夏休みおすすめアニメランキング 63

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの夏休み成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月12日の時点で一番の夏休みおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.2 1 夏休みアニメランキング1位
劇場版 のんのんびより ばけーしょん(アニメ映画)

2018年8月25日
★★★★☆ 4.0 (403)
1820人が棚に入れました
旭丘分校」の生徒はたった5人。学年も性格も違うけれど、いつも一緒に春夏秋冬の変わりゆく田舎生活を楽しんでいます。ある日、デパートの福引で特賞の沖縄への旅行券を当てた「旭丘分校」の面々。夏休みを利用して、皆で沖縄に行く事になるのですが……。

声優・キャラクター
小岩井ことり、村川梨衣、佐倉綾音、阿澄佳奈、名塚佳織、佐藤利奈、福圓美里、新谷良子
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夏、れんげ、昆虫

脱力系田舎ライフコメディの劇場版。

優雅で壮大な絵日記を見ているようだ。
星砂と水平線、灯台、満点の星々、
今日もたんぽぽクレヨンは大忙し。
幸せな日常が見事に表現されている。

立ち寄ったデパートの福引で、
特賞の沖縄旅行を当てる導入部から、
主題歌もさわやかで進行と演出が、
とても上手で物語に魅了されています。

私は「山」ではなく「海」に、
舞台を変えたことが、この世界観では、
悪い方に出るのではと心配していましたが、
まったくの杞憂に終わりました。

沖縄では快晴の空の下、
{netabare}ダイビング・カヤックからのマングローブ、
旅先での少女との夏の間の小さな友情。{/netabare}
みんなでもっと遊ぶのん!を体感して、
素晴らしく楽しい気分になりますね。

気忙しく疲れた毎日に、ビタミンと水分を届ける、
清涼感溢れる、癒しの日常風景。

皆さんもぜひ、ご鑑賞下さい。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 47
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

卓よ、世間ではそれを”ハーレム”と呼ぶんだぜ(笑)

TV版は第1期、第2期とも視聴済み。
TV版と1ミリも違わぬ、安定感抜群のほのぼのほっこりな世界観は秀逸です。

【はじめに】
{netabare}原作の単行本に付属されていたOVA『沖縄へ行くことになった』の前後の物語。
無口なのに存在感抜群の兄ちゃんが福引で沖縄旅行を引き当てるシーンと、全員の服装が同じ辺りからもうかがえる。

OVAでは、『沖縄旅行が当たった~!みんなで行くぞ~!』って、みんなで準備して、飛行機に乗ったところで終了。
あれれ?せっかくの「ひか姉&なっつん」コンビがまさかの不発で、どこか消化不良・・・。
そんな感想だったので、この作品はとても楽しみにしていたんです。{/netabare}

【舞台は日常から非日常へ】
{netabare}夏休み。
まずは、いつも通り4人で遊ぶ光景。
そして、偶然に偶然が重なり、デパートで買い物をする4人とかず姉、駄菓子屋、そして、卓兄ちゃん。
いわば、ここまではいつもの日常。

卓が福引で沖縄旅行を引き当てたところから、物語が徐々に”非日常”へと動き出します。

そして本作の舞台、沖縄へ・・・。
いつもの、山に囲まれた世界(日常)から、海に囲まれた世界(非日常)へと・・・。{/netabare}

【沖縄でも”らしさ”全開の面々】
{netabare}まあ、舞台が変わったとはいえ、いつものメンバーですからね。
ほのぼのほっこりワールド全開です。

面々の”らしさ”は何気ないシーンでもしっかりと描かれています。

個人的に一番ほっこりしちゃうのはバトミントンで遊ぶシーン。
れんげとバトミントンをする蛍。
あちこちに打ち返すれんげに振り回されながらも、れんげが打ちやすい位置に打ち返す蛍。
れんげに対して、しっかりとお姉さん役を果たす蛍らしさが良く表現されているシーンだと思います。

飛行機や食事の時の座席など、絶妙で良く考えられているし・・・。

終始ニヤニヤ、頬が緩みっぱなしです(笑)。{/netabare}

【唯一、いつもとは違うメンバーが、良いアクセントに!】
{netabare}民宿「にいざと」の看板娘・あおい。
夏海と同じ中学一年生。

民宿のお手伝いをする、しっかり者のあおい。
夏海にとっては、とても気になる存在。

夏海にとっては、同じ年齢の娘は”非日常”。
気になって当然ですよね。{/netabare}

【旅行の醍醐味の表現が秀逸】
{netabare}旅行の醍醐味の一つは、いつものメンバーで非日常を体験すること。
そして、最終日に感じる、得体の知れない”寂しさ”も醍醐味の一つだと思います。

あおいの存在が、旅行の醍醐味である、”楽しさ”と”寂しさ”を、分かりやすく伝えてくれます。{/netabare}

【個人的ツボ=ひかげの存在】
{netabare}フライング土下座~飛行機でビビる~難聴でグダグダ~子供部屋で床寝~船酔い~天然記念物~大人部屋でも床寝~ベット死守~泣いてねぇし・・・。
終始安定のボケ要員。
「ひか姉&なっつん」コンビは鉄壁(笑)。{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 39
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

残暑お見舞いなのん~

テレビアニメ「のんのんびより」のファンムービーとしては期待を遥かに上回る出来映え!
美しい自然と可愛く楽しい女子キャラたちによる極上の和みと癒し。
ストーリー性も充分あり、70分という、映画としては短めの尺ながら満腹度は100分以上の長編並みに感じる密度の濃さがありました。
作品の魅力が存分に表され、テレビ版を未視聴の方でも、日常癒し系アニメの人気作たる所以に納得し楽しめるのではないでしょうか。

《ストーリー》

旭丘分校の生徒たちをはじめとする田舎の村民9人の沖縄旅行顛末記。
ユーモラスなキャラたちの個性に沿った小ネタ満載の展開にニヤニヤと和むことしきり♪
そんな中にしっかり描かれる、脚本・吉田玲子さんお得意の、ちょっぴり切なくも心温まるハートウォーミングなエピソード。
のんのんらしい優しさもたっぷり伝わり大満足です!

《作画&演出》

テレビ版と同じく手書きの自然風景は美しく、キャラ画との親和性も高くて目の保養になります。(特に夜のワンシーンにうっとり!)

本作のシリーズを通して川面真也監督の演出面でつくづく感服するのは、シーン毎の間尺の取り方。
今回の映画でも、静止したキャラを見せられる度に笑い声や涙をこらえるのに必死になり、長回しで映る自然風景や建物などの器物を見てるだけでうっとりと癒されたり感慨に襲われてしまう。
しっかり情感を汲み取れる時間を充分とりながらも、決して間延びを感じさせないのは卓越した手腕ですね。

《音楽》

テレビドラマと同じくnano.RIPEさんによるOP。
nanoさんは作品に合わせた曲作りが上手く、海をイメージさせるサウンドでバカンスへの出発気分を盛り上げてくれました。
そしてこれまた同じくキャラ4人によるEDは、バックで場面を振り返りながら名残惜しい余韻に浸れました。

また、劇場ならではの音響システムで、水しぶきや波の音、無数の虫の音に包まれながら美しい景色を眺めてると、マイナスイオンのシャワーを浴びながらキャラ達と共に大自然の中に居るような幸せな気分になれました。

《キャラ》

今作では、なっつんこと夏海が一番活躍?
メンバーそれぞれの個性で笑わせてくれる中、いつもはからかい上手の彼女にキュンとさせられます!

あと個人的に一番楽しめたのは宮内三姉妹。
末っ子れんちょんの才能と感受性の豊かさは要所に描かれ、ホント、将来が楽しみな小学1年生。
長女かず姉には、意外な一面に驚きつつ楽しめました。
そして、キャラたちのお笑いの中でも突出してたのが次女ひかげ。
可愛い一面も見せ、今作のR-1グランプリ受賞でしょう♪

《声優さんの舞台挨拶初見学記》

今回、映画上映後にれんちょん役の小岩井ことりさんとほたるん役の村川梨衣さんの舞台挨拶を見る事が出来ました。

幅広い年代の250人程度の観客のほとんどは男性で平均年齢35歳といったところ。
小岩井さんの生「にゃんぱす~!」で始まるおふたりのトークは、村川さんの盛り上げ方も上手で、アニメ関連イベント初参加で変に緊張してた私も和やかな気分で楽しめました。

村川さんの地声は、ほたるんより「ヒナまつり」のアンズっぽく聞こえ、個人的に好きなキャラ声を生で聞けるのはテンション上がる~!
作品の架空の田舎の事をキャストみんなで「(仮)のんのん村」と呼んでるそうで、制作現場の楽しい雰囲気が伝わりました♪

小岩井さんのトークで、 {netabare} れんちょんがスケッチをプレゼントした夏海への気遣いについて、「テレビ版のひらたいらさんのエピソードで、夏海が機転を利かせてれんちょんを元気づけた事に繋がってる」と言われ、 {/netabare}私の感想も深まると共に、小岩井さんの作品への思い入れを強く感じました。


観光地の旅行先がメイン舞台なので、田舎の「のんびりさ」だけが成分不足ですが、それを補う「強壮バカンス成分」がてんこ盛り。
この夏の暑さを和らげるくつろぎと癒しの清涼剤をぜひご一服どうぞ~♪

投稿 : 2025/03/08
♥ : 34

84.0 2 夏休みアニメランキング2位
あの夏で待ってる(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2740)
13553人が棚に入れました
『その夏の思い出が、僕達の永遠になる』  空は、とても青く澄み渡って。 入道雲が、向こうの山を隠すほどに湧き上がって。 それはいつもの、僕らの街の風景なんだけど。 でも、かけがえのない「夏」だったのだと思う。 その男の子には、「なにもないけど、なにかしたい」って漠然とした気持ちがあって。 だから仲間と一緒に、映画を撮ろうと相談しているところで。 そんなとき、「特別」な女の子が、この街にやってきたんだ。 そして。 男の子の気持ちを、「特別」にしたんだ。
『とらドラ!』、『とある科学の超電磁砲』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を手がける長井龍雪監督のオリジナルアニメ作品。

声優・キャラクター
戸松遥、島﨑信長、石原夏織、荻原秀樹、田村ゆかり、阿澄佳奈、日高里菜

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

爽やかで甘酸っぱい恋愛を非常に丁寧に描いていた素晴らしい青春作品!!【総合評価:82点】

2012年冬に全12話で放送された作品。

『とらドラ』『超電磁砲』『あの花』などを手掛けた長井 龍雪監督のオリジナルアニメーション
代表作となる三作品がいずれも素晴らしい完成度と人気を誇る作品。
『あの花』でもオリジナル作品として結果を出しているだけあって期待
ですが、代表作の三つの評価が高いだけに、それらと比較されても大丈夫なのかと言う不安もありました。
しかし、この作品は代表作と比較しても十分な出来の見事な作品に仕上がっていたと思います。
自分としては、2012年冬、期待値を一番上回った作品でしたね。

この作品で一番自分が評価している点は恋愛要素にありました。
登場人物の5人が織り成す多角関係は非常に面白かった。
しかし、多角関係とは言え、ドロドロな愛憎劇になるのではなく、正に爽やかで甘酸っぱい青春を表現できています。
互いに想う相手の幸せを願って、自分の意思を主張できない。
そんな良くある心境をとても丁寧に描いていて、心情描写のレベルはかなりハイレベル。
良くある心情を丁寧に描いているので、非常に感情移入がし易くてとても素晴らしい作品でした。この作品は恋愛要素の暗い面の表現がほとんど無かったものの、甘酸っぱさの表現は抜群で、12話構成にしてこの完成度には脱帽です。

恋愛要素に関してはかなりの出来栄え、もう一つの大きな要素である宇宙人設定は若干微妙でしたね。
まぁ、ヒロインの宇宙人設定が根底にあるからこそ、恋愛要素も盛り上がったのでしょうが
でも、やっぱり恋愛関係の話が一応の収拾が付いた後、ヒロインの宇宙人としての設定を全面に出したラスト2話はどうも微妙な感じはしました。
宇宙人事態が現実味に欠ける事と約一名のキャラがかなり現実味を欠いて上、ラストでその現実味の無さに更なる拍車をかけて来た。
まぁ、その一名も普段の言動は不自然でも、要所要所でしっかりと良い仕事をして、恋愛要素を盛り立ててくれた立役者的な面もありますがね。

今までの爽やかな恋愛要素が宇宙人設定が根底にあるとは言え、心情描写がかなりリアルだったため、ラスト2話は浮いてしまっていた印象。
恋愛要素があまりにも素晴らしかったと言う事、しかもラスト2話まで宇宙人設定は表面的で恋愛要素がメイン
なので、ラスト2話で宇宙人設定を押した話を今まで盛り上がっていた恋愛要素の話と同等のレベルに持っていくのは無理でしょう。

とは言え、ラスト2話も急展開に置いてけぼりにされなければ非常に盛り上がる。
そして、テンプレなかなり使い古されたような展開ではありますが、感動できる作りにもなっています。
今までの複線もしっかり回収してますし、ラストとしては纏まりのある締めでした。

OP、ED、共に良好で非常に作品にマッチした楽曲でした。
歌詞も実はキャラが背景になっていたりして……

作品全体を通して、かなり面白かった作品でした。
特に本作のメインである多角関係は本当に甘酸っぱくも爽やかな恋愛を表現
キャラクターの心情描写も丁寧なので、感情移入もしやすく素晴らしいものでしたのです。
個人的には同監督のオリジナルアニメ作品『あの花』よりも断然本作の方が好きですね。
とても良い作品だと思いますので、未視聴の方は是非とも一度視聴するのを強くオススメいたします。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 132

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

季節はずれの忘れられない夏物語 ε- ( ̄、 ̄;A*) アッー

■「あの夏で待ってる」ってこんなアニメですヽ(*^^*)ノ
「おねがい☆ティーチャー」でお馴染みの黒田&羽音コンビがお届けするオリジナルアニメーションなんですね!
そこに「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の長井龍雪監督とキャラデザ担当の田中将賀さんのエッセンスが加わってなんともどこかで味わったことのある雰囲気に仕上がった作品になってますね♪

舞台は長野県小諸市、ときおり噴煙も見ることができる雄大な浅間山の景色がとっても素敵な場所ですね♪
ちょっと足を伸ばせばσ(・・*)アタシがたまに遊びに行く軽井沢があって、軽井沢の街並みも描かれているので、なじみがあってちょっとうれしい気持ちになっちゃいました♪

そんなノスタルジーな雰囲気と夏がとっても似合う街並みに、赤い髪が魅力的な女の子が空から降ってくるんです∑('◇'*)エェッ!?
こっこのパターンは(>▽<;; アセアセ…もはや王道!?
その名はイチカちゃん♪
何やら訳ありのイチカちゃんに巻き込まれる形で出逢う事となった主人公の海人[kaito]。
この瞬間から特別な夏が今始まろうとしているのですね♪
映画製作を通じて集まった仲間達と共にすごした、青春と一方通行の恋の行方はどんな形になって8ミリフィルムに残るんでしょうね(^ー^* )フフ♪


■4話までのちょっとした日記 φ( ̄∇ ̄o)
まず声を大にして言いたいですw
(* ̄o ̄)ゝオーイ…!! なぜ冬に放送するんですかー!!
百歩譲っても春放送くらいですo(≧∀≦。)ノ
四季折々様々な情趣を見せてくれる自然豊かな長野県が舞台で、しかもタイトルに『夏』って付いているのにもかかわらずですよ…冬放送はあり得なさすぎです!
なつまち製作委員会の皆様方…猛烈に反省してくださいね!!
って事で「今は夏!!」って念じながら視聴開始するのでした♪ \(;゚∇゚)/ナツダー…ε-(´o`;A アチィ☆

ヒロインのイチカちゃんと主人公の海人くんは、まぁ…ポイポイッ(/・・)/⌒ξ:D┼<ξ:D┼<って放っておいてもいいかなぁって思ってます!
紆余曲折しながらも一生忘れられないような青春の一ページを作っていくんだろうなぁーって思ってるので、この二人意外に注目していこうと思ってるんです♪
しかもこの作品、あえて登場人物を絞ってキャラ一人一人を丁寧に描写するって意気込みなので結構内容は期待してるんです(#^.^#)
とくに、柑菜[かんな]、哲朗[てつろう]、美桜[みお]、檸檬[れもん]、この4人の関係って1話目から微妙な関係だったりしているので、作品の善し悪しを握っているように思ってます(^ー^* )フフ♪
過去の作品と比較している人が多いのですけど、この作品には演出云々よりも、登場人物の飾り気のないちょっとした感情や表情などを大切にした、深みのあるストーリーを期待したいなーって勝手なことを思ってますw


■総評
まず全体の印象としては、長井監督らしい作品に仕上がっていたんじゃないかなぁって思います♪
1クール12話の中に甘酸っぱい青春ラブストーリーがギュッと凝縮されていて、観ていて非常に心地よく爽やかなストーリーに個人的には大満足でした(*^_^*)
なんといってもキャラクターの「表情」「心情」「言動」がとても丁寧に描かれているので、観ている側にとっても分り易く感情移入しやすい印象を受けました。
感情移入しやすくしていた要因としてもう一つ、ナレーションの効果は大きかったと思います (o^-')b グッ!
やっぱり人は言葉で発するよりも、言葉に出せない感情の方が多いと思うのです☆彡
揺れる感情や言い出せない胸の内をナレーション風にストーリーに織り交ぜられていて、キャラクターごとの心境が手に取るように分かるのでより感情を揺さぶられるのでしょうね♪
お互いの感情が絡みあうような恋愛模様については、悩み傷つきながらも前に進もうとする前向きな恋が描かれているので、どんな恋の結末となっても清々しい気持ちにさせてくれるのではないのでしょうか (*^0゚)v

それと前述したように主人公とヒロイン以外の役どころが絶妙で、ストーリーを引き締めて飽きさせない要因だった気がします♪
とくに神出鬼没の檸檬先輩の存在は宇宙人設定のSF部分のパイプ役に一役買っていた感じですね♪
それにしても一体何者なんでしょうねw うふふふふっ(*゚v゚*)

長井監督の次回作が待ち遠しいです(*^▽^*)

あっそうそう♪ 公式ホームページの「なつまちBOX」短編ノベルをまだ読んでないファンの方は是非♪
霧島海人編と谷川柑菜編がありますよ~♪( *^-゚)/⌒☆゙


■MUSIC♬
OP曲『sign』
 【作曲】折戸伸治 【編曲】高瀬一矢【歌】Ray
 Rayさんのファーストシングル。
 AIRの「鳥の詩」の作曲でお馴染みの折戸&高瀬さんコンビが楽曲担当で注目されてました♪
 爽やかな印象のデジタルポップサウンドとあどけなさを感じさせる歌声が特徴ですね!

ED曲『ビードロ模様』
 【作詞・作曲】中沢伴行【歌】やなぎなぎ
 注目は「君の知らない物語」でsupercellのゲストボーカルだったやなぎなぎさんです♪
 この曲がメジャーソロデビュー第一弾となりました!
 テクノポップサウンドに乗せた落ち着きのある爽やかな歌声がとっても聴き心地の良ですね(^^♪


2012.02.10・第一の手記
2012.06.28・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC♬)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 93

mennma2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

悲しまないで1人じゃないよ僕達はあの夏で待ってる。

このアニメすごく良かったです!
最近見終わったばかりなんですがこんな面白いアニメがあったとは…!
柑菜すっごっーく可愛かったです!
というか柑菜いなかったら見てなかったです。
ヤバかった。 声優さんも豪華でした。
島崎信長さん・戸松遥さん・石原夏織さん・荻原秀樹さん・阿澄佳奈さん・
田村ゆかりさん…豪華すぎです。
1話で修羅場になってそこから安定の面白さでした。
最終回の終わり方も良かったです。
あの夏で待ってるの新作アニメ制作が決定したそうですね‼
おめでとうございます‼

~ストーリー~
主人公・霧島海人はある日の夜、趣味のカメラで夜景を撮っていた。
すると、空に光る物体を目撃てしまう。次の瞬間海人は湖から落下し重傷を負ってしまう。朦朧とする中、海人がみるのは女性の手が海人の手を握ろうとする所だった。
翌日、目を覚ました海人だったが何も傷は負っていなかった。疑問を抱くもののそのまま登校。学校につくやいなや美少女が転校してきたと噂になる。
それは1学年上の3年生・貴月イチカだった。彼女に何か見覚えがある海人は興味を抱き始める。そんな海人を見兼ねた石垣哲郎は海人がやってる映画撮影にイチカを招待する。
この出会いがひと夏の恋の物語へと繋がっていく。
そしてイチカが来ることによって海人・柑菜・哲郎・美桜の関係はどうなってしまうのか…
そしてイチカの正体とは…

投稿 : 2025/03/08
♥ : 76

82.0 3 夏休みアニメランキング3位
ぼくらの(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1891)
9838人が棚に入れました
政財界の権力者たちは、「子供たちの契約を解く鍵を探す」という建前の元に、ジアースの技術を研究して産業や軍事に利用しようとする。子供の親たちは、子供を救う方向に世論を動かす為に、ジアースの情報公開を目指して協力し合う。しかしその企ても権力者の陰謀によりつぶされ、子供たちはこの地球からも孤立してゆく。

声優・キャラクター
皆川純子、阿澄佳奈、野島健児、三瓶由布子、牧野由依、能登麻美子、浅沼晋太郎、比嘉久美子、宮田幸季、高梁碧、織田圭祐、井口裕香、杉田智和、保志総一朗、阪口大助、東地宏樹、石田彰

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

僕たちに、救いなどない。

命とはこんなにも儚いモノか・・。


誰の為だとか、何かの為だとか、そんな事は知った事じゃない。
所詮、他人事は他人事。自分以外は皆他人。
愛だの、仲間だの言ってるやつに限って、肝心な時に逃げ出すんだ。
何が地球の為だ。何が平和の為の犠牲だ。
何故それが自分なんだ?


意味が理解出来ないままの者、取り乱す者、決心が付いてる者、戦いたい者、それぞれがそれぞれの気持ちで戦う。むしろ、戦うしか選択がない。


ほら、次は君の番だ・・。


夏休み。自然学校に集まった15人の子供達。
そこで過ごす時間は彼等にとって素敵な思い出になるに違い無かった。
彼に出逢わなければ・・。
ゲームと称し、ロボットに乗って敵を倒していく。
それを聞いた子供達の好奇心は、夏休みという胸踊る時間に、
最高潮に達し、迷わせる理由など無かった。
大きな代償があるとも知らずに。


1人、2人、3人・・徐々に明かされる、残酷な真実。
まだ中学生だった彼等には、想像を遥かに超えた現実。
何億人といる人類の中のたった15人。
それでもひとり、ひとりがこの瞬間を生きていた。
まだ、夢や希望さえはっきりしない。
そんな子供達に世界は何を願う?



まず、この作品は、確実に万人受けはしないと思いました。
テーマが大き過ぎる。そして、残酷です。
こういった作品が好きな私でさえも途中で観るのをやめたくなる程でした。
何故か?それは、全く希望がないんです。
一体何の為に戦い、その先に何があるのか?
たいした特徴もない、そこ等辺に居るただの子供達に何が出来ると言うのでしょう・・。
それでも、子供達は精一杯の生命力を捧げていた。
その姿に私は、悲しくなるばかりでした。


そして、この作品のジャンルはロボット物なのでしょうか?
私も事前に言われましたが、ロボットに期待はしてはだめです。
まったくもってダサいです!
ダサいという次元の話でさえないかも。


見どころは、各話主人公の子供が変わり
基本その子供中心の話になるところですかね。
まぁ、そうならざるを得ないですが・・
特に後半にかけて面白くなります!(「面白い」と言う言葉は自重したい位ですが、表現が見つからないのであしからず。)


こう思うのは、私だけかもしれませんが、
気軽に観れる作品ではないと思いました。
(決して否定ではありません。作品自体は観れて良かったです。)








投稿 : 2025/03/08
♥ : 38
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

あなたは植林の間引きをしたことがありますか?

この物語は壮大な内容とともに決して救われない物語です。
OPやEDの歌が美しいがために、より一層、残酷さや悲しみが増してきます。

ゲームをしようと誘われて契約をした15人の子供たち。
しかし、そのゲームは、実はゲームではなかった。
私たちが住んでいる地球を救うための戦いでした。
{netabare}
操縦者は戦闘ごとに変わり、
戦いに負けた場合は、即、地球が消滅する。
戦いに勝っても操縦者の命は奪われてしまう。 {/netabare}
何とも救いようがない話です。

しかも、戦う相手は、パラレルワールドである別の地球の選ばれた子供たち。
戦いに勝つということは、戦いの相手が住む地球を消滅させるということ。
勝っても素直に喜べません。

この戦いを企てたのは、高次元宇宙に住む神か悪魔のような人たち。
パラレルワールドの地球が増えすぎたために、植林のように間引きをする。
そうすることで宇宙がより成長していく。そんな単純な動機です。

私たちも、植林の際、間引きをします。
丈夫な木がより良く成長するために。
そのとき、私たちは何の罪悪感も感じません。
この物語の戦いを企てた人たちと同じような気持ちだと思います。
それは、解決しようがないむなしさを考えさせられました。


操縦をする子供たちは、それぞれ心の内に抱えているものがあります。
でも、家族のために歯を食いしばり戦ってゆきます。

その中でも私は、妹や弟を大切にしていたダイチが一番好きでした。
弟や妹との最後の日を一生の思い出にしようと決めていたダイチ。
その最後の日が無残にも砕け散ってゆくのが悔しくて悔しくて…

最終話でダイチの弟や妹が登場します。
ダイチの弟は、兄が突然失踪したので自分たちが捨てられたと思い込み、心が荒んでいました。
{netabare} 唯一生き残った{/netabare}カナが、彼らにダイチの素晴しさを説明するシーンがありますが、
その描写をもっと詳しくしてほしかった。
そうすればもっと感動できたと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 38

Smog さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

現実離れした欝展開に何を求めるか。追い詰められた人間の心理を描く作品。

コミック原作。
全24話。
原作未読です。

唐突に現れた未知の敵を倒すために、巨大ロボのパイロットに選ばれた子どもたちの葛藤を描く内容。
最初から最後まで暗くて切ない展開で、追い詰められた人間の心理を描いた作品です。

一番の見所は、欝展開でしょうか。
おあつらえ向きに用意された舞台で、悲劇のヒロイン&ヒーローよろしく子どもたちがどんどん欝展開に巻き込まれていきます。
話が進めば進むほど欝展開と葛藤の度合いが大きくなり、見ていて暗い気分になります。
欝展開は苦手なのですが、あまり欝にさせないようにする演出も意識されていて、暗く切ない展開でも見るに堪えないということはありませんでした。

ストーリーについて、伏線回収の演出が秀逸でした。
少しずつ明らかにされる世界観、設定の描写が視聴者を引きつけます。
次回が気になる構成はお見事でした。

また、特に登場人物の心理描写に力を入れている印象でした。
対価、報い、救いなど、追い詰められた人間が求めるものを登場人物にあわせて描写しています。
ただ、あまりに現実離れしすぎていて、本当にそんな心理になるのかどうか疑わしく、感情移入はしづらかったです。

作画について、戦闘シーンが印象的でした。
メインではありませんが、ロボバトルの要素があります。
躍動感あふれる一般的なロボものとは違い、妙にゆったりとした動きが特徴です。
あえてそうすることで、重い世界観にあわせてある演出だと感じました。

また、OP、ED、アイキャッチの演出も印象的で、暗い雰囲気を盛り上げていました。
これらが本編とさりげなくつながっていく様子の描き方は秀逸です。
欝展開になりすぎないような配慮といい、細かいところにこだわりを感じました。

音楽について、暗くて切ないものが多いです。
OP、ED、アイキャッチも含めて、世界観にあった選曲でした。

声優さんについて、登場人物が多いため、キャストが多いです。
一番印象的だったのは、石田彰さんでしょうか。
憎らしさたっぷりの悪役演技がステキでした。

普段は欝展開のアニメは敬遠していますが、おもしろいと紹介されて視聴を決意しました。
アニメならではの演出で、絶望の中にも救いがあるというメッセージを感じましたが、やはり欝展開は苦手なんだなぁと改めて認識した作品です。

欝展開が好きな方、視聴後に切ない余韻が残るアニメを見たい方におすすめできるアニメです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 37

82.9 4 夏休みアニメランキング4位
のんのんびよりりぴーと(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (1553)
7373人が棚に入れました
「旭丘分校」の生徒はたった5人。学年も性格も違うけれど、お花見をしたり、川で遊んだり、いもほりをしたり、かまくらを作ったり・・・いつも一緒に春夏秋冬の変わりゆく田舎生活を楽しんでいます。穏やかで何気ないけれど、笑えて、ほろっとして、心があたたかくなる。そんなゆるやかでやさしい時間が再びはじまります。

声優・キャラクター
小岩井ことり、村川梨衣、佐倉綾音、阿澄佳奈、名塚佳織、佐藤利奈、福圓美里
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

《祝・第3期制作決定!》裏切られた!(良い意味で・・・)

『のんのんびより』の第2期。

こまちゃんやなっつんのお兄さんは中3だったから分校を卒業して、れんちょんは2年生になって、新しい後輩とか転校生とか出てくるのかなぁ…。

見事に裏切られました。
「第2期」は「第1期のアフターストーリー」というのが常識だと思っていた私にとって、「第1期のアナザーストーリー」とは斬新でした。
だから『りぴーと』なのね・・・。

和み要素は第1期同様。コメディ要素は第1期より強くなったかなぁ。
作画の綺麗さは第1期以上か?
第1話。れんちょんが職員室を覗き込んだシーンで、光を反射しながらホコリが舞っている画は感動モノでした。

{netabare}9話のなっつんとひか姉のお月見の話がコメディ回としては最強。
この二人は良くも悪くもムードメーカーだから、二人が絡むと神がかります。
第10話のれんちょんと駄菓子屋の話が感動回としては最強。
この二人のエピソードは第1期から何か感動しちゃうんだよなぁ…。{/netabare}

いやぁ~、和むわぁ~・・・。


2019/5/11追記
公式ホームページで第3期の製作が発表されました。
今から楽しみですね。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 105
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゆびきりなんていらない

SILVER LINK制作。

なぜか心に沁みるのです。
大人になると無垢な部分に反応する。
何も計算されていないのがいい。

補助輪なしの自転車を練習し、
ピカピカの小学1年生が、
入学を翌日に控え通学の練習をする。
{netabare}不意にやって来る妖精ごっこ、
木の棒はきっと伝説の剣なのでしょう。
桜満開の木の下で静かに終幕を迎える。
小鳥のさえずりが心地良いですね。{/netabare}

主題歌「こだまことだま」
忘れ物をしよう 揃わないように
片っぽ預けるよ また会えたなら果たそう。

豊かな自然に囲まれて日々を過ごす。
季節の息吹、四季を楽しむ。
秘密基地と大冒険、遠くまで行き過ぎて不安になる。
経験は違えど、懐かしい気持ちになる。
駄菓子屋でプロ野球カード付きのポテチを買う。
コンソメ味ばっか食べる。
うまい棒めんたい味を買い占める。
日が暮れて5段変速の自転車で帰る。

ここは優しいおかえりが待っている場所だ。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 88
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

何回も繰り返す~その度涙する。゚(゚´∀⊂。゚

原作コミック 全12話 原作未読
              ~田舎がいっぱい見ごろなのん♪~


「ウチ、またみんなに会えるのん(๑'Δ'๑)ノ」

まったり~ゆったり~やさしい時間がながれる~
珠玉の癒し系日常作品「のんのんびより」が帰ってきた!!!

“のんのんびより りぴーと”

その名の通り私、何度も観ては”りぴーと”してしまったのん♪


お話しの構成は1期と同じ時間軸の1年間を―
1期では描かれなかったエピソードたちをもう一度って感じ_((Ф(・ω・`)

はじまってすぐ、やっぱり『れんちょん』!!!
ピッカピッカの1年生でランドセルを背負った『れんちょん』が
きゃ、か、かわぃいのなんの(o´艸`)。♥。・゚♡゚

相変わらずのれんちょん節全開なんなぁฅ(๑'Δ'๑)

何もかもが初めてで、ちょっぴり不安もあるけれど
わくわく期待を胸に、瞳をキラキラ輝かせては∀☆)、
何事にも興味しんしん、果敢に飛び込む『れんちょん』は…

ぉぉぉーー(๑◎Δ○๑)って顔して、もぉこれかわいすぎる♡

ぃや、このかわいさは {netabare}マナー違反なんなぁΣ(>∀♡ノ)ノ w(大絶賛)w {/netabare}

もはや『れんちょん』の存在そのものが唯一無二♪
{netabare}”おーとくちゅーる”な女のコですから(*→∀←*)♡oププw

あれ?!w オートクチュールの使い方合ってるん? 自信ない(`・ω・´)キリッw {/netabare}


そして、今作でも…(。 ノ∀<)σw 待ってました♪ こまちゃん劇場w
{netabare}水に注意ネタ{/netabare}はもう最高に笑いが止まりませんでしたよ(´゚∀゚)・:.・:∵ブハッw

れんちょん:「こっちっも抑えてみるん(๑Δ-๑)piq←蛇口w」 からの~

もぅお約束ですな。:+((*´艸`))+:。ププw

{netabare}着ぐるみ姿ももかわゆすでしたなッ♪{/netabare} やっぱりお約束ですな。:+((*´艸`))+:。ププw

{netabare} 携帯メール✉とか。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャw {/netabare}

ぅん♪ 私的に特に好きな2人なので、書き出したら
原稿100ページに収まらないのでここいらで〆(・ω・o)キュ

私最近…好きなキャラを愛欲のままにヌメヌメと書き連ねては
歯止めがきかなくなる節があるからネ(。・ ω<)ゞてへぺろ♡
その手には乗らないのん♪…w


なっつん、ほたるんにも見せ場がてんこ盛り♪

『なっつん』普段はふざけてて、めんどくさがりな雰囲気ですが
仲間想いというか… 他人の気持ちを汲みとれるとっても優しいコだなぁって(´Д⊂。゚
そんな心暖まるエピソードに涙…涙・゜・(ノД`)・゜・

『ほたるん』は普段みんなの前では見せない”○えんぼ”な一面が
見られて、可愛かったですネ♪

私的には愛犬『ペチ』がかなりファインプレーしていたと思います(・∀・)ナイス!
{netabare} 「ペチのがかわいいでしゅゅ~((U´Д)ε`*」ww
ひざかっくんて(´゚∀゚)・:.・:∵爆笑ww{/netabare}

ぁと1期ではぁまり見れなかった『ほたるん&なっつん』二人のレア絡みも◎


のんのんの素晴らしいところは、回りを囲むキャラのみな様も
魅力たっぷり、その人柄の良さがしっかりと描かれているんですよネ(´―`*)

『ひか姉』は、アレ(ノ゚Д゚)ノ?! 東京在住のイケイケ高校生風
のはずが、しっかり田舎暮らしに溶け込んでいて(。→ˇ艸←)ププッ
『れんちょん』と絡んだり『なっつん』と投合したり、何かと面白可笑しくw

『駄菓子屋』はれんちょん愛溢れるお話と
気さくな人柄に終始、好感度MAXでしたネ(。ゝω・。)ゞ
お好み焼きや自転車の練習など、ホロりときては見所満載でした♪

『一穂姉』はのんびり、まったり、ぐっすりと( σω-).。oO
ぃつもゆったり安心して、みんなを取りまとめていましたネ♪
でも、もしこの世の中こんな”先生”が溢れていたら… 
逆に生徒のみんな自ら…勉強頑張り出しそうですネ〆(゚ω゚;)。O○(やべ!?w)

『卓兄』は、ハイスペックで、今作では定規バトル等、
熱い展開を盛り上げてくれました♪ 台詞こそありませんが…
その人柄の良さは画面からにじみ出ていましたネ(*´д`*)


み~んな学年も、性格も全然違うけど、
みんなで一緒に遊んだこの時間、この思い出が何よりの宝物で♪

いっぱい笑って、時に涙して、そーやって一緒に過ごした
ありふれたこの日常こそがかけがえのない大切な時間なんだなぁって☆。+

そんな風に思える、心あたたまる、私の大好きな作品です((*´∀`)´ω`*))


もとより、1期視聴からお気に入りな”のんのんびより♪”
OP&EDも前作と同じくnano.RIPE &旭丘分校メンバー

やっぱり良いですネ♪ 文句なしの音楽☆5です(`∀´)ゞ



“世界一暖かい…春が訪れる場所―”
そぅ寂しくなったら、またここに帰ってくればいいのん♪

つまずいたり、転んだり、何だか上手くいかなくて
つらくて、苦しくって …それでももがいてみたり…
心が疲れて…なんもかんも嫌になって…逃げ出したくなったり~、

誰だってそーいう時あると思うんなッ|д・)
色んなこと感じるし思うし、考えては悩んだり~ 息詰まったり…

でもそんな時は、ここに帰ってくればいいのん♪
穏やかで何気ないこの場所が、ゆったりと流れるあたたかいこの時間が、
きっとみんなの”心のふるさと”になってるんだって…そー思えるから…

いつだってまた帰ってくればいいのん…
だってここには…”世界一やさしいおかえり”が待っているから♪



寒い冬を越えて、春が、桜が… 季節はまた巡ってくるから―

そしたらまた、みんなで集まろうね♪ 何度でも、 何度でも…

投稿 : 2025/03/08
♥ : 85

69.2 5 夏休みアニメランキング5位
夏色キセキ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1005)
4421人が棚に入れました
人気声優の4人組ユニット「スフィア」が、12年放送予定のオリジナルテレビアニメ「夏色キセキ」で主演を務めることが明らかになった。メンバー4人全員で主演を務めるのは初めてといい、監督は「機動戦士ガンダム00」の水島精二さんが務める。 スフィアは、寿美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松遙さん、豊崎愛生さんの4人で09年2月に結成されたユニット。10年11月に日本武道館、今年4月に幕張メッセで単独ライブを行うなどパフォーマンスにも定評があり、7月には日本テレビで初の冠番組「スフィアクラブ」をスタートさせた。今回の「夏色キセキ」で、高垣さんは紗季(さき)役、寿さんが夏海(なつみ)役、戸松さんは優香(ゆか)役、豊崎さんは凛子(りんこ)役をそれぞれ演じる。

声優・キャラクター
高垣彩陽、寿美菜子、戸松遥、豊崎愛生、沢城みゆき、真堂圭、三木眞一郎、山崎和佳奈、長沢美樹、名塚佳織、子安武人、恒松あゆみ、宮野真守、鈴村健一、MAKO、斎藤千和、沼倉愛美、五十嵐裕美

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ひと夏のキセキ(*´▽`*)

幼馴染である4人の女子中学生が経験する
不可思議な一夏を描いたオリジナルアニメ。
全12話。


タイトルにもあるように彼女達に起こる
「奇跡」が主題となっているこのアニメ。
ただ、それだけではなく、彼女達が今まで歩できた
そして歩むであろう「軌跡」を想起させるような
側面を持つストーリーになっていると思います。
意外に深くてびっくりw

基本的には女子中学生の青春もの。
日常、夢、あこがれ、悩み、恋といった
この年代の等身大の姿をしっかりと描いており
懐かしむと共に共感できる点が多かったですw

しかし、この作品の最大の特徴は「スフィア」
「スフィアによるスフィアのためのスフィアアニメ」
であるというところ。 間違いなくコレw

寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生の4人で
結成さられた声優ユニット「スフィア」
皆さんそれぞれに朝から深夜まで沢山の作品で
活躍されている人気声優ですね(・∀・)/″
おいらも決して嫌いではありませんw

ただ、声優ユニットありきの作品に些か抵抗感を
感じながらの視聴に……
が、途中から全然ヘーキw 普通に楽しんでましたw
内容さえしっかりしてればOKって事ですかねww


まぁ、良くも悪くも「スフィア」のための作品。
彼女達のファンにとっては見逃せないアニメかと。
当然、その逆も然りだと思いますが(;´∀`)

トータルは無難にまとまった作品という評価です。
声優なんて気にしないという方には
彼女達の成長を青春物語を楽しんで頂ければと。




《キャスト》
逢沢 夏海(CV.寿美菜子)
水越 紗季(CV.高垣彩陽)
花木 優香(CV.戸松遥)
環 凛子(CV.豊崎愛生)



《主題歌》
OP
『Non stop road』/スフィア
ED
『明日への帰り道』/スフィア

投稿 : 2025/03/08
♥ : 50
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

無邪気な世代

7話まで観たところでしばらく放置していたので、
最終話が終了したところで一気に最後まで観てみた。
{netabare}
他力本願だった彼女達にも、具体的な希望ができたおかげで
少し変化があり、案の定・・オーディションを受けることに。
オーディションの光景、けっこう時間割いて細かく描かれており
{/netabare}

大昔、自分も似たような緊張感を味わったことがあっただけに
リアルに彼女達のドキドキと不安が伝わってきて、不覚にも涙がじわり。
懐かしいというよりは、あぁ青春だよなぁ~ってその若さと
目標に向かってひたむきにダンスの練習をするあたりとか、
素直に感動できる部分ではあった。

がしかし、なかなか盛り上がりに欠けてしまったのは
こちらの期待が大きすぎたからなんだろうか?
いやいや、スフィアのファンでもないし、それほどでは・・

ただ、幼い頃よく旅行に行った伊豆急下田の風景が見れた事や
彼女達のはじけるような明るいOP曲が、とても良かったし
観るたびに毎回、なんだかんだ元気をもらっていた気がする。

(以下はこれまでの感想)
------------------------------------------
<7話まで視聴>

これまで、何度か途中で断念しかかったが、
なんとかまだ視聴を続けている。
暗黙の了解で、スフィアを売り出すための作品であることは
重々承知の上でいるわけだけれど、
4人の女の子それぞれはけっこうかわいいと思うし、
くだらないことでワーワーキャーキャー騒いだり、
つまらないことでケンカしたり、意地張ったりしてるのを観て
そういえば中学女子ってこんな感じだったなって思いながら、
個人的にあたたかい想い出のある伊豆下田の風景を眺めるのも
悪くはないなと。

しかし、どうもねぇ・・あのお石様頼りにしすぎるのが、
なんとも思春期らしいっちゃらしいのだけど、
何でもかんでも石にお願いしてるのが共感できず・・

だって夢は、運とかチャンスも影響するだろうけれど、
基本的には自分の努力で叶えていくものだろう?
そうでなければ、叶った時のありがたみも、喜びも半減するし
果ては将来・・自分の半生を振り返った時や、子供が出来た時
胸を張っていられないよ?きっとね。
少なくとも、いざ何かあったとき、自力で乗り越えていくスキルは
他力本願だけだと全然育たないから。

ついつい、そんなことを思って、彼女達を心配しつつ
なんとか自分達の努力だけで夢を叶えて欲しいなと
見届けたい想いだけで、視聴を続けている。たぶん今後もね。


(以下は第1回視聴後の感想)
==========================================

静岡県下田市を舞台にしたオリジナルアニメで、
今のところ2話まで視聴済みだが、どうやら女子中学生4人の
友情と夢の実現を日常風味で描いていくストーリーのようだ。

声優ユニット・スフィアの4人がメインキャストを務めているので
オチはだいたい見えているものの、どう見せてくれるかで
人気の度合いは決まってきそう・・

ただ、今まで幾度となく旅行した下田での記憶が
懐かしくよみがえってくる街並みの風景は、ちょっと嬉しい。

彼女達の、ケンカなんかを見ていると、中学生らしさ満載で
家族との距離感、接し方なんかもリアルだなと。

大きな起伏も今のところなく、遠い目で眺めている感じだけど
今後、大きなキセキが舞い降りるらしいことは必至。

女の子たちのキャラデザは、いろんなアニメで登場してきたような
わかりやすい雰囲気で、素直にかわいい。
彼女達が歌うOP、EDも、なかなか良い感じ。
でも、スフィアのファンだったりする人のほうが
いろんな部分で、もっとずっと深く楽しめるのだろうなぁ。

そういう意味では、スフィアファンのための作品かなと。
4人の女子でご当地アニメとくると、『たまゆら』を思い出すけれど、
この『夏色キセキ』は、まだ幼さの残る中学生らしい友情と、
ほのぼのとは違う、適度に躍動感のある感じがポイントかも。


ちなみに声の出演は・・

逢沢夏海=寿美菜子
水越紗季=高垣彩陽
花木優香=戸松遥
環凛子=豊崎愛生

そのほか、沢城みゆき、三木眞一郎、名塚佳織、
子安武人、宮野真守、斉藤千和など。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 44

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女子中学生が真昼間から裸で街中をうろついてはいけません。

古今東西のありとあらゆるSF設定をぶち込んだ萌アニメ。
すなわち、四人の女子中学生によるひと夏の友情不思議体験ツアーといったところでしょうか。

願い事がお石様に届いたとき、思いがけずいろいろな超常現象が発生し、しばらくするともとにもどるというライトなドタバタ劇です。

私の好きなストーリーはタイプスリップ物語。
この手の話が苦手な私ですが、なるほどと納得してしまいました。

スフィアのプロモーションアニメと言われようとも、ローソンのコマーシャルアニメと言われようとも、好きなものは好きなんです。
夏のまぶしい風景の中での個性豊かな四人組をさわやかに満喫できました。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 42

76.8 6 夏休みアニメランキング6位
恋する小惑星(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (426)
1646人が棚に入れました
幼いころ、キャンプ場で出会った男の子と “小惑星を見つける" という約束をした木ノ旗みら。 高校では天文部へ入部しようとしたが、 今年から「天文部」と「地質研究会」が合併して「地学部」に……!? 地学系女子たちと一緒に、いろんなキラキラを探しに行きませんか?

声優・キャラクター
高柳知葉、山口愛、指出毬亜、東山奈央、上坂すみれ
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

僕らが描いた未来は遥か遠い道の途中・・・

このアニメは、とても癒されます。そして、不思議となぜか、未来への希望と新しいことに挑戦する勇気をもらえます。

主人公のみらは、小学生のときキャンプで出会った男の子と一緒に小惑星を見つける約束をしました。
その約束を守るため、みらは高校に入学すると地学部に入部します。
でも、みらが男の子だと思っていた相手は、実は女の子。しかも同じ地学部に入部したあおでした。
二人は直ぐに意気投合し、未知なる小惑星の発見に挑みます。

みらもあおも純粋です。しかもこの物語には悪い人は誰も登場しません。
みんな困っている仲間のために懸命に頑張るお人よしばかりです。
{netabare}
引越しで遠くに行くあおと離れないよう、皆で集まって対策を考えたり
沖縄にいるみら達のために、茨城県にいる部員がテルテル坊主をつくったりと。
{/netabare}
もし私が、こんなことをしてもらったら、涙を流すほど感動するでしょう。


また、この物語に登場する『地学オリンピック』や『きら星チャレンジ』は、実在するものです。
だからテレビを見ている誰にでも、夢を実現できる可能性があります。
皆さんも素晴らしい未来を見つけるために、挑戦してみませんか?


ところで、この物語には主人公のみらやあおよりも、もっと魅力的な生徒がいます。
それはみらのひとつ年上のイノ先輩。

イノ先輩には特技があるわけでもありません。みらやあおが簡単にできることも、イノ先輩は失敗することがたびたびです。
でも、イノ先輩はいつも一生懸命に努力します。そして、地学の研究をするときは、誰よりも目をキラキラと輝かせます。
さらにイノ先輩が皆に語る話は、常に明るい未来を目指した内容で、心地好く響きます。

だから私は、いつかイノ先輩が主人公で活躍する映画をつくってもらいたいと願っています。


このアニメのオープニング「歩いていこう!」は元気をもらえる歌。そしてエンディング「夜空」は美しい歌。
二つの歌の共通点は、このアニメにも描かれているように、決して無理をせず、一歩一歩と未来に向かって歩いてゆく、そんな歌です。

ほんの一歩、昨日の自分よりも前向きに進むこと。
それを積み重ねてゆけば、きっと素晴らしい未来が待っています。

千里の道も一歩から…と、ことわざにもあります。
だから、一緒に頑張りましょう(^_^)。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 64
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

まんがタイム“雲母”キャラット

原作未読


“うんも”じゃないよ。クイズにはそこそこ読めるこれくらいの難易度がちょうどよい。
そこそこアニメ好きにウケてるきらら系。一方で苦手な人もいて私はややそっち側。
雑誌を持ち歩いたり家に保管するのはエ○本よりもこっ恥ずかしいお年頃です。
自分アニメはだいぶ慣れてきたとはいえ、この領域は若い者の特権かなくらいで思ってるジャンルです。

 カオシデセキニ サンジハク

左からカンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、二畳紀、三畳紀。
そして、ジュラ紀、白亜紀、八代亜紀。

地質年代をこうして覚えた高校時代。はい、理科科目は地学専攻の国立文系志望でした。
変人の地学教師がまたいい先生で地学準備室はなんかしら溜まり場になってました。休憩時間にだべったりする青春時代。
実家近くに世界的な天文台もあったりで、{netabare}と油断してたらアニメの中でさらっとテロップ紹介されておりおかげさまでご近所が準聖地扱いです。帰省の折にはご先祖様に報告しないとですね。{/netabare}
視聴動機としてはこれで充分だったかと思います。


簡単にあらすじ。「天文部」「地質研究会」人数不足でがっちゃんこして「地学部」へ。
幼少期の約束を胸に離れ離れになった幼馴染が高校で再会。約束の中身は「小惑星を見つけて名前をつけよう」。部活は安心安定の女だらけ。世界に男っ気のないいつものきらら仕様です。
次に楽しむか拒絶するか二極化が進んでいる世界について


・女だらけの世界
 {netabare}→気にしない{/netabare}
・百合っ気
 {netabare}→無視{/netabare}
・平和な日常
 {netabare}→身を委ねる{/netabare}


今届いてる星の光はウン光年前だからもしかすると今現在存在しない星の光かもしれない。ウン万年前の地層だってちょっと足を伸ばせば触れることもできる。そんな悠久の時の流れに身を任せて小っちゃいことは気にしないワカチコ状態で完走できました。
興味のある分野だからこそ最後まで行こう!の決意。予想できる障害は始めから存在するものとしていざ襲ってきても心の準備が出来てれば受け止めかわすこともできよう。

…根本的なアニメの楽しみ方としてはどうかというところはありますが、平穏な心の状態をキープすることができました。おそらくそんな努力は不要だと思います。
弊害は名前をイマイチ覚えてなかったり、ストーリーうろ覚えだったり…ってダメじゃん(笑)
だがしかしこのクールで抜きんでてたものがこの作品には一つあります。

{netabare}OPとEDの良曲っぷり

1~2回聴いたら以後スキップすることが多いのですが、両方の曲とも耳に心地よく全回聴いてました。{/netabare}
鈴木みのりさんは“妄想ズルズルとまだまだマシマシ大丈夫”とラーメンの歌を唄っているイメージだったのによい意味でイメージ裏切られてます。


サムネのイメージをそのまんま楽しめた感じ。地質系は化石や地層に傾かずパワーストーンとか鉱石の方面へ。メインの星を探す二人のお話を邪魔しないようにあっち行ったりこっち行ったりせず控えめな主張です。炙ったイカを肴にしみじみ呑んでる感じでした。
なんだろう。期待値低かったからかもしれませんがゆったり心地よい時間でした。まるでそう、プラネタリウムを眺めるかのような感覚ですね。ドラマチックさの欠片もないのがむしろ良い。なかなかの佳作でした。



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

-----
2020.05.02
《配点を修正》+0.1


2020.04.01 初稿
2020.05.02 配点とタイトル修正/修正
2020.10.13 修正

投稿 : 2025/03/08
♥ : 55
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジックリと人間観察やキャラ採集も楽しめる地学アニメ

原作未読。

【物語 4.0点】
幼い頃、あの子と約束した小惑星を見つける!
といった一応の目標はあるが、
本作は全力疾走する青春夢物語が暑苦しく牽引するタイプではなく、
そんな夢を抱いたり抱けなかったりする美少女たちと
ゆっくり歩みを共にすることで見えて来る人間模様が醍醐味の日常作品。

水着回に温泉回にメイド服と、きらら日常系の萌え要素は一式用意されており、
ボンヤリ眺めているだけでも癒やされる。

が、やはり本作は、積極的に天文学や地質学に関心を持って、
掴みに行くことでより一層、楽しめる。

そして、その視聴姿勢は、
夢を持って学び行動すれば広がる世界。
天文&地質が合体した部活動を舞台に、
異なる趣味を持った仲間との交流でさらに視野が広がる。
といった登場人物との体験共有という形で報われる。


【作画 3.5点】
天文絡みとあって星空の背景美術等には並々ならぬこだわり。

厳密な作中世界の時季設定に基づいて配置したと言う星座。
より現実に近い暗い夜空をベースに、
許容範囲内で明るさを付加したと言う微調整により、
引き込まれる星空を演出。

かと思えば、リアル志向で描き込んだ建物の壁に、
SNS画面を投影するなどの
大胆さも交えてリズムを生み出して来る。


一方の人物作画。
赤だの青だの相変わらずのカラフルな髪色に、
パワーストーンの如き瞳の輝き。

ただ、色彩のタッチは淡く、萌えの押し売り感は控え目な印象。
ここでも視聴者の側にピントを合わせることを求めるようなデザイン。

安定感の方は、中盤の総集編後に、やや息が上がる場面も……。


この2020冬クール、いや今年は、新型コロナ禍もあってか、
道中、作画やスケジュールが苦しくなる作品が多いなぁ……。


私のツボ:{netabare}「二人分頑張りますから」と、さくら&モンロー先輩に決意表明する
イノ先輩の反復横跳び?な珍プレイ動画。{/netabare}


【キャラ 4.5点】
単体で趣味やこだわりを持ったキャラを人間観察するのも楽しいが、
みら&あお、イノ先輩&さくら先輩、さくら先輩&モンロー先輩
などとカップリングで観察すると、さらに味わいが滲み出てくる。


例えば、{netabare}素直になり切れない、さくら先輩を眺めるイノ先輩とか

モンロー先輩の夢を語る姿を、
目標を見つけられない自身を自嘲しながら眺める、さくら先輩とか。{/netabare}

ずっと、あの人を見つめ続けて来たからこそできる、
あなたって、やっぱりそういう人ですよね。
と言わんばかりの達観した表情を発見した時に、
ボーリング調査級のキャラの深掘り感を覚えるのは、
きっと私が抜け出せない百合の沼に足を突っ込んでるからなのでしょうねw


終盤、新規追加された後輩キャラには唐突感は覚えないが、
深部への掘り下げまでは、まだ行っていない印象。可能性は感じさせる。


これは是非2期やってボーリング調査してもらわねば♪


【声優 4.0点】
みら役・高柳 知葉(ともよ)さんといったメンバーらを、
きらら系のヌシ?(笑)のモンロー役・東山 奈央さんが取り仕切ったという?
たのしーアフレコ現場。


配役はナチュラルさを重視した適材適所。
各種萌え成分等は雰囲気を壊さないように添加。

こうした配慮が、いざ真剣に目標などの想いを語るシーンで生きてくる。


【音楽 4.5点】
音楽制作・フライングドッグ。劇伴は伊賀 拓郎氏。
「Asteroid in Love」などの神秘的なピアノの音色で夜空を演出しつつ、
「地学部活動2 浮き立つ心」何かでは、アコギとバイオリンなどを疾走させ
地学部活動のウキウキ感もアシストする。

OPは東山 奈央さんの「歩いていこう!」。EDが鈴木 みのりさんの「夜空」。
共にピュア成分配合の歌声でしっとりと癒やしつつ、
着実に前に向かって急がず休まず歩んでいく作品世界とシンクロ。

自慢の空模様を多用したED映像は感動的。




【6話迄の感想】知性と感性がもたらす癒し

長くなるので折り畳みw
{netabare}
見上げてごらん夜の星を♪

ほら 足元を見てごらん♪


古今、色んな歌が元気づけようと顔面の上下動を勧めて来るわけですが、
空を見たって、天体について何も知らなければ感動は続きませんし、
地面を見たって、ただの石ころが転がってるだけと思えば、不貞腐れるだけ。


天文部と地質部が合体した‶地学部”の活動を描いた
このきらら系を見ていて、学問とは成功などの現世利益を得たり、
論戦で相手をねじ伏せるだけの物じゃない。

各々が興味を持って探求して身に付いた知識。
仲間の趣味の視点も共有して広がる見識。

それらに育まれた感性のアンテナが夜空や道端にある驚きを感知していく。
きららの萌えキャラから思いがけず学びの本質を諭されつつ、
癒される今日この頃です。


天文学や地質学においては、対象を時間をかけて観測することで見えてくる物がある。
その視点が人物描写にも当てはめられるのが本作の渋くて良いところ。

この後輩はずっと先輩を見てきたからこそ、こういう表情をするんだなとか、
じっくりと観察することで、彼女たちの新たな一面を発見し癒される。


また楽しからずや。{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 45

84.2 7 夏休みアニメランキング7位
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (815)
3141人が棚に入れました
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『 FORTUNE LOVER 』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、良くて国外追放…最悪、殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。

声優・キャラクター
内田真礼、蒼井翔太、瀬戸麻沙美、柿原徹也、雨宮天、鈴木達央、田村睦心、松岡禎丞、M・A・O、早見沙織、岡咲美保
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

内田真礼劇場

原作未読。最終話まで視聴。
ジャンルは異世界転生ほのぼのラブコメになるのかな(笑)。

早々に第2期決定とは、めでたいことです!

【こんな作品、皆さんにもありませんか?】
特に何が優れているって訳じゃないけど、お気に入りな作品って、皆さんにもありませんか?
上手く理由を説明できないんだけど・・・って作品。
『波長が合う』とか、『心地良い』とか、そんな感じの作品。
私には、そんな作品がいくつかあります。

このはな綺譚
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-
つくもがみ貸します
・・・etc
何がハマったのかよく分からないけど、リピート視聴が止まらない作品。

この作品も、私にとってそんな作品の一つです。
ヤバイくらい、リピート視聴が止まりません(笑)。

【特筆すべき、背景の美しさ】
第2話。
メアリが育てたハント侯爵家の庭の花の、思わず息をのむような美しさ。

第3話。
7年の月日の流れを上手く表現した、カタリナのマル秘ノート。
文字のかすれ具合とか表紙の傷み具合とか絶妙です。

序盤から、圧倒的な背景の美しさに感銘を受けました。

私が一番感動したのは、第5話。
マリアの家を出てカタリナの自宅へと向かう、カタリナたちを乗せた馬車の後ろ姿。
車体の揺れ方がとても自然で、このシーンだけでも、何度も見返してしまいます。
物語と直接関係のない、何気ないシーンにも一切手を抜かない制作陣のこだわりが伝わってくる、地味だけど名シーンだと思います。

最終話の背景も力が入っていて、とても良かったです。

【的確なBGM】
物語の随所随所で見られた的確なBGMが、物語を盛り上げます。

私が一番好きなのは第3話。
8歳から15歳へ、物語の舞台が大きく展開する場面のBGM。
いよいよ乙女ゲームの舞台である魔法学園へ行かなければならない年齢になったカタリナ。
そんなカタリナの不安と決意が伝わってくる、良いBGMだと思います。

このBGMは第11話でも使われます。
カタリナが{netabare}目覚めた、{/netabare}とても大事なシーン。
そして、最終話のエンディングでも・・・。
この作品を代表する、とても素敵なBGMだと思います。

【豪華な声優陣】
まず、内田真礼さんの好演は特筆すべきだと思います。
特に、母親とのやり取りはお気に入りです。
脳内会議の演じ分けもお見事の一言。

あと、以前から思っていたんですけど・・・。
早見沙織さんと水瀬いのりさんが揃って出演されている作品は間違いなく面白いなって・・・。
本作も、間違いありませんでしたね(笑)。

【もちろん物語も秀逸】
スティアート王家ジオルド・スティアート
        アラン・スティアート
クラエス公爵家 カタリナ・クラエス
        キース・クラエス
ハント侯爵家  メアリ・ハント
アスカルト伯爵家ニコル・アスカルト
        ソフィア・アスカルト
平民      マリア・キャンベル

主要な登場人物を身分順に並べるとこんな感じでしょうか?
ひとえに貴族といえども、ジオルドの婚約者でもあるカタリナの身分の高さは別格です。
第2話。ハント侯爵家のお茶会で、他の出席者から挨拶の集中攻撃を受けるのも当然と言えます。

ところが、カタリナに好意を寄せる面々は、そんなカタリナの身分や肩書には全く興味がなく、カタリナの人柄に魅かれているという設定がとても良いです。
元々低かった魔力が15歳になっても低いままというのも良い。

異世界転生で得た身分も肩書も魔力も、この物語ではさほど重要ではないというところが、他の異世界転生・転移物と一線を画す部分だと思います。

カタリナの身分や肩書が気になる登場人物は、揃ってモブか敵役というのも面白い。

【あとは雑談的な・・・】
《以下、重大なネタバレを含みますので、未視聴の方は飛ばして下さいね》
{netabare}《以下、重大なネタバレを含みますので、未視聴の方は飛ばして下さいね》
{netabare}
8歳の頃、あれだけオドオドしていたメアリが、15歳になると王子相手にもドS発言連発!
本当に同一人物か?(笑)

ソフィアは自分の気持ちを殺しつつ、兄の援護射撃。
腐女子でブラコン。何気に濃いキャラ(笑)。

第7話後半のダンジョンの話と8話の不思議な本の話は、アニオリらしいですね。
どうりで他の話と毛色が異なるな、とは思ったんですよ。
原作既読の方にはとかく不評なアニオリ回ですが、私は好きでしたよ。
特に第8話に関してはメアリが面白すぎ・・・。

この作品の陰のMVPはカタリナの母ではないでしょうか。
この母とカタリナの関係がとにかく笑える。
{netabare}個人的に一番のツボだったのは第9話かも(笑)。
カタリナの専属メイドのアンの回想シーンに登場する母は・・・?
『カタリナに王子様のお妃は務まりません!!』って。
第1話序盤。
ジオルド王子から求婚された時にはあんなに喜んでいたのに(笑)。{/netabare}

第11話は、かなりの感動回でしたね。
ほのぼのコメディと感動は、本当に相性が良い。
改めて痛感させられました。
{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 64
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

他者の世界観を大きく変える魔法

アニメーション制作:SILVER LINK.、
監督:井上圭介、シリーズ構成:清水恵、
キャラクター原案:ひだかなみ、
キャラクターデザイン・総作画監督:大島美和、
原作:山口悟

そもそも乙女ゲームをやったことがない。
何となく『ときめきメモリアル』みたいなもの
だろうということは想像できる。
とはいえ、ときメモもプレイしたことはない…
手探り状態での視聴になったが、
序盤からの勢いはそんなことは関係なく引き込まれた。

主人公のカタリナ・クラエスは、由緒正しい家柄の令嬢。
幼年時代を我儘放題に暮らしていた。
ある日、貴族のジオルドと遊んでいる最中に
転んで頭を打ったことが原因で前世の記憶が蘇る。
現在自分が生きているのは、
乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の中の世界だと。
このまま何も考えずに過ごしていると、
良くて国外追放、悪いと婚約者のジオルドに
殺されることを思い出し、破滅フラグを折るために
計画的に生きていくことを決心するのだった。

シルバーリンクのなろう系だが、
今回はかなり趣向が違っている。
現世で命を落とし、ゲーム内に転生するのはいつものことだが、
そこで、主人公ではなく、不幸になる悪役令嬢に生まれ変わる。
ゲームの破滅フラグを折るために脳内で会議を行いつつ
方針を決めていく。それが周りの皆を
幸せにすることにつながっていく

物語の始まりから3話までは、とても爽快。
自分と関わりのある子どもたちの
鬱屈した感情や悩みを理解し、
持ち前の明るさや得意の木登り、
路頭に迷ったときの備えの農業、
大好きなロマンス小説などをきっかけに、
同い年の子どもたちの心を掴んでいく。
「悪役令嬢」という役柄の顔を
微塵も見せないほどの天真爛漫な姿。
そんなカタリナの立ち居振る舞いに
婚約者や周りの男子はもちろん、
女子までも心の底から魅了されていく。

他者から分かってもらえない、
承認されない立場は苦しい。
自分らしく生きようと思っても、
自らの出自や外観、性格、特徴などを
周りの人から否定されると、
自分自身を暗い内面に閉じ込めることもある。
他者の存在自体が、自分の中だけの
狭い判断基準で規定される。
そうなると、社会全体に対する憎悪につながる。
理解してくれる人がいることを想像できなくなり、
悲劇を生むことになってしまうのだ。
カタリナがやったことは、他者を受け入れ、
認めることに過ぎないのだが、相手にとっては、
世界観が大きく変化するほどの劇的な出来事。
現実世界は、とても広くて懐が深いものだが、
経験したことがないと、そのことを理解できない。
ご都合主義といえど、作者が孤独感や
他者の痛みを理解しているからこそ
生み出された作風なのだと感じた。
いつの時代でも通用する普遍的なテーマ。
そういう意味ではとても好感を持った。
カタリナが行ったことは、
人の心を和らげる魔法のようなものだった。

魔法学園に入学してからは、
すでにカタリナの地位が確立してしまっているので、
幼年時代ほどの面白さは感じられず、
途中で挿入したアニオリ展開も今ひとつだったが、
幼馴染編と生徒会長編で上手くまとめたと思う。

{netabare}特に現世での親友あっちゃんと
ゲーム内でのソフィアが同一人物という設定は
とても良かったと思う。
ゲーム内に転生してから、また現世へと戻る展開は、
ほかの異世界ものでは、あまりなかった気がする。
中だるみしていた物語を再度浮上させた。{/netabare}

この作品で好感を持てるのは、
主人公が異世界に転生しても基本的には変わらないことだ。
特別な力は持っておらず、
役に立つのはゲームの展開を知っていることと、
現世で得意だった木登りやロマンス小説の趣味、
甘い物が大好きだということ。
しかし、他者のことを考えてそれを上手く使えば、
まるで魔法のような効果をもたらす。
設定に異世界を持ってきているだけで、
自分の才覚で周りの世界を幸せにしていく。
ほかの異世界ものとは一線を画す部分だ。
2期制作が決定したが、今後も基本方針は変えずに
多くの人々を幸せにする物語を紡いでもらいたい。
(2020年7月12日初投稿)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 62
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ゲラゲラ笑って感動する物語 人生のバイブルになるかも

この物語はゲームの世界へ転生した主人公カタリナが、自分の運命を変えるためにおバカをしたり見当違いなことをしたりする物語です。
カタリナの一挙一動にゲラゲラ笑ってしまうのだけど、気がついたらいつの間にか感動していました。心が温かくなっていました。
この物語は優しさに満ちています。(^_^)


交通事故で死亡した主人公は、ゲームの世界に転生します。ここではカタリナという名前の悪役令嬢のキャストとなっていました。
彼女には、良くて国外追放、悪ければ斬殺される運命しかありません。ほかの選択の余地はないのです。
このゲームの内容や結末を詳しく知っている主人公(カタリナ)は、自分の運命を変えるべく、あらゆる努力をします。

彼女はまず、{netabare}畑を作り野菜を育てます。
上流家庭の侯爵令嬢が農耕用の服に着替えて鍬をふるい、庭に畑を作ります。汗まみれになりながら土を耕{/netabare}します。
その姿は、周りの人の目には滑稽としか映りません。気が狂ったのではないかと思われます。
でもそれは、国外追放された際に一人で生き延びるための準備でした。

そして次に彼女は、{netabare}自分を斬殺する可能性がある{/netabare}男性たちに優しく振舞います。
彼らが悩んでいたら、悩みを聞いてあげたり、励ましたりします。そして彼らの特技を褒めてあげたりします。

さらにカタリナは、{netabare}このゲームの主人公である{/netabare}マリアにも優しくします。
心無い人達から虐められているマリアを守り、彼女がいつも笑顔でいられるように奮闘します。

カタリナの願いは、斬殺だけはされないように、国外追放されても生き延びられるように、その二つしかありません。
でも、人間って不思議ですよね。
自分が生き延びるための行動が、いつの間にかみんなを笑顔にしていました。そしていつの間にか、みんなから慕われていました。


このアニメは見方を変えれば、私たちが生きていくためのバイブルにもなりえます。
自分の環境、境遇には関係なく、周りの人たちを笑顔にするために自分ができることを精一杯する。
ただそれだけで、人生は楽しくなります。(^_^)

ちなみに、これからの日本では年金だけでは生きてゆけない人が大多数になります。破滅フラグがついているようなものです。
カタリナのように今のうちから畑を耕して農作物の作り方を学んでおいたほうが良いかもしれません

投稿 : 2025/03/08
♥ : 56

82.1 8 夏休みアニメランキング8位
やがて君になる(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (680)
2503人が棚に入れました
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──。「私、君のこと好きになりそう」

声優・キャラクター
高田憂希、寿美菜子、茅野愛衣、市川太一、野上翔、寺崎裕香、小原好美、中原麻衣、森なな子、小松未可子
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そして、本当の自分になる

アニメーション製作:TROYCA、監督:加藤誠、
シリーズ構成、脚本:花田十輝、
キャラクターデザイン、総作画監督:合田浩章、
原作:仲谷鳰

思春期の少年少女が直面する大きなテーマ。
自分とは一体何者なのか ―――――――
そして、なりたい自分とは。

憧れの存在に一歩でも近づきたいという想いが
少年少女たちの生きる原動力となる。
「好き」が分からない小糸侑、
「好き」を歪な形で知る七海燈子。
二人の少女たちが自分探しの旅に出る物語。

OPの映像が意味深で美しい。
つながれた二人の手に落ちるピンクと青の紫陽花の花びら。
ピンクのほうは左側の手に落ちる。
青の花びらは二人の親指で挟み込む。
花に囲まれた教室で椅子に座る少女たち。
ひとりが少女に手を伸ばすが指先を掠めて消えてしまう。
プラネタリウムの機器からあふれる星の数々。
花に囲まれた廊下で少女たちが自分の顔を隠す。
最後に再び現れたふたりの少女は手をつないでいるが、
その後、棘のある蔦に絡まった仮面を付けた姿に変わる。
ふたりが消えた後にはハナミヅキとモッコウバラが残っている。

紫陽花の花言葉がひとつのキーとなる。
作中では、その答えを知ることはできないが、
視聴者は物語の展開で、意味を感じ取ることができる。
紫陽花は色によって花言葉が変化する。
青~青紫色は「冷淡、無常、高慢、嘘つき」など。
ピンク~赤紫色は「元気な女性」、白色は「寛容」。
少女たちの心を花によって表現している。

私はこれまで百合の物語を漫画でもアニメでも
ほとんど目にしてこなかったが、この作品に関しては
寿美菜子が出演していたのが視聴のきっかけだった。
2話の時点で興味を失い、録画しているだけの状況に
なってしまったが、交流のあるレビュアーさんが、
面白いと言っていたので、何となく続きを観ることにした。
そして、6話の展開で物語に完全に引き込まれ、
本当の魅力がようやく分かった。
この作品は百合の物語だけに留まらず、
普遍的なことをテーマにしているのだと。

女性作家らしい繊細なストーリー。
キャラクターの造形がしっかり作り込まれている。
主人公のふたりはもちろん、脇役の少女たちについても
その背景がきちんと考えられているのが分かる。
例えば、後半で重要な役割を果たす叶こよみが、
2話でリボンが嫌いで可愛いものは自分のカラーではないと
語るところなどは、とてもリアリティを感じさせる。
また表情や口元の動き、会話の「間」にも
こだわりが見られる。侑と生徒会副会長の佐伯沙弥香が
初めてふたりで帰るシーンのやり取りは、とても丁寧だ。
そういう部分では『リズと青い鳥』を彷彿とさせる。

印象と実際の人物像に違いがあるという話にも現実味がある。
佐伯沙弥香はフワフワした女性に見えるが、
実際は細部に目が届き、気づいていても知らないふりができる。
キャラクターたちの徹底的な作り込みは、
作品を引き立てる特徴のひとつになっている。

全体のストーリーで大きな要素を占めるのが文化祭の生徒会劇。
燈子がずっと求めてきた本当にやりたかったこと。
劇のなかで記憶喪失の少女は、一体どんな自分を選択するのか。
侑は現実の世界で、燈子に大切なものを選び取ってもらうために
虚構の物語の結末にこだわって奔走する。

{netabare}とても良い作品だったのだが、
最終回は楽しみにしていた分、完全に肩透かしを食らってしまった。
ラストで生徒会劇が行われると思っていたら、
侑と燈子の水族館デートで終わるとは全く予想していなかった。
そういう意味ではとても残念だった。 {/netabare}
また、1話や2話を観ただけでは、
燈子が侑を好きになる理由が分からず、ただの百合物語に見えてしまう。
そのため、挫折しかけたのだが、
6話を観ると、色々な謎が明らかになり、
物語の全貌を理解することができる。
沙弥香の本心、燈子の本音が明かされる
絵作りや展開には思わず息を飲んだ。
特に川べりの演出は鮮烈だった。
{netabare}「私のことを好きにならないで」というセリフは、
あまり自分のなかではなかった感情を呼び起こした。 {/netabare}

1クールという限られたなかで、しっかりと構成された物語は、
原作の良さが大きかったと想像するが、よく練られていた。
最終回が残念だったが、これも原作の問題だったのだろう。
最後を上手くまとめれば、個人的には今年の作品の
かなり上位まで来るような秀逸な出来だったと思う。
しかし、今後も続いていくのであれば、
少女たちの選択が何をもたらすのか、最後まで追ってみたい。
それにしても2018年は花田十輝に始まり、終わったという感じだった。

ちょっとした余談
{netabare}自分探しというと、私はショーン・ペンが監督をした
実話映画『イン・トゥ・ザ・ワイルド』という作品を思い出す。
裕福な家庭に生まれた青年が自分探しの旅に出かけ、
アラスカまで辿り着いて、ようやく大切なことに気づくという物語だ。
自分探しは、若者の特権でもあるのだが、
何かを掴もうと深く潜りすぎることは、悲劇を生むこともある。
この作品はどこへ向かっていくのだろうか。 {/netabare}
(2018年12月28日初投稿)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 105
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

どうも開発された感がある

2019.01.04記


原作未読


これまで百合百合どうのこうのは未経験だったのと、花田十輝氏脚本で寿美菜子さんが先輩役をされているとの情報に誘われ視聴決定。
気づけば毎週の放送が楽しみな作品の一つとなってました。{netabare}3話でスイッチが入り、6話で沼に嵌りこんだ自分です。{/netabare}

“好き”を知らず、“好き”を知りたいと思いながらも誰にも“特別”な感情を抱けない高校一年生小糸侑。
一学年上で“特別”を求められ指向するも誰も“好き”になったことがない七海燈子。
この二人の「好き」「特別」をめぐるひとつの愛のかたちを丹念な心情描写で魅せる良作です。燈子の同級生で同じ生徒会仲間の佐伯沙弥香を含めるとトリプルヒロイン?になるかと思います。

抒情的な文学をよんでいるような作品でした。そして観てて疲れます。表情や会話の間、手足の動きにジェスチャー、光の使い方や背景、OPやED、直喩に暗喩いろいろ駆使した演出で、画面からひと時も目が離せません。
演出の一つで感心するのがサブタイトルの一枚絵カットでしょうか。毎回CM前後や大事なとこで印象的なセリフと一緒にサブタイトルが映されますが、ストーリーを追っていくと膝を打つものばかりです。
{netabare}例)6話サブタイ「言葉で閉じ込めて」
⇒橋のシーンで、侑の好きになりたいという気持ちを「好きにならないよ」という自分の言葉で蓋をする。帰り道に、侑が橙子を好きにならないように、橙子が「好きだよ。君はそのままでいて」の言葉で閉じ込める。{/netabare}

話の重ね方も惹きつけるものがありました。一つは物語が“上乗せ”されていくこと。“上書き(更新)”ではありません。
{netabare}・例えば燈子について、5話で忠犬ばりのデレ具合を見せてから6話での拒絶。5話の経緯から油断してた侑(視聴者もですね)に不意打ちを食らわせる。ただそれも3話で兆候は示されてる話であり幾重にも織り重なる構成です。{/netabare}
{netabare}・例えば沙弥香について、6話「私が無邪気に信じていると思った?」と侑にマウントを取りにきてからの7話沙弥香回でのネタ明かし。沙弥香に対して“怖さ”を感じさせて、次の回で“共感”させると揺さぶりをかけてきます。{/netabare}
そのキャラの持つ引き出しが増えていくイメージと言ったらいいでしょうか。

もう一つはむやみにイベントを作らないこと。
{netabare}・槙くんが口を割ったり二人に過度に干渉して一波乱起こすこともできたでしょうに。
・沙弥香が推薦人から漏れたことで彼女が立候補するまたは立候補言い出すなどかまってエピソードを挟むこともできたでしょうに。
・水族館デートを誰かに目撃されて一悶着とかとか、ありがちなイベントを挿入して物語の波を作ることを避けてます。{/netabare}
その分、尺を心情の極々微妙な変化や行ったり来たりの揺り戻しの描写に多くを割いてました。これで冗長さとか中弛みにならないところは素晴らしいです。

話の重ね方2点を含む演出といった技術的な特長をもって、それだけでも観る価値はありそうです。全13話は原作の4巻分に相当するとのこと。巻数だけから判断するとしてもあまり端折る必要のない話数であり、丁寧に掬いあげたんだろうことがわかります。



恋愛物語としては三人の心情を慮ると、

 『ひたすら切ない』

です。侑、燈子、沙弥香が報われることのない袋小路に迷い込んで抜け出せない。これは心が千々に乱れますよ。

{netabare}燈子が“特別”を演じる自分と弱い自分両方を肯定される「好き」があることに気づけば呪いは解けそうなのだが。{/netabare}

燈子を中心に侑と沙弥香が取り巻く構図です。自己肯定感がない燈子は二面性の人。特別であろうとする燈子を支える存在が沙弥香、素の弱い(なにもない)燈子を支える存在が侑。

●沙弥香
{netabare}燈子が誰のものにもならないことを理解してて、だからこそ「想いは叶わなくても一番近くにいられる」ことを支えにしてたのに、そんな燈子が他の誰かを特別に想い始めてることを感じる。
{netabare}お願いだからそのままの君でいて{/netabare}{/netabare}

●侑
{netabare}特別を知りたい。好きを教えてあげられるのは燈子だけなのに、その燈子は侑が好きになることを拒絶する。一方で燈子は侑に好きを全面にだしてくる。
{netabare}お願いだからそのままの君を好きになって{/netabare}{/netabare}

●燈子
{netabare}自己矛盾を抱えていることを理解しつつ、拠りどころの侑が離れていくことを極度に恐れている。{/netabare}
{netabare}いくら頑張っても他人にはなれないのに。合宿で、生徒会OBに今までの自分の理想や努力を否定されてアイデンティティが揺らぐ。
{netabare}お願いだから自分を好きになって(視聴者一同){/netabare}{/netabare}

三人とも本当の気持ちを飲み込む辛さを知っているのです。

ゆっくり時間をかけて進むラブストーリーは、その進行速度とは相反して緊張感を常に孕んでます。
演出が多岐にわたるということは考察しがいのある作品になるかと思いますので、登場人物の心情をいろいろ観察してみるとより面白くなりそうです。


なお、冒頭の百合百合どうのこうの、というのはいまだよく分かりません。女性同士の恋愛ということであればそうなんでしょう。
いたく心を動かされたので、百合適性が“開発された”のかもしれませんが、じゃあ他の!とすぐなるかでいえばそれはないです。


最後に、生徒会の濃ゆい面々の中で堂島くんの存在は貴重でした。彼がいたことでだいぶ和みます。だって、けっこうヒリヒリするやりとりの連続でしたから。



-----
2019.06.16追記
《配点を修正》


どうしても「百合」ってもったいないと思ってしまう私

投稿 : 2025/03/08
♥ : 86

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

今のところとても面白いです。(顔がめっちゃ芝居する!)→第7話補完作品『やがて君になる 佐伯沙弥香について』(電撃文庫)絶賛発売中! BDにはスタッフコメンタリーも!

== [下記は第2話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
現在2話目まで視聴済みです。

原作マンガはかなり有名作品だと思うのですが、未読だったのでアニメ放送開始前からとても気になっていたタイトルです。

大正時代にはやった(生まれてないから本当にはやったのかは知らん(笑))らしい「エス」(女学生同士の恋愛物)とかの継承者的な路線ですかね。40年以上前から少女漫画とかでは連綿と続く系譜の一つですよね。男性向けの深夜アニメのメインストリームからは外れた作品だと思うので爆発的には人気は出ないと思われます。

私としてはけっこう好みかも。キャラクターデザインも、わりと好きな方です。男性も出てくるのは今風なのかな?

気に入ったので推さないとと思って評価は仮に付けましたが、途中で変更すると思いますので悪しからず。
== [ここまで。] ==

2018.10.26追記:
生徒会選挙での演説前の一幕、最高でした。

後輩なのにメンタル強な侑の強キャラ感はめっちゃ好みです。侑のお姉さんもなかなか良いですね。

表情の作画、情報量が多くて凄く良いです。原作も良いのでしょうが、今のところどストライクで好みです!

2018.10.27追記:
第4話目まで視聴完了。煽りキャラの存在で話が動いてきましたね。原作未読だけど、とりあえず見つかった脚本のキャスト表が伏線だというのはわかりました。

2018.11.3追記:
第4話からの勢いで原作既刊分の単行本を全巻読破したところで、第5話を視聴終了。

原作を忠実になぞっているようで第3話の生徒会長選挙の演説が実はアニメで補足されていることがわかったりとか。実は花田先生が目立たず良い仕事をしている…?

第5話については、原作にもあるエピソードですけど怜ちゃん(侑のお姉さん)GJ(笑)!

2018.11.10追記:
第6話を視聴終了。ストーリー展開は原作にほぼ忠実ながらもオリジナルなシーンがけっこう入っていたような。

例の川での飛び石のシーンも含めて、監督・演出・脚本みんな良い仕事してますね!

2018.11.17追記:
第7話まで視聴終了。ここまでただの脇役と目されていた箱崎先生がストーリーに参加してくるエピソードが、ついにアニメでも放送でした!

なお、本エピソードで触れられた佐伯沙弥香と先輩の中学生時代のエピソード詳細を含む『やがて君になる 佐伯沙弥香について』が11/10に電撃文庫より刊行されております。

原作漫画『やがて君になる』のスピンオフ作品という触れ込みで、歪んだ女性キャラを書くことでは定評のある(?)、入間人間(いるまひとま)先生によるノベライズとなっています。

原作未読でもアニメ第7話まで観ていれば特にそれ以降のエピソードに関するネタばれ要素はありませんので、佐伯先輩に興味を持たれた方は是非お読みになることをお薦めします!

2018.12.29追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。原作コミックス5巻の4割くらいを消費して、エピローグ的に今後の展開を期待させる映像での締めでした。(← 悪く言えば「おれたた」END(笑))

結局原作の各話サブタイトルはそのまま残されて、特に特定の回が跳ばされることなくアニメ化されるという『3月のライオン』に近い形でのアニメ化となりました。この構成で原作がまだ続いているので最終回をどうまとめるかはかなり大変だったかと思いますが、シリーズ構成・脚本の花田先生、お疲れさまでした。

そんな中、劇中劇の内容を練習という形で少し先取る形で見せて、アクロバティックに話をまとめてしまいました。このアニメの制作スタッフの恐るべき底力!

脚本だけではなく演出もハイレベルな作品でした。

2019.2.4追記:
12/21にBD 1巻、1/30に2巻が発売されました。

BDの初回特典として付くブックレットには対談形式のキャストインタビューが収録されており、他にコンテ各1話分が付きます。そして毎回特典ですがスタッフコメンタリーが付くのですが、これが1、2巻とも素晴らしいです。

1巻:
キャストインタビュー: 高田憂希・寿美菜子
キャストコメンタリー: 高田憂希・寿美菜子
スタッフコメンタリー: 加藤 誠(監督)・仲谷鳰(原作者)
コンテ: 3話

2巻:
キャストインタビュー: 寿美菜子・茅野愛衣
キャストコメンタリー: 高田憂希・寿美菜子・市川太一
スタッフコメンタリー: 加藤 誠(監督)・あおきえい(第6話コンテ)
コンテ: 6話

特に演出関連のスタッフコメンタリーが大好物な私としては、アニメ化のレベルの高さにふさわしいパッケージでBD 1巻、2巻ともに大満足。以降のBD 3巻、4巻も楽しみです!

投稿 : 2025/03/08
♥ : 82

65.8 9 夏休みアニメランキング9位
グラスリップ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (1166)
5343人が棚に入れました
ガラス工房を営む一家の娘・深水透子は、友人の家にあるカフェ「カゼミチ」を友人たちとの憩いの場所にしている。高校3年の夏休み、彼女たちの前に現れた転校生の少年・沖倉 駆は、透子に、自分には未来の声が聴こえると語りかける。もし、あらかじめ未来を知ることができるのなら、自分は何を望むのだろう? 感じたことのない動揺を覚えながらも、透子は胸の中に、放っておけない感情が生まれていることに気が付く...。

声優・キャラクター
深川芹亜、早見沙織、種田梨沙、逢坂良太、島﨑信長、山下大輝、東山奈央、茅野愛衣
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

確かに理解しがたい作品ではあった。

P.A.WORKSによるオリジナル作品です。

期待していたのにとか意味わからんとかいう

意見が多かったように思います。

そんなことより内容的なことを考えると

確かにわかりにくいのは事実であるのでは

ないかと思います。

ですがそのままにしても意味ないので自分なりの

考察を加えて見ました。(私の勝手な解釈で

出来たところだけなので気にしないでください。)

{netabare}まず、最初から何度も出てきた

未来のかけらと呼ばれたものについては

話数を追うごとに私は未来のかけら⇒世界のかけら

⇒心のかけらと解釈が変わって行きました。

最後の心のかけらですがこの心の欠片は

その名の通りの意味です。心の中に引っかかる

出来事が起きることで見えていた(正確には

感じ取っていたというところかな)ことで

心の埋め合わせ等の役割を出していたように

思います。つまり駆と透子には心の中に穴と

ひび割れがあったという描写の一種であると

思います。駆の欠片が見えなくなったのは

透子に会うことによって共有することで未来の欠片が

見える原因の心の穴とひび割れが修正されて

突然、見えなくなったということです。透子の欠片が

消えなかったのは心の欠片の原因が駆によって

だけでなく、おそらく幼馴染やニワトリにも

あるからだろうと思います。透子の心の欠片の

駆が落ちたり、やなぎが危ない目に

あったりの未来を予兆させるような欠片は

自分の中の分からない苦しみが目の前の対象に

添加された形で見えたからではないかと思います。

さらに雪景色のかけらの描写は上で言った自分の中

の欠片の原因が見えていないときの描写で

12話の雪景色の中の花火大会の様子の欠片は

ほかの幼馴染が透子のことをおいて行ってしまって

いる描写は心の欠片の原因がうっすらと暗示して

いる形だと思います。おそらく、幼馴染の関係が

変わり始めていることで自分の見られ方が変わって

いく事がわからなくなっていまうことを

示しているのではないかと思います。

ここまでの描写から13話の母親との会話を

考えるとあの短い会話ですが透子の心の欠片の

埋め合わせに必要なことを暗示しているかの

ようであると思います。単純に妄想だったという

結論だけではないと思います。これだけでは詳しいことを

考えるのは少しばかり難しく、わかりません。


次にニワトリについての考察ですが、まず5羽しか

いないのはこれも透子の心の欠片の一部であることを

示していると思います。ジョナサンが駆と例えられるの

はおそらく間違いないと思います。

それが駆と会うことによって心の穴の埋め合わせ

にならないことの理由の一つだと思います。

残りの4匹と名前の由来が違うのも駆≒ジョナサン

っていうことを示していると思います。


総称して考察すると欠片は実体がないが存在は

するものである。つまり心理描写の一種であり

そうではないということ。

未来と過去とのつながりを欠片が保っている

ということも考えられます。だから実体がないが

存在する、心理描写であってそうではない

ということにもつながると思います。伏線回収が

されているのかされていないのかはわかりにくく、

どっちの解釈でもつながりは途切れていない

と思います。(分かりやすく回収して欲しかった

ですけど。)

長々と書きましたが私個人の解釈なので

色々と思うことがあるかもしれません。

{/netabare}
まあ、難しかった作品だし、私の解釈は

個人の一つの意見でしかないものです。

私はいろいろ考えられた、わりとよかった作品だと思います。

(伏線の回収をあんまりしてるのかいないのかと思える

展開に見えたのはあんまり良くないとは思いますが・・・)

いろんな解釈で考えてみる一種の文学的な

思考で見てみると面白い作品なのかなと

思います。

10/17 星評価変更、追記

個人的点数評価 75.19点

余談(気にしなくていいです。)
{netabare}
この考察は13話視聴後2時間ちょっとかかって

過去のメモ等をまとめてできました。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 85

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

P.A.WORKSからの挑戦状(?∀?)

男女6人の高校生のひと夏を描いた青春もの。
P.A.WORKSによるオリジナル作品。
全13話。


アニメというより「文学作品」といった印象ですね。
ごく普通のアニメとして視聴を始めてしまうと
置いて行かれる事必至な作品です。
とにかく理解に苦しむシーンや表現が多かった(;´▽`)

テーマは“未来”という事になるんだと思います。
この年頃の情緒の不安定さや心の奥にある不安を
「未来の欠片」という特殊な現象を始めとする
独特な世界観で表現したかったんでしょうねぇ。

これに気付けたのは主人公の母も過去同じように
「未来の欠片」を経験した話を主人公に語った
シーンでした。 …もう後半、遅ッw

揺れ動く多感な高校生を描出するために声優陣も
若い声優さんを起用しているんでしょうね。
違和感なくストーリーに集中する事ができました。

福井県坂井市周辺をモデルに描かれている風景や
背景など作画はとても綺麗に仕上がっています。
OP曲は爽やかで彼らの青春にピッタリでしたよ♬


いやいや、理解にも評価にも苦しむ難しい作品でしたw
まるでP.A.WORKSからの挑戦状のような1本ですね。
そんでも、個人的にはそんなに嫌いではないです。

一様にオススメできる作品とは言い難いですが
文学作品を好んで読んでるよ!という方には
自信を持ってオススメできる作品ですね(・∀・)



《キャスト》
深水 透子(CV.深川芹亜)
沖倉 駆(CV.逢坂良太)
高山 やなぎ(CV.早見沙織)
永宮 幸(CV.種田梨沙)
井美 雪哉(CV.島崎信長)
白崎 祐(CV.山下大輝)
深水 陽菜(CV.東山奈央)
白崎 百(CV.茅野愛衣)



《主題歌》
OP:『夏の日と君の声』/ChouCho
ED:『透明な世界』/nano.RIPE

投稿 : 2025/03/08
♥ : 68

Nagi* さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

視聴者の知識を試すかのような挑戦的アニメ

“意味不明” “見る価値なし”
そう言われても仕方ないと思います。

凪あすに次ぐ、名作になるのでは?!
と、期待値も他作品に比べて大きかったために
その落差が激しく酷評の的に…

しかしアニメの実態は
 ▶ セリフ、設定、全てが理解できない
 ▶ True Tearsよりも謎。
 ▶ 主人公“透子”の声優が明らかに下手くそ
 ▶ 不自然に多用される止め絵
 ▶ ストーリー展開が謎。

まあ、つまり【謎】なんですね

私も思いましたよ。
なぜ最後まで視聴してしまったのかと…

きっと何かしらの謎解き展開が後半に待っている!
P.A Worksは、きっと何かやらかしてくれるんだ!
と待っていた人を奈落の底に突き落とすかのような最終話…

…と。酷評しようと思いました。

でもね?ひとつ気になることがあったんです

それは『幸が多用する文学作品の数々…』
その作品の内容が、もしかしたら意味あるのかも?と

調べましたよ。ええ。
グラスリップの解説を探しまくりました!!

そしたら、出会ってしまったんですね…
とあるサイトに。

すっきりしました
納得しました
あ、好きな作品に変わるわけではないですw

でも、みなさんに見ていただきたい\(^o^)/
きっと疑問を解決してくれることでしょう。

http://matome.naver.jp/odai/2141006607927765901


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、上記のサイトを見た上での再評価を少し。

1.ストーリー
 世の中にあふれてる“目で見る”アニメではなく
 “頭で考え心で感じる”アニメなのだとようやく理解。
 純文学的アニメなのですね…
 ん?そもそも“純文学”ってなんだ?
 ▶純文学=「娯楽性」より「芸術性」に重きを置くもの
 なるほど
  夏目漱石  『吾輩は猫である』
  芥川龍之介 『羅生門』
  川端康成  『伊豆の踊子』のような作品のことらしい…

2.未来の欠片
 この設定を、物語の中心に据えるのではなく
 あくまで若い時代の不安定な心理状態に
 少し色をつけるためのものなんですね。
 そう捉えると、未来の欠片ってあんまり気にならない!
 あれですよ。“中二病”が少しこじれた感じです(笑)

3.会話
 普通のアニメの会話の方がおかしいのだそうです。
 たしかに…リアリティを追及したからこその“意味不明”
 学生特有の言い回し、略語、仲間内でしか通じない言葉
 たくさんあるよね。
 それも含めて考え、感じてほしかったんでしょう

その他もろもろの疑問も、上記のサイトで解決したので
私としては満足です!!


▶これから視聴するひとにアドバイス。

アニメを見るのではなく
小説を読むかのように、現代文の問題を解読するかのように
この作品に触れて下さいっ!

ただ、批判するのではなく
いったん時間をおいて考えてみる。
そんなアニメの見方ができる人には
オススメできる作品ですね。

少しでも皆様の疑問が解決できますよう…

投稿 : 2025/03/08
♥ : 66

71.6 10 夏休みアニメランキング10位
キズナイーバー(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (780)
3716人が棚に入れました
舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。

かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。

夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。

そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。

しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。

園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」

その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!

声優・キャラクター
梶裕貴、寺崎裕香、島﨑信長、久野美咲、山村響、前野智昭、佐藤利奈、西山宏太朗
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キズナコネクト

TRIGGER制作。岡田磨里脚本・構成。
「キズナシステム」により、
お互いの痛みを共有することとなった、
少年少女のひと夏の群像劇。

舞台は洲籠市。
政府が秘密裏に行うキズナ計画の実験都市。
キズナ計画とは、
この争いに満ちた世界を平和に導く為の、
ヒントを見つけるための実験。

珍しく苦味レビューですが、
初期設定が強引で少々きついですね。
物語の入りに難があり、個人的にそこだけは、
最後まで払拭出来ませんでした。

{netabare}少年少女をいきなり「拉致」して外科手術。
理不尽にも「被験者」にされる。
仕組んだ者が同級生であり学校の教師です。
普通に日常パートで会話しています。
みんな反抗しないの?
この理不尽さは「バトルロワイアル」です。
誰もが救われたいからこそ従うのでしょうか。{/netabare}

ただ??マークもつきましたが、
お勧め出来る佳作だとは思っています。

痛覚を分配する。
次第に心の痛みまで分け合い体感する。
痛みを知ることで他者を思いやる。

キャラクターは総じて素晴らしいに尽きますね。
後半は盛り上がりました。
賛否ある作品って好きです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 58
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

恋人の前では絶対に屁をこかない愛と、恋人の前だから普通に屁をこける愛は、どちらがより深いのだろうか?

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
自分的LEGENDアニメの「花咲くいろは」や「とらドラ」、世間的にも名作の「あの花」「凪あす」のシリーズ構成を務めた岡田磨里さんの手掛けるオリジナルアニメということで、当然、期待は膨らむ。

な~んて、ハードルを上げなければ、なかなか楽しめるアニメ。ただ、「思わないようにしよう」と思うものの、「ココロコネクトの世界観であの花をやってみました」とついつい思ってしまい、たくさんのアニメ観てるのも如何なものかな~と思ってしまう。

レビュー、結果としてなんか酷評っぽくなってしまった(汗) そんなつもりなかったんですけどね(苦笑)

とはいえ、やはり1期尺でここまでたくさんの登場人物を動かし、キチッとストーリーをまとめてくるあたりは流石だな、と。シリアス系で、真っ直ぐな青春に恥ずかしさを感じない方なら楽しめると思います♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了】
{netabare}
良かった点としては、まずはニコが可愛かった♪ 不思議ちゃんを演じている(時点で)不思議ちゃん、って新しかったと思うし、キャラがバレた時の狼狽っぷりは可愛かった♪ 作風上、シリアスな場面が続くけど、そこが重くなりすぎないのは、間に挟まれるニコのギャグと少しずれた声質のお陰だと思う。ただ、カップリングには不満。天河と普通にくっついて欲しかった。

あとはまあ、やはりテーマ性の真っ直ぐさ。素直に、青春だな~って思う。

う~ん、評価に迷う。

やはり、設定のわりにテーマと終着点に既視感があるからだろうか。なんてったって、作品の主題はすでに、2500年前に孔子が言ってたわけですから(師曰く、己が欲っせざるところ、人に施すことなかれ)w

というか、これは私の個人的な思いなんだけど、「本音をぶつけ合わなければ友達になれない」「友達なら互いに傷つけあってなんぼ」という風潮に、「本当にそうか?」と思ってしまう。

例えば、「妻を愛しているから目の前で屁をこける」と「妻を愛しているから目の前では絶対に屁をこかない」は、多分どちらも成立すると思う。どちらも本当の愛のカタチだと思う。

でもこの「キズナイーバー」は、その一面のみ(屁をこく派)を強調していて、登場人物が揃いも揃って相手の心の傷にずかずかと踏み込んでいく。まるで、そうでもしなければ友達になれないというように(まあ、ミッションだから半強制ですが)。

個人的には、親しき仲にも礼儀あり、という言葉が好きですw

あとはまあ、感情の発露(爆発)から収束までのテンポが早すぎたかな。例えば、「とらドラ!」の{netabare}#21「どうしたって」(スキー回)での、みのりんの感情の発露は、それまでの「前向き良い子天然風」の長き前振りがあってこそ光るし、それに対して対等の位置で正面からぶつかる、あーみんがいてこそ光っていたと思う。{/netabare}

でも、「キズナイーバー」では、話数も少なくキャラが多過ぎて感情移入が難しいのに、感情が瞬間的に沸点まで達するので、おいてけぼりを食らった。しかもそれぞれのトラウマの方向性が様々で、キャラによってその重さも全然違い、誰かのトラウマの解消が他のキャラクターのトラウマに繋がらなかったから、キャラクター間に横糸を張れなかったと思う(このへんが「あの花」との違い。{netabare}あの花はあくまで、キャラクターの心の方向性が、めんまに収束されていたから)。{/netabare}だから、なんだか「1人で叫んでる」という印象を受けた。キャッチボールではなく、皆が好き好きに大遠投しまくってる感じ。

それが最も顕著なのが最終回。彼らは、カメラ(視聴者・私たち)に向かって叫んでいるのであって、仲間に向かって叫んでいるのではない。少なくとも私はそう感じた。それがなんか、「作られた感動」「感動の押し売り」に思われ、私はついていけなかった。(勿論、読み手や視聴者を意識するのは大切ですが、キャラ同士の関係性の深まりに感情移入できなかったから、そう感じたのでしょう)。

ちなみに、(どっちが正しいとかじゃなくて)この作品の価値観と対極の価値観にこんなものがある。小説家、角田光代さんの小説の一節だ。

「一人でいることが恐くなるようなたくさんの友達よりも、一人でいても恐くない何かに出会うことことの方が、うんと大切な気がする」

いずれにしても、彼ら、彼女ら、そしてこの作品は「絆」「繋がる」ということを絶対視、神聖視し過ぎているような気がするんだよな。

私は、「孤独」や「一匹狼」にも対等の価値があり、それならではの美しさもあると思ってるんですよね。

とまあ、天の邪鬼な剣道部の戯言と思ってください。
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
ニコの可愛さは良かった。ワンクールのアニオリ作品としては、破綻なくよくまとまっていた。ただ、なんか暑苦しい青春の叫びに、ついていけない部分が。彼らは、私達(視聴者)に叫んでいるのであった、仲間(アニメ内のキャラ)に叫んでいるわけではない、そんな空回り感があった。「絆」や「人との繋がり」は、確かに美しいものかもしれないが、その一面を神聖視し過ぎに感じた。同じように、「孤独」や「一匹狼」も、それならではの美しさがあって、価値があると想うんだよね。
{/netabare}

【各話感想】
{netabare}
1話目
メッセージ性強い系? ん~、ココロコネクト?

2話目
体の傷みを共有することで、心の傷みを共有しろってことね。

3話目
ドMが混ざっていたか(笑)

4話目
合宿回? 意外。ここにきてラブコメの波動がw

5話目
ついに心が繋がったか。予想の範囲内。

6話目
勝平と法子のやりとりはなかなか面白いが、やや、化物語っぽい。

7話目
漫画家としての話。ラストの最終回のくだりは好きだった。死者からの手紙って感じ。

8話目
ますますココロコネクトに~。三角だの四角だの。トラウマに対して前向き、って、かなりえぐるような一言だね。

9話目
なんだろう、デッドマン・ワンダーランド? 「抱き締めて」→「抱き締めるなんて酷いよ」→「千鳥が好きで悪いかよ!」→「いらないなら天河君ちょうだいよ」→「友達になんかなっちゃいけない」→全員ノックアウト の流れは良かった。

10話目
ここで伏線回収。廃人多数生み出した実験か。

11話目
勝平が長々と正しいことを。

12話目
ひど~い! ウザくて面倒くさいなんてユタ君がかわいそうだよう!は、笑ったw
{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 47

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

物語は、ヒロインに階段から突き落とされて始まる。今シーズンではインパクトある導入の本作。

TRIGGERが送り出してきた本作。
「キルラキル」や「異能バトルは日常系の中で」を手掛けてきたTRIGGERが
今回、どんな仕掛けをしてくるかが気になるとこ。

同クールで「宇宙パトロールルル子」も制作していた点で
スタッフの稼働状況が飽和していたのでは?と思える点もちらほら(´・ω・`)
(まぁ、ルル子はショートアニメやからね)

舞台は未来型都市「洲籠市-スゴモリシ」
不思議と痛みを感じない-不感症系主人公-が阿形勝平くん。
この設定って露骨すぎやしないか??(´・ω・`)
いや、この見え見えなくらいの露骨さがあとでいい味出すんです。
(ドМな様で実は違うみたいですw)


謎の少女・園崎法子が第一話(一目あったその日から、絆の花咲くこともある)で、
七つの大罪について勝平君に説くシーン。
「他者との協調性を重んじる現代に於いて、罪の形は微妙に形を変えています。」
この言葉、グッと来るものがありました|д゚)フカイワー
建前で人と付き合うことが多い現代日本では...特にやね。
この七つの大罪にそれぞれ当てはめた七人のキャラクターが
身体的痛みの同時共有、「キズナシステム」を同意のもと(?)
とあるプロジェクトをを履行していく物語。

素材としては、ココロコネクトに通じるものがあるような、ないような...( 一一)

タイトルにも書いた通り、主人公がヒロイン園崎法子と出会うと
躊躇なく階段から突き落とされて幕を開けます。

....リアルでされたらたまったもんやない!(´Д`)w
でもこのショッキングな演出は、導入として非常に優秀だと感じました。
あるあるな「空から女の子が降ってきた-」とかより十分インパクトありやなw

様々な傷や悩みやトラウマを抱えた7人の「キズナイーバー」
傷を分け合う者たち同士が、成長し、認め合い、確かめ合っていく本作。


声優さんも佐藤利奈さんのツンデレ具合がGJ。
御坂美琴がもっと無表情美人さんになった牧 穂乃香は印象的(*‘∀‘)
物語後半のメインといっても過言じゃない主要キャラなので
ぜひ注目してみましょう(/ω\)

EDのカットで、女性キャラの目元アップの部分は
良作画と認定したい。
センチメンタルな心情を画だけで表現するTRIGGER最高。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 47

69.3 11 夏休みアニメランキング11位
きみの声をとどけたい(アニメ映画)

2017年8月25日
★★★★☆ 3.6 (118)
524人が棚に入れました
湘南・鎌倉の海辺の町を舞台に繰り広げられる、少女の悩み、葛藤、夢、そして届けたい“声(想い)”の物語。
将来の夢が見つからず少し焦っている16才の少女・行合なぎさは、幼い頃に祖母からきいた「コトダマ」言葉には魂が宿るという話を、ある出来事により信じている。
ある日、なぎさは何年も使われていないミニFMステーションに迷い込み、軽い気持ちでDJの真似事をする。すると、放送されたコトバは 思いもかけない人に届いていて―。

声優・キャラクター
片平美那、田中有紀、岩淵桃音、飯野美紗子、神戸光歩、鈴木陽斗実、三森すずこ
ネタバレ

おぼ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

これぞ王道の青春感動映画!こういうのが見たかった!/レビュー追記(8.31)

女子校生達がラジオ局を復活させようとする話。
見ててスッキリできる青春映画の良作でした。
(以下ネタバレほぼなし)

( 'ω'o[総括レビュー]o
{netabare}
ことだまとラジオを巡る青春物語。
(詳しい内容は自分で確認推奨)

全体的に分かりやすい展開で、最後まで飽きずに視聴出来たと思います。
キャラの性格も個性豊かで、ちょっとクッスっとしたりうるっとしたりの連続で楽しかったです。

その他にも全体的によく出来ていると思ったのが「音楽」
ラジオ局の話なのでもちろん色々な挿入歌が出てくるのですが、全てを曲が素晴らしかったです。

特に良かったのが最後の曲。
詳しい内容はネタバレになるので言いませんが、皆の思いが重なってからのあの曲は完全に涙腺をやられましたね。

少し不満を言うとすれば、ラジオ局の復活課程をもう少し詳しく描いて欲しかったかなーと思います。

まとめとしては、いい意味での王道の展開で最後にはしっかり泣かしてくれる。普段アニメをみない人にも遠慮なく勧められる良作でした。

是非1度劇場へ!{/netabare}

総合点数【86点】

投稿 : 2025/03/08
♥ : 31

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

言葉には、魂が宿っているんだよ。ちゃんと声に出せば、その願いは叶うの。

たまたま手に取った作品だったので
高い期待はしていなかったのですが、

見てみると、
個人的な好みにハマった作品♪

新人声優発掘育成企画
「キミコエプロジェクト」と連動していて、

本作のメインキャラ7人のうち6人が
プロジェクトのオーディションでの合格者で、
この作品がデビュー作です。

だけど、下手だとか素人っぽいとか、
そんなマイナスな印象はまったくありませんでした。

90分ほどの作品でした。


● ストーリー
高校2年生の行合なぎさ(ゆきあい なぎさ)は、
言葉には魂、“コトダマ”が宿っていると信じている。

たまたま雨宿りをした喫茶店。
閉店して誰もいない店内にあったのは、ラジオスタジオ。

ラジオDJの真似事をしたつもりが、本当に電波が飛んでいて、
ラジオ番組「アクアマリン」のDJの娘・矢沢紫音(やざわ しおん)と出会う。

「アクアマリン」の元DJであり、紫音の母である朱音(あかね)は、
12年前に事故に遭い、それ以来昏睡状態が続いていた。

ラジオを通して朱音さんに呼びかけることを提案したなぎさは、
仲間と共に「アクアマリン」を復活させる。


言葉には魂が宿っている。
“コトダマ”を信じ、言葉を大事にしている主人公・なぎさ。

なので、
自然と“言葉”がテーマとなっています。

どんな気持ちでも、
言葉にすると、それは力を持つものになる。

いい言葉も、よくない言葉も…。

友だちが友だちの悪口を言う、
そんな姿を見たくない。

どうせ口に出すなら、
叶えたい願い事を。

そんな前向きななぎさの言葉、
私にはたくさん響いたよ^^


≪ みんなでラジオ番組を作る! ≫

ラジオ番組でトークしたり、
オリジナル曲を流したり…。

そういうのが新鮮で、わくわくしました♪

女子高校生のひと夏の物語としては、
十分な展開と盛り上がりでした!


● キャラクター
キャラの作画は少しクセがあるかな?
あまりかわいいとも、きれいとも言えません。笑
(作画が悪いわけではないのだけど…。)

口がωとなっているのも、好き嫌いがあるかも。

なぎさのキャラには合っていたと、私は思いますが♪

メインキャラの声優さんはほとんど新人さんということでしたが、
皆さんお上手だったと思います^^

特に主人公のなぎさ役の片平美那さんの演技が自然体でよかった♪

なぎさの台詞には、
何度かうるっとさせられました(´;ω;`)


● 音楽
メインキャラによる挿入歌が
たくさん使用されていました。

どれもいい曲でした♪

特に山場の挿入歌がよくてですね…(´;ω;`)

音楽担当は松田彬人さん。
BGMは優しい曲が多く、印象に残ったものが多かったです♪

映画で聴いて惚れたので、
すぐにサントラ手に入れました(`・ω・´)


【 挿入歌「Wishes Come True」/ メインキャラ7人 】

山場で流れました。

曲もいいし、
曲に合わせて涙をこらえながら歌う紫音にこちらが涙(´;ω;`)

クライマックスの盛り上がりは、
間違いなくこの曲の力が大きいです!

音楽の強い力を感じました。


【 ED「キボウノカケラ」/ NOW ON AIR 】

メインキャラ7人のうち、
新人声優6人によるユニットです。

明るくて、この作品のEDにふさわしい曲だと思います♪

この曲好きだな~^^


● まとめ
90分という、やや短い時間だからか、
展開に無駄がなくて思い切りがあり、よかったです♪

まっすぐななぎさに引っ張られて、
重い話も重すぎず。

正直ストーリーはベタな流れで、
展開もありきたりではありますが、

挿入歌がとてもよかったのも手伝って、
私はこの作品の雰囲気好きでした♪

映画公開時にはそれほど話題にならなかったけれど、
知らない人が多いのはもったいない作品です!

言葉にできる強い想いは、きっと叶うはず。

言葉の力を信じて、
前に進む勇気をくれる作品でした^^

投稿 : 2025/03/08
♥ : 30

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コミュニティFMを舞台とした高校生の物語…清々しいほどの青春ストーリー

この作品を劇場で見ることはありませんでした。機会があれば見に行こうと思っているうちに、あっという間に公開終了してしまったという感じでした。「よりもい」を見て、同じマッドハウスの青春ものなら面白いのではないか、そう思い、レンタルで借りてみました。

結果、見て全く損はない作品だったというのが感想です。

とにかく強引で、ガンガン進んでしまう展開。しかし、これは青春ものを90分で収めるための処置であり、映画なら当たり前にあるものなので気にしません。
90分で主要人物たちの背景、関係性、心情、問題の発生にその解決と、とにかく詰め込んでいます。その分、物語に重みはなくなっています。が、話が進んでいくうちに登場人物たちの会話や思いの丈に入り込んでしまい結局夢中にさせてしまう魔力がこの作品にはあります。さすがは「言葉」の力を押した作品だと思いました。

6人の主要人物、なぎさ、紫音、かえで、雫、夕、あやめ、乙葉が街角にかつてあった喫茶店のミニFM局を夏休みに復活させて、それぞれが抱えている問題や悩み、青春のぶつかりといったものを、放送を通じてクロスさせていく話になっています。
先にも書いた通り、かなり強引な設定と進め方なのですが、とにかく爽やかで気持ちの良い感じを受けます。また、湘南が舞台なので、すごく背景が綺麗で見ていて心地が良いです。よりもいもそうだったけど、マッドハウスの描く背景は登場人物たちをより魅力的にさせる何かがある気がします。人物線を白にしているから尚更そう感じるのかもしれませんが。

これだけの内容だったら1クールの作品として成り立たせることもできたんじゃないのかなという気もします。舞台裏は分かりませんが、「よりもい」とこの作品は同じ次期に発想されて、内容もある程度固めながら話を進めていくうちに映画とTVに分けたと。そうでなければあの詰め方はできない、そんな気がしました。

青春ものとしては佳作だと思います。ただ、ストーリーにプロセスや積み重ねを重んじる人は見ない方が良いと思います。自分みたいに流し見ているうちにはまってしまい、最後になにかを感じる人にお勧めします。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 29

89.0 12 夏休みアニメランキング12位
ようこそ実力至上主義の教室へ(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1465)
7013人が棚に入れました
『ようこそ実力至上主義の教室へ』の舞台となるのは希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという名門校・高度育成高等学校。
ここは優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校で、入試で手を抜いた主人公・綾小路清隆は、不良品が集まる場所と揶揄される最底辺のDクラスに配属されてしまう。
しかしそのクラスで成績は優秀だが性格に難のある堀北鈴音、気遣いと優しさでできた少女・櫛田桔梗らと出会うことで、状況に変化が生まれていく。

声優・キャラクター
千葉翔也、鬼頭明里、久保ユリカ、M・A・O、竹達彩奈、逢坂良太、岩中睦樹、日高里菜、日野聡、東山奈央、若山晃久、小松未可子、梅原裕一郎、小原好美、佐藤利奈、金元寿子、岩澤俊樹、竹内栄治、阿部大樹、郷田翼、水中雅章

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルが実力至上主義の「学校」へじゃないのは…(原作は7巻まで発売中(2017月12月現在))

なるほど、個人の評価じゃなくてクラス連帯での評価なんですね。
ラノベ原作未読でしたが超有名タイトルで気にはなっていました。

クラスに優劣があって個人評価でクラス替えって設定はわりと多いし現実の習熟度別クラスみたいなのも普通はそうですが、クラス全体が評価されるこの設定はなかなか面白いかも。

あ、でも『バカとテストと召喚獣』(バカテス)とかもクラスでの評価ですね。異能要素ゼロっぽい本作は楽しみではあります。

※評価は暫定で、視聴状況で変える予定です。

2017.7.21追記:
1話視聴後に原作を読み始めて、4.5巻まで読み終えた時点で2話目を視聴しました。

どうやら原作1巻には3話目まで使うようです。原作4巻くらいがキリが良さそうなので、アニメ化はその辺りまででしょうか。

シリーズ構成・脚本は原作物としては今のところ上手くまとめていると感じます。

2017.8.24追記:
1ヶ月近く前に原作の既刊分を読み終えていましたが、どうもアニメでは原作よりも堀北さんの扱いが良くなっているようです。逆に3、4巻あたりから目立ってくる軽井沢さんの扱いは悪くなりそうで残念です。

7話の元になるエピソードは4.5巻に収録の短編なのですが、原作では時系列的に3巻と4巻でそれぞれ「特別試験」(アニメではまだやっていないエピソード)があって、そこでメインキャラに浮上した軽井沢さんがアニメ7話で活躍した堀北さんに代わって活躍するエピソードなのでした。

個人的には原作の軽井沢さんが好きなので、ちょっと残念だったのでした。

2017.8.31追記:
8話で島編突入。残り話数を考えると、これは原作3巻までのエピソードで終わる可能性もありますが、4巻目まで到達するのかどうなのか…?

2017.9.28追記:
原作3巻相当のエピソードで終了。ということで軽井沢さんは活躍せず(笑)。

主人公の出自関連の情報は、もしかしたらちょっとだけ原作よりも多かったかも。なのでアニメでの原作からの改変についても、一応原作者との調整はついているのだと思います。

原作の販促アニメとしてはまあまあの出来だと思います。アニメ単体でどこまで評価されるか未知数ですが、私自身は原作の方が面白いと思います。ただ、原作への興味を持たせてくれたアニメ化にはありがとうの言葉を送りたいです。

2017.12.8追記:
原作は本編7巻+1(4.5巻)の計8巻が発売中です。アニメは3巻までの範囲でしたが、7話で4.5巻のプールエピソードを先取りした影響で(わりと目立つ)ストーリー変更がありました。

わりと各登場人物が頭を使っていろいろと画策する中、佐倉さんはすっかり癒し系キャラになっています。原作、面白いですよ!

投稿 : 2025/03/08
♥ : 65
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

テンプレキャラVS天才風主人公=評価が難しい作品

原作未読。最終話まで視聴。

『これが本当に高校1年生か?』と目を疑いたくなるようなテンプレキャラ祭り状態のアニメ。
これがこの作品の第一印象。

見終わった感想は『この手の作品は評価が難しい』

物語に爽快感を出すため、敵キャラの大物感を演出するのは常套手段だと思うけど、大物感を出すための演出が稚拙。
主人公が天才なのを際立たせるため、周囲にお馬鹿キャラが多いとか・・・。

これを、『仕方がないこと』と受け入れるか、『ご都合主義』と批判するか・・・?

作画は回によって乱れることがある。

主人公の口調は好みが分かれるかも。
私は低評価。
普段は良いけど、驚いた時くらい、もう少し感情的が露わになった方がリアルかと・・・。

----------------------------------------

毎月10万円相当のポイントが支給される。
希望する就職・進学先にほぼ100%答える全国屈指の名門校。
{netabare}
【第2話】
そんな名門校で、1年1学期の中間試験から落ちこぼれって???
『優秀な生徒が集まっている』って訳でもないのかな?

【第4話】
C組の連中、何を飲んでんだ?
これがシャンパン以外なら逆に凄い!
龍園の隣にいる女子生徒はホステス的な人?
黒人の用心棒までいるし・・・?

須藤が売られた喧嘩を軽々しく買ってしまう???
やはり『優秀な生徒が集まっている』という訳ではないらしい。

【第8話】
レストランのくだり。
場違いな言動をとがめられ、挑発に乗って須藤が相手の胸ぐらを掴む???
反省ゼロ?

本当に、主人公の周りにはお馬鹿キャラが多過ぎる。{/netabare}

『全国屈指の名門校』って設定はどこへ行った???

----------------------------------------

さて、肝心の物語の方ですが、後半{netabare}の無人島の試験編{/netabare}の導入部は、わりと面白かった。
原作者はこういう話が書きたくて『クラス対抗』設定にしたのかな?ってくらい良い設定だと思った。

しかし、その後の展開が尻すぼみというか・・・。
もう少し、知恵比べが見られるかと思ったんだけど。
{netabare}
なぜどのクラスも1位を取りにいかないんだろうって思った。
A組はスポットの占有ポイント狙い。リーダー当てポイントはC組頼み。
B組も同様に、スポットの占有ポイント狙い。
C組はリーダー当てポイントのみ。

う~ん。複数の占有ポイントを狙う組は無し。
リーダー当てのために行動を起こしたのはC組だけ・・・。
主人公も正面突破で各組の動向を探りに行ったのが、唯一目立った行動・・・。

あとは、ひたすらD組の内輪もめしか描かれない。{/netabare}

最終話。
{netabare}結局、ポイントの事とか、いまいちよく分からなかった。
視聴者がポイント計算をする必要はないのかも知れない・・・。

A組のリーダーの件、葛城でない理由はともかく、戸塚がリーダーである理由が、主人公の説明では説明不足。
(あくまでも、主人公の想像の域を出ない説明)

C組のリーダーに至っては、主人公の説明の中に理由が無い。
こちらも説明不足か?

たった数日のサバイバルで{netabare}ヘビを食べるかな?しかも1匹じゃなかったよね?{/netabare}
必死な龍園を軽くあしらう主人公を描きたかったんだろうけど、演出としてやり過ぎでは?{/netabare}

あれ?褒めてるつもりがいつの間にかツッコんでいる?

まあ、この手の作品にはありがちですよね。
どうしても、限られた時間内では説明不足っていうか、主人公にとってご都合主義っぽくなっちゃったりとか・・・。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 62
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

難癖ですが、アニメの内容的には、「実力(至上)主義」じゃなくて、「成果(至上)主義」の方が正確だと思いますが……

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
なんかこう、「奉仕部(俺ガイル)に憧れた高校生が、文月学園(バカテス)に入学し、真剣に戦っている」という印象を受けました。

ツッコミどころは多く、すごくおもしろいとは思えなかったけれど、「見て損」とも思いませんでした。知略系とか好きなら、観ても良いと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、難癖なのは百も承知でm(._.)m

レビュータイトルですが、「実力主義」の辞書的な意味は『(年齢や学歴、人柄などではなく)実力の程度で評価をくだす立場。能力主義』(三省堂 大辞林)となります。

似ている言葉に、ビジネス用語でもある、「能力主義」や「成果主義」があると思います。

ものスゴくザックリ言うと、「能力主義」は、資格などを含め「これくらいの力があるから、給与はいくら」という日本的な考え方で、「成果主義」は、人を見ずに、とにかく出した結果だけをドライに査定する欧米的なやり方ですね。

例えばプロ野球なら、「160㎞投げられるから年俸いくら」とか、「まだ一軍登板こそないものの、実力的に向上したから年俸アップ」なんてのは「能力主義」的。一方、「10勝した(防御率が○点だ)からいくら」とか、「力があるのは誰しも認めるが、(仮に不運が重なっても)結局試合では活躍できなかったから年俸ダウン」なんてのは「成果主義」的です(多分)。

一応、三省堂さんの解釈を信じるなら「実力主義=能力主義」としてるし、一般的にも「実力=成果」よりは、「実力=能力」と捉えると思います。(ビジネス用語として用いる時、実力主義と成果主義を同様のものとして扱うことも多々ありますので微妙なところですが、やはり普通の感覚としては、実力(能力)を評価すると捉えるでしょう。

となると、このアニメに置き換えた時、ポイントとして加算されているのは、明らかに「実力(能力)」ではなく、「成果(結果)」だと思います。

そもそも、「年齢(学年)」で集団を区切っている以上、「実力主義」とも「成果主義」とも異なる(真逆な)、「年功序列」という概念も入ってきています。本当に実力を至上とするなら、年をバラバラにして学級編成をするとか飛び級を認めるとか、あるいは、場合によっては3Aより2Bの方がポイントが上、ということもあってしかるべきでしょう。仮にDクラスでも、実力が認められれば(個人的に)Aクラスに編入できるとか(7話のアイキャッチで可能と分かりましたね)。

また、「実力主義」という資本主義的な発想で学校を運営しているのに、ポイントは学級(集団)の実績(連帯責任)という、なんとも「社会主義」的なシステムにしているのにも違和感が。まあ、そこ(集団を押し上げてこそ、真の実力)が盛り上げどころなのでしょうし、アニメにそこまでリアリティを求めても良くないのですが、自分が生徒なら納得しないかなw というかこれは、「クラス(集団)を成長させられる人間こそ本当に優秀」という、実に日本的に発想のもとにあるシステムだよね(一見、個人主義的な評価基準に見えて)。

そういう、「微妙な言葉やシステムのズレ」がどうにもこうにも気になって、なんか懐疑的な(斜に構えた)見方になってしまいました(汗)

それもあり、内容的も「知略戦、に見えてご都合主義」と、そんなことを感じました(辛口ですが)。

例えば、定期テストのくだり。過去問の入手って、いや、同じ学校に勤務し、定期テストを過去問通り出す教師なんていないやん。実力至上主義なら、まずその教師をクビにしろと(笑)

例えば、須藤の暴力沙汰のくだり。なんか目撃者とか色々と出してるけど、(それが相手の策略であれ、怪我の程度が本来より重くなったとはいえ)手を出したら、やっぱり手を出した方が悪いと思うんだけど、シンプルに。なんかみんな「俺達仲間だろ」と守ろうとしてたけど、そこで開き直って居座っている須藤には、普通に腹が立ちました(苦笑)。

とか、ツッコミどころは多数。キャラも、ひねくれたキャラは好きだし、よく作ってはいるけれど、飛び抜けた魅力は感じられず。いずれにしても、65点感が漂うアニメでした。

ただまあ、一定以上には楽しめたことも事実。今期(2017年夏)はあまりハマれたアニメがなく、途中切りも過去最多。「他に比べれば」と思っていたことは否めない。

もちろん、見所もあって、島編のラストの展開は(うまくいきすぎだけど)面白さもあった。あまり、深く考えずに騙され、積極的に翻弄されるのが得策でしょうか。ラストの「脱力系主人公がガチで腹黒クズの可能性」は新しかったと思いますし♪

私も基本的には実力主義ですが、「至上」かと言われれば、微妙かな。

まず、誰が何を評価するかによって、つまり評価基準によって実力なんて変わるから、あまり明確な基準は設けられないよな~と。

社会における正しい平等とは、機会の平等であって結果の平等じゃない。そう思います。アニメとは、あまり関係のない話ですが。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なんか、「俺ガイル」に似てるな。知能戦? が楽しめれば良いな。これ、連帯責任なのはどうなんかね。話は盛り上がるけど、評価基準として。他をリードできて、初めて評価に値するということ?

2話目
これ、Dクラスはダメな人を集めたのなら、主人公やヒロインもダメな人認定なわけで、多分ここから逆転していくんだけど、じゃあ、入学時の査定にセンスがなかったということですな。

3話目
いや、定期テストの過去問、そのまんま出すなんて教師の手抜きやん。そんな教師いないって。櫛田さん、もっと遠くで、いや、自分の部屋でストレス発散しようよw

4話目
なんなこう、正論を言ってもね(汗) クラブ? あれで格好いいと思っているんなら、笑えるんですけど(笑)

5話目
公然猥褻w 論破せずに、目撃者を出すし、目撃者が親近者だし、どれだけからまれても、結局手を出したのは須藤だから、非がないとは思えないんだけど。格好良い壁ドンw

6話目
いやいやいやいや、この段階で事件を取り下げても、「虚偽報告」とかあるんじゃね? いやいや、この程度でマスコミ動かないでしょ。いや、ファンかどうかは、相手が決めることでしょ。

7話目
かなり毒舌だが、こういう「大したことない作品」に、雑にエヴァ(名作)とかのパロディーをやられると、なんかイラッとするな(苦笑) ガラッと作風を変えた日常回&水着回。まあ、番外編的な感じで気軽には楽しめたかな。

8話目
ホントに、こんな奴らのキャッハうふふに税金を払っているとしたら、ガチで切れるな(苦笑)

9話目
中忍選抜試験かい? 言動には気を付けろと言った直後のリーダー宣言、トラップくさい。川の水は一応煮沸しよう。これ、多分、あのCクラスの娘が、Dクラスのリーダーを嘘報告してくれるの? まあ、一人いなくなっても、この段階なら、食糧を買わなくてすむから、30マイナスでも別に良いと思う。

10話目
下着を捨てりゃあ良いんじゃね?

11話目
キーカード、あの水浴びの状況で盗めるもんか?

12話目
ラストは意外かな。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 40

86.6 13 夏休みアニメランキング13位
らき☆すた(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3609)
17668人が棚に入れました
そもそもは、連載を予定していた作品ではなく、コンプティークで急にページが空いてしまい、そこを埋めるために掲載したのが始まりだが、人気を博したため連載となった。タイトルは、“Lucky Star(ラッキースター)”の意味であり、単行本表紙のロゴにもデザインされている。連載開始時は、主な登場人物4名は高校1年生で、実際の年度が進むと共に2年生、さらに3年生へと進級している(アニメの開始時点では2年生)。ほとんどのキャラクターが左利きである。
女の子たちの、まったり、ゆる~いふだんの生活を描く。

声優・キャラクター
平野綾、加藤英美里、福原香織、遠藤綾、今野宏美、白石稔、長谷川静香、茅原実里、ささきのぞみ、清水香里、前田このみ、西原さおり、平松広和、井上喜久子、古澤徹、小菅真美
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

内容が無いよう。それなのにヒットしたワケは……

原作未読。

テーマは「共感」。
女子高生4人組を中心とする、「あるあるネタ」集。

0.とりとめのない会話
1.日常生活であるある
2.学校生活であるある
3.食生活であるある
4.家族であるある
5.時事ネタであるある
6.オタクネタであるある

こんなところでしょう。

問題は6番。
ほぼ主人公と言ってもいい、泉こなた(いずみ こなた)が6番を連発します。
したがって、ある程度知識があったほうが面白いと思います。

・Kanonなどの京アニが手がけたKey作品
・涼宮ハルヒの憂鬱
・ポケモンやドラクエなどのヒットゲーム
・ガンダムなどの知名度の高いアニメ
・オンラインゲーム
・コミケ

このあたりに詳しければ、より楽しめますね。
……とはいうものの、実は知らなくても大丈夫です。
周囲のキャラクターが一般人なので、「知らない側に共感」できます。
オタク、そこそこ詳しい人、少しだけ知っている人、全然知らない人。
キャラクター配置が絶妙ですねー。


ストーリーはほぼありません。
ただ単に、日常会話と「あるあるネタ」を流してるだけ。
声優も遊んでます。
会話にアドリブを多く取り入れているそうです。
正直なところ、ラジオでやっても変わらないのでは? と思いました。


とにかく頭を使わずに見られます。
私は、寝る前のヒーリングアニメとして見ていました。
重要な話はほとんどありません。
1話飛ばしても気付きません。


さて、そんなアニメが大ヒットした要因には、OPテーマがあげられると思います。
一度視聴したら忘れない、ユニークな曲と振り付け。
放送当時はニコニコ動画が全盛期で、多くの動画でこのOPが使われていました。

そこからリンクをたどって本編を見る人が現れます。
すると、「あるあるネタ」とパロディの豊富さ、キャラデザイン、ご当地ネタ(聖地巡礼の元)にひかれる人が現れます。
そして、そんな視聴者同士が共感しあって、どんどん大きくなっていったのだと思います。

おそらく制作サイドもそれを見越して作ったのでしょう。
今でいう違法視聴とコミュニティを利用したわけです。


……で、実際に面白かったかと聞かれると微妙です。
特に前半はあまりのゆるさに断念しかけました。
それでも、中盤あたりになるとキャラクターに慣れてきます。
おかげでネタの質が上がったように感じます。

また、終盤には唐突ながら感動シーンが。
そして、実は{netabare}OPテーマ{/netabare}が伏線になっているという意外な作り。
{netabare}
最終話でOPテーマを踊ったときには正直感心しました。
{/netabare}

時間はかかりましたが、内容重視の私が最後まで見られた理由は4つ。

・まったりとした安心感
・パロディの元ネタが分かったときのうれしさ
・耳に残るOPテーマ
・少しずつ良くなっていく(ように感じる)ネタの質

まとめると、

「これと言って面白いわけではない。しかし、慣れてくると、惰性で見てしまい、気がついたら見終わっていた」

という感じです。
まさに日常系ですね。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 68

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『ロリコンではない!ロリコン「でも」あるのだ!』ちょwおやじ、おまえwww(80点)

全24話。
4コマ漫画原作。原作未読。

個人的満足点:80点
アニメ系統:日常系ギャグ

日常系の代表作の1つであろう本作。
日常系が苦手な自分にとってはある意味「鬼門」といえる。

実際、始めて見た時は、キャラの絵も好きになれず
面白みを感じないまま、2話で封印したほど。

しかしながら、段々と日常系にもなれてきた現在
今ならいけるかもと再度チャレンジしてみた。

2度目というのもありちょっと我慢して観てみると、面白いじゃないかw
2度目ということで多少慣れた為か?
日常系に耐性が出来てきたためか?
それとも5話にして監督交代したためか?
とにかく5話以降はかなり面白い。

主役のこなたのオタクっぷりが秀逸。
ゲーセン、ネトゲネタなんかは共感してしまったw
「そうそう、あるある」ってな感じ。
「17歳の女子高生がオタク」そこに萌えるのか?!w
おやじネタも満載。
こなたあんたいくつですかとツッコミたくなるw

まわりのキャラも立っていて
こなたを引き立てるのに大いに役にたっている。
かがみのツッコミが鋭くいい味だしていて
こなたとかがみの掛け合いが見所となっている。

パロネタも古い所から最近の物まで幅が広く
きっとあなたのお気に入りのパロがあるだろう。
まあパロが全く分からないとちょっとキツイかとは思うが。
全く分からないパロはあまり気にしてはいけないw

個人的には6話のパロには爆笑してしまった。
そこまでやるかあああって感じw
1人で画面の前で爆笑していた自分を
客観的に見るとキモイのだが、そこはご愛嬌。

各話終わりの「らっきー☆ちゃんねる」も楽しい。
アキラのキャラもこなたに負けないぐらい濃い。
アキラとみのるのやり取り、アキラのギャップがたまらんw
後半のみのるも見逃せない。

OP曲は最初はなんじゃこりゃって感じだったが段々はまってきたw
かなりの中毒性である。
最後にちょっとしたサプライズもあるので是非観ていただきたい。

EDも毎話楽しみ。
毎話毎話EDが変わるのである。
どのように変わるかは是非観て確認していただきたい。

ついついOPとEDは飛ばしがちな私だが
こと「らき☆すた」に限って言えば
OPED飛ばさず全てをしゃぶりつくした。

ストーリーなんていうものは皆無だが
このアニメにそんなものを求めてはいけない。
一瞬一瞬をニヤニヤしながら所々爆笑できればいいのである。
最後の方にゆるいながらも、少しいい話もあるので、そこも見逃せない。

後半少しだれて来るのが少々残念な部分もあるが
全体的には非常に笑わせてもらえた。

日常系が苦手だという方にこそ見ていただきたい。
頭をからっぽにして見ていただければ
きっと「らき☆すた」の楽しさが見えてくると思う。


とまあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと・・・

いつも私のレビューを観てくれている方は
絶対このオチだと期待していることだろう。
そして、ここはあえてこう言わせていただこう!

























貧乳はステータスだ!希少価値だ!

投稿 : 2025/03/08
♥ : 56

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

はたまた予想外のEDを持ってきていた・・・

ニコニコ×角川祭りということでニコ生一挙放送

で放送されたので視聴した作品です。

(別に宣伝ではありません・・・・・)

話はオタク一人、双子(どっかで見たような・・・)、

頭のいいちょっとドジな?子の四人組の日常の

中をギャグ展開で持っていき、少しずつ時系列が

進む形になっています。

内容でインパクト大なのはやっぱり涼〇ハ〇ヒ

を筆頭とするパロディネタですね。(いや、パロディを

通り越しているのではないか・・・)

すごかったですよ本当に。しかも時々何気ないところに

あの作品じゃあ・・・みたいなのもあって面白かったです。

それから最もインパクトがあったのが後半のED部分です。

あんなEDよく考えついたなと思います。

白石さんも大変だったに違いない・・・・・

次にED前のショートコーナーの『らっきー☆ちゃんねる』

にまさかの後藤邑子さんを元にし声を演じる

ゴットゥーザ様(誰だかは知らないが・・・)が登場し

所々で朝〇奈ミ〇ルの声が混じっているのが

すごい面白かったです。

本編はまあまあかなって感じなのにショートコーナーと

EDのほうが楽しめた作品でした。

◆個人的点数評価 76.520点

投稿 : 2025/03/08
♥ : 55

67.4 14 夏休みアニメランキング14位
ゆるゆり なちゅやちゅみ!(OVA)

2015年2月18日
★★★★☆ 3.9 (264)
1500人が棚に入れました
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。

「ごらく部」で明確な目的もなく活動を続ける4人の女の子の毎日を綴ったアニメの劇場版。夏休みを迎えた赤座あかり、歳納京子、船見結衣、吉川ちなつの4人組は、自分たちだけでキャンプに行くことに。

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ごらくぶ きゃんぷちゅう!

劇場上映 OVA作品 約62分 1期・2期視聴済み
AT-Xで放送していたので観てみました。

七森中の「ごらく部」のメンバー4人と何故か色々とかかわり合ってしまう「生徒会」メンバーのちょっと百合でまったりとした日常のお話です。

今回は夏休みという事で「ごらく部」と「生徒会」のメンバーでのキャンプのお話がメインとなっております。

アバンからいきなり「なんだこれは!」状態に陥りましたがw OP後は、いつもの流れになっていましたね。

テレビ版よりまったりしてました。

でもみなさんの個性が十分に発揮されていましたね。
(私は歳納 京子と大室 櫻子のキャラが被って見えましたw)

もちろん、ゆるゆりで出てきた他のキャラもみなさんも出てきます。
(あかりのお姉さんのあかねは相変わらずでしたねw)

少しずつキャラの性格や関係を思い出しながら観ていました。

大笑いすることはないですが、時折クスッと笑える場面があって和やかに観れると思います。

まったりしたい気分になりたい時に観るといいかも知れませんね。
先に1期・2期を観るとより楽しめると思います。

OP/ED 新曲でした。どちらも七森中☆ごらく部が歌ってます。

最後に、3期決定!おめでとうございます。楽しみですね^^

投稿 : 2025/03/08
♥ : 35

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「ちょっとだけ何かが変わったような・・・」とは上手いキャッチコピー 原点回帰、ゼロに戻った『ゆるゆり』

全スタッフ一新による『ゆるゆり』のOVA作品、約60分


監督は円宏則・・・じゃwなかったw畑博之w
脚本は横手美智子
キャラデザは谷口元浩
音楽は藤澤慶昌
制作はTYOアニメーション


凄い・・・名作と謳われ、某アニメ賞も受賞した作品のスタッフを総入れ替えとはまさに大冒険、いや「だ★い★じけ★ん~♩」です
主題歌こそイイジマケン、Funtaが手掛けているものの、それ以外全部替えてしまっています


実際に作画や演出の方向性はだいぶ変わっています
まず、『ゆるゆり』の代名詞ともいえる「アッカリ~ン」が完全に封印されてます
ですから今作のあかりちゃんは執拗にディスられたりしません(笑)
"普通に主役っぽい”のです

これはアニメファンの期待と原作そのものの持ち味の差異か、オイラ的には少し寂しい
特に気になったのはテレビシリーズでは大隈孝晴のレイアウト監修と動画工房による所謂"ぬるぬる動く作画”が見せ場として必ずあったのに対し、今作は正直あんまし動かない


根本的に考え方が違うのですね
プロデューサーも前シリーズを意識しなくていい、と畑監督に対し言っています


ただ間違ってはいけないのが、演出の方向性は変わってもキャラがブレたりはしてないことです
だから歳納京子は相変わらず五月蝿いし、結衣センパイは俄然クール、ちなちゅはやはり腹黒い
綾乃がデレて、千歳が鼻血を吹き、ひまさく?さくひま?が案の定イチャつく
さらにちょびっとではありますがお姉ちゃんとか妹とか、ほぼ全キャラ出演を果たし、まさに『ゆるゆり』ワールドのオールスター戦
これぞまさにTHE『ゆるゆり』


肝心のお話は原作の小ネタを拾いつつ、ごらく部と生徒会のオールキャストが一同に会し夏休みにキャンプする、というまあ『ヤマノススメ』的な俗に言う“ゆるふわアウトドア”でしたが、このオリジナル構成はむしろ原作ファンの方がすんなり楽しめるところでしょう
最大の見所はまさかの“着ぐるみパジャマ再登場”とそのパジャマ姿で“『アオハライド』の聖地巡礼をする”ところすかね(笑)


「ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。」
とは今作のキャッチコピー
上手いですねぇ、まさしくその通りです

投稿 : 2025/03/08
♥ : 25

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

続編に当たる完全新作『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』が8月、9月に1回ずつスペシャル放送される

みんな、ゆるゆりの主人公・赤座あかりだよ!
今年の夏休みは、京子ちゃん、結衣ちゃん、ちなつちゃんたちとキャンプに行くんだぁ~。
今からすっごく楽しみ!
あかりたちだけでキャンプに行くのは初めてだからドキドキするけど、みんなでお料理したり、肝試ししたり……あと……あんなことや、こんなこともやりたいなぁ!
あっ! 櫻子ちゃん、向日葵ちゃん! みんなも一緒にキャンプに行こうよ!!

2014年2月9日に開催された「冬なのに、ごらく部☆なちゅまつり」にて、新作アニメーションの制作が決定し、後にOVAで制作し劇場上映を予定していることが発表された。またその後、AnimeJapan 2014にて開催された『ゆるゆり スペシャルステージ』において、スタッフやキービジュアルなどの詳細が公表され、タイトルは『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』となることが発表された。

OVA発売に先行して2014年11月29日より劇場上映が実施され、2015年2月18日にBD(PCXG-50178)・DVD(PCBG-52299)が発売された。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 24

61.6 15 夏休みアニメランキング15位
宇宙ショーへようこそ(アニメ映画)

2010年6月26日
★★★★☆ 3.6 (160)
678人が棚に入れました
村川村は、都会から遠く離れた自然囲まれた土地。夏休みの子供だけの合宿のために小学校に集まった夏紀達5人は、行方不明となったウサギを探すために裏山に足を踏み入れるのだが…。

声優・キャラクター
黒沢ともよ、生月歩花、鵜澤正太郎、松元環季、吉永拓斗、藤原啓治、中尾隆聖、五十嵐麗、小野坂昌也、竹田雅則、宮本充、飯野茉優、江川央生、斎藤千和、伊藤和晃、日髙のり子、銀河万丈、飛田展男

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

インクちゃん可愛い!

R.O.D、かみちゅ!などを作った監督・スタッフによる子供向け劇場作品。
田舎に暮らす5人の小学生が犬型宇宙人ポチと一緒に宇宙人が住むいろいろな惑星に旅をするというお話です。
この世界では、宇宙中でネットワークが築かれていて多種多様の異星人が交流さかんですのに、
地球人だけ、無人島暮らしみたいに本当になにも知らされてないマイノリティなんだなwて思いました。
その理由もちょこっとですが、触れられていますけどね!

月に到着してからのちょっと驚く展開とか、異星人の女の子と仲良くしている場面とか、
いろいろワクワクしながら前半部分は楽しく観ていました。
作画や宇宙関係の美術設定がとてもいいですし、これは隠れた名作かな?と思ってたんですが、
他の人も書いてますが、後半部分になったらパワーダウンしましたねw
悪いことをした連中の掘り下げが不足していますし説明不足ですし
対決の部分とかに、あまり盛り上がりを感じませんでした。

ふたつの友情をテーマにして物語は終盤に向かい、名作になる可能性はありましたが、
シナリオの練り込み不足で、もうひと押しが足りないかな?と思いました。

繰り返すようですが、ポチの故郷に到着するあたりまでは高評価なんですけどねw
本当に惜しい作品でした。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 30

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ファンシーなキャラクター達と世界感が楽しいです

ある日、宇宙人がやってきました。
「地球の皆さん、頭を良くしてあげましょう。戦争や貧乏も無くなるし、みんな仲良くなれますよ。」と言うのです。
さぁ、この宇宙人の言う事を聞きますか?

◆この作品の概要は・・・
大自然の田舎町で暮らす5人の小学生達が夏休みに体験した出来事。
この5人が、地球に来ていた宇宙人を助けたお礼として、宇宙に招待されるというお話です。

◆この作品の見どころは・・・
ファンシーなキャラクター達と、宇宙の世界感が楽しくワクワクするというところです。
例えるならば子供の頃、科学博物館を訪れた時のような楽しいイメージを思い浮かべて頂けたらと思います。
まず序盤から案内役の宇宙人と出会いますが、その姿にぽか~んとし、またファンシーぶりに笑えます。
そして宇宙へ・・・。
地球からは見れない月の裏側にびっくり!!
そこには我々の知らない様々のファンシーな宇宙人達と世界が待っていました。
遊園地のようなエンターティメントが見て楽しめます。

◆この作品の欠点・・・
残念ながら、後半からシナリオが退屈気味になってしまいました。
余計な悪者を登場させず、最初から最後まで宇宙世界を楽しめるようなエンターティメントの内容の方が良かったのでは?

◆こういう方向けの作品です・・・
この作品は、かなりドラえもんの映画の様なシナリオとキャラクター達で構成されています。
なので、ドラえもんが面白く鑑賞できる人には好まれる作品ではないでしょうか?

投稿 : 2025/03/08
♥ : 25
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

宇宙人、拾いました。

「ありがとう、おかげで助かりました」

全校生徒たった5人の小さな小学校に通う仲良し5人組は
行方不明となったウサギを探すために裏山に足を踏み入れて、
ミステリーサークルと、傷だらけの犬を目撃し持ち帰る。

手当をして元気になると・・
人の言葉をしゃべる!
二足歩行で人間みたいに歩く!
小学二年生の女の子を「美しい・・」と褒め称えて口説くw
こんなの犬じゃねぇ!・・普通じゃないと・・。

だが、彼は犬・・ではなく宇宙人だったのだ。
{しかも名前はシンプルなポチ。}

ポチは介抱してくれたお礼として
一行は月で修学旅行をすることになった
{羨ましすぎるから私も仲間に入れて欲しい!w}
月では数々の宇宙人、見たことない乗り物やお菓子
地球にもあるファーストフードやコーラもある
{ただし地球で買うより高い}

物語に深く関わるキーワードの
今宇宙で最も注目されている番組「宇宙ショー」を楽しんでる中
月からの地球便がすべて通行禁止になり、帰れなくなってしまう・・。

帰れない。修学・・襲愕旅行(;゚Д゚)!
月でアルバイト
{netabare}
特急に乗るため一行は乗車料をバイトして稼ぐことに・・

良いなぁ。
私も月でバイトした~い!!(笑)
地球にもある宅急便、ベビーシッター
ピザの配達、アイドル、メカニック系なんでもアリ!!
今やってる仕事?そんなの放って月へ行く!w
{何て言って責任感強くて出来ないw}
{/netabare}

136分・・2時間弱あるのでとても長いです。

前半ジャングルジムごと月へワープするのとか
銀河鉄道の夜を思い出すような宇宙を駆ける列車
月を旅行したり別の惑星に行ったり
宇宙人の友達が出来たりとか
大人になると忙しさの中忘れちゃったような
子供の頃の夢とか詰まっていて見ながら
良いなーと思いながら観てました。

ポチ、かっこいいよポチ
{netabare}
ポチが初登場の頃から
犬にしてはイケメンすぎる声だな・・と一目惚れ(笑)
7歳に対して「あまねさん」と敬語なところと
本気で口説いちゃうところとか
実は教授なとことか好きすぎるw

最後あまねちゃんがポチにちゅーして
ポチがめっちゃ照れてるのが可愛い!
「いつかあまねさんを迎えに行く」
と言っちゃうところが素敵!
{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 22

80.4 16 夏休みアニメランキング16位
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (2025)
10117人が棚に入れました
「女子高生」になれば自然とモテると思っていた主人公“黒木智子”。しかし現実は違っていた…。高校に入学して2ヶ月経っても彼氏どころかクラスメイトともまともに会話もできず、無残な現実が襲い来る!この状況に焦った智子はモテるための行動を開始した。だが…、クラスの中でも目立たず、極度の人見知りで他人とコミュニケーションをとるのが苦手な智子は、家族以外の人間と会話をすることから始めなければならなかった…。モテない女子高生“黒木智子”がモテるようになる為に孤軍奮闘するのだが…智子に明るい未来は待っているのか!?モテない女子高生の苦悩が始まる!!

声優・キャラクター
橘田いずみ、中村悠一、花澤香菜、釘宮理恵
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

こ・・・これわ・・・((゚゚дд゚゚ ))

はがない、の本来の設定が極まれば、こんなことになるんでしょうね(笑)

はがない、は友達がいないといいつつ、のハーレム展開でしたが、ハーレムのハの字も見えない第1話でした。

かえって最終回にむけでどう落としていくのかが気になります(笑)

■第1話~第4話
{netabare}
回を増すごとに徐々にハマっていってます^^
ドン引き展開満載でいつもハラハラしますね。

第4話のラストはお父さんかわいそう・・・www

喪女子にひきたてられて
ゆうちゃんが輝いて見えるぞ
まぶしいぞ、おい(*´ω`*)
{/netabare}

■第5話~第6話
{netabare}
第6話のラストのオチwww
喪女子があそこに混じっていても
全然違和感なかったですね。
軽く意気投合していたようなw

ゆうちゃんがリア充の階段を上っていくのに対して
喪女子はどんどん深みにはまっていってしまっています。

ゆうちゃんとの格差が開きすぎて
ゆうちゃんの出番がなくなっちゃうんじゃないかと
心配してます^^;
{/netabare}

■原作
{netabare}
原作とアンソロジー買ってしまいました^^
原作は原作で独特の雰囲気がありますね。
アニメだと原作をベースにしつつ色んな
演出をふんだんに加えてたんですね~
原作シーンがアニメでどう演出されるか楽しみです^^

ゆうちゃんファンとしてはもっと出番を
増やしてほしいところだけど
4巻のあのラストは一体・・・w

ゆうちゃん「XXXXって何?」
喪女子「(何言ってんだこのビッチ?)」

ビッチ呼ばわりする喪女子も喪女子だけど
XXXXって一体ゆうちゃん何言ったのー??(´д`ι)


アンソロジーでは「アムネジア」の作者のめいびいさんの
イラストが乗ってました^^
ゆうちゃんをぜひとも描いてほしかった。・゚・(*ノД`*)・゚・。
だけどアンソロジ―でのゆうちゃん出現率が
高いから許すー^^
{/netabare}

■第7話~8話
{netabare}
夏休み地獄篇始まる・・・!(笑)

原作を買った身としては
きーちゃんを誰が演じるのか楽しみでした。
そしたら、這いよれニャル子で
おなじみのハスタくんの声が・・・!

まさかのくぎゅぅ出演!!
花澤さんといい、ちょっとしか出番がないのに
なんという豪華なキャスティング^^

前半でいきなり、あんなセリフ言わせるとは・・・^^;

来週も夏休み地獄篇は続きそうです。
{/netabare}

■第9話
{netabare}
夏休み最終話でしたが、なんだかもう
ゆうちゃんと、もこっちとの絶望的な
格差を見せつけられた気がします(笑)


ゆうちゃんからの彼氏話こそなかったものの
お洒落なケーキ屋さんで働くゆうちゃんが
天使すぎる・・・!


それに対し、自分もケーキ屋で働けば
イケてるJKになれる!と考えたもこっちは
お母さんからケーキ屋さんのバイトを紹介してもらう
ことに・・・。


・・・。


いや、ケーキだけどさ・・・(´・ω・`)


お洒落なケーキ屋さんで働くゆうちゃん。
一方で、ケーキ生産工場ラインでバイトするもこっち。


お洒落とは無縁なベルトコンベアでの
ケーキ大量生産工場。


まわりはお洒落とは無縁なおばちゃん軍団。


もう、もこっちにお似合いすぎて涙がちょちょぎれる
(´;ω;`)ブワッ

涙なしにはみれない夏休み最終話でした。
{/netabare}

■第10話
{netabare}
いよいよ2学期が始まりましたね。
しかも席替えが行われて、リア中に囲まれた
真ん中の席に。。。(笑)

回想で中学時代のゆうちゃんが
でてきましたが、やっぱり当時からゆうちゃんは
かわいかったんですね^^

{/netabare}

■第11話~第12話
{netabare}
いよいよ最終回になってしまいました。。。
最終回の冒頭はいままでで一番
えぐかったですね(笑)

過去のイタイお話が走馬灯のように蘇り
絶望していくもこっちがシャレにならない
悲壮感を醸し出していました‎(´・ω・`)

でもムダに?前向きで行動力あるもこっち。
「大切なのは過去じゃない。未来だ!」と
意気込み立ち直るのですが、
その意気ごみ自体がイタイエピソードを量産する
フラグに・・・(笑)

今回の最終回の一番の見どころは
やっぱりラストのもこっちダッシュですね^^
あれはツボにはまりましたw

それとゆうちゃんとの女子力の差が
さらに明るみに。。。もこっちの部屋は
暗く陰惨なのに対して、ゆうちゃんの
部屋は女子力にあふれてました^^

今期一番楽しみにしていたアニメなので
2期も期待しています~
{/netabare}

もこっち役の声優さんの橘田いずみさん
今回のもこっち役がすごい演技力でした。
あのゲスいキャラを見事に演じ切っていましたね^^
どうやったらあんな声出るんだろう、と
いつもビックリです。

ゲスい橘田さんのもこっちに
引き立てられて、花澤さんも輝いてました^^

とてもいい組み合わせだったなと思います^^

■わたもてラジオ 第1回~第11回
{netabare}
わたもてラジオも毎週聞いてました。
回を増すごとに毒舌になっていく橘田さん(笑)

やっぱりこの声がいいですね~(´∀`*)

「ソロプレイ」コーナーよかったです。
特にお気に入りは、「モテないしツープレイ妄想するか」
です。イタイ妄想+橘田さんの毒ツッコミが
絶妙でした^^

次回で最終回ですね。

もっこもっこバイ!

明日はニコ生ソロプレイ!(*σ´Д`*)
{/netabare}


■ニコ生ソロプレイ第1回~第3回
{netabare}
ワタモテRADIOも楽しいけど、ニコ生ソロプレイは
生としてのライブ感があって好きです^^

第3回ではOPを歌っている鈴木このみさんが
ゲストに。

黄昏×乙女 アムネジアのOPを
やっていた人ですね^^

アムネジア大好きなので名前は知っていましたが
今まではあまりよく知りませんでした。

歌声の迫力から、橘田さんより年上なのかと
思っていましたが、現役のJKだったんですね汗

ワタモテRADIOの続投が発表されて良かったです^^

ワタモテ第2期のためにも
「形ある」応援が必要ですね(笑)

最後の最後で原作者の谷川ニコさんから
メッセージが届いていて
感動的でした。

またニコ生ソロプレイやってほしいです^^
{/netabare}

■ニコ生ソロプレイ3/16
ワタモテラジオもおわってしまうのかぁ泣
とりま、土下座シーンの絵を当てれたのが今日の思い出です^^

投稿 : 2025/03/08
♥ : 180
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ニコ生もらい泣きしてしまったのとラジオ続編決定!(最終話まで

9月28日(土)20時開演(10/5まで
http://live.nicovideo.jp/watch/lv144633135
タイムシフト一週間!神回所じゃない。見てない人は今すぐ見る価値あり!これだけのために課金するのもありだろう。

1回目は橘田いずみがもこっちだと認識する回。
2回目はただの神回。
3回目、笑いあり涙あり神展開ありの最後はもらい泣きしてしまった…なんだこの笑い涙ありの劇団ワタモテ委員会は…
所でラジオは続くのが決まったがニコ生ソロプレイはこれで終わってしまうのだろうか?
何かこのニコ生のせいでアマゾンだかのランキングが急上昇して過去最高記録とかなんとか…
1回目2回目を見逃した人たちは3回目を見るだけでどれだけ面白い番組を作っているかを知れるので是非ともこの回だけでも見逃さないで欲しい!
アニメ本編もそうだけどこういうニコ生とか中の人の番組って割りとどうでも良い番組が99%だがこれは今まで見た中で完全に飛び抜けて一番だったかもしれない。
中の人に興味のない人も一度見てみたほうがいいかもよ?


高校に行けば自然とモテると思っていた"喪女"の日常を描いた、ちょっと切ない日常ライフコメディー!!


◆関連URL
・公式
http://www.watamote.jp/
・ワタモテRADIO
http://hibiki-radio.jp/description/watamote
・原作公式(最新話毎回無料配信中
http://www.ganganonline.com/comic/watashiga/


RADIO
中の人の声がまんまもこっちでおまけにぼっち伝説が面白すぎるw
キャラと中の人がこれ程リンクするのも珍しい。
聞いたこと無い人は一回聞いてみる事をお勧めします。
完全に中の人と一致しすぎてリアルもこっちが楽しめるかもしれません。


◆クランチロールで海外向け公式配信中
http://www.crunchyroll.com/watamote-no-matter-how-i-look-at-it-its-you-guys-fault-im-not-popular

◆原作試し読み
http://www.ganganonline.com/event/5th/tadayomix/index.html?sscl=left_5th_tadayomix


※見所は根拠の無い謎の自身があって無駄にポジティブな所。
なので全てバカに出来るしアホかってツッコめるのである。
これがネガティブだったら笑えないし痛くて目も当てられなかったであろう。


□ワタモテ特番 モテないし、ニコ生ソロプレイするか
これの一回目二回目が声に出して笑ってしまうほど爆笑したので見てない人は是非三回目以降の配信見逃さずに!
ってかラジオで感想書きたくなる程面白いのはナツメブラザーズ以来…

8月31日(土)20時開演(タイムシフト一週間
http://live.nicovideo.jp/watch/lv144632615
感想
{netabare}なんなのこの中の人一々言動とか行動とか面白すぎるだろw
可愛いとかそういうんじゃなくガチで面白いwスタッフの誘い笑いのせいもあるのかな?w
ボケ担当なの?ツッコミ担当なの?どういう事なの?これ狙ってこのキャラ作ってるんだとしたら尊敬するわ…
っつうかワタモテ自体この人を題材に作品作ったんじゃねぇの?wこの人キャラにドハマりってレベルじゃなくもこっちだろって位ハマりすぎてる。
ここまで声優でドハマりするのはいつ以来だ?林原めぐみ以来じゃないか?
あれは声の可愛さとか歌とかあったけどこの人ガチでキャラが面白いw
いやあれだクライムエッジのヒロイン声の人はメッチャ声がピンポイントに可愛かった…小岩井ことりだっけな。
ってかこれでモテナイとかあり得ないだろ。年の割にやたら肌綺麗だしなぁ…
まっそもそもアイドルみたいなもんだしモテナイわけはないわな。
って事でこの人の出てるものを片っ端から集めたいって程ファンになるわけじゃないけど好きだホント。
まぁそもそも芸能界にそこまでハマったことが無いしそういうのもよくわからんので適当にアニメ見たりラジオ聞いたり位だなぁ。
なんなんだろうこのアニメって同情なのかなんなのかわからんがもこっちが可愛く見えてきちゃうんだよなぁ。
どういう心境の変化なんだこれわけがわからないよ。
ゲスいのになんか可愛くなってきちゃうなんなんだこの矛盾は…
キャラのせいもあってかわからないけど童顔は割りと好みなんで見た目も結構好きかもしれない。
抱き枕カバー大爆笑したわwwwホラーどころのレベルを超えてるぞww
ラジオパーソナリティーが実にうまい気がする。ただただ話してるだけのつまらんラジオみたいにならないはやっぱこの人の力量か?
一々漏れる心の声というかやさぐれ感が面白すぎる。
ってかもこっちがニコ生やったらこんな感じなのかなぁ割りと人気が凄いでそうな気がするしゲーム実況とかやってほしい。
コメントの量がこの人がニコ生向きなのを表していると言ってもいいだろう。
割りとバイオ重度ヲタなのでヤフミは帰ってこないのだろうか?と度々思ってしまう。
昔も今もゲームのほとんどがバイオに時間を費やしている気がする。{/netabare}


「モテないし、“にんげんっていいな”に混ざってくる」【喪5EDより】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21762977
これよく出来てるw


○総評
このアニメの面白い所は簡単に言うともこっちの下衆っぷりとかぼっちっぷり…って所もあるのかもしれないが、実は出てくる脇役が全て超良い人と言う点。皆さん気づかれましたか?
反面教師であり教訓みたいな作品になっているのです。
もこっち(あなた)が思っている程周りの人は悪い人ではないと。だからもっともこっちのようにポジティブで行動力を持つことで世界が変わるんですよと…ならなかったw
まぁ恐らく最終的にはそういうまとめになるんだろうと予想しつつ二期を待ちたいと思います。


各話感想
{netabare}1話
前情報無し。取り敢えず見てみる。

なんか色々おかしいwwこれは面白くなりそうな予感w
ちょwOPwwwなんだこの斬新な感じw
なんで痺れたんだ!?w ビッチww ぼっちw
ソロプレイってなんだよww
尻軽がする事。まぁ大体あってるなw ハーレム願望か?
テロリストww ガンツww 先生良い人。
なんですでに裸の男なんだよしかも全裸ってwくっそふいたww
なんで鏡見て吐くんだよ。
自身があるのか無いのかよくわからんww
PCで何やってんだ?w 顔どうしたんだwww
弟冷たいなw 
なんだよそのオーラww怖い怖い怖いwww
自殺で脅すなw無期懲役wやっぱポジティブなんだな。
下のマイクがハウリングwww 私のスピーカーいい音なっちゃうwww
やばいこのアニメ色々面白いw妄想だけはピカイチなんだな。
うまい棒が弟用なんだろうなw
会話はしてないだろ。頷いただけじゃないか!
水も頼めないのかw
なんという展開w あっ!弟かww 顔面崩壊ww
これはひどいww
一々ブスにブスって言う奴の神経がわからんなぁ。
可愛い子がいたぞとかならわかるけど、友達にもそういう奴いたけど意味がわからなかった。
いやぁこれ今季一番面白い気がする。物語シリーズは例外として。
これは最後まで絶対見たい。期待値10/10。


2話
何聴いて興奮してんだこいつww
相変わらずくまがひどいな。俺もくまがひどいが。
自粛www なんで吐いてるんだよw
寝たふりから起きる演技ってなんだよw何処で使うんだよw
高校の頃早弁して昼休みまで腹へって昼飯食ってとかやってたっけ。
弁当臭いwwあるあるw
腹ペコキャラってなんだよそんなのモテねぇよw
心のエグは真っ黒ぉ~怖い怖い怖いww
隣に男子が寝てるから妄想広がりまくりなのかw
いやいや寝てたけど一緒には寝てないだろって日本語難しいなw
同じ布団では寝てない。これが正しいか。
「股間のバットを管理するのもマネージャーの仕事です。
見てみて俺の隠し球」
鼻から色んな物が吹き出したわwww
パンツ覗くなw 誰に言い訳してんだよw
まさかのパンツ回想ww
おいゆうちゃんにウソツク気満々じゃねぇかw
魔力を供給wエッチな目的じゃないんだからねww
どこのFateですか?w
うわうわレイプ願望wwこいつ病気だなw
墓のシーンってなんだよw
どっちだよレイプ願望があるのかないのかわかんねぇやつだなw
子宮違いだろぼけw
なんで着いて来るんですかww
えっとそれは耳を澄ませばですか?w汗が出すぎてやばいw
誰でも彼氏妄想可能なのかw上級者だなw
デブの絵絶対うまいフラグだろこれw
コピーwwやっぱうまかったのかwおい見せてくれないのか!
ゆうちゃんに見せるのかよw
なんだ?主人公の中で何が壊れた?
いやいやミニスカの下パンツ履いてるじゃんw
駄目だツッコミが一々追いつかねぇ。
規制が厳しいから日常系アニメしか出来ないってどんだけ言論統制された社会なんだよw怖いわw
音ゲーかぁビートマニアとかダンスの奴昔メッチャハマったっけ。懐かしい。
おい!セクロスって入れようとしただろいま!!
ゆうちゃんなんでざーさんなんだろう。なんかイメージが違う。
ざーさんは黒髪キャラがいいなぁ。
初めて出来た彼氏と喧嘩ww
現実逃避すんなwwwまだしゃべってるぞゆうちゃんw
ヤバイなぁこのアニメメッチャ面白い。
なんともシュールなEDだなぁ。絵やっぱうまかったかw
漫画研究部だったのか。って全員同じ顔wwどうでもいいMOBキャラの割に可愛いw
予告 スパークってTシャツなんだよw


3話
のっぺらぼうなんだけど…w
ちょwアホ毛所じゃねぇw寝癖直せよおいw
教科書忘れたのかw机に置きっぱだったな俺。
あっでも持ち帰らされたっけ。よく覚えてないや。
先生やめたげてよー!隣のクラスとか隣の奴とかry
泣いちゃった(´・ω・`)なんかいつもと違うな。
っと思ったけどうむいつも通りか。
コンビニの傘立てに傘置いておくとすぐパクられるよねw
っておいてる場所間違えてただけかよ!
あふれたらどうすんだよ馬鹿かw
あれ?中学生だっけ。またおっさんに怒鳴られたw
あるあるw傘よく飛ばされるよねw
おっナンパか!これは…w えっ…?
謎の彼女Xじゃねぇんだからよだれ漏らすなw
「バスケ漫画のキャラみたいな汗書いてるぅうう」
どうしてそうなったww
「トイレで野糞的なものでもしてこようかなって」
何がどうなってんだよww
シモネタを女が言っても面白く無いから。ハシタナイだけだ。まじひくわー。
女がシモネタ話してもいいのは超絶明るいブスだけです。
なんて優しい男子生徒たち!ってかなんで寝てんだよw
おい!優しくされてただろうが!!なんというフラグクラッシャーw
なんでドア足で抑えてるんだよw服着てんじゃねぇか!性格悪いw
桃の木の件なんて言ってるか5回聞いてもわからん。
風邪っておめぇのせいじゃねぇか!いみわかんねぇ。
黒木のバスケ?黒子のバスケ?見てないからわからん。
心理テストにちゃっかりまざるなw
じゃあ森に行く。あっ主人公と被った。
童貞www ちげぇーしww 当たらない心理テストだったな。
そして智子も当たってないんだがw
一流スナイパーwなんだなんだ?攻殻機動隊か?
っておい智子にバスケの玉がw仮病かよ。
なんで風邪引いてる弟のとこへきてんだって伝染る事期待してんじゃねぇよw
そばにいてやんよwwおまそれエンジェルビーツネタww
最近までラジオ聞いてたから余計に吹くわww
おいおまえが食うな!って結構優しい姉貴になってねぇか?w
弟の同じクラスの子か。弟人気なのかな?w
プリント届けに来るとか今時あり得ないんじゃ?
ってか昔からあり得ないような気がするんだけど。まぁ王道ネタではあるが。
うわー熱いおかゆを掛けるとか…おじやかな?フルパワーで殴るわこんなされたら。
弟の布団に潜るなwって同じ部屋で寝るのかw同じ布団で寝るかと思ったわ。
やっぱり優しい姉貴だな。しぼってないんかーい!w
自己中な姉貴だな。あっ感染ったww弟看病してやれよw
ゆうちゃん③かなー。非処女wwwしねビッチw
俺は非処女は嫌いです。浮気されて以来非処女と付き合えなくなった。
いやぁ今期ダントツで本当に面白いわw
予告でもどんだけ自信過剰なんだよw


4話
冒頭CMかと思った。
Hな夢を見る方法ww女が見ちゃいかんだろ!!
茎ってなんかエロくないかw虫虫蟲蟲!!ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!
いやいや悪夢見るだろそんな圧迫したらw
抱きまくらが丁度いいぞ!
蟲やめろおおおおおマジでそういう夢怖いからやめて;;
おい小テスト中になんの夢見てんだww
そういや今更思い出したけど喪女関係無いだろこのアニメw
単なる変態妄想癖で自信過剰な女の日常じゃねぇか。
完全に変態脳だなもこっちw
痴漢アピールはうざいね。彼女とかなら確かに心配はするがうざいのは否めない。ってよりあざといというべきか?
ゆうちゃんにセクハラすんなw痴漢された事ある?じゃねぇよw
もみほぐされた位だから大丈夫ってどんなだよw精神的な話だろうが。
どんな痴漢欲求だよw 完全に変態脳だな。
チダヌマwww 津田沼だろそれww
完全に総武線。通勤ラッシュやばいからなぁ総武線。
股の下に棒状の固いものwwもこっちハッピーじゃねぇかw
でもこれ痴漢されると真面目に怖いんだよな。
男だけど痴女に痴漢された事あるから凄く良く分かる。興奮するよりマジで怖い。
総武線痴漢多いからなぁ~。何度か電車止まったことあったっけ。
ナギナタ落ちか。まぁ大体予想はしてたけど。
ナギナタにレイプされちゃってさぁってどんな電話してんだよ…
なんか痛くなってきたなぁ。
セミか?7日で死ぬの?w 下着透けるよなぁ。あれなんなんだろう。
誘ってんのか?見せてんのか?うざくなる事がまれによくある。
いやパンツが可愛くてもモテる話とはまったく方向性が逆だろ。
だから一々ゆうちゃんにセクハラすんなww
スカート短くしてる女は女からビッチだと思われるぞ?
男の半分からはエロい目で見られ残りの男からは変態に思われるだけだ。
超ウケルよねぇーとか超可愛いよねぇーって女の発言には一切の重みを感じない。
パンツの臭いを嗅ぐなw
もこっち絶対男だろwwレズ属性所か明らかに男だろ。
弟となんでそんな殺伐としてんだよw高校生にもなればそんな殺伐としなくないか?
パンツで仰ぐなwwもう死んだほうがマシなレベルだなこれw
1680円w割と高いwバーバリーのパンツ2万位する奴あるからまぁ安いほうだけど。
おいwww電マ当たったのかよww
原作なら完全にこれオナってるんだろ本当はw原作読んでないから知らんが。
お父さんwwwやばすぎだろこの状況ww
これがリアルであったら娘の部屋全部掃除しちゃうだろうなぁエロ関係の物全て取り上げるわな。
ってかこのアニメ完全に喪女関係ねぇだろ。明らかに男的発想でしかない気がする。まぁエロい女も世の中には山のようにいるから一概に決めつけられる話じゃないからあれだけど。
なんでこのアニメこんな面白いんだろよくわからん。


5話
ラブコメとか絶対見ないと思ったが…
ハルヒ?長門?ってか絶対そうだろw
無口で無表情か。完全に俺の好きなタイプ。
ってかもこっちみたいな女いたらまっさきに手つけちゃうけどな。何故なら落としやすいから。
口が達者な女より口下手な女のほうが確実に落としやすい。
スポーツドリンク飲んだってちょっと可愛いけどこりゃキレるわ。
何故そこでエロいものを隠し持ってとなるw
ホントだー動いてるーやだなにそれいやらしい。
もこっち灰色になっとるぞw
こんな無口キャラで一人で飯食ってる奴程気になる存在は無い。
男でも女でもまっさきに声かけて仲良くなりたくなっちゃうな。
どうしてスタバに入ったw敷居高くないか?ぼっちじゃなくても難しすぎて俺はもう行きたくないと思った。
ジャイアントwわけわからんからなぁあっこの言葉。
あるあるw色々入れたくなるwwそしてまずくなるんですよねわかりますw
いやぁ無表情キャラ普通に好きな男いっぱいいると思うけどな。
無邪気な笑顔には弱くないけどなぁ。恥ずかしがる姿には弱いけど。
弟好きだなほんとwこんなおねぇちゃんいたら抱いちゃうよw
ようわからんがなんか可愛いw図々しくないというかなんというかなんだろう。よくわからないが可愛いw
プリクラどうしてそんな変顔になったwもう無表情が一番可愛いんじゃないのかw
何故弟の部屋にプリクラ貼ったしwおねぇちゃん可愛いなほんとw
ヤバイこんなおねぇちゃん欲しいかもw
なんでキャバ嬢に食いついたwハッタリに決まってんだろw
S級ビッチの集いは間違いない。
昼は清楚で夜は夜の蝶とか何夢見てんだおまえもビッチじゃねぇかw
何故知らないおっさんのタバコに火をつけようとしてんだw
いやこういうの確かに無いシチュではないが。火が付かない時にたまに付けてくれる人いるよね。
高1でキャバやってたら死んだほうがいいと思うよ。真面目に。
いや一回でもキャバ経験ある女とは絶対付き合わないですけどね。
どうして日本一犯罪率の高い歌舞伎町来たんだよ。
女が一人で歩けばそこらじゅうからAVだのキャバだのスカウトかかるぞ。
もこっち全然声かけられないが実際はどんな女でも声がかかるぞ。それも超しつこい。
まぁ実際友人がスカウトやってたし俺もカラオケキャッチやってたからよくわかるが。
お母さんメッチャ可愛いなぁw
EDなんだよこれw全裸であるいてるのか?w
なんで日本昔ばなしのオマージュみたいになってんのw


6話
乙女ゲームかな?
なんで恋愛通みたいに語ってんだよw弟可哀想w
肌がつやつやしてる!目の隈もない!どうしたんだ。
学校普通化粧禁止じゃないのか?
猫交尾すんなwなんだエロゲだったのかw
どんだけエロゲ効果たけぇんだよw
そんなでかいおっぱい気持ち悪い。
風呂は入れよw髪の毛なんで虹がかってるんだ。
占い信じんなw蟻ん子いじめんなwアリに食われたw
ちょせっかく蟻取ってくれそうだったのに話聞けよw
蟻まみれww頭にアリを飼ってるとかww
うわーなんか痒くなってきた:(;゙゚'ω゚'):
飽きるわなそりゃゲームだもの。
花火大会最近行ってないなぁそういや。
なんで図書館で男物色してんだよw女でもいいのかw
知らない子に話しかけるとか積極的だな。キャンセルされたw
クソビッチwなんでナンパ待ちみたいな事してんだよ。
これはひどい自演wwそこまでやるのかwうざすぎるw積極的すぎるが方向性がひどいw
知らない奴といきなり花火大会はありえんだろ。
わざわざ一人で観に行かなくても…
ちょまwラブホ覗きポイントだったのかよwなんで一緒に見てんだw
一応花火も見えるのかwっておい人のSEX覗いてよだれ垂らすなw
うおっ懐かしいなED!しかもミクVer夏祭り!


7話
夏休み1日目。随分だらだらした夏休みだな…
俺なんか部活とバイトが殆どで忙しかったっけ。
何もない日もゲーム攻略で忙しかったなぁ一回熱中すると止まらないから一日中やってたっけ。主にバイオとFFだったけど。
頭脳は大人のママ子供に戻れるのは最高ですよねぇ間違いない。
キテレツwもろに名前出してる件w
局部をペロペロしていると思いますwwちげーだろwまぁ人それぞれだろうけど。
弟友達多いなwセミが死にかけてる…w一週間の命って事かw
6日も何もしないで消費wこれはやばいwまぁ危機感あるだけまだましだな。
今はネットあるからネットサーフィンでもしてりゃ十分楽しめるだろ。
何故ティッシュを用意した?泣けるから?それとも…
アマゾン便利だよなーwほとんどアマゾンで電化製品買ってるわw
ニコ生やめとけwwあれはやるもんじゃなく楽しんだほうが懸命だ。
顔がグレイみたいになってるっと思ったらサングラスとマスクw
もこっちがやっても人来ないよwコメントすら付かないぞw
経験者談なんつって。
8日目。バイトでもやりゃいいのに。
ミニ収録会。こういうイベント未だかつて行った事がないなぁ。行きたいとは思うが一緒に行く友達がいない/(^o^)\
ネットで調べてて怖いと思ったのはひとりかくれんぼだったなぁ。
もこっちおまえ何歳だよw自分の家のトイレ位行けないのかよwあぁでも高校の頃夜トイレ一人で未だに行けないとか本気で親に怒られて困ってる女いたっけ。
しかしまぁ弟優しいなw
好きな事行って貰うイベントなんて本当にあるのか?下ネタおkなのか?
手汗が…w声優も大変だなw
すげー色んなパターン思いつくもんだなw
どれもどっかで見た事あるようなパターンだなw
もこっちドMだったのかwwってかそこまでよく要求出来たなすげぇw
ちょwもこっち完全に逝ってるww右手洗えよw
ロリモコッチ可愛いwなんとも微笑ましい過去ビデオ。
自分の声と編集するとかすげぇww音消せよwwwお母さんww聞かないで上げてwやめたげてよぉ…
もこっちの脳内お花畑で羨ましいな。
花火買ってきたから一緒にやろとかもこっち可愛すぎる…
なんかキュンと来た…><
なんだかんだ弟好きなんだな。
いやでも一緒に花火くらいやってあげてもよさそうだけどな。
うちは弟とは大して仲いい方ではなく99%会話無いけど新しいゲーム買ってきたから一緒にやろう的な感じで年に1回2回位は遊んでたけどなぁ。
異性の兄妹とか姉弟だとこんなものなのだろうか?ちょっと仲悪すぎやしないか?


8話
きぃちゃん?いとこが来るのか。彼氏いる設定なのかよw
ホラ吹きすぎだろw 漂う処女臭って何?w 処女膜から声出てんなぁってなんだよw
ビッチ女子高生にならなくてはっておいやめろ!
ビッチなんか何もいいことは無いぞ。自分を安売りすんな。
手本になるビッチww ゆうちゃんビッチ呼ばわりひでぇw
顔が壊れてるww
ビッチっぽい服ってなによw むらむらってなんだよしまむらだろw
ビッチ候補生ww 安い!w
キスマークを自分で付けるなww体中に付けたらアザだらけに見えるだろww
処女膜から声が出ていないってだからなんだよw
首元とか内太ももに付けないと意味無いだろw
これはひどいwwどんなDVにあってるんだよw
掃除機に吸われて死ぬとかひどいwお母さん正論。
切れたwwwひっぱたかれたwまぁそうなるよねw
きぃちゃん声聞いたことあるなぁと思ったらくぎゅうか。
もこっち怖いわw あっという間にアザ無くなったな。若いからか。
えっ?誰?うおっ傘買ってくれた奴か!イケメンすぎる。
チャンスだもこっち!
「じゃあじゃああにょぉ」可愛いw
ももこちゃんww誰だよwともこだろおい!
会話無くなったw 番号聞けよw よだれたらし過ぎw
アヘ顔キモすぎw
おい嘘付くな!彼氏でもなんでも無いだろw
ちょwwなんてひどい現場をw
あートイレットペーパーが無駄に… 壊れちゃった…
きぃちゃんやめろーーー!!!!だめだー!
寝とる気満々かよ。ほんとゲスいなもこっち。
あぁきぃちゃんがやばすぎる…
もこっちのHPはもうマイナス5万位だろw
なんとか止めたか。よし告っちゃえ!なんなら抱きついちゃえ!
土下座wwwどうしてそうなったw何を言ったんだ?
きぃちゃんにはどう映ったんだ…( ´_ゝ`)フーン?
きぃちゃんが壊れた… 尊敬の念が無くなったのか?
今まで周りはいい人ばっかだったのにひどいキャラが初めて出てきたな。
カードゲームのQEENw完全に財力勝ちだろw
変な入れ物wwただのカードホルダーだろw
マジックザギャザリングみたいな絵柄だな。
冷たい態度とって酷い事って今更気づくのかよ…
イカサマwwこれはゲスいwゲスすぎるw
ってか中の人もカードゲーム優勝とかしてんだよねたしか。
「ともこおねぇちゃんって可愛いよねぇ~」
お母さん「え?」全視聴者「は?」
ダメだ面白すぎるこのアニメw
このED一番好きだなぁ。
弟そういやいなかったな…合宿だったのかよ。


9話
夏休みだらだらすぎちゃったな。
ゆうちゃんと映画イベントってお前はバイなのか?まさかのドタキャン電話か?
ゼーレの待受wやっぱりキャンセルされちゃったか。
竿、おっぱい、どんなしりとりしてんだよw
お店まで行くのかwなんというオサレカフェ?w
乳袋wwなんだそれw
わけのわからないメニューだなこりゃwしかし以外と値段は安いのな。
もこっちもバイトすりゃいいのになぁ。
お洒落な…もちゃもちゃもちゃもちゃって何かと思ったら食ってる音かよw
お?バイトやる気になったのか。
店員にコーヒーなんかかけられたら普通切れるわw
ほっぺにクリーム付いてても口では取らないだろw
全身にチョコかけて舐め回されたいのか?w
まさかの工場流れ作業ww
なんだこの雰囲気こええwパチンコ屋の仕事場見てぇな話題w
しかし以外ともこっちには向いてそうな仕事だ。
あれ?バイトもうやめちゃったのか?
社畜共!ってなんというニート思想w
家の風呂掃除くらいちっちゃい時からやらされてなかったのか。
お母さん良いシツケだな。
弟は自分の事は全部自分でやってる子なのか。何故弟に当たってんだよw
まぁそうなるわな。反抗期かもこっちw
ゴミばっか出てくるなwwペッタン懐かしいw
セミの抜け殻コレクションww1個100円で売れないだろw
子供の頃って無駄にセミの抜け殻集めたくなるよなぁ…
弟良い子すぎる…もこっちどうしてこうなったんだ。
公園で一人で見るのかwしかもカップラーメン。
新学期への不安と焦燥。カレー味だったのか。
田舎だと綺麗に見れるんだろうなぁこういうの。
なんてロマンチックな回なんだ。雄猫か?餌のやり方が雑w
やっぱ雄だったのか。微妙に願いが叶ってやがるw
セミの抜け殻こっそり弟の机に置くなww弟へのちっちゃい嫌がらせ可愛いなw
プリクラと言いセミの抜け殻にしてもなんか可愛いなw


10話
遂にきたか新学期!ずいぶん長いチュートリアルだったなw
席替えwせっかく一番いい席だったのになw
おおおおすげえええええOPの入りが完璧だw鳥肌立った!!!
なんで白黒なんだよとか思ったけど完璧なつなぎだった!!
このスタッフEDもそうだけど色々遊んでる感じがして楽しんでそうだw
あぁ2期来ないかなぁ~終わって欲しくない(´・ω・`)
嫌な席だなぁこれwどうせなら一番前がいいよな。
後ろの窓際の角は最高の位置だよなぁ。高校の時無理やりそこに行ったっけw
いやいやバトルロワイヤルってwwもこっち最初に死にそうw
椅子がないwwwこれはひどいwうわー便所飯…おいやめろw
ヤラないのかよ!wなんというフラグクラッシャーw
普通屋上開いてないだろ。
ニーッコニコ動画。もろじゃねぇかww
スポンサーかなんかなんだっけ?ニコ動でやってるからいいのか。
前はヘラヘラ動画とかじゃなかったっけw
あっという間に時が過ぎてくんだな。
あっ机と椅子撤去ww綺麗サッパリなくなってるw無くてもいいじゃない!寂しそう(´・ω・`)
えっ飯食ってないのかよ…おいヤムチャしやがって…
放課後の一人飯かよ…なんか切なくなってくるな。
うわっ馬鹿wwあぶねえええええw
UFOキャッチャーもうまいのかもこっちw残飯プレイwなる程そんな手があったのかw
今更気付いたけどもこっちちゃんとひざ下スカートってのが偉いよなぁ。今どきそうそういねぇもんなぁ。パンツ見られる事なんとも思ってねぇんだろうなぁあぁいう連中。階段とかチャリとか風が吹いても丸見えなのに。
へったくっそな絵ww藁人形ww泣くなw
えっ先に帰るの?いいの?誰も止めないの?
文化祭は大好きだったけどなぁ。男子校だったし女子が来るって超盛り上がったっけなぁ。
どっかで見たようなシュチュエーションの集まりだな。まるでどっかの古典部みたいだ。
顔こえええwダメだ橘田いずみの顔を思い出しながら見ないとキツイw
部活動申請書だと!?何をする気なんだ。日常部wそんなの通らないだろw
数週間後…なんだこの音楽は…なんて悲しい音楽なんだ…
日常部の妄想か。おい妄想なんだろ?あれ?長くね?
長い…なんかすげぇ切なくなってくるんだけど…
おいwwぬいぐるみで妄想部活動すんなww
否承認。活動内容不明。そらそうだよなw
なんか色々切ない回だったなぁ…なんだ文化祭やるのねw
なんだろうなぁぼっちではなかったし普通にクラスメイトとは会話はしてたけど和気あいあいの中に入りたくなかったなぁ俺。
なんか上っ面の友達関係とかどうでも良くて都合の良い時(文化祭とか女紹介)とか以外はあんま絡まないようにしてたな。
弁当も一人で毎日食ってたけど3分位で食えちゃうから問題無かったなぁ…食った後は音楽聞いたりして寝てたっけ。そのまま授業も大体寝てたな。ってかそもそも食べながらしゃべらないんだよなぁ。男ならきっと皆そうなんじゃなかろうか?
わざわざ固まって食ってる奴も確かにいたけど割りと皆席そのまま自分の席でパパ~っと食ってた気がする。
そもそも男子校だったしなぁ。女がいたらやっぱしゃべりながら食べたりするもんなんだろうか?
仲いいやつは一人二人だったり他のクラスだったりしてたっけ。ってかそもそも女の事しか頭に無くて友達関係なんて考えてなかったなぁ。女紹介しろよとかそんな仲でしか無かったっけ。
高校時代の付き合いはもう部活以外無いなぁ。友達と呼べる友達は一人しかいなかったな。
なんか色々懐かしくなるアニメだホント。


11話
文化祭か。モブっちw色つけて上げてw
結局コスプレ喫茶になったのかw
うんこからうんこへの輪廻転生ww
コミュ症すぎるw頑張ってやろうかって言ってるのにいいよいいよってww断るなw
ケツここの絵だったか。
作業時間の水増しってwカッター出しすぎww
うわっMOB男子が混ざってきたw雑だよってもこっち案外細かいのなw
もこっちコスプレ妄想ww
うわああああああああああああw手切りすぎww生生しいw
おい血まみれになるぞwどこのホラー映画だよww
マジMOB天使w
こっからサボるのかwおいハルヒLIVEww顔がひどいw
今度はけいおんかwwひどいw
マジMOB天使ちゃん友達になれそうだなwあぁ行っちゃうのか…
教室誰もいねぇww
ドンキオオテでコスプレ買ったのかw
なんかダサいなこの格好ww何故足が開いたり閉じたりw二日目くるんだww虚言癖がバレるw
イケメンに落とされたwちょろいww
サイリウムどっから出てきたw色が違うww
うわーーーwはいたwwゲロインすぎるw
マジMOB天使ちゃんのエンカウント率高いなw
このビッチ私の友達なんっすよwwひっどいww
もう友達になりそうだな天使ちゃん。
ゆうちゃんなんで抱きついてきたwせっかくだからケツっておいww
もう一度さっきみたいに抱きついてくれないかなってw何故言い訳してるw
まぁお化け屋敷ですよねwこれはリアルでも通用するw
ステルスもこっちがバレたw
このグンマーBGMが一々笑いを誘うww
フランクフルトにチョコバナナのチョイスがww完全におやじw
まーたたこ焼きww結局自分でチョコバナナww食べ方おかしいw
あれ?楽しい…なんだこの悲しいBGM…
そしてまたぼっちに…
うわーマジMOB天使ちゃん(´;ω;`)ブワッ
特殊EDだと…もこっちわかってないw良い話すぎた…
今回はハッピーエンドだったかぁ。最終回どうなる事やら…
次回予告のもこっちなんでスパークってTシャツなんだろw


12話
席に慣れたのか。先生にもちゃんと返事出来るようになったようだ。
あら?OPカットかな。
卒業写真●になってるw俺も写真撮る日サボったから●だったw
ばあちゃんちの臭いって線香の臭いかな?
1年目が終わってしまうな。割と平和な日常だったじゃないか。
もこっち文系なのか。武器商人wwwネトゲかなんかか?w
バイオの武器商人か?w
紛争地域ってw死の商人やるって事の方向性と勘違いしてるのかゆうちゃんはw
ゆうちゃん成績悪いんだw
じゅうたんちぎってまとめるなw
あっあれ?次回予告絵になってる…どうしてこうなった…
こうして語り合うの辞めにするっておまいうw
「ありがとう弟おまえは用済みだ」どうしたもこっちww
実行委員長イマイさんっていうのね。やはりお友達候補NO.1だな。
成績学年トップとか凄いな。
クラスの盗聴してどうすんだよw
G発生!飛んだwwあれ?人型?うっわ踏んづけたwっていう妄想だろこれw
反応無しwってかむしろ汚くて近寄りたくないなw
普通踏まないなww
MOBっちどころじゃなくてもう透明になってるww
一体何と戦ってんだよw
空気さんから黒木さんに昇格…したのか?w
頑張ってイマイさんゲットするんだ!
パンツ丸見えwww風の吹くタイミングw何故逃げた?
OPキタ━(゚∀゚)━!導入が相変わらずうめぇw
ゆうちゃん追っかけてきてるぞwなんだなんだ何から逃げてるんだw
現実逃避か!?どうしたんだよもこっちww
もこっちより猫かよゆうちゃんww
ちょまw第一話にループしたww
うわー終わっちゃった…めちゃめちゃ面白かったのになぁ…
こんな面白いのに売れないんだよなぁ残念だ。二期出てくれないかなぁ…いつか出る事を祈ろう。
13話は来年10月だっけな。マンガと一緒に付いて来る奴に期待したい。
OVAでもいいから続いて欲しいなぁ。{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 102
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ぎりぎり感

原作未読。

喪女(もじょ)というモテない女の子の黒木智子(くろき ともこ)。
そんな彼女が高校デビューを夢見て奮闘する「どうでもいい物語」。


どうでもよくないです。
モテないどころか友達もロクにいません。
ぼっちっぷりがひどいです。


「自分だけ仲間はずれ」

だれでも感じたことのあるだろう疎外感。
それを、思いっきり広げたものですね。

傷口をえぐってくるアニメです。
人によってはダメージが半端じゃないと思います。

「他人の不幸は蜜の味」。
今なら「他人の不幸でメシがうまい」。
そのギリギリラインを攻めている感じですね。
智子がポジティブで、なおかつ自業自得じゃないと見ていられません。
親友を平気でビッチ呼ばわりするようなキャラだからこそ成り立っています。

言い替えれば、智子の境遇から痛い思考や行動を引き算して見る必要があります。
そうしないと、ただの不幸な子に……。


・しっかりと立っているキャラ
・物語に合った絵柄
・耳に残る音楽
・ぴったりと合った声

と、全体的なレベルは高いです。
パロディを多分に含むネタも満載です。
私はジョジョネタが好きですね。


しかし、正直笑っていいものかどうか迷うことが多々あります。
智子はかなりの社会不適合者なんですよね。
性格が曲がっているとか、奥手とか、そんなもの通り越しています。
サブキャラクターがまともなので余計に目立ちますね。

見ているとなんともいたたまれなくなってきます。
智子には幸せになって欲しいです。
{netabare}
智貴、優ちゃん、今江さん、味方はたくさんいます。
ちょっぴり前向きな終わり方だったので、今後に期待です。
{/netabare}

笑いも攻撃力も抜群。
ちょっとバランスを崩すとまったく笑えなくなると思います。
しかし、絶妙な平衡感覚で最後まで安定して楽しませてくれました。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 81

76.8 17 夏休みアニメランキング17位
だがしかし(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1311)
6560人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツは夏休みのある日、駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたるに出会う。
実在の駄菓子とともに少年×少女のおかしな夏が今始まる!
美味し懐かし駄菓子コメディー、お腹いっぱい召し上がれ! !

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、藤原啓治

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

で、実際に駄菓子屋に行ってみた...。

原作漫画未読で視聴。


『シガタ駄菓子屋の高1の息子「鹿田 ココノツ(しがた ここのつ)」の日常を、駄菓子マニアであり大手のお菓子メーカーの令嬢でもある「枝垂 ほたる(しだれ ほたる)」の駄菓子商品の豆知識を絡めて面白おかしく描く一話完結型の全12話の物語』


この作品にはストーリーのようなものはありません。また、ジャンル的にあえて分類するならば日常コメディです。ですからこれといったイベントようなものは起こりません。あまり期待はしてはいけません。なお、物語の舞台は主にシガタ駄菓子店内で展開されます。


「駄菓子かぁ・・・懐かしいなぁ」と思ったので観てみました。それにしてもこの作品は実に興味深かったですね。登場人物が他の作品と比べて圧倒的に少なかったからです。主人公の ココノツ、父のヨウ、ほたる、遠藤 サヤ、遠藤 豆のほぼこの5人だけでした。全話通してです。「たった5人でよく最終話まで飽きさせずに持たせられたなぁー」と感心しました。おまけに「駄菓子」というマニアックでピンポイントな題材でここまで話題を広げるのですから凄いもんですよ全く。しかも何気に駄菓子商品の豆知識が本格的で勉強になりました。実生活には何の役にも立ちませんけどね...。飲み会のネタぐらいにはなりそうです。


登場人物はコメディという事もあって基本みんなアホなんですが、一応作品全体を通して、「ほたる」や「ヨウ」はボケ、「ココノツ」は突込みという役割分担があります。ココノツがボケを的確に回収しながら話は展開して行きますが、たまにココノツもボケ側に回って誰も突っ込まないという暴走パターンもあります。私はむしろこの収拾のつかない暴走パターンの方が好きでしたね。(4話のような)


この作品を観終えるとやっぱり気になりますよね?本物の駄菓子屋。という事で、休日を利用して場所を調べて行ってみました。そこは自宅から車で30分の距離。で、一杯買ってきましたよ。うまい棒、すこんぶ、ミニコーラ、よっちゃんイカ、ココアシガレット、五円チョコ.....etc 。写真をアップ出来ないのが残念でなりません。でもさっき食べてて気付いたんですよねー。大人になって行くと沢山買えるけど楽しさ半減。やっぱり駄菓子屋は,子供のころ小銭握りしめて行ったから楽しかったんだろうなぁーと。


それにしても駄菓子は奥が深いですよね。「たかが駄菓子だが駄菓子、たかが駄菓子だが駄菓子 、たかが駄菓子だが駄菓子」 ←これ早口で言えたらうまい棒10本プレゼント。(運営から)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 61

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

さやし・・・

駄菓子オタクコメディー。
アニメタイトルに逆接の接続詞を重ねていますが、単なる駄洒落でしょう。
そこは突っ込むところではありません。
もうひたすらにマニアックな駄菓子ネタを連射することで心を打ち抜いてきます。

舞台は、夏そして田舎。
そう、これは駄菓子に対するノスタルジーを最大限に引き出す演出。
子供の頃を思い出します。
しかしまあ、よくここまで駄菓子のことを語れますよね。
その遊び心に、良くも悪くもあきれ気味です。

このアニメは二人のヒロインの魅力に尽きます。
メインヒロインはほたる。
五重円の瞳がどっか行っちゃてる感を醸し出している駄菓子オタク巨乳少女。
そのシュールな存在が笑いの源泉となっています。
サブヒロインはせやし・・・じゃなくってサヤ師。
ちっちゃい瞳がどっか驚いちゃってる感を醸し出している貧乳少女。
その素朴な存在が最大の萌えポイントとなっています。

ほたるのマイペースなふるまいに対し、サヤ師のポンコツなリアクション。
その対照的な姿にあっけにとられます。
それにしても、サヤ師、すぐ顔を赤らめる。
サヤ師の純真なかわいさが、ほたるの存在感を食っちゃてます。
このアニメ、サヤ師アニメと思うんですがいかがでしょうか。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 52

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

懐かしさを感じてしまいます

とても懐かしさを感じるアニメです。

この物語の魅力はなんといってもお店に並んでいるそれぞれの駄菓子。
ヒロインのほたると主人公のココノツが、その魅力を十分に伝えています。

このアニメを見ると、なぜか駄菓子屋さんに行ってみたくなる。
そして、二度と帰ってこない子供の頃の遊びをしてみたくなりました。

昔はどこにでもあった駄菓子屋さん。
10円玉1個で、食べられるお菓子。
あの頃は、携帯電話も液晶テレビもパソコンもなかったけど。
それでも懐かしい。

ほたるの説明を聞くと、それぞれの駄菓子メーカーの方達が、子供たちのために低価格で懸命に工夫を凝らして製造されていることがよくわかります。
一つ一つの駄菓子には、子供たちへの愛情が込められています。
それは地味だけど、とても暖かいものでした。

今の東京では、このような駄菓子屋さんはなかなか見つけられません。
時代とともに少なくなってゆく駄菓子屋さん。
それは、寂しいような、仕方がないような…、複雑な心境です。


そして、この物語を徐々に奥深く彩っていくのが、もう一人のヒロインのサヤ。
彼女の魅力に気づいてあげられる人は、きっと優しい心の持ち主でしょう。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 47

77.6 18 夏休みアニメランキング18位
宙のまにまに(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1348)
7792人が棚に入れました
主人公・大八木朔は、かつて暮らしていた町に引っ越してきた高校生。朔は読書好きで、静かで平凡な学園生活を望んでいた。\\nしかし、そんな朔の前に現れたのは、過去にこの町に住んでいた時の幼なじみ、明野美星。朔にとって美星との過去はトラウマになっていた。\\nそんな中、美星が作った天文部に入ることになった朔。そして、天文部を舞台にしたドタバタラブコメディが、いま始まる。

声優・キャラクター
前野智昭、伊藤かな恵、戸松遥、小清水亜美、早見沙織、高木礼子、間島淳司、チャン・リーメイ、松風雅也
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

星空の魅力を感じられます!

宙のまにまに
宙(そら)と読みます


視聴のきっかけは2015年2月の半ばに長野県軽井沢市での冬の花火と同時に煌(きら)めいた星が目に焼き付いたからです。

ネタバレは一切ありませんが軽井沢での日記なので閉めます。
{netabare}
真冬の花火を見に軽井沢へ。この日の軽井沢は白い地面と凍てつくような寒さでした。
東京では見られない星が瞬き幻想的な空気に包まれていた気がしました...

冬の花火に心ときめきながら、冬の夜の空の色ってあるのかなっ?て...

帰りの新幹線でレビュアーさんが星空に注目と書かれていたレビューをふと思い出し「宙のまにまに」を視聴することにしました。

私の疑問の答えがこの作品にありました。
{/netabare}

「星」がこの物語の最大のテーマになっています

ごく普通の男子高校生、大八木 朔(おおやぎ さく)は星の知識が全くないのですが、星が大好きな明野 美星(あけの みほし)に天文部に入部させられてしまいます。

どこまでも明るく、ひたすら真っ直ぐな美星。皆を巻き込む力はすごいです。
彼女を中心とした天文部の観測会、合宿など仲間同士でワイワイ本当に楽しそう!


星空を見上げ美しさを鑑賞したり、天文部って大きな望遠鏡を用いる天体観測だけではないのですね。
夜空に瞬く星を眺めながら部員が話す古(いにしえ)の星座の物語聞き入ってしまいました。

手を伸ばして、頭上に広がる星々に線をつなぎたくなってしまいます。
動物や神話の登場人物が浮かび上がることでしょう...

太古の人々も空を見上げ星と星をつないだのかなと考えるだけで感慨深くなってしまいます...

宇宙とは本当に神秘に満ち溢れています
人が流れ星に願いをかけてしまう心もそれに近いのでしょう...

私もいつか見たこともない星が瞬く場所で星空散歩をしてみたいと思うのです。

星空に囲まれて美しいシーンが沢山ありました星の魅力を感じられる素敵な作品でした。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 57

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

忘れ物を思い出させてくれるような素敵な作品です(-ω☆)キラリ☆彡

■「宙のまにまに」ってこんなアニメなんです☆彡
月刊アフタヌーンで連載していた柏原麻実さんの漫画をアニメ化した作品なのです☆
この作品のテーマはずばり『星』なんですよ☆彡
 
主人公の大八木 朔[ooyagi saku]くんは読書好きで目立たない・・・いや、目立ちたくない高校生活を送ろうとしていたのですけど、そんな彼の平穏な日常を見事に打ち破ってくれる存在がいたのですw
その存在とは・・・明野 美星[akeno mihoshi]ちゃんなのです!
実は朔くんの1つ先輩で幼馴染なのですけど、星空を見られないと衰弱してしまうほどの「星」大好きっ子でもあるのですよ♪
美星ちゃんはかなりの暴走列車っぷり&トラブルメーカーなので、朔くんの理想だった平穏な日常は彼女に振り回されてサヨーナラー(_´Д`)ノ~~.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★* なのでしたw
そんな2人が所属している天文部を通して、繰り広げられるほのぼの青春ラブコメディーなのです♪
しかも、星の魅力をたっぷり堪能できちゃう『癒し』のおまけ付きなので、アタシσ(゚-^*)の大好物な作品であることは間違いありませんでした(o^∇^o)ノ
 
 
■総評
この作品は見る人の感性によって評価が分かれるんじゃないかなって思ってます!
評価目線が萌えとか、ラブストーリーとかだとちょっと物足りなく感じるかもしれませんね♪
でもこの作品の最大の魅力は、普段忘れがちな「星」という素敵な存在を思い出させてくれた事なんじゃないかなってかってに思っちゃってるのです(´- `)フッ(´ー `)フフッ(´ー+`)キラッ
 
古今東西、四季折々に変わらない表情を見せてくれる夜空に輝く満点の星達☆彡
街の明かりにその美しい表情をみる事が出来なくなってきている今日この頃でですけど、きっと誰もが星空をながめてその美しさに酔ったことがあるんじゃないかな?って思うのです♪
忙しない日常が、そんな綺麗な星空を眺める事さえ忘れさせてしまってるんですよね・・・!!
そんな忘れてた感動や感情を思い出させてくれたのがこの「宙のまにまに」でした♪
 
ラブコメ主体のストーリーの方もとっても爽やかで好印象でした!
特にお気に入りのキャラは姫ちゃんですね(*^o^*)
くせっ毛で湿気が天敵でドライヤーにこだわりを持っている姫ちゃんには共感しまくりですw
アタシσ(゚-^*)もちょっとくせっ毛なのでマイナスイオン発生装置付きじゃないと・・・とかのこだわりがあるんですよ(*'ー'*)ふふっ♪
美空ちゃんと朔くんがまだ付き合ってないって事だけで前向きにがんばっている姿や好きな人に少しでも可愛く見られたいって言う気持ちや表情がとっても良く描かれていてとっても可愛かったです♪
 
それと、後半登場のキャラが近江 あゆみ[oumi -]ちゃんの存在は爽やかな印象を与えてくれました♪
積極的なお嬢様キャラなんですけど、嫌味がなくってそれでいて一途な彼女のサイドストーリーは見ていて清々しさを感じました!まだ見てない人は必見です♪
 
お笑い担当の江戸川君も大好きなキャラの一人です♪
ちょっとエッチな写真部の男子なんですけど、朔くんよりも頼りになるし天文部には欠かせない存在になってて何故もてないのかなぁ・・・身長低いとか・・・エロイとか・・・暴走するとか・・・w
 
この作品はもっとたくさんの人に見てもらいたいなって思います♪
天文学なんか全然わからなくっても楽しめるし、今度星空でも見に行ってみようかなって思ったり、星座からギリシャ神話を覚えてみようかなって思ってもらえたらいいなって思います♪
美星ちゃんも言ってたように、たくさんの人達と星の魅力を「共有」できたら素敵ですよね☆彡
 
 
2011.11.05・第一の手記

投稿 : 2025/03/08
♥ : 52

チャーリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

星、好きですかー!?

星空を通して子供の頃の好奇心を思い出させてくれたこのストーリー好きです。天文学の知識がなくても十分楽しめました。

一番は美星ちゃんの純粋でまっすぐなところが可愛いいなって思ったのもあるんですけど、星空のようにキラキラ輝いてる天文部のキャラもとても魅力的で良かったですね。

いい終わり方ではあったけど、その後の恋愛模様も気になって仕方ない。 原作購入するけど、2期もやってくれないかな~。




※今回はみなさんの投稿のおかげでいい作品に巡り合えたので感謝してます。 ありがとうございました。

たくさんの人がこうやって感動をつなげて、今がある。自分もまだ見てない人につなげていけたらいいな。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 48

74.6 19 夏休みアニメランキング19位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (491)
2194人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

なんとなく観てたのが、7話観て「素敵♡」って、なっちゃいました!

最初から、タイトルどおりの展開で、
主人公君に恋する女の子や仲良しの女の子が、
ひとりひとり、それぞれ違う変態性癖持ちっていう、
一言で言っちゃえば、すごく下らないハーレムギャグアニメです。

高校生ぐらいの若さで、
女の子が変態性癖に目覚めてるっていうのが、
そもそも現実離れし過ぎだし、
主人公君もあんまり冴えないし、
作画がなんとなく好みな感じなのと、
下着とか出てくるけど、タイトルほどにはエロ表現もひどくないので、
なんとなく観続けてました。

惰性もあるけど、半分以上は、主人公君に絡んでくる女の子たちの
変態性癖がそれぞれ異なるみたいなんで、
次はどういう人種かな?っていう興味があったからって感じで。

でも、6話~7話は、カラーが一新しちゃいました!

メインは、主人公君の友達の「翔馬君」と、「小春先輩」の二人。

小春先輩、たしかに盗撮しまくってるしストーカーっぽいけど、
翔馬君に恋したいきさつとか、そのあとの一途さとか、
全然、変態じゃない!って思っちゃいました。
むしろ、自らロリコンと名乗り、「年下の女の子しか恋愛対象にできない」なんて公言してる翔馬君のほうが、よっぽど変!

でも、好きって気持ちにちゃんと応えられるから、
翔馬君も、ギリギリ合格ですw

ただの変態少女ギャグアニメだと思って観てたんで、
7話の純愛展開、
グググって来ちゃいました!

こういうエピソードを挟んで来てくれるの、
とっても素敵だと思います!

そして、小春先輩バージョンのスペシャル・エンドロール!

何だか最近、力入れてるゾ!ってときのエンドロールを
スペシャルバージョンで。
っていう作品、すごく目立つ感じがしてます。

以前からこんなだったのを、気付かなかっただけなのかな?

今、パッと思いつくだけでも、
「鬼滅の刃」・「高木さん②」・「女子無駄」、
他にもいくつもあったみたい。

こういうの、楽しい遊びって感じで、いいと思います。
誰かスペシャルエンドロールのBEST10、やってくれないかな~


☆☆☆視聴終了しました☆☆☆

変態女子の博覧会は、無事終了。残念な終わり方でがっかりでした。
妹ちゃんを実の妹で、重度のブラザーコンプレックスにしてたら、
もうちょっと面白かったかな?
とって付けたような露出狂のカミングアウト?
あれは、青ブタで双葉がやってた自傷行為で、
露出狂とは全然違いますよね。

がっかりしたので、点数は削ります。

主人公が変わっちゃうけど、小春ちゃんのエピソードを最後に持ってくればよかったのに!って思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 31

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

笑い所の少ないラブコメ

原作未読。最終話まで視聴。

ヒロインたちがことごとく変態だという設定が秀逸な、ハーレムラブコメ。

前半は笑えるところもあったけど、後半はマンネリって言うか・・・。

全体を通して笑い所より、変態ぶりに引いちゃうところが多かった印象。

まあ、最後まで視聴出来たので、酷評って訳じゃないけど・・・。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 25

KANO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

真変態無双

主人公宛に置かれた一通のラブレター、に添えてある一枚の純白な下着。犯人?を探して行く中で出会う可愛い女の子達、でも蓋を開ければ変わった趣向の持ち主、変態ちゃんばかり。真相が遠のく程の変態ちゃんの乱舞が続く、真相は如何に?

以外と元はしっかりとしたストーリーですが、変態で交わし過ぎている感が有りますが、良いエピソードも有り、ラストの纏めも比較的綺麗な仕上がり、完走して良かったと思えるレベル。でいて最後までブレない変態要素は徹底を極めてて面白かったです。

有り得ないですが、主人公のようなシチュエーションであれば、反面教師として、どノーマルの道を歩むのか?はたまた変態無双乱舞をお見舞いするのか?くだらない妄想にふけれる楽しめた作品でした

投稿 : 2025/03/08
♥ : 23

77.6 20 夏休みアニメランキング20位
若おかみは小学生!(アニメ映画)

2018年9月21日
★★★★☆ 4.0 (164)
743人が棚に入れました
小学校6年生のおっこ(関 織子)は交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する旅館<春の屋>に引き取られることになった。

旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、美陽、小鬼の鈴鬼、ライバル旅館の跡取り・真月らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の若おかみ修行を始めることになった。

慣れない若おかみ修行に、毎日失敗の連続…。

「あたしって、全然しっかりしてないじゃん。」

落ち込むおっこだったが、不思議な仲間たちに助けられ、一生懸命に接客していくうちに、少しずつ成長していくのだった!

声優・キャラクター
小林星蘭、松田颯水、水樹奈々、一龍斎春水、一龍斎貞友、てらそままさき、小桜エツコ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

児童文学とみなすか否か

原作未読


まずは最初にして最大の分岐

Q タイトル見て「おーティーンの女の子や、ぐひひ」と思う

YES→たぶん期待に沿えません
NO →細腕繁盛記、たまに小学生、です


監督はジブリの一軍、そして脚本は吉田玲子氏。作品パッケージにはこの文字

 “文部科学省選定作品/少年・家庭向き”

少女はどうすんのさ?ということは置いときます。元は児童文学だそうです。
コロナの空き枠なのか地上波でやるとのことだったので、と強い動機はなく突撃しました。

小学生が女将をやる理由について少しだけ。
関織子(CV小林星蘭)あだ名は“おっこ”。父母の実家が旅館をやってまして祖母が現役女将として切り盛りしてますよ、というところから。ひょんなことで父母を亡くし祖母に引き取られ旅館のお手伝いを始めます。そんな冒頭。


94分。やや短めです。
全体の雰囲気は90年代の大作じゃないほうのジブリ。ラインナップから『紅の豚』『もののけ姫』を抜いた『山田くん』みたいな他のやつ。スペクタクルを感じないけどほろっと心が温まる系。
小学生設定なんですがどうなんだろう。教室風景がホントさわりだけ。おっこ、見た目は小学生なんだけど大人びてるとは違うかな。しっかりした素直な子としときます。きっとこんな小学生は滅多に出会えないと思われる逸材でした。

 {netabare}だから小学生っぽさを取り戻したとこはギャップでね{/netabare}

こじんまりとした良作。そんな印象です。
悪い意味でひっかかったのは児童文学にしては…というのを脱却してなかったところ。健闘してるとはいえ小学校の図書室の書架の中からお気に入りはもう見つからないだろうと思います。自分は汚れてしまいました。
わずか94分でお話の辻褄合わんなぁと思うとこしばしば。ここはまあいっかとスルー。
ここでそう考えるかなぁと後半ちょいちょい思ったり。まあそれなりにスルー。

 子供と一緒に観ることができて良かったなぁ

なによりこれでしょうね。ボーナスポイント付与。家族と安心して楽しめるっていうのも個性です。



※ネタバレ所感

■トラウマの種まき

{netabare}対向車線飛び越えてくるトラックが生々しい。良し悪しですなぁこれ。

物語的には◎。後々占い師のお姐さんとのドライブ中にPTSD発動する時のしっかりした伏線になっております。この点は丁寧だと思います。

家族鑑賞には△。親を事故で亡くすことの生々しさは必要なのかちょっと判断しかねますね。{/netabare}



視聴時期:2020年5月

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2020.05.20 初稿
2020.08.15 修正

投稿 : 2025/03/08
♥ : 44
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【酷評注意】是々非々 貶してから褒めてみる

☆制作スタッフ
▼原作:青い鳥文庫(講談社)
▼原作者:令丈ヒロ子
▼アニメーション制作:DLE、マッドハウス
▼話数:劇場版94分{netabare}
▼監督:高坂希太郎
・実績
(監督)
『CLOVER』『茄子 アンダルシアの夏』『茄子 スーツケースの渡り鳥』
▼脚本:吉田玲子
・実績
(シリーズ構成/脚本)
『カスミンシリーズ』『マリア様がみてる 』『けいおん!』『ガールズ&パンツァー』『のんのんびよりシリーズ』他多数
▼音楽関係
主題歌:「また明日」
▼CAST(略)
テレビ版に掲載{/netabare}

☆エピローグ
冗談抜きに酷評します。
劇場版のみの方、テレビ版と劇場版、原作既読と劇場版と様々な立場があると思いますが、私はテレビ版視聴済みの立場でレビューをします。
なお、閲覧の際、本レビューでは、本作ファンの方々の気分を害する可能性があることを特記します。

原作未読
テレビ版視聴済

【本文】{netabare}
辛辣なレビューになるから、本作の劇場公開が終了したタイミングで書くことにした。
先にテレビ版をレビューするか迷ったが、圧倒的に出来が良いテレビ版のレビューより、問題の多い劇場版からレビューすることとする。
タイトルの意味はそういう事である。
テレビ版を視聴した者の立場として素朴に「これ、劇場版《製作》する必要があったのか?」である。

テレビ版の後半クールのEDは劇場版のカットシーンで、劇場版鑑賞に来て下さいアピールが見え見えだったことからも、本作はテレビ版既視聴者をメインターゲットにしているのだろう。
ま、それでも内容が伴えばそれで良しだが、あっさりと言えば劇場版はテレビ版のダイジェストで横手さんの脚本を吉田さんが書き直したようなものだ。
それでも宣伝効果で前評判が高く、連休中の公開初日から数日は確かに休みも続き客入りも良かったそうである。
しかし、その後は失速し、興行成績向上のために有名監督や評論家を動員しての鑑賞批評をネット媒体やマスメディアでキャンペーンを張ったのも、一般鑑賞レビューが増えるに従いテレビ版と差異がないことが世間に周知されるとともに、テレビ版と変わらないなら劇場版の鑑賞は別にしなくてもいいな、となりつつある傾向に製作側が危機感を抱いたからだろう。
それを裏付けるかのように、他のサイトではステマ的なレビューすら散見された。
一部の劇場では公開延長があるようだが、マスコミが宣伝するように人気が高いのが理由ではないだろう。
私が鑑賞したシネマで本作は一番小さい劇場割り当てであり、かつ、公開最終日前日にも関わらず、客入りは良く見積もっても6割程度。
子供客で確認したのは1人だけ。
後は私のようなオヤジばかりの『ガルパン』と似たような客層だw
つまり、フェイクニュースを垂れ流してまで興行実績を残すことに必死なのが本作の現実ではなかろうか。

劇場版とテレビ版の大きな相違は、①交通事故のシーンとテレビ版第1話「おっこ」が旅立つカットシーンの追加②「ウリ坊」登場シーンの変更③美陽登場シーンの変更④「おっこ」の両親を殺した加害者運転手家族が「春の屋」へ宿泊したハプニングエピソードの追加⑤神楽の舞子をきっかけに「ウリ坊」「美陽」「鈴鬼」との別れを示唆するシーンの追加⑥両親との回想シーンの追加⑦「ウリ坊」と「みねこ」(祖母)のエピソード追加拡大といったところだ。

【各論】
<物語の批判点>
(1)前述のとおり、テレビ版視聴前提であれば②を除き「美陽」や「鈴鬼」の登場シーンを焼き直して尺を浪費する必要はなかった。そのまま「春の屋」の幽霊として登場させればいいし、テレビ版未視聴者でもさして不思議とは思わないだろう。
(2)②の「ウリ坊」の登場シーン変更だが、おっこが事故にあった瞬間ウリ坊が救出した設定としている。
その後の物語の展開を考えると「ウリ坊」が「おっこ」の両親を殺して、おっこを春の屋へおびき寄せた「悪霊」ようにも見えてしまう、かなり、疑問を抱いた設定変更だった。
なお、⑦は「ウリ坊」が「春の屋」の地縛霊となった経緯のエピソードであるが、さして尺も浪費しておらず「みねこ」のCVに花澤さんを起用し、ファン層の拡大という意味からも設定すること自体はストーリーの大局上、毒にはならない。
(3)③だが、妹を庇う姉としての登場が劇場版、「秋好旅館」に居場所が無くて「春の屋」に悪戯しに来ていたのがテレビ版、劇場版は「おっこ」と「真月」の出会いと合わせて登場シーンを設定し直しているが、前述のとおり物語に大きな影響を与える準主役の「ウリ坊」と立場が違う「美陽」の登場シーン変更ため態々尺を取る必要はないし「美陽」の境遇を考えるとテレビ版の方が共感する。
寧ろ、劇場版でイメージまで変更する必要はないキャラなのだ。
(4)⑥の演出にも関わらず、両親を失った「おっこ」の子供らしい感情発露の心理描写はテレビ版の方が遥かに丁寧であり上手だった。
劇場版では回想シーンを増やしたにも関わらず、テレビ版より劣ったのは、回想シーンのカット映像と他のエピソードとのジョイントの意味付けが希薄であり、結果、共感に至らなかったこと。
テレビ版のように「おっこ」の心理描写は派手な事故アクションや両親との思い出カット挿入ではなく、独立した尺を取り丁寧に描写をするべきだった。
(5)①の事故シーンだが、作画に関しては迫力があった。
しかし、このシーンの挿入は微妙であり、子供が鑑賞する想定ならショックが強すぎる。
もう少し和らげるか、子供には理解し難くても、続く電車内でハシャグ親子を窓の反射で間接的に眺め、悲しみを堪える「おっこ」の心理描写のメタファーと事故を繋げるメタファー演出と後の④のエピソードとオーバーラップするように繋げた方が作品の「品」が断然向上する。
(6)「真月」のキャラを立て過ぎている。
テレビ版でもやり過ぎではないかと思っていたが、劇場版ではよいよ…?(苦笑)である。
テレビ版では小学生らしい描写があったから救いもあったが、劇場版では彼女の部屋の描写を含め小学生が「哲学」に達観するなど、ほとんどギャグに等しい設定だ。
このため同じクラスメートの「おっこ」とのギャップが更に激しくなり興醒めした。
更にキャラデザがテレビ版以上にデフォルメされたプリキュア状態で見るに耐えなかった。
(7)「真月」もだが「美陽」のデフォルメも激しかった。ただでさえ本作の子供キャラは子供の視聴を前提としたデフォルメ系である。
確かに劇場版では背景美術に拘っただけあって素晴らしい出来だ。
しかし、逆に子供キャラがデフォルメされ過ぎていて、折角の素晴らしい背景に対し著しく浮いてしまうのだ。
『ゆるキャン△』のレビューでも述べたが、作品とは総合的な観点で評価されるものである。
キャラデザの性質を考慮せずに、背景に力を入れても徒労ではないのか。
自動車の精密描写も含めて作品の基軸ではなく傍系に拘っても、単に演出の自己満足にしか見えないのだ。
(8)テレビ版と同じエピソードを劇場版でやる必要性を感じない。
特に「あかね」と「おっこ」のやり取りはテレビ版第2話横手脚本、劇場版吉田脚本と明確に分かれるシーン。
だが「あかね」に説教する「おっこ」に説得力があるのは断然テレビ版である。
何故かというと、テレビ版では「あかね」への説教の以前に両親を亡くした「おっこ」の子供らしい素直な悲しみの感情表現が伏線として丁寧に描写されていたが、劇場版ではこの部分が圧縮され「おっこ」は両親を亡くしたという事実のみで、父親が健在で母親を亡くした「あかね」に説教を垂れただけの説得力の片鱗もない描写になってしまっている。
演出や脚本が「(4)」で述べたような「おっこ」の心理描写は既に済んでいるとしたのか、はたまた、テレビ版を視聴したのであれば深い説明が要らないと判断したのか定かではないが、その程度の描写なら「あかね」のエピソードの意味はなく不要であったし、尺の無駄遣いだ。
(9)これは批判というよりも疑問に近い。
⑤のシーンは本作の「完」を連想させるのだが、劇場版では曖昧な形「暗喩」で表現されている。
テレビ版の最終回を視聴した限りでは2期もあり得る終わり方であり、ネタバレになりかねない⑤のシーンは本当に必要だったのか?
テレビ版の2期はありません!劇場版でシメます!という製作ポリシーがない限り、やってはいけないシーンであったのではなかろうか。
喉にモノがつかえたような後味の悪さである。
(10)「グローリー」とのエピソードも焼き直しでありほとんど必要がない。これも「グローリー」の紹介程度にして、既に「おっこ」とは信頼関係が構築されている前提で劇場版のストーリーを立てれば良かったのだ。
このエピソードを冗長化させたのは、背景に拘った動機と同様に「ポルシェ911タルガ4」の3Dモデリングを観客に自慢したかった演出の自己満足にしか見えないし、本当にポルシェのステマ?wかと思うほどこれだけは良く出来ていた。(ステマをしなくても売れる有名なスポーツカーだけどねw)
本エピソードは物語がもうダメだと考えていた頃なので、ポルシェばかり見入っていた。
欲しくても買えないからねw
それにしても、本作のスタッフは相当カーマニアなのだろう。
現代では非現実的なT型フォードや初代クラウンが現役で花の湯温泉街を走り回っている。
「おっこ」の学校も木造校舎で現代では非現実的なのだが、クラッシックカーも遊び心のあるファンタジーとして許容は出来る。
しかし、ポルシェをあれだけ精密なモデリングとするなら、フォードやクラウンもポルシェと同等の精密モデリングとするべきであり、中途半端である。

以下はどうでもいいことだが、和の風景に合わせたオープンカーなら、マツダロードスターや絶版ではあるがホンダS2000など、国産の名車をプロップとして採用するのもアリではないかな。
「グローリー」のブルジョア生活を強調するのなら、ホンダNSX(23,700,000円)レクサスLFA(37,500,000円)という手もあるし、本作は子供が対象なのだから、我が国の工業技術の結晶である国産高級スポーツカーを採用し、将来の日本を担う子供達にモノ作りの夢を託す配慮があっても良かったと思う。
因みに、本作に登場するポルシェ911タルガ4だが、外観で分かる範囲で推測してみると、LEDヘッドライトが標準装備であるからグレードはGTSで21,540,000円。
ブレーキキャリパーがイエローであるから、オプションのセラミックコンポジットブレーキ(1,545,000円)がプラスされる。

<物語で評価される点>
残念ながら本当に少ない。
(1)ポルシェに乗って買い物に出かけた「おっこ」が事故の記憶を思い出しPTSD症状を起こした点。
これが、批判点(5)で述べた事故のメタファーだが、折角こういう名演出があるのに作品全体の軸として繋げきれていないのである。
(2)④はテレビ版にはないエピソード。
加害者一家が春の屋に泊まったシンクロニシティと、両親を殺した加害者を知った「おっこ」が両親との死別を乗り越えて花の湯での新たなスタートを誓い、明るく前向きに生きようとしていた矢先の実に残酷なシーンだ。
「おっこ」の複雑に絡み合った、いたたまれない心理描写は見事であった。
劇場版では実質吉田オリジナル脚本はここだけだが、流石、吉田脚本だと感じたシーンである。

(★は一個0.5点)
物語
★★★★★☆☆☆☆☆2.5
(各論のとおり。)
キャラ
★★★★★★☆☆☆☆3.0
(デフォルメ減点有り。)
音楽
★★★★★★☆☆☆☆3.0
(劇伴はまあまあだが、劇場のサウンドシステムを活かしているとは言い難い。主題歌は記憶に残らなかった。)
作画
★★★★★★☆☆☆☆3.5
(各論のとおり。)
声優
★★★★★★★★☆☆4.0
(テレビ版と一部キャスト変更があるが、大局には影響を与えていない。)

【雑感】
本作は原作も素晴らしく、また、テレビ版は良い出来で一定の評価ができるのに何故こうなったのか不思議でたまらない。
問題の核心はテレビ版を焼き直したプロットにあるのだろうか。
その責任が何処に起因するかと推測するとき、DLEやマッドハウスをはじめ製作委員会が制作に相当関与したと思われる。
おそらく、製作委員会で企画したプロットありきで、コンテと脚本を仕上げた結果が本作ではなかろうか。
つまり、監督も脚本もほとんど関与出来ない次元でプロットが決定している可能性が高いのだ。
原作ではテレビ版以外のエピソードもあるはずだが、テレビ版のエピソードを多用したところをみると、芸術的判断よりも政治的判断が濃い印象を受ける。
国内のファン向けであれば、テレビ版のエピソードよりも劇場版オリジナルの④のエピソードを軸に、テレビ版では触れられていない「おっこ」と両親の平和で心温まる日常、つまり前日譚にも尺をしっかり取り、天国と地獄の如く不幸のどん底に落ちた「おっこ」をより強調することと、若おかみ修業を通して悲嘆から立ち直り成長していく「おっこ」の成長物語とすることが出来たし、脚本吉田さんの起用はこのようなオリジナル性があってこそ生きるのだ。
純粋に芸術的視点で作品を作り込むのなら、テレビ版に左右されず、一からプロットを考えるはずであるが、本作はそういう構成にはなってはおらず、国内のファン向けではなく「アヌシー国際アニメーション映画祭出品」審査員向け作品と考えるのが妥当かもしれない。
審査員は恐らくテレビ版を観てはいないだろうから、相応の評価は受けるだろう。
本作ファンの一人として、可能であれば、マッドハウスのエースいしづか監督を起用し、吉田さんとコンビで作品を作り直してもらいたい気持ちだ。

高坂監督はマッドハウスで活躍し、ジブリ作品も参加経験が多く『風立ちぬ』の作監も務めた有名なアニメーターではあるが、業界キャリアに対して監督経験はそう多くないし、テレビ版のマッドハウス増原監督やDLEの谷東監督とは違いフリーだ。
この状況で劇場版の監督を依頼された経緯を考えてみると、公開されている事情の他、本作はアヌシー祭出品に向けて、カンヌ経験があり、ジブリ作品を手がけていることから国際的に名の通る監督の起用が政治的に必要であったのだろう。

なお、公式の高坂監督コメントに、本作はマルクスの世界観【下部構造が上部構造を規定する】で表現したとのコメントがあるが、本作を鑑賞した限り、テレビ版のシーン流用で独自性発揮の制約もあるし、また、演説でもない限り94分程度の映像では弁証法的唯物論のフル展開は厳しいだろう。
穿った見方をすれば小学生が労働する様は『蟹工船』的とも言えるが、本作はプロレタリアの悲惨さを強調し階級闘争を求めたものではないことは皆様御承知のとおり。
また、実際、本作はそのような組み立てにもなっていない。
ゆえに、誰かが本作を高く評価したといっても、それはコミュニズムへの感化とは無縁の出来事であると、あえて釘を刺しておく。
ま、あのコメントは当然好ましくはないが、監督本人の思想がマルキシズムに立脚しているという程度の意味だろうから。{/netabare}

率直に本音を述べれば、本作を鑑賞した後の気分は詐欺にあったときと似たような感覚だった。
テレビ版を視聴済みなら、あえて1,500円を支払い鑑賞に行く必要は感じられないし、いずれ「Amazonプライム・ビデオ」にエントリーされるだろうから、それを待って視聴しても良いと思う。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 43
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

TV版とは一味違う良さ

原作未読。TV版は視聴済み。
TV版のダイジェスト版程度のつもりで視聴したら、良い意味で裏切られたという・・・(笑)。
途中までは、確かにTV版のダイジェストだったけど、後半のエピソードはTV版のアフターストーリー。

主人公のおっことウリ坊、美陽、鈴鬼の繋がりの深さはTV版を視聴していないと、チョット分かりづらいかな?
本作では、かなりあっさりと描かれていたからね。

{netabare}おっこの両親が亡くなった交通事故の加害者運転手家族が「春の屋」へ宿泊したくだり。
圧巻でしたね。
ここに繋がるんだって・・・。{/netabare}

TV版のレビューでも書いたけど、タイトルだけで敬遠するのは、もったいないレベルの作品です。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 30

71.7 21 夏休みアニメランキング21位
ヤマノススメ おもいでプレゼント(OVA)

2017年10月28日
★★★★☆ 3.9 (103)
435人が棚に入れました
「天覧山に、高尾山、三ツ峠!」これまで登ったいろいろな山と、おもいでが詰まった写真を見ていたあおいとひなた。ふと、あおいの部屋にあった宝箱を開けてしまったひなたは、手作りで不格好のアクセサリーを見つける。それをきっかけにひなたは、あおいと一緒に過ごした、幼いある日のことに思いを馳せる――。

声優・キャラクター
井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子、小倉唯
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ここなちゃん・・・、エエ娘やなぁ(笑)

【ここなの8月31日】
夏休み最後のこの日、ここなは一人で、飯能を散策しつつ、母親との思い出を巡る。
本編20話の「飯能大冒険」を彷彿とさせる話。
ここなちゃんの母娘の繋がりに心温まる作品。

【ひなたの10月28日】
あおいの部屋で、どんぐりを使った手作り髪飾りを見つけたひなた。
それは・・・。
あおいとひなたの過去、そして現在へと繋がる友情物語。

それにしても、あおい&ひなたとここなちゃんが{netabare}『過去に、すれ違っていた』{/netabare}演出って、本編の”ホタルの回”以来、個人的にツボです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 27
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

素敵な思い出と新たな思い出

このアニメはセカンドシーズンとサードシーズンとの狭間の物語です。
2話編成ですが、それぞれの話には素敵な思い出が含まれています。

■ここなの8/31

ここなの優しさや立派さが良く分かる内容でした。
ここなは癒しの女神のようです。

夏休み最後の日、ここなは母親と一緒にお出かけの予定でしたが、お母さんには急な仕事が入ってしまい、一緒にお出かけできなくなりました。
『仕事だから仕方ない』。ここなは自分自身に言い聞かせます。
カレンダーに大きく書き留めて楽しみにしていた日でしたが、ここなは笑顔で出勤するお母さんを見送ります。

ここなは大人への気配りができる優しい子です。

ここなは、一人で飯能のあちこちを散歩します。
天覧山のふもとにある神社、第二天覧山、シネマ小路、ひかりばし…
行く先々で、その都度、幼い頃にお母さんと一緒に歩いた記憶がよみがえります。
{netabare}
そして迷子の女の子に遭遇するのです。
女の子は不安で泣きじゃくっています。
実は、ここなも幼い頃に迷子になったことがあったのです。

ここなはとても優しい女の子です。

幼い子の不安を取り除くため、ここなは優しく女の子の手を握り、一緒に女の子のお母さんを探してあげます。
女の子はここなと一緒だと安心して泣くのをやめました。笑顔になりました。

そして行き着いた先は、メディカルハーブガーデン。
女の子は母親に再会できて大喜び。
そしてここも、ここなが幼い頃にお母さんと一緒に来た場所でした。

どこに行ってもお母さんとの楽しかった思い出がよみがえります。{/netabare}
『だからここなは寂しくありません』。ここなは再び自分自身に言い聞かせます。

家に帰ると、お母さんから「来週は一緒にお出かけできる」との嬉しい知らせがありました。
ここなは大はしゃぎです。
やはりここなは、お母さんと一緒におでかけしたかったのです。

ここなにとっての夏休みは来週まで続くのでしょうね。(^_^)


■ひなたの10/28

あおいとひなたとの素敵な思い出のお話です。

あおいの家へ遊びに行ったひなたは、無断であおいの宝箱を開けます。
宝箱の中には不細工なつくりのどんぐりのアクセサリーがありました。
あまりにもお粗末な作り物だったので、ひなたは笑います。

でも、よくよく考えると、それは…{netabare}ひなたが幼い頃につくったものでした。
幼い頃、ひなたが引っ越す際にあおいへ渡したプレゼント。それがどんぐりのアクセサリーでした。
あおいは、そのときのプレゼントを今も大切に持っていました。
『それにひきかえ自分は…』ひなたは考えます。
ひなたは、引っ越しの際にあおいからもらったプレゼントを失くしていました。


ひなたは、自分自身があおいへ渡したプレゼントを忘れていたことを後悔します。
あおいからもらったプレゼントを失くしてしまったことを後悔します。思い出を失くしたことが寂しかったのです。
だからひなたは、失くしたことを正直にあおいに告白して謝ります。

『失くしたらまた拾えばいいんじゃない?』
何気ないあおいの提案で、二人はまたドングリをひろい、思い出の品を作るのです。

二人には、新しい思い出プレゼントができました。{/netabare}

二人の思い出プレゼントは、これからも増えていくでしょうね。{netabare}たとえばフクロウとか…{/netabare}(^_^)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 26

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ヤマノススメのちょっぴり感動するOVA。

ヤマノススメのOVA作品。
時系列的には2期(セカンドシーズン)のこととかも出てくるので、2期まで観終わってから視聴することをおすすめします。
2つのエピソードで構成されています。
1本めはここなちゃんの8/31日の出来事で、ここなちゃんが1人で色んな所で出かけ、色んな人に出会います。

2本目はひなたの10/28日、ひなたとあおいの小さい頃の思い出が描かれます。

どちらもほっこりなエピソードで、ちょっぴり感動もします。
ヤマノススメファンはおすすめしたいOVAでした。
EDのおもいでクリエイターズも、このOVA作品のみの曲ですが、いい曲でした。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 19

60.2 22 夏休みアニメランキング22位
あるゾンビ少女の災難(Webアニメ)

2018年7月4日
★★★★☆ 3.1 (53)
200人が棚に入れました
夏休みで学生が出払った深夜の菊花大学。里帰りをしなかったオカルト研究会の男女5人は、第一回納涼クエストと称して、徳川埋蔵金が収められているという噂のある大学の資料庫に忍び込む。だがそこには埋蔵金などはなく、あったのは極めて保存状態の良い2体の女性のミイラだった。

仲間を焚きつけて資料庫に侵入させた鴨志田沙也香は、そのミイラの体内にあった謎の宝石“生命の石"を密かに奪う。埋蔵金が見つからず当てが外れた彼らは資料庫を立ち去るが、生命の石が奪われたことがトリガーとなり、2体のミイラが死から蘇ってしまう。

声優・キャラクター
早見沙織、小倉唯、白石涼子、杉田智和、沢城みゆき、M・A・O、久保ユリカ、鈴木達央、三輪隆博、麦人
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

思っていたよりコメディ要素多め。だけどやっぱりグロ注意。

原作未読。U-NEXTにて視聴。

【あらすじ】
{netabare}夏休みで学生が出払った深夜の菊花大学。里帰りをしなかったオカルト研究会の男女5人は、第一回納涼クエストと称して、徳川埋蔵金が収められているという噂のある大学の資料庫に忍び込む。だがそこには埋蔵金などはなく、あったのは極めて保存状態の良い2体の女性のミイラだった。

仲間を焚きつけて資料庫に侵入させた鴨志田沙也香は、そのミイラの体内にあった謎の宝石“生命の石"を密かに奪う。埋蔵金が見つからず当てが外れた彼らは資料庫を立ち去るが、生命の石が奪われたことがトリガーとなり、2体のミイラが死から蘇ってしまう。

蘇った少女=魔術によって不死の存在となりながらも不慮の出来事からミイラにされていた元男爵令嬢ユーフロジーヌ・シュトゥディオンと、彼女の侍女として作られたホムンクルスのアルマ・Vは、奪われた宝石を求めてオカルト研究会のメンバーたちを襲撃していく。

果たしてメンバーたちは生き残れるのか? そして生命の石を奪った訳とは? 深夜の学生寮を血まみれの惨劇が襲う・・・。{/netabare}
(公式サイトより)

【感想】
物語としては、わりと面白かった。
主導権が二転三転していく流れは、自然で悪くなかった。

グロい描写が多数あり、視聴者を選ぶかもしれない。

コメディ要素も多く、視聴していて飽きさせない。

いまいち評価が伸びないのは作画。
作画崩壊というより、キャラデザの問題か?
あまり可愛さを感じない女性陣。
感情移入しづらいところが残念。

ただし、これには好みがあるので・・・。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 9
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ぽろりとボロリのセットものです。

原作知らず。

B級オカルト映画を暇つぶしに流してみるのがお好きな方には、その用途の範囲内でお勧めできる・・・かも?
僕? んん~・・・・面白くないわけじゃないんだけど・・・楽しいわけでもないって言うか・・・・中途半端。

ライトノベル原作・WEB配信アニメ?80分もの。dアニメでたまたま見つけたので何となく観てみました。で、何ともいえない感想です。2000年代の、予算あまりでちょっと作ってみました的な作風を感じたのですが、声を当てているのが最近の方ばかり・・・って2018年制作ですか。

あらすじは、公式などをご参照ください。そこにある2体のゾンビが主役で、ゾンビなだけにどちらも人外の能力を備えています。そして「生命の石」を取り返すために、それを奪った人間たちに襲いかかる。。。。と。


おっぱいぽろり、あります。頭骨ぼろりとセットになります。
血液びちゃーん、脳漿ぐしゃーん、カニバリズムめいたものもありますよ。
耐性がない方、嫌いな方は避けた方が良いでしょう。

上述のように、スプラッタ要素もあるのですが、変にコメディーを差し込んでくるので、怖さも気持ち悪さも中途半端に思いました。山場に向かうまでの「奪ったものたち」である人間の浅ましさ、汚さの方がドラマとしては良かった(胸糞展開です)。一人、変な子います。ちょっとではなくウザかったです。{netabare} 奪ったもの、すなわち学生たちの中でただ独り生き残った子、お話しのまとめに活かせなかったのかな・・・ {/netabare}

「最後の敵」も最初の方から登場してはいるものの、敵としては山場になってはじめて機能します。驚きと言うよりも、拍子抜けするバックグラウンドの開示もあるのですが、なんていうか、その「敵」の背景がよく分からないのです。上滑り感満載の、B級映画の悪ノリを感じました。

キャラデザインは、個人的には好きです。ちょっと古い感じがしますが、ダメではないと思います。
作画は安定していると思います(配信ものだし、そこはね)。びちゃーんぐちゃーんは、もう少し攻めることも出来たように思いますが、WEB配信とはいえいろいろ「配慮」が必要なご時世なのでしょうか。
また、アクションシーンが多いのですが、それは良かったと思います。
劇伴・・・なんも印象に残ってないです。邪魔はしなかったかな。

声優陣は過剰なほど豪華です。ただ、演出のせいでしょうか、なんか上滑りしているようなところも感じました。演技が悪いというわけではないのですが。。。キャラ設定かな。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 5

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

これぞ深夜の低俗なアニメって感じ

視聴理由 特になし

視聴前 なんかキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードみたいなのが

視聴後 B級超えてD級並

この話は…よくわからん
超テキトーな理由で住居不法侵入してゾンビを目覚めさせてよく分からない展開
結局な に が い い た か っ た
ここで鰺鱒さんの言葉を引用させて頂きますが「ポロリとボロリのセットもの」
その通りだと思います
ついでに言うと「ほろり」はないです
おっぱいがちゃんと書かれてます死体のだけど
腸の状態がわかります飛び出てるので
https://www.anikore.jp/review/1946410/
鰺鱒さんさんのレビューのリンクです
勝手に引用してすみません...

ジャンルはオカルト・グロ
コメディいってもまぁテキトーな笑いです。ネタって言えるほどのクオリティじゃありませんが...
グロ要素はほんと容赦ないです
脳がぐしゃー!腸がぶしゃー!眼球がぽーん!上半身がぐちゃぐちゃー

率直な感想としては野蛮な深夜枠アニメって感じ
80分だけどねHAHAHA!
ワラエナイ・ジョーダンだ

主題歌はヤキナクさんの「UP↑SIDE↓DOWN」
作画は普通
声優さんも違和感なく頑張ってた

総評 野蛮な地下街の深夜の居酒屋のテレビでやってそうな感じ

投稿 : 2025/03/08
♥ : 4

71.5 23 夏休みアニメランキング23位
ハロー!! きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (844)
4516人が棚に入れました
アリス・カータレット、16歳。金髪碧眼のイギリス少女ですが、1年前から日本にホームステイ中。親友の純和風女子高生・大宮忍の家に迎えられ、日本の高校生活をめいっぱい楽しんできました。ところが、きらきらと輝いていた毎日に事件が! 高校二年生に進級するとき、忍と別のクラスになってしまったのです。一度はまっしろになるアリスですが、忍は言いました。「アリスは海を越えて来たんですよ、それに比べれば全然です!」例えクラスが離れても、心の距離は変わりません。 アリスに忍、凸凹コンビの小路綾&猪熊陽子、もう一人の金髪イギリスっ子・九条カレンたち5人の絆は、今日もきんいろにきらめいています!日英美少女ゆるふわ学園コメディ第二弾、はじまるよ!!

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、諏訪彩花、佐藤聡美、大西沙織、潘めぐみ、村川梨衣

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

精神安定剤♡

第2期

全12話

ジャンル:日常系


簡潔感想

きんモザ 終わっちゃった・・・

なにこの消失感
来季は何に こころぴょんぴょんしたらいいんじゃーーー!><
(作品が違うかw)

そうです 私が萌え豚です。(変なおじさん風)(爆)

日常系なので、頭空っぽにして観れるからいいよね!
こういうのは、誰か1人でもキャラを愛でれるか?で、合う合わないが決まりますが・・・

自分は
アリスが可愛い!(金髪、ちっちゃい)
陽子を想うツインテの綾のツンデレが可愛い!(CVの種田さんの声がいい)
カレンのカタコトな喋り方がクセになってるデース!

日常系で、こんだけ好きな所があるなら、間違いなく癒し枠になるよね。


毎週、いつも寝る前に観て、心落ち着かせ、気持ちよく布団に入ってましたよ。
(仕事の疲れも手伝って、眠りに落ちるが早いです)
もうこれ 精神安定剤レベル

自分にとってきんモザは、癒し作品でした。

是非 3期 オナシャス!

投稿 : 2025/03/08
♥ : 47

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

日常系Aランク

『きんモザは最高だ・・』



究極の萌えアニメの1つ、きんモザ。
1期では目の保養剤としてお世話になりました。
その2期とあって、大変楽しみにしていた作品です。


あらすじは必要ないでしょう。
可愛らしい登場人物たちがたわいもない日常を過ごすのを眺めるだけなのですから。
相変わらずの穏やかなテンポで物語が進んでいくため、
気楽に楽しめるのではないでしょうか。
キャラ萌えとしては、優秀すぎる作品であります。


1期同様、ギャグはイマイチ笑えないのですが、
みんな可愛いから問題なんか何もないよ。
・・いや、実は個人的に少し残念なポイントでしてw

私はごちうさのんのんが最強日常系アニメだと思っています。
それは、のんのんは笑って癒されます。
ごちうさはキャラの可愛さだけをブレンド。
比べてしまうと、きんモザはどうもどっち付かず感が否めません。
(ギャグなのか萌えなのか)
もう少し笑えたら、のんのんのようなオールラウンドな作品になったのではないかな、なんて思います。


とかほざいてますが、私はこの作品が大っ好きです。
キャラは可愛いしキャラは可愛いし。
アリスぅ!カレンッ!こ・け・し!
なんて口ずさんでしまうほど。

新キャラの久世橋先生もかなり魅力的。
カレンとのやり取りは面白かったです。


それと、勇姉の株が急上昇。
その要因は、わらしべ長者の回での最後。
これには一本取られました。
この回(5話)はオチがしっかりとしていてお気に入りです。



OP「夢色パレード」 歌ーRhodanthe*
ED「My Best Friends」 歌ーRhodanthe*

1期のOPのほうが好きでしたけど、今回もかなり良い曲です。
何たってOP映像がとても可愛らしい。
毎回交代する、あざとい歌い出しにやられました。


--------------------------


みーんな仲良しの平和な世界。
これを金色と言わずして何と言う。
1期と変わらず、最高級の癒しをくれた作品です。


それにしても、Studio五組は良い仕事をしますな。
(中妹、咲、アトリエ、ゆゆゆ 等)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 47

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『きんいろモザイク Pretty Days』2016年11月12日から劇場公開予定

アリス・カータレット、16歳。
金髪碧眼のイギリス少女ですが、1年前から日本にホームステイ中。
親友の純和風女子高生・大宮忍の家に迎えられ、日本の高校生活をめいっぱい楽しんできました。
ところが、きらきらと輝いていた毎日に事件が!
高校二年生に進級するとき、忍と別のクラスになってしまったのです。
一度はまっしろになるアリスですが、忍は言いました。

「アリスは海を越えて来たんですよ、それに比べれば全然です!」

例えクラスが離れても、心の距離は変わりません。
アリスに忍、凸凹コンビの小路綾&猪熊陽子、もう一人の金髪イギリスっ子・九条カレンたち5人の絆は、今日もきんいろにきらめいています!
日英美少女ゆるふわ学園コメディ第二弾、はじまるよ!!

Episode 1「はるがきたっ」
高校二年生に進級したアリス。
日本での二度目の春。
新しくA組の担任の久世橋(くぜはし)先生も加わって、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の「きんいろの日々」は今日もキラキラと輝きます!!!とはいえ忍とクラスが離ればなれになったのがショックのアリス。
「もっとシノのことを知りたい! 」 知っているようで知らなくて、実は結構謎めいている忍を少しでも理解したくて、みんなも巻き込んだ「忍の極秘調査」が開始されることに…!

キャラクターコメンタリー
出演:小路綾、猪熊陽子、九条カレン

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会」
綾、陽子、カレンの三人で始まった「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会」
「しのファンクラブ」もとい「シノ部」の話題のはずがカレンの提案でなんと「ヨーコ部」も発足!
慌てる綾への陽子の冗談に、ついに大天使アヤエルさまが怒りの降臨!?

Episode 2「プレゼント・フォー・ユー」
久世橋先生は悩んでいた。
可愛く思っている生徒たちに怯えられてしまう。
どうしたら仲良くなれるのかな…? 
そんな時、いつも生徒と仲良しの烏丸先生を見て感動した久世橋先生は「生徒と打ち解けるコツ」を教えてほしいとお願いする!!一方、英国式お茶会を計画する忍。
手作りのお菓子やケーキスタンドも用意して、本格的にやりたいとはりきっているけれど…徐々にわき起こる不穏な空気にお茶会は無事に開催できるのかが心配!?

キャストオーディオコメンタリー
西明日香、田生真奈美

Episode 3「あなたがとってもまぶしくて」
「実は私わたし、イギリス人じゃないし金髪は染めてるんだよ! 」アリスの衝撃的告白に綾は大ショック!
でもそれはアリスとカレンが仕組んだ「エイプリルフールごっこ」だった。
ジョーク好きのイギリスではエイプリルフールの日だけは新聞もテレビも大々的に嘘をつくのだ。
そんな中、常日頃から「嘘つきブラザーズ」こと双子の弟妹「空太」と「美月」に騙されている陽子は少し困り顔。
そこに当の双子がやってきて驚きの嘘を連発。
楽しい「エイプリルフールごっこ」のはずが、その場はしっちゃかめっちゃかに・・・!?

キャストオーディオコメンタリー
西明日香、内山夕実、東山奈央

Episode 4「雨にもまけず」
“おつかいくらい、ひとりでいけるのに”。
いつも子ども扱いする忍にアリスは少々ご立腹。
そんなとき街中で、変なポーズをとっている綾に出会う。
どうしたのかと尋ねると、なんと中学生に間違われてショックを受けているということ。
アヤもそんなことがあるんだね!同じ悩みを持つもの同士、二人は意気投合する。
でも大人の女になるにはどうしたらいいのかな?いつも大人っぽい勇(いさみ)の驚きのアドバイスを受けたアリスは、綾と一緒にイメージチェンジ! なんと不良になってしまう!?

キャラクターコメンタリー
出演:アリス・カータレット、小路綾、烏丸さくら、久世橋朱里

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会その2」
アリス、綾と共に、今回はなんと烏丸先生と久世橋先生も参加!
学校の施設で個人鑑賞会を行うことに戸惑う久世橋先生だが、烏丸先生の癒しの肩もみ攻撃に久世橋先生も思わずリラックス!?

Episode 5「おねえちゃんとあそぼう」
妹の忍とは対照的にいつもキリッとかっこいい勇(いさみ)。
だが最近やることなすことトンチンカン。
今日も麦茶に大量の塩を入れたりと、一体どうしちゃったんだろう?
実は… と、忍が言うには、どうやらモデルの仕事のことで悩んでいるよう。
みんなの憧れ(?)の勇がスランプだなんて!
勇を励ましたい五人は気分転換に勇をショッピングモールに連れ出す。
次々に飛び出す元気付けるためのアイデアで、無事いつもの勇に戻ってくれるのだろうか!?

キャラクターコメンタリー
出演:大宮忍、猪熊陽子、大宮勇

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会その3」の舞台は大宮家!
忍、陽子に今回は勇が初参加。
小学生時代からの付き合いの3人のコミュニケーションはバッチリでまるで三姉妹!?
普段はクールでなかなか聞けない勇の裏話も聞けるかも!

Episode 6「きになるあの子」
お腹がすく季節(?)。
食品サンプルにまで食いついちゃう陽子に、カレンは超特大パフェの大食いチャレンジを提案する。
私はこのために生まれてきたのかもしれない! 一気に燃え上がりすぎる陽子には、思わず綾もツッコミ。
自分で提案しておきながらフードファイトの危険性を説くカレンだが、陽子の燃える思いはとめられない。
そしてついに「危険な」大食いチャレンジに挑戦すべく、五人は目当てのレストランに旅立つ。
そこで出会った意外な人物とは…?

キャストオーディオコメンタリー
出演:田中真奈美、種田梨沙、東山奈央

Episode 7「マイ・ディア・ヒーロー」
だんだんと近づいてくる夏の匂い。
そんな匂いに惹かれて、カレンもついに夏モデルに!
そのあまりのワイルドなスタイルに困惑するみんなだが、陽子の「いいかげん親呼び出されるかもな」の一言にカレンはおびえてしまう。
カレンのママは怖いらしい。
そんな相変わらずのカレンだが、今日はパパが限定品のネックレスを買ってくれると大はしゃぎ。
放課後、みんなへの挨拶もそこそこに家に飛んで帰るカレンだったが・・・

Episode 8「もうすぐ夏休み」
もうすぐ夏休み。
「今年こそは計画的に遊びたい! 」と燃える陽子の提案で、今年は海へ行くことに! でも楽しい夏休みの前には期末テストが・・・。
目の前の現実に落ち込む忍と陽子とカレン。
みんなで一緒にテスト勉強をする事になるが、陽子たちのまったくやる気の感じられない勉強態度に綾は不安を隠せない!?

Episode 9「とっておきの一日」
今日から夏休み。
朝寝坊できる幸せをかみしめるアリスに近づく怪しいカゲは・・・
一方、毎年夏休みの宿題のノートを陽子に貸している綾は、今年こそちゃんと宿題をさせようと『今年こそ最終日で泣かないための宿題消化スケジュール』を作成する!
いざ陽子に渡そうとする綾だが、緊張して電話もままならない。
フォローのメールも上手くできず思わず家を飛び出すが・・・
はたして『今年こそ最終日で泣かないための宿題消化スケジュール』はちゃんと届けられるのか!?

Episode 10「海べのやくそく」
待ちに待った海水浴の日。
みんな朝から待ち遠しくて仕方がない。
海までの道中も五人なら楽しくて、ついついはしゃいじゃう。
目指す海はもうすぐです!ビーチに到着した五人の前に広がるのは、青い空と青い海。
砂浜にずらり並んだ海の家。
浮き輪も日焼け止めも用意したし、とっておきの水着も見せ合って準備完了いざ海へ!
そんななか忍は「海の泳ぎ方」を意気揚々とアリスに教えるが実は・・・!?

Episode 11「ほんのすこしの長いよる」
夏休みももう中頃。
青々とした木々の葉が揺れるなか、今日も部活に精をだす穂乃花。
金髪をフューチャーした謎のかけ声で、最近は調子も良い感じ! 
部活の後、海に行ったお土産をカレンから受け取る約束をしていたけれど、カレンの姿が見当たらない。
きょろきょろと辺りを見回す穂乃花にカレンから謎の電話がかかってきて・・・。
導かれるままに校舎に入る穂乃花。
一体そこに待ち受けるものは!?

Episode 12「なによりとびきり好きだから」
緑の多い夏の風景。
はちみつ色の可愛い家々。
アリスはポピーと小道をゆく。
ただいまイギリスに帰省中のアリスとカレン。
久しぶりに家族に会えたのはうれしいけど、やっぱり忍がいないのはちょっと寂しい。
でも離れた距離が二人の絆をもっと強くする。
夏が終わっても、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の日々はこれからもキラキラきんいろに輝きつづけます!!!

2016年3月26日に開催された『AnimeJapan2016』のステージイベント『ハロー!!きんいろモザイク&ゆゆ式 合同同窓会』にて、スペシャルエピソードの製作が発表され、同年6月に『きんいろモザイク Pretty Days』のタイトルで2016年11月12日から劇場公開予定であることが発表された。

アニメは制作会社で選ぼう!
【Studio五組】
結城友奈は勇者である(2014)
エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜(2014)
この中に1人、妹がいる!(2012)

視聴回数2回以上の作品
きんいろモザイクシリーズ
ハロー!!きんいろモザイク(2015)
きんいろモザイク(2013)
咲-Saki- 全国編(2014)
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(2012)
Aチャンネル(2011)

Studio五組はGONZOスタッフが独立し、2010年に設立。全作品のヒロインたちを自宅に持って帰って愛でたくなるかわいらしさ。

NHK「恋愛しない若者」特集に共感の声も 楽しみはビール片手にきんモザ観賞
■ 帰宅後ビールにアニメ
話題になっているのはNHK「おはよう日本」(2015年10月19日放送)の中でオンエアされた「恋愛しない若者たち」という特集だ。

この企画を担当したディレクター自身もここ数年、恋人はおらず、楽しみは「ちょっとだけ高いビールを飲みながらテレビを見ること」。ディレクターの普段の生活を撮影した映像では、帰宅後にリラックスできる格好に着替えてから、買ってきた弁当を食べつつ350ミリリットル缶のクラフトビール「よなよなエール」を飲んでいた。視線の先にあるのは、テレビ画面に映るアニメ「きんいろモザイク」だ。女子高生キャラたちの掛け合いに、ときどきムフフと笑う。

番組を見たTwitterユーザーは、
「家帰ってビール飲みながらきんモザみてて死ぬほど親近感湧いた」
「恋愛よりアニメって人映って親から『これあんたやんwww』って弄られた」
「インタビューに答えた青年が自分の時間を大事にしたいみたいな事を言ってたんですけど、みんな色々忙しいんですよねぇ」
などと反応した。

『ハロー!!きんいろモザイク』の締めくくりに相応しい高密度な爆笑イベント!「KIN-IRO MOSAIC Festa2」レポート
2015年9月20日(日)、江戸川区総合文化センターにて、TVアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』のイベント「KIN-IRO MOSAIC Festa2」が開催された。このイベントは『きんいろモザイク』(1期)の放送終了後に開催され、大いに盛り上がった「KIN-IRO MOSAIC Festa」(2013年12月29日開催)の第二弾。昼公演と夜公演では、コーナーやライブで披露された曲が若干異なっていた。

出演は『きんモザ』のメインキャストの西明日香さん(大宮忍役)と田中真奈美さん(アリス・カータレット役)、種田梨沙さん(小路綾役)、内山夕実さん(猪熊陽子役)、東山奈央さん(九条カレン役)の5人。この5人は声優ユニット「Rhodanthe*」としても活動を続けており、これまでに数々のイベントをこなしてきた。2013年の結成から2年が経過し、チームワークはバツグン。そんな5人によるイベントとあって、会場周辺には早い時間から大勢のファンが詰めかけていた。

■ Rhodanthe*のイベントはオープニングトークから全力投球の大爆笑
イベントがスタートし緞帳が上がると、ステージには学校の教室が作られていた。そして、教室の上方に設置された巨大なスクリーンに大宮忍の映像が映し出されると、ステージ奥の扉から西明日香さんが飛び出してきた。今日のイベントは「ハロウィン」がモチーフになっているため、いつもの制服ではなく新規にデザインされたきらびやかな衣装。これにはファンも驚いたようで、大きな歓声が上がった。続いて田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さんがひとりずつ現れ、出演者が勢揃いした。

全員が揃って挨拶をした後、それぞれが着ている衣装の説明を始めた。今回用意された衣装は、西さんがシンデレラ、田中さんが赤ずきん、種田さんが人魚姫、内山さんが妖精、東山さんが魔女だった。まさに「THE Halloween」といった様相。各自、衣装の注目ポイントなどを紹介し始めたのだが、衣装が野菜に似ている話や、東山さんが「ちょっとスタッフさんに確認してくる」と舞台から一時的に消えてしまうなど、Rhodanthe*の5人はやりたい放題。オープニングトークから実にゆるふわな雰囲気で、これから始まるFesta2を大いに期待させる内容だった。

さらに夜公演では、東山さんが自己紹介の流れで「今日は(天衝)監督さんも来てくださっています」と、最前列で見学していた監督をファンに紹介。突然のフリに照れている天衝監督だったが、さらに東山さんは「監督は会場に来るまで迷いそうになったけど、カレンパーカーの人についてきたみたいです(笑)」と暴露し、1500人の客席を笑わせた。

極めつけに東山さんは、スタッフから借りてきたというデジカメを手に取り、記念撮影を撮りたいと言い出した。東山カメラマンは客席をバックに集合写真を撮影し、「かわいい~♪」とご満悦の表情。昼公演以上に自由すぎるオープニングトークだった。

■ これまでの思い出を振り返る「にじいろトーク」のコーナー
イベントが本格的にスタートすると、昼公演は種田さんが進行を担当する「にじいろトーク」のコーナー。ここでは用意されたトークテーマをもとにフリートークが行われた。「Rhodanthe*のフリートーク」とは、一度でも『きんモザ』関連のイベントに足を運んだことのあるファンならば予想がつくと思うが、本当に台本一切ナシのフリーダムなトークショー。Rhodanthe*の5人はまるで楽屋トークのような雰囲気で楽しそうに会話を始めた。

唯一、司会を任された種田さんだけマジメに進行しようとしていたが、最終的には5人でフリートークを展開。スタッフは8つのトークテーマを用意していたようだが、話を膨らませすぎたため、結局使用されたのは「一番心に残っているシーン」と「パレードイベントで起きた印象的な出来事」の2つのみ。今日もRhodanthe*は平常運転だった。

このコーナーの後半は、「きんモザ思い出 五・七・五」。事前に5人が書いた「初句」、「中句」、「結句」のパーツを組み合わせ、おもしろい俳句を作って発表してゆく。Rhodanthe*の5人はワイワイとはしゃぎながら句を選んだ。しかし自分が作りたいと思っても、適切なパーツが見つからなければ何かで代用しなければならず、完成した俳句は以下だった。

●西明日香さん
江戸川区 鬼畜こけしが バカやろう

●田中真奈美さん
いつの日か ペロペロハァハァ…… おうじさま

●内山夕実さん
Hey!タイショー! むかえに来てね かっちょぶー

●東山奈央さん
ゴミですか? はい、わたしです ありがとう。

●種田梨沙さん
まなみんが リボンなしでも 大興奮

トップバッターは西さんだったのだが、いきなり爆笑モノの俳句を詠んでしまったので4人はやりにくそう。内山さんは自身が流行らせようとしている(らしい)「かっちょぶー(カッコイイという意味らしい)」を自分で選んで組み込んでみたり、なかなかの力作ぞろいだった。

■ 夜公演の「にじいろトーク後半」はキャッチコピーを考えてみるコーナー
昼公演では俳句を作ったが、夜公演は『きんいろモザイク』の「新キャッチコピーを考えよう」のコーナー。司会は田中さんが担当。スクリーンには公式で使われているキャッチコピー「私たちの毎日は――きらきらしたきんいろです!」が例として映し出された。

事前に考えてきたネタをひとりずつマイクの前に立って発表していくのだが、司会の田中さんは「それでは田中さん、パネルを持ってお進みください!」と、4人に無許可で一番手に名乗り出てしまった。最後のほうに発表するのはプレッシャーなので、なるべくならば最初に発表したい4人。声を揃えて「待って! 待って! 横暴だ!(笑)」と阻止しようとするが、田中さんは「さっさと発表して司会業に専念したい」という理由から一番を譲らなかった。そして、それぞれが発表したキャッチコピーは以下。

●田中真奈美さん
多岐にわたる制服コーデ!! 好きな着こなしでEnjoy your intercultural life!

●西明日香さん
モザイクのかけら高価買取いたします。まずはお電話を!

●種田梨沙さん
いつでもすこやか! 深夜に見てもゴールデンタイム

●東山奈央さん
TOKYO MX、NHKほかにて毎週日曜日朝9:00から元気に放送中!!

●内山夕実さん
私たちだって心はぴょんぴょんしています。

田中さんは流暢に英語を読み上げ、西さんはどこかで聞いたことがあるようなネタ、種田さんは本当にありそうなくらいキレイなキャッチコピー、東山さんは願望を込めたキャッチコピーだった。そして一番会場を沸かせたのは内山さん。公式でもコラボをした過去がある作品の「ぴょんぴょんネタ」を読み上げると、場内は大爆笑。さらに両作品に出演している種田さんが、ボソっと「今日は『きんモザ』だから……」とコメントし、場内の笑いを加速させた。

■ KIN-MOSA Festa2は催し物がたくさん!
続いての「きんモザファイト!!」のコーナーは、キャストと客席の勝負対決。昼公演では、白紙のポエムを読んでいる人を当てるゲームと、客席から14人のこけしを探すゲーム。夜公演ではブラインドボックスに手を入れて探り、何も無いのに演技をしている人を当てるゲームと、1500人の観客が一斉に発した5つのキーワードを当てるゲームが行われた。

前回の「KIN-MOSA Festa」で好評だった参加型ゲームコーナーがここまでパワーアップして帰ってくるとは、おそらく誰も予想がつかなかっただろう。キャストの5人とスタッフが「集まってくれた1500人のみんなと楽しめるイベントにしたい」と企画した結果が、このゲームコーナーというわけだ。一般的によくあるアニメイベントではめったに見られない、客席といっしょに遊べるユニークな催し物だった。

■ アドリブ満載の大爆笑アフレココーナー「きらきらメモリー」
ステージに5本のマイクが運ばれ、生アフレコのコーナーがスタート。「きらきらメモリー」と名付けられたこのコーナーは、アニメに名シーンの映像に合わせて5人が生で演じた。昼公演と夜公演で若干異なっていたが、第10話『海べのやくそく』や第12話『なによりとびきり好きだから』など、ファンなら誰でも心に残っている場面がチョイスされていた。

会場内に「あの名場面が生で聞けるのか……」などと考えていたファンがいたかどうかはわからないが、残念でした! いざアフレコが始まるとRhodanthe*の5人はアクセル全開。オリジナルの台詞とはかなり異なる、アドリブ合戦が開幕した。しかし5人の息はピッタリなので、アドリブなのに会話がキレイにつながっている。普段から仲が良いRhodanthe*の、チームワークがなせる業なのだろう。演技力もさることながら、「トークがおもしろい」という理由で一部からは「声優コント集団」と呼ばれている所以だ。詳しくレポートできないが、最後にキャスト一同が「原悠衣先生に謝ろう! ごめんなさい」と頭を下げて会場を沸かせたことだけは記しておく。

『きんいろモザイク』聖地イギリスをめぐるツアー、お値段は30万円!
4月より放送中のTVアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』の舞台のモデルとなった、イギリス・ロンドン市内やコッツウォルズ地方をめぐる公認ツアーの募集が、5月25日より開始された。

出発日は、6月3日(水)から9月30日(水)までの毎週水曜日から選択可能で、最少催行人数は各日4人。旅行代金は1人につき298,000円(9月23日出発のみ328,000円、いずれも燃油サーチャージ除く)となっている。
『ハロー!!きんいろモザイク』は、芳文社の4コマ漫画雑誌『まんがタイムきららMAX』で2010年より連載中の、原悠衣さんの漫画を原作としたアニメ『きんいろモザイク』の第2期。

純和風女子高生・「シノ」こと大宮忍と、イギリスから彼女の家にホームステイに来ているアリス・カータレットを中心とした、5人の女子高生の日常を描いた作品だ。

本ツアーは、『きんいろモザイク』の第1期、2期に登場するスポットを専用車でめぐる5日間のツアーとなっている。

1日目のロンドン市内観光では、ビッグベン、ピカデリーサーカス、ロンドンアイ、アビーロードなど、観光地としても有名なスポットをめぐる。

また、2日目と3日目にまわるコッツウォルズ地方では、アリスの家のモデルとなったB&B(安価で泊まれる宿泊施設)「フォス・ファームハウス」に宿泊する。第2期のシーンのモデルとなった場所に行けるオプショナルツアーも用意されているようだ。

参加者には、旅のしおりやオリジナルグッズ、第2期7話に登場するイギリスのシーンの絵コンテがプレゼントされるとのこと。

聖地巡礼はもちろん、イギリスの文化も十分に堪能できる旅になりそうだ。

Rhodanthe*の5人が作った“オリジナルこけし”のデキは!? 『きんモザ』のデジタルフリーペーパー『こけし堂プレス』発刊!
テレビアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』のグッズを展開するムービックが、Rhodanthe*のメンバー(西明日香さん、田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さん)の活動をレポートしたデジタルフリーペーパー「こけし堂プレス」を発刊した。

2巻目となる今回は、3月29日に開催されたイベント「パレードからコンニチハ!」の宮城と、4月4日に行われた広島のレポート記事を掲載している。

誌面ではイベントレポートだけでなく、その際にキャストが観光した「弥治郎こけし村」(宮城)と「安芸の宮島」(広島)の様子やオフショットも紹介。特に白石蔵王にある「弥治郎こけし村」では、Rhodanthe*の5人がオリジナルこけし制作にチャレンジ。メンバーの5人が作った、自信の演じるキャラクターのかわいい“オリジナルこけし”は必見です!

なお、茨城(3月8日)と栃木(3月15日)のイベントをレポートした第1巻も、同サイトで閲覧できる。未見のファンは、こちらも合わせてご覧ください。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月からの放送に先駆けて2015年1月7日から3月25日までサンテレビにて第1期が再放送され、その最終話で第2期につながるエピソードが放送された。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは本作が初。

第11話Cパートは第1期第10話の嘘予告をアニメ化。衣装デザインは原悠衣によるもの。

オープニングテーマ
「夢色パレード」(第2話 - 第9話、第11話 - 第12話)
第1話ではエンディングテーマとして使用された。
第5話からはラストの部分がこれまでのダイジェスト映像から、キャラクターが輪になった状態で手を繋いで順番にジャンプ(または手を上げる)していく映像に変わった。
曲の始まりの歌唱担当者は回によって異なり、歌詞も異なる。

「きらめきいろサマーレインボー」(第10話)

エンディングテーマ
「My Best Friends」
第1話では本曲のほうが先に流れた。また、第5話からは一部静止画だった場面が動くようになっている。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 46

72.6 24 夏休みアニメランキング24位
ヤマノススメ セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (814)
3655人が棚に入れました
インドア趣味で高所恐怖症の主人公・あおいと、
山が大好きで常に人を振り回す・ひなた。
幼馴染の二人は、
幼いころ一緒に見た山頂の朝日をもう一度見る為に、
登山に挑戦することに。
登山を通じてできた仲間に助けられながら、あの時見た山頂を目指す…。

声優・キャラクター
井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子、小倉唯、牧野由依、東山奈央、儀武ゆう子、久川綾、荻野晴朗

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヤマノススメ!

かわいい女の子たちが山登りを通じて
友情を育みさらに
山の魅力を伝えてくといったアニメ。

山登りといえば、つらい、疲れる、虫多い
など今の女性たちにとっては
マイナスなイメージしか浮かばないと思います。
そこでこのアニメでは
「女の子が登山をする」をモチーフにして

山は実はこんなに素晴らしい場所なんだ!
山登りって実はこんなに奥が深いんだ!

といった山の魅力を老若男女幅広い年齢層に
伝えようという制作側の思いが
この作品に顕著に表現されていると思います。

前期では5分アニメという尺の短さが
多少ネックに感じられましたが
膨大な人気が昂じて前期の3倍の
15分枠で始まったのも
前文に述べたことの証左だと思いますね。

セカンドシーズンでは
今後の期待とともにとても楽しみにしています!

投稿 : 2025/03/08
♥ : 71
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

登山は人生ですね。<追記;おもいでプレゼント>

1期のショートアニメから15分2クールアニメに進化。
雰囲気はそのまま、丁寧そしてソフトに山登りをススメめてくれます。

序盤の富士登山がメインでしょう。
高山病による富士登山の厳しさが表現されていました。
登山は生半可な気持ちではできないですね。
登山は人生と同じ。
それぞれがそれぞれの高さ目指して、マイペースで登ればいいのですよ。
たとえ目標に到達しなくても、その過程で得た経験が貴重なのです。

新キャラ登場。
東山さん演じるほのかはいつ登場?
と思っていたら、最後の方でした。
それも地味っ娘でした。
私の好きなキャラは、あおいのバイト先の大学生ひかりさん!
ダブル八重歯とドヤ口が可愛いですね。
活発で、明るいノリが爽やかです。

<ヤマノリスク>
{netabare}2014年9月27日、御嶽山が噴火し、多くの登山者が犠牲になりました。
この噴火は水蒸気爆発で前兆が捉えにくいという側面があります。
気象庁や火山学者には、観測網の整備、観測記録や火山噴火履歴の整理し、噴火予知を行って欲しいと思います。
それとともに、行政には火山に備える準備をしてもらいたいと切に願います。

噴火だけではなく、山は危険がいっぱいです。
落石災害や斜面からの滑落・転落、気候の急変は日常茶飯事です。
だから、登山時には最悪の事態を想定した行動が求められます。
充分な準備行うことは当たり前、決められたことを守る、無理をしない、冷静な判断力を身に着けるなどが必要ではないかと思います。{/netabare}

<追記;おもいでプレゼント>
{netabare}祝3期!前記念視聴。
1期2期の超総集編の後始まったプレゼント企画。
約27分間のOVAです。

思わずほっこりする思い出2編。
ヤマとは全く関係ありません。

一瞬登場するひかりさん。
やっぱり好きです、あのノリとキバ。
店長のつぶやきもまたGOODです。

3期に向けて気持ちも新た。
さあ、視聴開始だ。{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 68
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ゆるふわだけじゃなく、人間として大切なことを気づかせてくれる物語

このアニメはゆるふわとして有名です。
主人公たちがとても可愛く、心を癒してくれます。

ですが、それだけじゃありません。
人間として大切なことを何気に気づかせてくれます。
そして、あおい、ひなた、かえで、ここなの性格がとても美しい。
彼女らの行動は、見ていて気持ちが良いです。
さらに、あおいとひなたの関係が凄く良く描かれており、思わず微笑みました。

以下、気になった箇所だけ選んで読んでいただければ幸いです。

■人間として大切なこと {netabare}
以下のようなことに気づきました。

 ①友達を大切にする
 ②親には自分の気持ちを真剣に伝え、理解してもらうように努める
 ③自分が本当にほしい物は、親にねだるのでなくバイトをして得たお金で買う
 ④一歩づつ、ゆっくりでもいいので前へ進む
 ⑤失敗しても、またチャレンジすればいい  
 などなどです。

例えば、親と疎遠な人は少なからずいると思います。
でも自分は今まで親に、自分の想いを熱心に伝える努力をしたかというと、あまり自信がありません。
親はいつも子供の幸せを願っています。
自分の考えを懸命に親に説明すれば、親もきっとわかってもらえます。


しかもこれらは、教え諭されるのでなく、見ていて自分で何気に気づくように描かれています。
だから、すんなりと心に入ってきます。

Openingソング「毎日コハルビヨリ」にも大切なことが唄われていました。
「世界で一番の絶景ポイントはいつも目の前のその笑顔」
とても素晴らしい表現です。思わず納得してしまいました。

だから、この物語を見ると、いつの間にか前向きになれます。
{/netabare}


■4人の性格について {netabare}
みんな可愛くて素直な女の子です。

あおい
 非力ですが、がんばりやさんです。
 そして、いつもみんなの和をとりもつようにしています。
ひなた
 太陽のように明るく元気です。
 たまには失敗しますが、小さいことは気にしません。
ここな
 いつも笑顔でみんなの心を癒してくれます。
 彼女の穏やかな話し方は、聞いていて和みます。
かえで
 年長者ですが、しゃしゃり出ることなく、
 みんなが困ったときに何気なくみんなをフォローします。
{netabare}
かえでは、富士山で高山病になったあおいを看護しました。
そのため、かえでは頂上には行きませんでした。
このときあおいは、「みんなに迷惑をかけた。特にかえでに迷惑をかけた」と感じます。
でも、かえではそんなことを全く気にしていません。
だって具合が悪くなった人がいたら、その面倒を見るのが当たり前だと彼女は割り切っています。
それが登山者の基本だから…
{/netabare} {/netabare}


■あおいとひなたの関係について  {netabare}

あおいにとって、ひなたは特別な存在です。
あおいは最初は内気で地味でしたが、ひなたのおかげでいつの間にか外交的で前向きになりました。

ひなたはいつも、あおいの背中を後押しします。
あおいの成長をひなたは自分のことのように喜びます。

ひなたがいたからこそ、今のあおいがいます。
そしてあおいがいたからこそ、いまのひなたがいます。
ケンカするほど仲が良いといいますが、
二人は何度もケンカをし、何度も仲直りします。
こんな仲が良い友達がいたら、それだけでも十分に幸せですね。(^_^)
{/netabare}


■余談: 高山病にならないための準備  {netabare}

富士山に初めて登る人は高山病になりやすいです。
一度高山病を発症したら、低いところに降りるまで治りません。
そして、頭がズキズキと痛くなり、何をしても苦痛に感じます。

高山病にならないように、以下のように心がけたほうが良いです。
・5合目で十分休憩をとり(できれば2時間以上)体を気圧に慣れさせる
・5合目から6合目までは、深呼吸をしながら、いつも歩く速さの2/3ほどでゆっくりゆっくり進む。
 なだらかな上り坂なので、ついつい早く進みたくなります。
 でも、体は富士山の気圧に慣れていません。気圧になれるためにもゆっくり進みましょう。
・六合目についたら、できれば10分以上休む。
・6合目から7合目までも同様に、深呼吸をしながらゆっくりゆっくり進む


高山病にならないためにも、焦らずゆっくりゆっくり登りましょう。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 61

80.8 25 夏休みアニメランキング25位
侵略!イカ娘(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2051)
10012人が棚に入れました
海洋汚染を続けてきた人類を侵略するために地上にやってきたイカ娘。しかし最初の拠点として目をつけた海の家すら制圧できず、挙句にそこで働かされるはめに。果たしてイカ娘が人類侵略を達成する日は来るのだろうか。

声優・キャラクター
金元寿子、藤村歩、田中理恵、大谷美貴、伊藤かな恵、中村悠一、榎あづさ、生天目仁美、小山力也、川澄綾子、菊池こころ

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

かわいい侵略者!

海の家を経営する「相沢家」のもとにある日、
突然イカ娘が!…
その日から相沢家の日常はどんどんイカちゃん色に染まっていきます。

イカちゃんの容姿、声、喜怒哀楽の様子
女の子らしさやちょっといたずら好きなとこも
とてもかわいいです。
またイカちゃんを中心に個性的なキャラがぞくぞくと出てきます。
すっかりイカちゃんの虜になってしまったストーカー女子高生。
イカちゃんという生命体の正体を暴こうとする謎の研究員。
なぜかイカちゃんの着ぐるみを被り偽イカちゃんと称する巨乳美女。など

海の家の何気ない日常がイカちゃんによって
より楽しくて華やかな日常に染まっていく
そんなイカちゃんはある意味立派な侵略者ですね^^

そんなことなら私の陳腐な日常もイカちゃんによって
侵略してほしいです笑^^

日常系、かわいいキャラが好きな人
とてもおすすめです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 68

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

気軽に観たいほのぼのコメディです(。・ρ・)o━<コ:彡

■イカ娘ちゃんの魅力をちょっとだけ紹介です(*^o^*)
人類侵略を目指して海から地上へ上がってきたイカ娘ちゃん!
侵略拠点として最初に目を付けたのが「海の家れもん」だったのですけど・・・
良かったのか?悪かったのか?ミイラ取りがミイラになっちゃいましたね≧(´▽`)≦アハハハ
れもんで働く千鶴と栄子には逆らっちゃダメなのですよ・・・
そんなんで、いきなり働かされることになったイカ娘ちゃんなのでした!
そもそも人類を1000人と思っていたイカちゃんって可愛いすぎなのです♪

そんな世間しらずで常識はずれのイカ娘ちゃんが真剣に侵略しようとする姿が楽しくて、思わず笑ってしまいます♪
とっても表情豊かなイカ娘ちゃんですけど、口癖の方も強力で「○○じゃなイカ」とか「○○でゲソ」ってとっても耳に残りますね(゚-゚*)(。。*)ウンウン
思わずうつってしまう程に影響力抜群なのです♪
そんなイカ娘ちゃんが人の温かみに触れ、人と少しずつ馴染んでいく姿が愛らしいのです(*^-^)
イカ娘ちゃんの魅力に侵略されること間違いないですね♪


■総評
徹底したイカ娘ちゃんありきの作品作りが功を奏したのか、安定感抜群でブレがなく最後まで楽しく、ほのぼのした雰囲気を堪能することが出来ました♪
監督の水島努さんは、「クレヨンしんちゃん」で育ってきたような方なので、ちょっと憎まれ口をたたく様なキャラの扱いがうまいのかもしれませんねヽ( ゚ 3゚)ノ

2期の方も過度な期待はせずに、気軽に楽しんで観れたらいいなって思ってます♪


■MUSIC♫
OP曲『侵略ノススメ☆』
 【歌】ULTRA-PRISM with イカ娘(金元寿子)
 イカ娘ちゃんをイメージしたインパクト大のキャラソンですね♪
 脳内にイカ娘ちゃんが侵略してくるんじゃなイカ~~~~くコ:彡

ED曲『メタメリズム』
 【歌】長月早苗(伊藤かな恵)
 かな恵ちゃんの誕生日に発売となった自身2枚目のとなる2ndシングル♪
 ましろ色シンフォニーの「水彩キャンディー」のmarbleが編曲を担当してるのですよ♪
 仲間との出逢いを歌った歌詞をあどけなさを感じる歌声でしっとり歌ってくれてます(^_^)


2011.09.09・第一の手記
2012.01.12・第二の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 62

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

イイカンジ侵略されてるんじゃなイカ๑*´∀` ๑)ノ

原作コミック 全12話 原作未読


海を汚す人間たちに腹を立て ヾ(`Д´*)ノ
地上を侵略しに 深い深い海の底からやってきた。。。ε-(*o・ω・)o

とびきりミラクルきゅぅーとな海洋生物!! もとい女のコ✩

その名も『イカ娘』! 以下もちろん『イカちゃん』♡

海から飛び出した浜辺にて『イカちゃん』が
最初に見つけた侵略対象が ⇒ 「海の家れもん」
そこで出会う人間たちが、お、思いのほか… “強敵!?”w

そこを侵略の拠点とせんと果敢に奮闘するのだが…
物の見事に粉砕(。´・ω・)。゚+ そんなもんだすったもんだで
侵略とは名ばかりのゆるゆるドタバタコメディーがここに展開されるのであった―


まず最初に物申させて下さい!! 本作の魅力✩ そう…それは何を隠そう…


イカちゃんがかわいい!!! サン!ハィ!!|`・д・)_/

!!バッ◍´ω`)◍´ω`)ノ【♡*: L O V E イ カ ち ゃ ん:*♡】ヾ(´ω`◍(´ω`◍バッ!!

ヨシ!! 足並み揃ったね|`・д・)b  



それはそーと、皆さま『イカちゃん』かわいいですよぉ( *・ω・)つ[イカ]

『イカちゃん』の魅力はですね…

もうキャラクターとして完成度&立ち具合がハンパではないの!!
愛くるしい容姿もさることながら、『イカちゃん』の場合
さらに、内から滲み出るかわいさと言いいますか…
仕草、表情、声、喋り方、思考、素行、しょくしゅw その他もろもろ
そーいったキャラとして一癖も二癖もある魅力満点なかわいいさが売りなんです✩
CV: 金元寿子さんの声、演技もピッタリでイイ感じ無敵すぎます!!


1つだけ『イカちゃん』のエピソードを紹介しますとね~

ある日『イカちゃん』が泊まりにいった友人宅でのこと…
みなが寝静まった頃… 夜な夜なこっそり、1人TVゲームに夢中な方が…
⇒次の日それがバレて保護者(高校生)にこっ酷く叱られるという… 

小学生かッ Σヾ(`д´*;)!!w

え!? 誰がですと? 
それは 侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!『イカ娘』!!!
こと他ならぬ『イカちゃん』ですよ!

ホラッ!! 『イカちゃん』そもそも侵略どーしたのよさヾ(・ω・`)ネェネェ w

と、とにかく毎日まんべんなく楽しんでるなぁ~『イカちゃん』w


あ~…イカちゃんの”しょくしゅ”を…
ぷにぷにしたい( *・∀♡)σ)´д`*) ヤ、ヤメルデゲソ

それでそのまま”ギュウ”っと引っ張って…

「いい加減にしなイカ`Д´)つ≡:>――――――→Σ(;//́Д/̀/)’ハァハァ♡w」



ストーリー構成は30分アニメにお話しが3本(各10分弱)あって
サクサク見てしまいます♪ まるでポテチをパクパク頬張っている感覚♪
次から次へと後引く美味しさで 気づけば全てたいらげてしまいます♪

ん? そこわ例えるならイカじゃないの?とな…
それはだって…、 そんな『イカちゃん』の顔が青ざめるようなことを
私ができるわけがないじゃないイカヽ(*´∀`◍)ノ

~♪イカの塩焼き、イカの燻製、イカの刺身もいいですネ♪~
どれもお酒のお供に最適ですが… 『イカちゃん』にとっては
正に “地獄絵図” なのでありますから..・ヾ(。>д<)シ。


とにかく色々なシーンに笑いが散りばめられ、終始、楽しく
癒される内容となっておりますして、基本クスクス((( *艸))
ときおり(||゚∀゚)/ ブハハハッハーーッッ!! とぶっこまれます♪(勿論個人差有りw)


そうそう!! それと忘れてはいけないのは『〇二イカ娘』の存在ですネ♪

もうとにかくかわいくて…かわいくて…(๑´ㅂ`๑)ギュゥゥ♪
あのコのOVAとかだけでもそれこそ一生見ていられるぐらいですネ!!

「ゲショ♪」や「ビャー!!」
などのたまにちょっと声を発するトコなんかもう(๑♡д♡๑)✩

あ~今日も夢に出てこないかなぁ(*´ч`*).。Oo .。Oo.…




はヽ(;゚д゚)ノ … またいつものように…


まとめてまとめて!!
やはりたまにはこーいう何も考えないで良いまったり作品は欠かせないでゲソ!!
日頃、重厚な作品や、シリアス、ハラハラ系にちょっと疲れたでゲソ(o´Д`)=з
そんな時にいい味だすんじゃなイカ!?  きっとそーでゲソ✩

それでわ
私も”イカのゲソ揚げ”をカラッからに揚げておいてっと♪
そいつを摘みながら (。・ω・)o━<コ:彡━
2期も視聴しちゃおうじゃなイカヽ(*´∀`)ノヾ(゚;Д゚;;)チョw

投稿 : 2025/03/08
♥ : 56
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