変身で貧乏なおすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの変身で貧乏な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月22日の時点で一番の変身で貧乏なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.9 1 変身で貧乏なアニメランキング1位
まちカドまぞく(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (666)
2436人が棚に入れました
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!

声優・キャラクター
小原好美、鬼頭明里、高橋未奈美、高柳知葉
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

細かいネタに癒される、魔族と魔法少女のゆるふわコメディ(※2期制作決定!)

アニメーション制作:J.C.STAFF
監督:桜井弘明、シリーズ構成:大知慶一郎、
キャラクターデザイン:大塚 舞、音楽:櫻井美希
原作:伊藤いづも

魔族と魔法少女の戦いというスタイルをとった、
きらら枠の日常系ゆるふわコメディ。
魔族の末裔の一家である吉田家の優子は、
角と尻尾が生えたシャドウミストレス優子となり、
魔族にかけられた呪いをとくために
魔法少女の血を魔族の始祖の邪神像に
かけることが使命となる。
しかし、ある日出会った魔法少女の
千代田桃から命を助けられ、
ご飯までもらってしまうのだった。

ネタバレレビューを読む
魔族のスタイルになっても普通に学校に行く設定も斬新。
また、千代田桃が魔法少女になるときの
秒数(0.01秒!)が表示されたり、変身のコンパクトの中に
500円玉やネジが入っていたりという
地味なコメディも気に入った。

魔族の優子と魔法少女の桃は、
本来なら対決をする関係性。
しかし、身体能力が低すぎる優子は桃の相手になるレベルではなく、
強力な能力を持つ桃がなぜか優子を鍛えるために
特訓を考案するのだった。
その一方で桃は、お菓子とインスタントご飯と
菓子パンしか食べない食生活。
家が貧乏でいつも家事を手伝っている優子は、
料理も得意なため桃のためにご飯を作ったりする。

そんな日常生活?を追いながら、
優子のポンコツぶりや桃の孤高の様子を
面白可笑しく描いていく。
このコメディの方向性が微笑ましく、
時おりツボにはまることもあり、
飽きさせずに観させてくれる。

特異な部分は、魔族と魔法少女という
相容れない立場ながら、交流によって
欠けている部分をお互いに補い合って
大切な存在となっていくことだろう。
そんな様子が、コメディと上手く絡み合って
心を癒してくれるような作風になっている。

先祖と交流できる邪神像の扱いが秀逸で、
ポイントごとに色々と笑わせてくれる。
ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む

毎回、細かいネタを積み重ねることによって、
たくさんのの笑いを生み出している。
楽しさに溢れた、きらら系異端のゆるふわコメディだ。
(2019年9月29日初投稿)

(2019年10月4日追記)
コメディだけでなく、ストーリーも楽しめる予感

コメディ中心で展開する作品だが、
その裏側にある謎も実はとても興味深い。
ネタバレレビューを読む

丘の上の桜の木の下。
桜と桃が好きだった場所で、優子と桃は想いを告げる。
皆がここで笑い合うときが来るのだろうか。

(2019年10月11日)
※全体のバランスを考慮して評価を変更しました。(3.8→4.0)

(2020年8月29日)
2期の制作決定という嬉しいニュースが飛び込んできた。
個人的にきらら系のコメディではとても好きな作品。
2期を切望していたので楽しみだ。

2期決定を記念して、ABEMAとニコニコ生放送で、
1期の一挙配信が決定した。
詳細は今後、公式サイトなどで発表される予定だ。
未視聴の方はこの機会にぜひどうぞ。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 77
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これで勝ったと思うなよぉ!!

原作未読
魔法少女枠かな?完全にダークホースでした。

お話のざっくり概要
優子はある日、突然魔族として覚醒。
普通の女子には生えないものが生えてしまいました。
その後あだ名が定着してしまい、本名で呼んでくれるのは母だけ。
魔法少女から生き血を奪う為、鍛錬の日々…小遣い月500円にUP!
だが、魔法少女は片手ダンプ…その戦力差は圧倒的!!!
ドアストッパーと共に魔法少女から筋トレ指導を受けるが
夢の中で好き勝手やられたりと散々な日々
ご近所に2度見され気まずくなり回覧板デビュー待ったなし
だが、懸命に頑張る努力のへっぽこ娘「時は来た…(イケボ)」
ってな感じ

書いてるうちに混乱してきました(苦笑)
魔法少女物かな?と視聴前は少し身構えてました。
そんな必要無縁のへっぽこ娘に癒されるアニメ。

主人公であるシャミ子は、へっぽこ魔族です。
もう清々しいぐらいに。
でも、怖くても家族の為に魔法少女へ挑み続ける
…けなげ(ホロリ)すっかりファンになりましたw
モデルは多摩市。
めっちゃみた事あるような既視感を感じます。

●魔法少女(モモ)戦について
なんというか魔法少女側は命かかってるからかなり強いんですよね。
対するシャミ子は…まぁ、へっぽこです。
情けをかけられてからの「これで勝ったと思うなよぉ」コンボです。
モモは色々と言葉足りてないと思いますけど、結構シャミ子に優しい。
自己ベストはネタバレレビューを読むを救出する際に更新
…とても強い(小並感)

アルバイトの着ぐるみはバク宙からの熱々オデンらしいです。
意味不明ですけど、ちょっと見てみたい…先代はドアラさんなのか?
それにしても魔法少女みかん回(8話)は爆笑しましたw
ネタバレレビューを読む
流れと勢いが凄かったです。怒涛のジャブラッシュ。
一つ一つは威力無くても、畳みかけられるとボディに効きます。
ぶらり旅も通りすがりも少しワードを足すだけで、
超パワーワードになるという良い例ですね。
ワードセンスが素晴らしいです。
ネタバレレビューを読む
じわじわと効いてくるこのセンス…たまらないw

あと、危機管理で発覚したのですがシャミ子はすんごい着痩せします。
凄いの持ってるよこの娘。
「私シャドウミストレス優子15歳ネタバレレビューを読む
ご先祖はすごくポンコツなご先祖です。
ただ、衣装のデザインセンスは素晴らしいですね。(よくやった!ご先祖!!)

母も妹も健気で良い家族…月4万の極貧生活は辛いですね。
点数は中間評価です。
頑張れシャミ子!負けるなシャミ子!大きな魔族になるんだ!

―――――――――――――――――――――
シャミ子の声優(小原好美さん)、完璧です。
擬音というか言葉にならないようなセリフとか
(「あじゃぱー」とか「ぽがー」とか)
あと、へたれ具合とか、勝ち誇った感じとか
器の小ささをしっかり出してて素晴らしいww

母…ご先祖にも主導権を渡さない吉田家の主
良子…デジタル盛り技術に精通した吉田家軍師
ごせん像…アイドルにしてへっぽこ家計の元凶

後から気づいた事
ネタバレレビューを読む

モモの名言
ネタバレレビューを読む

領収書まで噛むってどういうことなんだろ?w
ネタバレレビューを読む

1話から見直してみて、改めて面白さを確認。
気づけばシャミ子の大ファンに…
ふぐふぐ? えぐえぐ? してる顔が好み
守りたい…このへっぽこw

2019.09/28 見終わって追記
すんごい面白かった。
今まできらら枠って、割と面白いぐらいの域を出なかった
だけど、本作は凄くネタが細かくって
見れば見るほどドンドン魅力が増していき
最終的にはシャミ子のファンになりましたw

色々と思った事
ネタバレレビューを読む

ED曲はすんごいノリが良くって好きです~
曲としてはEDの方がOPより好き
BGMもかなり良いです!

最初見始めの頃は、結構おもろいなー
ストライクゾーン入ってるぐらいだったのが
観てる内にどんどん、自分の方が矯正されてしまい
いつの間にかストライクゾーンど真ん中になってた…

ほんと細かい所、一杯あって何周しても違うの発見します
既に5周してますw 原作買いに行く予定っすー
(円盤も買うかも)

2019.10.03追記
もう3件も探してるのに2巻が見つからないぃ(´;ω;`)
(1巻と3巻は買いました!あとラインスタンプもw)
円盤も少なくなってるらしいしはよ買いに行かなきゃ…

あ、どうでもいいですがくだらない宣伝を思いついた
ネタバレレビューを読む
ってCMを妄想するまでは一瞬でしたw

2019.10.16追記
原作やっとゲットできましたー 面白いです!
それでアニメも神編集・神構成だったと分かりました。
(評価変更します)

思いついた宣伝パート2
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/22
♥ : 60
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ひたすらジャブを打ち続ける

<2019/7/12 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

これはちょっと予想外でした。

原作は全く知らず。

あにこれのあらすじ紹介読んで
きららだから女の子キャッキャウフフ系?
しかも魔法少女も出るのかー。
どうせすぐ予約消しちゃうんだろなー。
とか思いながら、とりあえず録画予約だけしといたんですけど。

意外と面白い。

魔族の末裔と魔法少女の日常コントです。

とにかく笑いのテンポが二重丸。
リズム感がある。
言葉のチョイスもクスッとさせるものが多い。

ちゃんとしたツッコミキャラはいませんが、それで十分笑いが成り立っている。
アニメのツッコミセリフってどうも難しいようで、せっかくのボケをツッコミが邪魔することも多いのですが、そもそもツッコミいないから大丈夫。

爆発的なホームラン級の笑いはないけど、延々と内野安打を打ち続けるような安定感があります。

魔法少女嫌いの私がついついレビュー書いてしまうような作品です。

<2019/8/21 追記>
6話まで観ました。

相変わらず単打を繋いで点を取るスタイル。
マシンガン打線というかピストル打線というか

お金に細かいのはなんかツボです 笑

あと魔法少女モノって普段見ないんですが、変身スピード0.01秒切るとかは標準タイムなんでしょうか?

<2019/8/23 追記>
第7話

・・・バク宙からのアツアツおでんってなんだろう?
ドアラかな?

<2019/9/14 追記>
10話

もう終盤なので評点付けてみました。

ところで低音ボイス「時は来た」
あの猫欲しいな

<2019/9/21 追記>
11話

いやぁ、ここに来て意外なホームラン!

シャミコママのカミングアウト。
ネタバレレビューを読む

衝撃過ぎる 笑

自分の中では
ソウナンですか?最終話の衝撃プレイに並ぶ勢い 笑笑
彼方のアストラの親子関係や歴史の衝撃を遥かに上回る 笑笑笑

どんなシリアスでも笑いを忘れない心構えが好きですね。

<2019/9/27 追記>
最終12話

先週の一発を除いて最後まで単打の連続でしたね。
ジャブのみで闘うボクシングのような。

こういう笑いも好きです。
地味にダメージが蓄積されてく感じで笑いが溜まってく 笑

お話も展開が無いようで意外とあったり。

あと「危機管理フォーム」
あれですか?
読者サービスの日課みたいなもんですか。
やらしさは全く感じないですが 笑

気に入ってしまいました。。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 48

79.7 2 変身で貧乏なアニメランキング2位
チェンソーマン(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (673)
2048人が棚に入れました
『チェンソーの悪魔』ポチタと共にデビルハンターとして暮らす少年デンジ。親が遺した借金返済のため、ド底辺の日々を送る中、裏切りに遭合い殺されてしまう。薄れる意識の中、デンジはポチタと契約し、悪魔の心臓を持つもの『チェンソーマン』として蘇る──。
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

契約の悪魔

著名作品のアニメ化には賛否両論がつきものだが、
本作をめぐっては制作陣が志向する映画的・写実的な表現コンセプトが
主に原作ファンからの批判に曝されているようだ。本稿を書くにあたり、
自分もアニメがカバーしている範囲を一読してみて、成程、と思った。

個人的な印象に過ぎないのだが、アニメでの主人公デンジは
設定とバトルシーンのインパクト以外、存在感が希薄なのではないかと感じた。
主人公でありながら、深い部分で物語と同期できていないような気がして、
むしろ早川アキたち公安のデビルハンターの側に力点をおいて観ると
自然にストーリーに入っていかれる感覚があった。

デンジのキャラクターは多分、原作のユニークな作風と不可分なのだろう。
そのため、デンジの生きた躍動感がアニメではあまり感じられず、
映画風のリアリズムとも相性は良くないようだった。その一方で、
アキたち公安サイドのシリアスなドラマを描いた部分に関しては
それなりに見応えがあった。この主観的な見地が本稿の出発点になる。

本作の物語にはデンジとアキ、二つの対立する極が内在している。
それが作品深部の、人間と悪魔の対立の構図に対応しているわけだが、
自分の印象では、主人公デンジが中心から退いて"周縁化"する力学が
作品の構造自体に内包されているように思われた。それを確かめようとしたのが
以下の、限りなく独り言に近い作業である。参考にはなりません。



Ⅰ 夢と動機

ネタバレレビューを読む


Ⅱ 悪魔と人間

ネタバレレビューを読む



デンジのキャラクターは現段階では未分化の状態にある。
・・・これが相応に時間を費やした挙句の、結論らしからぬ結論である。

ただし、直観に過ぎないものだが、付け加えておきたいことが一つ。
Ⅰ章で指摘したとおり、彼は価値の序列の破壊者であり、かつ、その存在が
善悪、あるいは悪魔と人間の境界で、両義性と媒介性を体現している点で、
そこには「トリックスター」の本質がベクトルとして認められるのではないか?

特に示唆的だと思われるのは、本作ラストのネタバレレビューを読むのエピソードだ。
この悪ふざけが彼一流のリベンジであることによって、
アキのシリアスな"復讐"をコミカルに反転させた戯画になっている点が、
秩序を撹乱するいたずら者であるトリックスターの要件に合致するのではないか。
何にしても今後の展開によって、彼の正確な像が定位するのを待つしかないのだが。

あるいは本作の演出の意図も、作品が孕む二極性を踏まえた上で、
第1部「公安編」を文字通りに、公安のデビルハンターたちの物語と捉える
ややイレギュラーな視角から作品にアプローチした結果なのではないだろうか?
・・・などと想像してみたが、これはおそらく考え過ぎだろう。

ところで本稿の作業中、参考のためにWikiを開いたところ、
いきなり強烈なネタバレを食らってしまった。・・・くれぐれも注意されたい。
お蔭でマキマさんの正体も含め、衝撃的な展開がこれから待っていること、
このアニメはいわば前座に過ぎず、本当の物語はこの先にあることが確認できた。
二期が制作されないうちは、トータルな評価は時期尚早と言うべきだろうか。


2023.1.20 投稿  2.6 補完

投稿 : 2025/03/22
♥ : 24

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

売れないと叩く流れは嫌い。早く後半のアレとかソレの海外の反応が見たい。

 本作もそろそろ終わりそうなので内容にはあまり触れず、「チェンソーマン」という作品の総評を書きたいと思います。


 「チェンソーマン」のまず目につく基本的な要素はアンチジャンプ、即ちクール&ドライなエモさの排除にあるでしょう。ある時期からのジャンプの王道は、能力バトルの連続+過去回想を多用した押し付けのようなエモさという面がありました(何事にも例外はありますが)。


 ジャンプだけに限らず、長期連載のエンタメバトルものなら敵も味方も重要キャラは手間をかけて感情移入させるのが基本ですが、本作は違う。もう大根の叩き売り如くポンポンと人が切られ撃たれ死んでいく。重要キャラと思った人でも次の話ではアッサリ死亡。こうなるともうシュールギャグに近いレベルで


 これは全くのアンチではなく、従来のファーマットに乗ってるように見せかけつつ、それを相対化するという手のこんだより高度な脱構築といえるでしょう。本作におけるグロや死は正直重たいものではなく、漫画のキャラクターの死ですから、という距離をとったドライさがある。アニメではそういった本作の世界を、映像の表現の仕方で巧みに構築している「雰囲気の魔術」が見事と言わざるをえない。


 映画でもあらすじではなく、それをどう台詞に頼らず映像で表現しているか重要なタイプの作品に近い。昨今の作画自慢バトル系作品で平場のシーンはなんの工夫もなかったりするが、本作はそちらこそ本気というくらいキマってる。マキマが着替える後ろ姿だけでエロい!。


 故に、とにかく引っ張るのが特徴だったジャンプ作品において、本作はそういった流れを皮肉るようにサクサクと物語が進行していく。エモさと引っ張りのコンボ、更には薄っぺらな良きことの押しつけににいい加減ウンザリしていた世代や人々にとって、「チェンソーマン」は痛快な皮肉をぶつける象徴としてヒットしたのは当然だと思います。


 では、「チェンソーマン」はアンチジャンプを目指した脱構築のみの作品かと言うとそれだけではなく、それこそ「タツキ」の本質である映画愛からくる、バトルの連続を描きたいのではなく、短い中でキッチリとした結実したドラマを描きたい、ドラマという形でテーマを展開したいという作家性がより大切だと思います。


 そういったどちらかといえば青年誌的な傾向をジャンプでやるためにフォーマットは借用しているに過ぎない。故にタツキは能力トンチバトルにも、「敵にもこんな悲しき過去…」的な展開にも全く興味も関心もないように思えます。ジャンプで売るためというより、ヒットさせてみんなに読んでもらうために戦略的に編集さんと組んで「チェンソーマン」は書かれているでしょう。「ルックバック」や「さよなら絵梨」の作家が喜々として従来のジャンプ漫画を書くわけがない。


 ではそのクール+ドライな先に何があるかというと、後のレゼ編のように短い中で見事に結実したドラマが齎す押し付けがましくない余韻を残す切れ味、或いは最終章編のようにドラマという形で現実に繋がっているテーマが上手に展開された時に齎される、言葉で語られるより遥かに心に突き刺さるテーマ性といった、それこそ素晴らしい映画が齎す言葉や説明に頼り過ぎない力に近い喜びこそが「チェンソーマン」、タツキ作品の本質だと言いたい。


 サムライソード編までは、ジャンプで枠を確保するための段階ですからアニメはまだまだ助走段階でしょう。しかし、こっから例えばレゼ編を映画でやって、そっから最終章までをこのクオリティーで映像化してくれると思うと今からワクワクが止まらないゼ!。「チェンソーマン」のテーマの部分はネタバレ無しには書けないので完結した際にその部分は書こうと思います。「ルックバック」や「さよなら絵梨」も映像化して欲しいなぁ。


 山田玲司先生のタツキ回や、Dr.マクガイヤーのチェーンソーマン回ともに素晴らしい解説なのでオススメです。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 31
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

デンジの小さな夢

MAPPA制作。

チェンソーの悪魔ポチタと共に、
デビルハンターとして暮らす少年デンジ。
貧乏でド底辺な生活も裏切りにより一変する。
デンジとポチタの夢は叶うのか!?
 
普通の暮らしをして、普通の死に方がしたい。
ただ普通の生活を夢見る少年が目覚めた激烈な世界。
人や社会に対するどこか空虚な距離感、
これが新時代のヒーローなのでしょうか。

オープニング映像に魅了されますね。

3話視聴追記。
小さく閉じた世界で憂えている、
世界の大事件より、今日の晩御飯だ。
ネタバレレビューを読む

8話視聴追記。
あまりにも唐突で過酷な現実に混乱する。
悪魔と契約するということはこういうことだ。
ネタバレレビューを読む

最終話視聴追記。
序盤にして圧倒的な面白さである。
ネタバレレビューを読む

待望のレゼ篇始動、期待して続報を待ちたい。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 62

72.3 3 変身で貧乏なアニメランキング3位
ジャヒー様はくじけない!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (257)
872人が棚に入れました
魔界で、魔王につぐNo.2の地位を誇っていたジャヒー様。魔族たちからは恐れられ、わがまま言いたい放題、ぜいたくしたい放題、我が世の春を謳歌していた──はずが、魔法少女の襲撃を受けて、人間界にふっ飛ばされてしまった。魔力の源である魔石を砕かれ、権力も美貌もどこへやら。ちんまりかわいい姿に落ちぶれてしまう。貧乏暮らしを強いられ、風呂なし4畳半住まいで、居酒屋バイトの日々。同情も家賃の催促もふっ飛ばして、野望は大きく「魔界復興」だ!
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラと声優さんの演技が楽しいギャグアニメ

魔界No.2だったジャヒー様。
ある日魔界に攻めてきた魔法少女に大事な魔石を壊されて、魔界は崩壊。
ジャヒー様は魔力の大半を失って子供の姿になり、現代日本に落ちてきたところから始まります。

まちカドまぞくとか、はたらく魔王さまみたいな軽ーい感じのギャグアニメって好きなんです♪

こういう単純でクスっと笑えるアニメって思ったよりも少なくて、個人的には毎クール1作品はこんな感じのがあったら嬉しいです♡

7月末にスタートと変則的なスタートで始まって、なぜ?と思ったら全20話の2クール!
このジャンルで2クールって珍しいんじゃないでしょうか?私が知らないだけ?

ジャヒー様はプライドが高くて見栄っ張りなんだけど、意外と素直だったり、心を許した相手には子供みたいになったり。
ジャヒー様役の大空直美さんの緩急ある演技が良かったです♪弱ってるときの声がかわいい♡

無一文で住む所もないジャヒー様を助けてくれた、店長と大家の姉妹。

店長はぽわーんとして優しい人だけど、結構マイペースでジャヒー様が手玉に取られてる感じ・・
あらあら♡って聞くと、声優さん違うけどARIAのアリシアさんみたい。

店長の妹の大家はちょっと口が悪くてジャヒー様と家賃の支払いなどでケンカするけど、面倒見がいいところもあったり。
のんのんびよりの駄菓子屋を思い出しました。

店長の経営する、居酒屋まおうで働いて生活費を稼ぎ、大家のアパートで生活するジャヒー様。
でもよく考えたら、お金の流れが、店長 → ジャヒー様 → 大家 って、身内でお金を回してるようなw

ジャヒー様を崇拝してる部下のドゥルジ。
人間界に来て成功してお金持ちになったけど、ジャヒー様に対して自分の都合の良いように勝手に話を作ってどんな状況でもジャヒー様はすごいんだって思っちゃうとこが面白い♪
ドゥルジ役の花澤香菜さんの演技が感情むきだしな感じで面白くて良かったです。あ゛?とか(笑

不幸を呼ぶ魔石を回収してる、魔界を滅ぼした魔法少女。
ネタバレレビューを読む

魔界No.2の座をジャヒー様から奪おうと企むサルワ。
色んなものを発明してジャヒー様を倒そうとするけど・・
ネタバレレビューを読む

ジャヒー様の友達で、天使みたいなこころちゃん。
普段は見栄っ張りなジャヒー様がこころの前だと子供みたいになっちゃったり。
リアルでも、会社の偉い人がうちに帰ると子供みたいになるって話聞いたことあるから、意外とあるのかななんて。

Cパートで時々番外編みたいなのやってましたね。
もやし3分クッキングは笑えました♪

変に長いシーンがあったりとテンポが悪いところもあったりしたけど、ジャヒー様をはじめとしたキャラが立ってて
声優さんたちの演技の良さもあり、最後まで楽しく見ることができました!
最終話は、原作最新話だったらしいので(それもすごい話だけど)、2期は難しいかな・・

投稿 : 2025/03/22
♥ : 24

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジャヒー様が不憫カワイイ。そして、最強店長…(笑)。

第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。漫画原作があるらしいですが、アニメを観るまで全然知らなかったので当然未読です。

開始自体が他の夏クール開始TVアニメよりも遅い7月末だったことと、全英女子オープンゴルフによる1週遅延があったので8月末時点でまだ4話しか放送されていません。

2021年夏クールもたくさんのTVアニメが放送されていますが、女の子ばかり出てくるいわゆる「日常系アニメ」にカテゴライズされそうなのは意外にも実は本作くらいなのではないかという気がします。そういう意味では、いわゆる「難民救済作品」なのかもしれません。

魔界No.2として実権を握り魔界を思うままにしてきたジャヒー様。しかし魔法少女の問答無用の侵攻により魔界を維持する巨大魔石を破壊され、小さな魔石の欠片で最低限の魔力しか行使できない身一つで人間界に放り出されることに。果たしてジャヒー様は人間界に散った魔石の欠片を収集し、その力により魔界復興を遂げることができるのか……、といった感じのお話です。

人間界での生活を維持するための居酒屋バイトのためには大人の姿でなければなりませんが、その姿を維持するには魔力が必要で、長時間は維持できず幼女化してしまうジャヒー様が不憫カワイイです。

魔界が滅ぼされた直接の理由は今のところまったく不明(そもそも人類にとって魔界は不利益な存在かどうかわからない)ですし、魔界の権力については常にNo.2の座についてのみ語られ、トップ(?)のはずの魔王についても一切語られない謎…。
(読んでないから知らんけど、たぶん魔王その人については原作でも終盤まで語られなかったりするんじゃないだろうか?)

この手のフィクションにはただの人間のはずなのに人外の主人公を抑える謎のカリスマを持つキャラの存在がありがち(『侵略!イカ娘』の千鶴さんや『はたらく魔王さま!』の木崎さんなど)ですが、本作ではバイト先の居酒屋の店長がそんな感じのポジションですね。
(ただ、千鶴さんは人外の力を維持しているはずのイカ娘よりもガチで強いですが(笑)。)

ジャヒー様の暮らすアパートの大家さんの姉でもあり、たぶん作中登場人物のヒエラルキーのトップは店長さんです。

かつての部下の前では見栄を張ってしまいさらに生活苦に陥ってしまうジャヒー様。ジャヒー様を一方的にライバル視しつけ狙うサルワ、店長の包容力と謎のカリスマに篭絡されてしまう辺りも見どころですね。

2クールあるらしいので中盤以降どんな話になっていくのか良くわからないですが、今のところ楽しく観ています。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 28

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人間界に転生したらぽんこつ幼女だった件

【紹介】
魔界No.2の幹部が魔界から飛ばされて力を失い、幼女の姿になって人間界で極貧生活をしながら魔力を取り戻すために頑張る話。
極貧な上に幼女の姿なので力も弱いしちょっとポンコツなところがあってプライドだけは誰にも負けない。

どれだけ不憫で惨めでもくじけずに前向きに頑張るかわいい日常系アニメ。

雰囲気はまちカドまぞくとか、邪神ちゃんドロップキックとか、はたらく魔王さまとかメイドラゴンあたりと似ているので、そのへんが好きな人は気に入るかも。

【作画音楽】
作画は綺麗。OPやEDアニメもポップな感じで可愛い。

【キャラクター】
いつも尊大な態度なのに、ちっちゃくて無力で一生懸命頑張ってるけどうまくいかなくて、強がり言って、一人になるといつもしょんぼりしてるジャヒー様がたまらなく可愛い。

ジャヒー様がとにかく目立つので周りのキャラクターはちょっとキャラが薄いけど、嫌な感じのキャラいなくて、ジャヒー様はみんなから愛されているので、いい雰囲気でストレスなく見れる癒しアニメ

【総評】
ジャヒー様可愛い、それがすべてな作品だけど、それで十分。
とても可愛くて癒されました。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 26

81.5 4 変身で貧乏なアニメランキング4位
異世界食堂(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (833)
3896人が棚に入れました
オフィス街に程近い商店街の一角、雑居ビルの地下一階にその店はある。
猫の絵が描かれた看板が目印の、創業70年の老舗食堂「洋食のねこや」。

どこにでもありそうなこの洋食屋の扉は、週に一度”特別営業”の土曜日にだけ「ある世界」とつながる。
異世界の様々な場所に現れる扉を通じてやってくる、生まれも文化も、種族すらもバラバラな「向こうの世界」の客たち。
そんな彼らが分け隔てなく料理に舌鼓を打てる、不思議な”魅力”がここ「異世界食堂」にはある。

この店で生まれる異世界と現代、食堂に集う人々と店主、そして料理との一期一会を描く、温かい出会いの物語。

声優・キャラクター
諏訪部順一、上坂すみれ、大西沙織、安野希世乃、伊藤静、清川元夢、大塚芳忠、立木文彦、杉田智和

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ご飯の作画にどこまで本気出せるか…? (種族交流のサロンとしての魅力も!)追記:「ねこやの扉」による類似作品との差別化

ヒーロー文庫刊行の同タイトルのラノベが原作で、既刊3巻とweb版(「小説家になろう」掲載)も既読です。

3巻目相当分くらいからweb版と大きなストーリー分岐が発生してて、web版の更新はいま多分止まっていると思います。

原作の特徴は食べ物の材料や調理方法の記述が具体的である一方、材料の呼び名は「異世界風」になっていることです。料理に一定以上の知識があればこちらの世界のどのような材料かは想定可能なのでそれを思い浮かべながら読むのが楽しみの一つだと思うのですが、それはアニメという媒体では再現不能だと思うのでどのように演出するのかが楽しみです。

そこを失敗すると駄作への道をまっしぐら…?

ただ、異世界から見ると「異世界」にある本作の舞台「洋食のねこや」が異世界の各種族から見ると中立の「社交サロン」化していて、そちらの人(?)的交流面からのドラマも楽しめるとは思います。

ご飯一辺倒の作品ではないので、そちらにも期待しましょう。

2017.6.19追記:
公式からPV来ましたね。やはり深夜アニメとしての「華」(ヒロイン)は必要ということで、想定通りアレッタ投入は原作と異なり放送開始早々となりそうですね。あと、店主が原作でイメージしてたよりはイケメン風(笑)。

2017.6.22追記:
PVにもキャラクター紹介にもいたから、クロも早期投入ですね。原作だと3巻からですけど…。
==↑以上は、放送開始前のレビュー ============================

2017.7.4追記:
初回を視聴。とりあえずAパート「ビーフシチュー」で赤の女王、Bパート「モーニング」でアレッタ登場。「ねこやの扉」に関する説明は、次回以降ですかね。

料理名が各話タイトルになるのは原作通りのようです。原作自体が短編連作形式なので、少々のストーリー順変更は問題ありません。食べ物の作画は良かったです。まあ、ダメだったらこのアニメ自体が台無しですが。

2017.8.22追記:
第8話視聴完了。トレジャーハンターであるサラの、妹であるシアが登場しました。それと洋菓子屋「フライングパピー」の存在がアニメ作中で明らかに。原作ではこのエピソード以降、サラの自宅も何度か出てくるようになりますけどアニメではどうでしょうね…?

2017.8.29追記:
アニメのラナーは「褐色巨乳ボクっ娘異母妹」で属性盛りすぎ、満貫です(笑)。なお、原作で男っぽい口調で話す描写はあるものの明確な「ボクっ娘」設定については書かれていません。

2017.9.19追記:
最終回視聴終了。肝心の食べ物の作画ではなんとか持ちこたえたものの一部作画に微妙な点はあったかと思いますが、まあ合格点ですかね。

ストーリー的には原作のエピソード順を変更したり複数のエピソードをまとめたりしつつ、シリーズ構成的には破綻なくうまくまとめたということでこちらも合格点だと思います。

最終回で「ねこや」がつながった異世界と店主の関係についてもある程度は明かされ、作品的にも原作の販促という点でも期待通りかそれ以上の成果は出せたのではないでしょうか。

反響によっては2期目の制作もあり得ると思います。原作のストック量的には問題はないと思いますので、期待したいところです。

2期目があれば、原作には出てきていてまだ未登場のキャラクターもいますので追加キャストにも期待したいところです。

2018.4.18追記:
現代の日本人が異世界に転移なり転生あるいは店舗が異世界につながるなどして、そこで現代日本で知られる調理技術や食材、調味料などにより異世界では知られていない料理によって無双する話は数多あります。

そんな中で本作品を他作品から差別化している要素は、使用期間が限定される転移ゲートである「ねこやの扉」です。

しかも異世界側の入り口が一つではないことによる来客の多様性とか、異世界側では一ヶ所の扉は1グループしか使えないことによる利権の発生とかが物語に深みを与えています。

それに扉がつながるのは土曜日だけということで店舗経営上の疑問も低減されますし、「扉」以外は現代日本なので食材や調味料の入手も自由度が高い(どちらの世界の食材も使用可能)です。

メニューは現地語により説明込みで記載されているのもポイントです。人間は案外食には保守的で、選ぶ自由度がある状況下で本当に得体がしれない物を食べる人はなかなかいないと思います。

類似作品と比べて、本作品は設定が練られていると言えるのではないでしょうか。

……などと別のアニメ作品を観て思いました、まる。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 78
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

なんだか幸せな気分になれる作品

原作未読。最終話まで視聴。

美味しい料理を食べた時の笑顔が、とても素敵な作品。
そして、そんな笑顔を見ているだけで、なんだか幸せな気分になれる作品。

この作品に出てくる料理は、どれも、我々にとって馴染みの深い物ばかり。
高級食材を使うような特別な料理など出てこない。
そういうところが良い。

しかし、どの料理も美味しいのに、ネタバレレビューを読む不思議なお客さんたち。
きっと『週1回』というのがポイントなんだろうな。
毎日だったら、飽きちゃうよね?さすがに・・・。(笑)

あと、深夜アニメにはちょっと酷だよね?
見てるだけでお腹空いちゃう・・・。(笑)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 70

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

まったりとしたそれでいて口の中でとろけるそこら辺にある洋食屋の料理

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 犬塚淳平 監督構成 神保昌登 制作 SILVER LINK

原作は「小説家になろう」に発表されたもので主婦の友社のヒーロー文庫で書籍化された。
作者は3年間にわたって週一話ずつなろうに投稿していたもので、
その一部が書き直され、現在既刊4巻。
アニメはdアニメストアの人気投票で夏アニメ第一位を獲得したそうです。

とある日本の洋食屋「ねこや」は毎週土曜日になると、扉が異世界とつながる。
店主CV諏訪部順一 作者曰く「主人公ではない」 日本では普通レベルの料理人
アレッタCV上坂すみれ 魔族の少女 原作では脇役のようだがアニメでは主役に近い
黑(クロ)cv大西沙織 数万年生きた6柱の竜 ウェイトレス 後半のみ
 
一回2話放送で登場した料理は料理は

①ビーフシチュー②モーニング③メンチカツ④エビフライ⑤ミートソース⑥チョコレートパフェ
⑦オムライス⑧トーフステーキ⑨カツ丼⑩プリンアラモード⑪サンドイッチ⑫じゃがバター
⑬カレーライス⑭チキンカレー⑮ハンバーグ⑯クッキーアソート⑰シーフードフライ⑱クリームソーダ
⑲クレープ⑳納豆スパ㉑カルパッチョ㉒カレーパン㉓とん汁㉔コロッケ

まあ、とにかく美しいヒロイン(異世界では扱いが悪い)のアレッタ登場の、
②がまずは見どころでしょう。
クロも美しいんですが、ギャップ萌えというかギャグ要員に見えます。

で、①から㉔まで全部、異世界の住人がねこやの料理に驚嘆して、
美味しんぼ的セリフをつい口から出してしまうという作品です。
1クールであれば飽きずに楽しめ、幸せな空間を味わえるというもの。
以前の客が後ろにいるという点での物語性があります。
主人公はアレッタと毎回の客ですね。

作画は微妙ですが修正織り込み済みと思われます。
主に料理の作画に手を入れれば、まあ大丈夫でしょう。

こんな作品もあっていいという感じの外し設定ですが、
脚本も楽しい会話が多く、素直な気持ちになれる良作です。

本音を言うとソフト化後にゆっくり観たほうがいいような気がします。
毎回の美味しんぼのパロは大成功です。
ファンタジー要素はアニメでこそ、だと思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 51

62.3 5 変身で貧乏なアニメランキング5位
閃乱カグラ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (520)
3040人が棚に入れました
権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。
学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

声優・キャラクター
原田ひとみ、今井麻美、小林ゆう、水橋かおり、井口裕香、喜多村英梨、茅野愛衣、白石涼子、後藤沙緒里、豊口めぐみ、藤原啓治、三森すずこ、浅川悠、山本兼平
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るい五人の忍物語

第十二話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第十一話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第十話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第九話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第八話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第七話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第六話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第五話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第四話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第三話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第二話視聴しました~ネタバレレビューを読む

第一話視聴しました~ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/22
♥ : 12
ネタバレ

よると さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

美少女爆乳ハイパーアニメ!!

原作のゲーム(第1弾め3DS版)プレイ済み。

ゲームはゲームで面白かったのですが、アニメはアニメで面白かったです。


キャラ感想。てれってれって~♪

飛鳥 けなげで純粋な子。
一言で言えば普通な子。
でも、可愛い。

葛城、カグラの中では2番目に好きな子です。
一人称が「あたい」で活気ある子です。
見るだけで元気になります。


斑鳩、どうみても黒髪ロング系の女の子。
けいおん!の澪といい、こういう子はどうもスルーしてしまう。なぜなんでしょう~?いや、苦手というわけじゃないが。


柳生、カグラの中で、1番目に好きなキャラ。
(最初は葛城が好きだったが、眼帯ということでw)
オレ女で、クールだが、雲雀には優しい。
私の萌えポイントを見事についています。

雲雀、某魔法少女の主人公みたいな少女。
鈍くさいが、そこも含めて可愛い。

焔、名前の割には中の人が某美樹さやかな件について。
でも、かっこいいですよね~!
いかにも戦う女の子って言う感じで。
刀を6本ぐらい持って戦うのは戦国BASARAの政宗とかワンピースのゾロとかを思い出しますな。

日影、3番目ぐらいに好きな子です。
緑髪で、関西弁。一人称「ワシ」
ポーカーフェイスで笑うのがあまりないという。
こういう変わった設定の子好きですよ~。


黒猫じゃなかった未来。
やはり、どうみても、某俺芋の黒猫を思い出してしまう。
陰険すぎでぺちゃぱい。
好きな人は好きだろうね。

春花、おっぱい魔女っていう感じの女の子。
本当に女子高校生ですかー!?と突っ込みたくなる。
豊口めぐみさんの演技よかったです。


もやしじゃなかった、詠。
もやし一筋な女の子。
でも、実は悲しい過去があり、もやしだけではなかった。
容姿がお嬢様で可愛いので、善忍系かなって思うけど、悪忍です。

主人公サイドも魅力的ですが、敵サイド(焔ちゃんたち)も魅力的です。


服がボロボロになり、水着シーンが多すぎぃ~!
サービスサービス豊富ですね~!


原作のゲームを壊すことなく、アニメはアニメでまとめて作ってくれたので、よかったと思います。

原作がゲームのアニメって失敗する作品が多いのでw
(某咎狗とか、スタオー2とか。成功例だと思っている方がいたらすみません。)

某ニコニコ生放送の期限が切れてしまい、しょうがないからバンダイチャンネルで残りの話を見ました。


最後にやっとネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/22
♥ : 12
ネタバレ

大島ロール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

善と悪の戦い

権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。 学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

最初のほうはあまり期待はしていなかったのですが、回を進むにつれ、気が付いたらストーリーに飲み込まれてました^^

まぁおっぱいがデカイという点についてはちょっと…ww

ただこの作品のバトルシーンはめっちゃ熱い^^
流れるような技の連続…、見ていてホント飽きない。
こういうのを僕は欲しかったのだと思います^^

最終回は素晴らしかった♪
ネタバレレビューを読む

2期をぜひともやっていただきたいです♪

投稿 : 2025/03/22
♥ : 4

62.8 6 変身で貧乏なアニメランキング6位
サムライフラメンコ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (692)
3564人が棚に入れました
大人になりたくない、“大人たち”へ――

斬新!大胆!スリリングッ!な、オリジナルアニメーション、ここに誕生。
改造手術も受けず、特殊な能力も持たず“自力で”正義せいぎの味方になってしまった男・羽佐間正義。
運命の悪戯でその正体を知り、以降彼の起こすトラブルに巻き込まれる警官・後藤英徳。
二人の関係を軸に、この世界で「正義せいぎの味方として活動」することの困難と意義、そこから生まれるドラマをときにコミカルに、
ときにシリアスに、真のヒーロー誕生までの物語をドラマチックに描く!

声優・キャラクター
増田俊樹、杉田智和、戸松遥、M・A・O、山崎エリイ、小杉十郎太、大川透、中村千絵、三上哲、森久保祥太郎、豊永利行、KENN、田村ゆかり
ネタバレ

(*´ω`*) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

7話までは見るべし、8話以降は・・・

これほどの迷作を私は知りません


「現実の世界にヒーローが現れたら」

変質者扱いされたり、
小五月蠅い熱血漢と思われたり。

序盤ですが、ありきたりの生活に、
変人を紛れ込ませて話を膨らませる倉田節が痛快な作品でした。


ミューズという、かしまし三人娘の存在もとても良かったです。
作品とは直接関係ないけれど、キャラも曲も良かった。

電撃や鈍器で過剰なまでの方法で悪人退治をした後、
「憂さ晴らし」と本音を漏らすところが記憶に残っています。

オリジナルアニメというのもあり、
今後の展開が全く読めない楽しみもありました。

ネタバレレビューを読む


序盤で使われる台詞なのですが、
「サムライフラメンコは、なんだか分からない胡散臭いキャラクターだった方がずっと楽しかった。」

これに尽きます。
1クールならば名作に成り得た作品だと思ってます。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 4

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

迷作であり名作でもある。なんとも形容できない不思議な愛着あふれる作品になってしまいました^^(さらに追記あり)。

※2話まで視聴して

1話では正直、全く面白さを感じられず、
なんか押しつけがましい正義感や正論?みたいなものが、なんかウザいかな?って思ってましたが、

惰性でとりあえず見てみた2話では、
その1話でしっかり下げてタメを作ってた分?が、一気に弾き返された感じで、
自分の中では一気にブレイクしました!(いい意味の方ね)。

面白いわコレ^^。

やっぱヒーローをテーマにしたアニメって、
何かしら制作側の独特の信念?みたいなものが色濃く表れていて、
ハッとさせられるし、小気味いいです。

傘を題材にしたのは、すごくわかりやすいし、
みんな何かしら経験あるだろうから、グッとくるものがあったなあ。

Bパートの最後があまりによかったので、
そのままEDもとばせず、ずっと見たらちょこっとだけのCパート?。
こういう構成もいいよね。
最後まで余韻を楽しみつつ、さらにちょこっと楽しみがある。

「次回が気になって仕方ないアニメ」としては今期初の作品ですね。
よかった、これで今期も日々を過ごしていけそうです^^。

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※6話まで視聴して

まだ6話なのですね。もう10話くらい見てる気になってしまっています。毎回楽しい楽しい♪。

やっぱ最近のアニメって異能の力だったり特殊なファンタジーだったり、そういうのに慣れきっていたせいか、

等身大の人間の力で、ちょっとずつ現実の何かを変えていこうと努力する姿に心うたれます。

ちょっとベタだけど、今回もじ~~んとくるセリフありましたね。

そう、あそこです。”借りを○した彼”が言った言葉です。

他にも、登場キャラ同士の会話のシーンが楽しすぎる!。どのキャラも癖があって愛すべきキャラ達ですね^^。

★の評価かなりかなり上がりました!。(上限まで^^)

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※7話まで視聴して

あれ?。

今回のラストの感想は「・・・・・・・・・・( ̄  ̄;) うーん。。」でした。

雲行きが怪しくなってきたw。

良く言えば”着地点の予想が全くつかない”ですが、

なんかこのまま突き進むと、自分の関心が離れていくかもしれない。

来週変な展開になりませんように・・・(心配すぎる)。

★の評価、微妙に下がりました><。

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※8話まで視聴して

何コレ?。特撮作品をただ単にアニメ化したような作品になってる・・。それも内容の薄っすい・・。

2話~6話が最高だったのに、全く脈絡なしにいきなり非現実な茶番に・・。

夢オチか特撮オチ(作品中での)でした~♪・・ってのを期待してたのですが、

どうやらこのまま突っ走るようですね・・ヘ(_ _ヘ) コケッ。○┼< バタッ。


★の評価、さらに下がりました。

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※11話まで視聴して

さらにさらに酷くなってますねえ・・。

7話の時にも自分の中で大きな落差で評価が落ちましたが、
11話でさらにさらに大きな落差で評価が落ちました・・。
底なしです・・。←もっと底があるのかも

1~6話は面白くて何回も見返しましたが、
7話以降は未だに1回こっきりしか見ていません。
もう1回見たいと思える回がいつか来るのでしょうか??。。

悪役のデザイン・行動・発言、誰があんなのをわざわざ見たいと思うのでしょうか?。

もしかしたらこの作品は、
このアニメを見てる視聴者を”アニメ離れ”させるための作品なのかもしれないですね。
アニメ作品に期待せず、自分の現実世界で何かを見つけなさいというメッセージなのかも。

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※12話まで視聴して

やっぱ底なしでしたww。
酷くなる一方通行です。

ほんと頼むから「撮影オチでした~♪」で当初の方向性に戻してほしい><。(泣)。

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※12話まで視聴して(その2)
戦隊のブルー、何か存在感ある声だと思ってたら、
P4の陽介じゃないっスか!・・でも、それだけ。。

前回も今回も、後藤さん+まり以外、見どころなしでした><。
もういっそヒーロー展開要素全部排除して、
まりもしくは後藤さんメインのラブコメアニメにしてほしい。

キングボンビーのテーマっぽいBGM♪、やめいw

ストーリーもうどうでもいいのに、なぜ毎週見てしまうんだろう?。

怪人のキャラデザインって、幼稚園児作のデザインとかなの?。


※16話まで視聴して
今話では、まりが最高によかった!。
まり(ミネ★ミラ含む)と後藤さんだけが視聴し続けてる理由ですね。
あとは全部茶番です><。


※18話まで視聴して
やっとこれまでの超常の流れ(茶番)が上手くまとめられましたね。
この回をずっと待っていたんです^^。
以外にすんなり受け入れられました。久しぶりに、2回視聴した回でした。
でもやっぱエンドレスエイトばりに長すぎた感があるのと、
今までの超常の流れ(茶番)の記憶はどこまで(誰が)記憶してるのか?
ってとこが気になりますね。

ひさびさに来週が待ち遠しくなっております。

補足:ミネ★ミラのミニアルバム買いたいけど、
   映像クリップ集とかつけてくれないと割に合わない値段設定感がww。

--------------------------------------
※19話まで視聴して

こういうのが見たかったんです♪。最後までこの路線でお願いしますっ。m( __ __ )m

今回の話見たら、急に久々に1話と2話が見たくなって見返しました~^^。、
おお!、今まで見えてなかったいろんな伏線(意味深。。)が見えまくって面白いですね!。
登場キャラも出まくってたんですね、あちらこちらにw。

いやあ、一時期、σ(o・ω・o)の評価がかなり下がってましたが、少し回復してきました。

うまく最後で〆ることができたら、かなりの好作品になる予感・・⇒⇒⇒超期待です!!。

”序盤で本作気に入ったけど、中盤で切ってしまった方”は、帰ってきた方がいいと思いますよん。
(もちろん、ちゃんとがんばって中盤を全部見たうえで)

中盤のアレは、まあアレということでw。←今となってはいい思い出かもです。

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※20話まで視聴して

要さん、そんなに目と耳がいいのなら、○○ッ○にも普通気付くでしょww。

ミネ★ミラのミニアルバム、サイコーです!。
でもやっぱクリップ集つけてほしかったなあ。
ぜひぜひ今後の発売をよろしくお願いします!!。

--------------------------------------
※最終話まで視聴して

終わり良かったので全て良し^^。

最終話、大満足させてもらいました!!。
これでもかとグッとさせられてしまったのです。

名残惜しいけれど、もう来週から見れないのですね・゜・(ノД`。)・゜・。

最初あんなに好きにさせられて、中盤であんなにあきれさせられて、
そんでまた終盤にこんなに再度好きにさせられて・・と、
ホント、終わってみればジェットコースターのようなσ(o・ω・o)の感情の起伏でした。

内容的にもこれほどまでの異色作は今後そうそう出てこないでしょう。
迷作であり名作でもある。なんとも形容できない不思議な愛着あふれる作品になってしまいました^^。

スタッフさまお疲れ様でしたっ。感謝感謝なのです♪。

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※追記

終わってみれば、
現実と非現実の狭間で正義とは何か、悪とは何かを求め続けた怪作?いや快作だったなー。
現実と非現実の境界線が全く見えないところがこの作品のミソだと思う(褒め言葉)。

リアルタイムな視聴中にはムダに思えた中盤も、
最後まで見終えてからだときっと見え方が全く違ってくると思うし、
やはりあれがあってこそのラストでしたね。
近く、全部とおして見直してみようと思います^^。
絶対に1回見ただけじゃ理解しきれないいろんなメッセージが込められてるんだろうな~。
末長く一生楽しめそうな予感がしています!!。

自分の中では、主人公が3人いましたね。正義と後藤さんとまり。
3人とも最後まである意味一途を貫いていて、そこがたまらなく魅力的でした。
また安易な恋愛展開に頼らない作風に好感が持てた。

ああー、もっともっと続きが見たい作品です!。

ミネ★ミラは現実でも永久に活動を続けて新作出しまくってほしいです!(本気で切望)。。

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※追記2(若干ネタバレありなので、知りたくない方は視聴終えてから見てください)

やっと8話以降も2週目見る気になったので、さっそく見てみました。
1週目と違って安心して見れるので、面白い面白い~♪。
あっという間に2周目見終えました!。

長すぎると感じてた例の中盤ですが、
意外に簡潔に最少ターンで作りこまれていたんだなと認識を改めました。

今になって見ると見どころ満載で、やはりいい意味でぶっ飛んでいた作品でしたね。
若干グロだったトーチャー編のあのシーンは、やはり見ていてつらいけど、
あの、まりのED演出のためには必要でしたね。
ミネ★ミラのミニアルバムのボーナストラックのあの曲、歌い方が大好きなんです^^。

中盤の作画は、かなり粗が目立って雑なとこもあったけど、
あの非日常展開の本質を理解して見れば、そこはある意味納得でした。
視聴者各自が子供だった頃に見ていたヒーロー番組、特撮番組の
記憶を呼び覚ますような子供が抱いたイメージがデザインコンセプトなのでしょうね。

それから、やっぱり最後の4話が胸に響きました。
あの4話がなかったら、もっと酷評に終わっていたハズですが、
自分にとっては最高の〆でした^^。

まりの「あんた○○星人に○○○○○○○されちゃったんじゃないの?」
っていうセリフが超ツボったり、
後藤さんの20話での正義に言ったセリフがグッときました(TдT) 。

正直、正義のことはあんまり好きになれてなかったのですが、
最終話の後藤さんとのやり取りで、心からじ~んときました。。

石原さんは最初から最後まで、陰ながら正義を支えたMVPでしたね!。
終盤でまりが正義に言ったセリフに同意見でした!。○○○○ちゃえばいいのに。

円盤は単体ではさすがに買えないと思うけど、
BD-BOXが出たらきっと買っちゃいます♪。
その際はミネ★ミラの映像特典、クリップ集、ライブ作品なんかもあるとうれしいな。

こんな採算度外視の作品を作ってくれたスタッフ様方、本当にありがとうございます。
これからも採算度外視でも「素晴らしい」「突き抜けた」「見たことのない」
作品をどんどん作り続けてください!。

--------------------------------------
※追記3

待てど暮らせどBD-BOXがいっこうに発売されません・・><。
それどころか制作会社さんであるmanglobeさんが○○してしまうなんて・・。
ひょっとしてもうBD-BOX発売なんて夢のまた夢なのかなあ?。

・・そんな風に思っていた最近、オーディオコメンタリーにハマりだしまして
R.O.D.theTVとかで倉田さん他が出演されていたオーディオコメンタリーを
追っているうちに、サムライフラメンコにもオーディオコメンタリーがついていることを知り
もう我慢できなくなって単品BD買ってしまいましたw。

で、とりあえず様子見で買ってみたBD1巻のコメンタリーの冒頭で、まずは驚かされました!!。
増田さん・杉田さんらが冒頭で自己紹介していくのですが、そこでの杉田さんの第一声が

「読子リードマン役の杉田です」

・・ってwwwwww。

Σ(゚Д゚;エーッ! って思いながらどんどん惹きこまれてしまいました!。
その後もコメンタリー目当てで全巻そろえてしまいました^^。
結果的に、まだそんなに多くの作品のコメンタリーを聞いてきたわけではないのですが
今のところ本作のコメンタリーが一番興味深くて面白かったです!!!。

BDの高画質で改めて観た本編も、とてもスタイリッシュで完成度が高くてさらに好きになってしまい
また、今まで観たことなかった?各話の次回予告とかもたくさん見れてよかったです。
各巻特典も自分にとっては大満足で、自分にとって貴重な貴重なミネミラの音源だったり
本編でしか聞けなかったいろんなサントラ音源やヒーローソングの完全版がよかった。
最もよかったのはイベント映像が2時間くらいおさめられていたことでした。
司会されていた”わっしー”さんがとにかく素晴らしかった。
あと思ったのは
声優さん達の生の姿が、もうそのまんま”リアル実写サムライフラメンコ”だったことです!!。

このサイトではあまり評価が高くない本作ですが
自分はすごくすごく楽しめたし好きになれたので
manglobeさんホント((o・д・)bグッジョブ♪って感じです。
もっといろんな作品を世に送り出してほしかったです・・。

出演声優さん達が選んだ名場面集とかを観てると
ホントいろいろ胸につきささった言葉やシーンがいっぱいで
本作に出会えてホント幸せだったと実感しています。
ずっと大事に今後も見続けていきたい愛着いっぱいの作品です♪。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 51

雛四季 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

個人的2013年秋~冬アニメNO1

初期の漂うタイバニ臭が半端無いが、何も考えなくても純粋に見ていて楽しめる作品。
後半になるにつれて超展開っぷりが半端無く、6~7話目くらいでその片鱗を見せるので、その辺りではっきりと好みがわかれると思います。

物語は正直まともな展開を期待しないほうがいいです。
全体的にシュールシリアスな感じ。
というか色んな遊び要素詰め込みすぎて着地点がなくなっちゃったってところでしょうか。
裏設定とかもすごく多い気がするんだけど同じく詰め込みすぎて消化しきれてない臭いがすごい。
あ、因みに最終回は特に酷いです(腐女子歓喜的な意味で)。


音楽の評価は4.5にしています。
OPは前期SPYAIR「JUST ONE LIFE」、後期FLOW「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」と熱い2曲。
EDは前後期共にアニメ内のアイドルグループ、ミネラル☆ミラクル☆ミューズが歌う「デートTIME」と「フライト23時」。
全て良曲でおすすめです。
更に劇中歌でオリジナルソングを串田アキラや宮内タカユキが歌うというアニソン王道を行く徹底ぶり。

作画的に所々の回で作画が不安定な部分はありましたが、概ね気にせず楽しめました。

最初に書いたとおりそこそこおもしろいので、何も考えずにぼーっと見ている分には楽しめると思います。
ストーリー重視の人にはおすすめしないです。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 9

68.0 7 変身で貧乏なアニメランキング7位
も~っと!おジャ魔女どれみ(TVアニメ動画)

2001年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (113)
880人が棚に入れました
『おジャ魔女』シリーズの第3弾。
ハナちゃんを救うために、魔女の証である水晶玉を割ってしまい、再びただの人間に戻ったどれみたち。魔女の子供は満1歳になると育ての親と離して魔女幼稚園に預けさせるという魔女界の掟により、ハナちゃんとも離ればなれになってしまった。
小学5年生となったどれみたちは女王のはからいによって再び魔女見習いになり、新しい仲間の飛鳥ももこを加えて、魔女界の元老たちに魔女になる事を認めてもらうために、今度はお菓子作りにチャレンジする。またクラス替えによって新たなクラスメイトが多数登場し、彼らの抱える幾多の悩みを共に乗り越えていく。

声優・キャラクター
千葉千恵巳、秋谷智子、松岡由貴、宍戸留美、永澤菜教、高村めぐみ

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

帰国子女の飛鳥ももこが登場!

★物語★
MAHO堂はガーデンンショップからスイートハウスに店舗転換し、新しい魔女見習いとしてお菓子作りが上手な飛鳥ももこが仲間になる。海外で生活していたため日本語や文化を理解していないももこ。MAHO堂のメンバーはどう対処するのかが見所の一つとなる。

★声優★
飛鳥ももこ役の声優は帰国子女であるため英語の発音が本場もの!ちなみに一期から登場している矢田君も同じ声優である。その声の使い分けが見所である。

★キャラ★
5年生になったどれみ達はクラス替えを経験する。クラス替えの影響で今まで別のクラスだった子供たち(新キャラ)とも友達になる。その中には重み悩みを抱えている子も・・・

★作画★
MAHO堂の子供たちの私服が少し変わり、顔も少し丸くなっている。

★音楽★
OPはMAHO堂のメンバー、EDはこむろゆいが担当。特にEDは感動的な演出が・・・

★最後に★
子供も大人も楽しめるおジャ魔女ワールド全開の三期。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 7
ネタバレ

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

物語の深さマリアナ海溝のごとし

ステイホームする日々(いつもそうだけど)、
アマプラに念願の「おジャ魔女どれみ」シリーズが登場!
1期を見てから少し時間は経ちましたが、暇することもなく忙しく楽しく視聴しています。

相変わらず予備知識無しだったので、
飛鳥ももこってハナちゃんが成長したキャラなんじゃないかとか思ってました。
まさか"異文化コミュニケーション"という大きなテーマをはらんだキャラクターだとは・・・。



そして・・・重い、重すぎるシナリオ!いや、それが素晴らしいんだけど、
メインターゲットだったであろう未就学児が楽しめたのかは謎です。
一緒に見ていた親の方がハマったのではないでしょうか。

"ケンカして仲直り"とかベタなエピソードでも演出の冴えが半端ありません。
2期の「#」から何度泣かされたかわかりません。

加えて"二次性徴"とか"親が水商売をやっている子どもの心のケア"とか・・・エグすぎるよ!!
見ている大人でも逃げたくなるようなエピソードが満載でした。



「#」が"子育て"で、今回が"お菓子作り"って・・・プリキュアじゃん!(超今更)
プリキュアは毎週必ず変身して闘わなければいけない、という制約がある分シナリオに限界があるかもしれません。("闘うこと"が別の多様性を受容しているというポイントはありますが)

対して「おジャ魔女どれみ」シリーズは、
ほとんど変身しない回もある分コミュニケーションから生まれるドラマの深みが桁違いです。
学園生活にドラマの重点を置いているからか、エピソードのあるクラスメイトの数も多く、必ずしも美男美女ではない個性豊かでそれぞれにコンプレックスを抱えた子たちが丁寧に描写されています。

本当に今更ですが、

「#」≧「HUGっと!プリキュア」など子育ての出てくるプリキュア
「も~っと!」≧「キラキラ☆プリキュアアラモード」

とか厳しいことを言ってしまいたくなります。
(あくまで当時の倫理観におけるシナリオの深さのみですが)

ただ逆に「おジャ魔女どれみ」シリーズは、合計4年も続いていたことから、途中のシーズンから視聴した子供たちはすんなり作品に入り込めたのだろうか気になります。



あと何気に衝撃的なのが、
"大人たちも迷ったり間違えたりする"ことがしっかりと描かれているところです。
子どもの頃の僕は、大人は全能な存在として完全に頼り切って生きていたので(能天気すぎる)、リアルタイムで視聴していたらどんな影響を受けただろうか考えてしまったりしました。



今作のシナリオの重さ・深さを最も象徴しているエピソードは、長門かよこでしょう。

そもそも6年1組の教室を俯瞰で映したカットで、一つだけ空席があることがずっと気になっていました。20話でやっと明らかになるという構成のすばらしさ。

"不登校"という、現実でもあまり解決できていない大問題です。20話の最後も視聴者の求めているであろうハッピーエンドにしない所が渋い・・・というかリアルすぎる。

これでこのエピソードはフェードアウトするのかと思いきや、38話で続きが。・・・この間17話って・・・約4か月以上も空けて!?子ども向けアニメで!?なんとも憎い!

そして決定的なエピソードが45話!涙ボロボロですよ!!
ネタバレレビューを読むはアニメ史に残る名場面と言って良いと思います!



複数の答えを提示する深い物語たちを、皆さんもお楽しみください。





P.S.変身バンクの可愛さはシリーズ一だと思います!特に手を前に出すカット!しかし、パティシエ服から変身する簡易バージョンや、個々の画面が小さくなってしまう全員で変身するバンクが割と多く使われていて、少し悲しかったです。まあ、その分ドラマに時間を割くことができたなら良しとします(^_^)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

史上最強のキャラデザ。最高の配役は最高の演出に勝る。

 伝説のシリーズも3作目。キャラデザが一新されてずっと洗練された感じに、そして帰国子女おジャ魔女のももちゃん登場で更にパワーアップ。


本作で一番の目玉は不登校児童な同級生長門さんのエピソードだろう。連続ではなく、時間を置いて3話かけて扱われる異色な彼女のエピソードは間違いなく号泣必至な破壊力である。


そして、おジャ魔女の中で一番才能もなくてイケてない、ドレミが主役な意味がハッキリ感じられる回でもある。どんな才能よりも心の優しと誠実さが大事。モブサイコではないが、良いやつであることが本当は一番大切なこと。


ところで、今更ながらラジオでおジャ魔女の配役についての話を声優さんと関pが一緒に語るの聞いたのだが、正にシロバコの岩浪さんの名台詞を思わせるエピソードであった。


おジャ魔女のメンバーは、ハナちゃんの大谷さんを除いてほとんど声優経験皆無か新人の方ばかりが選ばれている。しかし、奇跡的なくらいキャラとマッチしている。


それはオーディションの際に関pが経験や流行りの声かよりも、なによりキャラに合った特異な声であるかどうか?で選んだからなのだ。


現在の声優さん事情は、数が多すぎもあるだろうが、なにより色んなことを求められ過ぎに思える。


 声優さんの武器はなんといっても、そのキャラに合っている唯一無二なボイスを持っているかどうか?だけ良かろう。仮に経験がなくても、「私達が育ててあげればいいじゃないですか」な余裕が必要だろう。


今や日本一かもな女性声優の花澤さんだって最初は物凄い棒だった…。しかし、キャラにはよく合っている特徴的な声だったから決して悪くはなった。そこから経験を積んで今の彼女があるわけだ。


声優業界だけではないが、貧乏根性が染付ちゃって、何でもすぐに数字を出せるか?効率的かどうかだけでは困ったものだ。世の中には測れない価値がある。それこそおジャ魔女どれみが伝えてくれるメッセージだろう。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 13

63.8 8 変身で貧乏なアニメランキング8位
とっても!ラッキーマン(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (48)
385人が棚に入れました
 最高についてない男の子が、最高についてるヒーローに大変身。ラッキー(幸運)だけを武器に、地球の平和を守るため、悪と闘い続ける新ヒーロー。その名は、「とっても!ラッキーマン」。
運を味方にすれば怖いものなしで、負け知らず。それまでの力がまるでうそのように、ついて ついて つきまくり、パワー全開たちまちつよーいヒーローに大変身。そのラッキーマンに変身するのは、日本一不運な中学生の、追手内洋一(ついてない よういち)君。洋一の運のなさは、家族の折り紙つき。朝起きて歯を磨けば練りわさび、おまけに昼まで断水状態。また、目覚まし時計をとめようと電源に指を突っ込み感電し、小鳥に八つ当たりしたためにかけられた糞の重さが原因で、なんと全治二週間の打撲などなど……。そんな洋一が、不運の延長から元祖ラッキーマンに出会い、“ラッキーマン”になったとたん、ついて ついて つきまくってしまう超ラッキーなヒーローとして大活躍。これまでの常識を見事に打ち破ったギャグヒーロー、それがラッキーマンだ。

55.8 9 変身で貧乏なアニメランキング9位
異常生物見聞録(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.6 (74)
222人が棚に入れました
とある北方の田舎町で、職がない、彼女もいない、ごく普通の23歳の青年・好人(よしひと)は生計を立てるため、自分が住んでいる一軒家の空き部屋を貸すことにした。初の入居者として、ちょっぴりおバカなおてんば娘「莉莉(りり)」を迎え、家まで案内する途中、吸血鬼「ヴィヴィアン」に襲いかかられる。そして、莉莉も人類ではなく「人狼」ということに気づき、二人の異常生物のバカげたやり取りの末、三人のルームシェア生活が始まる。その後、好人はひょんなことで多元宇宙の秩序を維持する希霊帝国にスカウトされ、審査官見習いとなる。様々な異常生物を入居者として迎え、彼らを管理することが好人の仕事となったのだ。好人はひと癖やふた癖もある異常生物の入居者たちとともに、他の次元界と表世界のスペースをさすらい、様々な異文明に遭遇し、宇宙にまつわる謎を解き、事件を解決していくのである。

声優・キャラクター
三上丈、洲崎綾、夏吉ゆうこ、檜山修之、本多真梨子、玄田哲章、諏訪ななか、川田紳司
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