳的には非常によかったです。

 それとこの作品はむしろ止め絵の方が気に入っていて、人物の作画のカメラアングルと表情が非常にいいですね。この作品の特筆すべきところでしょう。

 追いかけっこで終わるのかな、と思っていたらターボババアは「理不尽な死」と言葉を選んでいましたが、凌辱され殺されたた少女の怨念ということですか。だから、イチモツを切り取る妖怪だったんですね。このターボババアの話が今後なにかあるんでしょうか。イチモツが戻ってもタマがないのかな?

 カニはちょっと「デビルマン」の「ジンメン」をオマージュしている感じでした。ところでなんでカニなんでしたっけ?意味がありそうですけど。
 カニが温泉で赤くなるのか?と思ってちょっと調べたら40度くらいからすこしずつ赤くなるみたいですね。固くなるのは60度からだとは思いますが。{/netabare}


5話 恥ずかしすぎる青春劇に悶えましたが、そこが良かったです。

{netabare} 青春劇が恥ずかしすぎて悶えてしまいます。ギャルとオタクはもはやテンプレですし、ギャルのパワーで恋愛描写を省略したり恥ずかしさを相対化する機能だと思っていましたが、本作は思いっきり内面を描いた恥ずかしい青春もの展開でした。
 だが、それがいい…という奴ですね。キャラの性格造形と立ち位置を深掘りしつつ、短い時間で面白く丁寧に描写しました。内面を自分で説明しているのでわかりやすすぎますが、テンポが良すぎるぐらい良いし、ギャグテイストでやっているので気になりませんでした。

 それにしても、日常パートの作画が本当に素晴らしい。前半の学校のシーンの2人の表情がたまらないですね。コミックとアニメのいいとこどりをしたような感じで、これこそがアニメ化の意味ですね。これは本当に良かった。「ダンジョン飯」とか本作とか見ると、日本のアニメはまだまだやれると思わせてくれます。

 それとあのピンク髪の娘はゲストではなく続くんですね。なかなか濃いキャラで期待が持てそうです。

 コミックスをポチリたいのを我慢しています。アニメをフレッシュな気持ちで見たい作品ですけど…読みたくてしょうがないです。 {/netabare}


6話 体感時間5分の圧倒的テンポ。1週間のロスがきつい。

{netabare} アイラが金の玉を拾ってポケットに入れるシーンのカメラワークのレベルの高さに魅了されてしまいました。もちろん、話も面白い、キャラ立ちがすごい、演出もいい、何よりテンポですよね。

 コミックのアニメ化はこの作品のテンポを見習ってほしい。コミックの段階からこのテンポだとしたら、削ることを知っている原作者なんだと思います。全部だらだら見せて、聞かせて、説明するのではなくとにかく怒涛のようにすすめる…それでいて話を見ていれば説明の必要がない過不足のない作りこみ。つまり推敲がきちんとできている考え抜かれた作品ということでしょう。

 ストーリー、演出、作画、カメラワーク、テンポ、声優あらゆる面で最高です。

 恋愛の部分もいいですね。可愛い事に気づくって…甘酸っぱすぎるでしょう。ボーイミーツガールにふさわしい展開です。それにモモの友達のギャル達がいい子すぎます。
 声優さんに金玉とかクソダラと言わせる光景もメタ的に想像して1粒で2度おいしいですね。

 という事で今週もさっき見始めたと思っていたら体感5分で終了です。1週間のロスがきついなあ…それにしてももう6話かあ…分割2クールであってほしい…いや、4クールでもいいですよ?{/netabare}


7話 シリアスさのチューニングに違和感があります。これがやりたいの?

{netabare} アニメ作品はきれいごとだけでは奥行が浅くなるので、つらい事や悲しい事、痛い事、ストレスがたまる事など必要があれば描くのは避けるべきではないと思います。

 ですが、どうでしょうね。この作品のチューニングとして今回の後半の回想をあそこまで丁寧に描く必要があったのか。主要キャラ2人とターボババアに同様の出来事があるんでしょうか?
 例えばターボババア発生の原因となったのか知りませんが過去犠牲になった女子学生たちのことを描いているなら今回の回想はわかります。しかし、実際にはこのレベルの悲惨さは他の主要キャラでは描いていません。

 そこの違和感はかなり強く感じました。つまり、妖怪退治で過去の悲惨な出来事を掘り起こす話になってしまうのでしょうか?そういうじめじめした部分を省略することで、深味とサラリとした部分を両立するのが良かったのにと思わなくはないです。この深掘りがやりたいのなら、主要キャラのどちらかで初めの内に見せておくべきでした。

 要するに今回の悲惨さとか女の辛さが主要なテーマであるとか、キャラたちの過去を深掘りするとか、アイラのキャラ描写に役立つならいうことはありません。ただ、何で突然この妖怪の深堀りだけするの?というのが本気でわかりません。
 そして、この7話が面白くないとはいいません。エピソードの出来が悪いとも思いません。ですが、チューニングというかバランスが非常に悪いなあと思いました。そして、ちょっと悲惨さがテンプレな気もしますので、その点でもっと短く描いても良かった気がします。

 はじめアイラの実の母だと勘違いしましたが、葬儀のシーンを見ると違う人みたいですね。その割に父親の淡々とした感じに違和感はあります。悲しみをこらえて虚無になっている感じでもないし。そこにまだ設定が残るのかな?アイラの母親も今回の妖怪と同じだという読みとり方も出来なくはないですが…

 ということで、本作の初の減点項目ですね。こういうシリアスがやりたいなら1~6話の導入がちょっと違う気がします。引き延ばしが始まらなければいいのですが。{/netabare}


8話 オカルトがメインというよりラブコメ?涼宮ハルヒの影響が強い?

{netabare} テーマというか視点をどこにもてばいいのかわからなかったですが、結局ラブコメということみたいですね。オカルトバトルは一つの話の要素であってテーマではないと見た方が面白く見られる気がします。

 ラブコメでもみんな主人公のあそこを狙っているということで、そこに意味性がある可能性もありますし、2人の肉食系女子に翻弄される草食系男子ですね。ここに性的なメタファがあると思うのですが、そこにまだまだ意味性は薄いですね。妖怪の原因というか被害者に女性性が関係はしてますけど。

 で、オカルトの視点で見ていたので気が付かなかったですけど、今回見て思ったのが「涼宮ハルヒ」の影響が大きい気がしてきました。妖怪や宇宙人、超能力者と来てますからね。ハルヒとキョンがいないハルヒの世界ですね。その意味では世界系の話になるのかな?

 そして、教室に閉じ込められるシーンは朝倉涼子とのバトルのときを嫌でも思い出します。OPを見る限りもう一人男子キャラが出てきそうですが、これで未来人か地底人がくれば完璧ですね。この男子が2人いる構造もハルヒですし。無理やりハルヒの影響を強弁するつもりはなく、なんとなくそう感じたという話です。


追記 女子のスカートの下の影が一直線になっていて、スパッツをはいているように見える作画がちょっと気になりました。光源が真上以外にああなることってあるのかなあ…と思ったりしました。 {/netabare}


9話 ラブコメバトル回。後半の作画とエンタメ度がすごかったです。

 作画がなんかすごいことになってました。特に13分以降の後半の水中戦です。動きだけでなく表情も良かったです。今回、内容は無いですが、ラブコメバトルとしてエンタメ度はすごいです。


11話 世界系=ハルヒ、うる星などの系譜か。分割2クールだよね?(願望)

 この状態、構成で数年の2期待ちはない気がするんですけど…この感じはひょっとして分割2クール?まあ、願望70%ですけどね。

 はじめにいろいろテーマがどこにあるのかを考えましたが、要するにラブコメですよね。現代のラブコメの構造としてオタク+ギャルというのは考えてみれば王道です。

 そこにサブカル好き、そして非常に強く感じるハルヒ臭。そう、この作品から非常に強く感じるのは「涼宮ハルヒの憂鬱」です。特にハルヒ=桃子の性格造形は非常に強く感じます。

 それと4人という構造的には「うる星やつら」もありますけどね。つまり、あたる、ラム、面堂、忍の関係性ですよね。「ハルヒ」が世界系と言われていますが、実は「うる星やつら」もラムとあたるの恋愛がそのまま世界の存続に繋がるという点で世界系です。

 ですが、世界系の本質はそこにはなく「日常の崩壊により少年が特別な存在になる=恋愛のスタート」というもともと思春期課題こそが世界系ではないかと思います。うる星は実は終わらない日常などと言われていますが、ラムの登場で日常が終わるところからスタートしています(それがビューティフルドリーマーの違和感の正体な気がします)。

 エヴァはもちろんですが、例えばガンダムにしたって、日常の崩壊とガンダムによって力を得るところから物語が始まります。つまり世界系作品は14歳から16歳の少年が主人公になるのは、自己拡張、日常の破壊というのは思春期のメタファになっているのでは?と思います。

 本作の「日常の終了の終わり」「力を得る」ことこそ思春期の始まりのメタファであり、その時恋愛が始まる。これこそだ世界系の本質ではないかと思いました。つまり、それは何百何千何万と作られた日本のラノベ、コミックの王道そのものです。それこそが、日本の正当派世界系少年コミック的SFラブコメです。だから本作は面白いのではないかと思いました。



 

投稿 : 2025/03/22
♥ : 20

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

単純におもしろい

<2024/10/4 初投稿>
原作はジャンプ+
見始めなので評価はデフォルトの3.0です

まず絵柄が好み。
キャラデザは石黒正数や村田蓮爾っぽくて好きです。

ノリはモブサイコ100っぽいところもあって、1話見た限りではかなりおもしろそう。

OP曲はCreepy Nuts
声優さんは主人公二人が若山詩音さんと花江夏樹さん
周辺のキャラが水樹奈々、田中真弓、中井和哉とか豪華というか実力派揃えてます

アニメーションの質も高いし失速しなければかなり楽しめそう

期待したい作品です。。

<2024/10/27 追記>
四話まで見ました。

なんかねー
1〜4話までで良質な一本の映画並みの密度とクオリティで大満足!
原作派の人に聞いたら「原作は1〜4話までの面白さが最新刊まで続くよ」というありがたいネタバレ

アニメーションスタジオSARUとの相性も抜群の様子

毎週が楽しみっす♪♪♪

<2024/11/17追記>
7話まで見ました
哀しかった
ターボ婆あの時から少し感じてましたが、モブサイコ100のようなやるせなさ。
いやもっとかな。
少し前に、笑いの中にどん底のような哀しみを感じる作品があったような。
とつらつら考えてみて思い当たりました。

「ハコヅメ」

笑と哀しみの振り幅にぐるんぐるん振り回される感じ

<2024/12/1 追記>
9話見ました。
ジェットコースターのような展開で楽しい。
ラストのヒキも、少し予想はしてたものの予想を上回る衝撃がありました笑

裸(ラ)で笑いをとるのは嫌いじゃない
別にエロくはないし、寧ろ変な緊迫感を煽る効果もあって良いと思います。
来週話どうなるのか、気になります。

オカルトバトルと、コントと、ラブコメ、せつない話がうまい具合に混ぜ合わさって素直におもしろい
これだけ毎週楽しみな作品は久しぶりです。

<2025/1/4 追記>
去年のうちに最終話まで見終えてました。
最後までおもしろかった。

花江夏樹さんは黒髪メガネ地味キャラやらせるとしっくりくるなぁと、君嘘好きな自分は思ったり。
若山詩音さんは、いかにもアニメな可愛いキャラでも有名ですが、本作のモモや、ハコヅメの川合とかクセのある役どころもぴったりはまりますね。演技力高いと言われる所以。

ちなみに作者は「チェンソーマン」「ルックバック」の藤本タツキさんのアシだったそうで。
どおりで物語やキャラの作り方、魅せ方、盛り上げ方が素晴らしいわけだと納得したり。

最終話はなんか不穏なところで、中途半端にもほどがあるところでバッツリ終わり。
2期は2025年7月からということで待ち遠しいですね。
新しい煽り方かもしれない

投稿 : 2025/03/22
♥ : 34
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

青春こそ宇宙最大のミステリー!?

霊媒師の孫で、幽霊は信じるが宇宙人は信じない女子高生・綾瀬桃。
オカルトマニアで宇宙人は信じるが幽霊は信じない同級生少年・オカルン。
それぞれ異能を獲得してしまった二人が、凸凹とぶつかりながらも、怪奇現象に立ち向かったり、青春したりする同名コミック(未読)の、
連続アニメ化作品1期目(全12話)

【物語 4.5点】
オカルト、バトル、青春が高水準で寄せ鍋された好シナリオ。

幽霊物でよくある、霊の生前の悲しい過去を見事に掘り下げ、感動回に昇華させた第7話。
{netabare} 美少女JKが下着姿になる{/netabare} エロティックも交えて宇宙人との水中戦も含めたハイスピードバトルを展開した第9話。
など濃厚な回が、時に下ネタも含むギャグも絡めながら、毎週繰り出され続ける。
最初から最後まで勢いを落とさず突き抜けた愉快な深夜アニメ。

それでいて、振られたばかりのヒロインと、
そのヒロインが人生で初めてと言って良いくらいの友達となったオカルト少年。
適宜、新たな美少女、イケメンキャラとのハプニングの横槍で、嫉妬や動揺を演出しつつ、
少年少女の青春劇が展開されるのも高得点。

地味に5話にて、例の如く喧嘩する桃とオカルンを目撃した、桃のダチのギャルが、
何て仲睦まじいんだとキュンとなる件が私は結構好きですし、共感します。

怪異とのバトル中まで喧嘩を引きずることで、街の一大事と俺達の青春を並列させる。
青春の価値を際立たせる、この種のバトル物ではお馴染みの脚本パターンですが、ハイテンポで良き。
初回から、{netabare} 桃が、オカルンの本名が、憧れの俳優・高倉健と同姓同名だと知った衝撃の胸キュンと、
ハチャメチャバトルの締めの爆発がシンクロする場面{/netabare} で、
私のハートはわしづかみにされました。


当初から、この夏予定の2期も企画されていたのか、最終12話がぶつ切りENDに。
最近、分割クール体制の作品を中心に、こうした構成が多く一部で不評を買っていますが。
後を絶たないということは、分割の間に再放送などを挟んで盛り上げれば、
より多くの視聴者獲得に有効だからなのでしょうか。

実際、これから新規で観る方は、今春の1期再放送から追いかければ、2期にスムーズに接続できるでしょうし。
ただ、キリが良くなきゃ嫌だという方は、エピソードの切れ目となる9話辺りまでで、
2期に向けて待機することも選択肢としてオススメします。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・サイエンスSARU

あまりにも高カロリーな作画のアニメを視聴していると、
消化不良を起こして消耗してしまう自覚が私にもあります。
が、本作の場合は、ハイレベルなバトル映像などが展開されるにも関わらず、
観るぞ!と気合を入れなくても、スルスルと消化できてしまう。

何でだろう?とインタビュー等を漁ってみると、
やはり描き込み過ぎて見辛くならないよう、抜く所は抜く工夫が成されていたとのこと(※1)


一方で、ターボババアの赤、アクロバティックさらさらのピンク、
カミッシーの緑など。
怪異ごとにテーマカラーとなる背景色を決めて、空間支配を演出するなど、
こだわる所はこだわり抜く。

韋駄天ターボババアとのチェイスなど、背景と一体となった疾走シーンもスピーディ。
が、最も疾走感が出ていたのは、9話ラスト、
{netabare} 下着姿と裸で抱き合ったまま、皆がいる学校の廊下に戻って来てしまった桃とオカルンらが、
羞恥から悲鳴を上げて遁走するカットなんですけどねw{/netabare}


エロ絡みと言えば、怪異の攻撃などで、粉々に破れちゃう女子高生の制服が頻発するのも、昭和かwって感じで印象的。

で、その散り散りになった制服について、
{netabare} アニメだからと都合良く無償で再生を当たり前にせずに、
ちゃんと星子婆ちゃんに、制服買って下さいと懇願する{/netabare} 件も、
私の中では高得点ですw


【キャラ 4.5点】
仲良く喧嘩できる桃とオカルンら人間だけでなく、
怪異もキャラ立ち良好。

あのEDアニメの招き猫?はいつ登場するのだろう?
原作未読の私はワクワクしていいましたが、
中身が{netabare} ターボババア{/netabare} だったと知った時の衝(笑)撃と言ったらw

桃の祖母・星子もそうですが、
婆ちゃんが暴言も交えて活躍するバトルアニメに外れはありません。


主題歌アニメの斜め上からの伏線回収と言えば、
OPにてUFOに牛一頭丸ごと捕獲されるカット。
宇宙人ネタの代表事例であるアブダクション(動物連行)や、
キャトルミューティレーション(動物の内蔵、血液抜き取り)の象徴と思しきあのカットがまさか、
{netabare} 牛乳と同成分の血液を持つドーバーデーモンに、
治療用に提供された餞別の乳牛の場面{/netabare} だとは思わないじゃないw

悲劇の経緯を抱えた幽霊系も良いですが、
ドーバーデーモンさんも生活感あって好きでしたね。
依代を変えて継続的に登場し続けている幽霊系怪異と同様、
ドーバーデーモンさんにもまた再会できると嬉しいです。


【声優 4.5点】
ヒロイン・桃役の若山 詩音さんと、オカルン役の花江 夏樹さんによる、
痴話喧嘩?も交えた掛け合いを軸に、
CV.佐倉 綾音さんや、石川 界人さんも絡んでいく。
メインの少年少女役には一線級が起用され実力を発揮。
花江 夏樹さんは気だるげ妖怪モードへの切り替えにも好対応。

キャスト陣をさらに盤石にしたのが怪異役で気を吐いたベテラン勢。

ターボババア役の田中 真弓さん。
ターボババアは、イ◯モツだの、オ◯パイだの卑猥な罵詈雑言(ピー音なし)が多い怪異ですが、
オーディションの際、真弓さんは、こんなセリフを自分と同年代以上の大御所に言わせちゃいけない!私が引き受ける!
との使命感を持って挑んだとのこと。

2024年も色々な声優さんのエピソードに触れて来ましたが、
私はこの件が一番笑撃的でしたw
真弓さんの献身により、ベテラン声優の名誉は守られましたw

また、あの7話の出来は、アクロバティックさらさら役の井上 喜久子さんの熱演が無ければ成り立たなかったでしょうし。
あとは執拗に“バナナ”を追い求めるセルポ星人役の中井 和哉さんとかw


桃の祖母・星子役には水樹 奈々さん。
元々、弾けたり、声を張る役もこなす能力も備えた元・演歌歌手。
この婆ちゃんみたいな、キツイ口調の役も回って来るようになる。
奈々さんは円熟期に入ってからが面白い声優さん。
今後もドスを利かせて、コブシを利かせて、魅せて頂きたいです。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は牛尾 憲輔氏。
牛尾氏とSARUと言えば、私の中では、
テクノ、エレクトロサウンドで『平家物語』を呑み込んでしまった仕事が印象的。

今回もオカルトバトル全般から青春、ギャグまで、求められる守備範囲は広範でしたが、
時に昭和歌謡曲風まで電子音でカバーしてしまう牛尾氏のサウンドは万能です。


OP主題歌はCreepy Nuts「オトノケ」
ラップ歌詞の随所に心霊オカルトネタを仕込んだ同曲。
このままだと幽霊・妖怪偏重ですが、
そこは『ウルトラマン』をオマージュしたOPアニメでバランスを取る。

ED主題歌は、ずっと真夜中でいいのに。「TAIDADA」
招き猫がドライヤーで波打って始まるEDアニメとか誰得?と最初は思いましたが、
(EDの子猫拾う話は原作の巻末おまけエピソードが元ネタとのことでファンサではあるらしい)
徐々に病み付きに。
て言うか、玉に爪立てるのはお止め下さいw

名前見た瞬間に、主題歌アーティストも濃いな~とニヤニヤが止まらなかった1期。
2期以降も楽しみです。


【参考文献】(※1)(※2)「月刊Newtype 2024年12月号」

投稿 : 2025/03/22
♥ : 22

68.4 2 妖怪で小学生なアニメランキング2位
ダークギャザリング(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (118)
405人が棚に入れました
霊媒体質の幻燈河螢多朗(げんとうが けいたろう)は、かつて霊障を受け、友人を巻き込んで以来引きこもりに。社会復帰すべく家庭教師を始めたところに、不思議な瞳を持つ少女・寶月夜宵(ほうづき やよい)と出会う。母親を悪霊に連れ去られた夜宵は、手がかりを求め心霊スポットを巡っていた。 強い霊媒体質の夜宵だが霊に避けられており、そのため螢多朗の引き寄せ体質を必要としていた。一方、螢多朗は自分と大切な人の呪いを解くため、霊媒体質に対処できる力をつけることを決意し、二人は協力関係を結ぶことに。 最高にクレイジーな新感覚オカルトホラーがここに開幕!

企業戦士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コメに騙されないで、最近は絵が可愛くなきゃ辛すぎるホラー

他の方のレビュー見ると怖く無いとか、子供向けと
ありますが、アニメの直近はエグい。
ネタバレにならない程度で言うなら近親相姦、虐待、食人とタブーにガンガン攻めます。
こんなん、絶対に子供に見せられない。
確かに第1クールはノンビリして、やや退屈。
直近はリアル画なら耐えられない辛さ、エグさ。
メイドインアビスの和製ホラー版。
さすがに、あのクオリティには全然届きませんが。
ただ、ありとあらゆる実写ボラーみて平気な私から
見ても行為そのものはエグいです。
そう言うの好きな方にはオススメ。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 0

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ホラー作品からホラー系バトル漫画へ

漫画作品がもとのこともあり、ストーリーはかなり一貫性が欠けている。
最初らへんはホラーっぽい枠組みがかなり守られるのだが、徐々にインフレバトル漫画の要素が強くなりいかにもジャンプ系という感じ。
S級の心霊スポットだのSSS級心霊スポットだのなろう系みたいな戦闘力パラメータが振られたりする。
ホラージャンルは古びたものと相性が良いということなのか原作が古いのか、キャラデザがなんとなく15年前くらいの感じで自分には親しみやすい。
ホラー的な描写に力が入っており、ホラーの世界を幼女がめっこめっこと薙ぎ払うところが魅力でそこはよく表現できている。
幼馴染の女の子が多分ハッピーシュガーライフと同じ声優。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

強い霊をゲットだぜ。

2023年の夏アニメで、全25話です。

内容は、霊をゲット・仲間にして、新しい強い霊をゲットしていく
オカルトなバトルアニメです。

けっこうグロい話もありますし、子どもが観たら
きついシーンもあるかも。
ストーリー、キャラ含め、なかなかクレイジーな面もありましたが
嫌いじゃないお話でしたよ。

OPが自分は好きでしたね。歌手の方が、薬物で捕まってしまいましたが、
歌が上手いだけに残念ですね。

次のシーズンがあれば、またたぶん観ると思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 4

70.3 3 妖怪で小学生なアニメランキング3位
地獄先生ぬ~べ~(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (324)
1965人が棚に入れました
童守小学校に赴任してきた5年3組担任の鵺野鳴介(通称・ぬ~べ~)。
普段の彼は、ドジでおっちょこちょいなところはあるが、どこか憎めない愛すべき先生として生徒たちに親しまれている。
しかしぬ~べ~には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。常に黒い手袋で覆われている彼の左手には、この世ならざる存在――悪霊や妖怪などに直接触れて、浄化することのできる最強の力「鬼の手」が封印されているのだ。その力は、かつてある生徒を救うため、わが身を賭して封じ込めた地獄の鬼のものだった。子供たちが〈闇の住人〉に襲われ、危機にさらされた時、ぬ~べ~必殺の「鬼の手」が闇を切り裂き、魔を祓う!

声優・キャラクター
置鮎龍太郎、藤田淑子、笠原留美、冨永みーな、根谷美智子、田中一成、浦和めぐみ、本多知恵子、白鳥由里、森川智之
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

細川美樹の乳揺れに並々ならぬこだわりを感じる ★4.545点

1996年4月 土曜日19:30~ テレビ朝日系で放送された作品
全49話


原作にあった男子生徒が女子生徒の下着になっちゃって汗と涎と鼻血でグショグショになりながら股間をべろべろ舐める話が強烈すぎてアニメの方は印象が薄かったのですが、全話見返してみたらすっごい良かったです。


やっぱり鬼の手のデザインが秀逸です。
骨ばった外郭に筋肉の繊維を思わせる表面がグロテスクと格好良さを併せ持っていて好きです。
最近だと進撃の巨人の50m級巨人みたいなデザインって言ったほうが分かりやすいのかもしれません。
他の妖怪のビジュアルもよかったです。特に「はたもんば」は個人的グッドデザイン賞でした。


あとは主人公、鵺野鳴介のキャラクターがよかったです。
これが教師の理想像、とまではいきませんが「生徒を守る」という確固たる決意にブレが無く、自分より圧倒的に強大な神にすら臆すること無く立ち向かう姿勢がカッコ良かった。それに至るバックボーンもいい話でした。


【総評】
全体的には、基本1話完結のエピソードをTVアニメという枠組みで上手く構成していて作画も年代を考えればかなり安定していた印象。
原作と比べて演出や表現方法はかなりマイルドになってはいるが作品の世界やメッセージ性を損なうほどではなかったと思います。
アニメでは鬼の力を開放するとき手袋に「鬼」の字をモチーフにしたマークが出ているんですがカッコイイ演出だと思いました。


以下、好きなエピソード

第2話 トイレの花子さんが出たぁ〜っ!
{netabare}学校の怪談定番のトイレの花子さん回
戦争で亡くなった哀しみからさまよい続ける話はありきたりながらもいい話だった。実は地縛霊と浮遊霊の2人いたっていう2段落ちもよかった。
あとヒロインの郷子ちゃんのパンツ!パンツがみえるんですよ!!!{/netabare}

第13話 教室が凶器に変身!?妖刀はたもんばの呪い
{netabare}上記でも少し話した「はたもんば」の回
とにかくはたもんばのビジュアルが怖くていい!原作ではもっとエグい絵でトラウマになった人も多いはず。
最強の鬼の手が一回敗れてしまうのも印象的でした。{/netabare}

第15話 ゆきめリターンズ!真夏の冷凍大作戦
{netabare}No.1ヒロインゆきめちゃんメイン回
ゆきめちゃんのぬ~べ~Loveが全面に出ててとってもかわいかったです。
自分のせいでゆきめを消してしまったと勘違いしたぬ~べ~が号泣してしまうシーンもぬ~べ~のどうしようもない人の良さが出ていてよかった。{/netabare}

第25話 しあわせパニック!涙に消えた座敷わらし
{netabare}みんなに幸運を運ぶ座敷わらし回
座敷わらしのマスコット的な可愛さとほっこりとするような話は物騒な話の多いぬ~べ~では珍しい回だったのではと思います。{/netabare}

第34話 今明かされる禁断の過去!鬼の手誕生の秘密!!
{netabare}一生のうち一番霊力が下がってしまう日に鬼の封印が解けかけてしまう回
生徒を助けるためにかつての恩師を鬼とともに封じ込めざる得なかった過去。なぜ生徒を助けるのにここまで執着するのかが分かるいい回だった。{/netabare}

第39話 死の底からの復讐!出るか?鬼と妖狐の合体奥義!!
{netabare}ライバルとの共闘は定番だけどやっぱりいいね回
鵺野に勝つためには愛の力が必要だと思った玉藻は生徒一人を犠牲にして街を救い人々の愛を得ようとした。すぐに間違いとわかり生徒を救うためにぬ~べ~と協力する展開が熱くてよかった。かなり作画がいい回で迫力もあった。
あと前半の健康診断のシーン、でっけぇな・・・{/netabare}


あっ!タイトルに言及するのを忘れていましたw
隙あらば美樹の胸を揺らしていましたねwww作画陣に美樹好きがいたんでしょうか。とってもいいと思います(ニッコリ) 

投稿 : 2025/03/22
♥ : 11

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドジで金欠なオカルト男は、鬼の手を持つ頼れる先生!!

90年代を代表するジャンプアニメの一つで、劇場版やOVAもたくさん出ている人気作『地獄先生ぬ~べ~』

劇場版で「ゲゲゲの鬼太郎」と抱き合わせ…こほん。オカルト・妖怪合わせで同時上映されていたようです。
近所の学校では夕方から夜にかけてお祭りがあって、毎年暗くなるとバックネットにスクリーンを張り、
子供向けの映画を放映していました。確かこれもあったはず。その時期だとデジモン、ポケモン、ワンピース
なんかもあった気がしますね。近くなので毎年行ってたのですが、子供たちがキャッキャと楽しそうでした^^

格好いい先生キャラクターは沢山いますが、そんな中でも彼を一番に挙げる方は多いんじゃないでしょうか。

主人公「鵺野鳴介」は霊能があるオカルトめいた変人で、事あるごとに生徒におごり金欠で苦しむ計画性のなさや
同僚の美人でセクシーなボディコン先生にメロメロだったり(学校にそんな風紀を乱す人が居るのは置いといて)
オッチョコチョイでだらしない所があったりと、生徒にも少し馬鹿にされながら友達感覚で親しまれています。

でもいざという時は危険を顧みず生徒たちの前に立ち勇敢に戦い、親身になりアドバイスをくれる、そんな先生。

原作からの変更点や放送時間に合わせた残酷描写やお色気シーンの軽減こそあるものの概ね原作順守でした。
原作より明るい雰囲気でギャグの量も多かったですね。メインのターゲット層が小学生だったのが大きいかな。


原作の妖怪や表現は怖かったですね~

七人ミサキ、海難坊子、逆さ学校、怪人A、ハタモンバ、人喰いモナリザ、てけてけ、メリーさん、疫病神、
赤いちゃんちゃんこ、くだん、死神、寄生虫、麒麟、木登り幽霊、枕返し、口裂け女、千鬼姫、などなど…。

鬼の手にまつわる話がかなりシリアスなのですが、全48話+SPで終わりなので、OVAや劇場版で補完します。
放送では無いですが鬼の兄妹が出てくる話など、原作でも人気が高いキャラにまつわるエピソードがあり、
テレビ放送の佳境にあたる話や要所要所で雪女の「ゆきめ」は大活躍でした。流石メインヒロイン(笑)

他にも人気が高い「玉藻京介」や「葉月いずな」が目立つものの、この作品の凄いところは通常回である
“生徒のお悩み解決回”が秀逸だということ。実は印象に残るエピソードはほとんどこっちだったりします。
レギュラーキャラである5人の小学生含め、生徒たちは魅力的な子ばかり。私は美樹より郷子がエロいと思う。

好きなヒロインはアニメ第31話「誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪」の篠崎愛ちゃん!!

んっ? 篠崎愛!? はぇ~…こんな名前だったっけ。確かに「あいちゃん」って言ってた気がするのだ~。


『地獄先生ぬ~べ~』は今でも生徒の世代になり続編が続いているので(スピンオフ『霊媒師いずな』も)
懐かしい方は記憶を呼び覚まして『地獄先生ぬ~べ~NEO』まで追いかけるのもオツなんじゃないでしょうか。

.
.
.
.
.


この世には、

目には見えない
闇の住人達がいる。

奴らは時として牙をむき、
 君達を襲ってくる。

彼は、そんな奴らから
 君達を守る為、
地獄の底からやって来た、

―正義の使者―


…なのかもしれない。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 24

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こういうのも名作だと思う

OPが一度聞くと中々忘れないテンポの良いもろに子供向け!
といった感じでしたね^^
EDはまさかのB'zが歌ってるしwww


主人公は左手に鬼を封印しており、教師で霊能力者という変わった設定w

どの世代にも通用するであろう、
妖怪や幽霊をメインにした現代風怪談のストーリーはかなり面白い。
(ホラーものとして今見ても面白いと思いますよ^^)

コメディ風に語られる話もあれば、本気で怖い話もあり
妖怪、幽霊、神様と幅も広い。
(妖刀はたもんば は結構トラウマだったなー)

原作がジャンプで連載していた事もあり、
しっかりとライバルも存在しバトルものでもあったりするwww

原作では結構エロいシーンが多かったけど、
アニメは子供向けに作られているのでかなり抑えている。

お気に入りキャラはもちろん
ゆきめ ですよー^^

投稿 : 2025/03/22
♥ : 4

71.1 4 妖怪で小学生なアニメランキング4位
繰繰れ!コックリさん(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (928)
4871人が棚に入れました
コックリさん
 コックリさん
  おいでください……

それは禁じられた遊戯(あそび)
けっして一人でやってはいけない
コックリさんがやってきて
あなたに取り憑いてしまうから―――

自称「人形」の市松こひなが、あやしげな術で狐の物の怪“コックリさん”を呼び出した!
しかしコックリさんがどんな「質問」にも答えられたのは昔の話。今は某検索エンジンに頼るも実はデジタルが苦手。取り憑くはずが一人ぼっちのこひなを心配して献身的に家事をこなす姿はまるでオカン。おまけにこひなを溺愛する犬の物の怪“狗神”とダメオヤジな化け狸“信楽”も棲み憑いて、コックリさんの苦労は3倍に!?
デンパ少女とときにイケメンたまにモフーンな3匹のアニマルが織りなす、非日常系モフモフコメディ‼

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一日三食50品目!!!繰り返せ!!

放送中間に合わなかったけど観たかったので1日で消化♪

こひながコックリさんを呼び出すとこからお話がはじまります。

ドタバタしてて、ほのぼのしてて、
キャラが可愛くて、おもしろくて、
なんだか暖かいなぁ〜♪って思いました。

コックリさんの声の小野さんがすごくよかったです。
おもしろかった!

あと、こひなもこひなの喋り方も
そしてなによりカップ麺を食べる姿が超可愛かった♡
カップ麺食べたくなりましたっw

嫌なキャラもいなくて
こひな、コックリさん、狗神、信楽
この4(人)の生活がおもしろくて微笑ましいそんなギャグアニメですd(>ω<*)

2期作らないかな〜・・でも1クールだったからよかったのかな〜・・
けどもうちょっと観ていたいな〜。とかも思いましたっw
ED曲結構好きかも♪

気楽になにか観たい時にオススメですヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2025/03/22
♥ : 76
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シュールでほのぼのな物の怪コメディー。後半意外にハートフル

小学生の電波系ぼっち少女こひなと、こひなの周りに集まったコックリさんら物の怪たちの愉快なコメディー。
自分を人形と称し「かぷめん(カップ麺の事)」をこよなく愛するこひな中心にユニークなキャラクターがドタバタコメディーを繰り広げる。
基本ユルーいギャグコメディーで時にシュールな感じ、しかし時折り意外にハートフルな話あったり、侮れない良作。

かなり独特のシュールな雰囲気と、大きなストーリーの無いユルい作風なので、やや好みが割れそうです。
構図は「女性向けの逆ハーレム」とも取れるが男性視聴者が観ても楽しめそう。
比較的広範な方々にオススメ出来る、良質なコメディー作品です。


{netabare}『物語』
キャラクタードラマなので、強烈な個性のあるキャラクターが増えていく程に面白くなっていく。
ギャグの一つ一つは抜きん出て笑える程ではないが、終始安定してクスリと笑えました。
コックリさんが女体化したりと(男性向けの)萌えも完備♪

冷静に見ると「女子小学生一人に対して大の大人達が集う、逆ハーレム」という結構ヤバイ構図。
オカン気質なコックリさんなんて、この手の少女漫画寄り作品の定番…
という構図なのだが、市松こひなのあまりにもユニーク過ぎるキャラクターの為か、ソレを感じさせなかったのが凄い。

本作は「冷静に見ると結構ヤバイ」危うさが見え隠れしてます。
こひなの境遇とか、一歩間違えばシャレにならん鬱設定とも思えるが。
…とにかく楽しい。非日常的なのに日常的な存在のコックリさん達のドタバタな日常によって、シュールさとハートフルさが合わさり、とにかく終始楽しい雰囲気が崩れなかったです。

基本呑気だが、ニート狸の信楽がこひなに知られぬように悪霊?始末する話で少しドキっとした。
コメディーだけど物の怪作品でもあると思い出させてくれ、若干のスパイスになったエピソードだった。

その後もユルーくかつシュールなコメディー繰り返しつつ、後半には思わぬハーフルでホロリと来るエピソードが2回控えていてビックリ。
恋人をいつまでも待ち続ける幽霊少女の話は、幻想的で美しい恋愛話で非常に良かった。
最終話も少しホロリとさせるハートフルな良エピソード、本作全般の評価好意的になりました。
それでも過度にお涙頂戴では無く、基本はシュールギャグな雰囲気を崩さないのも良い感じ。

総じて
独特のシュールさを持ったユルめのギャグコメディー
抜きん出てはいないが安定感あり
少しホロリとさせるハートフルもあって侮れない
基本的に安定して楽しめた、良質なコメディー作品でした。
キャラクタードラマなので、キャラクターに魅力を感じるか否か、かも。


『作画』
こひながほぼ常にディフォルメされているが、可愛い。
稀に作画解放された際の美少女っぷりは半端無いです!
コックリさんらのキャラ作画は普通に良い方。温泉女体化はかなりの美人♪
本作の作画評価では、背景にも注目。
こひなの家や、紅葉の描写など、物の怪ファンタジーとしても世界観に引き込んでくれる良作画な点を評価。

『声優』
極めてユニークな市松こひなを広橋涼さんが好演。
コックリさんの小野大輔さん、狗神の櫻井孝宏さん、斎藤千和さん、信楽の 中田譲治さん等々、主要キャストのハマリ役の度合いが非常に高い。
極めて個性派揃いの掛け合い、キャストの好演が大きいです。
女体化コックリさんの白石涼子さんは綾崎ハーマイオニーを彷彿としましたw

ベテランの中田譲治さんは信楽が幼児化した際、まさかの少年声!
わ、若い!?声優さんって凄いと思った…。(中田さんに驚いたのが4.5点評価の理由)

『音楽』
OP「Welcome!!DISCOけもけもけ」が極めて印象的でアメージング♪
耳にこびりついて離れない楽しい曲ながら、きちんとキャラ紹介や作風象徴した良主題歌です。
BGMも基本ユルめで時折りハートフルさもしっかり出ていて良質。

『キャラ』
極めて個性派なキャラクタードラマなので、キャラ評価が本作の評価同然。
市松こひなは無感情な人形…と見せて実は年相応の女の子らしいいじらしさも垣間見えたり、非常に可愛い。
あらゆる不条理やネガティブを全く感じさせないのは、間違い無くこひなのキャラのお陰だろう。
本作の独特の作風は市松こひなを抜きにしては成立しない、その意味で外せない主人公です。

コックリさんの男性オカンキャラは女性向けハーレム作品の定番ながら、その苦労症っぷりが本作のコメディーを牽引。
狗神のウザさや信楽の胡散臭いニートっぷり等々、女子小学生の周囲に居て良い大人じゃない!
…なのに次第に異和感感じ無くなっていくのは彼らのユニークさ故かも。
信楽はこひなに内緒で悪霊始末したり、時に渋い大人の魅力もあった(ほんと、稀にだが)

どう見ても宇宙人な山本くん(立ち位置的にはクロマティ高校のメカ沢君に似ている)や、ツンデレなジメ子さん、ある意味ヤンデレな猫妖怪タマなど、回が進む程に面白いキャラ増加。
…4.5かちょっと迷うところ。
個性やインパクトはバツグンだけど、抜きん出て好きなキャラは居ないので。{/netabare}

投稿 : 2025/03/22
♥ : 38
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

市松人形と毛も耳男・犬・穀潰しの寂しがり屋敷 ⑩おいでませ ~追記、会議は終了したような気がします~

(会議の続きをのぞいては2014.12.28 19:55)

コックリさんの嘆き{netabare}
と思わせてオレの嘆き、をコックリさんボイスの嘆きでお聞きください。

「なんでオレの歌がENDじゃないんだよ~~~!
 割と落ち着いたリズムのディスコミュージックだろ~

 そりゃ、ロザ○ン2とかOPでやってるのもあったよ
 けどぉ、この作品は心温まるギャグアニメだろ?
 オレはこひなをはじめ、みんなに幸せな気分を味わって欲しかったんだよ~

 終わりよければ全て良し、オレの歌なら全てまるっと収まる
 いや、別にえんでぃんぐテーマが悪いってわけじゃなくて、
 こう、幸せな気分でい続けて欲しんだよ

 そうだな、こひなや、こひな?あとは、こひなに幸せでいて欲しいんだ
 ちょっとぐらい変わってたって良い
 明日を楽しみにできるような、そんな日々を送って欲しいだけなんだ

 そのためには、あれだ
 ごほん、やっぱり、この超美形な物の怪であるこのオレが、
 最後、送り届けるのがいいと思うんだ
 みんな幸せになる
 そして、オレも幸せになる☆
 万事丸く収まる

 最高だ♪」
{/netabare}

いつもサンデーナイトフィーバーでふぃばりたかったw

今期の癒しだったのに、これから何に癒してもらえばいいのか。





さて、コックリさんが最終回を迎えて一週間。
何を書こうか悩んだあげく、とりあえず言いたいことは言ったので、
他の下書きは削除。

結局思いつかなかったので、ノリで書きます。

おもろかった~☆☆☆☆☆

コックリさん、この作品だけのいいところは、
キャラです。
あと、ところどころ古風なネタが使われているトコええ♪

もはやそれだけです。

ギャグやパロの好き嫌いが分かれそうな作品です。
雑誌の垣根を越えたパロ具合はあっぱれw
テンポが淡々としていて、すごい心地よかった。

ということで、どうキャラを好きなのかでも語るか。

市松こひな、
カプ麺中毒っぷりがおもしろい所と思われがちだが、
感情豊かな人間だよね。かわええし、将来が楽しみです♪

コックリさん、
主夫で心配性なところがやっぱええ☆
{netabare}女の呪い回は試されましたw※
髪の毛回も良かったw アンチエイジングネタも豊富wwwww
{/netabare}モフモフとしてかわええ♪

犬神さん、
ストーカー、妄信的な溺愛っぷりも素晴らしい。
{netabare}女番犬神さん、ありです。※{/netabare}
逞しいです。

信楽、
屑とイイ人のギャップがええ。女好きっぷりが逞しい。
イイ人ver.だけならテライケ麺♪

ジメ子さん、
方向が変な{netabare}ツンデレ。{/netabare}

猫神、じゃなくてタマ、
かわええ♪ 犬神さんとは方向が違う危うさもステキ☆
猫語かわええ♪

ナレーター、
うまい!!!!!

以上。

・・・うん?
※これから会議が行われます、長くなります※
{netabare}
HKB31 第1回会議 「女番コックリさんはありか」
出席者
H=変態だが男はなし、K=かわいいは正義、B=馬鹿

H「番であってるのか?ver.なら良かったか」
B「何でもええやん」

H「まず先に簡単な問題から済ませよう、犬神は、ありだ」
K「ありに決まってるだろ!男じゃない!!」
B「かわええ♪」

H「では、コックリさん(女)についてだ」
K「ありでしょ」
B「女狐め!」

続き





・・・HKB「うん?」

ドン!!! ガシャン!!!! パララララ・・・





A「制圧した、ゴミは片づけた」
B「オレの名を騙るたぁ、ふてーやローだ!」
C「いくか」

<ABC会議 じゅっかいめぐらい>
A=エース気取り、 B=バカ、 C=ちゃっかりん♪

A「かなり時間が過ぎて何を話していたかうろ覚えだが、あれだな」
B「ああ、ありか、なしか、それだけだ」
C「建前上はなしだ」

A「心の赴くままに、それを貫く、それが答えだ!」
B「考えるな、感じるのだ!!」
C「アレがあるかないかでいいのか・・・」

A「正直どう思った?」
B「アリだ!」
C「男ver.の記憶がなければな」
B「うっせー!!」

A「そうだ、そこが大事だ」
B「かわいいは正義!」
C「らんまがアリかナシにも繋がるな」

A「正直、内容を無視して鼻っから女だったら何も問題なかった」
B「かわいければ問題ない!」
C「アリかナシか・・・」

A「考えたくはないのだが、今まで気に入ったキャラにアレがある、あったと思うと厳しいな」
B「そんなの考えねぇ!!!!!」
C「・・・会議やめようか?」

ごにょごにょ

ABC「どうする?始めたからには終わらせないとな。そんなの関係ない!ああ、からくりサーカスで学んだことだ、見届けなければ。けどぶっちゃけどーよ?アリだ!!おまえは黙れ。どうすっかなぁ、かわいいは正義とか言うゴミみたいな言葉があるよな。女は正義!おまえは黙れ。かわいい女の子は正義だよな??・・・あんまり考えすぎるとヤバいからやめようぜ。ああ、戦略的撤退も必要だ。逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ!!逃げないからダッシュする!!!!!」

ごほん

A「決まったな」
B「100%女が好きだ!!!」
C「ああ、走るか」

A「答えがないから国語が好きだ!」
B「答えが一つだから数学が好きだ!! 0点でも!!!」
C「答えは君の中にある!!!!」








・・・だっしゅだーっしゅだしゅ
きーっくえーんどだしゅ
いつかきめるぜえろえろしゅーと~
そのときの~
おんなが~
すーぱーひろいんだ~




{/netabare}




一話観た感想→{netabare}

『市松人形とケモ耳男の寂しがり屋敷 ⑩1話感想おいでませ』
物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0


バンブーブレードのたまちゃん ARIAのアリス などなど
の声が好きな人が吸い寄せられる作品

開始直後 OPテロップが流れているときの風景と色使いを見て最後まで観る
とマイソウル(亡霊、あるいは知らないどなたか)に誓った。

とりあえず1話はちびっ子とケモノ耳のイケメンの出会いとじゃれ合い。

市松こひなは自称人形、エネルギーは・・・
一応コックリさんは狐の物の怪らしい。

EDは女性向けの刺激臭をスンと香らせるが
あれは作者が好きな皮を被らせ それにあった色っぽい声を乗せただけの
ギャグやコメディーや日常が好きな同類のバカを呼び集めるお祭りだ。



{netabare}ルドルフとイッパイアッテナ{/netabare}を思い出した。あの絵よかたな。
二度と使われるネタじゃないけど。

作品の雰囲気を醸し出そうとした感想は最初のnetabareの上まで。

いつも思う。調理、料理の描写がステキな作品はイイ作品だと。
お腹空いた。→脱線{netabare}
コックリさんでも幽霊でも悪魔でもいいから、
ホウレンソウと卵(+5品目ぐらいのお野菜)が入った鍋焼きうどん作ってくれないかな。
うどんをお箸でもったら切れそうなぐらいの煮込み具合で。

卵粥でもいい。
できればなんかで出汁取って。油っぽくないやつで。魚介類がいい。

卵は3つぐらいがいい。1つはかき玉、2つは完熟の直前ぐらいで。
生は胃腸に良くないが、半熟のとろとろ感も楽しみたい。

その2つがダメなら、白いご飯と豆腐がたっぷり入ったお味噌汁と納豆とお漬物かおひたしでもいい。
お味噌汁の具は豆腐、ネギ、ワカメがベストだが、豆腐が入っていれば文句を言わない。

体に優しそうなたんぱく質がほしい。
ビタミンもほしい。

薬などに頼らずも体調が良くなる栄養を美味しく取りたい。{/netabare}

静のシュールギャグホームコメディかな。
ところどころバイオレンスw
小女とイケメンの親子(風)をたんたんと楽しめる人ならいいんじゃないかな。{/netabare}

投稿 : 2025/03/22
♥ : 29

67.5 5 妖怪で小学生なアニメランキング5位
学校の怪談(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (250)
1476人が棚に入れました
『学校の怪談』(がっこうのかいだん)は、フジテレビ系列局で2000年-2001年までの間に放映されたテレビアニメ。
【ストーリー】宮ノ下さつきたちは学校の旧校舎に迷い込み、そこで妖怪たちに襲われる。
旧校舎のなかでさつきの母親が遺した「オバケ日記」を発見し、それに記された方法に従って妖怪を撃退する。 そのとき、妖怪「天の邪鬼」をペットの猫「カーヤ」の中に誤って封印してしまう。
カーヤの中から天の邪鬼を追い出すためには旧校舎内の他の妖怪を退治しなければならない事がわかり、さつきたちは「オバケ日記」の情報をたよりに、他の妖怪たちを退治していく…。


声優・キャラクター
川上とも子、間宮くるみ、本田貴子、津村まこと、佐久間紅美、中尾隆聖
ネタバレ

サメロン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

泣ける唯一のホラーアニメ!天邪鬼との友情、そして【幻の第三話】が観たかった……

このアニメを初めて観たのは2000年、当時の私は8歳でした。
本編だけじゃなくてEDも怖すぎて、最後に画面を手がBANってヒビを入れるシーンは卑怯
まだ小学生低学年だった私はビビリまくってこのアニメを観ていました。
てかホラー耐性のない下手な大人が一人で観ても怖がるかも。笑
それぐらい秀逸なホラーアニメです。

ちなみに中学生1年のときに2回目観ましたが、まだ少し怖かったです。
その後にも数回観ていますが、怖がることはなくなりましたね。
実写のホラー観まくって、慣れてしまったのでww


◆◇特殊能力や異能などは一切使わず、知恵と勇気で妖怪達を霊眠させていく◇◆
学校の怪談では他のアニメなどでよくある、特殊能力や異能の力で退治したり、除霊したりはしません。
全てその妖怪の起源にまつわる方法で、退治するのではなく霊眠させて妖怪を封印します。
だからこそ生まれる緊張感や恐怖、そういったものを登場人物達の視点で観ている私達も味わうことが出来ます。


◆◇天邪鬼との友情◇◆
簡単に天邪鬼という妖怪を紹介
『第一話に出てくる妖怪で人間の恐怖心を栄養とするオバケ。
 霊眠場所であった裏山の大楠木が宅地開発で切り倒された事により復活した。
 そして主人公である女の子、宮ノ下さつきの母(佳耶子)に霊眠させられた恨みからさつき達に襲い掛かるが
 オバケ日記を手に入れたさつき達により霊眠させられる。
 だが霊眠に必要な依り代が無かったため、身近にいたカーヤ(猫)の肉体に封じ込められることとなった。
 以降の話でも終始登場するメインキャラ』

この天邪鬼ですが、初めは親子2代に渡り自分を封印したことを恨み、復讐を考えますが
作品を通していく中で、さつき達(特に敬一郎)に愛着が沸き、脅かしたり、嫌味は言うものの
さつき達がピンチになる度に妖怪(幽霊)の霊眠に必要なヒントを教えてくれます。
後半では、自らが囮となって敵に飛び掛ったり(猫の姿のままだが)するなど
自分自身で手助けをしている。

最終話辺りでは{netabare}もう既に力が戻っており、だがさつき達(特に敬一郎)と別れたくなくて
わざと猫の中に霊眠(封印)されていたのでした。
だが最後の強敵である逢魔からさつき達を守る為に猫の体から出てさつき達を守る為に自らを犠牲に逢魔と一緒に霊眠されます。
「貴様(逢魔)のせいで大切な約束を破っちまったじゃねえか!」{/netabare}
私はこの辺りで涙をポロポロと流していました。

今までいつも素直になれず、正反対のことを言っていた天邪鬼が最終話ではさつき達への思い、気持ちを口したシーンにとても感動したのでした。


◆◇幻の第三話。口裂け女の話について◇◆
学校の怪談の第三話『あたし、きれい? 口裂け女』が口唇口蓋裂症の障害者団体からの抗議により放送中止になり、
第一話と第二話の総集編『特別編!!霊眠の恐怖』に差し替えられたのでした。

私は正直これに憤りを感じています。
いくら侮辱される原因になるかもしれないって、アニメ会社に講義して放送中止にするってありえないです!!
そもそも口裂け女と口唇口蓋裂症の障害者は何の関係もないですよね?
それをネタに侮辱する奴等がアホなだけで、このアニメと何の関係もない。
しかもアニメには講義する癖に
当時辺り劇場公開されていた口裂け女の実写映画等には一切言わないのですから呆れます。

この話はガチで観たかったのに、一部の人間のせいで視聴していた人、全員が迷惑をこうむる訳です。
小学生はこういうことに敏感ですから
寧ろ「これ観れなかったのてめーのせいじゃねーか!」と逆に口唇口蓋裂症の障害者の子供達が苛められる原因になると思うのですが……
ほんと呆れて何も言えませんね。

結局この話は完全にお蔵入りとなり、DVDにも収録されず幻の第三話となった訳です。
あー、ホントに観たかった!!


◆◇今作の作品の恐怖心を最大限引き立てるいるのは秀逸なBGM◇◆
学校の怪談の怖さ、恐怖を最大限引き立てているのは間違いなくBGM
何か起こるか分からない不穏なシーンではそれを音で感じさせる音楽
妖怪(幽霊)に追われているシーンなどでは、急がせ駆り立てるような音楽
しかもこれが1つだけではなく何種類も用意されています!
これは凄いとしかいいようがない。


◆◇現在の妖怪事情◇◆
最近、妖怪=恐怖・畏怖する者ではなく
某アニメのせいで妖怪=可愛い・面白い者に変わってしまいました。
これは本当に害悪アニメそのもので
今の子供達は何かあれば妖怪のせい、自分はやってないと全ての責任を妖怪に押し付ける現状。

本来、妖怪とはそれをしたら悪いこと、したらいけないと教えたりする為の存在
例をあげると学校または塾から帰りが遅い子供達を心配した親が
子供達を早く家に帰らせる為に作ったのが口裂け女の起源です。
その噂を模様して実際に口裂け女の格好した女性が出たのも有名な事件です。
そんな妖怪の存在をことごとく否定し、改悪してしまったのが某アニメです。
妖怪大好き人間の私は某アニメを断じて許しませんね!!


と学校の怪談の魅力と現在の妖怪事情語ってみましたが、どうでしたでしょうか?

投稿 : 2025/03/22
♥ : 16

totehi さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

小学生には刺激が大きかったです。

日曜日の夜7時半でしたっけ。すっごく楽しみで楽しみで仕方なく月曜日は学校で友達と話題になっていたこのアニメ。小学生の時の記憶ですが良く覚えています。




感想
当時としてこの作画は凄く良く見えててすっごい可愛かったんだよ。小学生だった自分は怖くて怖くてビクビクしてみていました
でも微エロもあってすっごく刺激的でしたね。話の内容とかも1話1話しっかりできてたみたいだし面白かった。最終話を見て次の週からすっごい萎えていたのを覚えています

投稿 : 2025/03/22
♥ : 9

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

最も子供を色んな意味で泣かせたホラーアニメかな(感動×恐怖)

2000年にゴールデンタイムの時間で放映されたホラーアニメ


私が小学生のときにリアルタイムで視聴しました。
今とは違い当時の私は、怖がる可愛さとあどけなさを備えていたので
布団を頭に被ってガクブル!ガクブル!しながらお姉ちゃんと観たのが記憶に残ってます。


EDの最後に画面に手がバンッ!と叩き割る演出に泣いた記憶もあります。
あの演出怖すぎでしょw小学生にはトラウマw


BGMもとても秀逸で幽霊が迫ってくる感じとか
気味が悪いなぁ~って感じも画面を観ていなくも音だけで伝わってきます。
前にも書いたする気しますが、私がBGMを評価するのは本当に稀ですよっ!
サントラのCD買う程に評価してます。


でも何と言っても一番の魅力は
特殊能力や異能の力を使わないで、知恵と勇気だけで妖怪達を霊眠させていくことにあるんじゃないかな?
これよりキャラクター達の状況が、観ている私達の状況と重ね合わせて観てしまうんですね
等身大ってやつでしょうか


フフフ、ここまで私をビビらせたのは実写を含めても、この作品が最初で最後ではないでしょうか(∩ˊᵕˋ∩)
その後、中学生のときに2度目
大人になって3度目と観ましたが、ネジが飛んでしまった私には効きませんよ?笑


また幻の第三話。口裂け女の回なんて有名?ですよね
何と予告だけやって放送しなかったんです。
理由は分かりません。怖すぎて苦情が殺到したのかな?
気になる人は調べて見て下さい。



でも怖いだけじゃないんです!この作品
お母さんを失ったお話とか、最初は主人公達に敵意しか無かった天邪鬼という妖怪が
自分の身を犠牲にしてまで主人公達を守るようになったり
最終話なんて本当に涙物ですよ。


そして何よりも私の好きな声優さんトップ10に入る
今は亡き、川上ともこさんがヒロインの宮ノ下さつきを演じています。
弟の敬一郎の声はハム太郎の間宮くるみさんだったりもします。


長くなりましたが、これ観て私とホラーアニメ談議でもしましょう(๑˃̵ᴗ˂̵)و

投稿 : 2025/03/22
♥ : 16

61.1 6 妖怪で小学生なアニメランキング6位
もっけ(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
577人が棚に入れました
勿怪が見える姉・静流(しずる)と勿怪に憑かれやすい妹・瑞生(みずき)の姉妹が、妖怪絡みの事件を拝み屋を副業にしている祖父の助力と助言で乗り越えながら、少しずつ成長していく。

声優・キャラクター
川澄綾子、水樹奈々、堀勝之祐、京田尚子、三石琴乃

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

強くあれ  【ねこ's満足度:75pts】

生まれつきモノノケが見えてしまう姉と、憑かれ易い体質の妹の心の成長を描いた物語。

最近の妖怪を扱った作品の主流である『共存系』です。
妖怪とはそこにいるもの。そこにあるもの。
支配するのではなく、自然と接するように対処していく。
そんな人と妖怪との関わりを通して、毎話様々な”教訓”が込められています。

作中、そういったメッセージを伝える役目を担っているのが、姉妹の祖父。
はからずも妖怪と接点を持ってしまった姉妹に対し、
己の力で対処していけるようにと、厳しくも優しく二人をフォローしていきます。

内容は正直かなり地味です。
派手な演出もないですし、終始盛り上がりに欠けます。
ただし、妖怪モノとしてはある意味”正統派”。
いわゆる民俗学的な話に少しでも興味がある方には、特にオススメです。
決して見栄えのする作品ではありませんが、じわじわと染み入ってくる良さがありました。

姉妹の声は姉・静流を川澄綾子、妹・瑞生を水樹奈々が担当。
他キャストもなかなかに豪華な顔ぶれなので、気になった方は要チェックです。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 24

ichinana さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんだろう・・・この懐かしさは・・・・

憑かれる少女と視える少女。
アフタヌーン連載、人と物怪との関わりを描いた作品。

こういった牧歌的な作風で、各話短編ものを対称的な主人公(だけど姉妹)を二人据えることで、非常にテーマ性が強くさせている作品にはお目にかかったことがありません。川澄さんサイド、奈々っちサイドで主題が全く異なり、毎話毎話非常に楽しませてもらいました。ホラーが苦手な方でも充分楽しめる作品です。

ストーリーとして特に好きなのが「ダイナマコ」。
田舎の冬らしい寒くて暖かい風景。年の瀬からお正月の日本独特の風習。神社といういかにも"聖域"らしい描写。近年の"年末は家族、恋人とクリスマス"一色となりつつある現代で、本話は「日本古来の文化を残していきたい!!!!」と強く思わせる珠玉の一話でした。左義長・・・最近は見かけることも少なくなりましたが、天火さまのためにも残していきたいものです(消防団の皆様には感謝です)。

八百万の神々が宿る日本。神と物怪は表裏一体。
事実、鬼は物怪でもあり、神の使いでもあり、神そのもの(なまはげ)でもあります。私たち日本人は、自然から与えられる恵みに対して常に感謝し、そこに神の存在を感じては畏れ敬ってきました。人の心にも同様に宿っており、時には「ヤマウバ」として喰らいにくることもあるのでしょう。

超ど田舎出身(地元に光回線が通ったのがつい2年前・・・)の私としては大変共感するところが非常に多く、正月はやはり帰省したくなります。古いと言われても良い物は良い!!
悪しき風習は改め、「古き良き風習」は伝えてゆく。思いだけでも伝えていきたいと思う今日この頃です。

P.S.
和室にこたつ・・・・すごい贅沢なんです。こたつには魔物が住んでいます。。。睡魔という魔物が・・・・。これもまた日本の良き伝統ですね。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5

59.5 7 妖怪で小学生なアニメランキング7位
妖怪ウォッチ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (105)
465人が棚に入れました
ごくごく普通の街「さくらニュータウン」に暮らす、ごくごく普通の小学5年生「天野景太(ケータ)」は、ある夏の日に白い奇妙な生き物「ウィスパー」に遭遇した。それからケータにつきまとうようになったウィスパーは、なんと妖怪だったのだ!不思議な時計「妖怪ウォッチ」をウィスパーから渡されたケータは、その日から街のいたるところに現れる妖怪たちが見えるようになってしまった・・・!日常にあふれる困ったことは、すべて妖怪の仕業だった!?ケータは困ったことを引き起こす妖怪を説得し、時には戦って問題を解決する。そして、その妖怪と友達になるんだ!

声優・キャラクター
戸松遥、関智一、小桜エツコ、遠藤綾、奈良徹、佐藤智恵

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」、DVD版は初週8.5万枚でオリコン総合首位! BD版も1.4万枚

第70話「ヒキコウモリのヒミツ」
ヒキコウモリがデイトレードをやっていたとは。

デイトレード(day trading)とは、主に個人投資家による株式・債券などの日計り取引である。主に株式・債券取引や外国為替証拠金取引 (FX)、商品先物取引、差金決済取引 (CFD)、株価指数先物取引など市場流動性の高い取引において行われる事が多い。

1日に1回もしくは複数回の取引を行い、細かく利益を積み重ねる売買手法である。場合によっては、1日で数百万円~数億円の利益を得られる(あるいは失う)など、他のトレード手法と比べ即時性・ゲーム性・ギャンブル性および依存性が強いとされ、利益をあげ続けるためには高い熟練度を要する。

デイトレードを継続的に行う者を「デイトレーダー」と言う。本業としている者を「専業デイトレーダー」、兼業している者を「兼業デイトレーダー」と言うこともある。日中に頻繁に売買する点をさして、日計り専門でないスイングトレーダーも含めてデイトレーダーと呼ぶことが多い。かつて日本語ではこれらを相場の一勢力としては「日計り筋」と呼ぶ事が多かった。

日本での現物株の売買においては、差金決済が禁止されているため、実際の手法としては同一銘柄を資金余力を超えて回転売買することは出来ない(現金取引の場合)。この場合デイトレーダーの手口としては、特定銘柄の売買を終了させついで別の銘柄を手がけるといった「ループトレード」の手法をとることが多い(日本の株式の信用取引の差金決済取引については、2013年1月1日より、法令上、事実上解禁されている)。

第58話「結成! コマさん探検隊!」
コマさんとコマじろうの年齢が300歳以上であることが判明。

【アニメキャラの魅力】もんげー!田舎からやってきたちょっとおとぼけな妖怪「コマさん」の魅力
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描くレベルファイブの同名のゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。

今回ご紹介する「コマさん」はぷりちー族の妖怪。ハンバーガーショップで購入したアイスクリームが一巻き少ないという現象を怪訝に思ったケータによって発見されました。ソフトクリームが大好きで、ソフトクリームを注文したお客がカウンターに取りに来たのをこっそりひと巻き分だけ舐めていたのです・・・。そんなちゃっかりものの「コマさん」は田舎から上京してきたばかりらしく、見慣れぬ都会に戸惑いも・・・。

■「もんげー」な妖怪
見た目は白い犬のような妖怪で、頭についている2つの青いヒトダマと、両頬の紅いグルグルがポイント。大事にしている風呂敷をいつも背中に背負っています。言葉遣いに大きな訛りがあり、「ズラ」という語尾も特徴です。

田舎の神社で狛犬に憑依していたのですが、神社が取り壊されたのをきっかけに旅に出てさくらニュータウンにやってきました。驚いたり感激すると、「もんげー!」と目をキラキラさせて大はしゃぎします。とにかく何にでも驚くので、弟の「コマじろう」を含め、周囲に居る者を呆れさせる事も多々・・・。しかし、その純朴な所に愛らしさを感じてしまうのです。

■立派な兄として振る舞いたい
本編とは別に一部の妖怪に焦点を当てた外伝エピソードがあります。コマさんにもいくつかのシリーズが用意されており、その中でも9話~16話の「コマさん○○編」では、コマさんを訪ねて上京してきた弟のコマじろうに「都会のキビしさを教えよう」と奮闘します。しかし、実はあまり詳しくなく知ったかぶりしてしまうコマさん。エスカレーターや改札機など、色々な物に対するコマさんの謎解釈がとても面白いです。

■才能あふれる逸材!?
上記と同じく外伝エピソード「田舎者はバラ色に」では、仕事を求めたコマさんがおもちゃ企業「DANDAI」の清掃スタッフに応募します。おもちゃに囲まれた立派な内装に感動し、張り切って掃除に精を出している内に社長に気に入られてプランナーに抜擢されます。それからは出世街道まっしぐら。最終的には社長にまで上り詰めてしまいます(笑)。スーツをビシッと決めたコマさんの活躍が楽しめますよ。

■淡い恋物語
コマさんも年頃の男の子・・・(?)。とある喫茶店で巡りあった綺麗な女性に恋心を抱きます。喫茶店に通う度に彼女のことをひとつずつ知っていくコマさんですが、ある衝撃的な事実が!?本編ではギャグや癒やし担当であるコマさんには珍しい貴重なエピソードでしょう。妖怪と人間との恋を描いた物語としても良く出来ているのでオススメです。

いつも色々と背伸びして精一杯頑張りますが、むしろ弟のコマじろうの方が詳しかったり慣れていることが多く、弟からの冷静なツッコミを受けて唖然とする「コマさん」。そんなコマさんもまた可愛いですね。少し(?)頼りないですが、やる時はやる人(妖怪)なので好感が持てますね。これからの大活躍に期待しています。

【アニメキャラの魅力】可愛いクラスメイト!憧れの女の子、フミちゃんこと「木霊文花」の魅力とは?
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描いたレベルファイブの同名ゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。今回ご紹介する「木霊文花」は、ゲームではケータと同じく女の子の主人公として登場します。アニメでは、なかなかつかみどころのない個性的なキャラクターとして描かれています。

■ケータのクラスメイト
フミちゃんは、ケータと同じくさくら第一小学校に通っている女の子。普通であるケータとは違い勉強の出来る優等生です。高得点にも関わらず、いつものように100点が取れなかったことを悩んでいたほど。事情を知ったケータの計らいで、何でも正直に喋ってしまう妖怪「バクロ婆」を取り憑かせ、フミちゃんママに正直な気持ちを伝えることで
解決しました。

■憑かれやすい体質?
妖怪がたくさんいるさくらニュータウンでは、妖怪が人々に取り憑いて悪さをする、いわゆる妖怪不祥事案件が起こることは珍しくはないのですが、特にフミちゃんは登場人物の中でも取り憑かれることが多いようです。

お腹が空いてしまう妖怪「ひも爺」に取り憑かれた時は、背丈ほどありそうな特大のホットドッグを食べていました。しかもケータに、ついつい食べ過ぎてしまうことを相談している最中にペロリとたいらげ、ウィスパーもその早業には驚いて突っ込みを入れていました。

長い無駄話をしてしまう妖怪、「ナガバナ」に取り憑かれてしまった時は、なぜか大阪弁(他の人に取り憑いた場合も同じ)に。見ている方はうんざりしてイライラする程の無駄話を垂れ流しました。しかし、ナガバナに取り憑かれたフミちゃんの表情は豊かで面白いです。ちなみに、“なにわのおっちゃん”という謎の人物の話ばかりします。

取り憑いた人を熱血にしてしまう妖怪、「メラメライオン」のお話では、ケータが場を和ませるために呼んだ妖怪「ホノボーノ」がフミちゃんに取り憑き、ほのぼのフミちゃんになりました。それを見たメラメライオンも「超かわいい~ありじゃね?(ウィスパー訳)」とほのぼのフミちゃんの可愛さを評価しました。

■天然のS疑惑
悪気はないと思うのですが、ケータのことを「普通」と本人が一番気にしていることを笑顔で言ったりと天然のS疑惑が持たれています。

おならをさせてしまう妖怪「おならずもの」のお話で、おならずものに取り憑かれたフミちゃんが授業中おならをしてしまいます。誰がしたのかはバレなかったものの、ものすごく恥ずかしい思いをしたフミちゃん。その後、ケータもおならずものに取り憑かれておならをしてしまいます。しかし、それを見たフミちゃんは露骨に嫌な顔をします・・・。彼女を助けようとしたのにも関わらず・・・。

ちなみに別のお話で、フミちゃんはやきいもを食べていたため皆の前でついおならが出てしまうエピソードも。しかしフミちゃん、恥ずかしがる事もなく「テヘペロ☆」と普通に流しました。女子的にそれでいいのでしょうか・・・。

■ゲームでは女の子版主人公!
アニメでは、ケータの憧れのヒロインでありつつも、妖怪に取り憑かれては変な行動を起こしてしまいとてもヒロインとは思えないような状態の彼女。しかし、それが良い方向に作用して妖怪を懲らしめる事が出来たり、ケータが苦戦している妖怪の能力が全く通じなかったりと、何かと妖怪に強かったりするので、なかなかの妖怪キラーでもあります。

新シリーズでは、新たな女主人公のイナホちゃんが登場します。フミちゃんの立場が危ういのでは?なんて意見もちらほら聞くのですが、どちらも活躍して欲しいですね。楽しみです。

【アニメキャラの魅力】プリチー!オレッチ!トモダチ!ふくわウチー!気ままなネコ妖怪「ジバニャン」の魅力
たくさんの妖怪が暮らすさくらニュータウン。「ジバニャン」は、ある横断歩道で“寸止め事故”という怪現象を引き起こしていた所に「ケータ」と知り合い、彼の家に住まわせてもらうことに。今回はそんな気ままで自由奔放な「ジバニャン」の魅力や秘められた謎について語ってみたいと思います。

■かわいい
まず何よりもその愛らしい姿。マスコットのような妖怪が多いプリチー族だけあり、その可愛さはずば抜けています。1話の「恐怖の交差点」では、ケータが妖怪ウォッチを向けた時こそ禍々しいオーラをまとっていましたが、姿を現すとあくびをしたり身体を掻いたりなど、とても事故を起こす妖怪とは思えない愛らしさでケータたちを困惑させました。

9話の「ロボニャン始動!」でも、テレビを観ているケータの隣でゴロゴロしたり、未来から来たネコ型ロボット「ロボニャン」との勝負に負けて「しょぼーニャン・・・」と落ち込んでいる姿はとても愛くるしいです。

24話の「妖怪ネクラマテング」では、性格が暗くなってしまう「ネクラマテング」に取り憑かれ、「オレっちなんて、いつでもゴロゴロしてチョコボー食べてるだけの怠け者の猫みたいな存在ニャン・・・。」と自虐的に・・・。いや、確かにそうなのですが・・・可愛いからオッケーなのです(笑)。

その他、個人的に可愛いシーンのおすすめは、33話の「妖怪じがじいさん」で、どうでもいい自慢をしてしまう能力に取り憑かれ、「オレっちレベルになるとニャン、チョコボーを食べた後口の周りについたのをぺろぺろするニャン」と、口をぺろぺろしながら言うシーン。とてもとても良いです。自慢と言うよりは可愛さアピールになってますが。

さらに、54話の「妖怪ガシャどくろ」では、“運”を司る妖怪「ガシャドクロ」との勝負。負ける度に“特徴”を奪われていくのですが、語尾の「ニャ」や「ニャン」を奪われてしまったジバニャン。「オレっち、なんかおかしいかな?」となんとなく女の子みたいに・・・。可愛さポイントでもある“語尾のニャン”を取られたにも関わらず、なんだか余計に可愛くなっています(笑)。

■生粋のマニア
愛らしいマスコットのような存在の「ジバニャン」ですが、実は意外な趣味が・・・。アイドルグループ「ニャーKB」の熱狂的なファンなのです。寝言でニャーKBに会いたいと呟いたり、いつでも無意識に「ニャーKB」を求めています(笑)。

ジバニャンのご先祖様であるレジェンド妖怪「ブシニャン」も、実はニャーKB好きなのですが(そもそもなんでジバニャンのご先祖がニャーKBを知っているのか疑問ですが・・・)、彼に予備の写真集やポスターを開封されてしまい悲しんだり・・・なんてこともありました。

また、新型妖怪ウォッチの発売日に妖怪銀座1丁目にあるストアの行列の最前列に並んでいたり、遅れて到着したウィスパーやケータに「ふたりとも今頃来たニャンか?」、「流行ってるものを手に入れる為にはこれぐらい当たり前ニャンよ~。」、「妖怪発表会を見てから並ぶようじゃ遅いニャン」と、流行りものにも精通している所を見せつけました。

しかしその後、行列好きなのに待つことが出来ない「妖怪まてんし」に割り込まれてしまい、彼を止めるためケータに呼び出され最後尾に・・・。絶望するジバニャンですが、なんとそのあと並び直して新型妖怪ウォッチを見事にゲットするというガッツをみせました。こんな友人がいれば絶対楽しいだろうなと、つい想像してしまいますね。一緒に行列に並んだり語ったりしたいです(笑)。

■過去の人(猫)生
生前ネコだった時は、エミちゃんという女の子の家で飼われていました。そもそもジバニャンは死んだ時に「ダサい」とエミちゃんに言われてしまった事で、強いネコになると誓い、車と戦い続けて寸止め事故を引き起こしていたのです。

25話の「ジバニャンの過去」では、悪巧みを企んむ謎の妖怪に過去に飛ばされてしまいます。気付けばエミちゃんの家にいたジバニャン。ネコだった時は「アカマル」と呼ばれて可愛がられていました。その時のジバニャンの幸せそうな姿と言ったらたまりません。

結局最後には、もともとの事実どおり事故で死んでしまい離れ離れになってしまうのですが、なぜ素早いネコであるジバニャンが事故にあってしまったのか、エミちゃんはなぜあんなに酷いことを言ったのか・・・、その理由は是非実際にご自分の目で確かめて欲しいです。このエピソードは『妖怪ウォッチ』のアニメの中でも1,2を争うほどの名エピソードです(個人的見解)。

のんびりわがままで、よくケータにも迷惑をかけてしまう「ジバニャン」ですが、主人や飼い主想いでとても良い子なのです。喧嘩してもきちんと反省して仲直りしますしね。ただ、妖怪と戦う時にジバニャンの必殺技「ひゃくれつ肉球」で攻撃しても、ほとんど効かなかったり(それどころか手を痛めて自爆したり・・・)、結局負けてしまう事が多いので(ケータとウィスパーには圧勝していますが)、ぜひ「ジバニャン」が戦闘で活躍する姿も見てみたいですね。

【アニメキャラの魅力】表情豊かでユニーク!頼れる(?)妖怪執事「ウィスパー」の魅力とは?
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描いた、レベルファイブの同名のゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。

今回ご紹介する「ウィスパー」。その昔、正義を気取った坊さんに、「妖怪は悪いやつらだ」と決めつけられ、ガシャカプセルに封印されていました。そこへたまたま昆虫採集に来ていたケータに助けられます。その恩返しに、妖怪執事としてケータの役に立とうと頑張ります。作中では何かと不遇な扱いを受ける「ウィスパー」ですが、その魅力とコミカルなキャラクターに隠された彼なりの想いを紹介してみたいと思います。

■妖怪パッドのエキスパート!
『妖怪パッド』という、妖怪世界のタブレット端末をいつも大事に持ち歩いており、ケータが妖怪に遭遇するなり「さっさっさっ!」と妖怪世界の百科事典『妖怪ウキウキペディア』にアクセスし、妖怪情報を解説してくれます。

ケータには「調べた情報を丸読みしてる」と、あまり良い評価はされていないですが、実際に毎回きちんと調べようと思えば結構面倒なはずです。毎回必ずその確認を怠らない所に律儀な性格が現れています。

ちなみに33話の『妖怪じがじいさん』では、どうでもいい事をつい自慢してしまうじがじいさんに取り憑かれ、妖怪パッドで調べる時のスワイプスピードには自信があると明かしていました。得意気に話している様子は、なんだかちょっと可愛いですね(笑)。

■豊富な演技力!
ウィスパーを語る上で欠かせないのが、その素晴らしいウィスパーボイスを始めとする表情やボキャブラリーの豊かさです。普段はひょうきんな喋り方ですが、時々急にカッコいい声になり、思わずドキッとさせられます。

また、演技力の高さにも注目です。妖怪を発見した時に『妖怪不祥事案件で言うところの・・・』と人間界でのあるあるを交えて説明するのですが、その時の迫真の演技が素晴らしいのです。ただの解説ならそこまで面白いと思わないのですが、彼はカツラなどの小道具を使ったりしながら、本気で役になりきる姿が、何気ないシーンを面白くしているのだと思います。まさに名役者といえるでしょう。

ちなみにED後の『きょうの妖怪大辞典』のコーナーでは解説役を務めています。その時の喋り方が毎回異なっており、まさに7色の声色で演じ分けるのです。この台詞を毎回どのように発声するのか、本編視聴後の密かな楽しみです。

■真剣なのに面白い
もし大事なものを無くしたら・・・。そんな大変な状況もウィスパーは笑いに変えてしまいます。48話の『消えた妖怪パッド』で、うっかりトイレに落として流されてしまった妖怪パッドを探しに、ウィスパーはそのままトイレに流され下水道まで行ってしまいます・・・。気の毒に思ったケータが、家に住んでいる妖怪「ヒキコウモリ」に頼み、妖怪通販で新しい「妖怪パッド」を取り寄せてウィスパーにプレゼントするのですが、実はトイレに落とした妖怪パッドをこっそり持って帰って来たようで・・・。

真剣だったウィスパーには悪いのですが、ケータやジバニャンがドン引きしているのにも関わらず、綺麗に拭けばまた使えると全力で渋る姿に大笑いしました(笑)。

■隠された過去の過ちとウィスパーの決意
何が何でも確認を怠らないウィスパー。実はその強いこだわりは彼の過去に秘密があります。ウィスパーの正体・・・、それは『妖怪シッタカブリ』。その知ったかぶりさせてしまう能力のせいで、過去に仕えていた大事な主人を亡くしてしまったのです。そんな悲劇を二度と起こさないために、何でも妖怪パッドでしっかり調べてから発言するようにしているのです。

そんな過去を知ると、それまでの物語の印象がガラッと変わり、彼の苦労や苦悩が読み取れるようになりませんか?そんなに辛い事があり、長い間苦悩しているとしたら、なかなか他人の事まで考える余裕など無くなってしまいそうですが、それから何百年も経った後に巡りあったケータに対しても、迷惑をかけないよう必死で努力しているのです。例えそれが全く周りに理解されずバカにされようとも・・・。ウィスパーが主人を想う気持ちの強さには胸を打たれますね。

47話の『妖怪軍師ウィスベエ』は絶対外せません。勝ち目のない戦へ向かう、当時の主人である「石田三成」に、「一度そなたを見たかったのう!」と言われ、号泣しながら「意外とつるっとしておりますぅ~」と答えるシーンは、二人のこれまでの主従関係を象徴するシーンでもあり、とにかく感動すること間違いありません。

作中ではなにかとダメな奴扱いされる「ウィスパー」。しかし、本当はとても忠誠心が強く、思いやりにあふれた魅力いっぱいの愛すべき妖怪なのです。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」、DVD版は初週8.5万枚でオリコン総合首位! BD版も1.4万枚
7月8日発売のアニメ映画「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」スペシャルプライス版DVDが、7月20日付オリコン週間DVDランキングで総合首位を獲得することが明らかになった。

発売初週の売り上げ枚数は、8.5万枚。「妖怪ウォッチ」シリーズの映像作品では、2014年11月10日にDVD-BOX第1巻が獲得した2位が過去最高で、首位獲得は初の快挙に。さらに、今年発売のアニメDVD作品としても最高の週間売上枚数をマークした。ちなみに、同時発売でシリーズ初となるBD版は1.4万枚を売り上げてBD総合2位にランクインしている。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」は、「妖怪ウォッチ」の初の劇場版として2014年12月20日に全国公開されて大ヒットを記録。志村けんさん、片岡愛之助さん、AKB48・島崎遥香さんといった豪華メンバーがゲスト声優として出演することでも注目を集めた。2015年12月19日には、第2弾「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が公開となる。

妖怪ウォッチがアンパンマン抜く 子ども人気キャラ調査
子どもが好きなキャラクターの調査で、「妖怪ウォッチ」が初の首位に立った。これまで13年続けて1位だった「それいけ!アンパンマン」を抜いた。玩具メーカーのバンダイが発表した。

調査は1996年から続いている。今年は5月、0~12歳の子どもを持つ親800人に、ネットを通じて一つを挙げてもらった。

その結果、幼児から小学生まで幅広い人気を集めた「妖怪ウォッチ」が19・9%に達した。2位の「それいけ!アンパンマン」は12・9%、3位は「アナと雪の女王」で5・3%だった。

「妖怪ウォッチ」は、制作会社レベルファイブ(福岡市)が13年7月にゲームソフトを発売し、14年1月にアニメ放映が始まった。時計型のおもちゃや、メダルなどの関連グッズも売れている。「番組に出てくる特徴ある歌や踊りも人気を押し上げた」とバンダイはみている。

『妖怪ウォッチ』映画第二弾の情報が遂に解禁! 豪華特典付き前売券の内容は!?
今や国民的作品といっても過言ではない『妖怪ウォッチ』。そんな『妖怪ウォッチ』の映画第二弾の情報が遂に解禁されました! 正式タイトルが『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』に、公開日は2015年12月19日(土)に決定しました! さらに前売券発売日と、特典としてとびきりレアな「ピョンBメダル ベイダーモード」&「データカードダス妖怪ウォッチともだちウキウキペディア ジバニャンカード」のセットが付いてくることも決定! 妖怪ファンの子供たちのみならず、お父さんお母さんにも必見の特典に大注目です!
いまや、日本だけでなく世界中が注目している「妖怪ウォッチ」。公開に向けての今後の動向も要チェックです!

【解禁情報】
■映画タイトル
『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』

■公開日
2015年12月19日(土)

■前売券情報
発売日:2015年7月25日(土)
特 典:
「ピョンBメダル ベイダーモード」&「データカードダス妖怪ウォッチともだちウキウキペディア ジバニャンカード」のセット
※全国限定100万セット。特典はお一人様3セットまで。
※前売券の詳細は7月15日(水)発売の「月刊コロコロコミック 8月号」にて解禁予定です。

全国を回る妖怪ウォッチ『妖怪カー』デザイン発表!モデルは「大人の事情」につきコマさんに
2015年4月から行われているダイハツ自動車と『妖怪ウォッチ』のコラボ企画『妖怪ドライブ計画』から、全国各地を回る『妖怪カー』の「デザイン発表」篇が特設サイトで公開されたニャン!

コラボカーのモデルは勿論ジバニャン!!!ではなく、「ジバニャンは大人の事情で車にすることができず」(発表資料原文ママ)見送りになってしまったそうです。さらに、人気妖怪のグレるりんも、スピード違反で捕まってしまうという理由で選外となり、『コマさん』に決定しています。

待望のデザインはコマじろうによる「渾身のデザイン」とのこと。発表画像ではデザインにモザイク処理がほどこされていますが、特設サイトでは全容を確認することができます。
製作途中の写真によると、後ろにしっぽみたいな物が取り付けられるみたいですね。詳しくは7月中旬に更新予定の製作過程動画で紹介されます。

Yahoo!検索大賞2014 アニメ部門は「妖怪ウォッチ」
テレビアニメの放送開始とともに人気に火がつき一躍社会現象に。また「ジバニャン」をはじめとする登場キャラクターも人気になりました。

『妖怪ウォッチ』大人がハマる秘密
今年、小学生を中心に一大ブームとなった『妖怪ウォッチ』。12月20日の映画公開を控え、人気は高まるばかり。しかも夢中になっているのは子どもばかりかと思いきや、一緒に観ている父母の心も掴んでいるという。なかには「あの面白さは大人じゃなきゃわからない」と断言する人も。大人をも引き付ける『妖怪ウォッチ』の魅力とはいったい何か? 3つのポイントからその秘密をご紹介しよう。

●魅力その1「大人も『クスッ』っとできるオマージュ」
アニメ作品は1話完結型となっているが、過去のTVドラマやアニメなど、様々な人気作品のオマージュとも呼べる演出が随所にちりばめられている。例えば、『101回目のプロポーズ』。主人公のともだち妖怪であるジバニャンは、トラックに轢かれたことで地縛霊になってしまった猫なのだが、作品中何度もトラックに戦いを挑む。その際、「僕は死にましぇん!」と叫ぶのだ。その他にも、『太陽にほえろ!』『孤独のグルメ』など…。いずれも、小学生や園児の子を持つ父母世代がかつて熱中した作品を“ネタ元”にしていることが、大人たちを作品に引きつけるひとつの理由になっている。

●魅力その2「世知辛い日常を優しくフォローしてくれる!懐かしい妖怪」
『妖怪ウォッチ』では、日常的に起こる様々な出来事の「原因」=「妖怪のせい」という設定になっている。例えば、「わすれん帽」という妖怪は、その名の通り、人の頭に憑りつくことで記憶を忘れさせてしまい、物忘れの原因に。そうした“あるある”を「妖怪のせい」と謳うことによって、日常の失敗を優しくフォローしてくれる点は、子どもたちよりもむしろ大人にとっての方がありがたいのだろう。また、子ども向けゆえ、妖怪たちは決しておどろおどろしくなくチャーミング。その他、「口裂け女(口だけ女)」や「人面犬(じんめん犬)」、「トイレの花子さん(花子さん)」など、懐かしの妖怪も登場し、この点も大人たちのハートをガッチリつかんでいる。

●魅力その3「中毒性のあるテーマ曲とダンス」
『妖怪ウォッチ』に大人の目を向かせた3つめの立役者が、アニメのエンディングやゲームに登場するテーマ曲「ようかい体操第一」。振り付けは、あのラッキィ池田氏。「ラジオ体操第一」の曲名をパロディにしているだけあって、決して激しいダンスではなく、誰でもカンタンに覚えることができる難易度。振り付けも可愛らしく、ネット上では「YouTube」に実際に踊った動画をアップロードする人たちが続出。とくに、セーラー服を着た女子高生・まなこ氏、カナダ人モデルのテイテイが踊る動画は人気が高く、まなこ氏のYouTube動画は380万回再生を超えている。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

銀賞、銅賞は「もんげー」「妖怪のせいなのね」と、どちらも『妖怪ウォッチ』から。
今年大ブームを巻き起こしたレベルファイブのゲームが元の『妖怪ウォッチ』。本家『ユーキャン新語・流行語大賞』にもノミネート。アニメのOP/ED「ゲラゲラポーのうた」や「ようかい体操第一」もヒットしました。子どもたちはもちろん、大人までとりこにした『妖怪ウォッチ』。しかし、「妖怪のせい」「妖怪の仕業」だと言ってイタズラする子どもも増えて大変という面もあったり?

マックの妖怪がポケモン超えた、発売2週間150万部でギネス記録超え
マクドナルドは11月26日、現在販売中の「マクドナルドオリジナル 妖怪ウォッチカレンダー2015」が、2週間で150万部を突破したと発表した。

これは同社が「ポケモンカレンダー2010」で記録した、「1年間で最も売れたカレンダー」(Most calendarssold in one year)のギネス世界記録147万6,442部(2010年11月5日認定)を超える数字で、店舗でのカレンダー販売が終了次第、ギネスワールドレコーズに世界記録として申請を行う予定だという。

マクドナルドオリジナルカレンダーは、長年にわたり、ファミリー層を中心に好評の人気アイテムで、毎年、ハッピーセットに登場するキャラクターの中から、男の子からも、女の子からも人気の高いキャラクターが採用されている。昨年までは「ポケットモンスター」が起用されていた。

『妖怪ウォッチ』が起こした空前の“妖怪バブル” 画集や浮世絵までもが大人気
子供たちの間で大ブームの妖怪ウォッチ。昨年の夏、ゲームソフトの発売に合わせて、コミックを含むメディアミックスの展開を開始。今年の1月からは、アニメ放映に合わせて、腕時計型のオモチャに組み込んで遊ぶ「妖怪メダル」の販売が始まって人気に火がついた。年末に公開される劇場版アニメの前売り券は、配給会社・東宝の歴史上最高となる72万枚の売り上げを記録している。妖怪ウォッチのクリスマスケーキは、予約完売店が続出だという。

いまや市場規模は800億円を超え、ある種の社会現象にもなっている妖怪ウォッチだが、その影響を受けてか、ほかの「妖怪」関連のコンテンツの売り上げも伸びているというのだ。妖怪をテーマにした書籍が売れていると聞き、都内のある書店員に反応を尋ねた。

「妖怪関連の書籍コーナーを設けていますが、売れ行きは好調です。感触としては、武蔵大学の妖怪研究者・カバット先生の著作や、マニアックなところでは鳥山石燕の妖怪画集などですね」

書籍は誰もが手に取りやすいぶん、目に見えて反応が良いのだろう。さらに、妖怪を主題にした展示会でもブームの影響が表れている。今夏から秋にかけ、「江戸妖怪大図鑑」と題する浮世絵の展覧会を開催した、東京都渋谷区の太田記念美術館に、開催当時の状況を伺った。

「もともと展示内容は、けっして妖怪ウォッチを意識した企画ではなかったのです。ですが、普段の展示では高齢の方が目立つのに対して、今回は親子連れのお客さまも多く来場されていました。浮世絵に馴染みのないお子さまたちに楽しんでいただいたのは嬉しいですね」

会期中の来場者数は3万3000人を超え、大盛況だったという。元来、日本人には妖怪への憧憬が根強くある。その熱は、次世代にもしっかりと受け継がれているようだ。

「妖怪ウォッチ」劇場版アニメ第2弾が決定 2015年冬公開
レベルファイブのゲーム「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ第2弾が2015年冬に公開されることが決定した。

劇場版第1弾「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の公開は12月20日。映画1作目の公開前に2作目の公開が決定するのは異例という。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の劇場前売券は7月19日に発売され、50万枚の特典付き前売りは即完売となった。特典終了後も週平均1万枚以上のペースで売れ、公開8週前の時点で、東宝映画で史上最高数の72万枚を突破した(コンビニなどを除く、劇場取り扱いの前売券の販売枚数)。

“ゲラゲラポー”なぜ大ヒット? 『妖怪ウォッチ』に見る子供向けコンテンツと音楽の関係
今、子供たちの間で『妖怪ウォッチ』が大ブームを巻き起こしている。今年7月10日に発売したニンテンドー3DS用ソフト『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』は、販売本数が240万本を突破(メディアクリエイト提供、国内ゲームソフト売上ランキング/9月1日~9月7日)。アニメやコミックなどメディアミックスも盛んに行われ、人気の玩具にいたっては発売と同時に即完売。もはや社会現象と呼ばれるまでになっている。特に、今年から放映が開始されたアニメは夕帯の激戦区にも関わらず、高視聴率を記録。あの“ポケモン”をも上回っているというから驚きだ。

アニメが話題になると、当然ヒットするのが主題歌。本作も例にもれず、オープニングテーマ『ゲラゲラポーのうた』は、発売初週に2万枚以上を売り上げ、オリコンチャートの4位にランクイン。新小学1年生が好きな歌ランキングでも堂々の1位に輝くなど、注目が集まっている。

歌っているのは、キング・クリームソーダという男女3人組ユニット。ラップ担当のゲラッパーにZZROCK(ジージーロック)、そしてメインボーカルのマイコというメンバーからなるが、それぞれの詳細なプロフィールは(公式には)明かされていない。さらには、結成理由も「妖怪の仕業」とされており、本作のための特別ユニットとみるのが正しいようだ。とはいえ、表舞台には登場しないのかというとそうではなく、この夏は「a-nation island」にも出演。さらには、他局の音楽番組「ミュージックステーション」に生出演するなど徐々に露出の機会も増やし、年末の紅白出場にも期待がかかっている。

楽曲はというとラップが入っていたり、演歌調のフレーズがあったりと変化に富んだメロディラインは一聴するとちょっと気味が悪い。しかし、この違和感こそが中毒性の正体。曲の頭と終わりが「ゲラゲラポー」の繰り返しで永遠にループできてしまう構成も、何度も聴かせるための仕掛けだ。

子供向けアニメのテーマソングとしてヒットした例と言えば、思い当たるのがB.B.クイーンズの『おどるポンポコリン』。これは『ちびまる子ちゃん』の主題歌として長きにわたり使用された楽曲で、リリース時のオリコン年間シングルチャートでは1位を記録したほど。また、『妖怪ウォッチ』以前に子供たちの人気を独占状態にあった『ポケットモンスター』から生まれた『ポケモン言えるかな?』も、当時多くの子供たちに口ずさまれた。
どれもリズミカルで楽しげな曲調であることはもちろんのこと、「ゲラゲラポー」だったり、「ピーヒャラピーヒャラ パッパパラパ」のような無意味だけど耳に残るフレーズもポイントだ。アニメはその時その時間帯にしか見られないが、楽曲であれば、街中などさまざまな場所で耳に入ってくる。つまりは刷り込みが行われ、口ずさむようになる。アーティストにネームバリューがあるとか、露出が多いなどとは無関係に、ひたすらこの原始的なアプローチに支えられ広まっていくのが特徴的だ。実際、『ゲラゲラポーのうた』は、それまでアニメを観たことがなかった子供たちも、学校や幼稚園等でほかの子供たちが歌うのを耳にして、知ったという事例も多いそう。いかに子供の口コミにうまく乗れるかが、ヒットの大前提にあるというわけだ。

子供向けコンテンツが一度当たると大きいと言われる理由が、こちらが探さずとも勝手にターゲットが生まれ続けることにある。たとえ、今夢中になっている子供たちが成長しても、次なる世代が下に控えている。その繰り返しで息の長いヒットが見込めるのだ。『妖怪ウォッチ』もこの勢いを見る限り、今後数年は一大コンテンツとして台頭するのは間違いない。つまりはこの“ゲラゲラポー”、数年後の未来までヒットし続けることを確約された稀有な楽曲なのである。

劇場版「妖怪ウォッチ」、特典付き前売券騒動「重く受け止め」 入場者プレゼントは中学生以下、500万人に
劇場版「妖怪ウォッチ」製作委員会は、特典付き前売り券が入手困難となった状況を重く受け止め、映画公開時の劇場入場者プレゼントについては「ファンのお子さま始め皆さまのお気持ちに応えられるよう」善処すると明らかにした。

入場者プレゼントは中学生以下の子どもが対象。500万人に「妖怪メダル」をプレゼントする。詳細が決まり次第、公式サイトなどで発表する。ただし劇場前売券特典「妖怪メダル フユニャン」とは異なる。
特典付き前売り券は先着50万人限定で7月19日に発売され、徹夜で長蛇の列ができるほどの騒ぎとなった。入手できなかった子どもがいる一方で、ネットオークションでの高値出品が相次ぎ、批判の声が上がっていた。製作委員会は「多くの希望者の方にご購入頂けない事態となりました事を心よりお詫び致します」と謝罪している。
あわせて、劇場版の応援イラスト&メッセージを募集し、作品を送ってくれた人から抽選10万人に「妖怪メダル フユニャン(G)」をプレゼントすることも発表した。前売特典のフユニャンメダルとは絵柄が異なるが、QRコードは同じという。

妖怪ウォッチに行列、親は大変 「とりつかれたみたい」
昨夏発売のゲームソフト「妖怪ウォッチ」が一大ブームに大化けしている。怖くない「ゆるキャラ」風が子どもたちに受けて、親たちがおもちゃなどの関連商品を求めて炎天下を走り回る。品薄と周到なメディア展開にあおられた人気はどこまで続くのか。

東京・銀座の玩具店「博品館トイパーク」で7月31日夕、「妖怪ウォッチ」のゲーム機のボタンを9歳の男の子が何度も押していた。勝ってくじに当たると、「妖怪メダル」がもらえるが、負けた男の子は懲りずにまた長い列の後ろに並び直した。
埼玉県川口市から来た母親(34)は「4時間半も続けている。まるで妖怪にとりつかれたみたいに」と語りながらも、自らもメダル獲得のため列に並んだ。
メダルを使えば、店頭のゲーム機に自分が持っている妖怪を呼び出すことができる。2枚入り180円(税別)で玩具店などで買えるが、春ごろから売り切れ状態が続く。
妖怪ウォッチは、今年1月にテレビのアニメ放映も始まり、人気に火がついた。その高まりとともに、店頭から関連グッズも消えていった。
中1と小2の兄弟を抱える茨城県ひたちなか市の主婦(38)は、160枚のメダルを集めてきた。限定メダルつきの書籍の予約や映画の前売り券購入に、炎天下を走り回る。「こんな生活にはもう疲れた」とこぼすが、子どもに飽きる気配はまだないという。
博品館にも連日、メダルの入荷を尋ねる電話が後を絶たない。新商品の発売日には開店前から列ができ、あっという間に売り切れるという。ネットのオークションサイトでは、10倍以上の値で落札される例も珍しくない。
別売の腕時計型の玩具があれば、メダルを装着して妖怪を呼び出す雰囲気を味わえる。2日には腕時計型の新商品が発売される。7月に発売されたメダルは旧型では遊べないため、子どもたちには垂涎(すいぜん)の的。東京・有楽町のビックカメラは先着順で売る予定で、前日には数百件の問い合わせがあったという。

新作「妖怪ウォッチ」狂想曲 「絶対手に入れたい」家族総出で奔走
ゲームやアニメ、漫画、キャラクターグッズなどが次々と製作され、社会現象となっている「妖怪ウォッチ」をめぐり、夏商戦が本格化している。主人公が身につけている腕時計は全国的に品切れ状態が続く中、新作が8月2日発売。必ず手に入れたいと、子供だけでなく、親まで巻き込んでいる。関連グッズを特典にしたコミックや映画観賞券にも争奪戦が繰り広げられている。

今夏、もっとも子供たちから熱視線を集めているアイテムが「DX妖怪ウォッチ」と対応のメダルだ。「どうしたら確実に買えるのか――」。ネット上などで入荷情報が錯綜(さくそう)し、手に入れるために家族総出で奔走する姿は珍しくない。

物語では、主人公が時計を使って身近に潜む妖怪を発見したり、友達になった妖怪のメダルを装着して呼び出す。「DX妖怪ウォッチ」はその世界観を再現できるように生産。第1弾が1月に発売され、3月までに約10万個を売り上げた。発売から7カ月近くたってもなお、全国で入手困難な状態が続いている。

こうした中、新作「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」(税抜き3200円)が8月2日に発売。各地の玩具店などには開店前から長蛇の列ができるとみられる。玩具販売大手や大型家電量販店などは店頭予約を受け付けていないためだ。発売元のバンダイは販売個数を公表しておらず、発売日以降に各店舗ごとの入荷分だけ販売される。消費者は「どこの店が、どれくらいの数を売るのか知りたいけれど、直前まで分からない」と頭を悩ませる。

この“妖怪時計”に装着して遊ぶメダル(1袋2枚入り、税抜き180円)も入手困難。対応するゲームソフトやゲームセンターの専用機でも使え、品切れ店が続出。バンダイによると、6月末までに出荷量は3200万枚に達し、年内に累計1億枚を超える見通し。

この限定メダルを特典につけた商品は特需も。映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(12月20日公開)の前売り券は今月19日に発売され先着50万枚がほぼ完売。公開5カ月前にもかかわらず、発売当日は全国の映画館に徹夜組を含む大行列ができた。

また、漫画を連載している月刊コロコロコミック(小学館)は、限定メダルを付録につけた9月号(8月12日発売)が約4年ぶりに発行部数100万部に到達する。子供たちと妖怪のアツい夏はまだまだ続く。

≪スタンプ台に行列≫西武鉄道は妖怪ウォッチとタッグを組み、練馬や所沢など西武線10駅でスタンプラリーを実施中。スタンプ台には行列ができている。ラッピング電車も8月31日まで運行中。

特典付き劇場前売券が即完売で早くも転売 「子どもが泣いています」と公式Facebookに批判
子どもたちの間でゲームやアニメが大ブームとなっている「妖怪ウォッチ」。7月19日に発売された「特典付き劇場前売券」は徹夜で長蛇の列ができるほどの騒ぎとなり、公式Facebookに批判が集まっている。

これは12月20日公開の映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の前売券に、ゲーム内で使える「フユニャンメダル」とデータカードダス「Sレア ジバニャン」の特典がついたもの。全国の映画館で先着50万人限定で販売された。販売開始時間や購入枚数制限は各劇場によって違うものの、「1人6枚買える」「朝5時に並んだけど買えなかった」という場所もあり、Twitterでも多くの行列画像が投稿された。転売目的で並んだ人も多かったようで、ネットオークションでは高値での出品が相次いでいる。

子どもと早朝から並んで買えなかった人も多く、「子どもが泣いています」「販売枚数が少なすぎる」「他の映画のように入場者全員プレゼントにできないの?」といったコメントが殺到。「子どもの映画なのに子どもの手に入らない。誰のための特典なのか」と販売体制に対する厳しい批判の声があがっている。

夏の鉄道スタンプラリーでもポケモンに迫る勢い
夏休みのイベントといえば海水浴やキャンプ、花火が定番だが、最近は鉄道各社によるスタンプラリーもある。今年もJR東日本はポケモンスタンプラリーを開催するが、最注目は西武鉄道の『妖怪ウォッチ』スタンプラリーだろう。他にも東京メトロは『ハピネスチャージプリキュア』と『仮面ライダー鎧武』、東武鉄道は『クレヨンしんちゃん』、名古屋市営地下鉄は『ドラえもん』、9月末までの実施でJR四国は『アンパンマン』など、子どもに人気のキャラクターが勢ぞろいだ。

『妖怪ウォッチ』といえば、関連おもちゃが軒並み品切れになり、発売されたばかりの「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」(レベルファイブ)は初週で販売本数が130万本を超える人気ゲーム・アニメだ。夏休みに妖怪が見える時計を手に入れた小学生のケータが、出会う妖怪たちと友だちになることで問題を解決する内容は、登場する妖怪キャラクターの愛らしさなどもあわせて、よく第2のポケモンと呼ばれている。

『踏切天国』など鉄道関連の著作があるライターの小川裕夫さんは「『ポケモン』や『妖怪ウォッチ』のように収集願望をくすぐるものはスタンプラリーに向いています」と言う。

「長年続いている『ポケモンスタンプラリー』参加者の様子を聞くと、スタンプを完全に集めることが子どもたちの間でステータスになっています。そしてスタンプラリーは、子どもだけでなく保護者も含めた利用者が増えるので、鉄道会社にとってもうれしいイベントで、栄養補給に飲み物を買い食事もするため地域振興にも役立つ。利用者の満足度も高く、全体として喜ばれるものになっていることが多いですね。
鉄道会社にとって、学生が夏休みに入る時期は利用者が減少する悩ましい季節でしたが、それを埋め合わせる役割を果たしているのがJR東日本の『ポケモンスタンプラリー』です。JR東日本が夏の旅客減少対策に成功してからというもの、追随して夏休み向けスタンプラリーを実施する鉄道会社が増えています」

1997年に初めてJR東日本がポケモンスタンプラリーを開催したとき、通勤時間帯にターミナル駅で子どもが長い列を作っていると評判になった。その後、ラッシュ時を避ける時間規定やゴールを2段階に設定するなどマイナーチェンジを繰り返し、20年近く続く人気イベントに成長している。小さな子どもが、鉄道実習の高校生に補助されてスタンプを押す姿も見慣れた光景になった。

「鉄道会社が人気のキャラクターで子どもの関心を引くのは、後ろにいる大人をひきつけるため。大人の興味だけでは30~50代の忙しい世代は動いてくれません。そこで鉄道会社と地域振興とアニメ、親和性が高いこの3つを三位一体的に連動させてレジャーへ誘っているのです。この仕組みは実施者、協力者、参加者のいずれも満足度が高いイベントになることが多いのです。

自治体が単独でご当地もののアニメや小説に関連したスタンプラリーやイベントを実施することがありますが、人の流動性や盛り上げに苦労しています。ところが鉄道が加わると動きが生まれ、子どもが主役になると同行の保護者も含め利用者が増えます。ラッピング電車などは一回の訪問で写真を撮って帰るだけになりがちですが、乗り放題チケットを買うスタンプラリーは旅客ひとり当たりの単価が高いのも魅力的です。夏休みのスタンプラリーは今後もなくならないでしょう」

発表されているスタンプ設置駅をみると、『妖怪ウォッチ』は秩父まで遠征せずともスタンプが集められる。もっとも遠くても西武球場前までだ。とはいえ、夏休みで開放的な気分になっている子どもたちは大胆な行動に走りがちだ。トラブルが起きてから「妖怪のせいなのね、そうなのね」とならないように気をつけたい。

Googleは7月11日、2014年上半期(1月1日~6月30日)に話題となった検索ワードトップ10を発表した。

これは、検索数が急上昇したキーワードで、その時々のニュースや話題、流行を反映している。
5位の妖怪ウォッチは、子供に人気のRPG、アニメ。

大ブームを呼んだ“現代っ子ウオッチング”
ユニークな妖怪キャラクターが活躍する作品「妖怪ウォッチ」が子供たちの間で大ブームになっている。ゲームやアニメ、漫画などが製作され、グッズを売る公式ショップには親子連れが殺到。品薄のため営業を一時休止するなど、社会現象化している。人気の秘密は何か?原作者が力を入れていたのは、子供たちの気持ちや悩みを探る“現代っ子ウオッチング”だった。

「妖怪ウォッチ」は小学5年の主人公ケータが不思議な時計を手に入れて妖怪が見えるようになり、その妖怪と友達になっていく物語。「日常の出来事は妖怪の仕業」という設定で、人の頭に取りついて物忘れさせる「わすれん帽」や、おならがしたくなる「おならず者」などが登場する。

生みの親はゲームソフト会社「レベルファイブ」の日野晃博社長(45)。昨年7月にゲーム用ソフトを発売。企画段階からアニメ化などが前提で、今年1月にテレビ東京のアニメ放送とグッズ販売が始まると、商品が品切れ状態となる爆発的人気になった。

日野氏は「さまざまな媒体を使ってコンテンツを広め、ゲームにたどり着いてもらう戦略」と説明。子供心をつかむため、どんなキャラや物語に共感するか探る“現代っ子ウオッチング”に力を入れたという。

その結果、目指したのは「現代版ドラえもん」。のび太が勉強も運動も苦手なのに対し、ケータは何をやっても平均的。その背景を「現代っ子にとって、何一つできない落ちこぼれは感情移入しづらい。それより、普通であることを残念に感じるのが現代っ子の心理」と指摘。「殴るのは現代的でない」ため、ジャイアンにあたるキャラも暴力は振るわない。

子供たちの悩みも調査。「学校のトイレで“大便”に行けない」「忘れ物を学校に届けてくれた母親を同級生に見られるのが恥ずかしい」など、現代っ子の身近なネタを取り入れた。

ストーリーは「笑えること」を重視。その理由を「妖怪ウォッチは子供たちの救済コンテンツ。身の回りの悩みを妖怪のせいにして“大したことない”と笑い飛ばしてほしい」とする。

ゲームとアニメの世界進出に向けた交渉も始まった。時代と国境を超えて愛される作品となるか。日野氏は「ただ長く続くだけではダメ。ゲームもアニメもグッズも人気で、常に生きているイメージを保たなければ」と話している。

限定ショップが開店2日で営業停止、グッズ即完&来店者殺到
3月14日に東京駅の一番街に期間限定でオープンした人気アニメ『妖怪ウォッチ』をテーマにしたイベントショップ「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」が、来場者が殺到して商品を提供することが困難になったため、オープンから2日で急遽営業を休止したことが明らかになった。

『妖怪ウォッチ』は、レベルファイブが手がけた『ダンボール戦機』や『イナズマイレブン』に続くクロスメディア作品で、ゲームをはじめ、アニメ、漫画、玩具と多角的に展開。

ゲーム自体は2013年7月に発売されたが、今年1月よりテレビ東京系で放送がスタートしたTVアニメ、そしてバンダイから発売された、なりきり玩具『DX妖怪ウォッチ』や『妖怪メダル』によってさらに人気が加速。ゲームは売り上げランキングで再浮上、玩具は店舗側が購入制限を設けて品薄状態が続くなど、幼稚園児~小学生を中心に爆発的なヒットを記録している。

ようかい体操、妖怪メダル……妖怪ウォッチ人気が止まらない
ヘンテコリンなダンスを踊るイケメンお兄さんに子供たちが夢中──というだけの話ではない。今や踊れない子供はいないほど大人気の「ようかい体操」。テレビアニメ『妖怪ウォッチ』の主題歌である。
『ようかい体操第一』(4月23日発売)のCD発売イベントには500人以上の親子が殺到。

子供たちにウケているのが腕時計型のオモチャ「DX妖怪ウォッチ」。今年1月に発売されるや即日完売、今やネットで定価の3倍、1万円の値がつく。
「DX妖怪ウォッチ」にセットする「妖怪メダル」(1袋2枚入り/180円)は、発売後1か月で300万枚以上売れた。

昨年7月に発売されたゲームソフトは出荷本数70万本を記録、テレビアニメは高視聴率で『コロコロコミック』連載のマンガも大ヒット中。爆発的な人気で“第二のポケモン”の呼び声も高い。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 38

62.6 8 妖怪で小学生なアニメランキング8位
悪魔くん(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (41)
218人が棚に入れました
真吾君は、人間と悪魔が平和に共存できる世界を作る為の協力者を求めて、日夜魔法陣の研究に没頭していた、そんな或日、彼の前に現れた全身目だらけの百目によって“見えない学校”に連れて行かれる。そこで校長であるファウスト博士に出会い、自分が1万年に1人現れるという“悪魔くん”である事を知らされる。そして、ファウスト博士の指導の下に、真の悪魔くんとなって卒業し、ソロモンの笛を伝授される。その笛によって12人の仲間と契約を交わした悪魔くんは、ついに長年の夢である正義の力を手に入れたのである。こうして悪魔くんは、彼等の力を借りると共に、みずからも魔除けの風呂敷きで身を守り、タロットカードを駆使して、東獄大帝率いる悪魔軍団に立ち向かって行く。

声優・キャラクター
三田ゆう子、古川登志夫、深雪さなえ、永井一郎、田の中勇、西原久美子、小林通孝、丸山詠二、平野正人、西尾徳、片石千春、江森浩子、難波圭一、川島千代子、柳沢三千代、頓宮恭子、草尾毅、高木優佳、亀井三郎、永井一郎

67.9 9 妖怪で小学生なアニメランキング9位
岬のマヨイガ(アニメ映画)

2021年8月27日
★★★★☆ 3.5 (40)
143人が棚に入れました
居場所を失った17歳の少女。彼女が辿り着いたのは、どこか懐かしさと共に温かみを感じさせる、海の見える古民家“マヨイガ"だった。それは、“訪れた人をもてなす家"という、岩手県に伝わるふしぎな伝説。血のつながりがない新しい家族たちとの、ふしぎだけどあたたかい共同生活が、新しい居場所“岬のマヨイガ"でいま始まる――。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

心がざわつく優れた映画だと思います。青少年へのメッセージかな?

 他人が集まることで家族となる疑似家族ものの一種ではあります。東日本大震災の後の復興の一面を切り取ったような話でもあります。さらに、あらすじ通りではない部分もあるので、ネタバレとしておきますが、{netabare} 妖怪大戦争もの{/netabare}でもあります。

 これらがご都合主義的に組み合わさって、比較的派手な絵もなく音楽の無い場面も多く淡々と話が進みますので、退屈する人はするでしょう。

 ですが、この2人の少女が不幸を背負った原因を考えたときに、果たしてそんな単純な話なのか?と気が付きます。震災という大きな大きな不幸と、家族に起こった世間から見たら個人的な不幸。そのどちらも人々にとっては逃げ出したい現実になります。

 その中で自分は誰といたい、どうしたいという気持ちと向き合いましょうと。そして、誰を守りたい、どこで暮らしたいと言えるようになると、不幸から脱するきっかけと新しい何かがみえてくるよ、という風に見えました。

 この3人を助けてくれるのはなんといっても {netabare} 土着の妖怪 {/netabare}たちです。つまり、土地であり共同体です。これは人間も一緒でした。人間は弱いので、辛いもう離れたいと思う気持ちが出てきます。それが地域を滅ぼすことになるという事だと思います。

 本作については、見て欲しい対象年齢を少し低めにしていると思います。それは不幸な現実とどう向き合うか、ということを分かりやすく伝えたいからなのかなあ、と思います。
 震災の不幸も初めは少々デオドランドして、見やすくしすぎでは?と思いました。が、震災の不幸をクローズアップしすぎないように、そしてそこの嫌悪感恐怖感で映画が伝えたい「不幸」の本質を見失わないようにするためかなあと思いました。
 そして、なぜそうしたのかを考えると、逃げる=自殺とか考えてしまう少年青年に対する何かなのかなあ、という気がしました。

 とはいえ、大の大人が見ても、見ている途中で心がざわめく映画ですし、視聴後感はハッピーエンドではありますがこれからもいろんな不幸が起きるけど、戻るべき場所、共同体があるから頑張れるんだ、という風に見えました。

 なお、初めの狛犬のシーンはここでは述べませんが2つの見方ができますね。
 そして、飼われるのが三毛猫です。必ずメスですからあの家には女性しかいません。つまり巫女という風にも取れましたね。

 アニメーションとしての技術的なところは、超一流ではないかもしれません。評価点が平凡なのもそのせいです。が、作品としては、脚本とメッセージ、演出などで良くここまで仕上げたなあという印象でした。青少年向けという前提でいえば、100点中88点くらいつけてもいいかもしれません。

 ということで、隠れた名作だと思います。1回しか見ていないので、もうちょっといろいろあるかもしれませんが、1回集中して見たのでかなり疲労感があります。つまり、出来が良いということです。
 刺激とキャラ萌えを期待すると退屈かもしれませんが、視聴中そして見終わったあと、心が動く映画です。いい映画でした。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 8

54.9 10 妖怪で小学生なアニメランキング10位
ミヨリの森(OVA)

2007年8月25日
★★★★☆ 3.2 (37)
134人が棚に入れました
不仲な両親の間で育ったミヨリ(11歳)。そのせいか空想癖があり、いつも心を閉ざして他人との関係を
ずっと否定してきた意地っ張りな少女だった。母は男をつくって家を出て行き、ミヨリを一人で育てることに
不安を感じた父は、ミヨリを祖母の住む田舎に預ける。
祖母の家に着いた早々にミヨリは近くの森に散歩に出かける。ミヨリは何もない森の中で強い孤独を感じていた。
しかしその森で数々の不思議な出来事に遭遇し、やがて森の精霊たちがミヨリの前に姿を現しだす。

声優・キャラクター
蒼井優、天野ひろゆき、市原悦子、元ちとせ、高島彩、松尾翠、伊藤利尋、吉崎典子、佐々木恭子、辻親八
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ここに居たいと思える場所

最初に言うとこれは子供向け、児童向けです。
それを念頭に入れておかないとダメですね。
実は皮肉が込められているとか、奥深いテーマがあるとかそんなことはなく、とても素直な作品。

そのため僕は受け入れるまで時間がかかりました。
「なんだこれ面白くないじゃん!」・・と思いつつ、一時間くらい見続けていたらやっと面白みを感じられるようになりました。
素直な心がない人には忍耐が必要かもしれません。

でも最後まで見ると満足感ありました。
(100分超もあれば愛着もわくってもんですが)



あらすじは・・
両親の不仲をきっかけとして、幼少期を過ごした祖父母の田舎に預けられた主人公の少女ミヨリ。
森に住む精霊たちや村に住む子供たちとの交流を通じて、ミヨリは成長していく。


僕が最近観た作品としては『ももへの手紙』や『思い出のマーニー』の導入に近いと感じました。
しかしそれらと比較すると(テレビスペシャルということもあるかな?)質が低いように思います。
作画はのっぺりしてるし、キャストは俳優が多いので拙いし、話も淡々として盛り上がりに欠けるし・・。途中で止めようかと思いました。

まあ、そう思いつつも見ていたんです。
すると、段々と慣れてきたというか面白くなってきました。
作画案外イケるよな、蒼井優の声可愛いな、みたいな具合に。


物語はミヨリが田舎に馴染んできてから動き出します。

嫌々田舎で過ごしていたミヨリが少しずつ田舎を好きになっていく。
そこで生きている精霊や人間との付き合いが増え結び付きが強くなっていく。

そうして、今まで感じなかった想いが芽生えます。
{netabare}
自分の意志で選んでここに居たい、ここを守りたいと思う心。
受け身で自身の殻に閉じ籠っていたミヨリに初めて生まれた自我の心。
{/netabare}

後半はミヨリ役の蒼井優さんの演技がイキイキとしてきて、BGMも合わせてドラマチックに響き、高揚感を高めてくれます。

ミヨリが前半と打って変わって積極的に、頼もしい女の子になっているのも見ていて感慨深いです。
そう考えると長い時間かけてミヨリの変化を描いていたのにも意味があったのだと思えますね。
蒼井優さんの演技に関しても、そうした効果を狙ってのものだったのかな?って思います。


田舎っていいよね、とか。
人のせいにしてばかりじゃいけないよ、とか。
悪いことするとバチが当たるよ、とか。
そんな言葉も浮かびましたが一番はタイトルのようなメッセージです。
「私はここに居たい、ここで生きたいんだ!」と思える居場所を見つけられることって幸せだと思いました。


ミヨリのように、素直な心で接して見てあげてほしい作品ですね。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 17

65.4 11 妖怪で小学生なアニメランキング11位
妖怪ウォッチJam「妖怪学園Y ~Nとの遭遇~」(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (12)
28人が棚に入れました
超エリート校・Y学園には、多くの謎が存在する…。その謎に立ち向かうのが「YSPクラブ」。彼らはなんと「妖怪HERO」へと変身することができるのだ!そんな彼らに、妖怪史上最大の謎解明ミッションが下される!絶大な力を持つ生徒会、冷酷な風紀委員、更にはエイリアンの襲撃!?ジンペイたち「YSPクラブ」を待ち受けているのは、輝かしい未来か、それとも…?アッと驚くギャグ満載!ホロリと泣ける感動展開!まだ見ぬ新体験が、キミを待っている!Y学園…いや、この世界最大の謎を解明せよ!!

声優・キャラクター
田村睦心、井上麻里奈、遠藤綾、戸松遥、増田俊樹、小林千晃、小桜エツコ、小野友樹、関智一、福山潤

筒井筒 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

レベルファイブは、最高!

1話完結で面白い。が、じんぺいのギャグが、パターン化しない。飽きっぽいのかと、思う反面、よく言えば、創造的。学校で使えるかどうかは別として。なんでも、ツッコんでくれる友達もいるし。
相変わらず、平和な学園内で、結構事件が起こる。最近になって見てみたら、ナユタン星人が、別の何かにやられていた。ついこの間までは、憑依する精神たいじゃないかと思っていたのに、ロボットに変えられている。まあ、一次姿を消して、新編への挑戦か!? 

ただ、ウォッチアクションが、進化してるのはいいのだが、キャラの種類が、妖怪召喚と、憑依アクション。ここが、まだ、メダルの枚数が少ないのでなんともいえないが、各自の得意なキャラに変化するというところで、キャラが立つ。バトル中にも、追いコインで技とか出るときあるから、熱くなる時は、熱くなるね。

やっぱり、レベルファイブ作品は最強だなぁ、と感心させられる。

20201107
 エルゼメキア篇が、年末に向けて進んでいるのかと、新たな世界に行くのか心配している。話数的に、今年の残り5、6話くらいでしょ。またろうくんもヒーローになって、ますます目が離せない。でも、2話にまたいでバトルも難しそうだけどなぁ。エルゼメキアも、手先になりきってるだけみたいだし、人生に飽きたのかもしれないけど。
 また、新シリーズにつながる映画でも期待して待ってみましょう。でもコロナか。まあ、映画が必須条件ってわけでもないだろうし。宇宙をまたにかけてボケ倒すのは、、、オカルトものだけに、なんとでもなるか。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 3
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