奇跡で成長なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

77.4 1 奇跡で成長なアニメランキング1位
ゾンビランドサガ リベンジ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (419)
1447人が棚に入れました
「ゾンビランドサガ リベンジ」はMAPPAが制作を手掛けるオリジナルアニメ。新感覚ゾンビアイドル系アニメとして2018年10月~放送され話題になった「ゾンビランドサガ」の続篇だ。謎のアイドルプロデューサー巽幸太郎にゾンビとして甦らされた7人の伝説の少女たちが、ご当地アイドルグループ「フランシュシュ」として佐賀県を救うために奮闘する。TVアニメの監督は前作に引き続き境宗久さん、音楽制作はエイベックス・ピクチャーズが手掛ける。

声優・キャラクター
宮野真守、本渡楓、田野アサミ、種田梨沙、河瀬茉希、衣川里佳、田中美海、三石琴乃、吉野裕行、高戸靖広
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

続・佐賀が舞台の屍のSAGA

フランシュシュ第二章

副題は“リベンジ”。
平成の怪物が発したことで市民権を得たらあれよあれよと流行語大賞まで行きつく大騒ぎ。日本では“再挑戦”“挽回”の意味合いが強くなっちゃいましたけど、本来はおどろおどろしい“復讐”の意。
そんな和製英語と現地語間のギャップよろしく、一般的に認知されてる姿(再挑戦・挽回)に隠れている本来の生々しさ(復讐)がちらほら垣間見える作品となってます。

シリーズの中での位置づけとしては“中継ぎ”。
“先発”or“抑え”と違って名も売れなければ年俸も安い。つまり人気が出づらく評価も低くなる傾向になるやつ。誰も大谷選手降板した後のエンゼルス中継ぎ投手知らんでしょ?それと同じです。だがしかし試合終了して振り返ると極めて重要な役回りを担っていたことが分かるのです。アニメに話を戻せば、回収された伏線もあれば新たな布石も打っている。『進撃の巨人2期』みたいに完結が見えてくると再評価されるタイプに思えます。

私の評価は高めです。ヌルヌル動けばいいみたいな驕りはなく丁寧に仕掛けがなされてることが理由。
ただしそこは中継ぎの哀しい性。下方圧力がかかる要素は明記しておきます。

1.わりと重要なことを冒頭数分で纏めてました。カタルシスを得にくい仕様。
 ⇒{netabare}いきなり2期初出の“駅スタライブ失敗”と言われて最終回で挽回してもね。{/netabare}
2.ラスト(笑)
 ⇒見てのお楽しみ。そもそもゾンビ+アイドルと意味不明なんでもありが持ち味と言い聞かせる。

前世でのやり残しを“挽回”するリベンジはシリーズ通してのこと。それと2期冒頭でのやらかしを“再挑戦”するリベンジとがごっちゃになって迷子になりそうです。とりわけ後者に視点を置きすぎるとダメかもしれません。
最後のシーンもドリフのコントならOKでも評価が別れそうな気がします。なにせこれまではありえない不安になるシーンがあってもほどなく答え合わせできていてクールダウンというか胸を撫で下ろしていたのにそれがないわけですからおあずけです。


隠れているかどうかはアレですが、本来の生々しい部分に光をあてると

 「しっかり中継ぎの仕事してるよな」

と感心できる良作になってると私は思います。その理由はネタバレパートで後述。



※ネタバレ所感

■さすがavex

音楽にこだわりを見せてるのが◎。ヌルヌル動きゃいいわけではないのです。
・{netabare}山田たえのドラムアクターが川口千里氏とか本気すぎる{/netabare}
・{netabare}ギタープレイ純子がサビの前にエフェクター入れるとか芸が細かい{/netabare}
・{netabare}その『激昂サバイブ』から目覚めRETURNER (Electric Returner Type "R") 』の一連がアツい{/netabare}
 ⇒{netabare}選曲。『激昂…』が90年代流行したミクスチャーロックスタイル。要はロック+ラップです。それを80年代アイドル純子と00年代アイドル愛をつなぐ象徴的なシーンに持ってくるセンス。{/netabare}
 ⇒{netabare}またここで純子は殻を破り、先に進もうとする先輩の背中を見て愛も吹っ切れて、そんな愛のパフォーマンスがアイアンフリル詩織の心に灯をともす。3世代のアイドルが同時に前を向く感じが好き。{/netabare}


■残されたキャラ回

さくら・サキ・愛・純子・リリィはやりました。残るは…

{netabare}ゆうぎり姐さん。首の傷で結末は皆わかってました。きちんとその期待値を上回るキャラ回でした。
ついでに秦の始皇帝時代。不老不死求めた徐福なども絡んでスケール大きくなり物語の核心が少しばかり顔を見せます。ゾンビランド計画なのかなんなのか姐さん時代が起点だったっぽい重要回。{/netabare}

{netabare}他のメンバーより姐さんが達観してた理由。百戦錬磨の花魁だからと思ってましたけど…

生前は佐賀が地図になかった時で、復興を願う青年に想いを託して散華した姐さんだからこそ、復活してみたら佐賀があるし平和になってるしでホッと一息安堵してるからが理由のような気がします。

「あいつが駆けずり回った甲斐がある」

徐福さん経営のBarにて聞いた“あいつ”とは喜一なわけでして、こういうの平気でぶっ込んでくるから『ゾンサガ』は油断なりません。{/netabare}


■続編用の備忘

・{netabare}山田家代々の墓と源家の墓が隣同士(6話){/netabare}
・{netabare}徐福の寿命と佐賀の命運の関係{/netabare}
・{netabare}幸太郎のHPをゾンビィ達に分けてるんかな{/netabare}
・{netabare}キャラ回にハズレ無し。山田たえ回ものすごいことになる気がする{/netabare}

…からの妄想
{netabare}『たえかさくらのなかりせば』どちらかいなければ『のどけからまし』な状況で山田たえ(もしくはたえのご先祖様)が退かざるを得なかったのではなかろうか?と夢想する。
後世「せめてお墓だけでも」と両家隣同士に。たえが妙にさくらになついてるのも名残だったりして。{/netabare}


※無駄話

■走れ幸太郎

幸太郎さんそりゃ無茶です。前売りなしでスタジアムライブとか爆死不可避でしょうに。

{netabare}リターンは未知数。貧すれば鈍するというように困難な状態で選択肢が狭まり、根性論で乗り切れる前提で作戦を組んでしまう。日本の悪弊かもしれません。
悪しき代表例が大東亜戦争時の“インパール作戦”でしょうか。その牟田口廉也指揮官は{netabare}佐賀出身です。{/netabare}{/netabare}



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.06.26 初稿
2022.06.02 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 50
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ゾンビィィ

MAPPA制作。

ゾンビとして蘇った少女たちが、
ご当地アイドルとして佐賀県を救う。
新感覚ゾンビアイドルアニメ。

駅前スタジアムでの集客に大失敗し、
{netabare}莫大な借金を背負ったフランシュシュ。
メンバーは借金返済のためアルバイトに励み、{/netabare}
フランシュシュを復活させようとしている。

物語の導入部に色々と戸惑いますが、
タイトル通りリベンジの物語なのでしょう。
アイドルアニメとしてのクオリティ、
楽曲の良さや振り付けの完成度など、
その真価を徐々に発揮して欲しいですね。
可笑しくも破天荒な物語をまた願いたいと思う。

山田たえの意識は戻るのでしょうか!?

全員、顔色が悪い。期待を込めて。

最終話視聴追記。
{netabare}最後の局面は異次元の演出でしたが、
それ以外は凡庸な展開ではないでしょうか。
ただ全体的にキャラクターの背景は、
それぞれ丁寧に描かれていて好感が持てる。{/netabare}
存在感を増す山田たえの謎に期待である。
本能の赴くまま我が道を行って頂きたい。

ここからの展開は誰にも読めません。
期待感、割増しでお待ちしております。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 42
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

墓場より舞い戻りしダークホースは、本格派になって復活した!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1期は、期待値0からの大当たり。まさに、ダークホースだった。

それを受けての2期は、1期の意外性や爆発力は薄れ、「普通のアイドルアニメ」に「成り下がった」と言えるかもしれない。

でも、私は本作を楽しめた。それは、本作が「本格的なアイドルアニメ」に「成り上がった」と感じたから。

レビューでは、本作を高く評価したポイントを書こうと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
普通、アイドルアニメのちゃんとしたライブシーンって、2回か3回だと思う。序盤の失敗ライブと、最終回の成功ライブ。

ところが、本作は何回ライブした? しかも、全て「意味あるライブ」だった。

一番印象に残っているライブは、4話。タエのドラムソロからのロックな曲が格好良かった。もちろん、最終回のライブも魂がこもっていた。

私は本シリーズの1期を「ギャグアニメ」だと思っていたから、推しはなかった。が、この2期は「アイドルアニメ」で、推しもできた。当然、「ゆうぎり」さん。

佐賀事変、面白かったわ~。まず、佐賀にそんな歴史あるなんて知らなかったし、少し薄っぺらかったフランシュシュの活動方針に、「時間」という厚みが加わった。

それに、これまで一歩引いてフランシュシュの活動を眺めていたゆうぎりが、実は「佐賀のため」という思いが一番熱かったという展開。それは、あの人が目指していた世界であり、誰も自分を色眼鏡で見ずに、生前に味わえなかった青春を味わえる場所だから。

なんか、もう一度ゆうぎりに注目して、1期を見直してみたくなったな(笑)

11話からの洪水のクダリは東日本大震災を経験した身からすれば色々言いたいこともあるけど、本筋とは関係ないので、雑談に。

とりあえず、三期で完結しそうなんで、楽しみに待ちたいと思います♪
{/netabare}

【余談~11話で思ったこと~】
{netabare}
震災時、エンタメって思った以上に大切です。それはわかっています。

が、やはりライフラインが完全に復旧していない中で、あれだけ大がかりなライブをやることには、懐疑的でした。まして、九州で大雨だと、色々と複雑な感じもしました。

ただ、避難所において、子供の笑顔と笑い声が何よりも救いになるのは事実で、そこをリアルに描いていたのは良かった。

実際の避難生活で意外だったのは、キャンプかなにかと勘違いして友達と一緒に遊んでいる子供を、大人は誰も怒らなかったこと。

多分、大人は現実が見えていて、この後のリアルな苦労が分かるけど、何の根拠もなく、無邪気に明るい未来がくることを信じられるのは、子供の特権で。そんな子供がいるから、大人は心折れずにいられる。

もっとも、それは短期的な避難生活の話で、1ヶ月以上の長期避難になると、子供の騒ぎがストレスに繋がることもあるんだけどね。

まあ、批判も覚悟で描いた話でしょう。九州の方が不快に思わなかったのなら、私に言うことは特にありませんね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4、
OP、完全にふざけてる(笑) バイトで返せる額なのか? ボンジリー!(笑) サガン鳥栖(シュ)w ライブシーン気合い入ってるし、普通に格好良い曲だよな。叫ぶところの表情とか良いし。

2話目 ☆4
白竜? サキ回。ラジオ、確かにウケそうだよな。目玉飛び出た(笑) サキ、ガチ恋だったのか。それとも、今、死んだことを実感したのか。干からびてる(笑) これ、もしかして、毎回ライブ入れるの!?

3話目 ☆4
パソコン弱い(笑) 弾き語り、良いね。上手い。引き抜き、、、確かに、初代センターのそっくりさんが入ってきたら話題になるだろうけど、賛否両論だろうな。てゆうか、ゾンビだから入れないけどね(笑) 

4話目 ☆4
タエのドラムソロ(笑) エレキギターからのこれは、インパクトあるよな。巽の宝物、ぶち壊した(笑) ゾンビだからって、光るのか?(笑) 知名度アップ! 物語を加速できるよね。

5話目 ☆4
リリィ回。コナン過ぎる(笑) そして、悪いコナン(笑) 繁殖期のムツゴロウ(笑) 落語。めっちゃ本格派やん。失敗も計算。むしろ、演奏と証明を合わせてきたスタッフが優秀。バズったら勝ち。

6話目 ☆3
タエ回。速すぎて止まって見える(笑) 二千万(苦笑)

7話目 ☆4
新キャラ? 生きてる裸の女子高生を連れてきた(笑) 生きてる・巨乳・眼鏡っ子と、確かに今までいないメンバーだ(笑)  にしても、ライブの回数すげぇな。加入と卒業が同時という、伝説(笑) なるほど、現世をちゃんと生き抜くという。世代交代、という花言葉。死んだら加入できる(笑)

8話目 ☆3
似た人いっぱいいるな(笑) そうなんだ、佐賀の歴史は知らんかった。

9話目 ☆5
ヤバい、ゆうぎり、めっちゃ好きになったわ! 推しだな! ライブの曲も格好良いし、バーのマスター、まさかのつながりが。

10話目 ☆2
回想? ここでここまでじっくり見せる意味あるか? 超展開?

11話目 ☆3
洪水。賛否がありそうな展開だな。

12話目 ☆4
ライブ。力はあった。てか、曲が良いんだよな。最後、なんだよ(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36

74.2 2 奇跡で成長なアニメランキング2位
ARIA The AVVENIRE[アリアジアッベニーレ](アニメ映画)

2015年9月26日
★★★★★ 4.3 (265)
1680人が棚に入れました
capitolo1 その 逢いたかったあなたに・・・先輩の灯里に同乗してもらい、今日もゴンドラの練習に励むアイ。そのさなか、灯里は運河を行き交うゴンドラの中に藍華とアリスの姿を見つけます。プリマ・ウンディーネになってからというもの、忙しくてなかなか会うことができないでいた3人。ほんの短い時間とはいえそれが叶った“みらくる"に、灯里は過去のある出来事を思い出し、アイに語り始めます。capitolo2 その 暖かなさよならは・・・ある日のこと、アイは興奮気味に灯里に話し始めました。練習中にとっても“みらくる“な体験をしたというのです。見慣れぬ路地の奥で目撃したケット・シーの影…そして、ゴンドラを降りてその影を追った先で出会ったのは、姫屋支店とオレンジぷらねっとで修業中の二人のシングル・ウンディーネだったのでした。capitolo3 その 遙かなる未来へ・・・今、再びの未来をご一緒しましょう。

声優・キャラクター
葉月絵理乃、斎藤千和、広橋涼、大原さやか、西村ちなみ、皆川純子、水橋かおり、川上とも子

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

監督や制作スタッフの優しさを感じました

この映画は灯里の後輩であるアイちゃんたちが登場する三話編成の物語です。
とてもほのぼのとした温かい内容でした。

でも、物語の内容よりも、もっともっと感動したものがありました。
それは・・・
この映画で、監督や制作スタッフの人達の優しさを、充分に感じることができたことです。

この映画の制作のとき、アテナ役の声優である川上とも子さんやアテナの歌声を担当した河井英里さんは、既にガンの病気で亡くなられていたのです。

でも、この映画の第一話と第三話の最後で、河井英里さんの美しい歌声を聴くことができます。
回想シーンでは、川上とも子さんの声も聴くことができました。
そして、エンディングでのスタッフ紹介字幕には、お二人の名前が記載されています。
お二人は、この作品の中で活躍している。この映画に参加しているのです。

亡くなられた後もこのように周りの人達が大切にしてくれる。
この映画を制作された皆さんは、なんて優しい人達なんだろう。
まさにARIAの世界のようです。

それだけで私は嬉しくなってしまいました。


2021年の春、ARIA完全新作が劇場で公開され、アテナ役として佐藤利奈さんが担当されました。
その際、飯塚プロデューサからは「もちろん川上さんも引き続きARIAファミリーです」との言葉をいただきました。

ARIAは人と人との絆を大切にしている物語。
映画をつくる人たちの絆も 大切になさっているのですね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 48
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

その ARIAを完走された人たちに‥

約60分

火星に再現されたヴェネツィアの街を案内する水先案内人(ウンディーネ)のお話です。

テレビ版の3期の後のお話なので、1〜3期まで観ることをオススメします。

3つのエピソードで綴られております。

ネオ・ヴェネツィアの風景を観たときに懐かしさとともに自然と涙が溢れてしまいました。

ARIAを完走された方のボーナストラックみたいなお話でしたね。

はひーっ、変顔、恥ずかしいセリフ禁止!、健在でしたw

60分ですが、たくさんのことがいっぱい詰め込まれていました。{netabare}(ケットシーのお話、灯里とアリシアさんの出会いが印象に残りました。アテナさんの歌声も素敵でしたね。){/netabare}

1〜3話までの繋ぎも自然でしたね。{netabare}(ウンディーネ、ユーフォリア、スピラーレも久しぶりに聞きましたが良い曲ですね){/netabare}

思いは受け継がれていく、もっともっと続きを観たい‥そんな作品でした。

素敵なお話をありがとう。

最後に、観た映画館がレトロな雰囲気で、ARIAの世界観に合っていましたね。

その 雰囲気の中で観るARIA‥‥ 最高でした^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「あにこれ」で皆さんのレビューを拝見して、もう一度感動した作品

原作未読。
キャッチさんのレビューを拝見して、とても興味が湧いたので第1期から一気見視聴しました。
こういうことがあるのも、”あにこれ”ならではですよね

【この作品の魅力は、2度、感動を与えてくれたこと】
1度目は、作品を視聴して。
2度目は、皆さんのレビューを拝見して・・・。

【まず一度目の感動について】
この作品を第1期から第3期まで視聴された方なら、誰でも気にかかりますよね?
まず、{netabare}アリシアさんが去って、灯里が一人ぼっちになったARIAカンパニーのその後のこと。
第3期の最終話で、シングルになったアイちゃんが登場しますけどネ・・・。{/netabare}
そこで、もう一つ、{netabare}アイちゃんにも素敵な仲間がいるのかな?ってこと。{/netabare}

どちらも、この作品の中で語られます。
{netabare}灯里とアイちゃんは、かつてのアリシアと灯里のような素敵な師弟関係であること。{/netabare}
そして、{netabare}この作品中で、アイちゃんは素敵な仲間と出会います。{/netabare}

この作品を愛する者として、こういう”その後”の物語というのは、本当にありがたいです。
第3期の最終話で感じた、言いようのない寂しさが一気に吹き飛びます。

【そして、もう一つの感動について】
ARIAという物語は、人と人の絆を大切に描いている作品だと思います。

そんな中、この作品を視聴している時、一つだけ、理解出来ないことがありました。
それは、{netabare}アテナが{/netabare}お食事会に参加できなかったこと。

皆さんのレビューを拝見して、{netabare}アテナ役の声優の川上とも子さんと、アテナの舟謳を担当河井英里さんが、本作品の制作時には、すでに亡くなられていることを知りました。
代役を立てることは簡単だったと思います。
だけど、あえてそれをせずに、かつ、自然な形で物語をまとめた制作陣の絆の深さに、感銘を受けました。{/netabare}

多くの感動を与えてくれたこの作品に、感謝します。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33
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